後藤茂之

ごとうしげゆき

小選挙区(長野県第四区)選出
自由民主党
当選回数7回

後藤茂之の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○後藤(茂)委員 後藤茂之でございます。  それでは早速、短い時間なので質問に入りますが、本日五時半から経済財政諮問会議が開かれます。個別銀行の資金繰りの問題だとか国際マーケットの不安などを考えてみると、ペイオフを控えて金融の三月危機説もささやかれている、そういう中で非常に重要...全文を見る
○後藤(茂)委員 経済産業大臣としての立場から、その所管事項について御発言をいただくということは、これはもちろん必要なことでありますし、今までの議論の中でも、そのことはそのとおりだというふうに思っておりますけれども。  私は、大手銀行に対する公的資金の一斉注入、これはやるべきだ...全文を見る
○後藤(茂)委員 私があえてこのことを申し上げたのは、危機だ危機だと騒ぐことがどうかということは別として、私は、今大変に厳しい危機的状況であるということは確かだろうと思います。そのときに、せっかく経済財政諮問会議というものができているわけでありますから、例えば財政当局、経済産業当...全文を見る
○後藤(茂)委員 ASEANの立場から見れば、日本と中国、それは東アジア、広域東アジア全体でこういう圏域をつくっていった方がいいと私も思いますけれども、ASEANの立場から見たときに、中国と日本というのがどう映っているかということでありますけれども、経済的に見れば、日本の方がすみ...全文を見る
○後藤(茂)委員 大変重要な問題で、これはもう国を挙げていろいろ取り組まなければならない。民間のチャネルも、あらゆる政治のチャネルも動員してネットワークをつくっていかなければいけない問題だというふうに思っておりますので、これはみんなで頑張りたいということだろうというふうに思ってお...全文を見る
○後藤(茂)委員 特に、この問題の場合、発電所、電力ですね、重要だというふうに思いますけれども、電力会社についていえば、当面、石炭についてもLNGについても大規模発電所の新増設は考えられていないというふうに認識しておりますが、二〇一〇年までの達成の過程というのは、一体どんな過程で...全文を見る
○後藤(茂)委員 数字については大体そういうことだと私も認識しているわけで、ただ、具体的に、電力会社については、確かにそういう形で彼らの計画に従って達成できるだろうということはいいですけれども、全体としての燃料転換といったときに、私が伺いたいのは、では、一体どういう政策手段を持っ...全文を見る
○後藤(茂)委員 そういう既存の制度だけの枠組みでやれるかどうか。本当に二〇一〇年までどういうふうに管理していくのか。私は、燃料転換の部分というのは割合制御可能でストーリーがつくりやすいと思ったからまず聞いてみたわけで、実を言うと、もともと管理の難しい分野がある、管理という言葉は...全文を見る
○後藤(茂)委員 検討をなるべく早くしていただきまして、三月には必ず基準を明確化していただいて所要の手続をとっていただきたいというふうに思います。やはりそこが出発点で、そこがないといろいろちゃんとした計算もできないという状況であります。  現在、パイプラインというのは、民間の事...全文を見る
○後藤(茂)委員 私は、何でも官でやるということには反対でありますけれども、しかし、こういうイニシアルコストのかかるそういうものについて言えば、国でつくるぐらいの覚悟でやってみれば、日本のエネルギー政策にとっても非常に私は前向きな投資であるというふうに考えておりますので、今後とも...全文を見る
○後藤(茂)委員 エネルギーの問題は、また今後、法案の審議のときにやらせていただきたいと思います。  時間があともう一つぐらいの時間なので、競争力確保に関係してお話を伺いたいと思いますが、現在、日本経済は低迷しておりまして、中小企業金融の逼迫もしてきている。先ほど、血の出るよう...全文を見る
○後藤(茂)委員 終わります。
04月09日第154回国会 衆議院 本会議 第22号
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○後藤茂之君 後藤茂之です。  民主党・無所属クラブを代表して、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手)  なぜ、我が国の経済は、今停滞しているのか。我が国は、これまでの十数年間、バブルへの対応の誤りに加え、長期的展...全文を見る
