穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月09日第168回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 年の初めの質疑ですから、大臣にことし全体の景気動向や国民生活への影響に対する認識を聞きたいと思います。  ことしは年明けからニューヨーク市場で原油先物が初めて一バレル百ドルを突破し、その影響もあって株価が急落するなど、市場の大混乱で幕をあけました。昨年夏のアメリカで...全文を見る
○穀田委員 私は、少し違った角度でいうと、例えばこの間、日経新聞や朝日新聞も書いていますように、日本の経済動向の中心問題がやはり軸足を移さなければ大変なことになるんじゃないかということを述べていることに注目する必要があるんじゃないかと思っているんです。例えば朝日新聞は、「家計の個...全文を見る
○穀田委員 アメリカとは違うということについて異論があったんですけれども、私は、そういうことでそんなに楽観視していて大丈夫かなと。また、当時の質問の中で、証券化の問題について、それはあかんでという話は私はしていますので、お忘れなきよう言っておきたいと思います。  そこで、原油高...全文を見る
○穀田委員 それは当たり前のことでして、ただ、私は、十分にしたというふうな認識でいるとなると、ちょっとそれは違うなと思っているんです。  例えば地方バス路線の維持にしたって、今お話ししたように、運行により生じた欠損にいくわけですよね。それから、車両購入で燃費のよい新型車両へ更新...全文を見る
○穀田委員 それを言うと、大体そういうふうに言うんですよね。だけれども、すぐ例を出すのは、子供たちの歩道なんというのを例で出すんですけれども、中期計画の一番最初に出ているのはそれじゃないんですよね。国際競争力の強化という話をしているんですよね。だから、そういう道路まで削れとか、そ...全文を見る
○穀田委員 おわびするということがありましたから、それはそれでいいんだと思うんです。  ただ、大臣は十二月四日の会見で、通常のようになるまでには若干の時間が欲しい、温かい目で見守ってほしいと発言しています。これに対して建築実務者からは、実務を知らないでの無責任な発言だということ...全文を見る
○穀田委員 そこで、私は、二つあると思うんですね。  今、内容が少しずれているのが一つ二つあったと思うんですけれども、十月二十四日にもそういう中小企業対策を要望したところであります。それはお互いに共通している認識なんです。問題は、そういうもとで、結果として、この一連の確認厳格化...全文を見る
○穀田委員 これは慎重の上にも慎重を期してほしいと思っています。  最後に一点だけ言いますと、例えば、全建総連などは、見直しに当たって過度な負担とならないよう配慮すること、これは皆さんのところに要望していることは御承知だと思うんです。  あわせて、私は、結局のところ、地場にお...全文を見る
○穀田委員 終わります。
01月11日第168回国会 衆議院 議院運営委員会 第20号
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○穀田委員 動議に反対です。  第一は、参議院は、本日午前の本会議で、新テロ特措法案を否決しました。政府・与党は、この参議院の意思を重く受けとめるべきであります。衆議院の三分の二議席という数の力で覆すことは許されないと考えるからです。  法案の内容は、憲法九条を真っ向から踏み...全文を見る
01月11日第168回国会 衆議院 本会議 第19号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、新テロ特措法案の再議決を求める動議に反対の討論を行います。(拍手)  参議院は、本日午前の本会議で新テロ特措法案を否決しました。政府・与党は、この参議院の意思を重く受けとめるべきであります。衆議院の三分の二議席という数の力で覆すことは断...全文を見る
02月12日第169回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○穀田委員 冒頭、米兵による少女暴行事件について総理にお聞きします。  二月十日夜、沖縄県北谷町で米海兵隊員が女子中学生をだまして連れ回したあげく暴行するという極めて卑劣な事件が発生しました。被害者とその家族の心情は察するに余りある。私は心から怒りを覚え、抗議するものであります...全文を見る
○穀田委員 政府は、米軍犯罪が起きるたびに再発防止を言うわけですよね。でも、事件は一向になくなっていないんですよ。米軍犯罪の大もとにある日米協定の抜本的見直しと、さらには米軍基地の縮小に踏み切らなければ、やはり問題の根本的な解決はできない、このことを改めて私は強調しておきたいと思...全文を見る
○穀田委員 いつも、この問題を質問すると、大体、受益と負担の関係それから納税者の理解、こうくるんですね。でも、納税者の理解、自動車ユーザーの理解と言うけれども、これは何度も議論していて、自動車ガソリン税というのは当然小売価格にも反映しているわけですよ。今や、受益者、負担者は、直接...全文を見る
○穀田委員 質問を全然理解しておられないというか、次の話はそれへ行くつもりですけれども、今言っているのは、もともと一般財源化するというのは基本方針ではなかったのかと。しかも、納税者という問題についていえば、理解とおっしゃられたけれども、そのことは既にクリアしている議論だということ...全文を見る
○穀田委員 それは違いますよ。  小泉さんは、当時、今総理も言われたように、一万四千キロ白紙ですと言ったんです。そして、整備計画区間の九千三百四十二キロの中で、全部つくるんじゃないと明確に答弁したんですよ。そういうことだったんですよ。しかも、それを有料か有料じゃないかのような話...全文を見る
○穀田委員 今お話ありましたが、一万四千キロメートルとそれ以外の地域高規格道路がつながって初めて高速道路網のネットワークとして機能する、補完することになるということですよね。私が示しました資料にあるように、今答弁もあったように、高速道路の建設計画は一万四千キロ、これを超えてさらに...全文を見る
○穀田委員 地方のせいにしたらあきまへんで。先ほどもお話ありましたけれども、これはどういう計画を議論しているのかという話であって、個別のここを、例えば、先ほどもありましたように、私が京都に住んでいるということで、すぐ京都の例を出すんですね。  それは地域のせいにしたらだめですよ...全文を見る
○穀田委員 今聞いてわかったかと思いますけれども、九千三百四十二キロがあった。それはもともと、七千六百台であったものを大きくしようという話になった。一万四千にした。そしてさらに、今お話ししたように、六千九百五十ある、それ以外にもあるということなんですね。  そこで、資料の二を見...全文を見る
○穀田委員 総理大臣、では、ちょっとそこを聞きますけれども、確かに、一つ一つの路線、今お話しした計画路線とか候補路線といったって、なかなかそれはわからぬでしょう。でも、こんなふうに大きな計画になっているということだけはわかっていただけましたやろ、今の実態が。  それだけかと。こ...全文を見る
○穀田委員 大臣、知っておいてくださいよ。だから、今私が言っているのは、この一万四千キロ、六千九百五十、そして候補路線で百十、この中には六長大橋道路も入っているということなんですよ。総理、こういう膨大な高速道路計画、今後もつくり続けるつもりですか。
○穀田委員 そうじゃないんですよ。  私、きょう、国土形成計画(全国計画)(原案)というのを持ってきました。  これは、国土交通省がつくって、いわゆる国土総合開発計画、それ自身を改めて、そして名前を変えて国土形成計画法というのをつくりましたよね。その中に、結局、夢のある話だと...全文を見る
○穀田委員 そんないいかげんな話をしたらあきまへんで。これは冬柴臨時議員提出資料なんですよ。この中にそれが入っていると言っているんですよ。入っているか入っていないかわからぬみたいな、入っていないみたいな話をしたらあきまへんで、それは。あなた自身が提出している資料で、これを決めると...全文を見る
○穀田委員 先ほど来、見直す、精査する、一つ一つやる、こう言うんだけれども、実際は、先ほど言いましたように、国幹会議でやるんだなどという路線でもないということが明らかになった。つまり、大きな計画を次から次へと出していて、今度、国土形成計画によれば、今お話しした地域高規格道路、長大...全文を見る
○穀田委員 改正はいいけれども、今の仕掛けはそうなっている。ですから、私が言いたいのは、こういうふうな計画が、冬柴大臣が言うような、一つ一つ吟味してとか国幹会議にかけてとかいう仕掛けはない、現実にはないということなんですね。それははっきりしている。ないんですよ。  したがって、...全文を見る
○穀田委員 額賀さんはいつもそうおっしゃるんですけれども、それは、参議院の議論も含め、明らかにまやかしだと思うんですね。  だって、単年度で余った分を一般財源化できるというものでしかないんですよ。しかし、その分を翌年度の道路整備に充てなければならないという内容の法律でしかないん...全文を見る
○穀田委員 もう一度言っておきますけれども、一般財源にできるとしているだけで、使えるとしているだけで、次の年には戻るんですよ。それはもう議論済みなんですよ。それははっきりしている。  しかし、大事なことは、今そのお金を道路にだけ使うというやり方がおかしい。これが、実は、道路の選...全文を見る
02月20日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 海上保安庁長官に一点だけ聞きます。  通告していなくて申しわけないんですが、自衛隊のイージス艦が衝突した際に、この海難事故、海保には事故後何分後に報告がありましたか。
○穀田委員 つまり、十六分後にあったと。  大臣、一点だけ、この点も聞きたいと思います。こういう海難事故というのは初動が大事だということは御承知のとおりです。普通、こういう形で十六分もおくれるというのは私は解せない。また、こういうことがあってはならぬと私は思っています。その点に...全文を見る
○穀田委員 私は、大臣に報告とか、それからいろいろな点がるるいろいろありました。それも大事ですけれども、現場での事故を、対応する肝心の組織のところにどう連絡があってどう対処したのかというのが一番最初に求められるものだと思うから聞いたわけです。私は、明らかに遅いということを言ってお...全文を見る
○穀田委員 調査を行っていない、報告はあったと。  そこで、皆さんにお配りしている資料を見ていただきたいんです。大臣にもお配りしているはずですけれども、その1にあります。これを見ていただきながら話をしたいと思うんです。  それで、今航空局長がおっしゃったことは、この百十一条の...全文を見る
○穀田委員 そこで外務省がそういう対応をしているんだという話じゃないんですよ。  国交省は、八月九日に報告を聞いているわけですね。そして、あなた方の文章によると、こうなんです。1を見てください。事業者が当該トラブルについて分析を行い、必要に応じ改善措置を図っているかどうかを国が...全文を見る
○穀田委員 事態の経過について聞いているんじゃないんですよ。八月八日に報告があったと。アメリカ軍の航空機だろう、戦闘機だ、追尾を受けたという話が入っているわけじゃないですか。それについて、九月二十七日まで……。  大臣、大臣に答えてほしいんですよ。そんな事務の話じゃないんですよ...全文を見る
