河野太郎

こうのたろう

小選挙区(神奈川県第十五区)選出
自由民主党
当選回数9回

河野太郎の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月01日第142回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○河野(太)委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。  質問に先立ちまして、一言委員長におわびを申し上げますが、正月の雪で転んで、ちょっと腰を痛めまして、たびたび委員会を欠席いたしましたことをおわび申し上げます。  病院に入っておりまして、腰をずっと牽引さ...全文を見る
○河野(太)委員 臨界前の核実験、未臨界核実験というのでしょうか、それが排除されるものではないということでございますが、なぜこれを排除しなかったのかということをお伺いしたいと思います。
○河野(太)委員 そうしますと、日本政府は、将来、平和的な未臨界実験があれば、やる可能性があると考えられているのでしょうか。
○河野(太)委員 わかりました。  それでは、この協定に沿いますと、イギリスから核物質が日本に輸送されることもあり得るわけでございますが、その際の輸送に当たっては、だれが警備をするのだ、日本船が核物質を輸送する際には、自衛隊が行うのか、海上保安庁が行うのか、そのあたりはいかがで...全文を見る
○河野(太)委員 日本船でイギリスからプルトニウムを輸送する場合に、日本船を警備するのは、それではだれになるのでしょうか。
○河野(太)委員 プルトニウムというのは、悪用されると非常に重大な影響を及ぼす物質であると思います。そうした物質を日本へ持ってくるに当たりまして、可能な限り最善の警備をする、将来テロリストにこうした物質が渡ることを防ぐためにも、最大限の警備をする必要があるのではないかと思います。...全文を見る
○河野(太)委員 今お答えの中にありました要素というのは、具体的に何を指すのでしょうか。
○河野(太)委員 商業的な輸出であるということもございましたが、プルトニウムを輸送するのを、単に商業的な取引といいますか、輸送であるという位置づけを政府はされているわけでございましょうか。  本当に商業的なものであれば、それはその取引に従事している者が警備会社を雇って警備をする...全文を見る
○河野(太)委員 プルトニウムを手に入れようというテロリストの場合、一般の海賊行為、犯罪行為とは違った準備をする、それなりの意思を持っている集団であろうと思います。一般的に海上保安庁がそうした警備をしているわけであっても、こうした一たんテロリストの手にプルトニウムが落ちた場合には...全文を見る
○河野(太)委員 そうしますと、自衛隊が警備に当たることも将来的にはあり得るわけですね。
○河野(太)委員 そのときの行政の判断で、あり得るわけですね。
○河野(太)委員 あり得なければ海上保安庁が警備するしかないわけで、自衛隊が警備をする可能性もあるから、いろいろなことを考慮するのではないですか。最初から自衛隊が警備する可能性は全くないとおっしゃるわけですか。
○河野(太)委員 済みません、もう一度明確にお願いします。脅威があれば、自衛隊が警備する可能性もあるわけですね。
○河野(太)委員 もう一度明快にお願いします。検討の結果として、自衛隊が警備する可能性もあるのですか。
○河野(太)委員 済みません、そうすると、日本の海上保安庁が警備をするか、イギリスの海軍が警備をするかの二者択一ということですか。
○河野(太)委員 申しわけございません、外務大臣に御答弁をお願いいたします。  将来的に日本の船がプルトニウムを運ぶときに、自衛隊がこれを警備する可能性があるのでしょうか、明確にお願いいたします。  済みません、外務大臣にお願いいたします。外務大臣にお願いいたします。
○河野(太)委員 事務当局の答弁は結構でございます。  次の質問に移ります。
○河野(太)委員 これは、改めて質問主意書を出させていただきます。  次の質問に移りたいと思います。  例えば、イギリスからこの協定に基づいて高レベル放射性廃棄物が戻ってくる、あるいは何らかの核物質が戻ってきて、最終的にそれを日本国内で処分しなければいかぬというときに、今問題...全文を見る
○河野(太)委員 済みません。もう一度お願いいたします。地元のだれが同意をするという想定になっているのか。また、それすらも決まっていないということでございましょうか。
○河野(太)委員 ありがとうございました。  私の方から、御答弁いただいている政府委員の皆様におわびもしなければいかぬところは多々あると思います。質問通告が大幅におくれまして、質問通告が昨日になってしまったわけでございまして、適切な御準備ができなかったところはあるのだろう。それ...全文を見る
○河野(太)委員 それでは、極秘文書はどういうものを極秘と指定をするのか、その極秘に指定されるための要件は何でございますか。
○河野(太)委員 それでは、その次の、秘に指定されるための要件をお伺いするわけでございますが、これは、その規定が決まっているかどうかということもございますが、その規定を外務省の皆さんが御存じであるかどうかということも大事なことだと思います。  つきましては、委員長の御了解を得て...全文を見る
