穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第174回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  いわゆる箇所づけの内示問題について最初に質問します。  今回のいわゆる箇所づけ問題は、箇所づけ、すなわち最終確定額に至る経過の資料を国会に提出せず、つまり国民にはオープンにしないで、民主党だけに当初渡した、利益誘導してくださいというこ...全文を見る
○穀田委員 簡単に言えば、透明性を高めるためだということについては変わらないということですね。  私どもの見解についても若干述べておきたいと思うんです。  私どもは、透明化とは何かと。公共事業のいわゆる箇所づけ、この場合は最終確定額の配分ということになるわけですが、その過程に...全文を見る
○穀田委員 しっかりこれは検討していただいて、ルール化したいと私も考えています。  そこで、菅さんに少し、言っておかなかったんですが、一つだけ質問したいんです。  今述べたのは、公共事業というのは道路事業だけではありません。公共事業全体の問題でもあります。私は、この際すべてオ...全文を見る
○穀田委員 単なるそれぞれの省庁の工夫だけではなくて、やはりこの機会に、そういうものは、透明化とは何かという根本理念をしっかり具現化していく上でルール化すべきだということを、私は改めて主張しておきたいと思います。  次に、トヨタのプリウスの問題についてお聞きします。  トヨタ...全文を見る
○穀田委員 なぜ私がプリウスのリコール問題について質問している最初に隠ぺい体質についてただしたかといいますと、トヨタのヨーロッパとアメリカにおけるリコール対応が極めて問題だ、そして、そのことは日本での対応の不十分と同根ではないかと思っているからであります。  今述べたアメリカの...全文を見る
○穀田委員 では、次に、私がお出しした資料の三ページ目を見てください。  「車両不具合調査報告書」となっていまして、十四の「不具合の発生原因又は推定原因」という欄があります。ここには、「お客様より「ブレーキを踏んだが、ブレーキペダルが床までついてしまいブレーキが効かなかった」と...全文を見る
○穀田委員 現時点においては妥当なものであるというのは困るんですよ、そうでないことが起こっているわけだから。  ただ、いずれにしても、今あったように、これはおかしいなと思って検証部に検証を頼んだということですね。それで、九月二十五日に検証部に依頼をして、四カ月余り経過しているん...全文を見る
○穀田委員 いつ報告がありましたか。
○穀田委員 もう簡単に言ってえな。トヨタからいつ報告が国交省に、八十四件という報告があったでしょう、いつ報告がありましたか。
○穀田委員 だから、二月の三日の夜に報告を受けたということなんですね。それが実はこれなんですね。「不具合発生一覧」という資料で、八十四件の数字が載っています。だから、二月三日まではずっと報告がなかった、簡単に言えばそういうことなんですね。  それで、八十四件、これを見ますと、言...全文を見る
○穀田委員 今お話しあったように、苦情の累計の八十四件の内容も、それから、こんなふうに実は直している、まあ、直しているというのはあっちの言葉で言うとバージョンアップらしいですけれども、そういう報告があったのが二月三日だということなんですね。そうすると、プリウスのブレーキ問題で独立...全文を見る
○穀田委員 それは先ほども聞いたんです。ただ、私が言っているのは、事命の安全にかかわる問題が、目線が違うというような話じゃなくて、どこに質的に問題があるかということをこの際きちっとやらぬとあかんのと違うかという問題意識を持っているわけですよ。  だから、いわばリコールという問題...全文を見る
○穀田委員 先ほど言っているように、ただ、その報告の一番肝心なところは二月三日以降に知ったということなんですよ。だから、それは、やりとりを全くしていないなんということはこっちも言っていないんですよ。肝心な問題は、苦情があって、しかも制動に関するものだ、しかも、制動に関するものだと...全文を見る
○穀田委員 十六名なんです。ただ、職員は一名で、技術検証官は六名なんです。その他の非常勤職員がいるんですね。そして、トヨタの調査には、一人と補佐人が一人、要するに二人で対応しているということは、頭で言ってくれたらいいし、この点は間違いありませんね。今のは間違いないと。間違いないん...全文を見る
○穀田委員 非常に大事なことだと思うんです。私は、この問題は人の命にかかわることだから、こういった問題について、つくったことはよかったと思っていますし、ただ、今の事態への対応では、これはやはり、なかなか無理がある。先ほど言ったように、その法整備も含めてこれは検討する必要があるとい...全文を見る
○穀田委員 では、以上で終わります。
02月16日第174回国会 衆議院 議院運営委員会 第7号
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○穀田委員 我が党は、運輸事故原因の科学的究明と再発防止の徹底を求める立場から、一貫して、事故調査機関の独立性を保障すること、あわせて、予算や体制の拡充、権限強化を求めてきました。  昨年発覚した、JR西日本の福知山脱線事故の調査報告の取りまとめにかかわる運輸安全委員会の情報漏...全文を見る
02月24日第174回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  公述人の皆さん、本当にきょうは貴重な御意見をありがとうございます。  私は、今、多くの方々の、国民の暮らしの現状を見て、ほんまに大変やという実感をしています。特に雇用の関係でいいますと、規制緩和で派遣切りや、さらには使い捨て労働が蔓延...全文を見る
○穀田委員 政権交代をして何をするのかという問題が問われていると私は思うんですね。  ですから、高橋伸彰公述人には、こんなこともおっしゃっているので、そこの具体的な点についてもう少し聞きたいと思うんです。東京に派遣村ができるというところに日本の経済構造の深刻な問題があることを指...全文を見る
○穀田委員 労働法制のそういう今の改正といいますか、現実に起こっている、例えば派遣労働法の改正についての具体的な事実を少しお聞きしたかったんですが、またそれは次にしたいと思います。  あと、お三方に財源論についてお聞きしたいと思っています。  私は、これまでに大幅に引き下げら...全文を見る
○穀田委員 最後に、高橋紘士公述人にお聞きします。  お年寄りや障害者が地域で人間らしい生活を送るためには、政治、行政による支えと、地域における人々の支え合いが大事で、それで結びついてこそ可能だと私は思うんですね。福祉現場の実情から見ますと、それを支える側の問題もあると思うんで...全文を見る
○穀田委員 高橋伸彰公述人に、最後にもう一度。  先ほどの労働法制でいいますと、今、派遣労働についての問題がありますよね。当時、三野党で言っていたときの製造業の原則禁止などを初めとした問題を提起していた。それが今日、全体として大穴があくんじゃないかという形で私どもは問題提起して...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。終わります。
02月26日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○穀田委員 きょうは、日本航空の問題について質問します。  日本航空は、会社更生法を適用して破綻せざるを得なくなりました。今、企業再生支援機構による再建が進められていますが、そもそもなぜこうなったのか。再建を進める上でも、改めて経営破綻を招いた原因と責任を明確にすることが不可欠...全文を見る
○穀田委員 企業再生支援機構も、窮境原因について、今大臣からもお話がありましたが、過去の大量輸送時代の構造を引きずって、一、事業構造と、二、組織体制の両面が非効率かつ硬直的で、リーマン・ショックや新型インフルによる世界規模の大きな需要低迷に適時適切に対応できなかった、こう述べてい...全文を見る
