穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第186回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  私は、社会資本の老朽化の対策について、きょうは質問したいと思います。  二〇一二年十二月の中央自動車道笹子トンネル事故、二〇一一年五月のJR北海道の石勝線事故と、以後、一連の不祥事など、いずれも施設老朽化放置が共通の重要な要因でありま...全文を見る
○穀田委員 目指しているのは何度も聞いているんです。今後五十年間に、今お話があった推計を合計したら、少なくとも二百十兆円を超える維持管理・更新費用が必要ということであります。  これまで国交省は、一一年から六〇年度までの五十年間で百九十兆円としてきたわけです。今回の推計に当たっ...全文を見る
○穀田委員 今お話あったように、四千九百億円、切り分けはできないけれども、何となく、合計すると二兆一千億円だ、こういうことですわな。  二〇一三年度の必要な額、推計値でいえば合計三兆六千二百二十億円、ここの下に書いていますように、それだけある。  ところが、今言ったように、多...全文を見る
○穀田委員 昨年も私はこの問題について指摘をして、きちんと把握せいということを言ったし、ことしも、昨日のところでは、そういうことを聞きたいと言ってはあるんですけれども、それはいいでしょう。  問題は、実際には、三兆六千二百二十億円かかるといった推計値よりも低い、一四年度の予算案...全文を見る
○穀田委員 その比率が高いかどうかについて、もう少しこれから検討していきたいと思うんですけれども、問題の本質は、財政制度審議会の建議でも、やはり、新規投資については、これまでのようなやり方で重視する考え方を転換する必要がある、むしろ、既存の社会資本ストックの有効活用やソフト施策と...全文を見る
○穀田委員 だから、必要なものが実施されたのが一五%という極めて低い現状だということ。これは、本当に今のインフラの状況で、今、私どもが直接見ましても、えらいことになっているなと思うんですよね。  それで、長寿命化計画は策定しているんだけれども、実施されているのは極めて低い。町村...全文を見る
○穀田委員 今私は何を言いたかったかというと、インフラの現状は地方ではどうなっているか、それについて、計画はあるんだが実施がやられていない、その最大の原因は、予算がないということと、あわせて、実はその原因になっているのは、人がいない、技術者がいない。  だから、この問題でいうな...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、二・二兆円から二・四兆円のオーダーでやっているということだけは確かだということですよ。  そこで、その資料を出してみたのが二なんですね。二〇一三年度当初予算というのがこういう数字になっている。この点を見ていただければわかる。  そこで、今あったNEX...全文を見る
○穀田委員 先ほど来、数字を何度も、財務大臣、見ていただいたらわかるんですが、大規模の大型道路というのは、さっき言ったように二兆円オーダーで来ている。ここにありますように、社会資本の戦略的な維持管理費でいうと大体三千百億円程度になっているという事実から見ても、いかにこれがそちらに...全文を見る
○穀田委員 桁が違うんじゃないかということを見ていただかないとあかんわけですよ。  そこで、では、もう少し現実の問題についてやりますね。  例えば、国土強靱化の流れを受けて、〇八年に調査を中止した六大海峡横断道路構想を復活させる動きが出ています。山口県下関市と北九州を結ぶ新た...全文を見る
○穀田委員 では、関門海峡道路について少し聞きます。  関門海峡は、現在、既存の関門トンネル、大橋もありますし、鉄道トンネルもあります。地元の北九州市や下関市、山口県、福岡県が、新たな関門橋あるいはトンネルの建設を要望するその理由の一つに、災害時に既存のトンネル、橋が利用できな...全文を見る
○穀田委員 この問題は、実は二〇〇八年のときに議論しまして、先ほど言ったように、調査を中止し、その調査する機関が廃止されるというときに、私は、この当時の時点で、優先順位からしてもこういうやり方は間違っている、こういう六長大橋横断道路などというのは。そんな金はないと、今日本に。しか...全文を見る
02月21日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 私は、東急東横線列車追突事故について質問します。  それに先立ちまして、今回の豪雪によってお亡くなりになった方々に哀悼の念を表したいと思います。また、被害に遭われ、今でも被害に遭われている方々に、そして今回の東急の事故でおけがをなさった方々に、心からお見舞いを申し上...全文を見る
○穀田委員 指示していない。ブレーキのききが悪いときに、そういうことがわかれば、徐行を指示すれば、私は、全列車に対してそういう指示を行えば事故は防げたんじゃないかと率直に思うんですよね。  そこで、では国交省の対応です。  東急電鉄事故についてどのように対応したのか、東急電鉄...全文を見る
○穀田委員 東急と各鉄道会社に指示をしたということなんですね。  報道では、雪が降ったときの電車の速度については特に定めがない鉄道会社もある、これがNHK。また、国交省によると、鉄道会社の多くは降水量や風速に応じて徐行運転する社内ルールも定めているが、雪に関しては明確な判断基準...全文を見る
○穀田委員 法令上の考え方は、今あるように、雨、洪水、風というのがあるんですけれども、問題は、雪のところでいうと、事業者が、雪が降るもとでオーバーランの事態を踏まえて、なぜ事故が起こる前に徐行運転ができなかったのかという疑念があるわけなんですね、一つ。  それともう一つ、では、...全文を見る
○穀田委員 ここは、私、JR北海道でいつも思うんだけれども、何か言うと、わあっというところですやんか。もしこういうことが事実でなかったとしたら、当時、とことんやっているはずですよ、あそこは。ですから、どう考えたかて事実だと。  それで、問題はこれだけじゃないんです。  これも...全文を見る
○穀田委員 隣の方から緩いぞと言われましたけれども、私が言っているのは、本当にこれほど重大な事態が起こっているわけだし、昨年、私は行って、組合からこういうことを聞いて、少なくとも、これはあるなと思いましたわ。だから、ちゃんと聞いておればわかる、疑問を持つ、それが普通ですよ。  ...全文を見る
○穀田委員 石勝線事故でおくれがちであるという認識を持つというのは、それはあきまへんで。つまり、あそこの安全投資というのはずっと減っているんですよ。二〇一一年の石勝線事故が起きてから、その安全投資を上げたんですよ。その間ずっと減っているという事実があって、何をしてきたんだと言って...全文を見る
○穀田委員 それを見ていると、今我々が問題にしている、先ほど大臣もお話ありました老朽化対策、長寿命化という問題意識からしますと、およそ私は、随分段違いでおくれているなと思うんです。  事業者の責任じゃないんです。もちろん、結果としてそれをやることは事業者の責任ですよ。しかし、そ...全文を見る
○穀田委員 それは、私、一番最初に、この問題で事故が起きたときに、まず、今動いている列車が安全なのかということをただしたわけですやんか。その点では、そういう問題意識は当たり前なんですよ。  しかし、では、今までそういう問題について、起きてきた事態については誰が責任を負っているの...全文を見る
○穀田委員 その決意をしていただいたので了としますけれども、そこでもう一つだけ、ちょっと提起しておきたいのは、全事業者にやはりこの問題、鉄道問題というのは共通する問題ですから、きちんと手を打つ必要があるということであります。  私は、今、JR北海道を鉄道として再生させる上で、当...全文を見る
○穀田委員 終わります。
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○穀田分科員 私はこの間、フランチャイズのコンビニエンスストアの加盟店の方々から、フランチャイズ本部による欺瞞的契約や優越的地位の濫用によって、まさに地獄を味わっているという話をたくさん聞いてまいりました。きょうは、本部ばかりがもうかって加盟店に大きな負担を強いる不公正な取引の仕...全文を見る
○穀田分科員 実は私、この問題についてきょうは資料をつくってまいりました。大臣のお手元にもあるかと思うんですけれども、これはあるコンビニの一週間の食品廃棄の実態を一日ごとに写したものです。  グラフの都合上、一—一、一—二というふうにしていますけれども、二〇〇九年十月十七日十二...全文を見る
○穀田分科員 とんだところでしょうゆの話になりましたけれども、私は、この資料というのは、このお店が特に多いというわけでは決してないと思っているんですね。これを提供いただいたのはファミリーマートの方でしたけれども、セブンイレブンでは一カ月当たり大体一日分の売上額の食品の廃棄を標準と...全文を見る
○穀田分科員 これが一番ポイントでして、大臣、要するに、売上原価、つまり仕入れ原価から廃棄ロス分の原価すなわち廃棄ロスの仕入れ値を除くということをしているのがコンビニ会計ということなんです。これが大体おかしいというふうに私は思うんです。というのは、廃棄ロス分を仕入れ原価に含めると...全文を見る
○穀田分科員 二つの点が指摘されたわけですけれども、今、寺澤さんからあったことなんですけれども、私は、公取が出しているパンフレットを持ってきました。  フランチャイズ・チェーン本部との取引に関する調査報告書というのがあるんですけれども、その中に、コンビニの会計のやり方でいうとど...全文を見る
○穀田分科員 努力していないとは言っていないんですよ。ただ、努力しているとは言うけれども、そういうふうな話できれいごとで済まないのがいっぱいある。  これもまた公取で、そちらが来ていて悪いんだけれども。本部から、廃棄額が少ないのでもっとたくさん発注してください、売れなくても発注...全文を見る
○穀田分科員 おたくのところが書いている資料によりますと、算定要素となっていると思っている人が五八・六%なんですよ。それで、算定要素となっていないが四一・四%なんですね。二十八ページですけれども。だから、政府参考人は理解と言うけれども、半数近くが算定要素となっていないと理解してい...全文を見る
○穀田分科員 私は後半の方を聞いたんですよね。だから、前の数字を別に聞いているわけじゃないんですよ。あなた方が書いているものでいうと、契約更新の拒絶、それから契約解消を中途でやると。これは、言われれば結局受け入れざるを得ない。  もう聞くのをやめてこっちを使いますけれども、結局...全文を見る
○穀田分科員 私、何もやっていないとは言っていないんですよ。ただ、こういう事例が、みずからの調査に基づいて、圧倒的多数のところがそういう理解をしている、不利益をこうむったと言っている、こうなると、やはりそれは問題じゃないかということを言っているわけですよ。だから、一般論で研修をや...全文を見る
○穀田分科員 是正のポイントは、やはりさっき言いましたように、発注してください、廃棄しなさいということをやっているところに、それは改めますと言ってくれないとだめだと思うんですよ。だって、因果関係について深く分析する必要が当然ありますよ。  例えば、食料品業界が全体の賞味期限を延...全文を見る
○穀田分科員 それはちょっと、契約だったら何でもいいのかという問題が今問われているんですよ。人権の問題について、例えば、お父さんが亡くなった、葬式もできないのに店をあけろとか、もうありとあらゆることがやられているわけですよ。田舎の方へ行きますと、もう人がいない、だから閉めてもいい...全文を見る
03月14日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○穀田委員 奄美群島の交付金の創設は、私どもは賛成です。  私は、五年前に当委員会で提案、議論したことを覚えています。当時、私は、経済振興の援助の費用を地元で自由に使える形に変えることが決定的じゃないのかということを述べ、全部上で決めるんじゃなくて、これだけのことをやりたいとい...全文を見る
○穀田委員 結局のところ、沖振との関係を含めて横並びだというのが、簡単に言うと、説明の中心かと思うんですね。  それは、私は、そうかいなと思うんですね。だから、産業振興でいうんだったら、今一番求められている点でいうと、黒糖や黒糖焼酎というのは切実な問題だと言っているわけで、ちょ...全文を見る
