斉木武志

さいきたけし

比例代表(北陸信越)選出
立憲民主党・無所属
当選回数2回

斉木武志の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第198回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○斉木委員 斉木武志です。  ここからは、世耕大臣を中心に、まず、原子力政策について議論させていただければと思います。  年末年始ですけれども、トルコの三菱重工、そしてイギリスの日立と、日本の原子力メーカーが海外で原発を新設する計画から事実上撤退する、若しくは計画を無期限凍結...全文を見る
○斉木委員 まさにその試算を見させていただいたんですけれども、経産省資源エネ庁の官僚とも議論いたしました。  建設費が四千四百億円、そして追加的安全対策経費、津波の防潮堤をつくったりしても六百億円でつくれる。ですので、これは新規制基準に対応させても、旧規制基準なら四千四百億円で...全文を見る
○斉木委員 随分長い説明ですけれども、まさにこれの、二〇一四年段階でやったら原子力は十円でできますよということをおっしゃっているんだと思いますが、私はこの出し方が非常に作為的だなと思っております。  稼働率は何%で計算しましたか。
○斉木委員 それは三・一一前の数字ですね。  現実の、最新の日本の原発の施設稼働率は何%ですか。
○斉木委員 ということは、九・一%でこの十円を計算し直すと、七倍になってしまうわけですよ。ということは、この棒グラフというのは、原子力、この左端ですけれども、これが紙を突き抜けるぐらい高い電源になってしまう。七十円を超えてしまうわけです。  ですので、太陽光が二十円でできます、...全文を見る
○斉木委員 モデルプラントというのを盾にしてちょっと詭弁を弄しているとしか言いようがないんですけれども、まず、じゃ、マーケットの反応を見てみましょうか。  日立が、一月十一日前後です、イギリスから撤退をする、無期限凍結を発表いたしました。その瞬間、二日間で、日立の株価は一六%急...全文を見る
○斉木委員 もう時間がありませんけれども、日立の言い分と全く逆ですね。私、日立のメーカーにも聞いてみました。五千億でできるんですか、今、日本で。全くできませんよ、倍はかかりますと言っています。原発の新設は慈善事業じゃないんだ、人件費がかかるんですよと。八年間、この日本で新設はあり...全文を見る
○斉木委員 世耕大臣、ありがとうございました。もう時間が来てしまいました。済みません、環境大臣、お時間なくなってしまいまして。  世耕大臣、環境大臣、御退席いただいて結構です。ありがとうございました。
○斉木委員 以降、櫻田大臣にお聞きしたいというふうに思います。櫻田大臣、サイバーセキュリティーに関して櫻田国務大臣にお聞きしたいと思います。  昨年末、サイバーセキュリティーリスクのある製品を日本政府は政府調達から除外をするということを、十二月十日に全省庁で申合せをされました。...全文を見る
○斉木委員 私は、これは、そのWTOルールというのを読んだことがあるかちょっとわからないんですけれども、政府調達協定の適用除外、第三条に該当するんじゃないかなと思います。第三条では、安保上の利益を守るために特定国を対象から外すことをWTO協定は認めているんですね。それに該当するか...全文を見る
○斉木委員 いずれにしてもは大問題だと思いますよ。  これは、中国、要するに、今、米中貿易戦争で、アメリカは、ZTE、ファーウェイを名指しをして排除したんです。でも、日本政府は、それをやってしまったらWTOに提訴されるおそれもあるから、私はすばらしい文書だと思いますよ、特定の国...全文を見る
○斉木委員 それは何度もお聞きしました。WTO協定の適用除外項目に該当するんじゃないですかということをお聞きしたんです。  あともう一つ、私がレクのときに外務省や経産省の役人も強調しておりました、そもそも中国は、WTOの政府調達協定に加盟していないんじゃないですか。
○斉木委員 だったら、提訴されるおそれはないじゃないですか。
○斉木委員 質問に答えていないんですけれども。  そもそも政府調達協定に中国は参加していないんだから提訴されるおそれはないんじゃないですかと聞いたのに、この文書はと、日本側の文書の意味を聞いているんじゃないんです。答えてください。
○斉木委員 それは違うと思いますよ。アメリカ、EU諸国、これは、政府調達協定、日本とともに加盟しております。  日本が、じゃ、アップル社を排除されるとしたら、WTOに提訴されないということですね。
○斉木委員 質問に答えていただきたい。  先生は、さきの答弁で、要するに、アメリカやカナダとか、ほかの国であっても日本が訴えられることはないと言っていたんですよ。でも、アメリカやカナダは締結国ですから、そこの国、例えばアップル社、フェイスブック社、それを排除すると日本が表明した...全文を見る
○斉木委員 何がですか。
○斉木委員 これ以上質問を求めても、多分お答えになれないと思いますので、最後に、経済への影響についてお聞きいたします。  今回、日本企業とファーウェイ一社でどれだけ取引があるか御存じですか。
○斉木委員 そのとおりです。  例えば、ソニーのCMOS映像センサーであるとか、京セラ、村田製作所のスマートフォンの内部部品であるとか、JDIの液晶ディスプレーなどがファーウェイ社のスマートフォンには使われております。五千億円の売上げが立っている。  ファーウェイとZTEを日...全文を見る
○斉木委員 私は、ファーウェイが排除されているとかじゃなくて、日本企業の売り先がなくなるんじゃないですかと御質問したんです。  ということは、経済への影響を無視して、大臣はこの指示を出したということですか。五千億円ですよ。
○斉木委員 政府が四月から発効するって何ですか。
○斉木委員 出てから考えるということですか。  国益を守るのが政治家、大臣の務めなんじゃないですか。五千億円あるんだったら、かわりの売り先を見つけるなり、こういうおそれはないからこういう決断をする、当然、国家戦略として、これは重要な決定ですよ。日本の将来を決める重大な決定です。...全文を見る
○斉木委員 鑑みるのは決断の前にしてください。そうでなければ、政策というのはつくれません。  櫻田大臣には、国益を考えて、今自分が何をなすべきかをしっかりと考えていただくことを要求して、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
02月21日第198回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○斉木委員 斉木武志です。  きょうは、まず、世耕経産大臣に、前回の質疑に続いて、原子力発電のコストについて伺いたいというふうに思っております。  前回の質疑、二月十五日でしたけれども、世耕大臣は、今、発電所、原発そして太陽光とか火力とか、さまざまなモデルプラントを計算した、...全文を見る
○斉木委員 まさに、前回の答弁の速記録があるんですけれども、世耕大臣はこうおっしゃっております。「一基のモデルプラントを建てるとバーチャルに仮定をしたときに、いろいろな数字を盛り込んで、その一基のモデルプラントというバーチャルなプラントの中からキロワットアワー当たり幾らかというの...全文を見る
○斉木委員 バーチャルの上にバーチャルを重ねているとしか言いようがないんですが、じゃ、現実の設備利用率の直近の、最新の数字は何%ですか。
○斉木委員 それも再稼働が認められた原発に限っての話ですね。前回の答弁で九・一%とおっしゃいましたけれども、これとの違いは何ですか。
○斉木委員 その設備利用率をお聞きしているので、それを答えていただきたいなと念を押しておきます。  設備利用率、これは七〇%で出していますね。ということは、設備利用率九・一%が最大の数字である。これを九・一%で計算してしまうと、これは十・一円ではなくて、七十円から八十円というと...全文を見る
○斉木委員 まさにそこのところが最初からすれ違っている部分なんですが、これは、政府として、今お認めになりました、エネルギー基本計画、今後、日本が火力でいくのか、原子力でいくのか、ミックスをするとしたらどれぐらいの割合でいくべきなのかという将来像を描くためのまさにコスト計算ですよね...全文を見る
○斉木委員 八年前の震災以降、日本の原子力発電をめぐる環境というのは大きく変わりました。あれ以降、私の地元でも、大飯であるとか高浜であるとか、今も四基、おっしゃられた九基のうち四基は私の小選挙区で稼働しておりますけれども、そういった発電所に対して、稼働の差止め訴訟、運転停止を求め...全文を見る
○斉木委員 実は、電気代の議論をしないと、もうどうしようもないところに来ていると思うんですね。  モデルプラントというのは、確かに、バーチャルですから、訴訟もないですし選挙もありません。ですから、ノーリスクです。でも、日本の原子力発電所が九・一%しか動いていない。これはまさに、...全文を見る
○斉木委員 まさにそうですよ。そのとおりの議論をすべきじゃないですか。  要するに、動いたら電気代が下がる、これは電力会社が公表しているステートメントです。それは理解できます。だからこそ、動いていると、七〇%と仮定をして将来も原子力の発電コストを出すのはおかしいんじゃないですか...全文を見る
○斉木委員 今の、もう単刀直入に聞きますが、我々が、例えば東京であれば東京電力に払っているお金、私が福井県で北陸電力や関西電力に払っている月々の電気代、これには動いていない原発の建設費は全くオンされていないということですか。
○斉木委員 だからこそ、国民にとってみれば、安全で安い電力であれば何でもいいわけなんですよ。原子力でも、そして太陽光でも、そして火力でも、やはり安全性と、何よりも安さ。どれだけ安く電気が使えるかというのは、まさにエネルギーの生命線だと思うんですね。  そのときに、まさに今おっし...全文を見る
○斉木委員 なかなか議論が平行線だなと思うんですけれども、やはり電気代に減価償却費や人件費がオンされている以上、国民にとってみれば、やはり九・一%という数字で出すのが、実際の訴訟リスクも政治リスクも抱えた原発の代金を正直に出すのが、経産大臣、エネルギー担当大臣の務めだと思うんです...全文を見る
○斉木委員 まさにそうだからこそ計算に入れるべきだというふうに私は申し上げているんですが、ちょっとここは平行線になってしまいましたので。  私、おととい、地元の美浜町で、ちょっと気になる発言を目の前で見ました。  おととい、美浜町、今、一、二号機が廃炉決定されております、そし...全文を見る
○斉木委員 美浜五号機の新設計画はあるかとお聞きしているんですが、お答えになれますか。
○斉木委員 本院の原子力問題調査特別委員長がそういうふうに発言をされておりますので。原子力問題を調査する委員長というのは公平でなければなりません。福島の原発事故の原因調査もなさる委員長ですから。大臣も把握されていないような新増設計画を簡単に持ち上げてしまう、つくってしまう。  ...全文を見る
○斉木委員 わかりました。  まさに、ここからはコストについてちょっとお聞きしたいんですけれども、立地地域、美浜町を含めて、敦賀、美浜、おおい、高浜と四市町ございますけれども、このコスト計算というのは、本当に正直な数字を出してほしいんですよ。なぜかといったら、地域の将来がかかっ...全文を見る
○斉木委員 ということは、これだけ議論をしてきても、九・一%というリアルな数字ではなくて、あくまでバーチャルプラントの七〇%は日本では稼働するんだ、利用できるんだという前提をずっと続けて、計算し直す気は全くない、それで将来のエネルギー基本計画をつくっていくということですか。
○斉木委員 三十基近くは今再稼働が達成されていない、そのお金も我々日本国民は営々とこの原子炉建設のために払ってきているんですよ。きょうも払っているとお認めになったじゃないですか。それでも、稼働していない原発を電気代の計算に入れないと言い張るんですか。それで正確な数字が出せるんです...全文を見る