○穀田委員 私は、ただ、撤退や参入の自由といっても、その基準は何かという問題があると思うんですね。やはり、公共交通としての足を守る、その点では離島の問題がありましたから、私は、単純に自由という話ではなくて、先ほど述べたように、安全とそれから公共政策、公共交通としての足を守るという...全文を見る
○穀田委員 私は、この再生を考える上で、では、どこに足を置くかということでいうと、大臣もおっしゃったように、政務三役でもという話がありましたけれども、やはり安全をどうするかということを第一義に置くことが根本だと思うんですね。  そこで、私、若干その問題について提起させていただき...全文を見る
○穀田委員 先ほど述べたように、八・一二連絡会は、安全のために必要不可欠な人員と財源、こう述べています。  また、日航の整備士のOBは、安全のかなめとなる現場の士気低下が非常に心配だ、安全性と労働者の意欲は直結する、マニュアルどおりの作業だけでなく、労をいとわず安全を追求する土...全文を見る
○穀田委員 先ほど紹介したJALのタスクフォースは、労働組合についても触れているんですよね。それを見ますと、組合員のほとんどは、いずれも、その職務、すなわち、航空機にお客を乗せ安全に運航する仕事に対して、大変な誇りと忠誠心を持っている、このように触れています。  もう一つ紹介し...全文を見る
○穀田委員 この間、私、予算委員会で、トヨタの問題も大臣と質疑がありまして、やはり安全こそ大事ということを、私の中心的な礎石というところから接近をさせていただいています。  その意味で、本委員会では、各政党の中で集中審議もしようじゃないかということも提起されています。私はその際...全文を見る
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○穀田分科員 きょう私は、地デジの問題に限って質問します。  政府は、現在のアナログテレビ放送を二〇一一年七月までに終了し、デジタルテレビ放送へ移行する方針であります。アナログ停波まであと五百十三日と迫ってまいりました。  ただ、このままでは、地デジ移行、アナログ停波によって...全文を見る
○穀田分科員 国が万全の責任を果たすということだと。ただ、宿題とあれは違うので、国民は学校に行くのを喜んでいる人もいるんだけれども、見られないというのは、やはりそれこそ、最初におっしゃった文化にしても何にしても享受できないという問題が迫っているのであって、ちょっとその比喩は余り正...全文を見る
○穀田分科員 要するに、UHFとVHFの二方向の受信が必要だ、簡単に言えばそういうことがあったということですよね。  対策の問題でいえば、京都ではことしの夏に、先ほど山川局長が述べたように、二つあったところから、比叡山に新たな中継所をつくることによって改善を進めよう、こういうこ...全文を見る
○穀田分科員 そこで、資料を見ていただきたいんです。「京都市等でテレビ放送を視聴する場合に必要なアンテナ設備」というのをお渡ししています。  これまで、民放のデジタル放送を見る場合には、生駒からの電波を受信するために、VHFアンテナをUHFアンテナにかえる工事が必要だったわけで...全文を見る
○穀田分科員 一般論はわかっているんです、そんなことだれも知らへんと言っているんです。私も知らぬのだから。私も早く買ったという問題はあるんだけれども。関係者に聞きますと、電器店は知っていますとくるわけですよ。大体わかりますやろ。つまり、電器店が一番、物を買いに来るわけだから、買う...全文を見る
○穀田分科員 補助金だとか、そういうインセンティブと言うんだけれども、やはり現場のところにどうなっているかということです。各自が自宅にアンテナを立てれば済む個別受信と違って、共同住宅などの関係者が多い施設の場合、特別の体制が必要だということなんですよね。まだ二割弱の県もありますか...全文を見る
○穀田分科員 京都の場合もありましたが、近畿がどれほどおくれているかというのがよくわかると思うんですね。  では、こういう問題について、おくれの原因は何なのか、どうこれを克服していくのかということが求められていると思うんです。そこを簡潔に。
○穀田分科員 それでは間に合わへんということを言いたいわけですよ。そんな二〇%台、京都の場合七・三%などという現状を、宿題はそれこそ残っていると言わなくちゃならぬわけで、しかもこれは、今、山川局長からありましたけれども、調整に時間がかかるなどというのは前からわかっていることなんで...全文を見る
○穀田分科員 そこだけではだめなんですよ。簡易な調査によるという問題は、先ほどお見せしました地図をもう一度見ていただくと、京都は碁盤の目になっているのは御承知のとおりです。この上は見られるのですよ。ところが、京都というのは、御承知のとおり路地が入って、一たん入ると見えないという問...全文を見る
○穀田分科員 現実の問題は、もはや検討というよりも、デジサポが今仕事をしている、簡易のところまで調査している、道路までやっている。そういうものを一歩進めて、つまり、管理組合の側は言い出せば自分の責任になるのと違うかと、今まで受信障害を受けていたところはまた立てなならんのやろかと、...全文を見る
○穀田分科員 その場合、無償ですか。
○穀田分科員 一万というんじゃ、マンションの数からいうととても少ないわけですよ。ですから、そこは検討していただいて、ただ、今お話ししたように、マンションが困っている、それはお調べしますよ、同時にコンサルティングしますよということはやっていただくということで確認しておきたいと思うん...全文を見る
○穀田分科員 では、新たな難視問題についても少し聞きます。  きょう地図を持ってきたのですが、これは滋賀県の甲賀市の地図なんですね。山際を切り開いた約二千世帯の住宅地域です。デジサポによるポイント受信調査では、UHFの電波が辛うじて届く、地デジ放送が映るエリアと判定されていまし...全文を見る
○穀田分科員 もはや実地調査というより、もうあとそんなに日がないわけだよね。だから、どういう対策を今これらの点で、基本的なベースとして何を考えておられるのか。
○穀田分科員 今大臣から答弁がありましたが、ケーブルも確かに重要な手段だと思います。ただ、問題は、地域ケーブルテレビの月々の利用料が高いことが難点です。私は、ケーブルしか利用できない世帯ないしは希望する人々に対して、低料金でNHKと広域民放のみが視聴できる料金コースなどをつくるべ...全文を見る
○穀田分科員 もちろん要請しかないというのはわかっているんですけれども、やはり現場で、視聴者の立場に立つと同時に、そのことが国の責任として、地デジに変更するということから起こっている事態なわけでして、そこは、そういう方式しかないという場合について、きちんとした手だてが私は必要だと...全文を見る
○穀田分科員 議決をしたということで言うと、首都移転だって何回も議決しているんですよ。できていないんですよ。悪いものについて言えば変える、現実がこうなっているということが必要なんですよ。  前の自公政権がやっていたことを、ともかく実行するというような話を平気で言っているようじゃ...全文を見る
03月01日第174回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  昨年の総選挙で示された国民の意思は、政治を変えてほしいということでした。新政権のもとでつくられた二〇一〇年度予算案は、その声にこたえるものでなければなりません。  日本共産党は、去る二月十七日、政府予算案に対して、旧来の悪政の根本にメ...全文を見る
○穀田委員 子ども手当を厚くすればすべてオーケーというわけにはいかないんです。  子育ての土台というのは、私どもがこの間主張していますように、やはり保育所の増設で待機児童をなくすことや、義務教育の完全無償化などで、給食代だとか修学旅行だとかそういったものに対しても保障する、さら...全文を見る
○穀田委員 今答弁ありましたように、入院では九七・五%、約九八%、市町村が就学まで助成している。  これはパネルをつくりましたけれども、小学校就学前まで助成の対象としている市町村が九四%、そして小学校三年生までが三八%、小学校六年生までが三〇%、中学校三年生まで、あるいは高校三...全文を見る
