玄葉光一郎
げんばこういちろう
小選挙区(福島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月18日 | 第208回国会 衆議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○玄葉委員 玄葉光一郎です。 コロナ禍にあって明確に分かったことの一つは、職種によりますけれども、私たちの仕事の一定部分はリモートであるとかオンラインであるとかで代替できるということだと思います。 こういったことを踏まえて、ポストコロナあるいはアフターコロナということを考...全文を見る |
○玄葉委員 私、これは率直に申し上げると、トップである総理の強い意思と強い覚悟がなければ、やはりこの問題はブレークスルーはできないと思うんです。 地方創生担当大臣まで設けて、取組はしてきたんです。だけれども、やはり本気じゃなかったと思う。だって、総理はそんなに替わらないのに、...全文を見る | ||
○玄葉委員 同感なら、是非地方から整備してもらいたい。 つまり、今、東京で私も5Gを使っていますよ、携帯電話。5Gが使えますけれども、地方に、地元に戻ったら使えないですよ。これは、AIだとか、遠隔医療だとか、eスポーツだとか、そういった分野にこれからどんどん活用できますから、...全文を見る | ||
○玄葉委員 私、予算委員長の根本さんもそうですけれども、郡山に日大の工学部というのがあるんですけれども、工学部という一つの学部があるだけで全然違いますね。 ドイツがそれぞれ地方都市が豊かだ、多くの国がモデルにしたいと思うのは、やはり大学と企業本社の存在だと思うんですね。むしろ...全文を見る | ||
○玄葉委員 午前中、時間がありませんので終わりますけれども、転換点になるかもしれない大チャンス、このときに首相を務めておられるのが岸田総理ですから、この機を捉えて、是非仕掛けてください。午前中、このことをまず申し上げます。 以上です。 | ||
○玄葉委員 午前に引き続きまして質問をさせていただきます。玄葉光一郎です。 午後は、外交、安全保障、特にウクライナの情勢、そしていわゆる敵基地攻撃論について、さらには福島の復興の問題について質疑させていただきたいと思います。 まず、ウクライナの情勢でありますけれども、昨晩...全文を見る | ||
○玄葉委員 私、懸念していることがやはりありまして、日本側が出すメッセージが少々曖昧になっているのではないか、ロシア側に果たして正しく伝わっているのかどうかということについて、私、若干懸念があるんです。 というのは、一つは、今のお話だとはっきりはおっしゃいませんけれども、昨日...全文を見る | ||
○玄葉委員 私も、一度だけですけれども、ソチでプーチン大統領と会談したことがございます。強い対米不信感をお持ちだなというのがそのときの印象です。 恐らく、プーチン大統領からすれば、後ろを振り返ったらば、ついてきたのはウクライナ、残っているのはウクライナとベラルーシだけだみたい...全文を見る | ||
○玄葉委員 そうすると、確認ですけれども、当然ながら、二〇一四年の状況とは違うので、仮にですけれども、もしロシアが正規軍をウクライナに進めるみたいなことがあれば、クリミア併合のときとは違った厳しい対応を取ることになる、こういうことでよろしいですか。 | ||
○玄葉委員 クリミア併合のときとは全然違う、こういうことでよろしいですね。 | ||
○玄葉委員 次に、いわゆる敵基地攻撃論であります。 この問題は、しっかりと、かつ整理しながら、現実を踏まえた議論をしていくことが肝要だというふうに思います。幾つか確認をしたいと思います。 岸田総理、この間、敵基地攻撃能力の保有を含め、あらゆる選択肢を検討していくんだ、こう...全文を見る | ||
○玄葉委員 もちろん、この本質とは何かとか核心とは何かと聞かれたら、いろいろな答え方はあるんだと思います。ただ、仮に私が聞かれたら、私は抑止力の強化だというふうに答えると思います。 というのは、結構この議論は注意が必要で、今、岸田総理がおっしゃったとおり、古くて長い議論だと。...全文を見る | ||
○玄葉委員 午前中もこの問題、議論があったと思うんですけれども、敵基地攻撃能力あるいは敵基地攻撃論を第一撃も含めて議論し出すと、何かおどろおどろしくなっていくんですよ。私はその懸念を強く感じます。ですから一つの提案をしているんですけれども。 そもそも、第一撃といったって、かつ...全文を見る | ||
○玄葉委員 なかなか慎重な答弁でございまして、率直に言えば、いわゆる政府の全体の、有識者等の様々な検討を受けて具体的に議論したいというような趣旨だと思いますが。 岸防衛大臣、例えば、中台、台湾海峡の問題があって、台湾はミサイル防衛の措置をもちろんしておりますけれども、PAC3...全文を見る | ||
