斉藤鉄夫

さいとうてつお

小選挙区(広島県第三区)選出
公明党
当選回数10回

斉藤鉄夫の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第169回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  昨年九月二十五日、自民党と公明党の連立政権協議を行わせていただきまして、十五項目の合意に達しました。この十五項目の中には、政治資金一円以上の領収書の公開、実は自民党さんは、そのときに初めてここに一円以上の公開を決断されたわけで...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先日も、全国水源の里連絡協議会というのが京都の綾部市長さんを中心に、全国の二百以上の限界集落をたくさん抱える市町村が、首長さんが集まってつくられましたけれども、自治体間の連携を密にして、また国もしっかり支援をしていただきたいと思います。  もう一つの調査結果で...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 総理、このように、限界集落の問題は、一地方の問題というよりも、これから急激な人口減少社会を抱える我が国の社会のありよう、どう支え合って、我々、日本という国家を生きていくのかという本質的な問題だと思います。五十年、百年先を視野に入れた国のあり方について、限界集落ま...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 公明党といたしましても、この調査したデータを分析して、あす発表いたしますが、政府にも申し入れをしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それから、地域の活性化、財政的なことを一つお伺いいたします。  いわゆる財政投融資を借りていろいろな下水道...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 多くの、八割に及ぶ市町村、五千五百億円の補償金が免除される、これは地方財政にとっても健全化にとって大変役立つ。そのお金が、福祉に、教育に、また過疎対策に行くということでございますので、ぜひPRをしていただきたいと思います。  次に、道路特定財源について質問をさ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 料金として取るのは大変だ、一つ一つ道路を使ったときに料金を取るのは大変だ、だから税という形で取りやすい形にしているということではないかと思っておりますけれども、こういうふうに受益と負担の関係が明確になっている場合は、私は納税者の理解というのが非常に大切だと思いま...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 特定財源だから無駄な道路をつくるんだという議論がございます。  ちょっとまたこのパネルに戻りますけれども、この道路整備、大体私どもの方で、この二十年度予算、どういうことに使われているかというのを整理してみました。  一番下、維持・修繕、これは今後大きく伸びて...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 また、一般財源にして地方に渡せば、地方の自主性のもとで道路ができるのではないかという論があります。  先週の週末、私は山陰のある県に行きました。そうしたら、そこで、その山陰のある県は、いわゆる県が責任を持つ三けた国道、その県の中は、早く山陽や関西に行きたいとい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 全体観に立ったネットワークづくりが必要だということだと思います。  次に、中期計画について質問させていただきたいと思います。  昨年十二月の政府・与党合意、十年の暫定税率を決めた、このように報道されておりますが、その中をよく見ていただければ、五年後に見直す、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の答弁で明らかになりましたように、五十九兆円というのは上限であると。今後、シーリングもあります。また、コストの見直しもやっていかなくてはいけません。また、ルートの見直しも不断にやっていかなくてはいけない。そういう見直しが今後常にあるんだということが明らかになっ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 優先課題を中心に、当然優先順位の高いものからやっていくわけですが、ほぼこの十年間で必要なインフラを整える、このようなことだと思います。  それから、次のパネル、道路特定財源について最後の質問をさせていただきますが、これは自動車関係諸税でございます。自動車には消...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この図を見ていただくと日本の課税の特徴がわかるわけですけれども、いわゆる保有にかかる税が非常に高い。諸外国は、取得また燃料の課税は大きいわけですけれども、保有については非常に少ないわけです。  この取得、保有、走行にかかる課税、特に保有にかかる課税については今...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 経済界の理解も得られているという御答弁でしたけれども、まだそういうふうに認識していない経済界もあります。  