斉木武志

さいきたけし

比例代表(北陸信越)選出
立憲民主党・無所属
当選回数2回

斉木武志の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第204回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○斉木委員 立憲民主党・無所属の斉木武志でございます。  私からは、まず、オリンピックに関して、オリンピックの利益剰余金の行き先についてお尋ねをしたいと思います。  橋本担当大臣にお聞きいたします。  オリンピックは、大臣も経験されております、長野冬季五輪では四十五億円、ま...全文を見る
○斉木委員 過去、日本で直近行われた長野冬季五輪では、およそ四十五億円剰余金が出まして、その後、その受皿となる公益法人を立ち上げまして、オリンピック、スポーツの振興のために十年、二十年かけて費消してきたというふうに承知しております。  その行き先に関しては、今大臣も言及されたと...全文を見る
○斉木委員 ということは、満たせば、認定をされれば可能であるということでよろしいですか。
○斉木委員 これが公益財団法人であれば受けられるということはオリンピック組織委員会の四十五条に書いてありますので、そういうことと理解をさせていただきます。  では、総理にお聞きをいたします。  総理、現状、長野で四十五億円、ロンドンで四十六億円、平昌で六十二億円と剰余金は必ず...全文を見る
○斉木委員 非常に残念な答弁だなと思います。  じゃ、過去の例を見てみましょう。  ロンドン・オリンピック、四十六億円、剰余金が出ました。今これをイギリスの通貨に直しますと三千万ポンドです。三千万ポンドの剰余金のうち、ロンドンはどうなったかといいますと、二千万ポンド、三分の二...全文を見る
○斉木委員 私、ちょっと今、唖然といたしました。  アスリートの気持ちになってほしいんですね。今、東京五輪を目指して、今も、今日もトレーニングしていますよ、選手の方々は。でも、オリンピックを開いてくれと言えないんですよ。何でかといったら、それは自己実現だろう、自己目的だろうと言...全文を見る
○斉木委員 オリンピアンの橋本大臣なら分かると思ったんですがね。今、開いてくれというふうに、選手だってかわいそうじゃないですか。私はいろいろ声を聞いていますよ、今自分たちから主張できにくいと、非常に。これだけコロナ、コロナと騒がれている中で。その気持ちは選手だった橋本さんなら分か...全文を見る
○斉木委員 それは、三千億円以上、四千億近いお金を投じている中で、僅か四十億、六十億の利益。国税で政府としてこれをつぎ込む決定をしてきたのは総理御自身そして前の総理ではないですか。それが、利益が、やはり透明性、これは少なくとも私はコロナ対策に使うと言わないと、本当に選手もかわいそ...全文を見る
○斉木委員 私は、総理に助け船を出すつもりでこの御提案をさせていただいたんですが、まだちょっと残念な答弁だったなと申し上げさせていただきたいと思います。  そして、もう一つ。後段は、原子力に関してお聞きしたいと思います。  私の地元は福井県なんですけれども、小選挙区に十五の原...全文を見る
○斉木委員 であれば、私は、新しく造るな、原発は新しく造らせない、そして建て替えることも駄目だ、考えていないとおっしゃいましたので、やはり、それが主要産業となっている立地地域としては、じゃ、新しい生きる道を模索することを是非手助けをしていただきたいというのが当然の思いだと思います...全文を見る
○斉木委員 私は、やはり、ちょっと立地地域の現実が総理は御理解いただけていないと今感じました。実は、私の実家は総理の選挙区にございます。神奈川二区、横浜市港南区にございます。やはり、そこを地元として活動していらっしゃると、どうも、福井県であるとか、北海道、青森県、鹿児島県のような...全文を見る
○斉木委員 一聴するともっともだと思えるんですが、現実はそうなっていないんですね。  大臣も、茨城、東海第二の五キロ圏内に住んでいらっしゃる。私もUPZの住人です。実際ここでは、製造業、道路貨物運送業、倉庫業、梱包業、卸売業というのが事業や固定資産税の優遇対象に加えられておりま...全文を見る
○斉木委員 今の一言、非常に立地地域の方々は大きな失望を持って受け止めたと思っております。  我々としては、これはやはり、新エネルギーをしっかり書き込んだ法案というものももう準備をさせていただいておりますので、内閣委員会で引き続き我が党の案をベースに議論させていただきたいと申し...全文を見る
03月05日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○斉木委員 立憲民主・無所属の斉木武志でございます。  井上大臣、初めての質問ですけれども、よろしくお願いいたします。  まず、私の地元なんですけれども、福井県でして、小選挙区に十五基の原子力発電所が所在をしております。日本でも最大の集中立地地域でございます。  今日議題に...全文を見る
○斉木委員 では、敦賀市も豊田市におけるトヨタ自動車と同じと位置づけている基幹産業ですので、その地域の稼ぎ頭が今後古くなっても建て替えられない、新設もまかりならぬということであれば、もちろん、得意な分野を生かして新しい稼ぐ道をつくっていくことを、是非、私は政府としても応援すべきで...全文を見る
○斉木委員 非常に総花的な答弁をされたんですが、答えになっていないんですね。  じゃ、なぜ、閣法として提出するのが、二〇〇〇年に提出されて、二〇一〇年に提出をされて、同じ条文、一言も変えずに、単純延長として出してきたのか。なぜ、じゃ、新エネルギーを加えなかったんですか。私は、地...全文を見る
○斉木委員 全く答えていただいていないんですが。  井上大臣、これは国会では二十年で二度しか議論されていないんですよ。二〇〇〇年に、まさに議員立法として当時の自民党、公明党から提出をされて成立をし、そして、我々旧民主党政権で、逆に自公も乗っていただいて、議員立法として二〇一〇年...全文を見る
○斉木委員 井上大臣、東京御選出であらっしゃいますけれども、やはり、ちょっと立地地域の構造というのを御理解いただいていないなと私は今思いました。  当然、四十七の都道府県がこの地にはございます。本法案の恩恵を受けている立地地域は十四の道府県です。十四の道府県が全国の中で競ってい...全文を見る
○斉木委員 敦賀市は何を要望されていましたか、渕上市長は。
○斉木委員 過去でもよろしいんですが、何を井上議員には、当時大臣か議員か分かりませんけれども、御要望されておりましたでしょうか。
○斉木委員 私が渕上市長のことを言うのは、実は渕上市長は全国原子力発電所所在市町村協議会の会長でございまして、実はこの全国の首長さんの会議というのは、代々この敦賀市長が会長を、ポジションを取っております。「もんじゅ」「ふげん」、敦賀第一、第二、四つの原子力発電所がありますし、非常...全文を見る
