穀田恵二
こくたけいじ
比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月10日 | 第201回国会 衆議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 きょうは、自衛隊の中東派遣問題について聞きます。 初めに、河野防衛大臣に伺いたい。 河野大臣は、これまでの質疑で、中東地域の情勢について、米国とイランの双方とも、これ以上のエスカレーションを回避したい意向を明確にしている、そうい...全文を見る |
○穀田委員 そこで、配付資料の一枚目を見ていただいて、茂木外務大臣にお答えいただきたいんですけれども、配付資料の一枚目の外務省の資料にあるように、イランの最高指導者ハメネイ師は、一月八日の演説で、アメリカによるイラン司令官暗殺への報復攻撃について、このような形での軍事的行いでは満...全文を見る | ||
○穀田委員 それは、どちらかというと楽観的。そういう発言その他自身についてそういう側面があることは確かです。私は、だからわざわざこれを出したわけであります。私は、最高指導者のハメネイ師が、米国によるイラン司令官暗殺に対する一月八日の報復攻撃では満足しないという姿勢がその後変わった...全文を見る | ||
○穀田委員 今、大臣は、緊張状況にあるということについては、そうだと。それで、それぞれ国内向けにとおっしゃっていますけれども、やはりそういう意味でいいますと、先ほどパトリオットのそういう配備も言いましたけれども、単に国内向けではないわけです。動いているわけですよね。そして、不測の...全文を見る | ||
○穀田委員 まず、二つあると思うんですね。 あらゆる事態を想定しているということですから、私は、先ほど言いましたように、イランの司令官の暗殺について想定内だったかということでいいますと、少なくとも安倍総理大臣は、この暗殺に関して、正式な答弁で、事前通告はなかったと答えている。...全文を見る | ||
○穀田委員 河野大臣、今お話があったように、私が指摘したことは事実だと。まあ、そのとおり書いてんねんから。 そこで、これを見ても、自衛隊が活動する海域というのは、ほとんどが米国主導の有志連合の作戦地域と重複するのではありませんか。 | ||
○穀田委員 大臣は今、二つのことを言われて、排除しないと言っていた発言はそのとおりだということを認めた。だから、排除しないということなんですよね。もう一つは、重なっている部分が明確にあるということですから、この二つを私はずっと今指摘してきたわけで、この問題は極めて大事だと思うんで...全文を見る | ||
○穀田委員 それは勝手な解釈だと思うんですね。おっしゃっている大統領と首相の会談は十二月の二十日だったと思いますけれども、それ以後なんですね、司令官暗殺が起こったのは。報復が起こったのも一月八日ということですから、その後の事態の発展といいますか、緊張激化という問題と前段の話を一緒...全文を見る | ||
○穀田委員 私が尋ねたのは、今お話あったのは、始めとする、それから外交努力とおっしゃっていましたけれども、当時、一月の十五日に行った会見では憲法上の制約と言っているわけですよね。だから、憲法上の制約というのはどういう意味なのかということをもう一遍聞いているわけであります。 | ||
○穀田委員 どうも、その憲法上の制約という議論の中身がもう一つ。誰が考えたかて、今の話だと、始めとすると言うだけで、どういうものがあるのかということは、はっきりした、まあ、後ろから文書が回っているから、そういうことを聞かれたらもう一遍答えるのかもしれませんけれども。 私、総合...全文を見る | ||
○穀田委員 運用にかかわることだから答弁を差し控えるということですか。 私は、この報道が事実ならば、「ぶんご」と「たかしま」がイランの革命防衛隊と見られる船舶から追尾された、追っかけられたという時期というのは、菅官房長官が昨年十月十八日に、日本は有志連合に参加せず、先ほど大臣...全文を見る | ||
○穀田委員 やはり記事によれば、二隻の追尾された場所はオマーン湾からホルムズ海峡付近ということでっしゃろ、この記事は。そうなれば、今回派遣された自衛隊が活動する海域に当たるわけで、到底見過ごすことはできない、看過できない、そういう問題じゃありませんか。記事には、革命防衛隊と見られ...全文を見る | ||
○穀田委員 こんなことが起こっているのか起こっていないのかということについて、運用問題だなんという話じゃないと私は思うんですよね。だって、海自が派遣される地域でそのことが前に起こっていた、追いかけられたということについてどうやねんと聞いたら、運用上の話だということでは済まぬと私は...全文を見る | ||
○穀田委員 そうすると、そこだけが支障があるということになりますわな、今の話でいうと。ほかは全部出とるのやから。ほかのところは出て、ここだけは真っ黒なんですよね。私は、それをもらって、見て、おかしいなと思ったから言っているわけです。しかも、運航は周辺の状況、安全確保のために全部書...全文を見る | ||
○穀田委員 後ろに聞かぬかて、大体、これは海上自衛隊が動いているときはやっているんですよ。それは常識であって、そんなことを一々、後ろから出てこなくてもいいんですって。(発言する者あり)いや、聞かなくていいじゃなくて、そういう…… | ||
