穀田恵二
こくたけいじ
比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数10回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月26日 | 第208回国会 衆議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 敵基地攻撃能力を中心に質問します。 先週二十日の衆院本会議で、我が党の志位委員長は、敵基地攻撃に関わって、安倍元総理が昨年十一月の講演で、敵基地だけに限定せず、抑止力として相手をせん滅するような打撃力を持たなければ日米同盟は成り立た...全文を見る |
○穀田委員 るる述べますけれども、肝腎な問題は、私はどこがちゃうのかと言ったわけですよね。だから、そういう考えは持っていないとおっしゃいましたけれども、はっきりしているのは、岸田総理も安倍元総理も、敵基地だけに限定せず、打撃力を持つということについては違いはないということなんです...全文を見る | ||
○穀田委員 前段の話でいいますと、さっき言いましたように、皆さんのところに資料でお示ししました、いわば打撃力ということでいうと、相手をせん滅しますということを言っている。打撃力という問題について、相手領域内でのミサイル阻止能力、ミサイル発射能力そのものを直接打撃し、減衰させること...全文を見る | ||
○穀田委員 私は、二十四日に答弁なさったから、そのことを聞いているわけですよ。一般論を聞いているんじゃないんですよ。きちんとそういうことをお答えになったから、具体的に言えばそういうことかとお聞きしているわけです。 しかも、安倍さんは、十二月一日に行われた台湾のシンクタンクが主...全文を見る | ||
○穀田委員 私が聞いたのは、武力の行使の新三要件を満たせば、つまり、集団的自衛権の行使として敵基地攻撃を行うということかということを聞いているんですよ。 | ||
○穀田委員 私は、二十四日の答弁に基づいて、具体的にはこういう場合どうなるのかというふうに聞いているわけで、それで、その後考えるというような話ではない、このとおりにいけば必ずそうなるという話を今しているわけですよね。やはり安保法制の下で、今話を私がしたように、日本が敵基地攻撃能力...全文を見る | ||
○穀田委員 作戦計画の内容について、総理に、じゃ、お聞きします。 記事には、米軍は中台紛争への軍事介入を視野に、対艦攻撃ができる海兵隊の高機動ロケット砲システム、HIMARSを拠点に配置、それから、自衛隊に輸送や弾薬の提供、燃料補給など後方支援を担わせ、空母が展開できるように...全文を見る | ||
○穀田委員 そういうことではないと思いますね。 記事には、海兵隊の新たな運用指針、EABO、遠征前方基地作戦に基づき、自衛隊に提案されたとあります。 私は、このEABOについて、昨年五月十二日の外務委員会で質問しました。アメリカ政府がこういうことを考えているということにつ...全文を見る | ||
○穀田委員 国民の命と暮らしに関わることだから明らかにするべきだ。相手のアメリカは言っている、具体的に作戦計画に基づいて訓練を行っているという事実を私は示しているわけですよね。 海兵隊が反撃をかわすために拠点となる島を変えながら攻撃を続ければ、拠点となった島は一体どうなるのか...全文を見る | ||
02月17日 | 第208回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号 議事録を見る | ○穀田分科員 日本共産党の穀田恵二です。 私の地元、京都北区、足利義満ゆかりの鹿苑寺・金閣寺と並ぶ建造物、幻の塔と言われる北山大塔について議論したいと思います。 鎌倉中期以降の政治、経済、社会に関する必須の歴史史料であり、ユネスコの世界記憶遺産でもある、東寺百合文書によれ...全文を見る |
○穀田分科員 私が昨日問いただしたところで京都市の話をしたものだから、担当部長にも聞いていただいたということだと思うんですね。 担当部長はどう言っているかというと、実は、この二十五次の調査報告書というのは文化庁の臨検と指導を受けて書かれているんですね。だから、別に京都に聞かな...全文を見る | ||
○穀田分科員 可能性があったということで、とても大事な答弁です。 私は、このことが可能性があるということからしますと、今度は、それをきちんと立証すれば画期的なことになるということだと思うんですね。 したがって、京都に来るわけだから、文化庁は、しかもその部隊が肝腎なところか...全文を見る | ||
○穀田分科員 それは百も承知しているんです。だけれども、文化財のことについては、それこそ大臣は地元でも、垂水区で、孫文記念館を始めとした様々な尽力をされた、そういう、造詣が深いと私は聞いております。私も文化財の問題というのはずっと何回も質問しておりまして、やはり大事なものは大事な...全文を見る | ||
○穀田分科員 私が聞いているのは、価値があるから展示されていると。研究員や学芸員の方々の、内容は分かるんですよ。そうじゃなくて、大臣は、こういうものというのは、展示する場合、何か、瓦れきなの、それとも大事なものなのということを聞いているわけですよ。単なる瓦れき、石ころじゃなくて、...全文を見る | ||
○穀田分科員 大事なものだと普通は理解できると。 私、この問題を質問するということにしまして、こういうものについて書かれてあるということについて、そういうことを担当の部局にお伝えしたら、早速、この書いた研究員の人におととい電話したそうですよ。それまでは知らなかったということや...全文を見る | ||
○穀田分科員 見てきたら歴史のロマンを感じると思います。何か、今日の午前中では京都のことを言ってはったから、せっかく京都に文化庁が来はるねんから、大臣も来ていただいて、その重さを実感すれば、その中身が分かると私は思います。 しかも、先ほど述べましたように、舞子公園の孫文記念館...全文を見る | ||
