斉藤鉄夫

さいとうてつお

小選挙区(広島県第三区)選出
公明党
当選回数10回

斉藤鉄夫の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第174回国会 衆議院 本会議 第2号
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○斉藤鉄夫君 公明党の斉藤鉄夫でございます。  私は、公明党を代表して、先ほど議題となりました財政演説に対して、鳩山総理に質問をさせていただきます。(拍手)  冒頭、先般のハイチで発生した大地震により亡くなられた方々とその御遺族に対して心から哀悼の意を表するとともに、被災され...全文を見る
02月08日第174回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  総理、まず初めにお伺いをいたします。  昨年四月、アメリカのオバマ大統領がプラハで、核兵器のない世界を目指そうという演説をされました。総理も、国連総会での演説で、核保有国に核軍縮を促し、非核保有国に核兵器保有の誘惑を絶つよう、最も説...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 総理も前向きに応援していただける、このように理解をいたしました。  それでは次に、民主党の石川議員の処分の問題についてまずお伺いをさせていただきます。  民主党の現職議員である石川議員が、容疑者から被告に変わりました。とりわけ、公認した民主党、また総理にも責...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 総理、それは民主党代表としての、やはり責任放棄ではないでしょうか。  二〇〇二年にある自民党の代議士に疑惑が生じた、そのときに時の小泉総理は、幹事長である山崎さんを官邸に呼んで、この辞職勧告決議案を採決するように、このように促したと言われております。また、お名...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 総理も、今のこの政治的な不信、国民の政治に対する不信を払拭するために、その潔さを発揮されるべきではないでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 行政の長であると同時に、民主党の代表でございます。民主党の代表としてお伺いをしているわけです。いかがですか。
○斉藤(鉄)委員 次に、我々三党で出しております辞職勧告決議案についてお聞きしたいと思います。  民主党の山岡国会対策委員長は、我々が出した辞職勧告決議案について、秘書のときの問題だから、辞職勧告を国会で審議するには当たらない、このように主張をしております。総理も同じ考えですか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国会でこの決議案を議論しようというのは、民主党の代表として、党に対して代表が指示されることではないんですか。それは余りに他人事、逃げているということじゃないですか。
○斉藤(鉄)委員 我々が提出した決議案の中に、政治資金規正法の精神というのは、我々の持っている情報を一〇〇%国民にオープンにして、国民の皆さんに判断していただこうと。その資金規正法の報告を故意にねじ曲げていたということで今回起訴されたわけでございます。そういう人が、ある意味では国...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 故意に虚偽記載をしたということは御本人たちももう認められております。そういう意味で、ねじ曲げたと私は言ったわけでございます。  総理、あなたは、二月五日に記者に対して、国会という場で真摯に議論すべきだ、こうおっしゃっております。議論すべきなんです。ですから、こ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それは、私どもには逃げとしか映りません。  それから、小沢幹事長の不起訴という判断がなされましたけれども、これまでは、捜査中であるからということで、なかなか説明ということがなされなかったかと思いますが、今回、一つの一定の区切りがつきました。しかしながら、国民は...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 まず国民に対して、ほとんど説明責任を果たしていない、このように国民が感じている、そういう状況の中で、まず政倫審に出席をしてその説明責任を果たすということが必要だと我々は考えますが、民主党代表として、そのような国会運営をするべきだ、このように指示されるおつもりはあ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そのように、すべて国会で決めるべきだ、国会で決めるべきだ、それは、私は、民主党代表としての責を果たされていない、逃げの姿勢である、このように断ぜざるを得ません。  それから、小沢幹事長の不起訴判断がされたその日の夜の会見でございますが、いわゆる形式的ミスという...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 検察は、法と証拠に基づいて行うわけでございますけれども、これは、ある意味で有罪か有罪でないかで、基本的に疑わしきは罰せずという基本精神があろうかと思います。しかし、政治の世界では、やはり疑わしきは国民に説明をするという必要があるわけで、検察がこう判断をしたのだか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 委員長、我々は、どのような上申書を検察に出されたのか、これは政治不信を払拭するために我々国会が明らかにする必要があろうかと思います。国会でお決めになってという今の総理のお話ですので、国会に、この委員会の場に提出していただきたいと思いますが、お取り計らいをよろしく...