穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月24日第127回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○穀田委員 私は、日本共産党の穀田恵二です。  今回の鹿児島地方を中心とする豪雨災害並びに北海道南西沖地震での災害、そして、先ほどお話があった雲仙・普賢岳の災害、これらに対して、亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げ、また、被災地の皆様にお見舞い申し上げる次第です。  私は...全文を見る
○穀田委員 少なくとも十一件実施されたというのは、二十一日以後ですね。これは、私調べましたところ、鹿児島市では、生活保護世帯が二百五十世帯被災しています。そして、厚生省の早見表によれば、障害物の除去は災害発生の日から十日以内となっているはずです。しかし、今のお話では十一件とありま...全文を見る
○穀田委員 今、自力でということがございましたけれども、発生の日から十日以内ということになりますと、それ以内に自力でできる、できないという問題があると思うのですね。すなわち十二日間も、自力でできたかどうか見ていたということに結果的にはなると思うのですね、そういう言い方だと。私は、...全文を見る
○穀田委員 最優先で今からでもやっていただきたいと思います。  ただ、私は市役所へ行きまして、実際被災者証明を出しているわけですね。そこへ行きますと、もう名前を言った瞬間に、半壊だとか全壊だとか、全部わかっているわけなんですね。ですから、役所の方は、各人別にどんな被害か素早くつ...全文を見る
○穀田委員 その点よろしくお願いいたします。  そこで次に、炊き出し等の食品の供与について、避難所に避難していない人も供与の対象となっているわけですけれども、鹿児島市の場合は、何人の対象者に供与が実施されているか。それからついでに、住宅を失われた方がたくさんいます。仮設住宅でな...全文を見る
○穀田委員 ですから、私は現地へ行ってみてわかりましたのは、避難所に来た方には渡す。もちろん私、地方公共団体が本当に努力しているのはよく存じております。しかし避難所に来られた方だけでなくて、あの早見表にもありますように、半壊それから全壊だとか、そしてあわせて、あそこの場合、水もと...全文を見る
○穀田委員 その点は、よろしくお願いします。  同様でして、先ほど県営住宅の入居の話をしましたけれども、言いたいことはこういうことなんです。県営住宅に入れ、こういうことであっせんするんですけれども、ところが、家財道具全部失っているわけなんですね。ところが入ってみると、電気は来て...全文を見る
○穀田委員 当初私が行ったときが十七日ですから、十五日までは少なくともそういう貸与はされてない、給与はされてない実態がありましたので、先ほどの話ではございませんが、そういう点も温かい配慮をお願いしたいと思います。  次に、運輸省にお聞きします。もう時間もありませんので、これは要...全文を見る
○穀田委員 一般論としてお聞きしているというのはあれですけれども、じゃ要するに、現地でそういう話は聞いたことはないということですか。
○穀田委員 融資を受けようと思うのだけれども、やはり保証人がみんな被災者ですよね、あそこへ行ってわかりますけれども。だから、結局のところ、地域みんなが被災者で、保証人が頼めないという実態を私は聞いております。ですから、問題は、今の点で、被災者に借りやすいような手だてを打つべきでは...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、個別具体的に判断していただくと同時に、まさに一番最初に答弁ありましたけれども、弾力的にそういう形でやっていただきたいと思っています。  以上、若干の点に絞って、緊急でしかも必要な被災者救済措置について伺ってきましたけれども、先ほど厚生省なんかから...全文を見る
○穀田委員 お話がありましたように、被災者が一日も早く普通の生活に戻るというために国がなし得ることは何か、こういうことだと思うのですね、長官のお話だと。ですから、国がすべてをやれと私は言っておるわけではなくて、ここにあるように、今自立自助、さらには自力復旧というのでは、国の責任が...全文を見る
○穀田委員 私は、それは考え方が違うと思うのですね。それは争っている時間がちょっとありませんのであれですけれども、しかし、先ほど、被災者が一日も早く普通の生活に戻ることだ、こういうことを言われました。そうしますと、そういうことをやろうと思いますと、先ほども初村委員からありましたよ...全文を見る
○穀田委員 論争していたら切りがありませんが、私は国の責任の、例えば住宅の問題などにしても、先ほど長崎の例がありましたように、狭いだとか、そういう問題がございますね。ですから、そういう点などもさらに責任をかぶっていただいて、努力する必要があるのじゃないか、このことを概念的に言うと...全文を見る
