穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月06日第190回国会 衆議院 本会議 第2号
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○穀田恵二君 質問に先立ち、冒頭、一言します。  本日、北朝鮮は、水爆実験を実施したと発表しました。北朝鮮による核実験の強行は、地域の平和と安定に対する極めて重大な逆行であり、一連の国連安保理決議、二〇〇五年九月の六カ国協議共同声明、日朝平壌宣言に明確に違反する暴挙であり、日本...全文を見る
02月10日第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○穀田委員 私は、総理にお聞きします。甘利前大臣の口きき疑惑について聞きます。  甘利氏は辞任しましたが、私は、辞任すればしまいというものではないと思います。  総理は、甘利大臣御自身はいわゆる口ききそのものには関与していないと答弁されています。何をもって関与していないと言え...全文を見る
○穀田委員 簡単に言えば、あの人がやってへんからやってへんというだけの話ですわな、今の話は。そういうことは通用しないと言っておきたいと思うんです。  今回の事件は、甘利前大臣の事務所が薩摩興業の社長から依頼を受け、県道工事に絡み、先ほどもずっとありましたURに口ききしたものであ...全文を見る
○穀田委員 犯罪の有無を聞いているんじゃなくて、口ききでないのかと言っているわけで、口をきいたか口をきかないかという事実の問題でありまして、これを口ききというんです、誰が言うたかて。だから、犯罪があるかないかということを言っているんでしょうけれども、そう聞いているんじゃないんです...全文を見る
○穀田委員 金で政治をゆがめてはならないことは、それは誰も知っていることなんですよ。問題は、もらった金を表で処理したらええのかということを聞いているんですよ。  甘利さんは、もう一つ重大なことを言っていまして、痩せ我慢の美学と言って辞任したわけですが、いい人とだけつき合っていた...全文を見る
○穀田委員 安倍総理は、政治と金の疑惑が出たとき、大体三つ言うんですよね。本人のきちんとした説明が要るということと、法にのっとってということ、それともう一つは、実際に疑惑を持たれぬように、大体この三つを言うんですけれどもね。  私が聞いたのは、こういうもとで会見されたとおっしゃ...全文を見る
○穀田委員 ごっつ具体的に聞いていますやんか。その一般論は、それはいつもおっしゃるとおりだから、だからもう前に述べたわけですやんか。そういう、もらったお金をパーティー券で処理してという言い方、やり方はどう思わはりますか、それでええのかと聞いているんですやんか。
○穀田委員 後ろでいろいろやじを飛ばしている人たちは、自分たちもそういう処理をしているということをはしなくも言っているんだと思うんですけれどもね。情けないなと。  しかも、相手は、自分はパーティー券で処理してくれと言っているわけじゃないんですよと。そういう浄財とかなんとかいって...全文を見る
○穀田委員 一億四千万円以上の資金を集めている。特定パーティーは六回やっている。  辞任した甘利氏と一緒に、この三年間、閣僚を続けてきた方は四人です。すなわち、安倍さん、総理、それから麻生さん、そして岸田さん、菅さん、菅さんはちょうど今記者会見ですからあれですが。まとめて言って...全文を見る
○穀田委員 今の数字をお聞きになったと思いますが、安倍総理、一億四千七百七十万円、特定パーティー八回で間違いありませんね。
○穀田委員 麻生副総理、一億一千十三万八千円、特定パーティー二回、間違いありませんね。
○穀田委員 岸田外務大臣、一億五千三百四十八万円、特定パーティー七回、間違いありませんね。
○穀田委員 この実態ですよ。  総理大臣は、良識の判断で控えるよう定めているということで言っています。結局、特定パーティーも八回だとか七回だとかやっている、一億を超える金も集めている。国民の常識とかけ離れた資金集めと言わなければならない。大がかりなパーティーを毎年開催し、総理を...全文を見る
○穀田委員 お聞き及びのとおり、一千五百五十三の団体が開催し、百八十七億三千四百万円が集まっている。  この二十年余りを見ていますと、パーティーを開催する団体数はふえて、巨額の金が動いています。百八十七億円全てを企業、団体が購入しているとは言わないけれども、その大半を企業、団体...全文を見る
○穀田委員 それは合計額でしてね。では、しようがないから私の方から言いましょう。  二〇一二年、総理、聞いてくださいね、六十三億円ですよね。二〇一四年、復帰してからは、政権に戻ってからは六十六億円。国民政治協会は、十三億七千二百万円、一四年が二十二億千三百万円ということで、結局...全文を見る
○穀田委員 確かにわかりました。経済界と自民党は好循環しているということだけは、最後、本当によくわかりましたわ。  それで、支持がふえている中でと。別に支持がふえているわけじゃないんだ、票数はそんなに、野に下ったときの票よりも減っているわけですからね。それと、しかも、個人献金は...全文を見る
○穀田委員 巨額という額なんですよね、これは。六千六百三十一億円も国民の税金から分け取りしている。  ことしの政党交付金の配分の試算額は、各紙の報道によれば以下のようになっています。自民党はことし百七十二億円、民主党七十六億円、公明党二十九億円、維新の党二十億円、おおさか四億八...全文を見る
