斉藤鉄夫

さいとうてつお

比例代表(中国)選出
公明党
当選回数9回

斉藤鉄夫の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○斉藤(鉄)小委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。きょうは、高橋先生、大変ありがとうございました。私は、国会と内閣の関係、それから二番目に首相公選制、三番目にメディアのあり方ということで、三点、質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点目ですけれども、これは先ほどの松沢...全文を見る
○斉藤(鉄)小委員 それでは、二点目ですけれども、実はこの夏、憲法調査会で海外視察をし、イスラエルへ行きました。イスラエルは首相公選制を実行し、失敗ということでまたもとに、議院内閣制になりましたけれども、その実情を見てきたわけです。  民意の反映、集約というその二つの事柄を、国...全文を見る
○斉藤(鉄)小委員 ありがとうございました。  最後、三番目の質問なんですけれども、先生の著書の中にも、国民内閣制的運用、この三つの要素は、国民と内閣もしくは国会及びメディアだ、このような表現もありました。  国民が、今政治で何が論じられ、何が問題なのかということを認識するの...全文を見る
○斉藤(鉄)小委員 ありがとうございました。
○斉藤(鉄)小委員 私は、きょうの参考人質疑、議論の中で一番印象的でしたのは、内閣と国会の関係が、当初憲法を制定していたときに想定していたもの、そのときの設計図から、価値観の多様化等いろいろな世の中の変遷を経て、現在変わってきたと。当初は、国会が法律をつくり内閣がそれを執行すると...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  きょう、私は、文化芸術政策と科学技術政策の二点について質問をさせていただきたいと思います。  昨年秋の臨時国会で、きょう御出席の委員会の皆様にも御審議いただいて、文化芸術振興基本法が成立をいたしました。私は、科学技術と文化芸...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 よろしくお願いいたします。  この文化芸術振興基本法の中に、二つの形の支援というものが書かれております。一つは、財政支援でございます。よくフランス型と呼ばれておりますけれども、国が一たん国民の皆さんから税金をいただいて、その税金を国が文化芸術支援として配るとい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この三十一条は国会の意思でもございますので、当局もぜひそれを踏まえて頑張っていただきたいと思います。  次に、科学技術振興策について質問をさせていただきます。  大臣の所信、読ませていただきました。科学技術振興につきましては、その最初に、科学技術基本計画を踏...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の質問とちょっとダブるかもしれませんけれども、この戦略的重点化、二つの大きな柱のうちの一つ、戦略的重点化、それは、競争的資金というものを拡充していきます、このように書いてございます。公募して、アイデアを競って、これはという研究にお金を重点的に投入する。このこと...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、こういう理解でよろしいでしょうか。多様な基礎研究と大臣所信の中にございます。それは、戦略的重点化というところでくくられてはおりますが、実際の資源配分等はボトムアップで、ある畑の一部に集中的に栄養をやるという方式とは別に、畑全体に有機肥料をまく、水をまく...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 よくわかりました。  それから、戦略的重点化ということについてもう一つ質問させていただきますが、第二期の科学技術基本計画、約一年前にできたわけですが、このときから、ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテク・材料、この四項目が含まれておりまして、今回の大臣所信...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは次に、もう一つの柱、科学技術システムの改革という方に入っていきたいと思います。  大臣所信の中に具体的に三つ、こういうことで科学技術システムの改革をやっていきますというふうに書いてございまして、一つが、研究開発に係る評価システムの充実、まあ評価をやりま...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今お答えいただいた一つ一つにまたちょっといろいろ追加の質問をしたいのですが、ちょっと時間がありませんのでそのまま行きますけれども、評価をして、それを次の資源配分に役立てる。これはぜひ、大変難しいと思いますけれども、試行錯誤でも結構ですから、スタートしていただきた...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 御努力をお願いします。  次に、原子力や宇宙等の国家プロジェクトについて質問をさせていただきます。  原子力につきましては、いわゆる発電等の産業については経済産業省、それから研究については文部科学省というふうに昨年の省庁再編で整理をされたところでございますが...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 大変力強い加納政務官の初答弁でございました。私も全く同感でございます。  では、それに関して、二つ。  一つは、端的にお伺いします。「もんじゅ」がとまったままです。高速増殖炉というのは、今、日本だけが研究を進めておりまして、私は、この研究がある一定の段階に達...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 各家庭の天井についているあの煙感知器にすべて管理者を置けというようなことのないように、よろしくお願いいたします。  それから、最後に宇宙開発についてお伺いします。  H2A一号機、二号機打ち上げ成功は、大変喜ばしいことだと思っております。その前のH2の五号機...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。
03月01日第154回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○斉藤(鉄)分科員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  扇大臣、きょうは、大臣にぜひ聞いていただきたいという思いがございまして分科会を申し込みました。ちょっと細かい話かもしれませんけれども、今、中央対地方ということが言われておりますが、これは、首都圏の中の中央対地方の問題、結構本...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 ニュータウン事業については余り研究成果というのはないんですけれども、大妻女子大学の福原正弘教授が一貫してニュータウンについて研究を進められておりまして、例えば「甦れニュータウン」とか、こういう著書もございます。  その方が、いろいろな研究をされているんですが...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 北総線の中での努力、これは、北総開発鉄道、その努力はもうかなり限界に来ておると思います。問題は、京成線の中。京成線の中では、先ほど言いましたように、朝の五本しか優等列車を設けてない。あとは、下りについてはすべて各駅でございます。そういうことで、京成の中での表定...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 この問題についてはあれしませんけれども、技術的に可能だと思いますので、ぜひ検討を進めていただくようにお願いをいたします。  それから、八広駅の追い越し施設が完成いたしました。パンフレットも、建設省と京成電鉄の共同事業ということでございますが、これには大きな公...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 ですから、そのダイヤを編成する技術上の余裕ができましたので、ぜひお願いをいたします。  それから次に、運賃の話なんですが、実はこれが本当にまた深刻でして、細かい話は省略をいたしますけれども、例えば、同じ距離、どういう運賃になっているかといいますと、定期券でち...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 そういうことで、この千葉ニュータウン事業、これまでたくさんの国費も投入されてきました。しかし、まさにこの事業、もう町がこのまま存続できるかどうか、棄民がふえるか、町を捨てる人たちがふえるかという瀬戸際、そのかぎをこのアクセス鉄道が握っている、このように考えるわ...全文を見る
