齋藤健

さいとうけん

小選挙区(千葉県第七区)選出
自由民主党
当選回数5回

齋藤健の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○齋藤副大臣 平成二十九年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成二十九年度農林水産予算の総額は、関係府省計上分も含めて、二兆三千七十一億円、その内訳は、公共事業費が六千八百三十三億円、非公共事業費が一兆六千二百三十八億円となっております。農林水産予算の編成に当たって...全文を見る
02月15日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○齋藤副大臣 今、小泉委員が御指摘された点は、非常に重要なテーマだというふうに認識しています。  JGAPアドバンスについては、これから正式なGFSIの審査基準改定、公表を待って承認申請をやっていくということになっているわけでありますけれども、ここでは、恐らく、GFSIにはグロ...全文を見る
○齋藤副大臣 大変重要な点を御指摘いただいていると思います。  今、私の方からお答えをするというよりも、これからお答えがあると思いますけれども、この東京オリンピック・パラリンピック競技大会で、例えば穀類がどのくらい必要なのかとか野菜がどのくらい必要になるのかという、その供給の量...全文を見る
○齋藤副大臣 この冬の大雪では、日本海側を中心に、現在把握している範囲では、農業用ハウス、畜舎等に二十億円を超える被害が生じておりまして、被災された農業者の皆様には心からお見舞いを申し上げたいと思います。  現在は、農業用ハウスなどの被害について、農業共済の迅速な損害評価と早期...全文を見る
○齋藤副大臣 少し整理してお話ししたいと思います。  まず、平成二十七年十一月に取りまとめられました総合的なTPP関連政策大綱、これは政府間で合意がなされた後に取りまとめたものでございますが、ここにおきまして、体質強化対策や経営安定対策の充実とあわせて、生産者の努力では対応でき...全文を見る
○齋藤副大臣 佐々木委員御指摘のように、食料・農業・農村基本計画、これが御案内のようにまさに基本計画でありまして、今後十年程度先までの施策の方向性というものを大いに議論して策定をしてくるという大変重要なものであります。そして、それはおおむね五年置きごとにその時々の情勢に応じて見直...全文を見る
○齋藤副大臣 今、岸本委員から御指摘ありましたように、これから、まずはオリンピック・パラリンピック、ここでできるだけ日本の農産物が使われるようにしていく、そして国際的に輸出で十分評価を受けながら売れるようにしていくということが、今、段取りとして重要だろうというふうに思っております...全文を見る
○齋藤副大臣 まず、岸本委員に御理解いただきたいのは、喫緊の課題としまして、オリンピック・パラリンピック、ここでどれだけ日本の農産物が調達していただけるかという一つのハードルがあります。しかし、その先に、輸出でどれだけ売り込めるかという話があります。  まず、オリンピックでせっ...全文を見る
○齋藤副大臣 調達基準そのものについて我々がコメントするというのは、これまた役人的だと言われるかもしれませんが、控えたいと思うんですけれども、いずれにしても、さっき小泉委員からもお話がありましたけれども、五所川原の農林高校におきましては、非常に高い志で、いきなりグローバルGAPを...全文を見る
○齋藤副大臣 いろいろな意味を持つと思うんですけれども、一つは、自分の生産工程というものをしっかりと見きわめるということで、経営マインドといいますか、そういうマインドが養成される。それから、それが国際的に認められるようになれば輸出にも有効である。それからまた、そういう管理を見詰め...全文を見る
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○齋藤副大臣 鷲尾委員御指摘のように、二十九年度では七百十四億円ですけれども、これがなくなるということで、農家が不安になるということは当然私どもも認識をしております。  ただ、予算編成におきましては、累次の御質問がございましたけれども、毎年度、その時々の情勢が変わりますので、そ...全文を見る
○齋藤副大臣 米の直接支払い交付金については、平成二十五年末の経営所得安定対策の見直しの中で、今、柄澤統括官から御説明いたしましたけれども、米が十分な国境措置があるということとか、それから、全ての販売農家を対象とすることはむしろ農地の流動化のペースをおくらせる面があるということの...全文を見る
○齋藤副大臣 この点は、今まで鷲尾さんたちの政党とも大議論を繰り広げてきたテーマだと思います。  一方で、生産調整の仕組みそのものが、これから人口も減ってお米の需要も減っていく中で、今のようなやり方で割り当てていくということを続けておりますと、農家一軒当たりの生産できる量という...全文を見る
03月08日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○齋藤副大臣 この法案では、もう委員御案内のとおり、農業者の努力のみでは解決できない農業資材価格の引き下げ、あるいは農産物流通等の合理化を図るために、農業生産関連事業者、農業者、農業者の組織する団体等に対して、それぞれの立場から、その実現に資する行動を求めているという構えになって...全文を見る
○齋藤副大臣 委員御指摘のように、肉用子牛価格が高騰している中で、繁殖雌牛の増頭などによって肉用牛の生産基盤の強化を図っていくことは重要な課題であると認識しています。  このような中で、繁殖雌牛は、平成二十八年に五十八万九千頭と、六年ぶりに増加に転じました。前年比九千頭の増であ...全文を見る
03月23日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○齋藤副大臣 今、累次お答え申し上げているように、近年、多くの県で独自のブランド品種が開発されております。そして、需要の方も、例えば健康志向あるいは食味志向、多様化をしてきておりますし、生産者の方も規模拡大を目指すということで、さまざまな品種開発ニーズというものが高まってきている...全文を見る
○齋藤副大臣 大臣の御答弁と重複するところがありますけれども、稲、麦、大豆が我が国の土地利用型農業における重要な作物であって、その生産における基本的資材である種子が重要な戦略物資であるという認識、この基本的認識は今後とも一貫して変えるつもりはありませんし、この稲、麦、大豆につきま...全文を見る
○齋藤副大臣 累次の御答弁と重複をいたしますけれども、この主要農作物種子法の廃止後も国や都道府県の主要農作物種子の開発、生産、流通、管理における基本的な役割は従来までと変わるものではないと認識しておりまして、今後はむしろ、民間のノウハウが一層活用されて、広域的、戦略的に種子の開発...全文を見る
○齋藤副大臣 今委員御指摘のように、この主要農作物種子法に基づく補助金そのものは、地方分権の推進を図るという観点から平成十年に一般財源化をされておりまして、当該補助金に相当する部分は、地方交付税の単位費用算定基礎のうちの生産流通振興費に上乗せされるという形で手当てをされてきている...全文を見る
○齋藤副大臣 御指摘のとおり、国際的にも種子は戦略物資と捉えられております。  平成二十八年十一月に取りまとめた農業競争力強化プログラムにおきましても、種子、種苗を戦略物資という表現で呼んでおりまして、国家戦略、知的戦略として、民間活力を最大限に活用した開発、供給体制を構築する...全文を見る
03月29日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○齋藤副大臣 ITを金融に活用したサービス、いわゆるフィンテックは、金融全般にかかわる問題であると認識しておりまして、当然JAの信用事業にもかかわる問題であると考えております。  フィンテックによりまして、決済サービス分野など従来金融機関が行ってきた分野において、新しい革新的な...全文を見る
○齋藤副大臣 発生県の一つであります千葉県の選出議員であります私の方から御答弁させていただきますけれども、今おっしゃいましたとおり、発生した農場についても、また、その移動制限を受けた農場につきましても、この我々の手当てにつきまして周知を徹底して、御不便のないようにしていきたいと思...全文を見る
04月05日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○齋藤副大臣 福田達夫委員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。  我が国の農業が将来にわたって発展していくためには、農業の競争力の強化、これは待ったなしの課題になっておることは御案内のとおりでございます。そのためには、農業の構造改革の取り組みとあわせて、農業者の努力では解...全文を見る
○齋藤副大臣 今委員御指摘のように、全農や農協につきましては、農業協同組合法の方で、第七条第二項において、「その事業を行うに当たつては、農業所得の増大に最大限の配慮をしなければならない。」と既に規定をされているところでございます。  一方、本法案におきましては、国が全農や農協に...全文を見る
○齋藤副大臣 肥料業界におきましては、生産業者数が多く、これまでも自主的な再編に取り組むなど再編のニーズがあったところでありますが、昨年十一月には、再編に伴う設備投資や廃棄に係る税制、金融支援の要望を私どもいただいているところでございます。  また、同様の業界構造にあると思われ...全文を見る
○齋藤副大臣 農協改革法の審議の際には、私は自民党の農林部会長で、理事をさせていただいておりましたので、経緯はよく承知をしております。当時、維新の党から、政府は農協の事業や組織の改革については組合員等の自主的な取り組みを促進する旨の修正案をいただきまして、同法にその修正が反映され...全文を見る
○齋藤副大臣 委員御指摘のとおり、農業という産業は土地という生産要素と不可分でありまして、この土地をいかに地域政策として維持していくかということは極めて重要というか、密接不可分の政策だろうと思っております。  ただ一方で、現下の状況を、今の農業の状況を見てみますと、これから国内...全文を見る
○齋藤副大臣 佐々木委員にも御理解いただけると思うんですが、これ以上耕作放棄地が増大することをまず阻止していくためにはどうしたらいいかということは重要な話でありまして、そのためには、今農業をやってくださっている方が引き続き農業をやっていこうという気持ちになっていただくためには、人...全文を見る
○齋藤副大臣 今、佐々木委員がおっしゃいましたように、農業がしっかりしていかないと地域が守れないということはそのとおりだと思います。  そのために、この法案はある点にフォーカスを当てて、そこにいろいろな手を打っていこうということでありますけれども、同時に、直接支払制度の創設等々...全文を見る
04月06日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○齋藤副大臣 規制、規格の見直しについてですけれども、農業生産資材では、農薬取締法に基づきまして農薬の登録、それから飼料安全法に基づく成分規格の設定等について、本法案の趣旨に基づいて一つ一つ点検を行っていって、資材の安定性の確保や国際的な標準との調和を図りながら、最新の科学的な知...全文を見る
04月12日第193回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
