穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 私は、質問に先立ちまして、東日本大震災で亡くなられた方々に改めて哀悼の意を表し、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。  東日本大震災発災後、私は鉄路の復旧について一貫して問題提起してまいりましたので、きょうも、生活となりわいの再建、住民の足の確保、さらにはま...全文を見る
○穀田委員 滝口さん、ここで述べたJR山田線というのは、よう聞いてはると言ってるんやから大臣も聞いてほしいんですけれども、ここは地元の全ての自治体が、BRTは要らぬと言っているんですよ。ここは動いていないんです、BRTは。  私が聞いているのは、山田線の復旧はどう指導してんのや...全文を見る
○穀田委員 先ごろ、五回目の調整会議が開かれました。それは知っています。その前、大体四カ月も間があいている。間延びしているなという話を地元の方々は随分述べていたことも私はよく聞いています。  今お話あったように、まちづくりとの関係でいえば二百十億円かかりそうだと。実は、JRがお...全文を見る
○穀田委員 どう思うかと聞いたので、聞いているか聞いていないかはいいんだけれども。  そこで、私はこういう問題の根底に、大体、国鉄の民営化というのは何だったのかと。これは、国民にツケを回して、地方の不採算路線は切り捨て、身軽になって収益を上げる。根底にあるのは、民営化によっても...全文を見る
○穀田委員 この問題は、きのうきょうに始まったことじゃないんですよ。三月に大臣が行ったあたりで問題になっているわけじゃないんですよ。  ずっと前から問題になっていて、例えば、岩手県議会で共産党の高田議員は、国の姿勢を、JRに対して、かさ上げ分は国がしっかり持つからちゃんと再建し...全文を見る
○穀田委員 いや、違うんですよ。  調整会議をやっている人たちは、JRを除けば、JRを除いてですよ、国交省ではなくて地元の方々はどう言っているかというと、さっきも言いましたように、国が出すということを前提にして、やれと言ってくれればもう話は済むんだということを今まで言っているん...全文を見る
○穀田委員 その辺の微妙な言い回しがお互いに、これ以上あれですけれども、進めなさいということの進める鍵は何か、どこを押すかということなんですよ。  それはわかった、あとはやれと。要するに、JRは、最後の段階で、国が出してくれるらしいからやりますという言明がないんですよ。幾ら話を...全文を見る
○穀田委員 いつからJR東の使い者になっているのかよくわからぬけれども、地元の話もきちっと、両方言わなあかんですやん、あなた、そういうことを言うんやったら。地元の皆さんは、このBRTの問題についても、仮復旧の一つだということで了承しているんですよ。そういう話はさておいて、JR東の...全文を見る
○穀田委員 結論は最後の方ですね。  老朽化していることは事実だった。だけれども、時間がちょっとかかりそうだ。そのためにはいろいろ迷惑をかけるから、収入も減るだろうしというようなことも含めて、あったんだということでしょう。私は、それは本当にけしからぬと思うんだよね。  資料三...全文を見る
○穀田委員 そうなんですよ。誰が見ても、三倍になっておるのにずっと同じというのでは間尺に合わないわけですよね。  そこで、何でこうなっているかということなんですよ。中日本の二〇〇七年新経営計画というのを見ますと、「二〇一〇年度までに行う保全・サービス事業について、二〇〇五年度ま...全文を見る
○穀田委員 安全性に取り組めというのは当然なんですよ。問題は、どこをきちんと指導するかということが問われている。どこを見るかということなんですね。  小泉構造改革路線のもとで進められた道路公団民営化というのは、当時、高速道路の新設さらには管理を、民間に任せることで効率化すること...全文を見る
○穀田委員 では、終わります。      ————◇—————
03月19日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○穀田委員 北朝鮮の核実験の強行は、核兵器のない平和な北東アジア、世界を求める国際世論への重大な挑戦です。核兵器、核計画放棄を求めた国連安保理決議に違反するものだと私は考えます。その意味で、唯一の被爆国の国民として断じて許すことのできない暴挙であり、私は厳しく糾弾したいと思ってい...全文を見る
○穀田委員 強い措置ということで、歓迎するという旨が外務省からありましたけれども、改めて、国連安保理決議二〇九四号についての国交大臣の御意見を伺っておきたいと思います。
○穀田委員 私は、北朝鮮は、今回の国連安保理の全会一致で決議された内容、つまり、国際社会の総意をきちんと受けとめなきゃならぬと考えています。その点で、北朝鮮の軍事的挑発を抑えるには、北朝鮮に対して、国際社会からの孤立ではなく、累次にわたる国連安保理決議の義務の履行によって国際社会...全文を見る
○穀田委員 私も、先ほど、外務省から決議の訳をようやく、五分ほど前にいただきましたけれども、その中に書いているんですが、三十三項に、「事態の平和的、外交的かつ政治的解決の約束を表明し、また、対話を通じた平和的かつ包括的な解決を容易に」する、こういうことを書いていまして、その前文の...全文を見る
○穀田委員 今、副大臣からありましたように、韓国と中国と、簡単に言えば、この二つの国と今我々いろいろなことでやっているわけですけれども、そういう、連携してやらなきゃならぬことが大事だということですね。  そこで、北朝鮮のそういう挑発をやめさせるためには、対話のテーブルに着かせる...全文を見る
○穀田委員 私は、今お話ししましたが、北朝鮮自身が合意した内容の枠組みに戻すということが大事だと考えます。特に六カ国協議は、北東アジアの平和と安定に直接かかわる当事者が一堂に会する交渉の枠組みです。したがって、協議の再開、復帰を求めていく必要があると私は考えます。  その点では...全文を見る
○穀田委員 私は、今、北朝鮮が、何度か核実験をやることによって、核保有国であることの既成事実化を図ろうとしているんだと思うんですね。そこの最大の理論づけ、彼らがどんな理論で言っているかというと、核兵器は抑止力だ、こういう考え方なんですね。結局、核抑止力論ということを展開しています...全文を見る
04月03日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○穀田委員 三月十五日、当委員会での続きを少ししたいと思います。  まず、笹子トンネル事故について再度聞きたいと思います。  結局のところ、笹子トンネルの事故の原因は何だったのかということについて、端的に御報告いただきたいと思います。
○穀田委員 三月十五日、私は当委員会において、今、赤澤政務官がおっしゃったように、三番目のところでありましたけれども、維持補修費をふやさずに、収益を優先させるために笹子トンネルの改修を後回しにしたんじゃないかということ、そして、中日本の責任は極めて重大だ、その背景に、道路公団民営...全文を見る
○穀田委員 トンネル事故を受けて、今、地方自治体の対策はどのように進行しているかをお聞きしたいと思うんです。  国交省が先日実施したとされている自治体へのアンケートでは、五八%の市区町村が、笹子トンネルの事故の前までトンネルの点検を一度も行っていなかったと発表されています。笹子...全文を見る
○穀田委員 今、報告がありました。その数字を引き算すると、結局、二百二十八の市区町村がやっていないということになりますよね。私は、これは極めて大事だと思うんですよね。終わってからもやっていない。事故防止やトンネル等の老朽化対策が不十分であるという実態がまさに浮き彫りになった。 ...全文を見る
○穀田委員 現状はそのとおりだと思うんですね。  結局、市町村における人手不足といいますか職員不足と、技術系の方々がいないという問題が大体あるということが一つの大きな原因ですよね。もう一つはやはり、大臣は言わなかったんですけれども、お金の問題も実はあるわけですよね。どうしてこれ...全文を見る
○穀田委員 予算の問題について出ました。では、そちらの方に話を進めます。  今大臣から補正予算の話がありました。いずれにしても、その中でも実は老朽化対策は幾らあるのかということについて、大臣は、老朽化対策、防災・減災と丸めて言っていますから、では、補正予算の中で老朽化対策は幾ら...全文を見る
○穀田委員 前半の方は、私、去年の三月に予算委員会で、新しい山が来ると。その点は認識は一致した。後半の方になってきますと、ちょっと話が違ってきますけれども。  そこで、どんなふうにお金が要るかという問題が一つ鍵だと思うんですね。そこで、老朽化対策というのはどのぐらいかかるか、特...全文を見る
○穀田委員 全体としては八兆円ということで、去年も言っているんですけれども、そこで、先ほど大臣は、どうしてお金を出していくかということを含めて、これから詰めて、いろいろな御意見も聞きながらという意味なんでしょうけれども、勉強されるとおっしゃっていました。  そうしますと、維持管...全文を見る
○穀田委員 ただ、この白書を含めて、それは次の山が来ると、もっと大きくなるという見込みもあるんですよ。しかも、これは更新費だけでありまして、維持費を含めると三百四十兆になるということを含めますと、そう低目に見積もってはならないというふうに私は思っています。  だから、政府の財政...全文を見る
○穀田委員 高規格幹線道路の残事業費というのは、私は、残延長のキロ数と今までつくってきたものを計算すると、大体二十九兆ぐらいかかるという数字なんですね。ですから、今、全体を合わせるともう少し精査をする必要がありますけれども、いずれにしても、約四十兆円ぐらいかかるということだけは確...全文を見る
04月05日第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第18号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  予算委員会において、我が党の佐々木憲昭議員が、リーマン・ショックが起きた二〇〇八年二月から二〇一三年二月までの貨幣供給の実績を質問しました。岩田副総裁は、日銀が金融機関に貨幣を供給するマネタリーベースで四七%増、金融機関全体が経済に貨幣...全文を見る
○穀田委員 しかし、資金需要が発生するといいますけれども、金融を緩和するだけでどうして資金需要が発生するのか、その理屈が示されていないと私は思うんですね。  一体どのような手段で需要をつくり出すのか、金融の手段だけではつくり出せないのではないかということについて、いかがでしょう...全文を見る
○穀田委員 期待の効果を相変わらず言っておられるわけですけれども、しかし、結局、日銀ができることはマネタリーベースでやることだと先ほどおっしゃっていましたし、日銀の力といいますかやることの限界はあると私は思うんです。  そこで、最後に聞きたいと思うんですが、消費税の増税で十三兆...全文を見る
○穀田委員 日銀が一生懸命言っておられる物価安定目標は、結局、二%上げるということになるわけで、なおかつ、では賃金が上がる保証はあるのかというと、なかなかない。結局、賃金は上がらない、物価高、そして今お話しした負担増、その上に消費税ということになって、パンチを受けるという形になる...全文を見る
04月09日第183回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、政治改革、政治のあり方について議論したいと思います。  一九九三年、細川政権時代のいわゆる政治改革から二十年になります。このとき決めたことが今日どうなっているか、検証すべき時期に来ています。  政治改革で決めたことは、政党...全文を見る
○穀田委員 私たち日本共産党は、思想、信条の自由を侵す憲法違反だとして創設に反対し、廃止を主張してきたので、一円も受け取っていません。  パネルにしました。五千六百七十七億円という巨額な税金を各党が山分けしてきた。  当時、リクルート疑獄などで金権腐敗政治の横行に国民的批判が...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、過度に依存してはならないという議論があったことは明らかであります。  ところが、今どうなっているかということで、各党が総務省に届け出ている報告に基づいて、各党の財政に占める政党助成金の割合をパネルにしました。見てください。皆さんにはお配りしていま...全文を見る
○穀田委員 年を追うごとに助成金への依存度が高まる。税金なしには政党運営が成り立たない状況になっている。七割、八割を占めるのは当たり前になっている。政党とはどうあるべきかが問われています。お金があれば活動する、なければ活動しないなどというものではないはずであります。  自立しな...全文を見る
○穀田委員 それは、政党助成金はもらうわ、企業献金はもらうわという、両方もらっているということ自体が問題だということを言わなきゃなりませんよ。問題は、税金漬けの政党でいいのかということが問われているということを改めて言わなければならないと思います。  政治改革の当事者で、当時の...全文を見る
○穀田委員 だから、導入者の反省の声というのは私は重いと思うし、総理大臣が、当時、小選挙区制に反対されておられたということも存じております。その意味では、この小選挙区制度がいかなるものであったかということも検証すべき時期に来ていると思います。  そこで、現行の選挙制度についてた...全文を見る
○穀田委員 だから、これはそういう制度の側面があったということはお認めになったということになると思うんですね。  得票率と議席に乖離がある。第一党が得票率以上に議席を獲得する。そのことは、今総理のお話にありましたけれども、裏返しで言えば、二位以下の候補者に寄せられた票は、過半数...全文を見る
○穀田委員 死に票が多いということは、簡単に言えば、民意の多数が切り捨てられている、すなわち民意がゆがめられているということだと思うんですね。だから当時も、皆さん、多くの方々が御意見を持っておられて、これはあかんのと違うかという意見があったわけであります。  ですから、私は、こ...全文を見る
