小泉進次郎

こいずみしんじろう

小選挙区(神奈川県第十一区)選出
自由民主党
当選回数5回

小泉進次郎の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第177回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○小泉(進)委員 自由民主党の小泉進次郎です。  きょうは、質問の時間を一時間いただきまして、ありがとうございます。そして、多くの大臣、また副大臣にもお見えいただきまして、本当にありがとうございます。  まず、確認をさせていただきますが、玄葉大臣、二月の三日の予算委員会、大串...全文を見る
○小泉(進)委員 簡潔にお答えいただいてありがとうございます。  それでは、社会保障分野ですから、年金からまず触れたいと思いますが、二月の二日、これは公明党の石井先生の質疑だったと思いますが、そのときに、マニフェストでうたった年金の案、つまり最低保障年金七万円、消費税で全額やる...全文を見る
○小泉(進)委員 そして、櫻井財務副大臣は続けて、こういうふうにも記者会見で述べております。「あの当時、マニフェストを作った人達がもう少しきちんと説明してもらいたいというのが偽らざる気持ちです。これはこのことに限ったことではなくて、マニフェストに対して相当な批判があるわけですが、...全文を見る
○小泉(進)委員 そのマニフェスト検討準備委員会でつくったのはマニフェストの下地ですよね、それは間違いありませんね。
○小泉(進)委員 それでは質問をかえますが、このマニフェスト検討準備委員会で年金の財源が出なかった、これは間違いありませんね。年金の所要額です。税方式で、税で最低保障年金をやる、これに幾らかかるか、その案が出なかった。
○小泉(進)委員 つまり、この年金案の創設に幾らかかるかは議論がなかったということじゃないですか。つまり、財源の裏打ちがないマニフェストだった、そういうことですね。
○小泉(進)委員 蓮舫大臣がマニフェスト検討準備委員会のメンバーまで言えということですが、本来、それは皆さんわかっているんですから、なぜそれさえ皆さんから言えないんですか。  ここに一応ありますけれども、マニフェスト検討準備委員会。直嶋さんも出ていましたね。長妻さん、福山さん、...全文を見る
○小泉(進)委員 この西村智奈美さんも、自分のメルマガでこう言っているんですね。「「マニフェスト検討準備委員会」の一員として、」その後、途中がありますけれども、「その下地は委員会で議論し作成しています。」「すでに十回以上は会議が開催され、ほぼ毎日二時間以上の議論を行っています。 ...全文を見る
○小泉(進)委員 枝野官房長官、マニフェストに書いたのは、最低保障年金を消費税でやるということですよ。それに幾らかかるかの計算もないんですか。
○小泉(進)委員 無責任きわまりないじゃないですか。〇五年はかかわったけれども、〇九年はかかわっていない。それで、マニフェストに書いたこと、所要額が幾らかかり、財源はここから持ってきますよ、これを示すのがマニフェストですよね。それを示していない。所要額も財源もないマニフェストじゃ...全文を見る
○小泉(進)委員 この前の質疑で、公明党の石井さんはこういうふうに聞いたんです。「最低保障年金を全額税でやると言っていますけれども、この税は幾らになるんですか。」こういうふうなのが公明党の石井議員の質問です。そして枝野さんは、「これからまさに国民的な合意を、」と言いました。  ...全文を見る
○小泉(進)委員 つまり、民主党が言う最低保障年金七万円、これを、幾ら財源がかかるのか、所要額は幾らか、これを決めるのはこれからだということですね。
○小泉(進)委員 福山官房副長官が言っているのは、全く具体論のないマニフェストだということじゃないですか。かけ声だけじゃないですか。最低保障年金七万円、これは言ったけれども、どうやって実現するかわからないということじゃないですか。違いますか。
○小泉(進)委員 ざっくりしたことだけ言っているだけじゃないですか。口先だけですよ、そんなの。最低保障年金七万円、年金は一元化、これぐらい大きなものだったら、別にどの政党だって言えるじゃないですか。それを具体論を書いて言わなかったら、どうやって実現するかわからないでしょう。  ...全文を見る
○小泉(進)委員 これは、十二月の十九日の日経新聞に名前で載っております。
○小泉(進)委員 非常に真摯な御答弁をありがとうございます。  枝野官房長官、今の櫻井財務副大臣の、十六・八兆円、これはちょっと不安がある、本当にできるのかな、そういった実現可能性に対する疑問に対して、官房長官自身はどういう感覚を持っていますか。
○小泉(進)委員 よく、工程表どおりに進んでいないという答弁に対して拍手ができるか、わかりませんね。今の財務副大臣の真摯な答弁の後に、私は官房長官からも同じように真摯な答弁があると期待をしていましたよ。しかし、今の答弁は、工程表どおりには進んでいないけれども頑張っています、こんな...全文を見る
○小泉(進)委員 おわびは各大臣がその都度その都度説明をしながらやっていくということですが、それでは、細川厚労大臣、子ども手当、これだって明確なマニフェスト違反ですよ。  このことに対して、今、いろいろな地方自治体から、国の負担でやってくれ、地方に負担をさせるんじゃない、こうい...全文を見る
○小泉(進)委員 御丁寧な御答弁ですが、質問に答えていただければと思います。  今、大臣の答弁の中で、地方の声は聞いているとありましたね、地方の声は聞いている。  それでは、これは総務大臣だと思いますけれども、地方財政審議会、これには意見を聴取しましたか。
○小泉(進)委員 いつ地方財政審議会に意見聴取をしましたか。
○小泉(進)委員 一月のいつですか。
○小泉(進)委員 総務大臣、ここは正確にお願いします。  意見聴取なのか、今、最後、意見交換と言いましたけれども、法律に書いてあるのは意見聴取です。これはどちらですか。
○小泉(進)委員 それでは、その地方財政審議会の意見聴取、これで聞いた内容は、子ども手当についてどう思いますかという意見聴取か、それとも、子ども手当法案について聞いたのか、どちらかお答えください。
○小泉(進)委員 大臣は私の質問に答えていません。最後、私はその制度とかのことを聞いたんじゃないんです。子ども手当のことについて漠然と意見を聴取なり交換なりをしたのか、それとも、二十三年度の子ども手当法案について意見聴取を行ったのか、どちらかと聞いているんです。
○小泉(進)委員 法案に対してどんな意見が出ましたか。
○小泉(進)委員 今の地方財政審議会の意見聴取内容、これは文書で出してください。出せますか。
○小泉(進)委員 今、地方財政審議会で意見をちゃんと聞いたと言いましたが、総務大臣はこの前の委員会の答弁で、この子ども手当を、一階部分というか児童手当部分、これを引き続き地方の負担にすることは合理性を欠くものではない、そういうふうに御答弁をなさいました。私は、大臣のその認識が間違...全文を見る
