後藤茂之

ごとうしげゆき

小選挙区(長野県第四区)選出
自由民主党
当選回数7回

後藤茂之の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第208回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○後藤国務大臣 今、宮崎委員からお尋ねの、抗原検査キットを活用した医師のオンラインでの診断につきまして、自治体において、新型コロナ感染が急拡大していると確認された場合には、医師が、患者の症状や周囲の感染状況、検査の有効性なども踏まえて、情報通信機器の画面から検査結果を確認すること...全文を見る
○後藤国務大臣 国立感染症研究所におけるリスク評価も踏まえまして、直近の厚生労働省のアドバイザリーボードにおいては、オミクロン株はデルタ株に比べて、世代時間が約二日に短縮、倍加時間、潜伏期間も短縮しております。感染後の再感染リスクや二次感染リスクが高く、感染拡大の速度も非常に速い...全文を見る
○後藤国務大臣 今、和田委員御指摘のように、オミクロン株による感染拡大については、諸外国でまず拡大していることから、諸外国におけるオミクロン株に関する科学的知見を収集することは非常に重要であると考えております。  国立感染症研究所のリスク評価によりますと、オミクロン株の病原性に...全文を見る
○後藤国務大臣 各国は、その感染状況のみならず、それぞれの事情を基に対策を講じております。  感染症対策とオミクロン株の特性との関係性を必ずしも明らかにできないというふうに考えておりますけれども、まず最初に、一般的に、マスク着用等の標準的な感染対策は有効と考えられ、取られている...全文を見る
○後藤国務大臣 網羅的な調査をしているのではないので、今ここで確たる御答弁ができないことをお許しいただきたいと思います。
○後藤国務大臣 ワクチンの効果についてお答えいたしますが、一月十三日に公表された国立感染症研究所の報告書によりますと、オミクロン株に対する、一、二回目接種により、発症予防効果はデルタ株と比較して低下するものの、三回目接種により発症予防効果は回復することが示唆されております。また、...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンの三回目接種が始まる前には、一、二回目接種用として自治体に配送したものの未使用であったワクチンが約九百万回分あったと承知しておりますが、これについて、三回目接種に用いることとしております。  また、昨年中に千六百万回分のワクチンを配送したほか、...全文を見る
○後藤国務大臣 求職者支援制度につきましては、今、竹内政調会長から御指摘のありましたとおり、現在、現職にとどまってステップアップを目指す方を支援対象とすることや、世帯収入要件を月二十五万円以下から月四十万円以下に緩和すること等の特例措置を今年度末まで設けております。  これらの...全文を見る
○後藤国務大臣 家事、育児等に対して不安、負担を抱えながら子育て等を行う家庭が増加しており、子供の養育だけでなく、保護者自身が支援を必要とする家庭が増加しております。  このため、令和三年度の補正予算におきまして、市区町村の訪問支援員が家庭を訪問し、家庭が抱える不安や悩みを傾聴...全文を見る
○後藤国務大臣 今総理御答弁になられた社会的機能の維持については、幅広く、医療関係以外の方も含まれております。
○後藤国務大臣 今、検査、PCR検査キットも含めてでありますけれども、感染が拡大している地域に不安のある方のための事業を起こしている場合や、あるいは、今ちょっと一時原則休止になっておりますワクチン検査キット、これで受けられない方に対するもの、これは無料ということでやっておりますけ...全文を見る
○後藤国務大臣 現在、十一月に出しました全体像に沿って、在宅、宿泊医療を始めとした医療体制を整備して、オミクロンに対して今必死になって、先手先手と我々は思いながら、一生懸命やらせていただいているところでございます。  そうした形で今いろいろな対策に取り組んでいるわけでありますけ...全文を見る
○後藤国務大臣 全体像の検討をしましたときには、例えば、感染力が二倍になるときとか、三倍になるなどそれ以上、それ以上の場合というようなことで、いろいろな可能性を念頭に置いて全体像の対策をつくっているということであります。  しかし、今御指摘のように、オミクロン株というのは本当に...全文を見る
○後藤国務大臣 諸外国と比べてみると、日本は、ワクチンの接種も出発は割合に遅くなりました。しかし、地方公共団体がしっかりと準備を整え、また、国民の皆様が大変に御協力していただけるということで、ぐっと後から追いついて、先進国では最高の八割に近い接種率になったというふうに思っておりま...全文を見る
○後藤国務大臣 自宅療養が、しっかりと医療が始まるということは、昨年の夏の経験から考えても、非常に重要なことだというふうに思っております。  今、陽性が判明しますと、即日ないし翌日にしっかりと健康観察、そしてまた、診療が始まる体制を今つくって、それはできているというふうに思って...全文を見る
○後藤国務大臣 点検をしていると申し上げたのは、体制整備ができているかをきちっと点検するように各自治体に連絡をしたということです。全ての自治体でそれができ上がっていて、今もそれがきちっとワークしているということを点検したというところまでは申し上げておりません。  それから、その...全文を見る
○後藤国務大臣 今、総理の指示の下、政府としては、六月に司令塔機能も含めた法制度をまとめるということで、それ以降の段取りについて、今の段階で決めているわけではないという認識でおります。
01月25日第208回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○後藤国務大臣 今、階委員から、大変に年金の……(階委員「短くお願いします、ごめんなさい」と呼ぶ)分かりました。では、短く。  来年度の年金改定額がマイナスになるというのは、これは物価、賃金のマイナスの影響でございます。  公的年金制度は、将来世代の負担が過重なものとなること...全文を見る
○後藤国務大臣 雇用調整助成金については、コロナ禍において特例による手厚い措置で雇用を支えてきたところでございますが、迅速に支給決定できるように、申請手続の簡素化にも取り組んでまいりました。例えば、事前の休業計画の届出省略、添付書類の簡略化など、それによりまして、書類審査において...全文を見る
○後藤国務大臣 今、不正受給の三十二億円のうち、回収、一部返還を含むものを含めて二十一億ということでございますので、十一億ほどまだ回収に至っておりませんが、しっかり回収させていただきます。
○後藤国務大臣 一言、議論の整理のために申し上げた方がいいと思うんですけれども、尾身理事長が専門家の方々と一月十四日にまとめられた提言の中では、確かに、最終暴露から七日間経過も選択肢の一つとして指摘されておられますけれども、その中に書かれているのは、七日経過後も一定程度の感染リス...全文を見る
○後藤国務大臣 おっしゃるように、オミクロン株の感染が急に拡大いたしまして、キットの需要が増えている、それも、ここのところ急速に増えているわけでございます。  今委員御指摘があったように、一部地域、一定期間において摩擦的に入手しづらいという御指摘がある点についてはよく掌握してお...全文を見る
○後藤国務大臣 去年も、実を言うと、最初の頃は、日本はワクチンの接種が全然進んでいなかったわけです。それで、体制を整えて、そして一斉に全国で打つことによって、最終的には急速にワクチンの接種は追いつきまして、そして、先進国の中で最高の八割という接種率まで到達をいたしております。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 濃厚接触者の待機期間につきましては、感染してから発症するまでの期間、すなわち潜伏期間に基づいて科学的知見により定めておりまして、国内の積極疫学的調査により得られた情報、HER―SYSによる発生届の状況等を国立感染研究所で分析しまして、オミクロン株の潜伏期間は三日間...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員から御指摘があったオミクロン株の特徴、すなわち、非常に感染力が強いし、重症化率が低い可能性が高い、そういうオミクロン株の特徴が、今の感染がこれまでの感染の形と大分違ってきているということを専門家の皆さんも御指摘をされているところであります。  一般的に言う...全文を見る
○後藤国務大臣 医師法では、医師は正当な事由がなければ診療を拒んではならないというふうに決まっております。まさに御指摘のあった医師の応招義務の規定でございます。  この応招義務に関しましては、患者が発熱等の症状を有しているということのみをもって、まさに御指摘のあったとおりで、そ...全文を見る
○後藤国務大臣 委員の御指摘は、いわゆる感染症法上の医療としての計上じゃなくて、一般医療として保険医療適用させた上で、そこに補助金を出せばいいじゃないかという御指摘なんだろうというふうに思います。  もちろん、感染症法上、法律改正をして、そして公費の補助規定みたいなものを入れる...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンの接種については、個人予防のみならず集団予防の観点から実施するものでありまして、原則としては、感染症法上の予防接種をするときには努力義務を課すことといたしております。  ただし、五歳から十一歳までの子供に対するワクチン接種への努力義務の適否につ...全文を見る
○後藤国務大臣 モデルナ社ワクチンの追加接種の薬事承認においては、半量接種でも一、二回目接種を上回る中和抗体価が確認されていて、有効性は問題ないと。  副反応については、発熱や疲労などの接種後の一部の症状が二回目接種より三回目接種後で少ないことが報告されているが、安全性は二回目...全文を見る
○後藤国務大臣 接種量がこれまで半量となったことは、探索的な研究成果からモデルナ社が選んだというふうに認識しております。  分かりやすく言えば、半量であること、半量にすることで特定の有害事象の発現割合が低くなる傾向があるとモデルナ社は一部報告をしておりますけれども、半量であるこ...全文を見る
○後藤国務大臣 我々としては、それぞれ、有効性と安全性について国民の皆さんにできる限り安心していただくように、そのつもりで書いているものだというふうに考えております。
○後藤国務大臣 間違っているというふうには思いませんが。間違っているとは考えてはおりません。
○後藤国務大臣 そういう意図で書かれているつもりではないですけれども、いずれにしても、科学的なことをきちんと厚生労働省としてはお話をしたつもりです。  モデルナ社においては、先ほど言ったような因果関係、それなりの副反応に対する影響の記述等、報告しておりますけれども、正直、医学的...全文を見る
○後藤国務大臣 済みません。もう一つだけ申し上げておかなきゃいけなかったんですが。  国民の皆さんがモデルナのワクチンを去年打ったときに一番心配しておられるのは何かというと、熱が出たこと、それから相当な倦怠感が重かったこと、それが去年、モデルナのワクチンを打たれた方たちの一番の...全文を見る
○後藤国務大臣 発熱外来の体制整備については昨年から経緯がありまして、一昨年来、体制整備の補助ということで、医療機関における感染拡大防止対策を強化するための各種支援を行って、診療・検査医療機関は現在までに三・五万か所整っていまして、一応体制ができたと思います。  昨年秋以降、今...全文を見る
○後藤国務大臣 宮本委員御指摘のように、抗原検査キットの供給につきましては、感染の急拡大あるいは無料検査事業の開始によりまして、短期間で検査需要が大幅に増加をいたしております。  今週の生産百四十三万回に加えまして、足下四百六十万回分の在庫を有しておりますけれども、この在庫四百...全文を見る
○後藤国務大臣 医師、看護師等の国家試験の追加試験につきましてですが、こうした試験は職業資格を担保するための国家試験でありまして、広く青少年にチャレンジの機会を与えるための、そうした選別の大学受験の試験とか、そういうものとは、国家試験としての性格として違うものだと思っております。...全文を見る
○後藤国務大臣 平成十一年の労働者派遣法の改正による対象業務原則自由化は、当時の非常に厳しい雇用情勢に加えまして、ILO第百八十一号条約において、労働者派遣事業を含む民間の労働力需給調整事業の運営を原則全ての業務で認めた上で、その労働者を保護することを目的とする制度をつくるという...全文を見る
○後藤国務大臣 労働者派遣法におきましては、派遣労働者の同じ職場への派遣は三年を上限とすることになっておりまして、派遣の受入れは、今委員もおっしゃったように、あくまで、原則、臨時的、一時的に限ることとしております。  加えて、一定の派遣期間、三年でございますけれども、が満了する...全文を見る
○後藤国務大臣 民間職業紹介事業者からの毎年度の事業報告によりますと、介護サービスの職業の紹介手数料収入は、二〇一四年度で二十五億円、二〇一九年度では約二百十八億円となっております。また、保育士の紹介手数料収入は、二〇一四年度約十二億円、二〇一九年度で約百二十八億円となっておりま...全文を見る
○後藤国務大臣 有料職業紹介事業が原則解禁されました職業安定法の改正、これも先ほど御紹介させていただいたILO一八一号条約において根拠のあるものでございますが、それによりまして、これまでハローワークが独占的に行っていた職業紹介について、民間事業者も……(宮本(徹)委員「短く短く。...全文を見る
○後藤国務大臣 紹介手数料の水準につきましては、労働市場の需給の状況に応じて変動するものだというふうに思います。また、求人の内容に応じて様々であるために、一律に上限を設けることについて、そこは慎重に検討が必要になるのではないかと考えております。  厚生労働省としては、利用者のニ...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほどの話から言いますと、まず……(宮本(徹)委員「ちょっと短く」と呼ぶ)分かりました。  それでは、開示させる情報をどう生かしていくかということでよろしいですね、そちらの方だけで。  女性活躍推進法については、行動計画策定義務の拡大などを盛り込んだ改正がこの...全文を見る
01月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○後藤国務大臣 感染症の拡大時など、緊急時における医療従事者の確保は、委員御指摘のとおり、極めて重要であると認識しております。  他方、医学生の臨床実習につきましては、大学の医学部のカリキュラムの下で、医師として必要な知識や技能を学ぶことを目的として、指導員の指導監督の下に取り...全文を見る
○後藤国務大臣 子供家庭福祉の資格につきましては、厚生労働省として、社会福祉士等への上乗せの認定資格とすることを基本とした案を示した上で、議論してきたところでございます。  これに対しまして、賛同する意見が多くある一方で、独立した新たな国家資格をどうしても創設するべきだという意...全文を見る
○後藤国務大臣 iPS細胞を始めとする再生医療は、これまで有効な治療法のなかった疾患について研究開発が進む中、非常に国民の期待も大きく、迅速に実用化を進める必要があると考えております。  このため、昨年九月に策定いたしました医薬品産業ビジョン二〇二一においては、多くの人に再生医...全文を見る
○後藤国務大臣 輿水委員の御指摘のとおり、再生医療については、新たな疾病の治療や予防、難病等の克服にもつながる可能性があるなど、医療の質を大きく向上させることが期待されております。  こうした中、更なる技術開発を積極的に進める観点から、脊髄損傷の再生医療など、これまで治療法がな...全文を見る
○後藤国務大臣 抗原定性検査キットについては、PCR検査等に比べまして簡易かつ迅速に結果を得ることが可能であること、また、一定以上のウイルス量を持つ方への検査として有効であること等の特性があることを踏まえまして、場面や状況に応じ、その活用を進めております。  国立感染症研究所に...全文を見る
○後藤国務大臣 濃厚接触者の待機期間については、発症するまでの潜伏期間に基づいて決めております。これまで、潜伏期間が三日のケースが最も多く、十日を超えることは極めてまれであるということから、十四日から十日に短縮することといたしております。  また、地域における社会機能維持のため...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほど総理からもお話しさせていただいたところでありますけれども、当初、八か月という議論をしておりました頃には、オミクロン株の流行は進んでいなかったというふうに思っています。  そして、少なくとも薬事承認上も六か月よりも前に倒れることは、今でも、やはり薬事承認とい...全文を見る
○後藤国務大臣 委員御指摘のように、変異株というのはいつでも起こる可能性がありまして、今世界でも、デルタ株についても、またオミクロン株についても新しいものが生まれているという論文も出ているので、しっかりと御指摘を踏まえまして、検討して対応していかなければならないと思っております。
○後藤国務大臣 お答えいたします。  理容師、美容師等の国家試験の追加試験については、これは職業資格を担保するための国家試験であるということを踏まえまして、本試験と同様の質、量を担保した試験問題である必要がありまして、これを短期間で作成、実施することはなかなか難しいというふうに...全文を見る
○後藤国務大臣 オミクロン株への置き換わり状況については厚生労働省のアドバイザリーボードにおいて毎回報告しておりますが、一月十九日時点のオミクロン株疑い例の割合は九三%となっております。
○後藤国務大臣 濃厚接触者の待機期間については、御説明もしているとおりですけれども、客観的エビデンスに従って、十四日を十日に、また、エッセンシャルワーカーの場合は検査つきでもう少し、六日という形で短くしているわけですが、御指摘のように、医療のエッセンシャルワーカーについては、やは...全文を見る
01月28日第208回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○後藤国務大臣 毎月勤労統計調査において、年二回行う賞与の特別集計の際に、賞与を支払った月の調査票が提出されておらず、その月の月報の集計後になって賞与支払いが判明した場合に、その賞与の額を特別集計対象の最終月の賞与及び特別給与に加算する取扱いとしておりました。  賞与の額につい...全文を見る
○後藤国務大臣 今、角田委員御指摘のとおりで、全国で感染が拡大しておりまして、こうした状況も想定しまして、昨年十一月の全体像に沿いまして、在宅、宿泊療養を含めた医療提供体制の拡充を図るとともに、予防、検査、そして経口薬等による早期治療への流れの強化に先手先手で取り組んでまいりまし...全文を見る
○後藤国務大臣 委員お尋ねがあった政府備蓄米の活用については、農林水産省の所掌であるため直接のお答えはできませんが、生活にお困りの方を支えていく上で食料支援が重要という御指摘はそのとおりだというふうに思います。  厚生労働省としても、生活困窮者支援の窓口がフードバンク等と連携し...全文を見る
○後藤国務大臣 濃厚接触者の待機期間というのは、科学的知見に基づきまして、これまで期間を短くしてきております。原則十日に今してありますし、また、地域における社会機能維持のための必要性がある場合は、地域で判断していただいた場合には、検査で陰性を確認の上、待機期間を短縮することを可能...全文を見る
○後藤国務大臣 今、健康局長の方から答弁しましたけれども、足下の濃厚接触者となられた数を具体的に把握していないというのは事実です。  仕組みとしては、HER―SYSの中に濃厚接触者を入力していただく欄があります。欄はあるんですけれども、現場が非常に逼迫している状況で、なかなかH...全文を見る
○後藤国務大臣 仕方がないと申し上げているのではなくて、当然、濃厚接触者の人数を把握する必要はあると思います。クラスターのときに何人の濃厚接触者が出るのかとか、あるいは、地域で感染状況がどうかというときに疫学的調査で部分的に分かることもありますが、先ほどのお尋ねは全国でどのぐらい...全文を見る
○後藤国務大臣 結論が出れば即、速やかに発表したいと思います。
○後藤国務大臣 エッセンシャルワーカーの濃厚接触者の解除についても、当然、濃厚接触者の検討の中の、視野の中に入って、検討をいたしております。  検査キットのこと、今お話がありました。直接のお尋ねでないかもしれませんけれども、一部の地域、そしてまた一定の期間、非常にキットが逼迫し...全文を見る
○後藤国務大臣 今申し上げたように、このオミクロン株の急激な広がりによりまして、オミクロン株がこれだけ感染力が強くて、そして一方で、もう一つ言うと、重篤化がどうもそんなにひどくないのではないか、そういうオミクロン株がだあっと広がりまして、従来のデルタ株ですと、重症をする患者さんの...全文を見る
○後藤国務大臣 今、全国の病院も保健所も大変厳しい状況にあります。HER―SYSに入力することがルールだということは我々分かっていても、HER―SYSに入力できない現場に、HER―SYSに入力するんだと矢のような催促をできるような事態でもないことも御理解をいただいて、是非御協力を...全文を見る
○後藤国務大臣 非常に医療が逼迫しているような地域、感染が進んでいるような地域において、例えば検査キットで陽性になった、それを医療機関に送ることによって、それは遠隔診療でいいわけで、そうしたことで管理をしながら、健康観察と、そして、例えば薬の投与だとか、こういうのは、遠隔診療の後...全文を見る
○後藤国務大臣 今般、企業や労働者のニーズに合った支援に一定期間、一定の規模で強力に取り組んでいくものとして、三年間で四千億円の施策パッケージを創設しまして、今委員から御指摘のあったような労働移動の円滑化や人材育成を、リカレントも含めて強力に推進していくことといたしております。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 三年間で四千億円規模の施策パッケージについては、昨年末に開催されました第一回の教育未来創造会議において、総理からも、関係省庁としっかり連携して、パッケージの政策づくり、また実行の指示を受けております。  本パッケージについては、既に関係省庁との連携を十分に行いつ...全文を見る
○後藤国務大臣 デジタル化の急速な進展や職業人生の長期化等に対応しまして、人への投資、そこに注目していくということで、今新しい政策づくりに取り組んでいるわけでありまして、関係者が協働して学びや学び直しを強力に進めていくことが重要だ、これはもう本当に御指摘のとおりだと思っています。...全文を見る
01月31日第208回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○後藤国務大臣 御指摘の毎月勤労統計調査の集計方法の見直しにつきましては、統計委員会から、今回の集計方法の見直しは統計精度を改善するためのものと評価し、見直し前の取扱いが不適切との評価には至らないとの評価をいただいておりまして、統計精度の改善に資するものと考えておりまして、委員の...全文を見る
○後藤国務大臣 今のお話については、まさに委員が丁寧に御説明していただいたとおりだと思います。  始期がどこかという形式的なルールよりも、例えばその濃厚接触者となる方、検討された方と御本人との丁寧な、実態に応じて濃厚接触者の判断は行われるべきだというふうに考えております。
○後藤国務大臣 目安としては、例えば、それぞれ、マスクをしていて、十五分だとか、いろいろな、具体的な目安というのはお示しをしております。ですから、そういう意味で、丸投げをしているということではありませんけれども、それぞれの濃厚接触者の認定に当たりましては、そうした基準のようなもの...全文を見る
○後藤国務大臣 たくさんの質問をお聞きいただきました。  まず、有効性、安全性等、交互接種の必要性等をしっかり国民に公表また情報提供するということについては、非常に重要なことだと思っておりまして、審議会の専門家の評価を受けた、そういう事項を丁寧に連絡していきたいと思っております...全文を見る
02月01日第208回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○後藤国務大臣 オミクロン株の感染拡大に際しまして、自治体に対して、健康観察、診療を行う医療機関数の更なる拡大と併せまして、都道府県等におけるフォローアップセンターの設置や強化等、自宅療養体制の確保をお願いしてきております。  東京では、これまで、自宅療養者フォローアップセンタ...全文を見る
○後藤国務大臣 まずは一義的に東京都でやっておられることで、東京都もこうした療養体制の重要性を十分に認識していただいております。厚生労働省としても、どういうふうな対応ができるか、よく連絡を取りながら、委員の御指摘のように進めていきたいと思います。
○後藤国務大臣 先週、濃厚接触者の待機期間につきましては、十日を七日に縮める原則、そして、二回の検査があれば五日まで縮めるということで発表をいたしております。こうした措置を取っておりますけれども、感染状況の変化あるいはオミクロンの性状、ますます明確になってくる状況になっていけば、...全文を見る
○後藤国務大臣 今、議員御指摘になりました神奈川モデル、医療機関における検査負担を軽減するために、家庭内の抗原検査キットで陽性となった場合等において、医療機関による検査を省略して入院判断、治療管理を実施する取組や、重症化リスクの低い方で、抗原検査キットや無料検査で陽性が判明した場...全文を見る
○後藤国務大臣 抗原定性検査キットについては、最近の急速な感染の拡大によりまして、薬局等における一般販売分等で非常に大量の発注が出たこともありまして、足下四百六十万回分の在庫があり、更にメーカーに国が買取り保証をして一日八十万回分までの増産を要請しております。要請自身は一月二十日...全文を見る
○後藤国務大臣 一つ、一月二十日は一月十四日の誤りでございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。  また、八十万回は急ぎ回復させたいと思いますが、生産と輸入の両方でございまして、しっかり対応していきたいと思っております。  また、オミクロン前は六百万のキットが余って...全文を見る
○後藤国務大臣 今御指摘の筆記試験において、医師、看護師等の国家試験で予定されているような、発熱症状がある者に抗原検査キットによる検査を実施し陰性の場合、それから、濃厚接触とされた者に関して試験当日に無症状等の条件を満たした場合に、別室での受験を可能とする等、できる限り受験可能と...全文を見る
○後藤国務大臣 児童虐待の対応に当たりまして、児童相談所と市町村が中心となりまして、学校など、関係機関と連携して対応することが非常に重要だと考えております。これまでも、地域の様々な機関が参画する要保護児童対策地域協議会の仕組みを活用した関係機関の連携強化に取り組んできております。...全文を見る
○後藤国務大臣 今、宮本先生御指摘のとおりで、厚生労働省では、労働者の意向を踏まえた上で、事業主に対して助成金の活用を働きかけているところでございます。  令和三年九月三十日の制度再開以降、この働きかけを行ったもの千十件のうち、助成金の支給要件となる特別休暇制度の導入や労働者が...全文を見る
○後藤国務大臣 小学校休業等対応助成金につきましては、小学校の臨時休業等を受けて仕事を休まざるを得ない保護者に対して休暇を付与した場合に対象となるわけでございますけれども、対象となるケースは、保育所からの登園自粛要請や子供が濃厚接触者になった場合も含むなど相当に幅広いわけでござい...全文を見る
○後藤国務大臣 休業支援金の申請をされる方から御相談を受けた場合に、労働局から事業主に御理解をお願いした上で、しっかりと労働者からの申請を行えるように、労働者の側の立場に寄り添って、引き続き労働局から事業主に丁寧に働きを行ってまいりたいと思っております。  なお、事業主による休...全文を見る
○後藤国務大臣 今のこの小学校休業等対応助成金の制度は、そもそも、雇用調整助成金の制度を踏まえまして、二事業の中で制度設計を行っているという形の制度でございます。そういう意味で、先ほど、休業させたことの確認は休業支援金を支給するための法律の要件だというふうに申し上げております。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 法律上の制度の仕組みでございますので、なかなか難しい御要請だというふうに思います。  しかし、いずれにしても、少しでもよい形で改善ができないかの道を探ることは必要だというふうに思っております。
○後藤国務大臣 保育所につきましては、感染が拡大している状況においても、社会機能の維持のために、原則開所することを市区町村に依頼をしております。  一方、感染者の発生等により保育所を臨時休園する場合には、医療従事者を始めとする社会の機能を維持するために就業を継続することが必要な...全文を見る
○後藤国務大臣 保育所では、乳幼児が長時間にわたり集団で生活する環境でありますから、周囲への感染拡大を防止することが非常に重要だというふうに思っております。  それで、今の御議論の中で、症状のある子供について、新型コロナウイルス感染症に感染しているのか、感染していないか、否かに...全文を見る
○後藤国務大臣 今御指摘の、罹患事実や検査結果に基づく免疫パスポートを創設するということでございますけれども、行動制限緩和などに活用することについては、そもそも、その罹患したという事実の科学的知見や、必要性の因果関係とか、どの程度の抗体の量があれば感染を予防できるかも、今の状況で...全文を見る
○後藤国務大臣 妊婦健診あるいは乳幼児健診につきましては、平成三十年度に電子化すべき情報等の検討を行いまして、令和二年度から、マイナポータルを通じて、本人がスマートフォン等で閲覧できる仕組みはできております。健診結果の登録を自治体にお願いしているところです。  また、今御議論あ...全文を見る
02月02日第208回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○後藤国務大臣 これまで医療機関に対しましては総額六・八兆円の予算を確保してきたわけでありますけれども、今委員御指摘のように、発熱外来を担う診療・検査医療機関に対する対応などは特に重点的にもやっておりまして、医療機関における体制整備の補助など各種支援を通じて、二千か所だった医療機...全文を見る
○後藤国務大臣 今、今枝委員の御指摘のとおりでございまして、新型コロナウイルス感染症の対応に際しては保健所が中心的な役割を果たしてきたところでございますけれども、オミクロン株の評価も踏まえつつ、これまで全体像で準備してきたものでもありますが、医療体制をしっかりと稼働させていくこと...全文を見る
○後藤国務大臣 国立感染症研究所の調査によりまして、オミクロン株の家族内二次感染率が三一%から四五%と、従来株やデルタ株と比較して高いということが示されておりまして、アドバイザリーボードにおいても、オミクロン株はデルタ株に比べ二次感染リスクが高いことが確認されているという評価がな...全文を見る
○後藤国務大臣 幾つか御指摘はあったと思いますけれども、塩野義製薬の経口薬、今、国内第二、三相試験が実施中でありまして、治験費用の補助などをしておりますけれども、しっかりと今後それを支援すると同時に、申請があった場合には、優先かつ迅速に審査を行いまして速やかに承認の手続を取ってい...全文を見る
○後藤国務大臣 今の委員が御指摘になりました変異株ワクチンの評価の考え方につきましては、国際的な整合性も踏まえた上で、二〇二一年四月にPMDAから発出されております。この評価の考え方は、変異株ワクチンと親ワクチンとの間で中和抗体価が同等であるとの確認を基本とするものでございまして...全文を見る
○後藤国務大臣 厚生労働省といたしましては、医師、患者にとって安心、安全で適切なオンライン診療の普及を推進していくことが重要だと思っております。  診療報酬上の取扱いは、令和四年度診療報酬改定に向けて、中医協において現在検討いただいております。初診料等の点数について引上げ、また...全文を見る
○後藤国務大臣 そうした分析については、政府、厚労省のアドバイザリーボード、また学識経験者としてまとめられている報告等で意見を述べられておりまして、そうした専門家の認識を我々も共有いたしております。
○後藤国務大臣 在庫につきましては、四千三百、数字としては、その時点で、後から入ってくる、納付する分も含めて、将来にわたって配付量をお約束していたときの数量であります。(長妻委員「実際の在庫は、実際の。あるもの」と呼ぶ)いえ、実際の在庫はそれだけはなくて、モデルナについて千五百、...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほどから申し上げている九七%とかという数字については、二月分に希望されている高齢者の分を二月中に打てるかという数字がその数字でありますので。  実を言うと、三月とか四月に、高齢者で元々打つのが遅かった方も去年おられますから、そういう方の分が少しありますけれども...全文を見る
○後藤国務大臣 PCR検査についても、できる限りのもちろん増強をということでございますが、PCRについては、キットのような……(長妻委員「どのくらい増強するの」と呼ぶ)ですから、そこは、今、定かに目標というのはございません。検査能力ということもあるので、なかなか簡単には増えません...全文を見る
○後藤国務大臣 検査キットの使い方等については、各国においてコロナ対策のありようはそれぞれ違うというふうに思いますけれども、八十万について、キットについては……(長妻委員「いつ」と呼ぶ)きっぱり、輸入の分も含めての八十万でございますので、しっかりと申し上げられませんが、これから数...全文を見る
○後藤国務大臣 じゃ、一言。  ゲノム解析の結果判明の時期については確定的に判明いたしておりませんが、ゲノム情報のみをもってその由来を推定することは科学的には難しいということはございます。
○後藤国務大臣 国立感染症研究所の新型ウイルスゲノムサーベイランスによる系統別検出状況によりますと、国内におけるオミクロン株の下位系統、BA・1系統とBA・2系統の登録数は、BA・1が一月第一週で四千七百二十、BA・2が十四、令和四年一月第二週でBA・1が千百三十八、BA・2が九...全文を見る
○後藤国務大臣 体制整備については、今総理からお話がありましたように、全体像で、自宅の療養体制、宿泊療養体制も含めて、重篤な方たちの入院との関係も含めて、全体で体制を整えているわけでありますけれども、今、足下のことから言いますと、オミクロン株の感染力が極めて高く、短期間で感染者が...全文を見る
○後藤国務大臣 厚生労働省が道府県を通じまして、八月から九月までの間に自宅療養中に死亡された事例や死後に新型コロナの陽性が判明した事例を調査を行ったところ、二百二件の報告がありました。ただし、八県からまだ報告が来ていないということもあり、少なくとも二百件ということであって、二百件...全文を見る
○後藤国務大臣 一月以降の新型コロナの患者さんの自宅死亡事例については、いまだ網羅的に把握しておりません。  一月一日から三十一日までに自治体から報告のあった新型コロナウイルス感染症患者の死亡者は三百七十一名という報告でございますけれども、そのうち自宅死亡事例については網羅的に...全文を見る
○後藤国務大臣 HER―SYSに入力されている件数は三件です。
○後藤国務大臣 政府としては、感染症法の規定に基づきまして、感染症の拡大防止や医療提供体制の確保を担う都道府県等々に対して必要な支援を行う責務を有しておりまして、先ほど申し上げているような夏の時点の反省を踏まえて、保健所が手いっぱいになったときに、まず患者を見つけた医療機関がその...全文を見る
○後藤国務大臣 ですから、今申し上げたみたいに、過失の問題だとか、あるいはどういう事態が生じたのか、そういうことが具体的でないと責任の問題も一概にお答えできないということを申し上げました。
○後藤国務大臣 健康観察を行って、医療が必要だということであれば医療サービスというのをきちんと受けられるようにするということで、両者は法的な位置づけは違うかもしれませんが、ただ、今、例えば、逼迫しているような状況の中で保健所の任務が非常に厳しい場合に、例えばこの品川のケースは、お...全文を見る
○後藤国務大臣 今先生から御指摘のあったこの下の図の黄色いところ、ここに医療が必要だというのはまさにそのとおりで、ここに医療がなければ、昨年の夏起きたような、そういう事例がまた起きかねないということで、そういう意味で、自宅の療養の方、それからホテル療養も含めて、必要があれば一・六...全文を見る
○後藤国務大臣 感染症法上、各感染症、感染力及び罹患した場合の重篤性等を総合的に勘案しまして、講ずべき措置を踏まえてその位置づけが決められておりまして、そういう形で新型インフルエンザ等感染症に位置づけられております。  仮に新型インフルエンザ等感染症から五類感染症に変更する場合...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナの疑似症患者の医療費につきましては、患者と同様に、入院の場合は感染症法上の入院勧告、措置がありまして、これは公費負担となります。自宅療養、宿泊療養中にかかった医療費については、緊急的な対応として、緊急包括支援交付金により公費負担ということでございます。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 ちょっと今、いつの時点での事務連絡、通達なのか把握しておりませんが、しっかりと実態を調べて、必要な周知、しっかり行っていきたいと思います。
○後藤国務大臣 積極的疫学調査につきましては、濃厚接触者の特定に当たりまして、感染拡大地域においては、陽性者の増加に伴いまして保健所業務が逼迫していることから、優先順位をつけて積極的疫学調査について把握をするなど、地域において柔軟に対応いただくことも可能というふうにしております。...全文を見る
○後藤国務大臣 神奈川モデルにおいては、今まさに御説明がありましたように、医療機関による検査を省略して、いろいろ、体制、進めていくという、こういう時期においては参考になるような取組だというふうに思っております。  この取扱いについては、医師が判断をしないで、こういう形での、いわ...全文を見る
○後藤国務大臣 本人の届出に基づき、自主的な感染防止対策が行われるという形での取組であります。  感染症法上、問題があるというふうには考えておりませんが、法的な位置づけについては、今後、感染症法の在り方を検討するときに、このことも含めて検討していくべき課題であるというふうには認...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチン接種につきましては、個人予防のみならず集団予防の観点から実施するものでありまして、原則として接種の努力義務を課すことといたしております。  五歳から十一歳までの子供へのワクチン接種を努力義務とすることの是非については、今、大変、接種の有効性、安...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほど御答弁をさせていただいたのは、感染症法上の枠外ではある、だから、感染症法上の違反とか、そういう問題はないけれども、最後に申し上げたのは、今、こういう事態の中で、医師の判断ということとは別に、自分で検査して自主的に、そういう形で神奈川県がやられることについて、...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナウイルスは、確かに新型コロナウイルス感染症等に分類されておりまして、二類相当というふうなことで世の中よく言われることがありますが、これは独立した感染症の分類になっております。そうした枠の中で、今、入院の問題、あるいは自宅療養の問題、そうした問題も含めて、...全文を見る
02月03日第208回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○後藤国務大臣 小学校の臨時休業等により仕事を休まざるを得なくなった保護者を支援するために、今委員御指摘の小学校休業等対応助成金がございますけれども、新型コロナウイルス感染症に関する対応として、臨時休業その他これに準ずる措置を講じた小学校に通う子供、新型コロナウイルスに感染した、...全文を見る
○後藤国務大臣 今御指摘のあった小児のコロナワクチン接種時の付添い、それからワクチンによる副反応時に子供の看護をする場合の休み、これについては、小学校の臨時休校に準ずるものと解することができるというふうに考えます。
○後藤国務大臣 本助成金については、時限的に導入したものでありまして、オンラインの申請の受付は行っておらない状況ですが、事業主の方に活用いただきやすくするために、申請様式の書き方のお問合せのコールセンターや、労働局で受け付けるなど、丁寧な相談支援を行っているところです。
○後藤国務大臣 今委員から運営の制度については丁寧に御指摘がありましたけれども、確かに、製造販売業者が開設する登録センターが全国の日本の卸の仕組みを使って流しておりまして、厚労省、登録センター、登録医療機関、薬局間で情報を共有して円滑に経口薬が供給される仕組みとなっております。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員から御指摘がありました、高齢者向けに分包化して調剤するなどの対応については、医療現場において、適宜、薬剤師等の判断により、個々の患者の状況を踏まえて柔軟に対応いただきたいというふうに考えております。  また、本剤の服用方法、患者向けのリーフレット等によりま...全文を見る
○後藤国務大臣 石川委員御指摘のように、ある月に提供した介護サービスに係る介護給付費の請求は翌月十日、請求内容の審査を経て支払いがなされるのは翌々月ということで、二か月差があります。  今回の補助金の各事業所への交付については、事務の簡素化、あるいは習熟した方式にということで、...全文を見る
○後藤国務大臣 ベースアップの中に、基本給と、決まって毎月支払われる手当というのが、両方あるということは御指摘のとおりなんですけれども、ベースアップに補助金の三分の二以上を充てることを要件として補助金は配られますし、トータル、そうした、賃金に充てられるということを報告をしていただ...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の布製マスクの配付希望については、合計約三十七万件という多数の申出をいただきました。今現在、厚生労働省において、この多数の希望について集計作業をきっちりと進めているところであり、今後おおむね一か月程度で個々の希望者への配付枚数等を決定して、その状況を公表する予...全文を見る
○後藤国務大臣 山梨県の取組については、濃厚接触者の待機期間について、基本的対処方針に示されている事業者のみならず全ての職種の方を対象に、二日にわたる検査を組み合わせることで五日目に解除とすることとしたものであるというふうに伺っております。  これについては、感染拡大を防止しな...全文を見る
○後藤国務大臣 我々の認識としては、ワクチン接種をしていない方に対する差別や不利益取扱い等になってはならないというような点はありますけれども、そういった点を踏まえながら、そうした取扱いをしていただくことは、これはあくまでも目安なので……(中島委員「エッセンシャルワーカーの範囲」と...全文を見る
○後藤国務大臣 おっしゃるとおりで、目安としてお示しをしているルールですので、知事が判断をしていただくことについて、厚労省としては、それを了解いたします。
○後藤国務大臣 先ほどもお答えしたんですけれども、感染拡大を防止しながら社会経済活動を維持する観点から、地域の実情に応じた判断を行うということは今のルールの中でも認めていることなので、地域の実情ということで何でもかんでもということであれば、それは我々きっちりと見たいと思いますけれ...全文を見る
○後藤国務大臣 委員長の御指示でございますので。  政府としては、附帯決議を踏まえまして、引き続き、ワクチンを接種していない方に対する差別や不利益取扱い等を決して許されるものではないことを周知していきたい、それが基本的立場でございます。  山梨県による新型コロナワクチン未接種...全文を見る
○後藤国務大臣 自宅等で療養されている方の人数としては、一月二十六日時点で、週一回の療養状況調査で二十六万四千八百五十九人となっています。  自宅療養者における無症状、有症状の方の割合については、具体的に、網羅的に把握しておりませんが、HER―SYSのデータによると、陽性者にお...全文を見る
○後藤国務大臣 昨年十一月末に取りまとめた全体像に基づいて体制の充実をしておりまして、一人もおられないかということについては、ちょっとお答えも難しいというお問いのされ方ですけれども、確保された医療提供体制をしっかり機能させて、高い警戒感を持って現場も取り組んでいると思いますし、我...全文を見る
○後藤国務大臣 一般論として言えば、感染について、その感染経路だとかあるいは状況を把握していくということは有用な情報である、積極的疫学調査をしっかりやっていく必要があるということだとは思っております。
○後藤国務大臣 積極的疫学調査については、従来から積極的疫学調査実施要領ということで定めておりますけれども、地域の感染状況等を踏まえて、重症化リスクのある者へ波及し得るクラスター対策を確実に行うなど、対応すべき優先度を考慮して行うことが可能である旨を示しております。  今般、大...全文を見る
○後藤国務大臣 保健所における積極的疫学調査や自宅療養者の健康観察など、保健所の役割は非常に重要だと思います。そして、積極的疫学調査についても、感染拡大を防止するために感染源の推定や濃厚接触者の把握を行う重要な調査でありまして、調査を行う保健所の皆様方が日々大変な御努力をされてい...全文を見る
○後藤国務大臣 オミクロン株、急速に拡大をしているということを一言で申し上げましたけれども、特徴からいえば、やはり感染力が速くて、非常に感染のスピードが速いというところで、非常にオミクロンの特徴はあります。一方で、重症化をしにくい可能性が高い。今までのところのいろいろな感染の状況...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の布製マスクの配付について、国民の皆様から大変多くの申出をいただいておりまして、八千万枚のところの在庫になっておりますけれども、二億八千ということでございます。  こうした申出をいただいたことを踏まえまして、今後有効に御活用をいただきたいというふうに考えてお...全文を見る
○後藤国務大臣 有効に使っていただきたいという言葉の中には、今先生から御指摘いただいたようなことも含めて、是非有効に使っていただきたいと思っております。
○後藤国務大臣 今回無償配付する布製マスクにつきましては、配付希望の申出様式や厚生労働省のホームページで既に御案内しているとおり、転売や商業利用は認めないということでございます。
○後藤国務大臣 予算の積算に当たりましては、実人数ではなくて、常勤換算の介護職員数百三十八万人を用いておりまして、その配分に当たっては、各介護サービスの平均的な常勤換算の介護職員の配置状況に応じて配分することといたしております。その上で、各事業所においては、介護職員ごとに勤務時間...全文を見る
○後藤国務大臣 介護分野におきまして、各サービス種類の中で平均的な職員配置の事業所であれば、常勤換算の介護職員一人当たり月額九千円の賃金改善が可能となるように、配置基準上の介護職員数ではなく、介護サービスに従事する常勤換算の介護職員数である百三十八万人を予算上の積算に用いていると...全文を見る
○後藤国務大臣 今御指摘の点でございますけれども、介護職員の給与、他の職種に比べて低い状況にあって、引き上げていく、処遇改善に取り組む必要があることから、御指摘のように、順次、改善を進めてきたところでございます。  今回の補助金について、できる限り給与の引上げに充てるということ...全文を見る
○後藤国務大臣 介護を始めとしたいろいろな制度を本当に地域で支えていただき、また、地域共生社会、医療、介護の包括ケアというようなことで、地方の占める役割というのは非常に重要だというふうに思っておりますし、一人の人をいろいろな社会保障制度、福祉制度がどのように支えていくか、それは、...全文を見る
02月07日第208回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○後藤国務大臣 貧困や格差に関する指標として、現在はジニ係数や相対的貧困率等を用いております。貧困や格差の問題を考えるに当たって、こうした指標の精度向上や更なる分析によりまして、正確に状況を把握することが重要であるというふうに認識をいたしております。  今般、委員が、エビデンス...全文を見る
○後藤国務大臣 岸田政権におきましては、新しい資本主義の実現に向けた分配戦略の一つの柱として、看護、介護等の新型コロナウイルス感染症への対応や少子高齢化への対応の最前線で働く方々の賃金引上げを行い、成長と分配の好循環を実現するということで取り組んでおります。  こうした中で、令...全文を見る
○後藤国務大臣 新生児の先天性代謝異常等検査については、これまで、検査技術や治療法等の進展を踏まえ、検査方法や対象疾患を拡充し、現在は、先生からもるる説明もありましたとおり、早期発見、早期治療により知的障害等を予防することが可能な二十疾患を対象としております。  近年、関係学会...全文を見る
○後藤国務大臣 子供のマスク着用につきましては、二月四日の新型コロナウイルス感染症対策分科会におきまして、発育状況等からマスクの着用が無理なく可能と判断される子供について可能な範囲で着用を推奨するという専門家の提言も出ております。  それから、二歳未満の子供には推奨しないという...全文を見る
○後藤国務大臣 今、小川委員の指摘がありましたとおり、昨年十二月二十四日から本年一月二十八日までの間に合計三十七万件という多数の申出をいただいたのはそのとおりでございます。  現在、厚生労働省において、まずはこの多数の希望について具体的な集計作業を進めているところでございまして...全文を見る
○後藤国務大臣 不織布マスクの方が布製マスクよりも効果があり、基本的に対処方針で不織布マスクが推奨されているというのは事実で、これは国民の皆さんによく分かっていただきたいと思っております。  ただ、要するに、飛沫を出す側と吸い込む側の双方がマスクを装着することでマスクの効果とい...全文を見る
○後藤国務大臣 在庫となっている布製マスクは、そもそも、国民の皆様にマスクとして活用いただくという目的で、配付することを目的に調達したものでございます。本来の事業目的を踏まえれば、今般配付する布製マスクも、マスクとして御活用いただくことを優先して配付するべきだというふうに思います...全文を見る
○後藤国務大臣 今、具体的な事例についてそれぞれ申し上げるということではありませんけれども、少なくとも、使い捨て雑巾やいわゆる栽培に使われるような話ですか、そういうことも含めて、それが適切な用法であるかということからいうと、有用とは少し違うように思います。
○後藤国務大臣 今、各自治体が接種券を送ったり会場をセットしたりということで、この表でいえば、高齢者の部分について、二月の希望者について、九七%の自治体が、二月中に打ち終わりますという回答をいただいております。その努力目標に向かって、厚生労働省、政府もみんな挙げて努力いたしておる...全文を見る
○後藤国務大臣 そういう意味で、本当に政府としては、高齢者の皆さん、また、ちょっとでも余裕があれば、多くの皆さんに打っていただきたいというふうに思っております。
○後藤国務大臣 今御指摘のありました厚生労働省の予防接種室のリエゾンチームでございますが、昨年二月から、御指摘のとおり、順次拡大されまして、最大時で五十二名の派遣がありました。その業務は、疑義照会等の業務に当たっておりましたが、一、二回目接種について一定のめどが立った昨年九月末で...全文を見る
○後藤国務大臣 抗原定性検査キットについては、最近の急激な感染拡大によりまして、需要が急速に伸びております。  薬局等における一般販売分で大量の発注があったこともありまして、地域によって一時的に供給不足が生じ、その地域の医療機関等において入手しづらい状況が生じているというふうに...全文を見る
○後藤国務大臣 今、こうした事態に対応しまして、対応策といたしましては、国が買取りを保証して、当面一日八十万回分までの増産、これは輸入も含めてですけれども、これを要請しております。先週一週間では、四百九十万回相当分程度が生産、輸入をされております。  それから、医療機関向けはも...全文を見る
○後藤国務大臣 診療報酬につきましては、そのときの時価に応じ、そしてまた、資源配分とかいろいろなことを総合的に勘案して診療報酬の改定等は行われております。
○後藤国務大臣 被用者保険の適用拡大については、就労時間が二十時間以上等の要件に該当する短時間の労働者に対して、従業員百人超の企業は本年十月から、従業員五十人超の企業は令和六年十月から行うことになっておりますが、まずは、この短時間労働者に対する被用保険者の適用拡大を着実に実施して...全文を見る
○後藤国務大臣 従来、勤労者皆保険というのは、被用者保険の適用拡大を進めてくるということをもって使われてきているというのが一つの例だと思います。  岸田政権における勤労者皆保険の基本的な考え方は、今委員からも御指摘のありましたように、総理答弁もされておられる、兼業、副業、フリー...全文を見る
○後藤国務大臣 確かに、委員御指摘のように、フリーランスに対する被用者保険の適用というのは、そもそも雇用関係にないということであるとすると、なかなかその整理というのは難しい問題があるわけであります。  しかし、ともかく、我が国の年金及び医療等の被用者保険の制度自身は、被用者とそ...全文を見る
02月08日第208回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(後藤茂之君) 宮本岳志議員の御質問にお答えいたします。  医療や公衆衛生の削減についてお尋ねがありました。  医療については、質の高い効率的な医療提供体制の確保を目指して取り組むことが重要と考えております。引き続き、地域の実情を十分に踏まえつつ、地方自治体等と連携...全文を見る
02月08日第208回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○後藤国務大臣 基本的には、今、山井議員が御議論をされている意識、共有をするところでございます。  具体的に、数字自身ということで申し上げると、現時点で、季節性インフルエンザとオミクロン株の致死率、重症化率、こういったものをきっちりと科学的に比較するというだけの条件はまだ整って...全文を見る
○後藤国務大臣 厚生労働省の医政局経済課の職員は六十五名です。このうち、キットとマスクの職員がどういうふうにはめられているかというようなことは、ちょっと直ちにはお示しできませんが、六十五名という非常に限られた人数で今精いっぱいやっているところでございます。  それで、キットにつ...全文を見る
02月09日第208回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○後藤国務大臣 去年の段階で、ワクチンの前倒しを行うときに、いろいろな議論があったのはあったと思います。  知事会等からは、持っているワクチンの保有に応じてばらばらな接種がそれぞれの市町村で行われることについてちゅうちょする御意見もあったようには私は記憶をいたしておりますが、少...全文を見る
○後藤国務大臣 ワクチンの供給のことについて、東京都知事と私が個人的に何らかのやり取りをしたという記憶はありません。
○後藤国務大臣 具体的なやり取りについての報告を受けたり、今、どういう議論があったのかをつぶさに承知しておりませんけれども、しかし、あの当時の議論からいえば、例えば、六回で薬事承認が下りている中で、なるべく早い方がいいという議論と八か月でいいという議論が両方あったということについ...全文を見る
○後藤国務大臣 そもそも、東京都知事がどういうふうにおっしゃったかは知りませんが、一つ一つ自治体の代表である知事の御発言についてとやかく言うべきではないとは思いますけれども、少なくとも、今申し上げた点については、これまでお話をさせていただいたとおりです。
○後藤国務大臣 今、委員長から御指名がありましたので、答弁をさせていただきますが、リエゾンチームは、確かに、五十二名、最大で、つくられていたのは事実であります。  しかし、現体制においては十三名の厚生労働省の職員で対応いたしておりますが、当時は二百件以上のいろいろな具体的な問合...全文を見る
○後藤国務大臣 ある程度、ワクチンの提供体制について、一回目、二回目の体制について知られている中で、そういう体制で対応できるということでそういうことになっております。
○後藤国務大臣 今また委員長の御指名でありますから、改めてになりますけれども、もう一度申し上げますけれども、リエゾン業務についてしっかりと取り組まさせていただいております。そして、十三人の厚生労働省の職員が取り組んでおりまして、その任務がしっかりとできているというのは、問合せの数...全文を見る
○後藤国務大臣 子供のマスクの着用については、二月四日の新型コロナウイルス感染症対策分科会において、一時的な取扱いとして、発育状況等からマスクの着用が無理なく可能と判断される子供について可能な範囲で着用を推奨することが専門家から提言されたところでございまして、こうした考えに従って...全文を見る
○後藤国務大臣 二歳児未満についてはきっぱりと推奨をしないというふうに申し上げておりまして、二歳ぎりぎりのところの方たちが、発育状況等から見てマスクの着用が無理なく可能と判断されるかということについては、それは難しいケースが多いと私も思っておりますし、そういう方について無理強いす...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほど委員自身が御紹介していただいた分科会におきましても、何か、原案とでき上がりの案もよく見たというふうに委員自身がおっしゃいましたけれども、大変な激論でございます。また、それぞれ団体においても明確にマスク着用を主張される団体等もあり、それから、今言ったように、元...全文を見る
○後藤国務大臣 事業主による休業させたことの確認は、休業支援金を支給するというのは、休業していたからこそお払いするものでありますので、その要件を外すというわけにはまいりません。  しかしながら、休業させたことの確認が事業主から得られないと休業支援金による個人申請も行えない運用は...全文を見る
○後藤国務大臣 昨日出しました通達は、先ほどからも質問の出ている、いろいろな医療機関や高齢者施設に対する助成、そうしたことも含めまして、いろいろな、救急外来の問題だとか、そういう一環の中でお示しを、示したものです。  妊婦さんに入院調整を行う都道府県において、妊産婦に係る医療提...全文を見る
○後藤国務大臣 生活に困窮されている方に対しまして、生活保護が適用されていれば医療扶助、また、そうでない場合には無料低額診療事業を適用するなど、医療についてしっかりしていきたいと思いますし、もしあれば、聞いていただければと思います、それ以上。
○後藤国務大臣 本年一月二十一日に特例承認されました、ファイザー社の五歳から十一歳までを対象とした新型コロナワクチンの有効性や安全性については、PMDA及び薬事・食品審議会における審査、審議において確認をされております。  具体的には、有効性については、抗体価の上昇が十六歳から...全文を見る
○後藤国務大臣 委員から御指摘のところはまさに検討すべき点でございまして、オミクロン株については、五歳から十一歳用の直接のデータは現時点では存在していないわけです。薬事・食品衛生審議会においても、五歳から十一歳に対しても成人と同様の効果があると推測されているというのが、科学的な、...全文を見る
○後藤国務大臣 オミクロン株について私が申し上げたのは、今、五歳から十一歳用の直接のデータはないということでありますけれども、専門家の皆さんは、成人におけるワクチンのオミクロン株の有効性等、そして科学的な知見に基づいて、五歳から十一歳に対しても成人と同様の効果があると推量されて、...全文を見る
○後藤国務大臣 今、青山委員御指摘のとおり、一月二十七日の時点で事務連絡を発出しております。  五歳から十一歳までの子供への新型コロナワクチン接種の実施に当たりましては、接種実施医療機関の確保等、必要な準備に相当な時間を要する。接種実施医療機関というのは、やはり専門家の皆さんの...全文を見る
○後藤国務大臣 小児のワクチン接種につきまして、五歳から十一歳までの子供、委員が本当に熱心に御指摘いただいているように、慎重な検討が必要であるということの認識は持っております。  そういうことを踏まえまして、今後しっかりとどういう対応にするか考えていきたいというふうに思っており...全文を見る
○後藤国務大臣 これまで答弁させていただいたとおりなんですけれども、それぞれいろいろな御議論もあります。しっかりと御議論も踏まえ、また、今日委員からの御指摘も踏まえまして、分科会の御議論も踏まえて、決定をさせていただきたいというふうに思っております。
○後藤国務大臣 今委員御指摘ありました雇用保険でございますけれども、雇用保険料率及び国庫負担につきましては、雇用情勢が良好に推移してきたことから、暫定的に引下げを行ってきまして、料率、国庫負担、下がってきたわけであります。  コロナ禍におきまして、御承知のように、雇用調整助成金...全文を見る
○後藤国務大臣 精神医療の提供体制につきましては、今、阿部委員からも本当に丁寧に御指摘がありましたように、地域で暮らす全ての人が、精神症状の変化に応じまして、必要なときに適切な医療を受けられる体制を整備していくことが重要であるというふうに認識をいたしております。  具体的には、...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナの科学的知見が重要だというのは委員の御指摘のとおりだというふうに思っております。  国立感染症研究所等で、国内外の発生状況、ウイルスの性状、積極的な疫学調査の分析結果など、収集、公表しておりますし、アドバイザリーボード等でも専門家に御議論いただいており...全文を見る
○後藤国務大臣 まず、ちょっと技術的なことから申し上げておきますけれども、世の中で二類相当と言われることはよくあるんですけれども、感染症法上、各感染症は、感染力や罹患した場合の重篤性等を総合的に勘案しまして、講ずべき措置を踏まえてその位置づけが定められておりまして、新型コロナウイ...全文を見る
○後藤国務大臣 今先生のお尋ねの中で、立法論としてあり得るのかどうかということについては、これはあり得るというふうに思っております。入口は感染力及び罹患した場合の重篤性の判断から出発して、それにどういう対策を組み合わせたらいいかという順番で感染症法の考え方は整理すべきだというふう...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のように、特措法は、全国的かつ急速に蔓延するおそれのある感染症を対象にしておりまして、こうした感染症に的確に迅速に感染拡大防止対策を講じるために、いわば、ある程度面的な措置が必要ということで、政府対策本部が国レベルで策定する基本的対処方針に基づいて、具体的な...全文を見る
02月10日第208回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○後藤国務大臣 今、岡本委員御指摘のとおり、昨日、保険適用の実施に向けて、令和四年度診療報酬改定についての答申が行われたところでございまして、関係学会が作成した診療ガイドライン等において整理されて、有効性、安全性等を踏まえまして、人工授精等の一般不妊治療、体外受精、顕微授精等の生...全文を見る
○後藤国務大臣 今、岡本委員が御指摘になりました、不妊治療と仕事の両立のできる職場環境の整備や、不妊治療に関して広く社会の理解を深めていくこと、これは非常に重要な課題だというふうに認識をいたしております。  子供を持ちたいと願う夫婦の希望に沿えるように、しっかりとそうした社会づ...全文を見る
○後藤国務大臣 医療、介護関係職種である医師、介護士、介護福祉士、看護師等の国家試験に関しまして、国家試験の問題作成のプロセスなど具体的な内容については、機密性を厳に確保する観点から、お答えすることは困難ではあるんですけれども、少なくとも、お尋ねの追加試験を実施するために必要な試...全文を見る
○後藤国務大臣 私が申し上げたのは、追加試験を実施するために必要な試験問題を作成、確保している状況にはないというふうに申し上げております。
○後藤国務大臣 予備問題の、どういう実態であるのか、そのことについては少し調べさせていただきたいと思いますけれども、少なくとも、追加試験を実施するために必要な試験問題を作成、確保している状況ではないということだけははっきり申し上げさせていただきたいと思います。
○後藤国務大臣 私、国家試験の問題作成のプロセスとか、予備問題がどのぐらいあるかとか、具体的な内容については、機密性を厳に確保する観点から、お答えすることは困難であるというふうに思っておりますけれども、追試験ができるのか、そういうお尋ねだということで、少なくとも、追加試験を実施す...全文を見る
○後藤国務大臣 平成二十六年の看護師の国家試験、これにつきましては、大雪による交通障害で受験会場に到達できなかった方たちへの救済措置としてやられたものでございます。そういう意味で、限られた一部の地域に限定して行われたわけでございます。  それで、例えば、入学試験で追試をやる場合...全文を見る
○後藤国務大臣 国家試験には、職業資格を担保するための国家試験という性格でありますので、やはり一定のレベルをしっかりとチェックするために、ブラッシュアップして丁寧に専門家が作り込んだ試験が必要だというふうに考えておりまして、そういう意味では、ブラッシュアップがきちんとできるのかど...全文を見る
○後藤国務大臣 今申し上げているのは、別に、災害とそれから今回の新型コロナウイルスを分けて議論しているわけでは決してありません。  看護師の試験についても、これも過去に一回だけ例外的にやったわけでありまして、そのときの反省材料、まあ試験についてとやかく私は言うべきでないと思いま...全文を見る
○後藤国務大臣 いずれにしても、我々の、我々というか、厚生労働省としての見解は、受験のできない方たち、特に、新型コロナウイルスの影響によって、受験も含めて、本当に多くの皆さんが予想もしない不利益あるいは困難にぶち当たっている、日本中でそういうことが起きていることに対して、非常に遺...全文を見る
○後藤国務大臣 今、試験というのは、非常に近づいたり、もう既に終わりつつあります。私は、責任を持った答弁をするということからいえば、やはり条件の整わない資格試験をやることについての検討ということを答弁はできないというふうに考えます。  そこは、こうした、レベルをしっかりと確認す...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンにつきましては、人口を超える数を購入しているのは御指摘のとおりでございます。ファイザー社やモデルナ社のワクチンについて、例えば二〇二二年の購入分は、御指摘のとおり、ファイザー一億二千万回、モデルナは九千三百万回分購入をいたしております。  こう...全文を見る
○後藤国務大臣 吉田委員から御指摘ありました著名人の自殺報道につきまして、御指摘のとおり、WHO、世界保健機関におきまして、自殺を誘発する可能性があるメディアによる有名人の自殺報道について、自殺に関する報道は影響が特に大きいということを指摘しておりまして、メディアが適切な自殺報道...全文を見る
○後藤国務大臣 新型インフルエンザ等感染症から五類感染症に変更をするということにつきましては、現行制度の枠でいえば、感染症法上の入院勧告、措置が行えない、検疫法上の隔離などの措置が行えなくなる、特措法の適用がなくなる、緊急事態宣言等ですね、ことなども含めて、総合的に勘案していく必...全文を見る
○後藤国務大臣 女性活躍推進法につきましては、行動計画策定義務……(本村委員「違います」と呼ぶ)
○後藤国務大臣 要は、今問題になっているのは、そういうことで、コース別雇用管理制度等の問題も御指摘があって、こういうことになっているというふうに思います。  それ自体、直ちに法律制度上の問題があるというふうには思っていないわけでありますけれども、コース別にどのような管理がされて...全文を見る
○後藤国務大臣 事案の内容等を踏まえて適切に対応していきたいと思っています。
○後藤国務大臣 委員の御指摘の、女性の就業をしっかりと評価していくということは、公正さの点から見ても重要なことだと思っておりますし、それから社会にとっても、女性の活躍していない国や社会は、あるいは企業は、これは発展もしないしということで考えておりますので、そういう視点から的確に対...全文を見る
○後藤国務大臣 女子差別撤廃委員会に対しまして、外務省から我が国の実施状況等を報告をいたしております。  コース別管理……(本村委員「野田大臣に聞いているんですけれども」と呼ぶ)私の所管なもので、手を挙げました。
○後藤国務大臣 おっしゃるとおりであります。  ですから、今の、これまでの議論を聞いておりまして、制度が直ちに雇用機会均等法に違反するとか、そぐわないものであるかどうかということは別といたしましても、事実上の男女別雇用管理とならないように、しっかりと、男女雇用機会均等法に照らし...全文を見る
○後藤国務大臣 今、一般論として申し上げたので、そういう観点から一つ一つの事案をしっかりと見ていきたいと思います。
○後藤国務大臣 いろいろ非常に重要な諸点が入っていたと思います。  間接差別につきましては、企業の雇用管理が実質的に性別を理由とした差別にならないように、問題がある場合には企業に対してしっかりと助言指導を行っていかなければならないというふうに思っておりますし、ポジティブアクショ...全文を見る
02月14日第208回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○後藤国務大臣 五歳から十一歳までの子供への新型コロナワクチンの接種につきましては、先日、二月十日の審議会での議論を踏まえまして、特例臨時接種として位置づけた上で、努力義務の規定は適用しないということといたしております。  子供への接種に当たっては、委員御指摘のとおり、本人や保...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員が御指摘いただきましたように、飛沫、エアロゾルの吸入、そうしたものを回避する換気などの基本的感染防止対策は非常に重要でありまして、これまで、科学的知見やビル管理における基準を踏まえて、具体的な換気の手順や留意点をお示ししたリーフレットなどを作成いたしまして、...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナ患者の死亡者数のうち、HER―SYS上で検案場所が自宅と入力された件数は、令和四年一月一日から二月九日までの間で三十一件でございました。
○後藤国務大臣 国民生活、国民経済の安定確保に特に不可欠な業務を担う火葬場に対しましては、令和四年一月十七日に事業継続方法の検討を依頼したところでございます。  御指摘の二月七日付事務連絡は、その具体的な対応方法として、神奈川県や千葉県で取り組んだような、災害時のために自治体で...全文を見る
