櫻井周

さくらいしゅう

比例代表(近畿)選出
立憲民主党・無所属
当選回数2回

櫻井周の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○櫻井分科員 立憲民主党・無所属フォーラムの櫻井周です。  質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。また、麻生大臣には初めて質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは早速、三点、本日質問させていただこうと思っております。  一点目は、消費...全文を見る
○櫻井分科員 いろいろな項目について事務コストを計上していただいております。ただ、実際のところは、見えないコストといいますか、計上されていないような、計上しにくいようなコストも実際はかかっております。  私自身、衆議院議員になる前、地方議員をやっておりました。前回、プレミアムつ...全文を見る
○櫻井分科員 大きな話からしっかりと御答弁いただきまして、ありがとうございます。  そもそも政策論としてどういうやり方がいいのかというのは、三番目の項目のところでまたしっかりお話をさせていただきたいと思います。  ちょっとこれは細かい話で恐縮、今の御答弁に対して私の質問は非常...全文を見る
○櫻井分科員 結局のところ、これはやってみて実際どうなるかというところではございますが、一時的なもので目先を変えたところで、結局消費に対して悪い影響を与えるというようなことになってしまうのではないのか。むしろ、先に対しても安心感を与えるような制度、例えば給付つきの税額控除であると...全文を見る
○櫻井分科員 例えば、確かに被災地に対する支援とかいうような形でのふるさと納税の使われ方はある。熊本の地震のときには、もう返礼品は要らないからといって寄附をしていただいた、ふるさと納税をしていただいた方も多数いらっしゃるというふうに聞いております。そうなんです、返礼品は要らないん...全文を見る
○櫻井分科員 麻生大臣とも問題意識を共有させていただきました。  多分、役所の方々も、おかしいなと思いながらも、しかし、菅官房長官が総務大臣のときに言い出したから怖くて言えないなというふうに思われているんだと思います。  これはやはり、菅官房長官に対してちゃんとしっかり物を言...全文を見る
○櫻井分科員 麻生政権時代のいろいろな御苦労の話をお聞かせいただきました。そうなんです。それぞれの政権、いろいろな苦労の中で政権運営をしているということだと思います。  確かに、民主党政権時代、文字どおり、世の中は暗くなっていた。原発がとまって、節電ということだったわけですから...全文を見る
○櫻井分科員 麻生大臣、丁寧な御答弁ありがとうございました。  まさに、実質賃金も非常に重要なポイントだと思います。正確な統計をよろしくお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月08日第198回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○櫻井委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの櫻井周です。  本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  それでは、早速質問に入らせていただきます。  まず、ODAについて質問させていただきます。  これは臨時国会のときの委員会でも質問さ...全文を見る
○櫻井委員 大臣のお気持ちといいますか、お考えはわからなくもないんですが、JICAという組織がどういう役割を果たしているかというところで、若干ちょっと私と考え方が違う。また、私自身の思いとしては、実際に即しているのではないかと思うわけです。  といいますのも、NGOも確かに実施...全文を見る
○櫻井委員 先ほど申し上げたとおり、JICAも競争はしている、そういう競争している相手として各国の援助機関であるとか国際機関ということを申し上げました。  ちょっと次の質問に移らせていただきますけれども、その競争している相手である国際機関への拠出金なんですが、しかし、そういう意...全文を見る
○櫻井委員 こういうふうに、JICAが競争していく相手であるところで二割カットということになると、しかも日本は大口の拠出国だったりもしますから、これこそ、こういったところでむしろ競争が阻害されてしまうのではないのか、こういうふうにも懸念するところですので、競争とおっしゃるのであれ...全文を見る
○櫻井委員 まず、世界銀行の方に五十億拠出したから国連の方への拠出が減ったというところで、それは、どこの機関がより女性の活躍を推進するための政策を推進できるか、それは国際機関同士で競争してもらってという観点であるならば、大臣のおっしゃるように、競争ということになろうかと思います。...全文を見る
○櫻井委員 もちろん、この委員会からいただいた勧告について内容を各省庁で十分吟味をしていただきたい。中には、ちょっと読んでいて、どういう意味なのかな、日本の実態を必ずしも的確に把握いただけていないのではないのか、そうした勧告がないわけではないので、それも含めて、それは、現状、日本...全文を見る
○櫻井委員 ぜひ、子供の意見の尊重という部分についても取り組んでいただくようお願いいたします。  といいますのも、日本の学校教育、ともすれば、児童生徒を、伸ばすというか、伸び伸びと育てるというよりは、ちょっと管理をするというところにきゅうきゅうとしている部分があるのではないのか...全文を見る
○櫻井委員 ぜひ取組をよろしくお願いします。  ちょっとこれは私の政治経験が浅い中での勝手な印象ではございますが、外務省はこれまでODA関係ではNGOとの連携、特に海外ではNGOと連携してどんどんいろいろな事業を進めていくんだということをたくさんやっている。そういった経験があっ...全文を見る
○櫻井委員 ありがとうございます。  個別に丁寧にやっていただけるということで、期待させていただきます。  それから、大臣の外交演説の中で、上を狙う国際機関の日本人のために外務省のポストを活用、こういうお話もございました。  上を狙うというからには、外務省でもそれ相応のポス...全文を見る
○櫻井委員 今のお話で大使とか公使とかというかなり高いポストについても言及いただきましたので、期待したいと思います。  最後の質問にさせていただきます。  国際機関のトップをとるためには、日本も政治家を候補者として擁立というお話がございました。  河野大臣は英語にも堪能で、...全文を見る
○櫻井委員 質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月03日第198回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○櫻井委員 立憲民主党・無所属フォーラムの櫻井周です。  今月で平成が終わり、来月からは令和が始まるというこの時代の変わり目に質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  この元号ですが、これは大臣に通告をしていなかったんですけれども、実はこのような新聞報道が...全文を見る
