玄葉光一郎

げんばこういちろう

小選挙区(福島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

玄葉光一郎の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○玄葉委員 共同会派に所属をしております玄葉光一郎です。  きょうは、いただいた時間、特に、不測の事態が起きた、いわば海上警備行動が発令をされたという場合に、どのようなケースでどのような対応が可能なのかということを中心に質疑をさせていただきたいと思いますけれども、その前に、今、...全文を見る
○玄葉委員 ロシアのクリミア併合は、言うまでもなく、直接の当事者ではないわけですけれども、きちっと評価をしているわけです。  今回は評価をしないと。これは、評価をしないということが評価だ、こういうことでよろしいですか。評価をしないということが評価だ、もっと違う言い方をすれば、ア...全文を見る
○玄葉委員 要は、今の御説明だと、いわゆる自衛権の要件である必要性あるいは緊急性、急迫不正の差し迫った危険というものがあったから行われたのだという認識だ、こういうことですか。
○玄葉委員 ただ、それは、行われたことに対して自衛権というのは本当に行使できるのか、必要性と緊急性というのがあって、少なくても急迫不正の侵害に対するリスクというものがなければ自衛権というのはたしか行使できないと思いますけれども、いかがですか。
○玄葉委員 私もこれ以上申し上げませんけれども、アメリカとイランがそれぞれどう説明しているかということは承知をしています。ただ、先ほども話がありましたけれども、アメリカの中からも相当、説明をせよという言葉が出ているわけで、そのことも含めて、やはりこの問題の扱いは、法の支配が生命線...全文を見る
○玄葉委員 そうすると、ホルムズ海峡を通過する三千九百余りの、タンカーを含めた日本関係船舶のうちの日本籍船は約二割ということになって、残り八割がそれ以外の日本関係船舶、つまり、外国籍船だけれども日本関係船舶である、こういうことですね。わかりました。  それでは次に、今回の閣議決...全文を見る
○玄葉委員 わかりやすく申し上げれば、先ほど来から出ている、昨年六月の日本関係船舶が襲撃をされたようなケース、コクカ・カレイジャスの事案なども当然それに当たるということなんだろうというふうに思いますけれども、設置法四条に基づく調査研究の活動領域は、オマーン湾、アラビア海北部、バブ...全文を見る
○玄葉委員 つまり、ホルムズ海峡もペルシャ湾も排除されないということでよろしいですね。
○玄葉委員 これは防衛大臣に説明してもらいたいんですけれども、そうすると、私、今回、海警行動及び防衛省設置法四条で出して本当に大丈夫なのかなという心配が若干あるんです。  例えば、今私が申し上げたコクカ・カレイジャスのような事案、つまりは、日本籍船ではありません、パナマ船籍です...全文を見る
○玄葉委員 そうですよね。これは旗国主義という観点から、昨年六月のような、日本関係船舶が襲撃を受けたようなケースは、これはパナマに対する侵害行為だ、直接的にはです。したがって、日本国の自衛官はいわゆる警察権の行使以上のことはできないのですが、しかも、旗国主義の観点で事実上武器使用...全文を見る
○玄葉委員 いや、でもこれは、海警行動を発令するということも含めて閣議決定をしているわけです、事態が変わればです。ですから、そうなったときに一番心配な事案として私が申し上げているのは、さっき申し上げたように、「たかなみ」が、日本関係船舶、しかも日本籍船じゃなくて日本関係船舶がやら...全文を見る
○玄葉委員 今回の閣議決定の文書の中で、海上警備行動でとり得る措置は、保護対象船舶が日本籍船か外国籍船か、侵害の態様といった個別具体的な状況において対応する、こういうふうに書いてございます。  これはすなわち、侵害された船が日本籍船なのか外国籍船なのか、あるいは、侵害の態様です...全文を見る
○玄葉委員 そうだと思います。できないと思います。ただ、武力攻撃が絶対ないかと言われれば、それは可能性としては排除されないのではないかというふうに思います。  ちなみに、国及び国準からの侵害行為というのは想定をしておりますでしょうか。
○玄葉委員 通告していたので、せっかくなので教えてもらいたいんですけれども、いわゆる親イランの民兵勢力というのが幾つかございます。例えば、イエメンのフーシ、ホーシー、あるいはレバノン拠点のヒズボラ、あるいはイラクのPMU、こういった組織は国とかあるいは国に準ずる組織なのかどうなの...全文を見る
○玄葉委員 イエメンのホーシーは判断しないけれども、先ほどお話のあったように、イラクのPMUは、いわば国家組織、国、国準というよりは国だ、こういう話であります。  これはもう御承知のとおり、PMUも、たしか副司令官というか副長官が殺害をされているわけです。それで、報復を宣言して...全文を見る
○玄葉委員 これは、武力攻撃もあり得ません、国及び国準、国からの、いわゆるPMUなどからの報復攻撃もあり得ません、想定していません、でも、起きてから想定外でしたと言うわけにはいかないんじゃないですか、大臣。
○玄葉委員 現状はそうであっても、これは十分エスカレートしていく可能性は、私はある、予断できないと思います。  なぜかというと、特に、あの例の二〇一五年の核合意、二〇一六年一月と言ってもいいのかもしれませんけれども、私は、あれはかなりよい合意だったんじゃないか、歴史的な合意じゃ...全文を見る
○玄葉委員 ちなみに、この核合意、二〇一五年あるいは一六年の一月に結ばれた核合意についての日本政府の評価は承知をしているつもりですけれども、最近、イギリスのジョンソン首相がきのうかきのうおととい、むしろトランプ合意にすべきだみたいなことを発言をしているんですけれども、外務大臣、い...全文を見る
○玄葉委員 残念だということを米国に伝えるだけではなくて、やっぱりこの問題が根幹だと思います。この問題が解決しないと、恐らくエスカレーションの可能性というのを排除できないのではないかと思うんです。ですから、このことに日本の外交がどこまで、EU3プラス3に入っていって、割って入って...全文を見る
○玄葉委員 当然、そこはそうなんだろうと。戦闘状態のようなときに調査研究で出す、そのままであるということはまずあり得ないというふうに思いますので、やはりNSCがかなり機動的に、早い段階での判断というものをその都度していくということが非常に大事なんじゃないかと思います。  改めて...全文を見る
02月03日第201回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  立国社、立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議等でつくる会派に所属をしています。  昨日、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が中東に向け出発をいたしましたので、このテーマから質疑をさせていただきたいと思います。派遣された自衛隊、一体何が...全文を見る