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それから、私は、今回贈与ということになって贈与税を納められた、しかしながら時効分があって一億円以上のお金がまた還付されるのではないか、このように新聞報道で承知をしております。きょうの午前中もございました、これから納税の季節でございます、その納税者の意欲をそぐこと...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国会議員は国に寄附をすることができません。ただ、給与の返上はできます。そういう意味で、総理大臣給与の返上ということぐらいしなければ、私は、国民の納税意欲に大きな問題が出てくる、このように申し上げておきたいと思います。  さて、我が党が提案をしております再発防止...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 きょうは海江田さんがいらっしゃいませんが、海江田さんは政治改革本部の事務局長をされております。この場で指示していただければ、すぐ与野党協議が、各党協議が始まるわけですので、ぜひそのように指導していただきたいと思います。  国民新党の亀井代表、この協議会への参加...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 社民党の福島党首、我々のその各党協議にぜひ参加してください。
○斉藤(鉄)委員 では、ぜひその各党協議に参加していただきたい。社民党さんにも我々申し入れに行きましたので、ぜひいい返事をお待ちしております。  原口さん、私は、原口大臣は大変率直な、昔からの友人で尊敬を申し上げているんですが、「総務省顧問 国会議員OB十一人」、これは私は、原...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 現役の首長とおっしゃいましたけれども、例えば、前衆議院議員の亀井久興さん、前衆議院議員の保坂展人さん、それから水島さん、八代英太さん、この方々は、私は、落選をされた議員OB、このように見えます。また、現役の中にも、贈収賄容疑で逮捕された町長さんもいらっしゃいます...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もう時間がありませんのでこれ以上言いませんけれども、私は、いろいろな方の意見を聞く、これが顧問の存在意義だと思いますけれども、余りに恣意的であり、ある意味では間違った政治主導という思いがいたします。全省庁、このデータを、どういう顧問の人を採用しているか出してほし...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いや、顧問を選ぶというのは大臣にとって大変重たい仕事でございました。私は、そのような意味で問題がある。  また、委員会でということですけれども、これは官房長官が全省庁出す、何か出したらまずいことでもあるんですか。出す、この場で言っていただければ出せるんです。い...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、委員長、この資料提出についてもお取り計らい、よろしくお願いいたします。
○斉藤(鉄)委員 それでは、次に環境問題と日本経済についてお伺いをいたします。  今、日本経済が大変厳しい、そして雇用の問題が厳しい、その声を聞きます。私は、この問題は、グローバル経済の進展によって日本の競争力が落ちてきたということに根本的な原因があろうかと思います。そういう意...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私は、日本経済の分岐点だと思っております。COP16、次のメキシコで、どういう合意、一つの国際的枠組みができるかどうか。そしてその中に、例えば、すぐれている日本の技術、その日本の技術を途上国で使って、その使って二酸化炭素を減らした分が日本の排出枠にカウントされる...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 世界に対して説得力を持たないもう一つの理由は、国内対策がまだ全く明らかになっていないからです。  二五%削減する。では、その二五%のうち、日本の中でどれだけ減らすか。これは真水とよく呼んでおりますけれども、真水分が幾らで、そして海外で協力をして減らしていく分が...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 麻生政権では、そういう議論は本当にオープンにして、各界の皆さんの議論を聞いて、ある意味では激論になって、私もけんか腰になったこともありますけれども、そういう広いオープンな議論で決めていきました。情報も開示されていたと思います。  我々も国立環境研究所の試算を見...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 質問には答えてくださっていませんが、社会で子育てを支援していこう、また控除から給付へという考え方そのものには、我々は反対をいたしません。しかしながら、今回の、与党が出された、政府が出された案、それに対して、今までことごとく児童手当に反対されてきたその関連性がわか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 子育て支援には経済的支援と環境整備がございます。この子ども手当、児童手当、これは経済的支援だと思います。この子ども手当に平成二十二年度予算案で二・二兆円、そして来年度以降は、今の総理のお言葉からすれば五・三兆円でございます。  もう一方の大きな柱が子育ての環境...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いや、財政的に非常に、絵にかいたもちという今不規則発言もありましたけれども、どういうふうに実行するか、私はそのような財政的な裏づけが全くないと思います。  もう一つ、小一の壁という言葉、御存じでしょうか、総理。