○櫻井委員 外国とのやりとりがあるというのは、外務省だけでなく、民間企業でも、今どき多くの会社が外国とやりとりがあるということもあって、西暦表記を実務上されている会社も少なくないというふうには承知をしております。  そういった意味で、外務省での仕事をされる上で、まさに働き方改革...全文を見る
○櫻井委員 今回、速やかに周辺自治体等に連絡したということで対応いただいたという御答弁でございましたが、しかし、速やかにというのがまた微妙なところでございまして、連絡を受けた側の自治体の方では、速やかな連絡を受けられなかったということでまことに遺憾だ、こういうことだったと思います...全文を見る
○櫻井委員 実は、私も衆議院議員になる前は地元の伊丹市で市議会議員をやっておりました。私自身、飛行場問題特別委員会というところの委員も務めておりまして、飛行場に関するさまざまな問題、関西経済の発展のためには必要不可欠な空港であるけれども、しかし、市街地にあって、長らく騒音問題で苦...全文を見る
○櫻井委員 私の地元の伊丹市においても、一泊二日、オスプレイが飛来したということで、それなりに地元でもちょっとした騒ぎになったわけです。ふだん見かけない飛行機が飛んでいるなということで騒ぎになったわけでございます。  ただ一方で、例えば沖縄県でありますと、日々アメリカ軍と向き合...全文を見る
○櫻井委員 一方で、昨年十一月、韓国政府は、和解・癒やし財団の解散を進める、こういうふうに発表もしております。日本側に再交渉を求めないという観点においては、日本側にとって直接的に何か問題が起きるということではないのかもしれませんが、しかし、実態として、約束した内容が誠実に履行され...全文を見る
○櫻井委員 日韓関係というのは、行ったり来たりというような形で、話を蒸し返した、蒸し返されたということの応酬であるようなところもあろうかと思います。そうではなくて、今後は着実に一歩一歩進めていけるような関係でありたい、あるべきだというふうにも考えるところですので、そういった観点か...全文を見る
○櫻井委員 今の御答弁で、河野外務大臣は河野談話を引き継いでいるというふうに承知をさせていただきました。  これは言い方の問題かもしれませんが、引き継いでいないのではないのかというふうに受け取られると、韓国側からすると蒸し返されたというふうに受け取られかねない。我が方が相手に対...全文を見る
○櫻井委員 それでは、重ねて文部科学省にお尋ねしますが、学習指導要領においてそのように記載されているということは、学校現場では、北方領土は我が国の固有の領土である、このように教えているということでよろしいでしょうか。
○櫻井委員 それでは、今度、大臣にお尋ねをいたします。  北方領土は我が国の固有の領土ということでよろしいでしょうか。
○櫻井委員 最近、国会論戦の中でも、総理そして外務大臣が北方領土について我が国固有の領土だと言わなくなってしまったということで、それで本当に大丈夫なのか、こういう心配の声もあるわけでございます。それでちょっと確認をさせていただきましたが、大臣として、北方領土は我が国固有の領土だと...全文を見る
○櫻井委員 明言したということの質問に対して、イエスかノーかというのが英語的に考えれば妥当な答えだと思うんですが、イエスでもない、ノーでもないというお答えだったということで、相変わらず明言はされないということで承知をさせていただきました。  次に、二月十六日に河野大臣とそれから...全文を見る
○櫻井委員 一方で、安倍総理は、私たちの手で終止符を打たねばならない、その強い決意という、ある種、みずから背水の陣をしくようなことも言っているわけですね。これも、ある意味、交渉の手のうちを明かしていることになろうかと思います。  こちらが本当にもう必死でやりたいんだ、安倍総理の...全文を見る
○櫻井委員 一方で、こうやって経済協力のカードを安倍総理が今のこの時期に切っていく。ロシアに対しては、やはりクリミア問題等があって欧米各国とも歩調を合わせているときに、ある種、それを裏切るかのようにロシアに対して経済協力ということになりますと、経済制裁に風穴をあけるということにも...全文を見る
○櫻井委員 外交交渉については大臣はコメントしないという立場で一貫しているということで、そういうふうにおっしゃるんだろうなとは思っておりましたけれども、その分、こちらも言いたいことは言わせていただくということにさせていただきます。  続きまして、陸上イージスについて次に質問させ...全文を見る
○櫻井委員 今、ライフサイクルコストではないという御答弁でございましたが、ライフサイクルコストはいつ判明するんでしょうか。将来にわたって関係してくるものですけれども、トータルで幾らかかるかわからないと、これもまた今後の予算を考えていく上で非常に問題になってくるかと思いますので、ラ...全文を見る
○櫻井委員 ちょっと、いつごろなのか、めどすらお答えいただけなかったので、改めて聞きますけれども、来年度の予算審議のときには既にわかっていますでしょうか。
○櫻井委員 今質問は、来年度予算、つまり令和二年になるんですか、令和二年度予算案の審議のときには出て、その資料といいますか、幾らかかるかというのがわかるかどうかを聞いているので、わからないんだったらわからないとお答えいただけますか。
○櫻井委員 いや、別に、わからなかったらわからないと言えばいいんですよ。わからないということは恥ずかしいことではないので。  ただ、施設整備費ですとかVLSで、これは初めてのものではないと思いますので、他国でやっている例なんかもあるでしょうから、おおよそ幾らぐらいかかるのかぐら...全文を見る
○櫻井委員 そうすると、これはしかし、弾が入っていなかったらどうにも役に立たないわけですから、当然、弾、ミサイルは買っていただかなきゃいけないわけですが、何発ぐらい購入するつもりなのか、その見通しを教えていただけますでしょうか。
○櫻井委員 今、ミサイル購入の取得経費について、これは予算審議をするために金額を出していただくのは当然なんですが、これは、その金額で一体何発買えるのかということについては、つまり、大体一発幾らぐらいするものなんでしょうか。
○櫻井委員 我が国の防衛能力の手のうちを明らかにすることになるから一発の値段はお答えできないという答弁でございましたが、しかし、これは日本が買う立場でございますけれども、これは売る立場もあるわけですね、アメリカ側はこれは売る立場です。  アメリカがこういう最新兵器を海外に売ると...全文を見る
○櫻井委員 いやいや、だから、アメリカはもうばらしちゃっているんですよ。  これは、日本に対して売るときだけじゃなくて、このイージスシステム自体はアメリカはあちこちで売っているわけですから、売ったり持っていったりするたびに何発幾らで売りましたと発表しちゃっているわけなので、これ...全文を見る
