穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第165回国会 衆議院 議院運営委員会 第25号
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○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、提案された衆議院歳出予算の要求について反対を表明します。  その第一は、新赤坂議員宿舎建設の際も反対を表明しましたが、新議員会館の整備及び新宿舎の維持管理運営にPFI方式を導入しているからです。  その二は、従来から一貫して主張してきま...全文を見る
02月16日第166回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○穀田委員 政治と金の問題について質問します。  まず、佐田前行政改革担当大臣の辞任について官房長官に聞きます。佐田氏は端的に言ってなぜやめたのか、お答えください。
○穀田委員 今の説明だと、なぜ辞任したのかというのがさっぱりよくわからない。大臣を辞任するということは、重大な問題があって、その疑惑なり問題の本質を解明する必要があると思うんです。  ところが、佐田氏は、記者会見を行っていて、たった十二分ほどで、中身について一切語らずに、つけか...全文を見る
○穀田委員 いや、それでは内閣としての責任は果たせませんよ。佐田氏の政治資金収支報告書の虚偽記載の疑惑、これについては何の解明もされていないわけですよ。ですから、それ自身の解明を内閣が責任を持っているということなんですよ。内閣の一員をやめたからといって済まない。  第一、公設秘...全文を見る
○穀田委員 政治と金の問題でいうならば、一つの転機となったのがリクルート問題でありました。国民の金権腐敗への批判は高まって、いわゆる政治改革が叫ばれ、法改正が行われました。基本方向は第八次選挙制度審議会に提言されています。  その内容は、政治活動、選挙活動も政党を中心にすべきこ...全文を見る
○穀田委員 これは当時も細川総理大臣もおっしゃったことで、企業献金というのは、近年続発する政治腐敗事件の多くがこれに起因している、だから廃止の方向にすべきだと言ったわけですね。  そこで、総務省に聞きたいと思うんです。いわゆる政治改革のもととなった、先ほど述べました第八次選挙制...全文を見る
○穀田委員 その第八次選挙制度審議会の答申にあるように、政治資金の調達は政党を中心にするという理念をきちんと掲げた点は、とても大事なことです。  一昨日、自民党の議員が私の名前を挙げて、資金管理団体も持っていない、政治家ごとの支出が見えないなどと、問題があるかのように発言しまし...全文を見る
○穀田委員 そうすると、一つだと。では、その事務所の住所はどこで、家賃は幾らか、改めて聞きたいと思います。
○穀田委員 国民一般が知っているように、ゼロだと。衆議院議員会館で、号室は言われなかったが、二〇四だと。  事務所費として、さっきも言ったように、一般に支出項目と一番考えられるのは家賃だというのが常識なんですね。その常識からすれば、家賃がゼロなわけだから、〇五年に大臣が事務所費...全文を見る
○穀田委員 そういう態度ですから、国民はわからぬと言っているんですよ。  だって、一月の初めに世論調査を出されて、わざわざその質問を出されているんですよ。松岡農林水産大臣に政治資金の処理をめぐる問題が明らかとなった、この問題について実態が解明されたと思うかということに対して、解...全文を見る
○穀田委員 だから、最初に私は、一般論ではないんだ、国民が疑問に思っているのはここの点だということを言ったわけですやんか。  大体、大臣は、口を開けば、法にのっとって処理している、だから違法はない、公表はしなくて済むんだ、こういうことですわな、簡単な論理は。ただ、だとしたら、そ...全文を見る
○穀田委員 だから、私は最初に言ったんですよ、今問題になっているのは何かと。家賃がただのところで高額の事務所費を計上しているという問題について疑問が国民から出ている、この問題については、出された疑問について政治家は解明する必要がある、私が言っているのはこの一点なんですよ。だから、...全文を見る
○穀田委員 では、問題にする意図はこれから言いましょう。  一般化しちゃならぬという話は何回も言っているわけで、国民が疑問を持っている、それに答えるのが政治家の務めだと言っているわけです。  そこで、農林水産大臣が指導監督する公益法人から献金をもらうのは不適切と思わないかとい...全文を見る
○穀田委員 この国会は、適切、不適切ということで話をごまかすというのがどうもあれですけれども、私が言っているのは、どうするつもりか、受け取るのか受け取らないのかということを聞いているんですよ。  そこで、なぜこんなことを言っているかというと、一九九六年九月の閣議で、公益法人の設...全文を見る
○穀田委員 要するに、公益法人からもらっちゃだめだという政治姿勢を聞いているんですよ。そういう問題について当たり前に聞いている話を、そんなことまで言えないようでは本当に情けないなと私は思いますよ。そういうことだと。だから、指摘だけしておきたいと思うんです。  あわせて、大臣は、...全文を見る
○穀田委員 何度も言うように、今のこのやり方というのは、政治姿勢の根本にかかわる問題なんです。それは、例えば今言いました政治資金の入りの話でいえば、確かに法律上は重ならないという問題はある。それはそういう側面を言う人もいるでしょう。でも、政治姿勢として、こういう問題については、そ...全文を見る
02月21日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 私は、大臣に質問をします。  冬柴大臣は所信で、安全、安心の課題に取り組むことを述べました。国土交通省の二〇〇七年度予算の説明などを見ると、国際競争力の強化を一番目に掲げています。〇六年度は、集中豪雨やJR尼崎事故、耐震偽装などがあったことも影響したのでしょう、安全...全文を見る
○穀田委員 ぜひ正確を期していただいて、命と安全にかかわる問題ですから、それは特定行政庁とよく突き合わせてやっていただきたいと思うんです。  今、中間報告ということで速報値とありましたが、大体六千三百件のうち約四割が違反していると。これは、新聞報道などを私も丹念に追ってみますと...全文を見る
○穀田委員 違反是正は当然であります。ただ、これは、今ようやく調べて、報告でいいますと、調べた瞬間に是正指導しているという経過もあるんですよね。今まであったものをずっと指導してきて、やっておったという話だったら別に、直っていないという問題がどうなっているのか、こうなるわけで、話と...全文を見る
○穀田委員 大要はそのとおりで、そこで、水落建築士は偽装を否定する見解をメディアに表明しています。国交省として偽装と判断した根拠は何かということを一点お答えいただき、国交省として耐震偽装と判断していることから、水落建築士やタムラ建築設計事務所など元請設計士など関係者の処分を検討し...全文を見る
○穀田委員 簡単に言えば、そういう意見表明があろうが、現実には既に突合している段階で、一番肝心な点で、偽装があると判断している、こういうことですね、そう言ってくれればいいんですけれども、それはわかっているんですけれども。  私、気になっているのは、今回、一連のケースで調査に時間...全文を見る
○穀田委員 努力を否定しているわけじゃないんですね。お説のとおりと言われたように、やはり事は安全にかかわる問題で、片や終わっている、片やめどが立たない、こういうところがあるわけだから。私、京都の例は知っていますよ、私はあそこに住んでいますから、それの事情もよく聞いているんですよ。...全文を見る
○穀田委員 いや、契約解除するなんというのは、そういう指導は当然のことであって、別にそれに従ったからといってよかったねなんという話じゃないですよ。  では聞きますけれども、アパがこの問題でどういう対応をしてきたか。京都の物件でいえば、今あったように二月二十六日じゃないんですよ。...全文を見る
○穀田委員 だから、少なくともこの時点で安全という結果が出るまで営業停止すべきだったんです、もしそう言うんだったら。  そこでもう一つ。それだけじゃないんです。千葉県の物件は、埼玉の物件と同様に、建築確認を行ったイーホームズ社から、昨年の二月二十八日に千葉県に対して、そして同年...全文を見る
○穀田委員 そこが普通の人たちの認識とは違うと言っているんですよ、褒めることじゃないと言っているんです。  というのは、そのときにやめておいて、だって、京都市の担当者はわざわざ構造計算書に改ざんがあると説明し、強度偽装と判断せざるを得ないと詰めているわけだ。中身があるんですよ。...全文を見る
○穀田委員 最後に、大臣、事実はそれでそのとおりなんですけれども、この事件の背景というところに、私が一貫してこの間ずっと言ってきたのは、例のコスト削減競争というのがここにも出ているということをぜひ見ていただきたいんです。  先ほども少しお話ししていましたけれども、例の積載荷重を...全文を見る
○穀田委員 今ので二つ明らかになっているので、十二月二十三日には、あかんということをあっちも認識しているということがわかった、そのことが一つと、それと、十月二十三日段階でそういう強度不足、これを指摘している。おたくのところの話でいうと、そういう正確な話をどうやって上げるかといった...全文を見る
