穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第140回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  私は、端的にタンカー重油流出災害の問題と、そして阪神・淡路大震災の個人補償の問題についてお聞きしたいと思います。  事件発生後、約八十以上の市町村に被害が及んでおり、各地の海岸で、地元住民、漁業関係者や自治体、ボランティア、関係省庁の...全文を見る
○穀田委員 今お話があったように、設けていない、ここが大事なんですね。  私は資料を持ってきましたけれども、九一年の環境庁の請負調査で、大規模流出油事故に伴う海洋環境被害対策調査というのを出しているのですね。それによりますと、大きな事故が日本の場合は三つあったということで、その...全文を見る
○穀田委員 どうも技術的にできておらないという問題を随分問題にしておられるようです。しかし、私は今二つ指摘しているのですね。つまり、荒天の場合と、少なくとも日本海の場合の問題と二つ言っているのですね。つまり、これらの文書はすべて二つの点を指摘しています。荒天の際の体制の問題と日本...全文を見る
○穀田委員 今のお話聞いていますと、私、二つ問題があると思うのですね。  一つは人命救助、これは大変大事なことです。しかもその後の努力で現場の方々が必死になっておられる。これはこのとおり私ども認めているのです。ただし、この油流出の事故のそういう規模の大きさ、これからしますと、三...全文を見る
○穀田委員 どうもその、甘んじて受ける、それから技術という話ばかりしているのですけれども、結局、なぜ手を尽くし切れなかったのかという問題なんですよね。大臣も総理もそうおっしゃるけれども、大体時間は十分あったのですよ。  千九百九十年の油による汚染に係る準備、対応及び協力に関する...全文を見る
○穀田委員 それでは要求しますけれども、京都の経ケ岬沖の事故の際に、私どもの寺前議員は、やはり外洋対応、それから日本海対応の強化を求めているのですね。その際に、海上保安庁は、効果的な資機材の配備のあり方等についても検討すると当時も約束しておられました。ですから、今度は明確に教訓に...全文を見る
○穀田委員 何度も私は言うのですけれども、大臣、総理、荒天と言いますけれども、一定の期間は荒天でない日もあったのですよね、動けるのですよ。だから私は、一隻、当時で二十億と言われていますから、大体今は四十億ぐらいだと言われています、新しくっくるのに。  そこで、私は調べてみたので...全文を見る
○穀田委員 今、私が具体的に提起したのは、荒天対策もあるが、日本海対策として、少なくとも海鵬丸、白山丸というクラスのものについていえば両方できるようにしたらいいじゃないか、こう言っているんですよ。しゅんせつの仕事はしているんですよ。これを新しく五千万円ほどの機能をつければそれはで...全文を見る
○穀田委員 今お話がありましたけれども、結果としてということがありました。つまり、生活支援金であれ個人補償であれということですね。そういうお話があったとすると、私は、これは非常に大事な問題だと思うのですね。つまり、結果として生活の再建ができるかどうかに根本を置くことが大事だという...全文を見る
○穀田委員 今お話があった生活支援金の対象者は、先ほどの議論にもありましたように約三万三千ですよ。四十万人を超える方々が被災しているのですよ。  かつて総理が被災地を視察をしてこう言っておられますね。今まで我々が気づいていなかった、また実感がなかった、そういったことを含めて恒久...全文を見る
○穀田委員 終わります。
01月29日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
議事録を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、平成八年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案について反対の討論をいたします。  法案の内容は、補正予算により増額された交付税を、調整戻しをした上で九七年度に繰り越すものですが、増額された交付税のほとんどは九五年度の精算...全文を見る
01月29日第140回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、一九九六年度一般会計補正予算外二件に反対の討論を行います。  まず第一に、国民の圧倒的多数が反対する五兆円に上る消費税大増税を先取りし、九兆円という史上空前の国民負担予算である九七年度本予算を前提にした予算だということであります。  税...全文を見る
