河野太郎

こうのたろう

小選挙区(神奈川県第十五区)選出
自由民主党
当選回数9回

河野太郎の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第147回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。  台湾の総統選挙がございました。これから新総統が就任されるまでいろいろなことが起こるのではないか、一つボタンをかけ違うとそれが大変なことにつながりかねないのではないか、そういう認識のもと、山本政務次官に質問をさせていただきた...全文を見る
○河野(太)委員 私の質問は仮定でも何でもなくて、アメリカの政府高官が実際にそういう発言をしたのを聞いての質問でございますし、その発言内容の要旨に関しましては、私は、政務次官も報告が上がって御存じのはずである、そういうもとに質問をしているわけでございますので、仮定の議論ではござい...全文を見る
○河野(太)委員 今の日本が台湾で何かが起こる場合にどう対応するかということを想定せずに外交をやっているとすれば、今の外交責任者は総じて辞表を出さなければならぬと思います。これは仮定でも何でもない、現に起こり得る話でございます。  そして、私が今お伺いしているのは、仮定の話でも...全文を見る
○河野(太)委員 アメリカの政府高官が、台湾で有事が起こった際には国連の安保理決議を求めず、日米両国間で協議をすると発言したのは、仮定でも何でもございません。どこが仮定の問題なんでしょうか。
○河野(太)委員 アメリカの政府高官が与党議員に対してそういう発言をしている以上、外務省はこれを肯定するのか否定をするのかしなければ、この外務委員会での外交の審議の先が続かないではありませんか。どういうお答えをされるのか、仮定の問題ではなく、きちんとお答えをいただきたいと思います...全文を見る
○河野(太)委員 そうすると何ですか、日本政府は台湾で何か起こらないことを祈りながら外交をやっている、起こってしまったときのことは全く想定していない、そういうことでよろしいんですか。
○河野(太)委員 今日本政府がこいねがっている事態でない事態が台湾周辺で生じた場合に、日本は国連安保理の決議を求めるのか、それとも、政府高官が言うように、安保理決議を求めず、日米両国で話し合いをして行動を決めるのかということをお答えいただきたい、そう質問しているだけでございます。...全文を見る
○河野(太)委員 常識的に考えまして、台湾で何か有事が起きたときに国連安保理の決議を求めると日本政府が想定をしているならば、中国の拒否権があってこれは安保理決議ができない、ではどうするのかということを我々は考えなければいかぬわけでございます。常識的に考えれば、中国が拒否権を使う以...全文を見る
○河野(太)委員 将来起こるべき事件にどう対処するかというのを考える際に、仮定の問題には外務省が答えないというのでは、この外務委員会の審議はできないと思います。暫時休憩をして、そのあたりを理事会で取り上げていただきたいと思いますが、いかがでございますか。
○河野(太)委員 今の日本の外交当事者が全く当事者能力を欠いているということが今の答弁でもよくわかりました。どうすれば日本の外交議論が深まるのか、もう少し立法府の中で考えていかなければいかぬのだろうと思います。与党ですから、不信任案というわけにもいきませんが、それぐらいの気持ちで...全文を見る
○河野(太)委員 今の台湾の状況にかんがみて、一体全体どういう事態が起きたときに日本は危険度情報を上げて、あるいは台湾にいらっしゃる邦人に退避勧告をする、そのためのクライテリアは一体どういうことなのか。  あるいは、韓半島有事に関するスタディーの中で、最終的に一万人まで韓半島に...全文を見る
○河野(太)委員 何を聞いても全部仮定の話で逃げられてしまいますので、仮定でない質問に変えさせていただきたいと思います。  今、中国が戦略核ミサイルをふやしているのか、ふやそうというプログラムのもとに動いているのかどうか、日本政府の認識をお伺いしたいと思います。
○河野(太)委員 そうしますと、日本政府は、中国の戦略核ミサイルのプログラムについて、どういう前提で日本の外交政策を立案しているんでしょうか。