○穀田委員 職員の態勢はそのとおりだと思うのですけれども、私は、今言いましたように、例えばバックアップ態勢、それから竜ケ水の話でありましたけれども、同じところに閉じ込められているわけですね。実は国道の事務所の方々も、同じ道路で、パトロールカーは全部二台とも今からがら逃げ出している...全文を見る
○穀田委員 ぜひ改善いただきたいと思います。  例えば、これは、後で見ていただいたらわかるのですが、十勝の場合は、緊急避難区域、泥流危険区域、この辺の地域は、泥流が起こった場合にはこういうふうに避難しなさいよ、こう書かれているのですね。  ところが、この地図はそういう地図じゃ...全文を見る
○穀田委員 そうすると、受理したのは災害報告だということですね。そのときに説明を求めた。説明だということですね。  そこで、逆にこのことで現地では、私聞いてみますと、先ほどもお話あったように、鹿児島県自身も昭和五十五年度予算でコンサルタントに委嘱していた甲突川総合治水対策調査報...全文を見る
○穀田委員 ですから、やはり文化的な価値、そして文化関係としての当たり前の行程をきっちり通らせて、意見を聴取するということに努力していただきたいと思います。  最後に、その点で、今私ふと、見てきたんですけれども、五石橋の問題というのは、単に川の流れとその水だけではなくて、昔こう...全文を見る
○穀田委員 一言だけ。
○穀田委員 はい。だから、ただ私が言っているのは、二十年、三十年でこれはできないわけですね、この調子でいくと。緊急度の高いものから、そういう万全を期して、少なくとも七十年、九十年かかるという計算なんですよ、これ、計算でいくと、全部やろうと思いますとね。下手したら百年かかる、こうい...全文を見る
09月28日第128回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  数々の災害で亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げますと同時に、私ども、仕事として、やはり救済の万全を期し、また復旧、復興に全力を尽くし、防災の強化のために当たりたいと思っています。  私は、端的に長官にお聞きします。ついせんだって...全文を見る
○穀田委員 私は、価値判断の問題では明らかにないと思うのです。それは確かに、長官おっしゃるように、ここ数年伸びが上回っている、これは事実だと思います。しかし問題は、例えば今我々は何を基準にして物を考えるのかという共通の土台に立つ必要があろうかと思います。  それは第一に、第四次...全文を見る
○穀田委員 私は、全く努力していないと言っているんじゃなくて、そういう価値基準、つまり格段の強化を求める、そして地震という実際の教訓があった、そしてそのことから次が起こる可能性があるということで、改めて西部をやろうとした。そして留萌港と江差港にそういう機器を置こうじゃないかという...全文を見る
○穀田委員 そこで、具体的に言うならば、先ほど言いました第四次地震予知計画で観測強化両地域以外の特定観測地域等、他の必要な地域についても埋め込み式体積ひずみ計による地殻変動連続観測の常時監視体制の整備に努めるなどということで、四次でも五次でも六次でもその整備を図るということに書き...全文を見る
○穀田委員 次に、中小企業庁にお聞きします。  一つは、私何度も、この前も申し上げたのですが、鹿児島の例も出しましたけれども、今回は北海道における金融機関の貸し渋りの是正の指導を求めたい。その実情についてお伺いしたい。  二つ目に、国民金融公庫の災害資金の受け付け期間、これは...全文を見る
○穀田委員 それでは二つ目の方はよろしくお願いします。  最初の方ですけれども、先ほども中小企業の実情に応じてとか、きょう今度は、速やかなまで入りましたけれども、私が行くと、これは速やかなまで入れてくれてありがたいんですが、弾力的運用と言いますが、実際金融機関の窓口に行くとどう...全文を見る
○穀田委員 ですから、そういう言葉の話と違って、こういう保証人はいるか、担保はあるか、こういう聞き方自身が従来と何ら変わらないということを言っているんですよ。これは、まず、災害だから、どういうことにお遭いになりましたかとか、そこから聞いて、どうしたら貸すことができるだろうかという...全文を見る
○穀田委員 今お話ありましたように、個別の事情でやはり見ていただきたいな。その場合、何も被災者を救うという立場だけじゃなくて、やはりここにありますように、天災だとか、本当にどう考えてもそういう判断をする場合がございますから、それに基づいて、一定の例えば猶予期間をつけて、どうしたら...全文を見る
○穀田委員 終わります。     —————————————