02月21日第166回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の公述人の皆さん、大変貴重な御意見をありがとうございます。短時間ですけれども、質問いたします。  まず、小田川公述人にお聞きします。  政府は、今国会に最低賃金法の改正を提出する予定です。安倍首相は、四十年ぶりの改正と言い、さら...全文を見る
○穀田委員 それでは、二つ連続して引き続き小田川さんにお答えをお願いしたいと思うんですけれども、そうしますと、最低賃金制の千円の根拠、それから、先ほど私は、最低賃金で働いて貧困にならない社会を目指すということを言ったわけですが、貧困世帯と最低賃金の関係の基準についてどのようにお考...全文を見る
○穀田委員 それでは、小池公述人にお聞きします。  総務省の家計調査報告では、二〇〇六年の消費支出は、前年比実質三・五%の減少となったと。同報告は、その理由として、前年に引き続き所得が伸び悩んだことを指摘しています。  日本経済を本当の意味で立て直していく上で、六割を占める個...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○穀田分科員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、大変深刻な青年雇用問題にかかわって、〇三年からスタートした若者自立支援事業の一つで、全国十四カ所に設置されたヤングジョブスポットについて質問します。  このヤングジョブスポットが若者の就労支援に果たしてきた役割と効能につい...全文を見る
○穀田分科員 そのヤングジョブスポット十四カ所のうち、東京、大阪を除く十二カ所について廃止するという方針だと聞きます。なぜ東京、大阪だけ残すのか。私は、なくなったら若者の就労支援に重大な支障を来すのではないかと考えています。その点についての見解をまずお聞かせください。
○穀田分科員 そこが問題なんですよね。やはりそれは実情を知らないから言えることなんです。  大臣、一度聞いてほしいんですけれども、今発展的解消という話なんだけれども、ジョブカフェとヤングジョブスポット、それから今お話のあった地域若者サポートステーションというのは、それぞれ青年の...全文を見る
○穀田分科員 だから、実情を知らないと言っているんですよ。それは大臣にしてみたら仕方ないことなんですね。現実はそうじゃないんです。そこは区分けをして、すみ分けをしていたという事実があるんだ。  若者ステーションというところはどういう人たちが来るかというと、やはりカウンセラーの実...全文を見る
○穀田分科員 偽装請負はあかんという話と、去年通達を出したというだけの話ですね、今言ったのは。  そうじゃなくて、実際上、今出てきているのは、発覚した場合どうするのかという問題も問われていますね。それがこの間、新聞でいろいろ取りざたされている考え方でしょう。そこをもう少し言って...全文を見る
○穀田分科員 大臣、これを聞いて情けないと思いませんか。つまり、現場のこういう問題について、機械的話では通用せえへんわね、私いつも思うんです。  今起こっている事態に対して、例えば、雇用の安定を前提としてさまざまな措置があると。これは当たり前ですよ。だけれども、今大事な問題は、...全文を見る
○穀田分科員 だから、率先して法律を守るべき立場の地方自治体が違反を行っているというのはゆゆしき事態だと思うんですね。  しかも、今、通知の話はされませんでしたけれども、通知まで出しているわけですね。まさに前代未聞。つまり、先ほどあったように、昨年九月に偽装請負をやめなさいとい...全文を見る
○穀田分科員 それはないでしょう。採用するということはあり得ないんですよ。募集ということまではいろいろグレーゾーンがあるのは普通ですけれども、それはない話ですよ。  現実、個別の例だとどうのこうのとおっしゃったから、では一言聞いておこうと思うんですけれども、やはり現場では、大臣...全文を見る
○穀田分科員 だから、わざわざ京都の労働局から指摘があって、採用に類するようなことをしてはならないということまで現場はきちんと指導されているんですよ。こちらはそのことはさっぱりわかっていないけれども、現場ではきちんとそういう指導をしているんですね。だから、そこはよく考えていただく...全文を見る
○穀田分科員 ですから、そうなりますと、やはりそういう先が見えているやり方、私は、少なくとも全国でこういう問題が、今、出ている例は二つ、篠山の例と京丹後の例を出しました。これが適法で行われればいいんだという形では済まない。今お話ししたように、やる前から少なくとも法にひっかかるんじ...全文を見る
03月13日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○穀田委員 先ほど起きた航空事故の件について質問したい。これはそちらには頼んでいませんけれども、事態が緊急なものですから、官房長に聞けば少しわかるだろうと。  実は、国土交通省によると、運航に影響したDHC8のトラブルは、二〇〇五年で四十四件発生している。うち、DHC8—Q40...全文を見る
○穀田委員 胸をなでおろすのは、それはだれもがそうなんですが、実はこの問題は、既に昨年の時点で問題になっていて、全日空は昨年の三月までに調査報告を出すと言っていたけれども、その調査報告は出ているかということを聞いて、どういう対応をしたかと聞いている。今から言ってもせんないことです...全文を見る
○穀田委員 私、それはないと思うんですね。つまり、そんなことを言い出したら、一連の問題が、例えば公取に言われるまでしないんだということの言いぶりと変わらぬわけですよ。だって、これほど具体的に出されているのはないわけですね。昨年三月二十九日、読売新聞では、国交省OBら関与と報道し、...全文を見る
○穀田委員 だから、要するに、私が聞いているのは、今後そういうことをやってもせえへんのか、やっちゃならぬという法令はあるのかと聞いているんですね。そこは言わない。要するに、そんな法令はないんですよ。  やはり事の重大性からして、つまり、公共事業の七割以上のそれを持っている、発注...全文を見る
○穀田委員 何年続いていますか、こういうのは。
○穀田委員 いろいろな報道がありますが、大体四十年以上こういうことが行われていた。もちろん、毎年行われたかどうか、それは知りませんよ。だけれども、こういうものがずっと続いていると言われていて、四十年近く続いている。  それで、橋梁談合の際に、当時、新聞報道はこんなふうに言ってい...全文を見る
○穀田委員 ですから、そこでしゃかりきになって百六十七名の話をやるんだけれども、私が言っているのは、基本的スタンスの問題を言っているんですね。  今お話ししたように、OBはできないはずはないんだ、法令上はやったらあかんなどという法令は一つもないんですよ。それをやって当たり前と。...全文を見る
○穀田委員 その辺はちょっと考えが違いますから、一つずつ聞きたいんですよ。  橋梁談合事件に対するときには、入札談合の再発防止対策について明らかにして、「再就職・早期退職慣行の見直し」ということを決めています。その第一項と、今回の、当面の入札談合防止対策というところに書いてある...全文を見る
○穀田委員 聞いてわかったように、舞台が違うということと、それから、簡単に言えば、今後ということを少し入れたということですね、あれこれ言っているけれども。だから、余り変わらぬわけですよ。  大臣は先ほど、私の前の方の話も、議論をしてやっていましたけれども、相手の側がどう言ってい...全文を見る
○穀田委員 四、五年というのは初めて明言されたという点では、私は四、五年で済むんかいなとはっきり言って思って、今までやってきた罪はどないなるねんという反省もなければあれもなしでやってきている人たちで、しかも、私は、今、官の側から談合を、談合について企業の側がどう言っているかという...全文を見る
○穀田委員 終わります。
03月15日第166回国会 衆議院 議院運営委員会 第13号
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○穀田委員 憲法の改正手続に関する法律について……(退場する者あり)
○穀田委員 国民の声を聞くという重要な公聴会の設定を、与党単独で一方的に強行したことに強く抗議します。  今回の公聴会の日程設定は、国民投票法案すなわち改憲手続法の採決を前提としたものであり、通過儀礼のためのものと言わざるを得ません。このことは、昨日の安倍首相の、今国会で必ず成...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 今回の三法、出ているんですけれども、その中心は都市再生特別措置法にあります。それで、民間都市再生事業者の認定申請期間を延長することにあると考えます。きょうは、したがいまして、都市再生政策について議論したいと思っています。  政府の都市再生政策は、小泉前総理が二〇〇一...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、都市再生の手法として民間投資を活用しようとするのがこの法律のポイントだと。ただ、そこに、この法律の「目的」にありますように、「都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上」、こういうことが一つの大きな目的であるということを掲げたということですね。それは一致し...全文を見る