○斉藤(鉄)委員 そのとおりです。保育所では延長保育等ある。お母さんも働きやすい。しかしながら、子供が小学校に入ると、学童保育や放課後子供クラブも大体六時までということで、働くのを断念せざるを得ない。これが小一の壁でございますが、こういう学童保育や放課後子供クラブの延長、延長して...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 バランスのいい経済的支援と環境整備、バランスのとれた子育て支援をぜひ進めていただきたい、このように思います。  最後に、介護の問題です。  公明党は、昨年十一月、十二月と介護総点検、公明党全国の三千人の議員が合計十万件以上のいろいろな立場の方の御意見を伺って...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この介護の問題、これは我々、新しい新介護ビジョンをこれらの意見をもとに提案していきたいと思っております。  そのことを申し添えまして、同僚議員、石井啓一議員に質問を譲ります。
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○斉藤(鉄)分科員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  きょうは、エネルギーの低炭素化ということで質問をさせていただきたいと思います。  エネルギー源の低炭素化は、一番大きくきくのは、原子力発電の稼働率を上げること、そして増設などで拡充をしていくこと、これがまず第一の柱だと思い...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 いろいろな課題を一つ一つ取り払って進めていこうというその方向性については、我々も大賛成でございますので、ぜひ進めていきたいと思っております。  私どもがいろいろ聞いたところによりますと、課題の一つとして、非常に老朽化が進んでいる。戦後、農村の電化を進めるとい...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 固定価格、買電価格について今後検討するということで、ぜひこの小水力発電、もう長くは申し上げませんけれども、私は、地域振興にとっても非常に大きな材料になると思います。太陽光発電並みの措置をぜひお願いしたいということをこの場でお願いしておきたいと思います。  佐...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 小水力について、ぜひ拡充に向けてよろしくお願いいたします。小水力については以上ですので、農水省の方は結構でございます。  次に、同じく再生可能エネルギーの分類に入るのかどうか、海洋を利用した新しいエネルギー、海流・潮流発電についてお伺いしたいと思います。 ...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 外国で海洋エネルギーといいますと、洋上風力発電が主体です。北海などは非常に浅い海で、まさに下から軸を立てて風力発電を何千基もつくるというようなことが可能ですが、そういう状況に日本の近海はない。確かに海洋国家ですけれども、非常に太平洋も日本海も深いものですから、...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 きょうは馬淵国交副大臣に来ていただきました。内閣官房総合海洋政策本部担当の副大臣という立場でもございます。  海洋基本法では、海洋資源の持続可能な利用を政策目標としておりますけれども、海洋エネルギー・鉱物資源開発計画でもこの海洋再生エネルギーはほとんど触れら...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 大きな潮の流れや潮汐のエネルギーをつかまえよう、新たに施設をつくる、これは大変なお金もかかります。確かに、コスト的に見合わないなというのは私も想像できます。しかし、既にある施設、例えば橋げたとか、先ほどの小水力でいえば農業用水のための堰でありますとか、そういう...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 私も大臣と基本的に同じ認識を共有しております。  社会の低炭素化を進めるのに最も効率がいいのは、電源を低炭素化して電気社会にしていくということが最もいい。もちろん、ガスも大切で、ガスの方はLNG化していくということが大事かと思います。そういう意味で、この火力...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 終わります。
04月20日第174回国会 衆議院 本会議 第24号
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○斉藤鉄夫君 公明党の斉藤鉄夫です。  私は、公明党を代表して、内閣提出法案、自由民主党提出法案に対し、質問をいたします。(拍手)  鳩山総理、昨年九月、総選挙が終わり新政権の準備をされているとき、あなたは、二〇二〇年温室効果ガス二五%削減を宣言されました。当時、私は、まだ前...全文を見る
