穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月13日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 まず最初に、本日の予算委員会において二次補正案を与党が強行したことに、厳しく抗議をします。あわせて、予算委員会内における自民党国対による写真撮影などが行われたということは前代未聞であって、糾弾をしたいと思います。そして、それらを踏まえて、結果として本委員会が職権で開催...全文を見る
○穀田委員 実際に、今大臣からお話があったように、いろいろ話し合いをすると。まだ河川整備計画もできていないわけですから、今後の検討になるのは当然の話なんですね。  私は昨年、この問題で、十一月十二日の当委員会で大臣にも指摘をしました。国は、ダム建設が中止されても住民の生活再建と...全文を見る
○穀田委員 今お話のあった、相当に無駄を切り詰めて、それは当然あるわけで、問題は、この予算が、収入が減った段階でどないしようかというときに見直したかということを聞いているんですよ。そうじゃないから、私は、そうじゃないんじゃないかと思われるから聞いているわけですよ。それは一般論でい...全文を見る
○穀田委員 どうも肝心のことにはお答えにならなくて、私が言っているのは、そういう事態に立って、地方も本当にこれでいいんだろうかということで考えて、お互いに議論したらいいことだと言っているんですよ。  今年度は、揮発油税が二千二百九十億円も減収となりました。その理由は、昨年四月の...全文を見る
○穀田委員 今、建設国債を充てると。結局、財源は、将来の国民に負担をツケ回すことになるわけであります。  そこで考えなきゃならないのが、揮発油税が減収となった背景についてであります。需要減については、投機を主因とした異常な原油高騰でガソリン代がはね上がり、買い控えなどが要因だろ...全文を見る
○穀田委員 こう言っちゃ悪いけれども、なぞらなくていいんです。入っていると言ってくれればいいんですよ、そんなもの。時間がないんだから、こっちは。  この臨交金制度というのは、もともと、地方道の舗装、改築、修繕に関する事業を中心にしたものであることは御案内のとおりです。〇八年度か...全文を見る
○穀田委員 油小路線というのは、私は京都の人間なんです、あそこが無駄だと、行ったらわかりますわ。どれほど車が走っているのか、そして、ああいうものが京都の環境にどれほどの大きな影響を与えるのかということは、小泉さん時代からもう、環境破壊になるということについては、それはひどいなとあ...全文を見る
○穀田委員 ほかにも使える、また、ほかにも使わなければならないという趣旨ですね、あの福田さんの答弁も。  そこで、形の上では、今ありましたように、法律の書きぶりが変わりますから、道路特定財源は一般財源になる。それは当たり前のことなんです。しかし、一般財源化の趣旨、理念には、道路...全文を見る
○穀田委員 作業中だと。高速道路については、先ほど大臣もおっしゃったように、一連の点で、交通需要推計だとかBバイCを下方修正し厳しく算定するなど、見直しているじゃありませんか。高速道路の予算を削る以外、一般財源化の理念に合わないんですよ。結果として、どこを削るのかということが明ら...全文を見る
○穀田委員 だから、厳格にそういう実施のやり方をするというのは、それは何回も聞いているんですよ。  問題は、今大臣が最初の方で、ならないとすることを変えたんだと。そこが問題で、しかし、そう仕組みを変えたからといって、今まで使った金の使い道と同じように使っていたのではだめなんです...全文を見る
○穀田委員 地方道路整備臨時交付金特例法に対する反対討論を行います。  法案は、揮発油税収の減額に伴い、地方に配分する地方道路整備臨時交付金の減額分を補てんし、当初予算どおりに配分しようとするもので、その財源は、将来の国民の負担につながる借金である建設国債等によって賄おうとする...全文を見る
01月16日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号
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○穀田委員 私は、〇九年度の衆議院予算に反対しますので、その理由を述べます。  第一に、文書通信交通滞在費について、我が党は、在京者に対する滞在費分支給は合理的説明が立たないと改善を一貫して主張してまいりましたが、改善されておりません。  第二に、議会雑費、委員長手当について...全文を見る
02月20日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第13号
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○穀田委員 国会同意人事について、意見を述べます。  まず、人事官についてであります。  三人の人事官で構成する人事院は、公務員の労働基本権制約の代償機能の役割を担い、使用者である政府から独立し、中立の第三者の立場で公務員の賃金を初めとする労働条件について勧告を行うことを最も...全文を見る
02月24日第171回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○穀田委員 共産党の穀田です。  〇八年十月から十二月期のGDPは、御承知のとおりに年率換算マイナス一二・七%と、第一次石油危機直後に次ぐ大幅な下落率を記録しました。日本経済を引っ張ってきた輸出がマイナス一三・九%に落ち込んだことが大きいと言われています。私は、はっきり言って、...全文を見る
○穀田委員 それは、調査はしていただくのは結構なんですが、若干認識が甘いと私は思うんですね。  というのは、トヨタの年次報二〇〇七で、事業等のリスクを説明する中に文章がちゃんとありまして、「トヨタは、デリバティブ金融商品を利用し、生産の現地化を進めることにより、」ということをき...全文を見る
○穀田委員 それは、把握して調査をしてでいいんですけれども、私は、中小企業に対して経産大臣が、ほんまにこれは何とかせなあかんという思いはよくわかります。  ただ、この問題を私が言っているのは、なぜこんなことを言っているかというと、やはりトヨタなど日本の企業も、アメリカのそういう...全文を見る
○穀田委員 ですから、そういう点を私は、現実は、トヨタの文書からも、現実からもある。トヨタだけがそういうことを免れているわけじゃない。もしやっているとすれば、まさに経営責任が問われるということについては、もしやっていたということを大臣が認識されれば、これは今後経営責任をはっきりさ...全文を見る
○穀田委員 驚くべき実態なんですね。  今皆さんにお配りしている資料の一がそれであります。大体、安全かどうかも点検されていない橋が全国で半分以上ある。そして、地方の管理、とりわけ市町村管理の橋は、八四%も五年間一度も点検されていない実態なんですね。  さらに、私は橋だけじゃな...全文を見る
○穀田委員 この長寿命化も、計画策定はたった一一%と、極めておくれている。市町村における社会資本のこういう問題では、市町村が特におくれているということは極めて深刻と言わなければなりません。  そこで、社会資本、特に市町村が管理する道路、橋、堤防、下水道、公営住宅など、住民の命と...全文を見る
○穀田委員 それは知っています。ただ、点検の費用も二十万円ですので、そんなに胸張ってやってまっせなんというような話にはならぬということだけは言っておきたいと思うんです。  だから、先ほど大事な点だとありましたから、維持補修が重要であることは論をまちません。問題は、そこで、道路を...全文を見る
○穀田委員 そこで、私ども調べましてつくって、皆さんにお渡ししている資料が二枚目です。だから、今ありましたように、九五年から比較しますと、押しなべて維持補修費が減っていることがわかります。例えば、一般国道でいっても、五千五百十七億円から四千七百五十億円、市町村でいいますと、六千四...全文を見る