○穀田委員 いや、プロジェクトの中身はわかっているんですよ。要するに、何がどうして、今回の法との関係で影響があって、うまくいったと考えているのかと聞いているんですよ。こっちから言うから、それだなと。  要するに、環境アセスメントや何かの条例の手続簡素化によって極めてスケジュール...全文を見る
○穀田委員 つまり簡単に言うと、中身は知っているんですよ、それは行ったらわかるので、あのミッドタウンというのはすごいですね。だから、問題は、それらをつくる手法として、非常に簡素化して期日が短くなったということと規制緩和されてどかんといいものができた、こういうことですね。だから、そ...全文を見る
○穀田委員 歴年の状況を見ていると、下落率が全体として落ちて、全体として次に上がっている。だから、二〇〇六年版の土地白書を見ますと、商業地は、東京都及び東京都区部でも九一年以来十五年ぶりに平均で上昇になった、いわゆる港区だとかそういう都心三区というのは高い上昇率になった。  そ...全文を見る
○穀田委員 私どもの調べた資料と少し違いはあるけれども、いずれにしても、国民の給与だとかがずっと五年間落ち込んでいるということからすると、不動産の最大手である二社は純利益も純資産も約二倍近い利益を得ているということだけは確かだ、ここは確認できる。  私、見たんですけれども、この...全文を見る
○穀田委員 ですから、九九年度は、これも大変だけれども、十・八倍だったものが、都市再生本部ができた〇一年度には、これは言ってもらっていませんけれども、二十二倍で、今言ったようにこの法律ができたときには二十九・二倍へと上がった、ひどくなった。  住生活基本法による国の全国計画によ...全文を見る
○穀田委員 数値は、二・二兆円というのは、私はもう少し多いというのが実態だろうと思うんです。これは精査する必要があると思いますけれども、いずれにしても、都市再生政策の投入の大半が東京であるということがわかります。それらの事業の多くが実は、一番最初に局長から名古屋と東京の例について...全文を見る
○穀田委員 今お話があったように、簡単に言えば極端に集中しているという現実なんです。だから、大臣は一極一軸というのはまずいと言うんだけれども、現実は、まずいどころじゃなくて、その事実に示されているぐらい極端に肥大化し、集中しているという現実が進行しているということを、方針としてそ...全文を見る
○穀田委員 ここをちょっと聞きたいんです。大臣、当時、新聞はこう言っていまして、この国から二千六百四十一集落が消え行く運命にあるということで、日本農業新聞はこの問題について警告を発しています。また、東京新聞も同じように、そのうち四百二十二カ所は十年以内だ、六十五歳以上の高齢者が半...全文を見る
○穀田委員 私は、感想的な発言でしかちょっとなかったかなと思うんですね。つまり、今の政府が行っている政策との関係でどうなのかということを検証する必要があるんですね。だから、私は先ほど来、この都市再生というやり方がほんまによかったのかということをずっと言ってきたわけです。  その...全文を見る
○穀田委員 日本共産党を代表して、都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  本法案は三法をまとめて改正するものですが、中心は都市再生特別措置法における民間都市再生事業計画の認定申請の期限延長です。  反対する理由の第一は、本法案により認定の申...全文を見る
03月20日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○穀田委員 この間、水門談合について質問し、OB関与の情報の問題について質問しました。その後、新聞報道では、二〇〇五年の夏、元課長の実名を挙げ、談合への関与を指摘する投書が寄せられたという報道があり、さらに投書は、国交省が所管する社団法人日本建設機械化協会に天下りしていたが、協会...全文を見る
○穀田委員 要するに、私、文書をいただいているんですが、委員会に提出していただきたいと思います。  私、言いたいのは、先日の水門談合でOB関与の問題で質問したときに、OBの事情聴取をしなかったのはなぜかと聞いたら、新聞報道の段階でございましたのでやっておりませんと答弁したわけで...全文を見る
○穀田委員 それは余りにも、方便というんです、そういうのを方便というんですよ。  やはりそういう内容があったということについて正しく伝え、この問題については公取にやったと。いろいろな情報があるけれども、それは分けてやらなくちゃならぬ、しかし古いものの方はこうだったとか、それはき...全文を見る
○穀田委員 余り反省がないなと。要するに、私が質問したことに対して、そういうことはない、新聞報道しかないからやらないんだという言い方は違っていたということなんですよ。それは紛れもない事実じゃないですか。それは、言い方が不十分だとか説明、あなた方の言い方はすぐ、舌足らずでしたと。舌...全文を見る
○穀田委員 次に、そうやっていると時間がないので、自動車検査独法の改正案について、残りの時間は質問をします。  昨年、トラックの荷台架装メーカーによる不正車検が問題になった。立入検査等の権限強化の法改正が行われた。今度は、いすゞ自動車を初めとするバス製作会社による不正車検も横行...全文を見る
○穀田委員 いろいろな機器を入れるのも、見るのは人間なんですよ。その安全、安心を確立し確保するのは機械じゃないんですね。そういういろいろな機械を入れたとしても、それを使いこなす人間が必要なわけでして、私はそういう問題にしてはならないと思っています。そこで私は人の問題を言っているん...全文を見る
○穀田委員 私は、安心、安全対策を強めなくてはならぬというのはだれもが共通する意見だと思うんですよね。ところが、政策評価・独立行政法人評価委員会の国交省の意見に対する回答には、政府としての大きな方針、これまでの経緯を踏まえというだけで、検査業務の性格それから安全確保という観点から...全文を見る
○穀田委員 その三点というのも、暴力の問題とかいろいろあるんだけれども、もう一つあって、あなた方は、「個々の検査官が、車両の使用の可否に直結する基準適合性審査を実施しており、行政処分に当たっての実質的かつ迅速な判断を行っている。」こういう一番大事なところがあるんですよね。そこのと...全文を見る
○穀田委員 そんな複雑な方法をやって、結局、値上がりになる。何でこんなふうな複雑な方法でやるのかということでいいますと、簡素でサービス向上がもともとの建前ではなかったのか、そういう面からも反するということだけ改めて指摘して、終わります。
○穀田委員 日本共産党を代表して、自動車検査独立行政法人法及び道路運送車両法の一部改正案に対する反対討論を述べます。  本法案に反対する第一の理由は、自動車検査独立行政法人の職員の非公務員化が、信頼性を確保すべき車検制度の体制を弱め、国民の命と安全を守る国の責任を弱めることにな...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○穀田委員 モーターボート競走は、もともと刑法で禁止している賭博及び富くじ販売の特例として、地方自治体のみ認められている公営ギャンブルの一つです。青少年への悪影響、家庭崩壊や勤労意欲を低下させるなど、害悪は免れないと私は考えます。  地方財政の改善を目的としてきましたけれども、...全文を見る
○穀田委員 結局、賛成、推進派の立場からの改正案づくりの方策として行われたということなんですね。やはりギャンブルとしての負の部分について一顧だにしないというのはだめですよ。したがって、改正案には、国民的検討とは違って、背を向けたさまざまな悪い内容が盛り込まれていると指摘せざるを得...全文を見る
○穀田委員 固有の事務であって、簡単に言えば、今、最後に大臣のお話があったように、責任は施行者にあるというふうに判断していいと思います。そうだとすると、私は厳格に指導を求めたいと思っています。  それは、先ほども各委員からお話がありましたが、やはり営利本位の民間委託になれば、射...全文を見る
○穀田委員 二つありまして、施行者の判断と住民の理解。  それで、随分努力してきている現実があるんです。お聞きしますと、例えば、江戸川なんかの場合でいいますと、九一年末でいいますと、一時金の額は六十五万四千円だったものが、〇五年には二十万ほど下がっているんです。そんなふうにずっ...全文を見る
○穀田委員 これまで国は、場外舟券売り場の設置に当たっては、地元住民の理解が得られるように努め、今もお話があったように、十分な地元調整が必要だと指導してきました。北側前大臣は、ボートピアというのは、先ほども冬柴さんからありましたように、人がたくさん集まる、その施設の周辺への影響を...全文を見る
○穀田委員 では、その内容で変えないとなりますと、現在、国交大臣がボートピアの設置の確認を行う際には三つの条件がありまして、地元自治会(町内会)の同意、市町村の長の同意、市町村議会が反対を議決していないこと、このことでもって地元合意を確認するとの運用が行われています。法改正後もこ...全文を見る