03月23日第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○穀田委員 高市大臣に質問します。  安倍総理は、二月二十九日の衆議院予算委員会で、衆議院選挙制度調査会の答申について次のように述べています。この答申が言っていることは、定数削減については実は、定数削減する必要はないということを結論として出していますと語っています。  高市大...全文を見る
○穀田委員 それは文章を、同じことを言っているだけで、大臣の見解はいかがかと聞いているんですよね。総理大臣は、この答申の結論部分は何かという核心の問題について、定数削減ということは必要ないというふうにこの答申は述べているということを断言したわけで、そういうことについて大臣はどう思...全文を見る
○穀田委員 公的には衆議院議長であることは事実です。だけれども、その方がこういうことをやっていいとか悪いとか、そう議院運営委員会で決めたこともありません。ですから、それについて物を言うのは自由なはずです。私は、普通そうだと思うんですよね。  何でこんなことを言っているかというと...全文を見る
○穀田委員 今の数字で、皆さんお聞きになったように、若い世代において、十八時以降の投票者が非常に多いということがおわかりいただけると思うんですね。  では、全ての投票所が、公選法に定められているとおり、二十時まで開いているのかどうか。  一九九六年以降の総選挙における、閉鎖時...全文を見る
○穀田委員 今お話があったように、九六年総選挙時、時間繰り上げの投票所は五・七%、六%程度だったものが、九七年に十八時まであった投票時間が二十時まで延長される、そして二〇〇〇年の総選挙時は九%程度。それが、回数を経るごとにどんどん割合が高くなって、今では三分の一の投票所で閉鎖時間...全文を見る
○穀田委員 総務大臣は、記者会見でも、地域の実情を十分精査して十分な検討を行うなど、投票機会の確保について十分に配慮するよう助言、要請しております、こう言っていますわな。  一方、では、答弁を聞いていますと、早朝から昼にかけての方が投票に集中している、中山間地は夕方から夜間の投...全文を見る
○穀田委員 要請の基本的立場というのが求められているわけですよね。その政治的見解が余りないんだよね、大臣の話を聞いていると。  つまり、これはやはり、同じ県なんかでいいますと、他の都市部がやると合わせてやるという傾向が物すごく強いわけやね。それでどどどっとふえたのがこの間の実態...全文を見る
○穀田委員 二〇一六年の案は六億円だということも、ちょっとせっかくやから、一々立って来るのはかわいそうやから、言っておきます。前回改定よりも確かに今年度は、そこを強調せなあかんですやろ、あんたのところは。  十八歳選挙権の周知徹底のための経費を計上しているといったとしても、皆さ...全文を見る
○穀田委員 そこで、事務方にもう一度お聞きしたいんですけれども、私は、大学側が、入学に当たって、当然移動してくるわけですから、自分の住所を。そのときに住民票を持ってきてくださいというふうにすることは違法なんですか。
○穀田委員 先ほど来、高市さんは法律を守るということで投票所の話を一生懸命してはりましたから、ということは、逆に、今の話で言うと、持ってきてもらうということについて大学側が依頼をしても、それは違法でないということだと。ということは、法律を守っていただくということは、積極的にそうい...全文を見る
○穀田委員 ということだと。生活の根拠はそこへ来るわけやからね。  最後、時間の範囲内で聞きたいと思うんですけれども、この二十年ほどの間に、さっき言ったように、投票所が一割も減少しているということで、投票所が少なくなるということは、投票所まで遠くなった人たちがいるということなん...全文を見る
○穀田委員 話を聞いていると、予算をふやした、予算をふやしたと言うているけれども、それはよう中身を見てみなあきませんわな。投票に関する、投票所だとかその他に関する費用というのは、それは前回に比べたらちょっとふえてまっせ。だけれども、昔から比べたら、がばっと減っているんですよ。 ...全文を見る
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、国会議員選挙の執行経費法及び公職選挙法改正案の討論を行います。  本案では、投票環境の向上の一環として、共通投票所制度の創設、期日前投票時間の弾力的な設定などが盛り込まれています。これらの措置に反対するものではありませんが、どれだけの選管...全文を見る
04月22日第190回国会 衆議院 本会議 第27号
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○穀田恵二君 質問に先立ち、冒頭、熊本県を中心とする地震で犠牲となられた方々と御遺族に、心からお悔やみを申し上げます。そして、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。  政府は、救命救助に引き続き全力を挙げつつ、緊急の課題として、震災関連死を防ぐことに力を集中することを強く...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  お二方の参考人、陳述ありがとうございました。  私は、まず佐々木参考人にお聞きしたいと思います。  衆議院選挙制度調査会は十七回開催し、その答申を受けて、実はこの国会に二つの法案が提出されました。その答申を出された調査会は非公開で行...全文を見る