○河野(太)委員 それでは、そこにいらっしゃいます杉山課長、マル秘指定の要件をお答えいただきたいと思います。済みません、文書を見ないでお答えいただきたいと思います。
○河野(太)委員 官房長、正解をお答えいただきたいと思います。
○河野(太)委員 大変に、その極秘、秘の指定のための要件があいまいであると思います。何をもってこの文書が極秘になるのか秘になるのか、それを判断するのは並大抵のことではないと思いますが、それではどなたがその判断をされているのでしょうか。
○河野(太)委員 それが守られておりますでしょうか。
○河野(太)委員 それでは、今回の日英原子力協定に関しまして、極秘文書は何通ございますか。
○河野(太)委員 それは、わからないということを大変うまく隠した御答弁ではないかと私は思いますが、それでは、機密保持をどれだけやらなければいかぬという規定があると思いますが、機密保持期間というのは何種類に分かれて指定をされるものでしょうか。
○河野(太)委員 情報公開法案がまさに審議されようという時期でございますが、私は、外務省の情報公開に対して大変強い不満を持っております。今お答えいただきました極秘あるいは秘の指定に関しましても、機密保持の期間に関しましても、非常にあいまいであるとともに、非常に恣意的に運用されてい...全文を見る
○河野(太)委員 よろしくお願いいたします。  次に移ります。  イラクの危機は、国連事務総長の御活躍によって回避をされましたが、アメリカの下院外交委員会において、イラク危機でアメリカ軍が出兵をした際にかかった経費の一部を日本に負担を求めようではないかというような提案が実施さ...全文を見る
○河野(太)委員 経費負担に関しまして、何らかの事前に協議、申し入れ等がございましたでしょうか。
○河野(太)委員 ありがとうございます。  それでは、これも委員長にお願いをいたします。  駐米大使が次回御帰国に当たりましては、アメリカの下院外交委員会でどのような議論が行われ、それが日本に対して経費負担を求めるような決議案が採択される可能性がどれほどあるのか、駐米大使のお...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございます。  次に、ミャンマーに対します円借款再開に関しましてお伺いをいたします。  ヤンゴンの空港には数年前に私と家内で参りました。バンコクからミャンマーに入る際、あるいはミャンマーの国内を移動する際に空港を使用いたしましたが、とりたてて危険で...全文を見る
○河野(太)委員 そこに乗り入れている航空会社すべてに私は聞いたわけではございませんが、数社に伺いましたところ、別に危ないことはないというようなことでございましたが、外務省は、今お答えいただきました事実をどういう経路で、どなたからお聞きになったのでしょうか。
○河野(太)委員 それでは、ヤンゴンの空港の安全性とその他の各国の空港の安全性を比較したデータを外務省はお持ちですね。
○河野(太)委員 ヤンゴンの国際空港が安全であるかどうかというのは、一義的にはミャンマー政府の問題でございまして、日本政府が責任を負うものではないと思います。  各国の国際空港を比較して、ヤンゴンの国際空港が極端に今危険な状況にあるのであれば、それは日本のお金を少し融資してでも...全文を見る
○河野(太)委員 質疑時間がなくなりましたので、最後に一つだけ、この円借款再開によりまして、ミャンマーの軍事政権に対して日本から間違ったメッセージが伝わることはないでしょうか。
○河野(太)委員 ありがとうございます。  これで私の質問を終わりにいたしますが、委員長並びに理事の皆様に引き続き御努力を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。
05月20日第142回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第4号
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○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。  遺伝子組み換え食品並びにその表示問題について、農水省及び厚生省に質問をさせていただきたいと思います。  ます、農水省で遺伝子組み換え食品の表示問題に関して懇談会が行われておると思いますが、その進渉状況がどうなっているのか...全文を見る
○河野(太)委員 懇談会の結論はいつごろ出るのでしょうか。また、その結論はどうなりそうなのかを教えていただきたいと思います。
○河野(太)委員 そうしますと、この五月の末に行われますコーデックス委員会におきましては、日本政府は遺伝子組み換え食品の表示に関しては現在検討中である、そして表示する可能性もその検討の結果としてはある、あるいは表示する可能性を日本政府は現段階で否定できないと発言をせざるを得ないと...全文を見る
