玄葉光一郎

げんばこういちろう

小選挙区(福島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

玄葉光一郎の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第198回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。社会保障を立て直す国民会議に所属をしています。  きょう、何人かからお話がありました、北朝鮮の非核化の問題について議論したいと思います。  特に、米朝首脳会談が二月の下旬にあったわけでありますけれども、この非核化と制裁解除との関係について焦点を当て...全文を見る
○玄葉委員 昨年のある段階から、CVIDという言葉にかわってFFVDという言葉が飛び交うようになっているわけでありますけれども、これは事務方にお尋ねをしたいと思いますが、このFFVDというのは一体何ですか。
○玄葉委員 そうすると、何ら変わりがないのにあえてFFVDという言葉を使うというのは、一体どういう意図だと推察をされますか。
○玄葉委員 私は、さっき岡田さんも例に挙げていましたけれども、トランプ大統領の首脳会談後の記者会見が気になっていて、その中でこういうふうに言っています。つまり、記者団から、引き続き制裁解除の前に北朝鮮に完全な非核化を求める考えかと問われ、交渉の観点からそれについては話したくない、...全文を見る
○玄葉委員 先ほどもお答えになられていた、河野外務大臣の今のような姿勢が貫かれるならば、私は安心をして見ていることができるのでありますけれども、非常に危ういなと思うんです。  イリバーシブルという、後戻りできないというところの解釈については、おっしゃるようなことはあるかもしれな...全文を見る
○玄葉委員 いろいろなメニューの中でのメーンメニューというのは、やはり経済制裁の解除だと思います。  例えば、平壌に連絡事務所を設置するとか、あるいは終戦宣言だとかというのは、表現が必ずしも正しくないかもしれないけれども、一種、前菜のようなものだと思います。ですから、特にそのメ...全文を見る
○玄葉委員 やはり、二〇一七年十二月に石油精製品をたしか二百万から五十万バレルにしたのが相当きいているんだと思うんですね。ですから、必死に瀬取りをやっているということではないかと思います。  おっしゃるように、自分のところにもさまざまな情報が入るのですけれども、上海沖で行われる...全文を見る
○玄葉委員 四月中旬は、これはメーンテーマでやっていくというふうに考えていいですか。
○玄葉委員 時間がないんですけれども、もう一つ気になったのは、米韓合同軍事演習をやめるということなんですね、コストがかかるから。この発想も非常に心配です、はっきり言って。  これは、外務大臣としてはコメントできるんですか。米韓合同軍事演習をやめるということについて、日本の外務大...全文を見る
○玄葉委員 これも御存じだと思いますけれども、一定期間ごとに米兵は当然入れかわるわけで、そういう意味では、定期的に演習をしていないと、対応力とか即応性という意味では弱くなるんじゃないかという心配が私はあると思っているので、そういう意味で注意が必要だというふうに思います。  もう...全文を見る
○玄葉委員 この北朝鮮の非核化の問題では、日米韓中ロ、これは外相同士での連携というのが非常に重要だと思いますので、ぜひ、場合によっては全員で会ったっていいかもしれない、そういう提案をしたっていいかもしれませんけれども、最後、外務大臣のそういう決意を聞いて終わりたいと思います。
○玄葉委員 アメリカの北朝鮮に対する要求、特にCVIDがトーンダウンしないように、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  終わります。ありがとうございます。
03月14日第198回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  短い時間でございますけれども、復興庁の後継組織について議論したいと思いますが、それに関連して、風評被害の問題、今までも出ておりましたけれども、大変根強いです。この根強い風評被害の背景にあるのは、放射線に対する正しい知識が残念ながら普及していないと...全文を見る
○玄葉委員 今、渡辺大臣、聞きましたか。やっていないんです、フォローアップを。これはやはりすごく問題なんですよ。要は、お金をかけて配付をしても、活用されていない。多分、ほとんどされていないと思います、全国で。残念なことですけれどもね。これはすごく大事なことです。  安倍総理もイ...全文を見る
○玄葉委員 このことが本当に大事で、配って終わりになっちゃうんですよ、この間。使っているという状況にならないと絶対に放射線教育は進みませんから、絶対やってください。  それと関連するんです。結局、後継組織をこれから考えていくときに、まさに縦割りを排して、政治のリーダーシップがと...全文を見る
○玄葉委員 ぜひ、渡辺大臣がどういうふうにお考えになるかというのもお聞かせをいただきたいと思いますし、おっしゃるように、こういう国会の中での意見とか、それぞれの政党の意見、個々人の関係者の意見をよく吸収してもらいたいなと思います。  大臣も、これまで同様、復興担当大臣として置く...全文を見る
○玄葉委員 御自身で復興担当大臣をお務めになられて、現場によく出向かれて、その実感も含めて、やはり一定程度お考えを述べていくということも大事だと思うんです。  今、報道がさまざまなされている中で、福島県内では結構心配の声も広がっているわけです。どういう心配の声かというと、これま...全文を見る