○穀田委員 三千億円あれば無料化できるということになりますよね。  だから、先ほど子ども手当の問題もお話ありましたけれども、私は、命を救うためには直ちにこれを実施すべきだと。そして、医療費にかかるお金を支援すれば、必ず子供のために使われるという特性があるわけです。  小学校就...全文を見る
○穀田委員 重要な課題だということだけでは済まないんです。今実現すべき課題なんだということを私は提起しているんですよ。  総理、一言どうですか。
○穀田委員 財政の話は先ほどして、それほど大きな話じゃないということを言っているわけですよ。  そこで、地方自治体の話が先ほど総理からありました。国の助成制度がないために地方自治体が独自に助成しているわけですけれども、国は、こうした自治体に水をかけるやり方をこれまでしてきたんで...全文を見る
○穀田委員 それは、調整という名前をやっているけれども、減額していることは事実なんですよ。そんなことを言っていたら、ちょっと話は違うけれども、前の自公政権の時代の官僚答弁とさして変わらぬということじゃないですか。その当時でいえば、舛添さんだって、我が党の高橋議員の質問に対して、何...全文を見る
○穀田委員 これは前進ができる努力をぜひしていただいて、実現を図るために私どもも今後詰めていきたいと考えています。  では最後に、一刻も放置できない介護保険制度に関する緊急対策について、総理の基本姿勢と決意を伺います。  介護保険制度は、制度開始から丸十年となります。この間、...全文を見る
○穀田委員 多々問題点はあり、改善の方策をとらねばならないということです。  今総理からお話あったように、実は、昨年の十二月、厚生労働省の発表では、特別養護老人ホームの入所待機者は四十二万一千二百五十九名と発表されています。問題は、この〇六年の三月の調査と比べると三万六千人もふ...全文を見る
○穀田委員 特養ホームの問題についてはこれからも追及していきますけれども、私は、やはり緊急整備五カ年計画という形で本当に計画的に進めなくちゃだめだということを一つ思っています。  同時に、療養病床が廃止されると行き場がない、それから、九十日を超えると病院から追い出される、こうい...全文を見る
○穀田委員 行き場がないお年寄りをこれ以上つくっちゃならぬということを申し上げて、質問を終わります。
03月23日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○穀田委員 近年、地方自治体が主体で進める補助事業や単独事業は、地方財政困窮のもとで激減する一方で、国直轄事業はほぼ横ばいであります。その結果、地方財政支出における直轄負担金の割合は増大し、地方財政圧迫の要因となっております。直轄事業負担金制度は、こうした地方の財政状況や事業の必...全文を見る
○穀田委員 そこで、維持補修の取り組み状況について聞きます。  先ほども若干議論がありましたけれども、私は昨年指摘したんですが、長寿命化修繕計画の進捗状況はどうなっているか。とりわけ、おくれていた市町村はどれだけ計画策定を行い、そのための点検活動が進んだのか。結局、いつまでにこ...全文を見る
○穀田委員 先ほども、その経過は、せっかく答弁なさっていましたから、そこはわかっているんですが、今、私、皆さんのお手元に長寿命化計画策定状況という資料をお渡ししています。  そこで、先ほどは、少し進んでいて五%とありましたけれども、一枚目のところ、団体数ベースでいえば市町村が四...全文を見る
○穀田委員 つまり、一つの橋当たり十万だということなんですよね。十万で何ができるかというのにみんなが思いをいたさないとならない。つまり、私が言っているのは、額の総額はいろいろ言うんだが、実際の、橋を直したり点検をしようとすると、たった十万円だということなんです。それではなかなか進...全文を見る
○穀田委員 国直轄の問題や、それからガイドラインについては知っています。ただ、今言ったように、実際は新設中心のままという現実があるということを指摘しているわけで、今、検討すると言っていましたので、きちんとやっていただきたいと思うんです。私が言っているのは、予算も、それから技術もあ...全文を見る
○穀田委員 そこが問題でして、つまり補修、改修という事業は、先ほど述べたように、金の方でいうと、例えば橋だって十万円しか出さないぐらい、それがいいか悪いかは別として、全体に小さい工事なんですよ。それが採択基準を引き上げるということは、国がやった指導なんですよ。だから、そこを下げな...全文を見る
○穀田委員 そこで、昨年度実施した一般競争入札で、多くのベテランが賃金引き下げなどで生活できないと退職を余儀なくされました。その結果、どういう事態が生まれたか。  発注者である国交省の入札要項には、今皆さんに資料としてお配りしているもの、資料二でありますが、新たに、一年以上の経...全文を見る
○穀田委員 それは先ほど私が言ったように、一年以上の経験者などの要件が加わったという話なんですよ。それは最初の方で言っているので、「車両管理業務における品質確保対策について」という指示の文書に書いてあるとおりですよね。それなんだけれども、問題は、そういうことをやらざるを得なかった...全文を見る
○穀田委員 前原さん、私は、その答弁じゃ現実をよく見ていないと思うんですよ。  だって、四倍になったとか三割低下したって、それは数字の話であって、では実際に働いている人の賃金はどうなっているか。介入で関与できない、そんなことはないですよ。そういう九万八千円程度で命かけろなんとい...全文を見る
○穀田委員 終わりますけれども、そこで、一つだけ最後に、そこまで言うと余り前の政権と変わらへんのやわ、そこぐらいだったら。適正な入札の問題を見るというだけではだめで、問題は、末端の働いている人、確かに公務員として雇うかどうかについて意見が違うのははっきりしているんです。私は、そう...全文を見る
03月26日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○穀田委員 国民の基本的権利関係や災害からの安全に配慮した土地、国土利用など、国土調査の持つ意義は大きいと考えます。特におくれている大都市部での調査を促進するためにも、実現可能な目標とすること、計画を適宜見直していくこと、国の負担による事業を拡大するだけでなく市町村などの負担軽減...全文を見る
○穀田委員 確かに、この間の議会でやる方向が出ていますよ。それは私も知っているんです。お互いに京都やさかいに、よう知っているわけですけれども。  ただ、インセンティブということでいうと、税金が入ってくるという、極めてそういう話が主でして、余り権利関係や災害や、また今の、戸籍がな...全文を見る
○穀田委員 確認ですけれども、持ち出し費用の負担が大きいという問題については、先ほどありましたが、再検討し改善を図るということでよろしいですよね。  もう一点、私が思ったのは、皆さん都市部ばかり話をしているんだけれども、山村部のおくれも極めて重大だと思うんです。これは言っていな...全文を見る
○穀田委員 そこで、次に、先ほど小宮山議員からも提起があった、宮城県旧三本木町の問題についてお聞きします。  ことしの三月八日の河北新報の記事、「民有地が抹消、県道予定地と重複…ずさん調査次々」という記事が出ました、これなんですけれどもね。記事では、「旧宮城県三本木町(現大崎市...全文を見る
○穀田委員 不明では困るでしょう。それは、現地が調査していて、結論が出ていないということであって、概要はわかっているわけですから、どういうところに問題があるのかということもわからないようで、どうしてこんなこと、土地調査をやれというふうに言うんですか。
○穀田委員 それやったら最初からそう言ってくれればいいのに。同じことを、それを聞かんかったらそのままほっておこうと思っとったんかいな。それは余り誠意がないで、そんなこと。お互いに時間がないんだから。はっきり言って、ちょっとそれは私は言い方がまずいと思うな、率直に言って。時間のロス...全文を見る
○穀田委員 第一義的には実施主体である市だ、かつてはあれですけれども、今は市だと。あわせて、県もある、国もある、こうですね。  ところが、またこの報道によりますと、市の当局者は、「財政が厳しく、再調査の費用を工面するのは難しい」、こう言っている。これは本当かどうかというような問...全文を見る