○穀田委員 今ありましたけれども、資料をついでに説明しておきますと、資料3は、実はアメリカ大使館に申し入れを十月にしているんですね。  それに対して、今度は十一月の十五日に米国大使館で三団体が交渉するということになっている経過を示したものであります。そして今、大臣からは、そうい...全文を見る
○穀田委員 わかりました。よろしく。  次に、高速道路建設工事における安全問題について聞きます。  先月、東日本高速道路株式会社が長野県内で建設中の上信越自動車道熊坂トンネル、延長八百一メートルで、工事の手抜きが発覚しました。同社は、トンネル内のコンクリートの厚さが足りない、...全文を見る
○穀田委員 現場で、私どもは業者を含めて確認しているんですよ。型枠の話で、そんな、ずれる話じゃないということはもう既に証明済みなんですよ、現場で。そんな話をうのみにしたらあきまへんで。あなた、現場に行ったことあるの、そういうことについて。そういう現場で、ずれていたなんというのを、...全文を見る
○穀田委員 では、東日本のところに監督責任はあるということは当然だということですね。
○穀田委員 知識の話じゃないんだよ。事実を聞いているんですよ。ちゃんと調べておいてください、それやったら。  私どもは調べているんですよ。現地でちょうど説明会がありました。そのときに、施工体制台帳には、下請契約の内容に関する書類など、建設業法で定められている添付すべき書類はそろ...全文を見る
○穀田委員 これはやはり型枠の問題ではないんだということについて、要するに、型枠をずらしたからとかずらしていないからという話を局長はされているわけですよ。現場ではそういった問題でないということで告発していたということについて、しかも、現場の中でそういうことではなかったという確認を...全文を見る
○穀田委員 ぜひそのようにやっていただきたい。  私は、やはり今お話ししたように、このことを理由に解雇するというのは絶対許されない、同時に、そういうことがあれば、せっかくみんなで命を守るために告発していることが意味をなさなくなる、そういう意味からいっても極めて重大だという点では...全文を見る
○穀田委員 私は、この問題について、建築士の方々からも御意見をお伺いしました。こういうふうに言っているんです。特に、基準法改正、瑕疵担保保険加入などによる負担は、町場、町場というのは大工さんだとか一人親方の話ですよね、にとっては、図書の作成など、これまでの仕事のあり方が一変するよ...全文を見る
02月21日第169回国会 衆議院 本会議 第7号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、道路財源特例法改正案について質問します。(拍手)  福田総理は、今回の法案について、一般財源にできることを私の内閣で初めて法律化したものだと述べました。総理は、何をもって一般財源化というのでしょうか。  法案第三条、ガソリン税は道路財...全文を見る
02月22日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○穀田委員 政府はこの間、高速自動車道の整備の現状については、つながっていないとだめだ、ぶつ切りの道路が日本全国に見受けられる、そういうことでいいのかを含めて考えなければいけないと述べて、総理大臣もこの間、道路のネットワーク整備が重要であるという点を強調しています。ただ、一つ一つ...全文を見る
○穀田委員 手続の問題も極めて透明で客観的でなければならないということは、再三にわたって冬柴大臣も強調しています。  実は、冬柴大臣は予算委員会における私への答弁で、道路の関係で、大きいものは国幹会議に諮るのは当たり前だ、抜けている部分があればそういうやり方について改正するとい...全文を見る
○穀田委員 そういうものではないと。しかし、これは今お話ししてわかりますように、三つの府県にまたがって、大きな道路だ。大きいものは諮るということからしますと、抜けている部分があれば訂正するという言質の実行をしてもらわなければならないと思うんですね。その点はいかがですか。
○穀田委員 つづめて言えば、一般国道の自動車専用道路についても、そういう形で制度的にも保障していくということで理解してよろしいですね。
○穀田委員 そこで、確認しておきます。  当然、一般国道も、この間お話があった、計画や整備を適切に判断するための手続を設けると。その際に、一般国道の自動車専用道路はほかにもありますが、圏央道などもその例なんですけれども、そこも当然同じ対象だということは確認できますね。
○穀田委員 それを確認しました。  そこで、私は、京奈和自動車道は先ごろ調査してきました。そこで、資料の二を見ていただきたいと思います。  それは白黒なので見にくいんですが、この京奈和自動車道というものは、区切りがありまして、八つあるということがおわかりいただけると思います。...全文を見る
○穀田委員 それではだめなんですね。  つまり、一般国道の自動車専用道路計画決定の手続というのは、実は、決定は国土交通大臣が行い、そして基本計画決定は道路局長が行い、実行するに当たっては一般国道自動車専道の整備計画決定は道路局長が行う、こういう仕掛けになっているんですよ。これで...全文を見る
○穀田委員 それはまだ未供用で調査中のものなんです。供用している部分が既にある、工事中の部分が、例えばここにありますように、大和御所道路などの一部分は工事中である。ここは私は見てきましたけれども、そういうところがやはり見直す対象に入るのかということを言っているんです。
○穀田委員 それは違うんですね。工事中のものであって、決定したって、それは、そういう第三者機関の審議を経ていないから見直すべきじゃないのかと私は言っているんですよ。そこで、今調査中のもありました。それは見直すということなんですね。それはありましたよね。  そうすると、総理大臣に...全文を見る
○穀田委員 一応やったと言っているんですが、今からも調査するという意味ですね、今の話でいうと。だって、調査してまいりたいと思いますということは、しますということですよね。先ほど冬柴さんは、調査中ですからこれは対象です、こう言っておられる。そこはいいですよね。  そうしますと、私...全文を見る
02月26日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○穀田委員 きょうは、まず大臣の、道路行政における計画決定過程の透明化に関する言明について少しお聞きしたい。  大臣は、この間、一般国道の自動車専用道や地域高規格道路について、広域的な機能を有する道路に関しては、手続の透明性を向上するため、第三者機関に諮り、適宜国幹会議に報告す...全文を見る
○穀田委員 そうなりますと、ちょっと私、違うと思うんですね。それは、先ほどわざわざ詳しく述べたように、手続の透明性を向上するため、第三者機関に諮り、こう言ったわけですよね。それは確かに、今の国幹審という問題について言えば、制度的に言えば、大臣がおっしゃったように、提起すれば、それ...全文を見る
○穀田委員 この一つ一つのあり方について、またそれは今後の議論をして、まだ時間があるわけですから、どういう機関がどういう性格を持っていて、どうするかということについては、一度集中的に、ざっくばらんに議論したいと思うんです。  次に、昨日、道路中期計画(素案)、それの補足資料が提...全文を見る
○穀田委員 大臣、それは質問に答えていないんです。  要するに、それは、皆さんがお出しした道路中期計画(素案)の補足資料の二ページ目の上を読んでいるだけなんですよ。それで、さらなるコスト縮減、そうしたら、もう一回やったら、さらなるコスト削減がまたできるんですね。そういうことにな...全文を見る
○穀田委員 本当に違う話をしている。ここを削ったら何で削らないのかと言っているんですよ。もう、わからぬ人やな。  結局、この間議論していてわかるのは、大臣は、何かというと一万四千キロが上限だとすぐ言うんだけれども、そしてさらには、十年間だけはお願いしますというようなことを言って...全文を見る
○穀田委員 それは、二〇〇二年の骨太方針でそう書いていることは知っていますよ。でも、おかしな話なんですよ。  もともと、公共事業はみんな成果目標にしよう、総額は決めないでおこうということを当時決定したわけですよね。ところが、それにもかかわらず、道路だけは総額を決めた。そして、総...全文を見る
○穀田委員 生活道路の基本は地方なんですよ。一生懸命、何かというと、これができなければ、あれができない、あれができないと言うんでしょう。それだったら、一番肝心、困っているのは生活道路と決まっているじゃないですか。それを負担して一番つくろうとしている地方の実態がどうなっていて、どん...全文を見る
○穀田委員 違いますよ。単独事業でどの程度かかるかという話をしているんですよ。  渡す金とは違う。では、渡す金の話が出たから、渡す金の話をしましょう。高速道路建設が地方自治体の財政を圧迫しているということについて少しお話ししましょう。  今度、高規格幹線道路と地域高規格道路に...全文を見る
○穀田委員 それで、資料を見てほしいんです。  一段目の方ですね。総務省が調査、集計した都道府県、市町村の道路関係費の公債費で、九七年度から〇六年度の十年間の推移です。公債費、つまり借金返済、ローン返済額がふえ続けていることがわかります。九〇年代に湯水のごとく投資した公共事業、...全文を見る
○穀田委員 今、ツケとなって重くのしかかってきているということは確認された。これは重大ですよね。  そうすると、そういうことをやっちゃならぬというふうに当然なりますわな、ツケとなって重くなってきて、負担があんねやから。そういうことを今後やっちゃならぬということに当然なるじゃない...全文を見る
○穀田委員 それは当たり前のことであって、ただ、当時、公共事業を押しつけることによってツケが回ってきたという問題について言うならば、地財白書だって言っているし、この間、増田総務大臣だって、平成四年以降だったと思います、国、地方合わせまして公共事業を大分景気対策のことで行った、この...全文を見る
○穀田委員 私は、維持補修の費用は削っちゃならぬということを言っている。今大臣がお話ししているのは事業計画の中の一節を読んでいるだけなんですよね。今私が言いましたのは、そうじゃなくて、現実は、例えば京都市や奈良県のように減っているじゃないか、こういう事態が起きているぞ、これが生活...全文を見る
02月27日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見ありがとうございました。私は、日本共産党の穀田恵二です。  小井参考人にお聞きします。  国交省が行った世論調査によれば、道路についての国民の要望の一番は渋滞対策です。高速自動車道の建設は渋滞対策の切り札なのか、このことにつ...全文を見る
○穀田委員 なかなか、おつき合いと現場のあれで、ありがとうございました。  そこで、今お話がありましたけれども、高速道路中心ないしは重視の予算配分が、生活道路の整備や、さらには維持補修の費用を圧迫しているという向きの発言がありましたが、その辺も少し詳しくお話しいただければありが...全文を見る
○穀田委員 実態はよくわかりました。  そこで、道路中期計画は、実はその中心は高速自動車道の建設であることは明らかであります。そこで聞きますけれども、私、今ちょっと立ちどまって考える必要があるんじゃないかなと思っているんですよね。考え方、つまり高速道路が本当に必要かということと...全文を見る
