穀田恵二

こくたけいじ

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回

穀田恵二の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第204回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  今日私は、岸防衛大臣に、政府が配備を断念した陸上配備型迎撃ミサイルシステム、イージス・アショアの代替問題について質問いたします。  イージス・アショアの配備計画は、二〇一七年の安倍総理とトランプ大統領の首脳会談を受けて閣議決定されたも...全文を見る
○穀田委員 元々やめた経過がどうだったのかということを踏まえもしない発言だと私は思います。  要するに、総経費について、結局、運用構想や、さらには搭載機能、艦の設計を検討していくと岸大臣は答えているわけですよね。それはつまり、現時点では、搭載の機能や艦の設計はおろか、運用構想す...全文を見る
○穀田委員 結局、言うてるけれども、それ以上になるということははっきりしているわけですやんか。だって、ほかの機能も全部これからだというわけでしょう。  それで、イージス・アショアもそうだったんですよ。二〇一七年の閣議決定当時、一基八百億円だったんですね。ところが、その後、千三百...全文を見る
○穀田委員 言っている代替って、この元々あかんかったものをどうするかというときに、そのことを更に上回るような金を使うて、何が、何でこんなにこだわらんなんねという話なんですよ。  結局のところ、アメリカとの契約ありきというのが出発だということなんですよ。問題は、アメリカと契約した...全文を見る
○穀田委員 今お示ししたように、より高い評価を得たと、これは書いているだけなんですよ。これで議論しているわけでしょう。アメリカは全部、いろいろな事実を示していますよ。だけれども、こういう内容でやっているというのは、明らかに、これは何か遠慮しているのかと言わざるを得ない。  防衛...全文を見る
○穀田委員 どういう対応をしたかと聞いているのに、結局、その当時の事実を述べただけじゃないですか。  公平性、公正性を担保していたと言うけれども、選定結果は、ロイター通信の指摘どおり、報道どおり、ロッキード社が選ばれているじゃありませんか。だからこそ、米議会調査局の報告書でも、...全文を見る
○穀田委員 この資料を出すために二か月もかかったと。黒塗りするのにどこを塗らなあかんかということだったんだと思うんですけれども。  この提出された接触報告によれば、レーダーの選定手続を始めた二〇一八年二月からロッキード社を選定したという七月末までの間に業界関係者等と計三十四回接...全文を見る
○穀田委員 私に持ってきたのは今言った装備庁のもので、三十三回、三十四回、若干の違いはあったとしても、それを上回る、全体は五百何回もやっているということがはっきりした。これは驚くべき数字であって、これを出してくれと言うているのになかなか出さへんというのも大体問題だと思うんですよね...全文を見る
○穀田委員 本当に、公平性だ、それから、きちんとした公平性だ、公正性だなんという話は表向きしているけれども、結局のところ、隠しているだけ。  それじゃ聞きますけれども、レーダーを提案したのは、先ほどの配付資料、その三枚目にあったように、結局、米国ミサイル防衛庁とロッキード・マー...全文を見る
○穀田委員 SPY6もそれはミサイル防衛庁がやっているんです。だから、いずれにしても、その二つについてというのは、これは書いてあるのやから、ミサイル防衛庁とロッキード・マーチン社がやっているということなんですよね。先ほど述べたように、結局のところ、支障があるとか言っていますけれど...全文を見る
○穀田委員 よう聞いてくださいよ。あり得る、接触はあり得ると言った、相手は二つしかないのやから、SPY6か7か。しかも、両方とも米国のミサイル防衛庁が絡んでいるわけですやんか。片っ方、ロッキード・マーチン社が来ていると。この二つしかおたくのところは接触していないわけですやんか。何...全文を見る
○穀田委員 いや、私が聞いているのは、いつも大臣は、比較してこうやっているということと、ええこったという話をするわけですやんか。何がええのやという話はさっぱりないんですよ、これは。まず、それが前提だと。その上で、圧力があったん違うか、それは副大臣も認めているでと。それを知っている...全文を見る
○穀田委員 これは、話をそらしてはあきませんね。知らないでは済まぬ。  つまり、結局、私が言っているように、米国のミサイル防衛庁長官が圧力かけたんと違うかということがある。新しい事実は、来ていたということだけははっきりした。ただ、その日がいつかという問題は、これまた検索せななら...全文を見る
○穀田委員 るるしゃべりますけれども、当時、いわばカタログの話でやっているんですよ。そういうことも含めて踏まえなくてはならぬと思うんですね。  最後、元防衛省の幹部は、赤旗の取材に対して、SPY7の選定過程は極めて不透明で、第二のロッキード事件になりかねないと警告しているんです...全文を見る
○穀田委員 今度もやはり、でたらめぶりをきっちりただして、やめさせるために頑張るということをお誓いして、終わります。
02月26日第204回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○穀田分科員 日本共産党の穀田恵二です。  小泉環境大臣にまずお伺いしたいと思います。  今年一月二十八日、最高裁は、京都建設アスベスト第一陣訴訟において、国の責任を断罪し、かつ、主要なアスベスト建材メーカーが石綿の危険性を知りつつ適切な警告をせず製造、販売を続けたことの共同...全文を見る
○穀田分科員 迅速な救済とおっしゃっていました。  最高裁が、首都圏の訴訟に続き、京都訴訟でも国の責任を断罪しました。国敗訴の最高裁決定を受け、先ほど厚生労働という話がありましたけれども、田村厚生労働大臣は、記者会見並びに昨日の予算委員会の分科会で、責任を感じ深くおわびすると述...全文を見る
○穀田分科員 じゃ、迅速な救済をやろうと思いますと、本当にこういう制度をつくらなければならない。補償基金制度をつくってきちんとやっていくこと、しかも、迅速なとおっしゃいましたよね、一刻も猶予は許されないということをしっかり胸に刻んでやらないと、その被害の方々、また御遺族の方々の思...全文を見る
○穀田分科員 琵琶湖の汚染という点では、漁業者は当然ですけれども、農業者、関係者も何とか改善したいと心を痛めておられます。  私は、先日、長年琵琶湖の汚染問題を研究している方とお会いして、その原因と対策について意見交換しました。琵琶湖の固有種で二年魚、ふ化して二年というイサザの...全文を見る
