穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第159回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○穀田委員 本日、小泉内閣は、先日の航空自衛隊派遣命令に続いて、陸上自衛隊本隊、海上自衛隊のイラク派兵、派遣命令を下そうとしています。今なお戦争状態にある他国へ武装した自衛隊を派兵するという道に戦後初めて踏み込むものです。  私たち日本共産党は、この自衛隊のイラク派兵が日本国憲...全文を見る
○穀田委員 アメリカ、イギリスのイラク攻撃は、国連安保理の承認したものではありません。それは、最終盤の、アメリカが武力行使を行う際に当たって新たな決議を用意したことで既に明らかです。  問題は、国連安保理の多数が反対をし、しかも、国連安保理決議一四四一などは、イラクの大量破壊兵...全文を見る
○穀田委員 総理、私が聞いているのは、最初に言いましたよね、あなたは、その保有を断定をして、断言をして、だからこのイラク戦争を支持するのだと、メールマガジンでも二度も明言されているんです。保有をしていると断定した根拠を我々は何度も聞きました。あなたも今おっしゃったように、国連決議...全文を見る
○穀田委員 話を広げちゃいけませんよ。  しかし、今、あなたは重要な発言をしました。未解決だったということは事実だとおっしゃいましたね。だとすると、あのときに保有を断定したということは間違いだったということになるじゃありませんか。明らかじゃありませんか。  今お話ししましたよ...全文を見る
○穀田委員 しかし、今お話あったように、将来見つかるかもしれないという発言は、二つの点で問題だと思います。  今、未解決をお認めになった。つまり、当時はあったかなかったかわからなかったということなんですよ。そして、今後も今の時点ではわからないということなんですよ。それが私は大問...全文を見る
○穀田委員 立場が違うことは明らかです。そのことを前提にしているんじゃなくて、その事実について私は問うているわけです。総理が、あなたが、あの戦争を支持することを決める際に、重要な判断として、ブッシュ大統領も保有をしていると断言し、あなたも断言し、そして、戦争に突っ込み、あなたは戦...全文を見る
○穀田委員 今お渡ししましたが、私どものしんぶん赤旗が連合軍司令部報道情報センターに問い合わせた質問です。  それは、「陸上自衛隊はイラク南東部のサマワ周辺に駐留し、彼らはオランダ軍と協力関係を持つ。彼らは、CJTF7の指揮下に入るのでしょうか。あるいは独立した活動を行うのでし...全文を見る
○穀田委員 総理はその際にこう言っているんですね、「米英などの占領行政の一翼を担うとの指摘は当たりません。」と。一翼を担うどころか、連合軍のいわば指揮下に入るということを明確に言っているんですよ。そういう事実なんですよ。それは、私どもがきちんと連合軍の司令部の報道情報センターに問...全文を見る
○穀田委員 何の答えにもなっていないんですね。自分のところの指揮下で自衛隊が動くのは当たり前じゃないですか、こんなこと。  問題は、その自衛隊が海外で活動し、しかもイラクで活動する、そして、イラクで活動する際に——見ていないと言うんなら、先ほど渡しましたように、見ていただいて確...全文を見る
02月19日第159回国会 衆議院 議院運営委員会 第9号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  私も、公聴会の日程に反対するものです。  第一は、予算委員会の審議は、内政、外交を深める内容が山積しておるからであります。  二つ目に、公聴会、集中審議、参考人質疑はワンセットで行うべしとの合意が予算委員会でも行われていました。私どもは...全文を見る
02月23日第159回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  私は、きょうは、道路公団の問題について質問いたします。  日本道路公団が今後建設しようとしている高速道路の整備計画区間は残り二千キロで、事業費も十三・五兆にも上ると言われています。新たに建設する予定の路線の未供用七十区間のうち、既に工...全文を見る
○穀田委員 資料を配付してください。  大臣には、今お渡しします資料をつくるに当たってもとの資料となった資料をお渡ししたいんですが、委員長、許可いただきたいと思います。
○穀田委員 資料(1)を見ていただきたいと思うんです。  今、公団の答弁を一覧表にしたものです。落札率の平均がこの五年間で九八・一八、八の方は言わなかったですけれども。それから、工事の金額、価格は約一兆円にも上るという膨大な費用だと。大体、落札率の九九%台が七%、九八%以上が七...全文を見る
○穀田委員 どうも歯切れが悪いなという感じがするね。  やはり、この三百六十一工事箇所の中には、実は、青木参院幹事長の道路公団介入疑惑で有名になった島根県の仏経山トンネル西工事も含まれています。ここでは談合疑惑が浮上し、マスコミでも報道されているのは御承知のとおりです。それによ...全文を見る
○穀田委員 私は、この問題をなぜ解明する必要があるかといいますと、これは未供用の部分なんですね。これからまたさらにどんどんつくられるという問題をはらんでいるわけでしょう。しかも、この問題をめぐって、この路線をどうするかという検討の素材になったといういわば重大な問題を含んでいるから...全文を見る
○穀田委員 では、道路公団に聞きたいと思うんです。さきの工事を受注した二百二十社のうち、公団幹部、OBを役員で受け入れている企業は何社あるか、人数はということについてお聞きしたいと思います。
○穀田委員 すごい数なんですよ。一社が違うと言っているのは、私調べたんですけれども、多分そちらの資料ではサクラダという会社が、これがゼロになっているんですけれども、会社に聞いてみると、OBはいますと言っているんですから。  それで私は、ここに資料を出しましたように「注1 日本道...全文を見る
○穀田委員 それはおかしいんじゃないですか。  例えば、大臣、ファミリー企業の問題でも、随分、こういう点については厳しくしようと言ったことはあったじゃないですか。しかも、民民の問題と言うけれども、発注者の側はこういう立場にもあるわけですから、問題は、受け入れる側じゃなくて、発注...全文を見る
○穀田委員 そんな態度じゃ、国民が、これは何とかこの問題について改善してほしい、癒着の問題があるじゃないか、そして、こういう談合の疑惑があるじゃないか、天下りがあるじゃないかという問題に対して、民民の問題だというような話でやっておったんじゃ話になりませんよ。一般論じゃないんですよ...全文を見る
○穀田委員 わかりました。  今お話があったように、これは本当に厳しくやらなくちゃならぬ。大臣はすぐ、入札の問題について出した二〇〇一年のものを言いますけれども、でも、これを見てもわかるように、二〇〇一年のところでもそんなに下がっているわけじゃないんですね。だから、適正化法とい...全文を見る
○穀田委員 ちょっと違うんですね。それは、明らかにこのトライアングルを今やめさせるということが大事だと。しかも、未供用の七十区間というのは一番、今大臣からもありましたけれども、CやDのところなんですよ。これをどうするかという問題について、採算性の問題や必要性の問題それ自身が議論に...全文を見る
02月27日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 私は、道路公団問題について質問いたします。  日本道路公団前総裁であった藤井治芳氏が、昨年、メディアに、インタビューで、日本道路公団の工事入札や人事などに絡んで、青木幹雄自民党参議院幹事長など政治家や秘書官から圧力、介入があったことを明らかにしています。これは、私は...全文を見る
○穀田委員 同じ十二月の十日から十九日、議員や秘書、事務所関係の説明はどうか、お答えください。
○穀田委員 質問をよく聞いてから答えてほしいね。同じ期間にと言うたでしょう、十二月の十日から十九日。今お話ししたのは二十日から二十七日の件じゃありませんか。ちゃんと質問を聞いてから答えてな、分けて聞いているんだから。  では、十日から十九日については竹下、青木事務所の二つだとい...全文を見る
○穀田委員 では、時間がないから、資料を見てください。きょう、委員長並びに理事のお許しを得て、資料を出させていただきました。その資料を一応見ていただきたいと思います。  では、道路公団に聞きますが、私は、工事発注延期の説明の期間、しかも十二月二十日、いわば青木氏が怒りの電話をし...全文を見る
○穀田委員 そこで、皆さんにこれを見ていただきたいんですけれども、青木議員の地元の島根の自治体、それは、ここにありますように、県、斐川町、そして県議会の商工建設委員長、出雲市長というように、本当によく丁寧に説明しているんですね。  そして、工事発注再開の説明について見ていただき...全文を見る
○穀田委員 それは当たり前ですよ、その都度やっているというのは。問題は、これを見たら一目瞭然だろうと。だれが見たかて、これ、皆さん、もう一度言うのをはばかられるぐらい丁寧にやっているんですよ。  そうすると、あれですか、各地で心配されているという人は、これは逆に言えば、ほかのと...全文を見る
○穀田委員 おかしな話じゃないですか。わからないということですか。  これは、近藤総裁が十二月十七日の記者会見でこう言っているんですよ。十二月三日午前中、国土交通大臣に調査結果を報告したと。これを報告しているんでしょう。それで、大臣と二人でその内容をさらに精査したと。そして、新...全文を見る
○穀田委員 確認できないということと確認していないということは別じゃないですか。何を言っているんだよ。そう思わない、あなた。不謹慎だよ、そんなもの。  いわゆる藤井メモでは、藤井氏は、特にここがなぜ大事かということを言っておきたいと思うんです、公団が直接青木事務所に説明するので...全文を見る
○穀田委員 今私がずっと述べましたけれども、青木氏の関係者をほかよりも優遇し、特別な計らいをしている。メディアでも連載されていて、この間も毎日新聞から出ましたけれども、こんなふうに言っています。「予算編成の前、公団技官トップの理事や技師長が、工事計画表を竹下事務所に持参、お墨付き...全文を見る
○穀田委員 それは通用しませんよ。  お二人でつくったかどうかなんという話は私はしていないんですよ。これは、少なくとも、こういう内容に基づいて、重要な問題で、前総裁を更迭される、その経過を通じて一連の問題があった、したがって、新総裁はその事実を掌握し、その事実に基づいて報告をし...全文を見る
○穀田委員 あなたの報告では、「相手方の名前は、電話終了後、飯島秘書官からだったと総裁から告げられて、知った。」と書いているんですよ。余りあやふやに言わずに、そう言っているんだから、きちんと言わなあきませんよ。  そこで、大臣、一言だけ。質問主意書に対する答弁書では「電話をかけ...全文を見る
○穀田委員 受けたということについては聞いているんですよ。そのことについて、虚偽にならへんかという話をしているんですよ。  皆さんは、どうしても、秘書官から電話が入っていますということについては、らしきものというふうに言っているんですけれども、この文書はこう言っているんですね。...全文を見る
○穀田委員 違法性に係る情報は存在しなかったという判断の根拠は何かと私は聞いているんですが、お述べにならないから。  この点でも、要するにどういう内容なのかということがこれにはないんですよ。どんな内容が話し合われたかということについては、相手の方は言っているんですね。だから、そ...全文を見る
○穀田委員 はい、わかりました。  ですから、皆さんおわかりでしょう。権限外だとかなんとか言って、それで違法性がないと言っている。こんなことが許されるかと私は思うんです。  したがいまして、委員長に要望します。電話をかけた飯島氏を当委員会の参考人として招致していただきたい、こ...全文を見る
03月03日第159回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○穀田委員 私は、今度の北朝鮮問題の六カ国協議がどう進展するかについて注目してきました。それは、この協議に北朝鮮と韓国、アメリカと中国、ロシア、日本という北東アジアの平和と安定にかかわるすべての国が参加していて、核問題の解決という点、さらに拉致問題の解決という点でも、そしてあるい...全文を見る
○穀田委員 今お話ありましたように、六カ国の枠組み、これはとても大切だと私は考えています。  特に、今度の六カ国協議を通じての議長声明では、これも取りまとめましたが、今度の議長声明は、特に各国が同意をしたという点が重要だと思います。  今総理からもお話あったように、今度の議長...全文を見る
○穀田委員 何も、私どもは、道理があるものは道理があると評価しているわけで、しかも、この問題について言えば、各国も、さまざまな立場の違いはありますけれども、一様に評価しているんですね。アメリカだって、この問題については重要な足がかりをつくったと。ロシアでもそういう立場を表明してい...全文を見る
○穀田委員 いや、議論していくのは当たり前なんですよ。問題は、どういう立場で接近していくかということを私は言っているんですよ。  先ほど言ったように、政府は必ずこう言うんですよね。すべての核兵器の完全、検証可能かつ不可逆的な廃棄、いわゆるCVIDと言うそうですが、それはわかって...全文を見る
○穀田委員 今お話ありましたけれども、私は、核問題とこの拉致問題というのは非常に密接不可分の問題だ、国際的に言って。といいますのは、核を放棄するということは、国際社会の仲間入りをするということなんですね。問題は、核が自分のところの抑止力だと考えている考え方の誤りを正すということと...全文を見る