○穀田委員 しかし、今の話を聞いていると、調整中だということになるんですけれども、現場に言っているところでいうと、一定の説明はしているわけですよね、こういうことのメニューはこうですよと。  では、それは一体全体どこに書いて、どういうことを基準にして地方自治体等にはお話をしている...全文を見る
○穀田委員 もう一つ、もごもご言っているので。  結局、法案でいうと、八条二項第一号で、そこでは「政令で定めるものに関する事項」もあるし、それから、三項二号では「主務省令で定める事項」となっている、それとあわせて要綱がある、こうなるわけですわな。これから決めるということになると...全文を見る
○穀田委員 わかりました。ですから、柔軟にということの精神は確認できる、ふやそうという意思もお互いに共通であるということだけは言えると思うんですね。そういう点では、奄美の方々の運動と取り組みについて、本当に心から敬意を表したいと私も思います。  そこで、もう一つ、産業振興の問題...全文を見る
○穀田委員 ただ、私は、支援の内容がやはり単発的で、その程度で大丈夫かいなと率直に思うんですよね。  というのは、大島つむぎでいいますと、昭和五十五年、三百億円をピークに、現在は約六億円に減少しているわけですね。ですから、決定的に、この現状を踏まえた抜本的な対策の強化をしなけれ...全文を見る
○穀田委員 今お話ありましたけれども、支援策の中身はやはりソフトが中心なんですよ。だから、具体的に施策を実行しようと思えば、確かに、主務大臣をふやすだけじゃなくて、予算をふやさなくちゃしゃあないんですよ。  今出しましたように、これは皆さんのところにお配りした、最後、これだけ使...全文を見る
03月25日第186回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○穀田委員 私は、きょうは、いわゆる健康食品問題について質問します。  健康食品とは、厚生労働省のホームページによれば、法律上の定義はなく、広く健康の保持増進に資する食品として販売、利用されるもの全般を指しているものだと書いてあって、そのうち、国の制度としては、国が定めた安全性...全文を見る
○穀田委員 多くの国民がこれらの商品に高い関心を持っている。  大臣もお気づきかと思いますが、この宣伝というものは物すごくえげつないというかすさまじいというものがあることは御承知かと思います、副大臣が頭を下げていますが。あれは本当にひどいものなんですね、ちょっと私はどうかと思う...全文を見る
○穀田委員 今、お話、報告がありましたように、四万四千三百九十八件。これを調べてみると、送りつけという問題も、今、山崎さんから報告がありましたけれども、ふえ続けている。送りつけなどは、前年に比して二倍にもなっているという現状があります。そして、健康被害も出ている。だから、経済被害...全文を見る
○穀田委員 一番最初に言った基本姿勢でいうと、みずからが判断できるように、こう言うのだけれども、私、そこはちょっと違うんじゃないかと、はっきり言って、思うんですよ。  山崎さんはそういうふうに言うてはりますけれども、やはりあれだけの相当豊富な宣伝量、しかも、先ほどありましたよう...全文を見る
○穀田委員 今大臣からありましたように、私が山崎さんに言ったときには、みずからの判断ができるようにとありましたけれども、やはり哲学といいますか基礎はそうじゃないと思うんですね。  今ありましたように、健康保護が第一である、だから、防止することは基本だということを据えないと、その...全文を見る
○穀田委員 どうもそこが、私、心配しているところなんですよ。  機能性表示とは一体何かという問題なんですね。食品やその成分が体や健康にどう働くかということを示すものですよね。現在、おなかの調子を整えます、こういう表示ができるのは、国が審査、認可した、先ほど言いました特保、特定保...全文を見る
○穀田委員 報道によっても、さまざまな意見が出ているということで、期待できる効果別にAからFに分類したけれども、大半がBからD、根拠不十分、期待する効果を裏づける根拠が乏しかった問題だとか、さらには、今ありました研究資金を利害関係のある企業が提供して、客観性に問題があったりする論...全文を見る
○穀田委員 誰かて希望はそう思っているんですよ。別に、悪魔であって、これで健康被害をふやそうなんて考えている人はいないんですよ。  問題は、客観的に、今言いましたように、科学的手法をきちんとやって基準や根拠を明らかにすることが必要だ。大臣がおっしゃった最初の答弁は、要するに、閣...全文を見る
○穀田委員 希望はわかりました。そういう方向でやりたいと。それは誰かてそう思っているんですよ。だけれども、そういう善意の悪魔というのがいるんでね。  先ほどお話がありましたけれども、リスクコミュニケーションをやっていると言っていましたわな、三回やったと。その三回やっている、パネ...全文を見る
○穀田委員 アメリカの制度を参考にすると言うんですけれども、この制度は、大臣、言っておきますけれども、安全性、有効性については強制力のないガイドラインしかないこと、これが一つ。二つ目に、表示の意味や科学的根拠の質等で有効性の実証が不十分にしかなされていない可能性があること。それか...全文を見る
○穀田委員 これは命にかかわる問題ですから、起こってからでは遅いんですよ。私は危ないと言っている。あなたは危険がないようにと言っている。それは歴史が審判するでしょう。でも、私がそういうことは危ないよと言っていて、大臣は安全性が大前提と。大前提は当たり前なんですよ。それはそうなんだ...全文を見る
03月26日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 私は一つ本を持ってきまして、「線路はつながった」ということで、「三陸鉄道 復興の始発駅」というのが発刊されています。著者は三陸鉄道旅客サービス部長で、これには、平成二十六年四月はくしくも開業から三十周年に当たる、南北リアス線ともに全面復旧し、第二の開業とも言える大きな...全文を見る
○穀田委員 昨年の十一月十二日の当委員会でも大臣はそのようにおっしゃっています。そのときには、鉄路というのはまた違った意味で、復興を実感したり、あるいは一人一人の心を躍らせたりという要素があると思っている、こういうことですよね。今そのお考えを述べたわけです。  私は、三年前の東...全文を見る
○穀田委員 明言していないのは事実なんですよ。誰も明言したなんて言っていないんですよね。  それは、陸前高田市の戸羽太市長は、議会の答弁でこう言っています。これでもかというぐらいお願いはしているのですが、なかなか本社の方がいい返事というか、やらないというわけではないのです、要す...全文を見る
○穀田委員 調整で頑張っていこうと。しかし、土井さんが言っていたように、そういう復旧を明言していると思われていないのが残念だというふうな、こういう発言というのはどっちの方に今位置しているかというと、どちらかというと住民の方に位置していないんですよ。住民は、だって、やると言ってくれ...全文を見る
○穀田委員 調整が図られるって、そんな負担はかなわぬと言っているんですよ。それは、どっちの立場に立つのか明言せな、調整といって間に入って、ニュートラルにやったってしゃあないんですよ。  要するに、大体二倍になるということでしょう、今の話で。岩手県議会では大体二倍以内と言われてい...全文を見る
○穀田委員 三月十一日、つまり三年目をめどに三鉄は全面復旧しようということでやったわけですやん。誰かて三年間ぐらいでやろうねと思っていたわけですよ。だから、大臣も三・一一までに何とかしたいという思いはあったんだと思うんですね。  だから、きのう、それぞれ、報道でもされているわけ...全文を見る
○穀田委員 そういう説明があったということはわかるんだけれども、説明はそのとおりなんですよ。しかし、その説明は、今までどんな議論してきたのかということを全くほごにするものだと私は思う。  きのう行った岩手県議会の全会一致の決議は、大震災から三年が経過しようとし、復興計画によるま...全文を見る
○穀田委員 今まで大臣は、復興の関係だったら出せるということで、いわゆる山田線について言うならば、七十億円という問題が案にあって、簡単に言えば、それを含めて出せるような努力をしようということをしてきた。ところが、そういう話の中に、こんな話が当時ありましたか。一度もなかったんですよ...全文を見る
○穀田委員 もういい。それはJRの言い分なんですよ。九月について言うならば選択肢の一つとして提案をしているんです。今度はこれしかないと提案しているんです。これが突然だと言っているんです、私は。しかも、L1対応の問題について言うなら、昨年十一月に議論している、それは事実です。だけれ...全文を見る
○穀田委員 調整会議ではそういうことになりません。先ほど話があったように、調整会議の報告について言うならば、JRの話について得々と滝口さんが述べているだけじゃないですか。調整じゃないんです、これは。  本当に県民の立場に立って、県議会も決議をしている内容に基づいて、私は本気にな...全文を見る
04月02日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○穀田委員 私はまず、今回の問題について、今の国交省三役のトップセールスの問題について聞きたいと思います。  海外交通・都市開発事業に関するインフラ輸出は、安倍政権の成長戦略、海外展開の柱の一つであります。実はこれは民主党政権の時代に、パッケージ型インフラ輸出、こういう政策を出...全文を見る
○穀田委員 その海外出張、トップセールスに同行し、セミナーなどに参加した民間企業は何社あるのか、どういった企業か、あわせて、例えば建設業関係の会社を数社挙げてもらいたい。それは、今お話あった十一カ国の中で、例えばセミナーなんかをやっているわけですけれども、参加した民間企業は、自社...全文を見る
○穀田委員 先ほどありました十一カ国を含めて、私、いろいろ調べさせていただきまして、一覧表をつくってみますと、同行した民間企業は、今ありましたところでいいますと川重やJR東日本とありましたけれども、大手の企業が中心になって行っているということばかりで、大体それで売り込みをしている...全文を見る
○穀田委員 今ありましたけれども、いずれにしても、現段階では情報公開がされていない現実もある。それから、今ありましたように、ベトナム、それから、調べますとシンガポールだとかタイだとか、それなりにそれを受注している。そこで私は、情報公開というのは、国が関与することになるわけだから、...全文を見る
○穀田委員 大臣、詳しく説明があったんだけれども、これは今も昔も別に変わっていないんだよね。このリスクというのは、今報告があった内容でいうと、今突然こういうリスクが生じたというわけじゃないんですよね。その政治リスク、商業リスク、自然リスク、分け方を一生懸命やって、事例を一生懸命述...全文を見る
○穀田委員 他の国に行ってしまうというわけだけれども、他の国の企業に行ってしまっているというだけなんですね。ODAと言っていますけれども、では、ODAをやったからその上にやるというのは、もともとそういうことが決まっているわけでもないし、ODAで援助しているんだからよこせや、そうい...全文を見る
○穀田委員 収益性に万全を期すと。アクアラインだとか関空も、そうやって収益性に万全を期すと言っておったんですよ。だから、万全を期すと言ったからといって、何かそれで担保があるというわけじゃないんですよ。ましてや、外国のところへ行ってやっているわけだから。  そういう意味で、利益と...全文を見る
○穀田委員 ただ、結論は、相手国の状況によるということも一つの大きなファクターであることだけは確かだと。うんと言っていますから、そうでしょう。  条文上はどないかという話は、言うたんやけど、答えてはれへんのやけど、よろしいか。
○穀田委員 二つ言っておきましょう。  一つは、対象国が、相手の国がどういう状況にあろうとも、六〇年代、高度成長期の日本のような、公害垂れ流しなどがあっては絶対ならないんですよ。二〇一二年の国連持続可能な開発会議でも提唱された、環境を優先するグリーン経済への移行が強調されていま...全文を見る
○穀田委員 それでは、実態を見てみましょう。資料を出しておきました。日本企業が海外生産拠点化を進めれば、日本国内での生産が減少するのは自明です。電機産業を初め自動車産業でも、完成品製造だけでなく部品メーカーも、国内の工場閉鎖、リストラが相次いでいます。海外インフラ整備によって日本...全文を見る
