齋藤健

さいとうけん

小選挙区(千葉県第七区)選出
自由民主党
当選回数5回

齋藤健の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○齋藤(健)委員 自由民主党の齋藤健でございます。  本日は、一年生議員である私にこの予算委員会での質問の機会を与えていただきまして、まず御礼申し上げます。  私は、常に申し上げていることなんですが、正論の直球しか投げませんので、揚げ足をとるようなことをしないといつもお誓いし...全文を見る
○齋藤(健)委員 もう一つ確認でありますが、今、厳しい環境で後回しになったというお話でありましたが、幾ら厳しい環境であったとしても、とりあえず録音をしておいて、後で整理をするということはできたのではないかと思うんですが、録音もしていなかったんでしょうか。
○齋藤(健)委員 きのうだったと思いますが、平野大臣の記者会見で、過去の災害関係会議の議事録もどうやら見つからないというお話をされていたと思いますけれども、その過去の災害関係会議の議事録の、今までのところ把握されている状況についてお伺いしたいと思います。
○齋藤(健)委員 きのうの平野大臣の会見では、そういう緊急的な会議の場合、議事録をつくらないような慣行みたいなものがあったんじゃないかというお話をされておりました。私は、慣行と言えるものがあったかどうかも含めて、これから調査をしていただいて、その結果を待つしかないと思いますが、確...全文を見る
○齋藤(健)委員 あえてこれ以上申し上げません。  加えて二点指摘したいと思いますが、まず第一点は、会議をつくり過ぎだと思います。事故直後の当時の政権は会議を乱発して、先ほど申し上げたように十五もあったということであります。さらに下部の会議も加えますと、恐らくもっと多かったんだ...全文を見る
○齋藤(健)委員 これは私は本当に大事な話だと思いますし、これからどの政党が政権をとろうとも、現在に生きる政治家が歴史に対してきちんとしたものを残していくということは、すぐ公にするかどうかは別にしまして、極めて大事なことだと思いますので、ぜひ、今の総理のお言葉の中で、今までのやり...全文を見る
○齋藤(健)委員 私は、政策的論争の中身に言及するつもりはありませんが、政治的な主張も大いにやったらいいと思いますが、だからといって何をやってもいいということにはならないという当たり前のことを申し上げて、次の質問に移ります、時間がありませんので。  マニフェストにつきましてお伺...全文を見る
○齋藤(健)委員 我が党は、マニフェストに書いてないことはやらないとは言っていません。  先ほど申し上げましたように、私は、マニフェストを約束して当選をした、実行する側におりましたので、マニフェストに書いてないことでもやらなくてはいけないことがたくさんある、マニフェスト選挙はそ...全文を見る
○齋藤(健)委員 総理がおっしゃるようなことは、私も同感なんです。ただ、総理はそうおっしゃっていないということなんです、選挙のときに。  総理は、マニフェストに書いてないことはやらない、それがルールだとまで訴えた。ということは、あれはうそだったのかというふうに国民は思いますよ。...全文を見る
○齋藤(健)委員 あえてもう申し上げません。  ところで、野田総理は当時、マニフェストはイギリスで始まりました、ルールがあるんですと訴えておられますが、そもそもイギリスに、マニフェストに書いてないことはやらないというルールはありますか。
○齋藤(健)委員 私がお伺いをしたのは、もう繰り返しになって疲れちゃうんですが、マニフェストはイギリスで始まりました、ルールがあるんですと言って、イギリスのマニフェストのルールを解説しながら、書いてないことはやらないんです、それがルールなんですと皆さんに訴えていたので、単なる確認...全文を見る
○齋藤(健)委員 イギリスにはそういうルールがあるのかないのかだけ御答弁ください。
○齋藤(健)委員 あえてこれ以上申し上げませんが、残念ながら、私が調べた範囲では、これは全て調べたわけではないですが、どうやらイギリスには、そういう野田総理がおっしゃるようなルールはございません。  成熟した議会制民主主義国家であるイギリスは、これは私、本当に学ぶべきことがたく...全文を見る
○齋藤(健)委員 大阪十六区の皆さんだけじゃなくて、ネットで大ヒットしたときから、日本全国で、多くの方々がこの総理の発言を恐らく目にし、あるいはネットで聞いていると思います。私は、このマニフェスト選挙というものについて、信頼にかかわる大問題だと思うからこそお伺いしているわけです。...全文を見る
○齋藤(健)委員 岡田副総理が、やはりきちんとしたマニフェストをこれからお互いに出して、それを日本の国政の前進につなげていかなくちゃいけないというお話については私は全く同感でありますが、私は物わかりが悪いのかもしれませんが、まだちょっと理解できないんですけれども、マニフェストに書...全文を見る
