斉藤鉄夫

さいとうてつお

小選挙区(広島県第三区)選出
公明党
当選回数10回

斉藤鉄夫の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○斉藤(鉄)委員 本日は、原子力施設また原子炉の廃止措置を中心に質問をしたいと思いますけれども、その前に、新任の中川大臣、初めての委員会でございますので、中川大臣のエネルギーまた原子力についての御所見をまず最初にお伺いをしたい、確認をしておきたいと思います。  私自身は、非常に...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 長官の基本的な認識、よくわかりました。  そうしますと、もう一点だけ聞かせてください、将来の理想的なエネルギー源になるまで原子力は必要である、その時間との闘いだと思うわけですが、そこで、プルトニウムをリサイクルするか、それともウラン、プルトニウムも含みますけれ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いずれにしましても、「もんじゅ」の問題も起きましたし、このプルトニウムリサイクルもしくはワンススルー、この議論につきましては今後とも一緒に議論を深めさせていただきたい、このように思います。  さて、長官の所信表明の中に、こういう文章がございます。「また、原子力...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほどの長官の御答弁の中に出てきましたJPDR、日本原子力研究所のJPDRで解体撤去の研究が十年間進んできて、来年度で一応一段落するという御答弁がございました。このJPDRで十年間研究をしてきて大体どういうことがわかったのか、わかりやすく簡潔に教えていただけます...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 解体をするわけですから、普通のビルの解体を考えてみますと、解体がらがたくさん出てくる、それから、作業員の人が粉じんを吸ったり大変な思いをする、こういう姿が想像されるわけですが、私は、原子炉の解体ということのポイントは二つある、こう思うわけでございます。  一つ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 このすそ切り値の問題、原子力施設から出てくる廃棄物、これはこのすそ切り値以下だから一般の産業廃棄物と同等に扱う、これは専門家には非常に理解しやすいことですが、地域住民の方にはなかなか、そうはいってもという気持ちの問題として理解できない部分もございます。このすそ切...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。
02月23日第136回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○斉藤(鉄)委員 新進党の斉藤鉄夫でございます。  午前中、七条委員の方から地球温暖化のことについて御質問がございましたが、私は、その地球温暖化の中の問題として、二酸化炭素の排出量抑制、この問題に焦点を絞って御質問をさせていただきたいと思います。また、その後、旧軍の毒ガス遺棄に...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ちょっとよくわかりませんでしたけれども、三億三千万トンという見通しについてはどうなんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 ふえるという、達成できないということでございますね。  それで、この日本国報告書について、昨年、条約の事務局の技術者の方々が日本に来て、この報告書について詳細に検討した、またいろいろ日本の努力について現地を見て歩かれた、こういうふうに聞いておりますけれども、そ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 まだ内容については公表できないというところは、概略を教えていただいてありがとうございました。  そのときの事務局の方の評価、一千万トンオーバーするということについてはどういう評価だったでしょうか、もしよろしければ。仕方ないという感じだったのか、これは条約違反だ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 昨年四月にベルリンで第一回の締約国会議が開かれまして、宮下環境庁長官が、一九九〇年レベルで安定化させる、そのための最大限の努力をするというふうに演説をされました。そして、いわゆる第三回の締約国会議、午前中も七条委員の方からも御質問ありましてダブりますけれども、こ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その第三回締約国会議、日本へ誘致できる可能性はどのぐらいでしょうか。ほぼ実現可能なのか、お聞かせ願えればと思います。
○斉藤(鉄)委員 そのウエルカムな環境をつくるために、先ほど地球環境部長さん、さまざまな努力をしていくというふうにおっしゃったわけですが、そのさまざまな努力、簡潔にわかりやすく教えていただけますでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 ライフスタイルという言葉が何度か出てきまして、ソフトの面からのアプローチ、これは非常に重要だと思います。ハードの面から迫りますと、二酸化炭素を排出する一番の源はやはりエネルギーそれから車だと思うのです。  このエネルギーと車ということにちょっとまた的を絞って議...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先日の社民党の第六十四回定期全国大会の質疑の中に、「原子力発電の問題については、稼働中の原発は認めた上で、代替エネルギーが確立されるまでは過渡的エネルギーと認めるというのが私たちの立場です。」ということがございます。つまり、稼働中の原発は認めるけれども、書いてあ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その点につきましては私も全く同感でございまして、地球環境部長さんの御答弁で、これからの活動の中にライフスタイルという言葉がたくさん出てきましたが、ライフスタイルの中に省エネというものをすり込んでいくということが一番大事だと思いますけれども、それをしてもなおかつ二...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 長官の御答弁の中にありました低公害車でございますが、これも二酸化炭素排出抑制の非常に大きな柱であろう、こう思うわけです。  