○穀田委員 日ごろの大臣の発言にしては、えらい持って回った言い方ですよね。ほかとの関係というのは、ほかがもし緩いんだったら、ほかを上げさせたらよろしい。そういうふうにどんといくことが大事なんですよね、住民が大事なんだというのであれば。先ほど来、その被害の問題について、一番詳しく実...全文を見る
○穀田委員 今とても大事な発言がありました。正当な民意を反映したかどうかというのは、民主的プロセスを大事にすると。これはきちっと守っていただきたいと思っています。  その根本は何かということは、大臣、最後は確認しておきたいんですが、例えば、当時北側さんは、「住民の方々の実質的な...全文を見る
○穀田委員 そこで、実はその後半にこう言っているんですね。「実質的な同意を得るためには、当然、大切な情報が広く住民の方々に周知されていないといけないわけでございますし、また、その地元住民の同意というのが、多くの方々の意向を反映していると言えるようなものでなければならないと思います...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 モーターボート競走は、もともと刑法で禁止している賭博及び富くじ販売の特例として、地方自治体のみに認められている公営ギャンブルの一つです。本改正案は、場内場外の舟券販売や払い戻しなどの業務委託を広く認め、民間企業にギャンブル行為をゆだねるものであり、賛成できません。 ...全文を見る
03月27日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○穀田委員 能登半島地震に関連して、国土交通大臣にお聞きします。  今回の地震でお亡くなりになられた方にお悔やみを申し上げ、被災者の皆さんに心からお見舞い申し上げたいと思います。  今回の地震について、どのメディアも大体、日本ではいつどこに大地震が起きてもおかしくない、地震対...全文を見る
○穀田委員 私は、こういう地震が起きるたびに、計画を本当に進行させる、それは自治体の計画というのじゃなくて、耐震化率を九〇%にするという目標に基づいて、どうしたらこれが進行できるかというのをその都度その都度考えるべきものだと思うんですね。  それで、日経新聞はこう言っていまして...全文を見る
○穀田委員 現状認識、かなめだという点では一緒なんですよ。大臣はいつも、財務がどうだこうだということは理屈にならぬ。  それと、国民の世論と言いますけれども、私、何度もやりとりして、お互いにわかっているんだ。中越地震のときに、こういう国費を投入するのはどうだと。八割近くの方がそ...全文を見る
○穀田委員 なかなか難しいと言うんだけれども、制度的に言うと、いろいろ変化をしているわけですね。繰り上げ償還は上水道など四つで認めています。だから、政策判断で同様にすべきだと私は考えているんですね。  では聞きますが、岩手競馬は、地方競馬の中では、水沢という競馬、私はそこで生ま...全文を見る
○穀田委員 地方競馬の比率。
○穀田委員 だから、今お話があったように、七十億近く貢献をしてきたということですよ。それ以外にも地方自治体その他に対していろいろな貢献をしてきたということがあるわけですから、私が聞いた、いわば繰り上げ償還に係る補償金というのは約四億円ですから、極めて小さい数字だということがみんな...全文を見る
○穀田委員 難しいということだけ確認をしておきたいと思うんです。つまり、ないということですよね、簡単に言えば。だから、これほど地方財政の貢献ということからしても、それから、今困難になっているときに、どうしたらこれを本当に救うことができるかという立場で物を考えなくちゃならぬと私は思...全文を見る
○穀田委員 結論から言うと、変更するつもりはない、こう来るんだけれども、今までだってそういう中身のもとで随分やってきたんですよ。だから、緩くするということじゃないですか。  千葉県のボートピア習志野というのが昨年九月にオープンしましたけれども、わずか三百メートルしか離れていない...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○穀田委員 日本共産党の穀田です。  参考人の皆さん、本当に貴重な御意見をありがとうございました。座って質問させていただきます。  私は、今回の胴体着陸についての認識を出発にしなくちゃならぬのじゃないかと思っているわけです。といいますのは、やはり危機一髪であって、大惨事寸前だ...全文を見る
○穀田委員 余り煮え切らぬ話ですけれども、参考人の河内さんと杉浦さん、今の国交省の発言についてどう思われますか。
○穀田委員 河内参考人にお聞きします。  陳述でも、この高知空港の事故では、心配していた機体の心配していた箇所でトラブルが起きたという点が気がかりだとおっしゃっていました。さらに、設計、製造、運航にわたる経験不足とのお話がありましたし、久保参考人もやはり同じように、大手ほどの技...全文を見る
○穀田委員 次に、辻村参考人にお聞きします。  再三参考人は情報共有という話をしていました。一点だけ、このボンバル社はDHC8シリーズで胴体着陸が過去に七件あった、そういうことについて全日空の幹部はその記者会見を副社長が来て行ったとき初めて知ったというふうな事態なわけですけれど...全文を見る
○穀田委員 余りかみ合ってない感じがしますけれども、要するに、情報を共有するというのが事故をなくす上でも安全という問題でも決定的だということをお話ししたかったわけですね。そういう点をもう一度確認だけしておきたいと思うんです。  では、杉浦参考人にお聞きします。  実は先ほども...全文を見る
○穀田委員 おっしゃるとおりでして、個別の問題を聞いたのはちょっとあれでしたけれども、私の趣旨は、参考人からお話があったように、やはり安全に飛ばすという意味での最大限の努力、この点でまだ可能性がある、こういう点はまだできるというのは、すべからく努力をしてとことんやるべきだという考...全文を見る
○穀田委員 貴重な御意見をありがとうございました。  私、事故が起こったその日の昼にちょうど質問をしましたし、理事会ではボ社の参考人質疑を要求しましたけれども、今のお話があって、いよいよ来てもらって直接お伺いしたいなということを述べて、質問を終わります。
04月03日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○穀田委員 私は、少し違った角度から海洋政策の基本について議論をしたいと思います。  御承知のとおり、CO2の排出によって温暖化など、地球環境問題の解決というのは喫緊の課題になっています。海洋政策を考える上で、海洋というのは人類共有の財産であって、地球の主要な部分を占める、そう...全文を見る
○穀田委員 原理論というか、漠とした話になっているんですけれども、私が聞きたかったのは、さっきも言いましたけれども、どちらかと言えば、海洋環境の保全と開発利用の関係について、九二年の地球サミット、先ほども少し議論になっていますけれども、アジェンダ21で示された持続可能な開発とは何...全文を見る
○穀田委員 着実にというふうに言われると、ほんまかいな、こう率直に言って疑いたくなることはあるわけですけれども、環境保全を考慮した節度ある開発、あなた方はこう言っているわけですね。それは趣旨は当然だと思うんです。  そこで、今、日本や世界の中で席巻している市場万能主義や、さらに...全文を見る
○穀田委員 あえて私、確認しようと思いましたのは、やはり海洋国家というふうなことを、どちらかといえば、権益という問題にだけずっと話が行ったのでは本来まずい。しかも、アジェンダ21なり国連が決めた海洋法条約なりの趣旨は、単なるそれぞれの主権の発露だけじゃなくて、海全体をどう守るか、...全文を見る
○穀田委員 そうなりますと、二つあると思うんですね。漂着ごみ問題は、ごみが流れ着いた日本国内の市町村だけでは解決できない、だから国としてどう対応するかということが当然あるわけですね。今あったように、当然外国からの問題が出てきているというのが一つの新しい問題。これは昨年十二月にも開...全文を見る
○穀田委員 医療廃棄物の中国問題というのは、そっちが答えたもので、私が質問する前に出ちゃったから、私が言ったわけじゃなくて、環境省がしゃべったものにあなたは言っていたから、ちょっと討論をよく聞いていただかないと、そうは言っていないので、そういうつもりだったけれども少し変えたわけで...全文を見る
○穀田委員 私、何でこんなことを言っているかというと、足元をきちんとやっていなければあかん、そういうものに一つ一つ努力しなければあかんということを言いたいわけですよ。  だから、海洋政策というのは、やはり海洋の環境維持、保全というものを最優先の立場に立つこと、それから、海洋基本...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは本当に、今の質疑も含めまして、とても参考になりました。私は実は、随分話題になりました京都に住んでいるものですから、参考人の皆さんがそういう京都に触れられながらお話しいただいたことに、とても興味を持ちました。最後に森先生からお話の...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。  次に、土居参考人にお聞きしたいと思います。  私も、最初に言いましたが、まちづくりと公共交通という関係がとても大事なことだと思っています。実は私も、森参考人に中心市街地の問題と公共交通の沿線のコンパクトなまちづくりという関係は質問したかっ...全文を見る
