穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第129回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の平成五年度一般会計補正予算その他二件について、反対の討論を行います。  今求められている補正予算はどんなものでしょうか。それは、深刻化する不況の打開のために、真に有効なものでなければなりません。ところが、本補正予算は、戦後最悪の...全文を見る
03月24日第129回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○穀田委員 私は、時間も余りありませんので、きょうは端的に大臣にお聞きしたいと思っています。中心は消防職員の団結権の問題です。このことについてお聞きしたいと思うのです。  ついせんだって、新聞を見ていますと、マイヤー国際労働機関、ILOの事務局次長が一月に来日していますね。そし...全文を見る
○穀田委員 そこはよく承知しているというとおかしいですけれども、長い経過があってそういう問題があったことも、これは議会で議論を何度もしていますよね。ただ、そういう意味でいいますと、新しい政権に交代したという中で、しかも佐藤自治大臣が所属する党の場合にはかつてこの問題について堂々と...全文を見る
○穀田委員 迅速果敢な部隊活動というのは、いつもこれは議論になるのですよね。そういう報告です。しかし、迅速果敢な部隊活動が団結権の保障でそう支障を来すとは私は思えないわけですね。  しかも、もう時間がありませんからこっちで言いますけれども、ILOの考え方は、先ほど部長のお答えで...全文を見る
03月25日第129回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○穀田委員 私、最初に固定資産税にかかわる問題について若干質問したいと思います。  地価公示価格の七割へと評価額が大幅引き上げされて、負担調整措置はとられるとしても、これを機会に地代、家賃の便乗値上げのおそれがあるいうことはよく御承知のとおりだと思うのです。私も、不当な便乗値上...全文を見る
○穀田委員 事前にとおっしゃいますけれども、実は驚くべきことが起こっているということ、これは御承知おきいただきたいと思うんです。  例えば契約なんか見ますと、こういうふうな例があるんですね。固定資産税評価額の五%を年間賃貸料金と定めるというようなことが賃貸借の契約書に書かれてい...全文を見る
○穀田委員 この問題は、私は大事だと思うのは、問題が起こってそれで相談に来る例というのはまだいいと思うんですよね。つまり、実際はそういうことを知らずに、やむを得ないものだと思ってずるずるいってしまっているという経過も多いわけなんですね。だから、相談に来ない人に対する一般的な周知、...全文を見る
○穀田委員 前段の通達は通達として出されたとしても、指導の経路はあったとしても、不当な便乗値上げは許さぬという次官通達で指導を新たに、どういう中身かいろいろ問題あるとしても、きちんと出していただくということはいいんですね。
○穀田委員 じゃ次に、例の東京フロンティアの問題に対して質問をします。  東京の世界都市博覧会に対して法人住民税や事業税、さらには不動産取得税や固定資産税などの非課税措置が行われています。これは新聞などにも書かれているんですが、国際条約や法律に基づく博覧会においては法律で特例措...全文を見る
○穀田委員 昨年の新聞にも書かれているんですけれども、地方自治体が国際博覧会条約に基づかず独自に開催する博覧会を政府が閣議了解で支援をするのは前例がないということを言っているんですね。これはこのとおりでして、私は、じゃ、この東京フロンティアというのは一体何だったかということを見ま...全文を見る
○穀田委員 どうも歯切れが悪いですね。つまり万博には該当しない、で、準ずるというと、それでは地方自治体という立場からいってもちょっとおかしいと思うのですね。つまり、国の判断を自治体に押しつけることになってしまって、国際的な行事だとかあるいは法律に基づくものをやる場合について、自治...全文を見る
○穀田委員 従来からの、従来からのと言いますけれども、もともとそういう博覧会条約なんかのは別でして、こういうものについてどうするかということについては初めてのケースで、しかも、これは初めてだと先ほどおっしゃったわけですから、どうも納得いかないわけですけれども、次に進みます。  ...全文を見る
○穀田委員 そこで私、大臣にもう一度御答弁いただきたいのですが、総額を確保する問題について私は言っているわけじゃないわけですよ。総額を確保するのは当たり前の話であって、それをどこから確保するかという問題を問題にしているのであって、しかも、二月五日付の自治大臣の文書によりますと、財...全文を見る
○穀田委員 そこで、今五十九年の話が出ましたから私は言いたいわけですけれども、では、五十九年の場合、例えば当時特例措置を導入した際に、社会党は当時明確に反対をしています。そういう立場から反対討論も行っています。そしてそのときに、大臣のそういうおっしゃる点はいろいろあるのでしょうけ...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表し、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  第一は、政策減税による減収分、通常の財源不足分について、いずれも地方の負担としており、国の責任を全面的に放棄していることです。政策減税について言えば、七七年、七八年のそれ...全文を見る
03月30日第129回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、平成六年度一般会計暫定予算外二件に対しての反対討論を行います。  まず、暫定予算編成の経過が重大であります。新年度に予算の空白を招かないため暫定予算を編成することは、一般的にはあり得ることであります。しかし、本予算の審議がおくれている問題...全文を見る
05月18日第129回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○穀田委員 日本共産党を代表して、平成六年度一般会計暫定補正予算外二件に反対の討論を行います。  暫定予算は、本来短期の期間を想定したものであり、合計で九十日間にもなる暫定予算は、一九五五年の鳩山内閣以来四十年ぶりの異常事態です。この責任は、連立与党が憲法と議会制民主主義に反す...全文を見る
05月26日第129回国会 衆議院 決算委員会第一分科会 第1号
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○穀田分科員 私は、京都御苑に迎賓館施設という問題と関連して、環境庁に若干お聞きしたいと思います。  先ほど環境庁長官からもお話しありましたけれども、世界的にも、自然保護だとか自然の保全というのは大事な問題となっていることは御承知のとおりです。それで、国民公園たる京都御苑の位置...全文を見る
