小泉進次郎

こいずみしんじろう

小選挙区(神奈川県第十一区)選出
自由民主党
当選回数5回

小泉進次郎の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第180回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○小泉(進)委員 総理、きょうは、三十分間、よろしくお願いします。  九二%、この数字が二つの別々の世論調査で、たまたまだと思いますが、同じ数字が出ました。総理は、この二つの世論調査、何と何の世論調査か知っていますか。
○小泉(進)委員 一つは、毎日新聞の世論調査で、税、社会保障に対する調査です。これは、年金や医療、介護など日本の社会保障制度の将来に不安を感じますかと。これが、感じるというのが九二%です。この問題については本論の方で触れます。  もう一つの九二%、これはきょうの朝日新聞ですね、...全文を見る
○小泉(進)委員 それでは、きょうの集中審議のテーマ、税と社会保障の一体改革について質問をしたいと思います。  今から三十五年後、私は六十五歳になります。総理に率直に聞きたいんですけれども、そのとき、私は年金をもらえますか。
○小泉(進)委員 残念ながら、多くの私たちの同世代、なかなかそうは思っていないんですね。特に、さっき九二%の、国民の多くの方々が社会保障の将来に不安を抱いている、そういう結果が出ました。  これは、例えば年金のこと。今、私、聞きましたけれども、収入が低い若い世代の方、特に国民年...全文を見る
○小泉(進)委員 それでは、全世代対応型の社会保障制度にするために、消費税の増税分を幾ら使いますか。
○小泉(進)委員 今副総理がおっしゃったとおり、五%上げる分の四%は、今の制度を維持するため、そして赤字国債で発行している部分、ここに充てる。残りの一%ですよね、その新しいものをやるのは。しかも、この全世代対応型のところに行くのは、その一%分のうちの七千億にすぎない。これで本当に...全文を見る
○小泉(進)委員 副総理がおっしゃったとおり、この世代間の公平性の問題は、損得でやるべきではありません。これは、世代間の衝突とかそういったことにしてはいけません。そこは同じ認識です。ただ、今ここまで広がってしまった、若い人たちと社会保障の給付を受けている側の人たちのこの差、これは...全文を見る
○小泉(進)委員 きょう私が取り上げたいのは、まさにその七十から七十四歳の部分なんです。  本当だったら、この七十から七十四歳の方々に二割の自己負担のお願いをしなければいけないところを一割という、毎年の予算措置で据え置いております。これは自民党の政権からそうです。これは、私たち...全文を見る
○小泉(進)委員 毎年二千億ですよね。私は、これは厳しい話、総理が言うつらい話かもしれませんが、二割に本来どおりやるべきだと思います。  今回、大綱の中で、残念ですが、これは後退したんです。なぜですか。
○小泉(進)委員 今回はやれなくて来年がやれるという意味が私はわからないんですよね。状況は何が変わるのか、わかりません。  総理、総理はどう思っていますか。
○小泉(進)委員 これは素案から検討するということに、素案と大綱はほとんど同じですけれども、その前の成案の段階から後退をしちゃったんですよ。  私も、七十から七十四歳の多くの方々、有権者の方がいますよ。しかし、なぜあえて、今一割でお願いをしている負担を二割にしてくださいと言うか...全文を見る
○小泉(進)委員 そうやって、岡田副総理もやりたかったけれども残念だ、小宮山厚労大臣も残念だ、そう言うんですが、実は、民主党が野党だったときの発言や主張を聞くと、今と全く違うんですよ。  当時は自公政権で、この二割を一割に凍結という判断をしました。私はそのときのことを知りません...全文を見る
○小泉(進)委員 総理、どう思いますか。
○小泉(進)委員 私も、いつか与党の風景を見たときに、当時の野党のときの風景と違うようなことを言ってはいけませんから、野党のときから、つらい、厳しい話をしておかなきゃいけないなと。  これからは、どの党が与党になっても、恐らく、あれができますよ、これができますよじゃなくて、厳し...全文を見る