○河野(太)委員 これは仮定の問題でも何でもありません。中国が戦略核ミサイルを今二十基程度持っているということでございますが、これを中国がふやそうというプログラムのもとに動いている場合の日本の外交と、そうでない、このまま維持しようというプログラムのもとで動いている場合の外交政策は...全文を見る
○河野(太)委員 勘案した結果は拡大なんでしょうか、現状維持なんでしょうか。
○河野(太)委員 総合的にいろいろな情報を勘案して日本の外交政策に反映させるというお答えがございましたが、勘案した結果、日本政府は、中国の戦略核ミサイルはふやすプログラムに乗っていると考えているのか、それとも現状維持と考えているのか、どちらを反映して外交政策をつくっているんでしょ...全文を見る
○河野(太)委員 アメリカの国防省は、中国は戦略核ミサイルをふやすプログラムに乗っているという前提でいろいろと準備をしております。日本もそれと同一のプログラムに中国があると考えている、そう想定をしてよろしいんでしょうか。
○河野(太)委員 全く仮定の問題じゃないにもかかわらず、質問にお答えをいただいておりません。  もし中国が戦略核ミサイルをふやさない、現状維持のプログラムであるならば、アメリカが弾道ミサイル防衛構想を実際配備をすることによって中国の核戦略プログラムは拡大の方向へ向かっていくわけ...全文を見る
○河野(太)委員 大臣御出席になりましたので、最後に、沖縄の米軍基地の問題についてお伺いをしたいと思います。  現在、普天間基地の移設の問題で日本政府はいろいろ努力をされておりますが、この外務委員会で一月に沖縄の視察に参りました。そのときに、沖縄の市会議員さんあるいは県会議員の...全文を見る
○河野(太)委員 もう時間がありませんからコメントを述べるだけにいたしますが、本日の質疑、とにかく何を聞いても、将来的にどうするのかというのは全部仮定の問題ということでお答えにならないという政府の対応には、極めて強い憤りを感じるものでございます。これはむしろ、立法府を今の政府が無...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。  この循環型社会形成推進基本法に関しまして幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  まず、この法律の第二条を見ますと、廃棄物という定義がございます。この法律で言う廃棄物の定義は、廃掃法の第二条一項の廃棄物の定義による...全文を見る
○河野(太)委員 今のお言葉をもう一度確認させていただきますと、この法律の第二条第二、「この法律において「廃棄物等」とは、次に掲げる物をいう。」「一 廃棄物」とございます。この「一 廃棄物」というのは、廃掃法二条の廃棄物であって、有価、無価は関係ないということでよろしゅうございま...全文を見る
○河野(太)委員 そうしますと、厚生省の四十六年、五十七年の通達とこの廃棄物の定義と、明らかに違うわけでございます。現場で混乱が起きた場合にどうすればよいのかというところをお尋ねしたいと思うんですが、いろいろ御検討されてからですと、現場には間に合いません。この厚生省通達をとりあえ...全文を見る
○河野(太)委員 委員長、参考人の回答の要求は出しておりませんので、長官あるいは政務次官からの回答をお願いいたします。
○河野(太)委員 済みません、最初の解釈がちょっとよくわからなかったので、もう一度お願いをしたいわけでございますが、一の廃棄物は廃掃法の定義であって、有価、無価は関係ないわけですね。
○河野(太)委員 時間があればまた戻ってまいりたいと思いますが、まず十一条をごらんいただきますと、事業者の責務に関する規定がこの法律の十一条に記載されております。この事業者の責務に関しまして、例えば、現在の産業構造を見ますと、消費財の材質に素材産業が極めて強いイニシアチブを持って...全文を見る
○河野(太)委員 素材産業も網が全部かけられる、そういう理解でこれからもこの法案に基づいて解釈していく、そういう御答弁であったと思います。  それでは、基本法の第七条を見ていただきますと、再使用、再生利用あるいは熱回収、処分という順番が極めて明確に明記されております。しかし、私...全文を見る