○斉木委員 まさにいい御指摘をいただきました。  まさに株式会社である関西電力や東京電力そして日本原電等の民間電力事業者が、これから原発に新規投資をして、投資回収ができる、コスト回収ができるとお思いですか。
○斉木委員 そのときに援用される数字はこの十・一円なんですよ。御党の議員が立地地域に行って、なぜ声高に原発新増設推進を叫ぶのか。十・一円でできる一番安い電源だから、今でもコスト競争力は一番いい電源だからつくるんだというふうに拳を振り上げていらっしゃいますけれども、これは、まさに民...全文を見る
○斉木委員 ただ、この数字というのは、まさにエネルギー基本計画、世耕大臣が中心になっておまとめになられたエネ基の根拠となる数字ですよね。  そして、二〇三〇年の数字も出されております。同じように原子力が一番低廉な電源として位置づけられておりますけれども、だから二〇%から二二%は...全文を見る
○斉木委員 まさに民間事業者の声としては、例えば関西電力さんなどは訴訟リスクというのは非常に大きく見ていらっしゃいます。専門の法務部門をつくって、訴訟にどう対応していくのか、これは企業経営の論理として設けていらっしゃる。  訴訟リスクというものは全く考えないでいいということなん...全文を見る
○斉木委員 では、あくまでリアルは見ないということですね。
○斉木委員 やはり立地地域としては、地域の将来を決めていく上で、原子力の採算性、コスト計算というのは命綱なんですよ。そこをバーチャルのままで推していく、これは国民に対しても失礼だと思うんですね。電気代として負担していただいているものを入れない、あくまでもモデルプラントだから入れな...全文を見る
○斉木委員 再稼働と新設の議論をごっちゃにされているんですけれども、当然、民間企業はこれまで投資をしてきたものを動かして回収したいからこそ再稼働を目指していますね。そして、新増設は全く別の話なんですよ。もう八年たったわけですから、厳密にファクトとして、再稼働を目指すのは民間企業の...全文を見る
○斉木委員 ちょっと平行線になっておりますので、世耕大臣、きょうはこのくらいで結構です。ありがとうございました。御退席いただいて結構です。
○斉木委員 以降は櫻田国務大臣にお聞きをしたいなというふうに思っております。  櫻田国務大臣、私の質問が六時を回ってしまったんですけれども、先生、なぜきょうは遅刻されたんでしょうか。
○斉木委員 十時十五分から質問、この要求大臣として来なければいけないということは承知されておりましたか。
○斉木委員 では、なぜ、先ほど階議員も御質問されましたけれども、憲法に明記をされている、大臣は国会に来て答弁をしなければいけない、それよりも打合せを優先されたということですか、確信犯ということなんでしょうか。
○斉木委員 ということは、内閣府かどこかの建物で打合せをされていて、それでおくれたと。  時間の判断を誤ったというのはどういうことなんでしょうか。
○斉木委員 わかりました。これ以上お聞きしてもと思いますので、今後はぜひ、憲法にも明記をされている義務でございますので、打合せよりは、大臣としての職責を優先をしていただきたいことを強く要望したいというふうに思います。  前回の予算委員会に続いて継続の質疑をさせていただきたいんで...全文を見る
○斉木委員 まさにそこが問題だと思うんですよ。把握できない。把握できないのに、こんな、日本の市場から実質的に中国製品を締め出すという重大な決定ができたんですか。それによって、中国との間に通商戦争が、米中ではなくて、日中でも起きかねないということは、そういった経済リスクはお考えにな...全文を見る
○斉木委員 だから、起きてから考える、影響が出てから考えるではいけないのではないですかというふうに申し上げているんですが、あくまで、起きてから考えればいいということですか、注視していけばいいということですか。
○斉木委員 質問に答えていただきたいんですが、ちょっと先生にお聞きしたいのは、最近、私は、トランプさんと日本の経済の利益、国益とどちらが大事なのかをお聞きしたいんですね。  トランプさんがノーベル平和賞を欲しいと言ったら推薦状を出しましたね、安倍さんが。そして、米中貿易戦争でZ...全文を見る
○斉木委員 経済への影響を考慮したのかということを全くお答えいただいていないんですが、今回の実質上のファーウェイ、ZTEの締め出しによって日本経済に影響が出るということを全く考えなかったということでよろしいですね。
○斉木委員 時間が参りましたので、続きはあすの内閣委員会で質問をさせていただきます。  どうもありがとうございました。
02月22日第198回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。  きょうは、櫻田大臣を中心に、サイバーセキュリティーの懸念事項について、予算委員会に引き続き議論をさせていただければというふうに思っております。菅官房長官にも御同席を願っております。  まず、議論のポイントなんですけれども、昨年十二月十...全文を見る
○斉木委員 一方、私も中国側の反応が気になって調べてみたんですが、こちらに中国の共産党の機関紙、人民日報系の環球時報という共産党の機関紙の英語版がございます。その中で中国側が、かなり大部のコラムをつくっているんですが、何を表明しているかといいますと、ニュージーランドがファーウェイ...全文を見る
○斉木委員 これはまさに、環球時報が言及しているのは、ファーウェイの5G参加を禁止した十一月からというふうに、ファーウェイの5G参加をその理由として挙げております。  ですので、やはりこれは5Gへの、ドコモ、au、そしてソフトバンクが不採用を決めた我が国にも影響を想定しなければ...全文を見る
○斉木委員 中身の説明は結構です。予算委員会で十回以上、ずっとその答弁書を読まれましたので、それをこの内閣委員会でも繰り返していただきたくはありません。  私は、お聞きしたのは違います。この申合せが、日中関係にニュージーランドのような影響を及ぼしませんかとお聞きしているんです。...全文を見る
○斉木委員 私は、これは予算委員会でもびっくりいたしました。五千億円の、ファーウェイ一社に対して、ソニーのCMOSセンサーであるとか、京セラ、村田製作所の内部部品であるとか、ジャパンディスプレイの液晶パネルとかがファーウェイのスマホには使われている。それを申し上げました。櫻田大臣...全文を見る
○斉木委員 ですので、何度も申し上げますけれども、現段階でわからないではなくて、十二月十日にこういうことを全省庁に通達を出せば、当然、中国側を事実上排除することにつながりますから、中国側も大使館で抗議声明を出しております。  こういった反応が、ニュージーランドでは実際に航空機の...全文を見る
○斉木委員 私は、だまし討ちするつもりはありません。これもレクをしてあります、NISCの職員に。  私がNISCの職員にきのう聞いた段階では、これはニュージーランドも、日本と同じように、明示をしないで、実質的にファーウェイ社やZTE社を排除するような方式をとっていると聞いており...全文を見る
○斉木委員 答弁書はできているはずなんですけれども、おかしいですね。  私がNISCの職員に確認した限りでは、ニュージーランドも、日本と同じように、ZTEやファーウェイという社名、中国という国名を挙げずに、個々の案件、要するに、日本の総務省や内調に上がってきた個々の案件でこうい...全文を見る
○斉木委員 非常に残念なんですね。  これは、大きな米中貿易というよりは、米中ハイテク戦争の片棒を、アメリカ側の棒を担ぐという意思表示なんですよ、十二月十日、やったということは。これは日本の今後十年、百年を左右する、すごく重大な決定です。  それに対して、影響が出てから、経済...全文を見る
○斉木委員 菅官房長官、セキュリティ本部の本部長でございますので、本部長にも伺いたいと思います。  櫻田大臣は、予算委員会でも、日本企業から五千億円、ソニーや京セラや村田から輸出をしている、でも、それは、四月以降にこの申合せは発効するから、四月以降、影響が出たら考えると予算委員...全文を見る
○斉木委員 今、観光面でも重要な御指摘がございました。私もインバウンドは大きな日本の収入源だと思っております。一兆五千億円近い、中国人観光客オンリーで消費がございます、爆買いを始めとして。これが、この環球時報が指摘するように、ニュージーランドはノット・グッド・ツー・ビジット、要す...全文を見る
○斉木委員 今、私、議員だけではなくて、国民、特に企業からも、今回の十二月十日の決定をどう受けとめればいいのか、明確な基準がないゆえに非常に戸惑う声というのが寄せられております。  これは、マスコミ、日経クロステック社、日経新聞社の系列ですけれども、ユーザー二十五社に対する匿名...全文を見る
○斉木委員 通信にお詳しい菅官房長官がいらっしゃいますので、この声にもちょっとお答えいただきたいなと思います。  化学製造業から、今回の決定によって、通信事業者の設備投資増大による通信料金の値上がりが心配という声が出ております。要は、5Gで、ファーウェイは安いんですね。安くない...全文を見る
○斉木委員 全てが使用しないことはあり得ないというのはどういうことでしょうか。それは、今、楽天を含めて四社は、ファーウェイは使わないということを公表されております、少なくとも5Gからは。それを、4Gまではソフトバンクは置きかえないだろうということなんですか。どういう御答弁ですか。
○斉木委員 わかりました。  最後に、私は最初に申しました、これは米中のテック戦争、情報戦争にやはりどちらに日本が立つのかという問題になってくる。  中国の場合は、二〇一七年六月に国家情報法というものを制定いたしました。中国の国民と企業、組織は国の情報活動に協力をし、なおかつ...全文を見る
○斉木委員 日本の司令塔はあなたではないんですか。
○斉木委員 五千億円中国に売っているし、中国から一兆円以上の観光客が来ているし、日中経済というのはすごく相互に依存し合い、そして相互にウイン・ウインの関係を目指す関係であってほしいと私は思っております。現実そうなっております。それが、ニュージーランドで今崩れかかっています。そうい...全文を見る
○斉木委員 ぜひそれを実現していただきたいなという願望を申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
議事録を見る
○斉木分科員 斉木武志です。  きょうは、柴山文科大臣そして政府参考人に、福井県若狭町にある水月湖の年縞についてお伺いできればと思います。  柴山大臣、長時間の審議、御苦労さまです。ここからは、三十分間、肩の力を抜いて、夢のあるお話を展開させていただければなというふうに思いま...全文を見る
○斉木分科員 ありがとうございます。  時代測定、考古学の世界では、この水月湖の年縞に関しては、イギリスにあるグリニッジ天文台のような存在になったと。いわゆる世界標準時を決める、世界の時代測定の基準を決める存在が我が国の水月湖の湖底にあるということで、二〇一三年のIntCalと...全文を見る
○斉木分科員 まさに、私も世界自然遺産に関して、前職時代もいろいろ調べたことがあるんですけれども、例えば、富士山がなぜ自然遺産になれなくて文化遺産になったか。やはり、麓、山麓地域で開発が行われてしまって改変が行われていること。そういった、オリジナルが保たれていないとなかなか世界自...全文を見る
○斉木分科員 多分、国定公園か国立公園かというのも、きのうのレクでも、やはり国立公園でないと申請はできませんということだったんですが、私は、この年縞というのは、二〇一三年のIntCalという、まさにユネスコの、炭素、C14ですね、これの変動値を調べる国際基準、これで二〇一三年に正...全文を見る
○斉木分科員 ただ、それも、二〇〇七年から二〇一〇年と今おっしゃったとおりで、IntCalに採用されたのが二〇一二年から二〇一三年にかけてですよね、まさにそこにバリューがあるわけで。世界に湖はあまたあります。この水月湖は何がオンリーワンかといえば、そこから時代が正確にわかるという...全文を見る
○斉木分科員 ユネスコの世界自然遺産というのは、例えばグレートバリアリーフであるとかグランドキャニオンとか、見えるような、先ほどおっしゃった一つの地形・地質要件とか規模感、そういったものが重視されると思うんですが、この水月湖というのは見えない世界自然遺産だと私は思っております。湖...全文を見る