○後藤国務大臣 HER―SYSについては、入力等の問題もありまして、先ほど御指摘がありました、地方自治体の調べや警察の調べ等々に比べて少なめに出ているという認識は持っております。
○後藤国務大臣 従来から御答弁を申し上げているとおりでございますけれども、オミクロン株の性格から見て、感染力は強く感染のスピードは速いけれども重症化しない可能性が高い、そういう評価が今進んできておりますけれども、しかし、そのことは、感染がどんどん拡大して、そして、そうなった場合に...全文を見る
○後藤国務大臣 今御指摘の数字についてでありますけれども、岸田総理が先日、二月七日、二月のできるだけ早期に一日百万回までペースアップすることを目指すとの明確な目標を掲げておられます。まずは、この目標の達成に全力で取り組むということが目標でございます。  それから、全国の九七%の...全文を見る
○後藤国務大臣 今、努力をいたしておりまして、目標としては、先ほど申し上げたとおりでございますし、今、地方公共団体、国もいろいろな形で連携をしながら、計画の実行をしっかりと進めていくように督励しているところでありますが、今の段階で、二月にどのぐらいが打てるかという質問については、...全文を見る
○後藤国務大臣 何人打てるかというふうにおっしゃるので……(長妻委員「目標」と呼ぶ)それは、そういうことからいえば、目標は、できるだけ早くに一日百万回を達成するというのが目標です。(長妻委員「二月中に何人。なしならなしで」と呼ぶ)  そういうことでいえば、目標は、先ほど申し上げ...全文を見る
○後藤国務大臣 三回目の接種の重要性は政府としても本当に深く認識をしておりまして、今必死になってそれぞれの対策を急いでおりまして、地方に対しても、接種票の早期の送付、あるいは職域への接種、エッセンシャルワーカーへの接種、そうしたことにもしっかり取り組んでおりますし、それから、今、...全文を見る
○後藤国務大臣 高齢者施設での三回目の接種は、政策としては特に重要だと認識しておりまして、当初から、医療関係者とともに最も優先度の高いグループということで認識しておりますので、何とか、できるだけ早い接種を行うように最大限の努力をさせていただきたいと思います。
○後藤国務大臣 そういうことで努力をさせていただきたいと思います。
○後藤国務大臣 接種券につきましては、現在は、市町村における接種、それから職域接種、こうしたものについては、接種券がない場合でも接種をしていただくことをお認めをしていただいております。  大規模接種会場においては、残念ながら、後で整理がつきませんので、接種券を求めることにいたし...全文を見る
○後藤国務大臣 地域の判断を打ち消しているという御指摘は当たらないと思います。  この十五日の厚生科学審議会の予防接種・ワクチン部会においても、おおむね八か月以上とするというのは原則として決められておりまして、例えば、地域だとか、あるいは施設等で急速な感染が広がっているような場...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほどから何度も申し上げておりますけれども、地域の感染状況を踏まえて自治体の判断により八か月を六か月に前倒しするということは、地域の感染状況等を踏まえた場合に認めているということについては、このワクチン部会と私の発言は同じことだと思います。  ただ、問題は、自由...全文を見る
○後藤国務大臣 総理官邸には度々伺っておりますけれども、総理との間のやり取りについて御答弁をするということは差し控えたいというふうに思います。  ただ、いずれにしても、十五日の日に分科会の方針が出ておりまして、その方針に従って政府としては対応していくということでございます。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 基本的に、どういうやり取りであったかということについて、官邸に政策の調整で、あるいは報告で伺ったときのやり取りについてお答えすべきものではないというふうに思っておりますけれども、少なくとも、このときの状況を説明すれば、前日にワクチン分科会の方針が出て、政府としてそ...全文を見る
○後藤国務大臣 政府が一、二回ワクチンの接種を終了した後保有していたワクチンは、ファイザー社のワクチン千六百万回、モデルナ社のワクチン約二千二百万回ということでございます。これは、まさにそのとおりでございます。  二月二日の予算委員会においては、政府が保有していたワクチンについ...全文を見る
○後藤国務大臣 今、アドバイザリーボードにおきましても、療養者、重症者、死亡者の数の増加が続いている、当面は軽症、中等者の医療提供体制の逼迫が続き、しかし、高齢の重症者が増加して、重症病床も逼迫する可能性も高まっている等の評価も出ておりまして、入院が必要な方が入院できない事態に陥...全文を見る
○後藤国務大臣 今申し上げた状況の分析が今の状態に対する分析でございまして、機能不全が今すぐ想定されているのかということからいえば、避けなければならない状況で、今、必死になって情勢も分析しながら取組も行っているところでございます。  今後、重症病床も逼迫する可能性も高まってくる...全文を見る
○後藤国務大臣 一つ一つの質問にイエスかノーかだけでお答えできることが適切な質問も、そうでないものもあると思います。  状況については、今申し上げたようなアドバイザリーボードの状況であります。
○後藤国務大臣 そういう重症者の逼迫自体は、重症病床の使用率等を見ると、今すぐ起きているというふうに数字としてなっているわけではないと思いますけれども、しかし、重症病床の逼迫も、今後、感染者が増加するに従って生じてくるということについては、大変に重大なことだと考えておりまして、そ...全文を見る
○後藤国務大臣 今現在、重症化病床の使用率等に余裕がないわけではないので、本当に医学的に必要な方についての入院はできるというふうに考えておりますけれども、例えば、具体的な例で、重症化されようとされている方が入院ができるかできないのかという例一つ一つについて、全体としてはそういう事...全文を見る
○後藤国務大臣 格差と貧困の拡大の原因が、労働者派遣の全面解禁による規制緩和が原因なのではないかというお尋ねと思いますけれども、平成十一年の労働者派遣法の改正による対象業務原則自由化は、当時の厳しい雇用情勢等に加えまして、二番目に、労働者派遣事業を含む民間の労働力需給調整事業の運...全文を見る
○後藤国務大臣 まず、感染の拡大の件でございますけれども、新規感染者の増は、増減率が一を下らない限りは、前週今週比の比率が下がっても感染者は減らないということでございますので、そういう意味では、まさに先生が御心配されているように、新規感染者の数、それから、拡大していったときの今後...全文を見る
○後藤国務大臣 死亡者の把握ということについて言えば、例えば、午前中での質疑でもありましたけれども、警察の検案等については、これはデータもあります。ただ、自宅で亡くなった分がどうかとか、搬送中のものがどういう扱いになるとか、それぞれのデータで特徴があります。  地方自治体の方も...全文を見る
○後藤国務大臣 今、オミクロン株への保健医療提供体制の対応につきましては、感染状況やこれまで明らかになっているオミクロンの特性、まさに先生から御指摘をいただいたようなオミクロン株の特性も踏まえまして、昨年十一月に取りまとめました全体像で準備してきた保健医療体制をしっかりと稼働させ...全文を見る
○後藤国務大臣 高齢者施設等については、最も緊要度が高いということで、医療従事者と並んで、早くからお願いをしているところであります。そういう意味で、できる限り早くというふうに考えております。  例えば、今、ワクチンをお配りする前提として、どういうふうにワクチンをお配りしてワクチ...全文を見る
○後藤国務大臣 お願いをしておりますので、できる限り早くにお願いをしたいと度々申し上げているとおりであります。
○後藤国務大臣 そういう意味でいえば、できる限り早くということで、二月中までというふうに申し上げているわけではありません。
○後藤国務大臣 ですから、目標としては、一日百万回をできる限り早くに達成することが政府としての目標です。  それから、今おっしゃった数字については、先ほど答弁をしかけましたところ、答弁は要らないというような様子だったので、ちょっと途中で圧縮しましたけれども、接種時期というのは、...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンの有効性について、国内では、国の研究班において、十三の医療機関の協力を得て、疫学研究の実施を行っております。  一月二十六日の審議会で途中経過を報告していただいたものの、オミクロン株の感染拡大から間もないこともありまして、現時点で、症例数の集積...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンの三回目接種の効果につきましては、国の研究班におきまして、十三の医療機関の協力を得て、発症予防効果を評価するための疫学研究が進められているところと承知しております。  御指摘の新型コロナワクチンの感染予防効果の評価を行う場合に、無症状のものを含...全文を見る
○後藤国務大臣 今、先ほどもちょっと申し上げたんですけれども、国内で感染予防効果をどのようにモニタリングしていくかについては、今、有識者の先生方の意見を伺いながら詰めているところでございます。
○後藤国務大臣 ワクチン等の効果の中でもいろんな効果がありますけれども、重症防止の効果等につきましては、これはある程度薬の研究等で解明することができますけれども、感染予防効果というのは、一般的には、疫学的にある程度社会の実態に応じて分析するものでありまして、そういう意味では、日本...全文を見る
○後藤国務大臣 感染のそうした調査については、やはり専門家の皆さんの調査によるしかないわけでございまして、そのことをお願いを申し上げているところです。
○後藤国務大臣 日本の研究者の皆さんも一生懸命取り組んでいただけているというふうに思います。
○後藤国務大臣 専門家の先生方も、そうした研究、必死になって取り組んでいただいておりまして、例えばアドバイザリーボードだとか、そういうところへも、今、疫学的な調査だとかいろんな調査も、でき上がり次第、地域の調査だとか、研究の、大学からの調査だとか、そうしたことも報告をしていただい...全文を見る
○後藤国務大臣 私から具体的に要望をしていることはありません。
○後藤国務大臣 高齢者施設の入所者や従事者に対する新型コロナワクチンの三回目接種については、昨年十二月より、接種間隔を二か月前倒しし六か月、薬事承認の最短にまで短縮して進めてきております。  さらに、新型コロナの感染が急拡大している状況も踏まえまして、高齢者施設の入所者等に対し...全文を見る
○後藤国務大臣 介護職員の給与が他の職種に比べて低い状況にありまして、その人材確保に向けて処遇改善に取り組む必要があることから、介護職員について、これまで累次の処遇改善に取り組んできております。  このため、現行の処遇改善加算等や本年二月以降の措置については、介護報酬の対象とな...全文を見る
○後藤国務大臣 委員御指摘のとおりでございます。
○後藤国務大臣 特定施設入居者生活介護におきまして、入居者が安心して日常生活を営むことができますように、常に入居者の健康の状況に注意して、健康保持のための適切な措置を取ることができる体制が必要でありまして、そのために、規模に応じて一定数の看護職員の人員配置を求めております。  ...全文を見る
02月16日第208回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○後藤国務大臣 令和四年度厚生労働省関係予算案の概要について説明いたします。  厚生労働省所管一般会計予算案については、昨年度より一・一%増の三十三兆五千百六十億円となっており、また、厚生労働省所管特別会計予算案については、労働保険特別会計、年金特別会計及び東日本大震災復興特別...全文を見る
○後藤国務大臣 ただいま吉田委員からの大変深い御理解、思いを十分に受け止めさせていただいて、聞いておりました。  発達障害者の支援に際しましては、発達障害者の社会参加の機会が確保されるように、また、乳幼児期から高齢期までのライフステージを通じて切れ目のない支援を実施すること、そ...全文を見る
○後藤国務大臣 扶養義務者の扶養が保護に優先して行われるということが生活保護法に明記されております。そういう意味では基本的な原理だというふうに考えておりまして、扶養照会の手続そのものは必要な手続だというふうに考えております。
○後藤国務大臣 御指摘の個別事案そのものについての詳細は承知しておりませんし、回答は差し控えざるを得ないわけですけれども、一般論は先ほど申し上げたとおりで、照会手続は必要な手続であるというふうに考えております。  他方、生活保護が必要な方に確実かつ速やかに保護を実施することは、...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員からるる御指摘がありました難聴への対応、障害福祉の分野、母子保健の分野、健康診断や認知症対策等、あらゆる側面からの対応が必要とされております。  今委員からの御指摘のとおりでございまして、平成二十九年七月に、難聴の方の支援について省内関係部局で情報共有等を...全文を見る
○後藤国務大臣 補聴器購入に関する国の補助制度としては、障害者総合支援法に基づく補装具費支給制度があります。同制度の支給対象は、先ほどから議論になっておりますけれども、身体障害者手帳の交付を受けている障害者、障害児ということになっております。  一方で、軽中等度難聴児は、手帳の...全文を見る
○後藤国務大臣 今般のコロナ禍におきまして、必要な医療提供体制を確保するため、医療機関に対する財政支援としてこれまで総額約六・八兆円の予算を確保し、コロナ病床の確保のための病床確保料、医師、看護師等の医療従事者の派遣に対する支援など様々な支援を行うとともに、診療報酬の大幅な引上げ...全文を見る
○後藤国務大臣 医療機関は、地域住民の健康、生命を守る重要なインフラでありまして、他の医療機関と役割分担、連携しながら、地域に必要な医療提供体制を確保いただいております。  このため、医療機関が閉院する際には、一般論として申し上げますけれども、通院中、入院中の患者に対する説明や...全文を見る
○後藤国務大臣 戊辰戦争で敗戦した地域の医師不足問題、第五回の今後の医学部入学定員の在り方等に関する検討会において紹介されたということは私も伺っておりますけれども、歴史的な確認がどういうことであるのか、ちょっと、今ここで評価をすることは難しいと思います。  西高東低の医師偏在と...全文を見る
○後藤国務大臣 医師確保につきましては、都道府県が策定する医師確保計画に基づき、例えば、医師少数区域等で一定期間勤務することに同意して入学した地域枠の学生に対しまして修学資金を貸与するといった取組が行われておりまして、厚生労働省では、こうした取組に対しまして、地域医療介護総合確保...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンの三回目接種、本当に今委員の御指摘のとおりで、介護施設等の高齢者施設、最も重要なことだというふうなところは全く同感で、今、必死になって取り組んでおります。  今、二月八日の時点で、七割以上の自治体で十二月以前に施設に案内状を既にしっかりと送って...全文を見る
○後藤国務大臣 ワクチンはあくまで希望する方に接種するものでありまして、対象となる方全員に接種するということは限らない、そういうことに留意すべきであるというふうに考えておりますけれども、介護施設の入所者等のうち、希望する方への接種については、二月末までに完了できるようにということ...全文を見る
○後藤国務大臣 目標として目指しているのかということでいえば、目指しているということだというふうに思いますけれども、お尋ねのときに若干ニュアンスが変わりますのは、それが、努力したいということであるのと、例えば、一日百万回の接種というようなお尋ねの、いわゆる目標として達成するという...全文を見る
○後藤国務大臣 これまでも度々通知は出しておるんですけれども、希望する方への二月末までの追加接種を確実に完了いただけるよう最大限の努力をお願いいたしますということで、そう書きました通知を二月の十五日に発出いたしております。
○後藤国務大臣 昨日、公表日別の追加接種の接種回数が百十万回ということで、VRSの入力データから分かりました。  政府としましては、二月のできるだけ早期に一日百万回というふうに申し上げているので、一、二回目接種のときと同じ考え方で、その日に接種された回数、一日にですね、それが百...全文を見る
○後藤国務大臣 今お示しをしていただいているその図でございますけれども、まさに数字について、もちろん、厚生労働省が出している数字ですから、そのとおりなのは当たり前なんですが、一、二回目、接種が完了した方が、二回目の接種完了後、三回目接種を受けるタイミングがいつになるかということを...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員から御指摘がありました感染対策、感染の広がりを防止するというそういう問題と、そして、国民の命と暮らしを守りながら、できる限り経済活動に制約のないそういう道を探らなきゃいけないという御指摘は、そのとおりだろうというふうに思って、仕事に取り組んでおります。  ...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員から御指摘がありました療育手帳制度は、厚生労働省からの技術的助言を踏まえまして、各自治体が自治事務として運用しておりまして、知的障害の定義の難しさを背景として、自治体ごとに知的障害の判定方法、また発達障害の取扱い等の運用にばらつきがあることが指摘されておりま...全文を見る
○後藤国務大臣 就労継続支援A型の利用対象者につきましては、それまで一律に六十五歳未満としていたところ、平成三十年度の障害福祉サービス等報酬改定におきまして、六十五歳に達する前五年間において継続的に利用していた場合は六十五歳以降の利用を可能としたところでございます。  今委員か...全文を見る
○後藤国務大臣 ドクターヘリにつきましては、現在、四十四道府県で五十四機導入されておりまして、全国配備が進んでおります。  そのような中で、二十七地域、四十道府県においては、県境を越えた運航に関する協定も締結されておりまして、ドクターヘリによる患者の広域搬送が広範に行われている...全文を見る
○後藤国務大臣 今の申し上げたとおりでございますけれども、協定の内容や広域連携の実態について厚生労働省として調査をしっかり行いまして、地域住民への周知も含めまして、更なる広域連携の普及についてしっかり検討していきたいと思います。
○後藤国務大臣 五類感染症につきましては、感染力及び罹患した場合の重篤性に基づく総合的な観点から、危険性が高くない等の要件に該当する感染症を指定しておりまして、仮に新型コロナウイルス感染症の分類を五類感染症に変更する場合には、そうした要件、危険性が高くない等の要件に該当する必要が...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘の集団免疫とは、一般的に、人口の一定割合以上の方が免疫を持つと、感染者が出ても他の人に感染させにくくなることで感染症が流行しなくなる状態のことを指します。  新型コロナワクチンにつきましては、感染や発症を予防する効果等は、時間の経過に伴って徐々に低下してい...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員御指摘のように、感染症法の附則第二条第二項におきましては、「感染症の範囲及びその類型については、少なくとも五年ごとに、医学医療の進歩の推移、国際交流の進展等を勘案しつつ検討するものとし、必要があると認められるときは、所要の措置を講ずるものとする。」とされてお...全文を見る
○後藤国務大臣 例えば、今の御指摘の意味が、新型コロナウイルス感染症という一くくりにせずに、変異株の別で区別せずに今一体として取り扱っているところですが、変異株ごとに感染症法上の分類を分けるという御指摘であるとすれば、それは制度上不可能ではないというふうに考えますけれども、オミク...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンの一、二回目接種における優先順位については、確保できるワクチンの量に限りがあり、また、接種体制が徐々に整備されていく段階にある中で、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすという接種の目的に照らして決定されたものでございます。  具体的には、新型...全文を見る
○後藤国務大臣 安倍内閣や菅内閣において、人生百年時代の到来を見据えて、お年寄りだけでなくて、子供たち、子育て世代、さらには現役世代まで、広く安心を支えるための社会保障について全世代型社会保障検討会議において検討を行い、必要な制度の見直しや必要な改革を行ってきたというふうに認識を...全文を見る
○後藤国務大臣 新しい資本主義自身は総理が内閣の新しい施策の軸としてお示しになっていることで、我々も内閣の一員としてそのことにしっかり取り組まなきゃいけないということでございます。  そうした中で、今、例えば格差の問題だとかそういうことも含めて、分厚い中間層をつくっていくための...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のガイドラインについては、総務省において、昨年の十二月に中間取りまとめが行われたと承知をいたしております。  公立病院についての経営強化でありますから、地域医療構想の中では公立病院も非常に重要な位置を占めているわけでありまして、地域医療構想の実現など地域の...全文を見る
○後藤国務大臣 地域医療構想は、人口構造の変化を踏まえまして、地域の医療ニーズに合わせて質の高い効率的な医療提供体制の確保を目指して行うものでございます。そういうことでありますから、今委員が御指摘になりましたそれぞれの地域の実情、それから意向というものを踏まえた上で、その地域の医...全文を見る
○後藤国務大臣 地域医療構想については、各都道府県において、地域の実情を十分に踏まえつつ、地域住民の理解や協力を得ながら進めていただくことが重要であるというふうに考えております。  こうした観点から、厚生労働省では、地域医療介護総合確保基金によりまして、各都道府県に対して、地域...全文を見る
○後藤国務大臣 各地域においては、それぞれ大変大きな事情があると思います。豪雪地帯の場合、交通の状況も、冬、豪雪になれば、いろいろ前提条件として考慮しなければならないことがあると思います。  そういう意味で、各地域において、豪雪地帯の交通の状況など、それぞれの実情を踏まえつつ、...全文を見る
○後藤国務大臣 地域医療構想、ベッドの機能をどういうふうに考えるかとか、あるいは病院間の機能分担をどう考えていくかとか、そういうことについては、やはりその地域の実態に合わせて、そしてもう一つ言えば、全体としての医療の機能強化につながるような形で進めていく必要があると思います。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 臨床研修医の定員については、国において都道府県ごとの定員数を定めることといたしております。その際に、研修医が集中する都市部の都道府県の定員を圧縮しつつ、新潟県も含めてでございますが、医師が少ない道府県の定員を加算しているところでございます。臨床研修病院ごとの定員に...全文を見る
○後藤国務大臣 介護職員の給与が他の職種に比べて低い状況にありまして、その人材確保に向けて処遇改善に取り組む必要があることから、介護職員についてこれまで累次の処遇改善に取り組んできた、まずその前提を申し上げておきたいと思います。  そして、今般の介護職員の処遇改善の措置が継続的...全文を見る
○後藤国務大臣 介護保険制度は、保険料負担と公費負担と利用者負担、これを適切に組み合わせていく、そして国民みんなで介護を支えていく、そういう体制でございます。こうした枠組みの下で対応していくことというのは適切であるというふうに考えておりますし、継続性をしっかりと担保していくという...全文を見る
○後藤国務大臣 一月二十四日に、地域の感染状況に応じて、診療・検査医療機関への受診に一定の時間を要する状況となっている等の場合に、自治体の判断で実施することが可能な対応の一つとして、二次感染リスクが高いとの専門家の評価も踏まえた、同居家族などの感染者の濃厚接触者が有症状となった場...全文を見る
○後藤国務大臣 今、高橋委員から御指摘があって、化学物質過敏症で本当に悩んでおられる方が大変な状況にあるということについてはよく承りました。  御指摘の中で、化学物質過敏症について、例えば標準医療に位置づけてというようなお話がありましたけれども、この問題の難しさというのは、現時...全文を見る
○後藤国務大臣 現在、厚生労働科学研究において、化学物質過敏症等の病態の解明に関する研究が進められております。  厚生労働省としては、まず、こうした研究の支援を通じまして、引き続き、病態の解明につきまして、科学的な知見の収集にしっかり取り組んでいきたいと思います。
○後藤国務大臣 障害のある方が自立した日常生活や社会生活を安心して営むことができるように、必要な障害福祉サービス、しっかりと提供体制を確保していくことは重要な課題であると思います。  そのためには、障害のある当事者の方はもちろんのことでありますけれども、障害福祉サービス事業者な...全文を見る
○後藤国務大臣 我々衆議院議員、大臣でありますけれども衆議院議員でありますから、地域の実態、国民の本当に生の声をしっかりと政治の場に届けて、それを政策の形にしていくことが私たちの使命である。先生の意見に同感であります。
02月17日第208回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○後藤国務大臣 DMATにつきましては、災害対策基本法には位置づけられてはいないものの、災害対策基本法に基づき内閣府の中央防災会議が策定する防災基本計画において、災害治療の担い手として、DMATのほか、様々な医療チームが位置づけられております。  こうした医療チームについては、...全文を見る
○後藤国務大臣 政府としては、今後、これまでの新型コロナ対応を検証して、本年の六月までに、感染症危機などの健康危機に迅速、的確に対応するための抜本的体制強化策を取りまとめることにいたしております。  今先生から御指摘していただいたような問題点も踏まえ、こうした検討の一環として、...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナ対応が続く中におきましても、人口構造の変化を踏まえまして、地域の医療ニーズに合わせて地域医療構想の取組を進める必要があるというふうに考えております。  その際、各地域において、それぞれの実情を踏まえつつ、しっかりと御議論いただくことが重要であり、こうし...全文を見る
○後藤国務大臣 医師数につきましては、医学部定員を臨時的、段階的に増員してきたことによりまして総数は増加している一方で、地域間や診療科の間での偏在が依然として存在しておりまして、偏在対策を講じる必要があるということを認識しております。  先ほどから本当に丁寧に、地域、地元の病院...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の新型コロナウイルス感染症につきましては、感染症法上、新型インフルエンザ等感染症に位置づけられております。  仮に新型インフルエンザ等感染症から五類感染症に変更する場合は、感染症法上の入院勧告、措置、それから検疫法上の隔離などの措置が行えなくなり、また、特措...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員からも御指摘がありました人生の最終段階、本人の意思を尊重した医療やケアが適切に行われることは大切だというふうに思います。そして、そうした医療やケアが適切に行われるように、広く、医療そして介護の従事者の資質の向上を図ることが重要であることもおっしゃるとおりだと...全文を見る
○後藤国務大臣 一般に、医療の開始、変更、中止等については、患者等の意思を十分に尊重しつつ、医学的妥当性と適切性を基に総合的に判断すべきものだというふうに認識しています。  人生の最終段階の医療ケアについて、自らが受けることを希望する医療の内容を記載した事前指示書、こうしたもの...全文を見る
○後藤国務大臣 予防接種を受ける努力義務の規定は、疾病の蔓延を予防するために可能な限り接種を受けていただきたいという趣旨に基づく、いわゆる訓示規定でございます。この規定に基づいて、直接な法的な義務や効果が発生するものではないものの、本人や保護者が接種の判断を行うに当たっての考慮要...全文を見る
○後藤国務大臣 五歳から十一歳までの子供に対する新型コロナワクチン接種につきましては、ワクチンの有効性、安全性に関する情報を踏まえまして、本人や保護者が安心して接種を受けられることが重要でございます。  基礎疾患を有する子供については、厚生労働省の審議会において、ワクチン接種に...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチン接種後の副反応が疑われる状況については、副反応疑い報告制度によりまして常に情報を収集しておりまして、定期的に開催している審議会において評価が行われ、結果はその都度ホームページに公表しております。  副反応疑い報告制度については、例えばアナフィラ...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチン接種後の副反応を疑う症状に対応するように、昨年二月に都道府県に対して通知を発出しておりまして、医療体制の確保を求めております。これを受けまして、現在、全ての都道府県におきまして、副反応であることが疑われる症状がある場合に専門的な医療機関を円滑に受...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほど、相談のできる窓口が一県一か所というふうに申し上げましたが、誤解がないように言い直しておくと、番号が一つで電話がつながるように、複数の電話で取れるように、相談番号を各県一つは持って、つくっているという意味ですので、補足答弁をいたします。  診療受診以外にも...全文を見る
○後藤国務大臣 令和二年五月二十五日の会見におきまして、安倍元総理が、オックスフォード大学が発表したシミュレーションによれば、アプリが人口の六割近くに普及し、濃厚接触者の早期の隔離につなげることができれば、ロックダウンを避けることが可能となる大きな効果が期待できるという研究があり...全文を見る
○後藤国務大臣 まず最初に、COCOAが、最初、作り込みをするときにうまくできていなかったりして、システムがトラブったということで、国民の皆さんに御迷惑をおかけしたことは大変に申し訳なかったと思っています。今は、そういう点については改良も加えられておりまして、国民の期待に応えられ...全文を見る
○後藤国務大臣 今、山岡委員から御指摘ありましたけれども、北海道のような広大な地域における難病患者の診療等に当たりましては、こうした患者の利便性を確保しつつ、適時適切に医療を提供するために、オンライン診療を活用していくということは非常に有効だというふうに考えております。  そし...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほど遠隔連携診療料の定義につきましてはお話ししたとおりでありまして、その点から行きますと、例えば、診断を目的とした診療を行った場合のみというような限定等もついておりますけれども、遠隔連携診療を算定する際に、連携する対象機関の拡大とか、それから、難病においても治療...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の新型コロナ対応では、北海道の室蘭地域の医療機関を始め多くの医療機関において、感染症患者の受入れや一般の患者への対応など、地域の医療提供体制の確保に重要な役割を果たしていただいていると認識しておりますし、私からも感謝を申し上げたいというふうに思っています。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 昨年、苫小牧で開催されたアイスホッケー大会において多数の新型コロナ感染者が発生し、北海道庁の要請を受けまして、厚生労働省クラスター対策班の現地支援チームを派遣して、感染経路の特定等の支援を行いました。  チームの報告によれば、感染拡大の要因としては、健康記録の確...全文を見る
○後藤国務大臣 厚生労働省としては、子ども虐待対応の手引きの乳幼児頭部外傷に関する記載、今話題になっておりますSBSに関わる問題でありますけれども、脳神経外科分野も含めて、医学における最新の知見や関係学会の議論の動向等を十分に踏まえることが重要であるというふうに認識をいたしており...全文を見る
○後藤国務大臣 虐待対応の手引の改正に向けて、脳神経外科による知見が重要であるという委員の御指摘はそのとおりだと思います。
○後藤国務大臣 特別区や中核市における児童相談所の設置については、今委員から御指摘あったように、平成二十八年の児童福祉法等の改正附則で、その設置に係る支援やその他の措置を講じるとした上で、令和元年の改正法附則でも、その整備や職員の確保、育成の支援等、措置を講ずるということとされて...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほど申し上げたように、生活圏が異なる場所に一時保護された場合でも、指摘されている学校への通学なども、元の学校に通学させることを原則とするとともに、一時保護所等からの元の学校への送迎費の補助を新設するなど対応しておりまして、そういう意味では、子供の生活圏あるいは子...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほどちょっと委員から御指摘のあったのは、学校の休校等に関わる、教育の現場の休校等に関わる条件を引いて、そういうことなのではないかというふうに考えておられたということかもしれません。  従来から厚生労働省は、原則開所するようにということで、これは社会機能を維持す...全文を見る
○後藤国務大臣 小学校休業等対応助成金、支援金の申請件数と支給決定件数の差については、山岸委員御指摘のとおり、大きな差、今のところあるわけですけれども、そのほとんどは支給に向けた審査等の段階にあるものと考えております。現在、順次審査を進めているところで、上がってくると思います。 ...全文を見る
02月18日第208回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○後藤国務大臣 非常に多くの御指摘を今、山田委員から伺いました。  医療提供体制が、今後、オミクロン株がまずは若い方たちのところで感染力を発揮して広がり、その後、感染者の広がる中で、高齢者や重篤になるそういう持病をお持ちの方等の感染が広がってくるということで、医療提供体制につき...全文を見る
○後藤国務大臣 歯や口腔の健康は全身の健康を保つためにも大変重要であり、人生百年時代を見据え、一層力を入れて取り組む必要があると考えております。  まず、今般のコロナ対応を通じまして、感染拡大時も口腔の健康管理を継続できるよう、院内感染対策の重要性を強く認識しているところでござ...全文を見る
○後藤国務大臣 薬価制度につきましては、国民皆保険の持続性、そしてイノベーションの推進、こうしたものを両立し、国民が恩恵を受ける負担の軽減、医療の質の向上を実現していくことが重要でございます。  市場実勢価格を御指摘のように適切に薬価に反映して国民負担を抑制する、そういう観点も...全文を見る
○後藤国務大臣 保健所の体制につきましては、各都道府県に保険・医療提供確保計画を策定していただきまして、全庁体制、専門人材の派遣の仕組み、IHEATを含めた外部支援の活用など、必要な人員を確保できる体制の構築に努めていただきました。  しかし、御指摘のように、今般のオミクロン株...全文を見る
○後藤国務大臣 一月二十日の午後五時間程度、HER―SYSの不具合が、大阪市を含む地域においてHER―SYSにログインできない事象が発生したということを把握をいたしております。ただし、サーバーの処理能力を早急に増強いたしまして、同日中にHER―SYSの不具合はおおむね解消されたと...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナウイルスの罹患後症状、いわゆる後遺症につきましては、いまだ明らかになっていないことも多く、実態や病態を明らかにするための研究を行っております。  具体的には、令和二年度より、今ちょっとお話もありました、呼吸器関連における罹患後症状の実態とその予測因子に...全文を見る
○後藤国務大臣 今お尋ねのありました短時間勤務制度の対象となる子の年齢の引上げにつきまして、平成二十七年の労働政策審議会の建議におきましては、男女の育児への関わり度合いに差があり、短時間勤務制度を利用している労働者の多くが女性となっている現状を考えると、まずは長時間労働の是正や柔...全文を見る
○後藤国務大臣 雇用保険制度の中で、御指摘のような育児休業給付の拡充を検討するということにつきましては、その財源をどのように確保するかという問題は、これは別にいたしましても、雇用保険制度の目的との整合性、育児休業がなぜ失業の一歩手前として雇用保険の対象に、労使の皆さんの理解を得て...全文を見る
○後藤国務大臣 まず、これまで公明党が不妊治療に関する施策に非常に熱心に取り組んでこられたことに対して、敬意を表したいというふうに思います。  子供を持ちたいという方々が有効で安全な不妊治療を受けられるように、令和四年度当初から保険適用の実施に向け、検討を進めてきたところでござ...全文を見る
02月21日第208回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○後藤国務大臣 雇用調整助成金につきましては、今、中野委員御指摘いただきましたように、これまでに例のない特例措置を講じまして、事業主の雇用の維持を強力に支援してきたところでございます。  四月以降の取扱いにつきましては、経済財政運営と改革の基本方針二〇二一の方針も踏まえまして、...全文を見る
○後藤国務大臣 厚生労働省では、都道府県労働局に特別相談窓口を設置いたしまして、労働者の方から事業主に小学校休業等対応助成金を利用してもらいたいなどの相談が寄せられた場合には、労働者の意向を踏まえた上で、事業主に対して助成金の活用を働きかけております。  それでも事業主に助成金...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員からもお話のありました短時間勤務制度の対象となる子の年齢の引上げにつきましては、平成二十七年の労働政策審議会の建議におきまして、男女の育児への関わり度合いに差があり、短時間勤務制度を利用している労働者の多くが女性となっている現状を踏まえると、まずは長時間労働...全文を見る
○後藤国務大臣 八か月のエビデンスにつきましては、まず、当時、科学的知見によりましても、六か月間は、重篤化防止効果、発症予防効果は六か月以上続くということ、また、諸外国が二回目を打ってから現実に三回目のブースター接種を打つまでに八か月程度の時間が空いていたこと、それからワクチン等...全文を見る
○後藤国務大臣 千七百市町村からの回答によりますと、介護老人福祉施設の医師の配置がある施設は約八一%、その他は約七二%で、全体の平均は七四%となっております。  この結果を受けまして、二月十八日、早速、全国の自治体の予防接種担当部局、高齢者施設担当部局向けにオンライン会議を開催...全文を見る
○後藤国務大臣 大変に感染が進む中で、コロナ病床を大きく確保する中で、一般病床も厳しくなっております。その両方を保つために、コロナ病床をそうした救急搬送に使えるような調整をしたり、今現場で大変に厳しい状況にあっている医療、しっかりと今対応するようにしております。  また、救急搬...全文を見る
○後藤国務大臣 事実だけ、確認を……(長妻委員「ちょっと待って、しゃべっている最中です。しゃべっている最中で、何で指すんですか、これ」と呼ぶ)
○後藤国務大臣 少し、前提になっている事実が整理されていないと思うので申し上げますけれども、二十六日の日に、原則八か月を自治体の判断で六か月まで縮められるのは、医療機関等のクラスターもありますけれども、同一保健所管内でクラスターが複数発生した場合に、その地域においても接種できると...全文を見る
○後藤国務大臣 委員御指摘のとおり、保健所職員の過重労働、メンタルヘルス不調への対応は非常に重要な課題であると認識しております。  このため、保健所の体制について、各都道府県に保健・医療提供確保計画の策定を要請いたしまして、全庁体制や専門人材の派遣の仕組み、IHEATを含めた外...全文を見る
○後藤国務大臣 今おっしゃったのは法的責任の問題だというふうに受け止めましたけれども、そのことにつきましては、当然、これは公務員の一般的な法制が適用になるということでございます。ですから、過失や重過失があるということになったときに、公務員としての業務がどうであるかという問題点であ...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のかかりつけ医制度については、国として、法令等において明確な定義は置いておりません。
○後藤国務大臣 はい。  保育士等のコロナワクチンの追加接種につきましては、御指摘のとおり、二月七日、総理からの指示を受けまして、同日付で各自治体宛てに事務連絡を出しております。  今、都道府県ごとに職員を担当で張りつけまして、状況を直接把握する体制を構築して、全国の市町村に...全文を見る
02月24日第208回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(後藤茂之君) 御指摘の家族関係社会支出は、家族を支援するために支出される現金給付及び現物給付としてOECDにより定義されておりまして、現在公表している直近の実績値は令和元年度の数値でありまして、九兆六千七百三十億円。前年度と比較すると、六千百六十四億円、伸び率では六・...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 年少扶養控除は、民主党政権下で子ども手当制度の財源対策として廃止されたものと承知しております。その後、平成二十四年に子ども手当制度から現行の児童手当に移行する際、年少扶養控除を廃止したことによる影響を一定程度緩和する目的で児童手当の特例給付制度を設けたと...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 適用の上限額の見直しはいたしますけれども、廃止をするということではございません。  また、今の御検討の話につきましては、今後の子育て政策、しっかりと関係省庁とも連携しつつ施策を充実してまいりたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 医療ということを考えてみると、いろんな局面があると思います。  重症の患者さんを受け入れる急性期の病床、このことについて申し上げれば、昨年の四倍近い患者の増になりましたけれども、今重症の病床率は半分ぐらいでございます。それでも、今後どんどん重篤者が増え...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、ただいま質問主意書、通告なかったので手元にありませんが、先生が資料で作っておられる、そういう方針で恐らく答弁をしているというふうに思われます。
○国務大臣(後藤茂之君) 今総理から御説明したとおりでございまして、薬事承認上は、これは十一月に薬事承認されたわけですけれども、六か月前倒しをすることができたとしても、それは製薬会社の薬事承認申請の、六か月後、よりも後。各国においても六か月ということを申しておられたのは、まさにそ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 十一月十五日に審議会がありまして、その後、総理のところへ審議会からの御答申等についての報告と政府のその後の対応について御説明をしました。そのときに、原則八か月でありますけれども、例えばクラスターが起きた施設、あるいはその地域においてクラスターが多発するな...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今申し上げているような全体としての日程で進んでおりましたので、原則としては八か月、しかし、そういう、まだ日本はその当時は、世界的には流行が起こり始めた中でありましたけれども、日本では当時はまだ流行という兆しが余りないような状況でもありましたので、それで、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) いつ感染が起きるか、そのことについては、世界の情勢を知っておりましたから、私が申し上げたのは足下の感染状況についてのことを申し上げたので、いずれにしても、世界がこういう状況になれば感染症というのは日本についても起きると思っておりましたし、それから、十月、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 六十五歳以上の高齢者で新型コロナワクチンの二回接種を完了している方は、現時点で約三千三百万人おられます。このうち、二月末までに三回目接種の対象となる方は、二千八百九十三万人おられます。三回目接種はこのうち希望する対象者に一回行うものでございまして、接種希...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 高齢者施設につきましては、今、特に高齢者施設のワクチン接種は重要だということで、自治体の調査に任せるということではなくて、特別に三回目接種についての各自治体への個別調査、施設ごとに当たりまして、今、接種を完了予定とする高齢者施設の全体の平均割合は七四%と...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ファイザー社、モデルナ社、いずれの新型コロナワクチンにつきましても、当初有効期間は六か月であったものの、その後のデータの蓄積を踏まえまして、製薬企業からの申請に基づく薬事上の手続を経て、これはもう薬事承認の一部変更でございます。ファイザー社については昨年...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、一般の医療の緊急搬送についてのお話もありまして、そちらの方も大変な事態になっているというふうに認識しております。そんなことで、コロナの病床として確保している病床も救急搬送に対しては使えるということを明らかにして、その上で、確保料と診療報酬の調整の話だ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 技術的なことなので私からお答えいたしますけれども、大変に、この感染力という言葉自体については、専門家の方からも分かりにくいのではないかという御指摘もいただいておりますけれども、基本的には、感染が強まることによってその感染の範囲が二倍程度になっていくと、そ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) あくまで、ワクチンの効果で五〇%、それから、そういう前提を置いてこの推計をいたしております。今言った感染者が増える部分については、前提の置き方が分からないものですから、前回の夏の感染のいろいろなデータをそのまま使って伸ばしたという意味でありまして、我々の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ここではそういう具体的なワクチンの効果だとかそういうことまで織り込んでいるんではなくて、基本的に、いや、それは推計でありますから、どういう推計の数字を置くということは難しいので、デルタ株の条件をそのまま伸ばしたということであります。  時期的に申し上げ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今先生がおっしゃったことを私否定したつもりはありません。デルタ株の……(発言する者あり)はい。デルタ株のときの条件、それに従って実を言うと推計しておりますから、その当時はこういうことが起きるということを前提で推計したのではなくて、デルタ株のときのいろんな...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) オミクロンの話も含めて事態は徐々に分かってまいります。オミクロンの話が、あるいはその徐々に減衰をしていく、そういうことも、積極的疫学調査に従って、世界においても論文は次々と書き出す、書かれて発表されてきているので、そういうことを踏まえながら対応していると...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 私のちょっと説明が舌足らずだったかもしれないので、一言だけ補足をさせていただきたいと思っているんですけれど、全体像の推計の中には同じ推計を使っているというふうに申し上げたので、全体像そのものはありとあらゆるケースを想定してつくっているものであるということ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 全体像というのはありとあらゆるケースを想定してつくっているものです。そして、ただ、数字の推計を、二倍、三倍という御質問だったので、そこの部分について言えば、デルタ株のときの推計値を使っているということです。
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどから総理答弁されているように、予防、そして検査、そして治療に至る一貫した対応ということで、キット、検査体制をきちんとしていかなければならないということは内容に入っております。
○国務大臣(後藤茂之君) 例えば、無料検査を拡大していくだとか、そういう問題について、ただ、おっしゃったように、今八十万とか百万だとか検査キットの拡大目標だとか、そういうことについて全体像の中には書いてないです。
○国務大臣(後藤茂之君) 今、何日に通達が出たのかということはちょっと調べさせていただきますけれども、高齢施設について、例えば医療体制を整備していくということについて、今年に入ってから今のオミクロンに対する非常に厳しい状況に対しては追加でいろいろ対策を講じております。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 療養施設という一般形で書いてあるわけで、高齢者施設そのものに対しての医療提供体制ということについては特に具体的に触れられていないと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) これまで新型コロナ対応において、各都道府県におかれては、地域の実情を踏まえながら、医療提供体制の拡充に最大限の御努力をいただいてきたというふうに思います。そのことについては国としても感謝を申し上げたいと思っております。  国としても、こうした自治体の取...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、藤川委員から御指摘ありました電子カルテシステム等の進捗状況でございますけれども、厚生労働省では、例えば患者の紹介状、診療情報提供書を始めとする診療情報について、異なる電子カルテシステムを使用する医療機関の間でも円滑かつ正確にやり取りができるように、今...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ただいま藤川委員から御指摘のあったとおりです。雇用調整助成金については、これまでに例のない特例措置を講じまして、事業主の雇用の維持を強力に支援してきたところでございます。  四月以降の取扱いについては、経済財政運営と改革の基本方針二〇二一を踏まえ、雇用...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 空港での到着時の待機時間の短縮や手続の簡素化を進めることは重要と考えておりまして、水際対策に必要となる検疫体制の強化、しっかりと努めてまいりたいと思います。  例えば、検疫手続のデジタル化につきましては、今月から関西国際空港に到着する入国者を対象に、ア...全文を見る
02月25日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○後藤国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たり、私の所信を申し上げます。  昨年、厚生労働大臣に就任して以来、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組んでまいりました。引き続き、国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すとともに、我が国の経済社会の発展に寄与すべく、職務に邁進してまいりま...全文を見る
02月25日第208回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(後藤茂之君) 小学校休業等対応助成金につきましては、新型コロナウイルス感染症に関する対応として、臨時休校等をした小学校等に通う子供や新型コロナウイルスに感染した又はそのおそれのある小学校等に通う子供の世話を行うことが必要となった保護者を対象として、有給の特別休暇を付与...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 男性が育児を行うことは、今、朝日委員が御指摘をいただいているように、子育ての環境整備という視点のみならず、女性の就業継続やキャリア形成という意味においても非常に重要で、子供を大切にするという社会にとっても必要だというふうに思っております。  男性が育児...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 二月末までに新型コロナワクチンの三回目接種の対象となる六十五歳以上の方は二千八百九十三万人でありまして、接種済人数は千五百一万人でございます。  対象となる六十五歳以上の方……(発言する者あり)千五百一万人でございます。
○国務大臣(後藤茂之君) モルヌピラビルにつきましては、これまでに六万八千人以上の方々に投与をされております。  また、今御指摘のありましたファイザーについては、併用禁忌薬が非常に多いということで非常に難しい薬だということですので、トラブルが起きないように、まずは二千近くの主要...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、六万八千人というこれまでの投与数、手違いだったかもしれませんけれども、通告を受けているのはそういうことだというふうに我々の方は受け止めておりまして、今は数字を持っておりません。それから、持っておりません、はい。(発言する者あり)
○国務大臣(後藤茂之君) 今週一週間の六十代の新規陽性者の数でございますけれども、二万六千六百三名でございます。(発言する者あり)そうです。あっ、六十代です。六十代以上ですか。ちょっと待ってください。六十代以上ですと、足さなきゃいけないので、ちょっと待ってください。(発言する者あ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 申し訳ありませんでした。各年代の人数を足すのに時間を取りました。  七万九百二十八人でございます。
○国務大臣(後藤茂之君) BA.2につきましては、今委員御指摘のように、市中感染例も報告をされております。どういうものであるかの認識はまだ十分に確立しているわけではありませんけれども、次の感染としてBA.2を非常に大きく警戒しなければならないと、そういう専門家の声は我々も重く受け...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 一週間の年齢階級別の新規陽性者数、本年一月二十六日から二月一日の一週間までは二十代が最も多かったわけでございます。二月二日から八日の一週間では三十代が、二月九日から十五日の一週間では四十代が、直近の一週間では十歳未満が最多となっております。  また、ワ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) この子供の場合、子供のワクチンの接種の五歳から十一歳までにつきましては、これは保護者が新型コロナワクチン接種を受けさせる努力義務の規定について、先日、二月十日の審議会において、(発言する者あり)まだ、いや、まだそのことについては確定もしていないので。(発...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今後、接種が始まってまいりますので、どういう副反応が起きていくのか、そうしたことについても丁寧にしっかりと見てまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(後藤茂之君) 特例承認をしております。そういう意味においては、安全性と有効性は確認をされておりますので、特にワクチンの接種の妨げになるような後遺症あるいは重篤な副反応、そうしたものは、承認ができるという意味においては想定はしていないということでございます。
○国務大臣(後藤茂之君) 予防接種法というのは、個人を守るということと社会を守るということがありますので、基本的に、予防接種法のワクチンを打つということに、承認して打つということになれば接種勧奨を行うことは原則でございます。  ただ、このワクチンの場合、今先生からも御指摘があっ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 子供の予防接種週間は、日本医師会とか小児科医会とか厚生労働省が主催いたしまして、保護者を始めとして地域住民の、これは定期接種全般でございます、定期接種全般について広報啓発活動を推進する取組でございまして、今年度も子供の入園、入学前の令和四年三月一日から三...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 予防接種自身は二週間を空けていただくということでございます。
○国務大臣(後藤茂之君) コロナのワクチン間では三週間で、他のワクチンとコロナのワクチンについては二週間。私の説明が舌足らずでありました。そういうことでございます。そして、そういうことですから、ほかのワクチンと二週間空いていれば一緒に打つことは大丈夫だということであります。
○国務大臣(後藤茂之君) 医療情報化支援基金は、医療分野におけるICT化を支援するために令和元年度に創設したものでございます。
○国務大臣(後藤茂之君) 進捗・執行状況につきましては、令和二年度において、申込みのあった医療機関等への顔認証付きカードリーダーの配付等で四十四億円を執行いたしております。総額は千六十八億円を措置しておりましたので、執行が相当に低いことになっております。
○国務大臣(後藤茂之君) 今、執行が悪く、低い要因でございますけれども、(発言する者あり)割合はですね、九百十八億円が充てられて四十四億円のみ執行しております。この残りの部分につきましては、オンラインの資格確認システムの病院……(発言する者あり)割合ですか。では、割合だけお答えす...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) マイナンバーカードで健康保険証利用の登録をされた方の割合は一四%です。
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナを始めとした予期せぬ感染症に対するワクチンや治療薬を国内で開発、生産できる体制を確立しておくことは危機管理上も極めて重要でございます。  新型コロナワクチンに関しては、国内企業が開発に成功した場合の買上げに必要な予算として、令和三年度補正予算...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 国内企業が開発している経口治療薬の実用化は大変重要でございます。治験等の費用補助を行っておりまして、この補助対象には海外での治験経費も含めることが可能でございます。しっかりと、国内における治療費への補助など、二十億円の支援を行っております。
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省では、国内外の企業が行う治験を推進するため、コロナ患者の発生状況を最もよく把握している自治体に対しまして、コロナ患者への治験の案内など治験の症例数の確保に向けた協力を依頼するとともに、積極的に治験を推進する自治体が効果的に取組を進められるよう、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ヤングケアラーの支援体制を構築するためには、今、伊藤委員からも御指摘がありましたモデル事業の支援体制構築事業など、地方自治体による取組を国がしっかりと支援することが重要だと考えております。地方自治体による実態調査、関係機関職員への研修、関係機関と支援者団...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 特別児童扶養手当は、障害児の生活の向上に寄与することで障害児の福祉の増進を図るものであり、一定額以上の収入がある場合には支給しないこととしております。その所得制限については、児童手当等の他の給付制度も制限があることや、障害福祉サービス等についても所得に応...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 本年一月に公表された人口動態統計速報によれば、令和二年十二月から令和三年十一月までの一年間分の累計の出生数は八十四万三千三百七十六人、死亡数は百四十五万人、百四十五万千四百四十八人であり、出生数から死亡者数を差し引いた人口減少数は六十万八千七十二人となっ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 産前産後の期間に所得保障を行うものとして、健康保険の制度では出産前後の一定の期間内に収入が減少した場合に出産手当金が支給をされます。ところが、国民健康保険では、様々な就業、生活形態の方が加入しているということで、出産に際しての収入減少の状況が多様であるこ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 遺伝子組換え食品は外来遺伝子を組み込む技術で作られた食品でございまして、自然界等で起こり得ない範囲の遺伝子変化によるものです。一方、ゲノム編集食品はゲノムの切断、挿入等を行う技術で作られた食品でございまして、主に自然界等で起こり得る範囲の遺伝子変化による...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘のあったオフターゲット変異でもございますけれども、これはゲノム編集食品の安全性を薬事・食品衛生審議会において議論した際にもこの点は議論になりました。  目的以外のゲノムが意図せず変異するいわゆるオフターゲット変異による影響について、その...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 社会保障費用統計における家族関係支出については、委員御指摘のとおり、一九八〇年以降増加傾向にありますけれども、合計特殊出生率は回復していない状況にあります。一方で、令和二年五月閣議決定いたしました少子化社会対策大綱においては、出生率の回復を実現したヨーロ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 慈恵病院では、内密出産を行った妊産婦の身元情報を病院内で厳重に保管しているということだろうというふうに伺いました。  この身元情報については、生まれた子供が自身の出自を知る手掛かりとなるものであることから、子供の出自を知る権利を保障することから、引き続...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 内密出産につきましては、熊本市のまさに慈恵病院が採用している方法であれば現行制度下で対応可能であったということは言えると思います。  政府として、法整備を今現在検討するということは、現時点でこういう対応が可能であるということも踏まえて、今すぐ法制度の検...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) この扱いで違法であるということはないというふうに考えております。
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほど、一番最初に委員に法律を御提示してお話をしました。そういう意味からいえば、共管だというふうに思います。  ですから、我々の立場からいえば、特に違法であるということはない旨、これ局長から正式に通知をしてございますので、そういう意味では、戸籍法とうま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 繰り返しになりますけれども、慈恵病院において実施されている内密出産については、厚生労働省が所管する法令に照らして違法と考えられる点はないと考えておりまして、その旨を局長名で熊本市長宛てに公文で正式に回答をいたしております。  そういうことでございますか...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員御指摘いただいたように、今月末までに高齢者の三回目接種対象となる累計三千七百万人のワクチン、供給を既に申し上げております。その中で、二月末までに希望する方たちに接種をすることができると、九七%の自治体が今月までの接種の完了の体制の報告をしてもらって...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 事実について申し上げるとすれば、十二月十七日から接種券なしでの接種が可能であること、それから、いろいろな、内容が少しずつ違いますけれども、一月十三日、二十日、二十七日、事務連絡も発出しております。  ただ、事務連絡を発出するだけで実際の準備が進んでいく...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、抗原定性検査キット、まず数字については先生御指摘のとおりで、先週は一日百万回分、今週一日二百万回分の生産、輸入を確保できる見込みで、これからもそれは増えていくというふうに見ております。  元々、オミクロンの感染拡大の下で薬局における大量の買い付け等...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 足下、まだ一部地域において不足がまだ解消されていないこともあると思います。ですから、足下、こうした制度をしばらく続けますし、例えば医療機関からの直接のSOSの仕組み等も残しますけれども、まあ確定的にまだ輸入等の供給量も言えない部分もありますけれども、順次...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチン接種後の副反応については、医療機関からの全ての副反応報告の情報についてPMDAが情報を整理いたしまして、審議会で専門家の評価を受けた上で定期的に公表をしております。また、発熱や接種部位の腫れとか頭痛とか、そういうような接種後の健康状況に...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、高齢者とともに若年の皆さんについて、また子供たちにも大変大きな感染が広がっている状況でございます。五歳から十一歳までのお子様についても緊急の蔓延予防を実施するということは非常に必要性の高いことだというふうに思っております。  ワクチンの有効性、安全...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 後遺症についてはいまだ明らかになっていないことも多いわけでありますけれども、できる限り実態、病態が明らかにできるように、実態把握、原因究明に関する調査研究を進めております。  そうした中で、調査研究幾つかやることで、昨年の六月には、まず、かかりつけ医等...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ちょっと私、医療の細かいことまでちょっと分かりませんので、もし何だったら、その治療法の細部についてはいわゆる本当の医療の専門家の方に聞いていただきたいと思いますけれども、しかし、先ほどのような調査みたいなことをしっかりまとめることによって、診療の手引きに...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 中間層を分厚くするというのは、まず、しっかりと内需を厚くする中で成長を実現した上で、その成長の果実を広く国民一人一人に分配することである、そうした分配によって中間層が増えていくというふうに思っております。  具体的には、人への分配は未来への投資であると...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) この四年間で、三年間で四千億円の人的投資につきましては、これ政府を挙げて取り組みますけれども、今、厚生労働省の方で中心となりまして、民間の皆さんからも提案型で、どういう形の再就職支援だとか就業支援だとかそういう事業が可能であるのか、補正、当初予算の範囲内...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ワーキングプア自身については正確な定義があるわけではありませんけれども、今デフレ志向になっている経済の中で、そして今は足下新型コロナの影響もある中で、大変厳しい低い所得に陥っている方たちが増えているということはしっかり我々見据えて議論をしていく必要がある...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員が的確に御指摘いただいたように、求職者支援制度は、雇用保険と生活保護の間を支えるような、第二のセーフティーネットのような役割を今果たしていると思います。  雇用保険の給付を受けられない非正規雇用労働者に対しまして、無料の職業訓練と月十万円の給付金...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 地域医療構想の点を御指摘だというふうに思っておりますけれども、地域医療構想は、地域の医療ニーズに応じて、地域に必要な病床、地域の医療資源に従って各それぞれの地域で二次医療圏単位つくっていくものであります。  そうした全体としての医療病床の見直しの問題と...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 地域医療構想自身は、ダウンサイジング、あるいは病床、あっ、統合だとか、そういうことを狙ってやっているわけではなくて、地域の将来の医療ニーズに合わせて、地域の病床機能も含めて、地域の自主的な判断によって医療構想をつくっていくということです。  当初、少し...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) PCR検査能力につきましても、昨年十月に全都道府県に対しまして、全体像に従いまして検査体制の整備に関する計画の策定を依頼をいたしました。  全体としてのそういう作業の中で、計画の策定に当たりまして、検査需要については、新型コロナの基本の検査需要に加えて...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今御説明したとおりなので、何を基準に推計をするかということについていろいろ御意見もあろうかとも思いますけれども、検査需要の見込みを出す出し方についても国からは見込みの計算の仕方を県に提示をいたしております。そうした中で、そうした数式、推計も参考にしながら...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 昨年の夏の事情等も、これは率直に我々事実を反省もいたしました。  そういうことの中から、感染症の拡大時に円滑に業務ができるように、例えば令和三年度から二年掛けて千八百名から一・五倍の二千七百名に増員をいたすとともに、必要な地方財政措置を果たす。それから...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今現在は、先生は満足されないとあらかじめおっしゃっておられますけれども、今、例えば市町村の方から大量の応援が入ったり、あるいは民間の方たちを雇うような対策をいたしております。  恒常的にどういうふうに定員を増やすのかということは、足下の対策とそれから将...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 我が国におきましては、賃金は、仕事の同一性だけでなく、責任の程度も含めた職務の内容のほか、職務内容、配置の変更範囲などの様々な要素によって決定している企業が多いわけでございます。我が国の同一労働同一賃金というのは、そういう仕組みの中で認められているもので...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 同一労働同一賃金は、正規雇用の中のコース・職種間格差とかいうことではなくて、まず、それだけではなくて、同一企業内における正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差の解消を目指すものであります。  我が国の人事雇用慣行には、長期雇用の中で配置転...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほども申し上げたとおりなんですが、同一労働同一賃金については、我が国の雇用慣行を踏まえて、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差の解消を図ることとしているものであります。ですから、責任の違いということは、その人がどういう立場で今後仕事のキ...全文を見る
