斉藤鉄夫

さいとうてつお

小選挙区(広島県第三区)選出
公明党
当選回数10回

斉藤鉄夫の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第208回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 石井啓一議員から、新たなバリアフリーの取組や鉄道駅のバリアフリー化の推進についてお尋ねがありました。  共生社会の実現に向けて、障害の有無や特性にかかわらず、誰もが安心して社会に参加し活躍することができる社会を構築することが必要です。このため、国土交通...全文を見る
01月21日第208回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 山口議員から、流域治水の本格的な実践についてお尋ねがありました。  まずは、今年の出水期に向けて、今年度の補正予算も活用して河道掘削等の事前防災対策を加速してまいります。さらに、近年、内水被害が頻発している中上流域や支川合流部における対策として、流域の...全文を見る
01月24日第208回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○斉藤国務大臣 お答えいたします。  武力攻撃に至らない侵害に適切に対応するためには、警察機関と自衛隊との連携が極めて重要であり、現行の法制の下、海上保安庁と自衛隊等との情報共有、連携の強化、各種訓練の充実などを推進しているところです。  今後とも、海上保安庁において、我が国...全文を見る
○斉藤国務大臣 お答えする前に、まず、国土交通省におきまして、受注動態統計調査、長年にわたり不適切な処理が行われていたこと、そして、それが発覚した後の事後対応が言語道断な対応であったこと等について、心からおわびを申し上げます。  再発防止策をするためのタスクフォースを立ち上げま...全文を見る
○斉藤国務大臣 この冬は、年末から度々寒気が入り、北日本や日本海側を中心に大雪となっております。このため、道路除雪に必要な予算や人材、資機材の確保が地方公共団体にとって非常に重要な課題になっております。  道路の除雪費用については、年度当初に、防災・安全交付金、いわゆる防安交と...全文を見る
○斉藤国務大臣 北海道は、我が国を代表する農林水産品、畜産品等の産地であり、最大の食料供給基地となっています。そのため、北海道から本州への安定的な貨物輸送の確保は非常に重要であると認識しています。  委員御指摘の第二青函トンネル構想に関しては、幾つかの民間団体において検討されて...全文を見る
○斉藤国務大臣 お答え申し上げます。  今回の事案に関しまして、第三者委員会から厳しい報告書が出たところでございます。その報告書を受けまして、国土交通省で二つの会議体を立ち上げました。  一つは、受注動態の統計の正しい値を、より正しい、より真実に近い値を遡及推計する、そのため...全文を見る
○斉藤国務大臣 昨年十月、産業技術総合研究所、産総研が、東京メトロの実際の車両を用いて、混雑時の運転状況を模擬した地下鉄車内の二酸化炭素濃度及び換気回数に関する試験を行いました。  具体的には、東京メトロの実際の運行において最も駅間の長い区間の所要時間が九分間であることから、ラ...全文を見る
01月25日第208回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○斉藤国務大臣 この度、予算案審議の資料として配付させていただいております令和四年度国土交通省所管一般会計歳出予算各目明細書につきまして改めて確認を行ったところ、その積算内内訳に二項目の記載誤りが判明いたしました。  誤りの原因は、手入力による作業で記載漏れがあったこと、さらに...全文を見る
○斉藤国務大臣 お答えさせていただきます。  臨時国会における総理の答弁でございますけれども、建設工事受注動態統計調査に関し、平成二十五年四月から生じた二重計上については、検証委員会報告書においても、令和二年一月分から、過月分を除外した上で、新たな推計方法で再計算されたとされて...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず、第一点目の、対象とならなかったものの件でございますけれども、御指摘のとおり、令和二年のGoToトラベル事業の実施時に、同事業の対象となるものとして申請のあった旅行商品のうち、実際には対象とならないものが八十三件あったことが分かっております。返金等の対応は全て...全文を見る
○斉藤国務大臣 GoToトラベル事業のいわゆるキャンセル料対応の取扱要領では、旅行業者及び宿泊事業者に対し、国から支払いを受けたキャンセル料対応費用を関連事業者に仕入れ額などに応じて配分することなどを求めております。  昨年の会計検査院の所見を踏まえ、キャンセル料対応費用が関連...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、このアンケート調査結果を鋭意分析しているところでございます。できるだけ早く公表したいと思っております。
01月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○斉藤国務大臣 お答え申し上げます。  委員御指摘のまず第一点目、今後ソフト面にも力を入れるべきではないかという御指摘、まさしくそのとおりでございまして、例えば、豪雨災害の多くを引き起こす線状降水帯の予測精度向上に今取り組んでおります。  これは、まず、新しい技術を使った水蒸...全文を見る
○斉藤国務大臣 田嶋委員御指摘の、住宅省エネ法案のことだと思います。今国会に提出することを、検討を今しております。今国会の提出を見送ったということではございません。  是非、提出して、二〇二五年目標に向けての法律でございますけれども、できるだけ早く成立させたいと思っておりますの...全文を見る
01月28日第208回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○斉藤国務大臣 お答えいたします。  想定最大規模の降雨によるハザードマップだけでは、土地ごとの浸水の頻度が明らかにならず、まちづくりや住まい方の工夫、企業の立地選択、事業継続計画の策定には使いにくい。ハザードマップだけでは使いにくいといった課題があることから、新たに、浸水頻度...全文を見る
○斉藤国務大臣 国土交通省では遡及改定検討会議を立ち上げました。これは、建設工事受注動態統計調査に関わる事案においては二重計上等の不適切な処理が行われており、適正な姿に遡及改定することが必要だからでございます。  この遡及改定検討会議では、統計の専門家である委員に御議論をいただ...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほどの近藤委員のもう一つ前の質問にも関係いたしますけれども、調査票が残っていなかった時点の正しい数値について、第三者委員会の報告書では、この部分についてもできるだけ正しい数字に近づけるような推計が可能なのではないかというふうに、いわゆる第三者委員会の報告書にも、...全文を見る
○斉藤国務大臣 検証委員会の報告書においては、その開始された時期を含め、その事実関係や評価、原因を示していただいております。  それによりますと、調査票の合算処理については、平成十二年、二〇〇〇年の建設工事受注動態調査の開始時点から、過月分の調査票に記載された受注高の数値を当月...全文を見る
○斉藤国務大臣 検証委員会の報告書では、次のように書かれております。  平成二十一年、二〇〇九年度からの推計方法の見直しの検討の結果、平成二十五年、二〇一三年四月分から回収率の逆数を乗じて推計する方法による欠測値補完を開始したが、この際、合算処理を継続した結果、二重計上が発生し...全文を見る
○斉藤国務大臣 その詳しい点については、私、ちょっと存じ上げておりません。
○斉藤国務大臣 まず、過去の調査票、残っているものですけれども、おっしゃるとおり、平成二十八年、二〇一六年四月分以降のものが保存されております。  それから、ない部分の実態をどのように遡及推定していくのかという点でございますが、これも検証委員会の報告書に次のように書いております...全文を見る
01月31日第208回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○斉藤国務大臣 二重計上については、検証委員会の報告書におきましても、令和二年一月分から、過月分を除外した上で、新たな推計方法で再計算されたとされております。私の臨時国会における答弁は、このことを前提としていたものです。  しかしながら、先ほど委員おっしゃったように、一部の都道...全文を見る
○斉藤国務大臣 伊藤委員おっしゃるように、平成三十一年一月から令和三年四月までの間、一斉点検がありました、また、会計検査院の指摘もございました。不適切な処理について公表し、早期に見直す機会が、多々、そういう機会があったと思います。  なぜそれができなかったか。検証委員会の報告書...全文を見る
○斉藤国務大臣 我々、今回の我々の作業は検証委員会の報告書がスタート地点だと思っております。  そういう意味で、検証委員会からの報告を述べさせていただきますが、検証委員会からは、再発防止策として、業務過多の解消、統計を統合的に理解する職員の配置、職員の専門知識の習得、専門家との...全文を見る
○斉藤国務大臣 人口減少を迎えている日本におきまして、交流人口を増やすことによって地域を活性化させる、その核となるのが観光だ、このように思っております。  GoToトラベル事業は、我が国の観光関連産業及び幅広い地域経済を支える効果があり、観光に関連する方々からは再開を期待する声...全文を見る
○斉藤国務大臣 国土交通省におきまして、令和四年度一般会計歳出予算各目明細書につきまして、その積算内訳に二項目の記載誤りが判明いたしました。  なぜ、ずれるはずがないのに、突き合わせ等を行って、作業して、ずれるはずがないのになぜずれたのかという御質問でございますが、今回、この突...全文を見る
○斉藤国務大臣 国土交通省の建設工事受注動態統計調査においてこれまで不適切な取扱いがあったということについては、検証委員会で厳しく問われたところでございます。  それを受けまして、現在、遡及改定委員会というものを国土交通省の中に、統計の専門家の先生方に入っていただいて設けたとこ...全文を見る
○斉藤国務大臣 受注動態統計調査の遡及改定に全力を挙げたいと思います。そして、その上で、総合建設統計、毎月の出来高を計算するものでございますが、その遡及改定についても我々努力をしていきたい、このように思っております。
02月07日第208回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○斉藤国務大臣 建設総合統計の出来高は、平成二十四年、二〇一二年から平成二十五年、先ほどおっしゃった二〇一三年にかけて、四十二・八兆円から四十八・〇兆円に上がっておりまして、おっしゃるとおり、一二・一%の増となっております。  このような伸びとなったのは、東日本大震災からの復旧...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず、建設総合統計についてお話をさせていただきます。  まさに今……(発言する者あり)
○斉藤国務大臣 はい。  建設総合統計については国土交通大臣が担当しておりますので、この建設総合統計の接続性について御答弁させていただきます。  この建設総合統計についても、先ほど委員おっしゃるとおり、接続性、連続性は極めて大事です。そのために、今回……(発言する者あり)
○斉藤国務大臣 重ねてやっております。そして、この建設総合統計は、最終的に、いわゆる……(発言する者あり)
○斉藤国務大臣 はい。  この建設総合統計、三年後にいわゆる実績値で確定をいたします。その三年間及び四年間については、このいわゆる旧来の方法と新しい方法、重ねてやって、連続性に配慮しているところでございます。
○斉藤国務大臣 建設総合統計は、過去の確定した実績に対して受注の伸び率で計算をしております。  二〇一八年度までにつきましては、建設投資額の実績値が決算ベースのものであり、もう変わることはございませんけれども、二〇一九年度以降につきましては、まだ実績ベースが確定していないという...全文を見る
02月08日第208回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 西岡議員から住宅政策についてお尋ねがありました。  住まいは生活の基盤であり、持家のみならず賃貸住宅も対象に、様々なニーズに応じた住まいの確保を支援しております。  具体的には、住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で住まいを賃貸する公営住宅等の...全文を見る
02月08日第208回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○斉藤国務大臣 オミクロン株の急激な拡大により、今、全国の観光地が大変厳しい状況にある、その認識は共有をしております。将来の地域の再生の核になる観光業者の方々をしっかり支援していかなきゃいけない、それはもうまさに共有をしております。  このため、政府としては、昨年十一月に公表さ...全文を見る
○斉藤国務大臣 山井先生ですから、いろいろ本音の議論をしたいと思いますが、観光関連事業者に特化した直接給付につきましては、一つは、事業復活支援金等の業種横断的な支援制度との関係をどう整理するのか、それから、宿泊や旅行業に限定されず、観光客に関わる幅広い分野に影響が生じており、どこ...全文を見る
02月09日第208回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○斉藤国務大臣 御指摘のございました国際海上コンテナ輸送、アメリカの巣ごもり需要もございまして、アジア発北米向けコンテナ荷動き量が大幅に増加しておりまして、北米西岸を中心とする港湾混雑、これは、大量にコンテナが運び込まれる、それをさばくアメリカ国内のトラック運転手等の不足などによ...全文を見る
02月10日第208回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○斉藤国務大臣 昨年、熱海市で大規模な土石流災害が発生したことを踏まえ、これまで規制をかけることができなかった地域も含めて、土地の用途にかかわらず盛土行為を許可制とするなど、危険な盛土を包括的に規制する法制度を構築することとしています。  法案の内容について、現在、関係省庁等と...全文を見る
○斉藤国務大臣 残土についてきちっと情報を共有して、実態を把握しておくべきではないか、こういう委員のお話でございます。  今お話がございましたように、国土交通省の地方整備局と、それから都道府県で、ブロックごとに地方建設副産物対策連絡協議会というのを設置しております。この協議会で...全文を見る
○斉藤国務大臣 国家プロジェクトとして計画が定められております。それに従って進めていきたいという決意、これは揺るぎがございません。  問題は、先ほど渡辺委員がおっしゃったように、コスト削減です。コストが非常にかかるということで、この無電柱化のコスト削減に向けては、管路を浅く埋設...全文を見る
○斉藤国務大臣 公共工事の品質確保の促進に関する法律、いわゆる品確法においては、発注者の責務として、企業が適正な利潤を確保できるよう、予定価格の適正な設定やダンピング対策等に取り組むことが規定されております。公共工事設計労務単価においては、取引の実例価格を考慮して設定するというこ...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど経産大臣から御答弁がありましたように、二〇二五年の大阪・関西万博での空飛ぶ車の実現に向けて、空の移動革命に向けた官民協議会において官民一体となった取組を進めております。  具体的には、協議会の下に設置されたワーキンググループにおいて、機体や運航の安全基準、...全文を見る
02月14日第208回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○斉藤国務大臣 久留米市域につきましては、昨年八月の大雨など、四年連続で五回の内水氾濫が発生し、甚大な被害が発生しております。  このような状況を踏まえ、令和二年三月に、国、それから福岡県、久留米市で総合内水対策計画を策定しており、令和七年度の完了を目途に、関係者が連携して内水...全文を見る
○斉藤国務大臣 鉄道における新型コロナウイルス対策については、有識者の意見も踏まえて作成した鉄軌道事業における新型コロナウイルス感染対策に関するガイドラインに基づき、車内換気を始めとする各種対策を行っております。そのアナウンスもさせていただいております。  このうち、東京メトロ...全文を見る
○斉藤国務大臣 鉄道事業者では、新型コロナウイルス感染症への感染予防対策の一環として、車内や駅構内でのアナウンス等により、鉄道車内でのマスクの着用について、利用者の方々への御理解と御協力を求めております。アナウンスをさせていただいております。  今般、一月二十五日に、政府の基本...全文を見る
○斉藤国務大臣 観光は地方創生の切り札だと思っております。  その上で、今委員からいわゆる廃屋撤去の話がございました。これは、令和二年度の補正におきまして、跡地の観光目的での利活用を条件として、最大一億円、補助率二分の一の補助を実施しており、全国三十四の地域で廃屋撤去が進められ...全文を見る
○斉藤国務大臣 建設工事受注動態統計調査の受注総額の伸び率を算出する際、現在の受注総額と過去の受注総額に二重計上等の不適切な数値が含まれていたとしても、同一の要因であれば双方に同等の影響を与え、打ち消し合うことになるため、その影響は軽微であると考えています。  このように軽微と...全文を見る
○斉藤国務大臣 今般の北海道における大雪により、札幌都市圏を含め複数の路線が長期にわたり運休となり、多くの御利用者に御迷惑をおかけする事態となりました。  公共交通機関としての安定輸送を確保する観点から、同様の事態の再発防止に向けて、今般の対応が適切であったかについてJR北海道...全文を見る
○斉藤国務大臣 一般に、米軍が訓練等のため一時的に空域を使用する場合には、昭和五十年の日米合同委員会合意に基づき、一定の空域の中に一定時間他の航空機が飛行しないよう、管制上の措置を取ることがございます。この措置は、継続的なものではなく、時間の経過により終了するものです。  この...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず、いつからということでございますが、先ほど申し上げましたように、昭和五十年の日米合同委員会合意に基づくものでございます。  それから、マグナムという名前については、米軍で使われている名前ということで、そのように承知をしております。
○斉藤国務大臣 民間航空機、民間航空交通の安全確保、これが、先ほど局長が答えましたように、第一でございまして、その安全確保に支障がないよう万全の体制を取っていっております。
02月16日第208回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○斉藤国務大臣 国土交通省関係の令和四年度予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計予算の国費総額は、五兆八千五百八億円です。  また、復興庁の東日本大震災復興特別会計に一括計上されている国土交通省関係予算の国費総額は、三百七十九億円です。このほか、自...全文を見る
○斉藤国務大臣 高見委員の御質問を伺いながら、少子高齢化が進む地方で、また、江の川流域という自然災害多発地帯、その地方の現状、お聞かせ願いました。しっかり対応していきたいと思います。  個人的なことを申し上げれば、私、その江の川水系で育った人間として、しっかり、今の、今日の御意...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、浜地委員おっしゃったように、先月十三日、岸田総理とともに、東京都内でございますけれども自動車整備の現場を視察しまして、その後、自動車整備業界の方々、経営者、実際に整備していらっしゃる、女性の方もいらっしゃいました、そういう方々の御意見を伺ってきたところでござい...全文を見る
○斉藤国務大臣 長年にわたり国土交通省におきまして不適切な統計処理が行われていたこと、このことについては、国民の皆様に深くおわびを申し上げたいと思います。  検証委員会を立ち上げまして、報告書をいただきました。その報告書の中にも、いろいろな再発防止に向けた御提言をいただいたとこ...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、荒井委員御指摘のように、検証委員会からは、再発防止策、五つ御提言いただいたわけですが、その五番目に、「問題発見時の対応方法の明確化及び問題の発見と解決を奨励する風土の形成」という御提言をいただいております。  私、組織のトップにいる者といたしまして、この「問...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、荒井委員の、雪国の大変さのお話を伺いました。  私も、島根県の広島県境に住みまして、私が子供の頃、昭和三十年代は大変雪が多かった。今はちょっと少なくなっているというふうに実感しておりますが、特に三八豪雪と言われたときには一冬閉じ込められた、そういうことを経験...全文を見る
○斉藤国務大臣 流域治水の持つ意義について、堤委員からお尋ねがございました。  今御質問の中で端的におっしゃってくださっているかと思いますが、改めまして、気候変動による水害の頻発化、激甚化に対応するため、三本柱、氾濫をできるだけ防ぐための対策、被害対象を減少させるための対策、そ...全文を見る
○斉藤国務大臣 平成二十九年の九州北部豪雨で大規模な被害を受けた朝倉市や東峰村においては、平成三十年に復興計画を策定し、復興を進めています。  例えば、朝倉市では、安心して暮らせる住環境の整備、コミュニティーの維持、再生、地域防災力の向上などの具体的な施策について、平成二十九年...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほども北海道の雪が話題になりまして、その雪の被害については各地いろいろな特徴があるという話も伺ったところでございます。  今回、我々、令和三年度補正予算において、新規に、豪雪地帯安全確保緊急対策交付金という制度を新たに創設いたしました。  この新たな交付金は...全文を見る
○斉藤国務大臣 私も、そのようなトラックがたくさん駐車している光景をよく目にいたします。  高速道路の休憩施設は、ドライバーの過労運転による事故の防止や、利用者へのサービス向上の観点から、非常に重要な施設であると考えております。特に、トラックドライバーの方々は定期的に休憩が必要...全文を見る
○斉藤国務大臣 お話のございました名岐道路は、名古屋高速一宮線の一宮中入口から東海北陸自動車道を経由して岐阜県岐阜市を結ぶ延長約十キロの道路です。  このうち、名古屋高速一宮線の一宮中入口から東海北陸自動車道の一宮木曽川インターチェンジまでの約六キロメートルの区間について、特に...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、杉本委員からお話がございましたように、平成二十五年に佐藤議員からいろいろな御指摘をいただいて、当時の太田大臣がそれに、これはきちっと対応しなきゃいけないということで、国交省にチームをつくって改善に努力をしてきた、こういうふうに聞いております。  そして、平成...全文を見る
○斉藤国務大臣 私も、先日、京都の北部、これは交通、観光、それから鉄道事業でも大変ユニークなウィラー鉄道等していらっしゃいます、その視察に行ってまいりました。  国道四百二十三号法貴バイパスも、地域の発展のために本当に重要なポイントになると思いますので、国土交通省としてもしっか...全文を見る
○斉藤国務大臣 国内有数の観光地である嵐山地区、まさに、渡月橋のあるあの風景は、日本の代表する風景の一つだと思います。  その浸水被害の軽減は重要な課題でございます。派川のしゅんせつという、ある意味では非常に特殊な工事ということでございますけれども、そういう重要性に鑑みまして、...全文を見る
○斉藤国務大臣 北神委員のお気持ちは非常によく分かります。  まず、この路線で肱谷バイパスを今事業中で、肱谷バイパスをまず仕上げたいということのようでございます。  それで、実は私も同じような要望をよく聞くんですが、これは府が今管理している道路なので、府がその気になっていただ...全文を見る
○斉藤国務大臣 千葉県八街市の通学路における死傷事故がございました。これを受けて、総理も通学路の安全総点検を命じられたところでございます。  国土交通省としても、この総点検とともに、通学路の安全に対しては全力で取り組んでいきたいと思っておりまして、この国道二十七号白土橋の整備に...全文を見る
○斉藤国務大臣 広島南道路は、広島市の東側にある海田町から広島市の西側にある廿日市を、広島市の南側を通って一気に連絡させる道路です。全線二十三・三キロのうち、唯一、一番西側の木材港西から廿日市インターチェンジ間の一・五キロメートルがミッシングリンクになって、そこが通れば全線開通す...全文を見る
○斉藤国務大臣 高度経済成長期以降に集中的に整備された我が国のインフラの老朽化は、深刻な状況にございます。同じ認識でございます。  持続的なインフラメンテナンスを実現していくため、将来に係る維持管理・更新費の抑制が重要な課題であり、事後保全型ではなく予防保全型のインフラメンテナ...全文を見る
○斉藤国務大臣 まさに地方分権、分散化に努力してこられた鈴木委員の御意見、本当に承りました。私も同じ認識でございます。  東京一極集中は、首都直下地震等が切迫する中で被害拡大のリスクを高めていることに加え、地方における若者、特に女性の流出による地域社会の衰退の要因となっているな...全文を見る
○斉藤国務大臣 しまなみ海道を含む本四高速の料金水準については、国土幹線道路部会の議論や地域からの要望などを踏まえ、利用者にとって利用しやすい料金となるよう、平成二十六年四月より二つの水準に整理しております。  具体的には、島内の陸上部は普通区間、海峡部は海峡部等特別区間に整理...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほども申し上げましたように、島民以外の一般の利用者の方々との公平性という観点も非常に重要でございまして、慎重に検討する必要がある、このように考えております。
○斉藤国務大臣 繰り返しの答弁になりますが、お尋ねの、利用者の通行の目的が通院や子育て等の目的に限定して割引を実施することにつきましても、新たに財源を確保する必要があると考えております。  また、他の利用者の利用の目的などとの公平性を確保していく観点から、慎重に検討する必要があ...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、白石委員仰せの離島活性化交付金ですけれども、この離島活性化交付金は、本土と隔絶した離島振興対策実施地域の様々な格差の是正等を図るために、一つに海上輸送費の軽減による戦略産業の育成、観光の推進等による交流の拡大促進、それから安全、安心な定住条件の整備強化などの取...全文を見る
○斉藤国務大臣 三島川之江港は重要港湾でございます。国土交通省としては、地方の産業を支え、物流効率化に資する港湾の整備については重要な課題であると認識しております。  三島川之江港においては、金子地区において必要な港湾整備を行ってきておりますけれども、ローロー船ターミナルあるい...全文を見る
○斉藤国務大臣 川之江三島バイパスは、四国中央市内の国道十一号の交通渋滞の緩和や交通安全の確保を図るバイパス事業であり、これまで全体延長十・一キロメートルのうち六・五キロメートルが開通しております。  このバイパスを整備することで、重要港湾三島川之江港と松山道の三島川之江インタ...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、白石委員御指摘のあった新居浜バイパスは、新居浜市内の国道十一号の交通渋滞の緩和や交通安全の確保を図るバイパス事業であり、これまで全体延長九・三キロのうち五・九キロが開通しております。  残り、未開通区間の三・四キロメートルのうち新居浜市西喜光地町から新居浜市...全文を見る
○斉藤国務大臣 令和二年十月の東京外環の陥没、空洞事故により御不便や御不安を与えてしまっております地域住民の皆様には、心からおわびを申し上げたいと思っております。  今回、シールド工事が原因で陥没、空洞が発生し、トンネル真上の地盤に緩みが生じております。そのため、地盤の補修が必...全文を見る
○斉藤国務大臣 大深度地下の公共的使用に関する特別措置法、いわゆる大深度地下法でございますが、この法律に基づく使用認可制度は、公益性を有する事業のために、国民の権利保護に留意しつつ、通常使用されない空間である大深度地下に使用権の設定を認めるというものでございます。お尋ねのような、...全文を見る
○斉藤国務大臣 今般の陥没、空洞事故により御不便や御不安を与えてしまっております地域住民の皆様には、心からおわびを申し上げたいと思っております。  早急に社会的不安を解消し、住民の皆様が被った被害を回復するため、実際に損害が発生したものに対して広範な補償の枠組みをNEXCO東日...全文を見る
○斉藤国務大臣 今般の陥没、空洞事故を受けた住民の方々への対応状況などについては、逐次報告を受けております。  引き続き、NEXCO東日本が丁寧な説明と誠意を持って住民に対応することが何より重要だと認識しており、NEXCO東日本に対して、しっかり対応させたいと思います。
○斉藤国務大臣 羽田空港の新飛行経路については、平成二十六年より令和元年にかけて計五回にわたり、東京都や千葉県などの関係自治体等により構成される首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会、いわゆる具体化協議会と呼んでおりますが、いわゆる具体化協議会ですが、議論を重ねてまいりました。...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど申し上げましたように、地域への丁寧な情報提供等を行っているところでありまして、引き続き、様々な御意見に耳を傾けて、丁寧に対応していきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 渋谷区議会より、羽田新ルートの運用停止を国に求める意見書が昨年十月に提出され、その意見書において、固定化回避検討会について、現在の滑走路の使い方を前提としており、意見書の内容を踏まえた検討が行われているとは言い難いと記載されているものと承知しております。  御指...全文を見る
02月17日第208回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○斉藤国務大臣 本庄委員おっしゃったとおり、十年前の亀岡の事故、昨年の八街の事故、それから、これは直接、交通事故ではありませんが、通学途上、大阪で、地震で学校の壁が倒れて女の子がお亡くなりになった事故等々、我々、学校に通う子供を守るというのは大人の最低限の責任だ、このように思いま...全文を見る
○斉藤国務大臣 サポカーを普及させることの大切さ、今の議論を聞いてよく認識をいたしました。よく関係省庁と連携しながら進めていきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 この地域、千葉北西連絡道路、また国道十六号の対策につきましては、国と県、市が連携して短期、中長期の観点から検討を進めていくことが、地域にとって課題の解決につながるものと考えております。国土交通省としても、しっかり取り組んでまいります。
○斉藤国務大臣 東京一極集中は、地方における若者、特に女性の流出による地域社会の衰退の要因となっておりますというふうに考えております。このことに加え、首都直下地震等が切迫する中で、被害拡大のリスクを高めるなど多くの問題があり、その是正は重要と認識しております。  このため、例え...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず、昨年七月の熱海市での土石流災害の際、そして、その後、地元の議員である大口委員におきましては、御指導いただきまして大変ありがとうございます。そのおかげをもちまして、危険な盛土を包括的に規制する法制度を構築しようというところまで参りました。  今、新しい法制度...全文を見る
○斉藤国務大臣 静岡市内の幹線道路ネットワークとしましては、新東名高速、国道一号静清バイパス、それから東名高速等が東西軸として整備され、これらを相互に連絡する静岡南北道路が南北軸として計画されております。  この静岡南北道路が国道一号現道と交差する長沼交差点において慢性的な渋滞...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、この国会に提出するべく、一生懸命努力をしているところでございます。
○斉藤国務大臣 正直に申し上げまして、一月二十六日、予算委員会の田嶋議員の質問通告で初めて見ました。
○斉藤国務大臣 私も、初めてこれを見たときに、ある意味で大変なショックを受けました。  どちらが望ましいかという話でございますが、グラフの傾向に差異があるのは、既存住宅が中心の住宅市場となっている欧米では、住宅投資の大半がストックの質の維持向上に向けられる。しかし、日本では、古...全文を見る
○斉藤国務大臣 投資額と資産額の乖離の原因は、ストックの質などの問題のため古い住宅ストックが流通することなく取り壊され、結果的に供給されてきた住宅総数を住宅ストック数が下回るとともに、住宅投資の大半が新築住宅の整備に向けられてきたことにあると考えております。  なお、需給バラン...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、田嶋委員と議論しながら、日本の場合、戦争で徹底的に破壊されたという過去がございます。私もアメリカに住んだことがございまして、ほとんど、いい住宅、古くからの住宅、そこに手を入れて住み続けていく。百年、二百年続いている住宅があるというのと、日本のように、私は広島で...全文を見る
○斉藤国務大臣 はい。  賃貸住宅のカーボンニュートラルの実現に向けての断熱化というのは非常に重要だと思っております。  具体的に、新築の省エネルギーに係る基準、ZEH水準、引上げを行うとともに、ストックの改修についても支援を推進してまいります。これはセーフティーネット登録住...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員御指摘のように、名古屋三河道路を整備することによって、自動車産業などが集積する西三河地域や知多地域における物流の効率化、そして伊勢湾岸自動車道とのダブルネットワーク化による高速道路ネットワークの信頼性の向上などの効果が期待されます。  名古屋三河道路は全体延...全文を見る
○斉藤国務大臣 現在の高速道路の有料道路制度においては、高速道路の建設や維持修繕等に必要な費用を利用者からの料金収入により賄うことが原則となっております。なお、建設等のために借り入れた債務を償還した後には無料で開放する、そういう制度になっております。  永久有料制度については、...全文を見る
