玄葉光一郎

げんばこういちろう

小選挙区(福島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

玄葉光一郎の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第180回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 第百八十回国会の開会に当たり、外交の基本方針について所信を申し述べます。  私は、外務大臣就任以来、我が国の国益を最大化することを目指し、着実な成果を目指す、結果重視の実のある外交を全力で進めてきました。我が国が震災からの復興に取り組んでいる最中も、...全文を見る
01月24日第180回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 第百八十回国会の開会に当たり、外交の基本方針について所信を申し述べます。  私は、外務大臣就任以来、我が国の国益を最大化することを目指し、着実な成果を目指す結果重視の実のある外交を全力で進めてきました。我が国が震災からの復興に取り組んでいる最中も、国...全文を見る
01月31日第180回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○玄葉国務大臣 町村先生がおっしゃるところはよくわかります。内輪をきちっと固めなさいということだと思います。  それは、私自身も、県連、そして国会議員それぞれの方々に対して、自分なりにやっています。でも、残念ながら、まだ十分な結果が出ていないのは事実でございます。何とか説得をし...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃることはよくわかります。総理も含めて、実質的に関係閣僚がさまざまな今後の見通しも含めて緊密に連携をとり合っているというのが現状でございます。  おっしゃるとおり、さまざまな要因が複雑に絡み合っている話であります。大切なことは、やはりイランへの圧力、制裁と...全文を見る
○玄葉国務大臣 まさに、最終的にはこの歯どめの中で個別に判断するということになるだろうというふうに思います。  私も、厳格な管理というものを行っていかなければならないし、武器輸出三原則等のまさに理念である、国際紛争を助長しない、この理念をきちっと守っていく。その中で、さはさりな...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、今御指摘の2プラス2の文書で、英語で、結局、バードンからインパクトに変わった、そういう御指摘だというふうに思います。  2プラス2の文書ではまさにそういうふうになっているということでありますけれども、ただ、だからといって、沖縄の負担軽減の必要性について、日...全文を見る
○玄葉国務大臣 言葉もとても大事だと思いますけれども、私は、本当に沖縄の負担を実質的に軽減していく、しかも目に見える成果を一つずつ出す、そのことこそが実際に大切なことだと。  ただ、おっしゃるように、交渉過程において一つ一つの言葉を、これはTPPも同じだと思いますけれども、一つ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはもうおっしゃったとおりだというふうに思います。  したがって、例えば、事故対応に効果的な資機材リストの作成、RANETというのを拡充するとか、今おっしゃった条約、例えば早期通報条約、こういったものを強化するとか、こういった形で、そういう場で具体的な提案をし...全文を見る
○玄葉国務大臣 浅尾委員がおっしゃるように、特にプーチン首相は、アジアのマーケット、特に日本のマーケットに関心を強く寄せているというふうに私自身も考えているところでございます。  ロシア全体は、たしか二〇一〇年までは、あるいは一一年までは全体としてはまだガスの輸出はふえていると...全文を見る
01月31日第180回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、イランの核問題は、そもそもを言えば二〇〇二年、まさに十八年にもわたる未申告の核が発覚をしたと、核開発がですね、そこから始まるんだというふうに思います。  今、ホルムズ海峡を封鎖するというふうにイランが言っている、その意図という話でありますけれど...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 事実関係だけを申し上げれば、ホルムズ海峡通過の原油、これは日本ではもう八五%ホルムズ海峡を通過しているという事実がございますから、仮に、仮にそういう事態になった場合は日本経済に多大な影響、もちろん世界の経済に多大な影響があるということは間違いありません...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 現在、今御指摘をいただいたことについて参加国間で合意がなされているという事実はないというふうに私自身は承知しています。そういう情報収集結果でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いやいや、現時点でですね、全ての参加国が今指摘をされた二つの点について全て合意をしているというふうには、まだ我々の情報収集の中ではそういった情報は得ていないということでありまして、そのことは現時点では事実でございます。  ただですね、ただ、このTPP...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 言うまでもなく、尖閣諸島は歴史的にも国際法上も我が国の固有の領土であります。しかも実効的に支配していると。更に言えば、領土問題は存在しないというのが我が方の立場であります。  おっしゃったとおり、中国側からの外交上の申入れがありましたけれども、それは...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、制裁を含む国連安保理決議は四回なされていると。たしか〇六、〇七、〇八、一〇だと思いますけれども。  それで、有権解釈は、これ米国の法律ですから率直に言って現段階で我々にでき得るという状況にありませんが、ただ、CISADAという御存じ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今質問のあった国防授権法の中身ということでありますけれども、これは二〇一二年度の国防授権法でありますけれども、イランの中央銀行等と相当な金融取引を行った外国の金融機関に対して制裁を科す、これが一つ。もう一つは、原油取引を行う外国金融機関については、イラ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 本質的な話だと思うんですけれども、効果的な制裁という言い方を申し上げました。効果的な制裁、圧力と対話ということだと思っています。じゃ、効果的な制裁たり得るためにはどうすればいいのかといったら、やはり一番は国際協調であると。で、原油価格を安定させると。た...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 大変建設的なすばらしい御提案をいただいているというふうに思っています。  今配っていただいたこのイスラエルでの世論調査の、イスラエルとイランの両国が核兵器を共に持たない、六五%というこの質問には、非常にいろんなものを教えてくれるというふうに思います。...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 経緯というのは、一言で言えば、いわゆるP4という四か国が最初に始めたときに、まさに原則として全ての品目について即時又は段階的に関税を撤廃ということを決めてスタートしたということなんだろうというふうに思います。  先ほどの浜田委員の分かりやすい説明を聞...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃったようなことでは全くございません。総理が述べたとおりでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) TPPにつきましては、例えば野心的な目標ということで今年いっぱいとオバマ大統領は発言をされると。あるいは実質合意を七月にとかいうお話もあるという中で、率直に言えば、いつ交渉がまとまるか分からない、そういうのが今のTPPの現状だと思います。そういう中で、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど答弁の途中でございましたので。  TPPはいつまとまるか分からないという状況の中で、やはりEPAはEPA、二国間で着実に進めていくというのがやはり我が国全体の国益にかなうものというふうに考えています。  一つだけせっかくなので御紹介したいのは...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういったセンシティブ品目についても、農林水産大臣もいらっしゃいますけれども、まさに政府一体となって、我が国も含めて、当然ですけれども、二国間ですから、受け入れられるような案になるかどうかという、そういう交渉をしているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 本来は国家戦略担当大臣かもしれませんけれども、答えるのはですね。  これは、つまりは、いわゆるTPPもバイもマルチも同時並行で進めることで刺激し合うと先ほど申し上げました。おっしゃるように、アメリカの場合は、バイはもうやらないと、永遠にかどうかは分か...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先般の、首相もいらっしゃいますけれども、首脳会談では確かに政治面の話がかなり大きかったというのは率直なところではないかというふうに思います。ただ、だからといって、日韓EPAに対して交渉が、あるいは我々の姿勢が後ろ向きになったのかといえば、全くそうではな...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ここは今、国内手続に入っているという状況だと聞いていまして、確かに中西委員が言うように、ここは注視をしながら日中韓で話をしていかなければならないまさにテーマであるというふうに認識をしています。その中で、先ほど申し上げたようにまずは投資協定をまとめたいと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いろんな見方というのはできるだろうというふうに思いますけれども、我々としては、先ほど申し上げたようなことをしっかり達成するために、一歩一歩着実にまずは投資協定というふうに考えています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 基本的に、戦略的互恵ということを言っているわけでありますから、経済面における互恵関係というものを強化をしていくそのうちの一つだということだと思います。既に中国は日本の国債を持っているわけでありますけれども、日本は中国の国債を持っていないと。そういう中で...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。  もう以前から申し上げておりますけど、条文案というのは参加国間でそれぞれ出さないという申合せがあるということであります。テキスト、条文案です。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ基本的には、テキストについては以前から出てきませんと。ただ、それぞれの国に情報収集に行っています。それを整理して情報というのをきちっと出していきますので、そういう意味では……(発言する者あり)いや、国会であっても、あるいはそれぞれの党の部門会議ある...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 条文案がまずできているとおっしゃいましたけれど、本当に全ての条文案ができているとはとても思えません。幾つかについてできている可能性はあると思います。  その上で、先ほど申し上げましたけれども、条文案、テキストは参加国以外は共有しないという申合せがある...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結局、交渉のスピードの問題によるということです。だから、ルールメーキングに我々が参画をする、そのタイミングで交渉に参加すればまさに我々の交渉の中で勝ち取るべきは勝ち取る確率が非常に高くなっていくということだと思います。  米国は米国で、米国政府の要求...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 公聴会でそういう発言をされているのは事実です。ただ、まさに交渉の中で我々は勝ち取るべきを勝ち取り、守り抜くところは守り抜くということですし、同時に、事前の協議で解決するべき分野もあるだろうと。米国については早期に事前協議の協議入りを開始したいというふう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ですから、これは米国政府の考え方でありまして、まさに米国政府の考え方を公聴会で述べているということであって、米国政府の考え方が全て交渉のルールになる、そんなことはありません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは、米国政府あるいはその議員さんの考え方でございます。もちろん、様々なセンシティブ品目が扱われる可能性というのはあります。ですけれども、我々は、先ほどから申し上げているように、勝ち取るべきものは勝ち取るということをきちっと申し上げているということで...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) センシティブ品目について参加国間で合意が得られているという状況にはないというふうに私は承知をしています。ですから、まさにこれからであるということです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 総理は既にもう美しい農村を守り抜くとはっきりおっしゃっているということが一つ。  それと、まず参加するのにはそれぞれ今交渉参加している国々の同意が必要なんですね。そういうこと相まって、どのタイミングでどういうことを私たちが表で言うかということは非常に...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 二、三十分くらい昼食を食べながらこの議論をいたしました。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 最終的にイランの核開発を断念させるという点についてはもちろん一致をしているわけでありますけれども、そのためのアプローチ、タイミングも含めた手段の違いがあったわけです。  したがって、私からはラブロフ外相に、IAEAともっと密接に連携をしていただけない...全文を見る
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○玄葉国務大臣 まず、このTPPは、マクロと、今おっしゃったようなミクロと、両方をしっかりと見ていかないと誤ってしまうということだと思います。きょうはとうとうと答弁をする時間がありませんから余り申し上げませんけれども、今一億二千八百万人の人口が、先般の統計だと二〇四八年に一億人を...全文を見る
02月02日第180回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○玄葉国務大臣 これは、在中国大使館事務所の移転手続に係る調整の過程で、中国側から在日公館建設、施設の建設について、日本側の協力を得たいというふうに要請があったということです。  我が方は、一貫して、我が方在中国大使館事務所の移転と中国側の在日公館施設の建設とは別問題であるとの...全文を見る
○玄葉国務大臣 何か、私、ちょっと言い間違えた部分があったみたいで、先ほど、中国側の要請に関して、我が国として、関連の国際法に従い、国内法令の範囲内で協力するという、他国に対するものと同じ立場を表明したというふうに、もう一回申し上げたいと思います。
○玄葉国務大臣 イランの核開発、これは大変懸念をしています。  この問題は、御存じのように、二〇〇二年にイランのいわゆる十八年にもわたる未申告の核開発が発覚をしたところから始まっているということです。  どうするのかということに当たっては、一番大切なことは、国際協調、効果的な...全文を見る
○玄葉国務大臣 誤解のないように、もちろん経済は大事です、日本経済への影響、世界経済への影響。同時に、効果的な制裁にならないといけないわけですよね。  さっき申し上げたように、原油の価格が上がるということはどういうことかというと、イランが得をするということなんです。残念ながら、...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の御質問でございますけれども、交渉参加に向けた協議、交渉ではありませんが、協議ということで、今、米国との事前協議を始めるべく最終調整中でございまして、今おっしゃったような日程も含めて検討しているという状況でございます。
○玄葉国務大臣 私の方から説明いたしますけれども、今のベトナム人看護師、介護福祉士候補者のための日本語研修事業の五億円の計上ということでありますが、確かに、一人当たりの経費になると三百万ということになります。これは、研修生のための経費、例えば宿泊費及び食費といった滞在費用、あるい...全文を見る
02月03日第180回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○玄葉国務大臣 鳩山総理というよりも、少なくとも民主党全体がやはり反省をしなきゃいけないというふうに思っていまして、選挙のときに、県外あるいは国外、こういったことについて発言があり、その後、結果として、期待感を高めながら、いわばもとに戻ったわけでございますから、そういったことにつ...全文を見る
○玄葉国務大臣 もう中谷先生御存じのとおり、いわば軍人軍属の第一次裁判権は、公務中については米国にある、公務以外は日本側にあるということであったわけであります。  今回起きたことは、米国のいわば軍属による交通死亡事故ということでございました。このことについて、いわゆる死亡事故の...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはもう全て御存じでおっしゃっていると思いますけれども、例えばNATOの地位協定、米韓の地位協定を見ても、結局、公務中の第一次裁判権はいわば米国にあって、それ以外については、日米であれば日本側にあるという取り決めになっているわけでございます。  そういった中で...全文を見る
○玄葉国務大臣 今この段階におきましては、私の考えは、一つ一つ、今申し上げたような具体的な成果というものを出していく。そして、地位協定そのものについては、普天間の移設の問題、グアムの移転の問題、そういった喫緊の問題の進展状況というものを見ながら、私としてはこの地位協定の提起につい...全文を見る
02月06日第180回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) この問題は、今、田中大臣もお話がございましたけれども、抑止力を維持しながら沖縄の負担をどう軽減していくかという観点でこの在日米軍再編について日米両政府で静かに、まさにまだ協議中なわけでありますけれども、協議をしていこうと、そういうことになって協議をして...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃったとおり、アメリカは大統領の一般教書が二月十三日辺りに出てくるということでございます。それは、つまりは来年度の、つまりは二〇一二年の十月からの予算案についての大統領の考え方が示されるということでございますので、日米両政府とも一定の方向性、一定...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、普天間の固定化というのは絶対にあってはならないというふうに考えています。このことについて、辺野古の移設について、日米両政府とも完全な形でコミットしていると。  ただ、それぞれをめぐる状況というのが現実にある中で、共に、つまりはグアムへの移転と普...全文を見る
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 辺野古への移設というコミットは、日本政府も米国政府も全くこれまでと変わっておりません。ただ、先ほど総理が答弁をされたとおり、抑止力の維持と沖縄の負担をできるだけ早期に軽減するという観点の中で、柔軟性を持って協議をしているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 沖縄の皆様の立場に立つ、とても大事なことだと思います。厳しい安保環境の中で抑止力を維持すると同時に、沖縄の皆様の立場に立って負担を軽減していく、そのために目に見える負担軽減策を講じていく、そういう意味で、まさに沖縄の負担軽減、できるだけ早期の可能性、こ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 姫井委員が、南アは直接存じ上げませんでしたが、カタールを訪問されたのは私も承知をしています。南アは、サブサハラの三分の一の経済規模で、今おっしゃったとおり、鉱物資源が豊富であるということもあって、我が国企業にとって大変魅力的な投資先であるというふうに考...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私からテイン・セイン大統領に、特にアウン・サン・スー・チー氏の政治活動の自由について強く要請をしたところであります。いずれにしても、政治犯の釈放とかアウン・サン・スー・チー女史率いる、所属する政党、NLDといったと思いますけれども、政党登録とか様々な少...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 通告をいただいて、改めて確認をいたしました。  お尋ねの株式会社フジタ現地法人の中国人スタッフは、邦人四名中、平成二十二年九月三十日に先に釈放された邦人三名とともに釈放されていると。今般、改めて確認をしたんですけれども、現在もフジタの現地法人の職員と...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、アメリカや韓国の情勢分析についてお話がございました。  日本は当然日本なりに、米国、韓国、あるいは中国、ロシアなども含めて連携をしながら情報収集をして分析をしています。もちろんこの場で言えること、言えないことありますが、言えることを申し上げれば...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま合意という言葉をおっしゃいましたけれども、現時点は協議中ということでございます。  ただ、再三この場で申し上げておりますけれども、やはり抑止力を維持して沖縄の負担を早期に軽減する、そういう観点で、柔軟性を持って協議をしているということでござい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 理由ということでございますけれども、まさにこの間の日米合意というものが、残念ながらそれぞれ事情を抱える中で、例えば日本の場合は沖縄をめぐる状況、沖縄との関係において、米国は議会との関係において、したがってその日米合意を進めるそのためにお互いに知恵を出そ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういう移転の詳細とかそういった具体的なことについて、全く協議しておりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いずれにしても、全く協議をしておりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは、まさにそういう状況に置かれたときに、当然我々としてどういうふうに考えていくかということについて検討していくということだと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) この場でも再三申し上げていますが、辺野古への移設ということについて、日米両政府とも強くコミットしております。今まで、普天間のことを移設していくために、沖縄の皆様に我々は丁寧に説明をして、理解をしていただきながら物事を進めていくんだということを再三申し上...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういったことも含めて、協議しておりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、今の質問、よく分からないんですけれども。  つまり、いや、だから何を協議しているのかと言われるから、先ほど来から私が申し上げているとおり、いわゆる抑止力の維持と沖縄の負担の早期軽減という観点で、柔軟性を持って、特に沖縄の負担軽減の可能性というも...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういう移転の詳細とか様々なことはこれから協議していくことになるだろうと。今は方向性の議論をしているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど来から申し上げておりますけれども、普天間の移設先は辺野古が最善であるというのが、日米両政府ともそういう考えでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) まさにそういったことは、まさに、そういったことというより、方向性を今協議しているわけでありますから、今の協定云々まで現時点でこの場でお答えをすることは、予断を持ってですね、それはできないということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、それは、グアム協定は有効であるということからそのような措置になっているというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、なぜ執行されていないかということでありますが、今もお話がありましたけれども、残念ながら米国の議会で理解が得られていないと、そういう状況があるということだと思います。  ただ、日米両政府とも、グアムということのこの地政学的な位置、戦略的な位置とい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) パッケージを、まあ破綻するというおっしゃい方をされましたけれども、パッケージを緩めてほしいという要望が沖縄の皆様からあるということは、私この間何度か聞いております。そういう中で、沖縄の負担の可能性の追求というものをそれぞれの中でし、また同時に、普天間の...全文を見る
02月08日第180回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の在日米軍の再編についての進め方の調整を今しているわけでございますけれども、その方向性について日米共同で本日発表できればということで今最終調整をしていると。ただ、方向性ということでございまして、詳細な部分についてはもう数か月掛かるのではないかというふ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほども申し上げましたけど、抑止力を維持して沖縄の負担を早期に軽減する、そういった観点から柔軟性を持って協議をしてきているわけでありますけれども、特に沖縄の早期の負担の軽減の可能性というものをこの間追求をしてきたということでございまして、まだ発表できる...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、もう今の、簡潔ということであれば、野田総理の答弁どおりだというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今委員長の御指名がありましたから、私から答弁いたしますけれども。  共に進める、そして柔軟性、それはどういう意味なのかということでありますけれども、結局、グアムへの海兵隊の移転と普天間の辺野古崎への移設、これを共に進めていくんですけれども、その進め方...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃったとおり、嘉手納以南の施設の返還の問題についても、今回の、これ日米合意を見直すという言葉よりも、日米合意の基本的な構成要素というのは変わっておりませんので、調整という言葉が適当かどうか、適切かどうかということあるんですけれども、この嘉手納以南...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 大体、川口先生、今御存じでおっしゃったと思いますけれども、私はそれなりのニュアンスを出したつもりだったんですけれども、まさに今日発表できるように最終調整をしているわけでございます。  基本的に、そのパッケージを緩めるという話は、沖縄県の方々から再三に...全文を見る
02月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○玄葉国務大臣 できるだけ端的にというお話でございましたけれども、二〇〇六年のロードマップ、そして日米合意の基本的な構成要素というものを変えるものではございません。現行計画の調整をしている、その進め方について調整をしているということでございます。
○玄葉国務大臣 今おっしゃいましたように、先ほど私は、基本的な構成要素は変わっていないんだ、調整をしますと。調整をするということは、いわゆる、今おっしゃったことは確かに二〇〇六年のロードマップに書いてございます、三つのパッケージであることも書いてございますから、そういう意味では、...全文を見る
○玄葉国務大臣 まさに、おっしゃいましたように、協議は公式にこれから始まるということでございますから、現段階で予断を持ってこの協定についてどうなるかということを申し上げるわけにはいかないというふうに思うんです。  ただ、基本的に、現時点はグアム協定は生きているということを踏まえ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいま前原政調会長がおっしゃったとおりだと思います。
○玄葉国務大臣 この間、武正委員はこの問題に大変熱心に取り組んできていただいている、このことにまず敬意を表したいというふうに思います。  今おっしゃったように、基本的人権の国際法上の条約ということで、いわゆる社会権規約と自由権規約とある。今、高校の実質無償化というものが始まって...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、沖縄のことを十分御存じの下地委員から、三つのパッケージを切り離すということについて大変御評価をいただいたことについて、大変心強く思っています。沖縄の負担軽減を先行させていくという考え方で進めていきたいというふうに考えております。その上で、おっしゃるとおり、抑...全文を見る
○玄葉国務大臣 いわば、今、部隊のローテーションなどがこれまでよりも頻繁に行われるような、そういう形式になってきているので、もっと柔軟に考えろ、こういうお話だというふうに思います。  私は、抑止力というのは、まさに、部隊がどこにどれだけ配置されるかということがまず一つあると思い...全文を見る
○玄葉国務大臣 オスプレーMV22については、本年遅くにという米国側の状況であるということはおっしゃったとおり、つまりは、昨年六月に、本年遅くから配備をするんだという計画を発表している。ただ、配備のスケジュールそのものについては、これは米軍の運用にかかわる事項でありますので、米側...全文を見る
○玄葉国務大臣 プロセスを話し合ってくれということでございます。  まず、現状は、公式な議論をこれから開始する、きのうは方向性について発表したということでございます。  その方向性の議論はいつから誰がしていたのか、こういう問いだと思いますけれども、まず、もう御案内のとおり、不...全文を見る
○玄葉国務大臣 今後は、まさにきのうは方向性というものを出したということでございますから、これから公式の議論を精力的に行って、例えば部隊の構成の問題、部隊の構成というのは、つまりはいわゆる海兵隊の部隊展開のありようなども含めて、あるいは、そういったことにいわば比例してというか応じ...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど方向性を出したということを申し上げました。それは、抑止力を維持して沖縄の負担を軽減するという観点から、一定の柔軟性を持って議論をしてきました。結果として、沖縄の負担軽減を先行させる、三つのパッケージを外すという結論を出して、それが我々にとっては方向性だという...全文を見る
○玄葉国務大臣 石原幹事長が言われましたように、沖縄の負担軽減を先行させる、三つのパッケージを外したということは、いわば、嘉手納以南の土地の返還というものについても、結論だけ申し上げれば、可能なものから実施をしたいというふうに考えています。  つまりは、例えば、今いる海兵隊の部...全文を見る
○玄葉国務大臣 ロシア、北方領土も、そして竹島も、我が国の固有の領土であります。法的根拠のない占拠が行われている。  今の表現は、自民党の中でも、自民党政権時代もさまざまな表現が使われているということは、よく御承知おきいただきたいと思います。
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○玄葉国務大臣 西村委員おっしゃるとおり、イスラエルの立場は、外に表明をしている立場として、あらゆるオプションを排除しない、こういうふうに言っている、そういう立場表明があるというふうに承知をしています。  ホルムズ海峡が封鎖をされるというふうになると、日本の場合は、これも御承知...全文を見る
○玄葉国務大臣 周辺事態法は、基本的に、御存じのように、あれは事態の性質に着目した概念でありますから、どこどこの国ということは言えません。ただし、もう過去の答弁でありましたように、いわゆる地球の裏側、その中で、中東を含めて想定していないということがこれまでの政府の答弁だったという...全文を見る
○玄葉国務大臣 野田政権の外交、着実に、結果重視で成果を上げますので、そのことをまず申し上げたいと思います。  その上で、今のTPPの話でございますけれども、今回も、包括的経済連携の基本方針に基づいて、作業、こちらの対応をしていくということを言いました。それは、すなわち、センサ...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、斉藤委員には、いつも核軍縮、核廃絶に向けて積極的な御提言をいただいて、敬意を表したいというふうに思います。  先ほど、まず核兵器禁止条約の話、政策転換をということでございました。理念は完全に共有をしていることはもう言うまでもありません。ただ、アプローチを、...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、佐藤委員がおっしゃったとおり、〇六年のロードマップ、パッケージになっておりました。それで、パッケージを外すという判断をしているわけです。ただ、基本的な構成要素は変わりません。進め方が変わっていくということです。  今、てこという話がございました。果たして、...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは佐藤委員御存じのとおり、実際は、可能なところから実施をしていくということだと思います。  それと、人数が減るだろう、こういう話でありますけれども、佐藤委員が防衛省におられたころだと思いますけれども、結局、沖縄に残る海兵隊が一万人であるということは、あのとき...全文を見る
○玄葉国務大臣 嘉手納以南の土地の返還について、切り離して、可能なところから実現していきます。ですから、基本的には、普天間の辺野古への移設が進む、進まないとの関係も部分的に出てくると思います。つまりは、それは部隊の問題でですね。ですから、そういったところから、私は、申し上げ方とし...全文を見る
○玄葉国務大臣 御指摘というか、おっしゃる意味はわかるんですけれども、ただ、御存じのように、二〇一一年に2プラス2があって、そこでも共通戦略目標というのがまず既にあるわけですね。どんどん更新していっているわけです。  今おっしゃった役割、任務、能力、これはまさにRMC、いろいろ...全文を見る
○玄葉国務大臣 稲津委員、条文案がないじゃないか、こうおっしゃいましたけれども、これは関係国で、条文案、テキストは出さないということで既に合意をしています。我々もそのことを前提に、オブザーバー参加も認めないということでありますので、したがって、しっかり情報収集する、それでそれを出...全文を見る
02月15日第180回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○玄葉国務大臣 確かにロードマップには、八千人、そして家族が九千人というふうに書いてございます。以前もこの委員会で申し上げましたけれども、定員あるいは実員、毎月のように変わっていきますよね。あのロードマップがつくられたときに、たしか一万八千人だったという政府答弁がございます。です...全文を見る
○玄葉国務大臣 基本的に、八千人の海兵隊が移ればその家族は九千人だというのがこれまでの、いわば軍人の家族構成というか、そういうことだったということだと思うんです。  ですから、今私が申し上げているのは、間違いなく例えばそれが八千人であるとか九千人であるとか、そういうことを申し上...全文を見る
○玄葉国務大臣 これまで非公式な協議をしてまいりまして、これから公式な協議を開始するということでございます。したがって、部隊構成、人数、さまざまな議論が出てくると思います。結論が出て初めて協定が見直されるかどうかということが決まってくるということだと思います。その結論の時期次第で...全文を見る
○玄葉国務大臣 いずれにしても、アメリカはアメリカとして、辺野古へのコミットメントあるいはグアムへのコミットメント、あそこで日米共同で発表したことに対して、アメリカ政府として責任を持つということだろうというふうに思います。
○玄葉国務大臣 これは、日米両政府とも、この辺野古移設に対しては強くコミットしているということでございまして、決して、今委員がおっしゃったように、神頼みとかそういうことではなくて、今回の趣旨は、まさに膠着状態にあったこの状況を打開する、そのために沖縄の負担軽減を先行させていく、同...全文を見る
○玄葉国務大臣 済みません。少し補足させてください。  ウイ・ビリーブと確かに書いてございますけれども、基本的には、例えばシンクよりは強いですよね。信じるということは、強く考える、そういうことではないかというふうに思っていますし、日米両政府とも、この辺野古移設に対しては強くコミ...全文を見る
○玄葉国務大臣 その閣議決定をされた包括的経済連携の基本方針、ちょっと今手元にございませんが、私が国家戦略担当大臣のときに閣議決定しておりますので、大体は覚えております。  包括的経済連携に対しての方針ですから、今おっしゃったことは基本的に全体にはかかるんですけれども、ただし、...全文を見る
02月16日第180回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○玄葉国務大臣 ただいまの坂本委員の御質問は、いわば省庁再編統合の権限の問題でございます。これは、一月十三日にオバマ大統領がそういう意思を持っているということを発表されたということでございます。  私は、省庁再編権限が誰にあるかというのをかつて調べたことがございますけれども、例...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の重野委員の御質問の「県道一〇四号線越え実弾射撃訓練の分散・実施について」、平成八年八月二十九日の文書は、外務省と防衛施設庁でつくられてございます。
○玄葉国務大臣 ただいま山内委員がおっしゃいましたように、この第三国定住、アジアでは初めてということで、多くの関係者の期待があったというのは、私もそのとおりだというふうに思います。  この第三国定住、難民問題の恒久的解決策の一つということで、我が国としても、国際貢献及び人道支援...全文を見る
○玄葉国務大臣 山内委員からいろいろな御指摘をいただきました。そういうさまざまな御指摘をまさにこういう場でいただくのは、私は大変よいことだというふうに思っております。  今、おっしゃったように、パイロット事業で始めた、期待が高かった、もちろん今でもやらないよりはやった方がいい、...全文を見る
○玄葉国務大臣 実は、こういう場で指摘をいただくのはよいことだと申し上げましたけれども、こちらでやれることはとにかくやろうということで、昨年末にある方から指摘をいただいたものですから、担当局長を私の方で呼んで、改善できないかというお話をいたしました。  その結果として、今、山内...全文を見る
○玄葉国務大臣 まさに、私の方からそういう意見交換会を行うようにということを言って、おっしゃったように、今後の改善策というものが議論されているということでございますので、平成二十五年度以降の方針については、この方針に基づいて、今後、難民対策連絡調整会議において決定していかなければ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これもおっしゃったとおり、平成二十年十二月の閣議了解で、パイロットケースにおける第三国定住の難民に対する定住許可条件というのがございます。「日本社会への適応能力がある者であって、生活を営むに足りる職に就くことが見込まれるもの及びその配偶者又は子」ということで、おっ...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、恐らく松本前大臣のときだったと思うんですけれども、少しでも改善しようということで、平成二十三年度の難民等定住支援事業の公募ではアジア福祉教育財団のみの応募となったということでありますが、平成二十四年度の同事業における参加条件については、より参加しやすいものに...全文を見る
○玄葉国務大臣 よい提言をいただいたと思っておりますので、しっかり外務省内で検討したいと思います。ありがとうございました。
02月17日第180回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○玄葉国務大臣 ただいまの御質問でありますけれども、〇六年に確かにパッケージ化というものを行ったということだというふうに思います。そのパッケージを外すということのメリット、デメリットということでございますけれども、現状をやはり直視しなければならないというふうに私は考えております。...全文を見る
○玄葉国務大臣 今おっしゃっていただいたように、今回の事態は日米同盟深化のチャンスであるというふうに考えております。まさに、主体的に議論をしていくということが大切でございます。  特に、これまでも検討がなされてまいりましたけれども、計画検討であるとかあるいはミサイル防衛であると...全文を見る
○玄葉国務大臣 まさにホットイシューでございますけれども、イランについては、御案内のとおり対話と圧力ということで、まずは効果的な制裁というものを行っていく。そして、まさに効果的たるためにどうするかということで、さまざまなアプローチをしております。その上で、ある段階でやはり働きかけ...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、日本国政府のこの問題に対する立場、つまり拉致、核、ミサイルを包括的に解決していく、この立場は御存じのとおりでございます。  国際社会において拉致の問題にどう取り組んでいるのかということでありますけれども、まず、総理が国連総会の一般演説でこの問題を強く訴えら...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど楠田委員にもお話を申し上げましたけれども、我々の対処方針は、まず効果的な制裁を行って、圧力そして対話、最終的に平和的、外交的に解決をさせていくということが、もう何といっても大切だということだと思います。  さはさりながら、最悪の事態も含めて想定をしなければ...全文を見る
○玄葉国務大臣 当然、我が国固有の領土でございます。
○玄葉国務大臣 受け入れられないものということについてでございますけれども、今回、外交演説で私があえて竹島の問題に触れたというのは、大平外相のとき以来だというふうに承知をしています。  それは、昨今の、韓国の閣僚等が竹島を訪問する、あるいは竹島に対して構築物を建造する、そういう...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど防衛大臣からもお話がありましたが、基本的に、一般論として法的な話を言えば、一つは、おっしゃっていたように、いわゆる遺棄された機雷の除去のために自衛隊法八十四条の二がある。そして、海上警備行動も、たしか自衛隊法八十二条、これは我が国の船舶の護衛ということである...全文を見る
○玄葉国務大臣 渡辺委員が御指摘のとおり、パッケージを外しました。ただ、一応、誤解のないようにするためにより丁寧に申し上げますと、沖縄の海兵隊のグアムへの移転がある、あるいはグアム以外への移転もあり得る、そういう状況の中で、それに伴って土地の返還は起きてくる、施設・区域が統合され...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは国連憲章に、個別的自衛権そして集団的自衛権というものは主権国家の権利として当然持つものということでございますから、我が国も集団的自衛権は保有しているということでございます。
○玄葉国務大臣 同盟国に対する核抑止のことだと思います。
○玄葉国務大臣 拡大抑止については、今津委員がいろいろと紹介をしていただいたとおりだというふうに思います。まさにそういった議論を、今回いわゆるパッケージを外すことで、これまでも議論をしてきたんですけれども、日米同盟の深化の中で、本格的に、どこまで表に出すか出さないかということはあ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはもう、今津委員は防衛副大臣をお務めになられていたのでよくおわかりのとおり、文言に、二〇一〇年のQDRにも出て、また一一年に2プラス2で進捗したということもはっきり発表しています。  では、その中身についてこういう場で申し上げることが適切かといったら、やはり...全文を見る
○玄葉国務大臣 私が就任前の話は、ちょっと私、よく調べないといけないと思いますけれども、まさにそういったことも含めてこれから議論をしていかなきゃいけないんだと思うんです、私は。  ですから、今まで非公式にやってきて、今度公式に開始をしますということを発表したわけでありますから、...全文を見る
○玄葉国務大臣 当然、米国は米国で、米軍の再編というものを戦略的な合理性を持って検討していきます。あわせて、私たちは、我が国の安全保障に資するように、そのことについて、それらを確保していくということが大切だというふうに考えております。  誰が責任者かということでございますけれど...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず冒頭、額賀先生の、外交、安全保障は超党派でというお話、そして〇六年のロードマップをまさに長官としてまとめられたということに対して、心から敬意を表したいというふうに思います。  今の御質問の、「米軍の影響」というのは何だということでありますが、これは英語で言う...全文を見る
○玄葉国務大臣 それでは、答弁で補わせていただきます。負担というふうに申し上げてよいと思います。
○玄葉国務大臣 今、御指名がございましたので、私の方で。  戦略的な拠点、まさに戦略的な要衝、ハブということだというふうに思います。
○玄葉国務大臣 これは、御案内のとおり、米国の新しい国防戦略の指針から出てきているというふうに私は思います。  なぜ分散するのかということについて、ある意味、私がどう推測するのかということだろうというふうに思いますけれども、一般論であえて申し上げれば、やはり危機管理というのは、...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは全て御存じで聞いていただいているというふうに思いますけれども、やはり安保環境が変わってきていることが一つあると思います。もう一つは、国防費の削減というのはあると思いますが、ただ、国防費を削減するといっても、アジア太平洋に関しては強くコミットするということをは...全文を見る
○玄葉国務大臣 ちょっとまだ質問の趣旨が十二分に理解できておりませんけれども、我が国国家、そして国民の安全、生命財産、こういったものを確保するために負うべきものであるというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 ここは、自衛権の行使というものをどう考えるかということだろうというふうに思います。それはすなわち、実力の行使ということなんだろうと。  そうなったときに、今、石破先生が言われた、米軍の施設・区域というものは、果たしてそういった集団的自衛権に当たるのか、当たらない...全文を見る
○玄葉国務大臣 今配っていただいたこの資料の前文の三項めと四項めの話だと思うんです。  この四項めに出ている「これらの権利の行使として、」という「これらの権利」とは何かということでございますけれども、基本的には、その前のパラグラフで言っている「日本国が主権国として集団的安全保障...全文を見る
○玄葉国務大臣 ここのところがなかなか難しいと思います。  つまり、先ほどの、いただいたこの前文の三つ目、四つ目のパラグラフでありますけれども、ここに、まさに暫定措置とこの第四パラグラフに書いてございますね。暫定措置として、まさに日本国に対する武力攻撃を阻止するために米軍が引き...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、最初におっしゃったこと、施設・区域の提供の話でございますけれども、私も個人的に、個人的にというのは大臣の立場でよくありませんので、慎重に発言いたしますけれども、あの時代にさまざまな考え方がやはりあったんだろう。それは、つまり、まずは地位協定の前に日米安保条約...全文を見る
○玄葉国務大臣 記憶なので確認しなきゃいけませんけれども、たしか防衛省設置法で、いわゆる哨戒監視というのは不可能ではないというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 遠山委員と恐らく考えは一致すると思いますけれども、やはり、安全保障環境が刻々と変わっていくわけでありますけれども、〇六年にパッケージ化されたこの三つが、まず、沖縄との関係において残念ながら進まない、あわせて、米国は米国として、米国議会との関係でなかなか進まない。お...全文を見る
○玄葉国務大臣 端的に申し上げますけれども、国防費が大幅に米国では削減をされようとしている、そういう中でアジア太平洋を重視するということに対して、私たちは歓迎をするということでございます。
○玄葉国務大臣 遠山委員は沖縄に詳しいので、また、沖縄をいわば拠点にされているので御存じのように、例えば、橋本総理が普天間移設を決めたときは、グアム移転というのはなかったわけです。〇六年に初めて出てきた。それはなぜかといったら、〇三年からの米軍再編があったからですよ。  ですか...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、遠山委員がるるおっしゃったことについては、よく留意をしていきたい、まさにこれからなんですけれども、よく留意をしていきたいと思います。  それと、やはり大きな話をまずきちっとしないといけないと思うんです。  このアジア太平洋全体の中で、日米同盟は公共財だと言...全文を見る
○玄葉国務大臣 遠山委員は全て御存じでおっしゃっていると思います。これも率直に申し上げれば、議論は今、全くしていません。  ただ、私は、他方、そういった補修のような話というのは、全く今回の協議と本当に同じ類いの話なのかという問題はあるのではないかと個人的には思っているんです。 ...全文を見る
○玄葉国務大臣 遠山委員には大変よい示唆を与えていただいているというふうに思います。  つまりは、普天間のヘリの飛行場だけならどこにでも移れるんじゃないかという誤解をする国民の皆様がいらっしゃる。これは先ほど石破先生の質問にもございましたけれども、この海兵隊というのは、まさに今...全文を見る
○玄葉国務大臣 基本的にはおっしゃるとおりだと思います。  ですから、問題は、仮に、非常に近い地域に飛行場を移せるということであれば、またさまざまな議論はあり得るんだろうというふうに思いますけれども、全体として、基本的には、一定程度離れた場所に行くという場合は、必要になるという...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、赤嶺委員が先ほどおっしゃった、普天間の基地が辺野古に行ってもその危険性は変わらない、これは私は認識が違います。それは、普天間は密集地にある基地であるということがまず何よりあると思いますので、そこの認識がまず違います。  おっしゃるとおり、海兵隊がグアムに行...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、この間も何度も申し上げてまいりましたけれども、グアムのみならずということにこれからなるかもしれませんけれども、その結果海兵隊の数が減るわけですから、その結果生じてくるのが土地の返還であって、その土地の返還について可能な限り早期に実施できるように全力を挙げて...全文を見る
○玄葉国務大臣 詳細はこれからなんですけれども、今おっしゃったことは、私が先ほどから申し上げていることを繰り返しておられると思うんです。  ですから、グアム初め、さまざまなところに移転します。そうすると、施設・区域があきます。それが統合されていきます。そして土地の返還というもの...全文を見る
○玄葉国務大臣 施設・区域が統合されて、土地の返還がなされるということでございます。
○玄葉国務大臣 先ほど来から委員会で申し上げてまいりましたけれども、それは、アメリカはアメリカで新しい国防戦略の指針というものがつくられた、その機を捉まえて、我々自身は我々自身で我が国の安全保障に資するためのことを考えている、確かにそういう意味でタイミングが一致したという側面はあ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ですから、もう先ほど来から申し上げておりますように、日米の共同作業でございます。今の膠着状態を打開するということに対して、持ちかけたのはむしろ日本側でもございます。ですから、これはそういう意味では日米の共同作業というふうにお考えをいただきたいというふうに思います。...全文を見る
○玄葉国務大臣 部隊構成、人数、こういったことについてこれから日米間で正式な、公式な協議を始めてまいりますので、その結論を得ていかなければならない、協定の問題は。  経費の問題も、先ほども申し上げましたけれども、さまざま国会での御議論に留意をしながら進めてまいりますけれども、ま...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど来から申し上げておりますけれども、これからの議論になります。
○玄葉国務大臣 そういうコミットをしているはずがございません。それと、パネッタ国防長官の発言というのは、基本的に普天間の移設のコストに係る場面で、基本的にはそこで述べられているというふうに理解をしています。  いずれにしても、これからでございます。
○玄葉国務大臣 先ほど来から申し上げておりますけれども、そういうコミット、同意をしているという事実は全くございません。これからの議論だということでございます。  繰り返し繰り返し申し上げることになりますので、もうそろそろ、この問題といいますか同じ問いはおやめいただければと思いま...全文を見る
○玄葉国務大臣 はい。  改めて御説明いたしますけれども、おっしゃった公聴会でございますけれども、普天間代替施設の建設、これは環境許可を得なければならないこともあり、大変高価な事業である、しかし同時に、日本側は、たとえこの普天間の移転の形態がどのようなもの、この移転の形態という...全文を見る
○玄葉国務大臣 今のお話でありますけれども、先ほど来から遠山委員の質問に、そういうことに留意をしながら全体のこれからの協議を進めていくというふうに、もう既に申し上げております。  あと、念のためパネッタ国防長官に確認をしました、普天間の代替施設の建設に関するものでの発言ですねと...全文を見る
○玄葉国務大臣 何度も同じことを申し上げて恐縮ですが、これからなんですね。  つまり、どういう形で部隊が動いていくのかということもこれからです。人数もこれからです。そして、それぞれ移転先が決まったときに我が国の安全保障にどの程度資してくるのかといったことも含めて考えなければなら...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、繰り返し申し上げてまいりましたけれども、協議をしていないということでございまして、かつ、先般、御案内のとおり、追加的な負担について岩国にはお願いをしないというお話を私も田中防衛大臣もさせていただいたということでございます。  既に岩国には、厚木から空母艦...全文を見る
○玄葉国務大臣 いずれにしても、これは一切協議をしていないということでございます。
○玄葉国務大臣 まさに、先ほど申し上げましたように、私は、沖縄の負担を全国で分かち合うということを常々考えておりますし、これからも考えていきたい。  同時に、これまで三つのパッケージになっていたことで沖縄の負担軽減というのが進まなかったというところがあります。言葉は悪いんですけ...全文を見る
○玄葉国務大臣 取っていないと思います。
○玄葉国務大臣 まず、その前に、先ほどの話でありますけれども、基本的に、お互いに分担を要請するとの立場で協議を重ねてきているけれども妥結を見ていないということで、先ほど私が申し上げたような状況になっているということでございます。  その上で、ただいまの嘉手納の統合案でありますが...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはぜひ提案をされた議員さんに聞いていただくというのが本来だというふうに思います。  私の理解で申し上げれば、おっしゃったとおり、日米の地位協定は、同協定の実施に関して相互間の協議を必要とする全ての事項に関する日米政府間の協議機関として日米合同委員会を設置して...全文を見る
○玄葉国務大臣 中国は、日本にとって最も重要な二国間関係の一つということでございます。  どう見るかというような話でありますが、直接的な問いは、北朝鮮に対しての話でございました。六者の議長国でございます。  おっしゃられたように、中国と北朝鮮の関係というのは、安全保障あるいは...全文を見る
○玄葉国務大臣 我が国といたしましては、中国におきましても、国際社会における基本的な価値である人権、そして基本的自由が保障されることは重要だというふうに考えております。  日中人権対話、これは昨年十一月に実施しておりますけれども、そういった機会を捉えて、チベットの人権状況につき...全文を見る
○玄葉国務大臣 当然、劉氏につきましては、釈放されることが望ましいというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 ただいまの釈放の話というのは、幾度も表明をしてきていますから、中国側に当然伝わっているものというふうに思っております。  適時適切な形で、どういう場でどういうことを言うのがよいのかということをよく考えていきたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 私、手元にございませんので、確定的なことは言えませんが、こういった接続水域に中国の漁業監視船が来ているという事例は、たびたびございます。
○玄葉国務大臣 これは本来国交大臣だと思いますけれども、海上保安庁の船が、領海、領土に入るなと言って退去を求めて、大体退去していく、こういう状況でございます。