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○齋藤副大臣 十一月九日の諮問会議の開催に当たって、内閣府が作成した、今委員御指摘の、獣医師系養成大学校等の存在しない地域に限り新設を認める旨の取りまとめ文書、これにつきまして当省に提示をされたわけです。それが十月三十一日、先ほど参考人からお話があったとおりです。  これは、獣...全文を見る
○齋藤副大臣 新設そのものについては、我が方がいいとか悪いとか言う話ではないということでありますが、今委員御案内のように、獣医師の需給の問題につきましては、我が方も当然、関心がございます。  ここにつきましては、今回の獣医学部の新設については、先端ライフサイエンス研究の推進等、...全文を見る
04月18日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○齋藤副大臣 農業者の所得向上を図っていくためには当然生産コストの削減というのが重要であるわけでありまして、昨年十一月に策定されました農業競争力強化プログラムにおきまして、生産資材価格の引き下げ等を図ることとされているところでございます。  これらの取り組みを進めるために、現在...全文を見る
○齋藤副大臣 一般的には、企業等の監査におきましては、内部監査部門や監査役と公認会計士とが不祥事等に関する情報を共有することによりまして、財務報告における虚偽記載を未然に防ぐなど、監査の有効性及び効率性を高めることができる。これは一般論ですけれども、そういうことだろうと思います。...全文を見る
○齋藤副大臣 今回の調査におきましては、提言された対策、これを実施すれば、中央会監査と比較した監査時間が最終的には二十三農協中約七割の十五農協で減少する、約三割の八農協では増加するという結論が得られているわけでありますけれども、この増加する八農協の監査時間も、これまでの中央会監査...全文を見る
○齋藤副大臣 この点につきましても、委員御指摘のように大変重要な点だと思っておりまして、今回の調査におきましても、監査の報酬単価についても、公認会計士の監査と全中監査の比較分析を行っているところであります。  それによりますと、全中監査の報酬単価につきましては、全中の平成二十七...全文を見る
04月20日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○齋藤副大臣 機構関連事業は、農業者の申請、同意、費用負担なく、担い手への農地の利用集積を加速化する公共性、公益性の高い事業でございますので、整備した農地が直ちに転用されるということは避けていかなくちゃいけないと思っています。  このため、改正法案におきましては、本事業で整備し...全文を見る
04月25日第193回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第8号
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○齋藤副大臣 まず、私どもは、産業動物獣医師の需給ということについて、きちんとした対応をしていかなくてはいけないというふうに思っております。  それで、今回の件につきましては、産業動物獣医師という観点の需給で申し上げれば一概には言えないところが確かにありますけれども、獣医師の数...全文を見る
○齋藤副大臣 今、委員御指摘のように、家畜もペットも、これまでは飼養頭数というのは減少傾向にあります。ただ一方で、ペット一頭当たりの診療回数は増加しているというような現実もございます。  今後のことについては、なかなか推移を申し上げることができませんが、ただ、農林水産省としては...全文を見る
○齋藤副大臣 まずお断りしておかなくちゃいけないのは、我が省は、獣医学部の設置に関して、新設される獣医学部の定員の妥当性について所管をしておりませんので、その面での適切な判断というのは我が方からはできません。  その上で申し上げますと、今回の獣医学部の新設というのは、我々が聞い...全文を見る
○齋藤副大臣 繰り返しになりますけれども、ライフサイエンス等の我々の所管する分野以外での新たな需要があるということでありましたので、従来の獣医師の需給には大きな影響がないという判断をさせていただいたというところでございます。
05月10日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○齋藤副大臣 まだ何かTPP11について方向性が決まったというふうに承知しておりません。今、世耕大臣から御答弁させていただいたように、これから各国と緊密に連携して、あらゆる選択肢を排除せず、何がベストか、主導的に議論を進めていくというのが我が国の立場だというふうに認識をしておりま...全文を見る
○齋藤副大臣 TPP11についてはこれから議論していくということになろうかと思いますので、今、世耕大臣からお答えしたとおりなんですけれども、ただ、農林水産省といたしましては、いかなる交渉になろうとも、やはり国内農産物の再生産可能性、あるいはその多面的機能が毀損しないかどうか、そう...全文を見る
○齋藤副大臣 農林水産省としてどういう答弁をしていいかちょっと悩むところでもあるんですけれども、今まさに世耕大臣おっしゃった方針なんですが、ただ、我々としても、TPPをここまで持ってくるのに農林水産省としても随分苦労いたしましたし、それから、TPPのメリット、政府全体としてのメリ...全文を見る
○齋藤副大臣 一生持ち続けたいと思っています。  ただ、おっしゃるように、今、私どもは、日米二国間ということについて、頭の中にあるわけではありません。特に農業関係者には、これに対する非常に深刻な懸念が表明をされているところでありますので、農林省としては、二国間については極めて慎...全文を見る
○齋藤副大臣 福島さんの応援をいただいて、頑張りたいと思います。
05月10日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○齋藤副大臣 今回の東北農政局の談合事案につきまして、累次御答弁させていただいておりますが、整理してお答え申し上げますと、現在調査中の案件ですので、予断を与えるような発言、これは控えたいと思っていますが、土地改良事業等の公共工事は、国民生活の基盤となる社会資本の整備を行う、特に今...全文を見る
05月11日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○齋藤副大臣 私も、古川委員のように知事ではありませんけれども地方自治体で勤務した経験がございまして、今日、農村において高齢化や人口減少が進展して、地域コミュニティー機能の維持すらままならないというようなところが出てきているという現実をよく見せていただいてきました。  このよう...全文を見る
○齋藤副大臣 平成二十七年六月に、これは委員も御案内だと思いますけれども、アンケートを実施いたしておりまして、市町村担当者からどのような業種を導入したいのか聞き取るということをさせていただいた結果、最も多いものはやはり製造業でありました。  また、平成二十八年十二月、これも先ほ...全文を見る
○齋藤副大臣 法律のたてつけに従ってお答えしたいと思いますけれども、国が策定する基本方針、ここにおきまして、今般の土地改良法改正案に基づいて農地中間管理機構関連事業で費用負担を求めずに事業を実施した農地については、農地中間管理権の存続期間中は産業導入地区に含めないとはっきり基本方...全文を見る
○齋藤副大臣 金子委員御指摘の点は、私ももっともだなと思うところがございます。  この法律のみによりまして農業の発展を図るということは、それはやはり一定の限界があるんだろうと思っておりまして、ですから、さまざま、中間管理機構を含めて、農業がその地域で維持発展できるようにあわせて...全文を見る
05月17日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○齋藤副大臣 国際水準のGAPに関しましては、今、笹川委員おっしゃるような効果があります。  GAPそのものは、持続的な農業生産を確保するために、食品安全や環境保全を確保する取り組みのみならず、この中には、作業者の労働安全確保や人権保護の観点から、例えば、作業者に外国人がいる場...全文を見る
05月18日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○齋藤副大臣 事業者から提出された販売計画に基づいて国の方で補給金を交付するかどうかの決定をするその基準については、先ほど答弁したように、これから省令で、関係者の意見を聞いて決めていくということですので、このケースがいいとか悪いとか、この場でお答えするのは適切ではないと思いますけ...全文を見る
○齋藤副大臣 委託契約につきましては、契約当事者間の合意により締結をするということになるわけでありますが、全量委託につきましても、契約当事者間で合意があれば当然可能でございます。  部分委託につきましては、今、稲津委員おっしゃいましたように、現場の生産者が不公平感を感じないよう...全文を見る
○齋藤副大臣 随分前の話でありまして、これは多分、役所とかではなくて、立ち話か何かであった話じゃないかと記憶しております。そのときは、農林省にも関係する話だからという問題提起をしていただいたというように記憶をいたしております。  その際、私がどういうふうに答えたかよく覚えており...全文を見る
○齋藤副大臣 済みません、お許しが出たので答弁させていただきます。  TPP11なるものが、今農林水産省として、どういうものになるかわかりません。そして、それが仮に合意した場合には、その条文そのものも国会で再度承認をしていただくことが必要だというのが今外務省から聞いている話であ...全文を見る
○齋藤副大臣 ただいま大臣から御答弁しましたように、生クリームやチーズなどの乳製品の消費、このニーズに対応していけば酪農の経営の発展の可能性がある、その環境整備が必要だというのと同時に、例えば酪農家の牧場所在地が乳業工場から距離が遠いことなどによりまして、相対的に集送乳経費を要す...全文を見る
05月24日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○齋藤副大臣 まず、TPP協定そのものにおきましては、今篠原委員おっしゃいましたように、全てのTPP締約国が共通に利用できる関税割り当てのほかに、全てのTPP締約国を対象とするセーフガードのように、原署名国である米国からの輸入も含んだ数量を前提として構築をした制度もあるのは御指摘...全文を見る
○齋藤副大臣 篠原委員と問題意識は共有する部分があるわけでありますが、ただ、TPPにつきましては、今後の選択肢の検討について、これからということであります。  私ども農林水産省としては、おっしゃるように、今後の米国の出方、影響、これをしっかり注視をしていくということをしながら、...全文を見る
05月25日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○齋藤副大臣 政府全体としては、WTOが停滞をしつつある中でどうするかということで、TPP十二カ国で、アジア太平洋で、世界のGDPの二割を占める経済圏をつくろう、それからRCEPで、東南アジア十カ国、日中韓、インド、オーストラリア、ニュージーランド、十六カ国で、今度は中国、インド...全文を見る
05月31日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○齋藤副大臣 今委員御質問いただきましたように、次世代施設園芸、オランダが先輩なわけでありますけれども、オランダの場合は、とにかく収穫量を上げるというのが最大の目的でやっているように私も視察で感じましたが、日本の場合は、委員おっしゃるように、日本型ということで、やや違った道を追求...全文を見る