○穀田委員 次元は一緒でして、橋をつくっていって便利になる、橋をつくる人たちは、別に下請企業を一緒に連れていくわけじゃないんですよ。だから、日本だって、橋をつくって、大きな橋をつくったからといって雇用がふえたわけじゃないので、それは三年前の予算委員会でやりましたけれども、私は、そ...全文を見る
○穀田委員 株式会社海外交通・都市開発事業支援機構法案に対する反対討論を行います。  本法案は、海外の交通や都市開発分野の大規模開発事業を日本企業が受注しやすくするため、インフラ整備にかかる莫大な費用や整備、運営に伴うリスクを軽減するなどの支援を行う機構を設立しようとするもので...全文を見る
04月04日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○穀田委員 港湾法の一部改正法案について質問します。  まず、聞きたいのは、二〇一〇年に策定した国際戦略港湾政策の目的それから目標、こういうことについてまず聞きたいと思うんですね。  この政策は、民主党政権の時代に、それまでのスーパー中枢港湾の政策にかわるものとして作成されま...全文を見る
○穀田委員 もともとの目標といいますか、今言った国際競争力ということが一つの大きな柱だということはよくわかりました。  しかし、現実はどうかということで、成果の話はされましたけれども、その内容における、例えば欧州航路が週二便にまで減少している問題だとか、さらには北米航路について...全文を見る
○穀田委員 当時質疑があったとき、二〇一一年で、東日本大震災直後でありました。民主党政権の時代でしたよね。私は、被災した港湾施設の復旧に今のお金を回せということを主張しました。  九〇年代以降の港湾政策につきましても、先ほど来お話ありましたけれども、大交流ということで、中枢・中...全文を見る
○穀田委員 私、これはまたうまくいくんかいなと思うんですね。やはり、そういう問題提起もしている人がいないと、何かそれ行けどんどんで、よっしゃよっしゃといって、あと誰も責任をとらぬでは困るわけで、そういうのがおったというのが大事なんですね。  今、山縣さんの話を聞いていると、荷主...全文を見る
○穀田委員 ですから、役割は極めて大きいということが一つ。ところが、先ほど港湾局長、お話ありましたけれども、インセンティブでいろいろなふやすことについてはあるんですけれども、では、地方港における荷物が減ったからといって、地方自治体に対して減った分の補填はあるかというと、これはない...全文を見る
○穀田委員 それは、支援していくことは重要だと言っているんだけれども、要するに、地方港から集めたら、そうならぬのじゃないかということを言っているわけですよね。私は、何回も言っているように、地方港というのは、日本政策投資銀行なんかでもレポートを出していて、地方港の役割というのは地域...全文を見る
○穀田委員 私は、だから言っているわけじゃないですか。輸送というのは、物があって初めて動くんですよ。そのつくるところがぐっと減少しているということを見なけりゃ、幾ら港を、輸送するところをふやしたってだめなんですね。  あなた方は、例えばスパ中とか大交流時代から含めたら、七兆円使...全文を見る
○穀田委員 その隘路という事態は、その発言、またそれらの大水深バースというのは、もう九〇年代からずっと言っていることなんですよ。  そのときに言って、いわば全国で百二十九ばかりの重要港湾をつくって、七兆円ばかりつぎ込みました。たしか七兆四千九百億円だったと思いますけれども。その...全文を見る
○穀田委員 私は、これはもうちょっと、港湾法制定のときにどんな議論をされているのかということを知っていてあの程度の話しかしないというのは、ちょっとまずいと思うんだな。  これは、港湾法というのは、第二次世界大戦の終結を受けて、港湾を国の造営物とするという明治以来の考え方を根本的...全文を見る
○穀田委員 最後に一言だけ言います。  私は、この間ずっと、競争力強化とか、それから、この発想の中心は、アジアの成長を取り込むということをしきりに政府は強調していますし、大体そういうことが基本になっていると思うんですね。  しかし、私は、この二十年間というものを、どれだけのお...全文を見る
○穀田委員 港湾法の一部を改正する法律案に対して反対討論を行います。  本法案は、安倍内閣が進める成長戦略の一環として、国際コンテナ戦略港湾政策を一層強化することを主な目的としています。この政策が目的、目標とした欧米向け基幹航路の維持強化や、東アジア主要港でのトランシップ率の縮...全文を見る
04月10日第186回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○穀田委員 まず、私も、先物取引問題について一つ質問しておきたいと思います。  問題は、株式などと比べてリスクが大きい。長年にわたって深刻な消費者被害が発生してきたことから、二〇一一年の法改正で、取引を望まない消費者に電話や訪問で勧誘することを禁じた。  しかし、一方で、この...全文を見る
○穀田委員 消費者委員会は、到底容認できないということで、反対の意見書を公表しています。多くの消費者団体からも驚きと怒りの声が上がっています。大体、そういうことでパブリックコメントの募集まで事態が進行していること自体が私は問題だと言わなければなりません。  今後、今、きっぱりと...全文を見る
○穀田委員 夜まで行かれるというのはそれは結構なんですけれども、個人的な話を聞いているわけじゃなくて、朝行った話を聞いているんですけれどもね。今言った、店が負担しているかどうか、簡単に言うと、転嫁の問題を見に行っているということですわな。  麻生太郎財務金融担当大臣は、四日の記...全文を見る
○穀田委員 それは一つで、いわば製造業における大企業だとかそういったところが下請に対してやっているという事実はもっとひどい実態がありまして、前回でも、消費税増税分をはなから計算しないで単価の切り捨てや維持ということをやられたというのは枚挙にいとまがありません。  それで、還元セ...全文を見る
○穀田委員 いつも大臣は、自分のときにこうやったというのを割とひけらかすんやけれども、さっき言いましたけれども、百九十億円あったものが百億円になっている。だから、そういう実態に対してやはり事実を見なくちゃならぬということだけは言っておきます。  そこで、相談員の話ですけれども、...全文を見る
○穀田委員 私、現場の話をよく聞かなあかんと思うんですけれども、先ほどもありましたけれども、非正規、非常勤という勤務は大変なんですね。低賃金だ、それから社会保険の関係も非常に不十分だ。一方では雇いどめもある、先ほどありましたけれども。それから、私がさっき言いました京都などでも、あ...全文を見る
○穀田委員 人口が五万人未満の市町村というのは、大体、消費生活相談員を配置しない自治体が多くなっているんですね。今ありましたけれども、市町村の約三七%が消費生活相談員を配置できていないという現実があります。その意味で、今お話があったように、空白をなくすという意味は、打開しようとい...全文を見る
○穀田委員 消費者それから健全な事業者の信頼を揺るがした今度の問題を踏まえて、消費者をして誤認させる不適切な表示を行い、不当な利益を得ようとする今回のような大手の事業者に対しては、厳正な対応をすべきだと思います。  一方で、景品表示法は全事業者が対象となります。例えば、食品業界...全文を見る
○穀田委員 景品表示法改正案第七条では、繰り返される不当表示に対する事業者の管理体制の強化を図るとして、今あった事業者の表示等の管理上の措置を義務づけるとされて、この措置内容については指針で定めるとされていますよね。今あったように、広く消費者委員会の意見を聴取すると聞いているわけ...全文を見る
○穀田委員 過度にというふうにならぬように、それはそうなんですよね。だけれども、お互いに納品書その他はもらっているわけですから、それ自身の管理という問題について言うならば、大丈夫だと私は思います。  時間もそろそろ終わりにかかっていますので、私は、明らかに虚偽表示を行った場合に...全文を見る
○穀田委員 一言だけ。  私は、ガイドラインとかその他だけでは不十分で、だって実際の、例の、先ほど言いましたけれども、牛脂注入の加工肉をステーキと表示してはならないという、従来からの景表法のガイドラインにも書かれたわけですよね。  そういう点から横行していたという現実から見ま...全文を見る
04月11日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見をありがとうございました。  早速質問に入ります。  都市再生法をつくる前提になった都市再構築戦略検討委員会のメンバーである浅見参考人に、この検討委員会の中間取りまとめに関連して聞きます。 ...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。  法案のどこに入っているのかということは余り言及がありませんでしたけれども。  次に、まちづくりと都市再生ということで、大体、交通政策との関連性を多くの参考人が陳述されました。  そこで、森参考人と竹内参考人にお聞きします。  私は、ず...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。  私は、森参考人にお聞きしたのは、その後の事態というのをお互いに検証する意味では、その議論を懐かしく思っているものですから、そこで改めて、前とちょっと違ったのは、後半のところが少し違ったということがわかると思います。つまり、ゾーニングという問...全文を見る
○穀田委員 今回の改正の大きな柱というのは、都道府県を含む地方公共団体がその計画を策定できる、広域になることができるということが一つの特徴で、その意味では、地域公共交通の維持改善へ地方公共団体の責任を強めるものであって、私どもも前向きな方向として見ています。  そこで、今、自治...全文を見る
○穀田委員 交通基本法、それから交通政策基本法という議論の過程の中で、実は、そういう交通権という問題が随分議論されました。一番最初に出された案は、交通権というのが入っていた案だったんですね。それがいつの間にか消えるという、政権のいろいろなせるわざがあったわけですけれども、私どもと...全文を見る
○穀田委員 どうもありがとうございました。
04月15日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○穀田委員 コンパクトシティーの関係で質問します。  いわゆるコンパクトシティーは、市街地の郊外への拡散に対する抑制したまちづくりという意味で使われていたと思います。  つまり、大型店の立地を商店街への影響などを勘案して規制していた大店法を廃止するなど、規制緩和によって、大型...全文を見る
○穀田委員 アンケートを行ったことについては、この間も経済産業委員会でお答えになっていました。そのときにも、各地方自治体において制限を課せる、そういう法律もいろいろあるということもおっしゃっていたことだと思います。  そこで、私どもは、本改正案と並んで、先ほど言いましたけれども...全文を見る
○穀田委員 後で規制の問題や生活に必要なという問題についても少し、現実問題を指摘しながら触れたいと思います。  そこで、この間、私も参考人質疑で触れたんですが、大都市の国際競争力とは一体何なのかということについて少し議論をしたいと思うんですね。  法案のもとになった考え方は、...全文を見る
○穀田委員 聞きますと、企業活動が十分にできる環境整備ということですな。国際的な方々が住んで、日本人がどこかに追い出されてしまうというようなことがあってはならぬと私は思っています。  今回の法案では、この国際競争力を備えた町をつくるという視点がどこに入っているのか、お答えくださ...全文を見る
○穀田委員 二〇一二年の都市再生特別措置法に書かれてある決定にあるということで、今回は政令で書いている、こういうことですな。だから、今回の中身では、文脈にはもう一つないと。  それから、では、大都市部の国際競争力の強化については、今言いましたように、この法案に関係なく、既に都市...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、従来からある都市再生緊急整備地域、六十三地域ですね。それから、そのうち特定都市再生緊急整備地域、十一地域、こういうことで支援できるようになっている。だから、今回の法案というのは都市再生基本方針を前提としておって、どういったまちづくりを目指すのかということ...全文を見る
○穀田委員 念頭はいいんやけど、こういうふうなことも想定しているのかと言っているわけですね。  この超高層マンションなどは、本来、ここの近辺というのは低層住宅地域ですね。高さが二十メートル、それから、二〇〇%が限度だった容積率を六〇〇%にまで引き上げる。都市計画法に規定された再...全文を見る