02月20日第180回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○玄葉国務大臣 今、佐々木委員から、まず一つは高いレベル、そして全ての品目とは何か、こういうお話でありますけれども、まず、高いレベルというときに、おっしゃるとおり、物品貿易の市場アクセスのみならず、例えば投資、金融、電気通信あるいは政府調達、さらには知的財産などなど、それぞれのレ...全文を見る
○玄葉国務大臣 どこまで仮定の話にお答えするかというのが一つございます。  それと、私も、特定のその方も一定程度、個人的に信頼関係があるとかということではなくて存じ上げておりますけれども、もしそういうことであれば、やはり政府として、内々その方のお考えも含めて、しっかり対応しなき...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の、まず一つは、いわゆるカヌチャベイのところですよね。一キロくらい離れている場所だと。言うまでもないことですが、我が国の国内法令が当然ながらそれには適用されるということは大前提ですね。  その上で、どういった支障を来すのかどうかということと、米国からどうなのか...全文を見る
○玄葉国務大臣 ですから、どこまで仮定の話にお答えするかということはありますが、先ほど来から、辺野古崎に移転することについて何もやっていないじゃないか、こういうお話でございますけれども、今回のいわば在日米軍再編の調整についても、普天間の移設、そして在沖縄海兵隊のグアム移転、ともに...全文を見る
○玄葉国務大臣 笠井委員御存じでお聞きになっておられると思いますけれども、まず、パブコメは、先ほどこれは古川大臣も言われましたけれども、これから米国政府として評価、分析を行う、その上で政府として何を言ってくるかということでございます。それが一つです。  今問いのあったいわゆる残...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはやはり国民的な議論に資する必要がございますので、この質問リストについて適宜整理をして、これは今、政府の中で幹事会がございますので、幹事会でも整理をしていただいて、これは国家戦略担当大臣がトップであるわけでありますけれども、やはり国民の皆様の議論に資するように...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは結局、例えば米国と日本がどういう文書を、やりとりを行ったかということを全て出すというわけにはいかないのはもう御存じのとおりだと思いますので、先ほど私が申し上げたように、きちっと整理して質問リストについて提供をさせていただきたいというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 これはもう先ほど申し上げていますけれども、できるだけ早く提供いたします。
○玄葉国務大臣 山内委員とそこは私は問題意識を共有します。  仕分けの中で、こういったことで指摘を受けました。ただ、指摘を受けた以上は、できるだけ効率的、効果的にしていくということで、こういった予算になっているというふうにお考えいただければと思います。  ただ、やはりソフトパ...全文を見る
○玄葉国務大臣 御存じのように、国際交流基金は、事実上、いわば外務省の中の交付金等で運営をされている。今、文化庁は、実は近藤長官は、外務省から、もともと出身であるということもあって、私の方からは、国際交流基金の安藤理事長には、よく近藤文化庁長官と連携をしていくようにという指示は直...全文を見る
○玄葉国務大臣 御質問ありがとうございます。  その前に、先ほどの問題意識を全く共有するので、ある意味、危機感を共有していただきたいのであえて申し上げますけれども、日本語の学ぶ拠点というのが、日本の場合、二十四カ所しかない、おっしゃったとおり、国際交流基金で三百八十人の職員だ、...全文を見る
○玄葉国務大臣 今のお話も、かなり建設的なお話だというふうに理解いたします。  国連加盟国、百九十三カ国ございますけれども、日本のいわゆる大使館というのは、たしか百三十強くらいだったと思います。この数は、私は、やはりもう少しふやしていかないといけないというふうに思うんですね。特...全文を見る
○玄葉国務大臣 追悼式典に当たりましては、私としては、被災地、被災者の方々に思いをいたして、犠牲になられた方々に対して心から哀悼の意をささげたいというふうに思っています。  被災地でやったらどうかというのは、私みたいな福島の出身の人間にとってはありがたい提案でもあるんですけれど...全文を見る
02月21日第180回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○玄葉国務大臣 国益とは何かということでございますけれども、国民の安全、これがまず何よりでございます。  それと、今私たちが考えなければならないのは、人口が一億二千七百万、二〇四六年、二〇四八年に一億人を切るという状況の中で、豊かさをどうやって次世代に引き継ぐかということだと私...全文を見る
○玄葉国務大臣 食料安全保障も、私は大切なことだというふうに考えています。
○玄葉国務大臣 私がお答えする立場にあるかどうかという問題もありますが、ただ、私はこう思うんですね。  先ほど、人口が減る中でどうやって経済成長を実現するかということが大事だと。アジア太平洋が四十億人いる、アジアは三十五億人いる。これから十年後、アジアの中間層は二十億人になるわ...全文を見る
○玄葉国務大臣 食料安全保障を脅かすようなTPP交渉参加ということが何を意味するのかということがあります。  先ほど申し上げたように、まずTPP、国益全体に照らして、仮に、TPP交渉に入るという結論を出した。交渉結果を踏まえて最終的には国会の承認が要るわけでありますけれども、食...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいまの御質問ですが、国連の人権宣言に基づいて自由権規約そして社会権規約というものができて、七九年に批准をしているということですが、おっしゃるとおり、日本の場合は、この間、武正委員にも申し上げましたけれども、マダガスカルと日本だけが留保をしていたということでござ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、まず一つは、高校の授業料の無償化というのがやはり大きな弾みになったことは事実でございます。これが一つある。もう一つは、やはり大学生に対する奨学金の予算などが拡充傾向にあるということからして、そろそろこれは撤回の判断をすべきではないか、そう判断をしたところで...全文を見る
○玄葉国務大臣 はい。これはやはり、留保を撤回するということは、無償教育の漸進的な導入ということに向けて努力をしていくということだと思うんです。一旦撤回したら、取り消すなどということは基本的にはできないというふうに私は考えています。
02月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○玄葉国務大臣 まず、竹本委員とは、財政、金融の問題で、党派を超えて非常に建設的な議論をかつてよくしたこと、そのことに対して感謝を申し上げたいと思います。  今のお話は、まさに人口が減る中で、海外で稼いで日本に還元する。おっしゃったとおり、海外で稼いで日本に還元しても、なかなか...全文を見る
02月28日第180回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○玄葉国務大臣 もう簡潔にお答えをさせていただくとすれば、〇六年のロードマップを着実に実施をするということで、関東地方における再編につきましては変更ございません。
○玄葉国務大臣 櫛渕委員がおっしゃった相模総合補給廠につきましては、これは〇六年のロードマップどおり進めていこうというふうに思っています。現実に、十七ヘクタールの返還については、もう既に合同委員会で合意済み、現在、施設の移設工事を実施中。  恐らく、櫛渕委員のおっしゃったのは、...全文を見る
02月29日第180回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○玄葉国務大臣 岩屋委員から、現地の情勢はどうなのか、こういう話でありますけれども、犯罪はふえているというふうに報告を受けています。ただ、ジュバそのものについては平穏だと。  ただ、今おっしゃったとおり、国境に行きますと、やはりスーダンといわゆる武装勢力との間で衝突が散発的に発...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、いわゆる在り方懇で整理された課題がございますので、例えば平和構築などのような新たな今のニーズにどう対応できるのかとか、今おっしゃったとおり、武器使用権限の法制面での検討も含めて、あるいは、もっと言えばオール・ジャパンでどう取り組みができるか、そういったこと...全文を見る
○玄葉国務大臣 恐らく、これは石破先生から質問があった、いわゆる哨戒監視と防衛省の設置法四条十八だったと思いますけれども、P3Cはたしか、その条項を読むと、いわゆる調査研究のため、こういうふうに書いてございますから、その関係との整理とか、さまざま整理すべき事項は幾つかやはりあるん...全文を見る
03月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○玄葉国務大臣 今の浅野委員の、ロシアとの関係でありますが、その前に、おっしゃるように、エネルギーの安定供給の確保というのは、外交目標のまさに重要な柱でございます。供給源の多角化も含めて、戦略的かつ多角的に進めていかなきゃいけないというふうに思いますし、一月に中東を訪問したのもそ...全文を見る
○玄葉国務大臣 この米韓のFTAでありますけれども、我が国がTPPなりEPAを考える上では、特に米国との関係では、やはり参考になると思います。なぜかといえば、米国の直近の締結したEPAだからであります。  ただ、この第三国同士のEPAについて我々が政府として評価するというのは果...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、先ほど、米韓の話は参考になるというお話をいたしました。それは確かに参考になるんです。ただ、もっと厳しいのがTPPである、こういうことでございますが、一つ言えることは、少なくとも、あの米韓のFTAで工業製品の関税が、韓国が米国に対して輸出をするときに下がったこ...全文を見る
○玄葉国務大臣 小里委員がおっしゃるように、米国の占める割合、そして、日本が仮に参加をするということになれば、その日米で占める割合というのは、大変大きいことは事実でございます。  ただ、これは、いわゆるFTAAP、アジア太平洋全体の自由貿易圏をつくるときに、唯一交渉中のまさに経...全文を見る
○玄葉国務大臣 一言で申し上げれば、ASEANプラス3もASEANプラス6も進めていきます。ただ、カナダとはまだEPAを結んでいません。ですから、我々から何か今回のTPPで取り損ねたものをとろうということではありませんし、一方で、例えばベトナムと我々はEPAを結んでおりますが、と...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、城内委員がおっしゃった、不当な圧力に屈しない、当然のことだと思います。
○玄葉国務大臣 以前も申し上げましたが、まず食品の安全につきましては、WTO・SPS協定上の権利の行使を妨げるというようなことは日本国政府としては受け入れないというふうに考えていただいてよいというふうに思います。  また、軽自動車云々という話は、アメリカ側から日本国政府にそうい...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○玄葉国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、安全保障政策について、所信を申し述べます。  我が国の安全と繁栄を維持し、国民の生命と財産を守ることは、政府の最も重要な責務であります。  私は外務大臣として、我が国自身による安全保障面での努力は...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○玄葉国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  まず、沖縄に関する事項について述べます。  日米同盟は我が国の外交、安全保障の基軸であり、特に、日米安保体制はその中核をなしています。アジア太平洋地域には依然...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○玄葉国務大臣 おはようございます。  平成二十四年度外務省所管予算案について、概要を説明いたします。  平成二十四年度一般会計予算案において、外務省は六千百七十二億五千七十三万六千円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、一・四%の減額となっております。また、東日...全文を見る
○玄葉国務大臣 玉置委員が研究されている、今の一七九一年の事案ということでございますけれども、この事案につきまして、日米双方の歴史的な資料に記録が残されている、記載されているということを私も承知しているところでございます。このことについて、ある意味、御指摘の記念館は、この事案その...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、きょうの、一七九一年の事案について玉置委員からいろいろと御紹介いただいた、こうして委員会で質問していただいた、そのこと自体、私は貴重だというふうに思いますし、ぜひ、これは佐山先生初め、こういったことについての研究、検証というものを、まさに私も期待したいなとい...全文を見る
○玄葉国務大臣 これまでの経緯ということでございますけれども、結局、アメリカの軍人軍属等による事件、事故、当然ながら減らしていかなければならない。当然、特に被害者やその御家族の心情等を理解すれば、とにかく減らす努力をしなければならないということに尽きるというふうに思います。  ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ちょっと、事実関係なものですから、やはり正確性が大事だと思いますから、できれば事前に教えてもらえればと思うんですけれども、我が方は、日米地位協定の室の者が基本的には協議を行っているということでございます。
○玄葉国務大臣 外務省としては、その地位協定室の者が行き、そこに防衛も入っておりますし、大使館の者も入っている、こういうことでございます。
○玄葉国務大臣 結局、おっしゃるとおり、例えば刑事分野だったら刑事分野の分科会というのがあるわけですね。そこで実務者同士で協議を行うんですけれども、今回、公の催事の飲酒の問題もそうでありましたけれども、私の方から担当者に強く指示をします。同時に、それだけではなくて、例えばですけれ...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、日米地位協定などの運用改善を初め見直し等について、地元、特に沖縄の知事などに入っていただくことも考えるべきではないか、こういうお話でございますけれども、渉外知事会というのがございますので、その点については、米側とこれからよく相談をしてまいりたいなというふうに...全文を見る
○玄葉国務大臣 結論から申し上げれば、これから議論するということも先ほど申し上げましたが、一方で、もう既に議論しているということも申し上げました。本格的な議論を今しています。最終的には、結論が出ましたらば、2プラス2のような形での発表も一つの考え方であるというふうに思います。 ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、あべ委員から、緒方JICA理事長の発言も引用されて、ODAの重要性について御指摘がございました。私も全くそのとおりだと。つまり、日本は、むしろ国益を考えれば考えるほど、実は世界全体の利益を実現していかなければならない、もっと言えば、国際公益というものを常に重ね...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは最終的に政府全体で取り組む話なわけでありますけれども、特に外務省の所管分をふやした理由ということでありますけれども、最終的に政府全体で、財務省との折衝の中で、我々はもともとこういう要望をしておりましたので、我々の外務省の関係分が認められたということだというふ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、例えばパッケージ型のインフラ海外展開などは、政府全体として会議体を持っております。そういう中で、ある意味政府全体で、積み上げとまでいかなくとも、全体としての整合性を持ちながら決めているわけでありまして、外務省だけが物事を進めていくということではないと思うん...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、貧困者に役立っていないのではないかというお話でございますけれども、私は、人間の安全保障というのが、ある意味、日本の政府開発援助を考える上で重要な柱だというふうに思っています。  人間の安全保障というのは、御存じのように、いわば一人一人の尊厳というものを大切に...全文を見る
○玄葉国務大臣 そこはよく実情を調べなければいけませんが、御存じのように、国別に援助のプログラムというのはあるわけでございます。ミスマッチということが仮にあるとすれば、そういったことについて不断に見直しをしながら、よく相手方とも話し合いながら援助を行っていかなければならないだろう...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、あべ委員からそういう御提案がございましたので、今この場でいつまでというふうに申し上げることはできませんけれども、早急に、今答弁したのも担当局長ですけれども、検討させて、できるだけ早くお示しをできるようにしたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 これは、たしかフランスとか韓国が導入をしているというふうに承知をしています。  私も、年末の税制改正大綱に向けて、この問題についてどう取り組んでいくかという対処方針を外務省の中で決めるときに、何とか頑張ってこの議論をするようにという話を指示したところでありますが...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、率直に言うと、政府税調、党政調の問題だというところもあって、では、今、全体として前向きなのか後ろ向きなのかといったら、必ずしも積極的に次を見通せるかというと、残念ながらそういう状況に私は今のところないと思っています。  ですから、相当、超党派でこの問題に...全文を見る
○玄葉国務大臣 激励をありがとうございます。  まさに、特に国際公益を考えていく品格のある日本というものを実現していくために全力を尽くしたいというふうに考えております。  ありがとうございました。
○玄葉国務大臣 私、全くおっしゃったとおりだと思うんです。ですから、ミャンマーなども、この間、アウン・サン・スー・チー氏に会ったときに、ぜひ国会議員同士の交流をもっとしたいと。今おっしゃったような観点を含めてなんです。つまりは、法整備などについて、もっと言えば政党というものについ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これまでの日本のスタンスという御質問だったというふうに思います。  私自身は、就任のときに、民主主義的な価値に支えられた豊かで安定した秩序をアジア太平洋につくると、あえて民主主義という言葉を最初につけているわけでございます。そういう観点でまさにミャンマーに対して...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず冒頭、阪口委員が、まさに国会議員になられる前からさまざまな国際的な活動に従事されて体験をされてこられた、そのことをいろいろこういう形でお話をいただくということは、私としては、大変参考にさせていただきたいというふうに思います。  これまでの支援について、必ずし...全文を見る
○玄葉国務大臣 確かに、今の阪口委員のお話は大事な話かもしれませんね。ですから、これについては、直ちに省内で検討させて、どういうラインでどういう形で働きかけをするのがいいのか、よく検討して、働きかけたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 今、阪口委員が言われたように、アウン・サン・スー・チー氏は、まさにそういう考えだと、私も話をしていて理解をしています。私にも直接、少数民族や貧しい方々が恩恵を受けることができるような、裨益することができるような、そういう援助を実施してほしいというお話がありました。...全文を見る
○玄葉国務大臣 一つの考え方だというふうに思いますので参考にさせていただいて、本当に何がミャンマー全体にとって、また国民一人一人も含めて、ミャンマーの将来にとってよいのか。そのために、単に民主化だけではなくて、全体にとって何が一番よいのかということを踏まえつつ、しかし、今の御提案...全文を見る
○玄葉国務大臣 混合診療の方は山口副大臣から答弁してもらおうと思いますが、先ほどのISDなんですが、これは、日本企業を保護するためにも必要という側面があるということは御存じのとおりです。ただ、相手がアメリカだからというお話だと思いますので、その点については留意しなきゃいけないと私...全文を見る
○玄葉国務大臣 ありがとうございます。  城内委員がおっしゃるように、私も、ODAは日本の外交の最重要ツールの一つであるというふうに思っています。ですから、私も外相になって、十四年で半減している、この状況は非常に深刻であるということで、内向き志向の脱却の象徴ということで、何とし...全文を見る
○玄葉国務大臣 あの当時、やむを得なかったんだろうというふうに思っています。私も政調会長であったわけでありますけれども、本当にこういうODA予算をここまで削っていいのかというのが率直な私の印象でありました。  トータルとしてそういう形で決まったということでありますが、その後、三...全文を見る
○玄葉国務大臣 まさに委員今おっしゃったとおり、国際社会の一つの極をEUはなしていて、基本的価値、例えば民主主義あるいは法の支配、そういったものについて、あるいは基本的人権もそうですけれども、これは共有している、まさにパートナーであるというふうに考えておりますので、一層連携を強化...全文を見る
○玄葉国務大臣 貴重なお話だと思うんです。  それで、私も、今、予算が厳しい中で、何とか、若干でありますけれども、二十四年度予算からODA予算をふやしてきたということなんですが、おっしゃるように、限られた予算の中で最大限の効果を発揮するのに、やはりNGO、企業もそうなんですけれ...全文を見る
○玄葉国務大臣 かなり具体的な御提言をいただいたと思いますが、おっしゃったとおり、JPFとか幾つかは五%ということで、今検討しているということなんです。  今の管理経費、これは二十四年度予算では五十五億円。ちなみに、平成二十一年度は二十九億円だったわけであります。二十四年度予算...全文を見る
○玄葉国務大臣 結論から申し上げれば、今のお話について前向きにというか、第三国定住の支援のあり方については、現状、私もよろしいものではないというふうに思っているんです。ですから、これを改善していかなければならないという観点の一つの大事なポイントとしての今の御指摘について、よくそれ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ASEANの重要性については、私も、外相に就任して早い段階で、シンガポール、マレーシア、インドネシアに行った、それもその重要性を思うからこそあります。  その援助についてどう考えるかと問われれば、さまざまな角度から申し上げることはできると思いますが、今はまず、A...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、金融の面なども大事な話だと思うんですね。  私も感じているのは、今、道休委員が指摘をされたように、ASEANでは、欧州危機の状況があって、欧州の投資が逃げていくという状況が懸念をされているということだと思うんですね。ですから、そういったことも踏...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、道休委員から御指摘がございましたけれども、やはり我が国の外交というのは、何よりまず国民の安全を確保するということだと思うんです。そして国益を最大化するために外交というのは行うんですけれども、常に国際公益と重ね合わせていって、国際社会全体の繁栄があって日本の国益...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○玄葉国務大臣 瑞慶覧委員が沖縄の新聞で紹介をされているこのモートン・ハルペリンさん、私も沖縄タイムスと琉球新報と毎日読んでおりますので、これは出た段階で読んでおります。ただ、ちなみに、残した方がいいでしょうと言っていると思いますけれども。ただ、私は、これは一私人としての発言であ...全文を見る
○玄葉国務大臣 浅野委員にはこれまでも私、お答えをしてまいりましたけれども、私はロシアを重視しておりますし、新たな戦略環境の中で、この日ロの関係の重要性というのは新たな重要性を帯びつつある、あらゆる分野で協力を図りたい、こういうふうに考えておりますが、やはり最大の懸案は北方領土問...全文を見る
○玄葉国務大臣 確かに、一月二十八日の日ロの外相会談で、私は日本の立場を明確に述べました、四島の帰属は日本にあると。その上で、それぞれ立場はあるけれども、実質的な議論を再活性化させたいというふうに私から述べました。ラブロフ外相からは、新政権成立後に取り組みたい、こういう反応があっ...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、政府として、今御指摘があった二〇〇一年のイルクーツク声明を含めて、これまでの日ロ間の諸合意、諸文書、そして法と正義の原則に基づいて、北方四島の帰属の問題の解決に向けて精力的に交渉をしていきたい。  今御指摘のイルクーツク声明というのは、一九五六年の日ソ共同...全文を見る
○玄葉国務大臣 ありがとうございます。  先ほども申し上げましたが、一月二十八日に、日ロの外相会談を四時間半にわたって行いました。ラブロフ外相との間で行ったものでありますけれども、今回のプーチン氏の発言というのは、そのときの会談を踏まえたというか、軌を一にするものだというふうに...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の宮腰委員の御指摘は幾つかにわたるものでございます。  まず、不法占拠と法的根拠のない占拠という問題でありますけれども、これは、実は民主党政権になる前からさまざまな表現が使われているんですね。ですから、現実に、法的根拠のない占拠ということを言って法的立場が変わ...全文を見る
○玄葉国務大臣 私は、北方領土を洋上から視察したときに、千島連盟の小泉理事長さんがお隣にいらっしゃったんですけれども、このまま色丹島に帰りたいな、こうおっしゃったんですね。あの言葉を私は一生忘れないし、元島民の方々が高齢になっておられるということで、私としても、あのときに改めてそ...全文を見る
○玄葉国務大臣 プーチン大統領の今般の発言につきましては、これまでも繰り返し述べましたけれども、経済、貿易関係、そして領土問題の解決に意欲を示したものということで、期待をしているというのはそのとおりでございます。  あわせて、かつては慎重な答弁だったのではないか、こういうお話も...全文を見る
○玄葉国務大臣 報道はあくまで報道でございまして、私もあのときにそれを読んだ記憶がございます。  我が国の立場は、北方四島の帰属は日本にある、そういう立場で、そのもとで、この領土の帰属の問題を解決して、この間の諸合意あるいは諸文書、法と正義の原則、先ほど浅野委員からは具体的な一...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、APECの話などがございましたけれども、昨年十一月十二日、ホノルル・APECのときに日ロ首脳会談を行っておりまして、メドベージェフ大統領から野田総理に対して、また、一月二十八日の日ロ外相会談におきましてラブロフ外相から私に対して、訪ロの招請がございました。こ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今のお話、確かにそういうところがございます。我が国の国内の世論というのを割らないようにしてまとめていくということが領土交渉においてはまず大事だということがあろうかというふうに思いますし、確かに、相手国の国内の一人一人の国民に訴える、そういう対策も当然ながら必要であ...全文を見る
○玄葉国務大臣 我が国の立場と相入れないことが起きたときには必ず申し入れを行っているということでございますけれども、ちょっとこの天気予報については、申しわけございません、私、こういう状況にあるということを知りませんでした。
○玄葉国務大臣 いろいろ懸念をしているんだ、こういうお話がございましたけれども、まず、先ほどおっしゃっていただいた部隊構成。  どこに、どれだけの海兵隊が移動するのかということについて、新聞はまさにそれぞれの報道があるというのが現状だというふうに思います。MEF、MEB、MEU...全文を見る
○玄葉国務大臣 報道に対して、一つ一つ肯定するか否定するかということがなかなかできにくいところがあることは、遠山委員御存じのとおりでありますが、今、少なくとも今の報道についてあえて申し上げれば、この間の審議官級協議でそういったことについて一致したなどということはありません。  ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今回、確かに、刻々と変わっている安全保障環境に日米ともにしっかり対応していくとともに、沖縄の負担軽減を先行させるというのが私の狙い、あるいは日米両政府の狙いの重要な面であることは間違いありません。  きょうの時点では、先ほどの遠山委員の提案、つまり宣言しろという...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、私としては、この普天間飛行場につきましては、今回の在日米軍再編計画の調整についての議論が始まる前から必要な整備が行われてきているものというふうに承知をしておりまして、今後もそのような形で日米間で議論をされていくものというふうに考えて...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは先ほども申し上げましたけれども、もう不断に、これは普天間に限らないんですけれども、案件ごとにそういったことは常々行われていくものであるというふうに思っていまして、今回もそのような形で行われていくものというふうに私は考えているんです。
○玄葉国務大臣 これは会見などでも申し上げましたけれども、やはり普天間に限らず、この間も、例えば三沢だって厚木だってそれぞれそうなんですけれども、必要な補修というのは行われてきています。  普天間の固定化はあってはならないわけですけれども、今のロードマップ上は、二〇一四年より後...全文を見る
○玄葉国務大臣 ここは認識が違いまして、普天間というヘリ部隊が存在をする、もちろんこれはヘリ部隊だけではなくて、普天間のヘリ部隊というのがそこにあることで、キャンプ・シュワブとかキャンプ・ハンセンとかの陸上部隊を運ぶ、後方支援部隊もいる、そういった形で海兵隊が沖縄に存在をしている...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど来から申し上げておりますけれども、我々としては、今回の在日米軍の再編につきまして公式に協議を開始したその狙いは、刻々と変化をするアジア太平洋、そして東アジアの安全保障環境に日米ともに対応していく、そして沖縄の負担を先行的に軽減する、互いが互いの事情を乗り越え...全文を見る
○玄葉国務大臣 確かに、今赤嶺委員がこれまでの御質問でお話をされたように、例えばFIPという防衛省予算で対応してきたものもあるし、あるいはMILCON、つまり米側の経費負担で、先ほど北米局長が答弁したような二〇一〇年、さらには二〇〇五年、そういった補修が行われてきた、こういう経緯...全文を見る
○玄葉国務大臣 まさに、そういった議論を我が国が主体的にしていかなければならない、そのように考えているところでございます。
○玄葉国務大臣 これは、申しわけありませんけれども、協議中の内容でありますので、この場で申し上げるというわけにはまいらない。  ただ、一般論として申し上げたときに、まさに何の司令部が沖縄にあることが、あるいはグアムにあることが、あるいはそれぞれの場所にあることが、あるいは戦闘部...全文を見る
○玄葉国務大臣 先般の日米審議官級協議で大筋合意したかという照屋先生の御指摘だと思いますけれども、そういう事実はございません。あくまでこのMV22オスプレーは本年後半から沖縄に配備されるものというふうに承知をしていますが、現時点で接受国通報はなされていない。それ以上の詳細について...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、本当に、沖縄の基地について全国でその負担を分かち合うべきだという考え方は、私は常々そう思っているところでありますので、そのことは改めて申し上げたいというふうに思います。  その上で、このMV22オスプレーの沖縄への配備というのは通常の機種更新の一環でありま...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○玄葉国務大臣 短くということでございますので、簡潔に申し上げたいと思います。  おっしゃるとおり、沖縄の負担軽減を先行させる、そしてもう一つは、やはり刻々と変わり得る安保環境に日米ともにしっかりと対応する、そういった観点から、今回、在日米軍再編の調整について議論を進めていくと...全文を見る
03月09日第180回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 外山委員、質問ありがとうございます。  野田政権はロシアを重視しています。戦略環境が変わっていく中で日ロ関係は新たな重要性を帯びつつあるというのが野田政権の認識であります。したがって、あらゆる分野で日ロ関係、深化させていくと。その流れの中で最大の懸案...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 外山委員が指摘をしていただきましたように、外交演説で取り上げました。確かに四十九年ぶりということのようであります。これは、領土の問題というのは、我が国の主権にかかわる極めて重大な問題でありますから、我が国の立場を確保していかなければならないというふうに...全文を見る
03月12日第180回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) たしか私がその発言をいたしましたのは第三回の会合で、十二日の昼の会合だったと思います。強い危機感を当然ながら持っておりましたので、何が起きるのかということについて情報を収集を私なりにして、その可能性があるのではないか、したがって避難地域が十キロでよいの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 様々な会議で出ていたかと言われれば、会議はもうあの会議しかなかったと思うんです。あとはいわゆる直接指揮命令系統の中の方々が様々な議論をされていただろうと。私が直接会議で発言する場はあの場しかなかったものですから、あの場であのような発言をさせていただいた...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、在日米軍の再編問題、特に今までのパッケージを切り離して沖縄の負担軽減を先行させるということについて公式な議論を開始をしたところでありまして、今精力的に議論を行っているという状況で、特に中心になっているのは、いわゆる部隊の構成、人数、どこにどれだけ行...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、膠着状況であったことは私は否めないというふうに思っていますので、できるところから進めていくと。そして、普天間の移設、辺野古移設については丁寧にあらゆる努力をしながら進めていくという意味で、私は固定化は絶対あってはならないというふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう全て御存じだと思いますが、パッケージで普天間の移設、辺野古の移設、そしてグアムへの海兵隊の移転、その結果生ずる嘉手納以南の土地の返還、これパッケージだったわけであります。  残念ながら、残念ながら普天間の辺野古移設についてまだ理解が得られていない...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 嘉手納以南の土地の返還のその時期を明示できるかと、こういう話だというふうに思いますけれども、現時点で明示できるというふうに断言できるわけではありません。ただ、可能な限り早期に土地の返還が実現するように努力をしていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 証拠があるとかないとか、あるいは、私誇らしげに申し上げたわけではなくて、今の膠着状況をそのままにしていても沖縄の負担の軽減というのは行われないわけでありまして、そういう意味からすると、嘉手納以南の土地の返還をできるだけ早期に実現する、証拠があるかないか...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 山本委員の印象がそうだったのかもしれませんけど、私はかなり国会の答弁でも慎重に答弁していまして、確かにグアムへの移転あるいはその他の地域への移転が進んで、嘉手納以南の土地の返還というのは、更にそこから施設・区域の統合が必要なわけであります、あるいは倉庫...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 現状の辺野古への移設についての沖縄の皆様の理解というものを踏まえれば、私は、このパッケージを切り離した方が早く進むし、その議論が少なくとも日米でできるようになったということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) どういう印象を持たれたかということ、それぞれ様々な印象を持たれたのかもしれませんけれども、自分のどうだこうだということではなくて、何とかこの状況を打開しなければならないということで、まさにあの時点では非公式な議論として日米外相で行ったということでありま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはどちらかというと外務省というより防衛省かもしれませんけれども、全体で日米の負担が六〇と四〇、これは融資も含めてということだと思います。あっ、六〇というか、六割、四割。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 経費は、私は先ほども申し上げましたけれども、まずその部隊構成がどうなっていくか、そういったことをしっかり踏まえた上で、最後に経費というものは決めていくものだというふうに考えております。少なくとも、先ほどおっしゃったところについて、何か決まったかとか、確...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 経費は本当に最後に決めていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これも、おっしゃるように盛んに報道されるんですけれども、この点も現状でまだ、数字を確定している、あるいはどこにどのくらいの規模が移転するかということについて発表できるとか、そういう状況ではございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういったことも含めて現在協議中でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。部隊構成、人数、どこにどれだけ移転すべきかということについて議論をしております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) どこにどうだこうだと、あるいは人数は言えませんけれども、そういった議論は当然ございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 例えば今、山本委員がおっしゃったように、例えばグアムへの移転の数が四千七百だったり四千だったりと、こう数字がそれぞれ違いますでしょう。まさに今主体的に議論しているんです。どういった形が一番日本の抑止力にも資するのか、あるいはアジア太平洋全体の抑止力に資...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういったことについても、最後に本当に決めようと思っているんです、で、決まるべきなんだろうと思っているんです、最終的にですね。単純にグアムへの移転の数が減るから、じゃ、もうその割合でそのまま減らしましょうとかそういうことには必ずしもなるかならないかとい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は私の対処方針といいますか、それぞれ担当者に指示をしておりますけれども、今おっしゃったようなことに留意をしながら日米協議を行っていきたい。ただ、経費は、先ほども申し上げましたけれども、私はやっぱり最後の問題だというふうに思っていますので、現時点で具体...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) きちっと留意をします。それで、つまり、明確に減らすとか増やすとか、私は今の段階で公開の場で申し上げるつもりはありません。つまり、やはり日米がこれから、新しいというよりも刻々と変わる安保環境の中でどういった役割の分担を果たしていくのか、自衛隊と米軍の役割...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど来から申し上げておりますように、何が我が国の抑止力に資するのか、どういった配置が我が国にとって望ましいのか、そういったことも踏まえながら最終的に決めていきたいということを申し上げています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、長島さんの発言は私、今正確に持っていないんですね。ただ、私もその翌日に、報道があったので一体どういうことなのかと秘書官を通じて聞いたら、いわゆる直接的な言及をしたわけではないというふうに聞いております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃったとおり、TPP交渉については関係国との協議を今行っているということで、既に御存じのとおり、六か国、参加国今九か国あるわけでありますけれども、六か国から支持を得て、三か国、ニュージーランド、豪州、そして米国は支持を得ているという状況ではござ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結局、今の御質問は、交渉妥結の時期はいつかと、こういうこととも大いに関連するんだと思います。交渉妥結時期の見通しというのは、それぞれの国々と情報交換を行った、協議を行った結果、様々であります。  オバマ大統領は、野心的な目標として今年中と、こういう言...全文を見る
03月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 質問ありがとうございます。  TPPでのこの知的財産の扱いというのは現状どうなっているかということでありますけれども、WTO・TRIPS協定というのがございます。これは、つまり知的所有権の貿易関連の側面に関する協定でありますけれども、これをどの程度上...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほどの御指摘、大変重要な指摘であるというふうに認識をしています。  商標の話も、日中首脳会談、これは知的財産権ということで、あるいは日中外相会談でも取り上げています。また、これから閣僚級の日中の経済のハイレベルの会議がございますし、次官級もございま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 恐らくそれは震災直後のお話でしょうか。それについてはちょっと今手元に資料がございませんので、調べさせていただければというふうに思っております。
03月15日第180回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。今、丸山委員がおっしゃいましたように、在新潟中国総領事館は昨年十二月に新潟市内の民有地を購入したというふうに承知をしております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、領事関係に関するウィーン条約というのが御存じのようにございますけれども、その中の第五十五条、これに「領事機関の公館は、領事任務の遂行と相いれない方法で使用してはならない。」というふうに規定がございますので、まず一般論として申し上げれば、外国公館の規...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、ちょっとこの場にどんなやり取りの詳細かというのは持っておりませんけれども、やり取りをしているというふうに聞いております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほどのやり取りについて申し上げれるところを申し上げたいと思いますが、先ほど申し上げましたように、土地の使用目的とか広大な土地が必要な理由について説明を求めて、これに対し中国側からは、総領事館事務所に加えて総領事の公邸及び館員宿舎、市民との交流ができる...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 外務大臣という立場でお答えを申し上げたいと思いますけれども、中国とどう向き合うか、特に長期的視点からどう向き合うかというのは、日本国にとって極めて重要な大テーマであるというふうに思います。  おっしゃるとおり、中国の経済がどんどん伸びている。ただ、そ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) たしかこれは、おっしゃるように、外国人土地法というのが大正時代にできていて、恐らくそれは政令で定められることになっているものというふうに記憶をしていますけれども、これに対してまさに今も野田内閣の中で、内々といいますか、問題意識を持って、どうあるべきなの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃったように、例えば公館の土地の取得の話、そしてまた、広い概念でいえば、おっしゃったとおり外国人の土地の取得の問題、これを併せて広く検討したらいいと思うし、検討すべきだと私も思います。  例えば、国によっては確かに相互主義を取っているという国...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃったとおり、いわゆる領事館、公館の土地の取得について米国は、つまりそういう国内法を持っているということなんですね。ですから、そういう国内法で規制するかどうかということです。現実、私も全部の国を調べたわけではありませんけれども、相互主義を取ってい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今まで外国人の土地の取得に対する日本国の考え方というのは、基本的にどうやってその投資を受け入れるか、もうこういう観点、一方通行だったんだと思うんですよ。それが今、まさに本当に党派を超えて、こういった問題に対してどう考えていくのかということが問われている...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃった在日米軍への提供は、今文科大臣が申し上げたとおりということでございます。  それで、じゃ、当時の外務大臣が知っていたかどうかと、こういう問いでありますけれども、私が聞いておりますのは、当時、松本外務大臣から担当部局に対して、米軍が救援活...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 上野委員がおっしゃるとおり、在日米軍から情報提供依頼をされた、そして文科省に対して当時の外務省が関連情報を提供するよう依頼した、そしてこれに対して文科省からSPEEDIに係るデータの提供を受けた。それはおっしゃるとおり、三月十四日以降、外務省は文科省か...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、上野委員、(発言する者あり)いやいや、今の話は、質問に対して、この政府答弁書の話なんですよ、今のはですね。この政府答弁書、質問に対する答えとしてはいいんだと思うんです。ただ、先ほど来から申し上げているように、何でそれだったらば早くに出せなかったん...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 抑止力についてどう思うのかと、時代遅れではないのかということでございますけれども、私は、抑止力、どう定義するのかということはあると思いますけれども、基本的には、攻撃を思いとどまらせる、そういう力だというふうに思います。この抑止力というのは、私はいまだに...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○玄葉国務大臣 ただいまの御指摘につきましては、私ももう少し配慮すべきであったというふうに考えているところでございます。  十二日の日に、実は外務省主催で復興レセプションを開催させていただいて、駐日の台北経済文化代表事務所関係者の方もいらっしゃっていただいたんですね。そのときに...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、木村委員から最後にTPPの話がありましたが、TPPと安全保障、全く関連がないとは言いませんけれども、直接、つまりは普天間の移設の問題についてさまざまなことがあったがゆえにTPPということでは決してございません。  ただ、私の考えとしては、安全保障にすきを与え...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃったとおり、中国の国防費につきましては、対前年比たしか一一%増、そういう発表がなされたところであります。ただ、内訳がよくわからない。  そして、今、国際的な常識という話がありましたけれども、実態はどうなのかということですが、現実にペンタゴンの一部試算など...全文を見る
○玄葉国務大臣 浅野委員おっしゃるように、沖縄の皆様の理解というものを得ながら物事を進めていく必要があると思うんです。  今回のいわばパッケージの切り離しというのも、もともと仲井真知事初め沖縄県の皆様から要望をいただいていたものであります。何とか沖縄の負担を少しでも早く軽減する...全文を見る
○玄葉国務大臣 日本の安全保障が沖縄の皆様に過剰にその御負担を負っていただいているということに対して、先ほど鈴木宗男先生のお話をされましたけれども、本当に、日本じゅうで、日本人全員でそのことに思いをいたすべきであるというふうにまず思います。  今、地政学的な位置とか、即応性、機...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、冒頭の岩屋先生の外交、安全保障に対する姿勢、特に党派を超えて、異なる点をあげつらうというのではなくて、できるだけ共通項を見つけていこう、政権交代があっても余り大きな変更がないようにしよう、私は全く同感でございます。  その上ででありますけれども、ビッグピク...全文を見る
○玄葉国務大臣 この問題は、まさに今どういう議論をしているかというと、何か報道はさまざまな報道のされ方をしていますけれども、部隊の配置とか規模、人数、こういったものについて精力的に議論をしているんですね。  それぞれが、おっしゃったとおり、日米同盟というのはアジア太平洋全体の公...全文を見る
○玄葉国務大臣 今おっしゃった問題意識というのは当然私もあります。ただ、現時点で集団的自衛権の解釈を変えるということではないというのが今の野田内閣の姿勢であるということでございます。  ただ、例えばPKO法をどうするか、まさに東委員長のもとで、中間整理のたたき台のような形でしょ...全文を見る
○玄葉国務大臣 野田内閣はロシアを重視しています。あらゆる分野で協力を深めていかなければならない。特に、戦略環境が変わってきている、そういう中で、日ロの関係というのは新たな重要性というものが出てきている。これは日本にとってもロシアにとってもそうではないかというのが日本国政府の考え...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、基本的には、当然ながら、いずれ対話が必要になってくるということだと思います。ただ、その対話について、まさに適当な時期、適当というのは適切な時期という意味での適当ということですが、また適切なやり方というものが必要だということだと思うんです。  なお、きょう、...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、仮定の話に答えるというのはいかがかということもありますが、この間、テポドンの場合、人工衛星ということで発射されてきたという経緯がございます。仮に同じことが起きたということになれば、おっしゃるような解釈ができるのではないかというふうには思います。
○玄葉国務大臣 率直に申し上げて、この発表があって、実はずっと委員会なんです。委員会でずっと答弁しているものですから、すぐさま情報収集、分析、米韓との連携確保、そういったことを指示しました。まず、情報分析をきちっとしないといけないと思うんですね。そういったことをしない前にメッセー...全文を見る
○玄葉国務大臣 いわゆる長距離ミサイルについて、具体的にこれこれこれという話をこの場で申し上げるのが適切かどうかということがあるんですけれども、米朝の中で話されたことについて、極めて詳細に日米間で情報交換をしているということだけは申し上げられると思います。
○玄葉国務大臣 これは、米朝協議のやりとりの詳細をどこまで外に申し上げるかということなんです。先ほど申し上げましたように、極めて詳細にわたって情報交換を行っているということは申し上げることができるということだけはこの場で述べさせていただきます。
○玄葉国務大臣 本日午前六時ごろ、我が国尖閣諸島久場島の北東約二十一海里の我が国接続水域におきまして、中国国家海洋局所属の公船「海監50」及び「海監66」の二隻が航行していることを視認をしているところであります。その上で、「海監50」が午前九時三十八分から十時三分まで我が国の領海...全文を見る
○玄葉国務大臣 さまざまな対処方法、対応方法というのがあろうかというふうに思います。  事案はさまざまなんだと思うんです。今回は、先ほど申し上げたように、どうも意図的だというふうに思われるところがあるわけであります。そうでない場合もあるかもしれません。やはり重層的な危機管理メカ...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、一般的に抑止と言うと、いわば攻撃を思いとどまらせる能力というか力ということだと思うんですね。つまり、敵対者に対して、侵略を行えば多大な損害が生じるということを見せることで攻撃を思いとどまらせる。  今、中谷先生が言われた地域抑止というのは、確たる定義という...全文を見る
○玄葉国務大臣 基本的には、自国の運用領域の中における敵の行動の自由を制限する能力。例えて言うのが答弁でいいのかどうかということはありますけれども、例えば、潜水艦からの空母に対する攻撃等々がいわば想定されるというふうに思います。
○玄葉国務大臣 その理由ということでありますけれども、そういったことも含めて、まさに日米間で今協議をしています。  基本的に、私の考えるところ、危機管理の要諦の一つは、やはり分散することだというところがあるのではないかというふうに考えておりますので、そういう意味で、もう既に発表...全文を見る
○玄葉国務大臣 台湾との関係は、御存じのように、いわば非政府間の実務関係ということですが、今回の震災という事態に対しての破格の支援、これに対する感謝という、いわばそういった式典の中で、あのような指名献花がなかったということについて、私も配慮が足りなかったのではないかというふうに考...全文を見る
○玄葉国務大臣 東先生おっしゃるように、この間、パッケージ、まあ微妙なバランスがあったと。おっしゃるように、鳩山政権が誕生していなければ今ごろという議論もありましょうし、いや、そうは言ったって簡単ではなかった、そういう議論、それぞれあるだろうというふうに思います。  私は現実を...全文を見る
○玄葉国務大臣 普天間の固定化は絶対あってはならないというふうに思います。だからこそパッケージでやってきたんじゃないか、こういうお話なんだと思うんですね。  ただ、先ほど申し上げたように強行できるという状況にない、期待値を高めて、結果として戻した、つまり戻ってしまったことによっ...全文を見る
○玄葉国務大臣 まさにそのことをきちっと確保しなきゃいけないと思うんです。安保環境が変わったと先ほど申し上げました。確かに、かつては、〇六年のときは、いわばグアムから全体をにらむというようなイメージだったと思うんですね。そうではなくて、今度は、いわば安保環境が変わる中で、これは共...全文を見る
○玄葉国務大臣 結局、単純に、おっしゃることは、私はある面で理解します。つまり、近くにいる人数が減るんだから、その分抑止力が減退するのではないか、こういうお話だと思います。普通に考えれば、そういうところが全くなくはないと思います。  ただ、私は、単純に数がちょっと減る、ちょっと...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、国連憲章四十二条は、いわば正規の国連軍を想定しているということだと私は思っています。今は正規の国連軍というのはございませんし、これまでもなかったわけであります。  多国籍軍という話は、いわば国連憲章第七章という中で言及される。直接四十二条ではな...全文を見る
○玄葉国務大臣 このインデックスに、直接、私、書き込むときに携わったわけではありませんけれども、先ほど申し上げましたように、もちろん民主党の責任はありますよ。(東(順)委員「政調会長ですからね」と呼ぶ)そのときは政調会長ではなかったんですけれども。  国連憲章四十二条は、基本的...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはマニフェストでもインデックスでも、結果としてできなかったとか、あるいは、これは着手したけれども、途中までいったとか、できたとかということで、マニフェスト、インデックスを途中段階で全て削除するとかという行為をしていませんので。  ただ、この間、中間報告などで...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、エネルギーの問題、それは米国にとって国益上大変大切な問題であることは言うまでもないと思いますが、日本だってエネルギーの問題は同じように国益にとって極めて大切な問題であります。それは米国も同様だということだと思います。  今のお話は、ですから、米国は米国で、...全文を見る
○玄葉国務大臣 いつも申し上げておりますけれども、私は、先ほど岩屋先生との議論の中でもございましたけれども、まず、この日米同盟というのがアジア太平洋全体の公共財である、そういう中で日米がどういう役割分担を果たせばいいのか、責任の分担を果たせばいいのか、やはりそういうところから議論...全文を見る
