斉木武志

さいきたけし

比例代表(北陸信越)選出
立憲民主党・無所属
当選回数2回

斉木武志の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第196回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○斉木委員 斉木武志です。  本日は、私、福井県選出の国会議員として、今回の北陸豪雪についての政府の対応をただしたいと思います。  まず、今回、車内に閉じ込められて一酸化炭素中毒、また低体温症で亡くなられた方、そして雪おろしの作業中に亡くなられた方、多くの犠牲者の方が出ており...全文を見る
○斉木委員 今回、想定外というのは、まさに今大臣がおっしゃった、千五百台の八号線上での三日間にわたる大きな滞留事案、これも私は想定外が招いた事態だったのではないかと思います。  これは確認していきますと、この国道八号線というのは、該当区間が片側一車線、要するに対面で二車線の道路...全文を見る
○斉木委員 ということは、やはり八時の段階から通行どめ規制はしていなかったということなんです。  そもそも、道路局長、国土交通大臣にも伺いたいんですが、片側一車線の道路で車両が一旦とまって千五百台の滞留が発生してしまえば、もう後ろからも除雪車は入れないわけですよ。なので、最初に...全文を見る
○斉木委員 本当に想定をより厳密にして、次回以降臨んでいただきたいと思います。  根本的な解決策は、やはりこの道路を四車線化する、片側二車線にすることが最も今回の事態を防ぐことができた対策ではないかと私は思います。  昭和五十一年、今から五十年以上前に、もう福井県そして石川県...全文を見る
○斉木委員 今回明らかになったように、この国道八号が本当に命の道だということをよく認識していただいて、この四車線化をぜひ前向きに検討していただきたいと思います。  残余は、除雪体制について伺いたいと思います。  現在、今、私、地元から多くの声が寄せられているんですが、幹線道路...全文を見る
○斉木委員 あと、福井市内など地元からは、今、排雪トラックが足りないという声が非常に届いております。生活道路というのは両脇に家の壁が迫っていて排雪をするスペースがないので、除雪と排雪トラックはセットで入れる必要があります。かいたものを積まなければ全く前に進めない、要するに押しのけ...全文を見る
○斉木委員 もう一つ、福井県は、車の保有台数一世帯当たり日本一ですので、ガソリンそして軽油がなければ出歩くことができない地域です。  今、ガソリンスタンドが、福井県の嶺北地域は半分近くがレギュラーもハイオクも軽油もほぼ底をついているような状況です。これを早急に解消しなければいけ...全文を見る
○斉木委員 早急に進めていただきたいと思います。  では、野田総務大臣に伺います。  この除雪費用に関してなんですけれども、平年の六倍近い降雪があるということで、特別交付税によって三月に交付が予定されておりますけれども、福井県、そして越前市、福井市、坂井市、あわら市、ほぼ全県...全文を見る
○斉木委員 ぜひ実態に合った配分というものを行っていただきたいと思います。  では、最後に、文科大臣に伺います。  今回の豪雪によって、福井県からおよそ三日間にわたって陸路で県外に出られない、そして小松空港がとまったことによって空路でも出られない、そして列車もとまりました。県...全文を見る
○斉木委員 わかりました。  ありがとうございます。ぜひ国としてもサポートしていただきたいと思います。  最後に、我々、我が党としても豪雪対策本部を立ち上げて、今、党内でもこの豪雪に対する対応策を検討しております。我が党からも随時提案をしていきますので、ぜひ提案を取り入れてい...全文を見る
03月30日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○斉木委員 斉木武志でございます。  このアベノミクスが始まってから今六年目、丸五年が経過をいたしました。今の株価の動きを見ておりますと、日本に本当に、経済成長期待が投資家から見て剥落してきているのではないかと私は強く懸念を持っております。本当にもう一度日本経済の真の成長を取り...全文を見る
○斉木委員 この八千三百九億という数字ですけれども、これは、二〇一三年一月にアベノミクスが開始して以来最大の単月の買入れ額でございます。  また、今月、そして年初来の日経平均や世界じゅうの株式の動きを見ますと、日本、日経二二五の下落率というのが一番、主要国、米国や中国と比べて、...全文を見る
○斉木委員 米欧の株価が調整してなぜ日本株が最大に下がるのか、しかも、日銀がアベノミクスが始まって以来最大の買入れをしているにもかかわらず、日本が突出して悪いのか、ここにやはり問題意識を持つべきだと私は思います。  ちょっと、短期だからそうだというような御答弁だったので、きょう...全文を見る
○斉木委員 IT革命に乗り切れなかったということをおっしゃっておりましたけれども、やはり、BツーCにしろ、BツーBにしろ、じゃ、なぜ日本企業が乗れなかったのか。やはり、そこをしっかり分析をして、このBツーBにおいても、企業を興していこう、応援していこうということであれば、その反省...全文を見る
○斉木委員 まさに、この本国会においても、そういったサンドボックス制度であるとか、さまざまな法案が出てまいりました。  私、国会は久しぶりなんですけれども、何で今さらこんなものを出してくるのかな。今サンドボックスって、まさに、IT企業が勃興し始めた九〇年代、二十年前にやる施策で...全文を見る
○斉木委員 御発言を聞いていても、私は前向きな点がないかなと思って探していたんですけれども、やはりまだまだ課題は多いなというふうに認識を新たにいたしました。  人材育成、教育分野とか、マインドということをおっしゃいましたので、そういった部分も含めて、日本トータルとしてのこれは取...全文を見る
○斉木委員 日銀の組織目標である物価安定、そしてそれを二%の物価上昇率を達成するまで続けるという御発言がありましたけれども、私は、まさに政治目標に縛られて金融政策がゆがめられていると思います。  二〇一三年の一月、アベノミクス、安倍政権が発足をして、日銀と安倍政権共同で宣言を出...全文を見る
○斉木委員 目標が違うと思うんですよ。大臣がおっしゃっている、日銀もおっしゃっているのは、まさに二〇一三年一月の政府、日銀共同声明を達成すると。これが目標じゃないんですね。日本経済の成長を取り戻すことが目標でしょう。だから、日本経済の成長をもう一度、時価総額ランキングトップフィフ...全文を見る
○斉木委員 そのためには、私は、二%に達するまでマイナス金利に拘泥するような、目的と手段が逆になっているような政策というのはやはり再考すべき時期ではないかなというふうに思っております。  もう一つ、最近の金融政策、そしてマーケットの関係者の発言を聞いておりますと、アベグジットと...全文を見る
○斉木委員 世耕経産大臣、どうでしょうか。
○斉木委員 マーケットというのはいろいろな臆測を読み込んで動くものですので、まさに、政局が起きると、アベノミクスというより、もう既にアベグジットを織り込んだ株価に日経平均株価が下がり始めている。だから、やはり、金融緩和で幾ら吹かしても、EPSであるとか売上げであるとか、これが常に...全文を見る
○斉木委員 まさに経産大臣は金融政策はらち外でございますので、まさに成長期待を取り戻すための政策というものを我が党としても提案をしていきたいですし、またこの委員会で議論を深めさせていただければと。  やはり、一番必要なのは、おっしゃったとおり本質的な成長期待です。金融政策じゃな...全文を見る
○斉木委員 地域産品の開発、まあ農産品だと思うんですけれども、それで生まれる雇用と原発で生まれる雇用の桁は、二桁から三桁ぐらい違います。産品を開発して生まれる数名から十数名の単位の雇用と、発電所一カ所で、関連する作業会社も含めれば数千人単位の雇用、これが、数千人単位の雇用がごっそ...全文を見る
○斉木委員 ここは私も、まさに地元のことでございますので、協力は惜しみません。ですので、このSSGのような、まさに地域住民が、地域の雇用と、原発が、そうした廃炉によってどういう地域を、じゃ、これから目指していくのか、そういうものに地域住民の方が直接、ステークホルダーとして、まさに...全文を見る
○斉木委員 これにて終了いたします。
04月11日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○斉木委員 希望の党の斉木武志でございます。  世耕大臣、よろしくお願いいたします。  まず、私からは、柳瀬審議官に政府参考人としてこの当委員会に、きのうに引き続き出席を求めましたが、残念ながら、理事会で協議調わずということになりました。藤原審議官とともに出てこなかったという...全文を見る
○斉木委員 ただ、柳瀬さんの上司は誰ですか。
○斉木委員 上司が出ろと言えば、出ざるを得ないんじゃないですか。
○斉木委員 世耕さんは、経産大臣である前に政治家であると私は認識をしております。政治家、まさに国民の負託を受けて、国民が今一番知りたい、柳瀬さんが何を見て、何をこの担当者と言葉を交わしたのか、これはまさにキーマンでございます。ここが、国会へのきのうの招致要請、そしてきょうの私の招...全文を見る
○斉木委員 ただ、今お認めになったように、まさに直属の上司であるわけですよね。そして、柳瀬氏以外にこの真実を知る人物は、首相官邸で何が起きたのかを知る人物はいないわけです。彼が語らなければ、真実は永久に明らかになりません。  アカウンタビリティー、国民に対する説明責任というもの...全文を見る
○斉木委員 世耕大臣は、昨日の朝に朝日新聞、その一日前にNHKの「ニュースウオッチ9」が最初だったと思いますけれども、この文書が報道がされました。以降、柳瀬氏と会話をしましたか。
