河野太郎

こうのたろう

小選挙区(神奈川県第十五区)選出
自由民主党
当選回数9回

河野太郎の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○河野(太)分科員 河野太郎でございます。  本国会で外務委員会に配属になりました。本日は外務省に幾つかの御質問をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず最初に、現在懸案事項になっておりますペルー事件でございますが、ペルー事件への対応で、本省及...全文を見る
○河野(太)分科員 金額的には幾らぐらいになりますでしょうか。
○河野(太)分科員 来年度の予算の中でペルー事件に関連した経費はどのように取り扱うのかをお聞かせいただきたいと思います。
○河野(太)分科員 このペルー事件が終了いたしましてから、なぜこうした事件を未然に防ぐことができなかったのか、あるいは事件に対する対応が適切であったのか、あるいは外務省のオペレーションルームを初めとして、危機管理に対する用意が万全であったのかどうかということを総合的に見直さなけれ...全文を見る
○河野(太)分科員 もう一つのテーマに移らせていただきます。  まず最初に、一般論をお伺いいたしますが、一般論として、諸外国から、日本と各国の、関係があります外交文書の公開について、この文書を外国の情報公開法その他に基づいて公開をしたいというような事前協議があった場合、外務省で...全文を見る
○河野(太)分科員 一般論として、例えば韓国からそういう事前協議があった場合に、大臣を補佐して最終的な会議に参加をするのは外務省のどういったメンバーでございますか。
○河野(太)分科員 韓国の外務省筋の話によりますと、昨年の末に、韓国の情報公開法に基づいて日韓交渉に関する外交文書を韓国側で公開をしたい、そういう申し入れがソウルの日本大使館を経由して外務省に入った。外務省は、先ほどの答弁のとおりでしょう。アジア局並びに官房その他が御審議をされて...全文を見る
○河野(太)分科員 今回の韓国の外交文書の情報公開のケースは、日朝交渉に関すること、あるいは国民感情に配慮をしてということでございますが、実は韓国の内政に関する政治的な配慮があったのではないかということもあるのではないかと思います。これはかなり高度な政治判断があったと考えて差し支...全文を見る
○河野(太)分科員 今回の日本の外務省の外交文書の公開でも、日韓交渉に関する部分は日朝交渉に影響を与えるということで公開をされませんでした。日韓交渉に関する外交文書が日朝交渉に影響を及ぼすとすると、例えば戦後補償の問題とかそういったところが考えられると思うのですが、それ以外に日韓...全文を見る
○河野(太)分科員 日韓交渉に関する文書の審査がどの程度進んでいるのか、それではお教えいただきたいと思います。
○河野(太)分科員 それでは、外交文書が情報公開をされるための審査というのは既に始まっていると考えてよろしいでしょうか。
○河野(太)分科員 日韓交渉の内情に関しましては、既に韓国側で「実録 朴大統領と日韓会談」という本が九五年に出版され、ここにある記述がどうもある程度外交文書に基づいているのではないだろうかというような話もございますので、その辺を少し外務省は考慮をしていただいて、文書の審査をなるべ...全文を見る
○河野(太)分科員 日米安保に関する文書の審査を慎重に進めておられるということでございますが、この両国の間の文書については、それほど慎重、もちろん慎重であることは当たり前でございますが、日韓、日ロと比べて、極めて慎重にやらなければならないという理由は薄いのではないだろうかと思いま...全文を見る
○河野(太)分科員 一年後なのか五年後なのか十年なのか、はたまた百年かかるのか、その辺だけでもお教えいただきたいと思います。
○河野(太)分科員 劣化ウラン問題を初めとして、外務省の情報公開に対する姿勢にやや国民から疑問の声が上がっているのではないだろうかと思います。秘密外交をしないという日本の外交の方針もございますから、外交文書の原則公開という大原則はきちんと守られなければいけませんし、守られるだけで...全文を見る
○河野(太)分科員 どうもありがとうございました。
03月21日第140回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○河野(太)委員 河野太郎でございます。  外務大臣並びに外務省にこの件につきまして、お時間をいただいて質問をさせていただきたいと思います。今回名称変更等がございます公館に関する質問に入ります前に、少しお時間をいただいて、前回の予算委員会の分科会における質問のフォローアップをさ...全文を見る
○河野(太)委員 ラフな数字で結構でございますので、最新の数字をお答えいただきたいと思います。
○河野(太)委員 国会の予算委員会でございますから、手に入る限りの一番精緻な数値で、それが実際の額とは違うかもわかりませんが、議論の参考にするに一番足る数字を出していただかなければ、国会で予算が審議できないわけでございます。誤解を生むおそれがあるのならば、そういう前提条件をはっき...全文を見る
○河野(太)委員 ただいまお答えをいただきました数、足しまして三万人に満たない数字ではございますが、この三カ所の総領事館が管轄する邦人を含め、今現在、全世界に日本人の方が約七十万とも八十万とも言われる数、長期滞在をされているわけでございます。そして、この七十万、八十万という日本人...全文を見る
○河野(太)委員 この三カ所、香港及びムンバイ、チェンナイの三カ所の総領事館の管轄に入る日本人の方がその選挙権を行使することを認められる、仮にそういうことになった場合に、この二万一千七百六十六人及びムンバイ、チェンナイの約千人近い方々は、どのような方法で投票をされることになるのか...全文を見る
○河野(太)委員 今、郵便投票と在外公館における投票と両方を併用するような御答弁をいただきました。  外務省の方で、それぞれの公館がどれくらいの範囲をカバーしているかという表をつくっていただきまして、私、これを見させていただいたのですが、こうしてそれぞれの地区を見ておりますと、...全文を見る
○河野(太)委員 この海外に住んでいる日本人の方々が、事実上選挙権を行使することができない状況がこんなにも長い間続いているということは、大変におかしな状況でございます。ぜひ外務省は、これを早く解決する立場から積極的に政府部内でも行動をし、あるいは発言をしていっていただきたい、ぜひ...全文を見る
○河野(太)委員 赴任される総領事あるいは領事の給与の格差以外に、附帯的なフリンジベネフィットといいますか、どのような格差が総領事と領事にはあるのでしょうか。あるいは総領事館と領事館にはどのような差があるのでしょうか。
○河野(太)委員 これで領事という発令がなくなり、すべて総領事という発令になるということになりますと、例えば給与面にしても、今まで総領事と領事と二クラスあったものが一クラスになるわけですから、総領事の待遇を含めた見直しをされるのでしょうか、あるいはその総領事の中を一号総領事、二号...全文を見る
○河野(太)委員 外務省の若手が海外に赴任されるとき、あるいは研修生として海外に行くときに、行った先の地方によってはとても生活ができない、自腹を切って持ち出してやらなければいけない、今もあるのかどうかわかりませんが、かつてはそういうようなところがあったという話をいろいろと聞いてお...全文を見る
03月25日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○河野(太)委員 臓器移植法案について、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  私自身、角膜及び腎臓のドナー登録をさせていただいておりますし、私の友人にも臓器移植を待っている人間がおります。そういう意味で、私は、これをできるだけ進めていきたいという立場ではございますが、幾...全文を見る
○河野(太)委員 済みません。私の質問は、竹内基準は「一般に認められている医学的知見」であるかどうかということでございます。
○河野(太)委員 第六条三項には、「一般に認められている医学的知見」に基づいて厚生省令を定めるとあります。そうすると、「一般に認められている医学的知見」が定まっていないのであれば、厚生省令をつくることができないのではないでしょうか。竹内基準が非常に限定された分野でしかまだ認められ...全文を見る
○河野(太)委員 そうすると、「一般に認められている医学的知見」であるということでございますね。もし、竹内基準が「一般に認められている医学的知見」であるのならば、それに基づいて脳死の判定を行えばいいのではないでしょうか。「一般に認められている医学的知見」に基づいて厚生省令をつくる...全文を見る
○河野(太)委員 私も、今の現状を見ておりますと、日本で臓器移植をするためには法律をつくらざるを得ないということには、残念ながら、そう考えざるを得ないと思います。ただ、その中に脳死の判定基準を省令として入れるということには、私は、それは余り好ましくないのではないかと思います。 ...全文を見る
○河野(太)委員 この竹内基準の名前がつけられました竹内氏でございますが、その著書の中に「脳死とは何か」という本がございます。その中に、例えば「脳死に至る道筋には必ず脳循環の停止がある」という一項がございます。例えば今の竹内基準を見ておりますと、機能が死んだことによって脳死である...全文を見る