○玄葉国務大臣 いつ、どこでということを今明示することは、率直に言って今手元に資料がありませんからできませんけれども、昨年、二万一千人という人数についてお話があったということは、私は記憶をしているということを申し上げたということです。
○玄葉国務大臣 これは米軍の運用の問題でもあるわけでございますけれども、この間もずっとそういったことについて詳細な説明があったかと。この間ですね、この数十年。恐らく、十分じゃなかったのではないかというふうに思います。  そして、御存じのように、その定員であったり、人数であったり...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、その一万八千人というのは、これは〇六年のロードマップのときに一万八千人であったということなんだと思うんですね。それで、八千人をグアムに移転するんだということになったんだと思うんです。  これまでも申し上げてきましたけれども、沖縄の負担は、仮に例えば人数とか...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは共同報道発表で、「最終的に沖縄に残留する海兵隊のプレゼンスは、再編のロードマップに沿ったもの」、つまりは、これは〇六年のロードマップに沿ったものというふうになることを引き続き確保していく、そのために今協議をしているということでございます。
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げたように、共同発表をさせていただいて、今、移転先、人数等々について主体的に議論をしている、先ほど申し上げたような数字を確保するために今まさに協議をしているということでございます。
○玄葉国務大臣 再編のロードマップに沿ったものとする、そのことを確保するというのは共同発表させていただいております。
○玄葉国務大臣 別にごまかしているわけでも何でもなくて、基本的には、一万人という数字を念頭に置いてそういうことを申し上げているということです。
○玄葉国務大臣 今、防衛省、渡辺副大臣からお話がございましたけれども、基本的に、米軍艦船への人員輸送のためであったというふうに承知していますけれども、これはすぐれて米軍の運用にかかわる話でございますので、それ以上の詳細は差し控えたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 これは、先生、外務省にそういうときに通報があるかと言われれば、通常はそれぞれ空港にそういう形で通報があるというのがこれまでではないかなというふうに思います。
03月16日第180回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○玄葉国務大臣 海兵隊、特に在沖縄海兵隊員の定員のお尋ねでありますけれども、おっしゃるとおり、〇六年のロードマップのときの在沖縄海兵隊の定員、これは約一万八千人である、うち八千人をグアムに移転する、こういう計画を定めたものであることは御存じのとおりでございます。  その後、昨年...全文を見る
○玄葉国務大臣 確かに、では〇六年のときの一万八千人というのは定員だったのか、まあ、定員なんですが、結論から言えば、例えば実員だったのかとか、あるいは組織編成上の人数とかいろいろあるんですね。私、先ほど定員二万一千人と申し上げましたけれども、人数が二万一千人である、そういう説明を...全文を見る
○玄葉国務大臣 あくまで一般論として申し上げれば、私はやはり、日本人全体で負担を分かち合うべきだ、そして沖縄に対してもっともっと思いをいたすべきだというふうに常々思っております。  その上ででありますけれども、今回、岩国につきまして、厚木からの空母艦載機、そして普天間から、普天...全文を見る
○玄葉国務大臣 〇六年のときの説明というのが、いわゆる戦闘部隊をグアムに移転するということであった、そのことをある意味説明をしていたということは事実ではないかと私も推測します、そのとき私が説明者だったわけではありませんけれども。  まだ結論が出ていませんので、当然、結論が出たと...全文を見る
○玄葉国務大臣 この事件事故に対して、私もこれまででき得る力を何とか少しでも全力で頑張って努力を重ねよう、そう考えてまいりましたけれども、今お尋ねのワーキングチームでありますが、これは特に実務者などで構成されているということでございます。  今月の二十八日に次回の会合を開催した...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるとおり、三年に一回太平洋・島サミットが行われておりますけれども、最初は東京、そして宮崎だったわけでありますけれども、今、遠山委員が、なるほど相当強く要請されたんだなと思いましたけれども、その後二回沖縄で開かれて、そして次、たしか北海道だったと思います。そ...全文を見る
○玄葉国務大臣 なかなかうんと言ってもらえないというお話でありましたけれども、遠山委員のせっかくの御提案でありますが、地方自治体、実は他の自治体からもかなりの希望があるのも事実なんですね。ですから、まず今回の島サミットの結果をレビューさせてほしい。そして、他の自治体からさらに今後...全文を見る
03月16日第180回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  まず、沖縄に関する事項について述べます。  日米同盟は、我が国の外交、安全保障の基軸であり、特に日米安保体制はその中核を成しています。アジア太平洋...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま御報告のありました先般行われた沖縄県への委員派遣において地元の関係者の皆様から御要望のあった事項のうち、外務省の所掌に関する事項について御答弁申し上げます。  まず、尖閣諸島が我が国固有の領土であることは歴史的にも国際法上も疑いのないところで...全文を見る
03月19日第180回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃいましたとおり、私にその連絡が入ったのは、たしかあの日の十二時ちょっと過ぎ、参議院の沖北の委員会が開かれようとしていたときだったと思います。十二時五分の段階では、もう次官に、情報収集、分析、おっしゃるような米国、韓国始め関係国と緊密に連絡を取る...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 島尻委員がおっしゃったように、これは北朝鮮の発表自体がもう北朝鮮の西部から南の方角に向けて発射する、こういう発表をしているわけであります。ですから、沖縄などの南西諸島上空を通過する可能性は排除されないというふうに私たちは判断をしています。  ただ、こ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるとおり、あらかじめ、この言わば退役軍人省、一九九八年一月十三日付けの退役軍人省の地域事務所からの上級審査に関する審決文ですね、その訳をということでございました。  ポイントだけ申し上げますが、彼は、つまりは審査を請求した退役軍人でありますけ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今のこの彼の上級審査委員会での発言というのは、かなり細かく様々な報告がございます。  それで、先ほどエッセンス申し上げましたが、基本的には否定されていないと、可能性があるということをこの審決案そのものは言っていると、この審決案そのものはですね、そうい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、先ほどから何か審決文、審決文と、こういうふうに申し上げているんですけれども、これはまさに退役軍人省という、退役軍人の方々の言わば福利厚生などを見ている行政庁ということなんだと思います。一定の独立性は恐らくあるんだろうというふうに思われますけれども...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、これは、いわゆる退役軍人の福利厚生をまさに扱っている退役軍人省の中では、いわゆる証言を基にそういうふうに言っていると。データがないというのはまた別の話だと思います。ですから、国防総省としてはまさにデータがないということなんですね。  我々として...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 承知しております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 済みません、韓国のその例は今手元にございませんが、たしか特定されていて、まさに沖縄と例が違うのは、もう既に特定をされた、場所も含めてですね、そういうことだったと記憶しています。それによって、たしか島尻委員が韓国に行かれてその話を聞かれたという話も私かつ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃる気持ちは本当分かるんです。  それで、ただ、韓国は、先ほどちょっと手元に資料ないと言いましたが、ございましたが、韓国においては、かつて米軍が枯れ葉剤を保有したことについて確かに一定の裏付けがあると、米国自身が完全にもう認めているんですね。 ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ですから、どう対処するかということについては、先ほど来からこれ何回も申し上げて恐縮ですけれども、町とか県とか今調査をしていただいたりしているわけです。米国防総省にもこういったデータが本当にないのかということを確認をしていくと、まずそういうことが大事だと...全文を見る
03月21日第180回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 静かな環境とは何かと、こういう質問でございますけれども、それはすなわち、一言で言えば、公開論争にしないと、こういうことでございます。公開論争が過ぎると、私の感覚からすると、どうしても非難の応酬になりがちというところがございますので、交渉事でありますから...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私はロシアを重視をしています。戦略環境が変わってきているという中で、日ロの関係というのは新たな重要性を帯びているというのが私の認識であり、日本国政府の認識でもございます。  そういった中で、あらゆる分野において日ロ関係というものを深めていく、協力関係...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、プーチン次期大統領の発言でございますけれども、これにつきましては、日ロ関係における領土問題解決の重要性を指摘をしています、おっしゃるとおり。その解決に意欲を示すものであるというふうに期待をしているところであります。  一月二十八日のラブロフ外相...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まさに、領土交渉の中身につきましては交渉事でございます。お互いの今信頼関係が増してきているというふうに率直に思います。  そういった率直な今受け止めをしているんですけれども、やはり、特に両国間の首脳あるいは外相間で、その信頼関係を基に直接会って領土交...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いつも、この間も、両国間で交わされた諸合意、そして諸文書、そして言わば法と正義の原則、この法と正義というのはいわゆる一般的に国際法などで使用されるという意味での法と正義ということでありますけれども、あえて先ほどの諸合意、諸文書のところについて申し上げれ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いわゆる、例えば、これはそれぞれ国際法上解釈があって、我が国の立場として、例えばサンフランシスコ平和条約における解釈の問題だとか様々あるわけであります。そのときにきちっと我が国の立場として考えているまさに法と正義、かつ、ある意味国際社会全体で、この国際...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、御存じだと思いますけど、実は自民党政権時代もそういうところがあるんです。これは私は、先ほど申し上げたように、不法占拠だろうが法的根拠のない占拠だろうが、法的評価に変わりはないというふうに考えています。そして、現実に我々日本国政府としてもそういう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もちろん、それは最終的に私の意思でございます。  それはなぜかというと、私の言葉として発している、つまり発出しているわけでありますので、例えば自民党政権時代もたしか二〇〇七年のときは法的根拠のない占拠という形で実は表現をしています。私も、もちろんこの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう御存じのように、例えば先ほど申し上げたように、例えばサンフランシスコ平和条約の解釈の問題なんというのは、もう我が国の立場は全て御存じのとおりであります。  ですから、余り具体的にそういったことについてこの場で申し上げるのが適当かどうかということは...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は、これはもうあえて一般論で申し上げたいと思いますけれども、外交は特に超党派で行った方がいいというふうに考えております。  ただ、二元外交になってはいけない。つまり、交渉は交渉担当者、交渉当事者が当然ながら行うということでありますけれども、日本中、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ありがとうございます。  こういった部分、つまりは防災面での指摘というのは私は初めていただきました。これはよく勉強させていただきたいというふうに思っています。  先ほども申し上げましたけど、特に領土問題などは、いずれにしても、今日もこういった提案を...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 何をもってカードというかということがございます。  ただ、これもあえて一般論という言い方をいたしますけれども、私はロシアを重視し、あらゆる分野での協力を進めていきたいというふうに申し上げています。そういった観点であらゆる分野の協力を進めていく、その一...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 当然認識をしています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 引渡し、そして返還、そういったことも十分認識をしています。その上ででありますけれども、私は、プーチン大統領の発言に対する解釈を私がこの場で今することはやはり適切じゃないというふうに思っているんです。  ですから、今おっしゃっていただいたことも含めて、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) エネルギーの安定供給は、もうこれは外交の大事な目標の一つでございますから、まず供給源を多様化していくということが大事であります。日ロの外相会談でも、具体的にウラジオストクのLNGであるとかサハリン3とか、幾つか具体的な案件について話合いを持ちました。 ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまの横山委員のお話は、先ほど長谷川委員にも申し上げましたけれども、プーチン首相、これから大統領になられる、正式にですね、わけでありますけれども、北方領土問題の解決に意欲を示したというふうに私は期待をしているところであります。  それで、ただいま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 冒頭、今日、静かな環境とは何かと、こういう問いがあったわけですよね。私は、本当に領土問題の交渉に当たって一番大切なのは両国間の首脳同士の信頼関係だと思っています。やはり、直接話し合っていくということに最終的には尽きるというふうに思っています。  その...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 経済交流の前にもっといろんなことを言えと、こういうお話でございますけれども、少なくとも例えば文書という意味では二〇〇三年の日ロの行動計画ですか、行動計画ですね、文書は実は二〇〇三年、それまでなんですね。つまりは、領土問題のこの交渉そのものの進展という意...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 当然ながら、地元の御意見というのは参考にしていきたいというふうに思います。まだ実は正式な提案というところまでは至っていないんですね、地元の提案も。そのときに、先ほど申し上げた大原則を守りながら最大限の知恵を発揮するということなのではないかというふうに考...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまの横山委員の御指摘は、私は非常に大切な指摘だというふうに思っています。  それで、確かにいわゆる北方四島住民に対する医療支援というのは高い評価を得ているというふうに私も認識をしていますし、あわせて、これは川端大臣の方だと思いますけれども、いわ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 尖閣諸島が我が国固有の領土であることは言うまでもないことであります。歴史的にも国際法上も疑いのないことでありますし、また我が国はこれを有効に支配していると。更に言えば、そもそも領土問題は存在しないと、外交上の問題はあっても領土問題は存在しないというのが...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そもそももう領土問題は存在しないということでございますので、もう我が国の固有の領土であるということで、それは口頭も何もないということだと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、今、川端大臣がおっしゃいましたけれども、総合的に勘案をしていかなきゃいけないということだと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) それはもう先ほど川端大臣が言われたように、その必要性、目的、時期、尖閣諸島をめぐる状況等々を総合的に勘案して検討されるべき話であるというふうに考えています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) まさに総合的に検討していきます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはもう、併記されること自体良くないし、遺憾であるというふうに思っていまして、先ほどのまず命名そのものについても、これは次官から言わば大使、程永華大使に対して申入れをしました。  そして、あわせて、今おっしゃったグーグルの話ですよね。これはたしか一...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 既に昨年十一月、中国語名を速やかに削除するように求めたところでありますけれども、今、尖閣の話でございますけれども、私から適切なタイミングで申入れを行うように指示をしたいというふうに考えています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほどの静かな環境というのは、これはもう現実にお互いが領土問題の存在を認めて、それでまさに領土交渉を行っていくときの問題でございます。  尖閣そのものは、これは領土問題は存在しないということでありますが、先ほど国土交通省の政務官からも話ございました。...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど実効支配という言葉を江口先生が使われたんですけれども、私は今、尖閣というのは日本国が有効に支配をしているというふうに思っています。  今の多分論点は有人化という話なのではないかというふうに思いますけれども、その有人化の問題は、その必要性に加えて...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 時間が来ていますか。じゃ、もうやめますが、平成十四年だったと思いますよ、いわゆる尖閣諸島三島の賃借を開始したのはですね。それ以来、いわゆる賃借だ、所有者の意思だということもあって、上陸を認めないという、国を除いてはですね、そういう立場を取ってきていると...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、紙委員がおっしゃるような、ロシアの言わば立場の表明等々について、この間も、我が国は我が国の法的解釈含めて、先ほどおっしゃったことに対するやり取りを、それは当然ながらしてきているということでございます。  その上で、先ほど来から申し上げておりますけ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは地位協定の四条の話だというふうに思いますけれども、もう御存じのように、施設・区域の返還に際しては米国が原状回復義務を負わないと。ただ、米国による付加価値について、我が国は米国による付加価値を補償する義務を負わないということであります。  他方、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今のお話、つまりは在日米軍が管理をしているPCBの含有物資でありますけれども、これは平成十五年から順次米本国へ搬出、処理、廃棄をされてきているというふうに承知をしております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 平成二十一年一月以降、米側は約二十九・五トンの米国製PCB含有物質を搬出をしたということと、もう一つは、おっしゃるその返還前の環境調査、いわゆる合理的な立入り、こういったことについて今、日米間で鋭意協議を行っていますので、努力をしていきたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 様々な理由があるのではないかというふうに思いますけれども、根本的には、米国の統治下において、言わば土地収用令が公布されて土地接収などがあったということ等々、根本的な背景にはそういったことなどがあるのではないかというふうに考えております。
03月22日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 外交防衛委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  現在、日本を取り巻く国際環境は著しく変化しています。その中で日本が国益を確保するには、自らが位置するアジア太平洋地域に、民主主義的な価値に支えられた豊かで安定した秩序を...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 平成二十四年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。  平成二十四年度一般会計予算案において、外務省は六千百七十二億五千七十三万六千円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、一・四%の減額となっております。また、東日本大震災復興特別...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 風間委員から、日本国憲法を引かれながら、基本的人権というのは日本国憲法の柱であり、あわせて、世界の中でこの問題について日本が特に貢献すべきことであると、こういう趣旨の御発言がございました。それは、私は同感でございます。  外務大臣になって確かに半年、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 包括的に解決をするという言葉を使うときに、一言で言えば、拉致、核も大事、つまり、核、ミサイルも大事だけれども拉致は絶対に置き去りにしないと、最終的にですね、そういうことがまず基本にあると。北朝鮮の人権状況全般を全て解決されなければ日朝の国交の正常化がで...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もうこれは、おっしゃるように、拉致の問題に限らないということも含めて深刻な懸念を有しているところでございますし、それは私だけではなくて、つまり日本国政府だけではなくて、国連あるいは米国も含めてそういった深刻な懸念を共有をしているということだというふうに...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、風間委員が本当に人権の問題に対して極めて強い危機感も踏まえた意識を持っておられるということに対して敬意を表したいと思いますし、問題意識として共有いたします。  問題は、いかなる方法が結果として北朝鮮の人権状況を改善することにつながるかということ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ホロコーストは、私も様々な書籍とか、あるいは、私、映画が好きなものですから、幾つかの映画とかで読んだり見たりしておりますけれども、おっしゃることも含めて、ワシントンへ行く機会は比較的ありますので考えてみたいと思いますし、脱北者からお話を聞く、これも大事...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 国連ができて六十五年たつわけでございます。にもかかわらず常任理事国の制度に変更がないというのは、誰が考えても、特にその安保理改革というのが必要であるということは論をまたないのではないかというふうに思っています。そういう意味では、私は大変危機感を持ってい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 特に恐らく、今の小熊委員の問題意識は恐らく集団的自衛権等々の問題などにより関係する質問なんだろうというふうに思います。これについては、現時点で野田内閣としては解釈を変えないということでございます。ただ、私は、問題意識として大切な問題意識だというふうに思...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私の方から若干の補足をいたしますけれども、結局、基本理念は変えません。つまりは、国際紛争を助長しない、助長することを回避する、そういう基本理念は変えませんということだと思うんです。今まで一つ一つ個別に例外化措置を講じてきたものを包括的に行います。  ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 憲法違反だとは思っておりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 米軍の専用基地が七四%沖縄に集中をしているということに対して、私は大変申し訳なく思っております。負担を全国で分かち合わなければならないという気持ちは私は強いです。  その上で、沖縄の皆さんの負担を軽減するために、私なりにこの間、地位協定の運用の改善、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、地位協定の運用改善、別に宣伝に使っているわけでも全くなくて、一つ一つ努力を重ねたいと、こういうことを申し上げたということです。  それと、思いやり予算というか、先般、まさに、北澤元大臣がいらっしゃいますけれども、米軍の協力というのは、あの三・一...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ありがとうございます。  私も、まず普天間の固定化はあってはならないというふうに思いますし、これは絶対あってはならないのだと。ただ、あわせて、やはり不断に補修というものはやはり必要なわけで、それは住民の皆様の安全のためにも必要であると。  今のお尋...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず一つは、現在は現行のグアム協定が当然有効であるということでございます。結論を得た後に見直す、見直さないということに当然なってくるということだろうというふうに思います。  その際に、様々な今、佐藤委員から示唆的な話があったというふうに思っています。...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の御提案、受け止めたいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 確かに、私も意識してグアム移転等行われたその結果として生ずるという表現をあえてしているんですね。確かに、例えばグアムに移転をするときに、例えば移転したら移転したでそこでまた環境影響評価が必要だ、その前に、そういうことが例えばあったりする。あるいは、おっ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) アドバイスなので受け止めたいと思うんです。  それで、ただ、外交演説でこのことについて、例えばハワーティルという番組などで、日本の例えば道路に財布を落として隠し撮りをして、それを日本人がみんな交番に届けるという、そういう姿を見てサウジアラビアのビザの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、猪口先生が一度だけではなくて何回か、とにかくこのことをしっかりとやれという激励をいただいた、まずそのことに感謝を申し上げたいと思います。  そして、その上で、今おっしゃったとおり、公の催事での飲酒の場合も含めて、とにかく飲酒後の自動車運転によ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、パッケージの切離しにつきましては、先生からのいろんなお話がございましたが、私は、現実を直視すると、現状は膠着状況だということを踏まえて切り離すというふうに考えました。  あわせて、このジャパン・ウエルカムズ・ジス・イニシアティブというのは、この...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 去年、おととしになるんでしょうか、これはやはり、もちろん東京でやれるにこしたことはなかったように思いますけれども、恐らく、あのときの状況を聞いてみると、韓国がこれから原発を始めていくということに対しての、本格的に導入をしていくということに対する各国の理...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは防衛大臣の方の担当ではございます。ただ、おっしゃるような自衛隊法八十二条三項、一あるいは三だったと思いますけれども、そういった措置も含めてあらゆる可能性を検討しているという状況でございます。  仮にですね、まあ仮に、仮にそういうことになるという...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先生、軍縮大使でいらっしゃったので、各論とか、もう私が申し上げるような話ではないと。今はとにかく姿勢をしっかりと示せということも含めてアドバイスというか、していただいたんだというふうに思います。  川口大臣以来、日本の外務大臣が行っていないということ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、これはもう有り難い提案として受け止めますけれども、なかなか、まあこれはまず我々の意思があって、国会の皆様にお願いをするということにもなるんだと思うんで、我々がどこまでじゃ強い意思を持っていたのかということになるんだろうというふうに思っています。 ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 議長国だからですかね。  確かにそういう姿がある意味浮かび上がるわけでありまして、確かにそれは一つのそういう日本外交の在り方を考える上では参考にさせていただきたいというふうに思っています。  私も実は、これは正直存じ上げませんでしたけれども、先生が...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、猪口先生おっしゃっていただいたように、このカットオフは、確かにNPTがある意味、欠陥があるという表現を外務大臣が使うのは適切じゃないかもしれませんけれども、そのNPTを補わなきゃいけない。そういう意味で、次に大事なのはやはりCTBT、そしてこのカッ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先般のラブロフ外相との会談については、先生もお出になられた北方の委員会などでも申し上げました。  先方のやり取りは、ちょっと先方との関係があるものですから私からは申し上げません。プーチン新大統領が意欲を示している、そのことを踏まえて、我々は好機ととら...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 領土問題が存在するのは、御存じのように、北方領土問題と竹島ということでございますけれども、一つは、外交演説に書き込んだということが一つございます。それと、沖縄北方委員会の所信に、この問題について、具体的にといいますか、私の思いを書き込んだということがあ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 外務省としましては、例えば、海外支援の受入れに関する教訓と改善点などを取りまとめをしております。そして、おっしゃるように、対応についての記録の保存、そして検証活動を行うことの重要性ということについて十分認識をしておりまして、先ほど申し上げましたように、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) なるほどと思いながら今聞いていたんですけれども、確かに私は必ずしも、確かに入っていないですね。  そういう意味で、反映のさせ方ということがあるんだと思うんです。ですから、まとめているものというものはございますので、どういう会議でどういう形で反映させる...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私はちょっと補足しようと思っていたんです。つまりは、関係省庁全体で体制をつくるということというより、多言語のフェイスブックを災害のときのためにつくるということで、もうこれは開設をいたしました。それは、先ほど山根副大臣がいろいろとこの間、山本委員が指摘さ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、私、政調会長兼任の大臣していたときに、公明党さんから、特に女性の方々が、女性の議員だけで視察をされ、様々な御提案をいただいたということに対して、この場をお借りして感謝を申し上げたいと思います。  おっしゃるとおり、せっかくの御提案でございますの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 率直に申し上げて、いつどのような場でということは、言わば日米間のやり取りの詳細なので申し上げませんけど、確かに昨年、二万一千という数字、これは人数ということで説明を受けたのは事実でございます。  これは、この間、自民党政権のときからずっとそうなんです...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ通告ございましたので私も調べましたけれども、実際、ホームページ上の会見というのは私の発言を一字一句というか一言一句というか、正確に再現したものでは実はいつもございません。別に何の指示もしておりません。私はもう隠すこともありませんので、この間の委員会...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 再編後の沖縄に残留する海兵隊の定員を約一万人にする、今一万人規模という言い方をしていただきましたけれども、約一万人にするというのは〇六年の再編のロードマップのときもそうなんですね。基本的にこれは変わらないというふうに考えていただいて結構でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 基本的に約一万人ということで、今詳細を様々日米間で議論、協議をしているところでございますので、私からは、とにかく主体的に議論をするというように、いうふうに担当者に指示をしているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ本当にこの間報道が、例えば、同じテーマでもベクトルが全く違うような報道が幾つか複数出ていたり、いろいろしております。  今の御質問も含めて、今鋭意協議をしているところでございますので、嘉手納以南の土地の返還について、先ほど田中防衛大臣からも御答弁...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、山本委員、報道がそれぞれ出るわけですけれども、それぞれの報道にイエスかノーかという答えをしていると、私は必ずしも協議に良い影響を与えないというふうに思っていまして、時々記者会見などでもこの報道はどうですかと、こう聞かれるんですけれども、その辺につ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 常に共通戦略目標というのがあって、不断に更新をされているわけであります。例えば役割、任務、能力、ロールズ、あるいはミッションズ、ケーパビリティーズも含めて議論をしています。  ただ、おっしゃったように、私も非常に気になっていたのは、結局、日米関係とい...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、最近の北朝鮮をめぐる状況について御報告いたします。  北朝鮮は、昨年十二月に金正日国防委員長の死去を発表し、新たな指導部への移行期にあります。従来から北朝鮮の動...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) おはようございます。  徳永委員がおっしゃるとおり、昨年二月の二十二日、クライストチャーチの地震によりまして、邦人二十八名を含めて百八十五名の方々が亡くなられました。徳永委員が当時政務官で、現地対策本部長でいらっしゃったというふうに思います。改めて犠...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、米韓FTAの話がございました。私は、二国間のFTAとはいえ、米国が直近で結んだFTAですから、やはり参考になると思います。  ただ、おっしゃるとおり、マルチとバイが、じゃ同じかといえば、それは違うところが当然出てくると。それは徳永委員が今おっしゃ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一言で申し上げれば、我が国を取り巻く安保環境は厳しさを増しているというふうに思っています。つまりは、北朝鮮による大量破壊兵器、そして弾道ミサイル開発は我が国に対する脅威というふうに言ってよいと。また、中国の透明性を欠いた国防力の増強、特に内訳が分からな...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、徳永委員がお示しをいただいたこのARFというのは、先ほどAPEC、まさにこれ経済の枠組みを御紹介いただいたわけでありますけれども、ARFは御存じのように政治、安保の政府間の枠組みで最も広い枠組みでございます。これらを有機的にそれぞれ活用していくこと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 政府間で日朝間の対話が行われているということはございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 川上議員は北朝鮮の状況に大変お詳しいということを私自身承知をしているところでございます。  今お話があったいわゆる御指摘の点については、一言で言えば、人道上の問題としてそれはそれとして重要な問題で、様々な機会をとらまえて我々として対話を求めていくとい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今御指摘のとおり、今日、総理が行かれるということでございますけれども、この核セキュリティ・サミット、二回目でございます。  一回目はワシントン、二〇一〇年ということでありますので、それ以降どういった取組をそれぞれの国が行ったか、そして今後将来に向けた...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、小見山委員が先ほどおっしゃっていただいたように、また実は委員会で猪口先生からも提案いただいたんですけど、総理御自身の強い意思もあって、今回、この核セキュリティ・サミットに出たときに、いろんな会談の場、極めて時間の制約、実はございます、ありますけ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、先ほど、日本はイランから原油を輸入している、しかも輸入元としては四番目だと、こういうお話がありました。しかも一〇%だという数字もございました。それより更に大きな話は、ホルムズ海峡全体で何か事態が発生したといったときに、ホルムズ海峡から...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、今のお話は確かに我が国の基本的立場と相入れませんので、十一月三十日、去年、まず修正を要請をしました。十一月三十日にハングル表記はグーグルマップの地図、航空写真から削除されたことが確認をされたんですが、今おっしゃった問題がまたあったので、もう既に三...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 竹島の日を設けてそれを閣議決定すべきであると、こういう御提案だと思います。一つの考え方だと思いますけれども、どうしたらこの竹島という、まさに我が国固有の領土ではあるけれども、領土問題、これは存在をしています。この領土問題を平和的に解決していくかというこ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 政府の対応については検討中でございます。  おっしゃるように、それぞれ超党派でそういった御案内をいただいているということは承知をしていますけれども、先ほど申し上げましたように、最終的な目標を達成するためにどういう形がよいのか、そのことを踏まえて考えて...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今やり取りを行っておりまして、謝罪しておりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 全て用意してございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一〇〇%、そういったことはございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 是非連れてきてください。もうどんなことあっても言っていませんので、全ての記者が否定しております、そこにいた記者ですよ、十七、八人か十人くらいいたんじゃないでしょうか。全員に聞き取っていただいて結構でございますし、どうぞその方を連れてきていただければと思...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、中国側から、在日公館施設のための土地の取得も含め種々の要望が出されていたということであります。ただ、そういったことに対して私は絶対に駄目であるという指示をいたしております。したがって、これはたしか二〇〇八年、政権交代前のことでありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、衆議院の委員会にしっかりその中身については出させていただいております。口上書そのものを、つまり、これは外交上の政府間の文書のやり取りでありますけれども、そのまま出すということはこれは普通考えられないことは御理解いただけるとおりでありまして、です...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いわゆる、そのものではありませんけれども、その内容について記したものを参議院の予算委員会の理事会にも出させていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと仮訳をそのまま読めということでございますので、そのまま読ませていただきますが、一九三〇年代から四五年までの間、日本帝国政府の軍によって拉致された二十万人以上の女性と少女を記憶にとどめ、慰安婦として知られる彼女たちは、誰も見過ごすべきではない人権...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 政府がかつて調査をいたしましたその調査結果を基本的に踏まえていると。  おっしゃるように、証拠は出ていないけれども、ただ否定はできないと、こういうことだと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 河野官房長官談話はどういうことを書いてあるかといえば、慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められる事例が数多くあり、さらに、官憲等がこれに加担したこともあったこ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 政府の基本的な立場は、河野官房長官談話のとおりでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、藤井先生が、もう結論から申し上げるとおっしゃったとおりでありまして、特に出光興産の話をされました。なかなか日本人でもこれを御存じの方はいらっしゃらないと思います、一九五三年の事案。英国が海上封鎖をして、それを言わば突破して日章丸行ったと、そういった...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 荒木委員がおっしゃるように、米朝合意をした、我々も基本的に歓迎をして、ただし具体的行動が確保されなきゃ駄目だと、こうずっと言い続けたわけです。  せっかく米朝対話したのになぜこういう行動を取るのか、あるいは取ろうとするのかということ、つまり、北朝鮮側...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) このミサイル発射の予告が、たしかあの当日、十二時にあったと思います。私からもう十二時五分には次官に対して、あらゆる情報収集と他国との連携ということを話しました。言うまでもなく、そのとき米国は実は夜中だったんですが、もうすぐ連絡を取り合いました。委員がお...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 石川委員から、日本の野田政権のイランの問題に対する外交が間違えているというふうに聞こえる質疑でございましたけれども、私はそれは当たっていないというふうに思っております。  大事なことは、まずは国際協調です。効果的な制裁を行っていくことです。そして、ま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、基本的認識が私違いますね。つまり、まず国際協調があって、そしてそのときに、懇願外交と先ほどおっしゃいましたけれども、まず国際協調を行って、我々は今、化石燃料の需要は増大をしているわけですね。そういう中でもイラン産原油を四割削減をして、これからも更...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 事実関係だけ申し上げますけれども、昨年一年間でいえば、外務審議官のイラン派遣、次官級協議、局長級協議ということでございます。  それで、それで……(発言する者あり)
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただ、大臣が行けばいいという問題ではありません。つまり、どのタイミングでどういう形で働きかけをするかというのが大事な話であって、むしろ行って利用される可能性だってあるわけですよ。つまり、本当にそういった局面、局面というのを見ながら行っていくのが私は外交...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、風評被害の対策について、小熊さんにいろいろと駆け回っていただいて、アメリカにも行っていただいたり、そのことに対して御礼を申し上げたいと思います。  ただ、今実績がないと言われましたけど、現実には再生可能エネルギーのまず国際会議を先般福島で開いた...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、先ほど法的整理ということで、法的観点からということで田中防衛大臣がきちっと整理したと思います。つまりは、おっしゃるように、例えば武力行使の一環として敷設された機雷、これはやはり武力行使に当たるという整理をさっきされたというふうに理解しています。
03月27日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 参議院の決議を受けまして、まず、例えば外務省ではアジア大洋州局長を韓国に派遣をして緊密に連絡を取り合うなど、今後とも関係国と緊密に連携を取りたいと思っておりますし、現在、野田総理がソウルに核セキュリティ・サミットに行っております。時間の制約はあるんです...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 寝てない、寝てないよ。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、正確に調べる必要がありますけれども、恐らくそもそもこういった時間の制約であると、それを前提にしていたものですから、そういうバイ会談を三十分取る、一時間取る、そういうことではなかったというふうに思うんです。  今回、先ほども申し上げましたけれども...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一言だけ言わせてください。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は、二年半の外交をどう総括するかということはあると思います。ただ、私は、今、日米関係は先ほどの、別に得意げになっているわけではなくて、改めて在日米軍の再編等を通じてより深化できる、そういう体制が整ってきているというふうに確信をしておりますので、しっか...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 昨日の予算委員会でも若干ございましたけれども、今回の核セキュリティ・サミットにつきましては、おっしゃったとおり、〇一年の同時多発テロを受けて非国家主体による核テロへの懸念が高まったということで、核セキュリティーの強化ということが国際社会の共通課題として...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 三点目というのは、まさに元々用意されていた議題ではございません。ただ、おっしゃるとおり、こういった事態を受けて、当然、少なくともバイ会談の中でそれぞれが取り組んでいくべき大事なテーマになったということだと思います。  おっしゃるとおり、昨日も申し上げ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今のアームズ・セキュリティー・パーソナルですか、そういう表現、二百人。今原発は、元々五十四基だったでしょうか、ただ動いているのはどのくらいかということもあります。ただ、動いてなくとも核物質はございますから、使用済核燃料もありますから、そういう意味では二...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、山本委員から御指摘をいただいたこの文書というのは、まさにパッケージ型インフラ海外展開の支援のために中進国あるいは中進国を超える所得水準の途上国向けの円借款の活用を積極的に推進をしようということで、関係者、省の間で合意をしたものであるということでござ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、実は現時点において供与実績ございません。御指摘の八月十九日の文書でございますけれども、今まさに具体的な案件の発掘、形成に努めているという状況でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ここは、まさに今、先ほども申し上げましたけれども、案件を発掘中であるということで、特に、より質の高いというか、優良な案件を発掘をしている最中であるというふうに理解をしています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、明示的に合意された言わば定義というものはありません。例えばということで申し上げさせていただきたいと思いますけれども、民間企業の取組を支援し、日本企業が電力、鉄道、水、道路事業等、そのほかもありますけれども、インフラだけではなくて、その事業運営に...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の御質問に対しましては、一言で言えばケース・バイ・ケースなんですけれども、例えば我が国の民間企業が事業権の獲得を狙う下水道案件をPPP、官民パートナーシップで実施するような場合に、官が費用を負担する配管網整備への円借款供与などを行うケースなどが考えら...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ごめんなさい、もう一回。済みません、もう一回。
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは可能です、はい。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これもケース・バイ・ケースなんですけど、一般的に申し上げますと、途上国におけるインフラ案件の受注企業は競争入札の下で決定されています。例えば、円借款の供与により周辺インフラを整備することで日本企業が事業権入札の受注を目指している案件について貢献をし得る...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、率直に言って幅があります。幅を持ってむしろ考えた方が私はいいと考えているんですね。これ、いきさつはいろいろあります。恐らく御存じだと思います。ですから、これは柔軟に考えていくというふうにあえてこの場で答弁をしたいと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、多分、分かってお聞きになっているのかなというふうにも考えますが、あれ、最初の文章はこれ三者であるというところなんですね。ですから、私は、私の立場からいえば、今、山本委員が言っていただいたような趣旨というものをできる限り踏まえたいと、そう考えており...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 耐震化という具体的な案件の御提案がございましたから、優良な案件になり得るかどうか、できるだけ前向きに検討していきたいというふうに思います。特にこの文書は円借なものですから、どうしてもODAということでございます。あるいはJBICとかいろんな形で資金の手...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まさに、午前中、実はODAの特別委員会がございまして、実は緒方理事長の原発輸出の方を聞かれたんですけれども、一方、戦略的かつ効果的なODAって一体何だっていったときに、私は幾つか、四つぐらい答えたんですけど、そのうちの例えば一つは、今おっしゃったとおり...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 名護で開かれます第六回の太平洋・島サミット、今おっしゃっていただいたとおりでございますけれども、まず、この太平洋島嶼国、実はアメリカも初参加今度するんですね。豪州、ニュージーランドなども入っているんですが、基本的には小さな国々です。  おっしゃったと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私もここには、ちょっと昨年の九月の段階で私も本気で取り組めばよかったんですけれども、今年になって、特に去年の暮れ、まあ今年ですね、非常に大使館の数が少ないということに改めて危機感を実は覚えた経緯がございます。百九十四か国国家承認しているんですけれども、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまの、まず一つは沖縄の歴史の重み、先般も万国津梁という話をしていただきました。この間の琉球王朝、そして橋渡しを様々な国と行ってきた、貿易を行ってきたという歴史、そして住民の四人に一人が亡くなられた、犠牲になった地上戦。私も様々な書物も読みました、...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 平成二十四年度政府開発援助に係る予算案について概要を説明いたします。  平成二十四年度一般会計予算案のうち政府開発援助に係る予算は、政府全体で対前年度比二・〇%減の五千六百十一億七千七百万円となっております。  他方、外務省予算分については、前年度...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 姫井さん始め、先ほども申し上げましたけれども、委員会のメンバーの方々のODA予算に対する御理解と御支援に改めて御礼を申し上げたいというふうに思います。  昨年、確かに復興予算との関連で一時的に削減をされたというふうに私は承知をしています。私も政調会長...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ありがとうございます。  日本が国家承認している国は百九十四か国、国連加盟国百九十三か国ございますけれども、我が国が大使館を有しているというのは百三十四か国でございます。私も問題意識として、このままでよいのかということを常々思っておりました。先ほどお...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 中国が、おっしゃるとおりアフリカに対して貿易、そして投資、大幅に増やしつつあるというふうに承知をしています。  したがって、先ほど在外公館の話もいたしましたけれども、まさにアフリカ、希望と機会の大陸であるというふうに思っていまして、経済のフロンティア...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 国連が創設されて六十五年、いまだ変わらぬ姿のままの安保理でございますので、私は危機感を持っています。  三分の二の賛成を得ないといけないと。我々は負担率、分担率は二番目なわけで、また様々な国際社会における活動は高い評価を受けておりますので、やはりリア...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、大家委員が、与野党を超えて、まずこの国をどうするんだという姿勢で今国政活動をしていると、政権交代云々というよりも、まずこの国家をどうするんだと、私はそういう思いにまず共鳴します。私も、例えば今後、政権交代があって、仮に私が野党という立場に立ったっ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはもう大家委員が私は全く指摘するとおりだというふうに思うんです。私も福島の出身なものですから、まあ外務大臣になってほとんど帰れませんけれども、帰ると、それはもう率直に言って、今一番困っているのは被災地だよと、それなのに海外に援助するのと、こういう感...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ありがとうございます。  平成二十三年度三次補正で、おっしゃるように、十五か国の途上国を対象として、被災地産の工業用品、これは約四十億円を供与すると、また国連の世界食糧計画、WFPを通じて、計五か国の途上国に対して被災地産の水産加工品約十億円を供与す...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 大きく分けると二つあるのではないかと。一つはいわゆる学習指導要領、これは外務省ではありませんけれども、学習指導要領でしっかりと国際協力のことについて大方針を立ててもらって、具体的に教科書等に書き込んでいくということが一つあります。  それと、外務省の...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、海外経済協力会議というものが廃止をされたと。それで、まず一つは、外務省そのものが設置法にも企画の調整と書いてありますが、外務省、きちっと中心になってやらなきゃいけないのは当然のことなんですが、全体の調整を国家戦略会議でやるのかと、こう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 実は、パッケージ型インフラ海外展開の閣僚会合は民間の方々にもおいでいただいて、まさに実情を聞いているんです。その上で、一体どうなんだという判断をしています。ですから、今のお話は二国間のプログラムを作るときもと、こういう話でございまして、そのこと自体は提...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) この問題は、東日本の大震災に際しまして、台湾各界からは約二百億円の義援金の提供がなされたほか、緊急支援物資の提供、緊急援助隊の派遣など心温まる破格の御支援をいただいたというふうに思っておりまして、我が国として深く感謝をしているところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど来から私が申し上げておりますように、こういう場で私自身も、この間衆議院の委員会でも謝意を申し上げました。そして、本日もそのような形を取らせていただいて、三月十二日もまたそのような形を取らせていただいて、どういう形が適切なのか、非政府間の実務関係と...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、大江さん、まだ検討中です。(発言する者あり)いや、つまり、新聞報道はございましたが、決定したとかそういったことではございません。  ただ、巡視艇の提供というのは私は大事な問題だというふうに思っているんです。つまりは、海上保安能力を向上させてい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほども申し上げましたけれども、TICADⅤ、特に横浜で開かれるときのTICADⅤは三本柱で、まさに希望と機会の大陸であるこのアフリカ、貿易投資を拡大をさせる、そして平和と安定、そしてグローバルな課題への対応、こういった三本柱で横浜での開催を成功をさせ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 冒頭の魚住先生のお話、まず心に刻みたいと思います。その上で、このODAについて、本当に今日いらっしゃる委員の先生方、皆様は大変な理解者で支援者でございますけれども、本当に国会議員一人一人がそれぞれの選挙区などに戻ったときもなかなか理解が得られにくい、言...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 幾つかのことを申し上げたいと思います。  一つは、このODAを戦略的、効果的にというときに、フルキャストディプロマシーということを最近私言い始めていまして、政府だけではない地方自治体、先ほど話が出た中小企業、大企業、NGO、個人、特にNGOはたまたま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは一概に絞るとか広げるとかとなかなか言いにくいと思っています。つまりは、例えば韓国あるいはシンガポールとかはどんどんどんどん卒業していくわけですよね。そういう中でどういうふうに考えていくのか。先ほど申し上げたように、やはり国別の援助計画、そして日本...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、原発の輸出というのは、これは民間の商活動だということでございます。ただ、その上で、政府が関係ないわけではありません。おっしゃるように、原子力協力というものが、特に協定が前提になるという意味で関係がないわけではおっしゃるとおりありません。  それ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 確かに、このインドとの問題というのはストレートになかなか入りにくい議論かもしれません。  ただ、このインドとの原子力協力は、国際社会におきまして、二〇〇八年九月、核実験モラトリアムの継続を始めとするインドによる核不拡散の一連の取組である約束と行動を前...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 報道は承知していますし、個人の発言であるとおっしゃっておられるそうであります。  先ほど申し上げましたように、むやみやたらに私も輸出するべきだと、こういう立場ではないということだけ申し上げたいと思います。