○斉木分科員 私は、その唯一性と完全性に関しては、結構クリアできるのかなというふうに思っております。  年縞というのは、世界にも幾つか例があります。例えば、ドイツのアイフェル地方であるとか、ベネズエラはカリアコ海盆という海中の海盆、そして、イタリアのモンティッキオであるとか、中...全文を見る
○斉木分科員 ちなみに、今認定されている世界自然遺産で、年縞を理由に認定されているものというのは存在するんでしょうか。
○斉木分科員 こういった見えないものの学術的価値、世界オンリーワンの存在であることはユネスコも認めている。ただ、見えないものだ、湖の底のものだ、そういったものというのは世界自然遺産の選考上、不利にはならないですか、どうですか。
○斉木分科員 世界自然遺産でいきますと、我が国は、知床、白神山地、小笠原、そして屋久島という四つの自然遺産が既に認められており、登録されております。  地元としましては、昨年の夏に年縞博物館という福井県立の施設ができまして、四十五メートルぐらいですかね、世界でも最長の年縞の標本...全文を見る
○斉木分科員 まさに、インパクトがある、当初は耳目を集めるのでわっとふえるけれども、それをいかに持続させるかというところがキーになるということだと思います。  この水月湖の年縞は、博物館という、非常に、建築も斬新な、モダンな建物ができまして、非常に人の関心を引きやすい環境は整っ...全文を見る
○斉木分科員 後押しをするために、何らかのお墨つきということなんですけれども、何らかのお墨つきというのはどのようなものなんでしょうか。お答えになれればで結構ですが。
○斉木分科員 それはレクのときも、環境省の方ですかね、世界ジオパークは十分可能性があるのではないかみたいなことをおっしゃっていましたけれども。  福井県は、勝山の恐竜が日本ジオパークにたしか認定をされていたと思います。福井県のビジョンとしては、恐竜の化石は勝山に、福井県にあるし...全文を見る
○斉木分科員 私は、それも一つ、非常にいい手だなというふうに思うんですけれども、ちなみに、世界ジオパークと世界自然遺産に重複登録されているようなところというのは、世界にあるんでしょうか。
○斉木分科員 私としては、福井県選出の議員ですので、やはり恐竜で、恐竜博物館で非常に売っております。そこに、こういった時代測定のメートル原器が、世界標準ができたということで、やはり地元としても、また日本としても、考古学検証の拠点は日本、福井県にありというような位置づけをぜひしてい...全文を見る
03月12日第198回国会 衆議院 本会議 第11号
議事録を見る
○斉木武志君 国民民主党の斉木武志です。  私は、会派を代表して、本法案、いわゆる長期契約法について、反対の立場で討論を行います。(拍手)  反対する第一の理由は、防衛費の無秩序な増加を招きかねない点です。  安倍総理は、防衛予算について、三十年度第二次補正予算で過去最大の...全文を見る
03月13日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。  きょうは、原子力のバックエンド、特に今、私の地元の福井県の美浜、おおい、高浜など立地市町で、ドライキャスクによる暫定貯蔵を受け入れてもいいのではないかというような声が上がり始めておりますので、この乾式貯蔵の抱える課題について、世耕経産大...全文を見る
○斉木委員 地方議会レベルでたしか反対があったので、それは多分、連邦政府の言い分だと思うんですが、現状、地方議会で反対があってうまくいっていないというふうに聞いておるんですが、どうでしょうか。
○斉木委員 ただ、事実上、地元、日本も各県知事さんの同意がないと再稼働できないという状況ですので、やはり、地元議会、ネバダ州議会が同意をしなければユッカマウンテンを最終処分地とすることはできないと私は思うんですけれども、どういう理解でしょうか。
○斉木委員 アメリカでも、最終処分が決まらないということは、いわゆる暫定貯蔵という名の事実上の一番お尻の部分の貯蔵が行われていると思いますが、それは、燃料プールと、そしてドライキャスクでのものが併用されていると思います。  で、実際に、ドライキャスクというのはオンサイト、施設内...全文を見る
○斉木委員 現実としては、なかなか最終処分場が地元の反対で進んでいないので、各発電所のサイト内であるとか敷地外の中間貯蔵施設、そしてまた、まさに構内の燃料プール、こういったところに使用済み燃料が置かれているという現状ということです。  もう一つ、ヨーロッパの例も聞きたいと思いま...全文を見る
○斉木委員 アメリカの例、そしてドイツの例を聞いておりますと、最終処分、アメリカもドイツも、たしか直接処分を採択している国ですので、やはり最終処分地となると、どうしても地元の反対に遭ってなかなか立地選定が進まない。これは世界的な現状だろうというふうに思っております。  日本も同...全文を見る
○斉木委員 ただ、そもそもの事の起こりは、旧年中でしたね、二〇一八年中に福井県外の中間貯蔵施設を選定し福井県に対してお示しをするというのが関電の岩根社長がおっしゃっていたことでした。それが果たせなかったから、今、暫定的にどうしようかという話が出てきているのではないですか。
○斉木委員 それはちょっと無責任な答弁ではないかなと思いますね。  まさに、バックエンド、使用済み核燃料をどうやって持っていくのかというのは、六ケ所村が稼働していない状況で、再処理もできない状況で、全国の原子力の立地市町が抱えている大きな課題なんですよ。それを、地元のやりとりを...全文を見る
○斉木委員 立地県との関係でいいますと、これは青森県との例も私は参考になるというふうに思います。御存じのように、六ケ所村を受け入れている、そして、むつの中間貯蔵施設を受け入れていただいている。  そもそも、こういった核燃サイクルであるとか、むつの中間貯蔵施設を受け入れるときに、...全文を見る
○斉木委員 福井県民としては、十三基の商用原発があり、今、「もんじゅ」の廃炉作業が行われ、「ふげん」も今また廃炉作業を行っている。十五基の高速炉であるとか商用原発を抱えている自治体です。そういったところが、関電さんが県外に候補地が見つからなかったという去年の会見がありました、十二...全文を見る
○斉木委員 ということは、国と福井県との間で、そういう最終処分地にはしない、県外搬出をしますという約束はないということです。  じゃ、関電や原電との間でも、今、努力は言いましたけれども、そういった、最終処分地にはしない、全て県外に搬出しますという約束、書面でも口頭でも交わされて...全文を見る
○斉木委員 それを聞いてしまいますと、青森県であれば、経産省、国と青森県、自治体との間で最終処分地にはしないという明文の協定があるというふうにおっしゃいました。  一方で、福井県、まさに代表的な立地地域、原子力発電の集中地域でございますけれども、そういった地方自治体と国との間で...全文を見る
○斉木委員 私がまず言ったのは、六ケ所が動いて、二〇二一年に竣工するのは申し上げましたが、動いても、ガラス固化体が順調につくれたとしても、ガラス固化体を持っていく最終処分場がなければ、いずれ六ケ所もいっぱいになるわけです。ですので、最終処分場がない限りこのごみ問題は解決しなくて、...全文を見る
○斉木委員 世耕経産大臣に聞いておりませんので、世耕経産大臣にもお聞きしたいと思います。  まさにこういった福井県のような立地地域を核の使用済み燃料のごみ捨場にしない、最終処分場にはしないんだというお覚悟をお聞きしたいんですけれども、経産大臣としてどう臨まれますか。
○斉木委員 今、交付金制度についても言及がありましたので、お聞きしたいと思います。  やはり、乾式貯蔵を暫定的にやるということであれば、当然、受け入れていただく地元に対する交付金というのも必要になってくるというふうに思うんですが、現在、乾式貯蔵に対する交付金制度、私は、これはプ...全文を見る
○斉木委員 それは、燃料プールよりもドライの方が優遇されているということですか。
○斉木委員 二〇一六年に、そうしたドライを優遇するという方向にかじを切ったということだと思いますけれども、そういう理解でよろしいですね。
○斉木委員 先行的に今、愛媛県の伊方であるとか佐賀県の玄海、そして静岡県の浜岡、こういったところでも、ドライの敷地内貯蔵を事業者が申請してきているというふうに思います。これは恐らく、その二〇一六年にドライキャスクでの貯蔵を優遇するということで、やはり地元もある程度柔軟になって、そ...全文を見る
○斉木委員 更田原子力規制委員長は、やはりドライの方が圧倒的に安全性が高いというふうにおっしゃっておりますけれども、これは、国としても、ドライの方が圧倒的に安全で、今後も推進していくんだというお考えなんでしょうか。
○斉木委員 世界の潮流としてはどうでしょうか。プールよりもドライという流れになってきているんでしょうか。
○斉木委員 実際、資源エネルギー庁の補助制度、交付金で、二〇一六年からそういうふうに優遇を、傾斜配分をして、ドライの方を厚く交付金制度をつくっているということですので、これはそちらの方向に誘導しようということですが、今後もそういった傾斜配分は続けていくということでよろしいですか。
○斉木委員 ドライでも一旦冷やすためのプールは必要なので、それは、ずっと置くかドライに移行するかということの問題だということは私も承知しております。  事ほどさように、最終処分場が決まっていない、アメリカもドイツも、世界でほとんど決まっておりませんので、日本もですけれども、発電...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございました。  終わります。
03月20日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
議事録を見る
○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。  きょうは、世耕経産大臣にお聞きをしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。  まず、本法案、万博についてですけれども、一つ、私、一行、気になる文章がございました。専任の新規の大臣を置くことができるということでご...全文を見る
○斉木委員 櫻田義孝大臣だと思いますけれども、それでよろしいでしょうか。
○斉木委員 私も、予算委員会や内閣委員会など、ほかの委員会でも質疑させていただきましたけれども、やはり、オリンピック担当大臣としても、またサイバーセキュリティー担当大臣としても、国民、そして海外のメディアからも広く、資質が疑問符がつけられている方でございます。  私のもとにも、...全文を見る
○斉木委員 それだけわかっていらっしゃるんですから、世耕さんが兼任すればいいと思うんですが、違いますか。
○斉木委員 招致の段階から非常にかかわっていらっしゃるので、そういった何もかも知っている方がやる、任せて安心というのが国民の感情だと思うんですね。  サイバーセキュリティーに関しても、平井担当大臣がIT政策担当の大臣をなさっていて、私は、平井さんがまとめてやれば、櫻田さんが、パ...全文を見る
○斉木委員 私が今お聞きしたのは、ちょっと勘違いされたようで、万博担当大臣のことですね。  ですので、万博を一番多分、今のキャビネット、内閣の中でわかっていらっしゃるのは世耕さんなので、その方が兼任すれば、十全な答弁が国会でもできるし、よろしいのではないですかと。まさにこの万博...全文を見る
○斉木委員 ポストを一増する、ポストを、野田政権に比べても、櫻田さんの東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、一増したわけですね。また今度万博をやるから一増する。二増になるわけですよ、従前の政権に比べますと。これはちょっとポストをふやし過ぎではないかというふうに申し上げているん...全文を見る
○斉木委員 では、サイバーセキュリティー担当大臣は消滅するということでしょうか。