よく低公害車の話をしますと、電気自動車それから水素自動車、いろいろあるわけですけれども、電気自動車は、確かにガスは出さないけれども、電気...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 燃料生産施設を含めたトータルな面で見ても低公害車はやはり低公害車である、CO2排出抑制に役立つ、こういうことが確認できました。ありがとうございました。  通産省の自動車課長さんに来ていただいておりますので、この低公害車の民間企業における開発状況についてお伺いし...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 どうか環境庁と通産省、よく連携をとりながら、この低公害車が発展しますようによろしくお願いいたします。  これで、いわゆる二酸化炭素排出抑制に関しての質問を終わります。  次に、旧日本軍の投棄した毒ガスの問題について、これは前回もこの環境委員会で問題にさせてい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 昨年、これは新聞報道でも大きく取り扱われましたけれども、北海道の屈斜路湖でこの毒ガスが投棄されていたということがわかりました。いわゆるイペリットルイサイト、致死性の高い、大久野島でつくられたものでございます。  この屈斜路湖、環境庁が昭和四十八年に調査されて発...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ちょっとよくわかりませんが、私は、昭和四十八年に環境庁が発表されたその陸十八カ所、海八カ所以外にもこういうふうに毒ガスが遺棄された場所がたくさんある、このように思うわけでございます。中国に遺棄された毒ガス問題については、その化学兵器禁止条約に基づいて一生懸命これ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 自治体に聞きましても、特別な調査をしない限り知りませんというところがほとんどだと思うのです。  ところが、私、広島県ですけれども、広島県でいろいろ呼びかけてみますと、今まで黙っていたけれども、実はおれは宮島の沖に毒ガスを捨てたんだ、こちらが呼びかけますとそうい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その全国的な調査、ぜひ、もう一つ残っている戦後処理ということで前向きに検討していただきたいと思います。やはり環境庁がイニシアチブをとらないとどこもやろうとしない。防衛庁に聞きますと、それは旧軍がやったことだという話ですし、厚生省に聞きましても、それは環境問題だか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 前回この委員会でも同じ指摘をさせていただきまして、宮下環境庁長官から、「これは調査をどういう形でやるかはともかくとして、そういう状況を把握することも環境行政上やはりこれは必要なことではないかと思いますから、ちょっと工夫をさせていただいて、」「そういうものがあるか...全文を見る
03月01日第136回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○斉藤(鉄)分科員 新進党の斉藤鉄夫でございます。きょう、私、平和教育と、それからちょっと平和教育とは直接関係ありませんが科研費、この二つのことについて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  私、選挙区は広島でございますが、広島、長崎は昨年八月、被爆五十年を迎え...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 非常に詳しく御説明いただいたのですが、お聞きしておりますと、どちらかというと、要請があったときにこたえるという、いわば非常に受動的な感じがするわけですが、この広島の市長の提言にあるように、もっと能動的にこちらから、事業団なら事業団をつくって積極的に世界に発信し...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 よろしくお願いいたします。  今は外務省の見解をお伺いしたわけでございますが、いわゆる平和教育ということについて、ちょっと文部省にお尋ねをしていきたいと思います。  文部省に、まず平和教育という項目があるのか、もしあるとしたら、それはどういうふうな形で実施...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 その平和教育の中で、広島、長崎の被爆体験、また被爆資料、こういうものを今後風化させることなく使っていく必要があるかと思うのですけれども、その広島、長崎の原爆の位置づけ、平和教育の中での位置づけは、どのように文部省の中でお考えになっておりますでしょうか。
○斉藤(鉄)分科員 先ほど外務省の方にお伺いいたしましたけれども、外務省でも原爆資料展といいましょうか、原爆資料をできるだけ海外に持っていっていろいろな国の人々に見てもらって、世界平和の運動を盛り上げる、また、核兵器廃絶の運動の糧とするというごとで外務省も努力をされている。  ...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 どうかよろしくお願いしたいと思います。これまで原爆問題といいますと厚生省が中心でございまして、被爆者援護ということが中心でございました。これからは、五十年を過ぎまして、いかにこの体験を人類の未来に役立てるか、平和に役立てるかということに私は重点が移ってくる ...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 大臣の力強いお言葉を聞きまして、大変私も頑張ろうという気になるわけですけれども、科学技術庁傘下のいろいろな研究所あたりでは、かなり研究評価を厳しくやってきておりまして、例えば理化学研究所というのは、私が大学を卒業するころは、世の中でこんな停滞した研究所はない、...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 よろしくお願いいたします。  時間があと一分ほどあるようなので、これは質問通告しておりませんのでただ私の希望としてお聞きいただきたいのですけれども、ちょっと科研費と全く関係ない話で、また戦争の話に戻ります。  実は私、国会議員になって初めて委員会質問をした...全文を見る
