穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○穀田委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私、穀田恵二が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○穀田委員 ただいまの黒岩宇洋君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○穀田委員 御異議なしと認めます。よって、山本拓君が委員長に御当選になりました。  委員長山本拓君に本席を譲ります。     〔山本委員長、委員長席に着く〕
01月27日第189回国会 衆議院 本会議 第2号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表し、財政演説に関して質問します。(拍手)  質問に先立って、いわゆるイスラム国を名乗る過激組織による蛮行についてです。  湯川遥菜さんが殺害されたとする写真がネット上に投稿されています。残虐非道な蛮行に対して、強い憤りを持って非難するもので...全文を見る
02月25日第189回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、西川農林水産大臣辞任に関連して、政治と金の問題について総理大臣に聞きたいと思います。  西川大臣は、政治と金をめぐる疑惑で辞任しました。辞任後の会見で、幾ら説明してもわからぬ人はわからないと述べ、総理にはわかってもらったとも...全文を見る
○穀田委員 いずれにしても、総理は、投げかけられた問題について説明する必要があると言っていますし、それから、しかし、知らなかったでは済まないという問題は、国民の多くの方々が思っていることだと思うんです。  そこで、安倍内閣は、昨年五月二十七日、国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範...全文を見る
○穀田委員 これですけれども、ここでは、政治家であって国務大臣等の公職にある者としての清廉さを保持し、政治と行政への国民の信頼を確保する、そのために具体的にということで、営利企業については、報酬を得ると否とにかかわらず、その役職員を兼職してはならない、さらに、政治資金パーティーで...全文を見る
○穀田委員 私が言っているのは、それは規範としてあるわけだから、そういうものが守られなきゃならない、そして、守っているのかどうかも確かめなくちゃならぬというふうに普通は思うんですね。  閣議決定は、その中心は、国民の疑惑を招きかねない行為を定めたものですよね。そういう意味でいい...全文を見る
○穀田委員 私は、法律に違反していないということで切り捨てるわけにはいかないと思うんですね。  やはり今、規範というところで述べたように、国民の疑惑を招いてはならないとする趣旨がどう貫徹されたのかということが問われると思うんです。  そこで、西川大臣の問題で問われているのは、...全文を見る
○穀田委員 企業・団体献金については、一九九三年の政治改革の議論の際に、禁止するということが大きな前提として議論になったわけですよね。それが温存して、結局、その後も政治と金をめぐる疑惑が相次いできている経過を直視する必要が私はあると思っています。  そこで、今、二つの抜け道とい...全文を見る
○穀田委員 先ほどの菅官房長官のところで六千七百八十万円と言いましたが、五千七百八十万円の間違いでした。  今、総理は、支援に感謝していると言いますけれども、やはり、もともと政治改革の議論の中で、御承知のとおり、政党に対する企業・団体献金は禁止をする、本来、個人献金をふやすこと...全文を見る
03月03日第189回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  私は、一月の二十七日の本会議において、圧倒的県民の民意に背いての沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設強行は断じて許されないと質問しました。きょうは、角度を変えて、名護市辺野古の米軍新基地建設における、一時的な訓練ではなく部隊の配置を伴う...全文を見る
○穀田委員 そういう事実はないと否定されるわけですけれども、このときの記者会見で、記者は、陸上自衛隊の「米軍施設、代替施設での共同使用というのは今後進めていくべきことだという考えでしょうか。」こういう質問をさらにしているんですね。これに対して、小野寺防衛大臣は、「今後の防衛大綱の...全文を見る
○穀田委員 今防衛大臣は、2プラス2の話が出ましたから。  そうしますと、今私が述べた防衛大綱が策定された数カ月前にこれは行われているわけですよね。そのときに、今お話があった、十月三日ですか、その2プラス2の共同発表には「施設の共同使用」という項目があると思うんですが、外務大臣...全文を見る
○穀田委員 だから、その一〇年に行われた2プラス2でもそういう話があったというのは私も知っております。  問題は、今外務大臣が述べられた、答弁された、「日本の南西諸島を含む地域における自衛隊の態勢を強化するため、閣僚は、共同使用に関する作業部会の取組を歓迎した。」こうありますよ...全文を見る
○穀田委員 そうすると、審議官級のもとに課長級の議論がされているということで、何をやっているかというと、先ほど両国の運用が云々という話がありましたけれども、一般論はそういうことなんでしょう。  問題は、私が聞いているのは、施設の恒常的な共同使用という問題について、どんな議論をし...全文を見る
○穀田委員 もう一度確認しますが、続いている、そして地元との関係もある、ただ、いずれにしても、拡大していくという方向については間違いない、これはそういうことですな。  もう一度聞きますけれども、作業部会のメンバーというのは両方とも課長級だということですか。それだけもう一遍確認し...全文を見る
○穀田委員 中身の問題は検討中、それから今も続いているということで、概要的な、こんな枠をやっているんだという議論はいつも出るんですよ。そこまでは言うんですよ。  ただ、私が言っているのは、恒常的な共同利用、しかも、その対象を含めていろいろ具体的に議論されているんじゃないかという...全文を見る
○穀田委員 その調査をしているという話は、後でもう一遍聞きますよ。  私が言っているのは、今大臣がおっしゃった、島嶼がどれだけあるかとか、それから世界で六番目のあれだとかといって、広大な地域だからという話は、それは前文に書いているんですよ。それはわかっていますよ。問題は、ここで...全文を見る
○穀田委員 さまざまな検討、いろいろな検討、こうくるわけですけれども、今あった、例えばロードマップの関係でいいますと、それは陸上自衛隊との共同使用が行われているんですけれども、それは確かに、二〇〇六年の五月の米軍再編ロードマップ、麻生さんが当時外務大臣のときでしたけれども、そのキ...全文を見る
○穀田委員 語るに落ちると言っては悪いんだけれども、つまり、では、こういうことをやっているんだということをお認めになるわけですね。つまり、先島の関係を言っているわけだけれども。聞いてください、こっちを見て。そういうことを検討しているんだなと。では、言ってください。
○穀田委員 現時点ではないと。そういうふうにおっしゃいますけれども、どうも、さっきから文書を何回も出していたわけで、今ごろになって、最後の方になって、どこかのわからぬ文書と。それはお互いに認めておった話で、全然、後ろからアドバイスを受けて、その程度で反論しているようでは本当に困る...全文を見る
○穀田委員 今初めて見たとか突然に指摘されたとか、そんな話じゃないんですよ。これは、ずっと続いている防衛の流れの中で、二〇一二年に出された資料なんです。ということは、知らないということは、逆に言うと、それを見てんと仕事をしているのかと言わざるを得なくなりまっせ。これはおかしな話で...全文を見る
○穀田委員 報告も受けていないし、考えてもいないと。しかし、大臣の話では、いろいろ、さまざま検討していると。そして、具体的には、先島諸島の問題についても、その調査費がつけられて、動きがある。しかも、この文書について言うならば、ずっと書かれているということだと思うんですよね。ですか...全文を見る
03月12日第189回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、政治と金をめぐる問題について聞きます。  この間、国からの補助金を受けている企業からの献金が問題になっており、私も二月二十五日にこの予算委員会で質問しました。西川大臣は辞任し、総理を初め他の閣僚も補助金受給企業から献金を受け...全文を見る
○穀田委員 一九七五年に設けられたものです。  一九六二年から、公職選挙法において、国から補助金等の財政的援助を受けている企業からの選挙に関する寄附、これを禁止していました。しかし、政界の腐敗が明らかになった黒い霧事件を機に、七五年改定で政治資金規正法に入れ込み、政治活動に関す...全文を見る
○穀田委員 いやしくもとわざわざ書いていますように、そういうことやっちゃあかんでということになっているわけですよね。  総理は、これまで、たびたび、違法かどうかの構成要件を述べていますけれども、違法でなければよいという話では決してありません。国の金と税金、すなわち、これは国民の...全文を見る
○穀田委員 私が聞いているのは、違うんですよ。そういう趣旨に反しないかと。一年と一日過ぎたら違法でない、選挙にかかわったら違法だけれども、違ったらええ、そういう話と違うやろうと言っているんですよ。だから、総理大臣に聞いたんです。あなた、いいです。  それで、何かというと八幡製鉄...全文を見る
○穀田委員 総理、各党が合意していないというのは、それは五年後にはやると約束して合意しているんですよ。それをやっていないだけの話であって、それはちょっと事実が違うということだけは言っておきたいと思うんですね。  もう一度、二つの抜け道というのは何かということを言いたいと思うんで...全文を見る
○穀田委員 八十七億六千三百万円、本当にこれは巨額なんですね。企業・団体献金の禁止を打ち出したはずなのに、八十八億もの献金が政党支部、本部を通じて流れる。  もう一つの抜け道が、政治資金パーティーです。  一九九二年の緊急改革で、政治資金パーティーについて、収支報告の義務化や...全文を見る
○穀田委員 百七十六億ですよ。まさに巨額、さらに巨額と言わなければならない。  パーティー券は誰が購入しているのか。ほとんどが企業、団体が購入しているということで、総理、よろしゅうございますね。
○穀田委員 個別の数字はないんですよ、それは。ただ、百七十六億円全てが企業、団体が購入しているとは言わないけれども、その大半が、企業、団体が購入しているのは常識ですよ、こんなこと。政治資金パーティー収入は、要するに形を変えた企業・団体献金にほかならない、ここがポイントなんですよ。...全文を見る
○穀田委員 ここでも国民の疑惑を招かないようにという意味が書かれているわけですね。これが大事なんです。  政治資金パーティーの中でも、収入が一千万円以上のものを特定パーティーと政治資金規正法は規定しています。前回の質疑で、私は、主要大臣の政治資金パーティー収入の金額を明らかにし...全文を見る
○穀田委員 いつも法的に問題ない、適切に、適法に処理していると。自分たちが決めた規範というのは一体何なんだ。国民に疑惑を持たれないようにと、わざわざ全てのところでいろいろな問題を必ず言っているんですよ。  規範を決めるときにも、清廉さ、そして疑惑を持たれないように、こう言ってい...全文を見る
○穀田委員 この間の二月二十五日の予算委員会で、政党助成金をふやしていくということがあってもいいという発言がありました。その際に石破大臣は、「政党を運営するのが政党助成金に余りに過度に依存をするようになりますと、やはり政党というのは権力に対してある種インディペンデントでなければな...全文を見る
○穀田委員 今、石破さんも言われたように、三分の一、三分の一、三分の一という議論があったことは、お互いに承知しているんだと思うんですね。  だから、もっと原理的で、政党に税金を入れていいのかという問題もありました。そして、依存してはよくないという議論が行われ、当時の政治改革の細...全文を見る
○穀田委員 ベストミックスと言いますけれども、これほど最悪のミックスはないんですよ。企業・団体献金はもらうわ、パーティー券はもらうわ、政党助成金はもらうわと、そんなものはベストミックスなどであろうはずはないと言わなければならないんです。  だって、民主主義にコストがかかると言う...全文を見る
○穀田委員 また総務大臣は抜かしている。肝心なところを抜かしたらあきまへんで。そんなもの、一番大事なことを抜かしたらあきませんよ。健全な政治の発達を希求して拠出される国民の浄財であると言っているんですよ。国民の浄財というところを抜かして、どうしてそのことが成り立つんですか。  ...全文を見る
