斉藤鉄夫

さいとうてつお

比例代表(中国)選出
公明党
当選回数9回

斉藤鉄夫の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  来年度予算案の審議に入るわけですけれども、その前に、被爆地広島の議員として、広島、長崎の思いを率直に総理にぶつけたいと思います。  二〇〇九年四月五日、オバマ大統領の核兵器なき世界を目指したプラハ演説、それから、二〇一〇年、五年ごと...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国連の採決でも、反対しているのは核兵器保有国を中心とする少数国、百二十を超える国が賛成している。そういう中で、唯一の被爆国の日本がその先頭に立たなくてはいけない、このように思いますので、ある意味で、政府の方針転換をこれからぜひ議論していただきたいと思います。 ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 民主党のマニフェストにも、NPT再検討会議において主導的な役割を果たすとございます。広島市に全て任せるのではなく、政府としてしっかり取り組んでほしいと思います。  次に、本題でございます来年度予算案について議論をしたいと思います。  来年度予算案については、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私、これは財務省からもらった図で自分で計算したものですから、多少数字が違いますけれども、先ほどの財務省の民主党政権の三年間の数字には、多分先ほどの二・六兆が入っていないんだと思います。建前上そうしたんでしょう。そういうことを考えれば、大体十兆円超の歳出増になって...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほどの説明では、この八兆、全く数字が足りませんでした。社会保障費とおっしゃいますけれども、大体、社会保障費の伸びは一年一兆ぐらいです。とても八兆を説明できません。  また、自公政権時代の九年間を見ていただければわかりますが、当然この期間も社会保障費は伸びてい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この八兆円、歳出の面から見ても八という数字が出てきます。収入の面から見ても八という数字が出てきます。  片一方、いわゆる基礎的財政収支対象経費、これはその年のいわゆる政策経費にどれだけ使ったかというお金ですけれども、これは、自公政権時代、大体六十兆円台の下の方...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 リーマン・ショックで公共投資をしたというのは事実です。しかし、その分を差し引くために、民主党政権下では、三十兆円近い震災対応、このものについてはカウントをここにしておりません。そういう意味では、自公政権時代の財政運営と民主党の財政運営の実力を比較したものだ、それ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほど国債費のことをおっしゃいましたけれども、国債費はこの計算の中に入っております。それから、税収が九兆円落ち込んだということも、この税収減の中に、これは三年に平均しての数字になりますけれども、入っている。そのことは、先ほど申し上げましたプライマリーバランス対象...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほどの、前の議論に戻る時間がもうないんですが、今の岡田副総理がおっしゃったこと、それは違います。  我々の、八年間のときには八で割っています。民主党政権になっては三で割っています。そのことで相殺されているということでございます。(岡田国務大臣「いや、ベースが...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私たちは、昨年、新しい福祉社会ビジョン、これからの年金、医療、介護を充実させていくためにこういう努力を財政的な努力も含めてしていかなきゃいけないということを提案させていただきました。そのときに、民主党さんは全然相手にしなかったわけでございます。  現在の制度は...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 それでは、具体的に、民主党の年金改革案がいかに今の我々が出している案と同列に論じるのが難しいか、非現実的かという話をさせていただきたいと思います。  ここに三つ、大きな問題点を挙げさせてもらいました。  一つは、最低保障年金の創設に伴う巨額の財源確保は困難な...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の御説明でまだよく理解できませんけれども、基本的に、この最低保障年金はあるところで打ち切るわけですから、それ以上の人は給付減になるというところについてのお答えはなかったかと思います。  それから、自営業者の問題は、所得捕捉の問題もこれあり、大変難しい問題だと...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 こういう議論をすること自体も大切です。集中審議をぜひ行うべきだ、このように思います。
○斉藤(鉄)委員 先ほど、八兆円は消費税五%、このように言いましたけれども、三%ということに訂正したいと思います。それから、このフリップですけれども、一月の保険料が約五億円となっておりますけれども、これは五万円の間違いでございます。このことだけ、ちょっと申し上げておきます。  ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私は、二つの理由で入るべきだ、このように思います。まだ間に合います。  一つの理由は、この二〇二〇年から始まる全ての国を対象とした新たな法的枠組み、この中に日本の国益をかけた仕組みづくりをするべきだということでございます。  例えば、EUは第二約束期間に残り...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 二国間での取り決めがそのルールの中に入ってくるようにするためには、ルールづくりに入っていないとだめなんです。このことについて、我々の意見を申し述べましたので、ぜひ考慮していただきたい、このように思います。  最後に、議員の定数削減について質問をさせていただきま...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 同僚議員に時間を譲ります。
02月24日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  質問を早速させていただきたいと思います。  予算委員会で、税と社会保障の一体改革についての議論も実質的に進んでいると思います。それで、私も予算委員会で御提案申し上げたんですが、我々は、税と社会保障の一体改革、与野党でしっかり議論しな...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 長期的な年金制度、安定した年金制度を議論する、これは必要だと思います。我々も今の年金制度が万全だとは思っていません。長期的に安定させるにはどうしたらいいかということを議論しなきゃいけない。しかし、それは、今回のこの八%、そして一〇%消費税を上げましょうということ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この議論、なかなか我々の主張を取り入れていただけないんですけれども、この議論をずっと続けていても進歩がないようですので、我々の主張を申し上げておきます。  それから次に、来年度予算案について、きょうも先ほどからずっと議論になっておりますが、私も同じ議論をさせて...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 社会保障が年々伸びている、だから、年々伸びているのを、前半を平均とって、後半を平均とって、伸びているじゃないかと言うのは確かにおかしい、それはわかります。ただ、この図を見ていただくと、自公政権時代はふえていないんですよ。大体フラットなんです。ここをどう見るかとい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 我々も、小泉構造改革の中で、毎年二千二百億削っていくという中で悪戦苦闘して、ちょっとやり過ぎた面もあったのかなという思いは正直ありますが、しかし、この国債費の増を除いた分でも八兆円はふえ過ぎなんじゃないか。  やはり、まず第一に、シーリングをしませんでしたね。...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 自見大臣、国民新党の立場から見て、今の議論をどのようにお聞きになりましたか。