○穀田分科員 私の先の方の質問にもちょっとお答えをいただいて申し訳ないんですけれども。  では、その問題について一言言っておきますと、今あったように、植物プランクトンの問題、今大臣が指摘されましたよね。これは、滋賀県の水産試験場の調査では、湖中に設置する時間の短い、今述べた刺し...全文を見る
○穀田分科員 そこで、先ほど環境こだわり農業についてありましたので、農水副大臣にお聞きします。  先ほどあったこだわり農業というのを後押しする、国の環境保全農業直接支払交付金について若干提案したいと思うんですね。  農家の皆さんは、化学肥料や農薬を半分以下に抑える、琵琶湖への...全文を見る
○穀田分科員 この概要にもありますように、確かに一定改善されているんだけれども、現実は、何で一〇〇%いかへんかというと、今、四三%ぐらいで止まっているわけですよね。その実態や悩みもしっかり見ていただく必要があるということは言っておきたいと思うんです。  では、漁業について聞きま...全文を見る
○穀田分科員 考え方、二つ言っておきたいと思うんですね。  地元では、琵琶湖の生態系を映す鏡と、セタシジミについて言われているんですよね。これが最盛期の〇・八七%しか捕れない。他方、島根県の宍道湖では、確かに漁獲量は減少傾向にありますけれども、ヤマトシジミは年間約四千トン捕れま...全文を見る
○穀田分科員 それはよく知っているんですけれどもね。本当に相当なお金を投入しているんだけれどもなかなか大変という現実は、知事もおっしゃっておられることはよく御存じかと思うんです。  次に、全層循環について聞きたい。  琵琶湖の全層循環というのは、表層の水と下層の水が混ざり合っ...全文を見る
○穀田分科員 同じ立場に立っていただくということだと思います。  ですから、滋賀県などが取り組んでいるCO2ゼロへの様々な取組をしっかり支援していただきたいと思います。  最後に、大戸川ダムについてお伺いします。  滋賀県甲賀市から大津市を経て瀬田川に流入する大戸川に計画さ...全文を見る
○穀田分科員 水位にして十九センチ、約二十センチということだと思うんですね。  国交省は、大戸川ダムを造り水位を十九センチ引き下げないと、淀川の水位が計画高水位を十七センチオーバーし、今、破堤、氾濫するとしています。しかし、実際の堤防の高さは十七センチどころか、計画高水位よりも...全文を見る
○穀田分科員 流域全体は当然なんです。  問題は、大戸川ダムを造ることによって、今問題のところでいいますと、この下流での洪水を防ぐために、瀬田の洗堰、これを全閉操作や時限放流によってコントロールしているということなんですね。  だから、問題は、大戸川ダムを造ることによって、こ...全文を見る
○穀田分科員 今ありましたように、水位上昇が低減若しくは同程度に抑えられるとして、しかも、全閉操作が逆に一時間延長するということになっているわけで、つまり、ダム整備による効果は微々たるものだということなんですよ。  私は、今日は数値しかやりませんでしたけれども、この基本的な数値...全文を見る
03月10日第204回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  私は、政府が導入を断念した陸上配備型迎撃ミサイルシステム、イージス・アショアの代替策として打ち出したイージスシステム搭載艦のレーダー選定問題について質問します。  昨年十二月十八日に行われた国家安全保障会議及び閣議では、陸上イージスに...全文を見る
○穀田委員 茂木大臣は、御承知のとおり、国家安全保障会議の中核を担う四大臣会合のメンバーで、イージスシステム搭載艦二隻の整備を決めたお一人であります。今お話あったように、透明性の確保はもとより国会や国民への説明責任を果たす義務がある、責務があるということを指摘しておきたいと思いま...全文を見る
○穀田委員 選定作業に関して、私は、先月の九日の予算委員会でも岸防衛大臣に質問しました。今は副大臣も、公平性、公正性を担保していると繰り返す。  そこで、角度を変えて聞きますけれども、今の話は大体これを説明しただけなんですね、簡単に言うとね。それは別に書いてんねんやから、それは...全文を見る
○穀田委員 中心は、結局、七月十七日の構成品選定諮問会議で陸上幕僚監部が提案したレーダーの選定案だということですよね。簡単なことなんですよ。  問題は、この防衛省から提出された陸幕の選定案を見ると、これを見ていただいたら、ここですよね、「これまでの経緯」と書かれた配付資料三枚目...全文を見る
○穀田委員 私が聞いているのは、この「これまでの経緯」と書かれた箇所をなぜ黒塗りで隠す必要があるのかということなんですね。  レーダー選定の経緯というのは、先ほど示したように、配付資料の一枚目にあるように、公表しているわけですよね。公表しているんですよ。これ、見たら分かるように...全文を見る
○穀田委員 いや、やはり理解できないですね。  繰り返しますけれども、レーダー選定の経緯については、あるように、公表しているわけですよね。今お話があった内容を聞きますと、混乱を生ずる、それから、手のうちを見せる、不安を生じさせる。こういうことになぜなるんですか。一枚目のところに...全文を見る
○穀田委員 今まで三回答えて、最後が違うのは、御指摘は当たらないというだけが違うだけですよね。そんな答弁はないと思うんです。だって、見たら分かるように「これまでの経緯」、経緯とこれは書いてんのやからね。これは何で黒塗りなのか。とすると、国民に不安を生じさせかねないと、逆に不安を生...全文を見る
○穀田委員 なるほど。そうすると、公開できない中身があると。だから、これとは別の話があるんだということを今お認めになったということですわね。これは極めて重大ですよね。  つまり、普通は、公表している以外の経緯に関する内容が記載されているんだったら、そこだけ黒くすればいいんですよ...全文を見る
○穀田委員 委員長、事は、これは二隻で五千億円以上、もしかしたら、ライフサイクルコストでいけば一兆円を超す可能性があると指摘されているイージスシステム搭載艦の選定作業の透明性に関わる問題なんですね。  だから、本委員会に、配付資料の黒塗りの箇所を外し、再提出されるように私は求め...全文を見る
○穀田委員 岸大臣は、先月九日の、先ほど述べた予算委員会で、私の質問に対して、ロッキード・マーチン社のSPY7を提案した米国政府、つまり米国ミサイル防衛庁のグリーブス長官が、レーダーの選定結果を公表する直前の二〇一八年七月二十三日に来日し、西田整備計画局長らと面会したということを...全文を見る