○小泉(進)委員 では、その道筋をいつ見せてくれるんですか。
○小泉(進)委員 いや、消費税はいつだとかは書いてありますよ。しかし、社会保障のこれこれこうやりますということは、その道筋、ロードマップにないんですよ。それがないから、多くの方は、どこか頭の中で消費税の増税は避けられないだろうなということはわかっているんだけれども、一体上げてどう...全文を見る
○小泉(進)委員 いや、検討と書いているものまで道筋だと言われたら、これはロードマップと言えませんよ。ロードマップというのは、検討したものを形にして示しているものがロードマップじゃないですか。それが、いろいろなものが、今回大綱の中で、検討、検討のオンパレードなんですよ。  例え...全文を見る
○小泉(進)委員 しかし、それじゃ、結局、医療費を負担するのは、自己負担か保険料か税か、この三つしかないんですよ。それで、自己負担はだめですよとなると、保険料か税ですよね。保険料をこれからもっとふやしたら、全世代対応型どころか、全世代に負担を対応してもらうんですか。これは通るわけ...全文を見る
○小泉(進)委員 理屈としては、百円を窓口で患者さんに負担してもらうよりも、副総理は、保険料か税金の負担を上げて全ての人で負担をしてもらう方が合っているという理屈ですか。
○小泉(進)委員 ということは、そこは、今でも重い社会保険料の負担とかは、これは現役世代だって避けられないんですよ。  今回、税・社会保障一体改革のポイントの一つは、今のままの制度を維持したって、これから人口も減る、少子高齢化も進む、現役世代の負担が加速度的にふえていく。特にこ...全文を見る
○小泉(進)委員 ということは、今副総理が言ったことを整理すると、窓口百円とかをやることは別に反対じゃないけれども、その百円取るような負担を高額療養費だけに使うのは反対で、それ以外の部分であるならばオーケーだ、これでいいですか。
○小泉(進)委員 いや、ちょっと待ってください。副総理ですよ、副総理としての答弁なんです。  もう一度、その立場からの答弁をしてください。
○小泉(進)委員 今もう大綱は閣議決定されているんですよね。閣議決定されていて、野党に協議をしてくださいとお願いをしている段階で、これから党で議論したいと思います、ちょっと違うんじゃないですか、これ。私は本当にこれはおかしいと思います。  もう時間が終了したという紙が来ましたの...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○小泉(進)委員 きょうは、細野大臣と岡田副総理、岡田副総理におきましてはきのうときょうと連続ですけれども、よろしくお願いします。  まず、きょうは、細野大臣に瓦れきの広域処理について伺います。  実は、大臣が午後の質問に来る前に、午前中最後の質問は民主党の畑先生でした。同じ...全文を見る
○小泉(進)委員 瓦れきの総量に対する今の受け入れ状況、受け入れ総量ですね、これはどうなっていますか。
○小泉(進)委員 これは読売新聞の全国世論調査なんですが、岩手、宮城両県の瓦れきの処理を自分が住む都道府県で引き受けるべきだと思うか、この問いに対して、七五%の方が、政府が人体に影響がないとする範囲内の放射線量なら引き受けるべきだと。  これだけの支持の声があるのに一向に進まな...全文を見る
○小泉(進)委員 細野大臣がおっしゃるとおり、こういうのは、反対の方は声が大きいんだけれども、賛成する人は声を上げないんですよね。まさにノイジーマイノリティーとサイレントマジョリティーのこういう構図になるんです。そこでどうするかですね。  そこで、私は、総理が打ち出した広域処理...全文を見る
○小泉(進)委員 風評被害に対する具体的な支援とかは考えていますか。
○小泉(進)委員 細野大臣は、島田市の方のお茶をがばがば飲んでいると言いましたけれども、これから受け入れる先の特産品をがばがば飲み続ける、食べ続けるわけにはいかないでしょう。私の地元神奈川県横須賀市の、県が持っている最終処分場がある地域は、海産物もあります、農産物もあります。それ...全文を見る
○小泉(進)委員 知事や受け入れようとしている側が求めている国の責任という意味は、法律を、しっかり根拠となるものをつくってくださいという意味なんじゃないですか。大臣、どうですか。