04月10日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○後藤(茂)委員 後藤茂之です。  大臣、連日よろしくお願い申し上げます。  きょうは、いろいろな論点があるわけですけれども、ネットワーク社会のもとにおけるさまざまな知的財産権の問題はちょっと後回しにしまして、まず最初に、産業競争力強化の観点から少し御質問をさせていただきたい...全文を見る
○後藤(茂)委員 ぜひ平沼大臣に積極的に発言をしていただきまして、知的財産戦略会議の成果が、できる限り具体的で前向きになるようにお願いをしたいと思います。  ちょっとアメリカの例の話をさせていただきたいと思います。  アメリカでは、一九七〇年代の終わりから八〇年代にかけて、日...全文を見る
○後藤(茂)委員 こうしたアメリカの国家戦略性とか機動的な対応というのは、私は日本の参考になると思います。今、そういう御意見でありますから、ぜひ推進をしていただきたいというふうに思います。  しかし、知的財産戦略会議というのはいろいろな提言をするということにはもちろん重要な役割...全文を見る
○後藤(茂)委員 次に、我が国企業の特許出願の状況についてはさまざまな問題が指摘されております。  例を少し挙げてみると、一つ、我が国の特許取得活動が非常に国内重視となっていて、欧米企業が重要技術については日米欧での出願を積極的に行っていることと比較して考えてみると、我が国にお...全文を見る
○後藤(茂)委員 たくさんお話ししたいことがあるので、次々に話が行ってしまいますけれども。  大学についてはTLOの制度が構築されてはいますけれども、知的財産の出願件数というのはアメリカと比較しても非常に少なくなっています。その結果として、民間に対する技術移転が円滑に行われてい...全文を見る
○後藤(茂)委員 経済産業省としてそういう具体的なことをやるということは必要なことだと思いますし、どんどん推進していただきたいと思います。  基本的に言えば、大学の経営のあり方だとか、担当している関係者の問題意識をどうやって改革するかということが重要なんでありまして、そういう意...全文を見る
○後藤(茂)委員 どういうふうにかかわれるかということは結構難しい問題だと思いますから、今後引き続き十分検討していかなければいけないし、我々も一緒に知恵を出していかなければいかぬというふうに思っております。  それからもう一つ、オートバイだとか家電製品だとか電動工具だとかベアリ...全文を見る
○後藤(茂)委員 次に、知的財産権にかかわる司法上の問題について少しお伺いをしたいと思います。  現在、司法上の問題、裁判上の問題についてはさまざまな問題点が言われております。これもちょっと羅列的に申し上げますと、一つ、知的財産権の侵害訴訟を早期に解決するために、日本企業がアメ...全文を見る
○後藤(茂)委員 将来的には知的財産裁判所のようなものをつくっていくということが必要だろうというふうに私は思いますけれども、しかし、今おっしゃったように、ともかく、今ある専門部について、専門の裁判管轄権を早く確立させてそういう仕組みをつくるということについては、これは一刻も早くや...全文を見る
○後藤(茂)委員 法務省のお立場から見ると大変難しい大きな問題であることもよくわかりますけれども、今までずっと話してきた流れの中で御理解いただいておると思いますけれども、経済産業省、特許庁とも十分連絡をとりながら、それなりに早い道筋をつけていっていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○後藤(茂)委員 弁理士の訴訟代理権の問題について、先ほど他の委員からも話がありましたけれども、私からも一つだけお伺いし、御意見を申し上げたいと思います。  弁理士に訴訟代理権が付与されておりますけれども、その対象は、工業所有権とか特定不正競争防止ということで、特定侵害訴訟に限...全文を見る
○後藤(茂)委員 ネットワーク社会における課題が丸々残ってしまいましたが、知識や情報が付加価値の源泉となる新しい経済社会システムを発展させるためには、それにふさわしい制度を早急につくっていく必要があるわけであります。  情報の受発信が全く自由であって、情報の複製や加工が非常に簡...全文を見る
○後藤(茂)委員 最後に一問だけ伺いますが、国境を容易に越えて事業活動が行えるネットワーク社会においては、我が国の知的財産権侵害行為の全部または一部が海外で実施されて国内で侵害が生じている場合、あるいは逆に、海外にいろいろな形で侵害が生じている場合、日本の法律上、そもそも違法とす...全文を見る
