穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  あなたは、委員長冒頭の尋問に対して、ヒューザー社が偽装に係るマンションの購入者への引き渡し、譲渡契約の締結を行っていることなどについて違法性の認識を問われ、違法性の認識はない旨の証言をされましたね。
○穀田委員 だめです。証言を拒否できるかできないかということだけ相談していいんです。あなたが一番最初に述べたことについて私聞いているんです。冗談じゃないですよ、こんなこと相談するなんて。
○穀田委員 一番最初に証言した話を私は聞いているんですよ。それについて補佐人に相談する必要はないんです。
○穀田委員 だとすれば、議院証言法第四条によると、証言を拒むことができるのは、刑事訴追を受けるか、有罪判決を受ける場合しかないんです。つまり、違法性がないというんであれば、証言を拒否する理由にはならない。証言を拒否することは、あなたが違法性があると思っているにほかならないというこ...全文を見る
○穀田委員 そのぐらい調べて来なさいよ。九九年、ヒューザーの前身、ハウジングの時代からやっています。  伊藤氏と知り合ってから、あなたが理事を務める日本住宅建設産業協会で同じ理事の桃野氏、理事長の神山氏らと、伊藤公介議員を囲んで昼食会などを定期的に開いていますね。どういう名前の...全文を見る
○穀田委員 住宅研究政策、あの、会の名前で、参加の各社が毎月一万五千円程度を桃野氏の会社に振り込み、積み立てて、伊藤議員に献金として渡していました。例えば、二〇〇〇年十一月には、明治記念館料亭「花がすみ」でその会合が開かれた。おくれて参加した伊藤氏に、桃野氏がその場で三百万円弱を...全文を見る
○穀田委員 金を渡したのを覚えていないのか、行っていないのか覚えていないのかはちょっとわかりませんけれども、それは、私、桃野氏の元秘書である方に直接お聞きをして、社長に、伊藤氏に渡すから銀行からおろしてきてくれと指示され、現金を渡したと。そして、後で伊藤氏の秘書からそれぞれに十六...全文を見る
○穀田委員 書類に書いているんですわ。  それで、日住協の中でも、だんだんにあなたは地位を高めてこられた。一方、二〇〇五年十二月十二日予定の「衆議院議員伊藤公介と明日の日本を熱く語る集い」という政治資金パーティーの発起人にあなたはなっていました。これが実はその招待状なんですけれ...全文を見る
○穀田委員 パーティーの発起人になって、何千枚というチラシが配られていることを知らないなどということはあり得ません。しかも、去年とおととしというたった二年、話をしているんです。  伊藤公介議員は二〇〇二年に、自民党の住宅土地調査会の副会長に就任します。あなたは翌年の〇三年に、伊...全文を見る
○穀田委員 何度補佐人に指摘したらわかるんです。この問題は拒否できるかできないかという話を相談するだけなんですよ。それで、拒否するんですか拒否しないんですか。言ってごらんなさい、あなた。
○穀田委員 あなたが参考人質疑でお話のあった、解決できない問題があった場合には相談するといった発言をなすっているんです。あなたの発言の内容はどういうことかと聞いているんです。
○穀田委員 それは違いますよ。あなたの責任だということをはっきりしておかなくちゃならぬ。  献金のもう一つの目的、今話ありましたように、今回の事件発生後の国への圧力、疑惑の経過の中で明らかになったように、国から公的資金を出させるために伊藤氏に事実上圧力をかけさせた。あなたが発言...全文を見る
○穀田委員 終わります。
01月19日第163回国会 衆議院 議院運営委員会 第14号
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○穀田委員 今報告された衆議院予算要求について反対の意見を述べます。  赤坂議員宿舎の建設に続き、新議員会館をPFI方式で建設することについて、私たちは、議員会館等は、国会施設そのものであり、その建設方式、管理運営を民間資金等活用事業として民間にゆだねることは、国会の独立性や議...全文を見る
○穀田委員 国立国会図書館予算について、事業経費は特に問題なく、賛成します。  ただし、政府の公務員人件費削減方針に準じた人員削減、純減六人、二〇〇六年度末定員は九百三十四人、については、一律的な人員削減が、国会議員の国会活動を支える国立国会図書館のサービス並びに国民に対し図書...全文を見る
01月26日第164回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは総理に質問したいと思います。  今回の耐震強度偽装事件の大もとに、九八年の建築基準法改正があります。日本共産党は反対しました。その理由を、建築士の独立性が確保されておらず、建築主や建設業者の圧力がまかり通る可能性があるというこ...全文を見る
○穀田委員 それは極めて一般論だと思うんですね。  もともとこの法律をなぜ改正したかということで、当時、目的は、阪神大震災の教訓に学んでということをわざわざ本会議で総理は答弁なさいました。その後でこうもおっしゃっています。中間検査、これをこの法律で導入した。また、完了検査の実施...全文を見る
○穀田委員 私が提起しているのは、単なる道義観だけでは済まないという問題を言っているんですね。  この雑誌の中には「やむなく屈する設計者も」と書いていますよ。たくさんいるという、ある意味ではこれは随分広範にあるという問題。問題は、そこでコスト削減という圧力が加わっていることが問...全文を見る
○穀田委員 コスト削減一般論と法律一般論を言っているんじゃないんですよ。そういうぎりぎりのところまで来ることによって、次はそっちへ落ちるという土壌をつくったということを私は言っているんです。安全をないがしろにしていくということは、行き過ぎたコスト削減、これにつながるんですね。 ...全文を見る
○穀田委員 私が結びつけているんじゃないんですよ。やっている方がやっていると言っているんです。  私は、総理と、JRの問題についてもやりましたね。JRだって安全が前提にあるとおっしゃいます。でも、実はそうじゃなくて、稼ぐが第一だったということを覚えておいででしょう。そして、あの...全文を見る
01月27日第164回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号
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○穀田委員 日本共産党は、国会議員互助年金制度について、国民から見て特権的な制度を抜本的に正すために、国庫負担を廃止し、本来の互助制度にすることを提案してきました。各党協議では、この提案を基本にしつつ、制度の廃止も含めて、特権的な制度の見直しを強く主張してきたところです。  昨...全文を見る
02月21日第164回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○穀田委員 私は、一月二十六日の補正予算質疑で、構造計算書の偽装は姉歯氏以外にもあるのではないか、事件の背景に、規制緩和、そしてコストダウン競争、建築主や施工会社などからのコストダウン圧力があることを指摘しました。不幸にもこの指摘が当たり、二月八日、福岡県の賃貸マンション三棟のサ...全文を見る
○穀田委員 そうしますと、偽装を通してしまったという点では、行政、公の責任は免れない。今までの大臣の言動からすると、当然そうなります。  そうしますと、これは事は重大でして、サムシングは、明らかになったところでいいますと、福岡県を中心に通算一万二千件、年間六百から七百件の構造計...全文を見る
○穀田委員 今お話しなのは、現実にトータルでいけば五十一件しか把握していないということですよね、簡単に言えば。総トータルとしてね。つまり、一万二千件とも言われ、その中でどのぐらいマンションがあるのかという問題、いろいろあります。でも、相当膨大な数が分母にある、そういうことをしっか...全文を見る
○穀田委員 私、そんな悠長なことでどないすんねんと思うんですよ。だって、これは一万件近くやっているということで不安に駆られているときに、非常に腰が重いと言わざるを得ない。  大体、今裁判になっているサムシング物件であるエイルヴィラツインコートシティマンションのイースト、ウエスト...全文を見る
○穀田委員 それはわかっているんですよ。それは、少なくとも、偽装と認めた段階でのそういうやり方については当然なんですよ。ただ、問題は、今言いましたように、やはり広く背景にあるものをしっかり追及するという必要があるということだけ言っておきたいのです。  最後に一言だけ。
○穀田委員 はい。  この問題で、ほかの、先ほどあったエイルマンションの二棟に関して裁判が行われているんですね。だから、そのときに、二〇〇四年の六月の提訴前に民間検査機関に検査要請したが、動かなかった。そして、二〇〇五年の十一月の提訴は……
○穀田委員 はい。  姉歯物件が公表された後だったんですね。したがって、そういう点では本当に腰が重いという点だけ指摘をしておきたいと思います。
○穀田委員 確認検査前の段階、構造設計をつくる段階について、つくり手の側からの問題点についてきょうは聞きます。  まず、構造計算プログラムについてです。ほとんどの構造設計士が大臣認定プログラムを使用して構造計算をしています。大臣認定プログラムは百六種あると言われています。うち、...全文を見る
○穀田委員 それでは、改ざんできるという話について答えたことになりませんよね。改ざんできるんですよ、それが。つまり、この間の一連の事態で明らかになったのは、そういうものも、まず、エラーか変えているかどうかということについても見逃していた、さらには、そういうものが使われていたという...全文を見る
○穀田委員 それは、評定をしたのはそのころですよ。大臣認定プログラムというのをつくったというのは、二〇〇〇年の六月から、建築基準法の改正に伴う建築物に関する新たな構造規定が施行されて、そこでは、電算プログラムの審査は、構造方法等の認定、当時、法の第六十八条の二十六、これの対象にな...全文を見る
○穀田委員 それはありません、大臣認定プログラムについて聞くと言ったわけだから。  そして、この認定するというのは、それは今のプログラムが問題なわけだから、そしてそれは、認定することによって国がお墨つきを与えることになる、これが一連の経過なんですよ。ここの大事な点が、実は二〇〇...全文を見る
○穀田委員 つまり、これは大事なことでして、これについて国交省の緊急調査委員会のメンバーでもある和田東京工業大学教授は次のように述べています。できない人々が次々に設計し、わかっていない人が審査することがふえたと。構造設計はコンピューターがしてくれると誤解され、計算結果はフリーパス...全文を見る
○穀田委員 私は具体的に提案しているんですよ。やはり、つくる側がプログラムを使って改ざんできる、そして、そのプログラム自身の認定は一気に二〇〇〇年からふえた、こういう事実も明らかにして、それが、先ほど和田教授が述べたような新しい事態を生んでいるということを指摘したわけです。  ...全文を見る
○穀田委員 大臣が認定したプログラムで構造計算をしてきてこれを省略するというプログラムを、確かめるソフトを持っていない、これが国土交通省。  それでは、四十七都道府県と十四の政令市は持っていますか。
○穀田委員 今の話を聞くと、何か持っているところがありそうな言い方と違いますか。私が言っているのは、持っているところがあるかと聞いているんですよ。あなたの話だと、すべて持っているというものではありません、違うんですよ、持っているところが圧倒的に少ない、ないしはほとんど持っていない...全文を見る
○穀田委員 ちょっとそんな、何と言うのかな、安全かどうか確かめる点での再計算を自治体ができる能力があるかどうかという話をしているわけでしょう。そういういわば国民の建物に関する安全という問題を議論しているときに、そんないいかげんな話をして、ほぼそんな認識だなんという話をしていたらあ...全文を見る
○穀田委員 終わります。
02月24日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 耐震偽装の問題についてまたやりたいと思います。  この間、福岡での偽装物件、そして熊本、横浜での強度不足物件など、非姉歯物件の拡大で、国民の建築物の安全に対する不安は深刻度を増しています。そんな中で、再発防止策を中心とした社会資本整備審議会建築分科会の中間報告が出さ...全文を見る
○穀田委員 おっしゃるとおりで、建築基準法というのは最低基準なんですよね。ところが、そう思っていない、ギャップがあるということをいろいろ述べているのが、ここにあります構造計算書偽装問題に関する緊急調査委員会の報告などでも書かれています。  そこで、私は、今、経済設計というものが...全文を見る
○穀田委員 今の試算は国交省のものかどうか、それはちょっと私も聞き漏らしたので。  そういう計算がされていることは事実でして、今、LCCといいますか、ライフサイクルコストという問題の考え方が一つ大きな流れになりつつあるということは重要だと思います。その点は、今述べました緊急調査...全文を見る
○穀田委員 だから、ちゃうねんね。持ちこたえるというのは建物が持ちこたえるだけであって、要するに、説明で言うと、もう少しきちっとしてもらわなあかんのやけれども、建物が損傷を受けても倒壊しなければ住民の命は保てるという考え方なんですね、これは結局。  しかし、大事な問題は、倒壊せ...全文を見る