○穀田委員 今、石井都市局長からあったように、一般的にはそういうことでやるんだけれども、最初の方にありましたように、これも排除されない。ですから、これでやってもできるということだと思うんですね。だから、私は、こういう形で巨大開発事業に活用されるおそれがあるということを指摘しておき...全文を見る
○穀田委員 そこで、手続を踏んでおればということなんですけれども、決めることは決めると。でも、ここの都市計画審議会の採決では、賛成多数で可決されたものの、都計審の会長が、プロセスが一番問題だ、市が市民とともに歩んでいないことが問題を複雑にしている、市が今後考えるべき大事なことだと...全文を見る
○穀田委員 行えると書いているので、行ったという話じゃないんですよ。  だから、今、注視していきたいとありましたので、これは、こういう問題が、今後、複合的な超高層ビルがつくられて、一つ一つでいうとそれはアセスをやるんだけれども、複合的なという問題については、新しい問題としてきち...全文を見る
○穀田委員 今あった検討会でも、事故を起こした宮城交通の社長が委員として出席し、資料を提出しています。  見ますと、要員確保が困難だというのは、三大都市圏でも七二%、政令指定都市でも六七%、地方都市でも六一%といって、本当にこれはえらいこっちゃなんですね。  結局、運転手不足...全文を見る
○穀田委員 今、私言いましたけれども、経営のあり方という点ではそういうことを含めてやっていただけるということなんですが、考え方なんですけれども、住民の足である、地域公共交通のバス運行を支える労働者の育成、確保、これは決定的な問題なんですね。  それで、これはこの間この委員会でも...全文を見る
○穀田委員 都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  本法案は、住宅や医療や福祉、商業施設などを町の中心に誘導するため、当該施設の容積率や用途制限の緩和などを行うことにより、市町村によるコンパクトなまちづくりを支援するというものであります。  ...全文を見る
04月15日第186回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人の皆さん、貴重な御意見をありがとうございます。  では、全参考人にお聞きします。  本法案では、都道府県の監視執行体制を強化するというのがポイントの一つです。地方の実情や現場の実態を知っている都道府県が必要な措置を迅速に...全文を見る
○穀田委員 ありがとうございます。  私、この間調べたんですけれども、四月十日に質疑をやったときなんですけれども、地方消費者行政の予算は、一九九六年度は全国で合計百九十億なんですね。ところが、二〇〇八年度には約半分の百億に減る。そして、昨年度は百四十五億と、これは減っているんで...全文を見る
○穀田委員 公表問題や勧告問題は触れられませんでしたけれども、私は去年も言ったんですけれども、単なる認識不足では済まぬ問題が大きい。それは、特に、アレルギー成分が含まれていた例が判明していて、命や健康にかかわる問題として捉まえるのが業界全体に不足していたという問題を私は指摘したわ...全文を見る
○穀田委員 最後にもう一度、増田さんにお聞きします。  これをこの間いただきまして、「これだけは知っておきたい食べものの話」、なかなかすぐれたものでわかりやすいなと思います。ただ、ちょっと字が多いなという気はしますけれども、なかなか全部詰め込もうと思ったら大変なんだと思うんです...全文を見る
○穀田委員 終わります。
04月16日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○穀田委員 きょうは、航空業界におけるパイロット、整備士、客室乗務員の不足とその対応について質問します。  建設業の人手不足、バス運転手の人手不足など、きのうも言いましたけれども、深刻になっている。将来の産業を担う若年労働者の育成、確保対策は当然ですけれども、現時点でも現場にさ...全文を見る
○穀田委員 最後にお話ありましたけれども、不可欠な課題で、それを国としてもきちんと関与してやらなくちゃならぬ、こういうことですな。大臣も、うんと言っておられるので、大体そんなことだと思うんですね。  そこで、建設業だとかバス運転手などでは、低賃金、長時間労働が、事故の多発など労...全文を見る
○穀田委員 ちょっとかみ合わへん一般論になっているんだけれども、要するに、先ほど大臣からお話あったように、いろいろな現実の条件、つまり、簡単に言うと、二〇三〇年問題と言われるぐらい、そのころ六十歳ぐらいを迎えるだとか、そういう問題はありますよ。しかし、これらは、人員不足とかそうい...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、即戦力だ、航空会社からの要請だ、それで短期的な不足を解消する、こういうことですな。  私は、不足するから自衛隊のパイロットからの供給を再開する、一方で、JALで不当に解雇された自衛隊出身のパイロットがいる、こんなあほなことはないと思うんですね。  不...全文を見る
○穀田委員 そういうものを身勝手ということに思わない考え方というのは、ようわからぬね。副大臣は、さっき言ったように、航空会社の要請だ、短期にも不足しているということを言って、もちろん、こういう方々というのは、私はお聞きしましたけれども、この斎藤さんという方は、もともと教官でもでき...全文を見る
○穀田委員 そういう数字が、聞いたけれどもわからぬというような話を平気でしているようではあきまへんで。だって、皆さん、これは国の金を投入しているんですよ。  そして、大臣は、当時の、たしか平野官房長官の時代だったと思いますけれども、JALの問題についてのそういう破綻や再生をめぐ...全文を見る
○穀田委員 それは逆に言うと、その一日は出るわけだから、その中でどれだけ削減したのかとか、早期退職による者は何人かというのは、出て当たり前なんですよ。  私が調べているので見ますと、少なくとも更生計画案の八百二十九名、これに対して八百四十九名、当時、早期退職だとか希望退職だとか...全文を見る
○穀田委員 行っていないと。  次に、客乗について聞きます。  二〇一〇年十二月三十一日時点で何人の客室乗務員を削減したのか。早期退職による者は何人か。そして、不当解雇、整理解雇、それは先ほど若干ありましたけれども、それは省いていいです。  二つ目に、二〇一〇年末の解雇実施...全文を見る
○穀田委員 こういう問題について、私、何回も質問をしているんだけれども、本当に国交省というのは、もちろん、相手に聞いてはいるんですよ、聞くまではやるんですよ。その後、わからへん、答えられませんといって、引き下がるのがようわからぬのやね。だって、国民の税金を投入しているわけだし、し...全文を見る
○穀田委員 個別企業だから行政として関与するのは適当でないと。私は、そうは思いませんね。ILOだってこの問題について憂慮を表明し、すぐれてこの解雇の問題は、その対象者が、労働組合の役員が中心にやられているという問題に着目して、そうなりますと、解雇問題について労働組合の代表と経営者...全文を見る
○穀田委員 労使の話し合いがこの問題についてなかなかできる実態にないということを、わざわざILOが勧告しているという事実を見てくれなあきまへんで。  やはり、この問題についての解決は、先ほど言いましたように、一連の、何回も私はこの問題についてずっと質問してきました。今、新しく、...全文を見る
04月17日第186回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、含蓄のある貴重な御意見を本当にありがとうございました。  私自身は、今回の法案については、今まで消費者相談に尽力をされてきた消費生活相談員の皆さんの長年の願いに応えるものである、また、全国で努力されている自治体の皆さんの奮闘...全文を見る
○穀田委員 では次に、民間委託について中山参考人にお聞きします。  私は、消費生活センターの業務というのは、本来、行政が直接担うべきであるし、極めて重要な課題、部分といいますか、そういうものを占めているというふうに考えます。ところが、現在、七十八ぐらいですか、地方自治体が民間委...全文を見る
○穀田委員 暮らしの安全という土台のところだという位置づけは極めて大切かと思いました。これを生かしていきたいと思います。  では、今度は池本参考人にお聞きしたいと思います。  雇いどめ問題です。  これは、何度も私どもも議論しているんですけれども、なかなかとまりません。問題...全文を見る
○穀田委員 私は、大体、今はやっている人員削減といいますか、それから、効率化とかいう名前で全体として公務員を減らしたり、国家公務員を減らしたりやっていて、国家の行政の中でも非正規雇用がたくさんいるなどという、そういうあほなことをやっている事態自身についていかがかと思っているもので...全文を見る
○穀田委員 学習しました。  ありがとうございました。
04月23日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○穀田委員 きょうは、道路法改正案について質問します。  まず事実関係の話なんですけれども、日本道路公団の民営化当初の、高速道路会社が新規建設する有料道路の事業延長は何キロで、総事業費の額は幾らと想定していたのか、これについてお答えください。
○穀田委員 その後、高速道路会社が新規建設する有料道路はふえているのかどうか、何キロで事業費は幾らか、これについてもお答えください。
○穀田委員 七千億円ほどふえているということですね。  そこで、高規格幹線道路のうち、供用中と事業中延長は何キロか。そして、それ以外の、事業化していない未事業延長はどれだけあるのか。未事業区間というのは、結局、高速道路会社が建設することはないのか。この辺についてお答えください。
○穀田委員 そこで、今お話しした件についてオートマチック化ではない、こう話があったので、ちょっと大臣にお聞きしたいんですけれども、いわゆる四全総で一万四千キロという話、これが一つの底流をなしているわけですよね。  大臣、一つ聞きたいのは、その決定済みの一万四千キロというのは全部...全文を見る
○穀田委員 では、一万四千キロまでとにかくいくというわけでもないと。その辺をはっきりしてほしいんですよ。  要するに、オートマチックでないと言っていることは、一万四千キロについては、つくり切るのか、つくり切らないのか。それはその時点で判断すると言っているのか、何を言おうとしてい...全文を見る
○穀田委員 では、もう一つ聞きますけれども、一万四千キロを超えている部分というものがありますね。それについては、やるんですか、やらないんですか。
○穀田委員 今言っているのは、二つの礎だけ言っているということですね、簡単に言うと。BバイC、事業評価と、それから四十五年の償還のスキームということですな。今後、一つ一つ、これはまた何回も議論していく話になるだろうと思っています。  そこで、話をまたもとへ戻すんですが、高速道路...全文を見る
○穀田委員 今度は、高速道路の建設債務の引き受けのことについて少し聞きたいんですけれども、民営化当初、旧道路公団から引き継いだ債務というのは約四十兆円でした。民営化後に高速道路会社が建設や維持管理に係る費用を借り入れした債務についても、債務保有機構が引き受けることになったわけです...全文を見る
○穀田委員 その後、協定の変更が当然何回か行われています。今ありました二十一兆三千億円だったわけですけれども、その引受額が二〇一四年三月二十五日時点では二十二兆二千五百六十億円と、今の計算でいいますと、九千六百数十億円、約一兆円が、当初に比べて引受額が増加している。  この引受...全文を見る
○穀田委員 だから、結局のところ、さっき言いましたように、二十一兆三千億円、正確に言うと二千八百五十四億円ですけれども、それが二十二兆二千五百五十六億円にふえている。だから、高速道路を新規につくれば、交通量、それから需要予測も増加して、料金収入もふえるから、引受額がふえても四十五...全文を見る
○穀田委員 いや、それは省いて、合計したものを私が言っているわけで、次に、さっきの質問に答えてください。
○穀田委員 当時のやり方の中でそういう無理があったということと、工法の基準が違ったということを言っておられるんだけれども、では、その後全部大丈夫かというと、それはその理屈だけでは論証にならないんですよ。  やはり経年することによっていろいろな事態が生じてくるという理屈もありまし...全文を見る