○穀田分科員 報道によりますと、既に、森林や農地などの土地利用区分にもかかわらず、そういう意味での許可制にするという方向性が出ているということは重要だと思います。近畿ブロック知事会を始め全国知事会も意見を述べているわけですから、それらがどのように反映され、具体化されているのかにつ...全文を見る | ||
○穀田分科員 一、二の、二の辺りまではいろいろ言うてはるけれども、結局、我々の提案がどう具体化されるか見極めたいと思うんです。ただ、民間事業者も含めた対応が確実に実行できるかどうか、その担保はあるのかどうかということと、あわせて、工事契約段階で明確でない場合、工事をストップする、...全文を見る | ||
○穀田分科員 そういうことを五十年間言ってきて、やってきたから、こうなっているんじゃないですか。私、よう言うわと思うね。信州でも大変でしょうが。そういうことを言っていたらあきませんで。 だって、結局のところ、七〇年に廃棄物処理法が制定された際に、建設発生土、残土は再活用すべき...全文を見る | ||
○穀田分科員 そういう姿勢ではなかなか大変やなと思いますよ。 穴になって、そこが問題になってきたというところを、今いろいろな形で隙間を埋めるということについて検討会議なんかで出ているわけじゃないですか。この隙間の最大の問題はここにあるということぐらい言ってくれな、環境省がその...全文を見る | ||
03月04日 | 第208回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 ロシアによるウクライナ侵略についてお聞きします。 百九十三か国で構成される国連総会は、三日、ロシアを非難し、ウクライナからの即時撤退を求める決議案を百四十一か国の賛成で採択しました。国際社会のプーチン政権に対する断罪が下されたと考え...全文を見る |
○穀田委員 共同提案国として九十六か国が名を連ねたことは、極めて重要だと考えています。このことも、国際社会の確固たる意思を示すものになったと思います。 決議に賛成した百四十一か国を見ますと、米国とその同盟国だけではありません。半数以上が非同盟諸国会議に属する非同盟諸国でありま...全文を見る | ||
○穀田委員 私は、流れといいますか、そういうものをつくる上で、いろいろな国が役割を果たしたということを言っているわけです。 今回の決議採択に至るまで、各国大使の演説から浮かび上がったのは、大国の横暴に対する小国といいますか、小さい国の怒りが非常にあったと思う。それぞれの大使の...全文を見る | ||
○穀田委員 核兵器の使用や威嚇は、核兵器禁止条約で禁じられた違法な行為であります。 国連の中満泉軍縮担当上級代表は、大惨事につながる誤算のリスクを更に増大させる、核兵器による勝者はない、皆が犠牲者となると警告しましたが、プーチン大統領が核態勢の強化を命じたことは、米国を始め他...全文を見る | ||
○穀田委員 つまり、このときに声明やそれに対応するような立場は表明していないということですよね。注視している、それは前から注視しているんですよ。しかも、これは御承知かと思うんですけれども、単に二〇二〇年だけじゃなくて、二〇一四年にも軍事ドクトリンとしてこのことを出している。だから...全文を見る | ||
○穀田委員 いや、一般論で訴えてきたというんじゃなくて、こういう事態の下で、きちんとこれらについては態度を明らかにし、撤回を求めるべきとちゃうかということを言っているわけですよ。やはり、常々そういうことを言っているということで済まされないわけですよ。こういう対応を彼らがしていると...全文を見る | ||
○穀田委員 それはちょっと私はおかしいと思いますよ。 ロシアとの原子力協定は、二〇〇九年五月に行われた、当時のプーチン首相、当時首相でしたからね、それから麻生総理との首脳会談に合わせて署名が行われたものです。 当時から、原子力施設に対するIAEAの査察など保障措置の適用が...全文を見る | ||
○穀田委員 大臣は、平和的利用だとまず言いますわな。言っていますよね。その次に、ビジネスという話をしている。私、ビジネスの話は一言もしていないんですよ。当時の原子力協定に対して、私たちがこういう問題を指摘したことはありますよ。それで多分、事務方はそういうことを文章で書いてんのやろ...全文を見る | ||
○穀田委員 大臣、文章を読まぬと、お互いにちょっと、話をきちっとしましょうな。ビジネスの話を言っているんじゃないんですよ。平和的利用という建前からしても違うじゃないかと。IAEAも、当時、この協定が問題になっているときに、この国会の審議自身の中で、検証する保障措置の点は危ういとい...全文を見る | ||
○穀田委員 まず、協定自身が議論になったときから、その保障措置というのがきちんとやられるかということで、実は、この協定を結ぶときに何年もかかった理由は御存じですか。それは、保障措置がないということについてずっと議論して、総理大臣、当時の麻生さんの時代も含めて、これでは相手がそうい...全文を見る | ||
○穀田委員 話は分かったけれどもというような話なんだろうけれども、これは経緯のある話なんですよ。しかも、断固としてと、いろんなことをやるんだと言っているんでしょう。まさに平和的利用に反しているじゃないか、こういうことが起こっているじゃないか、IAEAもこう言っているじゃないかとい...全文を見る | ||
○穀田委員 当時の外務大臣の方針を踏まえてというわけでしょう。だったら、余り詰めてわあわあ言うつもりはないけれども、要するに、当該国の政治情勢、治安情勢について勘案するというわけでしょう。今日の政治情勢って何なんですか。国連が百四十一か国の賛成を得て、侵略だとこれを断じたんでしょ...全文を見る | ||