○穀田委員 それでは、松下参考人と太田参考人にお聞きします。  いただいたレジュメでは、きょうは時間の都合でなかったんですが、道路意思決定プロセスの透明化という話が述べられております。私も非常に大事なことだと思うんです。  したがって、私は、道路建設の決定過程で住民参加の形式...全文を見る
○穀田委員 では、広瀬参考人と小井参考人にお聞きします。  今、意思決定のプロセスの透明化という関係でありましたが、PIというやり方について、実際に地方自治体としてつくる側、また現場でつくっておられた側ということで、お二人にその辺の見解をお聞きしたいと思います。
○穀田委員 広瀬参考人にお聞きします。  私はきのう言ったんですけれども、総務省が集計した都道府県、つまり市町村などの自治体ですね、道路関係経費の公債費で、この十年間でいうと一・八倍になっている、九〇年代に湯水のごとく投資した公共事業、道路投資が今ツケとなって重くのしかかってき...全文を見る
○穀田委員 数字は出なかったですけれども、時間が来ましたので、終わります。
02月28日第169回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○穀田分科員 きょうは、伝統的工芸品産業の振興の問題と、その中でもとりわけ深刻な、伝統的工芸品をつくるのに欠かせない生産用具、そしてその用具の原材料の問題について議論したいと思います。  伝統的工芸品産業は、大変厳しい状況です。伝産法が制定三十四周年を迎えた今日、生産額は、一九...全文を見る
○穀田分科員 今お話がありましたが、後継者の育成は、確かに伝統産業全般にわたる重要な課題です。調べますと、三十歳未満の従事者の比率が五・八%になっていまして、憂慮すべき事態です。したがって、今お話があった三点というのは、大事なことは言うまでもありません。  きょうは、この伝産品...全文を見る
○穀田分科員 その調査結果が、「調査報告書」なんですが、実はこれなんです。この中に、生産基盤の不足が顕在化し始めている、そして、伝統的工芸品の生産に支障を来すという指摘をしているんですね。私は、今大臣から答弁ありまして、大変だという事態は、それはそれなりに認識していると思うんです...全文を見る
○穀田分科員 そこで、もう一つ。これを製作する人は、今や全国でただ一人しかいないんです。  それで、今大臣からありました竹おさというのは、実はこれなんですね。これは竹おさといいまして、くしのような形状の歯の間にたて糸を通して、たて糸の位置を整えて、よこ糸を打ち込むのに使う道具で...全文を見る
○穀田分科員 そこで、私としては、今手を打たなければ道具のつくり手がいなくなる、そして、部材、すなわち部品が調達できなくなる、わざがなくなる、こういう現状認識に立って手を打つ必要がある。私、若干打開のための提案を行いながら、それについての対応についてお聞きしたいと思うんです。 ...全文を見る
○穀田分科員 よくわかりました。  五百五十年前に失われた織物の幻の技法と言われている羅というのがあるんですけれども、それを復活させた北村武資さんは人間国宝に認定されていまして、その作品は高い評価を受けています。このことは、一方では、復刻が不可能になったままの技法がたくさん埋も...全文を見る
○穀田分科員 需要を拡大する上でそういういろいろなことをやるというような点については、私は必要ではないかなと思いますけれども。  ただ、現実問題は、例えば竹おさについては、さっきお話ししましたけれども、芸術文化振興基金の助成金の対象になっているんですね。一方で、業界は不足機器対...全文を見る
○穀田分科員 そこで、環境整備の具体的な手だてを私は提案しているんです。  つまり、現在の伝産法では、生産用具だとかその原材料という文言は振興対象としては明記されていないんですね。そこで、私は、第三条、基本指針の作成というところでいいますと、「その他伝統的工芸品産業の振興に関す...全文を見る
○穀田分科員 ということは、大きく言えば含まれると。いろいろ難しいことはあるけれども、含まれると解釈していいということですな。(甘利国務大臣「振興計画に」と呼ぶ)ですから、振興計画の中にそういうことが、大きく言えば含意しているということですね。  そこで、私が今るる述べた中心は...全文を見る
○穀田分科員 人件費に直接援助するのは困難だということはだれでも知っているんですよ。問題は、そういういろいろな形式を通じてそういうことをやるべきだ。そうしないと、せっかく文化財として文化庁がいろいろな支援をする、それからこっちも支援するということを実らせるということからすると、そ...全文を見る
02月29日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○穀田委員 きょうは、中期計画の中で、地域高規格道路について聞きたいと思います。  中期計画において、地域高規格道路に対する施策は、一つは、基幹ネットワークの整備、第二に、生活幹線道路ネットワークの形成というところに記載されているのは御承知のとおりです。  そこで、幾つかただ...全文を見る
○穀田委員 おおむね確保する、決まっていない、こういうことですな。  それから第二番目に、それでは十年間に使う事業量は幾らですか。
○穀田委員 その内数の中で、五十九兆円に変更した際に、中期計画の中には、国際競争力の確保という欄に書いていますけれども、一年間、五千九百五十億円ということを書いているわけですよね。だから、十年間でいくと大体この十倍になるだろうと。もちろん、一年一年、それは高低は少しありまっせとい...全文を見る
○穀田委員 では、定めていないと。  空港、港湾からインターチェンジへのアクセス改善の中に地域高規格道路は入っていますか。
○穀田委員 それでは、渋滞対策のうち、地域高規格道路はどうなっているんですか。
○穀田委員 今のを聞いて、大体、路線はどれだけ整備するつもりか、十年間の事業量はどうか、生活幹線道路ネットワークにどれだけ入っているのか、それから、空港、港湾からのアクセスの関係はどうか、渋滞対策のうちどうか、これは結局、わかっているのは、事業量だけは少し言えるという話で、地域高...全文を見る
○穀田委員 このところ乱発していますな、それを。  今、高規格道路についてはやっているんだ、地域高規格道路はいろいろな種類があるんだと。だから私は、さっき、いろいろなところにあるじゃないかという話をしたわけで、それは同じことを言ってもらわぬでもいいけれども、要するに、そこで、資...全文を見る
○穀田委員 結論から言うと、二つあると思うんです。今の中期計画の関係でいけば、きちんと精査されていない証拠だということが一つですよ。もう一つ、大臣はこの間、いろいろなことを精査するとか、それから、こういう国幹会議にかける、国会にかけると言っているんですね。だから、今度一度、どれと...全文を見る
○穀田委員 結論からすると、経緯はわかっているんです、わかりました。  それで問題は、法的にきちんとしたものではないということが確認された、ここが大事なんですね。そうすると、法律の定めがないというもとで、例えば一万一千五百二十キロについては国会で議論される、しかし、地域高規格道...全文を見る
○穀田委員 私がこの間ずっと言ってきているのは、何を言いたいかというのは大体わかったと思うんですけれども、二つ言っているわけですね。決定過程における透明化、こういう問題についてやると同時に、国民が知らぬところでやるのはまずいという考え方なんですね。これで、今でいいますと、あれこれ...全文を見る
○穀田委員 その十年間というのは、そういう十年間という予測もつかない、経済の、社会情勢の変化ということに、今でさえ一年二年で耐え切れないでぽんぽんぽんぽん政策を変えているのに、何を言ってるんだということを私は言いたいわけですよ。  今回言っているのは、違うんですよ。一万四千キロ...全文を見る
03月12日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○穀田委員 私は、道路特定財源のもとで自動的に高速道路ができていく仕組みを根本的に改めて、その全額を道路にも福祉にも医療にも使える一般財源化に今こそ踏み出すべきであると一貫して主張してきました。  国民はどう考えているのか。大臣は口を開けば、私も庶民だ、こうきます。庶民がどない...全文を見る
○穀田委員 十年論については後でやりますよ。今の口調でいうと、理解していない国民が悪いんだと言わんばかりになっているわけで、私はいかがかなと思います。  実は、理解していないんじゃなくて、理解しているんですよ。三月四日の新聞の世論調査を私は興味深く読みました。昨年の十二月の世論...全文を見る
○穀田委員 大体わかりました。  それでは、もう一つだけちょっと確かめておきたいんですけれども、中止する海峡横断プロジェクトに関する調査は、今後はもうやらないということでいいんですね。
○穀田委員 先ほど大臣から答弁があった際に、いろいろなことを、随分踏み込んだ話も出ていますので、一つ一つ確認していきたいと思うんですね。  この海峡横断プロジェクトに関する調査というのは、先ほどありましたように、委託調査のあり方についても問題があったと。これは大体、例の海洋架橋...全文を見る
○穀田委員 冬柴大臣、前も四全総で出たものが一たん消えて、それでまた白紙だといって、総理大臣が白紙だというものまで浮かび上がるような世の中なんですよ。だから、この際きちんとやるべきだ。私は、再検討は当たり前ですけれども、この際にきちんとやめさせなければならない。なぜかといいますと...全文を見る
○穀田委員 結局、私の問いたいのは、この十年間という位置づけをどうするかという問題なんですね。新しい新規建設への投資をするのか、それとも、維持更新に予算を使わなければならなくなる、そういう時期が今来ている、私はそういう認識です。ですから、十年間何としても今のでやらせていただきたい...全文を見る
○穀田委員 個別の道路について言えば、いろいろな意見があるんですよ。  例えば、私、言いましょう。それでは、京都市内の高速道路をやめたらよろしいねんわ。千四百五十億円、三千億かかるんですよ。その金があれば十分ほかの、あそこの近畿道なんてできるんですよ。そういう論法は通用しないと...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、道路財源特例法改正案について反対の討論を行います。  道路特定財源は一般財源化して道路にも環境にも福祉にも使えるようにすればいい、なぜ道路だけを特別扱いするのか、特定財源として自動的に道路ができていくという仕組みをなぜ変えないのか、これが...全文を見る
03月13日第169回国会 衆議院 本会議 第9号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、道路財源特例法改正案について反対の討論を行います。(拍手)  この二カ月間の国会の審議によって、国民の世論は大きく変化しました。道路特定財源は一般財源化して道路にも環境にも福祉にも使えるようにすべきだ、この声が国民の多数に広がっているの...全文を見る
04月09日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○穀田委員 私は、道路特定財源と一般財源化の問題について、少し冬柴大臣に質問をします。  四月一日から、暫定税率が期限切れで、ガソリン税などの暫定税率上乗せ分がなくなって、ガソリンの価格が値下げされました。同時に、ガソリン税である揮発油税を道路整備に充てなければならないとしてき...全文を見る