○穀田委員 先ほど言ってはりませんか、そのことについては。それをもう少し詳しく言うただけやないの、そんなもの。こんなもの聞いてへんじゃないですか。だから、平素から行ったということと面会しているということを言っているだけでしょう。その後に、公平性はこういうふうに担保したということで...全文を見る
○穀田委員 これも繰り返しの答弁になるんですよね。  グリーブス長官は、当時、SPY7を提案したミサイル防衛庁の当事者なんですよね。片や西田局長は、レーダー選定を行う事務方のいわば責任者ですよ。この両者がレーダー選定の直前に面会した、その目的が、平素から行っている一環だ、そんな...全文を見る
○穀田委員 グリーブス長官がミサイル防衛一般について意見交換を行うためだけにレーダー選定の直前に来日する、およそ信じ難い話ですよね。  そこで、そもそも発注者である防衛省と受注者であるアメリカ側がレーダー選定の直前に、今もあったように常に公表しているものではないと言うんだけれど...全文を見る
○穀田委員 そういうロジックがあるということはお認めになった。  大体、桁違いのそういう問題について、選定と同時に、今、システムの議論をしているときに、その問題の受注者と発注者が会うて、ひそかに会っているなんということ自体に全然違和感を覚えへんというのは難儀な話やなと私は思いま...全文を見る
○穀田委員 いやいや、その回答は回答であったんか知らぬけれども、それやったらその回答を後で出してくれたらいいけれども、そこまで言うのやったら。  ただ、私が聞いたのは、同席していたんじゃないかと。今言ったのは、ロッキード・マーチン社の関係者も同席していたんじゃないかと聞いている...全文を見る
○穀田委員 一番大事なところで、今こう言わはりましたやんか、7も6も、どっちもあれしてへんのや、こう言わはりましたやんか。それで、7を推進する側のマーチン社が同行していたのかと聞いたら、それは差し控えると。どないしてそういうことが信用できますねんな。そんな、会話したかとか分かりま...全文を見る
○穀田委員 検討させていただくと。面会記録は行政文書です。したがって、これは直ちに提出するよう私は求めたいと思います。  同じ予算委員会で、私の質問に岸大臣は、レーダーの選定手続を開始した二〇一八年二月からロッキード社のSPY7を選定した七月までの間に、防衛省職員と業界関係者等...全文を見る
○穀田委員 はい。  接待はないとおっしゃいました。  じゃ、私、今国会で問題になっているから言っているんじゃないんですよ。私が問題にしているのは、レーダー選定の作業が行われた同じ期間を対象に実施された防衛監察結果、二十九年度それから三十年度、これがあります。見ますと、例えば...全文を見る
○穀田委員 私は、こういう防衛監察の結果がある、指摘があるんだけれども、これは重要な指摘なんですよね。  それが、防衛監察としてこういうことが起こっているという指摘をしているにもかかわらず、そちらは今、そういうことはなかったと。要するにレーダーの選定に従事した職員にはなかったと...全文を見る
○穀田委員 調査して出していただいた五百二十九件というのは、そういう事態が起こる前の話なんですよ。  今おっしゃったけれども、そういう事態はない、単独で会うとかそういうことはないと言うけれども、そういう例があるということを平成二十九年、三十年の報告書で書いているわけですやんか。...全文を見る
○穀田委員 最後に。私は、そうはどうも思えないわけですよ。  こういう内容に基づいて、レーダー選定に関わる職員にはなかったのかと言ったら、前に調べた話をしているだけで、その内容が二十九年、三十年に指摘されているわけですやんか。  なぜ、レーダー選定に関わる部署だけがそういうこ...全文を見る
○穀田委員 はい。  月別の接触回数を機関ごとにせめて出せと。そして、改めて私は、今言った内容についての真偽をはっきりさせて、資料を求めたいと思います。  終わります。
04月02日第204回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  初めに、私も、ミャンマー問題について、ミャンマー国軍による武力弾圧について質問します。  ミャンマー国軍は、二月一日のクーデター以来、これに抗議する市民の平和的な行動に対して殺傷兵器を向け、一部で戒厳令をしき、弾圧を一層強めています。...全文を見る
○穀田委員 今、最後に三点お話ありました。まさに結論として見るならば、民主的な政治体制の早期回復ということをどうやってつくり上げていくか、そういうことを強く求めていくことが必要だと私も考えます。  ミャンマー国民の抗議行動は全土に広がっており、クーデターを容認しないという国民の...全文を見る
○穀田委員 ASEANの取組を始め、全世界の動きについても若干ありました。  私は、民主的に選ばれた政権をクーデターで倒すということは、民意と民主主義を根本から否定する暴挙だと思います。国際社会がこの暴挙を容認することはあってはならない、ここが一番大事だと思うんですね。根本的な...全文を見る
○穀田委員 民主的な体制の復活、そして国際社会がこういう暴挙を糾弾していくという立場だということを確認したいと思います。  次に、いわゆるイージス問題について、再び中山防衛副大臣に来ていただいていますので、質問します。  先月の、三月十日の当委員会における問題ですけれども、質...全文を見る
○穀田委員 それでは前回の言質と余り変わらないんですよね。つまり、改めて、何で拒否するかということでいいますと、簡単に言えば、公にすることができないという話がありました。  しかし、問題は、何度も私、言いますように、ほかのいろいろな文書の中では「経緯」と元々出している、ここに、...全文を見る
○穀田委員 そうすると、中身のいかんに関わらずとなりますと、それをどないしてみんなが判断するのかということが当然問われますよね。  結局のところ、そういう形で、中身のいかんに関わらずとなりますと、はっきり言って問答無用、遮断ということになる。理屈としてはそうだということが誰の目...全文を見る
○穀田委員 しかし、副大臣は、必ずそういう問題を提起する際に、何度も言いますけれども、公平公正に行われた、こういうことを強弁するのみなんですね。しかも、その文脈を見ますと、どういうふうに述べておられるかと見ますと、それは、この選定に当たって、隔離された作業所で実施した、それからも...全文を見る
○穀田委員 そういう場合、いつも大体、事前にそういう通告がなかったからと、まさか提出を要求しますなんという話を事前に言うはずないじゃないですか。そういう文書があるんだろうと言って、当然、会ってんねやから記録の文書がある、だから記録の文書を出してくれと言っているだけなんですよね。し...全文を見る