○玄葉委員 今総理から、法制度上の問題と実際にやるかやらないかは別だ、こういう話もあったわけでありますけれども、確かにホルムズ海峡は事実上、公海がないと思います。公海がないですから、無害通航しかできない、そこで海上警備行動自体はできないと思います。ただ、無害通航で、いわゆるただ通...全文を見る
○玄葉委員 ペルシャ湾、公海での海上警備行動は排除されない、こういうことでございますが、ただ、実際にやるかやらないかということで、総理は、慎重に判断すると。慎重に判断するということは、その答弁を直接聞いてしまうと、基本的には行かないのかな、行くのが例外なのかなと。  つまり、今...全文を見る
○玄葉委員 海上警備行動を、今回、不測の事態では発令するということをはっきりおっしゃっているわけですから、一番蓋然性が高いと思われるのは、少なくとも、何度も申し上げますけれども、ペルシャ湾の中だと思うんですね。ここに駆けつけるか駆けつけないかということについて、やはりそこは明確に...全文を見る
○玄葉委員 基本的に行かないなら何のための海警行動なんだろうか、そういうふうに言わざるを得なくなりますので、基本的にはやはり行くということなのではないかと私は考えているんですね。でも、慎重に慎重にとこうおっしゃるものですから、こういうたてつけで本当に大丈夫なのかなというふうに思う...全文を見る
○玄葉委員 昨年六月に、日本籍船ではありませんけれども、コクカ・カレイジャスといういわゆる日本のタンカー、運航業者が日本の法人である、こういう日本関係船舶が被害を受けた事案がありました。私、安保委員会で一月十七日に河野大臣に、そういった事案について、海警行動が発令されてエスコート...全文を見る
○玄葉委員 はい、そういうことだと思うんですね。日本籍船ならぎりぎり、武器使用をもって日本のタンカー、日本関係船舶を守れる部分がありますけれども、昨年の六月のような事案だと守れないと思うんですね。だから心配だなと正直申し上げたわけでありまして、そういった懸念というのはやはり今回は...全文を見る
○玄葉委員 現時点はそうかもしれませんけれども、私は、事態のエスカレーションというのは全くないとは言えないと思います。特に非常に気にしているのが、イランの核開発のたがが外れたという場合であります。  これは、安倍総理、重々御承知のとおりでありますけれども、二〇一五年の、私は歴史...全文を見る
○玄葉委員 まさに、このイラン核合意、JCPOAと言われていますけれども、JCPOAダッシュを日本が関与して、仲介の労をとってつくるというのが、この中東の情勢をエスカレーションさせない一番大事なところだと思います。  そのことを改めて申し上げつつ、この問題でもう一つ聞いておきた...全文を見る
○玄葉委員 総理、確認ですけれども、新しい法律をこの問題で制定することも視野に入れるというか、少なくとも俎上に上げて検討した上で、今回はつくらない、こういう判断をされたということでいいですか。これは総理、やってください。
○玄葉委員 基本的に、次の問題に移ろうと思いますけれども、ドイツが今回、アメリカ主導の有志連合にも参加をしないということを言っていて、フランス主導の海上警備行動にも、どうも、出るのか出ないのかまだわからないという状況にあるのは、これは何でですか、外務大臣。
○玄葉委員 これは私の推測の一つですけれども、やはり、ドイツは中東への原油の依存率が、どうも、見ると一桁なんですね。それが一つの大きな原因なのではないかなというふうに思うんです。  日本の一次エネルギー供給の割合というのは、石油が現在三九%でございます。ほとんど車とか製造業とい...全文を見る
○玄葉委員 LNGはかなり多角化しているんですよね。だけれども、原油は本当に中東への依存率が変わらない。今、多角化の努力をしているとおっしゃいましたけれども、結局全く変わらないですよね。だから、きちっと多角化するならするということと、やはり一次エネルギーにおける石油の割合というも...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございます。  今、系統と。系統というとなかなか一般的にはわかりにくいんですけれども、簡単に言えば、送電線に空き枠がない、こういうことだと思うんですね。この点について、もちろん努力するということなんでしょうが、私から見ると、やはり、説明は事前に聞いているん...全文を見る
○玄葉委員 梶山大臣、稼働していないものについては使えるような制度になっているというふうにおっしゃいましたけれども、私の知る限り、そうはなっていないと思います。  三十六基ですよ。基本計画でも、たしか原発は三十基動かすことを前提にしているわけですけれども、今の政府の基本計画はで...全文を見る
○玄葉委員 私は、これはかなり疑問です。そういうふうに国会でおっしゃったということはとても大きな意味があるのでありますけれども、言った以上、これからやらなきゃいけない。現時点は、私は完全にあけてあるという認識なんですよ。だから、きちっと、もう稼働しないだろうというところを流し込む...全文を見る
○玄葉委員 大臣、済みません、ちょっと私の質問を聞いていなかったんじゃないかと思うんですけれども。地方創生担当なので、頑張りますと言ってもらうだけでもいいんだけれども、要は、地域分散型のエネルギーというのは、これから本気で進めていけば地方創生の切り札になりますよということを言った...全文を見る
○玄葉委員 そのとおりですよ。  だから、送電コストはかからないんだから、自分たちの地域は自分たちでつくる。お金は地域の中で回りますからね。これは真剣に地方創生の大テーマの一つとしてやっていく。そのために、野心的なエネルギー基本計画をつくるということが大事じゃないかと思います。...全文を見る
○玄葉委員 私から申し上げますけれども、時間がないので。日本は、九〇年比で見ると二・五%減です、残念ながら。ですから、どうしてもやゆされるところはあると思います。イギリスは四二%減、ドイツは三〇%減、EUは二三%減であります。  これも、ほとんど私は政府のエネルギー基本計画が原...全文を見る
○玄葉委員 これは本当に、資料をお配りいたしましたけれども、このまま石炭火力発電所をつくられると、三七%に十年後なっちゃうんですよ。これは総理のリーダーシップで何とかしないと、単に高効率化で、何といいましたか、まさに今、高効率の石炭火力もあるんですけれども、それでもLNGの倍、温...全文を見る
○玄葉委員 もう一回、総理。  北方四島の帰属の問題を解決するというのは何回も聞いています。私が聞いているのは、配付資料のこの基本的立場は変わったか、変わっていないかを聞きたいということです。