○穀田委員 そういう理解をしているからだめなんですよ。企業・団体献金と腐敗はなくならないということを申しておきたいと思います。  憲法の中にはきちんと書いていまして、それは、十五条で参政権を国民固有の権利と言っています。これは自然人を指しており、会社は含まれていないというのは最...全文を見る
03月27日第189回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  在外公館にかかわる法案については、当該地域の実情を踏まえた改正と言えるので、賛成です。その態度表明だけしておきたいと思います。  そこで、きょうは、先日行われた日中韓外相会議に関連して、岸田大臣に質問します。  三カ国外相会議では、...全文を見る
○穀田委員 今聞いたのは共同発表ですよね。  その次にお聞きしたいのは、共同記者会見でどう言っているかということを見ますと、中国の王毅外相は、近年、とりわけ中日関係、韓日関係では歴史認識の問題が困難をつくり、協力を妨げ、三カ国の共通利益にもかなっていない、戦後七十年が過ぎて、三...全文を見る
○穀田委員 今、三人そろっての会談とバイの会談についてお話がありましたけれども、韓国の尹炳世外相からは、三カ国会議が二〇一二年以来三年ぶりとなったことについて、過去に起因する対立を克服できず、不信と緊張が他の分野の協力の進展まで阻害したためだという指摘があったと報道されていること...全文を見る
○穀田委員 報道があったということで、そういう事実はなかったかということを聞きたかったわけですが、そういう指摘はありましたかと。まあいいです。  あわせて、大臣はバイの会談の話もしてはります。そこで聞きたいんですけれども、歴代内閣は引き継いでと、いつもこのパターンを繰り返してお...全文を見る
○穀田委員 繰り返しになりますけれども、全体として引き継ぐ、いつもこう言って、私どもの笠井議員の質問に対しても、もう一度質問されたときには、もう一回答えているんですけれどもね。  大事な問題は、国策を誤り、植民地支配と侵略を行ったという部分は確実に含まれていると言っていいですね...全文を見る
○穀田委員 なぜそういうことを言うかといいますと、安倍総理は、二月二十五日の戦後七十年談話に関する有識者懇談会で次のように述べています。さきの大戦への反省、戦後七十年の平和国家としての歩み、そしてその上に、これからの八十年、九十年、百年がありますと述べているんです。しかし、ここの...全文を見る
○穀田委員 日韓共同宣言には、「我が国が過去の一時期韓国国民に対し植民地支配により多大の損害と苦痛を与えたという歴史的事実を謙虚に受けとめ、これに対し、痛切な反省と心からのお詫びを述べた。」と明記されています。また、日中共同宣言には、「過去の一時期の中国への侵略によって中国国民に...全文を見る
○穀田委員 相手の国が本当にそうとってくれているのかということが大事な問題なんですよね。ロジックで含めてという話をされても、一番大事な核心部分は何かという問題について私は指摘しているわけですよね。  そこで、この基本認識というのは、実は、日中、日韓だけではなくて、二〇〇二年の小...全文を見る
○穀田委員 さまざまな文書というふうにさらりと言われると困るんですよね。  やはり、時代時代の区分、そして、それが、三十年とか四十年とかという、国交回復を初めとした動きだとか、和解と協力という一つの節目に当たって行われた宣言である。ましてや、日朝の宣言などは、初めて行った宣言な...全文を見る
○穀田委員 私は、平和国家としての歩みということを再三大臣はおっしゃいますけれども、それが揺らいできているという事実があるからこそ、戦後の、出発点に当たっての歴史認識が問われている、こういう問題だということがお互いわかって言っているわけですよね。  日本共産党は、私どもは、北東...全文を見る
04月01日第189回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○穀田委員 きょうは、日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの再改定問題に関連して質問します。  報道によれば、再改定後の新たなガイドラインは、自衛隊の活動に地理的制約をなくし、米軍支援の範囲や内容を拡大するというもので、安倍総理とオバマ大統領との首脳会談に先立って、四月下旬...全文を見る
○穀田委員 それでは、少し聞きますけれども、大臣は、政府四演説の中におけるいわゆる外交演説や、安全保障政策にかかわる所信の中で、繰り返し、日本を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している、こういう認識を示されておられます。具体的に何が念頭にあるのか、お答えいただければと思います...全文を見る
○穀田委員 今お話を聞いていると、冷戦後から始まって、随分、国際情勢全般について、それはどこでも共通している内容をずっと言っているにすぎないんですよね。  だから、私は、日本を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増していると判断される根拠、いわゆる日本の関係、取り巻く安全保障環境...全文を見る
○穀田委員 大臣は、日本を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増していることへの対応が必要だとしまして、例えば国際情勢報告、つまりこの外務委員会における所信表明の中で、日本の領土、領海、領空を断固として守り抜くと、必ず連なってくるんですよね。  では、一体どういった国を、領土、領...全文を見る
○穀田委員 そうすると、東シナ海、南シナ海、そういう実態を一つ念頭に置いていると解釈していいと。  そこで、安倍内閣が二〇一三年十二月に策定した防衛大綱では、「我が国を取り巻く安全保障環境」として、北朝鮮、中国、ロシアの動向について具体的な言及があります。例えば、中国については...全文を見る
○穀田委員 さまざまなと言われますけれども、では、そこで聞きましょう。  アメリカの国防総省でアジア太平洋地域の国防政策を統括するシアー国防次官補は、三月の二十七日、ワシントンでの講演で、ガイドラインの見直しによって自衛隊の役割が拡大し、東シナ海だけでなく、南シナ海の周辺海域で...全文を見る
○穀田委員 今のは礎石を三つばかし言ったわけだけれども、この発言は私は極めて重要だと思っていまして、こうした発言は、シアー国防次官補だけではありません。米海軍第七艦隊のトーマス司令官も、ことし一月、通信社とのインタビューで、南シナ海での警戒監視活動に関しても日本に期待していると述...全文を見る
○穀田委員 では、課題としては否定しないということですね、さっきと同じ話、答弁をしているだけにすぎないんだけれども。  では、聞きますけれども、防衛省統合幕僚監部防衛計画部の二〇一二年七月付の資料があります。これは、この間、私は予算委員会でやりましたけれども、「取扱厳重注意」と...全文を見る
○穀田委員 何か使うと、都合が悪いと大体そういうふうに言いますが、この間、同じ資料を出したときに、防衛大臣は、議論をやって、今も来たように、後ろからアドバイスがあって、四回目の質問のときに承知していないという話をするわけやね。三回はその文書を前提にしてやっているんですよね。せやか...全文を見る
○穀田委員 さまざまな検討を行っているということと、資料はわからない、こう言う。  ということは、さまざまな検討の中に、私が述べた資料のような、「対中防衛の考え方」「抑止(平時)」「対処(有事)」というところまで、左藤さんがおっしゃるところのさまざまな検討という中には入っておら...全文を見る
○穀田委員 見ていないから確認できない。  ということは、確認したらあるかもしれないということですか。
○穀田委員 余り同じことを言わせんといてや。確認したらあるのやったら、次、ありました、言わなあきませんわな。  しかし、今私が言っているのは、では、そういう内容が、平時だとか有事だとか、南シナ海に行くでとかいうことは議論しているのですかと言っているんですよ。
○穀田委員 私は、今述べましたように、「我が国を取り巻く安全保障環境」というところで、「中国に対抗できる防衛力を備えることが大きな課題」だと。これは、前から一般論としては言っているわけです。そして、「中国の軍事戦略」の分析の内容と、そのときに、「対中防衛の考え方」、私はこういう三...全文を見る
○穀田委員 少し話が後ろへ来ましたね。つまり、最初は特定の国と言わずにそういう検討はという話をしていたけれども、一つずつ具体的に聞き出すと、そういう特定の国はしていないということになる。  私は、それは違うという意見なんやね。もし、そういう話を私らが言いますやんか。そんな重大な...全文を見る
○穀田委員 私は、当委員会において先日質問しましたよね、日中韓外相会議での共同報道発表に言及しました。この文書にあるように、「三外相は、」「三か国協力の深化が翻って各二国間関係及び北東アジア地域の平和、安定、繁栄に貢献することを強調した。」こうあります。さらに、「二国間関係を改善...全文を見る
○穀田委員 昨年十一月に行われたASEANと中国の首脳会議では、中国とASEANが二〇〇二年に調印した南シナ海の当事国の行動に関する宣言、DOCの全面的かつ効果的な実施を進め、法的拘束力を持つ南シナ海行動規範で早期に妥結する考えを改めて表明したと聞いております。  こうした方向...全文を見る
○穀田委員 今、議論の最中なので差し控えたいとありました。  先ほど私は指摘しましたけれども、トーマス第七艦隊司令官はガイドラインの見直しについて言っているわけですよ。「柔軟性が向上し、自衛隊と世界中のどこでも共同して部隊を運用できるようになる。」こういうことまで言っている。私...全文を見る
04月15日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、私も免震ゴム偽装問題について質問します。  国交省は、不正の対象となった五十五棟について、震度六強から七程度の地震に対して倒壊するおそれはないとし、さらに、追加で発覚した百九十五棟に関して、建物全体が倒壊することは恐らくない...全文を見る
○穀田委員 国交省は、対象建築物については、建築物全体の構造安全性が損なわれているというものではなくて、免震装置によって建築物の揺れを抑える機能が低下していると説明していて、もともと免震装置は揺れを少なくするもので、建物の構造上の安全性には影響がないんだと言わんばかりに聞こえると...全文を見る
○穀田委員 事の重大性はようやくはっきりしてきた、全く許せないことなわけですけれども。  問題は、免震装置は建築物の構造部の材料となるわけですから、その品質の基準適合は、耐震性など安全性を確認する前提でないといけないと思うんですね。その材料の偽装、不正というのは、これまでの建築...全文を見る
○穀田委員 北川副大臣、私が聞いたのは、建物が特定できていないのはなぜなのかと聞いているんですよ。今お話あったのは、壊されたのもあるとか、二十年前のものがあるとか、そんなもの台帳がなかったということなんでしょう。そう言ってくれればいいんですよ。しかし、この売りは、六十年間もつとい...全文を見る
○穀田委員 私は遅いんじゃないかと言っているわけですよ。わかっているんですよ、そんなことは。  まず、東洋ゴムがずさんな管理をしている、これは事実だと。そのずさんな管理でその責任をとやかくするのも大事だけれども、納品しているわけだから、納品されている側があるんですよ。それはゼネ...全文を見る
○穀田委員 しかし、このときの再発防止策についての発表は国交省がやっているんですよ、こういう報告を受けましたと。今の話だと、現在、法律事務所がどうのこうのチェックしていますと。私が聞いているのは、なぜ実施されなかったかという問題。  それでは聞きますけれども、国交省は、その再発...全文を見る
○穀田委員 今回の免震ゴム装置というのは、高減衰ゴム系積層ゴム支承、簡単に言うと高減衰積層ゴムということらしいんだけれども、それが一定、高性能材料の方がある、不正な製品は、幾つかある製品のうちでも高い性能を有していると彼らは宣伝している。  その性能を出せる技術力が東洋ゴムにあ...全文を見る
○穀田委員 先ほどから聞いていると、どうも国交省が、この報告書に基づいて一つ一つ、その問題以外について、それはそういうことがあった、だけれども、フォローアップの段階で、自社製品の開発能力、それから先ほど三つの点があればと言っていましたけれども、三つのことをどうしていたのかというこ...全文を見る
○穀田委員 それはそれで大事なんだけれども、反省が必要なんですよ。  国交省は何も、こっちは善人であっちが性悪の人だったというわけじゃないんですよ。その問題の会社全体の企業体質の問題に着目をする必要があると、私はJR北海道のときもそう言ったわけですやんか。そういうものをやってい...全文を見る
