後藤田正純

ごとうだまさずみ

比例代表(四国)選出
自由民主党
当選回数8回

後藤田正純の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第177回国会 衆議院 本会議 第4号
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○後藤田正純君 自由民主党の後藤田正純であります。  自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました平成二十三年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案外一案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。(拍手)  まず初めに、熟議の国会について...全文を見る
03月08日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○後藤田委員 どうもありがとうございます。  まず冒頭に、この委員会は、理事会協議の中で、また古い伝統の中で、原則があって、定例日以外はしない、また夜なべもしない、大臣出席、そういうことで今までやってきたわけでございますが、きょうこうして、夕なべといいますか、五時十分から七時十...全文を見る
○後藤田委員 今、野党の協力、御賛同ということでございましたけれども、御賛同ということであれば、我々、予算については組み替え動議を出させていただきました。その中で、我々は、ばらまき四Kについて今の政府が撤回をすれば、しっかりと税制の抜本改革の議論、また税法の議論、こういうものには...全文を見る
○後藤田委員 我々がばらまきと言って一刀両断という御発言がありましたが、世論の声というものは、大臣、どう受けとめていらっしゃいますか。
○後藤田委員 今、検証とおっしゃったんですけれども、検証の場というのは国会じゃないですかね。与党の中で検証するのではなくて、やはり国会の場で検証しなきゃいけないんですよ。政治と金の問題も、小沢さんの問題も、やはり国会の場でやらなきゃいけない。今の政策の話も、国会でやるのが当たり前...全文を見る
○後藤田委員 民主党の政権運営というのは、どんどん先に延ばしていくんですね、九月までとか。税制の、社会保障と税の一体改革も六月、TPPも六月。この六月までの通常国会というのは一体何なんですかね。要は、野党は要らないんだということですよね。その姿勢自体が私は問題だと思っています、こ...全文を見る
○後藤田委員 次に、国債の暴落についてちょっとお伺いしたいと思うんですが、まず大臣、国債暴落の要因というのは何なんでしょうか。
○後藤田委員 今まさに財政の健全化というお話をされましたけれども、今年度予算は、昨年よりも、また一昨年よりもさらに財政の赤字を生んでいる予算でございますよね。ということは、国債暴落に拍車をかける予算を、去年、ことしとおやりになっているということでよろしいんでしょうか。
○後藤田委員 我々の組み替え動議は、国債管理政策、そしてまた財政健全化に向けて、なるべく借金をするのもやめましょう、そして、やはり税収に見合った分相応な社会保障、また行政サービスにしようという思いを持ってやっているんですよ。その考え方を今の政権は全く見向きもせずに、皆様方のマニフ...全文を見る
○後藤田委員 大変立派な御見識だと私は思っています。  また、この前、ある番組で五十嵐副大臣と御一緒させていただきまして、同じような趣旨で、やはり予算項目というのは、一番大きいものは、御承知のとおり、社会保障であったり、いわゆる借金の元利払いであって、その後に地方交付税があって...全文を見る
○後藤田委員 厚生副大臣から、本当に、こういう御意見がいただけるとは思わなかったので、大変敬意を表したいと思います。  もう一つ例を挙げますと、やはり保険者が、いわゆる特定健診を含めて健康診断を促しているわけですよね。ただ、健診の受診率というのが非常に低い。こういうところは、や...全文を見る
○後藤田委員 今の議論を聞いて、野田大臣、繰り返しますが、僕は、やはり財務大臣というのは普通の大臣と違うんだと思うんですよ。別にほかの大臣がだめと言っているわけじゃないんですよ。やはり歳入と歳出の権限と責任を持っている。ですから、やはり主計局も主税局も本当にしっかりやってもらいた...全文を見る
○後藤田委員 効率化というのをやっていくと、今までよりはサービスが減る、削減されるということですが、それでよろしいですか。