○穀田委員 この質疑は、原子力協定は二〇一一年なんですよ。つまり、その後十年たった時点で、もう一度どうするかということを問われたときにやっているということを御承知おきいただきたいんですね。二〇〇九年、二〇一一年、二〇一四年と経過がある話なんですよ。それを踏まえてもらわな、やはり大...全文を見る | ||
03月11日 | 第208回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 今日は、三月十一日、東日本大震災十一年に当たります。改めて、お亡くなりになった方々に哀悼の意を表し、同時に、被災者と被災地の復興、とりわけ生活となりわいの再建に向けて、憲法十三条に基づく幸福追求権の立場で努力することを改めてお誓いしてお...全文を見る |
○穀田委員 アラスカを訓練移転先に加えることが沖縄の負担軽減を図るためだと言われました。 しかし、米軍機の日本国外への訓練移転をめぐっては、これまでグアムが対象でした。一体、どれだけ負担が軽減されたというのでありましょうか。お答えいただきたいと思います。 | ||
○穀田委員 一昨日もこの問題は議論がされました。 沖縄県の嘉手納町議会は、今年二月九日と三月三日の二度にわたって、米軍機の騒音激化と相次ぐ外来機に抗議する意見書と決議を全会一致で可決しています。外来機の飛来の禁止などを総理や外務大臣、防衛大臣、在日米軍に要請しています。このこ...全文を見る | ||
○穀田委員 防衛省が答えるという話じゃないんですよね。外務大臣にも要請は行っているはずなんです。していますやろ。しているんですよ。だから、政府は、こういうことを言うと必ず、地元からの要請は伝える、協力を求める、こういうふうに言うんだけれども、米側は運用上の自由を損なわれると難色を...全文を見る | ||
○穀田委員 何回言っても配慮要請と言うんですよね。せめて、外来機については規制するというぐらいのことをしたらどうだと私は思うんですね。 嘉手納町の意見書は、嘉手納基地では二月二十八日から三月十二日にかけて、サイレン音や拡声器放送、模擬爆発装置や発煙筒を使用する即応訓練が行われ...全文を見る | ||
○穀田委員 臭いの話もありましたし、私も普天間、宜野湾には何回も行っています。本当に爆音はすさまじいもので、小学校にも保育園にも幼稚園にもいろいろなものがおっこちるようなというとんでもないことが起こっている。だから、配慮要請と、結果としてどうなったんだということについてきちんと責...全文を見る | ||
○穀田委員 じゃ、防衛省に聞きます。 今お話がありましたけれども、昨年三月の2プラス2の当日に行った記者会見で、岸防衛大臣は、中国や北朝鮮、特に中国と強調し、日米同盟の諸課題として、日米同盟の抑止力、対処力を高めるためには、より高度な訓練等を通じて、自衛隊と米軍の双方が即応性...全文を見る | ||
○穀田委員 今聞いていて、分かりますやろ、外務大臣が言っていることと防衛副大臣が言っていることは大体同じで、同じフレーズを使っているだけなんだよね。もうちょっと、そして、しかも、2プラス2の声明を簡単に言うと読み上げて、最後何を言っているかというと、特定していないとだけ言っている...全文を見る | ||
○穀田委員 四回だと。 私は、核兵器を搭載可能なB52戦略爆撃機と航空自衛隊との共同訓練について、本委員会で二〇一七年十二月六日と二〇一八年三月二十三日の二度にわたり質問してきました。今やこれが常態化しているということが分かる。しかも、これまでアラスカではB52爆撃機による爆...全文を見る | ||
○穀田委員 特定はしていないと言っているので、まあ、差し控えると言っているんだけれども、このB52がずっと一緒にやっていることは、東シナ海でやっているわけですよね、何回も私、これは指摘しているわけですわね。 それで、林大臣は、アラスカを訓練移転の対象に加えることについて、先ほ...全文を見る | ||
○穀田委員 在日米軍司令部が二〇一七年六月に発表した文書があります。これを見ると、レッドフラッグ・アラスカは、「空軍力を統合し、共同攻勢対航空訓練を行い、擬似戦闘環境における近接航空支援を実践するように設計された太平洋空軍の実動演習」とあります。 攻勢対航空とはどういうもので...全文を見る | ||
○穀田委員 私が聞いているのは、攻勢対航空というのはどういうものか。もう一度言ってください。 | ||
○穀田委員 定めていないという発言ですよね。それはないんじゃないですか。 私は、航空自衛隊基本ドクトリンというのを持ってきました。そこにはどう書いているかということですよね。「航空優勢を獲得するためには、二種類の方法がある。一つは、敵の航空戦力をその根拠地周辺で撃破する「攻勢...全文を見る | ||
○穀田委員 よくそういうことが言えるね。さっきはないと言って、今度は説明して、これは準拠するという、そんなあほなこと言ったらあきまへんで、あなた。 ちゃんとそれは国会に提出された資料の中にあるんですよ。それを最初から言えばいいじゃないですか、それだったら、国会に提出された資料...全文を見る | ||
○穀田委員 見解ではないって、準拠する指針なんでしょう。そんなこと、やるに決まっているやないの。要らぬのやったら、そんなこと、作る必要ないわけで、問題は、私が言ったのは、要するに、これらを撃破するということを書いている、これは敵基地攻撃と同じことじゃないかと言ったわけですよ。全然...全文を見る | ||
○穀田委員 特段問題があるものではありませんというようなことにならぬよ。調査研究しているということは、今後そういうことについて考えるということじゃないですか。 先ほどは、そういう文書については分からぬとか言って、今度は、言われたら、持ってきて、それは準拠するものだ、防衛省の見...全文を見る | ||