○斉木委員 国会の大きな役割というのは行政の監視機能でございますので、やはり無駄に税金が使われないかどうか、ポストが無駄にふやされないかどうか、これはしっかりとチェックをする必要があるというふうに思っております。  附帯決議に入れ込むということも考えましたけれども、なかなかこれ...全文を見る
○斉木委員 さすがに巧みに論点をずらしてくるなと感心してお聞きしていたんですけれども、私がお聞きしたのは、一億円土地を買ったら五百万円つくんですか、つかないんですかということをお聞きしたのに、与信がどうたらこうたら、アメックスがどうたら、聞いていないことまで全部べらべらしゃべられ...全文を見る
○斉木委員 そして、一億円の不動産を購入した場合に五百万円のポイント還元は、中小企業の不動産屋でですね、まさに中小企業優遇とおっしゃいましたので、中小の不動産店舗で取引をした場合にはつくということでよろしいんですか、つかないということですか。
○斉木委員 アメックスのことを言われましたので、私も、利用限度額がないカードというのが存在するのかというのをちょっと検索いたしました。まさにアメックスのセンチュリオンカードであるとかダイナースのプレミアムカード、これは与信上限がございません。利用上限がなく使えるカードになっていま...全文を見る
○斉木委員 別にこれは、森羅万象、消費税かかっておりますので、土地取引に限定されていないわけですよ。まさに絵画であるとか宝石であるとか、これも中小の画廊、中小の貴金属店で購入したときには、同じ有価物ですから、同じく、一億円でも五千万円でも、高額取引をすれば、やはり五%のポイント還...全文を見る
○斉木委員 これはぜひ、JCB、VISA、そしてダイナース、アメックスの企業に確認をする必要があるなというふうに思います。やはりクレジットカード会社というのは手数料、コミッションビジネスですから、使ってほしいわけですよ。三%とかの手数料が欲しい。だから、与信枠をもう事実上撤廃をし...全文を見る
○斉木委員 何か不思議ですね。頭の体操としては可能だということは、制度上できる。だけれども、与信が、毎回電話で審査、電話でチェックを受けるから行われないだろうというような推測でお話しになっているんですが、制度上できるかどうかというのを私は聞いているんです。  制度上はできるとい...全文を見る
○斉木委員 これは、きょうはちょっとアメックス、ダイナース等の会社に確認をする機会がございませんでしたので、確認をして次回質疑をさせていただきたいなというふうに思います。  これは重大な問題だと思いますね。中小企業の応援策だというふうに世耕大臣はおっしゃいましたけれども、これは...全文を見る
○斉木委員 でも、そうすると、中小企業がまさに振興策にならないんですけれども。  私は、そう思いますと……(発言する者あり)ちょっと聞いてください。これは、ポイント還元の個人当たりの上限額規制をつくるべきではないですか。総額で、クレジット会社では考えているというのは予算委員会の...全文を見る
○斉木委員 ポイントを、例えばGMOペイメントゲートウェイであるとか、決済事業者が国内にも複数おります、ペイペイであるとかQRコード業者であるとか。そういった会社ごとに設定を、何億円までという形で設定をするのか。  私が申し上げたのは個人。国民一人一人のポイントキャッシュバック...全文を見る
○斉木委員 今、転売のことも少し出ましたけれども、私、これも大きな問題だと思いますね。  例えば指輪が、五十万円か百万円かのダイヤの指輪があるとします。これをAさんからBさんに売りました。で、Bさんが、あるクレジットカードで決済をしました。BさんがCさんに転売をしました。Cさん...全文を見る
○斉木委員 ということは、あくまで決済事業者、クレジットカード会社に頑張ってもらって見つけてもらうということでよろしいですか。
○斉木委員 高額商品、転売とか、少し難しい話になりましたので、国民目線、ちょっと地方目線の少額取引で考えてみたいと思います。  私は地元が福井県なんですけれども、PASMOとかSuicaとか、いわゆる交通系IC、これが次世代のキャッシュレスの本命というふうに日本では見られており...全文を見る
○斉木委員 これは私、個人的にもお聞きしたいんですが、きのう、経産省のレクをしまして、質問取りでやりとりさせていただいたんですが、PASMO、Suicaは、私は、東京に来るとメトロであるとか頻繁に利用しておりますので、当然、上限二万円まで券売機でキャッシュでチャージをします。その...全文を見る
○斉木委員 こういうところがまず国民はわからないんですよ。  Suicaはポイント還元があります、でもPASMOはありませんということすら知らないですし、Suicaは、つくけれどもウエブで操作を、記名式をまず買いなさい、記名式を買って、ついたポイントはウエブで変換するわけですね...全文を見る
○斉木委員 要するに、Suicaを買っても、普通に五百円のデポジットで普通のSuicaを買ってもだめだと。ウエブ上で自分の名前を登録しなければだめということですから、高齢者の方が、私も、Suicaにポイントがつくとか、自動的に今回の五%がチャージにつきませんよという、私、それ、え...全文を見る
○斉木委員 その五%をどうやってもらえるかということを国民は心配しているわけですよ。  高齢者の方は、まさにウエブ上で、これを開くなんという行為は難しくてできませんし、これは、高齢者の方にも全てこれを、記名式、ウエブ上で自分の名前を記入しなければもらえないということなんですね。
○斉木委員 やはり、国民としてはもらい損ねることが一番心配なんですよ。ですので、今おっしゃったように、Suicaを使ったけれども、JRのポイントにはたまるけれどもSuicaの残高には、チャージ額には反映されないからウエブ上で変換をする必要がある。これは私も知らなかったですし、多く...全文を見る
○斉木委員 どれだけキャッシュレスの決済手段を国民が持っているか、普及率というのはすごく重要だと思いますね。  私は、特にこの関東圏においては、やはりナンバーワンは交通系のSuica、PASMOではないかなというふうに感じております。やはりそういった、国民が広く使っていて、広く...全文を見る
○斉木委員 ですので、今回は、予算委員会でも、もらい忘れ、変換し忘れ、使い忘れにどう対応するかということも出ました。要するに、ポイント付与対象の消費行動があったけれども、ポイントをつけたけれども、結局それが、今のようにチャージにされずにポイントとしてカード会社に残っちゃっている、...全文を見る
○斉木委員 きょう、四十五分近く質疑させていただいて改めて思ったのは、やはり、ITリテラシーの高い、しかも富裕層は、これはがっちり今回の三千億円近いポイント還元の恩恵を受けることができるけれども、ITリテラシーが必ずしも高くない方は、ポイントを変換することすら知らないまま、私もそ...全文を見る
04月16日第198回国会 衆議院 本会議 第19号
議事録を見る
○斉木武志君 国民民主党の斉木武志です。  会派を代表して、本改正案について質問いたします。(拍手)  まず、世耕大臣と経済産業委員会でも議論させていただきました、万博担当大臣の必要性について質問します。  二〇二五大阪万博では大阪府市が中小企業館を設ける方針を示すなど、中...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
議事録を見る
○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。  きょうは、株式会社グリーンパワーインベストメントが福井県と滋賀県にまたがって計画している大規模、日本最大級の風力発電事業について、地元の区長さんから御意見をいただきました、この事業に関してと、この日本最大級の事業から見えてくる日本の抱え...全文を見る
○斉木委員 今、計画はどのような段階にまで来ているんでしょうか。
○斉木委員 この事業に関しては、地元の南越前町でも一回住民説明会が、たしかことし一月に開かれたというふうに聞いておりますが、その南越前町の地元の区長さんからは、近い集落ですと六百メートルから七百メートルぐらいしかこの風車から離れていない、なので、低周波騒音の被害が起きるのではない...全文を見る
○斉木委員 今、促してまいりたいという御発言がありましたけれども、経済産業省資源エネルギー庁として、風力発電事業者にもっと地元住民の方々とのコミュニケーションを図るようにという指導監督する権限というのは国にはあるんでしょうか。
○斉木委員 今、努力義務として指導助言など、監督を行っているということだったんですけれども、一つ、この当該会社、グリーンパワーインベストメントが三重県で今進めております事業でも、実は地元の方々と対立関係に陥ってしまっています。  これは毎日新聞の報道なんですけれども、二月二十六...全文を見る
○斉木委員 ぜひ促していただきたいと思うんですね。  もう一つ、やはり認識しておいていただきたいのが、先ほど大門という固有名詞が出ましたけれども、南越前町の大門地区というのは、ここは旧堺村という地域でして、この風力発電所が計画されたのがですね、そこの大門の公民館というのは実は一...全文を見る
○斉木委員 四回開いたという、まあ、法にのっとってというので、グリーンパワーインベストメントさんは三重でも、福井、滋賀でも四回というふうにやっていますけれども、福井の、しかも南越前町で一回しか、四分の一しか開かない、それがしかも一番遠い堺の、大門の公民館だ。これではやはり一番近い...全文を見る
○斉木委員 一方で、私は、これは地元の自治体と住民の間、要するに、町や市と地元住民の間ではちょっと意見が違うケースが全国であるなというふうに思っております。その一つが、この事業によってもたらされる固定資産税収ではないかなと思うんですね。  この当該南越前町というのは、人口が今三...全文を見る
○斉木委員 きのうのレクの段階では、担当者の女性の方は、数百億から、もしかしたら一千億に届くかもしれないみたいなことをおっしゃっていたんですけれども、ちょっと多いなと私も正直思いました。  恐らく、ただ、ほかの地域の規模感からいいますと数十億から数百億円程度かなというふうに思う...全文を見る
○斉木委員 ほかの当該事業と面積の比較等を行いますと、やはり地元では百億円を上回るような固定資産税収が生まれるんじゃないかというような期待もあると思います。  やはり過疎の地域が、日本は風力発電が設置されるところが多いですね。やはりそういった自治体は税収増を期待をする。一方で、...全文を見る
○斉木委員 これは世耕大臣にもちょっとお聞きしたいんですけれども、今政府・与党で出されたエネルギー基本計画でもこの再生可能エネルギーの推進というのはうたっていらっしゃいますので、やはりこの風力発電は今後とも推進をしていきたいというお考えに変わりはないでしょうか。
○斉木委員 これは我が党も、そして、ほとんどこの委員会室にいらっしゃる方は、同じリニューアブルズを推進していきたいという思いだと思います。  一方で、今るる申し上げましたように、地元住民の方からは、説明会も、一回離れたところの公民館で開いてこれで終わりなのか、一番近い集落では開...全文を見る
○斉木委員 まさに私も同じ意見でして、形だけではなくてきちっとした理解を得ること、これが本当に重要なんだろうなと思います。  それが、今回、この福井県、滋賀県の余呉南越前ウインドファーム事業ではちょっと欠けているのではないかなという気がするんですね。当該地区で一回しか開いていな...全文を見る
○斉木委員 この事業からもわかるように、私も風力発電はぜひふやしていくべきだという立場なんですけれども、なかなか日本では価格も高どまりしているなというふうに思います。諸外国の場合にはほとんど一桁にまで落ちてきているんですが、残念ながら、今、風力、日本では二十円とか十九円という固定...全文を見る
○斉木委員 今環境アセスメントの話が出ましたけれども、その住んでいる方々からすれば、信頼性。事業者が、というのは推進側ですね、事業の推進側、投資をする側ですから一刻も早くつくりたい、その人たちが依頼をした会社が幾ら調査をしても、例えば低周波の騒音調査というのは、本当にやったのかど...全文を見る
