穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第136回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  地方交付税法等の一部を改正する法律案の質疑をする前に、若干お聞きしたいことがあります。  一つは、ことしの二月一日付の熊本日日新聞に熊本市のボランティア有給休暇の問題が書いてありまして、「職員のボランティア有給休暇制度導入を検討している熊...全文を見る
○穀田委員 検討すべき内容があれこれあるということについては、それは国も地方自治体も同じだと思うのですね。問題は、今ありましたように、最後にお話があったように、国の動向を見きわめてからやってくれということを言っているのかということなんですよね。  つまり、こんなふうに言っている...全文を見る
○穀田委員 慎重に検討してくださいというのはいいのですけれども、要するに、慎重に検討してくださいという言い回しは、待てよと言っているのか。これに書いてあるように、けしからぬというのではなくて、取り組むことは正しい、いろいろ自治省にお聞きするのは当然でしょうしそういうこともあるでし...全文を見る
○穀田委員 大臣、どう思います。今のお話を聞いていると、結局何を言っているのかわからないわけでしょう。  私が言っているのは極めて簡単ですよ。国の制度待ちが無難だというやり方は今ははやらないよという考え方が基本なんじゃないかと。しかも、知事もここで、そういう問題を最後の方におっ...全文を見る
○穀田委員 本当に残念ですね、こういうふうにやられているというのは。  それはまた一般質疑でやろうかと思いますけれども、先ほどの所信表明の中でも、大臣自身も、個性あふれる行政を積極的に展開できるように地方公共団体の自主性を高めることが必要だと、まさに自主性の中身じゃないですか。...全文を見る
○穀田委員 一言だけ。  私は今、重大な問題だと思うのですね。そうすると、支障が生じかねないという認識は、借金が二倍になっても大丈夫なんだ、そんなことはないんだ、財源で手当てすれば大丈夫なんだと。しかし、結果的には全部地方が負担を負わなくちゃならない事態があるわけですね。しかも...全文を見る
02月22日第136回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○穀田委員 私は、きょうは、消防職員委員会の問題についてまず質問をしたいと思います。  昨年の百三十四国会で消防組織法が改正されて、その中で、「消防職員委員会の組織及び運営に関し必要な事項は、消防庁の定める基準に従い、市町村の規則で定める。」となっています。昨年の消防組織法改正...全文を見る
○穀田委員 昨年の質疑の際には、消防職員の意見を消防事務に反映しやすくする、こういう点が答弁されましたし、さらに、職員から提案されました意見につきましても審議をする、こういうふうにして、自由に、できればそういう形で職場の中からいろいろな意見が出るようにということをいろいろ答弁され...全文を見る
○穀田委員 なぜ私がこういうふうに言うかといいますと、今言いましたように、「常例」というのは、通常の例である。それは通常の例ということなわけだけれども。この前の、昨年の審議の中で、この中では当時の自治大臣もそれから消防庁長官も再三にわたりまして、特に意思の疎通が大事だ、それから消...全文を見る
○穀田委員 いろいろありましたけれども、その結論は結局なかなかあれですけれども……。  私、今長官がおっしゃった年度がわりだとか、そういったことというのは、それは確かにあると思うのですね。だけれども、この消防組織法というものの第十四条の加えられた五というのは、「消防職員から提出...全文を見る
○穀田委員 なぜこんなふうにこだわっているかといいますと、前回の議論の際に地方分権との関係が随分出たのですよね。それは御承知のとおりです。そのときに長官はこうお話しされているのですね。「最小限度の事項について定める」、「市町村の自主性につきましては、十分配慮してまいる所存だ」、こ...全文を見る
○穀田委員 自主的にやっていただいてよろしいということでお話があったので、それでいいかと思います。  私は、最後に一つだけ要望しておきたいと思うのです。  先ほど消防庁長官からありました「消防職員委員会に関する基本的事項案」、これによりますと、先ほどもお話ありましたように、例...全文を見る
02月28日第136回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○穀田委員 私、共産党の穀田です。  今ちょうど本会議でもありましたように、北海道豊浜トンネルでの岩盤崩落事故で犠牲になられた方々、また御家族の皆さんに心からお悔やみを申し上げたいと思います。  そこで、今も議論がありましたように、北海道南西沖地震以後いろいろな点検をなすった...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、トンネルは建設省、それぞれ省分けでやっているわけですよね。問題はそういうものをよく——先ほどありましたように、同じところでもBランクに指定されているところもあれば、別な角度から見れば四段階に指摘されて安定していると言う。片や不安定だと言っている。こ...全文を見る
○穀田委員 今ありましたが、総理大臣が被災地を視察してこう言っておられますね。「今までわれわれが気付いていなかった、また、実感がなかった、恒久住宅にどう移っていただくか、などの問題を肌に触れて感じた。」こう述べておられます。  そこで、今大臣からお話ありましたけれども、確かに現...全文を見る
○穀田委員 もう一度質問しますね。被災者の声が余り触れられていないが、被災者の声はどういうふうにお感じかということが一つです。  今お話あったように、事業の話とお金の話で、何兆円つぎ込んだという話は出るのです。そして今お話あったように、住宅の問題が不十分だということもありました...全文を見る
○穀田委員 私は、個々の声をどうかと言っているのじゃないのです。大臣は、神戸新聞のインタビューに答えてこう言っておられます。「親族が亡くなったりして、自力で立ち上がれない人が現実にいる。そういう人にどう援助の手を差し伸べるかが大切だ。そのためには行政レベルから話を聞くだけではなく...全文を見る
○穀田委員 ですから、そこの中心問題は何かと聞いておるのですよ。どういう声としてお聞きかと。そこで私は今、大臣がインタビューされた記事を引用させていただいたわけですが、「自力で立ち上がれない人が現実にいる。そういう人にどう援助の手を差し伸べるかが大切だ」。ところが、今お話あったよ...全文を見る