○後藤田委員 今、大臣から、非常に勇気ある発言、歳出改革、特に社会保障分野でも削減も含めてやっていこうという御意思を確認できたので、ありがたく思っております。  あともう一つは、これは基本的な質問なんですけれども、この前も本会議場で申し上げましたが、アメリカのオバマ大統領は予算...全文を見る
○後藤田委員 いや、今の質問に素直にお答えいただければいいんです。分相応であるか、今の税収に対して。  今の税収は三十兆そこそこですね。それに対して、先ほど大塚副大臣おっしゃったように百兆を超える社会保障、これが日本の税収の姿に対して分相応でありますか。
○後藤田委員 ありがとうございます。  そういうお答えを本当にしっかり財務大臣がおっしゃらなければ、だれも言わないんですよ。ぜひ今のお言葉を胸に、歳入歳出改革をやっていっていただきたい。  加えてもう一つ確認したいのは、社会保障制度がここまで膨大したのは、やはり憲法二十五条に...全文を見る
○後藤田委員 ありがとうございます。  今、一部でございますが、特に歳出改革についてのお話をさせていただきましたが、次に歳入改革についてなんです。  これは、特にまた医療の問題でもそうでありますし、その他、日本の経済すべてにおいても関連いたしますが、やはり税収が、日本は経済規...全文を見る
○後藤田委員 これまた、ぜひこの委員会で、早急に調査をして、提出をしていただきたいと思います。良識ある事業者は、法人税を払うから自由度を高めてくれという意見もあるんですね。  ぜひ、委員長、この委員会で、そのデータを早急に次にお出しいただけるように、御調査をお願いしたいと思いま...全文を見る
○後藤田委員 次に、もう一つ、歳入改革の問題でございます。  私は、かねてから公益企業というのは何なんだろうなと。特に、電力とか通信、携帯各社ですね。また、JR、たばこ、酒。こういうところというのは、民間企業もしくは上場しているわけでありますが、ある意味で業務独占をしている。そ...全文を見る
○後藤田委員 前向きな答弁として理解したいと思います。  そして、済みません、きょうは文部副大臣もわざわざお越しをいただきまして、ありがとうございます。  これは歳出歳入の効果について、ちょっと分野は違ってくるかとも思いますが、私はそもそも私学助成について聞きたかったんですね...全文を見る
○後藤田委員 何か役人答弁ですね、はっきり言って。残念です。  財務省、どうですか。やはりこれは主計局が査定するわけですよ、私学助成も。そういうのをちゃんと考えながら査定していますか。
○後藤田委員 その考え方はどうですか。だって、やはり、大学というのはそもそも、いかに社会にいい人材を出すかということでしょう。そして、そういうところに、頑張っているところに助成しているわけなんだから、そういう観点で査定するのが当たり前じゃないですかね。いかがですか、大臣。
○後藤田委員 みんな役人答弁ですね。残念です。熟議したいなと思っているんですけれどもね。  もう一つ、ちょっと時間がないのですが、まあ、これから時間がまだ十何時間ある委員会ですから、ゆっくりしたいと思います。  一つ、最近のトピックスとして、還付加算金、例の武富士ですか、あれ...全文を見る
○後藤田委員 これは御承知だと思いますが、負けたときの金利というのは、公定歩合に四パー乗せるとか書いていますよね。これはどうですか。  これは、裁判する方も裁判する方だと思いますよ。国税庁というか大臣を含めて、だれが責任をとるんですかね。これは国の税金を使うわけですから、そもそ...全文を見る
○後藤田委員 今大臣おっしゃったように、延滞税も、これは僕は高いと思いますよ、中小企業、零細企業は今大変だといって、金融庁もモラトリアムだ中小企業税制だとやっている中で。  だったら、見合いだというのなら、両方、大臣のときに政治主導で変えたらどうですか。また役人答弁ですか。一言...全文を見る
○後藤田委員 いつまでに検討してくれるんですか。
○後藤田委員 次の総理の呼び声高い大臣ですから、ぜひその点は期待したいと思います。  次に、ちょっともう時間も押していますが、最後に、添付資料にも書いています、国民年金法等の一部を改正する法律案、つまり、基礎年金の二分の一の国庫負担の法律がございます。  そもそも、この財源の...全文を見る
○後藤田委員 その税制抜本改革ですが、例の所得税法等の改正案の附則百四条に、これは何度も大臣とは議論しましたが、二十三年度中に必要な法制上の措置をとると書いていますね。二十三年度中というのは来年の三月三十一日までですねと。  先般も本会議で御質問しましたが、与謝野大臣は、この六...全文を見る
○後藤田委員 世論調査を見ると、解散を早めるべきだというのがもう六割を超えて、今度は大連立をやれというのがまた六割ぐらいになっていて、そしてばらまきはもうやめろというふうになっています。  変な話、六月に税制抜本改革をやるとき、大連立をやったっていいと思いますよ。そして消費税を...全文を見る