しかしながらも、総理がそのように決断されたわけですから、日本はこの方式でいくという道を選んだわけですから、我々、日本が世界の地球環境問題のリーダーシップ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ダボス会議での総理の御発言でもう一つ非常に大きなポイントは、やはり発展途上国への技術協力や資金協力だと思います。大変大きな目標を掲げられました。  その中で、私たち公明党も、日中共同出資の環境基金をつくって、中国の環境、CO2排出抑制、抑えていくことに積極的に...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ぜひそのリーダーシップをとっていただきたいと思います。  時間が参りましたが、最後に一枚だけ、このパネルをちょっと紹介させていただきたいんですが、先ほど日本の省エネは世界一だということだったんです。この図は、横軸が一人当たりのGDPです。右に行くほど経済発展。...全文を見る
10月02日第170回国会 衆議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 低炭素社会づくりについてお尋ねがございました。  地球温暖化問題は、地球生態系と人類文明が共存できるかという問題だと思います。  二百五十年前の産業革命以降、人類は化石燃料を燃やし続けて、空気中の二酸化炭素がふえ続けております。これを抑え、ストップさ...全文を見る
10月03日第170回国会 参議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) エコポイントについてお尋ねがございました。  御指摘のとおり、経済的なインセンティブを働かせ、省エネ家電への買換えなどを促進するエコポイントの推進は、温暖化ガスの排出削減のために極めて有効な手段です。そのため、環境省では、今年度、平成二十年度よりエコポ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 田中康夫議員の御質問にお答えいたします。  まず、脱ダム宣言についてのお尋ねがございました。  議員が長野県知事時代に発表された脱ダム宣言は一つの見識であると考えております。  ダム建設については、治水、利水対策も含めて総合的に判断する必要があり、...全文を見る
10月06日第170回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○斉藤国務大臣 お答えいたします。  実は、環境省は、非常に少ない人数で多くの仕事をしておりますので、深夜残業、タクシーの利用が最も大きい役所の一つでございます。  これまで、この合理化を図ろうということで、ISO14001の環境マネジメントシステムを使って削減に努力をしてま...全文を見る
10月07日第170回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○斉藤国務大臣 お答えします。  定額減税につきましては、政府・与党合意の総合経済対策の中で、これから年度内に実施をしていくと決めたところでございます。  その規模と財源につきましては、今後、これから検討していくわけですが、赤字国債は発行しない、現在の行政の無駄の捻出からこれ...全文を見る
○斉藤国務大臣 民主党さんの案については先ほど財源を示された、しかし、今年度の定額減税については財源を示していないという趣旨の御質問でございますが、先ほど示された財源につきましても、恒久的な措置でありながら、単年度分しか入っていない財源もこの中に入っております。私は、その案が財源...全文を見る
○斉藤国務大臣 選挙の時期がいつになるのかは、これは総理が判断されることですから私がお答えできませんけれども、少なくとも、今年度中にこの定額減税は実施するということでございますので、それに間に合うようにきちっと財源の大きさも示したい、このように思います。  選挙のマニフェストに...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員長の御指名ですので、お答えさせていただきます。(岡田委員「総理、お答えください。総理、総理の考えを聞いているんです」と呼ぶ)
○斉藤国務大臣 二〇五〇年に地球全体の二酸化炭素排出量を半減させる、これは、G8でも共同の目標として持とうということが合意されたところでございまして、人類の歴史上大きなステップだと思っております。  地球全体で半分にするということであれば、先進国はもっと減らさないといけないとい...全文を見る
○斉藤国務大臣 産業革命の前は、大気中の濃度は数万年にわたって二八〇ppmでした。ずっと一定でした。産業革命が始まって、どんどんいわゆる石炭、石油を燃やし始めて、今、三七〇まで上がっております。これを将来四五〇とか五〇〇ppmまでに安定化させなければ、抑えなければ地球は破滅を迎え...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、岡田委員おっしゃるとおり、一九九〇年における二酸化炭素排出量は十一億四千四百万トン、二〇〇六年度ですけれども、十六年たって約一一%ふえまして十二億七千四百万トン、一億三千万トンふえました。これは全体の量です。そのうち石炭は、一九九〇年度三億九百万トンでしたが、...全文を見る
○斉藤国務大臣 私が尊敬申し上げる高校の先輩の亀井静香先生から、思わぬお話を伺いました。  事実関係だけ申し上げておきますと、今、東京地裁で判決が出て、東京高裁で係争中の話でございます。東京地裁では、矢野元委員長と出版社が全面敗訴で、合わせて六百六十万円の賠償金とそれから謝罪広...全文を見る