○斉藤(鉄)分科員 今の大臣のお言葉を千葉ニュータウンの住民の方にお伝えします。  ありがとうございました。
03月14日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第2号
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○斉藤(鉄)小委員 公明党の斉藤鉄夫です。  私、先生にまず最初に聞こうと思っていたこと、今、島委員の最後の質問と重なってしまったんですけれども、もう一度、三権分立と、憲法四十一条の「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」という、この条文との関係についてお...全文を見る
○斉藤(鉄)小委員 国会と内閣の関係性についてもう一問聞かせていただきますが、両院制、二院の役割分担をという先生のお話でしたけれども、これをもう少しお話しいただきたいと思います。  衆議院と内閣については、不信任決議権と解散権、そういうそれぞれ相対している緊張関係があるわけです...全文を見る
○斉藤(鉄)小委員 最後に、首相公選制についてお伺いします。  昨年の夏、憲法調査会でイスラエルに行ってまいりました。首相公選制を実行し、今は廃止いたしましたけれども、いろいろな方から意見を聞いてまいりました。たくさんの方が、先生おっしゃっているように、政党政治の死を意味すると...全文を見る
○斉藤(鉄)小委員 前回の高橋先生、今回の山口先生、お話をお聞きして、お二人に共通しているのは、さっき山口委員もおっしゃいましたけれども、内閣と国会の関係において、内閣統治論といいましょうか、最終的には内閣が、決してそうではないと山口先生はおっしゃいました。国会は国権の最高機関で...全文を見る
04月05日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  先日、新聞報道ですけれども、文部科学省がヒト万能細胞の、いわゆるヒトES細胞と呼ばれているものですけれども、研究について、これを承認したという記事が出ておりました。すなわち、京都大学の再生医科学研究所が出していた万能細胞の研究...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 よくわからなかったんですけれども、我が国でヒトES細胞を樹立する意義、研究する意義というのは、私の理解では、まず第一義的には、この研究が非常に医学的に有用なものであるということなのではないんでしょうか。  例えば半身不随の方、脊髄の中の神経細胞が壊れているわけ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この専門委員会、特定胚及びヒトES細胞研究専門委員会、今局長から、かなり悩んで議論があったというお話でしたけれども、主な論点、どんなところが一番議論の中心になったのか、いろいろあったんでしょうけれども、端的に教えていただければと思います。
○斉藤(鉄)委員 わかりました。  使用されるヒト受精胚が、いわゆる生殖医療の現場で実際に使われないと確定した、つまり胎内に戻されることがないと確定された受精胚が、受精卵が使われるということでございますので、人のプライバシーの問題等、またその提供される御両親のインフォームド・コ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 厳格な手続、これは私も賛成ですけれども、樹立までは確かに、受精卵を破壊するということで生命倫理上の問題がある、厳格でなければならない、わかるのですけれども、ある意味では、樹立された後については、そこまで厳格でなくてもいいのではないかというふうな気がしないでもない...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その点についてはよくわかりました。  ドイツやフランスは、ES細胞の樹立そのものは認めていないが、しかし、樹立した株を輸入してきて研究をするということは計画があるようでございます。一番難しいところをちょっと国内ではパスしようかな、ちょっとひきょうだなという面も...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 済みません。ちょっと細かいことですが、国内は無償ですが、海外からの場合は無償ですか、有償ですか。
○斉藤(鉄)委員 ずっと政府参考人の方に答えていただいたわけですが、大臣もしくは副大臣、今回のES細胞の承認というのは、生命科学研究上の我が国の大きなステップだと思っております。このことに対して、文部科学省の責任者として、今後どのような決意で取り組んでいかれるか、お伺いいたします...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、ちょっとまだ時間がありますので、テーマを変えまして、地雷除去技術に関する研究開発について、その取り組みについてお伺いします。  アフガニスタンの復興支援におきまして、アフガニスタン復興支援国際会議の開催を初めとして、我が国は、これまで主体的かつ積極的...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ぜひ御努力をいただきたいと思います。  最後に一点、地球温暖化対策について、文部科学省の努力についてお伺いします。  京都議定書の批准、いよいよ迫ってまいりました。物すごい不平等条約だという意見もございますが、日本が率先してやらなくてはいけない、私はこのよう...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。ありがとうございました。
04月10日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  法案の内容について直接議論する前に、日本の有料道路制度ということについて少し考え方を確認しておきたいと思います。  私、アメリカで生活をしたことがあるんですが、アメリカでは自動車専用高速道はほとんど無料だったと記憶しておりま...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 一言で言うと、お金がなかったのとモータリゼーションの爆発的な進展ということかと思います。  そういう日本の置かれた事情の中で、ある意味で有効にこの有料道路制度が、また高速自動車専用国道制度が運用されてきたわけですが、なぜここに至って行革の対象となり、見直しが行...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 非常に我が国を取り巻く状況が変わってきたということのようでございますが、一番最初に、私の問題意識は、私はアメリカしか知りませんけれども、あの国は、高速道路といえども国民の共通のインフラであって、これは公が責任を持って整備するという考え方でありました。日本はそうで...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いろいろな制度、無料、有料、それから民間主体、公共主体、さまざまな手法があるのはわかりましたけれども、そういう中でそれぞれ国はどのような役割を果たしているのか。今の答弁の中にあったのかもしれませんけれども、もう一度国の役割についてお伺いいたします。
○斉藤(鉄)委員 かなりの情報量をばっと短い時間におっしゃったのでよくのみ込めていないんですけれども、要するにかなり国が関与している、こういう理解でよろしいんですか。