○小泉(進)委員 いや、大臣は質問に答えていません。私の質問にもう一度答えてください。この一階部分が児童手当になっていて、引き続きその部分は地方に負担をさせるということは、民主党が当初言っていたことと違いますね。
○小泉(進)委員 総務大臣の答弁は不誠実ですよ。  マニフェストに書いていないというのは、何を書いていないからいいじゃないかと言っているんですか。児童手当法案の一階建ての部分は地方に継続的に負担をさせるということはマニフェストに書いていない、つまり、そこまで具体的に書いていない...全文を見る
○小泉(進)委員 総務大臣は全く認識が違いますよ。最初に、案として、児童手当をすっぱり廃止してやるという選択肢もあったと言いました。しかし、それは選択肢じゃなくて、皆さんが、民主党が国民とした約束なんですよ。  そして、総務大臣、民主党はかつて子ども手当法案というのを第百七十国...全文を見る
○小泉(進)委員 総務大臣、総務大臣は、もしも児童手当を廃止したら、その後に出てくる財源調整が大変だと言いましたね。それは、この前の答弁でも、約四千億、これぐらいが生まれてくるから、それが財源調整が大変だと。しかし、大変なのはもともとわかっているじゃないですか。その大変なことをわ...全文を見る
○小泉(進)委員 官房長官の今の答弁は、すりかえ答弁ですよ。全く答えていない。  今回の二十三年度法案、子ども手当、これは、もともとこの法案に児童手当法との関係を書いている時点でマニフェスト違反を自白しているんですよ。本来だったら、一階部分だって、一階、二階もなかったはずですよ...全文を見る
○小泉(進)委員 全然違くないですよ。マニフェスト違反となるとそれは違う。それが違いますよ。これはマニフェスト違反ですよ。(発言する者あり)
○小泉(進)委員 今回の、二十三年度の子ども手当法案、この法案は明らかにマニフェスト違反ですよ。地方負担をするともともと皆さんは考えていましたか。これは違いますよ。あくまでも二十二年度は暫定的と言ったじゃないですか。公明党が参加したのは、あれはあくまでも暫定的だから賛成したんです...全文を見る
○小泉(進)委員 ひどい答弁ですね。ひどい答弁ですよ。  官房長官、笑っている場合じゃないですよ。これは、簡単に言えば、なぜ地方負担にさせたか、児童手当を残したか。一言で言えば、財源がないからじゃないですか。それは認めてくださいよ。
○小泉(進)委員 さっき出すと答弁して、なぜ今出せないんですか。
○小泉(進)委員 先ほど総務大臣は、既に議事録だからインターネット上でもオープンにされていると言ったじゃないですか。
○小泉(進)委員 もう一度、念のために。  その地方財政審議会委員のそれぞれに確認をして、その結果、これは全員の御了解ですか。それで、その上であした発表するということでよろしいですか。
○小泉(進)委員 地方財政審議会の委員のうち、三人ですか、三人は地方からの方だと思いますが、その地方からの声として、もう既に意見聴取をされたと思いますので、どういった意見が出たか、代表的なもの、もしも二十一年、二十二年と違うものがあったら教えてください。
○小泉(進)委員 今の総務大臣の答弁の最後に、子ども手当をやるのに児童手当法を廃止するのは理想論であるけれどもと言いましたが、その理想論を唱えていたのが民主党ですよ。それをやると言っていたんですから、理想論だからちょっと財源調整も国と地方で難しい、そういうふうな考えでいるとしたら...全文を見る
○小泉(進)委員 もう何を言っても言いわけにしか聞こえないんですよ。せっかく皆さんが勇気を出して、四月の社会保障の改革の基本方針に、マニフェストの社会保障の項目は同時に検証を終えると言ったんですから、真摯に、実現性が低いものは、そういうふうなお答えはできないんですか。  それに...全文を見る
○小泉(進)委員 それでは、配偶者控除を全廃したときに生まれる財源は幾らですか。
○小泉(進)委員 大体一・一兆円ぐらいだと思いますが、その一・一兆円を足して本当に五・三兆円になりますか、全部、満額。
○小泉(進)委員 あれだけマニフェストに五・三兆円と書いているのに、五・三という数字を聞いてすぐに子ども手当の満額に必要な所要額と気づかないんですか。  私は、配偶者控除の一・一兆を足したって本当にその五・三兆円に行くんですかと言っているんです。
○小泉(進)委員 私は別に配偶者控除の廃止ですべて積み上がると思っていませんよ。  それに、皆さんの説明は、扶養控除、所得税の控除、そして配偶者控除等で合わせて財源を生んで、そして児童手当も廃止をして約一兆、そしてさらに無駄遣いを削減して、積み上げて十六・八兆円分の五・三兆円、...全文を見る
○小泉(進)委員 与謝野さん、済みませんでした。お呼びしておきながら済みません。ありがとうございました。
02月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○小泉(進)委員 自由民主党の小泉進次郎です。きのうの一時間の質問に引き続き、きょうも二十分の時間をいただきまして、ありがとうございます。  先ほど、茂木議員と菅総理とのやりとりの中で、子ども手当がまず取り上げられました。その中で総理は、子ども手当がばらまきかばらまきじゃないか...全文を見る
○小泉(進)委員 一点一点返答をいただきましたが、私は理解ができません。  特に三つ目の、地方のことに対してですが、これは総理のすりかえですよ。もともと、新しい負担は地方に負わせていないと言いますが、児童手当の部分を継続して負担をさせること自体がマニフェスト違反なんですよ。その...全文を見る
○小泉(進)委員 ということで、合わせて四十九の地方自治体が民主党の方針はおかしいんじゃないかと言っているんですよ。そして、これからも幾つか、私はそういう方針で国に対して主張をする地方自治体があると聞いています。  総理は、なぜこういう地方の声が上がってくると思いますか。いや、...全文を見る
○小泉(進)委員 私は、総理大臣がしたいと言うので議論をやっているんですから、総務大臣のことは指名していません。総理大臣にお答えいただきたいと思います。  地方から反対の声が上がっているのは、どういう認識でこういうことが起きていると思いますか。
○小泉(進)委員 総理の説明は全く心に響かない。  なぜ地方で反対の声が上がっているかといえば、簡単ですよ、民主党がやると言ったことをやらないからですよ。最初、民主党は、全額国庫でやる、地方の負担はない、そういうふうに言っていたんでしょう。だから、地方は反対の声を上げたんです。...全文を見る
○小泉(進)委員 地方の声を踏まえてというのは全然うそですよ。  この地方財政審議会で、きょう出してくれた資料の中でも、「地方財政審議会は、子ども手当は全額国費とすべき、との意見を出している。」これを反映してこそ、地域の意見を反映しているというんじゃないですか。しかも、地域の意...全文を見る