○小泉(進)委員 ちょっとそこは微妙に、きのう要望書を手渡した側の知事と受けとめ方が違うなと私は思うんですね。  きょうの新聞で、黒岩知事は、きのう総理と細野大臣とお会いをした後に、記者団に対して、国が責任を持って受け入れることを法的なメッセージで出すことが大事と伝えた、相当早...全文を見る
○小泉(進)委員 今の御答弁ですと、新たに法律をつくるんじゃなくて、今の法の枠組みの中で最大限どれだけ進めていけるかという考えだそうですが、実はそこも一つのポイントだと思うんですよ。さっき、畑委員が最初にちょっと言ったんですけれども、制度的措置、法的根拠。国が一定の権限を行使すべ...全文を見る
○小泉(進)委員 それで進むかどうか、厳しい面というのは、具体的にどういうことですか。
○小泉(進)委員 でも、もし委託となった場合、向き合うのは政治家同士ですよね、国と自治体の首長。これが向き合うことの意味と、国や行政側と、そうではない、例えば自治会、町内会、こういうところが向き合うという意味は、全く別の次元なんですよ。  これはどういうことかというと、実は、き...全文を見る
○小泉(進)委員 確かに今言ったとおり、その協定なんですよね。県が持っている処分場とその処分場がある地元自治会が結んでいる協定。震災の瓦れきを受け入れるに当たっては、県と当事者の地元の自治会、町内会で、この協定の書きかえの作業が必要になるんですよ。ここが非常に大変なんです。  ...全文を見る
○小泉(進)委員 この問題は、もう全力で支援をしたいと思います。  細野大臣、三月五日の産経新聞の朝刊に、インタビューを受けて、「がれきの広域処理がなぜ進まないのか」という問いを受けてこう答えていますね。「被災地の実情を国民の皆さんに知らせることができていない。被災地へ行くと愕...全文を見る
○小泉(進)委員 実は、私も最後の部分を考えていたんですよ。どうか、受け入れる側の町内会長さんとかそういった方々と一緒に被災地に行けないかなと。  今の細野大臣の御発言ですと、これは国がお金も負担をしてそういった被災地の現状を見てもらうような、ツアーと言ったらおかしいですけれど...全文を見る
○小泉(進)委員 非常に前向きな支援策の検討をありがとうございます。  ぜひそのことを多く周知していただいて、少しでも早く、一日でも早く、この瓦れきの広域処理が進むことを私も全力で御支援するということで、次の問題に移らせていただきます。  細野大臣、ありがとうございました。ど...全文を見る
○小泉(進)委員 きのうの答弁にあるように、必要以上に病院に行くという言葉が今、副総理の言葉からありましたけれども、これは、例えばどういうイメージですか。例えば整形外科に行っている方とか、膝とか腰が痛いとか、そういう方々の感じなのか。眼科とか内科とかなのか。どういう部分で、ちょっ...全文を見る
○小泉(進)委員 それを抑えてというか、それで医療費の抑制を図る、そういった感じのことでよろしいですか。
○小泉(進)委員 それだけこうやってかみ合うんだけれども、何で今回これができなかったんですか。なぜこれが実行できなかったんですか、この百円の案。
○小泉(進)委員 医療費の負担を誰がするのかというのは、結局三つしかないです、税と、保険料と、そして自己負担。その中で、自己負担ではなくて税と保険料、このどちらかでやるべきだというのが私の考えだというふうに、きのう岡田副総理はおっしゃったんですよね。ただ、きのう、私、納得できない...全文を見る
○小泉(進)委員 ただ、大臣が考えているように保険料で負担するべきだという考えをとると、若い人や現役世代の保険料負担はますますふえるんですよ。そこの部分を考えているから岡田副総理は、私のこの窓口百円はやるべきだった、そういうことに対する意見について、必要以上に病院に行くことを抑え...全文を見る
○小泉(進)委員 いや、それは大臣、答えになっていませんよ。取りやすいところから取るという話じゃなくて、この百円の窓口負担というのは、今までのことを考えたら、むしろ取りにくいところ、自己負担のところから取ろうとしているんじゃないですか。  それを真っ正面から向き合わないと、これ...全文を見る
