近藤昭一

こんどうしょういち

小選挙区(愛知県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

近藤昭一の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第147回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○近藤委員 民主党の近藤昭一でございます。  先般の環境庁長官の所信表明を聞かせていただきまして、それに関連させていただいて、今回は愛知万博、愛知万博というよりも今や日本国際博覧会ということでございますので、日本国際博覧会について質問させていただきたいと思うわけであります。 ...全文を見る
○近藤委員 長官、ありがとうございます。  それで、もう少しお聞きしたいのは、もともと国際博覧会、先ほど申し上げましたように、通産省が主要な所管としてやってきた。ところが時代が変わった。ですから、私は、時代が変わって非常に環境の側面からいろいろな意見が出てきて、この博覧会が見直...全文を見る
○近藤委員 この博覧会の成功には、通産省だけではなくて、まさしく環境庁がいかに大きな役割を果たしていかれるか、長官初め環境庁がいかに大いなる決断、覚悟を持ってやっていくか。  これは、今幾つか問題点が明らかになってきた、それについて各関係者の皆さんが協議をされていい方に向けられ...全文を見る
○近藤委員 今のお言葉をどういうふうに判断するか、受け取り方もあると思うんですが、先ほど申し上げましたように、今度の博覧会の成否は、環境庁が果たされる役割は非常に大きいということでございますので、機会があればということではなくて、ぜひ早々に、早急にもう一度足をお運びいただきたいの...全文を見る
○近藤委員 お許し、機会があればということではなくて、ぜひ行っていただきたいというふうに思うわけであります。  ところで、そういう中で、今非常に博覧会の計画自体が揺れ動いているわけでありますが、まさしく自然の叡智、自然との共生をテーマにした博覧会、産みの苦しみというふうに思って...全文を見る
○近藤委員 もちろん、これからまだまだ具体的な計画を煮詰めていかなくてはなりませんし、別の言い方をすれば、これから煮詰めていく段階のスタートのところで少々大きな課題が出てきて、まずその課題をクリアしてからでないと詳細なことはなかなか詰められないという状況ではあると思うんです。 ...全文を見る
○近藤委員 ぜひ長官が今おっしゃられたようなこと、私も同じような認識でおりまして、そういった本当に二十一世紀型の技術を、うまく博覧会の中で提案、そして具体化する道筋を見せることができればなというふうに思うわけであります。  ただ、一つちょっと、この博覧会の成否をかけるところに、...全文を見る
○近藤委員 長官、長官の所信表明の中にもありました、人と野生鳥獣との共存を図る。昨年、鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律も成立した。こういう中で、まさしく野生鳥獣との共存を図っていくのだということを長官も所信でお述べになっていらっしゃる。オオタカもその鳥獣であります。ぜひ、長官の所信での...全文を見る
○近藤委員 まさしくなかなか答えにくい難しい問題だと思うんですが、ただ、ぜひとも私は、冒頭申し上げましたように、環境庁が頑張るという覚悟を決めていただくことがこの博覧会の成否に非常に大きくかかわってくると思っております。  今いみじくも、知事さんから直接話は聞いていないというお...全文を見る
○近藤委員 長官、その個別に判断するというのはどういうことなんですか、青少年公園というのは非常に個別だと思うんですけれども。
○近藤委員 そうすると、個別に判断するということでありますから、判断をするということは、やる場合もあるし、やらない場合もある。やる場合ですと、先ほど私も申し上げましたように、かなり時間がかかる。つまり、登録について非常に影響を及ぼしてくるということになる。そうしますと、これはやら...全文を見る
○近藤委員 ですから、違った見方があるということはやるということになるのかなと私はお聞きしていて思ってしまうわけであります。つまり、使い方によっては判断しなくちゃいけない、判断する必要があるというのはやるということかなと思ってしまうわけでありますが、いかがなんでしょうか。