○穀田委員 そのとおりなんですよ。  では、今大臣は三位一体に言及しましたけれども、そうすると、問題は、三位一体改革でやられたところで、この間も大臣は言ってはりましたね、急激にやり過ぎた、失敗の部分がある、地方をここまで苦しめているのは正しくない部分があったからだとたしか述べま...全文を見る
○穀田委員 なぜ私は三位一体やその他構造改革の問題について言及したかといいますと、麻生さんが当時、二〇〇三年の時代に総務大臣でした。そのときの方針にこの問題が書いてあるわけですよ。それはどう書いているかというと、国庫補助負担金等の整理合理化方針という中にあって、住民に身近な生活基...全文を見る
○穀田委員 それは歴史にしっかりゆだねて、私が、そうじゃなかったということを言ったということ等、お互いに記録しておきましょう。  最後に、私、今インフラの維持補修だとか長寿命化というのが大事だということをずっと述べてきましたけれども、問題は、これをどこでやるのかということなんで...全文を見る
○穀田委員 それを表にしたのが三枚目の資料です、一九九九年度の総工事費評価額百万円当たりの労働者数。  これは残念なことに、この調査以後、この方式の調査をやっていないんですね。でも、これにわかりますように、百万から五百万の規模、これが百万当たり二十一・一人というふうに、規模が小...全文を見る
03月11日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○穀田委員 先ほど同僚議員がエレベーターの事故の問題について聞いていましたので、私も一点聞いておきたいと思います。  息子さんをエレベーター事故で亡くされた市川さんたちが私の事務所にも見えました。それで、こういう赤とんぼ通信というのを持ってこられて、そこの中にも書いているんです...全文を見る
○穀田委員 そのことで言うと、やはり初動からここまでかかっている経過や、警察との協力の問題や、事故原因は事故原因としての究明という、いろいろな意味からいってそれは必要だと私は言っておきたいと思います。  次に、国土交通省が所有する公用車に関連して少し聞きます。  省が所有する...全文を見る
○穀田委員 聞いていることにきちっと答えてほしいね。言っているわけやんか、もう。要するに、方針は決めたということも言っている。それから、一般競争入札もやっていると言っているわけだから、そんなこと一々言わぬでええのや。わからぬ人やな。  問題は人数、わかっていないということやね。...全文を見る
○穀田委員 そう言ってくれればいいんだよ。  今の話を聞いて、大臣、わかりましたね、私が何を聞きたいかという全体の、要するに、つかんでいないと。ただし、どう言ったかというと、大宗はと。大層な話をして、大宗は変わっていると。わかりやすく言うと、今まで受注していたところが外れて違う...全文を見る
○穀田委員 先ほど官房長はどう言ったかというと、一台一台点検したと言うわけだね。ということは、一台一台どういうふうな雇用形態になっているかとか、その後どうなっているかなんというのは、調べようと思ったらすぐわかるわけさ。それを一台一台切っていくときはどういうふうにやるかということが...全文を見る
○穀田委員 わからぬ人やな。あなたはそれでいい、役所の官僚はそれでいいわさ。政治家はそれでは済まぬと言っているんだよ。  みんな今、そういう派遣先、派遣元、両方に責任を問わなければ、結局のところ首が切られるという事態は起こると。だからそれを何とかしようとみんな頭をひねっているん...全文を見る
○穀田委員 今私が述べたのは、派遣先が責任が全くないなどという議論は通用しない、今や政府自身がそういう考え方じゃないんだと。それは、官房長はそういう考え方かしらぬけれども、その考えは間違っている。世界、日本の政治の流れはそういう方向じゃないんだという方向に今来ているわけです。だっ...全文を見る
○穀田委員 今の後半にお話があったように、管理業務というのは災害の問題を含めて非常に大切だ、それはそのとおりです。そこは確認したい。  そこで……(発言する者あり)それは違います、それじゃない。まあ聞きなさいって。別な話をしているんです。業務の中心の話をしているんですよ。  ...全文を見る
○穀田委員 今、落札率がどうかという問題を言うと、非常に低いという事態だと。そこで、労働者にどういう賃金が払われるかということについてはつかんでいない。これは先ほど大臣が述べたように、労務費が適正かという現実を見ていないということだけははっきりしましたよね。ここの問題でしょう。大...全文を見る
○穀田委員 だから、六〇%ということは、そういう調査をしているというのはわかっているんですよ。  それを言っているんじゃなくて、大臣に聞いているのは、大臣の言動との関係で、この落札率の実態と賃金の現実をひど過ぎると思わへんかということを言っているわけです。大臣の見解を聞いている...全文を見る
○穀田委員 正していかなければならない、そのとおりなんです。それが先ほど言った現実をきちんと見る必要があるわけですね。つまり、かつての給料が幾らだったのかと。今は幾らだったのかと言いやしないんだから。そんなもの、調べりゃわかる話なんです、あれほど切ったんだから。  僕は、公用車...全文を見る
03月17日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 奄美群島振興開発特別措置法の五年前の改正で、振興開発計画の策定主体が国から鹿児島県に移行したことによって、地域が主体となった振興開発計画の策定が行われるようになったとされています。今議論になっているこの奄振の結果がどうであるかという問題について、多くの方々から、同僚議...全文を見る
○穀田委員 もう一つ聞いたでしょう。だから、何が変わって、どんな成果があったんやということも聞いたでしょう。二つまとめて聞いたんやから、よう質問聞いてなあきまへんで。
○穀田委員 大臣、やはりこれは、何というのかな、大臣と話をせなあかんなという気がしませんか。結局、地元住民は一定の成果があったと言っている、こう言うわけだ。また、今の話のように、具体的には、市町村からお話を聞いています、それからパブリックコメントをやっていますと。そんな形式の話と...全文を見る
○穀田委員 大臣、今聞いてわかりますように、ソフトの費用が飛躍的にふえているとは到底言いがたいわけですよ。  公共事業が全部悪いなんて私ども言っているわけじゃないんですよ。そういうふうに一体となってなどと言っていることでいいますと、現実は公共の割合が高い。そして、非公共とされて...全文を見る
○穀田委員 補助率その他の問題は、それは実際に施行する上で決めたらいいわけで、問題は、考え方の基本なんですよ。そこを言っている。  産業振興自身にもっと力を注ぐ、そういう点のやり方と、それから、そこにお金を使えば、これは、今まで二兆円使ってきてこういうのをやっているということの...全文を見る
○穀田委員 支障になっているとは思わないって、それはだめですよ。だって、土地の半分を要するに不在地主が占めておるわけだから、今後の、例えば自然を生かす場合にしても、開発を一定行うにしたって、それが問題になることが明らかなんです。その程度の認識だから、五年間何も進めへんわけではない...全文を見る
○穀田委員 今、答弁では、変わらない、それから必要な融資や保証は続ける、こうなるわけですけれども、一方で、見直しをする、財政状況が厳しいということを言っているわけですやんか。  本当に中小事業者への融資や保証が続けられるのかという問題を見ますと、基金は、独法化以降、担保設定が厳...全文を見る
○穀田委員 今、取り組んでいきたいと思っておりますと言ったので、そのとおりやってほしい。  というのは、現実は、銀行で貸さないものをこれでやるんだという場合があるわけでしょう。そういう位置づけなんですよ。ところが、銀行で借りられないからこちらに頼んだらだめだったという例が実際に...全文を見る