○穀田委員 はい。わかってないね、相変わらず。 そこで、河野大臣は、中東地域でも日本の自衛隊とわかって攻撃されることはないと答えてきました。安倍総理も同じ趣旨の答弁をしてきました。ところが、「ぶんご」と「たかしま」は、この日、自衛隊の艦艇であることを示す旗を掲げて中東海域を航...全文を見る | ||
○穀田委員 そうしますと、この資料をいただいたわけですけれども、ほかの部分は、あるんですけれども、全部黒塗りじゃないんですよね。だから、この部分だけが安全走航にかかわる事態として認識しておられる、そういう意味ですな。 | ||
○穀田委員 そうおっしゃいますけれども、本当に、自衛隊の運用にかかわる問題だとおっしゃいましたけれども、ほんまにそうなんかということなんですね。 海上自衛隊のホームページを見ますと、十月二十四日の活動として十一枚の写真が公開されています。これです。 これには、インド洋方面...全文を見る | ||
○穀田委員 それは理屈が通らぬでしょう。 つまり、黒塗りの部分を開示すれば自衛隊の運用にかかわると言うけれども、差し支えないと、これは。ということは、二十四日の活動の中で、写真を公開していることは差し支えないとしたら、活動内容を列記したことについても差し支えないということにな...全文を見る | ||
○穀田委員 切り分けをしなければならないという言い方は、それはおかしいと思うんですね。 私は、海自のホームページでは、一連の活動の内容をみずから十一枚の写真で公開しておきながら、その日の航泊日誌については黒塗りで出す、これは明らかに、誰が考えたかて、そういう問題の可能性がある...全文を見る | ||
○穀田委員 そこが問題でしてね。認識していないというのは、それは防衛大臣のそういう自分の認識であって、客観的事実として、追尾されているんと違うか、これは黒塗りにしているわけやから、そういう可能性がないのかと。そうしたら、それは運用にかかわる問題ですということで逃げるというのは、明...全文を見る | ||
○穀田委員 結局、同じこと、部隊の運用だからだめだと言うわけですやんか。しかし、部隊の運用という問題じゃないんですよ、一つは。つまり、追尾されたか否かという問題は、部隊の運用じゃないんですよ。 つまり、部隊がどういうふうに行動したかということは、それは運用という問題が、百歩譲...全文を見る | ||
○穀田委員 侵害することはない、そういう認識は変わらないと。それは、大臣がそうおっしゃるのはいいですよ。だけれども、追尾されたという事実があるんと違うか。そうしたら、追尾された自衛隊艦、船はどうなるんです。あなたがそういう認識をしていないということで、実際には追尾されたという事実...全文を見る | ||
○穀田委員 何度も言いますけれども、部隊の運用って、追尾も運用なんですか。追尾された、追いかけられた、それにどう対応した、それは運用でしょう。追尾されたというのは事実か否かと私は聞いているんですよね。 私は、改めて言いたいんですけれども、自衛隊の艦艇がイランの革命部隊から追尾...全文を見る | ||
○穀田委員 私は、日本のそういう船舶の安全のためにも、中東地域の緊張緩和のためにも、今、日本政府がなすべきことは何か。そのときに、運用だ何だとごまかさずに事実をありのままにすべきだと私は思いますし、自衛隊を出すべきことではない。トランプ大統領に対してイランの核合意への復帰を説く外...全文を見る | ||
03月06日 | 第201回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 きょうは、茂木大臣と質疑を交わしたいと思っています。 新型コロナウイルスによる感染症問題について質問します。 新型コロナをめぐっては、安倍政権の対応が後手に回り、国民の間に不安と混乱を広げています。その最大の要因は、新型コロナの...全文を見る |
○穀田委員 この間の経過についてお話がありましたけれども、なぜこのタイミングかということを聞きたかったわけですよね。 といいますのは、けさの読売新聞によると、日本政府がこうした対応をとったのは、四月上旬に中国の習近平国家主席の国賓来日が控えていたことが大きく影響していたとして...全文を見る | ||
○穀田委員 私が仮説を出しているわけじゃないんですよね。私は読売新聞を引用して言っただけで、私が仮説を立てて大臣にお話をしてどないやと聞いたわけじゃないんですね。そこははっきりしておかへんと、何か、話をこっちに持っていこうとする意図がありありなので、ちょっとそれは違うんじゃないか...全文を見る | ||
○穀田委員 韓国の問題は、韓国の大統領府も含めて、いろいろな反応をしている模様です。ですから、それをよく見ていただければと思います。 政府の感染防止対策が後手に回っている背景に中国との関係を指摘する報道は、読売だけではありません。ほかにもたくさんありますが、二月十九日の時事通...全文を見る | ||
○穀田委員 私は、そういう、両方あるというのは知っていますよ、反論しているというのも知っていますよ。だけれども、大事な問題は、単にそういう報道が日本国内にとどまらず、そういった中身が随分あるという問題についてどう受けとめるか。それは、誤認があるというんだったら誤認があるでそれはい...全文を見る | ||
○穀田委員 外務省が発出する感染危険情報、これは配付資料一枚にもあります。渡航、滞在に当たり特に注意が必要と考えられる国、地域に発出される危険情報の四段階のカテゴリーを使用し、WHOなどの国際機関の対応や、発生国、地域の流行状況、主要国の対応などを総合的に勘案して発出されているも...全文を見る | ||