03月12日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○穀田委員 硫黄島の墓参の宿泊施設問題について、まず質問します。  九四年の三月二十九日に、我が党の上田耕一郎議員は、硫黄島の墓参者用の宿泊施設の建設を提起しました。つくられたということは本当に喜ばしいことだと思います。  宿泊施設の利用状況についてお聞きしたいと思います。
○穀田委員 当時、私どもが問題にしましたのは、硫黄島の帰島促進協議会の墓参は、現地での墓参などの行動に実際上制限が加えられちゃう、そして、在島時間がわずか二、三時間程度だということになるわけなんですね。  今お話があった数字は、多分船で行く方々の数字だと思うんです。問題は、今お...全文を見る
○穀田委員 それは当然ですよ。みんなが行くときに、船で行く人の中にいるということは事実なんですよ。だけれども、東京都が出している飛行機で墓参をするというのがたくさん行っているわけでして、そういう方々が、十年前に八千名を超える方の署名を集めて、そういうことをしようじゃないかと提起し...全文を見る
○穀田委員 一般論はそうなんですけれども、要するに、飛行機で四十名、五十名、毎年春と秋に行っているわけで、それは泊まれていないよといった話をしているんですよ。それは大臣御存じだと思うんです。  「硫黄島開拓之碑」、その碑文にはこう書いてあるんですね。   昭和十六年十二月八日...全文を見る
○穀田委員 それは知っているんですよ。だけれども、今、局長お話ありましたけれども、幹事会の名簿には、全部役所の人間だけですよ。都合のいい話だけせずに、幹事会も私言ったわけだから。幹事のところは、全部そういう役所の方々だけですよ。  そして、地元の問題だから地元の人を入れろという...全文を見る
○穀田委員 メーンは審議会というのはわかっているんですよ、そんなこと。だけれども、今までの経過からすれば、市町村から出る要望案について県がけっているという事実がある、そういうことを指摘したのが前回なんですよ。そういう問題をやろうと思うと、必ず審議会の前に幹事会もやられて、いろいろ...全文を見る
○穀田委員 終わります。
03月16日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○穀田委員 きょうは、端的に質問をしたいと思います。  羽田空港の再拡張は、そもそも第七次空港整備計画で、その中のとりわけ中間とりまとめという中に書いてありますように、羽田空港は、「沖合展開事業が完成しても国内線で二十一世紀初頭には再びその能力が限界に達することが予測されるが、...全文を見る
○穀田委員 今の河口の話、それから海を航行する場合の話、そこは、そういう説明は一応するだろうと思うんですが、ただ、それらについても、ほんまにこれは大丈夫かというのは、今後やってみないとわからない疑問がまだ残ると私は思うんです。  そこで、今確かに騒音についても、先ほど来、処理す...全文を見る
○穀田委員 地域はそこだと、それはいいですね。問題は、そういうところの地域が、では、解決したというふうに局長がおっしゃっている話を、対象とする関係自治体は解決したと見ているんですか。
○穀田委員 今のお話を聞くと、何かえらい二月九日の話をしていますけれども、これを決めたのはことしじゃないんですよね。二月九日のときにお話しに行ったのはわかっています。問題は、例えば、今局長からお話のあったデータの問題についても、既に、県議会その他についていえば、もともとそういう実...全文を見る
○穀田委員 だから、今お話のあったように、〇一年十二月に決定して、そして今まで、ことし二月の九日までに正式発表して、間は、やっていないということですよね、簡単に言えば。もちろん、先ほど参考人は、いろいろずっと言っていたんだという話、それはいろいろ言っているでしょう。問題は、正式に...全文を見る
○穀田委員 先ほど来、時間の経緯を私はしっかりしなくちゃならないと思うんですよ。〇一年十二月に決めて、二月に至るまで正式な話し合いの申し入れはいっていない、関係自治体とそこにはいっていないということを言っているんですよ。そこの不手際がありはしないかと。それは、この間はいっているで...全文を見る
○穀田委員 政府としては、既に実は閣議決定を含めて〇一年の十二月にやっているんですよね。それは少し誤解があると思うんですよ、大臣。  だから、今多くのところで、決めていながら実際には説明がないということをおっしゃっているわけで、そこの問題を私は、今改めてこの二月に来たというのは...全文を見る
○穀田委員 それでいいならば、例えば、飛行ルートを示したのは法案の閣議決定をしたよりも後なんですよ。もともと、昨年の六月に千葉県議会では飛行ルートを示すように意見書を上げ、そして十二月の、それぞれの、全員協議会に説明へ行ったときにも皆さんが意見を述べておられます。そして、七月まで...全文を見る
○穀田委員 私が聞いたのは、最後に経営状況はどうなっているという話を言ったんですけれども、経営状況はもうこちらから言いますと、やはり旅客需要の実績と需要予測を調べた十四空港のうち、九が予測が実績を下回っているんです。それから、運輸政策研究機構の調査でも、国が管理する二十二空港のう...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、反対討論を行います。  反対する第一の理由は、航空機騒音の被害を受ける千葉県及び関係自治体、住民らの納得のいく解決を図ることなく、建設先にありきで事業の着工を強行しようとするものだからです。  千葉県知事は、二〇〇一年にD滑走路がすべて...全文を見る
03月17日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 私は、国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律、この条文に則して若干まず最初にお聞きしたいと思います。  この法案は、〇一年九月のアメリカでの同時多発テロを受けて、海上での保安対策の強化を目指したSOLAS条約の法制化だ、端的に言ってそういうことだと思...全文を見る
○穀田委員 今、最初に船舶と港湾という話がありましたけれども、この法案によって船舶と港湾施設について保安対策がこれまでとどのように変わるのか、これも端的でいいです。
○穀田委員 今、フェンス等いろいろな港湾でいうと施設をつくるわけですが、問題は、例えば港湾の保安体制に関して、SOLAS条約に基づく海事分野の保安強化は当然世界共通でなければならないと思うんですね、それによってチェックをお互いにするわけですから。各国のそういう世界的スタンダードと...全文を見る
○穀田委員 最後の方はいいんですよ。そうじゃなくて、前の方だけで、後ろは全然、ちょっと違う問題なんですよね、それは質問していないんですけれども。  そこで、法案の第四章にある国際航海船舶の入港に係る規制について聞きたいと思うんです。  現行の海上保安庁法には、すべての船舶を対...全文を見る
○穀田委員 いろいろありましたけれども、要するに一連のプロセスが入ってきたということなんですよね、それをちょっと言ってほしかったんですけれども。  次に、二つ目の大きな問題として、この埠頭施設での保安施設の整備費について、負担問題について一言だけ、一つだけ質問したいと思うんです...全文を見る
○穀田委員 それは、確かにそういうことを言っているんですけれども、補正予算で措置するという後にでも、実は北海道の道議会は、やはりきちんとしたことをやってほしいとわざわざ言っているんですよね。  あわせて、私は、今問題になっている小樽の点について最後に一言だけ言わせていただこうと...全文を見る
○穀田委員 今お話ししたように、やはり実際の実情というのをよく考えてこれはやらないとだめだ。  財政の方も、先ほど言おうと思ったんですけれども、みずから訂正されましたのでいいですけれども、現実はなかなか厳しいんですよね。  だから、それなりの出費というのは、突然これは来ている...全文を見る
03月19日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○穀田委員 私、日本共産党の穀田恵二です。  お三方、貴重な御意見を本当にありがとうございました。  私は、お三方にそれぞれお聞きしたいと思います。  私は京都に住んでいまして、特に九〇年代、民間活力の導入ということと規制緩和が叫ばれて、京都が大きく変貌しました。特に高層マ...全文を見る
○穀田委員 逆に京都をどうするかというのを賜れた気がしまして、本当にありがとうございます。それから、哲学もお話しいただけたし、そしてまちづくりの今後の方向性についても、街区の問題あるいはルールの問題も提起していただきまして、ありがとうございました。  それで、私としては、まちづ...全文を見る
○穀田委員 まちづくり協議会の支援など、そういう住民主体のまちづくりが大事じゃないかと。
○穀田委員 ありがとうございました。
03月23日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○穀田委員 きょうは、前半で、大臣と、都市再生をめぐる問題について議論したいと思います。  大臣は先週の質疑で、都市再生のすぐれた見本のイメージとして鎌倉市などの例を挙げ、景観を阻害するようなものに対して建設を抑制する、これは高さ制限もある、さらに、こういったものを都市再生の一...全文を見る
○穀田委員 基本趣旨は大体わかりました。ただ、実態はどうかという問題があるんですね。  そこで、当時この都市再生特別措置法を議論したときに、趣旨説明では、民間の資本やノウハウを都市再生に振り向けることが大事だ、さらに、民間の力が最大限発揮できるように事業手法の改善充実、民間の都...全文を見る
○穀田委員 最後の方におっしゃられた神社仏閣その他の横に建つという話については、今度、景観法その他のところでやらせていただきたいし、現実はバッファーゾーンがありませんから、それこそ平等院のところにばんと建っている、それから野宮神社の横にばんと建っているとか、こんなのはしょっちゅう...全文を見る
○穀田委員 それは説明はそのとおりなんです。問題は、私は、都市再生基本といいますか、そこの何が起こっているかという総括や、それを踏まえてやる話であるということを言いたいわけです。  例えば、バブルの崩壊後、駅前再開発だとか土地区画整理事業は、喧伝されるように、本当にこれは破綻し...全文を見る
○穀田委員 今あったのは、結構、皆さんは数字的に言うと一割だとか二割だとか言っていますけれども、これは大変なものなんですね。保留地や保留床に買い手がつかない、あるいは思いどおりの処分ができないということで事業が成立しなくなっているわけですね。  私は、ある茨城県の町の都市再生区...全文を見る
○穀田委員 なぜこんなことを言っているかというと、地方自治体が、破綻した事業を焼き直して都市再生計画を作成してもまちづくり交付金を受け取ることがあり得るということなんですね。そこを私は言いたいわけですよ。だから、そこを見ていただかないとだめじゃないかなと私は思います。  もう一...全文を見る
○穀田委員 そうなんです。どういう計画かとつくるときに、それが従来のまちづくり協議会がやられていたものと、それと、インテリジェント・シティ構想だとかという形で進めている大手資本のやり方とが違うときに起こる内容上の問題を私は言っているんですよ。  それで、実はそれを見ますと、その...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表し、反対討論を行います。  第一の反対理由は、バブル崩壊でとんざ、破綻した駅前再開発や土地区画整理事業を見直すことなく、都市再生という新たな名で開発事業を継続することになるからです。  バブル時に計画された再開発事業や土地区画整理事業の中で、...全文を見る
03月30日第159回国会 衆議院 議院運営委員会 第17号
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○穀田委員 私は、四月一日に本会議において趣旨説明、質疑を行うことに反対です。  まず第一に、先ほどの官房長官による政府統一見解のお話でしたが、一方的にお話ししただけで、理解を得るには不十分だったと思います。  特に、その内容は、御存じのとおり、国民全体が年金に対する、政府案...全文を見る
03月31日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○穀田委員 私は、初めに六本木ヒルズの事故についてお聞きしたいと思います。  御遺族の皆さんには心から哀悼の意を表したいと思います。  先ほども答弁でありましたように、ガイドラインの作成、そして検討する、また、必要とあらば建築基準法の改正、それは至急にやるべきだと私も思ってい...全文を見る
○穀田委員 今お話がありましたように、東京消防庁というのは、たび重なる救急車の搬送があったために、幾つかの事故については把握していたはずなのですね。最初の一件や最初の二件はそれはどうかしれませんが、これだけ七件も八件もあるとなると、これは問題だぜという問題提起自身をしてもらわなく...全文を見る
○穀田委員 わかりました。  次に、法案の問題について、一、二点質問します。  海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律について、先ほど来も議論になりましたが、私は、本改正案とPSCとの関係についてお聞きしたいと思います。  ポートステートコントロールというのは、この配られて...全文を見る
○穀田委員 今、手間はふえない、こうなっているんですが、ただ、先ほど来問題になっていますように、例えば北朝鮮の船の問題でも、見る角度がふえると、逆に、大気汚染の問題からしますと、先ほどあったように、今まででも二百九隻を調べて百二十八欠陥がある、こういう事態が発見されている。これに...全文を見る