03月25日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○穀田委員 昨日、小沢一郎氏の大久保秘書が起訴されました。私は、今回の問題の重大性なんですが、単なる政治資金報告書の記載ミスといういわゆる形式犯ではなくて、西松建設から長年にわたって多額の献金を受けた事実を国民の目から覆い隠そうとした疑いであって、極めて重大だと思うんです。これは...全文を見る
○穀田委員 そうすると、その団体も、要するに依頼をした団体の中にあったということだというわけですな。すると、経済界の団体だと知っていたということですな。
○穀田委員 それはまたおかしな話で、そうすると、依頼もしていないのに金が来たということですか。あなたの今の話でいうと、依頼したことはない、振り込み要請をしたことはない、勝手に来たということでよろしいね。
○穀田委員 そうすると、副大臣はしていないが、だれかがやったんだろうということを今しゃべったということですな。
○穀田委員 そうすると、多分今、副大臣は私と同じものを持っているんだと思うんです。みずからの、二〇〇四年分の加納時男後援会の収支報告を持っていると思います。そうすると、今、どこからお金をもらったのかということを確かめましたか。
○穀田委員 そんなに多くの団体からもらっているわけじゃないんですよ。副大臣がおっしゃっている、励ます会じゃなくて、正確には参議院議員かのう時男を激励する会ですけれども、その中に団体からのパーティー券の購入というのは三つしかないんですよ。三団体しかないんですよ、たった。何か大げさな...全文を見る
○穀田委員 それは納得できないですよ、そんなもの。私が言っているのは、二十万円以下の人は記載しないと決まっているんですよ、そうすると、大口の人は三つしかいない、そのうちの大口がだれかということも聞かないなんということはあり得ないということを言っているんですよ。普通そうですやんか。...全文を見る
○穀田委員 今、西松さんは四月二日に振り込んだと言ったんですよ。ということは、西松建設だということを知っていたということですね。
○穀田委員 今わかって受け取れない。受け取ったんでしょう。受け取ったからこれは記載しているんでしょう。受け取れないということはどういうこと。受け取ったのを受け取れないというのはどういうこと。
○穀田委員 そういうのは、受け取れないと言うのではなくて返すと言うんです。どこに返したんですか。
○穀田委員 はしなくも、政治団体ではなく会社にと言っていましたから、やはり会社だということを自覚しているんですね。どうもあなたの答弁はそうなるんですね。  そこで、西松建設が〇七年四月から〇八年三月までで実施した工事施工金額の公共事業分は九百三十七億円になるんですね。これほど多...全文を見る
○穀田委員 あなたが公共事業に今までノータッチかどうか知りませんよ。これは、西松建設というのは公共事業を受注している会社だ。あなたはそれを監督する官庁の副大臣になられた。そういうときに、身の回りをただしたかということを聞いているんですやんか。
○穀田委員 良心について聞いているんじゃないんですよ。客観的な事実を聞いているんですよ。  あなたは、こういう西松建設を初めとする公共事業を所管して、監督指導する国土交通省の副大臣になった。そういうときに、そういう問題がなかったか、公共事業受注関係者からなかったか、ただしたかと...全文を見る
○穀田委員 ただし、相手方は、西松建設は、そういう意味でいうと、政治献金というのをやっているということを公言していますからね。それは理屈は成り立たないということだけ言っておきましょう。  そこで、では最後に、副大臣、政治資金規正法の目的というのは何と理解しておりますか。
○穀田委員 相手はそうは言っていないんですよ。相手は、あなたにやったかどうかというのは別ですよ、そのパーティー券を買っているのは、少なくとも企業献金を政党支部以外は、それから政治資金を政党や政党支部以外は受け取ってはならぬということになっているからそれはまずいというので、それを迂...全文を見る
○穀田委員 それはないと思いますよ。自分がやっている政治団体のパーティー、何回もやっているわけですやんか。それについて、その振り込みの用紙に番号を書いたか書かないかというのは通例の仕事ですやんか。どっちかですやんか。一つやっているということはずっとやっているということですよ。それ...全文を見る
○穀田委員 大臣に聞きたいと思うんです。  今官房長から報告がありましたように、三〇・九%が保留されている。首都圏では、聞くところによると、その保留の割合というのは五〇%に達しているという報道もあります。国交省の十八年度における公共事業全体に占める保留の割合は、約一〇%だと言わ...全文を見る
○穀田委員 好ましい事態でないというふうな、少しはいいみたいな話をしたら、それはあきまへんで。これは大変なことや。だって、この間は、六〇%のそういう低入札率の問題は大事だよねとおっしゃったばかりじゃないですか。だから、それでいいです、また続けますから。  大臣は、この間、その後...全文を見る
○穀田委員 この間より少し後退しているように私は思いますね。  大臣が言っているのは、先ほどは前の方を言っているんですね、私の質問に対して。我々の共通の概念、政治家としてということを言っているのが一つなんです。ただ、後ろの方でもう一回言っていまして、そういう異常な安い価格に下げ...全文を見る
○穀田委員 次に、法案の関係についていきたいと思います。  今回の改正案というのは、道路特定財源制度の廃止を趣旨としていて、多くの国民が一般財源化を求めてきたことからすれば、当然の改正だと私は思っています。  同時に、私は、昨年の国会で、道路行政のあり方を根本から見直すべきだ...全文を見る
○穀田委員 今お話があったものをわかりやすくしたのが、今皆さんのお手元に資料として出しています「高規格幹線道路等の事業実施に向けた手続きの見直しのイメージ」というものであります。  そこで、見たらわかるんですが、大体、点線で囲ったり、それから斜めに書いたりしていますけれども、新...全文を見る
○穀田委員 それは私は少し違うと思うんだけれども、事業化するものだけだというのは、そこはもう一度。訂正、もう一度言うね。  都道府県という話はわかりました。私は、それを通じてじゃなくて、じかに市町村に聞かないとだめよということを言っておきたい。  事業化の問題についてはどうで...全文を見る
○穀田委員 続いて、確認ですけれども、地域高規格道路の調査区間や整備区間の指定はだれが行いますか。
○穀田委員 特段というふうにおっしゃっていますけれども、そこは大事なんですね。  地域高規格道路というのはどういうのがあるかというと、アクアラインもそうなんです。それから、今後の問題でいいますと、私、昨年のときに取り上げましたけれども、いわゆる六長大橋、東京湾口道路、伊勢湾口、...全文を見る
○穀田委員 いや、実務的な性格じゃないんです。それだったら同じなんですよ。基本計画の決定、調査区間の指定、それはいずれも同じ大事なことなんですよ。  大臣、こっちの方を見てくださいよ、この表を。この表、お渡ししていますやろ。この中にありますように、一番右ですよ、地域高規格道路に...全文を見る
○穀田委員 いや、それは違うんですよね。私は、地域高規格道路の指定というのを道路局長レベルで実施するのは認めがたいと。  というのは、前、冬柴大臣は私の質問に対してこう言ったんですね。県をまたぐような大きな道、これは、第三者の公平な意見も伺って、そういうものを経由して、透明性も...全文を見る
○穀田委員 運営についてはまだ聞いていないので、それは後で聞く話なんですけれども。  今ありましたが、招集の日を聞いているわけじゃなくて、何を諮るかということについて、いつみんなに知らせたかということを聞いているんですよ。あなた方のホームページによりますと、それは、三月九日の報...全文を見る
○穀田委員 その場に、承認することに異論は出なかったというのがうかがい知れるということですな。  この十二区間の中に入っている京奈和自動車道大和北道路について聞きます。  審議会では、先ほど局長から答弁ありましたように、初めに各計画の中身、概要について長い説明があったというこ...全文を見る