○穀田委員 それはちょっと単純過ぎまっせ。だって、先ほど来、中原政務官からあったように、構造物の中身の、急いだ話だとか基準の話だとかあったわけでしょう。そういう話はこういうことになるとすぐどこかへ消えちゃうんだよね。私は、それはだめだと思うんですね。  当時の道路局長はこう言っ...全文を見る
○穀田委員 それは違いますよ。やはり必要性を想定していたということの中で何が起きたかということなんですよ。それはやはり、当時のスキームがあって、それを優先させたという大きな話なんですよ。個別の小さい話じゃないんですよ。  そして、修繕費用の問題についても、それはやはり、当時の雰...全文を見る
○穀田委員 更新と大規模修繕の対象だと。  そこで、確認しますけれども、この三つの橋は十年以内に、今NEXCOは、大規模改修が不可欠だと載っています。これは一一年の時点の掲載ですから、二〇二一年までに大規模改修が不可欠だということになりますわね、当然。載ってんねやから。そこで、...全文を見る
○穀田委員 要するに任せですな。自分たちで十年以内にやらなくちゃならぬと言っているわけだから、それだったら、二〇二一年と違うかと聞いているんですよ。あっちがそう言うとんのやから、おたくのところが、国交省が具体の話についてまた聞いてみようなんて話、そんなおっとりした話じゃ困るんです...全文を見る
○穀田委員 では、計算すると、何ぼ。もう一遍言って。西暦で言って。
○穀田委員 結局、三つの橋の更新というのは二〇二一年までにやるべしと。ところが、新名神が開通するのは二〇二三年。けったいな話なんやね。だから、橋の更新、改修は、新名神が開通する前に実施している。先ほどの理屈でいうと、本当におかしな話なんですよ。  だから、工事中の代替路として新...全文を見る
○穀田委員 それはいろいろ議論のあるところで、それで、きょう私持ってきたんですけれども、名神の老朽化の現状というのは、ここに、一ページ目の資料の一にあるものですね。そこで今述べた大規模更新をやっているのが二番目なんですね。  そこで、三番目の資料、三枚目を見ていただいたらわかり...全文を見る
○穀田委員 それについて私は異論があるわけですね。  まず、経済戦略ということで言っていますけれども、別に新規の事業が常に経済的な効果をもたらすというわけではないんです。やはり、大規模修繕や大規模更新、それ自身が大きな経済的波及効果があるという試算もあります。それが第一点。 ...全文を見る
○穀田委員 道路法等の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  本法案は、高速道路の大規模修繕、大規模更新を実施する費用を捻出するため、二〇五〇年までとしていた高速道路の料金徴収期間を六五年まで十五年間延長するなどとするものであります。料金徴収期間の延長は、高速道路の...全文を見る
05月08日第186回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第9号
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○穀田委員 きょうは、消費者安全法関連で質問します。  消費者安全法改正案第八条の二関係についてですけれども、地方公共団体が、消費生活相談等の事務を適切に実施できる者にその事務を委託できることとされています。  この民間委託については、さまざまな懸念の声があります。  森大...全文を見る
○穀田委員 今ありましたけれども、民間委託については、この一度しか調査が行われていないんですね。それで、実際は、進んでいるのが現状であります。  懸念される問題点というのは、まず一つは、守秘義務が守られるのかという問題があります。もう一つは、消費生活相談等の民間団体への委託とい...全文を見る
○穀田委員 参考人質疑でもこの問題は随分言われているわけで、民間委託で一番懸念されている問題の一つは、何といっても、個人情報の問題を初めとした守秘義務の問題なんですね。極めて重要な問題だと。だから、私は、今確かに、いろいろなケースの問題、これも今後出てきますから、十分に検討し、情...全文を見る
○穀田委員 ええ話は割と言うねんけどね。すぐ、こういうことを聞くと、大体ええ話をしよるのですわ。しかし、現場はそううまくいっているということばかりではないということも言っておきたいと思うんですね。  だから、今の話を聞いていると、本来、営利企業なんかが入らないように、基準を設け...全文を見る
○穀田委員 質が確保されるようにということ、価格だけが基準にならぬようにという話ですよね。  そこで、なぜ私がこんなことを言っているかというと、消費者庁が行った消費者の安全・安心確保のための「地域体制の在り方」に関する意見交換会の報告書を見たんですね。これは昨年の十二月に出され...全文を見る
○穀田委員 視察に行って、そこで聞かれたところについてやっているのはわかりますよ。そこから敷衍していろいろ言われているというのはわかるんです。私は別に悪いところの例を言うつもりはないんですけれども、みんな、苦渋の選択をしているんですよね、こういうものをどうすべきかと。こういう話を...全文を見る
○穀田委員 歴史的経過があって民間委託した例を私は全部否定しているわけじゃないんですよ。ただ、消費者庁自身やそういう意見を聞いている団体から、そういう民間委託というのは、事実上、行政改革の一環としてやられてコストが下げられる、そうしたらやはり質が下がると言っているわけですよ。それ...全文を見る
○穀田委員 大体二つ言うんですね、大臣は。当初予算だということと、あとは、大分の例を毎回言っているんですよ。ほかの例は余り聞いたことがないんですね。大体、これの話をすると、当初で三十億円やったということと、大分がやったということとね。それで、二割から少し上がっているだろうと。数字...全文を見る
○穀田委員 現場は、こういう通知をもらって、実際はどう受けとめるかということを聞いたんですけれども。  では、私が言いましょう。  実際、現場では、このことが徹底されていないから、改善されていないわけですやんか。四回も五回も出さざるを得ないと。  問題は何かということなんで...全文を見る
○穀田委員 今言っていることは、そのとおりだと思うんですけれどもね。  大臣、さっき大臣は二割と言ってはりましたやんか。結局、この議論の中で、本委員会における参考人質疑であっても、雇いどめは決してあってはならない、そういう立場でやるのかどうかというのが問われているんですよ。だか...全文を見る
○穀田委員 恒常的なということもありましたし、私としては、今後、実態をフォローしていく、それからまた、そちらの方もフォローしていくことが大事だということを言っておきます。  最後、消費者庁及び消費者委員会設置法附則第四項に関連して聞きたいと思うんですね。  第四項はもう言うま...全文を見る
○穀田委員 今、この間行ってきた施策の話がるるあったということですね。  ただ、一つは国会における議論、それから二つ目に法の附則、それから三つ目に附帯決議、それから消費者委員会の建議、この四つにおいて、消費生活センターと相談員の適正な配置、望ましい姿を国は示せということを求めて...全文を見る
○穀田委員 枕言葉として国会における審議というのを使わはるんですけれども、私は、審議の中身を、こういう審議だったと言っているわけですやんか。その審議との関係で対比すると、やはり努力が、はっきり言って、ちょいと不足しているんじゃないかということを私は言っているわけですよ。  私は...全文を見る
○穀田委員 一般論は、そのとおりなんですよ。  でも、附則四項に関する問題で、私、参考人質疑でやりました。そうしたら、樋口参考人は、財政を含めた大枠は中央集権できちっと確保する、そして具体的な方法は地方の実態に合わせてと語りました。中山参考人は、財政支援は大きなものがありますと...全文を見る
05月14日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○穀田委員 私は、きょう、まず海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法案について聞きます。  法案は、バラスト水を海上投棄した場合の生態系への影響を問題としたものであって、基本的に賛成できるものであります。  一方、廃棄物の海洋投棄原則禁止を決めたロンドン条約は、許可制が導入さ...全文を見る
○穀田委員 廃棄物というのは直接申請を受けて個々に許可するということになったということと、もう一点、今私が聞きたかった、三・一一の東日本大震災のときは、今お話がありましたように、緊急的な海洋投入処分に関する告示を発出して、指定された条件のもとでの緊急的な海洋投入を可能としたもので...全文を見る
○穀田委員 海洋政策課長が発出した通知はそういうことで、認めている。  そこで、ロンドン条約は、動植物性残渣が処理できるのは五十マイル以遠と限定されています。しかし、一方で、先ほど述べた東日本大震災の緊急投入許可の実例もあります。いただいた資料によりますと、建設汚泥なんかを初め...全文を見る
○穀田委員 総合政策局長からは総合的にとあった。何もかけているわけじゃないですよ。それで、水産庁からは交付金というのがあった。  でも、国交省の施行令にあるように、海上で処理できれば、そのまま投棄しても廃棄物に該当しないとしているわけですよね。そのために、今水産庁からありました...全文を見る
○穀田委員 そこで、大震災を受けて、消防庁は、東日本大震災を踏まえた大規模災害時における消防団のあり方等に関する検討会を設置しています。  その中で、津波災害時の消防団員の安全確保対策を中心とした中間報告が出ていまして、それを受けて対応を通知しています。二〇一二年の「津波災害時...全文を見る
○穀田委員 マニュアルの作成を推進するとしてきたということね、最後。  では、マニュアルの作成の現状はどうなっているか。  消防庁防災課の津波災害時の消防団活動・安全管理マニュアル策定状況についてによりますと、海岸を有する市町村及び津波の遡上による被害が想定されている市町村六...全文を見る
○穀田委員 だから、都合でいうと四割だということですわな、どう考えたかて。二三%プラス二割やねんから、四割ということになる。  結局、作成は半分もいっていないということなんですね。だから、結局、極めておくれているということについてどないするのか。一言。
○穀田委員 着手済みというのは、それは、去年着手してことしまでにつくりますとか来年までにつくりますというものなんですよ。だから、そういうテンポでは間に合わへんから、きちっとしなさいという指導をすべきだということを言っているんですよ。  では、マニュアルの中身はどうか。作成状況の...全文を見る
○穀田委員 今あったところでいうと、単に水門のところだけ複数というんじゃなくて、私、消防団の方に東日本大震災の関係で状況を聞きますと、やはり一人で動いていたのではほんまどうしようもないと言っていましたわ。だから、単に水門を閉めるときに複数というんじゃなくて、行動自体が複数じゃなき...全文を見る
○穀田委員 私、そのマニュアルをいろいろ見ましたけれども、確かに活動可能時間の設定というのは結構書いているんですね。だけれども、今言った理念、考え方をずばっと書いているかどうかという問題が私は大事だと思うんですね。やはり安全が最優先だということを書き込む指導をちゃんとしていただき...全文を見る
○穀田委員 なぜこんなことを言っているかというと、水門、陸閘等の現場操作員、操作というのは、この間の東日本大震災のときには多くの方々が、多くのところで実際には消防団がやっています。ただ、そういう現場操作、作業をする関係に占める消防団の割合は一三%なんですね。ですから私は、今言った...全文を見る
○穀田委員 先ほど述べたパンフレットでは、岩手県の消防協会がやっているパンフレットでも、消防団の退避ルールについて、地域住民に十分周知し、理解を得ておくことも必要だと書いてあります。  また、消防庁の安全管理マニュアルも見ましたし、先ほど消防庁の防災部長が重点的な内容の四つ目に...全文を見る
○穀田委員 東日本大震災を受けて消防団の安全管理の問題について出しているわけですよ。  今言っているのは、前からあるのと違うのかと。つまり、今回の東日本大震災の被害を受けて直すわけだから、そういう徹底をするわけだから、そういう内容として再度徹底をこの点もしているのかということを...全文を見る
○穀田委員 何でこんなことを私が言っているかというと、さっき、消防団じゃない人たちもやっているという話をしましたやんか。  これは現に、京都の由良川では、河川事務所管理以外の水門の開閉は市からの委託を受けた民間人が操作しているんですね。水門は全て手動です。警報が発令されると、三...全文を見る