10月21日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第6号
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○穀田委員 私は、日本共産党の穀田恵二です。  去る十三日の本会議において、私どもの党の東中議員が、小選挙区比例代表並立制について、第一党はその得票率を大きく上回る議席を占め、第二党以下の政党は得票率以下の議席しか得ることができない、第一党は、自民党であれ連立与党の連合であれ、...全文を見る
○穀田委員 それはちょっと違うと思うんですね。たしか四月でしたか、先ほども引用しましたけれども、並立制の実質は小選挙区制であり、民主政治を根本から覆すものだ、こういう発言をなすっていることは事実であります。ですから、私はもう一度言いますと、並立制もその実質は小選挙区制だからこれを...全文を見る
○穀田委員 今の御答弁は、この前の東中議員に対する答弁と余り変わりませんね。(山花国務大臣「いや、同じ意見ですよ」と呼ぶ)同じですよね。  それで、私思うんですけれども、今お話のあった連立政権樹立に当たっての政党の呼びかけにあった並立制を含めた合意を作成したとかそういうのは、そ...全文を見る
○穀田委員 今お話しありましたけれども、かつて佐藤自治大臣も木で竹とか、いろいろありましたね。その議論を通じて実は並立制の問題について、五十ぐらいならという話も、たしかお答えをしたこともあったと思うんです。  それは、念のために言いますと、四月十六日の政治改革に関する調査特別委...全文を見る
○穀田委員 先ほどの話ですけれども、どうなるかといいますと、それはこうなんですね。四月の十六日は、従来並立制という考え方もとられてまいりました、この並立制というものについては比例部分と選挙区部分について色合いが違ってくる、この並立制という一つの妥協の考え方についてどうだという質問...全文を見る
○穀田委員 それでは、やはり小選挙区制の、先ほど山花大臣がおっしゃった欠陥を持っている、そういう意味での民主主義の、民意を反映する上では欠陥があるという認識の上に立ては、そういう理解にはならないと私は思います。  そこで、よろしいと理解しているのかどうかというのが問題だというふ...全文を見る
○穀田委員 そうしますと、佐藤大臣にお聞きしたいのですけれども、佐藤大臣は、一昨年の海部内閣のときだけでなく、先ほども引用しましたけれども、「並立案というのは、第一党、比較第一党にとりましては圧倒的に有利な制度である。つまり、小選挙区の部分で圧倒的に有利、比例代表の部分でもまた恩...全文を見る
○穀田委員 今お話しありましたけれども、私は重要な問題がたくさんあったと思うのです。というのは、立場が違うというような言い方でそういう話を切り捨てるのは違うと思います。私は、その点で言うならば、我が党は少なくとも、中選挙区制におけるさまざまな問題点がございます。しかし、実際に、い...全文を見る
10月29日第128回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○穀田委員 私、大臣がせっかくお越しですので、米の輸入自由化の問題について、たびたびのことですけれども、やはり農薬調査、災害調査に行きますと、もうこれでやめたいといったような声まで聞かれるほど大変な実態です。そのときに、例えば秘密交渉その他の問題がうわさをされると、また新聞で報道...全文を見る
○穀田委員 その点で、この新聞にも書かれているのですけれども、むしろ交渉の実態は厳しい、こういうことを常々言われるわけですね。私は、一連の発言というのが首尾一貫をして、政府部内も含めて、いろいろな閣僚を含めて、また与党を含めてこの問題についてどうしてもやるんだという、問われると国...全文を見る
○穀田委員 こればかりやっていると時間がないですからあれですけれども、確かに私は、政治生命をかけるなんという話じゃなくて、日本の国民の利益を守るのかどうかということが大事なんであって、そういうものについて言うならば、秘密交渉の話だとか、それが外国から話が出てきたときに、実際出てき...全文を見る
○穀田委員 それはぜひよろしくお願いします。  あわせて、飯米についてお聞きします。  これも出ているのですけれども、飯米についても、八でしたか、「被災農家の飯米確保」という問題で、例えば同じ昭和五十五年の冷害の際に、たしか政府米を農家に先渡しをして、農家に対してはその代金に...全文を見る
○穀田委員 心配ないというのは、私言葉じりをとらえているわけじゃないのですけれども、だから今言ったように、政府米を前みたいに出して、生産したときにそれで返すというパターンが一応あったと思うのですが、そういうことと理解していいんですね。