○穀田委員 それはおかしいですね。財源のそういう根拠法がなくなっている、切れている現実のもとで、じゃあ何なのか、一般財源しかないじゃないですか。だから、法律家として聞いているわけです、大臣に対して。法律が三月三十一日で失効している、そのもとで新しい法律が通っていない段階で、じゃあ...全文を見る
○穀田委員 要するに、今の段階では一般財源になっているということなんですね。  それは大体、税を管轄する人たちはちゃんと言っているんですよ。これは私どもの佐々木憲昭議員が二月二十二日に財務金融委員会で、道路整備特定財源の法律ができなかった場合はガソリン税や石油ガス税は一般財源に...全文を見る
○穀田委員 変わっているんですよ。だって、法案は成立していないんですから。今現在は法律がないんです。そのことを自覚せなあきまへんで。  だって、今までの法律が三月三十一日で切れた段階で、延長するという法律は、それが生きていたら延長なんですよ。そうじゃなくて切れた。全く今は白紙の...全文を見る
○穀田委員 どうもニュアンスが違うということがはっきりした。要するに、首相は方針だと言っている、与野党協議が不調でもその態度は変わらないと言っているということを、私は同じかと聞いているんですよ。廃止するとか廃止しないの話じゃなくて、そう言っていることについて同じ方針かと聞いている...全文を見る
○穀田委員 法律は、今後十年間という時間なんですよ。その最初の一年間の中で一般財源化するという考え方なんですよ、総理は。そうすると、先ほど来質疑の中でありましたように、そういうものを担保するということになりますと、十年間は実行するという法律を通しちゃえば、法律があるんだから、一年...全文を見る
○穀田委員 だから総理の提案とあなたの話は違うと言っているんですよ。〇八年度どうするんですか。簡単じゃないですか。予算は通っているんですよ。一般財源にしているということは、予算で使えばいいというだけの話ですやんか。それを道路に使うかはそれは勝手だという、理論上はそういうことなんで...全文を見る
○穀田委員 だからあかんと言っているんですよ。だから、法律は年度内に成立させて十年間をやるということは、それはおかしいじゃないかとみんな言ったわけですよ。  そこで、では別な点から聞きましょう。既に予算は成立しているわけです。予算の執行というのは、それはできるわけです。歳入法案...全文を見る
○穀田委員 そこはそこで議論をするとして、では、もう一つ聞きたいんですけれども、一般財源化と道路中期計画について聞きたいんです。  一般財源化するということは、法案の第三条にある、道路整備の事業量を閣議決定する必要はなくなるはずなんですね。道路整備の事業量は、特定財源であるガソ...全文を見る
○穀田委員 今、最初に認められました、理論上はそうだと。私が言っているのは、事業量を言っているんです。どこをつくるかどこをつくらないかというのは議論したらいい。少なくとも、特定財源があって、何兆という金が入ってくる、それを使いますという事業量の関係はなくなると言っているんです。そ...全文を見る
○穀田委員 必要な道路についていろいろ検討する、それは道路をつくるときにどうすればいいかと検討するのであって、一般財源化するということは、特定財源がこれだけ入ってくるというわけじゃないわけですから、理論上はそういうことはないんですよ。それは先ほどお認めになったとおりです。  そ...全文を見る
○穀田委員 それも違うんです。道路計画という前の法律がありまして、それで、少なくとも、収入がこれだけあるからこれだけ使いますとあったんですよ。一般財源化するということは、事業量について言えば、示す必要はないんです。今ありました社会資本整備重点計画だって、道路を含めて、少なくとも成...全文を見る
○穀田委員 それは残念ながら、総理の方針として、もしそうだとすると、総理の方針は、簡単に言えば口約束にすぎなかったということになるんですよ。なぜか。十年間ということで特定財源を決めて、そのことによって事業量を決めるということになっているんです、法案の仕掛けは。その法律は今ないんで...全文を見る
○穀田委員 今、わかりやすく言うと二つおっしゃっているんですよね。  同時に成立させる必要があると。私が言っているのは、法案は、本来組織の内容も違うのだから、別々に出して審議すべきと違うかという話をしているんですよね。  もう一つ言っているのは、スクラップ・アンド・ビルドだと...全文を見る
○穀田委員 もう終わりますから。  国民の側からしますと、やはりこういう問題というのは一つ一つ個別に出すべき話だ。スクラップ・アンド・ビルドというのはそちらの都合であって、国民の側からすれば、海難審判庁どうするのか、組織のあり方どうするのかというしっかりした議論をすることこそ求...全文を見る
04月15日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○穀田委員 海難事故調査、そして再発防止について聞きます。  国交省の説明資料では、運輸安全委員会、海難審判所の設置の効果として、原因究明機能の強化、海難について委員会調査の実施等により背景要因の客観的、科学的な調査が可能とあります。そうすると、これまでなぜ背景要因の客観的、科...全文を見る
○穀田委員 過失といいますか、そういうものの認定に重きが置かれていたということでありますが、しかし、では今回客観的、科学的な調査ができるようになるという根拠はどこにあるのか、そして、現在の海難審判庁の調査と安全委員会のそういう調査とは何がどう違うのかということについては、正確にす...全文を見る
○穀田委員 そこで、そうなりますと原因究明や再発防止に関連して少し聞きたいと思うんです。  二月十九日に、自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船の清徳丸との衝突事故が発生しました。なぜこのような事故が防げなかったのか、これまで自衛隊の事故が起きた際の教訓が生かされたのかということが...全文を見る
○穀田委員 事実経過を言っているのはわかるのやけど、要するに、この問題について、今若干報告がありましたけれども、「なだしお」事件の裁決では、「海上自衛隊第二潜水隊群が、安全航行の基本である見張り、他船に対する動静判断、衝突回避等について乗員の教育指導が十分でなかったことは本件発生...全文を見る
○穀田委員 その内容が、今お話ありましたけれども、周知徹底されていると思いますというのは、その文書の中にあるんですよ。今、四つの意見を行った、その後周知徹底されていると見ているというんじゃないんですよ。その同じ文書の中にそう書いているんですね、「上記の事故再発防止対策等は海上自衛...全文を見る
○穀田委員 徹底すると確認されているということ、それは徹底しましたという約束でしょう、今のお話だと、違うんですか。徹底しますと、過程の中で。  では、徹底されたという判断は皆さんはしているわけだけれども、どういう根拠をもって徹底したと判断されているんですかと聞いているんです。そ...全文を見る
○穀田委員 その結果どうだったのかと。そこで事態が見られるわけですね。  例えば、長官、私思うのだけれども、そう言っていたけれどもまた起きたといって、いや、あれは失敗したな、まだ不十分だったなと言うのやったら、まだかわいいわ。だって、命がなくなっている問題について、もう一遍起き...全文を見る
○穀田委員 要するに、こういう流れの中で、私は、やはり、周知徹底されているという、わざわざ聞いたわけですやん、文書でなっていると。そうしたら、審判庁は、規則でやっているからだと言うから、余計話はあかんのと違うかということが一つ。  もう一つ、そこの大きな検証をしなくちゃならぬ根...全文を見る
○穀田委員 私はなぜこんなことを言っているかというと、たまたま事故にならなかったからよいけれども、多くの漁船がそういう自衛隊の航行について意見を述べているんですね。だから、海上保安庁や、それら関係するところがよく踏まえてほしいということを言っているんです。海上の安全を守る立場から...全文を見る
○穀田委員 では、最後に残りの時間でJR福知山線脱線事故調査について少し聞きます。  航空・鉄道事故調査委員会の事故調査で聞きたいと思うんですが、二〇〇五年四月二十五日、百七名がお亡くなりになったJR福知山線脱線事故から丸四年目を迎えようとしています。この事故に遭われた方々、ま...全文を見る
○穀田委員 建議を二回行っているのは知っています。この間の、独立性の問題を問われ、大臣は、勧告も建議も受けておりますと随分しゃかりきになって言ってはりましたけれども。少なくとも、建議はありますけれども勧告はなかった、冬柴大臣の時代にはなかったと思いますけれども。ありましたか、ない...全文を見る
○穀田委員 ないんです。  私は何を問題にしているかというと、改善策を提起したことについては知っていますよ。ただ、問題にしているのは、私が今言いましたように、国交省の責任についてはどうなのかということなんですね。福知山線脱線事故について被害者や遺族を初め多くの方々が国土交通省に...全文を見る
○穀田委員 それは、曲線の話はわかっていますよ。だけれども、もともと私が問題提起したときを今でも覚えていますよ。  では、あそこの速度規制というのはどういう規制があるのか。規制は全くないんですよ。そういうのを初め、もうけ第一主義の根本はスピードだということを当時言いました。そし...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表し、修正案に賛成、原案に反対の討論を行います。  国土交通省設置法等の一部を改正する法律案に反対する理由を申し述べます。  本改正案は、観光庁の設置と、航空・鉄道事故調査委員会及び海難審判庁の改組と、船員労働委員会の廃止、移管という三つの内容...全文を見る
04月18日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○穀田委員 歴史的まちづくり法案にかかわって、重要文化財に指定されている民間の住宅、重文民家について質問します。  今回の法案は、文化財保護行政とまちづくり行政とが連携をして、これまで点として守ってきた貴重な文化財を、点としてだけではなくて面として、文化財を核にしながら、周辺地...全文を見る
○穀田委員 保存は大事だと。それで、重要文化財の、そういう民家のみならず、法案に基づいて指定されることとなる歴史的風致形成建造物は、人が住むなり活用してこそ、登録されている民家として価値を維持、継承できるものです。  今度の法案は、活用を進めることを前提にしています。居住するな...全文を見る
○穀田委員 このところ、議員が立つたびに、住んでいるところの特色を一生懸命言って、そんなことわかっているし、私思うんだけれども、そこでの取り組みというのはもっといっぱいあるんですよ。それを、かめへんねんけど、あんまり知り顔で言ってもらうとあかんのと違うかなと、一言苦言を言っておき...全文を見る
○穀田委員 近畿で十件もあったと。それで、近畿六府県で重要文化財建造物に指定されている民家は合計で七十軒ですから、七軒に一軒がやられている。それを奈良でいいますと、重文民家が二十二軒です。そのうちやられているのは七軒となりますから、三分の一が空き巣などの被害に遭っている。  文...全文を見る