○近藤委員 質疑時間が終了しましたので、また委員会の別の機会をと思うわけでありますが、私は、使い方が変われば、個別に検討するということではなくて、やはり必要になるのではないかなという想像をしますし、それはすべきではないかというふうに思うわけです。  ただ、いろいろなものが揺れ動...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○近藤委員 民主党の近藤昭一でございます。  今回の循環型社会形成推進基本法に関しまして、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  この法案につきましては、理念と申しましょうか、基本的な考え方、大変に私も賛同するわけであります。循環型の社会をつくっていかなくてはならない。...全文を見る
○近藤委員 今お話がありましたように、大変に喫緊の課題、そういう中で、一般廃棄物処分場の残余年数、また産業廃棄物処理施設の残余年数についてもお触れをいただきました。その数字から、大変に厳しい状況にあるということであります。  今お知らせいただいた数字、全国平均だと思うのですが、...全文を見る
○近藤委員 今、大変に厳しい数値をお知らせいただいたわけでありまして、さきに申された数字は平成八年のデータであって、今お知らせいただいたのは平成十一年、まさしくもっと逼迫している、そしてまた関東についてはさらに厳しい状況にあるということであります。  そういう課題の中から今回の...全文を見る
○近藤委員 まさしく喫緊の課題で、そのことについてまず対応していくためにこの法案があるんだということ、そして、その中で政府を挙げて、国全体を挙げて解決のために努力をしていくという、努力というか精神は、大臣、よくわかるのですが、やはりこれは具体的にどういうふうにしていくかということ...全文を見る
○近藤委員 私、冒頭に申し上げさせていただきました。つまり、この法案の理念、方向性については大変に賛同するものであります。その理念とこの法案の中身が全く違うとは申しません、しかしながら、しっかりと担保されていないのではないかということを確認させていただきたいという趣旨で質問させて...全文を見る
○近藤委員 今大臣が御答弁になられました、これについては個別の法案を規定するものではなく、国、地方公共団体、そして国民それぞれの努力というか、責務と書いてありましたか、一体になってやっていくんだ、それはよくわかるのです。精神論ではないかもしれませんが、まあ精神論に近いのかなとどう...全文を見る
○近藤委員 強い決意を持ってやっていただきたいというか、やっていただかなくては、とても冒頭質問させていただいた喫緊の課題には対応できない。まずそこのスタートに立てたと思います。  しかしながら、そのスタートに立って、では、具体的にどう落とし込んでいくか。もちろん具体的には個別法...全文を見る
○近藤委員 優先順位の中での規定ということですか、大臣の御認識は。
○近藤委員 私が思いますのは、もちろんそういういろいろな順位があって、その中で熱回収は後ろの方になるという意味なんでしょうか。最低限という言い方がいいのかどうかわかりませんが、そういう熱回収はしろという読み方なのかもしれませんけれども、そうだとしても、私はやはり、きちっと熱回収に...全文を見る
○近藤委員 大臣、ありがとうございます。  今私が読ませていただいた第十一条そして第二十条、第二十条でも特に四号のところで、そういった有害な物質を発生するおそれのあるものについてはなるべく使わないということで読めるのかなという御質問をさせていただいて、大臣の御答弁もそうだという...全文を見る
○近藤委員 大臣、済みません。また再び言葉じりをとらえては申しわけないんですが、そういうものが含まれているのではないかということでは、ちょっと困るわけです。
○近藤委員 そういう考え方である。つまり、そういう循環型社会をつくっていく上で、有用なもの、限りある資源を有効に使っていくということが大事だ。そしてまた、その過程でどうしても処理できないものは熱回収をして、それが循環的な利用である。しかしながら、その過程でもう一つ問題が出てくる。...全文を見る
○近藤委員 廃棄物の定義といいましょうか、廃棄物の定義があいまいなことによって各地で問題が生じているのではないかということであります。  ですから、これは私の考えでありますが、その廃棄物の定義が非常にあいまいなことによって豊島のような事件が起きてしまったのではないかと思うわけで...全文を見る
○近藤委員 豊島の事件、そしてまた全国各地で最近大変に問題になっているのが野積みのタイヤによるトラブルだと思うんです。これは、野積みのタイヤが、一般的な感覚からすると廃棄物だと思うわけでありますが、これは廃棄物ではない、有用なものだ、これはまだ使うんだということによって野積みにな...全文を見る