○穀田委員 さっき、これを出しましたよね。これの中に、耐火パネル偽装の際に、日本建築総合試験所による「再発防止策についての報告概要」というのが次のように指摘しているんですね。  性能評価試験の不正受験防止策ということで、試験は、指定性能評価機関職員の立ち会い、試験体の仕様と認定...全文を見る
○穀田委員 私も、全部やれと言っているんじゃないんですよ。だけれども、人の命にかかわる大事な部分というのはお互いわかっているわけですから、これはこうだよね、これはこうしようねという話を今後しないと、やはり企業任せにしているとだめだと。  これは二つ問題があると私は思うんですよね...全文を見る
○穀田委員 終わります。      ————◇—————
04月17日第189回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○穀田委員 きょうは、パレスチナの国家承認問題について質問します。  私ども日本共産党は、中東和平の問題で次のような基本的立場を明確にしてまいりました。イスラエルが占領地から撤退すること、パレスチナ人に独立国家樹立を含めた完全な民族自決権を保障すること、パレスチナ、イスラエルが...全文を見る
○穀田委員 和平交渉進展にとって最大の障害となってきたのは、イスラエルによるパレスチナ占領地への入植地建設の拡大であります。アメリカや日本も含め入植地拡大を批判しているけれども、イスラエルのネタニヤフ政権は、拡大政策をさらに進展する、推進するといいますか、そういう構えを示している...全文を見る
○穀田委員 そこで、そういうパレスチナ国家樹立を拒否する考えを示したネタニヤフ首相の発言に対して、ホワイトハウスのアーネスト大統領報道官は、先ほど局長からお話があった三月十九日の日なんですが、その定例会見で、オバマ大統領がネタニヤフ首相との電話会談で、イスラエルとパレスチナの二つ...全文を見る
○穀田委員 そこは極めて大事でして、いろいろ解釈の、まあ文章はいろいろあるんですけれども、違いという点を出したのは明確だと思うんですね。  定例会見で、今述べた報道官は、パレスチナの国家樹立を拒否した発言を事実上修正したことを受け入れず、このような例において発する言葉は重要だ、...全文を見る
○穀田委員 ただ、控えたいというのはわかるんですけれども、メディアは、これをめぐって、やはり報道しているんですよね。イスラエルに自制を要求するということなんかが一つのポイントでして、読売新聞は、イスラエルに自制を要求、米大統領は擁護政策見直し示唆ということを述べていますし、さらに...全文を見る
○穀田委員 フランスの動向は、非常に私は興味深いといいますか、大事なことだと。なぜかといいますと、同外相は、フランスはこれまで、交渉の指針を定義したり、交渉を促進したりする決議案には賛成してきたとしましたけれども、今後、関係国との協議を踏まえ、決議案の提案に参加すると述べたと言わ...全文を見る
○穀田委員 今、後押しする上でということを述べられたことについては、確認しておきたいと思っています。  次に、では、国連がこの間どんなふうな形で議論をしてきたのかという問題について、少し大臣と議論をしたいと思うんですね。  国連におけるパレスチナ問題は、当時、国連でパレスチナ...全文を見る
○穀田委員 この国連決議は、国際社会がパレスチナ人民の民族自決権を支持し、パレスチナの独立とイスラエルとの平和共存を強く求めることを示したわけであります。  こうしたもとで、パレスチナを国家として承認する国の数もふえており、昨年十月にはスウェーデンが正式承認し、EUの主要国とし...全文を見る
○穀田委員 今お話あったように、促進していきたいと。大臣が述べている後押ししていきたいというのと似たようなものだと私は思うんですが。  私は、日本が、オブザーバー国家となることに賛成したのに、どうして日本としてパレスチナの国家承認に進まないのか、今、多くの国が国家承認を求めてい...全文を見る
○穀田委員 別個の問題ですからね。それはわかっているんですよ。だから、百三十八カ国が賛成をしたけれども、そのうちで二十カ国余りはまだ承認をしていなくて、百三十五カ国が承認しているという問題は別なんですよね。それはわかっているんです。  ただ、問題は、今お話がありましたけれども、...全文を見る
○穀田委員 先ほどの局長の発言じゃないですか。アメリカの態度も含めて、非常に煮え切らないとかいろいろ発言がありましたけれども、どうも外務大臣の発言もしゃきっとせえへんね。後押しするということを述べているわけですやんか、先ほど言ったように。  では、我々がそういう国家承認をしたら...全文を見る
○穀田委員 私が何で外側からいろいろなことを言っているかというと、要するに、フランスもそういう新しい提起をし出している、アメリカも態度を少しずつ変化させている、こういうのがある。それから、国際的にも、今までEUを初めとした主要国がそういう承認をしない事態から、少し動き出している。...全文を見る
04月22日第189回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○穀田委員 日・モンゴル、WTO協定については、後ほど討論の中で触れたいと思います。  きょうは、沖縄県の米軍普天間基地の問題について質問します。  これまで政府は、普天間基地の五年以内の運用停止について、関係閣僚と知事らで構成する普天間飛行場負担軽減推進会議の初会合があった...全文を見る
○穀田委員 二〇一九年二月までの運用停止は、政府の基本姿勢、今お話あったように、翁長知事就任後も不変とは言うんですが、地元の沖縄紙によりますと、今月二十七日にも行われる2プラス2の共同発表には普天間基地の五年以内の運用停止が盛り込まれない方向だと報じられていますけれども、これは事...全文を見る
○穀田委員 正確に伝えていかなければならないということですと、この間、知事と首相との会談もありました。その中で知事が、オバマ大統領に沖縄県知事、県民が明確に反対していることを伝えてくれということを言っていたことを、私は、大事に思ってやってくれな困る。いつもおっしゃるのは、しっかり...全文を見る
○穀田委員 大臣、同じ答弁を繰り返しているように、私はそうしか聞こえへんわけやね。  つまり、このときの答弁で、アメリカ側のコミットメントが示されていると強調しているわけですやんか。さらに、その後に、こうした日米でのやりとりは大変重たいものだとまで答弁されているんですね。にもか...全文を見る
○穀田委員 そのコミットメントが間違いないと言うんですが、私は、その問題の中身について少し言わないと、オバマ大統領は確かに負担軽減と述べたかもしれない、しかし、明確な項目として五年以内の運用停止について取り組みたいと述べたのかどうかという問題は、私は発言していないんじゃないかと思...全文を見る
○穀田委員 私は何度も言うんですが、今大臣も言っておられるように、五年以内の停止を含む、いつも必ず含むと言うんですけれども、この問題について、相手は、含むという話のコミットメントを出してはいないんですよね、よく見ていると。  大臣が一生懸命含む含むと言うんだけれども、アメリカの...全文を見る
○穀田委員 二〇一二年四月の2プラス2では、普天間基地での補修事業について合意が行われています。その日米合意に基づいて、日本政府として今日までどんな補修事業に幾ら負担しているのか、事業の種類、年度ごとの合計を報告ください。
○穀田委員 契約が三十六億、それから歳出が二十二億ということになると、まだ事業を続けるということに普通はなりますわな。  防衛副大臣に聞きたいんですけれども、五つの補修事業に、今述べたように、契約ベースで三十六億円余りを思いやり予算から計上している。普天間基地を五年以内、二〇一...全文を見る
○穀田委員 二〇一二年四月の2プラス2の合意は、普天間飛行場の代替施設が完全に運用可能となるまでの間、補修事業を行うこと、つまり、辺野古の新基地が運用できるまでは普天間基地の補修事業を継続するということになるわけですよね。  二〇一三年四月の日米合意の統合計画によりますと、辺野...全文を見る
○穀田委員 私は、あなた方の資料に基づいて、返還条件が満たされ、返還のための必要な手続の完了後、二〇二二年度に返還可能だ、七年間続くことになるじゃないか、こういう数字の話をしているわけですやんか。別に、極めて単純で、計算をすればそうなるやんかという話をしているわけで、それが左藤副...全文を見る
○穀田委員 私は、差し控えたいという話では済まぬと。  これは「普天間飛行場における補修事業について」ということなんですよね。そこの中に、「我が方の対処方針(基本的な考え方)」としまして、「事案の精査に当たっては、普天間飛行場の固定化につながるものではない旨対外説明が可能となる...全文を見る
○穀田委員 何かこういう文書を出すと、確認できないからと言うねんけれども、確認できないじゃ済まないと言っているんですよ。  事は重大なんですよ。その後もずっと続けるつもりだ、補修をやる。七年間はやるわ、それから、もし進捗状況があかんなんだらまたやりまっさときている。  もしそ...全文を見る
○穀田委員 さっきと同じ答弁を繰り返しているだけなんですよ。だから、私は、必要最小限とか固定化とかいうことを必ず言わはるけれども、そうなっていないじゃないかと。  その文書自身が、そういうことにとられないようにとか、そういうことを言っちゃまずいからということまで言って、書いてい...全文を見る
○穀田委員 私、さらに大規模な補修計画があるのかもしれぬというぐらい不安に思っているんですね。補修するということは、世界一危険な基地であることについては何ら変わらないだけじゃなくて、さらに強化し、米軍にとっては使いやすいことになることにほかならない、まさに固定化につながるというこ...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、日・モンゴル経済連携協定及びWTO協定改正議定書に対する反対討論を行います。  日・モンゴル経済連携協定は、日本企業によるモンゴルへの経済進出を促進するためのものであります。  特に、鉱物資源、エネルギー分野での投資環境を整備することに...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、TPP問題について外務大臣と議論したいと思います。  四月十九日、二十日の日米TPP閣僚交渉について、安倍総理は、九合目まで来たと評価しています。四月末に予定されている日米首脳会談を直前に控え、そして十二カ国会議へと進む、交...全文を見る
○穀田委員 先ほど私もニュースへ接しまして、二十三日に下院が、委員会において、本会議ではなくて、可決をしたということが報じられていることも承知しています。  我が党がなぜこの貿易促進権限法案を問題にするのかということなんです。日本がTPPに参加表明をした場合、アメリカ政府が米議...全文を見る
○穀田委員 超党派議会貿易優先項目・説明責任法、なかなか通商というのを言いたくないようですけれども、まあ、いろいろあるんでしょう。  私は、きょうは、そのために現物を、もう少しでかいですけれども、持ってまいりました。  これは、超党派議会通商優先項目の条文をいろいろ読み進めて...全文を見る
○穀田委員 合衆国の貿易をゆがめたりということで、関税、非関税障壁、諸政策というのを削減ないし撤廃ということが書かれてあるということですよね。  それで、これは今報告があったように、アメリカが何を考えているかといいますと、米国が貿易を歪曲する、ゆがめるという認定をすれば、日本を...全文を見る
○穀田委員 今わかったように、農産物の話も含めてそこで出て、主要な生産諸国においてということで議論を彼らはしている、しかも、補助金体制の問題も言っているということなんですね。  この法案は、続けて八ページの(C)で、交渉相手国の関税を合衆国の当該産品と同じか、それより低い水準ま...全文を見る
○穀田委員 ですから、今言ったように、アメリカ側の要求ですよね。開放的にしろとか言っているわけでして、今大臣は、他国の法案だから、こう言っていますけれども、TPPにかかわる極めて重要な農産物の問題を初めとして彼らは明確に言っている、そういうことについて狙い撃ちされることになるじゃ...全文を見る
○穀田委員 こういう質問をしますと、相手国のある話だ、それから、あと言うのは、国益を守る立場で、大体このフレーズなんですよ。  それでは、先ほどありましたように、わざわざ大臣は、議会とそれから政府との関係を規定したものであるということを言っているわけですから、その仕掛けが、どち...全文を見る
○穀田委員 大体、西村副大臣の答弁というのは、そのパターンで来ているんですよね。どこへ行っても、パッケージだということと国会決議だということ、それから、できる限り情報開示をというので、大臣でもありますように、国益、大体、四つか五つくらいのキーワードを使ってしゃべっているだけで、結...全文を見る
○穀田委員 だから、今の大事な点は、わかりやすく言いますと、米国の法案は、下院あるいは上院がTPPの合意内容に不満の場合は、米国政府に一任した権限を撤回、剥奪することが盛り込まれている。今お話のあった迅速手続というのは、議会が協定を一括して承認か否認かだけを判断する手続のことなん...全文を見る