○穀田委員 法律の問題は後で言います。今お話あったけれども、高いレベルという話をしてはりましたけれども、この間は事務的な話だということを言ってはるわけですよね。だから、高いレベルで来て事務的な話と、高いレベルで会ったことははっきりしている、長官と局長がお会いしたことは事実だと、こ...全文を見る
○穀田委員 先回りしていろいろ話をされていますけれども、私は前回、面会には、先ほど言いましたように、ロッキード社の関係者も同席していたのかということを言いました。先ほどは、ないということを言うてはります。  当時は、この件については答えは差し控えると答弁されましたよね。だから、...全文を見る
○穀田委員 私は同席していたかどうかということの確認をしているので。その後はるる、何かというと、公平性が保たれたということを言わんがために随分言ってはるんやけれどもね。  結局、この間、先ほど副大臣はこう言わはりましたよね、質問通告がなかったからと言ったんだけれども、そうじゃな...全文を見る
○穀田委員 正直に答えているというのは、要するに、質問を聞いたときに、それは通告がなかったからということまで正直だと思うんですよ。それはそのとおりだと思うんです。だから、正直に言うと答弁を差し控えたい、それは見ていないからそういうことだということですよね、簡単に言うと。だから、う...全文を見る
○穀田委員 そうすると、つまり、この防衛省の審査基準に照らせば、面会の記録文書についても、米側との関係などを理由にして提出を拒むことは法的には許されないということになります。  先ほどの、配りました配付資料の一枚目の構成品選定案ではないけれども、黒塗りしてでも開示するのが原則の...全文を見る
○穀田委員 不開示の一般論と情報公開の一般論を話しているんじゃないんですよ。  今お話ししたように、防衛省が定めた審査基準がある。そうしますと、黒塗りで出したものがある。同じように、その文書には、「これまでの経緯」というところで、ほかは黒塗りなんですよ。面会記録の中身、私は出す...全文を見る
○穀田委員 いや、そうはなっていないですよ。日にちも、七月二十三日の日付に基づいて、そういう形でお二人が会ったという記録文書は出ていないですよ。少なくとも、五百数十件の資料は出ていますけれども、それがどれだとかいう話は一度も出たことがないですよ。  だから、そういうことは出ると...全文を見る
○穀田委員 書面にて説明は、そういう中身ではありません。踏まえて、提出することは差し控えたいと思いますというのしか来ていません。ですから、私は、到底認められないと思うんですね。  改めて、七月二十三日の米側と防衛省との面会の当日の双方のやり取りを記録した文書を本委員会に提出させ...全文を見る
○穀田委員 最後に、私、前回も指摘したんですけれども、防衛省が選定したSPY7は、米国ミサイル防衛庁と……
○穀田委員 ロッキード社が共同提案したもので、そのレーダー選定の直前に来ているわけですよね。発注者である防衛省が、受注者である米側との面会をしている。ここに選定の手続の厳正が疑われる行為だと……
○穀田委員 これ、一兆円にも関わる重大な問題なんですよ。  したがって、私は、競争性を働かせ、公平公正に実施したということについて言うならば、その論拠は非常に薄弱で、不透明性が一層明らかになったということについて述べて、質問を終わります。
04月07日第204回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  初めに、北朝鮮をめぐる問題について茂木外務大臣に質問します。  今月二日に行われた日米韓三か国の安全保障担当の高官協議は、共同声明で、北朝鮮の核及び弾道ミサイル計画に関する懸念を共有し、非核化に向けた日米韓の緊密な協議を通じてこれらの...全文を見る
○穀田委員 高官協議の共同声明は、拉致問題の早期解決についても議論したとあります。  菅総理は、今月十六日に予定されている日米首脳会談で、日米同盟の協力の中で進めていくことを確認したいと述べていますが、日本は北朝鮮と日朝平壌宣言を結んでいます。関係国と今お話がありましたが、関係...全文を見る
○穀田委員 前回もそうなんですけれども、今回もそうなんですが、問題は、内容の秘匿性にすり替えてもらっては困る。  防衛省自らが定める「基本的考え方」では、行政文書の内容に一部不開示情報が含まれているとしても、文書そのものの提出を拒むことは法的に許されません。したがって、会談記録...全文を見る
○穀田委員 中山副大臣は、いわば黒塗りする理由を繰り返しているにすぎないんですね。  私が指摘しているのは、防衛省の規定では黒塗りしてでも出すことになっているんじゃないかということを聞いているわけですよね。だから、全然かみ合っていないわけです、答弁が。内容の秘匿性にすり替えては...全文を見る
○穀田委員 注意情報だと。  そこで、皆さんのところにお配りしている資料の二枚目を見ていただきたいと思います。これは、私の資料要求に対して防衛省が二〇一九年五月に提出した「イージス・アショアの候補地について」という戦略企画課作成の文書であります。保秘レベルは秘指定ですけれども、...全文を見る
○穀田委員 いや、それは違いますよ。話をずらしたらあきません。やり取りの文書と言っているんですよ。  これは、これまで提出されたのは、今言いますけれども、この秘指定の文書だけじゃないんですよ。私が防衛省に言って資料要求したものでいいますと、保秘のレベルが特定秘密指定であっても出...全文を見る
○穀田委員 そこまでして会談記録の、会談記録なんですね、出せないものは出せないんじゃなくて、出すべきものなんだということははっきりさせなあかん。  皆さん、間違ったらあきませんよ。会談記録の黒塗りを全部外せと言っているんじゃないんですよ。黒塗りでいいから出しなさいと言っているん...全文を見る
○穀田委員 何度も言いますけれども、内容の秘匿性の話をしているんじゃないんですよ。全然分かっていない、あなたは。  では、聞きますけれども、会談記録はあると。そうすると、一体、どの部署が作成し、現在保存しているのか。直接御覧になっているわけだから、答えられるはずだと思います。
○穀田委員 それなら、防衛計画課が提出できるはずだと思います。私は、直ちに出すべきだと思います。  何度も言いますように、内容の秘匿性の話をしているんじゃないんですよ。会談記録を保存しているのが事実だったら、一部黒塗りにしてでも提出できるはずだ。ところが、それをかたくなに拒み、...全文を見る
○穀田委員 認識の話をしているんだったら、私は事実をまず述べている。ファクトを述べた。  つまり、副大臣は誠実な仲介者と言うから、そういうことはあり得ないと。少なくとも、米議会でこれを推奨する立場に立っている。それから、ヒル長官という、そういうことを述べた証言をあなたは引用され...全文を見る