○玄葉委員 それはなかなか答えられないというのは分かって聞いたんですけれども。 結局、この議論をするときには、当然ながら、抑止力の強化が私は本質だと思っているので、抑止力たり得る装備体系とかオペレーションというのは一体何なんだ、それを日本側がどの程度持つのか、アメリカと合わせ...全文を見る | ||
○玄葉委員 ALPS処理水の海洋放出、この問題でありますけれども、IAEAの調査団が入って、大いに科学的知見を披瀝していただいて、国際社会に発信してもらいたいと思うんですが、それだけではなかなか解決しないのがこの風評被害の問題だというふうに思います。 この風評被害を解決するの...全文を見る | ||
○玄葉委員 もう時間なので終わりますけれども、これは私、スペースを空けるためにも、分離できれば希釈しなくていいんですよ、薄めなくて。そうすると早くスペースができるんですね。だから、これは併用することも可能ですから、ちょっとよく頭に、今の間に入れておいていただいて、後々この質疑が生...全文を見る | ||
03月15日 | 第208回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号 議事録を見る | ○玄葉委員 玄葉光一郎です。 本日議題になっております在外邦人等の輸送の要件等の見直しの問題で、まず質問をさせていただきたいというふうに思います。 この見直しが提案をされたというのは、昨年のアフガニスタンにおける邦人及びアフガン人協力者の退避作戦の経験を踏まえてということ...全文を見る |
○玄葉委員 今のお話だと、仮にこの改正があの事態、事案が生じる以前になされていても基本的には結果は同じだった、そういう認識だということだと思います。 冒頭の問いに戻りますけれども、では、なぜ韓国にできて日本にできなかったのかということでございます。事前に外務省にはかなりしっか...全文を見る | ||
○玄葉委員 なぜ韓国にできて日本にできなかったのか。今の答えは、韓国は一部ですけれども軍を派遣していたから、簡単に言えばそういう答えのように聞こえます。私はそれだけではないというふうに思います。もちろん運もあります。運、不運もあります。 私は、率直に申し上げると、韓国と、細か...全文を見る | ||
○玄葉委員 まさに今回のことを反省して、これは一種のインテリジェンスでもあるし、人脈づくり、ネットワークづくりだと思います。残念ながらタリバンと交渉できる人がそのときはいなかった、このことが直接の失敗、残念ながらうまくいかなかったことの一番の原因ではないかなと私は思っています。チ...全文を見る | ||
○玄葉委員 ちょっと今の答弁は駄目だね。韓国にできて日本にできなかった理由を聞いているわけです。 私が指摘したとおり、多分正解なんだと思うんですけれども、もちろん検証も必要なんですけれども、しっかり反省と教訓を導き出して、そのことを次に生かさないと駄目だということを申し上げて...全文を見る | ||
○玄葉委員 しっかり教訓を導き出して対応していきますか。 | ||
○玄葉委員 教訓はないんですか、今回のことで。 | ||
○玄葉委員 もっと素直に答弁した方がいいと思うんですよね。別に責めているわけじゃなくて、私は全力で外務省は頑張ったと思っているんですよ。古巣だし、本当にみんなよく頑張ったと思う。 ただ、やはり、事実として、韓国にできて日本にできなかった。これは事実なんですよ。それを率直に、何...全文を見る | ||
○玄葉委員 少なくともインテリジェンスとかネットワークづくりに欠けたところがあったということは間違いないわけだから、認めたらいいんですよ、別に、普通に。韓国との比較とかそういうレベルを超えて、一般論として今回の事案について、そうだと思うんですよね。ですから、そこはしっかりと認めて...全文を見る | ||
○玄葉委員 あと、確認なんですけれども、自衛隊機の派遣要請が遅れたんじゃないかという話が結構あってですね。 この問題はどうしても、さっき一回ホールドという話がありましたけれども、民間機が動いている時点でも自衛隊の派遣の検討は私は進めてもいいと思うんです。派遣の準備というのは、...全文を見る | ||
○玄葉委員 危機管理、当たり前ではありますけれども、最悪の事態に備えるということでもありますので、空振りに終わっても準備は進めていくというのが基本だということを改めて申し上げておきたいというふうに思います。 自衛隊法八十四条の四の改正で、輸送対象者の範囲を拡大するということに...全文を見る | ||
○玄葉委員 更に進んで、岸大臣が基本的には御答弁いただければとは思いますが、通告しておきましたけれども、外国人だけの輸送、これは日本として今後どう考えていくのかということはあるんだろうなというふうに、私などはやはり思います。 つまり、もちろん、まずは邦人であり、あるいはその関...全文を見る | ||