○穀田委員 所有者の喚起という、大臣、ちょっとここ聞いてほしいねんけど、持ち主に幾ら喚起したって、それはだめですわな。だって、文化財として広く多くの方々に活用してもらうためには、当然公開しなければならない。ところが、公開するということは、盗みの下見に来られてもわからないということ...全文を見る
○穀田委員 所有者は、改築できない不便さとそれから出火を恐れて代替家屋に住んでおられる例が多いんですよね。そういう例も多いんです。だから、その意味でも、やはり幾ら注意を喚起したって、みんな、守らなくちゃならぬということで、先祖代々のものなんやから、それはわかっているわけで、防火や...全文を見る
○穀田委員 努力していただくことは当然なんですが、今お話がありました研修参加者、それはふえているのは確かなんですけれども、予算はずっと減って、ふえているわけじゃないということも、初級者がいつも四名だか二名であって、中級者が三十三名だ、三十名ふえているということは一言言っておきたい...全文を見る
○穀田委員 そこで、京都の島原のことについて少し触れたいと思うんです。  京都の島原というのは、江戸期の歌舞音曲を伴う遊宴の町、花街として発展した町で、角屋、これは今の料亭に当たる揚屋で、置屋、これは太夫や芸妓を派遣する輪違屋、それに島原の入り口の大門、この三カ所が往時の名残を...全文を見る
○穀田委員 取り除けと言っているんじゃないんですよね。そんなことは住民も言っていません。そこまでいくと、話が全然違うわけで。  ただ、大臣が今おっしゃいましたように、高架になる、それから複線化になりますと、丹波口というのは特急はとまりませんから、そうすると、一気に走ってくるとな...全文を見る
04月23日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○穀田委員 私は大臣に改正案についてまず聞きたいと思います。  先ほど来議論になっていますが、私もやはりこの問題が大事だなと思うんですね。つまり、地域公共交通活性化法制定時に今回の追加事項である鉄道事業再構築事業が入らなかった理由は何かということなんですね。先ほど大臣は、維持費...全文を見る
○穀田委員 経過と契機となったことは知っていて、お互いに言っているわけじゃないですか。  それで、契機になったことを否定しているんじゃないんですよ。もし先ほど大臣が言うような状況認識から出発しているとすれば、その状況はもう七、八年前からあったはずじゃないかということを言っている...全文を見る
○穀田委員 お客さんが減ったって、それは結論であって、当たり前ですがな、そんなこと。だけれども、お客さんが減るようなことについて、何の原因もなしに減ったのかということですわな。やはり、減るような施策をとってきたということがあるんですよ。  さっきモータリゼーションと言いましたけ...全文を見る
○穀田委員 だから、地方鉄道の多くが国鉄のローカル線からの出発で、独自の経営努力では採算ベースとしては限界があった、それがわかっていながらJR発足時に多くのローカル線がJRから切り離された。大きなモータリゼーション、人が少なくなったというだけじゃなくて、やはりJRが、人がもともと...全文を見る
○穀田委員 長いけれども、要するに、政府・与党合意だ、法的根拠はない、そういうふうに言ってくれればいいんですよ。これは二秒で済む話なんやからね、本当にもう。だから、端的に聞いているんのやから端的にお答えくれたらよろしいんやわ。  私が言いたいのは、そういう意味で言うと、今日の地...全文を見る
○穀田委員 端的に言うと、十分であるかということについてのお答えがなかったということですね。私は不十分だと。要するに、公共交通を支える重要な柱に、はっきり言ってたったそれだけかということを私は思います。考えてみますと、道路建設の何分の一かいなとふと思いました。だから、もっと国とし...全文を見る
○穀田委員 先ほど述べた文章の後半もちゃんと私は言ったんです。  それで、私はそうは思えない。例えばこの間あしなが育英会が、経済格差や物価高騰の維持、母子家庭への影響の調査の結果を発表しています。それによると、物価高でとても苦しくなった二九・〇%、苦しくなった五四・一%で、合わ...全文を見る
○穀田委員 明らかなように、やはり四年ぶりにこういうのがトップになっている、景気の問題でね。そして、物価、食糧とも約三倍になったということですよね。だから、相次ぐ生活必需品の値上げなど、暮らしへの不安が広がっている状況は今や国民みんなが認識しているわけですよね。大変だと思っている...全文を見る
○穀田委員 国民生活には悪い影響が出ることも確かだということですね。  ガソリン税の暫定税率を政府・与党は四月の三十日にも復活させる方針を示しているわけですが、これに対して、読売新聞の世論調査では、賛成が三〇%、反対が六一%となっています。この暫定税率の上乗せの復活は、私は前回...全文を見る
○穀田委員 それはちょっと僕は無責任に過ぎると思うんですよね。というのは、下げるときにあれほど大げさな話をした人たちが、上げるときにどうなるかなんということについて全く想定していない、答えるあれを持っていないと言ったら、それはだめですよ。  それはやはり、少なくとも国民のガソリ...全文を見る
○穀田委員 それを言わないからいきっているんじゃないですか。そこでいきって言うのは、そっちがいきるんじゃなくてこっちが怒るという話でしょうが。それはどう考えたって、あっちは言わへんのやから。そうでしょう。それは当たり前の常識じゃないですか。  そこで、あと二、三聞きたいと思うん...全文を見る
○穀田委員 では、しかし、真に必要な道路整備と同じ意味だと参議院本会議で福田首相が答弁したこと、これはそういう理解をしてよろしいですね。
○穀田委員 要するに、大臣を含めて政府・与党合意はつくられたと。そうすると、道路中期計画の事業量は十年間で五十九兆円です。そして、政府・与党合意では五年間になると言っている。そうしますと、五年間となると事業量はどうなるのか、計画は今までどおりでよいのだろうかということを普通考えま...全文を見る
○穀田委員 そういう議論にはならないと。  では、次に聞きましょう。  中期計画は五十九兆円という事業量を決めていましたけれども、政府・与党決定では事業量については明示されていない。しかし、では、五年で五十九兆円を使うという意味でしょうか。そこは少しきちっと述べていただきたい...全文を見る
○穀田委員 五十九兆円を上限とする、それはわかっています。  今私が質問をしたのは、中期計画は五十九兆円という事業量、つまり、法律の第三条では事業量を定めると書いていました。それを五十九兆円ということを素案として述べておられる。その五十九兆円について、事業量については明示されて...全文を見る
○穀田委員 単純に言っているんですよ。所管の大臣として政府・与党合意を決めた、十年を五年にすると書いているんですよ。それを議論する際に、当然頭をよぎるわけですやんか。今我々は、五十九兆円という法案を出している、政府としては出しているけれども、では、こういうことになれば、五年となれ...全文を見る
○穀田委員 これは国民みんなが注視していまして、結局、与野党がどんな協議をしようが、一般財源化をすると言っているんですよ、首相は。一般財源化するということは、少なくとも道路に全部金は使わないということになるんですよ。そうしたら、財源として十年間五十九兆円使うという根拠自身がなくな...全文を見る
○穀田委員 だから、最初の五十九兆という話になるわけですよ。見直すということは当然額も含めて検討するわけだから、そういう点は確かなのかということを聞いたわけですやんか。論理の反対ということに、反対の論理をしっかり見ていただかないとあきまへんわなということを述べて、一般財源という問...全文を見る
04月30日第169回国会 衆議院 本会議 第26号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、福田内閣と自民、公明の与党が、この三月に失効したガソリン税などの暫定税率を復活させ、十年間維持する租税特別措置法案など税制法案及び地方税三法案について、現に参議院で審議中にもかかわらず、否決したものとみなす動議を提出し、衆議院の数の力で再...全文を見る
05月13日第169回国会 衆議院 本会議 第28号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、道路財源特例法改正案の再議決に反対する討論を行います。(拍手)  政府・与党は、四月三十日、ガソリン税などの暫定税率を復活させる租税特別措置法を参院否決とみなした上で再議決する歴史的暴挙を行いました。二兆六千億円に上る大増税によって、ガ...全文を見る
05月21日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○穀田委員 今、「蟹工船」という戦前の小説が多くの若者に読まれ、脚光を浴びています。戦前の日本共産党に入党し、二十九歳の若さで特高に逮捕、虐殺された、プロレタリア文学を代表する作家、小林多喜二が書いた作品です。オホーツク海で操業する蟹工船で、リンチなど過酷な労働を強いられた労働者...全文を見る
○穀田委員 なぜこの「蟹工船」の話をしたか。これは、船乗りと事業者である資本家の関係が極めてわかりやすいからなんですね。仲介業者にあっせんされた農民や炭鉱労働者、学生らが、これをちょっと持ってきたんですけれども、最初の出だしは、「おい、地獄さ行ぐんだで!」行くというところを、方言...全文を見る
○穀田委員 いただいた資料を見ましても、一九八五年、日本籍船は千二十八隻あったわけですよね。それ以後ずっと減っているんですよね。船員だって、当時三万人いたわけですよ。そして、今や二千六百五十ですから。しかも、それらの政策をやったからといって、歯どめはかからなかった。  しかも、...全文を見る
○穀田委員 余り理解できぬと。  要するに、プラザ合意が間違っていたということはお認めになるということになっちゃうんですよね、そうすると。私どもはおかしいと一貫して言ってきたわけですけれども。今ごろになって言ってもらっても困るわけだけれども。  人件費の問題も出ました。では、...全文を見る
○穀田委員 そのとおりだということは、すぐやっていただけるというための努力を開始してもらって、すぐは無理ですから、それは、もちろん。だけれども、我々が提起している方向性については当然だということだと思うんですね。  最後に、航海命令について聞きたいと思います。  国際海上輸送...全文を見る
○穀田委員 この法律の一つの前提となった考え方の中で、交通政策審議会海事分科会の答申があります。その中には、やはりこの問題について、政府の管轄権の確立、そして非常時でも安定的な輸送の確保。したがって、同時に、考え方として、要するにそういうための社会的貢献をしてもらうから減税だ、こ...全文を見る
○穀田委員 大臣の哲学は違うと言っていたとしても、法律のつくる過程がそうなんだということを私は言っているんですよ。  もともと、民間海運会社が国家に強制徴用されて軍人よりも船員の方が高い死亡率だった戦前の歴史を考えれば、私は、国家が強制をする航海命令は避けるべきものだと。  ...全文を見る