○穀田委員 果たして本当なのかということであります。  二〇一八年二月十一日付の産経新聞を見ると、ロッキード社のブラッド・ヒックス担当副社長がインタビューに応じ、ソリッド・ステート・レーダー、つまりSSRを日本側に提案していると明らかにしています。  中山副大臣は、今、事務方...全文を見る
○穀田委員 では、報告は一般論として受けたけれども、その事実は知らないということですね。これは、知らないということでは済まない問題だと思います。  産経新聞の電子版には、取材に応じたヒックス担当副社長の発言の詳細が掲載されています。それを見ますと、ヒックス氏は、防衛省にはロッキ...全文を見る
○穀田委員 今の話だと、これは知っているということになるんですか。何か、提案に当たらない、説明だと。そういう、話をそこから、いろいろ聞いて、ごまかしちゃ駄目ですよ。  だから、今までの防衛省の説明と違うじゃないかということを聞いているわけですよ。
○穀田委員 どう違わないんですか。彼らは少なくとも、私どもとしてはロッキード・マーチン社が開発中のSSRの御提案をしている、説明を受けたかどうかは知らぬけれども、していると。あわせて、私どもとしてはMDA、ミサイル防衛庁を通じてデータを提供していると明確に述べているわけです。 ...全文を見る
○穀田委員 何回も言いますけれども、ないと副大臣は言っておられる。しかも、非常に微妙でして、ロッキード社とMDAには総合的に云々かんぬん、いろいろ話を聞いていると。  私は、そういうことを言っているんじゃないんです。ファクトを言っているんです、事実。相手方は、少なくともヒックス...全文を見る
○穀田委員 では、紹介は受けたということですか。
○穀田委員 これはまた重大ですよね。だって、今まで、そういう話について、提案やその他について受けたことはないと。提案と言おうが紹介と言おうが、事実、そういう話の接触があったということだけは極めて重大問題としてある。今までの事実は違うということがはっきりしたということだと思います。...全文を見る
○穀田委員 ここにある文言を、書いていますけれども、少なくとも六月十二日までは受けたことがないという話をるる何回も言っているわけですよ。それに対して、肝腎のロッキード社の担当副社長が提案しているし、データを提供していると公言しているわけですよ。そのことについて、あれほど、こういう...全文を見る
04月14日第204回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  RCEP協定について質問します。  本協定は、ASEAN十か国、オーストラリア、ニュージーランドなど計十五か国が参加する経済連携協定であり、日本にとっては、本協定を通じて、中国と韓国と締結するのは初めてのEPAとなります。  本協定...全文を見る
○穀田委員 簡単に言うと、一概に比較することは困難だと先ほどありました。  これまで政府は、本協定をめぐって、例えば、TPPの成果を踏まえながら、質の高い協定を早期に妥結していくと、TPPとの比較で説明してまいりました。したがって、本協定の審議に当たっては、TPPなどの他の協定...全文を見る
○穀田委員 RCEP協定は、後発の開発途上国を含め東アジアの経済統合を進めるという、いわば包摂ということだと言われていますね、特徴としておって、そこがTPPとは異なるものであります。  本協定の第一条にはそう書いていまして、次のことを目的とすると書いていて、締約国、特に後発開発...全文を見る
○穀田委員 私は、何でこんなことを言っているかというと、本来、貿易や経済協定の目的とは何なんだということに由来すると思うんですよね。古く遡れば、国連その他が、そういうものについて貿易や考え方を規定しているのは、それぞれのお互いの国が経済発展を遂げるという、つまり生活水準を高める、...全文を見る
○穀田委員 外務省のアジア大洋州局が昨年八月にまとめたASEANの経済統計基礎資料があります。それを見ますと、シンガポール、マレーシア、ブルネイの貿易収支は二〇〇一年以降継続的に貿易黒字国になっているとしていますけれども、先ほど述べた世界銀行とUNCTADの試算では、そのマレーシ...全文を見る
○穀田委員 つまり、日本企業の国内回帰の動きを推進する一方で、ASEANでの新たな供給網の確立を促すということですわな。まあ、うんとうなずいたので。  問題は、そうした施策が国内産業に一体どんな影響を及ぼすことになるかということだと思うんですよね。  ジェトロが、日本貿易振興...全文を見る
○穀田委員 では、端的に聞きます。空洞化がどの程度食い止められますか。端的に答えてください。
○穀田委員 低減していくものと言っているだけで、私が言っているのは、それじゃ、どの程度なるんだという話を聞いているわけですやんか。それを、さっきから同じことを言っているだけなんですよ。駄目ですよ、それは。  経団連の会長が、昨年四月の記者会見で、コロナショックを機に日本企業の生...全文を見る
○穀田委員 私が何を言っているかというと、実際に、海外生産拠点をつくるということで、事実上、そう進めてきて、これをあおってきて、空洞化した。それに乗っていった、もちろん中小企業の、零細企業の方々も一定行きますよ。だけれども、今度、戻ってこいという場合には、そういう大手の企業がうん...全文を見る
○穀田委員 そんな楽観的な話をしていたのでは、日本の経済、大変ですよ。  現実には、特定の国というのは、中国、そしてベトナムと、ナンバーファイブまで全部出ているわけで、そういう希望観測的な話をしていたのでは私は駄目だと思います。  菅さんは、RCEP協定の署名式で、コロナ禍で...全文を見る
○穀田委員 分かりました。  貿易自由化一辺倒、外需頼みという政策は、今、危機に弱い社会経済をつくり出していることは明らかだと思います。  したがって、何の反省もないままに、今お話あったように、本協定で一層の市場開放を推進することは許されない、そのことを強調して、終わります。
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、地域的な包括的経済連携協定に反対の立場から討論を行います。  本協定は、二〇一三年五月の交渉開始から七年半にわたり、国民生活に一体どんな影響があるのかを国会や国民に一切知らせないまま交渉、署名されたものです。農林水産品への影響についても、...全文を見る