02月20日第140回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、御出席本当にありがとうございます。貴重な御意見をいただきまして、本当に感謝をしています。  私は、今回の予算案の問題について若干だけお聞きしたいと思います。  新聞紙上などでも出ているのですが、今回の予算ほど評判の悪い予算...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。
○穀田委員 日本共産党の穀田です。私の持ち時間も少ないものですから、皆さんにまとめて御質問を申し上げますので、順番にお答えいただければと思っております。  本当に貴重な御意見をありがとうございました。私は午前中にも申し上げたのですが、今回の予算に対して、実は審議前から世論調査で...全文を見る
○穀田委員 終わります。
02月25日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
議事録を見る
○穀田委員 きょうは、国民健康保険に関連して一つ二つ質問します。  御承知のとおり、国民健康保険は七六年以降ほぼ毎年限度額が引き上げられています。この限度額の引き上げが市町村の国保料、国保税の引き上げを誘発していることは言うまでもありません。  そこでお聞きしたいんですけれど...全文を見る
○穀田委員 余り質問していない部分も随分お答えいただいたようで。要するに私が聞いたのは、何で決めているのかと聞いたので、上げた率を、中間層を抑えるだとか負担がこうだからというようなことを聞いているわけじゃないんですね。そこは次に聞こうと思っていたところなんですけれども、先回りして...全文を見る
○穀田委員 事実を、話をよく聞いていただきたいのだが、要するに困難を抱えているのと違うかと聞いているんですよね。こうなっている、ああなっている、数字はさっき聞いたんですよ。さっきはそういう話はせんといて今度はこういう話をするというのは、これはちょっとまともに答えていただきたいとい...全文を見る
○穀田委員 全然かなわへんな、それ。保険と給付の見直しをしているという話まで飛び出してきましたけれども、それはそれでまたこれからの議論をするところですし、私どもはこの問題について言うならば、さらに負担が国民にかかるということを言っているわけですから、ちょっと全体的に論外だと私は思...全文を見る
○穀田委員 要するに、滞納に対する考え方はいろいろあると思うのですけれども、ただ事実を私は聞いたわけです。滞納対策がうまくいっているからだとか、何かわけのわからぬ話でしたけれども、要するに、収納率からいいますと横ばいだという話がありましたけれども、それは確かに平成六年と七年だけ比...全文を見る
○穀田委員 以上のように今数字が出ました。短期保険証並びに資格証明書、いずれも、平成三年度と平成七年度を比べた場合には、短期の方の保険証でいいますと約倍、それから資格証明書の方でいうと一・七、八倍、こういうふうにふえているわけですね。さらに、先ほど言ったように、自治体としての収納...全文を見る
○穀田委員 私は、積立金を毎年五%以上ふやせという指導はいかがなものか、こう聞いたのですね、今。その後で、そういう取り崩しがあってもいいんじゃないかということが既に課長の方からお話があったわけですけれども、そしてさらに、安易な保険料の引き下げはだめだ、こうおっしゃいました。  ...全文を見る
○穀田委員 全部取り崩して、それでとてもじゃないという事態を一気につくり出すということは、それはあり得るでしょう。そういう場合もあるでしょう。しかし、極端な例を持ってこずに、私ども言っているのは、安易でなくて検討して、一定の計画性を持ってやったら、当然それはあり得ることでして、別...全文を見る
○穀田委員 安易にというから、安易でなければ、しっかりした考えを持って自治体がやっていることですから当然だということのあれだと思いますね。  そこで、今言いましたのは、地方自治体が自分たちの財政の中で基金等の保有額としてずっと積み立てている額ですよね。これは、地方自治体が独自に...全文を見る
○穀田委員 では、まず最初の方のだけ大臣にお聞きしたいと思います。  今、加算については自治大臣と大蔵大臣の折衝の結果ということでありましたので、私は調べてみてもよくわからないものですから、この点はなぜこういうことになるのかなと思うのですよね。  保険基盤安定制度の分、いただ...全文を見る