○穀田委員 外航船舶運航における近年の日本籍船、日本人船員の激減は深刻であり、政府として日本籍船、日本人船員をふやす対策を講じることは当然です。  しかし、そのためには、日本籍船や日本人船員がここまで激減するに至った原因と責任を明確にする必要があります。  この間、日本の海運...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○穀田委員 まず、福田首相の、来年度からの一般財源化方針、これは来年からですから、法律は特定財源を十年間維持するものですから、これは矛盾をするということは、幾ら法制局が、先ほどの話を聞いていると、ことしの段階ではと、えらい限定的に言っていたことが随分感じられました。そこで、結局、...全文を見る
○穀田委員 えらい簡単やね。見きわめると。違うんだよね。いろいろみんなから受けて、これは変える、これは変える、これは見直すと言ったさかいに、それらを含めて全部トータルしたらすぐでけへん、こういうことでっしゃろう。もうちょっとそういうときは、余りに簡単に言われるとこっちもむかっとく...全文を見る
○穀田委員 結局、よく検討と言っている。  だって、この間、私の質問に対して、調査はもうやめると言ったわけでしょう。そうすると、その調査という文言はなくなるわけですわな、当然。だって、やめると言うてるんやから。この調査の文言は入っとるのやからこれは削除するということは、だれが考...全文を見る
○穀田委員 それは間違うておるがな。だって、そう書いとるんやから、中期的計画に即してやると。しかも、調査の推進、計画の推進をやると。これは、大臣はやめると言っている。そうすると、それをやると言っているのとやめると言っているのとある。相変わらず矛盾がわからぬ人たちやね。  だって...全文を見る
○穀田委員 小さい話じゃないんですよ。これは何兆円という話なんですよ。だって、六長大橋というのは幾らかかるか、大体六兆円以上かかる話なんです。それを言っているんです。小さい話じゃないと。具体的な話について聞いているんです。  では、もう一つ聞きましょう。  昨日の朝日の朝刊に...全文を見る
○穀田委員 一九七四年から二〇〇七年まで、物すごい期間調査していると。合計四十一億円ですよ。私はひどい話やなと思うんです。よくまあこんな無謀な計画をいまだに調査しているなんて、あきれるばかりですよ。  だって、六長大橋と私この間言いましたよね。これは海の上を道路でつなぐ。そうし...全文を見る
○穀田委員 ほっておけば何でもやると。そのうち空の方にも別なものをつくるのではないかなという話まで出るような感じですわな、こんなことをやっておったんじゃ。あきまへんわな。  そこで次に、道路の見直しについて聞きます。  この間、高速道路の評価手続の見直しについて、国交省として...全文を見る
○穀田委員 三つの点はそれぞれ進行するわけですから、検討会など具体化していないところがまだあるので、その辺をちょっと私は心配しているわけですが、進捗状況については随時明らかにしていただきたいと要求しておきます。  そこで、私は、見直しに当たって何点か提案をしておきたいと思うんで...全文を見る
○穀田委員 私は、政府自身が、透明性の向上という、いろいろな評価の際に言っている基準として、マイナス要因の考慮としているので、それはきっちりやっていただきたいと考えています。  もう一つは、道路の評価手続における住民参加方式の導入についてであります。  この間、毎日新聞の社説...全文を見る
○穀田委員 一見聞くような話をしているんですけれども。  それは確かに、プロセスの問題はその後改定されているんですね。それもやられていて、その後、道路整備の関係では、特にこの間の参考人質疑でも言いましたけれども、パブリックインボルブメントということで、PI方式をやっているんだと...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、手続として地域住民等の意見を反映する仕組みを導入したと。地方の首長の意見も聞くということですよね。  大臣に聞きますが、河川法の住民参加の仕組みというのはとてもすぐれていると私は思うんですが、大臣はいかが思いますか。
○穀田委員 そういう仕組みはいいですよねと言ったんですよね。いろいろな形式がある、それは知っているんです。利根川は利根川だし、流域委員会もどんな形でつくられるか。流域委員会がつくられても、今度は国交省が任命するものに変えるとか、いろいろやっていることも知っていますよ。だけれども、...全文を見る
○穀田委員 どうもそれも質問に答えているとは思えないんですね。  中期計画をつくるに当たってアンケートをやったことも、それは皆さん、この長い議論で知っているんですよ。だけれども、そういう中にある将来の構想についても、私どもは批判をし、そういう意見についても述べ、そして六長大橋の...全文を見る
○穀田委員 次回またやります。  どうもありがとうございました。
05月27日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○穀田委員 港湾法改正案には、国際コンテナターミナルへの出入りについて、全国共通のICカードと生体認証により本人確認を自動化するための措置が盛り込まれています。省の説明では、全国共通ICカードと生体認証の導入で、渋滞の解消とドライバーの利便性向上、なりすまし防止を図り、制限区域へ...全文を見る
○穀田委員 一因は、それはそうやろうけれども、出入りに時間がかかり渋滞が発生しているというのは、どんな渋滞の実態になっているんやと聞いているわけですやんか。  私は、聞いてみると、本人確認より貨物の受け取りに時間がかかることが問題だという現場の声があることも聞いております。だか...全文を見る
○穀田委員 それは短縮の方は、まあええわ。  一時間ぐらいかかるというのが現実にある。これは重大な事実です、大臣。だって、何でこんなことを言いたいかというと、前、皆さん、高速自動車道のインターチェンジと港をつないで十分にするんだ、こう言ったわけですよね。十分に縮めるのに何百億と...全文を見る
○穀田委員 私が言いたいのは、一つのことを考えて電子化ということで、これができればできるんだというふうに言うのは、ちょっと大丈夫かという気がするんですよ。  そういうもののもろもろの実情というのは、どこに焦点があるかというと、やはり現場に声があるんですね。その点はよく大臣おっし...全文を見る
○穀田委員 だから、その仕組みと全体の費用はわかったけれども、問題は、管理者や利用者の負担はどの程度になるのか。
○穀田委員 それで、要するに、便益はそれで受けるわけだけれども、そのことによって負担が今までよりも高うなったら困るわけじゃないですか。そこはどないやということを暗に言っているわけやから、ちょっとそこを簡単に言ってほしいんやな。  それで、言ってほしいついでに言うと、それともう一...全文を見る
○穀田委員 あわせてと言ったのに。本当に困るな。  要するに、もし、皆さん、負担がどの程度になるかわからないということだったら、実際に導入ができるかどうかもわからないじゃないですか。だから、費用が高くなれば、中小企業や零細業者や地方自治体は負担できへんじゃないですか。そこはどな...全文を見る
○穀田委員 だから、言っているのは、協議会の調整はわかっているんだけれども、要するに、今の取り組みの中で安くなるのか安くならぬのか。それが肝心じゃないですか。だって、協議会をやったって、高うなったらそれはあかんと言うに決まっているじゃないですか。そういうシステムをつくるんだけれど...全文を見る
○穀田委員 ちゃんとやっていただいて、先ほどの情報の問題については、適正な管理と保護を求めたいと思います。  最後に、明石海峡衝突事故について聞きたいと思うんですね。三月五日、明石海峡で起きた、ゴールドリーダー、第五栄政丸、オーシャンフェニックスの衝突事故についてです。  ふ...全文を見る
○穀田委員 お聞きすると、明石海峡衝突沈没海難にかかる安全対策検討会というのと、それから明石海峡航路東口における航行安全対策検討懇談会というのをやり出しているということですわな。そこを言ってほしかったんですけれども。  そこで、今回の事故で漁業被害は甚大ですから、大臣に聞きます...全文を見る
○穀田委員 はっきりしたのは、漁業者には責任がない。だとすると、どないしたら漁業者の被害を救うことができるのかという立場に立つ必要があるというのが一つですね。  国際的な取り決めがないと。そうしたら、国際的取り決めをつくろうという努力をする必要がある。すぐは解決でけへんのやから...全文を見る
○穀田委員 先ほど述べた、縮めて言えば調整会議、これに三つの船の船主は来ていますか。
○穀田委員 今ありましたように、調整会議は出席を呼びかけていると。船主は、それは過失割合についてどうするかという問題はありますよ、だけれども、こういう問題について、船主は出てこない、何をやっているんだ、はっきり言ってそう思いますね。私は、こういうことこそ公に明らかにすべきで、六回...全文を見る
○穀田委員 会議に出てくればええねんけど、私が言っておるのは、そういったところにもきちんと負担を負わせるべきと違うかと。  最後に言っておきたいのは、基金の設立の問題が、この間ずっと議論があります。国際的な条約とか枠組みが存在していないと。でも、それだけではだめで、さっき言った...全文を見る
05月30日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○穀田委員 私は、昨年の北朝鮮に対する措置の継続の質疑で、次のように主張しました。  十月の六カ国協議の合意について、朝鮮半島非核化への重要な一歩として歓迎する、日本政府が、この枠組みの中で協力を強め、核兵器のない朝鮮半島を実現するために先頭に立つことが急務だ、そうした上で、私...全文を見る
○穀田委員 今、申告の提出を初めとした状況と、アメリカが北朝鮮に対して行っているテロ支援国家指定の解除をめぐる動向については、外務省はどのように掌握していますか。
○穀田委員 申告という問題については、検証ということが当然必要なわけですけれども、例えば、検証が全部終わるまではその申告が正確かつ完全なものであるというふうに見るのか、その辺の、今の北朝鮮側がやろうとしている申告と検証という問題の関係については、今どのように方向性を持っているんで...全文を見る
○穀田委員 つまり、しっかりしたものであって、検証については具体的やり方は六者協議でやるということになるわけですけれども、そうなると、少なくとも、去年の十月に行われた六者会合における合意で、十二月末までにそういうことをやろうといった内容が、わかりやすく言えば、少しずつ前へ動き出し...全文を見る
○穀田委員 要するに、当時は無能力化と申告という問題があったんですけれども、無能力化の問題の状況についてはどのように掌握していますか。改めて聞いておきたいと思います。
○穀田委員 総称して言えば、約束した十月の事態について、その二つの状況は、二つの項目、つまり、無能力化については作業が動き出している、それで、完全に終わっているわけじゃないと。申告についても、正確かどうかについてはまだあるが、一万八千ページに及ぶ内容が出されて、それを今検討し、さ...全文を見る
○穀田委員 要は、昨年の十月に六カ国協議で合意された内容の進展は、期限は守れていないけれども、少なくとも国際社会が無力化の問題については一定評価をしている、また、報告書については、一万八千ページ出ているけれども、値するかどうかを含めて検証する必要があるということだと。  そうす...全文を見る