○穀田委員 この文書は、安保法制を審議した二〇一五年六月一日の衆議院特別委員会で私が取り上げ、当時の中谷防衛大臣が、「航空自衛隊が職務を遂行する上で必要に応じて作成した資料である」と、航空自衛隊が職務を遂行する上で必要に応じて作成した資料だと認めているんですよ。 先ほど言いま...全文を見る | ||
○穀田委員 相手国の領域で対空ミサイルを攻撃して制空権を一時的に確保し、ミサイル基地を破壊してミサイル発射能力を無力化する、攻撃効果を確認して更に攻撃を行う、これはまさにレッドフラッグ・アラスカで行われている攻勢対航空そのものではありませんか。 岸防衛大臣は、二月十六日の衆議...全文を見る | ||
○穀田委員 結論を言ってくれな困りますがな。 要するに、私が言っているのは、こういう事実をずっと積み重ねていくと、しかも、岸さんもそう言うてはる、それで、攻勢対航空というのはこういうものやないか、文書にもこう書いている、そして、これ自身は敵基地攻撃能力というところからきている...全文を見る | ||
○穀田委員 それも一連の答弁パターンの中の一つですよね。それは分かっているんです。 私が言っているのは、やはりこの間ずっと見てきたように、一連の流れの中で、ほんまにこれは重大な事態に立ち至っているんじゃないのか、敵基地攻撃能力の保有というのはそういう意味でずっと考えられてきて...全文を見る | ||
○穀田委員 頭脳明晰な林大臣が忘れるとはとても思えません。一番、敵基地攻撃の問題、今ホットな話題になっている、その問題について私は質問しているわけであります。 今大臣はるる答弁されましたけれども、私の指摘を否定しなかっただけではありません。実践的な二国間、多国間の演習、訓練を...全文を見る | ||
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、在日米軍駐留経費負担特別協定、いわゆる思いやり予算特別協定に反対の立場から討論を行います。 日米地位協定第二十四条は、在日米軍の維持経費は日本国に負担をかけずに合衆国が負担すると定め、日本に負担義務はありません。にもかかわらず、政府は、...全文を見る | ||
03月16日 | 第208回国会 衆議院 外務委員会 第5号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 ロシアのプーチン政権によるウクライナ侵略は、国連憲章に反するだけでなく、民間人に対する攻撃など、どんな戦争でも遵守すべき国際人道法に反する戦争犯罪の様相を色濃くしています。原発への攻撃はジュネーブ条約の追加議定書で禁じられており、病院へ...全文を見る |
○穀田委員 ロシアの攻撃によってウクライナから国外退去を余儀なくされた人々は三百万人を超え、そのほとんどが女性や子供たちであります。今こそ、人道支援が急がれると考えます。我が党も独自に募金活動を行い、第一次分をUNHCRとユニセフに届けました。政府としても、非軍事の人道支援に手だ...全文を見る | ||
○穀田委員 努力をしていただきたいと思います。総理も今度インドに出かけたり、また、大臣も関係の国に出かけますから、そういう意味合いをしっかり強めていただければと思います。 この私たちの提案は、私たちだけではありません。日本国際ボランティアセンター、JVCの代表理事の今井高樹氏...全文を見る | ||
○穀田委員 それらを含めて、全部合わせますと総額は大体三千百億円というのが公式見解だったと思います、若干のずれはあるんでしょうけれども。 政府は、昨年八月二十七日、第二回国際博覧会推進本部において、夢洲を開催地とする大阪・関西万博に向けてインフラ整備計画を決定しています。この...全文を見る | ||
○穀田委員 内容を精査した上で、今後は必要な議論を行うということですけれども、先ほども自民党の委員からも指摘がありましたが、この淀川左岸線二期工事は、計画が進むにつれて工事費がどんどん拡大していくということになっています。当初の総事業費は千百六十二億円だったものが、土壌汚染対策や...全文を見る | ||
○穀田委員 内容を確認した上でと言っているわけだけれども、今私が言ったのは、そちらにも配られておるんだが、こういう話が通用するかと。通用しますか、こんな話が。副大臣、どう思わはる。通用する、こんな話。 | ||
○穀田委員 今後はそういうことについて、こんなことがあったからやるなんて、それは当たり前の話。そんなこと何回も言うたってあきませんで、そんな、二回も同じことを答弁して。問題は、こういうことをやっているということに対して何のおとがめもないのかと。そう思えへんか、あんた。あんたと言っ...全文を見る | ||
○穀田委員 この調子やから、注意もして、どないするかというようなことも、国が金を出さへんのやったらええよ。国民の税金を使ってやっているんでしょう。俺のところの税金はそれやったら出さへんでぐらい言ったらどないやねんと私は思いますわ。せやから、やめるべきだぐらい言って、やっていただき...全文を見る | ||
○穀田委員 そんなことを現地で言ったら、そんなこと言うているかいなと言うで、みんな。それはあきませんで、本当。そんなことをやっていたんじゃ、点検もできへんということになりますやんな。 大体、カジノは賭博ですよ。簡単に言えば、ばくちですやんか。日本共産党はこの問題について一貫し...全文を見る | ||
○穀田委員 今、後半の方はそのとおりです。ただ、行われている公聴会は極めてずさんなものだという、これまた明らかになっていることも見ておく必要があると思います。公聴会の形式でやられただけではあきません。 先ほども述べたように、警告しておきますよ。公聴会の数だけではありません。そ...全文を見る | ||
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、日本国際博覧会の政府代表設置法案に反対の立場から討論を行います。 本法案は、二〇二五年に開催される大阪・関西万博に関し、開催国である日本の政府代表を外務省に置くことなどを定めるものであります。 しかし、大阪万博をめぐっては、政府及び...全文を見る | ||