10月15日第170回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 定額減税の財源規模については、今政府の中でしっかり議論をしている、政府・与党で検討していきたいと、このように、そういう状況でございます。  八月の政府・与党合意、総合経済対策でポイントは、定額減税にするというところがポイントだったのではないかと思います...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、与党と政府の間で議論をしているところで、それも一つの御意見という位置付けではないかと思います。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 当時、私は環境大臣になっておりましたので……(発言する者あり)いえ、福田政権の改造内閣で環境大臣になっておりましたので、公明党に相談があったかどうかは私は存じ上げておりません。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 公明党として聞いていたか聞いていなかったか正直知らなかったものですので、知らないとお答え申し上げたところでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) お答えします。  我が党も党内の代表選挙規定にのっとりまして代表選挙を行っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 日本の太陽発電パネルの技術は世界一、また生産量も世界一です。しかし、実績量はドイツに抜かれて今第二位でございます。私たちは、世界一奪還宣言を環境省は掲げまして、京都議定書の期間内に今から三倍にしないと目標達成計画を達成できません。三倍にする。そして、二〇...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 太陽発電衛星のことかと存じます。  宇宙に行きますと空気がありません。空気の層を経ていないので太陽光の強度は二倍から三倍ございます。また、地球から離れれば離れるほど地球の陰になる部分がないということで、例えば静止軌道上まで行けば二十四時間ほとんど太陽の...全文を見る
11月11日第170回国会 参議院 環境委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 環境大臣を拝命いたしました斉藤鉄夫でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  第百七十回国会における参議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、ごあいさつとさせていただきます。  地球温暖化は、北海道洞爺湖サミットで...全文を見る
11月13日第170回国会 参議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 昨日、二〇〇七年度の二酸化炭素排出量、環境省が取りまとめたものを発表させていただきました。私も大変深刻に受け止めております。  ただ、子細に見ますと、例えば運輸部門については低減をしてきておりまして、その傾向が見られます。また、いわゆる業務その他部門に...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 御激励ありがとうございます。  例えば、今回見直しをする、点検をする、そしてその点検の結果見直しをすると言いましたけれども、それだけではなく、今回太陽光発電世界一奪還計画を掲げまして、一昨日も新たな計画を発表させていただいたところでございます。また、こ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 一言で申し上げますと、非常に期待をして注視をしていきたい、そして新たな二〇一三年以降の枠組み、この枠組みについては、来年のCOP15で最終決定するわけですけれども、その中に、アメリカとともに協力しながら新たな枠組みをつくっていきたいと、このように思ってお...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国別総量目標の設定を代替するものではないということでございまして、これは、さきの神戸におきます環境大臣会合でも議長サマリーに、セクター別アプローチが国別総量目標を設定するために用いられるもので、これを代替するものではないことを明確にしたというふうに明確に...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、長期目標、二〇五〇年、六〇ないし八〇%削減ということについては、今年六月の福田ビジョンで明確にし、七月の低炭素社会づくり行動計画の中で閣議決定をさせていただきました。  それで、今の御質問は、じゃ中期計画はどうなのだということかと思いますけれども...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) IPCC、科学者がまとめた報告、これを根拠に政策決定はなされるべきだというふうに私自身、また公明党も申し上げてまいりました。  だからこそ、今回の麻生政権の自民・公明連立政権合意の中に、この中期目標につきましては、科学的知見に立脚して中期目標を策定する...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 検討委員会がどのような選択肢を提示するかということは、今の段階で私の方から前提を言わない方がいいかとも思いますが、当然、これまでの議論で、また科学者、IPCCが報告していること、また政権合意にあることを考慮に入れた選択肢が提示されると、このように思ってお...