玄葉光一郎

げんばこういちろう

小選挙区(福島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

玄葉光一郎の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○玄葉委員 まず、福島の復興について質問をいたします。  総選挙以来、週に三、四日のペースで現地、現場に立っています。現場に神宿るではありませんけれども、いろいろなことが、二カ月間歩いてわかってきました。そこで、冒頭、幾つかお聞きしたいというふうに思います。  まず、安倍総理...全文を見る
○玄葉委員 本質的な話だけで、きょうはいいんです。  一言で言えば、生活再建、そして除染だと思うんですね。除染はなぜおくれているんですか。
○玄葉委員 二カ月ずっと歩いて、率直に申し上げて、体制の問題じゃありません。結論から言うと、結局、タブーを破る時期が来ているということではないかというふうに思っているんです。  つまり、除染がなぜ進まないかといえば、中間貯蔵施設ができないからです。そして、中間貯蔵施設ができない...全文を見る
○玄葉委員 実際進んでいないんです。私も泥をかぶるつもりで言っているんですよ、総理。泥をかぶるつもりで言っているんです。  つまり、表で議論をするということをしていないんです。これは、復興に与野党はありませんから、私も、野党ですけれども、泥をかぶります。そして、さまざまな提言を...全文を見る
○玄葉委員 これは哲学と理念の話をしていて、私は、今回の質疑を通じて、どうも安倍総理、やはり福島に思い入れが余りないなと思って残念に思いましたけれども、やはり与野党なくこれを進めて、しかも、私は泥をかぶってきょう申し上げているんですよ。それをそういう言い方をされるというのは、私は...全文を見る
○玄葉委員 例えばJAの、全中の会長さんが、交渉に拙速に参加すれば国益を毀損する、こういうふうに発言をされるわけですけれども、安倍総理の今おっしゃった国益と、全中の会長さんの先ほど引用した国益というのは違いますね。
○玄葉委員 そこはそのとおりだと思います。つまり、まさに総合的な国益論に立って、今、安倍総理が述べられたように、経済のみならず安全保障を含めた国力全般、あるいは国際的地位の向上、もちろん農業もそうであります。いずれにしても、政治家の役割というのは子供あるいは孫の世代に豊かさを引き...全文を見る
○玄葉委員 総合的な国益論に立って大きな判断をしてほしいと思います。  その上で、この日米の共同声明を評価したいというふうに思いますけれども、一言で言えば、当たり前のことを確認する、その国内向けのパフォーマンスのために、非関税措置で必要以上に押し込まれているなというふうな印象が...全文を見る
○玄葉委員 これは質問に答えてください。  通告していなくて、そこは申しわけないと思うんだけれども、当たり前のことなので聞いているんですが、マレーシアとかメキシコ、カナダ、これは、あらかじめ一方的に全ての関税を撤廃することを約束させられて入ったのですか。
○玄葉委員 もうこれは本当に基本中の基本なので、途中参加して、マレーシアもカナダもメキシコも、そんな約束はさせられていないんですね。ですから、こういう当たり前のことを、ある意味、通ったわけです。  しかし、同時に三パラを、先ほど申し上げたように書き込まれたということで、この三パ...全文を見る
○玄葉委員 まさにそういうことなんですよ。つまりは、この二パラの、我々からいえば当たり前のことを文書化するために、そのために三パラで譲って押し込まれたというのがこの結末だということなんですね。  ちなみに、総理、これはいずれ参加表明されると思いますけれども、参加表明の時期には、...全文を見る
○玄葉委員 もう事実上参加表明していると思いますが、これはアメリカとよく調整をした方がいいと思うんですね。つまり、一方的に参加表明という形になってしまったときには、この事前の協議でここに明示的に書かれちゃっているわけですから、べた折れになっちゃう可能性がありますので、これは提案と...全文を見る
○玄葉委員 例外あるいは除外ということではないんですか。
○玄葉委員 恐らく、安倍総理とオバマ大統領との会談で例外という言葉は使っていないと思うんですね。恐らくサンクチュアリーと言ったんじゃないかというふうに推測いたしますけれども。  これから交渉に入っていって、米は除外を求めますね。