○斉木委員 どのような会話をしましたか。
○斉木委員 マスコミの報道によると、経産省を通じて出したコメントによるとという引文がされておりますが、昨日のこのコメントというのは、そうすると、個人として出したものということなんですか。それとも、経産省を通して出したというふうに新聞では報道されておりますけれども、これは違うという...全文を見る
○斉木委員 柳瀬氏は今どこにいらっしゃいますか。把握されていますか。
○斉木委員 少なくとも、霞が関には多分いらっしゃるんだろうというふうに思いますけれども。  まず、問題が発覚して、危機管理上、昨日の朝以降、会って、そういう聞き取りをなさったと。本人は違うと、これは事実とは違うと言っているということ、もう一度そこを確認させていただいてよろしいで...全文を見る
○斉木委員 先ほど、内容が、報道が余りにも事実と異なるのでコメントを出したいというふうに発言をされましたけれども、それに対して、それを了とされたということですか。
○斉木委員 そして、このコメントが出てきたわけですけれども、このコメントに対する反応としては、事実を記憶にないということを、参議院の予算委員会に続いて八回目か九回目だと思いますけれども、また連発をされたわけであります。  これで、わからないよねと、実態が、本当に会ったの、会って...全文を見る
○斉木委員 ちょっとずれているんです。経産省としてのアカウンタビリティーと私は申しました。経産省の次期次官とも言われているエリート、審議官が、これだけの疑念を持たれている。  世耕さんは今、私は法案をお願いしている立場ですからとこの委員会で何度も答弁されております。生産性そして...全文を見る
○斉木委員 今、理事から、よしという声も飛びましたけれども、私は国会運営にも問題があると思いますね。右側二人目の方ですけれども。  きのう、野党側から、落合筆頭と田嶋理事を始めとして、この問題を報じられました。やはり柳瀬氏をこの当委員会に呼んで事情を聞く必要があるんじゃないかと...全文を見る
○斉木委員 その国会運営として、やはりそれは、これは国会の、まあ理事会に申し上げることですかね。やはり国民の負託を受けて我々は論議をしている、法案審議をしているわけですから、まず、次官級であろうと、一番キーマンなわけですよ、柳瀬さんが何を見たのかというのが国民が今一番知りたがって...全文を見る
○斉木委員 では、ぜひ、与党側の理事の方にも、本日も、私が要求したのは二名でした。柳瀬唯夫経済産業審議官、藤原豊経済産業審議官、以下二名について、政府参考人として御答弁いただきたいというふうに要求をいたしましたが、与党側の理事の方が反対をされて、協議調わずということで出席がかない...全文を見る
○斉木委員 わかりました。ゼロ回答を世耕経産大臣からもいただいたので、大変残念に思っているところでございます。  本当にこの事案というのは、非常に根が深いというか裾野が広い事案だなというふうに思っておりまして、柳瀬さんというのは本当にキーマンなんですよ。この問題がやはり安倍政権...全文を見る
○斉木委員 私は、経産省としてのクレディビリティーに直結するのではないのかというふうに経産大臣に聞いているんですが、残念ながら柳瀬氏の問題にすりかえられて答弁をされてしまいました。  いつまでもこの問題を聞いていてもしようがないですので、次の問題に移りたいと思いますけれども、経...全文を見る
○斉木委員 わかりました。  この問題に関しては、先ほど申し上げたように、金曜日にも両審議官に出席、参考人要求をこの場でさせていただきますので、ぜひ、理事ともども、じっくりと御検討願いたいというふうに思います。  では、そのどう稼ぐか、産業政策に関しての質問に移っていきたいと...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございます。  この前の質問のやりとり、質疑の中で、地域産品を新たに生み出すような補助金をつくってやっている、ただ、私の方は、装置産業である原子力には雇用の面でゼロが二桁ぐらい違うんじゃないか、農産品だけではだめなんじゃないかということを申し上げました。 ...全文を見る
○斉木委員 補助金の、まず、もとがイギリスとは違うというのがありますね。日本の場合には、三千二百億円という金を政府、行政側が配る、そして地元に使ってもらうという形です。イギリスなんかの形ですと、国が電源三法交付金のようなものを配っているわけではなくて、事業者であるとか、その地域で...全文を見る
○斉木委員 終わります。ありがとうございました。
04月13日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○斉木委員 斉木武志でございます。  まず、世耕経産大臣にお聞きをしていきたいというふうに思っております。  私、本日も、柳瀬審議官、そして藤原豊審議官を政府参考人に求めましたけれども、三度目の拒否をされてしまいました。非常に残念だというふうに思っております。  やはり、こ...全文を見る
○斉木委員 二日前と同じ、すばらしいコピー答弁だというふうに思いますけれども。  いろいろ、霞が関、そして政府の中でどれだけこの事実を認めないと逃げまくっても、愛媛県であるとか、そして農林水産省であるとか、もう外堀からどんどんどんどん埋まってきているというのが現状だろうというふ...全文を見る
○斉木委員 では、その中で柳瀬氏から実際に、この四月二日に、本件は首相案件であるとの発言もあったということもこの愛媛県職員はマスコミに対して証言をしておりますが、この愛媛県の職員の発言、これも事実と違うということでしょうか、柳瀬審議官の方が正しいと。どちらを信用されますか、柳瀬審...全文を見る
○斉木委員 安倍総理と同じような答弁をなさっていて、さすがに意思が貫徹されてすばらしい対応だと思いますけれども、やはり、こうしてどんどんどんどん、農林水産省にはあった、そして……(発言する者あり)失礼なのは国民に対してですよ。与党の方々はやはりしっかりと国民に向き合われた方がいい...全文を見る
○斉木委員 しかし、次期次官とも目されていた柳瀬審議官、まさに、まあちょっと、違うというのは、それは私は、大臣の人事評価はここで言及はいたしませんが、実際もうこれは、審議官というのは次官級だから出せないんだということを与党の理事からも理事懇でありましたが、まさに次官級の幹部職員で...全文を見る
○斉木委員 私も世耕大臣もサラリーマンの出身ですけれども、やはり役員や社長がマスコミに追っかけ回されていて隠れ回っている状況で、職員が職務に専念できるとは私は思えません。士気が下がりますよ。まずその人から、通商政策のスペシャリストだと、先ほど田嶋委員の質問に対しておっしゃいました...全文を見る
○斉木委員 ということは、先ほど田嶋委員も懸念されたように、この疑惑の声の中でも、柳瀬審議官は来週訪米されるということですか。支障がないということは、本人が行かなければ支障は出ますよ。一番知っている人が行かないと、一番情報を持っている人が行かないと、強い立場で交渉できないじゃない...全文を見る
○斉木委員 まともな判断とすれば、与党内でも、既に、公明党さんと自民党さんの間で、柳瀬審議官の証人喚問に応じざるを得ないだろうという合意もなされたという報道も繰り返し出てきております。  やはり、これは明確に、通商交渉、安倍さんがこの危機を政権浮揚させるためのチャンスとして、内...全文を見る
○斉木委員 強弁せざるを得ない立場だというふうには思いますけれども、ぜひ、与党の理事の方々も、そういった国益を守るためにも早くこの問題に終止符を打つ、そのためにはもう語ってもらうしかないという状況にまで来ておりますので、早くやった方が御党の傷口も広がらないというふうに私は申し上げ...全文を見る
○斉木委員 中村知事はこうもおっしゃっておりますね。  柳瀬審議官が記憶の限り、記憶の限りと言うのがちょっと気になる、何か、どうなのかなというのは、聞いた方は感じてしまうんじゃないか。どちらが本当のことを言っているのかということになるがというマスコミからの、記者からの問いかけに...全文を見る
○斉木委員 これは直属の上司なんですから。  二日前に私も聞きましたけれども、きょう政府参考人として呼ぶことは国会の意思だというふうに何度も繰り返しおっしゃるので、じゃ、三日前のように、霞が関の経産省記者クラブで記者会見を開けばいいじゃないですか。  経産省、経産大臣の権限と...全文を見る
○斉木委員 いや、下命できると思うんですけれども。  また同じ質問をしなきゃいけません。  柳瀬審議官の直属の上司は誰ですか。
○斉木委員 ということは、下命できる立場にあるのではないんですか。
○斉木委員 ただ、なぜ、じゃ、霞が関の経産省クラブの中で個人的なコメントを出させたんですか。それを了とされたんですか。
○斉木委員 そういったコメントを出す、記者会見をするということを、審議官というのは公の身分ですから、彼に対して下命することはできると私は思うんですけれども、下命するつもりがないということですね、それは。
○斉木委員 下命する気はないということですので、承っておきたいと思います。  いずれにしても、そうした情報公開、真実の発表ということに後ろ向きな姿勢というのは、経産大臣のみならず、政権そのものの体力をどんどん、日々日々奪っていっていることは薄々お感じだというふうに思いますので、...全文を見る
○斉木委員 私の地元としております福井県には、この立地市町以外にやはりこの安全協定が広がったことに対して非常に関心が高まっております。  福井県には、滋賀県そして京都府が隣接しておるんですけれども、いずれも、例えば高浜原発、そして敦賀原発、発電所からは三十キロ圏内に位置をしてお...全文を見る
○斉木委員 今、滋賀県側からは、安全協定の締結を今のような事業者と自治体側との任意協定、紳士協定のような協定ではなくて、法定化をするということは、国、これは強制力を伴って結ばなければいけないという形に持っていってくれという要望があったということですか。