○穀田委員 では、適切な指導をして、これは回復を図るということと認識してよろしいですね。
○穀田委員 これは事は、要するに、なくなったわけだから、回復にならなければ適切な指導とは言えないんですよ。だから余り、馬淵さん、馬淵さんが野党におったときにそういう答弁をしていると、それはおかしいんじゃないかと言っていたじゃないですか。それはまさに、何というか、不適切というんです...全文を見る
○穀田委員 いや、委員長、そういう指摘をしておくと。  最後に、この教訓をどう生かすつもりかということなんですよ。  ただ、事態はわかっているわけです。不備があるということもはっきりしている。だって、なくなっている、抹消されているわけだから。しかも、それが、調査の公告とか縦覧...全文を見る
○穀田委員 終わります。
04月07日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○穀田委員 私は、日航問題についてきょうは質問します。  二月二十六日にも大臣と質疑を交わしました。そこで私は、日航の再建に当たって、国民監視のもとで、安全第一、公共性の確保を基本として進めなければならないという立場を明らかにしたところであります。その際に、安全運航を支えるのは...全文を見る
○穀田委員 引き続き、今、やはり事態がいろいろ推移していきますから、その節目節目で必要だと私は思っています。  なぜこんなことを言うかというと、日航が進めているリストラで現場のモチベーションが著しく低下していると感じているからです。  四月二日、厚生労働委員会において、我が党...全文を見る
○穀田委員 それだと、コメントするのは差し控えたいというふうにはなかなかいきませんよ。だって、少なくとも長安政務官だって、この事態についてはきちんと見守らなくちゃならぬということまで言っているわけですよね。それで、なおかつ、誠実に交渉することが求められているというのは、これは政府...全文を見る
○穀田委員 だから、誠実に行うことが必要だ、納得と合意が要るんですよ。しかもそれは、会社更生法が適用されたからといって、労働者の条件が、勝手にリストラされるから勝手でいいんだという理屈はないんですよ。今までそういったためしは一度もないんですよ。そんなことを許したら、それはもう労働...全文を見る
○穀田委員 ですから、誠実に対応することができているのかどうかをきちんと見る必要があるということですよ。一般論というのは、少なくとも、この問題が今JALの再建問題にかかわって出てきていることなわけだから、それにかかわっている大臣として当然の仕事だということだけ言っておきたいと思い...全文を見る
○穀田委員 そんなあほなことはありませんで。だって、そういう報道がされているということに対して、事実であるかないかと。ということは、平気でそういう世論をつくっていくということになるじゃないですか。  では、そういうやり方自体が間違っておるということは言えるんですか。
○穀田委員 それは違うよ。そういうことが報道されていることについては、それはおかしいというふうに、違うんだったら違う、それから、そういうことも含めて、やり方がそんなことがあってはならないとするのか、事実があるんだったらあるのかというコメントの問題でしょう。つまり、事実について言え...全文を見る
○穀田委員 ただ、その一例をもってしてすべてというわけにはいかないんですよ。  なぜかというと、この問題について言えば、透明性、国民の目線でと、わざわざ官房長官はこの問題の解決に当たっての姿勢を示しているわけです。そうなると、国民目線と公開性という問題、二点からすると、今の発言...全文を見る
○穀田委員 最後に、今お話ありましたけれども、私は、二月二十六日の際に、この質疑の中で参考人を呼ぶべきであるということを既に主張していますが、改めて、JAL会長の稲盛和夫氏、前社長の西松氏、それから働いている方々の代表である航空労組連絡会の代表者、さらには企業再生支援機構責任者の...全文を見る
04月13日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。参考人の皆さんには、貴重な御意見を本当にありがとうございました。  私は、まず、航空労組連絡会議長の山口参考人にお聞きします。  私は、当委員会における日本航空問題について質問した際に、次のように指摘しました。企業再生支援機構による再建が...全文を見る
○穀田委員 もう少し短くお願いします。  先ほどの陳述では、日常運航を支えているのは人間の労働、さらに、労働者の安全のレベルというのは肌で感じているんだということがありましたし、現場の労働者の声に耳を傾けるようという話がございました。  そこで、余りこういう機会がないんですか...全文を見る
○穀田委員 リアルな実態を本当にありがとうございました。  では、次に、有識者会議の委員でもあった山内弘隆参考人、そして、元JALタスクフォースリーダーの高木新二郎参考人、経済ジャーナリストの町田徹参考人のお三方にお聞きします。二点です。  一点は、再建を行う際、国民への説明...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。  最後に、全日空社長の伊東信一郎参考人と柳正憲参考人に聞きます。一点だけです。  社会資本整備事業特別会計の空港整備勘定、いわゆる俗に言う空港整備特別会計、これをどのように改善すべきとお考えか。それぞれ御意見があればお聞きしたいと思います。
○穀田委員 では、最後に一点だけ、山口参考人にお聞きしたいと思うんですが、今後の再建について提言などあれば、一言お訴えいただければ幸いです。
○穀田委員 終わります。
04月20日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○穀田委員 私も箇所づけの問題について質問します。  いわゆる箇所づけの問題については、私は予算委員会でも質疑をしました。その際に、個別事業の予算を確定するまでの経過を国民がチェックできるよう透明化を図る、そのためのルールを決めるべきだと指摘したところであります。例えば、今回問...全文を見る
○穀田委員 この箇所づけというのは、個別事業の予算額がどうなるかという限定された話ですよね。一方で、そもそもこれらの個別事業が国民にとって必要か、事業を継続していくことがいいのか、やめた方がいいのかという問題があるわけですね。それが個別事業評価制度だと理解していいと思うんです。 ...全文を見る
○穀田委員 副大臣は記者会見で、情報のない中で社会資本整備の議論を行うというのは、私から見れば極めていびつな形でありますというふうに言っていますよね。評価結果を公表することにより、また、国会での審議において新たな観点での議論をしていただきたいと。これが本来の筋だというふうに思うん...全文を見る
○穀田委員 条件は理解をいただき、協議してといろいろありますけれども、検討すると。  私は、これは何も、補助事業といったって、地方自治体が全部やっているわけじゃなくて、それは国がお金を出したわけですから、みんなの税金をどう使うかという問題ですから、当然それは理解を得ながらも、そ...全文を見る
○穀田委員 間違いないと言ってくれればいいんですけれども。間違いないと。  今、副大臣の答弁がありましたが、これはほとんどが継続なんですよね。そうすると、ほとんどが継続な上に、新規事業はオールパス。こうなりますと、結局、前の政権のときとほとんど変わらんのと違うかという思いがして...全文を見る
○穀田委員 評価方法は変えていない、今までの中身と同じだ、それから時間もなかった、こういうことですよね、それで来年は変えたいと。ということは、新政権が言うところの抜本的見直しは、まだされていないということになりますね、今の発言からいうと。  それで、少し続けます。来年、二十三年...全文を見る
○穀田委員 言い得て妙というか、なかなか、白地でなければいいと。だれも、白地でなければ、九十九番目はでけへんと余り思っていないわけですね。ああ、今後はでけへんねんなと思っていて、あれが新しい空港でないとちょっと思えぬのですけれどもね。  それで、今大臣の方から、私が九十九番目と...全文を見る