○斉藤国務大臣 国土交通省では、ユーザー団体や被害者、御遺族の方々を構成員とする今後の自動車事故対策勘定のあり方に関する検討会を昨年八月に設置し、被害者の皆様から、支援拡充の早期実現や、持続的な被害者支援が可能となるよう制度の恒久化を求める切実な声をいただきました。  その検討...全文を見る
○斉藤国務大臣 高度経済成長期に急激な都市化が進む中で、狭隘な道路と無秩序な住宅地が形成され、このような住宅市街地においては、緊急車両の通行、災害時の避難路確保、それから日照、採光等の確保など、多くの課題があると認識しております。  建築物を建て替える際には、建築基準法に基づき...全文を見る
○斉藤国務大臣 水力発電は、日常生活や産業活動に不可欠な電力を生み出す事業であることから、自家消費か売電かにかかわらず、公共の福祉の増進に資するものであると考えております。  このため、波木井発電所における発電を目的とした水利使用に許可を与えていることについては問題ないと考えて...全文を見る
○斉藤国務大臣 今の議論、聞かせていただきました。  南アルプスから甲府盆地を通って駿河湾に至る富士川は、日本三大急流の一つであり、また、甲斐と駿河を結ぶ要路として、昔から人々の暮らしに寄り添ってきた川です。  議員御指摘の発電のための水利権については、大正十一年に静岡県及び...全文を見る
02月24日第208回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 藤川委員おっしゃるとおり、交流人口の拡大という観点から、観光はまさに地方創生の切り札であり、また地域活性化の核心だと、このように思っております。そのため、観光関係者や交通関係者だけで頑張るんではなくて、地域の方一体となってその交流人口の発展を図っていくと...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) その車座対話、私も参加させていただきました。女性整備士の方も参加いただき、本当にいろんな御意見を伺ったところでございます。  我が国の自動車関連産業は日本の経済を支える基幹産業であり、政府としてその発展を支えていくことが大変重要であると考えております。...全文を見る
02月25日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
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○斉藤国務大臣 国土交通大臣を拝命いたしました斉藤鉄夫です。国土交通委員会の御審議に当たりまして、御挨拶申し上げます。  まず初めに、建設工事受注動態統計調査の不適切な処理に関する問題については、国土交通省を代表して、改めておわびを申し上げます。国土交通行政、政府統計の信頼を確...全文を見る
02月25日第208回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 朝日委員にお答え申し上げます。  東京は、我が国の中枢機能が集中する、また社会経済活動の最重要拠点でございます。その首都圏を水災害から守るというのは大変重要なことでございます。これまで八ツ場ダムや荒川第一調節池など、利根川や荒川の上流で洪水を貯留する、...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 朝日委員御指摘のように、港湾は輸出入貨物の九九・六%が経由する国際サプライチェーンの拠点であり、臨海部を含め、我が国のCO2排出量の約六割を占める発電所、製鉄、化学工業等の多くが立地するエネルギーの一大消費拠点でございます。  このような港湾、臨海部に...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) GoToトラベル事業の給付金については、令和二年度第一次補正予算で一兆一千二百四十八億円、予備費で三千百十九億円、それから令和二年度第三次補正予算で九千三百七十四億円、令和三年度補正予算で二千六百八十五億円の合計二兆六千四百二十七億円を計上しております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 執行した額が取消し料対応費用を含めて七千百六十八億円でございますので、それを差し引いた残額として一兆二千九百七十億円となります。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) ちょっと具体的な中身になりますので、私の方からお答えさせていただきます。  観光事業者が大変厳しい状況にあるのはそのとおりでございます。このため、いわゆる業種横断的な雇用調整助成金、それから実質無利子無担保融資という、こういう事業のほか、事業者への直接...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 街なか居住再生ファンドは、街なかへの居住を推進することを目的として、中心市街地等において住宅等を整備する事業を行う主体に対して出資を、出資により支援を行うため、二〇〇五年度に国からの補助金に基づき設置したファンドでございます。ということでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 二千九百八十八万円でございます。(発言する者あり)あっ、済みません、二千九百八、飛んで八万円でございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 二〇二一年度は六地区に出資をしており、資金計画や資金調達の方法の見直し等について事業主体、出資者及び金融機関等の関係者との調整業務を行うための五名の職員の業務量に応じた人件費等として、二〇二一年度の管理費、先ほどの額でございます。二〇一四年度に比べ管理費...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 西田委員おっしゃるとおり、国と地方自治体が災害時に情報共有するということは極めて大事だと思います。特に映像情報は情報量も多いし、分かりやすいし、非常に大事だと思います。  国土交通省においてはこれまでも河川の水位情報やCCTVカメラ画像などをウエブサイ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 伊藤孝江委員のおっしゃるとおり、観光は地方創生の切り札です。そして、地域活性化の重要な担い手です。また、公共交通は、住民の暮らしや地域経済を支える不可欠なインフラです。こうした観光、交通関連事業者は年明けからのオミクロン株の急激な感染拡大等により大変厳し...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今総理が御答弁されたとおりでございますけれども、特に交通事業者に対して感染症対策、それから観光事業者と連携した実証運行、それから既存の補助路線の欠損額に対する追加的な支援などを行っていきたいと思っております。  そして、地方創生臨時交付金ですけれども、...全文を見る
02月28日第208回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、佐藤委員御指摘の先島諸島、この先島諸島には現在地方自治体の管理する六か所の空港と十七か所の港湾があり、離島に住む住民の生活や観光等の産業の基盤として大変重要な役割を担っております。また、災害時等においても、人員や物資輸送の観点から、これらの空港や港湾...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほど総理からもお話がございましたように、車座対話では主に二点の課題がクローズアップしました。一点は新技術への対応、これが大変スピードが速くて大変だということ、それからもう一つが人手不足、特に若い人の人手不足の対応があると、こういう課題をいただきました。...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 生産性向上ということが一番大きな課題となると思いますので、国土交通省としては、新しい機器の導入等生産性向上の施策、これをしっかり頑張って、その賃上げの環境を整える、支援していくと、このように頑張っていきたいと思っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 浜口委員のこの図も見させていただいて、今の置かれている状況をよく私も改めて認識したところでございます。  自動車整備士は、安全、安心な車社会の維持のために不可欠な存在であると認識しております。国土交通省では、その人材確保を図るため、若者に自動車整備士の...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) しっかりと、この自動車整備、また自動車産業そのもの、今大きな転換点と言われております。今の日本を引っ張っている産業そのものでもございますし、それらの魅力のPRと、それから自動車学校、自動車整備学校で学ぶことのその有意義性、これをしっかりPRしながら、また...全文を見る
03月01日第208回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 森屋委員から地域公共交通の現状について御質問がございました。  元々、人口減少、また災害の多発等々で大変厳しい状況にある上に、新型コロナウイルスの感染拡大の長期化により、また需要の落ち込み、また燃料コストの増加等でいよいよ厳しくなっていると。どれだけ厳...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私も前赤羽大臣と同じ決意でございます。  政府全体でも、雇用調整助成金や地方創生臨時交付金など、また各種資金繰り支援等、業種横断的な措置を講じておりますが、それにプラスして国土交通省としても、令和四年度当初予算も含めて、毎年度予算において、地域のバスや...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) タクシーへの支援、公共交通の一環であるタクシーに対しての支援も非常に重要だと、このように思っております。事業の継続、そして雇用の確保ということでございます。  国土交通省においては、タクシー事業者に対し、累次の補正予算において、感染症対策や観光事業者と...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) バス事業も公共交通サービスとして最も大きな柱のうちの一つでございまして、事業の継続と雇用の確保が重要と認識しております。  国土交通省においては、バス事業者に対し、生活路線の維持のための支援に加えて、累次の補正予算において、感染症対策や観光事業者と連携...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) GoToトラベルについて森屋委員からお尋ねいただきました。  国内の感染状況がこういう状況でございますので、引き続き最大限の緊張感を持って対応する必要がございます。このため、GoToトラベル事業については、今後の感染状況等を見極めつつ、適切な時期が来た...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 昨年十一月に公表した新たなGoToトラベル事業の考え方においては、都道府県を主体とする事業について、旅行代金の割引率や割引上限額などに関する一定のルールを示しております。  これは、GoToトラベル事業の終了後に旅行需要が急激に縮小しないよう、関係者か...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 電気バスの導入についての御質問でございます。  自動車分野のカーボンニュートラルに向けては、バスなどの事業用自動車において、電気自動車など走行中にCO2を排出しない車両の導入を進めることが重要と認識しております。  一方、電気バスにつきましては、車両...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) トリガー条項のことに関しましてはちょっと所管外でございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思いますが、国土交通省としては、今般の燃料価格の上昇について、関係省庁と連携して、標準的な運賃や燃料サーチャージの導入等により、燃料の価格上昇分が適正に運...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 標準的な運賃ということでございます。  トラック事業者は荷主に対する交渉力が弱く、適正な運賃、料金が収受できていないこと、それから、荷待ち等の発生によりトラックドライバーの長時間労働が常態化していることから、取引環境の適正化は喫緊の課題と認識しておりま...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 申し訳ありません、今ちょっと最後聞き取れなかったんですが、何制度でございましょうか。申し訳ございません、もう一度お願いいたします。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 下限運賃でございます。この標準的な運賃を、これを下限運賃としてできないのかという御質問でございますが、標準的な運賃は、一台の車両を貸し切って運行させる際の距離別、時間別の運賃をトラックの車格ごとに人件費、それから各種の物価の地域格差や燃料費、利潤について...全文を見る
03月02日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○斉藤国務大臣 まず、国土交通委員会の審議が始まります。どうかよろしくお願いをいたします。  先ほど小宮山委員から御質問のありました、今般の建設工事受注動態統計調査の不適切処理問題を踏まえ、まず、不適切処理のあった受注統計を統計上適切な姿に改定する手法を検討する遡及改定検討会議...全文を見る
○斉藤国務大臣 観光関連事業、今大変厳しい状況ですので、しっかり支援しなければならない、それは同じ思いでございます。  まずは、業種横断的な支援ですけれども、雇用調整助成金等々、ほかにもたくさんございますが、これをまずしっかり行う。そして、観光産業に特化した直接的な支援として、...全文を見る
○斉藤国務大臣 基本的に、今回、観光関係事業者に特化した支援を行うということについて、我々としては、いわゆる需要喚起策を行うことの方が有効だ、こういうふうに考えています。  特化した事業を行う場合、観光関係事業者と、周辺にたくさんの関連した事業がございまして、その線引き等、非常...全文を見る
○斉藤国務大臣 災害発生時等における社会機能を維持するエッセンシャルワーカー、それに必要な民間事業として、国交省の所管分野では、例えば、公共交通、それから物流、建設工事等の分野が該当すると考えます。  これらの事業分野におけるエッセンシャルワーカーの具体的人数については、災害の...全文を見る
○斉藤国務大臣 今年五月ですけれども、熊本で水サミットが行われます。(小宮山委員「四月」と呼ぶ)四月、済みません。そこでも大きな世界的な課題が挙げられております。  世界では今なお安全な飲み水や衛生サービスを利用できない人が多くいる。我が国は、このような課題の解決に向けた知見、...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、小宮山委員御質問のトリガー条項につきましては、所管外であるため、ちょっと答弁は差し控えさせていただきたいと思いますが、国土交通省として業界に対してできること、燃料価格上昇分を価格に適切に反映してもらうようにいろいろな経済団体への働きかけ、また荷主への働きかけ、...全文を見る
○斉藤国務大臣 首都圏三環状の一翼を担う東京外郭環状道路は、首都圏の渋滞緩和、環境改善や円滑な交通ネットワークを実現する上で重要な道路として事業を進めております。  委員御指摘のとおり、二月二十八日に、東京地方裁判所より工事差止め仮処分命令申立ての決定が、事業者である関東地方整...全文を見る
○斉藤国務大臣 繰り返しになり大変恐縮でございますが、現在、決定の内容の精査を行っている段階でありまして、今後、保全異議申立ての実施の有無も含めて関係機関と調整をしていきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 昨年の赤羽大臣の議論も、私、承知をしております。基本的に赤羽大臣に、その考え方に変更はございません。  リニア中央新幹線については、平成二十六年の工事実施計画の認可の際に、国土交通大臣からJR東海の社長に対し、地域の理解と協力、それから環境の保全の措置、安全かつ...全文を見る
○斉藤国務大臣 欧州諸国等による飛行禁止措置への対抗措置として、ロシア政府において、ロシア領空内の飛行禁止措置が順次講じられていると聞いております。  また、数社においてはルート変更を検討しているところであると聞いております。  我が国としては、G7を始めとする国際社会との連...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回のロシアによるウクライナ侵攻は、断じて許容できず、厳しく非難されるべきと考えております。  国際社会は、ロシアとの関係をこれまでどおりにしていくことはもはやできないと考えており、我が国といたしましても、ロシアとの関係で新たな経済分野の協力を進めていく状況には...全文を見る
○斉藤国務大臣 それは政府全体の方針の中できちっと対応していきたい、このように思っております。
○斉藤国務大臣 今回の事態を受け、関係する日本企業に係る対応も含めまして、外務省、経済産業省等、関係省庁と連携し、政府としての方針に即して適切に対応してまいります。
○斉藤国務大臣 私も熱海の現場を見てまいりました。その惨状を踏まえて今回の法案を用意したところでございます。  施行までできるだけ早期に、一年を考えておりますけれども、できるだけ早く施行したいということと、それから、その間につきましては、先ほど担当局長が申し上げましたように、こ...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な侵略、現状変更であり、明白な国際法違反でございます。断じて許すことはできない、このように思っております。  また、私は、地元が広島、広島三区選出でございます。核を脅しに使う、こういう、またその姿勢、これも断じて...全文を見る
○斉藤国務大臣 国際社会はロシアとの関係をこれまでどおりにしていくことはもはやできないと考えておりまして、私ども日本も同じ決意だと思っております。  これまでの続いてきた経済協力につきまして、これをどうするかという御質問でございますが、これは政府全体で考えていく。その中にある我...全文を見る
○斉藤国務大臣 その思いは私も藤岡委員と同じでございます。今回のロシアの侵略、断じて許すことができない。  その上で、現在存在している経済協力の今後の取扱方について、いろいろな、民間企業も関係しております、各省庁も関係しております、そういう省庁と連携を取りながら、また民間企業と...全文を見る
○斉藤国務大臣 基本的には、先ほど申し上げた我々国土交通省としての姿勢で臨んでまいりますが、当然、これを今後どうするか、政府の中で検討してまいりますけれども、国土交通省としての意見というのは申し上げたいと思っておりますし、また、当然、検討するということでございます。
○斉藤国務大臣 はい、しっかり検討していきたい、このように思っています。
○斉藤国務大臣 できるだけ早急に検討していきたい、このように思います。
○斉藤国務大臣 関係者、関係省庁、また民間会社も含めて、政府全体としてできるだけ、可及、本当に速やかに結論を出すように検討を進めていきたい、このように決意しております。
○斉藤国務大臣 外務大臣そのほか関係閣僚としっかり検討し、できるだけ速やかに態度を決定したい、このように思っております。
○斉藤国務大臣 先ほど藤岡委員御指摘の総理の発言、令和五年度末までに対策をおおむね完了できるようにということを受けまして、国土交通省としては、まず短期的にすぐ手が打てれるもの、ガードレールの設置とか舗装のカラー化、それから路面標示などでございますが、こういうすぐ手をつけられるもの...全文を見る
○斉藤国務大臣 令和四年度の予算から個別補助制度を創設いたしまして、通学路の合同点検に基づいて行う交通安全対策を強力に推進する体制、一つつくったということでございますけれども、今後、この制度をよく利用して、道路管理者である都道府県や市町村の取組が進むように支援を行っていきたい、こ...全文を見る
○斉藤国務大臣 今委員御指摘のように、これまで、国管理の河川を中心に河道掘削や堤防整備、進めてまいりました。  一方、地方自治体管理の中小河川など対策の実施が遅れている地域においては、まずは避難行動を確実に行えるよう、低コストの水位計を設置するなどの対策を進めてまいりましたが、...全文を見る
○斉藤国務大臣 固定資産課税台帳等に記載された所有者等の個人情報については、プライバシーや財産上の権利を守る観点から慎重に取り扱うべきものとされており、所有者不明土地法においては、地域福利増進事業等の高い公益性を有する事業を実施する場合に限って利用、提供できることとしております。...全文を見る
○斉藤国務大臣 私も先日、羽田の整備場を視察させていただきましたけれども、非常に大きな敷地が必要になり、かつ、たくさんの技術者の方が働いている姿を目の当たりにしてきたところでございます。航空機の整備産業は、航空の安全を支えるとともに、今後の成長も期待できる重要な事業であると認識し...全文を見る
○斉藤国務大臣 踏切をなくすためには鉄道を高架化する、若しくは地下に移設するということがあろうと思います。高架化するよりも地下に移設する方が、より適切な場合もあると考えております。例えば、大阪駅北のうめきた地区などにおいては、鉄道を地下化するなど、地域の状況に応じた方法で踏切をな...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど申し上げましたように、連続立交また地下化等を含めて、地方自治体とその都市計画の中で一緒に事業を進めていくものでございますので、自治体からいろいろな御相談があれば、積極的にこれは対応していきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 市村委員が、例えば九州大学、環境省とともに、いわゆる複合洋上発電ファーム、そういうプラットフォーム等の研究をされてきて提案されているということに対しまして、心から敬意を表したいと思います。  再生可能エネルギーの主力電源化に向けて、一つの、一番大きな柱だと思って...全文を見る
○斉藤国務大臣 ありがとうございます。  まず初めに、地域の公共交通についてお話がございました。そして二番目に、GoToトラベルのワクチン・検査パッケージ。この順番でちょっと答弁をさせていただきたいと思います。  地域公共交通、今非常に厳しい状況になっております。このため、我...全文を見る
○斉藤国務大臣 この速度規制、警察庁とよく連携して進めていきたいと思いますし、また、現実に我々国土交通省としてできるのは、ガードレールの設置とかハンプの設置等々でございます。そういう努力もしっかり行っていきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 インフラ老朽化対策、また、防災・減災、国土強靱化の財源につきまして御提案、本当にありがとうございます。まさに委員おっしゃるとおりでございまして、しっかりこの予算の確保に向けて、そして、その効果と必要性についてしっかり国民の皆さんに御理解いただくように、しっかりと頑...全文を見る
○斉藤国務大臣 古川委員から御指摘をいただきまして、本の存在は知っております。それで、今日の御質問に関わるということで、要約版をちょっと作ってもらいまして、全体はまだ読んでおりませんが、要約については、要約といいましょうか、概要については存じ上げているつもりでございます。
○斉藤国務大臣 インバウンドの本格的な回復には時間がかかるということを踏まえますと、それまでの間は、日本人の国内旅行の需要喚起等に取り組むことは重要である。また、確かに、国内旅行を一つの大きな、両輪以上の大きな柱にしていく。現在も、コロナ前でもいわゆる二対八で八が国内旅行というふ...全文を見る
○斉藤国務大臣 今の議論を聞かせていただきました。  距離制それから定額制、それぞれにメリット、デメリットがあると思います。そのメリット、デメリットをどのような視点から評価するか。地域の活性化、経済の活性化、いろいろあろうかと思います。このメリット、デメリットをよく比較考量して...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど申し上げましたように、高速道路の在り方、また全国のネットワーク、これをどう維持していくか、また、地方にはいろいろなまだミッシングリンク等もあり、それをつないでほしい、また暫定二車線を四車線にしてほしいといういろいろな要望もある、これも事実でございます。  ...全文を見る
○斉藤国務大臣 御指摘のように、この冬は、年末から度々寒気が入り、北日本や日本海側を中心に大雪となっており、多くの知事や市町村長から、道路の除雪費用の追加支援の御要望をいただいているところでございます。  地方公共団体が管理する道路の除雪費用については、年度当初に配分している防...全文を見る
○斉藤国務大臣 三月一日、昨日、その調査が終わったところでございまして、この第三弾、できるだけ早くやりたいと思っております。
○斉藤国務大臣 いわゆる改善基準告示の見直しにつきましては、現在、この告示を所管する厚生労働省の下に設置された専門委員会において公労使の代表により具体的な検討が行われており、国土交通省もオブザーバーとして参加をさせていただいております。  委員御指摘のとおり、労働者の健康と利用...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず初めに、福島議員が国会に戻ってこられて、また一緒に働くことができること、こんなにうれしいことはございません。またどうぞよろしくお願いをいたします。  国土形成の理念ということでございます。  まさに国土形成は、おっしゃったように、政治の一つの大きな目的だと...全文を見る
○斉藤国務大臣 確かに、福島委員がおっしゃるように、我々、若い頃はといいましょうか、全総という言葉をいろいろなところで聞きましたし、議論していたように思います。特に、私、議員になる前、民間にいるときも、全総というものがどういう未来を展望していて、それに対して民間は民間でどうこれに...全文を見る
○斉藤国務大臣 たがや委員御指摘の、宿泊施設に係る固定資産税につきましては、令和三年度税制改正要望において、交通運輸等における新型コロナウイルス感染症による需要減の状況等を踏まえた所要の措置として国土交通省から要望をいたしましたけれども、措置されなかったところでございます。  ...全文を見る
○斉藤国務大臣 申し訳ございません。存じ上げません。
○斉藤国務大臣 ただいま議題となりました令和九年に開催される国際園芸博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  令和九年に神奈川県横浜市で開催される国際園芸博覧会は、「幸せを創る明日の風景」をテーマとして掲げ、花や緑との...全文を見る
03月02日第208回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 青木委員御指摘のように、荒川の堤防、京成本線が交差する地点で、周辺に比べ約三・七メートル低くなっておりまして、洪水に対して危険な状況です。そのため、令和十九年度の完成を目標に、来年度から橋梁の架け替え工事に着手することとしております。  その間の安全の...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 安全衛生経費の見える化が必要だという御質問でございます。  人材で成り立つ建設業において建設工事従事者の安全及び健康の確保は建設工事の大前提であり、そのためにも安全衛生経費が下請負人まで適切に支払われることは重要だと考えております。  この安全衛生経...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 特に見える化が遅れております民間工事において、その安全衛生経費をしっかりさせること、明確にすることが大事だという御意見しっかり受け止めて、関係団体と、そういう協議会を持っております。しっかり受け止めて頑張っていきたいと思います。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、青木委員御指摘のとおり、鉄道は、大量高速輸送機関として、またカーボンニュートラルの担い手として大変重要な存在であると認識しておりますが、御指摘のように、一部のローカル鉄道では、沿線人口の減少、少子化に加え、マイカーへの転移、また新型コロナウイルス感染...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほど申し上げました交通関係者に限らず、宿泊関係者が今大変厳しい状況に置かれているということは我々も認識しているところでございます。  このため、まずは業種横断的な、この観光、宿泊に特定しない全業種横断的な措置として、実質無利子無担保融資とか雇用調整助...全文を見る
03月03日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通大臣を拝命いたしました斉藤鉄夫です。国土交通委員会の御審議に当たりまして、御挨拶申し上げます。  まず初めに、建設工事受注動態統計調査の不適切な処理に関する問題については、国土交通省を代表して、改めておわびを申し上げます。国土交通行政、政府統計...全文を見る
03月03日第208回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 航空ネットワークは、公共交通として国民の社会経済活動を支えるとともに、ポストコロナの成長戦略の実現に不可欠な空のインフラです。  しかしながら、今、和田委員御指摘のように、新型コロナウイルス感染症による甚大な影響が長期化しておりまして、航空大手二社の今...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 賃貸住宅における脱炭素化、持家住宅に対して遅れているというような印象もございますが、この賃貸住宅についてもしっかり進めていく必要があると思っております。  従来より、大手事業者に対し、この賃貸住宅に対してですけれども、省エネ基準を超える高度な対応を求め...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 住宅の新築、そして改修を担う大工、大工さん、大工技能者については、この二十年間でおおむね半減していると言われております。そしてかつ、高齢化も進んでいる現状にあることから、特にリフォーム等を通じ、ストックの有効活用を図っていく観点からも、大工技能者の確保、...全文を見る
03月04日第208回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 古賀議員から、マンション価格の上昇についてお尋ねがございました。  近年、マンション価格が上昇傾向にあることは認識しております。この背景には、世界的な建設資材の値上がり、技能者の高齢化や人手不足による労務費等の上昇による建設コストの高騰など、様々な要因...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 宮崎議員から、住宅ローン控除の見直しについてお尋ねがございました。  今般の税制改正における住宅ローン控除の見直しにおいては、控除率の見直し、一%から〇・七%へを行う一方で、新築住宅等について、控除期間を十年から十三年に延長する措置を講ずることとしてお...全文を見る
03月04日第208回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 公的統計は、政策立案や、また経営判断等の基礎になるものでございまして、その正確性が求められており、非常に重要なものでございます。特に、証拠に基づく政策立案と、こういう基本的な考え方からしても、統計はまさに政策の根幹になるものと、非常に重要なものだと、この...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 二重計上がGDPの算出に用いられる建設総合統計に影響を与えたと考えられる時期でございますが、建設総合統計においては、建設工事受注動態統計調査の推計方法の変更による差が生じないよう、同じ推計方法同士で毎年の受注総額の伸び率を算出しております。  二〇一六...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 全日本トラック協会から、今月一日に三点の要望をいただきました。一点目が中小企業者に対する価格転嫁対策の更なる強化、二点目が燃料価格高騰に対する支援の拡充等の実施、三点目がエネルギー価格低廉化方策の実施等でございます。  本日開催された原油価格高騰等に関...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今申し上げましたとおり、燃料価格高騰に対する支援の拡充等の実施という言葉で届いております。
03月07日第208回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、阿達委員御指摘のように、適正な運賃ということの設定、それをみんなでどう支えていくかということが非常に重要だと思います。  利用者ニーズに即した、そして運輸事業を取り巻く大きな事業環境の変化に対応したより良いサービスを持続的に提供する運賃・料金体系を...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 我が国のCO2排出量の約六割が発電所、それから製鉄、化学工業、これらの多くが立地するのが港のある港湾部でございます。このため国土交通省では、カーボンニュートラルポート、ポートというのは港ですけれども、カーボンニュートラルポートという考え方で港湾臨海部にお...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 横山委員にお答え申し上げます。  藻場や干潟に生息する海洋生物が取り込むCO2、これをブルーカーボンといいますけれども、これをCO2削減に生かしていくということは、海洋、日本、海に囲まれた日本にとっては大変重要なCO2削減策だと思います。  委員御指...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) ちょっと具体的な話になりますので、私、担当の私の方からお答えさせていただきます。  よく分担率という数字を使います。自動車の台数掛けるキロ数、台キロで、各種道路がどれだけの台キロを負担しているかということですが、高速道路の分担率については、浜口委員御指...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今の料金設定について、いろいろな、これ、この後の議論にも出てまいりますが、要因で今の料金設定がされております。今、理由にございましたように、料金をお支払いいただいていることということの中にそのことも入ってこようかとは思います。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 我が国の高速道路においては、例えば一般道路の沿道環境を改善するための深夜割引、つまり一般道、とか各種割引が導入されております。  コロナ禍前の令和元年度におけるNEXCO三社合計の料金収入は、約二兆四千億円です。コロナ禍前で比較します。これに対し、通行...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず私の方から、技術的なことがございますので、答えさせていただきます。  一点目の定額制料金でございますが、長距離と短距離の利用の負担の公平性が損なわれること、それから、短距離利用が割高となり、高速道路が利用されにくくなるおそれがあること、それから、休...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) この高速道路料金の定額化ということにつきましては、我々、初めから一〇〇%否定しているわけではございません。それぞれ、制度ですから、メリットとデメリットがあろうかと思います。そのメリットとデメリットをよく比較考量して、どういう制度が持続可能なのか、またユー...全文を見る