○斉藤(鉄)委員 我々公明党も、社会保障については機能を強化して万全なものにしていかなきゃいけないということは、もう我々もそのように主張しているわけですけれども、今回、今までの民主党の予算編成を見てみると、もう少し無駄が削れるんではないか、水膨れ体質になっているんではないか、その...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ここは見解の相違ですが、もし本当にないのであれば、赤字国債という形で、大変厳しい状況であるということを正直に財政上表現した方がよかったのではないかと私は思います。  次に、子ども手当について、来ていただいておりますので、ちょっと質問させてもらいます。  昨年...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この子ども手当、また子供に対する手当、また児童手当、私は、非常に、今後の子育て支援について、基本的にどういう考え方で子育て支援をしていくかという重要な哲学的な問題も含んでいる、このように思います。そういう意味で、しっかり三党協議を踏まえて今後協議をしていくべきだ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 我々、自公政権時代に里山プロジェクトというのを始めました。日本の里山があるからこそ日本の生物多様性は守られてきた、この里山を保全していこうと。そういう中で、この農家の戸別所得補償制度、我々、全面的に否定しているものではありません。よりよきものにしていこうという姿...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 安住大臣、今の円相場等も含めて、現在の経済状況をどのように認識されておりますか。
○斉藤(鉄)委員 最後の質問になると思いますが、地球温暖化対策税、来年度税制改正の中に入っております。我が党内でも、実はいろいろな議論があるところでございます。しかし、私個人の考えは、これはぜひ導入すべきだ、このように思っておりますし、今、三・一一を経て、新しい日本の構図をつくっ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この法案につきましては、また法案審議でしっかりいろいろな質問をさせていただきたいと思います。  質問を終わります。
02月29日第180回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  私は、汚水処理につきまして質問させていただきます。  汚水処理については、下水道の国土交通省、農業集落排水の農水省、そして浄化槽の環境省と、三つに分かれております。今後、これをより合理的に運用することによってお金を大きく節約できるの...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 例えば、仙台市の南蒲生浄化センターなどのところでは、下水処理については応急処理がなされているものの、その整備に大変時間がかかるというふうに聞いておりますが、復旧の見込みはどのようになっているでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 大型のところについては、応急処理で行っていて、出ている水はその分品質が悪くなっている、このように認識しております。  次に、農業集落排水ですが、被害状況はどのようになっているでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 一割がまだというところだと思います。  浄化槽の被害状況はどうなっておりますでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 汚水処理の被害につきましては、できるだけ早い復旧ということを考えますと、早急に復旧ができるということが重要かと考えますけれども、浄化槽については被害の状況も少なかった。  それから、今後これをどう復旧していくかということなんですが、下水道のところは前が下水道だ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この後の全国の汚水処理の話とも関連いたしますけれども、この復旧ということにつきましても、どういう方法が最も合理的か、どうすることが最も早く被災者の方に快適な生活を取り戻すことになるのかという点で連携をしてもらいたい、このように思います。  その連携については、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 全国平均では一三%の人がまだ汚水処理の恩恵に浴していない。しかしながら、人口五万人未満の市町村ではその割合が、今、七二%とおっしゃいましたから、引き算すると二八%の方が恩恵に浴していない。つまり、田舎に行くほど、過疎地に行くほど整備が進んでいないということかと思...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 汚水処理の大宗が下水道であるということは、もうこれは人口比率から見ても当然でございます。これまで人口密集地を中心に進めてきたということで、下水道が一番大きな比率を占めている。その後、農村地域におきまして、農村地域の中でも人口が集まっている集落を中心に、農業集落排...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 県が主体的にやるべきこと、地方自治体が主体的にやるべきこと、それはよくわかります。  しかし、現実には国家財政も大きく補助しているわけでございまして、国としての大きな方針ということも必要かと思いますけれども、国交省として、下水道の見直しについて、何らかの指導性...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 午前中最後の質問ですが、もう一問、国交大臣に。  では、その見直しが十分これまで進んでいる、このように認識されておりますでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 内容的にはちょうどいいところなんですが、時間が参りましたので、午後の質問に回したいと思います。
○斉藤(鉄)委員 汚水処理のあり方について議論をしております。  午前中、これまでの計画、下水道、農業集落排水、そして浄化槽、これをどのように組み合わせるかということについて、各都道府県ごとに構想の見直しが進んでいるというところまで来ました。  その構想を私も見てみたんですけ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 より具体的にお聞きしますと、既に合併浄化槽を私の家は入れました、そういう比率の大きい地域と小さい地域、そういうところを計画の見直しの中で考慮するか、こういう意味です。
○斉藤(鉄)委員 では、今後の見直しについては、実態をよく見ながら、最も合理的な方法を選択できるような形で見直していくということでございますね。わかりました。  次に、農業集落排水についてお聞きします。  この農業集落排水について、これまでその計画の見直しをどのように進めてこ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この農業集落排水につきまして、私、最近こういう例を見ました。具体的な名前は挙げてくれるなということでしたので、あえて名前は挙げませんけれども、ある県で、その県では、今回、唯一農業集落排水が採択になったそうでございます。ところが、その地域は実はもう合併浄化槽が五〇...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 まさにそのとおりだとは思いますけれども、今後、この三つの方法、より合理的な組み合わせで、コストと品質、バランスのとれた計画にすべきではないかな、このように思います。
○斉藤(鉄)委員 ここまでの議論をちょっとまとめますと、下水道そして農業集落排水、歴史もございます。そういう意味で、今後は維持管理に莫大なお金がかかっていくだろうということが、技術予測で明らかになっております。  そのことを考えますと、計画の見直し、これは先ほど答弁ありましたよ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この問題については、いろいろな解決方法が提案されております。きょう、その一つ一つについてその提案を取り上げるつもりはありませんけれども、しかし、投入する財政、そして得られる結果、それをバランスよく考えたときに、やはり適宜適切な計画の見直しと、全体から見た計画の見...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 補助率のアップについて前向きに取り組むということで、そのアップの前面に立ちはだかっているのが財務省だ、このように言われております。  先ほどもありましたが、例えば、新潟県だけで、今回、農集や下水道から浄化槽に転換するというだけで一兆円、八千億ですが、一兆円近い...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 モデル事業の検証をしっかり行って、補助率アップについても検討していくという前向きな答弁をいただきました。  今、大変厳しい財政状況の中で、非常に地味ですけれども大切なこと、そして日本の水環境を守る。特に、今、地方では、里山を大切にしよう、里山が生物多様性を保っ...全文を見る