02月28日第208回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(後藤茂之君) 今後、入国者の増加に対応いたしまして水際対策を段階的に緩和していく場合に考慮すべき要素として、例えば国内外の新型コロナウイルスの感染状況、ワクチン接種の有効性、入国時や施設待機中の防疫措置等、総合的に勘案する必要があると考えておりまして、専門家の御意見も...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ICDは、死因や疾病のデータの体系的な記録や比較等を行うために、世界保健機関、WHOが作成する分類でございます。二〇二二年に最新版のICD11が発効されたところです。  一般に、ICDに含まれる分類項目のうちいずれが疾病であるかそうではないかについて、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員の方から制度の趣旨について丁寧に御説明をいただきましたけれども、労働者個人に直接支給される新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金の仕組みを使った個人申請、まさに御指摘のとおりでございます。この個人申請の仕組みについては、保護者の声を踏まえま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 三月末を期限としておりました雇用者支援策でございますけれども、雇用調整助成金の特例措置と、それから休業支援金・給付金、小学校休業等対応助成金・支援金について、労働政策審議会での議論を経まして、六月まで三か月間、そのまま延長する方針を決定いたしております。...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 特別弔慰金は、請求者の居住地の市区町村で請求を受け付けまして、戦没者の本籍地がある都道府県において審査、裁定を行いまして、記名国債の発行手続を経て請求者に国債を交付しております。  請求から国債の交付までの期間は、請求内容や都道府県の事務処理の進捗など...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) お尋ねのいわゆる香害につきましては、必ずしも明確な定義があるわけではありませんけれども、柔軟剤等の香料として使用される微量な化学物質によりまして、頭痛や吐き気等、様々な症状を訴える方がいるということを承知しております。  しかしながら、これらの症状につ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) フリーランスは、個人で役務等の提供を行い、その対償として報酬を得る働き方でありまして、働く個人という側面とともに事業者としての側面も有しているというふうに考えます。  このため、フリーランスが発注事業者から受け取る報酬額については、事業所間の取引価格と...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどからも答弁が続いておりますけれども、フリーランスとして個人で仕事をしている方々の働き方は、業種や職種、仕事内容によって大きく異なっており、多種多様であるというふうに思います。  フリーランスとして業務を行っていても、個々の働き方の実態に基づいて、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 個別の事案については、私、細かく分かっていないことについて申し上げることは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、実質上、先ほども申し上げたように、実質的に労働者と認められる場合は、これは労働基準法等の労働関係法令が適用される扱いになっております。...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 労働基準監督署に設置されている総合労働相談コーナーにおいては、労働問題に関する相談をワンストップで受けております。また、働く方の契約の名称にかかわらず、労働基準関係法令違反がある旨の申告が労働基準監督署に対してなされた場合には、仕事の依頼や業務指示等に対...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) どういう実態が窓口であったのか、ちょっと私、つまびらかに今分かりませんけれども、厚生労働省としての立場は今のとおりなので、どういう窓口での応対があったのかどうか、その辺については十分にそういうことがないようにしていきたいとは思います。
○国務大臣(後藤茂之君) そういうことで窓口の業務はやっているというふうに、組織として決めて、行政を、法制度上取り扱っております。そういうことで御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) またそういう事例がありますれば、是非労働基準監督署の方に御相談をいただきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 内閣官房において令和二年に行いましたフリーランス実態調査においては、フリーランスという働き方を選択した理由として、自分の仕事のスタイルで働きたいためと回答した者が約六割、働く時間や場所を自由にするためと回答した者も約四割いるなど、働く時間や場所の自由度に...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まず先に。  フリーランスなどに対するこうした保障については、給付の仕組みや水準、費用負担の在り方など多くの課題があると考えております。御指摘のいろんな問題点もあると思います。今後、多様な働き方に対応したセーフティーネットが確保される勤労者皆保険の実現...全文を見る
03月01日第208回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(後藤茂之君) 今、小西委員からの御指摘でございますけれども、足下では全国的にオミクロン株の感染拡大のペースが落ち着き始めていることや、重症者の絶対数についてもピーク時の七割弱にとどまっておりまして、全体として見ると必要な医療を厳しいながらも提供している状況であるという...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、委員が御指摘になりました内閣委員会、特措法附帯決議の二十四、PDCAサイクルをしっかり回して、そして体制を整えていけという御提言でございます。  それにつきましては、政府としても全体像というものをお示しして、そして地方に対してそれを落として、そして...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 政府としては、附帯決議を踏まえてしっかりやらせていただきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 委員御指摘の感染症法の改正につきましては、デルタ株による感染拡大における対応を踏まえて、医療資源確保のための法改正などを想定してもちろん準備を進めてきております。  しかしながら、デルタ株と特性が大きく異なるオミクロン株の発生及び世界的な感染拡大を受け...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 六十五歳以上の高齢者で新型コロナワクチンの二回接種を完了している方は現時点で約三千三百万人おられまして、このうち二月末までに三回目接種の対象となる方は二千八百九十三万人おられました。三回目接種はこのうち希望する対象者に一回行うものでございまして、接種希望...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 政府の目標としては、一日百万回を早く到達して、できる限り早く打っていくと。そして、高齢者については、従来から、ワクチンの配布やあるいは体制の準備も含めて二月末で接種を終えていただくような体制で進めておりますけれども、目標ということでいえば、一日百万回の接...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) できる限り早く済ませるということです。
○国務大臣(後藤茂之君) 今回、国民の皆様から約三十七万件という多数の布製マスクの配布希望をいただいております。これにしっかりとお応えし、国民の皆様に有効活用いただくために配布に向けた作業を行うということも、これもまた政府の重要な業務の一つであるというふうには考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、丁寧に委員の方から論理的に整理をしていたとおりの効果だというふうに考えておりますし、我々の方も客観的エビデンスに従って、国民の皆さんに丁寧にその効果、あるいは第五波のデータを使っているのか、専門家の皆さんにそのデータがどれだけ新しいオミクロン株に効く...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) WHOにおきましては、基礎疾患があり重症化する重大なリスクがある小児に対して接種を推奨し、各国は、これはWHOが各国に対して、より優先度の高いグループの高い接種率が達成されたときに接種を検討すべきと、そういう見解を公表されているというふうに思っています。...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 自治体による接種勧奨の実施の規定は、緊急の蔓延予防のために実施するという特例臨時接種の趣旨や海外でも広く接種が勧められていることも踏まえまして適用することとされております。  このため、自治体は、できるだけ多くの方に新型コロナワクチンの接種を受けていた...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 自治体に対しては、予防接種法第八条に基づきまして全ての対象者に対して接種を勧奨する責務が一応課されているわけでございます。国としては、あわせて、接種を受けるかどうかの判断に資するような情報を提供するよう求めております。手引に書いてあるわけでございますけれ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) オミクロン株が出現する前のデータですと、ほぼしっかりと明示しているので、そういう意味では誇大、虚偽の表示であるというふうには思っておりませんがということでございます。
03月02日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○後藤国務大臣 優生保護法の問題については、本当にこれは、与野党一致で一時金の支払いの法律を通しましたときに、本当に皆さんと一緒に深く議論いたしましたけれども、旧優生保護法の法律、また、それによって行われたことに対しまして、厚生労働省としても、非常に深い反省、そして、今後に対する...全文を見る
○後藤国務大臣 今、山井議員から本当に御指摘のありましたとおりで、介護サービスや障害福祉サービス、感染防止対策を徹底した上でサービスを継続いただいている事業者に対して必要な支援をしていくということは非常に重要だと思っております。  特別手当など、その名称のいかんにかかわらず、感...全文を見る
○後藤国務大臣 補助対象となる割増し賃金、手当の水準については、考え方としては、社会通念上適当と認められるものである必要があるというのが考え方の基本であると思います。  そして、個別の事案の適否の判断でございますけれども、実際の申請に基づいて判断することになるわけではありますけ...全文を見る
○後藤国務大臣 いわゆる給料としての対価性が認められている、そういうものであるということの前提の下で、今委員の御指摘のとおりで結構でございます。
○後藤国務大臣 そういうことで結構です。
○後藤国務大臣 御指摘の特別手当が、今委員からも確認していただいたように、かかり増し経費支援の補助対象の要件として該当しているということでありますれば、上限額を超える場合には個別協議を認められております。  それで、補助の上限額を超える場合の個別協議の申請があったものでございま...全文を見る
○後藤国務大臣 今、山井先生の御指摘について、私も本当に、ヘルパーの皆さんたち、ありがたいなというふうに思っております。  かかり増し経費支援は、感染者や濃厚接触者に対応する訪問介護事業所等がサービスを継続できる体制を確保するための仕組みでありまして、必要な事業所等に活用してい...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほども申し上げたように、必要な事業所等に活用していただくことが大切だというふうに考えておりますので、今委員御指摘があったような点、しっかり踏まえた上で、実態に即した対応をするように努めてまいりたいと思います。
○後藤国務大臣 新型コロナワクチン接種後の副反応等につきましては、今委員から御指摘いただいたように、各都道府県において、相談窓口の設置や、協力を依頼する専門的な医療機関の整備を進めるなど、住民からの相談に対応できる体制の整備を行っていただいているというふうに認識しております。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 ちょっと私、泉大津市の事例については詳しく承知をいたしておりません。  一般的に、ワクチン接種券を送るかどうかということについては、国としては地方公共団体に対して接種券を送っていただくようにお願いをいたしております。
○後藤国務大臣 各自治体において接種券を送らなくても、それはそれで、それぞれの御判断において認めるということについては、こちらの姿勢でございます。  ただ、いずれにしても、適切な案内、情報提供、そうしたことはしっかりしていただく必要があるかなというふうに思っております。
○後藤国務大臣 まず、高齢者施設での三回目接種でございますけれども、昨年十二月より、医療従事者と同様に接種間隔を二か月前倒しするということで、これは最初から六か月ということで前倒しをしております。  接種券なしの接種の実施や事務の簡素化など、これまで数次にわたりまして通知を繰り...全文を見る
○後藤国務大臣 締切りは三月八日にしてございます。できる限り早く、集計をいたしまして、御報告できるようにしたいと思っています。
○後藤国務大臣 総理の方からも、一日百万回接種といった目標を掲げております。  今、VRSの入力ベースでしか把握ができない状況で、最終的に一日の接種数というのは、事後的に、少し入力が遅れる分、修正されていくわけでございます。そういうことではありますけれども、二月半ば以降、安定的...全文を見る
○後藤国務大臣 塩野義製薬の経口薬については、二月二十五日に条件付承認を求める申請がなされました。まずは、PMDA及び薬事・食品衛生審議会におきまして、条件付承認制度への該当性について評価をしていくことになります。  本剤につきましては、現在、評価中であるため、私どもの方からそ...全文を見る
○後藤国務大臣 私の地元も、木曽郡を始め山の中の選挙区を抱えておりまして、先生のおっしゃっていることについてもよく理解をいたします。  しかし、基礎年金というものについて少し考えさせていただくと、基礎年金というのは、それだけで老後の生活の全てを賄うものではなく、現役世代に構築し...全文を見る
○後藤国務大臣 新しい資本主義、イノベーションの世界だとかそういう産業政策を抜きにいたしましても、厚生労働省で所管している社会保障制度あるいは雇用政策、非常に重要な意味があると思っています。  それで、社会保障制度をしっかりと持続可能なものにすることによって一人一人の国民の生活...全文を見る
○後藤国務大臣 今、野間委員から御指摘がありましたように、まず、足下の新型コロナ対応におきましては、しっかりと病床の確保を図って、国民の命、暮らしを守っていくことが大切だというふうに思っております。  全体像に基づきまして整備を進めてきた医療提供体制をしっかりと動かしていく、入...全文を見る
○後藤国務大臣 オミクロン株に対する新型コロナワクチンの感染予防効果は、十八歳以上の方において一部報告があるものの、五歳から十一歳までの子供においては明らかではないということは御指摘のとおりでございます。  ただし、十八歳以上の方に対する新型コロナワクチンの効果も踏まえまして、...全文を見る
○後藤国務大臣 接種券というのは、接種を実施する医療機関等が接種対象者であることを確認する上で必要なものであるというふうに考えておりまして、接種対象者が速やかに、かつ、円滑に接種を受けることができるようにする観点から、国は市町村に対しては接種対象者に接種券を送付することを求めてお...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほども申し上げましたと思いますけれども、接種券を送付していなくても、案内を送付していればいいというふうに考えております。
○後藤国務大臣 済みませんでした。  接種券については、おっしゃるとおりで結構でございます。
○後藤国務大臣 厚生労働省といたしましては、本人や保護者が接種の意義を踏まえた上で安心して接種を受けられるように、しっかりとメッセージを発して、ワクチンの有効性、安全性等を丁寧に説明するとともに、接種が任意によるものであることや、ワクチン接種の有無によって社会で差別が行われないよ...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の法案におきましては、コロナ禍からの経済の回復途上にあることも踏まえまして、雇い止めの方の失業手当の給付日数の拡充措置の継続など、令和三年度末で期限を迎える暫定措置の更なる延長を含め、給付内容は維持することといたしております。  また、今般の改正によりまして...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の介護、保育などの現場で働く方々の給与の引上げに当たっては、それぞれの制度ごとの違いやこれまでの取組等を踏まえて、具体的な制度設計をしていくことが必要だというふうに思っています。  具体的に申し上げると、保育分野においては、保育の実施義務は市町村が負っており...全文を見る
03月02日第208回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(後藤茂之君) 技能実習制度は、人材育成を通じた開発途上地域等への技能等の移転による国際協力を目的とする制度でございまして、これまでに多くの技能実習生が実習を全うし、母国等で活躍されているものと承知しております。  しかしながら、今、青木委員からも御指摘のとおり、一部...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 技能実習生への暴力等の人権侵害はあってはならず、技能実習法の違反に対しては行政処分等を行うなど厳正に対処をいたしております。  また、このような人権侵害等の問題を早期に把握することは非常に重要でございまして、外国人技能実習機構において技能実習生に対する...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 外国人技能実習機構は、技能実習適正化法に基づきまして、実習実施者、監理団体に対する実地検査や指導、技能実習生からの相談対応及び必要な情報提供等の援助等の業務を実施しておりまして、この外国人技能実習機構の果たすべき役割は、青木委員御指摘のとおり、非常に重要...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 十一月の審議会の答申は、原則八か月、そして前倒しを接種する場合には六か月で接種をするということでありました。  そして、もうちょっと丁寧に申し上げますと、事務局からの提案では、例えば地域においてクラスターが生じるような場合にはしっかりと前倒しを行うよう...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 私は事実を淡々と申し上げているだけなので。  審議会においては、原則八か月という、そういう答申をいただいておりまして、それに対して若干の条件が付いておりますが、そのとおり記者会見で申し上げております。それで、そのときに、記者会見に申し上げたことの中に、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員に御指摘いただきましたように、地方の三回目接種等については予約を入れていただけるような状況になっております。ですから、そういう意味におきまして、今おっしゃられた副反応等にきっちりと対応していく、副反応を恐れて新型コロナワクチンの三回目接種を忌避する...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 確かに、二月二十二日にCDCが書き改めているということでございます。  我々の方も、本当にそうしたものに対してきっちりとフォローをしながら、発信についてはきちっとできるように、しっかりやらせていただきたいと思います。
03月03日第208回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(後藤茂之君) ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を説明いたします。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大が雇用に大きな影響を与える中、雇用の安定と就業の促進を図ることが重要な課題となっています。また、雇用保険財政の安定運...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 井坂信彦議員の御質問にお答えいたします。  新型コロナ感染再拡大の危険性についてお尋ねがありました。  足下では全国的にオミクロン株の感染拡大のペースが落ち着き始めていますが、新規感染者の絶対数は多く、遅れて重症者数が増加するリスクもあり、警戒を緩め...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 池下卓議員の御質問にお答えいたします。  本法案と新しい資本主義との関連についてお尋ねがありました。  今般の法案は、まず雇用保険財政の安定運営を確保することにより、雇用保険制度のセーフティーネット機能を十分に機能させ、雇用の安定と就業の促進を図るも...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 角田秀穂議員の御質問にお答えいたします。  新たな国庫繰入制度の要件等についてお尋ねがありました。  今般の法案における新たな国庫繰入れの要件は、失業等給付に係る保険料率が法律上の本則である千分の八である場合に加え、翌年度に保険料率が千分の八となる場...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 田中健議員の御質問にお答えいたします。  国庫負担割合の考え方についてお尋ねがありました。  雇用保険財政については、雇用情勢が良好に推移してきたこと等から暫定的に雇用保険料及び国庫負担の引下げを行ってきましたが、コロナ禍の対応により、極めて厳しい状...全文を見る
03月03日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働委員会の開催に当たり、私の所信を申し上げます。  昨年、厚生労働大臣に就任して以来、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組んでまいりました。引き続き、国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すとともに、我が国の経済社会の発展に寄与すべく、職務に邁進し...全文を見る
03月03日第208回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(後藤茂之君) 和田委員にお答えをいたします。  子供を持ちたいという方々が有効で安全な不妊治療を受けられるよう、令和四年度当初からの保険適用の実施に向け検討を進めまして、二月九日の中医協において、不妊治療の保険適用を含め、令和四年度診療報酬改定について答申が行われま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 子供を持ちたいと願う夫婦の希望に応えるため、不妊症等に対する社会の理解向上や治療を受けやすい環境整備などを目的とした普及啓発を行うことは大変重要と考えております。  このため、厚生労働省としては、各都道府県等の不妊専門相談センターにおける不妊症等で悩む...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省といたしましても、十分な知識、技能を有する事業者が適切に消毒作業を実施することが重要と考えております。一方、新型コロナウイルスに有効な薬剤等については厚生労働省のホームページ等で周知しているものの、陽性者が発生した施設等の消毒方法については業界...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 個別の事案等についてのお答えは当然差し控えさせていただきたいと思いますけれども、一般論として申し上げれば、診療報酬の不正請求に関する情報があった場合は、地方厚生局において必要な情報を速やかに収集し、個別指導や監査などにより事実関係の確認を行いまして、不正...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 御指摘のとおり、三回目の接種をさせていただきました。本当に安心、ほっとしたような気持ちで受けさせていただいてきました。おかげさまで、私の場合については、熱もなく、特に異常もなく接種が済みました。以上でございます。(発言する者あり)モデルナのワクチンでござ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 後発医薬品の使用促進につきましては、全都道府県で使用割合八〇%以上とすることを目標として掲げている中、現状では地域によってばらつきがあることを踏まえまして、使用が進んでいない地域の課題分析や、その結果を踏まえた普及開発等を実施するために、今御指摘いただき...全文を見る
03月04日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○後藤国務大臣 PCR検査を行う場合には、検査分析機関からの容器の受取や検体の回収、検査分析機関での分析等を毎週行うことについて、それぞれの施設が検査分析機関等と調整することなどを考えますと、週一回程度の実施が、現状の体制や状況から考えると現実的かつ合理的なのではないかというふう...全文を見る
○後藤国務大臣 高齢者施設等でしっかりと感染防止をしていく必要があることについては、これはもう委員の御指摘と全く同感であります。  そういう意味では、今、全体像のいろいろな、全体、パッケージの中でも、高齢者施設に対する療養、医療の提供体制を集中させるとか、人的に人を集めるだとか...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナウイルスの対策、感染経路に対する対策として、飛沫、エアロゾルの吸入、接触感染等を防いでいくということで、マスクの着用、手洗い、三密の回避や換気など、基本的な感染防止策の徹底が重要であるというふうに、エアロゾルや換気も含めて、基本的な感染防止対策として非常...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の保育士等の処遇改善は、公的価格の在り方を見直すとの閣議決定に基づき実施しているわけでございます。  御指摘の院内保育所については、認可を受けた保育所として運営されていることもあると承知しておりまして、その場合には今般の処遇改善の対象となります。  しかし...全文を見る
○後藤国務大臣 委員長のアクションがどういう意味かよく分かりませんが、少なくとも私、制度的なたてつけのことについて申し上げさせていただきました。  認可外保育所にしてあるということは、要件等についても、また地域枠を持たなくてもいいとか、いろいろな事情で院内の保育所が事業所内保育...全文を見る
○後藤国務大臣 看護職員等の処遇改善の補助金、二月から九月に関しましては四月から申請受付が始まることから、現時点で申請に関する状況を把握はしておりませんけれども、医療機関等からの問合せに対応するため設置したコールセンターでは、申請に当たって課題となる事項に関する御相談もいただいて...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のように、自動車運転手の過重労働を未然に防ぐことは、労働者自身の健康の確保のみならず、国民の安全確保の観点からも非常に重要であるというように私も認識しております。
○後藤国務大臣 難病法、児童福祉法の附則で、法施行五年後をめどとした検討規定を置いていただいております。この附則に基づき、令和元年五月に関係審議会で検討を開始し、昨年七月に、難病・小慢対策の見直しに関する意見書が取りまとめられております。  この意見書におきましては、医療費助成...全文を見る
○後藤国務大臣 昨年七月に関係審議会で取りまとめられました難病・小慢対策の見直しに関する意見書におきましては、医療費助成の申請に至らない軽症の指定難病患者について、研究を促進する観点からデータを登録できる仕組みを設けるとともに、データを登録した者が地域における各種の支援を受けやす...全文を見る
○後藤国務大臣 新生児の先天性代謝異常等検査における対象疾患、医学的なエビデンスが確認できたものから随時拡充してきたことは、今答弁もさせていただきましたし、先生から御指摘ありましたけれども、その際の選定基準、確かに明確化が必要であるというふうに考えております。  繰り返しになり...全文を見る
○後藤国務大臣 いろいろ検討が進んでいった場合にやらなきゃならないこと、これはまた順次検討を進めていきたいと思っておりますけれども、今の状況から考えると、対象疾患の拡大に必要となるのは、まずは医学的なエビデンスであるというふうに考えておりまして、その進捗をまず取り組んで、そしてそ...全文を見る
○後藤国務大臣 新規の人工透析導入患者の約四割が糖尿病性腎炎によるもので、透析導入の原疾患としては最も多いものというふうになっております。  一方、主に高血圧や加齢に由来する腎硬化症の割合が増加傾向にあるなど、総合的な慢性腎臓病、CKD対策が重要だという先生の御指摘、そのとおり...全文を見る
○後藤国務大臣 はい。  それでは、積極的勧奨は、接種勧奨の予防接種法第八条の規定、まさにそれに含まれるわけでございますけれども、個別に接種券をお送りするというようなことをすることが積極的勧奨だというふうに思っております。  HPVワクチンの定期接種につきましては、積極的勧奨...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員の方から、ワクチン接種後の副反応を疑う症状に対応する体制について、私の前回の答弁を引いていただいて、御丁寧に御説明いただきました。ありがとうございます。  そういうことで、専門的な医療機関を円滑に受診できる体制確保、接種を受けた方が相談できる窓口等も整備さ...全文を見る
○後藤国務大臣 今、吉田委員から御指摘がありました昨年度実施したヤングケアラーの調査は、中学二年生と高校二年生の子供本人を対象に、全国調査として初めて実施したものでございます。  委員御指摘のとおり、ウェブ上で回答を回収する方法でありました。それぞれ五千を超える回答を得ており、...全文を見る
○後藤国務大臣 ヤングケアラーへの支援を進めていくためには、社会的認知度を向上させることが極めて重要であると私も考えております。  令和四年度から三年間をヤングケアラー認知度向上の集中取組期間として、文部科学省ともこれは連携の上で、ヤングケアラーについて、子供を含め、広く国民に...全文を見る
○後藤国務大臣 お尋ねの子育て世帯訪問支援臨時特例事業は、御指摘のとおり、令和三年度補正予算によりまして、訪問支援員が、ヤングケアラーのいる家庭も含めまして、家事、育児に不安を抱えた家庭等を訪問しまして、不安や悩みを傾聴させていただくとともに、家事、育児等の支援を実施するものでご...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員から御指摘いただいたように、アドバイザリーボードにおいて、有識者の提言として、オミクロン株の感染が拡大している状況において積極的疫学調査には一定の時間がかかるわけで、オミクロン株は潜伏期間や世代期間が短いことから、積極的疫学調査により濃厚接触者を特定し、待機...全文を見る
○後藤国務大臣 今、委員からおっしゃられたように、HER―SYSの入力の遅れが生じていること、あるいは、例えば、疑似症患者と同じような扱いをされている、みなしの取扱いの問題だとか、データについてはできる限り正確なものとしていかなければならないという委員の御指摘については十分理解を...全文を見る
○後藤国務大臣 今の田中委員から御指摘の神奈川県における取組は、重症化リスクの低い方で抗原検査キットや無料検査で陽性が判明した場合には、医療機関の診断を待たずに自ら療養を始められるように、今御披露いただいたように自主療養を選択できるようにする取組であるというふうに承知いたしており...全文を見る
○後藤国務大臣 まずは、今回の事件でお亡くなりになられた方に対して本当に心よりお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた方々に対してもお見舞いを申し上げたいというふうに思います。  今、中島先生がお気持ちを吐露されましたけれども、私もその気持ちを共有をいたしております。  ...全文を見る
○後藤国務大臣 今、本当に、先生から、御自身の経験やら、現場の本当に大変な状況、大切な人を日々一緒に自らが介護をしたり、あるいは診療を支えたりとかいうような活動をされている皆さんの大変な苦しみや難しい問題、改めてよく分かります。  厚生労働省では、御指摘の訪問診療等を含めて、医...全文を見る
○後藤国務大臣 アドバイザリーボードにおきましては、オミクロン株については、専門家から、感染力が高い一方、感染者の多くは軽症、無症状であり、重症化率は低い可能性が高いといった分析が報告されておりますけれども、現時点で分析されたオミクロン株による感染の致命率は、季節性インフルエンザ...全文を見る
○後藤国務大臣 昨年の十一月の全体像に基づきまして、陽性判明当日ないし翌日に連絡を取って、健康観察や診療を実施できる体制を確保する必要がある、あるいは、病症の変化に迅速に対応して必要な医療につなげる体制を確保するということを目指しました。  これは、今委員からも御指摘があったよ...全文を見る
○後藤国務大臣 オミクロン株の特徴も踏まえまして、全体像で整備している保健医療提供体制をしっかり稼働させる上で、地域の医療機関の積極的な参画、これは非常に重要だというふうに思っております。  そうした参画を更に促す観点から、健康観察やオンライン診療を行う医療機関に対する委託費に...全文を見る
○後藤国務大臣 五歳から十一歳までの子供への新型コロナワクチンの接種につきましては、厚生科学審議会において、緊急の蔓延予防のために実施する必要があり、今後流行する変異株の状況やワクチンの有効性、安全性に関する一定程度の知見、諸外国における子供への接種の対応状況等も勘案して、特例臨...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンの四回目接種を考えるに当たっては、科学的知見、また諸外国の検討の状況等も注視をしてまいりたいというふうに思っております。  現時点においては、三回目のワクチン接種を希望する方が一日も早く、できるだけ多く接種いただけるように、政府として全力で取り...全文を見る
○後藤国務大臣 ファイザー社、モデルナ社のいずれの新型コロナワクチンについても、当初、有効期間は六か月でありました。その後、データの蓄積を踏まえまして、製薬企業からの申請に基づく薬事上の手続を経て九か月に延長されております。  有効期間の延長前に製造されまして、延長前の有効期限...全文を見る
○後藤国務大臣 今、御指摘だったのは、医療機関や介護現場で働くいろいろな幅広い方々に対して、有資格者と同様に処遇改善を行うべきという御指摘だというふうに承りましたけれども、私自身もそうした皆様に対して御尽力いただいていることに心より感謝を申し上げております。  医療機関に対して...全文を見る
○後藤国務大臣 ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大が雇用に大きな影響を与える中、雇用の安定と就業の促進を図ることが重要な課題となっています。また、雇用保険...全文を見る
03月04日第208回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(後藤茂之君) 足下では全国的にオミクロン株の感染拡大のペースが落ち着き始めておりますが、新規感染者の絶対数は多く、遅れて重症者数が増加するリスクもありまして、警戒を緩める状況にはないというふうに考えております。
○国務大臣(後藤茂之君) PCR陽性率につきましては、地方衛生研究所、保健所、民間検査会社、大学及び医療機関におけるPCR検査実施件数を分母として、そして都道府県の発表日ベースの疑似症患者を含む新規陽性者数を分子として機械的に算出した値でありまして、感染状況の参考資料の一つとして...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今の局長、内閣官房も含めてのやり取りは、一部の地域で一時的に検査需要が検査キットについて逼迫したと。これは、薬局に対してもう集中的な品薄感から注文が入ったことによりそういう事態が生じました。そのために、検査キットについては優先順位を付けて優先供給の仕組み...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) おっしゃっている意味は、その後のワクチン戦略ということになれば、四回目を打つ必要があるかという御趣旨なんだろうというふうに思います。  新型コロナワクチンの四回目接種を考えるに当たっては、科学的知見や諸外国の状況を注視してまいりたいというふうに思ってお...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 国内企業が開発するワクチンの早期実用化に向けては、臨床試験で十分な安全性、有効性が示された場合には、既存のあらゆる制度の活用を視野に、迅速に審査を行う方針でございます。  しかしながら、御指摘のワクチンを条件付承認制度の対象とすることについては、ワクチ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 出産、結婚、出産で離職された子育て中の女性や、これから子育てと仕事を両立したい女性に対する就職支援を強化するために、全国にマザーズハローワーク、マザーズコーナーを設置しているところでございます。  具体的には、委員から御指摘のあった、持っているスキルを...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチン接種を受けるかどうかは本人や保護者が判断するものであります。御指摘のリーフレットは、その判断をしていただくために必要となる接種の意義、ワクチンの有効性、安全性等の情報を盛り込んだものでございます。  厚生労働省としては、これまでも都道...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 五歳から十一歳までの子供に使用する新型コロナワクチンの有効性について、今ちょうどリーフレットの御紹介もいただいたわけですけれども、もう一度確認のために申し上げておけば、これはオミクロン株が出現する以前に実施された治験データを使って、これは子供で実際に確認...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) この辺のところは、案外専門家の皆さん、部会等でも大変に議論になるところであります。部会等で議論されている皆さんでも、一定程度期待できるということで、できるということを賛成される方もいますし、また、ああ、そうか、この資料には賛成する方の意見しか書いてありま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 結果から申し上げると、最終的には市町村に裁量があるというふうに考えられますから、個別の市町村における周知の内容に関する評価については特にコメントを差し控えますし、そういうことでございます。  厚生労働省としては、少なくとも、本人、保護者に対しまして個別...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) おおむねそういうことです。
○国務大臣(後藤茂之君) 感染症法上の、今、新型インフルエンザ等感染症に分類されているわけですけれども、この分類というのは、どういう対応に合わせられるか、どういう対応に合わせられると便利かということではなくて、あくまでこれは病気の性格、そういったものから分けられるものだと思います...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省における食料支援につきましては先ほど政府参考人から答弁したとおりでございますけれども、今先生からお尋ねの、直接国が食料支援を行う仕組みであるかというお尋ねに対しましては、食料支援を行う団体への支援や生活困窮者支援の相談窓口などに対して補助を行う...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 生活にお困りの方に寄り添い支えていくためには、国、自治体、民間団体等が連携し取り組んでいくことは重要だというふうに思っております。  御指摘の食料支援については、既にフードバンク等の民間団体が創意工夫しながら、言うならば高い意識の下に参加をしていただい...全文を見る
03月07日第208回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(後藤茂之君) まず、今委員から御指摘のありました高齢者施設等の施設内療養についての支援の件でございますけれども、感染拡大に伴い高齢者にも多く感染が生じている地域では、病床の逼迫の状況などによりまして、高齢者施設等で感染された方について施設内で療養されることを余儀なくさ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、そのだ委員から御指摘ありました養護老人ホーム及び軽費老人ホームは、居宅での生活が困難な低所得の高齢者に対する受皿として非常に重要な役割を果たしておりまして、そこで働く職員の皆様には本当に敬意を表するところでございます。  養護老人ホーム及び軽費老人...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘がありましたけれども、高齢者施設に入所している高齢者は、新型コロナに感染した場合、一般的に重症化する方が多いというふうに考えておりまして、このため、重症化するおそれのある高齢者施設の入所者については基本的には入院での対応を行うことが適切で...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 感染拡大に伴いまして高齢者にも多く感染が生じている地域では、病床等の逼迫の状況などによりまして、高齢者施設等で感染された方について施設内で療養されることを余儀なくされる場合がありまして、これらの方々に対して必要な支援が提供されることは重要であるというふう...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチンの三回目接種につきましては、ワクチンの供給、二月末までには三千七百の供給をいたしております。地方自治体と連携した接種体制の強化、九七・四%の自治体が対応をしているというふうに回答いたしております。  また、接種券の前倒し送付、二月末ま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今先生の御指摘で、新山梨方式、よく今見せていただいております。  個別の具体的な状況については今私よく承知しておりませんので、また具体的なことについては、検討の上、お答えをさせていただきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 今先生御指摘のとおり、保健所、大変な業務の逼迫状態にあります。特にオミクロン株は感染力が強く、感染者が多い、そういうことでありますので、大変な状況にあります。  そうしたことを前提に、昨年、なかなか保健所から感染された方への連絡が取れないとか、あるいは...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 児童手当制度につきましては、内閣府の所管でありますので、制度の在り方については私からは答弁を差し控えさせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 育児休業や長時間労働の是正、就労支援などの労働施策については、厚生労働省で引き続き所管することとしているわけでございますけれども、子供を産み育てながら働き続けることのできる雇用環境の整備、若い世代の雇用の安定は、子供が健やかに生まれ育つ上でも必要不可欠な...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状、特に精神に関する症状については、現在実態把握を進めており、令和四年度も引き続き実態を把握する厚生労働科学研究を行う予定でございます。また、症状や各種検査データを一元的にデータベース化し、病態解明等につなげていくことも...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) オンライン診療に関する診療報酬上の取扱いは、令和四年度診療報酬改定におきまして、初診料の新設を行い、各種の点数について引き上げ、そして診療報酬の要件を緩和することといたしております。これにより、精神疾患を持つ患者さんもオンライン診療を活用しやすくなると考...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘のあった点でございますけれども、今般の新型コロナウイルス感染症については、感染症法上は新型インフルエンザ等感染症に位置付けられております。分かりやすく一言最初に申し上げれば、新型インフルエンザ等感染症から五類感染症に変更する場合には、感染...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今申し上げたように、感染症の特徴次第でどういうふうに考えていくかということは十分、立法論としてどうしていくかということはあり得ることだと思いますけれども、ただ、今の現状から言うと、この感染症を五類に変えていくということは難しいというふうに考えております。
○国務大臣(後藤茂之君) 専門家の意見も伺いながら、他の感染症との比較やオミクロン株の特徴を見極めつつ議論をしていくということでございます。
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナの感染者が急速に増加している中で、感染拡大を防止しながらできるだけ社会経済活動を維持する観点から、科学的知見や専門家の意見を踏まえまして、今委員御指摘のとおり、一月二十八日にオミクロン株の濃厚接触者の待機期間の見直しを行いました。  さらに、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 保育所は社会機能を維持するために事業の継続が求められていることから、厚生労働省としては、従来より、保育の実施主体である市町村に対しまして原則開所のお願いをしてきているところでございます。  その上で、休園の基本的な考え方として、休園の判断は保育の実施主...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 保護者の予見可能性をきちんと確保していくことも大切ですし、国として、市区町村に対しまして、休園する場合には休園期間の見通しだとかルールだとか、そういう情報提供をするように依頼しているところでありますし、そういう方向で臨んでまいりたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 小学校休業等対応助成金の実績につきましては、令和四年二月二十五日時点で、令和二年の二月二十七日から令和三年の三月三十一日までに取得した休暇分については、申請件数は約十七万九千三百件、支給決定件数は約十六万三千件、支給決定金額は六百三・七億円でございます。...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 都道府県労働局において、令和三年十二月二十八日までに労働者の意向を踏まえて企業に働きを行った件数は千二百三十四件でございます。このうち、この働きかけを行った件数のうち、企業が特別休暇制度を導入した、又は導入に理解を示した、若しくは導入を検討すると回答した...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員からお尋ねがあったのは働きかけを行った件数ということでございまして、そもそもそこに至らない分があるのではないかとか、いろいろ議論もございます。また、今お示しいただいた九百八十九件の中から、個人申請ということでもう少し対応するような場合もございます。
○国務大臣(後藤茂之君) 小学校休業等対応助成金につきましては、休校、あっ、休暇の名称を問わず、労働基準法上の年次有給休暇を除きまして、賃金を支給する有給の休暇を取得させた事業主に適用になるものでございまして、子の看護休暇を有給で取得された場合も対象になります。また、法定の日数五...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 事業主の方には、こうした方法を取っても助成金が活用できるということについてはしっかりと丁寧に御説明をさせていただきたいというふうに思っております。  御指摘のその制度論についてでございますけれども、事業主による休業させたことの確認は、これ休業支援金とい...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の処遇改善の措置の交付率につきましては、いずれの介護・障害福祉サービスの種類においても、常勤換算による介護・障害福祉職員一人当たり月額九千円相当の賃金改善を可能とするように設定しております。  具体的には、サービスの種類ごとに常勤換算の介護・障害福...全文を見る
03月08日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省の使命は国民の命と健康を守ることでありまして、中でも、薬害の発生の防止は最も重要な任務の一つであるというふうに考えております。  命の尊さを心に刻み、高い倫理観を持って、医薬品の品質、安全性及び有効性の確保に最大限の努力をしてまいりたいと思い...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、理事長の方からも話がありましたけれども、談合情報の取扱いの仕方、特に通報の取扱いと公正取引委員会からの指導等をしっかりと受けて適切な処理が行われていくようにしていく必要があると思っております。
○国務大臣(後藤茂之君) 今、川田委員から御指摘があったように、新型コロナ感染症に対しては、これは国を挙げて取り組むべき課題であるというふうに考えておりまして、国会での議論、また協議会での議論、様々な場面を通じてしっかりと議論を深めて、より良い新型コロナ対策を進めていくことが必要...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 五歳から十一歳までの子供への新型コロナワクチンの接種につきましては、厚生科学審議会において、緊急の蔓延予防のために実施する必要があり、今後流行する変異株の状況、ワクチンの有効性、安全性に関する一定程度の知見、諸外国における子供への接種の対応状況等も勘案し...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 本人の発症予防効果と重症予防効果が期待できることは明確になっているわけであります。そういう意味で、例えば、リーフレットでの説明や我々が説明するときには、明確にそうした重症化リスクの高い基礎疾患を有するお子さん等については特に重要であるということ、そして明...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ワクチンの接種については、感染を予防していくという予防接種法の考え方に基づいて、しっかりと国民の理解を得て進めてまいりたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチン接種後の副反応を疑う症状に対応するように、都道府県に対しまして医療体制の確保を求めております。現在、全ての都道府県において、副反応であることが疑われる症状がある場合に専門的な医療機関を円滑に受診できる体制、これは最低県に一つということで...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチン接種については、あくまで本人や保護者の意思により接種を受けていただくことが重要であると思います。  五歳から十一歳までの子供へのワクチン接種につきましては、先月、二月二十一日に、教育委員会等を通じて学校等に対しましても、ワクチンの接種...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 次亜塩素酸については、独立行政法人製品評価技術基盤機構において新型コロナウイルスに対する有効性の評価が行われておりまして、厚生労働省としては、この評価に基づいて、経済産業省、消費者庁とともに、次亜塩素酸水を使って対策をする場合の注意事項等について明らかに...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほども度々申し上げているように、次亜塩素酸水の空間噴霧について、その安全性情報、使用上の注意事項等を守って適切に使用することを妨げるものではないということは、これは先ほどから答弁させていただいているとおりであります。  今言っているのは、空間噴霧の効...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 医療機関に対する財政支援の根拠を法律に作るかどうか、そうしたことも含めまして、今後、今現在はオミクロンが進行しているんで、オミクロンの感染の状況やその対応も踏まえて、そして今、現下、ともかく対策、目下の対応に注力する必要があるということでございますので、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 子宮頸がんにつきましては、他のがんと比較して、二十歳代から罹患率が上昇し、三十から四十歳代の若い女性に発症のピークがあることが特徴的です。また、初期に自覚症状もなく、子宮頸がんによる将来的な不妊につながる可能性もありまして、HPVワクチンの接種とともに、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 普天間飛行場代替施設建設事業等も含めて、あっ、済みません、ちょっとファイルから外したときに外すところを間違えました。  遺骨収集事業については、その……(発言する者あり)よろしいでしょうか。遺骨収集事業については、その円滑かつ確実な実施を図るため、外務...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 普天間飛行場代替施設建設事業に関しましては防衛省の事業でありまして、厚生労働省としてはコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) さきの大戦への思いについては、本当に、本島南部で多くの住民の方々が犠牲になったというふうに認識をしておりますし、本当に役割分担をしっかりしながら御遺骨を収集する仕組みを構築しているので、それを進めていきたい。  そのことについては、厚生労働省として、一...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) そういう意味におきましては、従来から公共事業等において南部の地域の砂が使われているということについては、私は認識をいたしております。そして、その地域が激戦地であって、遺骨が入っているということについては認識をいたしておりますけれども、そういういわゆる県外...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 答弁は今申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省としては、誰もが納得した待遇の下で、一人一人の希望に応じて多様で柔軟な働き方を選択できる社会を実現していくことが重要だというふうに考えております。  具体的には、非正規雇用労働者の正社員化について言えば、キャリアアップ助成金等に加え、人への投...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 希望する個人が多様で柔軟な働き方を選択できる社会を実現していくことが重要であり、こうした選択肢の一つとして、フリーランスとして働く方が安心して働ける環境を整備するということでございます。  具体的には、昨年三月に、関係省庁と連携をして、独占禁止法や労働...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 男女間賃金格差そのものの開示を充実する制度の見直し等、現在所管部局において検討中でございます。  今回見直しの背景となる政府の問題意識を述べさせていただくと、男女間賃金格差は縮小傾向にありますが、依然として大きい。主な要因として、管理職比率や平均勤続年...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 国及び地方公共団体の非常勤職員の採用については、多様化する行政需要への対応等を踏まえまして、各行政機関において判断されているものと承知しております。  また、その待遇につきましては、今委員からもお話ありましたけれども、民間企業の労働者に適用されるパート...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、厚生労働省も大変に多くの仕事を抱えて、職員がしっかりと働いていく状況をどうつくっていくかということは、本当に重大な課題であるというふうに私自身も思っております。  公務員制度の定員や、あるいは働き方の問題、こうしたことは、政府を挙げて、私自身も含め...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の新型コロナウイルス感染症の影響を受けまして、シフト制で働く労働者の方がシフトの減少などの事態に直面していることを踏まえまして、雇用調整助成金の活用や休業支援金等によりまして、シフト制の労働者の方についても雇用維持が図られるように支援に取り組んでいる...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 介護保険制度におきましては、サービスに必要な費用につきましては、保険料、公費、利用者負担の適切な組合せにより財源を確保しております。このため、これまでの介護報酬改定においては、介護事業所の経営状況等や地域で適切な介護サービスが安定的に提供される必要性だけ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 我が国の社会保障全体の体系においては、あるサービスが公費負担等でも、公費負担制度でも社会保険制度でも提供されているときは、保険料を支払って国民が互いに支え合う社会保険制度によるサービスをまず利用するという保険優先の考え方が原則になっております。障害福祉制...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 十月以降、介護報酬において対応することとしたのは、安定的、継続的な事業収入を事業所に保障をして、安定的に処遇改善を行うという趣旨でございます。  そもそも、介護保険制度について、委員から御指摘のように、保険料負担、そして公費負担、利用者負担と、そういう...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 我が国の医療は、医師の自己犠牲的な長時間労働によって支えられてきたという側面がある中で、医師の健康を守り、良質な医療を確保していくためには、医師の働き方改革が不可欠だと考えております。  そうした観点から、昨年、時間外労働時間の上限規制の適用に向けて、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の新型コロナ対応に当たりまして、重点医療機関などでは、日夜本当に感染防止に細心の注意を払いつつ患者の治療のために御尽力され、長時間労働となっている医師の方々がおられることを承知しておりまして、心から感謝と敬意を表します。  一方、それ以外の医療機関...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 令和四年度の診療報酬改定では、症状が安定している患者につきまして、医師の処方によりまして、医師及び薬剤師の適切な連携の下で一定期間内に処方箋を反復利用できるリフィル処方箋の仕組みを設けることとしております。  具体的には、医師が診断に基づいて最大三回ま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) オンライン診療に関しましては、今般のコロナ禍において医療機関の感染対策と患者の受診の機会を確保するという観点から、医師が自らの責任の下で医学的に対応可能であると判断した範囲においては、麻薬、向精神薬の処方や長期処方の実施等を除いて、初診からオンライン診療...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ワクチン、治療薬を国内で開発、生産できる体制を確立しておくことは、今委員から御指摘があったように、安全保障上も極めて重要な課題であるというふうに思っております。  ワクチンについて申し上げると、昨年六月に、政府が一体となって必要な体制を構築し、長期継続...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 希少疾病用の医薬品や小児医薬品の重要性や、それから開発の難しさについてはよく承知しております。これまでも種々の開発促進に関する対策を講じてきております。  具体的には、小児医薬品開発ネットワーク支援事業によりまして、専門家による企業への助言など、治験実...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 生活習慣病の予防に当たりましては、生活習慣を改善して疾病の発症を予防する発症予防と、合併症の発症や症状の進展等の重症化を予防する重症化予防が共に重要であるというふうに考えます。予防という用語はこれらの概念を包含するものでありますけれども、予防というと、一...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員からお話がありました、社会保障制度、将来を見越して時間軸や政策をしっかりと整理しながら議論するという必要があるということについては、おっしゃるとおりだというふうに思って聞いておりました。  御質問の年齢の問題でございますけれども、日本の民法におい...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 介護分野の国家資格である介護福祉士と、医療分野の国家資格である看護師、業務を行う際に必要な知識及び技能が異なっていることから、両資格の一体化やカリキュラムの統一は困難であるというのが現状の認識でございます。  一方、医療・福祉分野の特定の資格間において...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、いろいろな御意見も、従来の報告書の内容も伺っておりました。一つ言えば、十五年の生殖補助医療部会の報告書に触れられているように、多胎妊娠への対応については、基本的に多胎妊娠の防止によって行われるべきと考えているということは、恐らくそういうことかなという...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 五歳から十一歳までの子供への新型コロナワクチン接種については、厚生科学審議会におきまして、緊急の蔓延予防のための実施をする必要があって、今後流行する変異株の状況、ワクチンの有効性、安全性に関する一定程度の知見、諸外国における子供への接種の対応状況等も勘案...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 日本年金機構において、平成二十八年に匿名の談合情報により入札を中止し、事業者のヒアリング等を行ったわけですが、特に談合を疑わせる事実は確認できなかったために、誓約書を提出させた上で再度入札を実施したものと承知をしています。しかしながら、結果として談合が行...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 昨年夏の経験を踏まえまして、全体像に基づきまして、前回ピーク時の一・三倍の受入れ病床を確保したのみならず、自宅宿泊療養者への対応を含めた保健医療提供体制の強化を行っております。  その上で、重症化率は低いが感染力拡大速度が顕著で、高齢者は若年者より重症...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 私が先ほどから申し上げたのも、全体像、昨年の十一月につくった全体像というのは、基本的には、その、しゃべりにくくなってしまいました。(発言する者あり)はいはい、分かりました。オミクロン株の特徴に合わせて、全体像の中で本当に必要な部分について迅速化して、強化...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) アドバイザリーボード、二月二十四日に報告がなされて、三月二日、評価、分析も出ております。その中では、濃厚接触者の特定と自宅待機等の求めが、公衆衛生の観点から感染拡大防止を目的としたものであると。しかし、今おっしゃったような、潜伏期間や世代時間が短いことか...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 所信表明で、検査ニーズに応えられるよう全力で取り組むと確かに申し上げさせていただきました。その意味は、有症状者や濃厚接触者を始め、検査を必要とする方々が確実に受けられるような体制整備を図っていくという趣旨でございます。そのような検査体制を整備するために…...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 全体像は、昨年の夏の経験を踏まえて、最悪の事態を想定して全体像についてお示しをしたものですけれども、その後、オミクロン株の特徴の解明に合わせて、病床の確保のみならず、どちらかというと全体像は病床の確保中心でした。しかし、それを、自宅・宿泊療養者への対応を...全文を見る
03月09日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○後藤国務大臣 委員御指摘のとおり、一人当たりGDPを高めていくためには、効果的な職業訓練を通じて働く方のスキルアップを図り、生産性を高めることが重要であります。  今般法定化する協議会には、労使団体、教育訓練実施機関、民間職業紹介事業者、労働局、都道府県など多くの関係者に参加...全文を見る