○穀田委員 自立をしたいとみんな願っているのですよ。それは当たり前なんですよ。皆さん、そういう話を本当に仮設の住宅に行って話してごらんなさい、その話をそのまま。私はいつも思うんだけれども、ここの場だからそんな話ができるのですよ。私はいつもけしからぬと思うのは、自力で難しいというこ...全文を見る
○穀田委員 じゃ、今の方々は、受けようと思っておられる方は自力で立ち上がろうとしていないと見るわけですか。私が言っているのは違うんだよ。そういう打ち切りというのは、すべての方々が自力で立ち上がれるというふうに、自力では難しいという方はもういないと判断しているわけね。それを聞いてい...全文を見る
○穀田委員 自立したいと思っている方にはなんて本当に言ってごらんなさい。みんな立ち上がろうと思っているんだよ。全部が自立したいと思っているのですよ。それはもうあきらめている方というのは、そういう意味ではいますよ、大変だと思っている。しかし、自分たちではい上がろうと思っているからみ...全文を見る
○穀田委員 もう一度聞きますけれども、じゃ逆に、自力で立ち上がれない人というのはどういう人ですか。
○穀田委員 私、どうも被災者の方々と本当に意見を交わらせて聞いていただく必要があるなと改めて思いました。自力で立ち上がれないとかそういう話をすると必ず、すぐ住宅、次の住宅という話に行くのですね。まず、今の生活自身のところに対してきちんと手当てを、援助をする必要があるということを私...全文を見る
○穀田委員 私は、仮設住宅並みに入居の期限を二年間に延期すべきだ、それは何でできないのかという話を聞いているんですよ、数字は知っているわけですから。要するに、厚生省に二年に延ばしてほしいということを私は言っているんですよ。  一つは、厚生省の「生活の場確保対策について」という文...全文を見る
○穀田委員 今月末の話はどうですか。今月末に出ていけなどということはしないんですね。
○穀田委員 では、要するにそういう追い出しなどということはしないということだと理解して、終わります。
02月28日第136回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第4号
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○穀田委員 自治大臣は所信表明で、国民がゆとりと豊かさを実感できる社会を実現し、こういうことで書かれていまして、地方公共団体の自主性・自立性を強化していくことが必要だ、こうした見地から、地方分権を積極的に推進し地方自治の一層の充実発展を図ることは現下の重要な課題だということで、と...全文を見る
○穀田委員 知らなかったとおっしゃるとは、残念ですね。  では、概要を言いますと、今お話ししましたように、二月二十三日に審理が行われる、そしてその際に知事の尋問を裁判所が行う、これに対して、県側は当初県議会があるのでそれは延期してほしい、片や国の方はそれはならぬという態度を表明...全文を見る
○穀田委員 裁判の中身だとか審理の中身について言っているのではないのですよね。それはおわかりいただけると思うのですね。  つまり、もともと二十三日の大田知事に対する尋問は、今お話ししましたように、県議会の代表質問があるから出廷は困難だと主張しているのですよ。そこを見ていただきた...全文を見る
○穀田委員 いや、コメントするというわけにいかないのじゃなくて、事実上国は代表してコメントしているわけですから、それに対してどう思うか。では、総務庁長官。
○穀田委員 大体わかりました。私コメントするわけにいかぬとかいう話だと、ちょっとまずいと思うのですよね。  つまり、双方が主張しているとか裁判の中身について言っているのじゃなくて、日程の問題について言えば、自治大臣も県議会出身でございますのでよく御承知のとおり、大体この時期とい...全文を見る
○穀田委員 他の機関がというのじゃなくて、私は、だから自治大臣に聞きたかったけれども、今まで地方分権、それから地方の自主性・自立性と言っているときに、そういった問題について、客観的に見ればどう考えても議会が行われる時期だとわかっている。そうしたところでいえば、知事が議会に出なくて...全文を見る
○穀田委員 適正な裁判を期待しているわけですから、だからそういうことからしておかしいんですよ。適正な裁判を今大臣は期待しておられると、ですよね。だから、私言っているのは、そういう意味でいうと、地方自治や地方分権にかかわる問題からいろいろな形で御発言があってもいいんじゃないか、まし...全文を見る
○穀田委員 押し問答を続けても、どうも大臣はお話しにならないようですから。私、前回も、これは場所が違いましたけれども、地方行政委員会のところでも質問させていただきましたけれども、やはりこういう問題に関連して、地方自治を守るという立場ないしは地方分権を推進するというお立場から、一定...全文を見る
○穀田委員 被災地の実態はどうかということで、今お話がありましたように、なお一層の支援が必要だと。これはぜひ頑張っていただきたいと思うのですが、実態はどうかということを少し私は私なりにお話をして、最後に一つだけ支援の具体的な問題についてお聞きします。  今、なお一層の支援が必要...全文を見る
○穀田委員 一言だけ。  今言われましたように、国勢調査なんかでいうと十数%落ち込んでいるなんという実態もあるのですね。ですから、そういう実態をよく見ていただいて、それは可能な限り手だてを打っていただきたいということを申し述べて、終わります。
03月14日第136回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○穀田委員 今まで各委員から今国会の運営に関して御意見がございましたから、私もまず最初に一言申し述べたいと思います。  私は、理事懇談会並びに理事会できょうの委員会の開催には反対であることを明らかにしてまいりました。それは、理由の一つは、予算委員会の不正常な状況を全体として包囲...全文を見る
○穀田委員 一つは住専との比較の問題が出されているのがそれぞれの自治体の特徴でしたが、それは余り御意見ございませんでしたので、それをあえて言おうとは思わないのですが、お話があったように、復興の力強い足取りを進める上では、生活再建、とりわけて住宅に対する援助が必要だと私は思っていま...全文を見る
○穀田委員 地方自治体のそういう実態をよく知っていただいて、さらに援助を強めていただきたいと思います。  次に、東大阪の市長選挙をめぐる問題について、警察庁の関係に質問したいと思います。  昨年の三月二十二日、市民から告発があったと私は聞いています。告発の内容はどういったもの...全文を見る