○齋藤(健)委員 今のお話を伺っても、平成の開国という言葉を使わなくてはいけないということは、よく私にはわかりませんでした。  ただ、時間も限られておりますので、最後に、この二年五カ月の民主党政権の総括をさせていただきたいと思います。  八ツ場ダムの廃止、あれは何だったんでし...全文を見る
○齋藤(健)委員 岡田副総理がおっしゃったように、これまで自民党政権のもとでいろいろなおかしなことが起こって今日を招来したということはあろうかと思います。私はそこは責任があると思っていますし、それは我が党もこれから直していかなくちゃいけないと思っています。  それから、総理から...全文を見る
03月06日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○齋藤(健)委員 自由民主党の齋藤健でございます。  きょうは、財務金融委員会の質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  いつも申し上げていることでありますが、正論の直球の質問しかしませんので、お答えの方も簡潔に、直球でお願いできたらと思います。  本日議...全文を見る
○齋藤(健)委員 私の質問は、自然災害の場合は、国にも都道府県にも市町村にも責任があると思いますが、事原発の事故によって汚染されてしまった、この事態に対する責任が市町村にありますかという質問なんです。
○齋藤(健)委員 それでは次に進みますが、この特措法は、今、高山政務官からもお話ありましたが、議員立法でできた法律であります。  原子力発電所の中の放射性物質の管理というのは、炉規制法に基づきまして、それぞれ、原子力発電所の場合は経済産業省が規制をするという法律がありました。ま...全文を見る
○齋藤(健)委員 五センチにしないと、なかなかお父さん、お母さんたちが納得してもらえないんです。  その原因の一つは、当初、放射線について、どのくらい危険なのか、何なら安全なのかというリスクコミュニケーションを、政府が初期の段階で失敗をしているわけです。それで皆さんが不安になっ...全文を見る
○齋藤(健)委員 それは、例えば五センチではかって超えていて、五十センチ、一メートルではかったら超えていないという場合については、安全だという判断なんですか。
○齋藤(健)委員 私が申し上げているのは、地域指定の話ではなくて、この学校のこの校庭の除染が対象になるかならないかというときの基準でありますので、もう一回お願いします。
○齋藤(健)委員 ちょっと同じ質問の繰り返しなので、場合によっては政務官にお願いしたいと思うんですが、私が申し上げているのは、校庭の除染が対象になるのかならないのかということについては、その校庭ではかって、一メートルで〇・二三という基準になっているんですよ、御案内のように。そして...全文を見る
○齋藤(健)委員 そうすると、五センチではかって〇・二三を上回るところがあっても、平均的に一メートルではかって〇・二三を上回っていなければ安全だという判断ですか、あるいは除染をしなくていいという判断ですか。
○齋藤(健)委員 そうすると、一ミリに達しなければ健康上問題がないという判断ですか。
○齋藤(健)委員 私が推測で言うのがよくないんですが、追加的な線量の影響が年間一ミリ、これを一つの基準として考えるのはわからないわけではないんです。それよりも大きくなるものについては除染をしようという考え方は、わからないではないんです。それから、医学的、疫学的に証明がされていない...全文を見る
○齋藤(健)委員 だとしたら、なぜ、五センチではかって〇・二三を超えたらやらざるを得ない現状であるのに、国は補助をしないんですか。
○齋藤(健)委員 また同じ質問をしなくちゃいけなくなりましたよ。では、なぜ一メートルなのかという話にまたなっちゃうんですが、一メートルであろうが五センチであろうが、現場はやらざるを得ないんです。隣の家の庭を犬が荒らしたら、それをもとに戻さなくちゃいけないんですよ。  それについ...全文を見る
○齋藤(健)委員 ならば、なおさらじゃないですか。  もう次に移ります。  二つ目の問題点は、こういうことが現場で起こっております。  去年の夏ぐらいから、学校は夏休みなので、まだ法律も通っていませんし、施行もされていないし、国からもお金が出るかどうかもわからないので、お父...全文を見る
○齋藤(健)委員 これは、わざわざ環境省まで行って関係市町村が陳情までしているんですよ。  私が、きょう、高山政務官ではなくて副大臣に質問したいと言ったら、陳情担当は高山政務官だから高山さんにお願いしますと言われたんですよ。その陳情を受けている担当の人が何で知らないんですか。