○玄葉委員 これは、さまざまな分野を担当する大臣の中に復興大臣を入れる、こういうこともあり得るという考えですか。
○玄葉委員 そうすると、これまで同様の組織を前提として、基本的には専任の大臣として復興担当大臣が置かれるべきだ、こういう考えでよろしいですね。
○玄葉委員 冒頭申し上げたように、もう最後、終わりますけれども、結局、復興庁というのは、さっき申し上げたように、ある意味、他省庁の上にある面もあるわけですよ。さっきの風評対策で、教科書をきちっと配りなさいということを復興大臣は言えるんですね。それも一つの担保なんですよ。  やは...全文を見る
04月03日第198回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○玄葉委員 米国によるゴラン高原におけるイスラエルの主権の承認の問題について質問をいたします。  まず、最近、中東和平の一丁目一番地に関連する大きな出来事があったわけであります。言うまでもなく、三月二十一日のアメリカの大統領布告であります。  三月二十一日、トランプ大統領は、...全文を見る
○玄葉委員 国連安保理は今申し上げるような決議をしています。  二四二の国連安保理決議は、占領地からのイスラエルの撤退と中東地域の全ての国家の承認という原則に基づいて中東地域に永続的な和平を実現することを確認する。これが二四二の概要であります。  さらに、安保理決議四九七は、...全文を見る
○玄葉委員 一義的に米国が説明するものである、それはそのとおりだと思います。  他方、日本として、この安保理決議に対して、米国の今回の承認行為というのは真っ向から矛盾するのではないかというふうに聞いているわけであります。日本政府としてどのように考えるかということであります。
○玄葉委員 結論から申し上げれば、先ほどの安保理決議に真っ向から矛盾する行為を、残念ながら、我々の同盟国、米国が行ってしまったということだろうというふうに思いますけれども、そのことについて日本政府又は河野外務大臣は発言をしないということであります。  これは私は気になっていまし...全文を見る
○玄葉委員 これは一般論で、一般国際法上、武力による領土の併合というのは認められていますか。
○玄葉委員 その国際法上認められていない併合に対して、これを認める行為というのは、少なくとも国際法に反する行為というふうに一般的に言えるのではないでしょうか。
○玄葉委員 まずは一般論で聞いています。
○玄葉委員 その行為を承認する行為というのは、その行為というのは、いわゆる国際法上認められていない併合を承認をする行為というのは国際法に反するのではないですか、こう聞いています。
○玄葉委員 フランスのマクロン大統領は、ゴラン高原におけるイスラエルの主権承認は国際法に反する、こうはっきり言っています。これはまさに政治的な立場としてそういう評価をするということを言っているわけで、私は、日本政府がこの言葉を避ける必要はないと思いますけれども、外務大臣、いかがで...全文を見る
○玄葉委員 私は、国際法に反する行為に対しては、たとえ私たちの命綱ともいうべき同盟国であっても、米国に対しても、しっかりと毅然と物を言った方がいいというふうに思います。奥歯に物が挟まったような形で、余りに遠慮する姿勢で、外務大臣がちゅうちょすべきではないというふうに思います。なぜ...全文を見る
○玄葉委員 ですから、例えばフランスのマクロン大統領は国際法に反すると言っているわけですけれども、それはそのとおりということでよろしいですね。
○玄葉委員 例えば、安保理のメンバー国であるイギリスとフランスとドイツ、ポーランド、ベルギーが公に共同で会見をしています。  この中で何と言っているかといいますと、武力による領土の併合は国際法のもとで禁じられている。一方的に国境を変更するいかなる宣言も、法に基づく国際秩序の基礎...全文を見る
○玄葉委員 恐らく米国に対して相当遠慮した発言をしているのだろうということは予想、想像していたのでありますが、我々にとっての大事な米国が、残念ながら、このことで中東和平プロセスの仲介者たる立場から遠ざかる行為をしているわけであります。あわせて、米国のいわば信用、クレディビリティー...全文を見る
○玄葉委員 もう一回、念のため確認しますけれども、ロシアにおけるクリミア併合とか南シナ海における中国の人工島建設についてはどういう見解ですか。
○玄葉委員 それはなぜですか。なぜ認めないんですか。
○玄葉委員 だとすれば、本当に法の支配という日本にとって極めて大事な問題が脅かされているわけでありますから、日本はここはアメリカに対してももっと物を言うという姿勢があっていい、少なくとも総理大臣が言えないなら外務大臣が言うべきだ、それでバランスをとったらいいというふうに私は考えて...全文を見る
○玄葉委員 前回の質疑で私ここで申し上げて、ここは見解はほぼ同じであったわけでありますけれども、非常にトランプ大統領の北朝鮮に対する向き合い方に危うさを感じるところがあるわけです。  つまり、結局、この制裁は撤回されていないというふうに承知をしておりますけれども、今大事なことは...全文を見る
○玄葉委員 終わります。ありがとうございます。
04月12日第198回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  まず、きょうは北方領土の問題を質問通告をしておりますけれども、冒頭、けさ公表されたWTO紛争解決上級委員会報告書について一言質疑をさせていただきたいと思います。  なぜなら、東日本大震災由来の輸入規制の問題であって、大変日本にとって重要な問題で...全文を見る