○穀田委員 内容をもう少し言っていただけませんか。それ以上言えませんか、わかりやすく。
○穀田委員 当然、厳正な捜査が求められるわけですけれども、現時点ではどういう対応をされていますか。
○穀田委員 今、三月二十二日並びに二十三日、八月二十五日という話がありましたが、その後、市長の後援会の会計責任者などが逮捕され、捜査段階で市役所ぐるみの選挙の実態等が判明しているわけですが、こうした点を考慮した捜査を行っているのかということについて若干質問したいと私は思うのです。...全文を見る
○穀田委員 私はこういう場合、役所ぐるみとかそういう問題の中心は、今お話のあった地位利用にかかわる問題だと思うのですね。つまり、個別の事案でそれぞれ明らかにしろといってもなかなか大変でしょうけれども、実際は今お話ししたようなことがやられているとすれば、役所ぐるみというのは結局、上...全文を見る
○穀田委員 ですから、その場合、百九十九条の一項の厳正な適用に基づいて、当該選挙なのか、それからいわば大きな利益を得るのかどうかという問題を初めとした判断が必要ですよね。それはわかりました。  そこで、最後に一つだけ。今ありました公職選挙法二百条という問題と二百四十九条、つまり...全文を見る
○穀田委員 終わります。
03月15日第136回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○穀田委員 先ほども中谷理事からお話がありましたように、神戸市の小川助役が自殺をなされた、心からお悔やみ申し上げたいと思います。  同時に、先ほど筆頭理事からルール破りの件がございましたので、私も一言申し上げたいと思うのです。  私は、きょうの委員会の開催につきましては反対を...全文を見る
○穀田委員 私は、昨年の一月二十六日でしたか、予算委員会で大蔵大臣にこの問題で質問をしたことがあります。個人補償の問題にかかわって、実はそういう制度をつくってでも被災者を救うことが求められているのではないかと。そのときに、当時の大蔵大臣は、日本というのは資本主義社会であって、個人...全文を見る
○穀田委員 要するに、私は、提言の中身について、それを実行するというのは異論はないのですよ。問題は、当時の国土庁長官、前任者の池端大臣も、やはり必要に応じて開いていただく、しかも新聞でも、御承知のとおり、政府からの要請など必要に応じて随時開くと言っている。結局、開かれなかった。そ...全文を見る
○穀田委員 もう少しこれは議論したいのですが、私は、提言を受けたわけですから、その諮問に基づいて行われるというのについて、これは復興委員会の期待するところだと思うのです。同時に、最後の談話の中でも書いているように、議論をされなかった問題も含めて依然としてこういう問題もあるとわざわ...全文を見る
○穀田委員 私は項目を聞いたのです。体制も太くするという話も聞いたのですが、余りお答えがないようなので……。  先ほどの大臣の答弁で、代替の措置で生活再建に支障がないように、こうありました。このことが本当に担保されるということがどうしても必要だ、今生活に支障を来していることが多...全文を見る
○穀田委員 一般的にはわかっている。被災地の神戸では特別な措置をとっていただきたいということをお願いしていたと思うのですが、それはどうなっていますか。
○穀田委員 もう終わりますが、実際はそうなっていない例がたくさんあると報告されているのですね。ですから、私は今の報告どおりにどうしてもしてほしい。地元で借りにいけば、これ持ってこい、あれ持ってこいと言われる、そういう実態が多々あるのですね。その実態が、例えば結局こうなっているので...全文を見る
○穀田委員 終わります。
03月25日第136回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  今回の地方税法の改正の柱である、まず第一に、個人の住民税の特別減税、二つ目に、九六年中の宅地評価土地の不動産取得税の課税標準を価格の二分の一にする、三つ目に、負担調整率を引き下げる、こういったことであります。これは、今日の不況の名のもとで国...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、対象にならない。つまり、恩恵を受けないということになりますね。  そこで、計算をしてみますと、均等割による税収は約三百十二億円だと思うのです。それは後で確かめておきたいのですが、そうだと思うのです。先ほど言いましたように、額でいいますと特別減税は...全文を見る
○穀田委員 了解はしませんので、私は修正案を提起する次第なわけです。  ですから、先ほど御議論もありましたように、やはり低所得者層に一番打撃を与えるということは、これはだれもが認めているわけです。ですか ら、先ほどの質問も出たわけでして、私は、さらにそういう点を具体的に実行す...全文を見る
○穀田委員 どうもいつも、適切なという話で余り適切な処理をされたことがないのがあれだと思うのですが、それはさておいて、今までの経過を見ていますと、八八年度には、当時、前年度五十億円から一挙に二百九十九億円にふやした例もあるわけですね。したがって、金利が今低い。本当に低いわけですか...全文を見る
○穀田委員 これも議論をする時間がないわけですが、かつての八八年度とある意味では同じような、そういう時期に来ているのではないか、これ以上地方における借金がふえるというのは大変な事態になっているという、これは共通の認識になっているわけですね。しかも、それを打開する上で、重要な方策と...全文を見る
○穀田委員 慎重にということですけれども、私は、今、地方自治体が銀行との力関係でそういう話し合いをしてやっていただくということが本来の筋だと思うのですね。  ただ、今お話がありましたように、七・五%を超える高利率の地方債の借入金総額は、公営企業債に限って見ますと大体六千二百億円...全文を見る
○穀田委員 先ほども言いましたように、供給するのに損なわれるような事態が生ずるほど、そんな影響はないと私は思っています。つまり、高利率の分についてはどうなんだ、こういうことで、全部あれしろと言っているわけじゃないのですね。さほど影響がないというのが私の見解です。ですから、これは見...全文を見る
○穀田委員 今の点はぜひよろしくお願いしたいのです。  今ありましたように、資産の評価審査委員会のメンバーを、例えば政令指定都市をずっと調べてみましても、役所のOBというのが結構多いのですよ。役所というのは市役所という意味ですけれども、OBが多いのですね。しかも、これは税理士の...全文を見る
○穀田委員 今述べましたように、委員の役職というのは当然各議会で承認されるものですから、その経歴などもぜひ調べていただいて、OBの役職者なんかも多いという実態に対しても警告を発していただきたいと思っています。  最後に一つだけ。今途中でお話ありましたように、固定資産税の値上がり...全文を見る