04月23日第174回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  三案が提出をされて議論する、この地球温暖化、気候変動問題は、日本の国の将来の姿を明らかにする議論だと思っております。先ほど横光先生からもお話がありましたけれども、基本認識は共通であるということですので、議論の上でよりよいものに...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その基本姿勢で頑張っていただきたいと思います。  そういう意味で、今回のコペンハーゲン合意をどのように評価されているか。今回のコペンハーゲン合意は、ある意味で、プレッジ・アンド・レビュー、各国が私はこれをやりますと言って宣言をするという段階ですけれども、これが...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 第一歩である、私もそのように思います。最終的な目標である一つの枠組みづくりにこのコペンハーゲン合意が第一歩となるように、そしてプレッジ・アンド・レビューでとまらないように、ぜひお願いをしたいと思います。  それでは、法案の議論に入っていきたいと思います。まず基...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 自民党提案者にお聞きいたします。  IPCC報告の科学的信頼性ということは揺らいでいない、その認識は御一緒だと思います。その上で、自民党案では前文で、「地球温暖化が進行した場合には、自然環境、人の生命及び健康並びに経済社会に及ぼす影響が深刻化する可能性が高い」...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 公明党案では気候安全保障という概念が用いられておりますが、これはどういう意味ですか。
○斉藤(鉄)委員 自民党案、公明党案では安全保障という言葉が使われているんですが、大臣、政府案には安全保障という言葉はありませんけれども、今の議論を聞いてどのようにお思いでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 次に、長期目標、中期目標について議論したいと思います。  大臣、長期目標八〇%、中期目標二五%、この科学的根拠は何でしょうか。
○斉藤(鉄)委員 公明党案では二度C目標が掲げてございますが、この二度C目標は何から帰結されるんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 長期目標八〇%は基本的に大気中の温室効果ガス濃度を安定させるため、そして二五%の中期目標は早期にピークアウトを起こして二度C以内に温度上昇を抑えるため、このように私は認識をしております。  そういたしますと、長期目標八〇%、中期目標二五%というのは、ある意味で...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 早期のピークアウトの必要性と、それからIPCC、科学の要請によるんだということを明確にするためにも二度C目標を入れるべきだ、こういう強い意見があり、我々もそう思いますが、二度C目標を書き込む御用意はないでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 これから議論を進めていきたいと思います。  次に、これも本会議で質問させていただきましたが、前提条件の話です。  先ほど公明党提出者の江田さんから話がありましたように、前提条件は、あなたがやれば私もやるという考え方で、やはりおかしいのではないかと。私がやるか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私はちょっと別な実感を持っておりまして、途上国のカウンターパートと話をしたときに、まず日本が野心的な方向を示せ、それが先進国としての責任である、だったら我々途上国も考えるという反応でした。そういう意味では、まず我々は二五%をやるんだということを言った方が、特に途...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 あともう一つは、やはり社会に発するメッセージ、日本の決意。我々はこういう国をつくろうとしているんだというメッセージがあるからこそ、個人も会社も企業も投資家も、一つの社会を目指しての大きな経済活動ということになってくると思います。まさに大臣が出されたロードマップの...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この九〇年比八%、〇五年比一五%というのは、いわゆる我々が議論している二五%中期目標とはベースが違うというのはよく理解をしております。しかしながら、真水八%というのは、自民党案では、早期に低炭素社会を実現するため特別行動期間十年間を設けた、その十年間で九〇年比八...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 正直申し上げて、そこを言われると私も弱いところがあるんですが、当時、閣内で大変な激論、議論があったことは確かでございます。この八%、本当に一つ一つ政策と技術を積み上げて出した数字でございました。そのこと自体は非常に根拠のある数字だと思っております。  これに国...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この真水と国際貢献分の問題については、ちょっとまたじっくり議論したいと思います。  長期目標は安定化させること、フラットにさせること、中期目標はやはりできるだけ早くピークアウトさせることだと思いますが、公明党は、ピークアウトについてどうとらえておりますか。
