後藤祐一

ごとうゆういち

小選挙区(神奈川県第十六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

後藤祐一の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  まず最初に、いわゆるアベノミクスについてお伺いをしたいと思いますが、私は、この短期の円安、株高という今の状況については率直に評価をしたいと思いますが、これが持続的、継続的なものになるか、こういう観点から質問をまずしていきたいと...全文を見る
○後藤(祐)委員 質問にちゃんと答えていないと思うんですね。  つまり、物価上昇に対して、物価が上がらないということについてデフレギャップがどういう影響を与えているのかということを聞いているのであって、もちろん、実質経済成長を実現するために、成長力を強めるためにこのデフレギャッ...全文を見る
○後藤(祐)委員 ということは、二%の物価上昇を達成するために政府の責任は全くないということでよろしいでしょうか。
○後藤(祐)委員 我々も、物価上昇のために日銀が果たす役割というのは大きいと思っておりますし、それが重要だと思いますし、ここまでやったことについて何ら否定するものではありませんが、政府の役割が全くないということになりますと、これは違います。  ここに少し人口構成についての表を出...全文を見る
○後藤(祐)委員 やはり幅広い主体という言葉に重きがあると思うんですね、日銀の考え方としては。三本の矢でいこうというのが日銀、一本の矢でいこうというのが安倍総理の考え方。非常に食い違いがあるのではないかなというふうに思います。  さて、デフレギャップを埋めるということが物価上昇...全文を見る
○後藤(祐)委員 賃上げには多分時間がかかると思うんですよ。つまり、本音は、ことしの四月から六月のGDPで消費税を上げるかどうかを決定するわけです。来年の四月に上げるかどうかを、ことしの秋に決める。その基準が、ことしの四月から六月のGDPで決まる。だから、この四—六のGDPが非常...全文を見る
○後藤(祐)委員 三本の矢の中でTPPが極めて重要なものであるという認識だと理解させていただきたいと思います。  今ここに、先日原口議員が用意したパネルをそのまま使わせていただいております。ことしTPPに関して起きるであろうスケジュールが書いてありますが、遅くともことし中には妥...全文を見る
○後藤(祐)委員 失礼しました。日銀総裁、先ほどの議論まででございますので、もうお帰りいただいて結構でございます。大変失礼しました。  TPPの話に戻りますが、逆に、感触が得られなかった場合、聖域なき関税撤廃はやはり前提である、少なくとも交渉に入ってからでないとその議論はできな...全文を見る
○後藤(祐)委員 これについて、政府の統一見解というものをはっきりされたいということを我々申し上げてまいりました。原口議員も先週申し上げましたが、これについて、安倍総理の答弁では、我が党としての公約としては、聖域なき関税撤廃、なければ交渉に参加しない、これはもうわかっているんです...全文を見る
○後藤(祐)委員 いつまでに出されますか。
○後藤(祐)委員 それでは、近いうちに出すというのと同じじゃないですか。いつなんですか。いつなのか、はっきりしてください。補正予算を通すより前に出すということでよろしいですか。きょうじゅうに出していただけますか。
○後藤(祐)委員 これは、先週から理事会で求めていることでありますから、急に言ったことではございません。きょうじゅうに出していただくということをここで確約していただけないでしょうか。
○後藤(祐)委員 委員長の英断に感謝したいと思います。  それでは、残り時間も短くなりましたが、議員定数削減についてお伺いしたいと思います。  議員定数削減については、今週日曜日のNHK「日曜討論」で鴨下自民党国対委員長が、合意をするところまではこの国会でするかもしれないけれ...全文を見る
○後藤(祐)委員 昨年の党首討論のときにこう言っているんです、当時の安倍総裁は。「来年の通常国会において、私たちは既に、私たちの選挙公約において、定数の削減と選挙制度の改正を行っていく、こう約束をしています。今この場で、そのことをしっかりとやっていく、約束しますよ。」と言っている...全文を見る
○後藤(祐)委員 約束しますよという言葉はその程度の重さなんですか。自民党総裁としての、党のトップとしての御発言をもう一度お願いします。
○後藤(祐)委員 国民の皆様に、来年の四月の一日から消費税を五%から八%に上げることをお願いするんです。その前提がこの議員定数の削減と公務員給与の引き下げだったんです。これは三党の合意でもあるわけです。ここでこの議員定数削減をやらずして、消費税をお願いできるんですか。ことしの秋に...全文を見る
○後藤(祐)委員 答弁になっていないんですが。  では、この国会には労働協約締結権を回復する法案は出されないということですかということと、労働協約締結権を回復する法案を出さないということは自動的に人事院勧告になるということですから、どうやったって、七・八かどうかはともかく、七・...全文を見る
○後藤(祐)委員 新藤大臣、実は、小泉政権の末期に行革推進法案というのが通っているんです。これはどんな法案か御存じですか。その主な柱を述べてください。  正確な法案名は、簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法案です。
○後藤(祐)委員 そのとおりなんです。総人件費について二つの目標が書いてあるんです。それは定員の純減五%、これはやってきたんです。もう一つあるんです。総人件費を平成十七年から平成二十七年の間にGDP比で半減するという目標が法律に書いてあるんです。  これとの関係で、まず給与をど...全文を見る
○後藤(祐)委員 いや、行革後ろ向きなんですよ。例えば、独立行政法人を約四割減らす法案を我々は前の国会で出していました。ところが、この通常国会で出てこない。あるいは、特別会計をなくす法案を我々は出していました。昔の道路特会、社会資本整備特別会計を廃止する法案を出していました。この...全文を見る
○後藤(祐)委員 時間なので、最後に、安倍内閣の経済対策についての集中審議を求めたいと思います。委員長、理事会で協議を願います。
○後藤(祐)委員 終わります。ありがとうございました。
02月14日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  今回、補正の関連法案ということで、いきなり法案審議からということになっておりますが、通常であれば、大臣の所信をいただいて、それに対する質疑ということから始まるのが通常の形なんですけれども、補正関連ということで、きょういきなり入...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ、一年後、二年後に、このアベノミクスがうまくいったか、いかなかったかという評価がなされると思いますけれども、そのときに、この体制が一元化されていなかったことが敗因とならないように、うまく運営していただきたいと思います。  小泉政権のとき、実はいわゆる四議員...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  日本経済を再生させる上で、集められる知恵というのは私は有限だと思っておりますので、積み上げてきたものは、余り党派性のないものについてはそのまま生かしていただいて、どんどん知恵をふやしていくということに、ぜひ大臣、今のすっきりした答弁、...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ、両方を見据えながら、十一月三十日の中でより詳しく書いてあるものもございますので、そこはしっかりと進めていっていただきたいと思います。  その中で一つ、三本の矢の三本目の矢、その中でも規制改革がポイントだというふうに私も思いますし、世の中でもそう評価されて...全文を見る
○後藤(祐)委員 この閣議決定の中には、どのぐらいの結果になるかというところはやや具体的には書いていなくて、だけれども、何月までには結論を出すとか、そういうことが書いてあるわけです。そういうことを一〇〇%守ってほしいということなんです。その結果としての到達レベルは、それはいろいろ...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  それでは、この法案の審議に入っていきたいと思いますが、まず、この法案のやはり一番問題だなと思うところは、法案の題名なんですね。企業再生支援機構というものが今まであって、今もあって、これを名前を変えるということなのでございますけれども、...全文を見る
○後藤(祐)委員 大変わかりにくい名前だということについては、大臣も若干同意していただいている感じをニュアンスとしていただきました。  さて、今回の補正で、出資、融資という形で、ファンドをつくったりといった形で入っていくわけでございますけれども、これは既に中小企業に対して地銀な...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ、ずる抜けにならないように、施行後、これは政治の意思としても厳しくチェックをしていっていただきたいというふうに思います。  さて、今のお話の中にも少し出ましたけれども、要は、債権を少し利息を免除してあげるですとか期限を延長してあげるですとかということは当然...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひこれは政治家の目で、しっかりと現場で動くようなチェックをしていただきたいと思います。  それと、個人保証について、中小企業の経営者が連帯保証をしている、あるいはひどい場合は第三者保証をほかの方にお願いしている、これで会社が倒れた場合にもう二度と立ち直れなく...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひよろしくお願いいたします。これは党派性のない話だと思います。  さて、最後、一、二分あるんですけれども、公務員制度について。  本来は一般質疑でこれをやらなきゃいけないんです。本来は公務員制度改革基本法案で法案を出していなきゃいけない時期なんです。我々は...全文を見る
○後藤(祐)委員 時間が来たのでこれで終わりますが、続きもやりたいと思います。  ぜひ、今の甘利大臣の答弁を受けて、稲田大臣に、何か勉強するとか言っておられますけれども、これはもう議論は尽きているんです。勉強している時間はありません。国会の期間は、参議院選挙があるので、しかも補...全文を見る
03月11日第183回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  まず冒頭、二年前の本日、三月十一日、東日本大震災で犠牲になられた皆様の御冥福をお祈りするとともに、いまだ仮設住宅に暮らす皆様、そして被災地で復興に向けて日々奮闘されている皆様とともに、我々政治家も、この復興をしっかりこれからも...全文を見る
○後藤(祐)委員 国連軍への参加は排除されるべきではないという明確な答弁をいただいたと確認させていただきました。  今、総理のもとでは、安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会というのが第一次内閣のときに引き続いて行われておりますけれども、この中では、我が国周辺の安全保障環境が...全文を見る
○後藤(祐)委員 先ほどの懇談会において集団安全保障についても議論されているという御答弁でございましたことを確認したいと思います。  さて、憲法九十六条についてでございますが、私はこの九十六条を改正すべきという立場でございますけれども、この九十六条の議論というのは常に、改正した...全文を見る
○後藤(祐)委員 九十六条改正というのは、結果的に、九条を過半数で改正するために、両院過半数で通すためにやるのではないかという議論になってしまうと、なかなか九十六条そのものを改正する議論というのがうまくいかないんじゃないかということを、私はむしろ懸念をしております。  総理は、...全文を見る
○後藤(祐)委員 太田国土交通大臣、公明党の中ではまた違う議論があると思うんですけれども、今の三分の二、二分の一をあわせて残すような提案も含めて、公明党としてのお考えを聞かせていただければと思います。
○後藤(祐)委員 憲法論についてはこれからもじっくり議論を深めていきたいと思いますが、次に、行政改革について質問をさせていただきたいと思います。  第一次安倍内閣の際に、安倍総理が一番行政改革の中で力を入れたのは恐らく公務員改革だったのではないかというふうに思いますが、二〇〇七...全文を見る
○後藤(祐)委員 甘かったかどうかについての答弁は全くなかったんですが、数字がこれを物語っていますので。  稲田大臣に伺いたいと思います。  今、総理は、権限を背景にしたあっせんを禁止したとおっしゃっていますが、この権限を背景にしたという修飾語をつけちゃうところが役所の言いな...全文を見る
○後藤(祐)委員 ということは、現時点では、あっせん禁止は有効でなくなっていて、あっせんは可能だということでしょうか。  そして、もしあっせんが可能だとすれば、いかなる基準によって、誰があっせんをすることが認められているのでしょうか。
○後藤(祐)委員 稲田大臣は、御自分の著書「私は日本を守りたい」という本において、天下り、わたりは全面禁止、在職期間に応じた一定の期間は、いかなるルートによるものであれ、許認可の及ぶ業界等への再就職を禁止すべきだと私は思っていますと書かれておられますが、今されていることというのは...全文を見る
○後藤(祐)委員 であるならば、現在あっせんが行われているわけであって、何月何日に、どのような規定においてあっせんをルールで決めたんでしょうか。  何らかのルールがなければあっせんはできないと思うんですけれども、その根拠を示してください。
○後藤(祐)委員 再就職監視委員会は機能していなかったんですよ。そこで、動かすには新たな基準が必要なんですよ。その基準があるのですかと聞いているんです。
○後藤(祐)委員 今、ルールが本当にないんですよ。  例えば、経済産業省から電力会社に行っていいのかとか、あるいは、補助金を幾ら交付していたらその補助金をもらった会社に行っちゃいけないかとか、昔は人事院の承認というのがあって、物すごく細かくルールが決まっておりました。これに関す...全文を見る
○後藤(祐)委員 要するに、ルールなきままあっせんをしているという状態に至ったということなんです。信じられないことです。  再就職監視委員会で、どういう会社にだったらあっせんしていいのか、どういう会社だったらよくないのかというルールが今、示せないじゃないですか。それをぜひ……(...全文を見る
○後藤(祐)委員 あっせん禁止は継続しないで、あっせんできると先ほど答弁して、今、あっせんは禁止していると答弁して、どっちが正しいんですか。どっちの答弁が正しいかわかりません。  総理、ちょっと、はっきりさせてください。
○後藤(祐)委員 時間が来たのでこれで終わりにしますが、再就職監視委員会による、権限なんかを背景にしないあっせんは否定していないですよね、今の答弁も。  要は、府省庁によるあっせんはしないというのはわかりますよ。再就職監視委員会によるあっせんは否定していないですよね、今の総理の...全文を見る
03月15日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○後藤(祐)委員 きょうはちょっと盛りだくさんの質問でございますので、四十分びっちりやりたいと思います。  まず、消費税の増税に当たって、中小の納入会社がその分まけてよというようなことを言われかねない中で、いろいろな対応をこれから図っていく必要があるというふうに考えております。...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ、その方向で法案をしっかりつくっていただきたいというふうに思います。  お二人は、この質問だけでございますので、これで結構でございます。ありがとうございました。  続きまして、風俗営業法の関係、古屋国家公安委員長にお越しいただいておりますけれども、今、ダ...全文を見る
○後藤(祐)委員 キャバレーとかナイトクラブ、一号とか三号の議論は、その議論があり得ると思うんですね。そこについての営業時間をどういう形で考えるかというのはあると思うんですけれども、四号の社交ダンスというのは、もう皆さんもお会いしたことがあると思いますけれども、およそそういうこと...全文を見る
○後藤(祐)委員 もう議論は尽くされているので、中身は変わってもいいんです。その前の自民党案をブレンドするようなものでもいいです。ですが、時間をかけないでください。そこで時間をかけると、またどんどんどんどん経過していって、結局、改革がとまったままになっちゃうんです。今、法案を出す...全文を見る
○後藤(祐)委員 思いが同じということであれば、中身が多少違ってもいいので、いつまでに改革案を出すか、答えてください。
○後藤(祐)委員 もう論点は尽きているんですよ。先ほど説明した内容も、ほとんどこの大きな紙の中に大体含まれてしまうような内容ですから。そこは、時間をかけていると、結局また大臣がかわっちゃってということをずっと繰り返してきているんですから、ぜひよろしくお願いいたします。  さて、...全文を見る
○後藤(祐)委員 法律に違反して行政は行うことはできないという理解はお持ちでしょうか。
○後藤(祐)委員 国家公務員制度改革については、基本法で、平成二十年の六月に国家公務員制度改革基本法が施行されていますが、同法四条においては、政府は、責任者は政府なんです、政府は、この法律の施行後五年以内をめどとして講ずるもの、要は、公務員制度改革に必要な措置を講ずるものとする、...全文を見る
○後藤(祐)委員 国家公務員法四条には、「この法律の施行後三年以内を目途として講ずる」と書いてあるんですよ、法制上の措置を。これに違反していないということですか。もう一回聞きます。
○後藤(祐)委員 この義務は政府なんです。政府は、立法府に法案を出すところまでの責任を果たさなきゃいけないんです。今おっしゃったことは、立法府に出た後、与野党で意見が合わなくて成立しなかったから、なかなか法律ができなかったんですよ。それはわかるんです。ですが、政府が法律を立法府に...全文を見る
○後藤(祐)委員 上がるか下がるか据え置くかわからないんですよ。  予算委員会でも言いましたが、二〇一四年四月一日に消費税が五から八%に上がるときに国家公務員の給与が七・八%上がるんです、このままいくと。それをたとえ据え置きにするためにも、組合と合意しなきゃできないんですよ。そ...全文を見る
○後藤(祐)委員 政務三役によるあっせんによる再就職はしないというのは、政権全体の方針ということだと受けとめさせていただきます。それでよろしいかと思いますが、今の答弁で初めてそのことが確認されたんです。何でその形式行為を行わないんですか。  これは官房長官にお聞きしますが、政務...全文を見る
○後藤(祐)委員 この答弁で初めて出てきたんですよ、聞くまではわからなかったんですよ。もうちょっと言うと、二月二十八日に事務方に、私は、それは有効なんですか、今どうなっているんですかと聞いたら、わからないという状態だったんですよ。そんなことでいいんですか、こんな大事なことが。 ...全文を見る
○後藤(祐)委員 もうちょっと正確に答弁してほしいんですが、さっきの、組織の改廃等により離職せざるを得ない場合というのは実際にあったんですよ。年金機構が、民間で外に出たときに、一回これはやっているんです。その場合を除きということですね。そうじゃなくて全面ですか。そのぐらい正確に答...全文を見る
○後藤(祐)委員 もう一つあります。  二十五年度から、民間の再就職支援会社を活用した再就職支援を行うということになっています。二十五年度予算にも入っています。これは、民主党政権でもやろうということになっていました。実際、これでかなり年の上の方を抱えなきゃいけなくなるので、いわ...全文を見る
○後藤(祐)委員 それは基本法じゃないんです、国家公務員法百六条の三です。恐らく、求職活動の規制に基づいてやるということじゃないんですか。違うんですか。(稲田国務大臣「もう一度」と呼ぶ)  要は、再就職支援会社がどういう会社に対しては紹介していいかどうかということの基準は、例え...全文を見る
○後藤(祐)委員 大臣、何もわかっていないんですよ。  再就職支援会社が再就職先を見つけてきたとします。まだ再就職していない現職の方をそこにはめようとするわけですよ。どこかで面接するわけですよ。再就職しようとしている現役の方と、再就職する先の会社と面接するんです。その瞬間、求職...全文を見る