○後藤国務大臣 今の日本の経済状況や働く人の置かれている状況から考えて、賃上げが非常に重要であるという認識を持っております。  それに加えまして、看護、介護、障害福祉、こうした分野については、公的な価格ということでございますから、まず政府が率先してそういう対応をしていくべきだと...全文を見る
○後藤国務大臣 失業等給付に係る費用の一部を国庫により負担しているのは、雇用保険の保険事故である失業は、政府の経済政策、雇用政策とも関係が深く、政府もその責任を担うべきとの考え方によるものです。この考え方自体については、今委員から御指摘いただきましたが、今回の改正によっても変わる...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の法案について、労働政策審議会に法案要綱を諮問した際、公労使一致した意見といたしまして、引き続き、新たな国庫繰入制度を含めた雇用保険財政の在り方について、制度、運用両面において継続的に検証、検討し、必要な対応を行うよう強く求めること、今回新たな国庫負担の仕組み...全文を見る
○後藤国務大臣 諸給付及びその費用負担の在り方ということについての限定はないということでございます。  ただ、今回こうした制度を新たにつくっているわけでございますので、その全体像としての今回の制度についてのまた御議論もいただけるものと思っております。
○後藤国務大臣 二つの面において、含まれると思います。  一つは、新たな国庫繰入制度を含めた雇用保険財政の在り方について、制度、運用両面において継続的に検証し、そして必要な対応を行うということを強く求めることも含めて審議をする。また、雇用保険事業における諸給付及びその費用負担の...全文を見る
○後藤国務大臣 医療・介護・保育分野適合紹介事業者宣言につきましては、医療、介護、保育分野の職業紹介事業者が厚生労働省が運営するサイトに紹介実績や手数料に関する事項を公表していること、自社の紹介により就職した者に対し二年間転職勧奨を行っていないこと、返戻金制度を設けていること等に...全文を見る
○後藤国務大臣 今、委員御指摘がありましたけれども、職業紹介手数料の水準については、労働市場の需給の状況や求人の内容に応じて決定されるものと認識をしております。  利用者のニーズに合った職業紹介事業を安心して選択できる環境を整備することが重要であるということで、平成三十年一月か...全文を見る
○後藤国務大臣 今おっしゃいました医療、介護、保育関係等の人材不足分野のマッチング支援を行うために、ハローワークに人材確保対策コーナーというのを設置しておりまして、助言や指導、情報発信、セミナー、就職面会等、いろんな分野について指導を実施しております。令和四年度予算におきましても...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の新たな失業給付の国庫負担の仕組みは、そのどれか一つ、いずれかが本則、原則ということではなくて、今委員もお話しされていた制度でございますけれども、雇用情勢及び雇用保険財政の状況に応じた国庫負担割合と機動的な国庫繰入規定の全体をもって雇用保険法の本則として制度を...全文を見る
○後藤国務大臣 私の答弁は、全体としてのこの仕組みそのものをもって原則であるということで申し上げております。
○後藤国務大臣 今般の仕組みにおいては、失業等給付の国庫負担率を判断するに当たって、その支出額に直結する失業手当の受給者実人員の動向によって雇用情勢の悪化状況を測ることが適当であるというふうに考えました。雇用情勢が相当程度悪化した状態として、受給者実人員七十万人という水準を設定し...全文を見る
○後藤国務大臣 今、井坂委員から御指摘のあった、雇用調整助成金等を始めとした様々な新型コロナの緊急事態における措置によって雇用保険特会が全体として非常に厳しい財政状況になっている、こういう緊急事態まで含めると、通常の事態の雇用情勢の失業手当の受給者実人員のような判断基準だけではな...全文を見る
○後藤国務大臣 委員御指摘のとおりで結構でございます。
○後藤国務大臣 雇用保険財政については、保険料及び国庫負担により、将来にわたって安定的な運営を確保し、予期せぬ景気変動に伴う雇用情勢の悪化が生じたとしても十分対応できるものとしておくことが重要である、そのことはもう委員指摘のとおりであります。  今般の法案において新設する機動的...全文を見る
○後藤国務大臣 単年度収支黒字を目指すような運営をしていくべきだという御指摘は、そのとおりだと思います。
○後藤国務大臣 繰り返しにはなりますけれども、雇用保険財政、しっかりと適切に運用してまいりたいと思います。  それで、要綱等の諮問の際の労働政策審議会の答弁を丁寧に御披露しているのは、我々は、そういう前提条件の下でおおむね妥当の結論をいただいているということなのでわざわざ紹介し...全文を見る
○後藤国務大臣 今申し上げたとおりです。  少し堅く御答弁しているのは、それが私の覚悟とか意見という意味じゃなくて、それはしっかりと、実を言うと、今回、おおむね妥当という結論をいただいた労政審の、公労使の共通した認識であるから御披露していることだということで、委員の今の御指摘に...全文を見る
○後藤国務大臣 少子化社会対策大綱において答弁させていただきましたし、現在の保険料率では、令和七年度以降の安定運営が可能な見通しも立っていない状況でありますので、今般の法案においての附則で、令和六年までをめどに、育児休業給付及びその財源の在り方について検討を行う旨の規定を置いてお...全文を見る
○後藤国務大臣 高齢者が集団生活をしておられる施設での重点的検査が重要だということについては、全く同感でございます。  一言だけ、ちょっとつけ加えさせていただくと、そもそも、蔓防が適用になる、ならないの前から、全ての地域において、発熱等の症状者が出た場合には必ず検査を実施し、施...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンの接種後に生じた副反応を疑う事例については、審議会において専門家が議論した上で定期的に公表しておりまして、直近が二月十八日でありましたのは事実です。五歳から十一歳までの子供に関する事例の報告はありません。  審議会の開催の頻度について、具体的に...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほども申し上げましたように、適切な頻度での開催を行っていきたいと思います。重篤な事象が発生したり、例えば心筋炎が出たときなどは、通常のペースとは違って、非常に頻度を高めて開催もいたしております。なるべく早くに開催をする必要があるときに開催したいと思っております。
○後藤国務大臣 少し局長の答弁の繰り返しになりますけれども、今先生から御指摘あったような政令で定める予定の内容は、失業等給付に係る保険料率が法律上の本則である千分の八である場合に加え、翌年度にこの保険料率が千分の八となる場合や、雇用情勢や雇用保険財政が急激に悪化した場合も実施でき...全文を見る
○後藤国務大臣 令和四年度の雇用保険料については、雇用保険財政が極めて厳しい状況にある中で、失業等給付の保険料率は原則千分の八であるところを、実際の費用負担者である労使も参画した労働政策審議会の報告書も踏まえまして、現下の経済や雇用の状況を勘案し、令和四年度における激変緩和措置と...全文を見る
○後藤国務大臣 雇用保険のセーフティーネットの機能を十分発揮できるように雇用保険財政の安定的運営に努めてまいりたい、そのように申し上げたとおりであります。
○後藤国務大臣 雇用保険制度は、週所定労働時間が二十時間以上かつ三十一日以上雇用見込みがある労働者を適用対象としています。これは、自らの労働による賃金で生計を維持している方について、失業時に必要な給付を行い、求職活動を支援するという考え方に基づいております。  週所定労働時間が...全文を見る
○後藤国務大臣 働き方がいろいろな形態があるとか、家族でどういうふうに生計をお互いに支え合っていくかとか、いろいろな問題もあると思います。  先ほどの先生の御指摘が、労働時間以外の方法による適用基準を追加することを検討してはどうかということであれば、一言申し上げるとすれば、雇用...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員御指摘のように、フリーランスは、働く個人という側面とともに事業者としての側面も有しているほか、その働き方は業種や職種、仕事内容によっても大きく異なっておりまして、多種多様であると思います。このため、多様な働き方を選択できる社会を実現する観点から、フリーランス...全文を見る
○後藤国務大臣 インターネット上で展開されているサービスには様々なものがあると承知しておりまして、多数の情報から求職者が検索ワードを入力して検索するサービス、また、求職者が登録した学歴、職歴などの情報を求人企業に提供することで求人企業からのスカウトにつながるサービスとか、いろいろ...全文を見る
○後藤国務大臣 ハローワークにおいては、求人者から求人を受理するに当たって、法令違反の確認や指導、正確で明確な求人条件の明示のための確認や指導を行っております。この確認に当たっては、事業者からの聞き取りのほか、必要書類の提出を求めるなどを行っております。  また、法案においては...全文を見る
○後藤国務大臣 法案においては、虚偽の広告をなし、若しくは虚偽の条件を提示して募集情報等提供を行った場合について罰則の対象としております。この罰則は故意犯を処罰するものでありますので、虚偽であることを知らなかった場合は犯罪は成立しないと解されます。
○後藤国務大臣 募集情報の内容の正確性の責任は、一義的には求人企業にありますが、今回の改正で、募集情報等提供事業者に的確表示の義務を課し、正確な内容に保つための措置を講じなければならないこととしております。  したがって、求人内容が虚偽であった場合、指導対象としては求人企業と募...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の改正において、募集情報等提供事業を行政処分の対象に加えるとともに、一部に届出制を創設したことに伴いまして、募集情報等提供事業の実態把握や指導監督を行う新たな組織を厚生労働省本省に設置する等の体制強化を図る予定です。  新たな規定に基づく届出情報等を基にした...全文を見る
○後藤国務大臣 今、委員御指摘のように、労働者を募集する事業主がハローワークをより利用しやすくなるようにすることは重要でありますし、オンラインで求人提出や職業紹介ができるようにするなどのオンラインサービスの充実など、サービスの強化に努めているところです。  また、ハローワークイ...全文を見る
○後藤国務大臣 今回の法案につきましては、今後の雇用保険の財政の在り方等を決めるものでございます。そういう意味においては、今後例えば大きな経済の変化やあるいは労働環境の変化が起きるということになっていけば、それに応じてこのルールを適用しながらしっかりと雇用保険を守る、そういう形で...全文を見る
○後藤国務大臣 雇用のセーフティーネットを強化して円滑な労働移動を促していくために、無料の職業訓練と月十万円の給付金を支給する求職者支援制度について、コロナ禍で非正規雇用労働者等が利用しやすいように、本人収入要件や世帯収入要件などを緩和する特例措置を設けております。また、シフト制...全文を見る
○後藤国務大臣 地域のニーズに合った求職者支援訓練のコース設定、訓練の質の向上は、委員の御指摘のとおり、非常に重要だと思います。  今般法定化する協議会では、労使団体、それから教育訓練実施機関など、関係者に参加していただきまして、求職者支援訓練も含めて、御指摘のあったデジタル化...全文を見る
○後藤国務大臣 今、委員から御指摘があったように、お一人お一人の状況に応じて、その状況に応じた制度利用の働きかけを行っていくことが大切だというふうに思っております。  必要な方に制度を利用していただけるように、地域若者サポートステーションやハローワーク等での求職支援制度に関する...全文を見る
03月09日第208回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(後藤茂之君) 柳ヶ瀬裕文議員の御質問にお答えいたします。  賃上げ達成のためのセーフティーネットの整備と雇用の流動性の確保についてお尋ねがありました。  賃上げの達成のためには、安心して就職活動を行うことができる環境整備を重要と考えています。  このため、雇用の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 伊藤岳議員の御質問にお答えいたします。  新型コロナウイルスに係る医療人材の確保についてお尋ねがありました。  厚生労働省として、昨年夏の感染状況を踏まえ、全国で前回のピーク時の一・三倍の受入れ病床を確保するとともに、医療人材についても、全国で約二千...全文を見る
03月09日第208回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどの救急搬送の事例にしましても、医療の現場が本当に厳しいということは肝に銘じております。そういうことに対応するために、急遽、一般の病床をコロナ病床振り向けられるようにしたり、あるいは四百五十万円の病床確保のための確保料を急遽準備したり、それなりに対応...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 昨年の夏の状況をつぶさに反省をいたしまして、昨年の十一月には全体像をつくるということで、病床についても三〇%増の病床を確保するとか、政府としては新しい感染に対する体制として対応を取ってまいりました。  その後、オミクロンが感染が拡大することになりまして...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) オミクロンというのは、もちろん重症化に、重篤化する可能性が従来の株に比べて低いか高いかということは別にしても、感染力が強くて感染者が非常に増えますので、そういうことからいうと、その中から高齢者だとかあるいはリスクの高い方とか、そういう方に伝播、感染が広が...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 令和四年一月一日から三月六日までの間に、新型コロナ患者の死亡者数のうちHER―SYS上で検案場所が自宅と入力された件数は八十六件でございます。
○国務大臣(後藤茂之君) 御通告を受けていないので、今手元に数字はありません。(発言する者あり)
○国務大臣(後藤茂之君) 今おっしゃったのは地域医療構想の件でございますね。  そのことにつきましては、人口構造の変化を踏まえつつ、地域の医療ニーズに応じた医療提供体制をつくっていくというのが地域医療構想でございます。決して病床削減や統廃合ありきではなくて、今申し上げた地域の医...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 地域医療構想でそうした形での地域医療の在り方の検討をしている途上でありましたけれども、御指摘のように、足下、コロナが起きているわけであります。  そういうことでありますから、全体像に基づいて、前回ピーク時の一・三倍の受入れ病床を確保するなど、医療提供体...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 医療提供体制、今、いろいろな形で、本当に逼迫しているところ、そうでないところあるわけですけれども、国民の医療を守るために懸命に努力させていただきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 公立病院を廃止したいという方向はありません。  先ほど申し上げたように、地域医療計画のことでおっしゃっておるんだとすれば、それは地域の医療ニーズに合わせて、人口減少もしていきます、それぞれ高齢化が進む中でそれぞれの地域の医療ニーズも変わるので、その医療...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 都道府県のデータによりますと、東京都の死亡者数が、あっ、三倍というところはもういいですか。(発言する者あり)  東京都の死亡者数は六百四十二名で十万人当たり四・六人、大阪府の死亡者数は千五十名で十万人当たり十一・九人ということでありまして、大阪府の人口...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) それぞれの県の医療提供体制についてまで今ここで私から申し上げる状況にありません。
○国務大臣(後藤茂之君) 地域の医療体制につきましては、地域の医療資源、地域のそれぞれの状況に応じて、地域に応じて、そのニーズに沿った形の検討をしていただくのが一番いいというふうに思っております。
○国務大臣(後藤茂之君) 自宅療養者が安心して療養できるような環境を整えることは重要でございます。自宅療養者への生活支援に関して、昨年二月に改正された感染症等におきまして様々な対応についても新たに付加をされたところでございます。  政府としても、必要に応じて支援を行うことで、自...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 自宅療養の方への食事の提供等につきましては、昨年二月の改正されました感染症において、感染症法ですね、において、都道府県知事は必要に応じて食事の提供等に努めなければならないとされたところでございます。  このことも踏まえて、配食サービスの提供体制確保など...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省として、必要に応じて自治体に個別に自宅療養者に対する支援の状況を確認し、配食サービスの遅延状況などについても聞き取りを行うなどしてきています。配食サービスの実施状況の確認については網羅的に実施しておりませんけれども、必要に応じて、自治体の業務負...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 申し上げたとおりです。
○国務大臣(後藤茂之君) 非常にコンパクトな御質問ですので、少し、消費税を削減してベッドを削ってという医療法の話をされたんだと思うんですけれども、消費税というのは、消費税財源を使った基金が削られて、そのことによって医療サービス、病床のサービス等の支援が薄くなったということだろうと...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 地域医療構想は医療の削減のための法律ではありませんし、その辺のところはちょっと理解が一致していないということだろうと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 病床削減や統廃合ありきではなくて、地域の実情を十分に踏まえた上で、地域で不足する機能の強化、医療機関の間の役割分担や連携、そうしたことにしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) HER―SYS上で検案場所が自宅と入力された件数は把握可能でございます。  第六波については、お尋ねがありましたので、集計のため一定の時間を取ってお答えをいたしましたけれども、第五波、第四波につきましては、波から波への時間をどういうふうに数えるか、その...全文を見る
03月10日第208回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(後藤茂之君) 今、藤木委員からお話がありました厚生連も含め、私の選挙区も工業と農業半々で、農業地域がありますので厚生連に大変お世話になっていますが、本当に様々な医療機関の皆さんにお世話になっていることに私の方からも感謝を申し上げたいというふうに思います。  その上で...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 役員を除く女性の雇用者に占める非正規雇用労働者の割合は五三・六%でございます。また、非正規雇用労働者を分母とした女性の割合は六八・四%となっております。
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省としては、誰もが納得した待遇の下で、一人一人の希望に応じて多様で柔軟な働き方を選択できる社会を実現していくことが重要だと考えております。  非正規雇用労働者の待遇改善につきましては、同一労働同一賃金の履行確保に加えまして、キャリアアップ助成金...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員が御指摘になったような実態は確かにあるというふうに思っております。  低賃金となっている要因でございますけれども、宿泊業、飲食業等の対人サービス業は、他業種と比較して労働生産性が低いことに加えまして、仕事の繁閑が短期的に変動することに機動的に対応...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 我が国における女性の活躍に向けた課題の一つとして、今御指摘のあった固定的な性的役割分担意識があるというふうに認識しております。  そのため、女性活躍推進法に基づく事業主行動計画策定指針においては、「職場における性別役割分担意識や、仕事と家庭の両立に対す...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 四回目のワクチンは、諸外国においてもその接種について検討をしている段階だと認識をしています。客観的な感染の状況あるいは科学的知見に基づいて、我が国においても検討していきたいというふうに考えております。  いずれにしても、必要があれば積極果敢に取り組んで...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) そういう必要があれば、政府としてはワクチンを間に合う時期に調達する責任があるというふうに考えますので、しっかり取り組ませていただきます。
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省としての取組を申し上げたいと思いますけれども、父親が日本人の軍人や軍属であるフィリピン日系二世が日本国籍の就籍を希望する場合には、弁護士会を通じて、厚生労働省に対して日本人の軍歴等について照会がございます。その際には、厚生労働省が保管している旧...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 政府それぞれ役割を担っておりますが、厚生労働省としても一生懸命取り組ませていただきます。
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチン三回目接種をするに当たって、その安全性とそして有効性、これをしっかりと科学的知見に基づいて客観的に判断することが重要だということは、委員の御指摘のとおりだと思います。  我々も、例えば新型コロナワクチン三回目の接種、これ進んでいる国に...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ワクチン接種後の死亡事例の因果関係の評価については、適切な手続にのっとって評価しているものの、ワクチン接種後に起こり得る副反応が様々であり、偶発的な発生によるものか、ワクチンが原因として発生したものなのか、判断をすることは極めて難しいということでございま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 抗菌薬の原材料につきましては、採算性等の理由によりまして、海外からの輸入に依存している状況にあります。  二〇一九年には、海外の製造所のトラブルによりまして、今御指摘のあったセファゾリンでございますけれども、日本国内において長期にわたり供給が滞り、医療...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 弱視は、早期に発見し治療等につなげることで、視力の向上ができる、期待できるとされております。そのため、御指摘のあった令和四年度予算案では、市町村において、屈折検査機器を含め、各種健診に必要な備品の整備等に活用できる補助事業の創設を盛り込んでおります。これ...全文を見る
03月11日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○後藤国務大臣 雇用調整助成金については、今委員が御指摘いただいたように、これまでに例のない特例措置を講じまして、事業主の雇用の維持を強力に推進してきたところでございます。  先般、雇用調整助成金の特例措置等を六月末まで延長する方針を公表したところでございます。七月以降の取扱い...全文を見る
○後藤国務大臣 旧優生保護法につきましては、この法律に基づき、またこの法律の存在を背景として、多くの方が、特定の疾病や障害を理由に生殖を不能にする手術等を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けてこられたことについて、厚生労働省としても真摯に反省し、心から深くおわびを申し上げ...全文を見る
○後藤国務大臣 今御指摘がありました雇用保険二事業における借入額の返済の在り方につきましては、労働政策審議会でも議論になっております。労働者代表委員からは、労働者が拠出した保険料が含まれる積立金からの貸出額が保全されるべきだという御意見があった一方で、使用者代表委員からは、雇用調...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の新たな失業等給付の国庫負担の仕組みは、四分の一、四十分の一、そのどれか一つが原則ということではなくて、雇用情勢及び雇用保険財政の状況に応じた国庫負担割合と機動的な国庫繰入規定の全体を新たに雇用保険法の本則として規定しているというふうに考えます。  具体的に...全文を見る
○後藤国務大臣 ここはなかなか議論がかみ合わないところかもしれませんが、雇用情勢、雇用保険財政の状況に応じて、国庫負担の割合、機動的な国庫繰入れの規定も含めて、全体を新たに雇用保険法の本則として、機動的な国庫負担を含めた、そういう形で保険財政をしっかりと支えていくというふうに考え...全文を見る
○後藤国務大臣 このことについては労政審でも大変に議論になっておりまして、きちんとした財政運営が担保されるための十分な質疑等も求められているわけでありまして、我々としては、そうしたことを前提にいただいた労政審の結論でございますので、しっかりと責任を持って、それを踏まえてやっていく...全文を見る
○後藤国務大臣 小学校が臨時休校した場合等において、保護者の方が安心して必要な休暇を取得できるよう、是非、事業主の方には、小学校休業等対応助成金の活用、また、休業支援金の仕組みによる個人申請への御協力をいただきたいというふうに考えています。  そして、これまでも、厚生労働省とし...全文を見る
○後藤国務大臣 今後の雇用保険制度における具体的な給付水準等については、収支だけではなくて、失業期間中の生活保障と再就職支援という制度本来の趣旨、目的も踏まえて、労働政策審議会における議論も経た上で検討する必要があると考えております。単純に財政状況の悪化のみを理由として給付水準の...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の国庫負担の仕組みというのは、四分の一、四十分の一、これに加えて、こうした負担割合にかかわらず機動的に国庫からの繰入れを可能とする仕組みを常設化することです。  この新たな国庫繰入制度を含めて、雇用情勢等に応じて機動的な財政運営ができる国庫負担の枠組みによっ...全文を見る
○後藤国務大臣 今回の新しい国庫繰入制度によって、国庫負担の枠組み、機動的な財政運営をすることによって、国の責任を果たしていきたいというふうに考えています。
○後藤国務大臣 今、機動的繰入れを行うべき状況として労政審の報告書に記載された四つの類型、確認がされておりますけれども、雇用保険部会に早急に財政の状況を報告し、財政安定化のために必要な財源の内容やその確保も含めて議論を行い、必要な対応を取るべきとされた労働政策審議会の議論を尊重し...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の法律において新設する機動的な国庫繰入規定は、失業給付に係る保険料率が法律上の本則である千分の八である場合に加えて、翌年度にこの保険料率が千分の八となる場合や、雇用情勢や雇用保険財政が急激に悪化した場合も実施できる仕組みとなるような、そういう仕組みとなる、政令...全文を見る
○後藤国務大臣 委員御指摘のとおりで、雇用保険法第七十二条では、厚生労働大臣は、この法律の施行に関する重要事項について決定しようとするときは、あらかじめ、労働政策審議会の意見を聞かなければならないと規定されております。  この施行に関する重要事項について具体的な基準が定められて...全文を見る
○後藤国務大臣 法律の施行に関する重要事項の解釈についてこれまで具体的な基準や解釈を定めたことはありませんが、少なくとも機動的な国庫繰入れの実施に関することは施行に関する重要事項に含まれると考えておりまして、そうした旨を何らかの形でお示しできるかどうか、検討してまいりたいと思いま...全文を見る
○後藤国務大臣 機動的な国庫繰入れの実施というのは、入れることだけを入れて考えているのではなくて、その実施という事柄について施行に関する重要事項に含まれているということで、委員の御指摘で結構でございます。
○後藤国務大臣 昭和二十八年の最高裁判決におきまして、職業紹介とは、求人及び求職の申込みを受けて求人者と求職者の間に介在し、両者における雇用関係成立のための便宜を図り、その成立を容易ならしめる行為一般を指称するものと判示されておりまして、平成三年の最高裁判例においても支持されてい...全文を見る
○後藤国務大臣 求職者保護の観点からも、事業者が事業展開をするに当たっての予見可能性の観点からも、多様なサービスが生まれている実態を踏まえた職業紹介と募集情報等提供の区分の明確化は重要だと考えております。労働政策審議会にも御議論をいただきまして、しっかりとその点に取り組んでいきた...全文を見る
○後藤国務大臣 いわゆるリコメンド機能といってもその実態は様々でありまして、例えば、AI等の高度な技術を活用した場合については、今委員御指摘のあったアンコンシャスバイアスの再生産が生じるおそれなどが一般的に指摘されております。  労政審等において、現時点で我が国において直ちにそ...全文を見る
○後藤国務大臣 今回の法案においては、求職者情報を収集して募集情報等提供を行う事業者について、届出制を導入しているところでございます。  これにより、把握した事業者名簿の情報等については、厚生労働省で開設している人材サービス総合サイトにおいて一覧で閲覧できるようにしまして、利用...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員から御指摘がありましたように、今般の改正法案において、募集情報等提供事業者に対して、募集情報の的確表示等の依拠すべきルールを定めております。改正法に基づく届出事業者について、一覧で閲覧できるようにし、利用者自らがサービスを選択できる環境を整えていくことが必要...全文を見る
○後藤国務大臣 まず、育児休業給付の財政運営試算に当たりましては、これまで、男性受給者の増加傾向も織り込んで試算を行っているところでございます。  本年十月から施行される産後パパ育休によりまして、仮に男性育児休業取得率が三〇%に達するまで進み、平均二週間取得するなど一定の仮定を...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘の新聞報道は、米国における専門家の査読を受ける前の研究成果を取り上げて、五歳から十一歳までの子供に使用する新型コロナワクチンのオミクロン株に対する感染予防効果や入院予防効果を、十二歳から十七歳までの子供に使用するものと比べて早く低下する旨を報じたものと承知を...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のデータは米国CDCの報告を指すと承知しております。  この報告の中では、五歳から十一歳までの子供への新型コロナワクチン接種による副反応の発生頻度について、十二歳から十五歳までの子供と比べて、登校できない者の割合は多いものの、その他の局所反応や全身反応等の...全文を見る
○後藤国務大臣 今、丁寧に、法律、新しい、特に募集情報等提供事業者、SNSや、あるいはAI、あるいは国際的な問題、新たな質を担保する中での競争の問題、多角的な問題点があること、よく承知して、しっかりと新しいビジネスとして成り立つことと、そして、情報を受ける人の権利や、しっかりとし...全文を見る
○後藤国務大臣 現在でも、職業安定法に基づく指針において、労働条件を明示するに当たっては、賃金形態や基本給、手当に関する事項について明示するとともに、いわゆる固定残業代を採用する場合は、固定残業代算定のための基礎となる労働時間や、固定残業代を除外した基本給の額、固定残業代の対象と...全文を見る
○後藤国務大臣 過去二十年について確認しましたところ、丁寧な会議運営に関する御意見が付された例はないものと承知しております。
○後藤国務大臣 今回、全体として、こうして新しい四分の一、四十分の一、そして、機動的な国庫繰入れという形で新しい雇用保険の財政の議論をお示ししたところでございます。
○後藤国務大臣 雇用調整助成金の原則的な日額上限は、雇用保険の基本手当日額の上限額に基づき定めております。  雇用調整助成金の助成率と日額上限の特例的な引上げは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、全国規模で急激な経済活動の低下が生じ、雇用環境が悪化する中で、休業手当を支...全文を見る
○後藤国務大臣 労働者が失業した際に支給される基本手当については、失業中の労働者の生活保障のみを目的としたものではなく、その早期の就職を促進することを目的として行うものでございます。  したがって、基本手当の水準は、労働市場における再就職賃金の水準とバランスの取れた給付水準に設...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘の令和三年十二月三日の財政制度審議会の建議については、平成二十五年の社会保障制度改革国民会議報告書において、主として年金制度や医療保険制度に代表される社会保険制度における公費投入の考え方を踏まえたものであると理解しております。  雇用保険制度の国庫負担につ...全文を見る
○後藤国務大臣 令和四年度の雇用保険料については、雇用保険財政が極めて厳しい状況にある中で、失業等給付の保険料率は原則千分の八であるところ、実際の費用負担者である労使も参画した労働政策審議会の報告書も踏まえて、令和四年度における激変緩和措置として年度前半を千分の二、後半を千分の六...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチン接種後の健康状況に関する調査につきましては、予防接種法上の予防接種に位置づけられた対象者及びワクチンについて、国民の皆様に接種後の状況を情報提供することを目的として、必要に応じ厚生労働科学研究を実施しております。  また、御指摘の一、二回目接種...全文を見る
03月11日第208回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(後藤茂之君) カスタマーハラスメント対策企業マニュアルの策定に当たって実施した企業へのヒアリング等によりますと、コロナ禍でのマスク着用、消毒、窓開けに関連するトラブル事案が見られるなど、コロナ禍特有のカスタマーハラスメントが発生していることは認識いたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) これだけを見ると結構広い感じもいたしますが、でも、具体的には、相当にひどく何かどなられている感じを受けます。大変に切ない気持ちがいたします。
○国務大臣(後藤茂之君) 令和元年五月末に成立いたしました改正労働施策総合推進法では、職場におけるパワーハラスメント防止のための事業主の雇用管理上の措置義務を新設いたしました。一方で、御指摘のとおり、カスタマーハラスメントについては措置義務の対象とはなっておりません。  カスタ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 前回の法律改正のときにハラスメントをどういうふうに整理するかというときに、社内的なある程度明確な組織の中での位置付け等があるものについては、その対応について、またそれをどうやって改善していくかについて、施策のことも含めて何とか前回ハラスメントについて取り...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省としても、人命等の保護の観点から、新型コロナウイルス感染症への対応の中にあっても、過労死等を防止し、働く方々の健康を確保する観点から、時間外労働、休日労働は必要最小限にとどめられるべきであるというふうに認識しています。今の医療その他の現場の状況...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 二月十六日時点のデータによれば、埼玉県立循環器・呼吸器病センター、七十四床の受入れ病床を確保しているというふうに認識しています。
03月14日第208回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(後藤茂之君) ワクチン接種は、現行法上、医師と医師の指示を受けた看護師に限り実施可能でございます。  まさに先生から御指摘がありましたように、医師、看護師以外の担い手が迅速な接種に必要であったこと、歯科医師、臨床検査技師、救急救命士は、注射や採血など、人体に針を刺す...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 医療提供体制の確保に当たりまして、臨床検査技師の方々を始めとしてどういう方々が就業していただいているのか、正確に状況を把握することは望ましいと、このことは委員の御指摘のとおりだというふうに思います。  他方で、例えば実人員を把握するためには、お一人お一...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナウイルス感染症の感染経路については、今、櫻井委員から御指摘のとおりでございます。  政府としても、基本的対処方針において感染経路をお示ししており、飛沫やエアロゾルの吸入、そして接触感染と、お示しをいたしております。  接触感染予防策であるド...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナの流行下においても、御指摘の相手の表情を読み取る力など、子供たちの年齢に応じた健やかな成長を支援することは非常に重要なことと考えております。  令和二年度厚生労働省の調査研究における全国の乳幼児健診担当者へのアンケートにおいても、親子の心身の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省では、委員に御視察いただいた都道府県、指定都市に設置するひきこもり地域支援センターにおいて、引きこもりの相談支援や居場所づくり等を進めてきているところでございます。  令和四年度予算案においては、より身近なところで相談支援につながることができ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ゲートキーパーは、悩んでいる人の孤立を防ぎ安心を与える存在であり、その養成は自殺対策における重要な課題であるというふうに認識しております。  厚生労働省では、自治体におけるゲートキーパーを養成する取組への支援を行うほか、三月の自殺対策強化月間や九月の自...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 帯状疱疹ワクチンは、現在、我が国において二種類が薬事承認されており、どちらも五十歳以上が対象となっております。  一般的に、ワクチン接種を今委員御指摘の予防接種法上の定期接種と位置付けるためには、ワクチンの有効性、安全性、費用対効果や、対象疾病の発生や...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) あんまマッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復の施術所につきましては、厚生労働省において、公衆衛生上の観点から、施術室や待合室に関する基準を定めるとともに、各自治体において施術所がこうした基準に適合していないと判断される場合には行政指導や改善命令といった対...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今回の広島高裁の判決には、原子爆弾の健康影響に関する過去の裁判例と整合しない点があるなど、重大な法律上の問題点があり、政府としては本来受け入れ難いものであることを当時の総理談話で表明いたしました。とりわけ、黒い雨や飲食物の摂取による内部被曝の健康影響を、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今回の黒い雨に遭った方の認定に当たりましては、被爆者援護法第一条第三号の、原子爆弾が投下された際又はその後において、身体に原子爆弾の放射能の影響を受けるような事情のものにあった者に該当するかどうかを判断するということになります。  この解釈に当たりまし...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今回の被爆者認定指針の改定は、広島で黒い雨に遭った方が原子爆弾の放射能の影響を受けるような事情の下にあったとして手帳の交付を認める判決が出たことを踏まえたものでございます。広島地裁、広島高裁での事実認定と、その判決を受けて出された総理談話に基づきまして、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどから御説明をしているように、判決もございます、それぞれ最高裁判決まであります。  そして、黒い雨の適用を認めた扱いについて、話合いと裁判の付いた広島と、今まさにその事実も整理している長崎、ここをきちんと整理していくことが、先ほど委員から御指摘をい...全文を見る
03月16日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○後藤国務大臣 現在、労働政策審議会の人材開発分科会におきまして、企業における学びや学び直しを促進するためのガイドラインの策定に向けた御議論をいただいているところでございます。  デジタル化の急速な進展や職業人生の長期化等に対応するために、関係者が協働して学びや学び直しを強力に...全文を見る
○後藤国務大臣 機動的繰入れを行うべき状況として、労働政策審議会の報告書に記載された四つの類型など、機動的繰入れの運用の考え方について、同審議会での議論を尊重して対応していく必要があるということについては、前回もはっきりと御答弁を差し上げました。  厚生労働省として、この考え方...全文を見る
○後藤国務大臣 労政審の御議論を尊重するということは度々この国会で答弁もさせていただいておりますし、先ほど、何らかの対応ができないかどうか、答弁もさせていただいたとおりであります。  内容について、法令的な問題については、先ほど局長が答弁したとおりでございます。
○後藤国務大臣 今般の法案において新設する機動的な国庫繰入規定の運用に当たっては、労働政策審議会の報告書におきまして、保険料の本則を超えた引上げが可能である弾力倍率一を下回る場合であって、雇用保険財政の悪化により積立金が不足し、失業等給付の支払いに支障が生ずるおそれがある場合等に...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほど局長から答弁したように、弾力条項は上にも下にもついている、そういう法制度上の問題でございます。  今般の法案において新設する機動的な国庫繰入規定の運用に当たっては、労働政策審議会において述べられている、保険料の本則を超えた引上げが可能である弾力倍率一を下回...全文を見る
○後藤国務大臣 労政審というのは、三者が集まって、本当にしっかりと議論をしながら、我々はその労政審の質疑を大変に重く受け止めて、こうした労働関係の法律制度を運用しているわけでございます。  その労政審の報告書において、もう繰り返しませんが、先ほど申し上げたような、そういう状況が...全文を見る
○後藤国務大臣 今後、保険料の変更など企業実務に大きな影響を及ぼす可能性のある改正に際しましては、実務を担う方々から前もって意見を聞くなど、丁寧な対応に努めてまいります。
○後藤国務大臣 育児休業給付につきましては、少子化社会対策大綱におきまして、育児休業給付について、中長期的な観点から、その充実を含め、他の子育て支援制度の在り方も併せた制度の在り方を総合的に検討するとされていることや、現在の保険料率で、令和七年度以降、安定運営が可能な見通しとなっ...全文を見る
○後藤国務大臣 共生社会の実現に向けて、障害者一人一人がその障害特性や個性に応じて能力を有効に発揮して活躍できる環境整備を進めることが重要と考えます。  政府としては、障害者手帳の有無に限らず、障害者や事業主に対して、ハローワークなどの就労支援機関における専門的な支援や、事業主...全文を見る
○後藤国務大臣 今般法定化する協議会は、地域や業種等で異なる人材ニーズを、職業訓練にきめ細かく対応していくために、全国一律ではなく都道府県単位の協議会としまして、労使団体や教育訓練実施機関など幅広い関係者に参画していただきまして、地域のニーズを反映した訓練コースの設定を促進すると...全文を見る
○後藤国務大臣 令和二年の雇用保険法の改正の際は、コロナ前の雇用情勢等を踏まえまして、国庫負担の暫定措置の延長を行うことに関して国会での議論が行われたものと考えております。私も確かにここに座っておりました。  その後、コロナ禍における多額の財政支出に対応するために、雇用保険臨時...全文を見る
○後藤国務大臣 今回の法律においては、四分の一、四十分の一、そして定率の負担とは別枠の機動的に国庫繰入れができる仕組みの常設化、この全体をもって原則と考えているということであります。
○後藤国務大臣 先ほどから申し上げたことの繰り返しになりますけれども、コロナ禍における多額の財政支出に対応するために、雇用保険臨時特例法において、定率負担とは別の一般会計による国庫繰入規定を創設したところでありまして、今年度の補正予算においては、まさにこの規定に基づいて約二・二兆...全文を見る
○後藤国務大臣 機動的な国庫繰入れを含めた雇用保険財政、的確なものになるようしっかりと運営してまいります。
○後藤国務大臣 議員御指摘のとおりでありまして、単なるマッチングだけではない、地域産業のニーズ、地域の今後の産業展開も踏まえた、積極的な展開を雇用政策が担っていけたらというふうに私も思っています。  そうした中で、DX分野やグリーン分野など、地域の今後の産業展開を踏まえた人材育...全文を見る
○後藤国務大臣 共生社会の実現に向けて、障害者一人一人がその障害特性や個性に応じて能力を有効に発揮する、活躍のできる環境整備、私たちの開かれた社会を整備していくことが重要であるというふうに思っております。
○後藤国務大臣 衆議院議員山井和則君外二名提出の雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。     ―――――――――――――
○後藤国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力してまいります。     ―――――――――――――
03月16日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(後藤茂之君) 今、ちょっと質問という認識がなくて、ただ共感して見ておりまして、どきっとするというのは本当に、口腔と全身の健康との関係について言えば、要介護高齢者に対して口腔ケアを行うことによりまして誤嚥性肺炎の発症率が低下するとか、歯周病の治療をきちんと行うことによっ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) オミクロン株の濃厚接触者の特定や待機の在り方については、これまでも科学的知見に基づきまして見直しを行ってきたところであります。  こうした中、本年三月九日のアドバイザリーボードにおいて、有識者から濃厚接触者の特定に関する見解が報告され、議論が行われまし...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 直近の新型コロナウイルスの感染状況につきましては、全国の新規感染者が三月十五日時点で五万七百十四人となっております。感染の水準が高かった地域の多くでは減少が続いている一方で、感染の水準が低かった地域では減少傾向が弱く、下げ止まりや増加が見られるなど、感染...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) アンケートの結果につきまして今委員から御紹介もあったわけでありますけれども、この結果そのものを令和三年十二月に自治体に周知しておりまして、罹患後症状に悩む方が必要な医療を受けていただけるように、各自治体における外来や相談窓口の設置等の取組の参考例もお知ら...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今も御報告、御答弁差し上げているように、まだ実態についてなかなか分かりにくいところもあるので研究等行っておりますけれども、今アンケート調査でも御指摘いただいたように、本当に困っておられる方に対してきちっと対応していくということは重要なことだというふうに思...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 検疫におきましては、今現在、抗原定量検査を使っております。これは、検疫が大量に処理をする必要があること、そしてまた連続的な処理をする必要があること、そして機器の能力、規模等でその扱いがしやすいこと、そうしたことを総合的に勘案して、今抗原定量検査でやらして...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 旧優生保護法につきましては、この法律に基づきまして、あるいはこの法律の存在を背景として、多くの方が特定の疾病や障害を理由に生殖を不能にする手術等を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けてこられたことについて、厚生労働省としても真摯に反省し、心から深...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先日の、今御指摘の三月十日の英国健康安全保障庁がオミクロン株やデルタ株に対する新型コロナワクチンの三回目接種の効果に関する調査結果を公表したことは承知をいたしております。  この調査結果では、例えば、発症予防効果については、ファイザー社のワクチンを二回...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどからも申し上げているように、交互接種どちらであっても効果があること、つまり重症予防効果と発症予防効果については効果があるという結果が出ておりますし、どちらであっても急いでスピードを重視で打っていただくのがいいということだと思います。  それは、前...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今御指摘がありましたように、最近の感染状況、感染の水準が高かった地域の多くでは減少傾向が続いている一方で、感染の水準が低かった地域では減少傾向が弱く、下げ止まりや増加が見られるなど、感染状況の推移に地域差があるのは事実であります。  今、BA.2系統に...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 検査体制につきましては、都道府県とも連携しましてその整備を図っております。  具体的には、発熱外来を担う診療・検査医療機関について、診療報酬上の特例的な評価によりまして、その拡充、公表に取り組んでおりますし、検査能力につきましては、抗原定性検査キットの...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) オミクロン株のうちBA.2系統につきましては、昨日のアドバイザリーボードにおきましても、先生からも同様の御指摘が今あったところですけれども、検疫や国内で検出され、現在BA.2系統への置き換わりが進んでおります。今後、検査者数の増減速度に影響を与える可能性...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 感染症対策は、感染拡大を防止するということと、それから社会経済活動をできる限り殺さないようにやっていくという両方の面が必要だと思います。  オミクロン株が最初に感染を始めた頃、総理が、オミクロン株の感染、しっかりと、少し水際対策を始めとして思い切った対...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどから委員御指摘になりましたように、メーカーの出荷調整による供給不足のほか、正確な供給状況を把握していない医療現場が先々の医薬品の確保に不安を感じて過大な注文を行うことによって更に需給が逼迫するという事態が生じているということについてはよく承知をいた...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 御指摘の調整幅は、薬剤流通安定のために、薬価調査で得られた市場実勢価格に改定前薬価の一定割合を上乗せする際に用いる値でありまして、平成十二年度薬価改定において二%と改定されてから、その水準と考え方が維持されてきております。  令和四年度改定の際には、中...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナウイルスを始めとした予期せぬ感染症に対するワクチンについて、国内で開発、生産ができる体制を確立しておくことが重要ということについては田村委員と全く意見が同じです。これまでも、新型コロナワクチンの製造に必要となる部素材の確保の状況も含め、製薬企業...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の新型コロナ対応でも、主担当である医政局経済課の職員に加えまして、例えば抗原定性検査キットの需給の逼迫など折々の状況に応じて必要な人員を、省内の各部局だけではなく、他省庁からも広く確保して対応に当たってきているところであります。  令和二年三月から...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 令和三年度の薬価改定につきましては、令和二年四月以降、薬価調査の実施方法や薬価改定の実施、薬価調査の実施方法や薬価改定の実施方法につきまして、中医協の総会や専門部会において十二回の議論を行いまして、関係業界からも意見聴取の機会を三回設けております。  ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 関係者の御意見を伺いながらしっかり議論していくことが大事だということは先ほど申し上げたとおりです。関係業界からの御意見をいただく機会も十分に設けつつ、中医協においてしっかり議論をしてまいりたいというふうに思っております。  また、中間年改定に向けてはそ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 委員が御指摘のとおり、新型コロナワクチン接種を受けるかどうかはあくまで任意であるわけであります。接種を受けていないことを理由として不利益が生じない、生じてはならないと考えております。  このため、厚生労働省では、今委員御指摘の令和三年六月の実習施設に対...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 保健師の増については必要な地方財政措置を講じていることは先ほど申し上げたとおりでございます。  御質問の保健所の管理職に保健師の配置をすべきではないかという御指摘ですけれども、令和三年度に保健所で課長級以上の管理職を務める保健師の人数は、全国で三百五十...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 保健師、また看護師、ヘルスケアカウンセラーの御資格も持たれておられる石井委員から大変熱心な御議論をいただいております。  本当に保健師には、専門的な知見に基づきまして、地域において健康増進、感染症対応、母子保健、精神保健など公衆衛生の幅広い分野で御活躍...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 旧優生保護法につきましては、この法律に基づき、あるいはこの法律の存在を背景といたしまして、多くの方が特定の疾病や障害を理由に生殖を不能にする手術等を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けてこられたことについて厚生労働省として真摯に反省し、心から深く...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 小学校が臨時休校した場合等におきまして、保護者の方が安心して必要な休暇を取得できるように、是非事業主の方には小学校休業等対応助成金の活用又は休業支援金の仕組みによる個人申請の御協力をいただきたいと考えております。  厚生労働省においては、これまでも文部...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 国民健康保険料は、前年所得に応じて賦課することとされております。前年所得が減少している場合は、その所得減少が反映された保険料が賦課されます。(発言する者あり)はい。  その上で、当該年に収入が大きく減少する事情が生じた場合は、その事情は当該年度の保険料...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の新型コロナウイルス感染症拡大の影響に対応するために、国民健康保険に加入している被用者に傷病手当金を支給した市町村等に対しまして、国が特例的に財政支援を行っております。  本財政支援の期限は、これまでも新型コロナウイルス感染症の感染状況等を踏まえま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 国民の皆様の御協力によりまして、多くの地域でオミクロン株の感染の減少が継続をしております。依然として医療提供体制への負荷の低減に努める必要があるものの、第六波の出口に向けて、今後は社会経済活動の維持とのバランスを意識しながらどのような対策が必要か考えるこ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今私は、政府全体としてこの問題に取り組んでいく姿勢とともに、厚生労働省として医療提供体制をしっかりと守っていくこと、それから、感染状況を踏まえてみると、今日何度もここで議論をしているとおりでございますけれども、医療の問題について強い警戒心を持って進めてい...全文を見る
03月17日第208回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチンの四回目接種を考えるに当たりましては、まずは科学的知見、そして諸外国の状況を注視してまいりたいというふうに考えております。  また昨日、岸田総理より、記者会見で述べられましたとおり、専門家の知見を踏まえて検討した上で、いかなる結論にな...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 来年度の年金改定率はマイナス〇・四%となっております。これは、物価、賃金がマイナスとなったことを反映している数字でございます。
○国務大臣(後藤茂之君) 認知症や障害により判断能力が不十分な方々を含めまして、地域に暮らす全ての方が尊厳のある本人らしい生活を継続し地域社会に参加できるようにするためには、御指摘の権利擁護支援の地域連携ネットワークを整備していくことが重要であると考えております。  この地域連...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 介護保険制度や障害福祉制度におきましては、成年後見制度利用支援事業として、成年後見制度の利用が必要と判断される低所得の高齢者や障害者に対しまして、成年後見制度の申立て経費や成年後見人への報酬等を助成しております。  この利用支援事業については、今御指摘...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 災害時の医療提供体制につきましては、各都道府県において災害時に中心的な役割を担う災害拠点病院を整備しております。災害拠点病院においては、被災によりライフラインが途絶した場合でも診療が継続できるように、自家用発電設備の保有、給水設備の保有、燃料、食料、水、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) オミクロン株のBA.2は、BA.1との比較において感染性がより高いことが示されている一方で、入院リスク及び重症化リスク、ワクチンの予防効果には差がないとの報告があるなどの知見が示されております。オミクロン株のBA.1かBA.2かで患者の対応に全体としては...全文を見る
03月18日第208回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(後藤茂之君) ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大が雇用に大きな影響を与える中、雇用の安定と就業の促進を図ることが重要な課題となっています。また、雇用保険財政の安定...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 石田昌宏議員の御質問にお答えいたします。  雇用調整助成金の特例措置についてお尋ねがありました。  雇用調整助成金については、これまでに例のない特例措置を講じ、事業主の雇用の維持を強力に支援してきたところです。  先般、雇用調整助成金の特例措置等を...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 森屋隆議員の御質問にお答えいたします。  離職者の基本手当の拡充に関する暫定措置についてお尋ねがありました。  雇い止めによる離職者の基本手当の給付日数の拡充措置の取扱いについては、労働政策審議会において、コロナ禍からの経済回復の途上であることも踏ま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 田村まみ議員の御質問にお答えいたします。  在籍型出向についてお尋ねがありました。  在籍型出向は、労働者の雇用をしっかりと支えつつ、人材の有効な活用を通じて生産性の維持向上に資するものであり、このコロナ禍においてその政策的重要性は極めて高いものと考...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 石井苗子議員の御質問にお答えいたします。  起業による失業給付の受給期間の延長等についてお尋ねがありました。  本改正案における基本手当の受給期間の特例措置は、出産、育児等の場合に受給期間を延長できる制度との均衡も考慮し、早期の廃業リスクに備える観点...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 倉林明子議員の御質問にお答えいたします。  雇用保険のセーフティーネット機能についてお尋ねがありました。  雇用保険制度は、週所定労働時間二十時間以上の方を対象としております。その趣旨は、本制度が、自らの労働による賃金で生計を維持している方が失業した...全文を見る
03月18日第208回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(後藤茂之君) 今御指摘の点につきましては、必ずしも、厚生労働大臣が担当であるのかということは、今後の対策のつくり方によって変わってくると思いますけれども、自民党、公明党、与党の幹事長、政調会長からそうしたお申入れがあったということは承知をいたしております。  物価等...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 正式に政府としての認識をいまだ申し上げる段階にはありませんけれども、与党としての御主張の点からいえば、年金生活者等の方については、物価の影響は受けても、なかなか賃金の上昇の影響を受けることができないと、そういう方たちに対する対策を行うべきだと。すなわち、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) そこまではちょっと、私、与党の認識については分かりません。先ほどの答弁も少し私が言い過ぎたように思いますので、政府としては、いまだ検討中で、何も決めておりません。
○国務大臣(後藤茂之君) 政府として、まだ、総理が物価の状況等を踏まえて検討するというふうにおっしゃっているだけでありまして、政府としての見解はございません。
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどから申し上げているとおりで、政府からのコメントはありません。
○国務大臣(後藤茂之君) まず、配送希望の総数でありますけれども、申請総数は三十七万件でございます。それから、費用でございますけれども、今年度の費用ですね、今年度の費用については、保管費用が三・六億円、配送費用については、今後とも、どのように希望者に対する配布を行っていくか、集計...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 委員御指摘のとおり、計算上の在庫枚数よりも実際の在庫枚数が五十三万枚少ない状況であるというのは事実です。  こうした差分について原因を正確に特定することは今大変困難な状況でありますけれども、当時、令和二年度でございますけれども、少しでも早くに国民の皆様...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省では、都道府県労働局に特別相談窓口を設置しまして、助成金の活用を働きかけております。それでも事業主に助成金を活用いただけない場合には、休業支援金の仕組みによる個人申請に御協力をいただけるように、労働局から事業主に丁寧にお願いをしているのが現状で...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先日、自民党、公明党の幹事長、政調会長より、新型コロナの影響による賃金の引下げが年金支給額に及ぼす影響を払拭するため、年金生活者等に対する臨時特別給付金を早期に実現すべきとの提言があったことは承知いたしております。  昨日、十七日、総理から申し上げさせ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 提言をいただいたばかりでありまして、現時点で申し上げられる状況ではありません。
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省では、EU指令など、欧州における日本のシフト制に類似した働き方に対する法規制に関する調査を実施をいたしました。本調査の結果も参考にしつつ、シフトの削減などのシフト制における紛争を未然に防止することを目的といたしまして、本年一月にいわゆるシフト制...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) いわゆるシフト制により就業する労働者の適切な雇用管理を行うための留意事項とは、労働紛争を未然に防止し、シフト制を労使双方にとってメリットのあるものとすることを目的といたしまして、法令で義務付けられている事項に加えまして、使用者と労働者で話し合って定めてお...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) シフト制労働には、その時々の事情に応じて柔軟に労働日、労働時間を設定できるという点で契約当事者双方にメリットがある一方で、使用者の都合により、労働日がほとんど設定されなかったり、労働日の希望を超える労働日数が設定されたりする、そういうことによりまして紛争...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) シフト制労働は、その時々の事情に応じて柔軟に労働日、労働時間を設定できることから、労働条件の予見可能性を高めることにより紛争を防止することにつながるものと考えられます。  シフトを通知する際の期限やシフトを変更する場合の期限等といったシフトの作成、変更...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘ありました労働基準法第二十六条における休業手当の支払につきましては、一般的には、最低日数に関する定めが労働契約に含まれている場合において、使用者の責めに帰すべき事由により労働者を休業させた場合は、同法の休業手当の支払が、義務があるというこ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) シフト制留意事項については、リーフレットも作成いたしましてホームページに掲載しているほか、シフト制の労働者が多いと考えられる業界の団体や労使団体への周知協力依頼をしております。都道府県労働局において、各種説明会、企業に対する指導、啓発を行うなど、あらゆる...全文を見る
03月22日第208回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナを始めとした予期せぬ感染症に対するワクチンや治療薬を国内で開発、生産できる体制を確立しておくことは危機管理上も極めて重要であると考えております。  このため、新型コロナワクチンの開発、生産に取り組んでいる国内企業に対しまして、生産体制の整備へ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員御指摘のとおり、特にコロナ禍の令和二年以降、女性の自殺者が二年連続で増加しておりまして、コロナ禍で自殺の要因となり得る様々な問題が悪化し、影響に留意しなければならないと考えております。  自殺を考えている方に対する電話相談、SNS相談等の相談体制...全文を見る