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) その点につきましては、私自身の考えはございますけれども、政府の中で今後しっかりと議論をし、根拠のある、世界に説得力のある決定をしていきたいと思っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) この問題については、環境省だけで決定できる問題ではなく、四大臣会合、官邸で決定することでございます。  その中で私が申し上げている内容につきましては、これまでいろいろな場面で私、申し上げてきた。参議院の予算委員会では福山先生に質問していただけるかなと思...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) この十月から試行を始めました。マネーゲームにならないように、また、日本のいわゆる物づくり産業の成長につながるようにと、こういう基本的な考え方、今委員がおっしゃったとおりでございまして、それを実行していきたいと思います。  まず、マネーゲームにならない。...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 金融商品とみなされる側面、これはあると思いますけれども、現在世界の中で、我々議論している中で、金融商品として取り扱われているとは考えておりません。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私、最初に、今この排出量取引制度、金融商品としては取り扱われてはいないというふうに申し上げました。その前提として、しかし金融商品的な側面はあるとも申し上げました。やはり、排出量取引でございますので、金融商品的な側面を一〇〇%否定するということはできないと...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まだ具体的にどのような形になるのか、今ここで明確なお答えをする状況になっておりませんけれども、しかしながら、オバマ次期大統領は二〇五〇年には温室効果ガス八〇%削減という非常に野心的な公約を掲げられ、また排出量取引についてはキャップ・アンド・トレードを行う...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 大変重要な御指摘かと思います。  私も昨日、国立環境研究所を視察してきたんですが、四つの大きな柱の一つが、アジアとの環境問題での協力ということが大きな柱の一つでした。そして、この水の問題というのもその中の重要なテーマでございました。水というのは、まさに...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 委員おっしゃるとおりでございます。  今年の六月に気候変動国家計画を中国は制定いたしまして、その計画の中で二〇一〇年までにGDP当たりのエネルギー消費を二〇〇五年比で二〇%程度減少させる目標を定めて、これはかなり強制力の強い目標だと聞いております。省エ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、神取委員おっしゃったとおりでございまして、世界全体で議論するときには、やっぱり途上国の一員として言質を取られるような約束はなかなかできないというのも分かるような気はいたしますが、しかし他方、先ほど言いましたように、国内的また国際的なそういう会議等を見...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) すばらしい御提案をいただきました。  大変お答えに難しいところがあるんですけれども、環境省といたしましては、移動手段として鉄道などの二酸化炭素排出量の少ない公共交通機関、それから自転車の活用、それから自動車につきましてはハイブリッド自動車、電気自動車、...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、神取委員おっしゃるように自家用車、大きな車等に頼らなくても、公共交通機関やまた自転車等で暮らせるまちづくりをすることが、いわゆるコンパクトなまちづくりをつくることが将来の低炭素社会づくりの一つの大きな方策になる、今後そういう社会を目指して投資をしてい...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 金融危機対応のためにこの地球温暖化対策が後れを取るようなことがあってはならないと、このように思っておりますし、先ほど加藤委員言及されたCOP14の前の準備会合、この十月にポーランドで行われた準備会合でもそのような各国の姿勢が確認をされたと、このように聞い...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 午前中、轟木委員の質問にお答え申し上げて、金融商品として取り扱ってはならないという基本的な考え方を申し上げたと同時に、やはりマーケットをつくってそこで取引をするわけですから、金融商品的な振る舞いや性格が出てくるのもやむを得ないと、これも一つの事実でござい...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 我々、小学校のころには、日本は資源もエネルギーもない、すべて輸入して、それに加工を加えて外国に売って生きていくんだという教育を受けたわけですが、先ほど、ここまで特にエネルギー、また資源も高くなりますと、決してそれで生きていけない時代になりつつある、このよ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 次期オバマ大統領の環境政策につきましては、非常に期待をし、注視をしているというふうに思っております。  