03月23日 | 第208回国会 衆議院 外務委員会 第6号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 在日米軍の新型コロナの感染拡大問題について今日は質問します。 政府は、昨年十二月二十二日、沖縄県の米軍キャンプ・ハンセンで新型コロナのクラスターが発生したことに関し、日本側からの要請で米側がオミクロン株の検査を行い、結果を共有する、...全文を見る |
○穀田委員 既に三か月も経過しているのに、今のところ確定的な見通しを得る段階にはないと。そんな、いつ結果が判明するのかも、見通しも立たないというのは非常に重大じゃないでしょうかね。ゲノム解析なんかどうでもいいと言わぬばかりの話になっては私はいけないと思うんですよね。 林大臣は...全文を見る | ||
○穀田委員 大臣は、必ずこの例の、日米合同委員会に新設した検疫・保健分科委員会のという話をされまして、それで、緊密に米側と連携していきたい、こう必ず言われるんですよね。 しかし、日米合同委員会は、中身は全て非公開、議事録一つ公表されない、いわば秘密会議ではないかと。だから、自...全文を見る | ||
○穀田委員 外務省の努力が不十分だったということはお認めになった、それは何回も言っているんですけれども、私が聞いているのは、どのような形で通知したかということを聞いているんですよね。 既に在日米軍司令部は、メディアの取材に対して、「責任の所在を明らかにすることは利益をもたらさ...全文を見る | ||
○穀田委員 経過は何回も、大臣、おっしゃっているんですよ。私が聞いたのは、命令書を出していたことを知っていたんじゃないかと聞いているんですね。 つまり、この文書ですよね、昨年九月三日の命令書は、在日米軍司令部が公式ホームページでアップし、公表しているものなんです。つまり、誰で...全文を見る | ||
○穀田委員 もう一言だけ聞きます。 この文書を公式ホームページで見られるわけですよね。誰でも見られるんです。だから、じゃ、外務省が全くこの文書は知らなかったということでいいんですか。 | ||
○穀田委員 そうすると、誰もが見られる公式のホームページで、コロナ対策の問題をめぐる出入国管理に関わる問題で、一般の方々よりも、外務省は十二月二十四日に初めて知ったということでいいんですね。 | ||
○穀田委員 ちょっと、違う話を一生懸命この十二月二十四日説に持ってこようとしているんだけれども、私が言っているのは、相手の米国はこういう文書を出してやっているじゃないかと。さっき、具体的な中身についても言っているわけで、それを見たのか、知っていたのか、知らないのかと言うと、いろい...全文を見る | ||
○穀田委員 一方的に自分のところの行政がやったことだけ述べたのでは困るんですよね。私が言っているのは、相手の側がそういうことを言っているよ、公式にホームページにも出しているよ、それを知らなかったのかと。十二月二十四日だ、こう来るから、そうすると、その文書全体の中にまた附属書という...全文を見る | ||
○穀田委員 そうしますと、確認していただくということはありがたいと思います。 そこで、じゃ、一言だけ聞きますと、通告がなかったからと言っているんだけれども、私は、この問題は、九月三日の関わり合いで非常に重要な文書として、これ、九月三日と十二月という。九月三日というのはあっちが...全文を見る | ||
○穀田委員 最後に、ウクライナの問題について、私、一言述べておきたいと思うんです。 前回も私、質問しましたけれども、ロシアによるウクライナ侵略をめぐって、今、何が問題かということで、世界的な働きかけを私は大臣に提起しました。棄権の国、それから退席した国、四十七か国ある、そこに...全文を見る | ||
○穀田委員 今ありましたように、私どもとしては、既にベラルーシの大使館ともお話合いをして、意見交換をしています。なかなかかみ合わへんというのはあるんだけれども、やっています。 ですから、大臣自身がこの間外遊されたところでどういう話合いがあったか、また、インドにおける総理大臣の...全文を見る | ||
03月30日 | 第208回国会 衆議院 外務委員会 第7号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 国連総会は、先週二十四日、ロシアのウクライナ侵略に関する緊急特別会合で、ロシア軍による民間人や民間施設への無差別攻撃を非難し、即時停止を求める決議案を百四十か国の圧倒的賛成多数で採択しました。 決議は、ロシア軍の即時、完全、無条件の...全文を見る |
○穀田委員 我が党は、今回の決議の採択を心から歓迎するとともに、ロシアが国際社会の総意に従うことを強く求めます。 今回の決議は、第一項といいますか第一番目に、先ほど大臣もお話ありましたけれども、三月二日の国連総会の決議の完全履行を求めています。これは非常に重要なことだと私は思...全文を見る | ||
○穀田委員 大臣が最後にお話あったように、国際世論を喚起していく、やはり国際世論で包囲していくということ以外に道はない、そのために私たちも力を尽くしたい。 前回、前々回でしたか、大臣に、あわせて、各国に対する働きかけが重要だということを私は申しました。 私たち日本共産党と...全文を見る | ||
○穀田委員 配付した資料には、グレーゾーンの事態として、今述べた六つの事例が列記されています。しかし、その中に報道が挙げられていることについては看過できません。 更に重大なのは、暴徒化したデモとある箇所であります。私が入手した資料では、こちらの資料では、暴徒化したデモとある箇...全文を見る | ||
○穀田委員 いずれにしても、そういうことを書き換えたことは認めた。だから、要するに、配付した防衛省の提出の資料は、当初、反戦デモとあった箇所を暴徒化したデモに書き換えたものだということを確認してよろしいですね。 | ||