○穀田委員 その点では、安倍総理も、調査会における結論としては定数削減をする必要がないとなっているというふうに発言されたことは正鵠を得ていると私も思います。  そこで、佐々木参考人は、説明会で、実は、まとまらなかったという報告も出しかねないところまで行き、最後まで苦慮したと述べ...全文を見る
○穀田委員 そういう結果、先ほど公明党の議員にお話がありましたけれども、定数削減というのは余り重要でなかったという旨の発言も若干ありましたけれども、そういう前提があったのかと思い知った次第です。  いずれにしても、さほど大きく減らすという意見はなかったということだけは確かと。最...全文を見る
○穀田委員 だから、そういう意味での、今お話があった理論的根拠を見出しがたいというのは、そういう点もあったということだと思うんですね。  私は、議員定数のあり方というのはどこから出発するかということでいうと、数の基準というのをどこに求めるべきかというのは、減らせばいいというもの...全文を見る
○穀田委員 はしなくもという言い方はちょっと悪いんですが、今参考人がお話あったように、定数削減しろという諮問だったからしたよというのがにじみ出たのがよくわかりました。  それで、一つだけ聞いておきたいんですけれども、先ほど参考人は、アダムズ方式を比例のところにも導入するという問...全文を見る
○穀田委員 今もお話ありましたけれども、比例十一ブロックを維持するということを前提に考えたという筋の方が見てとれるというふうに思いますよね。私はそういうふうに見ました。だから、アダムズ方式を比例のところに入れるという根拠は、その場合だったら、では十一ブロックを動かしたらいいのじゃ...全文を見る
○穀田委員 最後に一言、田中さん、二十年前に政治改革があったわけですよね。それを振り返って、どう評価し、現在何を求めるかということについて簡潔にお答えいただきたいと思います。
○穀田委員 ありがとうございました。
04月27日第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号
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○穀田委員 きょうは、細田さんに質問をします。  まず、衆議院選挙制度関連二法案の審議は、きょうで三日目です。提案者は大体一様に、どの方も、選挙制度は民主主義の根幹にかかわる問題と発言したり、主権者という話を平気でします。国民の参政権にかかわる重要法案を、昨日、参考人質疑を行っ...全文を見る
○穀田委員 今の話を聞いてわかるように、それは細田さんと私は随分議論しましたよ、政党間の議論をしましたよ。しかし、国民的議論はなされたかという話をしているんですよ。していないですよ、全然。何かというと主権者とかなんとか言って、そういうときに、話をするときだけ主権者という話をするん...全文を見る
○穀田委員 不断の議論をするというんだから、それはやりましょう。せやけれども、私が言っているのは、皆さん、それは国民の中でこの問題が議論されたと思うかと私は聞いているんですよ。  それは、政党間を二十九回やったかしらぬ、選挙制度調査会を十七回やったかしらぬ、四年半やってきました...全文を見る
○穀田委員 では、同様の意見を公明党にも聞きます。  私は、今、細田さんからお話があったように、日本の議員は多いとは思わないと。その点では、答申も、現行の衆議院の定数は、国際比較や過去の経緯などからすると多いとは言えず、これを削減する積極的な理由や理論的根拠は見出しがたい、ここ...全文を見る
○穀田委員 いずれの方々も、議員定数が多いとは言えないんですよ。これからも議論したい、ひとまず減らす、そんなあほな、そういうことが論理矛盾だと言っているんです。  では、民進党に、逢坂さんに聞きますよ。  定数削減は国民との公約と言うけれども、しょっちゅう公約というのは裏切っ...全文を見る
○穀田委員 逢坂さんの意見はそうかもしれない。しかし、国会で野田さんはそう言われた。しかも、思い出してくださいよ、逢坂さん。あのとき、公約に消費税増税すると言ってへんよね、その前は。だから、それほどでたらめだということなんですよね、この問題の理論というのは。  しかも、聞くけれ...全文を見る
○穀田委員 はっきりしているのは、身を切るという理屈が余りないということだけははっきりしている。  お話がありましたように、私は、国民のものだというのは正論だと思うんですよね。だから、そういう国民のものであって、我々のものじゃないんですね。身を切るというのは、みずからの身を切る...全文を見る
○穀田委員 だから、緊急だとか、何かいろいろ言わはりますよね、急いでとか。違うんです。今回をやることによって、長期にわたってこの制度について維持したいということのあらわれなんです。だから、そう簡単じゃないんだということを私は言っているわけですよ。それは、適当にそういうことを言って...全文を見る
12月15日第192回国会 衆議院 本会議 第19号
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○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、安倍内閣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  第一に、今国会における安倍政権の強権的な国会運営は断じて容認できません。  今国会冒頭から政府・与党による強行採決発言が相次ぎ、その言葉どおりに、TPP協定と関連法案、年金カット...全文を見る