○穀田委員 私は、今までの経過はあると思うんですよ、そういうことをされていると。ただ、実際動いていないわけだから、それは御存じのとおりでしょう。だから、もちろん、あそこの整備の、海のところのいろいろなことをやっているのはありますよ。でも、空港として動き出しているわけじゃないんだか...全文を見る
○穀田委員 そうなると少し違うんですよね。先ほどもそうなんですが、評価のやり方というのは、従前の評価方法によってということだったわけですね。再検討も従前の評価方法でやってきたというんだったら、同じ結果になるのは当たり前だと思うんです。今、手法と主体と言いましたけれども、それは先の...全文を見る
○穀田委員 未来を幾ら言っても、現実に、ではこの問題について、東京外環道について審議される資料はあったのか、国会にその期間中に提起されたのかと言われたら、検討中と出さなかったんですよ。出ていないんですよ。それは事実でしょう。それが一つ。  もう一つは、今、国幹会議の話が出ました...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○穀田委員 私は、この間の日本航空の視察の際に、委員長の指摘がありましたから、時間を短くとあったので、事実だけを問いただしました。私は、既に締め切られた早期退職の応募状況について答えてほしいと質問したわけです。そうしたら、答えはおおむねこんなふうに言っていた。現在取りまとめ中だ、...全文を見る
○穀田委員 肝心なところは情報公開せぬで、しようもないようなところはずんずん流れる。しかも、私は、こんな調子だから、頼りにすべき従業員にも後で知らせるという対応になっているんじゃないかと危惧せざるを得ない。  私は、今までいろいろな方が論じられましたけれども、ちょっと立場をしっ...全文を見る
○穀田委員 これは、私は質問のたびごとに大臣とやり合って、お互いに認識が一致しているんだと思うんだけれども、やはり飛ばすわけだから、安全という土台をしっかり踏まえなくちゃならぬ。  私は、ついでに言っておきますと、社員に緊張感がないとか言う人がいるんだけれども、この間山口さんも...全文を見る
○穀田委員 この公租公課について、航空会社の経営を圧迫しているという認識はございますか、大臣。
○穀田委員 この点はこの間二月二十六日に議論をしまして、大臣自身が、極めて過大な負担をかけているとはおっしゃっているんですね。今、辻元副大臣からもありましたように、三番目の比率になっている。人件費の一六・七に次いで一〇・六という大きな比率であると。そういう意味では、会社経営を大き...全文を見る
○穀田委員 見直しの契機に来ている、重要な判断だと思います。  今、空整勘定の見直しについてありましたので、ついでに私の方もその点について触れたいと思います。  大臣は、就任当初、予算の枠があるから採算の合わない空港もつくられる今の仕組みは根本的に見直していかなければならない...全文を見る
○穀田委員 今後、今も議論を始めている成長戦略会議でずっと詰めていくということになると思うんですけれども、その際に、私どもの一定のこの問題点についても少し明らかにし、意見の交流をしておきたいと思っております。  先ほどありましたように、目的はもともと空港整備だったわけです。しか...全文を見る
○穀田委員 二千百九十億円と言ったから倍やなと思ったんやけれども、おかしいなと。ただ、パーセンテージは大体似たようなもので、ただ日航でいうと一三%という指摘もあるので、そこは数字が変わったのかなと思ったので、私もふと思ったんですけれども、まあ、それはいいでしょう。  それで、今...全文を見る
○穀田委員 全体の額の推移は大体五千億円でずっと推移しているんですよね、会計全体が。しかし、ここ数年はふえている。今お話しし、答弁をいただきました。要するに、一般財源からの繰り入れは減っているんですよね。航空燃料税は逆にふえている。結局のところ、空港使用料は維持されているから、そ...全文を見る
○穀田委員 では、最後に関西三空港問題についてお聞きします。  関西三空港懇談会など官民で、大阪、伊丹空港を廃止するのか存続か、さらには関空、伊丹、神戸空港の一元化、一元管理するかなどについてさまざまな議論が出ています。国交省は、成長戦略会議でこの関西三空港問題をどうするのか議...全文を見る
○穀田委員 重点項目は持っていますよ。ただ、大臣はわざとそういうことをおっしゃっているんだけれども、そこの中の議論の中身を言っているわけですよ。  報道によると、「中間報告案では、「関空のバランスシートの改善に伊丹を活用する」と明記。」しているんですよ。こんなのは成長戦略会議の...全文を見る
○穀田委員 長安政務官、では、重点項目の中に今述べたものは書いていましたか。
○穀田委員 だから、私は大臣に書いてあるかと言ったのは、その項目には四番目でほんの数行しかないんですよ。ただ、それ以外のことが出ているから、それは事実かと聞いたわけですよね。だから、今言いましたように、それは中間段階だから発表していないということだから、それはそれでいいんでしょう...全文を見る
○穀田委員 最後に、今、長安政務官や大臣からありましたが、さまざまな議論があることは私も承知しています。ただ、首長の発言と経済界の発言は極めて派手にやられています。しかし、私は、住民の声といいますか、そういう意味でいうと、国民の声というものを反映させる場がないんじゃないかと率直に...全文を見る
04月27日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○穀田委員 今回の法改正案は、MARPOL条約議定書の改正に対応し、船舶からの油流出による海洋汚染や排出ガスによる大気汚染を防止するための規制を強化することが主な内容であり、賛成であります。私は、海洋汚染それから大気汚染の防止へ一層の対策強化を求めておきたいと思います。  きょ...全文を見る
○穀田委員 だから、割合を言ってほしかったんですが、割合でいうと、船舶事故でいうと海上保安庁の救助は三八%、そして海浜事故でいえば一一%ということで間違いないと。今の数字を割ればそうなるんです。  問題は、海の事故に遭遇した人、船舶の六割から九割の救助は、海上保安庁ではなく、他...全文を見る
○穀田委員 今の数字を聞いてわかるように、相当努力をなされていて、日本になくてはならない、そういう組織だということが皆さんおわかりいただけたと思うんです。  そこで、大臣に聞きたい。  会員五万五千人のうち、ほとんどが漁業者です。要請を受けて、昼夜を問わず救助に出動します。み...全文を見る
○穀田委員 大変評価しておられる、そこだけでいいんですけれども。数字はさっき聞いたんです。同じことですので。  今お話があったように、水難救済会というのは、海上保安庁の文書でも、海上保安庁の活動を補完し、命を救う極めて大事な役割を果たしていると。これは明瞭であります。問題はそこ...全文を見る
○穀田委員 私は、それだけでは適切でないと思います。先ほどの、活動を補完している、しかも多くの方々を助けていただいているという現実からしますと、どうやってそういう方々をもっと活動しやすいようにするかという配慮が必要だと。  シーマンシップとおっしゃって、さらに、相互扶助、こうお...全文を見る
○穀田委員 ボランティア精神はいいんですよ。それは、当然そうやって努力されています。だけれども、今大臣が例を挙げた社会福祉協議会だとか、それから消防団だとかというのは、それは大臣も私も京都に住んでいてよく知っているはずですよ。少なくとも、例えば消防団については、準公務員扱いをして...全文を見る
○穀田委員 いやいや、お金が出ているのは救済会で集めた金から出ているんですよ。些少でもあろうけれども、出しているんだったらいいんだよ、些少でも。  今言ったように、消防団には出しているんですよ。五日と二十日、お互いに同じ地域に住んでおるんやから、それは知っていますよ、そんなこと...全文を見る
○穀田委員 改めて言うけれども、出してはいないんです。些少でも出しているということだから、じゃ、これは出せるんだなというふうに改めて私は思っただけの話で、それは、だけれども、認識の前提からいったらやはり援助しなくちゃならぬという意味はわかっているという、共通項だと改めて思ったこと...全文を見る