○穀田委員 わかりました。  では、次に、船舶からの大気汚染防止に関しては、今まで何の基準もなかったという点では前進なんですが、国際条約批准に伴い、今回の改正でやっと外国船も含めて規制しようというわけですが、規制をいかに守らせるかという点で課題が残されていると思うんですが、四百...全文を見る
○穀田委員 だから、それは大体はなからわかっているんですけれども、四百トン未満のものは、では、実際は、今後そういう規制との関係でいったら、どういう方向で努力しようと思っておられますか。
○穀田委員 わかりました。  では、次に、油濁の方について少し聞きますが、私も実は、九七年一月に、予算委員会でナホトカ号の事故に関連して、当時、橋本総理や古賀大臣でしたが、議論しました。私は、流出事故の際に早期に対応する必要性の問題について問うて、とりわけ日本海側にも油回収船の...全文を見る
○穀田委員 では、先ほど来問題になっているこの保険との関係で、北朝鮮籍船の問題について最後に少し質問したいと思うんです。  入っている船の割合は多いのだが、保険の加入の状況は、北朝鮮の場合二・八%と先ほどありました。それで、この法改正によって、例えば報告によりますと年間千三百四...全文を見る
○穀田委員 今お話があったように、保険料というのは、あそこの船でいうと大体四十万から百万ぐらいの範囲で推移しているんだと言われています。  そこで、ただ、問題は、加入するということはあるんでしょうけれども、北朝鮮に限りませんけれども、それぞれ、日本の物価やその他の経済力が違いま...全文を見る
○穀田委員 今の話、いろいろ聞きましたけれども、いずれにしても、海の環境を守るという点では、私どもは、極めて重要な二つの法案、前進的な側面があるということで賛成をしたいということを表明して、質問を終わります。
○穀田委員 私は、三菱自動車の欠陥ハブリコール問題について聞きます。  三菱側は、この間の二十四日の記者会見で、二〇〇二年六月に立入検査を受けた際に、ハブに摩耗は少なくても亀裂があることを発見したとするサンプル調査の結果を国土交通省の検査官に報告したと述べています。新聞でも、六...全文を見る
○穀田委員 いいかげんにしないとあかんと私は思うんです。冗談じゃないと思うんですよ。  大体、二十四日にそういう報告があって、少なくとも六月二十七、二十八日は行っているわけでしょう、この検査に。ということは、行っている人を調べれば、どんな報告を受けたかすぐわかるじゃないですか、...全文を見る
○穀田委員 では、報告書をもらったということは認めるんですね。
○穀田委員 今のお話を聞いてもわかるように、だれが聞いたかて、相手は報告書を渡したと言っていると、その内容の報告書は今までの報告とは違った重要な問題が入っていたということについて言っているわけですよ。そんなこと新聞に全部出ているんだから、あなた方は、逆に言えば、そういう問題につい...全文を見る
○穀田委員 こんな押し問答をしていてもしようがないんだよね。あなたのところにあるかということを聞いているんですよ。精査するといっても、膨大な資料があるわけじゃないんですよ。その日、六月二十七日、六月二十八日と二日間に決まっているんだよ。報告書もあると決まっているんだよ。その内容が...全文を見る
○穀田委員 よくこういうことが言えるね。六月二十七日、二十八日、行った人を調べればすぐわかることじゃないですか。だれもそう思いませんか、みんな。行った人がだれかわかっているんだから、その人にもらったかもらっていないか聞けばいいんですよ。そして、書類を全部集めて調べればいいんですよ...全文を見る
○穀田委員 これは、早くにこういう問題がわかっていれば、本当にこの事故が防げたんじゃないか。私、先ほどの午前中も言いましたけれども、何を企業の社会的責任の大きな柱と据えるかという問題にあると思うんですね。安全を、命を守る、そういう安全を企業の社会的責任として第一の柱に据えるよう指...全文を見る
○穀田委員 時間がないんだから、聞かない話はいいんだよ。  要するに、していないということなんだよ。しかも、皆さん、背景を見てください。これは三十年間だまし続けた三菱自動車だったんです。そしてこの問題が起きて、しかもこれほどの事故が起きて、これは大変だとみんな思ったわけです。そ...全文を見る
○穀田委員 終わります。      ————◇—————
04月09日第159回国会 衆議院 議院運営委員会 第22号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  秘書制度の見直しで問われているのは、勤務実態のない公設秘書名義借りによる給与の詐取であります。  我が党は、それを防止するために、第一に、秘書の氏名や勤務先を公表し、国民の監視のもとに置くこと、第二に、衆議院議長の設けた秘書制度調査会答申...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○穀田委員 共産党の穀田です。  きょうは、高速道路行政と道路公団問題についてお聞きします。  この問題の一連の解決を目指せという国民の関心事は何か。これは何といっても、第一に、むだな道路建設にストップがかかるのかどうか。それから第二に、約四十兆円にも上る債務を税金の投入や通...全文を見る
○穀田委員 そこをはっきりしてほしいんですけれども、もちろん抜本的見直し区間という百四十三キロというのは知っているんです。それは、今もお話があったように、規格を小さくしたり、いろいろなことをすると。最終的にそれでもどうしてもだめだという場合はあるんだけれども、それを含めて総理は、...全文を見る
○穀田委員 もちろん、百四十三キロを見直すと、逆に言えば、そのうちだけですね、それで理解していいですよね。
○穀田委員 もともと、ただ、はっきりさせなくてはならぬのは、総理が一番最初に言っていた九三四二、残り二千キロ。当時もそうですけれども、もう税金投入してむだだと。当時の発想の一番最初は不採算問題だったんですね。それももちろん、さまざまな指標を、外的要因その他含めて、加えてやっている...全文を見る
○穀田委員 そこはとても大事でして、最後におっしゃった、みんなの結果次第、そう本当になるのかという問題なんですね。  今もありましたように、これまで道路四公団がつくってきた高速道路は今後は新会社がつくる。要するに、申請主義の場合ありますよね、当然、申請主義でやると。だけれども、...全文を見る
○穀田委員 そうしますと、最終的には直轄でつくることもある。同時に、では、今議論しました九三四二の外ですね、そういうものも新会社の申請があれば、先ほど申請主義だからと大臣はおっしゃいました。したがって、高速道路を建設できるわけですけれども、申請がない場合でも直轄道路でやるなど、結...全文を見る
○穀田委員 だから、わかりやすく言えば、申請主義でつくる、もうかるとすればやるでしょうし、しかし、計画全体はあるわけだから、やるということだと判断をしています。  私はなぜこんなことを言っているかというと、先ほど大臣もおっしゃったように、最初は採算性の問題からスタートした。例え...全文を見る
○穀田委員 先ほども同僚議員がこの問題についてありましたけれども、私は、この設定の問題について、これは全部ほんまに合っておるんかいなというのはいろいろ思います。いただきましたから、精査して、その前提条件がどこに問題があるのかということについては、これから勉強させていただきたいと思...全文を見る
○穀田委員 今の政府参考人、局長の説明は、要するに、改革の必要性というところで言って、借金を先送りしてきたというものと償還計画を先送りしてきたということと、高コスト、ファミリー企業、こう言って、また、後ろの方でそれを直すと言っているだけで、余り大した、それ自身の因果関係というか改...全文を見る
○穀田委員 要するに、公共工事入札契約適正化法についても、そして入札談合等関与防止法、これは確かに成田の問題や関空の問題はあるんですけれども、普通は、公共工事入札契約適正化法からいえば民営化会社というのは対象外なんですね。まして、情報公開法というのは、商法の適用ですから、株式会社...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 私は、イラク問題について一言だけ言っておきたいと思うんです。  イラク国内で日本の民間人三人が拘束をされました。人質にして、要求が入れられなければ殺害すると脅迫することは、全く許されない蛮行だと私も思います。  そこで、きょうの朝も、総理大臣の出席に関して、私も理...全文を見る
○穀田委員 そこで、先ほども議論したんですよ、この問題について。  もともとこの道路建設の問題は、先ほど総理もおっしゃいましたように、これは不採算という問題が明らかに出発点だったんです。それで、先ほど石原大臣ともやり合ったんですけれども、その後、便益の問題やさらには外部的要因、...全文を見る
○穀田委員 要するに、前段の石原大臣とは少しニュアンスが違うんですけれどもね。(発言する者あり)いや、違うんです。結局全部つくるんですよ。結局は、九三四二というのは全部つくるということだけは確かなんです、方式はいろいろあるけれども、それは確かなんです。そこはお認めになったと思うん...全文を見る
○穀田委員 それは何度も言っているんですけれども、第一回国土開発幹線自動車道建設会議でも、それは縮小するとか、それは確かに少しの差は出るかもしれませんよ。しかし、現実にはつくるんですよ。そこは確かでして、では、私、角度を変えて言いますけれども、総理、ここは総理に聞きたいんです。 ...全文を見る
○穀田委員 なぜこういう問題を提起しているかというと、やはりもともと、むだな事業の典型というのは、そういう、本四架に見られる、さらには東京アクアラインに見られる、こういうものがあるわけですよね。それの、さらに典型としてこういうものが次あるじゃないか、これをやめるならというところを...全文を見る
○穀田委員 それ、さっき聞いた話なんですよ。それはさっき指摘したでしょう、僕。だから、入札適正化法というのはあるかもしれない。だけれども、ほかのところだとならぬだろうと言ったんですよ。何を同じことを言っているんですか。それは余りにも不誠実というか、そういうものだと思いますよ。 ...全文を見る
○穀田委員 今、透明になる度合いが少なくなるという話をしているんですよ、具体的に。しかも、参考人がお話しされたのは、入札契約適正化法という話はありました。  私は、そうじゃない、官製談合防止法というのもあると。それから、それは民営化会社には適用されない、それから情報公開法も適用...全文を見る
○穀田委員 だけれども、それは、そういうことをやっても結局直らなかったということを私は指摘して、この前も質問したんですよ。そういう問題が引き続き残るだろうということを必ず警告して、私の質問を終わります。
04月13日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○穀田委員 参考人の皆さん、本当にきょうはありがとうございます。貴重な御意見をお聞かせいただいて、感謝を申し上げます。  お一人ずつ質問させていただきます。  まず、石田参考人に。  二十一世紀は環境の時代ということは、これは異論ないと思います。参考人は、「これからの道路整...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。  それでは、加藤参考人にお聞きします。  参考人のいろいろな著作を見てみますと、持論の一つに、民営化問題については国民的なレベルで議論しなくちゃならぬということの必要性を説いておられます。  私は、道路公団の民営化というのは、最初は、借...全文を見る
○穀田委員 ツケがさらに拡大するんじゃないかというあたりを少し詳論していただけますか。
○穀田委員 飛松参考人にお聞きします。  先ほど、レジュメの中にも、子孫代々まで見据えた国土のグランドデザインに基づいての判断が必要だ、こうお述べになっていました。  そこで、九州・山口経済連合会の交通基盤に関する要望を見ていますと、例えば、関門海峡道路、それから島原、豊予、...全文を見る
○穀田委員 では、上村参考人にお聞きします。  私も京都に住んでおりまして、参考人が時々産経新聞に書いてはりまして、その中では、特に京都の庭園などを一つ出して、経済的合理性に合わない日本の伝統的美しきものをいかに残していけるだろうか、こういう発言をなさっています。  さらに、...全文を見る
○穀田委員 どうもありがとうございました。
○穀田委員 きょうは、本当に御苦労さまでございます。貴重な御意見を本当にありがとうございました。  まず最初に、中山参考人にお聞きしたいと思います。  実は、京都でも市内に高速道路が乗り入れられるという計画がずっとありまして、また、お聞きすると、中山参考人は奈良のようですし、...全文を見る
○穀田委員 二つ目に、先ほど猪瀬参考人もおっしゃいましたけれども、京都の場合は近くに三つ高速道路を建てようというもので、おかしいという話がありました。同じように、実は淀川左岸線とありまして、えらい小さい話になりますけれども、それも今度は阪神高速の方でいいますと、公団は不採算路線と...全文を見る
○穀田委員 次に、猪瀬参考人と田中参考人に少しお聞きしたいと思うんです。  先ほども、ファミリー企業の問題がいつも問題になっていますし、推進委員会でもそんな議論がされたことは承知しています。実は私も、この間、随分、ファミリー企業も問題だけれども、道路建設にかかわるゼネコンといい...全文を見る
○穀田委員 質問をちょっとうまく言っていなかったかもしれません。  ファミリー企業の問題はおっしゃるとおりで、三千億円近い、そういう話があるというのは僕が全部言っているんですけれども、それでなくて、建設にかかわる受注企業のゼネコン、あっちの方も大変な話になっちゃうか、その辺はど...全文を見る
○穀田委員 藤井参考人にお聞きしたいと思います。  参考人のレジュメにもありますように、日本でいいますと、道路というのは、つくり続けるといいますか、いわばあの一万四千キロ、そして一一五二〇とか、そういういろいろな数字があります。この基本となっているのは、実は、政府の四全総なり五...全文を見る