○穀田委員 選挙制度の話をしますと、必ず、今お話があったように、私は今言いましたように、民意をゆがめるということについて正すべきじゃないか、こう言いますと、民意の集約と民意の反映という話をして、そして必ず今度は、その話がきっちりどういう論理があるのかということが詰まっていかないま...全文を見る
○穀田委員 今私が比べたこれはG7ですけれども、8と言ってもいいんですが、OECDの中でも一番低いんですよね。それは総理もおっしゃった。  そこで、今お話ありましたけれども、行政府の長として、どちらかといえば抑制的でなきゃならないということですわな、考え方は。しかし、自民党の選...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、農事用電力料金の値上げについて聞きます。  関西電力における農事用電力料金の規制部門と自由化部門、それぞれ値上げ率と値上げ幅はどうなっていますか。
○穀田委員 今、農事用電力の自由化部門の方は把握していないということになるわけですね。  自由化部門とはいうけれども、事実上、十の電力会社の独占であって、新電力と言われている他の電力会社を選択しようがないのが実態じゃないか。だから、それらの値上げの実態をつかむのは当たり前の話な...全文を見る
○穀田委員 一般論はわかるんやけれども、それはやはり、農事者がやっている仕事の中で、電力料金がこれだけ上がったら、それは上がりますわ。土地改良区の事業団の連合会の皆さんは、農水省にもそれから経産省にも、こういう形で要請書を出しています。  それによると、滋賀県下の農業用水は、全...全文を見る
○穀田委員 やめていただきたいと言ったのは、これは画期的でして、立派なものだと私は思いますよ。政府全体が、やめてくれ、いいかげんにせいというような話にせなあきませんで、ほんまに。  そこで、経営の努力の細かい話をしてはりました。せやけれども、江藤さん、みんなは、時間短縮して、本...全文を見る
○穀田委員 それはありませんで。やはり、農業用をなぜ安くしたかという経過を経産省はよく知っているんですよ。もともとそういうものについて、日本の国土を保全し、しかも農業関係は大事だからと安くしてきたわけですよ。そのことを含めてみんなで議論して、一般国民もこれだけでいいのかどうかとい...全文を見る
○穀田委員 これは、単にそれぞれの省庁の役割というのではなくて、実際消費者に与える影響、それから起きている現象ということ自体について、きちんとやはり大臣としても協議していただいて、やっていただく必要があろうかと私は思います。  次に、食の安全、安心とTPP問題について質問します...全文を見る
○穀田委員 では、食品添加物について聞きます。  日本は、食品添加物の使用について厳しく制限してきました。食品衛生法で原則使用禁止にし、安全性が確認されたもののみについて使用を求める指定制度を採用していまして、約八百品目を定めています。現行では、日本で認可されていない食品添加物...全文を見る
○穀田委員 日本は、安全性の認められたものだけ使用を認めるというポジティブリスト方式をとってきたわけですね。今、一つ一つ審査をし、厳格にこれは運用されてきたわけで、世界に誇るべきものだと思うんです。  ところが、政府は、包括的経済連携に関する基本方針を閣議決定していますが、それ...全文を見る
○穀田委員 そういった話をしているんじゃないんですよ。要するに、政府の方針でいうと、簡素化、迅速化するということを書いているから、違うんじゃないかと。  しかも、今あなたはおっしゃるけれども、何も緩めたらいいという話を国会はしているわけじゃないんですよ。国際基準に合わせると言う...全文を見る
○穀田委員 それを今聞いて、みんなわかったか。わかるわけないやないですか、みんな。国民は、そういう事前協議でこうやっているのか、そして、「食の安全などなお調整 週内の大筋合意めざす」という報道があるけれども、それは事実なのかとみんな心配しているわけじゃないですか。そういう、今の食...全文を見る
○穀田委員 やはり、こういうことを言えないという、それはほんまに、今のTPP問題について、事前にはわからない、交渉したら、それは秘密だ、終わっても秘密だ、こういうことを私どもは、あかんの違うかということを言ってきているわけですよね。  しかも、アメリカがTPP交渉参加をめぐる事...全文を見る
○穀田委員 遺伝子食品の話をしているんじゃないんですよ。今、全般の話をやっているわけですよね。事前協議、食の安全などはなお調整中だ、週内の大筋合意を目指す、ここまで書かれて、どないなってんねんという話をせえへん方がおかしいと思いませんか。副大臣はうなずいておられるけれども。  ...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○穀田分科員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、ダンスというすばらしい文化について議論したいと思います。  昨年からダンスが中学校の必修科目となりました。ところが、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律、略称風営法ですね、でダンスをさせる営業を規制の対象としてい...全文を見る
○穀田分科員 今大臣が答弁なすったのは、文科省が教員向けに発行したダンス指導のためのリーフレット、この中に書いていますよね。その中に書いているんですが、そのリーフは、今お話あったように、ダンスとはということを一番最初に大きな見出しで「古今東西老若男女が楽しむ身体活動」と書いていて...全文を見る
○穀田分科員 多様な文化であることは、それは論をまちません。  ただ、今お話ししましたように、クラブカルチャーというもので、文科省、経産省、そして外務省が後援した、とても大事なそういうダンスサミット・イン・ジャパンというところが行われて、そこの中の受賞者などが広く世界にもアピー...全文を見る
○穀田分科員 私が当時質問したのは、男女間の享楽的雰囲気が過度にわたるというのはどういう判断をされるダンスなのかということなんですね。ところが、今もお話あったように、結局のところ、ダンスが問題というよりは、営業の仕方によってはというところに大きなポイントがあるわけですよね。それは...全文を見る
○穀田分科員 それは、今、最初に私が示しました資料の目的のところを一生懸命言ってはったということですわな。  そもそも、店のダンサーと踊るという形態、つまり、従業員による接待としてのダンスが規制されたことは明らかなんですよ。ところが、現在問題になっているのは、先ほど述べたように...全文を見る
○穀田分科員 とも考えられるだけで、それは違うんですよ。  だから、時代によって、先ほども私が紹介しましたが、変わってきているわけです、ダンスというのは。今や多くの子供たちが日常的にダンスを楽しんでいます。こうした時代にダンスを風俗営業の対象にしているということが時代おくれと私...全文を見る
○穀田分科員 把握していない。だから、売春の温床となっていた時代とは違うということがはっきりした。  しかも、今、クラブを訪れる目的も、音楽とダンスなどを楽しむためであって、過度の享楽性と言うけれども、何が過度であるかというのは国民の健全な良識と判断に支えられたものでなければな...全文を見る
○穀田分科員 大きな違いがあると言うけれども、いずれにしたって、深夜における飲食店営業に当たって、したがって、風営法二十二条によって深夜における少年の立ち入りは引き続き禁止されるということは当然間違いないわけですよ。少年の立ち入りは、その意味では、結局どっちにしたってだめなんです...全文を見る
○穀田分科員 顕著な問題が認められるという数字的な証拠はないんですよ。それはダンスをするとかしないとかという話じゃなくて、騒音だとか酔客によって迷惑をかけてはいけないのは当然であって、法令に基づいて対処すべきなのは当たり前なんですよ。  私は、京都のクラブを何軒か見学してきまし...全文を見る
○穀田分科員 それが普通の常識なんですよ。  それで、要するに、警察庁というのは、昔からの考え方で、これを取り締まり対象にして何とかしようというところに物事の発端があるんですよね。今大臣もお話があったように、今やダンスが世界共通の文化として発展をしていて、その自由な努力というこ...全文を見る
○穀田分科員 一九八四年の風営法改正に対する両院の決議があります。それには、「本法の運用に当たっては、職権の濫用をいましめるとともに、表現の自由、営業の自由等憲法で保障されている基本的人権を侵害することのないよう慎重に配慮すること。」とまでわざわざ書いているんですね。  ですか...全文を見る
04月19日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○穀田委員 多数の人命にかかわる大規模建築物の耐震化は緊急の課題であって、耐震化を加速させる必要があります。  これまで、地方自治体に耐震改修促進計画の策定を義務づけるなど、耐震改修の促進を図ってまいりました。その到達点はどうなのか。また、二〇一五年度までに九〇%という目標や、...全文を見る
○穀田委員 いつも最後はそう言ってやっているんだけれども、おくれているわけですよね。  一番最後のあたりで、おくれている原因とありましたけれども、結局のところ、多額の費用とおっしゃっていましたよね。それは確かに、東京都のマンション実態調査でもそれであって、改修工事の費用がないた...全文を見る
○穀田委員 そこで、私が出しました、住宅・建築物の耐震化に関する主な補助制度の変遷というところに書いているんですが、今お話あったのは、平成二十四年補正、平成二十五年予算というところに書いているものを大体細かくお話しいただいたということだと思うんです。  そこで、旅館業の意見につ...全文を見る
○穀田委員 今お話があったように、それは地方公共団体に補助がない場合もあるわけでして、そういうことも含めて言っておられるわけですよね。ですから、地方公共団体自身も援助するようにという督促をしていると思うんですけれども、なかなか財政的余裕がないという問題もありまして、その意味では、...全文を見る
○穀田委員 それで、今話がありましたけれども、この平成二十四年補正というところにも書きましたけれども、それ自身は時限措置でありまして、まだまだ極めて不十分だということを私としては思っている。  そこで、国民の命や安全を守る上で、住宅・建築物の耐震改修というのは当然であって、誰も...全文を見る
○穀田委員 大臣は、公の施設の話、学校の問題についても、ことしの春の最初の予算委員会でもお話ししていました。  私が何でこんなことを言っているかというと、私自身も阪神・淡路大震災のときの六日後に国会で質問しまして、今やはり住宅支援というのがなければ生活再建はできない、だから住宅...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、多く見積もって大体三百五十億程度のようです。  では聞きますが、東京外環道、関越から東名の事業費は、一二年度、国、地方で幾らであって、一三年度はどうか。これも数字だけ。
○穀田委員 何を言いたいかというと、高速道路の建設、それも外環道の一区間の予算が大体約三百五十億円。片や、全国の国民の命にかかわる住宅・建築物の耐震化予算がそれよりも少ない。これは防災や減災対策を最優先に考えるという状況ではないということだけ、一言、言っておきます。  そこで、...全文を見る
○穀田委員 大臣、どっちにしても、長寿命化しても三十兆円、それから、そうでない改築をやった場合でも三十八兆円という多額の金がかかるということだけは確かだと。  ですから、私がこの間ずっと問題意識で追及しているのは、どこの省がどの程度あるかと一つ一つやっているということがおわかり...全文を見る
○穀田委員 その議論はその議論で一回ゆっくりするということで。  ただ、今のこの間の、先ほど述べました支援、補助制度や耐震改修に関する法律ということを見ますと、徐々にではあるけれども、実際上は個人の財産に結果としてはつながる形でやっているんですよ。それはなぜやっているかというと...全文を見る
○穀田委員 ですから、私が提案したのをもう一度見ていただくとわかるんですが、三つ言っているんですよね。つまり、耐震改修補助をふやす、それから老朽化対策などと他の改修事案とセットでやる、それから地域のまちづくり、地域再生、こういういわば広がりを持ってやっていく必要があるだろうという...全文を見る
○穀田委員 一番最初に言いましたように、現場の実態をよく踏まえてやっていただかないと進みませんし、それはやっていますやっていますというような話で、うまくいったためしがないんですよ。だから、やはり現場の意見をよく聞いてやるということを、我々もそれをお届けし、前に進めたいと思いますの...全文を見る
04月24日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○穀田委員 きょうは気象業務法について聞きます。  防災気象情報の最終の受け手である住民が気象庁の発する警報や注意報をどのように理解しているかは重要な問題だと思うんです。  先ごろNHKで報道されて、静岡大学の調査で、警報と注意報の意味合いが住民に理解されていない、警報と注意...全文を見る
○穀田委員 いずれの結果も、受け手の理解の状況というのが、やはり混同しているということだけははっきりしている。五割近く、この間のNHKでいうと五三%でしたけれども、そういう理解がある。  現行の注意報と警報の上に、重大な災害が起こるおそれが著しく大きい、二重、三重にいろいろかけ...全文を見る
○穀田委員 そこで、では、特別警報というのは、当然、今回の法律でいいますと、市町村長が住民に周知する義務を課すとしているわけですね。  そこで、災害の発生につながるような場合、気象庁は、災害が起こるおそれがある場合は注意報、重大な災害が発生するおそれがあるときは警報、そして、今...全文を見る