○斉藤(鉄)委員 外国の状況はよくわかりました。  石原大臣にお伺いいたします。  私の理解では、国の高速道路を含めた基幹道路の全体の枠組み、この全体の枠組みについては、国土交通省の国土開発幹線自動車道建設会議、国幹会議と呼ばれているそうですけれども、この国幹会議が決める、こ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ちょっとよくわからなかったんですけれども、別の角度から同じ質問を、石原大臣と国土交通省佐藤副大臣にお伺いしたいと思うんです。  今回の新しい委員会では、新しい組織と採算性の確保について議論をするということでございました。ということは、新しい組織が担うのは採算性...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 石原大臣にお伺いします。  閣議決定の中に、特殊法人等合理化計画ですけれども、償還期間は五十年を上限ということになっております。この償還期間後はもう国民全体のインフラである、こういう考え方に立って、民営化された組織から切り離されて、切り離されるかどうかわかりま...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 よろしくお願いします。  次に、この委員会で議論する内容ですけれども、道路四公団にかわる新たな組織及びその採算性の確保について調査審議するということになっております。  先ほどの議論ともちょっと重なりますが、具体的に何を議論するのか。民営化の対象、これ以上だ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、国民生活に直結した重要で広範な議題をテーマにする委員会でございます。国会同意人事というのは、まさに国民生活に直結した重要で広範な議題をテーマとする審議会については国会同意とするというのが国会同意の定義でございますので、今回、国会同意にしなかった理由は何なの...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 一〇〇%すっと納得できないところもございますが、時間がもうありませんので、最後に本四公団について二つ質問をさせていただきます。  一つは、この閣議決定の中に「関係地方公共団体の負担」ということを挙げておりますが、この点について本委員会はどのような考え方で検討し...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。
04月11日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第3号
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○斉藤(鉄)小委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。きょうは、本当にありがとうございました。  私は、お聞きしたい点を四点羅列をいたしまして、残りの時間で先生にお答えいただければと思います。  まず第一点目は、選挙制度のあり方は、原則的には国会の裁量により決定し得る、けれども、...全文を見る
○斉藤(鉄)小委員 私は、きょうの議論の感想を述べさせていただきます。  きょうの大石先生のテーマが「両院制と選挙制度のあり方」ということだったんですが、議論が両院制についての議論だったり、選挙制度の議論だったり、それから両院制と選挙制度、つまり二つの院があって、その二つの院が...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  私は、新エネルギーの利用に関する特別措置法案に絞って質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、資源エネルギー庁長官に確認をさせていただきたいと思いますが、新エネルギー部会での議論、そしてその結果を経て今回の法案を出したとい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 わかりました。  それでは、ちょっと法案を離れますが、特に太陽光発電について質問をさせていただきます。  よく、新エネルギー、特に太陽光発電は不安定なものである、曇りになればだめ、夜はもちろんだめ、こういうことでございますが、この技術開発を進めることによって...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 大臣の大変力強いお言葉を聞いて、私も非常に心強く思うわけですけれども、次は文部科学省にお伺いします。  この研究ですけれども、現在アメリカと日本の二カ国が行っている、このように聞いております。アメリカは、一九八〇年ごろ大きくぶち上げましたけれども、一たん下火に...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 巨大構造物を宇宙につくるという宇宙建設技術、ロボット技術の一つの試金石になると思いますので、これは事エネルギー問題だけでなく、非常に大きな、すそ野の広い技術開発につながっていきますので、ぜひ力を入れていただきたい、このように思います。  次に、経済産業省にお伺...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 このように、将来これが実用化されれば、原子力にも匹敵するベースロードになり得る安定した、CO2を排出しないエネルギー源ということでございますので、どうか検討をお願いしたいと思います。  次の質問に移ります。これは先ほど出てまいりましたけれども、原子力との関係で...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 最後の質問です。  新エネルギーの中に核融合を加えるべきだ、こういう議論もございました。これはまだまだ実用化されていないわけですけれども、核融合こそ、宇宙が始まったときから存在する最も自然エネルギー、自然な宇宙に存在する自然エネルギーの最たるものだと思いますけ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。ありがとうございました。
04月25日第154回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  沖縄の地方公聴会の報告、興味深く聞かせていただきました。私も過去三回の公聴会には参加をさせていただきましたが、その過去三回の公聴会の中でも、憲法を論ずること自体許せないことだといったような、それも暴力的な言辞でもって威嚇をするような場...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  私は、建築基準法についてお伺いをいたします。  今国会にも建築基準法の改正案が出ておりますが、実は四年前、平成十年に大改正がございました。この大改正の趣旨は、それまでの仕様規定から性能規定へということで、これによって研究開発の促進等...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 改正のポイントは、先ほど御答弁あったように、性能規定にすることによって、これまで材料とか一つ一つの技術についてすべて仕様を規定していたのを外した、これによって設計の自由度が高まる、それから技術開発が活性化する、このように言われておりました。  だからこそ、当時...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 御答弁を要約すると、三十八条はなくなったけれども、新しい道ができている。昔からあった超高層の時刻歴解析、これは古いのも新しいのも一緒ですから除きますと、旧三十八条で対応していたものに二つの方法ができた。一つは、建築主事が、いわゆる役所にいらっしゃる建築主事が対応...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の御答弁についてもう一度確認ですけれども、新しい三十七条で材料について規定されている、これは後でまたお聞きします。また、限界耐力計算ルート、これについても後で対応します。この二つのルートで対応できない、大臣認定ルートしかない技術開発について、新しい構造方法であ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いや、開発された新しい技術です。積み重ねれば使ってもいいですよというのは、それはもう新しい技術じゃないわけです。新しい技術が出てきたときにそれを認めるルートを残しておいてほしいという意味です。
○斉藤(鉄)委員 三十七条は材料だけですね。今言っているのは、新しい構造方法でありますとか構法でありますとか、材料以上に大事な点です。