03月28日第180回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 在日米軍のプレゼンスというのは、我が国の安全、そしてアジア太平洋の平和と安定のためにまさに重要な役割を果たしていると、私自身そう感じておりますし、そう考えているところでございます。この論文というかインタビューは、そのこともきちっと触れた上で、いわゆる災...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 聞いております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論から申し上げると、大歓迎というか、歓迎をしたいというふうに思っています。  言うまでもないことでありますけれども、安全保障はもう第一義的には国の責任でありますけれども、しかしながら国民一人一人の安全にかかわる話でありますので、それぞれの自治体、特...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 非公式な会談とかでの話かもしれませんけど、この話の詰めというのはございません。  ただ、国会答弁などで話をしている以上のことを知事さんには様々申し上げました。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 木庭先生、これ私、実はかなり慎重に最初から話をさせていただいておりまして、この間、私の発言に変化は本質的にないと思っております。  要は、普天間の問題が膠着状況にありましたと。したがって、グアム等への海兵隊の移転も進みません。したがって、その結果とし...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 決して国会を軽視しているとかそういうことではございません。言いぶりについては、今のような御指摘について謙虚に受け止めたいと思います。  ただ、私としては、いわゆる公の場で申し上げられないことも、まさに沖縄の県知事、県の責任者の方にはやはり申し上げるべ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ですから、先生、先ほど申し上げましたように、そのことは謙虚に受け止めたいというふうに申し上げた次第でございます。  これ、外交の議論というのは、私、そういう意味では、例えば俗に秘密会なんという議論もございます。そういうことも含めてある意味検討課題なの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 普天間の固定化はもう絶対あってはならないということでございます。そのためにも、理解を得ながらこの移設の問題について進めていかなければならないというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) お感じになられるままにということでございますが、よく、七四%の米軍専用基地が沖縄に集中していると、沖縄全体の中で一七%が基地であるということがまず一つあります。  その上で、先般も、国道五十八号線を走っていくわけでありますけれども、そうすると、例えば...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほども申し上げましたけれども、また出ておりましたけれども、地理的、歴史的、社会的という言葉が出ておりましたが、特に沖縄の歴史の重みというのも、私もでき得る限り書籍を読んだりあるいは様々な場所を訪ねたりということをして思いを致す努力をしているところであ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう私も二十数年間、江口先生からはこの道州制の話を聞かされてこの間おりますので、道州制についての様々な考え方はございます。  それで、これはちょっと、道州制も様々でございますので、一言で賛成とか反対とか今申し上げることはできません。  やはり私は、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど申し上げましたように、今明らかになっているのは、おっしゃっていただいたというか、御指摘どおり、二十一年一月以降で二十九・五トンの物質を搬出をしたということでございまして、今質問のあった総量については承知しておりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の御指摘のPCBの問題あるいはその他の問題も含めてでありますけれども、これは必要に応じて、日米合同委員会の下に分科会が設けられておりますので、この環境関連の分科委員会の枠組みを通じて米側と協議をしていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私も地位協定は、日米、そして米韓、そしてNATOとそれぞれ読み比べるということを時々しております。  それで、今おっしゃいました環境の分野で、地位協定そのものは実は変わらないんですよね。ただ、今指摘されたとおり、韓国で二〇〇三年五月、米軍の返還供与地...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いずれにしても、米側と協議をしながら、この環境の問題、適切に対応できるようにしていきたいと、努力したいというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず一つは、山内先生にはこの間も、特に軽便鉄道の話は今日初めて実はお聞きしましたけれども、沖縄のたどった歴史を、まさに御経験踏まえていつもこの場で教えていただいて、大変有り難く、本当にそう思っております。  それと、普天間が、移設先について見解がどう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、お互いに知恵を出そうということで、ある意味、そういう意味では同時にというふうに申し上げてもよいかもしれません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。不断に防衛省と外務省、連携しておりますので、どっちということを明確に申し上げるということではないかと思っています。どちらも連携をしてそういう形の提案をしているということでございます。
03月28日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほどのいわゆる水とか燃料の補給、これは結局、だんだん最終的にはたしかパキスタンのみにその補給先がなったという経緯があると思います、日本の場合はですね。  一方、今おっしゃったとおり、それは米軍始め様々な部隊が展開していることもまた一方の事実でありま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もうこれは御存じでお聞きになっていると思いますけれども、まず一般論として、その出口戦略をどこが作るのかという問題が一つあると思います。今おっしゃっているのは、恐らく日本自身がある意味独自に作るべきということも含めておっしゃっているんだろうというふうに思...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結局、おっしゃるとおり、いわゆる紛争当事者の同意とか受入れ国の同意、紛争当事者の合意、中立性の原則ということがあるわけですけど、基本的には南スーダンの中で紛争当事者がいない、そして、いわゆる南スーダンという受入れ国が同意していると、こういうことで実は派...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、先ほども申し上げました。これは宇都委員も御存じで言われていると思いますけれども、この五原則はあくまで南スーダンの中なものですから、ですから、このPKOの五原則に現時点で、おっしゃったとおり、これは戦争だという発言があって、そのことをもって五原則...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 委員長。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと補足しますけど、若干の誤解があるかもしれません。  つまりは、停戦の合意というのは基本的に南北の停戦の合意じゃありません。つまり、ここで言うPKO五原則の停戦の合意というのはあくまで南スーダンの中なので、紛争当事者がおりませんでしたから、そも...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) さっきのちょっと言いたいと思うんですけれども。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと、あくまでその、ただPKOを出すときに、いわゆる紛争当事者の停戦合意というときの要件は、やはりあくまで、少なくとも出すときというのは南スーダンの中の話だと、私はやはりこれ理論的に整理しておいた方がいいと思います。そうだったと思いますし、そうなん...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私はこう思うんですね。これはおっしゃるように、まず政府・与党の判断だと思うんですよ。今まさに国内の最大の課題である消費税といった問題に対してどうエネルギーをある意味傾注していくのかということとの関連が、私は率直に言えば一番大きかったと思いますよ。  ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、まさにそういうことも含めて、今、政府の中で憲法解釈を変えなくても例えばこの共同宿営地の防衛、防護というのが読めるのか読めないのか、解釈を変えざるを得ないのかということも含めて、やっぱり今まさに検討して、ここまで言ってしまっていいのかどうかという...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) こういうことだと思うんです。風評被害に限らず、日本の例えば文化の発信とかブランドの発信ということを例えば考えるときに、AKBにしても例えばアニメにしても言わば入口なんですね、入口。特に若い人たちに対して、まず、じゃ例えば日本語を学んでもらおうというとき...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) この環境影響評価書につきましては、私もずっとポイントは、今おっしゃっていただいたことも含めて読んでいます。ただ、全体を読んでいるわけでは、申し訳ございませんが、ありません。そういう中で、非常に厳しい内容になっているということでございます。この意見の内容...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いいですか。  公開でも話をしていますけれども、いずれにしても、意思疎通を頻繁に行って、その見解がお互いに一致できるように最大限の努力を行っていきたいというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、大使館に行くも何も、私はこの間、日米外相会談でも、現状はこうだということはかなり率直に最初のころから実は述べています。そういう意見交換をしながら、例えば先般の在日米軍再編の調整の話も出てきているということでございますので、ルース駐日大使のところに...全文を見る
04月03日第180回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 猪口先生のお話でございますので、(発言する者あり)いや、これは我々もいろいろな意味で考えるところあります。政府・与党としての取組あるいは働きかけ含めていろいろ考えなければならないなと、そう考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) このサミットは、もう言うまでもないことですが、〇一年の同時多発テロがあって、特に通常、軍縮とか不拡散というと国家主体なんですけど、いわゆる非国家主体のこのテロの脅威というものに対する国際社会の取組、これがもう非常に大切であるということになったことから始...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 二〇一〇年は、あのときは鳩山当時の総理が出ていたというふうに思います。(発言する者あり)  総理が出るべきであったのではないかと、こういうお尋ねでございますが、それができればよかったというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 総理と、いかがいたしますかという話はいたしました。もう絶対出るべきだと、こういう意見具申までしたかと言われると、絶対出るべきだと私は申し上げておりません。それは率直なところでございます。  別に国会のせいとか云々というよりも、いわゆる消費税も含めて全...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 事実関係だけ申し上げれば、私は、二十六日は集中審議、二十七日はODAの特別委員会が午前、午後が参議院の外防委員会に出ておりました。  それで、同行すべきではなかったかと、こういうお話でございます。全般的に、とにかく消費税の問題、そして予算というものを...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと、今、オバマ大統領の日程手元にございませんので、承知しておりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 李明博大統領が当初どういうふうに考えていたかとか、様々なやり取りを承知を一定程度しておりますけれども、最終的には、この核セキュリティ・サミット全体で大きなテーマとして取り上げるということよりも、それぞれのバイ会談で取り上げていくというふうに最終的に議長...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは総理とお話をいたしまして、極めて短期間であると。この短期間でも、もう韓国のホームページにも出ているんですけれども、本当によくきつい国会日程で来てくれたというふうに李明博大統領も言っています。  その上ででありますけれども、総理御自身の御意思もあ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 多分、私、会話という表現をしたと思いますけれども、確かに会談と呼べるものかどうかということは、何といいますか、二、三分とか三、四分とかという話でありますからなかなか言いにくいと思います。ですから、それは確かに会話というふうに私は申し上げたということでご...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、私は先生のお話はできるだけとにかく謙虚に受け止めようと思っているんですけれども、この間もお話ありました。改めてどういうことだったのかということで聞いたんですね。  結局、これは、二〇一〇年の四月にオバマ大統領の言わばホストでワシントンで行われま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、事実関係だけ申し上げれば、先ほど申し上げたように、一年前ですよね、二〇一〇年四月から、だから二〇〇九年の四月、政権交代したのが二〇〇九年の九月ですか、まあ半分半分ということだと思うんですね。  あのときの経緯を本当改めて聞いたんですけれども、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 李明博政権が国際的な地位の向上、プレゼンスの向上というものを目指してそういった国際会議の誘致に極めて熱心であるということは、もうおっしゃるとおりであります。それに対して日本も一定の協力をした。  じゃ、日本が全くそういったことに熱心でないかといえば、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 多分、想定外を想定するとか、いや、おっしゃるように現場を大切にするとかですね。これはランチの方のスピーチですよね。かなり具体的なスピーチを別の場面でしているわけでありますけれども、特にその専門家の皆さんにお聞かせをするというスピーチではなかったと思うん...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、先生、先ほども申し上げましたけど、かなり具体的なことも含めてこの原子力施設の脆弱性が浮き彫りになって、例えば、いかに電源の確保が大事かとか、多重防護が大事かとか、そういったことについては後で具体的に言っているんですね。  だから、まさに政治的...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、確かに私も、演説を、例えば最初にたたき台を持ってきたときにどれだけ分かりやすくするかというのは常に意識をしています。今回のことは、確かにそれは表現の仕方というのは様々な工夫はもっとあり得たんだろうというふうに思っています。  ただ、電源装置を...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) たしか、原子力施設についての防護のために、いわゆる、何といいますか、警察力あるいは自衛隊含めたというふうに申し上げてよいだろうと思いますけれども、そういったその防護の必要性ということについては言及をしたということだと思います。  今の御指摘は、そうい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、先生からこれは御提案いただいていますので、私も鋭意指示をしています。基本的には、十二月のIAEA等の国際会議で日本なりの提案ができればなというふうに思っています。  おっしゃるように、萌芽にできなかったのかと。確かに原子力安全と核セ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、私もこれはよく整理をするようにも指示をしていたんですけれども、これはちょっと読ませていただきます。  核軍縮は、核兵器のない世界を目指し、国際的合意の下で核兵器、核関連物資、技術などの縮小、削減を目指すと。核不拡散は、核兵器やその運搬手段のほか...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、例えば軍縮・不拡散は国家主体、しかし核セキュリティーは非国家主体とか、違いはありますけれども、例えばFMCTのようないわゆる核分裂性物質などは、例えば盗取の対象となる核物質の削減につながるという意味で関連性があるということでございます...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、まだ正式に決まってございません。たしか総理は桜が云々という話をされた記憶がございますけれども、国会のお許しをいただければ、連休なども含めて考えていかなくてはいけないのではないかと私は考えています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ストレートにお答えすれば、両方だと思います。一つは、アメリカはパブコメをしています。アメリカとしてどういう要望を出すかということを整理をしています。他方、日本は、日本は日本として参加表明を正式にしているわけではございませんので、そういう意味では両方では...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先生、ここはちょっと私の一存でこの場で申し上げるわけにいきません。総理含めて関係閣僚でよく話し合って、そのタイミング、結論を得るタイミングというものを決めなきゃいけないというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は私で意見具申をしております。ただ、それぞれが意見具申している内容を国会の中で一人一人表明するというと、これは内閣、一体どうなっているんだということになるものですから、タイミングも含めて、どういう内容の結論かも含めて、私は私なりに意見具申をしています...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 基本的には総理訪米はあるというふうにお考えいただいてよろしいと思います、G8の前にですね。基本的にはそういうふうに考えていますけれども、先ほど申し上げたように、やはり安全保障のみならず、経済も、人的交流も、文化も含めた包括的なものにしたいというふうに考...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういうことは絶対にございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど猪口先生の質問にもお答えしたんですけれども、連休含めて訪米を考えているところでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 外務省でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃいましたように、関係国との協議に入ると、こういうことでございます。最終的に国益を踏まえて結論を出すと。  先ほど、例えば米国の官民に理解と協力というのは、まさに関係国との協議に入っている、そういう米国の今情報も収集をしている、理解と協力がど...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 米国については、今、山田委員がおっしゃったとおり、もうTPPの前の話、以前に、ずっと日米経済調和対話とか、その前はまた構造協議だ、もう様々この間不断にあるというふうに申し上げてもよいのではないかというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、政府・与党の政策決定システムは、試行錯誤をしている状況です。それはつまり、政権交代をしたときには、つまりスピーディーな意思決定という面と二元構造になってしまうのではないかという面と考慮して、政策調査会すら実はなくなったと、こういう経緯があります。そ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃっていただいたようなことの理解の下で、恐らく櫻井座長が、座長代理ですかね、そういう発言をされたのではないかというふうに推測いたします。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、結局、結論から申し上げると、恐らくまだ正式に決まっていないということだと思うんです。つまり、法定上、閣議決定するということではないですよね、法定上ですね。  どういう形でその意思決定をするか。例えば日本とカナダの、例えばですよ、EPA交渉に入る...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 最終的な交渉に参加をするかしないかというその意思の決定、言わば結論を得ていくというのは、時期も含めて、総理含めて関係閣僚で相談をしなければならないと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、本当に私の一存でここで申し上げるわけにはいかなくて、まさに関係閣僚でしっかり相談をして、時期も含めて判断をしなきゃいけないというふうに思っております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃいましたように、二月の八日ですか、共同発表をいたしました。つまりは、いわゆる在日米軍の沖縄の海兵隊のグアム移転と、そしてその結果生じる嘉手納以南の土地の返還と普天間の移設について切り離すということで合意をして、今詳細を協議をしているところでござ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、今後の日程についても、まだ申し上げる段階ではございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは今、言われているという表現を使われましたけれども、現段階で報道でということだと思います。  今、グアム等、グアム等という言い方を私もしておりますけれども、ただ、まだ、先ほど申し上げましたように、正式に何人、どこにということを決めたわけではありま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ですから、まだ正式に言っているわけではありません。  ただ、これは、まず、それぞれが抱える事情もありますが、いわゆるアジア太平洋地域全体の刻々と変わる安全保障に対してどう対応するかという観点で、また同時に、そのこと自体が日本の抑止力にどう資していくの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は、そのとき民主党は態度としてどうだったんだと、こういうお話はありますけれども、私は、〇六年は〇六年のときに政府として最善の策を取られたものだというふうに理解をしています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私としては、先ほど申し上げたように、当時の政府は当時の政府として最善の努力をされたと、そういうふうに理解をしているということでございます。  そのときに、積算が曖昧だったのではないかとか、今そういうお話がありますけれども、ちょっとそのときの議論を少し...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 〇八年のときの、ごめんなさい、〇六年ですね、ロードマップのときは、定員が一万八千人ということでございました。昨年、日米で議論しているときに二万一千人の人数であるというふうに説明を受けたのは事実でございますので、私そのとおり申し上げました。  これ、井...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど申し上げましたように、昨年、日米間の、日米同士の、日米の協議の中で二万一千人ということを聞いたということで、現在何人かも含めてきちっと整理して、最終的にお示しをいたします、そこは。いつからだったのかも含めて、率直に言って、これまでの経緯も含めて、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 昨年のある時期に私は二万一千という説明を聞いたということを申し上げているわけです。今二万一千かどうかも含めて、きちっと整理してお話をします。  〇六年のときは一万八千でしたと。今、田中防衛大臣、昨年は防衛大臣でいらっしゃらなかったわけでありますので、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 最終的に沖縄に残る海兵隊員の数はロードマップのときと基本的に変わらないというふうにこの間ずっと申し上げてきております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、それは井上さん、ちょっと違うんじゃないですか。  つまり、最終的に残る海兵隊の数は〇六年のときと変わらないということを何回も申し上げているわけでありますから、負担減につながらないとか、そういうことではないと思うんです。結局、残る数は〇六年と変わ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、これは、是非私も歴代の外相を始めその答弁を調べたいと今思いましたけれども、米軍の運用上の問題でその時々に応じて定員って変わっていますよね。実員も変わっていますよね。その都度発表していたかといえば、発表していないと思います。ですから、私はむしろ果た...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、海兵隊、沖縄に残る数は一万人ということは、仮に定員が増えていたとすればむしろ沖縄の負担の軽減につながるということだと思います。  それが一つと、経費の話は……(発言する者あり)いや、いや、いや。経費の話は、これ山本委員がたしか最初のころ質問され...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これまでこの場で申し上げてきたことは、そういう、何といいますか、御指摘には、つまりグアムに移転する数は減るんだから、減らさなきゃいけないとか増やしちゃいけないとかということに対しては留意をしていく必要があるということを申し上げてきたというふうに思います...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 経費は何ら決まっておりません。まだこれからでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) そこは何も決まっておりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ですから、先ほど来から申し上げておりますように、そういった御指摘に対しては留意をするというふうに申し上げています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) TPP交渉の対象になるかどうかは、今、八木局長が話をしたとおりなんですが、日米経済調和対話で、もう御存じだと思いますけれども、共済について対等な競争条件を確保すること、そして日本郵政の提供する保険サービスについて、日本郵政グループの競争上の優位性を完全...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) お尋ねは、株式売却が努力規定になったと、その三党間の合意のお尋ねだと思いますので、これは全株の株式を売却をする、最終的にはですね、だけれども、できるだけ早期にそれを売却をするというのが三党間の合意ではないかというふうに承知しています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 会っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) そのときは言われた記憶ございません。
04月04日第180回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 議員御指摘のものと思われる公電を在中国大使館から受領しております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 委員が今おっしゃいましたように、公電そのものは出せないので、その概要について、おっしゃったとおり、持っておられるわけですから、御紹介をしたいというふうに思います。  一つは、三月十三日、国家質検総局より在中国大使館に対し、日本産米の中国への輸出に関し...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 草川先生、大事な御指摘をありがとうございます。  このイランの問題、いつも申し上げておりますが、国際協調して、かつどこかの段階で働きかけをするということが極めて大切。かつ、ちょっとある方が懇願外交ということをおっしゃった方がいらっしゃいましたけれども...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 草川先生、ありがとうございます。私もそこはもうそのとおりだと思っております。    〔理事川上義博君退席、委員長着席〕  それで、イスラエルに対する働きかけ、そしてイランに対する働きかけ、それぞれ必要だというふうに思います。そのときに大切なことは、...全文を見る
04月05日第180回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。私も昨日聞きまして、外務省からも事情を含めてどういうことなのかということで、今、鳩山元首相に聞いているところでございます。事実かと言われれば事実だと思います。ただ、政府から要請したものではありません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 政府からの要請でもありません。党からの要請でもありません。個人の活動であると、そう考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) やめさせていただきたいと、こういう話でございます。  私としては……(発言する者あり)そういう思いもなくはありません。そういう働きかけも全くしていないわけではありません。ただ、まあ個人としてということでございますから、最終的には個人の判断にならざるを...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただ、いや、御質問の趣旨は分かりますが、これ、自民党政権時代もいわゆる個人の議員の活動とかということで行く場面というのはあったと思うんですね。ですから、最終的に……(発言する者あり)
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私としてでき得ることをしっかり行いたいというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いつも核軍縮・不拡散に対する建設的な提案をいただいて、ありがとうございます。  今の御質問でありますが、〇九年のプラハ演説ございましたけれども、その内容を改めて確認をしながら、当時の演説に続く包括的でかつ重要な演説であるというのが日本政府の評価でござ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 本委員会でも私は、イランとは日本というのは特別の友好の関係というのはございます。ですから、働きかけというのは行われてしかるべきであると、そう思っているんです。まずは、国際協調して圧力を掛ける、しかし、しかるべきタイミングで対話、働きかけをする。そして同...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 国会のお許しがいただければという仮定の話でございますけれども、これは元々岡田外務大臣のときに日豪のイニシアチブで始まったということもあり、国会のお許しがいただければ、行かせていただければ有り難いというふうに思っております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、トルコ・イスタンブールのNPDIでどういう議論を行っていくかということについて、まさにテーマ設定も含めて調整中なんですけれども、基本的には、元々NPDIは何でできたかといえば、二〇一〇年のNPTの運用検討会議というのがあります、釈迦に説法ですけれど...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう言うまでもなく、イランと北朝鮮の問題は重要な問題なんでありますが、結局、どの場でその議論をするのが適切なのかということなんだと思っています。元々は、先ほど申し上げましたように、NPTの運用検討会議で決まった合意事項を遵守することを後押しする、また、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 我が国での開催も含めて、御提案について検討していきたいというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 韓国が再処理技術を持とうとしているのではないかと、こういうことでありますけれども、政策としてはそういう政策を採用していないというふうに私は理解をしています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) その発言は承知をしています。  ただ、九二年だったでしょうか、南北の非核化宣言の中に明示的に書いてございます。たしか、先般の原子力協定の議論のときもあったんですけれども、韓国と原子力協定を結ぶというときに当時の前原大臣が、このこともきちっと触れた上で...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 協定の署名を行ったときに、先ほど申し上げましたけれども、当時の前原大臣が、ちょっと今手元にないんですけれども、南北非核化宣言の文言を明示的に出されて、それに対して先方が全く同感であるという旨の発言を行った上で協定を結んでいるというふうに考えています。 ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 済みません、それは承知していません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはもうこの間も申し上げてまいりましたけれども、我が国の三・一一の原子力事故、この教訓を共有するということは、そのこと自体にまず意義があるということです。原子力協定そのもの、あるいは原発輸出そのものはもう商活動ですけれども、ただその前提に協定があるわ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、私もトルコの要人、特に副首相などから本当に強い要請をいただきました。私はもう、一回じゃ駄目だって言ったんです、率直に言って。つまり、本当にまず原発に頼らないとトルコはやれないんですかと。相手国のエネルギーの事情ですね。そして、本当に日本に対する...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういう議論があることは承知をしています。これはもうトルコに限らず、ヨルダンなども含めてそうだったのではないかというふうに思いますけれども、考慮に入れたかどうかと言われれば、先ほど申し上げましたように総合的に判断をしたということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、マニフェストで十六・八兆という話でございますが、数字的には先ほど財務大臣が言われたとおりということだと思います。  特に、フローのことを今言われたんだと思いますけど、ストックの埋蔵金などはかなり実は出しました。それでも、おっしゃるように実現可能...全文を見る
04月16日第180回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、四月十三日の北朝鮮による人工衛星と称するミサイルの発射に関して御報告いたします。  我が国を含む関係各国が、北朝鮮に対し発射の自制を強く求めてきたにもかかわらず、今回、北朝鮮が発射を強行し...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまの御指摘は、発射の自制を求めるに当たって、もっとトップも含めて動くことができたのではないかと、こういう問いだというふうに思いますけれども、この間、自制を求める動き、さらには仮に発射が強行された場合の対応も含めて、外交的な働きかけででき得る働きか...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 広野先生おっしゃるように、それは北朝鮮の特にミサイルの問題というのは、核の問題もそうでありますけれども、日本にとっては直接の脅威、韓国にとってもそうであります。最近、米国と話していて、とにかく米国にも直接の脅威なんだということを私は議論で実は使うように...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 御存じのように、〇六年そして〇九年、それぞれミサイルの発射の後、核実験を、国連における動きがあるにもかかわらず行ってきたわけであります。今この場で、今後核実験があるのかと言われて、私から答えられることは、この場で予測することは難しいとしか答えられません...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 現時点は、この場では、先ほど申し上げたように、まずは更なる挑発行為を防止をする、抑止をするということに全力を挙げたいというふうに思っております。  ただいまの広野先生の御意見は、貴重な御意見としてしっかり承っておきたいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 基本的には栄養支援というのは人道的なものだろうというふうに理解をしておりますけれども、米朝合意について私がとやかく申し上げる立場というか、直接的な言及は避けたいと思うんですが、ただ、もう米国側も、ミサイルの発射がなされるということになれば、いわゆる米朝...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いわゆる制裁措置の中には、おっしゃるように、国連安保理で制裁委員会というのがあって、その制裁委員会の下で決められた制裁措置というものがございます。それに加えて、例えば日本などが独自に行っているような制裁措置もあるということであります。  各国が国連の...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論だけ申し上げれば、最もセンシティビティーなところにつきましては私と松原担当大臣二人で、しかも二人だけで話をして、総理に上げるということをしております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) もし、今おっしゃったように、もっと外務大臣と話がしたいとおっしゃっていただいているということであれば、喜んでお話をさせていただければというふうに思っています。  ちなみに、最初、外相になってからは官邸で野田総理と一緒にお会いをして、その後、憲政記念館...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 不幸な過去を清算するということと拉致の問題ということを同時にというお話でありますけれども、我々の基本的な方針は、まず日朝平壌宣言というのがありますねというのが第一、そして拉致と核とミサイルを包括的に解決しましょうねということであります。その上で、不幸な...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは全て読むと大変だと思います。まさに、不幸な過去の清算のことも書いてございますし、国際法を遵守する、互いの安全を脅かす行動を取らないことを確認をする、日本国民の生命と安全にかかわる懸案事項についてこの遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 冒頭の私の発言で、今回の発射というのは日朝平壌宣言に違反すると、こういうふうに発言をしたわけであります。ただ、それでは、今、有田委員が言われたように、この日朝平壌宣言の有効性は失われたのかと問われれば、私は失われていないというふうに考えます。これは、政...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) どういうお答えを期待しているかということもございますけれども、結局、諸懸案を解決する場合は最終的には対話が必要になるという、最終的にはですよ、ということだと思うんです。それが適当な時期、適当なやり方で行われなければならないということが一つあります。 ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これまでの経緯は承知をしておりますけれども、そのことをこの場で政府として述べるということは控えなければならないというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど申し上げましたけど、この間の経緯は当然承知をしております。ただ、当時、北朝鮮のどのような人物と個別の接触を行ったかなどについて明らかにするというのは、今後の協議に支障を来すということがありますので、お答えは差し控えなければならないというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは国連安保理でどういう対応を取るかといったときに、制裁委員会というのがもう既にできています。その中で、これまでの制裁に新たに加えるか加えないかとか、何といいますか、更新するかどうかとかという議論がなされ得るということは考えられるわけであります。ただ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはまとめてまいりましたので読ませていただきますが、日朝間の貿易額につきましては、二〇〇〇年に約四億六千万ドルあったということでありますが、有田委員が今述べられたように、二〇一〇年は実績なしになったのに対し、同時期、つまりは二〇〇〇年から二〇一〇年と...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 現実にどういう外交的働きかけをしているか、どういう例えば安保理で形式、内容、タイミングについて我が国の主張をしているかということについて、私は外で具体的に語ったことはこれまでありません。国際社会で発射が強行されれば明白な安保理決議違反であるわけだから、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) その問題意識は、今の法体系からすると、私は理解をいたします。その上で、今、現時点、私たちは、そういった事態になったときに遺漏なきようにどうするかということで今対策を考えていると。これは韓国にしても北朝鮮にしてもということだと思います。  自衛隊法改正...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の塚田委員の御指摘につきましては、私はやはり情報収集のための衛星というのは大切だというふうに思っています。かつて私、野党だったときに、いわゆる内閣府の持つ情報収集衛星を進めるべきだという立場に立っていたわけでありますけれども、今回の御指摘は、早期警戒...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今この時点、まだ安保理で対応決まっておりませんので、私の方から申し上げることは差し控えたいと思いますが、私はもう一貫しておりまして、やはり確固たるメッセージを出さなければならないということであります。具体的な形式も内容も、この間各国の外相に話をし、働き...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それ以上なかなか決まるまで申し上げにくいんですけれども、やはり大事なことは、まずはやはり更なる挑発行為、特に核実験、〇六年も〇九年も、〇六年は確かに決議なんですよ。その後、結果としてまた核実験を行っているわけです。〇九年は議長声明なんですね。内容につい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 更なる挑発行為の中には、おっしゃるように核実験というのは入っております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今回の事態でも分かるように、北朝鮮というのは、もうその行動を確定的に予測することができないと、こういうことだと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはあくまで教育上の観点から政府としては客観的に判断するという立場を取っているというふうに理解をしています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 二〇〇九年の話でいえば、四月の五日に人工衛星が打ち上げがあって、四月の十三日に議長声明、五月の二十五日に核実験が実施され、六月十二日に決議一八七四、そしてミサイル七発発射が七月四日、七月六日に議長によるプレス向け発言と、こういうことになっています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いやいや、訂正する必要はなくて、先ほども申し上げましたけれども、人工衛星、いわゆる人工衛星と称するミサイルが打ち上げられて、その後、安保理での対応は議長声明だったんです。そして、核実験が行われて決議があったということで、先ほど私そう言ったはずです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど申し上げたのは安保理の関連の話で、安保理のこれから対応が決定されるわけでありますけれども、やはりその中には更なる、おっしゃったとおりの核実験を含む挑発行為を抑止するための内容、考え方というものが盛り込まれていくべきなのではないかということでありま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 二国間の外相間のやり取りを詳しく紹介することはできませんけれども、ただ、あえて言えば、中国もそれは朝鮮半島を非核化する、平和と安定を望んでいる、これはもう全く同じなんですね。しかし、それに至る手段とかツールという意味で必ずしも一致しないということがござ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今内容のことで余り深く入った議論はちょっとしにくいんですけれども、いずれにしても、中国も核実験をやめさせたいと考えていることは間違いないというふうに思っていますので、その上でどういう方法がよいかということについて各国と今連携をしていると、そういうことで...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今起きている、あるいは今回のミサイル発射失敗で起きている北朝鮮の内部の変化始め、様々なことに注意を払っていかなきゃいけないんだろうというふうに思います。その上で、先ほど有田委員の質問にもお答えをいたしましたけれども、日朝平壌宣言違反であると、しかしこれ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、たしか、実は岡田外相が野党時代に議連をつくっていまして、最初私がその事務局長だったものですから承知しているんです。結局は、何というんですか、北朝鮮がまず核を放棄してくれないとということにはなるんですけれども、その手段として使えるか使えないかとい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) テロ支援国家の再指定の話でありますが、たしか、当時どういう経緯で解除になったのかといえば、二〇〇七年の二月以降に北朝鮮のテロ国家指定解除の可能性を示しながら北朝鮮と交渉を推進をしてきたと、北朝鮮との交渉をですね。あのときに、我が国としては、この指定解除...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 日本語版、御指摘もあり、外務省としても考えて、おっしゃっていただいたとおり、特定失踪者のこともこのパンフレットに載せたところ、加筆をしたところであります。英語版に限らず、外国語版、今作成中でございます。
04月17日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○玄葉国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、四月十三日の北朝鮮による人工衛星と称するミサイルの発射に関して御報告いたします。  我が国を含む関係各国が北朝鮮に対し発射の自制を強く求めてきたにもかかわらず、今回、北朝鮮が発射を強行したことは、我が国を含む地域の平和と安定を...全文を見る
○玄葉国務大臣 浅野委員が言われるように、これからのこと、大変大事なことだというふうに思います。  その上で、イランの研究者十数名の北朝鮮入国という話については、これはさまざまなところからさまざまな情報が寄せられておりますけれども、この場で申し上げるのは差し控えたいというふうに...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず北朝鮮でありますけれども、北朝鮮につきましては、御存じのように、拉致、核、ミサイルの問題を包括的に解決します。それと、実は今回の人工衛星と称するミサイルの発射というのは日朝平壌宣言違反でありますけれども、私は、この日朝平壌宣言というのは政治的に極めて重みのある...全文を見る
○玄葉国務大臣 私も手元に、二〇〇二年の九月十七日だったでしょうか、日朝平壌宣言、文書がございますけれども、「双方は、国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認した。」「朝鮮民主主義人民共和国側は、この宣言の精神に従い、ミサイル発射のモラトリアムを二〇〇三年以降も...全文を見る
○玄葉国務大臣 北朝鮮に対してどういうメッセージを出していくのかということは大事なことです。今回、安保理の議長声明、強いメッセージでありますけれども、一言で言えば、悪行には対価を与えないというメッセージだと思うんですね。  一方、日朝平壌宣言というのは、不幸な過去の清算と国交正...全文を見る
○玄葉国務大臣 日本外交としてでき得る最大限の働きかけを行ったというふうに確信をしています。日中韓の外相会談初め、バイラテラルでも行いました。電話でも行いました。また、G8でも緊急声明を発出しました。G8でロシアも含めて緊急声明を出させていただいた、このことは非常に大きかったと思...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは報道は承知しています、全てではありませんけれども、ずっと私も朝から委員会に出ておりますので。そういう報道は承知していますから、まず事実関係をきちっと押さえないとなかなかコメントしにくいです。  ただ、いずれにしても言えることは、尖閣諸島は言うまでもなく我が...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは外務大臣だと思いますので、私の方から簡単にお答えいたします。  おっしゃるように、韓国との安全保障分野での協力というのは、非常に大切だと思います。日本は米国と同盟関係にある。韓国も米国と同盟関係にある。つまり、同じ同盟国を持つ、しかも隣国である。ただ、時折...全文を見る
○玄葉国務大臣 私は、集団的自衛権の問題というのは、いずれ乗り越えなければいけない大事な課題だというふうに思っています。  現時点で四類型の議論が出ておりますけれども、そういったことも含めて、私は、活発に議論していかなければならないというふうに考えております。野田内閣として、現...全文を見る