○穀田委員 今もありました関係人ということですけれども、横浜市の公文書公開審査会の答申では、借地人というのは、実質的に税を負担する点で、やはりそういう納税義務者に準ずるのじゃないかということまで既に答申として出ています。しかも、さらに、今言いましたプライバシーに関する問題なんかも...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨について御説明いたします。  我が党は、かねてから、国民の懐を直接温めて消費拡大を促す減税こそが不況克服の道であることを主張してきましたが、この立場から、住民税の...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  反対理由の第一は、地方財政の財源保障に対する国の責任を果たしてないからです。  八兆六千二百七十八億円という過去最大の財源不足に対して、国は一兆二百二十五億五千万円の借...全文を見る
○穀田委員 協力援助法の改正の問題の前に、坂本弁護士一家殺人事件に関連して一点だけお聞きしたいと思います。  報道によりますと、國松警察庁長官、あなたはこの事件に関連して、昨年の九月七日に記者会見で、「神奈川県警は必死の捜査を続けてきたが実を結ばなかった。捜査が終了した段階で誠...全文を見る
○穀田委員 今後ろの方からもございましたけれども、そういう意味でいいますと、これからも続ける、そういう事実認識についてはそのとおりだと思うのです。ただ、一段落したものですから、反省、教訓として、そういう意見が広範な国民の中にあるということもぜひ認識していただいて、処理していただき...全文を見る
○穀田委員 なぜこういうことをしつこく聞いているかといいますと、私は、議事録を調べてみたのですが、これは昭和五十七年に改正されていまして、そのときの議論の中でも、政府側はこんなふうに答弁しています。  まず、現場に何も残っていない場合には、結果的に認定が困難という場合もあり得る...全文を見る
○穀田委員 それで、さらにまた、しつこいのですけれども、これは被害者の方の救済にかかわる問題で、一言だけ私の意見を言いますと、つまり、犯罪被害者等に対する救援活動ということで、例の通り魔殺人だとか爆弾事件等の故意の犯罪行為によって不慮の死を遂げた被害者に対する救済措置がありますね...全文を見る
04月09日第136回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第5号
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○穀田委員 今回は本当に御苦労さまです。私は、日本共産党の穀田です。  私は、前回おいでいただいたときにもお話ししましたけれども、地方分権というのは、地域住民の暮らしや福祉、安全を向上させるためにも、地方自治体の自主性を強化して住民参加を強め、さらに財源や権限を制度的に保障して...全文を見る
○穀田委員 今お話ありましたように、権限移譲というものを先行していくといいますか、そういう考え方でやっていただきたいと私も思うのです。  そこで、先ほど田中委員からも質問が若干ありましたけれども、官房長官の談話というのは若干訂正があった模様ですが、私は、いかに訂正しようともどう...全文を見る
○穀田委員 私は、昨年十一月の参考人質疑の析に、税源移譲の問題についてお聞きしました。その際にも、当時まだ議論なされていないということが御報告ございまして、同時に私は、ですから国の責任で税源移譲をすべきだと主張しました。その際に委員長の方から、これから審議すべき重要な事項であると...全文を見る
○穀田委員 その際に、私はぜひ、希望なのですけれども、きょうの「要旨」にもございましたが、例えば地方債許可制度の問題です。これは、確かにこういう文書で書いているのですが、私は一面では、分権委員会並びに地方行政委員会の中でも議論になったように、もともとこれは自治省の統制的な手段とし...全文を見る
○穀田委員 今お話ししました自治省の問題との関係で、私はちょうど一昨年の参考人のお話をお聞きした際に、その参考人の先生方から、地方分権の問題は、もう一つの側面は人の問題だ、こういうお話がありました。特に、天下りの問題は重視して、これをやめることが大事ではないかという御意見を拝聴さ...全文を見る
○穀田委員 今お話ありました自治省の地方分権はどうなるのかという問題は、極めて大切だと私は思っています。  その点で、先ほど言いました起債の許可の問題があるわけですけれども、同時に、私はこの前地方行政委員会で議論した際に、例えば先ほどもボランティアが地方自治の原点という問題がご...全文を見る
○穀田委員 時間ですので最後にしますけれども、今ありましたように、四十七都道府県が全部やるかどうかというのはこれまた疑問ですが、確かに、国としてのそういう立法政策としてやった場合と、今ありましたように条例制定権の拡大という問題をどう調和していくのかということは必要と私は思います。...全文を見る
05月14日第136回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  今度の警察法の改正は、当局の説明によりますと、改正の背景として、目黒公証役場事務長拉致事件や地下鉄サリン事件が発生する前に、警視庁が山梨県内のオウム真理教関連施設等に対し権限を及ぼすことができなかったのかとの指摘があったのでそれが理由だ、こ...全文を見る
○穀田委員 要するに、波野村の事件では一都四県にまたがる教団施設を捜索した。八九年十一月の坂本弁護士一家殺人事件では、オウムのバッジを坂本さんのお母さんが発見をした。これは事実ですが、九四年六月には松本サリン事件、同じく、今言いました十一月には上九一色村のオウムの施設周辺からサリ...全文を見る
○穀田委員 私は、波野村の例を言っているわけじゃないのです。この共助規則によれば、関係都道府県は報告をしなければならぬと書いてあるのが十九条なんですね。それに基づいて、二十六条に、今言いましたように、それを長官は認知した場合においては、必要があると認めるときは「共同捜査を行うべき...全文を見る
○穀田委員 これは実は、東京新聞の十月十三日付の新聞なんです。この内容でいいますと、管轄を規定した警察法の改正が議論されているが、警視庁の國松長官は「法改正の必要はないのではないか」と消極的な姿勢を示した。」このようにこの新聞には書いてあるのです。それはあなたがどう言ったかじゃな...全文を見る