○斉木委員 計画策定の支援なんという段階はとうに過ぎているんですよ。  企業が四十七都道府県を見て、じゃ、東芝さんがどこにこのVPP、バーチャルパワープラントを置こうか考えたら、固定資産税が安くなるところじゃないですか、事業税が優遇されるところじゃないですか。税の恩恵がある地域...全文を見る
○斉木委員 昨日、敦賀市の担当者と二、三十分話したんですけれども、私はもう本当に恥ずかしくなりました。この法案、あした審議するんですよと申し上げたら、発想が古い、優遇業種が製造業、道路貨物運送業、倉庫業、梱包業、卸売業というのは、まさにこの法律が作られた二〇〇〇年の発想をそのまま...全文を見る
○斉木委員 じゃ、もう一つお聞きします。  国土交通省で昨年末に、カーボンニュートラル港湾というのを全国六港湾指定したんですね。小名浜港であるとか横浜・川崎港であるとか、新潟港、名古屋港等々でございます。これは、次世代エネルギーの大量輸入、貯蔵、輸送、活用を通じてカーボンニュー...全文を見る
○斉木委員 いや、びっくりしました。じゃ、お聞きじゃなかったということなんですね。  これは、冒頭申し上げましたけれども、基幹産業ですよ、原子力立地地域にとっての原子力発電所というものは。その新設、リプレースをするなとこの十年間言ってきて、じゃ、水素をやらせてくれないか、VPP...全文を見る
○斉木委員 知らないということですね。じゃ、御説明申し上げます。  嶺南Eコースト計画というのは、Eというのはエネルギーです、嶺南エネルギーコースト計画。なぜコースト、海岸かといいますと、若狭湾、福井県から京都にかけて広がっております日本海の若狭湾ですね、ここのコースト、海岸線...全文を見る
○斉木委員 御自分で出してきた割には随分人ごとのような答弁を、非常に残念に拝聴しております。  私は、もう一つ、今回の政府案を見て懸念に思ったのが、東日本大震災と福島原発事故が起きたことが削除されてしまっている点です。  私は、福井県越前市に住んでおりますが、UPZ三十キロ圏...全文を見る
○斉木委員 非常に残念を連発せざるを得ないんですが。  福島事故で何が変わったかといえば、安全、安心への不安感、まず神話が崩れたという点と、もう一つ、原子力産業を取り巻く状況が変わってしまった点です。  二〇〇〇年は自公政権、そして二〇一〇年は民主党政権でしたけれども、いずれ...全文を見る
○斉木委員 いわゆるゼロ回答の答弁をこの九時からずっと続けていらっしゃいますけれども、私は、Eコースト計画も知らないし、バーチャルパワープラントも知らないということでしたので、これはちょっと余りにも。原子力立地地域振興担当大臣ですよね、として、今日、井上さんは答弁をされておる。原...全文を見る
○斉木委員 是非、閣法は撤回をして、我々、各立地地域の代議士が知恵を寄せ合って、三月末までに成立させる、そのことを一考していただくことを与党筆頭理事にも申し上げて、この質疑を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月18日第204回国会 衆議院 経済産業委員会原子力問題調査特別委員会連合審査会 第1号
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○斉木委員 斉木武志です。  今日、これまで質疑をずっと聞かせていただきまして、やはりこの問題の原因には、都合の悪い情報を見たけれども見ないふりをする東京電力の体質というものがどうも根深くあるなということを感じました。それが現場の代替措置に関する認識です。  小早川社長は今日...全文を見る
○斉木委員 ということは、更田委員長としては、小早川さんは、東電社長は、現場はこれで十分な代替措置だと認識していたと今日何度も答弁していらっしゃいますが、そうではないと、十分な代替措置にあらずという御認識でよろしいんでしょうか。
○斉木委員 小早川社長にお聞きいたします。  ということは、更田委員長が今、現場ではそういうふうに不十分と認識していた方もいたと、社長の答弁とは百八十度違うことをおっしゃっておるんですが、社長のおっしゃる、これで十分と認識していた現場、現場というのは誰のことですか。
○斉木委員 検査で分かっちゃいけないんじゃないでしょうか。  外部の検査、規制庁に指摘をされて初めてこれでは不十分だということをその部門長が認識したということでしょうか。
○斉木委員 ただ、それは不可能だと思いますよ。  部門長はこれで十分だと思っていたわけですね。私は、小早川さんが今気づいていないのが一番盲点だと思うんですけれども、現場の社員が気づいている穴、これを東電の部門長すら、現場の部門長すら認識していなかったことが最大のミスだったのでは...全文を見る
○斉木委員 現場はこれで十分と認識していたというふうに国会でこうやって何度も答弁してしまう小早川さん、社長としての体質が私は問題なんだと思うんですよ。  それは、やはり現場の、現場というのはまさにオペレーター、社員警備員はこれじゃ危ないということを最大三年間近く認識していた、そ...全文を見る
○斉木委員 全くやはり十年前のことが風化したんですね、小早川社長の中で。  なぜ福島の事故が起こったんでしょうか。それは、例えば、バックアップ用の電源が地下にあって、津波で浸水し、全て冷却機能を失ってしまったことじゃないでしょうか。そうした外部からの耳の痛い指摘、また所員からの...全文を見る
○斉木委員 私は、小早川さん御自身に、ちょっと胸に手を当てて反省が必要だなと思うのが、今月十一日に福島に行かれませんでしたね、社長は。本来、東京電力の社長は、事故から十年になりますけれども、毎年、少なくとも福島県には行って、現場社員に何らかの訓示は与えております。そして、福島のマ...全文を見る
○斉木委員 それはすぐやるべきだったと私は申し上げさせていただきたいと思います。オンラインで訓示するんだったら、オンラインで記者会見に応じればいいじゃないですか。なぜそういうアカウンタビリティー、説明責任、地元への責任、持たれなかったのか。東電の代表取締役社長としては、私は疑問を...全文を見る
○斉木委員 私も同じ考えです。この平成十四年や十八年において、まさに福島の格納容器の気密性を偽装したり、柏崎刈羽の冷却ポンプの健全性を偽装したり、そうした体質がいまだに改まっていない点が、非常に根深い、体質として継承されてしまっている、ここを今回の検査で是非チェックをしていただき...全文を見る
○斉木委員 これは、東電は非常に根深い、平成十四年からもこういった格納容器の健全性を偽装したりとか、そういう文化がなかなか断ち切れていないということも分かってまいりましたので、それはそれとしてやる。一方で、今現実にもう稼働しているところは早急に、地元住民としても私はお願いをしたい...全文を見る
○斉木委員 是非、今日、これは覚えていただきたい。社長の認識している現場は本当の現場ではない。現場は、オペレーターたちが認識している現実が現場です。社長の言っている現場というのは恐らく管理職でしょう。そこにデータが上がっていない、現場の声が上がっていないことこそが真の原因なんです...全文を見る