○河野(太)委員 もちろん計画をつくるに当たっては諸般の手続を踏まなければならないわけでございますが、政治家といたしまして、この基本法をつくって、熱回収あるいは処分になるものをどれぐらい減らすべきだというお考えでしょうか。政治家としてのお考えを聞かせていただきたいと思います。
○河野(太)委員 政治家であられる以上、環境政策あるいは循環社会を形成するためにこういうふうにしたいというビジョンがおありだと思います。この法律で定める諸般の手続を踏んで具体的な数字がどうこうということではなく、長官の政治家としてのビジョンとして、熱回収、処分というのをどの程度下...全文を見る
○河野(太)委員 熱回収、処分が本当は減らないのではないかというのは、私だけではなく、こうした問題に大変興味を持っているNGOあるいは市民の皆さんも同様の懸念を持っているわけでございます。ぜひ政治家としての強いリーダーシップを発揮していただきたいと思います。  先へ進ませていた...全文を見る
○河野(太)委員 この循環社会法案の作成に関しまして、環境庁と通産省は非常に緊密に協議をされたと伺っておりますが、環境庁と通産省の間で、事項あるいは施策についてどのような取り決めをされているのか、またその取り決めを記した書類にはどのようなものが何通あるのか、教えていただきたいと思...全文を見る
○河野(太)委員 文言の共通の理解その他を統一したということでございますが、そうしたものについても何も書類はないわけでしょうか。
○河野(太)委員 この基本法、これだけではなかなか機能しないわけで、この下にいろいろと個別のリサイクル法その他がついて初めて機能するわけだと思います。この基本法の下にあるものとして、四月一日、施行されました容器包装リサイクル法がございますが、登録事業者の数が極めて少ないという事態...全文を見る
○河野(太)委員 今の御答弁は少し問題があると思います。  あらゆる法案、あらゆる政策についてのレビューをするのは当然でございますが、その中でも、極めて大きな問題を抱えているものについては極めて丁寧なレビューをする必要があると思います。この容器包装リサイクル法が、当初は実効性が...全文を見る
○河野(太)委員 四月からスタートをいたしましたが、四月の時点の登録事業者の数が極めて少ないわけでございます。これは問題だとお考えにならないわけでしょうか。
○河野(太)委員 例えば、今度の建設廃材のリサイクル法案がございますが、これも恐らく実効性は極めて低いと予測されているわけでございます。今不法投棄されている建設廃材、不法投棄でございますからコストはゼロでございます。それが、こうしたリサイクル法ができることによって余計コストが上が...全文を見る
05月12日第147回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。  防衛政務次官、参議院の本会議との兼ね合いがございますので、先に質問をさせていただきたいと思います。  まず、今沖縄の米軍海兵隊が使っておりますヘリコプターの後継として米軍が位置づけておりますオスプレーにつきまして質問をさ...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございます。  今の御答弁ですと、少なくともオスプレーがもし沖縄に導入されることがあっても、騒音はそう問題にはならないだろう、私はそういうように理解をいたします。  さて、もう一つ政務次官に続けて先にお伺いをいたします。少し質問が飛びますが、現在沖...全文を見る
○河野(太)委員 防衛政務次官、本会議があられるようでございますので、どうぞ。  それでは、残りの質問を外務政務次官にお伺いをいたします。  先般、オスプレーの安全性の問題を提起させていただきましたが、その後、米国内でこのオスプレーが墜落をする、乗員の方がお亡くなりになった、...全文を見る
○河野(太)委員 政務次官御存じの範囲で、現行のH46ヘリコプターの後継プログラムは米軍内で変わらずにオスプレーのみである、そういう了解でよろしいでしょうか。
○河野(太)委員 H46の後継をどうするかは、まず米軍がプログラムを持っているはずでございますので、安全性については、事故の後も特に問題があるという発言は米軍の方からないわけでございますし、オスプレーの騒音については問題をクリアしたように私は思います。  これは沖縄の飛行場移設...全文を見る
