齋藤健

さいとうけん

小選挙区(千葉県第七区)選出
自由民主党
当選回数5回

齋藤健の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第196回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○齋藤国務大臣 昨年七月に発生いたしました九州北部豪雨におきましては、記録的な豪雨ということで、樹木の根っこが及ぶ範囲よりも深い部分で崩壊が発生をいたしまして、これが流木災害となったというふうに分析をしているところでございます。  この九州北部豪雨の流木被害を踏まえまして、農林...全文を見る
○齋藤国務大臣 現在、世界で約八億人が栄養不足状態にあるなど、アフリカ等の途上国においては栄養改善が重要な課題であると認識しております。  このため、農林水産省では、国連食糧農業機関、FAO、あるいは国連世界食糧計画、WFPなどの国際機関と協力しまして、栄養改善に係るセミナーや...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のとおり、女性農業者の皆さんは、農業生産の現場はもちろんなんですけれども、農産物の加工とか販売におきましても、女性ならではのアイデアや感性を生かして活躍をされております。特に、これからの農業におきましては、生産だけではなくて、流通、加工の付加価値を農業の現場...全文を見る
01月31日第196回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(齋藤健君) 我が国の森林は、資源が充実をして主伐期を迎えつつありまして、林業の成長産業化と森林資源の適切な管理を両立していくためには、これら貴重な資源を切って使って植えるといった循環利用を確立していくということが肝要であると。  このために、今後の森林・林業政策とい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 大変情熱のこもった御質問をありがとうございます。  CLTの需要拡大ということでありますが、農林水産省といたしましては、公共建築物を始め、これまで余り木材が使われてこなかった中高層あるいは中大規模、非住宅など新たな分野における建築物の木造化、内装木質化、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国の水産業の改革はいよいよ待ったなしの局面に入ってきたなという厳しい認識を持っております。  まず何よりも、水産業の成長産業化を進めていくためには、資源を維持、回復し、適切に管理するということが必須であります。このため、水産資源の管理につきましては、...全文を見る
02月02日第196回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○齋藤国務大臣 農作業中の事故によりまして、近年は三百五十人前後の方が亡くなられておりまして、十万人当たりの死亡事故発生件数が十六・二件と、建設業六・〇件と比較しても多く発生しています。農作業安全の確保は極めて重要な課題と認識をしています。  実は、私の地元でも、支援者の御家族...全文を見る
02月07日第196回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○齋藤国務大臣 この審議の過程におきましては、都道府県に対して主要農作物種子の生産に関する措置を規定しているものでありまして、農業者に直接的な規定を措置するものではないという、まず法律のたてつけがそうなっています。  したがいまして、今回の法案策定におきましては、二十八年十一月...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、古賀委員おっしゃいましたように、これからの日本の人口減少は更に急速に進んでいくことになる中で、お米の政策というものは今大きな曲がり角にあるという認識をまず多くの皆さんと共有をしていかないと、これから先の議論というのは生産的でなくなると思っております。  そう...全文を見る
02月15日第196回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○齋藤国務大臣 先週からの大雪によりまして、農林水産関係では、北海道や北陸地方などを中心に、現時点において千五百棟を超える農業用ハウス等に損壊等の被害が発生していると報告を受けており、被災された農業者の皆様には心からお見舞いを申し上げたいと思います。  特に北陸地方では、積雪の...全文を見る
02月19日第196回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○齋藤国務大臣 かつて農林省で一緒に仕事をさせていただいた佐藤委員とは、全く思いを共有いたしております。  日・EU・EPA交渉につきましては、厳しい交渉となりましたけれども、当時の山本前農林大臣の大変な御尽力によりまして、乳製品の国家貿易制度や豚肉の差額関税制度の維持、関税割...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回委員が御視察された農場は、まさに畜産クラスター事業を大変有効に活用して、労働時間を抑制しつつ規模拡大をするということで、前向きに取り組む、経営感覚のすぐれた酪農家の方であったなと思います。  御指摘のとおり、我が国の酪農経営におきましては、労働負担が大きいと...全文を見る
02月22日第196回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○齋藤国務大臣 まもなく発災七年目を迎えるということで、改めて、安倍総理の、内閣、全大臣が復興大臣のつもりで取り組むようにという言葉を心に刻んでいるところでございます。  原発事故により被災した福島の森林・林業に関しましては、復興庁、農林水産省、環境省の三省庁で取りまとめました...全文を見る
○齋藤国務大臣 農業の発展基盤を強化していくためには農業生産基盤の整備を着実に進めていくことが極めて肝要でありまして、担い手への農地集積、集約化、高収益作物への転換、こういったものを促す農地の大区画化、汎用化等を通じた農業の競争力強化、あるいは農業水利施設の長寿命化対策や農村地域...全文を見る
○齋藤国務大臣 まずは、今回の大雪で大勢の農家の皆さんに被害が発生いたしました。改めてお見舞いを申し上げたいと思います。  今回、先々週、四日からの大雪によりましては、今委員御指摘のように、北海道、北陸地方などを中心に、現時点において二千六百棟を超える農業用ハウスに損壊等の被害...全文を見る
○齋藤国務大臣 宮下委員には、中山間地のさまざまな提言をいただいておりまして、感謝を申し上げます。  農業分野におきましては、ロボット技術やICT等の先端技術を積極的に活用して、農業現場が抱えるさまざまな課題を克服し、農業の生産性革命を実現していくということが重要であると考えて...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○齋藤国務大臣 初めに、予算の基礎となっている農林水産施策の基本方針について御説明します。  我が国の農林水産業に活力を取り戻し、いかにして魅力ある成長産業にしていくか。そのことが、美しく活力ある農山漁村の実現につながっていくとの確信のもと、安倍内閣においては、これまでの五年間...全文を見る
○齋藤国務大臣 有明海の環境変化につきましては、長年にわたる、海域全体にわたるさまざまな要因によるものであるということから、委員御案内のように、有明海特措法に基づきまして、関係省庁及び関係県と連携して、有明海の再生に向けた総合的な取組を着実に進める必要があると考えています。  ...全文を見る
○齋藤国務大臣 繰り返しになりますけれども、有明海は、私ども、水産業にとりましても大変重要な海域だと認識をしておりますし、その再生は重要な政策課題だと考えておりますので、この特措法がせっかくあるものですから、これに基づきまして、もちろん漁業者等の当事者の皆さんの御意見も伺いながら...全文を見る
○齋藤国務大臣 米政策につきましては、委員御案内のように、三十年産米から、米の直接支払交付金及び行政による生産数量目標の配分、これを廃止するという中で、どうやって引き続き需要に応じた生産を促して、そして米の需給及び価格の安定を図っていくかということ、これが大変重要であると認識をし...全文を見る
○齋藤国務大臣 シジミやワカサギなどの漁の最盛期に、米軍機の燃料タンク投棄により、地元の漁業者の皆様に大きな不安を与えるとともに、全面禁漁を余儀なくされる、こういうことはあってはならないというふうに考えておりますし、まことに遺憾であります。  漁業者の皆さんは、なぜこんなことが...全文を見る
○齋藤国務大臣 大量かつ多様なデータの収集それから分析、活用というものが可能となる時代を迎えている中で、農業におきましても、生産者がこれらのデータを駆使して、そして生産性の向上とか経営の改善につなげていく、そういう環境を整備することが重要でありますし、その可能性というものが大きく...全文を見る
○齋藤国務大臣 神谷委員には、日ごろから都市農業の振興に関しましてさまざまな御意見をいただいておりますことに、まず感謝を申し上げたいと思います。  近年、我が国におきましては、集中豪雨が頻発している上、南海トラフ地震等が発生する可能性が高まっているということで、ため池の防災・減...全文を見る
○齋藤国務大臣 今冬の大雪では、農業用ハウスなどに被害が発生している。先ほどデータは報告させていただきました。  まず、今出ている被害に対しましては、農業共済の迅速な損害評価と早期の共済金の支払いということが大事だと思っています。また、日本政策金融公庫の農林漁業セーフティーネッ...全文を見る
○齋藤国務大臣 二十七年産米以降、過剰作付が解消されて米価が上昇する中で、外食、中食などの業務用ユーザーの皆さんから、二十九年産米の出回り当初において、希望する価格での米の調達が難しくなっているという声が出されているところでありますし、私のところにも御要請に随分来られております。...全文を見る
○齋藤国務大臣 ちょっと、その具体的な御質問について事前にいただいていないようなので、今お答えできません。
○齋藤国務大臣 まず、吉田委員御指摘のように、人口減少ですが、超高齢化社会を迎える我が国におきまして、今後、土地利用ニーズの低下等に伴いまして、所有者不明土地が増大するおそれがございまして、この問題に対しては抜本的な対策を講ずる必要があるというふうに考えています。  このため、...全文を見る
○齋藤国務大臣 先ほどの検討会の中でしっかり対応していきたいと思います。
○齋藤国務大臣 先ほどの研究会の中で適切に対応していきたいと思います。
○齋藤国務大臣 今委員御指摘の点は大変重要な点であるというふうに認識しておりまして、森林に関心を持っていない方々も実は所有者の中にはおられます。  その不明の土地の活用方法については先ほど御説明を申し上げましたが、森林経営意欲がない所有者の森林を有効にいかに活用していくかという...全文を見る
○齋藤国務大臣 一つの考え方だと思うんですけれども、土地の相続のあり方ですとか所有権の放棄の可否等は、森林だけではなくて、恐らく土地制度全般あるいは土地以外に広がる問題だと思っておりますので、森林に限ってだけ今物納はオーケーですみたいな対応というのは今この時点では難しいんだろうと...全文を見る
○齋藤国務大臣 政府委員から答弁させていただきたいと思います。
○齋藤国務大臣 ここで私が正確に答弁するためには、やはり事前にきちんと詰めた上で答弁しなければ責任ある答弁はできないんですよ。ですから、政府委員から答弁させます。
○齋藤国務大臣 御案内のように、我が国の森林は、今、資源が充実をして主伐期を迎えつつあるということで、このタイミングで林業の成長産業化と森林資源の適切な管理、これを両立していくためには、この資源を、切って、使って、植える、こういった循環利用が確立されていかなくてはいけないというふ...全文を見る
○齋藤国務大臣 私も、きょう何人の方の御質問を受けるんですかね、十数名だと思いますけれども。その都度、うちの事務方も質問を伺いに行っているわけでありますけれども、これほどかみ合わないのは先生だけだということは申し上げたいと思います。  それから、名古屋城の話は、申しわけありませ...全文を見る
○齋藤国務大臣 平成二十九年の九月一日に、今委員御指摘のように、長野県諏訪郡原村の一部の圃場におきまして、キャベツ、ブロッコリー、てん菜等に生育不良をもたらすテンサイシストセンチュウを国内で初めて確認をいたしました。  農林水産省におきましては、長野県と連携しまして、発生圃場に...全文を見る
○齋藤国務大臣 まずは初動でとにかく封じ込めるということが大事だと思いますので、そこについては全力を挙げていきたいと思います。  現在は、テンサイシストセンチュウの発生が確認された圃場において土壌消毒などの防除対策を行っているところでありますが、今できることとしては、キャベツ、...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、古川委員から棚田のお話がありました。  私は、棚田は、美しい景観、伝統文化、教育、国土保全といった多面的機能を有しておりまして、農業生産活動を主体としつつ、地域住民等の共同活動によって守られている国民共通の財産ではないかなと思っております。  このような棚...全文を見る
○齋藤国務大臣 アニマルウエルフェアにつきましては、その国の文化ですとか国柄ですとかと絡む問題でありますので、それぞれの国でいろいろな考えがあろうかと思います。  ただ、今委員御指摘のように、世界の傾向、それから我が国の畜産も世界のマーケットを意識して展開をしていかなくちゃいけ...全文を見る
○齋藤国務大臣 農林水産省としては、動物の愛護及び管理に関する法律を遵守するということは当然のことだと考えておりまして、環境省及び厚生労働省とも連携をして、アニマルウエルフェアを推進することが重要だというふうに考えています。  このため、昨年十一月、アニマルウエルフェアに配慮し...全文を見る
○齋藤国務大臣 このフードバンクの活動は、流通、消費などの過程で発生する未利用食品を食品企業や農家から寄附を受けて、必要としている人や施設等に提供する取組ということで、もともと米国で始まって、既に五十年の歴史があるんですけれども、我が国では、ようやく広がり始めたという段階なんだろ...全文を見る
○齋藤国務大臣 農林省では、鳥獣被害防止特措法に基づいて、まず、現場に最も近い市町村が農作物等の被害対策の中心になって主体的に取り組めるよう、対策を推進しているところでありますけれども、一方、御指摘のように、野生鳥獣は行政区域は関係ありませんから、越えて活動するということで、関係...全文を見る
○齋藤国務大臣 二〇一九年には我が国がG20の議長を務めることになっておりまして、首脳会議のほか、関係閣僚会議についても我が国での開催が予定されております。  ただ、まだ現時点で、具体的にどのような閣僚会議を開催するかや、開催する場合の開催場所や時期については、今後、政府内で検...全文を見る
○齋藤国務大臣 地球温暖化は本当に全人類共通の重要な課題になっているわけでありますが、残念ながら、人類が排出するCO2等は自然界が吸収できるCO2等の量を依然として上回っているということでありますので、まずは、地球温暖化を防止するための緩和策に全力を挙げていかなくてはいけないとい...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、二十二日に、ジュネーブ時間ですが、韓国による日本産水産物等の輸入規制に係るWTO紛争解決手続について、平成二十七年九月にパネルが設置をされましたけれども、以降約二年半にわたる検討を経て、本件に関するパネル報告書が公表をされたところです。  この同報告書にお...全文を見る
○齋藤国務大臣 韓国政府の公表というのは朝八時ぐらいですか、されまして、私は九時以降ずっとここに張りついているものですから、まだコメントを詳細把握していないわけでありますが、一方で、このパネルの報告書におきましては、この韓国の措置がWTO協定に反しているということを明確に述べてい...全文を見る
○齋藤国務大臣 小熊委員らしい、時宜にかなった御質問をいただいていると思います。  まず、政治問題になっているからこそ、科学的根拠に基づいて、冷静に両当事者が判断をしていくということが大事でありますので、科学的根拠、科学的根拠と申し上げていますし、それでも解決ができないときには...全文を見る
○齋藤国務大臣 外務省の今指摘された話については、私、詳細を知らないのでコメントできませんけれども。  少なくとも、外国の要人がたくさん来られます、そのときには必ず、その規制されているところには私は厳しく言っています。それは、香港に行ったときも、向こうの行政長官というトップの人...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、輸出におきまして、その戦略的なものを設定をして進めていくということになっているわけでありますので、被災地につきまして、これはいけるというものであれば、当然のことながらほかの地域以上の努力をもちろんしていきたいというふうに思っているところでありますし、ある意味、...全文を見る
○齋藤国務大臣 森林環境税がこのたび導入をされるという、これから、最終的には我々が出す法案とセットで議論していくことになると思うんですけれども、その使途につきましては、本当に意味のある形で使われていかなければ、何のために導入するかわからない。  それで、今お話ありましたように、...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、山岡委員が現場を歩いて本当によく皆さんの声を聞いて、実は、この大雪が降って以降、私のところにも北陸中心にいろいろな方が実情をお話しに来られたり、要請に来られたりしましたが、こういう形で国会においてもきちんと状況を我々に伝えていただくということは、非常に貴重だ...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○齋藤国務大臣 金子委員には、日ごろから大変真摯な御質問をいただいておりまして、感謝申し上げます。  結論を言いますと、女性の農業従事者の皆さんには大変期待をしているということであります。  女性の農業者の皆さんは、農業生産の現場はもちろんなんですけれども、農産物の加工や販売...全文を見る
○齋藤国務大臣 さまざまな機会を通じて宣伝、PRさせていただくということもありますけれども、農業女子プロジェクトの方々も大いに関心を持っていただいておりますので、この人たちの発信力も大変重要だと思っていますので、彼女たちにもいろいろ御支援いただければと思っております。
○齋藤国務大臣 平成三十一年一月からの収入保険導入に向けまして、関係法律の成立後、農林水産省による地域ブロックごと及び都道府県別の農業者等向けの説明会の開催ですとか、農業共済団体によります地区別の説明会や青色申告に関する相談会など、これらによって制度の周知に努めているところであり...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、金子委員の御懸念はもっともでありまして、そもそも収入が低くなっているので、それを基準にしてそれより減ってもと言われても、収入保険としての意味がないじゃないか、そういう御質問だと思うんですけれども、私ども今考えていますのは、農産物の価格が回復基調になってきた場合...全文を見る
○齋藤国務大臣 突然の特例の御質問なので、お答えにくいんですけれども。  ただ、基準収入も、販売額なんかを見ながら、上がっていく場合には収入も当然ふえるわけですから、基準収入の方も同率の伸び率で上げていくという工夫を今考えているところであります。
○齋藤国務大臣 福島県産農林水産物等の風評被害の実態調査、これは御指摘のように、昨年五月に施行された改正福島復興再生特別措置法に基づいて、本年度初めて実施をしているところであります。  具体的には、福島県内のほか、首都圏、関西圏を中心に、米、畜産物、青果物、キノコ、水産物、これ...全文を見る
○齋藤国務大臣 畜産におけるGAPは、畜産の生産活動の持続性を確保するために、今委員御指摘のように、食品安全、家畜衛生、環境保全、労働安全、アニマルウエルフェア等に関する点検等を通じて生産工程の管理や改善を行う大変重要な取組であると考えております。  昨年三月三十一日に日本版畜...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変重要な御指摘をいただいたと思います。その豊橋の百儂人の方の三つの切り口というのは私も大変重要だと思っています。  私は、数年前から、うちの地元はどちらかというと生産者よりも消費者がたくさんいるところなんですけれども、そこで挨拶とか話をする機会があると必ず申し...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、福山委員がチェックオフについて大変熱心に取り組まれておられることについて、敬意を表したいと思います。  このチェックオフについては、平成二十八年十一月に決定されました農業競争力強化プログラムにおきまして、チェックオフの法制化を要望する業界において、スキーム...全文を見る
○齋藤国務大臣 農業の発展基盤を強化していくためには、農業生産基盤の整備を着実に進めていくということが極めて肝要でありまして、担い手への農地集積、集約化、高収益作物への転換を促す農地の大区画化、汎用化等を通じた農業の競争力強化ですとか、あるいは農業水利施設の長寿命化対策、農村地域...全文を見る
03月01日第196回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(齋藤健君) 二月四日からの大雪によりまして、北海道や北陸地方などを中心に、現時点におきまして二千八百棟を超える農業用ハウスに損壊等の被害が発生していると報告を受けております。ただ、調査中の自治体もありまして、いまだ全容を把握するには至っておりません。私も国会の質問です...全文を見る
03月02日第196回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(齋藤健君) 二月四日からの大雪によりまして、北海道あるいは北陸地方などを中心に、現時点におきまして、御指摘の農業用ハウスにつきましては二千八百棟を超える損壊等の被害が発生しております。ただ、まだ調査中の自治体もありまして、雪がなくならないと被害の実態が分かりにくいとい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 戦後造成されました人工林を中心に、森林資源が今本格的に利用可能な段階を迎えると、そういう状況にございます。切って、使って、また植えるという、森林資源を循環的に利用して林業の成長産業化を実現するためには、御指摘のように林業の現場の担い手を確保、育成していくと...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 御指摘のように、豊富な森林資源を循環して利用していくという中で重要な課題になるのは、CLTを含めました国産材の需要拡大をどう図っていくかということであります。  このため、農林水産省としては、公共建築物を始め、これまで余り木材が使われてこなかった中高層で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私どもといたしましては、農業者の高齢化が進み、かつ農業就業人口が減少する中で農業の成長産業化を図るためには、農地中間管理機構による担い手への農地の集積、集約化を進めることが必要であると考えていまして、しかしながら、相続しても登記されないという農地等が全農地...全文を見る
03月06日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○齋藤国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、農林水産行政に関する基本的な考え方について申し述べます。  我が国の農林水産業に活力を取り戻し、いかにして魅力ある成長産業にしていくか。そのことが美しく活力ある農山漁村の実現につながっていくとの確信のもと、安倍内閣においては、...全文を見る
03月08日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(齋藤健君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、農林水産行政に関する基本的な考え方について申し述べます。  我が国の農林水産業に活力を取り戻し、いかにして魅力ある成長産業にしていくか。そのことが美しく活力ある農山漁村の実現につながっていくとの確信の下、安倍内閣におい...全文を見る
03月15日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○齋藤国務大臣 二月四日からの大雪によりまして、北海道や北陸地方などを中心に、現時点で四千棟近い農業用ハウスに損壊等の被害が発生をしておりますが、雪解けが進む中、おおむね被害の全容が見えてきたかなと考えております。  被災された農業者の皆様には、改めて心からお見舞いを申し上げた...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、この環境保全型農業直接支払交付金、この制度を創設するときは、私、自民党の農林部会長でありまして、そこにいる坂本先生始め、大変苦労してこの制度を創設いたしました。加えて、私はかつて自民党の環境部会長、それから環境大臣政務官を務めておりましたので、この制度につき...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、金子委員から大変重要な切り口からの御質問をいただいたなと思っております。  農地中間管理機構が活動を開始した平成二十六年度以降、担い手の利用面積のシェアは再び上昇に転じまして、二十八年度には六万二千ヘクタール増加をして、御指摘のように五四・〇%となっており...全文を見る
○齋藤国務大臣 国産の米を原材料として生産されるわけですので、日本酒は重要な米の加工品であるとともに、我が国の食文化を代表する品目であると考えておりまして、日本酒の二十九年の輸出額も約百八十七億円になっておりまして、前年度比一九・九%輸出がふえているということであります。五年前と...全文を見る
○齋藤国務大臣 平成三十一年の輸出額一兆円目標、これを達成するためには、今後、あと二年しかありませんので、二年間で年率一一・三%輸出額を増加させていくことが計算上必要ということになりますので、取組の加速化が必要だと思います。  この輸出を拡大していくためには、農林水産業の輸出力...全文を見る
○齋藤国務大臣 今般の大雪によりまして、北海道や北陸地方などを中心に、現時点で四百棟近い農業用ハウスに損壊等の被害が発生をしております。現在、雪解けも進んでおります。おおむね被害の全容が見えてきたなと考えております。  農業用ハウスなどの被害については、まずは、御指摘の農業共済...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、先ほどの私の答弁の中で、農業用ハウスに損壊等の被害が発生しているという話の中で、被害数を四百棟近いと申し上げましたけれども、四千棟近いの間違いですので、訂正をさせていただきたいと思います。  今御指摘の風評被害の話ですが、福島県産の農林水産物の価格は、残念...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、委員からTPPの再交渉というお話もありました。  TPPの再交渉については、TPPは参加国のさまざまな利害関係を綿密に調整してつくり上げたガラス細工のような協定でありまして、どの国にとっても、一部のみを取り出して変えるということは極めて困難であると思っており...全文を見る
○齋藤国務大臣 我が国の優良品種の無断の海外流出を防いでいくということは極めて重要な課題であると思っているものですから、先般の平昌オリンピックで韓国産のイチゴが注目された際に、いい機会だと思いまして、その重要性を強調したく、記者会見であえて言及をさせていただきました。  海外で...全文を見る
03月19日第196回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(齋藤健君) 今冬季の大雪では、北陸を中心に、五六豪雪以来三十七年ぶりの積雪となりましたし、また、北海道の日高地方でも想定を超える大雪が数日間継続したために、農業用ハウスなどに大きな被害が発生をいたしました。  こうした被害の状況を踏まえて、先週十六日の金曜日に、被災...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今般の大雪によりまして、特に北海道において新規就農者の農業用ハウスにも損壊等の被害が発生しております。  農林省としては、先ほど申し上げた三月十六日に決定した対策の中で、経営体育成支援事業の優先採択等による農業用ハウス等の導入の支援、それから、被災した新...全文を見る
03月20日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○齋藤国務大臣 今回の財務省における決裁文書の書きかえといいますのは、総理も言及をされておりますように、政府全体の信頼も揺るがしかねない出来事であるというふうに思っております。  私の経済産業省時代の、狭い経験かもしれませんが、経験では、決裁文書、決裁が終わったものを書きかえる...全文を見る
○齋藤国務大臣 先ほど申し上げたように、本件は極めて異例な出来事だと思っておりますので、我が省でそういうことがあるとは私は思っておりませんし、万一起こったときどうするかというのは、考えたくない仮定のお話でもありますので、お答えは仮定の質問なので差し控えたいと思います。  ただ、...全文を見る
○齋藤国務大臣 なぜこういうことが起こったのかということをしっかり究明をして、調査をして明らかにしてほしいという国民の皆さんの気持ちというのは、私も共有をしております。  現在、財務省が調査を行っているわけでありまして、その調査の方法について私の立場でこれがいいとかあれが悪いと...全文を見る
○齋藤国務大臣 決裁文書の事後的な書きかえというのは、先ほど来申し上げておりますように極めて異例で、私も実際に文書を起案したことがありますけれども、その途中で、決裁をとっていく途中で、いろいろな御指摘をいただいて、先ほどお話あったように印鑑を押して直すというようなことは当然ありま...全文を見る
○齋藤国務大臣 稲、麦類及び大豆というのは我が国の土地利用型農業における重要な作物である、そして、その基本的資材である種子は重要な戦略物資であるという考え方は一貫して変わっておりません。  平成二十八年十一月に決定された農業競争力強化プログラムにおきましても、「戦略物資である種...全文を見る
○齋藤国務大臣 幾つか御指摘があろうかと思います。  まず、先ほど申し上げたように、この種子法がなくなっても種子の戦略的重要性は変わらないということであります。  そして、その上で、今おっしゃったように、民間事業者に知見を提供するという切り口に関しては、こういうふうに考えてお...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変重要な御指摘をいただいたと思っておりまして、私も、この間のオリンピックでの出来事については、これはカーリングの選手に問題があるわけじゃないんですけれども、看過できないなと思いましたので、あえて記者会見で問題提起をさせていただいたわけであります。  この韓国の...全文を見る
○齋藤国務大臣 今委員御指摘の二つの潮流というのは、一つは、遺伝資源の利用から生ずる利益がその国に帰属するんじゃないかというお考えと、それから、新品種の育成者の排他的権利を認めるという考え、この二つが相反するところがあるのではないか、それと種子法との関係だと思うんです。  確か...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、御指摘のように、バイオマスにしても水にしても土地等にしても農山漁村に豊富に存在をしているわけでありますので、これらを活用して再生可能エネルギー、未利用エネルギーとおっしゃいましたけれども、再生可能なエネルギーを導入促進していくということは、地域の活性化につな...全文を見る
○齋藤国務大臣 農水省としての計画ということでありますけれども、再生可能エネルギーについては、平成二十六年の四月に閣議でエネルギー基本計画が決定されまして、政府全体でその導入を積極的に推進していくというふうにされているところであります。  農林水産省としては、このエネルギー基本...全文を見る
○齋藤国務大臣 米政策につきましては、三十年産から米の直接支払交付金及び行政による生産数量目標の配分を廃止するということが決まっている中で、農家の皆さんが不安を感じているということは私も重々承知をしているところであります。そんな中で、強い農業の実現に向けて、農地中間管理機構による...全文を見る
○齋藤国務大臣 今申し上げましたように、米政策は、平成三十年産から米の直接支払交付金及び行政による生産数量目標の配分を廃止することになっていますが、このうち、今御指摘の米の直接支払交付金につきましては、平成二十五年末の経営所得安定対策の見直しを行いましたけれども、この中で、米は、...全文を見る
○齋藤国務大臣 三十年産からの米政策の見直しによって、行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、各産地、生産者がみずから需要に応じた生産、販売の取組を行うようにしていかなくてはいけないということなので、各産地においては、農業再生協議会を中心に、需要に応じた生産、販売の取組が強化を...全文を見る
○齋藤国務大臣 私、大臣に就任をして、一つ、ああ、そうなのかと思ったことがあるんですけれども、一般の国民の皆さんと接触をしますと、クロマグロは大丈夫なのか、サバは大丈夫なのか、サンマは大丈夫なのか、イカは大丈夫なのか、ウナギは大丈夫なのかと、もう本当に国民の皆さんの関心が非常に強...全文を見る
○齋藤国務大臣 今御指摘のアウトプットのコントロールは、国内においても、既にTAC管理においては一定の成果が確認をされているところであります。  実は、海外のことを考えますと、近年、我が国周辺水域で近隣諸国が、サンマとかサバとかスルメイカといった我が国と共通の資源を、そういう資...全文を見る
○齋藤国務大臣 近年、地域によっては、漁業者の高齢化などによりまして、廃業をしたり、又は利用度が低下をしている漁場が生じてきておりまして、今後、こうした漁場を養殖場などとして活用していくことができる場合もあるというふうに考えております。  最近の例では、鳥取県の弓ケ浜水産の例で...全文を見る
○齋藤国務大臣 重要な御指摘だと思います。  漁業をこれから更に成長産業にしていくためには、技術、ノウハウ、資本、人材を擁する企業と浜の連携を図っていくということも重要であると考えておりますが、養殖業への新規参入については、これまでも地元の関係者との丁寧な話合いをもとに進んでき...全文を見る
○齋藤国務大臣 私は、我が国は鯨類について他の水産資源と同様に科学的根拠に基づいて持続的に利用していくべきものだというふうに考えておりますし、また、鯨類の利用は我が国の文化に根差すものでありまして、文化の多様性の観点からも鯨類の利用は尊重されるべきであろうというふうに考えていると...全文を見る
○齋藤国務大臣 後藤委員は、経済産業省時代、年次は私より低いんですけれども、大変有能で、一緒に仕事をしたこともある委員でありますので、実り多い議論ができるなと思って、今、大いに胸を躍らせているところであります。  今の御指摘につきましては、確かに、TPP11におきましては、牛肉...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、信用事業において代理店スキームというのが活用できるのではないかということは、平成二十六年六月の政府・与党取りまとめにおいて、積極的に進めるというふうにされているわけでありますけれども、これはあくまでも農協の選択に基づくものであるというふうに考えておりますし、...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、一昨年十一月十一日の農業ワーキング・グループの提言は、これは私も当時副大臣でありましたので経緯を承知しておりますけれども、この農業ワーキング・グループの提言は、その後の議論がありまして、最終的には、同年の十一月二十八日の規制改革推進会議が決定、公表した農協改...全文を見る
○齋藤国務大臣 最終的には、検討するかしないかは自由なんですけれども、信用事業の今後を考えると、やはり真剣に、検討しなくても、考えていただく必要は私は単協にとってもあろうかなというふうに思っています。  ただし、検討するかしないかも含めて自由ということではあります。
○齋藤国務大臣 先ほども少し申し上げましたが、信用事業における代理店方式等の活用については、平成二十六年六月の政府・与党取りまとめにおいては、積極的に進めるとされていますが、あくまでも農協の選択に基づくべきものであると考えておりまして、御指摘のアンケートも、代理店方式の活用予定を...全文を見る
○齋藤国務大臣 花粉症による国民の経済損失については、大変恐縮なんですけれども、古い推計しかございませんで、平成十二年に、科学技術庁ですから名前も古いんですけれども、科学技術庁が取りまとめた報告書によれば、医療費、それから労働損失等で年間二千八百六十億円の費用がかかるというふうに...全文を見る
○齋藤国務大臣 花粉症発生に影響を与えている森林について、私どもの対策としては、その伐採とか植えかえを着実に進めていくということになりますけれども、そのためには、路網の整備ですとか、生産活動の担い手、組織がないといけないですとか、木材の需要先を確保していかないと進まないとか、手当...全文を見る
○齋藤国務大臣 これから、この委員会でも新しい森林管理システムの議論をさせていただくことになると思います。そして、地域で取り組む管理の中で、この花粉症対策というものも、重要なものとして位置づけて推進ができたらなというふうに考えているところでございます。
○齋藤国務大臣 主要農作物種子法の意義は、戦後の食料増産という国家的要請を背景として、今委員御指摘された原種及び原原種の生産ですとか、指定種子生産圃場の指定ですとか、その他のことを全ての都道府県に一律に義務づけるということを法律でやってきたわけでありますけれども、この主要農作物種...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、幾つか懸念を御指摘いただきましたけれども、種子法の意義というのは、先ほど申し上げたように、戦後の食料増産という国家的要請を背景として、都道府県に一律にその生産を奨励することを義務づけるということでありました。  現状は、例えば、米の供給不足の解消や食生活の...全文を見る
○齋藤国務大臣 今のお地元の若手の生産者の方の悩みというのは、私ども、真剣に受けとめていかなきゃいけないなというふうに思っております。  農業者等の所得向上を図るとともに、消費者ニーズにも的確に応えていくということで、そういう両者のニーズに同時に応えることができる食品流通構造を...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、昨日十九日に、開門を求める方々が、開門も含めた和解協議を求める旨の回答を福岡高裁に提出されたことは承知をしております。  一方、今月五日に出されました福岡高裁の和解勧告は、本件をめぐるさまざまな御意見や長年にわたる経緯がある中で、「開門しないこと...全文を見る
○齋藤国務大臣 福岡高裁の和解勧告が今法律上存在しないのかどうか、私はよくわかりませんけれども、ここの和解勧告の中に書かれていること、繰り返しますけれども、「開門しないことを前提に開門に代わる基金等の方策による解決を図ることが、現在の混迷、膠着した状況を打開する唯一の現実的な方策...全文を見る
○齋藤国務大臣 私どもといたしましては、その福岡高裁の和解勧告が法律的に存在をしていないか、いるかいないかということはよくわかりませんけれども、いずれにいたしましても、この福岡高裁の御判断や漁業団体の皆さんがした苦渋の決断というものを重く受けとめた上で、国としては、開門によらない...全文を見る
○齋藤国務大臣 繰り返しになって恐縮ですけれども、福岡高裁の御判断、それから関係団体の苦渋の御決断、これを重く受けとめるべきだと考えていて、国といたしましては、開門によらない基金による和解に至れるよう、これまでもあらゆる努力をしてまいりましたし、これからもあらゆる努力を真摯に行っ...全文を見る
○齋藤国務大臣 あらゆる努力を行っていくということでございます。
○齋藤国務大臣 繰り返しになりますけれども、その圧力云々は私はないと思いますが、福岡高裁の御判断、それから漁業団体の苦渋の決断、そういったものを重く受けとめるべきだろうというふうに考えておりまして、国といたしましては、開門によらない基金による和解に至れるよう、今までもあらゆる努力...全文を見る
○齋藤国務大臣 繰り返しになるんですけれども、やはり福岡高裁の御判断、それから漁業団体の苦渋の決断は重く受けとめるべきだと考えております。そして、国としては、何度も申し上げておりますように、開門によらない基金による和解に至れるようあらゆる努力を真摯にしていくということ、これに尽き...全文を見る
○齋藤国務大臣 全体を読んでいただく必要があるんだろうと思いますけれども、最初のところで、「開門しない前提の和解勧告が示されました。」次のパラグラフで、その「和解勧告が示された以上、当漁協としては、国の基金案とともに、かねてから要望していた、」ということが三つ書いてあって、「等に...全文を見る
○齋藤国務大臣 実現を望むという表現は、確かに、彼らのこの文章と少しニュアンスが違う部分があるなというふうに思っておりますので、その点については、彼らの思いが書いてある文章をもってかえさせていただけたらと思います。
○齋藤国務大臣 有明海の環境変化については、長年にわたる海域全体にかかわるさまざまな要因によるものであることから、有明海特措法に基づいて、関係省庁及び関係県と連携して、有明海の再生に向けた総合的な取組を着実に進める必要があるというふうに考えているわけでありまして、農林水産省におい...全文を見る
○齋藤国務大臣 三月五日の時点で皆様方から申入れをいただき、それから現地の状況を聞かせていただいたことは、私にとりまして大変貴重な機会だったというふうに思っています。  この冬の大雪では、北陸を中心に五六豪雪以来三十七年ぶりの積雪となりまして、また、北海道の日高地方でも、想定を...全文を見る
○齋藤国務大臣 野生鳥獣によります農作物被害は、平成二十八年度が百七十二億円と四年連続で減少して、平成十一年度の調査開始以来最低水準とはなっておりますけれども、営農意欲の減退や耕作放棄の要因など、数字にあらわれる以上に深刻な影響を及ぼしていると考えております。このため、侵入防止柵...全文を見る
○齋藤国務大臣 福島の鳥獣被害対策ですけれども、農林水産省では、現場に最も近い市町村が被害対策の中心となって行う侵入防止柵やわなの設置、捕獲鳥獣の焼却施設や食肉処理加工施設の整備、捕獲活動への直接助成等の取組について、鳥獣被害防止総合対策交付金により総合的に支援しているところであ...全文を見る
○齋藤国務大臣 ICTセンサーなどの情報通信技術を活用した鳥獣被害対策は、捕獲の効率化ですとか人手不足への対応などが期待できることから、農林水産省では、情報通信技術等の新技術を用いた被害防止対策についても鳥獣被害防止総合対策交付金で重点的に支援をしているところであります。  現...全文を見る
○齋藤国務大臣 昨年十月の二十七日に、会計検査院から、鳥獣被害防止総合対策交付金事業で導入をした侵入防止柵の設置やその維持管理等が適正に行われていなかったこと等に関し指摘を受けましたことに対しましては、大変重く受けとめております。  農林水産省としては、この会計検査院の改善処置...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、地域ごとにかなり事情もばらばらだろうと思いますので、それぞれの地域において、防止柵が設置された後どのような状況になっているかというのは、まず地元できっちりとそれはフォローしていただくということが何よりの前提になるんだろうと思います。  その上で、通知を発出...全文を見る
○齋藤国務大臣 花きの振興に関する法律は議員立法でありまして、当時、私は自民党の農林部会長としてこの法案を担いで走り回ったものでありますので、委員の御質問はまさに同感でお伺いしておりました。  花卉につきましては、近年、国内市場において消費が伸び悩む一方、安価な切り花の輸入が増...全文を見る
○齋藤国務大臣 ありきではないということは申し上げたいんですけれども、一方で、予算というものは成果を求められるという側面がございますものですから、花育に関する体験活動への助成につきましては、平成三十年度から、花卉の生産者の参加を要件とするとか、三年後の成果目標として生産者及び販売...全文を見る
○齋藤国務大臣 このたびの財務省における決裁文書の書きかえ、これは、総理も言及されたように、一財務省の信頼ということだけではなくて、行政全体の信頼を揺るがしかねない出来事であるというふうに思っております。  そして、我が省におきましては、行政文書の適正な管理は、行政の適正かつ効...全文を見る