○河野(太)委員 今、視床下部の話が出ましたが、脳死という判定が下されても視床下部からホルモンが分泌されているというような例が報告されてもございます。視床下部の細胞が生きておりホルモンが出ている、そういう状況でも本当に脳死と言えるのかどうか、そこは私も疑いがあるところではございま...全文を見る
○河野(太)委員 厚生省の方、いかがでしょうか。
○河野(太)委員 今議論に出ております補助手段としての検査項目については、現時点で厚生省はいかがお考えでしょうか。
○河野(太)委員 厚生省の省令に委任をしてしまいますと、本当にここで議論をされていることが的確に盛り込まれるのかどうか、今の答弁を聞いても、例えば脳血流停止の件については厚生省は触れられませんでしたけれども、そういうところの、何といいますか、靴の上からかゆい足をかいているようなと...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございました。
04月01日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○河野(太)委員 河野太郎でございます。  連日の御審議、御苦労さまでございます。本日は、心臓の移植に関して幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  今こうした臓器移植の法案が国会に上程されましたことによって、この法律さえ通って臓器移植ができれば、心臓移植さえ始まれば、...全文を見る
○河野(太)委員 その場その場と言うとちょっと変な表現になりますが、その患者ごと、あるいはその病院ごと、その施設ごとに受けるかどうかを決めるということであると、公平性の面からいってやや問題が出てくるのではないかと思います。  例えば、一九九三年の三月に移植関係学会合同委員会が適...全文を見る
○河野(太)委員 私も、全国共通の基準をぜひつくっていただきたいと思いますが、この適応基準というものは、医師が心臓移植という療法をとるかあるいはそうでない療法をとるかという、医学的なお医者さんの判断だと思います。そうしますと、仮に全国共通の基準だというものができたときに、まさかこ...全文を見る
○河野(太)委員 厚生省の方も、適応基準が行政によって省令としてあるいは政令として定められるものではないことを御確認いただきたいと思います。
○河野(太)委員 こうした統一基準が確立されてつくられた、そう仮定をいたしまして、それがもしどなたかによって守られなかった場合に、処分、処罰といいますか、罰則みたいなものはどのようになされることになるのでしょうか。
○河野(太)委員 ルールがつくられた後、それにまつわる倫理的な問題についてどうすべきかということが、広く移植に関係をする医師の間で自律的にそうしたルールがつくられることを、私はぜひ望むものでございます。  そのルールの話に少し入りたいと思うのですが、一九九三年三月の移植関係学会...全文を見る
○河野(太)委員 そうすると、この移植学会の九三年三月の書類を見ますと、「六十歳未満が望ましい」となっておりますが、新しくできるルールとしては、六十歳に達した者は移植以外の道を選ぶ、そういうことになると了解をしてよろしゅうございますでしょうか。
○河野(太)委員 スタンフォード大学あるいはマサチューセッツ総合病院その他、諸外国のいろいろな適応基準を見ておりますと、その中にあってこの移植学会の適応基準にないものが幾つかあるように思います。  一つは、諸外国におきましては、人工補助心臓をつけた者を優先するという例が書かれて...全文を見る
○河野(太)委員 失礼しました。適応基準と選択の基準と、どうも多少私が混同していたようなところがあるようでございます。申しわけございません。  適応基準の中の人間の中で今の選択基準で優先順位はっけられる、そういうふうに了解をさせていただきたいと思いますが、それでよろしいでしょう...全文を見る
○河野(太)委員 はっきりわかりました。ありがとうございます。  先ほど、中山先生の方から、年間で心臓移植の適応患者が大体五百人から六百人というふうに数字が具体的に挙がりましたが、それでは、提供される心臓というものは、大体この法律が施行されて幾つぐらいになるものでしょうか。なか...全文を見る
○河野(太)委員 人数が少しわからないということでございますが、少し心臓移植にかかる費用についてお尋ねをしたいと思います。  本当ならば、一人当たり幾らで大体何例ぐらいということになるのかと思いますが、人数の方がわかりませんので多少中途半端になってしまうかと思いますが、かつて茨...全文を見る
○河野(太)委員 そうしますと、先般、報道で、海外で移植を受けるのに七千万とか一億とかいう数字があったように思うのですが、それに比べるとはるかに安い、安い金額で済むというのが何か変な言い方かもしれませんけれども、ということだと思いますが、それに関する、例えば健康保険でどこまでカバ...全文を見る
○河野(太)委員 日本と諸外国を比べた場合に、例えばがんを例にとってみますと、がんの治療の場合、諸外国の方は、これは全く私の主観的なあれでございますので、そうでないとおっしゃるかもしれませんが、諸外国の場合は患者さんの生活水準をどう維持していくかというところにだんだん重点が移って...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございます。  ちょっと時間がありますかどうかわかりませんが、最近、双子あるいは三つ子が生まれる前に、胎児の段階で減数処置を行って、その脳組織を、どういうのでしょうか、ちょっと私も具体的に見たわけでもありませんので、脳組織をとっておいて、その胎児の脳...全文を見る
○河野(太)委員 このケースは適用されないということのようでございますが、こうした新しい技術というのがどんどんとやはり出てくるものだと思います。そうしますと、ここで決めた仕組みも、この法律が決める仕組みもそれに合わせて変わっていかなければ、今度は逆に医学の進歩を妨げることになるの...全文を見る
○河野(太)委員 ここで厚生省令で決められるものは非常に医学的なものになると思います。そうしますと、そうしたものを国会がイニシアチブをとって変えていくのはなかなか難しいのではないか。それからもう一つは、厚生省が、いやこれは変えなければいかぬということで変えるということですと、私は...全文を見る
○河野(太)委員 質疑時間が終了いたしましたのでこれにて終わらせていただきますが、繰り返しますが、私は、行政が関与するのではなく、あくまでも医師が自律的にこうしたことに対処できるようになることを強く望むものでございます。  どうもありがとうございました。
04月17日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
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○河野(太)委員 毎回私は佐藤先生の演説の後に質問をすることになっておりまして、大変やりにくいのでございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。  麻生長官の所信表明演説の中に、消費者がもう少し自己責任を持ち、自立していかなければならないという一説がございました。今までは、が...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございます。私もそのとおりだと思います。消費者になるべく多くの情報を開示して、消費者がそのもとに消費行動を行う、リスクがある、ないというのは、消費者が与えられた情報をもとに判断して行動していかなければいけないのではないかと思っております。  それで、...全文を見る
○河野(太)委員 その七品目、量的にはどのぐらい入っておりますでしょうか。
○河野(太)委員 その七品目の表示はどうなっておりますでしょうか。
○河野(太)委員 コーデックスが始まっているのは承知をいたしております。コーデックスに臨むに当たって、コーデックス委員会からペーパーが出ている、そのペーパーに対しまして、ヨーロッパでは、ほとんどの遺伝子組み換えが行われている食品についての表示をするようなルールがEUのルールとして...全文を見る
○河野(太)委員 次の質問は厚生省にお伺いをするのがいいのかもわかりませんが、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスンという、これはかなり権威のある医学誌であると思いますが、その中に、今御答弁のありましたアレルギーの問題が実は出ております。  一九九六年三月十四日号でご...全文を見る
○河野(太)委員 そうしますと、今まで知られているアレルギーのもと、アレルゲンについてはそういうことがないことを確認しろということになっているけれども、そうでない部分についてはよくわからぬ、そうでない部分については確認のしようがないのでそのままにしている、そういうことでよろしいで...全文を見る
○河野(太)委員 できる限りのことはやっているが、その先にあることについてはわからないということではないかと思います。また、胃液で云々ということは、例えば、胃潰瘍の手術などで胃を取ってしまった場合にはそのまま直接腸へ入ってしまうこともあり得るということで、やはり必ず一〇〇%防ぐと...全文を見る