○玄葉委員 以前、私が答弁する側にいたときは、自民党議員の大半は、具体的に何を例外として求めていくのかと何度も私に聞いたんですね。  でも、私、やはり最低、米は除外を求めるというのは大事だと思うんですね。九千タリフラインあります。そのうち、例えばアメリカと豪州、高いレベルの経済...全文を見る
○玄葉委員 立場が変わればこれほど変わるのかな、こういう感じでありますけれども。  ちょっと三パラの話、もう一言だけ申し上げます。  ここまで押し込まれると気になるんですけれども、自民党さんの方でも、自動車について数値目標は入れない、入れるべきではない、こういうふうに言ってい...全文を見る
○玄葉委員 失礼ながら、質問に答えてくれていないというふうに思いますが、後で山口、前原両氏が詰めてくれるというふうに思います。  今回、自民党の公約は確かに、聖域なき関税撤廃の交渉には反対ということでした。ただ、それぞれの議員の総選挙時のアンケートとかを見ると、現閣僚でも相当数...全文を見る
04月19日第183回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○玄葉委員 四カ月前まで外相をさせていただきましたので、守秘義務もございますし、質問は遠慮しようというふうに考えていたんですけれども、御存じのように、民主党、外務委員会は私を含めて四名でございます。山口さん、菊田さん、長島さん、それぞれ大変優秀な方々ではありますけれども、その負担...全文を見る
○玄葉委員 やり残したことがございまして、ぜひ岸田外相に頑張ってほしいと重ねて申し上げたいというふうに思います。  外務省で調べてくれたんですけれども、一年四カ月で三十五カ国、外遊したというか訪問したということであります。ヒラリー・クリントンさんが四年間で百十二カ国だそうです。...全文を見る
○玄葉委員 先ほど申し上げましたけれども、結局、問題は、国会との関係が一つあると思うんですね。つまり、一年間で私は百六十五日国会に出席をし、他方、イギリス、ドイツ、フランスは、二十二日、十六日、十七日である。ましてや、御存じのように、ロシアだとか中国は議会での説明というのはほとん...全文を見る
○玄葉委員 外交の問題に本格的に入る前に、先般、岸田外務大臣に福島第一原子力発電所を視察していただきました。そのときに、岸田大臣として何を感じて、この視察をこれからどう生かしていこうというふうにお考えになったか、お聞かせをいただきたいと思います。
○玄葉委員 ぜひ外務大臣が先頭に立ってこの問題に取り組んでほしい。私も全力を挙げてきたんです、今御紹介いただきましたけれども。特に、廃炉プロセスを安定した形で進めるというのは、日本の国益を考えると、最重要テーマの一つだというふうに申し上げて間違いないと思います。  汚染水漏れが...全文を見る
○玄葉委員 奮闘を期待したいと思います。  先ほど、外交の継続性というものを自分としてはしっかり確保する、大事にしたいという趣旨の話があったと思います。私は、外務大臣のときに、与野党で外交、安保の共通基盤をいかにつくるかということを意識していました。それは、野党時代からそういう...全文を見る
○玄葉委員 私は、政治あるいは政党政治にはオルタナティブが必要であるというふうに思っているんですね。ただ、先ほど申し上げたように、オルタナティブをつくるときに必要なのは、外交、安全保障政策の共通基盤。あとはやはり、外交、安全保障を政争の具にしない、これも大事だと思うんですね。 ...全文を見る
○玄葉委員 要は、参加表明自体は、私は、先ほど申し上げましたけれども、政治の判断として正しい。ただ、交渉の足を引っ張った二つの政治というのがあって、先ほど申し上げたような、国内向けに紙にしなければならなかった、そしてもう一つは、表明の時期について、私は、交渉担当者のミスではなくて...全文を見る
○玄葉委員 それはそうなんだと思いますけれども、そうすると、例えば紛争解決手続なんかも、これはちょっと、通告していないから答えにくいですか、やや技術的なことかもしれませんけれども。そう考えると、二国間で並行協議で得られた結果は、それも含めて全て、例えばTPP交渉における紛争解決手...全文を見る
○玄葉委員 きょうは結構です。  いずれにしても、実質、日米FTAを同時並行で交渉するようなものだというのが率直なところではないかと思うんですね。ですから、かなり手綱を締めてやっていかないといけないということだと思います。  さて、こればかりやっているとまた時間がなくなってし...全文を見る