○斉木委員 今まるっと理解をさせていただきましたが、これから精度の高いものを行っていくということなので、ぜひ、透明性といいますか、推進側である事業者から見た目線では、説得材料としての数字ではなくて、これは住民側、そこで寝起きしている方から見た客観的な数字なんですよということをどう...全文を見る
○斉木委員 ちょっと明確に答弁されなかったんですが、まあ、これは環境省マターというふうなことになるのかもしれません。この事業評価書を見ても、環境省側の出しているものと経産省側の出しているものではちょっと書きぶりが違うなというのが、当該事業に関しても大分散見されます。  風力発電...全文を見る
05月15日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
議事録を見る
○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。  きょうは世耕大臣と政府参考人に、今、日本でも急速に広まっております海外プラットフォーマー、GAFAを筆頭といたします海外プラットフォーマーにどう日本が向き合っていくのかというテーマで御質問させていただきたいと思います。  御存じのよう...全文を見る
○斉木委員 今まさに独禁法の話が出ましたけれども、こうした二社の寡占というのは何も日本だけではございません。ヨーロッパでもアフリカでも、そしてアジアでも、ほとんどの国でこの二社が寡占状況にあるというのはこの地球上どこも同じです。中国は除くと思いますけれども。  そうした中でヨー...全文を見る
○斉木委員 日本でも同じように、アップル社のアップストア、そしてグーグル社のグーグルプレーは、ほぼ全ての国民のスマートフォンにインストールされているものでございます。  では、同じように、日本の公取として、こうした海外プラットフォーマーに対して独占禁止法を適用しよう、寡占状況に...全文を見る
○斉木委員 課徴金についてもちょっとお伺いしたいんです。  昨年の七月十八日だったと思います、グーグル社が欧州委員会から課徴金を課された事例を把握されていると思いますけれども、これは何が問題になったかといいますと、グーグルが、基本ソフト、アンドロイドを使う携帯端末に対して、自社...全文を見る
○斉木委員 まさに今ヒントがあった答弁だと思うんですけれども、こうしたことを、欧州委員会が制裁金を課すぞということを言ったから途中でグーグル社が態度を変えたということなんでしょうか。
○斉木委員 これは世耕大臣にお聞きしたいんですけれども、やはり国内の中小事業者、まさにアプリ開発業者の経営者たちとお話をしておりますと、ぜひ日本政府もそうした強い対応をしてほしいと。要は、三〇%というこの一律のコミッション、手数料をアップルとグーグルが取っているけれども、彼らはあ...全文を見る
○斉木委員 まさにアプリを開発している業者が不当な扱いを受けた例というのが、これは、二〇一九年、本年の二月十一日の日経新聞に掲載してありました。  ちょっと長いんですが、引用させていただきます。  二〇一八年十一月、ある国民が、千葉県の会社員の方が、日課にしていたLINEの電...全文を見る
○斉木委員 公正取引委員会は御所見はどうですか。
○斉木委員 当委員会は、日本経済の応援団、まさにその旗振り役でございますので。  こうしたLINE社のほかにも五十万ものアプリ企業、開発者があって、日本にも少なからぬアプリ開発会社が存在をしている。  クールジャパンと言っていますね。クールジャパンを稼ぎ頭にしよう、大臣もおっ...全文を見る
○斉木委員 ここはやはり欧州委員会が五千七百億円もの課徴金を課すぞというふうに動いたからこそ、アルファベット傘下のグーグル社、ここも変わってきているというものがありますので、ある意味、伝家の宝刀を持っているのは、日本政府、公正取引委員会、そして、その関係所管省庁であります経済産業...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございます。ぜひ強い態度を私は発揮をしていただきたいというか、発揮をすべき局面にもう何年前からも来ているのではないかなというふうに思います。  もう一つ、今、米中の戦争が経済で行われておりますけれども、今までは、アメリカ発のGAFA、グーグル、アマゾン、フ...全文を見る
○斉木委員 これで話はちょっと戻るんですけれども、そのときに、やはり三〇%の手数料というのは問題だと思うんですよ。  例えば、アップル社そしてグーグル社が独自にコンテンツやゲームを開発しようとすると、彼らは、三〇%の手数料を日本のゲーム会社から取って、有利な資金力をため込んだ上...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございます。  中小企業の方に聞いても、要は、公平な土俵で競争できるようにしてくれというのが皆さん異口同音におっしゃることなんですよ。日本政府として我々に不必要なげたを履かせてくれる必要はない、少なくとも、アメリカや中国の企業、プラットフォーマーを含め、同...全文を見る
○斉木委員 これはまさに国際交易、経済交渉の分野になってくると思います。  世耕大臣にお聞きしたいんですけれども、日本のマーケットに中国は入りたい放題だけれども、日本が中国に入れないのはおかしいじゃないかということを、日中、少なくともバイの席では提起をし、これは、例えばほかの交...全文を見る
○斉木委員 でも、なかなか成果となって日本企業が中国市場でゲームを配信できているというところまではいっていませんので、ぜひ継続して、あらゆる、やはりこれは国際交渉ですので、先ほども、三〇%のコミッションに対してもっと強い態度をとったらどうか、公取ももう少し欧州委員会を範にして行動...全文を見る
○斉木委員 もう時間が参りましたので、きょうはここまでにさせていただきまして。  物がなければ課税できないという旧来の税法が適応しなくなっているのが今の地球です。それにどう課税していくのかというのは、インタンジブルマーケティングであるとか、非常におもしろい税の概念が出てきている...全文を見る
05月17日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
議事録を見る
○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。よろしくお願いいたします。  きょうは、前半でも恐らく議題になったと思いますけれども、特重施設に関してお伺いをしたいと思います。  きょうは更田規制委員長にも来ていただいております。よろしくお願いいたします。  四月二十四日でございます...全文を見る
○斉木委員 世耕経産大臣にお聞きしますけれども、関西電力、特に九州電力は川内一号機が来年三月にとまることを前提にした業績見込みというものを社長が記者会見で既に発表されておりますけれども、仮に今動いている九基全てが停止を規制委員会から命じられた場合に、日本の電力料金に対して年間どれ...全文を見る
○斉木委員 私の地元では、今稼働中のものが高浜三、四号機、そして大飯も二基動いております。これがとまった場合には、高浜で年間一千八十億円程度、大飯は出力が大きいですので千四百億円程度の損失が出るということは、関電の決算資料からも既に明らかになっているところでございます。  です...全文を見る
○斉木委員 推進側、経産省からはちょっとお答えしにくいということですので、原子力規制庁側はどう見ていらっしゃいますでしょうか。  私が事業者側の関係者に聞き取りをした範囲では、やはりお金が非常にかかると。関電の場合ですと、七基の特重施設で四千億円程度建設費が見込まれる。一基大体...全文を見る
○斉木委員 私は、福井県、地元に帰ればUPZの住人なんです。敦賀そして美浜発電所から三十キロ圏内、そして、「ふげん」、「もんじゅ」、高速増殖原型炉から三十キロ圏内に住んでおります。ですので、今回の四月二十四日の一報を聞きまして、私はちょっと信じられなかったんですよ。  これまで...全文を見る
○斉木委員 我々としては、UPZの圏内で日常生活を営み、そして寝起きをし、なりわいを皆様営んでいるわけですので、やはり、この規制委員会というものを信頼して再稼働に県としても同意を表明した、知事も同意を表明されたという経緯があります。  ですので、ここでその原子力をオペレート、運...全文を見る
○斉木委員 世耕経産大臣に伺います。  この今回の決定ですけれども、やはり、こうした不適合状態でも今の再稼働を継続させてくれないかというような趣旨の、いわゆる規制を軽んじているかのような事業者の姿勢が見えてしまうと、これはほかの道県でも、今後、再稼働、三十基程度、世耕経産大臣、...全文を見る
○斉木委員 ちょっと巧みに論点をずらされたんですけれども、私がお聞きをしたのは、そうした規制基準を遵守しなくても運転を継続させてくれというような、ある強い見方をすれば、規制を軽んずるかのような事業者の姿勢が、ほかの電力会社管内でも再稼働を求めるに当たって、私のような地元住民の方々...全文を見る
○斉木委員 まさにそのとおりでございまして、今回、何がやはり私のような立地地域の住民にとって驚きだったかといいますと、規制基準を不適合状態でも運転を継続させてくれというような要望を事業者がしたということ自体が私は驚きを持って受けとめざるを得ないということですので、更田委員長はそれ...全文を見る
○斉木委員 先ほど、政府参考人、後ろからも手が挙がりましたので、お答えいただけますでしょうか。
○斉木委員 ということは、オンサイトで常駐させるような体制は考えていないということでよろしいでしょうか。
○斉木委員 そして、これは経営者側の発言をまた少し御紹介したいんですが、関西電力の岩根社長が直近の記者会見で発言をしております。  今回のテロ対策施設ができなければ停止命令が出るということに対してどう対処するかという記者の質問に対して、少しでもこの特重施設の工期が短くなるよう努...全文を見る
○斉木委員 そろそろ時間ですので。  私、福井県では今四基稼働しておりまして、ほかにも含めて十三基の商用炉と、高速増殖炉が二基ございます。非常に今回の決定は地元の経済にも影響を与えるのではないかというような懸念も広がっておりまして、これは我が国の今後のエネルギー政策、他道県での...全文を見る
05月22日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
議事録を見る
○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。  私は主に吉田参考人にお伺いをさせていただければというふうに思っております。  デジタルプラットフォーマーへの対策というのは、私も非常に我が国の今後の成長を左右する重要な施策だと思っております。五月、今月十五日の経産委員会でも質疑で取り...全文を見る
○斉木委員 その三〇%の手数料というのは、私も余りにもハンデが高いなというふうに思っております。これをやはり二五なり二〇なりというふうに引下げをすれば、それだけ開発にお金が回せる。我々、日本企業を応援している立場からも、やはりそこを、コミッションを、その手数料を引き下げてもらうと...全文を見る
○斉木委員 これは、実際に、なかなかGAFAは手ごわい相手だというのは皆さん、与野党問わず認識は共通なんですけれども、こういった潮流が、欧州委員会が先んじて調査に入りますよという報道が出ましたが、それによって引下げへの道というのは加速していくというふうにお考えですか。どういうふう...全文を見る
○斉木委員 まさにそのとおりで、日本のデジタルマーケットから上げた利益は日本に貢献してもらう、至極当然の、そして日本企業と同様に納税してもらう。まさに税の大原則でございますので、これは次回の委員会等でもぜひ継続して審議させていただければと思います。  プラットフォーマーの側もや...全文を見る
○斉木委員 非常にアップ・ツー・デートで動いているところですし、恐らく、GAFAの側は法務部門の人材も潤沢だ。一説によりますと、公取をしのぐのではないかぐらいのことも言われておりますので、なかなか手ごわい多国籍企業群であるなということは思います。  彼らと向き合っていかなければ...全文を見る