○穀田委員 私、そんなこと言っていません。 茂木さんが今お話しになりましたけれども、外務省が一月二十四日の昼に自民党の一部議員のみに配付した領事局政策課名の文書の写しを、私、持ってまいりました、これなんですけれどもね。 それを見ると、領事局政策課は、一月二十二日と二十三日...全文を見る | ||
○穀田委員 さまざまな、時々刻々と、しかし、理由は同じ理由を言っているんですよね。今お話ししましたように、外務省の対応が出ているんですけれども、その中身は、先ほど言いましたように、武漢市及び近隣六市が公共交通機関の停止などを発表したことを挙げて、同じ理屈で、片っ方をレベル2、片っ...全文を見る | ||
○穀田委員 万全をとるというなら、もう少し早くできたというのが私の考えです。先ほど言ったとおりです。 それで、私は、自民党の一部議員に配付したものと内容の指定をして、同じものを要求したにもかかわらず、そのものを提出せずに、内容も、二十四日、状況を踏まえ、武漢市を含む湖北省の感...全文を見る | ||
○穀田委員 判断したというふうに私は言っていないんです。そういう二つがあるわけだから、それやったらきっちり出したらええやろうと。政策決定過程、判断が万全、そしてどうのこうのと言うんだったら、少なくとも外務省としてはそういう経過があるわけだから、それはきちんと出したらよろしいやんか...全文を見る | ||
○穀田委員 そういう言い方もなかなかあるのやなと思いましたわ。そうやったら二ページにしたらいいわけで、別にそんなこと。 私は、実は、新型コロナ感染症への対応をきちんと出してほしいと言ったわけですね、理事会を通じて。それで皆さんに出していただいたという経過があるわけですね。これ...全文を見る | ||
○穀田委員 私は、質問の冒頭、国内はもとより、海外のメディアからも政府の初動対応のおくれの原因が中国との関係にあると指摘していることを紹介しました。 領事局政策課による文書の改ざんというんですかね、隠しているというんですか、こうしたことがその背景にあるとすれば重大問題だという...全文を見る | ||
03月18日 | 第201回国会 衆議院 外務委員会 第3号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 始めに、前回の三月六日の本委員会に続き、中国での新型コロナウイルスの感染拡大に関し、外務省が作成した対応文書について聞きます。 私は、前回の質疑で外務省に、領事局政策課名の二〇二〇年一月二十四日付新型コロナウイルスによる感染症、外務...全文を見る |
○穀田委員 私はその内容についてまだ言っているわけじゃないんですよね。後半の方を聞いているわけじゃないんですよ。前の、何でそんな対応したんやと聞いているんですよね。 それで、私は資料要求した際にきちんと書面で、領事局政策課名の二〇二〇年一月二十四日付の文書と指定して要求しまし...全文を見る | ||
○穀田委員 日付もクレジットもちゃんと要求しているわけですやんか。それを事務的に間違えると。それは、他の省庁と比べるつもりは私はありませんけれども、外務省は資料要求に対してとりわけ厳格にする役所だと、別に褒めているわけじゃないんですよ、そういうことが今まであったと。それが、ところ...全文を見る | ||
○穀田委員 私は、もう一度言いますけれども、間違えようのないことだということを言っているわけです、まず。そこははっきりせなあかんと。つまり、ばくっとした話で要求してんのやったら、それはいろいろな文書があるでしょう。しかし、内容を指定し、日付も指定し、やっているということなわけです...全文を見る | ||
○穀田委員 経過の問題について言うならば、自民党一部議員に配付された資料の中には、一月二十四日の昼間に会議をやっていて、そこについては、今お話があった武漢市の話は全部出ているんですよ。そのときも含めてレベル2なんですよ。それで問題になっているわけですよ。 私は、それを言ってい...全文を見る | ||
○穀田委員 極めて簡単でして、私が言っているのは、私の方に、私が要求した資料ですから、ログを出していただければ、私はそれで自分で判断するということですよね。それはそちらも判断してよろしいと。共通の基盤、そういう内容で議論をできるわけですから、きちんと出してほしいということです。そ...全文を見る | ||
○穀田委員 はい。 | ||
○穀田委員 こういう問題を私は何で聞いているかということなんですよね。やはり、在留邦人を含めて、どういう形でメッセージを発出するのかという根本にかかわるから聞いているわけです。 では、角度を変えて聞きたいと思うんです。 私は前回の質疑で、外務省が三月四日の本委員会の理事懇...全文を見る | ||
○穀田委員 それで、私、外務省が配付した他の文書を調べてみたんです。これは全部あるんですけれども。一月三十日に本委員会の理事懇談会で配付した資料、政府の第一回目と第二回目の新型コロナ感染症対策本部で配付した文書、二月十四日と十九日に与党の会合で配付した文書の五つ、その五つの文書を...全文を見る | ||
○穀田委員 私、何件ぐらいあんねんという、どのぐらい報告されているのかと聞いているわけですやんか。 そうすると、報告を件名としてつかんでいないということですね。簡単に言ってくれたらいいし。 | ||