04月21日第204回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○穀田委員 共産党の穀田恵二です。  茂木大臣、最初に一言お聞きしたいんですけれども、先ほど連絡がありまして、菅内閣総理大臣のインド出張が中止になったという報告が来ました。お互いのことですから、これは理由は何なんですか。
○穀田委員 とても大事な海外出張で、その問題について私の方が早く知っているというんじゃ、ちょっとね。幾ら委員会に……(茂木国務大臣「しようがない。帰してもらっていない」と呼ぶ)いやいや、ですから、幾ら委員会にあったとしても、それぐらいの報告は必要かなと思うんですよね。そこだけ言っ...全文を見る
○穀田委員 茂木大臣は、今もお話ありましたけれども、台湾海峡をめぐる問題については、これまでも、当事者間の直接の対話によって平和的に解決されることを期待すると答弁しています。しかし、さきの日米2プラス2や共同声明の内容は、それに全く逆行するものだと私は考えているんですね。  と...全文を見る
○穀田委員 述語の問題と何か文脈の問題に話が行っていますけれども、本質問題をちょっと私は言っているつもりなんですね。ページ数がどこかと、私は余り詳しく、英語訳の問題について、そこのページ数を言っているわけじゃありませんので。問題は、共同声明で記した抑止力、対処力の強化とは一体何か...全文を見る
○穀田委員 先ほど私言いましたように、次期インド太平洋軍司令官に指名されたアキリーノ氏が言っている中身、これは、米軍との相互運用が可能なということで、防空、ミサイル防衛、航空優勢、警戒監視と情報収集、諜報と全部言っているんですよね。まさに、日本は軍事力そのものを強化すべきだという...全文を見る
○穀田委員 結局、そのときの発言を読み上げたというのが主な内容で、あと言っているのは、あくまでそういう準備をしているんだという一般論を言っているだけなんですよね。  私が聞いたのはそうじゃないんですよ。台湾海峡をめぐる問題で、防衛省・自衛隊があらゆる事態に備えると。あらゆる事態...全文を見る
○穀田委員 問われた内容を、もう一遍言いますよ。  大臣が問われたのは、そういう台湾に関係して、それをどうするのかと答えているわけですやんか。私が今度聞くと、一般的決意を述べているだけなんですよ。  要するに、あらゆる事態に備えて、国民の命って、それは考え方の根本にあるんでし...全文を見る
○穀田委員 そうすると、あらゆる事態に備えて対応を検討していると説明しておきながら、今の説明は、防衛省設置法、自衛隊法でやっているんだと。それはないでしょう。それが全てになっているわけではないことは明らかだと思うんです。  では、少し角度を変えて聞きますけれども、現行法令には重...全文を見る
○穀田委員 そういう一般論を聞いてそれをどういうふうに判断するかというのは、別の、次のカテゴリーの問題なんですよ、本来。  今私が聞いているのは、全体の法体系と皆さんがおっしゃっているんやから、しかも、現行法令には、そういうように重要影響事態法やそれから事態対処法というのがある...全文を見る
○穀田委員 それは、そういう起こっている事態がどういうのに値するかという話であって、何回も聞いているように、そういうあらゆる事態に備えて対応を検討しているという法令からは除外されるのかどうかと聞いているわけですやんか。ということは、除外されないということですか。どっちなの。
○穀田委員 もう一度聞きますよ。  そうすると、あらゆる事態に備えるための、どんな法令に基づいて対応を検討しているのかという場合、その法令の中に重要影響事態法や事態対処法というのは含まれるということでいいんですね。
○穀田委員 何回も聞いているその話を、あっちゃこっちゃずらしたらあきませんで。  一番問題にしているのは、私は、台湾海峡をめぐる問題であらゆる事態に備える、その中にそういう法律はあるのやなと聞いているんだけれども、もう一度。  だから、一般論じゃなくて、分類をどうするかとか当...全文を見る
○穀田委員 それは、認識の、まさに話をずらすための話でしかないですよね。問われているのは、台湾有事の問題というのが問われているんですよ。要するに、結局、そのことを言うことになるとはっきりせぬわけだけれども、四の五の言って。日本防衛その他という話じゃなくて、客観的には台湾有事が来た...全文を見る
○穀田委員 安保法制の議論のときも同じ答えをやって、そうじゃないんですよ。言っているのは、事態の判断を聞いているんじゃないんですよ。判断を聞いているわけじゃないんですよ。防衛省や自衛隊が対応を検討しているあらゆる事態には重要影響事態や存立危機事態は含まれないのか否かということを聞...全文を見る
○穀田委員 壊れたレコードみたいに同じことを言っているわけなんです。私が言っているのは、事態の判断を聞いているんじゃないと何回も言っているわけですやんか。  河野前統合幕僚長は、三月三十日付の朝日新聞で、「今後、想定されるのは台湾有事だ。台湾有事で米軍が出動した場合、日本も「重...全文を見る
○穀田委員 はい。  存立危機事態に認定されるような事態になれば、自衛隊が戦渦に巻き込まれるリスクが一気に高まります。中国への軍事的な対応を強化することは、こうした軍事対軍事の危険な悪循環を生み出すだけだ。そのことを指摘して、質問を終わります。
04月23日第204回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  初めに、本日の議題となっている、自衛隊とインド軍との間で物品役務の相互提供を可能とする日印ACSAについて茂木大臣に聞きます。  ACSAをめぐっては、これまで日本は、米国、オーストラリア、英国、カナダ、フランスと協定を締結しており、...全文を見る
○穀田委員 自衛隊とインド軍が参加する共同、多国間訓練は、過去十年間で四十二回行われています。新型コロナの感染拡大により延期した初の戦闘機訓練についても、事態の収束後、速やかに両国間で調整を再開し、具体化していくことが決まっています。  こうした中で、日印ACSAは自衛隊とイン...全文を見る
○穀田委員 結論から言えば、打診されている事実はないということを述べた。  そこで、そうしますと、海兵隊のトップは日本政府と協議を開始したということを明らかにしたと。ということは、話が違う。つまり、海兵隊のトップの総司令官であるバーガー氏は虚偽を述べているということになりますけ...全文を見る
○穀田委員 報道は承知している、事実はないということ、ということは、あっちがうそをついたということを述べたと確認していいですね。
○穀田委員 新しい事実ははっきりしていない、検討している事実はお認めになった、要するに、米国ではそういうことをやっていると。それで、簡単に言うと、それは事実でないと。しかし、バーガー氏がメディアに語っているわけですよね。この発言というのは極めて重要だと思います。これは、なぜかとい...全文を見る