○斉木委員 今、安全協定というのは、ちょっと申し上げましたように、原子力事業者と、そして立地市町村や県、この自治体と事業者の間の任意協定になっているという位置づけで間違いないでしょうか。
○斉木委員 それを滋賀県側からは、法定化をして、滋賀県の意見も聞かなければ再稼働判断ができないような強制力を持ったものにしてほしいというような要望だと私は今お聞きをいたしました。  そうした周辺県や周辺の府、隣接自治体からの要望に対して、当の立地市町、例えば福井県であれば、高浜...全文を見る
○斉木委員 福井県の西川知事は、何かこの件に関して発言されていますでしょうか。
○斉木委員 私も地元ですのでいろいろ意見は伺っていると、やはり、これまでの歴史的な背景が、国策に協力をしてきている本当の当該立地市町、それと他府県では歴史が違うといったことも各市町の首長さんたちは発言をされております。私も直接お聞きいたしました。  この件に関しては、三十キロ圏...全文を見る
○斉木委員 私も、この米山知事の発言、お考えとは、考えを共通する部分は多く持っております。  こうした、再稼働を同意をするにしろ否定をするにしろ、やはりそれだけ、合意を得るステークホルダーをふやしていくと、前に進めるにしろとめるにしろ、合意を形成することは非常に困難になってくる...全文を見る
○斉木委員 私も、ほぼ考えを一にするものでございますが、先ほど、村瀬部長からは、滋賀県から法制化のような要望が上がってきているというふうな御報告がありました。この法制化という、任意協定ではなくて、安全協定を法制化する、要するに国が義務として課すという考え、意見に対してはどのような...全文を見る
○斉木委員 ぜひ、おっしゃるように、地元自治体の声によく耳を傾けて、これまでの歴史も踏まえて判断をされていっていただきたいというふうに思っております。  少し時間がありますので、これは質問通告というよりも、先日より引き続きお聞きしているSSGに絡んで、地元の同意形成に関して少し...全文を見る
○斉木委員 先日来私が申し上げておりますように、イギリスは、この廃炉措置に関しても、日本に先行して建設が始まり、今、大量の廃炉を迎えていることは御承知のとおりだというふうに思います。ですので、廃炉に伴う原子力発電所がなくなった後の地域振興に関しても、イギリスに学ぶところは私はある...全文を見る
○斉木委員 村瀬部長も手を挙げられていましたけれども、御発言、ありますか。
○斉木委員 その会議体に、やはり、住民グループとかNGOとかNPO、そうした諸団体が海外の事例では入っているんですけれども、学識経験者、そして業界団体、そして自治体、商工会、さまざま今列挙されましたけれども、そういったところにぜひその地域住民の方、例えば婦人会の方であるとか、そし...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございました。終わります。
04月18日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○斉木委員 では、午後の質疑を始めさせていただきたいと思います。  本日は、原子力規制委員会の更田委員長をお招きいたしまして、昨年の九月に就任をされてからまだ衆議院では所信などお聞きしておりませんでしたので、その所信を含めて、今後の原子力規制行政に関して当委員会としてもお聞きを...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございます。  今、改善すべき点を改善していくという御発言がありましたけれども、まさに現行の日本の検査制度に対して、一年半くらい前ですね、二〇一六年の一月、国際原子力機関、IAEAから総合規制評価サービスが実施をされました。我が国の原子力規制行政についても...全文を見る
○斉木委員 そうした点、一つ一つお伺いしていきたいというふうに思っていますけれども、こうしたIAEAの指摘をしっかりと受けとめて規制行政の不断の改革に取り組んでいくこと、また、その際に、国際的な基準また先行する海外事例と整合性を、我が国の制度、図っていくこと、そして、委員長もおっ...全文を見る
○斉木委員 今、重要な御指摘が多くあったと思うんですけれども、三点ほどあったと思います。  最初は、国際的な基準を引くだけだと不完全だと。それはいわゆる地球上の最大公約数の丸めたものであって、日本には日本の基準というものを考えていかなければいけない。  地震のことを御発言され...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございます。  そして、もう一つ、先ほどの御発言の中で、やはり現場を一番知っているのは事業者であると。私もそれは感じるところです。炉がそもそも、沸騰水型であるとか加圧水型であるとかさまざまな方式があるし、つくったメーカーも違う、そしてできた年代もさまざまな...全文を見る
○斉木委員 長い期間停止してきたものを動かす、私の地元でも高浜そして大飯と今、再稼働が進んでおりますけれども、先般、玄海で、やはり長い間停止していたものを動かしてトラブルが起きている。  日本の場合には、三・一一、二〇一一年以降、本年までおよそ七年近くが経過しておりますけれども...全文を見る
○斉木委員 長期停止後の再稼働ということは、やはりどの原子力発電所も抱えている課題です。  今、長期冷めた状態で外配管があったことが一つ遠因だろうということを御指摘なさいましたけれども、これを事前に、それはある程度、今回玄海で起こったことで、ほかの原子力発電所でもそういう事象が...全文を見る
○斉木委員 どうもありがとうございます。私も全くそのとおりだと考えております。  そして、新検査制度についてもちょっと伺いたいなと思っておるんですが、ちょっとその前に一点。  先ほど、最後のところで、大飯発電所でできなかったけれども、今後「もんじゅ」の意見交換会を地元でできれ...全文を見る
○斉木委員 ぜひやっていただきたいと思っておりますので、できる協力はさせていただきたいというふうに思っております。  では、新検査制度に関して伺っていきたいというふうに思っております。  原子炉等規制法は昨年改正をされました。IAEAの指摘を踏まえての改正でございますけれども...全文を見る
○斉木委員 今、二十四時間フリーアクセスという御発言があったんですけれども、これは恐らくアメリカのNRCの検査制度に倣ったものだと思いますが、私もこれは非常に重要なことだろうと。やはり、検査に行くよと言って検査に伺うという体制だと、向こうも完全にもう準備をして、さあどうぞ見てくだ...全文を見る
○斉木委員 私も、その検査官の力量をいかに高めていくのかというのは非常に今後の課題として大きいだろうというふうに思っております。  そもそも、今の日本の検査官のいわゆる学歴であるとか職歴であるとかの要求基準とアメリカの検査官に要求する基準というものは異なっていると思うんですけれ...全文を見る
○斉木委員 フリーアクセスに伴って、まさに十手持ちと相手の関係ではいけなくて、信頼関係も重要だと。私もまさにそのとおりだと思っております。  そのためには、検査官が、力量は非常にすぐれていて、事業者の側からも、この検査官の判断は真っ当な、非常に冷静な知見からの指摘であるというふ...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございます。  非常にきょうは私も勉強させていただいて、多くの有益な指摘があったと思いますので、ぜひ生かして進んでいっていただきたいというふうに思っております。  最後に、世耕経産大臣に伺います。  きょうは、私も、新たな知見を得られて、非常に勉強にな...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございました。終わります。
05月17日第196回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○斉木委員 斉木武志です。  きょうは、更田委員長からも冒頭言及がありました「もんじゅ」の廃炉措置に関してお伺いしたいというふうに思います。  まず、更田委員長にお伺いいたします。  更田委員長は、私が四月に経済産業委員会にお呼びをして所信をお聞きした際に、福井県の「もんじ...全文を見る
○斉木委員 調整中ということなんですけれども、福井県や敦賀市がまさに地元の当事者になると思うんですが、地元からは、委員長と意見交換をしたり、何かこういったことを申し上げたいというのは打診はあるんでしょうか。
○斉木委員 ありがとうございます。  そして、その意見交換と一緒に、より重要なのが施設を直接見ていただくことだというふうに思いますけれども、今回の視察に関して、「もんじゅ」は、液体ナトリウムを使っている原型炉という非常に特殊な炉でございますので、特に委員長としてどのあたりに着目...全文を見る
○斉木委員 私も、その燃料の取り出しに関しては非常に関心を持っておるんですけれども、液体ナトリウムが、使用済み核燃料そして使用前核燃料に関しても付着をしている。それを、空気中の水分と反応しても発火現象や爆発現象が起きる液体ナトリウムですので、国民の間にも、果たして安全にまず取り出...全文を見る
○斉木委員 非常に具体的な御説明をいただきまして、ありがとうございます。  ここからは、機構側にもきょうは御出席いただいておりますので、まず、私が聞いている範囲ですと、七月から、いよいよこの燃料の取り出しにかかるということですけれども、委員の皆さんにも、機構からいただいたポンチ...全文を見る
○斉木委員 そして、まず、取り出した燃料体から、付着している液体ナトリウムを全てきれいに取り除く必要があると思うんですけれども、これはどのような方法で行う予定ですか。