○穀田委員 手元にないというのは、私、悪いねんけれども、それは言うたわけですやん、これを聞きますよと。だから、そういうものに対して、邦人がどんなふうな事態を受けていて、何ぼあんねんと聞いた話を、手元にないと二回も言うというのは、私は不届き千万だと思いますよね。この間、一生懸命そう...全文を見る | ||
○穀田委員 今言いましたように、邦人に対して支援をと言っています。それは当然、最大の前提は、情報を発信してきちんと伝えることだと思うんですね。 ところが、やはり今大事なのは、例えば中国において、在留届を出していない方が結構おられるということを、外務省も言っています。そういう方...全文を見る | ||
○穀田委員 一般論はそうなんですよ。そんなことはわかっているんですよ。 だけれども、今お話ししたように、当分の間臨時休館にする、取り消すとか、そういった事態について、いや、これはすんまへんでしたというようなことがないと、いや、わしらはちゃんとやってまっせみたいな話で聞こえます...全文を見る | ||
04月03日 | 第201回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 新型コロナウイルスの感染拡大と自衛隊の中東派遣について質問します。 海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が二月二日に日本を出航してから、二カ月が経過しました。こうした中、中東における新型コロナの感染者数は、昨日時点で、イランの四万七千五百...全文を見る |
○穀田委員 茂木大臣とは、二月十日にこの問題について、中東情勢について議論しました。 重要なことは、今私が言った数字が更に大きくなっているという数字を出されましたように、刻々と変化しているというのが現状であります。その意味で、新型コロナの感染が世界的規模で広がっていて、中東地...全文を見る | ||
○穀田委員 事前の健康診断というのは、どこの国の軍や実力組織でもやっていることです。 そこで、米海軍の空母では、艦内で新型コロナの検査を実施していると言われています。「たかなみ」には二百人余りの乗組員がおられますけれども、艦内でPCR検査を受けられる体制は整備されていますか。 | ||
○穀田委員 体制がないということを明言されたと。 先ほど、今のところと言いましたよね、出ていないというふうに政務官はおっしゃいました。 先ほど触れたセオドア・ルーズベルトでは、艦内にPCR検査の体制を整備していたことで乗組員の感染が判明しています。米海軍の場合、検査体制を...全文を見る | ||
○穀田委員 感染する危険性は少ないんじゃないかって、少ないんじゃないかと私聞いているんじゃないんですよ。問題は、検査ができないのに、なぜ感染者がいないと言えるのかということを聞いているんですよね。それは極めて科学的でないと思うんですね。つまり、検査もせずに全部健康だというふうな話...全文を見る | ||
○穀田委員 海上自衛隊のホームページを見ると、これなんですけれども、「たかなみ」の医務室の写真が掲載されています。診療台が、診察台というんですかね、これ、わずか一つしかないように、非常に狭い空間です。 巨大な米空母のルーズベルトでさえ、構造上の問題もあり、隔離措置をとることが...全文を見る | ||
○穀田委員 だから、私は言ったわけですやん。巨大なルーズベルトでさえ、構造上の問題もあって、なかなか隔離措置をとることができない。 香田さんは、例の、そういう日本の船、つまり自衛隊の船の中でやるという問題について言えば、この間のクルーズ船なんかは個室があった、そういう個室とい...全文を見る | ||
○穀田委員 私、これだと問題だと思うんですよ。 要するに、この手記が事実だったとすれば、結局考えてはらへんように思うねんけれども、結局、「たかなみ」の部隊は艦内でPCR検査を受けられない。ないわけだから。そして、搬送先のジブチでも、自衛隊みずからの施設では十分な治療を受けられ...全文を見る | ||
○穀田委員 そこで、配付資料をごらんいただきたいと思います。 私が三月二十五日に、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」のコンティンジェンシープランの全文を資料要求しました。翌二十六日に出てきたものです。わずかA4判一枚きりで、これ以外には成文化したものはなく、これが全文だと説明を受...全文を見る | ||
○穀田委員 今お話ししたように、私に対してはこれが全文だと答えているわけですよ。たった数行の、これがコンティンジェンシープランの全文であるということを言ったわけですね。私は、概要を提出することを求めたんじゃなくて、先ほど言いましたように、全文を求めたわけです。その際に、これ以外の...全文を見る | ||
○穀田委員 今の話を聞いてわかる人って余りいないと思いますよ。報告は聞いていないけれども、そういう確かなものだと報告を受けていると。そんなね、今、茂木大臣も笑っていますけれども、いやいや、お互いに、誰かて笑ってしまいますやんか。 いや、私、何でこんなことを言っているかというと...全文を見る | ||