○齋藤国務大臣 米政策につきましては、三十年産米から直接支払交付金及び行政による生産数量目標の配分を廃止する中、引き続き、需要に応じた生産を促して、米の需給及び価格の安定を図っていくことは重要であるというふうに、もちろん認識をしているところでございます。  このため、三十年産以...全文を見る
○齋藤国務大臣 我が国におきましては、主食用米の需要が毎年おおむね八万トンずつ減少しているという中で、食料自給率、自給力の向上を図るためには、飼料用米など主食用米以外の作物への転換によって、水田のフル活用を進めていくということが重要であると考えておりまして、御指摘の飼料用米につき...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回の、米の直接支払交付金の見直しを行わせていただいたその背景には、いろいろな事情があるわけでありますけれども、全ての販売農家を対象に交付金を支払うということは農地の集積ペースをおくらせるなどの問題が多いですとか、一方で、強い農業の実現に向けて、先ほど来申し上げた...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、委員御指摘のように、今回の九州北部豪雨で甚大な被害を受けた朝倉市を始めとする地域、早期の営農再開を図るためには、まず迅速に農地を復旧することが何よりも重要であると認識をしております。委員と同感であります。  そのため、朝倉市で行われる農地の災害復旧事業のうち...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、事務方から答弁させていただきましたように、私どもとしては、今回の福岡高裁の和解の御判断、それから漁業団体の苦渋の決断というものは重く受けとめるべきと考えておりまして、国としては、開門によらない基金等による和解に至れるよう、真摯に対応していきたいというふうに考え...全文を見る
○齋藤国務大臣 水産加工業施設改良資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  水産加工業施設改良資金融通臨時措置法は、外国政府による漁業水域の設定等に伴い、水産加工品の原材料の供給事情が著しく変化したことに対応するため、...全文を見る
03月20日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(齋藤健君) それでは、再度所信を述べさせていただきます。  農林水産委員会の開催に当たりまして、農林水産行政に関する基本的な考え方について申し述べます。  我が国の農林水産業に活力を取り戻し、いかにして魅力ある成長産業にしていくか。そのことが美しく活力ある農山漁村...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国の農業は、今、人口減少に伴うマーケットの縮小や農業者の減少、高齢化の進行などによりまして大きな曲がり角にあると思っております。我が国の農業に活力を取り戻し、魅力ある成長産業にしていくことは待ったなしの課題であります。  このような認識の下、安倍内閣...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) TPPや日EU・EPA交渉におきましては、農林水産分野について、重要五品目を中心に関税撤廃の例外をしっかり確保し、関税割当てやセーフガード等の措置を獲得しているところであります。その上で、国内対策につきましては、平成二十七年十月のTPP協定の大筋合意により...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 各浜が持つ強みを最大限に活用をして所得の向上を実現をしていくためには、漁業経営の持続力、収益力向上に向けた意欲ある漁業者の取組や、多様なニーズに即した加工流通体制の構築にまで目を配りながら、それらの働きを積極的に支援をして漁業の成長産業化を目指す必要がある...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これまで私も、山田委員長一緒に、自民党農林部会に部会長として農政の改革に携わってくる中で、規制改革会議の高いボール、先ほど舞立さんはデッドボールと言いましたけれども、そういうものを受ける側で長いこと仕事をしてきておりますので、今後の規制改革会議と我々との在...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 三十年産米からの米政策の見直しをにらみながら、全国農業協同組合中央会を事務局とする全国農業再生推進機構が二十九年十二月に設立をされたということは承知をしているところであります。  私どもとしては、この組織に関しましては、マーケットインに基づく実需者と産地...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、この三年間の農家の皆さんが、先ほど政策統括官の方からは予行演習という言い方をしましたけれども、きちんとした需要に見合った生産をしていかないとみんなが大変なことになるという意識というのは、この三年間で皆さんの努力によりましてある程度これは浸透してきたの...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、囚人のジレンマのお話がありましたけれども、先ほど私も御答弁させていただいたように、今この三年間の予行演習の期間において、農家の皆さんが囚人にならないように努力をしてきたということを私は大変高く評価をしたいと思っているんですね。  その上で、セーフティ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 御指摘のように、近年、水産物の輸出額は増加傾向となっておりまして、平成二十九年の水産物輸出実績、速報値ではありますけれども、前年比四・二%増の二千七百五十億円となっておりまして、主な輸出品といたしましては、ホタテガイ、真珠、サバなどです。  平成三十一年...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、二月二十二日にWTOのパネルが、韓国の日本産水産物等の輸入規制措置がWTO協定に反すると認定する報告書を公表をして、韓国に対して措置を協定に適合させるよう勧告をしたわけであります。この勧告に対しまして、パネル設置から既に二年半が経過をしている中で、韓...全文を見る
03月22日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○齋藤国務大臣 平成二十五年度以降二十八年度までの水産加工資金の貸付実績ですが、二百三件で合計二百八十四億円となっております。そのうち、委員御指摘の東日本大震災により被災した事業者等への貸付実績は、百四件で百三十九億円となっております。  具体的な貸付事例といたしましては、主力...全文を見る
○齋藤国務大臣 水産加工資金は、水産加工品の製造又は加工に要する建物又は機器類の造成、取得、新設又は改修のための費用等を貸付対象としています。  このため、水産加工施設と一体のものとして整備される、原材料の搬入や保管を行うための建物、出荷前の製品を保存しておくための倉庫等も水産...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、水産加工業はさまざまな課題に直面をしているわけでありますが、私が光も見えていると思いますのは、こうした中でも、四分の一以上の事業者が五年以内の設備投資を予定しているというようなこともありまして、高い事業意欲を有する事業者も少なくないというところに少...全文を見る
○齋藤国務大臣 本法は、今委員御指摘のように、外国政府によります漁業水域の設定等に伴って水産加工品の原材料の供給事情が著しく変化をしたことに対応するために、水産加工施設の改良等に必要な長期かつ低利の資金の貸付けを行うことを目的として、昭和五十二年に、昭和五十八年の三月三十一日まで...全文を見る
○齋藤国務大臣 委員御指摘のとおり、水産加工業は、今さまざまな課題に直面をしております。  一方、こうした中でも、四分の一以上の事業者が五年以内の設備投資を予定しているなど、高い事業意欲を有する事業者も少なくない状況であります。  したがいまして、付加価値の高い水産加工品の新...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回の財務省における決裁文書の書きかえは、総理も言及されておりますけれども、行政全体の信頼を揺るがしかねない出来事であるというふうに思っております。  行政文書の適正な管理というものは、行政の適正かつ効率的な運営を実現するだけではなくて、国民の皆様への説明責任を...全文を見る
○齋藤国務大臣 五年後どうなるかについて、今長官の方からお話しさせていただきましたように、まだ今の時点でこうということを申し上げることはできないわけでありますが、私どもとしては、ハタハタに限らず、既に表明させていただいておりますけれども、昨年十二月に改定された農林水産業・地域の活...全文を見る
○齋藤国務大臣 長官からもお話をさせていただきましたように、秋田県沿岸域におけるハタハタの資源管理については、秋田県、それから漁業関係者の皆さんが自主的に本当に真剣に取り組んでいただいておりまして、秋田県が資源管理指針を定めて、それに沿って、漁業者の皆さんが資源管理計画を策定して...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、水産加工業は、漁港周辺地域を中心に、現在約七千三百の事業所がありまして、従業者の方も約十五万人に上っているわけであります。また、国産の食用水産物の約六割が水産加工品の原材料として使用されておりまして、その製品の出荷額は三兆五千億円に上るということでありまして...全文を見る
○齋藤国務大臣 水産加工資金のこれまでの融資実績、これは昭和五十三年度から平成二十八年度までですけれども、この三十九年間の累計で二千三百七十六件、二千七百九十六億円の貸付実績となっておりまして、近年は年間約五十件の新規の貸付けがあるということであります。  本資金の貸付けを通じ...全文を見る
○齋藤国務大臣 本法は、昭和五十二年に、外国政府による漁業水域の設定等に伴い水産加工品の原材料の供給事情が著しく変化をしたということに対応するために、日本政策金融公庫による貸付業務の特例措置として、昭和五十八年三月三十一日までの時限法として制定された、そういう出発点がございます。...全文を見る
○齋藤国務大臣 私も被災地を幾度も訪問させていただいている中で、やはり被災地の復興、これから農林水産業が本当にますます重要になってきていると感じております。その中で、水産加工業も大変重要な復興のための取組だろうと思っております。  御案内のように、業務再開を希望する施設のうち約...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変重要な御指摘だと思います。  今委員も御指摘のように、この輸入規制については、一カ国、一地域ごとに地道に全力を挙げて取り組んでいくということが大事だと思っておりまして、既に、事故直後に輸入規制が講じられた五十四カ国・地域のうち、これまでに二十四カ国が規制を撤...全文を見る
○齋藤国務大臣 結論を申し上げますと、おっしゃるとおりなので。  タイ向け福島県産ヒラメ等の輸出に関連して、タイ・バンコク市内において開催予定であったうまいものフェアについて、タイの消費者団体等が取扱い店舗名の公表を求めるとともに、SNS等において安全性への懸念が拡散されたこと...全文を見る
○齋藤国務大臣 水産加工の主な原料となる、一度に大量に漁獲されるいわゆる多獲性魚種の多くは、総漁獲数量を設定するTAC制度によって現在管理されておりまして、資源状態も大部分は中位若しくは高位状態にあります。  この中で、スルメイカやサンマは、今長官からお話ありましたけれども、近...全文を見る
○齋藤国務大臣 私、大臣に就任してから改めて痛感していますことは、多くの方から、クロマグロは大丈夫なのか、スルメイカは大丈夫なのか、サンマは大丈夫なのか、サバは大丈夫なのか、さらにはウナギは大丈夫なのかということを、記者会見でも、それから一般の方々、多く聞かれるようになっていまし...全文を見る
○齋藤国務大臣 漁業生産量が減少傾向が続いている中で、水産加工業にとって、国産原材料の確保ですとか価格上昇への対応、これが課題となっているのは認識をしておりまして、基本は将来にわたって国産原材料の安定的確保を図っていくということであって、そのための適切な資源管理の取組を通じて水産...全文を見る
○齋藤国務大臣 当然、水産加工業のそのような現状は何としても回避をしていかなくちゃいけないと思っています。そのために、資源管理含めさまざまな対策を積極的に講じていきたいと考えております。
○齋藤国務大臣 今御指摘のように、水産加工業の振興を図っていくためには、さまざまなことをやらなくちゃいけないわけでありますが、御指摘のように、水産物の消費拡大という視点も大変重要だと思っております。  魚をもっと食べたいという意識はあるんですけれども、できるだけ簡単に調理したい...全文を見る
○齋藤国務大臣 漁村においてやはり人口減、高齢化が進んでいるのは大変深刻な問題だと考えておりますので、若い世代を中心とした意欲ある新規就業者の皆さんに一人でも多く漁業に、水産業、加工業に参入していただきたいと思っております。  我が省としては、都市出身者を対象とする漁業の就業相...全文を見る
03月22日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(齋藤健君) 今回の財務省におきます決裁文書の書換えは、総理も言及されておりますように、行政全体の信頼を揺るがしかねない出来事であるというふうに思っています。  行政文書の適正な管理は、行政の適正かつ効率的な運営を実現するだけではなくて、国民の皆様への説明責任を全うす...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回の件は、先ほど申し上げましたように、行政全体の信頼を揺るがしかねない大変遺憾な出来事であると思っているわけでありますが、今財務省におきまして一体なぜこういうことが起こったのかということを調査をしているところでございます。まだその調査結果が出ていない状況...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 野菜と果実について、一つずつお答えをしたいと思いますが。  野菜の産出額で見ますと、長期的には、農家の高齢化等による作付面積等の減少に伴いまして減少傾向で推移をしてまいりましたけれども、平成八年の原産地表示の導入等を背景とした国産志向の高まりなどもありま...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これも産出額ということで肉用牛を見てまいりますと、長期的には、平成三年の輸入自由化に伴う輸入牛肉の増加、あるいは平成十三年のBSEの発生等に起因する減少局面がありましたけど、それを脱して、近年は堅調な需要に支えられて価格が上昇して増加傾向で推移してきたと。...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、米のお話がありましたので、米のお話を少しだけしますと、米も産出額は長期的には、御案内のように食の多様化や少子高齢化の進展によって需要が減少して、そういった需給動向を反映して減少傾向で推移をしてきたと、残念ながらですね。  ただ、平成二十八年は、このグ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 御指摘のように、平成二十九年の耕地面積だけ見ましても、四百四十四万四千ヘクタールで、前年に比べて二万七千ヘクタール、〇・六%減少しておりますが、この主たる要因は、耕地の荒廃ですとか、それから宅地や工場用地等への転用によるものと考えているわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、農業産出額あるいは農家の所得が増えているということについては、私はそのこと自体は素直に受け止めたいと思っているんですね。その理由は、もちろん政策的対応もさることながら、やはり農家や農業関係団体の皆さんも相当努力をされてきているのは事実だと思いますので...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) それは、離農も進んでおりますし、それはそういう状況だろうと思います。
○国務大臣(齋藤健君) 今回の産出額が増えているとか所得が増えているということについては、私は、先ほど言ったように様々な要因があるというふうに思っています。そして、その中で、生産基盤が弱体している部分がどういうふうに具体的に寄与しているのかということになりますと、なかなかそれを数...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) このTPPは、御案内のように、あの参加国の様々なあの利害関係を綿密に調整して作り上げたガラス細工のような協定になっておりまして、TPPの再交渉と言われても、どの国にとっても一部のみ取り出して変えるというようなことは極めて困難であると私は思っています。  ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) トランプ大統領が再交渉を日本に言ってくるかどうかというのは仮定の質問ではありますけれども、今私どものスタンスとしては、日米のこの経済関係については、既に日米経済対話の中で、どのような枠組みが日米経済及びアジア太平洋地域にとって最善であるかを含め、建設的に議...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私の気持ちはいろいろありますけれども、本件は私の権限だけで答弁できる話ではありませんので、ちょっと留保させていただきたいなと思います。
○国務大臣(齋藤健君) これはアメリカがどうなるかという推測の話になりますので、お答え控えたいと思うんですけれども、両面あるんじゃないでしょうかねと私は思っています。いずれにいたしましても、繰り返しになりますが、アメリカとの関係は、今ある日米のスキームがありますので、この中で粛々...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) このTPP11そのもので、何というんですかね、TPP、本来の12、上回るような影響があるということはないわけであります。  それから、アメリカが今後どうするかということについては、私はこうなるああなるということを仮定をもってお答えすることは差し控えたいと...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) その歯止めなき自由化を我々はやるつもりは全くありませんし、それからアメリカも今どういう態度で私たちにこれから出てくるかというのも見通せない状況でありますので、余計なことをしゃべるつもりはありませんが、いずれにしても、アメリカとの関係は、今あるフレームの中で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 正直申し上げて、私もどうしてこういうことが起こったんだろうというふうに思わざるを得ないような状況だと思います。  私の経験から申し上げましても、まあ拙い狭い経験かもしれませんが、決裁文書、自分でも起案をして、決裁を取って回ったことありますが、その途中で指...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、今回、例のカーリングの女子の方の韓国のイチゴおいしいという発言につきましては、彼女たちを批判しているわけじゃないので誤解なきようにお願いしたいと思うんですが、ただ一方で、これまでの経緯、これから申し上げますと、考えると看過できないということで記者会見...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 大変重要な御指摘だと思います。  我が国において品種登録をされた新品種の種苗のうち、無断に海外へ持ち出された果物の事例といたしましては、イチゴについて韓国以外にも中国で紅ほっぺが栽培されているという、まあこれは報道なんですけれども接しておりますし、有力な...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 種子法の廃止につきましては、本当に様々な方から様々な意見を拝聴をいたしております。それで、私どもとしては、この理解を求めていくことが引き続き必要であろうというふうに考えております。  参議院の農林水産委員会の附帯決議、私どもは大変重く受け止めさせていただ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これまでの主要農作物種子法によりまして種子供給業務について全ての都道府県に一律に義務付けをすると、法律に基づいてですね、そういうことを行ってきたわけでありますが、この当該都道府県の業務については、従来、自治事務だという扱いになっておりまして、従来でも条例等...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) その点については、この委員会でも議論になりましたけれども、今回、自治体やあるいは独法等の研究機関が民間機関にその研究成果を提供する場合には今回ルールを作らせていただいたわけです。従来もそこは禁止をされてなかったわけでありますが、今回、民間への積極的な開放を...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農研機構のものについて私が説明するのもちょっといかがかと思うので、私どもの考えをお話をしたいと思うんですけれども、農業者の自家増殖については、現在、植物の新品種の保護に関する国際条約、これUPOV条約と言いますけれども、これにおいて原則禁止をされているわけ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国の農林水産業、農山漁村は、国民に食料を安定的に供給するとともに地域の経済も支えておりまして、また同時に、自然環境の保全ですとか、良好な景観の形成ですとか、それから国土保全等の多面的機能を有していると、小川委員御承知のとおりでありまして。美しく活力ある...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 確かにTPP11になれば、アメリカとの関係でのメリットが12に比べて少なくなると。にもかかわらず、内容は変わらないということであるのは、確かに私にとりましては、正直じくじたるものがございます。  しかし一方で、これいじり始めると、TPP11そのものも崩壊...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず基本的な考えですけれども、日本の人口が減っていく中で海外の活力を取り込んでいこうという観点から、地域間の自由化を進めていくということは日本にとってやっていかなくちゃいけない方向なんだろうと思いますが、一方で、だからといって日本の農業がどうなってもいいと...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) TPP11が積み木細工であって、一部をいじれば崩壊するというのは、これかなり確度の高い現実なんだろうと思っております。  しかし、それが崩壊して困るというのは、別にTPP11そのものを守るのではなくて、TPP11を推進することが今、日本の全体の成長戦略の...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私は、ちょっと関係ないことになるかもしれませんが、米国留学中に安全保障を専門に勉強しておりまして、それから資源エネルギー庁にも三回勤務をしてエネルギー安全保障にも取り組んできまして、経済安全保障には人並み以上に問題意識を持っているつもりであります。  そ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 各種報道には接していますし、耳にもしているところでございます。
○国務大臣(齋藤健君) 事柄の経緯、そこに至った考え方等を行政の文書としてしっかり残していくということは行政を遂行する上で必要不可欠なことだろうと思います。
○国務大臣(齋藤健君) 今回の財務省における決裁文書の書換えは、繰り返しになりますけど、総理も言及されたように、行政全体の信頼を揺るがしかねない出来事であると思っていますし、その結果として、国会におきまして十分な審議の妨げになったということは重く受け止めなくてはいけない出来事だと...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 先ほどの御答弁でもありましたけど、決裁が終わった文書を修正をするというのは、私の経験からいってもちょっと想定できないような出来事でございます。今回の財務省における決裁文書の書換えは、そういう意味では極めて異例な出来事なんだろうと、まあ私の経験は狭い範囲であ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 起こるということを想定したお話はしたくないんですけれども、信じていますので。ただ、そういうことが起こった場合には、大臣としてきちんと原因究明等々の責任を果たしていくべきだろうと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 財務省で起こった出来事の調査を今財務省が行っているわけでありますが、その調査方法について、私、これが適切だとか適切でないとかいうことを申し上げるような情報も持ち合わせておりませんので、ちょっと御答弁できないなと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 他省庁の調査の在り方について私が言及をするのは避けたいと思いますけれども、結果として、その調査を、結果を受けた人たちがなるほどなと思う、そういう調査でなければいけないとは思っております。
○国務大臣(齋藤健君) これも先ほどお答えをしたわけでありますが、今回の財務省の出来事は極めて異例だというふうに思っております。したがって、どうしてそういう極めて異例なことが起こったかということを今調査をしているわけで、その結果、こういうことだということが分かった時点で、ああ、そ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 交渉そのものを行っている澁谷さんのところでの答弁でございますので、それを繰り返させていただきたいと思います。
○国務大臣(齋藤健君) TPP11はまさにガラス細工ででき上がっているものでありますし、そのガラスの最たるものが日本の農産物だと私は思っておりますので、この枠が超えて妥協を重ねていくということは私は想定していません。
○国務大臣(齋藤健君) まず、稲、麦類及び大豆は我が国の土地利用型農業における重要な作物で、その基本的資材である種子は重要な戦略物資であるというふうに考えています。  それで、平成二十九年八月一日に施行された農業競争力強化支援法第三条においても、国は、良質かつ低廉な農業資材の供...全文を見る
03月23日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(齋藤健君) 平成三十年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成三十年度農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて二兆三千二十一億円、その内訳は、公共事業費が六千八百六十億円、非公共事業費が一兆六千百六十一億円となっています。農林水産予算の編成に当たっては...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) ただいまの中泉委員の意見には私も賛同するところであります。人口というのは人の口と書くわけでありますから、その口が減っていくということだろうと思っております。  我が国の農業は、人口減少に伴うマーケットの縮小もありますし、農業者の減少、高齢化の進行なども見...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、中泉委員が日頃接しておられる農家の皆さんの感じをお伝えいただいて、私も大変参考になる思いがいたしました。  人口減少が進んだ将来の食料消費につきましては、農林水産省の研究機関であります農林水産政策研究所が、平成二十六年六月に将来推計を行い、公表をして...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国は、国内で実施している資源管理措置の補完等を目的として輸入割当てIQ制度を実施しておりまして、イカは対象品目の一つとなっています。  イカの輸入割当てにおいては輸入原産地を定めているわけでありますが、これまでロシアはその輸入原産地に含まれていなかっ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 現在のクロマグロの管理状況といたしましては、第三管理期間ということで本年六月までの管理期間がありますが、その期間の漁獲量が三月十四日時点で三千三百六十八トンとなっておりまして、漁獲枠が三千四百二十四トンですので、その枠の九八%という際どいところに達してきて...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 国産チーズについては、今、横山委員御指摘のように、近年、国際コンクールで上位入賞を果たすことが多くなってまいりまして、その品質や評価は着実に私は向上をしているということでありますので、まず、国内の需要は今後も増加が見込まれるわけでありますので、その国内の需...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農林水産省での文書の管理、とりわけ現場における管理の状況については、私よりもむしろ舟山委員の方がお詳しいかもしれませんが、私としては、農林水産省ではそのような案件はないというふうに信じておりますし、そして、万一というのは仮定の話になりますけれども、万一そう...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、中間管理機構ですけど、この中間管理機構は公的な機関ということで、出し手にとって安心して貸し出しやすいということから、長期間借り受けた農地を担い手にまとまった形で再配分できるという可能性が高いスキームになっておりまして、機構を中心に農地の問題を解決して...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 機構を活用して集積、集約化を図っていきたいというのは、もちろんそういう政策として推進しているわけでありますが、今、舟山委員おっしゃいましたように、そのほかにもいろんな手法があります。  機構絡みの予算を多く配分しているというのはありますけど、その以外の機...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私どもは、午前中の質疑でもありましたけれども、少子高齢化や人口減少が進行する中でも農山漁村の活性化を図っていかなくてはいけないという思いは強くあるわけでありまして、そのためには、農業を成長産業化していくことと農業者の所得をいかに上げていくかという政策である...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、舟山委員が御指摘になった点は、昨日も小川委員が、たしか私の記憶によれば七分ぐらい思いを述べられたと思っておりまして、大変重要な課題だと私も思っています。  ただ、地域の農業の状況を見てみますと、もう既に生産基盤が弱くなってきているわけでありまして、そ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 二〇二一年からの次期EU共通農業政策、CAPについては、御案内のように、昨年十一月二十九日に欧州委員会より基本方針、コミュニケーションが公表をされております。  率直に申し上げまして、この新しいものは、私まだ詳細読んでおりません。だけど、これまだ正式に決...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 需給調整から手を引くという、そういう意識はありません。手法が新しい時代に応じて変わってきているということで、大きく言えばそういう認識を持っております。  三十年産米から、御案内のように、米の直接支払交付金及び行政による生産数量目標の配分というものを廃止す...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私も、舟山委員の御指摘を踏まえて、調査を進めるということで調査をしてまいりました。これは聞き取り調査になるわけでありますが、直近では、本年一月に二百二十九件の飼料用米の生産者や畜産農家、飼料会社から聞き取りを行ってきております、二百二十九件ですね。それによ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私は、大変深刻な事態になっているんだろうと思います。総理も言及していますが、とにかく政府全体の信頼を揺るがしかねない出来事というふうになっております。  一方で、私は、非常に残念なのは、真面目にやっている行政マンもたくさんいるわけでありまして、そういう人...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 現在、人手不足等からトラック輸送コストが上昇をしているわけでありまして、そういう中で農産物の安定的な輸送を確保するためには、鉄道とか船舶への切替えも含めた物流の効率化に積極的に取り組むということが必要であると考えておりまして、平成三十年度当初予算に食品流通...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今るるお話を伺う中で、牧野さんからも物流に与える影響はきちんと考慮をして進めるというお話をいただいたのは、大変私どもにとってもこれは我が意を得たりということでありますが、北海道のように広大な生産地の農産物を効率的に輸送するためには、やはり私ども、鉄道貨物の...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 主要農作物種子法につきましては、今、徳永委員がお話しになりましたように、戦後の食料増産という国家的要請を背景に、法律によって全ての都道府県に対して一律に、こういう形で種子生産の奨励をしなさいということを画一的に決めた法律でございましたが、今や、米の供給不足...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、政務官から御説明しましたように、農地法上は、外国企業による農地取得については、農業者に反して農地を取得した法人に外国資本が流入することは基本的にありませんし、個人についても、国外に居住する外国人が農地を取得することはできないと。  このため、これまで...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この冬の大雪では、御指摘のように、北陸を中心に、五六豪雪以来三十七年ぶりの積雪ということで、また北海道の日高地方でも想定を超える大雪が数日間も継続をするということで、農業用ハウスに大きな被害が発生をいたしました。  この被害の状況を踏まえて、私の対策を講...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) そのとおりでございます。
○国務大臣(齋藤健君) 災害対策におきましては、それぞれ国、県、市町村で対応すべき話だと思うんですね。それで、規模の小さいものはそれは市町村レベルで対応ができるでしょうと。これは、ところが規模がだんだん大きくなってくれば市町村の財政負担では対応できないとか、こういうふうになってく...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 現場の混乱を招くようなことをやってはいけないと思いますが。  本件は、法案の審議の際にも随分と御議論があったというふうに承知をしております。つまり、根拠法がなくなったら今までやっていた交付税の措置がなくなってしまうのではないかという議論をさんざんした上で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 当然のことながら、日本は非常に多様な品種をたくさん有しているわけでありまして、この権利を保護をしっかりしていくということは極めて大事な課題だと思っています。今回、種子法は廃止をいたしましたが、種苗法はそのまま残っておりまして、それぞれの品種の権利というのは...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 儀間委員の問題意識、私も十分共有をしているつもりでありまして、日本が持っているこの品種というものは財産だろうと思っておりますので、しっかりとこれが種苗法によって守られていくということは肝に銘じてやっていきたいというふうに思っております。  それから、農研...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これは最終的には、この法律を廃止するということについての私どものその趣旨、趣旨というか、理由についての末端への徹底というものが不足しているということなんだろうということは私も認めるわけでありますけれども、この種子法の廃止をする理由についてはもうるる申し上げ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今の備蓄米の話は、答弁ありましたように、確かに備蓄米の落札数量というのは減少しているわけでありますが、主食用米は総じて変化がないということでありますので、これは主食用米に我々が懸念を生じるような影響が今出ているというふうには考えていないわけであります。もう...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回、財務省で行われたような、これも繰り返し申し上げておりますけれども、私も公務員の経験ありますから、起案もしたことありますし、その決裁を受けている途上において御指摘を受けてそれぞれ訂正印を押して修正をするということはありますけれども、決裁が終わった後のも...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今御指摘の食料及び農業のための植物遺伝資源に関する国際条約、これは、農業者が食料生産及び農業生産の基礎となる植物遺伝資源の保全及び開発のために極めて大きな貢献を行ってきていることを認識するとしている条約であります。さらに、この第九条第二項においては、「農業...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 国連におきましては、小農民と農村で働く人々の権利宣言について、作業部会を設置をして議論を行うとされていることは承知をしております。  当省としては、国内外を問わず農業者の果たす役割や人権の保障は重要との認識の下で、我が国への影響の有無の確認を含めて、この...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 小規模農家に関わる政策もここで一々全部述べることはいたしませんが、しっかりと対応をしていきたいというふうに考えています。
○国務大臣(齋藤健君) 昨年の十二月の二十日に、国連の総会で国連家族農業の十年に関する宣言が採択をされているわけであります。これは二〇一九年から二八年を家族農業の十年と定めて、各国が家族農業に関する施策を進めるとともに、その経験を他国と共有すること、それからFAO等の国際機関が実...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 小規模の農家や家族経営農業に対しては、今までも、例えばになりますけど、経営規模の拡大に一定の制約がある中山間地域につきましても様々、先ほどの御答弁の中でも紹介をさせていただきましたけれども、そこで彼らが経営を成り立たせていけるような施策を講じてきているわけ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これからも小規模農家や家族経営農業に対して、十年という期間をせっかく国連で各国を盛り上げるために宣言をするわけでありますので、その時々の状況に応じて、この趣旨に沿って政策を展開していきたいと思っておりますが、今この瞬間、我々が講じている政策についてもこれは...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今日は予算の委嘱審査でありますので、この中にも今委員の御趣旨に沿うような施策がたくさん入っておりますので、それを今、一刻も早くそれを通していただきたいと思うのと同時に、これからもいろんな状況変化があると思いますので、その状況を踏まえてきちんと対応していきた...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これは、一つの経営を下支えする一つのアイデアだと私思っておりますので、少し検討をまずさせていただきたいと思います。
○国務大臣(齋藤健君) ちょっといきなり、これ言われて、これやれやれと言われても、ちょっと私も組織で仕事をしているものですから、少なくとも検討はさせていただきたいなと思います。
○国務大臣(齋藤健君) 私どもとしても、農業者の減少とか高齢化が進んでいますので、できるだけ女性にも新規就農をしていただきたいと思っておりますし、この委員会でも議論あったかもしれませんが、女性の農業者というのは、例えば商品開発に非常に優れていたり、それから、データによりますと女性...全文を見る
03月27日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(齋藤健君) 水産加工業施設改良資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  水産加工業施設改良資金融通臨時措置法は、外国政府による漁業水域の設定等に伴い、水産加工品の原材料の供給事情が著しく変化したことに対応す...全文を見る
03月28日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○齋藤国務大臣 この農業次世代人材投資事業については、新規就農者の経営直後の経営確立を支援するという事業でありまして、その事業の性格上、前年に所得があれば交付金額を変動させるという仕組みにしているところであります。  御案内のように、地域の状況によってさまざまな形態があろうかと...全文を見る
○齋藤国務大臣 ことしから米政策が大きく変わるわけでありますので、現場の不安は、今、池田委員御指摘のように、存在するというのはよく理解しているところであります。  ただ、この米政策の見直しの背景には、これから残念ながら大きく需要が減っていく中で、需要に見合った生産をしていくこと...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変重要な御指摘をいただいたと思います。  今回の大雪被害を契機として、施設園芸を営む農業者の皆様には、農業用ハウスは経営に不可欠な生産施設であるんだということを改めて認識していただきまして、今後も起こり得る甚大な自然災害に対してみずから備えていただく意味からも...全文を見る
○齋藤国務大臣 二〇一五年九月の国連総会において採択されました持続可能な開発目標、SDGsについては、二〇一六年十二月の第二回SDGs推進本部会合で決定したSDGs実施指針というのがありまして、その中で、成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション、あるいは生物多様性、森林...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回の財務省における決裁文書の書換え、改ざんと言われてもいたし方ないものでありますけれども、これは、総理も言及されておりますように、今、佐々木委員からもお話ありましたけれども、国民に対してあるいは国会に対して、行政全体の信頼を揺るがしかねない出来事であると厳しく認...全文を見る
○齋藤国務大臣 このガイドラインそのものを踏まえて、農林省として管理規則を策定するということで、それは今月中に策定をするという段取りになっているわけでありますが、ガイドラインそのものについてはどうなっているかといいますと、例えば、政策立案や事務及び事業の実施方針に影響を及ぼすよう...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回のガイドラインは、財務省のこの問題が起こる以前にできたものでありますので、まずはこれを徹底を、農水省としての規則をつくり、徹底をしていくということ。  それから、現在、財務省においても本件について調査が行われております。その結果で、なぜこういうことが起きたの...全文を見る