03月08日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 岸田総理とはこの三十年間、あるときは与野党に分かれ、あるときは与党として、あるときは共に野党として一緒に頑張ってまいりました。その方の下で国土交通大臣を拝命するということは非常に、正直申し上げてうれしかったです。  施政方針演説をお聞きしまして、まず第...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、長浜委員おっしゃったように、まさにこの統計は政策を立案する、また決定する基本でございます。また、民間にあっても、経営判断の根幹、基幹を成すものでございまして、合理的判断に欠くべからざるものと、このように認識しております。  この基幹統計で今回こうい...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) この検証委員会の報告書では、先ほど政府委員が答弁したような調査結果が報告されているところでございまして、その調査報告書のほかのところにも、せっかく出してきたデータをできるだけ有効に使いたいというような心理も働いたという趣旨の報告書の内容もございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 受注統計は月次です。先ほど出てまいりました施工統計の方は年次なんですけれども、この受注統計は月次。そういう意味では、その月次で取っているということの重要性を認識しない処理だったと、このように思います。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 長浜委員の御疑問は私も本当によく、そのとおりだと思います。  その疑問に対して、この検証委員会の報告書では、ちょっと正確なところあれですけれども、その四十都道府県からデータを集めて作業をしていた人たちと、それから、この欠損、回収が少ない、これをどう統計...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 法定受託事務を地方自治体にお願いするときには、その趣旨をしっかり理解していただくように丁寧にお願いをする、また、ふだんの情報共有も行うということが肝要だと思いますが、その姿勢に欠けていたということだと思います。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 検証委員会の報告書では、この平成三十一年一月の一斉点検時の対応について、先ほど報告をしたとおりでございますけれども、担当係長が本件合算処理を報告すべきかどうかを直属の上司に相談したが、上司から報告しなくてよいと言われて報告しなかったとされており、この点に...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 統計法違反かどうかということにつきましては、これは法令にのっとって判断されるべきもの、証拠と、法と証拠に基づいて判断されるべきものと、このように考えております。  私どもとしましては、今回のこの事案につきまして、検証委員会で報告をいただき、国土交通省、...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 野田委員おっしゃるように、このコロナ禍で自粛生活が続く中、公共交通機関が動いているというのは、そういう中にあっても国民に希望と、希望を与える、そして頑張っていかなきゃいけないというものを与える大きな要素だと思っております。そういう意味で、しっかりとこれを...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 鉄道など、鉄道事業者だけに任せるのではなくて、どう地域で支えていくか、また国も地域も一体となって支えていくかということが今後非常に重要になってくると思います。  鉄道は、我々の日常生活や経済産業活動を支える大量輸送機関として公共性の高い重要な役割を担っ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今後もインバウンドの重要性に変わりはないと思っております。インバウンドの再開に備え、コロナによる旅行者の意識の変化等も踏まえ、戦略的に今準備をしておくべき今時期、このように考えております。  政府としては、二〇三〇年訪日外国人旅行者六千万人等の目標を掲...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 航空ネットワークは、公共交通として国民の社会経済活動を支えるとともに、ポストコロナの成長戦略の実現に不可欠な空のインフラだと思っております。しかしながら、水際対策や移動自粛要請に加え、オミクロン株などの変異株の拡大等の影響により、国際線を中心に旅客需要の...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 統計法に基づく基幹統計である今回のこの受注統計で不適切な処理が行われていたということは極めて遺憾だと思っております。  我々、非常に第三者性の高い、第三者性を重んじた検証委員会、統計の専門家、そして弁護士の方々に入っていただいた委員会、検証委員会を立ち...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 検証委員会の報告書では、令和二年二月公表分から国土交通省において合算処理を行っていたということが明らかとなっております。統計の継続、この報告書ではこのように書かれております、統計の継続性の観点から、過去分を全く入れない場合には数値の変動が激しくなるとの理...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず最初に、遡及改定検討会議で適正な数値に戻せるのか、示せるのかという御質問だったと思います。  この受注動態統計調査の遡及改定に関しては、統計の専門家も参画された検証委員会、その検証報告書の中に、一定の仮定を置くなどし調査票が残存していない期間の数値...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 鉄道は、我が国の日常生活や経済産業活動を支える大量輸送機関として公共性の高い重要な役割を担っております。他方で、一部のローカル鉄道は、沿線人口の減少、少子化に加え、マイカーへの転移、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化による需要の減少等により、利用者が...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、浜野委員おっしゃいました、私、生まれ育ったところが島根県の山奥でして、三江線という沿線に住んでおりました、廃止されたところでございますが、こういう検討会がもっと早く検討をされて、どういう形での地域と交通の在り方が良かったのか議論する、また、今になって...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 委員御指摘のとおり、一口にローカル線と言っても、通勤、通学、それから観光、物流など、利用状況は路線によって異なることから、その需要特性を踏まえて議論される必要があると思います。  また、私もJR連合の政策提言読ませていただきましたが、提言でも触れられて...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今の浜野委員との議論をお聞きしながらちょっと思い出したんですが、私、四十数年前に社会人になったのは、建設業に入りました。で、そのときに最初に言われたのは、我々は請負業だけど、これはウケオイと読むんじゃないんだと、ウケマケと読むんだと。施主は絶対だと、施主...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) これまで航空会社は、新型コロナウイルス感染症による甚大な影響が長期化している、そしてまた燃料価格が高騰している、それでなくても厳しい状況にあるのに、今回更に、ロシアによるウクライナ侵略による需要の低迷、運航経路の変更など、非常に航空会社を取り巻く経営環境...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 率直にどのように感じているかという御質問ですので、率直に、最近この表ではぐんと伸ばしてきているんですが、私がおりました、また私の個人的な話になって申し訳ないんですが、四十年前に比べると随分低くなっているというふうに感じております。社会的、相対的にですね。...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 足立委員おっしゃるように、建設産業の処遇改善を図るためには、今後の公共事業予算の安定的、持続的な確保について十分な見通しを持てるということが重要だと思っております。アップと見通し、両方必要だと思います。  政府におきましては、防災・減災、国土強靱化のた...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今年の一月以降、新型コロナの感染が再び全国的に拡大し、多くの地域でまん延防止等重点措置が実施され、人々の移動や旅行には大きな影響が生じております。また、昨今の原油価格の高騰もあり、国土交通省関係事業者、とりわけ交通、観光関係事業者は引き続き厳しい経営環境...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先進的な自動車の安全技術の開発が進む中で、自動車の走行位置を自動で検出するためには、区画線等の道路環境を整備していくことが重要と認識しております。  とりわけ、高速道路につきましては、区画線などを適切に管理することにより自動車の車載センサーが区画線を確...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 共生社会の実現に向けて、ユニバーサルデザインのまちづくり進めていくということは大変重要だと、国土交通省の一つの大きな柱でございます。  また、バリアフリーに対する国民の理解と協力を求めるため、バリアフリートイレ等障害者用施設の適正利用の推進や、バリアフ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) ホームドア、またバリアフリーに対して、これまで竹内委員が積極的に御努力、提言されてきたことに対して敬意を表したいと思います。  今政府参考人から答弁したとおり、昨年、第二次交通政策基本計画において新しい方向性が示されて、都会では、都市部では、利用者の皆...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 道の駅は、委員御指摘のとおり、地方創生、また地域の観光拠点として発展することが期待されております。  このため、国土交通省におきましては、二〇二〇年から二〇二五年の期間を道の駅の第三ステージとして、一つに地域の観光拠点としての機能、二つ目に災害時におけ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、大前提として、今回のロシアによるウクライナ侵攻、侵略、これは断じて許すことができない、許容できない、厳しく非難されるべきと、これが大前提であるということをまず申し上げておきたいと思います。  その上で、LNG輸送等について御質問がございました。輸...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、室井委員御指摘のように、我が国の高速道路は開通から三十年以上経過した区間が半分を超えました。老朽化が進行しております。  こうした中で、平成二十六年度から、全ての橋やトンネル等について法律で義務付けられた五年に一度の定期点検が実施されております。 ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) バス、タクシー、トラック、自動車運転者の方の健康、命、そしてこれは運転者の方だけではなくその周囲の方々の命ということも含めて大事だと、このように考えております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 改善基準告示において休息期間が定められておりますが、その中で睡眠時間をどれくらい取る必要があるかについては定められておりません。  運転者が休息期間内で十分な睡眠を取るためには、まずは事業者が運転者に対して十分な休息期間を与えることが重要であり、その上...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 改善基準告示の見直しにつきましては、現在、同告示を所管する厚生労働省の下に設置された専門委員会において、公労使の代表により具体的な検討が行われており、国土交通省もオブザーバーとして参加させていただいております。運転者の睡眠不足や過労運転による交通事故の防...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) リニア中央新幹線の山岳トンネル工事では、昨年十月に岐阜県瀬戸トンネルにおいて切り羽付近で肌落ちによる事故が発生しました。この事故については、JR東海によれば厚生労働省ガイドラインへの対応が不十分であったとのことであり、厚生労働省からは改めて当該ガイドライ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) リニア中央新幹線については、平成二十六年の工事実施計画の認可の際に、国土交通大臣から建設主体であるJR東海の社長に対し安全かつ確実な施工等を指示しておりまして、工事の過程で発生する様々な課題の解決に当たってもこれが大原則だと考えております。このため、事故...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほど、時期ありきではないか、開業時期ありきではないかという趣旨のお話もあったところでございますが、御指摘の開業時期につきましては、建設主体のJR東海が決定するものであり、これまでのところJR東海として目標を変更しているとは承知しておりません。  また...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 大変重要な問題提起をいただいたと感じております。  都市公園の出入口については、車椅子使用者を含めた公園利用者の円滑な通行かつ安全、安心の確保が大変重要だと認識しております。  国土交通省では、先ほど都市局長が答弁いたしましたように、出入口も含めた都...全文を見る
03月09日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○斉藤国務大臣 二〇二七年国際園芸博覧会は、横浜市の旧上瀬谷通信施設の一部において、最上位のA1クラスの国際園芸博覧会として開催されるもので、我が国では、一九九〇年の大阪花の万博に次いで二回目の開催となります。  この意義ですけれども、三点申し上げたいと思います。  まず第一...全文を見る
○斉藤国務大臣 国も共有をしている、このように認識しております。
○斉藤国務大臣 この二〇二七年の国際園芸博覧会の参加者数は、過去の博覧会の実績を参考として、そして、本博覧会の圏域人口を基に、横浜市において算出された数値でございます。  具体的には、過去の国際博覧会や国際園芸博覧会では、多くが開催地の周辺圏域からの来場者であり、来場者数は圏域...全文を見る
○斉藤国務大臣 今お話のございました新交通システムについては、博覧会開催までの整備は困難になった、このように承知しており、国際園芸博覧会協会や横浜市において、旅行会社による団体バスや鉄道駅から会場まで直通するシャトルバスの充実を中心に、代替の輸送手段を検討しているもの、このように...全文を見る
○斉藤国務大臣 今現在、協会と横浜市において、団体バス、若しくは鉄道駅からのシャトルバスを検討している、このように聞いております。
○斉藤国務大臣 今、稲富委員御指摘の点、我々も非常に重要な点だと思っております。  先日、私、横浜市の山中市長にもお会いをし、この点についてしっかりとした計画を立てるようにということをお願いをし、国としても、国土交通省としても全面的にバックアップする、そういう話合いをさせていた...全文を見る
○斉藤国務大臣 横浜市では、旧上瀬谷通信施設における将来のまちづくりに向けて、公園・防災地区、それから、観光・にぎわい地区などで構成される郊外部の活性化拠点の形成を計画されております。  その中で、新交通システムについては、今回の博覧会には間に合わないということなのかもしれませ...全文を見る
○斉藤国務大臣 昨年六月の閣議了解における会場運営費とは、会場施設の運営管理や施設を用いた行催事の費用等、主に開催期間中に生ずる費用を指しており、適正な入場料の設定等で賄うものとし、国による負担や助成は行わないこととしております。  一方で、法案第十一条に規定する運営に要する経...全文を見る
○斉藤国務大臣 私も、昨日、この瀬谷西高校の御要望といいましょうか、「希望」と書いてございますが、読ませていただきまして、大変若い方々も期待をされているということを実感したところでございます。  ここにありますように、旧上瀬谷通信施設は首都圏に残された広大な敷地であり、約七十年...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど申し上げましたように、今回のこの博覧会の三つの意義の一つに、SDGsの目標達成をより確実なものにする機会としたいというのがございました。  横浜市が昨年三月に策定した計画案においては、樹林や芝生地により、雨水を貯留、浸透、循環させるグリーンインフラを会場全...全文を見る
○斉藤国務大臣 瀬谷西高校の皆様の御要望、三点目のこれは非常に私も感銘を受けたところでございます。  旧上瀬谷通信施設は、御指摘のとおり、約七十年間にわたり米軍施設として利用されてきたところです。横浜市は、二〇一八年二月に策定した基本構想において、博覧会の開催意義の一つとして、...全文を見る
○斉藤国務大臣 この博覧会では、まさにこれも大きな理念のうちの一つでございます。  花、緑、農に関連した最新技術の国内外での共有、それから、日本庭園や華道を始めとする国内の優れた花や緑の魅力、文化の発信、それから、花の名所や様々な庭園を始めとする観光資源との全国的な連携などに取...全文を見る
○斉藤国務大臣 二〇一九年に国土交通省ではグリーンインフラ推進戦略を取りまとめまして、二〇二〇年には官民連携プラットフォームを設立し、広範な主体の積極的な参画と連携により、グリーンインフラの社会実装を推進しております。今回の二〇二七年国際園芸博覧会においても、グリーンインフラに関...全文を見る
○斉藤国務大臣 二〇二五年に開催予定の大阪・関西万博は、参加者数二千八百二十万人を目標とする大規模な登録博覧会であり、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現など、この園芸博覧会と共通するテーマが掲げられております。  両博覧会の連携については、例えば、双方のPR機会をお互い...全文を見る
○斉藤国務大臣 二〇二七年国際園芸博覧会は、花と緑という特定のテーマを扱う認定博覧会であるため、国土交通省や農林水産省が中心となって対応することを基本としております。  過去に我が国で開催された国際博覧会では、外国政府への参加招請などに連携して取り組むため、省庁横断的な関係閣僚...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回は認定博覧会ということでございます。その中で、全省庁連携して、政府を挙げて、国として万全の体制で臨む、この姿勢はしっかり貫いていきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 博覧会の開催に当たり、より多くの方々に訪れていただけるよう、輸送アクセスを確保し、そのためのインフラ整備を行うことは大変重要でございます。大阪・関西万博や一九九〇年の大阪花の万博においては、それぞれの博覧会に関連するインフラ整備計画を国として決定した経緯があるもの...全文を見る
○斉藤国務大臣 この全体、将来のまちづくり、その博覧会の後にあるまちづくりを見据えた今回の博覧会の計画、その中で、遊歩道とか自転車の利用とか、今回の理念に合致したいろいろな施策が取り入れられるように私としても頑張っていきたい、このように思います。
○斉藤国務大臣 横浜市が昨年三月に策定した横浜国際園芸博覧会計画案においては、持続的な未来を築くため、開催前、開催中、開催後を通して、多様な主体の連携により、参加者自らがつくった博覧会という意識を醸成する、このように書かれております。  今後、国際園芸博覧会協会において具体の検...全文を見る
○斉藤国務大臣 ありがとうございます。  先ほど、私の卒業した中学校も言っていただきました。広島の中学校なんですが、実は、中学二年までは広島県境に近い島根県の山奥で過ごしておりました。非常に自然の豊かなところでございます。そういう中で育ちました。いわゆる里山。  里山というの...全文を見る
○斉藤国務大臣 未確認飛行物体ということだと思いますが、見たことありません。
○斉藤国務大臣 今どういう状況になっているのかを確かめさせていただいて、検討させていただきたいと思います。
○斉藤国務大臣 旧上瀬谷通信施設の一部である観光・にぎわい地区については、地権者によるまちづくり協議会が検討パートナーの民間事業者とともに土地利用の検討を進めております。しかし、具体化の時期はまだ未定ということと承知しております。  なお、本博覧会は、この地区の将来のまちづくり...全文を見る
○斉藤国務大臣 その点、横浜市ともしっかり検討していきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 その土壌汚染の問題はしっかり市で対応されている、このように聞いておりますけれども、我々国もそこをしっかり見ながら、安全性が保たれるように頑張っていきたいと思います。
○斉藤国務大臣 二〇二七年のこの園芸博覧会の参加者数千五百万人は、過去の博覧会の実績を参考として、本博覧会の圏域人口を基に、横浜市において算出された数値と認識しております。  具体的には、過去の国際博覧会や国際園芸博覧会では、多くが開催地の周辺圏域からの来場者であり、来場者数は...全文を見る
○斉藤国務大臣 お年玉付郵便葉書等に関する法律では、先ほど答弁がありましたように、こういう寄附金付郵便葉書等の発行を可能とすることができることとされております。  今回、この寄附金付郵便葉書等を発行する意義としては、開催主体となる博覧会協会が多様な手法を用いて資金を確保するため...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、二〇二七年の園芸博の認知度が非常に低いというのは、私もそのように認識しております。  先日、横浜の山中市長、いらっしゃいました。その山中市長と話したときも、この認知度をいかにして上げるか、市長自らトップセールスでこの認知度向上に図っていく、こういう御決意でご...全文を見る
○斉藤国務大臣 旧上瀬谷通信施設においては、防衛省において土壌調査を実施しているものと承知しております。  国有地の中の計六十六か所、面積比でいいますと一〇%未満でございますが、この六十六か所で土壌汚染対策法の特定有害物質である鉛などの基準値超過が確認され、土壌汚染対策法に基づ...全文を見る
03月09日第208回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 木戸口議員から、住宅ローン控除を含め、住宅政策についてお尋ねがありました。  住まいは生活の基盤であることから、持家、借家双方の居住ニーズに応じた住まいの確保を支援していく必要があると考えております。  まず、持家の取得を支援する住宅ローン控除制度に...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 柳ヶ瀬議員から、住宅ローン控除の控除期間等の見直しについてお尋ねがありました。  住宅ローン控除の控除期間については、我が国の経済状況が依然として厳しい状況にあることを踏まえ、新築工事による経済波及効果が高い新築住宅と一定の建築行為を伴う買取り再販につ...全文を見る
03月09日第208回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通省では、ユーザー団体や被害者、御遺族の方々を構成員とする今後の自動車事故対策勘定のあり方に関する検討会を昨年八月に設置し、被害者の皆様から、支援拡充の早期実現や持続的な被害者支援が可能となるよう制度の恒久化を求める切実な声をいただきました。  ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通省としては、被害者支援等の財源に充てるため、一般会計からの繰戻しをしっかりと行っていただくことが今回の議論の大前提と認識しております。  一般会計からの繰戻しについて、令和四年度予算において、前年度より七億円増の五十四億円の繰戻しを行うことで鈴...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 繰り返しになりますが、国土交通省としては、被害者支援等の財源に充てるため、一般会計からの繰戻しをしっかり行っていただくことが今回の議論の大前提と認識しております。  その上で、先ほど申し上げた対策勘定のあり方に関する検討会、この一月に公表された中間取り...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほども申し上げたとおりでございますが、国土交通省が設置した検討会において、被害者の皆様から支援拡充の早期実現や安定的な財源の確保について切実な要望をいただいており、国土交通省としては適切に対応する必要があると考えております。  この検討会におきまして...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通省が設置した検討会において、被害者支援、事故防止対策が十分に知られていない現状に鑑みて、ユーザーに広く負担を求める以上、周知、広報も見直すべきという御意見もあったところでございます。  国土交通省においては、このような御意見を踏まえて、自動車ユ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 令和二年十月の東京外環の陥没、空洞事故により御不便や御不安を与えてしまっております地域住民の皆様には心からおわびを申し上げたいと思っております。  今回、シールド工事が原因で陥没、空洞が発生し、トンネル真上の地盤に緩みが生じています。そのため、地盤の補...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国も事業者の一人でございます。そして、実際に施工している施工会社というところがまず第一義的に責任を持つ、しかし国もしっかり協力をしてまいりたいと、このように答弁をさせていただいております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、山添委員おっしゃったとおり、二月二十八日に、東京地方裁判所より、工事差止め仮処分命令申立ての決定が事業者である関東地方整備局、NEXCO東日本、NEXCO中日本に送達されました。  その決定の内容は、東京外郭環状道路、関越―東名間における七本のシー...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほど担当局長が答弁したとおりでございますが、東京地方裁判所の決定では、東名立て坑発進に係る二本のトンネル掘削工事について具体的な再発防止対策が示されていないとの指摘があったと承知しております。  今後、差し止められた二本の工事の具体的な再発防止対策を...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 昨年十二月二十四日に、関東地方整備局、それからNEXCO東日本、NEXCO中日本が東京外環トンネル施工等検討委員会を開催し、陥没、空洞地域から位置が離れている五本のシールドトンネルの工事を対象として、事業者としての再発防止対策を取りまとめました。  そ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 繰り返しになりますけれども、この検討委員会で再発防止策を取りまとめていただきました。そのことを丁寧に説明をし、御理解をいただきながら進めていきたいと思っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 建設現場におきまして、いろいろな事業体が交錯した状況で工事を行っている場合に協定を結んでそれぞれ委託するということはいろいろな工事現場であり得ることだと思っております。  当然、そのときにその協定する相手が同等の能力を持っているということが大前提になり...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今局長が申し上げましたとおり、協定書に基づいて委託で事業をやった。最終、事故の責任は第一義的にその施工者にあると、このように思っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今回の事故に対しての対応、また再発防止策については今全力を挙げて我々も対応しているところでございます。大深度地下法の目的は、公共の利益となる事業を円滑に実施するために、国民の権利保護に留意しつつ、通常使用されない空間である大深度地下を使用する権利を認める...全文を見る
03月10日第208回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 昨年七月の熱海の土石流災害を受けまして、八月に全国都道府県に総点検を依頼をいたしました。十一月末時点において、全国で約三万六千か所の盛土が抽出され、そのうち約八割に当たる二万八千か所について目視による点検が完了したところでございます。  このうち、必要...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今国会に法案提出を予定しております。PRしていただいてありがとうございます。  今般のこの法改正は、危険な盛土による災害から人命を守るという観点から、盛土の崩落による人家等への被害が生じないよう、全国一律の安全基準により危険な盛土を包括的に規制する法制...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) リニア中央新幹線のスケジュールについては、静岡工区において、大井川の水資源問題をめぐり静岡県とJR東海との議論が進まない状況が続いております。  こうした状況を打開するために、国土交通省において令和二年四月に有識者会議を立ち上げ、この場で科学的、工学的...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 昨年十二月に有識者会議で取りまとめられた中間報告においては、科学的、工学的な観点からの専門的な判断として、地下水等の化学的な成分分析などの大井川流域の水循環に関する総合的な検討から、工事期間中、約十か月において想定されるトンネル湧水量が県外流出した場合に...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほど来申し上げましたように、地域の御理解と御協力が得られるためには情報の共有が不可欠でございます。JR東海にしっかり指導してまいりたいと思います。
03月11日第208回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 道の駅や高速道路のサービスエリアなどを利用したEV急速充電施設につきましては、充電サービス事業者等が充電器や駐車スペースについて道路管理者から道路占用の許可を得るとともに、経済産業省からの補助を受けて設置をしております。  国土交通省としても、充電サー...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、高速道路のサービスエリア、パーキングエリア、三百八十三か所で全体の四三%、それから、道の駅では八百七十七駅で全体の七四%でございます。公道につきましては、先ほど申し上げたように、今社会実験を行っているところでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 駐車場関連で地方自治体への周知という御質問でございますので、国土交通省といたしましても、地方公共団体等へ説明する中で、先ほどお話がございました関係事業団体、いわゆるCHAdeMOの、CHAdeMO協議会が出しております電気自動車用急速充電器の設置・運用に...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、ユニバーサルデザインにつきましては、先ほど申し上げた手引書に従ってこれを周知徹底しているところでございますが、それにもかかわらず、今、横沢委員御指摘のような事例があるということで、我々も、道の駅や高速道路のサービスエリア等では充電サービス事業者が行っ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今経産大臣がおっしゃったとおりでございまして、我々、道路、一般公道、また駐車場等を管理しております。しっかり両省で連携して、また当事者の意見を本当に組み込みながら進めていきたいと思っております。