○斉藤(鉄)委員 早期のピークアウト、そのための早期対策という考え方だということはよくわかりました。  それでは次に、ちょっと細かい話になりますが、温室効果ガスの排出の定義ですけれども、公明党案では、いわゆる直接排出に着目をして、温室効果ガスの排出とは直接排出であるということを...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 直接排出で見れば、省エネ法で言うところのいわゆる大口排出者で七割を占めているということで、まずそこに着目する方が政策効果が出やすいということかと思います。  そういう意味で、その七割の大口排出者に対しては国内排出量取引制度で、そして、その他の非常に把握しにくい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、国内排出量取引制度の議論をしたいと思います。  大臣は先ほど、横光委員の御質問に対して、基本は総量である、しかし原単位方式も考えると。先日の本会議では、原単位方式は成長産業に適用というふうな答弁があったかと思いますけれども、どこを成長産業と定義するか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の大臣のお話も説得力があってよくわかるんですけれども、例えば今回、コペンハーゲン合意、中国が中国の国家目標というものを提出いたしました。それはまさに原単位方式で、たしかGDP当たりで四〇ないし四五%、二〇二〇年までにこれを削減するということだったわけですが、我...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 きょうは金融庁の田村政務官に来ていただいておりますが、御質問したいと思います。  原単位方式は、いわゆる目標達成の可否が期末まで確定せず、そうですね、いわゆる効率をいうわけですから、ある一定期間が終わらないと計算できない。排出枠の取引が期末に集中するという欠陥...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 では、これから議論するということでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 これは、これからの世界の大きな枠組み、また日本の国益がかかった仕組みですので、しっかりいい制度をつくり上げていかなきゃいけないと我々も思っております。  それから、温暖化対策と経済の話について自民党にお伺いします。  自民党案の前文では、産業構造の変革によっ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もう時間があと一分弱のようですので、最後に二つだけ一遍に質問します。  同じ質問ですけれども、政府案の第一条にも社会経済構造の転換ということが書かれております。これをわかりやすく端的に大臣にお話しをいただきたいのと、公明党は地球温暖化対策と経済の関係についてど...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。ありがとうございました。
04月27日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  まず初めに、海洋関係の質問をさせていただきます。  先ほど野田委員から、今回の法律改正案については余り大きな問題点はないのではないかという趣旨のお話がありましたが、私が持っておりましたイメージは実は逆でして、これは陸上で考えると、油...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そうしますと、先ほど私申し上げましたが、陸上での規制強化、NOx、SOx規制強化の海上版だというふうなイメージを私は持っていたんですが、それはちょっと大げさだ、陸上ほど厳しくないんだ、こういうことでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 そうしますと、こういう理解でよろしいんでしょうか。規制強化をしなくてはいけない、世界のレベルは非常に低くて、その世界のレベルを上げる、その世界水準にのっとった今回の規制強化である、しかし、日本はもう既に国内的な努力で高いレベルに行っているから、結果としては余り対...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 よくわかりました。  では、特に中小の船主、事業者への具体的な負担緩和策はどのような方策を考えていらっしゃるか、それをちょっとまとめてお聞きしたいと思います。
○斉藤(鉄)委員 日本がリーダーシップをとって環境水準の向上に頑張らなきゃいけないのは当然ですが、同時に、日本は海運王国ですので、その海運を支えている中小の事業者に、例えば廃業とか、そういう大きな負担がかからないような配慮もぜひお願いをしたい。いろいろな支援事業も必要ではないかと...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今大臣の答弁にもありましたCO2の問題にちょっと移っていきたいと思います。  今、国会では、地球温暖化対策基本法、自民党さんは低炭素社会づくり推進基本法、我が党は気候変動対策推進基本法という、名前がそれぞれ違いますが、基本的に目指す方向は同じですが、その議論が...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 外航海運、それから国際間を飛ぶ飛行機については、どこに責任を持たせればいいのかがなかなか不明確、難しいということで、いわゆる京都議定書の対象外になっております。それから、COP15でその大枠を決めようということにもなっていたんですが、そのCOP15、コペンハーゲ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そういう提案を今後国際社会でもしていきたいということですけれども、今の予測によりますと、何も対策を講じない場合、外航海運からの二酸化炭素排出量は、二〇二〇年に現在の約二・七倍、それから二〇五〇年には十倍に増加する、このように言われております。そして、その排出増の...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今回の法律案はNOx、SOxが主体ですが、このCO2につきましても、今後大変大きな課題となると思いますので、また、これは地球温暖化問題にも大きく絡んだ問題なので、しっかりお取り組みをお願いしたいと思います。  