河野太郎

こうのたろう

小選挙区(神奈川県第十五区)選出
自由民主党
当選回数9回

河野太郎の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。(発言する者あり)とりあえず今自民党でございます。  谷垣大臣にお伺いをしたいと思います。  再生ファンドの方と話をしていると、こうした債権の買い取りビジネスというのは、個々の案件ではねらったとおりの利益率がなかなか出ないことが...全文を見る
○河野(太)委員 今の大臣のお話ですと、個々の案件ではばらつきがあるけれども、全体としてどこかのところへ収れんさせていきたい、場合によってはそれがマイナスのこともあり得るということでございますが、そうしますと、この機構の中で買い取り価格に関して最終的に責任を負うのは社長なわけです...全文を見る
○河野(太)委員 もう一度確認しますが、委員会が専門家の英知を集めて出した価格としても、ポートフォリオに責任を持っているのが社長であるならば、社長がそれをオーバーライトして価格を変えることもあり得るわけですね。
○河野(太)委員 話がおかしいと思いますが。個々の案件ではいろいろ問題があるけれども、最終的には機構でならすんだと。ということで、もし社長が委員会の決定を覆せないならば、社長は責任を負えないじゃないですか。
○河野(太)委員 そうすると、この再生委員会というのは取締役会なんですか、それとも専門家の英知を集めたアドバイザリーボードなんですか。
○河野(太)委員 そうしますと、例えば、仮に機構が二次ロスを出したときに、この委員会のメンバーは株主代表訴訟の対象になるんですか。
○河野(太)委員 最初から利益が上がらないかもしれない、最初から赤字になって損失になるかもしれないような株式会社というのは、普通、スタートしないのが常識だと思います。いわば投資をしたらリターンがない、それを所轄する大臣もなるべくマイナスを小さくしたいと言っているようならば、これを...全文を見る
○河野(太)委員 適正な時価というお話がございましたが、適正な時価というのは、今再生ファンドが、一五パーなら一五パーの利益のターゲットを持ってやっているわけで、それが適正な時価なんではないでしょうか。マイナスになるかもしらぬというならば、それは適正な時価をはるかに上回った上げ底の...全文を見る
○河野(太)委員 再生ファンドがそれぞれ利益を上げてビジネスをやっていらっしゃる中で、同じビジネスに参入しようとしているこの機構は赤字になるかもしらぬというならば、それは買い取り価格が明らかに適正な時価を大幅に上回っているとしか考えられないのではないですか。適正な時価で買い取ると...全文を見る
○河野(太)委員 それで、その赤字の穴埋めに税金が使われるかもしれないというような話もございましたが、ほかに出資者がいらっしゃるならば、そうした方の取り分をまず最初に充てるのか、あるいは税金もそれと同等に扱われるのか、そのあたりはどうなんでしょうか。
○河野(太)委員 この機構、社長、再生委員会以外にもスタッフが必要だと思いますが、その人たちは一体何をやるんでしょうか。
○河野(太)委員 そういう人材をどこから集めてくるつもりですか。
○河野(太)委員 再生に必要な情報のほとんどはメーンバンクが握っているわけで、この機構がどの程度の情報を集められるかというのは、いわばメーンバンク次第なんだろうと思います。そういうところの状況の中で、この機構の中の人間がその再生計画をつくったりそれを判断したりすることが本当にでき...全文を見る
○河野(太)委員 少なくとも、高給をもらってこの機構に来た人間が集まっていろいろやったあげく機構は赤字だったということは、納税者から見てみると絶対に許されないということだろうと思いますので、ここは成功報酬一〇〇%でやってもしかるべき、それぐらいのことなんだろうと思います。  私...全文を見る
○河野(太)委員 時間が終わってしまいましたので、これ以上の質問はいたしませんが、少なくとも納税者の目から見て納得がいく、理屈がきちんと通っている、そしてその市場、日本は市場経済に移行すべきだと私は思っておりますから、少なくとも、日本が市場経済になろうとしているときに、それを邪魔...全文を見る