○齋藤(健)委員 今のお話を確認しますが、私が今言ったようなケース、夏にはかったときは〇・二三を上回っていたけれども、その後みんなが頑張ったので、今の時点では〇・二三を下回っているような学校についても、きちんとした除染をやる費用についてもこれから出るんですね。
○齋藤(健)委員 質問を聞いてほしいんですが、私が聞いたのは、去年の夏に努力した結果、少し、〇・二三よりも下がった人でも、この一月以降にもう一回除染をしなくちゃいけないんですよ。なぜなら、ボランティアでやっただけだから。もっと本格的な除染をしなくちゃいけないんです。  今は〇・...全文を見る
○齋藤(健)委員 もう一度聞きますが、今の、はかった時点で〇・二三を下回っていても、八月の段階で、ボランティアの皆さんが一生懸命やる前に〇・二三を上回っているものは、この一月以降本格的な除染をする、その一月以降の除染の費用も出るんですね。出るか出ないかだけ。
○齋藤(健)委員 委員長、今の答弁、理解できますか。これは時間の無駄だと思うんですが。
○齋藤(健)委員 これはトートロジーなんですが、それが出ないと言われているから計画に入れられないんですよ。だから、出るか出ないかだけ言ってください。
○齋藤(健)委員 もっと早く言ってください、時間がもったいないから。私は、それはおかしいんじゃないかと言っているわけです。  つまり、真面目に取り組んで、下げたところに国は補助しないで、放っておいたところにお金が出るというのは、行政のあり方、政治のあり方としておかしくないですか...全文を見る
○齋藤(健)委員 さっきの犬の話をもう一回言いたいくらいなんですけれども、ちゃんと自分たちで、政府がまず何もやってくれない段階で、何とか対応しなくちゃいけないからということで、必死に自分たちのお金で対応をした、そういう人たちの努力を皆さん方はどう評価するんですか。むしろ評価すべき...全文を見る
○齋藤(健)委員 それは私は百年前からわかっているんです。  そうじゃなくて、そういうことも、素人がやったものですから、もう一回やり直さなくちゃいけないんですよ、本格的なものを。〇・二三が〇・二二ぐらいになっていたとしても、素人がやった作業ですから、もう一回、もっと低くするため...全文を見る
○齋藤(健)委員 大臣に大変前向きな、柔軟な対応の必要性の御答弁をいただきましたので、この件はここで打ち切ります。  もう一つ問題がありまして、今度は、放射性の焼却灰の問題がありまして、私は、まだいっぱいほかにも質問したかったんですが、手短にいきます。  実は、清掃工場の中で...全文を見る
○齋藤(健)委員 国が処理をすることになっているので、市町村の申請とかいうんじゃなくて、あなたたちがどういう計画に基づいてやるかという問題です。法律上は国が処理をするということになっているんです、条文は。市町村の申請じゃないんです。それに対して国はどうするつもりなのかということを...全文を見る
○齋藤(健)委員 ところが、今の高山政務官の御答弁、私は筋が通った御答弁だと思うんですが、現場で聞こえる声は、漏れ聞くところによりますと、国の関係者が、自分たちはもう中間貯蔵施設も最終処分場もやるつもりはない、県と市町村でやってくれということを白昼堂々発言している政府高官がいるよ...全文を見る
○齋藤(健)委員 関審議官もよろしいですね。
○齋藤(健)委員 それでは、この条文にのっとって、市町村がやることを皆さんが手伝うということではなくて、皆さんがやることを市町村が協力するということをもう一度確認をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○齋藤(健)委員 それから、まだまだいっぱいあるんですが、手短に行きます。  もう一つは、民有地の除染の問題なんです。  民有地の除染というのも、この法律に基づいて、第三十五条で、民有地の所有者が除染をするケースについてもこの法律の体系に乗るということになっているんですが、今...全文を見る
○齋藤(健)委員 今まで実施したものには出すけれども、何でこれからのは出せないんですか。
○齋藤(健)委員 それでは、確認ですけれども、民地の所有者あるいは私立幼稚園の経営者が自分たちで除染をする、市町村の事業者の契約じゃなくて自分たちでやったもの、あるいは町会が自分たちで除染をした、それに対して市町村が補助をするものも、計画に入れれば補助の対象になるんですね。
○齋藤(健)委員 ありがとうございました。よく覚えておきます。  次は、こういう問題があります。  除染をするときに計画をつくりますが、除染実施区域というのをまず決めて、そこで計画をつくります。ところが、区域の外でも、例えば雨どいの下とか、大変放射線量が高いところがあります。...全文を見る
○齋藤(健)委員 区域の外であっても、そのような高いマイクロホットスポットについては前向きに検討するということでよろしいですか。
○齋藤(健)委員 対象になり得るんですね。