06月01日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○齋藤副大臣 収入保険制度が、委員おっしゃるように、青色申告を行う販売農家を対象にしているという理由ですけれども、まず、国費を投入して収入減少を補填するという制度は、他産業にはない制度でありまして、したがいまして、国民の皆さんの理解を得るためには、収入把握の正確性というものが肝に...全文を見る
○齋藤副大臣 農協初め関係の皆さんに御協力いただきたいと思っています。  それで、この収入保険制度は、青色申告を行うことが加入条件となっているものですから、そういう意味では、加入の促進に当たりましては、青色申告の推進と連携をしていくということが非常に有効であろうというふうに考え...全文を見る
○齋藤副大臣 農協あるいは農業委員会において、税務申告相談会など青色申告の推進に向けて自主的に行っておられることはよく承知しておりますし、二十九年度の予算におきまして、収入保険制度の加入申請や青色申告等に関する相談体制づくりなどの支援をするための予算も計上しておりますので、この執...全文を見る
○齋藤副大臣 まずはっきりさせておかなくちゃいけないのは、本件導入の働きかけを農家にしていただくというのは行政代行ではないということは、はっきり申し上げておきたいと思います。  その上で、先ほど申し上げましたように、従来から、税務申告相談会など青色申告の推進に向けて、農協のみな...全文を見る
○齋藤副大臣 収入保険制度に関する税制措置については、先ほど大臣が申し上げましたように、保険金が翌年払いになる問題への対応がありますが、それのほかにも、今委員御指摘のように、既存の農業共済を参考に、保険料についての必要経費、損金算入ができないかですとか、全国連合会が実施することに...全文を見る
○齋藤副大臣 今委員御指摘のように、運営には当然事務費がかかってくるわけでございまして、この事務費につきましては、加入者の賦課金と国庫補助で対応をするということにいたしております。  それで、経費として徴収させていただく賦課金につきましては、加入申請や保険金支払い等の事務手続の...全文を見る
○齋藤副大臣 客観的かつ具体的な判断基準を検討していくということは、今後やっていかなくちゃいけないと考えております。  ただ、基本的考え方として、この収入保険制度におきましては、自然災害による収量減少に加えて、価格低下など、農業者の経営努力ではいかんともしがたかった、そういう収...全文を見る
○齋藤副大臣 確かに、NHKの受信料とは違いますので、もっと現場の実態、気持ちに即して我々は対応していかなくちゃいけないと思っております。  それで、新しい収入保険制度も、これは農家の皆さんのためになる、よかれと思ってやっている制度であります。確かに、強制加入がなくなるという問...全文を見る
○齋藤副大臣 今までのセーフティーネット対策としては、収量低下に対する備えとしての農業共済、品目別の収入や価格の低下対策としてのナラシ対策、野菜価格安定制度などがありましたけれども、農業共済は、収量減少が外見で確認できるものに限定せざるを得ないということで、露地野菜などは対象には...全文を見る
06月06日第193回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○副大臣(齋藤健君) 今の上月委員の問題意識は私も理解できるし、正直、シェアをしているところであります。  ただ、現状においては、正確に申し上げますと、法人が農地を所有するためには農業委員会の許可が必要になっていまして、農地法上では、まず、農業者の議決権比率が過半数であること、...全文を見る
○副大臣(齋藤健君) 今委員おっしゃった、やっぱり企業の持っている技術、ノウハウ、経験というものを、これからの農業が成長産業になっていくためには活用していくというのは本当に大事な方向だろうと思っています。ただ、それが農地を取得する、しなくちゃできないのかというところになると、また...全文を見る
06月07日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○齋藤副大臣 委員御指摘のように、青色申告は、収入保険の対象者の要件としているわけですが、それだけの意義ではなくて、収入や支出、資産、負債の状況を詳細に帳簿に整理することによりまして自分の経営を客観的につかむことができるということから、農業者の経営管理能力を高めるために有効だと考...全文を見る
○齋藤副大臣 収入保険制度は、収入の把握を正確に行う、このことが制度の肝であると考えておりますので、税の申告を待って保険金等を支払うことといたしております。  このため、保険金等は保険期間の翌年に支払われることになりますので、委員おっしゃるように、農業者の翌年の税負担となる可能...全文を見る
○齋藤副大臣 今回御提案させていただいております収入保険制度と、それから、収入減少を補填する機能を有する各種の類似制度との関係を選択加入とさせていただく中で、農業者の皆さんに適切なセーフティーネットを提供するということをしていくためには、国、農畜産業振興機構、農業共済団体といった...全文を見る
○齋藤副大臣 行政との連携が重要であるのは委員御指摘のとおりです。  今回の法律改正によりまして、全国連合会は収入保険制度を担うことになることから、事業を円滑に実施できるよう、制度設計をした国が、必要な情報の提供や事業の実施に関し指導助言を行うことというのは、極めて重要だと思い...全文を見る
○齋藤副大臣 委員おっしゃるとおりでございまして、青色申告は、今回、収入保険の対象の要件としているわけでありますが、それだけではなくて、青色申告をすることによりまして、収入や支出、資産、負債の状況をきちんと帳簿に整理することが必要になってきまして、自分の経営を客観的に把握するいい...全文を見る
06月14日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○齋藤副大臣 まず、平成三十年産から行政が生産数量目標の配分を行わなくなるという状況に対応いたしまして、オール北海道の方で需要に応じた生産にしっかり取り組むという方針を固めていただきましたことには、高く評価をし、感謝をしたいと思っております。  御指摘の生産コストの削減につきま...全文を見る
06月15日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
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○齋藤副大臣 攻めの農業を目指す中で、農林水産業の輸出力強化、これは極めて大事になっております。世界の方々に日本産品の品質や特色をアピールするためには、規格・認証を活用して効果的に行っていくということが重要である、そこでつながってくるんだろうと思います。  このような背景から、...全文を見る
07月10日第193回国会 衆議院 文部科学委員会内閣委員会連合審査会 第1号
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○齋藤副大臣 まず、農林省といたしましても、今回お亡くなりになられた方が多く出まして、遺族の皆さんにお悔やみを申し上げたいと思いますし、被害に遭われた方に心から、頑張ってほしいなというエールを送らせていただきたいと思います。  その上で、農業につきましては、農作物の冠水ですとか...全文を見る
○齋藤副大臣 既に文科大臣から御答弁をさせていただいたと思いますが、我が省といたしましては、これまでも、獣医師の数自体が全体的に不足はしていないという状況にあると。ただ、平井委員おっしゃいますように、産業動物獣医師につきましては、地域によって確保が困難なところもあるという実情を累...全文を見る
11月22日第195回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○齋藤国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣として考え方の一端を申し述べます。  このたび、第四次安倍内閣の発足に当たり、改めて農林水産大臣を拝命いたしました。委員の皆様の御指導を賜りながら、大臣としての職責を果たしてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろし...全文を見る
11月27日第195回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○齋藤国務大臣 日・EU・EPAでは、今御指摘のように、構造用集成材等のセンシティビティーの高い林産物につきまして大変厳しい交渉がありました。EUは即時撤廃を強く主張しておりましたが、私ども、力強い交渉をすることによりまして、即時関税撤廃を回避して、今委員御指摘のように、七年の段...全文を見る
○齋藤国務大臣 我が国は、二〇三〇年における地球温暖化防止のための温室効果ガス削減目標のうち、二・〇%を森林吸収量により確保するということとしておりまして、このためには、間伐等の森林整備を推進することが必要になっています。  一方で、今総理お話ありましたように、木材価格の低迷に...全文を見る
○齋藤国務大臣 今委員御指摘の全国組織の件ですが、民間団体主宰の全国組織の構成や機能につきましては、現在、全国農業協同組合中央会を中心に検討が行われておりまして、その検討におきましては、その主な機能として、マーケットインに基づく需要者と産地とのマッチングの支援等が考えられているも...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、産地交付金でございますけれども、この産地交付金は地域の裁量で活用可能という基本的な仕組み、これは大事だと思っていますので、これをしっかり維持した上で、三十年度概算要求におきましては、新たに、前年度実績よりも転換作物が拡大をし、主食用米の作付面積が減少した場合...全文を見る
○齋藤国務大臣 問題意識は全く同感でございまして、中国向け精米の輸出については、中国側が認めた施設で精米加工と薫蒸処理を行うことが必要となっています。  したがって、中国向け精米輸出の促進のためには、既に輸出を認められている施設の能力を十分活用するほか、新たな精米工場及び薫蒸倉...全文を見る
○齋藤国務大臣 お答えいたします。  私どもといたしましては、平成二十七年十月のTPP協定の大筋合意、これはトゥエルブの方ですけれども、これによりまして我が国農林水産業が新たな国際環境に入った、そういう認識に基づきまして、こうした国際環境に我が国農林水産業が対処できるようにする...全文を見る
○齋藤国務大臣 石田委員と気持ちは全く一緒でございますので、全力を尽くして、いい数字が出るように頑張っていきたいと思っております。
○齋藤国務大臣 全国組織のお尋ねでございますが、民間団体主宰の全国組織の構成や機能について、現在、全国農業協同組合中央会を中心に検討が行われております。その検討におきましては、その主な機能といたしまして、マーケットインに基づく実需者と産地とのマッチングの支援等が考えられているとい...全文を見る
11月28日第195回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○齋藤国務大臣 まず、今、日本の農業の置かれた状況は、農業従事者の方の高齢化が進展をして、そしてなかなか後継者もままならない、その結果として耕作放棄地もふえていくということで、大変大きな問題になっているという認識がありまして、それにどう立ち向かうかということが大事なことになってい...全文を見る