03月24日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(後藤茂之君) ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大が雇用に大きな影響を与える中、雇用の安定と就業の促進を図ることが重要な課題となっています。また...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先日、自民党、公明党の幹事長、政調会長より、年金生活者等に対する臨時特別の給付金の支給について申入れをいただいたところでございまして、政府全体としては検討を、物価等の状況等も見ながら進められるものというふうに承知をいたしております。  大臣としてはここ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 法案の審議については国会における委員会の差配にお任せをしているわけでございますけれども、立憲民主党がコロナ困窮労働者給付金法案を提出したことはもちろん承知をいたしております。  厚生労働省においても低賃金で働く方々への支援を講じておりまして、無料の職業...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 賃金が上がらない理由というのは、我が国の経済政策の課題にとっても最も重要な課題であるというふうに思っています。  やはり、生産性、労働生産性含めて、それが上がっていないということが大きな原因だと思いますし、それから、もう一つ言えば、コストをそのままマー...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 分析的に申し上げると、まさに委員の御指摘のとおりだというふうに考えております。  女性の就労が増えました。そのことはいいことですけれども、今はまだ女性の就労が非正規のパートみたいなものに偏っているという事態のままですと、一人当たりの賃金が減っていくとい...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用保険財政が極めて厳しい状況にある中、保険料率の見直しに当たっては、実際の費用負担者である労使も参画した労働政策審議会の報告書も踏まえて、令和四年度における激変緩和措置を講じることとしております。  雇用保険制度は、労使から広く御負担をいただいた保険...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 令和二年の雇用保険法改正の際の附帯決議は、コロナ前の雇用情勢等を踏まえて、国庫負担の暫定措置の延長を行うことに関して決議をいただいたものと受け止めております。  その後、コロナ禍における多額の財政支出に対応するために、雇用保険臨時特例法において、定率負...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 本則は、先ほど御説明させていただいた四分の一又は四十分の一とした上で、こうした定率の負担とは別枠で機動的に国庫繰入れができる仕組みの常設化を行うと、この全体をもって本則であるというふうに考えております。
○国務大臣(後藤茂之君) 平成十四年に行った失業の認定業務に係る見直しは、受給資格者の早期再就職を一層促進するという制度趣旨に沿ったものとなるように実施したものでありまして、受給者実人員数を減少させる目的で実施したものではないというふうに思っております。  いずれにしても、適切...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省としては、まずは新しい保険料及び国庫負担の仕組みにより、雇用保険財政の安定的な運営を確保してまいりたいと思います。  その上で、労働政策審議会に法案要綱を諮問した際に、今回の諮問案における求職者給付に係る国庫負担の仕組みの導入後においても、引...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) いずれにいたしましても、厚生労働省としては、まずは新しい保険料及び国庫負担の仕組みによりまして雇用保険財政の安定的な運営を確保するとともに、労働政策審議会の意見をしっかりと受け止めまして、継続的な検証、検討の中で適切に対応してまいりたいというふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 本法案において新設する機動的な国庫繰入れ規定の運用に当たりましては、労働政策審議会の報告書において、保険料の本則を超えた引上げが可能である弾力倍率一を下回る場合であって、雇用保険財政の悪化により積立金が不足し、失業等給付の支払に支障が生ずるおそれがある場...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 文書でお示すことについて検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(後藤茂之君) 労働政策審議会への諮問事項の対象となる雇用保険法第七十二条の法律の施行に関する重要事項について、少なくとも機動的な国庫繰入れの実施に関することはこの施行に関する重要事項に含まれると考えております。そうした解釈を文書等で示すことについて検討してまいりたいと...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 御指摘の雇用保険二事業の借入金の返済の在り方につきましては、労働政策審議会の議論におきましても、労働者代表委員からは、労働者が拠出した保険料が含まれる積立金からの貸出額が保全されるべきとの意見があった一方で、使用者代表委員からは、雇用調整助成金の特例や休...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用調整助成金等を含む雇用安定事業につきましては、事業主の共同連帯の制度として、事業主からの保険料のみを財源に、失業の予防や雇用機会の増大等を目的として行っているところでございます。そのため、原則として、雇用安定事業の費用を国庫が負担することは適当でない...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 育児休業給付の対象を雇用保険被保険者以外にも拡大することは現行の法律の枠組みを超えることとなりまして、給付の仕組みや水準、費用負担の在り方など多くの課題があるというふうに考えております。  また、育児休業給付は、累次の制度改正によりまして拡充を行ってき...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今回の改正案は、求職者等が安心してサービスを利用できる環境となるように、求人メディア等が依拠すべきルールを法令で整備するものであります。施行に当たり整備する厚生労働省令や指針については、まさに今、川田委員から御指摘のあったように、悪質求人の排除を求め、求...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 改正案におきましては、施行状況を勘案しまして、五年をめどとして規制の在り方について検討を行うことが規定されております。法律の施行後、まずはこの規定に沿って施行状況をしっかり把握していきたいというふうに思っております。  施行状況につきましては、随時労働...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) フリーランスとして働く方が安心して働ける環境を整備するために、厚生労働省では、令和二年十一月より、関係省庁と連携をいたしまして、フリーランスと発注事業者とのトラブルについてワンストップで相談できる窓口としてフリーランス・トラブル一一〇番を設置し、丁寧な相...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 昨年、EUにおきまして、プラットフォーム労働における労働条件の改善に関する指令案が提案され、デジタル労働プラットフォームと、それを通じて労働する者との契約関係について、一定の要件を満たせば雇用契約と推定するといった規定が盛り込まれていると承知をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘がありましたのは四回目の接種でありますけれども、そのことにつきましては、今後の感染の状況や、あるいはワクチンに対する知見、そうした科学的な知見をしっかり踏まえた上で、国民の健康をしっかり守るための観点から検討をして進めていきたいというふう...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 子供のワクチン接種につきましては、予防接種法上の取扱い等についてもいろいろ配慮をしながら検討もいたしております。いろんな御意見もあることも踏まえて丁寧に検討していきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 原村というのは、Iターンの方たちが大変多いことでも有名な村でありまして、小さな村でありますけれども、合併をしないで頑張ってきている村で、その中にあって、医療費の問題も特徴のある施策を掲げてきました。  どういう政策がいいのかということについて言えば、そ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員からお示しのありました保険収載価格の見直しにつきましての資料、実を言うとこのお話は、医療関係の皆様から大変に大きな声でお話を伺っております。  御指摘のPCR検査については、実勢価格を踏まえた保険収載価格の検証を行いまして、その結果を踏まえて必要...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 発熱外来、診療・検査医療機関ということでございますけれども、本当に、今先生から御指摘いただいたように、オミクロン株というのは感染力が強くてさほど重篤化しないという特徴があるので、第六波におきましては、本当にこの発熱外来、診療・検査医療機関の皆様方に大変御...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 保険収載の価格については、基本的には実勢価格を踏まえた価格設定ということであります。一方で、PCR検査の点数が高いことに対する御発言も、医療関係者とは申し上げませんが、いただいていることもございます。  基本的には、実勢価格を踏まえて保険収載価格を検証...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用保険制度は、週所定労働時間が二十時間以上かつ三十一日以上雇用見込みがある労働者を適用対象といたしております。これは、本制度が、自らによる労働で、賃金で、労働による賃金で生計を維持している方が失業した場合に、失業中の生活の安定と再就職の促進を図ることを...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほど局長からお答えをしたとおり、雇用調整助成金等を含む雇用安定事業につきましては、事業主の共同連帯の制度として、事業主からの保険料のみを財源に、失業の予防や雇用機会の増大等を目的として行っているところというふうに御答弁させていただきました。今後において...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) デジタル化の急速な進展や職業人生の長期化、人生百年時代、そうしたものに対応するために、政府全体として、学び直しを始めとした人材育成施策を強力に進めていくことが非常に重要だというふうに思います。このため、学び直しなどの人材育成施策について、文部科学省、厚生...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 失業等給付に係る費用の一部を国庫により負担しているのは、雇用保険の保険事故である失業は、政府の経済政策、雇用政策とも関係が深く、政府もその責任を担うべきとの考え方によるものであります。この考え方については、今回の改正によっても変わるものではないと考えてお...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の育児休業給付に関する検討規定は、財源のみならず、今委員御指摘のような給付内容の在り方も含めて検討対象となるものと考えております。また、自営業、フリーランスなど雇用契約によらない働き方を行う方の育児期間中の生活保障については、少なくとも雇用保険の育児...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の法案において新設いたします機動的な国庫繰入れ制度につきましては、労働政策審議会の報告書において御指摘があったように、機動的繰入れを行うべき状況として報告書に記載された四つの類型に該当する又は該当するおそれがある場合には雇用保険部会に早急に財政の状況...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まず、新型コロナワクチン接種、これは新型コロナの蔓延予防上緊急の必要があると認めるときに実施することとされておりまして、四回目接種についても、これを踏まえて検討を進めているところでございます。  本日の審議会では、現時点までに得られている科学的知見や諸...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 求職活動におけるインターネットの利用が拡大する中で、委員御指摘のように、就職、転職の主要なツールとなっている民間求人メディア等の動向等を把握していくということは、非常により広く労働市場の状況を捉えるという意味で重要だというふうに思います。一方で、御指摘の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ハローワークの在り方については、これまでも政府内でも、また国会でも議論、検証を幾度となく行ってきたところでございます。その成果の一つが、先ほど先生から御紹介いただいて議論にもなっていた第六次地方分権一括法の取扱いでございます。  厚生労働省として、今後...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 地域の課題やニーズに応じた雇用対策に取り組んでいく上で、国と地方公共団体がそれぞれの立場で役割を果たしつつ、緊密な連携でサポートしていくということは重要だということは、もう委員の御指摘のとおりだと思います。  現在、連携施策の一つとして、ハローワークが...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用保険制度は、週所定労働時間二十時間以上の方を対象としておりまして、その趣旨は、本制度が、自らの労働による賃金で生計を維持している方が失業した場合に、失業中の生活の安定と再就職の促進を図ることを目的とした社会保険の枠組みであることによるものでございます...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 総務省の労働力調査で見ますと、新型コロナウイルス感染症等の影響を大きく受けた宿泊、飲食サービス、大変な状況でございました。そういう職場で働いていた女性の非正規雇用の方々を中心とした雇用者数の減少が顕著に見られたということは、先生の御指摘のとおりだというふ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用保険制度は、週所定労働時間が二十時間以上で、かつ三十一日以上雇用見込みがある労働者を適用対象といたしております。  週所定労働時間が二十時間に満たない方は、労働時間がフルタイム、四十時間の半分にも満たない方であるため、雇用保険制度が、自らの労働によ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 労働者が失業した際に支給される基本手当については、失業中の労働者の生活保障のみを目的としたものではなくて、その早期の就職を促進することを目的として行うものだというふうに思っております。したがって、基本手当の水準は、一つには、受給者の再就職促進に及ぼす影響...全文を見る
03月25日第208回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○国務大臣(後藤茂之君) 甲状腺がんに限らず、がん罹患者数、罹患率の推移を注視し、当該推移の要因について分析することは重要と考えております。このため、がん登録等の推進に関する法律に基づく全国がん登録等のデータを用いまして、がん罹患者の実態把握を行っております。  国立がん研究セ...全文を見る
03月28日第208回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(後藤茂之君) 御指摘のとおり、令和二年度決算報告上、布製マスクの調達枚数から配布枚数を差し引いた計算上の在庫枚数よりも実際の在庫枚数が約五十三万枚少ない状況はおっしゃるとおりでございます。  こうした差分については原因を正確に特定することは困難でございます。当時、少...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今お尋ねの八千万枚の配布についてでございますけれども、この事業そのものはそもそも国民の皆様に配布することを目的として行ってきた事業でありまして、希望する国民の方々、これは、希望をしていただいておりますけれども、その皆様方に配布することを基本としております...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 配送費用十億円というのは報道であったことは承知しておりますが、厚生労働省として十億円ということを申し上げているということはありません。  マスクの配送の仕方、どのように配送するかということが分からない状況の下で、配送の費用というのは分からないということ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、杉尾委員から大変たくさんの質問を一遍に受けましたけれども、まず一つ申し上げますと、御指摘のように、アビガンにつきましては新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補として購入したものでありまして、その購入費用は百五十九億円でございます。元々はこれは新型イン...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 里親家庭において質の高い養育が行われるよう、委託前の研修、委託後の支援の充実を図ることが必要であります。その際に、経験豊富な里親等に協力していただくことも有効な方策の一つであると考えております。  このため、令和四年度予算では、初めて里親委託を受ける家...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まず、最終的に御質問のありました全数把握から定点把握についてということについてお答えいたしますけれども、感染動向を把握するという観点からは、季節性インフルエンザと同様、全数報告ではなくて定点医療機関からの報告とする方法も考えられるというふうには思います。...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチン接種後の副反応が疑われる症状につきましては、副反応疑い報告制度によりまして常に情報を収集いたしております。  御指摘の長期にわたり様々な症状が続いている等のいわゆる後遺症のような長引く症状についても報告を受けておりますけれども、直近の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 個別の事案についてのお答えは差し控えますけれども、一般論として申し上げれば、今委員の御指摘のあった就業規則の変更により新たに更新上限を設けることの有効性については、労働契約法第十条の労働契約法の就業規則に関する定めに基づきまして、また二番目の点の更新上限...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 個別の事案についてのお答えは差し控えさせていただきますけれども、雇い止めが有効か否かについては、雇い止め法理に基づきまして最終的には司法において判断されることになります。  その上で、一般論として申し上げれば、御指摘のような契約更新上限を設けた上でクー...全文を見る
03月29日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○国務大臣(後藤茂之君) 雇用調整助成金の適用対象については、法令上定まっているものもありますけれども、ロシアへの制裁の影響等については、またちょうど今日、どういうふうに経済対策だとかを進めていくかというようなこともあるので、幅広い観点からいろいろ検討させていただきたいと思います...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用保険制度における有事の際の対応として、例えば災害発生時には、一定の要件の下で、災害により離職した方に対する基本手当の給付日数の延長措置や、災害被害により事業所が休業した労働者を雇用保険法上の失業者とみなして基本手当を支給する措置、事業主等からの申請に...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 求職者支援制度は、雇用保険が適用されていない方のうち、被保険者になろうとする者に対して、無料の職業訓練と生活保障のための給付金を支給する制度であります。コロナ禍においてより使いやすい制度とするため、収入要件や訓練対象者を緩和する特例措置を講じてきたところ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 現行の地域訓練協議会については、都道府県労働局が財政面を含め事務的機能を担っており、また、地域における効果的な取組を全国に還元させるといった観点も踏まえまして、新たに法定化される協議会においても、国が協議会の運営について積極的な役割を果たしてまいります。
○国務大臣(後藤茂之君) 御指摘の研究につきましては、自治体の公開情報を基に、新型コロナワクチンの未接種者、一回目接種者、二回目接種者、三回目接種者ごとの感染率を算出したものと承知しているものの、インターネット上の記事でありまして、当然のことながら査読前論文でもあります。インター...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 審議会では、四回目接種の特例臨時接種としての実施に向けて、三回目接種を受けた全ての住民に接種機会を提供することを想定して自治体が準備を開始することについて適当とする御意見をいただきました。これはあくまで、四回目の接種を行うか否か、四回目接種を行う場合の対...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどちょっと私の言い方が誤解を招くような言い方であれば申し訳なかったと思うんですけれども、四回目接種が特例臨時接種としての実施の準備という意味でございますので、あくまで、四回目接種を行うか否か、四回目接種を行う場合の対象者、そうしたことを含めての検討で...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 五歳から十一歳までの子供への新型コロナワクチン接種につきましては、厚生科学審議会において、緊急の蔓延予防のために実施する必要があり、今後流行する変異株の状況、ワクチンの有効性、安全性に関する一定程度の知見、諸外国における子供への接種の対応状況等も勘案して...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員からも、いろいろな新たな科学的知見の御指摘もいただきました。引き続き必要な情報をしっかりと発信する、そのためにはまずいろいろな科学的知見を十分に分析をさせていただき、そうしたことも踏まえてしっかりと発信しながら、今後、国民の皆さんにワクチンの有効性...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) あくまで国民にしっかりと説明をするということが前提だというふうに思っておりますし、四回目接種につきましては、接種をするのかどうか、それからどういう対象者に接種をしていくのか、諸外国においても現状ではまだ接種対象は限られているわけであります。そうしたことも...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ADBの運用については、もちろん先生方に運用していただくわけでありますけれども、事務方を厚生労働省も務めておりまして、日本のそうした今御指摘のあったようなデータ等についても併せて検討をしていく、そういう姿勢で臨んでいきたいと、そのように思っております。
○国務大臣(後藤茂之君) 女性や高齢者の労働参加が進んだこと自体は大変に望ましいことではあるということではありますけれども、その結果として、現状の日本の労働市場のパートタイム労働者の取扱いを前提にして考えたときに、パートタイム労働者を中心に、相対的に賃金水準の低い非正規雇用労働者...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 突然のお尋ねだったので、丁寧に御説明をするというよりも、マクロ経済全体として言えば、労働生産性が全体として増えていないので、労働分配率ということも含めてマクロの問題として申し上げました。  丁寧に順番に申し上げていくとすれば、長引くデフレ等を背景に低い...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員御指摘のように、週所定労働時間二十時間以上かつ三十一日以上雇用見込みがある労働者を雇用保険制度は適用対象としているわけですが、週所定労働時間が二十時間に満たない方は、労働時間がフルタイム、四十時間の半分に満たない方であるため、雇用保険制度が自らの労...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 労災保険は働く方が安心して業務に従事していただくためのセーフティーネットの機能を果たしておりまして、適切に労災請求をいただくためにも、労働者、使用者等の関係者に対する制度の周知等は重要であるというふうに認識しています。  こうした中で、業務によるコロナ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 業務により新型コロナウイルス感染症に罹患した場合には労災保険給付の対象となるわけですけれども、罹患後症状、いわゆる後遺症があり療養の必要が認められる場合、労災保険給付の対象となります。
○国務大臣(後藤茂之君) しっかりと周知を図るとともに、医療関係者、また地方自治体等との連携も深めてやっていきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員御指摘いただいたように、今回の改正案においては、募集情報等提供の定義を拡大するとともに、募集情報等提供事業者に対する立入検査や法令に違反した場合の改善命令等を規定しております。これらの規定を活用いたしまして、新しい形態の募集情報等提供事業者も含めて...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 求職者支援訓練の受講者数、前年度同時期から約一・二倍に増加しているということから見ると一定の活用は進んでいるものというふうには考えておりますけれども、令和三年度の求職者支援訓練の受講者数について五万人に倍増させる目標を設定していることから考えると、それは...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員おっしゃったようなことも踏まえてしっかりやっていきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) テレワークは、ウイズコロナ、ポストコロナの新しい生活様式に対応した働き方であると同時に、時間や場所を有効に活用できる働き方であり、適正な労務管理下における良質なテレワークの導入、定着を図ることが重要だというふうに考えております。  テレワークを行う上で...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 休業支援金・給付金制度につきましては、コロナの影響により休業させられた労働者が休業手当の支払を受けられなかった場合に個人で申請できる制度として創設したものでございまして、現在、雇用調整助成金の特例措置とともに六月末までの延長を行っているわけでありますけれ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の失業等給付に係る保険料率の労働政策審議会雇用保険部会における検討過程におきましては、大臣折衝の前にも、令和三年度補正予算の内容も前提とした上で、令和三年十一月二十九日の労働政策審議会雇用保険部会には令和四年度以降の保険料率の在り方について、また十二...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 令和二年の雇用保険法改正の際の附帯決議は、コロナ前の雇用情勢等を踏まえて国庫負担の暫定措置の延長を行うことに関して決議いただいたものと受け止めておりますが、今般の法案においては、過去の附帯決議等の趣旨に加え、コロナ禍における財政運営面での対応の経緯を踏ま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今局長からも答弁させていただいたとおりでありまして、いずれにせよ、そういう形で文書にするという形になれば、これは関係の皆さんにもきちっとお示しをするということにはなると思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 諮ることも含めて検討させていただきます。
○国務大臣(後藤茂之君) 労働者の募集に関する情報には、労働者の募集に関わる情報であれば幅広くこれに含まれると考えております。
○国務大臣(後藤茂之君) 私、指導監督を行っていくのは都道府県労働局の需給調整事業担当部署がそれぞれやるわけですけれども、しかし、新しい法制度を始めて、そして考え方を整理して具体的な行政のガイドラインをきちっと定めていくということは、初めて新しい制度をつくるときには非常に重要だと...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 在籍型出向の活用に当たって、出向先とマッチング及び出向契約の締結、出向対象労働者の同意を得ること等、単に休業させるよりも事業主の負担が大きい実態があることも承知をいたしております。産業雇用安定助成金の助成水準は、労働者の出向期間中の賃金等に加えて、就業規...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員がおっしゃっているような在籍型出向の意義自身は私も非常に理解のできるところであります。しかし、在籍型出向の仕組みと雇用調整助成金の仕組み、これ、それぞれの制度の成り立ちの中でできているところもあるので、改めてそうした目からよく制度を見させていただき...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用調整助成金について、御指摘の短時間一斉休業の要件緩和を含めて手厚い特例措置を講じて、事業主の雇用の維持を強力に支援してきたところでございます。  雇用調整助成金本来の制度においては、事業所における対象労働者全員について、一時間以上、一斉に行われる休...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどしかるべき時期というふうに申し上げましたけれども、コロナが収まった段階で、特例の扱いをつくったことをも含めて、全体として制度がどうあるべきかということの中で検証するということで考えるということだというふうに思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 今般法定化する協議会においては、産業界や都道府県のほか、必要と認める者の参画を求めたり、必要に応じ守秘義務を課した上で関係者からのヒアリングを行うことも予定しておりまして、こうした取組を通じて地域における今後の産業展開等を踏まえた職業訓練のニーズをしっか...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般法定化する協議会、労使団体、教育訓練実施機関、民間職業紹介事業者、労働局、都道府県などが参画いたしまして、デジタル化などの地域のニーズを反映した訓練コースの設定を促進するとともに、訓練効果の把握、検証を通じて訓練内容の改善を図るなどの役割を果たしても...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まず最初に、遷延する症状の期間でございますけれども、新型コロナワクチン接種後の遷延する症状やその継続する期間については受け止め方が人それぞれであるために、現時点ではどの程度の期間続く症状を指すのかについて一律に定めることはしておりません。今後の科学的知見...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘があったとおりで、現行、職業紹介事業者については、法律により、手数料の徴収が原則禁止されております。これも趣旨もそのとおりで、立場の弱い求職者からの過大な手数料の徴収などの弊害を踏まえて設けられたもので、一方で、この改正法案において、募集...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 労働者の募集及び採用に当たって原則として年齢制限を禁止しているのは、法律の規定であります。  そういう意味では、おっしゃっているようないろいろな社会的な問題等について、私自身もおっしゃっている意味を理解しないわけではないわけですけれども、ハローワーク等...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 解雇ルールにつきましては、労働契約法十六条というのがありまして、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合には、権利を濫用したものとして無効となるという解雇権濫用法理がまさに規定されているわけであります。解雇の有効性自身は、最終的...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用調整助成金については、これまでに例のない特例措置を講じまして、事業主の雇用の維持を強力に支援してきたところであります。直接働いておられる皆さんからの申請も受けられるような制度や、水準においても非常に例のない特例措置を講じて、命と暮らしを守るための大き...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用保険制度というのは、労使から広く御負担いただいた保険料を原資として、雇用を失った方への失業給付、また雇用調整助成金の支給といった再分配を行う機能を有しておりまして、単に負担増の観点からのみ議論するべきものではないというふうに考えてはおります。  た...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 総理の所信表明演説において、成長戦略の第四の柱として、多様で柔軟な働き方を可能とするセーフティーネットの確保、また、人生百年時代を見据えて、全ての方が安心できる全世代型社会保障の構築、こうしたことを述べられたというふうに思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用保険制度は、自らの労働による賃金で生計を維持している方が失業した場合に、失業中の生活の安定と再就職の促進を図ることを目的としておりまして、所定労働時間が週二十時間以上であること等を要件としているところであります。  一方で、週二十時間未満の労働者な...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) シフト制での働き方については、その時々の事情に応じて柔軟に労働日、労働時間を設定できるという点で契約当事者双方にメリットがある一方で、使用者の都合により、労働日がほとんど設定されなかったり、労働者の希望を超える労働日数が設定されたりすることにより紛争が生...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 週所定労働時間が二十時間に満たない方を雇用保険適用対象とすることについては、自らの労働による賃金で生計を維持している方の失業を保険事故として備えるという雇用保険制度の考え方とかなり異なる働き方をする者も含まれる可能性があり、こうした方に対して一律に強制適...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) シフト制については先ほどもちょっと申し上げましたが、労働日、労働時間を柔軟に設定できるという契約当事者双方のメリットがある、あり得る一方で、使用者の都合によりまして、労働日がほとんど設定されなかったり、労働者の希望を超える労働日数が設定されたりするという...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ハローワークの非常勤職員を含む国家公務員の非常勤職員の任命制度につきましては、人事院の所管でございます。  厚生労働省としては、人事院規則等に基づき採用等を実施しているわけでございます。先ほど御紹介いただいた一会計年度以内とか、採用は公募、二回を限度と...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 公務員の働き方の問題として、政府全体で、公務員の在り方とか公務員の人数の問題だとか、行政サービスに適した人数が確保されているのかとか、そういうことについてはもっと国民的な議論をしっかりとしていくということの必要性もあるでしょう。  ですから、公務員の働...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 無期転換という言葉の意味がいまいち定かでないところはありますが、もし狭い意味での労働契約法に基づく無期転換ルールということであるとすると、法制度上のことを申し上げておきますと、公務員には労働契約法の諸規定は適用除外となっているということでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ええ、人事院は言いません。  公務員には無期転換ルールを始めとする労働契約法の諸規定は適用除外ではあるものの、雇用の安定は公務員の働き方の問題として政府全体で取り組むべき課題であると思っています。厚生労働省としては、公務員制度所管官庁に無期転換ルールの...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 男女の賃金格差の是正も非常に大切な課題だと思います。私は、女性の活躍できない社会はやはり力が発揮できない社会だと思いますし、今の時代は、女性の力を十分に生かしていない企業は企業としても成長ができない。だから、そういう意味で、非常に女性の就業は大切だという...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいります。
03月30日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○後藤国務大臣 先ほどから委員御指摘のとおりで、予防・健康づくりの取組、これは、個人のQOLを向上させ、将来の健康に係る不安を解消する、また、健康寿命を延ばして社会保障の担い手を増やす、地域社会の中で高齢者の活躍促進を図る、そういった多面的な意義があると考えております。  予防...全文を見る
○後藤国務大臣 厚生労働省としても、水道管の工事における作業員の安全確保は非常に重要な課題と認識いたしております。  今委員から御指摘の水道管工事の最小掘削幅につきましては、安全性、効率性の向上の観点から、現場の要望や専門家の御意見等も踏まえまして、令和四年度より、五十五センチ...全文を見る
○後藤国務大臣 今、山井委員から御主張、御説明のありましたいろいろな問題、本当に重大だと思います。私も、客観的分析がどうであるかということは承知はしておりませんけれども、少なくとも、若年層への性暴力被害を深刻に、委員と同様に、大変大きな懸念を共有するところでございます。  アダ...全文を見る
○後藤国務大臣 五歳から十一歳までの子供への新型コロナワクチン接種につきましては、厚生科学審議会において、緊急の蔓延予防のために実施する必要があるということで、今後流行する変異株の状況、ワクチンの有効性、安全性に関する一定程度の知見、諸外国における子供への接種の対応状況等も総合的...全文を見る
○後藤国務大臣 まず、一つだけちょっと補足のお話をさせていただきたいと思いますけれども、先ほど、十八歳以上のデータをお示ししたというつもりはありません。十八歳以上の効果を推量してという専門家の知見が出ている、そういうことを踏まえて分科会の方、審議会の方ではこうした結論を出していた...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチン接種のための体制整備等に係る費用については、国が全額を負担する方針の下で、必要な予算を措置しております。  五歳から十一歳までの子供への新型コロナワクチン接種について、保護者に対する通常起こり得る症状への対処方法の丁寧な説明、子供に対する年齢等...全文を見る
○後藤国務大臣 旧優生保護法につきましては、この法律に基づき、あるいはこの法律の存在を背景として、多くの方が、特定の疾病や障害を理由に生殖を不能にする手術等を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けてこられたことについて、厚生労働省としても真摯に反省し、心から深くおわびを申し...全文を見る
○後藤国務大臣 クラスター弾製造企業への株式の投資状況については、GPIFが株式を所有している個別企業の事業内容を網羅的に把握する立場にないため、お答えすることが難しいということでございます。
○後藤国務大臣 クラスター弾製造企業として名前が挙がったとGPIFが認識している、そういうことではないかと認識している企業に対する投資額をGPIFが先生にお示ししたということでございます。(長妻委員「それを読んでください」と呼ぶ)
○後藤国務大臣 委員長の御指示ですけれども、これまでにクラスター弾製造企業として名前が挙がったとGPIFが認識している企業に対する投資額ということで先生にお答えしたということのようでございますが、エルビット・システムズ、それからハンファ、テキストロンということで、製造中止が公表さ...全文を見る
○後藤国務大臣 ESG投資の観点から見ても問題があるのではないかという御指摘だというふうに思います。  御指摘のGPIFの投資について、積立金運用原則の下で、被保険者の利益のために長期的な収益確保を目的として行われているわけでございまして、株式投資については、外部の指数会社が構...全文を見る
○後藤国務大臣 年金積立金の運用というのは、他事考慮の禁止、あるいは個別銘柄選択の禁止という制度上の枠組みの上に立って、指数運用という形で指数会社のつくる指数に対して運用をする仕組みになっております。  そういうことでありますから、個別の銘柄について指数に入れる入れない、そうし...全文を見る
○後藤国務大臣 GPIFの保有しているロシア関連資産については、令和三年三月末時点において、国債約三百億円を含む債券が五百億円、株式が千七百億円となっておりまして、合計約二千二百億円になっております。
○後藤国務大臣 先ほどから同じ話を申し上げているわけでありますけれども、GPIFの年金積立金は、法制度上、長期的な観点から、被保険者の利益のために行うということと、それから金融市場、企業経営に膨大な公的資金のお金を恣意的に投入することによって影響をマーケットに与えないように、投資...全文を見る
○後藤国務大臣 GPIFの運用受託機関においては、被保険者の利益のための安全かつ効率的な運用という目的に即して、リスク管理の観点から、新規投資を停止し、既に保有している資産については、取引の大幅な制限から、なかなか売買が困難な状況でありますけれども、状況を注視しつつ、適切な時期で...全文を見る
○後藤国務大臣 厚生労働省では、精神障害者の当事者や家族による相談事業等の推進に資するように、自治体の取組に対して財政的な補助を行っているところでございます。この事業を通じまして自治体から情報収集をしたところ、各地域において精神疾患の経験者による患者への相談や、家族による他の家族...全文を見る
○後藤国務大臣 精神保健福祉法では自治体で精神保健に関する相談支援を担う精神保健福祉相談員に関する規定が設けられておりまして、精神保健福祉士、保健師等の専門職が配置されております。  精神障害については、本人の病状の変化が障害の程度に大きく影響するという他の障害とは異なる特性が...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、実態等をしっかりと把握しながら考えさせていただきたいと思います。
○後藤国務大臣 まずは実態把握をしっかりやらせていただきたいと思います。
○後藤国務大臣 年金額の改定率がマイナス〇・四%となっているわけでありますけれども、これについては、年金額の改定ルールに基づきまして、前年の物価、そして三年間の賃金がマイナスとなったことを反映している数字でございます。  足下の物価高騰への対応については、昨日、総理から、原油価...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほども委員が座標軸のような資料をお示しになっておりましたから、そうしたものに従って改定をしていくわけでございまして、年金制度の給付の原資となる保険料収入は現役世代の賃金収入に連動いたしますが、賃金水準がマイナスの状況は制度の支え手である現役世代の生活にとっても大...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘の、独身、離婚女性の老後の貧困率について、政府として将来推計等を行ったものは承知していませんが、一般的に単身女性が将来低年金に陥りやすいとの懸念があるものというふうに認識しています。  これについては、女性の賃金が現状では残念ながら相対的に低い傾向にあるこ...全文を見る
○後藤国務大臣 二〇一九年の財政検証のケース三によりますと、ケース三というのは経済成長と労働参加が進むケースのうち最も控えめなケースでありますけれども、基礎年金の国庫負担総額は、二〇一九年度の約十二兆円が、二〇四六年には名目額で約十八兆円に増加いたしますが、名目賃金上昇率による割...全文を見る
○後藤国務大臣 年金受給者のことを考えると、いろいろ心の痛むことももちろん正直言ってあるわけでありますけれども、世代間の公平ということを考えてみたときに、今の若い世代の将来の年金の姿をどういうものとして位置づけて、そのバランスをどう取るかということは、これは政治の大きな責任だとい...全文を見る
○後藤国務大臣 一般論として申し上げると、無期転換ルールの適用を意図的に避ける目的で、無期転換申込権が発生する前に雇い止めを行うことは、労働契約法の趣旨に照らして望ましくないと考えております。
○後藤国務大臣 個別の事案についてのお答えは差し控えさせていただきたいというふうに思っておりますけれども、先ほど申し上げたように、無期転換ルールの適用を意図的に避ける目的で、無期転換申込権が発生する前に雇い止めを行うということは、労働契約法の趣旨に照らして望ましくないということは...全文を見る
○後藤国務大臣 WHOの報告書における日本に関する記載について、日本に伝統的、補完的医学を担当する公的な部署や専門委員会はないという指摘を受けているわけでありますけれども、一方で、日本は、伝統的、補完的医学について国レベルの法律や規制があって、国立の研究機関があるということで、決...全文を見る
○後藤国務大臣 我が国の社会保障全体の体系においては、あるサービスが公費負担でも社会保険制度でも提供されているときは、保険料を支払って国民が互いに支え合う社会保険制度によるサービスをまず利用するという保険優先の考え方が原則になっております。障害福祉制度と介護保険制度の関係について...全文を見る
○後藤国務大臣 五歳から十一歳までの子供への新型コロナワクチン接種については、厚生科学審議会におきまして、緊急の蔓延予防のために実施する必要があり、今後流行する変異株の状況、ワクチンの有効性、安全性に関する一定程度の知見、諸外国における子供への接種の対応状況等も勘案して、これを総...全文を見る
○後藤国務大臣 ワクチン接種後の副反応が疑われる症状につきましては、副反応疑い報告制度により常に情報を収集しておりまして、定期的に開催している審議会において評価が行われております。  御指摘の、長期にわたり様々な症状が続いている等の、いわゆる後遺症のような長引く症状についても報...全文を見る
○後藤国務大臣 今申し上げたように、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会、そして、その下にある副反応検討部会、そうしたところで直近の審議会における判断をいただいているということでございます。  厚生労働省としては、引き続き、副反応に係る十分な情報や国内外における副反応疑い事例...全文を見る
○後藤国務大臣 適切な人員の配置を求めているというのが我々の考え方の基本であります。  しかし、今申されたことの中で、今般の処遇改善について申し上げれば、各サービス種類の中で平均的な配置職員の事業所であれば、常勤換算の介護、障害福祉職員一人当たり月額九千円の賃金改善となるように...全文を見る
○後藤国務大臣 就労継続支援事業所で働く障害者の賃金、工賃につきまして、生産活動による収入の中から利用者に支払われるものであるために、賃金、工賃が減少しないように事業者の生産活動を後押しすることが必要でありまして、厚生労働省では、就労継続支援事業所の生産活動を後押しするために、今...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほどから年金改定について申し上げているのは、年金というものを、世代間の公平に従って、どのように給付と負担の両面からしっかり制度を運営していくかという議論であります。  そういう意味において、当時、三月十八日の閣議会見において、厚生労働省においては何らのシミュレ...全文を見る
○後藤国務大臣 どういう御発言だったのか、ゼロベースの撤回であるという発言だったのかどうか、ちょっと私自身は確認をしておりませんので、その評価についてはちょっと申し上げかねるというところでございますけれども。いずれにしても、今回どういう対応が必要なのかということも含めて、与党から...全文を見る
○後藤国務大臣 高齢者施設等で感染された方がその施設内で療養を継続される場合に、これらの方々に対して必要な医療支援等が提供されることが非常に重要だということは、もう委員の御指摘のとおりだというふうに思っております。  三月二日には、都道府県に対しまして、感染制御と業務継続の支援...全文を見る
03月31日第208回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(後藤茂之君) ただいま議題となりました医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  感染症に対する我が国の危機管理強化の観点から、緊急時において、治療薬やワクチンを始めとする医薬品...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 佐々木紀議員の御質問にお答えいたします。  緊急承認制度で承認された医薬品に対する安全対策についてお尋ねがありました。  議員御指摘のように、医薬品を原因とした薬害事件の発生防止に努めることは、行政や製薬企業を始めとする、医薬品に関わる全ての者にとっ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 吉田とも代議員の御質問にお答えいたします。  創薬の支援についてお尋ねがありました。  創薬の実用化に向けては、基礎研究や前臨床段階における支援が重要です。そのため、厚生労働省としても、健康・医療戦略に基づき、日本医療研究開発機構、AMEDを通じ、関...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 伊佐進一議員の御質問にお答えいたします。  緊急に使用する必要性や代替の困難性の具体的な内容や手続についてお尋ねがありました。  緊急に使用する必要性については、新型インフルエンザや新型コロナウイルス感染症と同等の疾病の蔓延状況や感染者の急速な増加が...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 田中健議員の御質問にお答えいたします。  緊急承認制度における、緊急に使用する必要性についてお尋ねがありました。  緊急に使用する必要性については、これまで特例承認制度を適用した新型インフルエンザや新型コロナウイルス感染症と同等の疾病の蔓延状況や感染...全文を見る
04月01日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○後藤国務大臣 自治体には、予防接種法第八条に基づきまして、全ての対象者に対して接種を勧奨する義務が課されておりまして、この接種勧奨と併せて、国としては、併せて、接種を受けるかどうかの判断に資するような情報も提供するよう求めています。  接種券を一斉送付するかどうかについては、...全文を見る
○後藤国務大臣 今の吉田委員から御指摘がありましたとおりでございまして、子育て世帯を取り囲む環境というのは、地域関係の希薄化やあるいは核家族化などによりまして、負担や悩みを抱えて子育てに取り組んでいる子育て世帯が非常に多くなっております。一方で、児童相談所への虐待相談対応件数は、...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチン接種後の遷延する症状について、受け止め方が人それぞれでありますし、現時点では、どのような症状を指すのか、一律に定めることが難しいという状況でございますけれども、今後の科学的知見を踏まえながら検討すべきものと考えております。  現にこのような症状...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員から改めて御指摘がありましたように、専門家の意見を聞きながら、治療法を含む必要な研究や研究体制そのものをしっかりと整えるように、検討して進めていきたいと思います。
○後藤国務大臣 国民が、その居住する地域や年代にかかわらず適切なアレルギー疾患医療を受けることができるように、今委員からも御指摘があったように、アレルギー疾患に関する医療全体の新しい知見に基づく質の向上を図っていくとともに、均てん化を各地域において推進することは非常に重要だという...全文を見る
○後藤国務大臣 マネジメント能力の高い人材を介護事業所に配置することは、まさに議員御指摘のとおりでありまして、BCP策定、またICT導入等の推進に必要な、有用なことだというふうに考えております。  厚生労働省で作成している介護現場の生産性向上のための手引等におきましても、マネジ...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンの三回目接種につきましては、本当に、自治体や医療関係者、国民の皆様の御協力をいただいていることに対し、感謝申し上げるとともに、更なる御協力をお願いしたいというふうに思っております。  二月十八日には一日百万回の接種を実現しまして、三月下旬には高...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンの三回目の職域接種につきましては、申込会場数は、三月二十八日時点で二千九百四十七会場、接種回数は、三月二十七日時点で百九十九万二千四百七回でございます。  委員から御指摘もあったように、今現在、市町村での接種に余裕があることもありまして、昨年行...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘の調査は、国の研究費を用いまして、国立感染症研究所や長崎大学を中心としまして新型コロナワクチンの有効性の研究が行われたものであると承知をいたしております。  先日、三月二十九日、オミクロン株流行下における新型コロナワクチンの発症予防効果、ファイザー社又はモ...全文を見る
○後藤国務大臣 四回目の接種につきましては、専門家の御意見も踏まえつつ、最近の科学的知見や諸外国の対応状況も注視しながら、四回目接種を行うか否か、そのことを今後検討を進めてまいりたいというふうに思っております。
○後藤国務大臣 三月二十四日の審議会におきましては、委員からは、有効性、安全性の議論を十分に行うべきであること、四回目はよりハイリスクな方とか医療・介護従事者等が対象になるのではないかといったような御意見もいただきました。  そういういろいろな御意見がある中で、四回接種の特例臨...全文を見る
○後藤国務大臣 二つの点について改めて明確にさせていただきたいと思います。  まず、自治体に接種券を送付するような準備を始めてほしいということにつきましては、先ほども申し上げたとおりで一定の準備期間を要することなので、やるかやらないかということが不明な中ではございますけれども、...全文を見る
○後藤国務大臣 ワクチンを確実に確保することは、国民の生命や健康を守る観点から極めて重要でございます。  昨年の十二月から今年の初めにかけて三回目の接種を進めたいというふうに思いましたけれども、ワクチンが手元になくてそれができなかったということで、痛恨の思いでございました。そう...全文を見る
○後藤国務大臣 薬事承認を受けた抗原定性検査キットについては、昨年九月から、セルフチェック用として、薬局における販売を可能としたところでありました。昨年十一月には、薬局で販売されていることを入手希望者が容易に認識できるような陳列や広告を認めるとともに、先月、三月十七日には、購入に...全文を見る
○後藤国務大臣 濃厚接触者の特定には一定の時間を要します。オミクロン株は、潜伏期間や世代時間が短いことから、これによる感染拡大防止効果は従来よりも限定的になったというふうに考えられます。  このため、濃厚接触者の特定と自宅待機等の求めについては、感染の場所によって、感染リスクや...全文を見る
○後藤国務大臣 換気設備の設置への支援などにつきましては、緊急包括支援交付金による財政支援が可能でございます。そういうことでありますし、気道吸引や気道挿管など、エアロゾルが発生しやすい場面のN95マスクの、先ほど御指摘のあった利用等も含め、また、エアロゾル感染に大変効果がある換気...全文を見る
○後藤国務大臣 旧優生保護法につきましては、この法律に基づき、あるいはこの法律の存在を背景といたしまして、多くの方が特定の疾病や障害を理由に生殖を不能にする手術等を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けてこられたことについて、厚生労働省としても真摯に反省して、心から深くおわ...全文を見る
○後藤国務大臣 無料低額診療事業の実施状況につきましては、自治体への調査等を通じまして把握に努めておりまして、直近で把握できている令和元年度の実績としては、実施施設は七百二十三施設、延べ利用者数は約七百五十四万人、減免総額は約三十七億円となっております。また、このうち、外国人の利...全文を見る
○後藤国務大臣 外国人の方に特化した追加の調査を行ってはという御提言だと思いますけれども、医療機関の現在の状況、自治体の負担の観点などから慎重な検討を要すると思います。  引き続き、現場の実情等については、様々な機会を捉えて適切な把握に努めてまいりたいと思います。
○後藤国務大臣 HPVワクチン接種後に生じる広範な疼痛や運動障害等の症状について、先生御指摘のあったように、平成二十六年の審議会で、免疫反応、中毒、神経学的疾患等の可能性を含めて検討が行われました結果、発症時期や症状の持続期間、付随症状、経過の多様性に関する知見等を踏まえまして、...全文を見る
○後藤国務大臣 従来からも様々な研究も行ってきておりまして、今後、引き続き、協力医療機関における診療実態の把握や臨床像の解析などを行いまして、多様な症状を呈する方への効果的な対応の在り方を検討してまいりたいと思います。
○後藤国務大臣 障害のある方が、その能力や適性を十分に発揮されて、企業において戦力として活躍していただくことは重要であります。そういう、本当に成功している企業があることもよく承知をいたしております。  そのため、まず、障害者の雇入れに当たっては、ハローワークにおいて、個々の障害...全文を見る
○後藤国務大臣 障害者の方一人一人がその障害特性や個性に応じて能力を有効に発揮し、活躍するためには、本人と企業のニーズ、職場環境との適切なマッチングが重要であるという、委員の指摘のとおりだというふうに思います。  そのため、ハローワークにおいては、今も御指摘のありました特別支援...全文を見る
○後藤国務大臣 厚生労働科学研究班におきまして、五歳から十一歳までの子供を対象に、新型コロナワクチン接種後の副反応の状況や血中の抗体価を経時的に調査しておりまして、まさに先ほど先生が指摘された事業でございます。  御指摘のとおり、このような臨床研究を継続的に実施するには、先生御...全文を見る
○後藤国務大臣 はい。  検疫手続のデジタル化の推進については入国時の空港での混雑や滞留が生じないようにするためにも重要な課題と認識しておりまして、空港検疫では入国者を対象にMySOSのアプリを活用しまして、ウェブ上で質問票の回答や誓約書の記入、検査証明やワクチン等証明書の登録...全文を見る
○後藤国務大臣 ただいま議題となりました医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  感染症に対する我が国の危機管理強化の観点から、緊急時において、治療薬やワクチンを始めと...全文を見る
04月06日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○後藤国務大臣 ワクチン、治療薬を国内で開発、生産できる体制を確立していくことは、今委員から御指摘のありましたとおり、安全保障上も極めて重要でございます。  昨年六月に、政府が一体となって必要な体制を構築し、長期継続的に取り組む国家戦略として、ワクチン開発・生産体制強化戦略を閣...全文を見る
○後藤国務大臣 電子処方箋は、真正性を担保するために、医師や薬剤師の電子署名を付すこととしておりまして、その資格確認に当たって、セキュリティー対策に万全を期していくことは必要不可欠であると考えます。  このため、保健、医療、福祉分野の電子証明となるHPKIカードの更なる普及を促...全文を見る
○後藤国務大臣 まず初めに、薬剤師の皆様におかれては、今回の新型コロナウイルス感染症対策において、ワクチン接種や経口治療薬の供給等、御尽力をいただいておりますことに私からも心から感謝を申し上げます。  こうした活躍は、薬剤師や薬局がふだんから地域包括ケアの一員として、自治体や関...全文を見る
○後藤国務大臣 国民の皆様に広く安心して緊急承認制度の対象となる医薬品を使用していただくためには、制度についての理解が必要であることはまさに議員御指摘のとおりでございます。医療従事者や国民の皆様に対して、緊急承認されるものであっても、通常の承認時と同様に安全性を確認していくことに...全文を見る
○後藤国務大臣 電子処方箋は、患者や医療機関、薬局にメリットがあり、できるだけ多くの医療機関、薬局に導入いただくことが重要であると考えます。  このため、厚生労働省としては、医療情報化支援基金三百八十三億円を活用いたしまして、医療機関や薬局のシステム導入を支援するほか、令和三年...全文を見る
○後藤国務大臣 今、委員からも御説明のありました立憲民主党から提出のあった三法案につきましては、私も内容を見せていただいております。  議員立法に関するものでありますことから、まさに国会において御議論をいただくべきものというふうに考えております。
○後藤国務大臣 まず、自宅でお亡くなりになられた方々の、御指摘に当たって、まずはその御家族も含めて、本当に改めて心よりお悔やみを申し上げたいという気持ちです。  厚生労働省としては、自宅で療養されているコロナ患者の方に対しまして、症状等に応じて、健康観察や必要な医療を提供してい...全文を見る
○後藤国務大臣 昨年の十一月の全体像というのは、先ほども御指摘もいただき、私も申し上げた、昨年夏の状態等を省みて、最悪の事態も、いろいろなケースを想定してつくったものでございます。  その後、オミクロンが発生をしたわけでございまして、オミクロン株の特徴に応じて、感染力が強く、し...全文を見る
○後藤国務大臣 今、大変に医療の現場が困難な状況にあること、あるいは、医療と実際に健康観察をつなぐ保健所の機能が大変な状況にあること、そうしたことを踏まえながら、日々少しでも状態をよくするべく、今、関係者の皆さんとも知恵を出し合いながら懸命に取り組んでいるところでございます。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 あくまで議法についての御議論は委員会でいただくことになりますし、今、中島委員がおっしゃったようなプロセスであれば、なおのこと政府からコメントはできないということで、その辺の立場のことについては御理解をいただけるものというふうに思います。  新型コロナ感染症に感染...全文を見る
○後藤国務大臣 基本的には、フリーアクセスは日本では機能していると私は思います。  ただ、問題は、必要なときに必要な医療すら受けられなかったという事態はフリーアクセス以前の問題であるというふうに思いますので、そういう意味においては、私は、大きな問題を、昨年の夏、また、パンデミッ...全文を見る
○後藤国務大臣 フリーアクセスが十分に肝腎なときに機能しなかったということについては認めています。問題は、はっきり言って、どのような選択が可能であり、どのような医療が提供できるかということからいうと、昨年の夏に起きたことは、十分に自宅において医療を提供できなかった場合もあったとい...全文を見る
○後藤国務大臣 私は、先ほどから、フリーアクセスが日本で機能していないと言ったつもりはないんです。フリーアクセスは、我が国の医療制度としては生きている……(中島委員「さっき言っていました」と呼ぶ)いやいや、おっしゃったことですので、申し上げているので、改めて申し上げるわけでありま...全文を見る
○後藤国務大臣 特定の一人の方をかかりつけ医として指定しているつもりはありませんが、少なくとも数人の何かあれば診ていただく先生はいます。
○後藤国務大臣 答弁前から拍手は初めてで、ありがとうございます。  かかりつけ医の件につきましては、厚生労働省としても、かかりつけ医の機能をうまく使っていくという政策をまず進めているということを申し上げておきたいと思いますし、それから、新経済・財政再生計画改革工程表というのは、...全文を見る
○後藤国務大臣 緊急承認の制度は、安全性の確認を前提に、有効性が推定された段階で迅速に薬事承認を与える仕組みであります。  その効果は、個々の医薬品等の性質等に応じて異なりますけれども、例えば、国内で開発された治療薬の場合において、第三相試験が完了していない段階の限定的なデータ...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナの治療薬としてのアクテムラについて、米国で、EUA、緊急使用許可がなされたのは昨年六月二十四日であります。日本での適応追加承認は本年一月二十一日ということになります。  このことに関しまして、米国では申請が昨年四月二十日になされましたけれども、日本で承...全文を見る
○後藤国務大臣 医療機器も対象範囲です。
○後藤国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、承認許可日については、米国で二〇二一年の六月二十四日、日本で二〇二二年の一月二十一日ですが、申請日は、米国で二〇二一年の四月二十日、日本では二〇二一年の十二月十三日に申請をされていますので、申請から決定までの期間は日本の方が短いという...全文を見る
○後藤国務大臣 私は、個別の薬の承認についての是非だとか当否だとか評価を言っているわけではありません。ただし、今回の法律改正は、必要なデータ、三相が要るのか要らないのか、そういう点について制度は改善をされているというふうに思いますので、そうした点については、それに関わるような個別...全文を見る
○後藤国務大臣 今、コラテジェンの薬事承認について、条件及び期限付承認というのは、これは再生医療に固有の承認制度としてあるわけです。  この承認制度というのは、有効性は推定されて、また安全性が確認されると、再生医療に係る固有の承認制度である条件及び期限付承認はなされるということ...全文を見る
○後藤国務大臣 そういう例はないということであります。
○後藤国務大臣 アンジェス社のDNAワクチンについて研究開発に関する支援を決定したのは、一次公募では令和二年五月頃、二次公募では同年八月頃でありまして、生産体制整備に関する支援を決定したのは同年七月頃であります。  当時は、新型コロナに対応するために、メッセンジャーRNAワクチ...全文を見る
○後藤国務大臣 質問の趣旨がちょっとよく分からなかったんですけれども、私が知っているかということですか。それは知りません。
○後藤国務大臣 特定の例えば政治家や閣内にいる方が不適切な、決定に関与するようなことがあってはならないことは、これはもう当然のことであります。  それを担保するために、客観的な第三者委員会で非常に公平な、客観的なスクリーニングをかけて決定をしていくということと今言ったことは何ら...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほどからちょっとよく話が見えないんですけれども、インサイダー取引等があれば、これは全く違法な行為ですから、インサイダー取引があれば、これは違法行為として処断されるのは当然のことだと思いますし、それから今の、今度のお尋ねでありますけれども、ちょっと全体像として何が...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほどから、若干、二者択一でおっしゃるんですけれども、あくまで、生産体制整備に関する補助金についてもそうでありましたけれども、持続可能性の評価も恐らくプロジェクトの中には入っているだろうと私は思いますし、そうした意味で、評価委員会においては、技術の専門家、また経営...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナ対応では、未知の感染症への対応という困難な状況の中で、時には必要な物資が不足することもあり、大変国民の皆様には御迷惑をかけた点もあることを率直におわびをしたいと思いますが、その都度、企業と連携もしながら、関係者と連携しながら必要な対策を講じさせていただい...全文を見る
○後藤国務大臣 米国のEUAは、未承認の状況にある医薬品等について、通常よりも有効性及び安全性について裁量幅を広げた運用により使用を許可する仕組みです。  一方、我が国において、安全な医薬品を市場に供給するよう努めることは、行政や製薬企業を始めとする医薬品に関わる全ての者にとっ...全文を見る