○穀田委員 いや、お話は、その経過と構造はわかっているのです。問題は、今お話があったように、平成十五年度まで先送りする、これで本当に責任が果たせるのかと言っているのですよ。しかも、今まで先送り、先送りという問題をずっとやってきたのじゃなかろうか、私はこう言ったのですよ。  前を...全文を見る
○穀田委員 私は、国の責任を明らかにしているというのでは納得できません。つまり、国の責任を果たしているかどうかと私は問うたのですね。国の責任を果たすという点では、やはり当該年度に払うということが本来の筋だということを私は改めて言っておきたいと思うのです。  私どもは、ついでに言...全文を見る
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
議事録を見る
○穀田分科員 私は、日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、京都の伝統地場産業の西陣絹織物の問題について質問します。  まず、通産省は絹織物と帯地の輸入動向について新しくつかんでおられると思いますが、海外からの輸入の状況は現在どのようになっているか、お聞きしたいと思います。
○穀田分科員 今も明らかにされましたが、昨年の輸入量は大体三十七万六千五百本。日本の国内で帯の産地の約七六%を占める西陣の生産量が、帯でいいますと大体二百六十三万本ですから、西陣で生産される帯の一四・三%、また、全国の帯の生産量の一一%に当たる分が輸入されていることになっているわ...全文を見る
○穀田分科員 今、生活産業局長から、一つは無視できない、なおかつ、確かに生活様式はいろいろ変わったというお話がありましたけれども、問題は、国内需要が減の中で、引き続き輸入量はずっと微増、ないしは、今回の場合帯は新しく統計が出たわけですから、一四%ということになりますと、やはりそれ...全文を見る
○穀田分科員 今大臣からお話があった点でいいますと、公正取引委員会が所掌するということになりますよね。  そこで、実は、今京都府議会のお話もございましたが、京都市議会も同じように、全会派が一致をして海外生産・逆輸入の規制と原産国の表示の義務づけを求める意見書を採択しております。...全文を見る
○穀田分科員 そういう意味はわかるのですね。  ただ、問題は、先ほど言いましたように、「十分相談をしていきたい」というふうに、当時、九五年の十月にお答えになっているわけですから、私の質問しているのは、公取と通産省の意見がいろいろと違うのでしょうけれども、どういう交渉をしてどんな...全文を見る
○穀田分科員 それでは公取に聞きますけれども、今、生活産業局長からありましたけれども、こういう話でしたね、織るのが実質的変更行為の中心に認められる場合は、そういうのが適当だと。  ところが、局長も大臣もちょっと聞いてほしいのですけれども、帯というのは織りが大事なんですよ、帯とい...全文を見る
○穀田分科員 その定められていないということなんですけれども、私は京都市議会の討論その他を聞いてみますと、調べたのですが、実は、京都の行政の側が公取に聞いたということで答弁しているのです、外衣の中に含まれていると。つまり、定められていないのじゃなくて、あの細則を見る限りにはわから...全文を見る
○穀田分科員 わかりました。ぜひ早急にお願いしたいと思うのです。  私は、くれぐれも言いますけれども、帯というのは、帯一般については検討したいとおっしゃいましたけれども、どこへ行っても帯は帯なんですね。これも持ってきたのですが、これは半幅帯というのですね。これは浴衣にする帯なの...全文を見る
○穀田分科員 確かにWTOの問題はあるのですが、いずれにしましても、各国もこういう問題で、原産国表示の問題について言うならば、消費者が――特に国際商品と違いますね、この帯だとかは。ネクタイの場合には国際的な流通商品ですから。だから、帯の場合には、日本の国でつくっているのだろうとい...全文を見る
03月05日第140回国会 衆議院 予算委員会 第22号
議事録を見る
○穀田委員 日本共産党の穀田です。  私は、まず最初に、劣化ウラン弾射撃事件についてお聞きしたいと思います。  外務大臣、あなたは、劣化ウラン弾射撃問題について、原因は、弾丸にあるラベルとカタログとの照合をする際、カタログに日本では使用してはならないということが明確になってい...全文を見る
○穀田委員 今、お話だと二つしか言っていないのですね。だれが、どこで、どういう時期に照合するのかと言ったのに対して、装てんする際に、装着する際に、係の者が、こう言っているのですよ。  リアルに物を考えてみてください。装てんするには弾薬庫から運び出してこなければならないのです。運...全文を見る