○穀田委員 私が入手した書換え前の資料では、市民が平和裏に行う反戦デモを、自らの主張を受け入れるよう相手に強要する事例の一つに挙げていたことは事実だと。しかも、配付資料の下の部分にあるように、敵企図、敵の企図ですね、「グレーゾーンの事態における対応」というところに、一番上に書いて...全文を見る | ||
○穀田委員 修正の経過を知っているということは、どういう説明を当時したか、先ほどありましたように、記者からの意見があってということを言っておられるんでしょう、言っていましたね、ということは、記者からこういう意見が出たということについて知っておられるということは、何をしゃべったかと...全文を見る | ||
○穀田委員 今時間がかかったけれども、私、ちゃんと事前の質問レクで言ってんのやから、さっさと出てきてくれなあかんわね。 今お話しされましたように、同日中に廃棄したものと推定しているって、大事なものをいつ廃棄したかも分からない。要するに、後から見ると、このときと推定している。二...全文を見る | ||
04月06日 | 第208回国会 衆議院 外務委員会 第8号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 初めに、ウクライナ情勢について質問します。 ウクライナではロシア軍による民間人への残虐行為が明らかとなり、世界中が衝撃を受けています。ロシア軍が地上部隊を撤収させたウクライナの首都キーウ周辺で、軍服を着ておらず、武器も持っていない、...全文を見る |
○穀田委員 キーウ北西のブチャの市長は、三百人以上が殺されたと告発しています。報道によると、道のあらゆる場所に遺体が横たわっていた、建物の地下室では、体の一部が切断され、拷問されたと見られる子供の遺体もあった、ある人は自転車に乗ったまま横倒れに、またある人は買物袋を握り締め、路上...全文を見る | ||
○穀田委員 後半は全く同じことを二回繰り返しているんですけれども。 ロシア軍による国際人道法に反する犯罪行為は、その責任を厳しく追及されなければならない。ロシアはそのことについて受け入れるということを我々としては要求したいと思っています。 次に、前回の質疑で取り上げた、防...全文を見る | ||
○穀田委員 この間、官房長官も、この問題について指摘を受けたときには、相変わらず、誤解を招く表現だったとばかり強弁していたことは記憶に新しいところです。 今日は、改めて、不適切だったということを認めるということですね。 | ||
○穀田委員 じゃ、もう一度聞きますけれども、鬼木副大臣は前回の質疑で、反戦デモの記述については、二月四日の勉強会で参加者から用語が不適切ではないかとの指摘を受けた、このため、資料を一度回収して、暴徒化したデモに修正した上で、翌二月五日に再配付したと答弁されました。 つまり、参...全文を見る | ||
○穀田委員 参加者から、記者勉強会に参加した人からこの反戦デモの記述は不適切だと指摘されなければ、修正する考えは毛頭なかったということですかと聞いているんです。四日と五日の件ですよね。 | ||
○穀田委員 明確にちょっと違うんやね。要するに、誤解を受けるおそれがあるからと言っているから、その点で不適切だという質問があって、そうは思っていなかったんだよね、当時。当時思っていなかったことは明らかなんですよね。分かりますか。だから、修正したって、そう言うてはんねやから。副大臣...全文を見る | ||
○穀田委員 当日の勉強会で、今、この文書を見せましたけれども、これはそのとおりだということはもう認めた。 鬼木副大臣は、前回の質疑で、防衛省としての考えではないと即答弁されたんですね、この事実を示した瞬間に。それには私、驚きましたけれども。三浦氏は、当時、陸上幕僚監部の防衛班...全文を見る | ||
○穀田委員 副大臣、この問題、二つ、私は出して、四月の一日に、事実関係を説明されたしということを述べたわけです。そのことについて説明に来た防衛省の方々は、いまだ特定できていないというお話で、昨日の夜十時過ぎまで特定できていないというお話でした。 そこで、私は言ったんです。この...全文を見る | ||
○穀田委員 これは言っているんだから。二月の五日です。 | ||
○穀田委員 本当に不可解と思いませんか。 二月の四日、二月の五日、お名前も特定し、どこでという話も特定しているということで、調べることができない。そんな、防衛省って事実を特定することに五日も六日もかかって、たかだかこんな話の内容が分からぬというようなことがあるの。本当に情けな...全文を見る | ||
○穀田委員 合法、非合法という問題を今どき言う話がありますか。反戦デモが非合法な場合があるのか。区分けして話をそらしたり、そういうことを見ているとしたら重大問題じゃないですか。反戦デモで非合法って、どういうデモなんですか。言えますか、そんなこと。言ってごらんなさいよ、じゃ。 | ||
○穀田委員 話が全然かみ合うてへんというか、大体、まとまってへんというのがよう分かりましたわ。 昨日聞いたから分からぬと。そんなこと、調べればすぐ分かりますよ。 偕行社が発行する雑誌「偕行」、これですよ、二〇一九年十二月号、これを見ますと、湯浅陸幕長は、資料と同じ、「陸上...全文を見る | ||
○穀田委員 質問に答えていないじゃないですか。私は偕行社の話をして、そうしたら、鬼木副大臣は、昨日の夜やったから、質問が夜あったので分からへんと言ったんでしょう。これは知らぬと、まだ。言ったんでしょう。それまで覚えてへんとは、さっき言ったことやんか。調べられへんかったと言っている...全文を見る | ||
○穀田委員 そういうふうに聞いてへんですやん。これ、知っているかと、こんなことをやっているのを御存じかと私聞いたら、昨日聞いたばかりやから分からぬと言ったんじゃないですか。そうでしょう。 | ||