○玄葉国務大臣 いずれ乗り越えなければいけない課題だというふうに思っていますが、野田内閣としては、現時点で解釈を変えるということではないということでございます。私は、四類型の議論も大変参考になる議論だというふうに思っていますし、焦眉の急の課題も含めたテーマを投げかけているというふ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今おっしゃったのは、主文が九つあるんですけれども、最後のパラだと思うんですね。大事なパラだと思っています。「安保理は、北朝鮮による更なる発射又は核実験の場合には、これに応じて行動をとる決意を表明する。」ということでございます。  これをどう解釈するかというのは、...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいまの御意見は、東先生のアドバイスとして、御意見として受けとめたいというふうに思います。  おっしゃるように、五者との連携がどれだけ緊密にできるかというのが重要なポイントになるだろうというふうに思います。  今回、中国が最終的に、今回のこの議長声明の内容は...全文を見る
○玄葉国務大臣 俗に日米韓の連携、日米韓の連携と、拉致の問題を初め、必ず常套句のように出てくるわけであります。でも、今大切なことは、おっしゃるとおり、日米韓中ロ、この五者の連携というのが北朝鮮の問題については非常に大切、特に抑止ということを考えたときにはより大切ということではない...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、おとといの夜に外務省の中にも対策本部をつくりまして、私からすぐ、邦人保護について遺漏なきようにということで指示を出しました。その日のうちにと申し上げてもいいと思います。さっき来ましたけれども、今手元になかったんですが、まず、その日のうちに全員の邦人の無事は...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは照屋先生に以前お答えをしたとおり、もともと日米地位協定の相互の協議を日米合同委員会で行うというふうにしているわけでありますので、日米合同委員会で日米地位協定の議論は行われるというふうに考えていただいて結構です。  下地議員の御提案は一つの検討課題だというふ...全文を見る
○玄葉国務大臣 騒音に関する問題、これは大変深刻な問題でありますので、いらっしゃる方々の御意見は貴重であるというふうに思っています。  今のお話につきましては、私は残念ながら日程の都合上お会いすることが難しいので、現在、政務二役がお会いする方向で調整をしているところでありまして...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは結論から申し上げれば、今回の事案というのは、いわゆる安全航行を妨げているということでの抗議、申し入れなんですね。いわゆる国際法上、国連海洋法上は、どこの国であってもEEZ、排他的経済水域の上空を飛ぶことは基本的には可能なわけです。ただ、今回の場合は、御指摘の...全文を見る
04月17日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 参議院外交防衛委員会の開催に当たり、四月十三日の北朝鮮による人工衛星と称するミサイルの発射に関して御報告いたします。  我が国を含む関係各国が北朝鮮に対し発射の自制を強く求めてきたにもかかわらず、今回北朝鮮が発射を強行したことは、我が国を含む地域の平...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 風間委員から今回の安保理の議長声明に対する評価という問いをいただきましたけれども、この議長声明は北朝鮮の発射を強く非難するとともに、深刻な決議違反と明記をし、制裁委員会に制裁の着実な実施のための具体的な作業を期限付で指示し、北朝鮮にこれまでの安保理決議...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、意思疎通をしっかりするようにしております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今のお話はミサイル防衛の脆弱性と、こういう問いになりますと、やはり今回は、イージス艦、PAC3あるいは様々なレーダーが我が国にあって、SEWの情報をもらうという中で、まず我が国に対しての安全ということへの確認はできているというふうに思います。ですから、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) この北朝鮮によるミサイルの発射については、もう最初から日本国政府は安保理の決議違反であるということをずっと主張してまいりましたし、結果として安保理でもそのような認定がなされて、強い非難並びに要求さらには更なる核実験あるいは更なる発射が行われた場合に安保...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論だけ言いなさいということでございますので。  米側にはとにかく情報提供を求めて、それをきちっと沖縄にお伝えをしていくということだと思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 沖縄の問題、大変重要な問題でありますので、私としては様々な思いを巡らせております。また、想像力も発揮しているつもりでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 普天間につきましては、固定化は絶対あってはならないということでございます。したがって、その移設先につきまして、様々な検討の結果、現在唯一考えられる方策は辺野古であるというのが御存じのような日米両政府のコミットであるということで、私の立場からこの場で申し...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今回、安保理に関しては、今おっしゃっていただきましたように、最終的に中国は、中国の主張は実はありましたけれども、かなり足並みをそろえたというふうに申し上げても過言ではない。これは、中国側自身ももう発表しているとおり、これは国際社会の共通認識であるという...全文を見る
04月18日第180回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○玄葉国務大臣 外務委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、主な国際情勢について報告いたします。  北朝鮮については、私は、日中韓外相会議やG8外相会合等の機会を通じて、関係国とともに、北朝鮮が人工衛星と称するミサイルの発射を自制するよう強く求めてきました。しかるに、...全文を見る
04月18日第180回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○玄葉国務大臣 菊田委員がおっしゃるように、我が国は今、安保理メンバーではありません。ただ、今回の安保理における議長声明については、日本の主張がほとんどと言っても過言ではないくらい取り入れられた、盛り込まれたというふうに考えています。  この間、日本政府としての外交は、とり得る...全文を見る
○玄葉国務大臣 軍事情報の相互援助のための、特に日韓間で今議論が行われているものでございます。
○玄葉国務大臣 当日、山根副大臣に鳩山事務所に行っていただいて、思いとどまっていただきたいというようなお話、趣旨のことをお伝えした。なかなか強い意向をお持ちであるということであったものですから、私からは、せめて延期していただけないかということを申し上げました。つまりは、今総理から...全文を見る
○玄葉国務大臣 間違いなく私は、せめて延期してくださいということは申し上げましたので、そういう意味で、思いは伝わっているというふうに思うんです。ただ、最後の最後は、これはもう個人の判断にならざるを得ないというところがあるのではないかというふうに思います。
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、今回の議長声明は大変強いメッセージでございます。しかも、先ほど官房長官から答弁がありましたが、決議の一八七四号がいかなる弾道ミサイル技術を使用した発射も認めないというふうにした、そのことが、例えば北朝鮮が人工衛星の打ち上げであると言っても、いわゆ...全文を見る
○玄葉国務大臣 笠井委員のおっしゃるとおりです。
○玄葉国務大臣 これも全く笠井委員のおっしゃるとおりでありまして、今回議長声明が発出したメッセージ、つまりは、既存の決議を直ちに、かつ完全に遵守すること、そして、さらなる発射、さらなる核実験、まだ核実験は、過去、〇九年、〇六年は行っていますけれども、さらなる発射及び核実験を行わな...全文を見る
○玄葉国務大臣 パラ三十一の御指摘だと思います。  決議一八七四号のパラ三十一は、「事態の平和的、外交的かつ政治的解決の約束を表明し、また、対話を通じた平和的かつ包括的な解決を容易にし、また、緊張を悪化させるおそれのあるいかなる行動も差し控えるための理事国及びその他の加盟国によ...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、おっしゃるように、大使館に着弾があったということで、その日に外務省として対策本部を開いて、アフガニスタン内の邦人の保護、安全の確認、これは全員いたしました。まず、そのことはこの場をおかりして申し上げたいというふうに思います。  今の御質問は、深刻さをどう考...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の浅尾委員のお話は、例えば制裁等も含めてどう考えるんだという問いなのかなと思いながら聞いておりましたが、私は、まず、今回の議長声明に従って、きちっと北朝鮮に言うべきことを言う、強く求めるべきを求める。そしてもう一つは、安保理の中に御存じのように制裁委員会がござい...全文を見る
○玄葉国務大臣 今回の北朝鮮によるミサイルの発射、これは、先ほど官房長官から答弁がありましたけれども、日朝平壌宣言違反に当たるというふうに思っています。  例えば、ここに全文ございますけれども、双方は、国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認しているんですね。...全文を見る
○玄葉国務大臣 解釈の話というのは、先ほど申し上げたように、今回のミサイル発射は違反だ、私はそう思っていますよ。ただ、その有効性は失われていないというのは、これは一つの政策的判断も含めてなわけです。  これから北朝鮮に対してどういうメッセージを出すのかといったときに、国際社会全...全文を見る
04月18日第180回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 今回の北朝鮮によるいわゆる人工衛星と称するミサイルの発射、これは、まずは両にらみで外交的働きかけを行ってまいりました。一つは自制を求めると、もう一つは、仮に発射が強行された場合に安保理を含めてどういう対応を取るかと。この間、日中韓、あるいは日中、日韓と...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) その前に、おっしゃったように、安保理の議長声明、これは形式、決議、議長声明あるいは議長のステートメントとかプレス向け発言とか、いろんなパターンがありますけれども、形式、内容、タイミング、これを総合的に判断をするということが大切だというふうに思っていまし...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、〇六年も〇九年も、〇六年のときは決議でありました、〇九年は議長声明でありましたけれども、その後核実験を行いました。それをどうやって抑止するのかということがおっしゃるとおり大切なことであるということです。  一つは、先ほど申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず一つは、IAEAの査察は二重基準で不公平であると日本政府が判断をしているかというと、当然そういうことではありません。IAEAの査察が二重基準で不公平であるとは認識しておりません。  他方、NPTの体制というのは、御存じのように核兵器国と非核兵器国...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、鳩山元総理の発言は、先ほど申し上げましたように、私、公電読みましたけど、NPTに関連する話でありますので、イラン側が発表している、何というんですか、事実だけどというのは、あそこはちょっと違うと思います。それが一つ。  それともう一つは、G8外相...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 昨日、緒方貞子先生のレセプションがございまして、その場で岡田副総理から丁寧に答弁をしてほしいというお話をいただきました。  改めて、私も省内で先般検討すると、こういう話をしましたので、今検討をしています。簡単な問題ではないのは御存じのとおりであります...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 岡田外務大臣、核軍縮・不拡散の問題、非常に熱心で、先ほど申し上げたいわゆる核軍縮・不拡散イニシアチブ、NPDI、これは日本がオーストラリアと主導してつくられたイニシアチブですけれども、岡田外相のときなんですね。そういった懇談会などの議論を踏まえながらN...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 合意などはしておりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) パネッタ国防長官と会談をいたしました。そのときに、経費の負担も嘉手納以南の土地の問題も話をいたしました。今の井上委員の質問は、経費の問題のことだろうというふうに思います。  この経費の問題については、私から、これまでの日米合意との整合性、それと日本国...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 現在、協議中でございますので、先ほどの御指摘について具体的にお答えするわけにはまいりません。  ただ、一般論として、一般論として申し上げたいと思いますけれども、いわゆる自衛隊と米軍の共同訓練そして共同使用、これは効果的そして効率的、創造的な検討を私は...全文を見る
06月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○玄葉国務大臣 まず、山花委員が最初におっしゃった郵政民営化法改正法について一言だけ申し上げれば、米国に、確かにおっしゃるように、この改正法の作成過程におきまして対等な競争条件の確保等が議論されて、かつ、附帯決議でその旨しっかり記してあるということも含めて、正しく理解が進むように...全文を見る
○玄葉国務大臣 第一義的には防衛省だと思いますけれども、今おっしゃった方向で調整をさせていただきたい、そう考えております。
○玄葉国務大臣 今、下地委員がおっしゃったように、より安全、円滑に沖縄への配備を進めるという観点で、今回、港湾施設を含む飛行場がまさに岩国であるということで、この間、米側ともかなりの期間にわたって相談をしてきたし、必要な申し入れを行ってきたということについては、ぜひ御理解をいただ...全文を見る
○玄葉国務大臣 政府の見解とどこが違うのかということでございますが、やはり一つは、石原都知事の尖閣の、特に四島あるいは三島の購入の問題あるいは利活用の問題について、今政府としては、情報収集をしている、そういうコメントをしているわけでありますけれども、そのことについて予断を持ってイ...全文を見る
○玄葉国務大臣 もちろん、私自身、彼のことを全くわかりませんけれども、今おっしゃったように外国人登録法違反等々ありますけれども、他の刑罰法令に現時点で触れるという話は少なくとも聞いておりません。ただ、どこでどういうことがあったのかということについて、今、外務省の中でも時系列でずっ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはウィーン条約第四十二条だったと思いますけれども、四十二条に基づいて、そのようなことは禁止されて、そういうことは行ってはいけないということになっております。
○玄葉国務大臣 まず、先ほど国家公安委員長が答弁をしたように、外国人登録法違反と、たしか原本不実記載、同行使の容疑ということですか、そういうことで、現時点で他の刑罰法令に触れる事案は、まだ報告を少なくとも受けていないという状況です。  とはいえ、帰国をしてしまったわけであります...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど石破先生にも申し上げました点において、不適切な発言であったというふうに考えております。したがって、私の名前で注意を行ったということでございます。  言うまでもなく、尖閣につきましては我が国固有の領土であります。歴史的にも国際法上も疑いはない。現に有効に我が...全文を見る
○玄葉国務大臣 はい。
○玄葉国務大臣 先ほど来から申し上げておりますように、私の方で判断します。
○玄葉国務大臣 丹羽大使は私の注意に対して心からのおわびの言葉を言っている、そのことについて私としてはしっかり受けとめている、そのことを踏まえて判断を現時点でしているということでございます。
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の報道については承知をしています。そして、この件について注目もしています。ただ、外務副大臣もお務めになられた山本委員なので御存じのように、具体的なやり取りとか情報についてこういった場で申し上げるのは適切ではないと。  ただ、私は、先般の議長声明、強...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) この件はインテリジェンスにかかわる話ですから、事実かどうか云々ということは申し上げることはできません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 事実関係の確認ということだというふうに思いますので、大使の発言ということでありますが、石原都知事が尖閣の島購入に意欲を示しているが本件についてどのように見ているのかという問いに対して、実際の土地購入にはいろいろな条件をクリアする必要があり、今後どうなる...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私も中国の記事いろいろ見てみました、今回。日本政府がまさに大臣名で注意をし、丹羽大使が深い反省の意を示したということで、いや、日本政府に謝罪させられたとか、そういうことで、ある意味、日本政府の態度といったものはしっかり伝わっているというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いろんな注意の仕方、確かにあります。そういう意味で、御意見としては承りたいと思いますけれども、私としては、私の名前で注意するようにという指示を出して、それに対して誠に申し訳ないというおわびも含めてそういった意を示しています。  現時点で、現時点で私と...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) この件は、私が承知をしている限り、外国人登録法違反、そして公正証書原本不実記載の疑いということであるというふうに承知をしています。このことについて、今、川上委員がおっしゃいましたけれども、現実、これまでのところ、今申し上げた以外の刑罰法令に触れる事実は...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、オープンLANでは機密性の高い情報を保存することを禁止しております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 法の支配というのは普遍的な価値だと私は思っていますが、それを国際社会で支えているのはまさに国際法。この原理原則が崩れたときに起きる混乱といったものを考えますと、やはりサイバー空間においてもこの国際法がやはり適用されるというふうに考えるのが原則だと。 ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 魚住先生、これは御指摘有り難いんです。  草川先生から御指摘があったときにも申し上げたんですが、国際協調をして、しかしイラン産原油を削減するけれども、例えばアメリカの国防授権法の例外適用、そして今のEUの保険の問題について例外を認めてもらう外交的な働...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょうど中東和平の問題もあって一か月強前くらいにヨルダンにも参りましたけれども、一言で言えば、原子力の協力の話は一切、外相会談でもしておりません。中東和平がほとんどでございました。  一般論で言えば、あくまで相手国の信頼が、期待が日本に対してどのくら...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○玄葉国務大臣 ただいま、内向き志向からの脱却、その象徴としてのODA予算の増額という問いをいただきましたけれども、まさにODAは日本の外交にとっては最重要ツールの一つであるということを、外相になって十カ月目くらいになるんですけれども、実感として感じることが多々ございます。  ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今おっしゃったように、対GNI比ということでいくと、日本は〇・一八というのは、これは先進国の中ではかなり低いパーセンテージであるということも我々は理解をしないといけないというふうに思います。  目標の立て方ということでありますが、おっしゃるように、〇・七というの...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいまおっしゃっていただいたように、私はフルキャストディプロマシーというのを提唱しています。それは、政府だけではなくて、地方自治体も、大企業も、中小企業も、NGOも、個人も、今外交の主体になり得る、そういう時代になってきたというふうに思います。  その上で、O...全文を見る
○玄葉国務大臣 対中国向けのODAというのはもう一定の役割を果たしたというふうに思っていますし、これからますます絞られていくというふうに私は考えています。  では、何で、限定的とはいえ続けるんだということについて言えば、絞られていくんだけれども、例えば感染症の問題とか黄砂の問題...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、アフガニスタンの治安、経済、社会、この安定は国際社会全体の課題であります。  先般のNATOの首脳会合では、治安に焦点を当てて、我々はアフガニスタンを見捨てないということでコミットメントをしたわけでありますけれども、治安が前提ではありますけれど...全文を見る
○玄葉国務大臣 シリアのフレンズ会合への出席者はまだ決まっていないんですが、しかるべき出席者を考えたいというふうに思っています。  シリアの状況というのは極めて深刻な状況であります。やはり一番大切なことは、国連安保理がまとまっていないということなんですね。今、米ロでよく話し合い...全文を見る
○玄葉国務大臣 山尾委員が御指摘をしていただいたとおりなんですけれども、やはり日米中、もう既に日米韓、あるいは日米豪、日米印というのはあるんですね。また、日中韓というのもあるわけです。しかし、肝心の日米中、一位、二位、三位のGDPを有する国々がこの戦略対話の枠組みを持たないという...全文を見る
○玄葉国務大臣 済みません、これは事実関係なものですから、見ながらお話をさせていただきますが、インタビューは六月一日に行われました。それで、外務本省としてその発言を承知したのは、七日に丹羽大使のインタビュー記事がフィナンシャル・タイムズ紙に掲載された時点ということで、私自身もその...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは通告いただいていました。  今回のインタビューにつきましては、そもそも事前の届け出が必要な場合には当たらないと。それで、届け出は提出されておりません。  それで、在外公館の職員によるインタビューというのは、在外公館で行う政策、一般広報といった通常業務の一...全文を見る
○玄葉国務大臣 規律の緩みがあったのではないか、こういうお話でございます。そこのところは真摯に受けとめなければならないと思いますけれども、今回の丹羽大使の発言、不適切であった。つまりは、インタビューに答えるときには、そもそも領有権の問題は存在しないのであるということをやはり言うべ...全文を見る
○玄葉国務大臣 浅野委員から、今、プーチン新体制に対する評価、こういう話がございました。  外務大臣として、一人一人について、なかなか、論評するというのは差し控えたいと思いますけれども、確かに、おっしゃるように、例えばイシャエフ極東開発担当大臣が日本との関係が深いとか、いろいろ...全文を見る
○玄葉国務大臣 三月七日以降の日ロ間の出来事について若干申し上げたいと思いますけれども、既に御存じのことばかりかもしれません。  本年三月以降の主なやりとりということでいえば、ロシアの大統領選挙でプーチン首相が当選をした直後の三月五日、野田総理から電話をプーチン大統領にかけまし...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、ウラジオストクのAPECは、プーチン新大統領が発足をして初めてのロシアがいわゆる主催、ホストになる国際会議でございますので、もともと、日本として当然APECそのものを重視しているわけでありますけれども、このウラジオストクAPECについては、日本と...全文を見る
○玄葉国務大臣 私といたしましては、フィナンシャル・タイムズにインタビューで載ったその記事を一読したときに、まず一つは、石原都知事の尖閣の都の購入計画あるいは利活用の計画等について、政府としてコメントをしていない中で予断を持ってまずコメントしているということが一つ。もう一つは、先...全文を見る
○玄葉国務大臣 言うまでもなく尖閣諸島は我が国固有の領土であり、それは歴史的にも国際的にも疑いのない事実であるというふうに考えています。
○玄葉国務大臣 中国はということですか。それはもう我が国固有の領土でありますし、中国は中国で独自の主張があるというのは承知しています。
○玄葉国務大臣 今おっしゃったのは中国政府の主張ですね。(河井委員「そうです」と呼ぶ)中国政府の主張というのは、私が承知をしている限りでは、我が国の立場、立場というよりは、もう領有権の問題そのものも存在しないわけでありますけれども、そのことについて根拠がないとか、受け入れられない...全文を見る
○玄葉国務大臣 今のは中国政府の主張を確認しているんですね。(河井委員「違う」と呼ぶ)
○玄葉国務大臣 中国の独自の主張は、それはもう全く根拠がない話であるというふうに考えています。
○玄葉国務大臣 中国独自の主張というのは不法かつ不当ですねと。  いや、国際法上根拠がないというふうに私は考えていますし、それは不法というより、国際法上、もう根拠そのものがない、そういうふうに思います。
○玄葉国務大臣 だから、不当とか不法とかというよりも、それ以上に、もう根拠そのものが全くない、こういうのが私の、日本政府の立場だと。
○玄葉国務大臣 いや、何度も申し上げますけれども、それ以上に、根拠がないというふうに思っています、全く。
○玄葉国務大臣 どう扱おうとというよりも、日本固有の領土であり、かつ、有効に支配をしている、領有権の問題は存在しないというわけですから、いわば、そういう意味では、まさに日本自身の問題であるということであります、基本的に。
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、一日にインタビューを受けて、七日に掲載されたというふうに承知しています。
○玄葉国務大臣 五月十七日かどうかはちょっと手元にございませんけれども……。  五月十七日、フィナンシャル・タイムズ紙在京支局長より外務省宛てに、丹羽大使に対するインタビュー要請が接到しているということであります。
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げましたが、まず、認識していたかということでありますが、外務本省としては、七日、掲載されたときに認識をし、私にも七日の時点で報告が上がったということであります。
○玄葉国務大臣 放置をしていたというか、七日まで報告はなされなかったというふうに承知をしています。
○玄葉国務大臣 中国の大使館の職員が、このインタビューの内容についてどこまで、その時点で、つまりは同席をしていたのかとか、承知をしていません。  ただ、どういうふうに編集するかというのは、それはフィナンシャル・タイムズの方なんだと思います。  ですから、放置をしていたのですね...全文を見る
○玄葉国務大臣 それは、全ての最終的な責任は私にあるというふうに思います。今回のインタビューにおける発言の重大性に鑑みて、報告もあった方が適切だったというふうに思います。  ただ、これは先ほども申し上げましたけれども、その部分について言えば、内容は不適切であったということは先ほ...全文を見る
○玄葉国務大臣 冒頭、河井委員は、この問題の本質は中国初め他の国々に日本政府の立場が間違えて伝えられる、そのことであるということをおっしゃいました。  私の名前でこのことに対して注意を行って、その結果として、例えば中国のメディアなどでどういう報道がなされているかについて私もいろ...全文を見る
○玄葉国務大臣 それは私も調べました。そう指示もしました。そういう発言はなかったというふうに承知しています。
○玄葉国務大臣 中国の軍事力、特に軍事費が二十一年連続二桁で伸びています。より大きな問題は、伸びもそうなんですけれども、内訳がわからない、つまり透明性に欠けているということだというふうに思っていまして、例えばあるシンクタンクなどは、その倍あるのではないかとか、さまざま言われている...全文を見る
○玄葉国務大臣 そこについては、まず事実関係を確認させていただきたいというふうに思いますが、日本国政府の認識としては先ほど申し上げたとおりなので、繰り返しません。  ただ、私が知る限りにおいて、丹羽大使はインタビュー等で、中国の軍事力の強化は日本も注目すべきである、二桁成長して...全文を見る
○玄葉国務大臣 岡田さんのそのときの思いを正確に私がこの場で代弁するというわけにはいかないと思いますが、日中関係は、我が国にとって、最も重要な二国間関係の一つであります。そのような中国における大使を任命するに当たって、広く人材を求めた結果、経済界において実績があり、中国との関係に...全文を見る
○玄葉国務大臣 丹羽さんは、伊藤忠商事を退職しています。企業年金を受け取っているかどうかは、私は今わかりません。
○玄葉国務大臣 それは調べたいと思います。
○玄葉国務大臣 丹羽大使は、先ほども申し上げましたように、伊藤忠商事を退職しています。そして、当然ながら、特別職の外務公務員でございます。外務公務員法に基づいて、国家公務員法の服務に関する規定、官吏服務紀律に従うということになっていますので、私は、丹羽大使はそういう振る舞いをして...全文を見る
○玄葉国務大臣 外務大臣の立場でどこまで言及するかということはありますけれども、三ッ矢委員からのせっかくのお尋ねでございます。  私も、政調会長もいたしましたので、思いは強いです。一言で言えば、私は、やはり待ったなしの状況に社会保障と税の一体改革というのはあるという認識です。 ...全文を見る
○玄葉国務大臣 結論から申し上げれば、今国会で成立をさせるべきである、強くそう思っております。  これは若干の誤解が世にあるというふうに私は思っていまして、民主党がもともと主張している最低保障年金等々将来の絵姿について、今回、消費税八%、一〇%にするということではないんですよね...全文を見る
○玄葉国務大臣 一言でこのリバランシングをどう評価するかと言われれば、歓迎します。ただ、日本国政府が特定の国を云々ということはございません。  さらに言えば、米国は既に、いわゆるA2AD、アンチアクセス・エリア・ディナイアルなどについて言及をしているというのは、これまた事実だと...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の三ッ矢委員のお話は、抽象的ですけれども本質的なお話であるというふうに思います。だからこそ、先ほど山尾委員からもお話があったこの日米中の戦略対話というものができるようになるというのは、やはり非常に大切なことであるというふうに思っています。  その上で、安全保障...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、これまでのグアム協定の、いわゆる二十八億ドルの真水の部分の内数というふうに整理をしております。
○玄葉国務大臣 かつて交渉に携わられた経験もいろいろ御紹介いただいて、ありがとうございます。  私は、TPPは大戦略の一つだというふうに思っています。だからといって、日中韓といったものを否定するものでも全くなくて、両輪だというふうに思っているんです。  米国の状況というのは、...全文を見る
○玄葉国務大臣 全くおっしゃるとおり、ホルムズ海峡の問題、これはもう日本にとっては死活的に重要であるという認識なんです。  ですから、私、一月も、ゴールデンウイークも中東に行きました。何とか外交的解決をしたいというふうに考えていまして、日本としての役割を果たしていこうと。イスラ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは閣僚という立場でどこまで言及していいか、つまりは国会が決めることだと思いますが、私の立場から申し上げれば、それは、提出をさせていただいている条約等々について、何とか成立を図りたいという強い思いがございます。
○玄葉国務大臣 はい。私は今提出している法案について賛成でございますし、当たり前の話でありますが、何とか今回の修正協議も国益のためにまとめるべきだというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 これは、就任当初、たしかこの場でお答えをした記憶がございます。  やはりあのときに、あっというふうに思いましたし、ただ、それは鳩山元総理一人の責任というよりは、民主党の政策形成過程の中でもそういった動きがあったのも事実だというふうに思いますので、そういう中で、や...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、政府の方針はもう御承知のとおりでございますので、これは政府の方針をぜひ理解していただきたいというふうに思っています。  確かに、そのインタビューにも答えてしまっているんですけれども、県外と言って、次に、学べば抑止力、こういう話があって、またとい...全文を見る
○玄葉国務大臣 いや、これは私も含めて、やはり当時の民主党全体が責任を感じるべきなんだと、本当にそう思っているんです。  それと、岡田外相は恐らく、内々いろいろな思いをずっと持ちながら答弁されていたんじゃないかというふうにも推測いたします。
○玄葉国務大臣 模範答弁をさせていただきますと、そういった仮定の質問にはなかなかお答えできないということであります。  その当時、岡田大臣、これは、大使の任命というのは、外務大臣の申し出があって、内閣が決めて、天皇陛下の認証、こういうことでありますので、岡田外務大臣なりに、先ほ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、小野寺委員が言われた、特に最後の部分につきまして、御意見として承っておきたいというふうに思っています。  現時点では、注意をして、本当に心からのおわびも含めて、ございます。もう一切こういうことはしないんだということでありますので、今はそのことを踏まえたいとい...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、これは院が決めることであります。  それと、これはもう想像できると思いますけれども、こうして小野寺委員が発言をしていること、さまざまな委員が今回の丹羽大使の発言について意見を言っていることについて、全て、当然本人は、そのことを文書として、あるいはビデオかも...全文を見る
○玄葉国務大臣 それはもう先ほど申し上げましたように、御意見として承っておきたいと思います。
○玄葉国務大臣 今、私は外相になってからは約十カ月ですが、率直なところを申し上げれば、やはり日本は言うまでもなく主要国であるということを感じます、実感として。それと、信頼もされている。これは、だから先輩方に対する敬意も込めて、私は申し上げているんですよ。これまでの蓄積、実績に対す...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは大いに異論がありまして、私は、今回の野田・オバマビジョンも2プラス2も確実に日米安保の深化だというふうに思っています。その約束をしたことが大きく実っていくということを確信しています。  その上で、国力という話は、これは自民党政権だろうと何だろうと、本当にこ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今回の事故は大変残念な事態だというふうに私自身感じています。  先ほど下条防衛大臣政務官がお答えになりましたけれども、森本大臣がルース大使と話をし、また、藤崎大使が国防副長官に話をした。これからやはり情報をしっかりと把握して、共有し次第、きちっと説明をするという...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは言うまでもなくインテリジェンス情報ですので、一般論として申し上げると、このことの事実関係を私がこの場で申し上げるというのは、やはり適当ではないだろうというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、一般論として言えば、例えば、今直接の質問にはございませんけれども、対北朝鮮措置が実効性としてきちっと担保されているのかどうかなんということについて、きちっと担保されるように当然我々として働きかけを行いますし、例えばあるインテリジェンス...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは想像する云々というより、その以前の問題だと、私はこの記事を読んで思いました。つまり、これでは、政府の見解として主張している、領土問題そのものの存在がないんだと言っているのに、そもそもそういうことを前提とした発言だということでありますので、そのことをきちっと言...全文を見る
○玄葉国務大臣 注意したということで済まないんじゃないか、こういう話でありますけれども、私も、今回の発言は不適切である、すぐそういう判断をしましたので、注意をして、ただ、それに対して本当に深いおわびもございます。  さらに私も、ですから当然、いろいろ各紙チェックをしたんですけれ...全文を見る
○玄葉国務大臣 もちろん、例えば南シナ海の航行の自由等々の問題というのは国際社会共通の関心事項ですし、日本もやはり国際法の遵守というものを求めていきたいと思っていますし、さらに言えば、アジア太平洋全体の経済のみならず、今申し上げたような航行の自由を含めた、海洋の問題を含めたルール...全文を見る
○玄葉国務大臣 中国に対する経験とか理解とかを含めて任命したというふうに理解をしています。  それと、城内委員が今おっしゃったように、どこの国かというのも、確かに民間人大使の場合というのは私も大事だというふうに思います、一般論として。ただ、御存じのように、各国とも、例えばアメリ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはちょっと繰り返しになって申しわけございませんけれども、今、注意をして、深い反省の意を表しているということを現時点では踏まえたいというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 後者については非常に機微なのでなかなか申し上げにくいんですけれども、今、赤松先生から、第一原子力発電所の周辺の地域の状況についてどう思うかというお話をいただきました。  私は、以前も申し上げましたけれども、この三・一一があったときに、県民の最後のとりでになろうと...全文を見る
○玄葉国務大臣 特に、今おっしゃった、沖縄の方々の思いに応えるという観点から何が必要かというお話でありますが、当然、私の立場からはトータルに物事を考えていかなければならないと思いますが、やはり地元の方々に丁寧に説明するということだと思うんです。今回のことも、できる限りの情報をしっ...全文を見る
○玄葉国務大臣 民族というふうに言う場合、私がこれまで承知している限りでは、日本民族、アイヌ民族ということであります。  沖縄のこれまで有してきた歴史、特に琉球王朝のときの歴史等々を考えたときに、さまざまな主張があるということは私は理解をしていますし、独自のいわば伝統文化という...全文を見る
○玄葉国務大臣 期限までにしかるべく回答を行いたいというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 こういった公の場で言葉を使うときは、私はできるだけ慎重にしているものですから、いわゆる今まで使ってこなかった言葉について使おうと思うときはもう少し検討させていただきたい、そういうふうに思ったということであります。  いつも私が申し上げてきているのは、そもそも中国...全文を見る
○玄葉国務大臣 もう全て御存じでおっしゃっていると思うんですけれども、いわゆる北方領土問題について、私は、法的根拠のない占拠を行っている、そういう表現を使わせていただいております。(赤松(正)委員「竹島は」と呼ぶ)竹島も同じであります。
○玄葉国務大臣 まず、尖閣、北方領土、竹島、これは全て我が国固有の領土でありますが、いわゆる違いがあるのは、尖閣については、領土問題そのものの存在がないというのが我が国の立場であります。北方領土につきましては、日ロ双方とも領土問題があるというのが双方の立場でございます。竹島は、残...全文を見る
○玄葉国務大臣 今回、空軍の方の、MVじゃなくてCVですが、オスプレーであることはおっしゃるとおりでございます。  もう既に米国では、たしか、東海岸、西海岸に、九十二機、四十二機配備されているというふうに思いますし、たしか、CH46Eと比べて、速度が二倍になって、搭載量が三倍に...全文を見る
○玄葉国務大臣 自民党政権のときから、おっしゃるように、オスプレーの問題というのは出ておりました。  これは、基本的には、米国のいわば運用の問題であり、機種の変更であるということが一つ。それともう一つは、先ほど申し上げましたけれども、既に米国では配備をされていて、現に中東や湾岸...全文を見る
○玄葉国務大臣 基本的に、信頼という話がありましたが、それはやはり同盟関係なので、信頼というのはもちろん大前提として必要だというふうに思います。  ただ、この安全性の問題について、先ほども申し上げましたけれども、現実に、既に実戦で使われたり、米国ではもう配備されている、そういう...全文を見る
○玄葉国務大臣 済みません、これは私、事前にこのことを担当者に確認しておりませんので、私が承知しているところだけ申し上げれば、確かに、オスプレーのパイロットは、両方のエンジンが停止した場合に、シミュレーターを使って緊急着陸の訓練を行っているというふうには承知をしていますけれども、...全文を見る
○玄葉国務大臣 いずれにしても、今は詳細を含めて照会中でありますので、その情報について速やかに提供を求めていきたいというふうに思っていますし、当然ながら、米国だってこのことについて最大限の協力を行うはずだというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 これは、一つは、米国のまさにMV22であり、CV22であるということですね。米国の中で、それぞれ東海岸、西海岸の基地に、先ほど申し上げましたけれども、九十二機、四十二機。たしかアメリカは、MVの方は百四十機持っているのではなかったかというふうに承知をしています。 ...全文を見る
○玄葉国務大臣 確かに三人で協議をしましたけれども、まず大切なことは、詳しい中身は申し上げられませんが、しっかりと米国に情報提供を求める、その方法、あるいは、どういうルート等々について、話をしたりとかということもいたしました。  そういうことをきちっと行いながら、やはり、現段階...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、2プラス2の文章、「閣僚は、運用上有効であり、政治的に実現可能であり、財政的に負担可能であって、戦略的に妥当であるとの基準を満たす方法で、普天間飛行場の移設に向けて引き続き取り組むことを決意する。」というふうに書いてございます。  この間、この...全文を見る
○玄葉国務大臣 このポリティカリー・フィージブルという表現についてということだと思うんですけれども、結局、何度かこの場でも申し上げましたけれども、普天間のヘリ部隊というのは、そのヘリ部隊だけで機能を発揮するわけではない。つまりは、ヘリですから、運ぶ陸上の部隊があり、後方支援部隊が...全文を見る
○玄葉国務大臣 今回の2プラス2でも、特に嘉手納以南の土地の返還について合意を行いました。もう御承知のとおりだと思います。つまりは、三つに分けて、速やかに返還可能な場所、そして、海兵隊の移転がグアム等へ進まない間にあっても、県内における代替施設ができ上がれば返還をしていく。特に沖...全文を見る
○玄葉国務大臣 私のところには届いておりません。
○玄葉国務大臣 これは通告もございましたので、改めて私の方から確認もしましたし、私自身も実は記憶もしておりますが、程大使から一部の国会議員に対して、世界ウイグル会議の開催に抗議をし、同会議の関係者といかなる形でも接触せず同組織に対していかなる支持も与えないこと等を希望する書簡が送...全文を見る
○玄葉国務大臣 私自身が実は伝えたわけではございません。担当者から伝えて、その後の報告については、現時点で私、承知をしておりません。済みません。  それは確認をしたいと思いますが、基本的には、そういったことについて話をし、伝えてある。もちろん、中国は中国独自の立場というものを恐...全文を見る
○玄葉国務大臣 事実関係、手元にございました。  五月の中旬でありますが、外務省の首席から在京の中国大参事官、そして十八日に課長から在京の中国大使館、書簡の発出について大いに疑問に感じたということについて述べておりますので、基本的に、中国は中国のもちろん独自の主張があるわけであ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ロブサン・センゲ氏でありますけれども、憲政記念館において開催されたシンポジウムに出席をしたことは、報道などもございますから、承知をしています。  ただ、憲政記念館を使用する云々ということについては、必要な所定の手続を踏んで行われているんだろうというふうに私自身は...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、私は、関連する国内法とか国際法とか、そういったことに従って適切に対処するということがやはり大事なことだというふうに思っているんです。それは、やはり日本としての一つの原則だというふうに思います。
○玄葉国務大臣 これはちょっと私、今手元にないんですけれども、たしかICJは、もう二回、過去そういう判断をしているんですけれども、これはたしか、受け手がそういう判断をしないと裁判がいわゆる成り立たないということなんですね。これは韓国側が拒否したんですよ。たしか、私はそう承知してい...全文を見る
○玄葉国務大臣 本来防衛省だと思いますけれども、PKOの、特にこういった国づくり支援というのは、私は総じて高い評価を受けているというふうに思います。今回、南スーダンにつきましては、まだ始まったばかりということでありますが、私は高い評価を得ていくだろうというふうに考えております。 ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ありがとうございます。ここは、在外公館名称位置給与法の改正が必要になりますので、ぜひ、この法案が成立すれば、南スーダン大使館の設置を検討したいと思っております。  なお、中国がアフリカに出ていっている、おっしゃるとおりなんですが、日本に対する評価は非常に高いです...全文を見る
○玄葉国務大臣 私や野田総理が、服部委員がおっしゃったような答弁をしていたことは事実でありますし、今でもそう思っているんです。つまり、相手国が日本に対して信頼と期待があって、相手国の事情、IAEAの問題等々を考えれば、やはり原子力協力そのものは、私は、この間の知見について共有をし...全文を見る
○玄葉国務大臣 細菌戦の話は、森村誠一さんの小説なんかで出て、いろいろ話題を呼びました。  今の服部委員の指摘、いわゆる七三一部隊というのが旧日本軍の関東軍防疫給水部のことであること、及び他の旧日本軍部隊にも防疫給水部隊が存在したことは、これは公文書からも明らかになっている、先...全文を見る
○玄葉国務大臣 細菌戦に係る事実関係などは、時間的経過などを踏まえれば、政府が例えばさらなる調査を行って事実関係として断定できるのかどうなのかといえば、やはりこれはかなり難しいのではないかというふうに思っています。ですから、先ほど申し上げたように、歴史学者の方々のさらなる調査を待...全文を見る
○玄葉国務大臣 ダニエル・イノウエ上院議員は、米国において大変な存在感のある方でございます。そして、日本に対する理解も大変深い方であります。私も何度もお会いをしておりますが、私からそういう言い方をしたことはございません。先ほどおっしゃったような言い方をしたことはございません。 ...全文を見る
○玄葉国務大臣 アメリカにおいても議会というのは力があるわけでありますけれども、ただ、やはり、政府としてのコミットがより大切だと思うんですね。  今おっしゃった動きは当然承知をしていますし、注視もしております。ただ、審議自体が、スタートをしてまだプロセスの段階にあるということで...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは結論を申し上げれば、そういうことにはならない。つまりは、結局、自衛権とは一体何なんだということだと思いますけれども、その自衛権の中核というのは、やはり実力の行使でございます。  仮に、今回のように、今回の場合はグアム及び北マリアナ、つまり、テニアン、パガン...全文を見る
○玄葉国務大臣 協力の検討につき合意というのが正式な言いぶりでございます。  ただ、基本的にはそういう方向で検討していきたいというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 先ほどモロッコの事故についておっしゃったんですけれども、航空機事故安全調査、これは、先ほど防衛副大臣からも答弁がありましたけれども、いわば機体に機械的なふぐあいはなかったと断定をしたということでございます。  ただ、別途、法務官による調査が同時に行われている。な...全文を見る
○玄葉国務大臣 現状、先ほど申し上げた以上でも以下でもないということでございます。
○玄葉国務大臣 これは防衛大臣だと思うんです。  ただ、今服部委員がおっしゃったことは、少なくとも事実でない部分が含まれております。どこかというのはちょっと、あえて申し上げませんけれども、それは私は、経過は全部承知をしています。  ちなみに、岩国は、一時さまざまな声を上げられ...全文を見る
06月18日第180回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○玄葉国務大臣 衆議院海賊・テロ特別委員会の開催に当たり、委員各位に御挨拶を申し上げ、海賊対策及び国際テロ対策に関する政策について、所信を申し述べたいと思います。  海洋国家である我が国にとって、海上航行の安全確保は極めて重要な課題です。ソマリア沖の海賊事案は、不安定なソマリア...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の事実そのものについて私が承知したのはいつかということであれば、それはまさに質問通告を受けて改めてこのことについて担当者から話を聞いたというのが率直なところです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは誤解のないように申し上げますと、私が知ったのはいつかということだったので率直なところを申し上げたので、恐らくですよ、推測ですが、当時は外務大臣にも報告がなされたのではないか。つまり、私はこのときに外務大臣ではございません。御存じのように、外務省は...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど、私、率直に申し上げましたけど、まさに政権全体として遺憾であるということは、どこどこの責任であるということを私は人に押し付けるというつもりはありません。それぞれ関与したところ全体が反省すべきは反省しなければならないというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今までの経緯をお聞きをしていくと反省すべき点が確かにあって、非常に痛恨の極みのところが率直に言うとあります。ただ、それを、例えば三大臣で地元に行く云々ということについて、今私の方から申し上げるというのは控えたいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) あの当時、私は国家戦略担当大臣でありましたけれども、おっしゃるような例えば大きな津波が来た場合のことについて原子力災害対策本部で私からも提起をいたしました。四号機の燃料プール等についても様々な提起をしております。そういった中で、今の佐藤委員の問題意識に...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 現時点では変更がないかということでありますが、そもそもまだ接受国通報がなされているわけでは御存じのようにございません。今回の事故を受けて、現段階で配備についての影響を申し上げれるという段階ではないというふうに考えています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 直接、私の名前で注意をするようにというふうに局長に指示をしました。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、事実関係が、これ記事なものですから明らかなんですね。ですから、私は、この事実関係がもう出た時点で呼び戻す云々ということも、おっしゃるように選択肢としてはいろいろあるんでしょう。ただ、事実関係が明らかであるので、そういう意味で、その事実に基づいて...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そこはおっしゃるように、政府の見解と違うわけです。つまりは、インタビューには領有権の存在そのものがないのであるということを言うべきであったわけで、そういう観点から、私もこの記事を見たときに、直ちに注意をするようにという指示をしたということで、もう一つ言...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず一つは、おっしゃるように、現時点において更なる措置をとることは考えていないということを繰り返し申し上げているということでございます。  どういう取り扱われ方がするかということでありますが、私が指示をし注意を行った、言わば日本政府が処分をしたという...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはもうたしか、国家公務員法の懲戒処分の適用は元々この特別職にはできないというふうに承知しています。
07月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○玄葉国務大臣 強靱な社会とは何か、そして防災の主流化というのは聞きなれないのではないか、こういうお話でございますけれども、強靱な社会、これは災害の被害を最小化しつつ、迅速な回復を可能とする社会を構築する。そして、主流化というのは、あらゆるレベルの政策決定において防災というものを...全文を見る
○玄葉国務大臣 便宜供与以外ということでございました。  便宜供与のところは、他の国会議員と同様の便宜供与ということでございまして、エネルギーのことは、恐らく経産大臣とお話をしてフォローしたのではないかというふうに思います。
○玄葉国務大臣 小池先生がおっしゃるように、いわゆる交渉、これはやはり政府に一元化されるべきだというふうに思います。  ただ、恐らく前原政調会長が行ったのは、交渉という域ではないというふうに承知をしています。
○玄葉国務大臣 私は従来から、外交は、交渉は政府が行うものでありますけれども、外交全般について申し上げれば、党派を超えて行うものであるというふうに思っていまして、そういう意味で、森元総理にも、この対ロ外交等についていろいろと御指導いただいたり、あるいは訪ロしていただくことも含めて...全文を見る
○玄葉国務大臣 アフガンは、二〇〇二年から日本は主要なプレーヤーでありますので……(小池委員「ちょっと委員長、聞いていないんだけれども」と呼ぶ)
○玄葉国務大臣 そういう意味では、日本として、やはり国際社会の最重要課題でありますから、今回はホスト国としてまさに主導的な役割を果たしたというふうに考えております。  その上で、物が言えないのではないか、そんなことは全くございません。  例えば、日米関係におきましても、今回の...全文を見る
○玄葉国務大臣 確かに、韓国のロビー活動というのがあちこちで激しくなっているのは事実でございます。当然、それに対して対抗していかなければならないわけでありますけれども、一番よい方法で働きかけをしていく。今回のオーストリアの話も、既に申し入れを行っております。  ただ、先ほど、小...全文を見る
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 報道について承知しておりますけれども、率直に申し上げて、当然のことながら、私との間で、あるいは、言わば国務省と外務省の間でそういったやり取りはございません、現実のところ。  ですから、そういう意味で今コメントするというのはいかがかと思うんですけれども...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私自身は、率直に申し上げて、いや、それは事実確認の指示というかそういうものはもうとっくにしているんですけれども、ただ、どういう形で、どういう方法でやり取りするかということについてしっかりと考えて対応しなきゃいけないということだと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、そういう報道は承知をしていますけれども、本件は、その報道でもあくまで内部での非公式な発言であるというふうに報じられているということで、事実確認の指示はしていますけれども、我が国政府としてコメントすると、この場で、そういう立場にはないというふうに...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それはそのとおりです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 当時の直接このデータを受けた人に尋ねましたけれども、そのときに自分で重要性を判断することが専門的な知見がなくてなかなか難しかったので、当時、原災対策本部の事務局を担っていた原子力安全・保安院に速やかに伝達をするとともに、また、モニタリングを担うこととな...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 以前も申し上げましたけれども、丹羽大使、深い反省の意を表しているということでそのような対応をさせていただいているというふうに御理解ください。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今のお話はODAに限定して申し上げた、また十四兆という数字は、これはいわゆる融資枠の設定で、実際に財政負担が生じるというものではございません。なお、ODAも、一・九兆という先ほどお話がありましたが、恐らく約一・五兆弱くらいはこれは円借ですから中長期的に...全文を見る