○穀田委員 困らないようにということは、わかりやすく言えば、そういうことだということを言っておきたいと思います。  そこで、現金収入が断たれる農家に対して国や地方税の減免というのは非常に大事だと思うのです。自治事務次官の通達、例の「災害被害者に対する地方税の減免措置等について」...全文を見る
○穀田委員 いつもこう言うと、大体バランス論で来るんですね。私は今の現実に即して、先ほど農水大臣、わざわざお見えになって言われたんだけれども、そういう被災者農家を救うという新しい見地、つまり今までにない、それこそ百年に一回、何回もこういうことを言っているわけですね。だとすると、そ...全文を見る
○穀田委員 だから、今の話を聞いていると本当に情けなくなるのだけれども、大臣、そう思いません、本当に、大量のとか。大量だから、これは災害で大変困っているから大量に出てくるわけで、そのときに画一的にやっているという話で、結果的には、百二十八件申請して、たった二件しか得られないなんと...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 ため池の整備についてお聞きします。  大分県では、先ほどの報告にもございましたように、台風十三号による災害でため池が引き金となって被害を拡大していることは御承知のとおりです。  そこで、全国でため池の設置状況、そのうち老朽化して対策が必要な数は幾らあるのか、また、...全文を見る
○穀田委員 毎年九百カ所では相当年数がかかるわけですが、さて先ほどの委員会派遣報告にございましたところの決壊の下の方は話があったのですけれども、肝心の決壊した場所、あれはウバクボため池と通称言うのですね。そこで、既に水利組合は解散していまして、排水口はもともとあれはあいたものなん...全文を見る
○穀田委員 終わります。
11月08日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会公聴会 第1号
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○穀田委員 三人の公述人の方、本当に貴重な御意見ありがとうございました。私は、日本共産党の穀田恵二です。  まず最初に、長洲知事と成毛村長にお伺いしたいのですけれども、お二人とも、今度の政治改革の中心は何といってもきれいな政治であってほしいということが根本だと質疑の中でもお話あ...全文を見る
○穀田委員 今もお話ありましたように、やはり原点が、正面からそういう点で頑張るということで、私どもも奮闘したいと思うのです。ただ、先ほど私も言いましたように、このゼネコン汚職というものが本来解明が求められている。そのことが一つ今国民的な世論として背景にあるということも私どもは言っ...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。  最後に、政党助成の問題について一言だけ質問をしたいと思います。  私ども、皆さんお話にもございましたように、政治に金がかかるというよりは、金をかけているというふうな現実だと思っています。しかも、その上に政党助成などと、何をか言わんやという...全文を見る
○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは本当に御苦労さまです。私からも若干だけ質問をさせていただきたいと思います。山脇公述人と宮内公述人に最初にお聞きしたいと思います。  私は、先ほどの質疑でもお話ししたんですけれども、やはり政治改革の中心は政治腐敗の防止だというこ...全文を見る
○穀田委員 構造的な問題があると。これは私どもも同意見でして、例えば政治的風土の問題だとか、企業献金を初めとするそういうあり方がずっと長く存在しているだとか、そういう問題もあると思います。  そこで、私の場合時間がありませんから、今度は無所属問題について、山脇公述人と竹尾公述人...全文を見る
○穀田委員 実は法律上は、先ほど私言いましたように、山脇さんからお話あったですけれども、比例で救うとあるんですけれども、実際は比例で三十人以上なければ立候補できない。そして一億八千万円なければ、供託金も要りますから事実上立候補できない。仮に二・九%とって、本来八人ぐらいの当選の可...全文を見る
○穀田委員 わかりました。  私は、そういう意味では、やはり参政権を等しく扱うためには、その意味では今度の法案ではなかなかできないんだということを最後に申し上げて、終わります。
11月09日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会公聴会 第2号
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○穀田委員 私は、日本共産党の穀田恵二です。  ついせんだって、こういうふうな記事がございまして、自治日報という新聞ですけれども、「国民が政治や行政に参加することに伴う費用であると理解すれば、」民主主義コストというのは、「その負担は個々の国民が自発的に負うべきものであって、強制...全文を見る