○小泉(進)委員 その保育料の部分も、私の地元に限って言えば、一万三千円をそこから引いたって、それ以上高い保育料の部分、個人個人でその差額を調べなきゃいけないことも大変な事務ですよ。こういうことも言っていますよ。  だから、地域の声の最大のものは何かといったら、結局、最初に言っ...全文を見る
○小泉(進)委員 総理は、今この約二十分間の間で、子ども手当は要るという説得を国民に対して試みたんですよね。  きのう、片山総務大臣は、当初民主党がマニフェストで言っていた全額国庫負担は理想論だと言いましたよ。この理想論を民主党はやろうとしたわけですよ。しかも、それはもう約束し...全文を見る
○小泉(進)委員 質問者が要求大臣を呼ぶのは権利じゃないですか。
○小泉(進)委員 だから、こちらだって要求大臣で呼んだけれども、今は要求していないじゃないですか。今私が要求したのは総理じゃないですか。委員長、それはおかしいよ。
○小泉(進)委員 私は要求していませんよ。
○小泉(進)委員 きょうは、菅総理がしたいと言ったから、私は子ども手当が要るか要らないかの議論をしようと思ったんですよ。でも、結局、後ろから官房長官が出てきて、私は、きのう十分官房長官とやらせていただきました。総理がそれを遮って、これはおれがやると何で言えないんですか。  この...全文を見る
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○小泉(進)委員 自由民主党の小泉進次郎です。  きょうは、三十分の時間をいただきましてありがとうございます。きょうの集中審議のテーマは菅内閣の基本姿勢ということですから、基本的な質問をしたいと思います。  今、私たち政治家を見る国民の目、これは本当に厳しいものがあります。こ...全文を見る
○小泉(進)委員 だれが見てもできないことというのは、今、総理は、岡田幹事長とマニフェストの修正、認識は同じだとおっしゃいましたが、だれが見てもできないことというのは、マニフェストのことですよね。
○小泉(進)委員 総理、私は、岡田幹事長は正直だと思います。  しかし、選挙でできないことをできると言って政権をとったこと、これは、岡田幹事長がだれが見てもできないことを言うのは不正直だと言う以上に、最大の不正直なことではないですか。もしも、この岡田幹事長のだれが見てもできない...全文を見る
○小泉(進)委員 総理の、マニフェストの多くは実行している、実現しているという言葉を繰り返すたびに、国民はがっかりしていると思いますよ。余りにも、多くの国民が感じている認識と違うんですよ。  国民がびっくりしているのは、総理自身の発言からもあります。先日の二十四日の本会議、これ...全文を見る
○小泉(進)委員 従来の考えとか額とは違うから一瞬ちょっとびっくりしたと。このびっくりしたということは、総理自身が二万六千円出せるかどうか自信がないということじゃないですか。総理は、あのときは一瞬ちょっとびっくりしたけれども、今は二万六千円という額は十分実現可能だと思っているんで...全文を見る
○小泉(進)委員 さっきから全然質問に答えてくれていないんですよ。マニフェストに掲げた子ども手当の今の内容なんか、私は聞いていませんよ。総理に対して、総理自身が二万六千円を聞いたときにびっくりしたと言ったんですよ。そのびっくりしたということ、国民からしたら、何を今さら言っているん...全文を見る
○小泉(進)委員 総理がそうやって子ども手当のことを自信満々に話しますけれども、きのう、民主党の岡田幹事長が、NHKの「日曜討論」で子ども手当を修正することまで言っているんですよ。しかも、子ども手当の修正にとどまらないで、かつて廃止をすると法案を出した児童手当にも触れて、児童手当...全文を見る
○小泉(進)委員 では、岡田幹事長がきのう発言したことは、党としての考えではないということですね。
○小泉(進)委員 それでは、既にもう審議が始まっている子ども手当法案に対しては、今回のこの国会の審議の中で修正をしていく、そういうことでよろしいですか。
○小泉(進)委員 菅総理、この岡田幹事長が、中身が問題であって、子ども手当でも児童手当でもそれは問題はないと。こういう発言の大きな問題をわかっていますか。  かつて皆さんは、子ども手当と児童手当は、現金給付という点では同じだけれども、制度も目的も趣旨も違うと言ったんですよ。つま...全文を見る
○小泉(進)委員 総理、全然質問に答えていないですよ。  私は、子ども手当と児童手当、これは確かに国民から見たら、お金をもらうということでは同じですよ。しかし、皆さんは、それは違うと言ったじゃないですか。一人一人の子供の育ちを社会全体で支えるんだ、だから、自公政権でつくった児童...全文を見る
○小泉(進)委員 総理、今までの民主党の考え方をわかっていますか。第百七十国会で、民主党が野党だったとき、子ども手当法案というのを出して、その附則の中に、児童手当は廃止するということを書いているんですよ。そして、政権をとった後、私たちはさんざん子ども手当を批判しました。その中で皆...全文を見る
○小泉(進)委員 私は、これは子ども手当だけじゃないと思うんですが、マニフェストの項目を変えざるを得ない状況に置かれている中で、総理や民主党の大臣の皆さんに求められているのは、今置かれているこの国会の状況、ねじれの中で、やりたいこととできることの違いをまずは率直に認めて、その上で...全文を見る
○小泉(進)委員 私は、政権交代の一つの大きな要因は、自民党的政治を国民が拒否した、これだと思いますよ。自民党的政治とは何かといえば、国民から見れば、派閥もそう、天下り、わたりもそう、党内間の抗争、総理を党内で次々とかえるようなこと、そして、私のような世襲の議員に対しても国民は古...全文を見る
○小泉(進)委員 総理は私の質問に答えていません。  私は、国民が民主党の政治に対して今不信感を持っているのはなぜだと思いますかと聞いています。答えてください。
○小泉(進)委員 総理が、国民の期待が不信感があると認めているのはわかっています。私は、その理由は何かと思いますかと聞いているんです。答えてください。
○小泉(進)委員 結局、総理は答えてくれませんよ。  私は、きょう、この菅内閣の基本姿勢という集中審議のテーマで質問の時間をいただいたので、今までの、例えば二月八日の子ども手当に対する質問のように、余りがんがん批判、追及をするような感じじゃなくて、自民党の過去の反省も認め、よく...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○小泉(進)委員 自由民主党の小泉進次郎です。きょうは、一時間よろしくお願いします。  二月七日の予算委員会で与謝野大臣を要求大臣の一人としてお呼びしたまま、結局時間切れで質問ができなくなってしまいました。その節は本当に済みませんでした。ですので、きょうは、同じ過ちを繰り返さな...全文を見る