○穀田委員 建築確認過程で求めているわけですが、東京では、都内では敷地が狭小で変形しているようなところに建てられる建築物が少なくないということから、独自に、鉄筋コンクリートづくりで二十五メートルを超える建築物については、基準法が定めている地震力の一・二五倍の上乗せを指導している。...全文を見る
○穀田委員 とても大切な答弁をいただきました。  上乗せについてはやはり条例化してやっていくということと、同時に、検討と言いましたけれども、やっているところに対して、指導をやっている内容を上乗せして条例化したらどうだと、ここまで言うんでしたら、国もまともにそういうことでやるとい...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○穀田分科員 きょうは、地方における産科医の不足の問題について、竹中大臣と議論したいと考えています。  「生み場所探し妊婦さん走る これも少子化の一因?」ということで、日経新聞のことしの二月二十一日付で、分娩を取りやめる医療機関が各地でふえている実態を報道しています。  閣議...全文を見る
○穀田分科員 今お話あった集約化、そして重点化ということなんですけれども、これは、今お話あった、〇五年十二月に出されたそういう通知では、その重点化、さらには集約化という問題についても、各地域における、一律的に強制的に実施するものではなくて、医師確保が困難地域における緊急避難的な措...全文を見る
○穀田分科員 補助をやっている、それで全国につくるつもりだ、そんなことはわかっているんですよ。問題は、具体的に言っているわけじゃないですか、こういうふうに事態は深刻じゃないのかと。その深刻さをどう受けとめて、どういう体制をとっているのかと聞いているわけで、周産期ネットワークなんて...全文を見る
○穀田分科員 可能になれば、当たり前の話なんです、そんなことは。だれだって、可能になったら送るのは当たり前なんですよ。どうしたら可能にするかという話を問うているわけで、知っていますよ、大体、近隣の京都府立大学だとか福井大学とかいろいろありますわな、そういうところへ行って頼んでみる...全文を見る
○穀田分科員 ほかのところの話じゃなくて、厚生労働省が、先ほど言ったように、自分のところで総合センター、地域センターと決めているわけだから、実際はそれ以上多いというのが現実なんですよね。だから、そういうものを、人の資料を頼りにこうなっているなんという話をしているところに、私はどう...全文を見る
○穀田分科員 大きい方の数字ばかり話をしているんだけれども、実際には、総合センターの運営補助金というのは六、七億円なんですよね、おたくの方からいただいた資料によると。問題は、さらに私が言っているのは、地域のサブセンターにまで予算措置をすべきだと。つまり、地域のそういう周産期センタ...全文を見る
○穀田分科員 平成十八年じゃなくて平成八年ね。まあいい、わかっているから。  全体で五百二十七件減っているんですよ。それで、二六・四%も減っているんですが、国は実は、国立の関係でいくと三三・二%も減らしているんですね。子供さんの数というのは、大臣、この間、減っているといったら八...全文を見る
○穀田分科員 一般論でいくと、そういうふうになるんですよね。  ただ、問題は、こういうチェックリストまで来て、今お話あったような、例えば、地域医療は大事だ、救急は大事だ、そして周産期医療というのはとても大切だ、単なる採算だけではいけない、こう言って、一方ではこういう話で、投資に...全文を見る
○穀田分科員 相当低いということですな。下から数えた方がはるかに早いということになるわけですね。  そこで、一九九七年の閣議決定で、大学医学部の定員を規制することが決まっています。九八年、医師の需給に関する検討会報告書では、医師の需給については将来過剰になるという見通しだったけ...全文を見る
○穀田分科員 その後の方で、要するに、今お話あったように、医師の需給に関する検討会中間報告書によると、「年間四千人程度増加しているにもかかわらず、現状では充足感がなく、むしろ、患者及び医師の双方から見て、医師は不足していると感じられる場面が多い」、こういうふうに述べて、要するに、...全文を見る
○穀田分科員 大臣、三省でやっているんですよ。それで、私は、おひざ元の自治体がどう言っているかということとの関係だと思うんですね。  この間、全国自治体病院協議会の決議を見ますと、緊急対策の第一番に、実は「医師数の確保」「大学入学定員削減方針の見直し」と言っているんですよ。だか...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○穀田委員 私は昨年の四月の六日、東武伊勢崎線の竹ノ塚近くの踏切事故について質問をしました。その際に、二〇〇一年から、都や区、東武鉄道による立体交差化の協議がなされてきたが進まない、そして、事故が起こるまで放置してきた事業者や自治体の関係者の責任は重い、あわせて、国交省がイニシア...全文を見る
○穀田委員 制度改正はわかっているんです。  問題は、今それをする上で、つまり、要件に合わなかったんだという、いわば要件問題について、どういう趣旨でやるのかということを聞いているんです。もう一度。
○穀田委員 要するに、要件もそういう形で緩和しつつ、財政当局もうんと言ったということですわね。  そこで、今回の改正では、鉄道事業者及び道路管理者に対する勧告制度を創設する、それで、強制力を持って踏切道の改良に取り組むことができるということが中心ポイントですよね。しかし実際には...全文を見る
○穀田委員 その周知の徹底をよく図ってほしいと思うんですよね。  大体、JRは、この点を指摘すると、確かに、統廃合でなければ絶対だめですよという言い方はしないんですよ。確かにしないんです。ところが、一方で踏切の数を減らしていくのが大原則だという回答もして、実際、地域によっては統...全文を見る
○穀田委員 では三つ目に、昨年九月、京都府綴喜郡井手町で、軽トラックが踏切内に進入し、運転手が死亡する事故が起きています。  この踏切には赤外線探知装置が設置されていなかった。こういう踏切はほかにないのかどうか。これはたくさんあるはずなんですね。点検して、もちろん時間はかかるわ...全文を見る
○穀田委員 これは、後でも議論になるわけですが、ヒューマンエラーだとかヒヤリ・ハット、そういう考え方のあれがありまして、私は、一度起きた事故のところなんかはやはり重点的な問題だ、諸条件はわかるんですよね、そういう立場で努力していただきたいと思うんです。  法案についてもう一度質...全文を見る
○穀田委員 最後に一つだけ聞きます。あさって、もう一遍質問しますけれども、その前段で一つだけ、JR西日本の伯備線事故について。  ことし一月二十四日、JR西日本の伯備線で、保線作業中の作業員三名の方が亡くなる事故が起こりました。私どもは、心から冥福をお祈りしたいんですけれども。...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  ちょうどきょうは、先ほど佐藤弁護士からお話がありましたが、二〇〇〇年の三月八日に営団地下鉄日比谷線の脱線事故がありまして、当時、事故調査検討会が事故調査に初めて出動した日でもある。そういう日にこういう議論をできるというのは、何か意義深い...全文を見る
○穀田委員 今お話ありましたように、私は、その仕組みというものと国自体という問題について、それは分けて議論するべきだと思っています。  それは私の意見をるる述べる必要はないので、では芳賀参考人にお聞きしたいんですけれども、私のいただいた資料では、芳賀参考人は、「効率偏重がヒュー...全文を見る
○穀田委員 よくわかります。その共存というかバランスというのが実際大事なんですけれども、ただ、私、現実の実態を見まして、なかなかこれはえらいこっちゃなと、この間の事態は。そのいわば破綻がああいう形で事故につながっているんじゃないかなと私自身は思っているんです。  といいますのは...全文を見る
○穀田委員 最後に一点だけ。  先ほど覚書の見直しというのがありましたけれども、必要じゃないかと。どの辺を特に思いますか。
○穀田委員 どうもありがとうございました。
○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  まず、戸崎参考人と安部参考人に共通してお聞きしたいのは、規制緩和と事後チェックシステムの強化、構築の関係についてです。  私は、耐震強度偽装問題や鉄道事故にかかわるさまざまな問題を通じて、規制緩和というのは非常に大きな弊害をもたらして...全文を見る
○穀田委員 私は、再三この委員会で、安全まで規制緩和してはならぬという立場で発言をしてきました。  戸崎さんにお聞きします。  戸崎さんは、経済的規制と社会的規制は不可分なもの、よって両者は余りにもきれいさっぱりと峻別することは問題であろう、さらに、社会的規制、特に安全規制を...全文を見る
○穀田委員 戸崎さんは日航に一時おいでになったと聞きましたので、その問題について少し聞きたいと思います。  日航は、安全アドバイザリーグループということで提言が出されています。その中には、その安全の動機づけの項でこのように言っています。  安全の動機づけには何が必要なのだろう...全文を見る
○穀田委員 そこで、今度の法律との関係で、トップがこうすればというのが随分議論に出るんですね。私、ほんまかいなと思うんですね。というのは、どこかの社長は一生懸命現場へ行って写真ばかり撮っているというのが随分出まして、私、一度質問したことがあるんですけれども。  安部さんにちょっ...全文を見る
○穀田委員 私、フラットという問題でいいますと、個人と個人というのは、社長と社員というのはなかなかそうはならぬと、この間言いましたように。それで、やはりそういうときは、労働者の代表である組合というのが大事なんだということを一つ私としては思っております。  そこで、前の航空法の改...全文を見る
○穀田委員 そこは、もっと、非常に重要な問題があると私は思っています。  最後に、大前参考人に聞きます。  やはり、現在は、重大事故やインシデントに至らないヒヤリ・ハットなどの情報を収集、分析することが事故再発防止に極めて有効であるということは各方面から出されています。相次ぐ...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。
03月10日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 航空法の改正について聞きます。  今大臣からヒューマンエラーの話がありまして、積極的に報告できるようにということがわざわざありました。その点と関連して、昨年八月、航空輸送安全対策委員会取りまとめで、国における安全情報の収集、分析の強化が求められました。今回の改正で、...全文を見る
○穀田委員 私は、報告は事故の再発防止を目的とし、懲罰の対象としないということを明確にすべきだと考えているんです。委員会の取りまとめでも、「国が的確に安全情報を収集していくためには、報告しやすい環境を整備し、自発的な報告が促進される仕組みにすることが重要である。」と指摘されている...全文を見る
○穀田委員 前回、法案の改正の際に、わざわざ附帯決議を付されまして、そういう持ち株会社に対しても指導ができるようにきちんとやれよというのがあったわけですね。だから、今ありましたように、事実上、行政指導をしているということなんですが、やはり、航空に限らず鉄道も含め、持ち株会社や投資...全文を見る
○穀田委員 それは、評価じゃなくて、この間の経過とやっていることを言っているだけで、もうちょっと議論をしたいなと思うんですよ。  私、この間も、安全性向上計画が実行されている段階で、金沢でこんなことを話しているという例を出しました。そうしたら、国交大臣は、事業者が現場の声を聞い...全文を見る
○穀田委員 今局長からお話あったマニュアルの話は、確かに前半ではそう述べているんですよ。これは、おたくのところからもらった資料ですよ。そこの中で彼はこう言っているんですよ。「人間はミスをするものだという前提にたった事故防止策が必要だとおっしゃってましたが、これまでそのような発想が...全文を見る
○穀田委員 当たり前だと思うんですね。何で私そんなことを言っているかというと、十一月十五日にわざわざ、安全ミーティングなんかを通じて得られた意見に対してきちんと対応せいということまで言っているから、言っているんですよ。今お話があったヒューマンエラーという考え方というのは、その価値...全文を見る
○穀田委員 私は、少なくとももう一度ぐらい、どうやったと聞くぐらいのことが必要だと思うんですよね。  私、持っているんですけれども、「本社役員による緊急安全ミーティングで出された意見に対するフィードバック」、つまり、自分たちがどういう意見を言って、どういうことをやったかというも...全文を見る
○穀田委員 私、一番最初に大臣に聞いたですやんか。そのときにお話ししたのは、現場の声を聞くことが大事だということをわざわざ言っているわけじゃないですか。今度の事故が起きたときにも監査に行っている、そういう話はなかったのか、現場の話を聞いたらええやないか、それがなかったらあかんで、...全文を見る