○齋藤(健)委員 対象にしないということで本当にいいんでしょうか。
○齋藤(健)委員 もう少し地域の実態を理解して、責任者は国と電力事業者なんですから、地域に一切責任はないんですから、対応すべきだと私は思いますが、冷たいですね。  地域は風評を恐れているんですよ。今まで伸びていた地域が、もう既に人口が減少しているんです。そして、そういう地域はな...全文を見る
○齋藤(健)委員 よくわかりました。我々が政権を取り戻したら、全部直しますので。  それから、もう一つ指摘しておきますが、汚染されたものを置く仮置き場をつくるために、そのつくるところに古い施設があったりするんですね。それを壊そう、壊さないと置けないんですよ。置ける場所というのは...全文を見る
○齋藤(健)委員 去る二月の二十四日に公表されました、これはもう政務官はごらんになっていると思いますが、三省庁の取りまとめでは、本当にいいことが書いてあります。これもフェアに評価をしたいと思います。金融商品取引所、商品取引所に対して、総合取引所の実現に向けて協力するよう要請すると...全文を見る
○齋藤(健)委員 これは、事務方の説明ではなくて、さっきおっしゃったように国がリーダーシップをとる話でありますので、私は、ぜひ、しかるべきタイミングで、まだ法案も出てきておりませんので今すぐにとは申し上げませんが、きちんと要請をして、本当にアジアでナンバーワンの総合取引所をつくる...全文を見る
○齋藤(健)委員 ちょっと当たり前の確認ですけれども、当然、法案の提出までにははっきりするということでよろしゅうございますか。
○齋藤(健)委員 繰り返しますが、その対象がわからなければ法案の判断もできないと思いますので、ぜひ法案とセットで出していただくようにお願い申し上げます。  この問題の最後に、自見大臣に、この総合取引所の実現に向けての御決意を伺えたらと思うんですが。
○齋藤(健)委員 ぜひ、一刻も早い実現に向けて、大臣にはお願いを申し上げたいと思います。  時間がなくなりましたので、本当は税と社会保障の一体改革、これがメーンだったんですが、環境省のおかげでちょっと時間がなくなってしまったんですが、ちょっとだけ、前振りだけさせていただきたいと...全文を見る
○齋藤(健)委員 終わります。
03月27日第180回国会 衆議院 議院運営委員会 第11号
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○齋藤(健)委員 自民党の齋藤健です。  私は経済産業省で人事企画官をやっておりまして、公務員の制度改革に大変関心があって、そのころから吉田さんとは意見の違うところがたくさんあったんですが。  一つだけ質問しますが、公務員の採用が、なかなかいい人が採れなくなってきているという...全文を見る
05月31日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○齋藤(健)委員 自由民主党の齋藤健です。  きょうは、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  いつも、しつこいようですが、申し上げているとおり、揚げ足をとらず、正論の直球勝負でいい議論がしたいと思っておりますので、御答弁の方もよろしくお願いを申し上げます...全文を見る
○齋藤(健)委員 私も財務省の皆さんとは長いおつき合いがありまして、私の見るところ、財務省の皆さんのいいところは、一つは、予算や税制という各省にまたがるお仕事をしていますので、全省のことを把握しておられます。だから、どの省の案件でも、一応、財務省に聞けば何でも答えが返ってくるとい...全文を見る
○齋藤(健)委員 納付率の改善ということでありましたが、この間の、四月の二十七日だったと思いますが、政府の方で税と社会保険料を徴収する体制の構築についての作業チームというものが中間報告を出されました。  私もこの中間報告は精読をさせていただきましたが、その中間報告の中に、国税の...全文を見る
○齋藤(健)委員 そうしますと、今の副総理の御答弁ですと、国税庁の職員の皆さんが保険料の徴収の方に携わっていく、その分、国税の方が、手を抜くと言っては言葉が悪いかもしれませんが、おろそかになってはいけないから、国税庁の職員はふやしていくんだ、こういうお考えだというふうに受けとめて...全文を見る
○齋藤(健)委員 確認ですけれども、そうしますと、今、年金機構にいる職員の皆さんは税の徴収については全く知識がないのではないかと思いますが、そういう人たちも、今の副総理の御答弁ですと、少し勉強して国税の方もやっていただく、そういう理解でよろしいでしょうか。
○齋藤(健)委員 もう一つ申し上げますと、国税の皆さんが徴収に入る方というのは、ケースとしていろいろあると思いますけれども、悪質であったり高額であったりするケースが非常に多いし、あるいは、長年にわたっているものであったりするケースを徹底的に調査されるということになると思います。 ...全文を見る