03月14日第208回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 櫻井委員御指摘の南海トラフ地震や首都直下地震などの大規模災害により、太平洋側の産業集積地に甚大な被害が想定されております。このため、被災したときに、製造業を始めとする経済活動が全国規模で機能を補完して速やかに継続、再開できるのか等の問題意識を持っていると...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まさに、今その問題意識を持って国土審議会において新しい国土形成計画を議論しているところでございます。  御指摘のように、東日本大震災のときにおきましても、秋田港や新潟港等の日本海側の港湾、非常に重要な役割を果たしました。そのこと、そして、今おっしゃった...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 秋野委員御指摘のように、地元自治体が施設を整備して高速道路と連結ということは非常に先進的な取組だと思っております。これを連結することは、高速道路利用者や施設利用者の利便性を向上させるばかりでなく、周辺地域の観光の振興や活性化が期待され、地域の盛り上げにつ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 竹内委員御指摘のように、平成二十八年の東北地方の豪雨や平成二十九年の九州北部豪雨では、水位計の設置がされていなかった中小河川において多数の死者が発生しました。水害の危険性が高まった際に、市町村長がちゅうちょなく避難指示を発表することに加え、住民が自ら危険...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 石井委員、今御指摘いただきましたように、二輪車の高速道路料金については、本年四月から高速道路会社において、二輪車の更なる利用促進や地域の活性化等を目的として、土日祝日に百キロメートルを超えて高速道路を走行するETC搭載の二輪車を対象に、期間限定で普通車の...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) IRの整備は、観光立国の実現や地域の活性化等、資する重要な施策であり、その効果を十分に発揮していくためには、今御指摘のように、長期間にわたる安定的な運営を確保することが重要です。こうした観点から、御指摘の需要予測などの経済的効果や財務面の安定性については...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 現在、先ほどおっしゃいましたように、四月二十八日が申請基準でございます。  国は各自治体から申請された区域整備計画について認定の可否を判断する立場にありますので、御指摘のような、申請を予定している個別自治体をめぐる状況についてコメントすることは、今後の...全文を見る
03月16日第208回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○斉藤国務大臣 本法律案の御提案に当たり、委員長及び委員各位の御見識に深く敬意を表するものであります。  政府といたしましては、豪雪地帯の現状に鑑み、本法律案につきましては特に異存はないところでございます。  この法律案が御可決された暁には、関係省庁と連携を図りつつ、豪雪地帯...全文を見る
○斉藤国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重し、努力してまいる所存でございます。
03月16日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) おはようございます。  今日の委嘱審査、どうかよろしくお願いいたします。  国土交通省関係の令和四年度予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計予算の国費総額は、五兆八千五百八億円です。  また、復興庁の東日本大震災復興特...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 災害から国民の命を守ることは国の最大の責務です。災害から生命を守るためには円滑かつ迅速な避難が必要であり、そのためには、防災気象情報を提供するだけでなく、住民一人一人に危機感を実感していただくための取組が極めて重要です。  まずは、自らが住んでいる地域...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 災害に強い道路ネットワークの構築に向けた高速道路の暫定二車線区間の四車線化は大変重要だと考えております。  一方、委員御指摘の東海北陸自動車道、飛騨清見―白川郷間を始め、現在、有料道路の暫定二車線区間は約一千四百メートル、暫定二車線区間のうち約一千四百...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 大野委員おっしゃるとおり、南海トラフ地震等の大規模地震、津波発生時でも緊急物資輸送や経済活動の早期再開が可能となるよう、港湾機能を継続させる取組は極めて重要であると認識しております。  具体的には、粘り強い構造の防波堤や耐震強化岸壁の整備等を推進すると...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今国会では、航空の脱炭素化を進めるための航空法等の改正法案を提出しておりますが、CO2削減効果の大きい持続可能な航空燃料、SAFの活用は極めて重要な課題でございます。  国土交通省においては、昨年、航空機運航分野におけるCO2削減に関する有識者検討会を...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 十五か月予算、十六か月予算という言葉について長浜委員から御言及がございました。これは、事業を継続性、そして効率的に行っていくという趣旨だと思っております。  その上で、財政規律というのは大変重要なことだと我々認識しておりまして、そういう意味でも公共事業...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 長浜委員御指摘のとおり、GoToトラベル事業の予算については、令和二年度第一次補正予算、それから予備費、それから令和二年度第三次補正予算、それから令和三年度補正予算において、事務委託費も含め、累計で二兆九千六百五十八億円、約三兆円を計上しております。 ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほど申し上げましたGoToトラベル事業予算の残額一兆六千六百六十三億円について、給付金予算の残額一兆五千五百二十七億円でございますが、このうち約七千二百億円が、仮に令和三年度内にGoToトラベル事業が再開できなければ、令和四年度に繰り越しできず、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 議員立法の内容については国会において御判断いただくものと承知しておりまして、政府の立場からコメントすることは差し控えさせていただきますが、その上で私のちょっと考えを述べさせていただきますと、減収補填などの直接的な資金支援については、一つは、観光に関わる幅...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、今回のロシアによるウクライナ侵略は断じて容認できず、厳しく非難されるべきだと思います。  国際社会はロシアとの関係をこれまでどおりにしていくことはもはやできないと考えており、我が国としても、国際社会と連携しつつ、ロシアとの関係で新たな経済分野の協...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みで、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違反であるため、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。こうしたロシアの侵略をやめさせるために、我が国としては、まずはG7各国、国際社...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私も、政府の一員として、閣僚の一員として、岸田総理とまさに考えを同じくしているところでございます。これからも政府一体となって取り組んでいきたいと、このように思っております。今、鉢呂委員がおっしゃったような思い、私も重く受け止めさせていただきました。政府一...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私も、閣僚の一員として、総理と心は同じでございます。私の考え方を、そして今、鉢呂委員がおっしゃった今の絶対許せないという考え方、これは共有しているつもりでございまして、政府一体として頑張っていきたいと、このように思っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 鉢呂委員最初におっしゃった核を威嚇に使うということも、私も広島選出の議員でございますが、決して許してはならないことだと思っております。  その上で、一日も早く停戦、そしてウクライナの中で戦闘行為が終わらせる、そのためにはどのようにしたら最もよいのかとい...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 御指摘のとおり、豪雪地帯は、人口の減少、高齢化の進展、その他の社会経済情勢の変化に加えて、気候変動による降雪の態様の変化等により困難な状況に直面しているものと認識しております。  与野党において豪雪地帯対策特別措置法の改正の動きがあると承知しております...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今年の三回にわたる北海道の大雪、これもう大変な状況だったというふうに認識をしております。  まず、鉄道、JR北海道につきましては、今、鉢呂委員おっしゃいましたように、今日検証結果が報告をされます。それを受けてしっかりと対応していきたいと思っておりますし...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほど鉢呂委員から述べていただきましたように、令和三年度の補正予算、また来年度予算案についても、大変な状況にあるバス事業者に対しての支援、予算化したところでございます。これまでにない支援と言ってもいいかと思います。  今、鉢呂委員の御指摘は、それでもな...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 公共交通は国民生活や経済活動を支える不可欠なサービスであり、こうしたサービスを支える方々はエッセンシャルワーカーということだと思っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) バス事業者における人材確保や賃金の引上げを含む労働環境改善は重要な課題、エッセンシャルワーカーとして働いていただくために重要な課題と認識しております。  国土交通省において、バス事業者に対し、累次の補正予算において追加的な支援を行っているところでござい...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 激甚化、頻発化する豪雨災害、切迫化する大規模地震、いつ起こるか分からない火山災害等から国民の皆様の命と暮らしを守ることは、国の重大な責務と認識しております。  防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策において、国土交通省は、自然災害への備えやイン...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、浜口委員おっしゃいましたように、三月七日の予算委員会でいろいろ議論させていただきました。その場で御答弁申し上げたとおり、定額制料金については、メリットとデメリットをよく比較考量して、どの制度が持続可能なのか、また利用者にとって最も良い制度なのかという...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 観光の復活、大切だと思います。  今、室井委員は、特にその中でインバウンドの復活に対して御意見を頂戴したものと思っております。インバウンドの再開に向けて戦略的に準備をしておく必要があると思います。その際、先ほど御指摘のありましたオーバーツーリズムの問題...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今月八日、長野県豊丘村のリニア中央新幹線伊那山地トンネル坂島工区において、トンネル坑内でコンクリートを吹き付ける作業を行っていたところ、配管内でコンクリートが詰まり、詰まったコンクリートを取り出す作業を行ったところ配管の一部が外れ、その部材と飛び散ったコ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) この事故の原因究明及び対策は、第一義的にはやっぱり工事を担当している施工者においてまずなされるべき、そして、そのことを受けまして、国土交通省としましてもしっかり対応していきたいと、このように思っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 事故の公表等の対応につきましては、それぞれの事故の状況等に応じて事業主体により判断されるものであると考えております。  今回の事故につきまして、JR東海は、これまでのような切り羽付近で発生する事故ではなく、また、不休の労災、負傷した人が翌日以降、一日も...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 現在、この事故につきましても、まず、当事者である、施工責任者である事業者においてこの原因究明等行っていきたいと思っておりますし、それらを踏まえて国土交通省としてしかるべく対応したいと思っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 住まいは生活の基盤であり、社会全体として学生も含めた国民の居住の安定確保を図ることは大変重要であると考えております。  このため、例えば独立行政法人日本学生支援機構の奨学金制度においては、自宅外通学の場合の方が自宅通学の場合よりも奨学金の給付額が大きい...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) お尋ねの公営住宅につきましては、住宅に困窮する低額所得者等の居住の安定を確保するために地方公共団体が供給しており、本来の施策対象者である住宅困窮者の入居上支障がない範囲で、目的外使用として学生向けに提供している事例があると承知しております。また、公営住宅...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) バリアフリーについて、本当にいろいろな質問いただきました。一つ一つ調査をして非常に説得力のある形での質問に対して、心から敬意を表する次第でございます。  国土交通省では、バリアフリー基本構想の作成促進を通じて面的で一体的なバリアフリーのまちづくりを推進...全文を見る
03月17日第208回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 里見委員御指摘のとおり、観光は地方創生の切り札でございます。また、地域経済の活性化という観点からも、旅行者と地域の双方の安全、安心を確保しながら観光需要喚起策を進めていくことが重要だと考えております。  その観光需要喚起策である県民割事業、県民割という...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 里見委員に端的にお答えいたします。  離島は大変厳しい状況にございます。この厳しい状況をどう克服していくか。しかし、新たな可能性もあります。テレワークの普及によるリモートオフィスの整備とか再生可能エネルギーなどでございます。  国土交通省では、これら...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、東北新幹線でございますが、三月十六日、昨日二十三時三十六分頃、東北新幹線福島―白石蔵王駅間を走行中の列車が脱線しました。JR東日本からは、この事故では乗客七十五名にけがなどの被害はなかったとの報告を受けております。また、JR東日本からは、十七両中十...全文を見る
03月18日第208回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 高速道路料金とそれから空港着陸料のお話がございました。  まず、高速道路料金については、利用機会の多い物流事業者などの御負担を軽減するために、既に大口・多頻度割引を平成十七年度より導入しております。一方で、御要望されている高速道路料金の更なる割引につき...全文を見る
03月22日第208回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 二〇五〇年のカーボンニュートラルの実現に向けて、我が国のエネルギー消費量の約三割を占める住宅、建築物における省エネ対策の強化を図ることは極めて重要な課題と考えております。  このため、昨年十月に閣議決定されたエネルギー基本計画等、等というのはもう一つ地...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほど申し上げましたように、今検討中ということで、今準備をしているところでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今国土交通省でたくさんの法律、法案を準備しているところでございますが、この限られた国会の中でできるだけ成立させるべく、今準備を進めているところでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、委員御指摘の最初の点、住宅の光熱費表示についてでございますけれども、有識者等で構成する検討会におきまして、令和三年三月に光熱費表示に関する基本的な考え方を取りまとめていただきました。その取りまとめの際の検討会において示された想定スケジュール上、制度...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) これはエネルギー基本計画等で定められたものでございますので、そのために今国会で法案を検討して、今準備を一生懸命やっているところでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 委員御指摘のように、鉄道は様々な分野に影響を与える重要な存在です。他方、一部のローカル鉄道は、沿線人口の減少、少子化に加え、マイカーへの転移、それから新型コロナウイルス感染症の長期化による需要の減少等により利用者が大幅に減少するなど、危機的な状況に置かれ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私も、十九日土曜日に現地視察してまいりました、福島、宮城両県。改めて被害の甚大さを認識したところで、しっかり対応してまいりたいと思っております。そして、国土強靱化のためのその国の重大な責務を改めて認識したところでございます。  防災・減災、国土強靱化の...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 基本的に今総理がお答えになったとおりでございまして、航空ネットワークの維持というのは日本にとって死活的に重要な問題でございます。  この航空ネットワークを維持、支えていくために、国としても、先ほど総理からお話ありましたように、これまでも踏み込んだ支援を...全文を見る
03月23日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○斉藤国務大臣 原油価格高騰に対しまして、国土交通省としては、資源エネルギー庁が基本、対策をやっているわけですが、それから外れている、例えばタクシー事業者に対して、LPガスは対象に入っておりませんでしたので、それに対しての支援とか、それから、離島航空路、これも対象に入っておりませ...全文を見る
○斉藤国務大臣 率直な感想ということでございますので、率直に申し述べさせていただきますと、私、島根県の江の川沿いに生まれ育ちました。よく似ているなと。つまり、江の川というのは、広島県の北部、広い大きな盆地があって、そこで大きな川が四つ、三次というところで集まって、それから狭窄部に...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回の球磨川の流域治水プロジェクトは、昨年成立した流域治水のための法律の、ある意味では最初の一番大きな試みということで、まだまだ足らないところはあるかもしれませんけれども、国土交通省が全力を挙げて、また地域の皆さんと、県それから市町の皆さんと一緒につくり上げたもの...全文を見る
○斉藤国務大臣 個人的なことを申し上げますと、私も立候補するために広島に帰るまでは千葉ニュータウンに住んでおりまして、まさに成田と羽田を結ぶ鉄道の上に、運賃が高いことで有名な鉄道でしたけれども。そういう意味で、まさに地域の気持ちは私も大変分かる、谷田川先生と共有できるつもりでおり...全文を見る
○斉藤国務大臣 成田空港の運営に当たりましては、地域の皆様から多大なる御協力をいただいていることに感謝をしております。騒音問題の解決のためには、関係する自治体や地域の皆様に丁寧な情報提供を行い、できる限り多くの方々に御理解いただくことが重要であると認識しております。  今、谷田...全文を見る
○斉藤国務大臣 今でも、いわゆる成田方式として、地域の皆様の声をよくお聞きしながらしっかりと対応していきたい、このように思っております。
○斉藤国務大臣 御指摘のいわゆる横田空域は、米軍が進入管制業務を行っている空域ですが、羽田空港の交通量増大への対応や効率的な飛行経路の設定のため、これまで八回にわたり段階的に削減を実施してまいりました。直近では、羽田空港のD滑走路、四本目の滑走路増設に当たり、平成二十年九月に大幅...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど答弁申し上げましたとおり、我が国の空域を一元的に管制する観点から我々努力していきたい、このように思っております。
○斉藤国務大臣 先ほど申し上げましたように、我が国の空域を一元的に管制する観点からこの交渉に我々も臨んでいきたい、このように思っております。
○斉藤国務大臣 繰り返しになりますが、一元的に管理するという、それを求めて頑張っていきたい、このように思っております。
○斉藤国務大臣 今、神津議員から御指摘がありましたように、成長と分配の好循環による新しい資本主義の実現に向けて、賃上げを実現するためには、あらゆる施策を総動員することが必要だと認識しております。  政府調達において、賃上げを行う企業から優先的に調達を行うため、総合評価落札方式に...全文を見る
○斉藤国務大臣 直轄工事などの調達は、会計法令に基づいて適切に実施する必要があると認識しております。  総合評価落札方式は、会計法においては、最低の価格をもって入札した者を契約の相手方とするその原則の例外に当たるため、政令に基づき、評価方法を財務省と協議して定めております。 ...全文を見る
○斉藤国務大臣 神津委員から、立法化した上で、会計法との関係を明確にした上で実行すべきではないかという今御意見だったのではないかと思いますけれども、今回の総合評価落札方式において賃上げを行う企業を加点する評価は、総合評価の枠組みを用いて賃上げの促進を図ろうとするものでございます。...全文を見る
○斉藤国務大臣 平成十七年度における、連続立体交差事業の施行者要件の拡大については、連続立体交差事業を実施することができる一定の能力を有すると考えられる地方公共団体として、県庁所在地及び人口二十万以上の都市を追加したものでございます。  その上で、実際に連続立体交差事業の実施主...全文を見る
○斉藤国務大臣 国土交通省と高速道路六会社が公表したETC専用化のスケジュールでは、阪神高速道路会社は、令和八年三月末、令和七年度末を目途にETC専用化をおおむね概成することを目標としておりますが、令和七年四月に開催予定の大阪・関西万博への影響を考慮し、変更する場合があるとも公表...全文を見る
○斉藤国務大臣 結論から先に申し上げますと、バックアップをさせていただきたいと思っております。  舟運事業の成功には、議員御指摘のとおり、多岐にわたる関係者が課題の共有やその対応について一体的に取り組むことが不可欠です。  このため、まさに先ほど委員おっしゃっておりましたけれ...全文を見る
○斉藤国務大臣 この再生・高付加価値化推進事業、令和二年度三次補正で五百五十億円、これで二百三十地域を採択しました。  その中で、例えば兵庫県の城崎温泉では、地域全体の質の向上をコンセプトに、地域全体の約三分の一に当たる二十二軒の旅館を一斉にリニューアルさせるなど、面的な観光地...全文を見る
○斉藤国務大臣 一言だけということですが、ちょっと説明させていただきますと、国土交通省では、地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律という法律がございまして、これに基づいて、文化庁及び農林水産省と連携して、歴史まちづくりを支援しております。  そのためには、歴史的風致維...全文を見る
○斉藤国務大臣 現在の有料道路制度は、建設や維持修繕等に必要な費用を利用者からの料金収入により賄うということが原則でございます。建設等のために借り入れた債務を償還した後には無料で開放する、そういう制度、これが原則でございます。  この有料道路制度については、先ほど福島委員からお...全文を見る
○斉藤国務大臣 まさにそういう視点も含めて、議論を今深めていくべきだということだと思います。
○斉藤国務大臣 国道、高速道路そして一般道路、これが我々国民生活のまさに基礎インフラでございますが、これがどういうふうな形であるべきかということは、これからしっかり議論していかなくてはいけないことだと思います。  一方で、まだまだ地方の方では整備されていない高速道路、ミッシング...全文を見る
○斉藤国務大臣 ただいま議題となりました所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  人口減少、少子高齢化が進む中、相続件数の増加、土地の利用ニーズの低下と所有意識の希薄化が進行しており、今後、所有者不明土地...全文を見る
03月24日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) ただいま議題となりました令和九年に開催される国際園芸博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  令和九年に神奈川県横浜市で開催される国際園芸博覧会は、「幸せを創る明日の風景」をテーマとして掲げ、...全文を見る
03月25日第208回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重し、努力してまいる所存でございます。
03月28日第208回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 足立敏之委員御指摘のとおり、日本の建設産業の賃金水準レベルは低いと、このように思っております。  したがいまして、九年前より国土交通大臣と建設業四団体のトップが定期的に直接意見交換を行うなど、官民一体となって賃金引上げ、取組を行ってまいりました。そして...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 足立委員おっしゃるとおり、建設産業で働く方の処遇改善を図るためには、今後の公共事業予算の安定的、持続的な確保について十分な見通しを持てることが大切です。見通しが立たなければ、処遇改善など夢のまた夢になってしまいます。  政府においては、防災・減災、国土...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 建設業界における資材や燃料等の物価高騰に対しては、一つは、国直轄工事での適切な対応はもちろん、設計変更等にきちんと応じていくということです。それから、地方公共団体発注工事においても、最新の実勢価格を適切に反映した適正な予定価格の設定や、それから建設工事標...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) GoToトラベルに限ってお話をさせていただきます。  GoToトラベル事業給付金予算については、令和二年度第一次補正予算、予備費、令和二年度第三次補正予算、令和三年度補正予算において、合計で二兆六千四百二十七億円計上いたしました。  この予算は、Go...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 令和三年度内に事業として支出ができない見込みのもの、令和二年度に措置されたもの、約七千二百億円を不用という形で国庫返納いたします。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、今、谷合委員御質問の二点目の開始時期でございますが、今後の感染状況等を踏まえ、関係省庁や専門家の意見を伺いつつ、先日総理からも御発言があったとおり、注意深く検討していきたいと、このように思っております。  また、最初の予算でございますが、GoTo...全文を見る
03月29日第208回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 宅地造成等規制法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  昨年七月に静岡県熱海市において発生した土石流災害では、多くの貴い生命や財産が失われ、上流部の盛土が崩落したことが被害の甚大化につながったとされております。このほかにも...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 神津たけし議員から、今回発生した新たな統計問題についてお尋ねがありました。  今般、基幹統計である建築工事費調査等について、調査票の配付が調査計画より大幅に遅れていることが判明しました。  建設工事受注動態統計調査の不適切な処理を踏まえ、公的統計の信...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 市村浩一郎議員から、熱海市での土石流災害に対する私の認識と再発防止への決意についてお尋ねがありました。  昨年七月三日、静岡県熱海市で発生した土石流により、災害関連死も含め二十七名の方が亡くなり、いまだ行方不明の方が一名いらっしゃるなど、大変悲惨な災害...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 大口議員から、盛土の総点検と、災害防止措置が不十分な盛土への対応についてお尋ねがありました。  盛土の総点検につきましては、昨年八月に関係府省から都道府県に依頼し、本年三月十六日時点において、全国で約三万六千か所の盛土が抽出され、それらのほぼ全ての盛土...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 高橋千鶴子議員から、実効ある法整備等についてお尋ねがありました。  盛土については、これまで、宅地造成等規制法のほか、森林法や農地法等の各法令等により規制してきたところですが、各法令等の目的に応じた規制であることから、必ずしも規制が十分でないエリアが存...全文を見る
03月29日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今般、基幹統計である建築工事費調査及び一般統計である産業連関構造調査の一部について、調査票の配付が調査計画より大幅に遅れていることが判明しました。これにつきましては、本年一月に検証委員会からいただいた建設工事受注動態統計調査の不適切処理に係る調査報告書に...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私も、ゼレンスキー大統領の国会演説、参加させていただきました。あの冷静な口調の中にも、国とそして国民を守るというその決意、私も大変感銘を受けたところでございます。  率直な感想は、まず最初にチェルノブイリ原子力発電所、また演説の最後の方ですが核兵器とい...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) できる限りのことをさせていただきました。大臣室の照明も半分に減らし、まあこれは小さなことかもしれませんけれども、全省を挙げて対応させていただきました。それがどれだけ全体に影響あったかというのはちょっと分かりませんけれども、全力を挙げて対応させていただきま...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) SDGsの理念に沿った今回の博覧会、それから、先ほど長浜委員おっしゃった長く住み続けられるまちづくりという観点も横浜市のその考え方の中に入っております。  今、長浜委員御指摘の点、しっかり我々認識をいたしまして、この理念に沿った博覧会になるように頑張っ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 二〇二七年国際園芸博覧会は、先ほど真山委員おっしゃったように、国際博覧会条約に基づきBIEの認定が必要になる最上位のA1クラスの国際園芸博覧会として開催されるものであり、我が国では一九九〇年の大阪花の万博に次いで二回目の開催となります。  国際博覧会条...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まさに正直申し上げて、私もその点、これから機運を盛り上げていかなくてはならない、そのことを一緒に横浜市長さんやっていきましょうというふうに先日市長さんとも話をしたところでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まさにSDGsの考え方に基づいて、環境と今回の園芸博、大きな結び付きがございます。その点はしっかり横浜市と連携して御心配のない形にしたいと思います。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今局長答弁いたしましたように、今度現地に入ってしっかり調査をするというのは来年からということですが、これまでは、ある意味で、ある意味でヒアリング調査的な形での施主と元請の間の工期設定についても調査をしてきたという今答弁だったと思いますが、より正確にはまた...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まさにそのとおりだと私も思っております。  適正な工期設定に対する発注者、施主様のその理解と協力というのが本当に現場では必要不可欠であり、委員御指摘の現場レベルへの意識浸透についても大変重要であると考えております。また、先日御指摘がございました工期に関...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) グリーンということで、新しい社会に構造を変えていく、構造を変えていくときに当然投資が起きる、そのことが成長に結び付いていくということだと思うんですが、私自身は、そのときにポイントになるのは、世界をリードする技術を持っていなければ、構造を変えても、外国の技...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) SDGsの基本理念、誰一人取り残さないという意味からも、このバリアフリー化というのは非常に重要だと思っております。  昨年三月に横浜市が作成した計画案においては、博覧会会場だけではなく、会場周辺のアクセスルート等についても幅広い関係者の意見を取り入れつ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 本博覧会の参加者数一千五百万人、また一千万人は、過去の博覧会の実績を参考として、本博覧会の圏域人口を基に横浜市において算出された数値であり、合理性のある計算方法により算出された妥当な数値と考えております。  なお、このため、博覧会の参加者数の規模は過大...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほども申し上げましたが、博覧会の基本計画等の検討と併せて計画内容を踏まえた需要予測等を行うことになりますので、国としても助言、指導をしっかり行っていきたいと思っておりますし、また、成功に向けて国、市、協会、しっかり協力していきたいと、このように思ってお...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 共生社会の実現に向けて、障害の有無や特性にかかわらず、誰もが安心して社会に参加し、活躍することができる社会を構築することが必要です。このため、国土交通省では、バリアフリー法に基づき整備目標を定め、ハード、ソフト両面からのバリアフリーの取組を推進していると...全文を見る