○穀田委員 それとの関係で、そういうものが起きたときに、必ず「軌道内等の作業における安全確保の徹底について」とかという文書を出しているんですよね。  今回も一月二十五日に出しています。それによりますと、「接触災害防止のためのガイドラインの策定について」等により機会あるごとに注意...全文を見る
○穀田委員 さっきから何か聞いていると、ふぐあいの率は変わらぬ変わらぬという話ばかりしているけれども、先ほど、左右のエンジンの取り違えの話がありましたね。これの問題でいうと、先ほど来あったように、安全に問題がない、ここまで言っていました。  では、聞くけれども、航空局で調べて問...全文を見る
○穀田委員 要するに、つくったところに聞いたというだけの話でしょう。安全の根拠は、メーカーが安全だと言っているからにすぎないんです。うのみにしているだけですやんか。何のための安全チェックかと言わざるを得ないと思うんです。  そこで、ここも私、何を言おうとしているかというと、先ほ...全文を見る
○穀田委員 だから、中国のところの現場に対しても、これはあかんでということを言いに行ったぐらい大変だったんでしょう。  いいことではないなんという、あなた、その同じ飛行機に乗っていて言ってごらんなさいよ、その現場でそういうことを。冗談じゃないですよ、それは。幾ら考えたかて、機長...全文を見る
○穀田委員 少々のふぐあいじゃないということをまず肝に銘じてくれなあきませんよ。  今ありましたけれども、何回も言うように、件数の問題じゃないんですよ、質を見るべき問題なんです。整備の基本認識、常識を疑う対応という点で深刻さがある、これが現場の声なんです。だから、私は現場の声を...全文を見る
○穀田委員 そこの問題なんですけれども、国内の整備士というのはやはり環境がちょっと違うんですね、現実は。例えば、国内の整備士の場合には、国家試験を通るために、そういう作業なんかの一つ一つの大事さをわかって、ステップアップするという形で取り組んでいる。海外ではどうなっているかという...全文を見る
○穀田委員 私、きょうは、JR西の伯備線の事故と、そして今度のJALを初めとする整備に関係する問題を言ってきました。  何を言いたいかというと、JRにしろ航空にしろ、やはり今起きている現場の声をよく聞けということなんですよ。大体、先ほども、事故があったときにも、製造会社の声は聞...全文を見る
03月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○穀田委員 私は、共産党の穀田です。きょうは建築研究所に聞くものですから、たまには自分の名前を言わへんと。  姉歯物件である新宿区のマンション耐震強度が、姉歯建築士と同じ許容応力度等計算で調べたら基準の八五%と算出されながら、限界耐力計算で再検証したところ、基準を満たしていると...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、簡便と精緻だというふうに聞こえたんですけれども。  ただ、限界耐力計算について、JSCAは、設計者の裁量によって地震力を小さく評価できるなどの問題点も述べています。性急に事を運ぶことは、混乱の一因となるおそれが多く、奨励すべき方法でない、採用する場合に...全文を見る
○穀田委員 もう一つ今のはちょっとわからないのだけれども、要するに、専門的な知見がないとだめだと。だけれども、簡単に言えば、JSCAが言っていることはもっともだ、こういうことですね。(山内参考人「はい」と呼ぶ)どうももう一つ素人にはわかりやすくないような気がしますけれども。  ...全文を見る
○穀田委員 なるほど。  それでは、構造計算プログラムの改ざんの可能性についてちょっとお聞きしたいと思います。  社会資本整備審議会の中間報告でもこう言っています。「今回の偽装物件では出力結果の修正や計算途中の数値の修正、不適切な構造解析方法の使用があり、」として、構造計算認...全文を見る
○穀田委員 理事長はその程度で、聞いているということでしまいなのかもしれませんけれども、それはちょっと違うと思うんですね。  十一月十一日に、国交省内で、国交省と建研とそれから日本建築センター、そして構造計算ソフトメーカーなどの方々を交えて、実は構造計算ソフトの偽装方法の調査分...全文を見る
○穀田委員 そういう方が記憶にないと言われると、それではイーホームズの社長などがやっているインタビューや検証というのは違うと。  では、国交省、そういうことについて話し合ったということについては、今は建研は知らぬと言っている。国交省は知っていますか。
○穀田委員 考えておらないというんじゃなくて、事実はなかったと言っていいんですね。ただ、もちろん十一月十一日にそういうことについて認識したかどうかというのは別ですけれども、その後の経過を通じて、そうだ、できると。つまり、構造計算プログラムを改ざんするというよりも、その前後を含めて...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、反対の討論を行います。  第一の理由は、行政機能のスリム化、効率化を理由に研究所職員の非公務員化を進めることは、国民の命と安全を確保する国の責任を弱めることになるからです。  建築研究所や交通安全環境研究所など研究機関は、建築物の安全や...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 議院運営委員会 第15号
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○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、議員西村真悟君の議員辞職勧告決議案を本日の本会議に上程することを求めます。  議員西村真悟君は、昨年十一月二十八日、弁護士法違反容疑で大阪地検特捜部に逮捕され、同年十二月十八日に起訴され、組織犯罪処罰法違反容疑でも再逮捕され、起訴されてい...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○穀田委員 この間の十四日に、私は建築研究所の理事長に質問しました。その際に、大臣認定プログラムの計算結果が改ざんできるかどうか聞きました。理事長は、構造プログラムそのものの改ざんが行われた事実はないものの、プログラム出力結果を電子データとして保存した場合には、市販のワープロソフ...全文を見る
○穀田委員 そうしますと、大臣認定プログラムを使った計算結果を改ざんできると。そこで、これは大臣認定プログラムで計算された構造計算書は、大臣認定プログラムを使っているからといっても、常に正しい計算書であるとは言えないということになります。全面的に信頼するのは危険だということが今の...全文を見る
○穀田委員 だから、その形式はいいんですが、中身がどうかという問題なんですよ。構造計算プログラムの開発会社が言うには、一貫構造計算プログラムというのは数百万行を超える非常に大きなプログラムだと。そして、バグ、ふぐあいですね、からは逃れられないものだ、こう言っているんですよ。そして...全文を見る
○穀田委員 最初の、的確なものでなくなるということを初めとした現状の認識については、私はそのとおりだと思うんですね。だから、本当にこれは大事な点なんです。  ただ、後半の問題については、やはり報告を受けての内容で、この間私が議論したときと余り変わっていないなという気はちょっとし...全文を見る
○穀田委員 私は、この間の委員会で、限界耐力計算の問題点について建築研究所に聞きました。そのときの答えでいいますと、JSCAの指摘、すなわち、計算者の裁量によって地震力を小さく評価できる問題点、奨励すべき方法ではない、こういう意見についてはそのとおりだと発言していましたよね。 ...全文を見る
○穀田委員 極めて専門的な話は、それはそのとおりなんですね。岩盤だとか、要するに地盤がかたいところで、それの伝わり方がどうなるかという問題はあるのはわかっているんです。  ただ、その点では、日本建築構造技術者協会、つまりJSCAが言っているのはもっとわかりやすいんですよね。そう...全文を見る
○穀田委員 結局のところ、今私が尋ねた問題でいくと、審査した例というのは緊急に調べた三カ月の資料しかないと。それから、そういうものを審査できる特定行政庁というのは、数字は二百七十一を聞いたけれども、もう一つ、その確かめたところに聞いた話を言っているだけで、何ぼいるのかわからないと...全文を見る
○穀田委員 国交省は、危険宅地を今後十年間で半減させることを目指すとしています。  私どもは、そのために必要なことを五点と考えています。地震時に滑動崩落する可能性がある大規模盛り土造成地などの実態を正確に把握すること、二つに、正確な情報を住民等に周知すること、三に、防災対策工事...全文を見る
○穀田委員 私は、やはり対象にすべきだ、具体的にやはり手を打たなければならないと。  例えば、ある地質学者が「国土開発と自然災害」ということで書いているんですけれども、大都市圏には無秩序に大規模造成地が広がり続けている、そのうちどれだけが大地震の際に無傷で残れるだろうかと。それ...全文を見る
○穀田委員 可能となるということがわかりました。  それでは次に、来年度予算で、危険な盛り土の宅地ハザードマップ作成に対する補助制度を新設しています。その対象は、造成宅地防災区域の指定に準じた面積や人家の要件を課すのでしょうか。簡単に。
○穀田委員 つなげていくのはわかっているんです。そうしますと、やはり事前の調査について、どのような形でいつまでやるのか、また、その結果を受けたマップ作成のための調査についてはどうするのか、また、それはだれがやって、その体制は大丈夫なのか、その点についての少しお話をいただけますか。
○穀田委員 先ほど来その辺はお聞きしているんですけれども、やはり、具体的手法としてはガイドライン作成だ、さらには通知するんだ、こういうのはわかるんですよ。問題は、そういうときに、結局、自治体の仕事なんだという形にならないようにしないと、国の責任をどう負うのかということがとても大事...全文を見る
○穀田委員 一言だけ。  やはり、さまざまな支援、情報提供、それから通知、技術的助言じゃなくて、最終的には自分のところが責任を負うんだということをはっきりしないとあかんということだけ言って、終わります。
04月04日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○穀田委員 私は、日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人の皆さん、本当にお疲れさまです。きょうは貴重な御意見をありがとうございます。私も若干質問させていただきます。  私は、これまで、大型店と中小商店、商店街とが真に共存共栄してこそ地域社会と住民の暮らしを守ることができる...全文を見る
○穀田委員 それでは、都市計画法の改正との関係で、お二人の市長にお聞きします。  制限地域はこれでは十分と言えないというのが私の考えなんですけれども、商業地域も含めてすべて原則禁止して、まちづくりに必要な場合のみ許可するという仕組みに変えてもいいんじゃないかなと私は思っているん...全文を見る
○穀田委員 小林参考人と矢作参考人にお聞きしたいと思います。  大規模小売店舗立地法の十三条では、地方自治体が条例などで大型店出店に対して商店街に与える影響を勘案するということについては禁止しました。大型店出店の抑制策をとろうとする自治体の事実上の手足を縛ってきたと私は判断して...全文を見る
○穀田委員 後半の方を私は言ったんです。  矢作先生は著作で、また、この間の論評の中で、大店法に関連するアメリカからの市場開放の圧力という問題をところどころで言っておられます。私はその点で、今申し上げましたように、当時それがあっただけじゃなくて、この間、一番の問題は需給調整なん...全文を見る
○穀田委員 では、最後に端的にお聞きしますけれども、まちづくり三法のスケッチ的総括というのは少し先ほどありましたけれども、私は、矢作参考人に、じゃ、都市計画法でのゾーニング規制は役立ったのかということを端的にお聞きしたい。  それから、小林参考人に、きょうもありましたけれども、...全文を見る
○穀田委員 どうもありがとうございました。
04月05日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○穀田委員 都市計画法の改正について質問をします。  今回の都市計画法の改正案は、まちづくり三法の一つとして見直されるものです。ですから、私はこの際、まちづくり三法についても、大きく、広くこの点を大臣と議論をしたいと考えています。  これまで当委員会でも、中心市街地の疲弊、そ...全文を見る
○穀田委員 まず、現象はそのとおりだと思うんです。  二つ目に、ただ、要因も、それはあったと思うんです、モータリゼーションを初め、経済の変容、また広域都市化などあったと思います。反省も一定された。でも、一番大事な点は、行政と政治に責任があるということを深く認識するかどうかだと私...全文を見る
○穀田委員 いや、大店法の影響については余りなくて、商業調整を行わないということなんだと。  ただ、きのうも議論になっているんですけれども、二つ言いたいと思うんですね。  まちづくりというのは、やはりその町の商業も含めた文化もあるわけですよね。そのところに例えばどんと乗り込ん...全文を見る