○穀田委員 違いますよ。こういう質問に答えているのですよ。江田委員の質問は、  警視庁というのがあれだけの捜査能力を持って  いるのは東京都のためだけじゃないんですよ、  やはり国民の税金でこういうものをちゃんと持っているわけですから。   そうすると、やはりこういうとき...全文を見る
○穀田委員 だから、それはあなたがどういう趣旨でお答えになったかなんて推測してしゃべることは当然無理なわけで、問題は、今お話ししたように、質問がこうあり、しかも警視庁が出ていけるではないか、そういう法律をつくったらどうだと言ったことに対して、運用でできると答えているという経過を私...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、警察法の一部を改正する法律案に反対するの討論を行います。  反対の第一の理由は、オウム事件の警察捜査に対する国民の批判を逆手にとって、都道府県を単位とする現行警察制度の原則を崩し、警察庁長官の権限の拡大が図られていることです。  現行警...全文を見る
05月16日第136回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○穀田委員 私は、日本共産党の穀田恵二です。  情報公開法制定は、御存じのように、一九七〇年代のアメリカのベトナム秘密文書報道事件、そして堀部先生もお書きになっていますように、沖縄密約漏えい事件、その後ロッキード、グラマン疑獄などから、行政の不正行為を監視するためにその必要が叫...全文を見る
○穀田委員 薬害エイズ問題を教訓に薬害の防止策を検討する厚生省の諮問機関、厚生科学会議の席上で、大臣は次のように述べています。「薬害再発防止のためには、情報公開が必要だが、役所は情報を出さないのが大原則。その原則によって権限は官僚に残し、責任は政治家に移される」と発言しているわけ...全文を見る
○穀田委員 きょうはそれぞれ意見を闘わせるというよりも、御意見をお聞かせいただくということなので、いわゆる意思形成過程の問題についても、先ほど堀部参考人からお話がありましたクラーク司法長官の情報公開法施行に当たっての発言は、本当にそのとおりだと私も思っています。しかし、では情報公...全文を見る
○穀田委員 私は反論するつもりはないのですけれども、国の存立、国の安全というのはもともと国民の生存や安全を前提とするものだと思うのですね。したがいまして、国家及び防衛政策の目的というものも国民の生命、身体、財産の確保にあろうかと思います。そして国民の生命、身体、財産、そういうもの...全文を見る
05月23日第136回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  今回の補償法の改正は、御承知のとおり、昨年七月の労災に関する最高裁の判決を見ますと、保険給付に関する決定に不服のある者は、労働者災害補償保険審査官に対して審査請求をした日から三カ月を経過しても決定がないときは、請求の手続を経ないで処分の取り...全文を見る
○穀田委員 先ほども参考人からお話ありましたように、困難な事案がふえて、特にとりわけ過労死の問題が多い、こういうことがございました。今もそういう点での運用面の改善とありましたけれども、私は、それとあわせて、率直にお聞きしたいのですけれども、それじゃ公務員部長、そういう審査の中で、...全文を見る
○穀田委員 先ほどありました、今回の法律の改正に伴う、また体制を強化をして研修をしたりする、また開かれていない審査会自身を、単に審査請求があって開くのじゃなくて、やはり開いていくということが大事だと思うのですね。私はぜひそれはやっていただきたいと思うのですが、今お話があった、そう...全文を見る
○穀田委員 今もお話がありましたように、後半の方は私、納得しているのですよね。つまり、今回の改正の意義というのは、そういう何かともかく三カ月で上げてしまえという意味じゃなくて、きちんとして第一線のところで議論をするという、改めてその重要性をしっかり認識していただくということが前提...全文を見る
○穀田委員 そういう見逃すなというのは何も、肝心な問題は、先ほどありましたように、一番最初に上司がきちんと踏んまえて報告をして、さらにこうやっていくというのが望ましいのだ。請求審査というのは、そういう意味でいいますと、必ずしもそうならない実態があるからこそ、逆に多くの不服審査を請...全文を見る
○穀田委員 こういうものについてはよく事実を調べていただくということにしてありますが、ただ、お話があったような点で言いますと、学校職員を見ますと、三千七十六件から二千八百十八件ですから九一・六%、減り率は八%ちょっとなんですよね。全体は平均して一七%なんです。だから、それは明らか...全文を見る
○穀田委員 充実に努めてまいりますということですけれども、五割以下だということ、これは大問題だということでやってほしいのです。それから、先ほどありましたように、私は、効果の出にくい職場だという言い方は違って、効果をどうしたら出させることができるかという立場でやっていただきたいとい...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案に対する修正案について、その提案理由を御説明いたします。  今回の法改正は、昨年七月六日の最高裁判決を契機に行われるものでありますが、その判決は、審査請求期間中の裁判手続に...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  私は、造船業の発展のためという協定の趣旨には当然賛成です。同時に、造船業の発展を阻害する日米合意もこの際大胆に見直しを図ること、このことを提起したいと思っています。  それは、佐世保重工業のドル箱である第三ドックをわずか一週間前の通告...全文を見る
○穀田委員 要するに、今お話があったように、少なくとも七日の事前通知を条件として、さらに、その内容によれば、第三ドック返還後下記の費用、つまり減価償却費、諸税、保険料云々かんぬんとやって、それらを含んで無料で優先使用を許可されるということになっているわけですね。  この第三ドッ...全文を見る
○穀田委員 先ほど説明がありましたように、これはもともと昭和四十三年四月十一日の日米合同委員会で合意された、返還に係る合意に基づいて決まっているのですね。その概要の四、つまり「使用等の詳細については、現地段階において調整する。」これはこう書いていますよ。問題はそこなのですね。日米...全文を見る