○穀田分科員 御承知のとおり、国民公園は三つありますよね。三つしかない。そこで、今お話しありましたように、広く国民にということと保全という二つのことが言われました。現代的に言うならば、自然を守るということと広く国民が利用して親しむことだ、こういう二つのことだと理解していいですね。
○穀田分科員 先ほどお話しあったように、これは、もともと昭和二十二年の閣議決定で国民福祉のために確保するということが言われています。しかも、これは「保存を図り汎く一般国民の亨用に供すること。」ということになっていまして、今お話しあったように、保全して自然を守るということと広く国民...全文を見る
○穀田分科員 今お話しありましたけれども、総理府を中心に取りまとめを行っておる、調査検討委員会をやっておる。それでは、そこの中に、多方面とありますけれども、その委員会の中に、どうしたらつくることができるか、どんなものをつくるかという人たちは入っていますが、自然環境の分野から、例え...全文を見る
○穀田分科員 では、環境庁長官、せっかくおいでですからお聞きしたいのですが、長官の職務との関係で、こういったものに対して物申すということができると私は思うのですね。例えば、京都御苑というのは管理規則がいろいろありまして、その中に、環境庁長官の許可が必要だというのがたくさんあります...全文を見る
○穀田分科員 今お話しありましたけれども、オオタカの飛来は御存じのようです。そうすると、オオタカが飛来しているというのは、幼鳥が飛来しているのも御存じですか。
○穀田分科員 幼鳥が飛んできているということは、当然明らかにこれは営巣の可能性があるという問題なんですね。それは結果としてどうなるかというのは調べていただくということで、四月七日付の読売新聞で、環境庁の生物課の方が、「専門家の意見を聞きながら、早速、調査したい」とおっしゃっていま...全文を見る
○穀田分科員 どうもはっきりしないんですがね。オオタカの親子二羽が確認されたという、この新聞の記事もそうなんですが、実は環境庁の職員の方がこれは撮影しておられるのです。それは御承知のとおりだと思うのです。だから、それは調査ではなくて確認をしているというだけであって、具体的に法律に...全文を見る
○穀田分科員 私はそういう言葉はちょっと不可思議だと思うのですね。つまり、どういうふうな自然が京都の御苑にあるのかということは御承知のとおりなんです。貴重な鳥類だとか、それから今言った野鳥だとかいうのがあり、しかもお話しのように自然教室も行ってきた。  この自然教室を行ってきた...全文を見る
○穀田分科員 私残念だと思うのは、環境問題で長官はこう言ってますよね。日経新聞で、「地球環境問題の解決に向けて国際的リーダーシップを発揮していきたい。」こういうふうに言ってます。  そこで、例えば環境庁で、管理事務所でお勤めだった羽賀さんという方はこう言ってます。御指摘のとおり...全文を見る
○穀田分科員 では具体的にお聞きしますが、環境保全のための必要な自然の調査を行うということは、どういった内容で行う予定ですか。
○穀田分科員 では、そういう調査をまず行うということだけは確認しておきたいと思います。  それでは、あわせて、かつて環境庁長官、上田さんの時代ですけれども、京都御苑にちびっ子広場をつくるということで、大切なことだ、土に親しむことが大事だといったことを言っていると思うのですが、そ...全文を見る
○穀田分科員 そうしますと、当時、山崎自然保護局長だと思いますが、昭和五十九年でしたか、子供たちがはだしで土に親しむことは極めて大事だ、こうおっしゃっていました。これも私はもっともなことだと思うのです。それを受けてちびっ子広場の話が出たわけです。それは、皆さんも京都御苑の話を今せ...全文を見る
○穀田分科員 大規模な変更にならないというのが違うんですね。今の考え方でいいますと、それでは新宿御苑にぼこんと建ててもいいのかということになるわけですね。しかも、どのぐらい迎賓館というものを使うとお思いになりますか。御存じですか。
○穀田分科員 では言っておきますけれども、資料によれば、これは総理府の統計ですけれども、一九七四年から十九年間、百五十九回国賓は見えています、この十九年間で。ところが、京都にお見えになった方は二十五回なんですよ。たった年二回なんですよ。年二回のそういう人たちのために、国民の利用を...全文を見る
○穀田分科員 前提とされる、まあ話がどうもかみ合わへんのやけれども、どうしてそうなるんですかね。  では、二つ聞きます。それでは、前提とされるのだったら、逆に言えば当然、少年野球や社会人も野球頑張ってはります、そしてゲートボール場にも使ってはります、それは確保されるのですね。そ...全文を見る
○穀田分科員 ですから、そういう角度で、やはり環境庁はそういう先例に倣いまして、こういうところでいえば、自然を守るために当然御苑については、そういう施設は必要でない。迎賓館をつくるのは総理府の話だといいますけれども、もともと別に御苑につくらなければならないというのはないわけなんで...全文を見る
○穀田分科員 終わります。
06月03日第129回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○穀田委員 私は組織改正の問題について質問をしたいと思います。  今度の組織改正案では、「生活安全局の所掌事務」の規定につきまして、「犯罪、事故その他の事案に係る市民生活の安全と平穏に関すること。」が新たに加わっています。この意味するところをまずお聞きしたいと思います。
○穀田委員 この法律でいいますと、例えば二十三条に従来あったわけですね。それを二十二条の生活安全局に保安部の内容を、わかりやすく言えば移動させた。ところが、その中には二、三、四、「地域警察」、「犯罪の予防」、「保安警察」に関しては、わざわざこれ全部あるわけなんですね。それをさらに...全文を見る
○穀田委員 なぜこれを割としつこく言うかといいますと、今もお話ありましたけれども、例の警察法の一条、二条はまだ変えていないんだと。確かにそれは変わっていないのですが、その一条、二条の問題で、例えば警察庁長官官房の「警察法解説」というのにありますけれども、そこの中においてこう書いて...全文を見る
○穀田委員 従来同様変更ないと言うのですけれども、例えばこの二条の「警察の責務」という中で、「警察法解説」の書類によりますとこう書いているのですね。「警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきもの」だということをわざわざ書いているのですね。その前項とは、御承知のとおり「個...全文を見る
○穀田委員 私は、警察の活動は本来、個人の権利と自由を保護するということが肝心であって、特に実際上は制限するということになりますね、当然。したがいまして、非常に厳格にやらなくちゃならないということを改めてこれは強調したいわけですけれども、特にこの文書にも書いていますように、「警察...全文を見る
○穀田委員 つまり、今も言われたように、今回の改正でもその原則というのは変更はないということですね。それは確認してよろしいですね。