○穀田委員 肝心な点は、それはそっちに聞けと。だから、私、ほかの局長じゃなくて大臣に答弁を求めたわけですよ。それは、大臣、確かに所管はあっちなんですよ。だけれども、先ほど大臣も最後に、まちづくり、まちづくりと言わはるわけでしょう。まちづくりにとって、主体がここにある、その主体がや...全文を見る
○穀田委員 どうも舌足らずのように思いますけれどもね。ちょっとえらいはしょって言ってはるから、それだけでは本質的議論になりませんわな。  というのは、商業調整と今言わはるけれども、ゾーニングでやれ、要するに、簡単に言えば、都市計画でやれ、ゾーニングでやれということですわね。それ...全文を見る
○穀田委員 そういう言い方もようあるなと私は思いますが、現実を見たら、実際は、例えば特別用途地区の導入なんかでも、全国市でも、広く見積もっても全国でわずか六市町村だ、活用されていない、こういう問題もありますし、それから、後半の方で言うならば、実際は無秩序に広がったという現実が意味...全文を見る
○穀田委員 そういう非常に大きなところで、準工業地域にも出ている。だから、ここにやはり歯どめをかける必要があるということを言っておきたいと思います。  では、もう一つだけ。  法案では、床面積一万平米以下の大規模集客施設は規制の対象外となっています。そこで、今回一万平米を超え...全文を見る
○穀田委員 今、地方圏で千六百四十二ですね。三大都市圏で、山本さん、五百八十七ね。  それで、一万平米を超えるところと比較するとよくわかるんですよね。地方圏では六百四十件で二・五倍、大都市圏では四百十件で一・五倍もある。つまり、今回規制対象となる地域の立地が全体の立地の半分以上...全文を見る
○穀田委員 一言だけ。  ただ、私が言いたいのは、何でこれ、議論があったことは知っています。ただ、準工業の問題でいうと、やはり報道によると、不動産協会をバックにした日本経団連の強い意向に配慮した自民党の政治裁定により、最終的には三大都市圏と政令市に限って準工業地区での立地が引き...全文を見る
04月11日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○穀田委員 ただいま議題となりました都市の秩序ある整備を図るための都市計画法等の一部を改正する法律案に対する修正案について、日本共産党、社会民主党・市民連合の提出者を代表して、提案理由及びその概要を御説明申し上げます。  法案では、近年、都市の無秩序な拡散が進み、中心市街地の空...全文を見る
○穀田委員 参考人、日本航空の西松さんに聞きます。  私は、昨年の四月二十日に、当時の新町社長に質問しました。それは、会社の中期経営計画を見ると、人員見直しによる人件費効率化、生産体制の外部化、外地化などを進めて、二〇〇七年度に七百五十億円、長期的には一千億円以上の費用構造の抜...全文を見る
○穀田委員 理念の話はもう何回も聞いているんですよ。具体的に言っているのは、安全を損なうような合理化はしない、そして、安全というのは、間接部門においても直接部門においてもやらないと言ったと。それを聞いているんですよ。  客室乗務員における労働条件の悪化というのは、これは合理化で...全文を見る
○穀田委員 そういうのを労働条件の一方的切り下げというんですよ、社会では。安全にかかわる部門のまさに合理化であり、それは国民に対する約束といいますか、答弁したことに対する裏切りだと言っておきたいと思うんです。  日航の安全アドバイザリーグループの提言というのは尊重し実行すると考...全文を見る
○穀田委員 そのアドバイザリーグループの提言は、安全の動機づけという項で次のように指摘しています。  安全の動機づけには何が必要なのだろうか。みずからの仕事にプライドを持つことが基本であり、職場における明るい雰囲気と良好な人間関係も大切である。努力と成果が報いられる処遇、人事が...全文を見る
○穀田委員 所属組合で差が出ることはあってはならない、しないということですね。  ただ、そうすると、JALジャパンの客室乗務員がJALインターへ出向する際に、管理職から、所属する労働組合によって優遇、差別があるとの趣旨の発言があったとして、組合が問題にしていることは四月五日に会...全文を見る
○穀田委員 なかなか、きょうはあれですからね、せめてこういう話を聞かれるときぐらい、よく聞いてきた方がいいかなと私は思うんですね。風通しをよくしようという話だから、五日ぐらいのことは風通しがええのか悪いのか、それは知らぬけれども、やはり管理職による組合脱退勧誘というのは法律で禁止...全文を見る
○穀田委員 何せ、私もここへ来るときに調べてみると、日本航空というのは、七〇年代にさまざまな不当労働行為で、労働委員会の命令を受けて組合にも何度も謝罪しているんですね。  そのことが、先ほど私が引用をしたように、やはり、ひいてはこういったことの問題が安全意欲をそぐことになる。あ...全文を見る
○穀田委員 それでは、現場の声を聞くという点についてただしたいと思います。  航空労組連絡会の職場実態アンケート調査で、整備関係部門の業務安全に関する結果についてはお聞き及びかと思いますけれども、それは見てはりますか。
○穀田委員 少なくとも、きょうここへ来られるのやから、前回、新町さんに質問した話ぐらいは見ていますわな、普通は。私、そのときもそういう話をしているわけだから、大体こう来ると見るじゃないですか。それが普通ですよ。  少なくとも、現場は何を言っているかということを私は尋ねたわけです...全文を見る
○穀田委員 言うてることがわからへんかな。  現場の声を聞きなさいと、理念はわかっていると言っているんですよ。だから、今ほんまに現場で整備をやっている人たちが、安全が低下しているという方がこんなふうな比率になっているという事態に真剣に耳を傾けないで、どないして安全が確保できます...全文を見る
○穀田委員 安全にかかわる問題提起というのをよく聞いていただく必要があるだろうと思います。  では、スカイマークの西久保さんに聞きます。航空法一条は何と述べていますか。
○穀田委員 大体ああいうものは目的を述べています。航空機の航行の安全、利用者の利便の増進、それをもって公共の福祉を増進する、こういうことを目的にしています。  そこで、西久保さんは、さまざまなトラブルが発生した問題と関連して、事故は起きていないといった発言をしていますね。どうぞ...全文を見る
○穀田委員 私の響きがどうこたえたか知りませんけれども、国民は、事故が起きてないということが響いた、胸に響いたと思います。  そこで、今、航空業界を初めとしてこの一連の事故にかかわる問題の中心問題は、大きな立場からすれば何かということですね。ヒヤリ・ハット、重大インシデント、そ...全文を見る
○穀田委員 もちろん、整備費というのは一概にパーセンテージだけで言えなくて、持っている機材だとか持っている機械だとか、いろいろありますから、一概に比較はできませんけれども、まあ五十一億円ということはわかりました。  これからまたいろいろやっていこうと思います。どうもありがとうご...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○穀田委員 参考人の方々、本当に御苦労さまです。お疲れさまです。  私は、日本共産党の穀田といいます。  まず最初に、この二つの検討小委員会、検討で御尽力された先生にお聞きしたいと思っています。  今の、事業者それからボランティア団体、タクシー労働者の代表の方々のお話を聞い...全文を見る
○穀田委員 では、残りのお三方にお聞きしたいと思うんですが、実は、バリアフリー、ハートビル、そういういろいろな形で取り組みが強められて、STS、つまりスペシャル・トランスポート・サービスをみんなで支えていこうというのが新しい全体の流れだと思うんですね。  それで、一つ例を見ます...全文を見る
○穀田委員 ですから、私、STSの本源的意味というのは、だれが責任を負うのかということなんですよね。だから、私は地方自治体の例を引いて、そういうところがしっかり現実はやるべき事態が欠けている、だからいろいろな矛盾が起きているということを言ったわけですね。  同時に、それぞれ皆さ...全文を見る
○穀田委員 今回の法改正案が施行されると、きょう午前中の参考人質疑にもありましたように、明確な区分や見直し、すみ分けというふうな話が、随分意見が出ました。  そこで、これまでNPO等がボランティアとして行ってきた移送サービスについて、過度の負担を求めることになってボランティア活...全文を見る
○穀田委員 先ほど、政省令という問題では、午前中も私は参考人に質問をしましたが、ここが本当にかぎを握っている。これは、単に自分たちで決めるというのではなくて、きょうの参考人の方々も、結構矛盾があるということが随分出ました。したがって、私は、そこの点を踏まえた形でやることがどうして...全文を見る
○穀田委員 実は、私、昨日もそういう点が非常に不安だという方々の要望をお聞きしました。  例えば透析患者の方々。この方々の多くは、今二十万人ぐらいの患者がいますが、その方々の年齢の平均が六十五・八歳、そして少なくとも透析に週三回通わなければならない、当然、往復六回、月にして大体...全文を見る
○穀田委員 今あったとおり、これが蔓延しているということがあるんですよね。違法なトラックの過積載が事故の多くを占めているということを考えますと、私は極めて悪質な違反行為だと思うんです。  同時に、これは大臣、建築ではこうだし、空ではこうだし、陸ではこうだしで、しょっちゅうここで...全文を見る
○穀田委員 何で私がこんなことを言っているかというと、新聞報道では、国交省というのは過去と現状の実態解明には驚くほど腰が重いとメーカーから、関係者からも上がっている、こう報道があるんですよね。  私は、調べてみると、パブコの下田社長というのは、昨年の記者会見で、この不正は昭和四...全文を見る
○穀田委員 それはそうなんです。整備工場を持っているし、整備会社を持っているから、そこに入る。問題は、そういうことをしっかりちゃんとやれよと。これは、改めて私言っているわけですけれども、結局、あしき体質とまで言われるぐらい蔓延しているという現状にメスを入れようと思えば、どこが大事...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  お二人の参考人、本当にお疲れさまです。私も若干の点について質問させていただきます。座らせていただきます。  まず第一点、お聞きしたいのは、公共住宅の役割と住生活基本法に盛り込むべき内容についてです。  一九五〇年に制定された公営住宅法の...全文を見る
○穀田委員 自治体の方は現実に、今本間先生からお話がありましたように、直接住民を抱えていますから、私も、その意味で中身を反映させていきたいと考えています。  私はなぜ理念を聞いているかといいますと、実は、先ほどもお話がありましたが、一九九六年のイスタンブールでの第二回国連人間居...全文を見る
○穀田委員 私は、なぜその理念を強調したかといいますと、今の現実をその理念に近づけることが必要だと思っているからです。  私は前回、住宅関連二法の質疑の際に指摘したんですけれども、先ほどもありましたが、最低居住水準以下の世帯というのは百九十五万世帯ある。さらに、国土交通省が目標...全文を見る
○穀田委員 私は、現実に住まいしている方々のさまざまな苦労というものに対して、絵にかいたもちであってはならないと思っています。したがいまして、多くの方々の現実の住まいの要求に対して、量も質もあわせて改善する方向で、こういう法律をつくるために努力したいと思います。  ありがとうご...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○穀田委員 防衛庁に聞きます。日米防衛首脳会談で合意されたとされるグアム移転経費に関連して、二点だけ聞きます。  日本側負担とされる米軍用家族住宅の費用の内訳を、日本円で幾らか、何世帯分つくるのか、お教えください。
○穀田委員 では、住宅局に聞きます。  二〇〇四年度の公営住宅の供給実績と建設費等補助の予算額は幾らか。
○穀田委員 今わかったように、米軍の家族住宅については、三千五百戸建てて二千八百億円使う、予定されている。日本の公営住宅に使う予算は、二万一千二百七十八戸つくって千五百七十二億六千三百万円だ。  こういうものだということで、日本全国でつくる公営住宅の予算よりも、米軍のグアム移転...全文を見る
○穀田委員 指摘のとおりだと。  そうすると、私は、昨年の四月、地域住宅交付金など住宅関連法案の審議でやりとりしました。その際、民間を含めた住宅は空き家の数など量的には充足しているように見える、しかし、最低居住水準以下が百九十五万戸、国土交通省が目標としている誘導居住水準以下が...全文を見る
○穀田委員 それで、私はいつも言うんですが、最低居住水準というのはどれだけかという問題なんですよね。きょう防衛局長が来ておられるからあれですけれども、アメリカなんかの住宅に提供しているのでいうと、おふろが三つもあるとか四つもあるとかというのを提供しているわけだけれども、日本の最低...全文を見る