03月30日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○斉藤国務大臣 今般、基幹統計である建築工事費調査及び一般統計である産業連関構造調査の一部について、調査票の配付が調査計画より大幅に遅れていることが判明しました。これについては、本年一月に検証委員会からいただいた建設工事受注動態統計調査の不適切処理に係る調査報告書において、再発防...全文を見る
○斉藤国務大臣 地籍調査につきましては、閣議決定された第七次国土調査事業十か年計画におきまして、地籍調査のスピードアップを図り、優先実施地域の進捗率を現在の約八割から約九割とする目標を掲げております。  国土交通省といたしましても、いろいろな方法を使いましてこのスピードアップを...全文を見る
○斉藤国務大臣 できるだけ定量的に所有者不明土地の実態を把握して政策を立案するということは大変重要な姿勢だと考えております。  しかしながら、所有者不明土地は所有者探索をして初めて所有者が不明であるかどうかが判明するというところもございまして、その総量について網羅的に把握しては...全文を見る
○斉藤国務大臣 市町村や地域で活動する民間事業者、専門家などの関係者が連携して一歩ずつ着実に取り組んでいくということが重要と考えまして、このような地方協議会の設置を法定したものでございます。その際、御提案のように、市町村の御判断により、地方議員の方々の御意見をいただくこともあり得...全文を見る
○斉藤国務大臣 太陽光パネルの大量廃棄に備え、処理が円滑に進む体制をつくっていくことが重要である、このように認識しております。  太陽光パネルの設置時に関しては、経済産業省において、太陽光発電に関する業界団体と連携し、パネルの販売、施工事業者に使用者向けの適切な説明をするよう求...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回の事案は、私が大臣就任後に、正確に言うと就任前から怠っていたということだったんですが、私が大臣に就任してからも怠っていたということでございまして、私に、現大臣である私に全責任がある、このように思っております。  そういう意味で、今回、こういうことを発表せざる...全文を見る
○斉藤国務大臣 私も、東日本大震災の際は、党の対策本部の事務局長、また福島につきましては対策本部長をさせていただきました。  そういう意味で、本当に寄り添って頑張っていかなくてはいけない。そして今、国土交通大臣という立場をいただきましたので、その精神を胸に、しっかり災害対応。 ...全文を見る
○斉藤国務大臣 タスクフォースにつきましては、受注動態統計調査の不適切処理及びそれをめぐる国交省の対応の問題につきまして、検証委員会からの御指摘を受け、一月にこのタスクフォースを立ち上げたところでございます。今回の事案につきましても、そのタスクフォースにおきましてしっかりと今回の...全文を見る
○斉藤国務大臣 基本認識、神津委員からお尋ねいただきました。  人口減少、少子高齢化が進む中、相続件数の増加、土地の利用ニーズの低下と所有意識の希薄化が進行しており、いわゆる所有者不明土地の増加が見込まれております。  こうした所有者不明土地の存在により、災害復旧復興や社会資...全文を見る
○斉藤国務大臣 地籍調査は、毎筆の土地について、その境界、面積、地目、所有者等を調査し、土地の基礎的情報を明確化するものであり、昭和二十六年の国土調査法制定以来、今日まで七十年にわたり調査が進められております。  令和二年に閣議決定された第七次国土調査事業十か年計画において、土...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員御指摘のとおり、災害対応やまちづくりという面で、この地籍調査というのは大変重要だと思っております。  国土交通省においては、地籍調査の実施主体である市町村の取組を強力に後押しするべく、令和三年度補正予算と令和四年度当初予算を合わせて過去最大規模の予算を確保す...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、藤岡委員から言っていただきましたけれども、都道府県及び市町村の負担分については、その八割を特別交付税措置の対象とされておりますので、市町村等の実質の負担はそれぞれ事業費の五%となっておりまして、相当程度軽減されているものと認識しております。  国土交通省とし...全文を見る
○斉藤国務大臣 個人情報保護とそれから土地の活用、このバランスという、一番ある意味ではセンシティブな問題の御指摘だ、このように思います。  所有者不明土地の、低未利用土地の利用を進めるためには、地方公共団体のみならず、民間事業者が活動しやすい環境整備を進めることが重要です。 ...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど御答弁申し上げたとおり、どんな工夫があり得るか、個人情報保護とそして実際の土地の有効利用、どのようにバランスが取れるか、工夫を考えていきたいと思います。
○斉藤国務大臣 今日は本当にいろいろと、重要な視点について御指摘ありがとうございました。  今般の所有者不明土地法の一部改正法案の附則第四条において、施行後五年を目途として、改正後の規定についての検討を行い、必要があるときには見直す旨を定めております。  これは、令和三年の民...全文を見る
○斉藤国務大臣 計画、力強く推進せよということで、まさしく計画を強く推進していきたいと思っております。  所有者不明土地対策を総合的かつ計画的に推進するためには、各市町村において、所有者不明土地がもたらす課題を明らかにした上で、施策の方針や課題解決に向けた目標等を計画に取りまと...全文を見る
○斉藤国務大臣 結論から先に申し上げると、その両方に重点を置いているということでございます。  所有者不明土地の問題は、中長期的に粘り強く取り組んでいく必要のある重要な課題でございまして、できることから順次取り組んでいくということが不可欠だと思います。  こうした観点に立って...全文を見る
○斉藤国務大臣 冒頭、私、両方重点があると申し上げました。積極的に土地の状況を把握して、有効利用を図っていくという観点も、我々、今回の法案の中に盛り込んだつもりでございます。  先ほど、国土交通省としてのその体制について、担当からお話をさせていただきましたけれども、しっかり国土...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず、国土交通省の対応といたしましては、受注動態統計調査の不適切な処理に関わりまして、第三者委員会が問題点を把握していただき、発表していただきました。  その中に、組織体制として、仕事量が多くて非常に多忙な状況、また勤務体制のことについても御指摘がありましたので...全文を見る
○斉藤国務大臣 市村委員御指摘のように、地籍調査というのは、まちづくりやそれから災害復興、そういう面におきましても、また経済活動の活発化という面でも大変重要だと思っております。  昭和二十六年の国土調査法制定以来、今日まで約七十年にわたって鋭意調査が進められてきており、全国平均...全文を見る
○斉藤国務大臣 市村委員御指摘のように、所有者不明土地対策、それから空き家対策、それから地籍整備など、各種施策を進める上で、縦割りを排し、まちづくりあるいは地域づくりの大きな観点に立って、総合的、一体的な取組を進めることが極めて重要であると考えております。  午前中、河西委員か...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回の統計の不適切処理に関わりまして、国土交通省の仕事の進め方ということについても、今、タスクフォースでしっかり、顧問の有識者の方も入っていただいて検討を進めておりますが、この改革をしっかり、私、先頭に立って進めていきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 人口減少、少子高齢化が進む中、相続件数の増加、土地の利用ニーズの低下と所有意識の希薄化が進行しており、不動産登記では所有者の氏名や所在が分からない土地の増加が見込まれております。  所有者不明土地については、所有者の探索をして初めて所有者不明土地であるかどうかが...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど古川委員の御質問にもお答えしたところでございますが、その両方でございます。
○斉藤国務大臣 この地籍調査をしっかり進めなくてはいけないという認識の下、今、政府を挙げて、例えば令和三年度の補正予算それから来年度予算、これまでにない予算をつけて、この地籍調査、進めている計画でございます。
○斉藤国務大臣 推進法人が積極的に情報を開示していくべきではないかという御質問でよろしいでしょうか。  地域において所有者不明土地や低未利用土地の利活用を進めていくためには、市町村のみならず、特定非営利活動法人や一般社団法人といった民間事業者の役割が重要です。  このため、本...全文を見る
○斉藤国務大臣 済みません、もう一度御質問をお願いいたします。
○斉藤国務大臣 更なる改正が必要かという御質問でございますが、地域において所有者不明土地や低未利用土地への対策を効果的に進めていくためには、民間事業者も含め、地域の関係者が一体となって取り組んでいくことが不可欠です。このため、今般の改正において、市町村による計画の作成、協議会の設...全文を見る
○斉藤国務大臣 今日の委員会の議論を通して、所有者不明土地とはいえ、民間の人が持っているかもしれない土地を公的に使わせてもらって福利増進事業をやるということと、それから、民間の土地かもしれないということとの、そのバランスということかと思います。  福利増進事業としてやるわけです...全文を見る
○斉藤国務大臣 少子高齢化の進行や、地方の若者、特に女性の流出は、所有者不明土地の増加につながるものと認識しております。地方において、医療、福祉、地域交通など、住民サービスの維持が困難となり、地域経済の停滞も懸念される重要な課題であると考えております。  このため、例えば、コン...全文を見る
○斉藤国務大臣 所有者不明土地法第二条第三項におきましては、収用適格事業である、電気事業法による発電事業の用に供する電気工作物を整備する事業であって、地域住民等の共同の福祉又は利便の増進に資するものであれば、地域福利増進事業の対象事業とされております。  したがって、千キロワッ...全文を見る
○斉藤国務大臣 所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことを深く感謝申し上げます。  今後、本法の施行に当たりましては、審議における委員各位の御意...全文を見る
04月01日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○斉藤国務大臣 今、中川委員から、北海道の地域交通、大変厳しい状況にあるけれども、地域の皆さんと議論をしながら、どう立て直していくか、未来をつくっていくかというお話がございました。  大変厳しい状況にありますけれども、MaaS、自動運転等の最新デジタル技術の活用や、地域における...全文を見る
○斉藤国務大臣 三月二十九日の閣僚懇談会において総理から、原油価格、物価高騰等総合緊急対策を策定するよう御指示があったところでございます。総理の御指示を踏まえ、国土交通省としては、関係者の御意見もお伺いしながら、原油価格の高騰の影響を受ける交通事業者等への支援を始めとして、直面す...全文を見る
○斉藤国務大臣 河西委員の問題提起、私も、地方から東京に出てきて、東京のあの狭い集合住宅で子育てをしたという経験がありますので、本当に説得力のあるお話を伺いました。本当にそのとおりだと思います。  住まいは生活の基盤であり、少子化対策が急務の我が国にとって、子育て世帯が子育てに...全文を見る
○斉藤国務大臣 今般、基幹統計である建築工事費調査について、調査票の配付が調査計画より大幅に遅れていることが判明しました。これにつきましては、本年一月に検証委員会からいただいた建設工事受注動態統計調査の不適切処理に係る調査報告書において、再発防止策の一つとして職員の業務過多を解消...全文を見る
○斉藤国務大臣 建築工事費調査は、調査計画においては、令和三年一月以降に調査票を順次配付し、対象建築物の工事が完了した二か月後に回収することとなっております。しかしながら、当初予定していた以上に調査対象者のリスト化等に時間を要した結果、調査票を配付できておりませんでした。  本...全文を見る
○斉藤国務大臣 城井委員御指摘は、本当にごもっともだと思います。  今回、受注動態統計調査の今検証を行っておりますが、そういう意味では、人員配置を多くして、今その対処に当たっているところでございますが、今回のこの件に関しましては、先ほど城井委員おっしゃったとおりの体制で行ってお...全文を見る
○斉藤国務大臣 国土交通省としては、当初予定どおりの本年九月末に調査結果を公表できるよう、調査計画の変更等に係る手続を行い、早急に調査票の配付、その結果の集計等を進めていくこととしております。  その際、事業者の御負担に留意しながら、早急に調査票を配付し、十分な回答期間を確保す...全文を見る
○斉藤国務大臣 御指摘のとおり、コロナ禍による影響に加え、原油価格の高騰などもあり、航空会社を取り巻く経営環境は一段と厳しさを増しております。  そして、先ほど城井委員御指摘のように、いわゆる今回の燃料高騰に対する政府の対策の中にこの航空機燃料が入っていないのではないかという御...全文を見る
○斉藤国務大臣 今大きく状況が変わりつつあるという認識は、城井委員と同様でございます。  そういう中で、どういう新しい支援が可能なのか、しっかり検討させていただきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 ビジネスや生産性だけでは片づけられない側面があるというのは、私もそのように考えております。地域住民の生活や経済活動を支える非常に重要なサービスです。  我が国においては、多くの場合、民間事業者が公共交通の運営を担っておりますが、委員御指摘のとおり、地域の足という...全文を見る
○斉藤国務大臣 鉄道は、我が国の日常生活や経済産業活動を支える大量輸送機関として、公共性の高い重要な役割を担っております。他方で、一部のローカル鉄道は、沿線人口の減少に加え、マイカーへの転移、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化による需要の減少等により、利用者が大幅に減少してい...全文を見る
○斉藤国務大臣 JR旅客会社は、長年にわたり、新幹線や都市部の黒字路線や関連事業と、そして地方部の赤字路線を一体として経営を行ってきております。そのことで経営が成り立っているということなんですけれども、しかしながら、沿線人口の減少やマイカーへの転移等により利用者が減少傾向にあった...全文を見る
○斉藤国務大臣 本当に根本的なお問いかけかと思います。  我が国の鉄道事業の大半は、民間事業として効率的に運営が行われていますが、同時に、鉄道は、我が国の日常生活や経済産業活動を支える大量輸送機関として、公共性の高い重要な役割も担っている、このように考えております。  このた...全文を見る
○斉藤国務大臣 城井委員のまず最初の問題提起、移動の権利との関係でございますけれども、タクシーはドア・ツー・ドアの輸送ニーズに応えられる唯一の公共交通機関として、鉄道やバスと同様、地域交通を支える重要な役割、公共交通を担っているものと考えております。  このため、国土交通省とし...全文を見る
○斉藤国務大臣 予定価格の積算に用いる公共工事設計労務単価は、技能労働者に支払われた賃金の実例価格を考慮して設定することとされております。  委員御指摘の労働者の雇用に伴う賃金以外の必要経費分については、設計労務単価に含まれるものではなく、例えば、直轄土木工事においては、現場管...全文を見る
○斉藤国務大臣 銀行は、他業を営むことによるリスクの遮断、優越的地位の濫用の防止、利益相反取引の防止等の観点から、銀行法上、他業禁止規制が導入されているものと承知しております。  これに加えて、不動産取引に関連する膨大な顧客情報を有している銀行が不動産業へ参入した場合、特に中小...全文を見る
○斉藤国務大臣 住宅政策の重要性についてお伺いがありました。  住宅は、人々の生活を支える基盤であり、社会の礎であります。様々なニーズに応じて、国民一人一人が真に豊かさを実感できる住生活の実現に向けた施策を総合的かつ計画的に推進してきているところです。  昨年三月に閣議決定し...全文を見る
○斉藤国務大臣 住生活基本計画においては、多様な世代が支え合い、高齢者等が健康で安心して暮らせるコミュニティーの形成とまちづくりというのが、八つの目標の一つに位置づけられております。  この目標の実現に向け、高齢者、特に単身世帯の増加を踏まえて、単身の高齢者等が安心して暮らせる...全文を見る
○斉藤国務大臣 サービス付高齢者向け住宅、いわゆるサ高住は、単身高齢者を含めた高齢者世帯が安心して生活できるよう、バリアフリー化され、状況把握サービスと生活相談サービスの提供を必須とする住宅でございます。  平成二十三年に厚生労働省と共管の制度として創設をいたしまして、制度創設...全文を見る
○斉藤国務大臣 その原因としましては、生涯未婚率の上昇等による単身世帯率の上昇が原因との指摘がございます。今後、必要に応じて分析してまいりたいと思っております。
○斉藤国務大臣 住宅ローン控除制度は、住宅ローン残高の一定割合を控除する制度として、一つは、住宅取得者の初期負担を軽減し住宅取得を促進すること、そしてもう一つが、住宅建設の促進を通じた内需の拡大等に資すること、これらを目的として創設されたものでございます。  令和四年度税制改正...全文を見る
○斉藤国務大臣 私も議員になりましてから、住宅政策、関心がございまして、ずっと議論してまいりました。今、稲富委員から提起された問題は、まさに住宅政策の基本的な考え方に関わる議論で、ずっと議論されてきたところでございます。  そして、これまでは、先ほど申し上げたような考え方での政...全文を見る
○斉藤国務大臣 これまでが持家主体だったということを言ったわけでは先ほどありません。持家政策も大きな柱、そして、いわゆる公営住宅等を柱とする賃貸住宅、これを充実させるということも一つの大きな柱でやってまいりました。  今、大きな社会の転換点にあり、住宅というのは、先ほど来議論が...全文を見る
○斉藤国務大臣 極めて高いもの、高い公益性を持っていると思います。  本邦航空会社の欧州便は、ウクライナ侵攻直前の本年二月ベースで週約七十便が運航しており、従前より、欧州との観光、ビジネス、貨物輸送のメインルートとして重要な路線です。  さらに、コロナ禍の下、ワクチンを含む医...全文を見る
○斉藤国務大臣 国としましては、これまでも様々な形で踏み込んだ支援を行ってまいりました。令和四年度においても、七百億円規模で空港使用料や航空機燃料税の減免を行うなど、しっかりと支援をしていくこととしております。  こうした支援を通じて航空ネットワークの維持、確保を図ってまいりま...全文を見る
○斉藤国務大臣 御指摘のように、石油の消費量は将来減少する見通しとなっております。これに伴い、道路舗装の原料であるアスファルトの生産が減少することが予想されるため、舗装の事業に支障を来さないよう対策を講じることが重要と考えております。  具体的には、コンクリート舗装の活用や、そ...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど申し上げましたように、アスファルト製品の代替品の技術開発、それからコンクリート舗装が活用できるかどうか、また、アスファルトのリサイクルの更なる推進等を進めていかなくてはいけないと思っておりますが、先ほど、山本委員、予算委員会で質問されました、その場に私もおり...全文を見る
○斉藤国務大臣 航空ネットワークは、公共交通として国民の社会経済活動を支えるとともに、ポストコロナの成長戦略の実現に不可欠な空のインフラです。これが基本認識です。  しかしながら、新型コロナウイルス感染症による甚大な影響が長期化しており、国際線を中心に旅客需要の回復が十分に見込...全文を見る
○斉藤国務大臣 コロナからの需要回復に備え、航空事業の雇用を維持することは極めて重要です。  国土交通省としましては、特に業況が厳しい企業等に適用されている雇用調整助成金の特例措置の継続について、これまで厚生労働省への働きかけを行ってまいりましたが、二月二十五日に、この特例措置...全文を見る
○斉藤国務大臣 認識は山本委員と全く同一でございます。しっかりと、ネットワークを維持するために、国としても、支援、どういう形があるか考えていきたい、このように思っています。
○斉藤国務大臣 コロナ禍、その後を見据えて、どのように業界がそれまでしっかりと持ちこたえて、そしてV字回復に向けていくかという御質問かと思います。  これまで、国土交通省としては、GoToトラベル事業などを通じて、航空業界を含め、観光、交通、そういう産業における需要を幅広く喚起...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど田中委員が挙げられた信濃川とJR東の発電所の問題、あの当時、大きな問題になりました。あの発電所でつくられた電気は山手線の電気になっている、電力になっているということで、大変大きな社会的な注目を浴びた。しかし、その後どうなったかというのは私は知らなかったんです...全文を見る
○斉藤国務大臣 建設発生土による盛土の崩落防止策については、過去の崩落事案等を踏まえ、平成二十七年以降、国土交通省のほか、農林水産省や環境省を構成メンバーとし、警察庁もオブザーバーとして参加する関係省庁連絡会議において検討を進めてまいりました。  この連絡会議における議論を踏ま...全文を見る
○斉藤国務大臣 それまでのいろいろな法令、法制度、宅地規制法、また森林法等にのっとりまして、また、関係省庁連絡会議を設けて、これらの盛土に関しての災害をどう防止していくか、議論を進めてきたところでございます。
○斉藤国務大臣 今回、ある意味で対象範囲を大幅に広げて規制対象にするという法案を提案させていただきますけれども、これまでに十分でなかったところがある、そのことは認めたいと思います。
○斉藤国務大臣 答えさせていただきます。  今回の盛土の総点検は、国から都道府県に点検の実施を依頼し、都道府県が点検主体となって実施しております。  現在、二十二府県において、点検項目のいずれかに該当する盛土などについて公表しています。国土交通省としては、まだ公表していない県...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、物価が、たがや委員御指摘のように上がっております。これに対して、国民生活を守るために、国土交通大臣としては、その所管する分野においてしっかり対策を打っていかなくてはいけないと決意しております。
○斉藤国務大臣 消費税の減税は我々政府として考えておりませんけれども、先般成立いたしました令和四年度予算案、この早期執行ということで、まず景気を引っ張っていくということが必要ではないか。また、新しい局面でいろいろな経済対策を打っていかなくてはならない、そのような対応が必要だと思っ...全文を見る
○斉藤国務大臣 ただいま議題となりました宅地造成等規制法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  昨年七月に静岡県熱海市において発生した土石流災害では、多くの貴い生命や財産が失われ、上流部の盛土が崩落したことが被害の甚大化につながったとされております。...全文を見る
04月05日第208回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 山崎誠議員から、建物の断熱化についてお尋ねがありました。  建物の断熱化については、エネルギー消費量の削減の観点から推進する必要があり、特に、諸外国に比べ遅れているとされる住宅の断熱化を推進することは重要な課題と認識しております。  例えば、ドイツな...全文を見る
04月05日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) ただいま議題となりました自動車損害賠償保障法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  自動車事故件数及び死者数は減少傾向にあるものの、引き続き、毎年新たな自動車事故被害者等となる方が発生するとともに、後...全文を見る
04月06日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○斉藤国務大臣 御指摘の盛土については、関係部局間で情報を共有し、まずは行為者等により是正措置を行うことが基本であり、現行法令や条例に基づき、適切に行政指導や是正命令等を行う必要がございます。  その上で、是正措置が講じられない場合などには、必要に応じて詳細調査を実施し、災害危...全文を見る
○斉藤国務大臣 盛土等に伴う災害の防止のためには、許可を受けた盛土工事が、技術的基準に従い適切に実施されているということを確認することも非常に重要でございます。  このため、本法案においては、一定規模以上の盛土等については、工事完了時の完了検査だけではなく、施工中の中間検査を行...全文を見る
○斉藤国務大臣 今伊藤委員御指摘のように、今後、都道府県等においては、まず既存の盛土等の安全対策、それから本法案に基づく規制の実施に向けてノウハウの獲得や人員、予算等の確保が必要となってまいります。  このため、既存の盛土等の安全対策の推進に当たっては、総点検の対象となった盛土...全文を見る
○斉藤国務大臣 市村委員御指摘のとおり、マッチングさせるためにも、時間差を調整するという意味でも、その一時仮置場というのは非常に、そのとおりだと思います。建設発生土の一時仮置場を利用して搬出側と受入れ側の時期の調整を行うということにより、工事間での有効利用の可能性が広がるものと考...全文を見る
○斉藤国務大臣 違法な盛土に対し、本法案による規制を実効性のあるものとするためには、警察との連携も大変重要である、このように認識しております。  地方公共団体においては、違法な盛土を早期に発見するためには監視やパトロールが有効であり、また、発見した違法な盛土に対しては是正の勧告...全文を見る
○斉藤国務大臣 二度と熱海、また、先ほどお話がございました豊能町のような事例は起こさない、そういう精神は、今回両方の法案に共通していると思います。  先ほど、局長、答弁申し上げましたように、いわゆる厳しい規制をかける、そのこととのバランスということも大事でございます。実質的に人...全文を見る
○斉藤国務大臣 昨年、静岡県熱海市で発生した大規模な土石流災害の際に崩落した盛土の由来については不明でございますが、建設発生土が含まれていた可能性もある、このように認識しております。  本法案におきましては、新たに造成される盛土等について、土地の用途にかかわらず許可に係らしめ、...全文を見る
○斉藤国務大臣 二度とこういう悲劇を繰り返さないという決意の下に作りました。
○斉藤国務大臣 御指摘のように、過去に土砂災害等が発生した箇所においては、同様の災害が発生する可能性が高い、このように考えます。このため、現行の宅地造成等規制法に基づく規制区域の指定に当たっての留意事項としても、指定の対象とすべき区域の自然的要件として、過去に大きな土砂災害が発生...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど高橋委員御指摘あったとおりでございます。昨年の有識者会議よりいただいた提言では、地域温暖化対策の推進に関する法律に基づく再エネ促進区域の設定に当たり、土砂災害防止の観点から規制されている区域について十分に配慮することについて指摘されております。  国土交通...全文を見る
○斉藤国務大臣 本法案の施行により、地方公共団体においては、基礎調査や区域指定、許可の審査、危険な盛土に対する改善命令、それから行政代執行、これらの仕事をお願いすることになります。これらの事務を行うに当たってのノウハウの獲得や人員、予算の確保などの対応が必要になると考えております...全文を見る
○斉藤国務大臣 本法案に基づく許可権者である都道府県等は、これまでも宅造法や森林法等の開発許可を行っていることから、一定の専門知識を持つ職員を有するものと考えておりますが、本法案の施行により専門的な事務が増えますので、専門知識を持った職員の確保は重要な課題であると認識しております...全文を見る
○斉藤国務大臣 地方公共団体が行政代執行により、危険な盛土に対し災害防止措置を講ずるに当たり、その費用を懸念して実行をちゅうちょするケースも考えられると認識しております。  このため、国としては、ちゅうちょなく実行していただくためには、総点検の対象となった盛土について、地方公共...全文を見る
○斉藤国務大臣 反社会的勢力である暴力団の排除については、都道府県等が、造成主の信用要件の審査の中で、必要に応じて都道府県警に暴力団情報を照会し、提供を受けることができる仕組みとすることについて検討していきたいと思っております。  また、工事施工者の能力の審査時に建設業許可証の...全文を見る
○斉藤国務大臣 ただいま、産業廃棄物処理業者の認定制度についてお尋ねが環境省の方にあったわけでございますが、産業廃棄物の場合は、業態としてしっかりとした、確立をしているという場合でございます。  今回の法案の規制対象である盛土や土石の堆積につきましては、その行為者や目的などが多...全文を見る
○斉藤国務大臣 いわゆる建設発生土の現場内での利用や工事間での利用に当たり、必要に応じて土質を調整した改良土を使用することは、建設発生土の有効利用の促進の観点から重要と考えております。  国土交通省においては、直轄工事における建設発生土の利用に関し、土に含まれている水分量や粒の...全文を見る
○斉藤国務大臣 建設発生土のリサイクルを進めることは、重要なことと考えております。  公共工事から発生する建設発生土については、公共工事の場合は、発注者が同一現場内で有効利用するなど、可能な限り発生抑制に努めるとともに、工事間での有効利用などを進めることが重要でございます。 ...全文を見る
○斉藤国務大臣 危険な盛土は行為者等による是正措置がまず基本となるということでございますが、国では、令和三年度の補正予算において、盛土の総点検で確認された人家等に被害を及ぼすおそれのある盛土について、地方公共団体が行う安全性把握のための詳細調査や応急対策工事を支援しております。 ...全文を見る
○斉藤国務大臣 本法案は、盛土等による災害から人命を守ることを目的としており、ここでの災害としては、基本的には、盛土等に伴う崖崩れや土砂の流出の被害が直接的に人家等に及ぶ場合を想定しております。  加えて、例えば、盛土が崩落した場合に下方にある川をせき止め、その結果、人家等に被...全文を見る
○斉藤国務大臣 特定盛土等について届出を求めることとしている特定盛土等規制区域は、市街地、集落などから離れているものの、地形等の条件から人家等に危害を及ぼし得る斜面地などのエリアを指定するものであり、こうした区域においては、周囲に人家等のまとまりがないために、小規模な盛土によって...全文を見る
○斉藤国務大臣 森林法に基づく林地開発許可制度では、森林における開発行為が、災害の防止、水源の涵養、環境の保全といった森林の有する公益的機能へ様々な影響を及ぼし得るものであり、その許可に当たっては、専門的、技術的な知見に基づく判断が求められることから、都道府県森林審議会及び関係市...全文を見る
○斉藤国務大臣 第十一条及び第二十九条の規定は、盛土等に関する工事に伴う住民等とのトラブルが発生することを防止し、工事の円滑な施行を確保する観点から、造成主が、工事の許可申請に先立って、周辺地域の住民に対し、説明会の開催等により工事の内容を周知させるため必要な措置を講じなければな...全文を見る
○斉藤国務大臣 私はこのように考えております。  ちょっと直接関係ないかもしれませんが。例えば、市街地区域の指定を行います。その市街地区域の指定を行うときには、もちろん、都道府県や市町村長の意見を聞きながら、また住民の意見を聞きながら、市街地区域を設定します。その市街地区域が設...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず初めに、後藤委員から御激励いただきまして、ありがとうございます。一生懸命頑張りたいと思います。  いろいろな基本方針や政省令、マニュアル等、急げということで、全く同じ認識でございます。  盛土等に伴う災害防止の必要性や緊急性に鑑み、可能な限り速やかに施行し...全文を見る
○斉藤国務大臣 宅地造成等工事規制区域は、市街地、集落や、これらに隣接、近接する区域など、人家等がまとまって存在し、盛土等がされれば人家等に危害を及ぼし得るエリアであり、土砂災害警戒区域はこの区域に含まれ得るものと想定されます。  また、特定盛土等規制区域は、市街地や集落等から...全文を見る
○斉藤国務大臣 規制区域につきましては、基礎調査を実施の上、客観的根拠に基づき、盛土等に伴う災害から人家等を守るため、必要かつ十分な区域を指定すべきものです。  基礎調査を具体的にどのような手順で、どのような地域から行うかは、都道府県等が地域の実情に応じて判断するものと考えてお...全文を見る