○穀田委員 私が言っているのは、政府の交渉をやっているときに、そういう議会の一定の権限、もともとあるわけですやんか。そういう議会が新しいメカニズムをつくって、文句を言えば修正やそういうこともできるという話をしてきているという関係を言っているわけですやんか。  だから、そういうと...全文を見る
○穀田委員 それはないんじゃないですかね。そんなふうに、国民は、では、そのホームページを見て、今どんな交渉があって、どういう内容がまとまって、どこが問題点だなんて知っていると思いますか。今、そんな話をしてはったけれども。  西村さんは、何か、そういうホームページに出しているさか...全文を見る
○穀田委員 だから、それは、同じことを言うてはるにすぎないじゃないですか。国民はそれでわかったと思うかと聞いているんですよ。
○穀田委員 私は、二つの点で違っていると思いますね。  かつて、自民党は、そういう交渉をするに当たって、開示をして、国民の理解を得ながらやっていくんだということを、必要だということを野党の時代に言っていたんですよ。これをやっていないということと、現実は、少なくともそういう理解は...全文を見る
05月08日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  まず、東洋ゴムの山本社長に聞きます。  不正の対象となった最初の五十五件の一つ、独立行政法人国立病院機構舞鶴医療センターに対してどういう対応を行ったのか、まずお答えいただきたいと思います。
○穀田委員 私は、この五十五件というものの中で、医療機関や、また地方自治体を初め、いわば、いざというときの人命にかかわる機構、またはそういう司令塔になる部分について、どういう説明を行ったかについて一々把握していないというのは困ると思います。  少なくとも、我々だって全員の数の名...全文を見る
○穀田委員 情報の不徹底じゃないんですよ。情報をしっかりつかんで、みずから物にし、会社の責任者として、どういう被害があるかということをしっかり見定めてここに来ていないということを言っているんですよ。今言いましたように、みずから連絡していない、直接の説明がない、今後の対応についての...全文を見る
○穀田委員 私に謝ってもだめなんですよ。  そこで、東洋ゴムは、二〇〇七年にも断熱パネルの偽装が発覚し、再発防止策を講じています。そして、免震ゴムと同じ、建築基準法に基づく大臣認定案件であります。  そこで、確認しますが、断熱パネルの偽装は何年から何年まででありますか。そして...全文を見る
○穀田委員 あなたの言い方も、先ほど述べた、わからないから再度やらせた、再度やらせたという話と同じじゃないですか。あなたはいつ認識したのかと私は聞いているんですよ。経過を聞いているんじゃないんですよ。いつですかと聞いているんです。
○穀田委員 二〇一五年、ことしの一月三十日、それほどまでずっとかかっていたということがはっきりした。先ほどは八月十三日だの何なのといろいろ言ったけれども、結局、起点となるのは一月三十日だということですね。それは今おっしゃった。あなたが認識したのは一月三十日だということですよね。い...全文を見る
○穀田委員 免震ゴムは二〇〇二年から二〇一五年までの十三年間やっています。そして、断熱パネルは十五年間ということになりますよね。  そこで、断熱パネルを偽装し、みずから認めた再発防止策の実施中に今回の免震ゴムの偽装を行っていた、重なっているというところがまた特徴なんですね。実施...全文を見る
○穀田委員 それは、確かに、自分のところの社のそういう考え方からするとそうなんだけれども、どういう経過でやっていたかというのはそのとおりなんですよ。しかし、あなた方が出した文書との関係でどうなのかということを言わなあきませんのやわ。  あなたのところはこう言っているんですよ。原...全文を見る
○穀田委員 それでは済まぬですよ。多くの方々が納得しませんよ。  その前に何と言っているかという問題が次にあるんです。では、言いましょうか。  自社の人的、技術的対応力を含めた検討が不十分なまま事業を開始したと言っているわけですやんか。そして、今度の中間総括の中にもそういう文...全文を見る
○穀田委員 これ以上やっていても本当に無駄だなという感じがしますね。効果がなかったんじゃないんですよ。そういう角度から物を見ていなかったということが起きているんですよ。同じことをやっているんですから。その原因の本質をあなた方が総括した内容に基づいてどないしたかという角度が欠けてい...全文を見る
○穀田委員 これほど大事な問題が、再発防止策も提出し、それを翌年の一月の段階で国交省が通知をし、それを教訓として学び、全社に徹底する体制をとっているにもかかわらず、それらの項目についていかような点検があったかも知らない。これは困りますよね。では、後で国交省に聞きます。  だから...全文を見る
○穀田委員 そうしますと、今、偽装をやっていないと言われている二十六社について、これまた検査をしているわけですけれども、自主検査の結果、問題ないということだけれども、今度は可児参考人に聞きましょう。  東洋ゴム以外の二十六社について、自社検査で問題ないということなわけだけれども...全文を見る
○穀田委員 貴重な御意見、ありがとうございました。  いずれにしても、今の東洋ゴム以外の二十六社についても、私は、国交省が安心だ、大丈夫だというだけでは、ちょっと、別に大臣を疑っているわけちゃいますねんで、今の事態のもとで起こっていることからすれば、やはり二十六社が自社検査して...全文を見る
○穀田委員 では次に、北村参考人にお聞きしたいと思います。  免震ゴムの性能評価についてちょっと聞きたいんですけれども、天然ゴムに比べ、高減衰ゴムというのは製品ごとにばらつきやすいとおっしゃっていますよね。また、高山さんは、高減衰積層ゴムの場合は速度によって特性が変化するので係...全文を見る
○穀田委員 貴重な意見を本当にありがとうございました。  大臣、今ありましたけれども、国のお金も大変だけれども、これがあったら将来に大きな発展が遂げられるということも、現に調査をし、今後もということがありましたし、入れませんか、あの例の試験台。
○穀田委員 貴重な答弁ですよね。必要だ、欲しいということですから、これは、きょうはみんな聞いたから、いいなということで承認していただくということにしたいと思います。  そればかり言っていたのではまだだめなものですから、そこで、今度の問題でいいますと、国交省の対応とその責任につい...全文を見る
○穀田委員 お話しのとおり、その点は積極的に頑張っていただきたいと私どもも思います。  そこで一つ、国交省が、先ほど橋本局長がおっしゃっていました三つの点のいわばフォローアップということについて、この間も、十五日でしたか、私が質問したときに、耐火偽装の再発防止について六年前にそ...全文を見る
○穀田委員 橋本さん、あなたの報告は、前はこうした、今度からこうすると。この間がないねんね。わかりますか。  私が言っているのは、あなた方が三つあると言ったことの一番目の品質管理というのは、当然の必要な仕事なんですよ。今後だけではないんですよ。この数年間に再発が出てきている、再...全文を見る
○穀田委員 つまり、そこなんですよ。あれほどの大事件を起こして、建設業界に大きな波紋を投げかけ、その後も何年間も追わなければならないという事象に対して、その出された総括報告、そして原因究明報告を何ら手本にしていないというところに問題があるんじゃないかということを私は前回言いたかっ...全文を見る
○穀田委員 その御意見は御意見として、私はある意味で当然だと思うんです。ただ、先ほど来ずっと三つの、例えば安全に直結する商品、これは私前回も提起しましたし、せめて何万件とあるような中でそういうものは特別にということも提起しました。それはそれでわかりますし、現場の検証もそうだし、過...全文を見る
05月18日第189回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○穀田委員 きょう起きた、朝起きた事件についてまず聞きます。通告していないんですけれども、外務大臣、申しわけないんですが、けさ、ハワイで発生したMV22オスプレイの墜落事故です。  報道によれば、米海兵隊のMV22がハワイのオアフ島にある空軍基地で演習中に着陸に失敗し、海兵隊員...全文を見る
○穀田委員 事故が起きると情報提供と、いつもこうくるわけですよね。この程度でいいのかというのはみんな思っているわけです、やはりそうかと。あの事件、事故が起こって、またかという思いがしているんじゃないでしょうか。  政府は、二〇一二年の事故分析評価やMV22に関する日米合同委員会...全文を見る
○穀田委員 何回も繰り返して言っているけれども、説明するというのと情報を受け取るというこの二つしか言っていないんですよね、長い割には。今度はそれじゃあかんで、もうええかげんにせなあきまへんでということを言っているわけです。  では、北朝鮮の問題に入りましょう。  私は、核問題...全文を見る
○穀田委員 これまでの経過を見ると、北朝鮮は、二〇〇六年、二〇〇九年、二〇一三年と三回の核実験を強行することによって、核保有国であることの既成事実を図ろうとしてまいりました。そして、その最大の理論づけが、核兵器は抑止力だという核抑止力論であります。  北朝鮮はこの論理で核兵器の...全文を見る
○穀田委員 最後の世界に向けてというのはわかるんですけれども、前半の方は、北朝鮮が核兵器の開発を行っていることに対する見解を述べているにすぎないと言ったら悪いけれども、そういうことを言っているわけですよね、大臣は。  問題は、核が抑止力なんだということできている、やはりこういう...全文を見る
○穀田委員 やはり六者協議という枠組みを使って、一番現段階でも影響力のある中国や、また隣国の韓国を初めとしたところの力もかりていくということが、今一番大事じゃないかと私は思うからであります。  それで、北朝鮮を対話による解決というレールに乗せる上で重要なのは、六カ国協議の関係国...全文を見る
○穀田委員 では、次に、北朝鮮による特別調査委員会の調査の問題について聞きたいと思うんです。  北朝鮮は、昨年五月のストックホルムでの日朝政府間協議に基づいて、特別調査委員会を立ち上げ、調査を開始しています。ところが、北朝鮮は、ことし四月に入って、現状において政府間対話を行うこ...全文を見る
○穀田委員 この問題について岸田大臣は、四月二十四日の衆議院外務委員会で、「今後の対応につきましては、北朝鮮側から諸懸案解決に向けた前向きな、具体的な行動を引き出す上で何が最も効果的なのか、こういった観点から不断に検討を行ってまいりたい」と述べられております。  きょうも、その...全文を見る
○穀田委員 この件に関しては、いずれにせよ、情報を持っているのは政府なんですよね。我々が持っているわけじゃないわけです。  当事者であるお二人、今度は最後ですから、外務大臣と山谷拉致担当大臣にお聞きしたいと思うんですけれども、当事者である政府が今後の交渉の進め方を判断する問題だ...全文を見る
○穀田委員 終わります。
05月20日第189回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○穀田委員 特許法条約、商標シンガポール条約については、いずれも、出願人の負担軽減に資するものと考えられることから、我が党は賛成する立場であります。  そこで、きょうは、CV22オスプレイの横田基地への配備問題について質問します。  最初に、ハワイで起きたMV22オスプレイの...全文を見る
○穀田委員 るるお話がありましたけれども、大臣、私が聞いているのは、官房長官と同じく、今度の墜落があってもオスプレイは安全だという認識なのかどうかということなんですよね。  中谷防衛大臣に至っては、昨日の十九日の記者会見で、機体の安全性を、現時点で政府としては保証する状況だ、こ...全文を見る
○穀田委員 事実はまだ、今回の墜落事故の原因という問題についての究明はされていないわけですよね。今までの話で大丈夫だというような話は通用しないんじゃないか、そういうことを私は考えます。  米国防総省のウォーレン報道部長は、十八日、今回の事故原因はまだわかっておらず、原因が判明す...全文を見る
○穀田委員 余り、根拠が薄弱で、何で安全なんやと言うと、相手がこう言っている、一二年にこうやったから、この二つしか言わへんわけですよね。  そこで、では、二〇一二年の問題について聞きましょう。  防衛省は、横田基地への配備を発表したCV22オスプレイが、今回事故を起こしたMV...全文を見る
○穀田委員 さまざまな要因を分析したと言われておられます。  では、防衛省が二〇一二年九月に出したフロリダにおけるCV22墜落事故に関する分析評価報告書によれば、防衛省は、同年の八月三十日、米側から提供された米空軍航空機事故調査委員会報告書、こういうものですけれども、分析報告書...全文を見る