04月02日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○斉木委員 斉木武志でございます。  私からは、梶山大臣も原子力の立地地域でございますけれども、立地地域の将来像に関して今日は議論をさせていただきたいというふうに思っております。  というのも、梶山大臣、諮問委員会を幾つかお持ちだと思うんですが、原子力小委員会という小委員会の...全文を見る
○斉木委員 福井県を特出しした理由もちょっとお伺いしたいんですけれども、まず、なぜこの今、二月、三月の原子力小委員会で、この立地地域と将来像を共に描いていきましょうという協議体をつくられる御判断をされたのか、そしてまた何を狙っているのか、お伺いできますでしょうか。     〔委...全文を見る
○斉木委員 大臣の御地元の茨城県、そして北は北海道、南は鹿児島県まで、この国には多くの立地自治体がございます中で、福井県を特出しされて先行してやってみようと思われた理由というのは何なんでしょうか。
○斉木委員 今、大臣も最初、四十年超に触れられましたけれども、このペーパーにも、四十年超原子力発電所を複数抱える福井県のケースについてということで言及されております。  ですので、地元や在京のマスコミからは、これは美浜三であるとか高浜一、二といった、四十年超えの、確かに三基、今...全文を見る
○斉木委員 四十年超のためのバーターというか、地ならしみたいなことを言われてしまうと、この会議そのものが色眼鏡で見られてしまいますので、是非そういった誤解を与えないような、胸襟を開いて、まさに複線化ですね、複線化のこと、地元がどういったビジョン、思いを、この十年間特に抱いてきたの...全文を見る
○斉木委員 であれば、やはりその複線化ということが必要になってくるだろうなというのが、私、日本の現状だと思います。  敦賀市を例に取りましても、担当者と話すと、原子力産業というのは、豊田市におけるトヨタ自動車と同じ位置づけです、最大の雇用の場であり、最大の税収源であると。これが...全文を見る
○斉木委員 是非、輸入水素の供給元、敦賀港を基軸としてなりたいということも敦賀市などは申し上げておりますので、そういった可能性というのも、是非この協議体で現実的に膝を交えて話し合っていただきたいなというふうに思っております。  大臣の御地元のお話を伺いたいんですが、そうやって、...全文を見る
○斉木委員 この課題をめぐっては、本当に、原子力が好きだ嫌いだみたいな感情的な問題も含めて、今、本当に甲論乙駁あると思います。ただ、まさに地元にとってみれば、これは産業であり雇用だと思うんですよ。ただし、私は、原子力が生まれたときと、この原子力を取り巻く環境は大きく変わってしまっ...全文を見る
04月14日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○斉木委員 斉木武志です。  今日は、少し質疑の中身を変えなければいけないと思いました。というのも、昨夜、当委員会に関わる重要なニュースが各社で報道されました。公正取引委員会が電力そしてガス各社に調査に入った、独禁法違反の疑いということでございます。  具体的に申しますと、中...全文を見る
○斉木委員 私も、二時間前にレクをしたので愕然としました。報道で知りました。まさに、電力・ガス取引監視等委員会というのはどういうものなのか、こちらに委員会のパンフレットがございますので、できたのが二〇一五年九月で、電力、ガス、熱供給の小売自由化に当たって市場の監視機能等を強化し、...全文を見る
○斉木委員 では、電取は要らないんじゃないでしょうか。電力、ガス取引の適正監視を図って、消費者利益の保護と、新しく入ってくる人も適正に、新電力や新ガス会社が適正競争できるようにするというのが目的にあるんですよね。それが、報道で初めて知りました、私の仕事ではありませんというのは責任...全文を見る
○斉木委員 ただ、その電取委さんが報道で初めて知った、びっくりしましたというような、監視機関に情報が上がってこないことは問題なんじゃないですか。そうではないということですか。
○斉木委員 私は、電取委の組織体制、特に事務局の組織体制そのものに問題があるのではないかと思っておるんですね。昨年の電気事業法の改正論議の中でもそれはしつこく申し上げました。三条委員会にしたらどうか、ノーリターンルールを作ったらどうかということです。  先ほど、公正取引委員会の...全文を見る
○斉木委員 さっき私のところに来られた二名の電取の職員の方は、お二人とも経産省に採用されて、また経産省に戻りますという方でした。  だから、やはり一番問題なのは人事だと思うんですよ。何で当委員会は原子力規制庁をつくったんでしょうか。原子力安全・保安院が経産省の中にあって、まさに...全文を見る
○斉木委員 そういった答弁は、たしか昨年の委員会で聞いたんですよ。たしか、その後、私に一回、電話番号を変えたとおっしゃいましたね。  この後ろのパンフレットも、中身は全く一緒で、ここにシールだけ貼られている。経産省の代表番号だったんですよ、電力・ガス取引監視等委員会というのは。...全文を見る
○斉木委員 大臣の考え方は、世界では少数派ですよ。  では、各国の事例、ちょっと挙げてみます。  アメリカは連邦エネルギー委員会、FERCというところが担当していて、職員数が千三百七十人、そして委員長一名、委員最大四名で構成し、委員の任期は五年である。そして、準立法機能、規制...全文を見る
○斉木委員 大臣は、そもそも電力自由化の意義をどうお考えでしょうか。何のために電力自由化をやって、何を狙っているんでしょうか。
○斉木委員 今の答弁を聞いて、この電気事業法の総則の第一条にある、この電気事業法というのは電気事業をまさに総括する法律ですけれども、この一条の目的規定の第一文、電気の使用者の利益を保護し、及び電気事業の健全な発展を図るというふうにうたっているんです。  もう、電気の使用者の利益...全文を見る
○斉木委員 その観点から見れば、今回、公正取引委員会が指摘を、今疑いを持って調査を始めている事案、電力会社とガス会社が最低価格をお互いに、電力とガスはこれぐらいで売りましょうというネゴシエーションをすること、及び、関西電力、中国電力、中部電力が今回は挙げられておりますけれども、お...全文を見る
○斉木委員 大臣は、この件に関して何らか、各社等に助言なり指導なりは行いましたでしょうか。
○斉木委員 今日、大臣とやり取りをさせていただいて、やはり私は、梶山大臣が、通常国会、昨年だったと思いますけれども、電取の在り方、考えますよと言っていて、その電力・ガス取引監視等委員会が、電力とガスの間のネゴシエーション、餅つき大会すら監視できなかった、公取さんの動きで初めて知り...全文を見る
○斉木委員 昨年もこのやり取りはしているんですよ、一年前に。たしか一年前の六月だったと思いますけれども、していて、改善しますと大臣はこの委員会でおっしゃいました。何ら改善できていなかったとお思いになりませんか。電話番号を変えただけじゃないですか。
○斉木委員 先ほど、アメリカ、フランス、イタリアの事例を紹介いたしましたけれども、このような三条的、ノーリターンルールあり、再就職不可規定あり、これが最も独立性が高い委員会だと思うんですが、こういった絵姿は日本ではなじまない、若しくは日本には必要ないとお考えでしょうか。