07月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) それは対象になるかという問いでございますから、結論から申し上げれば、対象になります。そのことにつきましては、私とヒラリー・クリントン国務長官との間でも確認をされております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 領有権の問題と、この五条、これ施政区域の問題とこれは全く一緒というわけではございませんので、いずれにしても五条適用はあるということは累次確認をしてきているところでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、山田委員から、オバマ大統領からというお話がございました。確かに、四月三十日、ワシントンで日米首脳会談が行われまして、オバマ大統領から自動車についての関心の表明がございました。それについては、米国側から、同国の関係業界や議会等の意見などを踏まえて、透...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 率直に申し上げて、回答のめどという、こういうお話でございますけれども、そこまで立ち入るというか、詳細なやり取りといったものが行われている段階ではございません。そういった関心の表明がございます。  これは結局、メキシコとかカナダが新規参加国として言わば...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今御指摘のあった丹羽大使のFT紙とのインタビューの問題でありますけれども、このことについて私の指示で注意をいたしました。その内容は、まず、我が国の基本的な立場を述べていないということです。つまりは、領有権の問題が存在しないということを述べていない。そし...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 日本の立場につきまして、私からも直接中国側に、また様々なレベルで中国側に確実に伝わっております。そのことを踏まえて、私は今回、それはいろんなことを考えましたけれども、現時点でこれ以上の措置は考えていないということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 無論、日本の基本的立場を丹羽大使は知っていたというふうに思います。にもかかわらず、FT紙とのインタビューについて申し上げれば、そのことについて述べていなかったので、極めて不適切であるということについて注意をしたということでございます。  日本の基本的...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の委員の御指摘、中国包囲網ということではございません。先ほどのリムパックも、あれは一九八〇年から海上自衛隊が参加しているものでございます。やはりアジア太平洋が平和で、しかも安定した繁栄ある地域になるためには、おっしゃるように、中国の建設的な役割という...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 我が国は海洋国家でございます。当然、海洋の安全というものを重視をしています。東南アジアだけではございません。中東も含めて、おっしゃったような海賊対策等々について、特にいわゆるシーレーン、沿岸国の途上国との間で様々な協力を進めてきているということでござい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 横山委員の御主張を今耳を澄ませてずっとお聞きしましたけれども、TPPについてまだ日本国政府として正式に決めたと、こういうことではございません。  その中で、ただ、TPPそのものについてのメリットとして様々なことが考えられるわけで、私たちは少子高齢化で...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 本来は、大臣でいえば国家戦略担当大臣だと思うんですけど、今のお話でありますが、いわゆる米などについての扱いということでございますけれども、除外は一切認められないのかどうかという問いだというふうに思います。  この点については、もう結論から申し上げれば...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、紙委員がおっしゃったのは、これはあれですか、三月一日付けの政府公表文書のことでしょうか。そうではないんですか、青森県で配った……(発言する者あり)  多分これは国家戦略室だと思うんですけれども、基本的に九〇%から九五%を即時撤廃し、残る関税につい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今のお話が三月一日付けの外務省の文書ということですね。であれば、先ほど申し上げたとおり、この資料に、おっしゃったとおり、各国の発言ぶりを記載していて、今おっしゃったような、つまり、ちょっとやや繰り返しになって申し訳ないんですが、九〇から九五即時撤廃、残...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、自動車、保険、そして牛肉というお話がございました。  牛肉の話は、これはTPPと別の話で……(発言する者あり)はい、分かりました。それでは、自動車の話だけにいたしますけれども、自動車の話については先ほど山田委員から御指摘がございました。六つの点に...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これも先ほど山田委員に申し上げましたけど、結局、信頼醸成の材料というものを米国側が希望していることは事実なんです。それは、新規参加国として交渉に参加したメキシコそしてカナダなども、例えば、少なくとも報道によればということで申し上げますけれども、知的財産...全文を見る
07月25日第180回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○玄葉国務大臣 安全か危険か、こういう質問でございますけれども、このオスプレー、MV22そしてCV22、よく事故率の議論などもございます。米軍がまさに兵士の命をそのMVに預けているということを踏まえたときに、私は、当然安全というのが前提になっているというふうに思っています。  ...全文を見る
○玄葉国務大臣 とすると、安全ということに対する定義の問題というのがあると思います。先ほど、事故率の話をしました。一般的に、MV22が海兵隊全体の事故率と比べると低いというふうに言われているわけであります。世の中に絶対といったものがあるのかどうかということを考えると、まさに一〇〇...全文を見る
○玄葉国務大臣 モロッコの事故の後、特にフロリダの事故があって、私は、先ほど委員が指摘をされたような国民の皆様の不安というものが特に広がってきているというふうに認識をしています。そのことに対しての十二分な説明が一〇〇%できているかと言われれば、反省しなければならないところもあると...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど委員からも、客観性、公正性、透明性、こういったことが大事であるという指摘がありました。私は、今防衛副大臣が国交省を入れてチームをつくるという答弁をいたしましたけれども、まさに、客観性、公正性、そういったものをより国民の皆様に信頼を得ていく、そういう調査にする...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、やや仮定の質問でもございます。  それで、私の思いとして申し上げれば、とにかく安全性が確認されるまでは飛ばさない、このことに尽きるというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 ですから、今のお話というのは、結果によってはということで、仮定の質問なんですけれども、やはり私としては、この安全性というものが確認をされるということが必要ですから、確認をされる時期がいつになるのかということだと思っていますから、とにかく安全性が確認されるまではやは...全文を見る
○玄葉国務大臣 一定程度、把握をしております。
○玄葉国務大臣 まず、大前提として、力の空白を生じさせてはいけないということが大前提であります。  その上で、最初に全てのスケジュールがあるということではないというふうに思っておりまして、安全性が確認されるまでは飛ばさない、このように私は考えておりますし、そうすべきではないかと...全文を見る
○玄葉国務大臣 そういう報道があることは承知をしております。一つ一つの報道にコメントするということはいたしません。  ただし、先ほど委員の質問に答える形で、オスプレーが日米安全保障上そして日本の安全保障に、抑止力を高める、そういう役割を担うということについては申し上げたとおりで...全文を見る
○玄葉国務大臣 私とクリントン国務長官との間で、先ほどおっしゃった事態について、五条適用の対象になるということは確認をされております。
○玄葉国務大臣 国有化という言葉を使っておりません。
○玄葉国務大臣 どういう表現をしたかということでありますが、そもそも、現時点で日本国政府として、いわゆる領有権の問題は存在しないこの尖閣の、いわば所有権の移動の問題でありますけれども、そのことについては、まさに平穏かつ安定的な維持管理のためにさまざまな検討を行っているということで...全文を見る
○玄葉国務大臣 日本国政府です。
○玄葉国務大臣 報道にどうコメントするかということなんですが、私は、平行線という表現もちょっと違和感があって、そもそも、この尖閣の問題というのは領有権の問題すら存在しないわけで、にもかかわらず、中国側から、いわゆる領海、我が国の領海に対する侵入事案があったわけですから、当然、強く...全文を見る
○玄葉国務大臣 尖閣の話については、これはもう疑いのない我が国固有の領土です。歴史上も国際法上もそうである。  今おっしゃったことは、尖閣をめぐる事態がますます悪化をしたときにどうするんだ、こういうお話であります。まさにエスカレートをしていかないようなマネジメントというものは私...全文を見る
○玄葉国務大臣 尖閣はもう疑いのない固有の領土なので、これは外務省だけじゃない、各省関係あるんですけれども、それはもう何が何でも譲れない話であります。譲るとか譲らないとかを超えた話だと思います。したがって、これは守りも含めてしっかりしていかなければならないというふうに思っています...全文を見る
○玄葉国務大臣 中国の立場を私が具体的にどうのこうのと申し上げるのが果たして適切かということはあると思うんですけれども、中国は、いわば中国の領土であるということを言っている。まさに独自の主張であって、国際法上何ら根拠のないものであるというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 誰が所有するかより、いわゆる実効支配とか有効な支配の方が大事だ、こういう話でございます。  大正島を初め、幾つか国が所有しているものがございます。あとは、賃貸借、防衛省なり総務省なりということでありますけれども、私が今申し上げられることは、平穏かつ安定的な維持管...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、私の意思云々というより、政府全体として、先ほど申し上げたような、平穏かつ安定的な維持管理のためにさまざまな検討を行っているということに現時点で尽きるというふうに思います。
○玄葉国務大臣 訴状が送達をされていないということのようでございます。
○玄葉国務大臣 ちょっとよく調べなきゃいけませんけれども、今おっしゃったことについては、まさに中国は中国の独自の主張があって、結果として、先ほど申し上げたような結果になっているということでございます。
○玄葉国務大臣 いや、そのことは、何度もそういったことについてのやりとりを行っているということでございます。
○玄葉国務大臣 先ほど来から申し上げているように、きちっと送達するように、そういう押し問答を何回かやっているということです。
○玄葉国務大臣 外務省の中でそういったやりとり、先方の外交部と当然そういったやりとりをしているということでございます。
○玄葉国務大臣 先ほどから申し上げておりますけれども、中国人船長の強制起訴に係る手続について、関係当局からの協力要請に基づいて、所定の手続に従い、対応をしてきたということでございます。
○玄葉国務大臣 大変申しわけないんですが、その法案自体について、私、詳細を知っているわけではございません。ただ、おっしゃるとおり、一九五二年、サンフランシスコ平和条約がございましたので、六十年という大きな節目を迎えるわけであります。この六十年という意義というのは、私は、いろいろと...全文を見る
○玄葉国務大臣 主権国家の定義を正確にこの場で言いなさいという問いでございますけれども、少なくとも、国家として領土、領空、領海というものを擁し、まさに国家としての権利、そして義務、そういった関係について国家としての権利を有しているということだと思います。
○玄葉国務大臣 主権国家の定義というのは、今この場で突然聞かれたわけでありますけれども、それをどういうふうに正確に表現するかということは幾つかあるのではないかと私は思います。それは、おっしゃるように、みずからの国のことをみずから決定するというのは、ある意味、大前提なのかなというふ...全文を見る
○玄葉国務大臣 この集団的自衛権の問題については、私は強い問題意識を有しているということでございます。  現政権として、集団的自衛権の解釈を現時点で変えるということではないというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 先ほど、集団的自衛権も含めてもっと自分の意見を言えと、こういう話でありますけれども、内閣としてしっかりとそれが統一された意見でなければなりませんので、そのことは申し上げておきたいと思います。  その上で、在新潟中国総領事館でありますけれども、昨年十二月、新潟市内...全文を見る
○玄葉国務大臣 一般論として、外国公館の規模というのはいわば派遣国が決定するものだというふうに思いますけれども、ただ、これはいわゆる領事任務の遂行と相入れない方法であってはいけないというふうにいわばウィーン条約で定められているわけでありますので、そういう意味で、先ほど申し上げたよ...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げたように、今、回答を待っているところであります。  その上で、一般論で申し上げると、先ほどウィーン条約の四条とおっしゃったんですけれども、稲田委員は法律家でしょうが、この四条の解釈の議論というのは一度外務省の中でも私もしたことがございまして、この四...全文を見る
○玄葉国務大臣 現時点は、とにかく、一体何にこれだけの広大な土地が必要なのかということについて問い合わせをしているということでございます。
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げたように、私の理解では、移転そのものについての許可は必要とされないのではないかというふうに理解しています。
○玄葉国務大臣 あれは、建築のことについての許可の問題だったのではないかと思います。
○玄葉国務大臣 因果関係はありません。
○玄葉国務大臣 どうして言い切れるかということでありますけれども、現にこの問題、いわゆる中国の大使館、日本の在北京大使館の建設と今おっしゃったようなことは全く別問題であるということを、私から繰り返し繰り返し担当者にも言いましたし、そのことは私は確認されているというふうに思っていま...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは自民党政権時代だと思いますけれども、二〇〇八年六月、本来、日本側として、工事開始前に中国側に通報すべきだったことについて通報しなかったということがございました。そのことについて、さまざまなやりとりを行ってきたということでございます。  中国側は、もしかした...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど、中国側に何か口上書云々という話がありましたけれども、あれは、他国に対して行うものと少なくとも内容は全て同じもの、まさに関連の法に従って行わなければならないことについて書いたというだけでございますので、それ以上ではございません。そのことは申し上げておきたいと...全文を見る
○玄葉国務大臣 どういう措置をとるかというのは、そのときの総合的な判断だと私は思います。外交の目的を達成するときに、何が一番効果的なのか。例えば今回、稲田委員の御主張は大使を召還することであるということなのかもしれませんけれども、私はそうは思わない。  一度、首相がロシアを訪問...全文を見る
○玄葉国務大臣 今おっしゃったような第二次世界大戦の結果云々ということについては、全く我々の立場と相入れないし、賛同できるわけがございません。それは、ヤルタ協定は我が国は当事国ではありません。カイロ宣言にも領土不拡大原則が書いてございます。サンフランシスコ平和条約には、言うまでも...全文を見る
○玄葉国務大臣 ちなみに、これは野田・プーチン両首脳間で、この領土問題についても話し合っていくということは確認をされているわけであります。議論の余地はない、こういう状況では私はないというふうに考えております。そこはまず認識の違いだということです。  秋田犬を私が連れていく、持っ...全文を見る
○玄葉国務大臣 ちょっと誤解のないように。  私はソチで会談しますけれども、恐らく、秋田犬、犬はモスクワで事務的に渡されるんだというふうに私は聞いていますよ。
○玄葉国務大臣 まず、日本国政府が日本国政府みずからの責任で安全性を確認する、そのことが必要だと思うんですね。その準備を今行っているということでございます。  その上で、あしたですか、第一回を開きますけれども、日米合同委員会を開きまして、特に日本側の懸念などについて、具体的にい...全文を見る
○玄葉国務大臣 この問題は、まず、岸・ハーター交換公文というのがございます。もう委員も御存じのとおりでございます。つまり、日本からの戦闘作戦行動、配置の変更、そして重要な装備の変更。その際に、では、重要な装備というのは一体何なのかということについて確認を行っているということでござ...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げたように、事前協議の対象にはなっていないわけです。  しかし、玉城委員も指摘をされるように、安全性について懸念が広がっているわけでありますので、いわゆる事前の段階から、日米間でさまざまな調整を行ってきたんです。さまざまなやりとりが実態はありました。...全文を見る
○玄葉国務大臣 済みません、手元にございませんけれども、たしか日米合同委員会は地位協定二十五条じゃなかったかと思います。(玉城委員「地位協定の何条に当たるのかということです」と呼ぶ)何条かと言われれば、私の記憶ですけれども、二十五条じゃなかったかと思います。
○玄葉国務大臣 もしかしたら四条の話をしたいのかどうなのかということなんですが、基本的に、日米合同委員会そのものは二十五条に基づいてつくられるということです。  ただ、やはりいずれにしても、私としては、先ほど、事前協議の対象でもない、しかし、とにかくこれは日米間で重要なことなの...全文を見る
○玄葉国務大臣 何か今事務方からも用意した答弁がありましたけれども、そこには書いてございませんが、当然その地元側の懸念というものを外務省もまた防衛省も受けとめながら、アメリカ側と協議をするということだと思うんです。このときにやはり大事なことは、この安全性の問題と安全保障上の要請を...全文を見る
○玄葉国務大臣 はい。これは、抑止力の増強という言葉を使われましたけれども、向上に資するものであるという認識を私は持っています。  先ほども、これは河井委員の質問だったかもしれませんけれども、やはり今のCH46Eは古いですよね、五十年前くらいのものであります。先ほどの河井委員の...全文を見る
○玄葉国務大臣 沖縄の皆様に大変な御負担をおかけしているということについて、本当に我々は重く受けとめて、本当に私は、一般論としていつも繰り返し申し上げておりますけれども、全国で負担を分かち合う必要性というものを感じます。  それで、御存じのように、野田・オバマビジョンあるいは2...全文を見る
○玄葉国務大臣 四点、子細に、ちょっと私、今手元に持っているわけではございません。  今、遠山委員が御指摘をいただきました。もちろん、党としての要請ということでございますから、でき得る限りの受けとめをしていかなければならないというふうに思います。  先ほど来から申し上げており...全文を見る
○玄葉国務大臣 私のイメージは、試乗というのは安全性を確認する上でのワン・オブ・ゼムであって、やはり日本側の専門家によってしっかりと確認をする。まさに、確かにポイントの一つだと思うんです。日本国政府が責任を持って、主体的に専門家によって確認をする、そのことがやはり大事ではないかと...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、岸・ハーター交換公文は昭和三十五年のものでございますが、昭和四十三年に藤山・マッカーサー口頭了解というものがございます。  配置における重要な変更というものは何を指すのか。陸上部隊の場合は一個師団程度、そして空軍の場合はこれに相当...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、遠山委員の御指摘、藤山・マッカーサー口頭了解、これについて、いわば、ある意味、これを変更するというか、創造的な提案を含めて行ったらどうか、こういうお話でございます。  私は、遠山委員の一つの建設的な御意見として受けとめたいと思いますが、この状況の中で、事前協...全文を見る
○玄葉国務大臣 簡潔にということでございます。  基本的には、三本柱というか、一つはやはり制裁。二つ目には人道支援、つまりは難民あるいは避難民の問題等々ございます、そういった支援。そしてもう一つは、アサド大統領に対して我々はステップアサイドということも言っております。つまりは、...全文を見る
○玄葉国務大臣 一つの御提案だと思うんです。  このICC、国際刑事裁判所は、これはもう既に全て御存じでお聞きになっておられるというふうに思うんですけれども、結局、先ほどおっしゃっていましたけれども、安保理における現実的な見込みの問題というのがどうしてもある、安保理がこれを付託...全文を見る
○玄葉国務大臣 北朝鮮における人権状況について、これは広範な人権侵害がさまざまなリポートで指摘をされて、深刻な懸念が表明をされているのはもう御承知のとおりでございます。  その上で、今の提案は、確かにこれは一つの提案でございます。先ほどのICCにやや答弁が似ていて恐縮なんですけ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これも、ある意味、初めての御提案なので、ちょっと検討させてもらいたいと思うんです。  私、今お聞きして若干気になっているのは、いわゆる北朝鮮の人権状況決議は、この間、私もバイの会談を行うたびに働きかけをしてきて、反対だった国が棄権に回ったり、棄権だった国が賛成に...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは先ほど来から議論がございました。安全性そして安全保障を両立させなきゃいけない。私は、初めからスケジュールが全てである、こういうことではないと思っています。安全性が確認されない限り飛ばさない、しかし力の空白を生じさせてはいけない、私から申し上げたいことはそのこ...全文を見る
○玄葉国務大臣 私は、安全性が確認されない限り飛ばしてはいけない、そう思っています。
○玄葉国務大臣 先ほど来から私が申し上げておりますけれども、とにかく今、安全性の懸念が広まっているわけでありますので、力の空白を生じさせないことを大前提に、安全性が確認されるまでは飛ばさない、私から申し上げることはそのことだけです。
○玄葉国務大臣 安全性が確認されるまでは飛ばさない。
○玄葉国務大臣 笠井委員、繰り返して申しわけないんですけれども、私は、やはり日本が主体的に安全性を確認するという作業がしっかり行われるまでは飛ばしてはいけないというふうに思っていますし、飛ばさないことについて、私は日米でそこは調整されているというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 先ほど来から申し上げておりますけれども、おっしゃりたいことはわかっておりますけれども、今非常に厳しい安全保障環境がございます。ただ、やはりこの安全性というのは極めて重要でございますから、安全性を日本国として主体的に確認するまで飛ばさないということに尽きるということ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、まさにあす初めて行われるので、米国がどのように出てくるかということも含めて、まあ、出てくるかと言うと語弊があるかもしれませんけれども、第一回の協議を行います。  何をどこまで検討するかを含めて、まさに今検討中でございまして、ただ、私としては、運用ルールあるい...全文を見る
○玄葉国務大臣 済みません、機能的な話は、恐らく調査報告書とか専門家のチームの方で基本的には担当するのではないかというふうに、これは今断定はできませんけれども、そのように思います。
○玄葉国務大臣 あした第一回ですから、現時点で確たることを申し上げられませんけれども、先ほど申し上げましたけれども、運用のルールとか低空飛行の問題だとか、そういったことについて日本側からは当然提起をしなければならないだろうと私は考えているということです。
○玄葉国務大臣 私は、きょうずっと申し上げていますけれども、初めからスケジュールありきということではないのである、安全性が日本として主体的に確認されるまでやはり飛ぶべきではないし、飛ばさないということではないかというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 この間もそれは話をしてきているんです。そして私は、先ほど来から申し上げているように、おっしゃるように外務大臣としてこれから動くべきは動きたいというふうに思っています。つまり、力の空白を生じさせない大前提で、やはりありとあらゆることをやらなければならないというふうに...全文を見る
○玄葉国務大臣 配備は実はまだで、つまり搬入ですか。(服部委員「配備というか、搬入ですね、済みません」と呼ぶ)搬入の問題で、これはもう内部でのやりとりなので、余り申し上げられません。  ただ、この間、日米間でさまざまなやりとりがあったことはございました。それは私も含めて、そのこ...全文を見る
○玄葉国務大臣 私として、そのときにでき得る最大限のことは行ったというふうに申し上げておきたいと思います。
○玄葉国務大臣 日米地位協定は、確かに飛行訓練を施設・区域の上空に限って行うことを想定しているわけではなくて、施設・区域でない場所の上空についても行うことは認められているというふうに思います。  一方、では、米軍は全く自由に飛行訓練を行ってよいのかということになると、それはそう...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、何条に明記されている、そういうことでは確かにございません。ただ、いわゆる米軍を日米安保条約また地位協定上、その駐留について認めている、そのことから導き出されるものというふうに思っております。
○玄葉国務大臣 野田総理がとやかく言えないみたいなことをおっしゃったということなんですが、それは、いわゆる制度上、条約上云々ということだと思うんです。実際は、日米間でさまざまなやりとりを行っていますし、これからも、時に激しいやりとりになると思いますけれども、安全保障と安全性の両立...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明いたします。  改正の第一は、在クック日本国大使館及び在南スーダン日本国大使館の新設を行うことであります。  ...全文を見る
07月26日第180回国会 衆議院 本会議 第30号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 楠田議員から、日中関係についてのお尋ねがありました。  防衛大綱におきましても、成長を続ける中国が、世界と地域のために重要な役割を果たしつつあると評価をする一方で、軍事や安全保障に関して十分な透明性を確保しないまま、軍事力の広範かつ急速な近代化を進め...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今津議員から、米国の新たな国防戦略指針についてのお尋ねがありました。  米国は、アジア太平洋地域が今後の米国の経済、安全保障上の利益にとってますます重要となる一方で、同地域にはさまざまな機会、そして課題があるとの認識に基づいて、アジア太平洋重視の新た...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 東順治議員から、日中関係についてのお尋ねがありました。  中国の発展は、我が国を含む国際社会にとってチャンスであり、アジア太平洋地域の安定と繁栄のためには、中国の建設的な役割が不可欠であります。地域の安定した秩序づくりに向けた協力を深めてまいります。...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 赤嶺議員から、米側が実施した環境レビューについてのお尋ねがございました。  米海兵隊が実施したMV22オスプレーの配備に係る環境レビューにおいて、本州、九州、四国等にある航法経路を記載した上で、配備に伴う環境への影響について評価を行ったものというふう...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいまの御指摘につきましては、結論から申し上げれば不自然であるというふうに思っています。  この文書につきまして、通常、こういった正式の文書というのは公印とかあるいは通し番号、こういったものが入っているわけであります。先方の大使館から、そして日本国...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃる御指摘はもっともだというふうに思うんです。  つまり、対外関係が言わば全体的に整合的であるようにするのは外務省の役割でありますので、そういう意味で、総括を行う立場から適切な役割を果たしていけるようにしたいというふうに思います。  そういう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういうことは、官邸も含めて共有したいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、総理のこの立ち寄りですか、総理の御答弁では道すがらだったということでございますけれども、おっしゃったとおり、訪中直前の勉強会でそういうお話があったということでございます。私、この場におりませんでしたけど。  ただ、おっしゃるとおり、最終的な責任...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、やや抽象的に申し上げれば、法と正義の法というのは、国際法の遵守ということだと思います。そして、正義というのは、言わば客観的事実に基づく普遍的正義ということだと思います。  それをもっと具体的に言うということになれば、法の内容としては、軍事占領し...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 当たると思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういう理解です。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ごめんなさい、終戦してからなのか、その前なのか。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 択捉にソ連軍が上陸したのは、これ、我が国がポツダム宣言を受諾したのは八月十四日でありますけれども、その後の八月二十八日というふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 法と正義についての定まった言わば定義を日ロの間で現実に具体的に置いている、あるいは置けている、そういう状況では現在はないわけです。まさにそういう議論も含めてこれから外相間等々で行っていくということになるだろうと。ただ、余り具体的なことをこの場で申し上げ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 二国間の外相会談という意味では四、五回ございますし、それ以外にもG8外相会合とか様々な、マルチの場面で言葉を交わしたり、一緒に夕食を取ったりなどしております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は、もうASEANというのはこれから日本の外交にとって極めて大事な地域であるというふうに思っております。  二〇一五年にASEANの共同体構築というものを目指してASEANが動いておりますので、その取組をしっかり後押しをしたいというふうに思っていま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今いただいたアドバイスあるいは対ロ外交を含めたアドバイス、しっかり肝に銘じたいと思います。ありがとうございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は逆に、福島県の農産品は最もよく検査をしているので福島県の農産品は安全であると、そういうふうに言っておりますが、今、佐藤委員、ふるさとは一緒でありますけれども、広島の方がそう言われたということについて、重く受け止めるというか、現実にブロッコリーにして...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は、このオスプレイについて、初めにスケジュールありきではないというふうに思っていますので、安全性が確認されるまでは飛ばさないということが大切、ただし、力の空白を生じさせないというのが大前提だというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃった点は現状も変わっていないというふうに承知しています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 島尻委員がおっしゃるように、十分これまで合意をされたことについて遵守できていないのではないかという御批判あるいは意見というのがあることは十二分に承知をしております。  私としても、そのことを受けて、在日米軍の責任者に対して、そのことにつき何度か私の方...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 多分短くということでしょうから、率直に申し上げて、これは国外で起きている事故でございますので、今回、事故調査の報告、全ての調査を出す前にこうして事故情報を提供しているということもかなり異例だと思うんですが、これは国外のことなので、完全に合同というわけに...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 島尻委員がおっしゃるように、これ、今配っていただいたこの昭和二十七年の合意ですね、おっしゃるとおり、この合意はございます。ただ、これは、米軍機の事故等の調査を行った事例は残念ながらこの間、実はないというのが実態でございます。  ただ、今、一つの御提案...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと今の御意見については、どういうふうに活用することができるか、生かすことができるかということは、ちょっと考えさせていただけますか。検討させてください。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 答弁はともかく、森本大臣が的確にいろいろ答弁されておられると思うんですけれども、政治家という立場で、言わば国民の皆様の今の感覚、そして不安とか、そういったものをより敏感に感じる立場として、より説明責任を果たしていかなければならないというのは先ほど猪口先...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今日は第一回目なんで、率直に言うと、こちら側から、まずとにかく現状の問題、認識をきちっと共有するということが大事だというふうに思っているんです。やはり安全性の問題、あるいは低空飛行の問題とか、そういった問題についてやはり提起して今いるというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 日米合同委員会がそういったことについて議論することが最もふさわしい委員会なのかどうなのかということが……(発言する者あり)いやいや、例えばですね、いやいや、そこしかないということではなくて、例えば今だって外務・防衛局長間で協議を今しようとしているわけで...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、それは御提言として承ります。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 運用ルールを話しているかという話ですか。まさに運用ルールについて日米合同委員会で協議をしたいと思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) そのとおりです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう率直に申し上げると、現時点においても航空法のいわゆる、何といいますか、大幅な改正をするということについて協議をするということは考えておりません。  むしろそれよりも、今まさに大きな懸念になっている事象について、具体的にその運用についてしっかりとそ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは防衛大臣だと思うんですけど、国交省の方もこの専門家チームの中に入るということで、そういったことを担保していくということではないかと思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは平成十一年だったと思いますけれども、日米合同委員会合意がございますので、これはやはり原発の上空を低空飛行するということは回避するということで合意していますから、これらは想定されていないというふうに考えていただければと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 太平洋・島サミット、小熊議員にもいろいろと御協力いただいて、党派を超えて感謝を申し上げたいと思います。一定の成功を私も収めたというふうに思っています。五本柱とおっしゃっていただきましたが、特に海洋などに関する協力も含めて、まさにきずなは深まったというふ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、率直に申し上げて、このSPREPの地域環境計画について私は小熊議員ほど詳しくありません。今こういうことで御提言いただいていますから、ちょっと私の方で、私自身も含めてよく調べて、費用対効果含めて、そういう意味でしっかりと、引き続き検討したいっていう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま議題となりました欧州復興開発銀行を設立する協定の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成二十三年九月に欧州復興開発銀行の総務会において承認されたものであります。  この改正は、欧州復興...全文を見る
07月31日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○玄葉国務大臣 ただいま渡辺委員から、例えば韓国、オーストラリア、あるいはインドなどとどういう形で協力していくのかという御質問がございました。確かに私は、このアジア太平洋を見たときに、まず成長センターである、だけれども安保環境は厳しさを増している、一言で言えば、こういう状況にある...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、それぞれ隣国でございますし、領土問題を、中国との間では領有権の問題は存在しないということなので領土問題はないという認識でありますが、北方領土、そして竹島、これも、先方からすれば竹島については違う認識なんですが、我々からすれば領土問題があるということでござい...全文を見る
○玄葉国務大臣 人事ですから、これはコメントするというわけにはまいらないということでございます。
○玄葉国務大臣 基本的に人事の話はしておりませんし、内部の協議でございますので、そういったコメントについては差し控えたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 まず、先ほどのことについては、ちょっと事実関係を確認させていただければというふうに思います。  私が知るところでは、FT紙とのインタビューについては私の指示で注意をしました。それは、領有権の問題は存在しないということ、我が国の基本的立場を正確に伝えていなかったか...全文を見る
○玄葉国務大臣 日米合同委員会では、低空飛行も含めて、やはり運用ルールについて日米間でしっかりと協議をしたいというふうに考えておりまして、御存じのように、先般、第一回を行いました。  日米合同委員会というと、御存じのように、在日米軍と行うものですから、あわせて、ワシントンとのコ...全文を見る
○玄葉国務大臣 本来は内閣官房かとは思うんですけれども、一言で申し上げれば、尖閣、もう言うまでもありませんが、我が国固有の領土、領有権の問題は存在しないんですが、平穏かつ安定的な維持管理のためにさまざまな検討を行っているところであるというのが正確な答弁ではないかと思います。
○玄葉国務大臣 これも内閣官房だと思いますが、上陸申請について、まだ行われていないというのがまず一つです。その上で、そういった上陸申請が行われたと仮定したときに、平穏かつ安定的に維持管理をする、いわば政府が今賃借をしている、そのことを踏まえて、その上陸の必要性であるとか、あるいは...全文を見る
○玄葉国務大臣 不測の事態に政府が毅然と対応する、これは当然のことだと思うんです。その上で、私が申し上げたいことは、野田総理の思いとしては、楠田委員の質問に対して、一つはいわば理論的可能性を語った、もう一つは、外交努力も含めて、まさに平素の危機管理というものの重要性を語った、その...全文を見る
○玄葉国務大臣 先般の会議は非常に重要な会議でございます。そして、日本にとってASEANというものが重要性を増しているというふうに思います。それは、実は日本だけではなくて、アジア太平洋全体で重要性を増しているというふうに思うんです。  先般、カンボジアが議長国となって、EAS外...全文を見る
○玄葉国務大臣 端的にというお話でございますが、ラブロフ外相は、こういった私の委員会での発言を読んでいるということでございます。率直にそのように述べておりました。自分は委員会に出るのは二カ月に一回ぐらいなので、しっかり読んでいるんだということを言っておりました。  端的じゃなく...全文を見る
○玄葉国務大臣 これまで、現職の外務大臣が、おっしゃるような形で北方四島に立つということはなかったと思うんですね。私が外務大臣になってから、先般も、船で、根室からではないんですけれども、根室周辺をずっと、北方四島を海域から視察しました。  今おっしゃった点については、やはり外交...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、私も大変気にしています。イスラエルに訪問したときに、私も現地の隊長にお会いをしました。その時点では、全く大丈夫ですという答えが現地の責任者からも返ってきたところでありますが、確かに、その後、シリアの状況は大変深刻になっているということでございます...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、国連のこのPKOは、幾つかスーダンへは行っているという状況です。  日本の南スーダンへの派遣はジュバに行っているということでございまして、ジュバそのものについては、治安はおおむね安定している、平穏を維持しているというふうに考えております。ただ、先ほど申し...全文を見る
○玄葉国務大臣 我々、ぎりぎりの努力をしているんです。ただ、内閣法制局との調整に、正直てこずっているというのが率直なところです。
○玄葉国務大臣 中谷先生がおっしゃるように、私は我が国を取り巻く安全保障の厳しさというものを考えると、我が国自身が防衛力を適切に整備することがまず第一ですが、やはり日米同盟が基軸です。  これは、私はなったときに率直に申し上げたものですから、やや騒ぎになったと言うと語弊がありま...全文を見る
○玄葉国務大臣 東先生が今御指摘をされたように、ラブロフ外相とプーチン大統領は、もちろん先方の、相手方の政府の中で意思疎通というものがなされている、そう思いますけれども、ただ、会ったときの会談の内容というのは、おっしゃるように違います。それが私も率直に感じた点の一つだということで...全文を見る
○玄葉国務大臣 ラブロフ外相から最初に口火を切って、共同会見で普通ああいうことを述べる方ではないんですけれども、私に対して信頼関係が増しているという話をしました。私も実はそうです。だからこそ、激しい応酬もできるというところもあります。  先ほど申し上げましたけれども、実質的な交...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは議事録を読まれておりますので、手のうちを明かすわけにはいかないということがまず大前提であります。  その上で申し上げると、先ほども、プーチン大統領との会談については、今津先生からの質問にお答えをしたとおりであります。日ロのいわばこれからの協力の可能性につい...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃったとおり、本会議で、私は東先生の方を見ながらこの話をいたしました。尖閣は、基本的に領土問題というのは、領有権の問題は存在しないということでありますけれども、他方で、外交の問題として事態が生じているということも他方の事実だというふうに思います。  これは...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げましたように、基本的には信頼醸成をしていくということなんですが、では、例えば、今おっしゃったような、尖閣のやりとりがあったのかと言われれば、実は五月にもありました。東シナ海の資源開発問題の議論はあったのかと言われれば、ありました。  それは、具体的...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは本来、内閣官房だと思うんですが、ただ、外交にかかわる話なので答弁いたします。  先生、これはさっき岩屋先生との議論でございました。相当考えて答弁をしているというふうに受けとめていただきたいんです。ですから、現実の問題として、いわば二者択一ですぱっとお答えで...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、北朝鮮内部の動き等につきましては、先ほどお話がありましたけれども、当然ながら情報収集していて、そのことについて、やはり確かにインテリジェンスなので、こういう場でコメントはしない方がいいんだろうというふうに思っているんです。  拉致問題は、一刻も早く解決をし...全文を見る
○玄葉国務大臣 今この場で私が申し上げることは、先ほど申し上げた繰り返しになって恐縮でありますけれども、適当な時期、適当な方法、適当なやり方で対話を行う必要があるというふうに考えているということでございます。
○玄葉国務大臣 時間との闘いだと思っています。
○玄葉国務大臣 どういう通報を受けているかということでございますが、先週二十五日、在日米軍司令部から外務省に対しまして、米空軍が今月二十八日ごろからF22戦闘機十二機を嘉手納飛行場に暫定的に展開し、それに伴い、約三百名の人員を同飛行場に暫定的に配置する予定との通報がありました。米...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、山本委員がそこはおっしゃったとおりなんです。日本側から提案をした条約でございますけれども、EUが、おっしゃったとおり、特に本年一月、EU及び二十二の加盟国がACTAに署名したころから東欧とかバルト諸国等においてACTA反対の動きが広がって、欧州内の...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 具体的にどういうことかということなんですけれども、幾つか多分あり得るだろうと思います。つまり、EU側の懸念というか、あるいはこういったインターネットについての見解の相違ということなんですが、例えばACTAのこの第二十七条で、現行のネット規制が更に強化さ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、この動き、まさに注視をしていまして、先ほど申し上げましたように、この条約に関するそごが私はあるのではないか、つまりは、正しく私は理解されていない部分があるのではないかというふうに思っていまして、そういう意味で丁寧に働きかけをしなきゃいけないのでは...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論から申し上げると、やはりこれ六か国で効果を発揮することになりますので、もう既に九か国がそういう意向でありますから、私は、やはりまずきちっと発効させて、その上で働きかけをしていくという方がよいのではないかというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 具体的な成果ということでございますけれども、私は、今の日ロ関係を現在の国際情勢全般に照らして考えたときに、まずこの日ロ関係を悪化させてはいけないというふうに、まず大前提としてそう考えています。その上で、私は、様々な御意見はあったと思いますけれども、訪ロ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 山本委員も、この間ずっと外交防衛専門におやりになっていたので御存じだと思いますけれども、外相間とか首相間、首脳間で実質的な議論というものを、どこまでじゃ行ってきたのかと、この間ですね、日ロの首脳会談があったときに、あるいは日ロの外相会談があったときに。...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 自民党政権、民主党政権という話がありましたけれども、この間の記録を全て読むと、それは、例えばですよ、北方四島へのロシアの首相の訪問というのは一九九三年にも行われています。そのときに、私は必ずしも、その当時の外務省がどこまで抗議したかといえば、強い抗議が...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それはもういつも私が申し上げているとおり、我が国の立場と相入れないのであるということを明確に言いました。ですから、国民感情に配慮しなければならないということを何度も言ったと。まあ、いなされたという話がありますが、共同記者会見で記者から聞かれて、ラブロフ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 法的根拠のない占拠をしているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) その部分について、全くそのとおりです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、もう抗議というよりも、この間も猪口先生から質問があったような形で、当然ながら我々はそんな、第二次世界大戦の結果などというのはロシアが言っている、ロシアしか言っていないんです。それはもう、この間ずっと実はロシアは言っていることなんです。特にラブロフ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いつも私申し上げていますけれども、メディアの前で余り公開論争しないということで、メディアの前でできるだけ最小限にしています。外相同士でやるときは当然激しいそういった応酬になるわけです。そのことは我々の見解と全く違うこと、理由も含めて当然伝えてあります。
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、いろんな分析評価あり得ると思いますけれども、私からやはりこの場でそのプーチン大統領の意図を推測でですね、推測で申し上げるということはやっぱり控えた方がいいんじゃないかというふうに思っています。いろんなことが考えられると思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 引き分けという言葉を確かに会見でプーチン大統領は使われたわけですよね。それは言わば双方受入れ可能な解決策ということなんだと思います。その双方受入れ可能な解決策というのは、まさに交渉の結果として、出口として出てくるものであるというふうに思うんですね。 ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 政府特使等しかるべき形で森元総理には訪ロしていただきたいというふうに思っています。オールジャパンで外交を進めていきたいというふうに考えています。  その中で、どういう形か、またどういう内容かということについて、今この場で予断を持って申し上げることは控...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、必ず委員会の議事録ってロシア側は見ております。ですから、特にラブロフ外相ははっきり私にも、議事録いつも読んでいるんだと、こういうふうに言っておりましたけれども、そういうことでありますから、余りいろんな手のうちを見せるということは私は控えたいという...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私も、かねてからの持論で、やはり外交を進めていくに当たって、一般論で申し上げれば、やはり政権の基盤というものが安定していく、どういう形かは別として安定していくということは、私は大事なことだというふうに思っているということは申し上げたいと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは宇都委員がおっしゃるとおりなんです。つまり、中国が最終的に参加するかどうかでこの協定の意義の大きさというのが結果として違ってくるというふうに思っています。  じゃ、どうしているんだということですが、去年の十月に対話を開始をしました、中国との間で...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、今この公式な場でちょっと申し上げるほどの確信は率直に申し上げてないんです。今、とにかく働きかけを丁寧に、それこそ先ほどのEUじゃありませんけれども、中国に、こういった場を設けたので、その場を通じて行っていきたいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはもう当然我が国の立場と相入れないわけでございます。  その上で、今後の、仮定の質問でありますけれども、当然適切にそういったケースで対応することになりますが、やはり今回私が訪問して幾つか今回言いたかったことというのはあるわけでありますけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) あのときは、佐々江次官から駐日大使を呼んで抗議をしたというのがそのときの事実関係でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっとそれ、仮定の質問なので、今後、例えば政府要人、例えば今回も外相会談の中で、余り中身言うのはどうかと思いますけど、自分も〇七年に北方四島を訪問したとかと言っていましたけどね、ラブロフ外相も。  やっぱり、その時々で誰がどういう形で行ったのか、今...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 金星煥長官も李明博大統領もこのGSOMIAについて強い意欲を持っていたわけです。私も金星煥外相と会談するたびに、実はGSOMIAについてはお互い結ぼうじゃないかということを言ってきました。韓国側も、少なくとも政府のレベルでは何とかこれを進めようというこ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、あの後、日米韓の外相会合もありまして、そのときも立ち話でこの話もしました。また、立ち話以外でも、日米韓の中でも部分的にそれに類する話がなかったとは言えないんですけれども、先ほど宇都委員が指摘をされたような、例えば慰安婦の問題とか歴史の問題とかと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは大切な指摘だと思います。  これは当然、断固反駁をしていかなきゃいけない話であります。当然、オーストリア、フランスにも申入れをしておりますけれども、かなり韓国の場合は組織的にやっているんですね。そういう実態をやはり踏まえて、外務省として体制も含...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、恐らく宇都委員は御存じでお聞きになっていると思うんですけれども、この赤尾嶼、黄尾嶼の名称、明治四十年、旧海軍の水路部が刊行した地図でまず使用されている。昭和八年、旧参謀本部陸地測量部が刊行した地形図及び昭和九年に刊行した地勢図においても使用され...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まさにこれ、大正島と久場島なんですが、射爆場の名前がそうだと、こういう話なんでありますけれども、初めて私知ったことも今日ございますので、ちょっと勉強させていただければと思います。  ただ、一つだけ言えることは、呼称によって我が国の領有権の問題、そもそ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはもう再三にわたって申入れしているんです。グーグルマップにおける表記には、おっしゃるとおり、そういう誤解を与えるものがあって、これは我が国の立場に照らし受け入れられないということで、グーグル日本法人に対して修正するように再三要請をしているということ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃったイスラエルによる抗議というのは、七月二十日、十九日のシリア治安部隊と他の武装勢力との間のジャバタ近郊における戦闘中、シリア軍の兵士が一九七四年にイスラエルとシリアとの間で締結された兵力引き離し協定に規定される兵力引き離し地帯内に侵入したこ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと昨日説明に行った方がどういうふうに表現されたのかは私存じ上げませんというか、承知しておりませんけれども、少なくともこのイスラエルによる抗議については確認をしているということです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今内閣法制局との調整も含めて行っているところで、おっしゃるとおり、残念ながら今国会提出は少し難しい状況でありますけれども、最後まで検討を続けたいと、そういうふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど森本大臣が答弁した件は、運用ルールということで私も大事だというふうに思っておりますので、日米合同委員会で協議をしていきたいというふうに思います。  その上で、今、〇四年の話、平成十六年八月の沖縄の国際大学への米軍ヘリ墜落事故のときの警察が事故現...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私も、五月の初旬にエジプトあるいはモロッコなどを訪問をしました。その際にも、今回のこのEBRDの地理的拡大の話というのが出ました。同時に、おっしゃったように、雇用の創出であるとか、あるいは公正なガバナンスをどうつくるかとか、新産業の育成であるとか、そう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 影響をどう受け止めているかということを問われれば、おっしゃったとおり、当面、EU及びEU加盟国がACTAを批准するということは不可能になったわけでありますので、そういう意味では、EUの対応を注視をしながら働きかけをする。ただ、六か国が締結すれば発効はし...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。おっしゃるとおり、本協定を我が国内で実施するために必要となる国内法令の改正というのは、暗号とかスクランブリングといった技術的手段を回避する装置等の製造規制を導入することのみで、先月、おっしゃったような今国会で成立した著作権法改正において手当て済み...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど政府委員から答弁ありましたけれども、結局、職権でやってもよくてやらなくてもいいということなので、日本はまあやらなくていいと、そういうふうに解釈をしているわけです。ですから、第二十六条に関して、適当な場合の範囲について各締約国の判断に委ねられている...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういうことでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論から申し上げると、現行の規制が強化されるということはありません。  ACTAは、個人の正当なインターネット利用を制限したり、プロバイダーに対してインターネット利用の監視を義務付けているわけではないと。我が国におきましても、ACTA締結に当たり、先...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そのようにしていきたいと思います。  中国が一番大事だと思うんですけれども、先ほど宇都委員の質問にもお答えしたんですが、中国の国内法というのは、一部もうACTAに適応しているんですけど、対応しているというかですね、ただやっぱり未対応な部分があるという...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 建設的な御提案として真摯に受け止めて進めていきたいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、非課税の取引を言わば免税取引に変更するということを提起したらどうかというお話でございます。これは、先ほどの問いとは違ってせっかくの御提案ですけど、慎重に検討しなければならないかなというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 率直に私の署名したときの心境を吐露いたしますと、やっぱり一番はとにかく中国だと思っていたのは事実です。中国にとにかく働きかけをしなければならないという認識だったんです。  中国は先ほど答弁をしたとおりの形で対応しているんですけれども、確かにEUについ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど山本香苗委員の質問にお答えしたとおりでございますので、そこはしっかりとそのようにしたいと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと私、立法府の在り方論について、この協定、条約についてどういう提案をしたかというのは、正直覚えていないんですけれども、条約とか協定は、基本的にはまさに国会で承認をしていただくものであるということなんだろうというふうに思います。  今、一般論で、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論からこれも申し上げますと、EBRDの方は我が国の増資が求められるということはございません。そういう意味で、今回の設立協定の改正には日本を含め各国の出資額を増やす規定はございません。  本協定改正をめぐる議論でも、我が国を始めとする各国は更なる増資...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の御指摘は、私は全く同意します。  おっしゃるとおり、今のアラブの春始め北アフリカの、先ほどの質問にもありましたけれども、新産業の育成とか雇用創出にどうかかわっていくのか。全体としてのプレゼンス、我々、このEBRDには出資額二番目であります。米が一...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはもちろん我が国が提案したものではあるんですけれども、もちろんその締結をした国々、署名をした国々で全体で働きかけを行っていく、EUが今まで質疑の中にあったような事態になっているということについては確かに残念なんですけれども、そのことについてもっと事...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) GNIという話がありましたけれども、日本の場合、これから貿易収支のみならず、そういった所得収支、投資によって例えば配当を得ていくとか、そういったことが非常に重要になってくると。また、現時点でももう既に重要であるということであります。したがって、投資協定...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、投資そのものについては、今年になって投資室というのを設けました。それと、実はつい最近ですけど、アフリカについてはアフリカ部というのを正式に立ち上げて、事実上の格上げというか、そういったことをしたわけです。  おっしゃるとおり、来年、TICADⅤ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) キャノン空軍基地の話は、今防衛大臣がおっしゃったというふうに思います。  我々も、繰り返し申し上げておりますけれども、初めにスケジュールありきということではなくて、もちろん力の空白を生じさせてはいけませんけれども、とにかく日本政府が主体的に安全を確認...全文を見る