03月06日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  初めに、国民年金基金に関係した質問をしようと思うんです。  厚生年金基金の運用につきましては、年金消失と言われる問題が明らかになりました。国民年金基金については心配はないのか、AIJ投資顧問を使っているのではないかなどという質問が地...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国民年金基金の運用自体はどういう状況なんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 厚生年金基金の場合は厚生年金本体の代行部分があるということで、ここの運用と、国民年金基金については先ほど説明があったような運用で、根本的に違うのでリスクに差があるんだというような説明を受けたこともございますが、年金本体、それから厚生年金基金、それから国民年金基金...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 連合会が運用している、その運用の仕方について、ちゃんとやっているかどうか、監督はどこがしているんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 入っていらっしゃる方から、今回のAIJ投資顧問の問題を受けて心配している声が、先ほど申し上げましたが、上がっておりますので、どうかその点について、心配要らないなら要らない、また、厳しい状況にあるのであれば厳しい状況にある、そういうことをきちんと広報される必要があ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 だとすると、地方事務所、これは国民年金基金の専門家の人ですよ、その人が誤解しているということになります。  多分、これまで入っていた人も、一旦それは六十で終わって、新規に入るという形をとるということなんだと思うんですね。だから、新規に入るというところだけとって...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国民年金基金、各都道府県、それから職域もあるということでございます。それから、中央の団体である連合会、これらの組織にいわゆる社保庁OBはどのぐらい行っているのか。
○斉藤(鉄)委員 非常に直近の質問通告でしたので、時間がないので、膨大な作業量がかかるということでございますけれども、調べて報告をいただきたいと思います。  それでは、年金関係についての質問は以上です。  次に、租特法案について、特別措置法案について質問をしたい、このように思...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今大臣が挙げられた項目について、個々の項目について、私も反対するものではありませんし、経済対策として大いにその効果があらわれるような運用をしていかなくてはいけない、このように思っております。  地球温暖化対策税について、前回も質問させていただきました。経済に対...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この地球温暖化対策税で、その税収をいろいろな、二酸化炭素排出抑制、また新しいエネルギー源に使うということ、これは当然必要なんですが、森林吸収源に使えるようにすべきだという強い意見もありました。  今の制度ですとこれが森林吸収源に使えないということですが、小さく...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 環境対応車に係るエコカー減税についてお伺いします。  エコカー減税をめり張りのきいた仕組みにしたという点は評価をしておりますが、例えば、補助金についてはもう既にスタートしております。それから、取得税については四月から、自重税については五月から。非常に複雑な状況...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、国外財産調書制度の創設についてお伺いします。  いわゆる国外財産に係る申告漏れや課税逃れを防止していくことは非常に重要ですが、一方で、正直者が損をするような制度をつくってはいけない。  もともとわかりにくいからこういう制度をつくろうということなんですが...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今回、この制度を創設しようということになったのは、これまでかなり大きな逃れがあったということを認識されてのことだと思いますが、その点についての数字なり、大体こんな感じだったんだという大枠で結構ですから、もしわかればお願いします。
○斉藤(鉄)委員 公平ということから考えれば、これはぜひ徹底する必要があると思います。  そういう中で、国際的な取引を行う者に対する適切な課税、徴収を確保するためには、外国政府との連携ということが不可欠であろうと思います。先ほど五十嵐副大臣がお答えになったとおりです。  外国...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その条約が、先進国とは結びやすいと思いますけれども、実際にそういう不正が行われるとしたら発展途上国が相手の場合も多いかと思いますが、そのあたりは、どのようにこれから発展途上国との条約関係を整備していくのかということについて、お考えを。
○斉藤(鉄)委員 今回の法案には、二十三年度改正法案の中に入っていた成年扶養控除の見直しが盛り込まれておりませんが、これはどうしてか。
○斉藤(鉄)委員 このことについては、政府とも議論をさせていただきましたし、また、党内でも大きな議論があったところでございます。  憲法にある基本的な納税の義務という考え方、これは我々もよくわかっているところでございます。また、昨年出てきた案についていろいろな配慮がなされている...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  関税定率法につきまして質問をさせていただきます。  財務省から出てきた資料、平成二十四年度租税及び印紙収入概算というのを見ますと、関税につきまして、前年度予算額、これは、ですから今年度のことだと思いますが、八千百五十億円とい...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そうすると、順調に経済が回復し、輸入がふえてきている、そのことによる増額であるということで、いいことだ、こういうふうに認識してよろしいんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 次に、今回、漢方薬の原料及び弗化水素の基本税率を無税にするというのが大きなポイントの一つでございますが、その理由を聞きたいと思います。
○斉藤(鉄)委員 今、副大臣の答弁に戻したという表現がありましたけれども、これはどういう意味ですか。
○斉藤(鉄)委員 ちょっと私の勉強不足で大変申しわけないんですが、特恵関税と今回の基本税率というものの関係を教えていただければと思います。
○斉藤(鉄)委員 よくわかりました。  次の質問に入ります。  今、瓦れきの処理等で放射性物質の濃度というようなことが大きなテーマになっておりますけれども、以前、輸入をしたものが、実はその中に放射性物質が含まれていたという事件がありました。二〇〇〇年、ですから今から十二年前の...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 原子力発電所の原子炉回りで使われていた鋼材がリサイクルで、そういう鋼材は中性子を浴びて放射化します。その鋼材が鉄鋼のリサイクルのプロセスの中に入って、何らかの形で日本の国内に入ってくるというようなことも考えられます。  今、そういう十二年前の事例に基づいていろ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 きょうは、輸入業務について、放射性物質または放射能によって汚染された可能性のあるもの等、どのように水際で食いとめるかということについてお聞きしたわけですが、このように、税関業務も非常に専門化、複雑化している。例えば、放射性物質については、経産省や文科省とも連携を...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ぜひ進めていただきたいと思います。  時間がちょっとありますので、ちょっと関税定率法と離れた質問をさせていただきます。  エコカー減税、今回、税制改正法案、衆議院は通過をいたしました。この税制改正の中の一つの目玉がエコカー減税で、エコカー減税そのものは、日本...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。