公約が具体的な政府の政策になればすばらしいと思っておりますし、その中では、当然その公約を実行していくためには次期枠組みの中にアメリカが入ってこなくて...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 二〇五〇年につきましては、ある意味で明確な目標が定められております。今、加藤委員御指摘の点は、中期目標をどのように定めるかということだと思いますけれども、これはこの長期目標を達成するための道筋として、科学的根拠に基づいて科学の要請に従ってこれを決めたいと...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) はい、そういう意味も含まれております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 目標達成計画でかなり具体的に計画を定めております。その計画が確実に実行されること、これをきちんと点検をし、実行されないようであれば、これを確実に実行させていくような方策をすぐ打たなくてはならない。また、それだけでは足らなければ、追加的な項目も今後考えなく...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) IPCCの科学的知見及びいろいろな研究機関、日本の国環研等が行っているモデル分析という意味で使っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 中期目標に関しまして、自民党・公明党連立政権合意におきまして、来年のしかるべき時期に科学的知見に立脚して策定する、そういう旨が盛り込まれております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 科学的根拠の考え方の根本は、基本的に地球生態系が存続し得るかどうかということから発した、そこに問いを求めて、その答えが今回のIPCCの科学的知見だと思います。したがいまして、その地球の生態系の存続なくして地球の上での経済的な活動もないわけでございますので...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 二〇〇三年、そして今回の排出量増加が原子力発電所が長期に停止をしていることによる、そのように今地球環境局長から答弁させていただきました。そのとおりだと思います。  したがって、我々としては、この原子力発電所の稼働率が平準年にできるだけ早く戻るようにと、...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 自然再生エネルギーの比率を今後飛躍的に伸ばしていかなくてはならない、このように思っております。  しかしながら、全体としてのエネルギーベストミックスの中で原子力発電がしかるべき比率を占めなければ、日本の経済、そして日本の排出目標を達成できないとも認識を...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) セクター別アプローチ、二つの観点から簡単に答弁申し上げたいと思います。  一つは、大変大きな主要排出産業である鉄鋼そして電機、ここで非常に削減ポテンシャルを有しております。その業界の参加、協力がなくてはならないし、そこでの技術的な発展がなければ目標は達...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 正式な大会には出ないと言っている野球チームにせめて練習試合だけでもやってみましょうよと、そこにも渋っていたのをせめて練習試合にはまず出させたというところは大きな一歩なんではないかと御評価をいただきたいなと、正直にこのように思いますけれども、できるだけ多く...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 大変重要な問題提起をしていただいていると思います。  ただ、先ほど来、今日ここで議論をしておりますように、自然再生エネルギーの普及を図らなくてはいけないということもこれは確かでございます。そのためには、普及のためのインセンティブを与える、また、普及が拡...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 二つ、最初の学校への太陽光発電の設置。これにつきましては、一昨日、環境省、文部科学省、そして経済産業省などが計画を作りまして、学校施設への太陽光発電の設置を進めるということでスタートいたしました。予算もしっかり確保して進めていきたいと思います。  それ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 認識をしております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 与党プロジェクトチームが新たな救済策ということで、先ほど川田委員おっしゃった幅広い救済に向けて提言を一年前にされました。この提言を実施することが私は環境大臣、環境省としての仕事、使命だと思っております。  しかし、この提言を実施するためには、原因企業チ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私がそういう行動をして一歩でも前進するのであればいつでも行動すると。ただ、先ほど申し上げましたように、今一切こちらの言うことを聞き入れようとしない、そういう姿勢のときに、今正直言ってどういうふうに動いていいか分からない、また動きようがないというところでご...