○齋藤(健)委員 もう一つお伺いしたいんですが、一般の国民の皆さんには、旧社会保険庁のいろいろ起こした出来事についてのイメージが鮮明に残っております。  残念ながら、年金機構におきましても、それが一〇〇%改善されたという印象は、国民の皆さんが持っているとは言えません。私の地元で...全文を見る
○齋藤(健)委員 今大臣の答弁をお伺いすると、途上であるというふうに受けとめるしかないような御答弁でありました。大丈夫ですという御答弁ではなかったように思います。  そして、私は、この問題を本当に慎重に検討した方がいいと思うわけであります。まず、国税庁に今やっている年金の徴収業...全文を見る
○齋藤(健)委員 まず、年金機構が規律を回復し、それからの議論ではないかと私は本当に思います。一度崩れた組織を立て直すのはなかなか大変だと思いますので、ちょっと聞くと見ばえのいい議論かもしれません、歳入庁構想というのは。しかし、やはり現実をきちんと踏まえた上で、おかしくならないよ...全文を見る
○齋藤(健)委員 今回は、上げ幅も五%というふうに大きくて、しかも軽減税率というのが前回と比べて大きな議論になっている中で、それをカバーするものとして提案するのであれば、一緒に提案をしてくれませんと、低所得者の人たちは一〇%がいいのか悪いのか判断できないと思うんですが、なぜ一緒に...全文を見る
○齋藤(健)委員 今の大臣のお話を伺っても、一〇%という高い税率にする以上は、その経過的な措置のものもあわせてこうするというふうに具体的にセットで提案をしなければ判断のしようがないと私は思いますが、判断できると思われますか。
○齋藤(健)委員 私が伺っておりますのは、大臣、わかって御答弁されているんだと思いますが、その低所得者対策、私は軽減税率をやれという議論はここでしていません。だけれども、皆さん方が低所得者対策をやれと言うのであれば、低所得者の人から見て一〇%をいいか悪いか判断するときに、その対策...全文を見る
○齋藤(健)委員 これ以上繰り返しませんが、低所得者の方々は、具体的にここが示されなければ賛否は判断できないと思います。そして、その低所得者の方々を選挙区に抱えている私も判断ができません。  次に伺います。  簡易課税制度、これも第七条で検討課題になっております。中小企業の皆...全文を見る
○齋藤(健)委員 中小企業の皆さんは、自分が簡易課税制度を使えるのか使えないのかわからなければ、この一〇%についてもなかなか賛否を決められないと思います。  なぜ、賛否を決められないような提案の仕方をあえてするんでしょうか。もし、年度改正でこれを手を打つというのであれば、そのと...全文を見る
○齋藤(健)委員 ということは、今の時点で、この税法の改正案について、中小企業の皆さんは判断できないのではないかと私は思います。そういう提案になっているということが私には不思議でならないわけです。  私は、一緒に決着を図るというのが、政権の政策あるいは提案の仕方として、中小企業...全文を見る
○齋藤(健)委員 私が申し上げたいのは、皆さんの理屈はわからないわけじゃないんですが、ただ、実際にこういう関係の業界におられる方々が、こっちはどうなるかわかりません、検討します、しかし一〇%はお願いしますというのでは判断ができないでしょうということを申し上げているわけであります。...全文を見る
○齋藤(健)委員 この話も同じ結論になるんですが、お酒やたばこ、あるいはガソリンなんかを御商売で扱っている人は、これがどうなるかはっきりわからなければ、いや、検討しましたけれども年度改正では何もしないことになりましたなんということにもなる可能性があるわけです。ですから、そこはどう...全文を見る
○齋藤(健)委員 関係する皆さんは、恐らく、一〇%だけが決まっていて、その後のことはこれからの議論ですというふうにしか受けとめられないと思いますので、なかなか議論が前へ進まないんじゃないかなと。今提案されているわけですから、この国会でやるということで。しかし、この国会ではそういう...全文を見る
○齋藤(健)委員 その方向性の議論もしっかりしていかないと、将来、最低保障年金が導入されるかどうかもわからない段階で、今、これで結構ですというふうにはなかなか判断できないということだと私は思います。  そして、私が申し上げたいのは、本来であれば、さっきの税の簡易課税の話や低所得...全文を見る
○齋藤(健)委員 年平均で〇・一%GDPを押し下げる、そういうふうに理解いたしました。  一方で、今回、東京電力の管内ではありますが、電気料金が上がることになりました。原発が動きませんと、いずれはほかの電力会社も値上げに踏み切らざるを得なくなってくると思います。そういう意味では...全文を見る