08月01日第180回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○玄葉国務大臣 国際法の教授でもある浜本委員は、外交力強化に御理解をいただいて、まず感謝を申し上げたいと思います。  その上で、私も、就任してから改めて、この百五十という一つの目安を置きました。置いた上で、実館というより大使館の数をふやしていく、そのためにどうするかということを...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、大使館をふやす、ふやすと言っても、国民の皆様から理解を得られなければ、なかなか、この予算をふやしていくということも含めて、実現しないということがあると思います。  ですから、今おっしゃっていただいたような、会計検査院とか総務省の行政評価局からの...全文を見る
○玄葉国務大臣 クックは、御存じのとおり、PALM6を先般開いて、いわば太平洋島嶼国でございます。太平洋島嶼国というのは十三カ国プラス一地域ということで、我が国が先鞭をつけて、島嶼国とのいわばサミットを行っているわけであります。五月の会議、サミットも成功したというふうに思っており...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、もう既に服部委員は御存じのとおりでありますけれども、人道的な観点から、可能な限り真摯に対応しているということであります。  旧軍人軍属に関しては、その方々の御遺骨を返還してまいりました。それは祐天寺に預託をされている方々の御遺骨でございます。また、今おっ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、基本的には協議の中身については、相手国との関係もあるので、この場では差し控えたいというふうに思っています。  現状を、恐らく服部委員はいろいろと御存じなのではないかというふうに思います。
○玄葉国務大臣 これは、もう率直に申し上げますけれども、内閣法制局との調整にてこずっておりまして、そういう意味で、今国会提出は少し難しいという状況にございますけれども、最後まで努力を続けたいというふうに私は思っております。
○玄葉国務大臣 結論から申し上げると、私は駆けつけ警護について真剣に検討していく必要があるというふうに考えております。  PKOに派遣された自衛官自身の生命または身体の危険が存在しない場合に、当該自衛官の所在地から離れた場所に駆けつけて他国軍隊の要員等を防護するために武器を使用...全文を見る
○玄葉国務大臣 私は、集団的自衛権の問題について、現時点で内閣全体として憲法解釈を変えることはしないということを明確に申し上げた上で、問題意識を持っているということを言っています。  つまり、まず、我が国の安全保障環境が厳しい中で、我が国自身の防衛力を適切に整備するということが...全文を見る
○玄葉国務大臣 旧知で秋田出身の金田先生から、秋田犬、犬の方のお話が出ました。  これは、もともとの経緯は先般もこの場で申し上げましたけれども、日本がというよりは秋田県知事の、あるいは秋田県の、プリフェクチャーの方の秋田県の発意でありまして、被災地支援の感謝の意を込めて贈りたい...全文を見る
○玄葉国務大臣 反論したかと問われれば、それは事実であります。まず、恐らく、時代認識等も含めて、認識が違うのかなというふうに思います。  ラブロフ外相との会談では、ラブロフ外相自身も二〇〇七年に北方領土に行ったというふうに言っておりました。あるいは、一九九三年にはチェルノムイル...全文を見る
○玄葉国務大臣 そこは、認識が違うということであります。  つまり、まず一つは、直接、国民感情への配慮が必要であるということを言う。それは、相手の立場に立つ必要はないのですが、議論のための議論をあえてすれば、相手の立場からすればそう言わざるを得ない。しかも、共同記者会見で記者か...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、先ほど申し上げましたけれども、私は、この間の日ロの交渉の全ての記録を何度も読んでおります。これはもちろん公開されていないものもたくさんあるわけでありますけれども。その上で、交渉に入るときには、まず必ず原則論の応酬があります。ただ、そのときに感情的にならずに、...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の金田先生の言われた中の前半は、私は認識、一緒です。  先ほど申し上げたように、手のうちは全て明かすわけにはいきません。ただ、おっしゃったとおりなのは、このアジア太平洋の中で、日ロの関係というのはますます互いにとって重要になっていく。  おっしゃったとおり、...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、この自民党政権下での外交力強化に関する特命委員会の活動について、私も若干説明を、かつて受けたことがあるんです、この百五十の体制にしようというふうに指示をしたときに。私は、こういった委員会に関しては敬意を表したいというふうに思います。  その上で、確かに、平...全文を見る
○玄葉国務大臣 百五十、一つの目安です。おっしゃるように大変だと思っています。  ただ、ことし、まず頑張らないといけないと思っているんです。概算要求から頑張っていかないといけないと思っていまして、少々高目の目標を持って、おっしゃるとおり、この三年で余りつくれなかったわけですから...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、三年間で百五十の話でありますけれども、確かに、国連安保理の常任理事国入りを目指していたときに一気にふやしていった側面もあると思うんです。おっしゃったとおり、伸ばしたときというのは一年間に六つつくっているんですね。ですから、六つつくるレベル、つまり、そのくらい...全文を見る
○玄葉国務大臣 こういった問題について財務省時代からずっと取り組んでおられますからお詳しいと思うんですが、外務省の職員定数は、平成二十四年度で五千七百六十三人、平成十九年度のときは五千五百四人ですから、二百六十人増員とはなっているということなんです。  ただ、今の御質問は、主要...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、行政改革の要請が厳しい財政事情の中でございますから、そういった中で定員をどういうふうに確保していくのかということなんですが、先ほどおっしゃっていただいたように、外交について、特に外交力強化という観点からはまさに正面からきちっと主張していく、そのことは確かに大事...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃったとおり、物価変動率を加味すると、おっしゃったような状況になるというのが実態なんです。  こういう行革を不断に行っていかなければならない状況なので、一定の人件費抑制というのはやむを得ないところがあるというふうに私は思っていますけれども、ただ、さはさりな...全文を見る
○玄葉国務大臣 四年に一度のオリンピックそしてパラリンピックについては、私も、放送そのものがそうでありますから、どうしても日本人選手が中心になってしまうわけでありますが、スポーツが好きなものですから、できるだけ観戦をし、また応援をするという状況にございます。  ただ、私がやはり...全文を見る
○玄葉国務大臣 英語版でかなり厚いものだというふうに承知しております。
○玄葉国務大臣 さまざまな激しいやりとりが搬入前からありました。激しいやりとりという意味は、日米の協議、事実上の、実質的な事前協議でもあったというふうに私は思いますけれども、そういう中で、結果として、安全性を確認するまではいかなる飛行運用も控える、つまりは飛ばさない、こういうこと...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど申し上げましたように、私は、初めにスケジュールありきと本当に思っていないんです。ただ、大前提は、やはり力の空白は生じさせてはいけません。これは、外交、安全保障に責任ある立場の者としてですね。  最初にスケジュールありきではなくて、やはり日本政府がさまざまな...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の済州ですね、在済州総領事館の業務の実施体制、おっしゃるとおり、平成二十三年度の機構・定員要求どおりに定員を二名合理化したということでございます。  これは先ほど言った基準と合わないのではないか、こういうことでありますけれども、基本的には、私たちとしては、在留...全文を見る
○玄葉国務大臣 用務帰国ということでありますと、丹羽大使は五回ということでございます。
○玄葉国務大臣 済みません、五回それぞれ掌握しているわけではございません。もちろん、先般の一時帰国、用務帰国については掌握しております。
○玄葉国務大臣 私が、あれは日中外相会談等もあった前後を含めた現下の、そのときの日中情勢を踏まえて、丹羽大使に一時帰国してもらって現在の中国の状況について報告をしてもらうことが適当であるということで判断をしたわけでございます。  その中身について、まさに内部の協議なので、どこま...全文を見る
○玄葉国務大臣 赤松先生が今言われたように、私、委員会であるいは理事会でどういうふうに語ったのかは承知していないんですが、ただ、私がこの間聞いている限りでは、丹羽大使が非常に熱心なのは地方への訪問です。草の根の交流ということも含めて非常に大事にしておられて、私は、そのことについて...全文を見る
○玄葉国務大臣 確かに、御本人は、思っていた、つまり自分が考えていたほどは回れていないというふうに思っているということのようでありますけれども、ただ、私は、大使としてそういう努力を誠意を持って行っているというふうに考えています。
○玄葉国務大臣 大使から直接電話があるとか、そういうことではありませんけれども、事実関係の公電は読んでおります。要は、事実関係についての公電を読んでおります。
○玄葉国務大臣 事実関係を申し上げれば、今御指摘のように、五回帰ってきていますが、用務帰国時に地方訪問の実績はないということでございます。  ちょっとその理由について、今申し上げる手だてが、率直に申し上げて、ございません。
○玄葉国務大臣 私になってから、三・一一もございましたので、大使は帰ってきたら被災地に赴くようにというか、足を運ぶようにという指示を実は出したんです。だから、恐らく相当の大使が被災地に行ったと思います。  だけれども、今おっしゃったように、その二人について、行っていないというこ...全文を見る
○玄葉国務大臣 五回の帰国の内容がわかりましたので。  二〇一〇年十一月、APEC、一一年二月にアジア大洋州大使会議、二〇一一年五月、日中韓サミット、二〇一二年二月、アジア大洋州の大使会議、二〇一二年七月が先般の私との協議ということでございました。
○玄葉国務大臣 確かに、これだけ予算が厳しい中でどうするのであるか、こういうお話であります。  一つは、先ほど総領事館の廃止についての議論がございましたけれども、やはりそういったことは考えていかないといけないところが私はあるというふうに思っています。  その上で、どういったと...全文を見る
○玄葉国務大臣 先般、おっしゃったとおり紙委員の質問に答えて、自動車についての米側関心事項というのが示されている。これはできるだけ情報をやはり出さなきゃいけませんので申し上げているんですけれども、透明性、流通、技術基準、認証手続、グリーンテクノロジー、税ということで関心表明がある...全文を見る
○玄葉国務大臣 結局、アメリカのシステムというのが、日本は、御存じのように、交渉参加を仮にした場合に、締結をしましょうということになったら、後で国会承認なわけですね。アメリカの場合はそうではなくて、最初に議会の承認。逆に言えば、最初に議会の承認を得れば、後でどうかといえば非常に容...全文を見る
○玄葉国務大臣 基本的には、今、笠井委員がおっしゃったとおり、自動車、保険、牛肉なんですが、ただ、牛肉は以前から申し上げているとおり、これは全く別の意味で、科学的知見に基づいて、今、全く我々の手出しのできないところで、中立的な食品安全委員会の審査が行われているということでございま...全文を見る
○玄葉国務大臣 結論から申し上げると、もちろん一〇〇%の断言はできません。ただ、先ほど申し上げたように、私はその三つ以外は承知していないということなんです。  結局、二つあって、一つは、まず我が国としての国内の合意形成をした上で、少なくとも国家として、政府として意思表明をすると...全文を見る
○玄葉国務大臣 済みません、国家戦略担当大臣が全体を統括しているものですから、今ちょっと私承知しておりませんが、少なくともQアンドAという形ではまとめて出せているわけではないのではないかというふうに思います。  ただ、いずれにしても、できる限りの情報公開はもちろん必要です。ただ...全文を見る
○玄葉国務大臣 TPPは、確かに事前協議でのメリット、デメリット、損得ということも大事でありますけれども、当然、交渉に入れば、日本の要求というのを強くぶつけていくわけですね。  ですから、そういう中で、まさにトータルの国益、トータルとしてのメリット、デメリット、これは経済的なメ...全文を見る
○玄葉国務大臣 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決をいただきまして、まことにありがとうございました。  外務省としては、ただいまの附帯決議の御趣旨を踏まえつつ、今後とも外交実施体制の強化を図り、種々の外交案件に...全文を見る
08月03日第180回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第6号
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○玄葉国務大臣 おはようございます。  衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、北朝鮮をめぐる最近の状況に関して御報告いたします。  北朝鮮は、昨年十二月に金正日国防委員長の死去を発表して以来、新たな指導部の体制固めを続けており、金正恩氏が、四月に党第一...全文を見る
○玄葉国務大臣 情報収集、分析、当然ながらしているわけであります。私自身また日本国政府の分析そのものについては申し上げることは差し控えますけれども、一般的に申し上げるという形で言えば、それは今の金正恩国防第一委員長がみずからの権力基盤を強化する過程にあるというふうにされているとい...全文を見る
○玄葉国務大臣 これも、私及び日本国政府の分析ということで申し上げることは差し控えたいと思いますけれども、今おっしゃったように李英浩軍総参謀長が病気の関係で朝鮮労働党の全ての役職から解任されたと発表したということは承知をしています。  この人事の背景について、まさにさまざまな見...全文を見る
○玄葉国務大臣 今おっしゃった李英浩氏、例えば、野戦軍の司令官の経験があって、強硬派であるとか、いろいろな言われ方がされているということであります。  ただ、それ以上どう分析していくか、あるいは分析しているかということについての答えは差し控えた方がいいんだろうなというふうに思っ...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃるように、七月十七日に、玄永哲軍大将に次帥の称号を十六日付で付与したというふうに承知をしています。  玄永哲氏は、軍参謀総長とともに朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長も務めて、二〇一〇年九月には金正恩氏とともに大将に昇格をした人物であるというふうに承知をし...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、竹内委員からるる一連の人事の流れについての御質問があったわけでありますけれども、そういったことを捉えて、今御指摘があったような見方というものがあるということについては承知をしていると申し上げたいと思います。
○玄葉国務大臣 これも、私の分析ということじゃなくて、見方とかということで申し上げれば、今おっしゃったような人事だとかあるいは経済政策などの状況を踏まえて、まさにそういった見方もあるんですけれども、他方、核抑止力の強化ということも言っているのも厳然とした事実なんですね。例えば韓国...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、内部の事情を正確に把握することは困難です。率直に申し上げると、いろいろな情報が入ってくるんです。  ただ、やはり基本は慢性的な食料不足、基本はそうだと私は考えています。なぜなら、やはり体制自身がまだまだ極めて閉鎖的であるということではないかというふうに考...全文を見る
○玄葉国務大臣 これまでのやりとりの中であったような北朝鮮内部における変化が政策の変更につながるかということになると、今予断を持ってお答えしない方がよいというふうに、現時点ですね、そう思っています。  ただ、今、松原大臣からもありましたけれども、やはり拉致問題というのは時間との...全文を見る
○玄葉国務大臣 拉致の問題は、最終的には、もう言うまでもないことでありますけれども、対話をしないと解決しない、最終的にはですよ。さまざまな制裁を行ったり、いろいろなことをこれまでも行ってきたし、それは今後だって、圧力と対話ということですから、どうバランスさせていくかということなん...全文を見る
○玄葉国務大臣 六者は六者で、直ちに再開できる状況にないと先ほど報告をしたとおりでございます。それとリンケージするのかしないのか、こういう話でありますけれども、それは全てイコールということではもちろんこれまでもなかったということだと思います。一〇〇%イコールかと言われれば、そうで...全文を見る
○玄葉国務大臣 議長国カンボジアが取りまとめたARF閣僚会合等の議長声明の朝鮮半島情勢部分には、一つは、朝鮮半島の平和、安全及び安定の重要性を強調し、関係者に対し、さらなる挑発行為をとらず、関連する安保理決議のもとでのそれぞれの義務及び〇五年の六者会合共同声明のもとでの約束を遵守...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、これは国際社会全体の問題であるということで、北朝鮮に対し、その場で前向きな対応を求めたということなんですね。  これはかなり強い調子で実は述べたところなんですが、だけれども、先ほども申し上げた、繰り返しになって恐縮ですけれども、南...全文を見る
○玄葉国務大臣 改めて申し上げますけれども、私からは、まずミサイル発射について、国連安保理決議違反である、そして国際社会が一致して確固たる姿勢を示すことが必要だ、そして、六者は有効な枠組みなんだけれども、北朝鮮がまず具体的な行動をとる必要がある、そして、拉致の問題について先ほど申...全文を見る
○玄葉国務大臣 あの場で、特に今おっしゃったようなところと、そして、いわゆる米国の敵視政策がいけないんだ、こういう趣旨のことを言っていたということです。
○玄葉国務大臣 やはり、まだ予断を持って申し上げるわけにはいかないと思うんです。  ただ、この間、人工衛星と称するミサイル発射があって、あのときに、私も今も鮮明に覚えておりますけれども、G8の外相会合がございました。G8の外相会合で、当然ながら日本が主導して北朝鮮の問題は議論し...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど、安保理の議長声明が出されたときの過程の一部を御紹介いたしました。ただ、やはり予断は許さないんですね。それはなぜかといえば、米国の敵視政策について何度も言及をし、かつ、冒頭も申し上げましたけれども、核抑止力の強化という言葉を使っています。ですから、そうである...全文を見る
○玄葉国務大臣 もう高野委員も全て御存じだと思いますけれども、確かに、李英浩氏が強硬派である、そういうふうに見られているという見方があるということは承知をしているところであります。その李英浩氏が解任をされたから、では六者はやりやすくなるか、こういう話でありますけれども、そうストレ...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、高野委員から、黄金坪島というんでしょうか、これは確かに、中朝の共同で開発することに合意をして、昨年六月に共同開発着工式を実施した、けれども、一年以上経過した現在も工事が開始されていない、頓挫する可能性が高いという報道があるということは承知をしているということで...全文を見る
○玄葉国務大臣 この遺骨の問題というのは、第二次世界大戦末期に旧ソ連が参戦をしたということで日本兵が亡くなったわけですね。また、結局、満州から朝鮮半島北部を通って帰るときにやはり亡くなっているということで、数はいろいろ言われているところがあるんです。  この遺骨の問題というのは...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、古屋先生には、とにかく拉致の問題に非常に熱心に取り組んでいただいていることに改めて、今国会初めての委員会ということでありますので、敬意を表したいというふうに思います。  その上で、さまざまな変化が拉致問題にどういう影響を与えるのかということです。  これ...全文を見る
○玄葉国務大臣 御家族の方々が結局、年々高齢化されるわけでありますから、私も危機感を持っているんです。ですから、時間との闘いだというふうに私も思って、この問題に取り組みをしています。だからこそ、さまざまな情報を収集した上でのしっかりとした判断が必要だというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 それはもう共有しなければならないと思います。実際に、先ほど申し上げたように、時間との闘いなので、一刻も早く全ての拉致被害者を帰国させなければなりませんので、そういう意味で申し上げれば、共有しています。
○玄葉国務大臣 今と同じ言葉を対外的に発信したということは記憶していませんけれども、常に時間との闘いだということを言っています。この委員会が対外的な発信だとすれば、だとすればですよ、それは共有しているというふうに申し上げて間違いありません。
○玄葉国務大臣 ですから、もうそこは松原大臣と全く共有しているというふうに申し上げたいと思います。
○玄葉国務大臣 これは、先ほども私、申し上げましたけれども、人道上の未解決の問題である、いわゆる墓参についての陳情があるという状況にございます。そのことについてどう対応するかというのは、まさに先ほど申し上げたような総合的な判断が必要なんですけれども、今、松原大臣も、そのことはその...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、もう全て御存じのとおり、今の話は恐らく二国間の問題でおっしゃっているんだと思います。現実に、日本の北朝鮮措置は、全てこれも御存じでしょう、かなりのところまで行っているわけですね。現実に、貿易はもうない。  こういう中で、私は、本当に北朝鮮に圧力を加えてい...全文を見る
○玄葉国務大臣 直接私が大臣指示という形でしたという記憶は確かにございません。
○玄葉国務大臣 今私が申し上げた意味は、私の発意ではないということで、連携してそうしようという意味での指示ならしていますよ。行ってくれ、それならそれがいいということで。
○玄葉国務大臣 もちろん、政府としては、いわゆる認定拉致被害者以外にも、拉致の可能性を排除できない方々がいらっしゃる、存在する、そういう認識に基づいて、特定失踪者についても調査、捜査に今全力を挙げるということでありますし、北朝鮮に対しても、またさまざまな会合の場でも、あらゆる拉致...全文を見る
○玄葉国務大臣 平成二十二年十一月二十九日の本部長指示で、「拉致の可能性を排除できない事案に係る捜査・調査の徹底、及び拉致実行犯に係る国際捜査を含む捜査等の継続」、これをすぐ立って答えられなかったというふうに指摘をされましたけれども、私は、簡単に日付まで出てくるものじゃないと正直...全文を見る
○玄葉国務大臣 率直に言うと、毎回、外相会談でこの話をしています。北朝鮮の人権状況決議も含めて、する機会が多いんですね。ほとんどの外相にそういう意味では、そういう意味ではですよ、北朝鮮の人権状況決議もあるものですから、本格的な外相会談をやれば、ほとんどこの問題になるんですね。 ...全文を見る
○玄葉国務大臣 十周年というのは、いわゆる最初の日朝首脳会談があって十年ということだと思います。  今の二日の話は、拉致の集会があるというふうに承知しています。
○玄葉国務大臣 十年の節目でありますから、時間との闘いだという中で、先ほど古屋先生からは、制裁とか圧力というのは対話を引き出すための手段なのであるというお話がございました。  ですから、まさに、この拉致の問題あるいは諸懸案を解決するために最も効果的な手段は何なのかということを私...全文を見る
08月20日第180回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 御存じだと思いますけれども、外務省設置法の四条の十三ということになります。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論から申し上げると、中国人に限定しているわけではございません。例えば、ASEANの中で訪日観光客等が一番多いのはタイでありますけれども、タイに対しては今回、六月一日から観光等の短期滞在目的にもこの数次ビザについて拡大をしています。  なお、日本にど...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、宇都委員がおっしゃったのは今回ということでございますけれども、この間、二〇〇九年七月、二〇一〇年七月、二〇一一年九月ということで累次ビザの緩和をしているわけであります。最初の二〇〇九年は、たしかやはり観光客へのビザ発給ということで、観光客を増やすと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 最終的にそういうことだろうというふうに思います。  結局、先ほどの外務省設置法にあるように、査証に関すること、これは外務大臣ということでありますので、外務大臣が決めていくんですが、今、羽田大臣が答弁をしたようなワーキングチームの議論であるとか、毎年や...全文を見る
08月22日第180回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、安井議員が国邦議連という形で日本人の国際機関への言わば登用、数を増やすことも含めて御努力いただいていることに、この場をお借りして感謝を申し上げたいと思います。  先ほど政府委員からも答弁がありましたが、専門職以上で三%、そして幹部以上も三%なん...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと、初めていただいた指摘で大変参考になるんですけれども、御存じのようにJPOのような仕組み、ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー、JPOという仕組みがあって、これは若者をということで人材育成上そういった仕組みを活用しているんですが、今、安井議...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃったように、IMOに関水さんが事務局長になったり、あるいはIAEAで天野さんが事務局長になったり、先般も、報道でございましたけれども、石井さんという財務省の出身の方が地球環境ファシリティーの事務局長になったり、黒田さんがADBの総裁だったりと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、JPOの前に、私が外務大臣、一年前になりましたけれども、その後、国際機関の長のポストに就いた関水さん、石井さん、選挙に勝てるようにしっかりやれということでございますが、関係省庁と緊密に連携しながら、当然ながら日本人の長というものをつくり上げていく...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 人材育成という観点では、まず平成二十三年度から、即戦力の人材を発掘をする、育成をするということを目的として、社会人対象の国際機関向けの人材育成研修コースを実施をしています。また、平成十九年からですが、平和構築の人材育成事業、これは平和構築の現場で活躍で...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そういうことはございません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、法解釈の話を今されたわけでありますけれども、当然ながら国内法をしっかりと、まさに国内法で処理をしていく。と同時に、今回官邸に逐次報告が上がって、最終的には十六日の夕方だったと承知をしておりますけれども、総理大臣に最終的な対処方針含めて、つまりは...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 裏切られた感じはないかと、こういうことでございますけれども、誠に誠に遺憾だという気持ちでいっぱいであります。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 不法占拠かどうかということですか。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 不法占拠だというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 法的根拠のない占拠であると。いや、これは今までも説明をしてきています。つまりは、その時々の総合的な判断である。それは、もう繰り返しませんけど、簡単に言えば、領土の問題というのは交渉によって解決をする、そういったことを踏まえて、その時々の政権の総合的判断...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私はこの間も、言動を改めるべきだと、こういうふうにはっきり言っています。そのことをまず申し上げたいと思います。  せっかくの機会なので、先ほど確かに初めて民主党政権になって不法占拠という言葉を竹島について使いましたから、しっかりと答弁をさせてください...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは当然、事実誤認のところはもう韓国側もある意味撤回をしているんですね。  先ほどの話は、私は今、佐藤委員が言われたような意味も込めて、言動を改めなさいと、こういうふうに言っているということです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論から申し上げると、二年前、私もちょうど政調会長だったときにこの談話が出されて、相談なかったとちょっと一言コメントしたんですけれども、ただ、結論から申し上げると、意味がなかったと断ずるわけにはいかないと思います。  今までの日韓関係の歴史をひもとい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 結論から申し上げれば、そういう様々な水面下のやり取りというのはあったというふうに申し上げてよいと思います。  ただ、じゃ、先ほど私も述べた、あるいは委員から御指摘のあったあの談話が上陸に結び付いたのか、直接の原因なのかというと、私は李明博大統領の行動...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 不法上陸したというふうに思っていますよ。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いわゆる単独提訴云々ということは、現時点で訴訟戦略に影響を与えるので、私、断言はしません。ただ、国際社会に広く日本の主張を知ってもらうということは大変大事なことなので、そういった目的に照らして物事を進めていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 領土問題にはやはり領土問題で相応の措置をとるというのを私は基本としたいというふうに思います。その上で、天皇陛下に関する発言もあったわけで、様々なオプションを検討していると。韓国側の行動も見ながら相応の措置について判断をしたいというふうに考えています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、理事国入り云々ということがありましたけれども、特定のことを今ここで申し上げることは避けたいと思いますが、様々なオプションが俎上にのっているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 確かにそのことだけをとらえて抗議をしているということはなかったかと思います。ただ、先ほど申し上げたように、今回の一連の韓国側の言動に関しては様々なオプションを検討しているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) そこは事実なんです。  それで、私の指示で、ハイレベルでやるようにということだったんですが、今大使いないわけであります、今日帰すということにしましたけれども、ハイレベルで実はアポを取ろうと努力したんですけれども、すぐつかまらないということだったので、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 済みません、私、動画、残念ながらまだ見ることできておりませんけれども、今日、写真等々について説明を受けました。動画じゃないと分からないところもあるのかもしれません。また、そのとき宇都議員がいろいろ指摘をされていることも文書でいただいておりますけれども。...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いたということであります。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 聞いておりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 済みません、担当者に直接聞いていないので、その点について私、今答えることできませんので、担当者から聞きたいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは、行った者から直接報告を受けて判断をしたいと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) つまり、二年前起きた衝突事案からこの二年間どうしてきたのかと言われれば、この場で申し上げられない様々な対応策というものを講じてきたということはまず申し上げなければなりません。ただ、表立って申し上げるようなことではございません。  その上であえて申し上...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 言葉足らずがあれば御指摘いただければと思いますけれども、まず、脱原発依存の政府の方針というものは一体現在どうなっているのかということでありますが、エネルギー・環境戦略の会議のメンバーでございます、また同時に、このエネルギー・環境戦略ができたときの国家戦...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 同じです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 原発からグリーン。
○国務大臣(玄葉光一郎君) クリーンはかつて入っていたんです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私の理解で、済みません。  かつてクリーンエネルギーと言ったときには……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 政府答弁としては、ちょっと私、責任者じゃないので今ちょっと申し上げにくいですけれども、少なくとも私の理解では、かつてクリーンエネルギーとよく使われた言葉にはやっぱり原発は入れていたと思います。今、原発からグリーンへと言っている、そのグリーンには私は入っ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 加藤委員がおっしゃる、私もゼロにどこかで触れたのではないか、こういう話をまず申し上げたいと思いますが、確かに、たしか久しぶりに地元に帰ったときに国政報告か何かの会合で、今、二〇三〇年にゼロシナリオ、そして一五シナリオ、二〇から二五シナリオというふうな形...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと私が答えるのは適当かどうかということはあるかもしれませんけれども、まず、脱原発依存というときに、ゼロにするかどうかはまだ判断していないということが一つあります。最終的にゼロにするかどうかということはまだ判断していないということが一つ事実としてあ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは私も同意します。高効率のガスタービンだとか、いわゆる環境配慮型技術をどのようにこれから原発からグリーンへという中で大きく海外展開できるのかというのは、私たちのこれからの成長に大きくかかわってくるというふうに考えております。  あわせて、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それはもう全くおっしゃるとおりでございますので、全力を尽くしたいと思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 外山委員にお答えをしたいと思いますが、いつ情報を知ったのかということでございますけど、在韓国の日本大使館が具体的な情報に接したのは八月の九日の十七時ごろということであります。私も、たしか本会議を終えて私自身にもその情報が入ってきた記憶がございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) たしか私の、ちょっと手元にございませんが、記憶ですと、いわゆる、何というんですか、韓国の青瓦台が多分自国のプレス向けにエンバーゴー付きの情報として入れた、そのことの情報をキャッチしたということでありまして、余りインテリジェンスにかかわることは言うべきじ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) もう当日でございますけれども、三回にわたってそれぞれのレベルから中止するように、上陸は中止するようにということで強く申入れを行うように指示しまして、結果として三レベル、公使から先方の局長、こちらの本省の局長から在京の韓国大公使、そして次官から在京の韓国...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 確かに、断片的に様々な情報があったということは事実だと思います。当然ながら、そういう情報に接したときに、そのようなことにならないようにということで、いわゆる在韓の大使館のそれぞれのレベルから伝えているというのが実態でございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 基本的に領土問題には領土問題でということで、まずICJへの付託というものをもう既に提案をしているところでございます。これは、かつて付託について二度拒否されていますけれども、それから、一九五四年、たしか六二年、二回だったと思いますけれども、時間が相当たっ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは先ほども申し上げましたけれども、訴訟戦略にかかわりますので、今この場で明確には申し上げるわけにはまいりませんけれども、やはり先ほども、国際社会に対してもしっかり我が国の立場を知ってもらう必要がある。と同時に、まさにこの領土問題を解決をするためにも...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まだ現時点でどのようにこれから推移するかということを予断するということはやはり控えた方がいいんだろうと思うんです。  その上で、もちろん私は、今回、領土問題には領土問題で基本的に対応するということで、ICJへの提訴というものを私自身最初から検討する、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 確かに、おっしゃるように、今までの例を見てみると、他国がこの問題に関して発言を行ったときに言わば抗弁のような形で発言をしているということだろうと思います。  いわゆるICJ以外に国際社会の中で竹島の問題について何ができるかということについては、よく検...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほども申し上げましたけれども、今、これは啓発活動も含めて政府の体制を強化しようではないかと、こういうふうに考えておりますので、その中で、どこの省の予算になるかはともかくとして、やはり竹島の問題に関しての対策、予算というものは私は増えていくのではないか...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 小熊委員が指摘をされるように、十分な結果が得られていないのではないかと言われれば、そういう部分もあると思います。  私自身も、外相会談のたびに、この輸入規制だけではなくて、例えば渡航制限の問題とか取り上げてきています。渡航制限はかなり私は解除に向かっ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはもう小熊委員がおっしゃるとおりだと思います。日本は、かつては大変なODA額だったんですが、十四年でたしか半減したというふうに思います。何とか二十五年度予算で、概算要求基準が出たんですけれども、この反転の端緒だけではなくて、しっかりと増額傾向という...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはもう井上委員は御存じのとおり、何条に規定されている、そういう趣旨、そういうものではございません。日米安保条約そのもの、つまり、その趣旨、目的に鑑みて言わば駐留することを認められているがゆえに、軍隊としての機能に属する諸活動を一般的に行うことが言わ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、まず一つは、井上委員御承知のとおり、環境レビューに記されたあのルートが、本当にそこを飛ぶかというのはまだ私は分からないというふうに思います。  その上で、主権国家と言えるのかと、こういうことでありますけれども、米軍は、低空飛行訓練を行うに際して...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 会派が移ってから、谷岡委員、初めての質問で、私が受けるのはですね、とても新鮮ですけれども。  ソマリアの決算ということなんですけれども、これ、日本にとって海上輸送というのは生命線の一つだというふうに申し上げても過言ではないというふうに思います。その上...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 手元に資料ございます、調べてまいりました。  在外公館の館員による人脈形成を目的とする交流諸費及び交際費というのは、二十四年度の予算で約十・六億円計上されているということなんですが、この間、五年間の推移を見ると二三・五%減少しているということでござい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) しっかり参考にさせていただきます。
08月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○玄葉国務大臣 尖閣の事案全体となると内閣全体ということだと思いますけれども、私の所掌の範囲で申し上げれば、尖閣諸島は、もう言うまでもないことでありますが、我が国固有の領土、国際法的にも歴史上も疑いのないところで、領有権の問題そのものがまず存在しないということを改めて申し上げたい...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、おっしゃるように、主権の問題そして尖閣、これは絶対に譲れないわけです。その上で、やはりさまざまなレベル、それは吉良委員が御指摘をいただいたように、政府だけではなくて、民間、そして政府と民間が入ったいわゆる一・五トラック、こういった形でも日中の双方の意思疎通を...全文を見る
○玄葉国務大臣 おっしゃったとおり、まず超党派で進めるべきだと思うんですよね。  結局、中曽根政権、全斗煥時代、これは非常に安定していたんですけれども、ヘリポートができました。その後、灯台が有人化された、接岸施設ができた、これは金泳三政権のときですよ。あるいは、盧武鉉政権のとき...全文を見る
○玄葉国務大臣 竹島は我が国固有の領土であって、これは一九〇五年に島根県に編入しているわけです。それは再確認ということで、実は竹島はそれ以前から、江戸時代から幕府公認で町人の方が、アワビ、アシカ、そういった捕獲とか漁とか、そういうものをしていた。ですから、その時点から日本の領有権...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは本来は官房長官だと思うんですけれども、竹島について政府の体制強化と、総理の指示がございましたので、この体制強化について総理、そして官房長官を中心にしっかり行っていかなければならない。  ただ、そのときに、これは内閣府に北方領土の対策本部があるんですね、そこ...全文を見る
○玄葉国務大臣 国連海洋法条約、これはまさに海洋をめぐる問題を扱うんですね。これは領土の問題を対象としているわけではありません。ただ、平山委員の問題意識は、いや、そこに資源があるからいろいろな問題が起きるのではないか。そういう部分もあるかもしれません。  ただ、この国連海洋法条...全文を見る
○玄葉国務大臣 中国の海洋進出の意図をどう考えるか、こういうことでございますけれども、事実関係として、海洋進出が活発化しているということはまず間違いない。もう一つは、国防費の伸びが、非常に不透明なまま、二十一年、一年間だけ二桁じゃなかったんですが、二桁、連続の伸びである。  で...全文を見る
○玄葉国務大臣 今、石破先生が言われたように、尖閣は領有権の問題そのものが存在しないということなので、どういうふうに説明していくかというのは、全く同列ということにはならないかもしれません。  ただ、竹島について、その歴史、後で恐らく下村委員からお話があるんだと思いますけれども、...全文を見る
○玄葉国務大臣 正式に送り返すとかという連絡は本当にないんです、今現時点で、少なくとも私が予算委員会に入る前までに、ないんです。それが実態です。  私は、仮定の話に対してお答えはいたしませんが、万が一というか、そういうことがあるとすれば、これは通常あり得ない話である、そういうふ...全文を見る
○玄葉国務大臣 韓国の領土であるという事実があるか。もう全くあり得るはずはございません。
○玄葉国務大臣 まず、先ほどの賠償の話は、言うまでもなく、六五年の日韓請求権・経済協力協定で完全かつ最終的に解決済み、そしてその後、人道上の措置をとっている、そういうことだと思います。  その上で、談話ですけれども、改めて整理して申し上げますが、河野談話、平成五年、軍や官憲によ...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、その表彰状でありますけれども、先ほど下村委員も……(瑞慶覧委員「感謝状」と呼ぶ)感謝状でありますけれども、改めて申し上げたいと思いますけれども、先ほど政府委員からもありましたけれども、ここにまさに中国側が、これは一九一九年の話なんですね、中華民国八年というの...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは主権の問題、尖閣を有効に支配している、領有権の問題は存在しないこの尖閣の問題で、譲るということはあり得ないんです。まずそのことがやはりあって、他方、今の趣旨を少し踏まえるとすれば、双方とも、当然、この尖閣の事態によって日中の関係の大局に影響を与えるということ...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、東先生が、尖閣のいわば歴史、そして国際法上の根拠、そして竹島、それぞれ語っていただきました。全くそのとおりでございます。  一つあるのは、尖閣は領有権の問題そのものが存在しないということがございますので、特に尖閣については、今おっしゃったように、冷静に、淡...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど親書の話がございましたけれども、その後、私がこの予算委員会にいる二時半ごろから、韓国の外通部の記者ブリーフというのがあったということでございます。  簡単に申し上げれば、この親書の話については、本日、駐日大使館が、外交文書に添付し、外務省に返送するために日...全文を見る
○玄葉国務大臣 全くそのとおりで、無主地先占というのがまず一つございます。そして、この間、繰り返し申し上げてまいりましたけれども、石油の埋蔵の可能性が指摘されてから領有権の主張を始めたというのも事実でございます。  その上で、いわゆるサンフランシスコ平和条約などでもそうなんです...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは結局、もともとこの尖閣について領有権の問題は存在しないという立場なものですから、我々は、我々からこのことを、特に外相会談で具体的に歴史、国際法上の根拠を説明するということは、私はむしろしない方がよいところがあると思います。  ただ、例えば、領海を侵犯された...全文を見る
○玄葉国務大臣 これは、この間の日韓関係の歴史を見たときに、先ほど総理からもお話ありました、批判ではございません、日韓関係は、よいときもあれば、困難な局面を迎えたときもあります。  私もずっと概観いたしましたけれども、例えば最良のときというのは小渕元総理そして金大中元大統領のと...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、一九〇五年に島根県に編入したわけですけれども、それはあくまで領有権の再確認だということは冒頭申し上げておきたいと思います。  それは、先ほども申し上げましたけれども、十七世紀の半ばまでに日本の領有権というのは既に確立をしていて、当時、幕府が公認ということで...全文を見る
○玄葉国務大臣 そこは、まさに韓国側の主張がそういう主張なんですね。  でも、我々は、この竹島について、先ほども申し上げましたけれども、江戸時代から領有権を確立した上で、一九〇五年にそれを再確認し、しかも、先ほど東先生が言っていただいたんですけれども、サンフランシスコ平和条約で...全文を見る
○玄葉国務大臣 だからこそ国際司法裁判所に提訴を提案しているんです、しかも合意付託で。もっと言えば、一九六五年の紛争解決交換公文に基づいた調停を提案しているわけです。まさに、武力でどうだこうだということではなくて、第三者が公正な形で平和的にこの紛争を解決する。  これは実は、I...全文を見る
○玄葉国務大臣 この事件は、悪質きわまりないとおっしゃいましたけれども、私も、そのとおりだ、あってはならないというふうに思いますし、まず、被害に遭われた女性の方そして御家族、本当に、どういう思いでおられるかと御心痛をお察しいたします。  したがって、言うまでもないことですが、外...全文を見る
○玄葉国務大臣 尖閣諸島に対する我が国の実効支配という言葉がありました。私は、有効に支配している、こういうふうに言っているんです。なぜかというと、実効支配と言うと、あたかも領有権の問題が存在するかのような響きが実は国際社会の中ではございます。ですから、私は、有効に支配している、そ...全文を見る