○穀田委員 最後にしますけれども、大臣、聞いてほしいのは、今、できるだけ早くと言っているんだけれども、はっきりしているのは、いつまでにという計画がないということだけははっきりしているということなんですよ。ああいう話をしているけれども、結局いつまでに、あと五年後とか何かという話はな...全文を見る
05月21日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○穀田委員 マンション敷地売却法案について質問します。  まず、国土交通省が五年に一度行っているマンション総合調査について聞きます。  分譲マンションは、二〇一二年末現在、約五百九十万戸、居住人口が千四百五十万人となっています。その中で、六十歳以上の世帯主の割合と永住するつも...全文を見る
○穀田委員 先々のことというふうに言われると、何かすごくつらいよね。大臣も笑っていますけれども。  私は、永住意識については、確かに、五二・四%ということ、数字はそうなんですけれども、特に一九八〇年度の調査では、約六割がいずれは住みかえるつもりと回答していた。今回の調査では、そ...全文を見る
○穀田委員 その結果を見ますと、やはり、耐震対策も老朽化対策も、全体としては議論が不足しており、対応がおくれているということが見てとれるわけですよね。  そこで、私もいただきまして、この「平成二十五年度マンション総合調査結果からみたマンション居住と管理の現状」、それから総合調査...全文を見る
○穀田委員 それを見ますと、先ほどありましたけれども、こういうことも出ているんですね。建てかえの必要性についてという議論をしているところもありまして、それを見ますと、建物が相当老朽化または陳腐化しているので建てかえが必要であるというのが四・九%なんですね。一方、建物が相当老朽化ま...全文を見る
○穀田委員 私はそこだと思うんですよ。  まずマンションの居住者の安全保障といいますか、命やそれから身体だとかというものの安全の観点から、あなた方はこの問題で、導入が必要であるということでこのマンション敷地売却法案を出しているわけですけれども、私はちょっと違うという意見なんです...全文を見る
○穀田委員 容積率がふえた、そういうインセンティブがあれば動くということに単純になるかどうかという問題は、将来、どちらが正しかったかは、また見きわめたいと思うんですね。  そこで、現行法は、区分所有法による建てかえ決議がなされた後の具体的な手続を定めるとともに、危険または有害な...全文を見る
○穀田委員 当時からその負担はわかっていたわけで、その問題を含めて、偉そうにと言ったのは、大臣が偉そうに言ったわけじゃなくて、そういうことの言い方、実績ゼロだったなんというのは誇らしい話じゃないんだということを言いたいわけですよ。がちがちだったというのは、当時もがちがちだったんで...全文を見る
○穀田委員 これも私は問題だと思うんだけれども、法定化されていないこと自身が問題であって、前はそういうふうに法定化していたわけですやんか。そこの違いを私は言っているわけですね。  賃借人及び転出区分所有者に対する代替建築物の提供またはあっせんを市町村長の努力義務として課していた...全文を見る
○穀田委員 希望的趣旨は述べられましたけれども、建てかえと敷地売却とは全く違うということははっきりしている。だから、新たに建設されるマンションに優先的に入居する権利は全くないということははっきりしているということは確認をしておきたいと思うんです。  聞きますと、開発利益を見込ん...全文を見る
○穀田委員 提供、あっせんは行われない、もう一度、そこだけ。
○穀田委員 結局は行われないということは、やはりそういうことが出てくるということなんですね。だから、敷地売却決議に賛成した区分所有者も、事実上、住宅ローンの一括返済を強いられる上に、残債とともに住居を失うことになります。また、高齢の区分所有者にとっては、再度、マンション、戸建て住...全文を見る
○穀田委員 先ほど来質問してきたように、現行法との違いという問題を私は指摘しましたけれども、結局法定化していないのが今日の現状なんですね。やはり、現行法でいうと、いわば公共住宅の活用ということも、ある意味では自治体自身がやらざるを得ないということがあったわけです。それも取っ払われ...全文を見る
○穀田委員 マンションの建替えの円滑化等に関する法律の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  本法案は、マンションの建替えの円滑化等からマンションの建替え等の円滑化に名称を変えることにより、区分所有者の五分の四の決議で敷地売却制度の導入が可能となり、これまでの建てか...全文を見る
05月27日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○穀田委員 きょうは、まず建築基準法について質問します。  仮使用承認制度について聞きます。  これまで特定行政庁しか審査承認できなかったけれども、今回、これを民間検査機関でもできるようにしようというものです。なぜ特定行政庁しかできないとしたのかということになるわけですけれど...全文を見る
○穀田委員 今ありました、起こらないのではないかということでは困るわけで、起こらないと言ってもらわないと困るわけで、もちろんそういうことについて言えば、私、何でこんなことを言っているかというと、民間確認検査機関については営利目的で競争を認めたままということと、それと、特定行政庁が...全文を見る
○穀田委員 これも、何でこんなことを言っているかというと、実は九四年六月の法改正時に、我が党の議員の質問で、地下に二階とか三階とか、敷地で広大な地下面積をつくる、こういうことになるんじゃないか、この質問に対して、居室を地下につくってはいけないという規定がございますので、それで実際...全文を見る
○穀田委員 今の土井政務官によると、入札不調の原因として、予定価格が実態価格、実勢価格に合っていないということなんですね、お話がありましたけれども。  国交省は、大体、労務単価の引き上げだとか自治体による歩切りの根絶など、予定価格の引き上げなどを行って一定の効果が上がっている、...全文を見る
○穀田委員 それはそのとおり。私、言っていることが全部悪いと言っているんじゃないんですね。ただ、そう簡単にいくかという話をしているんですよね。  賃金の問題は後で言いますけれども、私は、この間の問題点を洗い出して、今副大臣からありましたように、見通しの公表というようなことを言っ...全文を見る
○穀田委員 土井さん、仕掛けはわかるんですよ。だけれども、そのことが実態として下でそうなっているのかという話をやはり見ないと、かけ声はいつもそれで割と調子ええねんけど、どうしても現実はそうなっていないということで、地方紙などは、それぞれの保育所だとか小学校の跡地利用だとか病院の問...全文を見る
○穀田委員 努めてまいりたいと。  何ぼ上がったかという話を聞いているわけで、要するに、まだわからぬということですわな。上げると言っている。上げると言っていることと、上がった、何ぼ上がったかという話は別やねんね。だから、それを聞いているわけですやん。  それで、私、全京都建築...全文を見る
○穀田委員 これもいつも私は言うんですけれども、大体平行線でいるので、それはそれとして承っておきますけれども、やはり、行政が交渉や話し合いの場を確保するイニシアチブを発揮することが大事じゃないか。労使間と言うんだけれども、現実は一人親方で相手にもされない状況が広く存在しているのが...全文を見る
○穀田委員 ちゃんと取り組んでいただきたいと思うんですね。  私は当時、公共工事の品質を確保するに当たっては、建設産業の特徴である元請と下請という重層的な関係を考慮し、直接公共工事を施工する事業者の対価及び作業に従事する労働者の賃金、労働時間等の労働条件を適正に確保すること、こ...全文を見る
○穀田委員 法案では、発注者の責務の中に、基本理念にのっとりという項目が書いてはあるんですね。だけれども、少なくとも〇五年の当時、私は、こういうものを書くべきじゃないかと言ったわけですよね。やはり今回も、発注者の責務というところにはっきり書く必要がある、労働条件、労働環境の改善の...全文を見る
05月30日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○穀田委員 きょうは、京都由良川改修事業について質問します。  京都府北部の由良川は、暴れ川と呼ばれるほど氾濫を繰り返しています。一九八二年の台風十号、その規模の降雨に対して対策をとろうというので、二〇〇三年に、災害発生の防止や軽減を図ることを目標に、おおむね三十年かけて整備計...全文を見る
○穀田委員 大臣は、人手不足というわけじゃなかったんじゃないか、こう言っているんですけれども、地元の方に聞くと、例えば綾部の縦貫道路が完成すれば、その業者が回ってくると期待しているというふうな声もありますし、京都府では、土木事務所の職員が、〇三年から、ちょうどこの期間ですよ、一三...全文を見る
○穀田委員 何でこんなことを言っているかというと、今局長も、二回あったというような報告をしていますけれども、二回とも避難所である集会所などが浸水しているわけですよね。だから、そういう、地域にとってかけがえのない施設は対象にすべきだということを私は思っています。  由良川には多く...全文を見る
○穀田委員 口を開けば交付金、交付金と言うので、そこが問題でして、しかも今、森北局長はポンプ三台と。あんな広いところに三台あったって、どないすんねやと。この間、二台出て、残り一台どうするのかという話になっていて、そういう実態があって、誰も知らぬから、あの広い地域に三台あったらいけ...全文を見る
○穀田委員 この間、いろいろな計画が出まして、その都度その都度、結構変更があったりなんかして、住民は、どれにいくのかいなと、そういう意見もありますので、納得いく説明、丁寧な説明が必要だということだけ言っておきたいと思います。  次に、話題をかえまして、JALの重整備の問題につい...全文を見る
○穀田委員 この問題の重要性、深刻性ということについて、認識を一致しておかなくちゃならぬと思うんですね。  同じくセンター長は、その文書の中で、その後もふぐあい事象はおさまらず、非常用装備品や耐空性に影響を及ぼす重大ふぐあいへと拡大する傾向になっている、こう言っているんですね。...全文を見る
○穀田委員 大臣が一覧表を見たと言っているので、その一覧表の中には、やはり、もしこれがこのまま見過ごされればエンジン部分にトラブルが起きるというような事象もあるんですね。だから、安全性に影響がないというわけではないんですね。もしかしたら、極めて危ないということまで起きているところ...全文を見る
○穀田委員 大臣、それはそのとおりなんですけれども、私、聞いていると、何でこんなことが起きているかといいますと、やはり海外の重整備、これをやっているところがあるわけですね。当然、JALでも分担してやっているんですけれども、そういうこととの競争がある。いかに工期を短縮するかというこ...全文を見る
○穀田委員 余りかみ合うてへん感じがするねんけれども、要するに、さらなる具体化って、今現実に起きているわけやから、対策をとらぬとえらいこっちゃなと思っているんですね。  私は、その際に、田村さん、問題は、国交省がぎりぎりの運航計画、人員配置を認めていることにあるんじゃないかと思...全文を見る
○穀田委員 病欠が少し出たぐらいでああいうことが起こるのでは困るんですよ。そう思わなあかんわけ、まず。それと、監査なんかをやってと言うけれども、その定期監査の対象として、人員の問題なんかについては対象としていないんですよ。ですから、そういう一般論をしゃべっていけるほど甘くない事態...全文を見る
06月11日第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○穀田委員 私は、またJALの問題について質問します。  五月三十日の当委員会で、私は、JALの整備で半年で十六回ものトラブルが相次ぎ、簡単に言うと車検に当たるような重整備を五日間ストップさせた問題を取り上げました。大臣は、国交省として、日本航空がこれまでに行った個々の事案に対...全文を見る
○穀田委員 もう一つ聞きます。  五日に、今度は、日航でコンピューターシステムでトラブルが発生しています。国内便で百七十四便が欠航するという障害が起こっています。旅客機に載せる貨物のバランスを自動的に計算するシステムでのトラブルということだけれども、原因について国交省はつかんで...全文を見る