○穀田委員 夢を持ちたいなというふうに、森参考人と土居参考人の話を聞いて思いました。  そこで、齋藤参考人にお聞きします。  地域公共交通総合連携計画というのは、地域の関係者が合意形成を図る、それから協議会を設けることができるわけですね。それで、住民参加のもとで要求が反映した...全文を見る
○穀田委員 わかりました。なかなか現実は、もちろんバス事業者が参加を拒否しているとは思っていないんですけれども、いろいろなところでいろいろな事態がそれこそ多様に起きていまして、それは御承知かと思うんです。  では、土居参考人に今との関係でお聞きします。  先ほど述べた中間取り...全文を見る
○穀田委員 今のでおわかりいただけたと思うんですが、私は、事業者という問題について、バス事業者を言っているわけではなくて、そういうさまざまな事業者としての角度から、もっと本当に交通を大事にするということが、どうしたら力を全体に発揮できるかという立場からいろいろ御提言いただければと...全文を見る
○穀田委員 どうもありがとうございました。終わります。
04月11日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○穀田委員 今回の法案を議論する際に、交通政策に関する考え方、それともう一つは、地域住民の移動困難が増大するなど深刻な現状との関係で、やはり移動の権利や交通権にかかわるこういう角度からの議論が必要だろうと思っています。  私は、そんなに時間がないものですから、皆さんの全体の議論...全文を見る
○穀田委員 バスでいうと三万二千キロ、それから鉄道でいうと六百十キロと。  こういう問題も実は日経グローカルという雑誌では特集をしていまして、瀕死の地方鉄道ということまで言っていて、地域がこれでは移動ができなくなる、そういう確保という問題で極めて重要な事態だということなんですね...全文を見る
○穀田委員 きのうの参考人質疑でも、まず、現状認識については、地域交通の危機的状況が顕在化していると。それで、戦後最大の岐路だということを私は言いました。そういう点では大体認識が一致したんじゃないかなと思っているんですね。  ただ、原因の問題については、今るるあって、車の依存と...全文を見る
○穀田委員 地域の声を上げるための環境整備を行ったということですね。ただ、そういう法改正で柔軟に対応した、その結果どうなったかということをわざわざ最初に聞いたわけです。その結果、がばっと減ったんですよ、そういう意味でふえたところはないんですよ。あれだけ、六百キロも減ったり、それか...全文を見る
○穀田委員 そこはいろいろ議論のあるところで、本当はもう少し基本的な、考え方の基礎にある問題をよく議論する必要があると私は思うんですね。それ自身、私どもは、今回の場合、地域住民を主体にして物を考えるという点は異議ないわけですね。ただ、そういうところにすべてがあるんじゃなくて、今ま...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○穀田委員 本日は、先ほど同僚議員からもるるありましたように、福知山線脱線事故から二年目に当たります。お亡くなりになった方々の御冥福をお祈りすると同時に、御家族の皆さんに改めて哀悼の意を表したいと思います。  私は、この点では、事故を風化させずに、特に、原因とJRの責任、そして...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、地域の特性を生かしてやらなかったから問題だみたいな話になるんだけれども、私、どうもその辺が違うんじゃないかと思うんですね。  国が基本指針をつくって、活発な人的交流だとか物流を促進するという要件を示すことになって、その手段として、この法案に書いているよ...全文を見る
○穀田委員 事実認識は同じだ、原因が違う、こうなるわけですね。しかし、バブルのせいだけじゃないんですね。  私は、特に関西文化学術研究都市にかかわって、私は京都ですから、当初から、これは学研都市というよりは宅建都市だと言って警告をしてまいりました。やはりそのとおりでして、民活方...全文を見る
○穀田委員 今の話を聞いて、大臣、後半、どう思いましたか。私は、えらいこっちゃなと思いますよ。要するに、結論は、不測の事態が起こったら有効に活用しようというだけの話ですね。みんな聞いてわかりましたやろ。そんなあほな、そんなこと言うておったらあきまへんで。  これは結局、要するに...全文を見る
○穀田委員 これは本当によく考えてくれなければ、つまり、そういう経過をたどっているという歴史的な事実を見たときに、本当にこれはやらなあかん。  しかも、何でこんなことを言っているかというと、今だってそういう、別に例を出して松下を憎しと言っているわけじゃなくて、松下なんかがどんど...全文を見る
○穀田委員 そうなんです。私が言いたいことを最後に言ってくれて、私は水源の里は大事だと思うんですよ。つまり、地域活性化という場合、何でも、基盤整備と、それから大型店を入れるとか、そういうのじゃなくて、現実に起こっているところにめっこを入れてやるべきだという意見なんですよ。  水...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 議題になりました両法案について、反対の討論を行います。  初めに、広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律案について述べます。  本法案は、政府の地域活性化政策体系の一つに位置づけられ、地域への工場誘致など広域的な経済活動を行う民間企業への支援と、それを支える...全文を見る
05月08日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  参考人の皆さんには、本当に貴重な御意見をありがとうございます。  座って質問いたします。  私は、お話を聞いていて、結局、今度の法案との関係もあるんですが、規制緩和というものをどうとらえるかということが事の分岐だと思うんですね。 ...全文を見る
○穀田委員 では、お一人お一人に聞きたいと思います。  まず井手先生に、市場原理が働くビジネスモデルとは何かということを一つだけ。  それから待鳥参考人に、タクシー運転免許の法制化の必要について意見を伺いたい。  それから三浦参考人に、今お話がありましたけれども、歩合制です...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。
05月09日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○穀田委員 ジェットコースター事故についてまず聞きたいと思います。  亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げ、また、御遺族の方に心からお悔やみを申し上げたいと思います。負傷された方々に対しては、心よりお見舞い申し上げます。  あってはならない事故であり、私、いつもこういう事故...全文を見る
○穀田委員 この問題は私ももう少し勉強をさせていただいて、事態がいろいろわかるでしょうから、引き続き質疑をしていきたいと考えています。  そこで、議題になっているタクシー業務適正化特別措置法についてお聞きします。  大臣に、タクシー問題の一連の問題ということの基本認識について...全文を見る
○穀田委員 最後の方は同感なんです。前の方は状況なんですね。  私は、前の方から行けば、総合的な交通政策をどうするかという問題と、移動の権利をどう守るかという角度からどうやって全体の交通政策を考えるかという問題だと思うんですけれども、タクシー問題に限って言えば、やはり最後におっ...全文を見る
○穀田委員 これは、働く運転手に着目しているというのが一つの特徴なんですね、それはわかるんです。でも、きのう参考人質疑で議論になったのは、悪質な事業者が退出しない、本来退出されるべきものが機能しないというふうに言われたことも一つの特徴なんですね。本来、供給の側が絞り込むということ...全文を見る
○穀田委員 そこでうなずいてくれずに、テストするんですね、はいと言ってください。
○穀田委員 そのとき、いつも局長は札幌と京都という例を言うんだ。そんなもの、私は京都に住んでいるけれども、あそこはそう簡単じゃないんや。多分、札幌も京都も南北東西がわかりやすい、それだけの話で言っているから困るねん。そんなもの、あなた方の調査によっても、京都に行く人のニーズは何か...全文を見る
○穀田委員 これも、あなた、現場を知らぬということの証明なんですよ。タクシーの運転手を募集します、行ったらどうすると思いますか。そんな講習をまずすると思いますか。違うんです。きょうから動けるか、こう言うんだよ。そういう現場を見て、それでこんなこと、自社で講習するなんということがほ...全文を見る
○穀田委員 そういう場合、私が自社でやったらあかんと言ったら、すぐ中小企業の例を出して、そういうこともあるんだからというようなことを言って、何となく矛先を鈍らすような話をしてはあきまへん。  やはりこういうものは、あかんものはあかんのです。中小企業がそういうことをやっているわけ...全文を見る