○河野(太)委員 きちっと明確にお答えをいただきたいのですが、例えば、アメリカ、カナダから遺伝子組み換え食品に関しては表示をしない方向でルールづくりをしようという提案が仮にあったとした場合に、日本政府は現時点ではそれに同調することはできないと発言をなさるわけですね。
○河野(太)委員 それはちょっとおかしいのではないでしょうか。まだ結論が出ていないわけで才から、アメリカ、カナダから表示をしないルールづくりをしようというときに、それに賛成は日本政府として現段階ではできないわけですよね。子こを御確認いただきたいと思います。
○河野(太)委員 明確に御確認ください。アメリカ、カナダが表示をしない旨のルールづくりをしたいというときに、日本は同調しないのですね。
○河野(太)委員 どちらの意見を聞いているのではなくて、アメリカ、カナダの意見に今の段階で同調できないことを確認してくださいと申し上げているのです。
○河野(太)委員 これだけこの問題が大きくなっておりまして、アメリカがコーデックス委員会でどういう意見を述べるか今の段階でわからないという今の農水省の御発言には、大いなる問題があるのではないかと思います。そのあたりのことを少しきちっとしていただきたいと思います。  それと、衆議...全文を見る
○河野(太)委員 コーデックス委員会が終わりましたらば、日本代表団の発言の議事録あるいは発言の要旨を発表していただきたいと思いますが、よろしゅうございますか。
○河野(太)委員 それでは、厚生省になるかと思いますが、今、遺伝子組み換え食品の安全性評価に関して、要請があれば厚生省の方で適合をするかどうかの判断をするということになっておると思いますが、審議会になるのでしょうか、審議会の下の部会になるのでしょうか、実際に提出された書類に基づい...全文を見る
○河野(太)委員 安全性評価のために今御説明いただきましたところで評価をするための文書は、正文は英語、和訳は参考ということになっておると思いますが、そのとおりでございますか。
○河野(太)委員 その和文の要旨というのは、どういう理由で要旨がつくられているのか、だれが本文の英語を和訳しているのか、あるいは和訳の間違いをチェックしているのはだれなのか、教えていただきたいと思います。
○河野(太)委員 先般、モンサント社の提出した本文と要旨の内容が違っていたということが指摘されておりますが、それについて厚生省はどのような対応をされているのか、今後そうしたことがないようにどのようなことを考えられているのか、教えていただきたいと思います。
○河野(太)委員 そうしたトラブルを防ぐために、実際に審査をされる専門家には正文の英語のみを渡すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○河野(太)委員 現時点でそうなっているのはわかりましたが、事務局が要旨を参照して漏れがないことを確認し、委員の方には英語の正文だけを渡すということになれば、要旨と本文の間違い、あるいは差があったところで問題にならないと思います。委員の方は全員英語の能力が高いという御説明がござい...全文を見る
○河野(太)委員 それでは、英文のみ配るということでよろしいのですね。
○河野(太)委員 納得できません。英語の能力の大変高い専門家に、ただ漏れがないかどうか参照するための要旨をつける理由がどこにあるのでしょうか、見ていただくのか英文であれば、英文のみ配る、参照は事務局の方で確認のために要旨を使う、それでよろしいのではないでしょうか。
○河野(太)委員 要旨に間違いがあった例が一件あるわけでございます。求めに応じてというのは審査終了後お渡しをするということにしないと人為的なミスを増幅することになると思いますが、いかがでございますか。
○河野(太)委員 意味がよくわかりません。配付するときに、事務局が確認をして配付すればいいことではないのでしょうか。
○河野(太)委員 それでは、これ以降、審査の書類は英文のみ配付されていることを厚生省はきちんと確認をしていただきたいと思います。  それでは、その先に行かせていただきたいと思いますが、遺伝子組み換え食品の安全性に関するガイドラインを定めている国は、現在、世界じゅうに何カ国あるの...全文を見る
○河野(太)委員 先般、米国の農務省に参りましたときに、アメリカの農務省の方で、遺伝子組み換え作物を非公然に作付をして、要するに、遺伝子組み換え食品だと言わずに遺伝子組み換え作物を作付をして偽って出荷している業者、国が多々あるというようなことを米国農務省は述べておりましたが、日本...全文を見る
○河野(太)委員 安全性確認を強く求めていくということでございますが、安全性確認を義務づけるべきだと思いますが、なぜ強く求めるけれども義務づけはしないのでしょうか。
○河野(太)委員 現在、アメリカでも、例えば遺伝子組み換えをすることによってアレルギー的なものが発生する可能性はある、それを防ぐためにきちっと検査をする、確認をするのだということをアメリカの農務省も言っております。そういうわけで、アメリカもきちんと安全性の評価のガイドラインをつく...全文を見る