○穀田委員 それでは、北朝鮮に核を放棄させる上で、六カ国の中で特に五カ国の協力は欠かせないと思うんですね。各国の動向も重要です。この間、中国の胡錦濤国家主席と韓国の李明博大統領との首脳会談が開催されました。核問題をめぐる六カ国協議と朝鮮半島の非核化の進展に向けてどのような論議が行...全文を見る
○穀田委員 そのとおりだと思うんですね。  その後、また五月二十七日、二十八日と両日にわたって北朝鮮の核計画申告実現に向けての米国首席代表ヒル国務次官補と北朝鮮の首席代表金桂冠外務次官の会談が行われています。  私は、この二つ、要するに無力化と申告の問題と、あわせて拉致問題の...全文を見る
○穀田委員 最後に私、私どもの見解だけ述べますけれども、今あったように、全体としては、いろいろあるけれども、前向きに進み始めているということははっきりしていると思うんですね。  それで、六カ国協議がいつ行われるか、それはまだわかりません。私は、前回の質疑の際にも述べましたけれど...全文を見る
06月03日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○穀田委員 私は、領海等における外国船舶の航行に関する法律案についてまずお聞きします。  一九八二年、海洋法に関する国際連合条約、いわゆる国連海洋法条約が採択され、九四年に発効しました。この条約は、いわゆる海の憲法と呼ばれる海洋に関する基本的な条約です。我が国は九六年に批准して...全文を見る
○穀田委員 それぞれ領海と内水における安全を確保するということだ、その点は当然だと思います。  本来、領海においても船舶の航行は自由ではありますけれども、正当な理由のない、そういう意味での停留や錨泊等を禁止し、その不審な行動を取り締まることについては、私も当然だと思います。それ...全文を見る
○穀田委員 今答弁ありましたように、結局、外国の調査ということで、まだ発表されていない。でも、これは四月の二十八、二十九にやっているんですね。もう一カ月もたっているのに、常識では、もちろんそれらの船との関係でいうと違うのかもしれませんが、問題は、我々日本国民ないしは兵庫県民その他...全文を見る
○穀田委員 公的なもので公益性が高いものだと。もともと地方自治体がやっている競艇の売上金の約二・六%を交付している。だから、もともとお金自身が公的な性格を持っているわけですよね。  そこで、その交付金による助成については透明性が当然必要だと思いますが、その点はいかがでしょうか。
○穀田委員 競走法によると、四十六条ではそう書いてあるということですよね、公正に行わなければならないと記載されている。  ところが、日本財団の公正性に疑問を生じるような事実が問題となっている。今、皆さんにお配りしたのがそれであります。宮城県石巻市の地元紙「石巻かほく」五月二十七...全文を見る
○穀田委員 不適切な発言だと。  ただ、もう一度言うと、報道によれば「何らかの考慮をせざるを得ない」、こういうふうに書いているわけですね。しかも、六団体助成ゼロ、その後申請したものを、今度は、この報道が出たものでまずいというので一団体を採択しているという経過なんですよね。何か一...全文を見る
○穀田委員 きちんと指導するということだと。  そこで、実は石巻だけではないんですね。石巻地域以外でも、場外舟券売り場を受け入れないと、日本財団がやっているので一番多いのは福祉車両なんですが、福祉車両を受け入れられないとの声があります。事実関係を確認し、その点も今後ないようにと...全文を見る
○穀田委員 モーターボート競走法の五十三条には、国土交通大臣は船舶等振興機関に対し監督上必要な命令をすることができるとありますから、きちんとやっていただきたいと思います。  そもそも、船舶振興会を通じて助成金を配分するやり方自体に私どもは若干異論を唱えて一貫して言ってきました。...全文を見る
06月04日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○穀田委員 きょうは、大阪国際空港の騒音、環境問題と絡んで、国の財政負担問題について議論したいと思います。  大阪国際空港の位置づけと空港区分の見直しについてお尋ねします。  大阪国際空港は、全国三十二空港へと、羽田空港に次いで多い国内路線を有し、日本の骨格となる幹線ネットワ...全文を見る
○穀田委員 今度の法律は、いろいろありますけれども、整備法を変えてやった、区分を変えたということで一番変化が起きるのは大阪国際空港であるという点は間違いないと。  やはり、国管理の空港のうち、地方に管理が委託されている特定地方管理空港に係る経過措置や、それから自衛隊共用空港に係...全文を見る
○穀田委員 瑕疵がある、責任がある、つまり、住民は騒音被害を受けたわけで、それを減ずるというのは国の責任だということを明確にしたということですね。  住民の騒音被害については、本当に大変な思いをして、国益との関係だとかいろいろあったりして、その当時本当に苦労なされたわけですよ。...全文を見る
○穀田委員 今言ったのは航空機騒音環境基準なんですね。  それで、B滑走路が供用開始になってから、今言われたWECPNL、これはうるささ指数といいまして、騒音の大きさと発生回数から計算された計算上のうるささの目安なんですね。これが九十を超えると生活破壊になるということで大問題に...全文を見る
○穀田委員 それは全然的を射ていないわね。ちゃんと聞く言うてるんやから、改善されているのかと。  これはあなた方が出されている資料、WECPNLの推移ということで、伊丹市、豊中市、ありますよ。そこで基準にしているところでいうと若干下回っているところもあるという数値、おたくのとこ...全文を見る
○穀田委員 そこで、大臣が二つおっしゃいました、申しわけないということと、それともう一つは存続協定という話がありました。  そこで、この存続協定をめぐる問題は、大阪国際空港を廃港にするかどうかの厳しい議論を経て、九〇年の当時運輸省は、大阪圏における国内航空需要の増大、周辺環境対...全文を見る
○穀田委員 つまり、結論として言うならば、やはり今後とも環境基準の達成に向けて不断の努力をするということは基本方針に明示したということと、あわせて、機能との関係でいけば、お話があったように、運輸大臣が直轄で管理し運営するという約束を結んだということなんですね。  問題はここにあ...全文を見る
○穀田委員 私が言っているのは、その趣旨と新しい法は矛盾しているじゃないかと言っているわけですよ。矛盾しているから説得したんでしょう、当たり前じゃないですか。  しかも、それは当面、その府県、要するに大阪府と兵庫県は一応納得しているみたいな話だけれども、多くの自治体は納得してい...全文を見る
○穀田委員 私は、国が責任を持つべきだと。確かに、伊丹は一九七三年に大阪国際空港撤去都市宣言というのをやって、その後いろいろな経過はありますよ。でも、その経過の中の一番最終は、もちろん審議会等で何度も何度も議論されるという経過はありましたよ。でも、依然として地方自治体の多くのとこ...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、空港整備法及び航空法の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  政府は、新規空港整備を進めてきたこれまでの空港政策について、空港整備は概成しており、今後は運営にシフトする必要があるとしています。これは当然のことです。  問題...全文を見る
06月11日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○穀田委員 きょうは、淀川水系の河川整備計画の策定について聞きたいと思います。  四月二十五日、近畿地方整備局が諮問した淀川流域委員会が、整備局の河川整備計画原案に対する意見書を提出しました。大臣は、一つの意見として重く受けとめなければなりませんと述べています。きょうは、その重...全文を見る
○穀田委員 そこが問題でして、つまるところ、何のために法を改正したのかということになるんだと私は思うんです。  大臣は、この問題についての答弁で、審議時間と資料の枚数が二千六百ページに及ぶという点をいつも言うんです。しかし、四月二十五日の流域委員会の意見には「これまでの委員会の...全文を見る
○穀田委員 いろいろな方の意見を聞く、つまり、計画決定段階における住民参加を大きく位置づけたと。いろいろな不十分さはありますけれども、有識者を含む住民合意を手続として位置づけて、これまで建設省など行政だけが計画をつくって、有識者や住民などにこれですよということで押しつけるやり方を...全文を見る
○穀田委員 私が今言ったのは、河川整備のあり方について議論をしているんですね。一番最初に大臣は、ダムは必要だという意見もある、こう述べられました。それは、わざわざ議事録も公開されているんですから、本当にみんなの意見がどうなっているかということを公開しているという点でも非常にすぐれ...全文を見る
○穀田委員 質問の趣旨をよくとらまえていないんだよな。それは、大戸川ダムの関係について復活したのはなぜかというのは次に聞く話であって、今言ったのは哲学、思想を変えたのかという話をしているんですよ。  やはり、今までみんなで議論をしてきて、どうも治水というのを抑え込むというやり方...全文を見る
○穀田委員 では、端的にもう一度お聞きします。  昨年十二月、ダム事業費の見込み額を示しています。多目的ダムから治水専用ダムに変更した場合、地方負担はどうなるのか、言ってください。
○穀田委員 だから、明示できていないということですわな、簡単に言えば。あれこれ言うけれども、明示できていない。問題は、地方負担が明らかでないということが最大の一つの結論なんです。  そこでもう一つ、大戸川ダムの治水効果というのは、さっきありましたけれども、極めて限定的なんですね...全文を見る
○穀田委員 私は、今の話を聞くと、あなた方の論理をすべて悪いと言っているんじゃなくて、あっち側が全部いいというんじゃなくて、きちんとした数字に基づいてお互いに議論すべきだということを私は言っているんですよ。  しかも、堤防が壊れるといった問題についても、どれだけの水が出たら壊れ...全文を見る
06月12日第169回国会 衆議院 本会議 第39号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、福田内閣信任決議案に反対する討論を行います。(拍手)  福田内閣は、昨年九月、安倍首相の前代未聞の政権投げ出しを受けて発足しました。以来九カ月、福田内閣は、内政でも外交でも国民の期待に背き、内閣支持率は、政権発足以来下がり続け、今や二〇...全文を見る
11月12日第170回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 私は、ダム問題についてまず最初に質問します。  昨日、滋賀、京都、大阪と三重県知事も含めた四知事が、淀川水系の河川整備計画案から大戸川ダムを外すことを求める四府県知事合意をまとめて、正式表明しました。これは、河川法に位置づけられた整備計画案に対する地元意見としては、...全文を見る
○穀田委員 先ほどから正式の意見ということだとか手続という問題をしきりに大臣は強調しますが、問題の結論は、四府県知事合意は、大戸川ダムを整備計画から外すということを合意しているんですよね。その内容はもう別に異動はないんですよ。その中身についてはもう決着がついているんです、彼らの中...全文を見る