○齋藤国務大臣 今委員御指摘のように、経営所得安定を図っていくということは農政の中で大変重要な柱だというふうに思っております。  担い手経営安定法がございますけれども、その担い手経営安定法に基づきまして、御指摘の、畑作物の直接支払交付金、ゲタ対策と、収入減少影響緩和対策、いわゆ...全文を見る
○齋藤国務大臣 先日の参議院での私の答弁は、少し、どこまでが大臣としての答弁なのかわかりませんが、大臣になる前に二年間副大臣を務めさせていただきましたし、その前二年間は自民党の農林部会長ということで、まさに農協改革、全農改革、生乳改革そして卸売改革と一連の改革の中で、規制改革会議...全文を見る
○齋藤国務大臣 今の佐々木委員の御指摘は、私はずっと考え続けている視点でありまして、農村が活性化をしていく、維持されていくためには、やはり農業が所得を稼ぐ産業でなくてはいけないし、競争力がなくてはいけないので、そういう意味では産業政策というものも重要なわけですけれども、しかし、そ...全文を見る
○齋藤国務大臣 仕事をしながらだったんですけれども、八割ぐらいは見ていたんじゃないかなと思います。
○齋藤国務大臣 今、私、この場は農林水産大臣として答弁をしていますので、政治家としてのコメントをするのは差し控えたいと思っていますが、ただ、どうしても一点だけ申し上げさせていただきたいのは、私もかつて官僚を二十三年間務めておりまして、それなりに官僚道というものがあるんじゃないかと...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、今回の出来事については、先ほど申し上げましたように、政府全体の信頼を揺るがすような、そういう深刻な出来事であるというふうに認識しております。  それから、私も、狭い範囲かもしれませんが、行政経験がありますが、その中で、決裁を自分で起案して決裁をとるという仕...全文を見る
○齋藤国務大臣 何重にも仮定の話ですので、ちょっとお答えは差し控えさせていただきたいなというふうに思っておりますが、大事なことは、今財務省において調査をしっかりされているというふうに信じておりますので、その結果をまず私もきちんと把握をしたいというふうに思っているというのが現時点で...全文を見る
○齋藤国務大臣 少なくとも、今回起こったことを、今、大臣の指揮のもとで調査をし、解明をしようとしているわけでありますので、その責任は当然あるんだろうと思っています。
○齋藤国務大臣 今まさに調査が行われておりまして、なぜこういうことが起こったかということが明らかになった段階で責任問題というのは考えるものではないかなと思っております。今は、その調査をしっかりやるという責任を果たすということなのではないかなと思っておりますが。
○齋藤国務大臣 昨日の国会における証人喚問につきまして、私は今、政府の一員でありますので、それがどうこうというコメントは、今の私の立場では差し控えさせていただきたいと思います。(発言する者あり)
○齋藤国務大臣 先ほども少し申し上げましたけれども、委員御指摘のように、これは財務省一省の問題ではなくて、行政全体の信頼にかかわる問題だと。つまり、私どもが決裁をした文書を後から書き換えるということが起これば、その決裁文書が本当に正しいものかどうかということの信頼が揺らぐというこ...全文を見る
○齋藤国務大臣 これも繰り返しになって申しわけありませんが、国会で行われている証人喚問について、その評価みたいなものを、私の、政府の一員としての立場で申し上げるのは差し控えたいと思っております。  ただ、行政の、農林省のトップとして決裁文書のこの問題についてどう考えるかというこ...全文を見る
○齋藤国務大臣 この委員会にも、お役所でお仕事をされていた経験のある方、たくさんおられると思いますけれども、恐らくみんな同じ思いなんだと思うんですけれども、あのような、決裁が終わった後の文書が書き換えられて国会に出されるということは、極めて異例な出来事であるということは私は言える...全文を見る
○齋藤国務大臣 いろんな考えがあろうかと思いますけれども、今の新ガイドラインというのは相当綿密に議論した上ででき上がってきているものでありまして、ただ、残念ながら、今回の事案が起こる前に詰めてきたものであるということを前提にしてどう考えるかですけれども、ならば、今回の出来事の調査...全文を見る
○齋藤国務大臣 そこはもう委員御指摘のとおりでありまして、今回の事案を重く受けとめて、先ほど御紹介した総理の指示も出て、それから、電子管理システムの話も含めてこれから我が省においては徹底をしていくということでありますが、同時並行的に、なぜこういうことが起こったかというものの調査を...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、本件は行政全体の信頼にかかわる問題であります。そして、調査そのものは私どもが行っているわけではありませんので、なかなかいつまでと申し上げられないんですが、とにかく、できるだけ早く、そしてできるだけ明快に調査をしていただきたいというのが私の思いでございます。
○齋藤国務大臣 国会中がいいかどうかは別にしまして、とにかく、できるだけ早く決着をさせていただきたいと思います。
○齋藤国務大臣 今回の大雪被害を契機といたしまして、施設園芸を営む農業者の皆様にはぜひとも、農業用ハウスは経営に不可欠な生産施設でありますので、そのことを改めて認識していただいて、今後も起こり得る甚大な自然災害に対してみずから備えていただくという意味で、園芸施設共済に加入をしてい...全文を見る
○齋藤国務大臣 大事な視点だと思います。  今回の大雪被害で明らかになりましたのは、経営が確立していない新規就農者の方が、とりわけ自然災害に対する備えをあらかじめ用意しておく必要性が高いなということを認識いたしました。  このため、今御指摘の農業次世代人材投資事業につきまして...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、日米のFTAのお話につきましては、これはまだ仮定の質問になると思いますのでお答えは控えたいと思いますけれども、ただ、今後の日米の経済関係ということについては、今、日米経済対話の中で、どのような枠組みが日米経済及びアジア太平洋地域にとって最善であるかを含め、建...全文を見る
○齋藤国務大臣 先日、二月十六日の金曜日に、飯舘村の菅野議長を始め皆さんが大臣室にお越しになりまして、現場の様子と御要請をいただきました。  原発の事故で被災した福島の森林に関しましては、復興庁、農林水産省、環境省の三省庁で、二十八年三月に、福島の森林・林業の再生に向けた総合的...全文を見る
○齋藤国務大臣 里山の再生に向けたモデル事業も、現在まで十四カ所指定させていただいて、モデル事業として行っているわけでありますが、それで、モデルで終わりということでは当然ありませんので、その結果を踏まえてしっかり対応していきたいと思っております。
○齋藤国務大臣 福島県産農産物等の風評被害の実態調査につきましては、昨年五月に施行された改正福島復興再生特別措置法に基づきまして、本年度初めて実施をいたしまして、今委員御指摘のように、本日十時に公表をしたところです。金子委員の質問に間に合うようにということで公表させていただきまし...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、今回の風評被害の実態調査については、これから関係者への指導助言等についてどのように行っていくかは、関係省庁と協力しながら行っていくことになると思いますけれども、その過程において、御指摘のように、消費者にどうするか、小売業者にどうするか、それから卸、仲卸業者の...全文を見る
○齋藤国務大臣 実は、昨年十一月に現地を視察させていただいておりますが、その際、諫早湾干拓の造成農地における営農状況を、御説明を伺い、拝見をいたしました。  そのとき、レタスとかキャベツなど、大規模な環境保全型の畑作農業が展開されているなと。そして、その中で、香港等への輸出に取...全文を見る
○齋藤国務大臣 諫早湾干拓の造成農地における推定農業産出額は、平成二十年度の約二十億円から平成二十八年度には約三十八億円へと着実に増加をしてきておりまして、生産性が高くて実需者ニーズに対応した営農が全体としてはなされているのではないかと認識をしておりますが、ただ一方で、さまざまな...全文を見る
○齋藤国務大臣 幼少期におけます農林水産物、食品の生産等の現場の体験というものは、日本の食や農林漁業に対する理解を深めて、次世代の農林水産業等の担い手の育成にもつながる重要な取組だと考えております。私の地元でも各種取組が行われておりまして、絶対に食べなかった野菜も自分でつくると食...全文を見る
○齋藤国務大臣 農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明いたします。  農業の成長産業化を図るためには、農地中間管理機構による担い手への農地の集積、集約化を進めるとともに、新技術を活用して農業の効率化、高度化を進めることが...全文を見る
03月29日第196回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(齋藤健君) 森林経営管理法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の森林は、戦中戦後の大量伐採により大きく荒廃しましたが、先人の様々な努力により造成された結果がようやく実り、その約半数が主伐期を迎えようとしております。この森林資源...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 大河原議員の御質問にお答えいたします。  森林経営管理法案が果たす役割と木材の需要拡大についてのお尋ねがありました。  我が国の森林は、国土の保全、水源の涵養、温暖化防止などの公益的機能を有しているほか、資源が充実し、主伐期を迎えつつあることから、林業...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 緑川議員の御質問にお答えいたします。  森林経営管理法案の位置づけについてのお尋ねがありました。  我が国の森林は、資源が充実し、主伐期を迎えつつあることから、林業の成長産業化と森林資源の適切な管理を両立していく必要があります。  しかしながら、森林...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 佐藤議員の質問にお答えをいたします。  森林経営管理法案の効果についてのお尋ねがありました。  我が国の森林は、国土の保全、水源の涵養、温暖化防止などの公益的機能を有しているほか、資源が充実し、主伐期を迎えつつあることから、林業の成長産業化と森林資源の...全文を見る
03月29日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○国務大臣(齋藤健君) 私も大臣になる前、二期副大臣、その前、自民党の農林部会長二期で、この件も党のサイドでもさんざん議論をさせていただきまして、この記事にあるような御議論もさんざんした上で決断をしたという経緯がありますので、その決断に従って進めていくということなんですけれども、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 御指摘のように水産加工業は中小企業が大多数を占めておりまして、従業者数が二十人未満の小規模零細の事業所が実は七割占めているわけであります。  一方、こうした中でも、四分の一以上の事業者が五年以内の設備投資を予定していると、アンケートをするとそういうことに...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 岩手、宮城、福島、三県の水産加工施設につきましては、水産加工資金の活用をした施設も含めまして、業務再開を希望する施設のうち九五%が業務を再開するなど、復旧が進んできております。  一方で、水産庁が、青森、岩手、宮城、福島、茨城の五県の水産加工業者を対象に...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 大事な御指摘だと思います。イカの加工業者の方々は今、加工原料の確保ができず、厳しい状況に直面をしております。このような中で、輸入原料の確保に支障が出ないように、平成二十九年九月、昨年の九月に三万八千トンの輸入割当てを追加をいたしました。さらに、今年になって...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これまでも、先ほどのアンケート調査ありましたけれども、いろいろ被災地の実情を伺いながら、被災地水産加工業者の復興に向けた支援策を講じてきているわけであります。具体的には省略をさせていただきますが、今後とも、やはり被災地水産加工業の復興状況の把握に努めながら...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、クロマグロの資源量は過去最低水準付近にありまして、加盟国は漁獲枠を確実に守るために必要な措置を講じなければならないとされている二〇一四年に採択された中西部太平洋まぐろ類委員会の保存管理措置がございまして、これを遵守するということは、クロマグロの最大の...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 大好きです。
○国務大臣(齋藤健君) この法律は五年間の限時法ということでこれまでやらさせていただきましたが、有効期限を迎えるごとに制度の必要性を確認して、所要の見直しをその都度行ってきているものであります。その都度情勢の変化がありますので、その都度、法律の改正の必要性、それから見直しの必要性...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 現在は、農水省の行政文書管理規則に基づきまして、決裁文書を適切に作成、整理しているかなど、行政文書の管理の状況については電子決裁文書も含めた行政文書の監査を実施をしているところであります。その監査を今後とも厳正に行っていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(齋藤健君) 水産庁が青森、岩手、宮城、福島、茨城の五県の水産加工業者を対象に行ったアンケートですけど、売上げが八割以上回復した事業者は五割弱にとどまっているということで、今委員御指摘のように、課題としては、人材の確保、原材料の確保、それから販路の確保、風評被害等が挙げ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 本水産加工資金法は五年ごとの限時法という枠組みになっておりますが、これ国際的な資源管理の状況も変わりますし、また国内の漁業生産量も変わりますので、水産加工業をめぐるそういった外的要因に基づく情勢の変化というものを踏まえながら、有効期限を迎えるごとに制度の必...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 水産加工業に対する融資制度につきましては既にいろいろあるわけでありますが、この法律はそれぞれの魚種の状況ですとかに、あるいは今回は震災がありますけど、それに応じて深掘りをするというところでありますので、プラスアルファで事情に応じて講じさせていただくという法...全文を見る
04月03日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○国務大臣(齋藤健君) 防衛省の案件について、私はどういう経緯でこういうことが行われることになったか、つまびらかに承知しているわけではありませんので、ちょっとコメントがしにくいところではあるんですが、いずれにいたしましても、私は、政策がどういう経緯で決定されたか、それがその過程で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) じっくり考えて答弁をしなくちゃいけないんでしょうけれども、農林水産省の任務ということでお答えをさせていただければと思いますけれども。  農林水産省の任務は農林水産省設置法において規定をされておりまして、一つは食料の安定供給の確保、それから農林水産業の発展...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 当然そのように認識しているところであります。
○国務大臣(齋藤健君) 私は、現在のような食料自給率の中において、世界はどんどんと人口が増えて、世界の食料はどうなるかということも今後はますます深刻な話になっていくと思っておりますので、私は、日本の農業がしっかりと国民に食料を何があっても提供できるような体制を維持し、強化していく...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私も、友人も新しく農業始めた人はおりますし、今、小川委員がおっしゃったことは、一言で言えば同感であると思います。農業にはそういういろんな喜び、それから地域に貢献できるとか、いろんな要素がありますので、それを例えばリタイアした後に自分はやるんだという人も増え...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、もう条件が悪くて農業に適さなくなった、そういう農地は森林に戻すということもあり得るのではないかという御指摘でありましたけれども、私どもは、農地は基本的には国民の食料の生産基盤でありまして、農業上の利用を確保するということは基本だと当然考えているわけであ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 分野というよりも、私が一番大事だと思っていますのは、やはり食生活、毎日食べるわけでありますので、特に私も子供を二人育てておりますので、その子供が食べているものが本当に安全なのかと、もうその一点に尽きるんだろうと思います。そして、そこが崩壊をすれば供給してい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 総ざらいする権限が今私にないので、この場でそのお答えをするのはふさわしい人間じゃないと思いますが、大事なことは、僕もかなりに子育てするときに苦労した方だと思っておりますけれども、本当に心配なく食が取れるということが大事なわけでありまして、その一つの根拠が科...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、今、日米経済対話においては、貿易、投資に関する両国の関心事項について農業分野を含めて議論を行っているという、それが実情でございまして、今御指摘あったように、この二国間で個別品目の関税について交渉するとか、そういうことは今行っておりません。これは明言さ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私の理解では、この日米経済対話はアジア太平洋地域の現状を踏まえた上で地域のルール作りを日米が主導していくことが重要であるという認識の中で、どのような枠組みが日米経済関係及びアジア太平洋地域にとって最善であるかを含めてここで建設的に議論をしていくというふうに...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) いや、私ども、今そういうことは、いつとかいうことも含めて想定をしておりませんので、ちょっとお答えができません。
○国務大臣(齋藤健君) この議論も、12のときも大分繰り返し行ってきた議論でありますが、このTPPについては、11も12も関税撤廃の例外をしっかり確保したり、まずはその国境措置においてしっかりとしたこういう措置をとっているということを明らかにした上で、それぞれ定性的な影響分析もし...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これ、国境措置も併せて全体の姿をきちんと見ていただくということが大事だろうというふうに思っておりまして、こういうやり方をしているわけであります。  例えば国境措置も、物によりますけど、長い期間掛けて少しずつ関税は下がっていくと、その間、競争力を強めるため...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私は、政府全体としてこのガイドラインに基づいて各省管理規定を作って粛々とやっていくということなので、私はこれ徹底して農林省ではこのガイドラインに基づいた管理規定に基づいてやっていきたいと思っていますが。  やや個人的なことを申し上げますと、やはりアメリカ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) ムスリム、イスラム教徒の人口は世界の約四分の一を占めるということで、更に今後も増加をするということでありますので、ここをターゲットにした輸出促進というのは極めて重要だろうというふうに思っております。また、インバウンドでも当然ありますので、輸出だけでなくてそ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 日本食文化やそういう貴重な日本の水産資源を守るということは当然のことだと思っております。ダムの建設においてどういうことができるかというのは個々のケースにもよるんだろうと思いますけど、基本的考え方はそういうことで対応していきたいと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 都市農地の貸借の円滑化に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  都市農業は、都市住民に地域産の新鮮な農産物を供給するとともに、都市住民が身近に農作業に親しむ場の提供、都市住民の農業に対する理解の醸成等多様な機能を有...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○齋藤国務大臣 我が国におきましては、主食用米の需要が毎年おおむね八万トンずつ減少している中で、食料自給率、自給力の向上を図るためには、加工用米など主食用米以外の作物への転換によって、水田のフル活用を進めていくことが重要であると考えています。  今、泉田委員御指摘のように、水田...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、加藤委員のお話を伺いながら、圃場整備というものが少子化対策にまでつながっているという話を伺いながら、改めてこの事業の重要性を感じているところでありますが、担い手への農地の集積、集約を進め、農業の振興、発展を図っていくためには、その基盤となる農地について、農地の...全文を見る
○齋藤国務大臣 加藤委員の今のお話は、私も過去何回かお聞かせいただいておりまして、その思いの強さ、本当に共鳴するところ大であります。  農業の発展基盤を強化していくためには、とにかく生産基盤の整備、これを着実に進めていくということに尽きると思っておりまして、したがいまして、担い...全文を見る
○齋藤国務大臣 佐藤委員御指摘の、相続登記の義務化の是非、それから土地所有権の放棄の可否など、登記制度や土地所有権のあり方などの根本的課題については、御承知のように、農林水産省だけで結論を出せるという性格のものではございません。中長期的な課題として、政府全体で今取り組んでいるとこ...全文を見る
○齋藤国務大臣 農林水産省の公文書管理について、この財務省の件があってから、総理から指示が出ておりまして、まず、全ての政府職員には、原点に立ち返って、公文書は国民が共有する知的資源であること、それから、公文書を扱う者の立場は極めて重いことを改めて全政府職員が肝に銘じるように指示が...全文を見る
○齋藤国務大臣 農林省においては、業務効率化の観点もございますので、電子決裁を推進しているところでありまして、平成二十八年度の電子決裁率は農林水産省全体で約七四%でありましたが、直近、これは本年二月ですけれども、では約八八%、本省で約九六%、地方支分部局等で約八六%と、電子決裁は...全文を見る
○齋藤国務大臣 この所有権移転問題は、本当に根本的な問題に手をつけるということになります。  私どもとしては、所有者不明農地の問題に関して、今回の改正では利用権の設定によって農地の利用を促進しようとしているわけであります。  そして、今回の措置も、農地を利用する責務を根拠とし...全文を見る
○齋藤国務大臣 この問題は、私も問題意識は共有するわけでありますが、土地所有権の放棄やその受皿、では、放棄した後その土地は誰のものになるんだとか、その受皿として国以外の機関を例えば帰属先とすることが可能なのかとか、これは土地所有権のあり方に係る根本問題になってくるわけでありますの...全文を見る
○齋藤国務大臣 現在、いわゆる基幹的農業従事者数というのは、直近の二十九年で約百五十一万人となっておりまして、十年前と比べますと約五十二万人減少ということですので、十年間で四分の一減少をしているということであります。  これは、一つは、農業世帯の高齢化が進展していますので、その...全文を見る
○齋藤国務大臣 耕作者主義は、一般的に、農地をきちんと耕作している者に農地の権利取得を認めるということとされておりまして、御指摘のように、平成二十一年の農地法改正において、それまでの、農地を耕作者みずからが所有することを最も適当とする、そういう考え方を改めて、農地の利用を本位とす...全文を見る
○齋藤国務大臣 私どもの企業参入の考え方については、従来から、特区のときもさんざん議論をさせていただきましたけれども、やはり一定の制約の中で、まずは特区で試験的にということで、養父市で今行われることになっているわけであります。  ただ、今回の、農業用ハウスの底地をコンクリート張...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、農業が魅力ある産業で、若い人たちが自分もやろうという気持ちになるということが一番重要な政策なんだろうと思っておりますが、一方で、御指摘のように、農業は自然相手の産業でもありますので、経営の安定をいかに図っていくかということも、同時に非常に重要な政策...全文を見る
○齋藤国務大臣 物事はいろいろな見方で見ていかなくちゃいけないということを感じるわけでありますが、今現在の農業、農村の状況を見ますと、基幹的農業従事者の約八割が六十歳以上だ、そして五十歳未満は約一割にとどまるということで、農業者の高齢化の進行と担い手の不足というのが今深刻になって...全文を見る
○齋藤国務大臣 私も、神谷委員と同じで、人・農地プランは非常に重要だと思っておりまして、地域における人と農地の問題につきまして、地域における話合いを活発化させていって、地域農業のあり方ですとか、地域の中心となる担い手の方を明確化していくというようなことは大事で、平成二十四年からこ...全文を見る
○齋藤国務大臣 相続未登記の問題の根本的な解決は相続時に登録をしていただくことにあるということで、御指摘のとおりだと思います。  私どもの努力を少しお話しさせていただきますと、農地法上は、平成二十一年の改正によりまして農地の相続発生時に農業委員会に届出を行うということが義務づけ...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回の見直しによりまして農業用ハウスの底地をコンクリート張りにするということが想定をされますのは、主に養液栽培を行う場合だろうと考えております。現在、養液栽培が行われている面積というのは、平成二十六年六月末現在で、農地内、農地外に設置されているもの双方を含めまして...全文を見る
○齋藤国務大臣 市町村別農業産出額第一位の田原市と第九位の豊橋市を選挙区、地元としている関さんのそういう切り口からの一連の質問、大変関心を持って聞かせていただきました。ちなみに、第五位の別海町は伊東委員長の地元でございますが。  今の認定農業者制度につきましては、どういう考え方...全文を見る
○齋藤国務大臣 政策は、実際に現場で使われなければ意味がないので、知っていただくということは何よりも大事だと思っています。  そもそも、政策をつくるときは多様な細かいニーズに応えてつくっていくわけでありますが、その結果として、複雑になってしまう、そして逆にニーズに応えられなくな...全文を見る
○齋藤国務大臣 この法案で講じる措置といいますのは、今御指摘のように、一つは、共有者不明農地を農地中間管理機構に簡易な手続で貸し付けることが可能となること、それからもう一つは、農地転用許可を要せずに農業用ハウスの底面を全面コンクリート張りとするように、農業経営の自由度をふやすこと...全文を見る
○齋藤国務大臣 これは、私たちは両方とも賛成をしていただきたいということで提出をしていますので、そういうことは考えていません。
○齋藤国務大臣 私どもの考えは先ほどお話をさせていただいたところで、担い手が農地を利用しやすくすることで農地の効率的な、高度な利用の促進を図るという観点から、共通の趣旨、目的を有しているということで一緒の法律にさせていただきましたが、今、大串委員がおっしゃったことというのは非常に...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、農地は、農地法第二条第一項で、「耕作の目的に供される土地」とされているわけでありますが、農地は、農地法の究極の目的でもあります国民への食料の安定供給の確保に不可欠な国内農業生産の基盤でありまして、その意味で、国民のための貴重な資源であるというふうに農地を認識...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変重要な視点だと思います。  今回のこの提案というのは、実際に現場で農業をやられている方々が、どうも土だとこれからの農業を展開していくに当たっては、今までるる御議論いただいているように、もっと有効な方法はやはりコンクリートでやってもらった方がいいということで、...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、先ほど大串委員が禅問答的なとおっしゃいましたけれども、私はそう思っていなくて、すごく大事な視点だと思っております。  ですから、今回の法律におきましても、これまで議論させていただきましたように、かなりそこは抑制的にさせていただくという前提で御提案をさせてい...全文を見る
○齋藤国務大臣 経営規模が小さくて分散錯圃の状態にある我が国農業の現状に照らせば、農地の集積、集約化をして生産性の向上、コストの低減を図るというのは、一つの重要な方向だろうと考えています。  当然のことながら、農地の集積、集約化が進めば、当該農業者の生産コストは低減をするという...全文を見る
○齋藤国務大臣 私の心の中では、市場原理主義優先という頭に、何度自分で自問自答してみても、なっていません。  やはり、農村を維持していくためにはさまざまな政策をやっていかなくてはいけませんし、物にはいろんな見方があると思っておりますが、私どもとしては、やはり所得を上げていくとい...全文を見る
○齋藤国務大臣 農家の所得を維持あるいはふやしていくにはいろんな方策があるだろうと思っておりますが、私どもは、やはりそういう意味ではさまざまな方法で前向きの政策もやる、セーフティーネットも講じる、それから水田をフル活用できる政策もする、その中で所得が確保できるようにしていきたいと...全文を見る
○齋藤国務大臣 種子法の廃止につきましては、これまでも累次御説明をさせていただきましたが、国がその生産を一律な方法によってやり方を決めてやる時代ではなかろう、むしろ、多様なニーズに応えるためには民間の力も活用したらいいだろうということでありまして、国が一律でやる必要はないだろうと...全文を見る
○齋藤国務大臣 かつて、三〇一条発動のおどしのもとで、アメリカと本当に首をかけた厳しい交渉をやってきた人間としては、今の状況について申し上げたいことは山ほどあるんですけれども、今こういう立場でございますので、まず申し上げたいのは、我が国が今般の措置の適用除外となる際に農林水産品が...全文を見る
○齋藤国務大臣 大好きですね。私の友人にもたくさん農業をやっている人もいますし、私は、ちょっとずれるかもしれませんが、体育会で運動をやっていまして、しょっちゅう土にもまみれていまして、土というものの温かみ、大好きです。
○齋藤国務大臣 今回の新たな制度により、担い手が新たに農地を利用するに当たりましては、まさに土づくりや水路の補修等を行う必要がある場合がございますので、賃借権の存続期間は可能な限り長期とする方がいいだろうということ、他方、本特例措置は、不明な共有者の財産権に一定の制約を課すもので...全文を見る
○齋藤国務大臣 重要な御指摘だと思います。  所有者が不明な土地について、民法上、過半の持分の同意が得られた場合には、五年以内で賃借権の設定が可能である、これは御指摘の民法六百二条です。これは、処分の能力又は権限を持たない者が単なる管理行為としてなし得る賃貸借契約を一定年月以下...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、現在、遊休農地に関する裁定制度等における探索というのは大変手間がかかっておりまして、その範囲が一つは法令上明確でないということがございます。  その結果、戸籍等の公簿での調査だけではなくて、地域住民への聞き取りを行わなくてはいけないですとか、数代前の登記で...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、政令でこういうことを定めたいというのを申し上げましたけれども、そういう手順をしっかり踏めばそれでいいということでございます。
○齋藤国務大臣 この相続の未登記問題というのは、私はこれからますます深刻かつ重要な課題になっていくと認識をしています。  ただ、相続登記の義務化の是非ですとか、それから土地所有権の放棄の可否等は、登記制度や土地所有権のあり方の根本的課題ということだと思いますので、農林水産省だけ...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、農地法の農地の定義、今回改正することになっておりませんし、また、耕作とは、農地法関係事務に関する処理基準におきまして、土地に労費を加え肥培管理を行って作物を栽培することをいう、これを変更することも考えておりません。
○齋藤国務大臣 今回、農業用ハウス等の床面をコンクリート張りすることによって実現しようとしている農業は、もともと土を耕して行うトマト等の栽培に関して、先ほど来答弁していますように、そういうことが行われるようになったのは、温度や湿度の効率的な管理を追求した結果であったり、それから、...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変重要な問題意識だと思っておりまして、どこかで線が引かれるような話になってくるんだろうと私は思いますけれども、ただ、今回の法律に関して言えば、私どもが想定している農作物栽培高度化施設というのは、省令で専ら農作物の栽培の用に供されるというものに限定をするし、それか...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回の法律におきましても、そういう趣旨で、周辺に影響を与えないというふうなこともしっかりと確保するということで進めさせていただいておりますので、考え方は共有できるんじゃないかと思っております。
○齋藤国務大臣 ちょっと御質問の趣旨が必ずしも十分に理解できるかどうかわかりませんが、繰り返しになりますけれども、今回の措置は現場の農業者の方々から出てきている切実なニーズに応えていくということをしようとするものでありますし、それから、農地所有適格法人の要件について今回変更してい...全文を見る
○齋藤国務大臣 申しわけないんですけれども、事前に通告がない質問ですので、ここで粗っぽい答弁をするのもちょっと差し控えたいなと思いますので、次回か、あるいは理事会で御協議いただければありがたいなと思います。
○齋藤国務大臣 養液栽培につきましては通告いただいておりまして、農業用ハウスは約四万三千ヘクタールありますが、そのうち養液栽培装置を備えたハウスというのは約千八百ヘクタールで、全体の四・二%となっております。  その中で、さらに、温度や湿度、二酸化炭素濃度等の複数の環境を制御で...全文を見る
○齋藤国務大臣 農作物栽培高度化施設については、省令で、まず、専ら農作物の栽培の用に供されるものであること、それからもう一つは、周辺農地の日照が制限され、農作物の生育に影響を与えないよう、施設の高さについての基準に該当することなどの要件を定める予定であります。  したがいまして...全文を見る
○齋藤国務大臣 繰り返しになりますが、植物工場だから当てはまるというふうには考えておりませんで、これら省令で定める要件に該当するものが対象になるということに尽きるわけであります。
○齋藤国務大臣 繰り返しになりますけれども、先ほど私が申し上げた要件に合致するものが全てということであります。  それで、その上で、今回の改正において、農地所有適格法人の要件については何ら変更は加えておりませんので、その所有についてのところも変更を加えていないわけですね。  ...全文を見る
○齋藤国務大臣 さまざまな現場のニーズによりまして底地をコンクリートにするということ自体は反対ではないということでありますが、一方、農地として今後も、土のものをコンクリートに変えただけでもう農地じゃありませんということではコンクリート化という現場のニーズには応えられないだろうとい...全文を見る
○齋藤国務大臣 農業者の高齢化が進み、かつ、農業就業人口が減少する中で、農業の成長産業化を図るためには、農地中間管理機構による担い手への農地の集積、集約化を進めるとともに、新技術を活用して農業の効率化、高度化を進めていくことが必要であると考えています。  しかしながら、相続して...全文を見る
○齋藤国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
04月05日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○齋藤国務大臣 今御指摘の、二十五年の十二月十日の活力創造プランの抜粋ですけれども、これをまとめるときは私、農林部会長でありましたので、よく覚えておりますし、この方針に沿って今さまざまな施策を講じさせていただいているわけであります。  そして、その上では、予算をしっかり確保する...全文を見る
○齋藤国務大臣 この冬の大雪では、北陸を中心に五六豪雪以来三十七年ぶりの積雪となり、また、北海道の日高地方でも想定を超える大雪が数日間継続したために、農業用ハウスなどに大きな被害が発生をいたしております。  こうした被害の状況を踏まえまして、被災された農業者の皆様が離農されるこ...全文を見る
○齋藤国務大臣 農地中間管理機構が活動を開始した平成二十六年度以降、担い手の利用面積のシェアは再び上昇に転じておりまして、委員御指摘のように、二十八年度には六万二千ヘクタール増加をして五四・〇%となっておりますが、三十五年度八割という目標に向けてはさらなる加速化が必要であると考え...全文を見る
○齋藤国務大臣 内容にもよるんだろうと思うんですけれども、私も、自分で文書をつくる立場にかつていたときは、例えば、課長に説明するときは相当詳しいもので説明しなくちゃいけないな、だけれども、忙しい大臣にはやはり一枚の紙で説明はしなくちゃいけないなということはよくありまして、そのとき...全文を見る
○齋藤国務大臣 私自身は、従来から申し上げておりますように、決裁後の文書を後から変えるということは、私の経験でもなかったし、極めて異例な出来事だと思っておりますので、これが各省で横行しているというふうには思っていないわけであります。  それから、その場その場で適切な説明文書をつ...全文を見る
○齋藤国務大臣 平成十四年三月に策定した、今委員御指摘の不測時の食料安全保障マニュアルの中では、食料の供給に影響を及ぼす事態の深刻度に応じてレベル〇から二に分けて、その判定基準と想定される事態というのを示しているところです。  特に、レベル二の事態について国民の皆さんに具体的な...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、前段の、いざ全く輸入が途絶えた場合、やはりそれはカロリーを賄うということを前提とすればどうしても芋に頼らざるを得ないということは、当時も今も変わっていないということでありますし、それは、この間、さっき申し上げた二十七年に策定をし閣議決定した基本計画では、食料...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、国におきましては、国産米の不作によりその供給が不足する事態に備えて、現在、毎年約二十万トンずつ生産者等から買い入れて、原則五年間保管する、で、約百万トンの米穀が在庫できている、そういう状況になっています。  政府備蓄米を保管する倉庫につきましては、民間倉庫...全文を見る
○齋藤国務大臣 私が以前申し上げたのは、いろいろな見方をしようと思えばできるということを申し上げただけでありまして、私どもの政策は、従来申し上げておりますように、これから残念ながら米の需要というものが減っていく中で、主食用もその需要に見合った生産をしていかざるを得ない、しかし、水...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、主要農作物種子法の存在している従来におきましても、民間事業者の参入の促進を図るために、例えば、昭和六十一年には種子法に基づいて民間事業者が原種、原原種の生産を行うことを可能とするなどの法改正をしたり、さまざまな民間活力の活用の働きかけというのはこれまでもして...全文を見る
○齋藤国務大臣 大きくは、環境変化があったということなんだろうと思います。  従来御説明しておりますように、この種子法は、戦後の食料増産という、そういう国家的要請を背景に、法律によって全ての都道府県に対して一律に種子生産の奨励を義務づけるという背景のもとででき上がってきた法律で...全文を見る
○齋藤国務大臣 動物園の動物に有害鳥獣の肉をというお話なんだろうと思うんですが、正直言うと、今我々がやっている有害鳥獣対策の中でそういう対策があるかどうか、私の今の理解では、ないのではないかと思いますけれども、御提案のあった、捕獲した有害鳥獣の屠体を動物園の肉食動物の餌として有効...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、島根県においては、県独自の認証基準として、品質や表示に関する一定の基準を満たしているものをしまねふるさと食品として認証していて、アゴ野焼きについても認証が行われているという現状だと承知をしております。  地域の特産物である水産加工品のブランド化、これを図って...全文を見る
○齋藤国務大臣 私の国会における答弁において、事実と違う答弁をしていたということが後からわかったケースにおいては、当然、国会での発言でございますので、それは国会に対してまずその事実誤認については陳謝をすべきだと思いますし、それから、どういう経緯でこういうことがあったのかというのを...全文を見る
○齋藤国務大臣 交渉の前に、こういうふうになったらどうする、こういうふうになったらどうするという仮定の質問を積み重ねますと、戦略が全部ばれてしまうということになりますので、仮定の質問にはお答えしたくないんですが、ただ、今回の日米首脳会談で農産物が取引材料とされるようなことは、私の...全文を見る
○齋藤国務大臣 産地交付金については今政策統括官から答弁したとおりでありますが、学校給食については、これまでも、私ども、学校給食向けの米については普及拡大が重要だということで推進を図ってきておりまして、今実は、平成二十八年度においては、平均ですけれども、週三・四回まで米飯給食にな...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、総務省のお話を伺いまして、私も大臣決裁を農林省でやるときに文書だったわけですね。それで、当時、最初から、何で電子決裁じゃないのと内部で申し上げていたぐらいであります。  今回いろんな出来事、事案がありましたので、総務省からもそういう、整理をするようにという話...全文を見る
○齋藤国務大臣 現在、財務省のこういう事案があって、財務省自身も、今、調査して解明して、その結果を踏まえて、彼らも問題点を洗い出して更に直していく、そういうところにあるんだろうと思います。  その結果、どういうことになるかに応じて農林省もやっていくわけでありますが、外部のチェッ...全文を見る
○齋藤国務大臣 今御指摘の行政文書管理規則の別表第一は、まず、他省庁と同様に、行政文書の管理に関するガイドラインを踏まえて規定をしているところで、規則の別表第一では、各部局に共通する業務等に関し類型化した文書に加えて、各部局の事務及び事業の性質、内容等に応じて定められる保存期間基...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、文書に記録として残していくということを考えますと、この打合せについての部分について、相手が後から見て、そんなこと言ってないよとか、そういうふうになってしまうと、これは相手方との関係でも問題があろうということでありますので、ですから、その相手方による確認をまず...全文を見る
○齋藤国務大臣 いろんな対応の仕方はあると思うんですが、一応今回の管理規程で農水省が新設をさせていただいたところ、ここに関係するところなんですが、文書管理規則第十条二項ただし書きの記載の方法は、次の各号に掲げる場合に応じ当該各号に定めるところによると書いてありまして、文書全体につ...全文を見る