○玄葉委員 総理が今の質問に答えないということは、基本的に変わったということだと私は思います。  ずばり聞くと、歯舞、色丹と国後、択捉の間に国境線を引くという二島の決着という路線に変わったと思っておりますが、総理、それでよろしいですか。
○玄葉委員 時間が来ましたので、また次の機会に深掘りをさせていただきたいと思いますが、何かこのままずるずる日本の原則的立場だけが後退するということのないように、注文をつけておきたいと思います。  以上です。ありがとうございました。
02月18日第201回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  四人の陳述人の方々に、私からも御礼を申し上げたいと思います。大変参考になりました。  時間の関係で、お二人ずつにそれぞれ一回でお聞きをして、お答えをいただくという形をとりたいと思います。  まず、品川市長、この市長の気候変動対応型という言葉、...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございました。それぞれ大変貴重な御意見です。  あと、鈴木先生、先ほど伴場さんからも、これから福島の復興は十年目に入ると。九年間過ぎますからね。ユニファイドなメッセージとか、あるいはゴールに向けた共通言語とかという話が出ていました。  私は、日本全体も、...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございます。  何か、伴場さんが育てているような若い人たちが帰ってきて、ベンチャー型の事業承継でもしてくれるのが一番いいんじゃないかなと、今聞きながらそう思いました。  ちなみに、冒頭私申し上げたグループ補助金の適用拡大というのは、また来年あったら、本当...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございます。
02月28日第201回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。立国社会派の最後の質問者となります。  まず最初に、検査の話、一つだけ聞きたいと思うんですけれども、やはり、この間、特効薬がなくても、早期に診断をして早期に治療するというのが何といっても基本だというふうに思います。対象を絞り過ぎたなというふうに私自身...全文を見る
○玄葉委員 ぜひ、今大臣がおっしゃったとおり、接触者との接触歴、濃厚接触者との接触歴の有無というのはなくしてもらうということでよいと思います。  あわせて、その保険適用の話、まだよくわからないんですけれども、私のイメージは、保険適用できる病院というのを、例えば臨床研修なんかがで...全文を見る
○玄葉委員 それでは、一斉休校の話、総理がきのう発表されたわけであります。  この間の新型コロナの危機管理を見ていますと、よく危機管理の専門家の方が、たとえ空振り三振はしても見逃し三振はするなということを言われていて、やや大き目に対策をとるのが基本でしょう、こういうことをおっし...全文を見る
○玄葉委員 もう一回後でお聞きしますけれども、ちょっと、事実関係というか、きのうの発表の内容をもう少し教えていただきたいんですけれども、文科大臣で結構ですけれども、あるいは厚労大臣でも結構ですけれども、例えば保育所、幼稚園はどうされるのか、学童クラブはどうされるのか、私立学校はど...全文を見る
○玄葉委員 文科大臣、先ほど申し上げたのは、幼稚園だけではなくて、例えば部活動をどうするのかとか、塾、予備校、専門学校あるいは私立をどうするのかとか、もっと言えば、大学をどうするのかとか、そういったことについて説明してください。
○玄葉委員 文科大臣は、けさの閣議後の記者会見だと思いますけれども、基本的に子供たちは自宅で過ごすように指導する、こういうふうに言っているわけで、そうなってくると、塾とか予備校とか部活動とかはどうするんだろうということで、多くの学校は迷われると思います。それはもう、それぞれの学校...全文を見る
○玄葉委員 確かに、まだ一人も感染者が出ていない県、自治体、多いわけですよね。全く一律となるとさまざまな支障が出てくるので、やはりかなり柔軟な対応が必要になるのではないかというふうに思います。  冒頭、総理に、私、二十五日の基本方針の発表のときに、できればやはり対策もあわせて発...全文を見る
○玄葉委員 それは、どこかで首相が記者会見をするような形で発表されるということですか。
○玄葉委員 やはり、これは全省庁にまたがる話なので、総理か官房長官が会見等で発表された方がよいのではないかというふうに思います。まさに国民への呼びかけなので。そうすると、国民みんなで協力しようということになるだろうというふうに思います。  今、心配していることが幾つかあるんです...全文を見る
○玄葉委員 これは、日本の今の経済にとって必要不可欠な例えば技能実習生なんかも、日本に来たくないというような動きも出始めているようでありまして、かなり影響は深刻だし、私が特に申し上げたいのは、絶対あってはいけないんだけれども、パンデミックになったときのことも想定をしてやはり構えを...全文を見る
○玄葉委員 規模の縮小はあり得ても中止はあり得ない、もっと言えば、福島県でのスタートは間違いなくスタートさせるということでよろしいですね。
○玄葉委員 どうもありがとうございます。  今、福島のことを申し上げたので、一言だけ福島の復興について触れたいと思いますけれども、田中大臣、現場に何度も足を運ばれたということでありますけれども、御自身で足を運ばれて、福島の復興にとっては何が一番大事だというふうにお考えになってお...全文を見る
○玄葉委員 私、ポイントはついていると思っていまして、被災の状況がとても多様だということなんですね。復興の状況も、したがって多様です。ですから、本当に地区、地域によって全く違うので、それに応じてうまく政府が支援するということだと思います。  あともう一つは、やはり、福島第一原発...全文を見る
○玄葉委員 お手元に、東京圏への年齢階層別転入超過数の推移という資料と二〇五〇年の各地区の人口密度の資料が届いていると思います。  残念ながら、東京一極集中が加速度的にこの五、六年進んでいます。どんどんどんどん一極集中が進んでいる、さらに、今のままいくと、二〇五〇年、今人が住ん...全文を見る
○玄葉委員 私、地方創生の本部ができて、この間、何をやったかというのを全部調べました。全部。はっきり言って、全ての施策が、言葉が適切かどうかというのはあるんだけれども、ちまちまし過ぎていますね。何をやったかと聞かれて、余り思い浮かばないですよね。文化庁が京都に行くというくらいで。...全文を見る
○玄葉委員 大臣、大きなスケールで取り組みますと言ってください。