○小泉(進)委員 率直な御意見をありがとうございます。  一つは、負担を語らないで社会保障を拡大、拡充し続けてきたこと、そしてもう一つは、公共事業依存、そして三つ目に、小選挙区の導入以降、税の負担を国民に対して求めるのを恐れたこと、この三つが与謝野大臣の自民党政権時代の反省だと...全文を見る
○小泉(進)委員 端的に、中間層を多くつくり、大金持ちはつくらない、それが安心社会実現会議の基本的な認識だという御答弁でしたが、そういう社会をつくるこれからの前提として消費税という負担をお願いせざるを得ない、そういう認識でいいですか。
○小泉(進)委員 お話を伺っていると、その言葉の奥にあるメッセージというのはだんだん明確になってきたなと思います。  自民党も、当面一〇%に消費税を上げる、これを参議院選挙でも書いています。私は、恐らく与謝野大臣も同じような認識だと思っています。そして菅総理も、与謝野大臣を起用...全文を見る
○小泉(進)委員 二つ目の世代間の問題については、私からは言いにくいことを言ってくださってありがとうございます。  まさに大臣おっしゃったように、私の世代は逃げ切れないんですよ。今から四十年後、二〇五〇年、私は六十九歳です。今の大臣とほぼ同い年。今の大臣は、若い世代、現役世代三...全文を見る
○小泉(進)委員 熱が入って、後期高齢者医療制度までお話をしてくださったんですが、後ろで蓮舫大臣、玄葉大臣と苦笑いで目を合わせていたのが何とも印象的でしたが、私も、あれは世代間のことを考えたときに負担のあり方を明確にした、そこの部分、評価されるべきこともあるんじゃないかな、そうい...全文を見る
○小泉(進)委員 そういう答弁で仙谷官房長官にはそのまま逃げ切られちゃっているんですよ、諸般の事情とか言って。でも、間違いないのは、その前の平野官房長官は、必ずやる、御心配なくと言ったんです。これは民主党政権ですよ、内閣はかわっても。  だから、枝野官房長官に聞きたいのは、やる...全文を見る
○小泉(進)委員 諸般の事情というのは、簡単な言葉で言うと、政務官をやって三万円の上乗せではかわいそうだということですよね。それが、閣僚の中またメンバーの中で、どうしようか、そういう議論ということですね。  でも、そこまで深掘りしていいのかということは、公務員の皆さんが後ろにい...全文を見る
○小泉(進)委員 もうこれ以上やるとまたあれですから、一年越し以上になるのかどうか、これを注視して、官房長官の言葉を信じたいと思います。  次の質問です。  玄葉大臣、政策達成目標明示制度、この制度について御存じですか。
○小泉(進)委員 これは、今大臣がおっしゃったように、平成二十一年十月二十三日、政権交代した直後ですが、閣議決定で導入をするとされているものですが、導入されていますか。
○小泉(進)委員 ちょっとわかりにくいので、もう一度説明をしてほしいのですが。  そもそも、鳩山政権ができてすぐの十月の閣議決定では期限を切っているんですね、この政策達成目標明示制度の導入を。「詳細については、年度開始までに、国家戦略室において指針を示す。」この「年度開始までに...全文を見る
○小泉(進)委員 つまり、言いかえると、この政策達成目標明示制度は導入することはやめたということでよろしいですね。
○小泉(進)委員 この十月の閣議決定の後、去年の十二月十六日ですが、平成二十三年度予算編成の基本方針という閣議決定が出ています。この基本方針の閣議決定の一番最後、「予算・行政に関するPDCAサイクルの充実」という項目があるんですけれども、そこに、政策達成目標明示制度等の施策の取り...全文を見る
○小泉(進)委員 二十一年十月、政権交代直後のまさにこの制度の導入を書いてある閣議決定と、昨年の十二月十六日の閣議決定のこの制度についての部分を照らし合わせるとわかりやすいんですが、要は、二十一年十月の閣議決定の修正版が二十二年の十二月十六日の閣議決定とも読めるんですよ。  だ...全文を見る
○小泉(進)委員 私がこの閣議決定のことを指摘したのも、これは単純な基本的な疑問なんですが、国家戦略室と行政刷新会議、この二つの法的根拠が、閣議決定と内閣総理大臣決定と、違うんですね。これは二十一年の九月十八日の発表ですけれども、国家戦略室は内閣総理大臣決定で設置をされている。行...全文を見る
○小泉(進)委員 非常にわかりにくいと思うんですね。やはり法的根拠の裏づけがないというこの二つの機関。  これは、参議院の予算委員会も、私、この前見たときに、蓮舫大臣が民主党の平田議員から同じ質問をされていました。行政刷新会議というか事業仕分けの法的根拠は何かということを、同じ...全文を見る
○小泉(進)委員 非常に率直な御答弁だと思いますが、今、国家戦略担当大臣として入閣をされていて、国家戦略室を局にする必要性を感じていますか。
○小泉(進)委員 そうであるなら、一度取り下げて、もう一回現実を見た上で話し合ってみないかということは、私は、今の玄葉大臣の午前中の議論からすると、このまま法案を出すか出さないかするよりも自然だと思うんです。そうじゃないですか。
○小泉(進)委員 午前中の感じを何とか踏みとどまってそこに抑えたという感じがしないでもありませんが。  きょうは最後までお待たせしてしまった蓮舫大臣に、残りもうあと三分ぐらいですが、質問をしたいと思います。  規制仕分けが終わりました。私は、規制仕分けは、今までの第一、第二、...全文を見る
○小泉(進)委員 まさに私の言おうとしていたところはそこなんです。  それは、今までの事業仕分けだと、メーンとなったのはその事実関係をチェックすることですよね、お金の流れから税金の使われ方から。ただ、規制の仕分けという、今回仕分けという名前を使いましたけれども、規制というのは、...全文を見る
○小泉(進)委員 時間が来たからこれで終わりますが、最後に、きのう、実は自民党本部に党改革委員会という部会みたいなものがありまして、そこに講師として構想日本の加藤さんがいらっしゃいました。その中で加藤さんは、事業仕分けは最初の一年でやめるべきだったんじゃないか、そういった思いもお...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○小泉(進)委員 自由民主党の小泉進次郎です。  きょうは三十分の時間をいただきまして、ありがとうございます。きょうは総合特区法案の審議ですが、まず冒頭に、少し震災の関係から話に入りたいと思います。  きょうは二十七日ですが、あしたが四月の二十八日、ちょうど三月十一日のあの発...全文を見る
○小泉(進)委員 大臣が御答弁してくださったとおり、まさに前提が大きく変わってしまったと思います。  例えば宮城県の、これは国際戦略総合特区に対する提案ですが、一つ挙げると、みやぎ水産都市活性化特区。これも、今の宮城県の各港、沿岸部の状況を見れば、大臣おっしゃったように、今どう...全文を見る
○小泉(進)委員 前向きな答弁をありがとうございます。  そこで、一つ大臣の考えを伺いたいんですが、今、復旧復興に関しての総合特区というのは考え方も合致する、手法も合致するというお話がありました。もしも被災自治体から総合特区に関する提案が上がってきたときに、たとえほかの募集提案...全文を見る