○穀田委員 装てんする際に照合するというのはわかっているのです。それは一つの手順でしょう。  装てんするまでに、では、出てきた経過を言ってください。つまり、特別の弾薬庫から出てこなくてはならないのですよ。要するに、あの劣化ウラン弾の弾薬というのは、政府はこう言っているのです。二...全文を見る
○穀田委員 おわかりのように、全く答えになっていないのですよ。  じゃ、外務大臣がこれは答えているものですから、ぜひ聞きたいのですね。  弾丸にございますラベルと、それからカタログとの間を照合して使用するわけでございますがということで、外務大臣は、私どもの党の中路議員への答弁...全文を見る
○穀田委員 今お話ありましたように、重要な、いわば特定の弾薬庫で厳重に、二重、三重に管理されているところから出るとなりますと、だれかが指令しなければ出ませんね。それを指令したのはだれですか。
○穀田委員 それは余りにも情けない話じゃありませんか。だって、先ほど言いましたように、大臣自身がいろいろな答弁の中でこう言っているのですよ。二重、三重に、四重に管理されているのですよ。それが間違ったということをおっしゃっているわけでしょう、何回も。  そうすると、要するにラベル...全文を見る
○穀田委員 これは大臣、よく聞いてほしいんですね。厳重な倉庫があって、二重、三重、四重に保管されている、日本でいえば有事の際にしか使用しないとも言われている弾薬庫ですよ。そこで出す側があるんですね。出せと言う側があるんですね。それは、最後の装着のラベルの違いというのはぶつ放す人た...全文を見る
○穀田委員 話がおかしいと私は思うんですね。というのは、ウラン弾の訓練は日本国内では禁止をされている。そして、アメリカの国でも特定のところでしか、四カ所しかしてはならないという軍規があり、法令があるわけですよね。そういうものなのにもかかわらず勝手に出るということはあるんですか。だ...全文を見る
○穀田委員 おかしいじゃないですか。だって、保管場所の問題じゃ、あっちこっち動いている、そんなことを聞いているんじゃないんですよ。だって、そういう重要な保管があって、有事の際にという話がありましたけれども、緊急の際にという話がありましたけれども、これは緊急だったんですか、違うです...全文を見る
○穀田委員 本当に、全く答えになっていないと私思うんですね。  じゃ、もう一つ別な角度から聞きますけれども、外務省はしきりに誤ったとか誤射と言いますけれども、いずれにしても千五百二十発の劣化ウランを鳥島で射撃したことは間違いないんですね。  そこで、聞きますけれども、劣化ウラ...全文を見る
○穀田委員 要するに、訓練してはならないと認識せずに撃ったということですか。もう一遍言ってください。
○穀田委員 じゃ、もう一遍聞きますけれども、劣化ウランだとは知っていたんですね、撃ったときは。
○穀田委員 全然、今の話と前の話と違いますよね。弾として知らなかったと言っているのですか。劣化ウラン弾と知らなかったと言っていいのですね。ところが、そこが違うのですよ。(発言する者あり)いやいや、彼はそう言ったのですよ。今、彼はそう言いましたよね。劣化ウラン弾として知らなかったと...全文を見る
○穀田委員 どうもそういった問題ではなくて、一パイロットや整備員の判断ではなくて、要するに、在沖米海兵隊が組織として行動してやっているということははっきりしているのですよ。  もう一つ聞きますけれども、今、劣化ウラン弾の貯蔵の問題も出ています。先ほどありました。外務省は、岩国の...全文を見る
○穀田委員 聞いていることに答えてくれなくちゃ困るさ。  それは、具体的に明らかにしないというのがアメリカの考え方じゃないんですよ。アメリカの考え方で、司令官はあるといって答えている。あなた方は、少なくとも岩国の基地に対して、横須賀市からの正式の照会に対して、ないと答えている。...全文を見る
○穀田委員 その都度その都度話を変えてもらっちゃ困るんだよ。だって、大体、横須賀市が照会しているのは平成九年二月十三日、十七日、十九日及び二十日、回答は二月十九日及び二十日、ここにちゃんと書いているのですね。だからそれをちゃんと調べてくださいよ、そんなことを言うんだったら。  ...全文を見る
○穀田委員 一言言っておきますと、カタログというのは商品目録と普通訳しますよね。それを、実はなぜ私はこういうことを言うかというと、アメリカ軍はちゃんとマニュアルと言っているのですね。米大使館は、これはマニュアルと言っているのですね。それはそうだと思うのですよ、どういうふうな工程で...全文を見る
○穀田委員 私は、今の話を聞いていましても、結局、再発防止だとか言うけれども、肝心かなめの中心は何かといいますと、アメリカでは四つのところしかやらない、そしてアメリカの法規でもだめだと言っている、日本でもやらないと言っている、それがなぜ起きたかという中心は、一番の発端は、カタログ...全文を見る