○玄葉委員 今回、第二審、上級委員会で勝訴することで、韓国のみならず各国から輸入規制措置がしかれておりますので、それを解除してもらう、そういう戦略だったと思うんですけれども、こういう事態なので、これはこれで受け入れるしかないと思いますので、これを踏まえて、ぜひ大臣にお願いをしたい...全文を見る
○玄葉委員 ぜひこれはお願いをしたいと思います。  ところで、WTOの紛争解決のシステムそのものが今機能不全になるのではないかというリスクを持っているということに、私自身、強く懸念をしています。  たしか、けさ確認をしましたらば、この上級委員というのは七名の定員でありますけれ...全文を見る
○玄葉委員 これはたしか、二〇一八年三月までは、日本の外交官が議長をこの紛争解決手続の上級委員会で務めていたわけであります。大変優秀な方だったわけでありますが、残念ながら、機能不全に陥るリスクに今さらされている。最大の要因は、米国のトランプ政権による上級委員の再任のブロックあるい...全文を見る
○玄葉委員 これは日本の役割は大変大きいと思いますので、その責任をぜひ果たしてもらいたいと思います。  次に、先日、米国によるゴラン高原におけるイスラエルの主権承認についてこの場で議論させていただいて、河野外務大臣から、米国が行った行為なので、米国が第一義的に説明をするべきもの...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございます。  もう時間が来てしまいましたけれども、北方領土問題は主に次回質疑をいたしますが、頭出しだけさせていただきたいと思います。  この問題は、なかなか平行線というか、かみ合わないところが多いのであります。ただ、非常に懸念すべき事態に私はなっている...全文を見る
○玄葉委員 二回目、二月十六日、先ほども出ておりましたミュンヘンで日ロ外相会談を行われていて、このときも同様に手応えを感じておられますか。
○玄葉委員 では、本格的には次回にさせていただきたいと思います。  きょうはありがとうございます。
04月24日第198回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  本日は、北方領土問題について質問をさせていただきたいと思います。  安倍首相の掲げる戦後の外交の総決算の象徴的テーマでもございます。昨年の十一月、リスクをかけて勝負に出たということではないかというふうに思います。  ただ、河野外務大臣は、前回...全文を見る
○玄葉委員 そういうふうに、ずるずると原則的な立場が後退しているのではないかということにも危惧の念を抱いているということでもあるんです。  現政権の北方領土交渉におけるいわばスローガンでもあると思いますけれども、新しいアプローチという言葉がございますけれども、この新しいアプロー...全文を見る
○玄葉委員 そうすると、交渉の基礎を五六年宣言にいわば限定というか、五六年宣言を基礎に交渉していくということをも含めて新しいアプローチというふうに言っているのかどうか、御説明いただけますか。
○玄葉委員 共同経済活動とか元島民の航空機墓参などで信頼を積み重ねていく中で、その信頼の積み重ねの上に領土交渉をしようではないか、こういうことなのかなというふうに想像します。  そもそも国際環境の変化もありますので、全て領土交渉が進まなければ何も進めないという姿勢はかたくな過ぎ...全文を見る
○玄葉委員 かなり国際法上、お互いの法的立場を害さないで枠組みをつくるというのは大変なことだろうというふうに思います。本当に進むのか、懸念をしています。  二年前、山口県で確認された八項目の経済協力プラン、これは進んでいるんでしょうか。政府委員でも結構です。
○玄葉委員 私のところには、民間企業の悲鳴が聞こえてきています。官邸の声がけなので断れないから行っている、渋々行っている、正直そういう声が多々聞こえてきていて、残念ながら、実益につながる具体的な成果というのは上がっていないのではないかというふうに思います。  北方領土でロシアの...全文を見る
○玄葉委員 互いに領土問題の存在を認め合ってこの議論をしている最中に軍事拠点化を進めるというのは信義則違反だと思いますけれども、いかがですか。
○玄葉委員 次に、安倍首相の述べる、北方領土問題について必ずや終止符を打つ、この言葉の意味を教えてください。
○玄葉委員 平和条約の交渉の対象は四島の帰属の問題であるというふうに菅官房長官が言い、かつ、この場で河野外務大臣も、菅長官の方針が政府の方針である、こういうふうにおっしゃったわけでありますけれども、ということは、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する、こういうことだと思いま...全文を見る
○玄葉委員 ということは、平和条約交渉の際には、確実に国境線をどこかで引く、四、〇か、三、一か、二、二か、一、三か、〇、四かわかりませんけれども、必ず国境線をどこかに引く、こういうふうに考えてよろしいですね。
○玄葉委員 安倍首相が、平成三十一年、ことしの二月十二日に、国境線が画定されたことをもって、この領土問題、いわば平和条約を解決するという考え方にのっとっているというふうに言っておりますが、これは当然、外務大臣も同じ考えだということですよね。