○齋藤(健)委員 質疑の時間が終了いたしましたので、最後に一言だけ。  この話は、もう一回、景気がこれが原因で大きく腰折れするようなことがあってはいけないと私は思っております。電気料金は間違いなくこれからも上がっていきます。円高も続きます。法人税も四〇%です。そういうことを考え...全文を見る
06月08日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第17号
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○齋藤(健)委員 自由民主党の齋藤健です。  四人の参考人の皆さん、本当にきょうは貴重な御意見をありがとうございました。  時間も限られておりますので、本質的な質問だけ幾つかさせていただきたいと思います。  まず初めに、小塩参考人から、軽減税率よりも給付つき税額控除の方がい...全文を見る
○齋藤(健)委員 資産の方はどのようにしたらよろしいでしょうか。
○齋藤(健)委員 ありがとうございます。  それから、もう一つ素朴な疑問なんですが、そうすると、軽減税率が低所得者対策として余りベターではないということでありますと、海外ではどういう理由で軽減税率を食品に適用しているのかという点について、先生の御理解を伺わせていただけたらと思い...全文を見る
○齋藤(健)委員 ありがとうございました。さらに我が党の方でも研究を重ねていきたいと思っております。  次に、消費税の引き上げが経済にどういう影響を与えるかということで、貴重な御意見をいただきました。  ちょっと数字の確認だけなんですが、五十嵐参考人からは、私の記憶が間違いな...全文を見る
○齋藤(健)委員 いずれにしても、二年目になれば〇・三五影響が出るということは、五%上げた場合も、二年目になればその大体五倍ぐらいのイメージで影響が出るということだろうと私は今理解をいたしました。  そうしますと、きょう伺っていたお話の中で一番驚きましたのはこの点なんです。 ...全文を見る
○齋藤(健)委員 消費税を上げて法人税を下げるべきだというのは、皆さんなかなか言いにくいのかもしれませんが、私は、今回、きっちりあわせてやるべきである、そして、セットになっていないのであればセットにすべきだというふうに、これが本来あるべき姿だと考えているところであります。  そ...全文を見る
○齋藤(健)委員 タイムオーバー。では、いいです、問題提起だけで。  ありがとうございました。
07月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○齋藤(健)委員 自由民主党の齋藤健でございます。  きょうも質問の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。  私は、当選後初めてこの予算委員会で質問させていただいたのが当選三カ月後の二〇〇九年十一月でありましたが、そのとき以来、質問のたびに、私は、揚げ足をと...全文を見る
○齋藤(健)委員 ということは、今なお検討段階にあるということでよろしいですか。
○齋藤(健)委員 二年前といえば、震災の前でありますよね。震災で日本の経済は大きく変わっていると思います。  フォローアップをされているということでありますが、私が聞くところによりますと、今月末に何とか取りまとめていきたいという報道がなされているようでありますが、いずれにいたし...全文を見る
○齋藤(健)委員 それでは、今、七月の末に向けてまとめられて国民に示そうとされているものは何なんですか。
○齋藤(健)委員 これから国民の皆さんの懐に手を入れて消費税をお願いするというときであります。そして、皆さんがデフレ下で増税して大丈夫かと心配しているわけであります。それを、今大臣のお言葉の中では、根本的な見直しも必要になってきたとおっしゃっていました。  であるならば、誠意と...全文を見る
○齋藤(健)委員 私の質問は、本当に〇・一%の引き下げで、大臣自身もそうお感じになられているのかという質問でありました。  それから、齋藤らしさというのが大分広まってきてうれしいなと思ったんですが、私が申し上げているのは、今検討し直しているのであれば、それも引き上げの提案をする...全文を見る
○齋藤(健)委員 私が伺ったのは、皆さんが出している〇・一%という影響について、大臣が本当にそう思っているのかというのを聞いただけであって、こんな質問、事前に聞かせなければ答えられないような大臣だったら要らないと思いますよ、私は。  私も長いこと役人をやっていましたけれども、今...全文を見る
○齋藤(健)委員 私が聞いたのは、先に行きますが、〇・一%について大臣も本当にそう思われているのかと聞いたので、思われているなら思われていると言っていただければいいので、事前に質問をとか、そういうことを言われる筋合いの話ではないなというふうに思っているだけを申し上げて、次の質問に...全文を見る