○穀田委員 このトラブルがどういうトラブルかということも言ってくれなきゃだめですよ。そう言っているんだから、私。  要するに、機体の重心や荷物の重量を自動計算するシステムなんですよね。こういうことが狂っている。こういう問題が起こったときに、やはりどういう対応ができるかということ...全文を見る
○穀田委員 そうなんです。整理解雇なんて書いてないんですよ。  では、先ほどちょっと言いましたけれども、会社更生手続を選択したのは経営者の側の判断なんですよ。だから、その原因は経営者の失敗にあって、労働者にはそもそも非がないことを忘れてはならない、ここが出発点だということを私は...全文を見る
○穀田委員 それは困るんですよ。それは、田村局長はコメントを差し控えるかしらぬけれども、政治家としての大臣は、今の流れの中で、会社がそういうことさえ認定すれば解雇できるという事態をつくっていいのかということが問われているんじゃないかということを言っているんですよ。どうですか。
○穀田委員 いや、そうじゃなくて、そういうことが論理として生かされれば、そういうことになるじゃないかと。つまり、業績が悪化すれば整理解雇をしても構わないという論理としてなるじゃないか、それはおかしいのと違うかと私は言っているんですよ。  では、もう一つ聞きますけれども、事実に反...全文を見る
○穀田委員 私は、それを二回ただしているんですよね。しつこくやったんですよね。  今、お話あったように、「個別具体的に整理解雇に対して要望をお聞きしたこともありませんし、先方からそのことについて何かコメントをいただいたこともありません。」と言っているわけですね。だから、裁判で使...全文を見る
○穀田委員 大臣、ちょっと違う話でしょう。  私が言っているのは、国会で私がこういう質問をしたら、そういう事実はないと言っている。ところが、裁判では、そういうことを事実として言っている。これは明らかに間違っている。そうすると、事実でないものを使ってやってええのか。その場合、銀行...全文を見る
○穀田委員 ちょっと違うんだよね。  裁判の結果について言っているんじゃなくて、まず、裁判の中の問題でいえば、私が言った事実は、違うことでうそを言っている、これはもう明々白々なんですよ。それは、同じそういう管財人との関係を含めて言っているから、それは事実じゃないとはっきりしてい...全文を見る
○穀田委員 一般論というんじゃなくて、私は、こういう論理がまかり通ればえらいことになるという、いわば今日の解雇の問題にかかわる、そういう裁判上の問題から発してはいるけれども、この問題の論理の問題を主張しているわけですよね。残念だと思います。そういう答えしかないというのは、そういう...全文を見る
○穀田委員 違うことまで言っているんだけれども、一般論として、要するに、国交省として、ベテランの減少というのは困るよねということを言っているだけなんですよ、私は。  そういうものについて言えば、国際的にも、人選基準の問題、首切りの場合のそういうことからしてもおかしいということが...全文を見る
○穀田委員 最後に一言言っておきますけれども、大臣、私は、歴代大臣にこの問題をずっと質問してきました。でも、この問題は係争中、問題はいろいろある、だけれども円満に解決すべきだと。しかも、稲盛会長のああいった発言について見ると、要するに、整理解雇をしなくてもいけたんだという発言など...全文を見る
09月29日第187回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第1号
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○穀田委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○穀田委員 ただいまの中根康浩君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○穀田委員 御異議なしと認めます。よって、鴨下一郎君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長鴨下一郎君に本席を譲ります。     〔鴨下委員長、委員長席に着く〕
10月09日第187回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号
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○穀田委員 地方創生特別委員会の設置に反対します。  今日の地方の疲弊をつくり出した原因の究明もなく、責任の反省もないからです。  疲弊は、産業の空洞化、商店街、農業の衰退にあらわれています。これらは、市町村合併、東京一極集中など、自民党政治によってもたらされたものです。 ...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○穀田委員 きょうは、私は、リニア中央新幹線の問題について質問します。  日本共産党国会議員団リニア中央新幹線問題プロジェクトチームをつくりまして、そのチームとして、沿線各地の現地視察調査を踏まえて、国交大臣に実施計画の認可はすべきでないと申し入れたところであります。改めて私は...全文を見る
○穀田委員 社会環境、自然環境、そして生活環境に極めて重大な影響を与えることもあると。  そこでもう一つ。  このリニアの建設において、工事段階はもちろん、供用後においても、大規模で深刻な自然、生活環境破壊を引き起こすことがあっては絶対にならない。そして、ましてや周辺で生活す...全文を見る
○穀田委員 丁寧に説明しろということは書いています。  それで、JR東海が提出した環境影響評価書について、環境アセス法に基づいて、先ほど来お話があったように、環境大臣それから国交大臣が意見を出しています。  まず、環境省に聞きます。  環境大臣は、「その事業規模の大きさから...全文を見る
○穀田委員 まあ、先ほど言ったとおりだと、簡単に言うと。若干、前半は私が言っていることをなぞっているだけなんですよね。それは皆さんも聞いてわかるとおりです。  そこで、環境大臣意見は、このリニア建設による環境破壊が大規模に深刻な形で引き起こされる可能性があるということを認めた上...全文を見る
○穀田委員 たてつけはわかっているんですよ。そんなことはわかっていて話をしているんですよ。  だけれども、問題は、大臣が「増加することは看過できない。」という意見を述べたことに対する評価について聞いているんですよね。およそそういうことについて、さらりとかわしているだけで、全然そ...全文を見る
○穀田委員 これは当然のことなんですけれども、事業者であるJR東海が住民らにいかに丁寧でないか、ひどい対応をしているかという事実を御存じかと私は思うんですね。その裏返しの話かいなと推察するんですけれども。  そこで、ちょいと一つ聞いておきたいんですけれども、意見として不十分な部...全文を見る
○穀田委員 要するに、難しいということを言っているということですわな。  JR東海というのは、結局のところ、評価書を作成する前に、既に周辺自治体、住民の意見、要望についてはシャットアウトして、できないと切り捨てているということなんですね。これをきちっと見ておかなくちゃならぬとい...全文を見る
○穀田委員 それが十分かどうかという話を聞いているわけですけれどもね。  私は、現地に行っていろいろ聞きましたよ。だけれども、説明会一つとっても、今、直接丁寧に回答するというようなことを補正書には書いているとおっしゃるけれども、住民の要望に応じて開催するとは明記していないんです...全文を見る
○穀田委員 何を言っているのかさっぱりわからぬな。  私が言っているのは、事実こういうことがある、だから、そういうことが丁寧な説明とはおよそ思えぬ、不誠実な態度だと。大体、説明を聞きたかったら来い、行ったら、三脚しかないから、そのほかは出ていってくれと、これが丁寧な説明かと聞い...全文を見る
○穀田委員 今私が述べたことが事実だということがそのうちわかるでしょう。だから、そんなやり方が、横柄な態度をしているなんていうのはあかんということを言っておきたいと思うんです。きちんとやってや。  次に、水がれ問題について聞きます。  出水の問題でいいますと、環境大臣意見につ...全文を見る
○穀田委員 確認していると言うんだけれども、その内容が大変だから言っているんですよ。  影響を受ける大井川下流の自治体は、大地の上に水を揚げてお茶をつくる農業で静岡は成り立っている、どうやって水を戻すのか聞きたいということを言っているんですよね。これは島田市長の染谷さんがおっし...全文を見る
○穀田委員 当事者間でということでは済まぬのじゃないか。皆さん、今までそんなに通っていなかったところに千八百台も通るだとか、それから水がかれるかもしれないとか、そういった問題について、これは違っていたらどうするということについての約束事を交わすというのは最低限必要な話じゃないです...全文を見る
10月28日第187回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  有村大臣は所信挨拶の中で、「消費者の安全、安心を確保する消費者行政は、消費の拡大、ひいては、経済の好循環を達成するためにも、重要な役割を担っています。」こう述べました。消費拡大、経済の好循環を達成するために頑張るということだと思うんです...全文を見る
○穀田委員 担当ではないというような話でされると、閣僚と違ったのかと思いますよね。消費者担当として、消費者全体が、動向や価格や、それが消費税増税によってどういう影響があるのかということを見るのは、それは最低限の仕事だと思いますよ。  大臣がおっしゃったように、鈍化しているという...全文を見る
○穀田委員 そうすると、同様の認識だということだと、私はちょっと納得できないんですよね。  では、聞きますけれども、四—六期のGDP速報値は九月八日に発表されました。そこの中で、特に消費の問題を私は聞いたんだけれども答えがなかったので、個人消費の落ち込みが大きくて、年率換算では...全文を見る
○穀田委員 楽観できないのは、それは確かなんですよ。問題は、この状況というのはある意味で想定内なのだというふうに理解しておられるのかということを聞いているんですよ。
○穀田委員 それは違うでしょう。自分の見解を持って堂々と議論して、あかなんだらあかん、いいんだったらいいというふうにやったらいいんじゃないですか。それは、お互いに影響を与えつつやるということが本質的な議論と違いますか。赤澤さんもうなずいておられるから、そうだと思うんだけれども。 ...全文を見る
○穀田委員 それは、はっきり言って、答弁になっていないんじゃないですか。  要するに、転嫁できていると思うか、現実はどうなっているのやという話を聞いています。(発言する者あり)
○穀田委員 経産省のアンケートに基づいてお答えになったわけだけれども、ということは、そういう認識で同様だということですな。  要するに、七三%近くのところは転嫁できている、だから、ほとんど転嫁できていると思っているということですな。
○穀田委員 全て転嫁できているとは思えないということは、圧倒的なところはできているということですな。
○穀田委員 消費者にとって極めて大事だから、あなたの、大臣の認識を聞いているので、それは、経産省の資料はそうです。  私、配りましたけれども、全国商工会連合会、実際にやっておられる方々の、ことしの五月から六月、九月の二度、全国中小・小規模事業者に対して、消費税の価格転嫁等の実態...全文を見る
○穀田委員 そういう決意は誰でも言うんですよ。よしというあれが飛んでいますけれども、そういう実態でなかったから大変なんですよ。四八%の人たちが転嫁できないという見込みを示していることにどう心を寄せるかという問題なんですよ。  今見てきたように、労働者の賃金が減っている、物価が上...全文を見る
○穀田委員 だから、国民の声はこのように出ているんだが、消費者行政、つまり、消費というのは、収入があって可処分所得があって、これが消費に回るわけですわね。それで、あなたは拡大する、こう言っているわけですやんか。それが縮小している。これは増税したらまた縮小するんじゃないか。だから、...全文を見る
○穀田委員 もう一度聞きますけれども、物価の判断という話は、上がっているわけですね。二%を超えて上がっているわけですよ。しかも、実質賃金は下がっている。消費の土台である収入が下がっているという現実で、大臣は、消費の拡大ということを言っておられる。これで拡大していないと。ということ...全文を見る