03月23日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  まず初めに、自見金融担当大臣に、AIJ投資顧問のことについて質問させていただきます。  本日早朝、強制捜査がAIJ投資顧問に入ったというニュースが流れております。いよいよ司法の手に、その範囲に入ったわけでございますが、これまで監督す...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国民の年金不安を助長する大きな事件です。しっかり対応していただきたいと思います。  それでは、保険業法の改正案について質問させていただきます。保険契約の移転についてでございます。  現行の保険業法では、保険契約を移転する場合、包括移転ということで、責任準備金...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 保険契約者は保険会社を選んで加入しているのでありまして、従来の破綻、撤退などの際の緊急避難的な使われ方としてではなく、健全な保険会社が再編のツールとして契約移転を行うということについては、契約者にとっては想定外でございます。この保険会社がいいということで契約して...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 保険会社の立場からすると、例えば、つくってみて余り売れない商品だったということで、移転させればいいということで、無責任な商品開発がなされる可能性はないか。こういう場合は契約者にとって決してプラスにならないと思いますが、この点はいかがでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 では、次に、保険会社の従業員の立場から見ますと、保険会社が企業再編や経営効率化を図る際にこの包括移転を活用する場合、コスト削減、人員削減を目的とした再編がなされる可能性もあるわけでございます。  従業員の雇用への懸念もあるわけですが、その点についてはどのような...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、生命保険契約者保護機構に対する政府補助規定の延長についてお伺いします。  この保護機構は、平成九年の日産生命、平成十一年の東邦生命、それから数年間に生命保険会社の破綻が相次ぎました。こういう状況に鑑みて平成十二年に導入されましたけれども、その後、枠組みを...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 素人からの質問ですが、大したパーセンテージじゃないから心配ない、こういうことでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 先ほども申しましたけれども、今回、この政府補助規定を延長する主な理由が欧州債務危機にあるということになってございますが、別な観点から聞きますと、こう理由を書くには、何か具体的な根拠があるのかということ、欧州債務危機が我が国の生命保険会社に影響を及ぼす可能性が大き...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 先ほどのお聞きした数字からしても、今の自見大臣の御答弁は理解できるものでございます。  我々も、政府補助規定の延長については、やはり保険契約者の安心ということからも大事なのかな、このように考えておりますけれども、片一方で、こういう理由が書いてあると、生命保険会...全文を見る
04月10日第180回国会 衆議院 郵政改革に関する特別委員会 第3号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  きょうは、参考人の皆様には本当にありがとうございます。  では、早速質問をさせていただきたいと思います。  初めに、佐藤参考人にお伺いいたします。  今回は、政府が提出しておりました郵政改革関連法案にかわって、郵政民営化...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 引き続き、佐藤参考人にお伺いします。  株式を保有している、ある意味で政府の関与が残る期間においては公正な競争条件が確保されない、そのように先ほどお述べになったわけですけれども、そうお考えになる理由は何かということと、では具体的にゆうちょ銀行がどのようなメリッ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 これは先ほどの質問にも出ましたが、もう一度、ちょっと整理し直して質問させていただきます。  今般の改正法案の中で、新規業務規制に関して、金融二社株式の二分の一以上処分後は届け出制へ移行するとされております。  届け出制といいましても、単純な届け出制ではなくて...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その上で、それにプラスして、届け出制の場合、このような手当てをすれば民間金融機関としてより安心できるというような具体的な案はありますでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 佐藤参考人に最後に、郵政民営化委員会、最後に述べられましたけれども、その公正な働きが大事であるというお話ですけれども、完全民営化するまでの間、この民営化委員会が果たすべき機能について、どのようにお考えになっているか、もう一度質問させていただきます。
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。  坂本村長さんにお伺いしたいと思います。  七年前の郵政選挙のときには郵政民営化を支持して投票した、このようにおっしゃいました。その時点から今かなり期待外れのところもある、このような発言もあったわけでございますけれども、先ほどおっし...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 臼杵参考人に二問質問をさせていただきます。  今こういう状況の中で、働く者の士気が下がっているというようなお話もございました。その具体例をもし教えていただければ、これが一点。  それからもう一点は、今回、郵便事業会社と郵便局会社を合併して、日本郵便となります...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 鳥畑参考人にお伺いいたします。  この郵便事業、また国民の貯蓄を強欲資本主義のビジネスモデルの対象にしてはならないと。私も全く同感でございます。  そのためには今後どんな工夫が必要なのか、先ほどもお述べになったんですが、ちょっと難し過ぎて理解できなかったもの...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月11日第180回国会 衆議院 郵政改革に関する特別委員会 第4号
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○斉藤(鉄)議員 お答え申し上げます。  民営化の本質は、会社の経営に民間的手法を取り入れるということにあると思っております。そういう意味では、その民間的な経営に秀でた人が経営者になるべきだ、このように思っております。
○斉藤(鉄)議員 西委員にお答え申し上げます。  現行法の目的規定は、先ほど委員からお話がありましたように、平成十六年九月十日に閣議において決定された郵政民営化の基本方針、このようになっております。この基本方針は五社体制を前提としておりまして、また、ユニバーサルサービスの範囲は...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 簡易郵便局につきまして、公社化以降、法律の規定から簡易郵便局という用語がなくなっておりました。今回の案では、簡易郵便局の位置づけを法律上明確化した、そして簡易郵便局長と呼称できるようにしたということでございます。  また、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 確かに、御指摘の置局義務の直接の対象は三事業を行う局ということになっておりますが、これはユニバーサルサービスの提供を行う対象を今回三事業に広げることに伴う法律上の整理に伴うものでございます。しかし、他方、今回の案では、三事業を行う局だけでなく、三事業を行わない局...全文を見る
○斉藤(鉄)議員 先ほど申し上げましたように、総務大臣への届け出の対象に簡易郵便局もなっております。総務大臣がそれを判断するわけで、そのときに阻止することが可能ということでございます。
