佐々木隆博

ささきたかひろ

小選挙区(北海道第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

佐々木隆博の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○佐々木(隆)委員 おはようございます。立憲民主党の佐々木隆博でございます。  きょうは、少し多目に時間をいただきましたので、農政の課題、それから、先日大臣所信も聞かせていただきましたので、それにもかかわって幾つか質問をさせていただきたいと思います。  農政の質問に入る前に、...全文を見る
○佐々木(隆)委員 今、ガイドラインの見直しというお話が大臣からありました。  今の状況では大変緩やか過ぎるというふうに私も認識をしていますが、ガイドライン、どんな、全部でなくても結構でございますが、具体的にこういうふうにガイドラインを見直すんだというところがあれば、ちょっと教...全文を見る
○佐々木(隆)委員 これは農水省だけではなくて各省同じ、横並びになるんだというふうに思いますが、ここでやはり我々立法府側もしっかり考えなければいけないというふうに思っていますが、立案に影響を与えるかどうかという判断だとか、保存期間を決めるというのは、これは今のところは行政側に委ね...全文を見る
○佐々木(隆)委員 ここはもう答弁は求めませんが、いろいろな課題が起きたとき、行政の得意な手段として、すぐ改善策をと言うんですが、原因が究明されないのに改善策ということに踏み込むというのは行政のある種常套手段ですけれども、これはやはり変えていく必要があると思うんですね。徹底して原...全文を見る
○佐々木(隆)委員 今の、とりわけ農業所得というのはある程度わかりやすいんですが、農村地域の関連所得というものは、やはりもう少し具体な政策を打ち出して農家の皆さん方に示していかないと、具体的にこの目標にどうやったら達成できるのかというのは、今お話しいただきましたけれども、なかなか...全文を見る
○佐々木(隆)委員 先ほどの所得倍増もそうなんですが、いわゆる先ほどの所得倍増のところでは、総産出額と所得率、所得率を上げる、総産出額をふやす、そして補助金を投入する、こういうさっきの仕組みだったんですが、要するに、補助金、あるいは交付金でもそうなんですけれども、政策的に誘導して...全文を見る
○佐々木(隆)委員 拍手をしたい思いでございますが、ぜひ取り組んでいただきたいと思うんですね。農村あるいは農林水産業の皆さん方にとっては、農林水産省というのはよりどころでございますので、そこで大臣がどういう行動、どういう発言をしていただけるかというのは大変重要だというふうに思いま...全文を見る
○佐々木(隆)委員 大澤局長に流れるような答弁をいただきましたけれども、今、私は少し違うかなと思うのは、流動化させるというものではないと思うんですよ、農地は。  それは、国の権限をもってさせるかのような印象を与えます。公有化という表現を中間管理機構でしましたけれども、今、何か中...全文を見る
○佐々木(隆)委員 今、大臣からも触れていただきましたが、地域が自主的に何かに取り組むというようなことに対して、何らかのお手伝いをしてあげられる仕組みというのは非常に重要だと思いますので、ぜひその辺はお願いをしておきたいと思います。  少し時間がなくなってまいりましたので、申し...全文を見る
○佐々木(隆)委員 今、澁谷統括官が言われましたように、何度もこのことは議論をさせていただいておりますけれども、交渉前の試算というのはGTAPだったと思うんです。それと同じ手法で、TPPが締結された後に同じ手法でやるべきだったと思うんですが、なぜかこの生産性上昇というものが入って...全文を見る
○佐々木(隆)委員 それでは何か別物じゃなくて補完する条約ということになってしまうわけでありますので、この後お聞きしたいんですが、要するに、今、日本がかかわっている条約というのは山ほど、経済連携の協定というのは山ほどあって、実は、それもどこが所管しているのかさえも余り定かでない。...全文を見る
○佐々木(隆)委員 いや、そういうことを聞きたかったのではなくて、どうやって戦略を立てていくのか、どこがどうやってグリップするのかということを、これは、アメリカなんかはUSTRというちゃんとした組織が、政権がかわろうと何しようと持って、全体をグリップしてやっていくわけですよね。そ...全文を見る
○佐々木(隆)委員 時間が来ましたので終わりますが、今、柄澤統括官、私は、種子法がそこまでやっていないということは、そんなことは知っています。種子法という裏づけがあるからこのことがやれているんです。その裏づけがなくなっちゃったということが問題だということを指摘しているわけでありま...全文を見る