○穀田委員 今私が言いましたように、現実にある協議会などでそういう経験が出ているわけですから、一番大事なのは、先ほど言いましたように、この問題については、それを受ける側の利用者の意見を聞くということが大事かなと思っています。  そこで、大きな二つ目に、私は労働者の賃金を上げると...全文を見る
○穀田委員 この辺になりますと、もごもご言って、さっぱりやね。やはり一番肝心なのはここなんですよ。極端な歩合制ということで、累進歩合制をとっているところが広くあるということも御存じでしょう。そこにメスを入れなきゃならぬと思うんですね。それが一つある。だから私はこの問題を今後もずっ...全文を見る
○穀田委員 ですから、今の通達を国民にもしっかり知らせ、守らせるということについては責任を持っていただきたいと思います。  最後に、一番最初に大臣は、日本のもとで、バブルだとか、それから公共交通の利用者が減っているという問題があるということを言っていました。私は、それはそれで一...全文を見る
○穀田委員 よく考えていただくのはあれなんですけれども、一番肝心なところは、労働者の働く条件をよくする、そのことによって安全性が保たれる、そのことによって業界全体をうまくする、軸はそこだと思うんですね。だから、その意味で規制緩和は見直すべきだということだけ主張して、終わります。
05月15日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○穀田委員 情報化社会の進展のもとで、インターネットで測量成果を提供できるようにするなど、今回の法改正は当然のことだと考えています。  私は、国土地理院の役割などについて質問します。  この測量法改正案とあわせて、地理空間情報活用推進基本法案が議員立法で審議されています。藤本...全文を見る
○穀田委員 今るるお話がありました。それは今度の測量法についてはそうなんだけれども、今私が聞いたのは、地理空間情報活用推進基本法案との関連でどうか、そこはいかがかという点が少しないと思うんだけれども。
○穀田委員 そこで、私は、測量と地図という問題についての理念というか、戦前と戦後の違いというか、その哲学について少し聞きたいと思います。
○穀田委員 今お話がありましたが、基本的に地図、測量、そういうものがやはり戦前と戦後で大きな性格の違いがあるということだけは確認しておきたいと思うんです。  次に、先ほど説明がありましたが、基盤地図それから位置情報などの基礎的インフラ、これを整備していくのが国土地理院の役割とい...全文を見る
○穀田委員 この準天頂衛星システム計画の事業費は全体で幾らか、そして国交省の負担は幾らか。
○穀田委員 莫大な費用を投じたプロジェクトだということがわかります。  先ほど説明がありましたけれども、もう一度そのことを踏まえながら聞きたいと思うんです。  現在は、測地基準点測量などはGPSなどを利用して行っていると。先ほどあったように、いろいろなところが見えるんだという...全文を見る
○穀田委員 上の方にある衛星がふえてGPSを補正し、そして信号等については補強できるということですね、簡単に言えば。  しかし、測位精度は現行のシステムで余り支障はないということですか。そこはどうです。
○穀田委員 このシステムの状況について、大体十省庁が参加しているんですけれども、それは、皆さんのところでいくと、国土交通省は、この「準天頂衛星システムに関して」という報告の中において「各省庁として、S帯測位補強・通信の整備をする必要性の有無」というところには、「なし」こう答えてい...全文を見る
○穀田委員 アメリカの思惑は思惑でありまして、ヨーロッパでもちゃんと独自にやっているということは、それはあるんですよ。それはわかっているんですよ。だけれども、そういうものと協力してどうするかということはよく考えなきゃあかん。アメリカがただでやっているのは、ただでやっている理屈があ...全文を見る
○穀田委員 算定できないことはないんです。大体こういうめどでやっているという、人件費削減をやってくるから方針が出るわけで、私は、実際はそうやって定員は削減するけれども、外部委託して仕事をやって、経費全体は減らないということは言っておきたいと思うんですね。  だから、そんな経費、...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○穀田委員 九日に続き、大阪のエキスポランドで起きたジェットコースター事故について聞きます。  私は、十二日、事故を起こしたエキスポランド社と吹田市に調査に行ってまいりました。ちょうど事故発生から一週間。関西ではマスコミも大きく取り上げており、より詳しく報道されています。調査し...全文を見る
○穀田委員 仕組みはわかっているんですよ。ただ、事故が起きて、それでは私言いたいんですけれども、国土交通省は、例えばあのエレベーター事故が起きる、そのときにも私質問したんですね。あのときにも、そういう事故情報というのは共有する必要がある、それを通知している、条例までつくれと指示し...全文を見る
○穀田委員 遺憾なのはわかっているんですよ。私が行っただけで、少なくとも過去に探傷検査が行われなかった事実があるということ、それから他のコースターについても先送りしていたということ、二つの事実を私はつかんだんですよ。あなたは少なくともそういう報告を受けていない。どっちが今大事だと...全文を見る
○穀田委員 要するに、省令で書いているということなんですね。  そこでもう一度、では住宅局に聞きます。  ジェットコースターに関して、今の鉄道に関する安全規定のような規定が建築基準法令のどこに規定されているか聞きます。
○穀田委員 それは百四十四条にそう書いているんだけれども、今私が聞いたのは、ジェットコースターに関する車軸はないということは明らかですね。今お話しされたのは、一生懸命百四十四条を読んでいるだけで、そこに書いているだけの話をしていて、先ほど鉄道局が言ったように、鉄道局の場合には定期...全文を見る
○穀田委員 わかりやすく言うと、先ほど局長が読んだところをもう一度引用しますと、百四十四条は、見たらなかなかわかりにくいんですね。「摩損又は疲労破壊が生ずるおそれのある部分以外の部分の構造は、」こうきている。それで、実は私、聞いたんですけれども、これはもうわかり切ったことなので言...全文を見る
○穀田委員 この点は確認できたと思うんです。つまり、現在あるものすべての安全はやはりきちんとやるということだと思うんですね。  そこで、事故原因に関連して、車軸の金属疲労が有力視されていることは御承知のとおりです。しかも、他の遊園地では、報道によりますと、車軸は五年から七年で交...全文を見る
○穀田委員 そこは、私何回も言うんですけれども、大臣が言っているように、だれでもわかりやすいという点でいうと、手引というのは確かに僕も見ています、ただ、義務づける規定ではないんですよ。そこが少し問題じゃないかなと私は言っているんですね。  実は、なぜこれを言っているかといいます...全文を見る
○穀田委員 私、吹田市に行きまして、Aというものが全部あるものを見ました。あれも本当を言うと、全部結果としてはAになるという仕掛けなんですね。それは当たり前なんですよ。ただ、そのときに、ふぐあいが見つかって、それをかえてAになったという場合には、資料を添付すると書いてあるんですね...全文を見る
○穀田委員 くれぐれも言うんですけれども、実は私、去年こう言っているんですよ。「二〇〇五年三月の国交省の通知では、」ということで、例の回転ドアの事故から起きている教訓なんですね。そして、国交省は共有化と条例化を推奨するわけですね。そのとき、当時の住宅局長は、実際に消防機関等との連...全文を見る
05月22日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○穀田委員 穀田恵二です。  四人の参考人には貴重な御意見を本当にありがとうございました。法の今後も含めて、我々がどういう点を注意すべきかということも含めて御示唆をいただきまして、ありがとうございます。  では、座らせていただいて質問させていただきます。  まず、村上周三参...全文を見る
○穀田委員 では、和田勇参考人と吉田浩二参考人にお尋ねします。  村上参考人も、供託問題を初めとした形態をとったのは多様な供給形態に対応しているということを言うておりましたけれども、瑕疵担保責任履行のための資力確保の義務づけの際、資力確保の方法として供託がなぜ入れられたのかとい...全文を見る
○穀田委員 では、金子参考人に、今の最後の供託した場合でもというのを含めて、ちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、それが一点。  あわせて、この間、例えば生保や損保において、保険金の不払いという事件が随分社会問題になりました。仮に、住宅瑕疵担保責任保険法人の払い渋りだとか、...全文を見る
○穀田委員 では、あと二つ、金子参考人にお聞きしたいと思います。  先ほど来、紛争処理機関での処理問題についてもるるありました。私も、各地の弁護士会に御了承をいただいたり、御協力いただかなくちゃならぬという点でも貴重な御意見だと思うんですが、今回の法案を受けて当然多くなるであり...全文を見る