○齋藤(健)委員 今、皆さん方の成長戦略のレポート、二〇一〇年代は何としても二%の成長を目指して政策を総動員するというふうに表明しているわけですね。そして、その二%成長を達成するためにはどういうエネルギー供給構造でなくてはならないかというものを私は皆さんが示す必要があると思うんで...全文を見る
○齋藤(健)委員 全く理解できないんですけれども。  政府が二%を表明している以上は、その二%が実現できるエネルギー供給構造というものはどうなるかというものを私は示すべきだと思います。それは誘導とかいうことではなくて、政府が二%の成長を目指しているわけだから、そのときにもしエネ...全文を見る
○齋藤(健)委員 委員長、わかりますでしょうか、私はよくわからないんだけれども。
○齋藤(健)委員 それでは、委員会で皆さんが選んだ委員の先生方が、成長率は一%でいいと言えば、じゃ、それでやってください、〇・五%でいいと言えば、それでやってください、でも、政府は二%でやります、でも、そっちの方のエネルギー供給構造はどうなるかはわかりません、とりあえず一%で、国...全文を見る
○齋藤(健)委員 お願いいたします。
○齋藤(健)委員 政府が二%の目標を掲げているにもかかわらず、このエネルギー・環境会議というのは政府の一部なんですよ、皆さんが、大臣がメンバーなんですから。そして、政府を挙げて取り組むと皆さんの文書に書いてあるんですからね。ですから、この会議は政府なんですよ。  政府が二%目標...全文を見る
○齋藤(健)委員 まず、この日本社会全体で四割近い省エネルギーというか、エネルギー供給構造を四割近く改善するということを十数年でやるということは、極めて高いハードルだと私は思います。  そして、これができなかった場合に、できませんでしたで済まない話でありますので、その高い省エネ...全文を見る
○齋藤(健)委員 それはちょっと私も聞き間違えたかもしれませんが、いずれにしても、枝野さんが申し上げたようなこと、それが過去のエネルギー政策を、私が言うようなことだったからということについては、もう少し根拠をきちんと示していただきたいと思いますが、委員長。
○齋藤(健)委員 社会全体のエネルギー効率が、繰り返しになりますけれども、十数年で四割近く改善するということは、人類史上経験したことのないような物すごい話だと思います。私は、でも、それで皆さんの意見が一致しているというならやられたらいいと思いますけれども。  ただ、繰り返します...全文を見る
○齋藤(健)委員 ええ。きちんと議論した上で世界に約束をしていただきたい。二五%のCO2削減のようなことの再現はしないでいただきたいということを申し上げまして、私の質問とさせていただきます。  どうもありがとうございました。
07月24日第180回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○齋藤(健)委員 自由民主党の齋藤健です。  きょうは、環境委員会で質問の機会を与えていただきまして本当にありがとうございます。  私は当選してから約三年たちますけれども、いつも質問に立つたびに、冒頭、本当に国会ではいい議論をしたい、物が前進をしていくようないい議論をしたいと...全文を見る
○齋藤(健)委員 早速質問に入りたいと思います。  エネルギー・環境政策ということで、一つ目の大きな柱で質問をさせていただきたいと思います。  もう先ほど公明党の江田委員の方からも質問ありましたけれども、先月二十九日に、政府のエネルギー・環境会議で三つのシナリオというものがま...全文を見る
○齋藤(健)委員 一応、八月末ぐらいがめどということだろうと思います。  二つ目の確認事項ですけれども、このエネルギー・環境会議というのは、大臣がメンバーになっていたと思いますけれども、どういう性格の会議でしょうか。これは政府の一部と捉えてよろしいんでしょうか。
○齋藤(健)委員 事務方もそれでよろしいですか。
○齋藤(健)委員 そうすると、国民の皆さんに示されている三つのシナリオというのは、このエネルギー・環境会議が示されているということですので、政府の提案だというふうに考えてよろしいですか。
○齋藤(健)委員 政府としてシナリオを皆さんに示されたということを確認させていただきました。  それから、三つ目の基本的な確認ですけれども、三つのシナリオというものが提案されているんですけれども、この国民的議論を経て、先ほどおっしゃられたように基本計画をつくられるわけですが、こ...全文を見る
○齋藤(健)委員 国民的議論に付すと言う以上は、やはりそれぞれの三つのシナリオはそれなりに詰まったものでなくてはいけないと思いますし、それぞれについて詰まったものであるならば、ある程度、その中から選んでいくという前提で国民の皆さんに提案すべきだと私は思いますので、ですから、微修正...全文を見る