○齋藤国務大臣 この制度につきましては、今、井出委員おっしゃいましたように、きちんとしたフォローをして、本当に成果が上がっているのかということはやっていかなくちゃいけないと思っております。  現在、二種類、型がありますけれども、経営開始型の場合は、対象者に対して、支援期間中及び...全文を見る
○齋藤国務大臣 いずれにいたしましても、きちんとフォローアップをしながら、不断の見直しを行っていくということに尽きるんだろうと思っております。  ただ、現時点におきましては、先ほど申し上げました農業の現状を踏まえまして、少しでも多くの方に新規就農あるいは継続というものをしていた...全文を見る
11月29日第195回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○齋藤国務大臣 平成三十一年の農林水産物、食品輸出額目標一兆円の達成に向けて、今御指摘の検疫協議、戦略的に行っていくことが重要であると認識しています。  このため、検疫協議の対象とする青果物は、輸出意欲のある生産地や商社等の専門家などから構成される輸出戦略実行委員会の部会の方針...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、東日本大震災で大変な御苦労をされている福島県で若い人たちが一生懸命やっているということについては、本当にうれしく思いますし、農水省としても全力で応援をしていきたいなと思っております。  今お話ありましたように、米の政策というものが来年からいよいよ変わってく...全文を見る
○齋藤国務大臣 再三お話ししていますけれども、三十年産から米の直接支払交付金及び行政による生産数量目標の配分が廃止をされます。  ただ、引き続き、需要に応じた生産を通じて、米の需給及び価格の安定を図っていくことは極めて重要であるというふうに認識をしております。  国といたしま...全文を見る
○齋藤国務大臣 亀井委員には、私の方も丁寧に答弁をさせていただきますので、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  種子に対する基本的な考え方ですけれども、稲、麦、大豆というのは、生命の糧となるものでありまして、我が国の土地利用型農業における重要な作物であります。その生産にお...全文を見る
○齋藤国務大臣 これは先ほどお話ししたこととかぶるわけでありますけれども、食糧の増産が必要だというところから、都道府県に原原種の生産を義務づけたりするというのが種子法の趣旨であったわけでありますけれども、その後、民間での開発ですとか、それから、相互に協力し合いながらやっていく必要...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変本質的な御指摘をいただいたと思います。  米政策の転換の背景といいますのは、今まで四十年間生産調整をやってきているわけでありますが、これから日本の人口がどんどん減っていくということなんですね。まだ年間二十数万人ぐらいの減少にとどまっておりますけれども、いずれ...全文を見る
○齋藤国務大臣 考えようによってはそういうこともあるかもしれませんが、ただ、今も、今の政策においても、一応生産数量というものは配分させていただいておりますけれども、それは強制ではありませんので、いずれ需要が下がっていったときにどういうことが起こるかということについては、今の制度を...全文を見る
○齋藤国務大臣 森林環境税につきましては、森林政策面は林野庁、それから、税制面は総務省という役割分担で、両省庁協力しながら検討を今進めているところであります。  それで、税制面の検討に当たりましては、総務省の地方財政審議会のもとに設置された検討会におきまして制度設計の議論が進め...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変嫌な質問だなと思いますが、今、私の部下の林野庁を中心に一生懸命やっていますし、総務省も一生懸命やってくださっていると思っておりますので、今の時点で、できなかったらどうするかというのをその責任者である私が申し上げるのは、余りにせつないなと思っております。
○齋藤国務大臣 食料の安定供給を将来にわたって確保していくこと、これは国家の国民に対する最も基本的な責務の一つであるというふうに考えております。世界の食料の需給及び貿易が不安定な要素を有している中で、食料の安定供給を図っていくためには、まさに、食料の自給率目標を掲げて、平時から、...全文を見る
○齋藤国務大臣 何をもって失敗だったかという質問をされているのかよくわかりませんけれども、我々は、その状況状況に応じて全力を尽くしてきているつもりでありますし、今般も、新しい環境に合わせて、農政全般にわたる抜本的な農政改革をしようということで、一々は申し上げませんが、今努力を傾注...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、現状については、農業従事者の平均年齢がもう六十六歳を超えておりますし、耕作放棄地もふえるなど非常に厳しい状況にあるというふうに思っております。それで、そういうことに対応するためには、担い手が農業生産の相当部分を担う農業構造というのを確立していくことが重要であ...全文を見る
○齋藤国務大臣 今お話を承りながら、余り考え方は違っていないなと思いました。  もちろん、今まで地域を支えてきた農家、家族中心にやってきた方も多いと思いますけれども、今問題はそこに後継者がなかなかいないということになってきているわけでありますので、後継者が出るためには、やはり農...全文を見る
○齋藤国務大臣 都市農業が日本全体の農業のモデルになるかどうか、これは地域地域によって恐らく違うんだろうと思いますので、その部分はちょっと首を縦に振れないところもあるんですけれども。  ただ、都市農業の重要性というものが近年大きく見直されてきて、平成二十七年四月に施行されました...全文を見る
○齋藤国務大臣 平成二十九年四月十三日の参議院の農林水産委員会における附帯決議、これは、政府としては当然重く受けとめて、推進しております。  その中で、四項目御指摘をいただいております。  一つは、優良な品質の流通を確保するため、種苗法に基づき、生産等について適切な基準を定め...全文を見る
○齋藤国務大臣 十一月に大筋合意されましたTPP11の国産の牛乳・乳製品に与える影響につきましては、乳製品の合意内容はTPP12と変更はないことから、TPP12の影響の範囲内にとどまるものと考えておりまして、当時、12のときに影響を試算したときには、その生産額が百九十八から二百九...全文を見る
11月29日第195回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(齋藤健君) まず、水産庁、漁業取締り、今、山本委員からよくやっているというお話いただきまして大変うれしく思っておりますけれども、彼らの取締りは、まずは我が国周辺水域の水産資源の保存管理と漁業操業秩序の維持を目的ということで行っておりますので、我が国の漁船に対する取締り...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 森林環境税につきましては、自民党の方でも長いこと議論をしてまいりまして、地球温暖化対策にも資するし、それから、現在の林業が置かれた状況を考えますと、きっちり森林を整備していくことも重要だと。ただし、そのための安定財源がないということで議論が出発しておりまし...全文を見る
11月30日第195回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○齋藤国務大臣 敬愛する大串委員の御意見、今謹んで拝聴いたしましたが、この諫早湾干拓開門問題につきましては、もう御承知のことと思いますけれども、複数の訴訟が提起をされておりまして、開門と開門禁止といった裁判所の相反する判断が存在する状況と今なっております。  このような硬直した...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、大串委員からお話ありました件につきましては、開門を求める原告、弁護団の皆様から、長崎地裁の和解協議におきまして、干拓地及びその周辺の農業者のための基金の造成が提案されているということは承知をいたしておりますけれども、国といたしましては、諫早湾周辺の農業者や地域...全文を見る
○齋藤国務大臣 私が十一月十三日に現地を視察させていただきましたのは、実は、本年八月二十八日に佐賀県知事から現地を視察してほしいという御要請があったことも踏まえ、その後、解散・総選挙とかがございましたし、一旦決めた日取りが、台風の影響で、佐賀県側からの申し出で延期になるというよう...全文を見る
○齋藤国務大臣 卸売市場法の見直しに関してですけれども、最近の食品流通の実情を見ますと、生鮮品のままでの需要は減少する一方、加工食品や外食での需要は拡大をしておりまして、こうした消費者のニーズに対応していくことが求められているということ、それから、需要の多様化に伴い、産直取引や直...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず申し上げたいのは、卸売市場については、集荷、分荷、価格形成、代金決済等の機能を果たしておりまして、私は、この卸売市場の機能そのものが否定されるような、そういう改革は当然望ましくないと思っておりますが、ただ、新しい動きに対応する、その修正も必要なんだろうというこ...全文を見る
○齋藤国務大臣 多くの皆さんが気にされているところを御質問いただきまして、ありがとうございました。  まず、各種規制の話でありますけれども、差別的取り扱いの禁止や、今ありました受託拒否の禁止、代金決済の確保につきましては、卸売市場の根幹をなす機能として維持を求める意見が大勢であ...全文を見る
○齋藤国務大臣 大串委員のような御意見はたくさんいただいているところでございますが、まず、二割留保の話については、水田活用の直接支払交付金についても、予算額の範囲内で執行することが当然ながら原則ということでありまして、戦略作物の作付が拡大した場合でも、交付金の支払いに支障が生じな...全文を見る
○齋藤国務大臣 残念ながら、大臣就任後はまだありませんが、平成二十八年九月、農林水産副大臣であった時期に、羽田空港において動物検疫所及び植物検疫所から業務の現状等について説明を受けたところでございます。
○齋藤国務大臣 非常に慎重に答弁をしないといけないかなと思いますけれども。  私自身、実際にやめる方から理由等を直接聞いた経緯がないので、ちょっとコメントは控えさせていただけたらと思います。
○齋藤国務大臣 大変重要な御指摘をいただいていると思います。  計画的に推進をしていくということが本件について適切かどうかも含めて、御指摘ですので検討させていただけたらと思います。
○齋藤国務大臣 重要な御指摘なので、精査したいと思います。
○齋藤国務大臣 動植物検疫の現場におきましては、訪日外国人観光客の増加に加えて、牛肉等の畜産物の輸出の増加や、果実等の集荷地における輸出検査の増加、こういった業務が年々増加をしてきております。  一方で、安倍政権挙げて一億総活躍社会の実現に向けて働き方改革を推進する上で、長時間...全文を見る
○齋藤国務大臣 役所と国会議員、両方経験している岸本委員の本当に重要な御指摘だと思っておりますので、しっかり重く受けとめて、対応していきたいと思います。