○穀田委員 ほかの質問もしたがったのですが、私は一言だけ言います。  再発防止というのは、その原因の正しい究明があってこそできるのだということを改めて申したいと思うのです。その中心は、少なくとも、彼らがそんなことで、軍規でもアメリカの法規でもやっちゃならぬということをわかってい...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、平成九年度予算三案につき政府がこれを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、提案理由及び概要を御説明いたします。  まず、撤回、編成替えを求める理由についてです。  最大の理由は、国民負担増九兆円という、かつてない大収奪予算であるから...全文を見る
03月07日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
議事録を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  まず、地方交付税法等の一部を改正する法律案についてであります。  その第一の理由は、昨年度に引き続いて、単年度限りという、文字どお...全文を見る
04月09日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○穀田委員 私は、日本共産党の穀田恵二です。お二人の参考人、本当に御苦労さまです。  私どもは、御存じのように、今回の法案については反対の立場を明らかにしています。それで、まず田久保参考人に二つだけ、時間も私は全部合わせて十分なものですから、四分程度でお答えいただきたいと思いま...全文を見る
○穀田委員 先ほど自衛軍という話がありまして、一言だけ言っておきますと、私ども、中立・非同盟という立場を明らかにしておりますので、それは誤解のないようにしていただきたいと思います。  あわせて、先ほど申しましたのは、ですから、うちは憲法を守るという精神を非常に遵守しておりまして...全文を見る
○穀田委員 先ほどもお話ありましたけれども、私は最後に一言だけ言っておきたいと思うのですけれども、公開審理の中で、例えば地主の方々がこうおっしゃっておられます。自分の土地に入ろうとしたら、地下には複雑な通信回路が埋めてあるからベニヤの上を歩けとか、重いと障害が起きるから二人以上乗...全文を見る
○穀田委員 私は日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人の皆様、本当にありがとうございます。貴重な御意見をいただきまして感謝申し上げます。  私は、まず最初に新崎参考人にお伺いします。  午前の質疑でも私質問させていただいたのですが、琉球新報が行った世論調査では、海兵隊削...全文を見る
○穀田委員 二つ目に、先ほど、今までの現行法の中でというお話がございまして、そこで、参考人のお話ですと、政府が基地利用の緊急性や必要性の立証の努力が欠けていた旨のお話がございました。また、場面は違いますが、今ちょうど収用委員会の公開審理が行われていますが、その中で、これらの問題に...全文を見る
○穀田委員 それと、先ほどの陳述の際にも若干お話がありましたが、地元紙にも報道されていますけれども、嘉手納の基地については、契約地主の三十六名が今度は契約を拒否することになったということが報道されていましたが、これらの問題についての内容について、御存じであればお教えいただきたいと...全文を見る
○穀田委員 じゃ、次に、前田参考人にお聞きします。  かつて前田参考人は「自衛隊をどうするか」などの著作で、東西関係の変化の中でまたとない軍縮の好機と、当時ですから今も続いているのでしょうけれども、そういうふうに記されていました。  その中で、見てみますと、私非常に感動したの...全文を見る
○穀田委員 今お話ありましたように、私は、そういケ角度から点検をして物申すというのがある意味じゃ必要な時期に来ているんじゃないかと思うんですね。それは対等、平等な関係に立てば、すぐ議論の立て方を、どうしようもならない義務なんだというのじゃなくて、そういう事態が生じた場合については...全文を見る
○穀田委員 今の最後の点も含めて、私は非常に重要な動向だと思いますし、メッセージだと、私も同様の意見です。  最後に、金城参考人にお伺いしたいと思うのですが、時間の関係もありまして。  私は、午前中にも申したのですが、もともと沖縄の米軍基地というのは、一番金城参考人が御存じだ...全文を見る