○斉木委員 まず、水と反応すると発火現象や爆発現象が起き得るということが指摘されておりますけれども、今お聞きして、私もレクでお聞きした範囲ですと、アルゴンガスの中に入れて、水分を徐々に緩やかに反応させながら、一気に燃焼現象が起きない形に持っていくということなんですが、ここで、敦賀...全文を見る
○斉木委員 よりこの機器、多分この十の番号がついている、燃料体のナトリウム洗浄についてという部分だと思うんですけれども、これは、例えば、ではヒューマンエラーが起きたとしても、中はアルゴンガス、要するに不燃性ガスで満たされているので、発火現象は起きないという理解でよろしいんですか。
○斉木委員 事前のレクで規制庁の職員から伺った範囲ですと、ヒューマンエラーが起きたとして、例えば水を多く入れ過ぎたとしても、アルゴンがあるので、これは爆発現象には至りませんよという説明だったんですが、そうではないということですか。
○斉木委員 そろそろ時間が来たようですので、またあすの経産委員会でも、エネルギー基本計画に絡んで、「もんじゅ」は核燃サイクルの中核施設でもありましたので、御質問をさせていただければと思います。  我が党の持ち時間が参りましたので、次の方にお譲りしたいと思います。  どうもあり...全文を見る
05月18日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○斉木委員 では、午後の審議を再開したいと思います。世耕経産大臣、よろしくお願いいたします。  午前中の委員会でも触れられておりましたけれども、二日前に経済産業省からエネルギー基本計画の素案が出てまいりました。省エネ法案の土台となる案ですので、このエネルギー基本計画において、特...全文を見る
○斉木委員 原子力の寿命、運転可能年限は何年でしょうか。
○斉木委員 ということは、二〇三〇年以降、二〇%から二二%という原子力の比率も明記されておりましたが、廃炉も同時に相次いでいきます。  例えば、私は今福井二区で、八割の原子力、日本で動いておりますが、十五基中七基は廃炉です、「もんじゅ」を含めて。これからどんどんどんどん、あの高...全文を見る
○斉木委員 では、二〇五〇年はどんなエネルギー社会を思い描いていらっしゃるんでしょうか。
○斉木委員 多面的な議論が行われていくものと承知をしている、しかし、数字は一切示さない、そして、リプレースや新増設に関しては触れないということで、まさにこれは玉虫色、どういうふうに読んでいいのかよくわからないというのが、私の感想ではなくて、福井二区、私の選挙区ですけれども、今八割...全文を見る
○斉木委員 これは、この計画を読み解くと、一部に、エネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源が原子力であるというふうに明記されております。一方で、今大臣のおっしゃったとおり、可能な限り依存度を低減させる、これも明記されている。これは一体どういう脈絡なんだろうか。時...全文を見る
○斉木委員 ただいまの私の質問は、実は私の質問では、言葉ではありませんで、おとといの審議会で西川一誠委員が発言されたコメントを私は今コメントいたしました。  西川一誠委員は福井県知事でございます。立地自治体を代表して、唯一、委員としてこの審議会に出席をされて、立地地域の代表者で...全文を見る
○斉木委員 ちょっとそれは立地地域にとっては随分冷たいお言葉だなというふうには思うんですけれども、私も、地元の方々、十五基の原発全部、福井二区に集中しておりますので、よくお話をするんですが、非常にプライドを持っていらっしゃるんですね。これまで国策に協力をして、国がやってくれという...全文を見る
○斉木委員 もちろん、党内議論を経て、しっかりとしたコメントを出していきたいというふうに思いますので、ぜひ傾聴していただきたいなと思っております。  今、もう一つ気になった発言があったんですけれども、我が党は、現政権として原子力は、ちょっと確認なんですけれども、ゼロにはしない、...全文を見る
○斉木委員 そして、またもう一つ確認させていただきたいんですが、ゼロにはしないということですと、私が冒頭申し上げたように、将来的には必ずリプレースや新増設を選択しなければいけないんですが、それも考えていないとおっしゃいました。矛盾しておりませんか。
○斉木委員 私は、二〇三〇年というのは、もうあと十二年後ですから、かなり射程に入っている。原子力は六十年サイクルの計画ですので、かなり近未来の話をしているなと思います。ですので、六十年サイクルということは、今例えば新設すれば、二〇八〇年ぐらいまで使うことになる。巨大な装置産業です...全文を見る
○斉木委員 やはり核心、ターゲットに触れないという部分は貫かれているように思いますけれども、やはり私も地域の代弁者として、これまで国策に協力されてきている御地元のプライドであり、そして事情というものをしっかりと酌んでいただいて、国の政策にはぜひ担当大臣として生かしていただきたいと...全文を見る
○斉木委員 核燃料サイクルが日本で構想された当時と、そしてこの二〇一八年というのは、大分世界の、地球の環境は変わっていると思うんですね。  一つがウランの価格です。当時、日本政府がこの核燃料サイクルにかじを切った当時は、原子力発電がこれから夢のエネルギーとして、あらゆるものが、...全文を見る
○斉木委員 やはり、エネルギーの議論のときに発電コストであるとかいうのは切っても切り離せない、まさに経済産業委員会ですから、経済性のあるエネルギー計画を立てなければいけないというふうに思います。そこはぜひ今後も注視をして、私もたびたび取り上げさせていただくと思いますけれども、注視...全文を見る
○斉木委員 私がお聞きしたいのは、今質問でも触れましたが、ナトリウムは非常に、空気中の水分と触れても発火したり爆発をしたりするという厄介な性質を持っております。  これを、私が説明を受けたのは、アルゴンガスを充填した、アルゴンガスというのは不燃性ガスですので、酸素がないから発火...全文を見る
○斉木委員 インターロックが作動するので大丈夫だという御答弁だったんですけれども、まさにこれも福島の知見なんですが、そういったセーフティーデバイスが働かない、故障して働かない事態も考えられます。ヒューマンエラーが起き、そして不測の機器の故障が起き、それでもなお、そのインターロック...全文を見る
○斉木委員 きょうは規制側の原子力規制庁の方にも来ていただいておりますので、今機構側がおっしゃられた手順、ナトリウムが、ヒューマンエラーやデバイスの故障が起きても爆発、発火は起きないということだったんですけれども、規制庁もそのように廃炉の安全性を評価されているんでしょうか。
○斉木委員 審議官に重ねてお伺いしたいんですが、今、小さいとおっしゃいましたね。水素が燃焼する可能性は小さいということなんですが、ゼロではないということなんですか。起こり得るということなんでしょうか、化学的に。
○斉木委員 ということは、やはりアルゴンガス、要するに、空気に触れないようにして、酸素、O2がない状態で洗浄が始まり、終了する、これが重要だということですね。アルゴンガスがキーであると。
○斉木委員 ありがとうございます。  やはり地元としては、ともかく安全に廃炉をしてほしいというのが最大にして唯一のというか、皆さんの願いですので。  きのう更田委員長にもお聞きしましたが、何に着目して「もんじゅ」の視察を行うのかという点がありましたけれども、やはり液体ナトリウ...全文を見る
05月23日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○斉木委員 おはようございます。斉木武志です。  前回、私、主に世耕経産大臣に、エネルギー基本計画、そして特に原子力の位置づけと核燃サイクルに関してお聞きいたしました。きょうは、そのときの積み残しの質問を中心にエネルギー政策をお聞きできればというふうに思っております。  前回...全文を見る
○斉木委員 その試験研究炉なんですけれども、今、人材育成の拠点であるとか新たな産業集積のきっかけにしたいというような御発言がありました。  主にどのぐらいの規模で、人材育成なのか、それとも企業の研究拠点なのか、どういった用途の炉というのをお考えなんでしょうか。
○斉木委員 今、近畿大学や京都大学の例も挙げられましたけれども、そうした、私もまさに地元でございますので、廃炉が今進んでいる、福井県では十五基中七基が廃炉が決定若しくは廃炉措置中である。日本にある原子力発電所も、これから二〇三〇年、二〇五〇年に向けて、多くが廃炉を迎えていくわけで...全文を見る
○斉木委員 きょうは世耕経産大臣もおいでですので、今の人材育成に関して、これはお答えになれたらで結構ですので、同じ質問です、原子力技術者の過不足をどう考えているか、それと、今後原子力人材をどういうふうに担保していくか、どのようなお考えをお持ちでしょうか。
○斉木委員 世耕経産大臣、では、総じて、非常に人材育成はかなめであるということですけれども、今文科省から御説明があったような、「もんじゅ」の跡地に今計画されているような、人材育成も視野に入れた試験用の研究炉というのは、経産省としても非常にこれは重要な施設であるというお考えでしょう...全文を見る
○斉木委員 また文科省さんにお伺いいたします。  人材育成と、もう一つ、福井県議会の議事録などを見てみますと、県の企画部長さんとかが、この試験用研究炉は、人材育成だけではなくて、一番最初におっしゃった産業集積のきっかけにしたいと。  ここで、例えば、物の強度をテストするような...全文を見る
○斉木委員 私は文系の人間ですので、今の説明は完全には理解は難しかったんですけれども、そうした、例えば今のがん治療に関する御発言、中性子を使ってやるとか、そういった分野は、やはりこういった原子炉、そして産業用試験研究炉みたいなものは必要なんでしょうか。