○斉藤(鉄)議員 かんぽの宿やメルパルクにつきましては、もともとの法律ではことしの九月三十日までに廃止もしくは譲渡ということが決まっておりましたが、現在、株式売却凍結法によってこの譲渡または廃止の義務が停止されている、こういう状況でございます。  現在も多くのお客様に利用されて...全文を見る
04月24日第180回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 木庭委員にお答え申し上げます。  初めに、三党の実務者に対しましてねぎらいのお言葉を賜り、心から感謝を申し上げます。  先ほど委員が御指摘になりましたような問題点がございました。今回は、合併して生まれる日本郵便株式会社におきまして総合担務が可能とな...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) ユニバーサルサービスを具体的にどういう範囲のものとするかにつきましては、今後、総務省令で定められるわけでございますけれども、基本的な考え方は、たくさんその業務があるということと、国民生活に密着しているという、この二点かと思います。  したがいまして、...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 見直しというのは、実際に見直して変更を実行することでございます。検証は、現実のどこにどういう問題点があって、これをどういうふうに改正すればいいかという意見を言うまで、こういうふうな違いを我々認識しております。  見直しはあくまでも国会がやること、やは...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) そのとおりでございます。
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 前回の郵政民営化の議論におきましてユニバーサルサービスが規定されたのは郵便事業だけでございます。しかしながら、金融二事業につきましてもユニバーサルサービスは必要だという認識の下で、この社会・地域貢献基金をつくり、実質的にユニバーサルサービスをサポートし...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 民営化されたとはいえ、国営そして公社という非常に公的なものも受け継いでいるわけでございます。したがいまして、一般の株式会社よりも透明性の高い経営を確保して国民の理解を得られるようにしなければならないというのが基本的な考え方、理由でございます。  ゆう...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 前回の危機管理条項を設けた経緯でございますけれども、当時の公社総裁の生田総裁から、システム変更は大規模なものになると想定されるけれども、それに相応する期間が短く、民営化の実施に間に合うかどうか深刻な懸念があるという旨が公社総裁から表明されまして、それも...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 御指摘のとおり、今回の法律の立て付けで、三事業を一体的に行っているところを郵便局と定義し、その郵便局を全国にあまねく置くと、それでユニバーサルサービスを確保するということに定義したわけでございますが、これは、これまで郵便事業しかユニバーサルサービスを法...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 今の御質問の前に、前の御質問に対してのことでございますが、今回我々は、いわゆる政府が提案した郵政改革法の中にはこの簡易郵便局の位置付けはなされておりませんでした。それで、今回我々は、簡易郵便局の位置付けをきちんと行い、そこの長は簡易郵便局長と称すること...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 又市議員にお答えいたします。  先ほど山下議員にお答えしたことと基本的に同様の答弁になるんですけれども、今回は、三事業一体のユニバーサルサービスということが今回の法案のまさにポイントでございます。そういう意味で三事業を行うところを郵便局と定め、そして...全文を見る
04月26日第180回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 郵便局が全国民に寄り添って、特に、特にお年寄りや離島、過疎地で暮らされる方々に寄り添って愛され続けるよう、心から願っております。
05月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  いよいよ、社会保障と税の一体改革、公明党、質問をさせていただきます。  私たちは、平成二十一年、所得税法改正案附則百四条において、社会保障を持続可能なものにするために、消費税を含む税制の抜本改革は必要だ、こういう認識でございます。 ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 税だけではございません。この法律の中に、住宅の取得について、消費税率の引き上げ前後における駆け込み需要及びその反動等による影響が大きい、したがって、これを緩和するという諸施策も必要だ、このように書いてございます。  これは税の担当大臣だけで済む話ではありません...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 住宅政策、自動車政策、税制はその非常に大きな柱です。その担当大臣なしで、その周りの者で答弁させていただく、これでは責任ある質疑はできない、このように思います。いかがですか。
○斉藤(鉄)委員 総理、命をかけるとおっしゃっている、政治生命をかけるとおっしゃっている。本当に、やる気がおありになるんですか。疑わざるを得ません。  その、政治生命をかけるとおっしゃっているということに関してお聞きいたします。  G8サミットにおきまして、世界経済をめぐる協...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 では、国際公約ではない、説明しただけ、こういう理解でよろしいですか。
○斉藤(鉄)委員 政治生命をこの法案にかける、このように何度もこれまで発言されてまいりました。これは、今国会で成立をさせる、こういう意味ですね。
○斉藤(鉄)委員 それでは、それができない場合の政治責任というのは、どうおとりになるんでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 今国会で成立を政治生命をかけて期す。総理大臣の言葉です。それができない場合は、それはそこに大きな決断がある、こういう理解でよろしいでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 今、我が党に対してもぜひ協議に乗ってほしい、こういう話がございました。  私、野党に対して協議を求めるその大前提は、与党としてこれがまとまっている、政府・与党がまとまっている、もちろん、決まるまではいろいろな議論があるでしょう、しかし、決まった以上は、政府・与...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いわゆる小沢さんたちのグループのことを今念頭にお話しになったかと思いますが、しかし、我々が見ておりますと、そのグループの方だけではなく、本来総理を支えるべき民主党の執行部も、本当の意味で本気ではないのではないかと疑わざるを得ないような、そういう状況もございます。...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 国民に負担増を求める、そして野党に協議を求めるということであれば、政府・与党一体となってやっていただきたいということを申し上げておきます。  次のテーマに行きます。  これはもう何度も予算委員会やこの場で言い古されたことですから取り上げるのをちょっとちゅうち...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私は、その最後のところが言いわけだというんです。  十六・八兆円の財源を出す、その財源が出なかったことが基本的にマニフェストが実行できなかった最大のポイントだと私は思いますけれども、今の総理の答弁は、その十六・八兆円の無駄なお金を出すといったことは、世の中が変...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 であるならば、そのように素直に国民に説明されるべきです。  また、このマニフェスト検証は、民主党の方の議論を聞いておりますと、私は、そもそものマニフェストの根本は、あの十六・八兆円、無駄なお金はすぐ出てくるというところにその一番大きなポイントがあったと思います...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 総理が、消費税、マニフェストにはない消費税を上げると決意された、その理由は何なのでしょうか。