○玄葉委員 ということは、平和条約を締結するということは、国境線を画定するということでございます。ということは、逆に言えば、国境線が画定されなければ平和条約は締結しない、締結できないということになるわけであります。  俗に、メディアの報道で、平和条約締結に当たって、歯舞、色丹の...全文を見る
○玄葉委員 でも、国境線が画定するということは、平和条約交渉は国境線を画定することで、国境線が画定されなければ平和条約の締結はなし得ない、これはいいですね。
○玄葉委員 ということは、いわゆる、幾つかの島について継続協議にするということではなくて、先ほどおっしゃっていたように、何らかの形で全て決着をつける、こういう考え方で交渉に当たっているということでよろしいですね。
○玄葉委員 率直に申し上げると、この二島先行論というのは、十一月に、日ソ共同宣言を交渉の基礎にすると安倍総理が言われた中で、メディアはほとんど二島先行論と書き立てましたけれども、私は、あり得ないということをそのときから言っておりました。  つまり、仮にこの交渉が進んだら、一番よ...全文を見る
○玄葉委員 外務大臣、日ソ共同宣言が交渉の基礎であるということは高らかにうたっているわけでありますけれども、今政府委員から説明のあった一九九三年の東京宣言、二〇〇一年のイルクーツク声明、これもあわせて交渉の基礎だと考えてよろしいですか。
○玄葉委員 安倍首相は、日ロ間ではこれまで、一九九三年の東京宣言を始め多くの諸文書、諸合意を作成してきており、これらの諸文書、諸合意を踏まえた交渉を行ってきています、こういうふうに述べていますけれども、今後も、これらの諸文書、諸合意を踏まえた交渉を行っていくということでよろしいで...全文を見る
○玄葉委員 安倍首相は、この考え方のもとで交渉しているわけでございますと。これはたしか岡田委員との質疑だったと思います、予算委員会での。  もう一度申し上げますけれども、日ロ間ではこれまで、一九九三年の東京宣言を始め多くの諸文書、諸合意を作成してきており、これらの諸文書、諸合意...全文を見る
○玄葉委員 ということは、今申し上げた、一九九三年の東京宣言を始めこれらの諸文書、諸合意を踏まえた交渉を行っていくということでよろしいですか。
○玄葉委員 これは、そうすると、安倍さんと考え方が違うということに私はなると思います。  予算委員会の質疑と安倍総理の答弁、そしてきょうの答弁を精査していただく必要があるし、これは、安倍総理と河野外務大臣が考え方が違うということになると思います。  委員長、差配してください。
○玄葉委員 先ほどから申し上げていますけれども、安倍首相は、一九九三年の東京宣言を始めこれまでの諸合意、諸文書のもとで交渉を行ってきている、今も行っていると言っているのですけれども、それについて河野外務大臣の見解を聞いています。
○玄葉委員 これはもう質疑時間が終わったので終わりますけれども、そうすると、これは安倍首相と考え方が違うということになってしまうんですね。  この問題は、この場で言えること、言えないこともあるのは十分承知しています。ただ、なかなか私は難しい状況になってきているのではないかという...全文を見る
06月05日第198回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  きょうは、まず日米の貿易交渉について、国会においてくぎを刺しておかなければならない、そういう局面かなというふうに思いますので、まずこのことを取り上げたいというふうに思います。  何人かの方が取り上げておられましたけれども、どうも日本の選挙後に日...全文を見る
○玄葉委員 具体的にどんな話合いが行われているのですか。
○玄葉委員 今、田中副大臣は、ウイン・ウインになるように交渉する、こういうふうに言っているわけですけれども、安倍首相の言うウイン・ウイン、あるいはあなたの言うウイン・ウイン、これはどういう意味ですか。
○玄葉委員 では、今のは、ウイン・ウインというのは、簡単に言えば、車と農産物の、両方とも関税の問題ということになろうかと思いますけれども、代表的なものは、そういうものについて、TPPをいわばなぞるような形で合意をする。  つまりは、農産物の関税に関しては、TPPが最大限の日本に...全文を見る
○玄葉委員 TPPは、御承知のとおり、簡単に申し上げれば、車と農業のパッケージ合意だというふうに言えると思います。  牛肉の関税が三八・五%から十六年目には九%になる、チーズ製品の関税撤廃、豚肉四・三%の関税が十年目に撤廃、米国産の米が十三年目に七万トン入る。そのかわり、日本か...全文を見る
○玄葉委員 私が聞いたのは、日本側が特に工業製品等で得られるものが得られないまま、農産物の関税だけが一方的に下げられる、そういうことは絶対ないというふうに言っていただけますかと聞きました。
○玄葉委員 どうもはっきり答えないということ自体が大変心配になるわけです。  何度も聞いているわけでありますけれども、一方的に譲歩するなどということは絶対にないと私だったら答えますけれども、そう答えられないということは、どうも怪しいなというふうに感じて、更に懸念が広がるのではな...全文を見る
○玄葉委員 やはり、ますます怪しくなったなという感じがこの質疑でいたします、残念なんですけれども。  TPP11が発効して、例えば牛肉などは、豪州産は余りふえていないのですけれども、資料を見ましたらば、カナダ産とニュージーランド産は、去年の一月から四月と比べると、一・八倍入って...全文を見る
