穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第151回国会 衆議院 本会議 第10号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表し、森内閣不信任決議案に賛成する討論を行います。(拍手)  この内閣を国民はどう見ているでしょうか。いずれの世論調査でも、支持率は一けた台に落ち込んでいます。百人中九十人も、即刻退陣せよの声を上げています。この結果について、マスコミも、国民の...全文を見る
05月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。共産党を代表して質問をいたします。  小泉総理は、自民党を変える、日本を変える、こう言って総裁に選ばれ、小泉内閣を発足させました。これまで自民党の中枢におられた小泉総理が、自民党政治のどこをどう反省し、どう変えるのか、多くの国民が注目してい...全文を見る
○穀田委員 それはないでしょう。幾ら何でも、ことしの一月二十八日にみずからの体験を聞かれた話を、そしてお答えになってテレビで放映されて多くの国民が見られたことを、三カ月ほど前の話を忘れたとは、余りにも無責任ではありませんか。もう一度お答えください。
○穀田委員 それは余りにもひど過ぎます。ちゃんと、どう考えたって、そんなことをやっていたのじゃ、三カ月前の話を忘れるような方が、どうして大臣ができるのですか。だって、新聞に語ったとか……(発言する者あり)皆さん、大臣、新聞に語ったとか報道機関に語ったという一般論の話じゃないのです...全文を見る
○穀田委員 だからわざわざ読んだのですよ。あなたがお忘れになることはいけないと思ったからちゃんと読んだのですよ。そのとおりお話しになったんでしょう。  では、どういう野党対策に使ったかは覚えておいでなんですか。
○穀田委員 それは余りにも無責任ではないですか。昔の話ではありません。ちゃんとお話をしていただきたいと思います。  ことしの一月の二十八日に、三カ月前のお話なんです。五年前、十年前という話じゃないんです。この機密費の問題が国会で大問題になり、そして森内閣の帰趨を決める問題として...全文を見る
○穀田委員 それは私、どう考えても、では、後でテレビのビデオを見ますか。それをやりましょうか、その時間をとって。あなた、見ますか。それじゃ、見て、それでやりましょう。それは余りにもひど過ぎると私は思います。お笑いすることじゃありませんよ、大臣。しかも、これはきちんと議員会館のお部...全文を見る
○穀田委員 忘れたけれども、では、あったということですね。
○穀田委員 普通考えて、一月の二十八日にお話ししたことを、総理、忘れるってありますか。これでは次の話は進められませんよ。
○穀田委員 だめですよ、答えてください。おかしいじゃないですか。きょう答弁したことを、では三カ月たったら忘れるんですか。答えなさいよ。
○穀田委員 私は、こういう問題について、やはり内閣の姿勢が問われたと思いますね。自分の発言自身に責任を持てないで、どうして国民に責任を持てるでしょう。そして、問われた問題にまともに立ち向かってこそ、公開とか改革とか言えるんじゃないでしょうか。そういう内容について、みずから行った行...全文を見る
○穀田委員 聞いていることにお答えになられていると思いますか。では、全体の問題は後で言いましょう。  私が聞いているのは、一部自己負担の導入で受診抑制が起こっている、それが起こっているかどうかについて、総理がそういうものは必要な医療が抑制されたということじゃないんだということを...全文を見る
○穀田委員 私、調査したかと言ったのですけれども、調査する必要はあるということをお認めになったけれども、したのですか。
○穀田委員 私は、これは大変なことだと思うのですね。変化があるかもしれないというようなことでしょうかね。あなた方がやった大きな一つの一部負担導入によって起きた事実が、調べたか調べないか、こういう事実があるけれどもどうかとお聞きしたのですね。痛みだけ押しつけておいて、その結果がわか...全文を見る
○穀田委員 今私が述べた事実をさらに調べていただいて、それがそういう実態があれば、やはりぜひそのための一部負担金をもとに戻す、それぐらいはやるべきだということを申し述べておきたいと思います。  二つ目に、健康保険本人の問題について聞きます。  先ほど、持続可能とか維持できると...全文を見る