○穀田委員 だから、だとしたら、この「偕行」という、その文章の中に、そういう説明をしている、陸幕のトップがやっている、同じことを言っている。しかも、その内容が、いわば修正される前の記述でやっているんだろうと。しかも、私が今言ったように、ほかでもやっている。それを事実かと聞いている...全文を見る | ||
○穀田委員 協力しているんですよ。協力していないのはあっちなんですよ。 だって、二〇二〇年の二月にやった話をしたんじゃないですか、私。その前に、二〇一九年にやっているじゃないかと。そうしたら、修正前のでやっていることは事実じゃないですか。 日にちを言っているんだよ、私。二...全文を見る | ||
○穀田委員 ですから、これはきちんと公表すべきだと。一言言ってくださいよ、調査しろと。 | ||
○穀田委員 余りにも、それはほうけているよ。 この資料には、反戦デモに加えて報道がグレーゾーンの事態と明示されているわけですよ。しかし、反戦デモや報道は、憲法二十一条で保障された表現の自由ですよ。反戦平和の主張をテロと同列視して敵視することは、憲法十九条の思想、良心の自由を侵...全文を見る | ||
04月13日 | 第208回国会 衆議院 外務委員会 第9号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 私は、本委員会で、ロシアのウクライナ侵略を止める上で最も重要なのは国際世論による包囲であり、ロシアに対して、国連憲章違反、国際法違反、ジュネーブ条約に違反する無法と厳しく批判する必要性を主張してまいりました。そして、日本政府としてその立...全文を見る |
○穀田委員 ドイツやフランス、ルーマニアの呼びかけで、四月五日、モルドバ支援国際会議がドイツで開催されました。日本を含む三十か国以上の代表が、オンライン形式も含めて参加しています。 モルドバ共和国のガブリリツァ首相は、冒頭、長い間モルドバはヨーロッパの中で最も貧しい国として知...全文を見る | ||
○穀田委員 そういう点を詰めていただきたいと思います。 次に、防衛省の陸上幕僚監部が作成した「陸上自衛隊の今後の取組み」と題する資料について質問します。 私は、本委員会でこれまで二度にわたり、陸上幕僚監部が二〇二〇年二月四日の記者向けの勉強会資料で、「予想される新たな戦い...全文を見る | ||
○穀田委員 防衛省が四月四日に回答した、配付資料の一枚目にあるとおりだと確認します。これですね。 防衛省は、先日、私の資料要求に対して、今答弁にあった四つの年月日ごとの調査文書を提出しています、これぐらいになりますけれども。全部で十三ページあります。 そこで、配付資料の二...全文を見る | ||
○穀田委員 防衛省の調査は第一報から誤廃棄ありきで、処置するという言葉、辞書を引いたことありますか。これ、片をつけると出るんですよね。だから、誤廃棄で片をつけるということで進められていたということが大事だと私は思います、見逃せないと。 防衛省の説明では、反戦デモと記した修正前...全文を見る | ||
○穀田委員 三浦班長といえば、私が前回の質問で指摘した、反戦デモがどのような組織の組成になっているか分からないと述べた人物であります。 また、同じく配付資料の三枚目には、陸幕広報室の報道係が修正前の資料を回収するとともに、修正後の資料を新たに配付し、回収した資料は報道係が広報...全文を見る | ||
○穀田委員 細断した日、廃棄した日が分かる機械的な、前の方しか言ってはらへんけど、しゃあないよね、ちゃんと聞いてはらへんから。 防衛省が四月四日に回答した配付資料の一枚目にあるように、回収した修正前の資料については、電子データのように廃棄日が分かる機械的な記録が残っていないの...全文を見る | ||
○穀田委員 なされておる事実は、それはそのとおりなんですよ。だから、私が言っているのは、当然そういうことがあるんだが、中身、問題は、そういう点でいうと、事前の届出が行われており、ここは確認しておると言っているんです。問題は、反戦デモをグレーゾーンの事態に位置づける発言をしていたこ...全文を見る | ||
○穀田委員 あったということじゃないですか。極めて重大な問題だと私は思いますよ。 つまり、陸幕長がそういう講演を行っていたということに対して、調査する必要がないとまで言っている。そういう発言を不適切だといった発言をしていながら、それの調査を求めたら、しないと言っている。聞いて...全文を見る | ||
○穀田委員 そんな空論を言ってもあきませんよ。 まず、陸幕長がそういう反戦デモというのは国家崩壊に向かわせてしまう危険性がある、こういう講演内容をやることを知っていて、是正しなかったということは事実じゃないですか。そうでしょう。是正していないんだから、受け取っているのやから。...全文を見る | ||
○穀田委員 簡単に。この日の講演でも湯浅陸幕長は、反戦デモをグレーゾーンの事態に位置づける発言を行っているのではないですか。 | ||
○穀田委員 もうずっとあるわけですよね。これ、お分かりかのように、反戦デモという内容について、陸幕長がいろいろなところで講演しているということで、しかも、それを基礎にこの資料を作ったというのが今回の大問題なわけですよね。 もう一度言いますと、湯浅陸幕長がこの時期の講演で使用し...全文を見る | ||
○穀田委員 それはえらいことじゃありませんか。 我が党のしんぶん赤旗日曜版の調査では、記者勉強会から八か月後の二〇二〇年十月、北海道の釧路ロータリークラブの例会で、釧路駐屯地の幹部が修正前の、反戦デモと記された資料を使って講演しています。そのほかにも、同じ年の九月に開かれた札...全文を見る | ||
○穀田委員 はい。 湯浅陸幕長が使用した資料は保存されているはずです。 副大臣の方も時間の省略に協力してほしいものだと思います。 外務委員長、本委員会に今の資料を資料として提出するよう求めます。 | ||