○穀田委員 防衛局長、もういいですよ。  くしくも、アメリカに建ててやるのは三千五百戸ということで、〇四年度は三千五百十戸ということなんですけれども……(発言する者あり)文句があるんやったらアメリカに言うたらどうやねん。公営住宅が足りないのは明白なんですよ。  国土交通省は「...全文を見る
○穀田委員 後半の方に、ではもう少し読みますと、「高齢者、障害者等で特に居住の安定を図る必要がある者とする」だと、どうせ言うんだったらそこまで言っていただかないと。  それで、それは確かにそうだけれども、今おっしゃったように倍率が高いといっても、もともとちゃんとつくればいいわけ...全文を見る
○穀田委員 重層的と言うんだけれども、いつも周りの話はいっぱいするんだけれども、新規についてはきちっとやりまっさという話はいつも出えへんわけね。それでは、重層的といっても肝心かなめのものが抜けていると言っておきたいと思うんです。  というのは、全住宅に対する公共賃貸住宅の割合と...全文を見る
○穀田委員 私はとてもそうは思いませんね。  まず実態ですけれども、この全国公団自治協のそういうアンケート調査によりますと、私はこれは本当に深刻だと思うんですよ。ちゃんと聞いてね。  世帯主の高齢化について言えば、六十歳以上が五五・三%、過半数を超えているんですよ。第二に、世...全文を見る
○穀田委員 やはり政府を代表して言っているわけで、個別のそういうことでいうとそれは二千円とかという話になるでしょう。だけれども、大事な問題は、年金の控除だとか定率減税の廃止だとかで、それを基準にして税金をかけられる、さまざまなことでいうと、もう雪だるま式に上がっているわけだから、...全文を見る
○穀田委員 いつも大体言う言葉というのは、困窮者の事情、それから公平に、こういうキーワードなんですね。  でも、結果として何が起こっているかという現実、それから、公社にお住まいの方、公団にお住まいの方、公営住宅にお住まいの方、これらの今の生活実態、事実上追い出しが図られていると...全文を見る
○穀田委員 先ほど述べた事実からして、明確に、この間、国の役割は後退してきた、しかも、建設コストもずっと減ってきたということは紛れもない事実じゃありませんか。  そして、現実の、この間の本間参考人も言っていましたように、山本さんもいてはったわな、住宅というものが市場化になじむか...全文を見る
○穀田委員 そう聞くと、必ずセーフティーネット論にすっとやるんですね。しかも、その場合、住宅困窮者の、こうくるわけですよ。違うんですよ。  イスタンブール宣言、しかも、この間も議論になって、先週も議論になりました。この住宅の住生活基本法になぜ憲法二十五条に定められた精神が入らな...全文を見る
○穀田委員 懐古趣味じゃないんですよ。世の中はそれこそ前へ前へ行くというのが本来の筋だ、そういう趣旨からいって、例えば憲法二十五条に決められている基本的人権というのはあるけれども、あのイスタンブールの宣言のときに、日本政府の代表はこの居住の権利を入れるということに反対したんですよ...全文を見る
○穀田委員 住生活基本法案に対する反対討論を述べます。  政府の住宅政策は、既に、公営、公団住宅の新規建設の抑制、公庫融資の縮小など市場任せを強め、国、自治体の公的責任を大きく後退させてきました。この背景にあるのが、アメリカや財界の圧力のもとに進められた住宅分野の規制緩和政策で...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 本会議 第27号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表し、内閣提出、建築基準法等の改正案について質問します。(拍手)  耐震強度偽装事件が発覚してから六カ月、一昨日、姉歯元建築士ら八人が逮捕されました。姉歯氏以外の建築士による新たな構造計算書の偽装、改ざんや、耐震強度不足の建築物の存在も次々と明...全文を見る
05月10日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○穀田委員 岸壁、防波堤等、港湾施設の技術基準変更の問題について、まず大臣に聞きたいと思います。  安全問題は耐震強度偽装事件を通じて国民的関心事になっています。新しくつくる登録確認機関に対する国土交通省の指導監督の体制はどうなっているのか、明確にしていただきたいと思います。 ...全文を見る
○穀田委員 二重チェックといっても、建物の場合でも、最終的には地方自治体、特定行政庁が負うという形式になっているんですよね。しかも、それは四枚のペーパーでやるということに一応なっているんですよね。ですから、私は、それだけでは保障する体制というのは安心できない。しかも、問題は、その...全文を見る
○穀田委員 その一、二はわかってんけどね。その話はわかったんやけど、要するに弊害はないというだけで、メリットがあったという話も別に、効率的運用がされたという言い方だけでは、それは私は納得できないんです。  この間の一連の考え方の中心は、昨年もスーパー中枢港湾の中で議論をしました...全文を見る
○穀田委員 それは皆聞いていてわかるように、弾力的に活用すればいいというだけの話じゃないですか。それじゃ弾力的にでけへんという話をしているだけで、何らその理屈になってへんというのは、いつもこれは思うわけね、私。そういう弾力的に運用するように話し合いをしてやればいいじゃないかと思う...全文を見る
○穀田委員 最後に、臨海部の未利用地の有効利用について聞きます。  それで、具体的に言いますと、例えば、大阪市港湾局が大正区鶴町に保有している鶴浜沖埋立地を株式会社のアークランドサカモトに売却して、超大型ホームセンターや外食チェーンを誘致しようとしているんです。それで、地元商店...全文を見る
○穀田委員 十年から五年にしたというのは、約束事でこれまで十年できないというやつを、これから、それが過ぎたら自由にできる、まあ自由じゃないけれどもできる、それを五年に縮めたというだけの話だから、それはわかっているんです。  問題は、処分の方法なんですよ。そういうことが、例えば大...全文を見る
○穀田委員 港湾は、海上輸送と陸上輸送の結節点として物流や人流を支える交通基盤であるとともに、陸域と水域とが一体となった臨海部の空間であり、公共のスペースとして、これまでも国民の生命財産の安全に重要な役割を果たしてきました。社会経済が変化しようとも、港湾の持つこの役割は変わるもの...全文を見る
05月11日第164回国会 衆議院 議院運営委員会 第29号
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○穀田委員 日本共産党を代表して、教育基本法に関する特別委員会の設置に反対する意見を述べます。  教育基本法は、憲法に準ずる極めて重要な法律であり、与党の皆さんも認めるように、その扱いは、国民的理解のもと、慎重に議論をすべきものであります。ところが、政府・与党は、今国会の会期半...全文を見る
05月16日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○穀田委員 私は日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、参考人の皆様方は、貴重な御意見を本当にありがとうございます。私も質問いたします。座らせていただきます。  まず、日置参考人にお聞きします。  私は、この一連の耐震強度偽装事件の要因また背景に規制緩和があると考えています...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。  事後チェック体制の強化というのは、当然、緩和の際には必要だという点は私も同感です。  次に、小倉参考人にお聞きします。  先ほど、まちづくりという観点を強調されました。私も同感です。同時に、それとの関係で、集団規定に関する相関関係を少...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。  それでは次に、建築士の問題について宮本参考人にお聞きします。  建築設計者の独立性が重要であることは、戦前からも含めて、一九一七年の日本建築士会が定めた徳義規約にも書かれています。そこには、建築士は、依頼者の意志にあらざる報酬を受くること...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。倫理性の問題についての新たな探求をお互いにしたいと思っています。  最後に久保参考人にお聞きします。  中間報告において、指定確認検査機関の公正中立性を確保するために、確認検査に利害がある設計、施工、不動産取引等の関係者の出資割合等が高くなら...全文を見る
○穀田委員 私、久保参考人に反論するというんではなくて、今日の段階で、当時、私ども、九八年の段階でも、その出資割合を高くする低くするだけではだめなんじゃないか、そういう影響力が、市場原理で動く者に対して、そこを断ち切ることなしではだめなんじゃないかという指摘をしたということ、当初...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党の穀田恵二です。  参考人の諸氏には、本当にきょうは貴重な御意見をありがとうございます。  座って質問いたします。  まず、神田先生にお聞きします。配付された資料によりますと、「設計者が独立性を維持し自律的な判断の保証される制度こそが、安全性確保...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。特に最後の方では、同じような危惧を私も覚えます。  次に、野城参考人にお聞きしたいと思います。  緊急調査委員会中間報告では、やはり検査の公正並びに中立性の問題について語っていまして、民間機関は建築主からの圧力を受けやすい立場にある、こういう...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。しかし、なかなかそれは難しいんですよね。しかも、現実の市場原理の働きというのは、どちらのベクトルで動いているかというのはなかなか現実は厳しいものがありまして、私はその点を危惧するものです。  村上参考人にお聞きします。  村上参考人だけが、ご...全文を見る
○穀田委員 わかりました。でも、現実問題というのは、救済をどうするか。そこは、先ほど神田参考人が分けてということも文章の中で書いていましたけれども、これは緊急に解決すべき問題として、党派を超えて、今の窮状をどうするかということについては知恵を集めたいと私は考えています。  そこ...全文を見る
○穀田委員 国民的合意というのが必要だなということを改めて思うんです。  私は、ただ、スクラップ・アンド・ビルドというのは、では、つくる側からそういうふうに求めたかというと、そうでもないわけですよね。ですから、与えられたものでして、その辺はなかなか難しいなと思うんです。  し...全文を見る
05月17日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○穀田委員 耐震強度偽装事件が発覚してちょうど半年で、また先ほどのニュースでは小嶋氏が逮捕されるというときに、この質疑をするというのはとても大切なことだと思います。  そこで、私は、被害を受けたマンションに対する国の救済策の問題について最初に大臣と質疑を交わしたいと思います。 ...全文を見る
○穀田委員 大臣、これは大臣がずっと答弁されている内容なんですね、最大限努力と。それはそのとおりなんですよ。でも、国として、お住まいの、までやるんだと。そうしますと、解決に責任を持つというのは当然だと思うんですね。これはお互いに認識は一致しているんですよ。住民の方々の不安を取り除...全文を見る
○穀田委員 被害者救済のめどという点では、やはり道半ばだということだと思うんですね。私は、道半ばというよりも半分も行っていればいいんやけどね。一番肝心な点は方向性が見える、つまり、これで大丈夫だと見えればそれで半分なんですね。例えば物事の解決だとかそういうものというのは、何かとい...全文を見る
○穀田委員 だとすると、まず、国土交通省がどちらの数値を採用するか、どっちを選ぶかということは言っていないということですね。では、それはそれで結構です。  ただ、そういう新しい数値が民間調査機関によって出されているということを知っているわけですから、そうしますと、どちらの数字が...全文を見る
○穀田委員 大臣、先の方はもう前の話でわかっているし、私の時間というのは物すごい短いんやから、わかっておって、もうそれは短うしてな。  私が言っているのは、要するに質問したのは、国が解決に責任を負うスキームを新たに提案しているわけですやんか。それに対してどないやということを言っ...全文を見る
○穀田委員 今お話ししたように、私は、この問題は、本当に現実の御苦労という問題で困っている点を各党が協議してやれる土台はあるということを改めて強調しておいて、理事会でもさらに具体的に詰めていきたいし、そういうものに、具体化のために力を注ぎたいと思います。  大きな二つ目に、では...全文を見る
○穀田委員 私が言いたいのは、制度への不信があるということなんですね。  今お話があったように、今後の再発防止、先ほど提起した被害者の救済においても、行政として制度的不備を放置してきたのは事実であって、ある意味では当然、不作為の責任があるんだ、ここをしっかり自覚してやる必要があ...全文を見る