○齋藤(健)委員 この三つのシナリオを示して、でき上がったものが相当違うものでしたということになると、恐らく国民の皆さんも面食らうんじゃないかと思います。そこら辺の説明責任の果たし方といえばそれまでかもしれませんが、三つのシナリオを出す以上は、それなりに詰まっているものですから、...全文を見る
○齋藤(健)委員 ちょっとイメージしていただきたいんですが、毎年一%成長で約十八年ですから、あと約二十年、GDPは実質で二割ふえます。毎年二%だとGDPは四割ふえます、二十年たてば。当たり前です、アバウトですけれども。そうすると、GDPで二割の差が出ます。一%成長で考えた場合と二...全文を見る
○齋藤(健)委員 ありがとうございます。当然のことだと思いますが、ただ、それもちゃんと国民にきちんと示さなければ、私は無責任だと思います。  エネルギー・環境会議というものは、先ほど副大臣に確認させていただきましたが、政府の会議であり、政府として提案しているわけで、一方で政府と...全文を見る
○齋藤(健)委員 私も意欲は副大臣と同じぐらいあるんですけれども、ただ、本当に高いですよ、この目標は。  確かに、コジェネが伸展したり、それから家庭の意識が大きく変わるということも大きな要素としてこれからあると思いますけれども、しかし、十数年で三十何%も効率が改善するというのは...全文を見る
○齋藤(健)委員 あえてこれ以上申し上げません。  三つ目の質問ですが、ここのエネルギー・環境会議の提案では、四つのモデルによって試算が行われておりますよね。この四つのモデルによりますと、このシナリオでいくと、場合によっては電気料金が今の倍ぐらいになる。そういうことがちょろっと...全文を見る
○齋藤(健)委員 私がお伺いしたのは、四つのモデルがどういう試算をしているかということではなくて、経済産業省として、電気料金が二〇三〇年に二倍になっていくということについて、どう評価をし、どういう影響があると考えているのかと。  私もこの四つのモデルについてはそれなりに研究しま...全文を見る
○齋藤(健)委員 今、細野大臣がおっしゃられた前半の部分なんですけれども、私が申し上げているのは、別に、ある一定の方向性を私は前提として議論していません。成長を犠牲にするか、原子力をある程度やるか、あるいはCO2を犠牲にするか、ニュートラルにきちんと問うような国民的議論をするので...全文を見る
○齋藤(健)委員 議論の出発点として確認をしなくちゃいけないのは、高山政務官には以前確認しましたけれども、自然災害の場合は、国にも都道府県にも市町村にもそれを防いでいく責務、義務というのがあるわけで、自然災害の場合はそれぞれ責任があると思いますけれども、この原子力事故の場合は、市...全文を見る
○齋藤(健)委員 まず、前半部分で細野大臣が、どういうことができるかちょっと考えてみるとおっしゃっていただいたのは、非常に多とします。  私、想像するに、環境省の皆さんというのは財務省に対して非常に弱いですから、だから、財務省がこうだこうだと言われると押し切られるんですね。そこ...全文を見る
○齋藤(健)委員 恐らくこの議論を聞いている皆さんが感じることは、やはり、初期における放射線の影響について相当混乱しましたね。一ミリシーベルトなのか二十ミリシーベルトというところから始まって、そしてあの食品の規制の値についても、五百ベクレルでやっていたのが、ちゃんと検討したら百に...全文を見る
08月01日第180回国会 衆議院 議院運営委員会 第32号
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○齋藤(健)委員 自由民主党の齋藤健です。  まとめて七問、質問させていただきます。  いずれも大事な質問なので、真正面から丁寧にお答えいただきませんと同意しようにもできないということになりますので、ぜひよろしくお願いを申し上げます。  まず第一問でありますが、原子力といっ...全文を見る
11月15日第181回国会 衆議院 本会議 第5号
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○齋藤健君 自由民主党の齋藤健です。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、賛成の立場で討論を行います。(拍手)  本法案は、平成二十四年度予算の財源のうち、全体の四割、三十八・三兆円の赤字国債発行を法的に担保し、予算執行を財源の面で裏づけるものです。  我が党は、平成...全文を見る
○齋藤健君(続) それでもなお、我が党は総理が突然追加的に出された新条件に誠実に対応することといたしましたが、信頼関係は崩壊しております。野党の協力を得なければ物事が進まないねじれ国会のもとでは、このことは致命的であります。  もはや、野田政権には、あす衆議院を解散する以外に、...全文を見る