○斉木委員 5Gをめぐっては、政府も去年の十二月十日ですか、全省庁申合せでいわゆるセキュリティーリスクのある機器は日本政府として調達しないということを決めまして、au、ドコモ、ソフトバンクなどの携帯キャリア会社も、特にソフトバンクなどは中国製の基地局を使わないとか、いろいろ対応は...全文を見る
○斉木委員 終わります。ありがとうございました。
05月23日第198回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
議事録を見る
○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。  規制委員長、よろしくお願いいたします。  私からは、前回経済産業委員会で御質問をさせていただきました特重施設に関して、本日も継続して審議をさせていただければというふうに思っております。  本委員会は経済産業委員会と兼ねていらっしゃる...全文を見る
○斉木委員 では、原子力委員会そして原子力規制庁に対して、CNO、まさに電力事業者から、そうした延長してほしいという初めて意思表示があったのが四月十七日であり、それまでは期限内にできるというふうに想定をしていたということでよろしいでしょうか。
○斉木委員 そうすると、わずか三カ月で主張が百八十度変わったということなんですが、それは何か思い当たる節というのはありますでしょうか。
○斉木委員 ということは、規制委員長としても、今回の申出はちょっと想定外ということ、四月十七日の申出というのは想定外だったということでよろしいでしょうか。
○斉木委員 そこの事業者とのコミュニケーションの、何というか、双方向性、それぞれの現状をしっかり、懐ぐあいも含めて、そして工事の進捗状況も含めて、意思共有するような体制がとられていなかったのかなというふうに推察いたしますけれども。  一つ、私が率直に前回の質疑でも疑問が解けなか...全文を見る
○斉木委員 委員長のおっしゃることは、私も、立地地域の住民としては全く同意をするところなんですね。  私も、地元に帰ればUPZの住人ですので、敦賀、美浜、そして「ふげん」、「もんじゅ」と四サイト、UPZ内に居住をしております。ですので、事業者がどれだけ本気で規制基準を守らなけれ...全文を見る
○斉木委員 きょうは防衛省の方にも来ていただいておりますのでお聞きをしたいと思いますけれども、電力事業者側と陰に陽に話をしておりますと、やはり、諸外国では軍が原子力発電所の警備に対してかんでくれているところもあるじゃないか、ただ、日本では警察力のみに限定をされているので、やはり、...全文を見る
○斉木委員 恐らく、日本の場合にも、原発特別警備隊であるとか、県警単位で組織をされて、それぞれ対応されているんだろうというふうに思います。  ただ、福井県からは以前に、原発が集中立地をしております、高速炉と商用炉を含めて十五基存在をしておりますので、嶺南地区に自衛隊の駐屯地を新...全文を見る
○斉木委員 ということは、福井県から要望が出ていたのは、敦賀、美浜、そして大飯、高浜という立地状況、商用原発ですので、その中間点である若狭であるとか小浜であるとかに、この四サイトにしっかり制圧部隊を送り込めるような近傍施設をつくってほしい、中間点に設けてほしいというようなプランだ...全文を見る
○斉木委員 今お聞きした対テロ対策というのは、恐らく陸上からの侵攻に備えてのものだと思います。  もう一つ備えなければならないのが、特重施設でも想定されております航空機の落下等の対テロ対策でございますけれども、今、防衛省としては、対航空機であるとか対ミサイル防護というものは、私...全文を見る
○斉木委員 福井県から要望が出ていたのは、主に原発のテロを制圧する目的での中間点への駐屯地の配備ということだったと思いますが、日本国全体として、原子力発電所に対するテロを想定して人員の配置であるとか基地の配置、駐屯地の配置をした例というのはあるんでしょうか。
○斉木委員 ありがとうございます。  更田委員長に再びお聞きをいたします。  前回、私との質疑の中で、このような特重施設のように、コントロールルームが建屋内に一つあって、もう一つ別に、中央制御室を二系統備えているような、日本の現行の特重施設と同じようなテロ対策を講じている施設...全文を見る
○斉木委員 そういった、過去、当時一九七〇年代ですかね、軍用機などが非常にまだ技術が未発達で墜落をしやすかった。なので、こういった中央制御室様のものを複数設けるというような施設が、ドイツ、スイス等であったというふうに私も聞いております。  そういったものも、歴史的なものを念頭に...全文を見る
○斉木委員 まさに規制委員会は、政治的理由、経済的な理由は一切抜きにして、安全性を最大限追求する施設ですので、原子力委員会委員長としては、そのような答弁になるかなというふうに思います。  一方で、原子力規制庁に同じ問いをちょっと投げてみたいと思うんですけれども、規制庁としても、...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございます。  最後にお聞きしたいのが、関西電力が、今回の原子力規制委員会の発表を受けて、定期検査時期の見直しをしているという報道が、きのうのこれは夕方六時半付の日経新聞の記事なんですけれども、原発は、十三カ月内に一度、二カ月から三カ月程度の定検をしなけれ...全文を見る
○斉木委員 この問題は、費用、そして基準、非常に難しい局面に、今、日本の原子力全体としても来ているなと思いますので、また折に触れて、継続的に質疑をさせていただければと思います。  きょうはどうもありがとうございました。
05月24日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
議事録を見る
○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。  宮腰大臣、よろしくお願いいたします。  本日は、五月十五日の当委員会の質疑、そして、前回のこの独禁法審議の参考人質疑に引き続いて、海外デジタルプラットフォーマーにどう日本として向き合っていくのかという視点で御質問をさせていただきたいと...全文を見る
○斉木委員 まさにそれが、公取さんが調査に入ったことのあるアマゾンであるとかエアビーアンドビーであるとか、調査に入るということで自発的に事業者側が規約の変更を取りやめたであるとか、そういった事例は前回の質疑でもお伺いをいたしました。そうした現行の独禁法の枠内で、不利な競争条件を課...全文を見る
○斉木委員 私どもは日本の国会議員ですので、日本国民の国益そして日本国民の利益を守っていくのが第一義の仕事でございます。  それから見ると、やはり海外デジタルプラットフォーマーに私たち国民の負担している課金が一方的に流れていて、しかもその三〇%が、本国アメリカのグーグルであると...全文を見る
○斉木委員 宮腰大臣は消費者担当大臣も兼務されておりますので、非常に前向きな答弁をうれしく拝聴しております。  私は、やはり公取がアクションを起こすことの重要性というのも、ぜひ宮腰大臣の御所見を伺いたいんですが、一つ、前回五月十五日の質疑で公取当局の方から答弁があったんですが、...全文を見る
○斉木委員 今、過剰な規制という一つ論点が出てまいりましたけれども、これはまさに世界じゅう、イギリスやアメリカでも今非常に議論が、ここ数年盛んになってきている分野でございます。  過剰な規制なのか、それとも、今のデジタルプラットフォーマーというのはもっと独禁法の枠組みそのものを...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございます。  今ちょっと私が興味深く思ったのは、おっしゃられていることの中の一つが、欧州委員会とグーグルが今欧州の普通裁判所で係争中ですけれども、そこでグーグルのCEOが述べている反訴の理由にちょっと通ずる部分があるなというのを私は思いました。  グー...全文を見る
○斉木委員 公取の側からはいかがでしょうか。
○斉木委員 ありがとうございます。  これは非常に今日的かつ地球的な課題でございますので、ぜひ活発な議論、これから必要だなというふうに思っております。  もう一点、トランプ大統領が来日を間もなくされますので、ちょっと米中間に関しても、今、ファーウェイのスマホが日本でも取扱いを...全文を見る
○斉木委員 事前の、きのうレクもお願いしたんですけれども、経産省さんの御見解としては、今回は、エンティティーノートですね、アメリカが示しておるものは、安全保障上ファーウェイは懸念があるんだ、だから供給しないんだ、したら罰則を科すぞ、当局に許可をとれということだと思います。  で...全文を見る
○斉木委員 もう時間が参りましたのできょうはこのぐらいにしたいと思っておりますが、財務省さん、済みません、今回も時間がなくなってしまいました。  課税をどうするのかを含めて、この海外プラットフォーマーを、どういうふうにイノベーションをもう一度起こる状態にさせ、国民に利益を還元し...全文を見る
06月12日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
議事録を見る
○斉木委員 国民民主党の斉木武志です。  世耕大臣、よろしくお願いいたします。  本日は、経産省として、この十月の消費増税に備えて打ち出している目玉政策でありますキャッシュレス決済に対するポイント還元制度、この課題について大臣と質疑をまずさせていただければと思っております。 ...全文を見る
○斉木委員 これは消費増税対策として導入する目玉政策ですので、まさに、税を取る方、そして配る再分配機能というのは、国民があまねく裨益できなければ当然不満が出るというのは政策の大前提だと思うんですね。  今、ちょっと感覚的な話になってもしようがないので、数字でどれだけ地方と東京都...全文を見る
○斉木委員 お店に導入支援をするから、読み取り機をただで、要するに、国が全部負担をして導入してもらうからこれから普及するんじゃないかということなんですけれども、私はちょっとそれは的が外れているのではないかなと思います。  そもそも、今のはお店側の目線ですね。お店側の目線から見れ...全文を見る
○斉木委員 まず一点。二・二%ですか、全国平均よりも、一・八、東京が低いとおっしゃいましたけれども、多分それは年限の違いだと思いますね。この商業統計は平成二十六年の、最新の数字を持ってきてくださいと経産省には言ったんですが、平成二十六年のものが最新ですということでしたので、今申し...全文を見る
○斉木委員 これはITリテラシーにも絡んでくる話ですので。  そもそも、先ほど高齢者の方もおっしゃいました。QRコード決済、ペイペイとか楽天ペイであるとかLINEペイであるとかさまざまなQRコード決済業者が、例えば二〇%還元とか、今囲い込みを図って登場してきましたが、果たして、...全文を見る
○斉木委員 ちょっと議論がかみ合わないんですけれども。手段を用意しているから問題ないんだということは私は通らないと思いますよ。  最初の数字に戻るんですが、じゃ、なぜこういう数字になるんでしょうか。地方でクレジットカードが一〇%しか決済に占めておりません、東京は一九・八%、二倍...全文を見る
○斉木委員 何か、お聞きしていると、やはり今の政権の閣僚、そして霞が関、永田町の発想でつくってしまった政策なのかなという危惧を抱くんですね。  私も、国政報告会、地元でこの前やったときに、ICOCA若しくはSuica、こういう交通系を持っていらっしゃる方はどれぐらいますか、会場...全文を見る
○斉木委員 私は別にSuica愛好者ではございません。  なぜSuicaを取り上げたかといいますと、一番数が多いからなんですよ。当然、東京で使えるのはSuicaありPASMOあり、ICOCAも使えるし、ありとあらゆる交通系のICというのは出ていますよね。Suica単体が七千四百...全文を見る
○斉木委員 ということは、これはポイント還元目当ての減資であるとは判断していないということでしょうか。