○穀田委員 今お話あったように、正式に決まっているわけじゃないということは、そういう話をいろいろお話合いをしているということをうかがわせますよね。知っているということは、正式でないということを確認しているわけでしょう。正式でないということでこっちが言う、あっちはこうだと言っている...全文を見る
○穀田委員 では、そういう一連の議論の下で何が今起こっているかということを見てみます。  日本は、既に、第一列島線にある南西諸島に陸上自衛隊のミサイル部隊の配備が進められています。これまで、奄美大島と宮古島に地対艦、地対空ミサイル部隊が既に配備され、石垣島にもミサイル両部隊を配...全文を見る
○穀田委員 これは、今お話あったわけですけれども、当時の検討の段階の内容だということになるわけです。資料を作成したのは確かに二〇一五年ということなんですけれども、この黒塗りの部分は、平成でいうと三十年、三十一年ということで、二〇一九年以降の計画となっているわけですね、計画を作って...全文を見る
○穀田委員 検討中、決定していないということになりますね。そこで、はっきりしているのは、いずれにしても、こういう方向は議論しているということだけは確かだ、検討しているということはお認めになった。  そこで、何らかの部隊を平素から沖縄本島に配備するという計画が書かれているというこ...全文を見る
○穀田委員 結局のところ、この間の不開示論を述べただけなんですよ。それでは、それこそ先ほど沖縄の負担軽減とかなんとかいって理屈をいろいろ述べていることに全く当てはまらないし、何の理解も得られないということを事実としては示すんだろうと思います。  問題は、この資料の沖縄本島の黒塗...全文を見る
○穀田委員 部隊配備の一連のこの間の国の方針と実行をあれこれ説明しているだけなんですよ。  私はこの質問をしているのは、これはそうちゃうのかと、キャンプ・シュワブにミサイルが配備されるのと違うのかって端的に聞いているんですよ。そういう問題についてずらっと話をして時間を取っただけ...全文を見る
○穀田委員 この間の一連の経過を述べて、そして肝腎の話ははぐらかしちゃ駄目ですよ。  私どもは今何を言っているか、こういう形で軍事力を強化するやり方はおかしいのと違うか、ミサイルを配備する、アメリカはそういうことを言っている、そういうことについて現地で関係の防衛省の幹部も発言し...全文を見る
○穀田委員 沖縄本島に配備する方向で本格的な検討に入った、こういうことを述べています。  そして、最後に結論として、軍事に軍事で対抗することは愚かとしか言いようがない、こう述べているわけですね。私はその危険性を指摘しているわけですよね。そんなことがあっていいのか。憲法上許されな...全文を見る
○穀田委員 中国に対する厳しい批判と同時に、そういう問題について、憲法九条を持つ日本としての対処が求められている、そういうやり方は間違っているということを改めて述べて、終わります。
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、日印物品役務相互提供協定に反対の立場から討論を行います。  ACSAは、元々、米国が世界規模で展開する米軍の軍事作戦に不可欠な物資や役務を米軍が必要とするときにいつでも調達できる集団的軍事支援網を構築するため、一九七九年にNATO相互支援...全文を見る
04月28日第204回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  茂木大臣に最初に質問します。  本日の議題である条約のうち、租税条約及び投資協定に関しては、後ほど討論で問題点を指摘したいと思います。  そこで、今日は、今国会に提出されている大西洋まぐろ類保存条約改正議定書に関連して質問します。 ...全文を見る
○穀田委員 いつもうんちくのあるお話、ありがとうございます。  持続的漁獲が可能な水準の維持に、FAOの持続的漁業の行動規範、SDGsや、さらにはWCPFC条約でも、小規模、伝統的漁業の存続に特別の配慮を明記しています。私は、これが世界の常識だと思っています。したがって、資源管...全文を見る
○穀田委員 極めて多様で広範囲な形で重要な役割を果たしているということがお話がありました。  そういう下で、現実は極めて厳しい。さきに紹介した舟屋の町、伊根町でも、かつて二百数十隻の船が操業していましたけれども、今では十五隻ほどに激減しています。全国的には、沿岸漁業に関わる経営...全文を見る
○穀田委員 数字と現象面、それはそのとおりです。  問題は、私は原因を聞いているわけですね。原因分析並びに対策を仮に講じてきたとしても、それが効果を発揮していないという責任が問われている。そこからスタートすることが必要だと私は思います。  沿岸漁業者の実態は、先ほど述べたよう...全文を見る
○穀田委員 十年後というもので見れば、お互いそういう認識、共通しているわけだけれども、元々、この定置網リースの補助制度というのは、水産業成長産業化沿岸地域創出事業として始まったものです。  その政策目標は、漁業者の所得向上、五年間で一〇%以上というものであります。この政策目標の...全文を見る
○穀田委員 いや、目標になっているのは知っているから、だから聞いているんですよ。  だから、はっきり言うと、なかなか現場の現実というのは、政策目標の達成は現状では困難だと。ですから、だとすると、私は、制度の趣旨からも、次の更新時も使えるよう、恒久的なものとして継続すべきではない...全文を見る
○穀田委員 今二つお答えいただいて、だから、水産庁として、漁具のそういう今の現実について一つ一つやはり検討してもらうということが必要だと思うんですね。  これは、先ほど、一番最初に副大臣は、この沿岸漁業の極めて重要な位置づけを多彩にお述べになったわけですよね、まさに。ただ、それ...全文を見る
○穀田委員 いつも、葉梨副大臣とはばんばんとやり合っているんですが、今日は、全体としては前向きな努力とお互いの認識の一致があったということでは、画期的なことだったと思います。  ここからはまた少し態度が変わるわけですけれども、クロマグロの資源管理と小規模沿岸漁業について聞きたい...全文を見る
○穀田委員 大体いつもそういうふうにお答えになっているんですけれども、ICCATは、沿岸漁業に配慮する一方、漁獲圧力の高い大型まき網漁業者に対しては、禁漁期間を十一か月、要するに年間一か月しか漁を認めないという厳しい規則を取っています。それから、スペインでは、漁船に監視員を乗せ、...全文を見る