○穀田委員 耐震偽装事件を踏まえて、建築基準法が改正されたわけですね。そしてまた建築士法がされている。今度は瑕疵担保ということで、三つで全体を網羅するというシステムになっているわけですね。  ただ、私どもは、さっき言いましたように、建築士法その他の改正に当たっても、性悪説、性善...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。
05月23日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○穀田委員 国交省は、耐震偽装事件の再発防止策としては、被害者救済対策である本法案が、まず建築確認制度、それから建築士法に続く第三弾の仕上げ段階と位置づけています。しかし、建築確認検査を民間にゆだねる枠組みはそのままにして、この間何度も議論してきましたけれども、さらに安上がりの経...全文を見る
○穀田委員 粘り強く進めなければならない、それはそのとおりなんです。要するに、全部やってしまわなあかんということだと思うんです。  ただ、私驚いたのは、今ありましたように、是正したのは三百九十六件、一三・八%だったと。大臣は、この間は、違反には是正指導するなど厳正に対処すると答...全文を見る
○穀田委員 今、それは態様で時間もかかると。これは大体つくるときにきちんとやっておかなあかん話です。そういうふうに言っちゃうと、一たん是正指導しておるときに、そんなことがあるんだからというふうに言っていたんじゃ、聞いている人はそんなに、自分のところはこれでええなとは思わへんとは思...全文を見る
○穀田委員 榊さん、悪いんだけれども、特別立法のあたりから言ってくれれば別にええよ。だって、前の話はもう何回も議論しておって、どんな対処をしておられるかということについて、被害者対策を講じてきたということはお互いに知っているわけだから、そういう上に立って、これは自民党もプロジェク...全文を見る
○穀田委員 その気持ちといいますか、そこはお互いに阪神大震災を経験した者同士として、ただ、いわば瑕疵担保ということをつくろうというきっかけになっているわけですから、そういう瑕疵でやられた、しかもそのことが、実際に救うことができない、二重ローンに困る、こういう現状を何とかしたいと思...全文を見る
○穀田委員 そう言われると、私はちょっと、前半の方は、一番最初の結論はいいんですけれども、後半の方になりますとちょっと異論がある、それは御承知のとおりです。  というのは、私は、この問題について、たしか二〇〇五年にも質問したと思うんですけれども、そのときにも言ったんですけれども...全文を見る
○穀田委員 これをやっていると、この論は尽きないわけですけれども、そこで、先ほど言った、要はみんなで支え合うという感じの中で、これは先ほどもずっと議論になっているんですけれども、関係業界の関与の仕方について聞きたいと思うんです。  今回の法案では、残念ながら、保険制度を業界が一...全文を見る
○穀田委員 それは大臣の見解なんですけれども、もう一遍、経過の中で、なぜそういうことになってきたのかというあたりはどうですか。
○穀田委員 二つ言っておきます。  大臣は、大手は、性善説をとるわけじゃないけれどもと言っていましたけれども、私は、この負担の違いというのは随分大きいと思うんですよ。中小業者だって、私のところだってそうですね。地場で工務店をやっている人たちは、それこそ地元でそんな失敗をしたら飯...全文を見る
○穀田委員 では最後に、私は、売り主ということだけじゃなくて、それを保証している、住宅ローンということで成り立っているところも関係者だ、だからそこを入れたらいいということだけは言っておきたいと思います。  そこで、最後に一つ。故意過失に起因する瑕疵に対応するための基金制度スキー...全文を見る
○穀田委員 終わります。
05月25日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○穀田委員 私は、冬柴大臣と議論をしたいと思っています。  まず第一に、特定船舶の入港禁止措置を延長する理由は何か、端的にお答えいただければと思います。
○穀田委員 この法案の提案趣旨説明のところを読まれたということですね。  私は、この禁止措置の延長が、制裁のための制裁というのじゃなくて、日朝間、そして六カ国協議の合意の誠実な履行、そのための対話を促進する手段であるということだけは確認しておきたいと思うんです。いいですね。(冬...全文を見る
○穀田委員 五月十九日の新聞報道によりますと、「対北制裁六十八か国止まり」というのが出されています。昨年十月の北朝鮮の核実験を受けた国連安保理の対北朝鮮制裁決議第一七一八号に基づいて制裁を実施して安保理に報告書を提出したのは、外務省によると六十八カ国と一機関で、国連加盟国の三分の...全文を見る
○穀田委員 経産委員会で確かに七十カ国と言っていたのは見ました。私は、これは報道によればということで、十九日の報道を使っていますので、その違いは若干あると思います。それは、お話があったように、アフリカだとかいうところではつけないという話はわかっております。  そこで、外務省に聞...全文を見る
○穀田委員 すべての国が理解をしているという意味ですね。だから、それは評価というよりも、日本側のとっている措置について、そういうことですねというような話ですね。わかりました。  そこで、それらを踏まえて大臣に、もとへ戻りますが、最近の六者協議の動きをどう評価するのかということで...全文を見る
○穀田委員 では、時間ですから、最後に一つだけ聞いておきたいと思うんです。  今私は、平和の枠組み、それから朝鮮半島の非核化という問題と将来的な北東アジアの平和の方向ということを目指したい、これはお互いの共通の認識だと思うんです。  そこで、安倍首相が言っておられる集団的自衛...全文を見る
○穀田委員 少し踏み込んだ話がもう少しあるかなと思いましたけれども、どうもその前提が違っているみたいでして、私は、少し違うんじゃないかと思うんですね。  というのは、この間、新聞紙上で秋山元内閣法制局長官がこの問題について発言をしています。これは当時も、二〇〇四年でしたか、安倍...全文を見る
05月31日第166回国会 衆議院 本会議 第37号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、柳澤伯夫厚生労働大臣の不信任決議に賛成の討論を行います。(拍手)  柳澤大臣を不信任する最大の理由は、いわゆる宙に浮いた年金、消えた年金の問題をめぐって、無責任きわまりない態度をとってきたからであります。  今回の年金記録の未確定問題...全文を見る
06月08日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○穀田委員 住宅セーフティーネット法案に関連して、少しお聞きしたいと思います。  住生活基本計画が、全国計画ですね、二〇〇六年九月十九日に閣議決定され、そのもとで都道府県計画が二〇〇七年三月までにほぼ策定されました。これは二〇〇六年度から一五年度までの十年間の計画です。  こ...全文を見る
○穀田委員 パブリックコメントはとても大事だと私は思うんですね。もちろん、住生活基本法の議論の際に、考え方、今住生活を基本として推し進める上で何が大事かということで、参考人の質疑の中でも出された問題でありました。したがって、私は、そこについて随分こだわったわけです。  そこで、...全文を見る
○穀田委員 今、必要な供給数ということも言っているわけですけれども、「居住の安定の確保を図るべき世帯」というのは、自力では困難だということで、もともと考え方の根本はそこにあるわけですね。そうすると、必要な供給数というのは、少なくとも今述べた入居要件を満たす応募世帯がすべて入居でき...全文を見る
○穀田委員 そうすると、皆さん数を聞いてなかなかわからぬと思うんですけれども、要するに、結局純増でふえるのは四万五千七百四十七戸だというふうに見てよろしいですね。
○穀田委員 別に私の数字じゃないんです。要するに、新規の建設と買い取りの戸数と建てかえと借り上げを足せば、四万五千七百四十七になるわけなんですよ。だから、何も私の数字じゃなくて、あなたが言った数字からいえばそうなんだと。何か私が独自の数字を書いているように言われたらあきまへん。あ...全文を見る
○穀田委員 では次に、全国と東京、大阪の公営住宅の直近の空き家募集と応募数はどうなっているか。
○穀田委員 全国も東京も大阪も、供給目標、例えば、東京の場合は十一万、大阪の場合は十二万、それの八割は空き家募集なんですね。結局、既存の空き家募集戸数で八割は賄えるという供給量でしかないわけですね。  なぜこんなことをお聞きしたかということを言いますと、応募の状況の倍率というの...全文を見る
○穀田委員 数字をいろいろ言って、だから私は最初に聞いたんですよ。新規の純増は幾らかと聞いているんですね。  結局、建てかえ、空き家募集ということで、既存のものを出て行ってもらう形をどんどん推し進めて、また、当然、お亡くなりになったりその他含めて自然減もある。こういうものを計算...全文を見る
○穀田委員 〇三年度までにも、全国の公営住宅応募者数は百万世帯を超えているんですね。それで、九九年から五年間、やはり三十万世帯もふえているわけですよ。そのふえ方の数字の、例えば二回応募しているとか四回応募しているとか、それはいろいろあるでしょう。だって、当時だってそういうことだっ...全文を見る