○斉藤国務大臣 この法案の施行前に行われる盛土等に関する工事で、現行の条例等による規制を受けているものについては、条例等の手続を止めるのではなく、それらを適切に運用することを通じて、盛土等の安全性を確保することが重要であると考えております。  なお、本法案におきましても、区域指...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回の新しい規制法、法律に基づいて基準を今後早急に考えていくわけでございますが、その中に、今御指摘いただいた点について、しっかりと専門家の方にも御議論いただき、その観点も含めて検討していきたい、このように思っております。
○斉藤国務大臣 今、その地山の表面の液状化等については、まさにおっしゃるとおりだと思います。そういうものを盛り込んだ基準にしたいと思います。
○斉藤国務大臣 小宮山委員おっしゃるとおり、盛土の安全性については、地下水により大きな影響を受けるため、必要に応じて、ボーリング調査等による地下水の状況の把握というのは非常に重要だと思っております。それに応じた排水施設等を設置することが安全性確保のために重要となります。  また...全文を見る
04月12日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通省では、介護者の高齢化など被害者や遺族を取り巻く情勢の変化を踏まえ、被害者、遺族の皆様からの施策充実を求める声に応えるため、令和二年八月から今後の自動車事故被害者救済対策のあり方に関する検討会を開催し、具体的な被害者支援の在り方について議論を行っ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私も地方に住む高齢者として全く同感でございます。公共交通が十分でない地方において、マイカーは欠くことのできない生活の足であり、特に高齢者にとっては公共交通と同様に安全、安心に利用いただけることが重要であると認識しております。  まず、車のデザインは、例...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今回の法改正に関連いたしまして、被害者、御遺族の皆様から様々な御意見をいただきましたが、大きくは二つに集約されると感じております。  一つは、将来にわたって安定的、継続的に被害者支援をできる制度を構築し、財源の不安を払拭してほしいということ、それからも...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) そのように認識しております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 自動車損害賠償責任再保険特別会計から一般会計へ繰り入れた一兆一千二百億円につきましては、保険契約者から支払われた保険料の運用益でございます。したがいまして、繰り戻されるべきものというふうに認識しております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 平成六年度及び平成七年度に自動車損害賠償責任再保険特別会計から一般会計に繰り入れることとしたのは、国が再保険を行っていたからではなく、当時の厳しい一般会計の財政事情に鑑み財源を確保するためであったと、このように思っております。  このため、平成十三年の...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 平成十三年の自賠法改正時点での大臣間合意における一般会計からの繰戻しの期限は平成十六年度末までとされておりました。その後、厳しい財政状況を踏まえつつも、自動車安全特別会計の円滑な運営にも配慮し、配意し、繰戻し期間について平成二十三年度末までとする大臣間合...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私も鉢呂委員のおっしゃるとおりだと思います。今回の賦課金の議論をする大前提として、この一般会計からの繰戻しをしっかり行っていくことということが必須でございます。  昨年十二月の鈴木財務大臣との折衝におきましても、この六千億円の早急な繰戻し、これを強く主...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) そのとおりでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 原則として、令和五年度から令和九年度までの五年間において、分割して一般会計から自動車安全特別会計に繰り戻していただくことと、今回、大臣合意でしております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほど大野委員にもお答えさせていただきましたけれども、非常に重要な御指摘だと思います。  委員御指摘のEDR、イベント・データ・レコーダーは、事故情報計測・記録装置というふうに訳されておりますが、事故時における車両の速度変化等の情報を記録することにより...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 昨年十二月に、鈴木財務大臣と折衝をいたしました。過去の経緯も含めまして議論させていただいたところでございますが、最終的な合意として、先ほど申し上げました、原則としてこの五か年のうちに、残額六千億円弱でございますけれども、これを繰り戻してもらうと。そして、...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 原則としてこの五か年で全額を返していただくと、このように我々は理解しております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 大臣間合意におきましては、原則として、令和五年度から令和九年度までの間において一般会計への繰入金の残額である約六千億円を分割して一般会計から自賠特会に繰り戻すこととされております。  国土交通省としましては、昨年のこの大臣間合意を踏まえ、一般会計からの...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 所管外ということでお答えは控えさせていただきますが、地方にとって、地方の住民にとって車はもう必要不可欠なものであるという認識は私も持っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通省では、今回の法改正に関連して、令和二年八月から検討会を重ね、被害者やその御家族、御遺族の皆様から、支援拡充の早期実現や持続的な被害者支援が可能となるような制度の恒久化を求める切実な声をいただいてまいりました。特に、これまで財源の制約等により十分...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほど浜口委員から御指摘ありましたように、自動車損害賠償責任再保険特別会計から一般会計に対しては、平成六年度に八千百億円、平成七年度に三千百億円、合計一兆一千二百億円をそれぞれ法律に基づき繰り入れております。この一般会計への繰入金についてはいまだ約六千億...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 自動車ユーザー団体等の関係者からは、一般会計からの繰戻しについて、返済のロードマップ、少なくとも合意期間中における繰戻しの継続と、毎年度の繰戻し額の目安を示すように強い要望があったところでございます。  そして、先ほど、今朝、午前の審議でも申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 毎年度の具体的な繰戻し額につきましては、毎年度、財務省及び国土交通省が協議の上決定することとしておりますので、引き続き財務省に対して全額の繰戻しに向けて着実に繰戻しを進めるよう求めてまいります。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 委員御指摘のとおり、ドライバーに起因する事故を確実に削減していくためには先進安全技術の普及が重要です。特に、今委員おっしゃいましたように、高齢者の運転がこれからも増えていくという中で、特にこの点は重要なことだと思っております。  例えば、衝突被害軽減ブ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 昨年十二月の両大臣合意におきまして、原則として、令和五年度から令和九年度までの五年間において分割して一般会計から自動車安全特別会計に繰り戻していただくこととしております。国土交通省としては、昨年のこの大臣間合意を踏まえ、一般会計からの繰戻しが着実に行われ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まさに昨年十二月に、鈴木大臣と私、ぎりぎりの大臣折衝を行いました。その大臣合意をここで申し上げるということでございますけれども、もう一度繰り返しになりますけれども、原則として、令和五年度から九年度までの、令和九年度までの五年間において分割して一般会計から...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 自動車損害賠償保障法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことに深く感謝申し上げます。  今後、本法の施行に当たりましては、審議における委員各位の御意見や、ただ...全文を見る
04月13日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○斉藤国務大臣 私もこの中間報告書、目を通させていただきました。非常に、行政組織間の生々しいやり取り等も記述をされており、今回、我々、二度とこういう惨事を繰り返さないというために今御審議いただいておりますけれども、そのベースに置いて肝に銘じなければいけない報告書だ、このように感じ...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、維新の会からも法案が提出されておりますし、今回、四会派による修正案も提出されました。いろいろなこういう議論を重ねて、よりよき結論を得ていきたい、このように思っております。  また、最初の答弁でも申し上げましたけれども、この中間報告を読みましても、改めて、こう...全文を見る
○斉藤国務大臣 それは、ちょっとまた今後検討させていただきたい、このように思っております。
○斉藤国務大臣 特定盛土等規制区域は、市街地や集落等からは離れているものの、地形等の条件から、盛土等がされれば人家等に危害を及ぼし得るエリアでございます。土石流の発生等が起こりやすいとされる山地災害危険地区のうち、人家等に危害を及ぼし得るものについては、この区域に含まれ得るものと...全文を見る
○斉藤国務大臣 人家等とは、人が居住し、又は活動を日常的に行う蓋然性の高い人家や事業所のほか、これらの近傍にある公共施設などを指します。
○斉藤国務大臣 山地のことでございますが、具体的には、都道府県等が、山地災害危険地区についての既存の調査結果も活用しつつ、基礎調査を行い、当該地区も含め、必要かつ十分な規制区域を指定することとなります。  国としては、法施行後速やかに区域指定がなされるよう、都道府県等を支援して...全文を見る
○斉藤国務大臣 私も、福島第一原発の土砂崩れによって鉄塔が崩壊して、いわゆる電源喪失になった、あれさえ立っていればきちっと電源が確保されたのにという説明を、直後に私も訪問してお聞きしたことがございます。  今の神津先生からの御指摘でございますが、ただいま局長から説明がありました...全文を見る
○斉藤国務大臣 この法案におきましては、盛土等により人家等に被害を及ぼすおそれのある区域を規制区域として指定し、規制区域内の盛土等については、全国一律の基準に基づき、許可に係らしめる、このようにしております。  ただし、特定盛土等規制区域においては、小規模な盛土について届出制と...全文を見る
○斉藤国務大臣 静岡県のあの検証、検討会の報告書におきましても、今、市村委員が御指摘になった点、指摘されているところでございます。まだこれは中間報告ですが、最終報告でもそういう点が指摘されるものと考えております。  この連携というのは非常に大切だ、このように思っております。一つ...全文を見る
○斉藤国務大臣 違法な盛土に対し、本法案による規制を実効性のあるものとするためには、警察との連携も大変重要であると認識しております。  御指摘のように、残土を運搬する違法改造車両を警察が発見した場合には、盛土規制部局と速やかに情報を共有いただき、廃棄物担当部局等の関係部局とも緊...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず、白地、禁止区域の件でございますが、大阪府などの一部の自治体の土砂条例においては、現に盛土が行われている区域について、追加的な土砂搬入が継続された場合に災害発生のおそれがあるときは、一定の期間を定めて土砂搬入禁止区域に指定し、何人も土砂の搬入をしてはならないこ...全文を見る
○斉藤国務大臣 本法案は、危険な盛土等に伴う災害から人命を守るという観点から、建設発生土等のいわば出口としての盛土について、安全性を確保するための対策を講じるものです。  一方、建設発生土は、基本的に再利用を促進していくべきものであり、搬出先の適正性の確保と資源としての有効利用...全文を見る
○斉藤国務大臣 そのとおりだと思います。  まず、いろいろな工法を工夫して発生土を抑える。しかし、発生土が出た場合は、できるだけその現場の中でそれを利用するということが大原則だと思います。  公共工事における建設発生土については、指定利用等のほか、事業の計画、設計の工夫による...全文を見る
○斉藤国務大臣 本法案に基づく規制区域の指定については、都道府県知事等において、盛土等に伴う災害から人命を守るという法の目的に照らして、必要かつ十分な区域が的確に指定されるものと考えております。  また、個別の許可については、都道府県知事等において、科学的知見に基づき客観的に定...全文を見る
○斉藤国務大臣 個別の許可については、もう一度繰り返しになりますが、都道府県知事等において、科学的知見に基づき客観的に定められた技術的基準等の要件に適合することが認められれば適切に許可されるもの、このように考えております。
○斉藤国務大臣 区域を指定するのは都道府県知事でございます。
○斉藤国務大臣 本法案は、盛土等に伴う災害を防止するため、私人の土地に対して利用規制を行おうとするものですが、その規制に当たっては、憲法二十九条に基づく財産権の保護の観点に照らして問題のないことが求められます。  この点、法律による土地利用規制の在り方として、私人の土地について...全文を見る
○斉藤国務大臣 本法案に基づく規制区域において、太陽光発電設備の設置に伴い一定規模以上の盛土等がされる場合につきましても、本法案に基づく許可に係らしめ、技術的基準への適合を求めることとしております。  本法案は、現行の宅地造成等規制法が対象とする住宅地の造成のための盛土等に限ら...全文を見る
○斉藤国務大臣 本法案に基づく規制区域については、その指定時に都道府県知事等が市町村長から意見を聴取することに加え、市町村長側から都道府県知事等に対して区域指定を申し出ることができることとしております。これらの仕組みにより、住民に最も近く、地域の実情を熟知している市町村長が規制区...全文を見る
○斉藤国務大臣 この点については、これまで何回も答弁させていただいておりますが、この指定に際しては、地形、地質の状況や土地の利用状況等について都道府県等が基礎調査を行うこととしており、都道府県知事等は客観的なリスクを把握した上で区域を指定することとなります。  加えて、地域の実...全文を見る
○斉藤国務大臣 我々国土交通省としては、今回出した政府案が最善のものであるというのが基本的立場でございますが、しかし、今日、こういう形で皆さんいろいろ御議論をいただいて、立法府で判断されることについては、行政府としてはこれを認めたいと思います。
○斉藤国務大臣 先ほど来両局長が答弁しているように、できるだけ早く、特に緊急を要するものについては地方自治体と連携を取りながらやっていきたいと思っておりますし、基本的に、安全性をどう確保していくかということについて、我々もその方策を、今回の法案とともに、しっかり対応していきたいと...全文を見る
○斉藤国務大臣 そのように思っております。  盛土については、これまで、宅地造成等規制法のほか、森林法や農地法等の各法令等の目的に応じて規制してきたことから、必ずしも規制が十分でないエリアが存在しております。  また、一部の地方公共団体では、条例を制定して盛土を規制しています...全文を見る
○斉藤国務大臣 大丈夫でございます。今回の審議を見ていただきましても、農水省も、そして国土交通省も、自分からフライのボールを取っていく、ぶつかり合って両方倒れるということがないようにしなくてはいけませんけれども、そういう姿勢で行っていきたいと思っております。  危険な盛土等につ...全文を見る
○斉藤国務大臣 共管して、協力してやるということはまさにそういうことだと思います。お互いが自分たちが主体者だと認識しつつ、どのように仕事を分担していくか、その分担の線引きのところで落ち度がないように、しっかりそういう体制をつくっていくというのは当然のことでございます。
○斉藤国務大臣 今回の法案は、名前こそ宅地造成等規制法の一部を改正する法律案という名前になっておりますが、内容は、先ほど古川委員おっしゃった、抜本的な改正、ゼロからの出直しという内容になっていると私は思っております。  熱海市の災害を受けて立ち上げた有識者検討会では、盛土による...全文を見る
04月18日第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○斉藤国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するとともに、委員からも御指摘のありました東北の地震等の影響によって、観光関連事業者の皆様は一層厳しい状況に置かれていると承知しております。  観光は地方創生の切り札でございまして、地域経済の活性化という観点からも、旅行者と...全文を見る
○斉藤国務大臣 感染症により特に深刻な影響を受けている団体旅行につきましては、貸切りバス事業者を始め、関連する事業者の皆様をしっかりとお支えすることが重要であると考えております。  こうした考え方を踏まえ、昨年十一月に公表した今後の新たなGoToトラベル事業の基本的な方針におい...全文を見る
04月19日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 朝日委員御指摘のように、今般の燃油価格の高騰により、交通・物流事業者は大変厳しい経営環境に置かれております。  このため、三月四日に取りまとめられた原油価格高騰に対する緊急対策に基づき、国土交通省として、まず、資源エネルギー庁の原油価格高騰の激変緩和制...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) GoToトラベル事業の再開につきましては、政府内でもいろいろ議論を今行っているところでございます。基本は、感染状況が落ち着いていること、そして旅行者も受け入れる側も安心してこの事業が実施できることが大前提となります。  その上で、今、長浜委員御指摘のい...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通省では、切迫する首都直下地震や南海トラフ巨大地震に対し、まず事前のハード対策が重要であることから、橋梁や岸壁などの公共土木施設や住宅の耐震対策、それから津波からの避難路や避難施設の整備などを推進してきているところです。  鉄道につきましても、こ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 現在、IR誘致を検討している地方公共団体等は四月二十八日の期限までの申請に向けた詰めの作業を行っているところと承知しておりますが、現段階では正式な申請はまだございません。この申請が出てまいりましたら、多岐にわたる観点から、外部有識者から成る審査委員会にお...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 遡及会議、検討会議につきましては、一月に示した今後の進め方と異なり、第二回会議の開催が四月十五日になりました。野田委員御指摘のとおりでございます。  これは、一月二十五日の第一回会議の開催後、平成二十八年度分以降の約五十五万枚保存されている調査票、この...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず公開の件でございますけれども、検討会議を公開するか否かは、座長が必要があると認めるときは遡及改定検討会議に諮って判断するものであるとされております。先日の第二回検討会議についても、委員の率直な意見交換がなされるか等の観点から、座長において適切に判断さ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 総務省の統計委員会への報告でございますけれども、一月にお示しした今後の進め方では、遡及改定検討会議は総務省統計委員会に報告、相談しながら進めることとされております。総務省統計委員会へは、第二回の遡及改定検討会議の開催に先立ち、今月十四日の公的統計品質向上...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず第一点目でございますけれども、確かに第二回検討会議開催は遅れたわけでございますが、先ほど申し上げましたように、第一回目の検討会議で、こういう作業方針で一枚一枚徹底して調べていこうという作業の方針は出ました。その作業を進めながら、今後このできてくるデー...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 統計は、これからの国の方針を定め、政策を確定していくその基礎になるものでございまして、本当に重要なものであると思っております。過去の例もいろいろ言われておりますけれども、この統計がずさんであったがために進んではいけない方向に国の方針を誤ったという例も我々...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) どのような経緯でこれが見付かったかという御質問かと思いますけれども、これは、いわゆる最初の検証委員会、この受注動態統計調査で不適切な処理が行われていたことについて検証委員会で報告がございました。その中で業務の過多や組織内の情報共有の不足等が指摘されており...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今回、まず、これまで都道府県にお願いしていた作業を国が行うことになった、これは総務省の統計委員会の御指導等もございまして、そういう方向性で国がやるということになったのかと思います。その時点で、新たな、どのように、何十万社とある中からどのようにその対象社を...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 南海トラフ地震や首都直下地震等の大規模災害により、太平洋側の産業集積地に甚大な被害が想定されております。このため、被災したときに、製造業を始めとする経済活動が全国規模で機能を補完して速やかに継続、再開できるのか等の問題意識、また問題認識を持っているところ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 住まいは生活の基盤であり、住宅の確保に配慮が必要な方も含め、誰もが安心して暮らせる居住環境の整備に取り組んでおります。具体的には、住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で住まいを賃貸する公営住宅等の供給に加えて、住宅確保要配慮者の入居を拒まないセーフ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 観光関連事業者の皆様は大変厳しい状況にございます。今、浜口委員、データを使って御指摘いただいたとおりでございます。しかし、観光関連産業はこの先も地域活動化の重要な担い手であり、しっかり支援していく必要があると考えております。  県民割支援につきましては...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) ゴールデンウイークを含めた具体的な取扱いにつきましては、感染状況や観光業界からの御要望等を踏まえつつ検討をしているところでございまして、近日中に方針を決定の上公表したいと考えております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) コロナの感染拡大によりまして、これまでは緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発出等により移動の自粛要請等が出されておりましたが、三月のまん延防止等重点措置の終了に伴い、国として県をまたいだ移動や旅行そのものについては特段の制約を設けておりません。  国...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 浜口委員御提案のこの障害者割引を国が負担するということについてでございますが、これいろいろ議論をしております。  障害を持つ方々に対する支援の問題であるということも含めまして、社会福祉政策の観点からの検討も必要であるということで厚生労働省とも話合いをし...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 気候変動に関する政府間パネル、IPCCが二〇二二年四月四日に発表した第六次評価報告書として取りまとめた第三作業部会報告書では、温室効果ガス排出量について、今後の政策の強化がなければ二〇二五年度以降も増加することが予測されると報告されています。また、建築物...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) これまでの対策、ちょっと振り返ってみたいと思いますけれども、約四十数年前ですが、石油危機を契機に、一九七九年に制定されたエネルギーの使用の合理化に関する法律において、初めて建築主に対する省エネ措置の努力義務が課されました、ここから始まりました。その後、二...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 昨年十月に閣議決定されたエネルギー基本計画におきましては、住宅の断熱性能に関する性能表示上等級四に相当する現行省エネ基準への適合を二〇二五年度までに全面的に義務化することと併せて、二〇三〇年度以降新築される住宅について、等級五に相当するZEH水準の省エネ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) また個人の体験なんですけれども、ちょっと選挙の関係で住居を移りまして、同じ集合住宅、マンションですけれども、いわゆる昔の基準、三十年前に建てられたマンションと最近建てられたマンション両方、実感といたしまして、最近の基準で建てられた、これZEH基準でしたけ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 木村委員より御提案を今いただきました、在宅でヘルパーの派遣を受けて療養生活を送られている後遺障害者の方々への支援の充実につきまして、今後の自動車事故対策勘定のあり方に関する検討会、この検討会において、関係者の皆様の御意見を丁寧に伺いながら検討をさせていた...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) ただいま議題となりました所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  人口減少、少子高齢化が進む中、相続件数の増加、土地の利用ニーズの低下と所有者意識の希薄化が進行しており、今後、所...全文を見る
04月20日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○斉藤国務大臣 宅地造成等規制法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝申し上げます。  今後、本法の施行に当たりましては、審議における委員各位の御意見や、ただいまの附帯決議において...全文を見る
○斉藤国務大臣 建築物省エネ法等を改正する法案につきましては、原油価格等の高騰対策が急務となる中、住宅の省エネ化促進など、経済構造の転換が必要になっていること等も踏まえ、近日中に閣議決定し、今国会に提出するために必要な手続を進めているところでございます。  法案の速やかな提出に...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、枝野委員から御指摘がありましたように、二酸化炭素排出量の、我が国におきましては、三〇%以上、いわゆる建築物における暖房、冷房等から出ている、このように評価されているところでございまして、ここをしっかり対応していくことがカーボンニュートラル社会に向けての非常に大...全文を見る
○斉藤国務大臣 今の、既存のいわゆる古い基準による小規模住宅、ここをどう省エネ化を進めていくかというのは非常に大きな課題でございます。改修工事、リフォーム等にどのような形で支援することができるか、ここがポイントになるかと思います。  今の枝野議員の御提案も踏まえて、今後検討させ...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず、大宮駅に対しての認識でございますけれども、大宮駅は、新幹線六路線、在来線七路線が乗り入れている全国でも有数のターミナル駅でございます。また、幹線道路や高規格道路へのアクセスが容易であり、一日約百七十便の高速バスが発着するなど、首都圏全体で見ても重要な交通拠点...全文を見る
○斉藤国務大臣 確かに、当初、このコロナ禍が始まった頃、急激に落ち込んだ需要を取り戻して余りある、V字回復させるための施策という意味で、我々もいろいろな施策を打ってまいりましたけれども、ここまで長期化をし、そして事業者の体力も落ちている中で、当初考えていたような、いわゆるV字回復...全文を見る
○斉藤国務大臣 公共交通を取り巻く経営環境は非常に厳しいものとなっているということは、私も同じ認識でございます。  これまで、公共交通機関の感染症防止対策や運行維持に対する支援、政府系金融機関による資金繰り支援、雇用調整助成金など、従来にない手厚い対応を行ってきております。 ...全文を見る
○斉藤国務大臣 その点についても、私も非常に重要な点だと思っております。  観光需要の回復に向けては、旅行者に対し、新しい旅のエチケット等の基本的な感染防止対策の徹底を求める際に、併せて、現状においては県をまたいだ移動や旅行そのものについて特段の制約は設けられていないことを発信...全文を見る
○斉藤国務大臣 人口減少、高齢化が進行する地方では、医療、福祉や地域交通、教育、産業など様々な分野で厳しい課題に直面しております。  現在、国土審議会で検討を行っている新たな国土形成計画では、地方で人々が安心して生活していくためには、デジタルを活用して課題を解決していくことが必...全文を見る
○斉藤国務大臣 二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けて、我が国のエネルギー消費量の約三割を占める住宅・建築分野における省エネ対策の強化を図ることは極めて重要な課題と考えております。  このため、昨年十月に閣議決定されたエネルギー基本計画等において、建築物省エネ法を改正し、...全文を見る
○斉藤国務大臣 私も、先ほどもちょっと枝野委員の答弁のときに申し上げたんですが、当初、こんなに長くなるというふうに考えておりませんでしたので、短期的な損失に対してこれをしっかり補填していく、V字回復になったときにそれを十分カバーしてもらえるような対策を行っていくということを考えて...全文を見る
○斉藤国務大臣 前回のGoToトラベル事業の評価、これはもう少し時間がたってから、今、ある意味では中断している事業でございますので、時間がたってから、全体を見ながら評価していかなければならないと思いますが、少なくとも、現時点では、延べ八千七百八十万人泊の利用実績があり、感染症によ...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず初めに、これまでの地域公共交通に関する制度と法律とをまとめていただきまして、実は、これは昨日見させていただいたんですが、大変、私自身、頭の整理に役立ちましたし、ありがとうございます。また、観光立国推進基本法、観光政策についても、これまでの流れ、まとめていただき...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず、地域のローカル鉄道、これは、地域と自治体と事業者と、そして国もどういう支援が可能かという立場から、現状を十分認識し、話し合う、そして情報を共有して、どういうふうに協力し合ったら地域公共交通を守っていけるのかという観点から、建設的な話合いをする場が必要であろう...全文を見る
○斉藤国務大臣 リニア中央新幹線静岡工区につきましては、国土交通省の有識者会議において、大井川の水資源への影響について科学的、工学的な観点から議論がなされ、昨年十二月十九日に中間報告が取りまとめられました。  この中間報告においては、科学的、工学的な観点からの専門的な判断として...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず初めに、どれだけ効果があったかということを私がお答え申し上げ、一都三県でどうだったかというのはちょっと、局長から答えさせます。  不良な空き家の除却等を推進するため、空き家対策特別措置法に基づき勧告を受けた特定空き家等の敷地については、固定資産税の住宅用地特...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど申し上げましたように、特定空き家に関しての法律も設けました。ここでは、国の役割、ガイドライン等を作る、また、いろいろ地方公共団体と情報交換をし、空き家の対応がスムーズにいくように、国の役割も定められております。  そういう意味では、国と地方公共団体が連携を...全文を見る
○斉藤国務大臣 地震時に大規模火災が発生する危険性の高い密集市街地の整備改善を進め、安全性を確保することは重要な課題であると考えております。  密集市街地の安全性を高めるためには、一つは、延焼を抑制し、避難路となる道路の整備、二つ目に、避難場所となる公園、空き地の整備、三番目に...全文を見る
○斉藤国務大臣 現在、脱線のタイミングや早期地震検知システムの動作状況を含めて、脱線の原因究明等については、運輸安全委員会等による調査が行われているところでございます。  いずれにしましても、国土交通省としては、脱線対策や、橋脚を始めとする土木構造物や電化柱の耐震基準、補強計画...全文を見る
○斉藤国務大臣 国土交通大臣として国土交通委員会で答弁するので、まさに鉄道についての基本的な認識ということでございますが、基本的には、今もう福島委員おっしゃったような、いろいろな、大量交通輸送機関、またモーダルシフト等々、同じ思いでございます。  その上で、あえて、質問通告には...全文を見る