○近藤委員 各地で起こっているトラブル、その廃棄物を有用物と称して、偽ってやってきたところがあると思うんです。それに対して、今回の法案、また今提出されている関連の法案で、こういった問題については十分対応はできる、防ぐことができるというお考えということでよろしいですね。
○近藤委員 済みません、もう一度お願いします。
○近藤委員 各地で問題が起きていることに対して、そういった逃げ道ができないようにどんどんと幅を狭めていっていただきたいわけでありますが、冒頭申し上げましたように、廃棄物の定義等について、きちっと各省庁間でもコンセンサス、統一をしていただきたいと思うんです。  ところで、お聞きし...全文を見る
○近藤委員 そういった有価物と称して廃棄物としか思えないようなものが法をくぐってきたということは、大変にゆゆしき問題であるわけであります。ぜひともそういうことについては、通産、環境そして厚生、さらにいろいろなところが関連してくると思うんですが、協力をしてやっていただきたい。  ...全文を見る
○近藤委員 ぜひとも、今政務次官、御決意というか、環境省になる、その中でしっかりと取り組んでいくんだということを、言葉だけではなくもちろん実行していっていただきたいわけであります。  それで、御質問をしたいわけでありますが、熱回収の質問に関連をして河野議員がお聞きになったときに...全文を見る
○近藤委員 では、まさしくその調査を実施してそのデータを収集していく、これは大臣、やはりきちっと調査をして情報公開をしていくということでありますね。
○近藤委員 必要に応じてというところがちょっと気になるわけでありますが、情報公開をきちっとしていっていただきたい。  それで、何人かの方から既に質問もあった点でありますが、そういった情報公開をしていく、しかし、情報公開をしたら、公開された情報を利用してきちっとそれを施策に反映し...全文を見る
○近藤委員 ちょっと最後のところは認識が違うわけでありますが、質問時間が終了いたしましたので、きょうはこれで終わります。  ありがとうございました。
04月28日第147回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○近藤委員 民主党の近藤昭一でございます。  この法案に関連して、幾つか質問させていただきたいと思いますが、大臣が途中退席されるということで、まず、ちょっと大臣に幾つか質問させていただきたいと思います。  今、私の前に質問された議員の質問の中にもありましたけれども、実態把握と...全文を見る
○近藤委員 ありがとうございます。  大臣も言っていただいたように、きちっとクリアはしているけれども、心配をするところが多分にあって、そういうことに関しては、この法案の二十七条ですか、あと三十条とおっしゃいましたでしょうか、そういう中で、ある種啓蒙活動というかそういうことでやっ...全文を見る
○近藤委員 そうしますと、二十七条、三十条、この基本法に盛り込まれている条文をもとに基本計画の中で今局長おっしゃられたような項目を立てていく。そうすると、最終的なというか、具体的には、環境庁、環境省にそのときはなっていると思いますが、環境省がその基本計画の中で、環境省の予算の中で...全文を見る
○近藤委員 関連省庁そしてまた環境庁、環境省がいろいろな広報活動をされる中で、この二十七条、三十条の精神を生かしながらやるということだと思うんですが、今回の法案ができましたのも、環境基本法ができた、しかしながら、この間、なかなか廃棄物の抑制あるいは再使用、再生利用というものが進ん...全文を見る
○近藤委員 大変にたくさん数字を挙げていただいて、廃棄物がどれぐらい抑制されたかということ、そしてまた再使用率、そして再生利用率、今すべてにお答えいただいて、ちょっと数がなかなか正確に書き取れなかったところがあるわけでありますけれども、そういう数値、データを収集なさって、その御認...全文を見る
○近藤委員 御答弁の中で、経済状況等もあって減少している、あるいは環境基本法ができた結果によってそれなりに減少している、そしてまた今通常国会に出ている関連法案が成立することによってさらに減るだろうということでありますが、政務次官、今後、今挙げていただいたような数値、今回のこの基本...全文を見る
○近藤委員 政務次官お答えいただいたように、基本計画の中でそういった数値目標も掲げながら推進していくということであります。  そうしますと、ちょっとお伺いしたいのは、環境基本法が平成五年にできた。その間に、先ほど政務次官がお答えいただいたような、その成果をどういうふうに見るかと...全文を見る
○近藤委員 そうしますと、基本計画をつくる、そこであるべき方向を具体化するので、それが環境基本法と違う。基本計画をつくる、ここが一番違うということでありましょうか。
