穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○穀田分科員 きょうは、伝統的工芸品産業の振興に関する法律、いわゆる伝産法に関連してお聞きしたいと思います。  この法律ができてから、ちょうどことしで二十五周年の節目の年に当たります。法律がつくられて以降、百九十二品目が通産大臣によって指定されています。  伝産法の目的は、「...全文を見る
○穀田分科員 今お話がありましたが、一九九二年に法改正を行って、いろいろ努力をなされてまいったと思います。問題は、当時、その前年に、伝統的工芸品産業審議会の答申で、産地の疲弊は進み、多くの産地が産業としての活力を失い、このまま推移すれば、産地の維持すら困難になりつつあるのが現状だ...全文を見る
○穀田分科員 現状は、引き続き生産額においても厳しい状況が続いている。  問題は、その法改正の際に打ち出した重点、つまり共同振興計画、活用計画そして支援計画の三つが当時の目玉でした。そこで、三つの計画が現在一つ一つどのように進行しているのか、お聞きしたいと思います。
○穀田分科員 法改正から七年たっています。通産大臣が指定した伝統工芸品産業の品目は百九十二です。このうち、合計しますと、たった十しか計画がないわけです。  問題は、一体、申請が多くあるけれども認定が少ないのか、それとも、申請も少なく認定も少ないのか、なぜこれほど進んでいないのか...全文を見る
○穀田分科員 事実はそうなんですけれども、なぜ進んでいないのか。つまり、伝産協会はこうした産業が実は大体千あると言っているんです、いろいろな産地を含めて。そうして、そのうち百九十二を指定しているわけです。要するに、今ありましたように、申請があればすべて認定しているということですか...全文を見る
○穀田分科員 今お話あった資金の問題をめぐる点や地方公共団体の財政状況、それはあると思います。ただ、問題は、七年推移して十件しかできていないという現状についての評価なんです。やはりこれは振興計画、三つの計画が十分に作動していないといいますか、そういう結果だと思うのですね。  そ...全文を見る
○穀田分科員 どうもその辺が、私は三つ違うと思うのですね。  一つは、産地組合のところに能力がある。それは、自分たち自身の振興のための、そういう仕事があるのは事実なのですよ。問題は、専従事務局だとか、そういう事務所がないというのははっきりしているわけで、二分の一から三分の一しか...全文を見る
○穀田分科員 産地の声を聞く、きめ細かく行う、この二つが生活産業局長のキーワードなんですね、今お話を聞いていると。それはそれでいいと思うのですよ。  問題は、私が言っているのは、百九十二の対象があって、新しく法制定のもとで出された計画に基づいて認定したのは十しかない。ここで百九...全文を見る
○穀田分科員 今お話がありました奨励事業などは、非常に若手にとっても喜ばれていることだと思います。ただ、一人当たり年間三十万円程度で、しかも一年限りなのですね。これではやはり、後継者養成という点ではまだまだの感があります。  といいますのは、もともと後継者育成には、さっき述べた...全文を見る
○穀田分科員 後継者育成は五年から十年かかると言われています。今お話がありました西陣の例も、手織りコースが八十時間だとか、基本技術コースが四十時間だとか、専門技術コースが四十時間というふうになっています。それではやはりまだまだ、先ほどお話ししましたように、一人前になるということを...全文を見る
○穀田分科員 どのぐらいの報酬になっているかということは、いかがですか。
○穀田分科員 私は、時給それ自身としては、いろいろ評価があると思います。しかし、伝統産業というもののわざを教え伝えるという立場からすると、私は、そんなに高いとは思えないのですね。  そこで、もう最終の時間になりましたので、次の、私自身もこの伝統的工芸品産業の振興のために若干の提...全文を見る
○穀田分科員 そういう意味での法改正を求めて、質問を終わります。
03月18日第145回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号
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○穀田委員 警察の不祥事について質問します。  ことしの二月、島根県江津署で署ぐるみの事件が明らかになりました。その概要は、一九九五年五月に、江津市内の男から、この男の知人が起こした速度違反の免許停止処分を取り消すかわりに銃の提供を受けていたというものです。この取引を署長室で相...全文を見る
○穀田委員 この問題を指摘すると、大体、倫理の問題、それからあわせて個人の資質にかかわる問題、こういう答えが通常なのですね。  私は、今度の事件というのは大変な問題を含んでいると思うのですね。本来、警察官にあってはならない犯罪である。といいますのは、交通違反を取り締まる交通課の...全文を見る
○穀田委員 不祥事が出るたびに通達を出しているのですね、官房長の名前で。わずか八カ月余りの間に三回も出しています。  先ほどお話があったように、大体こういう場合の指示というのは同じでして、職業倫理教養の徹底、それから生活指導の徹底、監察機能の強化。大体これですよ。あとは、各級幹...全文を見る
○穀田委員 というと、新しいきめ細かな評価基準というのはあるわけですね、新しいそういう評価基準というのは。
○穀田委員 以前とは違ったということは、そういう評価基準というものが、以前は別のものがあり、新しく出ているものがあるというふうに理解していいわけですね。