○穀田委員 米側から提供された事故報告書では、フロリダでの事故について、CV22は事故の当日どんな訓練をしていたか、その書かれた内容について報告いただきたいと思います。
○穀田委員 というと、戦術訓練の一環としての飛行訓練と書いているわけですよね。  報告書によりますと、一番機の後方乱気流で二番機の揚力が低下したとか、樹木にぶつかったとか、こういうふうに書いているわけですけれども、CV22は、特殊作戦という独自の任務所要のため、より過酷な条件下...全文を見る
○穀田委員 事故の原因は、私も言っているし、左藤さんも見ている文書なんですよ。  もうちょっと言うと、その訓練というのはどんな訓練だったのかということを聞いているわけですよね。要するに、CV22というのは特殊作戦をやる飛行機なわけだから、今の話を聞いていても、どうも特殊作戦じゃ...全文を見る
○穀田委員 だから、そのことは、戦術上の普通の訓練だったということを言っているわけですよね。つまり、二機編隊で動いていて、左藤さん、要するに過酷な条件下での訓練というんじゃなくて、簡単に言うと、二機編隊でがあっと動いていて、しかも木にぶつかったという話で、いわゆる通常の訓練だった...全文を見る
○穀田委員 そんなことはないですよ。その文書をずっと見たら、特殊な訓練をやっていたなんというのは書いていませんやんか。(左藤副大臣「そのとおり」と呼ぶ)そうでしょう。そのとおりと、やじじゃあるまいし、そんなところで言ってもらっても困るんだけれども。  だから、普通の訓練だったと...全文を見る
○穀田委員 今、公式には確認できないと。  当時あったかどうかと聞いているんだけれども、左藤さんも余り後ろの話をいつも聞かずに。  今の話は全然答弁になっていないんですよね。同じ話をしているだけで、だめなんですよ。問題は、ブリーフィングの際にそういう説明があったか、そして、そ...全文を見る
○穀田委員 もし、こういうものについて、フロリダで墜落事故で起こった問題の防衛省側の文書が、ブリーフィングですね、今述べたような極めて重要な内容を持っていることについて知らないということとなると、これはえらいこっちゃなと私は思います。  というのは、ブリーフィングの際に米側が説...全文を見る
○穀田委員 防衛省は公表していないと。先ほどは知らないと。これは明らかな違いがあるわけですよね。  だから、ということは、公表していないけれども、そういう文書、その文言というのはあったということを、今、後ろからアドバイスを受けて、確認したということですか。
○穀田委員 岸田大臣、私は、今お話ししたように、米側とのやりとりの中で、結局のところ、分析評価書でやったというわけでしょう、これで大丈夫だというわけでしょう。その分析評価書の中に抜けているところがある。ブリーフィングで聞いたときに、特殊訓練だということで言ってええかと。要するに、...全文を見る
○穀田委員 事は、住民の安全、基地周辺の住民だけじゃありません、そういう国民の安全にかかわる、命にかかわる重大問題なわけですね。  私は、本委員会に、防衛省の分析評価チームが二〇一二年八月三十日に実施した米国防省からのブリーフィング及び事故に関する質疑に関する資料の提出を求めた...全文を見る
○穀田委員 やはり資料の提出は、これを機に、先ほど、公表していない、それから、左藤副大臣は知らないと言っている。だけれども、私はあると言っている、持っている。だから、きちんと公にしてもらう必要があると思うんですね。  そこで、最後に、横田の問題についても一言言っておきたいんです...全文を見る
○穀田委員 地元の声に応えていくと言いますけれども、現に沖縄では、オスプレイは連日飛行しているわけですよ。事故原因が明確にならないのに、そんなことを許してええのかと思うんですね。翁長知事も飛行の停止を申し入れていますし、沖縄選出の野党の五国会議員も、オスプレイの即時撤去、飛行禁止...全文を見る
05月22日第189回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○穀田委員 五月二十日の質疑に続いて、オスプレイの問題について質問したいと思います。  左藤防衛副大臣に聞きますが、政府は、オスプレイの日本配備の理屈づけの一つに、大規模災害が発生した場合の災害救援活動を挙げています。一体どのような災害を想定してのことなのか、お答えいただきたい...全文を見る
○穀田委員 そういう意味での大きな災害に想定をして、人員や物資その他がうまく活用できるということですよね。と言っておられる。  昨年十月に和歌山県が実施した津波災害対応実践訓練がございます。この防災訓練には、普天間基地所属のMV22オスプレイが二機参加しています。  改めて確...全文を見る
○穀田委員 千五百名と十名が参加された。その中で、オスプレイはどのような訓練をしましたか。
○穀田委員 訓練には、左藤副大臣も参加、視察され、串本町潮岬にある望楼の芝から護衛艦「いせ」までオスプレイにも搭乗された。間違いありませんね。
○穀田委員 近畿中部防衛局広報誌、それに載っているわけですけれども、これですね。左藤副大臣は、和歌山県庁で記者会見をその後しています。その中で、初めてオスプレイに搭乗し、その機動力、輸送力のすばらしさを身をもって実感したと述べています。  串本町の望楼の芝では、オスプレイの離陸...全文を見る
○穀田委員 事実は聞いておられる。そうすると、私が言った、排気熱で火災が発生し、消防団が消火活動に追われていたことは御存じだと。それを知ってはりますかと聞いたわけですから、知っていると。(左藤副大臣「後で聞きました」と呼ぶ)後で聞いたと。  問題は、防災訓練に参加したオスプレイ...全文を見る
○穀田委員 火災とは思っていない、これはけったいな話ですね。  消防庁は、では、火災というのはどう言っているか。定義があるわけですね、火災というのは。これはどういう定義があるかといいますと、人の意思に反して火が起こる、それから消火の必要がある、それから消火施設の利用を必要とする...全文を見る
○穀田委員 県当局やそれから副大臣が火災と認定されておらないというのは、それはわかりますよ、それはそういうことで思いたいと。  しかし、火災とは何ぞやということまで私はきちんと消防庁の定義まで言っているのに、では、ほっておいたらこれはよかったんか、火災じゃないのやったら。ほって...全文を見る
○穀田委員 これ以上やっても、どうもそっちに分がないことははっきりしているので。  消防団の皆さんが放水までしているのに、しかもさっき見せましたやんか。大体、県当局がどう言っているかというと、散水と言っているんですよ。皆さんおわかりかと思いますが、消防団活動その他やっている人な...全文を見る
○穀田委員 質疑に何の関係もなくよくそういうことが言えるね、しかし。おっしゃったのは、有用だと。有用な事態の問題が、仮にあなた方が言おうとしても、こういうことが起こっているじゃないか、大変じゃないかということを言っているわけであります。  確かに、この有用性の問題について、アメ...全文を見る
○穀田委員 草が伸びたということだけを言っておられるわけだけれども。  実は、ノースカロライナの事故について米軍は、当初の発表は、機体の一部が焦げたと言っているんですけれども、その後、実際には機体の炎上だったということまで報告しているんです。要するに、草が燃えて今度は機体にまで...全文を見る
○穀田委員 左藤副大臣、今私が言ったのは、まず和歌山県でこういう事故が起きている、先ほども、火災の事故について、私はだから一番最初に火災と言ったら、うんと言ってはったんやけれども、そこから話をスタートしたんやけれども、途中から火災でないとかなんとか言うてはりますけれども、そういう...全文を見る
○穀田委員 直下においては難しいということを聞いているんじゃないんです。それはそれでいいですけれども。  では、和歌山県でこの問題が起きたときに、今、排気熱という話を私はしましたよね、副大臣、排気熱という話をしているんですよね。和歌山県の串本町、そのところでいいますと、町議会な...全文を見る
○穀田委員 では、答弁の中身を読みましょう。  要するに、二〇一三年ですよね、この排気をやっている、公園のところなんかで排気熱による火災事故を取り上げたら、排気熱による火災、事故後、排気熱を下に落とす方式を変えたので安全だというような答弁までしているわけですよ。  ですから、...全文を見る
○穀田委員 だから、そういうことはないということなんですよね。だから、極めて、事故が起こったことに対して、そういうものがあるでと、県も言うわ、準備はするわ、水はまくわ、芝は刈るわ、そうしたら燃えた、そうしたら火災だといって放水したら、いや、それは火災と違うなんて言う人がいる。そう...全文を見る
○穀田委員 大臣、私は、いわゆる墜落事故を起こしている安全性という問題も一つあります。同時に、災害の訓練の、実際にあったところで起きているそういう火災というのは、本当にどうしようもないことだということを言っているわけです。  今お話がありましたように、アメリカと共同で、我が国で...全文を見る
○穀田委員 考えておりますということなんだけれども、では、事実はどうか。  二〇一四年の九月の県議会で、私どもの党の日本共産党の高田由一県議が、住宅地や病院などの上空を飛ばないようにと求めたのに対し、県当局は、米軍に住宅地の上空は避けることを要請、米軍は応じると回答した、このよ...全文を見る
○穀田委員 これも、今、局長の答弁と副大臣の答弁が違うというので、守っていると言って、いや、空港の気候の関係でと。当時、気候の関係は、二メートルぐらいの風で、どこから入ってきても大丈夫だと、空港まで言っているんですよ。私、確かめているんですよ。だから、そんな話、一つも二つもうそを...全文を見る
05月27日第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○穀田議員 私は、日本共産党を代表して、政党助成法を廃止する法律案について、提案理由及びその内容について説明します。  政党助成制度は、一九九五年、政治改革の名のもとに、小選挙区比例代表並立制とともに導入、施行されました。この制度は、国民に一人当たり二百五十円を負担させ、毎年約...全文を見る
05月27日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  二〇一二年、レッツダンスの風営法からダンス規制の撤廃をの署名運動が始まり、私も、同年六月に質問主意書で、風営法で規制の対象となるダンスとは何かを問い、さらに、二〇一三年、風営法からダンス規制を撤廃すべきと予算委員会分科会で質問を行いまし...全文を見る
○穀田委員 今ありましたように、風営法からダンスの文言が削除されることになった。当然のことです。しかし、ダンスを含めた遊興という枠の中で、さらに広く規制しようとする問題があります。ダンスに自由をと求め運動してきた方々からも、懸念の声が出されています。  そこで、まず、ダンス規制...全文を見る
○穀田委員 クラブ、ヌーンでのダンスが、風営法の対象とするダンスであると、どのような根拠で判断したのか。法廷で、摘発現場にいた七人の警察官が証言しています。また、当日の客も証言に立って、どんな身体動作をしていたか、動作を示しながら証言をしています。  判決文でも例示されています...全文を見る
○穀田委員 だから、これが何が問題なのかということが、誰が考えたかて、あるわけですよ。しかも、これは警察官の証言で、今、三月二十六日及び三十日に、本件の店舗の営業を確認したと、内偵まで行って、やっているわけですよね。  だから、そのようなダンスが行われている様子は見られなかった...全文を見る
○穀田委員 だから、簡単に言うと、性風俗秩序を害するおそれがある類型とはおよそ言えないということが裁判では出ているわけですよ。そういう実態を、地裁、高裁と二回も連続しているのに、またこれを不服だとして上げるそっちの態度が本当にいかがわしいと言わなきゃならぬわけだけれども。  証...全文を見る
○穀田委員 係争中だからというのはわかるんだけれども、ちょっと、もう一遍答弁し直した方がいいんじゃない。
○穀田委員 だから二回聞いたわけですけれども、僕は高裁がするというのは初めて聞いたなと思って。まあ、いいですけれども。  だから、係争中だからといって、こういった問題の指摘の中身からして、いかにでたらめかということが誰でもわかるわけですよね。先ほど答弁の中で、国民の声を聞いてと...全文を見る
○穀田委員 どうも国民の声を聞いている感情の話とはとても思えませんし、反省が全くないということだけは確かですな。  そこで、法改正では、クラブは風俗営業の三号営業ではなくなる。しかも、もともと三号営業の対象ではなかったんですね。ところが、改正案で、ダンスは、もっと広い遊興という...全文を見る
○穀田委員 酔客を相手にしてと言っていますけれども、これも調べて言ってほしいんだよね。大体、クラブで飲んでいる率とそれからカラオケで飲んでいる率というのは明らかに違うんですよ。クラブで飲んでいるといってもほとんど少ないという実態もあるのに、何かすぐ酔客といえば話がいいかと思って、...全文を見る