○齋藤国務大臣 今、このポスターを拝見した瞬間に私も実はこの消防のところに目が行きまして、あと、その後で目が行ったのは「ふくしまの米」というのを大事そうに抱えている人、それから、赤ちゃんまで、次の世代までつなげていくぞ、そういうメッセージもこのポスターから受け取ったところでありま...全文を見る
○齋藤国務大臣 金子委員と私は、思いは一緒でございまして、障害者あるいは高齢者の方がその持てる能力を発揮して農業活動に取り組む農と福祉の連携というのは、農業、農村の活性化はもとより、障害者や高齢者の方々の福祉にも大いに寄与すると考えております。  具体的には、農業の現場における...全文を見る
○齋藤国務大臣 二〇一四年の北陸農政局の調査については、ちょっと今初めて伺ったので、きちんと内容を承知してからコメントすべきかもしれませんが、社会福祉をなさっている方と現場の農業を担っている方との認識のギャップがあるというのは想像にかたくないところがございます。  恐らく、農業...全文を見る
○齋藤国務大臣 GAPの取り組み及び認証取得の推進は、国産農産物の二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会への供給のみならず、輸出拡大や農業人材の育成、そういう観点からも極めて重要であるというふうに考えております。  このため、農林水産省では、東京大会までを第一期、東...全文を見る
○齋藤国務大臣 実は、本年五月十五日に、今御指摘の福島県とJA福島県中央会が全国に先駆けて「ふくしま。GAPチャレンジ宣言」というのを行ったわけですが、その際、私もその宣言の場に同席をさせていただきました。その際の挨拶でも申し上げたんですが、県を挙げてGAPの推進に取り組んでいる...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず初めに、私の所信でも申し上げましたけれども、食料の安定供給を将来にわたって確保していくことは、私ども、国家の国民に対する最も基本的な責務の一つであると考えて、あらゆる政策に取り組んでいるということでございます。  それで、御指摘の日・EU・EPA交渉におきま...全文を見る
○齋藤国務大臣 日米FTAについて米国から交渉を求められたらどうするのかというのは、仮定の質問ですので、お答えは差し控えたいと思います。
○齋藤国務大臣 TPP11につきましては、十一月十日に大筋合意が確認をされまして、また、先ほどお話ししましたように、十一月二十四日には総合的なTPP関連政策大綱が改定をされたというところでございます。  現在、我が省におきましては、この合意内容やTPP等関連政策大綱等を踏まえ、...全文を見る
○齋藤国務大臣 TPP12のときもそうだったんですけれども、TPP11につきましても、農林水産分野の定量的な影響試算につきましては、現実に起こり得る影響を試算すべきものと考えておりまして、協定自体の発効による効果だけではなくて、国内対策の効果もあわせて考える必要があると思っており...全文を見る
○齋藤国務大臣 諫早湾干拓開門問題については、複数の訴訟が提起をされておりまして、開門と開門禁止といった裁判所の相反する判断が存在する現状となっております。  こうした膠着した状況を打開し、問題を解決していくというためには、まず、平成二十二年の開門を命ずる福岡高裁の判決が確定し...全文を見る
○齋藤国務大臣 十一月十三日の現地視察につきましては、本年八月二十八日に佐賀県知事から現地視察の要請があったことも踏まえて、限られた時間の中で、現場の視察を中心にお邪魔をさせていただいたものであります。  開門問題につきましては、国としては、開門によらない基金による和解を目指し...全文を見る
○齋藤国務大臣 農地や森林の所有者不明問題というのは大変重要な問題だと認識しておりますし、これからますます重要になっていくんだろうな、そういう問題だと認識しております。  現在、農地及び森林につきましては、相続をされても登記がされないか、またはそのおそれのあるものなどが相当数存...全文を見る
○齋藤国務大臣 私は、この問題はこれからますます、死亡の際の届け出が行われるときに、登記が行われないという事態がこれからさらに増加をしていくんじゃないかという心配をしております。  私としては、これは何とかしていかなくちゃいけないと思っておりますが、残念ながら、私の権限の範囲に...全文を見る
○齋藤国務大臣 今委員御指摘の、大和堆周辺の我が国排他的経済水域における北朝鮮漁船等による操業は、違法であるのみならず、我が国漁業者の安全操業の妨げにもなっており、極めて問題だというふうに認識をしております。  このため、我が国漁業者が安全に操業できる状況を確保するということを...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘、本当にありがとうございます。  きのうも、参議院の予算委員会で私の方から答弁をさせていただいているんですが、外国漁船の操業が広域化する中で、増加する取り締まり要請に対応するために、水産庁もこれまで取り締まり船の増隻、大型化、装備の充実などを図ってきてはい...全文を見る
○齋藤国務大臣 それも含めて検討していきたいと思っております。
○齋藤国務大臣 競馬法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  我が国の地方競馬は、景気の低迷、趣味や娯楽の多様化等に伴い、平成二十三年度には平成三年度のピーク時に比べ売り上げが約三分の一の水準にまで減少するなど、地方競馬主催者の多くは...全文を見る
11月30日第195回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(齋藤健君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣として考え方の一端を申し述べます。  この度、第四次安倍内閣の発足に当たり、改めて農林水産大臣を拝命いたしました。委員の皆様の御指導を賜りながら、大臣としての職責を果たしてまいりたいと考えておりますので、どうぞ...全文を見る
11月30日第195回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(齋藤健君) 鳥インフルエンザや口蹄疫など防疫業務に携わる公務員獣医師など産業動物獣医師は地域の畜産業を支える重要な存在であるわけでありますけれども、今委員御指摘のように、地域によっては産業動物獣医師の確保が困難なところもあるというのが現状でございます。  このため、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私もかつて埼玉県の副知事をやっておりまして秩父の山にも入ったことがあるものですから、委員の問題意識は共有させていただいておるわけでありますけれども、現在、森林の管理が十分行き届かないものが存在しているその要因といたしましては、多くの森林所有者は小規模零細で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 森林整備を円滑に実施していくためには、今委員おっしゃったように、所有者や境界の確認がなされることが重要であると考えておりまして、そのためのお手伝いを今までもさせていただいているわけでありますが、森林環境税につきましては、今後使途など具体的な内容について年末...全文を見る
12月04日第195回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(齋藤健君) 室井議員の御質問にお答えいたします。  六次産業化ネットワーク活動交付金の実施状況についてお尋ねがありました。  御指摘のとおり、六次産業化ネットワーク活動交付金等による新商品開発事業におきまして、国や都道府県等が新商品開発による利益の発生状況や利益が...全文を見る
12月05日第195回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○齋藤国務大臣 厳しく、そして広大な北海道の大地を開拓するに当たって大いに貢献をしてきた輓馬。ばんえい競馬は、北海道開拓の歴史の中で大変重要な役割を果たしたこの輓馬、そり等を引かせる馬でありますけれども、に由来するものでありまして、北海道遺産として登録されている北海道の馬文化の一...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず中央競馬ですけれども、中央競馬は、日本中央競馬法に基づきまして、その売り上げの一部の国庫納付を通じた畜産振興への寄与、これを目的としているわけであります。  また、地方競馬は、売り上げの一部の地方競馬全国協会に対する交付金を通じた畜産振興への寄与に加えまして...全文を見る
○齋藤国務大臣 競走馬に分類されるものについては、現在、一頭当たり三百四十万円の関税が課されていますが、TPP11協定の大筋合意または日・EU・EPA協定の大枠合意では、競走馬については、毎年均等に関税額を引き下げ、協定発効後十六年目に関税を撤廃することとしておりまして、それまで...全文を見る
○齋藤国務大臣 我が国では、毎年一万八千頭を超える競走馬が登録されているわけでありますが、このうち地方競馬には六割弱の一万頭を超える競走馬が登録されておりまして、馬産地の振興に果たしている地方競馬の役割というのは大変重要であるというふうに認識をしています。  このように、中央競...全文を見る
○齋藤国務大臣 中央競馬、地方競馬の交流競走については、両者の共存を図るという観点から、平成七年に本格的に導入をされております。  この交流競走につきましては、日本中央競馬会が交流競走に指定したレース数というのは、開始時の平成七年の六十八レースから平成二十八年には五百三レースま...全文を見る
○齋藤国務大臣 委員御指摘のように、日高地方は日本最大の馬産地であります。その最大の馬産地に所在する門別競馬場において競馬を施行するということは、生産牧場と一体となった競馬及び馬産地の振興が図られる点でとても意義深いことであろうと思っております。  このため、このような門別競馬...全文を見る
○齋藤国務大臣 福島競馬場が震災直後に多くの方々に勇気と安心感を与えたということについてお話を伺いまして、本当に胸が熱くなるものがございます。  競馬場への来場者をとにかく増加させていくということは、競馬の売り上げの増加や競馬に対する理解を醸成する上で重要であるだけでなくて、当...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、委員御指摘のように、中央競馬の方の売り上げは、平成九年の約四兆円をピークにして、平成十年から十四年連続で減少しておりましたけれども、平成二十四年以降は五年連続で前年を上回る、御指摘のように、大体七割ぐらいまで回復をしてきております。  また、地方競馬の方の売...全文を見る
○齋藤国務大臣 これまで地方競馬支援策の実施によりまして、地方競馬の売り上げは、先ほど申し上げましたように平成二十三年度を底として回復基調にありまして、平成二十六年度には全ての地方競馬主催者の収支が黒字化するということで、施策の効果が徐々に発現をしてきているとは考えております。 ...全文を見る
○齋藤国務大臣 馬の診療につきましては、JRAでは、獣医師職員だけではなくて、地方競馬の組合所属獣医師や民間獣医師も対象として、新人の研修ですとか、病理解剖や感染症診断等の研修ですとか、生産地における臨床実地研修やスポーツドクター養成等の専門研修をJRAの方で実施しております。 ...全文を見る