○近藤委員 とにかくこの法案に基づいた理念のもと、基本計画を立てて、そこでしっかりやっていくんだということだとは思うのです。  それで、同僚議員の質問の中にもあったのですけれども、この基本計画が中央環境審議会等の意見を反映してつくられる、そしてそれが国会への報告事項ということで...全文を見る
○近藤委員 疑っては大変に恐縮なのでありますが、私が申し上げたいのは、それがきちっと反映されているかどうか。反映していきたい、もちろんそれはよくわかるわけでありますが、この基本法を見ますと、さまざまなところで、条文、ちょっとこれはどれを挙げたらいいのかわかりませんが、非常にわかり...全文を見る
○近藤委員 時間が来ましたので、これで終了しますけれども、反映というのは、やはり聞くというシステムだけではなくて、きちっとそれが計画に盛り込まれるということでありますので、それをしっかり担保していただきたいと思いますし、その意味では、私は、ちょっとこの基本法は不十分なところがある...全文を見る
05月09日第147回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○近藤委員 民主党の近藤昭一でございます。  悪臭防止法の一部改正について幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、今私の先輩議員であります佐藤議員から、今回の法改正に至った一番の大きな原因、対策の目的というのは、全国各地で発生しております廃タイヤの火災の問題...全文を見る
○近藤委員 大臣、ありがとうございます。  全国いろいろなところで廃タイヤの問題、さまざまな悪臭の問題が起きていて、旧来の法律ではなかなか迅速に対応できないところがある。そういう中で、地方分権とも相関連して、今回の法改正があったということであります。  ただ、先ほど佐藤議員か...全文を見る
○近藤委員 お話を聞いておりますと、指定地域の拡大をしていく、あるいはさまざまな有機的なつながりの中で、ある種臨機応変に対応されるということなのかもしれません。  しかしながら、先ほど指摘もありましたように、地域内と地域外の苦情の発生件数でいうと、例えば全体の苦情発生件数が百件...全文を見る
○近藤委員 今回の法改正によって住民の皆さんの声を反映していく、そういったベースができるということなのでありましょうが、そうしますと、問題が発生した事業者がそれを報告しなければならないという義務があるわけでありますが、これは今お答えのあったような、いわゆる住民の皆さんからの苦情、...全文を見る
○近藤委員 お話の趣旨はよくわかるわけでありますが、具体的にそれがどう担保されていくのか。悪臭防止法、そして冒頭大臣の方からも御答弁がありましたように、今回の法改正に至った背景、全国で多発する廃タイヤあるいはその他のもの、野焼きみたいなものに悩みが多い。そしてそのことに対して、住...全文を見る
○近藤委員 第十五条の中で、そういった自治体の責務、その中で読み込んでいって、各自治体が努力を促すということであると思います。  さて、今回、臭気判定士のことが関連してまいりますが、各自治体で、臭気判定士の資格を有する民間の事業者にも臭気の判定を依頼することができるということで...全文を見る
○近藤委員 そういったことで判定士の資格が必要ないということでありますが、現実問題として、先ほど局長から御答弁があったようなことを促していくということであれば、各自治体、市町村においても臭気判定士という資格を持った方が直接おられるというのは、住民の方からの苦情に迅速に反応できるん...全文を見る
○近藤委員 ぜひそういった推進策、支援策を進めていただきたいと思うわけであります。  今御答弁のあった中に同時に含まれているのかもしれませんけれども、自治体が独自にそういった資格を持った職員を有していらっしゃるのとは別に、私の手元にあります資料ですと、いわゆる民間におきましても...全文を見る
○近藤委員 平成十年度末の時点で全国に一県あるということでございますが、ぜひ、この趣旨からすると積極的にその育成を図っていただきたい。  そしてまた、佐藤議員の質問の中にもありましたが、これは単純に悪臭という問題だけではなくて、本当に自然環境を守っていくということで考えますと、...全文を見る
○近藤委員 先ほどもちょっと質問させていただいた、悪臭の苦情をどう市町村が受け付けていくのかということと関連してくるわけでありますが、とにかく変なにおいが出ている、直観的に、住民の皆さんは、これは危ないのではないかというとちょっと語弊があるのかもしれませんが、ある種動物的な臭覚、...全文を見る