○斉藤(鉄)委員 総理は、先日、本会議で、我が党の石井政調会長の質問に対して、消費税を上げることの理由の一つとして、政権交代以降の税収の落ち込み、それから大震災の発生ということも挙げられております。  先ほどの総理の答弁、つまり、一言で言うと、社会保障を持続可能なものにするため...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 もうここも深く言いませんけれども、当時の与謝野大臣と、菅、当時は何だったでしょうか、菅さんとの質疑の中で、菅さんの方が、いや、税収は大きく落ち込みますよと言っているような場面も私は覚えております。ですから、蜂が刺すような程度だったと巷間言われている中でマニフェス...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 いずれにしましても、例えば、二〇一〇年度には九・九兆円の財源を捻出した、それから、先日の岡田大臣の発表での、二〇一〇年ですから二十二年度ですね、十四兆円の財源を捻出したというのは、ぴんとこないんです。多分、いわゆる埋蔵金も全てこの中に入れていらっしゃるからだと思...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 はい。ではどうぞ。
○斉藤(鉄)委員 マニフェストを読みますと、この五兆円は基本的に毎年出てくるもので、その五兆円の出し方は、いろいろ、基金、財政云々、特別会計云々かんぬんの会計の運用益で充当すると書いてあるんです。運用益ですから毎年出てくるわけです。ですから、積立金の取り崩しじゃないんです。このこ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 社会保障費は毎年〇・七兆ないし〇・八兆円ずつふえております。  自公政権時代を見てください。毎年社会保障費はふえていた。しかし、歳出総額は変えなかった。国債発行額もふやさなかった。社会保障費がふえる分、実はいろいろなところで無理をした。社会保障も毎年二千二百億...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 では、年金についてお伺いします。  年金についても、この場で随分議論させていただきましたけれども、この年金の抜本改革、来年出す予定のものですけれども、来年出すとおっしゃりながら、今回の法律の中には、自公政権時代に私たちが提案した内容、いわゆる厚生年金と共済年金...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今回の社会保障と税の一体改革、この消費税の対象には抜本改革は含まれておりません。今回消費税をもし上げたとして、そのお金でやるのは現行制度の改善案、先ほど申し上げたような現行制度の改善案でございます。  であるならば、少なくとも今回の一体改革の法案の中から、また...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 我々も、現行制度が一〇〇%完璧だなんて言っておりません。もうその都度いろいろな改善を加えていかなくてはいけない。今回の議論はそのいいテーブルではないかと思っておりますので、ぜひ、ここは御決断いただいて、そういう建設的な議論ができるようにしていただきたい、このよう...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ここで私申し上げたかったことは、社会保障と税の一体改革、社会保障の全体像が示されていない、全体像を示せということですが、その示すことの具体的内容についても提案をさせていただきました。今後、この委員会での議論を推し進めていければと、このように思っております。  ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 時間が参りましたので同僚議員に譲りますけれども、社会保障と税の一体改革、社会保障については、その全体像が示されていない。その全体像を示して、しっかりこれからこの委員会で議論をしていくということを申し上げさせていただきまして、質問を終わります。
06月07日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第16号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  きょうは、初めに税制の抜本改革ということについて質問をさせていただきたいと思います。  今回の議論は、社会保障と税の一体改革、一体改革ということが一つのキーワードになっておりますが、もう一つのキーワードは税制の抜本改革ということでは...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今大臣がおっしゃったような内容、方向性については、既に平成二十一年、附則百四条に書かれているんですよ。もしそういうふうにお思いになるのであれば、なぜ今回の法案にもっとその方向性が明確な内容で出されてこなかったのか、そこをお聞きしているんです。  では、ちょっと...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今回、所得税のブラケット、刻みを見ますと、その区分になっているところ、六百九十五万、次が九百万、ですからここは二百五万の幅ですね。九百万の次が千八百万、ですからここは九百万の幅です。千八百万の次が五千万、ここの幅は三千二百万あるわけで、ここのブラケットは幅が広過...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その三党協議のときも私も言わせていただいたんですが、私は、ある意味で、この資産課税についても、抜本改革、いま一歩足らないのではないか、このように思っております。  附則百四条を読みますと、「格差の固定化の防止、」これは先ほど大臣もお述べになったとおりです。そし...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その考え方は私も大臣と方向を共有するものですが、一方で、家計資産の六割は六十歳以上の世帯が保有しているということでございます。金融資産ですと、平成元年ですと、六十歳以上の方が保有している金融資産は大体三〇%だったんですが、平成二十一年ですと、これが六〇%になって...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 相続税と贈与税のことにつきまして最後にまとめるとしたら、やはりまだいわゆる抜本改革という域に行っていない、こういうことを申し上げておきます。抜本改革が必要なのではないか。  次に、いわゆる低所得者対策でございます。  今回、低所得者対策、逆進性対策ということ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 どの層が本当に支援が必要なのか、余りに今回の案は雑なのではないかという観点から、小宮山大臣にちょっと質問させていただきたいと思いますが、いわゆる低所得者等への年金、月六千円の加算でございます。  給付つき税額控除、これは消費税逆進性対策ということですから、年金...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 この月六千円定額加算については、そのほかにもいろいろな問題点が指摘されております。公明党が提案する定率加算の方がいろいろな意味でも合理的だと私は思いますけれども、このことについては今後ちょっと議論が必要かと思います。  マイナンバーが出ましたので、ちょっとマイ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 消費税の税率を上げる、また所得税の累進性を上げていくという中で、やはり不公平感というのが最も大きな問題だと思います。そういう観点からもぜひ御検討いただきたいと思います。  ちょっと税金の問題に戻りまして、次に、車体課税。  車体課税について、第七条では、簡素...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、住宅税制です。  七条には、消費税引き上げ時にその影響を緩和する観点から、住宅の取得に係る必要な措置を行うということが書いてあるんですが、その具体的な措置とは何かとか、また、諸外国でよく見られる、住宅という人間が生きていく上で最も必要なものについて、例え...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 軽減税率やゼロ税率について、国交省として財務省に要求するというような考えはありませんか。