○穀田委員 何回聞いても、多くの手段と多様な手段とで伝わるように努力しますと言っているだけで、確実に周知できるかと聞いているんだよね。  そこで、警報などをもとに市町村長が住民に対する避難勧告や避難指示を出すときに、その判断に逡巡していることが中央防災会議の専門調査会のヒアリン...全文を見る
○穀田委員 長官は、今、地方気象台がそういうことでよく奮闘するというふうに言っていますね、答弁していますね。  しかし、災害対策基本法の今度の改正案の第六十一条の二というのは、「助言を求められた指定行政機関の長若しくは指定地方行政機関の長」とあって、それは、指定地方行政機関の指...全文を見る
○穀田委員 現場に人を配置することが大事だという点では一致しています。  私、行政改革というと、何か、人を減らせばいいという話ではないんです。改革するというのだって、やはり必要なところにはきちんと人員を配置する。しかも、現場の、人が出ていく現状というのは減っているんですよね。現...全文を見る
○穀田委員 一般競争入札を行うということだと。  そうすると、この問題で、どのように気象観測業務の習熟に責任を持つのかということが問われるんです。毎年一般競争入札となると、観測業務にかかわる人たちの仕事をやる人たちが、毎年かわる可能性も否定できない。業務の習熟、継続性、そして、...全文を見る
○穀田委員 今聞いておわかりかと思いますけれども、やはり三カ月間なんですよ。だから、冬にどうするねという話を聞いているわけですよ。冬場と夏場は違うし、それこそ、地方空港における冬季の問題というのは極めて重要だということは明らかであります。  これまでどうしていたのかということを...全文を見る
○穀田委員 支援を受けると言うけれども、拠点空港という関西空港から、例えば出雲の空港でもいいですよ、そこの雲の状況がどうだなんて、どないして判断するんですか。そういう現場のところを厚くするというのが大臣の考え方なんですよ。その現場を薄くしてどないしますか。  では、今言っていた...全文を見る
○穀田委員 もし事故が起こったら、本当にえらいことになるんですよ。  私は、こういう問題が、研修三カ月間とかいう話じゃ済まないと。こういう問題というのは、やはり一番現場のところで厚くするということが大事だ。ですから、先ほど長官は、一生懸命、三カ月間ばかり話して、国際的基準とかな...全文を見る
04月26日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○穀田委員 私はまず、日本航空、JALの不当解雇問題について聞きます。  私は、航空の安全問題といえば、この間も大畠元大臣から引用いただきましたけれども、絶対安全、安全が大前提の考え方と実践が航空会社の経営にとって必要だと一貫して主張してきました。  その立場から、日本航空の...全文を見る
○穀田委員 その気持ちを大切にしていただいて、その解決のために、やはり政治が努力するということが必要だと私は思うんです。  そこで、昨年八月、私、当委員会で参考人質疑を行いました。その際、参考人が、整理解雇の目的は組合幹部の狙い撃ち、または会社にとって不都合な人たちの狙い撃ちだ...全文を見る
○穀田委員 副大臣、去年と同じ答弁をしているんだけれども、それは四項目あるんです。あなたも引用したとおりなんです。下の方の三項目がそういう話で日本航空の話だ、上の話だけ違う話という、そんなあほなことをよう言えるなと私は思いますね。  梶山さんはそんなふうに思っていないんだろうけ...全文を見る
○穀田委員 原因は解明されていないということだ。  事は重大なんですよ。私は、ボストンの空港でトラブルが発見されたから大事に至らなかったということだと思うんですよね。これがもし太平洋の洋上であったらどうなっていたか、シベリアの上空であったらどうなっていたかということを考えますと...全文を見る
○穀田委員 いや、原因もはっきりしないのに、再発防止というのはあり得ないんですよ。それだけは一言言っておきます。  改善措置を一生懸命とったということについてはわかりますよ。だけれども、再発防止できるという根拠はないんですよ。それは八十項目やったというだけであって、原因がはっき...全文を見る
○穀田委員 あなたの話は、三重のことをやっているということを何回も繰り返しているだけなんですよ。質問は、当時の設計段階で問題があったんじゃないかと。そうしたら、何だ、くぎだの針だのというようなことを想定していなかったというような話で、全然、問題の本質をきちんと捉えなあきまへんで、...全文を見る
○穀田委員 あのマニュアルにはそう書いているんですよ。だから、表面上は行っていないと言うに決まっているんですよ。では、現場へ行って、やっているかやっていないかと聞いたらわかるんですよ。私は、現場からやっていると聞いているんですよ。  だから、こういう話も含めて、わかりますやろ、...全文を見る
05月08日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○穀田委員 国土交通省は、四月一日の入札から適用される二〇一三年度公共工事設計労務単価を発表しました。  全国全職種平均では単純平均値の前年度比プラス一五・一%、鉄筋工でプラス一五・四%、型枠工でプラス一五・六、普通作業員で一六・七、大工一六・一、左官一六・六など、大体一五%か...全文を見る
○穀田委員 大事な点だと思うんですね。  ただ、私どもは、今、社会保険の未加入問題というのは、もともとそういう金が下におりていないということが問題であって、そこは意見を異にします。  やはり、設計労務単価の引き上げについて言うならば、先ほど大臣もありましたけれども、これまでの...全文を見る
○穀田委員 先ほど調査という話がありましたけれども、私は、現場、それから事務方にもお聞きしたけれども、その意味で年一回やるという程度の話しかまだされておられませんでした。それから、窓口ということなんですけれども、それはそれなんですね。  問題は、今私が質問している、どういう対策...全文を見る
○穀田委員 だから、私は、調査は今までやってきたし、それで上がったことはなかったわけだから、やはり具体的には後追いという形で、随時、しょっちゅうするということも含めて必要だ、それはそうなんですよ。だから、私が言っているように、直ちに応えているかどうかということでいえば、今すぐでも...全文を見る
○穀田委員 そういって起こった事態が先ほどのような事態だということを言っているんですよ。この間の、瓦れき処理の問題をめぐって指針までつくったのは、もともとそういうことが起こっちゃならないからとやったんだけれども、事実は起こっているということを指摘して、仕掛けをきちんとする必要があ...全文を見る
○穀田委員 そういう話の後半はまだしていないんですって。法定福利費と同様に必要な経費として適切な賃金額を決める、そういう仕組みをやってもいいじゃないかという話をしているだけなんですよ。  おっしゃるようにホットラインとかなんとかいって今までいろいろやってきて、それが何の機能もせ...全文を見る
○穀田委員 答弁というのは、聞いたことに答えてくれなくちゃ。だから僕は、大臣と言っているわけですやんか。それを、あなたが言っておられるのは、要請文書の中に書いている話をしているだけなんですよ。その中にあるダンピングの問題を指摘しているわけですよ。  だから、欧米ではそういうダン...全文を見る
○穀田委員 それは大臣、現場をお互いに見ている者として、それでは済まぬのじゃないですか。  例えば、労働者と言うけれども、あなた方、例えば厚労省なんかが言っているのは、産業別にそれぞれ賃金を決めてくれたら、産業別労働組合がいて、それに対応する産業の企業関係があったらばできる、こ...全文を見る
○穀田委員 これは、残念ながら、安倍首相がお話しになっているように、守るべきものは守るというような話と大して変わらないんですよ。守れないんですよ、それでは。下がる、そして、その要件は非関税障壁として言われる可能性があるから私は言っているんですよ。  そこで、私が最後に提案してお...全文を見る
05月14日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○穀田委員 まず最初に、道路、河川、港湾という、性質も違い、それぞれ法改正中心事項が多岐にわたる三法案を一括して審議することに私は抗議したいと思います。しかし、決定されたからには、まとめて質問せざるを得ません。  そこで、三法案の共通する防災、老朽化対策については、かねてから私...全文を見る
○穀田委員 お話のように、老朽化対策に力を入れ始めたことは当然だと思うんです。  問題は、公共事業政策のあり方として、老朽化対策が施策の中心に据えられたのか。新規建設が中心だったこれまでの公共事業施策から本格的な転換が図られたのか。それを検証するためには、これまでの老朽化対策、...全文を見る
○穀田委員 今、報告ありました。老朽化などにより早急な補修が必要となった六万七百四カ所のうち、修繕実施済みは六千四百七十六カ所。特に、今報告があったように、市町村の管理では、修繕実施済みが三%。つまり、八百八十三カ所しかありません。そして、長寿命化修繕計画策定率も、市町村において...全文を見る
○穀田委員 大臣に答えてほしかったんですが。  だけれども、私が提起した時代も、その事態については明らかだったんです。その時点で言っている私の事実指摘と今の指摘はほとんど変わらないんですよ。その間に、老朽化という問題についての問題意識が確かに広まったことは事実です。だけれども、...全文を見る
○穀田委員 私は、その前の方の話は、文書に書いていますから、知っています。それに基づいて十八年までは減らされたんです。ただ、その後の需要があって、結果としてはふえたということも知っています。  問題は、こういうやり方自身を、官僚の皆さんは、こういう方針があれば、そのやり方が撤回...全文を見る
○穀田委員 一つ言わないことがあるんですが、その中で推計していないというのが全体として八八・一%あるということ、それを言ってくれなくちゃ困るんですよ。いい方の話ばかりせぬと、肝心かなめの問題は、推計をしていないというところが八八・一%あるということなんですよ。  だから、地方自...全文を見る
○穀田委員 大臣、聞いてほしいんだけれども、今やっていると言っているんだけれども、そんなのは、二年前からホームページ上に維持更新費用のソフトを公開している程度なんですよ。促進に努めているというのが、実態は言っていないんだけれども、それがやっている仕事なんですね。それを何ぼ利用して...全文を見る
○穀田委員 この間のときには、今言いましたように、修繕の費用というのは八兆円とありましたよね。それは、うなずいておりますから、そうです。これは、今ありましたけれども、新規の事業とは違って、要るわけですよね。八兆円というのは日常修繕の費用なんですよ。大規模修繕や更新費用については入...全文を見る
○穀田委員 三社が管理する高速道路は、合計で約八千七百キロメートルに達しています。そのうち四割が、開通後三十年以上経過しています。二〇五〇年には三社の道路全体の八割が開通後五十年以上になり、計画的な老朽化対策が急務となっています。  二〇〇五年の道路公団民営化を決めたときの計画...全文を見る
○穀田委員 私、答申を受ける前に、実際には新聞紙上などでは先延ばしする方針を固めたということまで報道されているから、心配して言っているんですよ。  今大臣からありましたように、試算も含めてきっちりやらぬと大変なことになるということですわね。しかも、今局長からお話あったように、こ...全文を見る
○穀田委員 これは、この間もやってきていて、この程度までしか進んでいない。深刻さがちょっと感じられないという気がするよね、はっきり言って。  私は、幾つかの地下街を見て、意見を聞いてまいりました。ですから、きょうはもう、浸水防止対策、避難確保、水防団員の安全確保のための若干の具...全文を見る
○穀田委員 結構だと思います。  事務方が答えると、大体、防災・安全交付金の話が出てくるはずだったんですけれども、やはり政治家はそうでなきゃなりませんよね。やはり促進するということなんですよ。あれこれ金の話じゃなくて、まず政治的立場、政治的推進、そのことが大事だと私は改めて思い...全文を見る
○穀田委員 私は何度もこの問題を言っているんですけれども、本当に一人一人の方の身になって考えていただかないと、電気は切れるわ、水は上がるわ、それこそ大臣もおっしゃったように、狭い空間だ、スピードは速いというときに、ほんまにこれで対応できるのかということは、机上の話では絶対ないんで...全文を見る
○穀田委員 書いただけではあかんです。私が言っているのは、きちんと援助する必要があるんじゃないかと言っているんですよね。  書いているからと、また防災・安全交付金で請求したらよろしい、そうはならないんですよ。問題は、そういうことが現実に全ての水防団員のところに配付されたかという...全文を見る
○穀田委員 民間所有施設の状況についてはどうですか。
○穀田委員 例えば、あなた方が検討を依頼した、関東整備局などが依頼している、そういう有識者会議などの座長をやっている方などは、衛星なんかで見ますと、少なくとも東京湾の後背地、護岸だけじゃなくて後背地の方で見れば、地下のところでの液状化状況が見られるという報告を出しています。  ...全文を見る
○穀田委員 民間所有施設なんですよ、私が気にしているのは。  今局長がおっしゃっているのは、護岸とその後ろ、ちょっとだけなんです。もっと後ろはいろいろな被害が起きている可能性があるということを指摘していて、あなた方が依頼したりしている浜田さんという早稲田大学の教授は、その中まで...全文を見る
○穀田委員 だから、やはりやっていないんじゃないですか。やれていないんですよ。最初にそれを言ってくれなくちゃあかんわけで、さっきそう答えてくれればいいのに。  だから、現状より一歩前進であることは確かです。今ありましたが、立入調査の対象となるのは航路沿いの護岸に限られる。これで...全文を見る