04月28日第174回国会 衆議院 農林水産委員会国土交通委員会連合審査会 第1号
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○穀田委員 赤松大臣に一言、口蹄疫の問題についてお聞きしたいと思います。  私どもも早速、私どもの農水委員である紙参議院議員を派遣しました。  私は、二つあると思うんですね。一つは、今や、宮崎県だけではなくて広がりを見せる可能性がある。そういう意味でいいますと、やはり国が万全...全文を見る
○穀田委員 やはり畜産農家そして畜産業全体に大きな影響を及ぼしますから、国としての万全の対策が必要だということを改めて申し上げ、また私どもも、現地をさまざまな形で視察し、研究し、要請を次々と申し入れていきたいと思います。  法案について、入りたいと思います。  これは国交省に...全文を見る
○穀田委員 その余裕を持ったやり方というのを、どうしても私は、もう少し余裕を広げてやっていく必要があるだろうと考えています。  次に、第九条第一項の「木材の製造を業として行う者」の認定に関連して、二点聞きます。  この認定は、大手だけが受けるということはないな、特に、地域の加...全文を見る
○穀田委員 なぜこんなことを言っているかというと、現実にいろいろなことが進行していて、努力されているからなんですね。森林組合が出した地域の木材、それを地域の製材業者が加工し、そして地域の建築業者が利用する、この一貫した流れをつくることを応援する仕組み、そういう立場からの内容がやは...全文を見る
○穀田委員 これは四十一都道府県で実行されているんですね。だから、多くの都道府県で実行しているということなんですよ、いろいろあるけれども。  景観といやしの効果が指摘されているということでありまして、これは野党案の中にも書かれておりまして、「国及び地方公共団体は、木材を利用した...全文を見る
○穀田委員 確かに、急峻な土地だということがあるのはわかっています。でも、同じ急峻なところでも、オーストリアだって八十七メートルの整備がされているわけで、余り理屈にはならぬと思うんですね。  おくれているという現実をどうするか。そうしますと、私の日吉のところでもそうですけれども...全文を見る
○穀田委員 終わります。
05月11日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○穀田委員 法案について質問します。  一九八二年、国連海洋法条約の採択がありました。そして、九四年に発効したわけであります。その時点で政府は、我が国の排他的経済水域等の境界を根拠づける基線についての重要性をどのように認識して取り組みを行ってきたのか、これをお聞きしたい。特に、...全文を見る
○穀田委員 私は何でこんなことを言ったかというと、一九八二年に国連海洋法条約は採択されている。それまでに、この問題についてのさまざまな交流や意見交換があったわけですよね。そして、今大臣もお述べになった排他的経済水域等の境界を根拠づける基線について、大体の認識がずっと高まってきたわ...全文を見る
○穀田委員 大事だという点では認識は一致しているんですよ。ただ、おくれている、はっきりおくれているということを指摘しているということですよ。  経過はおっしゃるとおりで、もちろん、前政権のことだ、何となくそんな感じの顔をしているけれども、ただ、海洋管理のための離島の保全・管理の...全文を見る
○穀田委員 万全な体制をとっていただきたいとは思います。  そこで、私、資料をいただいたんですが、国土交通省大臣官房運輸安全監理官室が、「事故、ヒヤリ・ハット情報の収集・活用の進め方」というパンフレットを発行しています。海の事故を少なくするために、船舶事業者への指導が今の中心と...全文を見る
○穀田委員 続いて言いますけれども、プレジャーボートなど小型船舶の検査というのは三年ごとになっています。前回検査を受けたが、三年後に受けていない数が二万から三万件あると聞いています。検査を受けていない船舶への対応はどうしているか、お聞きします。
○穀田委員 今ありましたように、三万隻が受検をしていないと。結構な数なんですよね。これがまた放置につながりかねない問題があります。それで、放置された船が油汚染や事故の原因になりかねないと指摘されているわけであります。  そこで、今度は、プレジャーボートの放置隻数、放置される原因...全文を見る
○穀田委員 半分がいわば放置されているという現実なんですね。ですから、これは大変な問題になっていいわけですね。  プレジャーボートを購入する際に、自動車の車庫証明のように、係留、保管場所を明確にする制度が必要じゃないかということで、例えば私が住んでいます京都府漁業協同組合なども...全文を見る
○穀田委員 その鋭意検討していかなければならないと思っていますという程度では、半分が放置されているという現実に、およそ、これをなくすためにまともに接近しているとはちょっと思えないんですね。だって、検討委員会の提言では、「法制化が待たれている。」「検討を推進し、」「早期にその法制化...全文を見る
○穀田委員 やれるところからというわけですけれども、やるべきことは、二度の提言の中で書かれているのは法制化なんですよ。ですから、義務化をする、係留その他についての場所を確保して、そういうことについて車庫証明のような形での義務化をするということが求められているわけですよね。そこはも...全文を見る
05月18日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○穀田委員 きょうは、UR賃貸住宅の事業仕分けに関連して質問します。  まず、事業仕分け、何を言わんとしているのかということについて聞きたいと思うんです。  四月二十六日、行政刷新会議が行っている事業仕分けで都市再生機構が対象になり、賃貸住宅事業の仕分けも行われました。そこで...全文を見る
○穀田委員 私は、賃貸住宅事業の仕分けそのものに問題があるということを感じました。つまるところ、住宅政策の視点が全くないというのが率直な感想です。  例えば、公営住宅は一千万戸あるなどと、はっきり言って無知な認識を持っていたり、それから、公営住宅とUR賃貸の違いも理解していなか...全文を見る
○穀田委員 私は、真摯に受けとめてもらっても困るなというのは率直に思うんですよね。つまり私が言っているのは、住宅政策としての根本が欠けているところに相手が立っている話を、それを真摯に受けとめるんじゃ困るので、まず根本の土台をはっきりせえへんなんだらそれはやられちゃうよと言っている...全文を見る
○穀田委員 大臣もお話ありましたが、問題意識は共有しているとありましたけれども、その点はよかったと思っているんです。やはり、真摯に受けとめるというその土台と基準をはっきりしておかへんと、今政務官からもありましたけれども、私は何も組織防衛という観点をやれと言っているんじゃないんです...全文を見る
○穀田委員 私が言っているのは、現実を踏まえるというのは、先ほど高級マンション化という例を挙げましたけれども、これは前も、渡辺大臣が行政刷新の担当のときに、わざわざそういうところばかり行ってテレビに見せるというやり方もしていましたよ。それを批判していた方も、この委員会か別の委員会...全文を見る
○穀田委員 丁寧な対応は当然です。  ただ、今政務官もおっしゃったように、情報の公開といって、一番最初の時点でもうひどいことをやっている。民主党政権は、一貫して情報公開の問題については言ってきたわけじゃないですか。その前提の情報がさっぱり開示されない。しかも、そういう耐震補強、...全文を見る
○穀田委員 事実ですので、やはり、そういうことが起きているということに対して心を痛めないというのはあきませんで、ほんまに。だから、住宅の持っている政策というのは、住宅は権利であり福祉であるという立場からいかに設計するかということが大事だと私は思います。  時間も来ましたので、私...全文を見る
06月16日第174回国会 衆議院 本会議 第37号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、菅内閣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  政治を変えてほしいという国民の期待とみずから掲げた公約を裏切ったことに対する国民の大きな怒りの前に、鳩山内閣は退陣を余儀なくされました。  鳩山内閣の副総理だった菅総理は、その政治...全文を見る