○穀田委員 そこはちょっと違うと思うんだけれどもね。市場の選別、淘汰がふさわしいと言うんだけれども、そういう市場になっていないということが問題なんですよね。だって、安く、早く、緩やかという形で市場が支配されているということが、これは参考人質疑の中でもこもごも言われたことですやんか...全文を見る
○穀田委員 そこまで言うと、ちょっと私は本当に言い過ぎだと思うんですね。  だから、緊急調査委員会の先ほど述べた報告書は、建築技術の高度化に、僕は一般論で言っているんですよ、個別の、これがどうだこうだと言っているんじゃないんですよ。やはり、そういう体制のもとでできているというこ...全文を見る
○穀田委員 私の質問にずばり答えてほしいんですよね。前半の話はもういいので、厳正なものにしていくということは、厳正なものでないということを言いたいのかどうかですよね。私は、安易な検査に、審査に流れる傾向、営利を優先させる傾向、これはあるんじゃないかと聞いているんですよ。もう一度、...全文を見る
○穀田委員 最初からそう言ってくれればいいんですよ。さっきの答弁は要らなかったんですよ。だから、それはもう調査委員会の報告だって、「営利企業であることから「建築主に好まれる低料金で早く」という経済原理に基づく安易な審査に流れる傾向を招いた。」と明確に述べているわけですからね。それ...全文を見る
05月24日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○穀田委員 きょうは、民間検査機関の建築確認について、まず最初に聞きたいと思います。  民間指定確認検査機関が行った建築確認に見落としなどの瑕疵があった場合、その責任はだれが負うのかという問題について、最高裁ではこの間決定が下されました。  そこで、現行法では、民間検査機関が...全文を見る
○穀田委員 後でも述べますけれども、監督権限を幾ら強化しても、現実に初歩的ミスがその指定機関や特定行政庁で行われている、見過ごしている現実を見たら、その程度で物事が解決するとはとても思えません。  そこで、地方自治体からこんな御要請が出ています。国、特定行政庁及び指定確認検査機...全文を見る
○穀田委員 そうは簡単になっていないんです。では、法律上明記したらいいじゃないか、こうなるわけでして、そうならないのは理由があるんですよ。やはり、今、先ほど一番最初に私が触れましたように、要するに、特定行政庁の確認とみなすという規定そのものに矛盾があるんです。こういう規定はそんな...全文を見る
○穀田委員 では、その点と関係して、私はこの間、参考人質疑その他含めて、建築確認の民間開放についてをずっと質問してきました。構造計算書偽装問題に関する緊急調査委員会は、これは何度も私指摘したことですが、「一部の検査機関が、営利企業であることから「建築主に好まれる低料金で早く」とい...全文を見る
○穀田委員 ただ、今ありました民間の検査機関が現実に存在するというもとで、どうしてこれを、全体として、安全性を確保するための方策として実らせるかという問題については、若干の態度を私どもとしては既に発表していますので、また、多くの皆さんはそれを見ていただければと思っています。  ...全文を見る
○穀田委員 情報開示は当然だし、それから、自主ルールといってもそれは要請しているだけで、だから、緊急調査委員会報告でも指摘しているわけで、マンションの場合というのは、何回も言うように、購入者は建築主ではないわけなんですよね。購入者の同意があればまだしも、大体、建設前には購入者は決...全文を見る
○穀田委員 研究会が開かれるし、それで見直しすべきだということがありますから、私は、法改正に踏み込んできちんとやろうということを改めて提起だけしておきたいと思います。  次に、偽装問題についてもう少し触れていきたいと思うんです、後半は。  この前、関西で初めてマンションで耐震...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、原因というのは二つあると。建築士の数値入力ミス、それからERIのミスの見落としということなわけですな。  建築主の日本リートは、住民説明会でこう言っているんですね。全く単純なミスだと言っています。ただ、説明を受けた住民からは、単純な入力ミスと言うけれど...全文を見る
○穀田委員 そこで、一番最初に戻るんですけれども、そういうミスというのを見逃されるということで、これは、検査を強化したり立ち入りをやっただけでは、そう簡単にはなかなか直らないよということを私は一つ言いたかったわけですよね。  あわせて、私が前に指摘した横浜のケースもありますよね...全文を見る
○穀田委員 だから、こういう初歩的で、しかも重大なミスが起こるというのが今の現実であるわけです。  なぜ無資格者が構造計算ができるのか。有資格者である一級建築士がきちんとチェックして、みずからの責任で申請書を出す必要があったわけだけれども、それをしなかった。しなかっただけではな...全文を見る
○穀田委員 そこはちょっと異論があるところで、そう簡単にはならぬと。  それが発見されるという場合、またいろいろなことが起きる可能性はあるわけですけれども、問題は、構造設計者側の責任そして自覚、これの欠如が一つあるわけで、もう一つは、検査機関の無責任さ、検査のずさんさ、こういう...全文を見る
○穀田委員 その前半の話は、私は、今も言いましたように設計条件の厳しいということで、わかっているわけですよね。それは言っていただかなくても大体わかっているんです。  今言ったように、なぜ検査機関を、確認検査を通ったのかということなんですよ、それらが。もう一つは、強度不足の疑問が...全文を見る
○穀田委員 だから、精査しているから今はわからないということやね、簡単に言えば。  だけれども、これはとても大事なことで、私が言ったのは、なぜ確認を通ったのか。それから、やったところは、つまり二つですわな、つくる側と検査する側があるわけやから、そっちがどっちも資格があるのか、能...全文を見る
○穀田委員 そちら流に言えば、コストを下げている。これは、ただ、私が大事だなと思うのは、局長、コストを下げていると言っているのは、やはり小嶋さんも言っているんですよ、何が悪いと言って。だから、これが経済設計なんだと言っているわけだから、世に言う経済設計であるということは認めておら...全文を見る
○穀田委員 先ほど私、横浜の例を出したわけですね。皆さんお聞き及びかと思います。それが実はこの例なんですよね。  だから、わかっている範疇は、それは特定的なものはそうなんですよ。明らかにそれぞれの特定行政庁でミスをした、それから、これを検査で通して失敗をしたというものは、それは...全文を見る
○穀田委員 私、今無理を言っているわけじゃないんです。経済設計という定義づけでいいますと、なかなか難しいというのはありますよ。でも、お互いにわかっていることで、これは最後大臣にお聞きしたいわけですけれども、それは定義づけという問題を言っているんじゃなくて、それぞれの特定行政庁や民...全文を見る
○穀田委員 私は、何回も建築基準法の改正の議論だとかそれからこの間の偽装事件で提起してきましたように、ただ、このコスト削減という背景の中には、九五年以来の、政府のやはり全体としてコスト削減が第一だ、規制緩和は当然だという背景があったことだけは何度も指摘していますので、その点はお忘...全文を見る
○穀田委員 私は、建築基準法改正の政府案反対、民主党案賛成の討論を行います。  耐震強度偽装事件は、姉歯元建築士以外の新たな構造計算書の偽装、改ざんや耐震強度不足の建築物の存在も明らかになるなど、我が家は大丈夫かという国民の不安はますます強まり、建築物の安全性を確保するための建...全文を見る
05月25日第164回国会 衆議院 本会議 第32号
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○穀田恵二君 日本共産党を代表して、建築基準法等の改正案に対する討論を行います。(拍手)  耐震強度偽装事件が発覚して半年余り、この間、当初の姉歯元建築士が関与した物件以外にも、新たな構造計算書の偽装、改ざんや耐震強度不足の建築物の存在が明らかになり、我が家は大丈夫かという国民...全文を見る
06月07日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
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○穀田委員 エレベーターで死亡事故が起きました。亡くなられた市川大輔さんの御家族に哀悼の意を表明したいと思います。  エレベーター事故で、日常使う製品の安全性の問題が浮き彫りになりました。原因究明が一刻も早く求められます。メーカーや保守会社は、安全対策に落ち度がないか再確認し、...全文を見る
○穀田委員 そこはよくやっていただきたいと思うんです。  私、今お聞きして、シンドラー社のエレベーターというのは、日本では確かに一千台ぐらいということで、割と小さいというふうに見えますけれども、世界では第二位なんだそうですね。それで、きのうの報道でもありますように、東京工業大学...全文を見る
○穀田委員 つまり、九〇年当初から問題だという認識はあったわけなんですね。確かに、国際法上の手続だとか整備する上でのさまざまな越えなければならない問題もあったでしょう。なぜもっと早くできないかということを、どういうイニシアチブを発揮したのか。私は、その意味では各国の後を追いかけて...全文を見る
○穀田委員 経過は、さっき言ったわけだから、いいんですよ。  簡単に言えば、防除のそういう知見が深化した、時間がかかったということはあるんですね。それはあると思います。ただ、事は地球環境それから海洋環境にかかわることだから、そういう意味での認識を深めて努力すべきであったと思うん...全文を見る
○穀田委員 それはわかっているんですよ。だから、法定化されていないから批准されていない、その二つの関係があるということも、それは我々はつかんでいます。  問題は、いつでもそうなんですよね。国内的な体制を整備することとのかかわりで、アメリカは、事環境やこういう問題にかかわると、必...全文を見る
○穀田委員 では、最後に一言だけ言いますけれども、大臣、一律に何も環境問題についてアメリカが悪いと言っているわけじゃないんですよね。そういうふうに思っているわけじゃないんだけれども、この間、こういう問題というのは結構独自性という名目でいろいろやっているから、やはり海洋国家としての...全文を見る
06月13日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第27号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  座らせていただきます。  私は、今度の新しいバリアフリー法に移動の権利を明記すべきであると考えています。そこで、皆さんからその件に関して御意見をお聞きしたいと思います。既に川内参考人はそのことをお話しされましたので、秋山参考人、上薗参...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。  先ほど来のお話をお聞きしていますと、すぐれた例として、共通して阪急伊丹の駅の例が出されました。私も実は、京都に住んでいますものですから、行ってまいりました。当時の関係者にも御意見を伺いまして、先ほど紹介しました「究極のバリアフリー駅」もわ...全文を見る
○穀田委員 再度、川内参考人にお聞きします。  実は、川内参考人が取り組んでおられる運動の中で、今回の交通バリアフリー法に対して例えばこう述べています。高齢者、障害者等を初め関係者の参画により、関係者の意見が基本方針に十分反映されるよう努める旨、明記することを提案する、こう言っ...全文を見る
○穀田委員 どうもありがとうございました。  終わります。
06月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第28号
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○穀田委員 きょうは、まず最初に、エレベーター事故の問題について聞きます。  高層住宅やオフィスビルに住み、働く人々にとって、エレベーターは欠かせませんし、その安全は大前提です。高齢者、障害者など移動制約者にとってはなおさらです。エレベーターの安全を抜きにしたバリアフリー化はあ...全文を見る
○穀田委員 建築設備であるエレベーターも、建築確認し、そして完了検査もきちんとやって、安全であるということを確保しなければなりません。そして、今回の事故は、港区と東京都が確認し、完了検査済証を出しているわけです。だから、当然これは、行政がこのエレベーターは安全ですよとお墨つきを与...全文を見る
○穀田委員 今の答弁にもありました、ヒヤリ・ハット、軽度、これの収集が大事だ、それから、共有することが大事だと。この二つは基本中の基本なんですね。ところが、今回の公社についても、港区についても、共有もなければヒヤリ・ハットの収集も定かでない。そういう点では、この点での責任は既に明...全文を見る
○穀田委員 などと言っていて、それぐらいしか実際はないんですけれども、何か、いつも、などと言ってようけあるように見せているけれども、それだけしかないということを言わなあきませんで。だまされたらあきまへんで、ほんまに、皆さん、それだけしかないのやから。じゃ、港区はどうしたのかと聞き...全文を見る