○斉木委員 非常に私は前向きな話だなというふうに思っておりまして、こうした国策として、高速増殖炉そして核燃サイクル、これを受け入れてきた敦賀市や福井県ですので、それを残念ながら政府の主導で打ち切られてしまったという思いがやはり立地地域には色濃く残っております。  それにかわる、...全文を見る
○斉木委員 私としてもぜひ協力をさせていただきたいと思いますので、また御相談をさせていただければと思います。  そして、そのタイミングなんですけれども、現在公表されている計画では、第四段階、廃止措置が完了するのが二〇四七年とされております。  今おっしゃったような試験研究炉と...全文を見る
○斉木委員 それと、先ほど前段で、地元の首長さんのみならず、地元の住民の方の御意見もよくお聞きして進めていきたいという御発言がありましたけれども、私も、その部分が一番重要かなというふうに思っております。  試験用の研究炉といいましても、新しい原子力を使う炉を新設をするということ...全文を見る
○斉木委員 以前、文科委員会ではなくてこの経産委員会で世耕経産大臣にお聞きしたことなんですけれども、やはり、これは原子力の商業炉の廃炉後の合意形成のあり方なんですが、今ちょっと触れられた海外の事例で、イギリスは非常に廃炉が先行しておる地域ですので、サイト・ステークホルダーズ・グル...全文を見る
○斉木委員 これは非常に重要な点だと思います。  地域住民の方の声を聞いておりますと、やはり、雲の上で話が飛び交っているなと。「もんじゅ」の廃炉も、勝手に政府が決めて、地元の首長さんや知事さんは反対されたけれども押し切られた。その跡地利用に関しても、新しく試験用研究炉をつくると...全文を見る
○斉木委員 このRE一〇〇がどれだけ広がっていくのかというのは私もまだ確信が持てないんですけれども、現状、日本の企業でどれだけ宣言をなさっているかというと、例えばイオングループであるとか、BツーCですね、直接消費者と接しているような大手のスーパーチェーンなどが、やはり環境に優しい...全文を見る
○斉木委員 もう時間が参りましたので。  私は、このエネルギー政策を考える上で、これはやはり産業のかなめでございますので、ぜひ、その産業競争力、日本はものづくり国家ですから、多分、この前ITの議論もさせていただきましたけれども、ITはやはりプラットフォーマーが先行して、中国でも...全文を見る
06月05日第196回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。  本日は、野田大臣に、福井市への特別交付税措置について伺いたいと思います。  まず、二月の福井豪雪のときに予算委員会で質問させていただきまして、大臣、対応、どうもありがとうございました。対応していただいたんですけれども、実は、その福井市...全文を見る
○斉木委員 ということは、二月十三日までの実績値は正確に出ているけれども、私、今お聞きした、二月十四日以降の〇・九億円、九千万円しか見積もっていなかった、ここに一番課題があったんではないかと思いますが、この見積額と、福井市、私が聞いておりますのは、あの福井豪雪というのは数十年来の...全文を見る
○斉木委員 ぜひ、これは市民生活にも、冬の雪で夏のプールが取りやめになるとか、全国のニュースにもなっておりますけれども、これは非常に対応が必要であるというふうに考えるんですが、この十一億円、実績値よりも低く見積もられているというところなんですけれども、大臣、今後、市民生活にも影響...全文を見る
○斉木委員 これは、やはり制度的な穴があったと思うんですね。  福井市というのは、ふだんは余り雪が降らなくて、ただ、収束帯が長時間かかって、あのような自衛隊が出動するような降雪があると、実績値が五年、十年のものは低いので、見込み額が〇・九億円という低い額になる。でも、実際は二十...全文を見る
06月20日第196回国会 衆議院 本会議 第40号
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○斉木武志君 国民民主党の斉木武志です。  まず、大阪北部地震で亡くなられた方々とその御家族に心からお悔やみを申し上げます。特に、小学校のブロック塀が倒れて女子児童が亡くなった問題。私も、小学四年、そして二年の娘がおりますが、学校に送り出した直後に突然命を奪われた御家族のお気持...全文を見る
○斉木武志君(続) 以下、反対の理由を具体的に申し述べます。  第一に、延長の目的です。  TPP関連法案、働き方改革関連法案、そしてカジノ解禁法案といった議論が必要な重要法案を拙速な国会運営で審議したにもかかわらず、会期内で成立できないから延長するというのは、与党の国会運営...全文を見る
11月14日第197回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○斉木委員 斉木武志です。よろしくお願いいたします。  まず、片山大臣にお聞きいたします。  片山大臣、お久しぶりです。まず、過去の選挙も戦っておりますので、衆議院議員時代、お久しぶりでございます。  そして、過去の秘書への発言についてお聞きしたいんですけれども、私、片山先...全文を見る
○斉木委員 その方は、大臣が秘書に飛びおりを命じた理由も語っておりまして、埼玉県の先生の支持者名簿、これを当該秘書が紛失をした、だから、あなたの命より名簿の方が大事なんだから飛びおりて責任とりなさいということを言ったと。かなり具体的にその背景、なぜ先生がお命じになったのかまで御発...全文を見る
○斉木委員 先生は支持者名簿がないということですか。
○斉木委員 ということは、支持者名簿は、全国比例区ですので北海道から沖縄まであって、もちろん先生の御出身地である埼玉県内の支持者名簿、埼玉県の支持者も存在する、名簿はあるということですね。
○斉木委員 名簿があって、当然、埼玉県の企業、団体、個人、そういった名簿はあるということだと思いますので。  私がこの事務所関係者の方からヒアリングをしてちょっと不思議に思ったのが、多分、データで支持者名簿というのは管理されているのがほとんどの国会議員の事務所だと思うんですけれ...全文を見る
○斉木委員 これは私も耳を疑ったような、自殺教唆ですので、こういった発言はないんだろうなというふうには思っているんですけれども、念のため、事務所関係者からお聞きをいたしましたので、確認をさせていただきました。  先生は以上で結構です。残余は櫻田大臣にお聞きをしたいと思います。片...全文を見る
○斉木委員 では、櫻田大臣にお聞きいたします。  御就任おめでとうございます。  先生はダブルですね、担当が。東京オリンピック担当大臣そしてサイバーセキュリティーの担当大臣ということでございますので、二〇二〇東京オリンピックに向けて、サイバーセキュリティー、どんな課題があるの...全文を見る
○斉木委員 オリンピックというのは、スポーツ選手にとっても四年に一度の祭典ですが、ハッカーにとっても四年に一度の祭典です。各国政府が本当に威信をかけて、ホームページの改ざん、電力システムのダウンを起こさせないように総力を挙げている、これを破ったということをどうしても誇示したいハッ...全文を見る
○斉木委員 これはお願いしている法案の中身でございますので、そのとおりお読みになられたなというふうに思います。  ちょっと私は、今回、電力のインフラに関して聞きたいんですね。  こうやってロンドン・オリンピックでも、電力システム、開会式を落としてやれということが、一秒間に一万...全文を見る
○斉木委員 接続されているものもあります、正確に言いますと。日本の制御システムはネットから切り離されていて、そして、例えば、原子力発電所で今発電していますか、モニタリングポストの数値はどうですか、そういったものは数値を外部に、市町村に伝える必要がございますので、そういったパソコン...全文を見る
○斉木委員 安全運転な答弁だと思いますけれども。  まずそういった、結局、つながっているパソコンとつながっていない制御システム、ここのところをしっかりと分離をして、ファイアウオールを何重にもしておくとか、こういった対策が一番重要なので、そこのところはぜひ、つながっていないから安...全文を見る
○斉木委員 USBメモリー、まさにそうなんですけれども、日本の原子力発電所はUSBメモリーはありますか。USBポート、USBジャックですね。
○斉木委員 あるかないかをお聞きしているんです。使うとかいうものではないんですが。
○斉木委員 USBジャックとはどういうものか御存じですか。使わせないというものではないと思いますが。
○斉木委員 先ほどせっかくナタンズでいい答弁をされたんですが、ナタンズは、USBメモリーを介してマルウエア、スタックスネットが埋め込まれて勝手に暴走した。その後、遠隔操作も一切行われておりません。ソフトウエア上で遠心分離機を全部操作して、警報装置をカットし、しかもログも消去し、自...全文を見る
○斉木委員 USBジャックというのは、非常にそこが穴になるというのは、このナタンズの二〇一〇年の事件で世界的に知見ができました。ですので、例えば銀行間ネットシステム、そして国の防衛省のシステム、そして原子力発電のシステム、これは全て、既存のUSBの穴は鉛で塞ぐとか、物理的に破壊し...全文を見る
○斉木委員 いや、確かに、大臣に事前通告がないというのが大臣よく言いますので、私は二日前から、警察庁、内閣府、そして原子力規制庁、経産省、資源エネルギー庁、全部お呼びをして、レクをしてあります。打ち込んであります。  それで申し上げたのは、では、世耕さん、経済産業大臣、エネルギ...全文を見る
○斉木委員 侵入検査はやっていますか。ペネトレーションテストといいますが、侵入検査。
○斉木委員 それはちょっと違うと思うんですけれども。  ISACでやっている。これは、日本の法令は、アメリカの、米版のものをまねて昨年たしかできたというふうに把握しておるんですけれども、侵入検査、これは日本は義務づけていませんよね。