○穀田委員 直接の話をしていないことは知っています、対象と。ただ、その流れがそういうことにあるということを私は言ったわけですね。それで、小井参考人の場合は、具体的な問題としてまた指摘をしたわけですね。  だから、少なくとも国会で審議になったところで明確に異論が出ていた、その後に...全文を見る
○穀田委員 それはしっかりしていただかないと、形骸化する。  といいますのは、大臣、ちょっと聞いておいてほしいんですけれども、この大和北道路全体の計画そのものについては、有識者会議だとか、それから費用のあり方だとか、いろいろな議論があったんですね。それで、公聴会でも、十数人の発...全文を見る
○穀田委員 それで、知らない方は何かすごくそれで随分やったように思われますけれども、PIというやり方でやっているのは、例えば、東京の場合なんかは違うんですね。二週間に一遍会議を開いて、きちっとやっているわけなんです。  ここの場合のPIは何か。そこで、皆さん知らないから、わかる...全文を見る
○穀田委員 それで、私はさっき言ったんだけれども、やはりこういうものというのは、国幹審というのはでっかい道路をやるわけですけれども、今言いましたように、当高速道路計画については当国土交通委員会で審議する。そして、そのためには、少なくとも審議会や国幹会議、これは国幹会議なんてたった...全文を見る
○穀田委員 私は、要するに、内容や議題については提示してもらうということを今後当委員会でも取り計らっていただければということを委員長に最後提案して、終わりたいと思います。  終わります。
03月27日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見をありがとうございました。それでは、座って質問をさせていただきます。  まず、中越参考人にお聞きします。  中越さんは、町の中で、特に森と水ですか、風と光ということで、生かすまちづく...全文を見る
○穀田委員 私は、地方自治体の長としての中越さんに改めてお聞きしたいのですが、今の地方自治体の道路関係経費ということの現実を見ますと、そういう大きな角度で少し御意見を承りたいんです。  地方自治体の道路関係費の推移を見ますと、ピークの九八年から十年間で地方単独事業や補助事業が半...全文を見る
○穀田委員 私も、無駄か無駄でないかというだけではなくて、優先順位だと思うんですね、やり方というのは。そういうふうに私もその点は思うんです。  次に、橋本参考人にお聞きしたいと思います。  道路建設について反対だというのは、一般的にはなかなかわかりにくいことなんです。ただ、私...全文を見る
○穀田委員 次に、では全参考人に一つお聞きしたいと思います。  昨年の道路国会と言われた、道路特定財源問題をめぐっての議論がずっとやられてきました。その中で、結果として何が起こったかというと、私は、交通量予測データの見直し、それから費用便益や評価の見直し、そして計画決定、事業の...全文を見る
○穀田委員 それで、見直しという問題で出ている点について私の意見を言いますと、先ほど皆さんからありました、道路の評価と手続における住民参加について若干質問をしたいと思うんです。  この間、新聞を見ていますと、公共事業改革ということで、道路計画でも住民参加が必要じゃないかという意...全文を見る
○穀田委員 では、最後に一点だけ、橋本参考人にお聞きします。  この間、私は、公共事業のあり方という問題についていろいろ考えまして、議論をしているところであります。特に、道をつないでいる橋など、十五メートル以上の橋が、市町村などでいいますと、多くの橋が点検されていない実態があっ...全文を見る
○穀田委員 どうもありがとうございました。終わります。
04月01日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○穀田委員 昨日発表された、費用便益比、いわゆるBバイCの点検結果について私も聞きます。  この間の見直しを踏まえ、十八カ所の事業が、BバイCが一以下の値となったため、〇九年度の事業執行を当面見合わせ、再評価を実施して事業継続の可否を決定するとしました。さらに、BバイCがわずか...全文を見る
○穀田委員 現時点ではその国幹会議のあれは生きているということだと確認します。  そこで、いわゆる執行を凍結した十八区間、先ほど山本委員からもお話がありましたが、地方の路線が多いです。私も、これについてはいろいろ意見があります。問題は、では、逆に見てみたらどうかと。首都圏、中部...全文を見る
○穀田委員 都市圏についてはないと。  先ほど、参考人質疑の話もされました。私も同様に、やはり、せっかく参考人に来ていただいたんですから、その方々の意見をこれに反映させるということが大事だと思います。  この参考人の質疑で、道路公害に反対し、環境や住民生活を守る運動を続けてい...全文を見る
○穀田委員 論理がちょっと違うんですよ。  私は京都に住んでいて、高速自動車道ができています。二つばかりできましたが、その利用率たるや惨たんたるもので、予定の二割しか使われていないという現実があります。  また、先ほどの渋滞という問題について、一たん道路がふえたら、それは、一...全文を見る
○穀田委員 今はまだ、簡単にはニュートラルという感じですな。  ただ、私は、念頭にあるということも言っておられましたので、やはり今、さまざま議論してきたことを無にして、とにかく高速道路だけつくればいい、それでそこだけネットワークすればいいという、そうすると、残りのところがまた必...全文を見る
○穀田委員 一言言っておきますと、生活と幹線という意味で、一般論は否定しないんです。京都へ一度来てごらんなさい。あんなところに地域高規格道路の高速自動車道が要るかと。京都の市内のど真ん中に来て、東本願寺の前にあんな格好の悪い排気塔みたいなものが、三十メートルのものが来て、それで京...全文を見る
○穀田委員 新たに少し拡大をしつつあるということでありますね。  私は予算委員会で、工事の規模が大きいほど労働者の数が減る、雇用が減るという統計資料を示して、大規模事業よりも小規模事業ほど雇用政策の面から見ても大きな役割を果たすということを指摘しました。そして、維持補修など身近...全文を見る
○穀田委員 国交省は、いわゆる点検、見回り、維持というものを全体としては分けているんですけれども、私はそこも含めてやるべきだということを言っています。拡大していることについては、そのとおりでいいんだと思うんです。  ですから、今後どこに軸足を置くかということでいうと、やはり点検...全文を見る
○穀田委員 問題があるかということについてはなかったんだけれども。まあ、いいです、時間がないさかいに。  多分、大臣は、河川法や道路法の中で、こういう法律だということで、あれはどう読み取るかという問題がいろいろあるんですけれども、そこはちょっと、きょうは時間がないので省きたいと...全文を見る
○穀田委員 終わりますが、私は、今ちょうどいい時期だと思っているんですね、こういうものを見直す時期だと。だから、負担をどうするかというのは、それは、瑣末な問題とは言いませんよ、それはそれであるんですけれども、やはりこの機会に国直轄事業というのはどうあるべきかということについて議論...全文を見る
04月08日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○穀田委員 高齢化が進展する中で、高齢者が安心して暮らせる住まいと福祉を充実させることは、喫緊の課題であります。住まいと福祉の連携を強め、高齢者向けのケアつき住宅の整備などを促進するなど、高齢者対策を充実させることは当然だと考えます。  高齢者を取り巻く状況は、先ほど来皆さんか...全文を見る
○穀田委員 そうすると、もう一遍お聞きしますけれども、そういうあいまいなものも含めて入るということですか。もう一度お聞きします。