○斉木委員 ちょっと議論が平行線に今入っておりますので、私としては、やはり一年前に大臣が、まさに電取委の独立性や機能を含めて見直していきますよと言って、今回、報道で初めて知りましたというのは、余りにもやはり国会に対してずさんな対応ではないかということを私は申し上げさせていただきた...全文を見る
○斉木委員 問題は、機能していなかったということなんですよ。これだけ大きな、お互いに不可侵条約を結んだり、電力会社とガス会社が電力料金とガス料金、地域の最低料金まで決めちゃうみたいな、明らかに電気事業法第一条、消費者の利益の保護に反しているし、電力・ガス取引監視等委員会が所掌事務...全文を見る
○斉木委員 これに関して質疑を設けるという。
○斉木委員 ありがとうございます。  かなり後半は、ちょっと水かけ論に近い平行になりましたけれども、やはり我々は国民の代表として選出されている議員でありますし、大臣も、大臣であり議員である。やはり国民の利益の保護というのは、これは我々の至上命題なんですよ。だから、それが果たされ...全文を見る
○斉木委員 そこの事実認識は最低限一致しておりますので、是非、今後、我々は国民の利益の代弁者として、国民が不当に利益侵害されないように、会社間で最低料金申合せをしたり、不可侵条約を結んで、違うエリアでは違う業者と締結、契約ができないとか、こういったことはやはり電力自由化の精神にも...全文を見る
04月19日第204回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○斉木委員 斉木武志です。  本日は、決算委員会ですので、我が国の国税と都税が今一兆一千億円以上投じられておりますオリンピック経費の支出の妥当性に関して、まずお聞きをしたいというふうに思います。  まず、丸川大臣、いらっしゃいますか、お聞きいたします。  この質疑に先立ちま...全文を見る
○斉木委員 国土交通省の単価によれば、今おっしゃったので、大体、道路などを発注するときにはそういった基準にのっとって発注するんですが、まさに末端の現場作業員の方が受け取るのが日当です。  日当は、こういった現場現場一つごと、丸ごとまさにオペレーションを委託をする、その半額程度が...全文を見る
○斉木委員 組織委員会のは、説明になっているようで全くなっていないんですね。  この表にも、全体としての業務、その一会場ごとの予算、例えば今申し上げた馬事公苑ですと五千四百五十四万とか、いろいろ数字が書き込まれております。これがまさに業務委託、その一会場、馬事公苑幾ら、武蔵野の...全文を見る
○斉木委員 それは管理費だと思うんですね。この十二万円に関しても、一五%の管理費が乗っかっております。  実は、その管理費、諸経費も、非常に膨張が著しいんですよ。  もう一つ資料をいただきました。こちらですけれども、これは週刊文春に載っているものと数字が同じでした。これの方が...全文を見る
○斉木委員 これは組織委員会の当事者から。
○斉木委員 はい。
○斉木委員 分かりました。質疑通告はしてありますので。  この数字、いかにということで。
○斉木委員 要するに、間接経費が多いから妥当なんじゃないかというような御答弁ですけれども、私は、ちょっと目に余るなという例が散見されるんですね。  別会場を見てみます。武蔵野の森総合スポーツプラザと東京スタジアム、これは東急エージェンシーさんという代理店が受託されておるんですが...全文を見る
○斉木委員 一聴すると説明されているように見えるんですが、核心に触れられていないんですね。  当初、公費負担が三千百十三億で招致をいたしました。一年延期をした。さらに、新型コロナウイルス感染症対策関連で今九百六十億円積んでいる。なので、私も組織委員会の方から聞いたこととほぼ符合...全文を見る
○斉木委員 私は、国会が求めれば出るように促していただきたいと申し上げたので、そういうことを是非やっていただきたいなというふうに思っております。  もう一つ、やはり、日米首脳会談で大きな動きがございました。  このオリンピックの開催、日本で今やることが公衆衛生が遅れているのに...全文を見る
○斉木委員 総理の御発言はこれまでも、前安倍総理を含めて、どんどん変わってきております。たしか、当初は二一年前半、それができなくなったら今年の六月末までに高齢者分確保、そして今回が九月ということで、非常に流動的に変わっておりますので、是非そこはピン留めをしていただいて、確実なとこ...全文を見る
○斉木委員 加藤官房長官にもおいでいただいたのでお聞きいたします。  来年の二月ということでしたので、であれば、国民としても、全員が例えばこの冬や春までに打ち終えた後に、安心できる形でオリンピックをやってほしいと思うのが、これは当然の安心、安全を求める声だと思います。実際、今、...全文を見る
○斉木委員 やはり、妥当性ということでいくと、私は菅総理の思いにもかなうと思うんですよね。人類がコロナに打ちかったあかしとして開催したいということをずっと菅総理もおっしゃっていらっしゃって、さすがに七月は間に合わないじゃないですか、来年二月までというふうに河野大臣もおっしゃったの...全文を見る
○斉木委員 IOCが決めるからとおっしゃいますけれども、この一年延期したのは誰からの提言だったでしょうか。当時の安倍総理ですよ。安倍総理がたしか昨年の三月に、バッハさん、小池さん、森さん、橋本さん、安倍さんで五者のオンライン会談をしました。そのときに、来年夏も選択肢にということを...全文を見る
○斉木委員 分かりました。  では、また、残余の質問は他の委員会でということで、お願いをしたいと思います。  どうもありがとうございました。
04月21日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○斉木委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     特許法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の諸点について十分配慮すべきである。 ...全文を見る
05月07日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○斉木委員 斉木武志です。  今日は、梶山経産大臣、そして更田原子力規制委員長にも来ていただきました。  四月二十七日に大臣が福井県の杉本県知事と会談をされて、そして翌日、杉本知事が同意をされました美浜三、高浜一、二の四十年超えの原子力の再稼働に関して、エネルギー政策、今回も...全文を見る
○斉木委員 将来にわたって持続的に活用していくという、その将来にわたってというのはいつのイメージなんでしょうか。
○斉木委員 その前文で、今、冒頭申し上げたように、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現を目指すと菅総理が表明していると。この達成に向けて、将来にわたって原子力を持続的に活用していく、この文脈を素直に読むと、これは、二〇五〇年というのがこの将来ということなんだろうなとしか読めないん...全文を見る