○齋藤国務大臣 これまでも御答弁申し上げておりますけれども、中央競馬の方は、法に基づいて、その売り上げの一部を国庫納付を通じた畜産振興への寄与というものを法で目的としております。また、地方競馬は、売り上げの一部の地方競馬全国協会に対する交付金を通じた畜産振興への寄与に加えて、御指...全文を見る
○齋藤国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
12月05日第195回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(齋藤健君) 進藤委員のこの資料、大変よく整理されていて、食料安全保障対策が広範にわたって推進されていることが一目で分かるいい資料だと思っていますので、これも踏まえて活用させていただこうかと思っておりますが。  いずれにいたしましても、私どもが進めております農政、食料...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農業の発展基盤を強化していくためには、農業生産基盤の整備を着実に進めていくということが肝要でありまして、担い手への農地の集積、集約化を促す農地の大区画化、汎用化等を通じた農業の競争力強化や農業水利施設の長寿命化対策や農村地域の防災・減災対策を通じた国土強靱...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国は二〇三〇年における地球温暖化防止のための温室効果ガス削減目標を掲げておりますが、この中で二・〇%を森林吸収量により確保するということとしておりまして、このためには間伐等の森林整備を推進することが不可欠になっております。一方で、木材価格の低迷による森...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、舟山委員がおっしゃった、これから産業政策、地域政策、両方大事なんだという視点については全く同感でありますし、この今御質問の主要食糧の安定供給は誰が責任を持つのかという点につきましても、主要食糧である米及び麦につきましては、主要食糧の需給及び価格の安定...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 米政策の見直しは、三十年産米から米の直接支払交付金及び行政による生産数量目標の配分が廃止をされるということにはなりますけれども、引き続き需要に応じた生産を通じていかにして米の需給及び価格の安定を図っていくかということは重要な政策であるというふうに認識をいた...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 意地になっているつもりはないんですが、ただ、これから日本の人口というものが今まで以上に急速に減っていく現状があるわけですね。これは避けて通れない道であるわけです。そういう意味では、お米の需要も、まだ今までの減り方に比べて、更にこれから急激に需要が減っていく...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) その主食用米の政策を捨ててしまうという意識は全くなくて、トータルで、先ほど来お話ししておりますように、水田をフルに活用していただくために新しい政策をいろいろ講じてきているわけであります。その中で、米あるいは水田を活用して生産をされている方々の所得が、食べる...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、舟山委員のお話の中でも言及ありましたけれども、直近の三年間の二十七、二十八、二十九年産のお米の状況を見ますと、主食用米につきましては三年連続で、全国ベースですが、過剰作付けが解消されています。一方で、戦略作物について見てみますと、過去三年間で、飼料用米...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 大変重要な御指摘をいただいたと思っております。これは飼料用米政策を進めていく上で非常に重要な点だと思いますので、しっかり把握するようにしていきたいと思います。
○国務大臣(齋藤健君) 麦や大豆は、水田を有効に活用しつつ、食料自給率、食料自給力の向上を図る上で重要な戦略作物であると考えておりまして、もう委員御案内だと思いますが、平成二十七年三月に閣議決定した食料・農業・農村基本計画では、平成二十五年度を基準年として、目標年度であります平成...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 法制度の改廃や大きな変更が行われるに当たっては、広く関係者にその経緯や趣旨を周知をして新たな制度への円滑な移行を図るということは必要なことだろうと思います。  このような考え方の下で、この通知においては、主要農作物種子法の果たしてきた役割と廃止に至るまで...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この十一月十五日に発出した事務次官通知の今御指摘の2の(4)については、主要農作物種子法により都道府県に対して一律の義務を課してきた結果、各都道府県において、当該都道府県における高価格帯での販売を期待して家庭用需要向けの品種開発を行う傾向が強くて、そのよう...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この通知におきましても、御指摘の参議院農林水産委員会における、まず附帯決議については、政府としてこれは重く受け止めてしっかり対応していきたいと思っていることをまず冒頭申し上げますけれども、この事務次官通知におきましても、この附帯決議における各項目も踏まえま...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 先ほど来御説明していますように、私どもとしては、その附帯決議との整合性についてはきちんと、これだけじゃなくて、しっかりトータルで尊重して対応してまいりたいと考えているところでございます。
○国務大臣(齋藤健君) 一つ一つ、附帯決議につきましては、例えば種子に関する一般法である種苗法の告示である指定種苗の生産等に関する基準に、稲、麦類及び大豆の種子の生産等に関する基準を追加するということで、十月二日付けで指定種苗の生産等に関する基準を改正をして公布をしたとか、そうい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私どもとしては、この通達だけをもって国会の議論に対応したとは考えておりませんので、是非全体を見て御判断いただけるように説明を重ねていきたいと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 農業水利施設の未利用エネルギーの活用を図る小水力発電につきましては、持続可能なエネルギー供給に寄与するというのと同時に、農業水利施設の維持管理費の軽減、これを図る観点から、その普及を図ることは重要であると考えています。  平成二十八年八月に閣議決定された...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農業水利施設を活用した小水力発電については、施設の有効活用を図るという観点からは非かんがい期の発電用水の増量が必要だという現場の声があることは私も聞いておりますし、十分承知をしておりまして、その重要性は認識しています。  小水力発電は水を消費するわけでは...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 地元からそういう声が上がってくるのは分からないわけではないんですけれども、現在、訪日外国人旅行客は四千万人に増やすですとか、輸出の農産物の輸出額を一兆円に伸ばすという目標にしているわけでありますが、そうした中で、実際に農産物の輸出入検査が増加している植物防...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この種子の関係で安全保障の関連でお話ししますと、種子、種苗は重要な戦略物資であると考えております。  この度の種子法の廃止によりまして、それから様々な競争力強化法などによりまして、国、都道府県の知見の提供等により民間事業者の参入を促進をしながら、諸外国に...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 共に重要な政策で、共に追求をしていくべきだと思っていますが。
○国務大臣(齋藤健君) 食料安全保障を確保することが国の重要な責務であるというのは先ほどの御答弁でもさせていただいたところですので、繰り返させていただきたいと思います。
○国務大臣(齋藤健君) この主要農作物種子法においては、奨励品種を決定するための試験や、原種、原原種の生産等を都道府県に一律に義務付けた結果、先ほども御答弁させていただきましたが、家庭用需要を指向した画一的な品種開発が進みまして、外食・中食産業用や輸出用などの多様な需要に対する品...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 家庭用が画一ということではなくて、家庭用の高く買ってもらえるお米に集中をする傾向があったということの趣旨でございます。
○国務大臣(齋藤健君) 大変恐縮なんですけど、事前にその質問について準備ができていないので、きちんと精査をした上でお答えをさせていただけたらと思います。
○国務大臣(齋藤健君) 欧米などにおきましては、麦類に含まれるグルテンが誘発する病気などの対策としてグルテンフリー市場が拡大してきておりまして、欧米の市場規模は今後も拡大していくことが予想されています。このような欧米のグルテンフリー市場の拡大を見据え、グルテンを含む小麦製品の代替...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 卸売市場法は、昭和四十六年の制定以来、卸売市場の整備を計画的に進めるとともに、卸売市場における取引規制等について定め、その適正かつ健全な運営を確保する、そういった役割を果たしてきたところでございます。  最近の食品流通の実情を見ますと、生鮮品のままで需要...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 受託拒否の禁止につきましては、中央卸売市場において、卸売のための販売の委託の申込みがあった場合に、正当な理由がなければ卸売業者はその引受けを拒んではならないというものでございます。これは、生産者に安定的な出荷先を保障するという意味において、卸売市場の根幹を...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 卸売市場については、集荷、分荷、価格形成、代金決済等の調整機能を果たしてきたところでありまして、国民生活に欠かせない生鮮食料品等の公正な取引の場として高い公共性を有していると考えております。  今般の改革は、先ほども申し上げましたように、生産者、消費者双...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、国会の召集ですとか衆議院の解散につきましては私の立場からコメントすることはできないわけでありますが、ただ、私が置かれた環境の中で、今御指摘ありましたように、農林水産委員会の皆様とも真摯な議論をさせていただいて、私の職責を果たしてまいりたいと、そう思っ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 先ほど来答弁申し上げておりますように、これからお米の需要がどんどん減っていく中で、いかにして水田は維持していかなくてはいけないという発想の中で、いかなる政策を講じていくのがいいかということを我々は突き付けられているんだろうと思っております。  