08月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 経緯を説明しろと、こういうことでございますので。親書を、これは杉山局長から手渡しをしたわけでありますけれども、二十三日、在京の韓大使館員が親書を返すということだったようでございます。総理親書を返そうということであれば会えないということを事前に伝えてあっ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 韓国によって不法占拠されている、竹島はですね。そのとおりでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の話は竹島ですか。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 竹島ですね。  確かに、竹島について民主党政権になって法的根拠のない占拠という言い方に変えた、そういうところはあります。ただ、何回も、耳にたこだと思いますけれども、法的評価は変わらない、その表現はその時々の政策的判断。それはなぜかといえば、領土問題は...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは、相手がどういうふうに取るかということだろうと思いますし、先ほど私が答弁をしたとおりでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私、あのとき日朝の問題で記者会見というかぶら下がりをしておりました。その時点では、率直に申し上げて、その報道を断片的に、何かそれらしい報道はあるんだと、こう聞いたんですけれども、内容について全く確認できていなかったので、そのように言ったということでござ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは、事実確認できたからということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、まさに財政当局間で議論してきたのは、先ほど来から総理も、また財務大臣も答弁をしているとおりだというふうに思います。  そして、たしかあのとき申し上げたんですけれども、もちろんどちらかといえば韓国側にとってプラスなんでしょうけれども、そのことも含...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私は、あえて今委員が言われた特定のことをこの場で申し上げるつもりはありませんが、様々なその措置のためのメニューを検討しているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、本来は内閣府も絡むものですから官房長官かもしれませんけれども、いらっしゃっていないので私が答弁いたしますが、やはり竹島に関する政府の体制、これは強化する必要がある。その強化するに当たっては、今御指摘があったように、予算も含めて、また人も含めてとい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 気持ちは分かるんですけれども、まずはやはりオリンピックの、IOCですか、その対応をやっぱり見守った方がいいと思うんです、まずはですね。IOCでもまさにこういった政治的行動がオリンピックでなされたということを問題にしているわけですから、私はまずIOCの対...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 武藤大使は、たしか夜の、何時ごろでしょうか、十時近くでしょうか、こちらに、羽田に着いたのは。私は朝一で、たしか七時ぐらいにはもう登庁して、八時から会ったと思います。  私は、帰ってきてすぐ会うというのと次の日の朝一で会うというのの違いというのは、私は...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 確かに、今回の上陸を知ったのは、予定を知ったのは前日の夕方でありました。これは事実です。三年前から予定していた、こういう発言があったというふうにも私も承知をしていますけれども、確かに様々な情報は部分的に途切れ途切れでありました。その時々で当然ながら我々...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) よく韓国の場合は、都合の悪いことがあるとなかなか先方が電話に出ないとか連絡付かないということは、この間の日韓関係の歴史の中で私は何度かあったというふうに承知しています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今回もそうなんですけれども、つまり事後もそうなんですけど、連絡を取ろうとしてもなかなか電話に出ないとかということがあるんですよ。ですから、それは深刻ですよ、確かにそれは深刻です、それは全く深刻なんですよ。ですから、よく冷静に対応するようにということで、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 全く与えていないと思います。その日はその日で改めて私から抗議の意を示しましたし、武藤大使から、先般の天皇陛下に関する金星煥長官の発言に対して大使から抗議をしてもらうこと、そしてまた、総理の指示で、閣僚会議で決まったこと、このことを現地で指揮を執ってもら...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そうは思いません。つまり、今回、毅然と対応する、同時に冷静に対応する、ここが大事だというふうに思います。  今、なかなか連絡が取れなかったりしている、そういう状況が確かに残念ながらあります。それは深刻です。だからこそ、今回ソウルに戻して、もう一回彼の...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ごめんなさい。資料、今手元にありませんけど、恐らく百件以上提訴されて、現実に議論になったのは四件だったかと記憶しています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、一九六五年の紛争解決交換公文で、今ちょっと手元に、今すぐありませんけれども、いわゆる別段の合意がない限り、本来は外交上の経路でこの紛争は解決されなければならないんですが、別段の合意がない限りまさに調停を求めることができると、こういうことで、別段...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) たしか九日と十日だったかと思いますけれども、日本人の遺骨の問題で日朝の赤十字間で会談が行われて、その赤十字間で両国政府に関与を求めたいということがございました。それに伴って日本政府として対応を検討いたしましたが、やはり日朝の間では、遺骨の問題にとどまら...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 別に人気取りとかそういうことではございません。つまり、機会の扉が少しでも開くかもしれないというときに、私は最大限の努力を行わなければならないと。私は拉致の問題について議題に含まれるというふうに考えておりますが、最終的に議題については、予備協議、何回か行...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今私が言えることは、拉致の問題は非常に重要である、拉致の問題について確固たる姿勢でしっかり対応する、そのことでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 山本委員は北朝鮮のそういう発表は全て正しいのであるというふうにお考えなのでしょうか。つまりは、まさにこれから協議を、予備的な協議を行っていく、当然それは一〇〇%の断言というのはできませんけれども、機会の扉が少しでも開いたら私は全力を尽くしたいと、そう考...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、遺骨の問題は遺骨の問題で人道上大事ですが、私は、拉致の問題、最重要だというふうに考えているということです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、協議であり交渉ですから、公の場で私はこれ以上申し上げることはいたしません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、様々なことを勘案した結果、先ほど私が申し上げたような内容のことを答弁しているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど来から申し上げていますが、これは微妙な問題です。非常に大事な問題だからこそ、外交上のやり取りをこれ以上申し上げるわけにはいかないということです。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 少なくとも、私は戻すつもりは当然ございません。  これ、領土問題には私は基本的には領土問題で対応するというのがいいと思うんです。この間、過去の日韓関係全般を見たって、率直に言えば党派を超えて対応しなきゃいけないんですけど、自民党政権時代に、例えばヘリ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、私は使いません。法的根拠のない形で占拠されていると、あえてそう言います。  それは、確かにメドベージェフ首相が北方四島を訪問した。かつて、ちなみにですけれども、東京宣言の前もロシアの首相って訪問しているんですね。北方領土と竹島が違うのは、やっ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ロシア側の主張は、第二次世界大戦の結果である、こういうふうに言っているわけでありますけれども、それはいわゆる法と正義の原則といったときの法と正義の原則の、その法がまさに第二次世界大戦の結果だというのがロシア側の主張。だけど、結局、法というのはあるべき国...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 趣旨はすごく分かるんです。ただ、こう思いますね。つまり、日韓のこれまでの歴史をひもといたときに、良かったときも困難な局面を迎えたときもありますよね。一番良かったのは金大中さん、小渕元総理、我々はですね、そして先方が金大中さんだったときだと思いますよ。そ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 率直に、この間、オスプレイが搬入されるに至る経緯の中で、日米間で様々な協議、そして調整が行われたことは事実です。やり取りがありました。結果として、搬入はそのとおりになったわけです。  ただ、岸委員も言っていただいたように、安全性が確認されるまではいか...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 確かに中国側からは中国独自の主張がありました。それに対してそんな申入れは当然受け入れられないと、我が国のきちっとした立場を述べたということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) アジアのお兄ちゃんと、こういう話がありましたけれども、日本は、このアジア太平洋の海洋の秩序、世界全体の海洋の秩序もそうなんですけれども、南シナ海、東シナ海含めて、このアジア太平洋の海洋秩序のためのルールを作るのに主導的な役割を果たさなければならないとい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それじゃ、もう一度言いますけれども、だって、アジアのお兄ちゃんという言い方をされました、で、ベトナムの話をされて、そしてフィリピンの話をされたんでしょう。それに対して、まさにアジア太平洋で、まさにこれは海洋秩序の話ですから、その海洋秩序の話で、ルール作...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 正確にということなので、少し時間掛かってもよろしければきちっとお話をいたします。  結論だけ申し上げると、尖閣は無主地先占なんですけど、竹島、一九〇五年は、これは領有権の再確認ということでありますので、そのことを申し上げたいと思います。  我が国は...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるとおりなんですが、これも正確に申し上げるために若干お時間をいただけるというふうに事前に聞いておりましたので、申し上げたいと思います。  韓国側は、多くの古文献に竹島を認識していたと思われる記述があると、こういうふうに主張するんです。これらの...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今日、私が申ガク秀大使を夕方にでも呼んでそのことを伝えたいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、もうこれ以上親書のやり取りで受け取った受け取らないというのは、日本外交、日本国のこれは品位にかかわる話だと私思っていますので、この件はこの件で、もう再び送り返すと、送るということは私はしない方がいいというふうに判断しています。本日、大使を呼んで...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 国連海洋法条約、これはたしか九六年に発効して九八年に我々は批准しているんですけれども、これは十年交渉を掛けました。この国連海洋法条約はもう全て、これは山本委員はよく御存じのように、領土を対象としたものではない、これを分かった上で今おっしゃっておられるわ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 基本的にはそうなんですが、これはまさに訴訟戦略にかかわるので公の場でどうだこうだということは避けたいと、今まさに山本委員がおっしゃった視点も含めて御意見として承りたいというふうに思います。
○国務大臣(玄葉光一郎君) セカンドトラックは有意義な形で活用したいというふうに思います。確かに、小田滋先生、田中耕太郎先生がそれ以前にいらっしゃいましたけれども、故人でございます。今まで経験のある方々にいろいろアドバイスをいただいたりしていくというのは大変大事なことだと。また、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、ICJに提訴したのは一九五四年と六二年だったと思います。ですから、それ以外、じゃ、どうしてきたんだと。つまりは、管轄権の一部が行使できないこの状態、ヘリポートができた、有人灯台ができた、接岸施設ができた、首相が上陸した、それぞれどうしてきたかと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 応じない可能性と、こういうことをおっしゃったわけでありますけれども、まずICJ、そして一九六五年の日韓紛争解決交換公文に基づく調停、そして、その次どこへ行くかというのは、当然様々な想定を私たちしているんですけど、まあ余り訴訟戦略に支障を来すから言うなと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 特に、再発防止のためにどうするかということは、おっしゃるとおり大変大事なことだというふうに思います。  もう言うまでもなく、この尖閣は絶対に譲れないですね。その上で、やはりこの尖閣をめぐる事態というものが日中の大局に影響を与えることのないように、これ...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 予算委員会 第25号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 十六年、そして十七年たっても解決していないのではないか、にもかかわらず、特に石井先生がおっしゃるのは、普天間の辺野古移設についてそのまま進めていくのかということでございます。結論から申し上げれば、辺野古移設については日米両政府ともコミットするということ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) この2プラス2の文書を最終的に確定をしていく中で、石井先生が今おっしゃったこの立法府との協議の問題、そして唯一有効な解決策である、しかもその前に、これまで特定されたというふうに載せたというのは、最終的に様々な調整を行った結果として出てきているということ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 国際的に訴えるということはどういうことを言っているのか、簡潔に言えということでありますが、国際司法裁判所、ICJへの提訴を合意付託という形で提案をする、もう一つは、一九六五年の紛争解決交換公文に基づく調停を併せて提案をする、そのことが一つでございます。...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはスポーツの祭典での出来事です。大変残念なことであったと思いますけれども、このことについてIOCも問題意識を持って今まさに調査をし、メダルをどうするかということについて検討しているわけでありますので、まずは私はIOCの対応を見守るというのが正しいと...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まずはIOCの対応を見守り、かつ、どういうことがあって今後どういうふうに推移するのかということについては政府としてしっかり注視をしてまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、様々な報道ございますけれども、国際司法裁判所への提訴、これを合意付託という形での提案をしています。  先ほど申し上げましたけど、併せて日韓紛争交換公文に基づく調停の提案、これは先般も申し上げましたけれども、外交上の経路を通じて紛争解決の努力をし...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) この問題で日米は全く揺らいでいません。そのことは冒頭申し上げたいと思います。  その上で、実は、日米安保五条の適用対象になるということは、かつては余りアメリカは直接的言及をしていません。しかし、最近定期的にきちっとするようになっています。私とヒラリー...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私が申し上げたのは、日韓のこれまでの歴史の中でそういうことがあったということを言ったのです。今回も一部あったんです。でも、今はしっかり連絡が取れるようになりました。残念ながら、本当に避けるということが行われていたんです、この間もずっと。ですから、そうい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 調査の内容は私の所掌じゃないので申し上げませんけれども、ただ、自衛権の話というのは、松田さん、分かっているでしょう、三要件の話。急迫不正の侵害、他に取り得る手段がない云々、そういったものに当たらなければ自衛権は行使できないんですね。ですから、一人の活動...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、そういう動きがあるというふうに承知していません。それともう一つは、状況と経緯というものが背景含めて違うというふうに考えています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ごめんなさい、先ほど舌足らずだったかもしれません。  状況、背景、経緯が竹島と違うということです。それと、中国にそのような動きがあるとは全く承知していないということを申し上げました。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 全くおっしゃるとおりでございまして、今そのパンフレットを十の言語に訳しました。在京の大使館だけじゃなくて、在外公館を通じて今積極的に発信をしています。その発信のポイントまでしっかり彼らに送って、海外メディアも含めて広く啓発普及活動に取り組んでまいりたい...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まさに全国で負担を分かち合う、おっしゃるとおり大変大事なことだというふうに思っています。  ただ、一つだけ申し上げると、もう釈迦に説法ですけど、普天間にいるヘリ部隊、今、CH46E、これは古い、二十年前製造をもうやめている機種です。その機種に乗せる人...全文を見る
08月28日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 日米安保条約、いわゆる法的根拠に基づいた地理的範囲について変わったのかどうなのか、こういうことでありますけれども、私は基本的には変わっていないというふうに思っています。  つまり、野田・オバマビジョンでもそうなんですけれども、世界の平和と安定に向けて...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、仮定の質問なので答えにくいんでありますが、イラク戦争、結果として大量破壊兵器はなかったと言われる中で、あの戦争をどう評価するのか、また当時の日本外交をどう評価するのかということは、それぞれ委員によって恐らく見解が分かれるであろう、外務省としても検...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これも、申し訳ないんですけど、仮定の質問なのでなかなか具体的に申し上げるわけにはいかないと思うんです。実際は、実際の事態が起きたときに個別具体的な事情というものを勘案して総合的に判断をするということだと思います。  ただ、我が国として、私が外相になっ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 国旗ですから、国の言わば威厳の象徴、威厳を言わば尊重しなければならない、そのことに対して相当の注意を払うというのが一般国際法上の原則であるというふうに思います。あわせて、ウィーン条約にもございますように、大使、そして大使館というものは接受国が守らなけれ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと今、事実関係なので確認しましたけれども、どうも単体であり、次席公使は乗っていないということで、昨日、次席公使の方から抗議をしたということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず親書でありますが、これは明確な定義はありませんが、猪口先生がおっしゃったように、通常は元首の、言わば首脳などの要人間の言わばやり取りということだと思います。つまり、カウンターパートに発出する書簡だというふうに、明確な定義はないですけれども、そう考え...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 親書の内容をつまびらかにするわけにはまいりませんけれども、その点については、御存じのように、申ガク秀大使に対して私から謝罪と撤回を求め、またそれ以前の段階で言動を改めるべきであるということを直接伝えているということでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先生おっしゃること分かります。それで、私、あのときに、たしか答弁中だったんですよね、委員会に張り付いてですね。恐らく外務省の次官以下、私が受け取らないことも含めて検討するというふうに答弁したことを受けてあのような対応を取ったのだろうというふうに思います...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるように、二〇〇八年八月、再調査で合意して、内閣が替わったということを理由にそれらの合意が破棄されて以来、四年ぶりの交渉と。  私は、やはり機会の扉が少しでも開いたらば全力を尽くすべきである。もちろんそれは、先生が御指摘をいただいたように、様...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) その後、先方と北京ルートを通じたやり取りを行って、これは先方の希望でありました。私たちは、それはそれとして受け入れた。ただ、課長級の予備協議で終わるかどうかはまだこれから分からないということでございますし、予備協議は一回ではなかなか終わらないのではない...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今御指摘いただきましたように、第三国間のやり取りなので詳細な分析を申し上げるわけにはいかないのでありますが、まず最初に、中国側の発表で事実関係だけ申し上げると、王家瑞部長は、中朝間におけるハイレベルの交流、往来の維持、党間交流の強化、実務協力の促進、国...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。不法占拠という言葉を使いましたし、私の真意は、先般の予算委員会で領土問題には領土問題と言って、何だそれはと、こうやじが出ていたんですけれど、つまりは、領土問題に対しては領土問題としての相応の措置をとっていくということなわけであります、原則はですね...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これ、自民党の中でも恐らく様々な意見があるのだろうというふうに思います。  私は、結論から申し上げると、やはり寄り添う気持ちって必要だと思います。法的には解決しています。政治的にも基本的に解決しているんですけれども、やはりそういう寄り添う気持ちという...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 共有できているかと問われると、少なくとも、野田総理も私もそういう観点を大変大事にしたいというふうに思っています。  少なくとも、私と金星煥長官、五回外相会談、この間行いましたけど、共有できていたと思っておりましたし、今も思っているところはあるんです。...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 答えですか。正式にはまだ来ておりません。
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、一つは予測可能性、先生非常に理性的なので、予測可能性というのは確かに大事な場面というのは多々あると思うんですが、今回、主権にかかわる問題なので、この主権にかかわる問題にあって突然の上陸に対する一つの相応の措置として、私は今回に関しては予測可能性に...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) いや、先生、私は、領土問題に対しては領土問題で国際法にのっとった措置を始めとする相応の措置をとるというのを原則としたいというふうに最初から実は言っているんですね。  ですから、例えば日中韓のFTAの話なんかも今進んでいますし、いわゆる今回のことで全て...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 未然に外交で防止できなかったかと言われれば、当然我々は、結果として不法上陸を許したわけでありますから、反省をしなければならない、誠に遺憾なことであった、そう思います。  例えば、台湾とか香港、中国にそれぞれ申入れをしてきている中で、例えば中国の、ごめ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) それは、まず日本と韓国であり、また同じ同盟国である米国だということだと思います。  ただ、冒頭、外交の失態であると、こういう厳しい指摘をいただいたんですけれども、表面的なことではないと私は思いますよ。つまり、この二、三年で何があったか、そういう分析だ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 分かりました。バランスが変わってくる中で、私はまさにある意味、今までの先輩方の積み重ねも踏まえつつも新しい日韓関係を築いていく、やはりそういうきっかけ、契機にしなければならないというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはもう既に答弁しておりますけれども、上陸しそうだという情報を得たのは前日の夕方のことでありました。当然ながらハイレベルで阻止の申入れをし、次の日も、朝、私から金星煥長官に電話をする、そういうことまで実は考えました。連絡を取ろうとしたんですが、どうし...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) その情報に接してからいわゆる二十時間くらいの中では、上陸するまでのですね、それは率直に申し上げてありませんでした。ただ、おっしゃるとおり、日米韓の連携というのは非常に重要なので、この点についてはすぐ局長を米国に派遣して協議をしています。  なお、日米...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは私が外務大臣になる直前の話だったかと思いますけれども、正確に申し上げますと、御指摘の将来の韓国への入国については、昨年八月十二日、金外交通商部長官が自身のブリーフィングで、訪問の前に特定の政治目的を宣伝するのではなく、例えば議員交流などのために韓...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、李明博大統領が過去数回にわたって、一般的な形で対外的に天皇陛下に御訪韓いただきたいとの趣旨の発言をしたことがあることを承知しています。李明博政権以降、日韓の協議の中で、天皇陛下の御訪韓に関し韓国側から具体的な形で招請があったという事実はありません...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これはあれですか、今のお話は、いわゆる日本の自衛隊員が……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 駐在武官が言わば、何といいますか、随従するかしないか、こういう問題ですね。  それは、ちなみに、各国は慣例はまちまちなんですね。賓客側の武官が随従するかどうかというのは、ヨーロッパの中でも半分半分ぐらいなんですね。  多分、今の問題意識は、そうでは...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 確かにこれ、名前を変えようと思えば、日米合同委員会の分科会というか、分科委員会で実はそう面倒くさい話ではありません。その上ででありますけれども、実はあの後また検討しましたけれども、率直に申し上げて、その黄尾嶼、赤尾嶼という名称が、帝国いわゆるあのときは...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、この場で私が申し上げられることは、私とヒラリー・クリントン長官との間でも、この尖閣諸島について日米安保の適用の下にある、施政下であるからということで確認をされているわけであります。確認されている以上は、まさにそのこと、つまりは今御指摘いただいた...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) シリアのことは石川さんが非常に詳しいということで、私も今日の質問はいろいろ参考にさせていただこうと思っているんですけど、手元に今シリアの在留邦人の内訳が出ています。UNDOFの要員が十五名、国連の関係者が一名、現地の方と婚姻などという方が十六人で六家族...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今おっしゃっていただいたように、シリアはまず宗派が非常に複雑であります。今、アサド大統領、これはかつてのアサド大統領の息子さんでありますけれども、あれはシーア派の流れをくむアラウィーという派だったと思います。そういった宗派の対立、そして長年のいわゆる圧...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 内政干渉という言葉、これも明確な定義がどこまであるかということはあろうかと思いますけど、基本的には強制的に自国の意思に従わせる、これが内政干渉の定義ではないかというふうに思います。  だから、ステップアサイドと言っただけで私は内政干渉に当たるというふ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今御説明いただいたことはそのとおりでありまして、外為法に基づいて累次にわたって経済制裁措置をとっております。  それは、おっしゃった質問の、特に必要とするということは何を意味するのかということでありますけど、一言で言えば、やはり国際社会、主要国である...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) この暴力を停止させるために日本ができることというのは、全面展開までどこまでできるかということありますけど、やはり大事なことは、経済制裁、もう一つは人道支援、特に難民などに対する人道支援というものを行っていく。それとステップアサイドと言っているわけですか...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 非常に建設的な提案で、私もそのとおりだと思います。  まず、シリア・フレンズ会合の日本開催の是非は検討したいというふうに思います。  それで、やはりこの問題は、安保理が、国連総会そのものは大丈夫なんですが、御存じのように中ロ、特にロシアの反対でなか...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、オバマ・アメリカ大統領等々が、化学兵器を使ったら軍事介入する、そういう可能性に言及したというのは、まさに警鐘を鳴らした、化学兵器を使うことがないように、そういうことだろうというふうに思っております。  今の御提案は、それもそのとおりだというふう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 両方ですか、尖閣と竹島。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほども私、若干申し上げたんですけれども、この問題はこの二、三年のいわゆる表面的な現象をとらえるだけでは私は対応を間違えるというふうに思っています。世界史の転換点に私はあるというふうに思っているんです。冷戦構造が終えんをして、あのときと比べていただけれ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 先ほど佐藤公治委員が本質的な話をいろいろしていただいたんですけれども、一九五二年、あれは昭和二十八年ということは一九五三年ですね。(発言する者あり)五三年ですね。ですから、一九五二年に李承晩ラインというのができたわけです。五四年に軍隊が駐留し始めて、結...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは外務省だけではできないと思っていまして、だからこそ、先般も竹島全体の関係閣僚会議を開いていただいたというところがございます。ですから、今後、関係する省庁の大臣にやっぱり集まっていただいて、何が効果的なのかということを冷静に考えながら、予算、人員共...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今、小熊さんがかなり先の先を見通していろいろお話をしていただいたんですけれども、まずは正式な回答を待つということだと思います。  もちろん、受けなかった場合のことは、我々は我々なりにいろんなケースを考えていまして、何段階かに分けてそれは考えております...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、今回、様々な申入れがある意味伝わらなかったのではないか、そういう御批判は当然我々が、我々というより私が責めを含めて負わなければなりません。  ただ、今回の香港活動家九名について言うと、推測では言えないので、推測はいろいろできます。また、実は我々...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明いたします。  改正の第一は、在クック日本国大使館及び在南スーダン日本国大使館の新設を行うことであり...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、後者の方から申し上げたいと思います。この法案が成立をすれば、私としては、平成二十五年度の予算、今検討に入っておりますけれども、この機構・定員要求の中の重要案件として、この実館、南スーダンの大使館の実館の設置を要求することを今検討しているということ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) これは、平成二十二年に当時の岡田外務大臣の指示を受けて、この外務人事審議会、これは外部の有識者でできている審議会でありますけれども、その機能を強化しているということでございます。そして、在勤手当の支給水準の客観性、透明性を向上させることとしたわけであり...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) そこは、私も今朝これはいただきましたので、いわゆる委託をしている会社との関係で問題が生じない範囲というものをきちっと特定して、それについて国会でしっかり説明するということをさせたいなというふうに思っています。
○国務大臣(玄葉光一郎君) そこはそのとおりだと思います。国旗というのはやはり一つの国家の尊厳の象徴的なものでございますので、そういう意味では、猪口先生からも先ほど御指摘がありましたけれども、そのとおりである。  あわせて、中国側に対しても、これは一般国際法の原則からしても、ま...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今の御質問は、アメリカ大使館、あるいは例えば碑の問題であればニューヨークの総領事館等々の問題でもあると思います。議会班と広文班をもっと強くすべきである、そういう部分があると思います。ただ、同時に、最も効果的な方法でやり取りは行っております。先ほど出た呼...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、冒頭おっしゃった親書の話は、責任は全て私にあります。そのことはもう当然でございます。ただ、若干の経緯を申し上げたというだけであります。責任は全て私であります。  その上で、この法施行が遅れたことに伴う影響ということでございますけれども、本改正法...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、施政下という言葉は、これはちょっと手元に資料はございませんけれども、私が解釈をしているのは、基本的に管轄権が行使できているかどうかということではないかというふうに思っているんです。ですから、いわゆる管轄権が行使できている尖閣は当然のことなんですけ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) ありがとうございます。  民間調査会社、委託をしている民間調査会社は、世界の主要企業とか他国の政府も実は使っているということで、そういう意味で信頼、そういう意味でというか、我々だけが使っているということではありません。おっしゃったとおり、物価調査の対...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私、この問題を特に意識し始めたのは、山本さんがいらっしゃるから申し上げるわけじゃないんですけど、トルコのダーブトオールさんという人が今外相なんですけれども、彼が移動中も一日ずっと、トルコへ行ったときに隣に座って、日本、幾つある、実館そして大使館と、こう...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。人員等々を含めて、また具体的に何をしてもらうかということも含めて、よく精査をしながら体制強化を図っていきたいと考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) ちょっと誤解があるかもしれませんけれども、クックは名称だけなので、実館つくるとかということにつながるわけではありませんから、一応そこは誤解のないようにしていただきたいと思います。  その上で、サモアは、小熊さんに以前答弁をしたとおり、駐在官事務所をつ...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 全くそのとおりで、結局、先ほど来から尖閣、竹島の問題の本質は何なんだというときに、十年、二十年の私は転換点にあるという話をこの間申し上げてきました、特に今日の委員会ではですね。  そういう中で、本当に国力、総合的国力、中長期的国力というものをどう付け...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私、先ほど森本大臣の答弁聞いていて、それは責任感から私出ている答弁だというふうに聞きました。
○国務大臣(玄葉光一郎君) はい。  その上で、私申し上げますけれども、山内先生は人権の話をされたわけでありますが、これはおっしゃったとおり、人間というのは憲法にも規定されているように法の下に平等であるということでございます。  沖縄に米軍の基地、特に専用基地は七四%集中して...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 一言で言えば、当然、日米合同委員会で対米交渉をするわけでございます。これまでも様々なやり取りを行い、また今後も様々なやり取り、調整を行うつもりです。  オスプレイ、CH46Eは、もう釈迦に説法ですけれども、二十年前から製造をやめています。たしか自衛隊...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決いただきまして、誠にありがとうございました。  外務省としては、ただいまの附帯決議の御趣旨を踏まえつつ、今後とも外交実施体制の強化を図り、種々の外交...全文を見る
08月29日第180回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○玄葉国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました欧州復興開発銀行を設立する協定の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成二十三年九月に欧州復興開発銀行の総務会において承認されたものであります。  この改...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、大泉委員が、国会議員になる前に副知事をお務めになられて、また厚労省にもいらっしゃって、社会保障そして地方自治のいわばプロフェッショナルなんですけれども、こうして外交の分野にまで地平を広げておられることに敬意を表したいというふうに思います。  その上で、かな...全文を見る
○玄葉国務大臣 大事な協定なので、私から申し上げます。  おっしゃるとおり、欧州は、EUのACTA批准に関する動議が反対多数で否決されたということなんです。否決後、欧州委員会は、EUの域内法制とACTAとの関係について、欧州の司法裁判所の判断を求めつつ、さらに検討していきたいと...全文を見る
08月31日第180回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○玄葉国務大臣 おはようございます。  ただいま大泉委員が、この知的財産権保護に関してはTRIPs協定というのがあるではないか、こういう御指摘でございます。  九五年に既に発効しているわけでありますけれども、この発効以降、デジタル技術の発展、また知的財産権侵害の新たな手法とい...全文を見る
○玄葉国務大臣 大泉さんがおっしゃるとおりであります。本協定はその性質上、交渉の原参加国のみならず、より多くの国が参加し、強化された知的財産権の執行が普及することにより、より高い効果を発揮することが期待されるわけであります。  特に大切なのは、九割以上を占めていると言われている...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはもう結論から申し上げると、両者は別個のものでありまして、現に交渉参加に向けて関係国との協議を行っておりますけれども、日本に対して、このACTAを交渉参加と結びつけて話をする、そういうことは一切ございません。
○玄葉国務大臣 村越委員から、具体例を示しながら説明をしてもらいたいという御指摘でありました。  先ほど、大泉さんの質問に対して、経緯については申し上げたわけでありますけれども、では、デジタル技術の発展及び知的財産権侵害の新たな手法の出現とは例えば一体何なのかということでありま...全文を見る
○玄葉国務大臣 結論だけ申し上げれば、本協定を締結するために、これ以上の国内法令の改正を行う必要は全くございません。  なお、先ほど村越委員の話を聞いていて私が思い出したのは、衆議院の青少年の特別委員会の委員長を私、十年くらい前にしていたことがございました。そのときに、インター...全文を見る
○玄葉国務大臣 済みません、先ほど事実関係だけ間違えて、有害情報から子供たちを守るためのフィルタリングの議員立法は、十年前ではなくて四年前であったということでございます。
○玄葉国務大臣 ただいま議題となりました国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の締結について承認を求める件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、昭和五十五年十月にハーグ国際私法会議において作成されたものであります。  この条約は、監護の権利の侵害を伴う...全文を見る
09月03日第180回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 入管法、たしか六十五条を詳細に読めば、今おっしゃった委員の問題意識を全く理解しないというわけではございませんけれども、今回、まさに入管法六十五条で対処したということは、私は妥当な対応であるというふうに考えております。
○国務大臣(玄葉光一郎君) 米国は、御存じのように、一九五一年のサンフランシスコ平和条約の中で、いわゆる放棄すべき日本の領土としてあのときに語ったのは、韓国との関連ではいわゆる済州島、巨文島、鬱陵島なんですね。当時、韓国は竹島も含めてほしいと言ったにもかかわらず、竹島はまあ言わば...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) おっしゃるとおりなんです。たしか昭和二十年から竹島での訓練はあるんですけど、マリーン、海兵隊の着上陸というのはありません。ですから、大使レベルも含めて、今あらゆるレベルで訓練の中止を申入れをしているというところでございます。
○国務大臣(玄葉光一郎君) まだ、いわゆる閣僚間でそういう議論を、松原大臣から提起があり、行ったということはありません。ただ、私は、松原大臣がそういう問題意識で提起をされる、そのこと自体を私は否定すべきではないというふうに考えております。  ただ、歴代政権がそうであったように、...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 又市先生おっしゃったとおり、先日、二十九日から三十、三十一と、これは課長級であったんですけれども、実務的で言わば率直かつ突っ込んだ協議が、予備協議ということではありますが、できたところでございます。  次は、より高いレベルで日朝の政府間協議をできるだ...全文を見る
11月01日第181回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 私には、日米地位協定についてのお尋ねがございました。  先月、沖縄におきまして発生した悪質で卑劣な事件、これは絶対に許せるものではございません。  単なる再発防止あるいは綱紀粛正、こういった言葉を繰り返すのではなくて、実効性の担保を伴った防止策がと...全文を見る
11月02日第181回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○玄葉国務大臣 おはようございます。外務大臣の玄葉光一郎でございます。  安全保障委員会の開催に当たりまして、御挨拶を申し上げ、所信を申し述べます。  平和を守り、国民の安全を保障すること、国の主権、そして領土、領海を守ることは国家として当然の責務であり、我が国もそのような責...全文を見る
11月08日第181回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○玄葉国務大臣 今の岩屋先生の御提言は、一つのあり方だというふうに思います。  御存じのように、PKOは二十年であります。また、国連にPKO局ができて二十年ということでもあります。カンボジアに最初に要員を派遣して、たしか、日本としては約八千人の要員をこれまで派遣してきている。今...全文を見る
○玄葉国務大臣 御承知のとおり、現時点で集団的自衛権の解釈を野田政権が変えているというわけではございませんが、これまでも申し上げてまいりましたが、強い問題意識を、私自身、この集団的自衛権について、また集団安全保障についても持っております。さまざまな議論があってしかるべきだというふ...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど御指摘があった、いわゆる米軍全体のリバランシング、そして二つの戦争を戦えないという御指摘、そしてアフガンの力の空白、イランの問題、ホルムズ海峡の問題、トータルに、当然ながら常に注視をしていかなければならない問題だと思います。  特にホルムズ海峡の問題は、来...全文を見る
○玄葉国務大臣 検討及び調整の過程の中での具体的なやりとりをこの場で申し上げるというのはいかがかと思いますけれども、今、森本大臣がおっしゃったように、入砂島を含めたさまざまな案というものが、この検討あるいは調整過程の中であったというふうには承知しております。  したがって、これ...全文を見る
○玄葉国務大臣 御存じだと思いますけれども、今も、あるいはかつても、尖閣について領土問題は存在しないというのが日本国政府の立場であります。他方、北方領土の問題と竹島については領土問題であるということでございます。したがって、全く同じ扱いにするというわけにはいきません。  一方、...全文を見る
○玄葉国務大臣 事実と違うというふうに思っております。  例えば、明の時代からという主張、中国独自の主張がありますけれども、いわばその根拠となっている文献などでは、とてもではありませんけれども、国際的に証拠となり得るような文献あるいは根拠とは言えないということでございます。 ...全文を見る
○玄葉国務大臣 私は、日米地位協定の改定について完全に否定するものではありません。私になってからも、日米地位協定の根幹分野である刑事分野において二つの改善措置に合意をいたしました。  やはり、今回の事件なども、全て御存じでお聞きになっておられると思いますけれども、現実には、地位...全文を見る
○玄葉国務大臣 今の質問の趣旨は、例えば先般運用改善で合意した内容等で、日本側が同意を要請したときに米国が好意的考慮を払う、こういう形になっているんだけれども、それは日米間で実際には認識のずれがあるのではないか、こういうことではないかと思います。  私は、その点については、ない...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほど、政府全体としてはどうしているのか、こういうお話がございましたけれども、政府全体としては、情報セキュリティー会議というものを持って、各担当大臣が出席し、担当者が出席し、全体の調整をしているということでございます。当然これは内閣府などが調整に当たる、官房長官な...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、大局的観点とは何かと言われたときに申し上げなければならないのは、日中関係というものは、日本にとっても非常に重要な二国間関係の一つであるということであります。それは政治のみならず、経済、文化、人的交流全てでございます。経済も、日中双方ともに、お互いに依存してい...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、東先生、これは若干の誤解があるというふうに思います。  まず、総理の訪中の日程というのは多分、中でのやりとりを一つ一つ申し上げるわけにはいきませんけれども、そういったことも全て含めて調整されたというふうに記憶をしていますし、先ほどおっしゃった七月七日という...全文を見る
○玄葉国務大臣 国による取得、保有、所有権の移転の問題について、例えば、ではそのタイミングが違ったらどうだったのかといったら、私は基本的に変わっていないと思います。これは私の判断、変わっていないと思います。  石原都知事が、御存じのように、尖閣について都が取得、保有するのである...全文を見る
○玄葉国務大臣 結論だけ申し上げれば、今準備をしていて、まだ終わっていないという状況で、現時点はそれ以上でもそれ以下でもないということでございます。法にのっとって、冷静かつ平和的に紛争を解決する考えでございます。  その詳細につきましては、訴訟戦略上、明らかにすることは控えたい...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず一つは、単独付託の準備が終わる必要がございます。それが一つです。  それと、やはり日韓に関して困難な課題が幾つかございます。しかし、私は、日韓というのは、領土問題は領土問題としてお互い言うべきことを言う、そういう関係であるべきなんですが、やはり戦略的な利益を...全文を見る
○玄葉国務大臣 さまざまな想定、シナリオというものを当然ながら考えています。考えていますが、まさに訴訟戦略上、今そのことについて申し上げるというのはやはり適切ではないと思うんですね。それは、それこそ相手国がある話でありますから。ですから、私としては、先ほど申し上げたことに尽きると...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、一般論として、日米合同委員会での合意について再遵守を先月も求めたところでありますが、今お話があったような事例、ですから、それぞれの事実について確認をしながら事例を集めて、そしてその上で、これは日米合同委員会の合意が守られていないということであれば、やはり私か...全文を見る
○玄葉国務大臣 それはちょっと、事例とか事実確認をした上で判断をしていかなければならないと思います。
○玄葉国務大臣 今、照屋先生がおっしゃった報告は受けております。  まず、そもそも、涙もかれた、こうおっしゃったんですけれども、強姦などの凶悪な犯罪は絶対あってはならないものであります。ですから、私も、単純に再発防止であるとか綱紀粛正という繰り返される言葉ではなくて、本当に実効...全文を見る
○玄葉国務大臣 まず、質問のときに与党か野党かわからなくてという話がありましたが、私は、外交に与党も野党もないというふうに思っています。  その上で、まず、森元総理は、プーチン大統領との個人的信頼関係があるというふうに私は思っております。さらに、超党派の日ロ友好議連の会長でもご...全文を見る
○玄葉国務大臣 私からもそのお願いをいたしました。野田総理も恐らくそのようにされたのではなかったかというふうに思われますが、いずれにしても、野田総理の訪ロに向けた準備に資するものになることを私としては期待しているということでございます。  いつというお話でありますが、時期につき...全文を見る
○玄葉国務大臣 野田総理が訪ロされる、そのための準備に資するようにしたいというふうに考えていまして、森元総理には必ずロシアに行っていただきたいというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 まず、親書の話がございましたけれども、持っていっていただくとかどうかということについて、何も決まっていません。  大事なことは、やはり会談を実質的に実りのあるものにすること、そして実際に会談が実現することが大前提でありますけれども、その二つではないかというふうに...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはもう繰り返しになって恐縮ですけれども、一つは会談の実現、もう一つは内容、つまり実質的に実りのあるものにするためにどうするかということで、最終的に日ロ双方で調整しなければならない、こう考えています。
○玄葉国務大臣 それは、全面的に森元総理の訪ロをバックアップしなければならないし、しているというふうに理解をしています。
○玄葉国務大臣 省全体にバックアップさせたいというふうに思っています。
11月12日第181回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○玄葉国務大臣 今、尖閣、竹島とおっしゃったんですが、最終的には竹島の話だろうというふうに思います。  おっしゃるとおり、ICJへの、国際司法裁判所への共同付託、及び日韓の紛争解決交換公文に基づいて韓国側に提案をしたわけでありますけれども、残念ながら、韓国側は応じないという旨、...全文を見る
○玄葉国務大臣 引き続き調整中でございます。
○玄葉国務大臣 有田参議院議員のお話でありますが、渡航自粛が出ているわけですから、行かれたということは大変残念だというふうに思っております。  いろいろ暗躍をされている話がさまざま出ておりますけれども、率直に申し上げて、有田さんといわゆる日朝の政府間の交渉は何ら関係がございませ...全文を見る
○玄葉国務大臣 これはあれでしょう、ビザの話ですね。それは……(小池委員「誰が出したんですか」と呼ぶ)北朝鮮が出したんでしょうから、その詳細について私は知りません。
○玄葉国務大臣 まず、冒頭、大学の交流の受け入れについては、あえて北朝鮮の意図をここでそんたくして私が申し上げることは控えたいというふうに思います。  その上で、日朝双方とも関心を有する事項について協議をします。おっしゃるとおり、我が国にとっての最重要課題、これは拉致、核、ミサ...全文を見る
11月13日第181回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○玄葉国務大臣 ちょっと今手元に資料がありませんけれども、私の記憶では、日比谷公園と同じくらいじゃなかったかと思います。
○玄葉国務大臣 まず、新藤さんらしくないと思うんですよね。  まず、一九九七年にこの科学基地の建設が発表されました。九七年に接岸施設ができています。有人灯台もできています。  だから、自分たちのときに予算をつけさせなかったとか、そういうことはやめて、外交に与党も野党もなくて、...全文を見る
○玄葉国務大臣 細かい事実関係の確認なので、事前に通告してほしかったんですけれども、まず、この体験館、これはもう内容以前の問題として、まず受け入れられない。  それと、事実関係について、詳細に入りませんけれども、例えば、この展示物に我が国が竹島を不法編入したとの主張等がなされて...全文を見る
○玄葉国務大臣 そのような必要は必ずしもないと思いますけれども、何が一番効果的なのかということを考えながら、我が方として対応したいというふうに思っています。
○玄葉国務大臣 ですから、先ほど、調査団を派遣してくれという具体的な提案がありましたけれども、何が一番効果的な方法なのか。ちなみに、御存じだと思いますけれども、これは一つ一つに対して我が方のパンフレットは的確に反論しているのは御存じですね。(新藤委員「書いていないんだよ」と呼ぶ)...全文を見る
○玄葉国務大臣 先ほどカトラーさんの話がございましたけれども、外務省の担当者と会っています。恐らく前原国家戦略担当大臣は直接会われているのではないかと思います。  簡潔に申し上げれば、アメリカ側から、特に利害関係者そして議会の関心事項として、これまでも申し上げてきましたけれども...全文を見る
○玄葉国務大臣 ただいま御指摘をされた看板でありますけれども、確かに、日本国内においてアメリカの国内法によって立ち入りを制限する、これは不適切な面がある。  ですから、撤去を申し入れて、きょうになりますけれども、看板は除去されたというふうに承知しております。
11月16日第181回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 外務大臣の玄葉光一郎です。  我が国をめぐる安全保障環境は厳しさを増しており、領土や主権をめぐる様々な出来事も生じています。平和を守り国民の安全を保障すること、国の主権、そして領土、領海を守るという国家としての当然の責務を我が国も国際法にのっとって果...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今初めて伺いましたので、考えてきたわけではございません。  まずは、院としてお決めになることであるというふうに申し上げなければならないというふうに思います。  その上で、一般論として私が時に考えることは、二、三か月前だったかと思いますけれども、有識...全文を見る
○国務大臣(玄葉光一郎君) 今日の閣議後の会見、ぶら下がりの中で、仮に解散があるというふうにすれば、どういう解散、昨日の夜、ある同僚の会合でそのような発言を私したものですから、それについて聞かれて、そのようにお答えをいたしました。
○国務大臣(玄葉光一郎君) まず、米兵の事件でありますけれども、その再発防止策については、日本側としても納得のいくような結論が得られるようにしていきたいというふうに考えております。  地位協定は、御存じのように、私も就任してから二つの刑事分野で運用の改善措置を行いました。一つ一...全文を見る