○穀田委員 といいますのは、私はやはり、先ほど申しましたように、市民生活全般に介入するような危惧というのをどうしても覚えるわけですね。それは、例えば秋田県では由利郡の象潟町それから金浦町それから仁賀保町に始まった防犯指導員条例の制定の動きが県下の自治体に広まって、既に六割以上の自...全文を見る
○穀田委員 自治体で議論をされたのは、それは当然のことなんですが、警察庁が全国的にこういうことをやれということで指導しているのですかとお聞きしているわけです。
○穀田委員 では、警察庁は関知してないということですね。もう一遍。
○穀田委員 それでは、秋田県の合川町の議会の答弁ではこう言っているのですね。「指導隊のこの条例のひな形でありますが、これは、おっしゃる通り、その準則のような形で警察の方から示されたことは事実であります。」警察が事実上指導しているということを答弁で言っているのですね。さらに「あくま...全文を見る
○穀田委員 これは、私が警察庁が全国的に指導をしているのではないかと思うもう一つの理由があるからなのですね。  それは、京都でもそういう形での条例を制定しようかという動きがあって、その理由の一つに地方自治法第二条の規定を挙げています。秋田でもやはり同じような説明を行っています。...全文を見る
○穀田委員 どうもあれですけれども、では、もう少し立ち入って聞くとして、逆に言えば、こうした条例に基づく防犯指導員というのはどんな仕事をするのかということについてはお答えできますか。
○穀田委員 では、ちょっと具体的実例を挙げて聞きますけれども、例えば男鹿半島の男鹿市の防犯指導員条例によりますと、「警察機関及び男鹿市防犯協会等と緊密な連携を図り、犯罪等の未然防止のための調査研究及び防犯指導を行うものとする。」こういうことを書いているのですね。私は、ここの点では...全文を見る
○穀田委員 私が言っているのは、それぞれの立場という話がありましたけれども、本来地方自治体がやるべき責務というのは当然地方自治体のやるべき責務であって、今具体的にお話ししましたように、実は防犯指導員という形でそういう条例をつくったりしていることが、現実にはどうも警察の仕事がそうい...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 私は石井自治大臣に質問したいと思います。  報道によりますと、大臣、あなたは去る五月二十日の閣議後の記者会見で、区割り法案の国会での取り扱いについてお話ししています。それによりますと、まず日経新聞の夕刊では、見出しで「区割り法案は審議必要ない」、こういうふうに述べら...全文を見る
○穀田委員 政治改革に反対してきた、小選挙区制に反対してきた、その後段は事実ですけれども、政治改革に反対してきたということは全然違いますよ。それは言っておきます。それは、言わはったから、言っておきます。  ただ私は、今言ったように、ここで述べているのは「区割りの内容については触...全文を見る
○穀田委員 ちょっと私、石井大臣、ちょっと違うと思うのですね。任命だとかその他を言っているんじゃなくて、もう一度言いますよ。区割り法案については審議は必要ないということについて了解を得ているということを書いているから、それは事実かと言っているんですよ。今お話あったように、区割りの...全文を見る
○穀田委員 私は違うと思うのですね。まず約束は、ここに書いていますように、案の作成基準については国会に中間報告を行う。そのことでこれも議論をしますよね、当然。あわせて私言っておるのは、区割り法案というのはあくまでも法案ですから、そのことについて議論をするというのは、これは当たり前...全文を見る
○穀田委員 それは違いますよ。私は、違うんですよ。例えば審議会だって、各都道府県知事からも当然意見を聴取している。当然同じようにそういう多くの主権者を代表する国会議員が主権者である国民の意思を反映させることができるかどうか、それからまた、主権者の最も基本的な権利の行使にかかわる問...全文を見る
○穀田委員 時間もないですから、私の方は。というのは、私は改めて言っているんですけれども、公正に審議された審議会とはいえども、それは確かに審議会を、じゃ国会の上に置くのかということになりますから、そういう立場から私、物を言っているわけでして、そこは御理解いただきたいと思っています...全文を見る
○穀田委員 そうしますと、地方自治体の裁量の及ぶ範囲が大きいということになりますね。  そこで、私は、この間、国民のプライバシー及び人権意識の高まり、高揚の中で、続き柄などの表示などについては見直してほしいという声が多く上がっていること、これは一般の世論の中で示されていますね。...全文を見る
○穀田委員 その中心は、やはり戸籍という考え方、身分という言い方は、なかなか難しい問題ですけれども、法律上の問題ですからやむを得ぬわけですけれども、私はそういう区別をする必要はそろそろないのではないかと思うのですね。  といいますのは、昨年の六月、東京高裁は遺産相続に関する抗告...全文を見る
○穀田委員 関係方面というのを、いつもこういうふうに言われると、どこの辺なんかいなと思うのですが、その辺をはっきりしていただきたいわけです。  ただし、全国統一、そういう必要があるんだと先ほど御答弁の中でありましたよね。だけれども、実際に仕事をやっておられる方々の一つの集まりで...全文を見る
○穀田委員 私は、ただ、そういう人権意識の高揚の中で、そういう続き柄を一々書かなくてはならないということ自身を省いていくということが多くなった。あわせて、官公庁だとか、そういうところからの各種の申請の中に、届け出に当たって続き柄の記載がある住民票が求められている事実もあるわけです...全文を見る
06月03日第129回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  お三方の公述人、御苦労さまです。もう私で最後でございますから、よろしくお願いします。  まず最初に紺谷さんにお聞きしたいのですが、景気対策の重要性をるるお話ありました。また、生活実感ということでございましたけれども、私は京都に住まいしてい...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。  私は、その点では、今日の消費税が、この予算委員会でも随分議論になりまして、高齢化社会のためにという前言葉がいつもつくけれども、本当にそうだろうかという議論を今しているところでございますし、私どもとしても、本当の意味で消費税がどんな効果をも...全文を見る
○穀田委員 今、労働行政の話も出ましたが、私どもの党は昨日、下請中小企業対策についても述べたところです。といいますのは、今もお話を聞いてまた改めて驚いたのですが、仕事がなくて外に出ているという話がありましたけれども、実は、私が住んでおります関西の方では、松下は一割弱の減産で、下請...全文を見る
○穀田委員 それでは、飯塚公述人に最後、お聞きしたいと思うのです。  飯塚さんは「TKC」という一番新しい本の中の巻頭言でこんなふうに言っているのですね。「大臣等のポストの配分や、選挙資金の配給等の恩恵に心中で拘束されてしまうのであろう、一国の運命を方向づける程の重責をもつ国会...全文を見る