○穀田委員 では、具体的に一つだけ提案しておきましょう。  今お話があった、総合的に関係諸機関を含めてやらなくてはならぬということは、私は同意見です。  そこで、先ほど大臣も触れておられた浜田教授は、関係省庁、消防庁もありますけれども、そういうところを含めて、中央防災会議、東...全文を見る
○穀田委員 では次に、港湾法改正のもう一つの柱、産業競争力強化のため、石炭等のばら積みの貨物の輸入拠点の形成に関する規定の追加の問題であります。  国交省は、二〇一〇年に、穀物、鉄鉱石、石炭の輸入拠点となる国際バルク戦略港湾の募集を行って、二〇一一年五月に十港を選定しました。そ...全文を見る
○穀田委員 事前にお聞きすると、約四千億円という話は聞きました。大体、民間が半分ぐらい、国の税金が半分ぐらいだろうということでありまして、結局、公共事業が最低でもざっと二千億円かかるということなんですね。さらに、民間が行う事業にも税金の支援ができるということになりますし、それから...全文を見る
○穀田委員 そこで、今お話があった、利用する主な荷主ということになりますので、資料を配付しました。国際バルク戦略港湾を利用する主な荷主ということであります。  結局、恩恵を受けるというのは製鉄会社や電力会社など大企業、港湾と航路整備に巨額の税金が投入されることは確実、この二つだ...全文を見る
○穀田委員 港の水深の問題は、バルク港湾だけでなくて、国際戦略港湾、その前はスーパー中枢港湾と言って、何回も何回もやって、それで百何港を指定し、今度は何ぼ指定しとやって、どれだけ税金をかけてきたか。その反省は全くないということの証明みたいなものだと私は思うんですよね。  確かに...全文を見る
○穀田委員 港湾法の一部を改正する法律案について、日本共産党を代表して、反対の意見を述べます。  本改正案には、防災・老朽化対策と産業競争力強化という全く異なる二つの内容があります。  このうち、港湾施設の老朽化対策など、東日本大震災の教訓を踏まえた港の防災・減災対策について...全文を見る
05月22日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○穀田委員 質問します。  不動産特定共同事業法というのは、一九九四年に制定されました。当時、不動産流通や不動産投資をめぐってどのような問題があって法律を制定したのか、なぜ事業を許可制としているのか、この根本についてまず大臣にお話しいただきたいと思います。
○穀田委員 なぜ九一年にそういうことが起こったのかというのがもう一つ言われませんでしたけれども、やはりあれはバブル崩壊で起こったということが一つの大きな事象でしたよね。ですから、私は、今の考え方の根本にもう一つ、多くの方々からも質問されましたけれども、不動産を投機の対象としていい...全文を見る
○穀田委員 もう少しくっきり言ってください。聞こえないんです。マイクをうまく使っていただいてと思います。  ただ、私、先ほど来ずっと話を聞いていると、このやり方の問題の中心は、何を目的にしているかというと、局長から答弁があったように、収益性に常に着目しているんですよね。それを何...全文を見る
○穀田委員 先ほど来の話を聞いていても、何か、すぐ耐震化だとかそういう施設の話をするんだけれども、やはり新規事業も含めて対象になるということは明らかであって、やはり、その意味でいうと、大手不動産だとかディベロッパーが好き勝手できるようになるということ自身については私はあると思うん...全文を見る
○穀田委員 それで、今皆さんにお渡しした資料の一ページ目にそれが載っています。  官民ファンドには、国交省から三百億円、環境省から五十億円、合計三百五十億円の税金がつぎ込まれました。民間投資の呼び水となるリスクマネーを供給するということで、改修、建てかえしたらぴかぴかになってR...全文を見る
○穀田委員 この仕組みがなくても別に開発はできるということを言っているわけです。  この仕掛けを提起したのは、今、四ページ目ですか、この資料にありますように、筆頭は不動産証券化協会の関係者、三井不動産からずらっと並んでいる、こういう人たちがこの内容を提起したということは事実であ...全文を見る
○穀田委員 おっしゃるように、不動産投資市場戦略会議におけるヒアリング関係者の御意見というのを見ましたけれども、一回から八回までやっていますよ。それを見ますと、少なくとも、東京海上アセットマネジメント投信会社、不動産証券化協会、大阪ガス、東京証券取引所等々、さくら綜合事務所、三菱...全文を見る
○穀田委員 後で幾ら立入検査するなんて言ったって、参入できることは事実なんですよ。  局長は先ほど、経済情勢について、実態があるから土地の値上がりというのはバブルにつながらないというような話をしていましたけれども、そんなことないですよ。今、南青山で長年塩漬けになっていた土地が超...全文を見る
○穀田委員 誤解はありません。誤解があるとすると、経済界の多くの方々の半分の方々が、この問題について疑問を持っておられる方が全部誤解しているということになるわけですね。  しかし、歴史はそうではなかったことがはっきりしています。あなた方がやった政策が見事にバブルをもたらし、それ...全文を見る
○穀田委員 日本共産党を代表して、不動産特定共同事業法改正案に反対の理由を述べます。  本改正案は、不動産特定共同事業の規制を緩和し、大手不動産会社の事業拡大と資金調達を助けるものです。  現行の不動産特定共同事業は、許可を受けた大手不動産会社がみずからの責任で開発事業を行い...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見をありがとうございました。  私は、TPPとの関係で、全員にお聞きしたいと思います。  私は、さきの当委員会で、TPP交渉参加をめぐって、食品安全の問題などアメリカと事前協議されていることを取...全文を見る
○穀田委員 守りたいのはみんな同じなんですよね。  相手が一方的に来るということも事実で、西藤さんも一方的なという話がありましたけれども、相手の方が一方的に来るということなのかを見ておかないと、これはえらいことになるということだけ言っておきたいと思います。  そこで、今度は山...全文を見る
○穀田委員 最後に、皆さんに、執行体制と、それから今後の国会や政府の役割についての御意見をお伺いしたいと思うんです。  顧みますと、一九九七年ぐらいから、特に国会では遺伝子組み換え食品の問題が議論になって、その安全性の是非、表示の義務づけの可否を中心として取り上げられました。表...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。  中小零細企業に対する配慮は特別に必要だということはよくわかりました。  ありがとうございました。
05月24日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○穀田委員 私は、いささか皆さんとは違った角度から質問をしたいと思います。  国や地方自治体が保有、管理している空港は、国民共有の財産であることは誰もが認めるところであります。そして、公共性と安全性が確実に確保されなければなりません。  本法案は、土地等の保有と空港施設等の運...全文を見る
○穀田委員 あってはならないのは当然なんです。  ただ、どうも皆さんから話を聞いていると、要するに、もうかるところはコンセッションが成立する可能性があるというのは、誰が考えたってそう言っているんですよね。となると、もうからないところは来ないということですわな、だって、もうかるん...全文を見る
○穀田委員 経済論の違いは大きいと思うんですが、しかし、結局のところ、利益を得る工夫は公ではできないということを今言ったにすぎないんですよ、だから、先ほど田村局長も、じくじたる思いがあるという話、公的責任と民間との違いの話をしていましたけれども。  大臣がおっしゃるように、今も...全文を見る
○穀田委員 御懸念がないように確保していきたい、それは決意はわかるんやけれども、事実をよく見ないとあかん。  私、同じような話を当時の道路公団の運営の民営化の際にもお聞きしました。結果はどうだったでしょう。例えば、民営化された中日本高速道路会社が引き起こした笹子トンネル事故は、...全文を見る
○穀田委員 その話も、例の伊丹の統合のときの話でもありましたけれども、その当時でももう少しはっきりしておったんですね。「大阪国際空港の会社化後にあっても、国土交通省は責任を持って、同空港の運営会社が協定の趣旨に則り同空港の安全・環境対策を適正に実施するための方策を講じるものとする...全文を見る
○穀田委員 理屈の話をするつもりはないんですけれども、今の話でいくと、もうからないところはやはり国が責任を負う。そうしますと、引き続き努力して、さっきもコストを削減すると言っているわけだけれども、余り成功しないとなると、結局、国が持っているものはいつも失敗しているなといって、また...全文を見る
○穀田委員 最初の方にありましたように、膨大な負債を抱えて、それは国が面倒を見た、そして、それは世界の人たちの交通全体がふえますから、それはふえるのは当たり前なんですよ。ただ、そういう大きな失敗をしでかして、バラ色に描いて、りんくうタウン、これを万々歳と言ったことはほとんどうまく...全文を見る
○穀田委員 日本も自治体管理が多いんですよね。それだけは言っておきます。  アメリカでは、今お話があったように、民営化は進んでいない。二〇〇〇年代以降、一件のみ民営化に取り組んだ空港があったけれども、旅客数の落ち込みで撤退し、公的機関が運営している。  世界民営化の動きという...全文を見る
○穀田委員 同じ答えですよね。  私、今、よく聞いてわかったけれども、もろもろの努力をしたい、ノウハウがある、学んでやったらいいじゃないですか。それはでけへんという宣言をして、例えば田村局長が、うちではできませんと言うのだったらわかります。そんなことを国交省の中で言ったらだめで...全文を見る
○穀田委員 日本共産党を代表して、民間の能力を活用した国管理空港等の運営等に関する法律案について、反対討論を行います。  本法案は、国、地方が管理する空港について、滑走路などの施設を国、地方が所有したまま、公共施設運営権を設定し、それを民間資本に売却する仕組みをつくるものであり...全文を見る
05月28日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○穀田委員 私は、食品表示法に関する法律について質問します。  この食品表示に関する主な法律三本を、本法案で、食品表示部分に関して一元化するというものであります。本法案は、簡単に言うと、国民生活との関係で現状がどう改善されるのか、端的にお答えいただければ幸いです。
○穀田委員 主婦連など消費者八団体で構成する、食品表示を考える市民ネットワークは、今大臣はお話ありませんでしたけれども、法の目的に消費者の権利を明記するよう強く求めてきて、法案で、第一条の目的には書き込まれなかったものの、第三条の基本理念の条項を設置して、その中に、消費者の権利の...全文を見る
○穀田委員 私は、残念ながら、端的に言って、国民の期待に応え切れていないと言わざるを得ません。  例えば、主婦連の山根さんなどは、事業者優先のコスト論が必要以上に強調され、真に消費者にとってわかりやすい表示とは何か、そもそも現状の表示のどこに問題があり、どう改善されるべきかにつ...全文を見る
○穀田委員 そこで、お聞きしたいんだけれども、まさに、二〇一〇年の消費者基本計画だとか今言った食料・農業・農村基本計画でわざわざ原料原産地表示の義務づけの拡大を盛り込んだわけだけれども、では、今回、なぜこれが法案に盛り込まれなかったのか、お聞きします。
○穀田委員 伊達さんは笑っているけれども、なかなか苦しい答弁だよね。はっきり言って、要するに、義務づけを拡大すると二〇一〇年に決まっておって、二〇一三年になって、今ごろあんなことを言っているということ自体が、誰が考えたかて、それこそ、誰が考えたかてという人がはやっているらしいけれ...全文を見る
○穀田委員 加工度と、よくそういうことが言えるね。ドレッシングをかけたら加工かいな。これは付加したと言うのや。情けなくなってくるね、そういう話。  私は思うんだけれども、当たり前に、いや申しわけないなという気で、わかるんだけれども、そういう手を入れたとかなんとかいう話を、もし、...全文を見る
○穀田委員 要するに、それは一番最初の答弁と大して変わっていないんですよ。同じことをしゃべっているんだけれども、後で議事録を見たらわかるんだけれども、ここの席にいる方は、それはおかしいとみんな思っているんですよ。先ほど述べたドレッシングの例なんかを見て、これをいいなんて思っている...全文を見る
○穀田委員 結局、まず私が聞いた、どの程度コストが高うなるのかといったことについては一言も答えていない。要するに、一概に言えないというだけでしょう、結論は。あとは何かいろいろなことを言っているけれども、コストはどれだけかかるのかと言ったら、一概に言えないと。ということは、余り高く...全文を見る
○穀田委員 その過程は二〇一〇年からあると私は言っているんですよ。今始まった過程じゃないんですよ。  閣議決定された消費者基本計画で示された原産地表示拡大の考え方をどう進めるかということは、この問題について皆さんが行った検討会の中でも、こういう意見が出ているわけですよね。消費者...全文を見る
○穀田委員 決意はわかるけれども、この三回、こういうことをやってきた。次長は、これからの経過で頑張りますと言っている。違うと私は言っているわけ。  二〇一〇年から繰り返されてきた内容が今日に至るまで前へ進んでいない、この反省がなければ、幾ら同じことを言ったってだめですよ、そんな...全文を見る
○穀田委員 他国と比べて、お隣と比べて違うねんから。今、やじではないですけれども、一々ごもっともとありましたけれども、ほんまにこんなもの、乳化剤、香料、調味料で、そんなもの、はっきりせなあかんというのは誰もが思いませんか。実際に自分が食べる側の身になってみたら、それは誰かてそう思...全文を見る