○斉藤(鉄)委員 次に進みますが、新しい構造方法、構法についても大臣認定ルートの道は残されている、このように理解をいたします。  それから、先ほど、一般化してそれを基準化、告示化していくということでございますが、役所の建築主事が判断しやすいように建築基準法の枠の中で政令で基準化...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その点についてもわかるんですけれども、やはり民間企業が研究開発のインセンティブを持つような部分についてもぜひ御理解をいただいて、何でもかんでも一般化して告示化するということについては御考慮をお願いしたいと思います。  それから、先ほど局長がおっしゃっていた、三...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私がお訴えしたいのは、実際の研究者、また設計者から、新しい技術開発について、その道が狭くなったような気がするという声が建築学会等で言われておりますので、どうかそういう懸念を払拭するような、そういう声を聞いていただいて、払拭するような施策をとっていただきたいと思い...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。
05月17日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○斉藤(鉄)議員 山村委員御指摘の点は、非常に重要な点だと思います。国民や地方公共団体の長の意見を十分に聞く、基本計画を策定するに当たって十分に聞くということが非常に重要でございます。  ただ、具体的なその方法については、政府に具体的な方法を詳しく検討してもらうということでござ...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 京都議定書につきましては、これは国会が国会の決議までして、ある意味では先頭に立って我々国会議員がこれを批准しようというように国民に訴えかけたものでございますので、国会としては、これは責任を持って我々は遂行しなくてはいけない、そういう立場にあると思っております。 ...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 エネルギーに関連して、これまでいろいろな個別法がございました。先日も議論していただきました新エネルギー促進法、また省エネ法等々でございます。  これらの一つ一つの個別法は、ある意味では、その時点時点での時代の要請に合ってつくったものなんですけれども、トータルと...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 この法律の中で、三つの哲学の関係をこうあるべきだというふうには、また、相矛盾したときにこういうふうに調整すべきだという具体的なことは書いてございません。この三つを、それぞれの時代に応じた重みづけというのも必要になってくると思いますので、その時点において基本計画と...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 事態対処法の中にも、指定公共機関として、電気・ガス等公共的な色彩の強い機関という形でエネルギー関係機関が規定されておりますが、私も政府一体として考えるべき問題だと思っておりまして、今後の事態特の審議を見きわめていきたい、このように思っております。
○斉藤(鉄)議員 ここでの安全保障というのは、第一義的には、直接的には、中東諸国の過度の依存をなくすであるとか、供給が中断をした場合、その被害を最小限にとどめるというふうな概念でございますけれども、その延長線上に軍事的な側面も当然入ってくると思います。
○斉藤(鉄)議員 気持ち的には達増委員と全く同じ気持ちでございますが、安定供給と同じ重要さで環境への適合性ということも我々のせております。この安定供給性、環境適合性、その後に国の責務という形を持ってきて、この二つが、先ほど甘利議員から二等辺三角形という言葉がありましたけれども、国...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 御指定の河合議員ではございませんが、同じ公明党の斉藤でございますので、答えさせていただきます。  ここで地域環境と申し上げましたのは、我々は、限定的な、例えば公害問題、こういうものを引き起こさないように配慮しなければならない。全体的な地球環境と限定的な地域環境...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 この市場競争性の中の第二項に、市場競争性よりも環境適合性、また安定供給性に重点を置くということは、念頭には自然エネルギーに重点を置くということが入っておりまして、むしろ第二項がある方が自然エネルギーの促進につながると我々は思っております。
05月22日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○斉藤(鉄)議員 立法府の役割と行政府の役割の線引きをどこに置くかという、ある意味では大変根本的な御質問かと思います。  立法府は、基本的に、基本的な方針を定めて行政府に対して規律を及ぼす、行政府は、それを受けて責任を持って行政権を執行する、そしてまた、国会は、立法府は、その行...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 基本計画を立てる中で、資源エネルギー調査会の意見を聞いてというのがございます。こういう意味で、この資源エネルギー調査会が、例えば地方公聴会をやるとか、広くいろいろな立場の方から御意見を聞くというふうなこと、それからパブリックコメントを求める、こういう形で幅広く国...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 新エネルギーの活用につきましては、まず安定供給という面からすれば、エネルギー源の多様化ということが非常に重要になってまいりまして、この新エネルギー、太陽光、風力、または供給サイドでいいますと、燃料電池、コジェネ等、これは今後非常に大きな安定供給の一つの柱になって...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 その点については、十分我々としても考慮する、考慮の範囲内であると思っております。
○斉藤(鉄)議員 原子力はエネルギーの基幹の一つでございまして、当然、基本計画の中に入ってまいります。  その理由は、一つは、国産エネルギーというふうに、これはIEAでも原子力を準国産エネルギーとして取り扱うということが共通認識として認められております。そういう国産エネルギーで...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 第十一条に「国会に対する報告」という項目がございまして、「エネルギーの需給に関して講じた施策の概況に関する報告を提出しなければならない。」こう定めたところでございます。
○斉藤(鉄)議員 この法案、エネルギー政策基本法、もう大島委員御存じのとおり、安定供給性、環境適合性、市場経済性、こういうエネルギー問題をこれから考えていく上で重要な基本方針、哲学についてこれを定めていこうというものでございまして、個別具体的なエネルギー源について一つ一つ論じたも...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 市場経済性のところで、当然これは各発電方法のコスト、こういうことが当然問題になってくるわけでございますけれども、今回の議論では、一つ一つの発電方法について一つ一つコストを議論したということはございません。  そういうことも含めて、その発電コストも当然考えていき...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 ここで「あらゆる機会」とは、例えばテレビ、ラジオ、新聞等のマスコミもあるかと思います。それからいろいろな形で、ミニ集会とか大きな集会とか、そういう議論をするシンポジウムを開く、勉強会もあろうかと思います。また、学校教育、学校の中で子供たちにエネルギーというもの、...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 エネルギーということでございますので、これはあくまでも、あくまでもといいましょうか、技術の側面が強うございます。すべての技術には、正の明るい部分、負のマイナスの部分がやはりあるわけでございまして、そういうものをある意味では非常に客観的に国民の皆さんにわかりやすく...