○近藤委員 今答弁がありましたように、これは初動体制を強化する側面が強いのではないか、そしてその意味では、私は非常に意義があると思うのですが、やはりあくまで初動体制、においの部分だけではなくて、そこから発生する有害物質というのが非常に全国で問題になっていると思うのです。そこをぜひ...全文を見る
○近藤委員 私は、ただいま議題となりました循環型社会形成推進基本法案に対して、反対の討論を行うものであります。  本法案は、二〇〇〇年を循環型社会元年と称して、持続可能な循環型社会を目指す政府の目玉として閣議決定されたものであります。しかし、その内容は、精神的、訓示的な規定に終...全文を見る
05月18日第147回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
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○近藤委員 民主党の近藤昭一でございます。  本日は、参考人各位におかれましては、本当にお忙しい中、貴重な御意見を賜りましたことをまずお礼を申し上げたいと思います。  このヒトクローンの規制に関して私も大変に危惧を抱いているわけでありまして、まさしくクローン人間という、全く同...全文を見る
○近藤委員 ありがとうございました。  ちょっと範囲を広げ過ぎましたことをおわび申し上げたいと思います。今岡田参考人に御回答いただきましたようなことでございまして、先ほど位田参考人の方からもお話があったことと関連するわけでありますけれども、今ミトコンドリアの話が岡田参考人から出...全文を見る
○近藤委員 医学的見地から、人を救うため、私も大変に重要なことだと思うのです。しかしながら、やはりその実験の過程で受精卵、ヒトの胚を使うわけで、そういう意味では非常に生命倫理的にはまだまだ議論しなくてはならない、まだ国民的なコンセンサスを得られていないと思うのです。  もう一度...全文を見る
○近藤委員 わかりました。自動車でいえば、例えはよくないかもしれませんが、同じ形の自動車をもう一台買っておいてというようなことに使われたら、とてもじゃないけれども困るということで、まずクローン人間を禁止していくべきだというお考えだということはよくわかりました。  ただ、もう一度...全文を見る
○近藤委員 質疑時間が参りましたが、本当に、ヒトクローンについては禁止すべきだと私も思います。しかしながら、医学の有用性、胚の研究、それはわかるのでありますが、そうでありますならば、私はやはり、生命の倫理ということから考えますと、同時に厳しく規制をする中で、本当に厳しい審査、公開...全文を見る
11月07日第150回国会 衆議院 本会議 第10号
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○近藤昭一君 平野議員にお答えいたします。  民主党の独自案を提出するに至った背景についての御質問でありますが、基本的には私どもの趣旨説明で述べさせていただいたとおりであります。ただ、趣旨説明では申し上げ足りなかった部分を中心に補足をいたしたいと思います。  民主党案にあって...全文を見る
○近藤昭一君 斉藤議員にお答えをいたします。  政府の生命倫理委員会では、体外受精卵、ヒト受精卵の扱いはまだ議論は尽くされておらず、結論を得る段階には至っていないのではないかとのお尋ねでありますが、アンケート調査でもわかりますように、少なからぬ国民が、受精卵の段階から適正な規制...全文を見る
11月08日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○近藤(昭)議員 お答えいたします。  クローンの禁止そのものについては、私どもも政府・与党案と基本的には通じていると思うんです。とにかく個体クローン産生については禁止しなくてはいけない、これは私どもも十分に踏まえております。  そういう中で、御質問のありましたリプロダクショ...全文を見る
○近藤(昭)委員 民主党の近藤昭一でございます。  今回のクローン技術の規制に関する法案について質問をさせていただくわけでありますが、私どもも、私たちはこう考えるということで対案を出させていただいたわけであります。  私も、科学技術委員会にずっと所属をさせていただいております...全文を見る
○近藤(昭)委員 大臣おっしゃるとおり、ヒトクローンについては、あってはならないということは、先ほど私も答弁の中でお話しさせていただいたように共通の認識だと思うんです。  ただ、私が今質問の中で申し上げた、矮小化といいましょうか、それは人によっては矮小化ととらない方もいらっしゃ...全文を見る