○穀田委員 それは四府県知事合意を見ればはっきりしていると思うんですよね。大戸川ダムは、中・上流の改修の進捗とその影響を検証しながら、その実施についてさらに検討とされている、これは淀川水系の考え方なんですが、とされており、施策の優先順位を考慮すると、河川整備計画に位置づける必要は...全文を見る
○穀田委員 大臣、その文書をつまみ食いしたらあきませんで。それは、大戸川ダム予定地の生活再建にかかわる事業や地域として云々かんぬんということで、その場合、犠牲も踏まえてやっているという話で、大戸川ダム建設を整備計画に入れない話と、その後どうするか、治水の考え方をどうするかという話...全文を見る
○穀田委員 そういうのを脅迫まがいというんですよ。それは予算の分類の中でそういうことを言っている、それはいつもそう言っている、だから、いつも脅迫していると言っているんですよ。  よく考えてみると、国土交通省というのはこれだけじゃないんですね。まず、私は前回、六月、前の前の前の大...全文を見る
○穀田委員 だから、現場ではそういうことをやっているというのは明らかに、先ほど大臣はこう言いましたよね、皆さんが生活再建にかかわる問題についての新しいルールづくりについて提案したということに対しては、それは考えてもいいと言いましたよね、そういうこと。ということは、こういうことは現...全文を見る
○穀田委員 だから、最初からそう言えばいいんですよ。そうじゃなくて、知事に対してそれは削りますよと言ったら、だれかてそう思いますやんか。だから、みんな反発しているんですよ。(金子国務大臣「そんなこと言っていないですよ」と呼ぶ)いや、知事がそう言っているんですよ。あなたが言っている...全文を見る
○穀田委員 それは受けとめると言っているんですよ。だから、だとしたら、相手がそういうことについて、この間一連の、一人の知事だけじゃないんですよ、大阪の知事も言っているし、そして京都の知事もそういう発言を、やったことに対して何か言うとこう言ってくるというやり方がいかにもおかしいのじ...全文を見る
○穀田委員 私は、十月二十二日に、金子一義大臣あてに日本共産党としての考え方をお届けしてあるんです。「「ダム建設ありき」を改め、住民参加を徹底し、「流域住民が主人公」の河川行政への転換を求める」ということを出して、私どもとしては考え方を出しました。その際に、ダム建設が中止されても...全文を見る
○穀田委員 そうしますと、国土交通大臣が川辺川ダムでダムによらない治水を極限まで追求するという態度も表明したということを確認して、私はこれはこれとして極めて重要な発言だと思っています。  問題は、それでは次なんですけれども、金子大臣が提案した、ダムによらない治水対策を極限まで追...全文を見る
○穀田委員 だから、知事はそういうふうに簡単には言っていないんですね。住民が提示した案に対して、ダムによらない治水の努力を極限まで行っていないと思います、知事はそう言っているわけですね。  問題は、今、代替案を国が提示するという意味ですね、先ほど最後に言われたのは。
○穀田委員 検討する場はわかっているんです。今、先ほど大臣が言った、だからあなたに聞いているわけじゃない。あなたに聞くんだったら最初からそういうふうに言ってもらって詰めてもよかったんだけれども、それはいろいろあるからやめたわけだけれども。  金子大臣は代替案を示すと言うから、国...全文を見る
○穀田委員 どうもその辺は定かでないんですけれどもね。そういう代替案というのは、ダムによらない代替案ということの考え方で言っているわけで、そこをはっきりしないとだめだと言っているわけですね、私は。しかも、そのことについて、県民やそれから少なくとも県の側はそういう議論をしてきた、そ...全文を見る
○穀田委員 進めていただきたいのはもうわかっているんですよ。だから、それをつづめて言えば、最後は中止ということもあり得るなと言っているんですよ。普通、論理で言ったらそうだろうと。  ただ、それを明言しないところに、私は何か不自然なものを感じる。みんなそう思っていますよ。だって、...全文を見る
○穀田委員 これでトラブルが起きているのも御承知だと思うんです。これをきちんと解決するということが私は望まれていると思うんですけれども、国土交通省では、本来、賃貸のこういう問題を扱っている、不動産なんかを含めて所管しているところだけれども、きちんと、今この問題のトラブルの発生を防...全文を見る
○穀田委員 もう終わりますが、これは時間がなくて本当の実態はきょう言いませんでしたけれども、本当に深刻な事態が起きていて、いわばこれを一つの仕掛けにしたり商売にしているという問題が出てきている、貧困ビジネスと言われる事態があるわけですよね。これをやめさせるということが私は大事だと...全文を見る
11月14日第170回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○穀田委員 大臣に初めにお伺いします。  国土交通大臣になって、北朝鮮問題についての措置について初めてですので、原則を確認しておきたいと思います。  北朝鮮に対する船舶入港禁止と日本独自の制裁措置の目的、そして、そもそも制裁措置をとった理由についてお述べいただきたい。ここを確...全文を見る
○穀田委員 私どもは、北朝鮮への日本独自の制裁措置を継続する案件に対して、昨年十一月には反対の態度を表明しました。  北朝鮮船舶の入港禁止及び輸入禁止の日本独自の制裁措置は、今お話があったように、二〇〇六年十月の北朝鮮による核実験を契機としてとられた対応措置でありました。その当...全文を見る
○穀田委員 国連に対してそれぞれの国が報告をするということになっていることは御承知のとおりであります。  そこで、核問題をめぐる米朝両政府の核開発計画の検証方法について、申告した全施設に加えて、未申告の核施設の立ち入りも相互の合意のもとで進めることをこの間合意しています。北朝鮮...全文を見る
○穀田委員 大臣、今、北朝鮮の対応とIAEAの対応が再開ということが、事実が報告されましたけれども、この一連の動きを核問題の解決にとって前向きと評価するのか、後ろ向きと評価するのか、お聞かせいただきたい。
○穀田委員 要するに、それはいろいろな問題点があることは事実なんですよ。この動いている関係が、米国も中国も、少なくとも前の段階よりは進んだということで評価しているわけですね。だから、中途半端な言い方じゃなくて、少なくとも今起こっている無能力化のそういう努力やIAEAが新しく再開を...全文を見る
○穀田委員 米朝合意の問題の性格というのはもう一度後で言いますけれども、今言ったのは、日本政府の問題は確かにわかりました。それは、中曽根外相が「この問題の解決のための一歩前進と思っています。」ということで記者会見もされていますから、それはそのとおりだと思うんです。  各国、特に...全文を見る
○穀田委員 今報告がありましたように、関係各国並びに国連事務総長は、今回の決定と対応が核兵器の完全放棄という新しい段階に進む上で不可欠なステップと見ていることは大切だと。そこは重視する必要があると思うんです。  先ほど私は触れると言いましたけれども、北朝鮮の申告と同時に行われた...全文を見る
○穀田委員 最後に大臣に聞きたいと思います。  端的に聞きたいんですけれども、核問題の前進が拉致問題解決の妨げになると考えているのかどうか、そこはどうですか。
○穀田委員 私は、核兵器の問題が解決の方向に向けて道理ある形で進展するならば、日朝間の懸案である拉致問題の解決についてもその進展を促す新しい条件となり得るものであると考えます。我が党は、日朝両国政府に対して、日朝平壌宣言に基づいて、核兵器、拉致、過去の清算を含む日朝間の諸懸案の包...全文を見る
11月19日第170回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 法案は、日本の住宅の寿命は欧米に比して短いということから、長寿命化を図って、中古住宅の流通の活性化を進めようとするものであります。数年前から、住宅ストックが充足しているとして、中古住宅の市場を重視せざるを得なくなっていることが背景にあって、こういう法案を出してきたわけ...全文を見る
○穀田委員 やるべきことがあればという状態、そういう話ではないんですよね。  そこで、今お話ありましたけれども、ゼロゼロ物件によるトラブルというのはどんなものかということなんですね。報道その他や、また裁判になっている事例もありまして、不動産会社スマイルサービス、この社が一番この...全文を見る
○穀田委員 何でこんなことを言っているかというと、スタートは確かに現実を見なければできませんよ。だけれども、こういう問題が今突然起こったんじゃなくて、実はあなた方がやっている研究会なんかでも、これは危ないなということで、法律的な対策をとらなくちゃならぬということをずっと前から言っ...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、賃貸住宅の仲介、あっせんを営む場合は宅地建物取引業、いわゆる宅建業法の網がかかるが、賃貸事業や賃貸管理業には何の網もないということですな。みずからじかにやる場合だけでなくて、他の家主から物件を借りて賃貸する場合や賃貸物件の管理委託を受けた場合も業法はない...全文を見る
○穀田委員 そこなんですよね。  そこで、大臣、調査の結果、まず調べさせてくれと言うので、私がさっき言ったように、実は賃貸管理業については、国交省が〇六年に不動産賃貸業、賃貸不動産管理業等のあり方に関する研究会というのをやっていまして、そこで「賃貸管理業の適正化を図るための法制...全文を見る
○穀田委員 先ほどの研究会の報告はこう言っているんですね。念のために大臣にだけ言っておきます。「賃貸管理業は、宅建業法の対象とされていないため、賃貸管理業者に不適切な行為があった場合でも、法的規制をもって対応できない。」ということで、この事態について予測し、事実から、この対応がこ...全文を見る
○穀田委員 一言で言って、今、非正規雇用の問題の指摘がございましたが、貧困と格差の拡大が背景にあると率直に私は思います。  ネットカフェ難民など、社会問題化しているのは周知のとおりでして、年収二百万以下という貧困層が千万人を超えていると報道されていることの反映だと率直に思います...全文を見る
○穀田委員 だから、結局、国土交通省にはないということだね。  厚労省に聞きますが、ネットカフェ難民など住宅のない者向けの対策として貸付制度を設けたと聞いております。具体的に、救済できる人数、貸付金額など、どれほどと計画しているのか、貸し付けの要件はどうなっているのか、簡潔にお...全文を見る
○穀田委員 その費用は七千九百万なんですよ。だから、そういう意味では少な過ぎる。セーフティーネットの網に大きな穴があいているというのが現実ではないかと私は思うんですね。  厚労省が今言った、そういう貸し付けする制度を設けて、働く準備金にしても一定の援助をするという制度はあるわけ...全文を見る
○穀田委員 何かそれでやると何ぼぐらいの金を扱うのかという問題が今度あるんですけれども。  だけれども、私が言っているのは、ここを大臣は最後まで聞いておいてくださいね、やはり民間賃貸住宅を若者向けの公営住宅として借り上げたり、それから、家賃の一部を補助したりするということはまだ...全文を見る
○穀田委員 それは若者に対する具体的な対策になっていないんですよ。  経済の問題でいえば、全体の対策からしますと、今起こっている雇用不安、それから社会保障に対する不安、そして中小企業の貸し渋り対策、こういうものについてきちっとやる、そのことが必要なので、そこはきちっと私は言って...全文を見る