○穀田委員 いや、改革の話をしているのではないのです。必要な医療を抑制しているということに実際上はなるじゃないかという話をしているのですよ。大きく減っているのはお認めになられますね、受診率が一二%ぐらい減っているのだから。  問題は、その調査結果の内容を見ますと、受診減が大きい...全文を見る
○穀田委員 だから、今必要な医療が抑制されているという事実から出発をし、私は、例えば財政の問題や、それから医療費の伸びという問題についても先ほど言いました。  考えますと、いつもお話しになるのは、高齢者がこれだけふえるからだ、こうおっしゃいます。しかし、諸外国の例と比べても、大...全文を見る
○穀田委員 ちょっとお待ちください。いいです、まず私が言いますから。  今のお話で、やはり二つ大事だと思うのですけれども、まず、たくさんの失業者が生まれるということは否定できない。もう一つは、おっしゃったように、経済が、景気が不振のために生まれていることも否定できない。この二つ...全文を見る
○穀田委員 いろいろな学説があることは承知していますよ。どうしてこの悪循環を断ち切るか、それは、私どもは、やはり景気を立て直すためには個人消費を温める以外にないと言っているんですよ。それは、そういう問題でいうならば、緊急経済対策でもそういう分析をしています。それは後で言います。 ...全文を見る
○穀田委員 驚きました。これでわかると言う人がいた。驚いたね。  何万人ふえるのか、幾らふえるのかという話を聞いているときに、聞きましたか、対策で増減がある、だから第三次産業を念頭に置いている、しかしこれは減もある、ミスマッチだ、年齢制限。年齢制限があっても、全体ミスマッチと言...全文を見る
○穀田委員 大きく言いまして、私は大きな間違いがあると思うのですね。  例えば、基幹税というけれども、こういう経済発展の状況の中で、例えばアメリカという話が出ましたけれども、アメリカなどは直接税を中心にしていますから、経済全体が大きく膨らんだときは税収もうまくふえるのですよね。...全文を見る
○穀田委員 やはり公共事業費は行政投資額実績ベースで四十七兆やっているんですよ、国と地方公共団体を合わせて。それで社会保障費全体はそういうもんなんですよ、公益がやっているものは。それはもう論争済みなんですよ。問題は、そういうところの公共事業に大なたを入れるという話はなかったという...全文を見る
○穀田委員 私は、その意味で、構造改革で痛みを押しつけるという断行はやめさせるということのために頑張りたいと思います。  終わります。
05月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○穀田委員 この間の五月十五日の衆議院予算委員会での私の機密費に関する質問に対し、塩川大臣は、私が取り上げた官房長官時代の体験を語ったテレビ朝日のインタビューのビデオを見た上で、二十八日、きょう答えると約束されました。きょうは真相を明らかにする大切なその機会です。だから、忘れたと...全文を見る
○穀田委員 私は、大臣が、言っている意味がおわかりなのかと思わざるを得ません。  大体、錯覚だと言いますけれども、例えば、竹下登さんの回顧録の「政治とは何か」という本があります。その中に、内閣がかわったときには報償費についての引き継ぎはあるんでしょうかと言っているのですね。それ...全文を見る
○穀田委員 あなた、そう言うから、私、辞書で錯覚というのを持ってきましたよ。そうすると、「事実と違ったように見たり聞いたりすること」というのですよ。  では、どこから事実で、どこから錯覚か確かめましょう。資料を配付してください。  実は、今度お配りするのは、機密費問題での塩川...全文を見る
○穀田委員 混乱などという話で済まされる問題じゃないのですよ。  では、聞きますけれども、資料の五ページを見てください。これは読売新聞であなたが語ったことです。左の方を見てください。「官房機密費の使い方について前任者から申し送りはあったか。」「ない。しかし、官房長官就任後、首席...全文を見る
○穀田委員 今のお話は、私の質問にまともに答えていないですよ。これは引き継ぎの話をしているんじゃない、その引き継ぎの文書の話をしているんじゃないんですよ。あなたが言った、「出費の仕方を聞いた。そうすると「それはいつも出している」「初めてだ」などと教えてくれた」、これは錯覚なのかと...全文を見る