○後藤(祐)委員 今、求職活動規制、国家公務員法の百六条の三に基づいて、再就職支援会社の、再就職先の会社を探すルールはそれに基づいてやるということですね。  その場合、この職員が職務として携わっていた許認可だとか補助金になるんです。つまり、同じ省の中でやっていたり、隣の課がやっ...全文を見る
○後藤(祐)委員 非常にクリアにわかっているんですが、最後の、個別に判断するというのは、もう一回言ってください。航空局の課長がJRを紹介された場合に、個々に判断するというのは、それはだめと言うんですか。だめと言うんだとしたら、いかなる基準に基づいてだめと言うんですか。
○後藤(祐)委員 いかなる基準に基づいてやるんですか。  先ほどの百六条の三の求職活動規制のルールだとしたら、合法なんです、明確に。だめだと言えないはずなんです。だから、それはオーケーということですか。それとも、百六条の三以外により厳しいルールを別途つくって、それに基づいてチェ...全文を見る
○後藤(祐)委員 もう時間が来たのでやめますが、ということは、航空局の課長はJRに行けるということ、それを紹介していくということになるわけですね。それを確認して、質問を終わりたいと思います。  これは今後禍根を残すと思いますので、今のうちに厳しいルールをつくることを官房長官が検...全文を見る
04月01日第183回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  まず、アベノミクスと物価の関係についてお尋ねをしたいと思いますが、二月の消費者物価指数、CPIが先日発表になりました。対前年比でマイナス〇・七と大変下がった結果になっておるんですが、中には上がったものもあって、電気代がプラス三...全文を見る
○後藤(祐)委員 いま一つはっきりしないところがあったんですが、アベノミクスはよい物価上昇を目的としているのであって、円安を中心とする悪い物価上昇で二%達成したというようなことはないということでよろしいですか。
○後藤(祐)委員 はっきり答えていないのがちょっと残念ですが、来年、悪い物価上昇で二%を達成したとならないように、私も希望したいと思います。  さて、物価が上昇しますと大変こたえるのは、年金でお暮らしになられている方々でございます。特に、年金については当面下がることが決まってい...全文を見る
○後藤(祐)委員 秘書官、今教えないでほしいんですが、実は決まっているんです、既に。二十五年度の年金がどれだけいつ下がるか、決まっているんです。御存じありませんか。
○後藤(祐)委員 何月に何%下がるんでしょうか。もう決まっています、これは。
○後藤(祐)委員 ことしの十月ぐらいに、消費税を上げるかどうかを決めるという大変大事なことがあるんです。そして、物価が上がってくるかもしれない中で、年金が下がることが、ことしの十月に一%下がることはもう決まっているんです。これは過去の物価スライド分が反映されていないものを反映しよ...全文を見る
○後藤(祐)委員 昨年十一月と今とでは、緊急性が違うんです。  そして、もう一つ申し上げたいのは、実は、今回の〇増五減で区割り審で出たものは、一・九九八倍というものです。これは二〇一〇年の国勢調査の結果に基づく人口はそうなっているということです。今、二〇一三年です。今、どうなっ...全文を見る
○後藤(祐)委員 一・九九八ですよ。しかも、今度解散された後、訴訟が起こされたならば、それはその時点での人口でなされるわけです、訴訟が。もう明らかに超えていることがわかっている中で、要するに、解散したら違憲訴訟を起こされることが明確にわかっているんじゃないんですか。それは、過去の...全文を見る
○後藤(祐)委員 それは安倍総理の答弁と矛盾しますね。やはり、中小政党もしっかりと議論した上で結論を出そうとおっしゃっているんですから、そこに立ち戻って、もう一度丁寧な議論をしていただけないでしょうか。答弁は結構です。  そして、一つ確認したいと思いますが、今の御答弁は、〇増五...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ国民に、これはよく見ていただきながら、憲法違反であることが明らかで、二倍を超えているのが明らかな中で〇増五減をやってしまうのがいいのか、あるいは、もう少しクリエーティブな案をぜひ野党の皆様方でまとめさせていただいて、与党の皆様の、また間をとるでもいいと思うん...全文を見る
○後藤(祐)委員 これは政治的な問題ではなくて、法律的な、純粋な法律論なんですね。恐らくこれは可能なんじゃないかなと思うんですが、本当に、どうですか。これは政治論ではなくて、法律が成立していて、施行までに周知期間が必要だといったときに、途中で解散しちゃうとその効果がなくなっちゃう...全文を見る
○後藤(祐)委員 研究ではなくて、これは法律の基本的な知識の問題だと思いますがね。行政手続法ですとか、いろいろと大事な法律も持っていらっしゃるんですから、しっかりしてください。  さて、次の、天下りの話に行きたいと思います。  官民人材交流センターによるあっせんについて、この...全文を見る
○後藤(祐)委員 ということは、形式行為は答弁以上には行わないということですね。そうすると、大臣がかわった場合、政務三役がかわった場合には、その後は、その都度どうなるかわからないということですね。
○後藤(祐)委員 その決めた方針というのは、外部的に明らかになっているんですか。私は見たことはありませんし、どこにも公表されていないと思います。何か形式行為として決めたんですか。
○後藤(祐)委員 こうやって、せっかく決めたことが、時の流れとともに、人がかわるとともに、ルールはなくなってしまうんです。それが役所の、政治家の籠絡の仕方なんです。官房長官ならわかると思いますけれども。  官房長官、これはぜひ形式的に決めてはどうですかということを、この前も申し...全文を見る
○後藤(祐)委員 やはり、やらないんですね。これは大変な問題になってしまうんです。  この再就職支援会社による再就職、私は、真っ白なものにしたい。それで、たくさんの方に行っていただいていいんです。予算も確保されているんです。そうしないと回らないんですよ。ところが、何か微妙なとこ...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうなんです。  実は、先週の段階で事務方から聞いたときは、もともとあるルールをもう一回流しましたみたいな周知徹底だったんですね。それは当たり前のルールしか書いていなくて、それを読んでもわからないんです。そうでなくて、今回、この人に対して何月何日にこういうふう...全文を見る
○後藤(祐)委員 もともとやっていることを引き続きやると答弁しただけなんですよ。これでは全く期待できないですね。残念ながら、期待できないということが確認されました。  ぜひ、委員長、行政改革、統治機構あるいは選挙制度、こういったことについての集中審議を求めたいと思います。
○後藤(祐)委員 時間になりましたので、終わります。  ありがとうございました。
04月03日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  まず伺います。  今回提案されておられます内閣法等の一部を改正する法律案の閣議請議大臣と所管大臣はどなたでしょうか。
○後藤(祐)委員 所管大臣に聞きたいと思います。
○後藤(祐)委員 今の法案の所管大臣はどなたになるんでしょうか。
○後藤(祐)委員 内閣法の所管あるいはIT基本法の所管、どちらのことをおっしゃっているんでしょうか。
○後藤(祐)委員 先ほど山本大臣が、私が所管でございますと言ったのはどの部分でしょうか。今回改正されるIT基本法の部分について所管しているということでしょうか。
○後藤(祐)委員 本当ですか。IT基本法は、これは分担管理事務ではありません。そして、IT戦略本部は内閣についています。つまり、内閣法の体系なんです。  内閣法の体系のもとにあるものを内閣総理大臣または内閣官房長官以外の大臣が本当に所管できるのか、もう一度お答えください。
○後藤(祐)委員 内閣府に属する部分及び各省に属する部分については、担当大臣が担務として担当することは可能ですが、内閣官房、あるいは内閣法の中で行われることについて、本当に担当大臣が担務することは可能ですか、現行内閣法上。内閣官房副長官、お答えください。
○後藤(祐)委員 実態上、官房長官や総理がお忙しいからそういうことをされることは今までもあったことですが、法律の所管という意味において、そういうことが本当に可能ですか。もう一度お答えください。
○後藤(祐)委員 内閣法そしてIT基本法の所管は、内閣総理大臣が閣議請議をし、担当するとすればそれは官房長官である、所管するとすればそれは官房長官である、総理であると言ってもいいかもしれませんけれども、そういうことと理解してよろしいですか、今の官房副長官の答弁は。  つまり、山...全文を見る
○後藤(祐)委員 では、閣議請議大臣が総理大臣である場合、こういった各委員会でその法改正案を審議する場合は、官房長官が提案理由説明をし、そして、要求があれば答弁に、通常であれば法案審議の間にはそこに座るというのが当然のことではありませんか。  今、官房副長官が、この内閣法及びI...全文を見る
○後藤(祐)委員 質問にお答えください。山本大臣は所管することはできないということでよろしいですか。  時計をとめていただけませんでしょうか、こんなに時間がかかるようでしたら。
○後藤(祐)委員 山本一太大臣は所管大臣ではないということが今確認されたということでよろしいですね。しつこいですが、もう一度お願いします。山本大臣は所管大臣ではないということでよろしいですね。
○後藤(祐)委員 所管大臣以外の大臣が提案理由説明をした例をお述べください。
○後藤(祐)委員 少なくとも、所管でない大臣が提案理由説明するということについて、事前に理事会なり必要な手続を踏んで、こういうことで山本大臣が提案理由説明をしてもよろしいでしょうかというようなお申し出はあったんですか。それとも、理事会において、通常の手続であるように、提案理由説明...全文を見る
○後藤(祐)委員 大変失礼な態度ではないでしょうか。官房長官は大変忙しい方です。ですから、官房長官でない山本大臣にこの法案を任せたいという気持ちはわかります。ですが、所管は大事なんです。法律の所管大臣にこの法案の審議の場に座っていただくということは、基本中の基本であります。  ...全文を見る
○後藤(祐)委員 まず、それを理事会に諮った上で、山本大臣でよろしいでしょうかという、こういう事情になっているということを説明しなかったことについては大変問題だということを指摘させていただくとともに、委員長にお願いしたいんですが、理事会できょうの朝も議論があったと思いますけれども...全文を見る
○後藤(祐)委員 そして、この法案、既にそれなりに審議時間が過ぎてはおりますけれども、官房長官がいた場合の審議と、そうでない場合の審議は意味が違います。官房長官がそこに座られてからこの実質的な審議が始まると言ってもいいのかもしれません。  これまで、この審議の今後の取り運びにつ...全文を見る
○後藤(祐)委員 このように、内閣官房と内閣府というのは違うんです。そこを余り甘く見ると大変なことになるんですよ。  山本大臣、内閣法と内閣府設置法と国家行政組織法の関係についてお答えください。
○後藤(祐)委員 どうたてつけが違うか、山本大臣が今存じ上げている部分をお話しください。  後ろに聞かないで、今存じ上げている部分でお答えください。  後ろに聞かないで、今存じ上げている部分でと申し上げております。
○後藤(祐)委員 後ろに聞かないとわからないということはわかりましたが、また同じような質問をするので、後ろの人、発言はちょっとしばらくお控えください。できれば下がっていただけませんでしょうか。  内閣官房は分担管理事務を持っていますでしょうか、山本大臣、お答えください。後ろに聞...全文を見る
○後藤(祐)委員 内閣官房副長官、内閣官房は分担管理事務をお持ちですか。後ろの方、説明しないで。副長官、お答えください。
○後藤(祐)委員 山本一太大臣、分担管理事務は内閣官房は持っていないんですよ。先ほどの答弁は間違っているんです。訂正してください。
○後藤(祐)委員 内閣府の担当大臣でございますよね。担当大臣ができる仕事は何であるのかということは、内閣法と内閣府設置法と国家行政組織法と各省の設置法によって定められているんです。これは基本中の基本なんです。  つまり、内閣法にしか定められていない内閣官房の事務は、担当大臣はし...全文を見る
○後藤(祐)委員 分担管理事務があると答弁しているじゃないですか。今回のこの法案は分担管理事務じゃないんです。そこをわかっていますか。  国家行政組織法に、「国家行政組織は、内閣の統轄の下に、内閣府の組織とともに、任務及びこれを達成するため必要となる明確な範囲の所掌事務を有する...全文を見る
○後藤(祐)委員 内閣官房の総合調整機能は山本大臣が果たせるんですか。
○後藤(祐)委員 内閣官房の総合調整事務はたしか内閣法十二条だかに規定されていて、その権限は大臣が発揮できないものだと私は理解しておりますけれども、官房副長官、いかがですか。
○後藤(祐)委員 つまり、内閣法に定める総合調整権限は、総理、まあ官房長官がやることもあるでしょう、が持っている権限であって、それを実態上お手伝いするということなんです。今の答弁はそういうことでよろしいですね、官房副長官。
○後藤(祐)委員 つまり、内閣法に定める総合調整権限は山本大臣にはないんです。先ほどの答弁も間違っているんですよ。実態上お手伝いすることはいろいろあります。ですが、法律上の権限はないんです。そこをしっかりわきまえて仕事をしていただきたいということなんです。その話をしたら、また間違...全文を見る
○後藤(祐)委員 これまでそういう意味ではすごく進化してきていて、これは私、与党、野党とか、党とかいう議論を余りしたくないんですね。森大臣のときにIT基本法ができて、そのとき、イット発言とかがありましたけれども、若い方は御存じですか、イット発言。苦笑いが出ないところを見ると、知ら...全文を見る
○後藤(祐)委員 後段のところの説明は、法的には何を言っているかわかりません。  現行法についてだけで結構です。政府CIOなり政府CIO室なり、内閣官房側が各省に対して資料を出してくださいというときは、いかなる法的権限に基づいて行うんですか。もう少し法律議論としてお答えください...全文を見る
○後藤(祐)委員 何法に基づく権限ですか。何法何条に基づく権限ですか。
○後藤(祐)委員 そのとおりです。IT基本法三十一条に、「本部は、」関係行政機関の長に対して、その他いろいろあるんですが、「資料の提出、意見の開陳、説明その他必要な協力を求めることができる。」とあります。  このことを指しているんだと思いますが、「本部は、」という意味は、政府C...全文を見る
○後藤(祐)委員 最後のところの大臣を通じてやるというのは法的な意味においてよくわかりませんが、「本部は、」というのは、本部決定をして、本部の決定の仕方はいろいろな形があると思います。全大臣がメンバーですよね。全大臣がメンバーの本部が、報告をしてください、資料を出してくださいと言...全文を見る
○後藤(祐)委員 今、山本大臣がお話しになった部分は、現行法ではなくて、今出している法案の説明ではないんですか。今出している法案の、IT基本法二十六条の改正部分のことを述べているんではないんですか。そうですね。うなずいている。  私は現行法の話をしていたんです。現行法においては...全文を見る
○後藤(祐)委員 これ、一つ一つは物すごく細かい話なんですよ。ITの、そこのところのこのシステムのその裏、お金はどこに出しているのかとか、そういう話なんですよ。そんなこと、現実にはそうやって決められないんです。そこで、直そうとしているわけですね。  それで、先ほど今回の法改正の...全文を見る
○後藤(祐)委員 今までの議論を聞いてきて、機能すると思いますか、皆さん。(発言する者あり)思いませんと言っている人も結構います。(発言する者あり)思いますか。  この中には、一番問題となりそうな経費の見積もりの方針の作成とか、府省横断的な計画の作成とか、もう少し高度なものもあ...全文を見る
○後藤(祐)委員 機能しません。それで機能するなら今までできているはずなんです。その部分は、今回改正される部分ではありません。だとしたら、今でもできるはずじゃありませんか。
○後藤(祐)委員 だからこそ、ここは本部長にしてはどうかということなんです。これは霞が関の各省協議では乗り越えられない壁なんですよ。でも、政治家が考えれば、常識的に考えて、総理が、もうITのことは山本大臣に任せたと。山本大臣も全てのITのことを知っているわけじゃないでしょう。そう...全文を見る
○後藤(祐)委員 財務省にいてそんな情けないことを言わないでくださいよ。あなたの格が下がりますよ。  熱があるときはいいんです。熱があるときは何だってできるんです、実態上。でも、熱というのは上がったり下がったりするんです。でも、IT投資というのはずっと何千億という単位で行われ続...全文を見る
○後藤(祐)委員 これはすごく大きいことなんですよ。つまり、四月二十七日までに衆議院で〇増五減の公選法が通った場合、この夏、ダブル選挙を打てるということが今の答弁で明らかになったということなんです。非常に大きな答弁なんです、これは。  次に、選挙についてもう一つお聞きします。 ...全文を見る
○後藤(祐)委員 まず、最初の方についてイエスだということ自体は、非常に大事な答弁として受け取りました。  後段については、私は、政局だとか政治だとか、解散するとかしないとか、そういうことを言っているんじゃなくて、法律の解釈論を純粋に聞いているからなんです。  法律の解釈論を...全文を見る
○後藤(祐)委員 新藤大臣、そんなところで熱くなるところじゃないんですよ。法律論としてはきちんと確認できたので、それで私としては目的は達せられたと思いますので、よろしいかと思います。  あと三、四分あるんですが、本来は、IT投資のあり方論だとか、いろいろなことをやらなきゃいけな...全文を見る
○後藤(祐)委員 それを昔からやっていて、全然改善されていないんです。ですから、これは義務にしないとやりません。  時間が来たのでこれで終わりにしますが、引き続きこの議論はしていきたいと思います。これからもIT投資のあり方等をぜひ前向きに検討していただきたいと思います。  ち...全文を見る
04月04日第183回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  まず、三浦博史参考人と夏野剛参考人のこれまでのインターネット選挙解禁に向けたさまざまな活動、そしてきょうの御質疑に、改めて感謝を申し上げたいと思います。  きょうは、候補者、政党以外の、第三者と言っていいのかわかりませんが、...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  三浦参考人の二つ目の点、その次のページの、過度の落選運動を回避しなければならないという点に関してですけれども、これについては、選挙期間より前は今でも同じですし、二つの法案で差はないと思います。そして、選挙期間中についても、虚偽事項を公...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  三つ目に、情報の信憑性、信頼性というところを三浦参考人は挙げておられますけれども、これもやはりSNSでも同じことではないのかなという気がするんですね。この理由であるとするならば、SNSも禁止しなきゃいけないような気がするんですが、これ...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございました。  いずれにしろ、余り完璧性を求めたりとか無謬性を求めたりというのは役所の悪い癖でありまして、これは本当に、議員立法でもありますし、議会にかかわる話ですから、もしかしたらこういうことが起こるのではないかということを気にし過ぎて萎縮させる...全文を見る
○後藤(祐)委員 終わります。どうもありがとうございました。
04月09日第183回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  まず、憲法について、特に憲法改正について議論をさせていただきたいと思いますが、安倍総理は、二月二十八日の施政方針演説において、「憲法改正に向けた国民的な議論を深めようではありませんか。」というように発言をされておられます。そし...全文を見る
○後藤(祐)委員 九十六条改正をするという意思だというふうに承りました。  実は私も、憲法九十六条は改正すべきだという立場なんです。憲法は改正すべき点が幾つかございます。特に、先ほど財政の話がありました。財政については単年度主義というのがあって、年を越えて使ってはいけないという...全文を見る
