斉藤鉄夫

さいとうてつお

比例代表(中国)選出
公明党
当選回数9回

斉藤鉄夫の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。私、財務金融委員会での質問は実は初めてでございまして、きょうは、教えていただきたい、こういう姿勢で質問をさせていただきたいと思います。  まず、自見大臣に金融政策についてお伺いしたいと思います。  所信表明を読ませていただきまし...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 リーマン・ショックが起きた後、このことから人類が学ぶことは何だろうかという議論があって、あのときの雰囲気としては、いわゆる虚飾の利を追い求めるそういう資本主義から、ある意味では実体経済、また人間の生活ということに基礎を置いた経済へ移らなくてはいけないんだ、そうい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 基本的な姿勢はわかりました。  次に、実体経済を支えることということなんですけれども、私、今、環境金融というところにちょっと着目をして質問させていただきたいと思います。  この環境金融ということですけれども、いわゆるCSR、コーポレート・ソーシャル・レスポン...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 大臣のそういう御答弁なんですけれども、しかし、日本の現状を見ますと、例えば責任投資原則では、これは国連がイニシアチブを持っておりますけれども、世界では八百以上の金融機関が入っている、なのに日本はわずか十五機関しか入っていない。  それから、先ほど大臣おっしゃっ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 これはしっかりお願いをしたいと思います。  環境金融は、人類益という言葉がありましたが、そういう側面と、日本が持っているすぐれた環境技術を日本の競争力の核にする、そういう実体経済を強くするという面もございます。そういう面で、ぜひ今後、おくれているこの分野にリー...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、次のマニュアルではこれが簡素化されるということで、私、地元に帰って、地元の金融機関の方に報告をさせてもらいます。  次は、これは金融庁というか中小企業庁への質問かと思いますけれども、政府系金融機関である日本政策金融公庫では、現在、特例として、公庫借入...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、改善されている、これから改善されていくということですね。わかりました。  それから、これは中小企業庁ですけれども、信用保証協会の保証料率ですが、二・二%を上限に保証料が九段階に分かれております。上限が二・二%、しかし、二・二%の場合はデフォルト率は六...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 時間が来てしまいました。  野田大臣、済みません、質問通告をかなりしていたんですが。委員になりましたのでこれから何回も質問させていただきますので、きょうは失礼をお許しいただきたいと思います。  ありがとうございました。
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  総理就任当時は六十数%あった支持率が、今一〇%台になった。支持率で政治をしているわけではありませんけれども、国民の率直な気持ちが今そこにあらわれていると思います。  総理は、支持率がここまで低下した原因はどこにあるとお考えでしょうか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国民が今、菅総理に対して不信感を持っているのは、マニフェストの実行が遅いからなんてものじゃないと私は思います。私は、菅総理が本当に国民のことを考えてくれているのか、そこに疑問を持ち出した、そこではないかと思います。  それが端的にあらわれたのが、先ほど小泉議員...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 例えば、私は党の政策責任者をさせていただきましたけれども、マニフェストの作成は、まさに全国の地方議員団会議の政策責任者会議から始まって、全党員が、また全議員が議論をして一つのマニフェストをつくる。そして、一たん決まったならば、それを全員で協力して実現に向かって頑...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 率直な感想、確かに正直でいいということをおっしゃった政府閣僚もいらっしゃいますけれども、私は、私がもしそういう立場であれば、口が裂けても言えない言葉、国民のことを考えて、そして今総理という、このマニフェストを実行する総大将という立場にある人からすれば、口が裂けて...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いわゆるマニフェストで無駄の削減をしますと言われる、それに相当する部分は、今回三兆円ちょっとでございます。十二・八兆円に対して三兆円しかできなかった。だからその差額については国債を発行する。四十四兆円というこれまでにない多額の国債を発行するということになっている...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それは、詭弁といいます。お金には確かに色がついておりませんから、これは安定財源部分だ、これは借金部分だというふうには言えませんけれども、結果として、四十四兆円という多額の国債を発行しているということから、今回の多くの皆さんがされようとしている施策が借金によってさ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 全く私の質問に答えていないと思います。  私は、これから与野党協議しよう、我々も国会の場で真剣にこの国の将来をどうすればいいのか議論すべきだと思いますが、それにはやはり手順があります。自分たちの間違っていたことを認めないで、そしてその間違っていたことの責任を野...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 一国の総理に対して傲慢という言葉を使ったのは言い過ぎだったかもしれませんが、しかし私は、もう一つ例を挙げたいと思います。  先日の党首討論、総理は、予算が通らなくて、また予算関連法案が通らなくて、経済が、国民生活が混乱したら、それは野党の責任だという趣旨の話を...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今この状況を打開するには、私は二つの道しかないと思います。  一つは、先ほど来申し上げているとおり、マニフェストが間違っていたと、特に財源の部分については、これは最も根幹ですから、その間違いを認めて議論を再スタートする道、もしくは、それが嫌だとおっしゃるなら、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 予算が通らなければ景気に悪影響を与えるということでそうおっしゃるんですけれども、それでは、今回の予算案と国民生活、また景気との関係について、ちょっとチェックしていきたいと思います。  新成長戦略を出されました。今回予算委員会では余り議論されておりませんけれども...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 では、なぜマニフェストに書いてあるのに成長戦略には全く触れられていないんですか。
○斉藤(鉄)委員 全く違うことが書かれているということ、及びキャップ・アンド・トレード方式、国内排出量取引については全く触れられていない、私はそこに、民主党の成長戦略の、ある意味で国民との約束との不整合、不誠実さを感じておるものです。  社会保障については、民主党マニフェストに...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは成長戦略の中にその方向性を書くべきだと思いますけれども、私は、この成長戦略の書き方は本当にある意味で不誠実な表現だ、このように思います。  それから、成長戦略、(パネルを示す)いわゆる元気な日本復活特別枠でございます。  今回の予算で経済をよくするん...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 まさに、これを聞いた国民の皆さんは、何なんだと。元気な日本復活特別枠で、まさに成長戦略の主体の、そのエンジンになる、そういうイメージだったし、そういうふうな説明もなされてきました。しかし現実は、既にある予算、なかなか組み込めないからこの中に組み込んでしまおうとい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 会見を読み直してみますと、マニフェストの見直しのベストスリーの中に高速道路の無料化も入っておりますので、そういう世論といいますか、そういう御意見なども踏まえて、社会実験を通してその方向性を明らかにしていくことが大事だなと思いますと。つまり、マニフェストは見直すん...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほど申し上げましたように、一年間七千億円の予算がこれに必要だ、先ほど申し上げましたように十年分用意した予算を先食いして、おおよそ三年間をやるということですけれども、三年後はどうなるんですか。
○斉藤(鉄)委員 今いろいろな方から、例えば自公政権時代につくった高速道路料金体系、三年間は休日千円、これは経済対策として二十二年末には終わる、あとは割引制度だけ、これは十年間続きますということであれば、いわゆる予見性がある。我々事業者も、設備投資をするときに将来のことが予見でき...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その試算には、いわゆる誘発効果、安くなったことによって、では、行く予定はなかったけれども、きょうちょっとどこか遊びに行こうかという効果は入ってないんです。そういう意味で、もう一度、私は地球環境問題からも大きな問題があるのではないかな。休日千円のときも、私、当時、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 二五%のうち国内でどれだけやるかという最も基本的な目標さえなくして、頑張れませんよ、日本の国内の事業者は。私は、一五%が今の技術力でできるぎりぎりだと思っております。  そして、残りの一〇%を、例えば製品のライフサイクルアセスメントとか、また二国間協定、二国間...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今回の予算がどれだけ成長に寄与するかという観点から、ほかの項目についてもいろいろ質問したかったんですが、時間がありませんので以上で切り上げますが、最終的に、エコノミストの今年度予算案に対しての評価は、これは代表的な四つを挙げましたけれども、押しなべて、ほとんど成...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 結論を、増税という結論の前に国民に信を問うということと、増税という結論、それも与野党全部責任を同じにして国民に信を問うということの間には、大きな違いがあるということを私はここで言っているんです。総理、それがわからないということは、そこに本当に国民に対しての責任と...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。
03月09日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  まず、特例公債法について質問をさせていただきたいと思います。  財政法におきましては、国の歳出は、公債や借入金によらないで、租税収入等によって賄うべしという考え方が基本的な考え方だと思います。  いわゆる赤字国債が財政法の中で取り...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ですから、私の質問は、なぜそういう陣立てになっているのか、大臣はどのようにお考えかという質問です。
○斉藤(鉄)委員 なぜ望ましくないのか、そこを大臣はどのようにお考えになっているかという質問です。
○斉藤(鉄)委員 過去の特例公債の発行、これは建設国債もそうですけれども、過去の発行残高のグラフを見ますと、昭和五十年ぐらいから始まっているんですが、いわゆる戦後、日本がまだ貧しいころには、我々がまだ子供のころでございますが、特例公債は発行されていなかった。しかし、高度成長が終わ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 特例公債が発行され始めたのは昭和五十年ですので、東京オリンピックは昭和三十九年ですから、今のお答えは時間差がちょっとありますけれども。  そうしますと、その認識からすれば、これから特例公債に依存しない、またその依存の度合いを低めていくためには、日本のこれまでの...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今年度予算案それから昨年の予算案、これは建設国債も含めた新規国債の発行額が四十四兆円でございます。  これは、いわゆる予算編成の基本方針の中にも、新規国債は四十四兆円を目指すというふうに、予算編成前からこのような目標が掲げられたものでございますけれども、この四...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 麻生政権のときの予算と第一次補正予算の国債発行額から、いわゆる二十二年度、今年度の予算は四十四兆としたという説明でございました。  当時は、当初予算では、国債発行額は三十兆円という目標がありまして、ただ、リーマン・ショックの後の緊急経済対策、生活対策ということ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今年度予算は、百歩譲って、今の大臣の論理を認めるといたしましょう。  では、来年度予算もその四十四兆を基準にするという理由にはならないと思いますけれども、この点についてはいかがでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 この四十四兆が適当な額かどうかということについては、ちょっとまた後ほど議論したいと思いますが、こういうわけで国債発行残高がふえ続けております。  先ほども御答弁されておりましたが、もう一度聞きます。二十三年度末には国債発行残高は幾らになるのでしょうか。また、地...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今、ある意味でどんどんふえ続けているわけですけれども、どのくらいまで許せると大臣は心の中で思っていらっしゃるんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 ある与党の大物政治家の方の御講演を聞くチャンスがございまして、その方が、国債というのは、特に日本の国債は国内で消化されているから、右のポケットのお金を左のポケットに入れるだけだ、だから心配しなくていいんだ、どんどん左のポケットに入れて、それで景気がよくなれば右の...