その中で、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 答弁は多分繰り返しになると思うんですけれども、これからお米の需要が人口減少に伴ってかなり大幅に減っていくことが望むと望まないとにかかわらず現実として起こってくると。そういう過程の中において、お米の生産をどういうシステムの中で需給を合わせていくかということが...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これも繰り返しになって恐縮なんですが、米政策につきましては、三十年産米から米の直接支払交付金及び行政による生産数量目標の配分が廃止されますけれども、引き続き需要に応じた生産を通じて米の需給及び価格の安定を図っていくということは重要であるという認識をしており...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今御指摘のように、平成二十八年度のカロリーベースの食料自給率は三九から三八%となったと。これは、小麦やてん菜等について長雨や台風などの天候不順により生産量が減少したことが理由としてありますけれども、それに加えて、食料自給率は長期的に低下傾向で推移しておりま...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農林水産分野の分析につきましては、TPPのときと同様に、現実に起こり得る影響を試算すべきだと考えておりまして、国内対策の効果も併せて、内閣官房において取りまとめられる経済効果分析と併せて国民の皆様に分かりやすく提示したいと考えています。
○国務大臣(齋藤健君) 現在、大和堆周辺の我が国の排他的経済水域において北朝鮮の漁船等による操業がある現状にあるわけですが、これは違法でありますし、また、御指摘のように、我が国漁業者の安全操業の妨げにもなるものであると思っておりまして、極めて問題と考えております。  漂着した船...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、日本食品海外プロモーションセンター、これJFOODOといいますが、これは本年四月に設置をされたものでありますけれども、ここで戦略をそれぞれ策定をいたしまして、ここは具体的なプロモーション策の試行や効果分析、品目別輸出団体等の関係者と連携、調整を行いな...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) JFOODOは、日本の農林水産物・食品全般にスコープがまずあります。それでその中で、輸出額とか伸び率などを念頭に、有望なものはどれかという品目の候補を選定をいたしまして、そこから先、プロモーションでブレークスルーを図っていこうというものでありまして、現在七...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 米の直接支払交付金のことだと思いますけれども、平成二十五年末の政府・与党の経営所得安定対策の見直しの中で、米は麦、大豆等と違って十分な国境措置があり、諸外国との生産条件の格差から生じる不利はないこと、全ての販売農家を対象とすることは農地の流動化のペースを遅...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 先ほども答弁をさせていただいたと思いますけれども、民間事業者の種子生産への新規参入を促すということがこの主要農作物種子法の廃止や農業競争力強化支援法の新規参入支援措置等の狙いとしてあるわけでありますけれども、我が国農業の国際競争力強化に向けて官民の総力を挙...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 競馬法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  我が国の地方競馬は、景気の低迷、趣味や娯楽の多様化等に伴い、平成二十三年度には平成三年度のピーク時に比べ売上げが約三分の一の水準にまで減少するなど、地方競馬主催者の...全文を見る
12月07日第195回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(齋藤健君) 農政ですね、今大きな曲がり角にあるということで様々な農政の改革をやっているわけでありますけど、その過程におきまして、与党、野党を問わず、それから現場も含めて、丁寧な説明しながら、理解をいただきながら進めていくということが極めて大事だと思っていますので、心し...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この地方交付税措置の重要性につきましては、もう十分認識をさせていただいております。そして、都道府県が実施する事務に要する経費につきましては、二十九年、参議院農林水産委員会における附帯決議がございます。これをしっかり踏まえて適切な地方交付税措置がなされるよう...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私どもは、参議院の農林水産委員会の附帯決議につきましては、政府として大変重く受け止めて、しっかり対応していかなくちゃいけないというふうに認識しておるところでございます。
○国務大臣(齋藤健君) まず、三十年産から米の直接支払交付金及び行政による生産数量目標の配分が廃止をされますけれども、引き続き、需要に応じた生産を通じて米の需給及び価格の安定を図っていくということは重要であるというふうに認識しています。  今委員御指摘のように、直近三年間だけ見...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 繰り返しになりますけれども、国による配分はやめるということになりますけれども、きちんとした情報提供をして、農家の皆さんも一斉にこの増産をすればどうなるかというのは分かっているわけでありますので、そこは需要が見込まれるかどうかということを考えていただきながら...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今委員御指摘の点は、三十年産以降の米政策のコア中のコアの部分だと思っていますので、しっかり対応していきたいと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 大変重要な御指摘だと思います。  お米の値段につきましては、私どもの試算によりますと、お茶わん一杯当たり約二十五円というふうに試算をしておりまして、お茶わんの大きさとかお米の品質によって値段は違うのかもしれませんが、私どもは二十五円と試算しているところで...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私自身、余り競馬はやりませんが、もう超有名なので、キタサンブラック号だと思います。
○国務大臣(齋藤健君) この事業は税金ということになっているわけですけれども、軽種馬は本質的にはギャンブルである競馬に用いる競走馬として活用されているということでありますので、軽種馬生産対策を国費で支援をするということについては納税者や国民の理解を得るのはなかなか難しいのではない...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 軽種馬農家の経営状況はしっかりと見させていただいた上で、地域振興も大事だということを肝に銘じておきたいと思っておりますが、まずはその競馬の売上げをしっかり確保するということに全力を挙げていきたいと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 軽種馬の生産につきましては、地方競馬主催者の経営悪化に伴う賞金額の引下げですとか、景気の低迷による馬主の購買意欲の低下等により競走馬の需要が低迷をしたことから、生産農家戸数、頭数共に減少するとともに、取引価格も低下をしてきてしまったというところであります。...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 調査母船の日新丸につきましては、船齢が三十年に達し、老朽化をしており、関係者から代船建造の要望も強いということは委員御指摘のとおりです。農林水産省といたしましても、調査母船の代船を建造することは商業捕鯨の再開を目指すという我が国の強い姿勢を内外に示すことに...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 北海道日高地方は、平成二十八年の調査におきまして、全国の軽種馬生産農家数の八四%、軽種馬生産頭数の七九%を占めておりまして、今御指摘のように、現状だけでなく歴史的にも我が国最大の馬産地であると認識しています。  強い馬づくり、魅力的なレース編成といったフ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 一般的に、動物によるセラピーの効果というものがあるというのは承知しております。  近年は、乗馬や馬の世話等の体験による癒やしの効果を利用したホースセラピー、あるいは馬との触れ合いや馬のいる風景を観光資源として活用する取組ですとか、学校でのポニーの飼育など...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 実は、引退した競走馬、これにつきまして、繁殖や乗用馬として利用されるわけなんですけど、より多様な利活用を進めるということで、日本中央競馬会では引退競走馬等の馬の多様な利活用普及推進事業を本年から開始をしております。  この中でも、今委員御指摘のホースセラ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 競馬におけるギャンブル等依存症対策については重要な課題だというふうに認識しておりまして、積極的に推進をする必要があると思います。このため、本年八月二十九日に第三回のギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議、これ私も出席をさせていただきましたが、ここにおいて決...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 競馬を盛り上げていくためには、まずはとにかく競馬場へ直接来場していただくということが大事だと思っております。そして、競馬場への来場者が増えれば競馬の売上げの増加だけではなくて競馬場周辺の商店街にもにぎわいをもたらすということですので、まずはいかにして来てい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 競馬におけるギャンブル等依存症対策につきましては重要な課題でございまして、積極的に推進する必要があると認識しております。  このため、本年八月二十九日の第三回ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議、これ私も出席いたしましたが、ここにおきまして決定されたギ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 中央競馬につきましては、畜産振興等のために売上げの一部を国庫納付するということが義務付けられております。  平成元年以降で見てみますと、累計で約九兆七千億円を国庫納付いたしまして、その四分の三に相当いたします約七兆三千億円が畜産振興に充当されておりまして...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