○斉藤国務大臣 その点、私は全く同じ考え方でございます。  今、ローカル線が大変厳しい状況にあります。その厳しい状況を、そこに住んでいる住民、地方自治体、そして国も事業者とともに共有して、では、どうやって地域公共交通を守っていくのか。高齢化が進んで、移動の自由を守るための地域公...全文を見る
○斉藤国務大臣 上下分離に対してどう考えるかということに答えることになるかどうかは分かりませんけれども、国鉄改革から三十五年が経過いたしました。その間、利用者の減少や、そしてマイカーが、道路交通の方が大きく増えてきた、それから自然災害の頻発化、激甚化、そして今回のコロナ禍というこ...全文を見る
○斉藤国務大臣 ただいま議題となりました航空法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年の脱炭素化へ向けた世界的な潮流を受け、航空分野における脱炭素化の動きが国際的に加速しております。我が国航空分野においても、国際民間航空機関により設定された二酸...全文を見る
04月22日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○斉藤国務大臣 まず基本認識をお尋ねいただきました。  航空ネットワークは、まさに公共交通として国民生活や社会経済活動を支える重要な空のインフラでございます。コロナ禍におきましても、ワクチンを含む医薬品、医療機器を始めとした国民生活を支える重要な貨物輸送や、地震など災害時におけ...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、河西委員から御指摘ありましたように、航空ネットワークは基幹インフラでございます。  その航空業界が今最も苦しんでいる業界の一つであるという点も踏まえて、先ほど御指摘のございました経済対策また補正予算の中で航空機燃料も対象にという、いわゆる原油価格高騰対策の対...全文を見る
○斉藤国務大臣 SAFの開発については、いろいろな方式、技術があり、今それぞれの方法が研究開発されている、その中には大手もあるし、中小企業、ベンチャーもあるという状況だと思います。  今、古川委員の御指摘は、まさに基礎技術からそれを社会で実装するまでにいろいろなフェーズがあり、...全文を見る
○斉藤国務大臣 コロナ禍による甚大な影響が長期化する中で、また、原油価格の高騰、さらにはウクライナ情勢を踏まえた便数の減少、運航経路の変更など、航空会社を取り巻く経営環境は一段と厳しさを増しておりますし、また、それを長期的な視点で見ていかなくてはならない、その点の認識は古川委員と...全文を見る
○斉藤国務大臣 国による主導責任についてお尋ねでございます。  航空会社が定める航空運送事業脱炭素化推進計画については、国土交通大臣が定める航空脱炭素化推進基本方針への適合が求められることとなりますが、今後、基本方針における明確な目標の設定等を通じて、航空会社が実効性のある推進...全文を見る
○斉藤国務大臣 航空分野における脱炭素化につきましては、国際的な脱炭素化への関心の高まりを受けまして、大手航空会社を中心に、自主的な取組を進める動きが活発化しているところでございます。  このような中、置かれた状況が異なる航空会社に一律に義務を課すのではなく、各社の自主的な取組...全文を見る
○斉藤国務大臣 基本方針への国の責任の明記と中身という御質問でございます。  この基本方針は、航空分野における脱炭素化に関する国の基本的な方針を示すものとして、国土交通大臣が関係行政機関の長に協議の上、定めるものとしておりまして、具体的に明記したいと思っております。  基本方...全文を見る
○斉藤国務大臣 SAF導入の国の責任という御質問、大変難しい質問かと思いますが、航空分野の脱炭素化に関しては、国際民間航空機関、ICAOにより、国際線を運航する航空会社に対してCO2排出削減が義務づけられておりまして、その達成のためにはSAFの活用が重要な役割を果たすものと認識し...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、稲富委員から御指摘がございましたように、国土交通省においては、昨年、SAFの導入促進に向けた工程表を取りまとめ、二〇三〇年時点の本邦航空会社による燃料使用量の一〇%をSAFに置き換えることを目標として掲げております。  また、現状は、拡大する一途のSAFニー...全文を見る
○斉藤国務大臣 現在、SAFの供給が僅かである現状に鑑みれば、SAF導入によるコスト増を抑制するためにも、まずは国産SAFの研究開発、社会実装を進めることが重要であり、グリーンイノベーション基金等により供給側への支援を着実に行っていく必要がございます。  その上で、SAFの利用...全文を見る
○斉藤国務大臣 検討、稲富委員からもまた御質問をいただきました。どういう形で今苦境にある航空会社を支援することができるか、燃料高騰に伴う経済対策について今検討しているところでございまして、この方針を近日中にまた取りまとめたいと思っております。今、検討して、近々、結論を出したいと思...全文を見る
○斉藤国務大臣 業界団体である定期航空協会から、燃油価格高騰が長期化することによって航空業界が受ける影響は月当たり約百億円である、このように聞いております。
○斉藤国務大臣 欧州便の公共性ということについての御質問かと思います。  航空ネットワークは全体として極めて高い公共性を持っておりますけれども、特に欧州便につきましては、現在も、ワクチンを含む医薬品、医療機器、重要な貨物輸送を担っております。また、観光、ビジネス、貨物輸送のメイ...全文を見る
○斉藤国務大臣 SAFを大量に保管できる貯蔵庫を含め、サプライチェーンをどうするかという御質問かと思います。  SAFの導入促進に向けた工程表を昨年取りまとめまして、本邦航空会社による燃料使用量の一〇%をSAFに置き換えることを目標として掲げております。  この目標の達成のた...全文を見る
○斉藤国務大臣 しっかりと支援してまいりたいと思っております。
○斉藤国務大臣 イエスかノーかというお問いですが、ちょっとイエスかノーかだけでは答えられない部分がありますので、ちょっと答弁させていただきます。  議員御指摘の点については、平成二十年当時とその考えに何ら変わりはありません。  改めてちょっと御説明申し上げれば、横田空域は、横...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど来、前回からずっと申し上げておりますように、我が国が一元的に管理するということを目指しております。  そういう意味で、あのときに、平成二十年に鈴木局長が述べた答弁も基本的にそういう考え方でございまして、基本的な考え方に何ら変わりはございません。
○斉藤国務大臣 もう一度申し上げますが、この横田空域というのは、米軍が進入管制業務を行っている空域をいいまして、米軍の排他的使用が認められるものとして米側に提供された空域ではありません。  したがいまして、安倍前総理がおっしゃったことも、まさに一元的管理を目指すという意味でおっ...全文を見る
○斉藤国務大臣 国際民間航空条約の附属書について、その内容を条約本体と併せて日本語で参照できることは、我が国の航空関係者にとって有益であると認識しております。  特に、第十六附属書第四巻、CORSIAに規定されている国際航空のCO2排出削減の枠組みには我が国も先行して自発参加し...全文を見る
○斉藤国務大臣 今の厳しい状況についての認識は、山本委員と私、まさに一致しております。  そういう厳しい状況の中で、政府全体として、現在、長期化している原油価格の高騰に対して、非常に厳しい状況にある航空業界をどのように支援していくかということにつきまして、何が実効的で有効的な措...全文を見る
○斉藤国務大臣 国土交通省としては、感染状況が全国的には改善しない状況が続く中でも、可能な範囲で観光需要を喚起するべく、県民割支援の対象に隣接県や地域ブロックを追加して、できる限り長距離の移動を伴う観光を促す取組を講じてきたところです。  今後は、感染状況が落ち着いたならば、全...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、世界的にあらゆる分野で脱炭素化の動きが進む中、航空分野におきましても、国際航空に対しては、SAFの活用等により、二〇二一年以降、二〇一九年からのCO2排出量の増加分の削減が義務づけられ、また、国内的にも、二〇五〇年カーボンニュートラルに向けて二〇二一年十月に改...全文を見る
○斉藤国務大臣 我が国でSAFの安定供給が可能な水準まで生産力をつけることは、我が国の航空産業の国際競争力の維持向上と健全な航空ネットワークの維持、確保につながるとともに、ひいては我が国のエネルギー安定確保の観点でも大変重要だと考えております。  国土交通省としては、現在策定に...全文を見る
○斉藤国務大臣 国際航空運送協会、IATAの予測によれば、今後、国際的な航空需要は拡大することが見込まれているところです。  このような中、航空分野における脱炭素化については、国際航空に対し、国際民間航空機関、ICAOによる国際航空分野における脱炭素化の枠組みであるCORSIA...全文を見る
○斉藤国務大臣 航空会社においては、コロナ禍の甚大な影響が長期化している中、従業員の一時帰休や外部の企業等への出向など、一時的に事業規模を縮小しつつも、雇用を維持するための様々な工夫を行っているところです。  政府においては、こうした航空会社の自助努力も踏まえ、これまでも雇用調...全文を見る
○斉藤国務大臣 空港の脱炭素化につきましては、昨年三月に学識経験者等で構成する検討会を立ち上げて、国内二十一空港における重点調査や、民間企業と協力体制を構築するための官民連携プラットフォームなどの取組を進めてまいりました。  さらに、本年三月には、空港脱炭素化を推進するための工...全文を見る
○斉藤国務大臣 国内外における脱炭素化への関心の高まりを受け、既に一部の空港においては、自主的な脱炭素化の取組を進める動きが活発化しているところです。  このような中、今般の法案は、こうした空港の脱炭素化の取組の更なる推進を目的とするものでございまして、空港におけるCO2排出量...全文を見る
○斉藤国務大臣 空港脱炭素化推進協議会につきましては、空港脱炭素化推進計画を作成しようとする空港管理者が空港関係者を構成員として組織できることとしております。  航空分野における脱炭素化が喫緊の課題である中、各空港で協議会が設置された場合に、各空港で脱炭素化の取組を行う者は積極...全文を見る
○斉藤国務大臣 国土交通省においては、昨年、SAFの導入促進に向けた工程表を取りまとめ、二〇三〇年時点の本邦航空会社による燃料使用量の一〇%をSAFに置き換えることを目標として掲げており、その達成のためには省庁横断的な取組が不可欠です。  そのため、本日、資源エネルギー庁と共同...全文を見る
04月26日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、今回の事故によりお亡くなりになられた方々及びその御家族の皆様方に対しまして心よりお悔やみを申し上げます。また、今回の事故に遭遇された皆様に重ねて衷心よりお見舞い申し上げます。  事故の概要について御説明いたします。  令和四年四月二十三日午後一...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) ロシアに対しては、捜索救助を行うに当たり相互に協力すること等を定めた二国間協定に基づき、本事案の概要を伝え、関連情報の提供を依頼しているほか、今後の捜索救助に関し所要の調整を行い、了承を得ているところでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほど、この二国間協定に基づき、今後の捜索救助に関し所要の調整を行い、了承を得ていると申し上げましたが、この調整、了承の中に、日本の船が、捜索活動が、いわゆるロシアが実効支配しているところに入って捜索活動をするということも含まれております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 船体の発見というのは、救助を行う上で最も大切な点でございます。今、その船体の探索に全力を挙げているところでございます。これには最新の技術を使ってということで、今、いろいろなことを今試みているところでございますが、現在、現地には、先ほど鉢呂委員おっしゃった...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 有限会社知床遊覧船は、昨年五月及び六月に海上の浮遊物への接触や浅瀬への乗り上げを起こしており、事故後に北海道運輸局が特別監査を実施したところでございます。特別監査の結果、北海道運輸局より同社に対して、船員による見張りの確実な実施や安全管理規程の遵守等の指...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) はい、そのとおりでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今回の事故を起こした船舶は、最長航行時間が八時間以下かつ七百トン未満の船舶に該当することから、船員法に基づく運航要員は二名となっております。このため、運航要員の数は法律に違反するものではありませんが、運航管理体制が安全管理規程に従ったものであったかについ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) KAZUⅠは、本年四月二十日に、船舶安全法に基づき日本小型船舶検査機構による中間検査を受検しております。この中間検査では、船体の外観を確認したり、改造や損傷の有無を船主に確認する等、あらかじめ定められた方法に従って検査を行い、問題は確認されなかったと聞い...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今回、所有者不明土地への対応につきまして、新しい法律、三年前にできたわけですが、この基本的な考え方として、所有者不明土地への対応は個別の土地の状態や周辺地域の状況に応じた対策を行っていく必要があり、その実効性を確保するためには地域また地域コミュニティーの...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まさに今回の法律の基本的な考え方として、土地の低未利用地、また使用者不明土地、活用していく、そこをいろいろな立場で、もちろん行政も含めまして、これを支援していくというのが基本方針、基本的な精神でございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、鉢呂委員のお話を聞きながら、私も、ちょうど今から三十五、六年前になりますが、昭和の終わりから平成の二年まで東京におりまして、当時、もちろん私、家を持っておりませんでしたけれども、今買わなければ一生買えないなどというような風潮がはびこって、まさにバブル...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私も直ちに現場に行きました。御家族ともお話をさせていただき、二度とこういう事故を起こしてはならないという思いも強くしたところでございます。  今回、どういう会社が状況にあったのか、そのときに出航するという判断が適切であったのかどうかということも含めて、...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今般の改正におきまして、地域福利増進事業などをより使い勝手の良いものとするため、地方公共団体からのニーズも踏まえ、対象となる所有者不明土地について、朽廃した空き家等の建築物が存在する場合も、場合にも拡大することとしております。この改正により、朽廃した空き...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、捜索救助活動と御家族への対応、この二つが一番大きな役目ではないかと思っております。現地対策本部、本省から各部局合わせて二十名以上行きましてこの対応に当たっておりまして、その陣頭指揮を執るべく、初日は私が、そして二日目から渡辺副大臣が、そしてこの後もし...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、浜口委員のその御質問にお答えする前に、ちょっともう一つ付け加えさせていただきます。  最初の御質問に対してでございますが、捜索救助活動に全力を挙げる、また御家族の対応ということを申し上げましたが、もう一つ、特別監査を実施しております。再発防止に向け...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 地籍調査は、社会資本の整備やまちづくりの円滑な実施、また災害発生時の早期の復旧復興に大きな効果を発揮するなど、大変重要な施策と認識しております。また、所有者不明土地対策の観点からも、地籍調査は、土地所有者の立会い等を得ながら毎筆の土地についてその所有者や...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) ありがとうございます。  この御質問にお答えする前に、冒頭、今回の海難事故に対しまして、室井委員の福知山線事故の経験、体験をまた踏まえまして、国土交通省に対してしっかりやるように御激励いただきまして、ありがとうございます。  午前中、鉢呂議員や野田議...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今回の事故への対応に当たりましては、私自身も事故翌日の二十四日に現地に赴き、同日に開設した国土交通省の現地対策本部等において対応を行う職員に対して、行方不明者の捜索に全力で取り組むこと、当該遊覧船事業者に対する監査を早急に実施することに加えて、現地にお越...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 有限会社知床遊覧船は、昨年五月及び六月に海上の浮遊物への接触や浅瀬への乗り上げを起こしており、事故後に北海道運輸局が特別監査を実施いたしました。特別監査の結果、北海道運輸局より同社に対して、船員による見張りの確実な実施や安全管理規程の遵守等の指導を行い、...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) はい、そのとおりでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず第一点目の、確知所有者に酷ではないかという観点ですけれども、今回創設する勧告、命令、代執行制度は、令和二年の土地基本法改正において土地所有者は土地を適正に管理する責務を有する旨が明確化されたことを踏まえ、市町村長が管理不全状態にある所有者不明土地の確...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、初めの第一点の御質問の見直し規定五年についてでございます。  今般の法案につきましては、附則第四条において、施行後五年を目途として改正後の規定についての検討を行い、必要があるときには見直す、そういうふうに定めております。これは、令和三年の民事基本...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) はい。  これらの考え方に基づきまして、いわゆる土地所有権、個人の所有権が絶対的なものであることではないという、いろいろな見解の中で適正に管理されるべきものと、このように考えております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝申し上げます。  今後、本法の施行に当たりましては、審議における委員...全文を見る
05月09日第208回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通省と食料安全保障ということで、やはりそれは物流という観点かと思います。  物流と食料、物流は食料安全保障の観点からも、海上輸送など物流機能の確保が極めて重要であると認識しております。  国際海上輸送につきましては、二〇二〇年後半以降、北米西岸...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、川田委員のいわゆる空き家対策についてのいろいろな御提言、御努力、心から敬意を表したいと思います。  空き家対策として、いわゆるセカンドハウスとしての、また農地としての空き地を利用すべきではないかという御提案でございますが、非常に大きなこれからの流...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 勝部委員御指摘のように、建設資材につきましては、鋼材や木材などの幅広い建設資材において、世界的な需要量の増加や原材料価格の高騰などが原因と見られる価格の上昇、それから資材そのものが入ってこないとか納品の遅延が生じており、こういうことで、一番今大切なのは、...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 地域の公共交通を取り巻く経営環境は、人口減少、少子高齢化の進展など従来からの課題に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大や原油価格高騰などにより一層厳しい状況となっていると認識しております。このため、政府としては、公共交通サービスの維持確保を図るため、政策...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) なぜ観光振興が新型コロナ対策予備費からかという御質問かと思います。  本事業におきましては、コロナ禍に加えて原油価格の高騰等により観光事業者等が大変厳しい状況にあることから、感染防止対策を図りつつ、ガソリン等の燃料に依存しない、環境にも配慮した持続可能...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通省としては、今般の事故を受けまして、二度とこのような悲惨な事故を起こさないという決意の下、小型船舶を使用する旅客輸送における安全対策を総合的に検討するため、海事法制、それから船舶工学等の有識者に参画いただき、知床遊覧船事故対策検討委員会を設置した...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 少子化が進む中で子供を産み育てやすい環境を整備することと、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向け住宅、建築物の脱炭素化を推進すること、この二つはいずれも重要な課題と認識しております。そのため、令和三年度補正予算において、こどもみらい住宅支援事業を創設...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 道路橋の管理を適切に実施していくためには定期点検の質の確保が重要であり、現場で点検を行う技術者が十分な知識と技能を持つことが望ましいと考えております。  このため、国土交通省では、平成二十六年度から、道路橋の点検実務などを担う技術者を確保、育成すること...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 芳賀委員の御提言、ありがとうございます。    〔委員長退席、理事羽生田俊君着席〕  GoToトラベル事業の再開につきましては、旅行者と地域の双方の安全、安心をしっかり確保する必要があり、感染状況がその時点で落ち着いているということが大前提でございま...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 準備という、観光事業者の準備ということも大変重要な視点、観点でございまして、その際にはその準備がしっかりしていただけるような早めのアナウンスということにも努めていきたいと思っております。  御提言本当にありがとうございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 道路の構造を保全し、そして交通の危険を防止するため、一定の重量や寸法を超える車両が道路を通行する場合には、車両や経路ごとに通行許可が必要となります。この通行許可の手続については、可能なものは簡易に手続を行っていただくよう取組を進めております。例えば、工事...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 特殊車両の通行を許可するに際し、幅や重量が大きいなど他の車両の通行に危険を及ぼす可能性がある場合には、交通量の比較的少ない夜間の通行や誘導車の配置、徐行等の通行条件を付けております。  御指摘の通行時間帯の見直しについては、他の交通の安全の確保に影響す...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) トラック運送業は、今、芳賀委員御指摘のとおり、我が国の国民生活や経済活動を支える大変重要な産業ですが、若者等の担い手不足が深刻化しており、労働条件の改善や取引環境の適正化が喫緊の課題だと思っております。  そこで、国土交通省では、改正貨物自動車運送事業...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず最初に、安全管理規程についての御質問についてお答えさせていただきます。  海上運送法においては、運航事業者は、輸送の安全を確保するために遵守すべき内容を定めた安全管理規程を作成し、国土交通大臣に届け出ることとなっております。国土交通省では、届出され...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) ただいま財務省から答弁もありましたとおり、四月二十日に財務省で開催された財政制度等審議会の分科会において、北海道新幹線の札幌延伸工事に関して、工期や事業費の見通しについて速やかに現状を踏まえた分析を行うとともに、必要に応じ今後の工期の柔軟化の検討も行うべ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 委員御指摘のとおり、アイヌの人々が民族としての誇りを持って生活することができ、その誇りが尊重される社会の実現を図ることなどを目的とするアイヌ施策推進法が令和元年五月二十四日に施行されてから、間もなく三年を迎えます。  国土交通省としては、アイヌの人々が...全文を見る
05月10日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、改めて、今回の事故でお亡くなりになられた方々、その御家族にお悔やみを申し上げます。そして、事故に遭難された方々、そしてその御家族にお見舞いを申し上げます。  本日も、海上保安庁では、巡視船艇、航空機等が関係機関と連携して懸命な捜索救助活動を行って...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 水際対策については、感染拡大の防止と社会経済活動のバランスを取りながら政府全体で段階的な緩和を進めているところでございます。  先日五日の岸田総理の外遊中の会見でも、連休後の感染状況をしっかり見極めた上で、六月にも、専門家の見解を踏まえつつ、他のG7諸...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、長浜委員から、過去のいろいろな大きな事故、公共交通機関、大量輸送機関である公共交通機関の事故についてお話がございました。一回一回、一つ一つの事故からいろいろな教訓を学びながら、制度改正、また基準改正、働き方改革等々行ってきたところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 申請受付が終了いたしまして、大阪府と長崎県から出てまいりました。この二か所につきまして、これから委員会におきまして厳正な審査を行っていただきたいと、このように思っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 有限会社知床遊覧船は、昨年五月及び六月に海上の浮遊物への接触や浅瀬への乗り上げを起こしており、事故後に北海道運輸局が特別監査を実施いたしました。  特別監査の結果、北海道運輸局より、運輸局より同社に対して船員による見張りの確実な実施や安全管理規程の遵守...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 知床遊覧船の関係監査書類、それから事業計画の変更の認可や届出書類には、個人情報や他の事業者への監査に影響を及ぼす情報などが含まれている可能性があることから、それらを精査した上で対応を検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 有限会社知床遊覧船に対しては、昨年も国が特別監査を行った上で指導と事後の確認をしてきたところです。しかしながら、こうした取組を行ってもなお今回の事故が発生したことについては真摯に受け止めております。  今回の事案を踏まえ、四月二十五日より全国の旅客船事...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通省においては、海上運送法第十九条の二の二の規定に基づき、輸送の安全にかかわる情報として旅客船事故の情報を整理し、毎年度公表しております。具体的には、行政処分を行った事案については事業者名と事故概要、処分内容を公表するとともに、行政指導を行った事案...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 旅客航路事業者の事故が発生した場合、輸送の安全確保等のため、海上運送法に基づき当該事業者に対する特別監査を行うこととしております。国土交通省では、監査の結果を基に、輸送の安全を阻害している事実があると認めるときは、当該事業者に対し、安全管理規程の違反の程...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今回、昨年、監査、特別監査、そして抜き打ち検査とまでやりながら、しかし結果としてこういう事故を起こしてしまったということは、真摯に、どこに不備があったのかということも真摯に我々受け止めていかなければいけないと思っております。今回、こういう点もこの検討委員...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 先ほども申し上げましたように、結果としてこのような大きな事故になっております。どこが、どこをどうすればこの事故を防げたのかという観点からも今回検証委員会でしっかり検討していただき、改正すべきところ、改革すべきところ、直すべきところは直していきたいと、この...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私もその書類見させていただきましたけれども、今回、運航管理者の資格要件は、先ほど鉢呂委員から御指摘がありましたように、海上運送法施行規則において決められております。それをもうここで申し上げることは省略をいたしますが、御指摘の桂田氏については、運航管理に関...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) この桂田氏、同社が出してきた運航管理者資格証明書によりますと、船舶の運航管理補助を行ってきたということが書かれておりまして、船長の経験ということはこの書類には書かれておりません。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 海上運送法施行規則におきまして、要件の一つに、同等以上の規模の事業における船舶の運航管理に関して三年以上の実務経験という項目がございます。これに該当すると考えたところでございます。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 下水道は、雨水の排除とともに汚水を収集処理するなど、都市の公衆衛生の観点から極めて重要な社会資本でございます。汚水は、都市の地下に網の目のように張り巡らされた管渠を通じて下水処理場に集まってきます。そのような下水道の特徴を生かして、都市域全体の感染状況を...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 四月二十五日から実施している緊急安全点検においては、幅広く安全確保の観点から、全国の旅客船事業者に対して安全管理規程の遵守状況などについて点検をしてきたところでございます。その中でも特に、危険なときには絶対に運航しないという大原則を徹底していくことが重要...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 室井委員の御指摘は、海保が行くのに時間が掛かる、であるならば、いろいろな関係機関と連携して対応できなかったのか、こういう趣旨の御質問かと思います。  海上保安庁では、海難船舶等から海難情報や救助要請を受けた場合、必要な情報収集を行い、直ちに関係機関や漁...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、二点御指摘があったかと思います。  まず、安全管理規程についてでございますが、海上運送法においては、運航事業者は、輸送の安全を確保するために遵守すべき内容を定めた安全管理規程を作成し、国土交通大臣に届け出ることとなっております。  国土交通省では...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) この点につきましても、今回の事故の検証の中で、今回検証し、新しい安全管理の在り方について検討してまいります。その検討委員会で検討してまいります。その対象になると思っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) お尋ねのありました全国の国内旅客船事業の参入状況ですけれども、事業者の数は横ばい傾向にありまして、一九九九年の海上運送法の改正の前後で特段の変化は見られず、規制緩和を行った結果、安全を優先しない事業者の参入が相次ぎ競争が激化したとは考えておりません。しか...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 列車の事故時、非常時に障害者を含む乗客の皆様が安全に避難するということは、安心して鉄道を利用する上で最も大切なことだと思います。  その上で、まずは、今御提案がございました、鉄道局において、全ての鉄道事業者の避難誘導マニュアルの整備状況、避難訓練の実施...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通省においては、海上運送法第十九条の二の二の規定に基づき、輸送の安全にかかわる情報として旅客船事故の情報を整理し、毎年度公表しております。具体的には、行政処分を行った事案については事業者名と事故概要、処分内容を公表するとともに、行政指導を行った事案...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 交通機関の事故の情報を、事故や安全に関係する情報を開示するということは、利用者の視点から、利用者が安心して利用するという観点、そして第三者の監視の目をしっかり光らせるという観点からも非常に重要だと思っております。  そういう意味で、情報開示の在り方につ...全文を見る