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今も大臣おっしゃいましたけれども、よく報道等では、個人の金融資産の総額千四百兆から債務部分四百兆を引いた、大体一千兆円程度ではないかと言われておりますが、債務残高がそこと逆転した時点が、いわゆる国債が消化できなくなる一つのポイントとして危ないのではないかと言われ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 内閣府の平野副大臣に来ていただいております。  内閣府が出しました平成二十三年度における財政運営戦略の進捗状況の検証におきまして、「財政運営戦略の下で編成される最初の本予算である平成二十三年度予算においては、中期財政フレームの規律を維持し、税収の増加等を背景に...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ちょっとよく理解できなかったんですが。  他方、内閣府は、財政運営戦略で、赤字の対GDP比を二〇一五年度までに半減する、二〇二〇年度までにゼロ、つまり黒字化する、それ以降においては対GDP比を安定的に低下させるということをおっしゃっているんですけれども、この経...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 基本的には、今年度の四十四兆円という国債発行額をベースにすれば、この財政運営戦略で掲げた目標はかなり難しいということだと思います。  済みません、時間がないので次の質問に入らせてもらいます。  そこで、民主党のマニフェストを見ますと、平成二十三年度、今年度で...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 工程表によりますと十二・六兆円生み出すということだったんですけれども、現実には、先ほど大臣がお答えになったように二・三兆円、その差は約十兆円でございます。  したがって、この十兆円が出てこなかったわけですから、ある意味では、この十兆円を国債発行額からマイナスに...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ですから、財源を確保するというマニフェストの部分が確保できなかったわけですから、その確保できなかった分、使うというマニフェストについても、それを削減して実行すべきだ、このように思います。  税と社会保障の一体改革、野党に協議を呼びかけられているわけですけれども...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 以上で質問を終わりますが、また引き続き議論を続けさせていただきたいと思います。
03月23日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  このたびの大震災でお亡くなりになられた方々に心より御冥福をお祈りするとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げる次第でございます。  そして、その方々の思いを背に、我々政治にある者は、復興に向かって、これから国を挙げて力を...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 確認ですけれども、この災害復旧貸付制度は被災地の中小企業に適用される、被災地以外の中小企業、今回、間接的という言葉がいいのかどうかわかりませんけれども、間接的に事業が困難になっている企業には適用されない、こういう理解でよろしいでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 この措置、災害復旧貸付制度、現在ある災害復旧貸付制度を、ある意味でそのまま準用したという形だと思います。私はこれを、これだけの大被害ですので、大きく抜本的に拡充しなくてはいけないと思います。その観点から、きょう、質問させていただきます。  今回、この災害復旧貸...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 リーマン・ショックのときには、緊急経済対策ということで、セーフティーネット貸し付け、これは、経営環境変化対応資金、それから金融環境変化対応資金、それから取引企業倒産対応資金というふうに分けまして、かなり細かい、かつ、基準利率からある一定利率をマイナスした、その利...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 しっかり検討していただきたいと思います。我々も、それは必要だ、このように考えております。  今回、そういう意味では、もっと深刻なのは、いわゆる直接被災地の中小企業対策だと思います。中には、経営者の方も行方不明になられていらっしゃっている企業もたくさんございます...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 これだけの取引先がこれまで公的金融によって操業を頑張ってきたということでございます。  さて、ここでもう一つお聞きします。  先ほど、現在の災害復旧貸付制度についてお聞きしたわけですが、阪神大震災の折に特別に貸付制度、これは直接被害を受けた企業の貸付制度が創...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そういう意味では、現在決められております災害復旧貸付制度よりも、阪神大震災のときにはかなり大胆な措置がとられたわけでございます。  先ほど副大臣が御説明あったとおりでございますが、それにちょっとつけ加えますと、これは県やまたその地域の対策も含まれるわけですけれ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この点はぜひ一緒に議論をして、地元の被害に遭われた中小企業の皆さんの使い勝手のいい制度をつくり上げていきたいと思います。  それから、もう一つ提案があるんですけれども、リーマン・ショックのときに我々がつくったセーフティーネット貸し付けにおきましては、公庫融資借...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 一つは、今回は直接被災地、この借りかえ制度はさすがにオール・ジャパンではありません。直接被災地ということでございますし、また、リーマン・ショックの後、こういう制度をつくったというこれまでの実績もございます。これだけの大震災で、多くの中小企業がこれからその地域の再...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 きょう、この二つの提案をさせていただきました。今、本当に苦しい現場で頑張っていらっしゃる中小企業の方、私も、西日本の人間ですけれども、この週末帰ったときに、大変経済の先行きに対して不安を持っていらっしゃる、そういう中小企業の方の声を聞いてきました。これから日本が...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私、そこに原子力委員会の長も呼ばれたというのは、済みません、不明を恥じますが、今初めて知りました。  報道では、その中の二つを取り上げて、原子力安全委員会と原子力安全・保安院、その連携、連絡について特に発言があった、こういう報道ですが、それは事実でしょうか。
○斉藤(鉄)委員 原子力安全委員会の役割というのは何なんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 原子力行政の中における原子力安全委員会の役割は何かということで、わかりやすく、端的にお願いします。
○斉藤(鉄)委員 そうしますと、行政庁をチェックする、原子力安全・保安院がやっていることをチェックするという役目だという理解でいいんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 監視、監査ということですね。  では、保安院の役割というのは何なんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 そうすると、こういう理解でいいんでしょうか。  民間企業、今回の場合、東電がやることを規制するのが保安院、その保安院がちゃんと規制しているかどうかをチェック、監査するのが原子力安全委員会、ダブルチェック、こういう理解でよろしいんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 よくわかりました。  次に、原子力委員会の役割というのは何なんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 わかりました。安全については原子力安全委員会がダブルチェックをする。  それでは、保安院をダブルチェックするのが安全委員会ということでございますが、また、その安全委員会というのは独立しているんだ、その独立性というのも重要だというのも今の答弁で明らかになったんで...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今まさに福島第一原子力発電所の状況は、大変厳しい状況をまだ綱渡りしている状況だ、このように認識をしております。悪い方向に行かないように、また国民の健康を守るために、また国土を汚染から守るために、全力を、国を挙げて頑張っていただかなくてはならない、このように思うん...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もう時間が来ましたので質問を終わりますが、大変な大きな混乱を心配しております。  例えば、一年間という一つの基準がございます。したがって、今回のレベルは、ある意味では、暫定値を超えたとはいいましても十分低いレベルという認識がありますので、例えば二カ月なら二カ月...全文を見る
03月29日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  この本体となります国税の改正法案に、我々は基本的に反対の姿勢でございます。  それは、今回の予算案及びそれの歳入を裏づける税制改正法案は、民主党のマニフェストに根拠を置いているわけでございますが、そのマニフェストが破綻をして...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今般のこのつなぎ法案に関しては、三月三十一日に期限切れを迎える租特の単純延長ということでございますが、なぜ六月三十日まで三カ月としたのか、その理由を聞きたいと思います。  提案者である自民党、公明党は、現在審議中でございますけれども、政府提案の税制改正法案その...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 よくわかりました。  今回のつなぎ法案ですけれども、単純延長される租特については、政府提案の税制改正法案で廃止になっていたり、また措置内容が縮小されたりしているものもございます。  しかし、今回の提出された法案は、政策的判断は入っていないということですけれど...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 これで私の質問を終わりますけれども、今、大変な国難を迎えている時期、経済的な復興も大切です。今回のつなぎ法案、これを契機に、ぜひ与党も、現在の提出されております予算案、きょう成立いたしますけれども、不要不急なものは復興財源に回していく、そういう基本的な考え方で第...全文を見る
04月20日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  本題の預金保険法改正案の質問の前に、野田大臣また五十嵐副大臣に質問をさせていただきたいと思います。  テーマは、被災地における中小企業支援、公的金融における支援のあり方でございます。  先日、五十嵐副大臣を中心にこの委員会を開催さ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その措置は、そうすると、オール・ジャパンで、そして、かなり、ある意味で期間を区切らずに今後実施していく、こういう認識でよろしいでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 大臣の基本的な考えはいかがでしょうか。できるだけ早い時期に、そういう形でしっかりと公的金融でも支援をするよという、その政府の姿勢というのは非常に日本経済のこれからの方向にとって大きな力になると思いますが、そこはいかがでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 おっしゃることはよくわかります。順番があるんだということで、それはよくわかるんですけれども、今、日本経済全体に、かなり、これを放置しておけば日本経済全体の体力が奪われてくるという認識、その危機感は強いものがあって、大臣の今の御発言はその危機感に少し欠けるのではな...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、次に、いわゆる直接被災地の中小企業支援、金融支援ですけれども、現在のいわゆる災害復旧貸付制度、政府の中小企業向け災害復旧貸付制度、この概要についてお願いします。