○穀田委員 一言だけ言います。  私どもは、そういう意味でいいますと、沖縄の返還を初めとして、私どもの副委員長になりました瀬長亀次郎を先頭に戦い抜いたことだけ報告して、私の質問を終わります。
04月10日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、反対討論を行います。  今回の法案は、二十一世紀にわたって沖縄県民の土地強奪を続け、米軍基地を固定化するための仕掛けをつくり上げようとするものであります。米軍基地の縮小、撤去を求める沖縄県民の声を真っ向から踏みにじり、沖縄県民を憲法の外に...全文を見る
05月08日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
議事録を見る
○穀田委員 私も、今回の外部監査に関連をして、特に大枠のところからきょうは議論をしたいと思っています。  まず最初に、監査委員や監査事務局が絡んだ不正それから官官接待や空出張というものが多発して、行政の公正を確保すべき肝心かなめのところで、しかも住民の納めている税金が正当に使わ...全文を見る
○穀田委員 額まで何ぼや、ここまで聞いているわけじゃないのですが、要するに、どの程度の府県まで汚染といいますか、肝心かなめの監査すべきところがそういうことにかかわっているのはどの程度あるのかということが基本ですよ。それを聞いているのですよ。
○穀田委員 私、やはりつかみ方がこういう問題は極めて不十分だということを指摘したいと思うのですね。というのは、報告があったのは、さっきありましたように、百七十三億というのは自治体における不適正執行ですよね。ところが、監査制度の問題についての改善を提起し、それらの問題の発端となった...全文を見る
○穀田委員 それは、あくまでも大きな枠の、建前の話であって、大体これは、先ほどあったように十数県というわけでしょう。とんでもないことが起こっていることに対して、どうも僕は、認識が、どないなってんのやということで、もう少し掌握をして、そういうことが起こらないためにもこういうことをし...全文を見る
○穀田委員 ついでに言っていましたので、反論しておきますと、一の問題は程度の問題云々とありましたけれども、まあこの程度だから大変だなと私は改めて思いましたわ。四万円も使って飯を食うとか、そういった事実と、それから食糧費として支出しているという執行のあり方自身についても問題提起して...全文を見る
○穀田委員 そういうことだと思うのですけれども、前段にありましたように、三千数百に対して二百二十三ということですね。この辺は、私が調べているところ、その他聞いてみますと、法で定めた請求期間を過ぎている、今あったように請求の利益がないというふうなことなんかで、特に門前払いが多いなと...全文を見る
○穀田委員 いや、それはそうじゃなくて、請求がふえているのと関心の高まりはわかるんだけれども、監査制度に対するどういう期待、どういう要望、それはどう思っておられますか。
○穀田委員 そうなんですね。今までの論議といいますか形でいえば、局長からお話があったように、指導型監査だとか不正摘発型だとかそういういろいろ議論がありました。  問題は、今あったように、いずれにしても住民が税金の使われ方という問題に対して関心を高めており、そのことによってチェッ...全文を見る
○穀田委員 いや、議論になるのではないかというのはわかるんですけれども、局長はどうお考えか、要するに自治省としてはどうお考えなのかというのがもう一つ出ないわけね。  今確かにありましたように、第二十五次の地制調の答申では「今後引き続き検討をしていく必要がある。」としていますよ。...全文を見る
○穀田委員 今回はそういう決断を下したということで、これは今回だけじゃないんですよ、この問題はもうそれこそ古くて新しい一貫した問題なんですよ。だから、今回はそういう結論を出したというけれども、前から課題になっているわけだから、そういうことに踏み切るべきだということを再度強調してお...全文を見る
○穀田委員 今、例を出された問題も書いています。でも、そういうときはそういう話を使うのだが、自分のところの話はなかなかはっきりせぬという問題があるんです。  しかし、その問題で、今度はそれに対応してどう言っておられるかというと、そういうことがあり得るということも指摘しています。...全文を見る
○穀田委員 これに見られますように、三十、十五、二ということでしたけれども、多分、結論は、議長が選ばれるたびに選ばれているというのが実は実態だと思うんですね。それと違う形で選ばれているのは、全国の例を見ても違っているというのを探す方が難しいぐらいですから。だから私は、ここの点も従...全文を見る