○穀田委員 一言だけ。  時間が来ましたのでやめますけれども、いずれにしても、あの評価基準その他を見ますと、プラスの設定はあるんですけれども、自然や環境その他含めて、マイナス、マイナス、マイナスという効果が余り出ていない数字になるような形式になっているのは、ちょっと私自身はいか...全文を見る
04月20日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○穀田委員 私は、日本共産党の穀田恵二です。  参考人の皆さんには、本当にいろいろな貴重な御意見をありがとうございました。  その上で、二、三点、それぞれの参考人にお聞きしたいと思います。  まず、榊原参考人にお聞きしたいと思います。  参考人もお話がありましたように、私...全文を見る
○穀田委員 四〇年体制かどうかというのは私は余りよくわからないんですが、戦後の政治といいますか、長く続いた自民党政治のもとで行われたという点ではそうなんでしょうが。  そこで二つ目に、先ほども参考人おっしゃいましたように、政府が政府保証を債務につけてあげるという仕組みをつくった...全文を見る
○穀田委員 私もそこは質疑で指摘しているのですが、同時に、先ほど来の榊原参考人の御意見で、特に財政の問題は何度も指摘されていましたけれども、例えば、道路無料化にするという案も一方であります。しかも、債務返済に道路特定財源を充てるということにもしています。したがって、通行料金を無料...全文を見る
○穀田委員 わかりました。国益ということなのか、それとも、お金の今の使い方のシフトの仕方という問題について聞いたつもりだったのですが、まあその辺はわかりました。  次に、梅田参考人にお聞きします。率直にお聞きします。  土木工業協会加盟のほとんどの企業が道路公団OBを営業担当...全文を見る
○穀田委員 わかりました。なるほど。ちまたでは、もちろん御承知のように、営業担当と言われる話も出ておるということもこれまた事実だということは指摘しておきたいと思うのです。  そこで、参考人はきょうの陳述の中で、情報開示が一般企業以上に極めて重要だとお話しされていましたし、レジュ...全文を見る
○穀田委員 いや、重要だとおっしゃっていたから、民営化したら進むのかな、こう思いまして、私は余り進まぬのじゃないかと思ったものですから。  次に、それでは佐藤参考人にお聞きします。  参考人は、きょうお配りされた文章だけじゃなく、いろいろなところで、初めに民営化の結論ありきと...全文を見る
○穀田委員 京都が出ましたので、私、京都に住んでいまして、ふと思いをいたしまして、歴史やすぐれた景観があります。今、参考人は世界的な角度から物を見ておっしゃっていましたが、私なんかは、都市の内部に、インナーシティーのところに、例えば京都などというところに高速道路を持ってくるのはい...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。  では、最後に久保参考人、実は先ほど少し述べたんですが、ファミリー企業に対する批判というのはさまざまございます。これはもう言うまでもありません。  問題は、天下りや公団発注事業の独占などが批判されてきたわけですが、民営化されて、こういうも...全文を見る
○穀田委員 先ほども梅田参考人にもお聞きしたんですけれども、先ほど述べた七十路線の三百六十一区間という話をしたときに、道路公団でいいますと、これは資料を請求して出していたんですね。また、ファミリー企業の問題でも、出せと言ったら出るんですね。ところが、民間企業になりますとそれは我々...全文を見る
○穀田委員 どうもありがとうございました。
○穀田委員 日本共産党の穀田です。  四人の参考人、本当にきょうはありがとうございます。貴重な御意見をお聞かせいただきました。  そこで、今の日本の中で道路という問題を考える際に、無料であるか無料でないかという問題が随分かまびすしくやられましたけれども、私は、公共事業のあり方...全文を見る
○穀田委員 山崎さんにお伺いしたいんですけれども、実は民主党の法案というのは、道路関係四公団を廃止し、管理専門の独立行政法人とする。この際に、実は山崎さんのお考えは、ここにありますけれども、リストラ、再就職させることを前提条件としているんですね。多くの公団職員の再就職先を国が援助...全文を見る
○穀田委員 では、次に、野間参考人にお聞きします。  全日本トラック協会から、高速道路に関する要望書があります。そこで、先ほどもお話がありましたが、アンケートが出ていまして、現在の料金の半分にしなければ五割以上の利用者増が望めないという結果になっています。  そこで、現在の不...全文を見る
○穀田委員 今のお話と関連してお聞きします。  いろいろなことをトラック協会はやっていますよね。見ますと、例えば環境対策について伺いたいと思うんですが、皆さんの要望の中で、迂回指定高速道路料金の導入というのもあります。いわゆるロードプライシングというものですけれども、国土交通省...全文を見る
○穀田委員 最後に、お二人の知事に二つだけ。  例えば、大分県の広瀬知事は、豊予海峡ルートの問題なんかもお話しになっている模様です。  今の道路建設という問題について、それぞれの必要性、それぞれの地域における必要性、これはさまざまな御意見があります。ただ、グランドデザインとし...全文を見る
○穀田委員 終わります。ありがとうございました。
04月21日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○穀田委員 きょうは、高速道路建設における社会的便益の判断について質問します。  まず、高速自動車国道の事業評価手法によると、ステップ1として「事業としての必要性の検証」の項で、事業の完成によって生じる社会的便益が費用を上回るか否かを検証することによって継続するか否かを判断する...全文を見る
○穀田委員 大臣、今の話は大体打ち合わせ済みだと思うんですけれども、副大臣もこちらを見ていますけれども、苦しい話ですよね。これはつくる側にしてみましたら極力小さくするという話であって、どんな判断しているかを見ますと、明示的、定量的には得られないと。つくる方のプラスの方は定量的、明...全文を見る
○穀田委員 参考人、前半の部分は言っているわけですから、後半の方だけ言っていただければ。わかって話をしているわけでしょう、何ぼかかるかというのは。それは違うというのであれば違うと言ってくれたらいいわけで、そこはちょっと時間の都合もありまして、それは当然でしょう。  それで、私、...全文を見る
○穀田委員 四千六百億円近くかかる。相当な金だということがおわかりいただけると思うんです。  そこで、こういうパンフレットまでできていまして、この間も、私、参考人質疑しましたときに、大体、なぜ京都市内に高速道路を持ち込もうとしているのか、その理屈、理由をちょっと言ってくれません...全文を見る
○穀田委員 京都市は、当時、一等最初に高速道路を持ち込む一番目の理由はそれじゃなかったんです。それは、私は京都に住んでいますからよく知っています。最初の理由は、京阪神間の一体感を強め、活力を引き出す、これが目的だったんです。それが第一の理由だったんです。そして、京都の経済界も、当...全文を見る
○穀田委員 いや、質問の景観は飛ばしたんです。環境の話をしたんです。  景観、せっかくおっしゃっていただいたから、では一言だけ言っておきますと、工法、地下だというふうに今おっしゃいましたね。それは確かに地下も考えているんですよ。それは莫大な金がまたかかるんですよ。  それで、...全文を見る
○穀田委員 アセスメントは確かに行われているんです。この間、どんなふうな話をしているかといいますと、アセスメントでは、交通量は五万台から十万台にふえると予測していて、それで環境がよくなると言っているんですよ。だから、いかがなものかと普通の人は思います。  そして、当時、私は説明...全文を見る
○穀田委員 参考人にも、まさか京都の問題でこれを一つ一つ聞くのは大変な話で、申しわけないとは思っているんです。でも、そういう京都みたいなところに持ってくるのがいいのかという大きな立場で物を考えてほしいから言っているんです。  先ほど言いましたように、地下の話がありますけれども、...全文を見る
04月23日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○穀田委員 私は、昨日二十二日、圏央道をめぐる東京地裁の判決の問題について、最初に大臣にお聞きします。  東京都あきる野市、青梅市の一部の地域について建設を進めるのは違法であるとの判断を下しました。判決は、浮遊粒子物質などの影響で大気汚染の被害が発生するおそれもあると指摘する一...全文を見る
○穀田委員 それは再度言いますが、私の方は意見が違います。それに対して厳しい批判が下ったというのが私は判決の意味だと思います。  そこで、意見はいろいろ違うとしても、大事な問題は共通してあるのではないかと思っています。私は、大臣も御承知かと思いますが、当委員会で、道路建設を継続...全文を見る
○穀田委員 だから事実だと。公取が調査に入るということは、それなりに確証をつかんでいるからだと思うんですね。  重大だと指摘しなくちゃならぬのは、その新聞にも、関係者によると、各社は、東北、関東、九州など各地方別に談合組織を形成、国発注工事では、各社のランクや過去の実績、天下り...全文を見る
○穀田委員 私、日本道路公団からまた資料をいただいて調べたんです。そうしたら、この間紹介した三百六十一件の工事を含め、九八年から二〇〇四年一月までの公団発注工事、未供用七十区間、十億円以上の工事の中で、PC建設業協会の役員企業及び地域別の事務局企業十七社の関係するジョイントベンチ...全文を見る
○穀田委員 私は、実は二つ言っているんですね。  大臣、こういう法律があってもこういうことがやられている。しかも、こういう事実を明らかにしても、何というか、省の方は、これを談合として厳しく取り締まって、本当に打開し、こういうものをなくすために努力するという立場になかなか立てない...全文を見る
○穀田委員 では、公正取引委員会に聞きます。  今述べた、国の出資比率が二分の一未満の会社の場合、いわゆる官製談合防止法は適用されますか。
○穀田委員 おわかりいただいたと思うんです。  要するに、入札契約適正化法は二分の一未満となった場合は適用されない。そして官製談合防止法も適用されないということなんですね。だから、情報公開法、ここも総務省に確認したが、商法適用の株式会社になれば対象とならない。  つまり、情報...全文を見る
○穀田委員 横への移動、それから沿線という話がありましたけれども、どうも、私は、それだけで五万か六万いる人が本当に吸収できるのかなと。時期的に言ってもこれはなかなか難しい問題はあるなと私は率直に思います。  そこで、政府にもう一度戻りたいんですけれども、沿線という話が出ましたの...全文を見る
○穀田委員 国鉄の民営化のときには、JR会社法十条で、要するに中小企業に対して配慮しなくちゃならぬという規定があったんですよ。今度のはないということと、そういう意味でいうと、私は、この点は極めて不十分だなということだけ、時間がありませんので、指摘して、終わります。
○穀田委員 まず、総理に、閣僚三人が国民年金を払っていない問題について、私も聞きます。  政府は、今国会の最大の法案として年金法案を位置づけてきたはずです。国民年金の値上げ法を提案し、そしてサインをした閣僚の方々がその法案を守っていない、その責任をどうお感じになりますか。
○穀田委員 先ほどもそういう話をしてはったんですけれども、私は、国民の感情からすれば、まさに許しがたいということの一語に尽きると思うんですよ。  総理は、四月一日の本会議においてこう言っているんですね。強制徴収を含めた徹底した収納対策を実施する、こう述べているんですね。  国...全文を見る
○穀田委員 だれの話にも同じ答えをしているんですよ。それは、総理、ちょっとまずいですよ。  効率化論と採算性、むだ論という話はわかるんですよ、そういう哲学をお持ちだと。私が言っているのは、そういう問題の、政官財癒着、そして、そういう透明性が前進できるという根拠は何なのかというと...全文を見る
○穀田委員 貴重な御意見をいただきました。初めて率直な、京都に高速道路は要らないというお話を聞きました。事実上ですよ、事実上、景観を守ってほしいと。  そう言うと、すぐ石原大臣なんかは地下へという話をするんですね。地下、今どき、これほどの財政の赤字で大変な折に、しかも新直轄方式...全文を見る
○穀田委員 先ほどの話とはちょっとトーンダウンしていませんか。守らなあかんということですよ。  そこで、圏央道の問題を一言だけ言っておきたいと思うんですけれども、私は、先ほどの同僚の意見に対して反対でして、それは画期的な意味を持っている。確かに、現実に進行している事態は複雑でし...全文を見る
○穀田委員 最後に一言言っておきます。  何とかなるだろうという話でずっと続けてきたという問題が先ほど総理からも答弁ありましたし、きのうも、政府参考人も、そういうことでやってきたんだろうと言わんばかりの話をしておられました。  私は、確かに道路公団の責任も、それは決定的だし、...全文を見る
○穀田委員 日本共産党を代表し、道路関係四公団民営化関係法案及び民主党提出の高速道路事業改革基本法案に対して反対討論を行います。  初めに、道路関係四公団民営化関係法案について述べます。  小泉構造改革の目玉とされた道路公団改革は、初めから民営化先にありきに終始し、国民の期待...全文を見る
04月28日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、お三方、参考人の皆さん本当にありがとうございます。貴重な御意見をお聞かせいただいて、これからの参考にさせていただきたいと思います。  私は、最初にお三方全員にお聞きしたいと思うんです。  今回明るみに出た一連の警察裏金疑惑...全文を見る