○穀田委員 ということなんですよね。しかも、先ほど、事故がもう一回あるんですよね。  連続しているにもかかわらず、肝心かなめの当事者のところは、条例化はもちろん、他の対策すらとっていない。公社からのふぐあいの報告も受けず、そして、住民の声を直接聞いても手を打たなかった。全くとん...全文を見る
○穀田委員 改善すべきことについて言えば、確かに、最後、事故の原因、遠因、全部明らかになってからという問題はあります。でも、私自身がきのう質問して討論する中でわかったことは最低限これぐらいあると。しかも、この指針などに見られるような実態では、人身事故しかない。それから、国交省がや...全文を見る
○穀田委員 次に、バリアフリー法案について質問します。  法案は、施行後五年を経過した交通バリアフリー法を見直し、ハートビル法と統合して、高齢者や障害者の日常生活、社会生活のため円滑な移動と利用を確保することを目的としています。  今回の見直しでは、法制定の際に問題になって、...全文を見る
○穀田委員 では次に、昨日、参考人質疑で、兵庫県の阪急伊丹駅がバリアフリーのすぐれた見本であることがこもごも述べられました。この伊丹駅の復興に当たって、交通エコロジー・モビリティ財団のアメニティターミナル整備事業が適用されることになって、阪急伊丹駅アメニティターミナル整備検討委員...全文を見る
○穀田委員 そこで、意義あるものをどないしたら実効あらしめるものにできるかというのは、本当に考えどころだと思うんですよね。  阪急伊丹駅の取り組みで、その後も取り組みをやっているわけですけれども、一定の総括の座談会などを見ますと、当事者参加について、行政側の率直な意見開陳を私は...全文を見る
○穀田委員 その点でもう一つ注文がありまして、今あったように、実らせていくという点では、いずれにしても、当事者の参画が生きたものになるかという角度から、一方では、地方自治体における独自性、創造性の尊重が基本だということは言うまでもない、そこは改めて強調しておきたいと思うんです。 ...全文を見る
○穀田委員 ガラス窓だとかは、私もきのう見てきました。  問題は、言っているのは、一刻を争うときなんですよ。今あったように、緊急情報とありましたけれども、私が言いましたように、災害時のそういう視覚情報提供などを、これは絶対ゆるがせにできないということだと思うんです。人の命にかか...全文を見る
○穀田委員 私は、それこそコンセンサスをつくっていくという努力をすべきであって、何が自由度だと。それは自由じゃないんですよ。一方に不自由を与えながら自由が拡大できるということが間違っているという思想の問題、哲学の問題が不足していると言わざるを得ないと私は思うんです。  では、次...全文を見る
○穀田委員 努力していきたいというんじゃなくて、やはりこれは、一つの例を引いて、何も都道府県会館を目のかたきにしてやっているわけじゃないんですよ。  ついでだから言いますと、東京駅の近くの丸の内の新しいビルができましたね。それは立派なものなんです。だけれども、あそこに行ってごら...全文を見る
○穀田委員 そういうときは、判断すればええやないかという話をする。それは聞こえませんでと言わなくちゃなりませんわな。  つまり、こういうものを積極的に推奨する場合は大体義務づけしたり望ましいということを言っておいて、聞かれたら、そういうことについては、それは裁量の範囲ですと言う...全文を見る
○穀田委員 その言葉を、現に起こっているところで言ってほしい、それを言うのだったら。利用拒否されている、そこの現場に行って、そうじゃないんだということできちんと言うことがほんまにその声を生かすことだと私は言っておきたいと思います。  最後に、交通バリアフリー法、そしてハートビル...全文を見る
○穀田委員 私、こういう点で事業者の責任と言いたいのは、例えば、大規模な駅の改修のときに、地方自治体の負担なんか本当に大きいという現実があるわけですね。ようけもうけているのに、それで、けちくさくしかやらへんというのがあるわけやね。だから、こういう問題も、私は、事業者というのは本来...全文を見る
10月18日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 北朝鮮のミサイル発射、続く核実験に対して、我が党は、国際社会の意思を無視し、六カ国協議や日朝平壌宣言などの国際的取り決めをじゅうりんする暴挙であると厳しく非難、抗議し、北朝鮮に、核計画を放棄し、即時無条件に六者協議に復帰することを要求してまいりました。そのために、国際...全文を見る
○穀田委員 だとすると、そういう発言はよろしくないというふうに返せると思うんですけれども、ところが、先ほどあったように、発言は自由だなんという話があるんですけれども、そうじゃないんですよ。やはり、憲法の原則にのっとって、そして我が国の国是にのっとって発言するという、それは与党なり...全文を見る
○穀田委員 それはわかっているんですよ。それに反していないかという話をしているんですよ。  しかも、その後、こんなことも言っているんですよ。そういった意味で、何の勉強もしないまま、無知のままでいくよりは、きちんと勉強した上で持たないというのも一つの選択肢だと。これが立場ですか。...全文を見る
○穀田委員 それが答弁とはおよそ思えませんよね。国民が判断する、国民の意見を聞く前に、あなたの判断を聞いているんですよ、違うんじゃないかと。そんなこともはっきりできないで、それだけ棒読みしているようじゃ、それはだめですよ。事非核三原則にかかわる、国是にかかわる問題について違う発言...全文を見る
○穀田委員 そうしますと、この一連の措置、今回は万景峰号の入港の禁止、その後、すべての船舶の禁止、国土交通にかかわる問題はそういうことですよね。では、それらの措置を解除する条件とは何か、その辺を少し詳しく述べていただきたいと思うんです。
○穀田委員 そうすると、今お話があったのは、国連決議に基づく履行がどうかということが大きな一つの要件であると言っていいんですね。  もう一つは、今お話があった総合的にというのは具体的に、例えば、大臣は、一つの所管の国土交通大臣の認識じゃない、こうおっしゃいますけれども、だって、...全文を見る
○穀田委員 それは、今私どもも、何が北朝鮮のそういう反しているのかといいますと、やはりみずから国際的取り決めに反すると同時に、日朝平壌宣言、これに反している。これを生かしていくためにも、そういう立場でやるんだということを改めて確認しておきたいと思うんですね。  そこで、最後に、...全文を見る
○穀田委員 緊密な連絡をとっているというだけしかないので。  安倍首相が中国を訪問し、韓国を訪問する。その後、中国と韓国の首脳会談も行われていますよね。そこで中韓日三カ国の協力強化を求めていく方針、これを確認したと報じています。その意味で、この三カ国の、いわば一番近い、一番関係...全文を見る
10月25日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○穀田委員 大臣にきょうは質問します。  大臣は、この間の十三日の所信のあいさつの中で、まず、国民の安全、安心のための取り組みが喫緊の課題、そしてさらに、国民の生命財産の保護に全力で取り組む、これを第一に挙げました。それを実現しようと思いますと、当然、まず一つは、国民の命、安全...全文を見る
○穀田委員 そういうことなんですけれども、では、それぞれの違反行為について厚生労働省にお聞きします。  違反行為とされる理由と、それから、大事なのは労働者保護の観点から違反行為が結局どういった不利益を労働者にもたらすのか、その点についてお答えください。
○穀田委員 だから、後ろの方を詳しく言ってほしいわけだ。前の方は竹歳さんが言うてはるんやから、同じことを言うてもしゃあないんだよね。  問題は、今、民間大企業による偽装請負が社会問題化している、そういう中にあって、法令遵守を指導徹底すべき行政機関が法令違反を犯す、そのことによっ...全文を見る
○穀田委員 大臣、国の機関が他の機関から受けたから遺憾だ、それはそうですよね。でも、私は中身の問題だと思うんですね。  それで、今お話あったように、現場でいえば混然一体になって仕事をしている、そこを分けて使ってそれでいいんだなんという話をしていたんじゃ、やはり根本問題がそれでい...全文を見る
○穀田委員 なぜ国家公務員を減らすか。それは、政府の理屈からしましても、私どもはそういうやり方はおかしいという意見を言っているわけですけれども、仮にそういう立場に立ったとしても、それは、今大臣からお話があったように、財政が切迫している、そういうもとで財政的な問題を一つはクリアしよ...全文を見る
○穀田委員 そういうもとで何が起こっているかということと、今、建設弘済会への業務委託のあり方検討委員会でその方向について出ているわけですね、その資料を見てほしいと私言っておきましたので見ていただいたと思いますけれども、その中で、出張所業務の実態というものがあるんですね。  それ...全文を見る
○穀田委員 国民が不利益を受けている、働いている現場の人たちも不利益を受けている、だからやめなさいと言っているんですよ。  例えば、この資料に一緒に下にありますよ、過去二十年間の職員数の推移。これは政府の検討会の資料ですよ。十五名いたのが四名になっているわけですよ。もう終わりま...全文を見る
11月15日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  公述人の皆さん、貴重な御意見を本当にありがとうございました。  公聴会は、国民の声を真摯にお聞きし、国会審議に反映すべきものです。ところが、与党は、公聴会開催前日である昨日、きょうの採決を主張しました。この態度は公聴会を冒涜するものだ...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。  次に、西原公述人にお聞きします。  政府の改定案は、基本法に新たに第二条をつくり、我が国と郷土を愛する、中略ですが、態度を養うなど二十に及ぶ徳目を列挙し、その目標達成を義務づけています。これは内心の自由を侵害する大きな問題をはらんでいると...全文を見る
○穀田委員 もう一点、西原さんにお聞きしたいと思います。  日本の教育は、国連子どもの権利委員会から、過度の競争教育だと批判を受けています。政府改定案に盛り込まれた教育振興基本計画などを通して競争教育が一層促進される懸念を私は抱いていますけれども、この点での御意見を伺いたいと思...全文を見る
○穀田委員 次に、広田公述人にお聞きします。  安倍総理の教育再生プランや、近ごろ、今お話しになりましたけれども、競争と効率の名で、学校選択制や、学力テストの実施と公表によるランクづけ、そのランクに基づく教育予算の配分、いわゆる教育バウチャー制などが議論になっています。その一部...全文を見る
○穀田委員 では、もう一点だけ、広田さんにお聞きします。  東京大学が行った一万人校長アンケート調査で、子供の間の学力の格差が広がると答えているのは、中学校で八九・九%、小学校でいうと八七・三%の結果が出ています。OECDの対日経済報告書では、格差の拡大は所得の低い世帯の子供た...全文を見る
○穀田委員 では、松下公述人と鹿野公述人にお聞きします。  国民の声を聞くという点では、先ほどタウンミーティングのお話がありました。国会では、このタウンミーティングでのやらせの問題が非常に大きな問題になっています。八回以上のうち五つまでが明らかになっている。残りはわからないだけ...全文を見る
○穀田委員 では、出口公述人に最後に一言。  今お話しになりました、やはり弁護士としても、また子供たちのさまざまな病理にかかわってこられた公述人として、こんなふうな形でやらせがやられているという事態に対してどうお考えかだけ、お聞きしたいと思います。
○穀田委員 終わります。
11月29日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○穀田委員 私は日本共産党の穀田恵二です。  三人の参考人、貴重な御意見を本当にありがとうございました。  座って質問させていただきます。  私は、耐震強度偽装によって、設計者側である建築士制度に不備があるという点も明らかとなったと。今回の改正は、建築士の資質、能力の向上、...全文を見る
○穀田委員 仙田参考人にお聞きします。  私は、設計入札というのはまずいと思うんですよね。あわせて、とりわけ公共建築物での設計料等のダンピング受注に対して、制度的改善がどうしても必要だと思うんです。ここのところが改善できないようでは何の意味もない。大体、公共物でそういうことをや...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。
○穀田委員 冬柴大臣に質問します。  耐震偽装事件公表から一年たちました。国は、居住者の安全、近隣住民の安全確保の観点から、耐震基準〇・五未満の耐震不足マンションの解体、撤去方針を打ち出しました。居住者は、退去命令等によってマンションから退去し、借家住まいを続けながら、建てかえ...全文を見る
○穀田委員 そこで、もう一つ言ったのは、生活再建のめどは立ったとお考えかと。