○齋藤国務大臣 丸めずに、未確認という形で残すようにということであります。
○齋藤国務大臣 御指名なので。  私ども、先ほど委員に読ませていただいた部分で、「相手方による確認等により、正確性の確保を期するものとする。」という後に、「ただし、相手方の発言部分等について記録を確定し難い場合は、その旨を判別できるように記載するものとする。」と書いてありまして...全文を見る
○齋藤国務大臣 この農林水産省の管理規則においては、昨年末に改正されたガイドラインを踏まえて、意思決定過程等の合理的な跡づけや検証に必要となる行政文書については原則として一年以上の保存期間、それから、あわせて、保存期間一年未満の行政文書については、各文書管理者の裁量の余地が大きく...全文を見る
○齋藤国務大臣 私どもとしては、今、後藤委員が御指摘のようなつもりで書いているわけではないんですが、この例えばというのはガイドラインそのものにある表現でありますので、これはちょっと、私の方からではない御答弁にさせていただけたらと思います。
○齋藤国務大臣 御指摘のように、種子法が廃止されたことを受けまして、都道府県において、地域の状況を踏まえて必要な見直しを行いつつ、平成三十年度も種子供給に係る事務を実施するということになっているわけであります。  具体的には、全都道府県において、平成三十年度も前年度とおおむね同...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変恐縮なんですけれども、種子法廃止のどこからそういう議論が出てくるかとちょっと私、今理解に苦しんでいるところであります。  今回の種子法廃止の趣旨は、従来から申し上げておりますように、食料増産時代に、都道府県に画一的な方法で生産と奨励を図っていくということで行...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、花きの振興に関する法律については、当時自民党農林部会長として、大変思い入れがある法律であります。  特に、花育については、まさに御指摘のとおり、ビジネスではなくて、むしろ花卉の文化の振興を図るのが大事なんだという観点を強調すべく、衆議院の法制局と...全文を見る
○齋藤国務大臣 この花き振興法を議員立法するときにおきましても、花の業界の皆さんは、ぜひ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会で日本の花卉や花卉文化を世界へ発信する、そういう機会としたいという熱い思いがありまして、私ども、そういうものもあって、議員立法に尽力をしてきたわけであ...全文を見る
○齋藤国務大臣 繰り返しになりますが、私が農林部会長のときから思いを込めて推進してきている政策でありますし、ちょっと、オリパラのビクトリーブーケの話が今、直近どういう状況になっているか、私はフォローしていませんが、決まったというふうには私は認識をしておりませんので、引き続き努力を...全文を見る
○齋藤国務大臣 三月十九日に、開門を求める方々が、開門しないことを前提とした和解の方向性は受け入れないとされて、開門も含めた和解協議を求める旨の回答を福岡高裁に提出したことはもちろん承知をしておりますが、一方で、三月五日の福岡高裁の和解勧告は、本件をめぐるさまざまな御意見や長年に...全文を見る
○齋藤国務大臣 私は、福岡高裁の和解勧告における御判断ですとか漁業団体の苦渋の決断は、全ての関係者において重く受けとめる必要があると考えています。  国としては、福岡高裁の請求異議訴訟で行われている和解協議において、開門によらない基金による和解に至れるよう、引き続き真摯に対応し...全文を見る
○齋藤国務大臣 本当に、本件は、いろいろな考え、いろいろな思いの方がおられる中で、しかも、経緯も、さまざまな経緯が積み重なってきてまいりまして、私どもも申し上げたいことは一々あるわけでありますけれども、事ここに至って、福岡高裁の、先ほど申し上げましたような、現在の混迷、膠着した状...全文を見る
○齋藤国務大臣 個々の問題については、それぞれ対応を考えてしていくと局長からも答弁いたしましたが、開門反対の方だった営農者が開門を主張し始めているという点につきまして、長崎県農業振興公社から干拓農地の利用権設定の更新が認められなくて、土地の明渡しを求められている二名の方が、国、長...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、私は、子供食堂は大変意義のあるものだと思っておりまして、地元にもふえてきているわけですけれども、何カ所にも何度も顔を出しておりまして、その都度、子供たちが生き生きとし、さらに子供たちの面倒を見ている大人まで元気になっちゃうみたいな、そういう光景を見ております...全文を見る
○齋藤国務大臣 森林経営管理法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の森林は、戦中戦後の大量伐採により大きく荒廃しましたが、先人のさまざまな努力により造成された結果がようやく実り、その約半数が主伐期を迎えようとしております。この森林資源を切...全文を見る
04月05日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○国務大臣(齋藤健君) お尋ねの平成二十八年十二月二十二日の三大臣合意文書は、内閣府で作成をされまして、それで当省と文科省に提示をされたと承知しておりますので、当該文書のプロパティーについては、繰り返しになりますが、内閣府で作成をいたしておりますので、ちょっと私ども本件についてコ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この文書は、山本前大臣の合意を踏まえて作られたというふうに私認識をしておりますので、組織として合意をされた文書であるというふうに認識をしております。
○国務大臣(齋藤健君) まず、三大臣の合意文書の話もありましたけど、この議論、私どもはそもそもライフサイエンス等の新たな分野であるということと学部の新設という話であったということから、当初から加わっていたわけではなかったわけでありますが、最終的には、今委員おっしゃったように、獣医...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 一言で言えば今委員おっしゃったとおりなんですが、都市農業が、都市住民に地元産の新鮮な農作物を供給する機能だけではなくて、都市住民が身近に農作業に親しむ場所や災害時の避難場所の提供等、多様な機能を有していると。都市農業が営める場である都市農地は、都市において...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 生産緑地以外のものも対象としてはどうかという御意見だと思いますが……
○国務大臣(齋藤健君) あっ、生産緑地。  生産緑地については、まず、今回、新法によって、都市農業の実態に即してその機能の発展を図るということで、市町村長が事業計画を認定して、それに従って行う都市農地の貸借の円滑化を図る仕組みを設けるというのが今回の新法であるわけでありますが、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 何というんですかね、思いは本当に舟山委員と同じでありまして、今、あきもと副大臣の発言聞いていて、私は、まあ随分隔世の感があるなという、正直、そこまで言っていただけるようになったんだという思いを強くしています。  都市農業振興基本法は、実は私が自民党農林部...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 打ち破りたいと思っています。  東京都は、平成二十七年に一定面積の生産緑地を有する区市において十アール以上の農地面積を有する農家を対象として、そういう前提でアンケート調査を実施をして、その結果によれば、生産緑地を貸したいと回答した者は、有効回答数これ約五...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 確かに、現行民法の下での相続については諸子均分相続制ということでありますので、農業を行わない相続人が農地を相続をして、相続人の間での協議により、農地がやむを得ず売却されるケースは正直言ってあります。それで、都市農業が営まれる場である都市農地は特に資産価値が...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 市街化区域内の農地は、今、全農地の二%程度でありますけれども、農家戸数ですとか販売金額でいえば全国の約一割を占めているということでありますし、また、都市農業は、新鮮で安全な農産物の供給はもとより、農作業体験の場ですとか災害時の避難場所の提供等、多様な役割を...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 従来の特定農地貸付けの仕組みでは、今委員御指摘のように、企業やNPOを始めとする農地を所有していない方が都市農地で市民農園を開設する場合には、都市農地の所有者から市町村を介して転貸を受ける必要があります。  この場合、市町村では、農地所有者への賃料の支払...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 平成三十年度税制改正において、市民農園の用に供するために都市農地を貸し付けた場合でも相続税の納税猶予が継続される措置が講じられるということになりますので、利用者との間で賃借権の設定を行わない農業体験農園の手法をあえて取らなくても、貸付方式の市民農園が開設を...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回提案させていただいている法律案は、生産緑地地区の区域内の農地において、農地の所有者から賃借権等の設定を受けて行う耕作の事業に関する計画を作成し、その計画について市町村長の認定を受けた者に対して農地法の特例を講ずることにより、生産緑地地区内の農地の貸借の...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) そういう背景もございます。
○国務大臣(齋藤健君) 生産緑地は、指定後、原則として三十年間開発行為が規制をされると、それから農地としての管理が義務付けられるという、そういう制約が掛かるわけでありますが、一方で、生産緑地でない市街化区域内の農地は、届出さえすればいつでも転用が可能ということになっておりますので...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この農地の相続税の納税猶予制度は、相続に伴う農地の切り売りによって経営の縮小、農地の細分化防止を図る観点から講じられているものなので、すなわち、農地については権利移動や転用に係る農地法上の規制がある一方で、農地を農業目的で使用している限りにおいては到底実現...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国においては、主食用米の需要が毎年八万トン程度減少する中で、優れた生産基盤である水田をフル活用するために主食用米以外の用途の米の生産を振興していますが、パンとか麺とか、多様な商品の原料となり得る米粉用米は有望であると考えています。  農林水産省として...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 平成二十八年五月に農林水産省が実施した都市住民に対するアンケート調査、これによりますと、約七五%の人が都市農業、都市農地を保全すべきと回答しています。また、都市住民の地場産野菜の購入意思、あるいは市民農園への関心ある方の割合というのは、それぞれ十年前と比べ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、先ほどのCSAにつきましては、私、大変興味深く思いました。都市農業について重要だという認識が高まってくれば、恐らく住民の方にもこういう動きが出てくるんじゃないかなと思って拝聴させていただきました。担当課を決めるということからなのかもしれませんが、しっ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この出発点となりました都市農業振興基本法は議員立法で、当時農林部会長で、山田先生と一緒に汗をかいて、当初は御案内のように国土交通省も、今日来ているかどうか分かりませんが、大変後ろ向きだったのを何とかここまで引っ張ってきて、哲学の転換というものを先生と一緒に...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
04月10日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○国務大臣(齋藤健君) 今、森まさこ委員御指摘のように、福島県産農林水産物の価格がまだ震災前の水準まで回復していない状況でありますので、風評の払拭というのは大変重要な課題だと認識しておりますし、今日の委員の御質問を拝聴しながら、この風評の問題の広がりと深さというものを改めて実感を...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) いろんなケースが御指摘があったと思うんですけれども、一つ一つについてなぜそういうことが起こったかということは、それぞれきちんと事実関係確認しないと私も無責任なことは申し上げられないわけでありますが、ただ、いずれにしても、そのように行政が言論の自由を侵害をす...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今御説明ありましたけど、一般に、人や動物の体内や環境中には様々な細菌が無数に生息しておりまして、その中には抗菌剤の効きが悪いですとかあるいは効かない、御指摘のその薬剤耐性菌も存在をしておりまして、これが増加すると他の人や動物への感染や発病リスクが高くなると...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 委員御指摘のとおりだと思います。  私も、そういう意味では専門家ではありませんので、食品安全委員会の方できちんとしたチェックをしていただくということが重要だと思っております。そういう意味で、食品安全委員会は農水省からも独立した組織ということで位置付けられ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、シロシストセンチュウについては、USTRの報告書の話がありましたけれども、アメリカが何を言おうと私どもは科学的、合理的根拠に基づいてきちんとやっていくという姿勢は堅持をしていく決意でありますので、そこは御心配いただかなくていいと思うんですけれども。 ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、需要面でのお話ですが、農用馬は北海道開拓の歴史の中で重要な役割を果たしたばん馬に利用されて、これも御指摘のように最近ではばんえい競馬が人気を博して重要な観光資源となっているなど、北海道の馬文化として重要な位置付けであると考えております。  御指摘の...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 生産と同時に大事なのは、需要が盛り上がらないと幾ら生産しても経営に合わないということになりますので、需要の振興と併せて生産拡大についても同時並行的にしっかり対応していきたいと考えています。
○国務大臣(齋藤健君) 農村地域において、農業就業者の減少、高齢化等が進行して人手不足が深刻化しているのは、御紹介いただいたとおりであります。このため、担い手の確保に加えまして、収穫等の作業ピーク時や規模拡大等に対応するため、外国人材も含めた労働力の確保が大きな課題となっていると...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国は八魚種についてTACを設定して管理しておりますけれども、TACの量は生物学的に持続可能な許容量、いわゆるABC以下の数量として管理することを原則としております。  一方で、スケトウダラ太平洋系群につきましては、平成二十一年に沿岸漁場に資源評価結果...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 御指摘の点も分かります。現在は具体的な見直し方策を検討中でありますので、今後、研究者ですとか漁業者の皆さんとか、関係者との緊密な議論を通じて検討を進めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(齋藤健君) 今の委員御指摘の柏の話は私の選挙区の隣でありまして、多分私のよく知っている方がやられているんだと思いますので、次回からは背広を着てこないように事前に言うように、今度会ったときに申し上げておきたいと思っておりますが。  米の生産コストのお話ありましたが、平...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、首脳会談において日米FTA交渉を求められるかどうかというのは仮定の話でありますので、一つ一つ仮定の話にお答えをしていくと交渉をやる前に全て戦略が明らかになってしまいますので、私の方からその仮定、こうした場合どうするかという仮定の質問についてはお答えを...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) FTAをアメリカがそもそも求めてきたときにどうするかとか、そういう話は仮定の質問なので、繰り返しになって申し訳ありませんが、ここでお答えは差し控えたいと思いますけれども、私もこの事の重要性は十二分に理解しているつもりでありますので、先ほど御答弁申し上げたよ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) あくまでも私が経験している範囲でありますけれども、出張するときはそのような手続を取りました。
○国務大臣(齋藤健君) 私もこういう文書、報道で初めて知ったわけでありまして、私自身はもちろん見たこともありませんし、こういうものがあるという認識も持っていなかったので、とにかく事実を確認する必要があるということで指示をしたというのが今の状況でございます。
○国務大臣(齋藤健君) 種子法の廃止を踏まえまして、現在、各都道府県において、それぞれの地域の種子行政に関するニーズですとか種子の調達状況等を踏まえた適切な供給体制をどうつくっていくか、これを検討している段階だろうと思っています。  その中で、報道されている三府県におきましては...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これ、ちょっと冷静に議論したいなと思うんですけれども、これ、どういうような審査をお願いするかというのは、これは見てみないと分からないわけでありますし、それによってその審査をいいかげんにするとか手抜きをするということではないわけでありますので、私はそういう意...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 何か広がらないようにというと、この三県がおかしいことをやっているようなニュアンスが出るのもよくないと思いますけれども、いずれにしても、都道府県が奨励品種を決めて、そのための体制をきちっと都道府県なりの実情に応じてつくっていくということでありますので、それは...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、肥育ホルモンについては、人への安全の確保の観点から、科学的根拠に基づいて厚生労働省において牛肉中の残留基準値が設定をされていると。これは、やはり我々、生産振興したりする立場でありますから、我々じゃないところがきちんと決めているということ。したがって、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この点につきましては、適切な局面においてきちんと伝えるようにしたいと思います。
○国務大臣(齋藤健君) 委員の気持ちは分かりますけど、やはり私ども畜産の振興とか図る立場の役所でありますので、やはり安全面について水際でどうするかというのは私どもの判断ではなくて、それを専門にやっている部局できちんと判断していただきたいなというふうに思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明いたします。  農業の成長産業化を図るためには、農地中間管理機構による担い手への農地の集積、集約化を進めるとともに、新技術を活用して農業の効率化、高度化を進め...全文を見る
04月11日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○齋藤国務大臣 山本委員の御質問にお答えをいたします。  森林の持つ多面的機能を十全に発揮させるためには、長期的な視点に立った計画的かつ適切な森林の整備、保全を推進する必要がございます。この観点から、森林計画制度が設けられているということであります。  具体的には、このお配り...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、長官の方から、今回の法案に関して市町村の指針の話がありましたけれども、そのもととなる、当然のことながら、農林水産大臣が全国森林計画をつくります。その中に地域森林計画等の指針とありますけれども、この指針は、その時々の状況に応じて見直しを行っていくということは当然...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、副大臣から答弁しましたけれども、私も大臣になる前、二年間、副大臣をやっておりましたけれども、その過程で、この報道されたような文書について見たこともなければ聞いたこともないということですので、ですから、事実関係を確認するということ以外にやりようはないので、今鋭意...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、この森林環境税の出発点は、所有者の経営意欲の低下ですとか、所有者不明森林の増加、あるいは境界未確定の森林の存在といった理由によりまして私有林の整備が進んでいないという現状のもとでどうするかということで、森林経営管理法案により新たに市町村が行うこととなる森林の...全文を見る
○齋藤国務大臣 この議論の出発点には、今委員が御指摘をされたようなことは間違いなくあったと。私も当初からかかわってきた人間ですので、日本が意欲ある削減目標をつくるためには、森林吸収源というものもしっかりやっていかなくちゃいけないということの中で、しかし、安定的な財源がないですよね...全文を見る
○齋藤国務大臣 現職の職員を大人数一気に出すというのは現実的にはなかなか難しいと思っておりますが、今長官から答弁いたしましたように、地域林政アドバイザーに都道府県とか林野庁職員OBの方に積極的に就任をしていただくというのは、一つの現実的な方法ではないかなと考えております。今こうや...全文を見る
○齋藤国務大臣 林業の成長産業化と森林資源の適正管理の両立に向けて、この法案を措置する前に、これまでの林業政策としっかりあわせてという御指摘でありまして、結論を言えば、おっしゃるとおりだと思います。  民有林の私有人工林、六百七十万ヘクタールありますけれども、そのうち約三分の一...全文を見る
○齋藤国務大臣 林業の成長産業化の中には、当然、地域の活性化、それから携わっている方々の雇用の確保、所得の上昇、そういうものがないと成長産業化はできないわけでありますので、概念的にはこの中に、これを推進することによって達成できるものであるというふうには考えています。
○齋藤国務大臣 今、長官も答弁させていただきましたけれども、そういう連携できるものは連携しながら、自伐林家の皆さんがしっかりと継続できるように目配りをしていきたいというふうに考えております。
○齋藤国務大臣 御指摘のように、かなり大きな改革だと思いますので、中長期的にしっかり検証していくということは大事なことだと思っております。  今、長官も答弁しましたけれども、経営管理権が設定された森林の経営管理というものがしっかり確保されるように、法律の施行状況をチェックした上...全文を見る
○齋藤国務大臣 わかりにくいところもあったのかもしれませんが、今回の法案では、経営管理が現に不十分な森林について、どなたかに経営管理を行っていただくということになるわけでありますので、経営規模を拡大したいという人にそこを担ってもらうという可能性が高いわけであります。  ですから...全文を見る
○齋藤国務大臣 この議論は、私が自民党農林部会長の最初の年だったと思いますのでもう四年以上前になると思うんですけれども、そのときに、もう既に地球温暖化のための森林吸収源対策の安定的な財源がないですとか、森林が荒れているですとか、そういう議論をスタートして、そして、自民党の税制改正...全文を見る
○齋藤国務大臣 京都議定書ですとかパリ協定における我が国の目標、森林吸収量の目標の達成をしていかなくてはいけないわけでありますが、その目標達成のために、農林水産省は、これまで森林整備事業等の予算事業により、低コスト化を図りつつ効率的な森林整備の推進を図ってきたところではあるんです...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、委員冒頭お話しになられました六月十日の第六十九回全国植樹祭ですが、「ふくしまから発信する森林(もり)づくり」が大会コンセプトになっておりまして、会場も南相馬市の海岸防災林ということであります。  私どもは、この全国植樹祭が緑豊かなふるさとの再生を進めていく...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、この法案においては、市町村が、地域の森林の経営管理が円滑に行われるように主体的に取り組んでいただくということが大事だということであります。したがいまして、この法案の施行に当たっては、市町村の実施体制の整備というものが重要な課題であると認識しています。  今...全文を見る
○齋藤国務大臣 市町村によっていろんな実情があるんだろうと思います。ですから、何か仕組みをつくるというよりも、その一つ一つの実情に応じて、我々あるいは都道府県と連携しながら前進ができるように目配りしていきたいというふうに思っております。
04月16日第196回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(齋藤健君) まず、この規制改革推進会議は、先ほど御説明がありましたように、総理大臣の諮問に応じて、経済社会の構造改革を進める上で必要な規制の在り方の改革について総合的に調査審議し、総理に意見を述べるというふうにされております。そして、その下に農業ワーキング・グループが...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 一言で言えば、規制改革推進会議から出席要請があれば、その都度その出席について検討するということだろうと思います。
○国務大臣(齋藤健君) まず、規制改革推進会議の運営あるいは人事につきまして、私からはコメントは差し控えたいと思いますけれども、食料・農業・農村政策審議会につきましては、その都度必要に応じて私どもからお願いをして審議をしていただいているということでありますので、そこの運営について...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、山田委員のお話を伺いながら当時のことを思い出しておりまして、いや、本当に大変だったなと思います。ある意味、米の政策の転換という意味でいきますと大きな政策転換になるものですから、当時、なったばかりの部会長で、罵声飛び交うような中で物事を進めていかなくては...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 確かに、そう十分な時間の中で出した結論ではなかったと思いますけど、ただ、私の記憶だと、一日に二回も三回も部会を開いた記憶もありましたので、時間は短かったけど相当濃密な議論をしたという印象は残っております。  いずれにしても、今後のことについてはきちんと政...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 二十九年七月ですか、一般社団法人日本経済調査協議会が農業政策に関する提言を公表されまして、実は、山田委員からこれを読みなさいということで私いただいたわけでありまして、しっかり読まさせていただきました。  ただ、これ民間団体の提言でございますので、いろんな...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 昨年十二月に会計検査院から、六次産業化ネットワーク活動交付金等による新商品開発事業につきまして、一つ目が、事業主体から収益報告書を提出期限内に確実に提出させること、それからもう一つは、新商品について利益が発生していない場合には要因と改善策を報告させ、サポー...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 昨年十月に、平成二十五年度から二十七年度までに実施した輸出促進事業に関しまして会計検査院から処置要求がなされたことを受けまして、当省は速やかに、まず事業実施主体に対しまして、今後の事業成果報告書では事業参加者の輸出額を客観的資料に基づき把握することや要因分...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この件につきましては、報道がありまして、それを踏まえて官房長官の方から私ども含めてしっかり調査をするようにという御指示があり、私どもは、当時の関係した部局の職員、それから、その後そのポストに就いている職員の皆さんにヒアリングをいたしまして、その過程の中から...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 本件は、私ども、その文書を発見した経緯につきましては先ほど申し上げたとおりでありますけれども、むしろ、直接私どもの担当ではない案件でありましたし、文書そのものも愛媛県の内部文書みたいなものでありました。そういう中で、一人一人、三十六名の方にしっかりとヒアリ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この御質問に私の農林水産大臣としてお答えをするのが本当に適切かどうか分かりませんが、いずれにしても、いろんな意見、情報がある中でありますから、全体としてしっかり整理がされるべきだろうとは思っておりました。
○国務大臣(齋藤健君) 本件、柳瀬元秘書官がどういう心境で答弁をされたかということについては、農林水産大臣として答える御質問ではないかなと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) TPPの再交渉につきましては、従来から申し上げておりますように、このTPPの合意内容そのものがガラス細工で積み上がってきているものでありますのは委員御案内のとおりでありますので、何か一部だけ取り出して修正をするとか、そういうことが本質的にできる合意内容だと...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国の農林水産物・食品の輸出額は、平成二十九年は八千七十一億円となりまして、五年連続で過去最高を更新しておりますけれども、平成三十一年の輸出額一兆円目標の達成に向け、一層取組を強化していくことが必要であります。  このため、政府といたしましては、農林水...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回、私ども、当時の関係部局の職員、それから現在の職員三十六名にヒアリングをいたしましたが、そのような事実はそのヒアリング結果からは確認できないということであります。
04月17日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○齋藤国務大臣 今、小島委員御指摘のように、私が自民党農林部会長のときに、日本が地球温暖化対策に貢献をしなくちゃいけないということで高い目標を掲げる、その中で、森林吸収源も大きな目標を掲げるという中で、しかし、掲げてはいいけれども、それを実行するための安定的な財源がないじゃないか...全文を見る
○齋藤国務大臣 今の小島委員の問題意識は、全く私も同じ問題意識を持っておりまして、今回の森林環境税は、所有者の経営意欲の低下等の課題によって、所有者の自発的な施業への支援を基本とする従来の施策のみでは必要な森林整備を進めることが困難な状況だということから、森林経営管理法案を踏まえ...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、新たな森林管理システムの位置づけの御質問がございました。  今、我が国の森林の置かれた状況は、一言で言えば、資源が充実し主伐期を迎えつつあることから、林業の成長産業化と森林資源の適切な管理を両立していく必要があるということであります。  しかしながら、森林...全文を見る
○齋藤国務大臣 森林環境税は、我が国の温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止を図るために、森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保する観点から、森林経営管理法案を踏まえて創設をされるものであります。  同時に、間伐等の森林整備を推進するためには、あわせて、担い手の育成ですとか...全文を見る
○齋藤国務大臣 近年、戦後造成された人工林が本格的な利用期を迎える中で、林業の成長産業化を推進するということは、本当にタイミングが今しかないなというふうに思っております。そのためには、木材の需要拡大を図るということと、それから、その拡大する需要に向けて国産材を安定的に供給していく...全文を見る
○齋藤国務大臣 そもそも、なぜ森林を整備してしっかり森林を管理していかなくてはいけないかというその理由の中には、当然のことながら、国土の保全ですとか温暖化防止のほかに、生物多様性保全機能、そういったものを森林が有しているということが当然入っていると私は認識をしております。  今...全文を見る
○齋藤国務大臣 はい。  森林を守りながら、先ほど来、大河原委員がおっしゃっているさまざまな機能を維持していくためには、国や自治体が頑張ればいいという話ではなくて、そこに住んで、実際に森を守ってくれる方々がやっていただくということだと思いますので、そういう方々を大事にした行政と...全文を見る
○齋藤国務大臣 本法案につきましては、経営管理実施権の設定を受ける林業経営者についても、規模の大小は問わないということとしておりますし、自伐林家を始め、自伐型林業など地域で活躍する小規模な林業経営者の皆様におかれましても、経営拡大意欲とかありますれば、この経営管理実施権の設定を積...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、緑川委員がきょう緑の羽根をつけてきていただいておりますことに感謝を申し上げたいと思います。あわせて、緑のネクタイもしてきていただきまして、私も緑のネクタイをしてきたんですが、テントウムシが入っておりまして、生物多様性も配慮したネクタイになっております。  ...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、受け取ったという方は明確な認識がなくて、その方から後任の方がどうやら引き継いだ文書、これが引き継いだ方の個人のファイルに入っていたということでありまして、それで、実際に受け取ったと思われる当時の方にはその明確な記憶がないというのが私どものヒアリングの結果であ...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、本件につきましては、昨年も情報公開請求等ありまして、共有ファイルですとか共有フォルダ、メールを含めました行政文書については、情報公開請求がございました際に調査を行って、存在するものは既に適切に公表しておりますものですから、今回はヒアリングで逆にそれを補強する...全文を見る
○齋藤国務大臣 私ども、ヒアリングに際しましては、大臣官房の秘書課も同席をして、そして職員に一人一人丁寧にヒアリングをさせていただいて、その結果、当事者がそのような認識であったということでありますので、ちょっとこれ以上何ができるんだろうかなというのが率直な私の印象であります。 ...全文を見る
○齋藤国務大臣 ヒアリングでわかった結果については先ほど申し上げたとおりであります。  それについて、私もいろんな推測はできます。でも、その推測をここに語るのは適切ではないと思いますので、私どもが調査で判明した事実のみを報告させていただくというのが、今私の考えているところであり...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変興味深いお話でありますし、結局、木材の需要を拡大していくためには、いろいろなことをやらなくちゃいけないんですが、そのうちの一つとして、今御指摘あったように、高付加価値の木材製品というもの、新しい木材製品というものを供給していくということが大事であることは論をま...全文を見る
○齋藤国務大臣 森林は、国土の保全、水源の涵養を始めといたします国民生活を支える重要な多面的機能を有しているほか、熊などの野生動物の生息環境としても実は重要な役割を果たしておりまして、適切に経営管理をしていくことが大切だと思います。  一方、山村地域では、森林所有者の不在村化で...全文を見る
○齋藤国務大臣 会見そのものは全部拝見をしておりませんけれども、よく覚えております。
○齋藤国務大臣 そのときだけではないんですけれども、NHKの報道、これは九日の夜だったですかね、そこで、その愛媛の文書が農林水産省にも配付をしたという報道がありました。それで、今、佐藤委員おっしゃるように、翌日の朝刊があって、それで愛媛県知事の会見ということがありましたので、その...全文を見る
○齋藤国務大臣 官邸に連絡をしたのは私自身ではありませんので、ちょっと詳細なやりとりはわかりませんが、私どもがこういう結果が出たので公表をさせていただきますということで、向こうもわかったという、そういうやりとりだったんじゃないでしょうか。ちょっと詳しくはわかりませんけれども。
○齋藤国務大臣 まず、官邸への報告についてのお話がありました。これは、そもそも、きちんと調査をという話は官邸の副長官の方からありましたので、そのルートで調査結果をお返ししたということであります。  それから、どういう時点でということでありますが、まず、これはこの委員会でも私答弁...全文を見る
○齋藤国務大臣 そこは、調査が終わったのは木曜日、木曜日は十二日でしたよね、十二日に大体わかった、その時点で実は流れ始めていたわけでありますね。ということで、翌日の金曜日の朝、これはもう急ぎ公表をするべきであろうということで判断に至ったわけでありますが、その前に委員長や皆さん方に...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、公表の前にこの委員会に御報告をしなかったという点につきましては、大臣の判断という御指摘がありましたけれども、私がするなという判断をしたのではない、これは断言をしたいと思いますが、ただ、御指摘はよく、重く受けとめたいと思います。  それから、今の記事の件につ...全文を見る
○齋藤国務大臣 報道は、朝、その新聞記事で知ったということであります。  それから、デマかどうかは私の方からコメントは差し控えますけれども、ただ、私どもがやった調査の中ではその事実は確認をできていないということであります。
○齋藤国務大臣 いろいろな論点があると思うんですけれども、一つは、この件も含めて、文書管理のあり方というものが、政府全体の問題として、信頼性にかかわる問題だということでありますので、我が方、農林省に関する文書管理については、責任者としてきちっとやっていかなくちゃいけないということ...全文を見る
○齋藤国務大臣 私も、真相が解明をされるということは望んでおりますよ。だけれども、私がここで農林水産大臣として何ができるか、どういうスタンスでいるべきかということについては、先ほど申し上げたとおりでございます。
○齋藤国務大臣 大変重要な御指摘だと思います。  森林情報の円滑な利用を図るために、平成二十八年の森林法改正によりまして、市町村が所有者や境界の情報を一元的に取りまとめた林地台帳を作成する制度というのが創設されておりますが、平成三十一年四月までにこの林地台帳が各市町村で整備をさ...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、ベースとなるものがしっかりできていなければ、市町村同士の連携も何もないということでありますので、繰り返しになりますけれども、森林法改正で、市町村が所有者や境界の情報を一元的に取りまとめた林地台帳を作成する制度というものが創設されますし、それが来年の...全文を見る
○齋藤国務大臣 調査している途中の水曜日、十一日の水曜日に、私のところに、口頭でですけれども、愛媛県文書がありそうだという報告が私にありましたので、私が承知をしたのは、その水曜日ということになります。  恐らく、直ちに私のところに第一報があったのではないかなというふうに私は思っ...全文を見る
○齋藤国務大臣 そうですね。十日の報道で、それから調査を始めていますので、十一日に、まあ、ちょっと、推測で言ってはいけませんけれども、私のところには直ちに報告があったんじゃないかなというふうに思っております。
○齋藤国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
04月17日第196回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(齋藤健君) 山川議員の御質問にお答えいたします。  TPP12協定の水準をそのまま容認して、米国が将来TPP参加を決めたとき、若しくは日米FTAで農林水産分野の交渉を求めてきたときのTPP枠の取扱いについてのお尋ねがありました。  TPPの再交渉については、TPP...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 田村議員の御質問にお答えをいたします。  将来、仮に米国がバターと脱脂粉乳の低関税輸入枠を新たに要求してきた場合の影響についてのお尋ねがありました。  仮定の御質問に対して、予断を持ってお答えすることは差し控えさせていただきます。  なお、TPPの再...全文を見る
04月17日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○国務大臣(齋藤健君) 一般論ですけど、やっぱり判断は個々にすべきだと思いますけれども、一般論で言えば、それはメモが残っている方が正しいと言われると思いますけど、個々に判断すべき問題だと思います。
○国務大臣(齋藤健君) この話は私の大臣としての直接の担当ではないことでもありますので、この立場で答弁をするのはちょっと差し控えたいなと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 現在は大臣でありますので、行政のトップとしての仕事をさせていただいていますし、この場もその立場で参加をさせていただいています。
○国務大臣(齋藤健君) 私は、今その柳瀬さんの発言とその知事の発言とどっちが正しいかを判断すべき材料を持ち合わせておりませんので、ここで印象とか推測を申し上げるということは避けたいなというふうに思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 満たしているかどうかの判断は私のところで最終的にすべき話じゃないと思っていますが、きちんとした形でされていると思っていますが、ただ、私どもとしては、これも従来から申し上げておりますように、獣医師の需給について、産業動物獣医師については全体としては過不足はな...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 処遇の問題がこの偏在の大きな要因であるというように、私もそのように認識をしております。  ですので、今現在、多くの道県では、獣医師手当や基本給の調整を措置しておりまして、その改善も大分進んできているわけでありますが、農林水産省も、このような各都道府県で進...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私どもがこの議論の過程でお伺いをしているところは、この文書で、国家戦略特区諮問会議で取りまとめた文書に書いてありますけれども、このライフサイエンス分野の研究の推進ということで、新たに取り組むべき分野ということで、これは山本内閣府特命担当大臣が答弁をされてお...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これ、大変恐縮なんですけど、所管外の話でありまして、このときの答弁も山本内閣府の特命担当大臣が答弁されておりますので、ちょっと私の方からは控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(齋藤健君) 全体の需給をどこが見ているかということでありますけど、私どもが見ているのは、産業動物獣医師のところはしっかりと見させていただいておりますけれども、例えばペットの需要はどうなるかとか、それから新しい創薬の部分どうなるかというのは、正直言えば私どもでは見切れな...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回の文書の件ですけれども、四月九日の夜に、NHKにおいて、愛媛県が内閣府や文部科学省、農林水産省にこの愛媛県文書を配付したという報道がありまして、それで翌日の一部新聞にその文書の一部が掲載をされたと。この愛媛県の文書そのものについては、報道があったときに...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 先ほどちょっと申し上げましたように、今回は、四月九日の夜に愛媛県が文書を配付したという報道を受けて、私ども、じゃ、配付をされたのかどうかということを調査をさせていただきました。そして、その際に、その文書の存在について、もうほとんど考えられる人にお聞きをした...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) このヒアリングも、三十六名という、その当時から現在に至るまで、関係するという部署に就いた人に一人一人ヒアリングを行って、そういう事実というものは確認できなかったわけでありますので、これ以上どうしたら、その報道を踏まえてですね、いいのか分からないと思うぐらい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 愛媛県の立場については、もう中村知事が既に会見等において、自分の方から配ったという会見をされておりますので、私はそれで納得をしているところであります。