○穀田委員 終わります。 | ||
04月20日 | 第208回国会 衆議院 外務委員会 第10号 議事録を見る | ○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。 四月十三日に開催されたウクライナ避難民に関する各国大使等と外務委員会理事会メンバーの意見交換会は有意義なものだったと私も思いました。各国がロシアの侵略を非難し、難民支援の取組の姿勢、各々財政的困難を抱えながらも、民間や市民の協力の下でな...全文を見る |
○穀田委員 国連憲章は、他国への侵略を禁じ、紛争の平和的解決を加盟国に義務づけています。他国の一部地域の、今大臣からありましたように、括弧つきの「独立」を一方的に承認し、その勢力を支援して派兵することには何の道理もないと私も思います。 プーチン氏は、戦争犯罪と糾弾されているロ...全文を見る | ||
○穀田委員 受け入れるべきだ、そう思います。 プーチン氏は記者会見で、当初の目標を達成するまで軍事作戦を続けると、更なる攻撃を公言しています。これ以上、残虐非道な侵略戦争を続けさせるわけにはいかない。侵略を止めるためには、国連憲章と国際法に基づいて国際社会が結束し、侵略の停止...全文を見る | ||
○穀田委員 えらい長い話でしたけれども、簡単に言うと、陸幕防衛班が、当時、令和二年一月の陸上幕僚長が部外講演した際の資料を参考に作成したとあるということですね。 つまり、湯浅氏の講演資料が記者勉強会資料の大本になったことは明らかであります。 今回新たに提出された資料、これ...全文を見る | ||
○穀田委員 つまり、湯浅陸幕長は、当日の講演で、今お話あったように、報道、テロ、反戦デモというように、テロと反戦デモ、報道を同列視して、自らの主張を受け入れ相手に強要し、我が国の主権、領土、国民に対する現状変更を試みるものだ、こう説明していると。極めて重大と言わなければなりません...全文を見る | ||
○穀田委員 是としないということははっきりした。それで、今言ったように、こういう表現は不適切であり、使用せずとあった。 そこで、二〇二〇年二月四日の記者勉強会で使われた資料の場合、参加者から反戦デモの記述が不適切だとの指摘を受け、翌五日に暴徒化したデモに修正していました。しか...全文を見る | ||
○穀田委員 今、時系列で、一月二十日に使われた、二月四日に使われたものは二月五日に修正したと。ということは、修正したのが二月五日ですよね。ということになると、一月二十日に使われた資料はその後に修正したということですか。 | ||
○穀田委員 もう一度、よく聞いてくださいよ。一月二十日に使った資料、これを基にして作られたのが二月四日の資料なんです。それはあかんと言われて、不適切だという質問を受けて、不適切だといって五日に修正をした。そうしたらば、その後、ずっと私は前回お話ししましたように、その後もこの資料は...全文を見る | ||
○穀田委員 何回も言うてんのやけど、聞いてはらへんのと違う。その後も使うてはるわけですやんか、この資料って。一月二十日に使うた資料をほかの講演その他でも使うてはるわけじゃないですか。間に二月四日と五日がありますのやろ。直したと言うのやったら、その後使ったやつには直してなあかんわね...全文を見る | ||
○穀田委員 今初めて、訂正、修正されなければならないものを周知すべきであったと。これは今までなかったことですね。周知されなければならなかった、それをしていなかったと。 つまり、それは、勉強会の資料と違い、ある意味、湯浅陸幕長の講演資料は、どこからも不適切だとの指摘を受けなかっ...全文を見る | ||
○穀田委員 そういうことを言っていないでしょう。五日に不適切だと直したというのやったら、今後使うときにはこれはすぐに直しなさいよという指示をしたのかと聞いているんです。 | ||
○穀田委員 幾らこれをやっていても分かってはらへんから、どうしようもない。そんな、いつ指示したなんて、今まで言ったことないじゃないですか。二月四日に不適切な文書が出た、五日に修正したと。じゃ、いつその指示をしたんですか。 そこで、もうやっていても分かってへんからあれなんだけれ...全文を見る | ||
○穀田委員 確認しているということは、見ているということじゃないですか。見ていて、何で是正しなかったんやって聞いているのを、事実経過を述べたって、質問していることが分かってへんのちゃう、ひょっとして。それはあきませんで。 要するに、防衛省は、陸幕長の講演内容を事前に知っていた...全文を見る | ||
○穀田委員 結局、一つところじゃなくて、広く共有されていた可能性があるということですやんか。 前回の質問でも指摘しましたけれども、二〇二〇年二月の記者勉強会以降も、反戦デモと記した資料が陸上自衛隊の幹部による様々な講演で使用されている実態があるということはこれで明らかになった...全文を見る | ||
○穀田委員 それはないでしょう。みんな、多分分かりにくいと思っておられても、そんな、誰も知っていますって。 一月二十日に大本はあるんですよ。それをずっと、資料として今も残っているんですよ。二月四日に記者勉強会をやって、そこであかんのちゃうかと言われて、直した、修正した、それは...全文を見る | ||
○穀田委員 最後、もう終わりますから。 要するに、記者勉強会の資料を作成していたのも、湯浅陸幕長の講演資料を作成していたのも、全く同じ部署、陸幕防衛課なんですよ。同じ部署で扱っていながら、湯浅氏の講演資料の存在を知らないはずがないわけですよ。だったら、四月四日の、五日も含めて...全文を見る | ||
○穀田委員 最後にします。 出してください。 これまで防衛省は、記者勉強会で配付した修正前の資料を、廃棄済みで存在しないと私に言ってきたわけですよ。しかし、全く同じ資料が湯浅陸幕長の講演資料として保存されていた。これは極めて重大と言わなければなりません。 つまり、防衛...全文を見る |