○穀田委員 私が心配しているのは、そうは言うんだけれども、もちろん、計画の中にはそういうのが入らないので届けさせるということは、当然の施策であります。  問題は、そういうすきができるということはあるわけでして、今回の法の中心点というのは、住宅と福祉の連携を強めて高齢者対策を強化...全文を見る
○穀田委員 ですから、それは当然だ、だから、すき間がないようにせなあかんよという話をしたんですね。それはやってくれるということなんですが、くれぐれも、届け出じゃないんですよね、それはしっかり見定める必要があるということを指摘しておきたいと思うんです。  私は、今回の惨事を通じて...全文を見る
○穀田委員 入所者よりも待機者が多い、こういう現実なんです。今もお話があったように、今すぐできるかどうかはわからぬがというような話をしているわけだから、これは結構大変だということがおわかりいただけると思うんです。  ですから、政治論としてどうするかという問題が本当は問われている...全文を見る
○穀田委員 大きな課題だと思っていますというのはそのとおりなので、問題は、こういう法律をつくって高齢者対策を強めようというときに、その土台となっている現実を見なくちゃならぬのと違うかと言っているわけですよ。  大臣は公営住宅の話をしましたけれども、公営住宅だけじゃなくて、住宅政...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、余り自信なげな報告であるように、きちんと対応できるということにはなっていないということは確かだ。だって、これほどふえていて、この事実が、例えば東京の例に見られるように、低所得者の高齢者がこんな形で出てきている問題がありながら、これにスポットを当てて...全文を見る
○穀田委員 今言った、すき間をつくっちゃならぬということは、そのとおりです。  私、先ほど触れましたけれども、いろいろな抜け道が必ずあるわけで、問題は、そこからどういう教訓を学ぶかということなんですね。当然、識者もいろいろ言っているように、規制はきちんと強化しなくてはならぬ。だ...全文を見る
○穀田委員 いろいろ言いわけしているけれども、死んでからも八カ月にもわたって取っていたということは事実だということでありますね。もう情けない話、こんないいかげんな話があるのかと、私は怒りに、憤りにたえませんよ。なぜこんなことが起きるかと。  それは、相続人がどうのこうのと言って...全文を見る
○穀田委員 だから、要するに、十年間そういう形で結局のところ放置してきた、こういうことを、それを放置してきたと言うんですよね。わからない人だな。  再生とか再編とか言っているという計画でいいますと、やはり居住者の方々が何と言っておられるのかということなんですよ。修繕すれば百年も...全文を見る
○穀田委員 一度話を聞いていただくということでありましたので、私は本当はそのとおりだと思うんです。やはり居住者の意見もよく聞いてもらって、この十年間、尾見さんが言うように、実際には大したことをやらずに、まともなリニューアルもやってこずにやってきた。しかも、今どき、皆さん、建てかえ...全文を見る
05月08日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○穀田委員 二〇〇七年の三月十六日、二年前ですけれども、当委員会で民間都市再生事業者の認定申請期間を延長する都市再生特措法の改正について議論しました。  そのときに、この都市再生特措法が、都市機能の高度化とそれから都市の居住環境の向上という二つの目的を掲げていました。ところが、...全文を見る
○穀田委員 それぞれの地方が元気になるという、それはそれぞれの地方における努力、また今回のNPOに対する支援だとか、それは当たり前の話であるわけですね。問題は、この法案の根底部分がやはり、現実に起こっている、民間の都市再生事業はどこに集中されたかという問題を指摘しているんですよね...全文を見る
○穀田委員 今、ない、ではありませんと言っていましたし、そのことを含んでいるということだと思うんです。  私、国際競争力云々というのは、もう何度も言っているんだけれども、これは政府によると都市再生政策の大前提になっている感があるんですね。これは、競争力を比較するんだったら、国民...全文を見る
○穀田委員 僕は意見が反映されたのかと聞いたので、最終の結論はどうかとは聞いていないんです。  今の話を聞くと、要するに、国幹会議の議を経るとなっている今の整備計画への格上げについては、出席者、つまり途中で退席された方もおられるようですから、出席していた与野党議員と有識者からは...全文を見る
○穀田委員 要するに、委員の発言があったときに、そういう地元の意見やそういう方々の意見もあるという開陳はあったけれども、最終は全員が賛成をしたということですね。これは確認しておきたいと思います。  少なくとも、こういう大事な国の政策を決める問題を国幹会議でやるべきじゃないと私は...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、各業界にきちんとした要請をして、社会保障審議会でもいろいろ議論をして対策を練っている、こういうことですわな。  しかし、実際、四月の十五、十六日に東京や大阪、福岡などで被害者が提訴をしています。十九日には電話相談も実施し、相談が六十三件あったと言われて...全文を見る
○穀田委員 これは、今の追い出し屋という問題がすき間を縫って起こっている。しかも、新しい事態なんですね。昨年秋以降、これがふえているわけです。つまり、簡単に言うと、派遣切り、非正規切りという形で職を失うことが住まいを失うということになったところから起こっている新しい貧困ビジネスと...全文を見る
○穀田委員 一問だけ。  供給決定戸数というのがまず少な過ぎるということと、やはり、例えばURの問題についても、公営住宅の問題についても、条件がなかなか合わないという問題があるわけですよね。遠いだとか、施設が古いだとか。そういう生の声を聞かないと、ただ数字だけ、さっき言ったよう...全文を見る
05月12日第171回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは端的に、生存権の重要な要素であり、生活を営む上で基本的な要件である住まいと社会的弱者に関連して、何点か総理にただします。  政府の経済危機対策では、今回の経済危機が非正規労働者等の社会的弱者にしわ寄せされる形であらわれていると...全文を見る
○穀田委員 これは新しい言葉でありまして、私は、こういう事態がどこまで広がっているのか、そして何ゆえにこのような言葉が生まれたのかということについて分析し、対処するのが今の国民の住まいの状況からして極めて大切だと考えています。先ほど述べた政府の経済危機対策の中で触れていますが、私...全文を見る
○穀田委員 それは、現実を余り見ていない。私は、施策のいろいろなものを述べても、どこが責任を持っているのかということについて言っても、それでは行き場がないという現実を見ているとは思えないんですね。だから、そういう認識がないからこそ、結局、一年限りのばらまきになってきたりするという...全文を見る
○穀田委員 法的位置づけがないということは、中には劣悪な施設もあると考えられる、それは当然であります。そこに一万四千人以上の方々がいる。  これは述べられなかったんですけれども、報道によりますと、それぞれの県内では入れないから他の、都道府県外の施設に余儀なくされている方がおられ...全文を見る
○穀田委員 大きな問題だという認識はいいと思うんです。  しかし、全国でいいますと、例えば特別養護老人ホームの待機者は三十八万人今いるわけですよ。地方自治体が手を挙げてやると言わなければできないんですよ。そういう現実がある。そういう中で、つまり、そういう行き場がない生活保護受給...全文を見る