○穀田委員 ちょっと質問を飛ばすとすぐ混乱するという悪い癖があるね。二年以下の懲役と二百万円以下の罰金、そっちを言ってくれなきゃ。そのことも忘れているようではどないすんねんな。これまでは行政指導だったわけでしょう。それが二年以下の懲役と二百万以下の罰金となる。  では、具体的に...全文を見る
○穀田委員 だから、これも不思議なもので、たまさかとわざわざ言うんですよ。たまたまかけなかった、では、しょっちゅうかけておったらあかんということなわけやね。ということなんですよ。こういうごまかしをしたらだめですよ。  それで、カラオケを客が自発的に歌うのは遊興じゃないけれども、...全文を見る
○穀田委員 そこなんですよ。積極的に働きかければと。先ほど来、ずっと朝からの答弁を聞いていても、何が違反なんだと聞かれたら、今の時点で正確に、先ほど歌舞伎の話も出ましたよ。そうしたら、違反なのか違反でないのかというと、その時点で判断するみたいな話をして、国会でもはっきり答弁ができ...全文を見る
○穀田委員 証拠関係が出て、さっきのダンスのときだって、その警察官は法廷で証言していて、それがないのにもかかわらず、やるようなことをやっているんでしょう。  だから、客観的にそういう基準を示せないということで、どないして皆さん、これを今後申請しますねんな。だから、客がカラオケを...全文を見る
○穀田委員 今のお話でも、前の話を二つばかり言った後で、最後に、おそれがあると来ますやんか。おそれって誰が判断すんのや。そんなことで、では、我々一人一人が、営業しようと思う方々がどないしてそれを判断しますねんな。そんなもの、おそれがあるとやられたら、何でもやられちゃいますやんか。...全文を見る
06月01日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  戦後七十年の節目。戦後、日本は、侵略戦争と植民地支配の反省の上に、政府の行為によって再び二度と戦争の惨禍を招かないと決意し、戦争放棄、戦力を持たないことを憲法に明記して、再出発したのであります。  ところが、アメリカの要求に従って日米...全文を見る
○穀田委員 中谷大臣は、五月二十六日の記者会見で、新三要件に合致すれば、いわゆる他国の領域、いわゆる敵基地攻撃は可能ですねとの質問に対して、武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領域に派遣するという海外派兵、これは一般的には禁止されますが、その上で、他国の領域における武力行動...全文を見る
○穀田委員 敵基地攻撃は可能であるということは、会見でも、論理的に言うとそういうこともあるんだということを述べておられることは確かですよね。あれやこれや言っていますけれども、そういうことだと。  だから、安倍総理も同じ考えでしょうかね。武力行使の新三要件に該当するならば、他国の...全文を見る
○穀田委員 法理の問題としてはあると。  個別的自衛権の場合は、自国が攻撃された場合の話ですから、そんなことを聞いているわけじゃなくて、新三要件に該当すればということを総理大臣も防衛大臣も繰り返すわけですけれども、新三要件として法案に書かれているのは、他国に対する武力攻撃が発生...全文を見る
○穀田委員 そこには段差があって、法理上は許されるということと、新三要件では可能だということについて変わらないということを何回も述べているわけですよ。それで、例外的な話だということを繰り返して述べているにすぎないと思うんです。ですから、それは一九五九年の議論で既に明らかだと思いま...全文を見る
○穀田委員 航空幕僚長に提出された文書だと。  この文書を見ると、見過ごすことができない記述が各所に、随所に見られます。  例えば、序文には、「自衛隊は、「存在する自衛隊」から「機能する自衛隊」への脱皮が求められる」として、「抑止を前提とした従前の考えでは、新たな脅威への対応...全文を見る
○穀田委員 提出された文書を用意しておいてくださいと言っておきました。  それで、大体、話をすると必ず、今ありましたように、部内に向けたとか、あくまでも研究だとかいうことを言い募るわけですよね。  でも、大臣、この文書は、「(ア)攻勢対航空・戦略攻撃」の項目の中で敵基地攻撃に...全文を見る
○穀田委員 いや、それは違いまっせ。「航空優勢を獲得するためには、」と、ちゃんとその文書の中に書いているんですよ、その位置づけを。しかも、戦略の前のドクトリンの中身でいえば、こういうふうに我々は攻勢対航空を考えなくちゃならぬ、こう言っているわけですよ。そんな、位置づけを少しずらし...全文を見る
○穀田委員 承知をしていないということでは私は済まないと思うんですね。  この文書が存在するということは中谷大臣は認めていて、それがドクトリンという形の航空自衛隊全体の方針の作成過程の、そういう基礎である、基礎文書だとこれに書いているんですね。これには、そういう基礎文書であると...全文を見る
○穀田委員 これはだめですよ。  大体、中谷大臣、その前の方だけ読んじゃあきませんよ、その後ろの方に、そういう実態はあるけれども、議論をするのを排除しないと書いているわけですから。わざわざこの問題について、内閣の方針はわかっているけれども、そうだとまで言っているわけですよ。そう...全文を見る
○穀田委員 内部で検討したとしても、それは研究したとしても、枠を超えてやろうとしていることについてはだめだと私は言っているんですよ。  文書はこう言っているんですよ。「将来の憲法改正、集団的自衛権の解釈変更、防衛庁の省への昇格等の大きな組織改編と任務の多様化、拡大等に対応する上...全文を見る
○穀田委員 そこで、先ほど、能力や装備という話がありましたので、そちらの方に行きたいと思うんですね。  敵基地攻撃は憲法上認められると言うけれども、先ほど来、私も少し述べましたけれども、一九五九年三月十九日の衆議院内閣委員会で、当時の五九年全体の議論ですよね、その中にもあります...全文を見る
○穀田委員 それでは、変わっておりませんと言うけれども、航空自衛隊では、新たに最新鋭のF35戦闘機の導入を決定しています。このF35とは一体どのようなものか、少し調べてみました。  ここに、自衛隊が新たに購入するF35について、開発主体となっているロッキード・マーチン社が作成し...全文を見る
○穀田委員 一千百キロメートル。正確には千九十二らしいですけれども、これによりますと。  パンフレットをさらに見ますと、「海上自衛隊のサポート」という欄がありまして、途中で空中給油をしなくても、朝鮮半島、ロシア、中国、東シナ海まで戦闘行動が可能とあります。ですから、空中給油をす...全文を見る
○穀田委員 JDAMというものがそういう兵器だ、精密誘導が可能な誘導爆弾だと。  これは、アフガニスタン、イラク戦争で多く使用された精密誘導爆弾ですね。自衛隊では、非人道的兵器のクラスター爆弾の代替武器として装備を計画していると言われています。  同じく、空対地兵器でJASS...全文を見る
○穀田委員 予定はないというのは未定だということで、この中には、これが搭載可能な武器なんですけれども、ここにちゃんと、できると書いてあるわけですよね。  それで、これは何か、この兵装は。  これは長距離巡航ミサイルで、その射程距離を見ると、約三百七十キロメートルあるんですね。...全文を見る
○穀田委員 私が聞いたのは、全てが当てはまる戦闘機となるじゃないかと言ったので、周りの話をしているんじゃないんですよ。ですから、これはこのとおりだ、この要件には当てはまる内容だということは確かだということなんですよ。それをどうのこうの言ったって、それはだめですよ。  しかも、当...全文を見る
○穀田委員 何度も言っているように、この兵装というのは可能だと言っているわけですよ、その内容ができる装備であるし、巡航ミサイルそして誘導弾でできると。それは、装備しないとは、買わないとは言っていないわけですから。  安倍総理は、F35について言えば、二〇一三年二月二十八日の衆議...全文を見る
○穀田委員 だから、私は一番最初に述べたわけですよ。  このF35の能力というのは、広く、朝鮮半島はもちろんのこと、ロシア、それらを含めてずっと、千百キロメートル、千九十二キロメートル、それは飛んで帰ってこれる力を持っている。しかも、その兵装、つまり装備できるさまざまな武器とい...全文を見る
○穀田委員 それは日本有事の問題ではなくて、先ほど来議論しているのは、結局のところ、アメリカとの関係で敵地に攻め込む問題について議論しているわけで、それは日本有事の場合そのことと話が違いますよ。  だから、敵基地を攻撃するというのはそういう意味であって、何回も言うように、能力は...全文を見る
○穀田委員 四章の中にそのことが書いてあるということを確認しました、施設を必要に応じて一時的に使うと。  では、具体的に空港について聞きたいと思います。米軍による使用が想定される空港はどこか。  政府が提出した安保の関連一括法案では、現行の特定公共施設利用法を改定し、米軍、自...全文を見る
○穀田委員 九十五、今お話あったように、成田、東京など各国際空港、それから那覇空港などを初め、主な空港としては二十八ある。これは、那覇の場合には第二滑走路をつくっていますから、それも含まれることは当然ですよね。
○穀田委員 那覇というのは、今お話ししたように第二滑走路もつくっているから、それも含まれるよねと。だから、それも含まれると言ったと理解しています。  それで、さらに同法の、空港法第五条第一項に規定されている地方管理空港は五十四カ所ですが、そのうち沖縄県の空港はどこに当たりますか...全文を見る
○穀田委員 少々の間違いは仕方ないということですけれども、沖縄の場合、今ありましたように那覇空港のほかに十二空港が挙げられています。  防衛省の資料によれば、これ以外にも、都営の調布飛行場や県営の名古屋飛行場など七空港、防衛省が設置、管理する千歳飛行場など六空港が列記されていま...全文を見る
○穀田委員 どこかと聞いているのに、では、これはどう読むわけですか。外国の軍隊の特定はしていないということは、どこでもいいということですか。どういうこと。そして、いわばその理由は何なんですか。
○穀田委員 特定していないと言うけれども、そういう中身だというわけですね。  そうすると、決まってくるわけで、どこですか。
○穀田委員 それは違う法案のことの外形的説明をしているだけで、米軍以外の外国軍隊を利用調整する対象にしていると。  だから、その場合、ほかの、例えばアメリカの場合、日米地位協定がありますけれども、そういうことを含めていろいろな手だてが必要なんでしょう。だから、どういったところの...全文を見る
○穀田委員 それは、一般論を繰り返し、他の条文を含めて使っているだけじゃないですか。そんなん言うんやったら、私は、やはり聞いていてさっぱりわからぬ。この問題について言うならば、これでは審議を前に進められないというのは、当たり前じゃないですか。そうですよ、この問題について明らかにで...全文を見る
○穀田委員 はい。  私は、これは一番最初に述べたように、民間空港だとか港湾だとか、それこそ自衛隊と米軍が一時的に使用するという形で、結局、住民全体をいわば軍事基地化に招いていきかねない、そういう事態になるということが一つの重大な問題だと思うんですね。  だから、この問題につ...全文を見る
06月09日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○穀田委員 きょうは、六月三日の那覇空港で起きたトラブルについて質問します。  那覇空港で、航空自衛隊機が前方を横切り、離陸を中止した民間航空機と着陸してきた民間航空機が衝突しかねない重大なトラブルでした。一歩間違えば、人命、財産にかかわる大惨事になりかねないトラブルです。 ...全文を見る
○穀田委員 私は重大性と責任ということを言ったんですけれども、もちろん、運輸安全委員会における調査、これはこれとして必要だと私は思うんです。  問題は、重大事故にならなかったのは奇跡としか言いようがありません。下手をすれば二重の大事故にもなりかねない深刻なトラブルだったというこ...全文を見る
○穀田委員 大臣は、要因の一つとおっしゃいました。  では、防衛省の方に、政務官に聞きたいと思うんですね。  私は、調査中というのは、何回も、いわば管制のやりとりだとか、実際に聞いたとか聞かないとかいうことを含めた、それは聞く必要があるだろうと思うんです。しかし、事実は明瞭な...全文を見る
○穀田委員 第一義的には自衛隊機にある。復唱したと言っていますけれども、それも含めて、大臣がおっしゃっているように、これも検証の対象なんですよね。だから、余りそれは言わぬ方がええのちゃうか、こういうときだけ、復唱した、復唱しない、それ自身が問題になっとんねんから、いかがかと思いま...全文を見る
○穀田委員 報告を聞いているとえらい少ないような話を聞いて、よく聞いてみると、自衛隊機独自のものは自分のところは掌握していないということなんですね。皆さん、これが大事なんですよね。  私が調べただけでも、今言った二つの事故があって、二〇〇一年には空自の救難捜索機が旅客機と七百四...全文を見る