○斉藤(鉄)委員 前回私が提案させていただいたのは借りかえ制度、借りかえ特例という御説明は、今、五十嵐副大臣の説明の中にはありませんでした。被災地に行って経営者の方からいろいろな御意見をお聞きしたときに、この借りかえ制度をぜひ特別に設けてほしいという声を聞きます。  五十嵐副大...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先日、五十嵐副大臣と議論をしたときに、この借りかえ制度をぜひ導入すべきではないかと。たくさん既に公的金融を借りている方がいらっしゃいます。その残高がまだ残っているわけでございます。その議論を五十嵐副大臣として、この制度を設けるべきだということでやりとりしたんです...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほど大臣お答えになりましたけれども、この借りかえ制度は、セーフティーネット融資制度で初めて導入をいたしました。大変多く利用されておりますし、使いやすいという声も上がっております。今回、中小企業の皆さんはこういう大変な状況に陥っているわけでございますので、ぜひこ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もちろん、そういう問題はよくわかっておりますが、とにかく今を乗り切って、今死んでしまえば将来の希望は全くないわけですので、今をどう生き延びてもらうかということを考えたときに、この制度も一考に値するのではないかと思います。  それでは、据置期間の延長、阪神大震災...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 これは、財務省だけで決まる問題ではなくて、経済産業省中小企業庁とのいろいろな議論、また金融庁とのいろいろな議論があるのかと思いますけれども、いよいよ現地は、いわゆる復興に向けて、特に企業は動き始めております。  そういう意味で、その精神的支え、希望という意味で...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、預金保険法の法律案の方に移りたいと思います。大臣、副大臣、もう結構でございますので。  それでは、預金保険法の一部を改正する法律案の質問に移らせていただきます。  十五年前、住専問題が社会問題となりまして、当時、住専国会というのがございました。大い...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 二十一日間ですか、座り込みまして、こちらにも、そちら側にも、そのときの同志がいらっしゃるわけですけれども、そういう意味では、今回、その最終処理を行うということで、大変感慨深いものがございます。  自見大臣、まず最初に、ちょっと質問通告していないんですけれども、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 一次ロス六・五兆円、これに対して国が六千八百億円財政措置をする、この六千八百億円をめぐって、十五年前、大きな議論をしたわけでございますが、今回の住専債権に係る二次損失は約一兆三千九百億円ということでございます。当時、先ほど御質問にもありましたけれども、もう経済は...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 政府負担分の一部として、整理回収機構の他勘定の利益を充当するというふうに説明がありましたけれども、この他勘定というのは一体どういう勘定なのか、それから、その勘定の剰余金を充当するということの理由についてお伺いします。
○斉藤(鉄)委員 正直言ってよくわからなかったのですが、この千八百億円強の利益剰余金は、本来、国民に返さなくてもいい、ある意味で企業努力で出てきた利益だから、今回の政府負担分の一部として使っていい、こういう理解でよろしいんですね。
○斉藤(鉄)委員 わかりました。  これで住専勘定が閉じられて、大きな区切りがつけられることになるわけですけれども、この十五年間、金融行政は大きく変貌しました。北海道拓殖銀行、長銀、日債銀、その破綻、そういう金融危機に当たって公的資金が投入される、また多額の不良債権処理が断行さ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その中で、いわゆる暴力団などの反社会的勢力向け債権、この中では反社等債権、こういう言葉が使われておりますが、ここに対して厳しい回収姿勢で当たる、これは当然だと思うわけですけれども、債務を返したいんだけれども返せないという、善良な債務者というのはちょっと変な言い方...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その点はしっかり金融庁としても見ていただきたいと思います。  それから、今回の法改正の一つの論点ということで新聞等にも紹介されておりますが、整理回収機構の肥大化ということが言われております。決してそういうことではないと我々は理解しておりますが、この点については...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その点、肥大化ということについては厳正に対処していくということをまた確認させていただきたいと思います。  それから、いわゆるペイオフといいましょうか、銀行が破綻したときの保険金の支払いの措置として、決済用預金だけでなく一般預金についても、金曜日に破綻が発表され...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 目下、日本振興銀行の破綻処理も行われているところでございますが、東日本大震災という国難にあって、この金融システムの健全な構築等、本当に今、日本にとって大事なときだと思います。  きょう、いろいろ提案もさせていただきましたけれども、預金者そして中小企業に対して金...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。
04月26日第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。よろしくお願いいたします。  まず初めに、これまで原子力政策また科学技術政策に携わってきた者として、今回の東京電力第一原子力発電所の事故は大変深刻に受けとめなくてはならないし、先ほど委員の方からも、関係者全員がこれを重く受けとめな...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それに関連して、尾本参考人にもう一問聞かせていただきます。  今回、事故が起きてから、事故を抑え込むのにいろいろな分岐点があったかと思うんですけれども、東電の利益という観点がその判断の中に入っていたのではないか、こういう指摘もあります。この点についてはどのよう...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今後のいろいろな技術基準の策定、また大きな原子力政策の方針について、やはり現場で民間技術者として働いた、しかしながら、いわゆる技術者倫理ということについて、今は技術者の世界でも大きくこれが言われてくるようになりまして、大学の教育でも、技術者倫理というのはまず第一...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほど技術者の話をしましたけれども、どうしても技術者はそういう村なり島なりになる傾向がある。これは、私自身それを実感しておりますし、自覚しておりますし、そうであってはならない、このように思っているんですけれども、そういう発信をどんどんしていただきたいと思います。...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、秋庭委員にお伺いいたします。  世論調査の結果、四〇ないし五〇%が現状維持を選択しており、国民は安定供給を望んでいる。しかしながら、非常に強い不安を持っているということで、今後の原子力政策の検討に当たっては国民参加が重要であるということですが、二点。 ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。  鈴木参考人にお伺いいたします。  鈴木参考人とは、全然別な民間の場でいろいろ議論を闘わさせていただきました。そういう鈴木参考人の立場からして、今の原子力行政をどのように見ていらっしゃるか。  昔は科学技術庁の中にすべてがあって、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 最後に、近藤委員長にお伺いいたします。  原子力委員会の本来の役目は、原子力政策についての長期的な大きな方向性を国民的議論とともに策定するということだと思います。それに対して、委員からもありましたけれども、本来の使命を果たしていないところがあるのではないか、こ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。ありがとうございました。
04月27日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  きょうは、参考人の皆様には貴重な御意見をちょうだいし、本当にありがとうございました。  私ども公明党も、これまで原子力を認めてまいりました。また、私自身もエネルギー政策にかかわってきました。そういう立場から、今回の事故を大変じくじた...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 班目委員長、今の住田先生のお話を聞かれて、いかがでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 では、その位置づけについては私も理解しました。  もう一つ、今回、原子力安全委員会に対して、いわゆるSPEEDI、放射能拡散予測プログラムですね、この結果をなぜ出し渋ったか、公表しなかったのかという批判もございます。先ほど、住田先生も最初のお話のときに、そこを...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 例えば、最初の避難計画を立てるときに、済みません、今、具体的なある村の名前を忘れましたけれども、ある村の避難は、わざと風下の方になるように、つまり、二十キロ圏内ではあった、しかしそれが、二十キロ圏外には出るんだけれども、SPEEDIの計算結果を見れば、明らかに被...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 まさに住民の安全を守るために助言をするというのが安全委員会だったんじゃないでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 この問題は非常に大きな問題なので、これからも議論していきたいと思います。  松浦先生、原子力安全委員長経験者として、今の議論をどのようにお思いになりますでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 それから次に、住田先生のお話の中で、これからの安全規制の体制を改めるべきだ、こういうお話がございました。  私も基本的には同感ですが、ただ、これまで、いわゆるダブルチェックが一番いいんだ、こういうふうに我々は与党のときは言ってきたし、そういうふうに説明を受けて...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、もう一つお聞きしたいんですが、そのNRCまたACRSの組織の中に入っていらっしゃる専門家の方というのは、役所だとか民間企業だとかメーカーだとか、そういうところとの人事交流というか、人事交流というときれいに聞こえますが、例えば天下り的な要素のある人事交流...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、東京電力に対して質問させていただきます。  最新の知見を常に取り入れて、不断の安全設計の見直しをするという姿勢に欠けていたのではないか、こういう批判がありますが、これに対してはどのようにお答えになりますか。
○斉藤(鉄)委員 そのような風土をあらわす言葉として原子力村という言葉がありますけれども、ある意味で、高度な専門家集団、そのレベルは保たなきゃいけない、これは当然だと思いますが、それと同時に、風通しのいい組織、それは、その組織だけではなくて社会との風通しという意味も含めて、風通し...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。  失礼な言い方があったとしたら、お許しをいただきたいと思います。  終わります。
04月28日第177回国会 衆議院 本会議 第17号
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○斉藤鉄夫君 公明党の斉藤鉄夫です。  まず、今回の震災でとうとい命を失われた方々の御冥福をただただ祈るばかりです。また、御遺族の皆様に哀悼の意を表しますとともに、被災され、今なお避難生活を余儀なくされていらっしゃる皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。  私は、公明党を代表...全文を見る
05月11日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  きょう私は、いわゆる被災した自動車の問題、それから保険の問題について質問をさせていただきたいと思っておりますが、初めに浜岡原子力発電所の停止の問題について、野田大臣に基本的なことをちょっとお聞きしたいと思います。  まず、今...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、いつお知りになりましたでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 決断の内容そのものを議論しているのではありません。その決断に至るプロセス、これはやはり、総理大臣という日本で最大の権力者、最高権力者の決断でございますので、私は、しかるべき法治国家としてのプロセスがあるべきだ、このように思います。  特に、今回の内容は、これか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 内閣で最もかなめの野田大臣に相談がなかった。御立腹になりませんか。
○斉藤(鉄)委員 今大臣おっしゃったように、まさに、これからの日本経済、そしてそこから上がる税収、また国際競争力、世界からの信認等々、本当に深くかかわる決断でございました。そして、まさしくそこに責任を持っていらっしゃるのが野田大臣であります。  その野田大臣に全く相談もなく行わ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この問題はまた改めて行いたいと思いますが、今回の浜岡の停止が、これからの日本経済、またそういう意味で税収でありますとか、また金融の分野、これについては後で自見大臣にお聞きしたいと思いますけれども、どのような影響があるとお思いになり、また、その負の影響を小さくする...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ですから、私がお聞きしているのは、どのような影響があるとお考えになっているのか、そして、それをどのように最小化するかという質問です。
○斉藤(鉄)委員 安心を打ち出したい、これはわかります。であるならば、これから経済にどんな影響があるかということもきちんと前もって精査をした上で、決断されるべきだったのではないか。決断してから、さあ、これからどうなるかわからないので精査しましょう、これはちょっと順序が逆じゃないか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この問題はこれで終わりますけれども、私は、今回の決定プロセスには大きな問題があるということをここで申し述べさせていただきたい、このように思います。  今回の地震及び津波で被災した自動車の処理、これは結構大きな問題だということを、私も現地に行って、またいろいろな...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その三千五百億のうち、被災自動車の撤去にかかわる費用はどの程度かという質問です。