○穀田委員 今の警察固有の問題というのは、私はいろいろあると思うんですね。やはり秘密体質だとか、単に捜査の問題というのは、捜査というもので壁をつくってうまくやるという側面もあったんじゃないかと私は思っているんですけれども。  その辺はこれから論を張るとして、私は、この間に出まし...全文を見る
○穀田委員 一番最後に、それこそ警察庁の問題についてはこの場でということがありましたので、我々もそう心してやらせていただきたいと思っています。  同時に、情報公開の理念の根本というのは、やはり先ほど市川参考人からお話がありましたように、国民一人一人がそういう監視の目で見る、また...全文を見る
○穀田委員 ですから、そうなってきますと、やっぱり一番最初にお三方もありましたように、警察自身の、例えば小幡参考人でいいますと、本来の民主的な警察、信頼の回復、この辺のところに尽きると思うんです。  そこで、原田氏は、先ほどの議論でもありましたように、市村議員から資料の提供の話...全文を見る
○穀田委員 確かに、弁護士としての範疇はそのとおりだと私も思います。  では、角度をちょっと変えて、警察庁は、この間、私どもの国会の議論でこう言っているんですね。原田氏と斎藤氏が、私どもは参考人として来ていただくということを一貫して主張しましたし、国会としても現地へ出かけていっ...全文を見る
○穀田委員 貴重な御意見、ありがとうございました。私どもも心してやりたいと思います。  そこで、先ほど市川参考人は、一番苦労しておられるのは一人一人の現場の警察官なんだという話、ありましたね。私も、この間、一連の不祥事が出るたびに、また福岡の場合には福岡県警の元OBが発言をし、...全文を見る
○穀田委員 最後の問題は、一つ、今現実に起こっていることですから、またほかのところで、県警で起きたりすると、実際は指示はしていないけれども、少なくとも、全国監査をやるということに関連して、その言動の裏にはちゃんと処理しろよという意味が含まれているということが私は暗にあると思うんで...全文を見る
○穀田委員 最後のところ、本当に大事でして、私どもは、そういう、実際上黒塗りとかああいう形でやるのは、本当にこれは事実上の妨害に等しいと思っています。  最後に二つだけお聞きしたいんですけれども、問題は、今度の一連の不祥事件というのは、道警から始まり、全国の多くの県警などで次々...全文を見る
○穀田委員 わかりました。  どうもありがとうございました。
○穀田委員 私は、共産党の穀田です。  初めに、一昨日、参院決算委員会で私どもの党の宮本議員が質問した、長官とサラ金大手の武富士との関係について質問したいと思います。  これは、一九九二年、長官が警視庁刑事部長当時のことです。武富士の元渉外部長だった藤川氏が起こした民事裁判の...全文を見る
○穀田委員 受け取っていない、会社からも頼まれたことはないと。(佐藤政府参考人「いや、物を受け取ったことは」と呼ぶ)物を受け取ったことはない。  では、当時、武富士の顧客の情報の漏えい事件については知っていますよね。
○穀田委員 いや、当時、この事案を扱っていたのは、警視庁の捜査二課が扱っていたはずです。ですから、その辺はいかがでしたか。
○穀田委員 それじゃ、そういうことだということで、結局、長官は、先ほど、この問題で物をもらったことはない、こう言っているわけだけれども、では、武富士の関係者とこの顧客情報漏えい問題でお会いになったことはありませんか。
○穀田委員 すると、福田さんがいたことはわかっていると。もう一人が、もう一つよくわからぬということですな。
○穀田委員 けったいな話やねと私思いますわ。つまり、最初はもう一方いたんじゃないかという話で、今度はいないんじゃないかと。あやふやだということだけ指摘しておきたいと思うんですね。  というのは、相手は、相手というのは藤川氏は、裁判をやっているわけですよね。そこで、九二年当時の話...全文を見る
○穀田委員 そのとおりです。よく覚えていらっしゃるじゃないですか。微妙なんですよ。極めて微妙なところなんですけれども、実は、本人は渡したということはないということを言っているので、渡した話を、自分は見たわけでないという話をしているだけで、その内容を訂正しているわけじゃないんですよ...全文を見る
○穀田委員 まあ、あれやね、血が通わなあきませんね、こういう問題というのは。私、思うんです。  つまり、これほどの方面本部長が出したというのは珍しいですよね。今までもっと、それは内部告発もいろいろありましたで。しかし、これほどの幹部が、ずっとやってきたということまで言った。しか...全文を見る
○穀田委員 長官、もうお出になるということですけれども、私、きょうも午前中の参考人質疑でもあったんですけれども、三つのことが必要だと思うんですよ。  本当にこれは底の底まで徹底して洗う、究明するということとあわせて、国民監視の目にさらさない限りだめなんですよ、これは。その意味で...全文を見る
○穀田委員 そういうふうに言うだろうと思って、先ほどちらっと福岡県警の場合は額と言ったんだけれどもね。そういうこともあろうかと思って少し違う、色をつけたつもりでしたけれども、なかなかわかっていただけないな。  しかし、私が言ったのは、国民は納得していると思うかという話をしている...全文を見る
○穀田委員 そこで、なぜ私最初に国民と言ったかといいますと、告発した原田元方面本部長は、道警の中間報告について次のように言っているんですね。組織防衛優先の旧態依然とした報告だ。現場の責任と言わんばかりの内容で、警察官はますます肩身の狭い思いをし、やる気をなくす。道民が真実と受けと...全文を見る
○穀田委員 これだけ質問したのは、これに絞って質問したのは、これはわけがありまして、告発者はいろいろなことを言っているんですけれども、会計課から各課に予算配分される際に一定額が天引きされたと。これは、何といっても、県警ぐるみか組織ぐるみかという核心中の核心じゃないかと私は思うんで...全文を見る
○穀田委員 私は、その点で最後に、では指摘だけしておきます。  この報道によりますと、県警調査チームには会計課が入っているというふうに私は聞いています。こうなりますと、やはり調査する側のところに調査される側が入っているというんじゃ、何のこっちゃということで、もちろんそれはいろい...全文を見る
05月11日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○穀田委員 法案に沿って質問します。  最初に、景観とは何かという定義がされていないように私は思うのです。そもそも景観とは何を指すか。そして、良好な景観とはいかなるものか。そして、良好と判断する基準は何か、判断する主体は何か。この基本的な、一番最初の取っかかりになるところについ...全文を見る
○穀田委員 後半の方は形成される過程の話をしているんですね。ちょっと私、今の話を聞いていると、一体景観とは何かということを聞いているんですね。だから、形成される過程において住民の合意だとか、それは当たり前の話であって、後ろの方の話は少し違うんじゃないかと思うんですね、私の基本的な...全文を見る
○穀田委員 プロセスが重要なのは、それはわかり切ったことなんですよ。私は、そこで、この考え方の基本になっている法といいますか、それから計画というもの、御承知のとおり、美しい国づくり政策大綱、それから観光立国行動計画、都市再生ビジョン、こうなっているんですね。大体その三つが基本だと...全文を見る
○穀田委員 私、この条項は少し、いろいろ問題があるんじゃないかと考えているんです。  といいますのは、今、参考人は調和と言いましたね。広域的な計画が先行しているものがあるから、それとの調和が必要だ、こう来ます。  そこで先ほどの私が言った反省がないというところに出るわけなんで...全文を見る
○穀田委員 そういう方向、つまり、新しい考え方をとっているわけですから、そういう意味でいいますと、私がこだわっているのは、何も調整と調和という言葉にこだわっているんじゃなくて、今の景観というものを、新しい角度から物を見るという、新しい意味からの再検討というのは必ず必要になるよとい...全文を見る
○穀田委員 そう言われると言いたくなるんですよね。これほどのことはないと大見え切っている話じゃないと言っているんですよ、だったら。そういうふうに言うと、わたしもちょっとかちんとくる。  というのは、九条の問題というのは、計画策定の段階を言っていまして、私はそこを問題にしているん...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 私は、日本共産党の穀田です。  三方の参考人、本当にありがとうございます。きょうは貴重な御意見をお聞かせいただきまして、参考にさせていただきたいと思います。  きょう、私は、景観法というのは今の日本の景観を守る上で一歩前進の法であると考えています。しかし、私が考え...全文を見る
○穀田委員 私も住んでいまして、やはり、先ほど西村先生からもお話がありましたけれども、二律背反、確かにあるんです。でも、七〇〇%というふうな感じほど望んではいないんですね、住民の方々というのは、結構。ですから、景観破壊というのは実は住む人も含めて追い出されちゃうという結果になりま...全文を見る
○穀田委員 まだ三分ありますのでお聞きしたいと思いますけれども、私は、中林参考人からお話がありました、では、荒廃した景観をどう再生するかということが一方では問われていると思うんですね。つまり、今後そういうものについて、破壊されつつある景観を守ると同時に、破壊されてきたものの荒廃し...全文を見る
○穀田委員 この間、道路公団の民営化の最後の議論のときに、小泉首相も、京都には高速道路は似合わないと言っていまして、我が意を得たりと思ったのですが、そういう意味でいいますと、今、中林先生からお話がありました問題については、我々も含めて努力して解決を図っていく、景観を守るための努力...全文を見る
05月12日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○穀田委員 日歯連等の問題について、最初に大臣に聞きます。  大臣は、日本歯科医師会が選考しているザ・ベストスマイル賞というのはどういうものか御存じですか。
○穀田委員 これは日歯広報という新聞です。これ、ちょっと大きくしたものですけれども、ベストスマイル賞ということで、〇一年にちゃんと受賞をしています。これはことしで十二回だそうです。十二回の中で、男性で、政治家で選ばれているのは大臣だけです。よっぽど親密だということがうかがい知れる...全文を見る
○穀田委員 日本歯科医師会の日歯広報では、「臼田会長」という動向の欄があるんですね。それを調べますと、二〇〇三年十月一日から二〇〇三年十一月八日まで、三十日間ちょっとという極めて短い期間に五回も応援したことが掲載されています。この二つのことから見ても、いかに日歯連の臼田会長と親し...全文を見る
○穀田委員 新聞には、一つの新聞だけでなくて、メディアでは二つ報道をしています。わざわざそれは臼田会長が依頼して実現したということまで書いている。しかも、今お話ししたように、日歯でベストスマイルはもらうは、五回は応援は受けるは、顔を知らぬはずはないんですよ。  しかも、調べてみ...全文を見る
○穀田委員 それはなかなか微妙でして、そんなもの、こうしてくれよと言ったことが、やったかどうかなんという話じゃないんですよ。だから、それは、この間の答弁を見ていましても、要望を受けたことはない。それは、勉強会で話を聞いて、いろいろ、こうして、これが今の要望ですという話をすれば、そ...全文を見る
○穀田委員 私は、覚えていてくれなんて言っていませんよ。調べようと思ったらすぐ調べられるはずだと言っただけの話ですよ。  しかも、そういう報道には載せているわけだし、相手もよく覚えている方だし、一番選挙の応援を受けている人ですよ。しかも、業界で、いろいろな選挙応援というのを皆さ...全文を見る
○穀田委員 そのとおりでしょう。質問通告を受けてないからと、まあ、それはいいですけれども。  では、パーティー券なんかも受けているということは、念のため言っておきましょう、せっかくですから、私の方から出しておきたいと思います。  では、それは最後に出すとして、先ほども、それら...全文を見る
○穀田委員 調査はしていただいて、いつまでにそれは明らかにしていただけますか。
○穀田委員 知らないのでという理屈だけは通らないということだけ私は申し述べておきたいと思うんです。  つまり、石原大臣の東京都第八選挙区支部への自民党からの交付金というのは、例えば二〇〇〇年は三千百五十万入っているんですね。しかしこれは、一律二百五十万、一千万、選挙との関係を含...全文を見る
○穀田委員 それは確かに、さまざまな景観条例をつくり、そして第二に、住民がその景観を守るためのさまざまな努力をする、そういうことを通じて守られてきた部分があることもこれまた事実であります。しかし、今日の状態は、その景観が非常に破壊されているというところに私は現状認識を持たなければ...全文を見る
○穀田委員 そこで、皆さんにお配りした資料一を見ていただきたい。この資料は、住環境を守る・京のまちづくり連絡会として運動を続けている木村万平さんらが、田の字型地域の共同住宅の建築状況を調査し、作成したものです。  一枚目は、北部地域の北西部と北東部に分け、バブル以前の一九八四年...全文を見る
○穀田委員 どうも、原因の方となるともごもごという感じで、土地の下落の話と、指導に従っていないという話しか出ないんですが、それでこれほどできるとは思えませんよね、普通、だれが考えたって。  先ほどもあったんですけれども、この間もそうなんですが、相続税の問題もあることは事実なんで...全文を見る
○穀田委員 きのう金沢市長の山出参考人も陳述の中で高さ制限の授権をと語られていました。景観を守る上で、高さ制限と規制の強化というのはそれぐらい重要な意味を持っているんですよ。これはかなめなんですよ。  両方の武器を持っている、そんな矛盾した話を、それこそ盾と矛みたいな話をしてい...全文を見る