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 原子力は、日本の国民生活と経済を支える大変重要な基幹エネルギー源でございます。この原子力につきましていろいろな議論が起きている、これはもう御承知のとおりです。そういう国民的な議論の中で、正しい知識を持っていただいて、これは原子力の持っているいい面だけではなく、い...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 今大島委員から、整理しますと二点あったかと思います。一つは、原子力教育についてどう考えるのかという点。二つ目は、与党の中で今までの主張をどういうふうに主張していくのかという点かと思います。  まず、原子力教育についてでございますけれども、私は、科学的知識そのも...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 国の施策というのは、国だけが決めても、これが現実に実行されるものではございません。国として決めたとしても、実際に国民の皆さんと接している地方自治体の理解と協力がなければなりません。そういう意味で、この第六条、「地方公共団体の責務」を入れさせていただいたところでご...全文を見る
05月23日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第4号
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○斉藤(鉄)小委員 きょうは大変ありがとうございました。  ちょっと、ある意味では非常に幼稚な質問からさせていただきたいと思いますが、三権分立の中で、例えば立法と行政については正当性の根拠が非常に我々理解しやすい。例えば国会は、国民から直接選挙で選ばれた、それから行政については...全文を見る
○斉藤(鉄)小委員 法そのもの、そして手続そのものに正当性の根拠があるということなんですが、非常に率直に申し上げまして、例えば、法に細かく具体的なことが書いてあれば、それに基づいて裁判官に我々判断してもらう、これはよくわかるような気がするんです。ところが、先ほども先生おっしゃって...全文を見る
○斉藤(鉄)小委員 ありがとうございました。
05月29日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  まず、私は最初に、先週金曜日、日本経済新聞の一面トップに「ロケット政策転換 H2A三菱重工に移管」という記事が載りました。宇宙開発委員会でこういう議論がされてきたのか聞いておりませんし、また、この文部科学委員会でもロケット政策のこのよ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでわかりましたけれども、これまで多額の税金を使ってロケット開発をしてきたものでございます。そのロケット、今後のロケットビジネスを考えれば、コストということが非常に重要で、それに民間参入の方向というのはよくわかるんですけれども、しかしながら、これまで税金が投入...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほどありましたスーパーサイエンスハイスクール、すばらしい試みだと思いますが、選ばれた学校を見ますと、どうも受験校がそのまま選ばれているようなところがありまして、いたし方ない部分もあるのかもしれません。そういうところが応募してきたということなんでしょうけれども、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほどの答弁にございました技術士ですけれども、アメリカで日本の技術士に相当するPE、それからイギリスでそれに相当するチャータードエンジニア、CE、これを取ると、大体取っただけで食べていけると言われていますね、社会的にもきちんと認められて。ところが、日本で技術士を...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 加納政務官、最初に青少年の科学技術離れの質問をさせていただきまして、お答えいただきました。今の技術者の社会的地位、そして技術士制度、その議論を聞かれまして、最初の青少年の科学技術離れと関連させて、文部科学省の今後の御決意を。
○斉藤(鉄)委員 終わります。
06月06日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第18号
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○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 最初の原子力発電の御質問に関しまして、まず私の方からお答えをさせていただきます。  もうこれは近藤委員に釈迦に説法でございますが、まず供給安定性という面から考えますと、原子力発電の場合、燃料交換は年に一回で済むと、かつ核燃料サイクルが確立すればその燃...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) この法律立法の最も本質的なところをお突きになった御質問だと思います。  国、地方公共団体、事業者、それぞれ独立した存在でございまして、それぞれがそれぞれの自主的な考え方に基づいて運営されていくわけでございますが、しかし事エネルギーという国民生活の安定...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 原子力白書それから原子力安全白書に関しましては、これは原子力のエネルギー利用のみならず、医学利用、医療利用、工業利用等、全部含めた原子力の利用について記述をしております。今回の国会報告は、この法律で定めるところの国会報告は、原子力の中のエネルギー利用の...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 今、加藤委員の御質問は、加藤委員が常々おっしゃっております超長期的には太陽・水素系エネルギー社会への転換、これを図っていかなくてはならないんではないかということに関連して、そういうことも視野に入っているのかと、こういう質問と理解をさせていただきます。 ...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 加藤委員お出しになった資料、これは民間等も入った資料でございますが、政府の方でまとめました例えば平成十四年度の科学技術関係予算によりますと、エネルギー分野で大体六千八百億円、物すごく大ざっぱにまとめて七千億円という額でございます。このうち、いわゆる新エ...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) この法律の中には、先ほど西山委員何度もおっしゃっているように、原子力という言葉は出てきておりません。すべてのエネルギー源を平等に、平等にといいましょうか、ある特定のエネルギー源を想定することなく、基本的に環境適合性、安定供給性、市場経済性、これが大事な...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 先ほども申し上げましたように、この三つの基本哲学に沿ったエネルギー源であれば、これを総合的な施策の中で推進していくことが国の責務として定められております。原子力発電は、これはこの三つの哲学に沿ったエネルギー源であると我々考えておりまして、したがいまして...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 私もその朝日新聞の記事を読みました。そして、すぐ調べましたけれども、その三十兆円という数字が出されてきた根拠については、だれが計算したのか、またどういう根拠に基づいて出されたのかは明確になっておりません。非常に長期的な電事での総額だと思いますけれども、...全文を見る