○穀田委員 こちらは行き場がないと言っているわけですね。こういう人たちをどうするのか。そういう対策がないというところが今度の中身なんですよ。私は、今回の補正予算というのは、社会保障の切り捨て、抑制路線はそのままだ、今回の経済対策、今述べた貧困の拡大に対する対策や低所得者に対する支...全文を見る
05月22日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○穀田議員 お答えします。  まず、この問題を考える場合に、私は、政治の責任は極めて重大だなというのを改めて実感しています。  といいますのは、当時、二〇〇〇年の審議の際に、運輸大臣は新しいタクシーの需要が起こってくるということを言ったことを、私は今でも覚えています。つまり、...全文を見る
05月27日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○穀田議員 二〇〇二年の改正道路運送法の施行後、事故報告の対象となる重大事故の発生件数も増加傾向にあります。  一九八九年には一千二百四件から二〇〇一年六百十八件に、若干減少傾向で推移していたわけであります。ところが、二〇〇二年には七百二十九件と増加傾向に転じ、〇六年には七百四...全文を見る
06月02日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人には、貴重な御意見をありがとうございました。  着席して質問いたします。  まず、今村参考人にお聞きします。  タクシー規制緩和の根本について意見を述べてください。  御承知かと思いますが、二〇〇〇年の道路運送法の審...全文を見る
○穀田委員 待鳥参考人にお聞きします。  市場の失敗という小委員会の問題提起があったことは御承知かと思います。そこで言うところの原因たる情報の非対称性、乗務員を選択しにくい、これはタクシー業界における従来からあった特性であったはずであります。この間の状況の反省を、市場のメカニズ...全文を見る
○穀田委員 富田参考人にお聞きします。  昨年十二月二十四日、車両台数の適正化及び同一地域同一運賃制度の確立を求める要請においでいただきまして、ありがとうございました。私もそのとき受けた側なんですが、少し、同一地域同一運賃にした場合、利用者、国民へのサービスの低下を招くという意...全文を見る
○穀田委員 続いて、私は京都に住んでいまして、京都は、御承知のMKタクシーというのがございます。MKタクシーなどは、依然として規制緩和継続を主張し、増車、低運賃戦略をとっているわけであります。そういう事業者がとっているリース制について、どういう意見をお持ちでしょうか。
○穀田委員 それは、リース制はやっているんですけれどもね、MKタクシーはやっているんですね。ですから、三十万円を超えればあとは全部自分のもの、こういう仕掛けでやっているところにあそこの秘密があるわけですね。確かに、サービスその他についてはいろいろな意見があるんでしょうけれども、私...全文を見る
○穀田委員 本当にありがとうございました。  私どもは、今皆さんから御意見をいただいて、やはり与党案と野党四党の案は、今の現状を打開する上でそれぞれ持っているよさが率直に言ってあるんだと思うんです。  ですから、富田参考人からも、最初の方は九条の話や六条の話に触れられて、後ろ...全文を見る
06月05日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○穀田議員 お答えいたします。  まず、与党からの野党四党提案に対する質問、ありがとうございます。  それで、今、福井議員からありましたけれども、消費者の意見という場合に、消費者が今一番タクシーに求めている根底は何かということを考える必要があると思うんです。それは、つまり、安...全文を見る
○穀田議員 地方自治体が地域における住民の暮らしと、営業、経済活動等の地域の実情と、それに基づいて発生する交通需要等を最も的確に把握していると考えるからであります。あわせて、地方分権をこの分野で進める、地方自治体の積極的役割の発揮を期待するからであります。  結論はそういうこと...全文を見る
06月09日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○穀田委員 私は、まず最初に、新型インフルエンザの観光への影響についてただしたいと思います。  政府並びに観光庁としてどのような調査をこの問題について行っているか、そして、観光庁として、新型インフルエンザによる神戸や京都における観光への影響をどのように認識、掌握しているのか、お...全文を見る
○穀田委員 神戸と京都はどうやと聞いているんだけれども、出ていなかったので、まあ、いずれにしても、大変だということなんですよね。  それで、今、自治体への協力をお願いしていると言いましたけれども、私がつかんでいる範囲内では、今、修学旅行のキャンセルという話がありました。これは、...全文を見る
○穀田委員 私、きのう言ったんですよ、これはちゃんとつかんでくれと。電話番号もちゃんと教えたんやけれども、そこまで丁寧にやってもこの程度やから、本当に、どういうふうな実態があるのかということについて、そんなこともあるのかということぐらいつかみなさいよと私は思うんですね。  私が...全文を見る
○穀田委員 これは何度も言うんですけれども、金融というのは返さなくちゃならぬわけですよね。では、先ほど言ったところが七千万戻ってくるのかと。戻ってくる間のつなぎだったら、それは可能性があるんですよ。戻ってこないから、今、休業補償なんかも含めたものを検討しないとあかんというときに来...全文を見る
○穀田委員 経済の悪化のことを言わはりますけれども、私は思うんです。去年からの話は別ですよ。だけれども、この数年間というもの、政府は、イザナギ景気超えと言って、景気がよくなっている、よくなっていると言ったじゃないですか。こういうときだけ悪くなったというふうな話を使うというペテン的...全文を見る
○穀田委員 適切な対策というのは、出した政策がどうだったかという検証の上にあるわけですね。よかった話があったなんという話じゃなくて、根本の中心は何だったか。あなた方は、我々の議論の際に、我が党の、当時、寺前議員、平賀議員が言ったのは、悪くなると。あなた方はよくなると言ったんですよ...全文を見る
○穀田委員 私は、この問題をなぜ聞いているかということを少し述べたいと思うんですね。  二〇〇〇年の法改正の際には附帯決議がありまして、簡単に言えば、そこでタクシー事業適正化協議会というのをつくりなさいといって、できたわけですよね。その後、二〇〇七年のいわゆるタクシー特別措置法...全文を見る
○穀田委員 したがって、提出は当然だということでいいわけですね。  関連して、それでは利用者負担の軽減について聞きます。  高齢者が増加し、障害者も含めて、移動が困難な方々がふえています。こうした方々の移動の権利を保障し、通院や社会参加の活動を可能にするため、タクシー輸送が果...全文を見る
○穀田委員 今行われている福祉タクシーというものに対して、車両購入補助などはあります。  ただ、そういう意味でいいますと、地域計画でこういうことをやられた場合、これはいつも大切なのはランニングコストなんですよね。なかなか地方自治体でもそういうことの日常的金まで出せない、財政まで...全文を見る
○穀田委員 その後、七月十一日以後ですから、大きく下がっているという現実があるから、当然これは指定されるべきものであるということだけは言っておきます。  次に、今言った趣旨、つまり、悪化を食いとめるということが、こういう問題について大きな柱となっているわけですね。そこで今度は、...全文を見る
○穀田委員 私は、極めて問題だと思うんです。つまり、累進歩合給を禁止しているのに、なくなっていないということなんですね。そして、指導監督の率からいいますと、今ありましたように、九・五%から一二・七、一一・二ですか、一〇%台でずっと推移して高どまりしているということがあるわけで、し...全文を見る