03月22日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○後藤田委員 まず、このたびの東北関東大震災におきまして被災された方々に心からお見舞い申し上げますとともに、今なお避難されている方、また救援活動に命を賭して活躍されている方に心から敬意と感謝、そして御無事をお祈り申し上げたいと思います。  きょうは短い時間ですので、端的に御回答...全文を見る
○後藤田委員 被災者、被災地域に伝わるように、ぜひ大臣から金融庁担当部局に、特にラジオ、こういったものを使って、まず安心感を与えてあげてください。このことはぜひお願いしたいし、動向を注視しております。  加えまして、金融機関、特に生損保は、支払いについては、損保においては地震保...全文を見る
○後藤田委員 大臣、後ろの秘書官、的確に答えてくださいよ。これは、短時間で今一番重要な問題をやっているんですよ。ただ朗読させるだけだったらだめですよ、時間の無駄ですから。とにかく、株の評価をどうするかということに対して、また改めて局長に聞きます、大臣じゃなくて。  それで、もう...全文を見る
○後藤田委員 もう一つ日銀さんにお伺いしますけれども、先ほども議論に出ておりましたけれども、今後の復興財源、これから財務大臣にもお伺いしますが、もうこれだけの災害でございます。明らかに税収が少なくなることは間違いない。そしてまた、被災地における歳出増ということも間違いない。  ...全文を見る
○後藤田委員 さっき、大胆かつ迅速にと申し上げたんですけれども、日本の中央銀行の総裁がこういう事態で文書を読んでいる場合じゃないんですよ。僕は本当に残念ですよ。それぐらいやはり、まあ、これは政府が保証すればという話でしょう、この話も。財政法にそう書いていますが、ちゃんと政治が決め...全文を見る
○後藤田委員 今、心強い御意見をいただきました。私も当然そうだと思いますよ。災害支援より子ども手当が優先されるわけがないと思います。そういうことでよろしいんですね。
○後藤田委員 事この期に及んで、もう一度尋ねます。今申し上げたような質問で、検討していきますじゃ遅いんですよ。大臣は迅速かつ大胆に市場にメッセージを与えなきゃいけないんです。国民に安心を与えなきゃいけないんです。  もう一度お伺いします。
○後藤田委員 党よりも今政府なんですよ、野田大臣は。党としてという、民主党よりも、やはり行政の大臣という立場で物を語っていただきたいんですが、残念です。これは、野田大臣は慎重な言い回しが真骨頂なんでしょうけれども、こういうときはやはり政治家らしく答弁してほしかったと思いますが、大...全文を見る
○後藤田委員 地盤沈下と人命と、どっちが大事なんですかということなんですよね。そこはぜひ、改めてというか、あしたにも起こるかもしれないので、しっかりやってください。  いろいろ、NTT、通信関係も、済みません、きょう来ていただいていますが、あした、しっかりまたやらせていただきた...全文を見る
03月23日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○後藤田委員 ありがとうございます。  柳田さんの熱心な御質問、もう一問ぐらい、いいと思ったんですけれども、委員長のお裁きでございます。  きのうに引き続いて質問をさせていただきたいと思います。  きょうの委員会は、法案審議はもちろん大臣出席ということでございますが、この委...全文を見る
○後藤田委員 そういう中でも、さらに我々は、これから財政出動そして税収減ということに見舞われると思うんですね。  これについては、総裁はどうお考えですか。
○後藤田委員 そうですね。  ですから、先ほど、冒頭の質問で、いや、国民が今支えているから大丈夫だとおっしゃいましたけれども、これから税収の減少と歳出増ということになると、低金利というものも本当に維持されるかどうかわかりません。そして、これから赤字国債、そしてまた復興債等の話も...全文を見る
○後藤田委員 一つとして、非伝統的手法として、これはCP、社債、株というのは、当時ですら二兆円。これは二月末時点でそうでございますけれども、さらにふえていると思いますが、こういう事態でございます。株価対策も含めて、非伝統的手法を、日銀さんとしてとられるおつもりはございますか。
○後藤田委員 ありがとうございます、お忙しいところを。  そのようないろいろな日銀の今していること、役割を、もちろん国内にいて、きれいな防災服をお着になっているのも結構なんでございますが、もっと、スーツを着て、やはり世界へ行ってください。そして、世界で日本の金融市場は大丈夫なん...全文を見る