○後藤(茂)委員 終わります。
04月12日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○後藤(茂)委員 後藤茂之です。  それでは、早速質問に入りたいと思います。  独占禁止法は、資本主義経済、市場システムを採用する我が国にとっては、公正で自由な競争を担保するという大変重要な役割を果たしておるわけでありますけれども、そこで、改めてということにはなりますけれども...全文を見る
○後藤(茂)委員 おっしゃるとおりだと思います。  しかし、独占禁止法については、昭和二十二年に制定されて以来、例えば昭和二十八年、五十二年、平成八年、これは制度改正でありますけれども、それから九年、何回かの大きな改正が行われました。それぞれが、今おっしゃった独占禁止法の基本理...全文を見る
○後藤(茂)委員 今のお話を伺っていると、一つの法制度というものは、歴史の大きな流れの中で、その果たす役割とかあるいは意義というものが大きく変わってくる、時代の要請に応じて変わっていくんだということがよくわかると思います。そして、その中で、法制度について、大きな一つの区切りが来た...全文を見る
○後藤(茂)委員 私も今委員長のおっしゃったとおりの評価をしております。  今回の改正で、この九条の一般集中規制についてでありますけれども、昭和二十二年の独禁法制定時に、これは先ほども委員長のお話にありました、旧財閥、経済の民主化政策ということを念頭に置いて創設された規定であり...全文を見る
○後藤(茂)委員 不公正取引とかあるいは一般的な私的独占の規制の必要性については、これはもうもちろんのとおりでありますし、大変委員長には率直なお考えをお話しいただいているというふうに思っておりますけれども、今後の経済情勢の推移をよく見きわめていただいて、また公正取引委員会にもそう...全文を見る
○後藤(茂)委員 そういうやはり新しい国際環境の変化とか時代の要請に適切に対応するということが必要だと思いますし、それからもう一つ重要なのは、対応するということだけではなくて、そのスピードということも非常に重要でありまして、結合審査とかいろいろな議論をするに当たっては、先ほども体...全文を見る
○後藤(茂)委員 今、お話ししようと思った下請業者の難しい立場についても委員長の方からお話をしていただきましたので、それだけよく御認識をしていただいているので、しっかりと適正な執行を図っていただきたいというふうに思います。  次に、改正にかかわる少し具体的な事項について質問と指...全文を見る
○後藤(茂)委員 大変前向きな、具体的な答弁をいただきまして、ありがとうございました。  それから、十一条の適用除外についてちょっと伺いますけれども、例えばデット・エクイティー・スワップによる一年以内の五%を超える株式保有のようなものについては、これは経済再生のための対策として...全文を見る
○後藤(茂)委員 デット・エクイティー・スワップについて、一年以内の五%超の取得ということについては、では、入るということでありますね。——はい、わかりました。ありがとうございます。時間がないので結構です。ありがとうございました。  最後に、総務省から来ていただいておりますので...全文を見る
○後藤(茂)委員 総務省に伺うというのも意地悪だったかもしれないと思っておりますが、公正取引委員会がますますこれからきちんと仕事ができるような体制を考えていかなければならないという気持ちからの言葉でありますので、お許しをいただきたいと思います。  これで終わります。
04月24日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○後藤(茂)委員 後藤でございます。早速質問に入りたいと思います。  新しい制度をつくる場合には、どういう制度をつくっていくか、制度設計というのは非常に難しいというふうに思います。RPSについても、世界的に見ても確立した成功事例というのはないというふうに認識しております。  ...全文を見る
○後藤(茂)委員 今、二〇一〇年において発電電力量の一%程度の目標という話がありましたが、この目標と枠の設定の関係について、余り長くじゃなく端的にお答えいただきたいと思います。