○小泉(進)委員 それでは、こういう負担に向き合うような議論を、大綱を閣議決定してしまった後にどうやって与野党で協議していくんですか。  このことについて、結構きのうは前向きな、これから議論したいみたいなことを言っていましたけれども、そこはどう考えているんですか。
○小泉(進)委員 では、例えば、今私が言ったようなこの窓口百円、どうか民主党の皆さんに聞いてみてください。恐らくそれで反対が多かったから大綱に書けなかったんじゃないですか。そこら辺、答弁をお願いします。
○小泉(進)委員 結果はやってみなきゃわからないというのは、大綱になる前に皆さんまとまって、大綱にして、それで持ってくるというのが筋の話なんじゃないですか。  だって、もし、この話を、わかりました、では一回持ち帰りますと党に持って帰って、今も反対だという声が結構ありましたけれど...全文を見る
○小泉(進)委員 もう時間が来たということですけれども、私が、例として、窓口百円、そして、七十から七十四歳の方々の自己負担を本来どおり二割に戻すべきだと言うのは、大きな目で見たときに、明らかにこのままじゃもたないんです。若い人は誰もがわかっているんです。それに向き合わないことに対...全文を見る
○小泉(進)委員 ありがとうございました。
08月07日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○小泉(進)委員 きょうは、御質問の時間をいただきまして、委員長初め、委員の皆様、本当にありがとうございます。  今、自民党の青年局では、毎月十一日に被災地を訪問する事業をやっていまして、その現場を見て見聞きしたことをきょうはちょっと大臣にお伺いもしたいと思いますが、今、我が党...全文を見る
○小泉(進)委員 要は、福島については特に人が足りない、そういう捉え方ですか。
○小泉(進)委員 今、この福島の問題に当たっている復興庁、復興局の方々が何人ぐらいで、それをどれぐらいふやすようなイメージで考えているんですか。
○小泉(進)委員 今の状況は、足りないという認識だということはよくわかりました。あと、これからどういう体制をつくっていくか、これをしっかりと見ていきたいと思います。  きょうは、その福島の産業復興企業立地補助金の問題についてちょっと時間を割きたいんです。  最近のニュースの中...全文を見る
○小泉(進)委員 副大臣の御答弁は、要はお金が足りなくなって、今は、申しわけないけれども大企業とかについては補助率のカットを要請しているということですが、この補助率を当初の予定よりも引き下げることをお願いしている理由は、お金が足りないから、これでいいですか。
○小泉(進)委員 今の御答弁だと、別にお金が足りないわけじゃない、それを精査するんだみたいな感じですけれども、予算は十分あるけれども、今後の積み増しも考えているけれども、この千七百億円ぐらいをしっかり使うために、もう少しお願いをしているということなんですか。  私は、これは単純...全文を見る
○小泉(進)委員 副大臣はちょっと、お金がないということを言わないような答弁資料を持っているのかもしれませんけれども、私、ここに来て必要なのは率直な姿勢だと思いますよ。恐らく国側も、制度をつくる段階で、まさかここまで来ると思わなかったんでしょう。県側だってそういう部分もあるかもし...全文を見る
○小泉(進)委員 そういう理解だと、恐らく県側との溝というのはやはりまだ残るんじゃないですか。  きのうも、実は県の関係者にお話を聞いたんですが、先ほどから副大臣もそして大臣も言っていますけれども、この千七百億円は五年間だと。きょうの質問の前にも、参議院の委員会、また衆議院の委...全文を見る
○小泉(進)委員 大臣がそう言うのが仮にそうだとしたら、恐らく県として考えるのは、この千六百億円をどうやって五年間で使うかという年次計画とかを立てると思いませんか。そういうのを立てないで、千六百億円。  こういった状況を見ていても、本当にこの制度をつくるに当たっての国と地方の、...全文を見る
○小泉(進)委員 いや、今の答弁を聞いていても、県とのコミュニケーションがとても十分だとは思えません。やはりそこら辺のギャップというんですか、これがいろいろなところで見えているんじゃないですか。  特に、平野大臣が尽力をしているこの野田政権、就任の記者会見で、福島の再生なくして...全文を見る