○穀田委員 議会が決めることについて、それはけしからぬと言っている意味じゃないんですよ。それは結果としては決めることになっているわけだけれども、事実上ポストになっている、そういう実情もお互い知っている。一年交代で、はっきり言えば、先ほどこうありましたよね、事務局がおよそ二年で交代...全文を見る
○穀田委員 終わります。
05月13日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
議事録を見る
○穀田委員 日本共産党の穀田です。  暴対法の審議の際に、法の目的と関連して大きな焦点となったのは、暴力団壊滅の問題でした。当局は当時、鈴木良一警察庁長官でしたが、「十分に活用して暴力団の壊滅のために努力をしなければならない、」こういうふうにおっしゃっていましたし、さらに、当時...全文を見る
○穀田委員 今お話にありましたが、三つの柱で総合的な対策を行っていく、こういうふうに大体いつもパンフレットその他に全部書かれています。  そこでお聞きしたいのですが、私は、社会の悪として、つまり存在を認めないという強い立場で対処が求められていると思うのです。  その審議の際に...全文を見る
○穀田委員 そうですか。被害のないことは祈っておきたいと思います。  壊滅すべきは暴力団ということで、最大の眼目だということだけはお互いの認識になったので、これは当然だと思うのですね。  そこで、要するに、五年間ということからしますと、確かに、先ほども刑事局長や警備局長からお...全文を見る
○穀田委員 威嚇力が一定増大した、それが二つの面からということで、対国民との問題と、今二つお話がありましたね。私は、先ほど長官からお話がありましたように、最大の眼目というのは壊滅だ、こうしますと、暴力団全体は確かにお話のように減ったとかいろいろあるんだけれども、平成三年から、九一...全文を見る
○穀田委員 昭和三十八年から比べたら減っているというのは、それはだれもが知っていますよ。ただ、問題は、今私お話ししたように、じゃ暴対法をつくるときにどんな議論になったかというと、こういう議論をしているのですよ。暴力団の寡占化の問題があったのが、一つのいわばこの法律を成立させる上で...全文を見る
○穀田委員 先ほども白川大臣からお話があったように、危機管理という問題については非常にもう少し限定してやる必要があると自治大臣おっしゃっていましたよね。ですから、私はどうも、この審議のときに一々それについて報告されておる、危機管理だから必要だというふうな見解に余り立たないのですね...全文を見る
○穀田委員 わかりました。そういうふうな課税通報というのは積極的にこれからやっていただくということになりますね。よろしいですね。  あわせて、今、国民全体がということで、どうしてもやらなくてはならないのは企業の対策ですね。野村証券が総会屋企業へ利益供与を行っていた事件と関連して...全文を見る
○穀田委員 今、国家公安委員長からお話がありましたが、全く私もそのとおりだと思うんですね。ですから、そういう指導的な発言、立場で仕事をしていただいて、それにこたえて警察庁が努力をしていただくことを特に希望したいと思います。  先ほど議論もありましたけれども、こういう企業の方々が...全文を見る
○穀田委員 最後に、関口長官にお聞きします。  私は、この委員会で再三にわたってオウム犯罪における警察の捜査のあり方に対して疑問を呈してきました。前長官が行った記者会見、内容は、オウムの捜査で、一つは誠実に反省、検討する、二つは初動捜査のミスの指摘に検討を加え、反省、教訓を披瀝...全文を見る
○穀田委員 時間ですのであれですが、今の話では、私は、当時の長官が記者会見でお話しされた内容とちょっと違うと思うんですね。  といいますのは、捜査上の根本的な問題について大枠としてそういうものは、科学捜査だとか特殊捜査だとかそれはあったでしょう。しかしそれは、捜査が終わらなくて...全文を見る
○穀田委員 終わります。
06月10日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第12号
議事録を見る
○穀田委員 私は、先日の委員会でも質問をしたんですが、オウム捜査の反省、教訓の問題について警察庁長官に再度お聞きします。  長官は、私の質問に対して、「ただいまの委員御指摘の点につきましては、私自身議事録等で拝見をし、十分に承知をしております。」と述べて、三つの点を言いました。...全文を見る
○穀田委員 今のはあれですか、当時國松長官からお話があった、誠実に反省し検討する、あるいは、初動捜査のミスがあったとの指摘があるけれども、警察庁としては検討を加え、反省、教訓として他府県警に披瀝したい、そういう内容が今長官がおっしゃった内容だということですか。