○斉藤(鉄)委員 税についてもう一つ、国と地方の問題です。  総務大臣にお聞きいたします。  二〇一五年度のプライマリーバランスの試算を見ますと、国は、成長シナリオでもマイナス三・〇%ということで、基礎的財政収支、ゼロになっていません。しかしながら、地方におきましては、慎重シ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その点については理解をいたしました。  最後に、岡田大臣に年金制度についてお伺いいたします。  社会保障と税の一体改革、我々は、いまだに社会保障の全体像が示されていないということを申し上げてきました。特に年金制度については、皆様方が、皆様方がおっしゃる新年金...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 少なくとも、来年に法案を提出するということについては撤回されるべきだということを申し上げまして、質問を終わります。
06月26日第180回国会 衆議院 本会議 第28号
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○斉藤鉄夫君 私は、公明党を代表して、社会保障と税の一体改革関連六法案に対する民主、自民、公明提出の修正案、同じく三党提出の社会保障制度改革推進法案及び認定こども園法の一部改正案について、いずれも賛成の立場から討論を行います。(拍手)  世界に類を見ない高齢化が進展する我が国に...全文を見る
07月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  公明党は、社会保障と税の一体改革について三党協議に参加をいたしました。これはもともと、持続可能な社会保障制度をつくっていかなくてはいけない、そのためには消費税を含む税制の抜本改革を行っていかなくてはならないという基本認識があったことは...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私は、税の方で実務者協議に参加させていただきました。  先ほど申し上げましたように、我々が主体的な判断で賛成をしたということは、これはもう当然のことでございますが、その上であえて申し上げたい。  民主党の中に、いまだに、三党協議は密室談合だ、このようにおっし...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 また、再修正というような議論も民主党の中にあると、私は実際聞いたわけではありませんからわかりませんけれども、報道によると、そのような話もあるそうでございます。  しかし、これは、この三党協議、三党合意の信頼関係を基盤から崩すもの、このように思います。もちろん、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そして、この社会保障と税の一体改革が成立した後は、解散して国民に信を問うことが最低限の筋だ、私はこのように思います。  自民党と公明党は、与党時代、平成二十一年の税制改正で、社会保障の持続可能性を高めるためには消費税を含む税制の抜本改革を行わなければならない、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今の御答弁を聞いていますと、今回、命をかけてやるとおっしゃっている、このことを既にかなり相対化して、総理の心の中では相対化されているんじゃないかなという危惧が生まれてきました。  マニフェスト、それは確かに、できたものもある、できなかったものもある、こういうお...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 岡田さん、十六・八兆、このお金が出てくれば税制の大きな抜本的な改革はしなくていい、こういうふうな趣旨の訴えをされておりましたよ、選挙のときは。だから、今の御答弁は少し国民の理解と違うということだけ申し上げておきます。  それでは、次に三党合意についてちょっとお...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、この一番下ですけれども、低所得者対策ということを確認したいと思います。  低所得者対策、つまり消費税は低所得者の方により負担感の大きい税制である、逆進性が高いという言葉を使いますけれども、こういう税制であって、低所得者対策が必須である、これは我々の共通認...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 八%段階からしっかり行うということでございます。  この三党協議の中で、私も参加をさせていただいて感じたのは、政府そして民主党さんは、この中で、軽減税率に対しては、複数税率に対しては余り積極的ではないということを率直に感じました。  確かに、全ての方法に一長...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 一長一短があります。そこをしっかり、どうすれば最も国民の皆さんに納得していただける低所得者対策になるかということを議論しなくてはいけないと思います。  低所得者対策ではないんですけれども、被災地特例ということを考える必要があるのではないかということをちょっと御...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 これはぜひ御検討いただきたいと思いますし、我々も提言をしていきたいと思っております。  次に、この六条件の中の四番目にありますが、税制全体の改革の実行という点でございます。  今回、三党合意で、消費税という大衆課税を行う以上、公平感の観点から、所得税ないしは...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 次に、二番目にあります景気の回復でございます。  やはり現場で話をしていますと、この景気の悪いときに消費税を上げられたら、もううちの会社は潰れる、どうしてくれるんだという声はたくさんございます。  当初の政府案には、附則第十八条に努力目標が掲げてありました。...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 総理は、消費税増税に命をかけるとおっしゃっている。ということは、景気の回復がなければ消費税増税はできないという歯どめが今申し上げましたようにかかったわけですから、景気回復に命をかける、こういう御決意で臨まれる、その点だけ確認します。
○斉藤(鉄)委員 そして、その具体的な景気・経済対策、第二項目めに書きました具体的な景気・経済対策ですけれども、事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分することによって経済の成長を図っていくということが入ったわけでございます。  この事前防災及び減災について、我々公明...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 したがいまして、先ほど、前の質問者がとらぬタヌキの皮算用というようなお話をされておりましたが、消費税の財源を当て込んでいるのではなく、我々が長期的に、基本的にこの国を守るために、そして命を守るために行っていかなくてはいけない社会資本のメンテナンス、これを計画的に...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 松原大臣、その棒読みは余りにひどいじゃないですか。しっかりやっていただきたいと思います。  以上、この六条件について大きな成果が得られてきたということで、今回、我々、合意に賛成をしたということを申し上げさせていただきます。  あと時間が三分ですので、原子力の...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 まだ時間があるようでございます。  二番目の質問、つまり、国会の事故調査委員会が出してきた新しい規制庁のあり方、その提言と、今回、ちょっと時間的に前後してしまったんですけれども、成立をした規制委員会のあり方、これは考え方が基本的に合致している、時間の前後はあり...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 終わります。
08月01日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。  特例公債法について質問をさせていただきます。  この特例公債法、先ほど来議論がありますように、大変国民生活に直結した重要な法案、ある意味では賛成をしたいんですけれども、なかなか賛成できない。  その理由を聞かれますと、まず、予算案...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 今いろいろ計算をして、公共事業が三・四兆減っている、それを考慮しても九・八兆という形で説明ができると。私が八兆の水膨れであるということに対して、九・八兆ふえて当然なんだ、だから水膨れじゃないんだ、こういう御答弁かと思います。  では、一つ一つチェックしていきた...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 そうすると、大体、平均すると三・一、二。三兆円ぐらいですね。これぐらいマニフェストを実行するために新たにお金がかかった。  そのうち、例えば年少扶養控除とかの廃止でありますとか、いわゆる安定財源が充てられたものというのはどれぐらいでしょうか、簡単に。それから、...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 マニフェストについてはちゃんと財源を確保したという説明でございます。これについてもちょっと反論はありますが、では、そこは認めるといたしましょう。  それにしても、社会保障で四・四兆円ふえている。これに先ほどの公共事業が減った三・四兆を足し合わせますと、やはり七...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 時間が来ましたので終わりますが、そういう水膨れ体質が残った予算、その借金という意味でのこの特例公債法、今のままでは賛成できないということを申し上げて、質問を終わらせていただきます。