○玄葉委員 確かに、我が国自身の防衛力整備の努力というのは大変大事だというふうに思います。それはそのとおりだと思います。  そして、拡大抑止、サイバー、宇宙のほかに、計画検討ですね、これは、内容についてはもちろん守秘義務がありますから申し上げませんけれども、非常に大事だと思って...全文を見る
○玄葉委員 再編のロードマップ、これも日米同盟の強化の一つだというふうに思うんです。  昨年四月に2プラス2がございまして、あのときに、日米双方が難しい状況をお互いに抱えている中で、普天間飛行場の進展と嘉手納以南の土地の返還及び海兵隊のグアム移転をいわば切り離すということで合意...全文を見る
○玄葉委員 これは、普天間を含めて私どもは共同責任がございます。したがって、野党の立場でもしっかり協力をしていかなきゃいけないというふうに思っているんですけれども、着実な実施をお願いしたいと思います。  ただ、嘉手納以南の土地の返還、若干、印象として、かなり先だなという印象を持...全文を見る
○玄葉委員 再編のロードマップというか、昨年の2プラス2の合意の中に、日米の相互運用のレベルを上げる、そういう目的で、グアム、テニアンの共同訓練場を整備しようではないかということで合意をしたんですけれども、その後どうなっていますでしょうか。
○玄葉委員 北朝鮮の問題でありますけれども、何かもう時間がなくなってきたので、幾つか指摘しておきたいというふうに思うんです。  ありとあらゆる事態に対応しなければならないと思って、今、警戒を強めているというふうに思いますけれども、金正恩氏の意図というものをどう見ているかというの...全文を見る
○玄葉委員 日米韓の連携が重要なのは言うまでもないんですが、この圧力と対話の力点の置き方で温度差を感じるんですね。今、杉山局長がアメリカに行っているという報道がありますけれども、ここは、足並みをそろえないと北朝鮮の思うつぼだというふうに思うので、ぜひこれは、外務大臣、ケリー長官と...全文を見る
○玄葉委員 終わります。
05月16日第183回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第5号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  田中委員長、御苦労は多いと思いますけれども、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思っています。特に、この原子力規制委員会、まさに規制庁の実力が問われる場面というのが多々ありますけれども、権威ある機関たり得るかどうか、独立性と透明性を保てるかどうか...全文を見る
○玄葉委員 まさに、あの原発事故が原点である。  もう一度確認をしたいんですけれども、あわせて、独立性の高い、透明性の高い規制当局がしっかり機能していれば、あのような事故は防げた、そういうふうにお考えですか。
○玄葉委員 やはり、原点を常に確認しながら進まないと、ぶれてしまう懸念があるんですね。だから私はあえて聞いているんですけれども、やはり、ここがぶれてしまうと、何だったのかということになりますので、委員長、先ほども申し上げましたけれども、ぜひ信念を持って取り組んでいただければという...全文を見る
○玄葉委員 三月十八日だったかと思いますけれども、ネズミによる停電のときというのは、私はあの日、眠れなかったですね。あの報道を夜の七時か八時ぐらいに聞いて、一日眠れなかったんですよ。いまだに仮設であったということも率直に言うとわからなかったんですけれども、残念なことに、規制庁も指...全文を見る
○玄葉委員 とりあえずの人員確保というお話をされましたけれども、本当に必要な人員はスピーディーに確保するという体制で、また姿勢でぜひ臨んでほしい。これは絶対間違いは許されないことなので、規制庁のまさに権威にも強くかかわることだというふうに思います。  ちなみに、直接委員長がお答...全文を見る
○玄葉委員 一言で言うと、不十分なんですよ。不十分であることを認識してもらいたいというふうに思っています。  つまり、政府の提出法案は法案で、私は一定の評価はいたします。ただ、先ほど説明の中にもありましたけれども、一カ月までに申し立てをしなきゃいけないというのが要件になっている...全文を見る