○穀田委員 いや、労働者は理解できないと言っています。私も理解できない。大体、タクシー労働者の年間総実労働時間の推移を見ましても、やはり先ほども議論がありましたように、全産業労働者平均の労働時間と比べても、二百四十時間も多いわけですよ。そこに象徴的にあらわれているということを見な...全文を見る
○穀田委員 何回も言うように、それは理解できぬ。そういう現実があるということを見逃しているから、みんな、ほんまに助けてくれへんと思っているわけですやんか。何の労基局だと多くの方々が言っているということについては、私は一言言っておきたいと思うんです。  そこで、もう一つ。このMK...全文を見る
○穀田委員 今言った判断基準の五点、それは承知しています。そこにありますが、ただ、私が言っているのは、労働者性というところに着目をすれば、確かに、料金収入の全額が事業者収入に計上されていないということがあればというふうなことをいつも言うんですね。  最後のところで今、本田局長が...全文を見る
○穀田委員 その検討の際の基本は、労働者の実態であり現実だということを私は言っておきたいと思うんです。  タクシーの需要が増大しないにもかかわらず、なぜ増車が続くのか、この根本原因は、歩合給、とりわけ累進歩合給の事実上の蔓延があるからなんですよ。また、低運賃競争がなぜ可能なのか...全文を見る
○穀田委員 終わります。
06月17日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
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○穀田委員 私は、最初に、多重衝突事故の被害補償についてお聞きします。  昨年三月五日、明石海峡で起きた、ゴールドリーダー、第五栄政丸、オーシャンフェニックス号の多重衝突事故に関連して聞きます。三隻が衝突し、一隻が沈没。三名死亡、うち一名行方不明。加えて、最盛期のイカナゴ漁やノ...全文を見る
○穀田委員 わかりました。  沈んだ貨物船から油が流出し、そして漁業被害が生じたわけであります。昨年、油被害抗議の漁業者の集会で二つの決議がありました。一つは、事故被害の発生源の除去を含む油どめの対策であります。  これはめどは立ったのか、国はどのような支援をしているのか、お...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、半分はそういう形でやる。問題は、自治体負担分につきましても、お聞きすると、何とかしたいということで努力されているようであります。総務省の特別交付税措置があり、さらに残りについては経済危機対策臨時交付金を充てるということだと思いますが、やはり漁業者に...全文を見る
○穀田委員 国際的な基金創設に向けて、今後も取り組みの強化を求めたいと思います。  ただ、アメリカなどは、自分のところ独自に単独で補償する体制である油濁法というのが実はあるんですね。したがって、そういう基金を設けることなどもあわせて、国際的な取り組みもしかりですが、そういうこと...全文を見る
○穀田委員 そこで、先ほど水産庁の答弁もありましたが、五十二億円を超える被害からすれば、補償されたのはごく一部なんですね。船の側への賠償請求もされているとお聞きしますが、今お話があったように船主責任制限があり、十分な補償がされていないのではないか、そこはいかがですか。
○穀田委員 そこを言っているわけですよね。要するに、五十二億被害が出ている、船主責任制限があって一億七千万だ、こういうことはやはり見ていただきたいと思います。  私は昨年も指摘したんです、被害を受けた漁業者には全く責任がないと。当時、岩崎さんでしたよね。この点について、当時の冬...全文を見る
○穀田委員 被害の補償それから今後の経営支援というのは余り報告がなかったんですけれども、ちゃんとやれということは言っておきたいと思います。  それで、大臣に少し聞きます。  今述べた明石海峡事故、今回の法改正でこうした事故が防げるようになるのか、端的にお答えください。
○穀田委員 そう単純ではないんですよね。それだったら、何か全部事故がなくなるみたいな話になるんだけれども、そうはならぬというところに、皆さんが言ってきた、AIS、つまり自動船舶識別装置が、では小さい船につくのか、プレジャーボートにつくのかという問題があるわけで、それはそうじゃない...全文を見る
○穀田委員 明石海峡周辺でイカナゴ漁の船が多数出るときには、海上保安庁の船が周辺で待機し、操業が済むまで見守っています。  今答弁がありました、それぞれが注意してということなんですけれども、確かに、お互いの安全確保に非常に重要なことだと思います。でも、三月の漁の最盛期には、海上...全文を見る
○穀田委員 大型船は海図やGPSに基づいて航行するので、漁船が航路の中で底びき漁などを操業していても、実際にはお構いなしというのが現実にあるわけです。漁業者に聞くと、天気のいい、見晴らしのきくときでも、どけと言わんばかりに汽笛を鳴らされるときもあり、あっちはどいてくれへんと。実際...全文を見る
○穀田委員 過信してはならないということは、全くそのとおりなんですね。  実は、自動操舵をやっているということの考え方は、そのことによって見張りもできるということも含めてあったわけですからね。ところが、時として、この間事故があった場合でいいますと、自動操舵しているから今度はメー...全文を見る
○穀田委員 今ガイドラインをいろいろつくっているということが先ほどありましたけれども、策定している最中と。やはりこの問題で、この漁船の事故以後議論をした委員会で、結論は確かに、どうすればいいかというのは出ていません。しかし、意見としては手動操舵にすべきだということもあったというこ...全文を見る
06月24日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第26号
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○穀田委員 特定船舶の入港禁止の実施、いわゆる北朝鮮制裁承認案件について質問します。  五月二十五日、北朝鮮の核実験に対して、私どもは志位和夫委員長の談話を発表し、強く、厳しく抗議しているところであります。核実験の強行について、いかなる核実験または弾道ミサイルの発射もこれ以上実...全文を見る
○穀田委員 北朝鮮は、今回の国連安保理の全会一致の決議に示された国際社会の総意をきちんと受けとめるべきだと私は考えます。北東アジアでの軍事的緊張が高まったり、平和や安全が脅かされる事態を避けなければならないことは言うまでもありません。  北朝鮮は、国連決議が指摘するところの、核...全文を見る
○穀田委員 次に、北朝鮮の軍事的挑発を抑えるには、先ほども言いましたように、北朝鮮に対して、国際社会からの孤立ではなく、国連決議の義務の履行で国際社会の総意を実行することが国として生きる道だということを理解させることが、極めて大切だと考えます。そうなりますと、やはり、そのためにも...全文を見る
○穀田委員 今答弁がありましたように、非軍事という形で行われることが大事だということであります。  今回の決議は、七項において、すべての加盟国に対し、決議一七一八に基づく義務を履行することを要請するとしています。その上で幾つかの措置を決めているわけですね。先ほど大臣から、新たな...全文を見る
○穀田委員 アメリカだけ言ってもらっちゃ困るんですよ。歓迎しているというのは、それは知っているんですよ。  だから、今ありましたように、米国の場合はクリントン長官が言っておられるし、それぞれの、中国、ロシア、韓国が、要するに、中心は、今回の決議が北朝鮮に対する措置として極めて強...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、基本的には、もちろん、歓迎するというのは、全部が賛成して一致しているわけですから。ただ、今ありましたように、冷静に、平和的に、そして六者でという点が、それぞれ大体共通して言えるんだと思うんです。  その点で、私が注目しているのは、アメリカの上院外...全文を見る