○玄葉委員 いや、改めてお聞きしたいんですけれども、自衛隊法、今回は八十四条の四が議題になっています。いわゆる輸送対象者を拡大するということになっているわけですけれども、その輸送対象者が外国人のみである、私は将来あり得ない話じゃないと思うんですけれども、そういう場合はどうされます...全文を見る | ||
○玄葉委員 それはもちろん承知しています。つまりは、同乗者として外国人を乗せることができるのはよく分かっているんですけれども、もう一回申し上げますけれども、外国人のみを輸送する、これは私はあり得ると思うんですよね、あり得ると思うから聞いているんですけれども、こういう場合はどうされ...全文を見る | ||
○玄葉委員 簡単に言えば、自衛隊法三条から八十四条の四は来ているから、今の自衛隊法のたてつけだと外国人のみの輸送というのはなかなか難しいですよと。外国人のみの輸送を可能にするためには別の法律を考えていかなければいけないのではないか、こういうことでよろしいですね。 | ||
○玄葉委員 それはそれで分かりました。私は、そういうことも想定した対応というのは、アジアにおける事態が生じたときに外国人だけを輸送せざるを得ないというような事態はあり得るなというふうに思っているものですから、そのことを想定した議論は議論としてやはり必要だろうということは申し上げて...全文を見る | ||
○玄葉委員 もちろん日本政府からの支援もそうなんですが、例えばペシャワールのかんがい事業だとか、結構、日本人への信頼というのがあるように思うんですね。これは改めて大事にしてもらいたい。 何となくタリバンというと極悪非道のイメージがありますけれども、やはりISが出てくるという事...全文を見る | ||
○玄葉委員 日本周辺での類似の事案を防ぐためにも、本当に代償を払ってもらわなきゃいけない。つまり、今回、軍事侵攻をして結果として損したな、損だったな、そういうふうに思わせないと同じことがまた起きるということだと思うので。 二〇一四年は結果が伴わなかったんですよ、代償を払わせる...全文を見る | ||
03月16日 | 第208回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号 議事録を見る | ○玄葉委員 玄葉光一郎です。 十一回目の三・一一、二時四十六分は、福島県の主催する追悼式で手を合わせてまいりました。 私も、二〇一一年の三・一一は、福島県出身かつ選出で、閣僚でかつ与党第一党の政調会長という立場で三・一一と向き合ったものですから、当然ながら今の立場でも与党...全文を見る |
○玄葉委員 仕組みはもちろんよく承知をしているのでありますけれども、やはり私が心配なのは、例えば、予定している再稼働が進まなかったとかいろいろなことが東電にもあり得るし、あるいは、廃炉作業そのものにも予想よりも、先ほど八兆円という話がありましたけれども、コストがかかる可能性もある...全文を見る | ||
○玄葉委員 西銘大臣、お聞きになったと思いますけれども、一言で言えば、経産副大臣を責め立てるつもりはないのでありますけれども、残念ながら今の政府の仕組みだと積立不足が恒常的に生じた場合の対処法はまだ決められていないんです、簡単に言えば。やはりこれは大臣として認識をしていただいて、...全文を見る | ||
○玄葉委員 是非、復興の大前提が一Fの着実な安定した廃炉なので、担当大臣とは違うかもしれませんけれども、やはり、常に関心を持ってもらって、経産大臣とよく連絡を取り合ってもらいたいと思います。 あと、今も議論になっておりました処理水の問題なのでありますが、私は科学的な安全性を信...全文を見る | ||
○玄葉委員 石井副大臣、実は、もちろん濃いトリチウムは残るんですけれども、場合によってはそれを固化形にしちゃったっていいわけですよね。いろいろな方法があり得るので。やはり、いろいろ考えていくと、私も詳しいですから、ずっと勉強していたので、どうもできそうな気がしますね。 文挾さ...全文を見る | ||
○玄葉委員 公開、透明性、とても大事なことで、そうすると、文挾さん、どのような専門家がどのような基準で評価をされているのか。これも私は全く分からないです、調べても。こういうことも含めて、例えばプラント関係者は入っているのかとか、これはいかがですか。 | ||
○玄葉委員 ですから、ナインシグマが評価をしているのは知っています。公表している情報です。ただ、どういう専門家がどういう基準で判断しているのかということを聞いています。 | ||
○玄葉委員 もう質問時間が終わっちゃったので終わりますけれども、今私が聞いているのは、ナインシグマがやっているのはよく分かっている、どういう人が、どういう判断基準で、どういう専門家が入ってやっているのかということを公開してくださいと。 公開はとても大事なので、改めて申し上げて...全文を見る | ||
○玄葉委員 どうもありがとうございました。 |