○玄葉委員 だから、今まさにおっしゃったように、政府の提出法案だけでは十分ではないなということをわかっているわけですよね。ですから、東電に要請もしているし、もし東電の見解でも不十分ということであれば必要な対応を別途とる、こういうことでよろしいですね。
○玄葉委員 この三年の時効というのは、余りにも実態に合っていないというふうに思うんですね。ですから、実態に即した形で、これは、場合によっては政府というよりは党派を超えた与野党の立法措置ということがあってもいいのかもしれません。  その場合、三年という時効を何年にするかとか、なか...全文を見る
05月22日第183回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  日本の外交が長年培ってきたものというのがあるというふうに思います。これは、政権がかわろうがかわるまいが、培ってきた大切なものというのが幾つもあるなというふうに思っています。  最近話題のトピックでいえばミャンマーとの関係でありますけれども、これ...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございます。  まさにおっしゃったとおりだと思うんです。現代社会においては、グローバルな課題解決のためには、いわば全員参加型のオールキャストでの外交というのがこれまでより大事になる。それをあえて、言い出しべえの概念というか、フルキャストディプロマシーと呼ん...全文を見る
○玄葉委員 どうもありがとうございます。  それでは、ロシアの問題、日ロの関係について一言だけ申し上げたいと思います。  日ロの関係、これは、昨今の戦略環境が変化をしていることで、日ロの関係強化、そのことがお互いにとってプラスだということを両国とも認識できるようになってきたと...全文を見る
○玄葉委員 質問通告をしながら今の御答弁をいただいたわけであります。私のときに、通告なしにこの問題を質問された方が大分多くて、でも、私は、今、外務大臣がおっしゃったとおり、交渉中の案件なので、まさに政策的な判断で、法的根拠なき占拠という言葉を使うということを申し上げてきた経緯があ...全文を見る
○玄葉委員 この折半発言というのは、いわばノルウェーとのEEZの海洋境界の問題、あるいは中国とのアムール川あるいはウスリー川の問題、たしかあれは千二百の島々があって、未解決な部分が残って、それをプーチン大統領が、まさに中国との間で折半で解決したということを指しているんだと思います...全文を見る
○玄葉委員 そのことはよくわかっているんですけれども、私の推測だというふうにあえて申し上げておきたいと思いますが、それが実際のところだろうと思います。これは非常に大事なことなので、あえて委員会で指摘をさせていただきました。  北朝鮮でありますけれども、先般もほとんど最後は演説に...全文を見る
○玄葉委員 だとすると、米国、韓国との関係を考えたときに、特に日米韓の連携が対北朝鮮の問題を考えるときに極めて重要である、そういう状況において、韓国、米国、特に米国に事前に一言もないということについてはいかがお考えですか。
○玄葉委員 拉致の問題、日本が主体で解決をしていく、これは大いに結構なことだと思うんですね。ただやはり、事前に一言、何らかの形で連絡をするということがあった方が、拉致問題を含めて次の解決につながっていくのではないかということを申し上げたんですが、いかがですか。
○玄葉委員 こだわるわけではないんですけれども、事前にやはり一言あった方がよかったなというふうに大臣として今思っておられるかどうかということです。
○玄葉委員 ここは率直に、一言事前に米国に連絡をすればよかったと、恐らく思っていると思うんですね、外務大臣として。それは一言おっしゃっていただけますか。
○玄葉委員 あえてこれ以上言いませんけれども、やはり事前に一言、米国には連絡をした方がよいと思います。  その上で、日朝協議、あらゆる可能性を探求するということであります。当然、外務省による日朝協議も含めてということだと思います。その際は、あれは福田内閣だったと思いますけれども...全文を見る
○玄葉委員 日朝協議の再開について検討していないんでしょうか。
○玄葉委員 もう一度。そうすると、日朝協議の再開ということについて検討しているという事実はないということなんでしょうか。
○玄葉委員 拉致問題、当然ながら、拉致被害者全員の帰国、真相究明、これはもう非常に大切なことだし、党派を超えてこの問題の解決に当たっていかなきゃいけないと思いますが、先般、予算委員会だったんでしょうか、特定失踪者の問題が取り上げられていました。特定失踪者を含めてとにかく帰国させる...全文を見る