04月12日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○佐々木(隆)委員 立憲民主党の佐々木でございます。  きょうは、参考人の皆さん方には大変貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。  我々も、この法案をどういうふうにしっかりした法律にしていかなければならないのかということについて、きょうは御提言をいただいたと...全文を見る
○佐々木(隆)委員 次に、知事にお伺いをさせていただきます。  知事は、先ほどもお話ありましたけれども、森林環境税を先駆けて導入されているわけでありますが、私も最初に触れましたけれども、今度の場合は国民の全てから、全ての世帯から税金をいただくわけですが、高知県の取組は、多分、県...全文を見る
○佐々木(隆)委員 川が痩せたという表現は大変いい表現だというふうに思って、今後、使わせていただきたいというふうに思います。  次に、村長にお伺いをいたします。  大変、いろんな意味で先駆的にお取り組みいただいてきたわけでありますが、先ほども、一つは、この制度を実際に市町村が...全文を見る
○佐々木(隆)委員 余り時間がなくなったので、一言だけ教授にお伺いを申し上げたいというふうに思うんですが、先ほども申し上げましたように、温暖化対策ということで始まった、その当初の考え方は私はよかったと思うんですが、少し施業の方にウエートがかかり過ぎているのかなということは、我々は...全文を見る
○佐々木(隆)委員 時間が来ましたので、終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月10日第196回国会 衆議院 本会議 第24号
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○佐々木隆博君 立憲民主党・市民クラブの佐々木隆博でございます。  私は、ただいま議題となりました卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案について、会派を代表して質問いたします。(拍手)  国会をめぐる状況を見ますと、これほどまでにひどい状況が次々と発覚して...全文を見る
05月15日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○佐々木(隆)委員 おはようございます。立憲民主党・市民クラブの佐々木隆博でございます。  土地改良法の一部を改正する法律案について、きょうは、限られた時間でありますが、質問をさせていただきたいと思います。  時間がありませんので、皆さん方のところに図表をお配りさせていただき...全文を見る
○佐々木(隆)委員 この基礎的な数字の上に立って、全体的な質問をまずさせていただきたいんです。  今回この土地改良の改正案が出されているわけでありますが、これは、平成十八年から、土地改良制度研究会、からというか、平成十八年の年にその研究会で検討を重ねられてきております。もう十二...全文を見る
○佐々木(隆)委員 ある意味、そのとおりだと思うんですが、担い手に集約をさせ、高収入の作物をつくる。それと同時に、とりわけ、今、日本の水田の半分近くが転作をしているわけで、そのときに一番問題になるのは汎用性の問題であって、要するに、水はけがどれだけいいか、必要なときに水が確保でき...全文を見る
○佐々木(隆)委員 今、大臣から御答弁いただきました、現実に借地がふえているということはそのとおりだし、私も否定するつもりもありません。北海道でもふえていますから。現実には、投資がなかなかできない、北海道の場合は一つの単位が大きいものですから、幾ら地価が安いといっても何十ヘクター...全文を見る
○佐々木(隆)委員 現状、やむを得ないのはよくわかるんです。だから段階的に進めようというんですが、段階的というんだから、その次の段階はどうなんですかということを今聞いているわけで、第一歩としてはそうでしょう。段階的に進めるのであれば、段階的には、将来、耕作者を中心にしたいのか、あ...全文を見る
○佐々木(隆)委員 時間が参りましたので、終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月18日第196回国会 衆議院 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○佐々木(隆)委員 立憲民主党・市民クラブの佐々木でございます。  きょうは、農水委員会から要請をさせていただいて、こうして合同審査をさせていただく機会を与えていただきました。限られた時間で、私に残された時間は十九分だそうでございますので、十二問ほど用意したんですが、恐らくその...全文を見る