○穀田委員 私もそのとおりだと思うのです。特に、先ほど議論になりましたが、政治改革と称して、本来政党がみずからの党として政治腐敗をなくすということに対して自浄能力を発揮すべきだと思うが、その点はいかがでしょうかと。その論文との関係で先生の御見解はいかがですかということなのですが。
○穀田委員 先生は政党としての自浄能力を発揮すべきだというふうにその論文で書かれています。私もその点では同感なんです。  そこで、お聞きしたいのですが、政治腐敗、政治は腐敗をし切っている。リクルートからさまざまな事件がございましたね。そういう意味では、政治腐敗自身もみずからの政...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。私どもも、そういう意味では民主主義を守るために頑張りたいと思います。  どうもありがとうございました。
06月07日第129回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○穀田委員 私は、まず法案の背景となります地方制度についての自治省の基本的な見解についてお伺いしたいと思います。  先ほどもるるお話がありましたように、また法案の提案理由にありますように、この法案は昨年四月の地方制度調査会の答申を受けて法案化されたものです。  そこで、その答...全文を見る
○穀田委員 途中ちょっと聞きそびれたのですけれども、最後の運用のいかんはわかるのですが、今引用されて、「道州制の導入等現行の地方自治制度の根幹に関わる」、つまり道州制の導入によって、今お話をちょっと聞きますと、私の勘違いでしたらあれですけれども、現在の都道府県の廃止を意味するもの...全文を見る
○穀田委員 といいますのは、私は、道州制の問題をそういうところまで、今の大臣のお話だと後半の方の話を引用されて、もう既に言ってあるから、もうそこまでいくのかなというふうに一いや、ですから、前半の方を聞いているものですから、前段の文章の中に、道州制の導入等根幹にかかわることについて...全文を見る
○穀田委員 定着している、意義を失っていない、そうかと思うと今度は見直していく、見直していく必要もあるんだ、こう言うのですね。  私が言っているのは、今回の意味づけとの関係は、後半の方はわかりました。しかし問題は、中心軸としてそういう現行二層制についても、例えば地方自治制度の根...全文を見る
○穀田委員 当面は維持しつつということですね。  そこで、お聞きするのですが、この改正案によって、地方自治を強化するという立場からすれば、現行の都道府県、市町村、それぞれにおいてはどういうメリットがありますか。
○穀田委員 今の中核都市その他についてのお話はわかるのですが、要するに、そういうことを一つ踏み出すことによって、現行の都道府県、それから、例えば都道府県の中にいて中核市に存在する方々は、そういう行政需要、行政のメリットを受けられるでしょう。そういう点でのサービスを受けられるという...全文を見る
○穀田委員 そうすると、構図としてはこうなるわけですか。  つまり、中核市ができることによって、権限移譲をされて、ここは行政サービスが前進をする。残りのところは、例えば、県があって、県と市町村の二つが、二つという言い方は悪いですけれども、それらを含めて全体として広域連合でくくる...全文を見る
○穀田委員 そこで、この間議論になっていますのは、一つの中心問題は権限移譲という問題ですね。これは、私も見てみますと、例えば朝日新聞の五月九日付の「花も実もある分権を目指そう」という中の「中核市は府県からの権限移譲だけで、国からの分権は全くない。これでは府県の空洞化を招きかねない...全文を見る
○穀田委員 私は、もう一つ保障がはっきりしないなというのが率直な実感です。  時間が来たということですが、なぜこれをしつこく言っているかといいますと、実は、地方制度調査会の答申でも、国から地方への権限移譲が行われておらずに極めて遺憾と言わざるを得ないと何度も指摘しているものです...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、地方自治法の一部を改正する法律案及び同法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案について、反対の討論を行うものです。  反対の第一は、広域連合の導入は、都道府県や市町村行政の空洞化を招くとともに、行政への住民参加を制限し、地方自治の後退...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○穀田分科員 私は、絹織物の関係の産業についてお聞きしたいと思います。  午前中、大臣は、日本の中小企業は大黒柱だということをおっしゃいましたし、その大黒柱がいろいろ腐っているようでは困るわけですよね。ですから、それに対してしっかり保護をしていくというか大事にするということが今...全文を見る
○穀田分科員 特殊性、それから共通性という言葉はわかるのですが、問題は、この二十数年来の生産量やその他輸入の増大による落ち込み、こういう中で、産業自体が成り立っていかない事態に立ち至っているという点での認識はおありでしょうか。
○穀田分科員 そこで、ちょっと見ていただきたいのですが、これは明紗つづれというのですね、紗のつづれ。これは値段でいいますと、仲間内で取引しているのは大体一万円なんです。ところが、皆さんのところに出回るときには大体五、六万だと思います。同じく、これは明つづれというのですが、大体幾ら...全文を見る
○穀田分科員 認識しているということですから。  さらに黒共、これは要するに喪服に締める帯ですね。それも非常に入ってきていまして、国内産の小売は大体一万円くらいです。ところが、中国産のものは二千円から三千五百円ということなんですね。だから、そういう意味でいいますと、問屋筋では一...全文を見る
○穀田分科員 それは後でも言いますが、ではもう一度聞きます。  そういう値崩れを起こす、そして十万本の輸入によりまして非常に業界全体が打撃を受ける、こういうことになったときに、私は国内法の問題として、中小企業基本法二十二条を発動して輸入規制を行うべきだというふうに考えるわけです...全文を見る
○穀田分科員 そうすると、中小企業庁が出しているこういう本はどうなるんです。二十二条の解説に当たって、しかも二十二条はよく読むと、今の直接規制はしないということですが、「中小企業に重大な損害を与え又は与えるおそれがある場合において、緊急に必要があるときは、関税率の調整、輸入の制限...全文を見る
○穀田分科員 それはわかっています。問題は、施策としてそういう方向を出すということを私は言っているのですね。つまり、具体的な法律を全部変えることが必要だ、それはそのとおりです。問題は、それじゃ、逆に言えば、どういう条件であればこの基本法の考え方に合致するのかということを一つはお聞...全文を見る