○穀田委員 指定に向けた作業はしているというのはわかるんだけれども、要するに、今は指定外添加物だということははっきりしているんでしょう。うなずいているから、そうなんでしょう。  それで、食品衛生法十条、これによると、その基準に合わない方法によって食品もしくは添加物を製造し、加工...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、いずれにしても、破棄や危険除去の措置をとることができるし、違反すれば、こうやってやれるし、定めるもの以外の添加物を含む食品の流通は禁じている、こういう原則があるということですな。  そうすると、今回、厚生労働大臣が定める以外の添加物である過酢酸製剤を含...全文を見る
○穀田委員 いや、それは全くおかしな話で、では、もう一つ聞きたいと思うんですけれども、指定外添加物が使用された輸入食品が流通している事実はつかんでいるし、それは認めている。どのような経過で、指定外添加物が流通していたことを知りましたか。
○穀田委員 では、この業者はどこですか。
○穀田委員 業者のところでははっきりさせぬが、国民に影響があるという問題については誰も知らないというのでは全く、私はおかしいと思うんですね。  過酢酸製剤は、言いますよ、日本では指定されていない添加物なんですよ。  それから、新たに添加物を指定する際にはどういう手続が必要か。...全文を見る
○穀田委員 ということは、していないということでしょう、今のお話だと。普通に聞けば、したいと思いますということは、していないということなんですよ。  そうすると、私、何回も言っているんだけれども、もともと、厚生労働省のそういうシステムからいったって、リスク評価を依頼して、リスク...全文を見る
○穀田委員 それはわかるんですよね。厚生労働省に言ってじゃなくて、やはり、こういう問題について、消費者庁に、少なくともそういう厚生労働省のルール、それからいってまずいんじゃないかと。それで、今、安全だ、安全だと言っておられる人の話を聞いた場合でも、部会の発言からしても、こういうこ...全文を見る
○穀田委員 そのとおりです。  それで、これは、九七年二月二十日なんですが、我が党の当時の藤田スミ衆議院農林水産委員ですけれども、表示の義務づけを強く迫りました。当時の藤本孝雄農水大臣が、「消費者の側から見れば、そういうものであるということを承知の上でそれを食するとか食しないと...全文を見る
○穀田委員 一番目のところは、全国的にじゃなくて、全面的にじゃなかったですかね。  その中身で、今お話ありましたように、当委員会と、それから、当時、農水委員会とそれから小委員会の真摯な議論の中で、国会に議席を有する全ての政党が、遺伝子組み換え表示については、消費者の権利を守るた...全文を見る
○穀田委員 この日米間の合意の中で、衛生植物検疫措置と書いていることは事実です。  問題は、その合意文書に、重要農産物の関税撤廃の聖域確保についてはちゃんと書いているのかということを聞いているんですよ。だって、守るべきものは守ると言うとるのやから、そこは大丈夫なのかということを...全文を見る
○穀田委員 言及することを差し控えるという話のカテゴリーと違うんですよ。アメリカ側の文書は何と言っているかと聞いているんですよ。  何か詳細な協議の中身を言ってくれというのは、それはわかりますよ、できへん、できへん言うねんから、それは知っていますやんか。そうじゃなくて、アメリカ...全文を見る
○穀田委員 政務官、ここからなんですけれども、そういうものに対して、我が日本は、こういうことは認められないとか、それはちょっとひどいねとか、何を言っているんですか。  そういうのがあるのはわかっている。それに対して日本側はどういう反論をし、どういう意見を述べておられるんですか。
○穀田委員 何も言っていないということは困りますがな。だから言っているんですよ。  相手側は、まず段階があるわけですよ。事前協議という一番大事な根本の問題の中で、農業の問題については聖域とするという話は相手は一切触れていない、これがあると。一方、今お話ししたように、外国貿易障壁...全文を見る
○穀田委員 言及を差し控えるということだと、この間もそうおっしゃいましたよね。言及を差し控えているというんじゃないんですよ。  私は、相手はこう言ってきていると、大きな流れをまず一つ言いました。具体的な方策を言いました。この具体的方策というのは、今までアメリカがいつも対日要求、...全文を見る
06月05日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○穀田委員 私は、五月二十七日に、JR気仙沼線の仮復旧としてのBRTを調査、視察しました。やはり仮復旧であって、JR気仙沼線の復旧の基本は鉄路の復旧だという思いを強くいたしました。  私は、被災以来、一貫して鉄路の復活について主張してまいりました。ことしの三月十五日の本委員会で...全文を見る
○穀田委員 地元の考え方を前提に、連携を旨として、こうありました。  そこで、きのう、大臣は、岩手県の沿岸五市と八戸市、気仙沼市で構成する三陸沿岸都市会議との懇談をしておられます。そのときにも、地元のJRによる調整会議に委ねている、少しずつ話し合いは進んでいると思う、こう述べて...全文を見る
○穀田委員 山田線と気仙沼線と大船渡線があるのは、私は現地出身の者ですから、よく知っています。復興三陸沿岸都市会議のメンバーとして釜石市長が来ているのも知っております。  そこで、大臣が支援のあり方に言及したのは三月ですよね、先ほど鶴保副大臣からお話がありましたように。それ以後...全文を見る
○穀田委員 大臣の発言が、要するに、同じ線上を行っているわけですよ。僕が言っているのは、ここまで来て、今、鶴保さんからありましたように、自社が負担するというところまでは大体はっきりした。そうすると、残りの差額の約七十億円なんですよね。それを、まちづくりとの関係でという話は、もうみ...全文を見る
○穀田委員 何をえらい張り切って言うてはるのか。相変わらず、滝口さん、あかんな。  問題の焦点は、金を出すという結論をあなたがするわけじゃないんです、大臣が決断するんです。大臣はそろそろ決断すべき時期に来ているんじゃないかということを一つ言っているということなんです。それについ...全文を見る
○穀田委員 今の話は大体、国交省が現地で配ったこれに書いているんです。この文書が配られている。  そこで、今、地元の高校生の声も言っていました。これは、地元の高校生の声、新聞報道よりと書いていて、「早朝や夜遅い便が増えたのはうれしい。」と書いているんですよ。  私、本当にそう...全文を見る
○穀田委員 滝口さん、私、そこを全部つなげとかなんとか言っているんじゃないんですよ。では聞くけれども、大船渡線について全部復旧します、ここの線路をこうしますなんて言えということを私は言っているんじゃないんですよ、復旧しますということについて明言したかと聞いているんですよ。明言して...全文を見る
○穀田委員 やはり、希望というのは先が見えて生まれるんです。ですから、そういうものについて、はっきりさせるということ、そのためには国のイニシアチブが必要だ、そういうことでやりましょうねということが必要。  岩泉線のことについてもきょうやるつもりだったんですが、それは聞けずに、ご...全文を見る
06月05日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  鹿沼児童六人クレーン車死亡事故を受けて、昨年六月から、一定の病気等に係る運転免許制度の在り方に関する有識者検討会が開催され、十月にまとめられた提言が今回の法改正案の土台になっています。  提言は、一定の症状を有する者を的確に把握するた...全文を見る
○穀田委員 実効はどの程度になるかと聞いているので、後の方はいいんですよ。  提言では、虚偽申告に対する抑止力が今回の罰則に期待される、今もそうありました。  現行の道路交通法第百十七条の四は、偽りその他不正の手段により免許証または国外運転免許証の交付を受けた者に対して、一年...全文を見る
○穀田委員 現在でも、運転免許の取得時には、運転の適性がない、一定の病気等の症状があるにもかかわらず、申請書裏面の病気の症状等申告欄に虚偽の記載をして不正に免許の交付を受けた場合には、今回の法案と同じく、一年以下の懲役または三十万円以下の罰金という罰則があります。  虚偽申告に...全文を見る
○穀田委員 悲惨な事故を何とか防ぎたいというのはみんな共通なんですよね。それはそのとおりなんです。ただ、私が言いたいのは、肝心なことは、運転の適性のない者に運転をさせないことであって、現行でもそのための虚偽記載に対する罰則があるわけです。今回の改正は、これを更新時に適用拡大するの...全文を見る
○穀田委員 今、三つありました、交通事故、一定期間後の臨適、それから本人からの相談、こういうことですね。  そこで、今回の法案の、先ほども大臣からお話がありました、発端となった鹿沼児童六人クレーン死亡事故では、遺族会の資料によりますと、事故を起こした運転手は、その事故の前に十二...全文を見る
○穀田委員 今、督励とありました。調べてみますと、やはり、運用を行っていない都道府県というのが、青森、岩手、神奈川、東京、富山、岐阜、愛知、滋賀、京都、兵庫、広島、山口、愛媛、熊本、結構あるんですね。ですから、これを、今大臣からありましたように、有効な手段であるということはもうお...全文を見る
○穀田委員 ぜひお願いしたいと思います。  私は、今回の問題でもう一つ最後に言っておきたいんですけれども、法の一定の病気等の対象であって今回問題が取り沙汰されたてんかんは、社会に差別が現に存在しています。それから身を守るために患者がその病歴を隠さざるを得ないという現実があります...全文を見る
06月18日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○穀田委員 前回に続いて、鉄道問題を大臣に一つだけ聞きたいと思います。  JR岩泉線について聞きます。  二〇一〇年七月の水害以降、不通になっています。JR東日本は、昨年三月に、復旧断念、廃線を正式発表しています。もし廃線となれば、国鉄再建法に伴う特定地方交通線以外のJR東日...全文を見る
○穀田委員 話し合いの必要があるのは当然なんですね。廃止しようとするときには、自治体などに十分説明することということで、国の指針がある。その前の方の文章はこう書いていまして、「現に営業する路線の適切な維持に努める」ことともあるわけですよね。  つまり、災害で崩れたことによって復...全文を見る
○穀田委員 答弁がありましたように、単身者であっても二十五平米が最低基準だということは明らかであります。公営住宅はもちろん、民間賃貸住宅でもこの最低基準をクリアすべきであることは当然であります。  そこで、きょうは、明らかに最低水準を下回る賃貸住宅が出回っている問題について質問...全文を見る
○穀田委員 誰が考えてもこんなことは無理なんですよね。  ところが、事業者というのは、倉庫だとかレンタルオフィスだと言って、利用契約であり、借家契約、賃貸契約ではないと主張しているようですが、実は、管理人まで置いているという現実があるんですね。現にそこに寝起きし、中には住民登録...全文を見る
○穀田委員 通知を行って取り組みを開始したのは、当然いいことだと思います。問題は、期限を切ってやらなければ事態がどんどん悪くなるという意味で、指摘しておきたいと思うんです。  ただ、六月四日に、住まいの貧困に取り組むネットワークや、国民の住まいを守る全国連絡会、それから全国追い...全文を見る
○穀田委員 実態はもう言っているし、そんなのは聞けばすぐわかるんですよ。司法の判断なんて待っている余裕はないんですよ。相手は六月三十日までに出ろと言っているわけやから、六月三十日までに手を打たなきゃならぬと言っているんですよ。  実際に、例えばそういう指導をしますわね。そうした...全文を見る
○穀田委員 後半の方はええのやけれども、実態をと言うんだけれども、千代田区に行ったらすぐわかるんですよ。そんな大仰な話と違うんですよね。大体、千代田区の職員が一緒に行って、見ていて、契約して、サインしているところまでやっておるのやから、その人に聞いたらしまいなんやて。そんな悠長な...全文を見る
○穀田委員 終わります。
06月20日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第11号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  消費者被害は、数万円から、多くても百数十万円と、比較的少額のものが多く、被害を受けた消費者がそれを取り戻そうとしても、紛争解決に要する費用、訴訟に係る費用、労力、また消費者と事業者間の情報量や交渉力の違いなどを考えると、個人で訴え、被害...全文を見る
○穀田委員 それに対して、経団連や在日米国商工会議所など日米欧の七経済団体は、三月二十五日、政府に対し、新しい集団訴訟制度を慎重に検討するよう求める緊急提言を発表しました。  日米欧の七経済団体の提言を見ましたけれども、消費者の受けた被害を回復する本制度は、一たび導入されれば、...全文を見る
○穀田委員 御納得をいただいたということですが、私ども、別に前半の説明で全部オーケーとしているわけではないんですね。  特に、今お話ありましたけれども、強力にどうもあったみたいで、この提言を公表した週刊経団連タイムスでは、同じように、再度、「消費者に対する実効的な救済を実現する...全文を見る
○穀田委員 おっしゃるとおりで、私どもも、今の日本経済にとって、そういう悪質なやり方に対する、そういう意味での事実上の規制といいますか、そういう抑止効果があると。それから、消費の活性化といった問題はそのとおりだと。  私は、高齢者の方が多額のものをやっているということを指摘して...全文を見る
○穀田委員 消費者トラブルが数多く国民生活センターに寄せられているわけですよね。にもかかわらずと言ってはちょっと失礼ですが、制度運用約六年で三十件と。国民生活センターに寄せられる苦情相談は、直近の二〇一一年で約八十八万件なんですよね。もちろん一概には言えませんよ。でも、三十件とい...全文を見る