○後藤国務大臣 米国のEUAは、有事に際して未承認の状況にある医薬品等の使用を許可する制度でありまして、ベネフィットがリスクを上回るという事態のときに裁量幅の大きい運用が行われる可能性はあるというふうに思っております。  例えば、二〇二〇年の三月でありましたけれども、クロロキン...全文を見る
○後藤国務大臣 医薬品の承認審査において、その安全性については、有効性、ベネフィットと比較して著しく有害な作用、リスクを有しないかどうか、有効性と安全性との比較考量により評価されることになります。  緊急承認制度においても、ベネフィットに比してリスクが許容可能であるかどうか評価...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほどからお話のあったアメリカのEUAということについて言えば、有効性と安全性について、双方で裁量の幅が広がっている、それを緊急に使用する必要がある場合に使用を許可する仕組みであるということであります。そういう意味で、先ほど有効性の話とともに安全性の話も含めてお話...全文を見る
○後藤国務大臣 委員御指摘のとおりでありまして、緊急承認後の一定期限内に改めて行う承認申請については、原則として、第三相試験、検証的臨床試験の成績の提出を求めるということを想定しております。  なお、感染症が急速に収束した場合など試験の実施が困難な場合等には、市販後の使用成績等...全文を見る
○後藤国務大臣 予防接種法に基づく副反応疑い報告制度や薬機法に基づく副作用報告制度につきましては、それぞれ、接種後に生ずる症状等の傾向の把握や市販後安全対策の活用のために行われているものであります。  しかし、一方で、今御指摘のあった予防接種法、これはワクチンですが、あるいはP...全文を見る
○後藤国務大臣 薬事承認制度は製薬企業からの申請に基づくものでありますから、議員御指摘のとおり、その前提として、製薬企業が研究開発を進めることが不可欠であります。国として創薬支援を積極的に進めてまいりたいというふうに考えております。  このため、製薬企業の研究開発支援を始め、実...全文を見る
○後藤国務大臣 医薬品を緊急に使用する必要性について、具体的な状況は様々であり、最も想定されるのは感染症の蔓延と考えておりますけれども、原子力事故やバイオテロ等による健康被害についても、個別具体的な状況に応じて、緊急に使用する必要性に該当し得るというふうには考えております。  ...全文を見る
○後藤国務大臣 医薬品の承認審査において、その安全性については、有効性、ベネフィットと比較して著しく有害な作用、リスクを有しないかどうか、有効性と安全性との比較考量によりまして評価され、確認をされます。  緊急承認制度においても、ベネフィットに比してリスクが許容可能であるかどう...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のとおり、山間部や離島、過疎地において、無薬局の地域が存在しているところであります。  薬局の開設のためにはまずは薬剤師の確保が必要となることから、これまで、地域医療介護総合確保基金を活用した修学資金の貸与などによる薬剤師の確保策が各都道府県により講じられ...全文を見る
○後藤国務大臣 緊急承認された医薬品について、期限内に改めて行う承認申請に当たっては、原則として、通常の承認申請と同様に、第三相試験の成績の提出が必要と考えております。  また、緊急承認制度では、実際の臨床現場での幅広い患者データを収集するため、承認の条件として、使用成績の調査...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のいわゆるリアルワールドデータも含め、保健医療分野におけるデータの利活用は非常に重要な課題であると考えています。  厚生労働省としては、NDBについて、令和二年十月から民間事業者の利用も可能としており、さらに、連結できる情報の拡充等を通じて、NDBの価値、...全文を見る
○後藤国務大臣 救済制度につきまして、新型コロナワクチン接種を含む予防接種法に基づく予防接種による健康被害につきましては、予防接種健康被害救済制度に基づき、給付の申請が可能であります。  現行制度においても、請求された疾病と予防接種との因果関係については、厳密な医学的な因果関係...全文を見る
○後藤国務大臣 臨床試験の人数は医薬品の特性に応じて決定されるために、有効性が推定できる一律の人数を申し上げることは困難であります。  なお、第三相試験であっても、例えばインフルエンザウイルス感染症の治療薬では七百例程度、関節リウマチの治療薬では百例程度で実施されている試験もあ...全文を見る
○後藤国務大臣 ウイルス量が有意に減少することは確認できたものの、症状改善の効果はプラセボと比べて有意な差が認められないようなケースも含めて、個々のケースについての推定の可否については、予断を持ってお答えすることは困難でございます。  いずれにせよ、個別具体的な品目の承認に当た...全文を見る
04月07日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○国務大臣(後藤茂之君) 医師法におきましては、医師は正当な事由がなければ診療を拒んではならないとして、いわゆる医師の応招義務を規定しておりまして、この正当な事由の有無については、個々の事情に即して具体的に判断する必要があります。  御指摘の東京高等裁判所の判決は、海外で臓器移...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、川田議員御指摘がありましたように、米国においては、マクガバン・レポートを公表以降、一九七九年に生活習慣病予防に関する国民健康づくり施策、ヘルシーピープルを開始し、その後、心疾患や脳血管疾患等の生活習慣病による死亡率が減少しているというふうに承知をいた...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 高齢者に限らず、本当に我々暮らしている人間にとって、口から食べることというのは、必要な栄養を摂取して健康を維持していくという、そういう目的のみならず、本当に幸せに日々の喜びを感じながら生活をしていけるという非常に重要なものであると認識をいたしております。...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今いろいろなことを検討しているところでございますけれども、三回目の接種をどうやって進めていけるか、そのこと自身は非常に重要な政策だと思っておりますけれども、それに向けてどうした政策がいいのか、しっかりと考えていきたいというふうに思っております。  また...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まず、今回の火災事故によりまして、尊い命を落とされた皆様に心より御冥福をお祈り申し上げる次第です。  その上で、今の御質問でございますけれども、火災の予防や火災発生時に備えた訓練等については、各種法令において規制が設けられていると承知しておりますけれど...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 分娩方法は、各医療機関において医学的観点等を踏まえて妊婦と話し合った上で決められるべきものと考えます。このような手だてを講じた上で帝王切開を選択することは、リプロダクティブヘルス・ライツに反するものとは考えてはおりません。  しかしその上で、厚生労働省...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今いろいろ御指摘もあるので、どのように把握して対応していったらいいか、考えてやらせていただきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 世帯が抱える課題が多様化する中で、高齢者が住み慣れた地域で安心した暮らしを続けていくためには、介護を必要とする高齢者のみならず、家族介護者を含めて社会全体で支えていくことが必要であるというふうに私も考えます。  厚生労働省としては、訪問介護、通所介護、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般のオミクロン株による感染拡大における死亡者の増加については、厚生労働省のアドバイザリーボードにおきましても、これまでの流行とは異なって、死亡者のうち八十歳以上の占める割合が高くなっておりまして、感染前から医療機関や高齢者施設に入院、入所中でリスクの高...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどから、オミクロン株の感染がより早く、そして、しやすいというようなことから考えたときに、おおむね一メートル以内で十五分以上というのはこれまでの株の判断基準であって、それで意味がないというような御指摘もありますけれども、少なくとも、そうしたような形で接...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 実勢価格を踏まえた保険収載価格の検証を行うといって、実際の実勢価格をちょっと御答弁できないという事情なので、じくじたる思いもそこはいたしますけれども、実勢価格を踏まえて保険収載価格の検証を行い、その結果を踏まえた見直しを行わせていただきました。  また...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 児童虐待の定義につきましては、児童虐待防止法において規定しておりまして、その上で、子ども虐待対応の手引きにおいて、保護者が行う身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待の四つの類型がそれぞれについて具体的に決まっております。  今委員から御指摘の児童...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナの感染拡大に伴い、保健所における保健師を始めとした感染症対策の専門的な知識を有する職員の不足などが課題となりました。  このため、厚生労働省としては、専門人材の派遣の仕組み、IHEATの構築など、必要な支援を実施してきたところであります。あわ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 現在審議中の改正薬機法案において創設いたします緊急承認制度は、緊急に使用する必要があり、他の医薬品等で代替が困難な医薬品等を制度の対象とすることにしております。  検査薬につきましても、緊急時に使用する必要があり、ほかに代替手段がない場合には緊急承認制...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 薬機法は、疾病の診断や治療の目的として使用される製品の品質、有効性及び安全性を確保するための法律でございます。  診断を目的とする体外診断用医薬品につきましては、業として製造販売しようとする場合、製品としての流通する前に、あらかじめその製品の有効期間な...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 塩野義製薬の経口薬につきましては、二月二十五日に条件付承認を求める申請がなされまして、今委員御指摘のとおり、PMDAにおいて審査をしているところでございます。  現在審査中でありますことから、承認時期の見込みを含め詳細についてお答えすることはできません...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナの罹患後症状、いわゆる後遺症については、いまだ明らかになっていないことも多く、国内において明確な定義がないために、診断を行うには他の疾患を除外することが重要であること、その多くは時間の経過とともに改善すると考えられることから、まずは罹患後症状の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナウイルスの罹患後症状、いわゆる後遺症については、いまだ明らかになっていないことも多く、実態や病態を明らかにするために、実態把握や原因究明に関する調査研究を実施しております。  令和三年度の調査研究においては、新型コロナ感染症の入院歴のある患者...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 年金の支給につきましては、国民年金法等において原則二か月に一度支給することが定められております。  年金の毎月支払による受給者の利便性向上の趣旨、先生がおっしゃられた趣旨については理解できるわけでございますけれども、約四千万人の年金受給者に対して毎月支...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチン接種後の遷延する症状、いわゆる後遺症と呼ばれているものについて、受け止め方が人それぞれであったり、現時点ではどのような症状を指すのか一律に定めることが難しく、今後、科学的知見を踏まえながら検討すべきものと考えております。  このため、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 不妊症は女性に原因がある場合も男性に原因がある場合もあるわけでございまして、厚生労働省においては、令和三年度より、不妊症等への理解を深めるための普及啓発事業の一環として男性不妊についても普及啓発を行っているところです。具体的には、令和三年度においては、ホ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省においては、先ほども答弁させていただきましたけれども、男性不妊も含めた幅広い普及啓発を行っているところでありまして、御指摘のEDも含めて、引き続き不妊治療等に対する社会の理解向上や、治療を受けやすい環境整備を目的とした普及啓発に取り組んでいきた...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 高齢者施設に入所している高齢者は、新型コロナに感染した場合、一般的に重症化する方が多く、またクラスターが生じる可能性も高いと考えられ、重症化すると考えられておりまして、重症化するおそれのある高齢者施設の入所者について基本的に入院での対応を行うことが適切と...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まさにそういうような形で、今回、二十四時間以内にそうしたチームが派遣できるような体制を全国で取っていただくように知事に対して事務連絡を発出いたしておりますし、また、そういう施設にお医者さんや看護師さんを派遣できるためのそういう体制についてしっかり構築でき...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 障害福祉サービスは障害者の暮らしを支える重要な制度でありまして、新型コロナウイルスが発生した場合でも、感染拡大の防止措置をしっかりと講じつつ、事業を継続していただくことが重要だと思っております。  このために、感染者や濃厚接触者が発生した施設、事業所に...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の処遇改善の臨時特例交付金は、各月の総報酬に交付率を乗じることで交付額を算定する仕組みとなっています。  この処遇改善については、各サービスの種類の中で平均的な職員配置の事業所であれば、常勤換算の福祉・介護職員一人当たり月額九千円の賃金改善が可能と...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まず、週一回のPCR検査を全額公費でという話については、高齢者施設や障害者施設、あるいはもう医療機関や保育所でもみんな同じですが、集中的実施計画を作っていただきまして、PCR検査又は抗原定量検査で行う場合に、できる限り週に一回程度実施していただくように、...全文を見る
04月08日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○後藤国務大臣 まず、新型コロナにより自宅でお亡くなりになられた方々、そしてその御家族には、改めて心よりお悔やみを申し上げたいと思います。  自宅で療養されているコロナ患者の方に対して、病状等に応じて着実に健康観察や必要な医療を提供していくことが重要だというふうに考えております...全文を見る
○後藤国務大臣 制度の前提を飛ばしてその財政措置と聞かれると、ちょっと答えにくいといえば答えにくいんですけれども。  厚生労働省において、例えば、今、発熱外来の設置、三万六千機関、健康観察、診療医療機関の設置とその拡大、二・二万機関、こういうようなことにつきましては、それぞれ、...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘の事業は、令和三年度補正予算で計上されている事業でありまして、要綱等の枠組み等は示されているわけでありますけれども、ワクチン接種や検査結果をどのように活用するのかというようなことについては、三月十一日のコロナ分科会において、ワクチン追加接種を要件とすることが...全文を見る
○後藤国務大臣 先日の四月六日のアドバイザリーボードにおいては、全国の新規感染者数が増加傾向となっており、今後の動向に注意が必要であるということ、特に十代から二十代の増加が顕著である、あるいは、現在の新規感染者数は昨年夏のピークよりも高い状況が続いていて、現在の感染状況はリバウン...全文を見る
○後藤国務大臣 今、どういう運用にしていくかということも丁寧に制度設計をしていくということでありますので、いろいろな意味でのイフクエスチョンでもあるので、適宜に、感染状況に応じて、やはりこうしたことというのは、感染の状況と経済をどうやって回復させていくか、その両方でありますけれど...全文を見る
○後藤国務大臣 電子処方箋によりまして薬局に処方情報が速やかに共有されることで、患者を待たせることなく調剤やオンライン服薬指導が可能となるなど、非対面型の医療が促進されるというふうには考えております。  しかし、一方で、オンライン服薬指導は、その都度、薬剤師の判断と責任に基づい...全文を見る
○後藤国務大臣 厚生労働省においても、患者さんを丁寧に診ていただくかかりつけ医機能は非常に重要だということで、そうしたものを地域の医療提供体制の中でしっかりと位置づけていきたいということで政策を進めていることは、申し上げているとおりです。  それで、患者のための薬局ビジョン、平...全文を見る
○後藤国務大臣 質の高い医療の提供に向け、地域の医療機関の連携を推進し、また患者の利便性向上を図るためには、各医療機関が管理する電子カルテ情報を医療機関を超えて円滑に共有するような体制を整えていくことが重要であるというのは、委員の御指摘のとおりだと思います。  異なる電子カルテ...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナによりまして、自宅、社会福祉施設も含めて、お亡くなりになられた方々、そしてその御家族には改めて心よりお悔やみを申し上げます。  政府では、昨年の夏の状況を踏まえまして、自宅で亡くなられるような方、そうしたことがあってはならないということで、対応を全体像...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほど、第七波も含めて今後の医療提供の体制、保健医療体制についてどういう形で取り組んでいくのかということについては、御答弁をさせていただいたところであります。  全体像をつくりまして提示しましたけれども、全体像というのは、ありとあらゆる最悪の可能性も想定しながら...全文を見る
○後藤国務大臣 これまでに特例承認された医薬品の副作用報告につきましては、PMDAにおいて受け付けて評価を行っているところであります。  これまで、治療薬との因果関係があるものとして評価されているものはあるものの、それらは既に明らかとなっている副作用等でありまして、新たな安全対...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員御指摘の米国のEUAは、未承認の状況にある医薬品等について、通常よりも有効性及び安全性について裁量幅を広げた運用によりまして使用を特別に許可する仕組みであります。  一方、我が国において、安全な医薬品を市場に供給するよう努めることは、行政のみならず製薬企業...全文を見る
○後藤国務大臣 一般論としてまず申し上げると、医薬品の承認審査において、その安全性については、効能、効果に比して著しく有害な副作用を有しないかどうか、評価され、確認されるわけでございます。  緊急承認制度においても、そのようなベネフィットとリスクのバランスを考慮しつつ、許容可能...全文を見る
○後藤国務大臣 今般創設する緊急承認制度では、承認時に認められた有効性等が確認できない場合は、速やかに承認を取り消すことができる仕組みとしております。
○後藤国務大臣 委員も今御指摘されたように、緊急承認制度の適用に当たりましては、対象となる医薬品について、まず、医薬品を緊急に使用する必要性があり、他の医薬品での代替が困難であることを適用の要件といたしております。  このように法令で一定の要件を定める一方で、緊急承認制度の対象...全文を見る
○後藤国務大臣 弾力的かつ機動的に対応する必要があるということから、こうした医薬品を緊急に使用する必要性や代替困難であること以上の細かい法規を設けるということにはなっておりません。
○後藤国務大臣 委員御指摘のとおり、緊急承認後の一定の期限内に改めて行う承認申請につきましては、原則として、第三相試験、検証的臨床試験の成績の提出を求めることを想定しております。  なお、感染症が急速に収束した場合など、試験の実施が困難な場合等には、市販後の使用成績等を含むリア...全文を見る
○後藤国務大臣 患者等からの副作用報告につきましては、PMDAにおいて受理して、報告内容を整理した上で、その整理結果がPMDA理事長から厚生労働大臣の方に定期的に報告されているということについては認識をいたしております。
○後藤国務大臣 この間、国会の審議あるいは感染状況の拡大に伴いまして、そういう認識は持っております。
○後藤国務大臣 患者副作用報告制度は、医薬品等の安全対策措置の検討に活用しておりまして、平成三十一年三月より開始をいたしました制度でございます。政府広報やSNSを使った周知活動など、国民や医療関係者に向けた広報活動をまず実施しながら、施行しているところでございます。  患者副作...全文を見る
○後藤国務大臣 直近の審議会で、ワクチンとの因果関係の評価を行った千五百十三件の新型コロナワクチン接種後の死亡事例のうち、病理解剖を含めて解剖されたことが報告された事例は百四十三件でございます。こうした解剖については、死亡診断を行った医師の判断により解剖の要否を判断しているもので...全文を見る
○後藤国務大臣 死因究明等推進基本法に基づきまして昨年六月に閣議決定された死因究明等推進計画におきましては、公衆衛生の観点から、死因究明等に関して講ずべき措置を、施策を示しておりまして、これには新型コロナや新型コロナワクチンの副反応による死亡が疑われる場合も当然に含まれるというふ...全文を見る
○後藤国務大臣 ワクチン接種後の副反応が疑われる症状につきましては、副反応疑い報告制度により常に情報収集しており、症状別に集計を行うなどの情報の整理が行われた上で、定期的に開催している審議会において評価が行われております。  新型コロナワクチン接種後の副反応疑い報告においては、...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチン接種後の副反応疑い報告において、自己免疫系の副反応を疑う症状や遷延する症状が報告されていることは承知をいたしております。  自己免疫系の副反応を疑う症状も含めて、新型コロナワクチン接種後に生じる遷延する症状については、都道府県が診療体制の整備や...全文を見る
○後藤国務大臣 新たな医薬品を迅速に開発し実用化するためには、基礎研究から応用研究、そして臨床研究、治験に至るまで、切れ目のない支援を行うことが重要だと考えます。  このため、厚生労働省では、文部科学省や経済産業省など関係府省と一体となって、日本医療研究開発機構、AMEDを通じ...全文を見る
○後藤国務大臣 AMEDは、基礎的な部分の研究支援、一生懸命やっております。  今お話のあった、例えば、AIによってスーパーコンピューターの富岳を使って分析するようなものは、大体、研究者が長い時間をかけて、化合物と化合物を選び出して、そしてそれが本当に実際にどうかということを実...全文を見る
○後藤国務大臣 ワクチン接種後の副反応疑いの事例の評価に当たっては、医療機関や製造販売業者から情報を収集しておりますけれども、ワクチン接種後の副反応疑い事例の因果関係評価については、先ほども御紹介いただきまして恐縮ですが、偶発的なものも含めて、起こり得る症状が様々であることから、...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のとおり、仮にファイザー社の新型コロナワクチンに緊急承認制度を適用した場合、仮にでありますけれども、国内治験のデータがなくても評価ができるようになるために、承認を二か月程度早くすることができた可能性が想定をされます。  これに伴いまして、国内でのワクチン接...全文を見る
○後藤国務大臣 医薬品や医療機器は国民の健康と命を守る重要な手段でありまして、我が国の企業が世界に通用する革新的な医薬品や医療機器を生み出し続けるためには、その研究開発力を強化していくことが重要であると考えております。  医薬品については、昨年九月に策定いたしました医薬品産業ビ...全文を見る
○後藤国務大臣 電子処方箋には、真正性確保のために、医師等の電子署名を付すこととしておりまして、資格確認を含め、電子署名ができる仕組みとすることは必要不可欠なんでありますが、この観点から、現時点で利用可能な電子署名の仕組みはHPKIカードのみでありまして、来年一月の電子処方箋の円...全文を見る
○後藤国務大臣 令和四年度診療報酬改定では、オンライン資格確認について、診療及び治療等の質の向上を図る観点で、よりよい医療が受けられる点を評価して、初診料等に新たな加算を設け、評価しております。この改定に係る検討は中医協で行われましたけれども、御指摘のような観点からの議論は行われ...全文を見る
○後藤国務大臣 これまでのポリファーマシー、多剤服用等による有害事象対策としては、医師、薬剤師等の連携体制の構築などが課題となっていることから、医療機関において対策を進めるためのツール等を作成し、周知を図ってきたところであります。  今般、電子処方箋を導入することによりまして、...全文を見る
○後藤国務大臣 少子高齢化が進展し、これまで以上に地域の医療の担い手確保が困難になる中で、地域医療を支えていくためには、地域における薬局や薬剤師の一層の活躍は欠かせないと認識しております。  厚生労働省としては、平成二十七年十月に患者のための薬局ビジョンを策定し、かかりつけ薬剤...全文を見る
○後藤国務大臣 予防接種法やPMDA法に基づく健康被害の救済制度では、繰り返しになりますけれども、健康被害の救済に当たりまして、厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、予防接種の場合、接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合でも救済対象とするとの考え方に基づいて...全文を見る
○後藤国務大臣 韓国の予防接種後の障害等に関する救済制度においては、我が国と同様に、予防接種後の障害等の事例について、韓国保健福祉部が専門家委員会の意見を聞き、接種との因果関係を認定した事例について救済がなされると承知をいたしております。  また、韓国保健福祉部の報道発表資料に...全文を見る
○後藤国務大臣 情報収集を行ってまいります。
○後藤国務大臣 既にこれまでも答弁を申し上げたとおりではあると思うのですが、医薬品等と健康被害との因果関係については、審議会において、専門家の御意見を踏まえて、適切に判断されているものと考えております。  緊急承認された医薬品については、通常の薬事承認と同水準の安全性が確認され...全文を見る
○後藤国務大臣 医薬品は、それを使用することにより、疾患を治癒したり、患者の症状を取り除いたり、軽くするといったことによりまして患者のQOLを向上させることが期待されるものでありまして、薬機法第二条においても人の疾病の治療等に使用されることが目的とされております。
○後藤国務大臣 緊急承認制度は、緊急に使用する必要があり、他の医薬品での代替が困難な医薬品を制度の対象といたしております。  委員御指摘のように、他の複数の医薬品が既に承認されている状況であって安定的な供給が確保されている場合など、代替の困難性に係る要件を満たさない場合には緊急...全文を見る
○後藤国務大臣 まず、創薬研究を始めとして、特に今必要なのが、若手の研究者を大切にすることが、今の我が国の研究開発力を強化していくために必要である、そういう政策のニーズについては、委員の御意見と、共有するものであります。  その上で、今日御議論になっている理研自身は、我が国の研...全文を見る
○後藤国務大臣 国民の命、健康を守る新薬の創出に向けて治験や臨床研究を推進することは、大変重要であると思います。患者、国民の参画を促すとともに、治験等の実施体制を強化していく必要があると考えております。  このため、今委員からも御指摘がありましたように、患者、国民の参加を促すと...全文を見る
○後藤国務大臣 今回の電子処方箋の仕組みについては、先ほどから局長からも説明させていただきました。そういう形で基金を使ってやるわけでありますけれども、今後どういうシステムの広がりとか連携ができていくのか、そういう点については、委員の御指摘等も踏まえながら、長い、中長期的な観点も含...全文を見る
04月11日第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○後藤国務大臣 ワクチンを確実に確保することは、国民の命や健康を守る観点から極めて重要でございます。  新型コロナウイルス感染症の流行が始まりまして、ワクチンの獲得競争が激化している中で、厚生労働省として、ワクチンの確実な確保を最優先に企業と交渉を行う必要がありました。  そ...全文を見る
○後藤国務大臣 秘密保持については、双方が公開をすることに同意をすれば公開ができるという条項になっていると聞いております。
○後藤国務大臣 これまでも、国会等でも単価についてお尋ねもありましたし、そのたびごとに交渉いたしております。  今後とも、単価の交渉を、できる限り公表できるように努力してまいりたいとは思います。
○後藤国務大臣 契約書が何ページあるのかということも含めて非公表ではございます。膨大な文書とだけは申し上げておきますので。  少なくとも、内容について、交渉の経緯も含めて、私自身も直接相手ともやっておりますので、そういう意味では、内容について精査をしながらやっております。  ...全文を見る
○後藤国務大臣 雇用保険制度におきましては、これまでも、阪神・淡路大震災や東日本大震災等の自然災害が雇用に与える影響に対して、雇用調整助成金の特例措置等による対応を行ってきております。  こうした経緯も踏まえて、今般のコロナ禍における対応としては、緊急事態宣言等により広く休業が...全文を見る
04月12日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○国務大臣(後藤茂之君) 女性の抱える問題が多様化、複雑化している中、それぞれの方が抱えている問題やその背景、心身の状況等に応じた適切な支援を受けられるように、異なる分野の多様な支援を包括的に提供するための体制整備が重要であるというふうに思います。そのため、婦人相談員はもとより、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 婦人相談員は婦人保護事業の重要な担い手でありまして、実効性のある支援を行うに当たって非常に重要な役割を果たしていただいているものと考えております。  これまで婦人相談所の全国団体と意見交換を行う中で、婦人相談員の専門性に見合った処遇改善が必要との点につ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 婦人相談員につきましては、厚生労働省において毎年度、雇用形態に関する調査を実施しておりまして、令和二年四月一日の時点では、全国で千五百三十三名配置されている相談員のうち千三百十三名、八五・六%が非常勤職員となっております。  先ほどもちょっと御指摘あり...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) もちろん、そういう先生の御意見を踏まえたところで、よく実態を把握しながら、地方公務員制度の運用の在り方の中で婦人相談員の適切な処遇の確保に努めていくということをしっかり取り組んでいきたいと、そういう意味で申し上げております。
○国務大臣(後藤茂之君) 婦人相談員は婦人保護事業の重要な担い手でございまして、可能な限り多くの市区に配置されることが望ましいというふうに考えます。一方、現状では相談員を配置している市区は令和二年四月一日時点で四七・九%にとどまっております。厚生労働省としては、これまでも全国会議...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) お尋ねの売春防止法の罰則部分、規定の在り方は法務省の所管となりますことから、厚生労働省の立場からのお答えは差し控えさせていただきたいというふうに思います。  厚生労働省としては、今般の新法に関する国会での議論も踏まえまして、様々な困難を抱えた女性に対し...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今の御指摘については、担当の法務省にもしっかりと伝えたいというふうに思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 本案の草案によりますと、本法案は、全ての障害のある方々が、社会の様々な分野において、必要な情報の取得や利用、円滑な意思疎通を行うことに関して、その重要性を改めて認識し、基本理念を定め、国や地方公共団体、事業者等の責務を明らかにするといった内容であると承知...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 本法案の草案によりますと、第十条において、政府は、障害のある方々が必要な情報の取得や円滑な意思疎通を行うことに関して、必要な措置を講じなければならないとされていると承知をいたしております。  法案が成立した場合は、意思疎通支援といった障害のある方々に対...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 参議院厚生労働委員長提出の困難な問題を抱える女性への支援に関する法律案につきましては、政府としては異議はありません。
04月13日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○後藤国務大臣 御指摘の報道については私も見せていただきましたが、政府としては、オミクロン株の感染が続く中、今このタイミングで感染症法上の位置づけを変更することは現実的ではないというふうに考えておりまして、五類感染症に見直すことを決断したという事実はありません。  それから、引...全文を見る
○後藤国務大臣 感染症法上は、各感染症は、感染力及び罹患した場合の重篤性等を総合的に勘案して、講ずべき措置を踏まえてその位置づけが定められております。今般の新型コロナウイルス感染症については、感染症法上の新型インフルエンザ等感染症に位置づけられているわけであります。  この新型...全文を見る
○後藤国務大臣 まずは、新型コロナにより自宅でお亡くなりになられた方々、そしてその御家族に対しまして、改めて心よりお悔やみを申し上げます。  昨日のコロナ自宅放置死遺族会の高田代表からの様々な御要望、御意見等につきましては、例えば、自宅での死亡事例の実態調査、自宅療養中の医療ア...全文を見る
○後藤国務大臣 昨年十二月に、自宅での死亡事例について、岸田総理から、どのような対応が可能か整理するよう指示がありました。  その指示を受けて厚生労働省では、昨年八月一日から九月三十日までの間に自宅で死亡された新型コロナ患者について、都道府県を通じて調査を実施したところでござい...全文を見る
○後藤国務大臣 全体像を昨年の十一月に取りまとめましたけれども、昨年の十一月に取りまとめた全体像の中でも明確にはしておりますけれども、昨年夏の第五波の感染拡大に際して、感染の拡大に病床の確保が追いつかない事態や、陽性判明後の健康観察や治療が迅速、確実に実施されない状況が生じたこと...全文を見る
○後藤国務大臣 私が非常に危機的状態を共有化したのは、医療のサービスの提供が行えない事態が局面的にも起きたということについて、医療提供が行われないということは、そもそも、制度としてフリーアクセスなのかどうかということの前の状態だということを申し上げたのは事実であります。  ただ...全文を見る
○後藤国務大臣 私、先ほどから申し上げているのは、コロナ禍の緊急的な事態の中にあって、例えば自宅で十分に医療を受けられないとか、あるいは救急搬送中に十分な医療が受けられないとか、そういう事態が生じたということについては、これは大問題だというふうに思っております。  医療の提供の...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のように、日本医師会が、かかりつけ医機能を制度化すれば、フリーアクセスを阻害し、国民の理解が得られないおそれがある旨を発表していることは私も承知をいたしています。  かかりつけ医については、現状、国において定義づけは行っておりませんし、その在り方に関しても...全文を見る
○後藤国務大臣 財政審の建議そのものについて、厚生労働省や社会保障の分野で仕事をしている人たちが、何でもはいと言える内容ばかりが書いてあるわけではないというふうには思っております。  しかし、私が引きましたのは、これは政府として決定をした新経済・財政再生計画改革工程表の中で、か...全文を見る
○後藤国務大臣 今、これはパンデミック時のみの対応というよりも、新しい緊急的な承認を行わなければならない事態が発生したときに、有効性については推定だけれども、安全性が確認されれば、そういう類型の承認を新たに設けるということで対応したものです。
○後藤国務大臣 今、先生の質問が、割合に大きくグラウンドを取って質問されているので……(吉田(統)委員「今のところだけで結構です、最後の」と呼ぶ)そういうことから申し上げますと、恐らく、製薬企業が責任を持って、今の日本の制度の場合は、承認申請に必要な治験の実施とデータの解析だとか...全文を見る
○後藤国務大臣 国民の命そして暮らしを守っていくために、例えば世界的なパンデミックが起こったときに日本の国民を守っていくためには、医療品そしてまた治療に必要ないろいろな医療関係のものについて、それが国民に供給できる体制を安全保障としても持つという観点は重要だと思いますし、ワクチン...全文を見る
○後藤国務大臣 学会等の客観的な見解に基づいて、政府が主導して適応外使用ないし承認を変更するというような御提案については、先ほどもちょっと申し上げたのでありますけれども、医薬品の製造販売について、承認申請に必要な治験の実施とデータの解析、承認後の副作用情報の収集、解析、医療現場へ...全文を見る
○後藤国務大臣 私、思いますけれども、学会、医会、私はそこをどういうふうに分けて議論されているのかの前提もよくちょっと分からないところもあるんですけれども、基本的には、やはり専門家としての知見、意見というものが生かされるということになりますから、それは医療現場の御意見も、そして研...全文を見る
○後藤国務大臣 類似薬がない新薬の薬価算定については、今先生からも御指摘がある原価計算方式を基礎としまして、その上に有用性等を踏まえた加算を行って算定するということでやってまいりました。  その際に、従来から御議論のある、例えば原価の開示が十分にされていないのではないかと。そう...全文を見る
○後藤国務大臣 うなずくと、どこまでうんと言ったか分からないので。  先生のお話、先ほどから非常にお詳しいので、個別具体の薬名とかいろいろ入っているので、高いというのは、私、残念ながら、一つ一つの薬について高い低いとかということをよく承知しておりませんし、申し上げる立場にもない...全文を見る
○後藤国務大臣 新しい薬を作って上市するという際に、イノベーションを推進しつつ、国民皆保険の持続性を維持していく、そういうことから判断することは大切だというふうに思います。
○後藤国務大臣 令和四年度の診療報酬改定におきましては、歯科用の貴金属の随時改定、これは年に四回の随時改定ということで対応するということにしました。  しかし、パラジウムの価格の急騰を踏まえて、本日の中医協に対しまして、令和四年一月から令和四年三月までの素材価格の対象期間の価格...全文を見る
○後藤国務大臣 検討をしている段階で、結論が出ていないわけですから、なかなか事務方がその内容についてコメントをするということはまず難しいということだと思います。  そして、今回のことについて言えば、総理の御指示もありましたし、その旨についてはオープン情報にその段階でなっていたと...全文を見る
○後藤国務大臣 素材価格の高騰に対応できるような制度を何か考えているかというお尋ねについては、どういう内容のことを想定して御意見を述べておられるのかもよく分かりませんけれども、いずれにしても、いい知恵があるかどうかということは、関係者の御意見もお伺いした上で、もちろん対応する必要...全文を見る
○後藤国務大臣 今日は、まず、中医協に提案した案を通していただいて、今後のパラジウムの価格だとか、歯科医療の現場を見て考えていきたいと思います。
○後藤国務大臣 私の母子手帳ですね。それは、まだ両親が健在ですので、両親が大切に持っております。
○後藤国務大臣 母子健康手帳にも掲載されている妊婦健診、乳幼児健診等の健診情報や、今先生から丁寧に御紹介あった予防接種情報については、こうしたカードの例も十分聞かせていただきましたけれども、既に、例えば、マイナポータルを通じて、今御指摘があったような、本人がスマートフォン等でこう...全文を見る
○後藤国務大臣 先生のおっしゃっていることを大変に参考になると思って聞いておりました。  一言ちょっと申し上げると、私は、以前インドネシアに出張に行ったときに、二つ感謝されたことがありまして、一つは、私、国交省の政務官だったので、砂防という言葉が、日本語がそのままインドネシアで...全文を見る
○後藤国務大臣 緊急承認制度は、緊急であっても承認制度でありまして、そういう意味では、安全性を確認することは、これは法律上の求めというだけではなくて、我々がワクチンの行政あるいは医薬の行政を、薬事の行政をしていくときに基本であるというふうに思っています。  緊急承認の制度の場合...全文を見る
○後藤国務大臣 昨年十二月の医薬品等行政評価・監視委員会で、新型コロナワクチンの安全性を評価するため、死亡や有害事象の発生についてワクチン接種者群と非接種者群との比較を可能とする基盤の構築について御提案をいただいております。  厚生労働省としても、従来から、予防接種の有効性、安...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員から本当に、御指摘のあるように、安全性の確認ということはないがしろにできないことでありまして、今、新型コロナで、我々、わらにもすがるような思いで、ちょっとでも感染を抑え、また命を守るということで考えております。もちろん、それは我々にとって必要なことでございま...全文を見る
○後藤国務大臣 今先生の御指摘があったのは、被害者救済制度ができたときからずっと、審査請求が起きたときにはあらかじめ厚生大臣に見解を求めることとされていたわけです。先生今御指摘があったように、平成十八年、二〇〇六年の段階で、原処分の根拠となった厚生大臣の認定について、審査請求を受...全文を見る
○後藤国務大臣 予防接種法に基づく健康被害救済制度は、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものでございます。  その認定については、審査会においても、個々の事例ごとに、症状の発生が医学的な合理性を有すること、時間的密接性...全文を見る
○後藤国務大臣 今先生から御指摘あったように、一億二千万回分のアストラゼネカの新型コロナワクチンを購入したものの、国として供給を受ける必要がない分についてはキャンセルし、供給を受けないことが可能となっているため、四千万回分は既にキャンセルをいたしております。  キャンセルに伴い...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほど、昨年の状況についての報告を一月十三日にさせていただいたことはここでもお話をいたしましたけれども、さらに、本年一月一日から三月三十一日までの間の自宅での死亡例につきましても、現在、都道府県を通じてその実態把握のための調査を行っているところでございます。引き続...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナウイルス感染症に係る医療費については、入院の場合は、感染症法上の入院勧告、措置により公費負担となる、それから、自宅療養、宿泊療養中にかかった医療費については、緊急的な対応として緊急包括支援交付金により公費負担としているところであります。  仮に五類感染...全文を見る
○後藤国務大臣 発熱等の症状がある方が確実に医療機関を受診できる体制を構築するために、症状のある方は、かかりつけ医等の身近な医療機関に直接電話相談し、地域の診療・検査医療機関を受診する仕組みを導入しておりまして、都道府県においては、四月六日時点で三・六万の医療機関を診療・検査医療...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナを五類にした場合にどういう状況になるか、つぶさに今分析をしていただきまして、現時点で、国民の命を守るという観点から見ると現実的ではないというふうに考えております。  制度のつくり方ということは、もちろん制度のつくり方でありますけれども、今言った枠組みか...全文を見る
○後藤国務大臣 医療機関における検査、診療体制の強化を図るために総理や私から医療関係者に協力を直接依頼してきたこと等によりまして、診療・検査医療機関については、全国で三万六千機関を確保するところまでは来ております。  また、昨年秋以降は、診療・検査機関において、新型コロナの疑い...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員からお尋ねのありましたいわゆる社会的処方とは、かかりつけ医等と保険者が協働いたしまして、患者の社会生活面の課題を情報共有して、地域の相談、援助等の支援につなげていくことで、患者の健康面、また社会生活面の課題の解決を目指す、そういう取組でございます。  具体...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員御指摘のとおり、セルフメディケーションについては、WHOにおいて、自分自身で健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることとされているものと承知しております。  私自身も日常生活の中で心がけているところですが、もう少しスマートにしないと余り説得力...全文を見る
○後藤国務大臣 今局長が答弁したのは、アストラゼネカ社との間で、いつ、どのぐらいの量を供給しているかということが秘密保持契約の対象になっております。
○後藤国務大臣 確かに財政的透明性という点からの御議論はあるとは思うんですけれども、実を言うと、契約書の開示の可否、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ノババックス、みんな不可でありますし、聞きますところ、これは世界的にそういう契約になっている。ワクチンの単価についての公表も不...全文を見る
○後藤国務大臣 ノババックスワクチンは、国内で製造が行われる非メッセンジャーRNAワクチンでありまして、海外の輸出規制の可能性に備えて、ワクチン供給の安定性を確保するとともに、実績のある組み換えたんぱくワクチンであることも踏まえまして、ワクチンの種類の多様化を図るために購入したも...全文を見る
○後藤国務大臣 まず、委員が今最後に御指摘をされていた国産のワクチン、これがしっかりと開発できる体制になっているべきだということについては、我が国の安全保障的な観点から見ても重大なことですし、我々の、日本の産業の薬の開発力、ワクチンも含めたですね、そうしたトータルの力をつけていく...全文を見る
○後藤国務大臣 米国のEUAは、未承認の状況にある医薬品等について、通常よりも有効性、安全性について裁量幅を広げた運用によって使用を許可するという仕組みで、先生の御指摘のとおりです。  一方で、我が国において、安全な医薬品を市場に供給するよう努めることは、行政や製薬企業を始めと...全文を見る
○後藤国務大臣 一般的に、これまでの臨床評価の評価項目については、患者にとって意味のある項目とすることが重要というふうに考えられています。  したがって、緊急承認制度においても、臨床試験においては適切な主要評価項目が設定されて、その臨床試験結果を適切に評価すべきというふうに考え...全文を見る
○後藤国務大臣 緊急承認における有効性については、治療薬については、後期第二相試験の結果で判断を行うこともあり、第三相試験と比べて被験者の数が少なく、データのばらつきから偶然よい結果が出ている可能性も排除し切れないために、有効性の証明の程度が相対的に低いことから、推定となっている...全文を見る
○後藤国務大臣 例えば、感染症が収束した場合というのが、例えば本当に感染症が収束して、患者さんもいないような状況になり、リアルデータも取れないほど収束しているというような場合には、有効性を確認するための第三相試験の成績等は提出ができないわけで、結果として承認を取り消すことになる場...全文を見る
○後藤国務大臣 国民の利便性、健康を守るという観点からも、自治体や医療機関の事務をきちんとこなせるように軽減していくという観点からも、予防接種の有効性、安全性に関する調査の充実を図るためにも、予防接種全体のデジタル化に取り組むことが必要であると考えています。デジタル庁と連携しまし...全文を見る
○後藤国務大臣 医薬品の副作用の被害救済制度による給付請求では、請求書のほかに、給付の種類に応じて、医師の診断書や投薬証明書等といった資料の提出が求められております。  これらの資料は因果関係の判断のために必要不可欠ではありますけれども、特に初めて請求を行う方々にとっては負担に...全文を見る
○後藤国務大臣 今、仁木委員から御指摘がありましたように、今日はいろいろな観点からこの点についての御質問がありました。  質の高い医療の提供に向けて地域の医療機関の連携も進めていく、そして患者の利便性の向上を図っていくためには、各医療機関が管理する電子カルテ情報を医療機関を超え...全文を見る
○後藤国務大臣 今、委員から幾つか御指摘ありました。  まず、リスクコミュニケーションが大事だという最初の御指摘については、そのとおりだというふうに思っています。  ワクチンの三回目接種について、本当に自治体や医療関係者の皆さんの御協力もいただいて、二月中旬に一日百万回の接種...全文を見る
04月14日第208回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(後藤茂之君) ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  児童相談所における児童虐待相談への対応件数が増加し、また、育児に対して困難や不安を抱える子育て世帯がこれまで以上に顕在化してきているなど、子育て世帯...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 山田勝彦議員の御質問にお答えいたします。  子供食堂についてお尋ねがありました。  子供の食事の確保や子供たちが安心して過ごせる居場所を提供する観点から、子供食堂等の活動は大変有意義なものであると考えています。  厚生労働省としては、令和三年度補正...全文を見る
04月15日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○後藤国務大臣 今委員御指摘のとおり、電子カルテ情報の標準化は非常に重要でありまして、その電子カルテ情報の標準化に当たりましては、傷病名、医薬品、検査など情報項目ごとに標準用語や標準コードを選定すること、例えば、診療情報提供書や退院時サマリーなど医療機関の間で共有する情報を検討、...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員御指摘のように、新型コロナウイルス感染症につきましては、感染症法上の新型インフルエンザ等感染症に位置づけられております。新型インフルエンザ等感染症に関する感染症法に基づく措置は、入院勧告、措置、それから就業制限、外出自粛要請など様々あるわけでございます。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 日本の製薬産業が絶え間ないイノベーションによりまして革新的な新薬を生み出し、グローバルに競争するための環境を整備していくことは、非常に重要な我が国の課題だと考えています。  同時に、公的保険で賄われる薬剤費全体は、高齢化の進展等により、増加する傾向にあるわけであ...全文を見る
○後藤国務大臣 今、本当に丁寧に議論を整理していただいたので。  やはり、かかりつけ医の問題を議論するときに、まず、かかりつけ医制度という、恒久的な制度として議論するときに、制度として議論するのと、かかりつけ医機能という、ここにも随分幅があると思います。それから今、先生おっしゃ...全文を見る
○後藤国務大臣 今、先生から本当に丁寧に御説明があったことは、全体像を昨年の十一月につくって、その後オミクロンが感染が広がり出して、デルタのときを前提につくったありとあらゆる第六波への対策というものの中で、デルタ株よりもオミクロン株になったことで、大きく全体像の前提が、修正すべき...全文を見る
○後藤国務大臣 問題意識は、先ほど私も長々と答弁させていただいたとおりで、私は中島先生がおっしゃっていることと同じ問題意識を共有しているというふうに思っています。  そういう意味で、発熱外来について言えば、三万六千の数を増やすことも努力していますけれども、我々、特に、いろいろな...全文を見る
○後藤国務大臣 本当に、決意という意味においては、これは決意を持ってそうした医療制度にしっかりと取り組んでいくということで考えていきたいと思いますし、政府の方針としても、かかりつけ医機能の明確化等、患者と医療者双方にとってかかりつけ医機能が有効に発揮されるための具体的方策について...全文を見る
○後藤国務大臣 その理解で結構です。  今回、本来のルール変更によりまして、年四回、実勢価格による改定の制度変更を行ったんですが、七月を待たずに今回は緊急的改定を行ったということでございまして、七月には七月で通常の制度に基づく制度運用を行います。
○後藤国務大臣 診療報酬改定、市場価格の状況に応じてできる限り対応していくということで、変化幅による改定から年四回の実勢価格による改定に変更したのもその一つでありますけれども、現時点においてそれ以外の施策について検討を要する状況にはないというふうに考えております。  いずれにし...全文を見る
○後藤国務大臣 金銀パラジウム合金については、輸入される素材価格の高騰によりまして価格に変動はあるものの、メーカーからは、材料となるパラジウムの確保自体に問題は生じていないというふうに聞いておりまして、供給に支障が生じる状況ではないというふうに聞いております。  こうした供給に...全文を見る
○後藤国務大臣 それぞれの本当に緊急な局面で、医療現場からいろいろなお話があったり、あるいは国民が医療を受ける立場でいろいろな声があれば、そのときそのときの状況をまたつぶさに検討するということは行政にとって大切なことだとは思いますけれども。  しかし、全体として見ると、我が国は...全文を見る
○後藤国務大臣 義務ではありません。
○後藤国務大臣 できます。
○後藤国務大臣 実際の運営からいうと、当面の間は患者が電子処方箋を選択した場合であっても医療機関において処方情報を印字した紙を患者さんにお渡しすることにはなっていますから、当面の運用としては、両方運営ということになります。  ただ、それは、電子処方箋が非常に広く広まってくるとい...全文を見る
○後藤国務大臣 今、委員御指摘になられました災害や停電時等、紙の処方箋の交付に切り替える運用とすることで、患者は調剤を受けることが可能となります。このような災害時の取扱いについては、医療機関等にお示しをしていきたいというふうに思っています。
○後藤国務大臣 ガイドラインをしっかりと出したいと思います。
○後藤国務大臣 検討して、それは、まだ時期をはっきり申し上げられませんけれども、できるだけ早くにと思っております。
○後藤国務大臣 四年度の診療報酬改定で、症状が安定している患者さんについては、医師の処方によって、一定期間内に処方箋を反復利用できるリフィル処方箋の仕組みを設けたわけで、これは症状が安定している患者について、医師のあくまで処方によって行われることだというふうに思っています。思って...全文を見る
○後藤国務大臣 医薬分業、そもそも論からいって恐縮ですけれども、薬局の薬剤師が、医師と独立した立場で、医薬情報を一元的、継続的に把握しまして、複数医療機関の受診による重複投与の防止や薬の相互作用の有無の確認、そういうことを行うことによって、患者が安全で、効果的な薬物療法を受けるこ...全文を見る
○後藤国務大臣 細部についてはまた事務方からも答弁させていただきたいというふうに思いますけれども、私が先ほどから申し上げているのは、やはり、地域包括ケア、地域医療の中で、あるべき姿として私たちが目指すべきもの、お医者さんはあるけれども薬局は一軒もないところがあったときどうするのか...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンを確実に確保することは、国民の生命や健康を守る観点から極めて重要です。  新型コロナの流行が始まりまして、ワクチンの獲得競争が激化していた中、厚生労働省として、ワクチンの確実な確保を最優先に、企業との交渉を行う必要がありました。この事情について...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほどちょっと、海外での単価は全部、一覧表になっているというお話がありましたけれども、各企業にも確認しましたところ、全部の国に直接確認するという時間もなかったので、各企業に確認しましたところ、ワクチンを供給する全ての国との間で単価についての秘密保持契約を締結してい...全文を見る
○後藤国務大臣 だから、それを申し上げると差し引いて割れば単価が出るという計算になるので、申し上げないと言っています。
○後藤国務大臣 数量が多くなりますので、もちろん予算の額は大きいと思いますけれども、予算の項目をお示しをし、そして、予算を何のために使うか、きっちりと国民に御説明をした上で予算の手当てはされているので、そういう意味では、予算手続を通して、そして、その予算を説明する状況の場合に、単...全文を見る
○後藤国務大臣 そういうことですから、別に、流通経費も含めて、この金銭の価格部分について言えば、守秘義務の違反の、守秘義務契約の対象になっているわけです、流通の部分についても。
○後藤国務大臣 ファイザー社とモデルナ社の新型コロナワクチンについては、現時点でキャンセルはしておらず、また、国において廃棄を行っていることもありません。  一方、アストラゼネカ社のワクチンについては、国として供給を受ける必要がない分については供給を止めていただくことが可能とな...全文を見る
○後藤国務大臣 アストラゼネカ社の新型コロナワクチンについては四千万回分を既にキャンセルをいたしておりまして、このキャンセルに伴いまして、アストラゼネカ社に対して違約金を支払う必要はなく、既に支払い済みの金額から、四千万回分のために同社に生じた必要経費を除いた金額が返還されるとい...全文を見る
○後藤国務大臣 感染症法上、各感染症は、インフルエンザを含むその他の感染症との比較も含めて、感染力及び罹患した場合の重篤性等を総合的に勘案して、講ずべき措置を踏まえてその位置づけが定められておりまして、今般の新型コロナウイルス感染症については、感染症法上、新型インフルエンザ等感染...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナウイルス感染症の感染経路は飛沫やエアロゾルの吸入、接触感染等でありまして、三密の回避や換気などに加えて、マスクの着用が極めて感染対策として重要であるということは言えます。このため、国民の皆様には、マスクの着用を含む基本的感染対策の徹底について御協力をお願...全文を見る
○後藤国務大臣 確保したワクチンについては、国内外の使用や供与を通じて最大限有効に活用するように進めてまいりたいと思っております。  四回目接種につきましては、三月二十四日の審議会で、接種を行うか否か、仮に四回目接種を行う場合の対象者や三回目接種からの適切な接種間隔については、...全文を見る
○後藤国務大臣 ワクチンの国家検定についてでございますね。  ワクチンの国家検定でございますけれども、製造過程において高度な技術や品質管理が必要であることから、企業が実施する品質試験とは別に、国立感染症研究所において、動物試験や理化学試験による品質規格への適合性の確認を行う国家...全文を見る
○後藤国務大臣 有効で安全な医薬品について速やかに実用化を進めるためには、御指摘の人材育成や国際共同治験の体制整備などを通じて、国内外の治験実施体制を整備することが重要であると考えております。  このため、厚生労働省では、日本の臨床研究をリードする医療機関である十四の臨床研究中...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘の参考人質疑の中で、米国食品医薬品局、FDAにおける柔軟な対応として述べられていた、例えば、今も御紹介ありましたけれども、一部の非臨床試験を臨床試験と並行して実施することや、第一相試験から第三相試験までを分離することなく一つの試験として実施すること、限られた...全文を見る
○後藤国務大臣 アビガンについては、平成二十六年二月三日に開催された薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、新型又は再興型インフルエンザウイルス感染症の治療薬としての承認の可否について審議をされております。審議の結果、他の医薬品と同様に有効性、安全性が確認されて承認を可とされ...全文を見る
○後藤国務大臣 アビガンは、新型インフルエンザの薬として備蓄していたところ、新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補として更に追加で購入し、その治療薬として現時点で約二百万人分を保管しております。  アビガンについても既に新型インフルエンザ用治療薬として薬事承認されておりまして、...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナワクチンや治療薬を国内で開発、生産できる体制を確立しておくことは、危機管理上も極めて重要でございます。  ワクチンの開発支援につきましては、生産体制の整備への補助や有効性を検証する臨床試験の実施費用に対する補助などの取組を行っております。現在のところ、...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほども申し上げたんですけれども、国産のワクチン、治療薬も含めてでありますけれども、こうしたものを国内で開発、生産できる体制を確立していくということは、我が国における成長産業、将来を開く産業を振興させていくという面もありますし、また、国民の命を守る、安全保障、そう...全文を見る
○後藤国務大臣 なかなか個人的見解をここで述べることはできないんですけれども。  ワクチンを接種前に抗体検査を行う例としては、御指摘のとおり、医療従事者に対して、就業中のB型肝炎や風疹への感染予防を目的として、事前の抗体価測定の上で、任意でワクチン接種が行われる場合があります。...全文を見る
○後藤国務大臣 令和四年度診療報酬改定では、オンライン資格確認について、外来で、患者の同意の上、過去の薬剤情報や特定健診結果等の情報を活用して診療等が行われる場合に、初診料に新たに加算を設けて評価することといたしまして、これは、患者の方々にとっては、自ら同意した上で、過去の薬剤情...全文を見る
○後藤国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力してまいります。     ―――――――――――――
04月18日第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○後藤国務大臣 新型コロナワクチンを確実に確保することは、国民の命や健康を守る観点から極めて重要でございます。  新型コロナの流行が始まり、ワクチンの獲得競争が激化していた中、厚生労働省として、ワクチンの確実な確保を最優先に企業との交渉を行う必要がありました。  交渉中や契約...全文を見る
○後藤国務大臣 ワクチンの単価は秘密保持契約の対象となっていることは、御答弁させていただいたとおりでございます。  ファイザー社に確認したところ、ワクチンを供給する全ての国との間で秘密保持契約を締結しておりまして、企業の合意の下で政府が価格を公表している国はないということでござ...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員から御指摘のありましたチャイルド・ライフ・スペシャリスト、これは、今御説明もあったとおりでございまして、医療環境にある子供や家族に心理社会的支援を提供する専門家でありまして、その資格については、米国の非営利団体が認定する資格でございまして、我が国では公的に位...全文を見る
○後藤国務大臣 感染症法上、各感染症は、感染力及び罹患した場合の重篤性等を総合的に勘案しまして、講ずべき措置を踏まえてその位置づけが定められておりまして、今般の新型コロナウイルス感染症については、感染症法上、新型インフルエンザ等感染症に位置づけられております。  新型コロナを五...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響が長期にわたる中で、総合支援資金の特例貸付けにつきましては、その時々の状況を踏まえて累次の拡充を行いまして、再貸付けを含めて最長九か月までの貸付けを可能としてまいりました。  他方で、特例貸付けによる支援につきましては、更なる貸付け...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響が長期にわたる中で、緊急小口資金等の特例貸付けについては、申請期限を本年六月まで延長しております。その後の延長等につきましては、今後検討を進めてまいりたいというふうに思っております。  また、総合支援資金の特例貸付けにつきまして、今...全文を見る
○後藤国務大臣 当時の田村大臣と高井元議員との面会時の御発言に関しては承知していないために、コメントをすることは差し控えたいと思います。  その上で、先ほど官房長官からも御答弁ありましたけれども、御指摘の再貸付けについては、債務が過大となることが自立を阻害するおそれもあること等...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状、いわゆる後遺症につきましては、いまだ明らかになっていないことも多く、実態や病態を明らかにするため、委員御指摘のように、実態把握や原因究明に関する調査研究を実施しております。  具体的には、令和二年度には、厚生労働科学研究費に...全文を見る
04月19日第208回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(後藤茂之君) 浅野哲議員の御質問にお答えいたします。  出産育児一時金の引上げについてお尋ねがありました。  出産育児一時金の支給額は、公的病院における室料差額等を除いた出産費用等を勘案して定めています。  出産育児一時金の支給額については、令和二年十二月の社会...全文を見る
04月20日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○後藤国務大臣 ゲノム医療を将来にわたって更に発展させていくためには、研究開発の推進や医療提供体制の整備を行うとともに、遺伝子異常が見つかった患者やその血縁者が差別などの不当な扱いを受けることがないように、ゲノムに関する教育や普及啓発、社会環境の整備を行っていくことは、今委員御指...全文を見る
○後藤国務大臣 関節リウマチは、治療期間が長く、社会的負担が大きな疾患でありまして、平成三十年に厚生科学審議会のリウマチ等対策委員会が取りまとめた報告書に基づき、医療提供体制や情報提供、相談体制等の充実、研究開発の推進等の対策に取り組んでおります。  今先生からも御指摘があった...全文を見る
○後藤国務大臣 まず、母子健康手帳に掲載される妊婦健診や乳幼児健診等の健康情報や予防接種情報については既に一部電子化されて、これはマイナポータルを通じて、本人がスマートフォン等で閲覧できる仕組みを国としては設けているところでございます。  また、先ほど政府参考人の方からも答弁さ...全文を見る
○後藤国務大臣 更年期障害を患う労働者の職場における支援に関しては、まずは職場における更年期障害に関する理解を深めることで、年次有給休暇等の既存の制度を活用しやすい職場環境整備を推進することが重要であると考えております。  このため、厚生労働省においては、働く女性の健康応援サイ...全文を見る
○後藤国務大臣 今、対策については政府部内で検討している最中でありまして、決定を何かしているという状況ではありません。様々な意見を伺いながら、今の原油価格の高騰や物価高騰に対応して、必要な施策をしっかり取りまとめさせていただきたいというふうに思っております。
○後藤国務大臣 入っていないと申し上げているので、ありとあらゆる課題を、我々、検討課題として、物価高あるいは原油価格高騰に対する経済対策として考えていきたいというふうに思っています。
○後藤国務大臣 ありとあらゆる対策について今検討をしている最中でありまして、御質問がありましたから申し上げると、入っていないのかと言われたら、入っていないというわけではないということを申し上げたということでございます。政府としては、基本的に、そうした観点から必要な対策を今検討中で...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほどから山井委員が本当に熱心に述べておられます、若年層への性暴力被害が深刻化するのではないかという大変大きな懸念については、私としても共有をいたしております。アダルトビデオへの出演の強要や性暴力は、あってはならない重大な人権侵害でありまして、政府一丸となって対応...全文を見る