○後藤(祐)委員 まさに国民の間で議論を活発にすべきだと私も思いますし、そのことについて御答弁いただいたことはありがたいと思います。  今総理がお触れになられた自民党の憲法改正草案、私も拝見をさせていただきました。なるほど、これは賛同できるなという部分もあります。先ほどの財政の...全文を見る
○後藤(祐)委員 この三つについてはやはり大変大事なところであって、憲法を改正するときに少し慎重な配慮が必要じゃないかと思うんです。  これは、現行の十三条、基本的人権を定めた規定と自民党の憲法改正草案、そして、基本的人権のうちの一つである表現の自由、二十一条についての現行憲法...全文を見る
○後藤(祐)委員 公の秩序というのは非常に広く解釈されるんです。そして、戦前の大日本帝国憲法下における治安維持法というものがあって、これが日本の暗い歴史をずっとつくってきたわけです。あれはまさに公の秩序を目的として、いろいろな言論弾圧が行われたり、結社の自由が損なわれたりしたわけ...全文を見る
○後藤(祐)委員 全く答えていただいていないんですが、もう少し具体的な話にしましょう。  二十一条の表現の自由で議論したいと思いますが、表現の自由の条文にも、自民党の憲法改正草案には、「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、...全文を見る
○後藤(祐)委員 それは現行憲法でも可能なんじゃないんですか。  例えば、国税犯則取締法二十二条一項というのがございます。これは、国民の皆さん、税金を納めるのをやめませんか、みんなでその義務を果たすのはやめましょうよというようなことを扇動した場合には罰せられるんです、現行法によ...全文を見る
○後藤(祐)委員 できるんです。破壊活動防止法がまさにその典型であるように、現行憲法上できるんですよ、今総理がおっしゃったようなことは。とすると、この改正をしなければいけない理由は何ですか。もう一度、述べてください。
○後藤(祐)委員 それは立法論なんです。それは、自民党政権のときにそういう法律をつくらなかった。あらかじめつくっておけばよかったんです。それは、憲法が制約していたんじゃないということは法制局長官が答弁しているじゃないですか。できるんですよ、現行憲法上。  つまり、この憲法改正は...全文を見る
○後藤(祐)委員 集団安全保障に参加する、武力の行使を含めて参加するということを定めたものだというふうに受けとめさせていただきました。  そうしますと、一つわからないのが九条一項なんです。  現行の憲法九条一項では、今のような多国籍軍に、制裁するために日本の自衛隊が参加するこ...全文を見る
○後藤(祐)委員 午前中の時間はこれで終わったので、午後、続けたいと思いますが、現行九条一項においては禁止されています。でも、自民党のこの九条一項においては、今、非常に曖昧な答弁がございました。午後、また続けたいと思います。
○後藤(祐)委員 それでは、午前中に引き続きまして、憲法改正論について少し触れていきたいと思いますが、最後、テレビが切れてしまっていたと思いますので、国防軍の話があったということをお伝えしておきたいと思います。  新しい自民党の憲法改正案九条の二第三項において、国際社会の平和と...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうしますと、次の衆議院選挙を行う時点において二倍を超えることは確実だと思いますが、これについての御見解を、総務大臣、お述べください。
○後藤(祐)委員 それはこの高裁判決でもう覆っちゃったんですよ。一人別枠方式は、やったとしても、今回の〇増五減は一人別枠方式を残しちゃっているというふうに少なくとも二つの高裁は判示しているわけです。  この後、最高裁判決が夏にも行われると言われています。最高裁判決でそういう、こ...全文を見る
○後藤(祐)委員 どっちの高裁判決が最高裁で選ばれるかわからない状態なんですよ。だからこそ、少し慎重にしたらどうですかということを申し上げているわけでございます。  さて、残り五分ぐらいになりましたので、最後に行政改革について触れたいと思います。  行政改革については、我が党...全文を見る
○後藤(祐)委員 正確な数でなくても結構です。何十人ぐらいとか、そんなので結構です。百人ぐらいとか、三十人ぐらいとか、五百人ぐらいとかで結構です。
○後藤(祐)委員 それが正解なんです。今秘書官からアドバイスがあってようやくわかったということがわかりました。つまり、このことをあらかじめ知っていれば、稲田大臣は最初からゼロと答えられるはずなんですよ。  これは非常に大事なところで、なぜかというと、行革担当大臣は内閣府なんです...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号
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○後藤(祐)委員 私は、ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につき、民主党・無所属クラブを代表して、民主党、みんなの党案に賛成の立場から討論を行います。  今回の公職選挙法改正によって、私たちの生活に欠かせない社会基盤の一つであるインターネットを、ようやく民...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○後藤(祐)分科員 民主党の後藤祐一でございます。  きょうは、まず、消費税の引き上げに際して、医療機関の負担が大変苦しくなるのではないかという問題から扱っていきたいと思います。  御存じのように、医療機関では、仕入れの段階では消費税を負担していて、それが必ずしも全て診療報酬...全文を見る
○後藤(祐)分科員 ぜひ不公平のない形で、特定の方が非常に負担が大きくなるようなことのないように、適正な転嫁を含めて対応していただけるよう御要望をしておきたいと思います。  続きまして、歯科医の待遇について、少しお願いというか申し上げたいと思うんです。  これまでも、歯科の診...全文を見る
○後藤(祐)分科員 ぜひ御配慮をお願いしたいと思います。  続きまして、ちょっとこれは各論になるんですけれども、今、私の地元で、さがみロボット特区というものが二月十五日に指定をされました、甘利大臣のところも含むんですが。  この中で、薬事法の改正についての御提案があって、例え...全文を見る
○後藤(祐)分科員 内閣府との交渉もあると思いますし、この提案をしている神奈川県を中心とした各自治体との関係でも、ぜひ、どうやれば実現するかという観点から、柔軟に考えていただければということをお願いしておきたいと思います。  それでは、ちょっと通告の順番とは逆になるかもしれませ...全文を見る
○後藤(祐)分科員 主体ごとの差がないのは今ので明らかになったんですが、子供ごとに幾らというものを単純に足し上げた額が支払われるという理解でよろしいんですか。そこがちょっとはっきり、よくわからなかったんですが。
○後藤(祐)分科員 それはちょっと事務方から聞いた説明と違うんですけれども、どの自治体にどれだけ給付するかというのは、例えば、山がちなところなんかは非常にお金がかかるとかいろいろあるので、そこはいろいろな裁量があると思うんですけれども、一旦自治体に行った後、その自治体の中で、その...全文を見る
○後藤(祐)分科員 そうしますと、子ども・子育て法二十七条一項で、まず原則として、子供ごとに保護者に給付するという原則があって、それを施設に対してまとめてお渡しすることもできるという法体系そのものが崩れる話になると思うんですけれども、大臣の方がむしろ御理解されているようなので、ち...全文を見る
○後藤(祐)分科員 ちょっとここは事前にクリアな説明を聞いていたんですが、これはやや違うんじゃないかなと思うんですけれども、今後、ちょっとまたそこは確認していきたいと思います。  社会福祉法人、学校法人以外の方がやられる場合に、認可基準として、経済的基礎、社会的信望、社会福祉事...全文を見る
○後藤(祐)分科員 今おっしゃった暴力団とか風俗営業とかというのは、欠格事由の方に本来書くべきだと思うんですよ。ネガティブリストなり、しかも、すごく例外的なケースですから。  この社会的信望というのを、まさにこれは、私は地方にどんどん任せていっていいと思うんですけれども、悪くす...全文を見る
○後藤(祐)分科員 大きなものを経営する場合と、そういう小さい単位でやる場合は、やはり求められるものが違うと思いますので、そこは柔軟に、柔軟にというか、余り裁量を逆に地方に与え過ぎちゃうと、変に運用されるリスクがあるので、そこは、こういう保育ママみたいなときはこれだけにしてくださ...全文を見る
○後藤(祐)分科員 事務方に伺ったところ、医療費ですとか介護費ですとか、そういったものはわかるんですね、ある程度。ただ、それに伴ってというところになると、どこまで入れるのかというところで、多分いろいろあると思うんです。きちっとしたものがないようなことをおっしゃっておられましたので...全文を見る
○後藤(祐)分科員 ぜひ、そういう負担の重い方に手厚くなるような制度設計をお願いしたいと思います。  その財源なんですけれども、これは消費税五から八、一〇と上がったときの五%分のうちの一%分を使うということになるんだと思います。これを複数税率にする、しないという話がございますけ...全文を見る
○後藤(祐)分科員 四%、一%が、またゼロから、戻ってしまうということになると大変がっかりしてしまうんですが、三党で合意してきたものについては、ぜひ積み上げで、早目に答えを出していただきたいと思いますし、その一%分の使い方については、これは分配政策ですから、大変苦しい方がより苦し...全文を見る
○後藤(祐)分科員 箱の話と、あと、やはり働いている方の話があると思うんです。  最後に、もう時間ですので、介護で働く方々の給与改善、これについてもお願いをしたいと思います。  介護職員の処遇改善交付金で、一万五千円プラスになりました。その後は報酬改定で、そこでやっていたわけ...全文を見る
○後藤(祐)分科員 ぜひ、その御覚悟で実際の改善を実現していただくようお願い申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○後藤(祐)分科員 民主党の後藤祐一でございます。  本日は、消費税、TPP、有害鳥獣、都市農業といったことについて中心に聞いていきたいと思います。  まず、消費税の税率アップが予定されている中で、農産物との関係についてお伺いしたいと思っておりますが、そもそも、今、農産物価格...全文を見る
○後藤(祐)分科員 ぜひ、しっかり取り組んでいただけるようお願いいたします。  続きまして、TPPについてお伺いします。  私は、TPPについてはもう二年前から、米の関税ゼロですとかこういったことは認めてはならない、必ずこれだけは国益を守らなきゃいけないということを、立法府、...全文を見る
○後藤(祐)分科員 我々議会としては、甘い交渉結果になった場合には批准しないこともあり得るということを強く心に持ちながら、交渉については見守ってまいりたいと思いますので、ぜひ強い交渉をしていただくよう期待をしたいと思います。  それでは、続きまして、先ほど牧島議員からも話があり...全文を見る
○後藤(祐)分科員 むしろ、農家の、人間がおりの中に入っているというのが私のところの実態だったりするものですから、猿が本当に来るところはそのぐらいまでやらないと防げないものですから、ぜひ柔軟に対応いただきたいと思います。  それと、議員立法で鳥獣被害防止特別措置法の改正案という...全文を見る
○後藤(祐)分科員 生産緑地は確かに守られている面があって、有効に機能していると思うんですけれども、それ以外の、特に市街化区域内の農地のあり方については、今、政務官から総合的に検討してまいるということでございますので、ぜひ、国土交通省と農林水産省の共同で審議会を設置するといった検...全文を見る
○後藤(祐)分科員 ぜひ積極的に、現場ベースでは昔に比べると相当意見交換されているようでございますので、あとは政治の決断だと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  それでは、続きまして、都市農業の中で、実は、本音ベースで一番大きいのは相続税の問題だというふうに言われ...全文を見る
○後藤(祐)分科員 力強い答弁をいただきました。  相続税の納税猶予制度というのは、実は、二十四年度から山林についても新しく制度がつくられたところでございます。これは民主党政権下で検討の結果つくったものでございますが、適用例がまだ実は一件しかないということを農水省の事務方からは...全文を見る
○後藤(祐)分科員 ここは党派を超えて、大変ありがたいお言葉もいただきましたので、副大臣はこの分野の、本当にずっとやってこられた方だと伺っておりますので、ぜひ、だんだんでいいと思うんですね、急にというのはなかなか難しいと思いますので、一点突破、それを少しずつ拡大していくという形で...全文を見る
○後藤(祐)分科員 実際に土地収用の対象となっている特養、老健、デイサービスは、かなり認めやすいそうなんですね。そこがやはり相当ラインがあって、今言った条件を認めるか認めないかというところが、かなり優先していただけるそうなんですが、そこにサービスつき高齢者住宅は入っていないんです...全文を見る
○後藤(祐)分科員 これは総合的な体系の中でやっていくものだと思いますので、政治家であれば皆さんお聞きになっていると思いますけれども、特養ホームは、何百人待ちで入れない、安いけれども入れない。民間の老人ホームは、入れるけれどもべらぼうに高くて入れない。どっちもだめじゃないかという...全文を見る
○後藤(祐)分科員 見せかけのというのは確かに余りよろしくないでしょうから、ある一定のラインというのは必要だと思うんですね。ですが、きちんと基準をつくった上で柔軟に対応していくということをぜひお願いしたいと思います。  まさにこれについても、国土交通省と農水省が協力して進めてい...全文を見る
○後藤(祐)分科員 都市農業への強い決意を大臣からいただきました。ありがとうございました。  それでは、これで質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月24日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○後藤(祐)委員 ただいま議題となりました両修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律案に対する修正案の趣旨について申し上げます。  第一に、この法律の目的として、行政運営の...全文を見る
○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  この「本部は」というところを「本部長は」というふうに変えた趣旨でございますけれども、今委員がおっしゃったような、府省横断的な計画の作成ですとか経費の見積もりの方針の作成なんかをするときに、本部というものが政府提案のとおり委任の下になって...全文を見る
○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  歳入庁については、現段階のこのマイナンバー法案においてどう扱うかということについてはともかく、本年の四月十六日に、我々民主党は、歳入庁の設置による内国税並びに労働保険料及び年金保険料等の徴収に関する業務の効率化等の推進に関する法律案、い...全文を見る
○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  当初の条文案、政府案に入っていなかったという理由は、必ずしもつまびらかではございませんけれども、これについて少し事務当局に確認をさせていただきました。  要は、最終的に閣議決定して国会に提出された条文の前に、最初の案というのがあったそ...全文を見る
04月26日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  本日は、お忙しい中、総理、御出席いただきまして、ありがとうございます。  この番号制度については、ちょっと歴史を振り返りますと、総理の奉じておられました佐藤栄作総理のころに、各省庁統一個人コード連絡研究会議というものが設営さ...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ、その指揮監督の中に、今申し上げたような具体的なあり方で進めていただきたいと思いますけれども、これについては、また午後にも同僚議員の審議がございますので、その中でも触れていっていただきたいと思います。  二十八条四項に本部長の勧告権というものが新たに加わり...全文を見る
○後藤(祐)委員 この勧告権というのは、さまざまな分野で、あるいは内閣府設置法において定められておるんですが、なかなかこれがうまく機能していないという気もしますので、ぜひ、このITについては積極的に活用をしていただくようお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、今度は行政...全文を見る
○後藤(祐)委員 はっきりとした答弁、本当にありがとうございます。  今の答弁は、これから行政機関全体でIT投資をしていく上で大変重要な御答弁だと思いますので、これは党派性、関係ありません。ぜひ、山本大臣も、それぞれきょう皆さん来ていただいておりますけれども、全行政機関を督励し...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  当然、これは相当仮定を置いてしか計算できないものだと思いますし、時間をかけて実現していくというのはそのとおりだと思います。  また、先ほど総理から明快な答弁をいただきましたように、これから予算をかけてシステム投資を決定していく前には...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ、予算要求の前に、その定量的な、人員の分も含めた効果を各省に出すことをまさに説明責任として課していく、そんな進め方をしていただきたいことを要望しておきたいと思います。  さて、時間が少なくなりましたので。  IT投資の前に、要は行政運営の効率化ですとか国...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ、IT投資の前に、今総理がおっしゃられた、事前にこういった改善を行うことを徹底していただきたいと思いますが、その一つの例として、歳入庁について最後にお伺いしたいと思います。  マイナンバー制度の導入によって、税ですとか厚生労働省関係の雇用保険料、年金、こう...全文を見る
○後藤(祐)委員 このマイナンバー制度と歳入庁は密接不可分だというふうに考えておりますので、ぜひ設置の方向で御検討いただきたいと思います。  時間が来たので終わりますが、仕事のやり方を変えることが大前提なんだと。特に、きょう、ちょっと質問できませんでしたが、情報公開法を改正する...全文を見る
○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  結論から言いますと、委員おっしゃるとおりだと思います。  今回、政府原案では入っていなかった行政運営の効率化と公正な給付と負担の確保がはっきりと規定されたことの意義は大きいというふうに考えております。  それと、修正された後の条文、...全文を見る
○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  歳入庁を創設することのメリットとしては、税や社会保険料に関して、大きく三つメリットがあると考えております。  一つ目は、申告、届け出等の受付窓口の一元化、金額算定ベースの共通化等を通じた国民へのサービス向上や事業者の納付に係る業務負担...全文を見る
05月09日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  九十六条改正の是非というのは、あくまで主権者である国民の立場から考えるべきだというふうに私は考えます。もう少し言いますと、国民が求める憲法というものをどうやって実現するかという観点から、九十六条はどうあるべきかということを考え...全文を見る
05月17日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  ちょっと質問事項が多いので、まず、短く終わるものから順にやっていきたいと思います。  ちょっと通告の順番と違ってしまうかもしれませんが、まず、この法案に関連するところから先にやりたいと思います。  民間資金等活用事業推進機...全文を見る