○玄葉委員 やはり私、本当に小出し過ぎると思うんですよね。これでは方向は変わらないということを改めて申し上げたいと思います。  たくさん質問を用意したんですけれども、残念ながら、もう終わらなければいけませんけれども、総理、最後に、これは聞きませんけれども、検察のトップ、首相を逮...全文を見る
03月06日第201回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○玄葉委員 おはようございます。立国社会派に所属をしております玄葉光一郎です。  きょうは、新型コロナ関連、あるいは日中関係を中心に質問をしたいと思いますけれども、冒頭、忘れたくても忘れられないあの三・一一にあと一週間ぐらいということでございまして、ちょうど九年になるわけであり...全文を見る
○玄葉委員 江戸のかたきを長崎で討つというのは、本当によくこの種の外交ではあるわけでありますけれども、このことは、本当に、科学的根拠に基づいて三・一一のことあるいは放射能のことについてはやりましょうということを繰り返し外務大臣から、まあ、カウンターパートは外相にはなりますけれども...全文を見る
○玄葉委員 一点目の、新型コロナ対策を両国とも最優先する、当然のことだと思います。  もう一つは、この間も繰り返しおっしゃっていたわけでありますけれども、十分な成果が得られるよう準備をするのだと。この十分な成果というのは、やはり、この一カ月の準備の期間では得られそうもない、ある...全文を見る
○玄葉委員 確かにおっしゃるように、十分な成果を得るための時期として適切じゃないのではないか、こういうふうに考えたということだろうと思います。  だとすると、この十分な成果というのは一体具体的に何を指しておられるのか。先ほどの答弁だと、両国とも地域全体で大きな役割を果たしていく...全文を見る
○玄葉委員 おっしゃるように、公衆衛生とか気候変動とか、こういったことも大事、確かに大事だと思います。今度の成果の一つにぜひしていくべく調整をしてもらいたいと思いますし、成果の中で一番重要視してほしいのは、南シナ海、特に東シナ海、尖閣の問題だと思います。絶対にこの問題は譲れないし...全文を見る
○玄葉委員 したがって、いつ来日をされるか定かではありませんけれども、習近平国家主席が日本にいらっしゃるときにつくり上げる文書なのか、まあ報告、文書と正式に言えるかどうかわかりませんけれども、少なくとも、成果に、尖閣の問題を最重要視すると考えてよろしいですか。
○玄葉委員 ちょっと最初に戻りますけれども、いわゆる第五の政治文書というのは基本的に、できればつくりたいと考えておられるんですか。
○玄葉委員 できればつくりたいということですね。
○玄葉委員 私、この日中関係を考えるときに違和感があることがあって、それは、日中関係は完全に正常な軌道に戻ったという認識を持っていると安倍総理が述べておられることなんです。本当に正常な軌道に完全に戻ったと言えるのかどうか。  これは事務方に、当たり前のことですけれども、改めて、...全文を見る
○玄葉委員 過去最高レベルなんですよね。それなのに、完全に正常な軌道と、本当に外務大臣、言えるんですかね、これ。
○玄葉委員 私はここは認識が違っていて、率直な意見交換ができるようになったということと、完全に正常な軌道に戻ったということは、やはり、普通、考えれば違うんじゃないかと思いますね。それは、率直な意見交換ができるだけで完全な正常な軌道に戻ったと本当に言えるのかどうかというのは、私は強...全文を見る
○玄葉委員 韓国は更に感染が拡大をしていて、中国は逆に新たな感染者数は減り始めている。なぜ今なのかというのが全くわからないんですよ。エビデンスを示してほしいんですけれども、なぜ今なのか。なぜ一カ月前じゃないのか。  あのときに、浙江省とか湖北省、特に湖北省、だから私は予算委員会...全文を見る
○玄葉委員 まだよくわからないんですね。  結局、一カ月前に、私は、やるならやったらよかったと思いますよ。そうすれば、水際対策としてしっかりとした措置だと評価できたと思います。アメリカは御承知のとおりかなり早い段階で、アメリカだけじゃありませんよ、シンガポールだってそう、オース...全文を見る
○玄葉委員 ちなみに、日本はどうしても検査の数が少ないので、全体として率が下がるということは、現実問題、あるんだろうと思います。  今、特に問題にしているのは中国なんですよね。中国の感染率というのは当初から高かったはずですよ、一カ月前から。その時点でやるならやらないと、やはり水...全文を見る
○玄葉委員 ただ、外務大臣が恐らく主に判断するのは、こちらからの渡航中止をするかどうかとか、要請をする、渡航の抑制をどうするかとか、多分そういうことなんじゃないかと思うんです。中国人をどうするかというのは、やはり外務大臣がメーンでかかわったんですか。
○玄葉委員 これは、今お話をしていてもまだ十分わからないんですけれども、なぜ今になっちゃったんだというのは、経済や観光への影響、あるいは、言いにくいでしょうけれども、国家主席の訪日の問題も微妙に絡んだんだろうと推測をいたします。そういう意味では、本来あるべき、早い段階での水際対策...全文を見る
○玄葉委員 これは通告しているので、ちょっと教えていただきたいんですけれども、国連の専門機関が、それぞれトップ人事がどうなっているか、十五あるんですけれども。  つまり、今回気になっているのは、よくこれは報道でもあるんですけれども、事務局長さんの出身がエチオピアで、エチオピアに...全文を見る
○玄葉委員 十五の専門機関のうち四つあるんですよね。今回も、知的所有権の機関に立候補していて、恐らくアメリカも、日本もこれは公表していないと思いますけれども推したと思いますけれども、こちら側が推した候補者が入っているんですけれども、別に中国の方がトップになっても、公平に公正に中立...全文を見る
○玄葉委員 もう終わりますけれども、確かに、今回のWIPOのアメリカの取組を仄聞すると、完全に関心を失っているわけではないと思います。でも、多分この分野だったからなんじゃないかなという感じもするんですね。つまり、ハイテク技術を強要する中国に対して問題だとやはり思って、問題意識が非...全文を見る
03月10日第201回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  私、地元でもございます。改めて、あの三・一一のときに犠牲になられた方々の御無念、そして御遺族の悲しみ、強く握り締めて、深く心に刻み込みたいというふうに思います。  その上で、きょうは二、三、田中大臣に質問したいと思います。  一つは、復興財源...全文を見る
○玄葉委員 しかし、一・五兆というか一兆円台半ばということを示しているわけでありますから、あらあらの積み上げはできているだろうと思いますので、それを説明いただけますか。
○玄葉委員 今御説明ございましたけれども、田中大臣もしばしば、原子力災害からの復興はこれからが本格化だ、こういうことでございます。  例えば、この委員会での御挨拶の中でも、将来的に、帰還困難区域について、その全てを避難指示解除する、こういうことをお述べになっておられるわけであり...全文を見る