○小泉(進)委員 こういったことも含めて、私は、もう信頼の前提がないんですから、この企業立地補助金についても、私は国と県のコミュニケーション不足というのは否めないと思っています。その中で、やはりお互いにとって、率直に、こんな事態だとは思わなかったんだ、そういった率直に認めることか...全文を見る
○小泉(進)委員 県外企業が一割もいかない九件、これを、副大臣、どう見ていますか。
○小泉(進)委員 今この福島の企業立地補助金の議論の中で出てきているのは、被災地全体の、近隣県とのバランスという議論ですよね。近隣県とのバランスということを含めて、今の質問、ちょっとしたんですけれども、例えば、九件という県外企業だけじゃなくて、もっと仮に多くて、県外からももうばん...全文を見る
○小泉(進)委員 さっきから平野復興大臣、経産副大臣、もう当たり前のように補助率引き下げの話をしていますけれども、それは制度をつくる中でもともと県と協議していたんですか。仮にこういう事態が起きた場合、補助率は下げますよ、そういうこともやっていましたよ、これは協議していたんですか。
○小泉(進)委員 そういう答弁だと何も得られないんですけれども。  三分の二以内だと説明したというのは、もっと掘り下げて説明していただきたいんですが、三分の二以内だから、これは場合によっては三分の二じゃないこともありますよと言いましたか。
○小泉(進)委員 それは、ほかのところではそういうケースがあるから説明をあえてしなかったということでいいですか。
○小泉(進)委員 谷先生も今横からボールを投げてくれましたけれども、福島というのは有事の中の有事ですよね。だからこそ、このふくしま産業復興企業立地補助金という、全国の企業を支援するような補助金とは別枠で制度をつくっているんじゃないですか。  だとしたら、この補助金は、ほかの補助...全文を見る
○小泉(進)委員 今大臣の答弁も、私は、そういうところがやはり心が通わない、伝わらない部分だと思うんです。それは何分の何以内といったら、そこを期待しちゃうだろうけれども。それは期待しますよ。それは期待します。国会や永田町で出回っているような法案に関する資料とか、普通、読めませんし...全文を見る
○小泉(進)委員 やはり増額や積み増しというのはどうしても言えない一線なんだな、そういうことがきょうの三十分でよくわかりました。  民主党政権が、予算がない、お金がないという言葉に、私はすごい抵抗感があるんですよ。無駄を省けば幾らでも金はあると言って政権をとった政権が、現場でこ...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○小泉(進)委員 小泉進次郎です。  きょうは、一時間の持ち時間の中で、よろしくお願いします。  まずは、きょうの読売新聞の一面の「マニフェスト全面謝罪」というこの記事から、ちょっと岡田副総理に御感想をお聞きしたいんですが、きのう、民主党がマニフェストの反省を総括したマニフェ...全文を見る
○小泉(進)委員 今副総理が言及されたマニフェストの財源確保の点なんですが、きょうの新聞記事によりますと、その原案の要旨が載っているんですね、各項目。そして、このマニフェストの財源確保というのが私は一番のみそだと思うんです。つまり、この財源が確保できていれば、皆さんがやりたかった...全文を見る
○小泉(進)委員 今の副総理の説明を聞いていますと、最大の原因というのは、既存予算の切り込みや税制改正の大胆な改正ができなかったことというよりも、大臣たちがやりたいことをできない、党とのあり方なんじゃないですか。今の大臣の説明を聞いていても、配偶者控除にしても、私は廃止論者だ、意...全文を見る
○小泉(進)委員 その財源確保の件でもう一つ言えば、さっきの書きぶりを説明したとおりですが、なぜ今、政権与党にありながら、既存予算の切り込みと税制改正の不足を自分たちで指摘できるのに、政権の四年間、この最後のチャンス、最後の予算編成ですよね、まあ、いつ選挙をやるかどうかは別の問題...全文を見る