○後藤田委員 ありがとうございます。どうぞ、日銀総裁、もう御退室ください。  続きまして、きょうは五十嵐副大臣にお越しいただいております。  具体的な被災地域への対策として、ガソリン税、これは皆様方の政策のトリガー条項とかいろいろございますが、いろいろ役所に聞くと、トリガーの...全文を見る
○後藤田委員 これは提案でございますので、ぜひ。これから災害救助法だとか生活支援法だとかでいろいろな財政出動が出てくるんですよ。予備費も三百数十億、決めましたね。そういう中で今、喫緊に、やはりガソリンについても、元売に、現物で出せ、あとは国が補てんするというぐらい、迅速な対応があ...全文を見る
○後藤田委員 きのう、そう言ってくれればよかったんですけれどもね。  もう一つ、みずほ銀行の対応について、きのうもありましたけれども、僕は、みずほ銀行のことと、今度の東電のことと、またNTTが電話が通じなかったことと、いろいろ考えまして、これは皆さん、国会として、いわゆる公営企...全文を見る
○後藤田委員 ありがとうございます。  これは、委員長、古本筆頭、一回ちょっと、みずほの実態、これについて理事会でしっかり、参考人で呼んでもいいと思いますよ、これをお諮りしたいと思います。
○後藤田委員 それと、これは古本筆頭に大変御努力いただいて、きょう、院としてこれから行動を起こしていただくということで、きのうも言ったんだけれども、皆さんも感じていると思いますよ。テレビを見ていると、ACのコマーシャルが目につく。私も覚えちゃいましたよ、心は見えないけれども、心が...全文を見る
○後藤田委員 ありがとうございます。  古本さん、ぜひ頑張ってください。お願いいたします。  それと、きのう申し上げた二次被害、三次被害、透析の問題で、きょうは環境省や皆さんに来てもらっています。  東京都の出身の国会議員さんもいると思うけれども、東京都が井戸を掘れないとい...全文を見る
○後藤田委員 この四百七の施設に井戸を掘ったら、地盤沈下するんですか、環境省。
○後藤田委員 この程度なんですよ。これだけの災害が起こって、事が起こればやるんだけれども、事が起こっていないところはやらぬ。  一番これから危険なのは、同時多発テロならぬ同時多発災害ですよ。このような災害、しかも、被災者、地域から患者さんを受け入れていますね、今、関東に、停電が...全文を見る
○後藤田委員 あと最後に、NTT。さっき言ったように、公益企業がちょっと最近、図に乗り過ぎですよ。  八五年の民営化、これは一つの段階としては、JRも含めて、よかったと思います。JTにしても、たばこだけを売っていればいいのに、民業圧迫でジュースを売ったり薬を売ったり、何ですか、...全文を見る
○後藤田委員 ありがとうございます。  局舎云々というんじゃなくて、それはもうしようがないことですけれども、東京の中でも通じなくなる、大混乱になったときにつながらないということを言っているんです。今、まさに法律改正も含めてしっかりやると言っていただいたので、了としたいと思います...全文を見る
03月29日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○後藤田議員 ただいま大串委員からは、いわゆるつなぎ法案と、一方で、国税本体法案につきましての趣旨並びに見解をというお話でございました。  前段のつなぎ法案につきまして、まず御説明いたします。  委員も御承知のとおり、税の安定性というものは国民生活並びに経済活動の大前提である...全文を見る
04月12日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○後藤田委員 自民党の後藤田でございます。  きょうは、参考人の皆様、大変お忙しいところ御足労いただきまして、ありがとうございます。  きょうは地銀協も、尊敬する小川会長、そして瀬谷会長の会社である東邦銀行さん。地銀協さんは、やはり、自他ともに認める銀行、またはその人となりで...全文を見る
○後藤田委員 私の記憶するところでは、まだそういった発信が、金融庁なり政府からあったかどうか、私の不勉強であったら申しわけございませんが、今のお話を受けて、大臣、いかがでございますか。枠組みはそういう形でもうお考えになっていますか。
○後藤田委員 もう震災から一カ月ですからね、大臣。こういう場で、せっかくそうそうたる参考人の方も、記者さんも含めて、委員の皆さんもそうですから、やはりしっかりやるんだということを言わないと、政治主導じゃないんですよ。今までの枠組みじゃなく、一〇〇%しっかり金融庁としても応援してい...全文を見る