○穀田委員 それは違うでしょう。質問を受けて防衛大臣は述べているわけですよ。三月の十七日とか三十一日とか、ずっとやっていますよ。それで、コンティンジェンシープランは各基地、駐屯地でつくってもらっています、だけれども、その前についてはこれをやってもらっていますということで、質問を受...全文を見る | ||
○穀田委員 海上自衛隊の艦艇では、かつて感染症が拡大するという深刻な事態を経験しています。二月の日経ビジネスのインタビューで、海上自衛隊の自衛隊司令官を務めた方、香田さんも発言をされています。 一九八一年の冬、護衛艦「ゆうだち」が母港である京都舞鶴で次の航海に出る準備をしてい...全文を見る | ||
○穀田委員 まあ、わかるんですよ。 私らは京都に住んでいるさかい、ほんまにこれは、当時、そういううわさがずっと流れたわけですよ、ひそかにね。それぐらい重大問題だったんですよ。 今おっしゃったように、自分も報告を受けていないのに、大丈夫だという報告を受けて安心だなんて言える...全文を見る | ||
05月13日 | 第201回国会 衆議院 外務委員会 第6号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 本日は、在日米軍基地での新型コロナウイルスの感染拡大問題について質問します。 在日米軍関係者の新型コロナの感染状況については、米国防総省が三月三十日、個別の事例を公表しない方針を示し、政府もそれを容認しているもとで断片的な情報しか明...全文を見る |
○穀田委員 もう一度改めて聞きますけれども、一番最初のところなんですよね。対象にはなり得ないと。つまり、在日米軍の施設・区域から入国する米軍関係者は、政府の入国拒否の対象に含まれないという理解でいいんですね。 | ||
○穀田委員 それはつまり、日米地位協定第九条第二項では、「合衆国軍隊の構成員は、旅券及び査証に関する日本国の法令の適用から除外される。合衆国軍隊の構成員及び軍属並びにそれらの家族は、外国人の登録及び管理に関する日本国の法令の適用から除外される。」と定めています。こういうことの理解...全文を見る | ||
○穀田委員 後半、大臣は、アメリカ側がさまざまな措置を講じておられるということで、ある意味では、しかし、日本国外から入国することは例外的に許可を得た場合を除き想定されないとおっしゃっていました。 そこで、アメリカ軍の在日米軍の司令部の公式ホームページを見てみますと、新型コロナ...全文を見る | ||
○穀田委員 今のお話にあった内容は、国防総省の四月二十日付の文書で、適用除外というのを含めた内容と、以下のような場合は書面で認められるということを内容とした、ミッションの問題や人道問題や、さらには極度の云々と、それも、しかしケース・バイ・ケースだ、こういうことだと思うんですね。 ...全文を見る | ||
○穀田委員 読み方が全然違うなということが、同じ文書で、もちろんそういう文書を書いていますよ。それはここにも私も持っています。私の方は日本文書になっているので、大臣がおっしゃっている中身とは理解がいろいろ違うかもしれません。 しかし、私は、国防総省の移動制限には明らかに例外措...全文を見る | ||
○穀田委員 北米局長、私が聞いているのは、そういう相手方が言っている管理の文書、それは何回も見ているんですよ。それをやっているということは、何回も繰り返して説明していますよ。 私が聞いているのは、では、そういう実態があるということを知っておられるかと。つまり、厳格にやっている...全文を見る | ||
○穀田委員 そういうことばかり言ってちゃだめですよ。何ぼ入っているのかということについて正確に知らなきゃ、そんなこと、それこそ、やっています、やっていますって、自分がやっているわけじゃないので、アメリカがやっている話について、やっています、それで信用せいというような話自身がとんで...全文を見る | ||
○穀田委員 聞いておりますと言って、それで、例えば、感染者の問題だとかそういった問題を、日本の政治にかかわる人たちが、日本国民の実態について聞いておりますというようなことで済みますか、政務官。 つまり、少なくとも日本と同等のとか厳しいとか厳格とか、修飾語はいっぱいつけるんです...全文を見る | ||
○穀田委員 今、問題は、随分言ってはりますよ。日米間の合同委員会、それ自身は、新型のインフルエンザのときも問題になったんですよね。そういう内容は内容としてやっているんだけれども、では、実際、具体的な内容はどういう形でやっているのか、詳細は、こう聞くと、言わないわけですよね。そして...全文を見る | ||
○穀田委員 それは、何も問題あると考えていませんって、所管省庁がつかんでいるからって、そんなこと言い出したら、私はこれを質問しますって言うているのやから、質問項目の中に入っているのやから、所管省庁って、では、どこが所管省庁なんですか。では、検疫の件数をつかむのはどこで、検疫の内容...全文を見る | ||
○穀田委員 では、聞きますけれども、厚生労働省は検疫の実態と検疫の実数をつかんでいるというふうに言っていいんですね。 | ||
○穀田委員 私はあなたにそのことを聞きますということを言っているわけですよ、質問通告で。だから聞いているんじゃないですか。そうしたら、あなたが聞いてきて、それこそ厚生労働省が所管だと言うなら、厚生労働省から聞いて答えればいいじゃないですか。 つまり、防衛省としては、今の段階で...全文を見る | ||