○玄葉委員 確かに、帰還困難区域全てを避難指示解除するというのは、かなりの年月を要するのではないかというふうに思います。  ただ、私が、特に双葉とか大熊とか、一番F1に近い場所に行けば行くほど皆さんから言われるのは、国は最後まで、特に財源について責任を持ってくれよ、はしごを外す...全文を見る
○玄葉委員 田中大臣、国は財源的には最後まで責任を持つとおっしゃってください。
○玄葉委員 何か頼りないので。田中大臣、数字を言えというふうに申し上げているわけではなくて、覚悟を示してください、決意を示してくださいということを申し上げているわけで、最後まで財源の責任を国が持つということを言ってください。
○玄葉委員 財源的に最後まで責任を持つと言ってください。
○玄葉委員 ありがとうございます。  実際に国が前面に立って国が財源に責任を持たないと、復興は、特に福島の原子力災害からの復興はできないというふうに思いますので、ぜひそういう覚悟で進めていただきたいと思います。  もう一つは、この場でも何回も出ている話ではありますが、通告して...全文を見る
○玄葉委員 これは、私、通告していたつもりなんですけれども、要は、風評被害、この間やってきて、例えば、さっきもお話ししていましたけれども、テレビとかインターネットとかSNSとか、いろいろ取り組んできたと思うんですけれども、一番費用対効果が高かったとか、一番効果があったなとかという...全文を見る
○玄葉委員 ぜひ、これから、例えばALPS処理水の処分の問題でも、仮に、どこに放出するにしても、場合によっては大阪湾かもしれません、それはわかりませんけれども、どこに放出するにしても、また風評被害との戦いになるので、風評被害についてのこれまでの費用対効果等々もよくまとめておいてい...全文を見る
○玄葉委員 最後に、大臣としてどういうふうにお考えになっておられるか。現時点でのお考えでいいんですけれども、国立で研究施設をつくっていく、あるいは学生も何らかの形でそこに来てもらうようにする、そういうふうに考えてよいのかどうかということについて、大臣としてお考えがあればお答えいた...全文を見る
○玄葉委員 どうもありがとうございます。
04月06日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○玄葉分科員 玄葉光一郎です。立国社会派に所属をしております。  きょうは、緊急事態宣言、さらには緊急経済対策等々について、西村大臣に質問をいたします。  まず、報道ベースではありますけれども、安倍総理が緊急事態宣言を発出する意向を固めた、そして宣言の準備に着手した、こういう...全文を見る
○玄葉分科員 よくアメリカのカリフォルニア州とニューヨーク州の例が出されて、五日違って、結果として感染者数が十倍にニューヨーク州がなってしまっている、五日、カリフォルニア州が強い対策をとるのが早かった、こういう報道が出されていますけれども、後に、宣言を出すのが四、五日早ければ違っ...全文を見る
○玄葉分科員 御説明ありがとうございました。  大分わかりやすいと思いますけれども、ぜひ、宣言を出す際、ロックダウンとの違いをまずきちっと明確にしてほしいということと、あわせて、営業してほしい業種、あるいは営業を可能なら縮小してほしい、あるいは縮小すべきだというような業種、ある...全文を見る
○玄葉分科員 率直に言って、私、カフェとかレストランはどちらかというと閉めていくのかなと思っていたんですけれども、今おっしゃったように、具体的に線引きして、やはりわかりやすく説明する必要があると思うんですね。  理容店、美容店とさっき話をしました。あるいは教育だって、学童はどう...全文を見る
○玄葉分科員 これは、期間はどうなるんですか。  この法律の中は、マックス二年というような立て方になっているんですね。西村大臣の答弁を読ませていただいたら、まあ、一年くらいみたい。でも、一年というのは長いんじゃないですか。  やはり、出すなら、一カ月とか二カ月とかにして更に延...全文を見る
○玄葉分科員 一年も長いんじゃないですか。
○玄葉分科員 私は、一カ月とか三カ月で終息するということを申し上げているわけではなくて、一定の期間を経たら、もう一回必要に応じて延長するという意味で、もちろんマラソンだとは思っているんですけれども、そういう方が望ましいのではないかというふうに申し上げているということです。  そ...全文を見る
○玄葉分科員 飲食業とか観光、宿泊、イベント、運輸、こういった業種はもう壊滅的な打撃を受けています。  確かに、法律に強制力はありませんけれども、自粛の要請があって、その要請がなかりせば得られたであろう利益というものがあるわけです。あるいは、要請に従ったばかりに受けた損失という...全文を見る
○玄葉分科員 休業するなら雇用調整助成金が出る、中小企業は九割出る。だから、休業手当の九割ということになりますから、一つのやり方なんですけれども、休業はできないという企業もあると思うんですね。そういった会社がどんどんどんどん損失額を膨らませていく。  これは、西村大臣、即効性は...全文を見る
○玄葉分科員 最後に、市町村に対する感染者の情報提供の問題であります。  特措法の八条は、市町村にも、行動計画を作成し、蔓延防止について努めるということが定められています。  具体的な一つの例でありますけれども、越前市の市長さんから具体的に要請があって、西村大臣も一定の対応を...全文を見る
○玄葉分科員 私、出身は福島県なのでありますが、福島県でもそうなんですけれども、狭い地区で出ますと、疑心暗鬼とかデマとかが飛び交っちゃうんですね、残念なことなんですけれども。  だから、やはり一定程度しっかりとした情報共有があった方がいいんじゃないかなと思いますので、今、西村大...全文を見る
○玄葉分科員 最後に、ちょっと確認なんですけれども、一世帯三十万円、一定の、話がちょっと戻っちゃって恐縮なんですけれども、所得が減少した世帯に給付しますという話があって、仮に一世帯幾らという給付があったときに、これは雇用調整助成金で休業手当をもらっているという方もいわゆる併用でも...全文を見る
○玄葉分科員 終わりますけれども、これはもう与党、野党の枠を超えて、さまざまな提言、提案もしていきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  ありがとうございました。
04月28日第201回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○玄葉委員 立憲民主党、国民民主党、そして社会保障を立て直す国民会議、無所属フォーラムの会派に所属をしております玄葉光一郎です。  きょうは、主に、せっぱ詰まった目の前の問題について取り上げたいと思いますけれども、その前に、冒頭、少し先を見据えた問題を問いたいというふうに思いま...全文を見る