先ほど野田委員から道路の話がありました。私も、今大...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 内閣提出の法案として出した国土交通大臣として、これは最善のものである、このようにお考えだということでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 新料金体系は六月からということでございますので、今はもう四月の終わり、あと一カ月しかありません。システムの変更等やはり準備がかかります。いろいろな人が、ある意味では、どうなるんだろうか、もし準備をしなくてはいけないのであれば、もうすぐにでも始めなければ大変なこと...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 仮に、この道路財特法が不成立に終わるというようなことがもしあったとしたら、それは、今の現体系の割引制度がそのまま続く、こういうふうに考えてよろしいでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 それから、私は、ETCの問題を最後にちょっと取り上げさせていただきたいと思います。  いろいろな地域の細かい要望や、それからある意味で経済対策ということも含めて、それに対応できるのはETCが普及したからだ、このように思っております。今、ETC利用者は料金所通過...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 高速道路無料化ということについては、我が党としては反対をしております。その理由を今ここで改めて申し上げることはいたしませんけれども、ETCを利用して、しかし、高速道路料金が世界に比べて割高だということ、これも事実でございます。借金を返し、最も環境に優しい、また物...全文を見る
05月11日第174回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  きょうは、重要広範議案、大変お忙しい総理を迎えて審議できることを大変うれしく思っております。総理を迎えてのいわゆる審議のスタート、審議の入り口というふうにきょうはとらえております。先ほどお話がございました、これからしっかり議論をして、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 昨日の普天間問題の関係閣僚会議で政府は五月末の決着を事実上断念した、このように報道され、また、実際、各閣僚からも先送り発言が相次いでおりますけれども、総理が半年にわたり国民に対し表明してきた、地元、米国政府、そして連立各党との完全な合意、五月末日までの合意という...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 五月末日までの約束、決意は変わらないと。もう一度お聞きいたします。
○斉藤(鉄)委員 最低でも県外ということで、県民の皆さんとの約束を破った。もしこの五月末までの約束も果たせなかった場合は、総理は進退をかけられるべきだ、それだけ重い問題だ、このように私は思いますが、総理の御決意を伺います。
○斉藤(鉄)委員 地球温暖化の問題でございますけれども、アメリカ、中国、この主要二カ国で世界全体の四〇%の二酸化炭素を出しております。先ほど、それらが入らない次の枠組みは意味がない、今回の基本法の前提条件である公平な枠組み、意欲的な目標という条件にも当たらない、そのように答弁をさ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 アメリカ、中国を巻き込む、特に中国を巻き込む、これはやはり、日本とアメリカがまさにタッグを組んで、強力な情報共有と信頼関係のもとに中国を巻き込んでいく、中国を包み込んでいくということしか方法はないような気がいたします。そういう意味では、先ほど、法案とは直接関係が...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 前提条件がついた法律というのは、それも、その前提条件が満たされるかどうかを外国に依存しているというような法律は、これまでの日本の法律の中に多分ないと言われております。そんな他人任せではなくて、日本はある意味で低炭素社会を目指すわけですから、低炭素社会づくりにもう...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、こういう考え方はどうでしょうか。  前提条件はいろいろな今回の法律制定過程で出てきて、なかなかここは外せない。総理の国連演説の中にも盛り込んだ。非常に重要な、AならばBである、そのAというのはなかなか外せないと。では、そのいわゆる二度C目標、究極の我...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もう一つのやり方、基本計画の中にそういう数値目標を書くということについては、かなり踏み込んだ御答弁だったので了としたいと思いますけれども、もう一つはいわゆる真水分の話でございます。二五%のうち、どの程度が真水分か。  ちょっと公明党の提案者に、時間がないので簡...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 一五%真水、一〇%海外貢献分というようなのも一つの考え方ということかと思います。  総理、あと五分しかないので、質問を二つさせていただきます。  一つ目の質問は、総理のいわゆる海外貢献分についての考え方、基本認識をお伺いいたします。  二つ目の質問は、私は...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 海外貢献分についての総理の認識はよくわかりました。基本的に私も同じように考えております。  それから、一五%真水では低炭素社会への努力がそがれるのではないかというお話でしたけれども、一五%真水も、あと残された九年間を考えますと、一つ一つ技術を積み上げていきます...全文を見る