○佐々木(隆)委員 今の説明では余りわからないんです。  なぜかというと、ではアメリカが今度新しく11に加盟するということになったとすれば、十一カ国との協議が必要になるわけですよね、参加するわけですから。そのとき、ではもとのTPPはどうなるんだということについて、そこには何もそ...全文を見る
○佐々木(隆)委員 ですから、別々のものとして協定を結べばそれでいいのではないかというふうに思うのであります。これはぜひ出し直すべきだということを申し上げておきたいというふうに思います。  もう一つお伺いします。  茂木大臣が担当しておられる日米新貿易協議でございますが、FF...全文を見る
○佐々木(隆)委員 丁寧に御答弁いただくのはありがたいんですが、時間が限られておりますので、ぜひ御協力をいただければというふうに思います。  協議をするというのは何らかの成果を求めていくわけで、ずっとお話合いだけ一生続けているわけではないと思いますので、そういった意味では、やは...全文を見る
○佐々木(隆)委員 その発想が実は極めて私は危険だというふうに思っております。いろいろな内需があるんだというのはそのとおりなんですが、それがどんどん時代とともに動いていくわけですよね。同じところでずっととどまっているわけではなくて、同じように全部が成長するわけではない。  その...全文を見る
○佐々木(隆)委員 時間がなくなってきておりますので、もう一つは体質強化の話がございます、これも指摘だけさせていただきますが。  既に体質強化はやっている、TPPが発効したら更に対策をやるんだというんですが、ではTPPがなければこの体質強化はやらなかったのかということになると思...全文を見る
○佐々木(隆)委員 終わりますが、だから、今、外務副大臣が出てきて答えなきゃならないようでは困るんですよ。茂木さんが全部答えられるようでないと、ちゃんとやっていますという話にはならないので、そのことを申し上げて、終わります。
05月23日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○佐々木(隆)委員 立憲民主党の佐々木隆博でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さん方に大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  さらにまた、大田市場も私も視察をさせていただきまして、そのときも大変お世話になりました。  卸売市場法の改正について、...全文を見る
○佐々木(隆)委員 おっしゃるとおりだと私も思うんですけれども、ただ、こういう法案が出された以上、我々も議論を拒否するわけにはいきませんので、しっかり議論はさせていただきたいというふうに思っております。  中澤参考人にお伺いをいたします。  仲卸という立場でもおいでをいただい...全文を見る
○佐々木(隆)委員 次に、井上参考人にお伺いをさせていただきます。  先ほど意見陳述をいただきまして、多様性と二極化というポイントをお話しいただきまして、私もそうだというふうに思います。  思うんですが、消費者の欲望といいますか、消費者のニーズというのは限りなく広がっていくわ...全文を見る
○佐々木(隆)委員 ありがとうございます。  これはあえて質問はしなかったんですけれども、地方の中都市に行って、私は田舎育ちでもあるんですが、今大変寂しいことが実はありまして、それは、中都市に行きますと、どこも入り口が同じで、真ん中が同じで、出口が同じで、どこの町に行ったか印象...全文を見る
○佐々木(隆)委員 余り時間がなくなりましたので、最後に一つだけ、川田参考人にお伺いをいたします。  今も藤島参考人からお答えをいただきましたが、認可から認定になっていく中で、市場の開設者も、あるいは卸、仲卸の関係もやはり変わっていくことになってしまうのではないかというふうに思...全文を見る
○佐々木(隆)委員 時間が参りましたので、終わります。どうもありがとうございました。
06月07日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
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○佐々木(隆)委員 立憲民主党の佐々木でございます。  きょうは一般質問ということで、久しぶりに質問をさせていただきたいと思いますが、今ほど佐藤委員からもお話がありましたが、自給率についてまずお伺いをしたいと思います。  私は、自給率というのは農政の基本だというふうに思ってい...全文を見る