○穀田委員 私は、以前に神奈川県警の例を出しまして、点数評価の一覧表があったりするということもお示ししましたね。それは長官もよく御存じだと思うのですが。それと同じようなものなのかどうなのかということを私は実は聞きたかったんですよ、どういうものなのかと。そういうものは、これは少なく...全文を見る
○穀田委員 基本的精神は今お述べになったとおりだと理解していますし、当時文書で出ていますから、その中身について、これは三党案として出されている内容をそのまま述べたので、大体その考えだと思います。  そこで、今度は長官に聞きたいと思います。  昨年の十一月十一日の日経新聞による...全文を見る
○穀田委員 形式はわかりました。主な内容を述べてください。
○穀田委員 過去の不祥事案を分析したものだと今お話ありました。その当時の新聞によりますと、過去に起きた不祥事をもとに、一、短銃の違法押収、二、部外者との不明朗な交際、三、性犯罪被害者をさらに傷つけてしまう捜査など、想定される不適正事例を示し、それぞれの背景や要因、未然に防止する方...全文を見る
○穀田委員 今記事でいろいろ知らされているんでしょう。それを含めて全部変えているんでしょう。今までみんなが知っている記事を使っているだけなんだから、別に公表したって構わないじゃないですか。  では、大臣に最後にお聞きしたいんですけれども、情報公開問題の態度について変わりがないの...全文を見る
○穀田委員 では、最後に、今私が要求しました資料について、委員長としても検討していただいて、出していただくよう、私としては正式に要望します。御検討ください。理事会に諮っていただけますか。
○穀田委員 終わります。
06月17日第145回国会 衆議院 本会議 第39号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、会期を五十七日間延長することに断固反対の討論を行います。(拍手)  断じて容認できないとする理由は明瞭です。それは、今回の会期延長のやり方自体が、前例のない乱暴なものであって、国会の会期制の原則、議会制民主主義の根本を踏みにじる暴挙だか...全文を見る
07月01日第145回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  私ども日本共産党は、国旗・国歌の問題は国民にとって大事な問題だから、国民的討論を行うべきであって、国民的議論を抜きに国会の数の多数を背景に短兵急に決めてはならぬという考え方を持っています。政府は、本延長国会において、日の丸・君が代を国旗...全文を見る
○穀田委員 今私がお聞きしたのは、戦前の君が代の意味を再確認したい、小渕総理大臣が述べたことをわざわざ引用しまして、それと同じですねとお聞きしたのですが、もう一度お答えください。
○穀田委員 今お話がありましたが、その内容を一つ一つ吟味する前に、戦前の明治憲法についても一つお尋ねしたいと思うんです。  御承知のとおり、戦前の明治憲法は、「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」これは一条ですね。それから「天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ」と、四条で天皇主...全文を見る
○穀田委員 そうは言っていないんですよ。天皇が絶対という時代に、わかりやすく言えば、今、野中官房長官がお話しした点は、次に来るのは、歴史観や歴史認識の違い、こう来るんでしょうけれども、そういう意味じゃなくて、天皇主権の国のあり方、天皇絶対、そういう国だからこそアジアへの侵略戦争が...全文を見る
○穀田委員 その為政者の中心人物はだれですか。
○穀田委員 どうも、あなたの認識はどうなのかということについてはお触れになりませんでした。  しかし、大事な問題は、当時天皇主権であったこと、これは事実です。これは紛れもない事実です。そして、実は、東京裁判という話まで出ましたけれども、結局、体制が変わった時点でどうなったかとい...全文を見る
○穀田委員 それでは、ようやく私の言っていることについては賛意を示していただいた。  そこで、もう少し詰めていきたいと思うのですけれども、憲法にそういう内容の精神の前文がある。憲法の精神がその前文に書かれています。それはこうなんですね。「われらとわれらの子孫のために、諸国民との...全文を見る
○穀田委員 そこで、大事な問題は、この侵略戦争と天皇の問題というのは切っても切り離せない、そして、さらに君が代の問題についても切っても切り離せない。このことについてはお認めになりますね。
○穀田委員 どう食い違うのか、少しおっしゃってください。
○穀田委員 そうしますと、もう一遍尋ねざるを得ませんね。  先ほどお話ししたように、新しい憲法というものをつくった、ないしはできたその中心問題は、侵略戦争と不可分に結びついていた天皇主権、天皇絶対という、そういう体制の否定から起こっているんだということはお認めになるのでしょう。
○穀田委員 どうもそこのところが非常にあいまいな感じがしますね。  ということは、私が言っているのは、天皇がいわば大権を用い、そして統治する、そういう国だったからこそ、そしてまた、そのことを君が代という形で礼賛し、そしてそういう治世が行われたからこそ、あのアジアの侵略戦争があっ...全文を見る