○後藤(祐)委員 その対応でやっていただきたいと思います。  一つ懸念されるのは、この機構がリスクをとることによって、金融機関の債権のリスクを減らすために機構に登場していただくというような使い方にならないかということを懸念しております。もちろん銀行の融資も大事ですから、機構が乗...全文を見る
○後藤(祐)委員 メザニンにせよエクイティーにせよ、弁済のときには銀行よりも優先順位が当然下がるわけですから、今、銀行救済のための機関ではないというお言葉がありましたので、ぜひそのような方向で運用していただきたいと思います。  これに関連して、これはちょっと甘利大臣にお伺いした...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ、そういった配慮をされた上での人事を期待したいと思いますし、天下りはしないということを明言されたことも評価させていただきたいと思います。  それでは、コンセッションの方の話に移りたいと思います。  コンセッションの設定については、この一つ前のPFI法改正...全文を見る
○後藤(祐)委員 今の御検討を含めて、料金徴収も含めた包括的なコンセッションは可能になる、あるいは今可能なのか、そのどっちなのか、いま一つ、今のではわからないんですが、これについて、もう少しはっきりした答弁をお願いしたいと思います。できれば松下政務官にお願いしたいんですが、よろし...全文を見る
○後藤(祐)委員 もう一度繰り返しますが、それは、料金徴収を含めた包括的なコンセッションが可能と考えてよろしいですか。  そして、今、下水道部長から、公権力の行使ですとかいろいろな負担の、幾つかの懸念事項、解決すべき課題みたいなものも示されましたが、これも今後のこのアクションプ...全文を見る
○後藤(祐)委員 使用料の徴収も含めたコンセッションが可能であるという答弁ですね。  ただ、その使用料をどうするか。例えば、コンセッションで民間に任せたら不当に上がってしまった、それは許されないでしょうから、それは市議会の関係ですとかいろいろあると思いますので、そこの課題の解決...全文を見る
○後藤(祐)委員 それだと困ってしまうんですが、アクションプランはこの五月末から六月上旬にかけてでき上がって、かつ、骨太アクションプランをしっかりやっていく、それが三本目の矢の、しかも中心の課題になっていくものだと私は理解しておりますし、このアクションプランの中で今のものが位置づ...全文を見る
○後藤(祐)委員 こういった形で内閣府がぜひ主導性を発揮して、国土交通省を私は評価しているんです、下水道が真面目に御検討いただいたからこの話は進んできていると思いますので、ぜひうまく協力をお互いにしていただきながら進めていっていただきたいと思います。  続きまして、上水道でござ...全文を見る
○後藤(祐)委員 料金徴収も含めた包括的なものが可能ということでよろしいですか。もう一度お願いします。
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  これは今まで必ずしも明らかになっていなかった部分だと思いますので、大変はっきりとお答えいただいたことはありがたいと思います。  ところが、なかなかそこは進んできていない部分があると思うんです。これについては、なぜゆえに進まないのかと...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひよろしくお願いいたします。  これらは包括的に五月七日の経済財政諮問会議で議論になったと思いますが、配付資料の後ろの方に、先ほどの表の次のページから諮問会議の資料が始まるんですが、その三ページの(四)というところにPFIについて書かれていて、そこには「コン...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ、甘利大臣のリーダーシップでそこは進めていただきたいと思います。  あと、各論としてもう一つあるのは道路でございます。  道路については具体的な話が愛知県で提案されて、特区で対応という形になってきておりますが、ただ、この道路については若干いろいろ検討が残...全文を見る
○後藤(祐)委員 これはボールが返ってきている状況だと思うんですね。  例えば料金については、今までの価格よりもコンセッションになったら上がったというと、なかなか地元の理解は得られないと思うんですよ。ただ、料金は今までどおり維持する、だけれども、いろいろ経営改善をしてコストを削...全文を見る
○後藤(祐)委員 これは、愛知県ですらできなかったら、多分その先なかなかうまくいかないと思いますので、ぜひ、ここも内閣府のリーダーシップと、ここで言えることと言えないこと、いろいろ今交渉中のことがあるでしょうから、そこはとにかく案件をまとめるという形でやっていただきたいと思います...全文を見る
○後藤(祐)委員 甘利大臣のその考え方で社会資本のあり方そのものの哲学をきちんと正式に決めていただきたいと思うんですね。  というのは、社会資本についての根本理念みたいなものというのは実はどこにも書いてないような気がするんです。あえて言うならば、国交省の社会資本に関連する部分だ...全文を見る
○後藤(祐)委員 国交省が中心にはなると思うんですけれども、国交省以外にも社会資本はたくさんございます。先ほどの上水道ももちろんそうです。なので、これは政府全体で、ぜひ内閣府が中心となって、もうこれは出ているわけですから、新しくつくることから賢く使うことへという理念のもと、何とか...全文を見る
○後藤(祐)委員 これは、結局、PFIを選んだ方がお金をたくさんもらえるよというような仕組みにしないと機能しないと思うんです。  例えば、先ほど下水道の話がありましたけれども、下水道を市町村はつくりたいわけですね。そのときに、国交省からお金をもらわないとできません。今、それは社...全文を見る
○後藤(祐)委員 PFIの方にインセンティブをつけるという意味では今のは非常に重要な答弁だと思いますが、ぜひ具体的な予算制度の中で組み立てていってほしいと思います。  それと、もう最後になりますが、そのもうちょっと前段階として、イコールフッティング、PFIだと損しちゃうというよ...全文を見る
○後藤(祐)委員 時間が来たので終わりますが、今の答弁も非常に大事な答弁だと思います。アクションプランの中でぜひ具体化していただくようお願い申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
05月21日第183回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○衆議院議員(後藤祐一君) 提案者の一人であります後藤祐一でございます。  元々の政府案においては、負担の軽減そして国民の利便性の向上、これが含まれていたわけでございますけれども、今委員がおっしゃられました行政分野におけるより公正な給付と負担の確保については、行政運営の効率化と...全文を見る
○衆議院議員(後藤祐一君) IT基本法の三十一条では、今委員おっしゃったような資料の提出については本部が協力を求めるということはできるようにされていますけれども、本部というと聞こえはいいんですが、要するに各府省大臣の集合体でありまして、本部が本部の一員に対して要求するということに...全文を見る
05月22日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○後藤(祐)委員 ただいま議題になりました総合特別区域法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  第一に、指定地方公共団体は、国際戦略総合特別区域計画に、構造改革特別区域法に規定する特定事業、規制の特例措置の内容等を記...全文を見る
○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  先ほど提案させていただきました、構造改革特区で認められた特例については総合特区でも自動的に認めるという条項を加えるべきということについては、ぜひ、各会派の御協力をいただいて、修正の方向で御議論いただければというふうに思っており...全文を見る
○後藤(祐)委員 さっき、私のしごと館が今回加わる話は、ほかのところでやってもいいんじゃないかという御議論がありましたけれども、ああいったものはいいと思うんですよ。先ほど、ややへ理屈な答弁がありましたけれども、トータルでお金が出ていくのが減るんだからいいじゃないかということに反対...全文を見る
○後藤(祐)委員 せっかく谷復興副大臣が来ておられますので、同じ質問をちょっとしたいと思いますが、そのためだけに法律を出すというよりは、復興特区法をどこか見直すときに渡りをつける条文を一つ加えるというのは、割かし現実的に可能なことじゃないかなと思うんですけれども、御見解をいただき...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ御検討いただきたいと思うんですね。  例えば、さっきどぶろく特区の話がありましたけれども、今回の被災地の近くというのは、どぶろく特区をとっているところが多いんですね。もともと遠野が手を挙げて有名になったわけですけれども、被災される前からどぶろく特区だったと...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ、タスクフォース方式でも結構ですから、せっかく、寺田副大臣、全国版規制改革担当の副大臣としてお越しいただいていますけれども、うまくそこはやっていただいて、名刺を二枚持っていることにすればいいと思うんですよね。いかがですか。
○後藤(祐)委員 例えば副大臣をそろえるとか、政務の方の人事のやり方というのもあるんじゃないかなと思います。大臣はなかなか難しいかもしれませんが、例えば新藤大臣が規制改革と同時に地域活性化統合事務局も見るとか、そうすると、いろいろなことがやりやすくなるんじゃないかなという気がしま...全文を見る
○後藤(祐)委員 非常に早くやっていたのは実は構造改革特区の初期のころですから、総合特区の方ではないんですけれども、我が政権のときにも遅かったのは事実だと思います。  目安としてという御答弁をいただきましたけれども、今出ている三次指定案件を臨時国会で出すというところから逆算して...全文を見る
○後藤(祐)委員 医療法がまとまらない場合に総合特区法でどうかという御質問なんですが、幸い、総合特区法は内閣委員会でございますので、一番忙しい厚生労働委員会にかける必要はございませんので、しかも、先ほどの新藤大臣の目安ということからすれば、今、二月十五日に指定した三次指定の案件が...全文を見る
○後藤(祐)委員 こういう答弁では困ってしまうわけでありまして、いかがですか、医療法が出なかった場合で結構です。もうこれは内容的には合意しているんです、答弁しているとおり。  新藤大臣、秋の臨時国会で今の二つの案件、医療法が出ない場合は総合特区法で対応すべきだと思いませんか。
○後藤(祐)委員 関西イノベーション特区の関係者、この中にも、西村副大臣もそうだと思いますし谷副大臣もそうだと思いますので、兵庫もたしか対象でございますから、これはもう内容は終わっていますから、ぜひ、これは一番簡単な政治のリーダーシップだと思いますので、しっかりやっていただきたい...全文を見る
○後藤(祐)委員 それぞれのお酒の特性によって多少状況が違うのはわかるんですが、全部、完全一律ではないということかもしれませんが、ちょっと極端に違い過ぎるので、そこを踏まえた見直しというのをぜひお願いしたいと思います。  竹内政務官と谷副大臣はこれで終わりだと思いますので、もし...全文を見る
○後藤(祐)委員 前向きな答弁、ありがとうございます。  秋葉副大臣はお忙しいと伺っておりますので、もしあれでしたら、こちらで結構でございます。ありがとうございます。ぜひ前向きな審査をよろしくお願いいたします。  もう一つ、農水省の関係で、稲津政務官にもお越しいただいておりま...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  本省では非常に真面目にやっておられるんですが、現場に行くとなかなかそうでなかったりする場合があるものですから、ぜひその方向でよろしくお願いいたします。  稲津政務官も、もしお忙しいようでしたら、これで終わりでございますので結構でござ...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ、鳥の目とアリの目と両方持って、個別具体的なところもきちっと、全部は無理ですけれども、厳しい目で見ながら前向きに進めていっていただきたいと思います。  それで、国家戦略特区の話も聞きたかったんですが、ちょっと時間がかかっておりますので、先ほど皆さんもお聞き...全文を見る
○後藤(祐)委員 このことが確認されたのは初めてでありまして、実はすごい大事なことだと思います。  規制改革は、派手なことを打ち出すことも大事だし、プライオリティーをつけることも大事なんですが、山のようにたくさんある細かいことを一つ一つ着実に前に進めることもまた大事ですので、ぜ...全文を見る
○後藤(祐)委員 それと別途、五月二日の規制改革会議で示されたものとして、規制改革実施計画というものを六月につくることになっていますよね。これはどちらかというと、今の自公政権になって規制改革会議が発足してから、ことしの六月までに取り組んだ規制改革対象案件のうち、各省と合意に至った...全文を見る
○後藤(祐)委員 取りまとめて公表するだけだとピンどめにならないんですね。それは閣議決定していただけませんか。
○後藤(祐)委員 別の形式でもいいんですが、膨大な方のものも閣議決定していただけませんか。別途でも結構ですから。
○後藤(祐)委員 そこが緩いと思うんですよね。前に進めるためには、ここまでは進んだということを一個一個定期的に決めていく場をつくらないと、各省ずる抜けになっちゃいますよ。  規制改革の会議の場が、何年に一回かガラポンでかわるわけですよ。そうすると今までの約束はチャラだねというよ...全文を見る
○後藤(祐)委員 それは骨太方針で明らかにされますか、あるいは何か別の形で、閣議決定なりなんなりされますか。
○後藤(祐)委員 我々の政権のときには、子ども手当、全額ではなかったですが、倍ぐらいにふやして、三十五人学級をやるだとか高校無償化をやるですとか、やりました。それをかなりの程度自公政権で引き継いでいただいていることには、その部分については敬意を表したいと思うんですけれども、我々は...全文を見る
○後藤(祐)委員 中期財政フレームを担当し、かつ、国土強靱化を担当しちゃうのは非常にかわいそうだなと思いますけれども、要求官庁と調整官庁は余り一緒にやらない方がいいと思いますよ。あれもこれもということは国際的に誤解を生むのではないかと思いますので、ぜひ、西村副大臣の厳しい財政に対...全文を見る
○後藤(祐)委員 いや、全く御理解しません。これは法律上の義務を果たしていないので、法律違反ですから。  そして、この本部はことしの七月十日で切れてしまいます。この国会中に、せめて幹部人事に関する法律だけでも、これは出さないということでよろしいですか。あるいは、出さない可能性が...全文を見る
○後藤(祐)委員 はい。これについて、最後、御質問したいと思います。
○後藤(祐)委員 期限到来後に議論をするというのは、大変、立法府に対して失礼な態度だということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
05月23日第183回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○衆議院議員(後藤祐一君) 確かに長い条文でございますけれども、元々の政府案にございました効率的な運営の管理及び利用並びに他の行政事務を処理する者との間における迅速な情報の授受という部分は、必ずしもこの修正後の行政運営の効率化の全てではないと考えます。  政府案の方の今の長い情...全文を見る
○衆議院議員(後藤祐一君) 委員おっしゃるとおり、これによって完全に公正な給付と負担というものが実現するわけではないということは先ほど伊東政務官の方からもお話がございましたけれども、そのとおりでございまして、この「より」という言葉を加えたのは、このマイナンバーの導入によって、行政...全文を見る
○衆議院議員(後藤祐一君) そう考えていただいて結構だと思いますし、三条の方の元々の政府案では、「行政運営の効率化を図り、もって国民の利便性の向上に資すること。」となっていて、これですと、国民の利便性の向上につながらないような行政運営の効率化が除外されてしまうわけでございます。こ...全文を見る
○衆議院議員(後藤祐一君) これは、三条一項一号と三条二項を比べてみると分かりやすいんですが、基本理念の三条一項一号の方は、これは「行政事務の処理において、」ということで、主に行政機関の中の議論として、行政運営の効率化と国民の利便性の向上は両方大事だということを規定したわけでござ...全文を見る
05月24日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  今般、政府から提出された法案の中に、酒税に関する特例というものが原案であったわけでございますけれども、これはもともと構造改革特区で認められている事例でございました。  この話を伺ったときに、実は、ほかの事例でもそういうことがあるのでは...全文を見る
○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  これまでの狭いメニューから、かなりメニューが広がるわけでございますので、総合特区に指定されたところ、あるいはこれから指定を目指すエリアもあると思いますけれども、そのときに、今度新たに加わった構造改革特区のメニューを、一覧を見て、ああ、こ...全文を見る
○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  確かに、構造改革特区の提案の件数ですとか実現した数ですとかというものは、年々減少傾向にあるというのは事実でございますが、毎回、着実に提案も出てきてはいるわけでございます。  総合特区と構造改革特区は、もともと目的がやや違うところがあっ...全文を見る
05月31日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○後藤(祐)委員 本日は、公務員制度を中心にお伺いをしてまいりたいと思います。  五月の二十四日に稲田大臣は、今後の公務員制度改革の在り方に関する意見交換会の「中間整理に当たって」という文書を発出されておられます。  この中で、こういう言い方をするのはちょっと、大臣の前で不適...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうしますと、逆に、この国会では、その結果を踏まえた法案は何も出てこないという理解でよろしいんでしょうか。  また、七月十日で本部は期限が切れてしまいますけれども、これを延長する法案も含めて国家公務員制度関連の法案はこの国会では出てこないということでよろしいん...全文を見る
○後藤(祐)委員 本部の期限は切れてしまいますが、お手元の配付資料の二枚目から基本法の条文が載っておりますけれども、この中の四条で規定されている改革の実施及び目標時期、この施行後五年以内というのも切れてしまいます。施行後三年以内というのはもう既に切れておりますが、この期限が切れて...全文を見る
○後藤(祐)委員 政府が法案を出して立法府で滞っている分には今のでいいんですが、今政府が球を握っている状態なので、今の答弁は若干、後半については疑義を覚えますが、いずれにせよ、四条は引き続き有効であるということは確認されたと理解します。  そうしますと、この四条に書いてある「次...全文を見る
○後藤(祐)委員 ちょっと厳密な議論をしたいんですが、今四つ宿題が残っていると答弁がありましたが、残りの、国家戦略スタッフ、政務スタッフの設置と官民人事交流の推進、これも引き続き宿題になっているという理解でよろしいでしょうか。
○後藤(祐)委員 以上の答弁で網羅的に宿題が明らかになりましたが、意見交換会の中間整理というもので示された意見というのは、もうこの基本法で決まって、方向性も明らかになっていることをさらにさかのぼって、そもそも論をしているような意見が多いんですね。  今の意見交換会で行われている...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうすると、基本法の方向性を変える可能性があるということですか。それとも、ないということですか。