○穀田委員 現状は平均すればその程度だということで、本当に苦労なさっているわけですよね。  今回の法案では、第一段階での仮差し押さえ等が新たに盛り込まれました。このことは、被害救済の実効性を確保するために大いに歓迎するところであります。  しかし、その一方で、命令の申し立てに...全文を見る
○穀田委員 前回も議論になりまして、大体、控除の話はいつも出るんですよ。それは何回もやっているので。今後とも、意見を伺いながらと。意見は何回も出ているんですよ。  問題は、本法案をいじるというのはなかなか難しいですよ。そこで、実際に、第一段階を担うそういった適格消費者団体が財政...全文を見る
○穀田委員 しっかりとしっかりとばかり二回も三回も言っても、どうも、これ以上言っても詮ないことだけれども、ここは、そういう制度をつくる限り、その土台をしっかりしたものにしなきゃならぬということを言っておきたいと思うんです。  それで、消費者被害を受けても従来は泣き寝入りしてしま...全文を見る
○穀田委員 国民に広く十分な周知、それから最大限と、これは単語としてはよくわかるんですね。現実はどうかということで、先ほどのようなお答えが出るような状況では、およそそんなふうに、大丈夫かいなということを思うわけですよね。  しかも、二〇〇六年に適格消費者団体による差しどめ請求制...全文を見る
○穀田委員 最初の方のものは余り答えがなかったんですが、よくそれも頼むと。  それで、先ほど大臣は、高齢者ということの話がありましたよね、被害があるんだと。すぐ消費者庁というのは、パンフレットとホームページ、こうくるんですよ。ホームページを見ているのやったらそんな苦労はないんで...全文を見る
○穀田委員 いつも検討、検討している最中と言って、そのうち忘れないようにしてね。  もう一つ、やはりここのところは、金がないとかなんとか言うのやったらまだかわいいけれども、検討中だというのではもう一つ前の段階かなと思ったりして。さらに踏み込んで、私は、こんなことぐらいでけへんで...全文を見る
○穀田委員 先ほど言っている広報の中身と余り変わらへんのやけれども。  私は、ここは要するに、いろいろな意見を言っている団体があるからこそ、一般消費者の場合にはずっと広くてなかなか対象をどう見つけるかという問題は大変なわけですけれども、事業者の場合ははっきりしているわけでしてね...全文を見る
○穀田委員 九十一条に基づいてきっちりやっていただかないと、なかなか、いい例というのが全部あるわけじゃありませんからね。  それから、今回、検討事項とされている問題があります。個人情報流出事案、有価証券報告書虚偽記載等に係る事案、また、製品事故や食中毒などの拡大損害に及ぶ事案に...全文を見る
○穀田委員 それはきちっとやってほしいと思います。  国民生活センターの相談事例などを見ますと、非常に悪質な事業者もいます。最近では、プロバイダーの契約に当たって、事業者から電話で勧誘され、よく理解せずに言われるままにパソコンを操作し、事業者に自分のパソコンを遠隔操作してもらっ...全文を見る
○穀田委員 しっかりと検討し、実施に持っていっていただかなければならないということをあえて言っておきたいと思うんです。  私、次回の委員会でも特に証拠開示制度の問題などを含めて質問したいと思っていますが、ぜひ早急に審議を進め、次の国会では必ず成立させるよう、当委員会としても力を...全文を見る
06月24日第183回国会 衆議院 本会議 第35号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、自民、公明両党が、衆議院小選挙区を〇増五減で区割り改定をする公選法改定案について、参議院で否決されたものとみなす動議を提出し、衆議院での三分の二以上の多数をもって再議決し、成立させようとしていることに、断固反対の討論を行います。(拍手) ...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人に心から感謝を申し上げます。  私ども共産党も、今国会でのこの法案の成立は必要と考えています。  そこで、今回の法案をめぐって、今多くの方々から意見が出ましたけれども、濫訴が一つの焦点になっています。実は、修正案も、これ...全文を見る
○穀田委員 私は、この点は極めて大事な点だと思うから質問したわけであります。  そこで、次に、消費者支援機構関西の西島秀向さんに質問します。  先ほど、皆さん方の差しどめ請求訴訟における検討グループで何度も検討しているということだとか、それから、限られた人的、物的資源を活用し...全文を見る
○穀田委員 その限定性とその逆の効果も含めてお話しいただきました。ありがとうございます。  そこで、経団連の阿部泰久さんにお聞きします。  PL法のときも、差しどめ請求訴訟のときも、今、西島さんからお話ありましたが、抽象的な濫訴のおそれということが声高に言われている例もありま...全文を見る
○穀田委員 ないということがはっきりしたということであります。  そこで、次に消費者団体連絡会の河野康子さんにお聞きします。  先ごろ、訴訟制度についての御要請で、消費者、事業者双方の利益になりますと述べておられます。事業者にとって積極的な意味があるということも提起だと思うん...全文を見る
○穀田委員 では、最後に西島参考人にお伺いします。  今ありましたけれども、一定の数の対象消費者からの授権を有する、ちょっと違うんじゃないかと私は思っているんですけれどもね。あっちゃこっちゃ話はしているんだけれども、明確な答えが余りなかったので、すぱっと言っていただければいいで...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。
○穀田委員 要するに、勝訴はなかったということであります。ということは、あり得ないということを私は言っておきたいと思います。
10月31日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○穀田委員 では、質問します。  今回の法案における消費者被害に係る救済制度は、泣き寝入りする被害者をなくす、消費者の権利を保護するというだけじゃなくて、悪質な業者は市場から退出してもらい、良質、健全な事業者の発展を促す、そのことによって全ての消費者が安心して消費活動が行えるこ...全文を見る
○穀田委員 いろいろややこしい話をしているみたいに聞こえるけれども、要するに、その内容は合致していて、そういうものを超えちゃならぬということですわな、簡単に言うと。そういうことですよ。  というのは、私、きのうの参考人質疑で、この濫訴の問題についても多くの議論がありました。実際...全文を見る
○穀田委員 対応していると言うけれども、それが不十分だから言っているんじゃないですか。なかなかわかってくれない人だけれども。私どもは、今後ともそういうことについては言っていきたいと思います。  そこで、もう一つは、制度が成立し訴訟を起こしたとしても、相手方の事業者に資産が残って...全文を見る
○穀田委員 今述べたのは、ことし六月にそういう報告書を受けたと。そうしますと、私は、これまでの検討を踏まえて、やはり実現可能な手法に向けて一歩進める必要がある。したがって、私は、来年度中には具体的な法整備にこれに基づいて着手すべきじゃないかというふうに考えているんですが、その辺は...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、四分類とあるわけですから、一つ一つそれはよく検討していただいて、なおかつ、先ほど言いましたように、私は、来年度中には、やはり、ここまで来ているわけだから、きちんと法整備に着手すべきだということを言っておきたいと思います。答弁では前向きにと言ってはり...全文を見る
○穀田委員 金銭的賦課をするという点で、要するに、対象の問題や金額の問題について、それはどうするかという問題はわかっているんですよ。ただ、その上で、こういった考えというのは、結構おもろい、おもろいと言ったら叱られちゃうけれども、一つの考え方であるよねと。その意味では、一つの手法と...全文を見る
○穀田委員 法的にはいろいろな手段があるというのは、それはわかっているんです。問題は、一つ一つ言われてもあれだから、そういう考え方をきちんと入れて実行に当たってはどうかということを言っているわけです。  では逆に、そういう問題で一つ突っ込んで言うならば、民事訴訟法でいうと、訴訟...全文を見る
○穀田委員 そういうことで、補助参加も含めてできるということで、やはり、結局のところ、被害を受けた場合に、実際つくっている人たちを含めて、そのことによってはっきりさせる方が早いということからしても極めて大事なことだと私は思っています。これがやはり、結果的には、迅速、適切な紛争解決...全文を見る
○穀田委員 この前よりは丁寧に言い出し始めた。ただ、丁寧にと言ったら丁寧にと言っているだけだという気もせんでもないけれども、それは余り言わんときます。  というのは、この問題というのは、きのうの参考人の質疑でも陳述されましたけれども、一番いいのは訴訟を行うことであって、そのこと...全文を見る
○穀田委員 だから、私、一番最初に、考え方の根本は何かということを言ったわけですよ。誰が被害を起こしているのか、その被害を起こしている方が責任なのであって、それをこっちが負担するのはいかがなものかという立場に立たなければ、何のためにこういう制度をつくっているのかということが問われ...全文を見る
○穀田委員 というのは、こういう特定適格消費者団体に対して、通知や公告の多額費用だとか過度な労力を負担させるということは、制度自体が機能しなくなるおそれがある。つまり、この問題の根源は何かということと、この問題を解決するためにどうあらねばならないかという二つの角度から物を言ってい...全文を見る
○穀田委員 得意のところになると長舌に、長広舌になるんですよね。こっちもそんなに時間が、もちろん、私、時間は結構あるんだけれども。  知恵比べじゃなくて財力比べになっているというのが、今の社会の実態ですからね。消費者庁の知恵というのがほんまに生きなければならない。また、今、担当...全文を見る
○穀田委員 大体それはわかりました。  次に、申し立て団体は、裁判所に対して、相手方事業者に情報開示命令の申し立てができるとされ、相手方事業者は、正当な理由なくそれに従わない場合は、三十万円以下の過料を徴収されることになっています。昨日、野々山参考人も陳述で指摘されていました。...全文を見る
○穀田委員 こういうときだけは割と性善説になるんですよね。私は、一定の効用がないなんて言っていないんですよ。ただ、この問題というのは、やはりどう考えたかて、昨日の参考人の陳述にあるように、これでは実効性があるかいなという意見も、私は今後検証していきたいと思っています。  次に、...全文を見る
○穀田委員 それはわかりました。  では、最後に、法施行前の事案に対する適用制限の問題についてお聞きしたいと思うんです。  ことし三月に、日本経済団体連合会、経団連が発表した、日本における集団訴訟制度に関する緊急提言がありました。これを背景に、施行前に締結された消費者契約に関...全文を見る
○穀田委員 予測できないものと私は思いませんけれども、それはちょっと筋が違うと思うんだけれども、やはり、ここに事業者寄りの考え方がはっきり言ってある。しかも、そのことの契機となったのが経団連の提言であるということは、客観的に見ると、どうもそういうことが言えると私は考えます。  ...全文を見る
○穀田委員 その次の話はそのとおりなんです。  つまり、そういうことをやるという考えをしっかりやりながら、しかし、現実に起こる、法律上そうなっていますから、その上で救うためにはどうしたらいいかということでいうと、そのとおりだと私は思うんですよね。それはそのとおりです。だけれども...全文を見る
○穀田委員 体制整備ということで、言葉だけにならないように、今、現実を見詰めていただいて、その現場へ行っていただければ、本当に努力されている姿がわかりますよ。その方々の努力に報いて、それで仕事がたくさんふえるぐらいのことであるならば、そこの充実を図る必要がある。  最後に一つだ...全文を見る
○穀田委員 終わります。
○穀田委員 ただいま議題となりました消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案に対する修正案につきまして、日本共産党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  本修正案は、以下の検討等に関する規定を附則に追加するものです。  第一に、政府は、...全文を見る
11月01日第185回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
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○穀田委員 きょうは、JR北海道事故問題について質問します。  JR北海道の相次ぐ事故、トラブル、さらに不祥事、これは一刻も放置できない問題です。次から次へと毎日のようにトラブルが報道されており、利用者、国民は、またか、うんざりという気分になっていると言われています。鉄道事業者...全文を見る
○穀田委員 質問をよく聞いてから答えてほしいので、ところで以後でいいんですよ。前の方は要らないんです。知ってんねやから、そんなこと。  それで、先ほど局長は、JRに血のにじむようなとありましたけれども、私は、やはり国交省がみずからの問題として捉まえて、自分たちが主導してきた責任...全文を見る
○穀田委員 意思疎通が欠けているとして、連日、大臣のところまで安全報告が来るようになってからも、事故は絶えないわけですよね、トラブルは絶えていない。だから、私は、法に抵触するくらい責任が重いということを自覚させる必要があるよねということを言いたかったということなんですね。それぐら...全文を見る