03月27日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○斉藤(鉄)委員 新進党の斉藤鉄夫でございます。科学技術振興事業団法についてちょっと御質問させていただきます。  一昨年末、特殊法人の見直しについて、当時の科学技術庁官房長が当時の科学技術庁長官に進言をした、その内容が非常に消極的であったということで、それが大臣のげきりんに触れ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私も同感でございまして、大臣、後ろ向きの統合ではだめなんだ、前向きに、そういうお言葉をお使いになりましたけれども、世の中の一般にある批判、つまり、重複したものの合理化、類似したものを一本化するということだけでは確かに後ろ向きの統合ということになると思うのです。 ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 まさにそのとおりだと思うのですが、一般にはそういう認識がまだまだないわけでございます。  今回の統合のポイントは、科学技術情報センターが、新技術事業団という、知識と人をよく知ったところに情報部門が入るという、そこがポイントでございまして、その入り方、活用の仕方...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この新事業団が成功するかしないかは日本の科学技術の発展にとって非常に大きなポイントになると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは時間ですので、最後に、大臣にちょっと行政改革ということについてお伺いして終わりたいと思いますが、行政改革は国民か...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。ありがとうございました。
04月17日第136回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○斉藤(鉄)委員 中間答申案が審議されました中央環境審議会大気部会におきまして、C分類の取り扱いについて大激論があったと聞いております。このC分類は、ベンゼン、トリ・テトラクロロエチレン等、その長期暴露によって健康被害が生じることがほぼ明らかになった、学問的にも明らかになった、そ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ちょっと納得できないところもございますが、環境側の意見をもう少し取り込んだ答申にしてほしかったし、答申は行政側は関係ないですけれども、そういう環境側の意見を取り込んだ法案にしてほしかった、このように思います。  事業者の自主的取り組みに任せるということですけれ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今後情報を収集し、評価し、検討し、最終的に具体策を決めるということですけれども、この過程において一番大事なのは、情報公開、また国民の理解を得ながら透明的にその規制基準を定めていくことではないかと私は思います。こういう透明性のある基準の決め方、一部の産業系の委員の...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 どうか環境行政のリーダーシップを発揮していただいて、よろしくお願いしたいと思います。  次に、この法案の中に入っております建築物の解体現場等からのアスベストの飛散防止について一つ御質問いたします。  アスベストの除去、これはお金がかなりかかるそうでございます...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この点については、建設省とも連携をとりながら、ぜひ有効な具体的施策を進めていただきたいと思います。  次に、花粉症のことについて質問させていただきます。  花粉症というのは、花粉だけでは発症しないそうでございます。大気中の有害汚染物質、特にディーゼル車から排...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 よろしくお願いします。環境庁がリーダーシップをとってお願いしたいと思います。昨日も関係四省庁の若手の方と話をしたのですが、各省庁が連絡しておりますと、いやこの問題はうちではございません、そちらでしょうといったらい回し、たらい回しと言ったら失礼ですが、そういう傾向...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 御努力よろしくお願いいたします。  最近のアレルギー学会や臨床免疫学会の研究報告を通覧しましても、花粉症の疫学的調査はごく少数でございます。発症のメカニズム、またそれにかかわる物質のスクリーニング、また大気汚染物質のかかわり方等、その研究が膨大過ぎて、一般の研...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 花粉症という名前から、花粉に主に原因があるというふうに考えられがちなんですが、現実には、花粉がたくさんある田舎の人はほとんど花粉症ではなくて、大気汚染との混合によって、複合的効果によって起きているということで、今後環境庁としても各関係省庁と連携をとりながら、リー...全文を見る
04月24日第136回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○斉藤(鉄)委員 新進党の斉藤鉄夫でございます。日本学術振興会法の一部を改正する法律案につきまして、二、三気になる点がございますので質問させていただきます。  昨年、科学技術基本法が制定されました。この科学技術基本法の二つの精神は、一つは、日本が科学技術に力を入れて、科学技術創...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そうしますと、今回の振興会法の一部を改正する法律案は科学技術基本計画とは直接関係ない、位置づけがされていない、こういう理解でよろしいのでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 今回振興会が新たに始める事業、これは日本の科学技術の発展にとって非常に大きな位置を占めると思われますので、基本計画の中でしっかり位置づけがされるように要望をいたします。  さて、話をちょっと現実に戻しますと、日本は企業を中心とした応用研究が非常にすぐれている、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 基礎研究ただ乗り論を克服するためにも、ぜひこれからも大学また文部省管轄の国立研究所への研究投資をふやしていく努力をしていただきたい、このように思うわけでございます。  