○穀田委員 今お話があったように、そういうことでできないようになっています。そこが問題なのですね。そう思いませんか。だから、余りにもひどい話であって、ともかく無料の取り決めをしているというところをさっきから私は問題にしているのですよ。昭和四十三年に、どさくさにと言ったら言い方は悪...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、最初は円満な解決が図られたものとしてやられている。しかし、そういう出発点でありながら実際はどうなっているかというと、例えば今お話ししましたように、福岡の防衛施設局長にお話が出されたように、これほどの被害があるということで、円満じゃない事態が事実生じ...全文を見る
○穀田委員 ですから、私は、そういった内容について、少なくともほかのところだって借り上げ料を全部いろいろなことで払っている例がたくさんあるわけだから、せめてそういうことはしなさいと。そして、造船業界がそういった問題について、具体的に言えば二百億だとか三百億だとかという形で被害を受...全文を見る
○穀田委員 時間が来ましたので、終わります。
05月30日第136回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。私は、今回の法律案の質疑に入る前に、先ほど理事会で申し入れを行いましたけれども、本委員会の視察と会議開催について一言委員長に要望します。  阪神大震災の被災地では、先ごろ行われた応急仮設住宅入居者調査で、家族全員の収入三百万円未満の世帯が七割、...全文を見る
○穀田委員 先ほど鈴木国土庁長官から職の話がございました。総理とのお話し合いの中で、総理は医職住という話をされました。私も、大事なのはもう一つ住、これはどうしても大事だ。これは、災害の長期化及び警戒区域等の設定に伴う生活実態把握調査報告書ということで、島原のところで行われた報告書...全文を見る
○穀田委員 悠長な話をしているわけじゃないんだけれども、いずれにしても、来年の二月や三月には二年が来るわけです、建設されてから。そういう時期に来るわけですよ。その間に全部移れる可能性がないことも明らかなんです。  だから、そういう点で、それぞれの場所について言えば、個別の、ここ...全文を見る
○穀田委員 連絡を密にするのは当たり前ですけれども、そういったことが行われている事態について把握しているんでしょう。つまり、神戸市は先ほど言ったような文書を送りつけている。住宅を確保できるめどのない方については仮設住宅をあっせんさせていただきます。高齢者、低所得者の場合、めどがな...全文を見る
○穀田委員 市の方針はさっきの方針なんですよ。だから、こういう住都公団の方針に基づいて市がやっているかどうかということを聞いているんですよね。わかってないんだよな。  そこで、電話だとか訪問だとかというお話がありました。それはそうでしょう。しかし、実態はもっとひどいんです。 ...全文を見る
○穀田委員 そういう話をしていたんでは、せっかくそういう話を決めて、ああこれでおることができるのかなと思った方々に対してさらに冷や水をかけて、冷や水がかかっている事態について、それは市の問題だなどと言っていることが、本当に助けることになりますか。何のためにこれをやったんですか。本...全文を見る
○穀田委員 復興本部、どう思います、こういう事態について。こういうふうに、市の対応だと。具体的に指摘しているんです。こんな事実がある、それは直すべきじゃないかと言っているときに、そんなもの、それは市の問題だ、市とあれとの対応の問題だ、こういうふうになるから私言っているんですよ。そ...全文を見る
○穀田委員 私、本当に残念だと思うんですよね。そういう施策がとられて、わざわざきめ細かにやるべしと書いていることが、実際には、手紙がぼんと行く、電話がかかっているなんと言うけれども、かかってもいない、無理を承知でやっている、こういう事実がたくさん出ているから私は言っているわけです...全文を見る
○穀田委員 そこで、今お話のあった応急仮設住宅入居者調査結果速報ですね。それによりますと、長田区の居住出身者といいますか、前そこに住んでおられた方々は四千七百七名を超えます。そういう実態がこれには報告されています。さらに、そういう居住者の方々で今後の住宅希望地を選ぶ際の理由は何か...全文を見る
○穀田委員 それで、先ほどの数字は三千八百二十四でした、長田区に住みたいという方々の統計は。  そこで、用地の取得が本当に大変なんですよね。だからこそ何度も私は申し上げているのですが、用地の取得に対する補助制度の創設がなければ、二十五年、三十年という話ありますよ、貸してというや...全文を見る
○穀田委員 最後に一言。大臣、一言だけ。大臣は、就任直後の神戸新聞のインタビューに答えてこう言っておられます。「親族が亡くなったりして、自力で立ち上がれない人が現実にいる。そういう人にどう援助を差し伸べるかが大切だ。そのためには行政レベルから話を聞くだけではなく、市民の方々と直接...全文を見る
○穀田委員 終わります。
05月30日第136回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第6号
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○穀田委員 この委員会は地方分権の推進をバックアップするためのものです。今までの各省庁の御意見をお聞きいたしまして、最後にまた富山の一件がございました。  私が驚いたのは、多くの委員の皆さんもお笑いになっているように、およそ信じがたい、つまり、ただ会っただけだとかお会いしたのは...全文を見る
○穀田委員 僕は、そこが違うというんですよ。大体、誤解を与えないようにとか熱心さの余り、これが本当の筋かということなんですよ。私は、どうも違うと思うんです。つまり、大臣おっしゃるように、広く意見を聞くわけでしょう、その地方分権推進委員の方々が。広く意見を聞くところに、その意見を述...全文を見る
○穀田委員 慎むべきだというのはわかっているのですよ。結論はそうなんですよ。前段に熱、心さの余りでなくて、地方分権を推進するという立場からすればそれはちょっと違うんじゃないかと私は言っているんですよ。私の意見ですよ。  そこで、大臣は参議院ではこう言っていますよ。「閣内におきま...全文を見る
○穀田委員 じゃ、きちっとやってください。いいですか。やってくださいと言ってもまた、前も「閣内におきましても意思統一をする必要があるだろう、」こう言っていてまだやっていないわけですから、これはちゃんとやっていただけるんですね。それだけちょっとお答え願います。
○穀田委員 そこで、先ほどの委員のお話にありますように、お話を聞いておると各省庁が、これはいろいろペーパーの中身によるのでしょうけれども、はっきり言って魂が感じられないというのを私は非常に感じました、長官はそういうふうにお感じになっていないのかもしれないけれども。だから、そういう...全文を見る