○小泉(進)委員 スケジュールとか熟度とか、前向きに柔軟に配慮するという御発言ですが、恐らく、今回の震災、津波で影響を受けた自治体、特に提案をしている自治体に対しては、スケジュールのことをもともとの想定で考えていると、さすがにこのスケジュールでは無理だなと思ってあきらめちゃう、そ...全文を見る
○小泉(進)委員 この地方のコミットメントという中身を具体的に決めていくのは、国と地方の協議会、この場で、国、また提案をしてきた地方公共団体、それとまたパートナーも含めての話し合いもあると思いますが、その中で、地方のコミットメントの具体化の作業をしていくと思うんです。  例えば...全文を見る
○小泉(進)委員 今回、総合特区法案の中で特徴的なのは、国と地方の協議会、これの設置をされているというのが今までの構造改革特区とかそういったものとの大きな違いの一つだと思いますので、恐らく、提案する側の地方公共団体の立場に立てば、この話し合いの場でどういった話し合いができるのか、...全文を見る
○小泉(進)委員 まさに今おっしゃったように、この二・九億円の根拠というのは、北海道特定特別総合開発事業推進費の一件当たりの平均支援額ということになっています。  この北海道特定特別総合開発事業というのは、確かに今回の総合特区推進調整費と同じように目未定、つまり使い道を限定して...全文を見る
○小泉(進)委員 前向きな答弁、ありがとうございます。余り枠にとらわれないでやっていきたいということですが、どの枠にとらわれないでやっていただけるのかということを聞きたいんです。  特区の一件当たりの上限額というのが決まっているんですね、推進調整費を出す額。地域活性化総合特区に...全文を見る
○小泉(進)委員 そろそろ時間ですから終わりますが、私は、この総合特区のようなものというのは、事業仕分けのことを言っちゃいけませんけれども、余りぎちぎちぎちぎち無駄の排除、これは無駄をなくすということは大事ですが、その一方で、何が無駄かというのはその人の判断基準によって違うわけで...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○小泉(進)委員 きょうは、三十五分の時間をいただきました。経産副大臣の松下さん、お忙しい中、他委員会に足を運んでいただいて、ありがとうございます。  きょう、質問に入る前に、まず私が冒頭申し上げたいことは、三月十一日の地震、津波、そして原発の事故、これを受けた上で、まず、自民...全文を見る
○小泉(進)委員 Jヴィレッジのどこを見られましたか。
○小泉(進)委員 私は、Jヴィレッジに行きまして、本当に隅々まで見せていただきました。  今副大臣が行ったと言ったセンターハウス。ここは、作業員の方々が、防護服、作業に使うゴム手袋、長靴、こういったものを次々に受け取る場所です。そしてまた、食事も受け取る場所。  食事の内容を...全文を見る
○小泉(進)委員 副大臣がおっしゃるとおり、かなり改善はされました。私が行ったときも、シャワーは一部復旧されました。しかし、まだまだです。  なぜ、きょう、私が実際に見たJヴィレッジのことを取り上げるかというと、原発の事故の収束は今急務です。そのために必要なのは作業員。そして、...全文を見る
○小泉(進)委員 検討してというか、もしも補正でしっかり組めば、東電の新しい工程表に新しく追加された項目が作業環境改善ですよ。これは直でつながるものです。ですから、こういった個別具体的なものをしっかり補正で手を打って、作業してもらう人たちには万全の体制を整える。これは、実際に現地...全文を見る
○小泉(進)委員 最後に私が気になったのは、このJヴィレッジに対する政府の関与の薄さなんです。東電本店にある統合対策室、それと、まさに最前線の免震重要棟、このラインは情報共有をやっているでしょう。この間にあるのがJヴィレッジなんですよ。作業員が原発に行く、その中継基地ですよ。それ...全文を見る
○小泉(進)委員 検証して対応してくださるということですが、その上で私が申し上げたいのは、今回、この原発事故に対する一人の責任者的な役割を担っているのが細野首相補佐官であります。きょうも私は理事会に、細野補佐官に出てきていただくようにお願いをしましたが、自民党政権時代から、首相補...全文を見る
○小泉(進)委員 細野補佐官はイメージだけじゃなくて、実質、しっかり前へ出ていますよ。質問も受けて、陣頭指揮をとっているのは細野さん。これはイメージじゃなくて、実質的なものですよ。  ですから、本来、首相補佐官というのは、総理に対するアドバイス、助言、この役割だというのは重々承...全文を見る
○小泉(進)委員 何をやっているか全然わからないんですよ。これは国民みんな思っていますよ。総理大臣が任命した辻元ボランティア担当補佐官、あれ以来何をやっているかわかっている国民はほとんどいません。  私が言いたいのは、ボランティアの担当の補佐官、辻元さんが何をやっているかわから...全文を見る
○小泉(進)委員 官房長官は、本来の首相補佐官の役割はという発言をしましたが、辻元さんが任命されたのは震災後ですよ。危機のときに任命をされた補佐官なんですから、そこは、本来の建前にこだわらないで、危機の中の、有事の補佐官なんですから、ばりばり働いていただきたいと思います。  そ...全文を見る
○小泉(進)委員 時間が来たので、最後に、蓮舫大臣、本当に申しわけありませんでした。電力の需給のことについて一言伺いたかったんですが、私が申し上げたかった点は、経産省が発表した「夏期の電力需給対策について」、これの中で、計画停電のことをセーフティーネットと位置づけているんです。 ...全文を見る
05月30日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○小泉(進)委員 自由民主党の小泉進次郎です。  まずは黄川田委員長、私が黄川田委員と初めて言葉を交わしたというかごあいさつをさせていただいたのは、私が陸前高田に三月の二十七日に入るその前の本会議場でありました。自民党の理事の谷先生から御紹介をいただいて、黄川田委員長に、先生の...全文を見る
○小泉(進)委員 具体的に例を挙げると、三月の二十一日に私が話したその気仙沼の方は町と契約をして、それ以降いまだに支払いはなく、今のところ支払いの予定が翌週の六月の六日、そして七月の頭までには全部の支払いが来る、そういうことでした。  しかし、被災地の状況というのはいまだに厳し...全文を見る
○小泉(進)委員 ありがとうございます。  もう一つ、被災者の手元にまだ届いていないお金が義援金です。きょうは残りの時間、義援金のことについて質問をいたしますが、これは細川厚労大臣、今のところ集まっている義援金は幾らですか。
○小泉(進)委員 被災者の手元に届いているのは幾らですか。
○小泉(進)委員 二千三百億ぐらい集まって、手元に届いているのは二百八十七億。つまり、約九から十分の一ぐらい、それぐらいしかまだ手元には行っていないんですね。  これは、おくれている原因は何ですか。