○斉木委員 私がこれをわざわざ取り上げるのは、立地地域にとっては、これは非常に重要な話だからなんですね。  原発特措法の改正案では申し上げました。これは内閣委員会で井上大臣と議論させていただきましたが、梶山大臣も菅総理も新設、リプレースがないと言うのであれば、では、立地地域で、...全文を見る
○斉木委員 もう少し地元の感情を申し上げますと、例えば「もんじゅ」の一件がございました。高速増殖原型炉ですけれども、核燃サイクルの肝となる一つの施設です。  これは、いわゆる夢の国産エネルギーということで、この「もんじゅ」の開発がずっと進められてきた。これが、二〇一六年の年末、...全文を見る
○斉木委員 私がこのことを申し上げたのは、以前、敦賀三、四号機の新増設に関しても、当委員会かな、議論をさせていただいたと思います。日本原電は、御地元でもあるのでよく承知されていると思いますが、敦賀市において、三、四号機、埋立地に新増設をする二基、これはホームページにも今年の変わら...全文を見る
○斉木委員 いや、別の名目と言われてしまうと、十年間これを追求している日本原子力発電が余りにもかわいそうかなと思います。(梶山国務大臣「いや、そういうお話だったと思います」と呼ぶ)はい。是非ここはちょっと確認を、帰ってしていただきたいなというふうに思います。  要は、申し上げた...全文を見る
○斉木委員 今日は、更田委員長にも来ていただいたので、私も、美浜三は恐らく私の在所のUPZに入っていると思います、この三十キロ圏内の一住民としても、寝起きをこれからしてまいりますので、その安全性に関してはやはり無関心ではいられません。その観点から、安全性に関してちょっと議論させて...全文を見る
○斉木委員 これが私は非常に心配なんです。後から分かりましたというのは、要するに、事前に原子力規制委員会の、更田さんが傘下とするチームの方々がチェックをし、現場にも行って、いろいろチェックをしたにもかかわらず、実はさびが、長期停止している間、水、化学薬品を入れて、腐食防止のために...全文を見る
○斉木委員 原子力の安全を担う長として、私は、それでは不十分だなと、国民としては、地元民としては、寝起きしている者としては、正直、申し上げざるを得ないと思います。  じゃ、我々地元民は何を信じればいいんですか。誰の言うこと、安全だという、杉本知事も、そして梶山経産大臣も、規制委...全文を見る
○斉木委員 梶山大臣に伺いますけれども、今の更田規制委員長の、長の答弁で、地元としてはちょっと納得し難いなと思うんですよ。  人知を超えた、確かに人間の知力というのは限界がございます。想像力にも限界がございます。なので、事故も起きてまいりました。でも、その更田委員長たちが判こを...全文を見る
○斉木委員 いみじくもおっしゃいましたけれども、事業者が、この減肉も含めて、例えば中性子脆化も含めて、照射検査とか探査を行っていると思います。  更田委員長にお聞きしたいんですが、我々としては、地元としては、当然、規制側が、これは事業者に任せちゃいけないと思うんですよ。事業者が...全文を見る
○斉木委員 やはり我々は、常に自分の暮らしと共にあるものですので、やはり、その安全性というのは常に安全であってほしい、事故は起きてはもう論外というスタンスなんですね。そこは是非分かっていただきたいし、やはり、今日の質疑を通じても、規制委員長、更田委員長が判こを押したサイトであって...全文を見る
○斉木委員 その協議会の回数を年一回から二回に増やしますというような御説明もありましたけれども、それだけではなかなか、このバックエンドの問題というのは決まらないと思うんですよ。  むつ市長が今何を心配されているかというと、要は、再処理工場、これが稼働しないうちに中間貯蔵施設を受...全文を見る
05月12日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○斉木委員 斉木武志でございます。(発言する者あり)ありがとうございます。  今日はオリンピックに関してお聞きいたします。  オリンピック組織委員会には三千人職員がおりますけれども、千人は東京都からの出向の職員、そして、千人は国からの、霞が関からの出向職員と全国の県や市町から...全文を見る
○斉木委員 それは当初であれば通った言い分だと思うんですけれども、延期されて、昨年の七月、八月、九月、十月、組織委員会の職員がほとんど仕事がなかったと言っている時期にも、毎週、三人、三人、三人、四人であるとか、各会社が、九人、九人、九人であるとか、運営計画を作り終わって、業務がも...全文を見る
○斉木委員 残念ながら、見ることも拒否をしたと。丸川さんも布村さんも、この資料を見て、これが本物かどうかを確認してくださいというためにお渡しするんですが、受け取ることも拒否をされました。  これは前の答弁と矛盾していませんか、布村さん。先ほど谷田川議員に、この資料は存在しますと...全文を見る
○斉木委員 私が申し上げているのは、それと同じ資料の更に詳細版、私が申し上げたように、あれは七月単月だったと思います、表記が。これは、昨年五月、六月から、七、八、九、十、十一、十二、一、二、三、四、今年の五、六まで入っている更に詳細な資料です。ですので、同じエクセルで作ったデータ...全文を見る
○斉木委員 それは、資料を見ていただけないからしようがないんですけれども、五月、六月までに終わっているわけですよ。五月、六月まで、三十万円を請求している東急エージェンシーさん、九番の東京スタジアム、十人毎週請求しております。でも、七、八、九は三人、三人、三人、ここは落としているわ...全文を見る
○斉木委員 かと思いますでは困るんですね。  職員の方は、仕事をしている形跡も疑わしいし、何よりも、あともう一つ、三十万円という単価に見合った仕事はしていませんよと。非常に、大手の広告代理店から中小まで、能力に差もあるし、アルバイトで来ているような方もいると。そういった方に三十...全文を見る
○斉木委員 全部業者に任せていますと、勤務実態も。でも、業者は一円でも多く欲しいから、一人でも多く、一日でも多く勤務実態がありますよと報告するのが当然ですよね。それをうのみにして一日三十万ずつ渡しているというのは、私は、ちょっとそれはコスト意識に欠けるのではないか、だから私の手元...全文を見る
○斉木委員 それは、まさにこれから見積りをして、それが幾らになるのか空恐ろしいというふうに職員の方が言っているんですね。コロナがなければ、定期便に便乗して札幌まで行けばいいわけです。でも、今、六人で三機も飛ばさなきゃいけないんですよ、チャーター機を。  V5をおっしゃいましたけ...全文を見る
○斉木委員 答えていませんね。まいりたいと思いますじゃなし、これからの話ですよね。  だから、十二月に公表している一兆六千四百四十億円のうち九百六十億はコロナ対策ですよ、国と都に持ってもらいますよ、全額と。この九百六十億に入っているんですか。チャーター機を飛ばさなきゃいけなくな...全文を見る