○小泉(進)委員 いや、私、そこがわからないんですよね。今、予算編成の過程の中であるのに、そういう切り込みができなかったというものを今つくっているんですよ。もうこれは、やっているときからギブアップじゃないですか。  今の副総理の発言ですから、私、そこは、恐らくこの総括をつくった...全文を見る
○小泉(進)委員 では副総理、当時の外務大臣としても、この外交の失点という総括は、そのとおりだろう、同意するという見方でよろしいですか。
○小泉(進)委員 今回、これが、原案が原案どおりいくのか、それとも民主党内でいろいろな議論があるのかわかりませんが、私は、ここまであらゆる項目で反省を述べるのであれば、これ以上政権にいる理由はないと思いますよ。ぜひその反省を国民の皆さんに問うて、その上で、皆さんがどう判断されるの...全文を見る
○小泉(進)委員 いや、副総理がそう言うんでしたら、今の反省点を列挙した上で、これからその反省を踏まえてこうやりますから、最後の予算編成のチャンスを下さい、予算編成を見ていてください、それを言うんだったら論理的だと思うんですよ。  マニフェストの反省の根源は、財源確保できなかっ...全文を見る
○小泉(進)委員 今回の予算編成に関して今の三分野というのを言いましたけれども、今の予算編成とかで必要なのは、その程度の切り込みじゃないと私は思います。ですから、きょうの質問は、残り時間、この切り込みという部分でいろいろな論点を挙げたいと思うんです。  まず最初に、これは、副総...全文を見る
○小泉(進)委員 副総理はそこはぶれていないんですよ、確かに。これはやるべきだと。私が三月に質問をした後も、四月、この新聞にもありますけれども、副総理が出張で青森に行った際にも、政府としての議論はこれからだが、早期に二割に戻すべきだ、そもそも暫定的な措置なんだと。これは私、全く同...全文を見る
○小泉(進)委員 この問題、ぜひ副総理には、最後までその筋を曲げないで閣内で議論して、最後の決着をこの予算編成過程で見ていただきたいと思います。  この問題は、決して小さな問題ではなくて、税・社会保障一体改革の中にある大きな項目の一つ、社会保障のあり方を、高齢者偏重から若い世代...全文を見る
○小泉(進)委員 一割から二割に戻すという意味では、副総理と同じ思いを持っているということは三月からわかっていることなんですが、それならなぜできないのかなんですよ。  しかも、仮に今の副総理の思いがかなって一割から二割にするとしたら、来年の四月からそうなる。そうすると、今、十一...全文を見る
○小泉(進)委員 どこかのタイミングでと言いますけれども、これはもうどこかのタイミングをはかっていたらできませんよ。これはもう今国会中に答えを出すべきじゃないですか。いかがですか。
○小泉(進)委員 副総理はさっきからずっと、これに関してはやるべきだという論者だと自分もお認めですよね。なぜそれができないんですか。三月、野田総理も前向きでしたよ。そのときの厚労大臣も前向きでしたよ。総理、副総理、担当大臣がやるべきだという思いが、なぜできないんですか。
○小泉(進)委員 それは当たらないと思いますね。議論するタイミングなんて、今までさんざん議論してきたじゃないですか。もうタイミングは議論のタイミングじゃなくて、決断のタイミングですよ。  さっき副総理もうなずいていたように、この措置というのは別に新たな法改正も何も要らないじゃな...全文を見る
○小泉(進)委員 それは、負担の話というのはわかってやっているんです、私も。それは消費税の話も負担ですよ、これから八%、一〇%になる、その負担もわかっているけれども、もう負担を避けた議論なんて、到底、今の日本、できるわけがないじゃないですか。いや、これは負担の話だから、まだ議論を...全文を見る
○小泉(進)委員 では、決めるということでよろしいですね。確認をさせてください。
○小泉(進)委員 だから、議論はしてきたじゃないですか。その上で、もうあとは決断のタイミングだけという環境じゃないですか。まだ議論をしたいんですか。副総理、何で、これだけ副総理はやらなきゃいけないと思っているのに、その一言が言えないんですか。やります、もしくは、やりたいからその件...全文を見る