○櫻井委員 時間になりましたのでこれで終わりますけれども、何か今の最後の答弁も、人を食ったようなというか、頭隠して尻隠さずの答弁でございまして、こういうことではいけないということで、改めてちゃんと誠意ある答弁を今後求めてまいります。  ありがとうございました。
04月09日第198回国会 衆議院 本会議 第16号
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○櫻井周君 立憲民主党・無所属フォーラムの櫻井周です。  立憲民主党・無所属フォーラムを代表して、金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手)  冒頭、塚田前国土交通大臣のそんたく発言と麻生財務大臣の傲慢きわまる政治姿...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○櫻井委員 立憲民主党・無所属フォーラムの櫻井周です。  本日も質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  それでは、日本とカナダ、それから日本とフランスのACSAについて早速質問をさせていただきます。  先ほど山川委員からもいろいろな質問が出ております。...全文を見る
○櫻井委員 まさに今大臣がおっしゃられた基本的価値、本当に大事なことだと私も深く深く認識をしているところでございます。  ただ一方で、先週も質問させていただきました、我が国は本当に民主主義、そしてその前提となる国民の知る権利、情報開示がきちっと行われているのかというと、必ずしも...全文を見る
○櫻井委員 ちょっと今の答弁を拝聴していると、アメリカとのACSAでは、本当に個別具体的、実務的にもどんどん運用していくから、しっかりと細かく書いておく、具体的に書いておく必要がある、しかし、これまで既に結んであるオーストラリアそれからイギリス、そして今回上がってきておりますカナ...全文を見る
○櫻井委員 この一条一項eの中には、二〇一五年の安全保障関連法で規定される武力攻撃事態とか重要影響事態なども含まれるというふうに理解をするところですが、そういう理解でよろしいでしょうか。
○櫻井委員 そうしますと、武力攻撃事態、重要影響事態での協力というふうになると、しかも、先ほどの説明ですと、アメリカとは更に結構細かくいろいろ議論もして、具体的な運用についても考えているような、そんな感じでしたけれども、ほかは、カナダ、フランスとはどういったものが想定されているの...全文を見る
○櫻井委員 ちょっと済みません。質問のポイントは、どのようなものが想定されているのかということだったんですが、今の御答弁の最後の一文で、アメリカとのACSAとそんなに変わることはないという答弁のように聞こえたんですが、その理解でよろしいですか。
○櫻井委員 二条についての御説明に移ったので、ちょっと後で、また二条についてはしっかり聞かせていただきます。  最後に、一条一項eについてなんですが、これは、それぞれの国の法令に基づいてということですから、例えば、日本における法令が変更される、これは当然、将来的に起こり得ること...全文を見る
○櫻井委員 そうしましたら、続きまして、二条二項について質問させていただきます。  提供される物品及び役務について列挙されているということで、先ほど御答弁いただいたとおりでございます。一つ一つ、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。  まず、輸送というのが挙がっておりま...全文を見る
○櫻井委員 今、我が国として想定していない、核兵器とか、そういった大量破壊兵器を輸送することは想定していないと。  我が国の方は想定していなくても、相手は想定していて、運んでくれるんだと思って期待していたのに、いざ運んでくれと言って頼んだら、えっ、それはだめだよと言われると、話...全文を見る
○櫻井委員 続きまして、燃料についてもお尋ねをいたします。  燃料を提供する際に、例えば航空機なり船舶の燃料を提供するということになるんでしょうけれども、そういった場合に、その航空機なり船舶が一体何を運んでいるのか、どういう種類の船舶なのかということも重要になってくるかと思いま...全文を見る
○櫻井委員 搭載可能であっても、搭載しているかどうかはちょっとわからない場合もあるでしょうし、航空機の場合だったらまだしも、船舶の場合だったらますますわかりにくいということはあろうかと思います。しかも、先ほどの輸送の場合であれば、こん包等、実際に見るわけですから確認できるでしょう...全文を見る
○櫻井委員 まさに法令の範囲ということなので、こちら側からすると、法令をつくるときの立法経緯も踏まえて、こうですよということなのかもしれないですけれども、あちら側は、日本法についてそんなに詳しいわけでもないし、また、日本法の中で、さらにその立法過程にまで一々詳しいわけでもない。条...全文を見る
○櫻井委員 あと、六条についてもお伺いをいたします。  朝鮮国連軍として行動している場合には適用されないということなんですが、ただ一方で、どこまでが朝鮮国連軍として行動している場合なのか、多分ローテーションで行ったり来たりしているんだと思うんですけれども、いつから朝鮮国連軍とし...全文を見る
○櫻井委員 あともう一つ、朝鮮国連軍として行動する場合は本協定の対象ではありませんと言っておるわけなんですが、一方で、この協定の外側で、この協定とは関係のないところで、別の法律に基づいて朝鮮国連軍として行動する場合、行動しているカナダ軍やフランス軍に対してこうした物品等の提供をす...全文を見る
○櫻井委員 最後に、こうした一連の協定について、この協定は条約ですから、ある種大きく書いてあるわけですが、実務、運用していくに当たって、具体的な手続を定めたものも取り交わすものだというふうに理解をしております。  アメリカとのACSAでの手続取決めは公表されておりますけれども、...全文を見る
○櫻井委員 今、カナダ政府の都合、フランス政府の都合で、日本としては別にオープンにしてもいいんだけれども、カナダ政府がオープンにしてくれるな、フランス政府がオープンにしてくれるな、こう言うからこの要旨に限って公表しているんだ、こういう御答弁でよろしいですか。
○櫻井委員 アメリカとの手続取決めは公表しているし、それこそ、冒頭大臣おっしゃられたように、民主主義、それから基本的人権というようなことをしっかりと共通の価値として共有している国同士であるならば、こうしたことは別に隠し立てするようなものではないと思うんですけれども、何で公表しない...全文を見る
○櫻井委員 質問時間がもう終了ということですので、質問は終わらせていただきますが、やはり、別に隠さなくてもいいものまで一々隠すから、何かまた変なことをやっているんじゃないのかというふうにいろいろ疑いの目が向けられてしまうわけですよね。  公表できるものはきちっと公表していくとい...全文を見る