○後藤(祐)委員 プラスアルファはいいんですよ。基本法に書いていないことをいろいろ検討するのは、どうぞやられたらいいと思うんですが、基本法に書いてあることは、これはきちっと具体化していただきたいと思います。  そうしますと、自律的労使関係とその他の制度の関係ということが議論にな...全文を見る
○後藤(祐)委員 そのはずなんですね。  というのは、まだ、今、稲田大臣の検討体制においては自律的労使関係についての結論は出ていないという理解でいいかと思うんですけれども、その中で甘利法案の精査を進めるというふうにおっしゃっているということは、今の甘利大臣の答弁が前提だというふ...全文を見る
○後藤(祐)委員 そこを急がないと間に合わないんですよ。一カ月後に出す全体像というものの中で、十二条の便益及び費用を含む全体像を国民に提示するおつもりですか。
○後藤(祐)委員 国民にとっての費用とは何かということがそこで重要な議論になるんですが、二十三年四月五日に国家公務員制度改革推進本部決定された、「「全体像」について」というもの、これは今でも有効だと私は理解しておりますけれども、交渉に係るコストと交渉不調の場合の調整コスト、つまり...全文を見る
○後藤(祐)委員 七・八%給与特例での引き下げ、これをやったプロセスの中で、労使の協議というのが一体どういうものであって、どういうコストがかかるのかということは、実はもう実証されているんです。そのときに一体どれだけのコストがかかったのかということをきっちり分析してください。それで...全文を見る
06月11日第183回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○衆議院議員(後藤祐一君) ただいま議題となりました総合特別区域法の一部を改正する法律案の衆議院における修正部分につきまして、御説明申し上げます。  第一に、指定地方公共団体は、国際戦略総合特別区域計画に、構造改革特別区域法に規定する特定事業、規制の特例措置の内容等を記載するこ...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第3号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  先ほどの長島議員の質問にありました情報提供のところに関して、その続きをまずやりたいと思います。  先ほど官房長官は、資料提供をさせることができるかということについて、できる、あるいは、できると信じているというお話でございまし...全文を見る
○後藤(祐)委員 これはぜひこれからも議論を続けていきたいと思いますが、もう一点問題があるんですね。  今の六条二項の主語は、「会議は、」となっております。この会議というのは、各省の大臣、行政機関の長そのものが会議のメンバーなんです。  例えば、そういうことはないとは思います...全文を見る
○後藤(祐)委員 そういう、想定外のことは起きないというような言い方はもうやめましょう。ぜひ、想定外のことが起きるということを前提に、逃れられない規定を法律で役所に課すのが立法府の役目ですから、そこは、善意を信じるというやり方は、やはりやるべきではないと思います。  今は結構で...全文を見る
○後藤(祐)委員 もちろん、それを禁じる必要はないんですが、誰が実質決定権者か、どこに権力があるか、それを役所は見ますから、余りそれをやってしまうと、NSCをつくった意味がどんどんなくなっていくんですね。  そこの覚悟が今の御答弁ですと余り感じられない気がしましたので、そういう...全文を見る
○後藤(祐)委員 上がってきているかどうかは、実はわからないんですね。特定秘密が何であるのかわからないのと同じように、各省の中で隠されている情報は官邸といえどもわからないんですよ。ぜひそれを機能させていただきたいというふうに思います。  この法案の中で国家安全保障担当の総理補佐...全文を見る
○後藤(祐)委員 次に、NSCの所掌事務についてですが、今お配りした資料、A3の大きい方の資料ですが、これは、第一次安倍政権のときの旧NSC法案と今回出ている法案が現行法とどういう対応関係になっているか、その所掌事務を比べたものです。  この三分の二左側のところが、要するに、文...全文を見る
○後藤(祐)委員 先ほど長島委員からも、形式としては大事だけれども、実質としては本当に意味があるんだろうかというような、文民統制としての会議のあり方がありました。そういったことを改めていくためにも、ぜひ、必要的、義務的なかける事項というのは絞り込むべきだというふうに考えます。 ...全文を見る
○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  先ほどの続きをちょっと二つほどやりたいんですが、先ほど挙げましたA3の資料で、新NSC法案の第二条一項八号、国防に関する重要事項というのは全てNSCにかけなきゃいけなくなるということになりますが、これについて、防衛大臣に伺いた...全文を見る
○後藤(祐)委員 現行の規定ではそういうふうに規定しているから問題ないんですが、そういう修飾語は書いていないので、国防に関する重要事項に当たるかどうかの解釈権限は防衛大臣にないんです。NSC側、官邸側にあるわけです。今言ったような、勝手に防衛大臣が決められないと思いますよ。  ...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうであれば、今の条文の方がいいわけです。  もう一つ確認したいと思います。  先ほど、総理補佐官の権限がない、そのような中で、新しくつくられる担当の総理補佐官が一体どうやって仕事をするのかというお話をさせていただきましたが、きちっと権限を持ってサポートする...全文を見る
○後藤(祐)委員 官房長官もお忙しいと思うんです、今も記者会見に行かれて。官房副長官もお忙しいと思うんです。余りに忙しくさせて自分で考える時間を与えないというのが役所の作戦なんです、私も役所にいたからわかりますけれども。  そして、そういうお忙しい人が本当に大事な人なんですよ。...全文を見る
○後藤(祐)委員 官房長官がきのう言ったことに対する答弁なので、官房長官にお聞きしたいんですが、政府調達に限らず、安全保障例外というのは結構議論があるんですよ。本当にそんな、やって、除いちゃっていいんですか。  もう一つあります。例えば、輸出の禁止に関しての規定というのがあって...全文を見る
○後藤(祐)委員 もう一度確認します。  今後の通商交渉全てにおいて、特定秘密に該当しないということでよろしいですか。
○後藤(祐)委員 非常に重要な答弁だと記録させていただきました。  特定秘密を狭く解するということは、私は賛成でございますので、それをはっきりさせるというのはいいことだと思います。これは、今後、特定秘密の定義をしていく上で一つの大きなメルクマールになっていくと思いますので、この...全文を見る
○後藤(祐)委員 今お配りの資料、A4の方の一枚開いた外務省という資料、審査基準というところの下に今言ったことが書いてあります。  では、せめて外務省と同じレベルでほかの省はやるべきではないかと思うんです。外務省というのは、ほかの国との関係がありますから、実は情報公開という意味...全文を見る
○後藤(祐)委員 結果として、どの程度公開されているか。同じように公開されているんでしょうか。もしわからなかったら、総務省の部分だけでも結構です。通告しています。
○後藤(祐)委員 質問に答えておりません。実際に公開されているのはどの程度あるんでしょうか。ポツダム宣言のものまで出しているんです、外務省は。
○後藤(祐)委員 どの程度公開されているかは、後で資料を請求したいと思います。  実は、ルールも違うんです。今お配りの資料の、中開きの左と右を比べていただきたいんです。公文書管理法に基づく外務省の規定が左、ほかの省庁が右でありますが、よく見ていただきたいんです。  これは、ほ...全文を見る
○後藤(祐)委員 結果としてどれだけ出ているかを見なきゃいけないと思いますが、ちょっと時間が来ておりますので、防衛秘密の話に行きたいと思います。  先日、二〇〇七年から二〇一一年までの五年間に約五万五千四百件の防衛秘密が指定され、その間に三万四千三百件の防衛秘密、これはその五年...全文を見る
○後藤(祐)委員 本当に大量廃棄がなかったか、調べてください。その調査をすることをお約束ください。
○後藤(祐)委員 調査をしないということですか。
○後藤(祐)委員 調査をしないということであります。  防衛秘密は全て特定秘密に移ってしまうんです。特定秘密になると、公文書管理法の適用になる、情報公開法だって適用になる、時がたてば公開されるかもしれない。そんな面倒くさい体系に入ってしまう前に、今は公文書管理法の適用除外である...全文を見る
○後藤(祐)委員 防衛省は、今度、特定秘密の体系に移ると行政文書ファイル管理簿というものをつくらなきゃいけなくなります。これは、公文書管理法上、つくらなきゃいけなくなります。ほかの役所はそこまでが義務なんですが、その下に一個一個こういう文書があるというリストは各省はつくっておりま...全文を見る
○後藤(祐)委員 大臣はそれを見てください。公開しなくてもいいです。その簿冊と、それぞれのファイルの中に入っている個別文書が何であるか、それをまず大臣は手に入れてください。そして、時間をかけてで結構ですから、その文書の中でどれが廃棄されたか調べてください。
○後藤(祐)委員 そんなのは指示すればいいんですよ。大臣が、やれと指示すればいいだけですよ。大臣自身がやれなんて言いませんよ。  それをきちっとやらせたのが、配付資料の一枚目の、最初にやったのは岡田さん、玄葉さんが改正したんですけれども、文書を公開しようとするにはどういうルール...全文を見る
11月01日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第5号
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○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  今、議事録の話がせっかく出ましたので、その続きから始めたいと思います。  きのうの柳澤協二参考人も、「その情報の中には、当然、国の安全上、秘匿すべきものが含まれているわけでありますから、そうすると、それを理由にして、その政策...全文を見る
○後藤(祐)委員 行政文書としては存在しませんが、個人メモとしても存在しないかどうかを確認していただけませんか。
○後藤(祐)委員 個人メモとしても存在しないかどうかを確認していただくよう、理事会で協議していただけないでしょうか。
○後藤(祐)委員 個人メモとしても本当に議事録が存在しない場合、例えば防衛大臣と外務大臣が意見が違うことを闘わせたとします。そのときに、言った言わないとか、そういった議論に後ほどなることがあり得ます。  検証するときに、外には出せないけれども実はこういう議論があったという記録を...全文を見る
○後藤(祐)委員 私は、今の話は公表するしないの話に移ってしまっていますけれども、今言っているのはそうではないんです。議事録を残すか残さないかという話で、行政執務上、後で、確かにこのとき防衛大臣が言っていたことの方が正しかったなとか、ああ、このときのこの発言がやはり情報収集におい...全文を見る
○後藤(祐)委員 答弁としてはわかるんですが、やはりこれは、立法府としてこの問題をどう考えるかということをぜひ与党の皆様方もお考えいただきたいんです。  つまり、議事録を作成することの是非、そしてそれを公開することの是非、これについては、行政府側に任せておくと、どうしてもネガテ...全文を見る
○後藤(祐)委員 役人答弁は全く必要ありませんので、官房長官、お答えください。  そういうことが起こらないと政治家として判断されておられるわけです、官房長官として。であれば、起こらないと自信を持たれるのであれば、先ほど申し上げたような、行わなければならないという規定にしても何ら...全文を見る
○後藤(祐)委員 前段は、政治家としての発言として非常に、官房長官としての発言でももちろんありますが、さすが菅さんという、立派な政治家のお言葉だと受けとめさせていただきます。  この前段と後段の違いはなぜかというと、各省協議をしなきゃいけないんです。つまり、この法案というのは、...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  ただ、この資料をよく見ると、変わっているんです。  例えば、十三の「漁獲割り当てに関する交渉」というのは、その上の「社会保障に関する交渉」に比べて狭くありませんか。つまり、漁業に関する交渉は全て特定秘密を含まないのか。あるいは、十六...全文を見る
○後藤(祐)委員 つまり、含まれ得るということですね。そのように受けとめました。  これから特定秘密の基準を有識者の意見を聞いてつくっていくことになりますが、今のあたりに境目があるということを、ぜひこれからの法案の審議に生かしていきたいと思います。  次に、NSCの所掌事務に...全文を見る
○後藤(祐)委員 非常にアバウトな、曖昧な答弁なんですが、法制局長官、きょう来ていただいておりますが、これは法制上の言葉として、現行法の解釈を伺いたいと思います。  現行法の安全保障会議設置法二条の解釈として、ここの八号、「内閣総理大臣が必要と認める国防に関する重要事項」という...全文を見る
○後藤(祐)委員 差分があるということでございました。  そうしますと、新しく今回出しているNSC法案の八号に言う、裸で出ている「国防に関する重要事項」というのは、どちらに一致するんでしょうか。
○後藤(祐)委員 法制局長官に聞けるものなら。これは閣議決定しておりますので、法制局長官に伺いたいと思います。
○後藤(祐)委員 そういうことを聞いているわけじゃなくて、純粋にこの八号の言葉の解釈を聞いておるんです。先ほど、差があるとおっしゃいましたので、今度の法案の八号の「国防に関する重要事項」は一体どっちなんですかということだけを聞いております。作用部分は聞いておりません。もう一度、答...全文を見る
○後藤(祐)委員 その実質は、政権がかわってほかの党が総理をやった場合には、変わる可能性があると言ってよろしいですか。
○後藤(祐)委員 だからこそ、新しい法案の八号には「総理大臣が必要と認める」という修飾をつけた方がいいと思うんです。それをつけて実質的意味内容が変わりますか。
○後藤(祐)委員 答弁になっていません。今出している、修飾がついていない形と修飾をつけた形で意味が変わりますかと聞いております。(発言する者あり)
○後藤(祐)委員 一応、閣議決定して通していますから、プライドがあって認められないということなんですが、これは政治家として立法府で議論している場でございますから、実質的に意味内容が変わらないのであれば変える必要はないと思うんですね。  この内閣総理大臣が必要と認める国防に関する...全文を見る
11月05日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第6号
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○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  現行の安全保障会議設置法では、武力攻撃事態等への対処、自衛隊の活動、国防及び重大緊急事態への対処に関する重要事項は、内閣総理大臣が必要と認めるものについて会議に諮らなければならないとされております。  この点、政府の改正案では、この「...全文を見る
○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  政府案では、NSCが議事録を作成することについては何ら規定もございません。現行の安全保障会議においても作成されていないと伺っております。ただ、今度設置されるNSCの審議内容というのは、機微に触れる情報が多く含まれるということは理解いたし...全文を見る
○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  我々は、今、情報公開法の改正案も提出しておりますし、オープンガバメント、国民の知る権利の保障、そして、事後的に公開されるという中で緊張感を持って政策を運営してほしいということはこの法律においても大事だということで、特に党内の議論の中で、...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第7号
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○後藤(祐)委員 お答え申し上げます。  大島委員おっしゃるように、総理官邸の権限が強まるということであれば、その分、説明責任も大きくなるというのが我々の考え方でございます。  その意味で、このNSCの議事録というものは残すべきだということで修正案を提出させていただきましたが...全文を見る
11月07日第185回国会 衆議院 本会議 第8号
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○後藤祐一君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案及び民主党、自民党、公明党、日本維新の会提出の修正案に対し、ともに賛成の立場から討論を行います。(拍手)  民主党は、近年の我が国をめぐる安全保障環境...全文を見る
○後藤祐一君 お答え申し上げます。  情報公開法改正案と憲法の基本原理の関係についてのお尋ねがございました。  情報公開法一条の目的規定と憲法の基本原理との関係については、現行規定においては、国民主権にのっとりとされておりますが、今回の改正案では、憲法の基本原理との関係を明確...全文を見る
11月08日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第9号
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○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  まず、先ほど温かいお言葉をいただいたことに改めて感謝を申し上げたいと思います。  今の、国の安全、公共の安全等に関する不開示情報の規定は、大変特殊性が高いということから、「おそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当の理由がある情...全文を見る
11月12日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第11号
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○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  現行の情報公開法の実際の運用においては、単に第五条の各号の条文を引用して、○○のおそれのある情報が記録されているためとだけ記載されていたり、あるいは、文書不存在という理由として、単に不存在とだけ書いてあって、物理的に紙がないのか、あるい...全文を見る
○後藤(祐)委員 今度は、特定秘密保護法案についてお伺いしたいと思います。  問題が多いのでさっといきたいと思いますが、まず、この法律の第一条に「目的」が掲げられておりますが、大臣、ぜひちょっと一条を見てください。この一条には、国際情勢の複雑化に伴い情報の重要性が増大するという...全文を見る
○後藤(祐)委員 二つだと理解しましたが、情報漏えいの是非については後ほどまた議論をしたいと思います。  それで、自民党のQアンドAの中でこのような記述がございます。「万が一、在アルジェリア邦人に対するテロ事件のような事件が将来発生した場合に、外国の関係機関等から我が国に対し、...全文を見る
○後藤(祐)委員 アルジェリアのケースで本当にそうだったんですか。
○後藤(祐)委員 アルジェリアの件について言うと、NSC法案の当委員会での審議で、参考人で来ていただきました宮家邦彦参考人からこのような発言がありました。  アルジェリアというのは、フランスの植民地だったこともあって、フランス語が結構通じまして、そして、英語は全く使えないわけで...全文を見る
○後藤(祐)委員 自民党のQアンドAには、将来のことが書いてあるんですよ。こう書いてあるんです。「万が一、在アルジェリア邦人に対するテロ事件のような事件が将来発生した場合に、」と書いてあるんです。  将来、アルジェリアで同じような事件が起きた場合、どうですか。