○河野(太)委員 済みません、質問の時間がなくなりましたので手短にお答えをいただきたいのですが、先ほどお話のありましたマーカーの話でございますが、遺伝子組み換えをするときのマーカーとして抗生物質耐性のものを使う、それを食べ続けると抗生物質に耐性ができてしまうのではないかというよう...全文を見る
○河野(太)委員 時間でございますので終わりにいたしますが、コーデックス委員会の文書を見ておりますと、安全であるのは大前提で、安全でないものは市場に出してはならぬ、しかし、安全である商品に必要な情報を表示するというのもまた必要なことであるというようなことが文書にうたわれております...全文を見る
04月18日第140回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○河野(太)委員 河野太郎でございます。  この法案は大変大事な法案であると思いますし、この法案は日本にとって絶対に必要だと思います。環境庁長官を初め、関係者の御努力で無事に国会にこの法案が提出されました。本当にお疲れさまでございます。しかし、少し中を読みますと確かめたいことが...全文を見る
○河野(太)委員 今のお二人の答弁に全く納得ができません。どういう対立がどういう経緯で解けたのかということをお伺いをしているわけですが、何か時系列的な経緯を御説明をいただいただけで、答弁になっておりません。もう一度御答弁をいただきたいと思いますが、ちょっと時間の方も関係がございま...全文を見る
○河野(太)委員 法律をつくるもとになる審議会が議論をするのに、自分の名前が出ては自由濶達な議論ができないから名前を伏せてくれ、そういう人間がメンバーとして入っているのは非常に民主主義の世界としておかしいことではないかと思います。自分の名前が出るなら私の思うとおりの発言は差し控え...全文を見る
○河野(太)委員 部会長が部会長の責任において会議を運営されていくということに私は全く異存はございません。ただし、その以前の大前提として、審議会の委員の方は名前を出してきちんと発言をしていただく、そしてそれを記録にとどめて公開をする。これはその部会長の意向の前に、もうそれは当然の...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございました。  この議事録を見ますと、例えば第二十八回の会議の中でこういう意見が出ております。情報公開について「今日提案したいのは、インターネットを通じた評価書やデータの提供だ。」「こうした諸データを公開し、役所に取りに行かなくても、インターネット...全文を見る
○河野(太)委員 そこまで答申であるにもかかわらず、依然として、官報に載せるあるいはどこかの軒先を借りて文書を公開するということになっているだけでございます。そこまで議論が行われ、そういう一行が入っているのならば、インターネットを利用するあるいはそれに近いメディアを利用することを...全文を見る
○河野(太)委員 ぜひ、総理府令の中に電子情報を盛り込んでいただけるように御努力をいただきたいと思います。  これは、評価書その他をインターネットで引き出して読むことができるということ以外に、調査で収集した生のデータをそういう形で電子的に引き出すことができるということももう一つ...全文を見る
○河野(太)委員 当面環境庁の方でやっていきたいということでございますが、どういうことなのか理解に苦しみます。  事業者が文書のドキュメントをつくっているわけですから、それをそのまま電子化して提供するのは、事業者がそのままできることでございます。それを何ゆえに環境庁が当初はやる...全文を見る
○河野(太)委員 事業者ができることを環境庁がやるということは、今の行革の精神に全く反することだと思います。義務を課していないから事業者がやらないということであれば、事業者になるべく早く、なるべく速やかに義務を課して、そういう電子的な情報を提供させるようにすべきであって、その間の...全文を見る
○河野(太)委員 電子情報の場合、情報を提供するということは、そのコンテンツがどこにあるかを提供すれば利用者はコンテンツにたどり着くことができるわけでございますから、それを環境庁がコンテンツを提供するということとは違うものだと思います。その辺、むだのないように御検討をいただきたい...全文を見る
○河野(太)委員 済みませんが、持ち時間がほとんどなくなりましたので、もう短くて結構ですから御答弁をいただきたいと思います。  この環境アセスメント法案は、いわば日本の国の中だけの話でございます。ただ、環境の問題というのは、国境を越えていろいろ広がるところでもありますし、また、...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございました。  一番最初の質問に本来なら戻りたいんですが、時間が終了してしまいましたので、また改めてその辺は何らかの機会にお伺いをさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
04月22日第140回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○河野(太)委員 河野太郎でございます。  質問を始める前に、一言長官に申し上げておかなければいけないことがございます。  前回の環境アセスについての質問の中で、中環審の議事録のことについていろいろ申し上げました。その後、ほかの審議会の議事録を見ますと、中環審の議事録というの...全文を見る
○河野(太)委員 この中環審の会合を公開にするか、あるいは非公開でやるかという基準は一体何であったのか、それからもう一つは、このたたき台をつくるというのはかなり大事な会合だと思うのですが、それだけが今回非公開になったというのはどういうことなのか、お尋ねさせてください。
○河野(太)委員 こうした案文の取りまとめをしているときに、周りに人がいてはやりにくいということがあるのかもわかりません。それはそういうことが考えられると思いますが、そうした場合でも、中でどういう意見が闘わされたのか、だれがどういう意味の発言をしてこういうふうになったのかというこ...全文を見る
○河野(太)委員 立法府が法律の審議をするときに審議の中身が全くわからないということでは、私どもも責任を持って審議をすることができません。もし、実際に審議会の部会長の一存でというようなことであれば、これは、議員立法ででも、そうしたものを公開せよという法律をつくって進めていかなけれ...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございます。  この環境アセス法案が通りますと、日本という国全体に網がかかるわけでございますが、これがない場合には、それぞれの地方自治体がいろいろな条例その他でアセスをやろうということにしていると思います。もし行政指導が通用しないのであるということに...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございます。  そういう状況をお聞きしますと、やはりこの法律を何が何でも成立させていかなければいけないのだと思います。  少し先へ進めさせていただきますが、この環境アセスメント法案の一つの特徴が、全国どこでも同じ手続でアセスメントをやるんだというこ...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございます。  きょうは通産省の方から発電課長がお見えですので、少し発電所に関するアセスメントについてお伺いをさせていただきたいと思います。  通産省の省議で決まっているアセスメントだと思いますが、発電所に関するアセスにかかる費用が地域によって違う...全文を見る
○河野(太)委員 そうすると、それだけの費用を投入してもコストにははね返っていないということなんだろうと思いますが、逆に申しますと、これだけのお金をかけて発電所アセスをやる以上、何らかのメリットがあると思うのですが、具体的にこれだけの、諸外国の数十倍という費用をかけて、しかも環境...全文を見る
○河野(太)委員 審議会の議事録の中に、通産省の発電所アセスをやってどんな効果があるのか、その中で、SOx、NOxの数値が諸外国と比べて低いというような意見が出され、それに対して委員の方から、それはそのアセスをやったからというよりも脱硫装置その他の設備がいいからではないか、そうい...全文を見る
○河野(太)委員 数十億という費用をかけて、特にその発電所アセスを別にする根拠が本当にあるのかどうか、ちょっと今の答弁ではよくわかりませんが、今後もこうした数十億という費用をかけたアセスをやり続けるつもりでしょうか。
○河野(太)委員 今までのよいところは無理に削る必要はないと思いますが、やはり諸外国と比べて数十倍もコストがかかっているというのは、余り正常なことだとはとても思えません。少しそのあたりの規制緩和、できるところはしていただいて、それと、日本でこういうコストが諸外国より数十倍かかって...全文を見る
○河野(太)委員 おっしゃることはよくわかるのですが、私の質問の答えになっていないのではないかと思います。  本当に発電所アセスだけ別建てでやるのであれば、なぜ火力発電所を規模で切らなければいけないという必然性があるのでしょうか。火力発電所は原子力と同じようにすべて環境アセスの...全文を見る
○河野(太)委員 前回もお伺いをいたしましたが、通産省は、発電所だけは、最初は環境アセスメント法案の中に入れないというお考えで、いろいろあるうちに、半分ぐらい環境アセスメント法案にも入るよというようなことになりました。この間の経緯が、環境庁と通産省の間でどのような話し合いが行われ...全文を見る