それから、先ほど学術国際局長の答弁にもございましたけれども、日本の研究システムを欧米と全く同...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 研究主体になられるわけですから、振興会そのものがイニシアチブを非常に発揮できるようになるわけでございます。そういう意味で、先ほど申し上げました、現在の大学の不自由でぬるま湯的な、そういう研究風土、それを変えるところに振興会がイニシアチブをとってほしい、そうすれば...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 税金をつぎ込むわけですから、そのつぎ込んだ分だけの成果を出してもらわなければいけないということはわかるのですけれども、成果がはっきりわかっているような研究は、はっきり言うと研究じゃなくて、これはルーチンワークですね、こうやっていけばこういう結果が出る。ルーチンワ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それと関連して、要するにどういう研究プロジェクトを採用するかという評価の問題が今後非常に重要になってくるかと思います。成功するかどうかわからない、どういう結果が出るかわからない、そういうテーマにお金をつぎ込むわけですから、その評価は非常に難しくなってくるかと思い...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もう一点、気になる点を質問させてもらいます。  今回、ポストドクター、つまり博士は取ったけれども就職口がない、博士浪人とも呼ばれておりますが、そういうポストドクターをこのプログラムに採用するということが言われて、それ自体は非常にすばらしいことだと思うのですが、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その点に関しましては、ちょっと納得しがたいところもございますので、今後また議論をさせていただきたいと思います。  もう時間が参りましたので終わりますが、今回の振興会法の改正を、私は二つの点から、一つは、研究風土の改善、ぬるま湯的な研究風土を改善する、そのきっか...全文を見る
05月24日第136回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○斉藤(鉄)委員長代理 高見裕一君。
06月13日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
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○斉藤(鉄)委員 新進党の斉藤鉄夫でございます。  事故報告書、読ませていただきました。この事故報告書によりまして、どういう経過でナトリウム漏えい事故が起きたか非常によくわかりました。そして、その原因が温度計さや管の設計ミスにあった。太い部分と細い部分、あれだけの段差がついてい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国は規制という形で責任を及ぼすわけですが、第一義的には原子炉設置者である動燃が設計、建設の責任を持つということがわかりました。  では、動燃が「もんじゅ」を設計し建設するわけですが、動燃だけでそれを建設できるわけではないので、いろいろな企業の組み合わせで「もん...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 温度計さや管のIHIの先ほどうなっているでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 わかりました。全体像ということでは、四つの企業、その上に動燃がいて、動燃が全体について責任を持つということでございますね。  このように、日立、東芝、富士電機、三菱、それがいろいろな部署、分割して責任を持つ。その下にも多分いろいろな企業体がその中に入っていると...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 非常によく理解のできるお答えで、品質保証体系をつくってやってきたということでわかるんですが、あれだけシステムが巨大になりますと、末端まで行きますとかなり膨大な情報量になる。まさに百万、ミリオンを超える部品、その一つ一つの品質保証体系がずっと上に組み上がってきて、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 中野理事のおっしゃることも非常によく私はわかるわけでございますが、一般に、動燃やNASDA、いわゆる科学技術庁傘下で巨大な科学技術プロジェクトをやっている組織への批判として、いわばお役人の、発注官庁的な色彩が濃くて、責任体制、そして情報管理体制がぶつ切りになって...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 まさに大臣のおっしゃるとおりだと思うのです。それで間違いを起こす、空白が生じる、人間の努力としてそういうことがないようにしなければいけないのですが、それはやはりどうしても起こる可能性があるものですから、それをシステムとして防ぐようなそういうシステムをつくらなけれ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ぜひ大臣にイニシアチブをとっていただいて、新しい時代の科学ビッグプロジェクトが安いコストで、うまく、事故なく安全に進むように、そういう大規模情報システムの導入ということをぜひ一度御考慮いただけたらと思います。  そういう意味で、この中間報告書の五十ページに、動...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 動燃、それから動燃が責任を持つすべての「もんじゅ」の建設システム全体、その情報がうまく流れて、きちんと判断されて、そのレスポンスが出るということが外からわかるようになれば、これは原子力に対して、また動燃に対しての信頼も高まってくる、このように思いますので、その点...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今回、情報の流れ、その管理といいましょうか、また、第一義的責任者として、脳のような働きを第一義的責任者がしなければいけない。そのためには、今のシステムでは、今のままではそれはやはり不可能であろう。新しいシステムをお考えいただきたいという観点から質問させていただき...全文を見る