○穀田委員 わかりました。  きのうの、今、中林さんという話をしましたし、山出さんという話をしましたので、西村さんもちょっと参考人でお話しされていまして、東京大学教授の西村参考人は、やはり同じく、規制緩和型の他の都市計画制度との整合性はとれるかということを言っているんですよね。...全文を見る
05月14日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○穀田委員 先日に続き、日歯連の問題と大臣の関係について最初にただしたいと思います。  この間要求しまして、きょう、大臣からこのように資料が提出されました。これを見ますと、自民党本部からの出と東京都第八選挙区支部の入りの資料です。私が要求したものは、大臣はこれですべてだとお思い...全文を見る
○穀田委員 私はこう言ったんです。日歯から国民政治協会、政治協会から自民党本部、自民党本部から東京都第八選挙区支部、この流れを指摘すると、事実を調査しますとおっしゃったんです。岩國委員も、日本歯科医師会から四千万円の政治献金を行われた、これは事実ですかということで、詳細を調べまし...全文を見る
○穀田委員 次に、この資料を見て、また、大臣が常々おっしゃっていることと関連して聞きたいと思います。  大臣は、政党主体に政治献金を募るべきとの政治改革の趣旨に沿って活動と述べておられます。東京都第八選挙区支部という政党支部の支部長を務めています。責任者として、資金の出入りに気...全文を見る
○穀田委員 いつ訂正しましたかと聞いているんです。
○穀田委員 毎日新聞が報道し、そして私が追及した五月十二日に訂正しているんですね。  しかし、私がこの間指摘したように、日付は四回とも全部合っているということは確かですね。お答えをいただきたい。(石原国務大臣「ちょっと今聞こえなかったんです」と呼ぶ)私が指摘をした四回の自民党本...全文を見る
○穀田委員 それは私は不誠実だと思いますよ。私は、日付を言って、これを調査していただきたいと言っているわけですからね。それについて合っているか合っていないかというのは、事実を見れば明らかじゃないですか。これほどの、一千万の話について調査すると言ったことに対して、私が指摘をして、新...全文を見る
○穀田委員 四回あったわけですから、実際上五回ですけれども、四回でもいいんですけれども、ありましたか。
○穀田委員 それでは、先ほど、どのような基準で配られたのか知らないとおっしゃいました。知る由もないという旨のお話がありました。しかし、私は、一昨日、石原大臣にだけ特別に四回も一千万円交付されているという事実を述べました。そして、きょうの新聞でも、毎日新聞は、「一回で一千万円以上交...全文を見る
○穀田委員 ですから、私、前回も指摘したように、自民党本部から政党支部に交付金としてされているお金で一千万というのは非常に多い額だと言ったんですね。それは多いんですよ。しかも、一律に配っているとき以外はほとんどないんだ。  こういう事実を明らかにし、しかもそのときに、原資が、出...全文を見る
○穀田委員 知る立場にないから、わざわざ前回教えてあげたんじゃないですか。この日とこの日とこの日と、こうやって一覧表を出して。私は、日歯連から国民政治協会へ、国民政治協会から自民党本部へ、自民党本部から東京都第八選挙区支部へという流れをずっと明らかにしてやったんじゃないですか。 ...全文を見る
○穀田委員 いや、私はわかるわけがない、それはわかるわけがないですよ、あっちがやっているんだから。  問題は、そういうことが疑惑の中心と指摘をされて、そのことが一つの根拠になっているということを見た場合に、そのことについて質問して、少なくとも自民党本部には、ないしは国民政治協会...全文を見る
○穀田委員 では、最後にもう一つ。  二〇〇〇年八月八日の議員会館での会合について、私が指摘をした厚労省の幹部も同席という事実についてお確かめになりましたか。
○穀田委員 そうじゃなくて、私は、八月八日に実は会合が持たれている。それは、勉強会だとか要請だとかといろいろあるでしょう、それはお互いに意見の違いじゃありませんか。だけれども、私は八月八日に会っていると指摘したんですよ。その一つの重要な証拠として、厚労省の幹部が同席しているという...全文を見る
○穀田委員 調べてみますと、この五年間だけでも、非営利目的のビラや政党ポスター張りなどに対して、広告物条例違反を口実にして、警察が逮捕、干渉するケースが後を絶ちません。現場では、警察が干渉する際に、広告物条例違反を口にしています。  昨年、兵庫では、平和行進が通りますよという案...全文を見る
○穀田委員 それは立場というのはいろいろありますけれども、やはりその趣旨をしっかり徹底してほしいと思います。  最後に、きのう私がお示ししました、景観の問題の景観重要建造物について聞きます。  きのう、二枚の写真を提出させていただきました。それは、平等院の背後のマンションそれ...全文を見る
○穀田委員 実は、清水寺の目の前もそういうのが建とうとしたんですね。金閣寺もそうなんです。私、住んでいるすぐ近くだから、よく知っているんです。  そうしますとどうなるかというと、その土地を恐らくは買わざるを得なくなっちゃうんですね。膨大な金をかけて買わざるを得ないというふうにな...全文を見る
○穀田委員 日本共産党を代表して、景観法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対する反対討論を行います。  景観緑三法案として提出された法案のうち、景観法案及び都市緑地保全法等の一部を改正する法律案については賛成です。  世界遺産を守る点はとりわけ重要です。また、各地に...全文を見る
05月19日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○穀田委員 私は、法案について質問します。  本法案で一番大事なのは、個人情報の管理、保護の問題だと言えます。不参加の自治体が存在する住基ネットの活用や、新たに登録情報処理機関を民間企業として設立しようとしていることについて、国民の個人情報保護の観点から慎重に検討する必要がある...全文を見る
○穀田委員 最後に業務規程などという話もありましたが、ただ、四百六十万人の顧客データが流出したヤフーBBでは、社内協力者がいる可能性が高いと言われているんですね。それは皆さんも新聞、マスメディアで御承知のとおりです。  だから、問題はここなんです。この社内協力者に対する対策は非...全文を見る
○穀田委員 私は、三月三十一日に当委員会で国土交通省の責任についてただしました。  その際、二〇〇〇年の一月、とうとい人命が失われた横浜でのタイヤの脱輪事故について、事故の原因がハブ等の欠陥による疑いがあるため、立入検査して、リコールを含めた検討をすべきだと提起した我が党の議員...全文を見る
○穀田委員 結論は、できるだけの対応をしてきたということですね。私はそうは思いません。  この間紹介しましたように、当時、立入調査をすべきだという指摘に対して、する必要はないと答えた。設計上のミスがあるんじゃないかと言ったら、そういう事態はないと答えた。そういうことについて、一...全文を見る
○穀田委員 それはだめですよ。立入調査をしたというのも、その後なんですね。私どもはしなさいと言ってあげたら、する必要はないと答えたのは事実じゃないですか。なぜあなたは、そういうことを、やったことだけ言うんですか。  では、聞きましょう。  例えば、いかに国交省の姿勢が怠慢であ...全文を見る
○穀田委員 要するに、その時点でわかっていることを共有していればよかったんですよ。  皆さん、ああいう、タイヤが脱落して、それで事故が起こって、調べ直して、安全対策室と審査課というのは、何も経済産業省にあるわけじゃないんですよ。おたくの二つの、下にあるんですよ。  みんなでこ...全文を見る
○穀田委員 そうなんです、あるんですよね。これも大事なんですね。他社のハブの構造図で、ハブのフランジ、つばがあるんですね。そこの肉厚が、三菱は二十ミリなんです。他社が二十五ミリなんです。これは、厚さは二乗、そしてその疲労度は六乗というふうに普通、計算の社会では言われているぐらい大...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 日本共産党を代表し、反対討論を行います。  自動車の検査・登録手続を簡素化することは当然です。しかし、本法案は、膨大な個人情報を取り扱うシステムに関するものであることから、その個人情報の保護のために慎重に対応することが求められていることは、言うまでもありません。 ...全文を見る
○穀田委員 前回に引き続いて、石原大臣に日歯連との関係で質問します。  私は、石原大臣の二〇〇〇年の収支報告について、訂正の事実について指摘しました。いつ訂正手続をとったかということで、再度お聞きします。  大臣は、私の二度にわたる質問に、調査過程ですから、最近だと思いますと...全文を見る
○穀田委員 五月十二日に訂正している。私が指摘したのも五月十二日だった。指摘をして質問したときに、わざわざ十四日に、最近と答えたということだけは、皆さん、記憶に残しておいてほしいと思います。  最近だと思いますと答弁する意味はどこにあったか。それは、結局、指摘をしてから、客観的...全文を見る
○穀田委員 それでは、大臣は、自民党本部からの四回、そして五回、実際上は五回になっていますね、一千万を超えているのは。そういう質問に対して、当然、そのときについては記憶がございますと答えているわけですから、では、選管に提出する収支報告を見たということは確認したい。  ついでです...全文を見る
○穀田委員 まあ、細かい方の二百五十万や百万は覚えていなくても、千万は相当な金ですから覚えておられるでしょう。  そこで、きょう大臣が提出をされたとお認めになる資料について間違いがあったのもお聞きになりましたね。
○穀田委員 それは異なことをお聞きしますね。私は、前回に、明らかにしてくれと言って、調査を出してほしいと言いました。そうしたら、調査して明らかにしますと述べた。そして、理事会では、これは大臣から依頼を受けて出したものとして提起させていただいた。したがって、大臣が出したものとして判...全文を見る
○穀田委員 あなたが提出した資料として判断されていいのですねと言っているんですよ。
○穀田委員 だと、私は理事会の話は違うと思いますね。私は別にあなたが憎くて言っているわけじゃないんですよ。あなたが迂回献金と呼ばれる形態をとっているという疑惑を私は指摘したんです。  それは、第一に、出どころが日歯だ。その日付も言いました。第二に、国民政治協会が受け取って自民党...全文を見る
○穀田委員 全然問題ないんですよ、それこそ。  つまり、今まで多くの方々がやってこられたのは、それは自民党の責任で石原大臣が指定をされた内容に基づいて出されて、それを石原大臣が出すべきだということを私は主張しているんですね。その結果について、あなたが正しいか正しくないかは別とし...全文を見る
○穀田委員 そうしますと、毎年報告を聞いているわけですから、本来、記載ミスはあり得ないんじゃないですかね。例えば、小さい額であれこれあったというんであればわかるんです。というのは、先ほども私の同僚の委員が質問ありましたように、振り込みで来られていると。通帳があるわけですから、銀行...全文を見る
○穀田委員 なるほど、一千万が通帳に記載されているか、それが正しく収支報告書に記載されているか、経理の専門家でなければなかなかわからないということがわかりました。私は、普通、一千万というものと、収支報告書に一千万と書くのは稚戯にも等しいと思いますけれどもね、同じ一千万ですし、大し...全文を見る
○穀田委員 あるのかないのかじゃないんですよ。新聞報道にはあると言っており、私は、あるのではないかと指摘しているんですよ。それで、今言いましたように、日付は全部合っているんですよ、だれが言おうと。  それで、きょうもおもしろい議論になりまして、最初に出た資料は、日歯連からの国民...全文を見る
○穀田委員 最後に一つ。  認識はわかるという話ですけれども、私は違うんだよね。少なくとも、私が示したのは、そういう数字、金が流れているという可能性がある。しかも、その一千万円の自民党本部から支部への流れについても極めて異例だということについても、数字も示して言ったわけですね。...全文を見る
05月21日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○穀田委員 建築基準法の条文というのは、実際に暮らす者にとって余り関係ないところでつくられていることもあり、突然隣にマンションが建ったりすることによって、あれあれと思うことが結構多いんですね。だから、実際にも建築基準法というのは、一人一人の住民にとっての暮らしや、家をつくる場合、...全文を見る
○穀田委員 これ、一回聞いてすぐわかるという人はなかなかいないと思うんだけれども、要するに、容積を目いっぱいに使わないで、余った部分を相手に分けることができる、こういうことですよね、簡単に言って。与えられた方は、容積率の上限を超えて少し高いものを建てることができる、一言で言えば、...全文を見る
○穀田委員 そのときの答弁を見ますと今お話しのとおりなんですね。ただ、ちょっと言っているのは、「基本的な、建築行為は自由であるという建築行為の自由度を生かしながら、」という実は文言があるんですね。それが基本的精神といいますか、今の建築のあり方に対する国土交通省の考え方を多少物語っ...全文を見る
○穀田委員 今聞いたように、三年たってわずか一件なんですね。他に、全国でも、私、いただきましたけれども、東京駅の八重洲と丸の内というところでそれを使っているというだけの一件にしかすぎない。要するに、いろいろあるけれども、この制度が、大企業やディベロッパーだけが、わずか一件だけが興...全文を見る