○穀田委員 二〇一〇年、一一年、一二年度、滑走路は閉鎖しているんですよ。その事実ももしお認めにならないとしたら、それは県民のところに行って白黒つけようやないかということになるじゃないですか、閉鎖されとんのやから。この十年間だけでも三回以上閉鎖されているんですよ。そういう問題を平気...全文を見る
○穀田委員 私は、それではちょっと答えにならないと思うんですね。  一九八七年四月二十一日に提出された、喜屋武真栄議員が提出した質問主意書の政府答弁では、「現在のところ那覇空港の共用をやめる考えはないが、一般論としては、自衛隊の使用する飛行場と民間の使用する飛行場は分離されてい...全文を見る
○穀田委員 まあ、あり得ると言っているわけですけれども、一九九六年の事故を受けて、これらの問題がまたさらに大きな問題になっているわけですね。そのときの事故というのは、民間航空機が離陸直後に航空自衛隊の戦闘機二機とニアミスする事故です。  この事故を受けて、当時の運輸省安全監察官...全文を見る
○穀田委員 その文書には、そういう話は一般論としても当時は書いてないんですね。その観点から書いたなんて、その答弁書には観点なんか何も一言も書いてないですよ。それだけ言っておきます。  それで、この飛行場というのはどうなっているかというと、もともと政府は、復帰の際に、民間専用空港...全文を見る
○穀田委員 承知していないというのは、知らへんということなのか、そういうことがあるのかどうかについては残念ながらつまびらかでないということですか。
○穀田委員 突然の質問だということで、つまびらかでないと。それはやむを得ぬですわな。  ただ、この空港の成り立ちが、ほかの軍民共用の多くの、多くといってもそんなに大したことはないですけれども、飛行場とはわけが違うんですね、設立の趣旨だとか。そういうのをちょっと知ってほしかったわ...全文を見る
○穀田委員 協力が得られればやるということがはっきりした。  結局、新三要件を満たせば、日本への武力攻撃もなくアメリカが他国で行う武力攻撃に対して、日本の民間空港及び港湾を含む施設が基地として使用されるということなわけですね。  そこで、日米のそれぞれの法律に基づいてと言って...全文を見る
○穀田委員 前半の話は、外務省と一緒に同じ話を繰り返しているだけなんだけれども。  もう一遍聞きますけれども、私は、法律上は航空法ということになると言っているんだけれども、それでは聞きますけれども、実際上、こういう問題の場合、地位協定第五条による一時使用というのもあると思うんで...全文を見る
○穀田委員 今の話を聞いていて、ずらっと読んでいるものやから、聞いている人はなかなかわからへんねんけれども、要するに、今何を言っているかというと、一時使用はある、それは地位協定五条によって行われると。だけれども、一定期間を限った形での地位協定二4(b)によることもあるということを...全文を見る
06月18日第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○穀田議員 私どもの考え方を明らかにしたいと思います。  私は、バランスと言う前に、政治資金はどうあるべきかということがまずあると思います。  政治資金規正法によりますと、「基本理念」で「国民の浄財」と明記しています。ですから、その点でいいますと、私どもは、政治資金は個人に依...全文を見る
○穀田議員 まず、原資は同じとありましたけれども、私は、やはり議員の経費と政党交付金は同じかという設問を立てる必要があると思うんですね。  それは、議員が、立法活動、政策活動並びに政府監視活動、議会への民意を反映させるための活動、これらを行うには、補佐するスタッフ並びに事務所、...全文を見る
○穀田議員 この間、安倍政権のもとで、国の補助金を受けている企業から閣僚への献金を初め、政治と金問題というのが何回となく問題になってきました。この問題が浮上するたびに、国民に疑惑を持たれてはならないとの議論が起こります。  しかし、今こそ政治腐敗、金権腐敗政治の根源である企業・...全文を見る
○穀田議員 重大なことは、政党助成制度が極めて深刻な形で政党の堕落を招いていることであります。  予算委員会でも、私、安倍首相との討論で事実を示しましたが、政党助成金を受け取っている各党の本部収入に占める割合は、自民党が約六割、民主党が約八割、当時の日本維新の会が約七割です。 ...全文を見る
○穀田議員 私も、当時、一九九三年、その細川内閣の議論に参加した者の一人であります。  その提案された政治改革法案には、企業・団体献金については廃止の方向に踏み切るとありました。といいながら、実際には、政党支部への献金は認める、さらに政治資金パーティーを残すという二つの抜け道を...全文を見る
○穀田議員 先ほども資料として配られました。  いわゆる八幡裁判の問題でいいますと、この判決を引用して、会社は自然人と等しく社会的実在であるからということを、大体、献金を認める、容認の理由に述べてまいりました。  しかし、企業が災害救援や福祉事業に資金協力することと、政治資金...全文を見る
07月10日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  非戦闘地域と自衛隊の武器使用の問題について聞きます。  今回の安保法制は、自衛隊による米軍への補給や輸送など軍事支援活動について、これまでの非戦闘地域という枠組みを撤廃して、現に戦闘が行われている現場でなければ支援活動を実施できるとし...全文を見る
○穀田委員 大体、戦闘行為が行われないと見込まれる場所を指定するというのが繰り返されておられるわけですね。しかし、現にイラクでは、非戦闘地域とされた自衛隊の宿営地に対する攻撃が繰り返され、そして、そのことを実際何の検証もしないで当時と同じような説明を繰り返しているというのが私は許...全文を見る
○穀田委員 だから、研究だけじゃなくて、審査会の答申書によると、「陸上自衛隊が実施したイラク人道復興支援活動に関する教訓資料」と、わざわざ発表しているわけですね。教訓資料だということが大事なんですね。だから、陸上自衛隊の各級の指揮官の間で、今後の活動に生かす教訓資料として共有され...全文を見る
○穀田委員 だから、今のところで大事なのは、純然たる軍事作戦だったということと、軍事組織としての真価が問われた任務だったとまで述べているわけですね。だから、非戦闘地域での人道復興支援活動、これは建前だったけれども、実態は軍事作戦そのものだったと総括しているのがその最大の特徴なんで...全文を見る
○穀田委員 もう一点確認します。  自衛隊が武器を使用できるのは、みずからを守る場合か、自分の管理下、管理のもとに入った民間人などを守る場合に限定し、相手に危害を加えることができるのは、正当防衛、緊急避難に限られるとしている点、その点も確認できますね。
○穀田委員 ところが、実際はどうだったか。  この文書には、イラクへの派兵に備えて自衛隊がどのような事前訓練を行ったかということが書かれています。どんな訓練を行ったか。そこには、「至近距離射撃等を重視した訓練」という項目があります。具体的には、派遣部隊は、「至近距離射撃と制圧射...全文を見る
○穀田委員 これは、黒塗りのところが事実だとお認めになった。  では、中谷大臣、もう一度聞きますけれども、制圧射撃というのはどういうことを指すのか、お答えください。
○穀田委員 それは定義があるわけじゃないと言いますけれども、「防衛省規格」という中の「火器用語」の「射撃」という防衛省の用語集を見ると、制圧射撃というのは「敵に損害を与え、その戦闘力の発揮を妨害するための射撃」と定義しています。機関銃で敵に間断なく連続射撃を加え、火力で圧倒し、文...全文を見る
○穀田委員 法令に従ってなんてなっていませんよ。制圧射撃というのは、敵をせん滅する、そういう意味の中身になっているということも含めて言っているわけですよ。  それは、なぜそういう訓練をしたかといったことまできちんとこれは書いています。それはやはり、今までは近距離でそういう射撃を...全文を見る
○穀田委員 それは違いますよ。自己保存という問題と、今お話ししたように、今防衛省の規格でもあるように、先ほどお話ししたように「敵に損害を加え、その戦闘力の発揮を妨害するための射撃」ということになっているわけですよね。それは防衛省の規格であるわけですね。だから、そういう意味でいうと...全文を見る
○穀田委員 今、宿営地の話をされました。では、どんなことをやっていたかということについて、この資料に基づいてもう一度言いましょう。やはり、今私が言った制圧射撃というのは、実際に、先ほど述べたように、極めて危険なことまで発生する状況があった。  二〇〇五年十二月四日、自衛隊が管理...全文を見る
○穀田委員 聞くことに答えてくれなあきませんで。そんな長々と違うことをしゃべって、さっきしゃべったことを、私がしゃべったことを復唱せんかてよろしいわな。  それで、私が言っているのは、やはりイラク人を殺傷する寸前までいっていたのと違うのかというところを聞いているわけですやんか。...全文を見る
○穀田委員 同じく基準を何回述べてもだめですよ。実際に起こっている事態について言っているわけですから。  しかも、では、なぜ安全のために一発も撃たなかったかという問題について言うならば、さらに文書はこう書いているんですよ。   安全確保のための施策に関し、はじめに強調すべき事...全文を見る
○穀田委員 なぜそんな全然違う話をするんですか。私が言っているのは、非戦闘地域でのいわばイラク派兵というのは人道的支援、復興支援が建前だった、それでもこれだけ大変だったんだと。あなたは、何か言うとすぐ、一発も撃たなかったと。一発も撃たない、そういう安全なところ、任務がそうだったと...全文を見る
○穀田委員 私は、二つ間違いがあると思いますね。  そういう訓練というのは、先ほど述べたように、制圧訓練、制圧のための制圧射撃などというものは、当時、この特措法の議論のときには全くなかった問題です。しかも、これが今明らかになったということであります。二つ目に、その経過を通じて、...全文を見る
○穀田委員 では次に、ホルムズ海峡の問題について質問します。  集団自衛権の行使の唯一念頭に置いている実例として、繰り返し、中東ホルムズ海峡の機雷封鎖が挙げられます。  そこで、岸田大臣に聞きます。  二〇一二年に、米軍主催のペルシャ湾での国際掃海訓練が行われました。その訓...全文を見る
○穀田委員 私は、ホルムズ海峡をめぐる一連の動きについて、何をしていたかということを聞いています。  では、その問題について、確かに取り扱い厳重注意という資料ではありますけれども、中身を隠してはいけないんですね。その文書があるかないかという問題はさておいて、イランにとっても、そ...全文を見る
○穀田委員 今、岸田外務大臣からお話があったザリーフ外務大臣は、昨年の三月、記者から日本を訪問したときのことを問われて、米国の星条旗新聞には、イランはいまだにホルムズ海峡封鎖を考えているのかという質問に対して、対立は避けたいと強調しているわけですね。その意味で、また、この間一連の...全文を見る
○穀田委員 よう聞いておいてほしいねんね。  要するに、後ろからペーパーをもらって一般論をずっとしゃべったらあきまへんで、それは。  私、聞いているのは、限定的だとか受動的だとかいって、武力行使として他の武力行使と区別して扱っている事例は世界に存在するかということを聞いている...全文を見る
○穀田委員 では、網羅的に把握していないということは、知らぬということになりますやんか。それは困りまっせ。  要するに、極めて厳しくやっているとか、日本の考え方だという話じゃなくて、国際法上、結局のところ、機雷除去のような戦闘行動を、受動的だとか限定的な行動だったという理屈は存...全文を見る
○穀田委員 そこで、結局、今岸田大臣がおっしゃったように、そのような国があるとは明示できないと。  防衛省が提出した、統合幕僚監部の機雷戦教範というのがあります。この教範によれば、統合幕僚監部では、機雷によって敵の艦船を撃破し行動を制約するため海域に機雷を敷設することを機雷敷設...全文を見る
○穀田委員 最初の説明を私がしているわけだからそこは省いてくれないと。ちょっと違う話をしているんですけれども。  要するに、最後の結論は何かというと、結局戦争行為として位置づけているんですよ、法的には。そこが大事なんです。前の方を読んだだけではだめなんです。後ろの方にそう書いて...全文を見る
○穀田委員 それは、いろいろお話があったけれども、停戦の問題については後で言いますけれども、やはり一番大事なのは、相手国から見れば除去はどういうことなのか、それを聞いているわけですよ。相手国からしてみれば、敷設しているわけだから、それを除去するということは、少なくともそういう点で...全文を見る
○穀田委員 これを聞いてわかる国民はなかなかいないと思うんですけれども、やりたい人はそれはわかるのかもしれぬけれども。大臣だって難しいと言っているんですよ。本当にこれは難しいんですよね。  だから、機雷を敷設した相手国による通知や通告などの意思表明のほかに、相手国のそういう意思...全文を見る