○河野(太)委員 どうも環境に関する法律をいろいろ見ておりますと、行政府の中の対立が非常に多い。その行政府の中の対立がどういうふうに解決をされていったのか、我々立法府にいる人間には全くわからないところで行われ、それが結局どういうことであったのか、とうとう最後まで御答弁を聞いてもよ...全文を見る
○河野(太)委員 NGOの中には、環境庁の方針あるいは政府の方針と必ずしも一致した動きをするものでないところもいろいろあるかと思いますが、そうしたNGOも、広く地球のため、環境のためを思っていろいろな活動をされていることだと思います。そうしたNGOまで含め、ぜひ環境庁の方でできる...全文を見る
04月24日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第4号
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○河野(太)委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。自由民主党を代表いたしまして、皆様に少し質疑をさせていただきたいと思います。  その前に、きょうは、五名の参考人の皆様方、お忙しい中をわざわざ本当にありがとうございました。  今いろいろお話を伺っておりま...全文を見る
○河野(太)委員 行政内でいろいろ文書がこれに関してつくられると思いますが、そういう行政関係の文書も本委員会に速やかに公開をいただきたいと思いますが、御協力いただけますでしょうか。
○河野(太)委員 要するにやりたくないというような感じかと思いますが、国政調査権を使ってでも必要な資料は出させていただきたいと思います。  まず、寺尾参考人にお伺いをしたいと思いますが、この遺伝子組み換え技術が開発されて既に二十数年が経過している。いろいろな数々の遺伝子組み換え...全文を見る
○河野(太)委員 もう一つお伺いをさせていただきたいのですが、先日の経企庁長官に対する質疑の中で、私はBT菌の質問をさせていただきました。そのときに政府側からは、BT菌は昆虫類には受容体があるけれども哺乳類にはそういう受容体がないんだ、だから哺乳類は食べても安全であるというような...全文を見る
○河野(太)委員 そうすると、BT菌の場合には、BTトキシンの作用ではなくてアレルギーが起こる可能性がわずかながらある、そういうふうに理解をしてよろしいのでしょうか。
○河野(太)委員 御説明を聞いておりますと、安全なようでもあり、ややまだ心の底では納得のいかないところもいろいろございます。  あと質問時間が一分となってしまいましたので、農水省にお伺いをいたしますが、実質的同等性というところが、参考人からも何で同等なんだという御意見がありまし...全文を見る
○河野(太)委員 質疑時間が終わってしまいました。本当にこれが安全なんだと万人が納得するまでは、何らかの表示をして、これは厚生省、農水省は安全だと言っておる、それを信じるなら食べてください、そうでないならもう少し皆さんが納得するまでいろいろ考えてください、そういう選択ができるよう...全文を見る
05月21日第140回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○河野(太)委員 おはようございます。河野太郎でございます。  少しWTOに関して質問をさせていただきたいと思います。  最近の我が国の流れは、バイの交渉からマルチの協定に基づいた場で問題解決を図ろうということでございますが、最近、WTOのパネルに物事が持ち込まれているケース...全文を見る
○河野(太)委員 今、資料の提出の仕方その他に関しまして米国側の弁護士の示唆を一部受けているというような御発言でしたが、ワシントンへ先般参りまして、USTRあるいはその周辺の方々の御意見をいろいろ伺いますと、今度のコダックのケースは、アメリカの出した資料に対する日本側のコメントの...全文を見る
○河野(太)委員 このコダックに関する案件についてもう少しお伺いをいたしますと、アメリカが、パネルへ持ち込む前に日米の二国間で交渉をしようではないか、そういう提案をしたところ、これは外務省ではなくて通産省かもしれませんが、もう全くの門前払いであった。門前払いという言葉が、日本語で...全文を見る
○河野(太)委員 もちろん裁判ですから、当事者二人が大分意識に差があってこれはしかるべきだと思いますが、少し温度差が大きいような気がいたします。  もう一つ、今度は通信の問題になりますが、アメリカが、NTTアメリカ及びKDDアメリカのFCCの認証を留保したと伺っております。その...全文を見る
○河野(太)委員 まずNTT関係の法案を整備した上で、この問題に政府がいろいろと取り組んでいくことになると思いますが、今後、この問題に関しまして、外務省あるいは郵政省は、アメリカに対してどのような申し入れをしていくのか、あるいはどのような行動をとっていくおつもりであるのか、そこを...全文を見る
○河野(太)委員 今回、NTTとKDDを除く第一種事業者の外資規制を外しましたが、NTTとKDDだけ外資規制が残っている、この理由と申しますか、背景はどうしたものであるか、御説明をいただければと思います。
○河野(太)委員 時間が少し足りなくなってまいりましたので、ほかの関連の質問を一つ二つさせていただきたいと思いますが、一つは、ペルー事件に関しましてこの場をおかりして質問をさせていただきたいと思います。  ペルー事件に関しまして、もちろん現地と外務本省あるいは本省の内部、いろい...全文を見る
○河野(太)委員 時間もなくなりましたので、これに関しましては、後ほど質問主意書を出させていただくことでやらせていただきたいと思います。  今お話のありましたように、交渉の過程あるいは人質の生命に関する部分が秘であるという発言でございましたが、無事に人質も解放され、交渉も終わり...全文を見る
05月30日第140回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○河野(太)委員 河野太郎でございます。  香港との投資協定の話に入る前に、二、三関連の質問をさせていただきたいと思います。  まず、ODAに関して少しお伺いをさせていただきたいと思いますが、日本のODA、特に国際機関に対する拠出金のところを見ておりますと、ほかの先進国と大き...全文を見る
○河野(太)委員 池田外務大臣は、ODAの話をされるときに二つの切り口でお話をされているようでございますが、一つは、顔が見えるか見えないか、もう一つは、代替可能か不可能か。そういう切り口で話をされているようでございますが、この国際開発金融機関への拠出金というのは、そういう切り口で...全文を見る
○河野(太)委員 国際開発銀行あるいは国際開発金融機関に関する拠出金でもう一つお伺いをさせていただきたいと思いますが、先般のIDA、第二世銀の第十一次増資がございました。その初年度ですから九七年度になると思いますが、その九七年度の出資を見ておりますと、一番多く出資をしなければいけ...全文を見る
○河野(太)委員 これから少し日本も、ただただ割り当てられた部分を拠出するだけでなく、そこに至る過程で主張すべきは主張する、あるいは割り当てられたものも本当にどういう出し方をするのか、少し真剣に考えていかなければいけない時期だと思います。  そして、外務省にいろいろな資料をこの...全文を見る
○河野(太)委員 そうしますと、その返還後五十年という期間が過ぎても、この協定によって権益が維持されると考えてよろしいのか、あるいはその五十年の前に日中の投資協定を改正して、香港分を新たに追加するような作業が必要になってくるんでしょうか、そのあたりをお伺いさせていただきたいと思い...全文を見る
○河野(太)委員 質問の時間が終了しましたので、残りはまだ六月に入りまして改めて伺わせていただきたいと思います。  財政難の折、ODA、これを削減のいかんによっては、諸外国に誤ったシグナルを送ることになりかねないと思います。その辺の御配慮を政府にお願いをして質問を終わらせていた...全文を見る
06月10日第140回国会 衆議院 決算委員会 第9号
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○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。  ODAに関係しました諸件について、大蔵省並びに外務省にお伺いをさせていただきたいと思います。  来年度以降、このODA関係の予算は、財政歳出削減ということから一〇%程度削減をしていくということでございますので、今までどう...全文を見る
○河野(太)委員 そのボランタリーに拠出した分について、どの開発機関に幾ら拠出したのか、内容を細かく教えていただきたいと思います。
○河野(太)委員 ここで言われている任意拠出金、ボランタリーの拠出金というのは、すべてジャパン・ファンドあるいはジャパン・スペシャルファンドと呼ばれているものと理解してよろしいでしょうか。
○河野(太)委員 このジャパン・ファンドあるいはジャパン・スペシャルファンドと言われているものがどういうものなのか、その性格と、どういうことに主に使われているのかということを御説明いただきたいと思います。
○河野(太)委員 この世銀あるいはアジ銀を初めとする国際開発金融機関のジャパン・ファンドですが、これを使う使い方を決めるのはだれなのか。その決定権は各金融機関にあるのか、それとも日本政府が使い方に、決定に関与することができるのでしょうか。