○斉木委員 やっているかどうかわからぬということですか。  これは要するに、やはり一番重要なのは、ハッカーが、若しくはホワイトハッカーでもいいんですけれども、やってみて、本当に破れるかどうかというのを実際に試して、そこに何か穴があったら、そこを塞ぐというのがセキュリティーだと思...全文を見る
○斉木委員 演習と侵入検査は違うんですけれども。
○斉木委員 それは、侵入検査をどこの、十電力会社ありますけれども、全部やっているのか、若しくは原子力を所有している九電力会社だけやっているのか、それはしっかりとチェックをしていかないといけないと思いますので、ぜひそういったことはやっていただきたいと思います。  そして、これは別...全文を見る
○斉木委員 やはり、こうした電力システムというのは、金融、情報、空港システム、そして鉄道システム、全ての基になっている、一番ハッカーが狙いやすいところですので、ぜひここのところは、経済的な影響も含めて、何重にも防護体制をとる必要があると思いますので、チェックをお願いしたいなと思い...全文を見る
○斉木委員 ちょっと答弁も言葉があやふやでしたけれども、尊重していきますでは、これはオリンピックのホストは務まらないと思います。オリンピックに参加されるアジア諸国は、こうして、従軍慰安婦はみんなプロの娼婦だったんだから、ビジネスなんだから謝る必要はないじゃないかと言う担当大臣が、...全文を見る
○斉木委員 尊重するというよりも、どういう考えを持った人間がホストを務めているかが一番重要ですので、今後も継続させて質問させていただくことを申し上げまして、本日の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月21日第197回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○斉木委員 衆議院の斉木武志です。よろしくお願いいたします。櫻田大臣、よろしくお願いいたします。  まず、きのうの報道から櫻田大臣にお聞きをしたいと思います。  きのう、各新聞、テレビが一斉に報道いたしました。櫻田義孝先生が代表を務める自民党千葉県第八選挙区支部が、政治資金規...全文を見る
○斉木委員 その中西前代表、今は故人ですけれども、当時、これは毎日新聞の記事ですが、百人分は払っておくようにというふうに指示を国家ビジョン研究会の事務員にしたというふうに書かれておるんですけれども、パーティーには百人もいらっしゃったんですか。
○斉木委員 通常、私は資金パーティーは一度もやったことがないんですけれども、二百万円という金額を一どきに払うというのは、やはり相当の見返りを期待しているとか、相当の感謝の意思をあらわすとしか受け取れないんですけれども、先生はそういうふうには受け取られていないということですか。
○斉木委員 ただ、政治資金規正法を超えては受け取ってはいけないということは御承知おきいただきたいなというふうに思います。  その国家ビジョン研究会や中西氏個人からは、何回、どれぐらいの金額を累計で受け取っているんでしょうか。寄附やパーティー券の購入、総額です。
○斉木委員 先生は、今たしか当選七期でいらっしゃいますけれども、政治資金パーティーは恐らく毎年やられているのかなと拝察いたしますが、どの程度のペースで、何回ぐらいこれまで資金パーティーというのはお開きになっているんでしょうか。
○斉木委員 ということは、少なくとも、七期ですから二十回以上はやられているだろうというふうに、二十回前後は当然、年一回とすれば、その程度はやられているんだろうなと思います。  その二十回ぐらい資金パーティーをやっていながら、なぜ、その上限、一団体からは百五十万円までしか買えませ...全文を見る
○斉木委員 ちょっと今の答弁は非常に問題だと思うんですけれども。政治資金規正法は知らなかった、要するに、善管注意義務を怠っていないということであれば、違法にはならないと思うんですね。それで訂正するというのは可能だと思うんですけれども、知っていながら買ってもらうという行為は、これは...全文を見る
○斉木委員 ただ、法律は法律ですので、先生は先ほど、この前の答弁で、知っていたとおっしゃいましたよね、百五十万円が上限であることを。それを超えて受け取るということは、知りながら受け取ったということで、これは違反要件が満たされてしまうんですけれども。そのこと、幾ら百人来たからといっ...全文を見る
○斉木委員 報道によりますと、これは毎日新聞の記事なんですが、櫻田先生の事務所の職員が、上限があるのは認識していたが、担当者が忙しくてそのまま受け取ってしまった。これは、各紙の取材に対しても、先生の事務所の職員の方は、上限を認識していたというふうにはっきりとお答えになっているんで...全文を見る
○斉木委員 大臣というのは非常に重い職責ですので、ぜひ国民に疑いを持たれないように、また、やはりこの委員会でも継続してそのあたりは審議をさせていただきたいなというふうに思っております。  では、前回、十四日でしたか、私と先生のサイバーセキュリティーに関するやりとりに関して追加で...全文を見る
○斉木委員 ここに前回の議事録があるんですけれども、櫻田国務大臣は、USBに関して、私と、ナタンズの例をもとに原子力発電所に関して議論をいたしました。そのとき、最後に何をおっしゃったかといいますと、「使う場合は穴に入れるらしいんですけれども、細かいことは私はよくわかりませんので、...全文を見る
○斉木委員 私は、先生、ちょっと誤解してほしくないんですけれども、先生がパソコンを使わないとかUSBを知らないということを責めるつもりは全くないんですよ。ですので、先生が事務所でUSBを使っているかどうかは今聞いておりません。  ただ、USBがセキュリティーリスクであることを認...全文を見る
○斉木委員 私は法学部出身で文系人間ですので、全くこういうITに疎いんですけれども。  先生と私のやりとりは、日本よりも海外で非常に驚きを持って受けとめられております。ここに、これは国会図書館に、どのような報道が海外でなされたのか調査していただきましたが、ここに持ってきたのはご...全文を見る
○斉木委員 私は申し上げました、先生がパソコンを打たないことを非難するつもりは全くございません。ただ、セキュリティー担当国務大臣の責務は何なんでしょうか。日本の制御システム、特にインフラなど、政府が挙げられている十四分野に侵入しようとするハッカーから日本を守るのが仕事なのではない...全文を見る
○斉木委員 きょうもちょっと、答弁が全くかみ合わないんですけれども。  警察でも、このセキュリティーリスクでも、いわゆるハッカーというのは犯罪者ですよね。犯罪者がどのような侵入経路で侵入しようとしているかを察知しないで、どうやって防げるんですか。その犯人が真っ先に目をつける穴が...全文を見る
○斉木委員 全く御質問にお答えいただけないんですけれども。USB、前回の先生は、基本的に使わせない、「使わせないということであります。」「仮にあったとしても、それは万全の対応をすると。」  要するに、穴があいていても使わせなきゃいいんだということなんですけれども、穴があったら、...全文を見る
○斉木委員 今、七月のサイバーセキュリティ戦略本部でのこと、多分これは菅官房長官の御発言を引用されていたと思いますが、七月二十五日にそのサイバーセキュリティ戦略本部の会合で、本部長は菅義偉官房長官、そして今、副本部長は櫻田先生です、その会合でこう菅官房長官は発言をしております。 ...全文を見る
○斉木委員 私の仕事ではないというのは非常にまずいと思いますよ。官僚から、そして他省庁と連携をとるときに、USBも知らない方が……(櫻田国務大臣「私の仕事じゃないなんて言っていないよ、俺は」と呼ぶ)今おっしゃった。  だから、大臣、そこが、他省庁と連絡をとるときにUSBポートが...全文を見る
○斉木委員 状況を把握し、ハッカーが何をどういうふうに侵入経路にするのか、そういったUSBとかのリスクを、もう誰でも知っているとニューヨーク・タイムズが言っているリスクすら認識されていなかった先生がそういってやれますと言っても、世界がついてこないと思うんですけれども。  私は、...全文を見る
○斉木委員 言葉がわからなければ、言葉が、何をしゃべっているかわからなければジャッジもしようがないですよということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
11月22日第197回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○斉木委員 斉木武志です。  委員の皆様、委員長、皆様、櫻田大臣、本日もよろしくお願いいたします。  このサイバーセキュリティ基本法の改正案、まず、法案提出者としての資格があるのかどうか、櫻田大臣の資質を残念ながら問わなければいけないなというふうに思っております。  まず、...全文を見る
○斉木委員 犯罪者による構成要因の予見ですね、ここが刑法上の、委員長も法曹出身ですので御存じだと思いますけれども、それがやはり争点になるケースが非常に訴訟の上ではあると私は理解しております。  ここに「刑法総論」という日本の権威学者が書かれた文書、これは国会図書館で調べて、該当...全文を見る
○斉木委員 要は、それは一学説であって、事前の認識というのがやはり重要だという御答弁だと思うんですけれども、これを私はきのうの答弁は完全に満たしてしまったと思うんですよ。  きのうの私の質問に対して、これはきのうの議事録です、私が、じゃ、質問から読みます。政治資金パーティーは、...全文を見る
○斉木委員 上限は知っていたけれども不注意で受け取ってしまったというのは、どういう意味なんでしょうか。
○斉木委員 今の御答弁は、私は上限は知っていたとまたお認めになりました。そして、ただ、詳しいところはスタッフが購入しているのであずかり知らぬところだというような答弁に私には聞こえました。  そのところなんですけれども、ちょっとそれは通らないと思いますね。マスコミの取材に対して、...全文を見る