○後藤(祐)委員 では、今のような事案、あるいは別の事案でもいいでしょう、現行の日本の秘密保護体制ではなかなかそういう情報は出せないけれども、今回の特定秘密保護法案が通った後であれば出せるというような、具体的な提案がどこかの国からあるんですか。
○後藤(祐)委員 ということは、この特定秘密保護法案があろうがなかろうが同じだということじゃないんですか。
○後藤(祐)委員 秘密保護の必要性は私は全くそのとおりだと思うんですが、現行の体制で秘密保護体制が不足である、だから、特定秘密保護法制のようなものをつくっていただけないと情報を出せないと具体的に言われている事実はないという理解でよろしいですか。
○後藤(祐)委員 では、防衛大臣にお聞きします。  今、情報保護協定というものがございます。日本は、アメリカ、NATO、フランス、オーストラリアと結んでおりますけれども、これは、例えばアメリカであれば、日米情報保護協定第六条において、自国の国内法令に従って、秘密軍事情報について...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうしますと、現行法制度、少なくとも防衛秘密に関しては、今の体制で少なくとも情報保護協定上は全く十分であって、特定秘密保護法は必要ないと考えてよろしいですか。
○後藤(祐)委員 情報漏えいの問題と、各省との、ほかの行政機関との共有の問題はちょっと別としまして、ほかの国との関係においては今の法制度で問題ないという理解でよろしいですか。もう一度答弁をお願いします。
○後藤(祐)委員 なぜあり得べきかがよくわかりませんが、以上明らかなように、海外から情報を入手しやすくする、あるいは情報共有をしやすくするという観点からは、必要性について具体的な根拠は示せなかったと理解しますが、それでよろしいですか、森大臣。
○後藤(祐)委員 もう一度確認しますが、情報漏えいの話はこれからやります、情報漏えいは別として、海外との情報共有の観点からは必要性を説明できないという理解でよろしいですか。
○後藤(祐)委員 要するに、情報漏えいのところの話しか根拠がないということがよくわかりました。  私は、外国との情報共有は大事だと思うんです。外国との情報共有のためにこの法律を出してきたと理解していたんですが、残念ながら、情報の漏えいを防ぐという、ただそれだけの目的のために出し...全文を見る
○後藤(祐)委員 今の体制で、漏えい防止上不足な部分があるかどうかだけを聞いております。
○後藤(祐)委員 さらにという言葉はよくわかりませんが、今の状況で何か不足なんですか。少なくとも情報保護協定上は問題ないという答弁が先ほどありましたが、何が今不足なんですか。不足だとするならば、今、漏えい防止の観点から、防衛省は不十分な体制をとっているということですか。
○後藤(祐)委員 今でも十分だという答弁をいただきました。大変重大な答弁だと思います。  ちなみに、本当に、今でも十分だけれども、さらに十分にしたいということであれば、自衛隊法を改正すればいいんじゃないですか。
○後藤(祐)委員 五年が十年になると何が万全になるんでしょうか。  例えば、平成十二年、ボガチョンコフ事件では懲役十月、平成二十年、中国潜水艦の動向に係る情報漏えい事案では不起訴処分、ともに懲戒免職にはなっておりますけれども、刑罰としては五年なんてなったものは少なくとも最近はな...全文を見る
○後藤(祐)委員 具体的に述べてください。自衛隊法の話です。
○後藤(祐)委員 具体的な根拠は示せないことがわかりました。  むしろ、抑制効果は、私は国家公務員を十三年やっておりましたけれども、懲戒の方が効果があるんですよ。実際、先ほどの事案では懲戒免職になっているわけです。  つまり、そこまで深刻な漏えい事案でないような軽微な漏えい事...全文を見る
○後藤(祐)委員 そちらに飛んだので、では、これは通告しておりますが、二〇〇〇年以降、情報漏えいを理由とする懲戒処分が何件あったか、お答えください、森大臣。通告しています。
○後藤(祐)委員 それを多いと見るか少ないと見るかはあれですが、軽微な事案であっても懲戒処分をきちんとするということは、ぜひ検討されたらいいと思いますし、法制度を変えなくても、そういったところの運用をきちんとするだけで、漏えい抑止効果を発揮することは簡単にできるんです。  ただ...全文を見る
○後藤(祐)委員 ばらばらなんですか。このカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針は共通なんじゃないんですか。少なくとも、これと矛盾しないような同じ形で各省はルールをつくっているはずであって、その内容はばらばらなんですか。
○後藤(祐)委員 どの部分が違うんですか。
○後藤(祐)委員 持ち合わせていないのに、何でばらばらだと言えるんですか。
○後藤(祐)委員 形式としては各省でつくっているのは、そのとおりです。でも、その内容がばらばらであるかどうかを確認しないまま、ばらばらと言っているということですか。  要するに、位置づけがそれぞれであるということ以上の意味ではないということですか。
○後藤(祐)委員 具体的な内容においてどう違うかをわかりやすく示した資料を理事会に提出いただくよう、お取り計らいをお願い申し上げます。
○後藤(祐)委員 そうしますと、ばらばらなのはよくないというのは、今のところは位置づけがばらばらだということですが、この法律でそれを一つにするということに意味があるということですか、大臣。
○後藤(祐)委員 そうしましたら、MDA秘密保護法はなぜ別にしているんでしょうか。
○後藤(祐)委員 理由がよくわかりません。  森大臣に聞きます。  一つにすることに意味があるという答弁がありました。なぜ特定秘密の中にMDAを入れないんですか。アメリカからそのような要請があるとしても、特定秘密は、より立派な体系にするためにやっているんだとさっき説明がありま...全文を見る
○後藤(祐)委員 では、先ほどの情報保護協定に係るようなものですとか、あるいはほかの防衛秘密は、今おっしゃったような面は全く当たらないんですか。
○後藤(祐)委員 そうしたら、防衛にかかわらない、日米間の外交に関する機密に関してはいかがですか。では、それは別体系にすべきなんじゃないですか、森大臣。
○後藤(祐)委員 何を言っているかよくわかりませんが。  MDAを別にした理由は、防衛大臣、恐らくこういうことじゃないですか。  MDAは、現行法でも相当厳しい、防衛秘密に比べても厳しい規制なんですね、これは随分昔にできたものだからというのもあるんですけれども。今回、特定秘密...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうしたら、特定秘密に全部まとめて入れたらいいじゃないですか。(発言する者あり)
○後藤(祐)委員 防衛大臣が与党席から言われたとおり答弁するようでは、本当に大変心配になるわけでございますけれども。  森大臣、今の秘密保護法制で、実際に本当に困っているところを教えてほしいんですよ。それを国民は知りたいんですよ。私は、情報は漏えいされると困ると思うし、先ほどち...全文を見る
○後藤(祐)委員 全く必要性を国民が理解できるような説明はなかったと思いますが、そもそも、二〇〇〇年以降、主な情報漏えい事案、五件あったと政府の資料ではありますけれども、実刑は、二〇〇〇年のボガチョンコフ事件、自衛隊法違反、懲役十月、それを最後になくて、最高でも懲役十カ月。そのう...全文を見る
○後藤(祐)委員 先ほど述べた五件、そこに書いてある五件以外にありますかということを聞いています。これは通告しています。
○後藤(祐)委員 つまり、五件しか有罪はないということなんですよ、二〇〇〇年以降。これを多いと見るか少ないと見るかはありますけれども、少なくとも、最大でも実刑十カ月。これを十年にするというのは一体どういう意味があるのか、これも国民はよく聞いてみたいところであります。  ちなみに...全文を見る
○後藤(祐)委員 網羅的に調べていただく時間は確かになかったかもしれませんが、諸外国の漏えい状況に比べて、日本の漏えい状況が非常に悪いということなんでしょうか。先ほど、有罪になった事案は二〇〇〇年以降五件しかないという答弁がございましたが、ほかの国に比べてこれは多いという理解です...全文を見る
○後藤(祐)委員 ほかの国に比べて多いという認識ですか。それとも、それほど多くない、大体同じ、あるいは少ないという理解ですか。
○後藤(祐)委員 ほかの国では十年だから、あるいはほかの国の制度に大体横並びで合わせるんだということは、一つの根拠として示しておられました。逆にそれしか根拠はないと私は理解しておりますが、では、ほかの国でどの程度情報漏えいが起きているかも把握せず、五件しか有罪案件はないということ...全文を見る
○後藤(祐)委員 私には理解いただけないとおっしゃいましたが、その説明では国民が理解できないんですよ。この法律の必要性を私は確認したいと思って今までの質問をしているんです。その質問に対して具体的な根拠を全く述べられない。これでは、国民に理解してもらおうといっても無理ですよ。  ...全文を見る
○後藤(祐)委員 それについては、平成二十三年七月一日、情報保全システムに関する有識者会議というところでもうかなり詰めた議論がされているんです。報告書が出ているんです。  しかも、現行制度でもかなりやっているんです。当然こういったことは現行でもやっているし、こういう物的管理は別...全文を見る
○後藤(祐)委員 クリアランスのところが主にだと思いますが、カウンターインテリジェンス機能に関する基本方針に基づいて各省でやっている秘密保護体制、これが法的に根拠がないがゆえに問題が発生したことが具体的にございますか。
○後藤(祐)委員 それは法的根拠に基づくか法的根拠に基づかないかの答弁では全くないので、その差分を言ってください。法的根拠がないがゆえに問題になった事案がありますか、具体的に。
○後藤(祐)委員 大臣、答弁の勉強しているんですか。今の質問、私は通告しているんです。  事務方に聞きます。これは通告していますし、実は答弁は簡単なんです。つまり、現行のカウンターインテリジェンスに関する基本方針に基づく各省における秘密保護体制が、何か具体的に問題になったことが...全文を見る
○後藤(祐)委員 実は、これについては、我々は与党のときに検討会の報告書というのをつくっていて、現行の体制で若干欠けている部分があるということは既に我々は分析しているんです。  それは、まず、民間の業者に対して防衛省なんかから委託している場合があります。その民間人に対する調査権...全文を見る
○後藤(祐)委員 民間委託業者のところは民間人ですが、先ほどの公私の団体に対する調査権限は、公務員についてももちろん該当しますよ。公務員に対するクリアランスチェックをするときに、例えばその配偶者について調査をする、あるいは本人でもいいです、信用調査機関に対して、この人、お金どれだ...全文を見る
○後藤(祐)委員 残り五分になりました。  先日の十月三十日の本委員会では、通商交渉については全て特定秘密に該当しないという岡田副大臣の答弁がありましたが、ワッセナー・アレンジメントというのがございます。これは昔で言うココムですけれども、通常兵器及び関連汎用品・技術の輸出管理に...全文を見る
○後藤(祐)委員 ワッセナー・アレンジメントは、経済産業省で通商の一環として議論しています。私は、前回、十月三十日のときに、輸出の管理ということをあえて含めて質問しております。  今、曖昧な答弁がありました。森大臣、ワッセナー・アレンジメントは、通商交渉の一環として輸出管理を規...全文を見る
○後藤(祐)委員 岡田副大臣、わかりますか。
○後藤(祐)委員 岡田副大臣は、前回、通商交渉は入らないと言いましたが、今の答弁に修正するということですか、岡田副大臣。
○後藤(祐)委員 それは、ワッセナー・アレンジメントが通商交渉に入らないと言っているんですか。それとも、入った上で言っているんですか。どちらですか。
○後藤(祐)委員 後ほど、ワッセナー・アレンジメントに関する交渉が通商交渉に含まれるのかどうか、そして、その上で、ワッセナー・アレンジメントに関する交渉が特定秘密の対象になり得るのかどうかを、明確に、文書で当委員会に提出いただくようお願い申し上げます。  委員長、お取り計らいを...全文を見る
○後藤(祐)委員 残りちょっとになりました。  森大臣は、十一月八日の本委員会で、報道機関のオフィス等にガサ入れが入ることはないと答弁しましたけれども、きのうの委員会では、谷垣法務大臣が、あくまで具体的な事例に即して検察において判断すべきもので、法務大臣として一概に申し上げるこ...全文を見る
○後藤(祐)委員 時間が来たので終わりますが、それは森大臣だって本当は言っちゃいけないんですよ、個別のことについては。  最後、この特定秘密保護法案は、今の国会で成立させるべきだというのは、きょうの毎日新聞の世論調査によれば、八%しかいない。今の国会にこだわらず慎重に審議すべき...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○後藤(祐)委員 後藤祐一でございます。  まず、総論というか経済政策全般論から、その後、この法案の話に入っていきたいと思います。  三本目の矢というのは、法律で言うと、この国家戦略特区法案と産業競争力強化法案、この二つだけだと今の時点では理解してよろしいでしょうか、甘利大臣...全文を見る
○後藤(祐)委員 全国版の規制緩和、規制改革というのは、この国会で、先ほどの電事法なんかはそういう面があると思うんですけれども、これは稲田大臣が担当だと思うんですが、いま一つスピードが遅いと思うんですね。  これは、前の通常国会でも、全国版の規制改革はどうなっているんですかとい...全文を見る
○後藤(祐)委員 新藤大臣はこの国家戦略特区法案で頑張っておられる。経産委員会もやっていますよね。先ほどの産業競争力強化法案を今頑張っておられる。甘利大臣はTPPを頑張っておられる。稲田大臣、ちょっと、仕事が足りないんじゃないですか。しっかりやってください。  それで、先ほどの...全文を見る
○後藤(祐)委員 大変政治的に貴重な答弁をいただきましたが、行政改革、規制改革担当の内閣府の担当大臣は、当選回数の多い、各省、抵抗する大臣に対して、より回数の多い、力のある大臣を迎えないと機能しないという答弁をいただきましたが、そのような御理解でよろしいですか。稲田大臣の答弁を求...全文を見る
○後藤(祐)委員 頑張ってください。  ですが、やはり、重い人には重い人で、構造改革特区をやったときには、鴻池さんがばしっとやったのでうまくいったとか、いろいろやはりあるんですね。ただ、当選回数主義は私も大嫌いです。三回で大臣になられて、大変立派なことだと思いますし、私は当選二...全文を見る
○後藤(祐)委員 通告している割には歯切れが悪いような気がしますが、ぜひ、これは長期的にも大事な話だと思いますので、御検討いただければなというふうに思います。  先ほどの企業実証特例制度の話は、要するに、内閣府の所掌事務を変えないでやると、結局、内閣法十二条の内閣官房の事務とい...全文を見る
○後藤(祐)委員 また、同じ番組で、引き続いて、稲田大臣が、今回出している国家公務員制度改革法案について、ベストの法案に仕上がっていると思いますというふうに発言されておられます。  でも、今回出している法案は、この後、国家戦略特区法案の後にやるんでしょうけれども、人事院の関与と...全文を見る
○後藤(祐)委員 政治主導性の観点だけからいえば、甘利先生が出された法案の方がより政治主導性が強いと私は考えますが、甘利大臣、どう考えますか。
○後藤(祐)委員 公務員法の話は後ほど幾らでも時間があると思うので。ただ、きょうは甘利大臣が来られているということが非常に大事だと思いますので、御確認をさせていただきました。  稲田大臣、公務員制度改革法案、出すのが遅いです。追い越されちゃったじゃないですか、国家戦略特区法案に...全文を見る
○後藤(祐)委員 通常国会に出していれば、通常国会で少し審議をして継続審議か何かにしてあれば、国家戦略特区法案より先に、内閣委員会、あいていたんですよ、この臨時国会、最初のうち、何回か。できたんですよ、国家公務員制度改革法案。稲田大臣の責任は大きいと思いますよ。どう考えますか、稲...全文を見る
○後藤(祐)委員 この責任は後でまた問うていきたいと思いますが、国家戦略特区法案に移ります。  まず一つ、条文上、やはり問題だという点を先にやりたいと思いますが、総合特区の法案、新藤大臣が前の通常国会でもその改正案をやっていただきましたが、そのときに、構造改革特区で認められた個...全文を見る
○後藤(祐)委員 新藤大臣らしからぬ、ごにょごにょした答弁ですが。  この「特区のイメージ」、緑と青と赤のもの、よくありますよね。「革新的な農業等の産業の実践拠点の形成」と。これの例示として古民家だとか農家レストランだとか、こういうのをやれますよというのが国家戦略特区の例になっ...全文を見る
○後藤(祐)委員 では、新藤大臣の見解を聞きたいと思います。
○後藤(祐)委員 今、総合特区で選ばれたところは、先ほど近藤議員の話にもありましたけれども、結構動いていて、これはいいじゃないのという話もあるんですよ。それで、また国家戦略特区という話が出てきた。総合特区で既に指定されている地域で、国家戦略特区もぜひやりたいと言っているところもた...全文を見る
○後藤(祐)委員 ここは、しつらえを変えちゃうと、それが面倒くさくなっちゃうんですよ。そこはうまく運用でやるようにしてほしいと思います。  ちなみに、この国家戦略特区で認められた個別の規制改革メニューは、その後、一定期間後、全国展開することを考えておられるんでしょうか。
○後藤(祐)委員 ぜひ、効果が上がったものは、恐らく各省が抵抗していたものの場合も大いにありますから、各省の抵抗の度合いの少ないものを展開するということではなくて、各省の抵抗の度合いは高いけれども効果が上がったものの全国展開をぜひしていただきたいと思いますが、もう一度、それについ...全文を見る
○後藤(祐)委員 力強い御答弁をいただきました。頑張ってください。  あと、この国家戦略特区で認められた個別の規制改革玉を、構造改革特区のメニューでも認めるべきではないかと思うんです。先ほど挙げた農業関係のものなんかは特にそうだと思うんですね。こういった古民家だとか、歴史的建造...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ構造改革特区の方へも移しかえをよろしくお願いします。  さて、この国家戦略特区を一体どういうところに指定していくのかということについて、一つ確認させていただきたいのは、この「国家戦略特区のイメージ」という、赤、青、緑のものがありますよね。全部やれとは言いま...全文を見る
○後藤(祐)委員 少し前向きな答弁がありましたが、必ずしもそうでない感じでしたが、特に、農業委員会と市町村の事務分担は、たしか兵庫県の養父というところが出しているもので、あそこ以外に幾つかあるんでしょうけれども、要は、関係者を調整するのが大変なようなものはやらないで、おいしい話だ...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうすると、例えば東京と神奈川全体なんだけれども、その中で一生懸命こういうのをやっているところが点在していて、そういったところが包括的に指定されるという、そんなようなイメージでしょうか。
○後藤(祐)委員 甘利大臣と私は同じ神奈川県でございますので、済みません、特定の地名はともかく、一般論として受けとめさせていただきました。  総合特区とこの国家戦略特区の比較において、残念なのは、税がまだついていないという話と、お金がついていないんですよ、特区推進調整費が。構造...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうすると、総合特区の方がやはりパワフル特区ということになっちゃいますよね。何でつけなかったんでしょうかね。  あと、スキームも、基本方針を策定して、区域ごとに会議体を設置して、特例措置の提案が後からもできて。ほとんど同じなんですよ、スキームも。若干、各地域ご...全文を見る
○後藤(祐)委員 ちっとも根本的に違わなくて、この国家戦略特区の個別のアイデアは、実は八月十二日から九月十一日までの間に二百四十二団体から百九十七件の応募があって、それをワーキングで絞り込んで、各省協議を経てこのメニューができています。同じです、総合特区のときと。  実際、これ...全文を見る
○後藤(祐)委員 時間が来たので終わりますが、三十七条の、構造改革特区の個別玉、これを自動的に認める条文修正については、ぜひ御検討いただきたい。そして、各党も、ぜひこれは御検討をいただきたいということを申し上げて、終わりにしたいと思います。  ありがとうございました。
11月13日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第2号