○河野(太)委員 このジャパン・スペシャルファンドが、日本の力を入れている地域に誘導をする、あるいは途上国の政府職員に対する奨学金を出す、そういった目的が含まれているということであれば、開発金融機関と日本政府が、この方面に、あるいはこういう目的でという協議を一々しなければいけない...全文を見る
○河野(太)委員 今のお話の中に、マルチの機関は中立性が高いというようなお話がございましたが、日本の国家のお金を使う、国策を反映させるためには、中立性云々の必要が本当にあるのか。むしろ中立てなくとも、日本のやりたい政策を強引に進める、日本の国益に合致する方向へ進めるべきであって、...全文を見る
○河野(太)委員 途上国に対する資金流入の触媒効果というようなお話がございましたが、そういうことであれば、投資に対する保険ですとか、そういった民間資金を流入させる枠組みを守っていく機関にもっともっとお金を導入すべきではないか、開発銀行そのものにお金を出すよりも、むしろそういうフレ...全文を見る
○河野(太)委員 その点は後日御回答いただければと思います。  もう一つ、IDAがございますが、先般のIDAの増資、第十一次増資だったと思いますが、その中で、アメリカがこれまでIDAに対して、分担金を決められていたにもかかわらず出資をしてこなかった、増資をしてこなかったという事...全文を見る
○河野(太)委員 大蔵省の方から、IDAの総務投票の前に外務省と話をしたということでございますが、総務投票の直前に外務省に話をして外務省がこれはだめだと言ったところで、今まで日本が加わって枠組みを決めてきて、それの最終決定の前に日本が前言を翻して、やはりこの枠組みは受け入れられな...全文を見る
○河野(太)委員 今、大蔵省からそういったお答えをいただきましたが、外務省はそう思われておりますでしょうか。
○河野(太)委員 外務省は、情報交換が今のレベルで十分だとお考えでしょうか。
○河野(太)委員 質疑の時間が残り少なくなってまいりましたので、最後に一つだけお伺いをさせていただいて、終わりにしたいと思います。  世銀に関しまして、これまで、歴代総裁はアメリカが輩出しておりますが、分担金も負担していない国が総裁を独占するということはいかがなものかと思います...全文を見る
○河野(太)委員 時間になりましたので、ここで終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
06月10日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第5号
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○河野(太)委員 遺伝子組み換え食品に関して、いろいろと御質問をさせていただきたいと思います。  遺伝子組み換え食品に関していろいろな話が飛び交っておりますが、最近のメディアの報道を見ておりますと、どうも事実と違うことを使ってやたら不安をあおる、そういう報道が随分目につくような...全文を見る
○河野(太)委員 厚生省にお伺いをさせていただきますが、食品衛生調査会の審議の議事録はどのように公開をされているのか。それから、申請書が一般公開されているという御発言がございましたが、一般公開というのはどのようなものなのかを教えていただきたいと思います。
○河野(太)委員 閲覧というのは、どういう場所で、どういう時間帯で閲覧ができるのか。また、その際、かなり大部な資料だと思いますが、コピーはどのように許可されるのか。それから議事録の公開で発言者の氏名等もきちんと公開されるのか。そのあたりを厚生省にお伺いさせていただきます。
○河野(太)委員 厚生省、情報公開が大事だという御発言の後に、非常に限られた場所で、限られた時間帯で、しかもコピーもとらせない。これが何の情報公開なんだ。閲覧だって、手書きで物を持っていけば全部写し取ろうと思えばできるわけですから、全く言っていることが筋が通らないのではないかと思...全文を見る
○河野(太)委員 例えばアグレボという会社が開発をした遺伝子組み換えが行われたカノーラというものがございます。このカノーラは、特定の遺伝子を組み換えた後、十二世代にわたって遺伝子組み換えを行われていないもとのカノーラと交配を行って、十二世代目のものが申請をされて安全確認を受けてい...全文を見る
○河野(太)委員 そうすると、十三世代目のものについては、今認められていないということでよろしいのでしょうか。
○河野(太)委員 日本でこうしたものを扱っております企業の説明によりますと、十二世代目のものが適合確認を受けると、これが交配されたものはすべて認められている、そういう説明が今行われております。もしそれが正しくないのであれば、それを正すような指導を厚生省が何らかの形で行っていく必要...全文を見る
○河野(太)委員 遺伝子組み換え作物については調査会を開いて適合確認を行いますが、コーンスターチ、コーンシロップ、異性糖その他については全くそうした確認が行われずに、輸入されているのか輸入されていないかもわからないという事態は、少しおかしいのではないかと思いますが、政府の御見解を...全文を見る
○河野(太)委員 それでは、日本でまだ安全性の適合確認が行われていないトウモロコシを使ったコーンスターチが日本に輸入されてもわからないということなのでしょうか。
○河野(太)委員 厚生省はこの問題についてどうお考えでしょうか。
○河野(太)委員 そうしますと、厚生省がもっともらしく安全の適合確認等を行っておりますが、そうしたものを受けなくとも、アメリカあるいはカナダのコーンスターチ、コーンシロップその他にして輸入をしてしまうということは、いつの段階でもできるということでしょうか。そうすると、その安全の適...全文を見る
○河野(太)委員 厚生省は、遺伝子組み換え食品に関するいろいろな説明をするときに、少なくとも安全性に関しては厚生省のガイドラインにのっとってやっているんだという説明を消費者に対してやられておりますが、実情は、やっていないものも入っているのではないか。それは、企業が良心的であれば適...全文を見る
○河野(太)委員 アメリカもカナダも、別にこれは国がつくっているトウモロコシでもなければ、国がつくっている菜種でも大豆でも何でもないわけです。利益を追求する企業がつくったもので、国と国との信頼関係と、企業がつくっている大豆とトウモロコシとどういう関係があるのか、今の御答弁、もう少...全文を見る
○河野(太)委員 何か、お願いをしているということはわかりましたが、要するに、厚生省は格好をつけて適合試験をやっておりますが、やっていないものについてはよくわからぬけれども、輸入者が安全だと言っているのだから安全だろう、そういうことのようにどうも聞こえます。  その辺は、もうこ...全文を見る
○河野(太)委員 中国で、この遺伝子組み換え作物が安全かどうかという確認は、中国政府のどの部門がどのようなガイドラインでやっているのでしょうか。
○河野(太)委員 そうしますと、中国で遺伝子組み換えが開発されて、安全の適合検査が日本の方式で行われていない食品が日本に入ってきているということがあり得るのではないでしょうか。  先ほどの御説明では、日本が認めている大豆、菜種、バレイショ、トウモロコシの作付面積と、それについて...全文を見る
○河野(太)委員 外資系の企業で遺伝子組み換えをやっている企業に、個人名を出していいかどうか御了解をいただいていませんから個人名は出しませんが、中国へ行かれると、試験的に作付をやっているとはいうものの、作付面積から考えてとても試験的なものではないだろう、これはもう実際に、ある程度...全文を見る
○河野(太)委員 表示というのは、厚生省なり農林省が安全だと思っていても、消費者は本当かどうか疑っている部分がございます。安全を確認する表示、それと安心のための表示というのは別物ではないかと思います。特に、今の現状では、厚生省が安全だと言ったものはすべからく全部危ないというのが常...全文を見る
○河野(太)委員 本当に企業秘密が目の前にあれば、お金になるものであれば、百人、二百人と動員をしてそれを閲覧して、覚えてきたものを書き写す、その他いろいろな手段がございます。本当に企業秘密が含まれている、あるいは知的所有権の問題があるならば閲覧できないことになると思いますが、閲覧...全文を見る
○河野(太)委員 企業が許可をしているならば、複写をしても、閲覧の方法をもっと情報公開ができる方法にしてもいいと思いますが、企業の許可があるにもかかわらず厚生省が情報公開を制限しているのは、いかなる理由からでしょうか。
○河野(太)委員 閲覧をしている以上、先ほど私が申し上げた方法で既にコピーが行われていると思いますが、いかがでしょうか。
○河野(太)委員 話が二転三転しておりますが、コピーをとっていいという企業があるのでしょうか。また、閲覧ならいいと言っているにもかかわらず週に三日しか認めていないというのは一体どういうわけなのか、そのあたりも教えていただきたいと思います。
○河野(太)委員 週三日の理由は。
○河野(太)委員 厚生省の今の答弁には納得がいきません。本委員会で、申請をした企業に情報公開をどの程度認めるのか確認をした上で、立法府がその情報を入手して可能な限り公開をすべきだと思います。後の理事会等でお諮りをいただきたいと思います。  少し時間が足りなくなってまいりましたが...全文を見る