○後藤国務大臣 今の感染の状況につきましては、全国的に見れば、新規感染者数の七日間の移動平均では前週比で減少をしておりますが、地域別に見ると、継続的に増加している地域もある一方で、横ばいの地域や減少している地域も見られるなど、感染状況の推移に地域で差が生じている事態であります。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 今、長妻委員の御指摘のとおり、ゴールデンウィークが近づく中で、人流や都道府県を越える移動が増えることも予想されることから、引き続き、感染防止策の徹底が必要であるというふうに認識しております。  このため、国民の皆様には、感染リスクの高い行動を控えていただいて、改...全文を見る
○後藤国務大臣 国民の命と生活を守っていくという観点から、必要なことについては検討させていただきます。
○後藤国務大臣 しっかりと、委員の今の御指摘も踏まえて、どう対応していくのか考えていきたいと思います。
○後藤国務大臣 今、こうした事態に対しては、内閣官房等において危機に関する対応を検討をしている、検討、調査も進めているというふうに思っております。  国民保護ということは厚生労働省にとっても重要な課題でありまして、政府一体となって取り組むべき課題であるというふうに当然思っており...全文を見る
○後藤国務大臣 がんその他の重度の健康被害を引き起こすおそれのある業務への従事歴がある方で、一定の要件を満たす方には、労働安全衛生法に基づきまして、離職の際又は離職後に健康管理手帳を交付しまして国の費用で健康診断を実施しているというのは、今委員の御指摘のとおりです。  この健康...全文を見る
○後藤国務大臣 今おっしゃられた、事業主から一般健康診断の結果の報告があった人数は二千六十人ということでございますし、それぞれの、先生の数字はそのとおりだというふうに思います。
○後藤国務大臣 先ほど申し上げたと思いますけれども、健康管理手帳自身の目的、離職後の労働者について、その従事した業務に起因して発生する疾患であって、発病まで長期の潜伏期間があり、しかも発病した場合重篤な結果を引き起こすものの予防ないし早期発見のために創設したものでありまして、現在...全文を見る
○後藤国務大臣 健康管理手帳の交付の条件等については、先ほどから御指摘もあり、三番目の、がんその他の重度の健康障害の発生リスクが高く、今後もその疾病の発生が予想されることという三つ目の要件が、法令で定められた被曝限度を超えないことが事業主に義務づけられているということから、健康管...全文を見る
○後藤国務大臣 婦人相談員につきましては、売春防止法成立当時、適切な人材を得て、できるだけ早期に相談体制の整備を図る必要があったこと等を踏まえまして、その配置については非常勤とされていたというふうに認識しております。  しかしながら、都道府県等における職員の任用については、採用...全文を見る
○後藤国務大臣 今先生から御指摘のように、全国で千五百三十三名配置されている相談員のうち、千三百十三名、八五・六%が非常勤職員となっているわけであります。  もちろん、令和四年度予算において、婦人相談員手当について、経験年数に応じた加算の設定や期末手当の支給等、婦人相談員の適切...全文を見る
○後藤国務大臣 必要な研修でありますとか、必要な例えば処遇の問題だとか、そうしたことについては、しっかりとまた考えていきたいというふうに思います。
○後藤国務大臣 厚生労働省が新たに二億円で行うコロナ罹患後の症状の調査研究でございますけれども、現在、研究者において、本年度から開始する研究の詳細について検討中でございまして、まだ詳細を述べる段階にはありませんけれども、調査研究に一定の進捗が見られた際にその成果を御報告いただくこ...全文を見る
○後藤国務大臣 一般的に、臨時の医療施設は既存の病床を補完するものでありまして、その地域の状況により使用率が低くなる傾向があるわけでございますけれども、この冬の感染拡大においては、高齢者の入院の割合が高かったものの、臨時の医療施設の場合、通常の病床と比べて介護が必要な高齢者の受入...全文を見る
○後藤国務大臣 今の控訴審の話について言えば、現段階で具体的な対応を行うことが難しいと考えておりますけれども、引き続き、こうした問題について、適切なグループホームの設置、運営の観点から必要な検討を行ってまいりたいというふうに思っております。
○後藤国務大臣 引き続き、消防庁ともよく連携しまして、適切なグループホームの設置、運営の観点から必要な検討を行ってまいりたいというふうに思います。
○後藤国務大臣 日本ハム関連の工場の操業終了につきましては、現在、鹿児島労働局と管轄するハローワークにおいて必要な情報収集を行っているところでございます。  今後、仮に離職を余儀なくされる労働者が生じる事態となった場合には、早期の事前説明会の実施や、求人の確保と求人情報の提供、...全文を見る
○後藤国務大臣 再就職支援など、先ほど述べたように、しっかりと支援をしていきたいというふうに思います。  また、地域の雇用を担っていた工場がなくなるということは、非常に、働いている方にとっても、また地域にとっても重大な影響が出ます。しっかりと地方公共団体等とも連携をしながら、そ...全文を見る
○後藤国務大臣 今般、外国人技能実習機構において、技能実習生への相談を行う過程で、復職の条件として労働組合からの脱退を求める企業の主張を漫然と技能実習生に伝える等の不適切な対応があったところでございます。  労働組合からの脱退を求めることは、労働組合法に規定する不当労働行為に該...全文を見る
○後藤国務大臣 最低賃金の引上げに当たりましては、中小企業、小規模事業者が賃上げしやすい環境を整備することが重要であります。  このため、中小企業の生産性向上支援や下請取引の適正化などに取り組みつつ、政府としては、最低賃金について、できる限り早期に全国加重平均一千円以上となるよ...全文を見る
○後藤国務大臣 ドイツでは、御指摘のように、二〇二二年十月から最低賃金額を十二ユーロに引き上げる法案が提出されておりまして、今後、連邦議会で審議される見込みであります。現段階で、内容が確定しているものではないと承知しております。また、他国の政策でもあるため、そのこと自体に対する評...全文を見る
○後藤国務大臣 今回の被爆者認定指針は、広島で黒い雨に遭った方が原子爆弾の放射能の影響を受けるような事情の下にあったとして、手帳の交付を認める判決が出たことを踏まえたものであります。広島地裁、広島高裁での事実認定と、その判決を受けて出された総理談話に基づきまして、原告八十四人と同...全文を見る
○後藤国務大臣 今回の広島高裁の判決には、原爆の健康影響に関する過去の裁判例と整合しない点があるなど重大な法律上の問題点があり、政府としては本来受け入れ難いものであることを総理談話でまず表明しております。  とりわけ、黒い雨や飲食物の摂取による内部被曝の健康影響を科学的線量推計...全文を見る
○後藤国務大臣 先ほども申し上げましたように、内部被曝の健康影響を科学的線量推計によらず広く認めるべきとした点については、これまでの被爆者援護制度の考え方と相入れないものであって、政府としては容認できるものではないというふうに考えたわけでございますけれども、他方、八十四名について...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のマンハッタン調査については、過去の長崎の裁判においても争われ、マンハッタン調査の結果も踏まえた上で、被爆未指定地域にいた方は、被爆者援護法第一条第三号の規定する、身体に原子爆弾の放射能の影響を受けるような事情の下にあった者には該当しないとの判示がなされてお...全文を見る
○後藤国務大臣 長崎で原爆のキノコ雲を見るなど被爆体験をされた方に対しては、平成十四年度より、被爆体験者精神影響等調査研究事業を行っております。  この事業は、被爆体験による精神的要因に基づく健康影響に関連する特定の精神疾患を有する方に対して、こうした精神疾患と、これに合併する...全文を見る
04月21日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘を受けましたように、新型コロナワクチンの三回目接種につきましては、自治体や医療関係者を始めとする皆様の御協力によりまして、二月中旬に一日百万回の接種を実現いたしました。  現在、高齢者人口に対する接種率は八五%を超えています。さらに、三...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員御指摘の財務省の審議会におきまして、ワクチンの有効活用等について御指摘をいただいていることは承知をいたしております。  厚生労働省としても、ワクチンの有効活用は重要であると考えておりまして、国内において三回目接種の促進に努めて、接種会場においても...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 基本的に、今まで、ファイザーやモデルナのワクチンについて、現場において技術的な意味で廃棄になっているものは別としても、いわゆる期限切れでファイザーやモデルナのワクチンがある程度大きな区画で余って廃棄されているというようなことは、これはないというのが、運用...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 国民の命や健康を守る観点から、新型コロナワクチンを確実に確保することは非常に重要なことでございます。  企業、ワクチンの確実な確保を最優先に企業との交渉を行っているわけでありますけれども、企業との交渉を行う際には企業と秘密保持契約を締結しております。こ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 一人親家庭は、子育てと生計の維持を一人で担い、経済的、社会的に様々な困難を抱えている方が多く、さらに、子供が多い一人親世帯の場合は、生活に必要な経費も増加することを踏まえた支援が必要でございます。  こうした中で、児童扶養手当では子供の人数に応じた加算...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほども申し上げたように、それぞれの子供の手当額を別々に考えるのではなくて、一人親家庭の世帯全体の所得保障を行うと。例えば、住宅だとか、それから暮らしていくための固定的な家計費みたいなものがあります。そういうものは、子供お一人が増えたときには、その子供の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 生活保護を受給しながら大学等に就学することについては、一般世帯で高校を卒業後に大学等に進学せずに就職する方や、奨学金やアルバイトなどで自ら学費や生活費を賄いながら大学等に通う方等とのバランスを考慮する必要もあるため、慎重な検討を要するものと考えております...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、エネルギー価格も高騰をしております。また、世界の金融政策の状況等もあったり、あるいは、それぞれの通貨の信認の問題等いろいろありまして、物価高も非常に大きくなってきております。ですから、そういう意味で、物の需給と、それからいわゆる国際的な金融情勢、そう...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 非常に広く一般論として申し上げるとすれば、専門家の皆様方の専門的な知見をしっかりと提案をいただいて、それを踏まえて政府として政策の決断をしっかり行っていくと、これは御指摘があった内容のとおりだというふうに思います。  新型コロナ感染症の対策のその政策決...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ワクチン接種後の副反応が疑われる症状については、先ほどから御議論がありましたけれど、副反応疑い報告制度によりまして情報を収集して、症状別に集計を行うなどの情報の整理が行われた上で、定期的に開催している審議会において評価が行われているわけであります。  ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 働き方改革、特に長時間労働の規制に当たりまして、従来から自動車関連産業、本当に一つ独特な法制度の中でやってきました。それを長時間労働の上限規制にはめていくということで、今大変に関係者の方御尽力されておられて、まあ荷主さんとの関係もあって、まだトラックの方...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 薬価については市場実勢価格に基づく改定を基本としておりますが、その上で、特許期間中の新薬のうち革新的なものについては、イノベーション推進の観点から、新薬創出加算により薬価の引下げを緩和することといたしております。    〔理事石田昌宏君退席、委員長着席...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新薬を創出をしていく、そういうイノベーションエコシステムをつくるということからいうと、やはり、新薬を開発するに必要だったコストをしっかりと薬価の設定の中で確保していくということが、持続的に日本の創薬産業の研究開発力、そして新薬創出につながっていくという、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 女性が、子育てや働き盛りの時期を含めまして、生涯を通じて健康で明るく充実した日々を過ごせるように、女性の健康を生涯にわたり包括的に支援することは大変重要な課題であると認識しております。厚生労働省では、女性が人生の各段階に応じて抱える健康に関する問題を把握...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 本年度から実施する予定の更年期障害に関する研究については、令和六年度までの三年間を研究予定期間といたしております。更年期障害を患う労働者への職場における支援も含めまして、その研究成果をしっかりと支援施策につなげていくことが重要であるというように思っており...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 薬剤費の総額については、直近では、平成三十年度で九・一九兆円と推計しております。それ以降の推移については、現時点では推計がありませんけれども、今後、注視してまいりたいというふうに思っております。  薬価については市場実勢価格に基づく改定を行っております...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 流産、死産を含む子供を亡くされた方やその家族に対しては、その悲嘆を理解し、寄り添った対応が重要であるというふうに認識しております。  厚生労働省の令和三年度の調査研究で、当事者のニーズを聞きながら作成した自治体担当者向けの子どもを亡くした家族への支援の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まず、もしものときのために本人が望む医療やケアについて前もって考え、家族や例えば身の回りの医療関係者等と話合いをして共有をしていくということは重要であるというふうに考えています。  その上で、私自身の人生の最終段階の医療、ケアについての話でありますけれ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今日は、個人的なことを掘り下げていただいているような気もいたしますが。  御指摘のリビングウイルは、自分の意思決定能力が低下したときに備えて、あらかじめ、してほしい治療、ケア又はしてほしくない治療、ケアに関する意向について、医療関係者あるいは周りの方々...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 諸外国においても、今御指摘のあったように、例えばドイツやアメリカでは、事前指示書に従って治療方針を決定することが法制化されているということは承知しております。  我が国の場合、厚生労働省が平成二十九年度に実施した人生の最終段階における医療、ケアに関する...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 令和四年度診療報酬改定では、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるオンライン資格確認について、外来で、患者の同意の上、過去の薬剤情報や特定健診結果等の情報を活用して診療等が行われた場合に初診料等に新たな加算を設け、評価することといたしました。 ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 基本的には、診療報酬改定を今回させていただきました。将来のことについては、これは中医協等でもまた改めて御議論をいただくということになるわけでありますけれども、少なくともこうしたものを、元々健康保険の制度は、みんなで保険、被保険者も含めて、互いに国民の医療...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 放課後児童クラブにつきましては、新型コロナの感染拡大の状況の中でも原則開所という方針で、感染防止に気を付けていただきながら、自宅で過ごすことが困難な子供の居場所として運営をしていただいております。  特に、令和二年春の学校の一斉休校を始めとした学校の臨...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 御指摘の放課後児童クラブの人員基準だとか面積基準、放課後児童クラブが児童にとっての放課後の生活の場であると、コロナ禍であるか否かにかかわらず安全に安心して過ごすことのできる場所である必要があることを踏まえた基準でございます。  放課後児童クラブは、この...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 放課後児童クラブの人員配置等に関する基準については、今先生の方からも御指摘がありましたけれども、令和元年の法改正によりまして、従うべき基準から参酌すべき基準に、令和二年度からの実施となっております。これは、従うべき基準であったことによりまして人材確保が困...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 放課後児童クラブの運営については、事業の実施主体である市町村において、放課後児童クラブ運営指針等を踏まえまして、適切と認めた者に委託等が行われていると認識いたしております。  放課後児童クラブは、運営主体にかかわらず、その職員体制について、子供との安定...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 放課後児童クラブの運営につきましては、放課後児童クラブ運営指針において、安定した経営基盤と運営体制を有し、子供の健全育成や地域の実情についての理解を十分に有する主体が、継続的、安定的に運営すること、放課後児童クラブの運営主体に変更がある場合には、その活動...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 学童クラブの、放課後児童クラブの本当に重要性については、重要性については私も同じように考えていますし、先ほど、コロナ禍における御活躍、本当に貢献についても感謝の気持ちを述べたところです。  どういう実態にあるのか調査をしますので、それを見ながらまた検討...全文を見る
04月22日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○後藤国務大臣 HPVワクチンの一部につきましては、令和二年に、肛門がん予防、また尖圭コンジローマ予防を目的といたしまして、接種対象者を男性に拡大することについて薬事承認をされております。しかし、現時点では、男性への接種については、予防接種法上の定期接種には位置づけられておりませ...全文を見る
○後藤国務大臣 障害福祉サービス等の支援の質の確保の観点から、各事業所は、利用定員を定めた上で定員に応じた人員を配置するとともに、必要な設備を備えることが義務づけられています。  この利用定員については、基準省令において、指定児童発達支援事業者は、利用定員を超えて指定児童発達支...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のマッピングにつきましては、例えば原薬がどの国で製造されているか、つまりはサプライチェーンを把握すべきとの問題提起と受け止めておりますが、厚生労働省としても、医薬品の安定供給を確保する観点から、こうしたサプライチェーンの把握の必要性についてはかねてから認識し...全文を見る
○後藤国務大臣 まさに、先ほど、サプライチェーンを把握すべきとの必要性については、答弁をさせていただいたとおりであります。  おっしゃったように、成分数が二千五百から三千という薬の中で、最も優先して取り扱う、取組を行うべき安定確保医薬品が二十一あって、それを今順番にやっているわ...全文を見る
○後藤国務大臣 委員の問題意識、私もそのとおりだと思います。しっかりと、そうした観点で、我々の経済安全保障としての創薬、国民の命が守れるように、きちっとやっていきたいと思います。
○後藤国務大臣 委員御指摘のように、有事の際の対応について、製造コスト等の増加の状況やその見通しとか、当該品目の市場実勢価格の状況だとか、当該品目の採算の状況だとか、そうしたことをよく確認した上で、何らかの対応が必要か慎重に検討していく必要があります。  対応が必要な場合であっ...全文を見る
○後藤国務大臣 製造コストの増加の状況とかその後の見通しだとか、市場実勢価格の状況だとか品目の採算の状況などをよく確認した上で、何らかの対応が必要かどうか、これは慎重な検討は必要だと思いますけれども、何か手段がないのか、あるいは薬価改定を待たずに前倒しで対応する必要があるのかなど...全文を見る
○後藤国務大臣 医薬品は、国民の健康、命を守る重要な物質でありまして、供給の断絶は国民生活に重大な影響を及ぼすことから、医薬品の安定供給の確保は非常に重要な課題であるというふうに思っています。  海外依存度の高い原薬を国産化するための支援だとか、あるいは製薬企業に対して後発医薬...全文を見る
○後藤国務大臣 GPIFの年金積立金の運用は、専ら被保険者の利益のために長期的な観点から行うこととされておりまして、GPIFの巨額な年金積立金が金融市場や企業経営に影響を及ぼすことがないよう十分留意が必要であることから、制度上、国が政策目的等で運用方針を検討したり投資行動を指図し...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のベンチャーキャピタル等への投資については、プライベートエクイティー投資の一手法として、長期的な収益を確保する観点から、分散投資を進めるために、オルタナティブ投資の一環として行っております。  ベンチャーキャピタルを含むプライベートエクイティーへの投資額は...全文を見る
○後藤国務大臣 巨額の年金積立金を運用するGPIFを所管する厚生労働大臣の立場からは、為替など市場に対する見解をお示しすることは、金融市場に影響を与える懸念があることから、差し控えさせていただきたいというふうに思っております。  しかし、その上で、外貨建て資産に対する円安の直接...全文を見る
○後藤国務大臣 パートで働く短時間労働者は、年間収入が被扶養認定基準を超えた場合には、将来の年金額や医療の給付は増えずに、保険料を新たに負担することとなります。それは、御本人が独立して年金加入になるわけですから、あるいは社会保険加入になるわけですから、被用者保険の。このため、この...全文を見る
○後藤国務大臣 百三十万円の被扶養認定基準を上げるにせよ下げるにせよ問題点はあるというのは、委員が御指摘のとおりであります。  このため、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、政府としては、短時間労働者の適用拡大を進めることで、保険料負担をすることにはなるものの、将来の年金額...全文を見る
○後藤国務大臣 私自身が直接伺ったことはありませんが、省内の引きこもり支援の担当を通じて、そういう話があることの報告は聞いております。
○後藤国務大臣 消費税が非課税となる取引等の範囲については、これは、消費税法、また政令、規則、そして各省のまたそれぞれの規則等で決められていくわけでありまして、それをはっきりさせなきゃいけないという御指摘は、そのとおりだろうというふうに思います。  この引きこもりの事業は、委員...全文を見る
○後藤国務大臣 まず、国民健康保険制度では、全ての世帯員がひとしく給付を受ける権利があるために、世帯の人数に応じた応分の保険料を負担することが基本であります。市町村は、災害や失業などで収入が減少した方々に、条例を定めて、申請に基づいて保険料を減免することが可能であります。  た...全文を見る
○後藤国務大臣 済みません。ちょっと、大変な矛盾だと言われたので、つい手を挙げてしまいました。発言を遮ることになったとすれば陳謝いたしますけれども。  未就学児の均等割保険料の軽減制度については、全国一律の制度として、公費を投入して被保険者間の公平性を確保した上で保険料の負担軽...全文を見る
○後藤国務大臣 国民保険料については、同じ医療費水準や所得水準の被保険者であれば、全国同じ基準で受益に応じた公平な保険料を設定することが必要ということで、国民健康保険料に関する基準は従うべき基準として定めておりまして、国の基準を超えて、独自に一律の保険料軽減を条例で定めることはで...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘の男女間賃金格差是正のための賃金透明化ツールに関するOECD報告書につきましては、OECD諸国において進められている男女間賃金格差の是正に向けた取組について、その概要と効果分析等が報告されているものと承知しております。  こうしたOECD諸国の取組、それか...全文を見る
○後藤国務大臣 現在、金融庁において、男女間賃金格差の有価証券報告書における取扱いを含めて、企業開示ルールの在り方が具体的に検討されているものと承知をいたしております。  厚生労働省としては、繰り返しになりますけれども、所信表明演説等において申し上げたとおり、男女間賃金格差の改...全文を見る
○後藤国務大臣 男女間賃金格差そのものの開示を充実する制度の見直しについては、どのような見直しが必要であるかという点も含めて、今まさに具体的に作業を検討しているところでございます。  ということで、よろしくお願い申し上げます。
○後藤国務大臣 こうした制度の改正、長らく進んでいなかった制度の改正について検討するように指示をいたしました。その作業を今、厚生労働省、関係者と連携しながら進めていると承知しております。
○後藤国務大臣 バイオ医薬品、バイオシミラー、いわゆる従来の医薬品に比べまして有効性が高いわけですが、複雑な製造過程や技術革新の速さゆえに専門人材や多額の製造費用を要しまして、初期投資も膨大であるという製造上の課題があります。  それから、特定領域に特化して迅速な研究開発が可能...全文を見る
○後藤国務大臣 産科医療補償制度は、分娩に係る医療事故により脳性麻痺となった子供やその家族の経済的負担を速やかに補償することを目的とする制度であります。  本制度は、補償金に対し公費の補助があるものではなくて、医療保険者が実質的に掛金を全て負担する保険制度により実施をいたしてお...全文を見る
○後藤国務大臣 男性にも更年期障害があるということは知っております。
○後藤国務大臣 男性の更年期障害、一般的には、四十歳を過ぎた頃から、性ホルモン分泌量の低下等によりまして発生する様々な体調不良などの症状があるということで承知しておりまして、そうしたことは、実を言うと、職場等にも、男性の更年期障害についても、関係者の理解を深めていく等の環境整備を...全文を見る
○後藤国務大臣 ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  児童相談所における児童虐待相談への対応件数が増加し、また、育児に対して困難や不安を抱える子育て世帯がこれまで以上に顕在化してきているなど、...全文を見る
04月25日第208回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(後藤茂之君) 知的障害者の定義も含めた療育手帳制度の在り方については、昨年十二月の社会保障審議会障害者部会の議論の中間整理において幅広く調査研究を続けるべきであるとされておりまして、本年度は、国際的な知的障害の定義と自治体の負担等も踏まえた判定方法や基準の在り方、運用...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 知的障害者の場合に、経緯からいって、自治体で手帳をばらばらに作っていたということがあります。身体障害者手帳や平成七年の精神障害者手帳など、国で基準を作って手帳を作ったわけですけれども、そうした経緯もあります。そうした経緯等がありまして、療育手帳をそれぞれ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘のありました本年二月に策定いたしました難聴児の早期発見・早期療育推進のための基本方針は、都道府県において難聴児支援に関する計画を作成いただく際に参照するものとして、難聴児支援の基本的な考え方や計画に盛り込むべき事項を記載をいたしております...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほど、中医協の役割、また政府との関係については、政府参考人から申し上げたとおりだというふうに思っております。  診療報酬改定は、予算編成過程を通じて内閣が決定する改定率を所与の前提として、社会保障審議会において策定されました診療報酬改定の基本方針に基...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 我が国の医療提供体制につきましては、将来にわたり質の高い効率的な体制を確保していくという観点から、人口構造の変化を見据えつつ、地域の医療ニーズに応じた医療体制を確保するための地域医療構想の取組を着実に進めるとともに、今般の新型コロナのような新興感染症の、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘があったとおり、令和四年度診療報酬改定において看護の処遇改善のための仕組みを創設することといたしましたけれども、その具体的な制度設計については、本年十月以降の施行に向けて現在中医協で議論をしているところでございます。  診療報酬改定率に...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 為替そのものについて政府の方からコメントを付けるということは一般的に言って慎重的になるべきだというふうに思っておりますけれども、一般的に言えば、為替の変動というのは、急激な変動が起こるということはそれは好ましくないということは一般的に言えることだろうと思...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 感染防止対策を徹底した上で介護サービスを継続していただいている事業者や職員に対し、必要な支援をしっかり行っていくことは重要な課題だというふうに考えております。  御指摘の加算についてでございますけれども、医療については診療報酬において新型コロナ患者に係...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 介護サービスは、利用者やその家族の生活を継続する上で欠かせないものであります。施設サービス、在宅サービス、いずれも、感染防止対策を徹底した上でサービスを継続していただいている介護事業者に対し必要な支援をしっかりと行っていくことが重要であると考えております...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチンの一、二回目接種における接種順位については、先ほど局長からも答弁したとおり、政府の分科会において、重症化リスク、医療提供体制の確保の必要性等を考慮して基本的な考え方が取りまとめられたことを踏まえて決定したものであります。  今後、仮に...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 高齢者は重症化リスクが高いために、介護分野における検査は重点的に実施するように都道府県等に対し依頼してきたところでございます。例えば、事業所内で陽性者が発生した場合の原則全員に対する検査については、施設系サービスか訪問系サービスかといったようなことにかか...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) コロナ禍においては、女性の非正規雇用を中心とした雇用者数の減少が見られまして、失業の長期化も懸念されているところでございます。また、女性の非正規雇用の実態についても多くの指摘がなされていることを承知いたしております。  厚生労働省では、在職者を含めて、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチンの確保に必要な予算につきましては、これまで主に予備費により措置をしてきたのは御指摘のとおりです。  これは、世界各国でワクチンの獲得競争が継続している中で、世界から後れを取らずに十分なワクチンを確保していくためには、必要な予算を適時に...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 予備費で枠取りをして、それから先ほど申し上げたように契約を締結するように仕掛けていくためには、予備費を含めて予算を早期に確保していかないとそういう動きができないというようなことであります。  例えば、令和三年五月十四日の予備費でありますけれども、使用を...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 契約条件の調整に時間を要したことによりまして、結果的に予備費使用の閣議決定日から契約締結日まで、例えば三年の五月十四日なんかの場合には契約締結日まで期間が空いたものの、企業との間で確実に合意に至るためには必要な予算を適時に確保した上で早急に契約締結に向け...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 交渉ができるということと正式に契約ができるということは私は違うと思います。交渉の過程について余り具体的に我々、まあこれを言うとまたお叱りを受けるかもしれませんけれども、秘匿条項というのがありまして、交渉の過程をつぶさに語ることは契約の条項、秘匿ということ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 一概に、契約は各社との間での合意事項でありますし、それはそれぞれの契約当事者のその事情等もあることですから、余りルールを形式的にしっかりと申し上げることはできないですけれども、少なくとも交渉をし、そしてきちんとした担保がなされてこそ正式に合意が正式な契約...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 私も、だから、その合意のタイミングを形式的に断定的に申し上げることはできないというふうに申し上げたとおりです。  しかし、一つだけはっきり言えることは、債務負担行為に当たりまして、財政法等に基づいて、予算等における裏付けがない限り契約を締結することは認...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどから申し上げているように、契約を締結することは、あくまで予算を早期に予備費を含めて確保することが前提であります。そして、もちろん予備費の使用ということは、予備費の使用によらなければ時間的に対処し難い緊急性があったというふうに判断しているわけで、ワク...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 合意をしたとして、やはり正式に契約をして、契約書によって正式に法律行為を確定することは大きな意味があると思います。
○国務大臣(後藤茂之君) ワクチンは世界各国で獲得競争が継続、まあ非常に厳しく継続している中で、世界から後れを取らずに十分なワクチンを確保していくためには、必要な予算を適時に確保していくことが必要です。そして、時間的に対処し難い緊急性があるというふうに考えました。  そして、正...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ちょっとでも早くに国民のために必要なワクチンを手に入れるということの緊急性でやっているということです。
○国務大臣(後藤茂之君) 議員御指摘の令和三年三月二十三日に決定した新型ウイルス感染症対応休業給付金に係る予備費の使用についてでございますが、令和三年二月に公表した新たな雇用・訓練パッケージにおいて、本事業の対象に大企業のシフト制労働者等も対象とすることとされました。これに伴いま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 令和三年二月に公表しました新たな雇用・訓練パッケージにおいて、本事業の対象に大企業のシフト制労働者等も対象とすることとされました。これに伴いまして、令和二年度中の休業に係る申請に必要となる財源を速やかに措置し、年度内の申請が増加した場合への万全の体制を整...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) やはり予備費の使用が、最も緊急性が高い予算を早いタイミングで予算化できる道であるというふうには思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 緊急性に対応するためにそのようにいたしました。
○国務大臣(後藤茂之君) これ、具体的なことを今私一つ一つ検証しているわけではありませんけれども、一般的に申し上げると、予備費を国会で例えば準備をして御審議をいただいて通すのと、補正予算を一から準備して通していくのでは、それは時間的に大きな時間があることは御理解されてお尋ねになっ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用調整助成金等につきましては、コロナ禍において迅速に支給決定できるように申請手続の簡素化にも取り組んでまいりましたが、それにより書類審査において不正申請が見付けにくくなるという側面もあったというふうに思います。  こうした状況の中、昨年十一月に会計検...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 高度経済成長期に多く整備されました水道施設の老朽化は非常に重要な課題であると認識しております。例えば、全国的に発生している水道管の漏水、破損事故等についても老朽化が主な要因の一つであると考えております。  そのため、水道の老朽化対策及び耐震化といった観...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 水道は、国民生活や社会経済活動の根本を支える必要不可欠な社会基盤であるというふうに思っています。  新型コロナということもあります。また、人口減少に伴う給水量の減少の問題だとか水道施設の老朽化、災害の激甚化、頻発化、深刻化する人材不足等の課題に水道事業...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 委員御指摘のとおり、児童数の減少によりまして、地域によって定員に空きが出ている保育所が生じているという事態も発生していることは承知しておりまして、今後の保育所の在り方について検討すべき時期に来ているというふうに考えております。  近年、児童虐待の相談対...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 離婚時の年金分割は、離婚した一方当事者からの請求によって、婚姻期間に係る一方の厚生年金保険料の納付記録をもう一方に分割する制度でございます。  この分割請求については、民法における離婚時の財産分与に係る家庭裁判所への処分請求期限、除斥期間が二年とされて...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 救急医療の現場では、救命率の向上を図るため、できるだけ早く患者への治療を開始することが重要です。地域によっては、医師が病院で患者を待つのではなく、現場に出向くことで治療開始までの時間短縮を図る取組として御指摘のドクターカーが活用されていると承知しておりま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ドクターカーについて、地域のニーズに応じて有効に活用いただくためにも、適切に診療報酬上の対応や財政支援を行うことが必要と考えております。  診療報酬に関しましては、救急用の自動車等で医療機関に搬送する際に医師が同乗して診療を行った際の評価、救急搬送診療...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員御指摘のいわゆる差額ベッド代を請求する場合については、医療機関から患者に対し十分な情報提供を行い、患者が同意していることを確認する必要があることにしております。  この取扱いは重要でありますことから、二年に一度の診療報酬改定の際に発出する通知で繰...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 令和四年度の年金額改定率はマイナス〇・四%となっておりますけれども、これについては、年金額の改定ルールに基づきまして、前年の物価等がマイナスとなったことを反映している数字でございます。  公的年金制度については、将来世代の負担が過重なものとなることを避...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 児童養護施設の入所措置につきましては原則十八歳まででありまして、その後は原則として退所し、国民健康保険等に各自で加入する制度になっております。  児童養護施設退所後は、継続的に支援が必要な場合に各種支援を行う、今御指摘もありましたけれども、社会的養護自...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 児童養護施設等を退所した方が、住んでいる地域にかかわらず必要な支援が受けられるよう制度を整備することは重要であると考えます。  十八歳を過ぎた施設退所者等に対して居住支援、就労支援、生活相談支援等を行う社会的養護自立支援事業については、国が都道府県等の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 委員御指摘のありましたように、会計検査院より日本年金機構におけるノートパソコン等の可搬型端末の調達等について指摘を受けましたことについては誠に遺憾であるというふうに考えております。  日本年金機構では、指摘を受けた約千台について、本年三月末時点において...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) こうした事態についてはもう誠に遺憾であるというふうに申し上げておりますし、今後とも日本年金機構が適切な対応を取っていくように厚生労働省としても責任を持って指導してまいりたいというふうに思っています。
○国務大臣(後藤茂之君) まあ遺憾でありますから、当然人間として反省すべきだというふうには思っておりますけれども、日本年金機構における可搬端末の調達についての御指摘でありますので、我々としては、日本年金機構にきっちりと執行をさせていくように責任を持ってフォローをし、そして指導して...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 人間という言葉にさほどの意味はなかったので、厚生労働大臣として反省しているということで、しっかりと指導していきたいというふうに思っております。
○国務大臣(後藤茂之君) 布製マスクの配布事業につきましては、令和二年当時、新型コロナの拡大初期で実態が分からず先が全く見通せない中で、マスクの需給が逼迫し、多くの国民がマスクを全く手に入れることができずお困りだった状況におきまして、感染拡大防止に一定の効果があること、洗濯するこ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどから申し上げているように、マスク需要の観点ということから、あの当時、本当にマスクの需給が逼迫して、多くの国民がマスクを全く手に入れることができなかった。そうしたお困りだった状況の中で、ないよりは感染拡大防止に一定の効果があること、洗濯することで繰り...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 武田社のノババックスワクチンは、国内で製造が行われる非RAのワクチンであります。海外の輸出規制の可能性に備えまして新型コロナワクチンの供給の安定性を確保するとともに、実績がある組換えたんぱくワクチンであることも踏まえまして、ワクチンの種類の多様化を図るた...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) いずれにしても、有効利用をしていくということでございます。そういう意味では有効利用ですけれども、先ほども申し上げたように、海外の輸出規制の可能性に備えて新型コロナワクチンの供給の安定性を確保する、それから、実績がある組換えたんぱくワクチンであるということ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチンを国内で開発、生産できる体制を確立しておくことは危機管理上も極めて重要であります。しかしながら、現在までのところ、国内開発されたワクチンは実用化に至っておらず、一日も早く実用化できるよう各種支援策を講じております。具体的には、ワクチンの...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 薬の開発自身は、これは技術の問題でもあります。創薬というのは、有効であることとともに安全であることが必要でありまして、そういう意味では、一生懸命に取り組んでおられる国産の関係の企業の関係者、研究者の皆さん、大いに、もう少しまた奮発、奮起して、奮発じゃない...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ワクチンについては、数次のワクチン生産体制等緊急整備基金の支出も行っておりまして、施設整備等を企業に補助する第一弾、これが千三百七十七億円の枠の措置でありますけれども、その次に、有効性を検証する試験等の実施費用の補助のための対応ということで千二百億円の措...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 国民の命、健康を守る医療機関、中でも基本的に独立採算で運営されている民間医療機関について、今般の新型コロナのような事態の中でも地域で必要な医療を継続的に提供できるよう適切に支援を行うためには、国においてこうした医療機関の経営状況を継続的に把握し分析するこ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 不妊治療につきましては、これまで自由診療で実施され、具体的な診療内容が様々であったわけです。で、今般の保険適用に当たっては、関係学会が作成した診療ガイドラインにおいて治療ごとの有効性、安全性が示されたことから、その内容を踏まえて中医協で議論が行われ、本年...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 不妊治療については、これまで自由診療で実施されて、具体的な診療内容が様々でありましたけれども、今般の保険適用に当たっては、関係学会が作成しました診療ガイドラインにおいて治療ごとの有効性、安全性がきちんと示されたことから、その内容を踏まえて中医協で議論が行...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の保険適用に当たりましては、有効性、安全性が確認された治療については着実に保険適用は行えます。また、現時点でエビデンスが不十分とされた治療についても、将来的な保険適用の可能性があると評価されたものは、先進医療として実施することで保険診療との併用が可能...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 母子共に入所できるという母子生活支援施設の特性を生かして妊娠期からの受入れを行っている施設もありまして、先ほど局長も答弁したとおり、国としてもそうした施設に対して予算事業としての看護師等の人員配置や受入れ後の生活費の支援等を行っているところであります。 ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 産科医療補償制度は、原因のいかんによらず、分娩に係る医療事故によりまして脳性麻痺となった子供やその家族の経済的負担を速やかに補償することを目的とする制度でございます。本制度は、医療保険者が実質的に掛金を全て負担する保険制度により実施されております。  ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 健康保険制度におきましては、業務外の疾病又は負傷による療養のための労務に服することができない期間の所得保障を行う観点から、傷病手当金を法定給付としております。このため、業務外の事由で新型コロナに感染し後遺症を抱える者についても、要件を満たせば保険者から傷...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 業務により新型コロナに感染し、これによる罹患後症状、いわゆる後遺症があって、療養等が必要と認められる場合は労災保険給付の対象になります。
○国務大臣(後藤茂之君) ちょっとどういう事案があるのか、私、今この時点でつまびらかにしていないので、そういう事案があるのかどうか調べさせていただきたいとは思いますけれども、先ほど申し上げたように、労災保険給付の対象に、業務により新型コロナに感染し、これによる罹患後症状、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナウイルスの罹患後症状、いわゆる後遺症は、疲労感、倦怠感、息苦しさ、睡眠障害、思考力、集中力の低下など様々な症状が報告されておりますけれども、いまだ明らかになっていないことも多いことは事実で、実態や病態を明らかにするために実態把握や原因究明に関す...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 診断基準を含めた疾病の概念とか疾病の状況については、これはもうひとえに学術的議論に基づき定まってくるものでありますので、引き続き、科学的知見の集積に努めるとともに、適切な対応を取っていくべきだと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) ですから、学術的議論に基づき定まってくるものであると考えておりますので、国内外の科学的知見をしっかりと集積、整理して対応してまいります。
○国務大臣(後藤茂之君) 内容がそういうことで科学的知見に基づいて修正すべきものであれば早くに改訂をしたいというふうに思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 科学的知見に基づきまして、具体的なめどは決まっておりませんけれども、取りまとめができれば速やかにお示ししたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 現在、専門家に御検討いただいておりまして、その結果を踏まえて更新を行ってまいりたいというふうに思います。具体的なめど等は決まっておりませんけれども、取りまとまり次第、速やかにお示ししたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 現在、専門家に御検討をいただいており、その結果を踏まえて更新等も行ってまいりたいというふうに思います。取りまとまり次第、速やかにお示ししたいと考えております。  科学的知見ややっぱり専門家の御検討によって書くものでありますから、その結果を踏まえて更新を...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 一般に、医療機関の移転先については、患者のアクセスや必要な土地の確保、他の医療機関との位置関係など、当該医療機関の事情や地域の地理的状況などを踏まえつつ総合的に検討されるものと考えております。御指摘の津波浸水想定区域など防災上のリスクも、検討に当たり留意...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 医療機関というのは地域住民の健康、生命を守る重要なインフラでありまして、災害ハザードエリアへの移転かどうかにかかわらず、移転する際には、移転の影響を受ける患者さんたち、やっぱりそこは説明を受けるだけではなく、地域住民に対してやっぱり合意が得られるよう丁寧...全文を見る
04月26日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○国務大臣(後藤茂之君) ただいま議題となりました医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  感染症に対する我が国の危機管理強化の観点から、緊急時において、治療薬やワクチ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 医薬品の承認審査において、その安全性については、非臨床試験や臨床試験を通じて確認された毒性や副作用等が効能、効果に比して著しく有害なものでないかどうかを評価し、確認しております。緊急承認制度においても、そのようなベネフィットとリスクのバランスを考慮しつつ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 緊急承認された医薬品につきましては、通常承認と同水準で安全性の確認を行うということとしておりまして、安全性の点で通常承認と比べて欠けるという指摘は当たらないというふうに思っております。  その上で、緊急承認制度においては、薬事承認の迅速化の観点から、G...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 緊急承認制度は、改正法案におきまして、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて承認を与えることができると規定されておりまして、緊急承認に当たっては、専門家により構成される薬事・食品衛生審議会への諮問を行うことになります。
○国務大臣(後藤茂之君) 緊急承認制度の要件であります代替の困難性につきましては、国民への供給の観点も踏まえて判断することといたしておりまして、他の複数の医薬品が既に承認されている状況においても、治療の選択肢を拡大し、より安定的な供給に資するような場合等には緊急承認制度の適用が認...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 緊急承認制度における有効性は、個々の医薬品等の性質に応じた判断が必要になりますが、その時点で入手可能なデータでは、有効性の証明の程度は通常承認に比べて相対的に低いものの、有効性があると合理的に考え得る場合を有効性の推定のケースとして想定しております。 ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 医薬品の承認に当たりましては、申請者から提出されたデータに基づきまして、専門家の意見も踏まえつつ総合的に審査することとしておりまして、緊急承認制度によってどの程度薬事承認が早期化されるかについては個々の医薬品の性質等に応じて異なるということでございます。...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、ワクチンの効果について、感染予防効果については三回目接種により一時的に回復することが確認されていると、そこは一致していると思います。  それから、オミクロン株が出現する前のものではあるものの、一応、新型コロナ罹患後の症状とワクチン接種との関係につい...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) アストラゼネカ社のワクチンにつきましては、一億二千万回分を購入したものの、国としての供給を受ける必要がない分については供給を止めることが可能となっておりまして、同社と協議の上、既に約四千万回分はキャンセルをいたしました。  このキャンセルに伴いまして同...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) マスクにつきましては、感染状況も踏まえながら、専門家の科学的な知見、御意見も伺いながら検討していく必要があるというふうに思っております。  新型コロナ感染症の感染経路というのは、飛沫、エアロゾル、そして接触感染ということでありますので、三密の回避、換気...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 緊急承認制度は、緊急に使用する必要があって、他の医薬品での代替が困難な医薬品を制度の対象とすることといたしております。緊急に使用する必要性については、新型インフルエンザや新型コロナウイルス感染症と同等の疾病の蔓延状況及び感染者の急速な増加が確認された場合...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 米国のEUAは、薬事承認が未承認の状況にある医薬品等について、通常よりも有効性及び安全性について裁量の幅を広げた運用によりまして使用を許可する制度だと。一方で、我が国においては、安全な医薬品を市場に供給するように努めること、これはもう今先生から御指摘のあ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 御指摘の二〇一九年八月に掲載されたサイエンス誌の批判につきましては、今御紹介ありましたけれども、主に再生医療等製品の条件及び期限付承認制度について、厳密かつ大規模な臨床試験で有効性、安全性を評価すべきではないか、短期的な経済効果を期待して再生医療等製品の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般創設する緊急承認制度は、緊急時に迅速な承認を可能とする制度として、安全性は通常の薬事承認と同等の水準で確認することを前提に、その時点で入手可能なデータで有効性があると合理的に考え得る有効性が推定された段階で承認ができる制度です。  他方で、再生医療...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 御指摘のワクチン接種歴別の新規陽性者数について、厚生労働省と国立感染症研究所がそれぞれアドバイザリーボード資料として提出しているわけですが、集計した陽性者数が異なるということを承知しております。  HER―SYSデータは日々更新されておりまして、再現が...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほどのデータについては、それぞれ、先週と今週を比較するとか、遡って累積で計算するとか、あるいはエラーデータを抜いているかどうかとか様々、私もちょっと勉強をしましたら手法が違うということは分かりましたんで、そういう意味ではしっかりとそろえていくことにした...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今局長から申し上げたとおりでありまして、我々、海外を含む副反応に関わる情報を収集してPMDAに報告することを求めているわけでありますし、それを定期的に、副反応疑い報告について定期的に開催している審議会においても海外の情報を含む必要な情報を提供した上で評価...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチン接種後の副反応を疑う症状への対応については、昨年二月一日付けで通知を発出しまして、都道府県に対して医療体制の確保を求めているところでありまして、現在、全ての都道府県において専門的な医療機関を円滑に受診できる体制は確保されているものと承知...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほども申し上げたこととも少しダブりますが、新型コロナワクチン接種後の副反応を疑う症状への対応については、二月一日付けの通知で都道府県に対して相談窓口の整備や診療体制の確保を求めております。  また、ワクチン接種後に遷延する症状を訴える方や、そのような...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の新型コロナ対策として、外国で使用が認められたワクチンや治療薬について、特例承認制度や優先的な審査等により、できる限り早期の薬事承認に取り組んでまいりました。  しかしながら、特例承認制度は、一定程度の薬事承認の早期化が可能である一方で、海外で販売...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 令和四年度診療報酬改定では、今局長から説明いたしましたけれども、外来で、患者の同意の上、過去の薬剤情報や特定健診結果等の情報を活用して診療等が行われた場合に、初診料等に新たな加算を設け、評価することといたしております。  これは、患者の方々にとっては、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 減算についてはあえてもう答弁は要らないという、そういうお言葉だったように思います。  先ほどから私も聞いていて、確かに関係者、どういうふうにコンセンサスをつくっていくかということはこれからみんなで考えなければならない、そして社会の動きをもっともっと強め...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) この議論をするためには、元々、マイナンバーカード、これ総務省が所管しています。それから、デジタル基盤あるいはデジタルの機能みたいなものはデジタル庁がやっておりまして、今日御議論いただいているような健康保険証だとか電子処方箋だとか電子カルテだとか、結構国民...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今それぞれ制度の趣旨等については局長からも話ありましたし、委員からも詳しく御指摘があったので、繰り返しません。  昨今のカスタマーハラスメントの防止という観点を踏まえれば、薬剤師の氏名がいろいろな場面において全て必要であるのか、例えば薬局に問合せを行っ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 質問を受けたというふうに思って手を挙げてしまいました。  委員のおっしゃっていることの趣旨は、私は理解はしています。ですから、必ず答弁の末に、引き続き必要な科学的な知見を収集し、今後の感染状況等を踏まえ、専門家等の意見を聞きながら議論をしてまいりますと...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まず、特例承認制度と同様に、緊急承認制度の非代替性については、対象となる感染症の治療等に用いる医薬品等が他に存在しない場合だけでなく、対象となる感染症の治療に用いられる医薬品が既に承認されている場合であっても、重症度が異なる患者には承認されている医薬品が...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 緊急性の条文の文言については同じだということです。緊急性のところだけですよ。もちろん安全性だとか、まさにそういう、これからあるような話は別ですけれど、その緊急性の条文のところは同じだということです。
○国務大臣(後藤茂之君) 緊急承認制度における有効性は、個々の医薬品等の性質等に応じた判断が必要になります。その時点で入手可能なデータでは有効性の証明の程度は通常承認と比べて相対的に低いけれども、有効性があると合理的に考え得る場合を有効性の推定のケースとして想定をしています。 ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) いわゆる薬害肝炎の被害者救済は、C型肝炎救済特別措置法に基づきまして、裁判手続を通じて行われているところでありまして、令和三年度末時点で約二千五百人が和解に至っていると承知をいたしております。  厚労省としては、被害者の方々に速やかに提訴に踏み切ってい...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) C型肝炎特措法は、私から申し上げるのも恐縮ですけれども、議員立法で立案された経緯等を踏まえてみますと、行政の立場の私の方から枠組みを新たに設けていくという議論もなかなか難しいという気持ちも正直持っております。  いずれにしても、フィブリノーゲン製剤の投...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 既に実用化支援を行っている企業から、日頃より治験の進捗や課題について意見交換を行ったり、様々な要望をいただいています。そういう中で、塩野義からも厚労省に対して、治験実施に対し更なる支援が必要である旨の要望は、これは要望書という形でいただいています。  ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 安全性については、これは……(発言する者あり)いえ、ですから、安全性について、第三相試験が実施されない場合であっても、一定期間に高頻度で生じる副作用について、プラセボ群との間で発生頻度に明確な差が生じることが多いというような場合の、場合に、あっ、場合には...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 米国のEUAは、例えば……(発言する者あり)そうなんですけれど、有効性と安全性については裁量の幅を広げています。  先生おっしゃるのは、もしかすると、裁量を広げておいても、これは承認じゃなくて緊急に使用を許可するだけだから国民は安心だとおっしゃるのかも...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 緊急承認制度の適用の条件である緊急に使用する必要性については、製薬企業等から緊急承認の申請が行われる前提として、あらかじめ制度の運用対象となる医薬品を政令で定めることとしています。
04月27日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○後藤国務大臣 今回、今御議論もいただいた一時保護開始時の司法審査の導入に当たりまして、裁判所に提出する疎明資料の作成や、裁判所との間の疎明資料のやり取りを行う事務が新たに発生することになるため、人材確保も含めまして、児童相談所の法的対応のための体制強化も必要と認識いたしておりま...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の児童福祉法改正案によりまして新たに創設する訪問による家事支援などの事業につきましては、子育て世帯の負担感や悩みを軽減することで児童虐待の未然防止にも資するものでありまして、普及に向けた取組が非常に重要だと思っています。  このため、令和三年度補正予算におい...全文を見る
○後藤国務大臣 今、分科会の会長の方からも答弁があったとおりで、今後、厚生科学審議会の方で議論をされるということでございます。  それで、我が国では、振り返ってみると、諸外国に比べて新型コロナワクチンの一、二回目接種の開始が遅くて、昨年の秋はまだ一、二回目の対象者に対する接種が...全文を見る
○後藤国務大臣 今回の給付金につきましては、昨年と同様に、児童扶養手当の受給者などの一人親世帯、それからその他の子育て世帯で住民税均等割が非課税の世帯などの低所得の二人親世帯に対して、可能な限り速やかに支給することとしております。  給付金の支給対象となっていた二人親世帯が離婚...全文を見る
○後藤国務大臣 児童育成支援拠点事業の支援を必要とする児童を把握する方法としては、例えば、市町村による要保護児童対策地域協議会の枠組みの下で、児童福祉部門や新たに創設するこども家庭センターが、教育委員会、学校等の地域の教育、子育て支援関係者から児童やその保護者の情報を得ることや、...全文を見る
○後藤国務大臣 親子関係形成支援事業については、支援が必要な家庭に対して確実にサービスを届けられるように、提供体制を着実に整備することが重要で、このためには、人材確保や担い手を確保することが非常に重要になります。国、市町村、しっかりと計画を作り、予算の支援もすることによって対応し...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の放課後児童クラブの処遇改善の申請状況については、本年三月四日時点において、千九十九市町村から申請がなされまして、うち公設公営のクラブについては三百三十八市町村から申請があったと承知しております。会計年度任用職員の処遇改善の実施状況は把握できておりません。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 児童扶養手当は、離婚による一人親世帯等、父又は母と生計を同じくしていない児童が育成される家庭の生活の安定と自立の促進に寄与することを目的として支給しております。  こうした支給でありますから、これまで多子加算額の倍増、全部支給の所得制限限度額の引上げ、支払い回数...全文を見る
○後藤国務大臣 そもそもアダルトビデオへの出演の強要や性暴力はあってはならない重大な人権侵害でありまして、政府一丸となって対応すべき課題、我々社会が背負ってやらなければならない課題だというふうに認識をいたしております。  その出演の強要というのは、今言ったような形で、本人の、も...全文を見る
○後藤国務大臣 アダルトビデオへの出演の強要や性暴力はあってはならない重大な人権侵害でありまして、政府一丸となって対応すべき課題だと認識しております。  また、こうした性暴力が十八歳未満の児童を対象としたものであれば、これは児童の健全育成といった児童福祉法の理念からいっても全く...全文を見る
○後藤国務大臣 アダルトビデオ出演強要問題に対する議員立法については、議員立法ということなのでコメントしづらいという一般論はありますけれども、しかし、各党の皆様の間で議論が深まっているということは大変にありがたいことだというふうに思っております。  引き続き、国会での議論の内容...全文を見る
○後藤国務大臣 児童養護施設を退所した方々、いわゆるケアリーバーについて、退所後の状況を把握することは、退所者等の自立支援に関する施策を遂行していく上で非常に重要だと思います。  このため、令和二年度には、児童養護施設の退所者等を対象とした支援ニーズ等を把握する調査研究を実施し...全文を見る
○後藤国務大臣 その点については、今委員の御指摘のとおり、そうした従来縁のある施設等に連絡をしたり、あるいは対応をしてもらうということは前提の話でありまして、少し私、幅広に答弁をしてしまいました。申し訳ありませんでした。