○河野(太)委員 強く求めたけれどもやられないケースもあるわけでございまして、どうも厚生省はその辺が非常に、最近一連の出来事を見ておりますと、なぜ一〇〇%網をかけようとしないのでしょうか。大多数はそれで網がかかるものとお考えになるのは御自由でございますが、義務づけをすれば一〇〇%...全文を見る
○河野(太)委員 済みません。質問時間が終わりに近づいておりますが、お答えをいただいておりません。  義務づけをすれば、一〇〇%網がかかる。しかし、強く要請しても、嫌だと言われればそれまででございますから、一〇〇%網はかからないわけでございます。  なぜそういう危険性があるの...全文を見る
○河野(太)委員 遺伝子組み換え食品でアレルギーが起こることは確認を既にされております。アメリカでブラジルナッツの例その他、有名な例も幾つかあります。そういうことがあるから、安全性の確認を日本もアメリカもしているわけでございます。  そういう確認のガイドラインを定めていない国か...全文を見る
○河野(太)委員 質問時間が終わりに近づいているのは了解をしているのですが、私の質問に政府側は全くお答えをいただいてないようでございますが、委員長、答えを出すように御指示をいただいて、その答えをいただいて私の質問を終わりにさせていただきたいと思います。
○河野(太)委員 質問は、アレルギーを起こす可能性があるものについてなぜ義務づけをしないのかというのが私の質問でございまして、厚生省のたび重なるお答えはその問いに答えてないように思われますが、そのお答えをいただいて私の質問を終わりにしたいと思いますが、委員長、よろしゅうございます...全文を見る
○河野(太)委員 ここから先はもう委員長の御判断でお願いをしたいと思いますが、安全性確認タやらない国から日本へ遺伝子組み換え食品が輸入された場合に、アレルギーのチェックという基本的なこともどちらの国でも行わないわけでございます。今厚生省はそういう答弁をされましたが、アメリカも日本...全文を見る
○河野(太)委員 よろしくお願いします。ありがとうございました。
06月03日第142回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第11号
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○河野(太)委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。よろしくお願いします。  まず、人事院にお伺いをいたしますが、人事院の行政官長期在外研究員制度というのがございますが、これによって海外へ派遣されている留学の人員が最近ではどれぐらいの数字で推移をしているか、...全文を見る
○河野(太)委員 七十三名ということでございますが、例えばお隣の韓国を見ておりますと、韓国は、同様の制度で毎年、ここ四、五年は少なくとも二百名、多い年には二百七十名海外に官僚を派遣して勉強してもらう、そういう制度をとっているようでございます。それから比べると、この七十三名という数...全文を見る
○河野(太)委員 国際化が進む世の中でございますから、こうした国際化に対応できる人員を養成しなければいかぬというのは、日本国政府の中あるいは各省庁でも大変重要なことだろうと思いますが、現状では、人事院がふやしたいと言っても、なかなか大蔵省の査定が厳しくてふえない。最新の数字は七十...全文を見る
○河野(太)委員 大蔵省出身の我が同僚の話では、世銀のこのプログラムは、人事院の派遣と比べると待遇面でやや劣るそうでございます。ですから、大蔵省は、まず省内で選抜をして、人事院に上の方から応募させる、それで足りない者が世銀に回る、そういうことが大蔵省の中で広く一般に言われているそ...全文を見る
○河野(太)委員 建前はもちろんそういうことなのだろうと思いますが、実態としてこういう実態でございます。極めて不透明と言わざるを得ない。本当にそういう建前でこれが実態であれば、世界銀行の中すら何かおかしなことが行われているのではないか、そう疑わざるを得ない状況でございます。  ...全文を見る
○河野(太)委員 昨年、フィリピンのADBに参りました。私が行く前は、大蔵省からADBに対して、ジャパン・スペシャル・ファンドがどのように使われているか一切明らかにしてはならぬ、そういう指示が出ておったそうでございます。それぞれのプログラムの資料にも、これはJSFを使っている、そ...全文を見る
06月03日第142回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第1号
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○河野(太)小委員 議事に使うために、今御説明いただいたぺーパ一の写しを委員に配付をしていただきたいのですが、いかがでございましょうか。(発言する者あり)
○河野(太)小委員 二日目の二十七日ですか、十一時から昼食を挟んで三時まで、実質二時間ということでございますが、御説明のありましたように、例えば、カナダとEUが定義に関して共同で修正案をつくっているとか、かなり、この現場ではない、この会議中でないところでいろいろな作業が行われたよ...全文を見る