○国務大臣(齋藤健君) ちょっと検討させてください。
○国務大臣(齋藤健君) 構造改革特区以来、農林省が気にしてまいりましたのは、既存の獣医師のニーズについては全国的に見れば充足をしている、だけど地域的には偏在がある、この考え方で一貫して説明をしてきたわけであります。ところが、今回は新しいニーズだということでありました。その新しいニ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、農水省は獣医師法と獣医療法について責任を当然有していると。そのうち、獣医療法については、産業動物診療獣医師、それから家畜保健衛生所等の公務員獣医師及び小動物診療獣医師が行う獣医療の提供体制の整備をこの獣医療法に基づいて行っております。  御案内のよ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 本件、都道府県の公務員の獣医師の処遇ということでありますので、これは地方自治体が処遇については定めるということになっております。多くの道県でいわゆる獣医師手当や基本給の調整を、今御説明ありましたけれども、措置をしておりまして、その改善も二十八年度も新たに行...全文を見る
04月18日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○齋藤国務大臣 山村地域を含みます中山間地域は、農業産出額と耕地面積、ともに四割を占めるということでありまして、国土、環境の保全など多面的な機能の発揮の観点からも、実は重要な役割を果たしていると認識をしています。  そのため、これまでも、日本型直接支払い等地域政策によって地域を...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、今、総理が訪米をして、首脳間の会談を何回か行うことになっているわけでありますが、日米FTAがそのときどうなるかというのはやはり仮定の御質問だと思いますので、私の方から今この交渉中にその質問にお答えをするのは差し控えたいと思いますけれども、いつも申し...全文を見る
○齋藤国務大臣 食品ロスの削減は重要な課題だと思いますし、また、子供食堂を応援するというのも重要な課題だと思っております。  子供食堂は、食育推進の観点からも、子供にとっての貴重な共食の機会の確保ですとか、それから、御指摘のように、地域コミュニティーの中での子供の居場所の提供等...全文を見る
○齋藤国務大臣 この文書につきましては、少しきちんと説明させていただきたいと思います。  九日の夜にNHKで、愛媛県が内閣府、文部科学省、農林水産省に愛媛県文書を配付したと報道されて、翌日にその文書の一部が新聞で報道されているということを受けまして、政府として、官房長官からの御...全文を見る
○齋藤国務大臣 肉用牛の農家が人手不足で大変だというのはよく承知をしているわけであります。  一方で、繰り返しになりますけれども、肉用牛の生産の技術というのは、繁殖に関しては、多様な血統を組み合わせて最良の遺伝的資源を持つ子牛を生み出すという技術を長年かけて磨き上げてきたり、あ...全文を見る
○齋藤国務大臣 当然のことながら、保有していた職員の前任の方にもヒアリングをしております。  この前任者は、ヒアリングに、この文書を見た記憶はなく、後任に渡した記憶もないが、後任者が文書を保有しているなら、異動の際に渡した資料の中に含まれていたかもしれないというのがその方のヒア...全文を見る
○齋藤国務大臣 もともと、この問題に関する行政文書の方は、累次の公開要求に従いまして出しているわけでありますので、今回はヒアリングをしたということであります。
○齋藤国務大臣 もうこの話も累次お話し申し上げていますけれども、種子法の廃止は、当時の米の供給不足の解消や食生活の変化に伴う消費者ニーズの変化等を踏まえて、法律による都道府県に対する一律の義務づけという枠組みはもう必要なくなっているだろうということで、むしろ、官の力に加え、民の力...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、関委員がお話しになった河合さんの、新しくいろいろ種子を開発して所得を向上させようということを農林水産省として大いに応援をしていきたいと思っているわけでありますが、そういうものが、ちゃんと都道府県の奨励品種にしていただくということはもっと重要なことであるわけであ...全文を見る
○齋藤国務大臣 林業の成長産業化を進めていくためには、当然のことながら、木材の需要の拡大ということを同時に進めていかなくちゃいけないわけであります。  今、委員は出口という話をされました。そういう意味では、建築部材として木材が使われやすくするための環境づくりというのは大事なポイ...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のとおりだと思います。私も地元では、都市近郊農業ですけれども、相当一生懸命農業をやっている方、たくさんおりますので、最近余り帰れなくなりましたけれども、帰ると田植をしたこともございますし、そういう現場の皆さんの声、実情、ここに政策の答えがあるんだろうと私は思...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、御指摘の第一点であります。農林水産省ばかりに深掘りを求めていることは問題ではないかという御質問がありました。問題なんですと申し上げるわけにはいかないんですけれども、応援をしていただいているというふうに聞かせていただきました。  現行の国家公務員の定員合理化...全文を見る
○齋藤国務大臣 今御指摘いただきましたけれども、農林水産省におきましては、高齢職員の割合が極めて高いということでありまして、今後、多くの退職者が見込まれるところであります。  私どもも、全体として新規採用数をふやしているのでありますけれども、あわせて、定員の状況に応じたフルタイ...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、独立行政法人の施設整備費補助金というものは、厳しい財政状況の中で、各法人における施設整備の緊急性等を十分に踏まえて、私どもも、優先度の高いものから必要な予算を措置し、計画的な施設の更新等を進めているところであります。  例えばですけれども、平成二...全文を見る
○齋藤国務大臣 漁業調整事務所は、漁業秩序の維持と円滑な操業を確保するために、我が国排他的経済水域等において外国漁船及び我が国漁船の指導、取締りを行うとともに、複数県にまたがる漁業紛争の調整、大臣許可漁業の許可等の業務を行っておりまして、御指摘のように、広範な業務を担っていただい...全文を見る
○齋藤国務大臣 せっかくの予算ですので、お使いいただく方に喜んでもらいたいと思っております。  中山間地域等直接支払交付金は、農業の生産条件が不利な地域における農業生産活動を継続するために国及び地方自治体による支援を行う制度として、平成十二年度から実施をいたしておりまして、平成...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変重要な御指摘だと思います。  太平洋クロマグロの資源量は、過去最低水準付近にあったことを踏まえまして、平成二十七年以来ですが、WCPFC、中西部太平洋まぐろ類委員会におきまして合意がなされて、国際的な数量管理が今行われているということであります。  その結...全文を見る
○齋藤国務大臣 私自身の思いはいろいろありまして、これまでも、TPP、日・EU、それからオーストラリアも、私が農林部会あるいは副大臣のときに関与してきまして、私自身は、農業の維持発展というものを旨としてこれまでも取り組んでまいりました。  これからアメリカと、今、総理がやってい...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、金子委員が課題を一つ一つ解決していくとおっしゃったのは、まさに私もそのとおりだと思っています。  今、林業労働者においては、日給制が約七割を占めて、全産業と比べて所得も低くて、労働災害の発生率も他産業と比べ高いなどの厳しい労働条件にありまして、労働環境の改善...全文を見る
○齋藤国務大臣 森林認証制度は、第三者機関が、森林経営の持続性ですとか環境保全への配慮等に関する一定の基準に基づいて、まず森林を認証する、それと同時に、認証された森林から産出される木材及び木材製品を分別して、認証材として表示管理するという仕組みでありまして、持続的な森林経営を進め...全文を見る
○齋藤国務大臣 果樹農業につきましては、植付けから収穫まで時間がかかることですとか、労働集約的であり作業時間が長いといった特性のある農業であることを踏まえまして、国内外の消費者ニーズに対応した高品質果実の安定生産と、規模拡大や省力化による労働生産性の向上等を一体的に推進していくこ...全文を見る
○齋藤国務大臣 福島県の桃の振興につながるように、この機会も生かしていきたいと思っております。
○齋藤国務大臣 私どもが行ったヒアリング調査の結果につきましては、従来からお話をしているとおりであります。  それで、それを不思議に当時の人は思ったか思わなかったかという質問であります。私も、霞が関で二十三年働き、その中で県にも二年弱おられたので、いろいろな推測はできますよ。推...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、宮崎県始め全国的に無断伐採事案の発生が認められたことについては、まことに遺憾だと思っております。  そして、今写真も見せていただいてお話を伺って、私、改めて深刻な事態だなというふうに実感をいたしました。  特に、委員が御紹介された、現場で警察を呼んでも民...全文を見る
○齋藤国務大臣 有害鳥獣の捕獲頭数が増加をして、そのほとんどが埋設や焼却により処理されている中で、ジビエ利用を推進し、農村地域の所得につなげていくことができないか、そうすれば地域の活性化が実現するのではないか、そういう観点からも、ジビエ利用は重要であるというふうに認識をしています...全文を見る
○齋藤国務大臣 厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農林漁業団体職員共済組合制度は平成十四年に厚生年金保険制度と...全文を見る
04月19日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○国務大臣(齋藤健君) 今回の改正は現場の農業者から、まあ短くということでありますので端的にお答えしますと、ニーズがありまして、それにどう応えていくかということで法案の提出に至っているわけでありまして、今回の改正においても農地所有適格法人の要件について何ら変更も加えておりませんし...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 三%から更に減っておりまして、平成二十七年では約一・七%となっているところであります。
○国務大臣(齋藤健君) 農地は、一般の土地と同様、私有財産ではありますけれども、同時に我々が生きていかなくてはいけない国民への食料の安定供給の確保に不可欠な国内農業生産の基盤でありまして、私は、その意味では国民のための貴重な資源であるというふうに認識をしております。
○国務大臣(齋藤健君) 今委員御指摘のように、農地をめぐってはもう大変長い重い歴史がありまして、その中で、いろんな考え方、環境を踏まえながら、農地の規制の在り方あるいは支援の在り方というものは変わってきているんだろうと思います。  私自身は、農地法につきましても、現在においても...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 自給率の向上は、私は、今委員御指摘のように、世界の人口はこれから相当のスピードで増加をしていくし、それから温暖化も進んでおりますので、世界の食料の生産にどういう影響を与えるかということも考えていかなくちゃいけないと。  世界の人口が増え、温暖化のリスクが...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、伺っておりまして、小川委員の考え方を今日はじっくり聞かせていただく機会があって、私は大変良かったなと思っております。  それで、当然のことながら、今日ここで行われる議論、午後もありますけれども、それをしっかり受け止めて私どもこれから展開を図っていくと...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、個別の財務次官の件ですけれども、私、事実がどうであったかというのは承知をしておりません。次官の言っていることと、それから流れている報道と食い違っているわけですので、私はどっちが事実だか分からない上で発言するのは慎重でなくちゃいけないと思いますが、ただ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 先ほど、この委員の皆様の中にも農林省出身の方がいると冒頭委員おっしゃられましたけど、私は農林省出身じゃなかったので、その話聞きながら本当に肩身の狭い思いをいたしました。  ですが、私が一番最初に自民党の農林部会長をお引き受けするときには、私はどういう目で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この点については、愛媛県の文書がどういう背景でこういうのを書かれたか、我々としてはどういうことなのか承知をしていないのでコメントはできないんですけれども、ただ、私どもが従来から主張していることとは違っているなという印象は否めない。  ただ、この文書は本物...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私も、この前の衆議院の議論聞きながら、改めて精査をさせていただいて、表現ぶりが意図はないんですけれども稚拙であるなというふうには正直思っておりまして、例えばその経営意欲が低いという表現につきましても、調査における選択肢の表現と違っているわけですね。  で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農地は、農地法第二条第一項において、耕作の目的に供される土地とされております。また、耕作とは、農地法関連事務に係る処理基準におきまして、土地に労費を加え肥培管理を行って作物を栽培することをいうとされているところであります。  今回の見直しは、新たな現場の...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 横山委員御指摘のように、相続未登記農地及びそのおそれのある農地は約九十三・四万ヘクタールで、全農地の約二割を占めているということであります。  こうした農地に対しまして、既存の制度によって担い手への利用集積を進めようといたしましても、まず相続人が多数に及...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 行政文書、確かにそういう位置付けを、今回、最初に受け取ったときは行政文書として位置付けるべきものではないという判断をいたしたんですけれども、こうやって職員が共有をして、なおかつ公表をした以上は、あそこに付いていた別紙も私どもは行政文書として扱うということが...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この行政文書は、先方が備忘録と言っているものを我々が入手をして、そして調査結果を公表させていただいたというものでありますので、それ以上のものでもないというふうに認識をしております。
○国務大臣(齋藤健君) 現実に、先ほどから申し上げていますように、これを設置するに当たりましては、周辺の営農状況にどう影響を与えるかと、与えないようにということはちゃんと見させていただく仕組みになっていますので、それは生産緑地かどうかに限らずそれはしっかり見るということに尽きると...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 市町村における相続登記含めた各種の手続そのものについて、ちょっと私、農林水産大臣としてコメントはできないんですけれども、昨年、父親が亡くなりまして、その際、私も大変苦労したということだけ申し伝えたいと思います。
○国務大臣(齋藤健君) CSAは、地域に限らず都市部も含めた多様な消費者が代金前払による契約販売等を通じて生産者を支える、そういう新しい農業形態であり、産直や地産地消と同様に消費者と生産者のつながりを深める取組の一形態と、そういう認識の下で、農林水産省としては、国産農林水産物の消...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今局長からも答弁させていただきましたけど、今御指摘の規制のサンドボックス制度の議論において、必要に応じて規制の特例措置を講ずるという、そういう結論になる制度であるんですけど、この制度について、農地に関するものが要望があるというふうには私どもは承知しておりま...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国における外国人材の受入れにつきましては、政府全体の方針として、いわゆる移民政策は取らないという前提の下で取り組んでいるところであります。  ただ、現実には、農業分野におきましても、当面の人材不足に対応する観点から、在留期間に制限のある技能実習制度や...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、農林省におきましては、各局に相談窓口を設置をしております。個別に相談員もリストアップしておりまして、女性も当然含めてですけれども、リストアップして、相談を受ける体制というものを整えております。当然、マニュアルもあるわけであります。  それで、今回あ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私どもは、主張は構造改革特区の頃からずっと一貫をしているわけであります。ただ、新しい需要があるということで、例えば、ライフサイエンスだと、創薬だと、こういうふうに言われましても、私ども、それ何人必要だとか、どのくらい足りないとか、そういうこと分からないので...全文を見る
05月08日第196回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(齋藤健君) 神谷議員の御質問にお答えをいたします。  TPP11の影響試算の計算方法についてお尋ねがありました。  TPP11における農林水産物の生産額への影響については、まず、重要品目を中心に関税撤廃の例外をしっかり確保し、国家貿易の維持や長期の関税削減期間等も...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 森議員の御質問にお答えをいたします。  ガット・ウルグアイ・ラウンド対策とTPP対策予算の違いについてのお尋ねがございました。  ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策は、担い手の規模拡大やコスト削減など、農業の体質強化に一定の効果を上げたものの...全文を見る
05月09日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○齋藤国務大臣 日本の農業を取り巻く現下の環境変化に対処していく上では、私は、農協の役割はかつてないほど大きく重いものになっていると言っても過言ではないと考えています。  農協が農業者の協同組織であるという原点に立ち返って、農業者の所得向上に全力で取り組む、そういう使命を果たし...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回の法改正の内容や手続等について、特例一時金の支給対象者にしっかりと周知していくことは、江田委員御指摘のように大変重要であると考えておりまして、本改正法案が成立した場合には、存続組合が、まず、特例年金の受給権者と未裁定者の全員に対して、法律改正の内容、特例一時金...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回の法改正におきまして、特例一時金につきましては、法施行後、支給終了までに五年程度かかるのではないかと見込んでおります。  一方、特例一時金の支給に必要な財源というのは、一部を存続組合の保有する農林漁業団体からの負担金や積立金で賄いますが、一部を金融機関からの...全文を見る
○齋藤国務大臣 先ほど委員から、施行を早くやるべきであるという御意見がありましたけれども、そのためにも、やはり今回の法改正の内容や手続等について、特例一時金の支給対象者の皆さんにしっかりと周知をしていくということが前提となりますし、重要であるというふうに考えています。  このこ...全文を見る
○齋藤国務大臣 森林経営管理法案の背景説明資料の整理の仕方につきまして、本委員会におきまして、田村委員からは、調査結果をありのまま出すべきだという御指摘をいただきました。それから、ほかの委員からも森林経営意欲が低い者の整理の仕方に懸念があるといった御指摘もありましたし、さらに、参...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回修正をさせていただいたのは、資料のもととなった調査結果のデータそのものを修正したものではなくて、その整理の仕方について正確性を期させていただいたということであります。私としては、最初からきちんとした正確性を期したものを出せばよかったと今は思っております。思って...全文を見る
○齋藤国務大臣 今の御質問は、本法案の意義と必要性に絡むんだろうと思います。  その部分については、先ほど来御答弁申し上げておりますので省略いたしますが、熟してきたということに関して言えば、農林漁業団体とそれから年金受給者団体双方から、一時金の支給を義務化してとにかく特例年金給...全文を見る
○齋藤国務大臣 確かに、金子委員御指摘のように、現在の選択制のもとでも一四%の方が一時金を選択していないという現状があるわけでありますので、今回の法改正についてしっかりとした説明を徹底して行っていくことは大事なわけであります。  先ほど申し上げましたように、それぞれの組織から要...全文を見る
○齋藤国務大臣 本件は、繰り返しますけれども、団体の方からぜひとも実行してほしいという要望がまずなされているということであります。  農林年金制度は、平成十四年の厚生年金との統合によりまして、旧組合員が統合前に厚生年金相当額以上に支払ったその掛金の清算を目的として特例年金を支給...全文を見る
○齋藤国務大臣 繰り返しになりますけれども、この農林年金制度そのものは、平成十四年の厚生年金との統合によって、旧組合員が統合前に厚生年金相当額以上に支払っていた掛金の清算を目的として支給をしているということですので、繰り返しになりますが、国が追加支援する性格のものではないわけであ...全文を見る
○齋藤国務大臣 確かに、存続組合では一時的な業務量の増加というのが当然考えられるわけであります。  これまでも存続組合におきましては、選択制による一時金を約三十五万人の受給権者に対しまして、業務の一部外注も活用しながら混乱なく処理をされてきておりまして、一時金支給のノウハウも相...全文を見る
○齋藤国務大臣 ただいまは法案を可決いただきましてありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月10日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○齋藤国務大臣 農林水産省としましては、水稲の作付が困難な地域においては、大豆や飼料作物といった他の品目への転換を進めることによりまして、農業者の営農を継続していくことが重要であるというふうに考えています。  その際、例えば、大豆や飼料作物の作付を行った方に対しましては、水田活...全文を見る
○齋藤国務大臣 昨日の日中首脳会談の機会に、中国向け日本産精米を輸出できる精米工場及び薫蒸倉庫の追加、それから、日本産農産物、食品の中国向け輸出に係る放射性物質問題対応のための共同専門家グループの設立、この両件につきまして中国側と合意に至りまして、私と程永華駐日特命全権中国大使と...全文を見る
○齋藤国務大臣 現在、人手不足などの理由でトラック輸送コストが上昇している中で、農産物の安定的な輸送を確保するためには、鉄道や船舶への切りかえも含めた物流の効率化に積極的に取り組むことが必要な現状であろうと考えています。特に、北海道のように広大な生産地の農産物を遠く、遠くは九州ま...全文を見る
○齋藤国務大臣 日本産農林水産物に対する輸入規制につきましては、日中韓三カ国の首脳間でどんな具体的なやりとりがなされたかということにつきましては私から申し上げることは差し控えさせていただきたいと思いますが、ただ、中国に関しましては、昨日、私と程永華駐日特命全権中国大使との間で、中...全文を見る
○齋藤国務大臣 この諫早湾の干拓開門問題につきましては、御案内のように複数の訴訟が提起をされておりまして、開門と開門禁止といった、裁判所の判断も相反するものが存在する状況となっています。また、今、初鹿委員がおっしゃいましたような意見もあれば、そうじゃない意見も多々ある、そして経緯...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回、我が国における水産資源の適切な管理と水産業の成長産業化、この両立のための検討に資するように、五月一日から三日までノルウェーを訪問いたしました。  具体的には、サンドバルグ漁業大臣と両国の水産政策に関する意見交換を行いまして、捕鯨に関する連携など水産分野にお...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、ノルウェーと我が国では、全生産量の八割を占める魚種の数でいいますと、ノルウェーは八種類なんですが我が国は十六種と魚種が多様になっておりまして、漁業種類も、全生産量の九割を占める漁業種類が、ノルウェーの二種に対して日本は十一種ということで、日本の方が格段に多様...全文を見る
○齋藤国務大臣 基本的には考え方を同じくするものだと思います。  我が国の漁業は、ノルウェーと異なる自然条件や、あるいは漁業の発展の歴史的背景も違います。漁獲、養殖される魚種が我が国の場合は大変豊富で、それから大規模で効率的な遠洋、沖合漁業、あるいは小規模で高付加価値な沿岸漁業...全文を見る
○齋藤国務大臣 何度かございます。
○齋藤国務大臣 柳瀬さんと一緒に私も仕事をしたことがありまして、自動車交渉を、私は米州課で彼が自動車課で、まさに厳しい交渉を一緒にやっておりました。  その当時は、おっしゃるように非常に堅実な仕事をされる方だと思いましたし、確かに上司の言うことを、後藤さんと比較してどうだったか...全文を見る
○齋藤国務大臣 当然、交渉でありますから、さまざまなことが懸念されるわけでありますけれども、私どもとしては、従来の通商交渉に臨む方針は一貫をしておりまして、貿易実態をしっかり見きわめて、センシティビティーにしっかり配慮をして、間違いのない交渉を進めていくというその方針は、本件にお...全文を見る
○齋藤国務大臣 森林の有する多面的機能を発揮しつつ、林業の成長産業化と森林資源の適切な管理、これを実現するためには、適切な森林整備を推進することが極めて重要で、その点では民有林も公有林もないと思います。  このため、農林水産省としては、公共事業であります森林整備事業によりまして...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、タイは、今答弁いたしましたように、正式表明していないので、この件についてどうこうとコメントすることは控えたいと思いますが、ただ、一般論で言いますと、これから交渉を始めるに当たっては、どういう影響が出るかというのは当然腹づもりとして持つべきだし、持っていなくち...全文を見る
○齋藤国務大臣 まだタイの正式表明もない段階で、これをこうしたらどうするんだ、これをこうしたらどうするんだという話にお答えするのは、私は本当に適切じゃないなと思っておりますが、先ほど申し上げたように、国内におけるセンシティビティーというものは、一二〇%、十分承知をしておりますので...全文を見る
○齋藤国務大臣 TPPの議論をするときに、この牛、豚のマルキンの議論は十分したわけであります。これは、当然のことながら、協定が発効したときの経営安定対策として、予算措置ではなくて、法律でしっかり書くということを決めさせていただいたということであります。  ですから、そういう意味...全文を見る
○齋藤国務大臣 私ども、交渉そのものを行っているわけではありませんので、交渉の複雑な過程についてはつまびらかに承知しているわけではありませんが、今、澁谷さんから御説明したように、まず、枠自体は変わっていないので、11になっても国内に与える影響は変わらない。そして、アメリカがもう戻...全文を見る
○齋藤国務大臣 えびの高原の硫黄山の噴火に伴います周辺河川の水質への影響を踏まえまして、現在、宮崎県えびの市では、赤子川、長江川及び長江川合流地点より下流の川内川、これを水源とします河川からの取水は行わない、それから、鹿児島県の伊佐市及び湧水町では、川内川からの取水は行わない、ま...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回の硫黄山の噴火により一番影響を受けていますのは農業者であります。したがって、農業用水を確保し、営農を継続するためには、御指摘の発生源対策というのは重要であるというふうに認識をしています。  このため、河川への有害物質の流入防止対策を行うように、関係府省に対し...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、先ほど、私が意見を差し控えたということをお話しされましたけれども、あのときの議事録を見てみますと、私自身の思いはいろいろありまして、これまでも、TPP、日・EU、オーストラリアも、私、農林部会部会長、副大臣で関与してきまして、私自身は、農業の維持発展を旨とし...全文を見る
○齋藤国務大臣 先ほど私が申し上げたような、日米FTAではない、それからその予備協議でもないということは、わざわざ私が茂木さんに申し上げるまでもなく、総理を含めて共有をしている認識であるということは申し上げさせていただきたいと思います。  その上で、まだ議題等についてもこれから...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、アメリカが手ごわい相手であるということ、それからさらに、トランプ大統領が更に手ごわい相手であるということは十二分に承知をしております。  その上で、私どもがこの協議を受け入れるに、協議するということを決めるに当たっては、それなりにしっかりした判断をして、こ...全文を見る
○齋藤国務大臣 現時点での私の認識ということになれば、本協議の議論の対象ですとか開始時期というのは、正直、これからまだ米側と調整をしていくことになっていますので、私としては、どういう協議というのは申し上げにくいわけであります。  ただ、繰り返しますけれども、日米FTAでもなけれ...全文を見る
○齋藤国務大臣 今の大串委員の御指摘については、私もいろんな思いがあります。  ただ、これだけは申し上げたいんですけれども、私は、本気で、まだアメリカがTPPに戻ってくる可能性はあると思っているんですよ。それで、アメリカの向こうの業界もそういう意識が強いところがありますし、です...全文を見る
○齋藤国務大臣 土地改良法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  土地改良区は、土地改良法に基づき土地改良事業を施行することを目的に、地域の耕作者や農地の所有者を組合員として設立される公共的な法人であり、農業用用排水施設等の維持...全文を見る
05月10日第196回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(齋藤健君) 卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  食品流通におきましては、加工食品や外食の需要が拡大するとともに、通信販売、産地直売等の流通の多様化が進んでおります。  こうし...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 佐々木議員の御質問にお答えいたします。  農業政策についてのお尋ねがありました。  我が国の農業は、人口減少に伴うマーケットの縮小や農業者の減少、高齢化の進行などにより、大きな曲がり角に立っています。我が国の農業に活力を取り戻し、魅力ある成長産業にして...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 関議員の御質問にお答えいたします。  卸売市場が果たしてきた役割の評価についてのお尋ねがありました。  卸売市場は、生産者から農林水産物を集めて小売店等に小分けして供給し、代金を早期に決済するなどの機能を果たしております。こうした卸売市場の機能は重要で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 江田議員の御質問にお答えいたします。  食品流通の役割と課題についてのお尋ねがありました。  食品流通は、食品の品質を保ち、安定的に消費者のニーズに合った形で供給する役割を果たしており、また、卸売市場は、生産者から農林水産物を集めて小売店等に小分けして...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 金子議員の御質問にお答えをいたします。  卸売市場の機能及び開設主体のあり方についてのお尋ねがありました。  卸売市場につきましては、生産者から農林水産物を集めて小売店等に小分けして供給し、代金を早期に決済するなどの機能を果たしており、今後も食品流通の...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 田村議員の御質問にお答えをいたします。  競り売りによる売買取引と規制改革推進会議の提言についてのお尋ねがございました。  卸売市場法における売買取引の方法につきましては、昭和四十六年の卸売市場法の制定当初、競り売り、入札の方法によらなければならないと...全文を見る
05月10日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○国務大臣(齋藤健君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
05月14日第196回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○齋藤国務大臣 農林水産省から内閣官房に内閣参事官として出向をしていた職員が平成二十七年四月二日の会合に同席していたかなどにつきまして、農林水産省で調査をするようにとの内閣官房からの指示がありましたので、それを受けて、当時内閣官房に内閣参事官として出向した職員に直接確認をいたしま...全文を見る
05月14日第196回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(齋藤健君) 農林水産省から内閣官房に内閣参事官として出向していた職員がこの平成二十七年四月二日の面談に同席していたかなどについては、先ほどの文科大臣の答弁にもありましたけれども、農水省でも調査するようにとの内閣官房からの指示を受けて、当時、農林水産省から内閣官房に内閣...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 硫黄山では先月十九日に噴火が発生をいたしまして、宮崎県及び国土交通省の川内川河川事務所は、今御指摘ありましたように、長江川及び川内川の水質検査においてヒ素などの項目で環境基準を超過したこと、これを公表しました。また、宮崎県えびの市では、赤子川、長江川及び長...全文を見る
05月15日第196回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○齋藤国務大臣 京産大学から農水省への働きかけ、一番最初はいつかということですが、これはなかなか、一番最初を特定するのは困難なんですが、私どもが有している京都産業大学の獣医学部新設に関する行政文書のうち最も古いものというのは、平成二十八年六月の京都府からの要望書、この中に、平成二...全文を見る
05月15日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○齋藤国務大臣 農業の発展基盤を強化していくためには、農業生産基盤の整備を着実に進めていくことが極めて肝要であると考えております。担い手への農地集積、集約化を促す農地の大区画化、汎用化等を通じた農業の競争力強化、あるいは農業水利施設の長寿命化対策、農村地域の防災・減災対策を通じた...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、私も北海道に何度もお邪魔をさせていただくことがありますけれども、行くたびに思いますことは、あの広大な大地を、明治以来、私どもの先輩が一生懸命努力されて緑豊かな農地にしてきたというその努力に常に感銘を受けているところでありますので、その努力を我々の世代もしっか...全文を見る
○齋藤国務大臣 土地改良区のあり方につきましては、平成二十八年の農業競争力強化プログラムにおきまして「更に実態を調査すること等を通じて、引き続き、検討していく。」という旨が明記をされておりまして、そういうこともあるものですから、これまで、現場からの御意見を伺うということを重ねてま...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、老朽施設の更新以外は余り需要がないのではないかという御指摘がありましたけれども、私もできるだけ地方の声を直接お伺いしたいということで、できる限り、地方から要請に来られる方とお目にかかることにしているんですけれども、新しい作物をこういう形でつくりたいんだとか、...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、若干誤解も広がっているような気もしますので、少し正確にお話ししたいと思うんですけれども、環境保全型農業直接支払交付金につきましては、委員御指摘のように、平成三十年度から、本交付金の支援対象者に国際水準GAPの実施の要件を課したということでありますけれども、こ...全文を見る
○齋藤国務大臣 先ほどの土地改良事業のあり方そのものもそうなんですけれども、恐らく、北は北海道から南は九州、沖縄まで、かなり地域によって実情が異なっております。ただ、土地改良事業を税金を突っ込んでやる以上は、その費用対効果、御指摘のような、大きくすればいいということだけでもないと...全文を見る
○齋藤国務大臣 通商交渉といいますか、経済交渉一般の話になると思いますけれども、それぞれお互いの国が腹の探り合いをしながら交渉する中で、相手がこう言って自分たちがこう言ったということを全部公表することについては、むしろ日本の国益を追求する上で好ましい結果をもたらさないという経験も...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、この四月二日の件も含めて、これまでの情報公開請求、これは昨年四月から六月にかけて行われましたけれども、それに際して、共有ファイルあるいは共有フォルダといった行政文書について、そういうものが存在するかどうかということを全て確認いたしました。そして、行政文書にお...全文を見る
○齋藤国務大臣 土地改良事業は、担い手への農地集積、集約化を促す農地の大区画化、汎用化等を通じて農業の競争力強化につながっていくということや、農業水利施設の長寿命化対策、農村地域の防災・減災対策を通じた国土強靱化の面で重要な役割を果たす施策でありまして、その安定的な推進に向けて、...全文を見る
○齋藤国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月15日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○国務大臣(齋藤健君) 大変重要な御指摘をいただいていると思います。  我が国におきましては、昨年一年間だけで四十万三千人の人口減少となりました。これは一昨年より七万人以上多い拡大ペースであります。二〇一七年四月の国立社会保障・人口問題研究所の推計では、今後も人口減少のペースは...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 基本的には同じ認識を有しております。  農地の流動化は、今御指摘のように、高齢化が進む状況の下で、もうリタイアをする農業者の方がおられると。そういう農業者の方から、将来の農業を担う担い手の方に円滑に農地の利用を移動するという、そういう側面もあるわけであり...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 漁協系統におきましては、水産業協同組合法に基づきまして、全国連合会である全漁連が、貯金額等合計額が二百億円以上の漁協、これは全部で七漁協ありますが、及び全ての信漁連、これは二十八連合会ありますが、に対しまして、公認会計士及び監査士で構成されるJF全国監査機...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 漁船のトン数につきましては、今長官からお話ししましたように、漁業調整や資源管理の観点から、漁獲能力の大きさを反映しているものとして、現在、漁業許可制度の中で制限をしているわけでありますが、一方で、漁船の安全性ですとかあるいは乗組員の居住性を確保するための規...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) TAC制度につきましては、現在、八魚種二十系群について導入されているところであります。  TAC管理に必要なデータ収集や調査を今御指摘のように都道府県の水産試験場等を含む試験研究機関が行うため、このための予算を確保してきたところであります。それで、水産資...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今委員からノルウェーのお話ありましたけど、私は、我が国の漁業はノルウェーとは全く異なる自然条件や漁業の発展の歴史的背景を有していると思います。  漁獲、養殖される魚種が日本の場合は豊富で、大規模で効率的な遠洋・沖合漁業、小規模でも高付加価値な沿岸漁業、魚...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回の記事につきましては、今、井上局長から答弁させていただいたとおり、何か私どもが新しい方針を決定したんで報道されたというものではなくて、従来やってきていることを新聞なりに書かれたんだろうと思いますけれども、そういう意味では、何か新しいことを今アクションを...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 昨年夏に、農林水産省に雪印種苗による牧草種子の販売に問題があるとの情報提供がありました。このため、当省から同社に調査を求めるとともに、独立行政法人の家畜改良センターに対して種苗法第六十三条に基づく種子の集取検査を命じたところであります。  この結果、種苗...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 昨年六月に制定されました商業捕鯨の実施等のための鯨類科学調査の実施に関する法律におきまして、政府が策定することとされております鯨類科学調査の実施に関する基本方針につきましては、現在、五月二十六日までということでパブリックコメントを募集しているところでありま...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国は、鯨類について、他の水産資源と同様に科学的根拠に基づき持続的に利用していくべきものと考えています。また、鯨類の利用は我が国の文化に根差すものでありまして、文化の多様性の観点から尊重されるべきであると考えています。このような考え方の下で商業捕鯨の早期...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国は、責任ある漁業国として、全ての水産資源について科学的根拠に基づき持続的に利用していくべきだと考えています。その上で、鯨類についても例外ではなく、どのような海域であれ、科学的な資源評価の結果、十分な資源が存在するのであれば、持続的な利用を可能とする範...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回、五月一日から五月三日までノルウェーを訪問いたしまして、御指摘のように、サンドバルグ漁業大臣との意見交換、少人数で効率的な巻き網漁船、これ乗船をいたしました。自動化、省力化が進んだサーモン養殖場の視察、それから漁業者等との意見交換、こういったことを行っ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 関係省庁からも答弁ありましたけど、発達神経毒性については、EUと同様に各種毒性試験により総合的に評価が行われていると。発達神経毒性試験という単独の形での要求はしていないというのが今実情でございます。  事は、次世代への毒性という観点であります。今、OEC...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 有機農業につきましては、消費者の高度化し多様化する農産物に対する需要に対応するものでありますし、また、農業生産に伴う環境への負荷を低減をするとともに、更に言えば、農産物の有利販売にもつながっていくというものであると考えています。  また、近年、欧米諸国で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 不勉強で申し訳ありませんが、ちょっと今初めて伺いました。