06月07日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  今回の著作権法の一部改正案は、現在のデジタル化、ネットワーク化の進展という時代の状況、それから知財戦略をつくっていかなくてはならないという状況、その中で、大変時宜を得た必要なもの、このように評価をしております。その上で、二、三...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いわゆる演芸と言われる人々についても著作隣接権、もしくは著作隣接権と著作権両方、これが存在するという御答弁だったと思います。  今回の改正においては、実演家人格権が新設されますけれども、これについても、俳優の演技の改ざんとか歌手の声の改ざんなどといったことが例...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 実際のビジネスの世界においては、芸人と呼ばれる方々は非常に弱い立場に置かれていることが多くて、例えば著作権だとか演芸家の権利だとか、そういうことを言うと、もう、次、あんた来なくていいよということを言われることが多いということも聞いております。非常に弱い立場の方々...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 昨年秋に、この委員会で、文化芸術振興基本法という法律をつくらせていただきました。この文化芸術振興基本法の中に、日本の伝統芸能、伝統演芸についても積極的に我々はこれを守って発展させていこうということを議論し合ったわけでございますけれども、その具体策として、こういう...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 このこととの関係で、中古品流通の問題が指摘されております。  先日最高裁判所で判決のありましたゲームソフトの中古品問題、これは私的コピーは無関係である、こういうことでございましたけれども、この中古品問題と音楽CDの中古品問題。音楽CDの中古品問題の本質は、私的...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の法制度によるとそういう御見解ということでございますが、現実には、私的コピーが本当に普及をして、レコード業界の売り上げが激減しているということは、やはり日本の音楽文化の振興にとってもこれはゆゆしき問題だと思います。文化芸術振興基本法をつくったときにも、音楽とい...全文を見る
07月04日第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第5号
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○斉藤(鉄)小委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。きょうは、大変貴重なお話、ありがとうございました。  私も八木先生と同じ広島出身でございまして、広島で公教育をずっと受けてきますと、昭和二十年の破綻の原因は明治憲法にあり、また、現憲法と明治憲法は全く根本的に相入れないもの、こう...全文を見る
○斉藤(鉄)小委員 ありがとうございました。
07月25日第154回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○斉藤(鉄)委員 皆様の御意見と重複することが多いかと思いますけれども、憲法の理念と現実が乖離をしてきているということについて、二点具体的な話をさせていただきたいと思います。  一点は、私も統治機構の分科会で議論をさせていただきましたけれども、最初の東大の高橋参考人、北海道大学...全文を見る
10月11日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第31号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。東海村のジェー・シー・オー臨界事故からちょうど満三年がたちました。あのジェー・シー・オー臨界事故、あのときも原子力に対しての国民の信頼というのは地に落ちたわけでございます。これをどう回復するかということで、この国会でも、その直後の臨...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ダブルチェック体制をどう改善するかということの検討、これも大切だと思いますが、ある意味でアメリカ型の三条機関、いわばシングルチェック体制、その強化ということも考慮に入れた検討をぜひお願いしたいと思います。  二番目の質問に移りますが、これは経済産業省と原子力安...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほどの隠ぺい、これはもう絶対、幾ら安全という判断を技術者がしたとしても、それを隠ぺいすることは許されない、これは当然でございます。  その議論になりましたので、私は、どこまで技術者としての裁量が許されるのかという問題をちょっと質問したいと思うんです。  今...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 時間が来ましたので、以上で終わりますが、地元の首長さんたちのこの切実な思いをどうかこれからの行政に取り入れていただきたいと思います。  終わります。
11月01日第155回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  時間が十分しかございませんので、三問質問をしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  まず第一点は、今回、大学と専門職大学院に第三者評価が導入されるということは大きな大学改革の一つの方法だ、一環だと思っております。この第三...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 結果として大学評価・学位授与機構だけが残るというようなことになりますと、ここはあくまでも行政からは独立した機関であるとはいえ、国民の目から見れば、税金でつくられていて非常に行政に近いという視点もございます。そうしますと、行政が直接大学に対して評価を行うというふう...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この第三者性、独立性の担保ということも非常に今回の法改正の一番大きなポイントだと思いますので、どうか慎重な制度設計をまたよろしくお願いいたします。  最後の質問ですけれども、今回の学校教育法の改正、専門職大学院という新しい制度をつくりました。そして、具体的には...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もう一度同じことを繰り返しますけれども、法曹養成の中核的機関にこの法科大学院がなるように、また、専門職大学院というのはこれからいろいろな種類でできてくると思いますけれども、そういう専門職大学院が日本の社会の中に根づくように、この試金石でございますので、どうか成功...全文を見る
11月01日第155回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  私は文部科学委員会の理事をしておりまして、文部科学委員会も、学校教育法の改正ということで今審議が進んでおります。  今回の学校教育法の改正は、まず一つは、法科大学院に代表されるような専門職大学院という制度を新たにつくるという...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 よくわからないんですけれども、お医者さんになるには、医学部を出て、医師の国家試験を受けてお医者さんになる。この医学部は、学校教育法上に規定された大学で行う。  それから、私、だれも知らない国家資格なんですが、技術士という資格がございます。これは、工学部ないし理...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今後、ぜひ実態でわかるような形、そういうものにしていただきたいと思います。  ブリッジ法案の第二条に、法科大学院は法曹養成の中核的機関である、このように規定されております。一つの学校、ある種類の学校を取り上げて、何々の中核的機関であるというふうに法律で定められ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 法科大学院の教育内容を踏まえて司法試験の内容も変わりませんと、結局、一発試験で見るというこれまでの弊害は解消されないばかりか、法科大学院の意義さえ失われかねないと思います。  先ほど漆原委員の方から予備試験の話が出ておりましたけれども、いわゆる本試験である司法...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 法科大学院が中核的養成機関ということでございますので、その趣旨が貫徹するような司法試験でなければならないと思っておりますし、その点、ぜひよろしくお願いいたします。  