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○衆議院議員(後藤祐一君) ただいま議題となりました安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案の衆議院における修正部分につきまして、御説明申し上げます。  まず、諮問事項についてであります。  国家安全保障会議に諮ることとされている事項のうち、武力攻撃事態等及び周辺事態への対...全文を見る
○衆議院議員(後藤祐一君) まず一点目の諮問事項を修正した理由でございますけれども、現行の安全保障会議設置法では、武力攻撃事態等への対処、自衛隊の活動、国防及び重大緊急事態への対処、こういった重要事項というのは内閣総理大臣が必要と認めるものについて会議に諮らなければならないとされ...全文を見る
○衆議院議員(後藤祐一君) 大変失礼しました。大事な方を忘れていました。  資料提供の協力義務の明確化でございますけれども、政府の原案ですと、会議、つまりNSCという会議体が関係行政機関の長に対して資料提供等の要求ができるという規定になっておりましたけれども、この政府の案ですと...全文を見る
11月14日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第13号
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○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  今の情報公開法の五条二号ロ、任意提供情報を不開示情報とする規定ということに該当する場合というのは、多くの場合、同時に、同じ五条二号のイ、公にすることで法人等の正当な利益を害するおそれがある場合に該当したり、あるいは五条六号、公にすること...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  現行の、国の安全や公共の安全等に関する不開示情報というのは、これはなかなか、その行政機関でないと専門的な判断がしにくいということから、そのおそれがあると行政機関の長が認めることについて相当な理由があるかどうかという形で、一枚、行政機関の...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  今の五条五号は、「不当に国民の間に混乱を生じさせるおそれ」という部分は我々の案では削除するんですが、「公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ」だとか、あるいは「特定の者に不当に利益を与え若し...全文を見る
○後藤(祐)委員 民主党の後藤祐一でございます。  おとといの質疑で、この法案がなぜ必要なのか、つまり、今の制度設計の中で不十分な部分はどこであるのか、逆に、この法律が施行されたらその不十分な部分はきちんとよくなるのか、これについて、具体的な答弁がほとんど示されませんでした。 ...全文を見る
○後藤(祐)委員 具体的論拠として示されたのは、既に前回、私がした答弁のところであります、クリアランスを法的根拠を持たせる形にすると、民間人に対して調査がきちんとできる、そして、信用調査機関など公私の団体に対して調査ができる、ここの部分は法律に格上げする意味があるんです。これは私...全文を見る
○後藤(祐)委員 ですから、諸外国並みの罰則にする必要性を具体的に聞いているんです。そこを示してください。
○後藤(祐)委員 同等のものについては、情報保護協定について、今の状態でも問題ないという答弁が前回ございました。  そして、今、ございますと答弁しましたけれども、本当に各国から、どこか海外の国から、保護法制が緩いから情報を出すことをちゅうちょしている場合がございますと言いました...全文を見る
○後藤(祐)委員 ございますの答弁がないので、そこは、後で、紙で資料を提出していただくよう。  そして、先ほどからの答弁には、何ら具体的根拠はありません。もう少し何かあるはずなんですよ。具体的な根拠、海外との情報共有の促進、情報漏えいの防止に関して、今まで具体的な根拠があると、...全文を見る
○後藤(祐)委員 それでは、各省がばらばらにやっているとおっしゃっておられる適正評価の話ですが、今お手元に、カウンターインテリジェンスの基本方針というものの下に設けられているガイドラインというものをお配りしております。これは各省でやっているクリアランスですね。どういう項目でチェッ...全文を見る
○後藤(祐)委員 そんなことを聞いていません。調査項目は各省どうなっているかを聞いているんです。これは明確に通告もしているし、それについて、今、何にも答えていません。  調査項目について、どうですか。
○後藤(祐)委員 特異な言動が入っていないのは、このガイドラインに比べて、今の特定秘密法案の項目に特異な言動が入っていないだけの話で、各省でやっている調査項目がこのガイドラインとどれほどずれているんですかということを、あなたが答弁するといって事務方から聞いていますよ、答弁してくだ...全文を見る
○後藤(祐)委員 どこが異なっているのかを聞いているんです。早く答えてくださいよ。
○後藤(祐)委員 そうすると、調査項目は各省同じだということですね。ほとんど同じだということですね。どこが違うんですか。
○後藤(祐)委員 調査項目と、実際調査対象になる人がどうなのかということを資料要求しています。それはちょっと提出してください。委員長、お取り計らいをお願いします。
○後藤(祐)委員 あともう一つ配っておるのは、パブコメの結果なんですね。九万件というパブコメ、九万四百八十件のうち、六万九千五百七十九件が反対、一万一千六百三十二件が賛成、その他が九千二百六十九件というものですが、この二枚以外に、この結果をまとめた資料は存在しないということでござ...全文を見る
○後藤(祐)委員 具体的にどんなものですか。
○後藤(祐)委員 これは、実は、今回の各範囲を網羅的に書いただけなんですよ。ところが、書いていないところがある。国会に関することはないんですね。国会に関する意見について読みましたか。
○後藤(祐)委員 では、読んでいないということですね。今、これだけ国会との関係について議論になっているんですよ。
○後藤(祐)委員 だからこそ、この二枚ではなくて、もう少し詳しいものが必要なんです。九万件をこんな二枚の十八項目にするのではなくて、もう少し……(発言する者あり)例えば国会について書いていないんですよ。どなたですか、今言った人は。もう少し詳しく書いた国民の意見というものをつくって...全文を見る
○後藤(祐)委員 大臣は国民の九万件の声をほとんど見ていないということがよくわかりました。そして、大臣は忙しいから九万件なんか見られない。だからこそ、もう少し詳しいものをちゃんとつくって届けろということなんですよ。これが今の政府の姿勢なんですよ。国民の声をどれだけ聞いているんです...全文を見る
○後藤(祐)委員 ちゃんと聞いてください。国会との関係について、政令で、例えば秘密会についての要件なんかを定めるのかどうか、わからないわけですよ、今の段階だと。政令で定めた要件に国会の秘密会の開き方が合致しているかどうかの判断は、一体、誰がするんですか。ちゃんと聞いていてください...全文を見る
○後藤(祐)委員 政令に合致しているかどうかは国会の判断でいいということですね。
○後藤(祐)委員 それはそれで大事ですが、これで終わりますが、まず、法案の必要性についての資料、クリアランス調査の比較表に関しての資料、パブリックコメントをもう少し詳しくまとめた資料、これらがなければ審議はこれ以上できないと思いますし、国会との関係は、きょうもたくさん議論がありま...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第16号
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○後藤(祐)議員 ただいま議題となりました特別安全保障秘密の適正な管理に関する法律案及び情報適正管理委員会設置法案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、民主党・無所属クラブ提出に係る五法律案の理念について御説明申し上げます。 ...全文を見る
11月20日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第5号
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○衆議院議員(後藤祐一君) お答え申し上げます。  NSCの会議の議事録を残しておくことは、二つ意味があると思います。一つは、すぐオープンにするわけではなくて、政府部内の方が果たしてあのときどういう議論がなされてこの決定に至ったんだろうかということを政府部内できちんと検証するよ...全文を見る
11月21日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第17号
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○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  まずもって、我が党が提出した法案に対し御質問をいただいたことに敬意を表したいと思います。  中谷先生の「右でも左でもない政治」、拝見させていただきました。この中にこういう言葉があります。「先入観を捨て、個人の自由な思考や発想に対し、寛...全文を見る
○後藤(祐)議員 現在、防衛秘密、特別防衛秘密以外のいわゆる特管秘、特別管理秘密については、カウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針、これに基づいて運用で行われておりますが、この運用の名前がまさに適格性確認という言葉が使われております。つまり、これは現行の制度の名前な...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  適格性確認に伴ってこの委員会に情報を提供するケースとしては、苦情の処理、この場合が考えられます。  つまり、行政機関の長が行った適格性確認に対して何らかの不満がある、おかしいと思った方が苦情を委員会に申し出るわけでございますが、このと...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  現行の各種委員会等の委員であっても、国会の同意人事なんかになっている委員については、例えば情報公開・個人情報保護審査会の委員は同意人事でございますが、秘密に関してインカメラ審理をすることができるわけでございます。つまり、適性評価、今の制...全文を見る
○後藤(祐)議員 当然、外交に関する情報ですとかテロに関する情報ですとか、いろいろな形でチェックすることになるわけですから、こういった情報に実際役所の中なんかで触れられていた経験のある方、こういった方が今OBになられて、やはりこういったことは秘密にすべきだけれども、こういったこと...全文を見る
○後藤(祐)議員 特別安全保障秘密を行政機関からこの委員会が提供を受けて、その提供を受けた情報を仮に漏らした場合は、これはもともとの秘密の保護の法案の罰則が適用されて、上限で三年以下の懲役ということになります。  この特別安全保障秘密以外の秘密、こういったものも取得することもあ...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  まず、知る権利の総論としての、憲法上認められているかどうかということとの関係において、この法律の中で位置づけることについての是非でございますが、まず、政府案の二十一条でも「国民の知る権利の保障に資する」という言葉が触れられているのは、私...全文を見る
○後藤(祐)議員 現行でも、申し合わせで、そういった場合はできるだけ開示するようにという申し合わせがあって、そのとおり運用されているんですが、そこの申し合わせで書いてあることをむしろ我々は条文の中できちんと書いたということなのでございます。  実際、性善説に立てば、その申し合わ...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  実際に、今、情報公開法の五条の不開示理由に当たるところが幾つか挙げられておりますけれども、例えば、その中で、行政機関の事業を行う上で非常に不適切になるような場合ですとか、安全保障上の問題があるですとか、五条の一号で言われるところの個人情...全文を見る
○後藤(祐)議員 二ついただきました。  まず、訴訟法との関係で、公開原則の御質問がございましたが、現行の民事訴訟法においても、口頭弁論の期日外で行われる訴訟上の手続については公開の要請がある意味で及んでいないとも考えられますけれども、この場合は、そういった非公開でやったことに...全文を見る
○後藤(祐)議員 先ほど中谷委員への答弁でも申し上げたとおり、国民の知る権利と秘密保護という極めて緊張関係にある二つの要請を満たすために、やはり、行政がややもすると秘密保護の方に傾きかねないものを立法府である政治家がチェックをするときに、政治家そのものが個別のものをチェックすると...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  この特定秘密保護法案の議論が始まったとき、やはり国民から、そしてマスコミでも一番懸念されたのは、知る権利、特に取材の自由が侵されるのではないかという点でございました。  この議論は、では、今、政府の法案では一体どの条文でその懸念がある...全文を見る
○後藤(祐)議員 まず、森大臣からの御答弁の中で、防衛省のことはこの法案では関係なくなっているではないかというお話がございましたが、適格性確認については防衛省が行うものについてもこの法案の対象となりますので、例えば、適格性確認、防衛省で行われたものがおかしい、苦情だといった場合に...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  政府の秘密情報を国会が見るといった場合、我々の案では、ある意味、三段階あるということなんだと思います。  まず、一番オープンなケースというのは、全議員が見られる。こういった委員会にオープンな形で示す、あるいは本会議で示す。これは、イン...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  行政府が持っている情報を立法府に提出いただくことについて、その条件を行政府がつけることはやはりおかしいのではないかということは、この委員会でも明らかになりました。先ほど森大臣の答弁にもあったと思います。  そこで、我々は、むしろ国会法...全文を見る
○後藤(祐)議員 先ほどの中谷理事の御質問のときにもありましたが、秘密の保護と知る権利というものの緊張関係をどうするか。行政の中にいる政治家以外の行政職員の方がどうしても秘密の方に偏りがちなところを、我々政治家が、行政府の中に入っている政治家も含めて、立法府たる政治家も含めて、で...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  幾つかあります。まずは、秘密指定をしてはいけない事項というものを禁止事項として、これは政府案には入っていないんですが、例えば政府が違法行為を隠す、あるいは不作為を隠す、こういったことをしてはなりませんよということを三条二項で定めておりま...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  この委員会設置法に基づいて、委員長一人、そして委員六人を国会が指名し、これに基づいて総理大臣が形式上任命をするということにさせていただいております。これによって、国会からの行政に対する、先ほどおっしゃったような行政の言いなりの方を委員に...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  我々は、今の体制できちんと秘密の保護がなされている部分については、必ずしも変更する必要はないと考えました。今の体制では不足している部分に限って新しい法案で対象にすべきと考えました。  今おっしゃった特定有害活動については、むしろ、我々...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  秘密を保護する上で、適格性確認は必要だと考えます。現行でも、カウンターインテリジェンスの機能強化に関する基本方針に基づいて、法律には基づいておりませんが、運用として行われております。そして、実際、今行われているものと同等のものをやってい...全文を見る
○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  委員会に御本人から苦情の申し出が来ました、それで、行政機関の長に対して誠実に対応してくださいということを言います。それで、実際にどういった対応をしましたかということを、行政機関の長が、申し出者と委員会に対して両方に報告をしていただく、こ...全文を見る
○後藤(祐)議員 まず、最初、五年が来ます。更新をします。それを五、五、五とやっていって、三十が来ます。そこまでは委員会の承認は必要ないんですが、三十年の段階で委員会の承認が必要となります。そこで、今度は、三十を超える新しい有効期間を設定するわけです。  それは別に五年に限らな...全文を見る
○後藤(祐)議員 これは、先ほどの大島委員のときにも御答弁申し上げましたが、大臣、防衛秘密は対象にならないんですが、適格性審査ですとか、この委員会は、防衛省のことに関しても適用されるんですね。ですから、そこはやや誤解があるようなので、ぜひ御理解を賜りたいというふうに思います。
11月25日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第18号
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○後藤(祐)委員 ただいま議題となりました特別安全保障秘密の適正な管理に関する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  第十一条における公益上の必要による特別安全保障秘密の提供について、原案の「提供することができる」...全文を見る
11月26日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第19号
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○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  委員が先ほど御指摘されたツワネ原則の中でも、原則三十一というのがございまして、国家が安全保障部門の組織を監視するための独立監視機関を設置していないならば、これを設置すべきであるとツワネ原則であります。  我々の今回提出している法案の中...全文を見る
11月29日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○後藤(祐)議員 お答え申し上げます。  民主党政権下では、この基本法十二条の趣旨を踏まえまして、平成二十三年四月五日に、国家公務員制度改革推進本部において、「国家公務員制度改革基本法等に基づく改革の「全体像」について」を決定、公表し、既に国民への提示という義務を果たさせていた...全文を見る
○後藤(祐)議員 先ほどお答えいたしましたが、これは基本法十二条に基づく義務だと考えております。  我々は、それに基づいて民主党政権のときに労働協約締結権を回復する法案を提出いたしましたが、残念ながらこれは廃案となっておりますので、自公政権になってからはこの義務が果たされていな...全文を見る
○後藤(祐)議員 多様な、しかも重要な意義があると考えております。  まず、権利の観点から申しますと、まず憲法二十八条の労働三権のうち労働協約締結権を回復する、これは、基本的人権を回復するという大変大きな意義があると考えますし、先ほども話がございましたILOの累次の勧告、報告と...全文を見る
○後藤(祐)委員 次に、質問者として質問をいたします。  一時間いただいておりますが、問題数が多いので、今与野党協議の最中でもございますので、ぜひ丁寧にお答えをいただきながら、実質的かつ簡潔な答弁をお願いしたいと思います。  十三日の内閣委員会で、甘利大臣が来られているときに...全文を見る