04月12日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○櫻井委員 経済産業委員会で初めて質問させていただきます、立憲民主党・無所属フォーラムの櫻井周です。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、特許法等の改正について早速質問させていただきます。  今回の法改正の意義について、デジタル革命により業種の垣根が崩れ、オープンイノ...全文を見る
○櫻井委員 今の長官からの御説明、大変わかりやすくてありがとうございます。  特に、中小企業等は、ともすれば大企業の下請という形で、いろいろ、ある種のいじめられている状況があるのではないのか、こんな意見もあるわけでございますが、そうしたものに対して、中小企業の側も、特許というよ...全文を見る
○櫻井委員 今の御答弁にも大変納得するところでございます。  私ども野党ですので、ともすれば、なかなか経団連は相手にしてくれないというか余り話をしてくれないんですけれども、特許庁の方ではしっかりとそういったものを乗り越えて進めてこられたということで、高く評価したいと思います。 ...全文を見る
○櫻井委員 特許制度というのは、大体、証拠というのが侵害した側にたくさんある。侵害した者が何をやってきたかということですから、権利者の側には余り証拠とかはないわけです。しかし、フェアな裁判をやっていこうということになったときには、やはり証拠があるところからちゃんと集めないと、ちゃ...全文を見る
○櫻井委員 ありがとうございます。  続きまして、損害賠償の算定方法の方についても質問をさせていただきます。  従来は、権利者の実施能力を上回る分は侵害として損害賠償の対象にならなかった。どうせ生産能力はないんだから、その先の被害も、損害も発生していないでしょう、こういう理屈...全文を見る
○櫻井委員 長官の力強い御答弁、ありがとうございます。  ほかにも、日本の訴訟手続、いろいろちょっと使い勝手が悪いとか、訴訟に係る費用について、いろいろかかってしまう。これは日本に限った話ではないですけれども、やはり代理人等にお支払いする分もあるわけですから、そうすると、いろい...全文を見る
○櫻井委員 今回の長官からの御答弁にもありましたとおり、大きな一歩ではあるけれども、まだまだ課題は残っているというふうに承知をさせていただきました。  せっかくですので、大臣にもお伺いしたいと思います。  日本では損害賠償額が少な過ぎて特許をとる意味がない、こういう意見もあっ...全文を見る
○櫻井委員 大臣からも力強い答弁をいただきまして、ありがとうございます。  ちょっと順番を入れかえまして質問させていただきます。  今、大臣からせっかく御答弁いただきました、中小企業、それからベンチャー企業にもしっかりとこうした知的財産権の意識を高めてもらって、イノベーション...全文を見る
○櫻井委員 今、金融庁の方から御答弁いただきましてありがとうございます。  特許庁の方でも、こうした金融機関とのコラボレーションということについて進めておられるとは思いますので、金融庁ともしっかりと連携をしながら進めていただきたいなというふうに思います。  続きまして、意匠法...全文を見る
○櫻井委員 そうしますと、そうしたニーズが生まれてきたということについて、それはそれで理解をさせていただきました。  特に、町中を見ていても、例えば車で、自動車で、ああ、このデザインはこのメーカーなんだな、いろいろな車種があっても、何かある種の統一感を持ったデザインというのをつ...全文を見る
○櫻井委員 そうですね、十年使って、今マツダの例を出されましたけれども、ある程度社会に認知されるということになりますと、先ほどちらっと私申し上げたんですが、立体商標制度、立体商標というのはなかなかお認めいただけない登録ではございますけれども、しかし、しっかりと社会の中で認知されて...全文を見る
○櫻井委員 持ち時間が終了いたしましたので、これで質問は終わらせていただきますが、今回の特許制度、先ほど来何度も申し上げたとおり、大きな一歩だというふうに評価をさせていただきます。やはり、知識集約型の産業にどんどん移行していく中、こうした特許制度は大変重要だと思っております。 ...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○櫻井委員 立憲民主党・無所属フォーラムの櫻井周です。  財務金融委員会におきましては、初めて質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、早速、法案の質疑に入らせていただきます。  金融機能早期健全化法という法律なわけでございますが、そもそも、金融...全文を見る
○櫻井委員 御答弁ありがとうございます。  大臣おっしゃられるとおり、金融機能の健全化というものを定量的に決める、数字でばしっと決めるというのはなかなか難しいところはあろうかと思いますが、おっしゃられるとおり、考え方としましては、まず狭い意味においては、自己資本比率などBIS規...全文を見る
○櫻井委員 大臣、丁寧に御説明いただきまして、ありがとうございます。  おおむね健全と言える状況だろうというのが大臣の御答弁で、ただ、いろいろな今日的な課題もたくさんあるよ、こういう御説明だったかと思います。  ちょっと本会議の質問に移らせていただいて、本会議の質問のときには...全文を見る
○櫻井委員 これは麻生総理大臣のときに一時凍結したものですので、おっしゃるとおり、一気に売っちゃうとマーケットが混乱しちゃうということですから、少しずつ売っていかなきゃいけない、少しずつ売るためには早く始めないと少しずつ売れないわけですので、なるべく早く進めていただくようお願いい...全文を見る
○櫻井委員 これは、いろいろな側面、関係する部署はあろうかと思います。金融機関の監督をする立場、金融庁が今担っている部分だと思いますが、この部分においても、バブルの発生時期においては、十分な担保なしに不動産への野方図な貸付けが行われたのではないのか、株式の持ち合いなどハイリスクな...全文を見る
○櫻井委員 もう一つ、財政とか、あと国際政治の観点からもちょっといろいろな課題があったんだと思います。  先ほど日銀の副総裁からも御答弁いただいたとおり、当時、プラザ合意の後のドル高是正とか、その後、ドル高・円安が急速に進んで、円高不況というようなこともあったりしました。何より...全文を見る
○櫻井委員 いろいろ当時の時代背景を御説明いただきましたが、バブルが崩壊した後やるべきことというのは大分明らかになって整理もしているんですけれども、バブルの発生時期、バブルが膨らんでいる時期に誰が何を発見して、それでどういうアクションをとればいいのか、これはなかなか、先ほど日銀副...全文を見る
○櫻井委員 今振り返ってみますと、昭和の金融恐慌というのは昭和二年にありました。これは大蔵大臣の国会答弁がきっかけだったというふうに言われておりますが。それから、平成のバブル崩壊も、平成元年までずっと株価は上がっていって、平成二年になってから株価が落ち始めたということで、平成のバ...全文を見る