○斉木委員 減資というのは、はっきり言って、企業イメージにとってみれば物すごくマイナスです。  なぜ減資を発表するのかというのは、例えば、赤字の繰越金が、累積赤字があったとします、決算発表のときに、減資をすれば、例えば九千万から五千万に減資をすれば、累積赤字四千万、決算書上は減...全文を見る
○斉木委員 これは、消費者から見ると、地方ではそもそも二分の一から三分の一しかキャッシュレスが使える店舗がない。そして、企業の側から見ると、ポイント還元に該当するために、禁じ手の減資までどんどん行うようになってきている。私は、これははっきり言って効果的な政策ではないというふうに考...全文を見る
10月04日第200回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第1号
議事録を見る
○斉木委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、江渡聡徳君を委員長に推薦いたします。
○斉木委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
11月06日第200回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
議事録を見る
○斉木委員 おはようございます。  立国社を代表いたしまして、梶山経済産業大臣に御質問させていただきたいと思います。  私の地元は、今回非常に焦点が当たりました関西電力高浜原子力発電所が所在をしております。そのほかにも、大飯発電所そして美浜発電所、関西電力が運営をする十一基の...全文を見る
○斉木委員 私もそれが常識だというふうに思っておる。なぜかといえば、個人の口座に入れてしまったら、これも幾ら入ったのか結局わからなかったんですけれども、個人の口座に入れてしまっては、誰に配ったのか記録がとれないんですよ。ですので、これは立地地域の振興のためですから、共生のためです...全文を見る
○斉木委員 では、事実確認をしたいというふうに思います。  当時の町議会の記録が残っておりまして、県の監査も入っておるんですけれども、まず、浜田倫三町長が七八年、この広報が出された四カ月前の四月の高浜町議会全員協議会で発言をしております。確かにこの九億円は受け取りましたと。 ...全文を見る
○斉木委員 私も全く信じられません。  ただ、これは残念ながら事実でして、まず、町議会で、もらった浜田さん自身が証言されたという決定的な事実がございます。県当局も、当然福井県側も把握をいたしまして、一九七八年、この広報が出された二カ月前、六月一日に、事実関係の確認を、県の大竹邦...全文を見る
○斉木委員 まさに、これに関しては住民監査請求が起こりまして、ただ、住民監査の町側の結論は、不採択、監査せずということだったんですよ。要は、一年半から二年もたっているので時効でしょうと。それと、あと、適切にこれは執行されている、だから監査しませんという答弁だったんですね。要するに...全文を見る
○斉木委員 梶山先生も経済産業大臣に就任されたわけですので、この資金の流れ、まさに電力事業者、旧一般電力事業者の監督者として、こういった不透明な寄附金のまき方を今もしているのかどうか、そして、特に関西電力に関しては国民の関心が高うございますので、過去、こういった、公的口座ではなく...全文を見る
○斉木委員 第三者委員会、私は、この件は調査すべきだと思うんですけれども、多分調査対象にならないのではないかなという危惧を持っております。  なぜかと申しますと、今回のこの一連の報告書も、森山元助役から関電の旧経営陣が幾らもらったのか、なぜもらったのか、どのようにもらったのかと...全文を見る
○斉木委員 今、但木委員長の名前が出ましたので、その点に関しても、私は第三者委員会の客観性が非常に危ういんではないかなと思っております。  なぜなら、但木さんを任命されたのは岩根現社長ですよね。やめていく経営者、要するに、お金を受け取っていた経営者が任命してくれた、要はお金もく...全文を見る
○斉木委員 似たような巨額疑惑事件といえば日産の例であるとかありますけれども、あれも、西川さんの例は、大体、企業は、本当に洗いざらいうみを出そうと思ったら、経営者がまず退任をします。社長も会長もやめて、新経営陣が過去のうみを出すということで第三者委員長を選任し、委員を選任するのが...全文を見る
○斉木委員 第三者委員会の客観性に関しては若干押し問答になってまいりましたけれども、要は地元の住民の不満に応えてほしいんですよ。結局、これは闇の中にあるんだろうなと。第三者委員会も、当時の浜田倫三町長、森山助役のツートップに対して、関電から九億円が振り込まれましたというのは浜田さ...全文を見る
○斉木委員 では、大臣、もし、この浜田倫三町長に一九七六年から九億円がまかれたということは浜田さんは認めました。一体、総額幾らだったのか。浜田さんが誰に配ったのか。これは調査報告書に、関電が出してくる調査対象ではなかったら、再調査なり経産省独自調査をされますね。
○斉木委員 検討というのは、霞が関用語では、しないというようなこともございますので、これは次回、委員会などで私も継続して質問させていただきますので、まず、この事実確認、しっかりしてください。  そして、大臣、だってこの委員会でおっしゃったじゃないですか、もし仮に個人口座に振り込...全文を見る
○斉木委員 これは、まだ今の御答弁だと、高浜町民そして大飯町民、福井県嶺南地域の美浜、大飯、高浜の関西電力の原子力発電所の地元に住んでいる町民の方々は納得しないと思いますよ。  すごいリスクなんですよ。夜、寝ている間も、今、高浜の三、四号機、大飯の三、四号機は運転しているわけで...全文を見る
○斉木委員 まさに住民の理解とおっしゃった、そこなんですよ。  いざとなったらふるさとを捨てるという覚悟を求められているのが立地地域の住民の方々です。私の地元です。その代償として、こういうふうに、共生協力金、地域振興協力金、そして電源三法交付金、電源立地地域対策交付金、さまざま...全文を見る
○斉木委員 まさに五キロ、十キロ圏内の当事者としての力強い御答弁を拝受いたしましたので、この件に関しては、ぜひ、持ち帰って調べていただいて、まず事実関係を、本当に、幾らもらっていたのかと、これはもう関電に聞き取り調査された方がいいと思いますよ。  浜田倫三町長は、当時の住民監査...全文を見る
○斉木委員 要するに、もう私は、今回のこの五十分余りの審議を通じて、関電が、いや、これは森山さんのキャラクターのせいなんだ、押しつけが、非常に押しが強くて、返すと怒ったからもらっちゃったんだという理屈はもう通じないと思いますよ。  森山さんが助役のときに、これだけの不透明なお金...全文を見る
○斉木委員 ちょっとオーバーラップしますけれども、私は、第三者委員会の調査を待つのではなくて、仮に、経産省、梶山新大臣として旗を振って調査をしないということ、まず第三者委員会が先だとおっしゃるのであれば、第三者委員会にこの件も、浜田町長はなぜ政治家の個人口座に振り込んだのか、幾ら...全文を見る
○斉木委員 わかりました。  この件に関しては、次回の委員会で、まず事実関係を持ち帰って確認をしていただいて、その上でどう対処されるかのお考え、次回、私の質問にお答えいただきたいというふうに思います。  これをきょう五十分ぐらい御質疑させていただいて明らかになってきたのは、森...全文を見る
○斉木委員 今の、開示するつもりはないという御答弁をお聞きすると、本当に現政権は、原子力をめぐる、不透明なというかお金の流れを開示する気があるのかな、うみを出し切る気があるのかなという疑念を持たざるを得ないんですが、過去、こういった政治と金、そしてエネルギー政策、原子力政策と金、...全文を見る
○斉木委員 私は、今回も極めて特別な事案ではないかなと思います。  これは、ここでうみを出し切れるか、うみを本当に政府が出すつもりがあるかというのは、今後の美浜三、そして高浜一、二の再稼働にとどまらず、今後の日本の原子力政策をまさに左右する分岐点ですよ、ここは。本当に過去のそう...全文を見る
○斉木委員 私は、委員長にも一言申し上げたいんですが、きょう、参考人として岩根茂樹関西電力社長の出席を求めました。残念ながら、与党側が理事会で、この岩根茂樹社長の参考人招致に関しては不同意をずっと貫いていらっしゃるというふうにお聞きをしております。  私は、これは関西電力が第三...全文を見る
○斉木委員 ありがとうございます。  この件は、まさに経産委員会の一番の課題と言っても私は過言ではないというふうに思っております。まさにクレディビリティーが損なわれている状況でございますので、まずきょう大臣に再確認していただきたいのは、きょう初めて知ったから、事実関係を含めてち...全文を見る
○斉木委員 そろそろ時間も参りますので、総括的な質問に移りたいというふうに思いますけれども、私は、関西電力は、福井県、特に嶺南地域にとっては絶対に必要な企業だと思っているんですね。地域に大きな雇用を生み、固定資産税収を生み、地域の基軸産業の一つである、これは疑いようのない事実です...全文を見る
○斉木委員 本当に重要であるというお言葉をいただきましたので、次回、非常に徹底した、持ち帰り調査をされて、御答弁いただけるものと期待をしております。  今回の問題は、私は先ほど、ロッキードは元総理の案件だから特別だ、そして、本会議でも非常に時間を費やして開示するかどうかに関して...全文を見る
11月20日第200回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
議事録を見る
○斉木委員 おはようございます。  立国社を代表いたしまして、まず質疑をさせていただきたいと思います。  前回、関西電力から町に支払われるべき補助金が、当時の町長の個人口座に九億円入っていましたよということを指摘させていただきました。町民全体が裨益するべき寄附金が政治家の懐に...全文を見る
○斉木委員 真相究明を、ではぜひやっていただいて、また次回、文科委員会に私が伺っても構いませんので、報告をいただきたいなというふうに思います。  そもそも、「もんじゅ」は二兆円使って廃炉という憂き目に遭った、今の政権与党が廃炉を判断したわけですけれども。これだけの国費をつぎ込ん...全文を見る
○斉木委員 公職選挙法の条文を持ってまいりました。  公職選挙法上は、公職選挙法のたしか二十二条の三ですけれども、国から資本金、基本金その他これらに準ずるものの全部又は一部の出資又は拠出を受けている会社その他の法人は政治活動に関する寄附をしてはならないと定められております。 ...全文を見る
○斉木委員 これは全て宿題になりそうですけれども。しっかりと時間をとっていただいて、私に答えていただく時間をぜひ、まずこの委員会でもとっていただきたいなと委員長に御要望いたします。  そして、実は同じような、機構の下請からもらっているのは、大臣ももらっていらっしゃいますね。 ...全文を見る
○斉木委員 大臣が受け取っていらっしゃるこの機構のファミリー企業というのはまだありまして、二〇〇〇年、同じ収支報告書を見ますと、原子力技術からも五十万円もらっていらっしゃいます。これは東海村に当時本社があって、現ひたちなか市に移転している、まさに機構のファミリー企業、現E&Eとい...全文を見る
○斉木委員 これは同じように、この二社、常陽産業、原子力技術、まさに名前のあったとおり、高速増殖炉開発、常陽ですね、高速増殖炉開発のまさに中核となる国立研究開発法人のファミリー企業として、長年、こうした「もんじゅ」であるとか常陽であるとか、そして核燃サイクル、これに携わってきた中...全文を見る
○斉木委員 まさに二〇〇〇年は、先代の静六先生から弘志大臣に代がわりをして、今おっしゃったとおり、初出馬をされて初当選された年です。  私、この静六先生と弘志大臣の収支報告書をずっと見させていただいて、この二〇〇〇年だけなんですよ、常陽産業と原子力技術から五十万円、五十万円、及...全文を見る
○斉木委員 では、収入があるに訂正させていただきます。