○玄葉委員 これは本当に大事だと思うんです。アフリカとか中東にこれから拡大して、日本や米国が何とかとめたと思っても、そこからまた第二波、第三波と襲ってくるリスクが小さくないと思うんですね。そして、中国は、御承知のとおり、外交攻勢をかけているというところがありますので、やはりこれは...全文を見る
○玄葉委員 次に、世界経済と日本経済の現状認識を問いたいと思います。  IMFが、今月の中旬ですか、世界経済見通しを発表したところであります。御承知のとおり、二〇二〇年は世界大恐慌以来の最悪の景気後退を経験する可能性が非常に高いという予想であります、マイナス三%だと。リーマンの...全文を見る
○玄葉委員 IMFによると、一九二九年から三二年までで世界全体のGDPは約一割減少したということのようであります。今回も、ずっと読んでいくと、IMFは、この二年間で九兆ドルGDPが減るだろうと。九兆ドルということは、今、世界全体のGDPが約九十兆ドルですから、同じように一割なんで...全文を見る
○玄葉委員 ある意味、大恐慌のときよりも精神的には厳しい状況ではないか、こういうお話でもありました。  確かに、おっしゃるように、危機はいつも違う顔でやってくるようなところがきっとあるんだろうと思います。ですから、リーマン・ショックとも大恐慌とも違うと思うんですけれども、ただ、...全文を見る
○玄葉委員 私も、IMFの報告が出てからですけれども、この種の文献をたくさん、せっかくなので読みました。何で起きたのか。いろいろな説があるようでありますけれども、やはり主な原因は信用の収縮ということなんだろうと思います。  ただ、もう一つだけ言いたいんですけれども、あのときのア...全文を見る
○玄葉委員 金融は後で前原さんがおやりになるということでございますので、目の前のせっぱ詰まった問題を取り上げたいと思います。  やはり、夏くらいから中小零細企業は持ちこたえられなくなるのではないかという心配がまずいたしますので、その問題からなんですが、このパネル、多くの方が御存...全文を見る
○玄葉委員 ちなみに、原発事故の場合は東電ですけれども、最終的には、東電の電気代なんですけれども、ただ、実質、税金で穴埋めをしていくスキームだったわけです。あのときそういうスキームをつくって、現実問題、福島県の企業はそれで息を吹き返したというふうに申し上げて過言ではないと思います...全文を見る
○玄葉委員 これは、本当に良質な業者、おっしゃるように休業要請の対象になっていないところも多いんですよ、そこと取引をしている業界とかですね。非常に良質なところが実は塗炭の苦しみを味わっていて、でも、原因は彼らにあるわけじゃないんですよね。彼らは何の間違いも犯していない、それなのに...全文を見る
○玄葉委員 これは大臣、遅いですよ、やはり。先手先手で準備をしなきゃいけない中で、今単価を決めようとしているというわけですから、これはどう考えても私は遅いと思います。ぜひ、これは急務なので、早く決めてほしい。  あとは、今、軽症者用と無症状者のベッドの話をしましたけれども、もっ...全文を見る
○玄葉委員 頑張っているところがばかを見るみたいなことには絶対にならないように。今の厚労大臣のお話は、要は、先ほどのような例、つまり、四十八床あって、医療スタッフが余りいないので八床に集中して、四十床は空回ししている、こういう空回ししている分は財源的な手当てをする、そういう意味だ...全文を見る
○玄葉委員 診療報酬を倍増しただけで、本当に、そんな頑張っている人たちの背中を押すというか、励ますような仕組みになるのかどうかというのは、私はちょっとわからないなと今思っていますね。  ただ、これから中等症以上のベッドを確保する上では、そういう仕組み、空床補償のような仕組みが極...全文を見る
○玄葉委員 これは総理、輸入は余り当てにしない方がいいと私は思っていて、やはり国産でしっかり開発すべきだ。そのためには、開発費支援を惜しまない、しかも早くつけるということが大事だと思います。  最後に、新型ウイルスについての偏見と差別が蔓延している問題です。  新居浜で、トラ...全文を見る
○玄葉委員 これで終わりますけれども、コマーシャルは、できればチェックしてもらいたいんですけれども、医療従事者等への差別、偏見をなくしましょうなんですよね。やはり、直接きちっと感染者及びその家族も入れた方がいいと思います。  以上です。どうもありがとうございます。
05月19日第201回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  立国社の会派に所属をしております。  きょうは、限られた時間でありますけれども、F1、東京電力福島第一原発の廃炉の状況、さらには、可能なら核燃サイクルについて議論したいと思います。  F1、これはもう、この着実な、かつ安定的な廃炉というのは、...全文を見る
○玄葉委員 ありがとうございます。  更田委員長の言葉の中にあった、チャレンジする、魅力ある廃炉現場というか、そういうことも本当に留意しないと、結局人材が行かなくなっちゃうんじゃないかということを実際に現場にいる人たちから聞くんですね。ぜひこれは、委員長、意識をしていただきたい...全文を見る
○玄葉委員 もう時間が来たので終わりますけれども、廃炉現場のことは、私は専門外なので、逃げるわけではありませんけれども、更田委員長の方でよくよくチェックをしていただきたいというふうに改めて申し上げたいと思います。  そして、核燃サイクルは、私は、一言で申し上げると、やはり思考停...全文を見る
○玄葉委員 はい。荒井さんときちっと連携していますから、心配ありません。迷惑はかけません。  そういうことがあって、逢坂さんとの議論の中でもありましたように、やはり直接処分の方がよいのではないかという議論があるということでございますので、規制する立場でなかなか言いにくいというこ...全文を見る
○玄葉委員 終わります。
05月21日第201回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○玄葉委員 おはようございます。玄葉光一郎です。立国社の会派に所属をしております。  本日は、復興庁設置法等の一部を改正する法律案ということでございます。十年間の復興庁の存続というものを柱とする法律案でございます。  私、復興庁ができたときに、その制度設計に直接かかわった者の...全文を見る
○玄葉委員 今も田中大臣がおっしゃったとおり、また、冒頭申し上げたとおり、司令塔の役割を復興庁が果たすということが肝の一つなわけです。正直申し上げて、この間、誰が大臣かということで真の意味で司令塔の役割を果たせたかどうかというのもかなり決まってきているなというふうにも思うところも...全文を見る