○河野(太)委員 先ほどのコーンスターチを使っている飲料メーカー、ビールメーカーその他から、遺伝子組み換え食品に関しては、もう十数年前、こうしたものが可能であるということがわかった段階で、この問題を消費者にどう受け入れていただくのか、パブリックアクセプタンスといいますか、どう消費...全文を見る
○河野(太)委員 時間がなくなりましたので、少し超過したことをおわび申し上げるとともに、どうもこの問題に関しまして、特に厚生省の情報公開を拒む姿勢というのが大変顕著だと思います。行政に任せるのではなくて、立法府が少し主導権をとって、この問題をもう少し消費者にわかりやすい説明をする...全文を見る
06月11日第140回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。まず初めに、香港の臨時立法会についてお伺いをさせていただきたいと思います。  アメリカの国務長官が臨時立法会の七月一日の宣誓式に出席をしないということを正式に表明をされました。また、イギリスの政府も臨時立法会の宣誓式への出席につい...全文を見る
○河野(太)委員 アメリカの最近の香港に対する発言を聞いておりますと、特に今回の国務長官の声明等を聞いておりますと、中国に対する内政干渉ではないかと思われる前もございますが、いかがでございますか。
○河野(太)委員 七月一日以降の香港がどうなるのかというのは、一義的には市場が香港を認めていくかどうか、香港を認めないということになれば、香港の経済活動がこのまま下がっていくわけですから、そこがまず一義的に判断を下すのではないか。中国による統治も始まっていない段階で、香港の今の現...全文を見る
○河野(太)委員 空港におけるテロを防止する条約というものがあると思いますが、それに対する日本政府の取り組みはどういうことになっておりますでしょうか。
○河野(太)委員 この航空協定の交渉の際に、成田には発着の枠がないということで、関空に持っていこうと。その折に、関空の保安を考える際に、既存のターミナルではなくて新しいターミナルをつくるべきだというような議論があったと伺っておりますが、その経緯についてお伺いさせていただきたいと思...全文を見る
○河野(太)委員 その日本側からのターミナル新築の提案の場合の費用負担については、話し合いが行われたのでしょうか。
○河野(太)委員 そのイスラエルのエルアル航空の事故率と申しますか、テロの対象になった回数というのは、他国の航空会社と比べてどの程度高いものなんでしょうか。
○河野(太)委員 現在、保安問題について専門家の協議が行われているということでございますが、さしたるテロの実例もないわけでございますから、余り無理難題を押しつけて、ターミナルの新築を相手側の費用負担でやらせるというのもいかがなものかと思います。そうかといって、テロの対象になっても...全文を見る
○河野(太)委員 パレスチナに対するODAで、一件だけ具体的な話をさせていただきたいと思います。  ヨルダン川西岸とヨルダンの間に幾つか橋をかけかえるあるいは新しくかけるというような話がありましたときに、ジェリコとアンマンの間のキング・フセイン橋という橋を日本がお金を出してかけ...全文を見る
○河野(太)委員 イスラエル政府側は、このキング・フセイン橋を、プロジェクトを日本がぜひとも進めるべきだ、そういうシグナルをいろいろなところで出しているようでございます。日本政府ももう少し前向きに、三者にげたを預けるのではなくて、少し積極的にこの三者間の調整に加わって、このプロジ...全文を見る
○河野(太)委員 日本の国連に対する拠出金は、アメリカに次いで大きな金額を出しているわけですから、ぜひ、この日本からの事務次長ポストというのは何としてでも守っていただきたい、そう外務省にお願いをさせていただきたいと思います。  少し国連の問題は、また後ほど時間があれば戻ってくる...全文を見る
○河野(太)委員 今の御答弁を伺いますと、予測値については閣内で問題はない、環境庁の単なる作業のおくれだ、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○河野(太)委員 そうしますと、個別政策の措置をとった場合の予測について通産省と環境庁の意見が対立をしている、そういう理解でよろしいでしょうか。
○河野(太)委員 諸外国は予測値を出してきているわけでございますから、数値の積み上げが難しいとかいろいろ理由はあるにしろ、日本がおくれているのは事実だと思います。いつまでに日本として予測値を出すのかという政府の約束事みたいなものをお伺いさせていただきたいと思います。  それと同...全文を見る
○河野(太)委員 どうもありがとうございました。時間ですので、これで終わりにさせていただきます。
07月17日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第1号
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○河野(太)小委員 委員長、三人の参考人の方にそれぞれ一連の質問をさせていただきたいのですが、お答えによって次の質問が多少変わるところがありますので短い質問を幾つか繰り返したいと思うのですが、よろしゅうございますでしょうか。
○河野(太)小委員 それでは、まずネルソン参考人にお伺いをします。  アメリカというのは大変に広い国でございますから、北の方の涼しいところと南の方の暖かいところと、つくっている大豆の品種がまず違うと思います。ラウンドアップあるいはラウンドアップ・レディーという遺伝子組み換え大豆...全文を見る
○河野(太)小委員 そうすると、ラウンドアップというものがあって、それをいろいろなほかの大豆とかけ合わせたものをいろいろなところでつくると考えてよろしいですか。
○河野(太)小委員 そうすると、ラウンドアップと南でつくられる大豆とかけ合わせてつくられた大豆、それから、ラウンドアップと北の方でっくられる大豆とかけ合わせてつくられる大豆、そういったものがつくられて、それが日本に向けて輸出をされるということになると思うのです。  日本の厚生省...全文を見る
○河野(太)小委員 そうじゃなくて、先ほどネルソンさんのお答えで、ラウンドアップ・レディーをベースにして南でもつくっている。南でつくっているものは、ラウンドアップ・レディーと南の方の大豆とかけ合わせてできた大豆ができている。北の方は、北の方でつくられている大豆とラウンドアップ・レ...全文を見る
○河野(太)小委員 この間の国会の委員会の厚生省の答弁は、品種は一つ認定をしている、その品種とほかのものとかけ合わせてできたものについてはまだ認定をしていないというのが厚生省の答弁で、ネルソンさんのおっしゃっている考え方ですと、そのグループすべてが認定されているというようなお考え...全文を見る
○河野(太)小委員 山根参考人にも同じことをお伺いしたいのですが……
○河野(太)小委員 はい。
○河野(太)小委員 それでは、手短に。  まず、山根参考人にお伺いしたいのですが、厚生省のガイドラインで言っております安全の確認がとれた品種という考え方、そのものだけであってその系統は含まれていないということと、これは大豆だけではないのかもわかりませんが、現実に栽培をされている...全文を見る
07月24日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第2号
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○河野(太)小委員 自由民主党の河野太郎でございます。幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  まず、工藤参考人と有田参考人に、いろいろと御努力をいただいておりますが、遺伝子組み換えの原料を使っていないという証明をどういう方法で、どこで、どなたがやられているのか。仕入れ先...全文を見る
○河野(太)小委員 時間も過ぎておりますので、質疑というよりはお願い事項でございますが、工藤参考人と有田参考人に、先ほどの遺伝子組み換えをしていない豆腐、生揚げあるいは冷凍ポテト、それから工藤参考人でいえば大豆になると思いますが、どういうルートで入ってきて、その生産者を信用してい...全文を見る
○河野(太)小委員 後日。
08月21日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第3号
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○河野(太)小委員 自民党の河野太郎でございます。  片桐参考人に、もう少し個別具体的に、生協でどのような商品について表示をされているのか、どのような表示をされているのか。また、その寿示をするための具体的な手続はどういうような形で行われているのか。少し詳しくお聞かせいただきたい...全文を見る
○河野(太)小委員 その使っているかもしれないというものの範囲、すべてとおっしゃいましたが、例えば、大豆が遺伝子組み換えであるならば、その油についてはされるのか、豆腐についてされるのか。あるいは、もし今度のトマトが認可された場合に、トマトケチャップ、トマトビューレ、トマトジュース...全文を見る
○河野(太)小委員 例えば大豆を例にとりますと、大豆を使ってみそ、しょうゆを最終的にはつくる。そのみそ、しょうゆが、例えばレトルト食品の何かに入っている、あるいは何とかソースの原料になっている、あるいは何とかカレーの原料に入っているというと、大豆を使った食品というのは物すごい広が...全文を見る