先ほどの漆原委員の質問ともちょっと重複いたしますけれども、予備試験ルートはあくまでも例外的措置...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今のお答えは、予備試験ルートは例外的措置だ、そういうことを示しているんだ、こういうふうに受け取れる答弁というふうに理解をさせていただきたいと思います。  これまで専門職大学院というのも、いわゆるビジネススクールというものもございまして、これもスタートしておりま...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その点、御配慮よろしくお願いします。  今回の改革は、先ほど申し上げましたように、大学改革という側面も有しております。法科大学院は、新しい学校でございますけれども、しかし学校教育法上の高等教育機関という位置づけでございます。そういう位置づけである以上、いわゆる...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 教育基本法、今その見直しが議論されておりますが、この第十条、教育行政というのがございまして、これを読むのはもう時間がありませんのでやめますけれども、基本的には、教育行政は、大学の教育の中身については口出ししちゃいけない、その整備確立を目標として行わなければならな...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、法務大臣が文部科学大臣に対し、勧告、変更命令など必要な措置を講ずることを求めることができるというのは、具体的にはどんな場合なんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 よくわかりました。  確認ですが、そうすると、法科大学院のカリキュラム、成績評価、入試、それから教員など、教育のあり方、内容については言及しないということだとお伺いしました。この点、非常に大事な点だと思います。よろしくお願いいたします。  第三者評価について...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 しかし、現実には、既に税金でつくった大学評価・学位授与機構というのがある。これが大学評価はすると言っている。これから民間でそういう評価機関ができるわけですが、スタートから違うわけですね。民間は民間の資金で、これから準備を始めてつくる。片や、税金で大学評価・学位授...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 イコールフッティングになるように、ぜひ制度設計等、よろしくお願いします。  最後の質問ですが、第三者評価、事後チェック、これは第三者が行うということでいいんですけれども、いわゆる事前規制になろうかと思いますが、しかし、設置基準、これは文科省が行うものでございま...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。
11月13日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  今回の知的財産基本法の基本的施策の中に三つ柱がございまして、知的財産の創造、保護、活用ということでございますけれども、私は、この知的財産の創造という柱についてまず質問をさせていただきたいと思います。  知的財産を保護し活用するために...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国立大学等の改革は随分進んで、研究の現場は活性化されてきているという声を聞きます。残されたのは大学。大学は、しかし、あくまでも学問の場ですから、国が強制的にああしろ、こうしろということは言えませんけれども、しかしながら、若手研究者が本当にその能力を伸ばしてすばら...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 これから大学評価という時代に入ってきますけれども、各大学が自分のところの研究者が生み出した知的財産をどう活用しているか、大学がどこまで努力しているかということもぜひ大学評価の重要な項目になるように御努力をいただきたいと思います。  先ほどの石川局長の御答弁の中...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 例の日亜化学の中村さんの例、これは企業ですから大学の今の場合と直接比較できませんけれども、ああいう例もございました。  機関帰属、しかし、それによってもし利益が得られたとしたら、その利益の配分等についてはまた別途考えるという御答弁でしたのでよくわかりましたけれ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ぜひ前向きにお願いしたいと思います。  それでは、最後に経済産業省にお聞きしますけれども、アメリカあたりは非常にこの知財に対しての戦略があって、こんなものが特許になるのか、例えばビジネスのやり方とかそういうものまで特許にして、アメリカンスタンダードでそれを世界...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。ありがとうございました。
11月14日第155回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○斉藤(鉄)小委員 高田先生、きょうはどうもありがとうございました。公明党の斉藤鉄夫です。  お聞きしようと思ったことを伴野先生が質問されたんで、私も、きょうお話をした中から、ちょっと思いついたような質問で大変申しわけないんですけれども、させていただきます。  一つは、国民の...全文を見る
○斉藤(鉄)小委員 ありがとうございます。  次に、いわゆる選挙と政党との関係についてお伺いしたいんです。  憲法には、選挙という表現はございますが、政党は出てきておりません。政治の目的を考えれば、いろいろある意見を、多様性に富んだ意見を集約して一つの政策として実行する、その...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  早速、具体的な項目について質問をしていきたいと思いますが、私、党で文部科学部会長を仰せつかっておりまして、教育関係、また科学技術関係のことについてお聞きをいたします。  まず、この教育特区ということについては、教育改革の一つ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 結城官房長にもう一度お伺いしますが、対象地域というところを見ますと、教育上特に配慮が必要な事情のある地域とか、どうも対象地域として理解するのが困難といいましょうか、余り妥当性がないなと思うような対象地域になっているわけですが、つまり、これは全国に適用してもいいの...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 地方自治体に聞きましても、文部科学省が非常にかたいという声もよく聞きますので、よく頑迷固陋な文部省というような声も聞きますが、どうかその汚名を返上するように頑張っていただきたいと思います。  それから、いわゆる民間企業の知恵をどうこの教育改革に結びつけていくか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 社会体験活動、自然体験活動の効用はもう既に証明されているということでございます。この民間の知恵の導入、民間との協力ということについては、特区に限らず、できるだけ幅広く今後実施されていくことを望みます。  次に、不登校問題ですが、これまで文部科学省は、不登校問題...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いろいろな地方公共団体の知恵を活用しながら、国としても文部科学省としても、これまで法制度上の学校というものの存在がある以上なかなか出せなかったところに、これからどんどん対応していくというお答えというふうに認識をしましたけれども、そういう認識でよろしいですね。——...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この不登校の問題、この特区という制度を使ったいろいろな実験と言ってはちょっと語弊があるかもしれませんけれども、試みというのは非常に重要になってくると思いますので、ぜひ文部科学省としても重要視をして力を入れていただきたいと思いますし、財政的な支援もぜひ必要だと申し...