○近藤(昭)委員 多分、これはかなり多分だと思うんですけれども、理念的な部分ではまさしく大臣と一致させていただけるのだと思うんです。  ただ、その中でどういうふうに、最低限という言い方がいいのかどうかわかりませんが、最低限とあえて申し上げますと、ヒトクローンの産生を禁止する、し...全文を見る
○近藤(昭)委員 まさしく、なかなかコンセンサスが生まれにくい部分が非常にあるのだろうなというふうに思います。  ただ、ここが、先ほどの繰り返しになるかもしれませんが、ちょっと考え方が違うところかもしれません。つまり、政府案は、コンセンサスが得られるところだけは法律できちっと禁...全文を見る
○近藤(昭)委員 禁止ということでやっておられると。私どもの法案をぜひという思いでありますが、ただ、政府の案の中でというか政府の中で考えられていることで申し上げますと、それは規制よりも禁止だとはっきり言っていただいた方がよりいいわけであります。  ただ、ちょっと心配しております...全文を見る
○近藤(昭)委員 今総括政務次官から御答弁がありまして、恣意的に分けたのではなくて、きちっとそういう答申もあったし、その答申に基づいて分けたというお答えであります。  なるほどと思う部分と、今大島大臣から御回答があった中で強烈な反社会性というお言葉がありました。その反社会性につ...全文を見る
○近藤(昭)委員 私どもも作成する段階で、そういった科学技術の現場での部分と、それを法で規制していく、法案に具体的な文案にしていく。本当にその法律というものが、研究者の方にとってみれば自分がやっている日々の活動を規制していくわけでありますから、そういったことを規制していく文案は本...全文を見る
○近藤(昭)委員 超えないだろうというお答えは、なかなかお答えにならないのではないかな。超えた場合にどうするのでしょうかということでございまして、これがちょっと心配な、つまり、質問の中でもちょっとお話をさせていただいたわけでありますけれども。  そういうことでいいますと、お話の...全文を見る
○近藤(昭)委員 ただ、私が心配しますのは、六十日間で審査し切れなかったというのは二つあるのかな。一つは、予見できないからということ。あとは、マンパワー的といいましょうか、もうどんどん来て、そういうことになってできないときもあるかもしれない。それも六十日間たってしまったのだという...全文を見る
○近藤(昭)委員 大島大臣がお答えになられたように、まさしく、判断できないようなものはそれは許可できないのだということだと思います。そして、今のお答えの中からすると、六十日間できちっとすべてを判断できるような人員を整えるのだということかなと思うわけであります。  ただ、判断でき...全文を見る
○近藤(昭)委員 おっしゃるとおりでありまして、法律に基づく指針でありますので、法律ができないことにはその指針もつくられない、それは当たり前だと思うのです。  ただ、私が心配しますのは、そこのところで、質問の冒頭でお話ししました、かえってクローンの技術の促進法になる危険性もある...全文を見る
○近藤(昭)委員 法律の周知期間である半年以内を目途にやるんだということでありますが、そうしますと、今の御回答の中にもあったと思うのですが、もう一度、その指針をどこできちっと策定していくのか。あるいは、想像でありますが、指針そのものは非公開の中でつくられていくのか。最終的にやはり...全文を見る
○近藤(昭)委員 質問時間が終了いたしましたのできょうはこれで終わりたいと思いますが、大臣とも政府の皆さんとも、理念的には本当に共通させていただいている。ですから、あとは本当にどういうふうに、科学技術というのは社会的な観念、倫理と社会に影響を及ぼしていくわけでありますから、その辺...全文を見る
○近藤(昭)議員 お答えいたします。  生殖細胞の段階からなぜ規制しないのか。先ほど樽床議員もちょっと話をされましたが、人と動物の区別というか、今回、私どもは、とにかく人の生命の萌芽ということで大事にしていきたい。しかし、動物は動物で、もちろん大事にしなくちゃいけないということ...全文を見る
○近藤(昭)議員 お答えいたします。  繰り返しになりますけれども、この法案の目的は、生命の萌芽であるヒト胚を適切に取り扱うために講ずるものである。その中で、生殖細胞は人の生命の萌芽であるとまでは位置づけられないだろう。ですから対象外とする。  ただし、それは、非常に考え方も...全文を見る
○近藤(昭)議員 お答えをいたしたいと思います。  委員御指摘のことでありますが、私どもが今回この法案でクローン個体の産生を禁止する理由といたしましては、特定の目的のために特定の形質を持ったヒトを意図的につくり出そうとする人間の育種、あるいは人間を特定の目的のための手段、道具と...全文を見る