○後藤(祐)委員 ちょっと寂しいですね。憲法十五条、要は、国民が公務員を選定する、これは国会議員のことだと思うんです。地方議員がもちろんありますが、今、国会の方、国に関してだけ言いますと、国会議員を選挙で選ぶわけです。  ここの十五条で言う公務員とは、必ずしも国会議員だけではな...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうなんです、十五条は国会議員以外の公務員も入るんです。ですから、このことは、要するに、一般職も含めた公務員の究極の使用者は国民だということを示した条文だと思うんです。  直接国民は一般職の公務員の方を選べません。ですから、選挙があって、そして我々国会議員と大...全文を見る
○後藤(祐)委員 憲法と国家公務員法の関係はそこが肝なので、ぜひそこまで最初に御答弁いただきたかったと思います。  次に、国家公務員法の目的は一条一項に書いてあります。「国民に対し、公務の民主的且つ能率的な運営を保障すること」、これが目的なんですけれども、この民主的という言葉の...全文を見る
○後藤(祐)委員 今の中に公平と入ると、また人事院が入ってきて混乱するんですが。この民主的というのは、先ほどの憲法との関係において、国民が公務員の使用者である、そのために我々国会議員が立法府あるいは行政府に入る方も含めているんだという意味でよろしいですか。人事院を今の話の中に入れ...全文を見る
○後藤(祐)委員 わかりました。そういう思想でよろしいかと思います。  次に、今の国家公務員法の目的についての、一条一項の能率的とは何か、お答えください。
○後藤(祐)委員 ここがしっかりいろいろなものに位置づけられていないことが、後ほど議論する級別定数の議論ですとかということが、何のためにやっているのかというところがいま一つはっきりしない、混乱の原因になっていると思うんですね。  実は、自民党で公務員制度改革の議論が始まった二〇...全文を見る
○後藤(祐)委員 機動的に、迅速に人材配置ができるというのは非常に大事なことだと思いますが、今の人事院が級別定数を設定している状況では、それは実現できていないという現状があるという理解でよろしいでしょうか。
○後藤(祐)委員 そのような運用がなされれば本当に効果があると思いますし、この法案がそういうふうに運用されるように、ぜひ大臣に指揮命令していただきたいんですね。  ですが、今ちょっといろいろな含みのある答弁がありました。  まず、財務省は、今回の法案では、給与共済課の事務は移...全文を見る
○後藤(祐)委員 内閣人事局へ、機構・定員等、級別定数等、給与共済課の事務のどの程度が実質上移るかは非常に重要なところなんですが、大臣、今給与共済課が、さっき申し上げたような、何級何号俸に何人張りついていて、一年たつとこれだけになるという調査はします。この権限はなかなか今回移せな...全文を見る
○後藤(祐)委員 なぜこれを聞いたかというと、今、級別定数査定というのは、各省の秘書課を中心に人事院の給与二課に対して説明に行くわけです、七級をもう一個下さい、二つ下さいと。そのときに実際にやる仕事というのは、ここの課のこの係長のグレードを一個上げさせてくださいという個別の仕事に...全文を見る
○後藤(祐)委員 それは、枚数としての全体の級別定数についての答弁ではないですか。  一個一個のポストの級を決めるというのは、特定の個人の給与には直接影響しないんです。例えば、七級が二十五枚あるのを二十六枚にするとなると、そこに行ける人が一人ふえるわけですから、給与改善がある特...全文を見る
○後藤(祐)委員 これは歴史的答弁なんです。  人事院総裁、それでよろしいですか。
○後藤(祐)委員 今、人事院総裁が言った最後の、定数そのものにもあるという定数というのは、個別のポストの等級のことを言っているんですか。それとも、何枚という、二十五枚、そういった意味のどっちを指しているんでしょうか。もし前者であるとするならば、個別の給与の等級を何級にするかという...全文を見る
○後藤(祐)委員 明確に御答弁いただいていないんですが、特定のポストが例えば五級から六級になるということは、特定の個人の給与には影響しません。職務給を決めているのであって、特定の人の給料を決めているのではないんです。ですから、合計としての枚数が改善するとどなたかが少なくとも給与改...全文を見る
○後藤(祐)委員 これは先ほどの稲田大臣の答弁と完全に食い違うわけですが、これは、実は、ためにする議論をしているんじゃなくて、実務上すごく影響するんです。  というのは、先ほど言った級別定数の要求を各省からするときに、実は秘書課の大体ノンキャリアのエースと言われるような方がこの...全文を見る
○後藤(祐)委員 そこは答弁上、明確に食い違っているんです。  個別のポストの等級が幾つになるかということは、大臣、勤務条件そのものか、勤務条件に関連する側面があるは違いますから、そこを厳密にこれからの議論では分けてほしいんですけれども。  まず、級別定数全体の枚数については...全文を見る
○後藤(祐)委員 人事院総裁は違う御答弁でありました。これについての矛盾はどう説明されますか。
○後藤(祐)委員 先ほども申し上げましたが、あるポストが何級になるかということは、特定の個人を念頭に置いたものではないんです、職務給の原則なんです。  あるポストを何級にするかという議論と、そこに誰を当てはめるかという任用は完全に切り離されています。これでよろしいですか。国家公...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうしますと、今の、一つ前の答弁を訂正してください。個別のポストの等級を変えるということは誰かの勤務条件を変えるということではないという答弁でよろしいですか。修正してください。
○後藤(祐)委員 そこが先ほどの答弁と変わってきちゃうんですよ。  勤務条件に関連する側面があるのは枚数としての級別定数であって、個別のポストの等級は勤務条件に関連する側面はないということで先ほど答弁していませんでしたか。
○後藤(祐)委員 関連する側面もないということでよろしいですか。個別のポストの等級は勤務条件に関連する側面もないということでよろしいですか。
○後藤(祐)委員 ですから、枚数は勤務条件に関連する側面がありますが、特定のポストの等級が変わるということについては勤務条件に関連する側面はないという理解でよろしいですか。再度お尋ねします。
○後藤(祐)委員 これは歴史的な答弁です。ありがとうございました。  人事院総裁は先ほど明確に違う答弁でありましたが、この違いをどう考えますか。どちらが正しい答弁なのか、内閣法制局、きょうは残念ながら長官は来ておりませんが、内閣法制局の、今の議論を聞いた上での見解をお聞きしたい...全文を見る
○後藤(祐)委員 大臣の答弁と法制局の答弁が違います。  ちょっと時計をとめていただけますでしょうか。これは閣内不一致です。人事院総裁に対しては申し上げませんが、閣内不一致です。これについて、大臣の先ほどの答弁と明確に法制局は違いますが、時計はまあいいでしょう。これはどう捉えた...全文を見る
○後藤(祐)委員 明確に食い違っているんですが、後ほど書面で提出してください。  個別のポストの等級を設定することは、勤務条件に関連する、大臣、先ほどから、勤務条件そのものと勤務条件に関連する側面を明確に分けて答弁をお願いしたいんですが、個別のポストの等級を設定することは、勤務...全文を見る
○後藤(祐)委員 これは、ためにする議論ではなくて、実務に関連するからなんです。今のは書面を確認したいと思います。  いずれにせよ、先ほど大臣は、機動的、迅速な人材配置のためにこの級別定数の移管をしたんだということで、各省が級別定数要求をするときに、一個一個の仕事がこんなに重要...全文を見る
○後藤(祐)委員 それは何らかの、政府として、人事院も拘束するような決定文書で決定しないと、実際の運用では、現場の係長クラスになると、そうはいったって、七級を二十六枚にするか二十七枚にするかのときに、このポストがどれだけ大事かわからないと判断できないから説明に来いとなっちゃうんで...全文を見る
○後藤(祐)委員 今の稲田大臣に、私は、政治家としての稲田朋美を見ました。行政改革担当大臣は、そういう覚悟でやっていただきたいと思うんです。稲田大臣、今のは立派な答弁だと思います。  なかなか大変なことなんです。これは、ずっと、ずっと苦労してきたことなんですよ、本当に、本当に。...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ理事会でもそのようにお取り計らいいただきたいと思います。  こっちの方が実は大事なんです。意見を聞く、尊重するもそうなんですけれども、平先生、与野党協議のところではこの話が一つの大事なポイントになりますので、ぜひ御配慮をいただきたいと思います。  そこで...全文を見る
○後藤(祐)委員 その慎重という言葉の意味は、先ほどの枚数としての交渉を内閣人事局と人事院がするときに、勤務条件に関連する側面があると主張される人事院の意見の反映の度合いが大きくなるということなんでしょうか。先ほど議論した、個別のポストの話に入り込んでいく可能性が高くなるというこ...全文を見る
○後藤(祐)委員 仮に新しい体制になった後は、内閣人事局というのは強大な権限を持つことになるんです。機構・定員もそうですし、定数もそうですし、総人件費に関することを財政の観点からも考えなきゃいけない。当然これは勤務条件に関連する側面がありますから、労働組合の皆様方は、恐らく、今ま...全文を見る
○後藤(祐)委員 ただ、ここに尊重という言葉が入ると入らないで、結局、人事院が意見を言って、仮にそれが反映される度合いが高くなるんだとすれば、人事院はまた各省に対していろいろな質問をしたりといったことにつながりかねないので、やはりこれは削った方がいいと思うんです。一度閣議決定して...全文を見る
○後藤(祐)委員 これは与野党協議で引き続き議論したいと思いますが、その結果にぜひ従っていただきたいと思います。ただ、級別定数については、稲田大臣のしっかりした答弁があったことは評価したいと思います。  それでは、ちょっと長くなりましたが、次に行きます。  自律的労使関係でご...全文を見る
○後藤(祐)委員 そうしますと、まだ全体像は国民に提示されていないという理解でよろしいでしょうか。逆に言うと、まだ提示されていないわけですから、今後いろいろな意味で状況が変わった場合には、何年後かはともかく、この理解を得られる段階に至る可能性はあり得ると考えてよろしいでしょうか。
○後藤(祐)委員 実際、どういう制度でやった場合にはどういう費用と便益になるかという幾つか選択肢があって、それをもとに検討されるべきだと思うんですが、残念ながら、事務方から聞いている限りでは、そういった検討も今までされていないということですので、ぜひともこれから、例えばスト権まで...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  実際、今の段階で、締結権を付与する、付与しないというところの決断はなかなか難しいところがあると思うんですが、これは法律上の、少なくとも私がした答弁では、十二条の義務、つまり、全体像を国民に提示することは法律上の義務だと少なくとも我々は...全文を見る
○後藤(祐)委員 よくお考えの上での答弁になっているなと感じます。  ですから、きょう明らかになったことは、十二条で言う、全体像を国民に提示することは今の政権でも法律の義務であって、ただ、それを提示するには、国民の理解が得られるであろうという状況にならないと、なかなかその提示は...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  この旨は、ぜひ与野党協議の中でも、今の大臣の答弁を踏まえた対応をぜひ与党側にもお願いしたいと思います。  それでは、時間が少なくなってきましたが、定年延長について、基本法十条第三号では、雇用と年金の接続の重要性に留意して、定年を段階...全文を見る
○後藤(祐)委員 二十八年度までにその結論を出すということと、その検討に当たっては、これで非常に大きな影響を与えます職員団体との協議なども行っていただくということでよろしいでしょうか。
○後藤(祐)委員 さまざまなというところには、これは職員団体が一番影響を受けますので、ぜひちょっと、そこは入るという御答弁はいただきたいのと、二十八年度にではなくて、それまで時間がまだありますから、二十八年度までにということでよろしいでしょうか。
○後藤(祐)委員 二十八年度までに、職員団体も含めた関係する方々から意見を聞きながら、定年の段階的な六十五歳までの延長、そして再任用制度、これについての検討をして、必要な措置を講ずるという趣旨だと伺いました。よろしいですか。
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  ぜひ、与野党協議の中でもここは議論の対象になっておりますので、与党の皆様方には、今の答弁を踏まえた積極的な対応をお願いしたいと思います。  残る時間で、国家戦略スタッフ、政務スタッフについて聞きたいと思います。  政府案では、大臣...全文を見る
○後藤(祐)委員 ですが、総理大臣補佐官、六枚目は置けないんです。大臣補佐官、二枚目は置けないんです。しかも、政治任用的にはできないんです。特別職にすることには意味があるんです。いかがですか。今のお答えですと、今私が申し上げた選択肢はとれないことになりますが。  という上で、そ...全文を見る
○後藤(祐)委員 時間が来たので終わりますが、この点については与野党協議の中でもまた議論してまいりたいと思います。  きょうは、大臣は本当に積極的な答弁があったと思います。ありがとうございました。
12月04日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○後藤(祐)委員 今、お手元に合意書と言われる文書が配付されていると思いますが、昨日、自由民主党、公明党、民主党、三党の間で、この国家公務員法等の一部を改正する法律案についての合意を相ならせることができました。御努力いただいた西川筆頭理事、平先生、高木先生、そして我が党の近藤先生...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひ意見を聞きながら進めていっていただきたいと思います。  それでは、附帯決議の二の自律的労使関係についてでございますが、これはもうここに書いてあることそのものの確認になります。  ある意味で、基本法の宿題を果たすのが今回の法制度だという観点からすると、基本...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひとも、十二条の宿題はこれからも残っている、そしてそのプロセスも、今官房長官から御答弁いただきましたので、丁寧に進めていっていただきたいと思います。  それでは、ちょっと順番が前後しますが、その後ろの紙、四ページと書いてある「見解」という紙でございますけれど...全文を見る
○後藤(祐)委員 効果がある、期待したいということをお聞きしているんですね。このとおりなされた場合には、財務省としても、これがない場合とこの見解があった場合で比べた場合に、行政コストが肥大化という観点からすると、この見解どおりなされた方が肥大化しないということが期待されると見てよ...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございます。  では、同じ趣旨を、経済産業省の官房長からお願いします。
○後藤(祐)委員 明確な答弁をありがとうございます。  そうなんです。通常、制度官庁とユーザー官庁という言い方をします。人事院だとか内閣人事局はいわゆる制度官庁。経済産業省はこの立場では純粋なユーザー官庁ですね。財務省は実は両方の側面があるんですけれども。ユーザー官庁にとっての...全文を見る
○後藤(祐)委員 私は時々細かいところまで詰めますが、最後はまとめるつもりでいろいろ常にやっておりますので、今までのことは全てここに向けての伏線だったということで御理解をいただきたいと思います。  細かく決め切れないところは確かにあると思うんですが、懸念しているのは、枚数をどう...全文を見る
○後藤(祐)委員 最後のところがちょっと惜しいんですね。  人事院に対しては、少なくとも、内閣人事局も求めていないような個別のポストについての説明を人事院が求めるということは、ここで言うところの「資料の共通化等」といったものから外れてしまうのではないかと思いますが、そこについて...全文を見る
○後藤(祐)委員 ぜひその趣旨で運用していただきたいと思いますし、内閣人事局も、実は枚数を設定するところに大きな意味があって、個別のポストというのは、これは何万とあるポストですから、それを一個一個見るということはできるだけ差し控える、内閣人事局としても、一つ一つについて資料を出さ...全文を見る
○後藤(祐)委員 今、稲田大臣が答弁された内容について、人事院総裁はいかが思いますか。  つまり、できるだけ、枚数についてはともかく、個別のポストについては、今、稲田大臣のおっしゃったとおり、ある一定の節度を持ってやっていく、特に人事院については、内閣人事局が求めていないような...全文を見る
○後藤(祐)委員 今の答弁ですと、本当に守っていただけるか、大変不安になるわけでございますが、この見解の解釈について今聞いたわけですけれども、では、この見解に書いてある言葉そのものを、人事院総裁としてはこれを踏まえてやっていただけるということでよろしいですか、人事院総裁。短くお願...全文を見る
○後藤(祐)委員 総裁、ありがとうございます。  今の重く受けとめるという答弁だけが拘束する方法なんです。国家公務員法の条文を除いて、人事院を拘束する方法は、ここで総裁が答弁する方法しか実はないんです。  この見解をまとめました。この四には、人事院に要請を行うと書いてあります...全文を見る
○後藤(祐)委員 この四ポツに基づく要請というのは、誰がどういう形で人事院に対してするんでしょうか。  そして、いつというのは、内閣人事局が立ち上がる前に行うのか。前に行う意味もあるんです。というのは、内閣人事局と人事院の具体的な事務のやり方については、実際に立ち上がる前にある...全文を見る
○後藤(祐)委員 まずはそうしていただくのがよろしいかと思いますし、その決意は高く評価したいと思います。  ただ、それだけですと、稲田大臣が永久にやるわけにいかないわけですから、どこかでかわることもあるわけです。あるいは公務員担当大臣というのは置かれないこともあるわけです。やは...全文を見る
○後藤(祐)委員 大変失礼なことをお願いしたことは重々承知なんですが、官房長官がこれをお読みいただいたのは、官房長官も二回生のころに自民党の行政改革本部で公務員制度改革に携わり、そこから、人事院というものをどう政治が議論するか、その難しさということをよくおわかりだから読んでいただ...全文を見る
○後藤(祐)委員 ありがとうございました。  次に、幹部候補育成課程に関して、この附帯決議の五がございます。  幹部候補育成課程については、政府の提出した国家公務員法改正案の六十一条の九、ここに内閣総理大臣の定める基準というものがあります。この内閣総理大臣の定める基準をどうい...全文を見る
○後藤(祐)委員 稲田大臣は、常日ごろ、この日本国を守りたいという、国ということを大変意識された政治家だと思っておりますので、ぜひここの「必要な事項」というものは、今おっしゃった、各省共通基準だけではなくて、国のために働く幹部をつくっていただくよう、よく御検討いただきたいと思いま...全文を見る
○後藤(祐)委員 紙を読むときはちょっと残念な答弁になる場合が多いんですが、公募は、基本法の条文があるわけですから、そこの趣旨は当然踏まえていただく必要があると思いますし、積極的に活用していただくよう、ここは稲田大臣が力量を振るえば決まるところでございますので、ぜひ期待をしたいと...全文を見る
○後藤(祐)委員 はい。ありがとうございました。  これは後ほどちょっと答弁でも言うと思いますが、中央省庁再編のときの行政改革会議の最終報告、一九九七年十二月三日から数えると十六年かかったんです。それで、与党だけではなくて、本当は維新の会、みんなの党ですとか、野党の皆さんにも御...全文を見る
○後藤(祐)議員 橋本行革がありました。ここにそのときの行政改革会議最終報告というのがあって、余り漠然とした話をしてもしようがないので、今にも生きる理念がいろいろ書かれているんです。  例えば、「内閣官房は、内閣総理大臣により直接選ばれた(政治的任用)スタッフによって基本的に運...全文を見る
○後藤(祐)議員 ある意味で、こうやっていろいろな法律をつくる、行政改革にかかわらず、いろいろな法律をつくっていくわけですが、改正したりするわけですが、それも一つの行政の改革だと思うんですね。  ところが、法律を変えても、そこの運用をする公務員の方が、この改正どおりやる気しない...全文を見る