○穀田委員 それを聞いて一つ安心しました。  この間、新聞を見ていると、非常につれない対応があるということが出ていましたので。何せ、十一月二十二日付の産経新聞に、グランドステージ、いわゆるGS藤沢から退去させられた鈴木さんという方が国土交通省を訪ねたら、なぜ助成額を減らすのです...全文を見る
○穀田委員 そこは先ほど来ずっとお話ししてきているところなんですね。  私は、今度のことによってどういう困難が生じたかということについても率直に目を向ける必要があると言っているんですよ。結果は、そちらは行政としてそれしかないと言う、それはそのとおりなんですよ。そのとおりだという...全文を見る
○穀田委員 そういうふうに言うと、やはり先ほどの同僚の話じゃないですけれども、では、士とつくところにある弁護士だとか、その他、医師もそうですけれども、これはまさに参考人の意見の中にありまして、今後そういう道を志す人々に対するその光明としての位置づけをはっきりさせる必要があるという...全文を見る
○穀田委員 後半の方は私またこれから質問する方なので、余り先に先に行ってもらうとちょっと困るんですけれども。報酬の問題とまた独立性の問題というのは、それは別個にもう少し議論したいと思うんです。  今まであったように、今大臣がおっしゃったのは、責任の明確化というのを大体るる、どの...全文を見る
○穀田委員 その程度ですかね。要するに、低いという程度だと。そんなことでしょうかね。  私は、標準報酬の見直しをする背景というのはこういう実態があるからだという、もう少し背景説明をしないと、それでは週刊誌ネタをそこに持ってきているという程度の話にしかならぬじゃないですか。それで...全文を見る
○穀田委員 今のを聞いていてわかったかと思うんですけれども、つまり、標準報酬という額があって、それ自身が守られていなくて収入がひどいということですわな。その標準報酬を見直そう、その際にこういう角度で見直したい、こういうことでしょう。そこをちゃんと言ってくれなんだら、あきまへんで。...全文を見る
○穀田委員 そのとおりなんです。問題ありなんです。  こういう事態が実は、八千円という話をしましたら大臣は割と驚いた顔をされていましたけれども、現実あるんですよね。それは御存じですよね。
○穀田委員 本当に皆さん驚かれる話なんですね。正確に言えば八千三百何ぼという額なんですけれどもね。もちろん、八千円と言っちゃったらあれなんですけれども。これは、日刊建設工業新聞のところに例も出され、さらには週刊ダイヤモンドでも特集されている内容であります。  そこで、そういう公...全文を見る
○穀田委員 問題は、どうやって努力するかということなんですよ。そんなこと、そうあっちゃならぬ、驚きだ、問題あり、こう言っているわけですから、そこでどうしたらこれを防ぐことができるかということですよね。あかんことだと、そこまではお互いわかっているんですよ。そして今私が言っているのは...全文を見る
○穀田委員 週刊ダイヤモンドではこう書いています。「民間工事で設計料をたたかれるのは、官の影響力が大きい。民間企業は、過去の官庁発注工事の事例を基に”なぜ、安くできないか”と主張してくる。」だから、官のところでやっていることが大事な問題をはらんでいるんですね。  しかも、それが...全文を見る
○穀田委員 国がやっていると言っているんじゃないですよ。こういう事例が公共工事で行われていると。  そこで、大臣、今一千二百六号の話が出ましたけれども、それじゃ公共工事でこのことが保たれているかというアンケートを見ますと、そうじゃないんですよ。公共工事では、契約金額が告示による...全文を見る
○穀田委員 それはよろしくできないですよ。だから、それは標準の六割、七割下がっていることはまずいという立場でやらなくちゃならないんですよ。そういう実態があることは事実だけれども、それを認めちゃならぬと言っているんですよ。  その上で一言だけ言うと、やはり勧告できるわけですよ、こ...全文を見る
12月05日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○穀田委員 きょうはダンピングの問題について質問したいと思います。  福島県の知事、それから和歌山県知事、宮崎県などは、大型談合事件ということで摘発が相次いでいます。そのほか、全国の地方自治体でも問題になっていることは御承知のとおりです。国レベルでも、昨年の国や道路公団発注工事...全文を見る
○穀田委員 この間の施策を述べられましたが、御承知のとおり、談合は、入札の公正を害す行為として刑法上も当然、犯罪とされる。公正取引を規定した独禁法においては、不当な取引制限として禁止されています。一方、公共建設工事における低価格入札については、独禁法で禁止する不公正な取引方法の不...全文を見る
○穀田委員 やはりふえていると。七・二億円以上の問題でふえているということが明らかだと。  だから、従来に比べて大手のダンピング受注が増加している事態の中で何が問題かというと、結局、中小企業、下請企業への影響、しわ寄せが問題であることは明らかです。  そこで、皆さんにお配りし...全文を見る
○穀田委員 ないんですよね。初めてのこういう事件だということなんです。  では、誓約書を出させたぐらいで契約していいのかと。  そこで、今皆さんにお配りした、沈埋函の製作工事の大成建設との契約についてという文書の最後に、「契約後の措置」と書いていますよね。そこで、「不当廉売の...全文を見る
○穀田委員 不当廉売のおそれとして、明確な違反行為であるということですからね、これは、事実上。私は、誓約書を出させたぐらいで契約していいのかという問題をやはりここはやるべきだ、議論すべきだと思うんですね。  ここに資料を出しました。皆さん、見ていただいたらわかりますように、大成...全文を見る
○穀田委員 それは法律の解釈からいえばそうだけれども、一億円も違うというような事態で、今皆さんが努力されておられる、「いわゆるダンピング受注に係る公共工事の品質確保及び下請業者へのしわ寄せの排除等の対策について」というようなものからして、これは明らかにこういうひどいことをやってい...全文を見る
○穀田委員 私が言っている趣旨はわかっていただいたと思うんですけれども、なぜこんなことを言っているかというと、皆さんわかっているわけですよ。大体、談合をしている人たちというのはダンピングもやっているんですよ。  私、国交省の直轄工事で落札した企業名を資料として提出してもらったん...全文を見る
○穀田委員 一言だけ。もう終わりますが、工事の品質が問題なんでしょう。そのときに、先ほど黄川田さんが、つくるのはだれだと言っていましたけれども、結局、働く人がつくっているわけですやんかね。その人たちの意欲と技術力にかかっているわけで、ここの安全も大事なんですよね。だから、そういう...全文を見る
12月06日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○穀田委員 私、観光立国基本法についてきょうは論議したいと思います。  九五年の観光政策審議会答申は、「観光を考える基本的視点」ということで、その第一に「すべての人には旅をする権利がある」として、「旅は、すべての人にとって本源的な欲求である。人は旅により日常から離れ、未知の自然...全文を見る
○穀田委員 ですから、大臣もこの答申の基本的考え方はすばらしいものだ、そのすばらしい視点を実行しようと思いますと、何やかや言うたかて、今言いましたように、時間と所得、これがなければ、幾らすばらしい視点でも実行できないわけですよね。問題はそこにあるわけですよね。  この答申は、今...全文を見る
○穀田委員 位置づけはそのとおりなんですけれども、今言っている、逆行する動きが多々あるということもしっかり見据えてやらないと、大臣としては、それは厚生労働行政だというわけにいかないんですよね。これはやはり、観光立国は日本の戦略の一つだ、それから経済発展の戦略の上でも一つだ、こう来...全文を見る
○穀田委員 同感の割には施策はひどいなと私は思うんですけれども、そこは言っておきたいと思います。  もう一方、サービスを提供する側の問題がありますよね。これは、二〇〇〇年の答申でも魅力ある観光地ということが、九五年でも触れられていまして、その努力が大切だと思うんです。それは、特...全文を見る
○穀田委員 私も実家は小さい旅館をやっているものですから、そんな生易しいものとちゃうねんね。そんなふうに融資が来るとお思いですか。それはうそだと言ったらちょっと語弊があるけれども、貸してくれるなんてことはないんですよ。  そういう現実が、例えば国際観光旅館連盟などからの要望書に...全文を見る
○穀田委員 余り煮え切らぬ話だけれども、扇大臣は、既に、その問題の質問を受けて、基本構想で想定した需要は結果として過大となっており、このため、リゾート施設の整備も予定の四分の一にとどまった、そして、今後は、今も少し変わったけれども、地に足のついた整備を展開したいと考えていると。と...全文を見る
○穀田委員 皆さんそういうことを言って、また、京都へお見えになったら、こんなひどいものと言いますわ。私、京都駅の駅ビルが建つときに、こんなものあかんと言っていました。そうしたら、亡くなった橋本龍太郎元総理が、私、新幹線が一緒になったら、こんなけったい、けったいなとは言っていません...全文を見る
○穀田委員 世界遺産を指定したときに、京都の世界遺産の指定というのは単に建物だけじゃないんです。その建物をこうしている北山、西山そして東山、これは何回も議論しているんですけれども、その土地全体を守らなくちゃならぬとここで言っているんです。だから私は、高速道路というのは不粋であって...全文を見る
○穀田委員 終わります。      ————◇—————
12月08日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○穀田委員 私は案件のみ質問します。  十月十八日の質疑で、既にこの案件に対して私どもの基本的立場を明らかにしています。北朝鮮に、核兵器を、核計画を放棄し、即時無条件に六者協議に復帰することを要求し、そのために、国際社会が一致協力して北朝鮮に迫って、平和的、外交的に解決すること...全文を見る
○穀田委員 どんな連携か、協調かというのを何で聞いているかというと、やはりAPECの際にもそういう中韓の方々がそういう点で表明されているということなんかも、私、言っているものですから、前回も冬柴さんは、うまくと言っては失礼ですけれども、なかなか答えないものだから言ったんですけれど...全文を見る
○穀田委員 ちょっと違いますね。状況認識というのが、キューバ危機、いわば切迫していると。もちろん、核を持ち込んだという点での当時の現実はあります。というよりも、状況認識ですね。そういう切迫している状況なんだ、危うい状況なんだというふうに対処する状況認識としてとらまえているのかと聞...全文を見る
○穀田委員 そっちの方を聞きたかったわけです。  ライス国務長官は、国連決議が行われた後に中国を訪問している際に、CNNのテレビインタビューやそれから同行記者団のインタビューに答えて、こう言っていますよね。何かキューバミサイル危機の再現であるかのような、北朝鮮の船舶を隔離か全面...全文を見る
○穀田委員 この北朝鮮制裁決議というのは結構長いものでして、十七項目にわたっているものですよね。意義という点では、今、全会一致であるし、拘束するものだということもそのとおりです。  私は、その経過にある、やはり非軍事的措置をとるんだといったことを何回も何回も確認していること、と...全文を見る
○穀田委員 では、その意味で、やはり六者協議というのがとても大切なルートになっているし、一番ポイントになっているということは一致していると。  そこで、今後の六カ国協議の展望、見通しについて官房副長官に聞きたいと思います。  アーミテージ元アメリカ国務副長官は、報道によります...全文を見る
○穀田委員 もちろん、アーミテージ氏はアーミテージ氏の意見があるんでしょう。ただ、やはり重要な国際的な人物の発言ですから、私としてはどないかいなと思ったんです。  では、もう一つ、重要な人も発言していますのでお聞きしたいと思うんです。  小泉首相は三たび北朝鮮訪問の意向につい...全文を見る
○穀田委員 では、もう一つ。  私は、今官房副長官もそれから冬柴大臣も言っておられる、一番大事なのは、六者共同声明に基づいてどないして実行するかだと思うんですよね。  それで、例えば拉致問題の解決という問題でいいますと、平壌宣言に基づいて、死文化されていると言う人もいますけれ...全文を見る
○穀田委員 その点は同感です。  国連決議の一七一八にも、前文を含めてこの六者共同声明については三度も言及しているという、いわば国際社会としても、ここに礎石を置いているということは決定的なんですね。  私どもも、この六者協議の再開を一日も早く望んで、その意味での朝鮮半島におけ...全文を見る
12月15日第165回国会 衆議院 本会議 第23号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、第百六十五回臨時国会の会期を四日間延長することに反対の討論を行います。(拍手)  さきの議院運営委員会理事会において、なぜ四日間の延長かと問われて、与党は、まだ議案が残っていると答えました。ここに明らかなように、今回の会期延長は、政府提...全文を見る