○佐々木(隆)委員 この食料自給率というのは、このごろ農政の中で論議されることが少なくなったのは非常に残念に私は思っていて、これが全てベースになっていなきゃいけないというふうに思っておりますので、ぜひ、達成のために、今大臣からお答えいただきましたけれども、あらゆる手だてをお願い申...全文を見る
○佐々木(隆)委員 ぜひお願いしたいと思います。  今、大臣からお答えいただきました。私も輸出を否定しているわけではなくて、それはそれで必要だというふうに思っておりますが、例えば牛肉なんかは、超高級な牛肉は相当好まれていて、アメリカの旅行客が日本に来て一番食べたいのは、牛肉、日...全文を見る
○佐々木(隆)委員 もちろん、私も法人を否定はしませんし、そういう経営で大変頑張っておられる方もおります。  今、大臣がオランダの話をしていただきましたが、オランダは八割以上がいわゆる家族農業で、地域社会を守っていくというのは家族農業が中心なんですが、大変重要なのは、そういう小...全文を見る
○佐々木(隆)委員 プロセスということでありますから、私は、そうした制度がきちっとでき上がるのを、やはりしっかりつくり上げてからやるべきだと思っております。  ある意味で、農業においては外国人研修制度もそれなりに成果を出してきているというふうに私は思っておりますし、これに、農水...全文を見る
○佐々木(隆)委員 時間が参りましたので終わらせていただきますが、ちょうど私も、多分政務官をやっていたときだったと思うんですが、大変な目に遭ったことがありまして、これはやはり漁協の皆さん方が大変苦労されてそこを調整してきたというふうに思っておりますので、今、大臣の決意もお伺いをさ...全文を見る
11月13日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○佐々木(隆)委員 おはようございます。立憲民主党の佐々木でございます。  きょうは大臣の所信的発言に対する質問をさせていただく機会をいただきました。通告に従いまして質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、それぞれ、大臣、副大臣、政務官の皆さん方、新しく御就任いただきま...全文を見る
○佐々木(隆)委員 不適切という指摘を受けているんですが。それぞれの省庁で多少特徴があるわけでありますけれども。  農水省の聞き取りに対する中に、いわゆる特異な計上というもので羅列をいろいろされているんですけれども、矯正視力によるべきところを裸眼視力により計上って、これは眼鏡を...全文を見る
○佐々木(隆)委員 大臣に決意を述べていただきましたので、ぜひその決意に沿って進めていただきたいと思いますが。バリアフリー化をこれから進めるって、これは平成十七年からやっている話なので、これからバリアフリー化を進めるという……(吉川国務大臣「これからもです」と呼ぶ)いや、今そうい...全文を見る
○佐々木(隆)委員 ことしから目標を廃止したので、当然のことながら、今副大臣から御答弁ありましたが、需要に応じてということになりますが、その需要をどうやって把握するかというシステムはまだ実は確立をされていない、始まったばかりですから。  そういった意味で、百三十八万六千ヘクター...全文を見る
○佐々木(隆)委員 今大臣から決意を込めて答弁をいただきましたので、ぜひお願いを申し上げたいと思います。  次に、自給率についてお伺いをいたします。  先ほども亀井議員からも自給率に触れて質問がございましたけれども、私は、何か農林水産省の近年を見ていると、自給率は死語になって...全文を見る
○佐々木(隆)委員 吉川大臣におかしするほどの知恵はないかと思いますけれども、頑張ります。  それで、先ほどちょっと触れましたけれども、これは質問ではないんですけれども、自給率と食料安保というふうに触れていただいているんですが、食料安保って、普通、我々が受けとめていたのと、ちょ...全文を見る
○佐々木(隆)委員 今、全ての販売農家を担い手としたというお話がございましたが、我々もこれをかつてつくるときに一番悩んだのは、担い手とは一体誰だというところであります。  実は、担い手の基準というのは、制度上は何もありません。その都度その都度、こういう人たちを対象にしますと言っ...全文を見る
○佐々木(隆)委員 いや、共同声明の方はそんなことを言っていません。物品とサービスというふうになっていて、日本はそれを、解釈を、物品をやって、その次にサービスをやるというふうに日本語の声明はそうなっているんですが、そんなふうには実はなっていないし、アメリカのこの交渉に当たる方々は...全文を見る