○穀田委員 最後にしますが、それは条約に書いているとおりなんですけれども、私は、スペインなどで取り組まれている監視員の乗船、監視カメラの設置の義務づけも含めて、有効な対策を取るべきだと思います。調査したと言いますけれども、たかだか二十なんです、会社は。あなたのところ、やったんかと...全文を見る
○穀田委員 漁業者の通報を促し、漁船を選定し、厳しく取り締まるべきだということを思います。  残念ですが、環境省を呼んでいたんやけれども、堪忍してください、ちょっと時間が来ましたので。申し訳ありません。  終わります。
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、日・セルビア、日・ジョージアの二つの租税条約及び日・ジョージア投資協定に反対の立場から討論を行います。  二つの租税条約は、これまでの租税条約と同じく、投資所得に対する源泉地国での課税限度税率を軽減又は免除する措置を講じています。これは、...全文を見る
05月12日第204回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四月二十三日の質問に続いて、台湾海峡をめぐる問題について質問します。  私は、前回、米海兵隊トップのバーガー総司令官が、中国に対抗するために、二〇二七年までに対艦ミサイルなどを装備した海兵沿岸連隊を沖縄、グアム、ハワイに配備する考えを...全文を見る
○穀田委員 そこで、配付資料の一枚目を見てほしいんですが、外務省の報道発表によれば、バーガー総司令官は会談時、茂木大臣に対し、安全保障環境、今ありましたけれども、安全保障環境が急速に変化する中、脅威に立ち向かう上で日米同盟が強固であることは重要であり、引き続き協力したいと述べたと...全文を見る
○穀田委員 脅威に立ち向かう上でということで、わざわざ報道発表しているわけで、そういう内容がどうだったのかということが問われるわけですよね。  バーガー氏は、昨年六月の海兵隊の将校向けの雑誌で、今後の海兵隊にとって基準とする脅威とは何かということで説明をしています。バーガー氏は...全文を見る
○穀田委員 そこで、配付資料の二枚目を見てほしいんですけれども、在日米国大使館のホームページでは、バーガー総司令官との会談が、作戦即応性を維持する取組と、自由で開かれたインド太平洋を守るための信頼できる抑止力に関する協力調整を目的に行われたとされています。これは皆さんにお示しして...全文を見る
○穀田委員 どうも、それだと最初からそう言っていただければ、もう少し話は、その具体的な内容はいかがかということに次はなっているわけですよね。  それで、私が問うたのは、今言ったように、作戦即応性やそれから抑止力に関する協力調整ということがわざわざアメリカの大使館のホームページに...全文を見る
○穀田委員 先ほど指摘したバーガー総司令官の計画指針にも書かれていますけれども、このEABO作戦は、二〇一九年二月に海軍作戦部長と海兵隊総司令官の署名を得て正式なものとなっていると言われています。その内容は、海兵隊の小規模で分散された部隊によって要衝となる離島を制圧し、対艦、対空...全文を見る
○穀田委員 バーガー氏の発言と考えてみましても、この問題は極めて重要だと私は思うんですね。  これは、EABOのいわゆる一般論ではなくて、今お話あったように、大臣が答弁し、そして局長もそのことを答弁している。  列島が生み出す自然の障壁を活用するというわけですけれども、列島線...全文を見る
○穀田委員 もう一度聞きます。  何でこんなのを聞いているかというと、今お話あったのは、いわゆる不可欠論、それから全体の一般論ですよ。そして、米軍の存在、海兵隊の存在の意義、日米安保条約の意義、これを語っているにすぎないんです。  私、聞いているのは、具体的には、日本でいえば...全文を見る
○穀田委員 第一列島線を意識したものではないということを明確におっしゃった。  私は、列島線ということと自然の障壁ということから聞いたわけですけれども、米海兵隊がEABO作戦でどの島を軍事基地に想定しているかを示す資料があります。  四枚目を見ていただきたいと思います。これを...全文を見る
○穀田委員 大体、こういう資料を示しますと、すぐ、正式のものではない、こう言って、この間なんかでいうと、検討されているものと承知しているというようなことを言って、現実に何が進んでいるのかということを見ないと私は駄目だと思うんですよね。  おっしゃるように、確かに研究所のものです...全文を見る
○穀田委員 副大臣、答弁の要綱というのは大体、これをやっているとよく分かると思うんですよ。大体言うのは、相手方との問題だ、こう言うわけですよ。その次に何を言うかというと、決まっていないということを言うんですよ。それで、その次が一般論で、我が国の領土、領海を守り抜くと。もう一つは変...全文を見る
○穀田委員 答える立場にないということでは困るわけですよ。日本国民の、先ほど三つ目に言いましたよね、日本の領土、領海を守り抜くと。国民がないわけだけれども、国民が一番、この問題についてどうやねんという不安を抱いているときに、その相手方の戦略について答える立場にないという話では済ま...全文を見る
○穀田委員 今、副大臣がお話ありましたこの方針なり対処ということを含めた答弁、その他一連のことが、特定の国を対象にしているわけじゃないとおっしゃいました。  でも、海兵隊の方針転換、新戦略、新戦力の配置、それらを含めて明確に対中国ということを意識して、その対中国との関係で戦力比...全文を見る
05月14日第204回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、日英原子力協定改正議定書に反対の立場から討論を行います。  本改正議定書は、英国のEU及び欧州原子力共同体脱退に伴い、これまで日英間で実施されてきた原子力の平和利用のための法的枠組みを引き続き確保するための措置にとどまらない重大な問題があ...全文を見る
10月08日第205回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第1号
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○穀田委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○穀田委員 ただいまの金子恵美さんの動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○穀田委員 御異議なしと認めます。よって、根本匠さんが委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  根本匠さんに本席を譲ります。     〔根本委員長、委員長席に着く〕