○玄葉委員 田中大臣、このインタビューを私自身はこう読んだんですね。福島はこれからだけれども、宮城、岩手についてちょっと拡大型が過ぎたかな、もっと率直に、人口が縮小する、減少するということを前提にしたプランを取り入れなきゃいけなかったんじゃないかなというふうに少なくとも御厨さんは...全文を見る
○玄葉委員 今回の法律の附則の第三条に、「政府は、」云々ということで、「復興が進展している地域における取組に係る情報を復興の途上にある地域へ提供するなど、東日本大震災からの復興に関する施策の実施を通じて得られた行政の内外の知見を活用するものとする。」つまり、東日本大震災からの復興...全文を見る
○玄葉委員 なかなか、防災と復興というのは、イコールのようで違うところもあって、難しいとは思うんですけれども、ただやはり、今までのノウハウというのは、大きな災害を受けたところが立ち直る際には一定の活用ができるはずでありますので、将来の組織のあり方にもつながっていく話だとも思います...全文を見る
○玄葉委員 これは大変難しい課題ではあると思うんですね。  ちなみに、福島県では、一九九〇年代、大学の学生が大分減るんじゃないかということが見込まれていた時期に、県立で会津に大学をつくったんですね。これは、多くの人は失敗するんじゃないかと思ったわけですけれども、はっきり言って成...全文を見る
○玄葉委員 これまで防潮堤を建設をしている想定を、なぜか当日になって公表していないんですけれども、どうも上回る津波が来るんじゃないかと言われていて、ここは虚心坦懐に、今工事は進めていますけれども、やはり、そういう想定が出てくるというのであれば、そこはもう柔軟に、見直すべきは見直し...全文を見る
○玄葉委員 決して油断しないでいただいて、万全を期してもらいたいと思います。  あわせて、関連ですけれども、私、いつも申し上げているんですけれども、経産大臣にも申し上げたことがあるんですけれども、F1の廃炉現場に余り東電のコスト改善のプログラムを持ち込まないでほしいと思っていて...全文を見る
○玄葉委員 これ、社長、九十人ふやしていただいた、足りないんじゃないかと言ったとき、最初は足りているとおっしゃっていたんですけれども、やはりなかなか現場の声が実は幹部には伝わっていないというところがあるので、よく耳を澄ましてこれから聞いてもらいたいなというふうに思います。  最...全文を見る
○玄葉委員 松本副大臣、大変御苦労されておられるのは、私承知をしているつもりであります。  ただ、今回のようなコロナの騒動の間のヒアリングということもあって、十分自分たちは意見を申し上げることができていないという認識を県内の方々の多くは持っているように思います。ですから、かなり...全文を見る
07月15日第201回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○玄葉委員 立憲民主党、国民民主党、そして社会保障を立て直す国民会議の会派に所属をしております玄葉光一郎です。  今、政府の対策の主眼というのは、感染防止と社会経済活動を両立させるということだと思います。私もそれは正しい方向だというふうに考えています。日本人ならできるというふう...全文を見る
○玄葉委員 さっき専門的な言葉で2bとおっしゃっていたけれども、要は無症状の方に安心を与えるための検査、これは両立が主眼なんですから、両立じゃなければ別ですよ、両立が主眼である以上は、検査で安心を与えて経済を回すしか私はないと思いますよ。  このときに、戦略、方針、私が申し上げ...全文を見る
○玄葉委員 偽陽性、偽陰性の問題というのは常にあります。偽陽性は、私は、出たらもう一回何らかの形で検査をすれば済むことだろうと思います。偽陰性の場合は、専門家の先生方いらっしゃいますけれども、無症状だったら八割は人にうつさないということですから、偽陰性は余り数は出ないはずでありま...全文を見る
○玄葉委員 中国は四百万件あって、アメリカは一日五十万件ぐらいの検査能力があると言われていますけれども、私は、戦略、方針が早く定まらないと目標も定まらないということだろうと思いますから、一刻も早く前向きな戦略、方針を定めてもらいたいと思っているんです。  特に、先ほど一覧表、あ...全文を見る
○玄葉委員 私も外交に携わっていた時期がございましたけれども、相互主義ですから、こちらが求めれば当然先方も求めるということになると思います。  今八千人という話をしましたけれども、アメリカとか中国とか韓国とか加わってくると、それだけで出国者は一日三万人ですから、そういう意味では...全文を見る
○玄葉委員 ぜひ早く前へ踏み込んでもらいたい。そうじゃないと両立は無理ですよ、両立は。感染防止だけならいいですよ。でも、両立させたいんでしょう。私も両立が必要だと思いますよ。両立させたいなら踏み込まなきゃだめだと思います。  先ほど来から出ているゴー・トゥー・トラベル、ゴー・ト...全文を見る
○玄葉委員 まさに私も、業界の方々が大変苦しんでおられるのはよくわかっているんです。バス業界なんかもそうですね。旅館、宿泊施設は当然そう、観光会社もそうです。ただ、今のまま、はい、それぞれの旅館が感染防止対策を十分にしましたからといって全国一律で始めるというのは、やはりよく考えな...全文を見る
○玄葉委員 ここは、慎重な議論、竹森先生もおっしゃっていましたけれども、慎重な議論が必要だというふうに思います。  もう一つ、尾身先生がかつてこの場でやはりおっしゃったんですけれども、財政的な医療崩壊を起こさせないということがとても大事だと。私も、全くそのとおりだと思います。昨...全文を見る
○玄葉委員 国会で審議することで大分柔軟な運用ができるようになってきたように思うんです。まさに予算委員会の役割だなというふうに思います。  時間がなくなったので、最後になりますけれども、西村大臣、V字回復という言葉を何度もこの間使われてきました。総理もです。ただ、どうも、ウイル...全文を見る
○玄葉委員 終わります。
12月01日第203回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  新しい立憲民主党で復興の本部長をさせていただいております。  十五分しかないので、できる限り端的にお聞きしたいと思いますので、答弁の方も可能な限りポイントのみの御答弁をいただければありがたいというふうに思います。  平沢大臣、特に福島に地の利...全文を見る
○玄葉委員 まずは復興拠点を中心に整備をしていくというのは、私もそれは賛成です。ただ、そろそろ復興拠点外についてのプロセスというものを明らかにしていかないと、地元の皆さんは不安なんですね。言葉では総理はそう言っているけれども、最終的に国は逃げるんじゃないか、どこかでそういう不安を...全文を見る
○玄葉委員 それであれば、除染とか家屋の解体というのは時間がかかっていきますので、これは、平沢大臣、大変大事なことをおっしゃっていて、きちっと復興拠点以外も除染もやるし家屋の解体もやるということを今おっしゃったわけでありますので、そうであれば、計画的に除染を行っていく、家屋の解体...全文を見る