○穀田委員 私は、防災活用をするということにこういうことで可能だということについて否定するつもりはありません。しかし、そのことが本当にそういうふうに誘導されるのかなということについては、今後また、もう少し事実を見て検討したいと思っています。つまり、当初の高度の活用という内容から少...全文を見る
○穀田委員 それは検証を待ちたいと思うんですが、当時の二〇〇〇年の建設委員会の答弁でも、こういうような制度もこの容積率適用区域制度とあわせて活用するということで、高さ制限とこの問題について言っているんですね。だけれども、そういう一連の容積率の緩和が何をもたらしたかという事実を前回...全文を見る
○穀田委員 だから、指摘しているように、私は申請の話もしたんですが、大阪市、横浜市で申請は一件、実際は実績がほとんどない、こういうことですね。だから、よく物を考えてやらなくちゃならぬというんですよ。せっかくいいものをつくったとしても、こういうものがどう実行されるのかということが、...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、反対討論を行います。  本法案には、地下室マンションの規制や既存不適格建築物の増改築対策など、評価できるものも含まれています。しかし、二以上の敷地の間で容積率を移転することができるとした特定容積率適用地域の拡大や一団地認定制度には賛成でき...全文を見る
○穀田委員 初めに、昨日、三菱自動車のクラッチ欠陥を八年間放置していたという事実が明らかになったことに関連して聞きます。  私は、一昨日もこの三菱のハブ欠陥事件についてお尋ねをしました。そのとき、国交省がどう言ったかといいますと、この問題で、現行制度の中でできる限りの対応をして...全文を見る
○穀田委員 だまされた事実は認めると言われまして、当時のリコール隠し事件で、大臣は、当時、見抜けなかったということに関しては、大変申しわけないという謝罪の言葉があったんですね。今度、私は、いろいろ政府参考人に聞きましたけれども、遺憾だという言葉はあったけれども、申しわけなかったと...全文を見る
○穀田委員 わかりました。  では次に、地価公示法について一点だけ。地価公示の対象地域を都市計画区域外の地域にも広げるということについて聞きます。  都市計画の区域外の開発というのは、今までも随分問題になってきました。開発自体による自然環境破壊の問題や、さらには中心市街地など...全文を見る
○穀田委員 次に、地価公示法にかかわって、公示地価を算定の根拠とする相続税問題について少し聞きます。  私が住んでいます京都を初め、全国に三百五十件ほどの重要文化財に指定されている民家があります。いわゆる重文民家と言います。現在もお住まいになられて、先祖代々貴重な住居を維持して...全文を見る
○穀田委員 今、不規則発言がどこからか聞こえまして、四割も取っているのかというのがありましたが、平たく言えば六〇%減免していると。何も優遇しているというわけじゃないというふうにいつも財務当局は言うわけですが、事実上六〇%減免してあげるということで、全体として助けてあげている。それ...全文を見る
○穀田委員 最後に一言、大臣、政府は観光立国などといって、日本の歴史、伝統文化のよさを大いに諸外国に広めようと言っているわけですよね。まさに、日本のよさをこうした重文民家の方々が懸命に支えていただいている。だから、それを担当している大臣として、政府として挙げてこうした方々を支援、...全文を見る
○穀田委員 終わります。
05月25日第159回国会 衆議院 本会議 第35号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、総理訪朝報告に対して質問をします。(拍手)  日本共産党は、北朝鮮問題の解決に当たって三つの角度を提起してきました。  一つは、朝鮮半島の軍事的な衝突の危機は絶対に避けなければならないこと。あくまで平和的、外交的手段によって解決すると...全文を見る
05月26日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○穀田委員 旅行業法について聞きます。  旅行業法というのは、消費者である旅行者の保護を旅行会社に義務づけている、これが肝心の精神ですよね。ですから、前提といいますか、基本ということになっているので、そこの精神と旅行者保護というのはどういうものかということについて、簡単にまずお...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、根本的に、そういう業としているプロと、それを受ける側の消費者としての素人、こういうことから当然トラブルが起こってはならないし、業界の責任というものをしっかり据えておくというのが考え方の基本だと思うんですね。  最近、旅行会社が、名勝をめぐる企画に...全文を見る
○穀田委員 これも、迷われることはない、こう言うんですが、例えば、実際にどんな手続があって、どういう保証があってというのを知らない方というのは圧倒的に多いんですよね。それで物事が起きているわけだから、入り口のところでこういう迷いが生じるというだけじゃなくて、本来の持っている会社が...全文を見る
○穀田委員 ガイドラインもお話がありましたけれども、こんな例もあるんですね。昨年夏には、ある中堅仲介業者が突然営業を停止し、社長が会社の資金を持ち逃げしたために、顧客が支払った留学費用が返還されないというトラブルも起こっています。被害者の人数は約四十人で、総額は約千二百万円。顧客...全文を見る
○穀田委員 いや、それは知っているんですよ。せやから、どうすんねんと言っているんですよ。  そんな二つの違いはなかなか、さっきも言いましたように、もともと弁済だとか債務の負担だとかという問題については八割の人が知らないという実態があって、しかも仕掛けがどうなっているかということ...全文を見る
○穀田委員 そういうトラブルが起きている事態についてよく見ていただいて、きちんと対処をしてほしいと思います。  では、最後に二つだけ質問したいと思うんです。  一つは、営業保証金制度、弁済保証金制度について聞きます。  今回の改正で、旅行業者が供託した営業保証金及び弁済業務...全文を見る
○穀田委員 ただ、確かに、プロ対プロという話があって、旅行会社が倒産したりして運送機関や宿泊機関に多額の弁済をするという、積み立てたお金が目減りして、消費者の分が少なくなるおそれがあったわけですね。そういう意味では、消費者に弁済するものを手厚くすることは必要だと思うんです。  ...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 今までずっと議論されてきましたように、内航海運業というのはとても大切な業界です。今後一層その役割が重要になってくるということはるるありました。そこで私は、もう少し内容の中身の問題について突っ込んでみたいと思うんです。  この内航海運業で実際の船舶運航に当たる事業者で...全文を見る
○穀田委員 一般的に言って、市場を活性化することは否定しない。しかし、おっしゃるようにこれで全部うまくいくんだみたいな話は、私はちょっとそうならないと、はっきり言っておきたいと思うんです。  特に九〇年代半ばから相次ぐ規制緩和が行われ、実際に何が起こったかというと、中小企業者の...全文を見る
○穀田委員 今あったように、九五年ぐらいに比較してタンカーで二七%ぐらい落ちている。さらに用船料でいいますと、九五年と比較をして八三%、貨物船は九七%。こう来ましたけれども、信金中央金庫の月報によれば、貨物船定期用船料の水準が九一年のピーク時から比べると三〇%程度減少しているとい...全文を見る
○穀田委員 今お話があったように、結局、七五年まで設定されていたが、それ以後はない。そして、用船料は過去一回も設定されていない。つまり、わざわざ法律に設定できると書きながら、運賃は一回、今はない。用船料は一回も設定されていないんですよ。何のための法律かと言いたいと思うんです。私は...全文を見る
○穀田委員 そういうことを一方で言っておいて、将来のツールなんて話をしているからかみ合わないんですよ。そんなの、自由な競争だと。それはそうなんです。  だけれども、では、皆さん、オーナーの経営の実態は何かということで、これまた信金中金の月報に実は出ているんですけれども、船舶の経...全文を見る
○穀田委員 その後ろの方も大事なんですね。前の方はそのとおりなんです。後ろの方にこう書いているんです。もう時間がないから言っておくけれども、「取引実態を踏まえ、供給に要する費用、実勢運賃等の状況を勘案しつつ、迅速かつ実効性のある規制について検討していく。」これでいいですよね。はい...全文を見る
○穀田委員 ここは大事でして、その公聴会における意見ということで、今お話がありましたように、私がやったのは、買いたたきの規定における通常支払われる代金というものについては消費税だとか社会保険料だとか賃金等だとか、必要不可欠な社会コストが含まれることを明確にし、そういうものも含めて...全文を見る
○穀田委員 公平な立場になるようというのは、なかなかならないといって認めているんじゃないですか。ヒエラルキー、こうなっている。しかも荷主が圧倒的に強いと。だから、そういう問題をきちんと通達して下知せなあかんよと言っているわけじゃないですか。そういうことでないと守られない実態なんで...全文を見る
○穀田委員 日本共産党を代表して、反対討論を行います。  反対理由の第一は、運賃、用船料の適正化の保証のないまま、標準運賃、標準貸し渡し料制度を廃止するなど規制緩和することは、中小内航海運事業者の経営を一層脅かし、内航海運の振興に逆行するものであるからです。  中小事業者の経...全文を見る
06月01日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
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○穀田委員 特定船舶入港禁止法案は、北朝鮮に対する制裁圧力を目的にしたものです。与党と民主党の間で合意されたと聞きますが、この法案の扱いについては、五月二十二日に小泉総理が再訪朝し、事態の進展が図られている状況を踏まえて考える必要があると私は思います。  今回の再訪朝で、私は本...全文を見る
○穀田委員 拉致問題の解決の方を言われましたけれども、後ろの方もあるんですが、それは私の見解なので、少し違うかもしません。  外務省に確認したい。  今回の日朝首脳会談について、日朝双方が「日朝間に存在する諸問題に誠意をもって取り組む」とした日朝平壌宣言の精神に従った取り組み...全文を見る
○穀田委員 そこで、今、二〇〇二年における平壌宣言以降の一連の経過というのがお話がありました。その上で再確認をして、その方向性を再び歩み始めているという評価だと思うんです。  今、最後の方で核問題についてもお話がありましたから、核についてもお聞きしたいと思うんです。  私はこ...全文を見る
○穀田委員 私は、核問題の解決に当たって、この二つを両輪のごとくうまく進めるということが大切だと思っています。そして、日朝平壌宣言に基づいてまた日朝間のそういう対話を一層進めることによって、六者会議での積極的なイニシアチブをとる可能性があるということについて指摘しておきたいと思う...全文を見る
○穀田委員 そこはわかっているんですよ。いつも外枠だけ話して、その中身がもう一つ、米朝というところから、内容のある一定の前進を遂げたというのはわかっているんです。問題は、その中身をどういうふうに相手が理解したかということを、いつも、何回聞いてもうまくお答えいただかないということは...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、周辺国にはない。それから、カナダやフランスその他については、海上安全のためにという限定された内容だということはそのとおりです。キューバの制裁に関しても、かつて日本は、二国間の問題であって、しかも、国際制裁の中には国内法の域外適用であるという部分に当...全文を見る
06月16日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第26号
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○穀田委員 私は、三菱自動車問題について、三回目の質問をしたいと思います。  過去二回は、三菱自動車の欠陥隠しに対して、チェックする側である国土交通省の責任について問いただしてきました。  その後も、相次ぐ三菱自動車の欠陥隠し、隠ぺいなど、底なしの状態を見ていて、日本の企業の...全文を見る
○穀田委員 今、再発防止する具体化としてのリコール制度のさまざまな改善や、また国民の疑問に対しての一定の考え方というのは披瀝されましたが、この際にちょっと、リコール制度の問題については、私ども何度も提言してきました。問題は、では、このリコール制度なんですが、これは確かに、あくまで...全文を見る
○穀田委員 要するに、九五年以降毎年ふえ続けていて、〇三年度には、今報告がありましたように四百四十二万台という状況です。しかも、今最後に報告がありましたように、二割近くが重大な事故につながる欠陥だ。しかも、上位十社ありましたように、三菱自動車だけに限ったことでなくて、他のメーカー...全文を見る
○穀田委員 だから、なかなか大変だということで、二万以上の部品があるとか、それから、実際起こったときには厳格に対応する、こういう話がありました。  そこで、この認証制度ではハブやクラッチなどの部品の検査はするのか、これを第一に聞きたい。  というのは、三菱ふそうは、ハブではA...全文を見る
○穀田委員 だから、簡単に言えば、型式指定などの審査や検査というのは、メーカーが出してくる書類を見てやるんだということなんですね。こういういろいろなことが起きたときに、厳格にやる、こういう趣旨ですよね。私、そこを少し改善する必要があるんじゃないか。  リコール届け出は、実は三菱...全文を見る