○玄葉委員 残念ながら質問に十分にはお答えいただいていないんですが、結局、この拉致問題を、何をもって解決というのか、特定失踪者を含めて全員帰国させなければ、簡単に言えば、将来その交渉を行っても国交正常化はしないということなのかどうかということだけ確認をしたいということなんですけれ...全文を見る
○玄葉委員 これはぜひ、外務大臣、もう一度外務省の中で、あるいは政府全体の中でここは確認をしておいた方が、あるいは整理をしておいた方がよろしいかというふうに思います。  きょうは、韓国と中国の問題、かなりきちっと質問通告していたんですけれども、時間になって入れなくなってきました...全文を見る
○玄葉委員 ちょっともう一回だけ。  村山談話をそっくりそのまま引き継ぎますか。イエスかノーかでお答えいただければと思います。
○玄葉委員 はい、もう時間なので終わりますけれども、私が非常に気になっているのは、韓国との関係もさることながら、特に中国との問題で、このタイミングでこの歴史認識が持ち出されてきている、あるいはその土俵に乗っているということが外交上マイナスになっていると私は考えています。  特に...全文を見る
05月28日第183回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第6号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  まず、この委員会でもたびたび質問に出ていたと承知しておりますけれども、福島第一原発の廃炉プロセスに関する国の関与のあり方であります。  先般もこの場で申し上げましたけれども、この廃炉プロセスは国家の威信をかけた戦いであります。同時に、復興の大前...全文を見る
○玄葉委員 この程度の国の関与で、先ほど出ておりましたけれども、廃炉に少なくとも三十年から四十年かかる、この程度の体制でやっていくんですか、今後三、四十年。
○玄葉委員 ですから、この程度で三、四十年やっていくつもりだ、こういうことですよね。だから、本当にそれで大丈夫なのかということなんです。  民主党政権のときも、細野さんが中心になって、かなり関与していたと思います。それでも、私は野に下ってずっと歩いておりますけれども、あるいは東...全文を見る
○玄葉委員 何回言っても同じことなので、これはちょっと持ち帰って大臣と相談してほしいんですが、廃炉の組織体を国が出資するような形でつくるということをどこかでやはり考えなきゃいけないんじゃないかという思いがあるんですね。  これは全くの例えばでありますけれども、日本原燃という会社...全文を見る
○玄葉委員 それでは、担当者を私の部屋によこしていただければと思います。(平大臣政務官「はい」と呼ぶ)  その上で、今度はリスコミの話を簡単にお答えいただければと思うんです。  一つは、食品安全分野におけるリスコミ、リスクコミュニケーションであります。  これは風評被害と大...全文を見る
○玄葉委員 これはメディアともよく連携をしていただければと思うんです。もちろん表現の自由を侵すわけにはいかないわけでありますが、ただ、やはりメディアの影響というのは非常に大きいので、政府御自身がそれぞれ努力をするだけではなくて、メディアに対して正しくまず理解をしてもらうということ...全文を見る
○玄葉委員 これは、できるだけ早目に出してほしいんです。それによって、場合によっては除染の作業の見直しも含めて考えていかなければならないわけですね。ですから、県から要請を受けて、やりますと政府がお答えになって、かなり時間がたってきていますので、急いでください。  もう一言いただ...全文を見る
○玄葉委員 もう一点、双葉郡の子供たちの教育の問題についてお聞かせをいただきたいというふうに思っています。  双葉郡の子供たち、小学生、中学生、広野町という町と川内村という村は、それぞれの村、町で学校を再開しました。御承知だと思います。それ以外の町は避難先で学校を再開している、...全文を見る
○玄葉委員 もう時間になりましたので終わりますけれども、具体的に申し上げますけれども、今回の事案の特殊性を考えると、例えば、選択肢の一つとして、やはり、福島大学の附属の中学校、高校にするとか、あるいは国立の中学校、高校にするとか、そのくらいの関与があってしかるべきだろうというふう...全文を見る
○玄葉委員 終わります。