○斉木委員 ちょっときのうの御答弁とずれてきているのが気になったんですけれども、これはきのうの議事録です。  「上限は知っておりました。」その後、その理由として、購入してしまった理由として、「ただ、国家ビジョン研究会の皆さんがいっぱい来ますので、」ということは、来るということは...全文を見る
○斉木委員 ということでございます。  では、本論に戻りたいと思います。  政治資金パーティーは、松本剛明理事のおっしゃるように、百枚で一人はあり得ないということですので、百枚で十人とかいうケースはあると思います。ただ、今回、国家ビジョン研究会さんが多数来るので、十人、二十人...全文を見る
○斉木委員 先生はきのう、「皆さんがいっぱい来ますので、」というふうに御発言なさっていますが、人数は把握しておりませんというのは、矛盾しておりませんか。
○斉木委員 ちょっと御答弁がずれてきているんですけれども、「多くの人が来ているわけですから、」というのは、要するに、櫻田先生は、この櫻田先生を励ます会ですか、二〇一七のパーティーで当然御挨拶もなさっているでしょうし、国家ビジョン研究会の方が何人来ているかというのも把握されているわ...全文を見る
○斉木委員 これは、私、きのうの議事録に基づいてお聞きをしております。  きのうの議事録でお聞きしているのは、国家ビジョン研究会のケースに限定をして私が質問したところに対して、櫻田国務大臣の答弁を全部読みます。   違反になるようなことを認めた覚えはございません。どのように受...全文を見る
○斉木委員 ちょっと行ったり来たりの答弁になっておりますので、故意とは何かのいわゆる刑法論に戻りたいと思います。  先ほど法務省の方から一学説というふうに言われましたけれども、これは一番、「刑法総論」というのは刑法の世界では権威的著書でございますので、その中から、細かく要件をち...全文を見る
○斉木委員 まあ、返したからいいじゃないかという御答弁だと思うんですけれども、それは該当しないと思います。(発言する者あり)  委員長、ちょっと場外発言が多いですが。
○斉木委員 よろしくお願いいたします。  では、続けさせていただきたいと思います。  こういうふうに今聞いてまいりましたけれども、要するに、返せばいいじゃないかは刑法上通りません。刑法というのは、その犯罪を犯したときに故意要件が成立していれば刑事訴追をされるということは、私は...全文を見る
○斉木委員 完全に押し問答になってしまっておりますので、では、私は、きのう危ういですよと申し上げた、まさに先生の本委員会での一連の発言が非常に危ういなというふうに思っておりまして、これは法務省にお聞きします。  過去の例を挙げていただきたいんですけれども、この内閣委員会等の国会...全文を見る
○斉木委員 法務省さん、追加でお聞きいたします。  過去、判例、我が国の訴訟において、閣僚が委員会において答弁した発言が証拠として採用された例はありますか。
○斉木委員 わかりました。  ただ、証拠能力がないとは、否定はできないということでよろしいでしょうか。
○斉木委員 ただ、これは、きのうの私とのやりとりもマスコミで報道されておりましたけれども、国民が全て見ている衆人環視のもとでの委員会発言、公の場中の公の場ですので、そこで軽々しく、上限は知っておりましたが、多くの人数がいたので、その枠内であったから買ってしまったというような御発言...全文を見る
○斉木委員 お手元の紙のコメントなんですけれども、これはきのうの、その上限は知っておりました、国家ビジョン研究会の皆さんが多く来るからいいという認識で、よかれと思って買ってしまったというこの御答弁と私は矛盾してきているというふうにしか聞こえないので、ぜひ、これは今後、司法の場など...全文を見る
○斉木委員 今のも重要な答弁だと思います。今後、録音等が出てきて、本当に答弁と違っていないのかどうかというのはしっかりチェックをする必要があるなというふうに感じております。  これは、やはり先生の御答弁。私は、たしかきょうで三回目でしょうか、当委員会で御質疑させていただくのが。...全文を見る
○斉木委員 御答弁は真摯にいただいたと思います。  ただ、一番その御答弁で今抜けているのは、最後の私とのやりとりです。そうやって真摯に、使わせないんだという御答弁をいただいた後で、「使う場合は穴に入れるらしいんですけれども、細かいことは私はよくわかりませんので、もしあれだったら...全文を見る
○斉木委員 答弁がぶれていませんかということ。私は、原子力所内にUSBジャック、ポートがあいていますかとは一切聞いておりません。  私が聞いていた、それに知っているというような形で、使わせないんだ、穴があいていても差し込ませなければいいんだという御答弁をされて、最後に、USBと...全文を見る
○斉木委員 ちょっと言葉に詰まるんですけれども。  まさに、ハッカーが日本のインフラや日本の知財に侵入するのを防ぐのが先生の役目ですよね、セキュリティー担当大臣。そのハッカーが何を狙っているのか。警察でいえば、侵入経路、これを把握するのが防犯上何よりも大切ですよね、大臣。  ...全文を見る
○斉木委員 きょうは恐らく、答弁書しか読むなというようなアドバイスがあったんでしょう、御自分で常に紙を持ってきょうは答弁されておりますので。私が聞いても全て答弁書の方の類型的答えの方にすぐ戻られてしまうので、コミュニケーションになっていないんですけれども。  御自身の言葉ではお...全文を見る
○斉木委員 与えられたペーパーを読むのが、指示を出すことなんですか。要するに、内閣官房のNISCなど官僚がつくってくれた答弁書を読むのが、指示を出すということなんですか。  先生が指示を出してその答弁書はつくられたということなんでしょうか。
○斉木委員 先生のその答弁に、先生が指示を出されてそういう言葉になったんでしょうか。
○斉木委員 きょうは非常にガードがかたいなというのが、全く御自身の言葉を、それはきのうの反省ということなんでしょうか。きのうの答弁で何か御反省があったから、紙しか読まないという御答弁なんでしょうか。
○斉木委員 ぜひ、USBについて聞いたらそれについてお答えいただきたいし、指示を出したんですかと、その問いに答えていただきたいんですよ。故意だったんですかというときに、必ずきょうはペーパーだけ持っていらっしゃって、ペーパーしか読まないという御答弁になってしまっているので。  大...全文を見る
○斉木委員 ちょっと絶句をしてしまったんですけれども。わかりました。もうこれ以上御質問しても、恐らく紙しか読まれないというふうに思いますので。  私、きのうちょっと御質問させていただきましたけれども、懸念しているのは、心配しているのは我々日本の国会議員だけではありませんで、海外...全文を見る
○斉木委員 私は、それでは大所高所の指示というのは、把握してこそ指示は出せると思うので、ちょっとそれは意見が違うなというふうに今感じております。  私は、大臣がこの職務にとどまることは、日本にとって非常に経済的損失が大きくなってしまうということを非常に懸念をしております。  ...全文を見る
○斉木委員 その物づくりの分野において、例えば自動車産業、日本の時価総額ナンバーワン企業はトヨタ自動車です。トヨタ自動車を始めとした日本の自動車産業が今一番取り組もうとしているのは、自動運転技術、そしてバッテリー技術、こうしたところ、要するに、次世代車への対応。  人がハンドル...全文を見る
○斉木委員 その技術開発競争において一番鍵を握ってくるのは、AI、IT。そして、今、経産省の、私、世耕経産大臣と経産委員理事としていつも議論しておりますが、コネクテッド・インダストリーズ二・〇。政府が提案をされている物同士がITでつながっていく経済、これを他国に先駆けて開発するん...全文を見る
○斉木委員 では、その開発競争の鍵になるのはどんな技術なんでしょうか。
○斉木委員 まさに先生が担当されているサイバー、IT技術だと私は思っております。  自動運転を開発するに当たっても、まさにディープラーニング、どういうときに事故が起きるのか、これをAIの中で何度も何度もデータを入れて、今、グーグルもスマートカーを走らせております。これは、実際の...全文を見る
○斉木委員 というよりも、大臣は知見がないのではないかと私には聞こえるんですけれども。  大臣がパソコンをさわったことがない、それはいいです。ただ、私は思うのが、これが各国でこうして、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ル・モンド、新華社、全ての、地球上のあらゆる国の主...全文を見る
○斉木委員 さわると操作するというのは、またちょっと違う文脈だと思います。  私は、きのうも申し上げました、パソコンをさわったことがないとか操作したことがない、そんなことを私は責めるつもりは全くございませんと言っています。  ただ、私が言っているのは、こういった日本の情報セキ...全文を見る
○斉木委員 私はクイズをするつもりは毛頭ございません。  なぜお聞きしたかといいますと、これは、情報セキュリティーがいかに経済に影響を与えるかの一つのいい例だからです。  今、世界でナンバーワンの時価総額企業、最も大きい企業はどこでしょう。アップルです、アメリカの。アップル社...全文を見る
○斉木委員 私とちょっと認識が違うんです。  大臣というのは、そのチームの象徴です、代表選手です、キャプテンです。ですよね。ですので、政党もそうですけれども、代表というのはまさに顔、看板なんですよ。その組織のCEO、社長が誰なのか。今、ゴーンさんが逮捕されて話題になっております...全文を見る
○斉木委員 私は、大臣の容姿に関して質問してはおりません。  まさにコーポレートアイデンティティー、企業や組織、政府、国家のイメージキャラクター、まさにシンボルなんですよ。安倍総理大臣がまさに自民党政権のシンボルじゃないですか。サイバーセキュリティー分野のシンボルが櫻田先生なん...全文を見る