○斉藤(鉄)委員 わかりました。七十億円が用意されている。  今、実態はどういうことかといいますと、まだリサイクルまでとても、レベルに行っておりませんで、とにかく被災した自動車を仮置き場に運搬をしている、こういう状況だそうでございます。多分、全体で四十万台近くある。仮置き場に置...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いわゆる自動車リサイクル法がございます。我々、自動車を買いますと、いわゆるリサイクル券、自動車によって違いますけれども、二万円とか二万五千円払ってリサイクル券を購入する。我々がその車を廃棄処分するときに、そのリサイクル券を出すことによって、その二万円の中から、特...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今ちょっと理解できなかったんですが、そうしますと、先ほど環境省から答弁がありましたけれども、市町村が関与するそういう移設やリサイクルについては、先ほどの国家予算を使う、市町村が関与できないものについては、このリサイクル預託金のお金を使う、こういう理解でよろしいん...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 済みません。わかりました。  まだ現段階ではリサイクルというステージには至っていなくて、移設というステージなんですけれども、そこのお金が出ないというのが現場の生の声なんですが、そこのお金は出しようがないんでしょうか、その預託金からは。
○斉藤(鉄)委員 先ほど言いましたように、しかし、実際には、エアバッグやフロンを回収するようなそんな状況じゃない。となると、そのお金が浮くことはもう今から目に見えているわけですけれども、まず、今ボランティアでやってもらっている撤去と移設、移動ということにそのお金を使うということは...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の法体系や規制の枠は超えられないということですけれども、そのことを、ぜひ枠を超えられるように、これからもまた質問をしていったり、党として要望を出していきたいと思っておりますけれども、御検討をいただきたいと思います。  それから、被災自動車が今後うずたかく積ま...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の答弁では余り何も答えていないと私は思いますけれども、野田大臣、これは、いわゆる税の還付との問題も関係しております。先ほどの議論をお聞きになって、特にポイントは、全額国費でやりますというふうに答えていただければ一番いいんですが、しかし、それは国民負担になります...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この点、よろしくお願いいたします。  次に、地震保険についてでございますが、あと五分しか時間がありませんので、今回、どのぐらいの金額、規模になるか、このうち民間が負担するのはどの程度で、政府が負担するのはどのぐらいか、その政府の支払い体制に不安はないか。支払い...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そうしますと、それらの保険金の支払いが全部済んだ後、かなり準備金は減るわけですけれども、そうすると、保険料率を上げよう、こういう話になってくるかと思いますけれども、この点はいかがでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 ちょっと、半分わからなかったんですが、保険料率は上がらないという答弁を期待していたんですけれども、そうとは言い切れないということですか。ちょっと簡単に。
○斉藤(鉄)委員 わかりました。  では、最後の質問です。  先ほどの自動車に関係して、自動車保険ですけれども、自動車保険では、台風や水害被害では車両損害は補償されるのに、地震、津波に関しては免責になって、このことを知らなかった人が愕然としたというケースが今回多く報告されてお...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 検討をよろしくお願いいたします。  以上、終わります。
05月13日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  既に質問をされた委員の方々から、校庭、校舎等の利用判断における暫定的な目安、いわゆる二十ミリシーベルトの問題についていろいろな質疑がなされておりますが、公明党としても、この問題に対してきちんとした意見表明をし、質問をさせていた...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほどのICRP、二〇〇九年の勧告、その「一から二十ミリシーベルトの範囲の下方部分から選定すべきである。」ということを勧告した文章のその後に、では、どういう数字がICRPとしては望ましいと考えているかというのがございまして、これは直訳ですので大変わかりにくいんで...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今、日本が世界に対して発信をする、こういう事故が起きた、公衆が被曝の危険にさらされている中で日本政府がとるべき態度は、私は国際標準に従うということだと思います。日本だけの特別な基準をつくらないということだと思います。  その国際標準として、ICRPに従うという...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 久住原子力安全委員会委員にお聞きしますが、私が先ほど申し上げたICRP勧告の私の理解、今申し上げましたけれども、それは間違いないですよね。パブリケーション一〇三の考え方、そしてパブリケーション一一一の考え方、私がそれをどう読んで、どう解釈したかというのは間違いな...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、ちょっとこの問題についてはおきまして、もう時間がなくなってきました。  最後に、十二年前の東海村ジェー・シー・オー事故のときは、文部科学省はまだ科学技術庁という形でした。科学技術庁の中に原子力局があり、原子力安全局があり、そして、その科技庁が事務局を...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 しっかり、今回のこと、それからこれからの原子力行政も含めて文部科学省に頑張ってもらいたい、このように申し上げて、質問を終わります。
05月20日第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第5号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  きょうは参考人の先生方、本当にありがとうございます。  それでは、時間も十分と限られておりますので、四人の先生方に質問を最初にだっとさせていただいて、あとお一人ずつ答えていただければと思います。  まず、久住原子力安全委員ですけれ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。終わります。
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  私は、原子力災害の問題について、主に総理にたださせていただきたい、このように思います。  フジテレビの調査ですけれども、政府の原子力災害に対しての情報、これは信用できないという人が八二%、信用できるという人はわずか一三%、国民のほと...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、ちょっと図を。ちょっと細かい話になりますけれども、私は、総理は薄々御存じだったはずだ、技術者でもある総理はわかっていたはずだ、このように思っております。  ちょっと細かい図ですけれども、横方向は、地震が起きてから、三月十一日、そして三月十二日の夜の十...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほど長々と言いましたけれども、この水位計の全く不自然な動き、また放射線量率の動きを見れば、私は、官邸もしくは政府の中の多くはメルトダウンが始まっていたことはわかっていた、しかしながらそれを隠していた、こう思わざるを得ないわけでございます。  この中に、注水の...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 百歩譲ってそうだとして、そうしますと、メルトダウンもあり得る、そういう可能性の中で議論があったというのであれば、今、最悪の事態はこういう可能性がありますと、それを国民に示して、その上で、今我々としてはこういう手を打ちたい、こういう情報の発信の仕方をすべきだったの...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 一部ではない、メルトダウンの可能性は十分あったということはいろいろ言われておりました。先ほど総理も、その可能性もあるという答弁をされました。ということであれば、私は、国民に対しては、そういう可能性もあるけれども、多分今こうなんだろう、しかし最悪の場合はここまでい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ですから、政府部内の中でもメルトダウンということは明確に議論をされていたわけです。そして、その情報が、そういうことも議論されていたのに、そういうことを隠して、ある意味では隠してですよ、国民にそれが開示されることがなかった。このことが国民が不信を持っている一つの大...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 時間が来ましたから終わりますけれども、私は、政府部内で、あちらの責任だ、あちらがやるべきことだということは非常に、これも情報隠しのある意味では一つの手段になっていると思いますし、また、三月十六日以降は原子力安全委員会がしっかりこのSPEEDIについても運用しなさ...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  本来であれば、我々がお伺いをしていろいろ御意見を伺わなければならないところ、わざわざこちらまで来ていただいて、こういう形で御意見を伺わさせていただくこと、本当に心から感謝を申し上げますとともに、我々も、皆様の御意見を本当に身に...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。  残り時間が五分になりましたので、漁業関係を一問、三人の方からどなたか。それから、農業関係を一問させていただきます。お三人の中からどなたかお答えいただければいいんですが。  まず、漁業関係につきましては、漁船のメーカーの方からお話を...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 大変貴重な御意見、ありがとうございました。我々もしっかり頑張ってまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。  質問を終わります。
05月31日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  私は、まず初めに、福島市に住んでいらっしゃる方からいただいたメールをちょっと紹介させていただきたいと思います。  毎日放射線に悩まされています。特に土壌の汚染によって、子供を外で遊ばせられません。学校や公共施設は汚染土壌の一部は除去...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 総理、おかしいですよ。このロードマップも、まず事故の収束という一部、そして二部は被災者の方にどう安心していただくか、これを同時にやらなくてはいけない、そのようになっているんですけれども、除染作業については一切この中に触れられていない。  私たち公明党は、まず詳...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 要するに、二十ミリシーベルトという大枠は実は変えていなかった、その二十ミリシーベルトの中の一・七という学校生活での被曝、これを一ミリシーベルトにするという目標なんだ、そのことをわかってほしいと。イエスかノーで、そういうことですね、それは間違いありませんね。そのこ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私たち公明党は、引き続き、この二十ミリシーベルトという枠そのものをもっと低い値にすべきだ、一ミリシーベルトという値にすべきだ、このように主張し続けていきたいと思います。  次に、今大きく議論になっております海水注水問題に移ります。  ちょっと図を用意いたしま...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 では、この五月二日以降、一切の資料の変更がなされておりません。十九時〇四分に海水注入が始まったというのが公式資料として出てくるのが、五月十六日、東電の資料、「東北地方太平洋沖地震発生当時の福島第一原子力発電所プラントデータについて」という二千六百ページに及ぶ膨大...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今、大臣は、直前にわかったからと。では、なぜ二カ月間もわからなかったんですか、こんな大事なことが、メルトダウンにも関係する大事なことがなぜ二カ月間も。そして、なぜわかったんですか。
○斉藤(鉄)委員 私は、二カ月間この時刻が明らかにならなかったのは、何か重大なことを隠したかったからではないか、このように疑わざるを得ません。  海江田大臣のこの五月二日の答弁では、その後、こういうふうに続くんです。この海水注水が「十九時二十五分に停止をしました。ですから、二十...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 では、中断はなかったとしましょう。中断ということは知らなかった。しかし、既に海水の注水は始まっていたということは知っていた。だから、本格的な注水をしろ、こうおっしゃったわけです。でないと、先日総理は、注水そのものを知らなかったんだから答えようがない、こういう答弁...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の海江田大臣の答弁と五月二日の答弁と、明らかに異なります。  まず、東電に聞きますが、なぜ東電は海水の注水を中断することにしたんですか。