○穀田委員 では、最後に一言だけ言います。  私は、地方自治体の要請でと言っていますけれども、それは従来の経過からしますとそんなこともあったと思うのです。しかも、本来地方自治体と国というのは対等、平等な関係にもかかわらず、分権推進委員会の中間報告でも述べていますように、かつて主...全文を見る
06月04日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第8号
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○穀田委員 今の質疑の中で肝心な問題は、もらっていないが返したということが多くの方々が納得できない中心問題だと思うんです。  そこで、今回の処理をめぐって水町氏には二、三度会ったことはお認めになりました。そうすれば、私は、紘和会に金が入ったかどうかというのをなぜ確認しなかったの...全文を見る
○穀田委員 そこで、ではお聞きしますけれども、二番目に、ちょうど九二年上半期にお金を渡したと言われていますが、その当時、共和の森口副社長は保釈中です。ですから私は、森口氏にも尋ねたらよい、つまり、献金元がしたかどうかということを聞いたらいいんじゃないかということが一つ。  二つ...全文を見る
○穀田委員 それもおかしな話で、紘和会がもらっていたら紘和会の方に返しなさいと言えば済むことですよ、それは、普通は。普通の常識で言えば。それは、そういう点を指摘しておきたいと思うのです。  そこで、森田秘書も、現金授受に立ち会ったと言われている三人のうち二人が認めておられる。あ...全文を見る
○穀田委員 加藤参考人は先ほど、一千万の返却資金は社会計画研究会からだと答弁されました。その政治活動費という中からお出しになったと。そのうちのどの項目なのか、明らかにしてください。
06月11日第136回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号
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○穀田委員 消防基金の民間法人化に当たりまして、国庫補助が廃止になります。消防基金の創設に当たって、事務費に対して国庫補助の規定を設け、そして導入した趣旨は一体何だったのかということをまず最初にお聞きしたいと思います。
○穀田委員 ですから、発足当初というのは、そういう意味でいいますと自治体もばらばらで大変だったということから始まっているわけですよ。  同時に、そこで私は聞きたいのですけれども、今度の御説明の中に、「国の関与の縮小」という名目で実際上は補助金をなくすわけですけれども、それでは当...全文を見る
○穀田委員 経営状況は安定したと言いますけれども、同時に、大事なのは共済給付の水準、それとまた今お話ありました退職報償金の水準についていうならば、極めて不十分であるし向上させるべきものだと私は考えます。昭和三十一年の今のお話、一番最初にありました中身でいいますと、市町村が行う補償...全文を見る
○穀田委員 水準の後退にはならぬ、こう言うわけなんだけれども、他の基金、例えば農業者年金基金それから石炭鉱業基金には補助金を出しているでしょう。だから、国が責任を持っている、こういう点では当然だと思うのですね、そういうことは言えると思うのです。私は、公務災害を補償する基金について...全文を見る
○穀田委員 先ほどの質疑の中でも長官からお話がありましたように、この基金とか補償というのは、公益性、公共性が高いものだ、これを一貫して参議院からも含めて言っておられますね。だからこそ国が責任を持つべきものだというのが私の考え方なのです。だから、大体、先ほど述べた二つの基金でも特殊...全文を見る
○穀田委員 違うのですよ。「支給状況は逐次改善されてきている。」と書いているのだから、そういう実態になっていないよと言ったのですよ。それと、皆さん方のところでいうならば、「この支給実態を速やかに改善すべきである。」と昭和六十年にもう言っているのだから、そういう内容に基づいてきちっ...全文を見る
○穀田委員 その点で、最後の方、新しい体制でやるのだという話なのですけれども、そういう具体化もしておる、そういうことなのでしょうが、この衆議院地方行政委員会調査室の今回の法律案についての調査室資料によりましても、その十八ページです。「なお、地方公務員災害補償制度では、この公務災害...全文を見る
○穀田委員 ただ、今現場で判断すると言っているのですが、最後に消防庁にだけついでに聞いておきますけれども、器具庫は公園内にはだめだとか、学校の敷地内の器具庫については六十六平米以下だとかという実態があるのですね。ところが、文部省に聞きますと、学校教育に支障のない限りということで、...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、消防団員等公務災害補償等共済基金法の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  法案は、政府の特殊法人の整理合理化の一環として、消防団員等公務災害補償等共済基金を民間法人化し、その活性化、効率化を期するとしていますが、基金のライ...全文を見る
06月13日第136回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○穀田委員 新進党法案の質問の前に一言言わせていただきます。  私ども日本共産党も、一昨日、非営利法人法案要綱を発表しました。そのポイントは、第一に準則主義による法人の設立、二つ目に行政の介入を排除して、情報公開に基づく不正の防止、三つ目に非営利法人委員会による自主管理、この三...全文を見る
○穀田委員 今お話ありましたように、許可の問題ですね。  そこで、この間の公益という名による運用実態はと見てみると、やはり恣意的に行われてきたという事実は、お互いにこれは確認できると思うのですね。その上で、例えば会員制度をとっている組織、特定の職業の権利擁護を図る組織などは、営...全文を見る
○穀田委員 今お話ありました十三条なんですが、その前の項に実はこういうこともあります。第十二条には「主務省令で定めるところにより、」いろいろなところで実は主務省令というものが当然これは一方では出てくるんですね。私どもは、認可の問題と主務省令というこの二つがやはり、そういう意味では...全文を見る
○穀田委員 どうもそのところは意見の違うところでして、狭められることはないと言うのですけれども、やはり私は、はっきり言って狭められると思うのですね。つまり、今お話あったように、共同で省令を出すと言っていますけれども、結局は、では、どの省の省令に従って法人の設立を求めていくのかとい...全文を見る