○穀田委員 そこで、先ほど私は言ったのですよ。憲法の前文に、その精神が、侵略戦争と結びついている天皇主権について、不可分に結びついていることについて実は反省をしている、そこから出発しているということを私は言ったのです。それはそのとおりなんですね。  なぜあなたはそう言うかという...全文を見る
○穀田委員 所有の格助詞だということは間違いないとお話がありました。
○穀田委員 そこで、政府が「君」と「代」とを分解して解釈したわけですが、だから私は、その間にある「が」という意味を聞いているわけですが、所有の格助詞だから、そうすると、君が代という三文字のフレーズの解釈というのは、縮めて言えば、「君」は天皇、「代」というのは時代ないしは国、こうい...全文を見る
○穀田委員 私は、全体の歌詞のことまで聞きましたか。なぜそういうふうになるのかな。  大体、素直に読めばということで、「が」というのは支配というか所有という意味になるんだなと聞いているんですよ。それをまず答えてください。
○穀田委員 二つあると思うんですね。  まず、国語的解釈もしないでどないして教えるの、あなた。情けないね。それと、そういう、分けて解釈するものじゃないと。分けて解釈したのはそっちでしょうが。「君」という解釈をしたのはだれなのか、「代」という解釈をしたのはだれなのか。だから、「が...全文を見る
○穀田委員 まさか、どうして我が国のことになるんです。そこが、「君」が天皇であって、そして「が」が所有のあれであって、君が代は我が国である。どういう理解でそんなこと言えるんです。「君」が天皇であって、「が」は所有の助詞であって、「代」と並べたら国となる。どこで化けるんです、そうや...全文を見る
○穀田委員 だれが聞いてもおかしいと思いませんか。「君」は天皇だ、「が」は所有だ、「代」は時代ないしは転じて国だと。そうすると、天皇を象徴する国じゃなくて、そうすると、「が」というのは、「を象徴する」というふうに読むわけですか。わかる。わからない。  あなたが言っているのは、「...全文を見る
○穀田委員 今のお話をもし小学校なり中学校でしていたら、だれもわからないじゃないでしょうかね。  皆さん、何度もお聞きするけれども、あなた方が解釈をしたんですよ。「君」というのは象徴天皇だ、そして「代」というのは時代であり、転じて国だ。そうすると、「が」というのは何かと聞いたら...全文を見る
○穀田委員 いつもそういうことを言われるから……
○穀田委員 まさにそういう話として出すから、私は、それこそおかしいんじゃないかと思います。  ですから、何でしたら、私は、そう言うだろうと思ってきょう持ってきたので後でお渡ししますが、日本共産党の綱領は何と書いてあるかということについて、よく見ていただければわかると思います。 ...全文を見る
○穀田委員 あなたが申していないというのではなくて、「君」と「代」がそういうふうになったらば、「が」という解釈をすれば、素直に読めばそうなるじゃないかという話をしているんですよ。  だから、あなたはすぐ歌詞全体の話を持ち出すけれども、そうじゃなくて、わざわざ分解して解釈をし、新...全文を見る
○穀田委員 何度聞いてもわからない人ですね。そんなふうに、そうすると、「が」というのは、そういう、それだけのフレーズを解釈することができるのかということを聞いているんですよ。それぞれの品詞についての、一つ一つ詰めていった話をしている際に、「君」はこれで、「が」はこれで、「代」はこ...全文を見る
○穀田委員 はい。幾ら言っても同じことしか言わないんでしょう。それこそ、あっちからちんぷんかんぷんと出ましたけれども、その言葉をそっくりお返ししたいと思います。  次に、では、定着という問題についてお聞きしたいと思います。  政府は、事あるごとに、国歌君が代は、先ほどもありま...全文を見る
○穀田委員 今のお話は、前半の方は確かにそういう話をしたのかもしれません。つまり、まず、私は三つあると思うんですね。  一つは、今国旗が、国歌が、おおむねそういうふうに思っておられる、これは一つあると思う。ところで、あの世論調査の内容をもう一つよく、詳しく見ていると、法制化につ...全文を見る
○穀田委員 勝手な解釈というのはこれほどあるかなと思います。それは一つの側面でしょう。大事な問題は、今法制化をしようとしている、そして大事なことは、そういう解釈を打ち出しているということですよ。  だから、この間、産経新聞に上坂冬子さんという方は、「「君が代」を国歌にすることに...全文を見る
○穀田委員 それは私は明らかに野中長官の意見とは反対です。なぜなら、そういう話を一々しても仕方ありませんけれども、日本国憲法に基づく良心の自由、内心の自由、そしてそれに基づく行動の自由ということが、当然多くの方々が行ってきたし、そしてそれを教育現場に押しつけてもきた。そしていわゆ...全文を見る
○穀田委員 外交関係上、そんなに一々異論を挟むとお思いになりますか。それはしないんですよ。問題は、外交問題にならなければよいとか悪いとかという問題じゃないんです。アジアの諸国民の気持ちを無視してよいのかという問題なんです。今もそういうお話がありましたけれども、当時どういうことが行...全文を見る
08月12日第145回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○穀田議員 永住外国人に対する地方公共団体の議会の議員及び長の選挙権及び被選挙権の付与に関する法律案につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  本法案は、現在、我が国において六十二万人を超える多くの永住外国人が日本国民と同様の社会生活を営んでいる現状にかんがみ、...全文を見る