○穀田委員 それでは、消費者の立場に立って物を言うてるとか、それから、所信で消費の拡大で好循環だなんという話は、一体全体、何のために言うてんのやと言わざるを得ませんわね。  私は、先ほど述べたように、全国商工会連合会は、アベノミクスの効果により、回復基調とよく言われているが、地...全文を見る
10月31日第187回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○穀田委員 きょうは、土砂法について質問します。  まず、広島土砂災害を初め多くの災害がありました。お亡くなりになった方々に哀悼の意を表し、被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。  今回の土砂災害防止法の改正に当たって、なぜ今度の広島の土砂災害は防ぐことが...全文を見る
○穀田委員 私は、この問題は、確かに避難対策の問題はあるんですけれども、その前段にある開発問題を含めてきちっと考えなくちゃならぬ。ですから、教訓という問題ではそういった点も深めないと、ちょいとね。ただ亡くなったというだけじゃなくて、その開発全体がどうだったのかということを含めて言...全文を見る
○穀田委員 私が指摘をしたのは、一九九八年のときにそういう対策を打った、二〇一〇年にも、ちょっと違う角度だけれども打ち始めたと。それは、全体として、やはり要援護者施設というのはふえているわけですよね。だから、全体像はつかんでいるのか、また、目標を持って砂防対策でやっていって、それ...全文を見る
○穀田委員 大臣、聞いてわかるとおり、決めているんですと言うんだけれども、全体像が、幾らあるのかとか、それから、今どの辺まで進捗しているのかということはさっぱりないわけですよね。  私は、やみくもにけしからぬと言うつもりは全くないんです。問題は、施策を打っている側の論理ではなく...全文を見る
○穀田委員 それは、平成二十二年というから、二〇一〇年と私は言ったじゃないですか。それはそこで、私はちゃんとそこの数字を出しているわけやから、同じ数字を言ったかてあかんねんて。その後ふえてへんのやったらええよ。ふえてんねやから。  だから、そのことが、もういいって、池内さん、大...全文を見る
○穀田委員 周知していますって、周知していたら、それでええのかと。  これは、私は京都の例を出したわけですけれども、京都の市町村別の避難施設の土砂災害防止法の指定状況。避難施設なんですよ。ここへ避難せいと言っているところで、実は、建物を見ますと、警戒区域のみでも百五十六ある、警...全文を見る
○穀田委員 大臣、指し示したかて、私も、この間京都でありましたけれども、鴨川から水が出た、避難場所になっている小学校がある、そこに水がだあっと流れている。そこへ行くなと言うわけにはいかぬじゃないですか。そういう事態になっているでと。それから、前の台風のときに、五年前でしたか、京都...全文を見る
○穀田委員 例を示すことによって全体を励まし、促していく、それはあると思うんですね。ただ、私は、補助率の三分の一というのは政令で決まっているわけですから、補助率を上げるという意思さえあれば実行できるものだと思うんですね。  今、地形のデータという話がありましたけれども、地形や条...全文を見る
○穀田委員 それをぜひやっていただくということで、確認しておきたいと思います。  今大臣から、おおむね五年とありましたけれども、計画を進めるために必要な財源規模はどのぐらいと考えていますか、局長。
○穀田委員 そこで、では、今までどの程度土砂災害危険箇所への整備のための予算を使ってきたのかという問題なんですね。このお金を使うということについては誰も否定しないわけですよね。  広島県では、今、五年をめどにと言っていましたけれども、これは何を、調査の点はわかるんですけれども、...全文を見る
○穀田委員 それは基礎調査の資料でしょう。私が言っているのは、砂防関係の予算と、わざわざ資料一と言ったじゃないですか。資料一でいいますと、二〇一〇年度から補助は見えなくなっているわけじゃないですか。下に書いていますように、二兆二千億円使っているということになっているじゃないですか...全文を見る
○穀田委員 大臣、これは極めて大事なことで、結局、大臣は交付金で支援していると。一般論はそうなんですよ、それはわかっているんですよ。問題は、今、では、砂防関係予算の具体的使われ方はどないですかと聞くと、ここに今お出しした資料の一にあるように、二〇一〇年度からは見えなくなっているわ...全文を見る
○穀田委員 どのような状況かというのは、それは砂防課があることは確かなんですよ。問題は、それが、今言いましたように、減っているという状況を私は指摘している、専任でないという事態があると指摘している、これにどう応えるかということが問われているので、質問をよく理解していただかないと、...全文を見る
○穀田委員 終わります。
11月10日第187回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、景品表示法の改正について質問します。  不当表示、これは広範囲に広がっていまして、課徴金制度の導入については、私どもも賛成できると思っています。  ただ、今までも多くの方々が質問なさいましたように、本改正案については、大事...全文を見る
○穀田委員 その論理は、中位層だから妥当だということ以外に余りないんですよ。ほんまに中位層が妥当なのかという問題について、それは額が変動するわけだから、少なくとも、今平成二十年度とありましたけれども、そういう意味でいいますと、私は、そういうところに本質や本音があるんじゃなくて、今...全文を見る
○穀田委員 その論理も変な話で、かえっておくれるようになるというんだったら、おくれないようにするためにはどうしたらいいかということについてどういう論理があるのかということを考えないと、それは違うんですね。現行の体制でこれだけかかってやるとこうなりまっせという話であって、そうすると...全文を見る
○穀田委員 スタンスを明確にすると。  そこで聞きます。それでは、本法二十九条、報告の徴収及び立入検査等により求める情報について、今後の検証のため、どんな情報を消費者庁に収集しようとしているのか。実効性のある二十九条があるわけですね。だから、どういう情報を収集し、どういう姿勢で...全文を見る
○穀田委員 今の点はきちっと確認して、今後の経過を見ていく上での重要な指標にしていきたいと思うんです。  もう一つ、行政による立証問題について聞きたいと思うんです。  当初、注意義務の立証については、課徴金制度の実効性を担保するため、執行の負担や課徴金制度の機動性への影響を勘...全文を見る
○穀田委員 当初はそういう案だった。きょうも、それからこの間の大臣も、本委員会で、不利益処分を科す際は行政が立証責任を負うとされている原則にのっとったと答弁された。きょうも、審議官もしきりに法の一般原則を述べています。  今再び確認したように、課徴金制度導入に当たっての、簡単に...全文を見る
○穀田委員 最後の二つ、さほど変わりがないんだったら、それこそあなた方は、仕事が大変だの、百万円以上のコストがかかるからなかなかでけへんと言っておるんでしょう。相手にさせたらよろしいがな。こんなもの理屈にならへんやないの、そんなこと。何で変わったかて、さっぱりはっきり、違反しない...全文を見る
○穀田委員 指示の実績という点ではまだないということがはっきりした。  二〇一四年度予算において、食品表示等に係る行政の監視指導体制の強化等のために、地方消費者行政活性化基金を大幅増額し、当初予算で三十億円、さらに、来年度の予算概算要求では五十億円を要求されている。この基金が、...全文を見る
○穀田委員 最後に、この制度の設計において、二〇〇八年、法改正が廃案となった経過を踏まえて、消費者委員会答申も、消費者庁当初案も、消費者の被害回復を促進する仕組みとして、事業者による自主的な対応による課徴金の控除制度を設計し、その仕組みとして、返金と、返金が困難な事業者のための寄...全文を見る
○穀田委員 私は、返金が困難な場合の事業者から消費者の被害回復の手だてがなくなったことは、消費者にとっても信用回復を目指す事業者にとっても後退する結果になったんじゃないかと考えます。  今ありましたように、直接被害を受けた人にとってどうなのかということを視点に考えた場合には、そ...全文を見る
11月14日第187回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○穀田委員 私は、きょうは空き家問題について質問したいと思います。  老朽化による倒壊やごみの不法投棄、放火のおそれがある等、危険な空き家が今全国的に社会問題となっています。  私は、きょう聞きたいのは、大臣に、基本的認識の問題で、なぜそういう空き家が増加したのか、ふえている...全文を見る
○穀田委員 原因その他について、後で、一番最後に、私、少し問題提起はしておこうと思うんですけれども、今お話ありましたように、現場にということで、実際起こっている問題を中心に少し議論をしておきたいと思っています。  今ありましたように、危険な空き家をそのまま放置することは、まず防...全文を見る
○穀田委員 突然副大臣に言いましたので少し失礼かと思いましたけれども、問題意識と、それから方向性について、大枠はそのとおりだと思うんですけれども、ただ、それらの対策では対処し切れない事態に直面しているんじゃないかということで、今度、議員立法も含めたいろいろな形の動きがずっとあった...全文を見る
○穀田委員 流れはそういうことだと思うんですけれども、私は、最終的には行政代執行をしないといけない場合があることを否定するものではありません。しかし、それは厳格で抑制的でなければならないと考えます。  したがって、特定空き家と判断するとき、今お話があったように、ずっと経過の問題...全文を見る
○穀田委員 私は、ガイドラインは当然必要だと思うんです。同時に、今、最後の方で橋本局長からお話があったように、第三者といいますか、そういうのを含めてきちっとやっておかないと、何分にも問題が、個人の財産にかかわる問題でもあるし、代執行という最終的手段を実行する場合のやはり抑制的とい...全文を見る
○穀田委員 要するに、空き家の撤去が進まない要因という大きな点は、今答弁ありましたように、解体そして撤去の費用がかかるということだ、そしてもう一つは、先ほど来も議論になっていますけれども、撤去した後に固定資産税が六倍になるという税負担が重いこと、この二つが中心的な問題なんですよね...全文を見る
○穀田委員 これはいろいろ議論はあるところでして、いずれにしても、問題は、多数の意見、市町村なんかでいいますと税収の問題もありますし、それに対して金をかける場合にどういう見返りがあるかということで、結果としてはなかなか逡巡しているわけですけれども。  ただ、問題の中心は、税負担...全文を見る
○穀田委員 全国では、NPO法人を中心に、地方の空き家を利用して、高齢者の共同生活の場などがふえています。  私、八月に調査で行ったんですけれども、高知県の檮原町では、しあわせ田舎移住計画ゆすはら暮らふと、こういうプロジェクトを立ち上げて、檮原町移住定住促進住宅としまして、空き...全文を見る
○穀田委員 この機会に副大臣に、せっかく御努力いただいたので、聞いておきたいと思うんです。  私が言っている話は、国としてどう支援するかという問題でいうと、先ほど橋本局長から総務省の話もありました。でも、よく聞いていると、国交省の中でもいろいろな部局でこういう問題を支援している...全文を見る
○穀田委員 副大臣に今答弁いただきましたので、ぜひ御努力願いたいと思うんですね。  自治体にとってみれば、それぞれの省がやっている、それから省がやっている一つ一つというのは、全部、もちろんわかっているんだけれども、実際に空き家問題を抱えている人たちとその自治体にとっては、総合的...全文を見る
○穀田委員 ということを述べて、終わります。
12月25日第188回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○穀田委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○穀田委員 ただいまの玉木雄一郎君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○穀田委員 御異議なしと認めます。よって、山本拓君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長山本拓君に本席を譲ります。     〔山本委員長、委員長席に着く〕