○櫻井委員 はい、わかりました。じゃ、最後の質問に移らせていただきます。  肝心の金融危機のときに、日本銀行は、財務が悪化をして身動きがとれなくなるということになってしまうのではないかと心配するんですが、この点について御説明をお願いいたします。
○櫻井委員 時間が過ぎましたので、これで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
04月24日第198回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○櫻井委員 立憲民主党・無所属フォーラムの櫻井周です。  本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  それでは、早速質問に入らせていただきます。  まず、アメリカとの貿易協定に関する交渉について質問させていただきます。  この交渉については、昨年の九月の日...全文を見る
○櫻井委員 日本とアメリカの貿易のことについては、日米同盟と言われながら、一方では、特に一九八〇年代、九〇年代にもありましたけれども、貿易摩擦、時には貿易戦争とも言われるぐらい激しい時代もございました。しかしながら、そうした時代であっても、日米安保のこういった同盟関係については取...全文を見る
○櫻井委員 今大臣おっしゃられたとおり、一九八〇年代には激しい貿易摩擦があって、ちょうど私も中学生でしたけれども、アメリカに一年間いて、当時の地元の報道なんかでは、中国の方が日本人と間違えられて殺されちゃったとか、何かそんな事件まであったのを記憶をしております。それぐらい激しいも...全文を見る
○櫻井委員 この貿易の協定についての交渉は茂木大臣が日本側の主たる窓口になって交渉するということ、そのことは了解しておりますが、ただ、そこで完結する話じゃなくて、これは二国間ですから、ほかの担当の大臣も話に加わる、為替については麻生大臣が話をして、結局、だから、貿易協定の中に為替...全文を見る
○櫻井委員 交渉自体はこれからのことですので、入るか入らないかも含めて、これが交渉事になるということだとは思います。  その上で、ただ、為替というのは非常に微妙なところでございまして、為替そのもので、わかりやすい関与の仕方として為替介入というのはありますけれども、ただ、最近はも...全文を見る
○櫻井委員 そうなんですね。通常のそういう金融政策の中で、金融は緩和をしたり引締めをしたりということをその時々の景気状況によってやるわけですので、それはある。それまでだめだと言われるともう金融政策は一切できないということになってしまいますから、そんなことはないということで、これは...全文を見る
○櫻井委員 書く書かない、基本的には、去年書いていたところから、これは新しいものを追加して、古いものを削っていくという作業をしているんだと思うんですが、この「北方四島は日本に帰属する」という文言を、もう今回書かなくていいよと、今までずっと、過去何年かわからないですけれども、何十年...全文を見る
○櫻井委員 今、外務省が判断したと。それは、そのトップは外務大臣、河野外務大臣ということで、河野外務大臣がこの一文を削除するということを了承した、こういうことでよろしいですか。
○櫻井委員 了承したかどうかをお尋ねしているので、事務方でこうやって文章をつくりました、発表しました、でき上がっちゃいましたというのを事後的に知ったのと、それから、この削るという判断をして了承したというのとでは意味合いが違うと思うんですね。了承したかどうか、いかがですか。
○櫻井委員 私の質問は、責任の所在を聞いているのではなくて、事前に削除するということを大臣として認識をされて、それで了承されたのかということをお尋ねしているんです。了承されたんですか。
○櫻井委員 ちょっと押し問答ですけれども、では、これは、でき上がる前に、事前に、この一文がなくなっていることを大臣は御存じでしたか。
○櫻井委員 では、知っていた上で了承された、こういう理解でよろしいですか。
○櫻井委員 外交青書はそれなりの分厚いものですから、何がどう変わったか、一文一句全部大臣がチェックするというのは、これはなかなか難しいものだと思うんですね、もちろん、全部の責任は大臣にあるとおっしゃっても。ただ、この膨大な量がある中で、やはり重要なところ、例えばこういう、「北方四...全文を見る
○櫻井委員 今のお話だと、外交青書の全ての部分について大臣は御存じで、全部承知をしているということで、どこを聞いてもわかるということになってしまいますけれども、そこまで全て、隅から隅まで御承知されているわけではないと思うんですね。重要なところについてやはり判断をしているはずなんで...全文を見る
○櫻井委員 ちょっともう時間が過ぎてしまいましたので、きょうはこれで終わりにさせていただきますが、ちょっと大臣も、いつも肝心なところは言葉を濁されるといいますか、ということですので、また引き続きこうした問題について取り上げていきたいと思います。  本日はありがとうございました。
04月26日第198回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○櫻井委員 立憲民主党・無所属フォーラムの櫻井周です。  本日も、おとといに引き続きまして質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  本日の議題、租税条約それから投資協定等についてでございますが、その前にちょっと、おとといの質疑の続きをさせていただきたいとい...全文を見る
○櫻井委員 そうなんですね。異次元の緩和という中で、例えば、おとといも申し上げましたが、株式の大量購入であるとか不動産投資信託の購入であるとか、こういうことはほかの中央銀行はやっていないことですし、従来の経済学の中でも、なかなかそこまでやると中央銀行としての、むしろ今度健全性の問...全文を見る
○櫻井委員 日本銀行にしましても、物価水準の安定、二%目標という目標を掲げながら、しかし、日本銀行として持ち得る政策手段、これでは現状のところなかなか達成できない。手段が十分に与えられていないのにそれをやらなきゃいけないというところで、非常につらい立場にあるのではないのか、むしろ...全文を見る
○櫻井委員 この言葉尻だけでなく、ことしの外交青書を読ませていただきますと、一ページぐらいあって、確かにこの一年の動きについて書かれている、そういう内容になっております。  ただ、本当に一番その出発点といいますか、かなめになる、その大事なところが抜けたまま最近の動きだけを追っか...全文を見る
○櫻井委員 いつも外務大臣は交渉の内容について説明をされないということですので、ますます不安が募るというところが現状でございます。  これ以上質問しても多分同じ御答弁ということですので、本日の本題でございます租税条約、それから投資協定等についての質問に移らせていただきます。 ...全文を見る