10月26日第176回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 私は、日本航空の再建、再生問題について質問します。  この再建、再生において、安全運航の確保は大前提です。会社更生手続を確実に進める上でも、この点はゆるがせにできない問題です。何よりも、企業の存立基盤である輸送の安全を第一義的に考える必要があります。  ところが、...全文を見る
○穀田委員 その前提に立って議論を進めます。  そうすると、私が述べたいのは、安全運航を脅かす重大な懸念と言いましたのは、人員削減のやり方において、労働者のモチベーションを低下させるやり方、退職強要を経営陣が労働者に迫っていることであります。綿密なコミュニケーションどころか、不...全文を見る
○穀田委員 だから、まあ間違いないということですね。  そこで、日航の更生計画案では、今年度中にグループ社員の三分の一に当たる約一万六千人もの人員削減を計画しています。日航は、この計画を遂行するため、希望退職募集を実施しています。九月からの募集では一次締め切り時点での応募数が目...全文を見る
○穀田委員 事例が事実であるかどうかわからないという発言がありましたけれども、しかし、先ほどの発言は、管財人でさえ不適切なものだと認めて、指導を徹底したいと団交で約束せざるを得なかったわけです。こういう事実、つまり、私が指摘しているだけじゃなくて、それを引用しただけじゃなくて、団...全文を見る
○穀田委員 適切な人員削減という話かどうかということを問うているわけですよ。こういうやり方がもしまかり通っているとすれば、これは大臣が事実であるかないかということを認定できないと言うんだったら、確かめてくれて次にやってもいいんだけれども、私は事実だと示しているわけですよ。そして、...全文を見る
○穀田委員 見守るというのは、厚生労働省がそういうことについてやるというのも事実なんだけれども、やはりあなた方が所管をしているところでやっている。だから、固定費の削減というのは必至だ、適切にやられているだろうと思うと。適切にやられていないということを私は言っているわけですよね。し...全文を見る
○穀田委員 きょうは厚生労働省も来ていますから、今言ったそういう退職強要だとかという事態と安全運航という問題が深く結びついているという角度から調べていただきたいということを言っているわけです。  こういうことが起こっている背景についても、私、一言したいと思うんです。問題は、退職...全文を見る
○穀田委員 早期と言っているだけで、十一月末までにこういう人員削減をやらなくちゃならぬということを書いているわけじゃないんですよ。やはり銀行の態度というのは非常に横暴だ、間違っていると私は思います。  やはりこういう問題というのはあくまでも納得と話し合いで進めるべきものであって...全文を見る
○穀田委員 私、指導監督は、先ほど言ったように、監査をやったり立ち入ることをやっていることは知っています。問題は、今述べましたような、大臣も事実かどうかと言ったわけだから、そうすると、事実かどうかということを確かめる必要があるわけでして、そこはしっかりやっていただきたいと思います...全文を見る
11月05日第176回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○穀田委員 私は、きょう流れました中国船衝突事件のVTRについて一言言っておきたいと思います。  それはやはり、今も同僚の議員からもるるお話ありましたが、本物かどうかということが一つあります。同時に、本物ならば、だれが、どうしてということについて徹底した調査を責任を持って行い、...全文を見る
○穀田委員 代替地は宅地防災マニュアルなどの各種技術基準や指針を参考に設計し、十分な安全性を確保することとしています、これがこれまでの国交省八ツ場ダム工事事務所の説明です。そうすると、十分な安全性を確保できていなかったということになる。  どうも今のお話を聞いていると、国交省が...全文を見る
○穀田委員 基本高水の問題については、また議論は別個にしたいと思うんです。  今の答弁でありましたけれども、この計算ミスが発覚しなければ、それは今大臣がお話あったように、発覚して命にかかわる問題とありました。ですから、発覚しなければ、対策もとられずに崩壊を招くことになりかねなか...全文を見る
○穀田委員 これは前大臣もそういう点については一定言及していましたが、きちんと実行するということで努力をしていただきたいと私は思うんです。  そこで、問題は、この一連の問題について言うならば、代替地に限られたものではないというのが私の考えです。八ツ場ダム建設地域全体、吾妻川流域...全文を見る
○穀田委員 再検証の過程で、今新しい事態が起こり、新しい法律のもとで一定の新しい考え方でやっているわけだから、そういう角度から検証するということが住民にとって安心につながるということを要求しておきたいと思います。  最後に、法案に関連して若干質問します。  災害時要援護者関連...全文を見る
○穀田委員 土砂災害警戒区域等の指定がされていないということだけで、実際には規制はかけられないんですよ、その後でかけるわけでして。だから、実際は、今指定されていないけれども、ここは危険ですよと。というのは、指定をするのに幾らかかるかと聞いたら、それを完了するためには、ありていに言...全文を見る
○穀田委員 いや、計画はこれだけだと言って、いっていないと言っているんだけれども、大臣、計画は知っているんですよ、何ぼというもの。それで、うまくいっていないと。そこはもやもやと話をして、では何年かかるのやと聞いているわけやから。計画はわかっているんです。今の進行状況からすれば、実...全文を見る
○穀田委員 何回も言うけれども、七千何ぼ今残っているものがあるわけですけれども、砂防関係施設の重点的整備というのがされていないのがあるわけですよね。それで、千数百というのは計画なんですよ、あくまでも。この二、三年進行しているのは何ぼやと。だから、それの計算でいけば何年かかるかと聞...全文を見る
○穀田委員 だから、ほんのちょっとしか進行していないということでしょう。何か、上の方の二千何ぼに対して二千何ぼ残っているわけで、やっている方の数字を言わへんから、皆、えらい何か進んでいるなと思うんだけれども、違うんやね。これまた何十年かかるんですよ。  問題は、だから、今大臣が...全文を見る
11月10日第176回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  菅総理に質問いたします。  総理は、雇用、雇用、雇用と、雇用を中心にした経済対策を進めると所信演説で述べました。さらに、十一月四日の本会議では、経済が活性化する、そういう好循環を生む上でのキーが雇用であると発言しました。これは当然だと...全文を見る
○穀田委員 守ることが必要だということとふやすことが必要だということだと。  現実はどうかという問題を見てみたいと思うんです。私は、雇用の現実は、雇用をふやすよりも減らしていく方が多いんじゃないかと見ています。リーマン・ショックが起こる前の〇八年九月とことしの九月の就業者数はど...全文を見る
○穀田委員 減数は非常に多い、若干の違いはあるけれども、八十万人台が減っている。減らす方が多いから雇用者総数で見ると減っているということだと思うんです。  では、大企業の側に雇う力がないのかといえば、そんなことはありません。九月決算が発表されています。今年度上半期決算で大企業は...全文を見る
○穀田委員 私は、日航の例をやったんじゃなくて、全体として人減らしの計画が随分出ている、こういう実態についてどう思っているかということを総理に聞きたかったわけです。  今、日航の事態について出ましたから、では一言やりたいと思うんですが、今お話あったように、早期退職募集の三次募集...全文を見る