05月12日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) ただいま議題となりました宅地造成等規制法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  昨年七月に静岡県熱海市において発生した土石流災害では、多くの尊い生命や財産が失われ、上流部の盛土が崩落したことが被害の甚大化につながったとされて...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 総点検を踏まえ、本年四月、出水期を迎えるに当たり、明らかに災害危険性が高い盛土は出水期までに応急対策を完了すること、それから、詳細調査が必要な盛土については速やかに着手し災害危険性の程度等を明らかにすること、迅速な避難等につながるよう、応急対策が必要な盛...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 本法案の施行前に行われる盛土等に関する工事、いわゆる駆け込み盛土で現行の法律や条例等による規制を受けているものについては、それらを適切に運用することを通じて盛土等の安全性を確保することになるものと考えております。  また、本法案においては、区域指定前に...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今回の、先ほど趣旨説明でも申し上げたところでございますが、このような人命、多くの人命が犠牲になる災害がございました。この、なぜこういう災害が起きたかということを真摯に考え、また、いろいろ有識者の御意見も伺いながら、今回、包括的に、一律にこの盛土を規制する...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 熱海市の土石流災害の発生原因については、その究明のため、静岡県において昨年九月、専門家による検証委員会が設置され、三月末に中間報告が出されたものと承知しております。  この報告書では、一つに、地質・水文調査の結果から、逢初川流域は地下水が流入しやすい環...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 本件につきましては、訴訟が提起されている状況でもございます。原因究明に至っていない段階で発言することは差し控えさせていただき、県、市の検討状況を注視してまいりたいと思います。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 建設発生土の不適正処理の防止のためには、本法案による規制と併せて搬出先の適正を確保することが重要であり、現行の資源有効利用促進法に基づく再生資源利用促進計画制度を強化していくこととしております。  具体的には、元請業者に搬出先が適正であることの事前確認...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 国土交通省では、地方公共団体における大規模盛土造成地の安全対策を速やかに実施させるため、令和四年度までの時限で安全性把握調査に対する交付率を二分の一にかさ上げしております。加えて、地方公共団体との意見交換の場等において積極的に働きかけた効果もあって、令和...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 規制外のエリアに盛土が集中するというようなことがないように、本法案に基づく規制区域の指定に際しては、地形、地質の状況や土地の利用状況等について都道府県等が基礎調査を行い、客観的なリスクを把握するとともに、地域の実情に詳しい市町村長の意見を聴取することとし...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 浜野委員から、悔いが残るというお言葉がございました。まさに結果論ですけれども、もう少し早く手を着けておければという気持ちが、私もそのことは非常によく共有するところでございます。  その上で、それまで国土交通省として頑張ってきたということもちょっと申し述...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 安全を担っていく人材の確保というのは非常に大切だと、このように思います。  この本法案の実効性を確保するためには、御指摘のとおり、盛土の許可などの実務を担う地方公共団体において、必要なノウハウの獲得や人材育成などが重要であると考えております。  この...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、公共工事におきましては、大半がいわゆる利用先をきちっと決めるということで行われており、公共工事においては八六%がしっかり利用先が決まっているという段階でございます。  問題はいわゆる民間工事で、民間工事の場合、発注者がそういうことに詳しくない、今い...全文を見る
05月13日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○斉藤国務大臣 水際対策については、政府全体で進めていることでございます。その上で、いわゆる観光客の受入れについては、先ほど観光庁長官が答弁しましたように、いつ始まってもいいように、しっかり準備を進めているところでございます。  それ以上の具体的なことについては、いつかというの...全文を見る
○斉藤国務大臣 大臣の思いということですが、できるだけ早く再開したいというのが正直な私の思いでございます。ただ、感染状況が落ち着いて、旅行する方も、また受け入れる方も安心する、安心してGoToキャンペーンを実施していくということが大前提でございます。  現時点における感染状況に...全文を見る
○斉藤国務大臣 新たなGoToトラベル事業開始後の実施期間につきましては、関係団体や関係者から、できるだけ長期間続けてほしい、これまでのダメージが非常に大きかったので、それを回復するに十分な期間続けてほしいという強い要望をお受けしていることは事実でございます。  そういう御要望...全文を見る
○斉藤国務大臣 交通運輸それから観光の分野におけるカスタマーハラスメントについて、先ほど審議官が答弁しましたように、まだまだ多くの課題があるという、また非常にシビアな現実があるということも、私、認識しておりますし、報告も受けております。非常にこれは重要な、働く方々にとって、安心し...全文を見る
○斉藤国務大臣 率直に言って、大変遅れているというのが率直な感想でございます。  水素は、燃料電池車、また水素燃料で内燃機関を動かすという研究開発も日本のメーカーでされております。そういう意味で、水素はこれからのカーボンニュートラル社会の一つの主役です。そういう中にあって、この...全文を見る
○斉藤国務大臣 燃料電池車、また水素を使う交通体系というのは、一つはカーボンニュートラルを実現するための柱になると思いますし、もう一つは、日本を支えている産業である自動車産業が未来にわたってリーディング産業であり続けるという意味でも大変重要なことだと思っております。  今日、古...全文を見る
○斉藤国務大臣 風力、そして、特にその主流を占める洋上風力については、世界におけるこれまでの実績からして、まさに再生可能エネルギーの切り札になるもの、このように認識しております。  その上で、国土交通省としての役割ですけれども、これまで、港湾区域及び一般海域において発電事業者に...全文を見る
○斉藤国務大臣 首都直下地震では、資産等の被害や経済活動への影響が九十五・三兆円に上るなど、甚大な被害が想定されております。  このため、現行の国土形成計画では、首都直下地震や南海トラフ地震等による被害を最小化し、迅速な復旧復興を可能にする観点から、東京圏に集中する人口及び諸機...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、政府委員が答弁しましたように、今、国会の議員立法、この議員立法が生きている状況の中で、今、国会で中心に議論が進められている、このように認識しておりまして、我々、その議論に、国土交通省としては、先ほど申し上げた危機感を持って参画していきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 その補助金云々という話もございますけれども、先ほど申し上げましたように、現在、国土交通省で進めております新しい国土形成計画の議論においては、まさにこの東京一極集中をいかに是正するかということが一番大きなテーマでございます。  私自身、地方で生まれて地方で育って、...全文を見る
○斉藤国務大臣 私もこの第一回の検討会議に参加させていただき、全員の御意見をお伺いいたしました。  これから、先ほど海事局長が申し上げましたとおり、かなり多岐にわたる議論がございます。しかし、その一つ一つについて、一週間に一遍はこれから会議を開いていきたいという座長のお考えのよ...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回事故を起こした知床遊覧船は、昨年五月と六月に海上の浮遊物への接触や浅瀬への乗り上げを起こしており、事故後に北海道運輸局が特別監査を実施しております。特別監査の結果、昨年七月、この会社に対して指導を行い、昨年十月には、北海道運輸局職員が、事前の連絡なく抜き打ちで...全文を見る
○斉藤国務大臣 外交ルートを通じて、きちんと要求をしていきたいと思っております。
○斉藤国務大臣 まず第一点目の、到着に時間を要した理由でございますけれども、ヘリコプターからのつり上げ救助等を行う要員を同乗させる必要があったことに加え、悪天候が重なり、航空機等の現場海域の到着に約三時間を要する結果となりました。  それから、関係機関との連携強化でございますけ...全文を見る
○斉藤国務大臣 まずは、地元の漁船や観光船の方々には、事故発生の翌日から長期間にわたり行方不明者の捜索に御尽力いただき、深く感謝を申し上げたいと思います。  一般的に、海難救助については、古くからシーマンシップに基づく相互扶助の精神にのっとり行われており、本件捜索に当たっている...全文を見る
○斉藤国務大臣 充実させていきたい、このように思っております。
○斉藤国務大臣 船と陸上事務所との間で常時連絡可能な状態にあったか否かについては、日本小型船舶検査機構が、四月二十日に船舶安全法に基づく中間検査を実施した際に確認していますが、事業者から無線設備を携帯電話に変更したい旨申出があり、陸上との間で常時通信できるとの申告を受けたこと等か...全文を見る
○斉藤国務大臣 カズワンの携帯電話では実際に通信できなかったと推測されることから、日本小型船舶検査機構の検査方法は十分ではなかった、このように考えております。  そのため、五月九日に、機構に対し、携帯電話に関する検査方法の改善を指導し、速やかに改善されたところでございます。 ...全文を見る
○斉藤国務大臣 駐車環境の改善は、トラックドライバーの疲労回復という意味でも大変重要だと思っております。  まず、高速道路についてですが、高速道路の休憩施設については、二〇二一年度末時点で、NEXCO三社が管理する全国八百二十八か所の休憩施設には駐車升が約八万台分ございますけれ...全文を見る
○斉藤国務大臣 国土交通省では、貨物用の荷さばき駐車スペースについて、平成六年に標準駐車場条例に追加しました。これを踏まえ、それぞれの地方公共団体において、その地域の実情に応じて、駐車場法に基づく附置義務条例に荷さばき駐車施設の附置に関する条項を設けているところでございます。 ...全文を見る
○斉藤国務大臣 荷さばき駐車スペースの確保に当たっては、附置義務駐車場条例の制定に加えて、例えば、路肩への貨物車用駐車升の確保や、地区での共同荷さばき駐車施設の整備など、地域の実情に合わせてきめ細やかな対応が必要と認識しております。  国土交通省としては、まちづくりと連携した駐...全文を見る
○斉藤国務大臣 地震時等に大規模火災が発生する危険性の高い密集市街地の整備改善を進め、安全性を確保することは大変重要な課題でございます。  このため、二〇〇六年に策定した住生活基本計画において、約八千ヘクタールの重点的に改善すべき密集市街地について、二〇一一年度までに最低限の安...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず初めの、この目標が二〇三〇年までに実現可能なのかという御質問でございますけれども、密集市街地の解消に向けては、地権者の合意形成や建て替え意欲の醸成をいかに図っていくかが課題となっております。  密集市街地の整備改善の必要性などの理解促進に資する防災マップの作...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、市村委員の方から、手心という言葉、それから、地元の名士であったから、それに対しての忖度ということでしょうか、そういうことがあったのではないかという御質問でございます。  確認をしましたところ、検査それから監査は厳正に行われており、そういうものは一切なかったと...全文を見る
○斉藤国務大臣 前回の法案審議の際、御党の山本議員から大変熱のこもった質問をいただいたところでございます。  航空分野におけるカーボンニュートラル、まさにSAFが成功するかどうかに懸かっておりますし、また、日本の航空業界が生き残っていけるかどうかということについても、まさにSA...全文を見る
○斉藤国務大臣 いろいろな御意見がございます。今回の休日割引につきましても、審議会では、混雑緩和のために、いわゆるゴールデンウィークとかお正月とかお盆とか、そういう繁忙期では休日割引は必要ないのではないかというような御意見も、答申がございます。そして、観光事業の方からは、平日、平...全文を見る
○斉藤国務大臣 関西三空港につきましては、御地元の経済界や自治体において関西三空港の在り方について議論することを目的として設置された関西三空港懇談会における平成十七年十一月の合意に従いまして、この合意というのは、まず、関西空港は西日本を中心とする国際拠点空港であり、関西圏の国内線...全文を見る
○斉藤国務大臣 これまで風力発電、また洋上風力、また、いわゆるファームという観点から研究されてこられた市村委員に敬意を表したいと思います。  日本独自の視点として、いわゆる風力発電だけではなく、洋上風力ファームとしていろいろな再生可能エネルギー源を組み合わせていく、そこに日本の...全文を見る
○斉藤国務大臣 海上運送法に基づき事業者が作成する安全管理規程においては、運航を中止すべき気象や海象の条件を定めた上、これに該当するおそれがある場合には出航を中止しなければなりません。  有限会社知床遊覧船の安全管理規程における運航基準においては、発航、航路に出発する発航前にお...全文を見る
○斉藤国務大臣 ルールを守っていれば、仮に事故が起きたとしても最悪の事態は防げた、ルールを守っていれば防げた、このように思います。
○斉藤国務大臣 有限会社知床遊覧船に対しては、昨年の遊覧船カズワンの二度の事故を受け、北海道運輸局において、昨年六月に特別監査を実施し、七月に安全管理規程の遵守等の指導を行うとともに、その後、十月に、同局職員が、同社の本船及び事務所を事前通告なしで抜き打ちに訪問し、改善内容につい...全文を見る
○斉藤国務大臣 情報開示ということかと思います。  先ほど海事局長が答弁を申し上げましたとおり、このカズワンの事故についてのいろいろな情報については、きちんと公表していきたいと思っております。  今、御質問は、いわゆる旅客船事業全体の情報開示ということかと思いますけれども、国...全文を見る
○斉藤国務大臣 まさに利用者の選択の観点、それから、社会一般からの監視の観点からも情報公開は必要だ、このように思います。
○斉藤国務大臣 船舶それから事業者、これは事海だけに限らないと思いますけれども、事故情報等をしっかり開示することは、利用者が安心してその機関を利用するという観点、それから、第三者の目を光らせるという観点から非常に重要だと思っております。  どういう情報開示の在り方が最もふさわし...全文を見る
○斉藤国務大臣 優良認証マークがいいんじゃないかというたがや委員の御提案、昨日聞きまして、ううんと、私も一つのアイデアだなとうなったところでございますけれども、それも含めまして、今回の事故検討委員会で議論をさせていただきたい、このように思っております。
○斉藤国務大臣 懐かしいディスカバー・ジャパン、山口百恵さんが歌を歌って、今でもそれを見るとあのときのメロディーが頭の中によみがえってきますが、そういう一つの大きな機運を盛り上げるのに、そういうキャンペーンは非常に有効だと思います。
○斉藤国務大臣 高速道路の深夜割引は、一般道の沿道環境を改善するため、交通容量に余裕のある高速道路の夜間利用を促進することを目的として、平成十六年に導入されました。  具体的には、深夜時間帯の零時から四時の間にETCを利用してインターチェンジを通過した車両について、高速道路の走...全文を見る
○斉藤国務大臣 ただいま議題となりました脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  二〇五〇年カーボンニュートラル及び二〇三〇年度温室効果ガス四六%排出削減の実現に向け、我が国の...全文を見る
05月16日第208回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 社会資本整備の持続性について御質問いただきました。  政府においては、防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策の二年目としての予算等を令和三年度補正予算で確保するとともに、令和四年度当初予算についても前年度を上回る公共事業予算を確保したところでご...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 我が国は、頻発する災害に対処しながら経済発展を遂げてきた歴史があり、水災害や地震等に対する経験、ノウハウの蓄積がございます。一方、近年、世界的にも災害が頻発化、激甚化しており、気候変動への対応が国際的に重要な課題となっております。とりわけ、開発途上国から...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 令和二年七月豪雨で甚大な被害を受けた球磨川については、私も昨年十一月、八代市から人吉市までの区間の災害発生現場を訪れまして、至る所で家屋が浸水、倒壊し、また道路橋、鉄道橋も流失するなど、改めて被害の甚大さを実感し、被災地の復旧復興、そして災害に強い国土づ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 令和二年度の会計検査において、航空局が保有する一部の可搬形電源設備につき、地震等に十分耐え得る状態で保管されていないとの指摘がございました。  可搬形電源設備は、地震等の電源障害時においても航空保安施設等に電源を供給するために非常に重要な施設であり、東...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 竹内委員御指摘のとおり、ホームページを通じた情報提供等は本当に住民の命を守るために重要であると認識しております。  これまで、気象庁ホームページや川の防災情報サイトについて、通信回線やサーバーの増強、ウエブサーバーへの負荷の軽減などのシステム改良により...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 町づくりにつきましては、住民に最も近い市町村が主体的に行っていただくものである一方、政府全体の政策意義に沿ったものについては一定の割合で国から市町村への支援を行っているところです。  このような趣旨から、市町村が実施する町づくり、先ほどの赤川の川辺の公...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず初めに、今回の事故によりお亡くなりになられた方、またその御家族に心よりお悔やみを申し上げたいと思います。また、今回の事故に遭遇された方々とその御家族に心からお見舞いを申し上げます。  鈴木委員におかれましては、現地対策本部訪問をしていただき、関係者...全文を見る
05月19日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 技術的基準につきましては、今後、地盤工学等の有識者による検討会により検討することとなります。  また、現行の宅地造成等規制法についても、地盤や地下水等の条件に応じた防災施設の安定性の判断等が可能となるよう千ページを超える解説を作成しており、本法案につい...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 建設発生土については、まずは同一現場内や工事間での利用を進めることが重要です。その上で、利用されない建設発生土についても、指定利用等を進め、指定された受入れ地に係る運搬費、処分費の適正な計上を徹底するとともに、引き続き、国土交通省等の公共事業において運搬...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 盛土等に伴う災害の防止のためには、本法案に基づく規制に加えて、宅地や森林、農地等の土地利用目的に応じた規制、それから廃棄物処理における規制など、広範な行政分野における相互の連携が不可欠になると、このように思います。  このため、関係省庁と連携して通知を...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今回事故を起こしたような小型旅客船は、船舶安全法に基づき、救命設備として、救命胴衣に加え、救命浮器又は救命いかだのいずれかを備え付ける必要があり、KAZUⅠには救命浮器が備え付けられておりました。  この救命浮器は、水中につかった状態で周囲のロープをつ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今回このような事故が起きて、今回いろいろな国土交通省として監査、特別監査、また検査等行いながらこういう事故が起きてしまったことに対して、これを大変重く真摯に受け止めております。  どういうところが足らなかったのかということを反省し、再発防止に全力を挙げ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、特別監査、これは国土交通省として行うべき特別監査、しっかり行い、どういうことが起きたのかしっかり明らかにして、再発防止策、全力挙げたいと思っております。  先ほど海保長官が、これは捜査、捜査というのは警察権ということになりまして、開示できない情報も...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 盛土の総点検につきましては、昨年八月に関係府省から都道府県に依頼し、本年三月十六日時点において全国で約三万六千か所の盛土が抽出され、それらのほぼ全ての盛土について目視等による点検が完了しました。このうち、必要な災害防止措置が確認できない、許可、届出等の手...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 建築物の分別解体の徹底ということは非常に重要な課題でございます。  建設廃棄物の再資源化を促進するため、建設現場パトロールを実施してきているところです。実施に当たっては、国土交通省、環境省及び厚生労働省が連携して地方公共団体に要請し、建設リサイクル担当...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まさに、国、県、市が一体的に取り組む必要があるというのが今回の法案の趣旨の一つでもございます。そのために、今回、いろいろな会議体を設けたり人事交流も行ったり、一体となって取り組む、そういう体制で取り組んでいきたいと思っております。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) まず、最初の部分について私お答えし、後半の分については総政局長答弁させていただきます。  盛土の総点検において必要な災害防止措置が実施されていないことが判明した大規模盛土造成地、住宅の造成地として現時点で把握できている箇所は九か所ございます。この九か所...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 野田委員御指摘の検討会、大規模盛土造成地防災対策検討会では、今後の宅地防災対策として国が取り組むべき施策の方向性が示されました。また、そのほか、更なる課題として、激甚化する水災害を踏まえた今後の対応方法についても検討を進めていくことが望まれているとの報告...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 総点検の結果、点検項目のいずれかに該当する約千百か所の盛土等については、都道府県等において必要に応じて応急対策を実施するほか、詳細調査等により崩落の危険性を確認し、盛土の撤去、擁壁設置等の抜本的な安全対策を早急に講ずる必要がございます。  このため、本...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 建設発生土の不適正処理の防止のため、本法案における規制と併せて再生資源利用促進計画制度の強化を図ることとしております。その中で、元請業者が実際に搬出されたことを受領書等で確認するとともに、これらを記録、保存することで一定のトレーサビリティーを確保する仕組...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 検証委員会の最終報告においては、断固たる措置がとれていなかったこと、それから、県と市、関係部局の連携が不十分であったことなどが指摘され、行政の対応は失敗であったと厳しく指摘されたと承知しております。  国土交通省としても今回提起された課題は大変重要であ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 私もこの報告書読ませていただきまして、失敗の本質の所在として、最悪の事態の想定の失敗、それから初動全力の失敗、断固たる措置をとらなかった行政姿勢の失敗、それから組織的な対応の失敗、このように大変厳しい評価がございまして、この報告書、我々、行政に責任を持つ...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 中間処理業者の実態把握については、これまでは主に建設業者を通じて聞き取り等を行ってきたところですが、今後は更なる実態把握のため、自治体がリストアップしているストックヤード事業者や土質改良プラント事業者、それから建設発生土に関わる事業者団体やその加盟事業者...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) チャンスを捉えて見に行ってみたいと思います。
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今、議論が、長橋局長からさせていただきましたように、いろいろな課題がございます。その課題をしっかり検討しながら、どうすればトレーサビリティーの精度を向上させていけるか考えたいと思います。  先ほどもちょっと答弁させていただきましたが、いろいろな今試行を...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 今の御質問の御趣旨は、発生者に最終的に最終処分までの責任を持たせるべきではないかと、そういう趣旨の質問かと承りました。  建設工事の発注者は個人の施主も含めて様々であることから、建設発生土については、専門的知識を持ち、建設工事の施行全体に責任を持つ元請...全文を見る
○国務大臣(斉藤鉄夫君) 宅地造成等規制法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝申し上げます。  今後、本法の施行に当たりましては、審議における委員各位の御意見や、ただいまの附帯決...全文を見る
05月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○斉藤国務大臣 こどもみらい住宅支援事業の意義でございますが、一つはカーボンニュートラルを目指して住宅の省エネ化を進める、それから二つ目に若者夫婦世帯そして子育て世帯を支援する、そして三つ目に価格高騰対策としてしっかり経済を下支えする、これが意義ではないかと思います。  現在、...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回の予算委員会で初めてのこの件に関しての答弁となりますので、私も、今回、お亡くなりになられた方々、そしてその御家族に改めてお悔やみを申し上げますとともに、また、事故に遭遇された方、その御家族に対して心からお見舞いを申し上げます。  国土交通省としても、今、海上...全文を見る
○斉藤国務大臣 海上保安官が三人乗っておりました。
○斉藤国務大臣 サルベージ事業者によりまして帯の張り具合をずっと見ていたということでございますが、常時監視していなかったということでございます。
○斉藤国務大臣 今はとにかく引揚げに全力を挙げておりますが、しかるべきときにはきちんと検証したいと思っております。
○斉藤国務大臣 五月十三日の衆議院国土交通委員会におきまして、城井委員から海難救助体制の空白域の解消について政策提案をいただきました。  私としても、迅速な海難救助体制を構築し、空白域をなくしていきたいと考えておりまして、海上保安庁において、海難救助体制の在り方に関し、航空基地...全文を見る
○斉藤国務大臣 先日、国土交通委員会で城井委員から御提言をいただきました。  答弁の前に、まずは、地元の漁船や観光船の方々には、事故発生の翌日から長期間にわたり行方不明者の捜索に御尽力いただき、深く感謝を申し上げます。  先ほどの件でございますが、先日も答弁させていただいたと...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回の原油高騰対策の一環として、航空機燃料が追加されました。その内訳は今、経産大臣から話があったとおりでございます。  これに加えまして、我々としては、これまでも、業種横断的な雇用調整助成金や、また空港使用料の減免など、様々な形で踏み込んだ支援を行い、令和四年度...全文を見る
○斉藤国務大臣 今御答弁申し上げましたように、今後の状況をよく注視しながら、適時適切に対応していきたいと思っております。
05月27日第208回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○斉藤国務大臣 この落下による影響でございますけれども、落下した船体をサルベージ事業者の水中カメラにより確認したところ、船底を下に着座しており、手すりが船体から外れた状態である以外に目立った損傷は認められないとの報告を受けております。また、船体のつり上げ前には、サルベージ事業者が...全文を見る
○斉藤国務大臣 小型船舶協議会会長の業務経験は、海上運送法に基づく安全統括管理者及び運航管理者のいずれの要件も満たすものとは考えておりません。
○斉藤国務大臣 昨年の特別監査におきましては、そこの書類にありますように、三年の経験があるといって提出をしてきたものでございます。
○斉藤国務大臣 今般の事故を受けて、北海道運輸局が四月二十四日から実施した特別監査において、桂田氏は運航管理の実務の経験がほとんどなかったこと、そして、有限会社知床遊覧船は、同氏が運航管理者の資格要件に該当しないにもかかわらず、該当する旨の虚偽の届出を行ったことが確認されておりま...全文を見る
○斉藤国務大臣 細かいことですので、私がお答えさせていただきます。(発言する者あり)内容については。  昨年七月二十日に、北海道運輸局から改善指導文書を有限会社知床遊覧船に発出した後、同社担当者から、改善報告書を作成した経験がないため記載の仕方が分からない旨の電話相談があったと...全文を見る
○斉藤国務大臣 御指摘の経緯につきましては、北海道運輸局の担当者は、知床遊覧船の担当者から、今後も勉強会を開催するなど安全教育を実施していくことを社内で確認した旨の説明を受けたことから、七月二十一日に送付した報告書のイメージに計画表を作成した旨を記載しましたが、同月二十八日に知床...全文を見る
○斉藤国務大臣 昨年十月の抜き打ち検査で本船及び事務所を訪問した際、勉強会の記録については、事務所の書類を管理している担当者が不在であったため、確認できておりません。これにつきましては、事業者への更なる確認や指導が十分にできていなかったと認識しており、これを真摯に受け止め、監査の...全文を見る
○斉藤国務大臣 以降、確認しておりません。
○斉藤国務大臣 はい。お知らせ申し上げておりますし、今日、第三回目の委員会を開催いたしますが、そこに提出をして議論いただきたいと思っております。  今回の件、国土交通省、二度の監査、また抜き打ち検査をやってなお見抜けなかったということについては、大変これを重く受け止めておりまし...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、今日の検証委員会でお渡しをするということになっております。
○斉藤国務大臣 訂正させていただきます。  昨日お渡しをいたしました。
○斉藤国務大臣 具体策ですので、私の方からお答えさせていただきます。  コロナウイルスの流入リスクが低い国、地域からの外国人観光客につきましては、まずは、旅行代理店等を受入れ責任者とする添乗員つきのパッケージツアーに限り、六月十日より受入れを開始することとし、その旨を昨日発表い...全文を見る
06月01日第208回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○斉藤国務大臣 御指摘の職員が遡及改定検討会議の事務局に参加していたことにつきましては、報道で知りました。  この検討会議におきましては、国土交通省の職員は、専門家である委員の先生方の指示の下で、調査票の精査やデータベースの作成といった膨大な事務作業を行ったと聞いております。そ...全文を見る
○斉藤国務大臣 国土交通省としては、報告書に基づいて、今年の秋頃までに遡及改定を実施し、結果を公表することにより、統計の信頼回復を図ってまいりたいと思います。
○斉藤国務大臣 その新聞報道が出るという、こういう形で出ましたということをまず最初に知って、その新聞報道を見たということでございます。  ただ、先ほど、いわゆる私自身がこの遡及改定検討会議立ち上げを指示いたしました。これは、あの不適正な処理で失われた統計に対しての信頼性を回復さ...全文を見る
○斉藤国務大臣 全体として適正な運営が確保されたものと思っております。
○斉藤国務大臣 この運航記録におきまして、我々、現地の運輸局が、きちっと出しなさい、出航するかどうか判断するための記録をきちっと出しなさいということで出してきた、指導して出してきたものです。それに対して同じ数字が記されていた。そこを、確かに不自然だと思います、その不自然さを気づか...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回の立ち上げた検討委員会では、先ほど総理からありましたように、中立性、公正性、客観性が確保されているものと認識しております。  同様の例としては、平成二十八年一月に長野県軽井沢町で発生したスキーバス事故の際も、省内に、弁護士、消費者団体等の様々な分野の有識者か...全文を見る