○穀田委員 遺棄と判断するのは難しい、他の国は武力行使としてやっているということですから、簡単に言うと、やはり本質的に、敷設国によるいわば停戦終結の意思表明以外に、第三者である日本が事実上戦闘行為が終結したというのが判断できる確かなものというのはないということなんですね、本質的に...全文を見る
○穀田委員 先ほどお示しした二〇一二年の国際掃海訓練に関する外務省の資料、これですけれども、総理大臣、ちょっと聞いてほしいんですけれども、ここには、「対イラン関係の留意点」という記述がありまして、「イランにとっての敵国である米主催によるペルシャ湾での掃海訓練への参加は、イラン側か...全文を見る
○穀田委員 一番最初にその前提を私は言ったんですよ。そこは聞いてくれなあきまへんで。先ほど言ったように、うちの赤嶺議員が既にその蓋然性はないと、そして私は切迫性もないと、そういうことを言っているわけですよ。そして、外交努力が必要だ、これは我々は一貫して言っているわけですよ。  ...全文を見る
○穀田委員 最後に一言言いたいんですけれども、この湾岸戦争の正式な停戦成立後に行われた機雷掃海でさえ、指揮官が自衛隊員に犠牲が出ることを想定して、先ほど述べたことをやらざるを得なかった。しかも、その後に、帰った方々の中で自殺者が二人も出ておられるということになっています。ですから...全文を見る
07月28日第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
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○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、自民、維新など五会派提出の参議院選挙制度二合区十増十減案に反対の討論を行います。  今回の参議院選挙制度の見直しは、二〇〇九年に最高裁が投票価値の平等の観点から現行の選挙制度の仕組み自体の見直しが必要と指摘したことを契機としています。二〇...全文を見る
08月26日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○穀田委員 私たちは、航空法の改正案については賛成するものです。  ことしは一九八五年の御巣鷹山への日航機墜落事故から三十年。重要な空の安全に関連して、JALの問題についてきょうは質問します。  日航機墜落事故は、五百二十人が犠牲になるという未曽有の事故でした。節目の年、その...全文を見る
○穀田委員 JALがそう言っているのは、前から、前半の部分の話は何回も質疑でやってきたことで、さして目新しいものではありません。  問題は、墜落事故の大きな背景として指摘されたのは、安全を二の次にする利益優先の日航の体質とそれを助長した国の航空行政のゆがみでありました。  事...全文を見る
○穀田委員 それは余りにもねじ曲げていますよ。ねじ曲げていると言わなくちゃならぬ。  今言ったように、それは確かに「大型機の急速な退役等に伴う」と言っているんですよ。そういうことをわざわざ言うぐらい大変だったんですよ。そして、「各職員の業務内容の変化に起因すると考えられるトラブ...全文を見る
○穀田委員 最後の方はよく言うよと私は思いますよね。  だって、当時、今ありましたけれども、大量の保有、これは、政府の過大な需要予測によるいわば空港の乱造や、それからアメリカからの二兆円もの高額なジャンボ機を大量購入する。これは別に購入するのは労働者が要求したわけじゃないんです...全文を見る
○穀田委員 だから、極めて重要な判決が出され、あの争議が行われていた時期に、整理解雇をめぐるそういう時期に、いわば三千五百億円の融資が行われない可能性がある、そういう決定をしたということまでやっておどす、そういう虚偽の事実に基づいて恫喝をする、こういうことが行われることは全く許し...全文を見る
○穀田委員 それは余りにも、客観的に物を一つ判断する上で、何がどうなっているかと、よく聞けばわかる話なんですよ。だって、注視をするとまで言っているわけだから、事実をきちんと確かめることが必要なんですよ。  これは相手側の経営者も言っているわけで、確かに団体交渉は行われているわけ...全文を見る
○穀田委員 そういうのを介入と言うんじゃないんですよ。事実を確かめろと私は言っているんですよね。しかも、そういうのを労働委員会にやったらどうだと、そんな言い方をしていたんじゃ、この問題の解決は、要するに、政府としてはおよそそういう立場に立っていないということをあからさまに示したと...全文を見る
○穀田委員 私は、一般論はそのとおりなんですけれども、この八月十日ペーパーと言われている国交省の指摘は、破綻した企業が関係者に迷惑をかけた、その協力の上で利益を上げるようにできるようになった、こういうふうに見ているとすると、迷惑をかけたのは、株主だとか、それだけじゃないんですよ。...全文を見る
○穀田委員 私は違うと思いますね。これは、歴代の大臣は円満な解決を望む。私は訴訟の話をしているんじゃないんです。そういう首を切られた人たちをもとへ戻してはどうか、そういう努力をすべきじゃないかという話をしているんです。訴訟の結果について話をしているんじゃないんです。そういう方々は...全文を見る
08月28日第189回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  当委員会の審議案件について、我が党は、日本とカザフスタン、ウクライナ、ウルグアイとの三つの投資協定及び日本とカタール租税協定については反対です。そして、日本とルクセンブルク社会保障協定には賛成します。  きょうは、この機会に、経済問題...全文を見る
○穀田委員 だから、幅広い分野だからこそ、逆に言うと、国民の多くが、今までと違って、単に農業分野だけじゃなくて、ありとあらゆる形で、この問題についてどないなってんねんということについて関心を持っているということなんですよね。  報道によると、野党を中心に情報開示の拡充を求める声...全文を見る
○穀田委員 国民はそういうふうに思っていますかね。大体いつも、言うと、副大臣が言うのは、できる限り、こう言うわけだよね。その次は、秘密保持の、こう言うんだよね。三つ目は、悩みながら、こう言うんだよね。大体いつもこの同じフレーズなんですよ。国民は、副大臣が悩んでいるぐらいでは困るん...全文を見る
○穀田委員 二つあると思うんですよね。では、なぜこういう数字が出たのかということと、ホームページに載っているかというと、こんなものは載ってもいないんですよ。  それで、いつも必ず、国会決議を受けとめてと、これも同じことを繰り返しているんですよね。  では、ふたを開けてみたら違...全文を見る
○穀田委員 それはないですよ。幾ら努力すると言ったって、現実、その過程がさっぱりわかりもしないのに、最後は国会が決めるんだからと。国会は、それは与党が多数なんだから、平気で、そういうことについて言えば、今までも裏切ってきたことは何ぼでもあるわけで、そんなこと簡単に信用できるはずが...全文を見る
○穀田委員 聞いていることと違いますやんか。そういうことをしゃべったことが報道で出ている、これは事実やなと聞いているのであって、もう一度。
○穀田委員 それはちょっとおかしい。委員長、それはおかしいですよ。だって、内閣府で発表している内容について、そう書いているものを、それは事実やな、こう聞いているわけでしょう。  では、内閣府は発表していないんですか。それを確かめて物を言ってくださいよ。はっきりしてくれなくちゃ困...全文を見る
○穀田委員 だから、回りくどい話をしているんじゃなくて、最初からそう言って、そういうふうに事実として出ているのやから、こんなこと。それを二度も三度も、そういう答弁を曖昧にしたらあきませんよ、そんなこと。そんな程度で国民の知る権利を、出ていることまでああだこうだ言って、あっちゃこっ...全文を見る
○穀田委員 でも、交渉の内容にかかわると言うんだけれども、それは五万トンという話が出ているわけじゃないですか。その内容について既にこれは出ている。  だから、これは、では、ちょっと違う角度で聞くけれども、「TPPの概要」だとか政府のホームページには書いていないので、私は、みんな...全文を見る
○穀田委員 この繰り返しやねんね。前段でまず防御線を張って、話の内容に踏み込ませないということで、ずるずるやっていく。これは繰り返しなんですよね。  しかし、数字が出たのは、大臣がみずから五万トンとか十七万五千トンと言ったことは、これは初めてなんですよ。だから聞いているんですよ...全文を見る
○穀田委員 すると、厳しいということだよね。そこは言えると。厳しさがある。どういう厳しい話なんですか。  つまり、五万トンのそういう問題と十七万五千トンというそれぞれの根拠を言い合って厳しいやりとりをしたということなんですか。何が厳しいと言っているんですか。
○穀田委員 いや、あなたが厳しいと言うから、どういうふうに厳しいのと聞いているだけの話やんか。そんな大した話じゃないやんか。  だから、アメリカの主張を会見で言っているわけでしょう、十七万五千トンで出てきた、うちは五万トンで言ったと。そうしたら、国民的に言うと、ああ、そうかとく...全文を見る
○穀田委員 もうその話は聞き飽きているのやわ。公約は守ったと言うけれども、五万トンという話が出た瞬間に、では、西村さん、あなた、五万トンと公約していたの、選挙のときに。では、一言言ってよ。
○穀田委員 それは自民党の多くがそう言っている。だけれども、五万トンという数字が出て、少なくとも、出した限りに、相手は十七万五千トンときておるのやから、大体この辺でうろうろでやるのやなとみんな思うわけやんか。そうすると、五万トンと西村さんは公約してたんかと。  だって、公約は、...全文を見る
○穀田委員 個別にそんな西村さんだけを詰めるつもりはないんですよ。ただ、五万トンという数字が出たから言っているので、そこは、範囲内でと言っているから、五万トンがひょっとしたら、では、そういう範囲内というふうに理解してええのかなと思ったりもしますけれども、これ以上やったってもう無駄...全文を見る
○穀田委員 工夫はするということで、少なくとももう少し改善してくれるというふうに見ていいんだね。
○穀田委員 工夫して改善していただくということについては、約束してもらったということになると思うんですね。  では、次に、米国通商代表部というのが、御存じかと思うんですが、外国貿易障壁報告書を発表しています。アメリカは、国民生活の安心、安全、安定を担保する関税、非関税措置をバリ...全文を見る
○穀田委員 この間、一連のアメリカ側の要求というのは、ずっと三十年近く見ていますと、そういう労働分野における問題だとか、それから通商分野における問題だとか、公共事業の予算だとかを含めてずっとありましたよね。  だから、それはその年に実現できたかどうかは別として、結構、長い距離で...全文を見る
○穀田委員 最後に、国連専門官が発表している勧告について、若干、岸田大臣に聞きたいと思います。  まず、この六月、国連の人権問題を専門とする特別報告者や専門家の十人は、TPP協定を含む自由貿易協定や投資協定が、健康保護、食品安全、労働基準の引き下げ、医薬品を独占する権益を企業に...全文を見る
○穀田委員 では、ちょっと角度を変えましょう。  勧告は、中身でいいますと、このやり方、つまりTPPのやり方でいけば、貧困問題なんかを深刻化させる否定的影響が懸念される、そういう立場の声明なんですよね。  これらの方々は非常に重要なセクションを持っておられて、障害者の問題や健...全文を見る
○穀田委員 今大臣は、この懸念の表明の声明の内容を私よりも少し詳しく述べられたというだけなんですよね。それが、交渉を進めるということに、すぐそっちの方に文章的には行くんだけれども、そういう内容については、私は、今のTPPのあり方に対して大きな疑問を投げかけて懸念を表明している、そ...全文を見る
○穀田委員 どうも、中身は、評価については飛ばして言うというのが大体パターンになっていますよね。  ただ、私は、この問題は農水委員会でも私どもの畠山議員が質問していまして、そういうときの語感といいますか感覚からしますと、簡単に言って、こういう勧告というのは法的強制力がないから対...全文を見る
○穀田委員 懸念が当たらないようにと言うけれども、それは最後の段階でわかったのではおしまいなんですよ。私は言っておきたいと思います。  ですから、きょうは時間の関係で取り上げなかったですけれども、TPP発効の条件として、経済規模が八五%を占める六カ国で発効することを日本が提案し...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、日本とカザフスタン、ウクライナ、ウルグアイとの三つの投資協定及び日本とカタールとの租税協定に対する反対討論を行います。  三つの投資協定は、安倍政権が経済政策の柱とする成長戦略に基づき、日本の多国籍企業が海外で最大限の利益を上げるための投...全文を見る