○櫻井委員 これまで地道に着実に取り組んできたというところで、そのことについては感謝申し上げるところでございます。  ただ一方で、このパナマ文書とかパラダイス文書等でも明らかになったように、また、それ以外にも、非常に世界的な大企業が、特にインターネット取引とかそういった部分であ...全文を見る
○櫻井委員 BEPSの取組など、いろいろ御説明いただきまして、ありがとうございます。  まさにこのBEPSも、五年ぐらい前にこの話が始まったんでしょうかね、こうした取組、当初は、それこそ、こんなのできるのか、必要だけれども理想主義的過ぎて難しいんじゃないか、こんな話もあったよう...全文を見る
○櫻井委員 時間になりましたので、質問をこれで終わらせていただきますが、最後に大臣から非常に意欲的な取組について御説明いただきまして、ありがとうございます。  SDGs等、それから避難民の話もいただきました。こうした国際公共財といいますか、国際公共サービスが非常に今高まっている...全文を見る
06月04日第198回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第4号
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○櫻井委員 立憲民主党・無所属フォーラムの櫻井周です。  本日は貴重な質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。また、先日は京都大学に視察に行くという貴重な機会をいただきました。これもまことにありがとうございます。  私自身、京都大学の卒業生ということで、四年...全文を見る
○櫻井委員 大臣と思いを共有できているということで、大変心強く思いました。  まさに、ある種、結果にコミットと大臣はおっしゃいましたけれども、成果主義といいますか、成果を出していくというところにこだわってしまうと、逆に、皮肉なことに大きな成果は得られないということになってしまう...全文を見る
○櫻井委員 あと、今のお話でも、結局、目ききというのも一つポイントになってくるんだと思います。日本の経営者の意識がどこまでそこに向いているのかどうか、また、自分自身で判断できる力をどこまでお持ちなのかというところも大きな課題なのかなというふうに感じるところです。  それで、その...全文を見る
○櫻井委員 質問時間が終わりましたので、これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月05日第198回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○櫻井委員 立憲民主党・無所属フォーラムの櫻井周です。  本日も貴重な質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  時間も限られておりますので、早速質問に入らせていただきます。  まず、価値観外交についてお尋ねをさせていただきます。  安倍政権、発足して六...全文を見る
○櫻井委員 大変すばらしい外交姿勢だというふうに考えております。  そこで、いきなりですけれども、個別具体的な話に移らせていただきます。  実は、香港の方では、香港政府は犯罪容疑者の中国本土への移送を可能にする条約改正を推進しているところであります。  中国の裁判所は共産党...全文を見る
○櫻井委員 大臣の御答弁、ありがとうございます。  これまでの大臣の答弁からすると、ちょっとそっけない答弁が来るのかなというふうにも思っておったんですが、かなり踏み込んだ御答弁をいただいて、ありがとうございます。  香港でこういった逃亡犯の条例がもしできてしまうとなると、香港...全文を見る
○櫻井委員 せっかくですので大臣にも一言お答えいただきたいんですけれども、価値観外交といいながら、やはりなかなか日本は難民の認定が非常に数が少ないという現状がございます。  迫害を受けたという場合においても、身体的な迫害を受けた、生命の危機がある、そういった場合については、ある...全文を見る
○櫻井委員 この香港の問題については、その背景にはやはり中国というものがあるわけでございます。中国は国家主導の経済運営で経済規模がどんどん膨張しておりまして、大分前に日本もGDP規模で抜かれてしまいまして、今やもう二倍以上、もうすぐ三倍ぐらいの差になってしまうのではないのか、こう...全文を見る
○櫻井委員 私もまさにそうした取組について大変賛同するところでございます。  国家が発展をしていくというのは、それはその国に住む人々が幸せになるために国家が発展していかなきゃいけないわけでございまして、国を発展させるために人々が犠牲になっていい、人々の幸せを踏みにじって国が発展...全文を見る
○櫻井委員 世間といいますか、マスコミ報道などでは、六者協議の当事国、六カ国ある中で、日本だけが金委員長と会っていないというところで、そうした出おくれているんじゃないかという批判を避けるためではないのかとか、日ロ交渉も行き詰まっているから北朝鮮問題に目を移すためじゃないのかとか、...全文を見る
○櫻井委員 拉致問題の一刻も早い解決、これは私も同じように望んでおります。  ただ、交渉事というのは、こちらが焦れば焦るほど、これが欲しいんだと言えば言うほど足元を見られてしまうというのも、これもまた交渉の現実かと思います。こちらが欲しい欲しいと言わないでどうやってその欲しいも...全文を見る
○櫻井委員 まさに、もうこれだけトランプ大統領がはっきりと、TPPは関係ない、アメリカは縛られないとはっきり言っているわけですから、まさに再交渉の理由に当たると思うんですね。  また、再交渉しないからアメリカ分が二重計上されるんじゃないのか、そういうことで、それこそ牛肉や乳製品...全文を見る
○櫻井委員 もう時間になりましたので質問はいたしませんけれども、最後に一言申し上げます。  日米首脳会議に前後しまして、トランプ大統領はツイッターでもいろいろ発信をされております。その中で、七月の選挙が終わった後にビッグナンバーを期待しているんだ、こういう発言もツイートしている...全文を見る
11月05日第200回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○櫻井委員 立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムの櫻井周です。早速質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  今回は大臣所信に対する質疑ということで、質問をまずさせていただきます。  この大臣所信、何を表明されたかという点も重要でございますが、何を言わなかったか...全文を見る
○櫻井委員 このデフレの問題については、四月のこの財務金融委員会で私も質問をさせていただいております。そのときも、大臣、今おっしゃられたように、デフレではないという状況をつくり出すことはできた、このように答弁をされております。  一方で、四月の時点でございますが、参議院の決算委...全文を見る