○穀田委員 その点、最後の方は随分意見が違うわけですけれども、先ほども言いましたように、民主主義のコストとは何なのかということなんです。  その点ではやはり、ついせんだって私どもの党でも明らかにしましたけれども、例えばゼネコンの問題や、それから政治資金のいろいろな状況を見ていま...全文を見る
○穀田委員 それでは曽根公述人にお聞きしたいと思うのですが、先生は「決定の政治経済学」という本の中で、「政治の経済学と民主主義のコスト」ということで、今の重要な問題についての御見解もなされています。そこの中で、「一般的に民主主義のコストとして考えられてきた最大のものは選挙に関する...全文を見る
○穀田委員 昨日もその点議論になりまして、例えば公的助成が腐敗の担保になるだろうかということがありました。これで、昨日の公述の中ではイタリアの汚職の例も出しまして、やはりそう簡単にならないよという御発言もございました。私、同時に思うのですけれども、やはり政党の足腰というのはそれで...全文を見る
○穀田委員 一言だけ。  ただ、ドイツの場合でも、御承知のとおり五%条項はありますけれども、逆に言って、それでは排除するけれども、資金の場合は〇・五%ぐらいまで認めるという形で、それこそきょうの少数者はあすの多数者だということになりますよね。だから、そういう点では、私は足切り条...全文を見る
12月07日第128回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○穀田委員 法案に入る前に、補正予算にかかわることで若干質問したいと思います。  一つは、消防防災整備費が削減されて、十一億ぐらい減っているわけですけれども、それはどんなところを削るのかということを消防庁にまずお聞きしたいと思います。
○穀田委員 要するに、これを見ますと、消防ポンプ自動車だとかはしごつき消防ポンプ自動車だとか消防団活性化総合整備事業なんかを削るということですね。これは私、消防力の基準に対する充足率の状況は、この間でいいますと若干低下している問題があると思うのですね。資料をいただきますと、消防ポ...全文を見る
○穀田委員 ただ私は、大きなお金がかかるという問題とあわせて考えなければならない問題は、例えば消防白書を見ますと、国の示す消防力の基準を指針として整備を進めてきたと書いてあって、その後、今後における整備方向としては、はしごつき自動車、これを第一に挙げているのですよね。それで、化学...全文を見る
○穀田委員 ゆるがせになってはならないということは、根本を譲ってはならないということの意味ですから、私は、語法からしてもちょっと、それだと本当に充足するために力を注ぐべきだと思うのです。  私は何もほかを削れと言っているのじゃなくて、本来、消防庁などについて言うならば、生命と安...全文を見る
○穀田委員 やむを得ない措置という問題と関連して、今お話がありましたが、特別会計で借りるに当たって、今までの経過からいえば、例えば自治省として、利子だけじゃなくて、この資料にありますようにそういう時代もあったわけですから、元金も全部国が負担してくれということを要求したのですか。
○穀田委員 私、なぜこういう点を一生懸命言っているかというと、いつも問題になることなんですよね。だから結局、今局長からお話があったけれども、特会で処理して地方には負担をかけないようにしているのだ、要するに先ほどの話でいえば、確保する、迷惑をかけられないということですよね。だから、...全文を見る
○穀田委員 だから、内閣、政府の責任。条文でいいますと、正確に言えば「内閣」、そういうふうに書いてありますけれども、減収となった交付税の総額、そこにもともと計上されたもの、これは四条にあるように大臣が見積もるものではありませんか。
○穀田委員 先ほど見積もりの問題や、予想どおりでなかったとか経済も生き物だとかありましたけれども、去年の答弁を見ておりますと、これは担当大臣も含めて言っておりましたが、当時こう言っているのですよね。一割以上も違うということはやはり甘いというふうに当時も自治大臣は答弁されています。...全文を見る
○穀田委員 先ほどありましたけれども、繰り返しますが、問題の所在は、交付税減額の責任がどちらにあると見るかという問題だと私は思うのですね。この間の問題についていえば、国と見るのかそれとも地方と見るのか、どちらに責任があるのだ。  これは、私先ほど言いましたように、地方交付税法の...全文を見る
○穀田委員 もう時間もあれですし、私、最後に態度だけ、ついでに表明しておきたいと思うのです。  これは、衆議院地方行政委員会調査室資料の「交付税特別会計の借入金額及び償還計画」の中にありますように、実質的には補てん財源は将来の地方交付税を充てる、こういう点を私、言っているわけな...全文を見る