12月12日第195回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○齋藤国務大臣 今、佐藤委員御指摘の集送乳調整金は、加工原料乳につきまして、例えば、酪農家の所在地が乳業工場から距離が遠いなどにより、相対的に集送乳経費を要する区域を含めて、指定事業者の方が平準化措置をとることを前提に、あまねく集送乳を行うことを確保するために交付をするものでござ...全文を見る
○齋藤国務大臣 私どもといたしましては、目の前にある日本の酪農の現実を直視して、何をすべきかということを考えて対策に移していくことが大事だというふうに考えておりまして、そういう意味では、今般改定されました総合的なTPP等関連政策大綱におきましては、体質強化対策については、これまで...全文を見る
○齋藤国務大臣 佐々木委員御指摘のように、酪農におきまして、現在、家族経営の割合は九五%ということになっております。このような家族経営が重要であることは、幾ら強調しても強調し過ぎることはないと思っております。  私の地元千葉県野田市でも酪農をやっておりまして、みんな家族経営でや...全文を見る
○齋藤国務大臣 今般改定されました総合的なTPP等関連政策大綱におきましては、先ほど来申し上げていますように、日・EU・EPA、これを踏まえて、チーズを中心とする乳製品対策、これをしっかりやっていこうということになっています。  私は、チーズ工房が、それぞれの特色を生かしてブラ...全文を見る
○齋藤国務大臣 アニマルウエルフェアにつきましては、今答弁させていただきましたけれども、もうGAPの中にも組み込まれるという形になってきておりまして、委員御指摘のように、世界的にはこれを進めていくという方向、これは今後ともそうなるんだろうと思っております。  一方で、このアニマ...全文を見る
○齋藤国務大臣 鶏卵は、本当に安価で良質なたんぱく源ということで国民生活に欠かせないものでありますので、その生産基盤を確保することと、それから、わずかな需給の変化が大きな価格の変動につながっていくという特性を踏まえまして、しっかりした経営安定対策を講じていくことが大事だなと思って...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、現状は局長から御説明をさせましたけれども、今回の関税緊急措置の発動がなかった場合、私は、今以上に米国産等の冷凍牛肉の輸入量が増加したと考えております。  したがって、本措置は有効に機能しているものと考えておりますけれども、ただ、我が省といたしましては、引き続...全文を見る
○齋藤国務大臣 不開示の理由についてはそこに書いてあるとおりでありますが、今後どうするかについては、先ほど答弁させていただいたように、プログラムに従って今検討しているということでございます。
○齋藤国務大臣 そのときも申し上げたと思うんですけれども、非常に濃厚で、非常においしかったです。
○齋藤国務大臣 被災地の皆さんが酪農の再開にかけて本当に取り組んでいる姿を私も拝見いたしまして、むしろこちらが勇気づけられるぐらい、皆さんが頑張っておられる姿に私も感銘を受けて帰ってきたわけであります。  今の件でありますけれども、牧草の放射性物質の吸収抑制対策としては、除染後...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘の、放射性物質に汚染された牧草それから牛ふん堆肥については、御案内のように、放射性物質汚染対策特別措置法に基づいて、八千ベクレル・パー・キログラムを超えるものは指定廃棄物になりますが、それ以下の濃度のものは一般廃棄物等として市町村等がそれぞれ処理するというこ...全文を見る
○齋藤国務大臣 人材をいかに確保していくかというのは、これから酪農を継続していく上で極めて重要な課題であろうと思っております。  このために、もう委員御案内だと思いますが、さまざまな施設の導入なんかにも支援をさせていただくこととしておりますし、また、重要なのは、酪農ヘルパーさん...全文を見る
○齋藤国務大臣 いろいろなケースがあろうかと思いますが、宮崎県における盗伐は、虚偽の届け出を出して、森林所有者に無断で伐採する、こういう悪質な行為、こういうものは許しがたいと思っております。  本件についても、警察、市町村等と連携して当該事案に対応するとともに、県内の市町村に対...全文を見る
○齋藤国務大臣 TPPもございますし、日・EUもございますし、酪農家あるいは肉用牛の皆さんが不安になるのもよくわかります。  だけれども、私どもも、関連政策大綱でその一つ一つにしっかり応えられるように対策を講じていきたいと考えておりますし、それから、合意内容それから対策の内容に...全文を見る
○齋藤国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
12月12日第195回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(齋藤健君) 近年、我が国の飲用牛乳需要が減少傾向にある一方で、生クリームやチーズなどの乳製品の消費は今後も増加が見込まれておりまして、消費者ニーズに対応すれば酪農経営が発展の可能性があるということ。そのためにも、特色ある牛乳、乳製品の生産による付加価値の向上など、酪農...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 日本の酪農は新鮮な牛乳を国民の皆さんに提供してくれるし、チーズ始め乳製品も供給してくださる重要な産業でありますし、地域経済を支える産業でもございます。その酪農を、経営体としては九五%が家族経営で賄われているということでありますので、この家族経営がしっかり酪...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国は、二〇三〇年における地球温暖化防止のための温室効果ガス削減目標のうち二・〇%を森林吸収量により確保することとしておりまして、このためには間伐等の森林整備を推進することが必要です。一方で、木材価格の低迷による森林所有者の経営意欲の低下等によりまして条...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、三十年産の米政策の見直しを着実に実施に移していくためには、水田活用の直接支払交付金による麦、大豆、飼料用米など主食用米以外の作物への支援というものは安定的に実施していくことが必要であるというふうに考えておりまして、水田活用の直接支払交付金、これに係る...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 外食、中食の業務用のユーザーの皆さんから私も直接、希望する価格で調達が難しくなっていると、このまま行くとお米離れが加速をしてしまうよという声を直接伺っております。  これは、もう委員御案内のように、平成二十七年産以降、過剰作付けが解消されて米価が上昇して...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 畜産経営の安定のためには、輸入飼料への過度の依存から脱却をして、飼料生産基盤に立脚した足腰の強い畜産経営を実現するということが重要であるという観点から、二十七年三月に策定いたしました食料・農業・農村基本計画におきましては、委員御指摘のように、飼料自給率を平...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農家の皆さんの不安に応えるために万全の対策をしていくということに尽きるわけですが、まず日EU・EPAにおきましては、豚肉について、低価格部位と高価格部位を組み合わせる、いわゆるコンビネーションの輸入の分岐点価格、これが五百二十四円、キログラムで通関した場合...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国の酪農におきましては、高齢化等による酪農家の経営離脱に伴い飼養戸数が減少をすると、そして交雑種生産の増加によりまして乳用後継牛が減少するなど、生産基盤の強化というものは喫緊の課題になっているということ、そういうふうに認識しております。  このため、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回の補給金制度改革は、補給金の交付対象を拡大をして、出荷先等を自由に選べる環境の下で、生産者による創意工夫を促して所得を増大させるということを目的といたしております。  具体的には、改正畜産経営安定法によりまして、まず、生産者の生乳の仕向け先の選択肢が...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 実は、加工原料乳生産者補給金単価の算定方式につきましては、平成二十九年度の予算において大幅に見直しを行っておりまして、生クリーム等の液状乳製品を補給金の交付対象に追加をしたと。これ、従来御説明したとおりですが。  それから、それまでのバター、脱脂粉乳等向...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 内容については大枠合意のときに発表させていただいているわけであります。ただ、細かい多分文言のドラフティングというものに、向こうは何か国も何か国語もあるものですから、最終的なドキュメントにするには時間が掛かるというふうに認識していますが、私どもとしては、でき...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この日EU・EPAとTPPの比較ということでありますが、乳製品の品目ごとに合意結果が凸凹していて異なるわけでありますね。ですから、日EU・EPAの合意内容がTPPより、それを深掘りしているとかしていないとかいうのは、乳製品全体で私はそういう指摘は当たらない...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回のEUとの合意は、牛乳、乳製品については、ソフト系チーズは関税割当てにとどめたし、脱脂粉乳、バターは国家貿易を維持したこと等によりまして、当面、輸入の急増があるということは見込み難くて、国内需給への悪影響は当面回避できていると思っております。ただ、長期...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 御指摘のように、我が省の調査によりますと、畜産、酪農からの経営離脱要因は、いずれの営農類型におきましても高齢化、高齢者問題が一位となっております。酪農経営では四六%、肉用牛繁殖経営では六九%、肉用牛肥育経営では五七%がこの高齢化、離脱要因で挙げているわけで...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 当然のことながら、できる限り情報公開に努めて議論に資するように努力していきたいと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 食料・農業・農村審議会の審議の議事録について、私、責任ある答弁するためにはちょっと確認をする必要があるんですけれども、どういう状況になっているか、今ちょっと初めて伺ったものですから確認する必要があるんですけれども、委員の合意を得ないとなかなか議事録は公表で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。