○穀田委員 そうすると、記者会見というのは、何の議論もなく、個人の判断で発言していたという可能性もあるということですよね、結果的には。だって、議論していないんだから。しかも、最高決定機関であることは確かだ。  これがJR北海道の安全報告書でして、これによれば、今、滝口さんからあ...全文を見る
○穀田委員 こう言うと結局、大臣、よくわかっていただけるように、監査している、その中でそれを今つかんでいる最中だ、この繰り返しなんですよね。だから、それではちょっと困るので、私は、安全推進委員会に報告もなし、議論もなしということは驚くべきことなんですが、ここが動かずにどこで議論を...全文を見る
○穀田委員 一言言っておくと、分析は石勝線以後ずっとできたはずだということを言っているんですよ。今ごろになって、分析している、分析していると言っちゃだめだということを言っているんです。  それと、安全会議、それは書いていますよ、上に上がるのは。だけれども、そこで議論せずにどこで...全文を見る
○穀田委員 枕木なんかの問題については一言言っておくと、現場では、千本かえてほしいと言うと五百本しか予算がないからと来る、そうするとどうしているかというと、全部をかえるんじゃなくて、一本ずつ飛び越してやっていくというようなことをやっているわけですよね。そういう実態があるということ...全文を見る
○穀田委員 個々の事業者って、カーブとそれから遊びというのは、あっちだったら違う、こっちだったら違うことはないんです。もちろん、夏とか冬とかの問題はありますよ。だけれども、基準は、少なくともこれ以内でなければならないとか、それから、ここにありますように、「次の表により付けるものと...全文を見る
○穀田委員 最後にしますが、私、現場にも行ったし、工場にも行ってまいりました。そういう周期を延ばしているということは言っていました。  私は思うんですけれども、近代化、現代化しているというのは、それは新しい車両はそうかもしれませんよ。古い車両をそのままにして、それも同じように周...全文を見る
11月05日第185回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 私は、日本共産党を代表し、海賊多発海域船舶警備法案に反対の討論を行います。  法案に反対する最大の理由は、ソマリアの海賊問題は軍隊の派遣や民間船舶の武装化で解決できるものではないからであります。  海賊事件が急増した二〇〇八年ごろからソマリア沖・アデン湾に各国が軍...全文を見る
11月07日第185回国会 衆議院 本会議 第8号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、秘密保護法案について質問します。(拍手)  本法案は、政府が勝手に秘密を指定し、情報を統制し、国民を監視し取り締まる、弾圧立法にほかなりません。基本的人権、国民主権、平和主義という日本国憲法の基本原理を根底から覆す希代の悪法であり、断固...全文を見る
11月08日第185回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○穀田委員 提出者に質問します。  二〇〇〇年の規制緩和の審議のときに、当時の運輸大臣は、規制緩和を行うことによって、それぞれ事業者間の競争、そしてまたタクシーの運転手さんも含めたいろいろな方々が、これからは自由にいろいろな面で競争を導入して対応していくことは、やがてまた新しい...全文を見る
○穀田委員 そこで、間違っていたとは思わぬけれどもと言っていたんですけれども、私は、間違っていたと思うんです。  つまり、二つのことを言っていた。労働条件はよくなる、事業参入もふえる、需要が拡大する、この二つを言っていたんですね。需要は減った、労働者の労働条件は悪くなった、これ...全文を見る
○穀田委員 調査室の資料をいただいて、私もその内容を見ております。したがって、我々が期待するところまでは行かなかった。  したがって、〇九年の法制定で十分な効果を上げていない点はなぜなのか、何がよくなかったのか、何がうまくいかなかったのか。ですから、そのことを検証する必要がある...全文を見る
○穀田委員 〇九年による減車は、協議会に参加する事業者の自主的な取り組みにとどまったということなんですよね。協力しないタクシー業者への強制措置もなかったというのが特徴でありました。  私どもは、〇八年の九月二十六日に提言を発表していまして、規制緩和政策を根本的に改め、国民の命・...全文を見る
○穀田委員 大体、発動していくいろいろな経過の形式というか段取りはよくわかりました。  ただ、一番で言っている、指定する要件というのは、指標はどうなるかということについて言うと、客観的基準が定められるという、客観的と言うんだけれども、その基準が何なのかというのは、実際に発生して...全文を見る
○穀田委員 私は同一運賃が必要だと思う方ですから、個人的にはと言ってはりましたので、その意味で、私をどうして呼んだのかいなと思ったんですけれども。  そこで、最後に、累進歩合制について聞いておきたいと思うんですね。  タクシー事業は、先ほど提出者からありましたように、人件費が...全文を見る
○穀田委員 これは、今ありましたけれども、雇用契約という形であったからといって大丈夫かという問題は、それは現場を見てもらわなあかんでということだけ、一言、言っておきます。  なぜなら、私、〇九年の法案審議の際に、京都のMKタクシーの例を出しました。労働者の賃金、労働条件を改善す...全文を見る
○穀田委員 局長も突然振られて大変な感じだと思ったんですけれども。  私、〇九年に質問したときも、累進歩合制を禁止しているのになくなっていないということを指摘したんですね。今、監査とかいろいろ言っていましたけれども、当時のハイヤー、タクシー事業者への監査、指導の中に占める割合が...全文を見る
○穀田委員 苦しい話をしているよね。  要するに、検討は行ったけれども、二十二年、今から三年前の九月に事実上幕を閉じて、成案を得ていないということを、まずきちっと言ってくれなあかんわな。何か、やっている、やっているという話をしていたのではだめなんですよ。  だから、結局、二十...全文を見る
○穀田委員 先ほど、質問を飛ばしたものは堪忍ね、それでわざわざ言ってくれたんやけれども。  やはりこの問題は、肝心かなめのポイントはそこにある。歩合制問題についての根本的な解決を図らなければならない。そのための努力は、三年間も放置していたことについては極めて重大な責任があると言...全文を見る
11月12日第185回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 お三方の参考人の皆さん、貴重な御意見、ありがとうございます。私は日本共産党の穀田恵二です。  まず、秋山参考人にお聞きします。  交通基本法の出発点は何かという問題です。  お話ありましたように、交通権という用語は、いわゆるフランスの国内交通基本法第一条、第二条...全文を見る
○穀田委員 今お話ありました、文化の問題でおくれている。私どもも、そういう内容に即して、文化の発展に寄与する修正案を出したいと思っています。  そこで第二番目に、家田参考人と秋山参考人にお聞きします。  国際競争力の強化とは何かという問題ですね。交通政策基本法における文章、法...全文を見る
○穀田委員 よくわかりました。貴重な御意見を本当にありがとうございます。  小嶋参考人にお聞きしたいと思うんです。  私は、先ほど来、交通とは何ぞやという話で、ネットワークという話もございました。私は、この間、高速バスツアーの事故や、それからJR北海道の相次ぐ事故と不祥事など...全文を見る
○穀田委員 最後にもう一度、小嶋参考人にお聞きしたいと思うんです。  市場競争原理主義とか規制緩和路線というのは、二〇〇〇年のときの議論、それから二〇〇二年のいわば交通運輸に関するやり方について、私どもは、これはおかしいということで、この問題について明確に異論を唱え、反対をして...全文を見る
○穀田委員 貴重な御意見、本当にありがとうございました。  終わります。
11月13日第185回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○穀田委員 私は、交通政策基本法について質問します。  まず、この法律ができる出発点。もともと、これは交通基本法ということで出発をしてきたのが経過であります。民主、社民両党が二〇〇二年に提出した交通基本法案の趣旨説明では、このように述べています。  「この間の規制改革によって...全文を見る
○穀田委員 そこで、それを受けて、二〇一〇年六月、国土交通省が取りまとめた、交通基本法の制定と関連施策の充実に向けた基本的な考え方(案)、これによりますと、移動権について、交通基本法の根幹に据えるべきは移動権であり、全ての人が健康で文化的な最低限度の生活を営むために必要な移動権を...全文を見る
○穀田委員 まず事実だということと、時期尚早ということを、いろいろな形でまた審議会を設けたら出てきたと。結局それでいこうとなったということですな。しかし、私は、その文書を見ていて、「とりわけ、お年寄りや体の不自由な方々にとって、移動権は極めて重要です。」これは本当に大事な指摘です...全文を見る
○穀田委員 今お話あった二条、十六条、十七条というのは、交通基本法にも書いているんですよ。別に変わったわけじゃないんです。ですから、その点をわかっているわけですね。だから、簡単に言えば、前のものを引き継いだだけだということを言っておきたいと思うんですね。  だから、問題は、基本...全文を見る
○穀田委員 それはさっき、最後の方はもう言いましたやんか、同じことを引き継いでいるだけやといって。何をよまい言を言っているのかと思うんだけれども。  見たらわかるんです。先ほど、概要やないかというやじも飛んでいるんですけれども、概要というのは、やはり体をなすといいますか、簡単に...全文を見る
○穀田委員 わからぬな。  これほど重要な項目でいっぱい書いているのに、その程度しかないのか。驚き、あきれるよね。  十九条というのを引用されました。これは、あなた方国交省が新たに入れて、相当深く書いた文章です。今お聞きすると、産業というところでいうと、海外との比較。産業とい...全文を見る
○穀田委員 やはりわからぬな。  要するに、そこへいくと、交通基本法の生成過程、政策を決定していく過程と随分離れた感じに聞こえると私は思うんですね。  つまり、先ほど言いましたように、安全の問題、環境の負荷の低減、生活交通の維持、バリアフリーなど、移動に関する権利の明確化によ...全文を見る
○穀田委員 なぜこんなことを言っているかというと、結局、戦略港湾だとか中枢港湾といった話を議論したときと同じ話をしているだけだということを気づいた方はいらっしゃると思うんですね。  私は、結局こういう話になってきて、交通政策分野における国際競争力の帰着するところは何かといえば、...全文を見る
○穀田委員 だから、結局のところ、それは、つなげるところというと、まさか空気と空気の間をやっているわけじゃないから、港湾と工場、観光客がどこかへ行きたいと言ったら、結局道路ということになりますわな、想定されるのは。ということでいいと思うんですね。  では、次にもう一つ。「地域の...全文を見る
○穀田委員 国交省がイメージしている交通政策分野における国際競争力というのは、大体見えてきたといいますか、結局のところ、空港の強化、港の強化、そして道路をつくっていく、それをつなぐ何らかのターミナル、こうなるということがはっきりしたと言っていいと思うんですね、そっちが言っているの...全文を見る
○穀田委員 もう、ちょっと結論だけ言ってくれればええねんけれども、結局長くなったやん。リニアも入っているということだと思うんですね。  結局、国際競争力の強化として、国際戦略港湾、大都市圏環状道路、それから空港、港湾へのアクセス道路など、大型開発事業が明確に想定できる規定だとい...全文を見る
○穀田委員 大臣がそうおっしゃる気持ちはわかるんですけれども、この概要を見ても、全部、中心は国際競争力とあるんですね。これは誰が見てもそうだということはおわかりいただける。その内容を問うてみたら、空だ、港だ、道路だ、こう来ているじゃないかということを言っているわけですよね。その論...全文を見る
○穀田委員 入ってへんということだけは確かで、それで、ほかの法律に入っているからというようなことは、余り言いわけにならぬのですわ。というのは、基本法なんだから、ほかの法律よりも大事な法律だという位置づけなわけでしょう。その基本法という位置づけの中に入れるというのが大事なんですね。...全文を見る
○穀田委員 それでは不十分だということで、私、今拝見しました附帯決議の中にも、わざわざ労働条件の環境まで書かざるを得ないわけですよね。私は、ほかは余りひどいものだから賛成をしませんけれども、しかも、交通安全基本法にわざわざ、車両等の安全な運転を図るためには運転者等の労働条件の適正...全文を見る
○穀田委員 ただいま議題となりました交通政策基本法案に対する修正案につきまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  交通は、人や物の交流や活動を支え、国民生活にとって不可欠なものですが、今日の交通を取り巻く社会経済情勢は、人口減少、高齢化の進展や地球環境問題の深刻化、地方...全文を見る
○穀田委員 日本共産党を代表して、交通政策基本法案に反対、修正案に賛成の討論を行います。  交通は、人や物の交流や活動を支え、国民生活にとって不可欠なものです。  交通をめぐっては、人口減少、高齢化や地方の過疎化などの進展、交通運輸分野の規制緩和政策の推進などにより、鉄道、バ...全文を見る
11月22日第185回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  私は、九月の事故以来、閉中審査も含めて開会を要求し、JR北海道を呼ぶべきだと一貫して主張してまいりました。ようやく実現したと思っています。  そこで、初めてお話を聞いて、野島参考人は、安全の問題で、浸透していなかったと一番最初にお話が...全文を見る