○国務大臣(齋藤健君) 学校で有機の農産物を提供するということは、これは非常に大事なことだと私も思うわけでありますが、一方で、その分高くなるのをどうするかという問題を解決していかなくちゃいけないんだろうと思います。現在は、その地元でよく話し合いながら、そういう形で学校給食にうまい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 人手不足から今トラック輸送コストが上昇している中で、農産物はしっかりと安定的な輸送を確保していかなくてはいけないということでありますので、鉄道や船舶への切替えということも含めた物流の効率化ということが今まで以上に積極的に取り組むことが必要になっているのだろ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今御指摘の新しくできる日米の協議については、私どもが承知をしているのは、正確に言えば、自由で公正かつ総合的な貿易取引のための協議である、そしてそれはFTA交渉と位置付けられるものではない、それからその予備協議でもないと。そして、議題はこれから調整をしていく...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 先ほど申し上げましたように、今やトラック輸送コスト上昇している中で、鉄道や船舶の輸送というものの重要性というのはむしろ増大しているということだろうと思います。  したがいまして、特定の路線どうするかということもさることながら、そういう状況を踏まえて、今、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農林水産省で相談窓口を設置しているというお話は前回させていただきました。その窓口におけるセクシュアルハラスメントの相談件数、二十七年度は一件、二十八年度も一件、そして平成二十九年度は五件でございました。  これらの相談についてはいずれも対応をさせていただ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私の推測で、今、森委員が頭にある案件というものについてちょっとお話ししますと、今年三月に外部から確かに匿名の投書というものがございました。そして、内部調査をいたしまして、一部不適切と認められたわけでありますので、当事者及びその上司等に対して三月中に矯正措置...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 本件、外部からの匿名の投書ということでありましたので、それで、そこに書かれている人物について調べて、そして、先ほど申し上げましたように、今後二度とそういうことのないような注意を行ったということでございます。
○国務大臣(齋藤健君) 私に今できることは、そういう、森委員から、私の思いはおいておきますけれども、そういう御指摘を受けたということを麻生大臣に直接お伝えをしたいなと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農林漁業団体職員共済組合制度は平成十四年に厚生年金保...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○齋藤国務大臣 けさ報道されている案件につきましては、昨年四月以降、公正取引委員会が調査を行っている案件でありますので、調査継続中でありますので具体的なコメントは差し控えたいと思っておりますが、いずれにしても、農水省として、これまでと同様に公正取引委員会の調査に積極的に協力をして...全文を見る
○齋藤国務大臣 これからFFRがどういう議題で議論が始まるかというのは、正直、今農林水産省は、調整中ということで承知をしておりませんし、それから、トランプ大統領のよりよき内容ということについても、何を考えているかというのは、申しわけないですけれども、ちょっとわかりません。  た...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、委員おっしゃられたように、FFRでこの議論が行われるかどうかわかりませんし、私どもとしては、アメリカがTPPに戻ってくるということを主張しながら、あらゆる場面でまたアメリカと話し合っていくことになるんだろうと思いますけれども、いずれにしても、仮にアメリカが戻っ...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、二国間で行われるFFRがそういう日米の二国間のFTAにつながるようなものになるとは私ども認識しておりませんので、それを前提に行われた場合にはどうするかという答弁をすると、何か前向きに受けとめられても困りますので、だから、そこについては、私どもはそういう認識は...全文を見る
○齋藤国務大臣 委員の御質問は、11というものを進めるのではなくて、むしろそのままにしてアメリカの復帰を促した方がベターだったんじゃないかという御指摘だと思いますけれども、今回政府がとった、11をきっちり固めるという方針については、私自身は十二分に納得しておりまして、それがいい対...全文を見る
○齋藤国務大臣 農林水産業への影響と対策について、改めてということですので、いい機会ですので、ちょっとしっかりお話しさせていただけたらと思います。  まず、TPPにつきましては、特に農林水産分野について、重要五品目を中心にまずは関税撤廃の例外などをしっかり確保しているということ...全文を見る
○齋藤国務大臣 けさの報道につきましては、昨年四月以降、公正取引委員会において調査が行われている案件でありまして、現在も調査中であり、事実関係が確定されてから具体的なコメントはすべきだろうと思いますので、コメントは現時点では差し控えさせていただきたいと思います。  いずれにして...全文を見る
○齋藤国務大臣 秋田県とか山形県などの東北地方の日本海側地域は、リンゴ、ブドウ、サクランボなど我が国の主要な果樹の重要な産地であると承知しておりますが、同時に、このような産地においては積雪があるということで、特に積雪時にネズミによる被害が生じているわけですが、これが高じて、営農意...全文を見る
○齋藤国務大臣 緑川委員には、きょうも緑のネクタイをしてきていただいて、いつもありがとうございます。  我が国の森林は、現状において、適切な森林整備がなされているとは十分に言いがたいところがあります。そして、それは林業の発展のみならず公益的機能の維持にも支障が生ずる、そういう状...全文を見る
○齋藤国務大臣 熱帯雨林の件については、ちょっと私の方からの言及は避けたいと思いますけれども、私どもとしては、木質バイオマスのエネルギー利用については、本格的な利用期を迎えております国産材の大きな需要先になると考えておりますし、また、雇用創出等によって地域の活性化にも貢献するとい...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、ため池は、地域の農業用水を確保するために重要な施設であることは言うまでもないことでありますが、現在は老朽化ですとか自然災害による被災リスクの高まり、こういったものがありますものですから、それを踏まえて、ため池の耐震対策などの防災・減災対策を推進していくこと、...全文を見る
○齋藤国務大臣 たかが井堰なんということは一切思っておりません。  私も都道府県知事あるいは市町村の首長さんから、よく大臣室に来ていただいていろんな要請を伺いますが、そのほとんどが大規模な土地改良の話が多いのも現実でありますが、今、大串委員御指摘のように、こういうきめ細かい、井...全文を見る
○齋藤国務大臣 資料につきましては長官から説明をさせていただいたとおりでありますし、法案の扱いについては、私の方からのコメントは控えたいと思っております。
○齋藤国務大臣 チェックオフにつきましては、平成二十八年十一月に決定をされました農業競争力強化プログラムにおきまして、チェックオフの法制化を要望する業界においてスキームを決めて、一定程度、七五%以上同意が得られた場合に法制化に着手するとされているところであります。  現在、これ...全文を見る
○齋藤国務大臣 卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  食品流通におきましては、加工食品や外食の需要が拡大するとともに、通信販売、産地直売等の流通の多様化が進んでおります。  こうした状況の...全文を見る
05月16日第196回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(齋藤健君) 森林経営管理法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の森林は、戦中戦後の大量伐採により大きく荒廃しましたが、先人の様々な努力により造成された結果がようやく実り、その約半数が主伐期を迎えようとしております。この森林資源...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 徳永議員の御質問にお答えいたします。  まず、木材輸出についてのお尋ねがございました。  我が国の木材輸出額は、平成二十五年以降、五年連続で増加しています。品目別には、丸太が四割を占めて、輸出先別では、中国、韓国、フィリピン、台湾、米国で九割を占めてい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 川田議員の御質問にお答えいたします。  法案説明資料の書換えについてのお尋ねがありました。  今回の森林経営管理法案の説明資料の修正については、資料の基となった調査結果のデータそのものを修正したものではなく、その整理の仕方について正確性を期したものであ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 紙議員の御質問にお答えいたします。  国民置き去りではないかとのお尋ねがありました。  本法案の立案過程において、林政審議会には法案の方向性について御説明をし、その趣旨について御理解いただいたと認識しています。  また、新たな森林管理システムを円滑に...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 儀間議員の御質問にお答えいたします。  森林の経営戦略についてのお尋ねがありました。  我が国の森林は、資源が充実し主伐期を迎えつつありますが、若齢林が非常に少なく資源構成に偏りがありますことから、伐期が到来した資源については適時に伐採し、その後、再造...全文を見る
05月17日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○国務大臣(齋藤健君) 農林水産省の所見ということで、公共工事は国民生活の基盤となる社会資本の整備を行うものでありますので、国民の信頼を揺るがすような談合があってはならないと考えています。昨年三月に入札等談合情報がございましたものですので、農林水産省としては、その後に始まりました...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 平成二十三年三月の東日本大震災によりまして、被災六県においては、農地に四千六億円、農業用施設に四千四百八億円の甚大な被害が発生をいたしました。農林水産省としては、これらの被害に対しまして総力を挙げて今復興事業に取り組んでおりまして、平成二十九年度末までに津...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 本件につきましては、昨年三月に、入札等談合情報があったことから、東北農政局に設置されております公正入札等調査委員会で、工事継続中の入札案件について、入札参加企業及び農政局担当職員に対する事情聴取等に着手をいたしました。その後、公正取引委員会の調査が始まりま...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) いずれにいたしましても、私どもも重大な問題意識持って調査を、東北農政局の先ほど申し上げた公正入札等調査委員会で調査を進めておりますが、一方で公正取引委員会も調査に入っておりますので、そっちの調査に今は協力をしながら、私どもとしては最終的には明らかにさせてい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 柳瀬さんの話もありました。私は、もう正直言えばいろんな思いがありますけれども、今農林大臣としてここに立っておりますので、そのことについては私の方からはコメントする立場にありませんが、ただ、農林水産省の件につきましては、昨年四月から六月にかけて資料提供要求が...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今御指摘の再就職の問題につきまして、小川委員、御承知だと思いますけれども、公のために公開をすべきだという議論と、それから職業選択の自由の議論とのせめぎ合いの中で今ルールが決まってきておりまして、そのルールによれば、国家公務員法に基づいて、行政職の一定のレベ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 日本の人口がこれから減っていく中で様々な課題があるんだろうと思いますけれども、今、小川委員がおっしゃった話は私は最大の課題の一つなんだろうと思っています。  農村は、農業生産通じて国民への食料安定供給や多面的機能の発揮の場となっておりますけれども、同時に...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農林年金の今までの運用におきましても、実は時効を援用せずに年金を支払っているというケースはございます。  今回の法改正で特例一時金制度を導入するのは、制度運営のコストをできる限り抑えながら早期の制度の完了を図るという農林漁業団体等からの要望を踏まえたもの...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、今回の雪印種苗による種苗法違反の表示による牧草等の種子の販売及び品種の偽装の行為は、種苗の流通に対する社会的信頼を損なうもので、私どもは大変遺憾であるというふうに考えております。  実は、率直に言うと、私も第三者委員会の話を一番最初に聞いたときには...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回、家畜改良センターの集取検査ですとか、それから雪印種苗の担当職員への調査などを踏まえまして、雪印種苗からの報告を分析した上で、先ほど申し上げましたように定期的に再発防止策の実施状況等を報告させることが適切かつ必要と判断をしておりまして、現時点で帳簿等の...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今改善策を彼らが決めてそれを実施をするという状況で、私どもその報告を受けてきちんとチェックをするという、その過程の中でいろいろな対応もあり得るんだろうというふうに考えております。
○国務大臣(齋藤健君) 出てきたものを見て必要があればということでございます。
○国務大臣(齋藤健君) 本件、厳しく対応すべきだという点については委員と全く同じ考えで、先ほどの御質問に戻りますけれども、当然、必要があれば種苗法第六十五条に基づいて帳簿その他の書類も提出命令を掛けるということも流れで当然あり得るということは申し上げておきたいと思います。  今...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 平成十四年までの役割ということでありますが、農林年金制度は、農林漁業団体に優秀な人材を確保することを目的として昭和三十四年に設立をされたものでありますけれども、平成十四年の厚生年金との統合までの間、年金給付事業に加え福祉事業も行うことによりまして、農林漁業...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回の法改正では、これまでの年金方式に代えて一時金方式による支給に切り替えるということとしているわけでありますが、このように法律で定められた財産権の内容を事後の法律で変更することは、昭和五十三年の最高裁判例において、公共の福祉に適合するものである限り合憲で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 本件につきましては、もう今、森ゆうこ委員、お話ありましたけど、三月二日の匿名の投書、それから三月十六日には当事者本人から事情聴取をして、その後の内部調査も、周りの人含めて内部調査をした結果、一部不適切という行為が認められたということでありましたので、三月二...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(齋藤健君) 森林経営管理法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の森林は、戦中戦後の大量伐採により大きく荒廃しましたが、先人の様々な努力により造成された結果がようやく実り、その約半数が主伐期を迎えようとしております。この森林資源...全文を見る
05月18日第196回国会 衆議院 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○齋藤国務大臣 全体についてお答えする立場にありませんけれども、今、茂木大臣から答弁しましたように、TPPは、成長著しいアジア太平洋地域の勢いというものを日本が取り込んでいくために、非常に重要な協定だと私は思っております。  しかし一方で、だからといって、農業がどうなってもいい...全文を見る
○齋藤国務大臣 平成二十七年十月のTPP協定の大筋合意によりまして我が国農林水産業は新たな国際環境に入った、そういう認識のもとにあったところに、また昨年七月には日・EU・EPAの大枠合意というのがありましたし、十一月にはTPP11協定の大筋合意に至ったということでありますので、こ...全文を見る
○齋藤国務大臣 今御指摘いただきましたように、我が国の農林水産物、食品の輸出額は、平成二十九年は八千七十一億円で、対前年比七・六%増、五年連続で過去最高を更新ということでありますが、今議員御指摘になられましたように、一次産品、これについて申し上げますと、例えば牛肉では前年と比べ一...全文を見る
○齋藤国務大臣 関税が下がるということ、その一点をもって、農家の皆さんは、どうなるんだろうかという不安をお持ちになる、それは大変私もよく理解できますし、私にも、今、田村委員がお聞きになっている声はたくさん届いております。  ただ、今回の件は、ただ下がるだけではございませんで、ま...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、大串委員が御指摘されたことは、当初私どもも心配をしていたところでございまして、なので、総合的なTPP等関連政策大綱において、この農林水産分野の対策の財源について記述がございます。  TPP協定が発効して関税削減プロセスが実施していく中で、今御指摘のように、将...全文を見る
○齋藤国務大臣 ちょっと私、後藤委員の質問の趣旨がわかりかねるところがあるんですけれども、最初からアメリカが入ってきて、インゲンなんかを見ると、恐らくアメリカの方が競争力があるのかなと、シェアが大きいですからね、思いますが。  ただ、最初からアメリカが入ってくるケースと、それか...全文を見る
○齋藤国務大臣 後藤委員の言うこともわからないわけではないんですが、この協定の発効がいつになるかというのは不確実な情勢の中で、そして、その法律が実際に施行されるということになりましたら、その時点で、法律に基づく措置でありますから、必要な予算というものはしっかり確保する、いかなる事...全文を見る
○齋藤国務大臣 これは、平成二十八年十二月にSBS契約内容の改善を行って、そこでは、個々のSBS取引に係る三者契約に関連して、輸入業者と買受け業者及びその転売先との間の金銭のやりとりを禁止をするということにしました。  ただ、もう本当にやむを得ないケースで例外的にやりとりを行う...全文を見る
○齋藤国務大臣 今御説明したように、実は、契約上新たに措置した調査報告規定に基づいて、SBS契約履行確認業務の一環として、SBS契約に関連した金銭のやりとり禁止の遵守状況については今随時確認をしています。  具体的には、SBS契約を締結した全ての輸入業者及び買受け業者の双方に対...全文を見る
○齋藤国務大臣 農家をめぐる情勢というのはいろんな課題がございまして、もちろん、今議論になっているTPPでどうなるのかというのもありますし、そもそも、日本の人口がこれから大きく減少していく。人口というのは人の口と書きますから、口で食べていただくものを供給する産業にとってはこれもま...全文を見る
○齋藤国務大臣 鈴木委員の御地元の方の不安というものを私は大変よく理解できるところでありまして、私も地元からいろいろ聞いているところであります。  お尋ねの点につきましては、平成二十七年十一月に策定をされて、昨年十一月に改定された総合的なTPP等関連政策大綱におきまして、「農林...全文を見る
○齋藤国務大臣 大事なことはきちんと予算を確保するということだと思いますので、先ほど、財務省も含めて合意した文書がありますので、きちんと対応していきたいと考えております。
○齋藤国務大臣 TPP協定の大筋合意によりまして、我が国農林水産業は新たな国際環境に入ったということから、こうした国際環境に対処できるよう、平成二十七年度以降、毎年度の補正予算において、国際競争力の強化を図るための体質強化策、これを講じてまいりました。  具体的には、産地競争力...全文を見る
05月22日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○国務大臣(齋藤健君) 重要な御指摘だと思います。  これから国産材、最終的には委員御指摘のように非常に計画的、安定的に林業が成り立つようにしていくというのが長期的な目標として重要だと思っておりますが、今当面は、このあふれ出てくる生産量をどうやって需要でこなしていくかというのが...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 林業の成長産業化ですけれども、林業の生産性の向上あるいは木材の需要拡大などを通じまして、森林所有者や林業者の所得向上を図って林業の持続的発展を実現していくと、そういうものと捉えています。  我が国の森林資源は主伐期を迎えつつありますけれども、一方で、森林...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今委員御指摘のように、どんなに生産しても川下の理解が得られなければこれ行き詰まるわけでありますので、いかに木材の需要の拡大を図っていくか、その面で川下が大事だというふうに考えております。  木材の需要拡大については、公共建築物を始めまだまだ木材が余り使わ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 様々な展開が想定される状況であるということは、今、徳永委員がおっしゃられたとおりだと思いますが、ただ、このこれから始まるアメリカとの協議そのものにつきましては、ここでも何回か答弁させていただいておりますけれども、あくまでも自由で公正かつ相互的な貿易取引のた...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 残念ながら、まだ伺う機会はございません。
○国務大臣(齋藤健君) まず、独法の施設整備補助金については、確かに厳しい財政状況の中ではありますけれども、各法人における施設整備の緊急性等を十分に踏まえながら、優先度の高いものから必要な予算を措置して、計画的な施設の更新等を今進めているところではあります。  具体的には、老朽...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この右肩上がりの矢印が確かに二四%とどういう関係にあるのかと、ちょっと不明なところがあるのは事実だと思いますけれども、ただ、それぞれのデータについてはそれぞれ根拠があるデータだと思っております。  それから、やはり不在村者保有の森林面積というのは意欲と無...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我が国の林業におきましては、森林所有者ですとか森林組合ですとか林業事業体など様々な主体が担っているわけでありますが、この中には、請負や委託によって植栽や下刈り等を行う小規模な育林業者もたくさんいるわけでございます。  今御指摘のように、それぞれ得意の分野...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 国有林の造林、間伐等の事業においては、近年、総契約件数の約二割が落札率八〇%以下となっておりまして、建設工事と比較して落札率の低い物件が多いということは御指摘のとおりだと思います。  このことの原因なんですけれども、造林、間伐等の事業が建設工事とは異なっ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今長官から答弁もいたしましたけれども、実際に国有林の造林、間伐の事業発注をいたしますと、二十八年度の実績で一件当たり応札する方が二・一者しかいないという現状があるものですから、それも地域を限定すれば、これもしかしたら一者しかないとか、あるいは一者もないとか...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 新しく、昨日ですか、愛媛県の文書が出てきたわけでありますが、大変恐縮なんですが、私は事実関係についてよく分からないものでありますので、個人的な思いについてはいろいろありますけれども、農林水産大臣として、この新たに出てきた文書について特段新たにコメントするこ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 繰り返しになりますけど、事実関係について確定できるほどのものを私持ち合わせておりませんので、しかも農林水産大臣としてここに立たせていただいておりますので、特段文書についてコメントをすることはありません。
○国務大臣(齋藤健君) これも、そこに書かれているのはたしか四月二日の件ですかね、あの文書に書かれていますのは。これも、五月十日に内閣官房から指示がありまして、当時、我が省から官邸に出向した職員に直接確認をするということでありましたので確認をしたところ、本人は、三年も前のことであ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 確かに、総理が施政方針演説で戦後以来の林業改革ですか、そういう表現を使ったと思いますが、我が国の森林が、戦中戦後の木材需要を受けた過剰な伐採による荒廃期を経て、その後、昭和四十年代にかけて積極的に植栽を行い、近年ようやく資源の造成期から主伐期を迎えつつある...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回の法案は、まさに今、儀間委員が御指摘されたものにも応えるものになっておりまして、このままいけば中山間地含めて森林の荒廃がより一層進んでしまうと、そうすると、また中山間地に住まわれている方もより一層過疎化が進行してしまうということもありますので、ですから...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) うちに関わるところと、それから例の総理のところはしっかり読ませていただきました。
○国務大臣(齋藤健君) これ、愛媛県の復命書について私ちょっとコメントしようがないんですが、ただ、ここに書いてある青山が当時農水省から内閣参事官として出向しており、そして、私どもが内閣官房の指示によってヒアリングをした結果、彼はこの四月二日の会議には参加をしていたということは私ど...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私は、やっぱり推測も入れず、足すことも引くこともしないで、青山、まあ青山と言っちゃいけない、当時出向していた農水省の内閣参事官のヒアリング結果をそのままお伝えをしているということであります。
○国務大臣(齋藤健君) 私としてできることは本人に確認をするということ以外にできないわけでありまして、その本人がそういうふうに言っているということでありますので、私はそれをそのまま御報告をしているということであります。
05月23日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○齋藤国務大臣 卸売市場を取り巻く環境の現状ですけれども、この卸売市場を取り巻く食品流通の動向につきましては、卸売市場法が制定された直後の昭和五十年代とそれから平成二十年代とを比較すると、明らかに消費者ニーズが変化をしてきておりまして、これを背景として、流通構造が随分と多様化をし...全文を見る
○齋藤国務大臣 農林水産大臣の立場でその件についてお答えをするのは控えたいと思います。
○齋藤国務大臣 愛媛県が出された文書につきまして、農林水産大臣として特段新たにコメントすることはございません。
○齋藤国務大臣 農林水産大臣として、加計学園との関係でいろいろな御質問をいただいております。それについてはお答えをさせていただいているところでございまして、それ以外のことについて農林水産大臣としてコメントするのは控えたいと思っております。
○齋藤国務大臣 まず、今御指摘ありましたけれども、卸売市場法を含めた流通構造の改革ということにつきましては、平成二十七年十一月の総合的なTPP関連政策大綱において、攻めの農林水産業への転換対策ということの中身の一つとして、生産者が有利な条件で安定取引を行うことができる流通、加工の...全文を見る
○齋藤国務大臣 先ほど来お答えをさせていただいていると思いますけれども、卸売市場のシェアが下がってきている。その背景には、消費者のニーズの多様化というものもあるし、それから流通の多様化ということもあって、この傾向はこのまま放置しておけば更に加速をしていくんだろう。そういう消費者の...全文を見る
○齋藤国務大臣 花屋さん等の小売の専門店の方からは、卸売業者による第三者販売の原則禁止が緩和された場合、卸売業者が例えば大手の小売業者ばかりを優遇することになったりして、専門の小売店が卸売市場に買い出しに行く段階では、今御指摘のように、なかなか、品ぞろえが悪化をしているのではない...全文を見る
○齋藤国務大臣 基本的には先ほどお話ししたとおりなんですけれども、今回の卸売市場法は、この改正がなされれば、差別的取扱いの禁止ですとか取引結果等の公表など、公正な取引の場として必要な取引ルール、こういうものを確保しながら、第三者販売の禁止などその他の取引ルールは、単に廃止をすると...全文を見る
○齋藤国務大臣 私は、今委員が御指摘されたような質の割に価格を高く売りつけるようなケースというのは、それは瞬間的にはあるかもしれませんが、長続きするようなものではないとまず思います。  その上で、むしろ心配なのは、量販店が買いたたきをする方が生産者にとっては不安があるのではない...全文を見る
○齋藤国務大臣 先ほどの亀井委員の御指摘については、私も同じ思いを持っていますので、しっかりと指導は、最終的に権限がありますので、していかなくてはいけないと思っております。  今御指摘の本法案第一条で、卸売市場が食品等の流通において生鮮食料品等の公正な取引の場として重要な役割を...全文を見る
○齋藤国務大臣 そういう御懸念にも十分答えていかなくてはいけないと思っておりまして、この法案では、中央卸売市場の開設主体については、差別的取扱いの禁止ですとか取引条件、取引結果の公表など、公正な取引の場として必要な取引ルールをまず遵守すること、それから、卸売の業務が常に適正に行わ...全文を見る
○齋藤国務大臣 何度も繰り返して申しわけないんですけれども、今回の愛媛県が出した文書につきまして、農林水産大臣として特段新たにコメントすることはありません。
○齋藤国務大臣 農林大臣として答弁をする話なのかわかりませんが、その二択であるということは、そうなんでしょうね。
○齋藤国務大臣 今、委員御指摘の御懸念というのは、私もよく理解できるところであります。  したがいまして、この法案では、公正な取引の場として認定を受ける要件といたしまして、まず売買取引の方法の策定、公表、それから大規模小売等含め取引参加者に対する差別的取扱いの禁止、売買取引条件...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、川下の力が強くなってきているというのは、何も食料品に限らない話でありまして、家電もそうですし、場合によってはガソリンなんかもそうかもしれません。それは事実であると思います。  だからこそ、卸売市場の開設主体に認定を受けるようなケースにおいては、差...全文を見る
○齋藤国務大臣 ちょっとこの法律のスコープから外れる、場外のお話かもしれませんが、確かに、川下がどんどん強くなっている傾向というものはこれまでもありましたし、これからもそれが継続する可能性があるわけであります。  そこでの取引というものはやはり公正で適正なものでなければならない...全文を見る
○齋藤国務大臣 五月十日の衆議院本会議での私の答弁は、本法案は、新たな需要の開拓や付加価値の向上につながる食品流通構造を確立することを基本的な考え方としていて、物流コストの削減や品質、衛生管理の強化等の取組のほか、食品の加工、小分けですとか海外への輸出など国内外の需要に対応する取...全文を見る
○齋藤国務大臣 この件は、五月十日に、予算委員会における参考人質疑等を踏まえて、これは内閣官房出向時の出来事でありますので、内閣官房から指示がありまして、この平成二十七年四月の面談について、当時農林水産省から官邸に出向した職員に直接確認をしたところでは、日にちは記憶が定かではない...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、いろいろ御指摘がありましたけれども、私も、いろいろ推測をしたり、どういう印象を持つかということはありますよ。ありますが、この場でそういうことを述べるのは適切じゃないと思いますので、我々がその参事官から聞き取ったことをそのままお伝えしているということであります...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、先ほどの、当時出向していたうちの職員のヒアリングについては、内閣からきちんと調べろという調査が来たときに、私自身がきちんと調査をしろと指示をして、そしてあの上がってきた結果でありますので、これはきちんとやったものであるということは断言をしたいと思います。 ...全文を見る
○齋藤国務大臣 卸売市場が果たしてきました集荷ですとか分荷、価格形成、代金決済等の調整機能は重要でありまして、今後も食品流通の核としてまず堅持すべきだというふうに考えています。  このため、本法案では、公正な取引の場としての要件を満たす卸売市場を農林水産大臣等が認定して、認定を...全文を見る
○齋藤国務大臣 改正法案では、卸売市場が公正な取引の場としての機能を十分に発揮できるように、農林水産大臣が卸売市場に関する基本方針を定め、卸売市場の業務運営、施設等のあるべき姿を示すということとしています。  御指摘の基本方針の具体的な記載事項につきましては、まず、卸売市場の業...全文を見る
○齋藤国務大臣 被災された福島県で活動されている金子委員の思いは十二分に受けとめなくてはいけないと考えておりまして、卸売市場は、日々の生鮮食料品等の流通を担うだけでなく、災害等の緊急事態の場合には、生鮮食料品等を安定的に供給するという社会的機能も有しているというふうに認識をしてい...全文を見る
○齋藤国務大臣 正確に申し上げますと、繰り返しになって恐縮なんですが、まず、出向していた職員に関しては、日にちは記憶が定かではないけれども、当時の柳瀬秘書官からの求めに応じ、自分も同席していたと記憶している、これは確認をしていますし、ただ、三年も前のことであり、具体的なやりとりに...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、田村委員の先ほどの御指摘で、愛媛県の文書について、これは重要な話でありますというお話がありました。それは重く受けとめたいと思いますし、正直言って、私どもは、やれることはやってきたつもりでありますけれども、正直、思いもよらないことが起こってきているのは事実です...全文を見る
○齋藤国務大臣 生鮮食料品等の集荷、分荷、価格形成、代金決済等の調整機能を有する卸売市場は、今後とも食品流通の核として重要な役割を果たしていくものと考えています。  今回の法改正では、卸売市場の開設を許認可制から認定制に見直していますけれども、生鮮食料品等の公正な取引の場として...全文を見る
05月24日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○齋藤国務大臣 本法案では、卸売市場及び市場外も含めて、創意工夫を生かし、消費者や生産者のニーズに合った食品流通を実現する環境を整備するとともに、物流コストの削減や品質、衛生管理の強化等を進めるほか、公正な取引環境の確保を図るということとしております。  これによりまして、例え...全文を見る
○齋藤国務大臣 卸売市場が果たしてきた集荷、分荷、価格形成、代金決済等の調整機能は重要でありまして、今後も食品流通の核として堅持すべきであると考えています。  このため、今回の法改正では、まず、第一条の目的規定に、生鮮食料品等の公正な取引の場としての卸売市場の役割を明記をすると...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘の点は大変重要な点だと思っております。  この法案では、卸売市場の開設者に対して、まず、受託拒否の禁止や差別的取扱いの禁止など公正な取引の場として必要な取引ルールを遵守するとともに、卸売の業務が常に適正に行われているか、管理監督することをまず認定の要件とし...全文を見る
○齋藤国務大臣 中央卸売市場の業務規程につきましては、農林水産大臣が審査する、そういうことになっておりますものですので、現行法と同様、条例その他の制定形式は問わないということにしております。  他方、現行法のもとでは、中央卸売市場の開設主体は地方公共団体に限られ、現状、業務規程...全文を見る
○齋藤国務大臣 では、もう一問答弁させていただきます。  平成十六年の卸売市場法の改正では、多くの取引規制が法定をされている中央卸売市場が、より取引の自由度の高い地方卸売市場への転換を自主的に判断した場合などにおきまして、地方卸売市場へ転換できるというふうに改正をしたところであ...全文を見る
○齋藤国務大臣 廃棄を指示したということがあの文書の中で書かれているわけでありまして、私は、そういうことはあってはならないと思っておりますし、もしそういうことを、今これから財務省で調査をするということになっていると思いますけれども、そういうことについては厳正に対処していただきたい...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、私から、本件、森友問題についてコメントする立場には農林水産大臣としてないと思っているわけでありますけれども、先ほど申し上げましたように、文書の廃棄を指示すると。これは、誰が指示をしたか、これから調査することになるんだろうと思いますけれども、そういうことであれ...全文を見る
○齋藤国務大臣 この件は、重要な件なので少しお話しさせていただきたいんですけれども、これまで情報公開請求が多々ございまして、昨年四月から六月にかけてですけれども、この際に、共有ファイル、共有フォルダなどによりまして、メールも含めて行政文書について調査を行って、存在するものは既に適...全文を見る
○齋藤国務大臣 食品につきましては、その安全性を確保するということは不可欠というか大前提であると思っております。食品の安全性に対する消費者の関心の高まりというものを踏まえれば、特に、製造、加工等の分野におけるHACCPに沿った衛生管理を適切に行うことというのは重要だと考えておりま...全文を見る
○齋藤国務大臣 食品のトレーサビリティーは、食品事故などがあったときに原因究明ですとか商品回収等の円滑化に資するとともに、表示の信頼性向上にも寄与する重要な取組であると認識をしています。  牛肉及び米穀については、食品の事故や表示偽装等の問題に対応できるようにするために、牛のト...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、大河原委員御指摘のように、市場取引において大手事業者ばかりが有利になるのではないかですとか、あるいは大手事業者が開設者となると恣意的な市場運営をするのではないかですとか、多々、この委員会を始めとして、御意見をいただいているところであります。  そういった御意...全文を見る
○齋藤国務大臣 大正時代には一九一八年に米騒動が発生をして、食糧供給が十分行われないという中で、問屋、卸売業者による売惜しみですとか買占めを通じて価格のつり上げというものが横行して大騒ぎになったわけですけれども、国民生活に混乱が生じていたということで、一九二三年、大正十二年に中央...全文を見る
○齋藤国務大臣 丸フグや身欠きフグの取扱いには、いずれにしてもフグ処理師の資格を持っていないといけないということでありますので、それを偽って買い付けに入るということそのものはあってはならない違法行為であると思っていますので取り締まるべきだと思いますが、いずれにいたしましても、仲卸...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、関委員と共通の認識が持てたらいいなと思いますことは、今放っておいても、IT化の推進等々で流通の多様化というものは今後後戻りすることはないだろう、それから、その下流の力、川下の力というのはこれから弱まっていくということもないだろう、そういう将来を見通した上で、...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、流通実態の変化というもの、これは間違いなくあると思っているんですね。ですから、ここでも累次御指摘いただいて答弁していますけれども、例えば、第三者販売を原則禁止にすることによって何が起こっているかというと、別会社をつくって結局進めようとしているとか、あるいは、...全文を見る
○齋藤国務大臣 卸売業者が同一市場の仲卸業者等以外に販売する第三者販売、これを認めるルールを設定を、これは設定するかしないかはそれぞれ御判断いただくんですが、設定をしたとしても、通常の商慣行の範囲を超えて、卸売業者がいわゆる第三者に該当する特定の小売業者等にばかり優遇したり、ある...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、田村委員が御指摘された、卸売市場が果たしている機能、価格形成だけではなくて、集荷、分荷ですとか代金決済等、そういう重要な機能も果たしておりますので、累次答弁させていただいておりますように、今後も、食品流通の核として、この卸売市場というものは堅持すべきだと思って...全文を見る
○齋藤国務大臣 私も、卸売市場の重要性というものは何度も答弁させていただいているとおりでありますし、このことについてはやはり多くの国民に知っていただくべき話だろうと思っておりますので、私なりに努力をしていきたいと思います。
○齋藤国務大臣 この法案では、公正な取引の場として一定の要件を満たす卸売市場を農林水産大臣等が認定をして振興を図るということとしております。  開設者に対する指導監督につきましては、まず認定段階において、開設者が、卸売業者、仲卸業者等の取引参加者に対して、指導助言、報告徴収、検...全文を見る