○小泉(進)委員 さんざん任せ続けてきて、何も動いているのを見ていないんですよ。だからそうやって言っているんですが、今の答弁を聞いていても、これはまた先送りですね。恐らく、そういった負担の話というのは次の政権が全部片づけてくれればいい、そういうふうに思っているのかもしれませんが、...全文を見る
○小泉(進)委員 今、日本というのは、二〇二五年まであと十三年間ですか、あと十三年かけて六十五歳へ引き上げる過程にありますよね。女性は二〇三〇年まで。ただ、今の日本の置かれている構造的な問題、人口も減るし、少子高齢化も進む、高齢化比率は世界で一番高くなる、そういったことを考えると...全文を見る
○小泉(進)委員 今の副総理の最後の部分、今、三年に一歳上がっている日本の支給開始年齢の引き上げのスピードを速めるという議論もあるというのは、二〇二五年までに男性は六十五歳、二〇三〇年までに女性は六十五歳、これをタイムスケジュールを前倒しという、そういった考えですか。
○小泉(進)委員 今のは副総理としての考え方ではないんですか。
○小泉(進)委員 個人的な意見を言うことは否定しませんが、全部そうやって個人的な意見で逃げられると、これは私の一人だけの思いですからで副総理として座っていられると、何が本当かわからないので、はっきりしてほしいと思うんです。  今副総理が言ったこのスケジュールの前倒し、さらっと言...全文を見る
○小泉(進)委員 いや、若いと立場を踏み外してでも議論をしたくなると言っていただけるのはありがたいことなんですが、立場を踏み外して発言をされては、そこの席にいる意味はないと思います。それは、副総理という立場を踏まえた発言だから、そちらの席にいるんですよね。今の議論は、副総理として...全文を見る
○小泉(進)委員 何か副総理の発言を聞いているのか一議員の発言を聞いているのかわかりませんが、とにかく副総理は社会保障の切り込みを本音ではかなりやりたいんだということはわかりますよ。だけれども、残念ながら民主党からはそれが出てこないんです、社会保障の切り込みが。これは不可欠なんで...全文を見る
○小泉(進)委員 最後にそういう特例水準のお願いをされましたが、お願い事をするんだったら、うそつきと言われないように頑張っていただきたい、それを副総理から総理にお伝えをいただきたいと思いますね。  次に行きます。  総務大臣、お待たせしました。  きょう総務大臣にお聞きをし...全文を見る
○小泉(進)委員 武正副大臣、いかがですか。
○小泉(進)委員 行革担当でもある副総理はいかがですか。
○小泉(進)委員 樽床総務大臣は、十一月二日の記者会見、この今回の財務省が出したデータに対してこういうふうに言っていますね。臨時的な措置の数字と通常の数字を並べて議論するのはけしからぬと。  この臨時的な措置の数字というのは、樽床総務大臣の意味するところは、七・八%、震災対応で...全文を見る
○小泉(進)委員 だとすると、同じく恒久的な数字を並べればいいんですよね、この二年間に時限を区切らないで。  だから、私、この二年間の震災対応の国家公務員の七・八%の給与カットも、名目として震災対応とついているのであれば、震災対応なんて、復興まで、これは宮城県、岩手県、八年から...全文を見る
○小泉(進)委員 樽床総務大臣が、総務大臣として、地方の努力をないがしろにするような議論は許さぬという思いはわかります。ただ、これは、副総理も記者会見で言っているとおり、地方によってでこぼこがあるのも事実なんですね。頑張っているところ、また、そうじゃないところ、もう少し頑張ってほ...全文を見る
○小泉(進)委員 民主党政権になってから、一丁目一番地というのはこの地域主権改革だということを言っていますが、この三年ちょっと見ていて、それが一丁目一番地だと思っている人はほとんどいないと思います。  地方に任せるというのは、これは言葉としてはきれいな言葉ですが、現実を見ている...全文を見る
○小泉(進)委員 長浜大臣が就任後、たびたび福島県含め被災地に足を運んでいることは見聞きしております。その中でぜひ、原発担当大臣というのは福島担当大臣である、これは佐藤雄平知事の言葉ですけれども、同じく、そういう思いで福島県にしっかり向き合って取り組んでいただきたいと思います。 ...全文を見る