○穀田委員 やはり、米国が、今答弁がありましたように、六者協議という問題も含めて非常に重要な位置づけをしていて、四本足の戦略として位置づけながら、六カ国協議の枠組みの中で北朝鮮と交渉する用意があることには変わりがないということを再三強調しているし、米国は北朝鮮国民に敵対する意図を...全文を見る
○穀田委員 その点は、政府並びに官房長官やその他外務大臣の談話なんかにも見られていますように、政府として、日朝平壌宣言に沿って、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を早期に実現するとの基本方針、こういうことですよね。  私は、な...全文を見る
○穀田委員 最後に、私どもの態度についても若干述べておきたいと思います。  北朝鮮に対する入港禁止と輸入禁止という二つの日本独自の制裁措置は、二〇〇六年十月の北朝鮮による核実験を契機にとられた措置であります。我が党は、これが実施された際にも、二〇〇七年四月に延長された際にも賛成...全文を見る
07月14日第171回国会 衆議院 本会議 第46号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、麻生内閣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  今や国民の大多数が麻生自公政権を見放していることは、だれの目にも明らかであります。国民から不信任を突きつけられた麻生内閣がなすべきはただ一つ、直ちに解散・総選挙を行い、国民の審判を...全文を見る
11月18日第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 共産党の穀田恵二です。  八ツ場ダムについて、私も一言申し上げたいと思います。  私どもは、早くから一貫して、無駄と環境破壊の計画として多くの団体と協働し、国会でも地方議会でも中止を求め続けてまいりました。その際に、中止に当たっては、地域住民が受けた困難を償うなど...全文を見る
○穀田委員 これは、私はなぜ変えなければならないかという哲学の問題だと思うんですね、根本問題だと思うんです。ですから、私は今大臣がおっしゃったことは当たり前のことだと思っているんですけれども、私はやはり、社会経済情勢の変化も顧みず、公共事業というものをもうけの対象としてやる、そし...全文を見る
○穀田委員 そこで、私は、今その大もとにある計画を、おのずとと言うんだけれども、実際には、残っている問題として、国土形成計画については相変わらずずっとあるぞと。これを一から見直す、そういうことになるのかということを、おのずとと言われると、おのずとそうなるといって理解してもいいのか...全文を見る
○穀田委員 ですから、私はきちんと、その意味では一から見直すという、ある意味では結論先にありきではないことは事実です。でも、根本問題がそこにあるんだということをやらないと、新政権としての決意が疑われるということだけは言っておきたいと思います。  そこで、具体的に少し話を進めたい...全文を見る
○穀田委員 原因ははっきりしているんですよ。要するに、とめたから砂がたまっている。それはだれが考えたって事実なんですよ。それをあえて、あろうかと思いますとか、ああだこうだと言わずに、それこそ、土砂が減り、そのことも含めて見直ししているんだ、だからそれにふさわしく、原因はこれだと言...全文を見る
○穀田委員 聞いている人はさっぱりわからぬと思うんだけれども、要するに、ダムに堆積する土砂を吐き出す、そのことによってダムの機能を守る、そういうふうに言ってくれなあかんわけ。簡単に言うとそういうことなんです。あなたのところの整備計画だとか基本計画にそう書いているんだから、回りくど...全文を見る
○穀田委員 数字上はそうなんだけれども、今度は、どんなものを流すかという問題があるんですよね。  そこで、私、天竜川に、漁協に行ってきました。そうしたら、アユは海から上ってこないわけですね、当然、遮断するわけだから。そういうことで、漁協は、上ってくる調査だとかそれから場所だとか...全文を見る
○穀田委員 終わります。
11月19日第173回国会 衆議院 本会議 第5号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、財務金融委員長玄葉光一郎君解任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  本日、財務金融委員会で採決され、緊急上程されようとしている中小企業金融円滑化法案は、自公政権が退場し、鳩山新政権のもとで最初に審議入りした法案です。その法案処理をめ...全文を見る
11月20日第173回国会 衆議院 議院運営委員会 第8号
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○穀田委員 趣旨説明を聴取する議案を付託することに反対であります。  第一に、十九日の財務金融委員会における強行採決は断じて認められません。これは、中心問題は、参考人質疑を開催する前に採決を決定するという前代未聞の出来事を行ったからであります。本来、参考人質疑を踏まえ審議を行う...全文を見る
11月20日第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○穀田委員 私は、昨日来の出来事について一言述べたいと思います。  私は、民主党の国会運営は異常きわまりないものだと思います。  私自身が昨日の討論に立ちましたように、新政権下での最初の審議を始めた中小企業金融円滑化法案について、現場の財金の理事会での合意を覆し、国対の指令の...全文を見る
○穀田委員 そうすると、縛られないということだと。そうすると、どこが違うのかということになると思うんです。  今、大臣が提案趣旨説明を行いました。その提案趣旨説明も、何々「いたし」ということと、「る」とかが違う程度で、そしてさらには、そこが変わって、「自衛隊による所要の措置」、...全文を見る
○穀田委員 私は、哲学が違うのかと思ったら、そういう話をしていただけるかと思ったんですが、残念ながらそうではなかったみたいです。  それでは、第九条について、唯一の変更点であるいわゆる自衛隊関与条項についてお聞きしましょう。  九条二項は、「自衛隊は、前項に定めるもののほか、...全文を見る
○穀田委員 では、確認的だということについては同じだということですね。ですから、一つ一つ具体的に問うと、この点は同じだと。  そこで、私は新たにもう一度言いたいと思うんですけれども、新政府案が削除した九条二項は、今ありましたように、もともと、自衛隊が既存の自衛隊法等の範囲内で活...全文を見る
○穀田委員 だから、踏襲をする、引き継ぐと言ってもいいでしょう。  もう一つ聞きたい。  防衛政策局長は、七月十三日、「平素から、北朝鮮に限らず、あるいはこういった特定貨物の監視に限らず、幅広いいろいろな情報収集活動を行っている」として、情報収集活動については、「関係行政機関...全文を見る
○穀田委員 一連の今話をしてきたことを総称しますと、要するに、結局、前の政府案から、九条二項、いわゆる自衛隊関与条項を削除しても、自衛隊の活動は制約されない、前の法案と同等に出動ができるということがこれでもう明らかになった、この点は違いないということは確認できると思います。  ...全文を見る
○穀田委員 それをよく見てほしいんだけれども、要するに、義務と要請ときちんと分けないとだめなんですよね。ですから、そこが、皆さんが言うやり方をしていると、義務については一〇〇%やっているんだと。やっているんですよ。だって、既に北朝鮮に対する制裁措置として、船舶の入港を禁止し、武器...全文を見る
○穀田委員 先ほど私が例に出したカンナム号、あの場合だったら、では、アメリカは旗国であるそういう北朝鮮に対して検査の同意を求めたかというと、なかなかこれは微妙な問題でして、旗国の了解が得られない場合については、詳細な報告を制裁委員会に速やかに提出するようになっているわけなんですが...全文を見る