○玄葉委員 まさにここなんですね、ポイントが。  やはり、普通に聞いたら、今、平沢大臣がおっしゃったように答えると思うんですよね。だけれども、政府は、まだ方針は決まっていないというのが、失礼だけれども、紙が出てきて、答弁を訂正せざるを得ないというのが現状なんです。これは私、最初...全文を見る
○玄葉委員 これは大臣として当たり前ですが、財務省を説得するということでよろしいですね。
○玄葉委員 デジタル庁の設置について、福島県にというお話を、特に公明党の代表がされておられます。私は全面的に賛成であります。バックアップしたいし、応援をしたいというふうに思っています。  平成二十三年に原発事故があったときに、私、ちょうど閣僚です、与党の政調会長だったんですけれ...全文を見る
○玄葉委員 これは、やはり復興の担当の大臣ということですから、私としては、やはり、特に原発事故で被災した福島県に対してそういう提案があるわけですから、担当する大臣としては、ぜひ後押ししていきたいというぐらいのことはおっしゃっていただきたいと思います。
○玄葉委員 それはもう大臣としてぜひ、復興大臣という立場なので、そういった面からきちっと後押しをしてもらいたいと思います。  最後になりますけれども、ALPS処理水の問題です。  これは、私たちの復興本部でもかなり激論というか大変な議論があって、やはり現状、国民に対する説明、...全文を見る
○玄葉委員 これは今、大事なお話をされたと思うんです。結局、今のことというのは意外と知られていないと思います。  つまりは、ALPS処理水から出ているトリチウムは、いわゆるほかの原発からもトリチウムが出ているんですよという説明はなされるんです。他方で、それに対して多くの人は、い...全文を見る
○玄葉委員 今の答弁をもっとわかりやすく言うと、事実上ほとんど、再処理施設からも出ているんですよという言い方はしていないということなんですよ、はっきり言うと。  実は再処理施設から出ているんですよときちっと言えば、何となくすとんと落ちる人と、何か、じゃ、ほかもいろいろ問題なのか...全文を見る
12月16日第203回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○玄葉委員 玄葉光一郎です。  十九兆円の追加歳出を盛り込んだ第三次補正予算を閣議決定をされたということでございます。  二〇二〇年度、国債発行、百十二兆円に及ぶということのようでございます。御承知のとおり、過去最大のときで、リーマン・ショックのときでありますけれども、約五十...全文を見る
○玄葉委員 歳入に占める国債の割合が六四%だと。まさに緊急時なので全てが仕方がないということで本当によいのかどうかということを、担当大臣はよく胸に手を当てて考えなきゃいけないんじゃないかと私は思います。そして、本当にワイズスペンディングになっているのかどうかということも、私は疑問...全文を見る
○玄葉委員 これは、特に緊要の支出、緊要の経費を補正予算として出すということになっているわけであります。  緊要となった経費を補正予算で出す。本当に、今回の補正予算の中身を見たときに、緊要となった経費なのかというのが、やはり結構首をかしげざるを得ないものもありますね。  例え...全文を見る
○玄葉委員 本当に、西村担当大臣、ぜひ大きな視点で閣僚の中できちっとお話をしてもらいたいなと思うんです。  そして、三・一一、東日本大震災のときに、私は、ちょうど与党の政調会長と閣僚を兼任するという大変珍しい立場だったんですけれども、あのときにどうやって復興の歳出を賄ったかとい...全文を見る
○玄葉委員 歳出の改革をするときには、かなり政権の姿勢というか優先順位が出ると思います。今、大西さんが言われたように、我々は、児童手当は減らすべきじゃないという立場ですけれども、ただ、本当にめりと張りがとても大事だ。  ぜひ、これは、歳出改革でやはり一定程度このコロナ禍の対策の...全文を見る
○玄葉委員 まずは経済対策というのは私もそうなんですけれども、ただ同時に、そういう姿勢を、西村大臣、つまり、そういう姿勢というのは歳出改革をするという姿勢を持っていないと、本当に野方図な予算になりますよ。  今回、三次補正を見ていて、例えば、例えばですよ、先ほども議論が出て、あ...全文を見る
○玄葉委員 端的に答えてください。  コロナの患者を受け入れている病院の看護師さんのボーナスが減らされています。全員ではありませんよ。これは理不尽だと思いませんか。イエスかノーかで結構です。
○玄葉委員 だから、第三次補正予算にそのことが入っていないんです。  これは、方法は二つあって、一つは、おっしゃったような、慰労金をもう一回、二十万円を再支給する。私は、コロナの患者さんを受け入れている病院と受け入れていない病院をきちっと分けて考えた方がいいと思いますよ。やはり...全文を見る
○玄葉委員 これはぜひ、西村大臣も、このことは、全体のコロナ対策の担当大臣でもあるので、よく御認識いただきたいというふうに思います。わかりやすい例だと思いますよ、今の対策が不足している部分のですね。  それと、あと、きょうは、今井さんとか大西さんからGoToと感染拡大の因果関係...全文を見る
○玄葉委員 効果がなかった、なぜかということをきちっと分析して次に進まないと、また泥縄式になります。これは明らかだと私は思っていて、やはり、正反対の要請を残念ながらしていたので、メッセージが国民に伝わらなかったということだと思います。  GoToと感染拡大の因果関係が、主な要因...全文を見る
○玄葉委員 本当によくわからないんですよ。正しい行動であっても制約しなきゃいけないんだ。要は、なぜ制約しなきゃいけないかというメッセージが伝わらなかったからでしょう。メッセージをわかりやすくするために、ある意味、GoToをとめるんじゃないんですか。違うんですか。
○玄葉委員 両立はいいんですよ、両立は。必要なんですよ。ただ、政府の手綱さばき次第なんですよ。戦略と方針がわからない、はっきり申し上げて。両立のための戦略、方針というのを明確にしないといけないと思う。そこが伝わらないから、例えばGoToだって、どうやったら、どういう状況になったら...全文を見る
○玄葉委員 西村大臣、両立はいいんです。だから、両立のための戦略、方針というのはこういうものですということを明確にして、その中で、GoToというのはこういう位置づけです、とめる場合はこうですとか、わかりやすくぜひ方針を示せるように私はしてもらいたいなというふうに思います。残念なが...全文を見る
○玄葉委員 もう終わりますけれども、ぜひ、かなり限られた予算ですけれども、私も若干、あの当時かかわった者として、この小天体探査あるいは小惑星探査の分野はお家芸として、世界のトップランナーであり続けるための施策を続けてもらいたいということを申し上げて、私の質問を終わります。  ど...全文を見る