○佐々木(隆)委員 ほとんどわかりませんでした。  実は、水準についても、日本はこれが上限だと言っていて、アメリカはこれがスタートラインだ、TPPがスタートラインだと言っているわけですよね。ここからまた違うんですが。  もう一つ、一番私は問題だと思っているのは、物品に限定して...全文を見る
○佐々木(隆)委員 ぜひお願いをしたいんですが、FTAだと懸念があると今大臣おっしゃったんですけれども、だから余計私は心配なんです。FTAならみんな懸念するからTAGにしたのではないのかというふうに思わざるを得ないところが一番心配なところでございます。  FTAだと言って堂々と...全文を見る
○佐々木(隆)委員 時間が参りましたので、残念ながらこれ以上議論できないわけでありますが。  まだそれは何も決まっていないのは当たり前の話です、これからやるんですから。その前に何かが起きるなどということもあってはならないと思いますが。その前だからこそ、国民に対して、安心してくだ...全文を見る
11月15日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○佐々木(隆)委員 おはようございます。  先日に引き続いての補充質疑ということになりました。補充質疑をしなければならなくなったこと自体、やはり必ずしも喜ばしいことではありませんけれども、しなければならない事態になったということであります。  英語の解釈は亀井さんにお任せをい...全文を見る
○佐々木(隆)委員 後であっても先であっても、サービスをやるんでしょう。やるんだから、それはFTAですよ。前の方に物品だけやって後からサービスをやりますからFTAとは違いますというのは、それは何の理屈にもならないので。結局、サービスも含めてやるんですよ、これは。そうでなければ、そ...全文を見る
○佐々木(隆)委員 審議官の今の話、先ほどの説明は、物品が先でその後にサービスがあるからTAGと言って分けているんだというんですが、後であったって交渉するんでしょう。全部入っているんですよ、サービスも。だから、後であるとか先であるとか、交渉の品目が決まっていませんって、交渉する前...全文を見る
○佐々木(隆)委員 そこで、FTAはこの例外規定となっているわけですよね、WTOの中で。この例外は、貿易量の九割以上の品目を対象にする場合に限り、特定の国同士で関税を下げ合うことを認めている、これがFTAです。  今回のTAG、WTO上は何の決まりもありません。もっと言えば、E...全文を見る
○佐々木(隆)委員 そんなことを伺っているわけではありません。  要するに、国際的にはFTAという言葉しかないんですよ、WTOの例外としては。ない言葉を使って、今、国内に、日本にだけそういう説明を政府はしているわけですよ。これは日本以外では通用しない言葉。それを、日米間で今まで...全文を見る
○佐々木(隆)委員 今の話を聞きますと、交渉中は何も発言できないけれども、交渉が終わったら、FTAをやりましたと説明するというふうにしか聞こえないんですが。  結果、そういうことになってしまうんですよ。ない言葉を使っているんですから。国際的に説明できないような交渉を始めるという...全文を見る
○佐々木(隆)委員 大臣、期待しておりますので、ぜひ、情報はできるだけスモークをかけずに公表をしていただきたいし、国民の皆さん方にもお知らせをいただきたいと思うんです。  先ほど亀井委員からもお話がございましたけれども、TPPについてですが、私は、TPPが始まったときからこの課...全文を見る
○佐々木(隆)委員 それは世界に発表する話ですよね。これは十二月末にも発効すると言っているのに、何の接触もしていないんですか。全くそのまま、発効してから慌てて交渉を始める、そういうことなんでしょうか。もう一度お願いします。
○佐々木(隆)委員 では、発効してから見直します、その間半年かかりました、その間は輸入一切しないんですか。発効しているんだから、もうそこから取引が始まるわけですよね。しかし、枠が決まっていませんからといって、その間どうするんですか、教えてください。
○佐々木(隆)委員 それは、ますます国民が不安になりませんか。発効はしました、TAGの交渉が始まります、だから、全部、発効しましたけれども待ってくださいと、そんなことが国際的に通用するとはとても思えません。ちょっとそこはもう少し、国民の皆さん方が納得できるスケジュールや説明という...全文を見る
○佐々木(隆)委員 それは当たり前です。国益を損なってもらっては困るので、それは当たり前なんですが。  私は北海道ですから、その物品のもう一方の対象が最も影響を受ける、いわゆる農産物が最も被害を受ける。それを物品に限られたがゆえに、より不安は大きくなっているわけですよ。だから、...全文を見る