○河野(太)小委員 国際会議の多くは、かなりオフラインでがちゃがちゃと、バイあるいは数カ国でやるというのがほとんどのケースだと思うのですが、これ以外にEUとカナダの修正案しか承知していないということは、日本の代表団は、もう遺伝子組み換えに関しては一切そういうオフラインに参加をしな...全文を見る
○河野(太)小委員 バイオテクノロジーによって得られた製品の定義に関して二つ質問をさせていただきたいのですが、当初の定義から、カナダ及びEUの修正提案が出されたということでます定義を変更したわけでございますが、定義変更を行った理由は何であるのか。その当初の定義と新しい定義で、実際...全文を見る
○河野(太)小委員 例えば試験管内受精や倍数体云々によっては組み換え技術として扱わないということが恐らく明確に例示されたんだろうと思うのですが、例えばカナダ、EUが明確にこうしたものを排除した裏には、例えばこの両国がこういうものを使った技術を用いて何かやろうとしているのか。実態が...全文を見る
○河野(太)小委員 三点あるのです。  ます一つは、アレルゲンについて、他の食品から移転されたアレルゲンを含む場合には表示しなければならないということがございますが、例えば日本とかアメリカで、他の食品からアレルゲンを移転されたようなものを販売するということが、事実上これはあり得...全文を見る
○河野(太)小委員 最初のアレルゲンのところの関連なんですが、少なくとも日本は、これは多分アメリカもそうだと思うのですが、既知のアレルゲンを含む遺伝子組み換えされたものは市場に出さないという方針であるならば、アレルゲンを含む場合に表示しなければならぬということを通してしまうのはま...全文を見る
○河野(太)小委員 では、済みません、お許しいただいて、最後にもう一回。  提供できない場合もあるということは、提供する場合もあるということになってしまうと思うのですが、ここはもう要するにアレルゲンを含むものは遺伝子組み換えをしたら出さないのだという原則をやはり、そういうガイド...全文を見る
○河野(太)小委員 それはわかりましたけれども、その前段。
○河野(太)小委員 見逃したわけですね。
10月15日第143回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第1号
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○河野(太)小委員 本日提出をいただきました厚生省、農水省の資料を見ますと、例えば農水省は、一ページ目に「表示を行う商品の範囲」として、「厚生省のガイドラインにより安全性の確認を受けた遺伝子組換え農産物」という記述がございます。それから、厚生省の方の資料を見ますと二ページ目に、「...全文を見る
○河野(太)小委員 それから、厚生省にお伺いをいたします。  申請書の一般公開を行っているということでございますが、これが一般公開の名に値するかどうかは多少疑問があると思います。  これまでの説明でどうしてもよくわからないのが、一般公開をされている申請書の中に企業秘密に当たる...全文を見る
○河野(太)小委員 質問の答えになっておりません。  鉛筆で、あるいはペンで書き写してきている人が現にいるわけですから、閲覧だけであっても既に企業秘密が出ているわけですね。それに対して企業が何も言わぬということであれば、もう既に企業側としては、複写はいかぬけれども閲覧はいいと言...全文を見る
○河野(太)小委員 それでは、相手側の企業に了解をとった上で本小委員会に申請書の写しの提供をお願いいたします。  その際に、どの部分が企業秘密になるのかということを明確に明記してください。それで、本小委員会はその部分を隠した上で一般に公開をする、そういうことにしたいと思います。...全文を見る
○河野(太)小委員 今のルールは今のルールでやっていただいて、厚生省と提出企業の相対で、小委員会に提出していいよという企業の資料を出していただければいいわけで、別に今のルールを変えろというお願いをしているつもりはないのです。厚生省とメーカーの間でその話をして、出していいならば小委...全文を見る
○河野(太)小委員 それは逃げ口上で、メーカーに、同じものを小委員会に提出してくださいと言っていただければ、それで結構なはずです。別に、バイオテクノロジー部会に出したものを下さいと言っているわけではないわけですから。つまらぬ逃げ口上で時間を稼ぐのはやめてください。
○河野(太)小委員 農水省に二つお伺いをしたいと思いますが、九九年度予算の要求の中に、二十一世紀グリーンフロンティア研究事業というのがある。その中に、スーパーレジスタンス計画というのがあって、例えばイモチ病に強い品種を遺伝子組み換えでつくろうとか、あるいは害虫に強い稲をつくるため...全文を見る
○河野(太)小委員 そうしますと、この二番は、先ほど申しましたように、アレルゲンだとわかっているものが組み換えられた先のことだという了解でよろしいですね。
○河野(太)小委員 ちなみに、来年度の概算要求で、GMO、遺伝子組み換え食品の表示に関する項目は大体幾らぐらいの、まあ通る、通らぬは別として、要求額は幾らですか。