○玄葉委員 トランプ大統領は、ツイッターで、大きな進展が起きつつある、農業や牛肉は特にそうだ、選挙後の八月によい内容の発表ができる、また会見で、我々はTPP水準に縛られていない、こういうふうに言っているわけです。  でも、両首脳間の表での合意ではない、確かにそうかもしれません。...全文を見る
○玄葉委員 ウイン・ウインの早期の成果達成というのは、一致したというよりは、これは安倍総理の発言だと私は思いますので、やはりそういう意味で、どうも、必ずしもこの問題について順調に進展しているとは言いがたいのではないかと思います。  もともと安倍さんは、米国抜きのTPPは意味がな...全文を見る
○玄葉委員 これまで、日ロ外相会談で、河野外務大臣は手応えを感じるということを言ってきているのでありますけれども、三回目、四回目の会談があったわけでありますけれども、そのときの手応えはいかがだったのでしょうか。
○玄葉委員 なかなか立場が異なる部分について進展しているという印象が、残念ながら、現時点ではないのです。もちろん、交渉の中身はつまびらかにしないということですから、そもそも伝わってきていないのかもしれませんけれども、ただ、G20で大枠を合意をするというのがもともとの目標だったので...全文を見る
○玄葉委員 少なくともそういう報道があったことは間違いないのでありますが、改めて申し上げますと、G20で日ロ首脳会談が行われる、その場で北方領土交渉について何らかの大枠合意がなされるという見通しは立っていないというふうに考えてよろしいですか。
○玄葉委員 もう時間なので終わりますけれども、改めて確認ですけれども、日ロの外相会談で北方領土問題についてそれぞれの見解を述べ合うときには、基本的に、日ソ共同宣言に基づいて交渉を加速する、その日ソ共同宣言というものをベースに議論されているというふうに認識をしてよろしいですか。
○玄葉委員 これまでの日本とロシアの間の交わされた諸合意、諸文書全て踏まえて交渉している、最後にもう一回確認ですけれども、それでよろしいですね。
○玄葉委員 わかりました。  終わります。ありがとうございました。
06月11日第198回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  未曽有の原発事故があったゆえにつくられた福島の地域づくりの理念というか目標というのが幾つかあります。とりわけ、原発事故由来というか、ああいうことがあったからこそつくられた分野が医療とエネルギーの分野です。それぞれに立ちはだかる壁があります。そのこ...全文を見る
○玄葉委員 厚労省、来ていますか。厚労省はどういうお考えですか。
○玄葉委員 おっしゃるとおり、福島県だけの問題ではありません。医師の都市部への偏在というのは、私は日本の極めて深刻な課題だと思います。  さまざまな考え方があります。医師の職業選択の自由等々もあるから、余り自治体への医師の配置について一定のルールを設けるべきではないとか、いろい...全文を見る
○玄葉委員 せっかく来ていただいている方々がいらっしゃるので、次の問題に移りますけれども、医療プラスエネルギーなんですね。  今、水素の話がたくさん出ておりましたけれども、もっと根づいた話でいうと、やはり原発事故があったから、県内のエネルギーを全部再エネ、新エネで賄おうと福島県...全文を見る
○玄葉委員 よく地方分権は権限と財源といいますけれども、権限と財源と、最近、電源と言われているぐらいなので、やはり地域の中で資金循環させる、私は一つのすごくいいモデルになり得ると思いますから、ぜひお願いをしたいと思います。  最後に、文科副大臣にもいらっしゃっていただいているの...全文を見る
○玄葉委員 ぜひしっかりフォローアップしていただいて。  私も、事務負担というのは確かにあるだろうなというふうには思います。何かいっぱい学校現場というのは副読本が配られて、結局、やはり受験もあるしとかということもあって、なかなか、放射線のことは後回しということになりがちなので、...全文を見る
10月24日第200回国会 衆議院 本会議 第4号
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○玄葉光一郎君 玄葉光一郎です。  共同会派を代表して質問をいたします。(拍手)  台風十九号による甚大な被害の発生から二週間がたちます。  先ほど議長からもございましたけれども、改めて、お亡くなりになられた方々の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災された皆様にお...全文を見る
11月06日第200回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○玄葉委員 共同会派の玄葉光一郎です。  きょうは、日米貿易交渉について、特にWTOとの整合性、さらには今後の交渉等について議論をさせていただきたいというふうに思いますが、その前に、多くの人が関心を持っている事項なので、さわりだけ、我が国の海上自衛隊が中東に派遣をされる、その検...全文を見る
○玄葉委員 そうすると、中東地域における情報収集という目的と、我が国に関係する船舶の安全確保という目的だというふうに理解してよろしいですか。
○玄葉委員 そうすると、防衛省設置法四条の何項ですか。十八項ですか。十八項ですね。防衛省設置法でこの情報収集の強化を行うということでありますが、我が国関係船舶を守るということは、日本の船を、タンカーなんかを守るということですから、この防衛省設置法で可能なんですか。