05月20日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第3号
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○斉藤(鉄)分科員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  この分科会、一度水が入りましたけれども、きょうこういう形で質問をさせていただく機会を得ましたことに感謝申し上げます。  きょう私は二つのテーマ、一つは自動車リサイクル、そして後半は成田高速鉄道の成田への開通に伴う運賃改定に...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 不十分である、こういう大臣の認識だということがわかりました。  法律によりますと、自動車ユーザーの自覚ということに期待をしているわけですけれども、不十分であるという大臣の御認識であれば、日常点検や一年ごとの定期点検を評価する工夫、システムを何か考えるとか、ま...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 罰則規定がないということもございます。そのことともバランスをとりながら、点検実施率上昇に向けて、問題意識を持って取り組んでいただきたいと思います。  きょうは、環境省の田島副大臣に来ていただいております。自動車リサイクルについてお聞きをいたします。  資源...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 自動車のリサイクルですけれども、アメリカでは、リサイクル自動車部品のシェアは自動車の部品取引市場の三〇%を超えている。一つ一つの部品が三〇%以上の確率でまた使われるということなんですが、日本はこの比率が約三%にすぎない。ほとんどリサイクルされていないということ...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 一つ提案があるんですけれども、国や自治体の公用車の修理にできるだけリサイクル部品を使うというようなことで率先をするというのはいかがでしょうか。
○斉藤(鉄)分科員 取り組み、よろしくお願いをいたします。  自動車関係の質問はこれで終わりますので、もしよろしかったら、どうぞ御退席ください。  次に、前原大臣と三日月政務官に質問させていただきます。  今度、七月に、いわゆる成田高速鉄道が開通をいたします。三十分台で都心...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 いや、もっとこのカーブについての率直な感想を、これだけの遠距離逓減というのはほかに例がありません。十分の一になるわけです。その目的は、明らかに、乗り通す京成の客を確保するために、途中の住民の二倍、三倍する高い運賃でそれを支えているという構造なんですね、このカー...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 その運賃カーブの異常性になかなか納得いただいていないようなので、またこのことについては大臣とゆっくりお話をさせていただきたいと思います。  ただ、本当に高い運賃を、つまり、乗り通す客についてはある意味では非常に安い運賃設定をして、しかし、その中間を膨らませて...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  私は、まず最初に、国会議員の歳費日割り法案について質問をさせていただきます。  今回の、参議院議員、新しく当選された方、また元職であられた方、この七月分については、二十六日からの任期、五日しかないのにもかかわらず、一カ月分の...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今国会で成立をさせたい、このように思いますけれども、今国会でという指示もぜひ出してほしいと思いますが、いかがでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 では、よろしくお願いをいたします。ぜひ成立をさせたいと思います。  次に、私は、天下りまたは公務員の退職管理の問題について質問をさせていただきます。  民主党は、昨年の衆議院選挙のマニフェストで、一つは、天下りあっせんの全面禁止、役所が天下りのあっせんをする...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ところが、この通常国会に出てきた国家公務員法の改正案、政府案は、この三つの約束が全くありませんでした。  例えば天下りあっせんの全面禁止、これは表現が全くありません。それから、事前規制についても事後規制についても何らの文章がない。事前規制というのは、再就職を少...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今お二人の大臣からの答弁は、要するに、もう既に実行しているから改めて書かなくていいんだ、こういう御答弁だったかと思います。  違います。現実に天下りは今起きております。そして、起きているどころか、前よりも実態はひどくなっている。こういうことをちょっとお話しさせ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 現役出向というのは、出向する、それでまた役所に戻ってくることもあり得るというのが、いわゆる民間で考える現役出向ですよ。  