○穀田委員 それは私どもは、このリコールが起きたときから、自前でできるそういう検証体制というようなことと、重要な問題についての解明という点は提起してきたわけですけれども、今ありましたように、私は、もう一度販売前のチェック体制の強化を図る必要があると思うんです。何度聞いても、要する...全文を見る
○穀田委員 それは、ぜひ私どもとしても、もう少し突っ込んだ議論を今後していきたいと考えているところです。  最後に、もう一つだけ言っておきたいと思うんですけれども、大企業のそういう犯罪に対しては、やはり、目先の利益に走る体質を改めさせ、社会的に責任を果たす経営の促進が大事だと思...全文を見る
○穀田委員 終わります。      ————◇—————
08月04日第160回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○穀田委員 日歯連マネーの広がりと深さは想像を絶するものです。  私どもは、二〇〇〇年から二〇〇二年の日歯連と各都道府県の歯科医師連盟の収支報告書を調査してまいりました。広く深く汚染されていることが明らかとなっています。寄附金、パーティー券、選挙の際の陣中見舞いなどの支出の記載...全文を見る
○穀田委員 それでは総務大臣に聞きます。  今指摘した事実、これほど大がかりで広く汚染されている、深い、この問題についての感想を聞きます。
○穀田委員 重大だということはお認めになったと。  それで私は、今度、橋本派、いわゆる平成研の一億円のマネーというのは、やみからやみへのものだと。日歯連は、この三年間の橋本首相への表の献金は四百五十万円、そして橋本派への二百万円の献金はきちんと届けている。ところが一億円は報告し...全文を見る
○穀田委員 同じく、ちょっと別な問題について聞きたいと思いますけれども、やみ献金の一億円が渡った当時、一つは、新聞でも報道されているように、構造改革の一環で医療費削減を掲げる小泉首相の誕生、診療報酬引き上げが最大目標の日歯を取り巻く環境が厳しさを増していたため、臼田前会長は、最大...全文を見る
○穀田委員 国民から見れば、これはだれが考えても、現実に、その状況そして選挙との関係、二つ合わせればわいろ性は明らかだと私は思います。  それで、日歯から〇一年七月二日の一億円をめぐって、橋本氏は記憶がない、同席したと言われる青木、野中両氏も記憶にないと証言している。ところが一...全文を見る
○穀田委員 終わります。
08月06日第160回国会 衆議院 議院運営委員会国会審議テレビ中継に関する小委員会 第1号
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○穀田委員 質問ですが、これは出せないのが普通なんですか。
○穀田委員 例の予算執行の関係に関して出ているから、こちらには別にいいということですか。
○穀田委員 いや、我々がもらっている中にあるのかもしれないから、個別にあるのかという意味なんです、僕が質問したのは。
09月06日第160回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○穀田委員 共産党の穀田です。  CH53Dヘリコプターが沖縄国際大学第一号館に衝突し炎上する、この事故のすさまじい情景を、私は大学の作成したビデオで見せていただきました。  目撃者によると、ヘリの後部ローターが一瞬火を放って脱落した、すさまじい音に驚いて空を見上げたら、公民...全文を見る
○穀田委員 私は、非常に残念だと思うんですね。少なくとも、どういう脈絡で言ったか。つまり、外務省が発表した時系列がありますが、そのところで、例えば米軍が、アメリカの当局が遺憾の意を表明した、それから国務長官についても川口外務大臣にそういう発言をされた、それはありますよ。  だけ...全文を見る
○穀田委員 今お話ししたように、国務長官が遺憾だと言ったのは二十三日なんですね。その後、二十六日にこれは発言しているんですよね。どういう脈絡かといったって、質問を受けたときにしゃべっているわけで、しかも、そういう質問を受けてそういうことを言っていること自体に私は非常に憤りを覚える...全文を見る
○穀田委員 私は、それでは極めて、いつなのかということも含めてわからないという問題があると思うんですね。  茂木大臣にもちょっと質問したいんですけれども、SACOで普天間基地の移設、返還が合意された際、当時の橋本首相は、「住宅の密集している中にある普天間という基地の危険性」、こ...全文を見る
○穀田委員 今お話があったように、必要最小限の運用とする、さらには最大限の安全対策を行え、これはいつもそういう話で申し入れているんですよね。  そうじゃないんですね。現実はもっと危険なんだということを言っていて、SACOの推進だとか合意だとか、それを早くとかと言うんだけれども、...全文を見る
○穀田委員 それでは私が指摘したとおりじゃないですか。だから、やはり危険というものの認識がおよそない、深くないということだと私は思うんですよね。だから、今どんなふうになっているかということを、SACO合意の後も普天間基地の危険性は高まっているということを伊波市長は指摘しています。...全文を見る
○穀田委員 それでは全然立場が明確でないんですよ。それは最初からやる気がないと言っても仕方がないんじゃないですか。  これは御承知のとおり、日米両政府の合意議事録、先ほど議論がありました。確かに、「同意した場合は、この限りでない。」ということで、恣意的な運用はだめなんだというこ...全文を見る
○穀田委員 やはり、先ほどの話と僕ははっきり言ってさらに後退していると思うんですね。  大体、事故が起きているときに、例えば交通事故でもそうじゃないですか。交通事故を起こした車を持っていかれて、どういうふうにしてやるのか。当たり前のことを言っているんじゃないですか。  それに...全文を見る
○穀田委員 いろいろ話を小さくしよう、小さくしようというのはわかるんだけれども、いずれにしても、発表を変えているということは、私は重大だと思うんですね。  また、地元の新聞で見ますと、琉球大学の矢ケ崎教授は、一秒に出す放射線の量は、ストロンチウム90の方が劣化ウランよりも一億五...全文を見る
○穀田委員 私的なという、そんないいかげんな話をしたらあきまへんで。  やはり、問題の本質を覆い隠される可能性もありますから、今も明確な法的根拠が言えなかったわけですから、やはり地質調査については、文字どおり、日本の独自の調査によって解明すべきだということまで述べて、終わります...全文を見る
10月26日第161回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 私は、新潟県の中越地震で亡くなられた方々、また、この間の台風や豪雨で亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げ、被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。政府挙げて救援の態勢をとっていただきたいと考えます。  私は、きょうは、被災者支援の問題についてま...全文を見る
○穀田委員 生活再建支援法の弾力的運用、大体いつもこう言わはるんですね。  問題は、法律の趣旨にのっとってといった場合には、例えば、先ほど中小企業に対する施策を自治体が行っているという例がありましたね。これは、国はやっていないんですよ。やっていないんです。融資はやっているんです...全文を見る
○穀田委員 今るる私お話ししましたように、現実に被災者を目の当たりにしている地方自治体というのは、家がつぶれている、それは建て直さなくちゃならない、家がなくして生活再建はできないわけですから。そして、例えば今まで、行政でいうならば、中小企業に対しては融資しかなかったものを、直接の...全文を見る
○穀田委員 私も、京都をずっと回ってまいりまして、大江町、福知山市、舞鶴、宮津と行ってきました。本当に水害というのはひどいということがわかりました。  大臣は、「従前からの災害対策を総点検し、中小河川の整備と管理のあり方や水防体制を抜本的に見直すなど、水害・土砂災害対策を強化し...全文を見る
○穀田委員 やはり大変な実態ですよね。  私も見てまいりましたが、由良川。あれはバスで有名になりましたけれども、本当は、あれは問題はバスよりも、バスも大変ですけれども、地域の被害実態というのは本当に大変でして、バスが立ち往生したところも含めて、整備計画はあるが整備が進んでいない...全文を見る
○穀田委員 長々とこういう一般論をしちゃ、本当、困るんだよね。要するに、わかっていないということでしょう。そう言ってくれればいいんですよ。それが問題だというんですよ、そういうのがね。そうでしょう、大臣。だって、総点検して危ないと言った以外のところで起こっているということは事実なわ...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、大事な問題はここなんですよ。急傾斜地崩壊危険区域数は、平成六年といいますから九四年ですよね、ずうっと毎年毎年ふえているんですね。当時二万一千カ所だったものが二万七千カ所になっている。当時八百四十二億円のお金を使っていたのに、四年後の一千三百四十億円...全文を見る
11月09日第161回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 住宅品質確保法そのものは、欠陥住宅など住宅トラブルから消費者を保護し、住宅の品質向上を目的とする制度として有効活用が望まれます。その目的である消費者保護、住宅の品質向上などは、国と行政が責任を持って深く関与してこそ効果が上がるものだと私は思います。  営利が目的の民...全文を見る
○穀田委員 要するに、登録制になったからといって天下りが減るわけじゃないということは明確だと思うんです。だから、結局どこが改革かと私は言いたいと思うんです。  先ほど来お話があったように、住宅に関するトラブルは年々ふえています。住宅リフォーム・紛争処理支援センターの統計年報によ...全文を見る
○穀田委員 今お話あったように、一千百五十万戸のうち三十二万戸が実施された、たった三%未満の進捗状況です。いつ地震が起こるかわからない、時間的余裕がないわけです。その意味で、間尺に合わないと言わなければなりません。政府として、進まない原因、要因を真剣に検討して、緊急な対策を打たな...全文を見る
○穀田委員 後ろの方は別に聞いていないんですけれども、それはわかっているんです。  要するに、国の支援制度として実行されているのでいくと、改修補助事業は四十戸だということなんです。もちろん、先ほどありましたように、耐震診断はありますよ、その数字はわかっていますよ。だから、これで...全文を見る
○穀田委員 そこで、ここからは大臣にお聞きしたいんです。  今お話あったように、まず、調べていないということが一つわかりましたよね。これは、私、どれぐらいあるのかということを見て、それでやるのが普通じゃないかと思うんです。だから、何のための補助制度かということを言わざるを得ない...全文を見る
○穀田委員 私は当然の要件だと思っておられるのかと聞いたので、そこは余り答えなかったんですけれども、それは少し違うと思うんですね。北側大臣が政調会長を務めておられた公明党の政策でいえば、マニフェストでいうと、「耐震改修費等の補助拡充」こう言っておられるので、その点は少し違うんじゃ...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、例えば耐震改修などでいえば、地方自治体が単独でやっているのがすごく多くなっているということがわかったと思います。だから、国庫補助は、耐震診断では使われているが耐震改修ではわずか一%ほど。要するに、市町村は頑張って耐震の改修を進めているわけですね。 ...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 日本共産党を代表し、本法案に対する反対討論を述べます。  住宅品確法に基づく住宅性能評価制度等は、住宅の品質向上とともに、欠陥住宅など不良住宅を販売、施工する事業者から住宅購入者など消費者を保護するための制度であり、国民の信頼性、公平性が十分確保されなければなりませ...全文を見る
12月01日第161回国会 衆議院 議院運営委員会 第15号
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○穀田委員 私も、一言だけ言わせていただきたいと思います。  今度の会期延長については、野党から申し入れるという異例中の異例です。先ほども議長に申し入れた際にも、議長からもお話ありましたが、昭和五十一年のロッキード事件の際に私どもが申し入れて以来のことでございます。それほど、や...全文を見る
12月01日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○穀田議員 私は、三つ理由があると思うんです。  そもそも、イラク戦争は国連憲章違反の侵略戦争です。査察の継続を求める圧倒的な国際社会の世論を踏みにじって行われたものです。国連安全保障理事会の認定のない違法な武力行使であることは明白です。このことは、アナン国連事務総長が国連憲章...全文を見る
○穀田議員 今、外務省からお話がありましたけれども、私はとんでもないと思いますね。  まず第一に、事実というのは明らかでして、十万人の住民が残っていたということは、いかなる報道でも明らかとなっています。そして、今度の攻撃というのは非常にひどいものでして、四月に行われた攻撃の際に...全文を見る
○穀田議員 今のお話ですけれども、私は、まず、米軍による無法な侵略戦争と占領支配という枠組みが続けられたままではイラクの復興はあり得ないということだと思うんです。したがいまして、私は、まず第一番目に、占領の中止、撤退、このことが第一の条件だと思います。  そして、その上で日本が...全文を見る