○玄葉委員 ですから、山本副大臣、情報収集は可能だと思います、確かに。ただ、日本の船、タンカーを、ホルムズ海峡に行くかどうかは別として、中東の公海で守るという行為は可能ですか。
○玄葉委員 日本の船を守らなきゃいけない、あるいは海上輸送の安全を守る重要性というのは私も理解を十分しているところでありますけれども、とても日本のタンカーを防衛省設置法だけで守れるとは思えない。情報収集は可能かもしれませんけれども。  本当に、例えば、日本のタンカーは、ちなみに...全文を見る
○玄葉委員 御指摘の点も含めてというのは、海上警備行動も含めて検討していく、こういうことでよろしいですね。
○玄葉委員 そこは、山本副大臣、別に副大臣が初めてじゃないので、いろいろな方がもうはっきり海上警備行動について検討すると言っていますので、はっきり言ってください、海上警備行動の検討も、その時と場合によってはというか、状況が変化した場合にはしていかなきゃいけないと。それは、だって、...全文を見る
○玄葉委員 武器の使用の問題がございます。それぞれ、これは隊員の安全を考えると大事な話なわけでありますけれども、防衛省設置法四条十八項で、調査研究で行える武器の使用、海上警備行動で行える武器の使用、海賊対処法で行える武器の使用、それぞれわかりやすく、その違いも含めて教えていただけ...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございました。  私、心配しているのは、海上警備行動をとるような事態になったときに、警職法倣いということで今お話がありましたけれども、他方で、恐らく駆けつけ警護、PKOの駆けつけ警護みたいなことが起きかねないなというふうに思っていて、つまりは、ほぼ同じ地域...全文を見る
○玄葉委員 きょうは日米貿易交渉についてやりたいので、余り突っ込みませんが、一般論でいいので、海上警備行動で行動していて、近くの外国船舶をその警職法倣いの武器の使用で守れますか。
○玄葉委員 おっしゃるとおりだと思います。  結局、海警では、海警行動で近くにいる外国船舶は守れないということです。だから、その限界もはっきりさせた上で、私は、本来は目的をはっきりさせた上で新しく法律をつくる、恒久法か特別法かは別として、つくる方が本来かなというふうに実は思って...全文を見る
○玄葉委員 外務大臣、いかがですか。
○玄葉委員 なかなか政府としても難しい判断だというのはよく理解をいたします。ただ、本来なら、新法、特別法というか、そちらに踏み込むような話なのかなというのが私の現時点での考え方だということは申し上げておきたいと思います。  その上で、日米貿易交渉でありますけれども、本会議で私も...全文を見る
○玄葉委員 防衛省は結構です。  それで、まず、これは外務大臣、当然といえば当然なんですけれども、この日米貿易交渉は、WTO上のいわゆる最恵国待遇、つまり、全ての加盟国に同じルールを適用するという最恵国待遇の例外として扱われる貿易協定という位置づけですか。このぐらいは外務大臣に...全文を見る
○玄葉委員 それで、これはちなみに、山上さんが今手を挙げられましたけれども、平成三十年、去年の十一月十四日の段階で、当然、日米貿易交渉はWTO上の例外、要は、いわゆる最恵国待遇の例外ということで交渉しているんですよねというふうに申し上げたところ、政府参考人からは、できるものがガッ...全文を見る
○玄葉委員 これは政府委員で結構でありますけれども、ガット二十四条、私も今、手元にございますが、この自由貿易地域、FTA、つまり最恵国待遇の例外であるために求めているものは何だということなんでしょう。
○玄葉委員 おっしゃるように、ガット二十四条が求めているのは、実質上全て、サブスタンシャリーオールの貿易について関税を撤廃する、域外貿易はより制限的にならない、五項の(b)も含めてだと思いますけれども、そういうことを求めているわけであります。それで、おっしゃるように、実質上全ての...全文を見る
○玄葉委員 それはちょっと余りにも不誠実で、これは議論にならないですね。岡本委員からもお話がありましたけれども、影響試算もそうだし、こういった自由化率を出す、こんな極めて単純なものまで答えられないというのでは、本当に質問できない。  ちょっと、よく政府で協議してください。(発言...全文を見る
○玄葉委員 これは日本側からしても大変な切り札だと思うんですよね、整合性をとれとアメリカに対して突きつけること自体は。  ただ、残念ながら、そういう意味で、時期を明示、車関税についてできなかったということも言えるわけでありますけれども、このタリフラインと貿易額ではかった車関税を...全文を見る
○玄葉委員 これは外務大臣ももう非常にタフな交渉をずっとこの間されてきて、別に恥じるものがないなら、それはそれで別に出したらいいんですよ、客観的な数字なので。自分は必ず時期を次とりますと言えばいいんでね。それはそれできちっと、さっき岡本さんも言われていたけれども、出すのは出して、...全文を見る
○玄葉委員 そういうことは聞いていないので、とにかく極めてシンプルなんです。車関税については、明確な確約はないわけですから、約束はないわけですから、時期も明示されていないんですから、そういう前提なんです。関税撤廃というのは日本政府の思いであって、あるいは日本政府の解釈であって、確...全文を見る
○玄葉委員 要は中間協定かどうか、そういう位置づけなのかどうか、聞いています。
○玄葉委員 そういう整理だということですね。  ただ、茂木大臣、私、やはり改めて思うんですけれども、これは冒頭申し上げたように、違反かどうかというのは、確かに明確に言えるかどうかというのはあるんです。明確に違反だと言う有識者とか学者も中にはいらっしゃいます。現実には、恐らく、加...全文を見る