○斉木委員 入っていないということですか、この十二月の見積りには入っていなかったということですか。  イエスかノーかで答えてください。入っていたのか、いなかったのか。
○斉木委員 これは非常に不誠実な答弁だと思います。ずっと同じことを、水かけ論しています。要するに、入っていないということですね、これから積み上げていきますという。  だから、これから、これからを連呼しているので、職員の方が非常に不安がって、私に告発が来るわけですよ。このままだっ...全文を見る
○斉木委員 また質問に答えていないんですよ。  そのときに、去年十二月の予算をつくった段階で、選手にどれぐらいの頻度でやって、今毎日と言っているじゃないですか、当然これはその当時の頻度に基づいて組んだ予算ですよね。  そうなってくると、なかなかえんきょくで、全部論点ずらしでお...全文を見る
○斉木委員 コスト意識のない団体にそれを言われても信用できないんですよ。新型コロナウイルス感染症対策関連、これはV5の予算の中でも全額税金に頼っているじゃないですか。九百六十億円かかるうち、四百億円、東京都さん、お願いします、五百六十億円、政府、お願いします、全部、自分で一銭も払...全文を見る
○斉木委員 じゃ、上振れする可能性は、九百六十億円でできますということでよろしいですね、布村さん。確認です。
○斉木委員 全くお答えいただいていない。まるで政治家のような答弁を連発されておりますけれども。  ちょっと、少し恥を感じてほしいんですよ。身内ですよ。組織委員会の、二千人公務員が今入っていますね。半官半民どころか、官民官の、官の方が多いですよ、職員は。その公務員の方々が、毎日、...全文を見る
○斉木委員 布村さんのその今日の答弁に、オリンピック組織委員会の問題点が凝縮されていると思うんですね。質問をされても、じゃ、チャーター機の料金は九百六十億に入っているんですかと聞いても、答えないではぐらかす。そういう姿勢に問題があると思うんですね。  ちょっと更問いですけれども...全文を見る
○斉木委員 努力しますというのは答えになっていなくて、私は、三機、チャーター機、札幌、今回、五月五日に飛ばした分は九百六十億に入っていますかと、三回目ですよ、もう聞いて。その答えがそれですか。  大臣、どうですか。透明性ということをずっとおっしゃっていましたけれども、こういう組...全文を見る
○斉木委員 時間を使われてしまいましたけれども、最後に申し上げます。  菅総理が、日本人と選手団、関係者は徹底的に分けるんだ、メディアも分けるんだとおっしゃいました。全て専用列車でやる、バブルは最後まで保つ。それをやるにはお金がすごくかかります。六人で三機ですよ、チャーター機。...全文を見る
05月14日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○斉木委員 斉木武志です。  まず、本日は、産競法の案文の懸念事項から御質問をしたいというふうに思っております。  それは、債権譲渡に関する通知の特例が盛られておるんですが、これに関しては、我が会派の部会でも政調でも非常に多く意見が出されました。  これ、どういう案文かとい...全文を見る
○斉木委員 今大臣後段におっしゃいましたいわゆる便乗詐欺、これも非常に懸念されるなと思います。新しい制度をお上がやったといったら、上に政策あれば下に対策ありですからね。民間のまさに特殊詐欺グループなどが、こういったショートメッセージサービスで今度こういう通知がオーケーになった、国...全文を見る
○斉木委員 具体的なプランまではちょっと聞けませんでしたけれども、そういうところも含めて、スレッドごと削除されてしまうであるとか、先ほどもおっしゃっていた、じゃ、その百万円を債務者に返してあげなさいであるとか、そういったものをビルトインした業者しか認めませんよとか、こういった実効...全文を見る
○斉木委員 ただ、私が懸念しているのは、まさに、これはその前段に、「令和二年度地域別最低賃金額については、新型コロナウイルス感染症拡大による現下の経済・雇用・労働者の生活への影響、中小企業・小規模事業者が置かれている厳しい状況、今後の感染症の動向の不透明さ、こうした中でも雇用の維...全文を見る
○斉木委員 非常に守りの答弁でしたけれども、是非、最初におっしゃった、やはりこうした中でも上げていくんだという決意、私、これは非常に重要だと思うんですよ。  やはり、消費が何でへこむのか。給料が下がるという将来への不安ですよね。最賃の引上げを議論せずみたいな議論が出てくると、こ...全文を見る
○斉木委員 ですので、私は、全国一律というのを実はやっている国が多いんだというのも御提案申し上げたいなと思います。  同じ厚生労働省の担当者に調べてもらいました。こちらに、諸外国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、主要先進国の値を取ってもらったんですが、この...全文を見る
○斉木委員 あり得るけれども限定的とよく分からない答弁ですけれども、大臣にもちょっと伺いたいんですが、やはり最賃近傍というとコンビニのまさに非正規労働者、パートの方はまさに非正規労働者です。そういった方が、要するに、京都のコンビニは人が採れるけれども、隣接する福井県高浜町では人が...全文を見る
○斉木委員 自公政権においても、二十五年間、実質が一一四・九が今九八・六ですので、ずっと二十五年間ストレートに下がってきている実質、名目賃金。  これは政権政党を問わずに、やはり日本人の方々がいら立っているのは、この三十年、失われた二十年、三十年と言いますけれども、まさにこれで...全文を見る
○斉木委員 もう一つ、金融庁にも伺いたいんですね。  とはいっても、やはり、千葉県市川市で損保会社十四社が行っている株式会社自研センターの作業指数や工賃単価のはじき出し、見積り、これがブラックボックス化しているんじゃないかという指摘もあるんです。要は、損保会社は支払いを抑えたい...全文を見る
○斉木委員 これは、民民とはいいますけれども、圧倒的に大きな民と圧倒的に小さな民との契約なんですよ。  損保会社というのは、北海道から沖縄までネットワークを仕組んでいますね、巨大資本です。一方で、板金工場というのは、まさに腕を、たたき上げのおやじさんが五人、多くて十人で回してい...全文を見る
○斉木委員 是非、日本の自動車社会を維持するためにも必要なネットワークだと思いますので、そこは意を用いて経産省としても取り組んでいただきたいなと。省庁連携の取組を求めたいというふうに思っております。  最後に一点お聞きいたします。  商店街も行ってきたんですね。商店街は今苦し...全文を見る
○斉木委員 まさに福井県は九割減なんですが、それで一割しか払っていないのに、年間三十四万も負担しているんですよ。本則だったら、三百四十万なんてとても払えないと思うんですけれども。  最後に、大臣、全国の商店街の応援者として、こういった道路負担金というのは、アーケードを維持するつ...全文を見る