○佐々木(隆)委員 質問を終わらせていただきますけれども、日本は、私はそれで正しかったと思っているんですが、WTO主義でずっとやってきました。これはこれで私は正しかったと思っているんですが、そのことによって二国間におくれをとったということで、少し慌ててあちらこちらでFTAを結んだ...全文を見る
11月26日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○佐々木(隆)委員 立憲民主党の佐々木隆博でございます。  きょうは、参考人の皆さん方、大変いろいろな肩書もあってお忙しい中をこうして我々の質疑にお出向きをいただきましたこと、御礼を申し上げたいというふうに思います。  質問をさせていただく前に、武藤委員長にぜひ、まさに七十年...全文を見る
○佐々木(隆)委員 それでは、質問をさせていただきます。  与えられた時間が二十分しかありませんので、一人に一問ぐらいしか質問ができないのではないかというふうに思います。よろしくお願いを申し上げたいと思います。  最初に佐野参考人にお願いを申し上げたいと思います。  先ほど...全文を見る
○佐々木(隆)委員 ありがとうございます。  それでは、浜を文字どおり守っておられるのが漁協でありますけれども、岸参考人にお伺いをいたします。  今回の漁業法等の中に、いわゆる漁協法も一緒に改定をされることになっているわけでありますが、その一つ一つについてお伺いはいたしません...全文を見る
○佐々木(隆)委員 今申し上げさせていただきましたが、実はこれは雑則になっていて、予算措置でやるらしいという話になっているので、まだまだこれから少し詰めなければいけないのと、今、実際に行われている多面的機能の予算というのはごく少額でしかありませんので、この辺、私はこれからの大きな...全文を見る
○佐々木(隆)委員 ありがとうございます。  八木先生、ほかのところでコメントあるいは書物で書いておられる中で、改革よりはリフォームだというお話は私も大変感動しながら読ませていただいたんですが、リフォームということですから、全部を直しちゃいかぬという意味でもあるというふうに私は...全文を見る
○佐々木(隆)委員 時間が参りましたので終わらせていただきますが、今度の法の中では、漁場の利用計画というものをつくらなければならないというふうになっていて、その計画が、どのぐらいの範囲の人たちがそこに参加できるかということによって大変大きく変わってくるというふうに思います。その計...全文を見る
11月28日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○佐々木(隆)委員 おはようございます。  この漁業法も、七十年ぶりの改定という、いわゆる重要な法案として位置づけて議論をしてきたわけでありますが、実は、審議時間についてでありますが、先ほどちょっと調べてもらいましたら、十四時間五十分だそうでございます。そのうち空白が四時間十七...全文を見る
○佐々木(隆)委員 いや、当然です。そうでなければならないんですが、全般にかかるからというのであれば、雑則ではなくて章立てをするというのがむしろ正しいやり方であって、雑則といったらいかにもつけ足しですよ、これは。  水産基本法でさえ、ちゃんとした条項になっているわけですよ。いや...全文を見る
○佐々木(隆)委員 おっしゃっていただいたことはわからないわけではありませんが、関係府省と連携してということなので、今の答えの中で、ここは国土交通省が、ここは水産庁が、ここは内閣府がというふうに説明をしてくれないと、関係府省が連携をしてやった成果を聞いているんですから、そんなばく...全文を見る
○佐々木(隆)委員 どうも、こういうふうに訴えた、打ち出したという話であって、私は具体的成果を聞いておりますので、もう少しそこは、こういう府省がこういう連携をとっていますというのがわかるようにしておいてください。  大臣、今、二問ほどのやりとりなんですが、私は、水産庁、ほかの農...全文を見る
○佐々木(隆)委員 あと五分というペーパーが来ましたので、もう一点だけお伺いをしておきたいと思います。  今、前段、神谷議員や長谷川委員からもきょう皆さん方に問いかけがございましたけれども、一つは、IQ制度の基準についてであります。八条の四項でございますが、漁獲割当てを行う準備...全文を見る
○佐々木(隆)委員 時間が来ておりますからこれ以上質問しませんが、これからやるのではなくて、この委員会で審議をしている間にその基準を、本来は法律に書き込むべきです。しかし、法律に書き込めなかったというのであれば、この委員会にその基準というものを示していただかないと、これから考えま...全文を見る