○後藤(茂)委員 新エネルギーの定義についていろいろ議論になっていたわけでありますけれども、少し細かいことですが、技術的なことを確認しておきますが、一九九七年に施行された新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法において、「新エネルギー利用等」として規定されていまして、我が国が積...全文を見る
○後藤(茂)委員 「新エネルギー等」という、「等」で何でも読めるというのでは、これははっきり言って、政策の一貫性というか、先ほども申し上げました、法律を何でつくるのかということが不明確になると思います。そういう意味では、「新エネルギー等」の範囲というのは、やはり政策的な目的によっ...全文を見る
○後藤(茂)委員 ちょっと時間がないので先へ行きます。  長官はこれまで、答弁の中で、個別のものが一概に有利なものとは言えないという発言を委員会において何回かされているわけですが、逆に言えば、例えば産業廃棄物、廃プラが非常に有利になるという可能性も否定されていないということでし...全文を見る
○後藤(茂)委員 いろいろな条件はやはり考えなければいけないというふうに思います。そうだからこそ電力業界の中にも、廃プラの競争力に対して懸念の声が一部からやはり出ているという現状もあるんだろうというふうに思います。  それから、これまでの審議の中で、ドイツのように新エネルギーの...全文を見る
○後藤(茂)委員 考え方はそういうことでしょうけれども、それでは、具体的に、新エネルギー等の種類別の二〇一〇年における導入目標、これは数字だけお答えいただけますでしょうか。
○後藤(茂)委員 私は、考え方はそのとおりだと思いますけれども、しかし、きちんとした目標みたいなものをつくるということはやはり必要だろうかなというふうに思っております。  というのは、じゃ、具体的にいいますと、実績値で議論をしますけれども、廃棄物発電の実績値は、現状では九十万キ...全文を見る
○後藤(茂)委員 そういうことからいえば、私は、先ほどの基本的な考え方に従っていろいろ新エネルギーの電源についてもやはり考えていくわけであろうと思いますけれども、その場合に、新エネルギー等の導入目標を達成するために、政府として、今回の法律以外に、官民双方で一体どのような政策手段を...全文を見る
○後藤(茂)委員 資源エネルギー庁長官に伺いますが、先日の審議の中で、偏りが出たら見直すというふうに答弁されました。しかし、考えてみると、エネルギー供給は長期契約を前提にしてやはりやるものですから、十分慎重な制度設計を図っていかないと、エネルギーに偏りが出てきたら見直しますよとい...全文を見る
○後藤(茂)委員 慎重にやっていただきたいという一点に尽きますが。  私はいろいろ言いますけれども、新しい制度導入、特にこういう新エネルギーに促進的に働くような新しい制度を導入するときには、もちろん、まずやってみることが重要で、不都合が生じたときにはそれを直していくというアプロ...全文を見る
○後藤(茂)委員 もう一つ、容器包装リサイクル法に従いまして、今、全国各地の市町村で、といってもまだ半分ぐらいだと思いますが、分別回収を行う市町村がどんどんふえてきております。各市町村が行っている分別回収、これは国民の省エネルギーに対する意識改革という点からは非常に大きな効果を上...全文を見る
○後藤(茂)委員 そういう対処方針の大きいところは大臣からきちんと答弁していただこうと思って、その前にいろいろな技術的な問題を詰めていたつもりでありますが、既にきちんとした御答弁を前の委員の審議でもいただいているということでありますので、しかし、やはり大事なことなので、大臣、もう...全文を見る
○後藤(茂)委員 新エネルギーに関係してというか、省エネルギーの問題に関係してでありますけれども、温室効果ガス対策の目標として、エネルギー起源の二酸化炭素の排出を九〇年度の水準に抑制するということになっております。大変であります。現行施策を単純に今継続していくと二千万トンの超過と...全文を見る
○後藤(茂)委員 助成の枠組みの議論を超えて、やはり国民の省エネルギーに対する意識改革をきちんとできるような条件整備をするだとか、あるいは新しいビジネスモデルやライフサイクルをどうやってつくるかという発信をやはりぜひしていくという形で、省エネルギー対策をトータルな設計としてやって...全文を見る
○後藤(茂)委員 終わります。
04月24日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○後藤(茂)委員 後藤茂之です。  それでは、早速、時間も短いので質問をしたいと思います。  先ほども少し話になりましたけれども、昨年のセーフガードの本発動が大変大きな争点になりましたけれども、十二月二十一日に、生産者も含めた協議会をつくって日中間で協議するということで、発動...全文を見る