05月24日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
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○国務大臣(齋藤健君) 平野議員御指摘のとおり、新たな森林管理システムの下で国産材の供給というのは拡大が見込まれていくわけでありますので、木材需給の安定化を図るためには、供給増に対応する新たな木材需要の創出というものを一層進めていかなきゃいけないということであります。  このた...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これから木材の適切な利用を推進していくことができるように、林業・木材産業関係者に向けて、当面の木材の需給見通し、木材価格の動向、木材産業の動向、そういったものの情報を提供するということは重要でありまして、今御指摘のように、現在では、林業・木材産業関係者等か...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 森林施業の集約化を推進するために、平成二十八年の森林法改正によりまして、市町村が所有者や境界の情報を一元的に取りまとめた林地台帳、これを作成する制度というものが創設されまして、これは平成三十一年四月から本格運用すると、それまでに整備をするということになって...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 林業者の方々は、総じて中小零細な方が多くて、また、山間地域に所在するために評価額の高い資産というものを有していないというケースが多いこと、それから、林業は豪雨等の自然災害によりまして影響を大きく受けるなど経営の不安定要素も大きいということなどを考えますと、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、今回のこの法改正におきましては、なかなか森林は所有するけれども管理が行き届かない、このままでは荒れ放題になると、そのためにはやっぱり所有者の方に、市町村にお願いしますという仕組みをつくっていかないとこの状況は改善しないということで、義務を掛けて、その...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今御指摘の、強権的だという御指摘も私の耳にも入っているわけでありますが、これ、従来も御説明しておりますけれども、まず森林を森林として維持、利用すべき区域にあるにもかかわらず、森林所有者に意向を確認しても経営管理の意向も示さないと。森林の経営管理を行う責務を...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 昨日、九百何十ページですか、の資料が財務省から提出をされたと。しかも、廃棄を命じていたということでありました。  私は、これはあってはならないことだと思いますし、今、これから誰が指示したかとかそういう調査を財務省の方でやると思いますので、その調査は徹底し...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 平成二十八年五月に取りまとめられました農林水産業の輸出力強化戦略におきまして、丸太中心の輸出から付加価値の高い製品輸出への転換を推進するというふうにされておりまして、そのために新たな輸出国先の開拓にも取り組むということにしております。もちろん、丸太の輸出も...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 国有林の民間開放みたいなそういう話が躍っているようでありますが、私どもが考えておりますのは、国有林において、当然公益的機能の確保というのはこれはもう重要でありますので、それを配慮しつつも、民間の活力という意味で、意欲と能力のある林業経営者の方が、その民間活...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、あれですよね、愛媛県が出した文書ですよね、今回。  これにつきましては、私も拝見しましたけど、農林水産大臣として特段あれを見て新たにコメントするようなことはございません。
○国務大臣(齋藤健君) 私自身はヒアリングしていませんが、そのヒアリングをする前に相談があったときに、これはもうきちんとヒアリングをしてくれという指示は出させていただいたところでございます。
○国務大臣(齋藤健君) 私も長いこと役人もやっておりましたし、その時代は私なりに熱い思いで国のためにというふうに働いてきた、そういう自負もあるものですから、今回の一連の出来事を見ながら、なぜこういうことが行われるんだろうという思いがあるのは事実であるんですよ。  でも、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今御指摘の超長伐期施業につきましても、私は森林管理の立派な方法の一つだと思っておりますので、これを排除するという考えはございませんので。
○国務大臣(齋藤健君) 私どもがその参事官にヒアリングを、当時の参事官にヒアリングをした結果につきましてはもう既にお話をしておりますが、三年も前のことであるから具体的なやり取りについては記憶に残っていないと。それから、メモですか、メモも残していないということでありまして、ただ、求...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私の思いとしては、やはり日本の住宅は日本の木材で造りたいという思いはあります。  ただ、過去において、住宅はたくさん造らなくちゃいけないけれどもまだ森林が十分育成されていないという時期に、それは海外のものに頼らざるを得なかったという時代があったのは事実だ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私も、実は作業をしている山に入って、フォワーダとかプロセッサーが実際に稼働しているところも二度ほど別の地域で見させていただきました。機械化というのがいかに重要かということ、にもかかわらず、まだ下刈りのところが非常に大変な労働力でやっているという現場も見てま...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 法案作成過程において関係の皆さんから意見を頂戴するのは当然のことだと思いますし、この法案がもし通していただいた後におきましても、その運用について、恐らくこれいろいろな疑問、問題出てくる法案だと思っていますので、しっかり意見を伺いながら進めていきたいというふ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 新しいシステムが企業の需要に応えるためのものだというのは、ちょっと私、今素直に聞いて、そういう解釈もあるんだなというふうに思いました。  このまま放置すれば、森林所有者の人たちが何もしないまま山は荒れていってしまうと。何とかしてそれを公的に管理するか、あ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私も自分たちの子孫に、子や孫にこの豊かな森林資源というものをやはり残していきたいという思いはあります。その一方で、子供たちが今日食べる食べ物を稼ぐために仕事もしなくちゃいけないということも一方であるわけであります。  そういう様々な思いをこの格言は表現を...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私は、このヒアリングをその職員にする前に、ちゃんときちんと調べるということを指示をして、そしてその大臣の指示に基づいて調べた結果でありますので、私はこれを信じたいと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 済みません、農林大臣として今の御質問にどう答えたらいいか今悩んでいるんですけれども、少なくともうちの職員に関するヒアリングにつきましては、私どもきちんと厳しくやって、そういうことであったということをありのままに御説明をさせていただくのみであります。
○国務大臣(齋藤健君) ちょっと突然の御質問なので正確に答えることできないと思いますが、法律に定義があるのではないかと思いますが、今その正確な文言はちょっと覚えていないので、正確に答える時間をいただけたらと思います。
○国務大臣(齋藤健君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
05月28日第196回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(齋藤健君) 農水委員会での、私が何が改善できるか考えてみたいと申し上げたのは、議事録見ていただければ分かると思うんですけど、ちょっと違う流れでの御答弁だったと思いますが。  いずれにいたしましても、国営事業を始めとする土地改良事業に伴う償還金につきましては、とにかく...全文を見る
05月29日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○国務大臣(齋藤健君) まず、議事録については、正直申し上げますと、実際に議論を行われていたとき私は副大臣だったりしたんですけど、同時並行的に全部読んでいたかと言われれば当時はそうではありませんでしたけど、大臣になってからは当然のことながら議事録にはきちっと目を通させていただいて...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 確かに、施設を整備すれば、HACCPを取れば、直ちにそれが輸出に結び付くというわけではないと思うんですね。輸出というのは今までやられたことのない人も多いので、御苦労もあるし不安もあると思うので、とにかく、いろいろ相談に乗りながら、それが実のある形で、せっか...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 昨日、衆参合わせれば六時間以上ですかね、やられていたと思うんですが、私は全部見ていないので、テレビでちょっと見ただけで、ちょっとコメントするのもどうかなと思うんですけど、今、徳永委員おっしゃられたように、やはり、相手に答弁しているのではなくて、テレビもある...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 国会にどういう方を呼ぶのかということについて、私の立場でコメントすると大問題になってしまいますので、差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(齋藤健君) 製材工場の立地につきましては、地域の資源量ですとか丸太生産量及び流通コストなど、いろいろ考えて場所が決められてくるんだろうと思いますが、大事なことは、原料となる丸太の安定確保、これが可能な地域で整備をされるという、これが大前提になってくるんだろうと思います...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 我々も何とかこのペットフード含めて有効利用を図っていきたいというふうに考えておりますので、モデル事業なんかもやっておりますし、それから処理施設についても支援を行っているところでありますが、今日、ペットフードというのを私、今伺ってなるほどなと思ったんですが、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私の立場で誰が真実を言っているかというのを調べる権限もないので、何とも申し上げようがないんですけれども、国会で呼んで議論すべきだということにつきましては、そこは国会の方でお決めいただく話であろうと思いまして、私が政府の立場で申し上げるのは、大変恐縮ですが、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) ちょっと今、事前の準備何もできていないので、重く受け止めて、次回までにきちんとしたお答えができるようにしたいと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 拝見いたしました。
○国務大臣(齋藤健君) ちょっといろんな推測とかいろんな疑いということはあると思うんですけれども、その段階で私がこうじゃないかああじゃないかというコメントをするのはちょっと控えたいなというふうに思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 今局長から答弁いたしましたけど、諸外国を見てもまだ米国を始めバタリーケージ飼育が認められている、そういう現時点においては、このOIEの指針がしっかり定められた後にそれに即して必要な見直しを行いたいというふうに考えております。
○国務大臣(齋藤健君) まず、この宮崎県の盗伐被害者の会の事案を含めて盗伐ですとか誤伐等が発生をしているということについては、私どもも誠に遺憾と思っております。ただ、盗伐か誤伐かの事実認定をする、そういうちょっと権限というものが私どもにないというのもあります。  私どもといたし...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 先ほど局長から答弁しましたけれども、これ、GAPのその実施を要件としているんであって、取得を要件としているものではないということであります。  現実に農業者にお願いをしたいことは、農業者の皆さんがGAPの知見を有する普及指導員ですとか営農指導員などから研...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 出向している内閣参事官の業務ですけれども、農林水産省から官邸に出向している内閣参事官は、内閣官房の指揮監督下で総理官邸の業務に従事をしていると、総理官邸の業務を遂行する上で必要があれば関係省庁と連絡調整を行うというような仕事もされているというふうに認識をし...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 何のためにと言われましても、内閣官房の仕事をするということでうちの職員をその内閣官房の仕事をするために出向しているということで、私も内閣官房に出向していたことがございますけれども、そのときも経済産業省から出向していたわけでありますが、そこの内閣官房の指揮監...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私の認識では、私のケースで言えば内閣官房に出ておりましたけど、そこで行革をやっておりました。行革をやるときに、内閣官房の仕事としてやっておる。  ただし、それぞれの役所との連絡調整が必要なケースありますので、それは経済産業省に限らずいろんな省庁との調整と...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農林水産省としては、平成二十九年一月十二日に開催された第二回の今治市分科会において、加計学園が提案者として応募していることが紹介されたことから、事業者の候補として明確に認識をしたと。これは、ただ、今治市は平成十九年度から構造改革特区における獣医学部設置の提...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この内閣参事官が出向をしていたということについて、私ども、何度も言うので、お話ししているので省略しますが、ヒアリングをしまして直接確認をしたと。その結果、この会合については、当人の話によれば、獣医学部の設置の話であり、農林水産省の所掌事務とは直接関係ないも...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) いろんなことが考えられますけど、私は本人がこういうことを話したということをそのまま正確にお伝えをしているだけであります。
○国務大臣(齋藤健君) いろんな推測はできますが、私は本人が話したことをそのままお伝えさせていただいているということです。
○国務大臣(齋藤健君) 繰り返しになりますけど、いろんな解釈ができると思いますけど、私は、ヒアリング調査をして、その結果をそのままお伝えをさせていただくのが私の仕事としては一番いいのかなと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) これは断言させていただきますが、私が上司ならそういうやつは出世させません。
○国務大臣(齋藤健君) 私は、先ほどヒアリング結果についてはそのまま正確にお話をさせていただきました。だから、そこについて私は自分の部下の言うことを信じておりますので、そういう前提でいろんなことを考えさせていただいております。
○国務大臣(齋藤健君) 大臣規範は全ての大臣がきっちり守っていかなくてはいけないものだと思っておりますので、私に関しては襟を正して行動しているつもりであります。
○国務大臣(齋藤健君) 農林水産大臣として確認しようもないし、コメントする材料を持ち合わせておりません。
○国務大臣(齋藤健君) 土地改良法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  土地改良区は、土地改良法に基づき土地改良事業を施行することを目的に、地域の耕作者や農地の所有者を組合員として設立される公共的な法人であり、農業用用排水施設...全文を見る
05月30日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○齋藤国務大臣 まず、遅参いたしましたことをおわび申し上げます。また、御配慮に感謝申し上げます。  流通全体の効率化を図るためには、需給情報の共有による需給ミスマッチの解消や、川上から川下に至る各事業者の連携による効率的なサプライチェーンの構築、これを推進していくことが重要と考...全文を見る
○齋藤国務大臣 先月の十九日に硫黄山で噴火が発生をいたしまして、御指摘のように、川内川、長江川で基準値を超える砒素等の検出が出たということで、地元から、宮崎県、鹿児島県の両知事、あるいは関係市町の皆さん、大変不安になられて私のところにも来られまして、私どもも、それをしっかりと、聴...全文を見る
○齋藤国務大臣 川内委員が非常に丁寧に質問をしていただけるので、私もちょっと丁寧にお話ししなくちゃいけないかなと思いますけれども。  御指摘のように、平成二十年に東京都に設置された専門家会議の報告書、これは先ほど御紹介をしていただきました。そこで科学的な見解として示されていると...全文を見る
○齋藤国務大臣 現実にどのように卸売市場の機能を豊洲と築地の間で分担するかというのはまだ正確にわからないものですから、仮定の質問にイエスとかノーとかお答えしがたいものがあるんですが、いずれにしても、卸売市場法の改正をさせていただきまして、その新しい法案のもとでは、差別的取扱いの禁...全文を見る
○齋藤国務大臣 海に流出するごみの問題については、今御指摘の、昨年のG20ハンブルク・サミットの首脳宣言等でも取り上げられるなど、世界的に注目される問題となっております。我が国におきましても、本年五月十五日に閣議決定されました第三期海洋基本計画におきまして、マイクロプラスチックを...全文を見る
○齋藤国務大臣 農業や漁業の現場で今私どもが講じている政策については今既に御説明しましたけれども、私がこの問題で一番感じますのは、とにかく、その発生するところ、家庭なら家庭で、ちょっとした注意をするかしないかということでそこから先が物すごく大変になってくるというところが非常に大き...全文を見る
○齋藤国務大臣 今御指摘のように、スルメイカの漁獲量は、昨年五万四千トンでありまして、これは一年前の平成二十八年に比べると、六万四千トンでありましたので、約八割に減ってしまっているわけですね。そのかわり価格が上がったということがありますが、しかし、価格が上がっても加工業者の人たち...全文を見る
○齋藤国務大臣 子供のころに、農業に限らず、農林水産業に触れるというのは、私はすごく大事だと思っています。  私自身も、実は小学校のときに、今で言う農村留学みたいな形で行きまして、田植だったかどうか、ちょっとはっきり覚えていないんですけれども、とにかく田んぼに入って、それで、上...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、この諫早湾の干拓開門問題、これについては、今御指摘ありましたように、福岡高裁から、三月五日、それからさらに五月二十二日に、二回にわたって和解勧告が発出をされているところであります。  国としては、せっかくの答弁の機会ですので申し上げますと、昨年四月の農林水...全文を見る
○齋藤国務大臣 実際にその基金をどのように使っていくかという中身によると思いますので、一概に今の時点でどういう効果があるかというのは申し上げることができないと思いますが、排水ポンプの方についていきますと、調整池からの排水につきましては、九州農政局が、平成十年から平成十七年までの間...全文を見る
○齋藤国務大臣 有明海の環境変化につきましては、長年にわたる海域全体にわたるさまざまな要因によるというものでありますので、有明海特措法、先ほどもちょっと触れさせていただきました、これに基づきまして、関係省庁及び関係県と連携して、有明海の再生に向けた総合的な取組を着実に進めるという...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変重い経緯が積み重なってきている案件でありますし、大串委員のこれまでのかかわりについてもよく存じ上げているわけでありますが、やはり私どもとしては、開門を求める方々が累次にわたって、開門しないことを前提とする和解には応じられない旨の回答を福岡高裁に提出をしていると...全文を見る
○齋藤国務大臣 昨年十二月二十日に、国連総会で、国連家族農業の十年に関する宣言が採択されておりまして、これは、御指摘のように、二〇一九年から二八年を家族農業の十年と定めて、各国が家族農業に関する施策を進めるとともにその経験を他国と共有すること、それから、FAO等の国際機関が実施可...全文を見る
○齋藤国務大臣 農業政策を検討する上で、小規模家族農業の状況を把握していかなくちゃいけないということは当然のことでありまして、先ほど来統計部の方から御説明しておりますように、この小規模家族農業の状況については既に把握をし、既に見える化を図っていると考えています。  あと、ホビー...全文を見る
○齋藤国務大臣 米政策の転換についての御質問ですが、三十年産米から、米の直接支払交付金及び行政による生産数量目標の配分、これは廃止をいたしました。  このうち、米の直接支払交付金につきましては、全ての販売農家に対して一定額を一律に支援するということはさまざま問題が多いというふう...全文を見る
○齋藤国務大臣 京都の取組につきましてはさっき御答弁させていただいたとおりですけれども、消費者への理解促進ということで申し上げますと、御指摘のとおり、食品ロスの削減を図るためには、事業者における取組だけではなくて、消費者に食品ロス削減の意義を理解し、そして実践をしていただくという...全文を見る
○齋藤国務大臣 農薬取締法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農薬取締法は、農業生産の安定を図り、国民の健康を保護すること等を目的として、農薬について登録の制度等を設けているところであります。  農薬の安全性を一層向上して...全文を見る
05月31日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○齋藤国務大臣 農薬は、登録時に効果と安全性について厳正に審査した結果、問題がないと確認したもののみ登録をしています。  一方、科学の発展によりまして、農薬の安全性に関する新たな知見等が蓄積をされ、評価法も発達するものであるので、過去に登録された農薬について、最新の科学に照らし...全文を見る
○齋藤国務大臣 温暖湿潤な気候で病害虫の被害を受けやすい我が国におきまして、安定的に農産物を生産するためには、効果があり安全な農薬、これを供給することが不可欠であります。  このため、農薬については、安全性を確認したものを登録して製造や使用を認める仕組みとしていますが、その安全...全文を見る
○齋藤国務大臣 巣箱の退避につきましては、一概に言えませんで、巣箱を移動して養蜂を行う養蜂家もございますが、一方で、ふだんから同じ場所に巣箱を置いて養蜂を行う養蜂家、こういう方々にとっては負担感があるのは現実だろうと思います。  そのような養蜂家の方には、御指摘のあった水稲の開...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、農薬は、登録をするときに効果と安全性について厳正に審査した結果、問題がないと確認されたもののみまず登録しているということ、それから、再評価は、科学の発展に対応するため、過去に登録された農薬について、最新の科学に照らして、継続的に安全性を向上させていく、こうい...全文を見る
○齋藤国務大臣 第二回目の、作付の状況について公表をいたしました。これによりますと、三十年産の都道府県別の主食用米の作付動向につきましては、前年の作付実績と比較して同水準である県が三十四、増加が六県、減少が七県と見込まれておりまして、現時点では、都道府県ごとの増減はありますけれど...全文を見る
○齋藤国務大臣 重要な御指摘をいただいたと思っております。  農薬による事故防止のためには、まず、農薬のラベルをよく確認していただくということ、これは当然のことでありますし、定められた使用方法に従って使用していただく、これも大変、当たり前のようで重要なことだろうと思います。 ...全文を見る
○齋藤国務大臣 ジェネリック農薬の普及は、競争を促し、農薬のコスト低減に資するというふうに考えておりますので、安全性については先発農薬と同等であることを確保しつつ、ジェネリック農薬が普及しやすく、受け入れられやすい環境を整備するということは重要であると考えています。  このため...全文を見る
○齋藤国務大臣 再評価は、その安全性を確保する上から重要な行為だと思っていますので、これはしっかりやっていかなくちゃいけないと思っております。  御指摘の米国では、再評価の実施によりまして、再評価時点で、従来の使用方法では十分な安全性が確保できないと判断されたもの、あるいは、農...全文を見る
○齋藤国務大臣 いずれも、今回の法改正により想定される懸念なんだろうと思います。  農薬については、効果があって、人の健康や環境に対して安全と認められるものだけを使用するということが、とにかく最重要の課題であると思っています。  再評価に当たっては、農薬の安全を確保する上で不...全文を見る
○齋藤国務大臣 不適切とまで言えるかどうかわかりませんが、わかりづらく、解釈が二通りに出る可能性もあるというのはよくわかるものでありますので、今回、それを、誤解を招くようなことがないように直させていただいたということであります。
○齋藤国務大臣 基本的に、同じ考え方で進めていきたいと思っています。  ただ、外国との比較がありましたけれども、我が国の場合は、温暖湿潤で病害虫の被害を受けやすいという我が国の特徴がありますので、やむを得ない面があるわけでありますが、ただ、必要な範囲内で農薬を適切に使用するとい...全文を見る
○齋藤国務大臣 有機農業につきましては、消費者の高度化し多様化する農産物に対する需要に対応するものでありまして、農業生産に伴う環境への負荷を低減もしますし、農産物の有利販売にもつながるということであります。  御指摘のように、欧米諸国では有機食品市場が急拡大をしている中で、有機...全文を見る
○齋藤国務大臣 現行の農薬取締法におきましても、人の健康や環境への影響を評価して、被害が生じるおそれがあると認められた場合には、科学的根拠が十分ではない場合であっても、入手可能な適切な情報に基づき、暫定的なリスク管理措置を行うことは可能となっています。  この場合のリスク管理措...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、大串委員のお話を伺っていて、たくさんとっているものをメジャーな作物と言うのはわからないでもないんですけれども、量が少ないからマイナーという言葉を使うのはどうかなという印象を持ちながらお話を聞かせていただきました。  私は、今委員が御指摘されたような、アスパラ...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、ジェネリック農薬の普及は、競争を促すことによって農薬のコスト低減に資するものだと考えています。  このため、今般の改正法案におきましては、先発農薬の規格の一部を公表して、ジェネリックメーカーが開発の参考にできるようにする、あるいは、先発農薬と規格...全文を見る
○齋藤国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月31日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
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○国務大臣(齋藤健君) 五月二十二日に閣議決定いたしました平成二十九年度の食料・農業・農村白書では、次世代を担う若手農業者の姿や考えなどを国民の皆様に伝えたいとの思いから、若手農業者に焦点を当てた分析を行わさせていただきました。また、意欲ある農業者や農業者団体などの皆様に輸出への...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農業の発展基盤を強化していくためには、農業生産基盤の整備を着実に進めていくということが極めて肝要であると考えておりまして、担い手への農地集積、集約化を促す農地の大区画化、汎用化等を通じた農業の競争力強化ですとか、農業水利施設の長寿命化対策、農村地域の防災・...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 高齢化により離農も進んでおりますし、農地の利用集積の進展に伴って、土地改良区の組合員につきましても、土地持ち非農家の増加が見込まれる中で、将来にわたって良好な営農環境を確保していくためには、耕作者の意見を適切に反映しつつ、土地改良施設の維持管理、更新を適切...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回の改正案におきましては、総代会制度について、組合員数の減少や農業の構造改革の進展等を踏まえて、総代会の設置要件を二百人超から百人超へ引き下げること、それから、土地改良区が地域の実情に応じて総代定数を決定できるように総代の定数を三十人以上で定款で定める数...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 近年、土地改良区における不祥事の金額が多額に上るケースも発生する中で、やはり監査機能をより強化する必要があるという認識で、今回、土地改良区の監事のうち一人以上は員外監事を置くこととしております。  また、土地改良区の財産状況を明らかにして、会計の透明性の...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 幾つか私も、自分自身も官僚でありましたし、今こうやって法案の審議を国会でお願いする立場にもなっていますので、その両面からいろんな思いがあるのは事実でございます。  役所の経験でいえば、あのような文書の書換えみたいなものは、私はこれが、何というんですか、常...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 済みません、今日、私は御飯をしっかり食べさせていただきました。申し訳ございません。  御指摘のように、今、自作地については農地の所有者と耕作者が一致しているわけでありますけれども、実際の問題としては、貸借地について所有者と耕作者というものが分離をしてきて...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 高齢化によりまして、離農も進展をしておりますし、農地の利用集積の進展もございます。土地改良区の組合員についても、土地持ち非農家の増加が見込まれる中で、将来にわたって良好な営農環境を確保していくためには、耕作者の意見を適切に反映しつつ、土地改良施設の維持管理...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この多面的機能支払の交付単価につきましては、実は共同で取り組むことが必要な水路や農道等の保全活動に要するコストに着目してお支払をするということになっておりまして、そのコストが北海道とそれから北海道以外では違うということが反映されて単価が違うということになっ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 党首討論の在り方について、今、私の立場でコメントするのはなかなか難しいなと思うんですけれども、きちんとした、国民の皆さんが聞いていて、なるほど、両方の意見が違いがあってもいい議論をしているなという、そういう討論であってほしいなとは思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 今、小川委員から御指摘された点はいつも小川委員から拝聴している御意見でありまして、私たちもその地域政策の重要性は十二分に認識をしながら政策を進めていきたいと思っております。個々の取組についてはこれまでも何度か御説明をさせていただいているところであります。 ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これ、この点につきましては前回の紙委員の質問のときにも御指摘をされていましたので、この点について、状況は常に本省にも説明しているという点について、実は改めて私の指示で当該職員に確認をいたしました。これはそのときのお話でありますが、面談に先立って、先ほどあり...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 先ほどの本省の説明しているという件につきましても、この文書が出たものですから、私の方から指示をして、その当該職員に確認をしたら、先ほども答弁申し上げたとおりで、面談の前後、ですから前においてもということだと思いますが、これ以外に農林水産省と連絡を取ったこと...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 発災時、副大臣として、(発言する者あり)発災時、副大臣として陣頭指揮執った人間として、最後の最後までしっかりやっていきたいと思います。(発言する者あり)
○国務大臣(齋藤健君) 委員の御指摘のとおりだと思います。  この土地改良区の中の荒廃農地の面積について、ちょっと今、現状認識がなかったというのはどうかなと思う点もあります。データに基づいての政策というものの重要性はよく分かっておりますので、心していきたいと思っております。
○国務大臣(齋藤健君) 現状が、先ほど来御説明申し上げておりますように、高齢化による離農が進んでいるとか、農地の利用集積が進展しているかということで、土地改良区の組合員についても土地持ちの非農家の方が増加をしているし、今後も見込まれるだろうという中で、この土地改良施設の維持管理、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
06月01日第196回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(齋藤健君) 田名部議員の御質問にお答えいたします。  TPP11の影響試算についてお尋ねがありました。  農林水産物の影響試算につきましては、現実に起こり得る影響を試算すべきものと考えており、協定自体の発効による効果だけでなく、国内対策の効果も併せて考えることが適...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 白議員の御質問にお答えいたします。  TPPの影響試算についてお尋ねがございました。  農林水産省の試算は、重要品目を中心に関税撤廃の例外をしっかり確保し、国家貿易の維持や長期の関税削減期間等も獲得したというTPPの大筋合意の内容を踏まえながら、国境措...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 白議員の再質問にお答えをさせていただきます。  まず、このTPP交渉におきましては、これ、物によりますので一つ一つ見ていただく必要があると思うんですけれども、基本的に国境措置をしっかりと講ずるということ、これを交渉の結果として獲得をしております。例えば、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 清水議員の御質問にお答えいたします。  チェックオフ制度についてのお尋ねがありました。  チェックオフについては、平成二十八年十一月に決定されました農業競争力強化プログラムにおきまして、チェックオフの法制化を要望する業界においてスキームを決めて、一定程...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 藤田議員の御質問にお答えをいたします。  改正畜産経営安定法の趣旨及び生乳生産量の減少に対する現状認識と酪農対策についてのお尋ねがございました。  近年、飲用牛乳需要が減少傾向にある一方で、乳製品の消費は今後も増加が見込まれておりまして、酪農家が消費者...全文を見る
06月05日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
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○国務大臣(齋藤健君) 農薬取締法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農薬取締法は、農業生産の安定を図り、国民の健康を保護すること等を目的として、農薬について登録の制度等を設けているところであります。  農薬の安全性を一層...全文を見る
06月06日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○齋藤国務大臣 種子法の対象であります稲、麦類及び大豆は、我が国の土地利用型農業における重要な作物でありまして、その基本的資材である種子は重要な戦略物資であると考えています。  平成二十八年十一月に決定されました農業競争力強化プログラムにおきましても、「戦略物資である種子・種苗...全文を見る
○齋藤国務大臣 繰り返しますけれども、種子は重要な戦略物資でありまして、将来にわたって食料の安定供給を図る上でも、種子を安定的に確保、供給していくことが大変重要と認識しています。  そのためには、官民の総力を挙げた種子の開発、供給体制を構築することが重要でありまして、農業競争力...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、私、大臣を拝命する前、二年間副大臣をやっておりまして、その前は自民党の農林部会長を二年間やっておりまして、もう五年目になっているわけでありますけれども、この間、アメリカないし米国の業界の方から種子法の廃止について要請があったということは、少なくとも私に関する...全文を見る
06月07日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
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○齋藤国務大臣 食料の安定供給を将来にわたって確保していくことは、国家の国民に対する最も基本的な責務の一つであると考えております。世界の食料の需給及び貿易が不安定な要素を有している中で、食料の安定供給を図るためには、食料自給率目標を掲げ、国内生産の増大を図る、こういったことが重要...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変重要な御指摘だと思っております。  今、佐々木委員御指摘のように、食料自給率目標につきましては、食料・農業・農村基本計画におきまして、平成三十七年度に食料自給率をカロリーベースで四五%、生産額ベースで七三%に引き上げる目標を設定しておるわけでありますけれども...全文を見る
○齋藤国務大臣 今、佐々木委員から、輸入しているのに輸出をというお話がありまして、だから、何のために輸出が必要かということをやはりしっかり認識していく必要があるんだろうと思うんですね。  私どもとしては、これから人口はどんどん減っていくわけで、国内のマーケットは縮小をしていきま...全文を見る
○齋藤国務大臣 三、四年前に私もオランダの農業の視察に行きまして、オランダの効率的で世界で勝負している農業の実情を見てきたんですけれども、私が訪問した酪農をやっている方は家族農業でありまして、ですから、家族農業というものが重要な農業を背負っているというものを、世界各地でそういう実...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、大事な御指摘ですので。  我が国の沿岸の限られた水域というものはさまざまな漁業によって重層的に利用されておりまして、そのような中で、資源管理を適切に行って漁場の円滑な利用を確保するという観点から、漁業権制度が果たしてきた機能というものは極めて重要なものがあ...全文を見る
○齋藤国務大臣 正直言って、若干誤解があるんじゃないかなと思いますが、御指摘の食料・農業・農村白書の記述は、TPP11協定を協議している過程におきまして、TPP12協定のごく一部のルール分野を凍結するものの、物品市場アクセスに関するものも含めて各規定の修正を行っていない、要するに...全文を見る
○齋藤国務大臣 大変恐縮なんですけれども、私どもは、先ほど申し上げたように、TPPでアメリカがもう戻ってこないということがはっきりした場合におきましては、協定について見直しを行うということにしておりますので、それができなかった場合にどうするかという御質問については、答えようもござ...全文を見る
○齋藤国務大臣 確かに、亀井委員御指摘のように、平成二十二年十一月に公表いたしましたTPPの影響試算については、TPP交渉参加前に行ったものでありますけれども、この前提は、全ての関税が即時撤廃ということと、追加的な国内対策は行わないという極めて単純化した、結果が出ていないものです...全文を見る
○齋藤国務大臣 確かに、今回の合意をしたことをそのまま実行に移す段階になりますと、関税は段階的とはいえ下がっていきますし、それから調整金も下がる見通しでありますので、そういう意味では税収、収入は減少するだろう。  しかしながら、今ちょっと手元に資料がないので申しわけないのですが...全文を見る
○齋藤国務大臣 残念ながら、農業者の高齢化、減少は進んでいます。そういう中で、我が国農業を持続的に発展させていくためには、やはり効率的かつ安定的な農業経営を育成、確保して、こうした経営が農業生産の相当部分を担っていくという農業構造を構築することが重要であると考えていますので、その...全文を見る
○齋藤国務大臣 私もよくスーパーに行くんですけれども、ちょっと気がつきませんで、いい御指摘をいただいたなと思っています。  私は、今御指摘いただいたことの中に実は重要な問題が潜んでいるなと思っておりまして、食品として売るメーカーの皆さんは、消費者の皆さんにいかにアピールするかと...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘、全く同感でありまして、これからの農業を助けてくださるのは一に消費者の皆さんだと思っていますので、その人たちにどうアプローチするかということが大事で、その一つとして機能性表示というものは重要だろうというふうに考えております。  ただ、この届出をするに当たり...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、五月十八日から十九日にかけての大雨は、秋田県を始めとする複数の県、青森、岩手、新潟におきまして、農作物、農地、農業用施設等に大きな被害を及ぼしております。  このうち秋田県では、六月一日現在で、農作物等で一億三千万円、農地、農業用施設で八億四千万...全文を見る
○齋藤国務大臣 今回、農業を担う四十代以下の新規就農者数が、統計開始以来初めて三年連続で二万人を超える中で、平成二十九年度の食料・農業・農村白書においては、若手農業者に焦点を当てた分析を行っています。  農林水産省では、この分析に必要となる若手農業者の現状や将来に向けた考えを把...全文を見る
○齋藤国務大臣 農業者の高齢化、減少が進んでいく中で、我が国農業を持続的に発展させていかなくてはいけないわけでありますが、このためには、効率的かつ安定的な農業経営を育成、確保して、こうした経営が農業生産の相当部分を担うという農業構造を構築することは重要でありまして、そのためには、...全文を見る
○齋藤国務大臣 国見のケース、大変興味深く拝聴させていただきましたので、ちょっと勉強をしてみたいなと個人的に思っています。  加えて、やはりやった政策が実際に新規就農の定着につながっているかというのは非常に重要な視点だと思っていますので、その定着度合いをしっかりと見ていくという...全文を見る
○齋藤国務大臣 食品ロスは、食料の多くを輸入に依存している我が国でありますので、食料資源を有効に活用していかなくちゃいけないという観点から、食品ロスを削減させていくということは私どもにとりまして極めて重要であると認識をしています。  そして、今の小学生のお話がありましたけれども...全文を見る