○近藤(昭)議員 御質問でありますが、私どもの法案では、ES細胞を規制対象にしているというよりは、余剰胚の研究、利用について規制対象としているわけであります。そして、一定条件のもとで、許可制でES細胞の樹立の研究のためにはヒト胚を用いてもよいということであります。  なぜ余剰胚...全文を見る
○近藤(昭)議員 ですから、私どもといたしましては、ES細胞の樹立については許可をする。しかしながら、厳しい一定の条件のもと、ES細胞を使って実験をせざるを得ないといいましょうか、ある程度動物的な実験をしてきた、安全性が確認された、そしてそれをいよいよ実用化といいましょうか、安全...全文を見る
○近藤(昭)議員 委員にお答えいたします。  大変に基本的な、大切なところでありますので、少し丁寧に申し上げたいと思います。  クローン個体の産生を禁止する理由につきましては、大きく二つあると考えております。人間の尊厳の侵害という問題、そしてまた、その技術を用いて生まれてきた...全文を見る
○近藤(昭)議員 人クローン胚についてでございますが、これもずっと議論しておることでありますけれども、人クローン胚は、ヒト個体の産生につながる可能性があるものであるという危険性、また、ヒト胚と同様に人の生命の萌芽としての意味を持つものでありまして、その取り扱いには大変に慎重である...全文を見る
○近藤(昭)議員 お答えいたします。  政府案でも、今御答弁があったように、これから決められていくということでありますが、私どもの民主党案では、第四章におきまして同意、無償、匿名という倫理原則で定めさせていただいております。  この原則は、人の体の一部を利用する際守るべきルー...全文を見る
○近藤(昭)議員 私どもでは、十六条で「許可の基準等」というのを定めておりまして、この基準に合えば認めるということでございます。
11月10日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○近藤(昭)議員 この委員会で何回も御答弁させていただいておりますが、なぜクローン人間を規制すべきかについて簡単に申し上げますと、特定の目的のために特定の形質を持った人間を意図的につくり出そうとする育種、こういった人間を育てていくのだということ。あるいは、人間を特定の目的につくっ...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○近藤(昭)委員 民主党の近藤昭一でございます。  今回の閣法、そして私ども民主党が出させていただきましたクローンの技術に関する規制の法案を議論させていただいておりますけれども、前回の私の質問の中でもちょっと触れさせていただきましたが、とにかくクローン人間というものをつくること...全文を見る
○近藤(昭)委員 私どもも、先ほど申し上げましたように、法律で規制をして、許可制という厳しいもとでやる。ある種、入り口というか門は狭いながらに開いているわけでありまして、ただ、繰り返しますと、門の開き方の、どう門を開くかという認識だと思うのです。  今の長官のお答えの中にも、E...全文を見る
○近藤(昭)委員 今御答弁の中にありました、ガイドラインの中でということでありますが、繰り返しになってしまうわけでありますが、ES細胞につきましては、今申し上げたような生殖細胞等々の技術を使うことによって、本当に個体の産生さえあるのではないか。  今、カナダのことを申し上げまし...全文を見る
○近藤(昭)委員 もちろん、利害と申しましょうか、今長官の御答弁なさった中で申し上げますと、大事なことは、その方がどう考えていらっしゃるか、どう行動されるか、御本人だと思います。そういう意味ではちょっと私の言葉の使い方が悪かったのかもしれないという反省をしておりますが、利害という...全文を見る
○近藤(昭)委員 疑うとか疑わないとかということではもちろんございません。もちろん委員会から出た答申どおりにではなくて、あくまでそれを基礎に、あるいは参考に、私どもがこの国会という場で議論をさせていただく、そういう過程を経るわけであります。  しかしながら、委員会に諮問をすると...全文を見る
○近藤(昭)委員 これ以上は申し上げませんが、さっき申し上げましたように、委員長が利害を持ってこの委員会をリードしたと申し上げているわけではないわけであります。そういうふうに思われてしまうかもしれないということが大変に問題だということを申し上げたいわけでありまして、そのことをぜひ...全文を見る
○近藤(昭)委員 その意味で、今総括政務次官がお答えになったことの確認ということになるんですが、十三日付のある新聞に、ヒトクローンの規制法案について、閣法と民主党案が審議をされている、それぞれの案がぶつかる中で、大きな見出しで、生殖補助医療で歩み寄りと。歩み寄りという言葉がふさわ...全文を見る