○穀田委員 しかし、小泉さん、今お話あってわかるとおり、都合のいい話だけは覚えているんですよ。だけど、ここの文書で全部言っているのは、直接渡していないという話は一カ所出てくるんですよね。では、これはあなたの体験だということは認めるということになるじゃないですか。だって、ここだけは...全文を見る
○穀田委員 これほど人をばかにした話はないと思うのですよ。だって十四年前というけれども、現在というような話をしているんじゃないんですよ。当時あなたは、機密費の流用問題が政治の焦点になったときに、自分が覚えていないといって話を拒否したのならいいんですよ。堂々としゃべっているんですよ...全文を見る
○穀田委員 そんな言い分は通用しませんよ。いずれのテレビもちゃんと座ってしゃべっているじゃないですか。何を言っているんです。全然そんな無責任なこと通用しませんよ。  私は、忘れたとか錯覚だとか全体として漠とした話だとか、一回もテレビで言っていないのならいいですよ。何回もテレビで...全文を見る
○穀田委員 記憶力が違うとかという問題じゃないのですよね。こういう国政の焦点になっているときに、わざわざ官房長官の経験者として取材に応じられているのですよ。本当に記憶力が確かでないのだったら断るべきですよ。断らずに言った。そういう事実は消えないんですよ。国民に対して、少なくとも機...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○穀田委員 きょうは、京都迎賓館問題についてお尋ねしたいと思います。  まず、塩川大臣に聞きます。  あなたは、五月の二十九日、参議院の財政金融委員会で、京都迎賓館建設計画について、撤回、凍結すべきという意見に対して、市民感覚として見たならば、そういうこともわからぬではないと...全文を見る
○穀田委員 今、賓客を迎える施設として必要だとありました。私がむだだと言っているのは、日本に二つも迎賓館が要るかという問題の点なんです。  この十二年間で見た場合、いただいた資料によりますと、京都を訪れる国公賓というのは、十二年間で十三人です。そして、平均したら、当然たったの一...全文を見る
○穀田委員 日数の話は、私は、総理府からいただいた資料で、京都の訪問の国公賓はこの十二年間で十三人という話は聞いています。それに基づいて言っているわけです。  そこで、大臣が言った、京都の日本の伝統や文化を知っていただくために必要だ、いつもこうくるのですね。私は冗談じゃないと思...全文を見る
○穀田委員 今お話ありました文化の問題についても、実はこの問題が起きたときに、哲学者の久野収さんはこんなことを言っているのですね。「京都には桂離宮とか苔寺とか詩仙堂とか、まだまだ大切なものがいっぱいありますよ。伝統的で心が安まる場所です。しかし、そんな京都に和風の迎賓館なる“模造...全文を見る
○穀田委員 そんな媒体のために二百二十億円も使う必要はないと私は言っているんです。  それは、やはり今必ず地方自治体の話が出ますけれども、例えばこういう地方自治体が、京都以外のところ、大阪だとかその他のところで言えば、国際コンベンションセンターやその他について、国際交流や、そう...全文を見る
○穀田委員 今お話あったように、結局、これからのモニタリングを行う行うという話ばかりなんですよ、今。先ほど述べた関連調査の概要にあるように、わかっていないのですよ。生態系をわかっていないと言っているんです。だから、こういう問題は、私は一つの象徴だと言っているんです。  問題は、...全文を見る
○穀田委員 その程度なんですよ。適宜適切に助言を行ってきた、こういう話が、こういう言いぶり自身が普通の方々の意見と違って官僚的な答弁で、実際みんなが心配している、せめて第三者機関ぐらいやったらいいじゃないかということに対する反論にならないのは、だれが考えても当たり前でしょう。 ...全文を見る
○穀田委員 私は、そこに大きな問題があると思うのです。やはり結局そうでしょう。今お話あったように、本来国民公園として、昭和二十二年ですか、やられたそういう計画として、要するに福祉、平和のためにこういうものを活用しなくちゃならないんだといった公園なんですよ。その公園を維持し、その目...全文を見る