○齋藤国務大臣 七月から、沿岸漁業、これはTAC管理の開始に向けて、第四管理期間の漁獲枠の配分案を今公表させていただいているわけであります。  この配分案は、過去の漁獲実績、これを基本に算定をしているわけでありまして、こういった考え方は、過去三カ年の自主的取組においても同じ考え...全文を見る
○齋藤国務大臣 クロマグロの漁獲制限というものが沿岸のクロマグロの漁業者の皆さんの経営に影響を与えかねないという声をいただいている、これは十分認識しております。  こうしたことを踏まえまして、本年一月から、生体放流など、太平洋クロマグロ小型魚漁獲量の大幅削減に取り組む沿岸漁業者...全文を見る
○齋藤国務大臣 日本の人口減少が急速に進行して、漁業者も減少が続く中で、私は、漁業関係者が一致し協力して改革に取り組めば、我が国周辺に広がる世界有数の漁場の潜在力を顕在化させ、資源を維持、増大させながら漁業を成長産業、輸出産業として発展させていくことが可能であり、浜の活力を取り戻...全文を見る
○齋藤国務大臣 都市農地の貸借の円滑化に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  都市農業は、都市住民に地元産の新鮮な農産物を供給するとともに、都市住民が身近に農作業に親しむ場の提供、都市住民の農業に対する理解の醸成等多様な機能を有していま...全文を見る
06月07日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
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○国務大臣(齋藤健君) その国会で委員会を立ち上げるべきかどうかという件について私が発言をするのは適切じゃないと思いますけれども、一連の問題において多くの国民の皆さんが依然としてもやもや感を持っているというのは、私も地元に帰ればそれを痛感しているところであります。  それぞれの...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず現状は、カメムシ等による着色粒については、その混入が消費者からのクレームの要因になるということでありますので、生産者、流通業者、消費者等、関係者の意見を聞いた上で、米の農産物規格に着色粒の最高限度というのを設けているところであります。これは現状です。 ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この再評価に当たりましては、科学の発展に対応するために、過去に登録された農薬についても最新の科学に照らして継続的に安全性を向上させていくと、このために行いたいと思っています。この再評価では、国民の健康や環境に対する影響の大きさを考慮して、二〇二一年度以降、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農薬を使用する上では、当然のことながら人の健康や環境に対する安全を確保するということは基本の一つだと思っておりますので、農薬登録制度によりまして安全と認められる農薬だけを製造、販売、使用できるようにするということがまず第一に大事で、そして、その際遵守すべき...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 確かに三年と十五年だけ比較すると、どうなんだという声があるのは分かるんですけど、農薬の新規登録には、メーカーが数年以上掛けてまず創薬をした上で、七年から八年を掛けてデータを作成をして、さらに国が二年から三年を掛けて審査をして効果と安全性を確認をしているとい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 先ほど申し上げたことに加えまして、今後は毎年の農薬メーカーからの報告等による継続的なモニタリングを行いまして、安全性に関する知見が明らかになった場合には再評価を待たずにいつでも評価を行うことによりまして農薬の安全性を確保していくというふうにしていきたいと思...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 現在登録のある農薬は、まず登録時に効果及び安全性を厳正に審査し、問題がないことを確認したもののみを登録をしているわけでありますが、再評価では、科学の発展に対応するために、過去に登録された農薬について最新の科学に照らして継続的に安全性を向上させていくと、こう...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 例えばDDTなど安全上の問題が明らかになったケースにおいては、登録を取り消す前に農薬メーカーによる自主的な登録の取下げというものがなされてきていますので、そういう意味では農薬取締法第六条の三に基づく職権での登録取消しというものに至ったものはありません。 ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農薬の登録審査に当たりましては、国際的な動向にも配慮しながら、最新の科学的知見を的確に反映させ、農薬の安全性を一層向上できる制度にすることが極めて重要であると考えていまして、今回の農薬取締法の改正におきましても、繰り返しになりますが、最新の科学的知見に照ら...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今般の改正では、国際的な標準との調和を進めることを見直しの観点の一つとしておりまして、最新の科学的知見を的確に反映させるために農薬を再評価する制度を導入するとともに、農薬使用者や動植物に対する影響評価の充実、あるいはジェネリック農薬の登録申請の簡素化などの...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
06月08日第196回国会 参議院 本会議 第27号
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○国務大臣(齋藤健君) 卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  食品流通におきましては、加工食品や外食の需要が拡大するとともに、通信販売、産地直売等の流通の多様化が進んでおります。  こうし...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 舞立議員の御質問にお答えをいたします。  卸売市場に対する認識と食品流通構造改革の基本的な考え方についてのお尋ねがありました。  卸売市場については、生産者から農水産物を集めて小売店等に小分けして供給し、代金を早期に決済するなどの機能を果たしており、今...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 田名部議員の御質問にお答えいたします。  卸売市場に対する認識についてのお尋ねがございました。  卸売市場につきましては、集荷、分荷、価格形成、代金決済等の重要な調整機能を果たしてきたものと認識をしております。  このため、今後も卸売市場を食品流通の...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 小川議員の御質問にお答えをいたします。  本法案の趣旨が食品物流センターの容認にあるのではないかというお尋ねがございました。  本法案は、新たな需要の開拓や付加価値の向上につながる食品流通構造を確立することを基本的な考え方として、創意工夫を生かして消費...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 紙議員の御質問にお答えをいたします。  本法案の衆議院における審議についてのお尋ねがございました。  衆議院における本法案の審議について政府としてコメントを申し述べる立場にありませんが、真摯に説明等をさせていただき、御可決に至ったものと考えております。...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 儀間議員の御質問にお答えいたします。  第三者販売の原則禁止規定の廃止による影響についてのお尋ねがございました。  現行の卸売市場法では、卸売市場における運営等の細部にわたり国が一律に規制しておりまして、食品流通の変化に対応できない面が生じているため、...全文を見る
06月11日第196回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(齋藤健君) 国家にとりまして、国民に食料を安定的に供給するということは最も重要な責務の一つだと言っても過言ではないと思いますが、我が国の農業は、今、人口減少に伴いまして、マーケットの縮小ですとか、農業者の減少、高齢化の進行、耕作放棄地の増大など、本当に大きな曲がり角に...全文を見る
06月12日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第22号
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○国務大臣(齋藤健君) 卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  食品流通におきましては、加工食品や外食の需要が拡大するとともに、通信販売、産地直売等の流通の多様化が進んでおります。  こうし...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 基本的には、今、田名部委員がおっしゃったことはよく私も同感のところが多いわけでありますが、一つ、今どんどん流通が強くなっている傾向にありますので、放っておけばこれからますます流通の多様化というのは進んでいくであろうと。そういう中で、卸売市場を活性化をさせて...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 規制改革会議につきましては、私いつも申し上げているように、私自身も思うところがたくさんありまして、大臣になる前、二年間副大臣、その前二年間農林、自民党の部会長ということで、まさに一番もまれる局面にあったものでありますから、いろいろ思いありますけれども、ただ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今の議論は、確かに悩ましいところはあるんですけれども、実際に卸売市場という言葉がほとんど普通名詞のようにして使われているという現実を考えますと、この名称を禁止するというのは現実的ではないということでこういう立て付けになっているわけでありますが、一方で、その...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 仲卸業者の皆さんについては、私、消費者の立場に立って生鮮品等を評価をして、私の地元にもありましたけど、食品の小分け、加工、包装等のほか、代金回収ですとかあるいは欠品、事故等のクレームへの対応など、私はきめ細かなサービスを提供していただいていると思っておりま...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 認識は先ほどの申し上げたとおりなんですが、先ほどの私の答弁は、その質問で、日本の卸売市場において適正な評価が行われなければ低価格のものに対して高い価格が付くんじゃないかと、そういう指摘がありましたので、私は、極めて例外的かもしれませんが、質の割に高い価格で...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 大事な御質問だと思いますが、中央卸売市場での仲卸業者の利益率につきましては、平成二十七年度で青果と花卉が〇・五%程度、水産と食肉が〇・一%程度となっておりまして、飲食料品卸売業全体は〇・七%ですので、それに比べると低い状況にあると思います。一中央卸売市場当...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 本法案では、各卸売市場が、取引実態に合わせて、仲卸業者、卸業者を始めとする取引参加者の意見を聞いた上で取引ルールを設定すると、これ累次御説明しているところでありますが、これによりまして、例えば青果物につきましては、仲卸業者の直荷引きによりまして産地から小口...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私どもとしては、このTPP11の協定、関連法案、あるいはその他の法案につきましては、慎重に御審議をしていただいた上で迅速に可決していただけるよう政府として努力をするということに尽きるわけでありまして、国会の運営について私の方からちょっとコメントすることは差...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この田名部委員の資料を使っちゃいけないのかもしれませんが、国内で生産をしたものが卸売市場外を経由して消費者なり外食産業に供給されるというルートも確かに流通の多様化の中から出てきているわけでありますが、いずれにいたしましても、先ほども局長から答弁いたしました...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 本法案の立案過程においていろいろ意見交換してきた結果については、さっき御指示ありましたので、理事会で議論していただくということになったわけでありますけれども、この過程において多くの方の意見を聞いて、そしてそれを集約する形でこの法案を作り上げてきたということ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、平成二十七年六月のホットラインに対して私どもがそういう回答をしたということはそうなんですけれども、その後、経緯ということでありますので少しお話ししますと、いろいろ積み重なってきております。  平成二十七年の十一月には総合的なTPP関連政策大綱におき...全文を見る
06月14日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第23号
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○国務大臣(齋藤健君) 今の平野委員の御指摘は重要な御指摘だと思っておりまして、本法案でもその点に意を用いて重層的に様々な措置を講じることとしているわけであります。  まず、この法案では、卸売市場の認定に当たりまして、公正な取引の場として健全な運営が確保されるかという観点から審...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、これから想定されることは、IT化は相当進んでいくだろうと。それから、ビッグデータを活用した取引、例えば誰々さんはどういう年齢でどういうものが欲しいだろうということが事前に分かってアプローチがあると。この流れというのは私は避けて通れない流れであろうかと...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、牛乳パックを輸送する際のケースについて、これは乳業メーカー各社ごとに作製して、その形状については必ずしも業界で統一された規格が制定されているわけではないと承知しているんですけれども、議員御指摘のとおり、物流の効率化の観点からこのケースやパレット等の規格...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この法改正の案は、食品流通の合理化と取引の適正化を確保することによって、生産者の所得の向上につながって、消費者に対する食料の安定供給を担い得る、そういう卸売市場を含む食品流通構造の構築というものを図るというのが狙いなわけであります。  具体的には、今回の...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今御指摘の差別的取扱いの禁止は、公正な取引の場としての卸売市場の中核となる原則なんだろうと思っております。  つまり、出荷する生産者を差別しない、それから買い受ける業者を差別しないということを意味しているわけでありまして、仮に民間事業者が開設者となっても...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農林水産大臣が食品等の取引状況の調査をすることになっているわけでありますが、例えば、農林水産省に通報窓口を設けまして取引に関する通報を踏まえて個別の調査を行うと、こういう方法が一つあります。あるいは、特に賞味期限が短く、取引上買手が有利になりやすい食品等を...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 食品の安全を確保することが必要であるとともに、消費者の品質や安全性に対する要請も高まってきている中で、卸売市場におけるコールドチェーンの整備など、品質・衛生管理の高度化を進めていくことというのはますます重要になってきていると考えます。  このため、認定を...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この卸売市場法の改正の肝は、まさにそのきちんとした不公正な取引の監視ができるかどうかというところにあると思っております。そのための調査でありますので、それは農林省として責任持ってやっていくことは当然のことであります。
○国務大臣(齋藤健君) 私の地元のケースなんですけど、松戸市に北部市場と南部市場、二つありまして、それで私の地元の方、松戸市はちょっと選挙区二つに分かれているものですから、私の地元の方の北部市場はこの度消滅をすることになりました。いろいろ検討した結果、廃止を選択をするということに...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 田名部委員の、しっかりと生産者、消費者向き合った市場をやっぱり今後とも農水省として食料の安定供給を含めてやらなくちゃいけないじゃないかという点について、私は全く同感でありますので、この法律の中でも、もう繰り返しませんけれども、公正な取引の確保ですとか、ある...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この参考人の意見陳述と、それから質疑につきまして、うちの事務方が要点作成してくださいましたので、それを熟読はさせていただいております。
○国務大臣(齋藤健君) いろんな印象があるんですけれども、一言で言うと、まだまだ私どものこの改正の趣旨とか狙いというものをもっともっと御説明を続けていく必要があるんじゃないかというのがまず第一印象でありました。中でも、個々についてはそれぞれいろんな委員の中でも意見があったやに受け...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、卸売市場は、生産者の方から農水産物を集荷をして、小売店等に小分けをして供給をして、なおかつ代金の決済もスムーズに行えるという機能を果たしておりまして、私は、今後も食品流通の核として堅持すべき流通のそういう重要な役割を担っていると思いますし、この役割は...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これ、どういう角度から物を見るかということもあるんだろうと思うんですけれども、食品流通の現状を見ますと、これは累次御答弁の中でも触れさせていただいておりますけれども、消費の面では生鮮品のままでの需要が残念ながら減少して、加工食品ですとか外食での需要が拡大を...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) この法律におきましても、もう累次御説明させていただいていますように、不公正な取引が行われないような何重にもわたる規制を掛けるということをしておりますので、私は、これが実際に運用するに当たって、ここでしっかりとやっていけば公共性というものは維持できると思って...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今御指摘いただきましたように、今の卸売市場という仕組みは、一九一八年の米騒動で、食料供給がそもそも十分でない時代に問屋による売惜しみや買占めを通じて価格のつり上げが横行して国民生活に混乱が生じたということを踏まえて、中央卸売市場の開設や卸売業者の営業を許認...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今委員御指摘のように、民設の卸売市場に対してそういう懸念というものは分からないわけではないんですけれども、現行の卸売市場法の下におきましても、地方卸売市場の開設者に限定は今ありません。実際には約九割は民間企業により運営をされている現状にありますので、外資に...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) このドライバー不足の話は本当に深刻に受け止めておりまして、食品流通は多くをトラック輸送に依存をしているわけでありますので、しかもその輸送が、例えば、卸売市場等においてトラックから荷を降ろすまでの間ドライバーの方が長時間待機をしなければならないですとか、ある...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今御指摘のように、説明がまだまだ必要だということは十分私も感じているところでありますので、これ引き続きやるといたしまして、ただ、意見を聞く場は、まさか全員仲卸から聞くわけにはいかないんですけれども、資料も出させていただきましたけど、かなりの方から意見を伺い...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 第九次の卸売市場整備基本方針で定めた中央拠点市場は、大規模な中央卸売市場と中小規模の中央卸売市場との間で機能、役割分担の明確化を図って効率的な流通ネットワークを構築するということを目的としておりまして、平成二十三年にこの方針、中央拠点市場というものを創設を...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) はい。  まず、仲卸の皆さんの役割というのは私は大事だと思っておりますので、今、目利きの話もありましたし、価格形成をする重要な一翼を担っていただいているというふうに思っています。  その上で、今局長からも答弁しましたけれども、現実に第三者販売というもの...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 全体として法律の立て付けを許認可から認定にするということについては、確かに国の関与、行政の関与というものは弱まるということなんだろうと思います。それに伴いまして、先ほど局長が答弁をいたしましたように、その補足する意味での新しい規制が入っているという、そうい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 米騒動、大正七年ですけれども、当時は食料供給が十分でない状況の中で、問屋による売惜しみや買占めによる価格つり上げが横行をしていたということで、卸売業者等の売惜しみ、買占めによる価格のつり上げ、これを防ぐんだという観点から、大正十二年になりまして中央卸売市場...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私どもは、この法案の中で認定制を取り、しかもその適正な競争が確保されるような私どもとしては十分な措置を講じてきているつもりです。  しかも、この認定された卸売市場につきましても、その振興までする、支援までするという形の中で、市場外取引がどんどん増えてくる...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 合理的価格形成の重要性は十分に認識しているつもりでありますけれども、法案の扱いにつきましては私の方から答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(齋藤健君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(齋藤健君) 御指摘のように、タイを始めとして様々な国・地域がTPPへの参加に関心を示してきているわけでありますが、まず手続面を申し上げますと、新たな国・地域のCPTPPへの加盟につきましては、このCPTPPの発効後に正式協議が開始されるという、そういう手続にまずなって...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 農林水産省の試算は、CPTPPの合意内容を踏まえて、国境措置の変更により輸入品が国産品に置き換わり得るかどうかという観点で検討をしたものであります。また、農林漁業者の方々が安心して再生産に取り組めるよう、総合的なTPP等関連政策大綱に基づいて万全の対策を講...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私どもとしては、先ほど申し上げましたように、TPP12のとき以来一貫した方法で提示をさせていただいておりますので、またここで試算を変えるということは考えていないわけでありますけれども、ただ、事態の推移に応じて現場の方々の意見を十分伺いながら様々なことを考え...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私どもの理解では、TPP11の協定は、TPPの早期発効に向けた取組の一環として、米国を除くTPP署名十一か国で合意されたものと認識しています。そして、御指摘の点は、TPP交渉の戦略、戦術に関わる部分も大きいと思いますので、交渉そのものは直接担当していない私...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、小川委員から御指摘がありましたように、TPPにおきましては甘味資源作物について現行の糖価調整制度を維持したところでありますので、これによって国内のてん菜生産に特段の影響は見込み難いと考えていますが、一方、てん菜そのものの生産につきましては、北海道の畑作...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、現在の農業、農村の状況を見ますと、基幹的農業従事者数は百五十一万人で、この三十年で半数以下となっておりまして、かつその八割が六十歳以上ということで、農業者数の減少と高齢化の進行は深刻になっている、こういう状況にあると。  こういう状況を放置したまま...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 審議時間が不十分ではないかということでありますけれども、私の立場とすれば、その与えられた審議時間の中で真摯に対応していくしかできないわけでありますが、国会の外におきましては、私自身ももう何度説明会に出向いたか分かりませんが、農林省も今、数字は手元にありませ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) ちょっと今の件につきましても、大変恐縮なんですけど、国会の段取りの話だと思いますので、政府の方からそれについていいとか悪いとか言うのは差し控えさせていただきたいなと思います。
○国務大臣(齋藤健君) まず、先ほど来の議論を伺っていて思いますことは、七万トンに枠が最終的には、六年目ですか、広がるわけでありますけれども、枠外税率はいじらないということでありますので、それを超えてどんどん入ってくるということは想定をし難いでしょうということを申し上げているわけ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、儀間委員が御覧になっていると思われますものは、今回のTPPで国境関税の削減等が行われると、それに対して国内対策をやった結果、そういう国内生産は維持はされると、しかし生産額における影響は出ますというものをやったわけでありますが、農業を成長産業化するために...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私は、日本の農業というものは、これから人口減少という厳しい局面迎えますけれども、その生産されているもののすばらしさを考えれば、海外で勝負できる余地は非常に大きいと思っていますし、また、消費者も安全で安心でおいしいものに対しては、これはまだまだ私は余地がある...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今、儀間委員から外へ打って出るというお話がありましたけど、実際にこのところ輸出の促進に力を入れていまして、昨年一年間でいいますと、例えば牛肉の輸出はその前の年に比べると四割輸出が増えましたし、イチゴは六割増えましたし、お米も二割増えましたし、それからお茶も...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 私はあのときたしか農林部会長だったと思いますので、その党の公約に従って、聖域なき関税撤廃を前提とするTPPには反対をするという、その党の公約に従って私はそのとき選挙をやっていたというふうに覚えております。
○国務大臣(齋藤健君) ちょっと私の理解でいいのか分からぬのですが、とにかく麻生・ペンスでやっている、その下に新しくFFRというものを今度は茂木さんとライトハイザーさんの間でやりましょうと。それは、私の理解では、日米FTAでもなければその予備協議でもない、その議題というものはこれ...全文を見る
06月18日第196回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(齋藤健君) 農林水産省は、御案内のように獣医師法と獣医療法を所管しているわけでありますが、獣医師法では、国家試験で飼育動物の診療に必要な獣医学や公衆衛生上の一定の水準の知識、技能を有している者に免許を付与すると、そういう法律になっております。そして、もう一つの獣医療法...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) ただいまの鳥獣被害防止総合対策交付金事業に係る侵入防止柵の不適切な設置及び維持管理についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存であります。
06月19日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
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○齋藤国務大臣 まず、石原委員がこれまで本当に長い間都市農業の振興に御尽力されてこられましたことについて、心から敬意を表したいと思います。  都市農地は宅地化すべきものということから振興すべきものという発想の大転換の契機となりました都市農業振興基本法、これは議員立法だったわけで...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、我が国農業の現状は、人口が減少しますのでマーケットの縮小が見込まれますし、農業者の減少、高齢化の進行、耕作放棄地の増大など、大きな曲がり角に立っているのは現実だろうと思います。  しかし、一方で、私は、日本の農業は大きな潜在力を秘めた産業であると確信をして...全文を見る
○齋藤国務大臣 都市農業の振興につきましては、平成二十七年四月に議員立法で都市農業振興基本法が制定をされ、政府といたしましては、平成二十八年五月に都市農業振興基本計画を閣議決定したところであります。  これによりまして、従来、宅地化すべきものとされていた都市農地を、都市にあるべ...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、きょう、大河原委員と都市農業の振興について思いが共有できる議論ができて、時々意見が違うこともあるものですから、きょうは非常にうれしく思いながら答弁させていただきます。  五年前に私が農林部会長のときに、都市農業の位置づけを大きく変えるべきだという議論が本格...全文を見る
○齋藤国務大臣 私の地元も東京近郊の農業をやっているところでありまして、一方で、つくばエクスプレスが通ったので、流山市のケースなんかは人口がふえているわけですね。人口がふえると、新しく来る人たちは何を求めて来るかというと、子育てしやすいですかというのがすごく大きいんですけれども、...全文を見る
○齋藤国務大臣 うちの地元にも両方ともありまして、両方ともお邪魔をしたことがあります。  農業体験農園については、利用者は自由な作付はできないんですけれども、農作物の栽培について専門的な知識がなくても、御指摘のように、農業者である方から指導を受けて、安心して作付ができる。それか...全文を見る
○齋藤国務大臣 十五日に閣議決定された骨太方針二〇一八では、一定の専門性、技能を有し、即戦力となる外国人材を幅広く受け入れていく仕組みを構築するため、新たな在留資格を創設するということが盛り込まれているわけであります。  この骨太方針に基づき、今後、具体的な制度設計や受入れ方針...全文を見る
○齋藤国務大臣 農地については、今、農地法上の責務である農業上の利用というものを確保する観点から、まず全農地を対象に農業委員会による利用状況調査を行って、その結果、遊休農地になっていることが判明したものについては所有者の意向を確認、こういう仕組みになっているところであります。 ...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、後藤委員の資料の一ページ目の都市農業振興基本法の第八条を今御指摘いただいて、当時のことを思い出したんですが、これは議員立法なんですが、「法制上、財政上、税制上又は金融上の措置その他の措置を講じなければならない。」通常これは努力義務なんですけれども、「講じなけ...全文を見る
○齋藤国務大臣 三大都市圏特定市以外の市町村で、市街化区域内に農地を有するものが四百一市町村あるのに、今御指摘のように、生産緑地地区を指定している市町村が十市町村にとどまっている、そして、面積でいえばわずか百十ヘクタールということでありますので、生産緑地の指定が進んでいない。大臣...全文を見る
○齋藤国務大臣 確かに、今局長から答弁したように、両者に法益があるという答弁なんですけれども、後藤委員のおっしゃるような点もわからないわけではないと思います。  土地利用規制によりまとまった農地が存在している市街化区域外の一般の農地を対象に、これまでも、担い手への農地の利用集積...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、前者の御質問ですけれども、自家消費用や家庭菜園の農作物の被害についてもということなんですが、これはなかなか実態の把握がとにかく困難であるというのが考慮に入れていない理由であります。  したがって、わかったところだけでもやればいいじゃないかとすぐ次の質問が来...全文を見る
○齋藤国務大臣 御案内のように、生産緑地は、都市計画決定後、開発行為が規制をされるわけでありますけれども、三十年を経過すると、所有者が市町村に対し買取りの申出ができるということになっているわけで、二〇二二年に面積ベースで約八割の生産緑地がこの三十年を迎える、そしてその扱いが所有者...全文を見る
○齋藤国務大臣 これは御指摘のとおりだということに尽きるわけでありますが、これから人口が減っていく中で、生産だけで所得を確保し続けるということがだんだん難しくなってまいりますので、流通とか加工とか、消費者とより密接に結びつく形で、その分野の付加価値を生産分野が取り込んでいく形の努...全文を見る
○齋藤国務大臣 気持ちはわかるんですけれども、農地の相続税納税猶予制度は、土地利用規制により長期間農地として保全されるということが担保されて、相続人が農業を継続するということを前提として講じられている優遇措置であるということですね。  一方、市街化区域内の農業用施設用地、これに...全文を見る
○齋藤国務大臣 農協は農業者の協同組織でありまして、今般の農協改革においては、農協が農業者の所得の向上に向けて、農産物の有利販売など創意工夫しながら積極的に取り組むこと、これを主眼としているところでありますが、一方で、農村社会において、農協が実際上地域のインフラとしての側面を持っ...全文を見る
○齋藤国務大臣 国際的な科学者組織でありますISC、北太平洋まぐろ類国際科学委員会が行っております太平洋クロマグロの資源評価、これによりますと、太平洋クロマグロの漁獲はゼロ歳から二歳までの未成魚がほとんどであって、近年、この漁獲が増大していた一方で、未成魚の発生が少ない年が頻発し...全文を見る
○齋藤国務大臣 まず、政府の責任問題ですけれども、これは大事なところなので、お話しさせていただきたいんですけれども。  太平洋クロマグロは太平洋の東西を広く回遊する高度回遊性資源でありまして、我が国のみならず韓国、台湾、アメリカ、メキシコといった複数の国や地域により漁獲されてい...全文を見る
○齋藤国務大臣 私どもとしては、学校給食は、食育や我が国農業への理解の促進にも効果のある重要な場だと考えています。  ただ、一方、学校給食に要する経費については、文部科学省が所管する学校給食法におきまして保護者の負担とすることと定められているということもあります。  このよう...全文を見る
○齋藤国務大臣 御指摘のように、都市農業は、子供が農作業に親しむとともに、農業に関して学習する場の提供といった機能も果たしているわけであります。  実は、おとといの日曜日、私の地元の隣に千葉県柏市があるわけでありますが、そこでジャガイモの収穫を子供たちと一緒にやるという企画があ...全文を見る
○齋藤国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
06月19日第196回国会 参議院 内閣委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(齋藤健君) このTPPの交渉が行われているときは、私も自民党の農林部会長で、党の皆さんと大いに議論をしてまいりましたので、今藤木委員がるるお話しされた思いというものは私も共有できる部分が多々あると思っております。  今の御指摘ですけれども、安倍内閣では、農業を成長産...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 平成六年に決定したあのガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策は、平成十二年までの六年間で総事業費六兆百億円という規模で実施をされました。ただ、この対策では、担い手の規模拡大やコスト削減など農業の体質強化に一定の成果を上げたものの、率直に申し上げまして...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 当然、日・EUのEPA交渉、結果出たわけでありますので、それも踏まえての対策ということに当然なってくるわけであります。  国内対策につきましては、平成二十七年十月のTPP協定の大筋合意によりまして我が国農林水産業は新たな国際環境に入ったという認識の下で、...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 昨年十二月に公表したTPP11の定量的な影響試算におきまして対策も含めて生産額への影響を出したわけでありますが、そのとき食料自給率への影響というものも併せてお示しをして、今委員御指摘のように、食料自給率の水準は、二十八年度のカロリーベースで三八%、生産額ベ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 御指摘のように、関税削減等に対する農業者の懸念と不安、これを払拭をしていくためには、TPP11発効後の経営安定に万全を期していくために、協定発効に合わせて、麦についてはマークアップの引下げやそれに伴う国産麦の価格が下落する可能性があるという中で、引き続き経...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これ、先ほど藤木委員の御質問にもお答えしたんですけれども、平成六年に決定したガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策は、平成十二年までの六年間で総事業費六兆百億円とあらかじめ決めたわけですけれども、このときに、もちろん担い手の規模拡大やコスト削減などの...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) これも累次御説明申し上げているように、国境措置もしっかり講じると、それから対策も講じるという結果、私どもが個別に品目を見て試算をした結果でありますと、国内生産は維持されて、ただし生産額そのものは関税が下がる影響ありますので、これは減少が見込まれると、そうい...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回私どもが行いました試算は、TPP11の合意内容を踏まえて国境措置が変更されるということになりますので、輸入品が国産品に置き換わるかどうかという観点で検討して試算を出させていただきましたので、その国境措置の変更によって輸入そのものが増えるかどうか、消費量...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 今回の試算につきましては、繰り返しになりますけれども、TPP11の合意内容踏まえて、この国境措置の変更により輸入品が国産品に置き換わるかどうかという非常にシンプルで分かりやすい視点で検討をいたしました。  それで、TPP11によって国内消費量がどうなるか...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) GDP増加の試算そのものは、申し訳ありませんが、私どもで試算をしているわけではないのでここでお答えは差し控えたいと思いますけれども、私どもは、国境措置がなくなるということで農家の皆さんの不安があるので、それによってどういう代替が起こるかということを一つ一つ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) まず、繰り返しになりますけれども、今回、国境措置の変更が行われることになります。これによりまして農産物にどういう影響が出るかと、生産にですね、それを示すことがまず第一に重要だろうということで、その国境措置がなくなったり減少した場合にどういう代替的なことが起...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 済みません。私どもがやった試算について、もう本当繰り返しお話しして申し訳ないんですけれども、国境措置の変更ということが多くの農家にとっての最大の不安要素であったのでありますので、その代替的な影響というものがどういうふうにあるかということを一つ一つきっちりと...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 定量的な試算はしておりません。我が国の平成二十九年の農林水産物・食品の輸出額は八千七十一億円ですけれども、そのうちTPP11の参加国向けは一千十六億円ということですので、比率でいえば一二・六%を占めているところであります。  このTPPの交渉におきまして...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) カナダの輸出の試算について私どもコメントはできないですけれども、輸出額というのは、為替変動とか品目ごとの需要の変化等様々な要素により決まります。したがって、関税撤廃によりどのような前提を置くかによって様々変わるわけであります。輸入の面では私ども前提を置かせ...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 申し訳ないですけど、ちょっと繰り返しになりますが、このTPPの合意がなされたときに、農家の皆さんはそれぞれいろんな農産物作っていますので、米はどうなる、豚はどうなる、牛はどうなる、麦はどうなる、そういう御心配が当然あったと思うんですね。したがいまして、今回...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) セーフガードは、関税削減に伴う輸入急増への歯止めということで措置をするものです。  御指摘のように、今回のTPP11におきましては、牛肉の輸入量の約四割を米国が占めておりますので、TPP11のセーフガードの発動基準数量に、米国が抜ければ到達をすると、そし...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) TPP交渉におきましては、御案内のように、我が国として米は最大のセンシティブ品目だということでぎりぎりの交渉を行って、国家貿易制度及び現行の枠外税率を維持した上で、豪州のみにSBS方式の国別枠が設定されるということになりまして、交渉結果としては最善のものに...全文を見る
○国務大臣(齋藤健君) 儀間委員のお気持ちは私も実はシェアするところがあるんですが、ただ、このミニマムアクセスは、ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉の中で全体のパッケージの一つとして、従来輸入がほとんどなかった品目について、最低限度の市場参入機会を与えるという観点から、全ての加盟国...全文を見る