○斉木委員 収入を上げていらっしゃいます。  この資金管理団体の収入に間違いございませんね。資金管理団体が収入を上げていらっしゃると。  梶山静六先生のころは、毎年のように、この常陽産業、原子力技術、ナスカは、四区支部の寄附金欄に名前が載っております。そうやって先代から綿々と...全文を見る
○斉木委員 私は問題がある企業とは言っておりません。これは、国の予算が、まさに文科省予算がダイレクトに機構に入り、そこの天下りファミリー企業、売上げの大宗を税金が占めている企業からもらっているというのは、私はこれは道義的にいかがなものかと思うんですが。
○斉木委員 私は決めつけはしておりません。買っておられませんかというふうに質問をさせていただいたんです。(発言する者あり)
○斉木委員 再度これは御質問をさせていただきますけれども、こうした、当時の常陽産業ですね、現アセンド、そして原子力技術、現E&E及び警備会社の東海村に本社があるナスカ、この三社の職員、役員、経営者等から、先生はこれ以降、二〇〇〇年以降、一円もパーティー券を買ってもらっていないとい...全文を見る
○斉木委員 私、この原子力とお金の問題というのをなぜお聞きしているかといいますと、前回の質疑でもありました、関西電力の経営層が当時の助役から不適切に、ダイレクトにキックバックを受け取っていたり、また、当時の町長が逆に関西電力から寄附金を個人の口座に受け入れていたり、こういった不透...全文を見る
○斉木委員 これに関しては、訂正をさせていただきます。  この先生の……(発言する者あり)ちょっと場外発言、議長。
○斉木委員 梶山先生、私が確認したいのは、先生が動燃、日本原子力研究開発機構の御出身、まさにこの国立研究開発法人の中核部門にいらっしゃった方ですので、その方々からは、当然、離職されても、OBとなられた今でも、いろいろ支援を受けられているんだろうなということも容易に想像はできます。...全文を見る
○斉木委員 これは、梶山先生の例を離れて、やはり政治資金規正法、ざる法とも言われておりますけれども、政党支部に対して、個人であれば五万円以下の献金は記載しなくていいであるとか、パーティー券収入でも二十万円までは記載しなくていいという政治資金規正法のたてつけになっておりますので、五...全文を見る
○斉木委員 経歴、出自というのは、私は、この国立研究開発法人の下請企業の場合には大いにあると。(梶山国務大臣「個人」と呼ぶ)個人ですね。  個人が、経営者、例えばナスカは警備会社の社長自身が機構OBなんですよ。まさにこういった、国の予算で発注してくれる機構の警備会社が、社長とし...全文を見る
○斉木委員 私は、まさに政策に与える影響の部分を懸念をしております。  ただ、個人が、例えば警備会社のナスカ、社長さん自身が機構のOBなんですよ。非常に密接な関係を持っていらっしゃる。売上げの大宗も国の予算が占めているわけですよ。そういったところから、まさにこういった、核燃サイ...全文を見る
○斉木委員 違法性はまさにないですので、ぜひ私はこれは調べていただきたいなというふうに思うんですけれども。個人で、今挙げた三社、役員、社長さんそして社員の方々が、先生の、梶山弘志君を励ます会のパーティー券を買われていないかどうか、調査していただけないでしょうか。
○斉木委員 調べるという御返答はいただけませんでしたので。  まず、前回私が質問をさせていただいた高浜町の元町長に対する献金、関西電力は直接九億円の寄附金を町ではなくて政治家の個人口座に振り込んでいた、この事案は事実で、お調べになった結果を手短にお伝え願えますか。
○斉木委員 高浜の場合には、今おっしゃったように、浜田町長宛てに振り込んだというのは、関西電力さんが今経産省への回答でお認めになったので、やはり、そこに持っていらっしゃいます「広報たかはま」のとおり、それは事実だったということですね。  私は、これは非常に、電力会社そして地元政...全文を見る
○斉木委員 これは非常に許しがたいなというのが立地地域の方の声だと思うんですね。  当時の梶山先生と高木議院運営委員長の例を取り上げましたけれども、全く似通った構図があります。  警備会社からももらっている。先ほど申しおくれましたが、高木毅先生の場合には、森山栄治元助役が筆頭...全文を見る
○斉木委員 私はあくまで、もらっていないでしょうかと、全部質問をしておりますので、決めつけているわけでは。質問で、先生がもらっていないというふうにお答えがあるのであればそれでいいと思います。ですので……(発言する者あり)議場外はちょっと静粛にしていただいて。  私は、この高浜町...全文を見る
○斉木委員 これは、文科省、副大臣が初めて聞いたという事案ですので、ぜひ次回、私、国会での質疑のときにしっかりとお答えをいただきたいなというふうに思っております。  きょう私がお聞きして、文科副大臣が持ち帰るということでしたので、この事案に関して、梶山先生の資金の流れに対する質...全文を見る
○斉木委員 それはちょっと違うかなと思いますね。森山栄治さんの場合には、関西電力は電力料金を森山栄治さんからもらっていたという事案です。  この日本原子力研究開発機構は国立研究開発法人で、予算は文科省から支出されている、まさに一〇〇%税金で成り立っている団体……(梶山国務大臣「...全文を見る
○斉木委員 私が今聞いたのは、二〇〇〇年の明記されている五十万円、五十万円、五十万円に関してなんですよ。  これは、当時の常陽産業、原子力技術、現E&Eですね、そしてナスカ、この三社は、二〇〇〇年、直接五十万円を、パーティー券の、個人ではなくて会社として、株式会社として、先生の...全文を見る
○斉木委員 今、ちょっと質問にお答えいただいていないんですけれども。  私が今お聞きしたのは、二〇〇〇年の先生の第四選挙区支部に明示されておる常陽産業株式会社、原子力技術株式会社、ナスカ株式会社、この三社が、直接先生に献金を五十万、五十万、五十万、しているわけです。これは、その...全文を見る
○斉木委員 結局、そこの三社からもらったことに対する所感は伺えないままなんですけれども、これ以上はちょっとお答えいただけそうにありませんので、また次回、委員会等、機会があれば、しっかりまたお聞きしたいなというふうに思っております。  あと、私は質問をさせていただいていて、しかも...全文を見る
○斉木委員 今二度にわたって質問したわけですよ。それを……(発言する者あり)いやいや、二度にわたって御質問したじゃないですか。常陽産業そして原子力技術、ナスカの、五十万、五十万、五十万で百五十万ですね。これが、経営者が直接機構OBから天下りしている警備会社だったり、研究施設の保守...全文を見る
○斉木委員 わかりました。  この問題に関しては、今、国民の関心も、この関西電力のことを契機といたしまして非常に関心が高い……(発言する者あり)いや、一緒にしておりません。原子力にまつわるお金がどのような形で地元に流れているのか、浜田倫三さんのように政治家の懐に入ってしまってい...全文を見る
11月28日第200回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
議事録を見る
○斉木委員 立国社を代表いたしまして質疑をさせていただきます。  きょうは、まず、私の地元になるんですけれども、関西電力の今回の金品受領、不正資金還流問題に関して伺いたいと思います。  関西電力が所管する十一基の原子力発電所、美浜の一、二、三、そして、大飯の一、二、三、四、高...全文を見る
○斉木委員 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構が所管する、現在、廃炉作業中の「もんじゅ」ですけれども、これも私の地元にございまして、ナトリウムを使って冷却をするという特殊な炉型ですので、その廃炉の安全性に関しても非常に市民の関心は高うございます。  その下請を担っている企業...全文を見る
○斉木委員 文科省の調査の結果、三十年度、直近一年間で六十二億円の税金がこちらに渡っている、売上げが立っているということですね。  そして、前回、梶山弘志経済産業大臣の件に関しても、御本人がおられましたので、御本人が収支報告書にあるとおりですということで三社お認めになりました。...全文を見る
○斉木委員 梶山弘志経産大臣の選挙区支部に直接献金をされている企業が、三十年度、一年間で七十二億円、税金から売り上げているということでございます。  高木毅議運委員長が、六十二億円売り上げている企業から三百五十四万円パーティー券を購入していただいている。そして、梶山弘志経済産業...全文を見る
○斉木委員 前回の経産委員会の議事録を今持ってまいりました。  私も、この高木毅議員に対する三百五十四万円のパーティー券購入について、敦賀市民からその安全性に対する疑念が出てくるとは思いませんか、どうお考えでしょうかということで、上野副大臣の御答弁が、たびたびですが、一般論とし...全文を見る
○斉木委員 それは、上野副大臣が、いわゆる、私が前回指摘しました、政治資金規正法の二十二条の三に、「国から資本金、基本金その他これらに準ずるものの全部又は一部の出資又は拠出を受けている会社その他の法人は、政治活動に関する寄附をしてはならない。」と定められております、それに該当する...全文を見る
○斉木委員 特にこのくだりでは、高木毅議員が地元企業から三百五十四万円のパーティー券を買ってもらっていることに対しまして御質問をしました。そして、世間やステークホルダーの信頼を失うようなことにつながる事案だというふうにおっしゃったのは上野副大臣なんですけれども、この地元政治家が税...全文を見る
○斉木委員 しっかりと真相究明をしていきたいと思っております、後ほど確認してお答えさせていただきます、真相究明をさせていただくというふうに、明言を二度もされておるんですが、しないということでよろしいですか。
○斉木委員 非常に、一週間でこの、世間やステークホルダーの信頼を失うようなことにつながる事案ですので、先生のおっしゃることをしっかりと真相究明していきたいと思います。こういった、税金還流と指摘されるようなことが立地地域で行われていると、まさに立地地域の地元住民の不安につながりかね...全文を見る
○斉木委員 まさに後ろ指を指されないようにというのはそのとおりでございまして、当時、実は住民監査請求がこれの事案に対しては、町民側から、どうなっているんだ、実態を解明しろということが当然、二度にわたって住民監査請求が起こりました。それを町側は、浜田倫三町長側は問題なしということで...全文を見る
○斉木委員 まさに高浜町の地元議員としましては、やはりこういった、今後、高浜一、二号機の、きょう、所信の中で、設置許可変更をされたということも述べられております。たしか、高浜一号機に関しては、来年の初夏、五月ぐらいに再稼働を目指しているというふうに、関電からは事前に、この問題が起...全文を見る
○斉木委員 これは、やはり、この議論をネット中継もされておりますので、お聞きになった高浜町の町民の方であるとか日本国民の方々は、何だ、そんな金を電力会社が立地地域の町長に握らせていたのかと。三億三千万円は漁協に、まあ、漁協も当時は漁業権は消滅していた、高浜一、二号機の新設によって...全文を見る
○斉木委員 まさにそのとおりだと思います。  国民から、まさに原子力規制、本委員会というのは、私は立地地域の代表といたしましても、いかに原子力の安全性を追求していくか、規制行政はどうあるべきなのかということをまさに議論をする委員会だと私は承知しております。  ですので、まさに...全文を見る
○斉木委員 こういった、やはりパーティー券であるとか、選挙区支部への献金であるとか、当時の町長の個人口座への九億円の寄附などを見てきますと、私は、立地地域としましては、今後、再稼働を議論する客観性を規制委員長と同じように担保する意味でも、立地地域の首長さんであるとか都道府県知事に...全文を見る
○斉木委員 やはり副大臣も、地元同意、安全性に対する信頼感は何よりも大事だと。梶山大臣も、経産委員会でやはり、地元の信頼がなければ原子力事業は成り立たないと明言されている、所信で明言されております。  どうやってこの福井県を始めとした立地地域の信頼を取り戻すかといえば、私はそれ...全文を見る