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 これ以上下げることは困難だと。これは、ただ我々の感覚だけではなくて、幼児教育学というふうな専門家の知識や議論も踏まえて考慮しなくてはいけないことかと思いますけれども、保育園の方では、もちろんゼロ歳児からの保育があって、その中でも教育的な要素というのは含まれてきて...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 何でもできますよというお答えだったかと思いますが、現実に地方自治体から、こういう制限があって制約を受けているという声もありますので、ぜひ今後PR等努めていただきたいと思います。  公民館の話が出ましたので、きょうは若松総務副大臣が来られておりますが、お聞きした...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 住民参加ということが公の施設をより活用することにつながりますので、ぜひ御検討をお願いしたいと思います。  次に、科学技術関係ですけれども、まず、産学官連携について、これは、私も広島ですが、産学官連携、やらなきゃいけないというかけ声は非常によくわかるんだけれども...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その際、地方では大学といいますと国立大学、各地域にあるわけですが、この国立の大学の先生が地域の企業と共同研究をしていく。その際の企業等との兼業ですけれども、かなり厳しい規制がございます。これを緩和していく方向に行かなくてはいけないかと思いますが、これに対して、文...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 産学官連携のためにぜひ人事院の方もその制度設計を考えていただきたいと思います。  次に、総務省にお伺いしますが、いわゆる地方公共団体から地元の国立大学にぜひ寄附をしたい、国立大学は地域の知の中心ということもあって、そこをぜひ整備したい、寄附したい、しかし今それ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 法務省にお伺いします。  優秀な研究者は全部アメリカに行くと言われております。これから日本が知の部分でも先端を行くためには、世界から優秀な人材を集めなくてはいけない。しかし、その大きな障壁に、日本の非常に障壁の高い在留資格があると言われております。優秀な人材、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いわゆる留学生もいよいよ、十万人計画といってやってきましたけれども、十万人に近づいてきました。そういう中で、特に優秀な研究者についてはそのまま日本に残って日本の産業発展のために頑張ってほしいと思うわけですが、ぜひそれができるようにしていただきたいと思います。 ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ぜひまた次の段階で考えていただきたいと思います。  終わります。
11月27日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。質問させていただきます。  今回の電力会社による一連のトラブル隠し、私は二つの異なる問題点があると思っております。一つは、安全上問題ないと判断した欠陥等を報告しなかったこと、そしてそのつじつま合わせの不正報告。そしてもう一つは格納容器漏え...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 品質は検査によってつくられるのではない、工程全体によってつくり込まれるものだというのは、いわゆる品質管理のデミング博士の言葉ですけれども、とにかく工程は全く見ずに、でき上がったものをとにかく徹底した検査をして、それでよければそれでよしということではなくて、設計か...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 済みません、きょうは同じ問題意識を別の角度から、ですから同じようなことを何度も聞きますけれども、お許しをいただきたいと思いますが、同じことをまた別の角度から聞いてみたいと思います。  定期自主検査の法令上の位置づけなど、今回の法改正によって国の規制、関与が増す...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今までの国の検査、これは定期検査があったわけですけれども、その形骸化が言われておりました。工程全体を見るということではなくて、結果だけ見るということであったように聞いております。そして、その結果だけ見るのも、検査そのものが非常に定型化しておりまして、予行演習も行...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 維持基準の導入ですけれども、これは遅きに失した感があるくらいで、今回の法改正を評価するものでございます。  しかしながら、欠陥があった、その健全性評価をした結果、これは安全上問題がないということになったといたしましても、そういう欠陥が存在をしたということは、品...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私ども、今回のトラブルが起きましてすぐ現地、福島そして柏崎に行かせていただきました。そして地元の方々から、我々は原子力と共存していくしかないんだ、そういう意味では、本当に安心できる、信頼できる原子力体制であってほしい、そのためには、我々が納得できる安全の審査体制...全文を見る
11月27日第155回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  私は、シックスクールに関して質問をさせていただきたいと思います。  厚生労働省が、シックハウス症候群に関しまして、有害化学物質濃度の指針を順次出しております。文部科学省も、それを受けて昨年、一昨年と五十校、二百八十一カ所で調査をして...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 改定された学校環境衛生基準、基準値を上回った場合、先ほど答弁ありましたように、原因物質を除去せよ、もしくは換気をせよ、こういうことなんですが、原因物質は建てた建物そのものなんですね。これを除去するというのは現実問題としてなかなか難しい。また、換気扇を設置するのも...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 トルエン、ホルムアルデヒド等、基準値の十倍とか五十五倍とか、かなりもう、本当に子供たちの健康が心配なような例も報告されております。かといって、壁紙をすぐはがしてその原因となっている物質を取るわけにもいかない、ほかに空き教室もない、仕方なくそこで子供たちが勉強せざ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その点、ぜひ認識をしていただきたいと思いますし、学校建設の場合、建設会社、地元の業者さんを使うことが多いわけですけれども、いわゆるそういう有害化学物質に対しての認識がなく、安い材料を使ってしまうということもあるようでございまして、そういう面での設計、施工段階での...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 昭和五十年代に児童が大きくふえて、それによって校舎がたくさん建てられました。その改修期、山がこれから出てくるわけでございまして、その改修した後、このシックスクール問題、非常に大きな問題になるんではないか、このように言われておりますので、今からぜひ手を打っていただ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。よろしくお願いいたします。
12月12日第155回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  私は、二点申し上げたいと思います。一点は現在の党の立場の報告、二点目は私個人の意見でございます。  まず、第一点の現在の党の立場の報告でございますが、これまで我が党は、国民主権、恒久平和主義そして基本的人権の保障、この三原則...全文を見る