○小泉(進)委員 主に三つ、一つは規模が大きい、それと罹災証明書の発行にかなり時間がかかる、手間取る、それと自治体の機能自体が被災をした、こういう三つだとおっしゃいましたが、もし自治体が罹災証明書の発行に時間がかかる、またマンパワーが必要でしたら、既に国家公務員の被災自治体に対す...全文を見る
○小泉(進)委員 今、総務大臣からお話があったとおり、五月の二十七日、先週の金曜日に、総務省、厚労省の職員さんが共同で岩手県に、三つの自治体に視察に入ったということは伺っております。そして、パソコンとか現場のスペースとかマンパワー、複合的な要因があるという視察の報告があったという...全文を見る
○小泉(進)委員 ちょっと後ろ向きな答弁なんですけれども、この配分割合決定委員会の事務局は厚労省ですよ。つまり、その中の議論もすべてかんでいますよね。聞いていますよ。これはなぜ、三十五万、三十五万、十八万、こういう配分基準になったのか。これは大臣は承知していますか。
○小泉(進)委員 今の大臣の答弁は、私は納得できません。なぜなら、阪神・淡路のときは、配分基準は一律十万なんです。死亡・行方不明、全壊、半壊、一律十万です。もしも、今回の東日本大震災の規模が阪神・淡路よりも明らかに大きくて、そして、広範囲にわたって、被害度も大きい。だとしたら、義...全文を見る
○小泉(進)委員 非常に前向きな答弁、ありがとうございます。  もう一つ、あと一歩、前向きな答弁をお願いしたいんですが、今の答弁ですと、六月の六日、第二次配分で、第二次配分の額、基準を決める、一次配分を追い越してもいいから二次配分をやるように事務方を通じて言うと言いましたね。ぜ...全文を見る
○小泉(進)委員 徐々に、前向きに、前へ前へと進んでいただいていることは大変ありがたいんですが、第二次配分割合決定委員会を六月六日に開き、一次を追い越しても、一律の額で、死亡・行方不明者、全壊、半壊、分け隔てなく二次配分を配る、そういうことで結構ですか。
○小泉(進)委員 大臣の前向きな答弁を信じます。  私がなぜこういった、第二次配分を、第一次配分を追い越してでも一律でやった方がいいと言うかというと、これは、死亡・行方不明の場合、戸籍謄本の写しとか死亡診断書が必要になって、それだけでも、被災者の負担も、また現地の被災自治体の、...全文を見る
○小泉(進)委員 ありがとうございます。六月の六日、第二次配分の配分割合決定委員会、この結果を、きょうの大臣の答弁を信じて、楽しみに待っていたいと思います。  東内閣府副大臣には、お呼びしたところ、質問の時間がなくなってしまいましたことを心からおわび申し上げます。今後とも、どう...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○小泉(進)委員 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、政府提出、平成二十三年度第二次補正予算に対して、賛成の立場から討論を行います。  しかしながら、本補正予算は、規模は小さ過ぎる、提出時期は遅過ぎる、そう言わざるを得ません。菅内閣は当初、第二次補正予算は本格的、大規模なも...全文を見る
08月03日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○小泉(進)委員 自由民主党の小泉進次郎です。  きょうは六十分間の時間をいただきましたが、細野大臣とは初めての質問になります。よろしくお願いします。  いきなり、初めての質問でどういうことを聞くのかと思うかもしれませんが、細野大臣は桃は好きですか。
○小泉(進)委員 私も桃は大好きなんですが、福島県、今、細野大臣が毎週足を運んでいるところですが、桃の農家は、出荷期を迎えている今、本当に大変な状況ですね。  例年だったら、桃が実をつけて、もしもそれが地面に落ちちゃった場合、それはジュースになるんですね。そのままでは売り物にな...全文を見る
○小泉(進)委員 大臣はたびたび、廃炉と復興はイコールじゃないと。これは私もわかります。しかし、福島県民の皆さんの思いに立てば、それはなかなか単純にそう受けとめられないと思います。  復興は復興でやります。しかし、その片一方ではまだまだ現在進行形の、福島県の方、お会いしたある方...全文を見る
○小泉(進)委員 九月から警戒区域内でモデル事業をやるということですが、順番を間違えているんじゃないですか。  警戒区域内は人は住んでいませんね。しかし、人が住んでいるところで、どこの区域にもまた地点にも指定はされていないけれども、グレーというか、放射線の測定値が比較的高い、福...全文を見る
○小泉(進)委員 私は、もしも福島県内で放射線量が比較的高いところに住んでいたら、まずこっちを国もしっかりやってくれよ、警戒区域、それはわかるよと。特に小さなお子さんをお持ちの家族、そういった方はそういう思いを持つと思いませんか。そこは、プロとそうじゃないコミュニティーとやり方を...全文を見る
○小泉(進)委員 そうはいっても、なかなか国の本気度が見えないんです。  国は、除染はこういうふうにやってくださいというやり方、指針みたいなものを出していますね。これは福島県も出しています。その中で、清掃活動における留意事項というのがあって、「マスク、ゴム手袋、ゴム長靴、長袖等...全文を見る
○小泉(進)委員 町内会単位だけじゃなくて、これは大臣がよくわかっていると思いますが、個人で皆さん勝手にやるんです。それをやはり不安なく、町内に行けば道具はあって、しかも、今までなかなか顔を合わせなかった人とも町内のコミュニティーがそこを一つのきっかけとして生まれる、そういったこ...全文を見る
○小泉(進)委員 ありがとうございます。  可能ということでしたが、実際に活用する場合、これは主に二つのやり方があると思うんです。一つは、雇用した方を県もしくは市町村の臨時職員として雇用をする。そしてもう一つが、NPOなどの委託事業としてお願いをする。この二つで間違いありません...全文を見る
○小泉(進)委員 それではお聞きをしますが、第一次補正予算でこの基金の事業は幾ら福島県に交付をされていますか。
○小泉(進)委員 そのうち、県からその基金が市町村に幾ら計画の額として行っていますか。
○小泉(進)委員 ほぼ全額に近いということは、一見して聞くと、もう使い切っちゃったというふうに理解をしかねないんですが、これは聞いてみると、そうとも言えないんですよね。  計画額ということで、計画段階ではそれぐらいの額を見積もっていたけれども、実際にまだその事業が実行されていな...全文を見る
○小泉(進)委員 ありがとうございます。一つ一つ丁寧に確認をさせていただきました。  そこで、細野大臣にお伺いをしたいんですが、小宮山副大臣の御答弁にもあったとおり、除染活動をこの創出基金事業として、被災者の方、また福島県で避難生活を強いられている、そして職を失っている方、そう...全文を見る