○後藤田委員 我々より間違いなく可処分所得は高い方々だと思いますし、役員の数も会社の数もたくさんあられると思うので、僕は、中山素平さんみたいな人が生きていたら、国際大学をつくって教育にしっかり、日本の未来のためにといって、たしか一人で数十億集めた方ですよね。ここでやはり、奥さんあ...全文を見る
○後藤田委員 そうなんですね。だから、この問題も、公会計全体の話、また金融庁と公認会計士さん、監査法人の関係にもなるんですけれども。結構、公会計というのはパンドラの箱みたいで、これはあけてしまうとまた大変なことになるんですね。  国債もそうですよ。本当に安全なんですかという国債...全文を見る
○後藤田委員 三社というのは大体談合するんですよ。メガも少な過ぎですよ。もっとふやすべきだと思います。この質問はまた追って。昔の某大臣が少なくしたというのは、これははっきり言いまして、競争できないですね、選ぶ方からすると。  最後に質問しますが、先ほど来、西堀頭取はおわびをされ...全文を見る
○後藤田委員 終わります。
04月20日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○後藤田委員 きょうは預金保険の関係でございますので金融大臣ということだったんですが、野田大臣にもお越しいただきました。御質問が終われば、どうぞ御退室いただきたいと思います。  でも、そういう意味では、金融という問題も関係しますので。といいますのは、この前のG20、これは委員会...全文を見る
○後藤田委員 改めてお聞きしますが、今、大体認識は一緒だと思います。やはりこれは、震災後の税収減、そして震災復興における支出増、これは間違いなく、国際公約、トロントでの公約は、我が党の責任法も、あれは弾力条項を入れていますから、恐らく見直すことになろうと思います。  やはり、ど...全文を見る
○後藤田委員 改めて簡潔にお願いします。  トロントの国際公約、一五年半減、二〇年PB黒字化は難しいかどうか、一言でお願いします。
○後藤田委員 これはびっくりしたんですけれども、今、変えないとおっしゃったということは、これは相当な収支改善が、震災が起こる前の状況でも、二〇年の黒字化に向けては約九兆円の収支改善をやらなきゃいけない内容なんですね。なおかつ、税収減と復興、この金曜日に特別税制をやります。これで税...全文を見る
○後藤田委員 こういうところで質問すると、政府というのは大体そうなんですよね。我々も与党時代、そうだった。六月にやりますと必ず言うんですよ。質問すると、先にやりますからと言ってね。それは一番簡単な、委員会を通過するやり方。  ということは、では六月に変更する可能性もあるわけです...全文を見る
○後藤田委員 ローリングするのは当たり前なんです。皆さんは三年間をめどにですよね、我々は五年をめどにやっています。  ということは、見直すというのは、それはそれで結構なんですが、一五年、二〇年の到達点は変わらないということでよろしいですね。
○後藤田委員 よくわかりました。  私のしつこい質問に必死で、いわゆる、こらえてくださって、ありがとうございます。ここで変なことを言ったら、財政規律を世界に発信するはずの大臣が、ちょっとでも変えるなんて言ったら、多分金利は上がってしまいますよ。  ですから、僕は、よく耐えてく...全文を見る
○後藤田委員 大臣、通告しない方がいいですね。大臣の生のお話が聞けました。やはり大先輩だけあって、歴史も含めて、今本当に大変重要なことをおっしゃったと思います。リーマン・ショック前と後では違うんだと。  ですから、そうなったら、やはり先ほどおっしゃったように、十行以上あったとい...全文を見る
○後藤田委員 大臣、読み始めると、またちょっとだめになっちゃうんですね。余計なことを読まなくて結構なんですよ。  もう一つ、三ページ目ですが、今まで、「平成十三年以降、銀行免許を付与した銀行」というのは全部で十五あるんだけれども、日本振興銀行が九番目にある。平成十六年四月十三日...全文を見る
○後藤田委員 最後に、預金保険料、最後のページにございますが、当時から比べると保険料は上がっております。毎年大体六千億か七千億かな。住専も処理されるし、これから六千億、七千億がたまっていくと、破綻しなければ十年で六兆、七兆。また埋蔵金みたいな話になるんで、これは下げるべきだという...全文を見る
○後藤田委員 ということは、金融庁として、この預金保険料は震災対応にしっかり使っていくというお考えがあるということでよろしいですか。
○後藤田委員 いやいや、ちょっとよくわからないんですけれども。  今、東北の被災地は、公的資金の申し入れが次々起こっていますね。それについて、この預金保険料で対応するということは可能なんですか。それでよろしいんですか。