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 水俣病問題に係る懇談会では、命の安全の危機管理体制、それから被害者の苦しみを償う制度づくり、それから環境・福祉先進モデル地域の構築など、多岐にわたる提案がなされました。  この提言を受けまして、環境省では、水俣病発生地域の地域づくり対策等を推進しており...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 調査を行っておりまして、環境省では、昨年、現時点における保健手帳交付者、それから公健法の認定申請者の全員、新たに救済を求める方々ということになりますけれども、その全員に対して、約一万人ですけれども、対象にその症状などの調査を実施して一定の知見を得たところ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 昨年行いました一万人の調査、この調査分析をしっかり行うということがまず重要だと、このように考えております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 大変重要な視点を御指摘、また提案をいただいたと思います。  国環研は独立行政法人、言わば国立の研究所でございますが、研究所というのは、大学であれ、国立の研究所であれ、また民間企業の研究所であれ、いわゆる基礎的な研究と、そして比較的成果が社会にすぐ役立つ...全文を見る
11月14日第170回国会 衆議院 環境委員会 第1号
議事録を見る
○斉藤国務大臣 環境大臣を拝命いたしました斉藤鉄夫でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  第百七十回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、ごあいさつとさせていただきたいと存じます。  地球温暖化は、北海道洞爺湖サミットで...全文を見る
11月21日第170回国会 衆議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○斉藤国務大臣 その御質問にお答えする前に、福岡委員から御激励をいただきました。こういう経済状況でございますが、環境問題はないがしろにされていいはずがございません。  先日も、この十二月に開かれるCOP14の準備会合がポーランドで開かれたところでございますが、これは地球温暖化の...全文を見る
○斉藤国務大臣 今福岡委員おっしゃった、環境保全の立場から客観的に我々の意見を述べていくということ、その姿勢を堅持することが非常に重要だと考えております。  今回の場合は、アセス法に準じて農林水産省が行う、それに対して我々環境省が環境保全の見地から意見を申し述べる、こういう仕組...全文を見る
○斉藤国務大臣 環境という言葉をどう認識しているか、位置づけているかという御質問かと思います。  環境は、その言葉のごとく我々を取り巻くすべての状況と、境(きょう)という字は境(さかい)ですから、主体とその周りの客体との間のつながりも含めた概念だと思います。そういう意味では、我...全文を見る
○斉藤国務大臣 環境保全の保全というのはどういう意味かということでございますが、これは改めて岩國委員にお話しするのは釈迦に説法でございますが、環境省設置法の中に「環境省は、地球環境保全、公害の防止、自然環境の保護及び整備その他の環境の保全(良好な環境の創出を含む。)を図ることを任...全文を見る
○斉藤国務大臣 大臣になりましてから、国際会議に行くチャンスはいっぱいあったんですが、すべて国会の状況の中で参加しておりませんで、国際会議で実際にそういう場面に遭遇したことはございません。また、日本で会議をするときは通訳を使っておりまして、保全という言葉がどのように訳されているか...全文を見る
○斉藤国務大臣 岩國委員のその問題意識は非常によく理解をしたところでございます。  その四文字につきましては、私、どういう言葉がいいのか、ちょっと私のこの貧弱な頭の中で、また国語力の中で思い浮かびませんけれども、そういう問題意識を持って今後取り組んでいきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 私も、先日岩國委員からこの環境最悪の山西に学べという記事をいただきまして読ませていただいて、その中に月を見たことがないという少女の手紙が書いてございまして、そんなところがあるんだなとびっくりした次第でございますし、また、日本の持っている技術を使って、同じ東アジアに...全文を見る
○斉藤国務大臣 同郷の先輩である岩國先生から御提案をいただきました。  今後の、先ほど申し上げましたコベネフィットアプローチの中の一つの有力な候補だろうとも思います。北京にあります環境保全センターの役割とも調整をしながら検討させていただきたいと思います。
○斉藤国務大臣 基本的に、私は、森林整備にお金が落ちる仕組みを環境省が先頭に立ってつくり上げていかなくてはならない、これは税金であったり、民間のお金であったり、カーボンオフセット等を使ってそういう制度をつくり上げていかなくてはならないと思っております。  そこで、もしお許しをい...全文を見る
○斉藤国務大臣 田島委員から、特措法制定時の想定見込みと大分違ってきているところがあるのではないか、いわゆる期限である二十四年度までにそれをきちんと解決できるのか、こういう趣旨の御質問があったところでございます。  平成十七年度に調査をした際に、特措法の適用があり得ると回答した...全文を見る