○斉木委員 是非、コロナ禍で売上げが落ちている商店街に値上げなんという、非常に厳しい、もうちょっと時局を見ろよ、我々の懐具合、営業状況を考えろよという声は頻々と上がっておりますので、是非、そういう小さな声に耳を傾けていただきたいと思います。  ありがとうございました。
05月19日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○斉木委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置...全文を見る
05月26日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○斉木委員 斉木武志でございます。  本日は国土交通省にも来ていただきました。  現在、日本各地で鉄道のダイヤがどんどん減便が進んでおりまして、地域の足が奪われるという声であるとか、地域経済への悪影響が懸念されるという声、様々今地方では聞かれております。これをどう防いでいくの...全文を見る
○斉木委員 地公団体、要するに、市や町、県とよく話し合いなさいということなんですが、それはもうやっているんですよ。申入れも行った。でも、要は、お金がないから難しいんですという返事がJR側からは市長さんや町長さん、県知事さんにはなされているというのが実態なんですね。  やはり、幾...全文を見る
○斉木委員 それを踏まえて、今回、それでも百三十本減らしますというふうに言っているので、私はJR側にも意見を聞きましたけれども、国土交通省さんは、事前のレクでは、やはり来年は、JR東海が九百、JR東日本が三百六十億、そしてJR西日本が三十億円、それぞれぎりぎり黒字を今年度は出す見...全文を見る
○斉木委員 事業の対象になっている路線もあるということでしたので、ここは是非、今回発表された、十個以上路線が挙がっております。琵琶湖、京都、神戸、山陽、赤穂、大和路、小浜、越美北線、きのくに線、山陰線、瀬戸大橋線などなど、境線とかですね。こういったローカル線に関しても、やはりこの...全文を見る
○斉木委員 なかなか力強くは言い切れないところだとは思うんですけれども、経産大臣にもお聞きをいたします。  かように、JRが各社二千億円とか六千億近い赤字を計上している中で、ローカル線の維持というのが非常に厳しくなってきている。これは北海道から九州まで、全部、全国共通の現象です...全文を見る
○斉木委員 この問題は、本当、地方にとってはいら立ちもありまして、例えば、今の原因はコロナですよ、コロナ、新型感染症です。でも、都市部で、例えば大阪とか京都とか、福井県から見ると、隣県は全部緊急事態宣言が発出されているような地域です。でも、今回減便の対象となっているのは、小浜線と...全文を見る
05月26日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○斉木委員 斉木武志でございます。  丸川大臣、布村参考人、よろしくお願いいたします。  今日は、まず布村参考人にお伺いをしたいと思います。  前回、会場運営、四十三会場、東京オリンピック・パラリンピック、指定をされておりますけれども、その会場運営委託の業務委託費、ちょっと...全文を見る
○斉木委員 要するに、民民契約を盾に取って答弁拒否という御回答でしたが、この不誠実な、説明しないという姿勢が、大臣の虚偽答弁も招いているんですね。  私、この件に関しては、四月十九日の決算行政監視委員会で丸川大臣と質疑をさせていただきました。この毎日新聞、三十万の報道を受けて、...全文を見る
○斉木委員 正面から答えていらっしゃらないわけですよ。  丸川大臣が私に決算委員会でした答弁というのは、要するに、毎日新聞、三十万という高い日給は、こういう会場運営計画を設計するための込みの値段なんだから高くないんだとおっしゃったんですよ。でも、その会場設計費というのは特出しで...全文を見る
○斉木委員 それは、組織委員会の武藤事務総長の名前で判こも打っておいて、その答弁はないなと私は思います。国民も非常にがっかりしていると思います。  今も声がありますけれども、何で一日七十二万円も、人件費単価、渡すのか。七十二万だと月給一千五百八十四万円ですよ。月収千五百万円超の...全文を見る
○斉木委員 今の答弁はおかしいですね。  ソフトドリンクはコカ・コーラ社を使わなきゃいけないんですよね、車両はトヨタのものを使わなければいけない、それが調達できない場合に限り、日産やスバルが使える、こういった契約になっていると思うんですが、違うんですか。
○斉木委員 では、四十三会場分受託した業者は、事前に書面による承諾を得ないと、スポンサー以外からサービスを受けちゃいけないというふうに契約に書いてあるので、この四十三会場受託業者、東急エージェンシーも含み、電通さん、博報堂さん、大広さん、ADKさん、様々、この書面による事前承認を...全文を見る
○斉木委員 これは、でも、組織委員会自らが、パートナー、スポンサー供給権の保護を破っているとしか聞こえないような答弁なんですね。  でしたら、またお聞きしますけれども、先ほど、組織委員会もパソナさんから人材派遣を受けているとおっしゃいました。それは、私が組織委の内部職員の方から...全文を見る
○斉木委員 だから、やはり全部パソナさんじゃないですか。残りは、派遣社員は全部パソナさんとお認めになっているじゃないですか。  ちょっと、どうなんですか、そう答えましたよ。
○斉木委員 いやいや、直接雇用は派遣じゃないですよね。だから、要するに、それ以外の派遣の部分はパソナさんに、もう議事録が残っておりますので……(発言する者あり)  ちょっと止めていただけますか。
○斉木委員 分かりました。  なので、専門性の高い不可欠な人材はほかのパートナーからも受けていますけれども、それ以外の大宗は全部パソナに依存しているということですね。  やはり、それはまさにスポンサーで、パソナさんからも多分、億単位、若しくは数千万単位でスポンサー料をいただい...全文を見る
○斉木委員 布村さん、適当に答弁されるとまずいと思うんですけれども。  布村さんは、各四十三会場分の代理店がどこに、じゃ、外部派遣会社を使っているのか、御承知なんですか、そもそも。
○斉木委員 そこで一番多いのは、やはりパソナなんじゃないですか。外部委託、資料として把握されているということで、その中で一番パーセンテージが大きいのはパソナということでよろしいですか。
○斉木委員 おかしいですね、把握していないことを答弁なされている。だんだん答弁が崩れてきているんですけれども。  ちょっと、それはやはり国民感情とすると、当然、一社独占で、こういった人材派遣、派遣社員だったらパソナと言われたら、パソナさん、今、時給で千六百五十円、日給で一万二千...全文を見る
○斉木委員 ちょっとそれは、このスポンサー供給権の保護という契約書と矛盾する答弁。  じゃ、実際にどこと契約されているんでしょうか、東急エージェンシーさんは。
○斉木委員 いや、言えないけれども分かってくれみたいな答弁はちょっと通らない、ここは国会ですので。正確に、事実に基づいて御答弁されるべきだと御忠告申し上げます。  やはり、これを見てくると、組織委員会も、特殊な場合を除いて、みんなパソナさんに人材派遣サービスは丸抱えでやってもら...全文を見る