○後藤田委員 ぜひそのような形で運用、これはフォースマジュール、大変な災害対応ですからね。今後恐らく、大きな災害以外で破綻するというのは多分少ないと思います、これだけ金融監督が充実していれば。  ですから、これをしっかり数年、復興、金融機関、被災地の財源として使えるようにしたら...全文を見る
04月30日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○後藤田委員 まず、大臣に、質問に入る前に二つほどお伺いしたいんですが、一つは、このたびの三党合意、これは政党間での合意でございまして、政府は直接的に、政府・与党ということですから、関係は非常にあるという考えもあるし、党のことですからという御答弁をされるかもしれません。  この...全文を見る
○後藤田委員 もう一つは、これは政治的な話になりますが、今回の震災対応についての菅政権に対して、民主党の内部からいろいろな声が出ております。一つには、さきの民主党の御出身である西岡参議院議長の御発言、または昨日の渡部恒三議員の事実上の退陣要求ですね、これは。我が党の谷垣総裁に頭を...全文を見る
○後藤田委員 当然、内閣の一員は政権を支えるという立場ですけれども、支えるというのは、ただ単に従属する、隷属するということではなくて、私は逆命利君という言葉が好きなんですけれども、従命利君、命に従って君に利するのではなくて、命に逆らいて君に利するという、それぐらいの思いがないと本...全文を見る
○後藤田委員 次に、このたびの震災はいわゆる想定外だという発言が、当初、目についたわけでございますが、しかし、過去のいろいろな事例をかんがみると想定内だったと。  やはり、過去にそういう大きな震災があって、その対応ができていなかったというふうに私は思っているんですけれども、大臣...全文を見る
○後藤田委員 そこで、やはり、我が財務金融委員会では、いつもここで申し上げていますが、我々の使命というのは、金融機能の安定、そしてまた安心というのを国内外に発信するということだと思います。そういう中で、金融市場もそうでございますが、その一角を占める国債市場についてでございますが、...全文を見る
○後藤田委員 もちろん、自分の心も大事なんですが、大臣は、財務大臣という立場で、そして政府の中でそれを発信する役割だと思います。  もう一度聞きますけれども、財政破綻、国債暴落というのは、このまま何もしなければ想定内ということでよろしいですか。
○後藤田委員 そういうことだと思います。想定内だなんて言ったら、また記者さんが、あしたの紙面に躍ったら大変だと思います。ただ、問題意識は共有していると思います。  そういう中で、連立与党を組んでいる亀井代表なんかが、増税はだめだと。御党の中にもそういった声も大きくあるというのも...全文を見る
○後藤田委員 無利子国債というのはそういうことなんだと思いますが、では、二次補正も含めて、これから、今年度予算も相当税収減で穴があくと思うんですね、今回の年金の問題のみならず。こうした場合における国債の発行というのは、今年度中、あり得ると考えてよろしいですか、一般的な国債の発行に...全文を見る
○後藤田委員 今、歳入歳出という話がございましたが、我々も、今回の財源確保法、そして、その中核を占める約二・五兆の年金財源を、いわゆる、言葉は悪いですが、盗み金が盗まれて、欠損が起こっているわけですね、現に年金の方。それを法律で、税制抜本改革で穴埋めをしますということでございます...全文を見る
○後藤田委員 このたび二・五兆をそういうことで緊急的にやった。今現在では金が見当たらない、しかし、六月になるんだか知りませんが、税制の抜本改革では金が出てくる、そういうことでよろしいんですか。今現在、探したけれども、ないけれども、税制抜本をやれば金は出てくる、そういうことでよろし...全文を見る
○後藤田委員 年金にしても、これは恒久政策だと思うんですけれども、そもそもやはり皆さん、財務省も財務大臣も、国際約束までして、閣議決定までして、恒久政策には恒久財源をということでやられていましたが、それも今まだかなっていない。  では、お伺いしたいんですけれども、子ども手当とい...全文を見る
○後藤田委員 では、震災がなかった場合でも、なかった前提で改めてお伺いしたいんですけれども、子ども手当は、民主党、政府・与党としては、恒久的な、恒久政策とは何ぞやとおっしゃったけれども、読んで字のごとくですよ、恒久的に永遠と続く政策ですよ、社会保障、年金とか医療のように。恒久政策...全文を見る
○後藤田委員 それは局面によって減額したりするんですけれども、今現在で、もし震災が、ある程度の税の負担とか歳入歳出一体改革で担保できたとした場合、まあ、これからするでしょう、しなきゃいけないでしょう。そうしたときに、子ども手当は皆さんは別と考えるべきだと思うんですね、あれが御本尊...全文を見る