○穀田委員 私は、そういうことだと全く反省になっていないと思うんですよ。というのは、今のお話だと大体白書の内容の域を出ていませんよ、はっきり言って。白書で書かれている総括的文書とほぼ同じ内容を関口長官からお話がありました。  当時、そういう白書が出た折自身に、実はマスコミからそ...全文を見る
○穀田委員 前回も確かに関口長官、お話ありましたよ。「おおむね三点ほどに集約されるのではなかろうかと思います。」ということで、先ほど私が指摘しました三点、お話ありました。その三点に基づく打開策がありました。それは明らかに全体の概要的な話であって、当時國松長官がお話しし、また多くの...全文を見る
○穀田委員 一般論は、いつも私はそれ自身はそうだと言っているのですよ。ただ、問題の焦点に答えていただかないとだめだと私は改めて思いますし、その点、再度、今後そういうふうに深めるというのだったら深めていただくということで、明らかにしていただきたいと思います。  では、二つ目に、先...全文を見る
○穀田委員 私が指摘をしている成績主義、点数主義は明らかでない、こう言いますけれども、まさかその事件が起きたときの翌日の新聞を見ていらっしゃらないわけはございませんね。そのときの新聞はすべてそういう指摘をしていますよ。  朝日は、「今度の事件が警察の体質そのものに根差しているの...全文を見る
○穀田委員 いつも不祥事が起きますと、やはりこの委員会でも問題になります。その際に、いつも警察当局が答弁するのは大体その三つです。公務員という立場ということと、職責の自覚、厳正な規律、それから誇りと使命感、まあ大体これですわ。いつも変わらないんですね。もちろん、いつも変わってはな...全文を見る
○穀田委員 今お話があった再発防止との関係で、私は、お話がありました形式主義といいますか、あしき点数主義、成績主義という問題についてはやはり明確にする必要があると思うんですね。  私は先ほどマスコミの例を出しました。マスコミの例を出しましたけれども、実は、不詳事案に絡んださまざ...全文を見る
○穀田委員 いや、私が言っているのは、私がそういうふうに指摘をしているだけではなくて、裁判所の判決自身が、そういう誤った一定の成績主義なり点数主義というのがあしき形で出ているのではないかということを指摘している。だから、それは直す必要があるのではないかと言っているのです。それは国...全文を見る
○穀田委員 最後のお二人の答弁については、問うたことについて余り答えてはいないのですが、時間がないので終わります。
06月12日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
議事録を見る
○穀田委員 日本共産党の穀田です。本当に委員の皆様には御苦労さまです。  西尾参考人から先ほど第三者機関というものについてお話があったときに、法理論上の問題、実態的側面というお話がございました。私も、第三者機関ができなければ画竜点睛を欠くといいますか、そういった問題意識を持って...全文を見る
○穀田委員 今お話がありました、西尾参考人がお述べになっておられるのですが、地方分権と地方自治という問題で、これは余り事前にお知らせしていなかったのですが、これまで先生は、特に住民自治の視点が欠けているという批判が少なくないということについてまた反論を出されたりしておられまして、...全文を見る
○穀田委員 最後に、神野参考人にもお伺いしたいと思います。  推進委員会は、第一次勧告で、機関委任事務の廃止という現行制度の転換を打ち出したわけです。そこで、国と地方のこれまでの関係を抜本的に変革し、財源の面でも本当に地方自治が拡充されるという、そういう内容の勧告をされるべきだ...全文を見る
○穀田委員 最後に、委員長に一言だけお聞きしたいと思うんです。  最近、分権推進委員会が、一番最初の受け皿論という問題、いろいろありまして、それで、ずっと経過を見ていますと、それを前提としない、つまり横に置いてというような議論の出発であったかと思います。ところが、全体としてこう...全文を見る
○穀田委員 終わります。
10月17日第141回国会 衆議院 本会議 第5号
議事録を見る
○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表し、政府提出の財政構造改革特別措置法案について、橋本総理に質問いたします。  まず冒頭に、この法案は、九兆円もの負担増で国民が苦しみ、景気の落ち込みが深刻さを増しているこのときに、さらに追い打ちをかけ、社会保障を切り捨て、国民生活と日本の経済...全文を見る