○穀田分科員 どうもかみ合いませんね。  それではもう一度お聞きしますが、この法律にある、輸入によって中小企業に重大な損害を与え、または与えるおそれがある場合においては、輸入の制限等、必要な施策を講ずるものとする、この解釈それ自身は、今の日本の絹織物や西陣織や丹後ちりめんだとか...全文を見る
○穀田分科員 どうも、その解釈というのは私はちょっと違うと思いますね。つまり、今お話がありましたように、個々の商品ということじゃないですよね。これは、確かに一つの商品ということを示すと同時に、絹製品全体を指しているわけですからね。西陣織というのは、それは一つの商品で単にネクタイや...全文を見る
○穀田分科員 では聞きますが、私が聞いたのは、ガットとの適合性の前段で、つまり、この法律自身は中小企業基本法だから、今の中小企業の実態の中で実際進行している事態はこの二十二条に当たるのではないか、その上で、その対策を打つ際に、施策を打てと書いているわけだけれども、その施策を打つに...全文を見る
○穀田分科員 今もお話しありましたけれども、提言の中には、撹乱という場合の基準もありますね。最後の方で、そういう政策的な判断が必要だということは書いてあります。  その前に、それじゃ、どういう場合にそういう発動をすべきかという問題についても書いていまして、市場が攪乱、あわせて、...全文を見る
○穀田分科員 今の市場の開放や自由主義貿易という話が基底にあると思うんですが、私は、この繊維問題でいうならば、少なくともこの二十数年来というもの、アメリカにおいてもヨーロッパにおいても、MFA協定に基づくそういう取り決めで発動をして、それで規制をするという事例は数限りなくあると思...全文を見る
○穀田分科員 総合的な判断、その際に、私は本来この中小企業基本法二十二条の発動要件というのが、少なくともこれらの中小企業庁が書かれている「中小企業基本法の解説」や「中小企業基本法のあらまし」、こういう中に、それぞれの本の解説の中にも要件というのは当然書かれているわけです。  「...全文を見る
○穀田分科員 終わります。
06月08日第129回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○穀田委員 私は、日本共産党を代表し、平成六年度政府予算三案に対して反対、日本共産党提出の組み替え動議に賛成の討論を行います。  本会議や本委員会における審議を通じて、政府予算案の反国民的で危険な性格が明らかになりました。  まず、九四年度予算は軍縮を口にして編成されましたが...全文を見る
06月10日第129回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○穀田委員 きょう提出されている消防法の改正の問題については、社会状況の変化の中で当然の措置として私ども賛成するものです。  そこで同時に、今もお話がありましたけれども、消防職員に対する待遇改善については今後とも大いに図っていただきたいと思っています。  私は、京都府警の学校...全文を見る
○穀田委員 ちょっとあれですけれども、私は、この強制捜索が極めて異例中の異例だということを見ていただきたいと思うのです。  というのは、国土庁に聞きますと、やはりこの関係の告発というのは、非常に重大な問題、悪質な問題ということで国土利用計画法に基づいて告発をする。それは年間でい...全文を見る
○穀田委員 私は、今ありましたように、こういう強制捜査をする根拠というのは極めて異例だと思うのですが、逆に届け出をしないでやったことが違反だ、罪になるわけだから、そうすると、京都市に対してもし届け出があったのかと聞いた瞬間に、届け出はあります、そうしたら捜査はなかったのでしょう。...全文を見る
○穀田委員 そうすると、市に対して届け出をしていないということに対して見れば、普通で考えれば、先ほどありましたように、届け出をしたのかどうか、当事者に聞けば済む話ですよ。だから、強制捜査をする場合、任意でそういうことについて先ほどいろいろ関係者から話を聞いたということをお話しにな...全文を見る
○穀田委員 届け出をしましたよということで言われれば、どうやこうやという話がありましたが、逆にいえば、この捜査の経過の中で仲介不動産の方が届け出をしたということを改めて言ったものだから、もう一度そこで調べ直したわけでしょう。そういう経過でした、最初の報告は。だから逆にいえば、当事...全文を見る
○穀田委員 その件に関して新聞でも報道されているのですが、府警は捜査は適切で、適法で謝罪はしないと改めて回答しているということが何度も新聞に載っているんですよね。私は、捜査は適法だとは言いますが、先ほど言いましたように強制捜査までいかなくても済む問題だったということが一つあり、し...全文を見る
06月20日第129回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○穀田委員 私も、雲仙・普賢岳の問題に関連して少しお聞きしたいと思います。  今中心的な論議になりましたのは、やはり現行法の弾力的運用で可能かどうかというのが問題の争点だと思うのです。私は、やはりさまざまな点で現在の法律が雲仙・普賢岳を救う上では適合していないということを率直に...全文を見る
○穀田委員 私は極めて具体的にお聞きしているわけですけれども、例えばそういった数々の被害が及んでいる、具体的には先ほどもありましたように養鶏家の方々だとか農民の方々だとか、そういう被害を生んでいる。それで、そういうものが、では法律の趣旨といいますか考え方の基本であるところの受忍す...全文を見る
○穀田委員 意見は明らかに違うということで、先ほどもお話がありましたけれども、検討すべきということではなくて、受忍すべき範囲内だと長官おっしゃるから、私は、そういうのは違うのではないか、少なくともそういう受忍すべき範囲内を今や超えているからこそ、全国の人たちも含めてこれま何とかし...全文を見る
○穀田委員 すべてにわたる立法を今言っているのではなく、それは先ほど言ったわけですが、私は、今具体的な問題で言うならば、警戒区域の設定に伴う損失補償制度の創設、これは可能ではないか。その点では、先ほど長官からお話ありまして、権利の平等の問題とか利害の均衡等々で難しいと言いましたけ...全文を見る
○穀田委員 住民の安全を守る、補償がなじみにくい、この二つですね、結論は。  私は、住民の安全を守る上で、やはりその設定権者が純粋にそのことを判断の基準にするためにも、例えば実際上設定権者の方々が心配しておられるのは、やはり住民の安全と同時に、その方々の生活の面での安全も気にさ...全文を見る
○穀田委員 それはちょっと後で反論しますが、それでは、今言いましたいろいろな措置をとってやってきたということの関連で、具体的な問題に少し入ってさらに改善を求めたいと思います。  一つは、警戒区域の土地の買い上げの問題です。  これは、中尾川流域の砂防事業については、五月二十九...全文を見る
○穀田委員 今のお話ですけれども、用地買収の単価を発表されたと言っていますけれども、問題は、先ほども現状価格という問題がありまして、これはどういう価格で対応するかという問題なんですよ。それが、そういう災害を受けてどうしようもないということで評価しているのか、それとももともとのもの...全文を見る