○近藤(昭)委員 私の質問時間が終了いたしましたが、今の件につきましては、やはり私どもは、当面は除外するけれども、当面ということであります。厚生省の審議を待って、きちっと生殖補助医療という中で大きくとらまえていくこと、これが大切だということの認識を、ぜひ歩み寄らせていただければな...全文を見る
○近藤(昭)議員 今回は、ES細胞とそこからつくられる可能性のある臓器などに代表されるように、これは非常に大きな市場を持つ可能性があるだろうという技術が議論の対象になってきたわけであります。  しかし、そのES細胞から作成される臓器の移植を例にとっても、移植を受けるレシピエント...全文を見る
11月17日第150回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○近藤(昭)委員 民主党の近藤昭一でございます。きょうは、参考人の皆さんに貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  今、同僚の鎌田議員から質問がありまして、実は私は愛知選出でございまして、先般の東海豪雨のときには大変に残念な思いをしたわけでありますが、そういう中で...全文を見る
11月28日第150回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○近藤(昭)委員 民主党の近藤昭一でございます。  大臣におかれましては、今回のCOP6の会議、大変お疲れさまでございました。  会期末に向けて、国会が残念ながら大変に混乱をいたしまして、私自身は、先週の月曜日に何とかCOP6に行きたいと思っておりましたところ、かなわず、水曜...全文を見る
○近藤(昭)委員 私も、何せCOP3、あれは一九九七年でしたでしょうか、あのときも京都には参ったわけでありますけれども、合意の一歩手前まで行かれた、二〇〇二年までの京都議定書の発効は大丈夫だろうというお見通し、私も期待はするわけでありますが、本当にそうなんだろうかというふうに心配...全文を見る
○近藤(昭)委員 長官もいろいろなところで、難しいパズルをするようなことだったということをおっしゃっているようで、大変に難しい問題ではあると思うのですが、ただ、今いみじくも長官もおっしゃいました、国際競争力を各国が維持する中でどうCO2削減を達成していくかというせめぎ合いだったと...全文を見る
○近藤(昭)委員 先ほどもといいますか、今までのお話の中でも、長官は、今回、我が国が省エネに努めてきたということの理解はかなり得られたというお言葉とか、今の中にも、たまたま九〇年と比較して、日本はもう既にその時点で省エネも随分進んでいた、EUは進んでいなかったのに、当時悪かったに...全文を見る
○近藤(昭)委員 〇・五六%というプロンクさんのある種の調停案、それは調停案の第一段階であって、それをもとにしてということとはいえ、長官、先ほど申し上げましたが、日本が目指してきた三・七%に対して、〇・五六%という数はやはり物すごく低い数だと思うんですよ。ですから、私は、例えば、...全文を見る
○近藤(昭)委員 長官のおっしゃっている話の中身は理解できないことはないんですが、ちょっと私の質問とは違う、きっちりとお答えになっていないんではないかと思うわけです。  森林吸収源というのは、複雑なパズルの中でも一番難しいパズル、そして一番キーポイントになったパズルであり、日本...全文を見る
○近藤(昭)委員 長官の御認識は、とにかく日本の主張が決裂の原因ではなかった、森林吸収源をあの数で認めるということは非常にある種の合理性があるんだという御主張を繰り返されているのかな。しかし、私は違う認識でおるということを申し上げたい。  そしてまた、余り質問の時間がなくなって...全文を見る
○近藤(昭)委員 認識は平行線をたどってしまうのかなと。しかし、私は、五月か六月にボンで会議が行われるということでありますので、それまでに、余り時間もありませんが、またいろいろと議論させていただきたい。また、今長官おっしゃられたように、NGOともぜひ、もちろんNGOだけではなくて...全文を見る
○近藤(昭)委員 お話を聞いていると、なるほどなと思わされるところがあるのかもしれませんが、私は、先ほど質問なさった委員の中にもありました、日本の国内で二十基の原発はもう無理だろう、これは、世界の趨勢では、やはり原子力発電所をこれからさらにつくっていくというのは大きな問題がある、...全文を見る
○近藤(昭)委員 質問を終わりますが、ぜひ、CO2を実質的に削減するために努力をしていただきたい、一緒にしていきたいと思っております。ありがとうございました。