○斉藤(鉄)委員 その場の雰囲気は、これは総理も海江田大臣も答えられています。とにかく水を入れることが大切なんだ、こういう雰囲気だった。なのに、なぜ東電の人が、では、やはりここは一たんやめた方がいいですね、こういう判断になったんですか。矛盾するじゃないですか。その場がそういう雰囲...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 明らかに矛盾していますよ。その場は、とにかく水の注入が大事なんだ、こういう雰囲気だった。にもかかわらず、東電の人は、それが言い出せなかった、そういう雰囲気があった。総理の了解が得られなければ何もできない、こういう了解があったと今東電の人が答えたじゃないですか。 ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ここでも矛盾するじゃないですか。その会議では、とにかく水を入れ続けなくてはいけないということは共通の認識だった、こうおっしゃった。しかし、東電は、それが言い出しにくい雰囲気だった、総理の了解が得られなければとても言い出しにくい雰囲気だった。そして、班目委員長は、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私の感想は、これをずっと続けていても水かけ論になりますけれども、少なくとも、海江田大臣の総理からのさらなる注水をやれという指示があったという答弁、それから東電のその場の雰囲気、また班目委員長の、そのときに、表向きは再臨界が話題になっていると言ったけれども、再臨界...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 中断していなかったということ自体は、技術的にはよかった。しかし、そのことについて国民をだました、政府と東電が一緒になって国民をだましたということは事実ですから、このことについてははっきり申し上げておきたいと思います。  私は、今回のポイントは、官邸での議論の中...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 では、ここまでで。
○斉藤(鉄)委員 もうこのことについては議論しませんが、今回のこの議論を聞いて、国民の皆様に判断をしていただく以外にないと思います。  次、メルトダウンについて質問をさせていただきます。  この図ですけれども、これは先ほど、地震が来てから津波が来、そして三月十二日の夜まで書い...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 つまり、これが政府の正式な見解だったわけです。しかし現実には、この赤い線、どんどん蒸発して水がなくなっていって、その日の六時過ぎにはもう燃料がすべて露出した、そして翌朝にはメルトダウンをしたのであろうという解析結果が出てきます。  その下に正門付近の線量率を、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 時間が来ましたから終わりますが、私は、今回の原発災害初期対応において、情報の発信、また総理の初動態勢に大きな過ちがあった、このことを申し上げざるを得ないということを申し上げて、質問を終わります。
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  まず初めに、官房長官に所感を伺いたいと思います。  今回の起草案には、公明党が主張しておりました人間の復興という考え方、それから復興庁、復興特区、それから女性、子供、障害者への配慮等盛り込まれております。これに対しての官房長官の所感...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その中にも、子供への配慮ということも今回特記をされました。  そこで、私は、子供の被曝という問題につきまして質問をさせていただきたいと思います。  先日、福島県へ参りまして、お母さん方、お父さん方、学校の先生、また学校の現場へも行ってまいりました。特に、お母...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 フィルムバッジというのは、本当に簡単なものを体につけておくだけで積算線量が正確にはかれます。ぜひ検討をお願いしたいと思います。  次に、学校現場では、校庭、園庭について表土の除去作業等が行われております。私も見てまいりました。しかしながら、通学路、それから遊び...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 特に、側溝等に雨が降って流れて集積をしている。側溝ですから、そのそばを通学で子供たちが通っていくというようなことも十分考えられます。早く手を打っていただきたいと思います。  それから、本当にいろいろなお話を聞いてきたんですが、例えば、あるお母さんは、お父さんを...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ぜひ前向きに検討していただいて、希望するお子さんはすべてそういう形で夏休みに学習ができるという形にしていただきたいと思います。  それから、経産大臣にお伺いします。  警戒区域の方からお話を伺いました。その方から、まさに切実な悩みとして、一時帰宅、これは大変...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 切実な問題ですので、ぜひ対処をお願いしたいと思います。  総務大臣にお伺いいたします。  被災県、例えば福島県だけで使える地域振興券、いわゆるプレミアムつきの商品券、これを被災県以外の地方自治体でぜひ応援のために出したいと。地方自治体がプレミアムをつけて、そ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そのように考えて被災県を応援したいと思っている地方自治体のそういうアイデアに対して、総務省としてもぜひ応援をしていただきたい、このように思います。  次に、国土交通大臣に二つお伺いいたします。  まず、福島市の下水処理場に行ってまいりました。最終的なスラッジ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その処理場周辺の方も大変心配をされておりましたので、ぜひお願いをいたします。  では最後に、国土交通大臣、高速道路のことについてでございます。  今いろいろな自治体で東北地方のツアーに補助金を出すというようなことも計画されておりますが、それにあわせて、ぜひ東...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そういう意味でも、第二次補正予算を早期に組んで対処をすべきだ、このように申し上げまして、質問を終わります。
07月12日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  私、今、党の原発災害対策本部長を務めておりますけれども、その私の原点になっておりますのが、やはり被災者の皆様をお訪ねして、避難をされているところにお伺いをし、お一人お一人から本当に悲惨な実態、また声をお聞きしたことでございます。  ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私もお話を伺いますと、必ずおっしゃるのが、必ず家に帰りたい、できるだけ早く、必ず、しかし家に帰りたい、このようにおっしゃいます。そして、そういう希望を持ち続けていただくためにも、この原子力賠償、これはまさに国が前面に出て積極的に行う必要があると私どもは考えており...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 よろしくお願いします。  それではまず、この議論の初めに、これからのエネルギー政策、原子力政策という大きな方向性を議論することが非常に重要だと思います。(パネルを示す)  日本学術会議というのは、学者さんの集まりですけれども、学者の国会と言われております。こ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 エネルギーを所掌されている経産大臣としての海江田さんは、端的に、どのようにお考えですか。
○斉藤(鉄)委員 そうしますと、この一番から六番までの中の、今の総理のお考えは二番か三番か四番かというようなことではないかと思います。  そこで、私たち公明党も原子力を過渡的エネルギーと位置づけておりまして、依存を減らしていくという方向性であるわけですけれども、では、その過渡的...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 同時に、それにプラスして、今定期点検に入っている原子力発電所がすべて立ち上がらない、二〇一二年ですから来年の話です、ずっと立ち上がらないとした場合、どうなりますか。
○斉藤(鉄)委員 すべて動かなくなったというのは、大体来年の春までにはすべて動かなくなりますから、定期点検が終わって立ち上げないと。そうすると、二億トン近く、パーセントにすると一五%から一六%。そうしますと、このマイナス六%という約束を果たせなくなります。  そして、その排出枠...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私の質問はそのお金はだれが払うのかということですが、電力会社が払うことになります。  もちろん、今、江田大臣がおっしゃったことはよくわかっておりますけれども、現実問題として、必要な電力を今火力代替にしていったときにこれだけの負担がかかる。私は、実は、機械的とお...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そうしますと、電力会社はかなり大きな負担をこのことで負うことになりますけれども、私は、そのこともこれから議論の中で、これまで一切議論されてきませんでしたけれども、我々は考慮しなくてはいけないということになります。  次に、二〇二〇年に行きたいと思います。  ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 現在のエネルギー基本計画、総理が白紙に戻すとおっしゃった基本計画に基づくと、原子力発電分で九〇年比二四%分のCO2、これを全部化石に代替すれば、これはちょっと仮説が極端過ぎるかもしれませんけれども、かなり大きな数です。これから二五%減らそうと言っているとき、二五...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 省エネというもう一つの方法がある、それはそのとおりなんですが、基本的には、このマイナス二五%、マイナス八〇%の考慮のときに、省エネというのは実はもう入っているんです。さらなる省エネということは、それは必要ですけれども。そういう意味で、そう簡単な話ではないというこ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ちょっと質問に対して別なことをお答えになりましたけれども、ストレステストの内容に入りましたので、そちらの質問に移りますけれども、であるならば、なぜもっと早く海江田大臣にそのことをおっしゃらなかったんですか。  海江田大臣の動静を見ますと、玄海に行く前に逐一総理...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そのときには何の指示もなかったわけですね。
○斉藤(鉄)委員 私が聞いているのは、ストレステストについての指示です。
○斉藤(鉄)委員 これは、何度もこの委員会でも繰り返されましたからもう言いませんけれども、今回、浜岡のときもそうですが、きちんと法制度にのっとって、法のもとで例えば浜岡について中止をさせる、なぜ浜岡だけなのかということも十分説明できる形で、確かに数日かかるかもしれませんけれども、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 これは、何度お話ししても同じ答弁しか返ってきませんからもう言いませんけれども、少なくとも、海江田大臣に対してはそれらの指示が全くなかったということだけは明らかでございます。  それで、ストレステストですけれども、私の解釈は、例がよくないかもしれませんけれども、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もちろん、先ほど申し上げましたように、ストレステストの性格から、ある意味で基準はつくれないんです。そういう意味では、このストレステストをやって新たな基準にするということ自体が私はよく理解できないわけです。  班目委員長は、原子力安全委員会は個々のプラントについ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 総理、それでいいんでしょうか。総理は先ほど、原子力安全委員会も再稼働させるかどうかという判断に絡ませる、こういう趣旨の御発言をされましたけれども、今の枝野官房長官の発言と少し違うように思いますが、総理はどのようにお考えですか。
○斉藤(鉄)委員 ですから、原子力安全委員会は関係するんじゃないですか。ただの助言だけじゃないです。  あと五分しかありませんので次に参りますけれども、今回のこの賠償スキームの議論の中で、我が党の議論の中でも一つ出てきたんですけれども、原子力については、これを全国水平に一本化す...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 どうも、そういう根本的な議論がなされていないような気がいたします。  そういう意味では、これからの原子力の体制をどうしていくのか、また既成の体系をどうしていくのかということをじっくり議論して、ある意味で、事故が一段落したところでこれからの原子力体制を議論し、最...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 政治が信頼を取り戻すことがその大前提だと思います。そのことを申し上げまして、私の質問を終わります。
07月13日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第27号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  早速、質問をさせていただきます。  まず、野田財務大臣に質問させていただきます。復興財源についてでございます。  昨日、与謝野大臣が復興財源に言及されまして、これは新聞記事ですけれども、償還財源について、一つ二つの税に偏っ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、野田大臣は関係閣僚の一人としてこの復興財源についてどのようなお考えなのか、お伺いしたいと思います。
○斉藤(鉄)委員 それはよくわかるんですけれども、例えば、消費税について、また償還財源についてはそのほかの具体的な税項目について、先ほど与謝野大臣がおっしゃったのと同じようなレベルで何かお考えがあれば、財務大臣としてのお考えを聞かせていただきたいということです。