○穀田委員 それは私おかしいと思うんですね。普通、職員の派遣に関して、甚大な災害をこうむったときにおけるそういう派遣というのは、当然派遣される側が負担するのが筋じゃないんですか。本来の筋はどうなのか。どういう協定か、内容はあるでしょうけれども、しかし現実には、今前段の方でお話あり...全文を見る
○穀田委員 よくわかりませんね。普通の考え方は、自治法なり今の災害対策基本法に基づく職員の派遣は、本来災害応急対策並びに災害復旧の知識を有する者について送る、受けられた方がそれについては当然責任を持って払うというのが考え方の基本でしょう。それが基本じゃないですか。
○穀田委員 それでは何の派遣なんです、これは。つまり、災害復旧だとか、それから今も一番最初にお話あったように、何のための派遣かといったら災害復旧のための派遣だ、こう言っていましたよね。災害復旧のための派遣というのは、本来、例えば地方自治法二百五十二条の十七による発動が最も多い例だ...全文を見る
○穀田委員 私、こんなことがまかり通ったらいろいろなことができると思うんですわ。やはり災害復旧という根本問題、それは地方自治法の観点、そして災害対策基本法の基本的な観点からしたら、これはこういうふうにすべきだということをしないと、そんなことをやり出したら、市が依頼をすれば市が負担...全文を見る
○穀田委員 協力してということじゃないのです ね。それはやはり本筋のところから外れているということですよ、私の言っているのは。だから、こんなことやり出したら、本当に今地方自治体が、現実に一番被害を受けているところが困っている、そういう問題に対しても、本来的にこんな負担でいったら...全文を見る
10月13日第131回国会 衆議院 本会議 第5号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、政府並びに提案者に質問します。  まず初めに、政治改革について伺います。  村山総理は、さきの所信表明演説で、小選挙区区割り法案の成立により一連の政治改革が初めて施行され、長年の懸案が実行に移されると述べました。  問題は、その中身...全文を見る
10月25日第131回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○穀田委員 私は、まず最初に、共済制度の意義とその目的という肝心かなめの点をお聞きしたいと思います。
○穀田委員 今ありましたように、生活の安定、福祉の向上と、先ほど大臣も全般的な福祉の向上がなかなかとらえられなくて残念だという話がありましたけれども、私は、一番最初の質問者にも大臣お答えしたように、最終的に年金の支給年齢が六十五歳に先送りされる、そして六十歳から六十五歳までの間は...全文を見る
○穀田委員 お話は、先ほど来そういう話をお伺いしているのですが、公務員部長もお話ありましたけれども、共済制度というものの中身を見ますと、本来相当年限忠実に勤務して退職した場合はと書いてあるのですね。だから、これを読み取りますと、普通は定年退職と直結すると理解すべきであって、そこか...全文を見る
○穀田委員 私が聞いているのは、今の共済制度の考え方は、退職、それに連結するという考え方じゃないかということと、もう一つは、本当に六十歳から六十四歳までの間について、賃金と年金で暮らせというわけだけれども、そういう賃金を出すところについての働く場、それはどこが保障するのか、政府が...全文を見る
○穀田委員 つまり、保障しろという意味は、少なくとも六十歳から六十歳代前半についてそういう形で、再雇用の現実は、これは自治大臣よく御存じだと思うのですね。これは再雇用といっても大変無理なんですよね。そういう中で、一方、年金は六十五歳支給だからという話で賃金と年金と結びつけてやって...全文を見る
○穀田委員 雇用は地方公共団体があれしているわけですから、もちろんそのことについては当然のことです。  問題は、今そういう制度づくりをしている政府としてやはり責任を負ってもらわなければ困ると私は思うのですね。例えば、現実はどうなっているかというと、再就職した者というのは大体四割...全文を見る
○穀田委員 それはその町村、町村、市町村における具体的な現実の問題について、例えば農業を営む方だとかそういうのがおられることは、事実承知しております。問題は、今そういう制度をつくるに当たって、六十歳代前半について再就職は四割しか現実にはない状況のもとで、どう保障をするのかというこ...全文を見る
○穀田委員 今の勧奨退職制度については、大体すべてが管理職だという実態ではありませんし、その辺は異論がありますが、時間もありませんので、あと二つばかり質問をしておきたいと思うのです。  一つは、先ほども言いましたけれども、再任用だとかというのは非常に少ないという問題について指摘...全文を見る
○穀田委員 じゃ、反対の態度を表明して、終わります。
10月27日第131回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○穀田委員 島原の市議会の要請がつい先般ございました。私も調査団の一員として雲仙・普賢岳へ参りましたけれども、そのときも、御要請の一つの焦点はやはり警戒区域設定に伴う損失補償制度の確立の問題でした。これは前回の議論でもあったわけですが、一度要請の項目から少し消えたじゃないかという...全文を見る
○穀田委員 そこ、いつも肝心なところなんですけれども、災害対策の基本の法律上のそういう警戒区域設定というのは、住民の安全を守る、それから生命を災害から守るということですよね、そのことを今おっしゃいました。  とすると、例えば区域設定に伴って損失発生が必ず起きる。わかりますね、起...全文を見る
○穀田委員 もう一度長官にお聞きしたいのですけれども、私は、住民の安全を守るというなら、純然にそのことだけに専念できるということが根本だと思うんですね。経済の損失問題というのは後で起こるというふうにお考えでしょうが、例えばそれを設定する権者、町長なり市長なりがやる際にどうしてもち...全文を見る
○穀田委員 ちょっとそれ、御理解してくれと言われても、理解できないんですけれども。つまり、命を守る、安全を守るということが第一義だというのはわかっているんです。それを本当に機能させようと思えば、少なくとも長官、例えば自分が、私もそうですが長官でもそうですが、命を救わなくちゃならな...全文を見る
○穀田委員 わかりました。これ、いつも議論になるんですが、私は総合的な事後におけるそういった問題についてもしっかりやっていただくということは必要だと思うんですよ。ただし、防災局長もよく御存じのとおり、長いですわね、これ。一千何日間ですわ。実際、解除しようか、またしようか、こういう...全文を見る
○穀田委員 どうもよくわからないんですけれども、言った内容はそのとおりだったのはわかりましたけれども、要するに「何か“手土産”を持っていくべきと強く要請するつもり」だと語っておられるのですね。島原の新聞にはそう書かれています。  それは事実だということはお認めになったわけですけ...全文を見る