○斉木委員 では、きのう、恐らく日産の株価はかなり下がったと思います。ゴーンさんという経営者の、CEO、会長ですね、まさに顔が刑事訴追されるということは、非常に時価総額に影響するということが実証されました。  先生が日本株式会社の情報セキュリティーの顔としてとどまることが、日本...全文を見る
○斉木委員 先生はそうは認識されていないということですので、ちょっと私とは認識がずれてしまうなというふうに思っております。  もう残り時間も少なくなってまいりましたが、私は、この質疑を三日間やらせていただいて、非常に残念だなというふうに思っております。  二日前でしたか、私は...全文を見る
○斉木委員 それは、単に聞く耳を持たないということなんでしょうか。
○斉木委員 やはり、先生がおっしゃっている大所高所の判断には、まず、我々国会議員というのは、何よりも国民の声を聞かなければいけません。国民が今何を求めていて、何に心配していて、何を政策として実行してほしいのか、そういう聞く耳を持って、自分の職位、自分が職にあることを国民が望んでい...全文を見る
○斉木委員 時間が来たので終わります。ありがとうございました。
11月29日第197回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○斉木委員 斉木武志です。更田委員長、よろしくお願いいたします。  きょうは、「もんじゅ」の廃炉についてお聞きをしたいというふうに思っております。  まず更田委員長に伺いますが、八月三十日に燃料貯蔵槽からの使用済み核燃料の取り出しが始まったと承知をしておりますけれども、ここま...全文を見る
○斉木委員 何度か、使用済み核燃料を取り出す爪のような部分がナトリウムが固化をしたりして動かなくなるなどのトラブルがありましたけれども、この課題は克服されたとお考えでしょうか。
○斉木委員 機構側は恐らく年内に百体とか、たしか計画を当初発表していたと思うんですが、今十一月末ですので、さすがに五十一体という作業ペースを考えると百というのはちょっと難しいかなと思っているんですが、そういった作業ペース、これは、更田委員長としては、やはり速さよりも安全性を最優先...全文を見る
○斉木委員 その点は私も全く同じ意見ですね。ぜひそういった観点に立って機構の方の指導監督などをお願いしたいというふうに思っております。  そしてまた、もう一点伺いたいことがございます。  六月末、三十日だったと思うんですけれども、地元を視察されて、地元の首長さんであるとか議会...全文を見る
○斉木委員 これは非常に大きな問題だと思っておりまして、やはり、この原子力特別委員会は原子力の諸問題を扱う委員会ですけれども、廃棄物をどう処分するのかというのは日本が直面している最大の課題でもあると私は思っております。  そのときの議事録、六月三十日の議事録が手元にありまして、...全文を見る
○斉木委員 非常に頭の痛い問題ということで、一般論として福井でも語られたと思うんですけれども、非常にここは気を使っていただきたいなというふうに思っております。  今、福井県、私の地元ですけれども、同じ嶺南地域に、大飯発電所、高浜発電所、四基の原子力発電所が稼働しております。およ...全文を見る
○斉木委員 ただ、県知事、そして首長さんも全員出席されている会議ですので、まさに国の原子力の安全性を担保する、まさに番人として地元で発言をされる内容ですので、そのあたりは、たとえ、安全行政で、ごみ行政は別ですよと言っても、やはり国そのものとして更田委員長は地元では特に捉えられます...全文を見る
○斉木委員 今まだ御説明できる段階にないという御意見でしたけれども、私が知り得ている範囲では、六ケ所村にしても東海にしても、またフランスにしても、この世界、地球上に「もんじゅ」の燃料をそのまま再処理できるような施設は現状ないというふうに思っておるんですが、どうなんでしょうか。ある...全文を見る
○斉木委員 もちろん、これは国の税金で行われる再処理ですので、コストの問題もあると思います。ですので、現段階で、ここに絞りましたよというような発言ができないというのは私も承知をしておりますが、やはりそうした現状を、フランスであろうと日本であろうと、要するに地球上にこの「もんじゅ」...全文を見る
○斉木委員 終わります。
12月05日第197回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○斉木委員 斉木武志です。  世耕経産大臣、よろしくお願いいたします。  この十二月、もうそろそろ半ばも見えてまいりましたが、今まさに税の季節を政府・与党内は迎えていらっしゃるというふうに思います。新聞紙上でも、自動車関連税制に関して、消費税と並んで、ここのところをどういうふ...全文を見る
○斉木委員 きょうは、まさに自動車税を担当する、地方を所管する総務省、そして財務省、自動車重量税を担当する官庁も来ていただいておりますので、それぞれ、総務、財務の順で御所見を伺えますか。地方にしわ寄せが行っていないかどうか。
○斉木委員 特に総務省さんの答弁で、まさにインフラ、道路を維持するため、橋梁を補修するためお金が必要なので、受益者負担で地方に負担をお願いしたい、御理解いただきたいという御答弁でしたけれども、私は、これは税金を取る側の論理がどうも先行しているな、ユーザー目線というのをもうちょっと...全文を見る
○斉木委員 せっかくですので、総務省の御見解もお願いします。
○斉木委員 非常にかたい答弁だなと思いますけれども、角を矯めて牛を殺すという格言、皆さん御存じだと思います。要するに、枝葉末節にこだわって本体を損なってしまうということですけれども、税は結局どこから取っても税なわけですよ。だから、まず自動車税で取れるところから取れというこの考え方...全文を見る
○斉木委員 ぜひとも御理解をいただきたいを連呼されておりますけれども、やはり時代に合わせて、今EVも出てくるわけですよ。自動車というものの、CASEと言われますけれども、所有から共有、シェアリングにも変わっていく。これに合わせて税制も変えていかなければいけません。やはり、女性が車...全文を見る
○斉木委員 私、徴税の仕組みも、走行距離課税というのは難しいと思います。  今財務省が所管されている自動車重量税、これは、二年に一回の車検のときに重量税を納めている。ただ、走行距離課税というのは……(発言する者あり)与党からのものですか、御声援いただいてありがとうございます。走...全文を見る
○斉木委員 もう時間が来てしまって、産業論に行けなかったのは残念ですけれども、今、与党の一部からも御声援いただきましたけれども、野党としても税はやはり与党任せにはせず、先ほどの女性有業率と税負担の関係というのは非常に明らかですので、地域活性化のために、女性の就業支援のためにどうい...全文を見る
12月07日第197回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。  私も、「もんじゅ」が地元にありまして、そしてまた、プルサーマル発電が高浜の三、四号機で本日も行われておりますので、今報道でも、核燃サイクル、日本はどうなるのか、進むべきか引くべきかというのは非常に新聞紙上をにぎわしております。その核燃サ...全文を見る
○斉木委員 もう一点、有害度の低減というところも資源エネルギー庁側は主張を強くするんですけれども、それも余り効果がないということなんですが、ここも詳しくその論拠を教えていただけますか。
○斉木委員 ありがとうございます。  それと、事業者側ともいろいろ話をすると、やはり六ケ所村が二〇二一年に竣工する、再処理加工場も、二〇二二年ですか、竣工する、もうすぐできる。これまでに三兆円から四兆円ぐらいお金を使っているので、動かしちゃった方がいいじゃないか、コストを考えて...全文を見る
○斉木委員 これは二〇一二年に評価されていると思うんですが、現在それよりかなり工事は進んでいると思います。
○斉木委員 ありがとうございます。  そして、プルトニウムのやはり四十七トンという日本の保有量も、これはIAEA始めとして、国際社会からもいろいろ指摘のあるところです。できたプルトニウムをどう燃やしていく、使っていくのかということも先ほど言及がありましたけれども、恐らく、先ほど...全文を見る
○斉木委員 プルトニウムの地層処分というのは、日本ではまだ実用化とは遠いものだと思うんですが、プルトニウムの地層処分というのは技術的に可能なんでしょうか。
○斉木委員 お聞きしていると、資源エネルギー庁との見解の隔たりはかなりあるなというのが率直な感想なんですけれども。  資源エネルギー庁や電力事業者の、特に電力事業者の経営、今後の経営体力、電力の自由化も、発送電分離も来年行われます。そういった中でどうやって安全に処理をしていくの...全文を見る
○斉木委員 今非常にいい例をお聞きしたなと思うんですけれども、インセンティブですね。ドイツの例だと思うんですけれども、どのようなインセンティブ、具体的にどれぐらいのインセンティブを与えてプルトニウム消費を進めたということなんでしょうか。
○斉木委員 現状、日本の場合には、MOX燃料を燃やす、消費することに対してインセンティブはないということでしょうか。
○斉木委員 そうしたメリットをつくることによって誘導するという政策だと思うんですけれども。  もう一点お聞きしたかったのが、私、資源エネルギー庁に確認したところ、やはり今の炉規制法は、使った使用済み燃料をどう処分するかは最初に認可の段階で決めている、だからその炉規制法の変更届が...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございます。  プルトニウムを減らさなければいけないというのは、この出席委員、どなたも思っていらっしゃる共通理解だと思いますので、貴重な御示唆をいただいたと思います。  ありがとうございました。