○斉藤(鉄)委員 私ども公明党は、償還財源として消費税を充てるのはいかがなものかという考え方を基本的に持っております。これに対しては野田大臣、どのような御感想をお持ちでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 この議論は、きょうはこの程度にしておきたいと思います。  次に、自動車損害保険、今回の震災で四十万台の自動車が被災をされたと言われております。  私、五月十一日の本委員会で、この自動車保険を取り上げました。自動車保険ですけれども、地震、噴火、津波特約を附帯し...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 よくわかりました。  将来的には家屋の保険のように国が何らかの形で関与するということも今検討している、こういう理解でよろしいでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 わかりました。  もう一つ、自動車関係で、一昨日、総務大臣が福島市内で発表されたんですけれども、東京電力福島第一原子力発電所事故による避難者らを対象に、自動車税、軽自動車税、固定資産税、それから都市計画税などの地方税を減免することとなったというふうに伺いました...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 済みません。固定資産税と都市計画税については対象者が明確にわかりました。自動車税と軽自動車税、自動車関係諸税のいわゆる対象者をちょっともう一度明確にしていただけますでしょうか。避難者らというふうに報道されておりますが、その対象者をちょっと明確に御答弁いただけます...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ちょっと我々が希望していた範囲よりかなり厳しいので、実際に乗られる方も大変、今回、原発被災者の方、自分の家に帰れないわけですから、車が非常に重要な手段になっておりますので、そういうこともまた御検討いただければと。今使っている車についても何らかの対象になるようにな...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、災害義援金と被災者生活再建支援金、なぜおくれているかということについて質問させていただきたいと思います。  一昨日でちょうど四カ月が経過をいたしました。日本赤十字社等に寄せられた義援金が被災者に届いていないということが、いろいろな委員会でも、昨日の復興特...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もう一つ。では、被災者生活再建支援金でございますが、これも申請に対して六四%しか振り込まれていない、このような報道もございます。被災者の立場に立つという意味で、大変これは問題ではないかと思いますが、今後の給付についてどのようになっているでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 この義援金及び支援金、なお一層努力をしていただきたいと思います。  次に、瓦れき処理でございますが、瓦れきの仮置き場への搬入済み率は三四%にとどまっております。これから本格処理に入るわけですけれども、被災地にとっては膨大な負担でございます。先日、本委員会で石巻...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の御答弁は、一割は地方負担だ、しかし、その一割の九五%は、交付税等いろいろな財政措置をするということですから、地方が負担するのは全体の〇・五%だという理解になりますが、違いますか。
○斉藤(鉄)委員 政府案でも地方負担はないと。  では、なぜ、いろいろな新聞記事で、地方公共団体が、政府案ではとてもやっていけないと。これは説明不足ではありませんか。
○斉藤(鉄)委員 それからもう一つ、基本哲学。やはり廃棄物は地方自治体の責任なんだ、そのところを崩さないために、とにかく地方負担分を残すんだ、こういう御答弁だったと思いますけれども、これだけの大災害について、特別に今回の大災害については国が全面的に支援するという哲学があってもいい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ですから、哲学の部分も変えた方がいいんじゃないですかという質問ですが、いかがですか。
○斉藤(鉄)委員 では、最後に野田財務大臣に御見解を伺います。  復興構想会議「復興への提言」の中でも、特区ですね、特区手法の活用を提案しております。我々も、特区というのを基本法の中に入れるべきだと公明党としても主張し、法への明記が実現をしたところでございます。被災地や被災自治...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 基金というのは、ある意味で、地方自治体としても素早く手が打てる、また、将来、長い時間軸で展望した手が打てるということで大変期待をされておりますので、財務大臣としても、それらに対して積極的に支援をしていただくように要望をいたします。  これで質問を終わります。
07月20日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  早速質問をさせていただきます。  初めに、大畠国土交通大臣に、被災をされて他の地方自治体の公営住宅に避難されている方の、その公営住宅の問題について質問をさせていただきます。  私は広島に住んでおりますが、その避難されている方から御...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございます。  この被災市街地復興特別措置法が現在も生きており、この基本的考え方が今回の、例えば広島市に住んでいらっしゃる方にも適用されるということが明確になりました。  そこで、これは質問ではなくて、今後、国土交通大臣にぜひ考えていただきたいとい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。  国土交通大臣、お忙しいでしょうから、もう結構でございます。  次に、海江田大臣にストレステストについて、先日もここで質問させていただきましたけれども、ちょっと質問し足りなかったところがありますので質問させていただきます。  法律...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の大臣の御答弁は、そうしますと、四大臣が最終的に判断するわけですが、そのときの判断の基準になるような客観的基準を原子力安全委員会がつくってくれる、こういう解釈でよろしいんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 いま一つよくわからないんですが、ちょっとしつこくて申しわけないんですけれども、総理も含めて四人の大臣が判断される、この機械、ここの部分は例えば基準に対して一・五倍の余裕があった、それはどういうふうに判断されるんですか。例えば一・二なら一・二という基準があって、一...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 では、新たな評価の基準をおつくりになると。それは、安全余裕度が一・二なら一・二というような基準なんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 はい。今、私の質問をお聞きになっていなかったみたいなので。  例えば、安全余裕度が一・二以上だったらオーケーというような新たな基準をおつくりになるんですかという意味です。
○斉藤(鉄)委員 それは、原子力安全委員会がそういう基準、ルールをつくるということでしょうか。それとも四人の大臣でつくられるのでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 いま少し、このストレステストについて我々でもよくわかるような位置づけをしていただければと思います。  結果として、より多くの国民の安心を得て再稼働するということについて、これまでの安全基準とは別の角度からのそういうチェックをするということ自体、私は否定するもの...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほど石田委員が海江田大臣に聞いたと同じ趣旨で高木大臣に、原子力事業の健全な発達に資するという、先ほど大臣が意味を御答弁いただいたその趣旨と菅総理の脱原発方針との関連性といいましょうか、どのように大臣は理解されているか、及び、高木大臣御本人の、総理のいわゆる脱原...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ちょっと質問通告していないんですけれども、いわゆる再処理、核燃料サイクルは文部科学大臣の所掌でございます。さる大新聞が、脱原発、原発ゼロ社会を目指そうという中で、当然、ゼロ社会を目指すわけですから、再処理や核燃料サイクルからの撤退ということもその新聞には提言され...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 海江田大臣、質問通告をしていなくて申しわけないんですが、同じ趣旨の質問をしたいんです。  先ほども議論に出ておりましたが、世界の中で、非核保有国でNPT体制のもとで核燃料サイクル、再処理が認められている国は日本だけでございます。これまでの原子力の平和利用につい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 条文に戻ります。  原賠法の第十六条に、「政府は、」「この法律の目的を達成するため必要があると認めるときは、原子力事業者に対し、原子力事業者が損害を賠償するために必要な援助を行なうものとする。」こういう条文がございますが、今回提出されました支援機構法案というの...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、もう時間があと二分しかありませんので、支援機構法案の方に入りたいと思いますが、今回の支援機構法案がなぜ必要なのか。  この原賠法が適用されたのは過去一回、こういうふうに理解しておりまして、十二年前のジェー・シー・オー事故でございます。ジェー・シー・オ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 時間が参りましたので、この続きはまた質問をさせていただきます。  ありがとうございました。
07月22日第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第7号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  本庶先生に二点、端的にお伺いさせていただきます。  一点は、先生のレジュメの中に、人類は生物学的進化の原則、すなわち適者生存から逸脱しているという大変ショッキングな表現がございました。このことについてもう少し御説明をいただきたい、こ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。
08月02日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第18号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  早速質問に入らせていただきます。  まず、改めての確認でございますが、現在の瓦れき処理状況、どこまで進んでいるのか、仮置き場への搬入がどこまで進んでいるのか、大臣にお伺いします。
○斉藤(鉄)委員 大臣は、繰り返し、瓦れきの処理はこれまで着実に進められてきた、このように答弁されておりますけれども、しかしながら、この瓦れき処理、今回、政府案をお出しになりました。これは、ある意味で瓦れき処理をもっと加速させなければならないという認識だと思いますけれども、その検...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 大臣は、八月末までには生活環境から瓦れきを撤去する、こうともおっしゃっております。それは可能なんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 では、八月末までに生活環境からの瓦れきの撤去、きょう御答弁いただきましたので、全力を挙げてやっていただきたいと思います。我々にも大きな要望が来ているところでございます。  次に、一次補正予算、瓦れき処理にかかわる予算三千五百十九億円のうち、最新の執行状況はどの...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の答弁はよくわからなかったんですが、要するに、三千五百十九億円のうち現在までに執行された予算は幾らですか。端的にお答えください。
○斉藤(鉄)委員 先ほど、全体としては瓦れきの仮置き場への処理は四五%進んでいる。しかしながら、予算につきましては、三千五百十九億円のうち八百億円、約四分の一ですので二五%ということになります。地方自治体から、この支払いについて大変遅い、また、それを実際に請け負っている業者さんか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 衆法提案者にお聞きします。  衆法には国の責任が明確に規定されておりますが、今回国が果たすべき役割について、どのようにお考えでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 次に、国の代行についてお伺いします。  政府案では、環境大臣が事務の支障のない範囲内で代行することができるという内容になっておりますが、衆法提出案ではどこまで国が代行することになっているのか、いわゆる第三条の趣旨ですけれども、お伺いします。
○斉藤(鉄)委員 よくわかりました。  次に、主務大臣についてお伺いします。  政府案では、瓦れき処理については環境大臣が責任を持つということになっております。衆法提出法案では、国の責任が規定されているということでございます。  この衆法に対して、いわゆる環境の保全と公衆衛...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 環境大臣にお伺いします。  今の質問とちょっと関連するんですけれども、七月の初めに廃掃法の政令の改正がございました。いわゆる再委託の問題です。市町村が廃棄物の処理を委託する場合に、廃棄物処理業の資格を持たない事業者が元請事業者として受託できるよう政令改正が行わ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その執行に当たっては、例えばピンはねとか不当な行為が起きないような厳重な発注管理が必要になると思いますので、その点はよろしくお願いいたします。  次に、費用補助についてですが、これも先ほど井上委員から質問がありました。我が党の江田議員、そこにいらっしゃる江田さ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 江田大臣、お言葉ですが、やはり、これは実際の自治体からも私たちたくさん要望を聞きました。この一〇%の負担部分、これが地方自治体にとってはいろいろな意味で大変大きな負担なんだと。これは、今回の大震災をどうとらえるか、国がどうとらえているかというある意味では大変本質...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 大変明確になったと思います。  次に、この一割の部分、地方自治体が負担をする、しかし最終的には国が全部、起債そして交付税措置等で面倒を見るということでございますが、その一割の部分について、市町村としてはどのようなプロセスがあって結局国からの援助が受けられるのか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先日、本会議の秋葉議員の質問におきまして、大変これが、今の政府委員の答弁によりますといとも簡単そうに聞こえますけれども、十一のプロセスにわたって大変な事務手続が必要なんだというふうに我々は認識しております。そういう意味でも、衆法提出の方が地方自治体にとって本当に...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この広域処理におきましては、地方自治体で、では、どこそこにお願いしますというようなことはなかなか見つけにくいし、お願いをしにくい。やはり国が前面に立ってその調整を図る必要があると思います。そういう意味でも、その費用については国が全面的に責任を持ち、かつ費用も負担...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この点について、衆法提案者、市町村別の費用区分の必要がなくなるわけです、広域処理の場合。この広域連携の推進についてどのように規定しているか。また、国が全面的にその費用も負担するという方が進むということについて、答弁願います。