○穀田委員 わかりました。非常に重みのある発言でございまして、弱ったなと言った方もいらっしゃったようですが。それで、基金はふえるのですか。  要するに長官としては、基金をふやすべきだ、二十一分野百項目だけでは不足しているからということはよくわかったのです。そこまではわかりました...全文を見る
○穀田委員 正確に言っていただきたいのですが、何となく話が後退をしているなという感じがどうもします。小澤長官は、やはり実はそう言っているのですね。「「要望をしっかり受け止め、地元の意向も踏まえて一生懸命復興を手伝いたい」と答えるにとどまった。」まあ「とどまった」は別として。新規立...全文を見る
○穀田委員 これは地元の要望ですし、細かいことは否定していませんでしたから防災局長に一々御答弁を願うというのはあれかもしれませんが、大臣、今、災害対策の問題で、一つは、地元の皆さんの要望をしっかり受けとめて、地元の意向を踏まえて一生懸命復興を手伝いたいと言っているわけですから、ま...全文を見る
○穀田委員 一生懸命やっていただきたいと思うのです。  私は受忍できる範囲内かどうかということをお聞きしたわけですが、どうもそれにはお答えにならないようですから、それじゃ、この際、警戒区域設定に伴うところの損害の実態について、やはり少ないとか多いとかじゃなくて、それ自身がどれだ...全文を見る
○穀田委員 私はちょっと違うと思うんですけれどもね。これだけ大変な被害で、消防団の活動もなされてそういう被害を見られた方が、どれだけの被害があるかという現実の認識を、一度視察に行っただけではわからぬわけですから、それの全体像を把握するためにそのことについても知っていただきたいとい...全文を見る
○穀田委員 計画的にはわかっているんですが、私が言ったのは、九五年度末までにやろうという実施要綱の精神に基づけば、間に合うのか、張り切ってやっていただく必要があるんじゃないかと。いい内容ですから、ぜひ頑張って進めてほしいと言っているんですよね。ですから、その趣旨を御理解いただいて...全文を見る
○穀田委員 それはそうなんですけれども、じゃ、もう一度だけ、先ほど言った二つだけもう一遍言いますね。  私は、管理者任せにしても対策事業が計画的に進まないことは明らかだ。だからお金も、予算も、岸壁に対する液状化対策の来年の概算要求は減っているくらいなんですね。それだから私は、例...全文を見る
○穀田委員 どうもありがとうございました。
10月27日第131回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  反対の第一の理由は、退職者の生活を脅かすものだからです。そもそも共済制度の最大の目的は、組合員とその家族の現在及び将来の生活の安定を図ることです。そう...全文を見る
10月31日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第5号
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○穀田委員 私は、この委員会で問題になり、波紋を呼んでおります橋本通産大臣の発言についてお聞きしたいと思います。  大臣、あなたは二十七日の参議院商工委員会でも我が党の市川議員がこの問題を追及した際にも、わざわざあなたの二十四日の当委員会での発言の速記録を読んでこう答えました。...全文を見る
○穀田委員 これは一番最初に私申しましたように、この当委員会での通産大臣の発言をめぐって、やはり国際的にも波紋を呼んでいます。ですから、その立場から、そういう意味での決着をつけるという立場から今質問をしているので、御理解いただきたいと思います。  じゃ、その戦域は広範だと言って...全文を見る
○穀田委員 どうも特定できないのですね。通産大臣の著書にもございますように、アジアの各地域を回って遺骨を収集しているというのは書いてあります。問題は、要するに、中国に対しては侵略があった、朝鮮に対しては植民地支配があった、それと区別してわざわざ言っておられる地域はどこだと。つまり...全文を見る
○穀田委員 今お話あったわけですけれども、「当時の日本としてその地域の方々を相手として戦っているつもりはないままに太平洋の各地域を戦場とした事実がございます。」というふうに国会で、この場で御発言なすっています。  そこで、その後につきまして、あるいは、例えばアメリカであれイギリ...全文を見る
○穀田委員 いや、それで、厳密だとか厳密でないとかじゃないと思うのですね。少なくとも質疑の中でおっしゃっているのは、しかもこれ、再度ですね、正確にということでもう一度実は参議院で、そのお話につきまして、当時の日本としてその地域の方々を相手にして戦っているつもりはないままに太平洋の...全文を見る
○穀田委員 私は、同じ思いたからこそ、アジアの方々がそういう、この発言をめぐって日本という国に対して、また政府に対していろいろな思いがあるからこそ、その思いの一つとして私は質問をしているわけです。御理解いただきたいと思うんです。  それで、私は今、やはり大事な問題は、なぜこのこ...全文を見る
○穀田委員 私の質問に答えていただきたいと思うのです。  思えば、その発言をなすって、正確にお聞きいただきたいと思うがということで大臣はお話しになり、さらにそのことについて再確認を参議院でなされたということから私、出発しているんです。だから、今もう一度正確にお聞きしますが、要す...全文を見る
○穀田委員 この問題で、じゃ最後に一言言います。  大臣おっしゃっているのは、「当時の日本として」ということを繰り返しおっしゃっています。しかし、当時の日本はまさにこのことについて侵略を目的としていわばインドネシアやフィリピンやビルマに出かけていったことは、これは事実であります...全文を見る
○穀田委員 だから、もうそれは終わりにしますが、繰り返し言いますが、認識として、地域の方々を相手として戦っているつもりはないままにと言うから、私は、それは違うと言っているのですね。つもりはないままどころか、当時もそういうつもりはあったということを先ほど言ったわけであります。  ...全文を見る
○穀田委員 今もそれを実行すべきだというお考えについては、年来の主張であるという大臣の主張はわかりました。  そこで、先ほど言いましたように、全部凍結する、廃止するという、そういう対象は、具体的には何だったんだろうかということをお聞きしているわけですよね。  それで、私なぜこ...全文を見る
○穀田委員 具体的な数値がなかなか出ませんものですからあれですが、どれほど出るかという問題なんですよね。つまり、大臣がおっしゃっているのは租税特別措置という仕事の終わったものもある。問題は、今わざわざ書いているのは、大企業優遇のと書いているんですね、おっしゃっているんですよ。です...全文を見る
○穀田委員 それではやはりまだまだ全体の、初めに消費税ありきではないけれども、というふうには到底五千億ではならぬと思うんですね。  そこで、私は、じゃ逆に今度、社会党が当時、きょう長官がお見えの、山口総務長官にお聞きしたいんですが、長官は当時書記長でございましたので、当時社会党...全文を見る