○河野(太)小委員 それでは、一つはお願いなんですが、生協の中に暫定表示ガイドラインその他いろいろな表示に関する資料があると思うのですが、もし企業活動に差し支えがないようでしたらば、小委員会の方にそうした資料一式御提供いただいて、検討するときの材料の一つとさせていただきたいという...全文を見る
○河野(太)小委員 ありがとうございました。
09月04日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第4号
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○河野(太)小委員 自由民主党の河野太郎でございます。  きょうは、わざわざ参考人として御出席ありがとうございます。何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず、アメリカ連邦食品薬品化粧品法についてでございますが、実は先週、ワシントンの農務省、アメリカの農務省に行ってお...全文を見る
09月18日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第5号
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○河野(太)小委員 この小委員会が設置されまして今日まで、参考人のお話を伺うことを含め何度かの会合を持ちましたが、そろそろ議論をある程度集約していく方向で動いていかなければいかぬのではないかと思っております。まだ、例えばEuの情報をとるための参考人招致その他、予定されているところ...全文を見る
○河野(太)小委員 六点ばかりにまとめてございます。この論点の前提条件として、当委員会では安全性については議論をしないということでございますので、安全かどうかというところは入っておりません。  まず最初の論点として、遺伝子組み換え食品に関する安全性のガイドライン、厚生省のガイド...全文を見る
○河野(太)小委員 今の藤田委員の御発言でいきますと、まず表示の議論を先行させろということだと思います。私も、それであればそれで構わないと思いますが、今の御意見の中で一つひっかかりますのは、もし仮に表示の義務づけをしようということになったときに、どのような表示をどう行っていくのか...全文を見る
○河野(太)小委員 まず表示に関する議論を先行させようというような御意見が強いようですが、私はそれで一向に異存はございません。論点、並列で六つ書きました。今、石毛委員の方から、検査体制をどうするのかというようなこともありましたから、それを加えると論点七つになるのかなと思っておりま...全文を見る
○河野(太)小委員 幾つかあるのですが、一つは、例えば遺伝子組み換え食品に表示を義務づけるべきかどうかという議論をするときに、遺伝子組み換え食品とは何だというまず定義をしなければいかぬと思うのですね。そうすると、例えば厚生省の安全性のガイドラインの認可を受けているものはそうだ。例...全文を見る
○河野(太)小委員 表示を義務づけるべきだというのをこの場で、現時点で方向性として打ち出そうではないかということに、私も二つだけ条件をっけさせていただければ異存はございません。  一つは、義務づけるべきだという以上、立法化の作業をきちっと最後まで貫徹するということ。もう一つは、...全文を見る
○河野(太)小委員 これはよくわかりませんが、やっていて、例えば余りにも複雑怪奇になるとか、遺伝子組み換え食品、例えば何に表示をするのかという定義が本当に定まるかどうかというところに多少、一%程度の不安があるのですね。要するに、これに表示をしようということには何か理屈がなければい...全文を見る
○河野(太)小委員 義務づけるべきだと立法府の人間が言った以上、やはり少なくとも法律案まではいかないと職務放棄になってしまうのじゃないかという気がいたします。
○河野(太)小委員 ぶつちゃけたことを言いますと、これは義務づけるべきだろうと私は思っております。ただ、立法府の人間がそう言う以上、現行法の改正案かあるいは新法の法案かわかりませんが、それを出すということが立法府の仕事なんだろう。義務づけるべきだと言って、後は行政やれというのは断...全文を見る
○河野(太)小委員 今の福島委員の御意見に全面的に賛成します。それでよろしいでしょうか。  要するに、義務づけに賛成をします。
○河野(太)小委員 今の時点で義務づけしましょう、それですぐ小委員会でその具体的な作業に入ろうではないですかと。それでよろしゅうございますか。
○河野(太)小委員 現行法でどこまでできるのかという検討作業自体が、もう既に立法の過程に入っていると思います。現行法で何ができるのか何ができないのか、もしできるのであればそれでやっていいのかどうか、それから、それができないのであれば現行法のどこをどう改正するとどこまでカバーできる...全文を見る
○河野(太)小委員 今委員長がうまい言い回しで意思統一を図っていただいたと思いますので、現行のJAS法並びに食品衛生法で遺伝子組み換え食品の表示を行うとした場合に何が可能になるのかということを、行政府、あるいは法制局になるのでしょうか、そこからまずこの小委員会に御提示をいただくと...全文を見る
○河野(太)小委員 ざっくばらんなフリーディスカッションでございますから、ちょっと皆様にイメージとしてお伺いしたいのですが、遺伝子組み換え食品と言った場合に、どのあたりのことまで皆さんの頭の中にあるのか。例えば、触媒的な役割を果たすものまで入るのか、あるいは、遺伝子組み換えをして...全文を見る
○河野(太)小委員 今、フリートーキングでの議論ですから、またいろいろ考えが改まるかもわかりませんが、今の福島委員のお話ですと、例えば油などというのは含まれないというお考えでよろしゅうございますか。
11月26日第141回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○河野(太)委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。  先般、外務大臣にお供をさせていただきまして、国連の方へ行ってまいりました。その前に、山本一太参議院議員と一緒になりまして、日本の国連貢献を考えよう、さらに日本の常任理事国入りを目指そうという議員連盟をつ...全文を見る
○河野(太)委員 何でこれに困ったかといいますと、PKO局の次長とお目にかかりまして、日本のPKOというのはこういうことだという話をいろいろしたのですが、五原則というのは向こうもわかっていらっしゃるような感じでしたが、この国連のコマンドと日本のコマンドを、お指図と指揮とやってこう...全文を見る
○河野(太)委員 コマンドをお指図と訳す、あるいは指揮とも訳すというところは、私の記憶では、かなりいろいろ議論があったところであると思います。日本のPKOの関連法案についてここは一つ大事なところで、日本はこういう考え、こういう解釈でやっているんだということが国連並びに関係各国に伝...全文を見る
○河野(太)委員 そういう心証である、認識であるということはよくわかりましたが、私の心証、認識は、PKO局の幹部の方がよく知らぬ、それは違うと言っているのでありますから、これはもう一度きちんとした説明をし直さなければいかぬのだろうと思います。そこのところは再度統一見解を文書にして...全文を見る
○河野(太)委員 それでは、統一見解の英文をお待ちしたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、さらに進めまして、国連の常任理事国入りに関する話題が大変に、一部では盛り上がっております。まず現状、日本の国連常任理事国入り、予想どおりになかなかうまく進んでいないという...全文を見る
○河野(太)委員 大変残念でございますが、本年中に枠組みに関する進展がない場合、ここで各国の間で常任理事国をふやそうという動きに少し水が差されて、そういう機運が後退する可能性が多分にあると思います。  本来、この年内に枠組みだけは何とか決めてしまおうというのが外務省の考えられて...全文を見る
○河野(太)委員 八月の末に参りましたときに、アメリカのリチャードソン国連大使からも、ウクライナの代表部は行っておけというようなアドバイスがありまして、まだウドベンコ議長は来訪されておりませんでしたが、ウクライナの国連代表部へ参りまして、ウドベンコさんのアシスタントになるであろう...全文を見る
○河野(太)委員 そこで問題になりますのが、分担金でございます。  まずアメリカが国連の分担金を滞納しております。これについて、政府はどういうお考えであるのか。  それからもう一つは、アメリカが一体幾ら滞納しているのかということについても、国連当局とアメリカ政府と、滞納金の額...全文を見る
○河野(太)委員 アメリカが分担金を完納した後に、恐らくアメリカの分担金を引き下げる、そういう話がもう出ております。日本にも、少し分担金の割り当てをふやせというようなことに当然なってくるわけでございます。アメリカは、日本、ヨーロッパがふやすのはわずかで、常任理事国でありながらほと...全文を見る
○河野(太)委員 一たび決まれば払わなければいかぬということでしょうけれども、決まるまでは払わないということだろうと思います。アメリカが引き下げを要求している、それとは別だと今おっしゃいましたから、少なくとも、国連がこれまで決めてきたGNPその他の要件においてある程度自動的に見直...全文を見る