○後藤田委員 子ども手当は社会保障の中に入っていますか。
○後藤田委員 ということは、さっき震災を理由におっしゃったけれども、社会保障としてとらえるならば、皆さんがあれだけマニフェストで訴えたわけですから、現時点でも恒久的な政策としてやるということに違いありませんよね。そういうことでよろしいですか。
○後藤田委員 その言葉が聞きたかったんですよ。つまり、三党合意の見直しに子ども手当も入るという今の大臣の御発言というのは非常に重いな、もちろん党内もまとまっているんだろうなというふうに思いますので、そのことを改めて大臣も、三党合意の中の子ども手当の見直しというものをしっかりとやっ...全文を見る
○後藤田委員 今大臣おっしゃった、法治国家であって、でも、これは我が党が出しているんじゃないんです。今度また皆様方が法律を出すんですよ、国民年金法の改正を。もう皆さんに球は移っているんですよ。その法律を出すということと、出すのは、今度はもう民主党政権なんですよ。でも、出さなくても...全文を見る
○後藤田委員 どうもありがとうございました。
04月30日第177回国会 衆議院 本会議 第18号
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○後藤田正純君 自由民主党の後藤田正純であります。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました東日本大震災に対処するために必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に賛成の立場で討論を行います。(拍手)  討論に先立ち、一言申し上げます。  ...全文を見る
05月11日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○後藤田委員 ありがとうございます。  まず冒頭、質疑に入る前に、総理大臣が、昨日ですか、政府の責任ということで、総理としての給与部分ですか、国会議員に加えた、これを返上するとおっしゃって、僕はあれっと思ったんですけれども。  我々国会議員として、本当になかなか可処分所得の低...全文を見る
○後藤田委員 この質問はこれで終わりにしますが、政治家としてというのはもう我々は共通してやったんですよ。あれは政府としてということなので、お二人に、政府にいる、閣内にいるという自覚がまだないのかなと、今のお二人の話を聞いていて僕はそう思ったし、閣内も不一致かなという気がしています...全文を見る
○後藤田委員 ありがとうございます、大変誠実な御答弁で。  そのスキームでございますけれども、これはもう税負担、つまり、国が一時的にお金を出すか、それが結局利用者に負担がいくかのどっちかだと思うんですね。どっちかしかないと思います。つまり、税でいえば、国民全体が守ろう、もしくは...全文を見る
○後藤田委員 独法なんかもそうなんですよね。役所はもう今、衆人の環視のもとに置かれているけれども、独法、特殊法人、ましてや公益企業なんというのは、結局だれも国民がチェックできない。ここにやはり甘えが出たんだと思うんですね。  あとは、やはり民業圧迫もたくさんありますよ。なぜJR...全文を見る
○後藤田委員 よかったです。ちょっとは前向きな、本当に、ぜひ勉強してください。  次、最後の質問のブロックに入りますけれども、やはり今、復興にしてもそうですし、これから税収が減る、そして、震災対策の減税によってまた税収が減る。これはやはり、どこかから金を取らなきゃいかぬのですよ...全文を見る
○後藤田委員 今、非常に大事な発言をされました。減額補正をするということでよろしいですね。もう一度、再度聞きます。
○後藤田委員 ありがとうございます。  もう時間でございますので、この辺で終わらせていただきたいと思いますが、ぜひとも、大臣、政治家としてこの難局を乗り切っていただきたいと思いますので、頑張ってください。  終わります。
12月07日第179回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○後藤田委員 玄葉大臣、ごぶさたしております。  財務金融委員会では、委員長、そして理事の立場で私も、海江田さん、石田さん、委員長さんをお支えしてきた立場でございまして、改めて、お会いできて光栄でございます。  まず最初にちょっとお伺いしたいのは、最近、民主党さん、政府内、ま...全文を見る
○後藤田委員 もちろん、被災地出身の与党議員さんのお気持ちも私もわからないではないんですが、これから消費税の問題、またTPPの問題、さまざまございまして、こういうことを考えると、今お聞き及ぶ中では、おせっかいかもしれませんが、与党内での取りまとめがなかなか困難なようでございます。...全文を見る