○斉藤(鉄)委員 きょうは、政府案また衆法について質問させていただきました。目指すところは同じ、こういう認識を持ったわけでございまして、この委員会におきまして成案が得られればどんなにすばらしいか、また被災者の方に喜んでいただけるかと思います。  今後の審議の充実することを誓いま...全文を見る
08月03日第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第9号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  きょうは、先生、本当にありがとうございます。先生は、すばらしい研究成果を上げられたということと同時に、すばらしいお弟子さんをたくさん育てられたということでも大変有名でございます。  しかしながら、先生の書かれた御本を読みます...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。
08月09日第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第10号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  細野大臣が就任されて初めての質問になります。大臣は、事故収束、そしてこれからの原子力のあり方、日本の未来に大きく関与する原子力の未来ということについての担当大臣です。ある意味では、日本のこれからの行く末を決める重要な立場かと思います。...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この問題、もっと言いたいこともありますが、このことだけ議論しておりますと肝心な議論ができなくなりますのでこの辺にしておきますけれども、総理のいろいろな原子力についての態度の変遷を考えると、今回の原子力安全行政の見直し、そういう疑念も持たざるを得ない。  しかし...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 我々公明党も、マニフェストの中では、そういう独立性を高めるためにも三条委員会がいいということを提案しておりますが、これは、また後ほどもう一度詳しく説明させていただきます。  それから、基本原則の四番目に人ということが載っておりました。  これまでの人事は、役...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この問題も後でもう少し詳しく質問をさせていただきます。  それから、今回の案で、ある意味では私も一番あらっと思いましたのは、危機管理を重要な基本理念としていることでございます。  これはわかります。今回、原子力安全委員会や規制機関が事故の対応に失敗したという...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それから、私、先ほど熊田委員の質問を聞いていて、確かにそうだなと思ったんですけれども、熊田委員の配られた資料の一ページ目の「法の問題」というのがございまして、その最初に「放射線被ばくの防止を直接の法目的としない規制法」という項目があって、確かにそうだなと思ったわ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 人、組織、そして法体系そのものも新しい体制に合致するような、大規模な法律の枠組みの改正も必要になってくると私も思います。  それでは、ちょっと具体論に入っていきます。  いわゆる案では、環境省ないしは内閣府の中に原子力安全庁をつくる、当然大臣がつくわけですけ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ちょっと別な観点からですが、例えば環境省の中に置く。私も環境大臣をさせていただいたときに、原子力を二酸化炭素排出抑制の柱と位置づけまして、原子力を推進しました。環境省の役人の中には、原子力に対して非常に否定的な考え方を持っている人もたくさんいて、随分論争をしまし...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 環境省の中は、確かにそういうDNAを持った人たちがたくさんいるというのは私も感じておりまして、だからこそ議論しようということでかなり深い議論をして、お互い机をたたいて別れることもありましたけれども、そういう雰囲気であることは確かです。  私は、温暖化対策という...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、その人の問題です。  ノーリターンルールを提唱されておりますけれども、審議官とか局長クラスでノーリターンといいますと、では新しい安全庁のこのポストはおれたちの席というふうに指定席になって、天下りではありませんけれども、そういう権益の一つになってしまう...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、これまでの安全規制等を支えてきた下部組織といいましょうか支援組織の統合についてお伺いしたいと思います。  規制側としては、経済産業省の原子力安全・保安院、それから文部科学省の科学技術政策局の中の原子力安全課、文科省の研究開発局の中の核不拡散・保障措置室、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 非常に優秀な方々が支援機関の中にたくさんいらっしゃいます。そういうところにまた若い優秀な人々が集まってくるような体制も考えなくてはいけない。それは、また次回質問をいたします。  最後に、新しい規制機関と地方自治体との関係でございます。  環境放射線モニタリン...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 質問を終わりますけれども、国民から信頼される原子力行政にするということが、我々日本人、いましばらく原子力とつき合っていかなくては日本がもたないと思います。そういう意味では、今後の国のあり方を決める大変重要な議論になりますので、我々もしっかり提言をしていきたいとい...全文を見る
10月25日第179回国会 衆議院 郵政改革に関する特別委員会 第3号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  きょうは、この特別委員会、初めての質疑でございますので、基本的なことをお伺いしたいと思いますし、また教えていただきたい、このように思っております。  まず初めに、四人の大臣の方にそれぞれお伺いしたいんですけれども、平成十七年...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。  川端大臣と安住大臣については、民営化についての評価、どう考えるかというお答えをいただいた上で、どういう問題点があるかというお答えをされました。  自見大臣と前田大臣については、今の所管の問題点というところをお話しになったわけですけ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 わかりました。  自見大臣、あの民営化をどう評価されているかというのはいま一つよくわからなかったんですが、これからの質疑の中でわかってくるようになるかもしれません。  二つ目の質問で、これも四人の大臣の方にお聞きしたいんですが、民営化という言葉の意味をどのよ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 四大臣の考え方を伺いました。  現行法で民営化というと、かなり明確に定義づけされて、株式関係がゼロになるということをもって民営化するということです。したがいまして、現在出されております改革法案ということと基本的に民営化の意味が違う、ここの議論がこれから最も大き...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ちょっとよくわからなかったんですが、近代国家ではそれが常識になっているということなんですが、では、総務大臣にお聞きします。  例えば、国家が個人に何か知らせなきゃいけない、そのインフラは備えるべきでしょう。個人と個人の親書を届けなきゃいけない義務が国家にはある...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そうしますと、あるんですけれども、それが国家が備えるべき基本インフラというのがなぜかという質問なんです。  個人間の信書が確実に郵便事業として受け渡されることを国家が備えるべき基本インフラだというふうに自見大臣はおっしゃっているんですが、皆さん共通の認識だと思...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 わかりました。  それでは、自見大臣の所信に戻りまして、貯金、保険、いわゆる金融サービスもユニバーサルサービスでなくてはならない、国家が備えるべき基本的インフラとおっしゃっておりますが、信書、郵便についてはわかりました、金融もそうなんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 自見大臣の御答弁のポイントは最初の方にあって、つまり、税金を使わなくて郵便のユニバーサルサービスを実行するために、貯金、保険も一緒にやらなきゃいけないんだという論理ですね。  それは、貯金、保険がユニバーサルサービスでなきゃいけない理由にはなっていないんじゃな...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、総務大臣の所信的発言についてお聞きします。  実は、自見大臣の所信の中にも、三事業一体でという言葉がございます。川端大臣の所信にも、郵政三事業が郵便局を通じて一体的に提供されていくことが必要である、このように述べられております。なぜ三事業が一体でなければ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今大臣がお答えになったことは、この所信の中に「五分社化に伴う分割ロスやサービス低下等の問題、弊害」という言葉で出てきておりまして、質問としては、それは具体的には何かということ。  それから、しかし、郵政民営化のときの議論として、三事業がそれぞれ独立性を持って、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この三事業一体の必要性、それから金融のユニバーサルサービスも国家が備えるべき基本的インフラなのかどうかということについては、これからもまたこの委員会でしっかり議論していきたいと思います。  ちょっと時間がなくなってきましたので、安住大臣と前田大臣の所信について...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほどの答弁の中に出てまいりました特別会計に関する法律附則第十二条に、国債整理基金へ入れて国債償還財源にするという規定がございますが、これとの関係、そうすると、その株式を売った時点で新しい法律をつくって復興財源にするんだという仕組みが新たに必要になってくる、こう...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それからもう一点、株式の売却収入金をふやすということは、国民の財産をふやすということで、大切なことだと思いますが、どのような努力が必要と考えておられるか、財務大臣のお考えをお伺いします。
○斉藤(鉄)委員 次に、前田国交大臣の所信に対してお伺いします。  端的に教えてください。  所信の中に、「貨物利用運送事業や貨物自動車運送事業を所管する大臣として、」このようにございますが、貨物利用運送事業、貨物自動車運送事業とは何か、そしてこの郵政改革の中でどのように位置...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国土形成という観点から、郵便局そして郵便事業をどのように見ておられるか。また、先ほど来議論になっております三事業一体、ユニバーサルサービスということをどう考えていらっしゃるか、国土形成という観点からですけれども、お伺いします。
○斉藤(鉄)委員 きょうは、大臣所信を中心に質問させていただきました。まだ不明確なところがありますので、今後、質問を続けさせていただきたいと思います。  終わります。
11月01日第179回国会 衆議院 本会議 第5号
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○斉藤鉄夫君 私は、公明党を代表して、野田総理の所信表明演説に対し、質問を行います。(拍手)  東日本大震災から八カ月が経過しようとしております。被災者の方々に改めて、心からお見舞いを申し上げます。  また、洪水、震災被害に遭遇したタイ並びにトルコ両国に対し、お見舞いを申し上...全文を見る
11月18日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。早速質問をさせていただきます。  先ほど徳田議員の質問にもございましたが、なぜ増税で対応するのかという点でございます。我が党でもいろいろな議論がありました。  では、先ほどの徳田議員とはちょっと別な角度から聞かせていただきますが、関東大...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、償還期間の問題ですけれども、十年という提案をされた。二十五年ということになりそうでございますけれども、この十年という提案をされたその根拠は、復興基本方針の中に、「今を生きる世代全体で連帯し負担を分かち合うことを基本とする。」そういう考え方を受けて、復興基本...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほどこじつけという言葉を使われましたが、そのこじつけという言葉は今の御答弁のどこに係っておりましたか。