○河野(太)委員 済みません、今よくわかりませんでした。アメリカがどういうふうに出てくるかわかりませんが、仮にアメリカが国連の決めた枠組みを超えて、今はアメリカは払い過ぎているから引き下げろ、そういう挙に出た場合は日本はそれを断固拒否する、そういうことでよろしいですね。
○河野(太)委員 日本の常任理事国入りを目指すためには、これまでの常任理事国の了解をとらなければいかぬということだろうと思いますが、そういうことであっても、やはり原理原則を無視したわがまま勝手は常任理事国にも許されないわけでございます。アメリカの分担金に関する交渉については、日本...全文を見る
○河野(太)委員 外務大臣にお伺いしたいと思いますが、結果として一部国際機関への拠出が、全体は一〇%削減であるにもかかわらず四〇%削減になっているということは、国内のODA予算の外務省が半分で大蔵省が残りだとか、あるいは四つの省庁で分けているとか、十九がかかわっているとか、そうい...全文を見る
○河野(太)委員 大臣、どうもありがとうございます。そのお言葉を国際機関の人は大変喜んでいると思います。  こちらも、要求するだけでなく、少し知恵も出さなければいかぬと思っておりますが、今大臣がおっしゃられた方向に予算を動かしていく手段が幾つかあると私は思っております。  そ...全文を見る
○河野(太)委員 引き続きお伺いをいたしますが、今、例えばアジ銀にしろ世銀にしろ、ジャパン・スペシャル・ファンドに残っている金額というのは過去の使用金額の平均を上回っているはずでございますが、そこの御確認をお願いいたします。
○河野(太)委員 いろいろ御説明がありまして、その御説明はわかりますが、他方、そんな説明をする前に、もう人の削減までしなければならなくなりつつある国際機関もございます。やっていることは、開発金融機関も国連関係の機関も開発でございます。日本の国内でどの省庁が担当しているかによって、...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございます。  今、外から日本を見て一番批判されているのが、透明性がないということだろうと思います。十九省庁かかわっているというのは、日本の政府内の理屈でございます。それは外から見たときに、単なる曇りガラスでしかない。外から日本の外交を見る、日本のお...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございます。  日本が外へ出さなければいけない資源はお金だけでなくて、人的な資源も積極的に出していかなければいけないと思います。本来ならば、私は、この行革で援助庁なるものがつくられればいいなと願っておりましたが、残念ながらその構想はつぶれたようでござ...全文を見る
11月27日第141回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
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○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。私自身、これまでに七年間海外に住んでおりまして、その間に一度も選挙に投票をすることができなかったわけでございます。これだけ多くの日本人の方々が海外へ勤務する、あるいは海外へ移り住んでいる時代でございますから、在外邦人の選挙権の問...全文を見る
○河野(太)委員 御説明の趣旨はわかりました。確かに理念は崇高なものでございますが、事務上の問題点を何とか乗り越えてというのは余り現実的ではないような気がいたします。  もう一つ、議員提案に関して御質問させていただきますと、そこまでおっしゃるならば、なぜ補欠選挙は当面除くという...全文を見る
○河野(太)委員 御説明されようとすることはわかりますが、どうも分け方がいま一つ鮮明ではないようでございます。私自身、とりあえず確実にできる比例選挙をまず何としてでも一刻も早くやっていただく、そして問題点を把握しながら選挙区選挙に関してもやっていくというのが正しいような気がしてお...全文を見る
○河野(太)委員 海外の有権者に投票用紙を渡さなければいかぬわけですから、投票用紙を郵送する、あるいは在外公館で手渡す、その場合に、選挙公報あるいは名簿、その他必要な資料を同時に手渡して、そこの時点で読んでいただくということも、海外の場合はやむを得ないと思いますが、いかがでござい...全文を見る
○河野(太)委員 今公館での投票が原則であるということでございますが、公館投票ができない部分は郵便投票になると伺っております。公館での投票と郵便投票の割合はどの程度になるのでございましょうか。
○河野(太)委員 今の件について、外務省の御意見もお伺いしたいと思います。
○河野(太)委員 原則在外公館における投票だという以上、その割合は、例えば九対一とか八対二なんだろうと思います。これが五対五に、あるいは郵便投票の方が多くなれば、原則在外公館における投票ではないと思いますが、原則在外公館における投票という以上、郵便投票の割合は大体どの程度以下で原...全文を見る
○河野(太)委員 どの程度の割合になるのか非常にあやふやな段階で、どちらが原則だと言うのは少しおかしいのではないか。数字をきちんと把握した上文こっちが原則でこっちが例外だと言うならばわかりますが、何か無理やりこじつけをしているような気がいたします。  郵便投票が六五%程度という...全文を見る
○河野(太)委員 一〇〇%不正が防げるかどうかわかりませんが、できる限りの最善を尽くしていただきたいと思います。  海外の郵便投票あるいは在外公館における投票というのもございますが、日本国内でもそろそろ、指定された投票所に出向いて投票をするという制度が本当にこのままでいいのか、...全文を見る
○河野(太)委員 今の御答弁を聞いておりますと、実現はまだまだ先のことのような気がいたしますが、これはいずれ必要になってくることなのではないかと思います。できるだけ研究を進めていっていただきたいと思います。  議員提案と政府提案の比較に戻りますと、議員提案の中に第三十条の六に、...全文を見る
○河野(太)委員 片方は法律に書かれていて片方は政令であるというと、選挙人の登録という大変に選挙権につながるものに関する規定を政令でやるよりは法律でやる、この点に関しては議員提案の方がすぐれているような気がいたしますが、なぜ法律に書かず政令でやらなければいかぬのでしょうか。
○河野(太)委員 政府提案でも、登録されない理由をそれでは教えていただけるということだろうと思いますが、別に野党の肩を持つつもりはないのですが、どうも特別な理由もなくそれを法律に書かないというのは、今の日本の役所の、何か必要ないものは出すなみたいな、情報公開に対する非常に後ろ向き...全文を見る
○河野(太)委員 どうもありがとうございました。  その問題については、少しこの国会でも取り上げていかなければいけない問題だと思います。一刻も早く与野党協調のもと、在外邦人に関する選挙権、この立法が行われますことをお願いを申し上げて、質問を終わらせていただきます。どうもありがと...全文を見る
12月12日第141回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。  大木長官、まず御苦労さまでございました。質疑の時間が二十分と大変に短いこともございますので、本日は政府委員の答弁は御遠慮いただきまして、大木長官にお伺いをしたいと思います。まとまった直後でございますので、いろいろ資料等そろわず...全文を見る
○河野(太)委員 当初、日本の考えでありました削減率二・五%、ガス三種類、計算はグロス方式というのがございましたが、これがいずれも、数字は二・五を背伸びをした。私は、背伸びするのはこれはよかったと思っておりますが、日本政府の立場からいえばそうではないのかもわかりません。二・五%と...全文を見る
○河野(太)委員 ガスの種類を三から六にふやす、あるいはグロスをやめてカーボンシンクを取り入れたネットにする、あるいは排出権取引なるものを認める、これはことごとく抜け道を加えたということだろうと思います。  本来ならば、ここで、先進国がライフスタイルの変更も含め地球温暖化を防ぐ...全文を見る
○河野(太)委員 内閣全体で取り組む、総理大臣が本部長である、大変に勇ましい言葉でございますが、そういうものが一番危ないのだと思います。ここがやるのだということをその中でもきちっと明確にしていただきたいと思います。  国内の政策について一つお伺いをいたしますと、例えば十月十三日...全文を見る
○河野(太)委員 せっかくまとまったこの協定も、アメリカの今の上院の様子を見ておりますと、批准されない可能性が極めて高いのではないかと思います。何年かかかるかもわかりませんが、このアメリカを巻き込むために日本としてもいろいろと努力をしていかなければいけない。相手が議会でございます...全文を見る
○河野(太)委員 そういう罰則がないことをいいことに、最終的にやらなくてもいいんだということにならないよう、内閣としても全力を挙げてこの削減率の達成に向けて頑張っていっていただきたいと思います。  最後に、一つだけお伺いとお願いになりますが、この京都会議、NGOが随分と行ってお...全文を見る
○河野(太)委員 審議会その他へもっともっと積極的にNGOの知見のある方を登用されるようにお願いをするとともに、もう少し環境庁としても柔軟にNGOとかかわっていただけるようお願いを申し上げます。  質問時間が終了いたしましたので、大木長官にこれまでの御努力に感謝申し上げて、質問...全文を見る