○穀田委員 実態もわからずに問題がないなんということがよく言えるね、しかし。 私はきのう言ったんですよ。防衛省から、四月十日に回答があったということで、米側が行うと言っている新型コロナに関する検疫実績について、防衛省としての把握状況、米軍の施設・区域ごとの検査の実数や割合など...全文を見る | ||
○穀田委員 移動の問題についての義務は知っています。だけれども、検疫の問題について義務だと言っているわけじゃないんですよ。ここには、検疫の共同訓練までやっているんですよ。だからどんなのをやっているのやと聞いているわけで、やっていないと言うんだったらこっちもあれだけれども。 在...全文を見る | ||
○穀田委員 米国のメディアの報道によれば、二名の米軍属は、佐世保基地の軍人が頻繁に通う基地の外のバーにいたというところで摘発されているんですよね。このことは、在日米軍司令部が四月十五日に出した司令官からのメッセージでも公表されている問題なんですね。これほど大問題になっているという...全文を見る | ||
05月22日 | 第201回国会 衆議院 外務委員会 第9号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 初めに、五月十三日の質問に続き、在日米軍基地での新型コロナウイルスの感染拡大問題について聞きます。 私は、十三日の質疑で防衛省の渡辺政務官に対し、在日米軍の施設・区域から日本に入国する米軍関係者について、米軍が行っている新型コロナに...全文を見る |
○穀田委員 つまり、今お示しした文書ですけれども、これらの文書は、在日米軍の施設・区域から日本に入国する米軍関係者に対し米軍が行った検疫実績について、基地を管轄する検疫所が米軍から受けた通報を月ごとにまとめた文書ということになりますね。 厚労省は、在日米軍関係者の新型コロナの...全文を見る | ||
○穀田委員 前の質問と同じ答えをしていたんじゃ困るんですよ。私が聞いているのは、新型コロナに関しても米軍が実施した検疫実績についても把握してんねやなと聞いているんですよ。 | ||
○穀田委員 米軍の行った検疫実績を年度ごとに保存している以上、新型コロナに関しても米軍がどの程度検疫を行っているのかを把握していることは明白なんですよ。 皆さん、今、厚労省も、それから検疫の問題全般についても、そんなもの、感染症一般について同じだなんて、そんな話、今どき通用す...全文を見る | ||
○穀田委員 それはあきまへんで。そういう答弁をしていたんじゃ話になりません。 つまり、私が言っているのは、それぞれの検疫所で判断している、そんなことはないんですよ。だって、米軍の関係をどうするかと一元的にやっている役所が、それぞれの検疫所で判断している、そんなことがありますか...全文を見る | ||
○穀田委員 そこで、今度は茂木大臣に聞きます。 次に、私は、新型コロナウイルスの感染拡大による国産牛肉への影響問題について聞きます。 ことしの一月一日に日米貿易協定が発効しました。そこで、私は、協定の発効により、米国産牛肉がどのくらい輸入しているのか調べてみました。 ...全文を見る | ||
○穀田委員 手厚い措置、継続への支援、そういうことをお話しいただきました。 四月一日の新たな年度に入って、日米貿易協定だけでなくて、TPPや日欧EPAも、牛肉の関税率が二六・六%から二五・八%と更に引き下げています。先ほど述べました財務省の三月の貿易統計によると、牛肉の輸入量...全文を見る | ||
○穀田委員 その内容は、もう既に明らかにされているわけです。 私どもの田村貴昭議員が十二日に質問したときに、江藤農水大臣は、さっき言った四分の四を払うべきだとの指摘は胸にとどめさせていただきたいと答弁しているんですよね。 たとえ今言った措置がさまざまとられたとしても、生産...全文を見る | ||
○穀田委員 真剣に検討をしていただいて、胸にとめるとか真剣に検討するとかじゃなくて、実行が今求められている。窮状は、すぐ、平均したら六十万だと言うんだけれども、五十万を割っているところがあるわけですよね、五十万になっているところはいっぱいあるわけですよ。 そこで、資料に、皆さ...全文を見る | ||
○穀田委員 次に、議題となっている、国際獣疫事務局に関し質問します。 国際獣疫事務局が一九九七年に発行した、米国の食中毒における魚介類の役割と題する文書があります。これを見ますと、自然毒を有する魚介類の一つとしてフグの毒性が紹介されており、フグの毒性による中毒の発生件数は日本...全文を見る | ||
○穀田委員 交雑種のフグの出現というのは新しい問題なんですね。さらに、東京湾などでは、毒性がわからないスジモヨウフグというのも確認されているんですね。この交雑種フグについては、毒がどのように形成されるのか、どの部位に毒があるのか、そのメカニズムが未解明と言われています。 そこ...全文を見る | ||
○穀田委員 やはり、中毒が起きているわけだから、もうちょっと頑張ってくれな、ホームページをやっています、いつも何か言うとすぐ、ホームページでやっていますと。それでいいのやったら苦労せぬわけでね。人の命がかかわっているんだから、どこを改善したらいいかとか、もうちょっと考えてほしいな...全文を見る | ||
○穀田委員 平準化に向けて努力していることはいいことだと思います。さらに、五月一日にガイドラインを出されているということも私は承知しております。 問題は、条例等の見直しを確実に実行させ、安全対策を万全に履行しようと思えば、厚生労働省がほんまに力を注がなければならない。フグを扱...全文を見る | ||