○斉木委員 全く伝えていないから国民が怒るんじゃないですか。政府はIOCのしもべですか。我々の、国民の命と国益を守るのが政府の仕事であり、外国の方が頭ごなしに言ったら、もっと日本を勉強しなさいと叱るのが大臣の役目だと思うんですね。  やはり、一社独占、随意契約の乱発、そして特定...全文を見る
06月09日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○斉木委員 斉木武志でございます。  本日も、丸川大臣、布村参考人、よろしくお願いいたします。  前回の質疑の後、組織委員会の職員の方から懸念の声がありました。このままオリンピックをやったら、日本中に新たな変異株が蔓延するのではないか、政府の入国審査はほとんど機能していないん...全文を見る
○斉木委員 留意点というのが三つ書いてあるわけですよ。英文でいえば、これは十行書いてあります。日本語で読みますけれども、旅行先は役割上必須の場所に限定してください、これは政府も言っていますね。訪問先の列には訪問し得る場所全てを含めてください、訪問する場所全部を書いてくださいね、こ...全文を見る
○斉木委員 ではお聞きしますが、こういった、ex1. The person will be in operation for a competition just before the departure. It is essential for the person to st...全文を見る
○斉木委員 たくさんあるということをお認めになったわけですけれども。それはそうですよ。こう書けば、要するに、十四日間隔離が原則ですけれども、三番目のゼロ日隔離を選択したら、なぜ三日間の隔離を行えないのかも明確に記入する必要があります、例として下記を参照してくださいとしっかり誘導さ...全文を見る
○斉木委員 答弁がそごですね。布村さんは、そういった例文に基づいて記入されているものが多々あるとおっしゃっていて、来ていないというのは、これは虚偽答弁だなと国民の皆さんもすぐ分かったと思います。  丸川大臣の御説明、一聴するともっともに聞こえるんですが、スケジュール上不可能なん...全文を見る
○斉木委員 そうすると、開会式に欠席するIOC役員なども大量に出ることが想像されるので、今の政府にそれができるのかなと思います。  実態として、丸川大臣、はじいているとおっしゃるけれども、はじいていないんですね。  数字で見てみましょう。四月、五月の、オリパラ、飛び込みである...全文を見る
○斉木委員 何か全部性善説に立っていて、マスコミの方とか大会関係者の方が、例えば指定したホテルを出て銀座に食べに行っちゃうんじゃないかとか、そういう懸念が出ていますけれども、そういったことはないようにお願いしていますというのでは、これはコントロールにならないんですね。  先日も...全文を見る
○斉木委員 個人のスマホの在りかをCLOが、責任者が管理できないと思うんですよね。  だから、全くもって意味のないことを橋本会長もおっしゃっているし、そもそも、やはり入国段階の一番重要な書類で、こう書いてくれればいいです、ゼロ日隔離だったらこう書いてくださいと、御丁寧に二つも正...全文を見る
06月11日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○斉木委員 斉木武志でございます。  私からは、今日は、まず、今非常に売上げが落ちて苦しんでおります日本の伝産品、伝統工芸品の支援策について取り上げさせていただければというふうに思っております。  中でも、漆に関して今日注目したいんですけれども、漆というと、皆さん御存じのとお...全文を見る
○斉木委員 漆の産地でもあるということで、まさにその方々、大臣の御地元の方も非常に今熱望していらっしゃるのが、漆の抗菌効果、これを是非、こういった漆製品のパッケージに、SIAAマークというんですけれども、この抗菌を立証するマークを是非表示をさせてほしいという声が全国の産地から上が...全文を見る
○斉木委員 例えば塗料に、例えば銀なんかは抗ウイルス性を持つということが立証されているので、銀粉を混ぜた塗料なんかは、こういう抗菌表示ができたりであるとか、例えば、このパンフレットを見てみますと、プラスチック製品なんかも、あとは印刷物、あとは長靴が載っていたりして、あとは衛生陶器...全文を見る
○斉木委員 これはレクで大分私も熱っぽく担当官には語りましたので、経済産業省側はいかがですか。  私は、レクで聞いた範囲ですと、例えば伝産品協会、青山にありますね、あの伝産品スクエアというのが。そういったところと、例えばこのSIAA、抗菌技術の協会、そして例えば全国の漆器組合、...全文を見る
○斉木委員 いかがですか、大臣。まさに大臣の、漆の産地でもあるので、今、非常に具体的に検討されているということで、是非前向きに応援していただきたいんですが、この話題に対して、最後、大臣のお覚悟をお聞かせいただければ。
○斉木委員 どうもありがとうございます。  では、次の質問、話題に参りたいと思います。  これは、今コロナ対策として経産省が一つ目玉事業としてやっております月次支援金、一時支援金に関してです。  これは、緊急事態宣言が出ている地域若しくは蔓延防止等重点措置が出ている地域から...全文を見る
○斉木委員 今日は中小企業庁の担当者にも来ていただいておりますので、お聞きをいたします。  今大臣がおっしゃったのは、要は国が、たしか今回、デロイトトーマツさんですよね、事務局ということで八十数億円で、あと博報堂さんですか、に委託をされていると思います。結局これは委託事業なので...全文を見る
○斉木委員 大臣の答弁の中にもございました。  もちろん、申請者と登録確認機関がぐるになって不正受給したケース、これは摘発すべきだと私も思います。ただし、今回は非常に、持続化給付金よりも多いのかな、同じぐらいの数の方が影響を受けていますから、かなり今申請件数が伸びてきていると思...全文を見る
○斉木委員 五十五万件超来ているということで、かなり皆さん注目をされていると思うので、是非この月次支援金に関しても円滑に出て、なおかつ、登録確認機関に、大臣がおっしゃった告知というのは、多分、士業の方たちに余り伝わっていないんですね。それが、やはり帰責性が求められるんじゃないのか...全文を見る
○斉木委員 でも、大臣、二十万円じゃないですか、月次支援金。十店舗持っていても一店舗持っていても二十万ですよ。それではさすがに、売上高に応じて給付の額というのは決められるべきだし、そこはやはり柔軟に決めていけばいいと思うんですよ。  もう去年の確定申告、終わっているじゃないです...全文を見る
○斉木委員 時間が来たので終わりますけれども、国会を閉じても、政府が盗んでも構いませんから、この案を是非やるべきですよ。そうでないと、日本の経済、死んでしまうというか、中小事業主たちが死んでしまいますよ。それほど追い詰められているという現状を、ちょっと、もう一度胸に刻んでいただい...全文を見る