11月08日第185回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○玄葉委員 おはようございます。玄葉光一郎です。  岸田外務大臣におかれましては、国益、そして日本国の歴史、文化を背負って日々職務を遂行されているというふうに想像いたします。  日本外交の基本姿勢についてお伺いをしたいと思うんですけれども、恐らく、日々職務を遂行する中で実感と...全文を見る
○玄葉委員 こういった大きなパワーシフトの中で、今、どう対応するかということについて丁寧なお答えがあったんですけれども、もちろん、日本自身の経済力を再生させる、これも大事だと思うし、例えば中国、韓国は、少子高齢化社会、かなり速いスピードで日本の後を追いかけていますから、真っ先にそ...全文を見る
○玄葉委員 後者のところはそうなんですけれども、多分まだ十分伝わっていないのかもしれないんですけれども、結局、このパワーシフトは、特にアジア太平洋で顕著だと思うんです。もちろん、ブラジルだとかトルコだとかも新興国として台頭してきていますけれども、やはり、この東アジア、アジア太平洋...全文を見る
○玄葉委員 先ほど積極的平和主義という言葉が出ましたけれども、これは、これまでの日本外交と何が違うんでしょうか。
○玄葉委員 そうすると、必ずしもこれまでの日本外交と大きく違うということよりも、これまでの日本外交の姿勢をより強化して、それを、積極的平和主義という言葉を使って印象づけつつ説明をする、そういう観点でこの積極的平和主義という言葉を使っているというふうに理解していいですか。
○玄葉委員 そうすると、今おっしゃった含意には、これまでよりも、例えば、集団安全保障により積極的に参加をしていこうということであるとか、あるいは武力行使の一体化論もやや限界に来ているので集団的自衛権の解釈を変えようとか、そういうことも含めて積極的平和主義という言葉を使っているとい...全文を見る
○玄葉委員 では、基本的には従来と変わらないんだが、それを強化するために、例えば、集団安全保障により積極的に参加をするとか、集団的自衛権の解釈見直しを含めて、それも検討しながら積極的平和主義というものを具体化したい、簡単に言うとこういうことですね。
○玄葉委員 私だったら、積極的平和主義を仮に説明するとすると、私が別に補う必要はないんだけれども、やはり、さっき申し上げたようなルール形成力でそういうソフトパワーを磨いて、日本の平和をつくり育てる力というものをさらに強化していくんだということをつけ加えて説明していくとこの言葉とい...全文を見る
○玄葉委員 私は、一線を越えたと発言されたときに、同盟国の米国だから余り申し上げませんが、ただ、大丈夫かなと思いましたですね。やはり、本来必要な戦略的な曖昧さというのをある時点で捨てちゃって、これは本当に大丈夫かなと思っていました。その後は今おっしゃったとおりなんですが、結局、ロ...全文を見る
○玄葉委員 政府参考人はこの問題では来ていないですか。一般論として、こういった人道的軍事介入のいわゆる国際法上の根拠というのを答えられますか。
○玄葉委員 これは恐らく、米国が軍事介入していたら、あるいはこれからするかもしれませんけれども、この国際法上の根拠というのが大きな問題になるんですよね。  もう外務大臣御存じのとおり、正当化されるのは、個別的自衛権、集団的自衛権、そして集団安全保障しかないわけです、今のところ。...全文を見る
○玄葉委員 外務省の中で、この国際法の分野で日本がさらに強くなるためにどうするかということについて、ぜひ一度検討してみていただきたいというふうに思います。  その上で、日中の問題は、まさにパワーシフトの端的な例であります。十三億人の人口で、GDPは日本を追い抜きました。これから...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございました。  海洋進出の意図はと聞くと、私のときも答弁しなかったので、背景を簡単に説明していただけますか。
○玄葉委員 ちょっと時間がなくなってきたんですけれども、中国の外交政策というのは変化してきているんですかね。今までの延長線上なんですかね。  韜光養晦という言葉をかつて中国は使っていた。要は、光を韜(つつ)み養い晦(かく)すということだから、能あるタカは爪を隠すんだということで...全文を見る
○玄葉委員 今、意思疎通はどうされていますか。