○穀田委員 入っていますと言うから、そういう言い方はないだろうと私は言っているんですよ。それだったら最初からそう言ったらいいわけで、そんな人ごとみたいな話をしたらあきませんで。  それから、あなたは先ほども、技術力だとかなんとかと推察されると。そんな、レールの問題について、一歩...全文を見る
○穀田委員 判明していないと。これから事実を私どもも究明していきたいと思います。  そこで、データ改ざん前の数値は、レールの補修を急ぎやらなければならない箇所のはずなんですね。そうすると、改修しないで運行したら、安全の保証はない。補修をすぐしなければ列車を走らせることはできない...全文を見る
○穀田委員 では聞きますけれども、分岐器は、線路の中でも、より厳格に扱わなければならない大事なところです。それが、二千百カ所も調査報告漏れがある。  軌道狂い検査が問題になったわけですよね。私、国労から、国鉄労働組合からも資料をいただきまして、こういうものの検査というのは、軌道...全文を見る
○穀田委員 誰が考えたかて、かみ合うてへんやんか。分岐器の検査を外したのは何でかと聞いているんですよ。  これは私、聞いたけれども、分岐器の検査というのは本当に大変だというんですね。さっき、あなたが言っているのは、車でがあっとやるというんでしょう。あれは簡単なんですよ、それを動...全文を見る
○穀田委員 もう一度。軌道狂い検査が問題になって、分岐器の検査が外れてしまうということが明らかになったと。分岐器の検査を外したのは何でやと聞いているんですよ。  では、外していないというわけですか。
○穀田委員 実施したというけれども、本当かいなと。そんなふうにやれるほど、ずっとやっているものを報告しているにすぎないと僕は思うんだよね。  だって、あれは糸を張ってやって、二百七十カ所みたいな、ああいう二日間でやれるほどの簡単な話じゃないんですよ。二千百カ所について漏れていた...全文を見る
○穀田委員 側線はやったということを本当に、いや、ほんまかいな、現場では側線なんかやってへんと言うとるけれどもね。あなたはやったということなので、まあ、そういうことだということについては、明確にそれは答弁としてあったということだけ記録しておきましょう。現場ではやられていないという...全文を見る
○穀田委員 では、側線の軌道狂いは一つもないということで認識していいわけね。
○穀田委員 次に、チェック機能の問題について聞きます。私は、今の問題については今後も調べたいと思います。  JR北海道は、ホームページの第一ページに、線路の補修作業を社内ルールどおり行っていなかったことが判明した、こう書いています。その社内ルールは、日々の検査、特に基準値オーバ...全文を見る
○穀田委員 そんな官僚の話をしているんじゃないんだから。その規定になっているということは、必要がなかったら、せぬでええということになってんねやなと聞いているわけ。
○穀田委員 時間を無駄にさせたらあきまへんで。必要がなかったら報告がなくてもいいというシステムになっているんですねと聞いているんです、この文書は。文書は知っているでしょう。
○穀田委員 だから、結局は、報告はするシステムにはなっていないということなんですよ。だから、あなたが言っている、線路の補修作業を社内ルールどおり行っていなかったことが判明している、こう言っているけれども、ルールどおりやっていたんだったら報告しなくてもいいということになるじゃないで...全文を見る
○穀田委員 十一月に入ってようやく開催をしたということだけはわかった。  そこで、あなたはこう言っていますよね、安全問題について推進委員会はやらなかったけれども、経営会議で週一回やっていると。経営会議というのは経営全般の話であって、なぜ安全推進委員会というのを設けているかという...全文を見る
○穀田委員 そうすると、月一回の安全会議で報告されなかった、議論されなかったということが指摘されています。つまり、週一回の会議でやったかどうかについて、我々は知る範囲ではないわけですね、公表もされていないわけですから。少なくとも、国交省が指摘したのは、月一回の会議で報告されていな...全文を見る
○穀田委員 ちょっと待って。あるということは私も知ってんのやわ。専門家であるあなたは、あるということを承知しているということで、中身は知らないということですか。
○穀田委員 これは、「新しい線路 軌道の構造と管理」という、いわば線路に関するバイブルみたいなものですよ。ですから、それを工務部長として勉強し続けているという程度の話で済む話じゃないんです。これに基づいて、ずっと指導しているんです。これはどこが発行しているか。日本鉄道施設協会が発...全文を見る
○穀田委員 だから、書いた本人が専任の工務部長をやっているんですよ。だから、少なくとも、軌間、軌道の間の問題について、JR時代や国鉄時代はどうなっていたかなんということを知らないはずはないんです、書いている本人なんですから。だから、そんないいかげんな話をしたらあきまへんで。だから...全文を見る
○穀田委員 誰も知らないからと思って、そういういいかげんな話をしたらだめですよ。申し入れは二〇一一年十一月十八日、回答は二〇一二年五月二十四日。六カ月放りっ放しということが誠実ですか。事態が大変だと言っているときに、何とかしようじゃないかという話し合いを申し入れたら、六カ月も放り...全文を見る
○穀田委員 同じ答弁していたらあきませんで。事実を言っているんだから、私のところは。  この文書は公式の文書として、他組合からは要求がないから、申し入れがないからといって断っているんだ、そういう事実はないと断言できますか。
○穀田委員 時間がないからね。  国土交通省に私は聞きました。そうしたら、他の組合からの申し入れ、具体的な問題についての要求の申し入れはなかったというふうに答えています、あなたはそうおっしゃらなかったけれども。  そこで、最後に一つだけ聞きますけれども、JR西日本では、二〇〇...全文を見る
○穀田委員 終わりますが、この点でも、本当に労働者の意見を聞く立場に立っていない、安全の問題について忌憚のない意見を聞いて、本当に自分のところに不都合なことも含めて話を聞いてやろうと。JR西だってやっているんですよ。別にJR西が悪いという意味じゃないですよ、そういうところだって、...全文を見る
11月29日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人の方は、貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございます。  小林参考人にお聞きします。  帝国ホテルは、CSRレポート二〇一三のコンプライアンスの項で、「「食の安全と信頼委員会」などの組織的な体制を機能させています。」と...全文を見る
○穀田委員 根拠書類を保存したらどうだという立石さんから提起があったけれども、日本ホテル協会としては、つまり、法規制という問題じゃないんですよ、わかりますか。少なくとも、日本と世界に名立たる協会として、自主的にまずそこからぐらいはできるだろう、金もかからないし、そういう伝票を保存...全文を見る
○穀田委員 何やら政府みたいな話を聞いて、ちょっとがっくりしちゃった。委員長も笑わざるを得ない。  私は、個々のホテルというのは、本当にそうかと思うんですよね。例えば、二百何ぼあるというホテルの一や二がやっているというなら、それは個々のホテルでしょう。私は、別にきょう詰めるつも...全文を見る
○穀田委員 利益優先の話をちょっと聞きたかったんですが、それはそれとして、いいです、もう時間もありませんから。  それでは、立石参考人に聞きたいんですけれども、私は、この間の事態を見ていて、消費者庁というのは一体何していたんやということを少し聞きたいと思うんですね。  二〇〇...全文を見る
○穀田委員 では、最後ですので、まとめて、立石参考人、榎両参考人に、景表法の体制強化と実効性あるものにするためにどないしたらいいかということについて聞きたいと思うんです。  先ほど榎さんが、食品表示法の執行に当たっては体制整備が前提だということで言っていました。  私は、一つ...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございました。
12月03日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○穀田委員 森担当大臣に質問をします。  きょうの質疑の中心は、食材、食品の偽装問題であります。  一流ホテル、百貨店が食材、食品偽装を長期にわたって行っていたことは、単なる不祥事に終わらせてはなりません。消費者の信頼を裏切ったばかりか、真面目に料理に取り組んでいる同業者への...全文を見る
○穀田委員 今、最後にありましたように、その重大性から鑑みて、全容解明と公表というのは極めて大事だと思います。  そこでです。この間、私は当委員会で参考人質疑を行いました。その際に、食品表示に関する問題は、ホテル協会は個々の経営体の集まりでありまして、個々の問題である、こういう...全文を見る
○穀田委員 私は、ホテル協会の会長の発言を聞いて驚いたんですね。牛脂注入を使用した場合、メニューにその旨を表示することを知らなかったという回答が多くて、知識不足、認識不足によるものだ、こういう発言をしているんですね。これも私、どうかと思ったんですね。  だって、この偽装という関...全文を見る
○穀田委員 認識として、構造的な問題だということから出発する必要があるということは確認できたと思います。  したがって、そうしますと、ホテルや百貨店でこのような問題が常態化していたのはなぜかということを明らかにするのが業者団体の責務だと彼は言っていました。私も本当にそう思います...全文を見る
○穀田委員 その事実経過はまた一覧表に別の委員が出していますのでもう見たし、それはわかっているんですよ。問題は、十月二十二日に会見を行って、そこからだということだけははっきりした。  私が言っているのは、だからわざわざ、二〇一三年に入って東京ディズニーということと、それから六月...全文を見る
○穀田委員 だから、聞くことにかっちり答えてほしいんだよな。外食産業に対しては行ったのかと聞いて、その他と言うと、私はその他と聞いているわけだけれども、やったのかと聞いたわけだから、それはそのことを含んでいると言ってくれればいいわけで。どうなの。一言でいいよ。
○穀田委員 最初からそう言えばいいんだ。私は聞いているんだから、そうやって。  では次に、現行の法規制の問題について少し聞きます。  立石参考人は、外食、インストア加工において、メニュー等の表示で特色ある原材料表示を行う場合は、納品書等の証憑書類の保存義務を課すことを提案して...全文を見る
○穀田委員 それは法の説明やんか。私は法の説明をしてくれと言ったか。至極もっともと思うけれどもどうかと聞いたんでしょう。だから大臣に聞いているんですよ。法の説明を聞いているんじゃないんですよ。そんなことはわかっているんですよ。どうぞ。
○穀田委員 検討してまいりたいと思いますということで、余りホテル協会の検討しますと同じようなことにならずに、これはやってもらおうと思えばできるんですよ、みんな持っとんのやからね。そんなもの、納品書なしでやっている話じゃないんですよ。問題は、保存を義務化すればそれは生きるということ...全文を見る
○穀田委員 結論的に言うと、日々やるのがしんどいということですね。そういうことだがということで、その意味では、適用対象を外食に拡大した場合にそこがネックになる、こういうことですな。もちろんそれはあるんですけれども、私はそこは改善の余地がいっぱいあると思っています。  もう一つ、...全文を見る
○穀田委員 一つ一つ解決していきたいというところは、前に比べるとちょっと具体的になったという感じはしますわな。しかし、大丈夫かいなという気がしますね。確かにその点はありますね。  そこで、監視、取り締まり体制の問題について質問したいと思います。  拡大している今回の被害に対し...全文を見る
○穀田委員 だから、多いときで十人弱ということで、非常に大変ですよね。  参考人の質疑の中で、榎さんは、食品表示法の執行に当たっては、体制整備が前提、消費者庁の人員だけでは現場調査、監視指導はできないと陳述をされていました。私も大体聞いていましたけれども、十名足らずというような...全文を見る
○穀田委員 これも、皆さんわかるように、極めて少ないということだと思うんですね。しかも、専任の食品衛生監視員について言うならば、二〇〇〇年の千六百五十九名から千二百七十九人に減少している。そして、専任の比率も二二・三%から一六%に比率が低下している。  例えば京都なんか、私は京...全文を見る
○穀田委員 大臣、よく聞いてほしいねんけれども、これは体制がないんでっせ。ほんまにこれは大変なんです。  ここに私は日本消費経済新聞を持ってまいりましたけれども、その中に書いてあるのは、やりたくても人がいない、苦情対応で手いっぱいだと言っているんですよね。だから、この問題につい...全文を見る
○穀田委員 私は思うんだけれども、それはえらい消極的やなと思うんです。  というのは、確かに農水省の仕事だって知っていますよ。でも、この惣菜・弁当の情報提供ガイドラインの策定委員の一人は誰か。現消費者庁長官の阿南さんなんですね。ですから、それはそういうことに関与した人が、この問...全文を見る
○穀田委員 私、何でさっき言ったように六月とか十月と強調したかというと、結局、二〇〇〇年の初期からこういうことが起こって、七年にさらに拡大し、九年に消費者庁がその背景を受けてできた後、だから、こういった問題が出てきた瞬間に、やはりもっと敏速にやるべきではなかったかというみんな意見...全文を見る
12月06日第185回国会 衆議院 本会議 第17号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表し、安倍内閣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  私は、最初に、安倍政権、自民、公明両党が、国民多数の声を踏みつけにして、衆参両院で秘密保護法案の強行採決を重ねてきたことに対し、満身の怒りを込めて抗議するものであります。  安倍内...全文を見る