08月07日第180回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  きょうは、科学技術・イノベーションにつきまして古川大臣と初めて議論をさせていただきますので、もう既に前の方の質問やいろいろなところでお述べになっていることと重なることがあるかもしれませんが、もう一度原点からお聞きをしたい、この...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございます。私も全くそのとおりだと思います。  しかるに、現状は、まず、シーズの部分の研究成果、我が国が優位にある研究分野というのは、十年前、二十年前はいろいろな分野がありましたけれども、現在、いろいろな世界の科学技術評価の結果を見ましても、その数が...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 古川大臣はそういう明確なビジョンを持っていらっしゃる方ですので、どんどん前に出て発信をして、こういう形で科学技術・イノベーション、政府も先頭を切ってやっているんだということをぜひPRしていただきたいと思います。  今話に出ました総合科学技術会議、この総合科学技...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 その点はよくわかりました。  ただ、外から見ておりますと、この二つの報告書が、一見して、ざっと見ただけですので、私が深く掘り下げているわけではないんですけれども、方向性が必ずしも一致していないという印象を持ったがごとく、総合科学技術会議の議論が余り総合司令塔と...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 アメリカの科学アドバイザー等は、補佐官等は、研究で成果を上げた人というよりも、そういう訓練をしてきた人がそういう立場に立つというようなことも言われておりますので、ぜひここを考えていただきたいと思います。  それから、今、科学技術基本計画第四期でございますが、三...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。終わります。
08月29日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。早速質問に入らせていただきます。  金融、証券取引、また商品取引、この日本における国際競争力を高めようということで、平成二十一年にもある改革が行われました。その改革は、いわゆる相互乗り入れ方式、金融、証券、それから商品取引、それらが相互乗...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 大変明確な御答弁で、二重行政が残った、金融庁、農水省、経産省、それぞれがある意味で自分の権限を温存しようといいましょうか、影響力を残そうというその力が働いたがために、平成二十一年の改革は、法律は改正したけれども実効がなかった。今回、その反省に基づいて、総合的な取...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 金融庁、農水省、経産省、それぞれ決意がありました。金融、証券取引、そして商品取引、今、日本のシェアがどんどんどんどん落ちているんですね。ほかの、ヨーロッパ、アメリカ、そしてアジアの取引所の規模が年々拡大しているのに、日本だけ落ちている。これは危機的状況だと思いま...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 法案の趣旨を体して頑張っていただきたい、このように思います。  今回、民主、自民、公明、三党が議員立法を急いだ理由の一つとして、いわゆる郵政の株式売却凍結法があったために金融二社の新規業務が一切できなかったわけでございます。その間、どんどん残高も減っていく、金...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 大臣は民営化担当大臣であると同時に金融担当大臣で、お一人の中に二つの立場があって、いろいろ大変難しいお立場であろうということはよく察しておりますけれども、民営化法の一部改正案の趣旨は、やはり、民間企業としてどんどん申請をする、申請してきたものに対して民営化委員会...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 どうもありがとうございました。  終わります。
11月09日第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。  城島議員また武正議員とは、これまでいろいろな局面で一緒に働かせていただきました。  今回、財務大臣また副大臣になられまして、心からお祝いを申し上げる次第でございますし、日本の経済や財政健全化、活性化のために御尽力いただくこと...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 これから、どういう局面になっても、この三党合意を信頼関係を持って実行していくという政治体制を続けなくてはいけないと私は考えております。  しかし、この三党合意の実行には大きな乗り越えなくてはならない山、谷がございます。例えば、社会保障国民会議をどうするのか、そ...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 私は、今大きな曲がり角に立っていると思います。この三党合意が着実に実行されていく、そういう方向になるのか、それとも、信頼関係がなくなって、ある意味で日本の政治が国民から信頼を失って漂流していくのか、その境目にある、このように私自身は考えております。  今回の特...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 非常に水膨れした予算、国債発行額も非常に大きくなっている、この点について、これを減額させていく、縮減させていく、放漫な姿勢を少しでも改めていくという姿勢を出していただくことが非常に大切かなと思っておりますが、いかに水膨れかということを、きょう、図を一枚配付させて...全文を見る
○斉藤(鉄)委員 時間になりましたので終わりますが、このような我々の分析では、今回、特例公債が三十八兆を超える額、その中には、基本的にこれからの補正等で減額できる部分があるのではないか、そういうチェックもしていかなくてはいけないのではないか、少なくとも、そういう方向性を政府は出す...全文を見る
11月14日第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○斉藤(鉄)委員 現行の財政健全化目標を踏まえるということで三党間で合意をしている、こういう認識でございます。
○斉藤(鉄)委員 泉委員のおっしゃるとおりだと思います。政府から十分財政規律について説明を受け、審議の中で現行の財政規律が守られるように、我々公明党としてもしっかり議論をしていきたいと思っております。
○斉藤(鉄)委員 まず、第一点目の、単年度主義に反するのではないかということでございますけれども、今回、修正後の法律に基づく特例公債につきましても、各年度の発行限度額は毎年度の予算総則で規定して国会の議決を経ることになっておりますので、この意味からも、憲法に規定する予算の単年度主...全文を見る
11月15日第181回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 公明党の提案者でございます。  広野委員の御指摘、同じ野党の一員として理解できる部分もございます。  今回、こういうタイトなスケジュールになった最大の原因は、我々野党として、今回この今年度予算案、水膨れ予算案であって、それを裏付ける特例公債をそのま...全文を見る
○衆議院議員(斉藤鉄夫君) 広野先生、平成五年の衆議院同期当選でございまして、それ以来、親しくお付き合いさせていただいている広野先生のお言葉でございますが、二点ちょっとお返しをさせていただきたいと思います。  一点は、大政翼賛会、三党合意について大政翼賛会という言葉ありましたが...全文を見る