○玄葉委員 この間、米国の政府にこれまで入っていた方々、五、六名の方々と二日間にわたっていろいろ議論したんですけれども、その中で、一つの指摘として、例えば安倍総理は、これは、よしあしはいろいろあるんですよ。靖国の問題でいえば、かつて総理大臣のときに靖国に行かなかったことが痛恨のき...全文を見る
○玄葉委員 これは実際上はどういう状況かというと、関税譲許表というのは、そもそも英語で全部出ています。これはプロが見れば大体想像できます。もちろん、五百八十六にこれが入っているのか入っていないかというのはもしかしたらわからないかもしれないけれども、でも、ほとんど想像できるんですね...全文を見る
○玄葉委員 うそという言葉を使ったのは、本当に、西川さんにも一切出していません、ここの、私たちに出している、当時の民主党の部会に出しているのと同じです、こう言ったんですよ。それは本当だなと言うと、本当ですと農水省の方々がおっしゃったのは事実です。だから、それは明らかなうそだろうと...全文を見る
12月03日第185回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  根本大臣にお尋ねをしたいというふうに思います。  まず、せんだって、一カ月くらい前だったと思いますけれども、自民党の対策本部で、福島の復興について、全員帰還という方針から転換をするという類いの提言が出されたわけであります。これは、福島の復興を考...全文を見る
○玄葉委員 丁寧に進めるというのはそのとおりで、我々もフォローして丁寧に進めていこうと思っているんですけれども、私は、二月か三月、野党の立場でありました。ただ、復興に与野党はないということで、あえて泥をかぶる気持ちで実はそのことを申し上げたわけであります。  やはり、ほとんど戻...全文を見る
○玄葉委員 それでは、各論について、時間がないので、端的に意見として申し上げて、端的に中身のある答弁をしていただければと思います。  まず、ずっと歩いていて最近一番よく言われるのは、福島県の医師不足。これはもちろん全国的にそうなんでありますけれども、特に福島県の場合、原発事故で...全文を見る
○玄葉委員 県立医大の話などはそのとおりだし、また、東北に医学部をもう一つ新設するとかという話もありますけれども、中長期的、構造的な問題への対処というのはまず大事であります。  ただ、とにかくこの三、四年の話として、かなり深刻ですね、これは。私があえてきょう、こういう委員会で取...全文を見る
○玄葉委員 私も二十年国会議員をやっていて、こういうふうに露骨に地元のことを申し上げるというのはほとんどなかったんですけれども、これは復興の特別委員会なのであえて申し上げますが、県南の医師不足は大変深刻なので、ぜひ個別診断を大臣の方でもしていただきたいというふうに思っています。 ...全文を見る
○玄葉委員 JTは、財務大臣の判断である、どういうふうに口を出すかは、こういう話でありますが、福島の復興に関しては、先ほど申し上げたように、各省庁の上に根本復興担当大臣がいるわけであります。一民間企業体ではあるが、先ほど申し上げたように、大株主である。そして、関連異業種の工場をた...全文を見る
○玄葉委員 ぜひ、その点について、担当大臣でしっかり動いていただくように、再度要請をしたいというふうに思います。  双葉地方の中高一貫校について、これはもう意見として、時間がないので一言だけ申し上げておきたいというふうに思うんです。  この双葉の教育をどうするかというのも、大...全文を見る
○玄葉委員 私は、心配だ、心配だということを言って不安をあおり立てるつもりは全くないです。全くなくて、本当に、こういうふうに言い切れれば一番いいんですよ。言い切れないから、実はこの間、福島県知事も含めて、じだんだを踏んですごく苦しんできたんですね。  今、食品の話だけ出ましたけ...全文を見る
○玄葉委員 正直、残念ながら、答弁はいただいていないと思うんです。別にこの復興特別委員会をとめたって仕方がないと思っているんだけれども。とめますか。  結局、一ミリというのは、多分、世界の放射線量の平均なんですね、年間一ミリという話は。食品は全くおっしゃるとおりですよ。私は、地...全文を見る
○玄葉委員 三十秒で終わります。  私も全部それはわかっているんですけれども、やはり市町村長と話すと、要は、先ほど申し上げたように、年間通してのハンターを雇えるというふうに、ある意味、各省庁のお金をまとめてもいいと思いますよ、それで市町村にぼんと流してもらえばそれが一番いいと言...全文を見る