○斉藤国務大臣 現時点では、二十四年度までにすべて解決をしたいというその姿勢で頑張っていきたいと思っておりますし、そのために、現在、いろいろなところから、都道府県から相談を受けております。その相談としっかりタイアップしながら環境省は問題の解決に努めていきたい、現時点ではそれに最大...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず初めに、救済法の策定に当たりましては、田島先生にはそのリーダー的な役割を担っていただき、議員立法が成立をいたしました。心から御礼を申し上げる次第でございますし、私の地元でもその法改正によって救済された方がたくさんいらっしゃいまして、本当に喜びの声を上げておられ...全文を見る
○斉藤国務大臣 医学的見地のみによるのではなく、暴露歴も考慮すべきではないかという御質問でございますが、現時点では、幅広い救済をするという意味でも暴露歴をあえて入れていないという観点がございます。  これは、暴露歴が、大気中や職場における過去の石綿の汚染状況が必ずしも明らかでな...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、田島委員からお話ございましたように、労災では、石綿に暴露し、一定の要件を満たした方については、離職時に健康管理手帳を交付して、胸部エックス線等の健康診断を実施できるように措置をされております。  他方、一般論としてですが、健診については、疾病を早期発見、治療...全文を見る
○斉藤国務大臣 第二次経済対策、我々は生活対策と呼んでおりますけれども、政府・与党合意に基づきまして、今、環境省でも補正予算案を作成する作業を行っているところでございます。  これをどういう形で提出するのかということにつきましては、今与党の中で検討されているかと思います。来年度...全文を見る
○斉藤国務大臣 選挙がなくなったからどうのという言葉はもちろんありませんけれども、いろいろな場面でお話をさせていただき、御指導いただいているところでございます。特に今月十一日には、ちょっとまとまった時間をとってもらい、地球温暖化対策それから廃棄物対策等について現状を報告し、また御...全文を見る
○斉藤国務大臣 十一月五日に、民主党の皆様にも我々が考えているところを御披瀝したところでございます。もちろん十一月五日から随分財政当局との話し合いも進んでおりますが、いま少し検討事項が残っているところでございます。  御質問に対してはそういうことでございます。(発言する者あり)
○斉藤国務大臣 伴野委員、お許しをいただければ、その質問に答える前に、先ほど二次補正の話がございまして、斉藤色が全く出ていないではないかという御批判をいただきましたので、そのことについてちょっと簡潔に。  そんなことはないと思っておりまして、例えば浄化槽の整備、これは、これまで...全文を見る
○斉藤国務大臣 先日、名古屋で行われましたエコ・アジアには、御出席いただきまして本当にありがとうございます。  エコ・アジアのその後のレセプションがちょっと寂しかったのではないかという御指摘でございますが、エコ・アジア、生物多様性を一つのテーマにはしましたが、生物多様性だけがテ...全文を見る
○斉藤国務大臣 今御指摘の点は、いわゆるABS問題かと思います。遺伝資源の取得と利用から生ずる利益の配分でございます。  これは、例えば発展途上国に生息している微生物、それらの遺伝情報を使って先進国が医薬品開発をした、その医薬品の利益はもともとその微生物がいた発展途上国にどのよ...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回のパブコメの案、これはまだ案でございますけれども、一定規模以上の土地の形質変更の際に、土壌汚染の可能性が高いと認められる場合は、土壌汚染調査を行うこととすべきである、このようになっております。  この内容に沿って土壌汚染対策法を改正した場合、豊洲の予定地にお...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず第一点は、京都議定書約束のマイナス六%をどう達成するかという御質問でございます。  この三月に改定し策定いたしました目標達成計画に基づいて、これを全力を挙げて実行するということ、そして、これは毎年度行っておりますが、その点検を厳格に行い、見直すべきは見直して...全文を見る
○斉藤国務大臣 十二月にポーランドで行われますCOP14の最大の目的は、コペンハーゲンで来年行われますCOP15で京都議定書の次の枠組みが決まります、この枠組みづくりに向けてしっかりとした基礎を、そして次期枠組みを世界各国が参加をしてつくるんだという一つの大きな方向性を出すことが...全文を見る
12月19日第170回国会 衆議院 環境委員会 第3号
議事録を見る
○斉藤国務大臣 きょうは、このような機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。  十二月一日から二日まで韓国済州島で開催された第十回日中韓三カ国環境大臣会合に出席し、また、十二月十一日から十二日までポーランド・ポズナンで開催されたCOP14、気候変動枠組み条約第十...全文を見る
12月24日第170回国会 参議院 環境委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) このような機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。  十二月一日から二日まで韓国済州島で開催された第十回日中韓三か国環境大臣会合に出席し、また、十二月十一日から十二日までポーランド・ポズナンで開催されたCOP14、気候変動枠組条約第十四...全文を見る