○小泉(進)委員 簡潔にもう一度確認したいんですが、除染活動をただのボランティアベースというわけではなくて、国が、それを仕事の一つ、給料を払って、そういった形で実行に移す、それでよろしいですか。
○小泉(進)委員 そういうことでしたら、その次の段階で大変重要なのは広報。  やはり、それぞれ皆さん勝手にやっている方もいますから、そして中には、避難生活を強いられている方でも、仕事がないということで家にもしくは仮設にいられる方もいますが、その方々が、除染をしながら、自分たちの...全文を見る
○小泉(進)委員 ありがとうございます。  結構この問題というのは専門用語が多くて、日ごろ耳にしない言葉も多いので時々理解に苦しむ場面もあるんですが、ちょっと丁寧に確認をしたいんですが、班目委員長は、緊急時被曝状況から現存被曝状況に移行すること、これがまず第一ステップだと。 ...全文を見る
○小泉(進)委員 つまり、警戒区域と計画的避難区域、この二つをあわせたものが緊急時被曝状況、そしてそこから緊急時避難準備区域と特定避難勧奨地点に移ること、それが、最初に言った段階の、緊急時被曝状況から現存被曝状況へ移行することがまず第一歩だということが原子力安全委員会の基本的な考...全文を見る
○小泉(進)委員 この原子力安全委員会が出した文書の中にはまた専門用語というか日ごろ聞きなれない言葉があって、一つは、全被曝経路という言葉があります。全被曝経路からの被曝を総合的に考慮する必要がありますよと。  これは、説明を受けた段階で聞いたら、つまり、外部被曝だけで判断しち...全文を見る
○小泉(進)委員 それで、この三・八で、しかも全被曝経路を考慮した段階でその目安をクリアしたら、その次に環境モニタリングと個人線量推定のためのシステムを構築しなければいけない、これがその次の踏むべき段階になる、これでよろしいですね。
○小泉(進)委員 今、委員長が最後に触れたもう一つのシステム、健康評価システムですね。この健康評価システムは、環境モニタリングと個人線量推定のための二つのシステムに基づいて設計される、構築されるシステムだということです。  そして、このシステムが構築をされた後に、最後、ついに避...全文を見る
○小泉(進)委員 私が聞きたいのは、原子力安全委員会が示したこの基本的な考え方を受けて、事故収束の担当大臣である細野大臣は、こういう段階を踏めばもとの我が家に戻れます、そういったロードマップみたいなものを、福島県民の、特に避難を強いられている方々にお示しをするお考えはありませんか...全文を見る
○小泉(進)委員 私も、細野大臣が何度もテレビと記者会見等で言っているような、いつ戻れるのかという、そのいつかというのはなかなか言えない、この思いはわかります。原発の状況も日々ニュースで変わりますから、これはわかるんです。しかし、いつかはわからないけれども、そこまでにクリアしなけ...全文を見る
○小泉(進)委員 できるだけ早い段階というのは、年内もしくはもっと早くですか。
○小泉(進)委員 例えば、東電が発表している原発のステップ1、ステップ2、ステップ3のあの工程表みたいな形で、わかりやすくできればいいと思うんです。私はそこに時期を明示する必要はないと思いますよ。必要な条件を示して、これが終わればここに行く、こっちが終わればこういう段階に行く、私...全文を見る
○小泉(進)委員 大臣がおっしゃる気持ちはそのとおりだと思います。それぞれの方の思いがあって、一概に早く避難を解除してくれという思いだけじゃないと。ただ、それは、県民の当事者の方にそれを決断する自由があるわけで、その前提として、戻る戻らないはその方々の意思だとしても、戻れるか戻れ...全文を見る
○小泉(進)委員 つまり、自分たちで土をはいでもらったりして、今、シートをかぶせるか、もしくは盛ってそのままにしてもらっている状況は、いつまでそれが続くか見えない。そういう苦しい今の状況だと思いますが、これは恐らく環境省と他省庁との協議も必要ですね。  ただ、さっき私、あえて具...全文を見る
○小泉(進)委員 今の状況だと大変お答えにくい質問もあったと思いますが、ぜひ、さっき大臣が九月に警戒区域内でモデルの除染事業を始めたいと言いましたが、私は、そういうところのモデル事業よりも、今生活を続けている方の環境の中でモデル事業を早く始めて、こういうことができますよとお示しす...全文を見る
○小泉(進)委員 ありがとうございました。  ぜひ、そういった仲間と一緒に、福島の一日でも早い自立の方向へと導いていただきたいと思います。  残り約五分以内ですけれども、お越しいただきました東副大臣に、防災担当ということですから、きょうは地震のことについてお伺いをしたいと思い...全文を見る
○小泉(進)委員 ありがとうございます。  きょうの産経新聞にもありましたが、ある識者の方の見方では、今、もしかしたら千年に一度の地震活動期にあるのかもしれない、そういう分析もありました。  今、東日本大震災後の復旧復興と並んで、首都直下、もしも三浦半島断層群の地震が起きた場...全文を見る
09月27日第178回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小泉(進)委員 自由民主党の小泉進次郎でございます。  齋藤議員に続いて、一回生の、最年少の私に三十五分間質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。  私は、ツイッターはやっていないんですが、ブログはやっています。総理も、総理就任以降、九月十二日から官邸のオフィシャ...全文を見る
○小泉(進)委員 総理が八日、九日、十日と被災地を回っているその直前、また同時期、実は私も八日、九日と宮城県、岩手県に一泊で入っておりました。大船渡から入って、南下して宮城県の女川までずっと回っていたんですね。  これは安住大臣の御地元でございますが、安住大臣の御地元には、女川...全文を見る
○小泉(進)委員 そのとおりです。  小宮山大臣、今総理がお答えになったとおり、来月、十月の中旬に、被災地では多くの方々が失業給付の期限が切れるという推定が出ています。小宮山大臣は、この問題を前から認識されています。  九月の六日、この十月危機について、記者と記者会見の場でや...全文を見る
○小泉(進)委員 つまり、単純延長、これは九十日間の再々延長ですね。そういうことでよろしいですか。
○小泉(進)委員 私の言う単純延長という意味は、つまり、給付の期限が切れるのを防ぐためにその期限を延ばすという意味での単純延長ですかという、そういう問いでした。  大臣は、期限を延ばすことでこの問題の解決になると思っているんですか。
○小泉(進)委員 前回、小宮山大臣が副大臣のときに、あれは先月の、八月の三日ですか、内閣委員会でも質問で少しこの雇用の部分についてはやらせていただきました。福島県の除染の活動も、これは細野大臣に質問でお話をしたことですが、除染も、厚労省の雇用創出の基金事業の震災対応事業、この一環...全文を見る