○後藤(茂)委員 共通の認識ができることはまず大切だと思いますが、共通の認識ができたところでどうするかということが日本の国家戦略だと思いますので、どうぞ毅然とした態度で交渉に臨んでいただきたいと強く要請するところであります。  一方で、今、自由貿易協定、FTAの動きが国際的に大...全文を見る
○後藤(茂)委員 具体的に、野菜構造改革については三つの戦略プランが農水省からも示されているわけでありますけれども、この中の特に契約取引推進タイプについては、例えば具体例でいえば、長野県の洗馬農協は、十五年以上も前からカット野菜について契約取引を、これに先進的に取り組んできており...全文を見る
○後藤(茂)委員 一言だけちょっと確認したいと思いますが、市場出荷をしていたらこの制度は適用にならないということですか。それとも、市場出荷の中から、例えば、当初から出荷計画と生産計画を見て、何割何割で出ている、量は、全体に減ったときに、その比例配分の分だけ市場出荷をするということ...全文を見る
○後藤(茂)委員 制度をつくるときは両面あると思います。もし本当に市場出荷をしている手持ち玉がある場合には適用されないということになると、手持ち玉を持たないぐらいぎりぎりいっぱいに長期契約をした人と、余裕を持って手を持っている人との間に今度は非常に大きな落差が出ると思います。です...全文を見る
○後藤(茂)委員 確かに、根腐れ病については、十三年度において、抵抗性を持つ品種の選定とか非常に大きく進んでおりまして、産地としてもそれなりに評価をしております。十四年度以降も引き続き耐病性のレタスの改良など新しい事業が進むことになっておりますので、これは営農を支援するためにはど...全文を見る
○後藤(茂)委員 やはり構造改革をしようとしているのでありまして、今いろいろな分野でも、戦略に従った個人企業や個人経営に対する委託事業だとかその補助金というのも、実を言うと、今構造改革の戦略に乗ったものについては各分野でやっておりますので、もしこれがそれだけの戦略性があるというこ...全文を見る
○後藤(茂)委員 流通、小売のことについても一言申し上げたいと思うのですけれども、スーパー等で厳しい規格に合うものだけがそろえられる。そのことによって、大きさがまちまちで、ごつごつしたトマトだとか曲がったキュウリだとか、そういうものを見かけないわけであります。形のそろった割高の商...全文を見る
○後藤(茂)委員 私は、一言つけ加えたいのは、ハードの面だけではないと思いますし、例えば食品安全検査の体制という問題だけではなくて、例えば生産から流通に、そして最後の消費者の段階に至るまでの、つまり規制をつくるとか助成の仕組みをつくるということではなくて、きちんとした合理的に新し...全文を見る
○後藤(茂)委員 時間がなくなったので、質問は今回は見送りにしたいと思いますが、経営所得安定対策、昨年の八月三十日に研究会の議論を踏まえて農水省が一つの方針を出しております。この中で、三年間の間に、具体的な制度の仕組みとしての保険方式を基本に、積み立て方式も含めて検討するだとか、...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○後藤(茂)委員 後藤茂之でございます。  それでは、エネルギー政策基本法の質疑に早速入りたいと思います。  今回のエネルギー政策基本法でありますけれども、従来、需給の見通しやエネルギー政策について総合資源エネルギー調査会の意見を聞いて、経済産業大臣が政策を遂行していくという...全文を見る
○後藤(茂)委員 三つの目標の関係についてちょっと議論をしていきたいとは思っているんですけれども、その前に、第四条の「市場原理の活用」の条文についてちょっと確認をしておきたいと思います。  この第四条の「市場原理の活用」という条文の中には、エネルギー市場を国の内外において整備す...全文を見る
○後藤(茂)委員 私も、エネルギーというものが特別な性格を持った財であるし、制約性の特に強い財であるということについては全く同意見でありますけれども、一つ、市場原理の活用ということ自体が一般的な大きな政策目標であるというふうには思っておりまして、私個人としては、安定供給の確保と環...全文を見る
○後藤(茂)委員 今いろいろ説明していただいているわけですが、供給の安定性を最優先とすべきだというふうに総合エネルギー調査会の報告で書かれたとき、あるいは、平時においては市場原理にゆだねるべきだというふうに報告に書かれた時期、環境、経済成長、エネルギー需給安定を三位一体としてとら...全文を見る