○河野(太)委員 もう質問を終わりますが、調べられる範囲内というのは、当然のことながら政府から国防省に問い合わせを含むものと私は了解をいたします。よろしくお願いします。
11月14日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。  政府から提案されましたこの法律案には、幾つか問題点があるのだろうというふうに私は思っております。そのうちの一つが、人または動物の胎内への移植を禁止した第三条で禁止されている部分と、そうではない、指針で禁止をするのだ、そうい...全文を見る
○河野(太)委員 西川参考人に、もう少し明確にするためにもう一度お尋ねをしたいと思うんですが、人クローン胚、ヒト動物交雑胚、ヒト性融合胚並びにヒト性集合胚、この四つは法律で胎内に戻すことを明確に禁止するというのが政府案でございますが、それ以外の五つのものに対して、例えばヒト胚の分...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございます。  今の御意見のとおり、将来的な有用性の可能性があるというのは私もよく理解するところでございますが、同様に、先ほど御輿参考人がおっしゃいましたように、それはあくまでも理論上想定されるものであって、まだ何も研究に着手されているものでもないと...全文を見る
○河野(太)委員 きょうは、政府の方から政務次官も、委員会に御出席でございます。委員の一人として御出席でございます。政務次官を通じて申し上げたいことは、何度か科学技術庁からこの件について御説明をいただきましたが、この問題については全く触れられておりませんでした。私も、先ほど最相参...全文を見る
○河野(太)委員 そうしますと、特定胚の実験をする場所と生殖医療で胚を胎内に戻すという場所は、指針においても切り離される、そういうものができるというふうに解釈をさせていただきたいと思います。  先ほど、届け出か許可かというお話が西川参考人からございました。臓器移植法案のときも、...全文を見る
○河野(太)委員 ありがとうございました。  持ち時間が終了いたしましたが、科学技術委員会の委員の皆様に、第三条で禁止している部分をきちっと、すべての特定胚に拡大されますよう再度お願いを申し上げまして、私の質問を終わりにさせていただきたいと思います。  四人の参考人の皆さん、...全文を見る
11月17日第150回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。  四人の参考人の皆様方には、お忙しい中、お出かけをいただきまして、本当にありがとうございます。一言お礼を申し上げたいと思います。  まず、参考人の鈴木さんにお伺いをしたいと思いますが、先ほどお話がありましたように、自動車の...全文を見る
○河野(太)委員 認識が全く間違っていると思います。  とにかく、フロンというのは出てしまうものですから、車全体のシステムを待っていて、ああ、出ている出ているといって三年間待っていていいとは世の中のどなたも思っていないわけで、自動車産業の理由だけで、自動車産業の言い分だけで、今...全文を見る
○河野(太)委員 鈴木参考人にお伺いいたします。  先ほど鈴木さんの方から、回収の割合が、回収可能量をベースにお話しが、一八%。これは九九年度の数字だと思いますが、この回収可能量というのは、いろいろな方が今お話しされましたように、いかにもフロンの回収が進んでいるようなことを言い...全文を見る
○河野(太)委員 済みません、参考人、質問に答えていただきたいと思います。  新車のときから費用負担をお願いするのがいいのか、最終排出者のときに費用負担をお願いするのがいいのか、どちらが公平なシステムだとお思いになりますか。
○河野(太)委員 結局、自動車業界は、フロンが、CFCが排出されているのを容認するわけですね。今のお話を聞いていると、自動車リサイクル法がきちっとできて、自動車業界の意見がそこに反映するまでフロンの方もやらない、そういうお考えですね。
○河野(太)委員 それでは、最後に一言申し上げたいと思います。  どうも今の鈴木参考人のお話を伺っておりますと、日本の自動車業界は、自動車リサイクル法を理由に、フロンの回収を早く立ち上げることを拒んでいるような気がしてなりません。また、今までなぜ実効性あるシステムができなかった...全文を見る