○後藤田委員 ありがとうございます。  財務委員会時代は私は野田財務大臣に七回質問をしたんですが、必ずしゃくし定規な話でしたが、玄葉さんはいつも、ただしと踏み込んでいただくので、政治家としての議論ができて、大変ありがたく思っています。  もう一つお伺いしたいのは、これもニュー...全文を見る
○後藤田委員 先ほど申し上げたように、来年は非常に記念すべき年だと思いますし、そもそも、十三日というのは、歴史的なことがわかっていたのであれば、このような形で進めること自体がおかしかったのかなと。これは、外務省、大臣というよりは事務方の方で、どうしてこのような形になったのかという...全文を見る
○後藤田委員 玄葉大臣らしくない答弁でございます。  もう一つ伺いますが、沖縄前防衛局長の、オフレコと言いつつも、あのような本当に言語道断な発言をされました。これについて、更迭という判断をされましたが、これは適切であり、当然であるとお思いですか。
○後藤田委員 今、沖縄防衛局長、いわゆる役人の発言に対して、言語道断、また処分が必要だということですが、一川大臣も、オンの発言で、いわゆる沖縄県民の気持ちを踏みにじる発言をオンでされています。これについては、局長とは違う、お仲間意識で同情されるんですか。そこの違いが私はよくわから...全文を見る
○後藤田委員 今、非常に深い、深く読ませていただきたい発言ですね。お考えになっているんだろう、恐らくみずからお引きになるんだろうと。(玄葉国務大臣「処分、処分」と呼ぶ)処分ですかね。総理がするんですかね。それは当然、総理がする。  御提案ですが、僕は、玄葉さんが防衛大臣に横滑り...全文を見る
○後藤田委員 先ほど申し上げたように、今、鳩山さんも小沢さんの系列で、いろいろ政局も含めてやられているようですが、今の普天間の移設のことも、消費税のこともTPPも、ばらんばらんになっているんですね。  もう一つは、政治家の言葉というのは非常に重たいんだということを、やはりぜひ改...全文を見る
○後藤田委員 おっしゃるとおりです。「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」ということを大田中将さんはおっしゃっております。まさに、本当に心の底からの叫びだと思います。  実は、我が自民党時代に小渕総理が、総理大臣になる前からも、大田中将さんのお子様、お...全文を見る
○後藤田委員 今のお話に関連するんですが、民主党さんの今度はマニフェストの外交戦略について現状をお伺いしたいんですが、今山口さんもおっしゃったようなことを踏まえているんでしょうか、主体的な外交戦略を構築し、緊密で対等な日米関係をつくりますと。これは一体、何が対等でなくて、何を対等...全文を見る
○後藤田委員 対等というのは、やはり主権国家として、自国民をしっかり守れて、対外からの攻撃にもしっかり国民の生命と財産を守れるということが前提だと私は思うんですね。ただ、我が国も含めて、ドイツ、韓国はいまだに駐留米軍がいます。フィリピン、パナマは、九一年、九九年にそれぞれアメリカ...全文を見る
○後藤田委員 今、外務大臣が戦力だというふうな御発言をされた。これは非常に大きな御発言かと思います。戦力は保持しないということの中で、これは戦力だということで。  常識的に考えて、この条項で、国民も皆、悶々としたものを持っていると思いますよ。あれは戦力じゃないのか、戦闘機や戦車...全文を見る
○後藤田委員 なぜないかというと、やはり我が国の憲法が、占領下にあった、先ほど山口副大臣がおっしゃったように、まさにアメリカの庇護のもとにあるという中で、こういった、何かあったときに守ってくれるであろうということでありますが。  今回、特に被災地では放射能災害の問題がございまし...全文を見る
○後藤田委員 まさに、災害だけじゃなくて核兵器の戦争に脅かされている中で、もし核が万が一落とされたときに、その放射能問題、これは広島、長崎という本当に悲しい犠牲者、現実がございますが、その後の蓄積というものはどのように生かされてきたんでしょうか。そこは、今、ないというふうにおっし...全文を見る
○後藤田委員 おっしゃるとおりで、我々、与党時代の責任も当然免れないと思っています。ぜひ、憲法にそういったものをどう規定するかとか、おっしゃるように、やはり放射能問題というのは、自衛隊の方はかなりその知見を持っていると思うんです、特に海上自衛隊でしょうか。そういった方々の出身者が...全文を見る
○後藤田委員 最後に、また、米を守りますか、守りませんか、一言で。イエス、ノーで。
○後藤田委員 どうもありがとうございました。