○後藤(茂)委員 技術のブレークスルーがどのぐらいの時間の範囲内で起きてくるかということについては、ブレークスルーというのは突然やってくる場合もありますから、大いにそういう夢を持ちたいものだというふうに思っているわけであります。  私も、先ほど申し上げたように、現状の認識として...全文を見る
○後藤(茂)委員 ぜひ、そういう誤解が生じるのではないかという議論もあるわけでありまして、そうした点に配慮いたしまして、四条二項のただし書きの扱いについては、改めて十分に協議をさせていただきたいというふうに思うわけであります。  次に、二条の安定供給の点について、ちょっとこれま...全文を見る
○後藤(茂)委員 基本計画の策定の手続等についての話に移りたいと思いますけれども、関係行政機関の長の意見を聞くこととされております。  エネルギーの問題というのは、省エネルギー、これも大変な大きな課題でありまして、これは国民一人一人に問題意識を持ってもらわないとできない課題であ...全文を見る
○後藤(茂)委員 国会承認にかわる手続として、国民や地方の議論を基本計画策定に織り込んでいく、そういう必要性はお認めになっていると思いますけれども、そのことについて、改めて提案者のお考えを伺いたいと思います。
○後藤(茂)委員 ちょっと時間の関係もあるので、確認をしておきたいことだけ一つ確認しますが、第六条に、地方公共団体の責務について、「国の施策に準じて施策を講ずるとともに、その区域の実情に応じた施策を策定し、」という文言になっておりまして、これまで、住民投票についてこの法律は何ら規...全文を見る
○後藤(茂)委員 今回の法律の中で、第五条で国の責務が明確にされているということは非常に重要であるというふうに思っております。  エネルギーの需給に関する基本政策の中に、私は、原子力も明確な位置づけを行うべきだというふうに思います。原子力発電については、エネルギーの需給動向が長...全文を見る
○後藤(茂)委員 国を挙げてエネルギー政策を議論し、またそれを実行に移していくということの重要性を指摘いたしまして、質問を終わりたいと思います。
06月26日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第23号
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○後藤(茂)委員 後藤です。  大変熱心な、鋭い議論が進んでいるわけでありますけれども、主に政策課題について少し議論をさせていただきたいと思っております。  国内に石油資源をほとんど持っていない我が国にとっては、石油の安定供給を確保するということは非常に重要な政策課題でありま...全文を見る
○後藤(茂)委員 自主開発の方式については、今後自主開発を私は進めていくべきだというふうに思っていますから、反省をしながらやはりやっていくということのために丁寧な検証が要るだろうというように思いますし、それを生かさないといけないので、今後もきっちりと、新しい法人等の活動とかを考え...全文を見る
○後藤(茂)委員 一定の評価をできるかできないかということは、我々も評価していると言いましたが、やっている側がこれで十分だと思っておられたのでは困るので、そこのところは、厳しい自己評価をしていただければいいなというふうに思います。  ところで、私、この自主開発方式にかかわること...全文を見る
○後藤(茂)委員 自主開発の方式については、今まで申し上げたようなことを考えながら、やはり十分検討していかなければいけないと思います。しかし、自主開発方式がうまく機能しなかったからといって、自主開発そのものが間違いだったわけではないというふうに考えております。  そこで、まず、...全文を見る
○後藤(茂)委員 石油という商品の位置づけについて、歴史の流れに応じて随分変わってきていると私も思うわけであります。  しかし最近、産油国において若年労働力がどんどんふえてきたことから、外資導入をねらっている、鉱区を欧米、日本の企業にどんどん開放して、非常に特殊な戦略的な、そう...全文を見る
○後藤(茂)委員 大臣、いろいろ今話をしていましたけれども、一般の単なるコモディティーとは違うというふうに考えるべきだと思いますけれども、大臣に一言、その点について御答弁をいただきたいと思います。