ところが、今回の出向は、これはある新聞で紹介されておりましたけれども、またテレビでも報道されておりましたけれども、出向しろ、もう帰ってくる...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 であるならば、今、原口大臣がおっしゃったようなことをおっしゃるのであれば、なぜマニフェストにそのように書かないんですか。なぜマニフェストにそのように書かないんですか。段階的にこうする、そうではなくて、とにかく独立行政法人はなくします、退職時の天下りあっせんはなく...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国家公務員法の改正の審議の中でも、我々は、その工程表を早く出しなさい、全体像がない中で一部分だけ議論していても大きなちゃんとした議論にならない、工程表を出してくださいと何度も言ったのに、結局出さなかったじゃないですか。  それと、先ほど専門スタッフ職、これから...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 総理、これまで問題提起してまいりました。この最初の三方針の確認を、総理、されました。そして、私は、しかし、現実に菅内閣がやろうとしていることは、それに逆行しているのではないかという問題提起をさせていただきました。総理の御見解を伺います。総理の御見解を伺います。も...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 総理、全然わかっていませんよ、総理の方が。  前の、昔だったら天下っていく年齢で、この現役公務員として行くわけ、出向するという、これは昔の天下りと何が違うんですか。  もう時間がありませんので、次の問題に移らせていただきます。  豪雨対策です。今回の豪雨対...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほど、何も調べもせずに質問するな、このような言葉がありましたので反論しておきますけれども、私は、逐次、今、政府がどのような対応をされているか、そういう情報を得て、西日本豪雨災害対策本部、公明党の対策本部長として、今回、先ほど言ったことは事実でございます。  ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ダムに頼らない治水ということで見直しを行っているということでございますけれども、これは国交省からもらった資料をこちらでちょっと整理したものですが、局地的な大雨は最近増加傾向にある。上の青い図は、一時間降水量五十ミリ以上の年間発生回数です。これは十年置きにまとめて...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私は、この豪雨対策でもそうですけれども、先ほども申し上げましたように、現場の声が届いていないのではないか。それからもう一つは、このダムもそうです、自公政権時代のことを否定して、そして、今のこのダムに頼らない治水についてもそうです、新しいビジョンが出てくるまでに期...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 では大臣、もう一度確認です。基金は設置するんですね。
○斉藤(鉄)委員 基金の設置を明言されました。  次に、もう一つの声は、政府の窓口を一本化してほしい、一元化してほしいという声がありました。中央の対策本部、本部長は総理です、それから農水省にも対策本部がある、どこに行っていいのかわからない、こういう声を聞きましたけれども、総理、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 現場の声は、一本化されていない、こういう声です。そのことをよく聞いていただいて対応していただきたい、このように思います。  最後に、社会保障の問題に移らせていただきます。  社会保障制度は国民生活の安心な生活の基本でございます。安心できる制度設計を国民に示す...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 団塊の世代が七十五歳を超える二〇二五年以降がこの介護問題のピークと言われております。それに向けて今からどのような施策をとっていかなくてはならないのか。この三つの不足に対して政治がきちんと将来像を示すことが、安心して年をとっていただける社会をつくる根本になると思い...全文を見る
11月04日第176回国会 衆議院 本会議 第6号
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○斉藤鉄夫君 公明党の斉藤鉄夫でございます。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました補正予算案に対し、菅総理に質問をいたします。(拍手)  総理、菅政権発足から二十兆円、民主党政権発足から四十二兆円、これは、この間失われた東証一部上場企業の時価総額、つまり、日本を...全文を見る
11月26日第176回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○斉藤(鉄)議員 公明党の提案者の斉藤鉄夫でございます。  初めに、十年前の原案の提案者といたしまして、今回、各党の御努力によってこういう形でこの法案が提出されるに至ったこと、心から感激をしておりますし、各党のこれまで御努力をいただいた方に心から感謝を申し上げたいと思います。あ...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 今、佐藤委員からお話がございましたように、第三条の第一項に、「市町村の区域が隣接すること等により自然的経済的社会的条件からみて一体として振興することが必要であると認められること。」これがいわゆる指定地域の要件として書かれております。この大合併で一つの町村になると...全文を見る