○後藤国務大臣 実態把握を一つの契機として、養護者と希望する退所者等との交流の機会を設けることは可能である、まさに御指摘のとおりだと思っておりまして、このような事例も含めた実態把握の手法について、各都道府県と共有を図って進めていきたいと思います。
○後藤国務大臣 今回、退所者等を含めた措置解除者等の実情を把握し、その自立のために必要な援助を行うことは都道府県の業務に正式に位置づけられておりまして、そういう意味では、法的にちゃんと担保されている正式な対応としてそういうことをすることはよいことだというふうに思います。  どの...全文を見る
○後藤国務大臣 今回の児童福祉法改正案において新設する妊産婦等生活援助事業は、妊娠していることが疑われる者や妊娠が分かった者から出産後の産婦までを対象に、自宅に安心して過ごせる環境がない、出産後子供を育てることが難しい等困難な事情を抱えて、支援の必要性が特に高い妊産婦等に対して、...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の児童福祉法改正案において新設する妊産婦等生活援助事業は、困難な事情を抱えて支援の必要性が特に高い妊産婦等に対して、産前のみならず産後の一定期間、居場所の提供を含む包括的な支援を提供することを想定しております。  妊産婦等生活援助事業の利用を終了する方につい...全文を見る
○後藤国務大臣 妊産婦等の生活援助事業の利用を終了する方について、必要に応じて、終了前から、乳児院や母子生活支援施設への入所だとか、産後ケア事業の利用だとか、特別養子縁組制度の利用だとか、子育て短期支援事業の利用等の支援政策、そうしたことを関係機関との間で進めまして、支援を必要と...全文を見る
○後藤国務大臣 そういう施設は当然入ります。私も思うに、そういったところが、やはり一番地域においては頼りになるような施設だと思います。
○後藤国務大臣 今おっしゃったように、現行の児童福祉の子ども家庭総合支援拠点と母子保健の子育て世代包括支援センター、これを、業務を一体的に行うということでございますので、この子ども家庭総合支援拠点を設置していない自治体においては、こども家庭センターの設置に当たって、従来の母子保健...全文を見る
○後藤国務大臣 令和二年度の児童相談所における虐待相談対応件数は二十万五千四十四件でありまして、令和元年度から一万一千二百六十四件増加をいたしました。  虐待相談対応件数が増加した背景には、様々な要因があると考えられますけれども、警察等との連携強化により関係機関からの通告が増加...全文を見る
○後藤国務大臣 虐待等の理由で施設や里親に措置されている児童の全体数が減少傾向にある理由としては、少子化等の理由で児童の全体数が減少傾向にあること等が要因として考えられると思います。  虐待を理由として新規に入所等措置される児童の人数は横ばいであるということは、全体としての児童...全文を見る
○後藤国務大臣 令和二年度の児童相談所における虐待相談対応件数の中では、心理的虐待が十二・一万件で、全体の五九・二%を占めて最多となっております。近年大きく増加しているわけですけれども、その背景としては、面前DVに関して警察からの通告が増加していることが要因かなというふうに認識し...全文を見る
○後藤国務大臣 コロナの影響については、なかなか評価が難しいというふうに思っております。
○後藤国務大臣 心理的な問題について、もちろん対応はするわけですけれども、コロナの影響については、なかなか切り分けて分析したり評価することは難しいというふうに申し上げました。
○後藤国務大臣 心理的な対応をすることについて、別にコロナとコロナ以外を分けているというわけではありません。  先ほどからずっと御質問が、数が増えていった背景とか理由とか、そういうことをおっしゃっていたので、私はそういう質問かと思って、新型コロナの心理的な側面に対する影響の変化...全文を見る
○後藤国務大臣 深刻な児童の状況に対応して、関係者、施設、その他、十分に意見を伺いながら丁寧に対応したいと思います。
○後藤国務大臣 いろいろな課題があると思いますから、大いにいろいろな御意見を聞かせていただいて、しっかり対応したいと思います。
○後藤国務大臣 児童虐待防止法では、保護者としての監護を著しく怠ることは、ネグレクトとして児童虐待に該当いたします。車中に子供を放置することについては、個々の状況によって異なると考えられますけれども、例えば、乳幼児等の低年齢の子供を自動車の中に放置することなどはネグレクトとして児...全文を見る
○後藤国務大臣 今、政府として、そういうことで対応いたしておりますけれども、刑事罰あるいは外国のそうした状況、そうしたことについては政府委員から追加で答弁させます。
○後藤国務大臣 厚生労働省の話なのかどうかという所管の問題はおいておきまして、諸外国において、ネグレクトに対してどういう対応をしていくかということは、参考にして検討させていただきたいと思います。
○後藤国務大臣 これまで、厚生労働省としても、親によるしつけが児童への体罰、虐待の口実になっているという指摘も踏まえて、体罰等によらない子育ての啓発に取り組み、令和元年には児童虐待防止法を改正して、しつけにおける体罰の禁止を法律に規定しております。  この度答申された民法改正の...全文を見る
○後藤国務大臣 児童虐待の原因については様々でありまして、また、複合的に要因が積み重なって起き得るものと考えておりますけれども、例えば、保護者がこれまでどのような家庭環境で育ってきたか、委員御指摘のように、貧困を含めて、就労や家計の状態、居住環境の状態はどうか、友人や近隣とどのよ...全文を見る
○後藤国務大臣 児童相談所における児童虐待の相談対応件数が増加し、子育て世代が抱える問題が複合的かつ困難化している中、これに対応する児童福祉司等の職員の専門性の確保やその育成が重要である、そのように思います。  委員御指摘のように、児童福祉司は地方公務員であり異動があるため、専...全文を見る
○後藤国務大臣 五歳から十一歳までの子供に対するワクチン接種については、審議会において、緊急の蔓延予防のために実施する必要があり、今後流行する変異株の状況、ワクチンの有効性、安全性に関する一定程度の知見、諸外国における子供への接種の対応状況等も勘案して、総合的に判断して、特例臨時...全文を見る
○後藤国務大臣 新型コロナウイルスの感染予防には、三密の回避や換気などに加えて、マスクの着用が重要であるということは申し上げておりますけれども、子供のマスクの着用につきましては、特に二歳未満の乳幼児はマスク着用が推奨されない。それから、二歳以上であっても就学前の子供については、本...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の処遇改善の措置につきましては、各サービス種類の中で平均的な職員配置の事業所であれば、常勤換算の介護、障害福祉職員一人当たり月額九千円の賃金改善が可能となるように補助金の配分を行うことといたしました。  また、職場の要望も踏まえまして、各事業所において、他の...全文を見る
○後藤国務大臣 今般の児童福祉法の改正において、子育て世帯に対する家庭養育環境の支援を強化することにしておりまして、その支援をしっかりと各家庭に届けていくためにも周知の徹底や相談機関へのアクセスのしやすさが重要であるという委員の指摘は、そのとおりだと考えております。  このため...全文を見る
○後藤国務大臣 社会的養護が必要な子供に対して、里親家庭のような、家庭と同様の養育環境を確保することは重要です。  平成二十八年の児童福祉法の改正において家庭養育原則が明記されたことを踏まえまして、都道府県等でも、社会的養育推進計画を策定し、計画的に里親委託等を進めております。...全文を見る
○後藤国務大臣 今回、既存の子ども家庭総合支援拠点、児童福祉の面から設置されているわけですが、それと、母子保健の観点から設置されております子育て世代包括支援センターを見直しまして、全ての妊産婦、子育て世帯、子供へ一体的に相談支援を行う機関として、こども家庭センターを創設することと...全文を見る
○後藤国務大臣 現行制度においても、自治体の規模に応じまして、母子保健の子育て世代包括支援センターにおいては保健師等の専門職、児童福祉の子ども家庭総合支援拠点においては社会福祉士等のソーシャルワークの専門職等の配置を進めております。  このため、今般、母子保健、児童福祉双方の機...全文を見る
○後藤国務大臣 保育士の処遇改善については、本年二月から、収入を三%程度、月額九千円程度引き上げるための措置を実施しておりますが、十月以降については、賃上げ効果が継続されるように、令和四年度当初予算において、同様の措置を公定価格の見直し等により講じております。  なお、その後の...全文を見る
○後藤国務大臣 御指摘のとおり、児童福祉司は、人事異動があるため、専門性の積み上げが難しいという課題が指摘されているところでございます。今般の児童福祉法改正案に基づきまして創設される認定資格の活用に加えまして、研修の充実やキャリアパスモデルの作成、普及等によりまして、児童福祉司の...全文を見る
○後藤国務大臣 子育て世帯訪問支援事業の対象自身は、具体的には今後、法律が決まった後に、これは内閣府令で定める者ということになって、決まっていくわけでありますけれども、今、答弁をさせていただいたように、ヤングケアラーなど、こうした支援もやはり、家事支援の必要な層に対して、きちっと...全文を見る
○後藤国務大臣 子供の意見聴取につきましては、今般の児童福祉法改正案において、児童相談所長等が行う一時保護や施設入所等の措置等の際に子供の最善の利益を考慮するとともに、子供の意見、意向を勘案して措置等を行うよう、あらかじめ子供の年齢等の事情に応じた意見聴取その他の措置を行わなけれ...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員御指摘の兵庫県の弁護士会の例など、既に一部の自治体において、ノウハウのある弁護士やNPOなどが子供の意見表明を支援していることを承知しております。  厚生労働省としては、このような自治体の取組について、子供の意見、意向を受け止める体制の構築を図るために、モ...全文を見る
○後藤国務大臣 全国の児童養護施設の入所児童数については、二〇二一年の定員が約三万一千人となっている一方で、入所児童数は約二万四千人で、入所率は約八割となっていることから、一概に、直ちに児童養護施設の定員が不足し、入所すべき児童が入所できないという状況ではないとは認識しています。...全文を見る
○後藤国務大臣 児童養護施設の定員につきましては、都道府県等において、保護が必要な子供の状況等を踏まえまして、必要量を見込み、その受皿となる児童入所施設等を整備しております。そして、児童入所施設等に要する経費については、児童入所施設措置費等国庫負担金により支弁をしております。 ...全文を見る
○後藤国務大臣 最低賃金の具体的な引上げ額については、最低賃金法に基づいて、物価の動向も含め、労働者の生計費、賃金、企業の賃金支払い能力を考慮し、公労使三者構成の最低賃金審議会で審議し、決定することとなります。  政府としては、中小企業における生産性向上の支援や下請取引の適正化...全文を見る
○後藤国務大臣 放課後児童クラブについては、設備運営基準において、年間二百五十日以上開所することを原則としており、これを満たす場合に運営に係る補助を行うこととしています。  これは、放課後児童クラブは共働き家庭等の小学校に就学する児童を対象とした事業であり、そのニーズに適した運...全文を見る
○後藤国務大臣 医療的ケア児の受入れには、医療的ケアを行う看護師等の配置が必要となりますが、従来は、放課後デイサービス等の障害児通所支援の基本報酬等において看護師配置のための評価が必ずしも十分でなく、受入れ体制が十分広がってこなかったということはあると思います。  このため、令...全文を見る
○後藤国務大臣 放課後デイサービスは、障害児に対し、授業の終了後又は休業日に、通所により発達支援を提供するサービスでありまして、不登校であっても、学校教育法第一条に規定する学校に就学している障害児であれば支援の対象としています。  不登校の障害児も含め、発達支援を必要とする障害...全文を見る
○後藤国務大臣 今、議員御指摘のオキシトシンについては、脳の下垂体後葉から分泌されて、母乳分泌等のほか、親子の愛着関係の形成等にも関連していると言われているホルモンでありまして、現在、国内の研究者によりまして、オキシトシン投与による、発達障害の一つである自閉スペクトラム症の症状の...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員から御指摘の連携、重要だと思いますから、そういうことに取り組んでいく必要があると思います。
04月28日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○国務大臣(後藤茂之君) 感染症法におきましては、過去の感染症患者等に対するいわれのない差別や偏見が存在した事実を重く受け止めて、教訓として今後に生かすことを前文に掲げた上で、国及び地方公共団体や国民の責務として感染症の患者等の人権の尊重を規定しており、新型コロナ対応においても、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチンの接種につきましては、あくまで本人の意思により接種を受けていただくものでありまして、実効性や安全性を始め、接種の判断に必要な情報を分かりやすくお示しをしていくことが重要である、そして、様々な対応につきましては、科学的知見に基づいて丁寧な...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 承認の期限につきましては、緊急承認した医薬品の承認の期限が際限なく延長される事態が生じないように、改正法案においては一年を超えない範囲内において延長することができることとしております。その上で、期限の延長は原則として一年間の延長が一回限りとなるよう運用し...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般の新型コロナ対策として、外国で使用が認められたワクチンについて、特例承認制度や優先的な審査等により、できる限り早期の薬事承認に取り組んでまいりました。  しかしながら、特例承認制度は、一定程度の薬事承認の早期化が可能である一方で、海外で販売等されて...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 当初、電子処方箋は、今先生からも指摘ありましたけれども、平成二十八年に策定をいたしました電子処方せんの運用ガイドラインに基づきまして、民間事業者が主体となる形での推進を図ってまいりましたけれども、まずは運用を担う事業者が現れなかったという問題でございます...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状、いわゆる後遺症につきましては、実態や病態を明らかにするために、令和二年度から実態把握や原因究明に関する調査研究を実施いたしております。  令和三年度に実施した二つの厚生労働科学研究につきましては、昨年六月に研究班よ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ワクチンの緊急承認に当たって、国内臨床試験が実施されていない場合であっても、海外の大規模な検証的臨床試験のデータは求めることとしております。  最近の科学的知見に基づけば、その中で一定の人種差、民族差等も評価して、日本人での安全性を確認することは可能と...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) フィブリノゲン製剤の後天性適応での使用について、過去の経緯も踏まえつつ、医療現場での適正な使用に向けて、関係者の御理解をいただきながら慎重に検討することが必要であったと認識をしております。  本件については、秋野議員、薬害被害者側の立場である方々、学会...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今回の追加的な支援については、これ、今後の感染再拡大や新たな変異株への備えということで、治験の更なる加速化のための緊急追加支援として百五十億円を追加的な予備費で措置して、そして、今先生から御指摘のあった二社に対して追加支援を行ったものであります。  こ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 緊急承認制度自身は、緊急時に必要な医薬品を速やかに承認することを目的とした制度で、緊急に使用する必要性として、具体的には、これまで特例承認制度に適用した新型インフルエンザや新型コロナウイルス感染症と同等の疫病の、疾病の、失礼しました、蔓延状況及び感染者の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 薬事承認された医薬品等は、承認された適応は原則として保険適用するとともに、国民皆保険の持続性の観点から、必要に応じて薬価の適正化や真に必要な患者への使用対象の限定といった取組を行っております。また、適応外使用されているもののうち、有効性、安全性のエビデン...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 電子処方箋については、真正性確保のために医師等の電子署名を付す、これだけは絶対に必要なわけです。資格確認を含めて電子署名ができる仕組み、これをつくるというときに、今現在、この時点で利用可能な電子署名の仕組みはHPKIカードのみであると。来年一月の電子処方...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 二〇〇〇年代の前半にe―Japan戦略が進められる中で、厚生労働省の検討会においても、処方箋の電子的な作成、保存については、患者等による薬局の自由な選択を保証すること、処方箋の偽造や再利用を防止することなど多くの課題が指摘されて、慎重に検討を進める必要が...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 電子処方箋の導入によりまして、医療機関や薬局、患者それぞれにメリットがあるということで、各主体が分担して費用を負担することが適切であると考えておりまして、具体的には、委員御指摘のとおり、電子処方箋制度は社会保険診療報酬支払基金と国民健康保険中央会が実施主...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今まさに先生から御指摘のあったように、例えば、今例として局長の方からもお話ししましたけれども、お医者さんは自ら必要な治療と認められるものを処方箋で出していくわけですけれども、承認事項で定められた用量を超えて処方する場合などもあることから、これは一概にお答...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新しい医薬品を必要としている患者、必要な医薬品を迅速にお届けすることは重要だと認識しています。  これまで承認審査の合理化とか迅速化とか取り組んできています。その一方で、特に致死的な疾患においては、承認申請に至る前の未承認薬が最後の望みになることもあり...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 現在、薬局の薬剤師は患者の病名を医療機関から知らされていませんから、薬局において患者から告知された病名や症状の聴取等を行った上で、その聴取を行った上で、疑義があれば担当の医師に疑義照会を行って、服薬指導や調剤を行うということになります。  電子処方箋は...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 質の高い医療の提供に向けて、業務の効率化あるいは地域の医療機関の連携強化を図っていく、そうした観点から医療のデジタル化を進めることが必要なわけですけれども、今おっしゃった電子カルテの普及、あるいは、そもそもがITインフラをきちんと整えること、そして、もう...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 緊急承認制度では、緊急承認時に推定された有効性が認められない場合は速やかに承認を取り消すことができる仕組みとなっておりまして、承認の取消しに当たって、医薬品の有効性について、科学的エビデンスに基づいて、専門家の意見も踏まえ、判断を行うこととしております。...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 副反応疑い報告制度と救済制度、趣旨、元々、この健康被害救済制度というのは、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係ということを議論して迅速に救済するものというのが制度の趣旨でありますから、必要な方に必要な救済が行われることは必要だ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今御紹介いただいたように、二億円の調査研究ということでございますけれども、これでは足りないだろうという委員からの御指摘でありますが、しっかり努力していきたいと思います。
05月10日第208回国会 衆議院 内閣委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○後藤国務大臣 生活困窮者自立支援法に基づく子どもの学習・生活支援事業を推進していくに当たりましては、先ほど政府参考人からもお答えいたしたとおりでございますけれども、生活困窮者自立支援法に基づく他の事業や生活保護法と相まって世帯全体を支援していくことを基本的な考え方としつつ、昨年...全文を見る
○後藤国務大臣 児童扶養手当制度は、離婚による一人親世帯等の家庭の生活の安定等を目的とした恒常的な支援制度でありますが、更なる拡充につきましては、一人親家庭に着目した現行制度の趣旨、目的、安定財源の確保、そうした観点も含めまして、慎重に検討が必要であると考えております。
○後藤国務大臣 今、里親等への委託率が大きく伸びない理由もいろいろあるわけですけれども、里親制度の周知が十分とは言えないこと、それから、多忙な児童相談所が里親委託関連の業務も行っておりまして、里親への継続的な支援体制が十分でないこと、里親と児童の間のマッチングがうまくいかないこと...全文を見る
○後藤国務大臣 野田大臣宛てに全部問いが立っているもので、失礼しました。  ちょっと待ってくださいね。(発言する者あり)
○後藤国務大臣 育児の部分につきましては、児童手当や幼児教育、保育の無償化等、様々な施策が行われることを踏まえまして、医療保険制度として出産費用等を勘案して支給額を定めてきたという経緯があるものと承知しております。
○後藤国務大臣 労働基準法違反かどうかは個別の事案ごとに判断するために、御指摘のガイドラインの記載のみで法違反かどうかは一概にお答えできませんが、一般的には、労働基準法における休憩時間とは、労働者が労働から解放され、自由に利用することが保障されている時間のことをいいます。このため...全文を見る
○後藤国務大臣 保育所において、保育士が休憩時間を確保することは、適切な労働環境の確保という観点だけではなくて、保育の質の向上の観点からも非常に重要であると認識をいたしております。
○後藤国務大臣 今委員から御指摘がありましたとおりで、生殖補助医療の在り方については、個人の生命倫理、家族観等にも関わる非常に難しい問題であるというふうに思っております。  現在、令和二年十二月に成立いたしました生殖補助医療法の附則に基づきまして、生殖補助医療の規制の在り方等に...全文を見る
05月12日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○国務大臣(後藤茂之君) 医薬品の製造販売につきましては、承認申請に必要な治験の実施とデータの解析、承認後の副作用情報の収集、解析、医療現場への情報提供などの安全対策を含めまして、製薬企業が責任を持って対応する必要があることから、製薬企業からの申請に基づいて承認をしております。 ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘のとおり、AMEDにSCARDAが、昨年六月にワクチン開発・生産体制強化戦略というのが決まりましたが、それに基づいて設立をされました。感染症有事の際にワクチンを国内で開発、生産できる体制を確立しておくことは、国民の命を守るための安全保障上...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員御指摘の本年四月二十七日の規制改革会議におきまして、既に薬事承認申請されて審査が長期化しているスイッチOTCの品目について、承認審査の経緯の調査を実施する必要があるとの意見が出ましたことは承知をいたしております。  既に申請された品目で審査が長期...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 直近の感染状況につきましては、ゴールデンウイークの影響もあることから単純に判断することは難しいものの、直近の一週間では十万人当たり約百七十五人、今週先週比が〇・九八というふうになっております。今後の感染の状況を注視してまいりたいというふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般創設いたします緊急承認制度は、緊急時に新たな医薬品等を速やかに薬事承認するために、有効性については推定された段階で承認を可能といたしております。  他方で、緊急時であっても医薬品の安全性を確保することはこれは必要であることから、安全性については現行...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般創設する緊急承認制度は、安全性の確認を前提に有効性が推定された段階で条件及び期限を付して迅速に薬事承認を与える仕組みでありまして、再生医療等の製品の条件及び期限付承認の規定の条文構成に倣って規定したものでございます。  具体的には、十四条の二の二第...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナの体外診断用の医薬品につきましては、新型コロナの流行を踏まえまして迅速に検査薬を承認する必要があったことから、性能及び有効期間に関する限られた試験成績に基づき承認をし、承認条件として、今委員から御指摘があったように、市販後に臨床性能や安定性のデ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 医薬品に対する重篤な副作用に関しましては、医療関係者が副作用の早期発見、早期対応が可能となりますように、重篤副作用疾患別対応マニュアルを関係学会の協力の下、作成をし、周知を行っております。令和三年度末で八十マニュアルを公表いたしております。  新型コロ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 十分にお話を伺いながら、万全の体制を取っていくように努力していきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 昨年の夏の感染拡大に際しては、感染の拡大に病床の確保が追い付かない事態や治療開始が遅れて重症化する事例で在宅で亡くなる事例が見られました。改めて、新型コロナにより自宅で亡くなられた方々、そしてその御家族には心よりお悔やみを申し上げたいと思います。  厚...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 政令で定めることにするということは、閣議決定にかけて政府全体として総合的に判断していくものでございます。もちろん所管の法律は厚生労働大臣の所管でございますから、厚生労働大臣が政策的な責任について、これは全面的にしょうわけでございますけれども、法制的にお尋...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 経済成長や国民生活の安全、安心につながる創薬のイノベーションは重要な課題でありまして、委員御指摘のとおり、そうした観点から薬価制度を検討する必要があるというふうに考えます。そのため、関係者の御意見を丁寧に伺いながらしっかりと議論していくことが重要であると...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 私、随分、厚生労働大臣としては薬の、創薬のイノベーションについて前向きな立場の色を出しているつもりでございます。  そういう意味で、本当に今後とも、これは日本のイノベーションにとってももちろん大切であります。そのことは日本の国民を豊かにする本であります...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) デュアルユース設備の施設整備支援は経済産業省において実施されているものでありますけれども、平時はバイオ医薬品の製造販売を行い、その収益によって設備の維持管理等を行うという考え方の下でオペレーションをするということでございます。また、事業者の投資を促すため...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まず、出発点の問題として、安全性は確認をしなければならない、有効性については推定でいいということで、緊急の事態に、例えば治験の範囲だとか、あるいは資料の整え方だとか、そういうことについて特別な扱いをするという制度だというふうに思っておりますんで、基本的に...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチン接種には感染予防効果や発症予防効果、重症化予防効果があると承知しておりますが、三回目の接種を受けた方は、そうでない方と比べてどの年齢であっても大幅に感染が少なくなっているというエビデンスは示されています。こうした効果がもたらす社会、経済...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 薬局の薬剤師が医師から独立した立場で薬学的知見に基づきまして重複投薬や薬の相互作用の有無の確認を行うことは、患者への安全で効果的な薬物療法の提供につながることから非常に重要であると考えております。このため、診療報酬においても、薬局の薬剤師が処方医に重複投...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 重複投薬、相互作用等の防止加算で四十点、服用薬剤調整支援料で九十点から百二十五点の評価になっています。
○国務大臣(後藤茂之君) 国民の生命、健康を守る医療機関がサイバー攻撃によりその機能を失うことがないように、サイバーセキュリティー対策の強化が不可欠だというふうに考えております。  厚生労働省では、今御指摘もいただきましたが、本年三月に医療情報システムの安全管理に関するガイドラ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 個人情報保護制度一般については厚生労働省で所管しているわけではありませんけれども、現状においても、個人情報保護法、令和二年度にも三年度にも制度改正を行っておりますけれども、本人による個人情報の開示、訂正、利用停止等の請求権を定めた規定を設けるなど、EUの...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今総理からも御説明させていただいたとおり、感染予防効果も重症化予防効果も、また発症予防効果についても、今積み上げられてきました客観的なエビデンス、査読された論文等で効果が指摘をされておりまして、例えば感染予防効果について言えば、三回目のオミクロンに対する...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 見直し規定でございますけれども、五年の見直しは法律全般について見直しをするということでございます。もちろん、法律は必要なときに必要な見直しをすることを妨げられているわけではございません。  政府としては、今回緊急承認ということで提案をさせていただいてお...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、全数でやっているわけでありますけれども、今おっしゃっている話自体は、まずは仕組みからいうと、各都道府県等において、地域の感染状況やあるいは医療提供体制等をしっかりと判断をしていただきながら、国の方に御相談をいただき、我々も一緒になって知恵を出していく...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいります。
05月16日第208回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(後藤茂之君) 各年度の診療報酬改定は、予算編成過程を通じまして内閣が決定する改定率を所与の前提として、社会保障審議会において策定された診療報酬改定の基本方針に基づき、中央社会保険医療協議会において具体的な診療報酬点数の設定等に係る審議を行い、実施しております。  令...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチンの接種を行うに当たっては、接種を実施する医療機関において予診票によりまして接種間隔の確認を行うことを求めておりまして、まずは御指摘のような事例が生じないようにすることは重要であるというふうに考えております。  その上で、今般の新型コロ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチンの一、二回目接種の優先順位については、先日委員からも御質問が出ておりましたけれども、政府の分科会において、重症化リスク、医療提供体制の確保の必要性等に鑑み、まずは医療従事者等、次に高齢者、その次に基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 確かに、今の答弁は、施設の方とそれから訪問介護の方たちを比べたことが中心の答弁をさせていただいたというふうに思います。まずは医療従事者、次に高齢者、その次に基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者ということでございますので、高齢者施設等の従事者との関係で...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 四月二十五日の決算委員会において委員から、この先、新たな感染症が発生する可能性があるため、施設介護者も訪問介護者も基本同じであるという考えの下で対応を考えていくべきであり、こうした方向性を検討できないかという、そういう御質問がありまして、それに対して私か...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 高齢者施設の取扱いをどうしていくか。先ほども申し上げたように、前回の判断の基にあったのは、在宅におられる方が例えば感染をしていたような場合には、当初は入院を前提に考えておりましたけど、その後、在宅の場合にも入院をしないで医療を何とか確保していくという方向...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 重要な役割を担っていることは十分承知しておりますので、適切に判断していくという中には、もちろん可能性を否定しているのであれば適切に判断しているということは言えないというふうに私も思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 介護分野における検査につきましては、当時の検査能力や自治体の業務負担の制約等を踏まえまして、集中的実施計画に基づく定期的な検査の対象施設に、高齢者施設等の施設系サービスを基本としつつ、訪問系サービスについても、高齢者との接触の機会が多いことから定期的な検...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) いろいろな施策を考えていくときに、施設介護と訪問介護でそこに質的な差やあるいは制度的な差を設けて考えるという、そういうつもりはありません。  今回の場合は、新型コロナウイルス感染症に対する限られた資源、状況の中で、どういう順に感染対策をしていくかという...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 引きこもり状態にある方への支援については、平成二十一年度以降、委員御指摘のとおり、引きこもりに特化した専門的な相談窓口の整備を進めまして、平成三十年の四月までに全ての都道府県、指定都市にひきこもり地域支援センターの設置が完了したところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 引きこもりの状態にある方やその御家族の支援を進めるに当たって、その背景や置かれた状況が様々であることから、一人一人の状況に応じたオーダーメードの支援が必要であると考えております。  こうした中で、支援が必要な方を適切な支援につなげていくためには、地域に...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 不育症の原因となる疾病に対する検査や治療のうちに有効性、安全性等が確立しているものは保険給付の対象であり、まずは医療機関に受診していただくことが重要になります。このため、不育症に対する普及啓発を行いまして、家族や勤め先の理解が得られ、治療を受けやすい環境...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 米国における研究におきましては、五十歳以上の成人の新型コロナ非感染者では千人当たりの年間の帯状疱疹の発症率が六・八人であるのに対して、感染者では八・二人と増えており、年齢等を調整した後の感染者の発生、発症リスクは非感染者と比較して一五%高いという報告があ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 芸能の業界も含めまして、職場におけるハラスメントの防止対策は重要な課題であると認識しています。  厚生労働省では、男女雇用機会均等法等の法律におきまして、事業主に対しましてハラスメント防止のために雇用管理上講ずべき措置を定めるなど、これまで職場における...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今もお答えをしていたわけでありますけれども、ハラスメント防止に関する各指針においては、職場でハラスメントを行ってはならない旨を明確化する際にフリーランスを対象に含めることや、フリーランスからハラスメントに類する相談があった場合は労働者と同様に対応すること...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 現在、文化庁においても、私聞いているところによれば、芸能界における契約の在り方そのもの、そうしたことも検討をするということで、本当は今起きていることはそうした全体の枠組みの中で恐らく考えていかなきゃいけないことなんだろうというふうに思います。  いずれ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) やっぱり大きな力の行使をできる人たちが、そういう力を背景にやっぱり同意の得られないいろんな問題を起こすとか、あるいはハラスメントを起こしていくということは、これはあってはならないことだという認識は共有をしています。  ですから、そういう意味で、そういう...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 気持ちの問題と、ちょっと大臣としての権限の問題やら仕事の範囲の問題が少し必ずしも一致していないということで、私自身もどういうふうに対応していいのかというのがちょっと厳しいわけですけれど、厚生労働省が所管するハラスメント防止に関する各指針においては、事業主...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) フリーランスなどの労働契約関係にない相談に対しても、しっかりとハラスメント防止に関する対応を進めていくことは非常に望ましいことでもありますし、厚生労働省としてはこうしたことを社会に広く周知していくと、後押しをすることは考えていきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) 公立・公的医療機関について、地域医療の確保において中核的な役割を果たしていただいておりまして、今回のコロナ対応でも病床確保など重要な役割を積極的に担っていただいていると認識をいたしております。その上で、コロナ対応が続く中でも、人口構造の変化を見据えまして...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 御指摘の再検証対象医療機関四百三十六病院のリストは、各医療機関の役割や病床数、再編統合の方向性を機械的に決めるものとしてお示ししているわけではありません。整理をいたしまして、地域における議論の活性化に資するように診療実績を分析した結果などをお示ししたもの...全文を見る
05月17日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○国務大臣(後藤茂之君) 最初に、臓器の移植に関する法律に関する附帯決議に基づき、臓器移植の実施状況等について報告します。  臓器の移植に関する法律は、平成九年に施行されてから今年で二十五年を迎えます。また、臓器提供における本人同意の扱いについて、平成二十二年に改正法に基づく新...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 雇用調整助成金につきましては、これまでに例のない特例措置を講じまして、事業主の雇用の維持を強力に支援してきたところでございます。  御指摘の七月以降の雇用調整助成金の取扱いにつきましては、経済財政運営と改革の基本方針二〇二一に沿って、引き続き、感染が拡...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 働きながら経験を重ねていくということは非常に重要なことです。特に、今先生から丁寧に御指摘のあった人の命を預かるような仕事については、そのことはなおさら言えることだろうというふうに思っています。  それぞれの産業の中には、産業に関わる取引の状況や、あるい...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 産科医療補償制度は、原因のいかんによらず、分娩に係る医療事故によりまして脳性麻痺となった子供やその家族の経済的負担を速やかに補償することを目的とする制度でございます。本制度は、補償金に対し公費の補助があるものではなく、医療保険者が実質的に掛金を全て負担す...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 判決の内容等についてまだ詳しく分析をしておりませんし、私の方から今の段階で特に御意見を言わせていただくことについて、差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(後藤茂之君) まず、腎疾患や糖尿病等の生活習慣病の予防には、栄養、食生活の改善に関する取組が重要であると私も思っております。  厚生労働省では、国民の健康の保持や増進、生活習慣病の予防のために参照していただけるように、食物繊維、ビタミン、ミネラル等の栄養素の摂取量の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナワクチンの効果については、これまで審議会におきまして主に海外の様々な知見に基づき評価を行っておりまして、厚生労働科学研究における国内のデータに関する調査の研究の結果についても報告をいただいております。引き続き、こうした知見の集積について注視しな...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 薬機法は、医薬品等の品質、有効性、安全性の確保や医薬品等の使用による保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な規制を行うことを目的とする法律でありますから、製薬企業に医薬品の安定的な量の供給を義務付けるような規定を作るということは薬機法にはなじま...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘がありました東京都医師会による調査は速報値であり、解釈に留意が必要な点もあるとは思いますけれども、抗原定性検査はPCR検査と同様に有用な検査であることを示唆していると承知をいたしております。  厚生労働省としては、経済活動の維持など社会...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 水道施設の計画的な維持管理や耐震化といった水道工事は、重要な生活を支えるライフラインである水道の安定供給のために必要不可欠なものでございます。  三月に発生いたしました福島県沖を震源とする地震においても、本当に早期の復旧に向けまして昼夜を問わず御尽力を...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 病名の共有に関しましては、まずは患者と共有することが重要であると。データヘルス改革工程表においては、今もちょっと御紹介いただきましたけれども、将来的には、告知済みの傷病名をマイナポータル等で閲覧可能にすることといたしております。  医師が処方箋に患者の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 質の高い医療の提供に向けて地域の医療機関の連携を推進する観点からは、今委員から御指摘のありましたように、各医療機関が管理する電子カルテ情報を医療機関を超えて円滑に共有するような体制を整えることが必要不可欠でございます。  医療情報の標準化と医療情報を共...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、今委員からの御指摘のそういう例もあると思いますし、例えば生活困窮者の新規相談件数や緊急小口資金の特例貸付けなどの申請件数、こうしたものはコロナ前と比べて非常に増えておりまして、多くの方々が厳しい状況に置かれ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 児童扶養手当は、離婚による一人親世帯等、父又は母と生計を同じくしていない児童が育成される家庭の生活の安定と自立の促進に寄与することを目的として支給しております。  児童扶養手当につきましては、これまで、多子加算額の倍増、全部支給の所得制限限度額の引上げ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先に私が言おうとしたことをおっしゃったかもしれませんが、物価高騰に対しては、そういう趣旨であったので、低所得の子育て家庭に対しては二人親家庭も含めて臨時的な給付金で支援を行うこととしたわけでありまして、今の現状について何らかの手当てを講じていかなければな...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員が御指摘になったとおりで、令和三年における六十五歳から六十九歳までの就業率は五〇%を超える水準となっております。六十五歳から六十九歳までの就業理由につきまして、令和元年の独立行政法人労働政策研究・研修機構、JILPTが調査したところによると、経済上...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 令和四年度の年金額改定率は、御承知、御指摘のとおりマイナス〇・四%となっております。これについては、年金額の改定ルールに基づきまして、前年の物価等がマイナスとなったことを反映している数字でございます。公的年金制度については、将来世代の負担が過重なものとな...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 生活扶助基準につきましては、保障すべき最低生活の水準を一般国民生活における消費水準との比較における相対的なものとして設定するという考え方から、国民の消費動向や社会経済情勢などを総合的に勘案して、必要に応じて改定を行うことといたしております。また、生活扶助...全文を見る
05月19日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○国務大臣(後藤茂之君) ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  児童相談所における児童虐待相談への対応件数が増加し、また、育児に対して困難や不安を抱える子育て世帯がこれまで以上に顕在化してきて...全文を見る
05月24日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○国務大臣(後藤茂之君) 今般の児童福祉法改正案における一時保護の開始の司法審査の導入に当たりましては、一時保護の要件を法令上明確化することとしておりますが、児童相談所がちゅうちょなく適切な一時保護を開始できるように、現行の一時保護ガイドラインや様々なケースで行われている一時保護...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今、まず人数だけお尋ねだったので、児童福祉司一人当たりの虐待相談対応件数及び虐待相談も含めた全体の相談対応件数ですけれども、新プランの前年度である平成三十年度は、一人当たり虐待相談対応件数が約四十七件、全体の相談対応件数が百四十七件、令和二年度は、一人当...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 児童福祉司の異動につきましては、地方公共団体におきまして、組織運営や各職員のキャリアパスなどの観点を考慮して適切に実施されているものと認識をしておりますけれども、他方、異動があるため専門性の蓄積が困難となっているのではないかとの指摘がなされているところで...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 児童福祉分野の職員の専門性については、資格制度の在り方を検討することのみで問題が解消するのではなく、資格制度の在り方と併せて、現場の質の向上策として研修等の充実やキャリアパスの提示など様々な観点から検討をする必要があるというふうに考えております。  こ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 委員御指摘の今般の児童福祉法改正案の意見表明支援事業の規定は、子供の最善の利益のため、子供の立場に立ってその意見、意向を把握し、必要に応じて行政機関や児童福祉施設等の関係機関等との連絡調整を行うことを規定したものでありまして、明記はしておりませんけれども...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 児童の権利に関する条約十二条の理念も踏まえて、また、児童福祉法第二条においては、児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮される旨の規定がされておりまして、今回設ける意思表明等支援事業もその趣旨を実現するために運用...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 一時保護が子供の安全を守る観点からちゅうちょなく適切に実施されることが重要であると考えておりまして、委員御指摘のような、司法審査の導入によって手続が増すことで児童相談所が一時保護をちゅうちょしたり、一時保護の実施が遅れたりするような運用があってはならない...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 子供の権利擁護に関しましては、令和元年度より厚生労働省の補助事業でモデル事業を実施するとともに、子供の意見表明等支援に関する調査研究も行いまして、その実態的な把握や先進的な取組の支援を行っております。  今般の児童福祉法改正案において導入する一時保護開...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 児童養護施設における子供たち、これまで生育環境に恵まれず育ってきた場合も多いわけでありますけれども、読書はこうした子供たちの豊かな情緒を育むために非常に重要であると、先生と認識を共有しております。  図書の購入に係る費用としては、措置費における児童の日...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 中央社会保険医療協議会における関係者の丁寧な議論に一定の時間を要する一方で、医療を取り巻く諸課題にできるだけ早く対応する必要があることを踏まえて改定作業を診療報酬改定には行っておりまして、先ほど政府参考人から詳しく申し上げたとおりであります。  他方で...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 厚生労働省におきましては、児童相談所における一時保護の判断に資するためのAIツールについて令和四年度から設計、開発を行いまして、令和六年度に全国での運用を開始することを目標といたしております。  現在考えている具体的な内容としては、AIが過去の類似事例...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 委員御指摘のこの米国ペンシルベニア州における信用スコアに関する取組について、詳細は承知はしておりませんけれども、先ほど、厚生労働省で今後開発するAIツールについては個人が特定される情報を除いたアセスメント情報を蓄積しながら個人にひも付かないように的確に運...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 各都道府県におきまして、児童福祉審議会の調査審議等を含め、子供の権利擁護に関わる体制が整備されることは重要でありまして、今回の法改正案では、児童福祉審議会その他の機関の調査審議及び意見の具申が行われるようにすることなど、児童の権利擁護に係る環境の整備を都...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 困難を抱えて孤立している妊産婦等を把握し、必要な支援につなぐことは非常に重要であり、これまでも様々な取組を行ってきております。  今般の児童福祉法改正法案では、生活に困難を抱える妊産婦等に一時的な住まいや食事の提供、医療機関等の関係機関との連携及び調整...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 虐待による乳幼児頭部外傷が疑われた事例については、刑事裁判によりその保護者が無罪とされた事例があることは承知をしております。それらの事例において、結果として親子が分離される期間が生じたことに対する御家族の御心労については、大変なことだったとお察しを申し上...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 一時保護や施設入所中の面会、通信制限については、児童相談所運営指針においては、行政処分又は行政指導のどちらの位置付けで行うべきか、実情に応じて判断することとされておりますが、先ほど政府参考人から答弁したとおり、大部分が行政指導によって行われていると承知し...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 児童虐待の問題につきましては、これまでも、今御指摘のとおり、累次の法改正を行って対策を強化してまいりましたけれども、児童相談所における児童虐待相談対応件数は年々増加をいたしておりまして、令和二年度には二十万件を超えるとともに、複雑かつ複合的な事案も増加し...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 市町村における子育て世帯への家庭支援など包括的な支援体制を整備するため、まずは全ての妊産婦、子育て世帯、子供へ一体的に相談支援を行うこども家庭センターの設置を進めることとしております。  加えて、具体的な家庭を支援する事業として訪問家事支援の事業などに...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今委員から御指摘がありましたけれども、新型コロナの感染経路につきましては、飛沫や接触のみならず、エアロゾルの吸入により感染すると認識しておりまして、これまでも基本的対処方針や一般向けのQアンドAにおいてお示しをしております。  それではっきりするわけで...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 保育士の適切な労働条件、労働環境を確保することは、保育士確保や保育の質の向上の観点から重要でありまして、今先生御指摘のように、累次の改善による処遇改善を実施しているほか、保育支援者の配置やICT化による業務負担軽減、効率化などに取り組んでまいりました。 ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 〇・三兆円等の質の向上事項に含まれる分については未実施となっているという認識でございますので、そこは今後とも、財源の問題も含めて内閣府と連携し、毎年度の予算編成過程においても財源の確保に努めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(後藤茂之君) こども家庭センターにおきましては、現行の子ども家庭総合支援拠点と子育て世代包括支援センターについて、これらの設立の意義や機能は維持した上で組織を見直して一体的に行うこととしておりまして、現在、九二%の市町村において子ども家庭総合支援拠点と子育て世代包括支...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今御指摘のあるように、今般の児童福祉法改正案によりまして、訪問による家事支援等の家庭支援のための事業や妊産婦等への居住も含めた支援事業等、新たに事業が創設されまして、子育て世帯等の抱える悩みや負担感、孤立した状態の解消を図っていくこととしております。 ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナの感染経路は飛沫、エアロゾルの吸入、接触感染等でありまして、感染防止のためには三密の回避や換気などに加えてマスクの着用が極めて重要であって、会話をする際などにはマスクを着用していただくよう、様々な場面で国民の皆様にお願いしてきているところです。...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 正常分娩を保険適用とすることにつきましては、今御指摘のように、身体の一時的な異常である疾病や負傷に対して行われるという療養の給付の基本的な考え方を見直す必要があること、これは今御指摘のあった点です。それに加えまして、定率の自己負担が新たに求められることに...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まず最初の虐待の発生原因についてでございますけれども、保護者がこれまでどのような家庭で育ってきたかや、就労や家計の状態、心身の問題などの親側の背景要因と、子供の障害や疾病等の育児負担の問題、予期せぬ妊娠だったかといった受容の問題など、多様で複雑かつ複合的...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 先ほども局長の方からも答弁をさせていただいているわけでありますけれども、令和五年度以降の児童相談所の体制については、児童相談所の虐待対応件数や、今般の法改正による児童相談所の役割の増加等の状況も踏まえた上での次期プランの策定を含めて検討をすることになるわ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 虐待対応事案も含めて子育て家庭への対応について、市町村は、先ほども局長の方から答弁をしましたが、子供や子育て世帯に身近な場所でその養育など子供の福祉に関する支援等の役割を担うものという位置付けになりますから、市町村において児童虐待相談等に対応する職員につ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 現行の子ども家庭総合支援拠点は、児童福祉法の規定に基づきまして、その設置については市町村の努力義務となっておりまして、職員配置を含めて、子ども家庭総合支援拠点を設置する際の要件については、厚生労働省の設置運営要綱により、予算補助の補助要件としてお示しをし...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 同じことを……(発言する者あり)言うたらあかん、でも、同じことなんですが。  財政配置基準の法定化を財政的な裏付けを求める観点から望む声もあるというふうには承知しておりますけれども、一方で、専門職の配置が厳しいところでは一律の体制構築が難しいという声も...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 大阪府の摂津市で三歳の男の子が実母の交際相手から暴行を受けてお亡くなりになったことは誠に残念でありまして、心より御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  摂津の事案については、大阪府が検証を行いまして、本年一月三十一日に報告書として取りまとめられ、課題...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 四月二十七日の衆議院厚生労働委員会において、小規模自治体を含め、こども家庭センターを円滑に設置できるように、柔軟な人員配置を認めること等により、その設置を促進してまいりたいというお答えを確かにいたしました。  今後、施行までに人員配置の具体的な内容につ...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 現行の市町村が設置する子ども家庭総合支援拠点については、その設置運営要綱におきまして、人口規模に加えて、児童虐待相談対応件数等に応じまして、必要となる専門職員の配置人数を設置、設定しております。子育て相談支援は、内容やその支援方法が地域の実情により異なる...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今般新たに創設する子育て世帯……(発言する者あり)短く、はい。基本的には利用者負担を求める運用とすることを考えているわけでありますけれども、委員御指摘のように、低所得者であるために利用者負担を行うことができない等により利用を諦めることを避ける必要があると...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 今回創設する子育て世帯訪問支援事業や親子関係形成支援事業におきましては、従前の一時預かり事業等と同様に、受益と負担の関係から、基本的には利用者負担を取る取扱いとしております。  一方で、諦めることがないように避けなければならないというふうに考えておりま...全文を見る
05月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○後藤国務大臣 今委員のお話を聞いて、私も思いに至ることがございました。  まず、四回目の接種でございますけれども、新型コロナワクチンの四回目接種、これは重症化予防を目的として、高齢者等またリスクのある方々に接種をしていただくということで、昨日から、関係省令等を改正しまして、接...全文を見る
○後藤国務大臣 昨年の夏の医療の大変厳しい状況を踏まえまして、政府におきましては、全体像に基づきまして四・六万床の病床を確保するとともに、要請が県と医療機関の間で行われてから確保病床が実際に即応化するまでの間の時間が長過ぎたという反省の下に、書面の締結によりましてその期間を明確化...全文を見る
○後藤国務大臣 はい。  女性の健康を生涯にわたり包括的に支援していくということは非常に大切だと思います。特に女性ホルモンの状況がライフステージごとに劇的に変化するという特性を踏まえると、研究にしっかりと取り組みながら、更年期障害が及ぼす影響、しっかりと対応していかなければなら...全文を見る
○後藤国務大臣 マイナンバーカードを保険証として利用できるオンライン資格確認につきましては、令和五年三月末までにおおむね全ての医療機関等で導入することを目指しまして、導入加速化に向けて集中的な取組を進めておりますが、今委員から御指摘のように、運用開始施設は二割弱にとどまっておりま...全文を見る
05月27日第208回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○後藤国務大臣 勤労者皆保険の目的は、兼業、副業、フリーランスなども含めまして、どのような働き方をしてもセーフティーネットが確保され、誰もが安心して希望どおりに働くことを可能とすることでありまして、このことは、社会保障の支え手を増やし、全ての世代が支え合う持続可能な社会保障の構築...全文を見る
○後藤国務大臣 最近は、雇用以外の形態の働き方も、フリーランスなど、大変多様化してまいりました。そうした多様化した働き方、その働き方に中立的な社会保障制度というのが国民皆保険制度の実現に向けた姿です。
○後藤国務大臣 本来、被用者である方には、事業形態、業種、従業員数などにかかわらず、被用者にふさわしい保障を確保すべきでありまして、被用者保険を適用することが原則でありますことから、当分の間、経過措置として定められている、今御指摘があった短時間労働者の適用に係る企業規模要件だとか...全文を見る
○後藤国務大臣 今委員がおっしゃっている第一段階の状況からいえば、適用や例外を外していくということでありますから、そこのところは被用者保険の適用拡大を、御指摘のとおり、負担面での企業等への影響がありますから、中小企業等の経営にも配慮して、段階的に進めている段階でございます。  ...全文を見る
○後藤国務大臣 先に一言申し上げると、方向性を確認されたので、方向性を確認をさせていただきましたけれども、どのぐらいのスピードで、どのように中小企業、これまでも中小企業の皆さんの厳しい状況を勘案しながら徐々に適用拡大してきましたので、その時期等については、今後とも丁寧に、しかし、...全文を見る
○後藤国務大臣 社会保険制度からこぼれ落ちるケースが生じたり労働市場にゆがみを生じさせないような、そういう働き方に中立的な制度をつくっていこうということについては、質問者の御意見と全く変わるところはないと思います。  ただ、我々、既存の制度と連続的に改革というものを考えていくと...全文を見る
05月30日第208回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(後藤茂之君) マイナンバーカードの保険証利用の申込件数は八百八十八万人、マイナンバーカードの交付枚数に対する割合は約一六%となっております。  また、マイナンバーカードの保険証利用が可能な施設と、施設につきましては十三万施設で約五八%程度、実際に運用を開始した施設は...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 令和五年三月末までにおおむね全ての医療機関等でオンライン資格確認を導入することを目指しておりまして、医療機関でのシステム導入が進み、患者によるマイナンバーカードの保険証利用が進むように、関連する財政措置を見直すべきであると考えております。  御指摘の診...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 新型コロナの感染状況につきましては、足下では全国的に一部の地域を除いて減少傾向が続いておりますけれども、いまだに昨年夏のピークよりも高い状況が続いておりまして、リバウンドの可能性も懸念されているところでございます。  また、今後の感染状況については、B...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 毎年薬価改定の実施は、二〇二一年度から市場実勢価格を適時に薬価に反映して国民負担を抑制する観点から実施をいたしております。  毎年薬価改定の影響については今後も分析が必要でございますけれども、令和五年度薬価改定の具体的実施方法については、今後関係者の皆...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 水道水における有機フッ素化合物につきましては、令和二年四月にPFOS及びPFOAを水質管理目標設定項目に位置付けるとともに、生涯にわたり飲用しても健康影響が生じない濃度として目標値を設定いたしております。  各水道事業者に対しては、目標値を継続して超過...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) サル痘につきましては、現在、欧州等において感染例が確認されております。その症状として、発疹、発熱等のほかリンパ節腫脹が見られまして、重症例では臨床的に天然痘と区別が困難であり、従来の流行国におけるサル痘の致命率は一から一一%程度とされておりますけれども、...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 公的年金制度につきましては、将来世代の負担が過重にならないようにしつつ、長期的な給付と負担のバランスを確保し、将来にわたって持続可能な仕組みとしておりまして、この仕組みの下で年金を着実に支給していくことが重要であるというふうに考えております。物価と賃金の...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) まだ発足前でございますので……
○国務大臣(後藤茂之君) はい。  児童福祉施設の指導監査につきましては、新型コロナの感染拡大防止等の観点から、書面又はリモート等による方法も可能とすることを地方自治体から要望されておりました。このため、昨年度研究会を開催しまして、指導監査はあくまでも実地によることが原則である...全文を見る
○国務大臣(後藤茂之君) 国といたしましては、循環器病対策基本法に基づきまして、令和二年十月に循環器病対策推進基本計画を策定しまして取組を進めております。基本法では、都道府県においても循環器病対策推進計画を策定することとされておりまして、既に四十六都道府県において計画を策定済みで...全文を見る
06月01日第208回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○後藤国務大臣 感染経路は、飛沫、エアロゾルの吸入、接触等ということでありますので、マスクの着用を緩和するということは現時点では考えておりませんけれども、今後の感染状況や変異株の流行状況を見て、これはウイルスの特徴にもよります、専門家の意見も伺いながら検討していく課題だと思います...全文を見る