○櫻井委員 そうしましたら、ちょっと別な角度からもうちょっと質問させていただきます。  デフレ対策、デフレ脱却ということでいろいろお取組もしている。本当は、日銀の黒田総裁にも来ていただいて質問させていただきたいと思っていたんですが、きょうは用事があって来れないということですので...全文を見る
○櫻井委員 大臣から今るる答弁いただきましたけれども、お話を聞いていますと、寒風吹きすさぶ外に放り出しておいて、それで頑張れと言って、いや、でも、それはさすがに、そんなことを言われても酷じゃないですかというのが私の印象でございます。  これは金融庁がつくっている報告書なんですが...全文を見る
○櫻井委員 いずれにしましても、地域の金融機関、それから大手の金融機関いずれにしても、超低金利によるいろんな副作用に苦しんでいる部分もあるのではないのか。そもそも、デフレ脱却といったときには、例えば、経済格差を是正していくとか、地域、それこそ地方創生、こういったものをしっかり進め...全文を見る
○櫻井委員 ちょっと今の御答弁ですと、私の問題意識、一方で、きちっとやろうとすると、すなわち、正直にイートインスペースを利用するときには一〇%ですよということを徹底しようとすると、正直者がばかを見ないような制度にしようとすると混乱するし、じゃ、混乱を避けようとすると正直者がばかを...全文を見る
○櫻井委員 もう終わりの時間になりましたので、これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月13日第200回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○櫻井委員 立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムの櫻井周です。  本日は、質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  それでは、本日の議題になっております外為法の改正案について議論をさせていただきたいと思います。  まず、外為法についてでございますが、そ...全文を見る
○櫻井委員 いろいろなリスクもあるというお話でございました。  国際社会におけるリスクの高まりに対して、外為法で手当てをしている部分というのもある。今の御答弁の中にも、外為法でその一端というふうにおっしゃられました。しかし、それ以外の法律で手当てをしている部分もございます。ただ...全文を見る
○櫻井委員 そうですね。今大臣の方からも幾つか例を挙げていただきましたが、私の方からも、もう少し具体的に話をさせていただきます。  例えば、今回の外為法というのは、そもそも、外国から日本の国内への投資なりということが対象になっているわけですが、国内に居住されている方は外為法では...全文を見る
○櫻井委員 こういったように、外為法は、外から中に入ってくるその資金の動きについて規制をしているから、国内に一旦入っちゃうとなかなか対象にならないということでございます。  もちろん、投資分野について、もう何でもかんでも、国内居住者も含めて全て規制をしてしまうとなると、これこそ...全文を見る
○櫻井委員 具体例の二つ目を申し上げます。  今回、事前届出対象業種というのがあって、その中の公の秩序として水道事業が挙がっております。ただ、これも局長にお尋ねをいたしますが、水道事業は対象になっていても、水道事業を行う上で必要不可欠な水源については何ら規制されていないわけです...全文を見る
○櫻井委員 これは、水源地の保全等について大丈夫かという議論は、与党の中でも以前そうした議論があったやに聞いております。私もやはり水源の保全というのは非常に重要なところだというふうに考えますので、大臣、いかがでしょうか。これは、ただ、外為法でやるというのは何かちょっと筋としては違...全文を見る
○櫻井委員 本日は経済産業省からも政務官に来ていただいております。ありがとうございます。  外為法というのは、省略すると外為法ですが、正式名称は外国為替及び外国貿易法ということになっております。  外国貿易に関してもいろいろなルールがあるわけでございます。  機微技術の管理...全文を見る
○櫻井委員 今、特許法についての御答弁も政務官からいただきました。  外為法は、こうした機微技術も含めてしっかり守っていこうという法律ですが、特許法は、ちょっとその立法趣旨からすると、発明した人が発明したものを公表するかわりに二十年間の独占排他権を認めますよ、公表する対価として...全文を見る
○櫻井委員 今政務官から御答弁いただきましたとおり、いろいろ取組は進めていらっしゃる。  ただ、研究をされている方というのは、やはり研究の成果を発表して、こんな新しいことを発見しましたよ、発明しましたよ、開発しましたよとアピールして、発表して、それで初めて評価されるというところ...全文を見る
○櫻井委員 本当に不適切な事案があったというのであれば、そういうことがあってはならないので、きちっとこれは管理していただかなきゃいけないし、再発防止、しっかり取り組んでいただかなきゃいけない。  他方で、先ほどの末松議員の質問の中にもありましたとおり、世耕大臣それから菅官房長官...全文を見る
○櫻井委員 時間も参りましたのでこれで最後にいたしますが、やはりこうした、最初申し上げましたとおり、自由取引によって発展をさせていくというメリットと、それからいろいろなリスクがあるよねと。このメリットとリスクのバランスをとるというのは、口で言うのは簡単ですが、実際やるのは本当に大...全文を見る
○櫻井委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 世界の安全保...全文を見る
11月29日第200回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○櫻井委員 立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムの櫻井周です。  本日は日本銀行の黒田総裁に質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  私も昔、国際協力銀行というところで働いておったときに、仕事でアジア開発銀行にも行かせていただいて、そのときには黒田総裁が、いろい...全文を見る
○櫻井委員 今、人々のデフレマインドといいますか、物価がなかなか上がらないというか、価格に対する心理的な要因というお話だったと思います。ただ、これは心理的な要因とかそういう話で済ませてよいのかどうかというと、私は違うと思うんですね。  資料二の方を用意させていただいたのはまさに...全文を見る
○櫻井委員 労働需給が引き締まっている、失業率はずっと下がっている、こういう話は先ほどの海江田委員との議論の中でもあった話でございます。  そうなんですけれども、結局、ポイントは、人手不足であれば、普通の経済学で考えれば、賃金は上がっていってしかるべきだろうと思うんですが、とこ...全文を見る