○後藤(茂)委員 次に、自主開発の意義についてちょっと考えてみますと、自主開発原油が存在することによって、これは、これまでいろいろ議論になりましたから伺ったりいろいろしませんけれども、危機のときに、それがたとえ需要の一部であっても非常に大きな効果を発するとか、産油国といろいろな交...全文を見る
○後藤(茂)委員 私の方は、大変しつこいほどに自主開発を頑張れとエールを送ったつもりであります。でありますから、自主開発方式のこれまでのいろいろな反省をきちんとやはりやっていく。  今回、例えば、減免つき融資制度が廃止されて、七割助成が五割に引き下がるとか、法案の中にさまざまな...全文を見る
○後藤(茂)委員 資産処分の考え方は、処分後の財産を引き継ぐことになる特殊会社がいかなる性格を持つかがはっきりしなければわからない、それはそのとおりだというふうに思います。もちろん、ここは国会の場ですから、どういう特殊会社であるべきであるかということを議論する必要もありますけれど...全文を見る
○後藤(茂)委員 例えば、アザデガンにしてもカシャガンにしてもサハリンにしても、いずれにしても、メジャーとも組まなきゃいかぬ、産油国とも調整をしなきゃいけない。石油公団の日の丸を相当頼ってみんな仕事をしているわけですね。石油公団の日の丸がなくなった後に日の丸の信用は一体どこから出...全文を見る
○後藤(茂)委員 確かに、政府の答弁はそういうことだろうと思います。今、法律がこういう形であるんだから。ただ、私が言いたいのは、ですから、立法論の問題として申し上げますけれども、どんな特殊会社のイメージにするかということであります。  出資八千五百億円について、これは損切りして...全文を見る
○後藤(茂)委員 一言だけ言えば、優良資産をばらばらと切り売りすると、例えば、さっき言った三つの有望な金の卵もメジャーの草刈り場になるだろうと私は思いますので、その辺のところをぜひ、政策論としてきちっと今後の法案の問題や、そういうところに体を張ってやっていただきたいというように思...全文を見る
○後藤(茂)委員 終わります。
11月13日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○後藤(茂)委員 後藤茂之です。  それでは、経済金融政策が最近迷走しているように私は思いますので、まず経済政策について伺いたいというふうに思います。  不良債権の処理、資産査定の厳格化というのは、これはもう重要なことは言うまでもありません。これをしていかないと金融の仲介機能...全文を見る
○後藤(茂)委員 今、大変心強い御発言でありまして、そのことについては安心しましたが。  ということは、私も、セーフティーネット政策はどんどんやらなければいかぬと思いますし、それから新産業創出の関係のいろいろな政策もどんどん打っていくべきだと思いますし、税制の問題もあると思いま...全文を見る
○後藤(茂)委員 ますます声を大にして、それではよろしくお願いします。  本当に、中小企業が年度末を越える、あるいは日本の経済が何とかつつがなく年度末を越えていくためには早い弾込めが必要だ、そういうふうな事態に今急速に、最近になってやはり陥ってきているというふうに私は思っており...全文を見る
○後藤(茂)委員 そういう意味で、しっかりとした工程管理をしていただいて推進をしていく必要があるというふうに思います。  知的財産権に関連して、ちょっと一般的な話になりますけれども、私は、常日ごろ大変思っていることがあるので伺いたいと思うんですが、物づくりの競争力の確保という観...全文を見る
○後藤(茂)委員 私も日本の復活は信じておりますし、そういう意味で、選択と集中というのを一体どうやって実際の企業経営やあるいはそういう発想としてまとめていくかということは、これは大きな現下の産業政策でもあり、国家戦略だというふうに思います。そういう意味では、資本の論理を復活させる...全文を見る
○後藤(茂)委員 ぜひ積極的に取り組んでもらいたいと本当に思います。  さて、時間がないので次へ行きますが、知財の問題というのは、ネットワーク社会における課題という点からも非常に大きな重要な問題だというふうに思っています。特に、知的財産制度については、ネットワーク上流通するコン...全文を見る
○後藤(茂)委員 問題点はそういうふうに認識しておりますし、今、いろいろ進行しているわけですけれども、やはりe—Japan計画とかいろいろ今日本としては旗を掲げているわけで、こういうときに国際的なイニシアチブを発揮していくということも非常に重要だというふうに思っております。  ...全文を見る