○穀田委員 主張しているのは事実であるから私は聞いているんです。それは、そういう立場からすれば今どの程度の新しい財源が生まれるとお考えでしょうかと。  特に、ついでですから言っておきますと、消費税廃止法案の趣旨説明の際には割と詳しく言っているんですね。貸倒引当金の繰り入れを三年...全文を見る
○穀田委員 私は二つ言ったのですね。一つは、そういうお考えも引き続きそれを主張されて頑張られるおつもりか。そうしたならば、幾ら財源が出るかということをお聞きしたわけです。  私は、もう時間ですから、やはりそこに本当にメスを入れなければ、先ほど自治大臣からお話ありましたように、初...全文を見る
○穀田委員 終わります。
11月07日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  栗田公述人にお聞きしたいと思います。  地方消費税の導入に関連してお聞きしたいのですが、法案によれば、今回新たに地方消費税を府県税として創設するということになっています。その課税標準は消費税額であり、その徴収も当分の間国が徴収するという形...全文を見る
○穀田委員 やはり肝心の、地方団体でいいますと自主財源の拡充という立場から、こういう地方消費税の創設の問題がずっと御意見としてなされたと思いますが、そういう点で、今お話ありましたように、国が徴収する、それから税率の引き上げは、実際上今のところでいいますと国が決める以外に手はない、...全文を見る
○穀田委員 では次に、中川公述人にお聞きしたいと思うのです。  先ほどもお話ございましたように、サラリーマンの連合の中でのそういう中心的な部分が五百万から六百万というお話がありました。そうしますと、大蔵省の試算でもそういう部分というのは、現実消費税が値上げされますと差し引きでい...全文を見る
○穀田委員 では、最後に丸尾先生にお聞きしたいんですけれども、先生は「かくしん」とかその他の雑誌で、大体今の税制対策の中で、減税とそれから消費税引き上げ、あわせて低所得者に有利な福祉政策ということを常々おっしゃっておられるということがよくわかりました。  私はその点では、今度の...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。
11月29日第131回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○穀田委員 私は警察の問題に限って質問したいと思います。  今各委員もお話ありましたように、一般市民まで標的にされるけん銃犯罪が相次いでいるということで、私、本当に深刻な事態だと思うのですね。これは先ほど基本的な認識はもう既に大臣からお答えになりましたので、けさの閣僚会議での決...全文を見る
○穀田委員 一番最初に穂積委員にお答えしたときにはもうちょっと違ったお話で、閣僚会議の開催をして、一つは暴力団の問題、二つ目に拡散対策、三つ目に広報、こうおっしゃったのですね。それは議事録を見ていただいたらいいのですけれども、中心問題は、いずれにしても暴力団に対する対策が今どうい...全文を見る
○穀田委員 ただ、これは警察白書に平成元年に「いわれておりこということで言っているわけですから、現実は、私言っているのは、暴力団に対する対策が非常に重点だと私は思うんですね。  きょうもお話ありましたように、密輸、つまり水際対策、そして持っておる者に対する直撃、こういうふうなこ...全文を見る
○穀田委員 どうも何万丁あるのかというのははっきりしませんね。そうすると、入ってくるのを、流入をストップさせるというのは、わかるのですよ。水際作戦も大事だ。しかし、今あるのは何丁あって、あなた方は、警察もそうですけれども、根絶するということを言っているわけだから、根絶しよう、こう...全文を見る
○穀田委員 それで、ふえているんじゃないか、率直に言って。  というのは、今千五百掛ける四なんて言っていましたけれども、そういうのじゃないですよ。警察庁からもらった資料で、九百六十三、千三十二、千四百五十、千六百七十二、千四百三十一、足すと、平成二年からのを足しますとこうなると...全文を見る
○穀田委員 それではお聞きしますけれども、けん銃の押収状況といいますと、今言った暴力団の対策でいろいろ家宅捜索だとか、所持事犯だとか、総合的対策を進めることによって、平成二年は九百六十三丁、平成三年は千三十二丁、平成四年は千四百五十丁、昨年は千六百七十二丁、ことしは千四百三十一丁...全文を見る
○穀田委員 努力をしていることについては認めることはやぶさかではないんです。明らかに、根絶するという立場からすれば、そんなふうに今摘発しているけん銃数は多いとは残念ながら私は思えないんですね。  そこで、関係省庁の連絡会議などでそういう体制を一昨年からとられてきた。たしか一昨年...全文を見る
○穀田委員 やはり私、今こういうところに、残念ながらあれほど重要な対策会議を開いて要綱まで決めているのに、まあ少し、ちょっとこうおとなしくなると言ったら語弊があるけれども、少し静かになるとやらない、がんがんやり出すと、ガンガンというわけですが、やり出すと開くということであってはだ...全文を見る
○穀田委員 やはり拡散化傾向とさっき言ったのですが、私は、逆に言えば、暴力団への集中的な取り締まりでその成果を上げるという実態が少なくなっているんじゃないかというふうに思うんですね。明らかに拡散というのは、何かどこかから流れているわけじゃなくて、暴力団から拡散しているわけで、そこ...全文を見る
○穀田委員 ですから、やはり暴力団に対する取り締まりが全体としていろいろあるけれども、的確な成果が上げられていない傾向は少しふえているということを、これはいろんな事象が示しておると思うのですね。つまり、押収けん銃が周りのところから出てくるけれども、肝心の暴力団の比率が下がっている...全文を見る
○穀田委員 これは裁判で確定した事実の問題ですよ、別に控訴してもう一度争ったという事例じゃなくて。だから私言っているわけで、それはきちんと見てもらわぬと困りますね。  私は、個別の事例で言ったわけでなくて、こういう例がたくさん、一つや二つと違って、いっぱい出ている。しかも、こう...全文を見る
○穀田委員 最後に一言だけ言いますと、やはり、先ほどの話と余り変わってないものですから、こう言っているのですね、専従捜査体制を強化しなくちゃならない。それの人員はどのぐらいふやすつもりなのか。それから、関係部門における専従するというものと、それから今言った教育システムですね、具体...全文を見る
○穀田委員 わかりました。
11月30日第131回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第3号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  先ほど来お話を聞きまして、本当にありがとうございます。  私は、今お二方、前者二人からお話あったように、地方分権という場合、どうしても地方自治の拡充という意味で使われるのが本筋だろうと思うのです。  そうした場合、先ほどもお話あったよう...全文を見る