○玄葉委員 疑問の目がWTO整合性について向けられているということ自体は遺憾だというぐらいは言ってください。
○玄葉委員 時間がないんですけれども、今後の交渉、これは私は、当然ながら車関税の撤廃時期を明示させるということが最優先の交渉になるというふうに思いますけれども、そういうお考えでよろしいですか。
○玄葉委員 これは、私、農産物関税をアメリカ・トランプ大統領の関心に従って今回引き下げたということで、何をレバレッジにして車関税の時期を明示していくのかということを実は大変心配していますけれども、いかがですか。
○玄葉委員 もう最後に、共同声明文書に「米国の自動車産業の製造及び雇用の増加」とありますけれども、これは追加関税のカードをアメリカは完全に手放したわけではないというふうに私自身は解釈しているんですけれども、そういったことを盾に、少なくとも直接投資を強く求めてくるんじゃないかと思い...全文を見る
○玄葉委員 終わりますけれども、私は、今回の日米貿易交渉はやはりトランプさんの方に取り分が多いなというふうに思いますし、何より、冒頭申し上げたように、WTOとの整合性で疑義を生じているということが大変残念だということを改めて申し上げ、最後に、これはぜひデータを出しましょう、簡単な...全文を見る
11月07日第200回国会 衆議院 外務委員会農林水産委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○玄葉委員 共同会派の玄葉光一郎です。  昨日、外務大臣に四十分間、日米貿易協定について質問させていただきましたけれども、きょうは連合審査ということで、数分だけいただいて、農林水産大臣に質問をさせていただきたいと思います。極めて限られた時間なので、二問ずつ二回聞きますので、でき...全文を見る
○玄葉委員 御答弁ありがとうございます。  それでは、日米貿易交渉関連でありますけれども、これもできる限り端的に質問いたします。  一番心配していることの一つは、牛肉のセーフガードでございます。つまりは、牛肉のセーフガードで、TPP11の発動基準数量が修正されないまま、いわば...全文を見る
○玄葉委員 もう終わりますけれども、端的な御答弁をいただいたと思っています。  後者の方は、私も心配ということで申し上げているわけでございまして、絶対に国益に沿わない合意をしないように、またそれを対象にしないようにということを要望して、短い時間でありましたけれども、私の質問を終...全文を見る
11月21日第200回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○玄葉委員 立国社共同会派の玄葉光一郎です。  私の地元も、このたびの台風十九号で甚大な被害を受けたところでございます。  まず、武田大臣に、大きな話ではありますけれども、お尋ねをしたい、あるいは提案をしたいと思うんです。  それは、今回改めて実感したのは、雨の降り方、降る...全文を見る
○玄葉委員 結局、インフラ強化による防災というのはやはり一定の限界がある。その限界を認めた上で、今の制度を抜本的に強化していくということを、私は、武田大臣が在任中に端緒を開いたというふうに言われるようにしてもらいたいなと思うんです。私、いずれ拡大すると思いますよ、これは、はっきり...全文を見る
○玄葉委員 今はっきり、国が出すというふうにおっしゃっていただきましたけれども、問題は、これは、昔のたしか農地、水、環境の、多面的な交付金から出すということなんですよね。  大事なことは、結構今迅速にやらなきゃいけないんですけれども、農家の方々は知らないですね、ほとんどそれを。...全文を見る
○玄葉委員 ちょっと副大臣、確認なんですけれども、ちょっと細かいんですけれども、これは、隣の田んぼなんかに、隣というか、近隣の活用できる田んぼに移して、それですき込んだって一立米五千円出すべきだと思いますけれども、出るんですよね。これは確認ですけれども、イエスかノーかで結構です。
○玄葉委員 まさに、さっき申し上げたように、こういうことが周知徹底されていないんですよ。きちっとされるだけで、かなり進みます。だから、このことは今起きていることとしてはすごく大事なので、あえてこの委員会の場で申し上げたので、農水省にしっかり対応してもらいたい。  あともう一つ。...全文を見る
○玄葉委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、西日本集中豪雨のときも、何か、愛媛県で被災していない農家も含めて団地化したとか、そういう例もあるようなので、ぜひ、災害リスクに備えたい、今回、事実上、水害で水没しているんですよ。だけれども、畜舎自体は壊れていないから災害復旧に...全文を見る
11月26日第200回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○玄葉委員 共同会派に所属をしております玄葉光一郎です。  大臣が新たに就任をされたわけでございます。ぜひともおっしゃるように現場主義で頑張っていただきたいと思いますが、かつて何度かこの場で指摘をさせていただいたテーマでもありますけれども、新たに御就任ということもありますので、...全文を見る
○玄葉委員 大臣、一言で結構ですので、この事業を、避難指示が出た十二市町村以外、県全体を対象に推進を力強くしていく、これに対して、そうしますというのかどうかだけ答えてください。