○穀田委員 そのとおりなんですけれども、現実に進行している内容はなかなか大変だということをよく見ていただかないと、こうなっています、通知しました、ガイドライン出しました、水産庁も協力しましたというような話でいくのやったら苦労はせえへんわけですよ。これは人の命にかかわっていることや...全文を見る | ||
○穀田委員 通知し、ガイドラインを出し、そして情報も提供してもらうと、各都道府県から、そういう段取りになっていることはつかんでいますけれども、当面、各都道府県でやってみて、やはり問題点が克服されない場合は、将来、全国統一試験、つまり国家試験化も視野に入れる必要があるんじゃないかと...全文を見る | ||
11月13日 | 第203回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 私は、核兵器禁止条約と政府の対応について質問します。 国連で二〇一七年七月に採択された核兵器禁止条約の批准が五十カ国に達し、来年一月二十二日に発効することが確定しました。 核兵器禁止条約は、核兵器の非人道性を厳しく告発し、その開...全文を見る |
○穀田委員 核兵器禁止条約は、前文で核兵器の非人道性を厳しく告発し、国連憲章、国際法、国際人道法に照らしてその違法性を明確にする太い論理が貫かれています。記されていると言っていいでしょう。 この非人道性は、被爆者を先頭に戦後一貫して訴え続けてきたことで、そのことが条約の前文に...全文を見る | ||
○穀田委員 共通の基盤をつくることは当然であります。問題は、核兵器禁止条約の是非を超えてそれは可能です、しかし、政府が主張する橋渡しという議論は、そうした核廃絶に向けた議論ではありません。大体、核兵器の廃絶を究極の課題として永遠の将来に先送りした上で、合意できる他の課題を探そうと...全文を見る | ||
○穀田委員 日本は、一九九四年から連続して決議案を提出していますが、今回の第一委員会での賛成国数は過去十八年間で最も少ないわけです。そして逆に、棄権は最多となっています。オーストリアやニュージーランド、メキシコ、南アフリカからは、決議案が核兵器禁止条約に一切言及していないことに厳...全文を見る | ||
○穀田委員 七カ国あると。日本の決議案に棄権した三十三カ国には、カナダ、ドイツを始め、オランダ、ベルギー、ノルウェー、スペインが入っているわけですね。これらの国々は、実は昨年の決議では賛成の立場をとっていた。こうした実態を見ても、政府が主張する橋渡しなるものは、もはや国際的にも破...全文を見る | ||
○穀田委員 ニュアンスは違うと言って、抑止力の話を言っているわけですけれども。 河野前大臣は、要するに、核兵器禁止条約に我が国が参加すれば国民の生命が危うくなると述べているわけですよ。これと同じ見解かということを言っているわけです。もう一度。 | ||
○穀田委員 明確に否定はされないと。 つまり、私が言っているのは、そんな形で、今お話があったように、ゴールが同じだ、アプローチが違うという話を言っているんじゃなくて、それは最初に大臣がお話ししたとおりですやんか。そうじゃなくて、それに参加すれば国民の命が危ういというようなこと...全文を見る | ||
○穀田委員 抑止というのは、いざというときに使うという話があって抑止なんですよね。いつもそうおっしゃっているわけですやんか。この事態が、つまり、報復するだとかそういうことまで言って、いわば非人道的な惨禍を引き起こしてもよいんだと。結果としてそうなるわけですから。そこまで議論を詰め...全文を見る | ||
○穀田委員 政府の安全保障に関する外交防衛政策の基本方針である現在の国家安全保障戦略を策定するに当たり、総理、安倍総理ですね、当時。前総理の出席のもとで開かれた二〇一三年九月十二日の安全保障と防衛力に関する懇談会で外務省が配付した「我が国を取り巻く外交・安全保障環境」、これですけ...全文を見る | ||
○穀田委員 確認できないということですけれども、私、今述べた安全保障と防衛力に関する懇談会というのは前安倍総理が開催したもので、そこに配付された資料は、当時の総理大臣決裁のところにありますけれども、懇談会の終了後、速やかに公開することが定められている。そして、ホームページにも載っ...全文を見る | ||
○穀田委員 文書の中身、外形ですね、それが出ているか何だかという話について、薄めては私はならぬと。考え方なんですよね。 だから、問題は、「地域情勢における重要な構成要素‥核兵器の存在、又は核兵器保有という政策オプションが地域における緊張・対立の原因かつ帰結となっている。」とい...全文を見る | ||
○穀田委員 相当前と言って、二〇一三年と最初から言っていますやんか。最初に、第二次安倍政権ができたときと言っていましたやんか。(茂木国務大臣「七年前だよ、七年」と呼ぶ)まだ近い話ですやんか。しかも、中期防を含めたものを決めるときの大事な会議で言っている話ですやんか。余り価値を低め...全文を見る | ||
○穀田委員 原因と結果ではなくて、そういう分析のもとにそういう方向性を出したという、言わば前提になっている話だと。その結果、まさに、その後の、先ほど、二つ前にお話がありましたけれども、緊張が高まっている、その情勢をどう見るんだという話がありましたけれども、まさにそのとおり、そのこ...全文を見る | ||