06月22日第166回国会 衆議院 本会議 第48号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、第百六十六通常国会の会期を十二日間延長することに反対の討論を行います。(拍手)  自民、公明両党は、議案の審議状況にかんがみ、会期延長が必要だと言いますが、今回の延長は、安倍総理の指示を受け、残された悪法の成立を強行するためのものであり...全文を見る
10月24日第168回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 大臣に質問します。  先ほどもありましたが、今月の十五日に、横浜市の積水ハウスの物件で構造計算の偽装が行われていたことが発表されました。藤建事務所の遠藤一級建築士が百六十七カ所も偽装をした。遠藤建築士が構造計算した物件は約七十件にもなると言われています。  一つ聞...全文を見る
○穀田委員 いや、私が言ったのは、どこに問題があるのかという点ですよね。そこが余り解明がなくて、事実経過はわかったんです。  やはり背景にそういう法施行前の駆け込み申請があって、本人も、メディアに対する釈明によれば、時間がないから偽装した、こう釈明したと言われている。いわゆる駆...全文を見る
○穀田委員 現状はわかりました。それは先ほど来言っていることを繰り返しているにすぎないと言ったらちょっと失礼ですけれども、問題は、運用面の問題だとか、それから、理解が進んでいないとかいう話は予測されたわけなんですよ。だって、これだけの内容なわけですから。しかも、多くの作業があった...全文を見る
○穀田委員 では、その結果、審査がふえたかというと、特定行政庁の審査は明らかにこれは減っているわけなんですね。充実したんだったらそっちへきちっと行っていいはずじゃないか、こういうふうになるわけだけれども、結果はそうなっていないということをよく見ておかなくちゃならぬと思うんですね。...全文を見る
○穀田委員 今の内容はとても大事でして、国交省の要請に基づいて三つの今お話があった対策を打つとしているわけですね。ただ、私が言いたいのは、これは現場でいうと、工務店さんなんかが実際に相談に来るといったものに対して、ほんまにこれ、中小企業庁任せにせずに、建築関連の事業者の実態を知る...全文を見る
○穀田委員 それはわかりました。  では次に、URの問題について少し聞きたいと思うんです。六月二十二日に閣議決定された規制改革推進のための三カ年計画が、安定した居住を求める居住者の方々に不安を与えています。同計画は、都市再生機構の賃貸住宅は多過ぎる、戸数削減の目標を明確にして、...全文を見る
○穀田委員 だから、まとめていく過程の上で情報提供ではだめなんですよ。尾見さんがおっしゃっているように、一つ一つの団地に即してということを決めるわけでしょう。そこの一つ一つの団地には生きている人がいるんですよ。その人たちの意見も聞かずして、将来もくそもあったものじゃないんですよ。...全文を見る
○穀田委員 負担がふえない、毛頭考えていない、これは二つのキーワードでいつも言うてはりますわ。でも、規制改革会議の議論、見てはりますか、どんなことを言っているか。規制改革の会議では、基本的には改革期間中に全部廃止の方向に持っていくのが基本理念なんですと。廃止なんですよ、彼らが言っ...全文を見る
○穀田委員 その保障が代表者や住民の意見を聞くということに前提があるんだということを言っているんですよ、私は。そこが違うんですよね。そういうことだというふうに理解しろと言うんだったら、そう言うんだけれども、それは規制改革会議の意見で勝手な意見だと言うけれども、そういう見解を受けて...全文を見る
10月31日第168回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○穀田委員 地震発生や火山噴火などを観測した場合、その情報をいち早く伝達し、被害の軽減に結びつけることは当然だと考えます。被害の拡大を防止し軽減するためには、一人一人の国民が被害の危険を認識し、みずからそうした行動をとれない人も含めて、その危険から身を守れるようにすることだと考え...全文を見る
○穀田委員 今お話があったのは、どうして広報したかという話、周知徹底の話はしたけれども、先ほどあったように、これを七割近くの方が認知しているという話、一般のものはあるんですよ。今私が聞いたのは、周知という話と合わせて、認知度という話を言ったよね。認知度はどないですか。
○穀田委員 だから、把握していないということだと。これは極めて私は問題だと思うんです。これはあなた方が出しているものですよ、「あなたの命にかかわる速報です。」この内容がどういうふうに徹底されているか知らないで、どないして助けるわけですか。  しかも、私は現場へ行っていろいろ聞い...全文を見る
○穀田委員 通知しているのはわかるんだけれども、通知一本でわかるんだったら苦労はせえへんのです。今言っているように、気象庁はその認知度はわからぬと言っているわけでしょう。だとしたら、よく協議して、ヒアリングもして、きちんとやってくれるんですねということを聞いているんですよ。簡単に...全文を見る
○穀田委員 そこで、先ほどデパートの話もありました。私は、国土交通省ですから、駅、ターミナルの問題について一言聞きたいと思います。  緊急地震速報、先ほど活用の内容については少しありました。速報をだれが察知し、察知した速報を施設内にどのように報告するかということもあるでしょう。...全文を見る
○穀田委員 先ほどあったマニュアル、それから手引きをつくっている、ここはわかっているんですよね。では、施設管理者はこれを受けてどのように対応しているのか。つまり、国交省として、所管の鉄道駅などにおいて、聴覚障害者を含めた利用者の安全を図るために、緊急地震速報をどのように活用しよう...全文を見る
○穀田委員 まず、どの程度実績、ノウハウを積んでいるのかということでしょう。検討していきたい、それから訓練をぜひやっていただきたいと。  もう既に実施しているわけで、この法律は実際上やっているわけじゃないですか、十月一日から。今ごろになって、まだ検討しているだの、訓練をやってく...全文を見る
○穀田委員 一言、勘弁はいかないと。なぜかというと、だって、一番対応がおくれる人たちに対して、一番最初にするという視点が欠けていたんじゃないかということを率直に私は思うんですよ。災害弱者はいつもそう言っている。つまり、後に取り残されるという現実があって大変だと。  これは、私と...全文を見る
○穀田委員 わかりやすく言えば、法整備もこれからせなあかん、これからもう一つ、やはり可能性その他について、被害が少ないかもしれぬけれどもきちんとやらなあかん、こういうことですね。  そうすると、私、さきの通常国会で民間都市再生事業の延長を議論した際に、これは大臣にも言いましたけ...全文を見る
11月02日第168回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○穀田委員 我が党は、北朝鮮に対する船舶入港禁止と日本独自の制裁措置に対して、昨年十月にこれが実施された際にも、ことし四月にこれが延長された際にも賛成してきました。それは、昨年十月に行われた北朝鮮による核実験という新たな重大な事態に対して、北朝鮮を対話の道に復帰させ、核兵器問題の...全文を見る
○穀田委員 先ほど来問題になっていますけれども、入港禁止の理由は、閣議決定は、御承知のとおり、北朝鮮により核実験を実施した旨の発表がなされた、弾道ミサイルを発射したことに加え、核実験を実施したとしていることはけしからぬ、だからやった、こういうことで理由は書いていますね。そこははっ...全文を見る
○穀田委員 今の報告で明らかなように、北朝鮮が、核施設の無能力化、核計画の完全申告を柱とする次の段階の措置を行うことを明確にし、そして、ことし末までの具体的な内容も確認をする。あとはこれを実行させるかどうかという問題だということはそのとおりであって、結局、この六カ国協議の合意とい...全文を見る
○穀田委員 今一定の成果を得ているということと、北がどういう対応をするか。これは先ほど来あったように、今の行動がどういう形で影響を及ぼしているかというのは、なかなかこれはわからぬわけですね。だから、基本となるべきものがやはり共同声明であり、また、日本の場合でいえば、日朝平壌宣言に...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、わざわざコミットメントがあったという点では、一つ、先ほど、六カ国協議のそういう形で前進を図り、また実際に南北を分けている問題、そういう両国がその問題について改めて約束をするという意味では、私はさらに重要な内容だったと考えています。  この制裁措置...全文を見る
○穀田委員 もちろん、これらの七十一カ国は、していないという内容も含めて報告が書かれているということですよね。それはそのとおりだと思うんです。  最後に、では、先ほど来問題になっている拉致問題との関係について一点私どもは聞きたいと思うんです。  私どもは、十月四日の衆議院本会...全文を見る
○穀田委員 私どもは何かどこかを緩めろなんて言っているわけじゃなくて、やはり世界が今注目している朝鮮半島、東アジアにおける非核化のこういう道筋を大いに前進させることが、また拉致問題の解決にとってもええことなんやという立場で臨まなんだらあかんということを言っているわけですよね。 ...全文を見る