○穀田委員 私は、公益性の概念といいますか、非営利の概念で一致できるとは思っているのですが、その辺、微妙にあるのでしょうが、今度の非営利法人制度というのは、団体が活動しやすい条件をつくることが目的であって、そういう方々の要求や御意見を十分反映した内容にすることが必要だと思っていま...全文を見る
○穀田委員 最後に一つだけ、市民公益法人センタしの業務についてだけお聞きしたいと思います。  先ほど言いましたように、我が日本共産党は、情報公開に基づく自主管理を行う機関として、非営利法人委員会を設置することを我が党の案では提案しています。この委員会は、都道府県ごとに独立した機...全文を見る
○穀田委員 終わります。
12月05日第139回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○穀田委員 私は、長官狙撃事件とそれにかかわる現職警察官の狙撃供述の問題について、一連の経過の問題について質問します。それともう一つ、時間がありましたら、いわゆる自治省の出向と言われた天下りの問題についてお聞きします。  最初に、長官にお聞きしたいのです。この間、いろいろな事実...全文を見る
○穀田委員 報道によりますと、大体、杉田局長がこれを報告を受けたのは十五日になっていますね。それは確かだと思うのですが、そうしますと、そういう重大な問題を、いろいろな理由があったにせよ、さらに一日おくれなければならないというふうなことですか、局長。
○穀田委員 それは新聞にも書かれているのですよね、出張で翌日に受けたと。それで、打合会のときにはそういう報告はなすっていないのですね。そういうことについてはお話しなすっていませんよね。  私は、これほど重大な問題なのに、局長がどなり上げたというか驚いたというか、そういうことをな...全文を見る
○穀田委員 常識的に言うと、私は驚くべきことだと思うのですよね。  しかも、先ほどの午前午後の質疑の中で議論になった東京都の公安委員会に対する報告も、先ほどの話で言うと少しおくれて、これも電話で状況を若干報告したということでしたね。それは事実ですね。もちろんあなたが報告したわけ...全文を見る
○穀田委員 じゃ、もう一つ、当時公安委員長は、前任者でございましたけれども、だれにお聞きすればいいのかというのはあるんでしょうけれども、国家公安委員長がこの事実を知ったのはいつですか。
○穀田委員 この経過を追ってみると、ちょっと皆さん、わかりますね。報道が、少なくとも投書があって、それで報道機関が出てくる、そして報告をされる。報告をされたのが十月の十五日、長官に報告されたのが十六日、国家公安委員長と東京都の公安委員会に連絡されたのが二十五日。こんなふうに重大な...全文を見る
○穀田委員 驚くべきことですね、そんなことは。  先ほどお話あったように、警察庁長官は、少なくともこのオウムの問題について国民的な関心を呼んでおり、その一刻も早い解決が望まれていることは御承知のとおりです。そういった問題で、ささいな点も報告すべし、それから特異な問題については報...全文を見る
○穀田委員  それは全くわかりませんね。私、少なくとも先ほどのお話、報告を聞いていると、東京都公安委員会に対してもおよそ詳細な報告をしたと言っていないのですよ。そういう一定の事実だけを報告したという、そういう報告でしたよね、先ほどの午前中の話では。  だから、私は、少なくともこ...全文を見る
○穀田委員 なぜこんなふうなことを言うかといいますと、やはり新聞にそういった問題についての指摘が随分あるのですね。  というのは、これは埼玉新聞だと思うのですけれども、「警視総監は真相語れ」ということでわざわざ記事が書かれています。その中にこんなふうに書いているのです。   ...全文を見る
○穀田委員 どうもかみ合いませんね。  だけれども、国家公安委員長、警察のトップが襲撃されて、現職の警察官が供述をしているという問題が五カ月間も、正確に言いますとそれはどうかわかりませんけれどもおくれる、それで、聞いた警備局長も一日おくらせる、そして東京都の公安委員会にも国家公...全文を見る
○穀田委員 後段の方は余り聞いていないのですけれども、いずれにしても、そういうふうな多くの常識からすれば、これだけの重大なことが期間はいろいろあったにせよ秘匿される、その後の報告も常識では考えられないというのが私の意見です。  しかも、長官は、この案件で報告が不要という判断に現...全文を見る
○穀田委員 そのことを理由にしますと、私は同じことが井上総監にも当てはまるのだと思うのですね。結局、私は個人をあれこれ言っているわけじゃないんですが、先ほども午前午後の質疑の中で、わざわざオウム捜査に関連して、繰り返しますが、ささいなこどでも特異なことは報告せよと指示された。再三...全文を見る
○穀田委員 責任のとり方じゃなくて、本人がそういう形でやったのはいいかもしれないけれども、処分をするということに対しては、これは処分に値するんじゃないですかと聞いているのです。
○穀田委員 私は、本人はそういったことでいいかもしれませんが、しかもそういう言い方というのはいつも出てくるのですが、新聞の論調でも、そういったことで本当に責任がとれたんだろうかということを多くの方々が言っていますよ。それは私、言っておきたいと思うのです。  ではもう一つ、当時の...全文を見る
○穀田委員 それなりに責任をとった。重い処分だ、それだから処分しているわけで、問題は、そういう人を引き続き、いわゆる今言った行為責任が問われているのに府警のトップに据えていていいのかということを言っているのですね。だから、こんなことまで当然出ているわけですよ。要するに、「国会追及...全文を見る
○穀田委員 この辺でこれはやめますけれども、私は、やはり余りこっちの場合とあちらの場合との処分の内容といいますか、今国家公安委員長がお話しした内容は理解できます。そうすると、そういう方向でいくならば、きちんと最後まで責任を負いながら、処分は処分できっちりするということの方が私は明...全文を見る
○穀田委員 いつですか。
○穀田委員 なぜこれを言っているかといいますと、先ほども意見が出ましたように、わかっておればさっさと処分すべき問題なんですね。それが、一緒になって処分されるまで本当にわからなかったのかということに疑念があるからなんですね。  というのは、参議院でも議論になりまして、これは報告が...全文を見る
○穀田委員 要するに、私は思うのですが、いずれにしても、処分される、いわば発表される以前に相当早ぺからわかっていたという気が今の報告でもするわけなんですね。  私、最後にどうしても言いたいのは、多くの方々が、これは新聞もそうなんですが、今回の警官の供述に関連しての警察の捜査の不...全文を見る
○穀田委員 終わります。