○斉藤(鉄)委員 増税幅を抑えるため税外収入の確保に努めるということでございます。無駄の削減を行う、また、これまでの歳出について合理的にこれを詰めていって財源とするということは当然やらなくてはいけないことだと思いますけれども、ある意味では国民の財産とも考えられるいろいろな基金とか...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それから税外収入ですけれども、五兆円、そしてプラス二兆円。このプラス二兆円は今回の法案の附則の中に書かれております。  まず、最初の五兆円ですけれども、子ども手当の見直しということで入っておりますが、二・九兆円使うところを実質二・二兆円に抑えて、その差額の〇・...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 必ずしも私の質問に答えていただいておりませんが、次に行きます。  公務員人件費の削減、〇・六兆というものも入っております。二十四年度〇・三兆、二十五年度〇・三兆。これはどういうふうに実現するんですか。
○斉藤(鉄)委員 これは労働基本権とも関係した大きな議論ですけれども、質問通告はしておりませんが、この労働基本権との関係について、財務大臣の基本的なお考えをお聞きします。
○斉藤(鉄)委員 人勧というこの制度の根幹は崩すべきではないという基本的なお考えというふうに理解してよろしいでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 次の質問に移ります。  JTについてでございますけれども、政府の中のいろいろな財源の議論を受けて、JT株が大きく乱高下したというのは記憶に新しいところでございますけれども、政府の方針が大きく企業価値に関与する、そういう企業、そして、政府が株式を持っているという...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、先ほど村田議員も質問されておりましたけれども、たばこ増税について。  原案では、たばこ増税が入っております。これはなぜ、たばこ増税を入れられたんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 このたばこ増税につきましては、我が党の中でも大きな議論がございました。先ほど村田さんが、自民党の中でのこういう反対意見がある、そういう意見も我が党の中にありましたし、一方で、やはり健康ということも考えて、これは所得税増税また法人税増税を抑える意味でも入れるべきだ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 地方税のところで今言及がありましたが、所得税については、たばこ増税をやめたことによって、税率でどれだけアップし、例えば平均的な年収の御家庭で一年当たりどれだけの負担増になるのか、ちょっと確認をしておきたいと思います。
○斉藤(鉄)委員 二十五年にした時点で付加税一・六%、たばこ増税をやめたことによってそれが二・一%になる、こういうふうに聞いておりますけれども、もう一度、平均的な家庭でどの程度の負担増になるのか。
○斉藤(鉄)委員 トータルですね、その数字は。たばこ増税がなくなったことによる負担増部分はどのぐらいでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 私がお聞きしているのは、たばこ……(安住国務大臣「わかりました、失礼しました」と呼ぶ)
○斉藤(鉄)委員 では、一年当たり大体三百円の負担増ということですね。  次に、そのたばこですけれども、五兆円プラス二兆円、税外収入。五兆円、それから将来二兆円、もっと税外収入を出すんだということが今回の法案の中にも附則で出ておりますけれども、この二兆円の方、つまりJT株式につ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 政府の株式保有割合にかかわらず、全量買い取りは行っていくと。  お答えの最後の方に、政府の措置とか、そういうふうに配慮してくれればいいとかという言葉がありましたけれども、具体的にはどういうことですか。
○斉藤(鉄)委員 わかりました。  次に、法人税についてお聞きします。  法人税について、期間を三年とした理由は何でしょうか。
○斉藤(鉄)委員 もっと端的に聞くと、なぜ四年、五年ではなくて三年だったか、その理由です。
○斉藤(鉄)委員 私も企業の方から聞きましたけれども、これから新しい事業をするときに、最初の三年間は利益が出ない、四年目ぐらいから利益が出る、だからその三年間というのが一番いいんだというふうな話を聞いたことがございますけれども、そういう理由もあったんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 それから、議論の中で、ある意味では、個人に対しては二十五年間も、当初は十年間でしたけれども、負担をかける、それも付加税だ。企業に対しては一たん減税をして、それに対しての付加税ですから、実質減税になっています。  個人にばかり負担をかけ過ぎるのではないか、法人課...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今回、法人税につきましては、課税ベースの拡大が入っております。特に、研究開発税制の変更が研究開発型の企業に大きな影響を与える、ある特定の企業にとってはかなりの増税になると言われております。  これは、今後国際競争力を増していかなくてはならない日本の企業にとって...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、B型肝炎の補償の財源についてです。  この委員会ではない厚生労働委員会に、B型肝炎の特別措置法案が提出を、もうされたのか、これからされるのか、今国会で議論されるわけですが、その附則に、これまでは、今回の二十三年度税制改正の所得税法の改正で生じる財源をこれ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もしその法案が通れば、附則に書かれているような表現であれば、その財源はシーリングの外でやる、先ほどそういう答弁をされたわけですが、ちょっと確認しておきたいと思います。
○斉藤(鉄)委員 二十三年度税制改正の中で、私個人としてはぜひ実現をしたかった税目が地球温暖化対策税でございます。  この地球温暖化対策税につきましては、党内でもいろいろ議論があったんですが、安住大臣の、この地球温暖化対策税、まあ環境税というふうに言っていいのかどうか、ここも議...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今回初めて環境省と経産省が意見を一緒にしまして、我々、いつも環境政策を進めるときに経産省が余り協力的でなかったということがあったんですが、今回は一致して、新しい環境エネルギーモデル国家をつくっていこうという、その財源になるべきお金でした。そういう意味で、今後とも...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。
11月30日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  四月の臨時特例法に続く第二弾の税制臨時特例法でございます。  まず初めに、第一弾の臨時特例法の総括といいましょうか、振り返るところからちょっと始めたいと思います。  制度の周知が不十分で利用が進んでいないという指摘がござい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 引き続き、広報の方をしっかり頑張っていただきたいと思います。  今回の臨時特例の第二弾、これを第一弾にプラスして、今回、第二弾を措置するわけですが、その趣旨はどういうものでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 第一弾が復旧ということに着目をし、第二弾はいわば復興、復旧にももちろん全面的に対処しておりますが、復興にも光を当てた、こういう理解かと思います。私もそのように考えております。  今回の第二弾は、先ほどの質問とも重なりますけれども、第一弾や、それから阪神・淡路大...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 確かに、税項目を比べてみますと、第一弾につきましては、阪神・淡路のときとほぼ重なる感じです。しかし、今回の第二弾を見ますと、阪神・淡路のときにはなかったものが八〇%方という感じになっております。特に特区関係、これについては当然かと思いますが、それから登録免許税関...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 財務大臣も何かありますでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 次の質問に移ります。  今回の措置の中には、いわゆる特区法の規定に基づく指定を受けた認定事業者に対する優遇措置など、指定や認定、これらの要件が必要となる措置が多く盛り込まれております。租税回避防止の観点から、これらの要件が継続されている、充足されているというこ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今、私は否定的な方から質問に入ったんですが、片一方で、現場の要請は、これから私がお伺いする方がはるかに多いんですけれども、特例措置の適用は柔軟に行うべきだという要望も非常に強いわけでございます。  これも、現場の状況から考えればよく理解できるわけですが、被災者...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この点は、重々、相談者の疑問に丁寧に対応していっていただきたい、このように思います。  次に、地方自治体の問題でございます。  今回、特区にかかわる特例措置が非常に多い。そういう特例につきましては、地方自治体が作成する復興推進計画が認定されているということが...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そういうことなんでしょうけれども、もっと具体的に、例えば、ある自治体は復興計画が認定されている、隣の町はまだ認定されていない、しかし、同じような事業計画が出たときに、片一方では今回の特例が適用されないというようなことが当然出てくると思うんです。そういう具体例が出...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それはぜひやっていただきたいと思いますが、事、今回の税の特例についても、差が生じないようにきちんと財務大臣として措置するということをお答えできますか。
○斉藤(鉄)委員 ぜひ、その点、よろしくお願いいたします。  それから、最初の質問とも関連しますが、周知徹底ということが大事だと思います。そのためには、被災者に今回の措置をできるだけわかりやすくPRするということと、それから、現場の税務職員の教育、円滑な執行のための人員確保、こ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この点もしっかりお願いしたいと思います。  それから、ちょっと今回の特例法から離れるかもしれませんが、今回の税制特例の恩恵を受けるためには、そもそも家を建てるとか新しく事業を起こすとか、そういうことがなければ恩恵は受けられないわけでございます。  そういう意...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今回、第二弾ということでございますが、第三弾についてどのようにお考えかということをお聞きしたいと思います。  第一弾、そして今回の第二弾、これを実行してみて、その効果やどのような影響があったかということを十分検証しなくてはいけないと思います。また、これから復興...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今後、現場の状況を見ながら我々も提案をしていきたい、このように思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。  ちょっとテーマを変えまして、先週、民主党の税調から、自動車取得税及び自動車重量税について、これを廃止もしくは抜本的な見直しという案が提案をされ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 自動車に関連する諸税については、取得、保有、走行で、これは民主党さんも常々、取得、保有については簡素化し、また軽減し、環境的な側面ということも踏まえて走行についてを主な課税対象とする、こういうお考えだったかと思いますが、そういう考え方のもとで今後政府税調としても...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 他方、揮発油税等のいわゆる当分の間税率、これについては、民主党の中でも、少なくともこの分については軽減すべきだという強い意見があるというふうに認識しておりますけれども、このことと先ほどの御答弁と、どういうふうに関連づけられるでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 そうしますと、今御答弁いただいたことをまとめますと、当分の間税率等については引き下げる考えはない、ただし、自動車重量税、取得税については、党からの要請もあり、これは検討の余地がある、今の御答弁を全部総合すると、そういうふうに私は理解したんですが、それでよろしいん...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 まさに重量税と取得税でエコカー減税をやっているわけですけれども、それが切れるから、それを継続することで対応したい、こういう意味でしょうか。
○斉藤(鉄)委員 民主党さんが提案されるように、重量税と取得税を全部なくすということになりますと、エコカー減税のいわゆるエコカーインセンティブがなくなります。しかしながら、エコカー推進というのは我が国の技術開発にとっても非常に重要ですので、その部分を伸ばさなきゃいけない。というこ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 重量税、取得税以外でエコカー減税をするつもりはない、しかし、エコカー減税的な環境インセンティブは持たせる必要がある、ということは、民主党からの要請である重量税、取得税の廃止ないしは抜本的な見直しはやるつもりはない、こういうことに最終的になりますが、それでよろしゅ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それから、野田総理は、消費税の引き上げ時期と税率の上げ幅を含めた税制の抜本改革法案を今年度内に提出すると発言をされております。  しかし、消費税率などの詳細を法案に書き込むに当たっては、社会保障の全体像が明らかとなって、そこにどれだけのお金がかかるのかというこ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もう時間が来ました。終わりますけれども、しかしながら、例えば年金制度の一元化、また最低保障年金という、民主党が最初からおっしゃっていたこと等については、もうかなり時間がたっておりますけれども、一向に具体案が出てこない。余りに遅過ぎるのではないかということだけ申し...全文を見る