○玄葉委員 十二市町村以外も推進していく、復興・創生期間後も現場を重視してということでいいですね。イエスかノーかだけ。
○玄葉委員 大臣、ありがとうございます。  財源でございます。  これも教えていただきたいのは、私も三・一一発災のときに財源をつくる側にもおりましたので、当時は所得税の二・一%の上乗せを二十五年間やったりして十兆円の財源をつくったのでありますけれども、まず一つお聞きしたいのは...全文を見る
○玄葉委員 わかりました。  となると、大臣の所信にはこの復興の財源については実は言及がなかったのでありますけれども、この所信にあったのは、たとえ長い年月を要するとしても、全てを避難指示解除するんだ、責任を持って取り組むんだというふうにお話をされておられますので、当然、もとに戻...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございました。  最後に、放射線の副読本でありますが、この間、私、二回質問をして、とにかく、風評対策の究極は、放射線について正しく恐れるということだと思いますし、リスコミなんですね、リスクコミュニケーションがきちっとできるかどうかだと思います。放射線の副読...全文を見る
○玄葉委員 やはり委員会で指摘しないとこういうふうになっちゃうんですね。今まではことしじゅうと言っていたんですよ。でも、今回指摘しなかったらやらなかったんじゃないかと思って、やはり心配になっちゃうんですよね。今年度中というふうにおっしゃって、必ずやはりやらないとだめですよ、文科省...全文を見る
11月28日第200回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  立国社共同会派に所属をしております。  福島の出身ということもあって、質問の機会をいただいたということでございます。三・一一のときは被災地の出身では唯一の閣僚でございましたので、そういう意味でも、福島の復興には重い責任があるというふうに考えてお...全文を見る
○玄葉委員 後で更田さんにも聞きたいとは思いますけれども、初歩的な管理ミスが続いているように思いますし、実は続く前から、そういう情報、結構内々から入ってきたりするんですね。本当に副社長の耳に入っているのかどうか、本当に現場の意見が。  やはりここは、もう一回、国会で指摘されたこ...全文を見る
○玄葉委員 要は、廃炉現場のコストについては余りけちけちしないでほしいということなんですよ。ですから、人手が現場で足りないなら十分な人手を確保してほしいし、あわせて、何といっても廃炉の現場を最優先してほしい、安定的な廃炉が大前提でありますから。  更田委員長、一言ございますか。
○玄葉委員 すごく大事な指摘だと思うし、更田委員長がやはり声を大きくして、しっかり監視をし、指摘をしてほしい。  私も、何か狭い世界で見ちゃっているんじゃないかという気がしてしようがない。しかも、同時に、もっと言うと、きちっと現場まで入って見ていないんじゃないかという心配をして...全文を見る
○玄葉委員 本当に競争電源になるのかどうか。  まず、再稼働、見通しは明るい、そういう判断をされているということですね、東海第二は。
○玄葉委員 率直に言って見通せていないと思います。結果として、買う電気の料金は高くなるんじゃないかなと。これは幾らを想定していますか。
○玄葉委員 相当高くなるはずであります。  だから、私が心配しているのは、きょう冒頭申し上げたように、私は福島の復興というのが一番大事だと自分で思っているので、結局、このことが結果として、廃炉のコストとか賠償とか、さらには電気料金とか、そういったことに悪影響を与えるんじゃないか...全文を見る
○玄葉委員 東電ばかり責めてもしようがなくて、実際は国だと思います、現実は。国が原電をどうするかという抜本的な解決策を出さないと、こういう一時しのぎというか、状況を糊塗する、そういうことが続くんだろうと思います。  経産副大臣は、この原電支援についてはどうお考えですか。
○玄葉委員 結局、国の方針に事実上従ったということなんだと思うんですけれども、どこかでこの原電の問題というのは、やはり国家としてどうするかということを判断していかなきゃいけないなと。今の状況は本当に糊塗しているだけだと申し上げておきたいと思います。  時間がなくて、最後に、本当...全文を見る
○玄葉委員 海洋放出の場合は、結局、運搬とか保管という問題があるということをやはりはっきりさせておかないと、ちょっと幻想を抱かせちゃうので、そこはしっかり言ってほしいというふうに思います。その上で判断をしていかなきゃいけない。  それで、きょう最後に、もう時間がないので、改めて...全文を見る
○玄葉委員 都合の悪い情報も含めて、絶対隠さないと約束してください。
○玄葉委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
12月05日第200回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○玄葉委員 共同会派に属しております玄葉光一郎です。  三人の先生方、本日もありがとうございます。  これまでの委員会での議事録、そして、改めて国会事故調の報告書にも目を通してまいりました。  時間がないものですから、きょうは、黒川先生と石橋先生に一問ずつお尋ねをしたいとい...全文を見る
○玄葉委員 時間が来ましたので終わります。ぜひ委員長、よろしくお願いします。  どうもありがとうございました。