○穀田委員 個別の、しかも、一番人減らしをやっていることに対して、何にも言えないではだめですよ。だって、再建に深くかかわっている、しかも、そのことで日本の空の安全という問題も、そして公共的な乗り物の機関として発展させるという、そういう政府の責任があるわけですから、そういう見地はお...全文を見る
○穀田委員 総理大臣、今述べたのでわかると思うんですよね。一定の統計というのはとっているんだけれども、実際に地域経済にどのような影響を与えているとか、それから、その中での就業というのがどれほど困難になっているかとかいうのを、およそ明確に把握していないということなんですよ。だから、...全文を見る
○穀田委員 努力は当然なんですけれども、どこに今肝心なポイントがあるかということが大事なんですね。  リストラの動向は、大きく言って二つに分けることができると思います。一つは、破綻など業績悪化によるリストラ、二つは、円高対応や競争力強化のために集約化、コスト削減、海外移管という...全文を見る
○穀田委員 造船業界の全体の動きというのは、成熟産業と言われています。しかし同時に、今後の見通しを見た場合にどうなのかといいますと、貿易と輸送がふえるわけですから、全体として成長産業だということも言われています。  したがって、今、仕事がないんじゃなくて、あるけれども、長崎や下...全文を見る
○穀田委員 私はおかしいと思うんですね。つまり、神戸造船所は原発や潜水艦に特化する、これについては政府を挙げて支援している。片や、地域経済が衰退するという事態に対しては知らぬ顔。これでいいのかということが問われるんです。きっちり物が言えないでどうしますかいな。  地域では、地元...全文を見る
○穀田委員 私は、雇用と地域経済を発展させるためのルールが必要じゃないかと。それは、ある意味では、今お話あったが、規制が必要なんですよ。つまり、自分の勝手で突然出ていくなどということは許されない。それは、単に私が言っているだけじゃなくて、世界ではそういうことがルール化されているん...全文を見る
○穀田委員 はい。  成長軌道に乗せるためにも、やはり大企業に対して社会的に責任を果たさせるということが大事なんです。  今私が提起したことは、何もやみくもに言っているんじゃないんですよ。社会が必要としているということが一つと、もう一つは、EUやフランスではやられている、世界...全文を見る
11月12日第176回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 馬淵国交大臣に、きょうはまず八ツ場の問題についてお聞きします。  大臣は、六日、八ツ場ダム建設について、中止の方向性という言葉に言及しないと表明されました。この発言の真意を尋ねたいと思います。この発言は、中止しない、つまりは八ツ場ダムの建設を進めるという意味に解釈さ...全文を見る
○穀田委員 私どもは、この八ツ場ダムについて、利水面でも治水面でも不要なダムであり、無駄で環境破壊につながるダムであるという立場に立って中止を求めてまいりました。  この国土交通委員会でも、また各委員会などにおいても、例えば塩川鉄也議員も報告していますが、何度も現地に足を運び、...全文を見る
○穀田委員 今お話ありましたが、私どももこの高水の問題について一貫して指摘してまいりまして、やはり建設先にありきということが実はこの高水の計算をずさんにしたんじゃないかという見解を私どもは持っています。  予断を持たずに再検証するという中にこの基本高水の検証は含まれているのか。...全文を見る
○穀田委員 いや、それは、従来のやり方の際にそういうことが言われてきたことを私どもは考えて指摘しているということで、今大臣がどう思っているかなんという話をしているんじゃないんです。それは言っておきたいと思います。  中間取りまとめが出された後で基本高水の根拠の不透明さが明確に出...全文を見る
○穀田委員 なぜ私こういうことを言っているかといいますと、つい先日も新聞に出ているんですけれども、想定流量は河川法が制定された一九六四年当時から四十年間で約一・五倍になっている、それは全国の百九の一級河川のうち八十水系を分析した結果であるということで報じられていることもあります。...全文を見る
○穀田委員 私も繰り返しになりますが、優先することについてとやかく言っているんじゃないんです。ただ、わざわざ陳謝したことは、こういうずさんなやり方が国民の生命と財産にかかわる問題だからでしょう。そうすると、ほかだって、そういうことがもしあったら、それをやらなくちゃならぬということ...全文を見る
○穀田委員 今の数は、この間の報道ではいろいろ言われていますが、正式に言われたのは国会では初めてだと思います。  数字を見ますと、今お話があったように、子会社の切り離しの問題やその他地上職というところが余り数字としては伸びていない、切り離しの部分が残っているのが中心だというのが...全文を見る
○穀田委員 そうすると、日経のところと今お話あった応募数の違いの中心は、客室乗務員のところを、今常務の方は四百七十と言い、そして日経は六百五十と言う。  六百五十という数字、これは確かなんですね。
○穀田委員 頭数というのは、非常に何か、人のあれを言うときに考えなあかんと私は思うんだけれども、在籍数と言ってもいいだろうと思うんです。  そうすると、今お話あった稼働というのはあれですか、乗務員というのは稼働時間で判断すると。というのは、一人を一人と数えないということですか。
○穀田委員 では、更生計画にある一万六千人の削減というのは、当初から在籍数と違うということを今あなたはおっしゃったんですか。どこにそれを書いていますか。
○穀田委員 いや、だれも理解できないですよ。どこにそれを書いているかと言っているんですよ。人員の削減の問題について、最初から一万六千人と書いているのは知っていますよ。それが稼働ベースだなんてどこに書いているんですか。相談はいいから、どこに書いているかと言っているんだ。
○穀田委員 公的に明らかにした更生計画の中に、一万六千人を削減すると書いている。この数字の中にもあるように、それは一人一人、パイロットについても、客室乗務員についても、整備職についても、事務系地上職についても、あなたがおっしゃっているような実績、計画の中に全部入っていないなんとい...全文を見る
○穀田委員 聞いていることにきちっと答えなくちゃだめですよ。そのことばかり書いているメモを言ったってだめなんです。  あなた方は、三万何千人という中で一万六千人削ると言ってきたんですよ。半分にしたいとか三分の一にしたいと言ったんですよ。では、その分母には稼働人数しか入っていなか...全文を見る
○穀田委員 今、皆さん聞いてわかりましたか。自分の説明はそうだとわかっているんですよ。あなたが説明しているのは、稼働ベースでやっているという話を何回もしているだけなんですよ。それを組合にも言ったと言っているだけなんですよ。満天下に、三万数千人というのは稼働ベースか、それを削って一...全文を見る
○穀田委員 まあ、いいから。簡単に言えば、在籍数で計算してきたのか、明らかにしてきたんでしょうと言っているんですよ。
○穀田委員 考えてごらん。人数、僕は正確じゃないけれども、全日航で、全体で何万人いる、これを何万人にしますと言っているときに、分母もあるでしょう、削る分の分子があるわけでしょう。分母も分子も、満天下に、国民向けに、これは稼働でやっているんですということを言ってきたかと言っている。...全文を見る
○穀田委員 今質問ありましたように、これを人員削減するというときに、何百人という人数を出した。ところが、休職者だとかそれから欠員になっている人たちなんかを含めてやるんじゃなくて、千人在籍しておられる、このうち五百人削ると言っているので五百人を募集した。応募している中に休職者があっ...全文を見る
○穀田委員 中途でいろいろ時間が飛びまして失礼しましたけれども、私、人が人として存在しているのを、在籍している人たちをどうするかという話をしているときに、首を切るときは、休職者が応募したらあなたは数えないよというような話、そんな世界がどこにありますか。それを満天下に公表もせぬと、...全文を見る
○穀田委員 わかっています。  闘う労働組合、活動家に対する不当労働行為を平気でやってきた前歴があります。そういう体質が今回の破綻を引き起こした要因の一つだと私は思います。ましてや整理解雇など断じて許さぬということを述べて、質問を終わります。