○櫻井委員 総裁の立場で言える範囲というのは非常に狭くて、どうしてもなかなかクリアに言えないところはあろうかと思いますけれども、一方で、衆議院本会議、これは一月三十日で、安倍総理は、我が会派の玉木議員の質問に対して、大規模な金融緩和に頼った経済政策に限界が来ているのは明らかだ、こ...全文を見る
○櫻井委員 副作用の話に移ってまいりますけれども、先ほども、海江田委員の議論の中で、日銀の株式購入、ETFの購入の話がございました。  資料四がそのグラフでございますが、このグラフに示しておりますとおり、非常に重要なのは、一つ、まず、日銀が持っている株、先ほどの答弁で、時価で三...全文を見る
○櫻井委員 今、最後御答弁いただきましたけれども、慎重にということで、損が出ないようにとかいろいろな条件をつけてということなんですが、それは、預金保険機構が持っている一・五兆円の株式の売却においても同じようなことを言っているわけですね。それで、それをちゃんと守ってやろうとしたら売...全文を見る
○櫻井委員 時間になりましたので質問を終わらせていただきますが、最後に、今の日本の現状というのは貨幣現象ではなくて社会構造の問題なんだ、日本銀行としてはできることはすべてやっている、あとは政府がしっかり取り組むべきだということを私からも申し上げますが、日銀総裁からもぜひそういった...全文を見る
11月29日第200回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○櫻井委員 立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムの櫻井周です。  本日は、法務委員会におきまして初めて質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  それで、本日の国会、随分荒れてしまいましたけれども、この原因の一つは桜を見る会の問題でございます。この点、ちょっ...全文を見る
○櫻井委員 いや、内閣府が主催しているから知らないで済まされないと思いますよ。この問題は知らないでは済まされないというのがもうずっと、ほかの、芸能人とかでも芸人さんたちでも、知らない、知らないけれども一緒に写真を撮られちゃった、それでもう謹慎処分ということになっているわけですよ。...全文を見る
○櫻井委員 いやいや、別に、法務省に失態があったというふうに言っているわけではないんですよ。ただ、そういった事案が今回明らかになった、しかも、その招待者についても、本来だったら警察なりにチェックをしてもらう、また検察でも場合によっては調べるというようなことがあってしかるべきだと思...全文を見る
○櫻井委員 これまでいろいろな問題があったことを踏まえて、今後、政府として、特に反社会的勢力に対してしっかりと対峙をしていかなければいけない、それを取り締まるべき立場にある法務省として、今後こうした、少なくとも政府が関係するようなイベントにおいて入ってこないように取り組むべきだと...全文を見る
○櫻井委員 ちょっと中途半端な答弁でしたけれども、本日は法案審議ということでございますので、次に進めさせていただきます。  外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法の改正案というのが本日の議題でございます。今回のこの法改正の趣旨は、企業の国際取引の増加に伴う外国法サー...全文を見る
○櫻井委員 ちょっと、さっきから大臣は原稿を読まれて、なかなか話がかみ合っていないようでございますが、私が申し上げたのは、大きなビジョンを示してください、こういうお話をしたんです。だから、何か役所の方のつくった資料を読むのではなく、大臣の思いのたけを語っていただきたかったんですが...全文を見る
○櫻井委員 お隣にそうした例があるわけですから、ぜひ参考にはしていただきたいというふうに思います。  それで、虎ノ門にこうした国際仲裁の場を設ける、そして外国法の事務弁護士もよりたくさん来てもらいやすくするということですが、ただ、民間企業の方で特に、国際ですけれども、少なくとも...全文を見る
○櫻井委員 特に中小の会社ですと、なかなかこうした国際ビジネスの分野でも経験がなかったり海外に拠点がなかったり、そうしたことから、虎ノ門でできるならやりたい、こういうニーズはあろうかと思いますが、他方で、やはり大きな企業に、虎ノ門でやりたいというふうに思ってもらわないと、なかなか...全文を見る
○櫻井委員 なぜ、こういうように大企業、中小企業と分けて論じさせていただいているかといいますと、やはり、国際紛争の調停地をどこにするかというときに、二つ取引先があって、それで、両者の力関係でどっちにするかと。日本の会社が大きくて交渉力があるといった場合であれば、虎ノ門がいいと言え...全文を見る
○櫻井委員 あと、国際仲裁に直接関係するわけではございませんが、やはり、日本においてリーガルサービスというのは非常にレベルが高いんだというふうに思ってもらう、そして、いろいろな会社に使ってもらうということが重要だというふうに思います。  そういった観点で、日本は、法体系は一体ど...全文を見る
○櫻井委員 まさに三年かかるものを、今、取組をやってもう少し短くしますよということでありますけれども、先ほど申し上げたように、何年もかけていたら次の法改正まで行っちゃうわけなので、そうならないように、少なくとも施行までにはちゃんとある程度のものがオープンになる、公表できるというふ...全文を見る
○櫻井委員 今、御答弁の中で、共同事務所の設立についても言及がございました。こうしたことがあっても懸念はないというお話でしたが、私はそうは思わないんですね。  これまでも、日本の弁護士法人、それから外国法の弁護士法人、別々に設立できておりまして、日本で活動する中でそうした漏えい...全文を見る
○櫻井委員 それから、技術情報の話も先ほど来させていただいておりますけれども、こうした技術漏えいは日本でも時々明るみになる。これは本当に氷山の一角の更に一角ではなかろうかというふうにも思うんですが、こうしたことが起きてしまう背景には、やはり、一つには、日本の法律、法体系の不備とい...全文を見る
○櫻井委員 法務省としても三倍賠償など損害賠償制度のあり方について問題を認識していただいて、検討していただいているということで、承知をいたしました。  これは、別な法の、特許法等の改正のときにも附帯決議でそういった部分も入っていたかと思いますので、十分、法務省でも、これはよその...全文を見る
○櫻井委員 この法科大学院制度でございますが、森大臣御自身は、旧試験といいますか、法科大学院には行かないで、旧試験で試験を受けられて合格されたというふうに聞いておりますけれども、どうでしょう、森大臣。  今のこんな、法科大学院に行って、高い授業料を払って行かなきゃいけない、そう...全文を見る
○櫻井委員 時間になりましたので質問を終わらせていただきますが、ちょっと最後まで話がかみ合わなかったのが残念なのが、いや、私は法科大学院の存在自体は否定はしておりませんけれども、司法試験の受験要件には、外してもいいんじゃないのか、その上で、法科大学院に行って勉強したいという方はぜ...全文を見る