○小泉(進)委員 今大臣がお話をされたのは、四月の二十二日に出た通達の話だと思います。これは、実はきのうも厚労省の方から話を聞いたんですが、非常にグレーですよね。この「自発的に」というのをどうとらえるか。  これは、安住大臣も、地元の石巻、また女川とか牡鹿の方々に漁師さんは多い...全文を見る
○小泉(進)委員 今回の震災は国難と言われていますよね。その中で、仕事もない、愛する人や家族も失った、そういう地域に震災特例みたいな考えを示すことが、たとえリスクがあっても、それが総理やまた政治家の役割じゃないですか、官僚ができない。  そこで、一つ提案をしたいと思います。 ...全文を見る
○小泉(進)委員 今の仕組みではできないというのをわかっているから言っているんです。そして、今の仕組みじゃできないことを震災特例や特別立法という形で今までいっぱいやってきたじゃないですか。  これは、私は、平野復興大臣は、やれるならやりたいな、そう思っていると思うんですよ。実際...全文を見る
○小泉(進)委員 調整した結果、前向きな結果が出て、被災地の失業給付を受けている皆さんが自立心を持ちながら次の本格的な雇用に向けていけるように、今後、小宮山大臣と平野大臣の調整の結果をチェックしていきたいと思います。  最後に、総理、今、小宮山大臣から、今の仕組みではできないと...全文を見る
○小泉(進)委員 安住大臣、雇用に対する質問の次なんですが、これから冬を迎えるに当たっての対策について。大臣の地元の石巻では、けさの最低気温は十三度だと聞いております。私も、今月八日、九日と一泊で入った際に、思った以上に夜の風が冷たい、そういう実感がありました。  そこで、これ...全文を見る
○小泉(進)委員 今、平野大臣が言ったのは応急仮設住宅の居住環境等に関するプロジェクトチームだと思います。これは、私てっきり、内閣府の被災者生活再建支援チーム、こっちの方だと思ったんですが、実は厚労省なんですよね。私は、これも厚労省の担当者の方々とお話をしたんですが、どちらかとい...全文を見る
○小泉(進)委員 ぜひ、こういうすっきりした枠組みを、仕組みを、これは復興庁の方で早く、年内と言わずに一刻も早くやってください。  この仮設の環境について、最近、被災自治体でアンケートをとりましたね。これは五十の市町村、そしてこれは、市町村の行政側に対するアンケート、プラス仮設...全文を見る
○小泉(進)委員 これはいつまでにやりますか。特に寒さ対策、これはいつまでにやりますか。
○小泉(進)委員 今、委員長もちょっとあきれた顔をしていましたけれども、最近この五年間の被災三県における初雪、これはいつかといいますと、一番早いのは福島県、二〇〇九年は十一月二日、初雪が降っています。岩手県で二〇〇九年十一月三日、そして宮城県、これは二〇〇七年の十一月の十八日。こ...全文を見る
○小泉(進)委員 ぜひそういうように、被災地の皆さん、寒さを心配することのないような、冬を迎える準備を徹底して、スピード感を持ってやってください。  そろそろ時間が来ましたので、この一点だけ指摘をして質問を終えたいと思います。  もう既に、恐らく多くの方々の頭の中には、瓦れき...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○小泉(進)委員 細野大臣には、前回も福島県の除染について質問をさせていただきました。  大臣はたびたび福島に足を運んでおりますから、まずお聞きしたいと思うんですが、大臣は移染という言葉を聞いたことがありますか。
○小泉(進)委員 きょうこの質問をするに当たって、私も今まで福島県を回っていましたから、出会った方々にきのう電話をしたんですね。その中のある方がこの移染という言葉を使ったんです。  これはどういうことかというと、除染というのは、汚染を取り除くから除染ですよね。その方が言ったのは...全文を見る
○小泉(進)委員 多くの問題を大臣は今触れましたけれども、一つ一つやっていきたいと思います。  除染について国が責任を十分果たしていないということは認識をしている、そういうことですね、今の答弁は。認識をしているのであれば、それをあるべき責任の果たし方にすぐに変えていただきたいと...全文を見る
○小泉(進)委員 十月一日現在で、福島市全体で十一万二千七百七十九世帯です。今の大波地区、三百六十七世帯を除染するのに年末までの計画、約二カ月半です。このペースでやっていくと、十一万二千七百七十九世帯を除染するのに何年ぐらいかかるか、これを私は計算してみました。六十四年です。今は...全文を見る
○小泉(進)委員 今の例を挙げた福島市の除染も大変ですが、これは隣の郡山市も同じです。  郡山市では、市が、除染をする団体に対して最大五十万円まで補助しますよ、それで高圧洗浄機とかを買ってくださいと。これは、市民の皆さんの受けとめがどういう受けとめか。除染するなら五十万円補助し...全文を見る
○小泉(進)委員 私は、福島を回ってきて、それぞれの地域にそれぞれの現実がある、そういった大臣の認識は正しいと思います。ただ、私は、この自治体任せは福島県内に対立の連鎖を生んでいる、そう言わざるを得ないと思います。  本来であれば、県、市、町や村、この行政だって福島県民ですよ。...全文を見る
○小泉(進)委員 実例を挙げます。  この郡山、恐らくこれは大臣ではなくて政務官の方が訪問したことがある小学校だと思いますが、そこの小学校では毎週、現時点において計七回、学校側が保護者に対してメールを送って除染に対するお手伝いのお願いをしています。それにかかるゴム手袋、長靴等、...全文を見る
○小泉(進)委員 その仮置き場について伺います。  私は、仮置き場に対する政府の方針も間違っていると思います。大臣は、二十四日の復興特でこう言いましたね。「国有林も含めて、場所の選定というのはできれば市町村にお願いをしたい。」なぜ国が前に出ないんですか。  本宮市という市があ...全文を見る
○小泉(進)委員 それでは、今月の末に、今月いっぱいですね、発表するロードマップというのは、私は、大臣のこの前の大臣所信、そして委員会での発言、両方見て読んだんですが、なかなか一回では理解できないんですね。非常に難しい言いぶりをされている。  所信表明で、大臣はこう言ったんです...全文を見る
○小泉(進)委員 このロードマップ、私は福島県民の皆さんが求めているようなロードマップとは違うんじゃないかなと思うんです。二年以内に線量を半減させます、そういう目標はわかりました。私は、県民の皆さんが求めているのは、二年後までそうやって持っていくというのはわかった、では、そこまで...全文を見る
○小泉(進)委員 大臣は、本当に震災以降、大変な御苦労をされてきたと思います。恐らく大臣は、今の体制のままで本当に除染がスムーズにいくんだろうか、そういう限界も感じることは、私はあるんじゃないかなと思います。政権をどの党がとろうと、除染は根気よく、継続的に続けなきゃいけません。 ...全文を見る