11月18日 | 第203回国会 衆議院 外務委員会 第3号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 日英EPAについて質問します。 茂木大臣は、十二日の本会議で我が党の笠井亮議員の質問に対し、日英EPAの合意内容について、基本的に英国に対して日欧EPAを超える市場アクセスを与える内容とはなっていないと答弁しています。果たして本当に...全文を見る |
○穀田委員 大体、この種の話をすると、国益に反する合意をすることはない、これはいつも言うんですよね。 私が聞いているのはその前の話で、確かに生産の問題についても知っていますよ。だけれども、それは政府間の協議ですから、この問題というのは。要するに、なぜ米が再協議の対象になったの...全文を見る | ||
○穀田委員 交渉事の話ですから、現在の状況についてどうなるかというんじゃなくて、規定の問題を私は聞いているわけですよね。だから、そこの書きぶり、つまり、今お話あった現況がこうというんじゃなくて、一つの考え方、協定に対する厳密性、そういう立場から議論をしているわけです。 逆に、...全文を見る | ||
○穀田委員 私は、何度も言うように、協定の厳密性、しかも、日欧EPAとの違い、そういった点から言っているわけです。 といいますのは、確かに、何度も茂木大臣は生産の話をするわけですけれども、もし日本が米をそういう再協議の対象として要求したのであれば、やはりそれはそれとして、主食...全文を見る | ||
○穀田委員 今お話ありましたけれども、あらかじめという話はしてはるんやけれども、要するに、運用改善の提起があるわけですよね。その仕組みが変われば、英国産向けの関税割当て枠が新たにつくられる可能性も否定できないということじゃないかということなんですよね。 | ||
○穀田委員 もう一度農水副大臣に聞きますが、そういうことでよろしゅうございますか。 つまり、私が聞いているのは、結局、関税割当て枠というのは、それは今お話あったように、ここまで線を引いているんだと言うんだけれども、理論上は可能だということになるんじゃないですか。 | ||
○穀田委員 いや、それは協定上の仕組みがそうなっていて、仕組みが変更されればこの関税割当て枠も、決してやらないと否定していない、そこには書いていないんですよ、その問題については。 しかも、あらかじめそういうことについては想定できない、こう言うわけだから、可能性としてはあるとい...全文を見る | ||
○穀田委員 限定的であるかという話を聞いたんじゃないんですよ。額を聞いているんですよ。そんな話を聞いたら、それこそ、長い話を聞いてがくっとするわ。 額を言ってください。冷凍の肉は何ぼやね。そう質問してんねんから。 | ||
○穀田委員 質問の内容をよく聞いてから、そう言ってんねやから、そんな話をしてくれぬでもええわけです。 牛の冷凍肉の輸入から見ると、財務省の貿易統計では三十九億五千万円となっているんです、この期間。何かというとすぐ限定的だねと、大体、話で一番最初に限定的なのは、どこだってそうな...全文を見る | ||
○穀田委員 今お話あった、前回お話あった内容の答弁というのは極めて重要だと私は思っているんです。ただ、後半の部分はちょっと私どもと少し意見が違いますが。 今お話あった、輸出問題が出ましたよね。そこで、農水省が十月に発表した、「我が国における穀物等の輸入の現状」と題する資料があ...全文を見る | ||
○穀田委員 数字を見ますと少し違うことがあるかもしれませんが、今の答弁では、十九カ国で農産物、食品の輸出規制が行われたと。この事実が私は重大だと思います。 小麦の輸出量が世界最大のロシアは、ことし四月から六月までの三カ月間の小麦や大麦などの輸出の上限を七百万トンに制限したほか...全文を見る | ||
○穀田委員 前年比で二〇%下落しているのは事実ですね。 | ||
○穀田委員 いずれにしても、メディアでは大きく下落していると。 私たちは、ことし八月に、当時の江藤農水大臣に対して、米の需給改善のために備蓄米の買上げを大幅にふやすこと、それから、買い入れた主食用の米を新型コロナの感染拡大で苦境に陥っている国民、学生や子供食堂などに供給する仕...全文を見る | ||
○穀田委員 それは前半の方の話をしたことに対する答えでしょう。私は、我々の提案に対してどうかと言っているんじゃなくて、私はそういう提案をしていると。しかも、そういう形で、もしお話あったような話を聞いたら、がっくりしまっせ。 私が聞いているのは、今のそういう日本の生産、食料の自...全文を見る | ||
○穀田委員 話がそういうことになると、ばくっとした話になる。 要するに、食料の自給の実態を抜本的に見直す必要があるんじゃないかと。そのとおりだと言っていいと思うんですよね。そうなりますと、農水省がことし三月に策定した基本計画は、実現可能な水準という口実で、食料自給率の目標を四...全文を見る | ||
11月20日 | 第203回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○穀田委員 私は、日本共産党を代表し、日英包括的経済連携協定に反対の立場から討論を行います。 本協定は、多角的な自由貿易体制の維持強化を成長戦略の基本とする菅内閣が、自由貿易を推進する力強いメッセージを国際社会に発信するとして、EU離脱後の英国と締結する経済連携協定です。 ...全文を見る |